このページでは藤田正明参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤田正明参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○藤田正明君 御指名いただきました藤田正明でございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○藤田正明君 私は、自由民主党を代表いたしまして、本案に賛成の意を表するものであります。 本案は、日本国有鉄道の運賃及び料金の改定に伴い、鉄道等の二等の寝台料金等の課税最低限を引き上げようとするものでありますが、通行税の体系論はさておき、現実にこの措置がない限り国鉄の二等寝台利用乗客に不利になることは明らかであり、反対すべき何らの理由も考えられないのであります。かかる意味におきまして、賛成せざるを得ないものであります。 簡単でありますが、討論といたします。
○藤田正明君 私は、自由民主党を代表し、農業近代化助成資金の設置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成いたします。 今回の改正案は、この資金を十億円留保した上で取りくずし、二百八十一億円を一般会計の財源に充てようとするものであります。 明年度の財政は、七千三百億円にのぼる多額の公債発行をもって財源を調達するほどの事情にあり、外国為替資金へのインベントリーをも取りくずすことになっております。このような事情のもとで、財政に余裕のあった昭和三十六年に設置されて以来昭和三十九年度までに、一般会計から繰り入れられた資金を取りくずし、一般会計の財源として使用することは、財政資金の効率的活用という見地……
○理事(藤田正明君) 委員の異動について報告いたします。
本日、植木光教君が委員を辞任され、その補欠として松野孝一君が選任されました。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 それでは、暫時休憩いたします。
午後四時四十九分休憩
○藤田正明君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております所得税法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、賛成の意を表するものであります。 これら三法案は、昭和四十一年度税制改正として、税制調査会の答申を受けたものに、さらに政府、与党が検討を加えたものでありまして、国民生活の安定をはかるとともに、有効需要の拡大等を通じて経済の安定的成長に資することを目的に、平年度三千六十九億円の減税を行なうものであります。 その減税総額につきましては税制調査会の答申額をこえていますことはもとより、自然増収額との対比を見ましても、目的税を除きまして計算したもので、二〇四%にも達する……
○理事(藤田正明君) ありがとうございました。
質疑は後ほどということにいたしまして、次に、河野参考人より公述をお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ありがとうございました。
これより質疑に入ります。参考人各位に対して質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
○藤田正明君 関連。ただいまの戸田委員からの御質問で住宅課長お答えになりましたが、坪当たり五万円から九万円で住宅が建つというお話です。私はそうは思わない。坪当たり五万円の住宅はどんなものができるか、これは掘っ立て小屋でありバラックであろう。特に風水害時は、そういう災害地において建築基準の単価が高くなるのは当然だろうと思う。そういうときに五万円、六万円で家が建つわけがない。それで、百二十万円で家が建つなんということは、ちょっと私には理解できない。 それから、先ほど来の話から、わが国として今回の制度は初めてだろうと思うのです、地震の保険は。ですから、完ぺきなものがここでできるとは思えない。どうせ……
○藤田正明君 先ほど総裁のお話の中で、日銀の方針として金融緩和基調の維持ということをおっしゃいました。その具体策としましては、買いオペとか、政府短期証券の売買あるいは短資業者の弾力的な運用ということを申されたと思いますが、この買いオペと公社債市場というものが深い関連にあることは御承知のとおりでございますが、公社債市場に対する日銀の役割りが非常に影響力が大きいと思うんでありますが、現在までは理論価格として日銀債券の買い上げをやられておったかと思うのでありますが、今度は二月からの公社債市場の再開にあたりまして市場価格にするというようなお話も伺っております。オープン・マーケット・オペレーションを行な……
○藤田正明君 私はまず、経済の見通し、次に国際収支について、第三に物価問題、特に消費者保護の立場から政府の見解をお伺いし、最後に住宅問題に関し、質問をいたしたいと考えております。 第一の質問の経済の見通しについてでありますが、政府・日銀は今月初め、長い鍋底不況にもやっと薄日がさし始めたと言っております。私も、政府の不況対策がようやく実を結び、諸種の経済指標にもそのきざしが見えてきたことを御同慶の至りと考えております。しかしながら、まだ依然として、高水準にある企業の倒産や、民間の投資意欲の衰退、四兆円とも言われる現在までのデフレギャップの未解決等を考慮すれば、経済指標の明るさが、はたして好況突……
○藤田正明君 昭和四十一年産米穀についての法案に対する質問をやりたいと思います。
まず最初に、三池衆議院大蔵委員長にお答え願いたいのでありますが、本法案は毎年通常国会の冒頭に提案されるのが例でありますが、急遽臨時国会末に提案されることになった理由でありますが、その点について。
【次の発言】 よくわかりました。
昨年度の四十年産のことですが、これは減収額が約七億と見込まれておるわけですが、先ほど補足説明の中で今年度は国税において七億、地方税において十七億というぐあいに見積もられておりますが、それの適用戸数でありますが、全体の農家の中でどれくらい、あるいは米作農家の中で何%ということを、ちょっ……
○藤田正明君 証券局長にお伺いしたいのですが、特に今回五年間の猶予期間を設けた理由ですね。三年であってもいいんじゃないか。まあ五年間にした、その辺に何か理由があるのでしょうか。大体いまの補足説明でわかってはおりますが、具体的にもう一度御説明願いたい。
【次の発言】 先ほども補足説明で、戦後の二度のインフレで、帳簿価額と時価の開きが非常に大きくなった、資本の実質的な食いつぶしがそこに行なわれる、これは従来ならば会社が自主的に才覚をしてやるべきものであるけれども、という話がございましたが、今後インフレがあるとは申しませんけれども、しかし、部分的にですね、非常に値上がりするものがあろうかと思うのです……
○藤田正明君 ただいまの柴谷理事の質問に関連して伺いたいのですが、私にとってはどうも納得がいかない。ということは、企業にとって交際費をほとんど必要としない企業がある。それば宣伝広告費という名目によって落とされているのであり、これは経費として全部落ちる。ある企業にとっては、宣伝広告費と同じようなものが交際費として損金不算入になる。たとえば銀行とかそういうものは宣伝広告費であって、交際費というものはほとんど要らないのじゃないか。発注者といいますか、注文者によって物をつくるというようなメーカーは、大いに交際費その他がかかるのです。しかし、大衆消費のそういうものを工場生産、量産的に工場生産するような企……
○藤田正明君 国税庁長官にお伺いしたいのですが、税務署に限らず国の各省の委託機関の新設に関しては、廃止すること、廃止してしまうということとこれはそれほどの意味の相違はないと思うのですね。新設と廃止ということですね。しかし、新設に関しては国会の承認を得なければならぬ。廃止に関してはその必要はないのだ。これはちょっと片手落ちだという気がするのですが、その辺、長官、どういうぐあいにお考えですか。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、地方自治法によって、新設する場合には地方自治に対する制約があるけれども、廃止する場合にはその制約を解くんだから国会の承認は必要ないんだと、こういうぐあいな御説明だ……
○藤田正明君 ノルウェーの二重課税の問題について質問したいと思います。
経済交流をあらわす指標によると、わが国とノルウェーの関係はあまり密接ではない。しかるに二重課税の問題をやったわけでありますが、今後のノルウェーとの経済交流についてはいかなる見通しを持っておられるか、また北欧のスウェーデン、フィンランド等についてどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 大臣が来られたので、最後の質問にいたしますが、ただいまの御答弁によりますと、往復一億四千万ドルくらいのノルウェーとの貿易量だと思いますが、オーストラリア――先般、日豪の経済合同委員会で、四月二十六日でしたか、共同声明が出まして、租……
○藤田正明君 ここ数年間、地方財政に対する措置として臨時交付金を交付してきているわけですが、地方自治体の財源不足をずっと糊塗してきているわけですね。一体、地方財政がどのような状況ないし推移をたどっているのか、これをまず簡単に御説明願うとともに、臨時あるいは特例の交付金の交付をしなければならないということの原因は地方自治体の税源の問題に帰すると思いますが、税制調査会においても、国と地方の財源配分の問題がいつも種々議題とされておって、もめておるわけですね。政府はこれについて抜本的に何か考え方を持っておられるかどうか、まずこの点を質問いたします。
○藤田正明君 現在一番不調なのはユニットだと思いますが、このユニットが、これは数字は私が調べたのはちょっと違うかもしれませんが、全部で八百八十三ございますね。そのうちの四百十が元本を割っているわけですね。その中で一番ひどいと思われるのが――まあこれはもちろん元本を割ったから延長になり、再延長になったと思うんですが、二百十三の延長、再延長がございますね。その二百十三の中で元本を割っているものが二百十ある。三つだけ元本以上のものがある。それからまた、これはうわさですから、ここに証券局長もおられますが、どうか知りませんが、もう一度延長してくれというふうな要望が業界から大蔵省へ出された、大蔵省は非常に……
○藤田正明君 本法により交付される国債の第七条第四項の規定による担保権の設定というのがございますが、それについて質問をいたしたいと思います。
引き揚げ者の中で沖繩に居住される人が、約でけっこうですが、何人くらいおりますか。それで、それが全体の何〇%くらいを占めておるか。そして、また、大体でけっこうですが、その交付金額は大体どれくらいになりましょうか。
【次の発言】 大体でけっこうですが、それもわかりませんね。
【次の発言】 これは約三%くらいになると思いますが、総支給額の。これらの九万五千の人は担保権の設定というようなことが従来認められてなかったと思うのですね。ということは、戦争未亡人等の交……
○藤田正明君 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民主社会党、以上四党の共同提案として、ただいま可決されました引揚者等に対する特別交付金の支給に関する法律案に対し次の附帯決議案を提出いたします。 附帯決議案を朗読いたします。 政府は、本法の実施にあたっては、特に次の 事項について配慮するよう要望する。 一、生活保護を受けている者に支給する特別交 付金は、実情に応じて収入として認定しない よう措置すること。 二、生活困窮者に対しては、買上償還等の措置 を講ずること。 三、本法第七条第四項の規定による担保権設定 についての政令を制定する場合には、特別交 付金支給……
○政府委員(藤田正明君) 大蔵政務次官の藤田正明でございます。よろしくお願い申し上げます。 日本銀行政策委員会委員の任命につき両議院の同意を求めるの件。 日本銀行政策委員会委員新関八洲太郎君が二月二十二日任期満了となりましたので、その後任として小島新一君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、商業及び工業に関し経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願い……
○説明員(藤田正明君) ただいまの渡辺委員の質問でありますが、理由別の延伸者の数を参考資料として個人要求資料として請求したにもかかわらず、大蔵省はなぜ提出しないかというふうな御質問かと思います。 いろいろとこの問題に関しましては大蔵省内部でも協議をいたしましたが、人事管理権と国政調査権と申しますか、個人要求資料という問題につきましてどこに限界があるのかという点には、はなはだまぎらわしいものがあると思います。人事管理上の不満はそれぞれいろいろと救済の道がすでにとられておりまして、国政調査権をもって人事管理の面をどこまで入ってこられるのか、この点に疑問がございますので、一応個人要求資料としては提……
○政府委員(藤田正明君) ただいま熊田専売監理官が申し上げましたことは、資産外物品台帳としてちゃんと記帳してある百万円未満のものということでございまして、支出科目が手数料であることを悪く思わないと、こう言ったことではないんでございます。ただいま黒柳委員から御指摘のとおりでございまして、いろいろと今後検討する余地があると思います。いずれ検討の結果また報告いたさなければならぬかと思いますが、この際は、このような科目が適切でない、そしてまた適切でなければどうしたらいいかというふうなことにつきましては、今後の問題だと思いますので、検討の余地をいただきたい、かように思うわけであります。
○説明員(藤田正明君) ただいま銀行局長から答弁いたしましたように、富士銀行の頭取の言われたことにつきましては、前後の事情がよくわかりませんので、何とも申し上げようがないのであります。ただ、政府当局といたしましては、今後信用を維持すべき銀行でありながらも、このような大規模な不祥事件を起こした。また、富士銀行のみならず各銀行におきましても、いろいろな不祥事件を頻発しているわけであります。そのようなことに対しましては、今後とも厳重に指導をやっていくつもりでおります。
【次の発言】 大橋委員が言われましたように、現在まだ捜査段階でありますので、解明されない点がたくさんあります。具体的にいろいろ申し上……
○政府委員(藤田正明君) 北村委員も御存じのとおりでございまして、四十四年から米が非常に過剰になってきたという事態が生じてまいっております。そこで、四十四年度におきまして両米価を据え置きたいというふうなことを審議会で認めていただきまして、それが決定したわけでありますけれども、そうしてこの稲作特別対策費を必要とした時期は六月なのであります。すでに予算の編成が終わったあと、これを必要としてきたということでございまして、予見しがたき予算の不足というふうにわれわれは解釈をいたしております。それからなお四十五年でありますが、四十五年は稲作の生産調整というふうな具体的処置もとっておりますし、新しく稲作対策……
○政府委員(藤田正明君) いま北村先生から農林省関係と通産省関係の移流用の例の資料の御要求がございましたが、大蔵省から出しましょうか、それともそれぞれ担当省のほうから……。
【次の発言】 そうさしていただきます。
【次の発言】 北村委員の言われること、まことにもっともでございまして、日本の租税負担額が国際比較にいたしますと、非常に一人当たり負担額は低いと思うのであります。なお、それにもかかわらず重税感がそれに伴っているということでありますが、これは間接税、直接税の比率にも問題がございましょうけれども、また反面、いまおっしゃいましたように、大口脱税者がおるということが税に対する不平等感を国民に招……
○説明員(藤田正明君) おっしゃるとおりでありまして、競争原理の導入そのほか金融の再編成で、従来の銀行のあり方と多少変わってまいりました。そこでまた、いろいろな無理が生じてきているであろうという御質問かと思います。それに伴いまして銀行法の改正というふうなことがあり得るかということでありますが、私はあり得ると思います。現状に即したものにまた考え直していかなければならぬと思いますが、いま現在はまだ手がけておりません。
【次の発言】 大蔵省側といたしましては、大蔵省独自におきましていろいろと銀行当局と連携をとりまして、そのような不正事件がないように現在もつとめておりますし、今後ともやります。委員会と……
○政府委員(藤田正明君) 従来の経緯もありますので、一般論といたしましては売却するのが普通だと思います。一般論といたしましては売ったほうがよろしいかと思いますが、特別の理由の存するものについてはこの限りではないと。
【次の発言】 そのときに値段の折り合いがつけばあるいは売却ということになったかと思いますが、私も当時の詳しい事情を知りませんが、値段の折り合いがつかなかったというふうに聞いております。
【次の発言】 七十二年の十一月までの契約がありますので、この契約までは、七十二年まではこれはいたし方ないと思います。その契約の期間が切れるときにおいて、そこでまた話し合うというふうに私は常識上考える……
○政府委員(藤田正明君) 私、一月二十日に大蔵政務次官の任命を受けました藤田正明でございます。 大蔵委員の諸先生方の御叱正と御指導を賜わりますことをお願い申し上げます。あわせて、大蔵省といたしまして十五本の法案を当委員会に提出する予定でございますので、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。 ごあいさつといたします。(拍手)
○説明員(藤田正明君) ただいま専売公社から御答弁申し上げたとおりでございまして、そのような案が専売公社から出てきますれば大蔵省といたしては検討してみるという旨を大蔵大臣は答えたわけでございます。誤解のないように願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま、関係各省と詰めの段階に入っているところでございます。その全体のことにつきましては確たることがここで申し上げられないということであります。
なお、また、特恵を与える国につきましても、国際情勢その他いろいろな微妙な点もございますし、これらもまた詰めの段階に入っている、そういうふうなことでございます。
いま御要望のできるだけの資料を提出しろと……
○説明員(藤田正明君) 特に塩釜の加工団地につきましての予算の要求は、現在ではないようであります。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました利率等の表示の年利建て移行に関する法律案外二法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、利率等の表示の年利建て移行に関する法律案について申し上げます。 御承知のとおり、わが国におきましては、金利の表示につきまして、主として日歩建てと年利建てとの二つが併用されており、表示方法が統一されていない現況にありますが、これは、国民的能率の観点から好ましいことではなく、また、最近における経済及び国民生活の著しい国際化の動きに即応するためにも、国際慣行に合った金利表示方式を整える必要が強く感じられるのであります。 このよう……
○説明員(藤田正明君) いまのところ、まだはっきりと申し上げられませんが、歳入の状況あるいはその他のことの見通しをほぼしっかりとしたものを持ちまして、おそらく二月ごろになるのではないかと思います。
【次の発言】 木村委員のおっしゃることにつきまして、財政法上の違反であるとは思いません。ただ、臨時国会中にそういう補正予算を出すかどうかということにつきましては、いまのところ出さない予定であります。そうしてまた、予備費なり諸経費の節約によってその給与に対する不足額が補われるかどうかということも、ただいま検討中であります。そのようなことでありまして、現在では一応来年の二月ごろに補正予算につきましては御……
○政府委員(藤田正明君) いま国税庁長官が申し上げたとおりでございまして、制度の趣旨を体しまして、人格識見のすぐれた人物を民間から起用いたしたい、かように大蔵省は考えております。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました経済及び技術協力のため必要な物品の外国政府等に対する譲与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 御承知のように、現行の法律によりますと、経済及び技術協力のため譲与等をすることができるものは、物品に限られており、また、譲与等の相手方も、開発途上にある外国の政府とその機関、国際連合とその専門機関に限られておりますが、経済及び技術協力を効果的に実施するためには、譲与等をすることができるものとして、物品のほか、船舶、建物等を加えるとともに、譲与等の相手方につきましても、新たに、国際連合とその専門機関以外の一定……
○政府委員(藤田正明君) 審査委員の選定につきましては、この間大臣が申し上げたのですが、ただいま木村委員が言われたように、納税者の信頼を深める、そして納税者の権利を守るというふうな方を、人格の円満、常識の発達した方を選ぶように努力をいたしますし、また、審判官の民間人の登用に関しましては、おっしゃるとおりに大いに適格な人を選ぶようにつとめるつもりでおります。
【次の発言】 ただいまの渡辺委員の見解に対しまして、国税庁長官の吉國長官から見解を述べさせます。
○政府委員(藤田正明君) おっしゃるとおりでございまして、四十六年までに空港整備五カ年計画が終わるという当初の計画でありました。四十二年以来、五カ年計画に基づきまして鋭意空港の整備を進めてきたのでありますが、どんどんとその需要が拡大されてきておりまして、もう用地の取得が非常に困難であるというふうなこともございまして、御指摘のとおりおくれておるわけであります。現在、債務負担行為を含めますと、事業費総額一千一百五十億のうちで、七一%は予算措置済みになっておると思うのです。なお、実施率は六二%で、六百二十九億ということでございます。これは昭和四十五年度の末の数字でございます。 今回、このような空港……
○政府委員(藤田正明君) 上林先生のおっしゃるとおりでございまして、この五カ年計画の進捗度がおくれておることは、そのとおりであります。まあそういう航空事情が、需要が非常に多くなりまして事情が変わってきたということがこの四年間の間にあるわけでございまして、来年の四十五年度末におきましてあるいは新しく再検討を願わなければならぬのじゃないか、この五カ年計画の最後の一年を置きまして新しく再検討願うようになるのではないかと思っております。そうしてまた、それらをかね合わせまして今回の空港整備特別会計というものもお願いをしておる次第でございます。
【次の発言】 それもおっしゃるとおりでございまして、この前も……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの横川先生の御発言、まことにごもっともでございまして、卵が先か鶏が先かということになるのでございまして、空港の整備がよくなされているから飛行機がまたたくさん離発着もでき、そしてまたそこの交通の要衝がますますいんしんになるというふうなことにもなりますし、卵が先か鶏が先かということになるのでありますが、旭川空港に関しましては、気候その他の条件において多少マイナス点があるかと思いますが、おっしゃるとおりに、北海道の中央地区でございますし、釧路、函館、稚内というところに比べまして、その町のいんしんさというものはそれ以上のものがあると思います。三種空港が現在では適当であ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について申し上げます。 物品税につきましては、国際競争力の強化、新規課税物品に対する税負担の激変緩和等の見地から、トランジスターテレビジョン受像機等八品目につきまして、暫定的に非課税または税率の軽減等の措置を講じてまいりましたが、これらの措置の期限が本年中に到来することになっております。 これらの物品のうち、パッケージ型ルームクーラー、ステレオ式の拡声用増幅器……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの物価のお話でございますが、確かに、物価が、消費者物価のみならず卸売り物価までも十三カ月、十四カ月連騰してきたということに対しては、はなはだ強い関心と警戒を持たなければならぬと思います。いま成瀬委員がおっしゃいましたように、ある品目をあげて追跡調査をするということでございますが、これは必要なことだと思います。ただ、必要なことではございますが、なかなかこれはむずかしい話でありまして、たとえばこのような物品税を一つ例にとりましても、物品税をかけたがためにその物品がはたして何%上がったかというふうなことが明確に判断されるかといいますと、なかなかむずかしいことと思いま……
○政府委員(藤田正明君) ただいま高木審議官が申し上げましたように、所得税のほうには累進的な構造もありますし、ほうっておけばどんどん所得税のパーセンテージが上がっていくわけでありますから、ここ七、八年の間にそういう傾向は如実に示されているわけであります。このままほうっておけば、現在の昭和四十五年度に間接税が三四・三%と目されておりますけれども、このままの税体系でいくならばますますこれは下がっていきますから、どこまで間接税を持ち上げるかということについての見きわめは今後の問題でございまして、個々の税目をそれぞれ合理的にやっていきました上の結果において何%に相なるかということになろうかと思います。……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、最近における所得税負担の現状にかんがみ、その負担の軽減をはかるため、所得税の減税を行なうとともに、税制の整備合理化を行なうため、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 第一は、中小所得者の所得税負担の軽減をはかるため、課税最低限の引き上げを行なうこととしております。 すなわち、基礎控除及び配偶者控除をそれぞれ現在の十七万円から十八万円に引き上げるとともに……
○政府委員(藤田正明君) 漁船再保険及漁業共済保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案提案理由の説明をいたします。 ただいま議題となりました漁船再保険及漁業共済保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして、概要を申し上げます。 昭和四十三年度におきまして、海水の例年にない高温等により全国的にノリの被害が異常に発生し、これに伴い漁船再保険及漁業共済保険特別会計の漁業共済保険勘定の保険金の支払いが増加したため、同勘定の支払い財源に五億六千七百五十五万円の不足が生ずる見込みでありますので、昭和四十五年度において、一般会計から、こ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました清酒製造業の安定に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 御承知のように、清酒製造業界におきましては、過去三十年近く、食糧管理制度のもとにおいて原料米の割り当て制度が続けられ、実質的な生産調整が行なわれてまいりましたが、昨年五月、自主流通米制度の発足に伴い、この長年にわたる業界秩序の基盤が大きく変化いたしました。この結果、従来、一種の財産価値を有しておりました基準指数は、その資金調達の際の担保的機能や転廃業の際の譲渡価値を失うこととなり、清酒製造業者の金融力等にも著しい変化が生じ、ひいては酒税の確保に影響……
○政府委員(藤田正明君) 山崎先生の御要望に応じされるような資料を極力出しますので、御検討願います。
【次の発言】 極力御要望に応じたいと思います。
○政府委員(藤田正明君) 実は私、はっきり申し上げまして、あした内閣委員会がありまして、大蔵省関係の法案はあしたかかるというふうに聞いておりまして、実はあまり勉強してきませんので、申しわけないのであります。そこで、ただいまの問題でありますが、なかなかむずかしい問題だと思いますが、十分に検討に値することでありますので、今後とも十分に検討さしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま呼びに行きましたから。
【次の発言】 すぐ参ります。
【次の発言】 実は担当の主計局の次長が来ておりませんので、いま船後次長並びに相原主計官を呼びに参りました。すぐ参ると思いますので、その質問に対しましては後ほど答……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの両大臣の御答弁と全く同様に感じております。
【次の発言】 同様でございます。
【次の発言】 おことばを返すようでございますが、先ほどの吉田委員のおっしゃいました大便約二千トン、そして小便約百四十五万リットルの数字は、われわれの聞いている数字とはだいぶへだたりがあります。大便は約二十トン、そして小便は約百トンというふうにわれわれは聞かされております。一言それを最初に申し上げておきます。
それから、大蔵省といたしまして、国鉄財政をいかにするか、そしてその中におけるこの公害の問題をどう考えているかというふうな御質問かと思いますが、吉田先生御存じのとおりでございま……
○政府委員(藤田正明君) 昨日、上田委員から、基地従業員の離職に関して、現在防衛施設庁のほうからいろいろと大蔵省に要求が出ておるはずだが、それについての大蔵省の態度はどうであろうか、こういうふうな御質問があったと聞いております。それについてお答えいたします。 四十四年の四月に、特別給与のほうは大幅に増額いたしまして今日に至っております。しかしながら、いろいろ物価の上昇その他のこともございますので、この際、大蔵省といたしまして、この問題は慎重に取り扱いたいと思っておりますけれども、前向きか横向きか、うしろ向きかとおっしゃいますと、まあ前向きに取り組み対処いたしたい、かように考えております。
○政府委員(藤田正明君) 日本銀行政策委員会委員任命につき両議院の同意を求める件。 日本銀行政策委員会委員東畑四郎君は、六月二十六日任期満了となりますが、同君を再任いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定に上り、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、農業に関し経験識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
○政府委員(藤田正明君) 御要求の資料につきましては現在取りまとめ中でございます。近い時期に御提出できるものと思っております。
【次の発言】 そのように努力いたします。
【次の発言】 先ほど来、昇任昇格について、渡辺委員のほうからは不当な差別をしておる、この現状をどう見るか、あるいは改めるなら早いほうがよかろうというふうな御発言がございましたが、関税局長のほうではそのような不当な差別はしていないということでございます。私、政務次官といたしまして、そのような不当な差別があるとするならば、早く改めるべきだと思いますし、今後とも公正妥当な人事管理が行なわれるべきだと思います。そのような努力をいたすつ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました昭和四十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十四年度一般会計予備費につきましては、その予算額は七百十六億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十四年七月四日から同年十二月二十三日までの間において使用を決定いたしました金額は五百八十九億一千九百二十一万円余であり、これにつきましては、すでに第六十三回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、御承諾を得たところでありますが、その後、昭和……
○政府委員(藤田正明君) 政府は、従来から、決算に関する国会の審議議決、会計検査院の指摘等にかんがみ、国費の効率的使用、事務事業の運営の適正化、不当経理の発生の防止等につきまして特に留意してまいったところでありますが、昭和四十二年度決算に関する参議院の審議議決にかんがみ、各省各庁におきまして講じております措置を取りまとめて、その概要を御説明申し上げます。 一、公務員の綱紀につきましては、閣議決定等により、責任体制の整備、人事配置上の配慮、服務規律の確保、部内監察制度の強化、不祥事件発生の際の適正な処分等の措置を講じ、その厳正な保持をはかってきたところでありますが、さらに議決の御趣旨に沿いまし……
○政府委員(藤田正明君) ただいま吉田審議官が答弁しましたように、業事所得であるのか、あるいは慰謝料的な性格であるのかというのも、まだはっきりいたしておりません。今後政府といたしまして検討いたしまして配慮いたしたい、かように思います。
【次の発言】 ただいまのカドミウムの黒部の件でありますが、具体的なことがいまわかりませんのではっきりしたことが申し上げられないのが残念でありますが、通達がそのように出ているかどうかということは、即刻調べまして、また、検討いたしたいと思います。
○政府委員(藤田正明君) ただいまの、私有農地から国有農地に切りかえられたこのいきさつと、国有財産を希望者に払い下げられるというふうないきさつは、若干の相違はあると思います。相違はあると思いますが、ただいま成瀬委員が言われたような理屈としてはそのとおりだと思います、理屈としては。私も、成瀬委員が言われたとおりに、その理屈を一ぺんよく検討いたしてみたい。したがって、その行為の原因は違うというふうにも思います。それで、検討はいたしてみたい、かように思います。
【次の発言】 おっしゃるように、感情としてはこれはなかなか受け入れがたい点がありますが、しかし、法律的に事務的にいきますと、いま理財局次長が……
○政府委員(藤田正明君) 松井委員の言われること、そのとおりだと思います。政令にしろ、省令にしろ、ある程度の時期的にいろいろと問題のあることもございましょうし、一応要綱ぐらいはつくって出さなきゃ法律の審議ができない、おっしゃるとおりであります。ただいまの証券取引法案にいたしましても、また、外国証券業者に関する法律案にいたしましても、ほとんどのものはできておるわけで、いま申し上げました供託の際の、いよいよ問題が起きてそれをどう配分をするかというふうなことに関しまして、ただいまこまかくはできていない、検討中であるということで申し上げたわけでして、今後そのような政令なり省令というふうなものまでこまか……
○政府委員(藤田正明君) 先日の大蔵委員会におきまして、証券二法の政令、省令に関する骨子、要綱、参考資料の提出を大蔵委員長から御指示いただきました。その点に関しまして、二十日の日に委員部を通じまして各委員のほうに提出をしてございます。 以上、御報告申し上げます。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました預金保険法案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず、預金保険法案につきまして御説明申し上げます。 金融制度調査会は、新しい経済環境下における一般民間金融機関の問題を中心とし、広く金融の各分野にわたる基本的な問題を取り上げ、二年九カ月に及ぶ検討の後、昨年七月、一般民間金融機関のあり方等に関する答申を行なったのであります。 この答申におきまして、特に預金保険制度について預金者保護の観点からその創設の必要性を認め、その具体的方式についての基本的方向を示しております。 もちろん、政府といたしましては、預金者保……
○政府委員(藤田正明君) グラントハイツですか。
【次の発言】 ただいまの成瀬委員の御質問につきましては、後刻調査して御報告は申し上げますが、たしか、練馬区は、グラントハイツではなかったかと思います。米軍の施設といううちに住宅だったように思いますけれども、これに関しましては、聞いております範囲では、東京都なり練馬区なりが盛んに公園にするとか住宅にするとかというようなことで払い下げの陳情が来ておるようでありますが、それらに関しましていろいろと協議なり計画は練っておるようでございますが、詳しいことはわかりません。ただいまの御要望のクッションビル、都市再開発のために長く使えるように公共性のある使い方……
○政府委員(藤田正明君) 前回の当大蔵委員会におきまして、成瀬委員から、国有財産の件につきまして御質問がございました。そのときに、その準備をいたしておりませんので、後刻御報告を申し上げるという答弁をいたしましたが、本日その答弁をさしていただきたいと思います。ここに理財局の小口次長が参っておりますので、小口次長からその答弁をさしていただきます。
【次の発言】 ただいま議題となりました国際開発協会への加盟に件う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。
国際開発協会は、昭和三十五年十一月に設立され、開発途上国に対し、きわめて緩和された条件での融資を行ない……
○政府委員(藤田正明君) 鈴木委員の御質問は、公定歩合をこのまま維持するならば、内外の金利差によって短資がどんどんと流入してくるであろう。そういうこともつけ加わってきて、円の切り上げに対する外圧が強化されてくる。景気も、客観的に見た場合、まだまだ当分なべ底であるし、なかなか回復がむずかしいというふうな客観情勢もあって、円の外圧の点はどう考えるか、こういうふうな御質問ではないかと思います。公定歩合の問題に関しましては、確かに再々引き下げをするとかしないとかいううわさはございますけれども、これは非常に慎重にやらざるを得ないと思います。おっしゃるとおり、現在日本の国内金融というものが日銀の規制をはず……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました日本輸出入銀行法による貸付金の利息の特例等に関する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 まず、日本輸出入銀行法による貸付金の利息の特例等に関する法律案につきまして申し上げます。 開発途上国に対する経済協力の促進は、最も重要な国際的課題の一つであり、わが国といたしましても、開発途上国の自助努力を積極的に支援するため、他の先進諸国とともにその拡充につとめてきておりますことは、御承知のとおりであります。 このような方針のもとに、インドネシアに対しましても、同国の経済安定と開発を促進するため、適切な経済協力の……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました入場税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、最近における入場税負担の現状に顧み、入場税の免税点の引き上げを行なうほか、所要の規定の整備をはかるため、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 第一に、映画、演劇等の一般の興行場への入場について、その免税点を引き上げることとしております。 すなわち、現行三十円の一般免税点は、昭和三十七年に設定されたものでありますが、その後における入場料金の推移及び最近に……
○政府委員(藤田正明君) ピアソン勧告に従いまして一九七五年までにGNPの一%の国際援助を出すということになっておりますし、政府援助のほうが〇・七ということになっておりますが、その前者につきましては、これは今後の日本の経済状態の推移ということはございますけれども、可能であろうかと思うのであります。ただ、御指摘のとおりに、〇・七%の政府援助という点につきましては、国内の社会資本がまだまだ充実途上にある現在であります。それらを見捨てて国外に〇・七%に一九七五年に持っていけるかどうか、これははなはだ疑問でございまして、この件につきましては日本は同意いたしておりません。ただ、それに向かって努力するとい……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 最近における内外の経済情勢の変化に対応し、物価対策、輸入自由化対策に資する等の見地から、関税率について所要の調整を行なうこととするほか、開発途上国に対する特恵関税制度を新設するとともに、公害対策として脱硫重油製造用原油の減税制度を拡充するなど、関税の減免・還付制度等について所要の整備を行なうため、関税定率法、関税法及び関税暫定措置法の改正を行なう必要がありますので……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、最近における製塩技術の著しい進展にかんがみ、塩の製造方法を塩田方式のものからイオン交換膜の利用によるものに転換して塩業の近代化を促進するため、塩業整理交付金を交付して塩田等の整理を行なうとともに、塩の価格の国際水準へのさや寄せをはかる等の措置を講ずることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 まず、塩またはかん水の製造を廃止した者に対し塩業整理交付金を交付するこ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりましたコンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を申し上げます。 政府は、最近におけるコンテナーによる貨物の国際運送の実情にかんがみ、コンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約に加入することとして、両条約の締結につきその承認を求めるため、別途御審議をお願いしておりますが、両条約を実施するため、関脱法及び関税定率法の特例その他必要な事項を国内法で定める……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 最近における米の生産量の著しい増大と需要の減退によって米の需給は大幅に乖離し、このため、食糧管理特別会計の国内米管理勘定は、配給の用に供する数量をはるかに超過する七百万トン近い大量の過剰在庫をかかえることとなっております。 このため、一方では、需要を上回る米穀の生産を回避するため米生産調整対策を強力に実施して需給の均衡の回復に努力するとともに、他方、現に保有しております過剰在庫の米穀についてはやむを得ずこれを一定の計画のもとに加工食品の原材料の用、飼料用……
○政府委員(藤田正明君) おっしゃるとおりでありまして、十一年間にわたり処理していくわけでありますが、その間、おっしゃるとおり、残念ながらピーク時でも一千億円以下ではございますけれども拘束された金額が出るわけでございます。たいへん異常な在庫の状態でございまして、このようなことが二度とないように大蔵当局としても考えたい、研究いたしたいと思っております。
○政府委員(藤田正明君) ただいまの御質問は、公共投資が大企業のための公共投資であって、庶民のための公共投資でないではないかと、その辺の考え方はどうかというふうな御質問の内容であったかと思うのでありますが、高速度道路に関しましても、決して大企業のためのみの投資ではないと思っております。過疎・過密の解消、あるいは未開発地域の開発のための高速度道路でもございます。また、政府といたしましては、庶民に密接いたしておりますところの住宅問題も、第二次五カ年計画を立てまして着々と実行中でございますし、また、下水道に関しましても、長期計画を立てまして実行に移しておるところでございます。決して大企業のためのみの……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました自動車重量税法案外二法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 まず、自動車重量税法案につきまして申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、道路その他の社会資本の充実の要請を考慮し、新たに自動車に対して、その重量に応じ、自動車重量税を課税することとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 まず、課税の範囲等につきましては、道路運送車両法の規定により、新規検査、継続検査等の検査を受けて自動車検査証の交付等を受ける自動車及び使用の届け出をして車両番……
○藤田正明君 ただいまの峯山さんの御発言の意味、よくわかるのでございますが、われわれは自由民主党の一員といたしまして、決して日中国交回復に反対をしておるわけではないのです。これは望むこと切なるものがあるんです。しかしながら、従来の経緯、その他いろいろと政府・与党の関係がございまして、責任のある立場といたしまして、従来の世界情勢あるいは極東情勢の中でいろいろな関係が残っておりますので、それらのことを調整整理しなければならぬというふうな慎重さを持っておるわけです。決して日中の国交回復に対して反対をするとか、大いに先に延ばそうとか、そういうようなことを考えておるわけではありません。ここでこのような決……
○藤田正明君 本委員会の議題は、アムチトカ島における地下核実験の中止を求める決議案の委員会審査省略の要求、その手続の問題が本委員会の案件であろうと思います。そこで、野党の皆さん方の御意見も伺いました。この決議案の内容といたしましてはわれわれは了とするところはございます。ただ、この決議案を委員会審査を省略してまでこの際出すか出さないかという点におきまして反対をいたすものであります。この決議案が出されましたのは本日の十一時半であります。十一時半に決議案の提案を理事会でいただきました。そうしてわれわれはいろいろと慎重審議をいたしたのでありますが、次の理由によりまして、この決議案の委員会審査省略の手続……
○藤田正明君 私は、自由民主党を代表しまして、会期延長の件に対して賛成をするものであります。 沖繩協定が議決されました今日におきましては、その表裏一体となるようなこの沖繩関係の法案を慎重審議をすべく、三日間のうちに議了していただくように国民の多くも望んでおると自信を持って申し上げたいと思います。 会期延長に対して、そのような意味合いにおいて賛成をするものであります。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
前国会の最終日の本会議におきまして、当委員会の委員長に選任をされましたが、ごあいさつを申し上げる機会もなく今日に至りましたことをまずおわび申し上げます。
このたび委員長の席を汚すことになりましたからには、中立公正かつ円満なる運営を心がけてまいりたいと存じますので、皆さまの御協力を衷心からお願いを申し上げる次第でございます。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
まず、委員の異動について報告をいたします。
去る七月二十六日、大竹平八郎君が委員を辞任され……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、前田前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。前田君。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
戸田菊雄君が一時委員を異動したことに伴い、現在理事一名が欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に戸田菊雄君を指名いたします。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
対外経済関係を調整するための租税特別措置法等の一部を改正する法律案審査のため、本法案審査中必要がある場合参考人として日本銀行の役職員及び日本輸出入銀行の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、対外経済関係を調整するための租税特別措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山崎大蔵政務次官。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
【次の発言】 次に、対外経済関係を調整するための租税特別措置法等の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続きこれより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください、
【次の発言】 速記を起こして。
午前の質疑はこの程度にとどめ、午後三時再開とし、暫時休憩をいたします。
午後零時十七分休憩
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
一昨十一日、古賀雷四郎君、中村禎二君、林田悠紀夫君、高橋邦雄君及び星野力君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君、河本嘉久蔵君、栗原祐幸君、伊藤五郎君及び渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行ないます。
第四号 「個人企業の事業主報酬」創設に関する請願外五十八件の請願を議題といたします。
本日の理事会で協議の結果、第四号外三十五件、第一七号、第五〇号、以上三十八件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、第二二七号の請……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る十一月十三日、栗原祐幸君が議員を辞職されたことに伴い、栗原委員の補欠として、同月十四日、山崎五郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十七日、前田佳都男君、横川正市君、松永忠二君及び吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君、野々山一三君、田中寿美子君及び川村清一君が選任されました。
【次の発言】 次に、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
この際、愛知大蔵大臣から、財政及び金融等の基本政策について所信を聴取いたします。愛知大蔵大臣。
【次の発言】 大蔵大臣の所信に対する質疑は、後日これを行ないます。
【次の発言】 次に、大蔵政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、租税及び金融等に関する調査を議題とし、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記入れて。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 通産大臣に申し上げます。
去る九月二十二日の本委員会における野々山委員の質疑に対し、石油タンパクに関する輸出の取り扱いについての政府の統一見解が保留されておりましたが、この際、中曾根通商産業大臣の発言を求めます。
【次の発言】 速記とめて。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、有価証券取引税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。愛知大蔵大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高木主税局長。
【次の発言】 これより両法案に対する質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記入れて。
【次の発言】 両案に対する本日の質疑はこの程度といたします。
本日はこれにて散会……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、有価証券取引税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を入れて。
【次の発言】 午前の質疑はこれまでとし、午後一時四十分より再開をいたします。
午後零時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き有価証券取引税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案を便宜一括し……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、柴田栄君が委員を辞任され、その補欠として竹内藤男君が指名されました。
【次の発言】 まず、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山本大蔵政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。橋口理財局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと待ってください。――来ております。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨二十八日、竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として柴田栄君が選任されました。
【次の発言】 まず、有価証券取引税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、以上四案を便宜一括して議題といたします。
これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それではあした林野庁長官をして、いまの質問の趣旨は明確ですから、それ……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題とし、前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 長官、質問に対して的確な答弁をしてください。実需と仮需要の話ですからね。
【次の発言】 資料持ってないんならば、そのようにすぐ調査して答弁をいたします、とか……。
【次の発言】 両案に対する本日の質疑はこの程度といたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後六……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
本日、多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として沢田実君が選任されました。
【次の発言】 まず、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題とし、前回に引き続きこれより質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もなければ、両案に対する質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もな……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二日、沢田実君が委員を辞任され、その補欠として多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。多田省吾君が一時委員を異動したことに伴い、現在、理事が一名欠員になっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に多田省吾君を指名いたします。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、青木一男君が委員を辞任され、その補欠として初村瀧一郎君が選任をされました。
【次の発言】 次に、所得税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記入れて。
【次の発言】 午前中の質疑はこれにて終わります。
午後は、大蔵大臣の出席と見合いまして、十二時四十分再開といたします。
暫時休憩をいたします。
午後零時七分休憩
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、初村瀧一郎君、星野力君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君、渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 次に、租税及び金融等に関する調査を議題とし、これより順次質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 大臣、ちょっとお待ちください。もう一問。
【次の発言】 政府のほうの御答弁は、国務大臣としてただいま御答弁願いましたので、この問題につきましては、院としてもたいへん関心の深い重要な問題だと思いますので、野々山君にお答えをいたします。
本件……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨十一日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。
【次の発言】 次に、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。愛知大蔵大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高木主税局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 両案に対する本日の質疑はこの程度といたします。
なお、次回……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上、二案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 川上君、いま君のほうはアンケートでとったがゆえに、一切公表しないという約束でアンケートでとったから、個別の企業のそういう数字は出さない、こういうことですね。
【次の発言】 アンケート以外でそういうふうな数字を調査して出すことはできるんですか。
【次の発言】 速記とめて。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。 法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、入場税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、以上、四案を便宜一括して議題といたします。 本日は、四案審査のため、参考人として東畑税制調査会会長に御出席をいただいております。 東畑参考人には、御多忙中のところ本委員会に御出席いただきましてありがとうございました。 これから四案の審査に入りますが、委員の質疑にお答えいただくという形式で御意見を伺いたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、これより質疑を行ないます。質……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。
去る四月二十日、塚田大願君、竹内藤男君、斎藤十朗君及び高橋雄之助君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君、柴田栄君、山崎五郎君及び西田信一君が選任され、また昨二十三日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任をされました。
【次の発言】 次に、入場税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基づいて借り入れた外貨資金等の償還に関する特別措置法案、以上、三案を便宜一括して議題とし、これより質疑を行ないま……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十五日、初村瀧一郎君が委員を辞任され、その補欠として山崎五郎君が選任をされ、また、去る五月六日、津島文治君が逝去されましたことに伴う同君の補欠として、同月十八日、徳永正利君が選任をされました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案審査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る六月十五日、鹿島俊雄君、中村登美君及び二木謙吾君が委員を辞任され、その補欠として徳永正利君、西田信一君及び青木一男君が選任をされました。
【次の発言】 次に、中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、参考人として社団法人全国相互銀行協会会長尾川武夫君、社団法人全国信用金庫協会会長小原鐵五郎君、両君の御出席を願っております。
この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。
先般来、本案審査……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
中小企業金融制度の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案を問題に供……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る六月二十一日、野々山一三君が委員を辞任されたのに伴い、同月二十五日に西村関一君が選任をされました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い、現在、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に成瀬幡治君を指名い……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、国有財産法及び国有財産特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度といたします。
次回の委員会は、十日午前十時開会することとし、本日はこれにて散会をいたします。
午前十一時三十八分散会
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨七月九日、川村清一君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君が選任をきれました。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についておはかりいたします。
国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について運輸委員会に対し、また、商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、以上三案について法務委員会に対し、それぞれ連合審査会の開会を申し入れるこ……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
昨七月十一日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として川村清一君が選任されました。
【次の発言】 次に、国有財産法及び国有財産特別措置法の一部を改正する法律案及び物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案、以上両案を便宜一括して議題とし、前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの戸田委員の御要望につきましては、理事会でもって、なお、はかりたいと思います。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月十四日、中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として大松博文君が選任をされました。
【次の発言】 次に、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
去る七月十二日の委員会において、参考人の出席要求につき御決定をいただきましたが、本日は、証券取引に関し、参考人として、日本証券業協会会長瀬川美能留君、東京証券取引所理事長森永貞一郎君、日本証券経済研究所理事江口行雄君、以上三君の御出席をお願いいたしました。
なお、次回、七月十九日の委員会には、当面の経済情勢に関し、参考人と……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月二十六日、大松博文君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
嶋崎均君及び成瀬幡治君が一時委員を辞任されたことに伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に嶋崎均君及び成瀬幡治君……
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
本日、渡辺武君、伊藤五郎君、西田信一君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君、寺下岩蔵君、君健男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
栗林卓司君が一時委員を異動したことに伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る九月十九日、君健男君及び寺下岩蔵君が委員を辞任され、その補欠として西田信一君及び伊藤五郎君が選任をされ、また本日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として野坂参三君が選任をされました。
【次の発言】 第九号「個人企業の事業主報酬」創設に関する請願外三百三十九件の請願を議題といたします。
今国会中、本委員会に付託されました請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
本日の理事会で協議の結果、第六四号外九件、第一八四号外四十五件、第二〇二号、第二六九号外四件、……
○藤田正明君 一言ごあいさつ申し上げます。 このたび委員長を辞任いたしましたが、一年有余にわたり、その職責を大過なく過ごさしていただきましたことは、各委員諸先生方の御協力のたまものと存じます。厚く御礼を申し上げます。 これでごあいさつといたします。(拍手)
○藤田正明君 御意見を参考人から伺う前に、国際金融局長に一点確かめておきたいのですが、わが国の四十八年度の百億ドルの国際収支の赤字のうちの九十七億ドルが長期資本の流出である。そうしてその九十七億ドルのうちの二十七億ドルが外―外収支の赤字である、こういうようなことをさっき言われました。この外―外収支ということですが、これは日本からドルを持ち出さないで、外国で、外国の銀行なり、あるいはユーロダラーなりを借りて、それで外国で資源開発あるいは獲得をして日本に持ち込む、こういうことですね、これは、二十七億ドルというのは。
【次の発言】 それはわかりましたが。
そこで、参考人に御意見を伺いたいのですが、……
○藤田正明君 いま高木主税局長が、アメリカとの比較で、貸倒引当金の率を言われたのですが、日本の銀行は、あれくらい行政指導という美名のもとに、がんじがらめの綿密な保護を受けているわけですね。ですから、銀行の決算を見ても、あの決算の利益なんていうものは、もう隠し切れぬ利益が、あそこに出さざるを得ないから出ているのであって、銀行の内容たるや超健全ですよ。アメリカの銀行以上のものがあると私は思う。景気になろうと、不景気になろうと、金融資本というものは、いつも床の上にあぐらをかいて、これまで行政指導という、健全性の維持という美名のもとに、公然たる巨大なカルテル行為がここに行なわれていると思っていいと思う……
○藤田正明君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりましたわが党提案の会社臨時特別税法案に賛成の意向を表明するものであります。 最近におけるわが国の経済は、国際石油問題の影響その他の事情により、物価の異常な高騰に見舞われたのでありますが、その間一部に、企業の先取り値上げや、便乗値上げともいうべき事態が見られたのであります。 このような異常事態に対処して、何らかの措置を臨時かつ緊急に講じなければならないという点において各党の認識は一致したのでありますが、措置の具体的内容については、関係者の精力的な努力にもかかわらず、各党共同提案についての成案を得るに至らず、わが党の単独提案に……
○理事(藤田正明君) 速記やめて。
○国務大臣(藤田正明君) 所信を表明いたす前に、一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。 去る旧臘の十二月二十四日に新しい福田内閣が発足いたしました際に、沖繩開発庁長官並びに総理府総務長官を拝命いたしたものでございます。当委員会におきましても、担当の大臣といたしまして、委員長を初め理事の先生方、そしてまた各委員の先生方の御協力と御鞭撻を得まして重責を果たすべく一生懸命にやってまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 続いて所信の表明をさしていただきます。 初めに、沖繩の振興開発について申し上げます。 沖繩が本土に復帰してから早くも五年を経過しようといたしてお……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま議題となりました沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び概要を御説明いたします。 沖繩の復帰に際しましては、沖繩県の区域において本邦の諸制度の円滑な実施を図るため、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律により、各般の特別措置が設けられたのでありますが、政府は、その後沖繩県を取り巻く社会経済情勢の変化等に顧み、内国消費税及び関税に関する特例について、その期限の延長等を行うこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その概要を申し上げます。 まず第一点としまして、内国消費税に……
○国務大臣(藤田正明君) 公務員の定年退職ということについては、ある種の意義を十分に認めるものでございますけれども、そのためには条件整備と申しますか、そういうものを十分にいたしておきませんと、先ほど申されましたように、天下りは国家公務員法の百三条でしたかで、一定年限の禁止をされておりますし、民間会社の場合であれば、一応相談役とかあるいは嘱託とか、そういういわば緩衝地帯と申しますか、そういうことで激変が避けられるわけでございますけれども、公務員の場合にはそういう天下り禁止のような規定もございますし、その後の生活の保障という問題がやはり大きな問題になってくると思います。そういう一定の条件整備をなさ……
○国務大臣(藤田正明君) ただいまの決議におこたえする前に一言ごあいさつを申し上げます。 去る十二月二十四日の新しい内閣におきまして総理府総務長官を命ぜられた藤田正明でございます。 委員長を初めとし、各理事の先生、そしてまた各委員の先生方の御指導を得まして極力やってまいりたい、一生懸命やってまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 ただいまの御決議につきましては、関係各省庁全般に関することでございますので、御趣旨を体しまして政府部内の連絡調整を図り、その実現に努力いたしたいと存じます。
○国務大臣(藤田正明君) 今国会における交通安全対策特別委員会の審議が開始されるに当たり、交通安全対策に関する所信を申し述べます。 わが国の交通事故は、昭和四十六年以来連続六年間にわたり減少を続け、昨年一年間の交通事故による死者の数は、対前年比九・八%減の九千七百三十四人となり、昭和三十三年以来十八年ぶりに一万人を下回りました。 しかし、昨年の交通事故死者が大幅に減少したとはいえ、なお一万人に近い人命が失われていること、また交通事故発生件数及び負傷者数については、いずれもわずかな減少に止まったにすぎないことなど、今後も交通情勢は依然として厳しいものがあることを示しております。このような情勢……
○国務大臣(藤田正明君) 目黒先生から五十年のこの委員会で御質問いただきまして注意を喚起されたそうでございますが、それ以来、ただいま交通安全対策室長が申し上げましたように、やってはおりますが、まだまだ不十分な点がございますので、ただいま御趣旨のように促進方を各省庁と話し合って図っていきたい、かように思います。
【次の発言】 いまの事前の対策なり協議なりにおきましては、総理府長官がこれを行います。そうして、決定した後の実施段階は各省庁において行われますから、運輸省は運輸省、建設省は建設省、警察庁は警察庁――なお、通産省にも関連がありますので、通産省。予算はそのように各省庁についてまいりますから、……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 独占禁止法については、昭和二十八年以来、実質的な改正は行われておりません。この間のわが国経済は、競争の中に生かされた民間経済の活力に支えられ、めざましい発展を遂げてまいりました。しかしながら、最近における経済を取り巻く環境は著しく変化しており、わが国の経済は、従来のような高度経済成長を期待することはできず、安定成長に向かって大きく変貌を遂げようといたしております。このような環境のもとで、今後のわが国経済の一層の発展を……
○国務大臣(藤田正明君) ただいまの議論聞いておりますと、こういう不況なときに特に選んで独占禁止法の強化案を政府はなぜ出したのかと、こういう御質問であろうかと思います。 ただ、独占禁止法の経緯なり歴史を考えてみますときに、先ほどおっしゃいましたように二十二年にでき上がりました。そして二十八年にこれの改正がございまして、その後二十四年間というものは何ら改正しないでここまで参った次第です。世界の経済情勢も大きく変わっておりますし、日本の経済ももちろん大きくその取り巻く環境は変わっております。昭和四十年代の後半に入りまして、まずドルショックがあり、それから石油ショックがあり、狂乱物価というふうな不……
○国務大臣(藤田正明君) 過去の経緯におきましては、対馬先生が言われたとおりでございます。御承知のように、昭和二十八年にこの独占禁止法が一部改正をされまして以来、この二十四年の間に何ら改正をされずに今日まで至った次第であります。その間におきまして、世界の経済情勢はもちろんのこと、日本の経済的地位も、また日本の経済力も、あるいは国内の種々の産業のバランスも非常に変わってまいりました。昭和四十年代の後半に入りまして、ドルショックというものがまず起こりました。それから、御承知の四十八年の暮れの石油ショックが起こりました。それから狂乱物価ということに相なっていったわけでございますけれども、そういうふう……
○国務大臣(藤田正明君) 二十八年から五十二年まで二十四年間という期間の長さということは大して問題ではない、かようにおっしゃいますけれども、経済は常に動いておりますし、その間の二十四年間というものの間、世界の情勢、日本の経済情勢というものも大きく変動してくることは事実でございます。その間におきまして、企業の集中度といいますか、そういうものは徐々に高まってまいりますとともに、特に四十年代の後半に至りましたときに、ドルショックから起こりました世界的な経済の目まぐるしい動きがございました。そして、おっしゃいましたような四十八年の暮れの石油ショック、狂乱物価と、こういうことになってきて、四十九年の九月……
○国務大臣(藤田正明君) 公取委員会の自主性、独立性は、これはもう守っていかなきゃならぬわけでございますが、ですから職権行使の面だけにつきましては、これは介入の余地はございません。ただ立法の趣旨というものはございますから、この立法の趣旨を逸脱したものであるならば、これに対して注意を喚起するというふうなことは私はできると存じております。
それからまた人事、予算面においては内閣が所轄をいたしておりますので、これらにつきましてもいろいろと発言はできると存じております。
【次の発言】 非常に微妙なことがあり得るかとも存じます。これは運用の範囲に入っている問題ではないか、いやこれはもう立法の趣旨に反し……
○国務大臣(藤田正明君) 去る二十四日、新しく発足しました福田内閣におきまして総理府総務長官を仰せつかりました藤田正明でございます。はなはだ微力であり、浅学非才でございますが、一生懸命所管の事項につきまして努力いたすつもりでございますので、委員長、そしてまた理事諸先生、それからまた委員の各先生方の御鞭撻と御指導のほどをよろしくお願い申し上げます。 簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
○国務大臣(藤田正明君) 今国会の内閣提出予定法律案は、三月二十二日現在総件数七十七件であり、うち予算関係法律案は四十件でございます。このうちすでに国会に提出されておりますものは六十一件であり、うち予算関係法律案は四十件全部提出済みとなっております。 なお、現在国会に提出されていない法律案については、できる限り早期に提出するよう努力中でございます。 これら内閣提出予定法律案のうち、当内閣委員会に付託され、または付託が予想されます法律案は十三件、そのうち予算関係法律案は八件となることと思いますが、これらの法律案の件名及び要旨等はお手元の資料のとおりでございます。 なお、委員会への付託は当院……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 改正点は、内廷費の定額及び皇族費算出の基礎となる定額を改定することであります。内廷費の定額及び皇族費算出の基礎となる定額は、皇室経済法施行法第七条及び第八条の規定により、現在、それぞれ一億六千七百万円及び千五百三十万円となっております。これらの定額は昭和五十年四月に改定されたものでありますが、その後の経済情勢、なかんずく物価の趨勢及び二回にわたる国家公務員給与の引き上げ等の事情を考慮し、内廷費の定額を一億九千万円、皇族費算出の基礎となる定額を千七……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額の増額、最低保障額の引き上げを行うとともに、戦没者等の遺族及び傷病者の恩給について大幅な増額を図るほか、旧軍人等の加算恩給に対する制限の緩和、長期間勤務した古い退職公務員の仮定俸給の改善等の措置を講じ恩給受給者に対する処遇の一層の充実を図ろうとするものであります。 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。 これは、昭和五十一年度にお……
○国務大臣(藤田正明君) これは釈迦に説法のようでございますけれども、すでに野田先生十分御承知のとおりに、過去恩給法の第二条ノ二によって行いながらも、審議会方式であるとか、あるいは給与に対する一律アップ方式であるとか、ここ一、二年は上薄下厚の傾斜方式であるとか、そういう場合に、何年間かによってそれぞれ改められてきておるわけです。これはもう恩給法の第二条ノ二によって、国民経済に著しき変動があるとか、国家公務員の給与、物価その他の諸事情にということでやってきておるわけでございますから、ただいま先生が言われたように、手当の方が主となりまして俸給の方が余り変わらないというふうなことが長く続くとするなら……
○国務大臣(藤田正明君) 本年は、五月三日の憲法紀念日の式典は政府としては何ら行いません。
【次の発言】 昨年は、公布三十年ということでこれを行いましたけれども、これはまあ特別な年であったと、三十年という一つの区切りを置いてやったわけでございますから、それでことしは行いませんということでございます。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように、三十年とか五十年とかという一つの区切りにおいてこういう式典を催すということは考えられるけれども、しかし、これは毎年やるということは考えておりませんということを、三木前総理もそのような答弁をなさったと思うんです。憲法週間といいますか、そういうふうなものは法……
○国務大臣(藤田正明君) 政府は、新法が制定されたことにより地籍の明確化作業はより一層進むものだというふうに思います。と申し上げることは、おおむね五年を目途に国が必要な措置を講じて実施することが法的に明確化されておることが一つでざいます。それからまた、地方公共団体の協力義務が明確に定められておるということもその一つでございます。それからまた、土地の所有者は全員協議によって位置境界を確認するように努力しなければならないということも、これもまた明確化されておりますから、協力が得られるということもその一つでございます。 それから、新しいこの法律の中において、開発庁長官は、基地の外の民有地、境界不明……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま振興開発十ヵ年計画についての前半の五ヵ年はどうやったんだと、それから、今後の後半五ヵ年はどうするんだというふうな御質問であったと思いますが、前半の五ヵ年につきましては、空港、港湾、道路、上水、下水、そういうふうな生活関連の設備投資はもちろん含めまして、相当な促進があったことと信じております。これは数字的にも明らかになっております。二、三例を申し上げますと、一人当たりの県民所得につきましても、昭和四十六年には、全国平均を一〇〇にいたしますと五四・五%であったものが、昭和五十年には全国平均の一〇〇に対しまして七五・一%というふうな上昇を見ております。それから、もう……
○国務大臣(藤田正明君) 確かにおっしゃいましたように、与那原村、読谷村の割り当て地というのが一番むずかしい問題だと思うんです。すでに市街地になっておりますし、非常に困難をきわめるということは覚悟いたしておりますが、ただいま提案者が申されたように、審議会の議を経て地元町村、県知事その他の御相談の上で勧告をさしていただくということ、それから、つぶれ地の補償もでき得る限りやっていく、交換分合のあっせんもでき得る限りやっていく、こういうことを組み合わせまして、この解決のためには万全の力を注いでみたいと、かように考えております。
【次の発言】 おっしゃいました財政措置は、そういうことで、政府委員が答弁……
○国務大臣(藤田正明君) 本土並みということは、沖繩県民の生活の条件あるいは環境、そういうものも本土並みに近づけていこうではないか、これが振興開発十カ年計画の趣旨でもございます。それからまた、基地の問題につきましても、やはり本土並みにしていこうではないか、こういうふうなすべての要件において本土並みにしていこう、格差をなくしていこう、こういうふうに理解をいたしております。
【次の発言】 総務長官ではなくて、沖繩開発庁長官として答弁をさしていただきたいと思います。
おっしゃいましたように、基地周辺に、児童その他の教育にも悪影響を及ぼすということでございますが、その点は確かにそうであろうかと思いま……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま総理と労働大臣がお答えになりましたとおりでございますが、この国内行動計画の大前提といたしましては、憲法第十四条の男女平等と、この原則が大前提でございます。ですから、その原則を実現すべき環境整備を十年間で行うということでございます。年次計画がないとかそういうふうな御批判もございますが、これは今後五十二年度の上半期で年次計画をつくります。そして五年目にはこれは全部見直します。そして最後の五カ年間で目標を達成すべく努力をいたすと、こういうふうな計画になっております。御承知おき願いたいと思います。
【次の発言】 政府の意図的なことがあるのではないかという御質問ですが、……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま沓脱先生がおっしゃいましたことで、ある点においては明確になり、ある点においては非常に抽象的で不明確であるという御批判がございましたが、若干私の方によくわかりませんけれども、ただ到達する目的は、男女平等の原則という、憲法にも書いてありますように、十年後にはそこに持っていこうと。それには、先ほど総理がおっしゃいましたように、まず最初の五カ年でやるべきことはやる。それも発表はことしの九月末、十月の初めにはいたしたいと思うんです。これは年次計画もあわせて発表いたしますから、それで五カ年間の計画、その五カ年の年次、この発表をいたしまして、五十年間で見直して、それで最後の……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま御指摘のとおりに、政府の広報が行き渡らない、そしてまたかたさがあると、なかなかわかりづらいという御指摘は方々で聞かしていただきます。そのとおりでございますので、私十二月に総理府の方に行けという命を仰せつかって以来、もっと国民の方々に見ていただけるような、そしてまた聞いていただけるような、親しみの持てるような広報ということに意を用いまして方針を切りかえています。そしてまた、われわれといたしましても、そういうことを、政府の方針なり施策なりを国民の皆様方に知っていただいて、そして御協力を願うということが本旨でございますので、その点では十分に徹底して今後やるつもりでご……
○国務大臣(藤田正明君) 建国の精神ということにつきましては、これはいろんな解釈があろうかと思います。 まず第一に、国なり民族なりというものが興り、そうしてまたそれが滅びていくというのは、世界人類史、世界歴史の中にあるこれはもう厳然たる事実であります。しかし、興るときにはそういうふうな興るべき必要なものがこれはあった。それがために国は興ってき、民族は勃興してきた、時代の要請がそこにあった、こういうことでございます。私はこの建国の精神ということが、現在の日本のいろいろな諸制度、物の考え方、民族の中にいろいろな形で存在し、また統一をされていないところに不幸があるというふうに思っております。一口に……
○国務大臣(藤田正明君) ただいまおっしゃるとおりの二・六%という数字でございますが、その後はふえておると思います。この間も、対外経済協力審議会にいままで婦人の方は審議委員になっておりませんでした。ちょうど任期が参りましたので新しく登用するということに決定いたしましたし、また、いまこれはまだ内部の打ち合わせではございますが、ここ五年の間に、いま現在、審議会の委員の数というのは二十名ないし三十名、多いところで四十名というのがございますけれども、大体そういうところが多いんですが、その一割、二名ないし三名、これは婦人の方々を登用したらいかがかということの相談をいたしております。 国内行動計画が、本……
○国務大臣(藤田正明君) おっしゃるとおりに、確かに法律の方では設置法では入れておりません。しかし、御承知のとおりにこれはもう十年間の長い長期計画なんでありますから、十年間の間にいまの国内行動計画に関する婦人室を解消するとか取り消すとか、これはもう考えておりません。ただおっしゃいますように、設置法でもって、法律で設置いたすといたしますと、婦人問題は各省庁に散らばっておりますから、それらをこう集めて整合性を図らなければならぬと思います。この点はよほど各省庁との話し合いが必要であると、かように思っておりますが、おっしゃる意味はよくわかります。
○国務大臣(藤田正明君) 私は二つあると思うのです。 一つは、一昨年のメキシコの婦人年世界会議から、本年の二月一日に国内行動計画を発表するまでに、われわれとしてはできるだけ国民各層の御婦人方に御相談なり何なりを申し上げてきたつもりでありますけれども、しかし、その点が少し相談も足りなかったんじゃないかというおしかりを受けておるということが第一点。 第二点は、今回二月一日に発表いたしました国内行動計画に具体性を欠くではないか、これはもう少し具体的に年次計画なり何なりをつくってやっていくべきであるというふうなことが、第二点としておしかりを受けているのではないかと、かように考えております。
○国務大臣(藤田正明君) ただいまの特別措置に関しましては県当局と十分な協議をいたしまして、そして必要な項目につきましては、県民各位の御納得の上でこれを延長していこうと、こういうことにいたしたわけでございます。ですから、何も国の方で沖繩県に押しつけて、この特別措置の法を何年に区切るとか、延長をですよ。この五月の十五日で一応切れる、それからまた延長してまいりますから、それをこの項目については何年で区切ろうというふうな押しつけたことはございません。県当局、県民の方々とよく相談の上でこの特別措置法案延長ということはいたしたつもりでございます。
○国務大臣(藤田正明君) おっしゃるとおりに、この国会における政府対与野党の質疑を国民に周知徹底せしめることは非常に必要なことだと思うんです。いま総括質問のうちの代表質問だけが放映されていると思います。しかもこれはNHKであります。これは御承知と思いますが、放送法によってNHKもその放映番組の自主制作権を持っておりますから、こちらから強制するわけにはまいりません。それからまた、民放におきましてはこれはなかなか大変でございまして、こちらからこれもまた押しつけるわけにもまいりません。おっしゃるような意味はよくわかりますので、できるだけ郵政大臣の方とも御相談を申し上げまして、代表質問だけではなく総括……
○国務大臣(藤田正明君) 第三点の見切り発車をしないということからお答えいたしたいと思いますが、われわれとしては見切り発車をいたさないという気持ちで現在も進めております。 御承知と思いますが、昭和四十八年の九月十八日の閣議で、五十一年実施を目途ということがすでに一度決められておりました。それが県当局の延期方の要請によりまして、四十九年の六月十八日に管理部会におきまして変更をいたしまして、五十二年の夏を実は県当局は希望したんでございますが、それよりも一年延ばしまして、五十三年の七月末を目途というふうに五十年の六月の閣議で再度これを決定した次第でございます。それで、いよいよ来年の七月末に交通区分……
○国務大臣(藤田正明君) 一昨日人事院から勧告をいただきまして、そして給与関係閣僚会議を開きました。各閣僚からいろいろ意見も出ましたが、結果まとまらず再度開くと、こういうことで解散をいたした次第でありますが、その再度開く時期でありますけれども、これはまだつまびらかにいたしておりません。恐らく九月の初旬、そういう時期になろうかと思います。そこらで方針が確定いたしますと、政府の方で法律案の作成にかかります。今度の臨時国会に、これもまだ時期がいつかわかりませんけれども、臨時国会にその法律案を提出ということに相なろうかと思います。
【次の発言】 政府の方は人事院の勧告を尊重するというのは、これはもうも……
○国務大臣(藤田正明君) これは昭和四十八年の九月の閣議決定で、五十一年に実施するということをまず決めたわけでございます。ところが、海洋博その他の関係もございまして、これを五十年の六月の閣議で再度決定をいたしまして、五十三年の七月の末に実施する、こういうぐあいに決定をし直しました。そのときに、この決定に対しましては沖繩県の副知事も参加しておりまして、地元の方の意向も十分に入れた上で五十三年の七月末に実施すると、こういう閣議決定がすでに五十年の六月にできておるわけでございます。ですから、いまさら五十三年の七月末にそれを実施すると決めたわけではございませんで、五十年の六月にはもうすでに決めておった……
○国務大臣(藤田正明君) ただいまおっしゃいましたように、沖繩振興開発金融公庫の方は、本土の比較すべき公庫類の金利に比べれば確かに安くなっておりますし、金融公庫始まって以来、現在が最低の金利水準になっていると思います。 ただ、市中銀行の方は、これはそれぞれ特有の事情がございますから、まあこれは民間企業でもございます。鋭意、われわれといたしましては、行政指導といいますか、大蔵省とともに行政指導をいたして、現地の実情に照らして金利を低めさせるということには努力をいたしますけれども、しかし、これを幾ら幾らにせいというふうなことは民間の銀行でございますので強制するということはなかなかむずかしい、しか……
○国務大臣(藤田正明君) 過去の経違からまず申し上げますと、昭和四十六年十二月に、行政管理庁の方から「公益法人の指導監督に関する行政監察結果に基づく勧告」、こういうのが出てまいりました。その勧告に基づきまして、各省庁が共同いたしまして公益法人監督事務連絡協議会というものを昭和四十六年につくりました。この処務は総理府が担当をいたしております。この協議会におきまして、昭和四十八年に公益法人の設立許可審査基準等について申し合わせを行ったわけでありますが、この基準では、公益法人の設立は積極的に不特定多数のものの利益の実現を目的とするものでなければ許可しないということにいたしております。各主務官庁は、こ……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま警察庁の方からお答えしましたように、刑事罰なり行政罰を大変厳しく強化するということももちろんこれは必要でございますし、それから広報活動、飲酒運転が直ちに交通死者に通ずる、社会的な敵であると、こういうふうな広報運動を全国的に展開することも必要なことであろうと思います。 何せ、いまから年末年始にかかることでございますので、早速にも、広田委員のこのような御質疑を受けたことを契機といたしまして、なおこの活動の強化を図ってまいりたいと思います。
○国務大臣(藤田正明君) ただいま野田委員から言われましたことは大変なむずかしい問題でございます。政府としてもいま検討しておりますが、御承知のとおりに退職勧奨といういわば肩たたきでございますが、これにいたしましても各省庁は現在ばらばらでございます。五十五歳から六十五歳までの間に退職勧奨――肩たたきをやっておるわけでございますけれども、各省によってはずいぶんそれが違います。しかし、大体一番多いのが五十五、六、七歳、その辺が一番肩たたきの多いところでございます。 それから、定年に関しましては、御承知と思いますが、裁判官とか、検察、自衛隊もそうでございますが、こういうふうなごく一部に定年制がしいて……
○国務大臣(藤田正明君) ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、一括してその提案の理由及び内容の概要について御説明を申し上げます。 まず、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 一般職の職員の給与に関する法律及び学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法並びに義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律の規定に基づき、昭和五……
○国務大臣(藤田正明君) 御承知と思いますが、同和対策関係につきましては、昭和三十三年に閣内に同和対策閣僚懇談会というものが設けられまして、ちょうど十年後の昭和四十三年に特別対策を法制化すべく四党協議会というものができました。そして、昭和四十四年から十カ年という時限立法をもっていまの特別措置法ができたわけでございます。その四党の協議会は、自局、社会、公明、民社、この四党でございます。今回、先生がおっしゃいましたように、来年の五十三年度でもってそれが切れるわけでございます。日時にすれば五十四年の三月三十一日ということになりますけれども、まだ時日の余裕がございます。そして、現在五十三年度はまだ概算……
○国務大臣(藤田正明君) 元号問題につきましては、ことしの八月に世論調査をいたしました。これは第三回目の世論調査でございます。それで、元号を常時使用している人は八九%であります。それから元号の存続を希望する人が七九%であります。元号を希望しない人、存続を希望しない人は六%であります。これは大体三回の調査で同じような数字でございます。まあ、それらにかんがみまして、元号は存続すべしという国民の大半の意向である、このように考えますので、元号の存続はそういう方針をもってまいります。そうして、その手続に関しましては、これは現在検討中でございます。
○藤田正明君 関連でちょっと質問させていただきますが、先ほど来のお話を伺っておりまして、確かに所得減税よりも公共事業中心の投資の方が暑気刺激になっていくであろう、それはそう思います。ただ、五十三年度予算が景気刺激ということを中心課題といたしておることは間違いのないことですが、景気刺激を中心課題としながらも、そこへ公共事業に大量に予算をつけた、これが果たして――乗数効果というふうなものが昔のようにこれはあるわけじゃありませんし、一・四とか一・六とかそんなことを言われておるような次第ですが、私はそれほどにも実はないんじゃないかというような気がするんです。 と申し上げるのは、建設業というもの、まず……
○藤田正明君 関連。 五十四年度予算の編成が大変財源的に苦しいものだということをけさほどから何回も聞きました。一般消費税にいたしましてもなかなか環境が厳しいものであることは、大蔵当局の方も十分御承知のとおりだと思う。そうしますと、いろんな面で財源を探さなきゃならぬ。これはまた増税でもありましょう。 しかし、ここでいまから私が申し上げることは、白昼堂々と千二百億も三百億も脱税をやっている事実がある。それを主税局なり当局はどういうふうにお考えになるかということをお尋ねしたい。 ということは、公営競技であります。公営競技の特に競馬の関係、これがいま一兆円、公営競技全体では四兆五千億ぐらいの売り……
○藤田正明君 ただいま議題となりました昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案に対する修正案につきまして、提案の趣旨又びその内容を御説明申し上げます。 御承知のとおり、この法律の施行期日は、原案では「昭和五十四年四月一日」となっておりますが、すでにその期日を経過いたしておりますので、本修正案は、施行期日を「公布の日」に改めることとしようとするものであります。 何とぞ御賛成くださいますようお願いを申し上げます。
○理事(藤田正明君) ただいまから大蔵委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、福間君の質疑を行います。
○議長(藤田正明君) 先ほどは皆様方の御支援、御推挙によりまして、身に余る光栄をいただき、心から御礼を申し上げます。 公正円満な議院の運営を図ると簡単に申しましても、当の運営に実際に携わる方々は議運の皆様方でいらっしゃいます。議運の皆様方の御指導なくして公正円満な運営ということはないわけでございますので、まず、嶋崎委員長初め皆様方の御鞭撻をいただき、かつ瀬谷副議長と心を一つにして、本院の使命の遂行、権威の高揚にも努めてまいる所存でございます。 今後格別のお世話をいただく議運の皆様にまずは御支援、御鞭撻をお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(藤田正明君) ただいま予算の編成中でございまして、その内容をいま申し上げましても、またどのように動くかとも思いますが、ただ本法の趣旨に沿いまして、運輸省と十分検討の上で、前向きにこれを処置いたしたい、かように考えております。
○政府委員(藤田正明君) 率直に申し上げまして、現在では、円の切り上げとか為替の変動幅の拡大ということは考えておりません。と申し上げますのは、日本には西独と違いまして為替管理法という、短期流入につきましては厳重にチェックする方法がございます。またもう一つはトレードの面がございますけれども、これに関しましても貿易の自由化、資本の自由化あるいは秩序ある輸出の強化というふうな面に大いに努力いたす所存でございます。今後とも円の切り上げについては一切考えておらぬということを申し上げまして答弁といたします。
【次の発言】 先ほどの稲嶺委員の御質問に答えたとおりでございまして、現在では円の切り上げについては……
○国務大臣(藤田正明君) もういま打ち切ってきましたから。
【次の発言】 三木内閣のときに、元号の問題に関しては昨年の八月でございましたか、一般の世論調査をやられまして、元号は存続すべきであるという意見が圧倒的に多いし、また元号を現在も用いているという意見もこれまた八六%という圧倒的な数字を示した。その結果におきまして、三木内閣においては、元号問題は存続すべしである、そしてこれは告示行為によって行うと、こういうふうなことを前総理府総務長官が委員会において発言をされております。それを現在福田内閣は継承しておると、こういう状態でございます。
○国務大臣(藤田正明君) 元号による年の表示法は確かに世界的にも少ないと思います。西暦といいますか、これもキリスト教による年の表示法でありますし、大体宗教的な年の表示法が、仏教的であるとか、回教的であるとか、そういうふうな宗教的な年の表示法が多いと思います。ただ、わが国において明治、大正、昭和と経過いたしまして、これらの一世一元といいますか、こういう年の表示方法が西暦とともに定着してきておると思うのです。ですから、国民の間にそういうふうな感じが、一世一元の年の表示方法が愛着があるといいますか、これは去年の八月に世論調査をいたしました。そして、現在昭和というか、西暦を使っているか、どちらが多いか……
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