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小野明 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小野明[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
275位
委員会発言歴代TOP500(参)
189位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
324位
委員会出席(無役)歴代TOP500
281位
委員会発言(議会)歴代TOP500
374位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
183位

7期委員会出席TOP50
34位
7期委員会発言TOP50
41位
7期委員会出席(幹部)TOP50
50位
7期委員会発言(非役職)TOP50
39位
8期委員会発言TOP50
39位
8期委員会発言(議会)TOP25
17位
8期委員会発言(非役職)TOP50
40位

このページでは小野明参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小野明参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○小野明君 前にお尋ねがあったかもしれませんが、あらためてお尋ねをしたいと思うのですが、三池労組が第二組合との間に非常に賃金、あるいは労働条件にきわめて大きい差別がある、これも不当であると思うのですが、この資料によりますというと、一酸化炭素中毒患者に対しましても大きな差別があらわれているようであります。この辺の差別に対する責任の所在といいますか、あるいはどのような指導をやってこられておるのか、現状をつかまえておるのか、こういった点について一点はお伺いをしたいと思うのです。  先ほど藤田委員から質問がありましたが、医学的に究明ができないということで、いま宮川さんですか、言われたように、当面の対策……

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○小野明君 ちょっと関連。大臣がそういうことを、調査に行った調査団の報告をうのみにされて、こういった勧告並びに異例の大臣談話まで出された。そうして県の教育界並びに県政の上に大混乱を招いておるという点にきわめて私は遺憾の意を表したいと思うのであります。で、いま小林委員が指摘をいたしましたように、県の教育行政の上にはさらに激しい混乱が起こっておるんでありまして、この勧告並びに大臣談話のために混乱が起こっておるんですが、それは県議会において、勧告並びに大臣談話が発表されましたために、自由民主党の県段階の役員あるいは県議団がこの談話並びに勧告を取り上げて、そうして県議会に対しまして教育委員長並びに教育……

第49回国会 文教委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○小野明君 前回の委員会でいろいろお尋ねをしておったのですけれども、私どもの見解といたしましては、この勧告書というものが現地の実情と著しくそごをしておる、事実と相異なっておると、こういった観点からいろいろとお尋ねをいたしましたが、満足すべき御回答をもらっておらないのであります。で、そういった立場から五点ばかりお尋ねをしたいと思うのですが、第一に、この勧告というのは、やはり学テ調査ということに名をかりて、県の主体性をもって教育行政をやらなければならぬ教育委員会行政に対して、県教委に対して介入をした、学テに名をかりて一般行政に対する調査をも行なっておる、そうしてそれについて違法な、越権な勧告文をつ……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○小野明君 先ほどの局長の答弁、次官の答弁など聞いておりますと、産炭地域の振興についても、特に最終答申では配慮をしたいという意味の発言があったと思います。それで私は、産炭地域の問題、特に教育の問題について多少質問をしてみたいと思うのですが、この問題は四十八国会でもかなり議論され、決議まであがっているわけです。そういった決議というものを受けて、産炭地の荒廃した、あるいは荒廃しつつある教育、これに対してどういう施策がなされているのか、努力がなされたのか、その点をお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 学校給食関係、あるいは転職関係の問題これはかなりいいと思うのですけれども、問題は、産炭地域のほう……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○小野明君 最初に、社会党から、一酸化炭素中毒症に関する特別措置法案というのが提案をされておりまして、現地におきましても、あるいはそれぞれ災害のありました炭鉱におきましては、すべてこの一酸化炭素中毒の患者がおるのでありますが、この成立を非常に多く期待をいたしておるわけであります。この特別措置法案について、大臣は一体どうお考えになっているのか、その所見をまずお伺いしたいと思います。国務大臣(小平久雄君) CO中毒患者に対しまする特別立法については、かねて社会党のほうから御提案がされてあること、それから、それについて組合等からも強い御要望のあることも承知をいたしておりまして、再三お話等も承っており……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○小野明君 関連ですが、この前から、また、きょうの阿部先生の質問をお伺いしておりましても、空知炭鉱の災害は何が原因なのか、そのときの状況は一体どういうふうだったのか、こういう点がどうも明確でないように思うのですが、その点を政務次官も行かれていることでもありますし、ひとつはっきりと説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 それは飛行機の事故でも同じですけれども、ほんとうに決定的な原因を調べていくというのには、もちろんかなりな時間もかかるでしょう。しかし、保安の責任をお持ちになっている、あるいは現地も見られた。そうしますと、空知炭鉱の欠陥といいますか、保安上の欠陥もあるだろうし、あるいは設備……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております本法律案に対しまして、反対の意を表明するものであります。  わが国石炭鉱業の現状は、予想以上の窮迫の度を強め、このまま放置することを許されない情勢に立ち至っております。私たちはこの問題をつとに心配しておるものであり、この合理化臨時措置法が生まれた当初から、これが単なる首切り法案、整理法案であると断じてまいったのであります。それが今回の改正案でも少しも是正されていないこと、これが反対の第一の理由で、私どもは、本法にかわって、石炭に関する抜本的、基本的な法律を制定すべきであるという考えを捨てておらないのであります。  次に、今回の……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○小野明君 山口参考人に二点ほどお尋ねをしたいと思うのです。先ほどの御意見の中に、当初十一万人程度の炭鉱労働者がおったんだけれども、いま閉山、廃山によってみな山を追われてきた。そういうことで四万人程度がいわゆる筑豊地帯に滞留をさせられておる、こういうお話がありました。聞くところによりますと、誤りであれば御訂正を願いたいと思うのですが、北海道あたりでは閉山、廃山になりますというと、あまり滞留者が沈でんしてしまうという現象がないようにお伺いをしておるのです。で、筑豊地帯にのみそれだけ非常に膨大な失業者の洪水になって滞留をしておる、そのためにいろいろな経済的、社会的、あるいは教育的にも問題をかもし出……

第51回国会 文教委員会 第2号(1965/12/23、7期、日本社会党)

○小野明君 産炭地問題とそれから学力調査に関係のある問題、二件お尋ねをいたしたいと思うのですが、最初に学力調査に関連ある問題として若干お尋ね申し上げたいと思っております。  十月の二十一日でありますか、地元福岡の新聞、朝日でありますが、トップに福岡県の教科等研究会に対する補助金が大幅に削減をされた。これは「学テ中止の返報か」というクエスチョンマークがついておりますが、大々的に報道をされておるのであります。その後、委員会等も開かれないままに今日に至っておるのでありますが、この機会に、福岡県に対する教科等研究会、これの補助金が、新聞に報ずるように、大幅に削減をされているものかどうかですね、お尋ねを……

第51回国会 文教委員会 第6号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○小野明君 先般二月の二十日から二十四日まで五日間の日程によりまして、石炭対策特別委員会委員六名が石炭産業の実情調査のために長崎、福岡の両県に派遣をされましたが、そのうち久保委員と私小野の三名が加わりまして、この両県の灘・炭地域における教育の実情について調査をしてまいりました。その現地を見た結果、若干の感想といいますか、先ほどもめたのでありますが、産炭地の話をいたしまして若干の質問を加えたいと思っております。  われわれ一行は、まず長崎におきましては松浦市の今編中学校、調川小学校及び志佐小学校を訪れ、現場の校長、教師らの意見、声を聞き、次いで、松浦市公民館におきまして、松浦市及びその近隣の産炭……

第51回国会 文教委員会 第7号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○小野明君 いまの問題で、先ほどのちょっと関連でお尋ねしようと思ったのですが、講習の会場をこれは非常に、たとえば九州なんかを見てみますと四つしかない。資格のない方が四千名からおられるというのに受講者が千二百名しかないそうですね。この点が、たとえばいまの年齢制限の問題とあわせて受講者にいろいろな資格制限を与えておるのではないか、この点もあわせて御答弁を願いたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、たとえば制限があるとすれば、それは文部省のほうの指導ではなくて県でやっているということですか。
【次の発言】 先ほど質問をいたしました関係上、私も要望しておきたいと思うのですが、学校教育法を見ます……

第51回国会 文教委員会 第8号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○小野明君 ただいま議題となりました産炭地域における公立の小学校及び中学校の学級編制及び教職員設置に関する特別措置等に関する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のとおり石炭産業の不況は、石炭鉱業の急激な合理化整備を伴い、多数の炭鉱の休廃止、関連産業の倒産、炭鉱離職者の大量の発生等を招来してきたのであります。この事態に対して、従来から石炭企業の合理化対策、離職者対策、産炭地域振興対策等が行なわれてまいりましたが、離職者の生活環境、年齢構成、技能程度等の諸条件から、他廃業への再就職にはおのずからきびしい限界と隘路があり、また産炭地域に新しい産業を導入するこ……

第51回国会 文教委員会 第11号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○小野明君 先ほど小林委員のほうから、なぜこういった大学の基本問題、重要な基本問題に関することを変えなければならないのか、こういう点について質問があり、いろいろ御答弁がありましたが、その点の御答弁ではどうも私は納得し、かたい点があるわけであります。この大臣の提案理由を見てみましても、問題は第五項ですか、大臣の提案理由の第五項なんでありますが、次のように書いてあります。「国立大学の学芸学部は、現在教員養成を行なっておりますが、中央教育審議会の答申等においてこれらの学部の目的性格を明らかにし、一そうの整備充実をはかること、名称も教育大学、教育学部と改めることが要望されております。この趣旨に沿い、大……

第51回国会 文教委員会 第15号(1966/05/24、7期、日本社会党)

○小野明君 ちょっと一つ関連。先ほど次官の説明を聞きますと、先生を集めて、これはまあ非公開の席上だから鼓舞激励をしたと、こういうように言われるのですが、新聞にはこれだけ大きく書かれておる。そういった席を、そういった会合を非公開といえるのかどうか。そしてまた、次官が鼓舞激励をする、公表してはならないというものを、そういった席上で鼓舞激励をするというのは、どういう結果、影響を及ぼすのか。この辺を愛媛の教育の現状から十分まあ考えてもらいたいと思うのです。その点もあわせて大臣の御答弁を伺いたいと思います。

第51回国会 文教委員会 第16号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○小野明君 この国立劇場かできるということは、日本にとりましても芸術文化の政策の上で非常に大きい意表があると思うのであります。したがいまして、この際、国立劇場法案審議の冒頭にあたって、大臣がわが国の芸術文化政策について基本的な方針をどのようにお打ちであるのか、その点をまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣がいまお答えになりましたのは、伝統芸能の保護、こういった面に限られまして説明をいただいたのでありますけれども、私かお尋ねいたしておりますのは、国立劇場というのは単なる建物ではないわけですね。やはり一国の芸術文化政策の、ある面からいえば中心的な存在でなければならない。その国の舞台芸……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○小野明君 安井さんの答弁を聞いておりますと、どうもいま亀田さんなり、それから鈴木さんから質問が出たように、二月十一日を削る、こういう趣旨がどうもこう生かされていない。やはり腹に一物でね。ちょっとあずけるけれども、これはどうせ委員の人選等でごまかして、二月十一日できめるのだ、こういうように受け、取られてしかたがないわけです。この二月十一日を削るとはっきりここに書いて、三党申し合わせができている。そうしますと、この審議会で、たとえば五月三日なら五月三日できまった、こういうことになりますと、それを尊重するのではなくて、政府の裁量、あなたのほうの裁量でね、これをはっきりそういうふうにいたしますという……

第51回国会 文教委員会 第24号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○小野明君 平田先生にお尋ねしたいと思いますが、明治政府が紀元節を設定いたしまして、紀元節を設定するにはそれなりに意義を認めておる。そうしてまたこのことは国民的な感情を結集し、あるいは侵略戦争の基盤になったと、こういうふうに証言をされたと思うのです。そうしてまたあとのことばを聞きますと、今日、世界史的な立場から新しく国家意識を国民の中に植え込まなければならぬ、こういうふうにおっしゃったと思うわけです。私の考えからいきますというと、国家というものは、そう国家論からいきますならば変わりはない。そうしますと、今日新しい国家意識を世界史的な立場から――世界史的な立場というのは常にあるわけです。明治の政……

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○小野明君 きのう、いろいろ参考人から意見をお聞きした中で、私も一点質問しておったんですが、その際その一番向こうにおられた、海音寺さんですか、愛国心という問題で強調されたわけてあります。この点は私もいろいろ問題がある、意見の分かれるところではないか、このように考えておるわけであります。紀元節が明治初年に設定をされて、これにはこういった明治四年に廃藩置県が行なわれて、そうして明治政府としても、早急に近代国家としてのていさいを整えなければ、国論も統一しなければならないという一つの政治的な必要性から、こういったものが、紀元節というものが制定をされてまいったのであります。そういった時点において、一つの……

第52回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○小野明君 派遣委員の報告を申し上げます。  この報告は、剱木理事から申し上げるはずになっておりましたけれども、所用のために、私かわりまして報告を申し上げます。  先般の派遣は、北海道における石炭事情を視察し、石炭鉱業審議会の最終答申に対する現地の声を聞き、今後の石炭対策樹立に関する参考資料を得たいというのがその目的でありました。派遣委員は、大矢委員長、剱木理事、吉武委員及び私でありましたが、現地で小林理事と阿部委員とが参加されました。  日程は、まず八月一日、夕張市の北海道炭艦汽船株式会社平和鉱業所をたずねて、事業概観と労使双方の意見を聞き、次いで夕張市役所におきまして橘内市長並びに地域関係……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○小野明君 最初に、大臣の説明ですと、今後いろいろ各方面とも折衝をしながら実施段階に移していくと、こういう御意見でありますけれども、まず、さらに詳しくこのスケジュールですね、たとえばこれに盛られている内容、法案あるいは予算の概算等を含めて、いつごろ国会に提出するのか、そういった問題も含めて、あわせて説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま説明をお聞きいたしますと、抜本策と、こういうふうに言われますけれども、どうも抜本策ではなくて、当面の石炭企業の収拾策と、こういう受け取り方を私はしておるわけです。答申を受けての大臣の所見といいますか、そういうものをお尋ねしたいと思います。

第52回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1966/07/29、7期、日本社会党)

○小野明君 大槻参考人にお尋ねをいたしたいと思います。先ほどお述べになりました意見の中に次のようなものがあったわけであります。均等償還、これはいいけれども、経営者を素通りをしてしまうから、この点がきわめて不満だ、この点を改めてもらいたい、こういうふうな御意見があったと思うのですが、実際には金繰りが非常に苦しいからこういった御意見も出されたのではないか、このように思うのですけれども、炭鉱金融に政府保証を要望なさる、あるいは抜本的な措置はいいけれども、これ以上の国の経理の監督、規制強化は困るのだ、石炭局長が言った保護すれども介入せずという態度であってほしい。今日まあ一千億あるいはそれ以上になる国の……

第52回国会 文教委員会 閉会後第1号(1966/08/30、7期、日本社会党)

○小野明君 一点、総裁にお尋ねをしたいと思うのです。勧告の内容では扶養手当あるいは通勤手当という問題、あるいは初任給という問題には触れられております。その点で昭和三十九年に臨時行政調査会が答申を出しておりますね。いわゆる福利厚生費、これが国家公務員で一人九百円、現行千円かと思うのですが、この点で十倍程度にこれをふやすべきである、こういって予算外流用とか、あるいは不当な使用を避けるべきだ、こういう答申を出しているわけですね。その後、民間ですね、これは調査対象にも問題があるでしょうが、民間の法定内の福利厚生費、この点は二千三百五十数円、法定外になりますというと三千六百十六円、こういった民間団体に対……

第52回国会 文教委員会 閉会後第2号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○小野明君 関連。先ほどからお聞きしておりますと、審議官は何ですか、中教審のメンバーですか。
【次の発言】 そうすると、大体、中教審の代表といいますか、そういった立場であなたの答弁をお聞きしていいわけですね。
【次の発言】 そうすると、中教審事務局に……、大臣、文部省としては出たものをまだ検討しておらぬわけでしょう。その中教審の人にそういう答弁をさせる、たとえば文部省を代表した答弁だと私は受け取れますが、それはどういう関係になりますか。
【次の発言】 そうすると、やっぱり昔でいうと、ことばは悪いかもしれませんが、中教審というのは文部省の審議官が入っておる、二足のわらじというか、かいらい機関とい……

第52回国会 文教委員会 閉会後第3号(1966/10/13、7期、日本社会党)

○小野明君 この勧告の問題ですが、新聞によりますと、この問題に対する閣議はあしたあるように書いてあるのですけれども、そのとおりですか。
【次の発言】 そうしますと、あらかた六人委員会の検討というものがされているわけですね。きょう午後にでも六人委員会の最終結論を出すと、こういうことをおっしゃるのですからね。従来の六人委員会の審議された経過、そういうものについて説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その六人委員会の結局まあ世話人といいますか、主宰者といいますか、それはどなたがおやりになるのですか。
【次の発言】 現在までのこの六人委員会――大蔵大臣おりませんが、この六人委員会の出されておる結論……

第52回国会 文教委員会 閉会後第4号(1966/11/15、7期、日本社会党)

○小野明君 先ほど「期待される人間像」の問題が出ましたときに関連でお尋ねをしてみようかと思っておったのですが、最近、私も文教委員会に出てまいりまして、「期待される人間像」で、国民の一人として、お説教をいただいたように感じます。で、先ほどの大臣の秋山委員の質問に対しての御意見の中にも、教員は尊敬される地位になければならぬ。こういうお話がありました。私もまともに受けとめたつもりであります。それで、この「期待される人間像」というのが非常に教育について大きな意味を持っておるということもよくわかるわけであります。最近のいろいろな政界の問題などを考えてみますときに、どうも「期待される人間像」に書いてある今……

第53回国会 議院運営委員会 第2号(1966/12/15、7期、日本社会党)

○小野明君 ちょっと委員長、関連して。いま米田さんから、新しい体制で出発した、あるいは議員の身分に関する重大なことだから、これはここではやらぬと、こういうふうに言われたのですがね。これは参議院の議運では、これは鍋島さんもおられたのですが、議運委員時代に例の小林章の事件がありました。これは重宗議長もおられたのだがね。それはこの議運でやったのですよ。官房長官も呼んだ。それから何ですか関係者も来てもらったのですよ。事実やっているのですよ。その次は、米田さん、あなたも議運委員だったかね。重政庸徳氏のあの事件、例のピストル事件――鍋島さんも理事だったよ。そのときもここで官房長官以下全部呼んでやったのです……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本社会党)

○小野明君 初めに、私は同和問題についてお尋ねをするようになっておるのでありますけれども、先ほどの大森委員の発言等に関連をいたしましてひとつお尋ねをしておきたいと思うのですが、政府側の答弁の中に虚偽があったり、あるいは非常に信憑性のない答弁があるわけですね。この問題について、総理としてはどのように処するのであるか、お気持ちをまず伺っておきたいと思うのであります。
【次の発言】 虚偽、またはうそです。
【次の発言】 事実あったのでありますから、その点十分ひとつ戒めておいていただきたいと思うのであります。  それから同和問題についてお尋ねをいたしますが、この問題につきましては、昭和四十年の八月に、……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○小野明君 大臣が言われますように、今回の立法措置、また予算措置によりまして、石炭産業について安定を得るかどうかということはきわめて問題でございまして、私、そういった観点から二、三の疑点についてお尋ねをしてまいりたいと思うのであります。もちろん、今回の措置というのは、昨年七月の本答申を経て、それらの答申を受けて今回の措置がなされているわけでありますけれども、前二回、三十七年と三十九年の二回にも答申がなされまして、これが石炭産業危機を打開することができない。そうして中途で挫折をしたのでありますが、それで第三回の答申というのはやはり同じ性格のものではないかという疑点を持っておるのであります。それで……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○小野明君 この前の委員会で大臣に、炭鉱労働者の賃金について非常に低いではないか、ことしの鉄鋼産業その他の賃上げの状況を見ましても大体四千三百円から五千円くらい、その他好況にある産業もそうでありますけれども、軒並み大体四、五千円という相場が出ている、炭鉱労働者だけが、どこから出たのか知りませんけれども、七%ということで押えつける、こういった点については、大臣は一体どうお考えになっておるのかという点についてお尋ねをいたしたわけでありますが、まあ公労協の問題にしましても、昨夜ほぼ方向が出ておりますけれども、やはりかなりのものが出ておると思うのです。それから見まして、炭鉱労働者というのがやはり低いと……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1967/05/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(小野明君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、木村禧八郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木壽君が選任されました。
【次の発言】 大矢委員長から、委員長の辞任願いが提出ざれましたので、私が委員長の職務を行ないます。  まず、委員長辞任の件をおはかりいたします。  大矢君から委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 引き続きまして、委員長の補欠互選を行ないます。  つきましては、互選……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○小野明君 前回、私は、この石炭鉱業審議会の答申がなされておるのでありますけれども、この答申の骨子に沿いまして若干の基本的な事項について質疑をいたしております。引き続いてその問題について質疑をいたしたいと思うのであります。  この前、鉱害復旧の促進地域制度、この問題について資料の要求をいたしておりましたが、いただいております。この問題は、資料はいただきましたけれども、新しくこの答申によりますというと、この地域の制度を拡大をせよと、必要な地域を加えると、こういうふうにされておるわけですね。それであの資料では四十、四十一でありますか、地域は若干ありますけれども、拡大をするという、これは地域指定を広……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○小野明君 大体大矢委員の質問したような点で私も疑問を持っておるのでありますけれども、この再建整備臨時措置法なり、あるいはこの石炭対策特別会計と、こういったものによって抜本策になり得るかどうかという点で、非常に私も疑問を持っているのであります。その疑問のあります点は、先ほど麻生さんが言われましたように、非常な貯炭量。昨年から、この点については全然減っておらぬ。減っておらぬどころか、むしろ増加の傾向にある。こういう点で、おっしゃるように、やはり政府の需要対策というものが不徹底に終わっている、こういう欠陥があるように私も考えるわけです。当面はそういった三池なり、あるいは常磐に電発火力を拡充、あるい……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○小野明君 昨日、参考人五名においでいただいて、それぞれ石炭政策に対します御意見を伺ったのであります。そういった中で強く感じさせられておりますのは、この石炭の消費というのがやっぱり各産業別にわたって、ずっと年々あるいは月々下がっておるわけですね。それに比べまして、油の需要というのが逆に非常にふえておる。ボイラーの規制法も撤廃されたというのも一つはその問題に拍車をかけるのではないか、こう考えられるわけです。そこでこの際、この抜本策ということでありますが、やはりこれは柱であって、手抜かりというものが感じられてならぬのであります。これが抜本策になり得るかどうかということに疑問を感ぜざるを得ない。とい……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1967/07/12、7期、日本社会党)

○小野明君 今度の国会というのは石炭鉱業に関する抜本的な安定策を具体化していく、これがまあ目的であったわけでありまして、あと年金法を残すだけになったのでありますが、この審議を通じましてやはり私は、非常にこれで大丈夫という感じを持てないのであります。というのは、答申をされましてやっぱり二年間というブランクがひとつあった。その間に非常に実勢の変化というものも考えられるのでありますけれども、大体この合理化法に示されておりますように、昭和四十五年までに石炭鉱業が安定するかどうか。安定の見通しが立つかどうか。この点にやっぱり私は不安を感ぜざるを得ないわけです。というのは、いままでも何回か出たのであります……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○小野明君 きょうまあ大臣の御出席をお願いしたのでありますけれども、衆議院で委員会が開かれておるということで、出席ができないようでありますが、この石炭の抜本安定策ということでこの審議会から答申が出されましたことは、初中局長も御存じのとおりであります。その答申に基づいてですね、この国会、いわゆる抜本策ということで五本の法律案が上程されまして、この際でありますから、答申の中にあります教育の問題について若干やはりお尋ねをしておいたほうがよかろうという観点から、きょうおいでを願ったのであります。  で、第三次の答申が出まして、それを受けての閣議、昨年の八月二十六日であったと思いますが、この中に産炭地域……

第55回国会 文教委員会 第6号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○小野明君 著作権法の一部改正について若干質問を申し上げたいと思うのでありますが、なお、私はまだ大臣の所信表明に対する質疑を行なっておりませんので、それについて必ずひとつ時間を設定をしていただきますように、この質問に入ります前に委員長にお願いをしておきたいと思うのです。よろしゅうございますか。
【次の発言】 あと、あまり質問がありませんから、あとでいいです。
【次の発言】 それでは著作権法の一部を改正する法律案、この提案理由を見ますと全面改正を近くやるのだ、こういうことが所々方々に出ておるわけです。それで、なるほどこの法律の制定が明治三十二年ですか、非常に古いものであることはわかるわけでありま……

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○小野明君 私も大臣と日教組との交渉の問題について若干お尋ねをいたしたいと思っております。それで、前回の秋山委員の質問によりまして、一体、大臣と日教組との交渉のどこに隘路があるのか、こういった点については大臣の誠意ある答弁によって私どもわかったわけであります。しからば、そういった答弁がありましたが、この日教組と文部大臣との交渉を開くにあたっての隘路、これをやはり私としては打開をしていただきたい。また、大臣の熱意と努力によって打開できないものではないのではないかと、こういう気がいたすのであります。そういった党内事情なり、あるいは省内における問題解決に努力をされるお気持ちがあるものかどうか、この点……

第55回国会 文教委員会 第13号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○小野明君 宿日直と超勤の問題でお尋ねをしてみたいと思うのですが、これについては、教職員の勤務状況というのが基礎になっておる。そういうことで、たしか四十一年度予算で調査費もつけておったと思うのですね。それで、この調査の結果について最近まとまったというお話を聞くわけなんですが、その内容についてまずお尋ねをしてみたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは六月四日の西日本新聞の報道なんですが、これについて最近、はっきりした結果はどうかわかりませんけれども、一応の調査の結果が出てきておるので、宿日直なり超勤の手当の支給について、文部省の態度というものがきまったやに伝えられておるわけなんです。……

第55回国会 文教委員会 第16号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○小野明君 ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、提案理由及び改正内容を御説明申し上げます。  去る第四十六回国会における本法の一部改正によって、女子の実習助手が法の対象に含まれ、国立及び公立の小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園に勤務する女子教育職員のすべてが、この法律の適用を受けるに至りました。その結果、いまや学校教育の現場に勤務する教職員のうち、ただひとり事務職員のみが産休補助職員の適用のワク外に取り残されることとなったのであります。事務職員は、その名称の示すとおり、学校の事務を担当し処理……

第55回国会 文教委員会 第18号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○小野明君 関連になりますが、局長、先ほどの政令二百十五号の関係ですね、これが通りますと法律は四月一日から発効と、政令としてははっきり百名をこえ、あるいは六十名をこえると、こういう数字になっておる。しかし真に必要なものは残すように措置をする、こういうように答弁がありました。具体的にはどういう措置をなさるのか、具体的な手続というものが説明がありませんと、このまま適用された場合にはみんなばったばったと切られるということになりますから、その点をちょっとお尋ねをしておきたいと思います
【次の発言】 どうも具体的な――府県にはわかっておると言いますけれども、政令なり法律にはきちっとこうあるわけでしょう。……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○小野明君 関連。まあここで関連をするのがいいか、あるいはもっと先でもと思いましたけれども、午後の鈴木委員のあとの質問に関係がありますので、私の質問がですね。ちょっとお尋ねをしておきたいと思うのであります。初中局長、いま一つの問題は大臣に来られたらお尋ねをしたいと思うのです。  それで局長にお尋ねをしたいのは、義務教育のほうの定数の関係ですね。この問題が附則によりますと来年の三月三十一日で大体終わる。で、政令で定める県は四十五年までと、こういうことになっておるのでありますが、今年度一ぱいのことでもありますし、これを改正をされる意図をお持ちであろうと思うのでありますが、この内容についてどういうふ……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○小野明君 関連。いまの小林委員の質問に関連するわけでありますが、私はこの法案について非常に重要だと思っているのは、提案理由の第三の項であります。これには責任ある乳児の保育施設が少ない、あるいは私設の乳児施設が流行しておって、高い託児料にあわせて乳児を不注意から死なしていく、こういう項があるわけであります。先ほど初中局長は、省内にも女子職員がおって、私は留意しているというふうに言われておったのでありますが、学校の職場というのは非常に多数の女子職員がおるということで、あなたの経験とはちょっと問題にならぬ職場環境にあるわけです。そこで話が飛ぶようでありますけれども、ここに書いているような実情、これ……

第55回国会 文教委員会 第22号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○小野明君 関連。ちょうど天下り人事という問題が出ておりまして、この公社公団の整理という方向にもかかわらず、やはりなかなか整理できない。この法案は、もちろんこの振興会というのは行管の意見もお聞きになった上で、了解を得て提案をされておると理解をするのでありますけれども、その問題と関連をいたしまして、この法律は公布の日から施行と、こうなっておるのですから、ほぼ大臣のほうで予算規模というものについて腹案がおありになるであろうと思うのであります。この予算の規模、それと三十条に「役員及び職員に対する給与及び退職手当の支給の基準」と、こういう項があるわけであります。それでこの役員の給与並びに退職手当の基準……

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/08/03、7期、日本社会党)

○小野明君 参考人、御出席どうもありがとうございます。  あなたは世界政経調査会の事務局長をおやりになっているのですね。
【次の発言】 あなたの前の会長といいますか、広岡謙二さん、最近おやめになったようでございますが、六月三十日ですかね、このおやめになりました理由というのは、どういうものでございましょう。
【次の発言】 外務省が四十二年の六月二十七日に国会に出しておる資料といたしまして、内河昌富に対するソ連極東管区軍事裁判所の判決理由の大要というのがございます。御存じですか。これによりますと、内河は、日本の内閣調査室及び世界政経調査会の指令を受け、ソ連の国家的、軍事的機密に関する情報を日本の関……

第56回国会 決算委員会 閉会後第2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○小野明君 関連をいたしまして、会計課長がお見えでありますから、昭和四十年度、四十一年、四十二年、四十二年はまだ確定をしておらないかもわかりませんが、この三年間にわたりまして、文部本省所管の九項、文教施策普及指導費というのがあります。文教施策普及指導費、これは目です。これが約二千百万ぐらいの決算になっておる、四十年度は。それからこの十六項教育研究費補助金というのがあります。約一億三千五百万円程度であります。これの使途内容、あるいは各県に配分の内容がある。特に十六項目につきましては、その配分実績、これをこの三年間の分を御提出をいただきたい。

第56回国会 決算委員会 閉会後第9号(1967/11/17、7期、日本社会党)

○小野明君 総裁お見えですか――総裁にお尋ねをいたしたいと思います。これは何度も陳情があっておると思いますし、総裁のほうも御承知であろうと思うのでありますが、最初に北九州市の電話料金の問題であります。この北九州市と申しますのは、市の合併の特例に関する法律の適用を受けて合併をいたしております。これに対しましては、必要な財政上あるいはその他の措置を講じなければならぬ、こういう規定になっておるのでありますけれども、この北九州市における電話の同一加入区域実現の現況はどうなっておりますか
【次の発言】 たいへんありがたいお話でありますけれども、大臣にお尋ねをいたしますが、いま総裁のお話でございますと、来……

第56回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1967/10/05、7期、日本社会党)

○小野明君 保安局長にお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に大臣のお話の中で、まあ三十八年に三池が大災害を起こしたのでありますが、その後大臣としては、保安監督の強化につとめてまいったというお話があったと思う。これがそのおことばのとおりに三池炭鉱において保安監督が強化されておったかどうか、その点をひとつ大臣に御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 今回の三川の事故はきわめて遺憾であった、こういう御趣旨の表明があったと思いますが、大臣とされましては、今回の事故について、どういった原因でこういった大災害を起こした、さらにこれに対してはどういうふうな措置をすべきであるというようにお考……

第56回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○小野明君 時間もありませんから簡単にお尋ねをしたいと思います。  再建整備計画の実施状況ということで、局長きわめて簡単に触れられたわけであります。大日本炭砿の閉山問題、あるいは古賀山の問題等触れられておるのですけれども、このこと自体きわめて重大な意味を持っておると思うのです。それでまあすでに十一日ですかの衆議院の石特におきましても菅野通産大臣が、抜本策の練り直しと、こういうことを言明されておるのであります。いろいろな事態を見ましても、その必要に私は迫られていると、こういうふうに考えておるのでありますが、その辺について、練り直さざるを得ない状態に立ち至った原因というもの、あるいは練り直しをする……

第56回国会 文教委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、日本社会党)

○小野明君 この住宅手当の問題について、事業所が住宅を持っておるかどうかこういう点についてのみ調査をされたというお話でございますけれども、私はこの点で多少やはり正確な官民給与の比較と、こういった場合には問題があるのではないか、こう考えるわけです。というのは、昨年も勧告のあとに総裁にお尋ねをいたしたのでありますけれども、結局住宅手当というのは本来の基本賃金ではない、付加給付に属するものなんですね。特に公務員の場合は厚生制度に属する。そうすると、民間の場合はやはり法定外福利費と法定外福利がどうなっておるか、この点をやはり比較しなければならぬと思うのです。これは総理府にももちろん関係がありますけれど……

第56回国会 文教委員会 閉会後第3号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○小野明君 私も、この間一班のほうで視察をいたしたのでありますが、報告書の中にありますように、教職員の定数という問題につきましては、大学をはじめ義務制すべての面で非常に強い要望が述べられておるのであります。そこで、この場では義務制の問題を取り上げてまいりたいと思うのでありますが、最初に大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、来年の三月三十一日でもって一応五カ年計画が終わるわけですね。四十五名という計画が完成をするわけであります。ところが、一学級の児童生徒数を四十五で終わらしていいのかどうか、それが理想であるかといいますと、なかなかそうではない。一学級の収容児童生徒数の問題についても、この本委員会で……

第57回国会 決算委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)

○小野明君 前回、文化財保護行政につきまして、特に太宰府の史跡指定の問題についてお尋ねをいたしたわけであります。で前回のお尋ねというのは、わりあい一般的な問題に多く触れておりましたので、今回は焦点を若干しぼりまして、お尋ねをいたしたいと思うのであります。  局長も御存じのように、この史跡指定の拡大につきましては、百五十ヘクタールという膨大な地域が指定をされておるのでありまして、そして地元のほうでは、町なりあるいは県のほうといたしましては、この内定について大体ABCの三段階に分けまして指定を受ける、こういった意図であるわけであります。この点については、前回原則的には文化財保護委員会としては了承で……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○小野明君 私も同じような質問になるわけなんですけれども、いままでの議論をお聞きいたしておりますと、超勤については消極論、積極論いろいろある、こういうお話なんですが、前文部大臣の所信なんというものは、いま大臣が表明になりましたように十分おわかりのことであります。私も何回か大臣の所信表明というのはお聞きしたのでありますけれども、この超勤についてまだどうするかという腹が受け取りかねるということで、困っておるのであります。しかし、いままでの議論、大臣のお考えをお聞きいたしておりますと、どうも従来ありました消極論をおとりになるような気がしてならぬのであります。この点についてお尋ねしたい。

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○小野明君 私は初めに大日本炭鉱の倒産の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年、石炭鉱業に対しましては抜本的な対策ということで一千億の肩がわり措置がきめられて、国が私企業に与える限界だ、こういったことまで言われておったのであります。そのやさきに大手であります大日本炭鉱の閉山というきわめてショッキングな事態が起こってまいったのでありまして、こういったようなことではいわゆる抜本対策の先行きもきわめてあぶない、こういう推測をせざるを得ないのであります。そこでこの肩がわり措置がなされまして、最初に起こりました事件でありましただけに、通産省といたしましても十分な倒産事情、こういうものについて……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○小野明君 会計検査院お見えですか。――四十一年度の決算検査報告を見ますというと、文部省関係でこの「要保護及び準要保護児童生徒就学援助事業の運営について」という意見が出されておるのでありまして、国庫補助金がこれについて四十三億二千七百万円、これだけ出されておるのでありますが、生活保護の増減を見ましても、ここ十年間の間に、そうさしたる増減というものはない。大体横ばいの状態だということになりますと、教育扶助問題についても、あるいは生活扶助、医療扶助等についても、これは減っていくということはないわけであります。そういった立場に立ちますと、この指摘がきわめて問題であると思うのですが、国庫補助金事務の促……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1968/04/17、7期、日本社会党)

○小野明君 二、三点お尋ねをしたいと思います。  先ほど通産大臣は、白紙で検討をお願いをすると、こういうふうなお話があったと思うのであります。御説明のように今日石炭界が非常に混乱をいたしておるのであります。百鬼夜行の状態でありますが、これについては、やはりどうしてこのような混乱を生じてきたかという原因の探求、追及というものがなされなければならぬ。その上で再編成の諮問をいたしますとともに、通産省としてどういう態度でやるか、これについてどうとかという諮問の柱がなければならぬと思うのであります。この点についてどのような原因の探求というものが行なわれておるのか、これをお尋ねしておきたいと思います。

第58回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1968/05/08、7期、日本社会党)

○小野明君 先ほどの抜本対策が実施をされますときに、鉱害処理につきましても同様な計画が立てられておったと思うのであります。そこで、その際お聞きをいたしておったのでありますが、たしか昭和四十五年までに残存鉱害というものが処理をされる計画であったと思うのであります。そういった計画が今日どのようになっておるのか、それをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ことしが大体九十五億ということになっておりますと、やっぱり当初計画をいたしておりました四十六年度ですかね、これにはやはり二百億ばかり足りない、三十九年の調査でもそういう結果になっておるわけですね。そうしますと、いま局長も言われますように、三……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○小野明君 札幌の鉱山保安監督局としても定例的に点検をやられておったと思うのであります。それで、この炭鉱の前回やられました調査の際、大規模な崩落なんですが、この兆候がなかったのかどうか。前回おやりになった日取り、日にちはいつなのか、そういったものがわかっておりましたら御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いつですか、この前点検されたのは。

第58回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1968/05/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(小野明君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  光村委員長から、辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨日、大河原一次君が委員を辞任され、その補欠として大和与一君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  光村甚助君から、委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 これより委員長の補欠互選を行ないます。  つきましては、互選の方法……

第58回国会 文教委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○小野明君 きょうは文教委員会では初めての――初めてではありませんが、珍しい与党質問ということでずいぶんお聞きいたしたのでありますが、もう時間がないからやめろというようなことをひとつ私どもの質問の場合にはおっしゃらぬように、委員長のほうでお取り計らいを願いたいと思います。  大学管理問題あるいは学生運動の問題等、あるいはいまの大型教育論まではいかないかもしれませんけれども、国を守る論ですか、そういう問題については私どものほうといたしましてもお尋ねをいたしたいと思っておりますので、その点についてはもう本日は触れませんけれども、その前にひとつ、せっかく楠委員から御質問もあったのでありますから 一ぺ……

第58回国会 文教委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○小野明君 私は、前回に引き続きまして、京都の教育長の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  前回の私の質問からかなりの日時も経過いたしておることでもありますし、その後衆議院におきましてもこの問題について議論がされておるようでございます。そこで、事態というものは煮詰まってまいっておりまして、大臣がいかなる判断を下されるか、こういうことにかかっておるのではないかと、こう考えられるわけであります。で、すでに時日が三カ月をこえるものを経過いたしておりまして、教育長の職の重要性から一日も早く承認というのが焦眉の急ではなかろうかと、こう考えるわけでありますが、現在この問題につきまして、大臣はど……

第58回国会 文教委員会 第6号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○小野明君 非常に勇ましい議論を聞きまして、昔の治安維持法を復活するんじゃないかというような錯覚をさえ起こしかねないような気持ちになったのでありまするが、警察庁と公安調査庁のほうにお尋ねをいたしたいと思うのですが、前向きに解釈ですか、前向きに検討するという御答弁であったように思いますけれども、この全学連の問題ですか、これについて破防法を適用するという準備を進めておられると、こういうふうにお聞きをしたのでありますが、そのとおりですかどうですか。もちろんこの破防法については、この第二条において、この適用については必要最小限云々と、いろんな規制がなされておるのでありますが、この点は御承知のとおりであ……

第58回国会 文教委員会 第8号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○小野明君 局長にお尋ねしたいと思いますが、それぞれ掛け金の額というのはさまっておるようですが、生活保護及び準要保護、これについては大体四年以内とするというような施行令になっておるようですが、生活保護、準要保護については、それぞれ義務制から高等学校あるいは今回の高等専門学校、これについては幾ら徴収するようにお考えですか。
【次の発言】 そうしますと、実質的には生活保護、準要保護については持ち出しはないということですか。
【次の発言】 それは高等学校、それから今度やろうとする高等専門学校、この場合も同様ですか、いかがですか。
【次の発言】 実はそのたてまえというのが、これは文部省だけの問題ではな……

第58回国会 文教委員会 第9号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○小野明君 ただいま議題となりました産炭地域における公立の小学校及び中学校の学級編成及び教職員設置に関する特別措置等に関する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  石炭産業の構造的不況に基づく合理化整備が、産炭地域における経済の破綻、離職者の大量の発生、生活保護家庭の急増、自治体財政の危機等を招来してから、すでに十年という歳月が経過しております。この間、国、地方公共団体等の産炭地域振興対策、離職者対策等が行なわれてまいりましたが、極端な経済的貧困と社会不安による産炭地の荒廃した事態は解決されることなく、今日まで悪化の道を歩んできたのであります。このような現状は、……

第58回国会 文教委員会 第11号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○小野明君 この大臣の提案の理由にもありますように、大学生の急増というのが昭和四十三年に大体終わる。したがって、この文理学部の改組というのを今回提案をされておるようでありますが、昭和四十四年以降の、来年以降の大学の志願者数、あるいは合格率、進学率の推移ですね、こういうものについてのひとつ見通しと、それから、それに伴う対策というものをお伺いをしたいと思うのです。
【次の発言】 数が、来年からたとえば五年間などといいますと、なかなか見通しは困難であろうと思います。やはり今後三年間くらいにわたりまして志願者数あるいは合格率の推移というものをしっかり押えないと、やはり対策というものは私は立たぬのではな……

第58回国会 文教委員会 第12号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○小野明君 前回の岡委員の質問の中で、これは予算分科会の鈴木委員の質問にもあったわけでありますが、やはり総括定員法との関係で宙に浮いておる二千七百名でありますか、これをどうするかという問題が国立学校にとってはきわめて重大な関連があると言わざるを得ぬと思うのであります。この点について文部省のほうでその後検討をされておれば、それにどう対処していくかということについてお伺いをしておきたいと思うのであります。
【次の発言】 そうしますと、大体いつごろをめどにこの善後措置を講じられるか、その辺の含みでもあれば伺わしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、大体国会の会期というのもめどがつ……

第58回国会 文教委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○小野明君 この学校給食会の問題につきましては、いろいろお尋ねいたしたい件もあります。決算委員会並びに予算委員会でも若干は質問をいたしているのでありますが、本日あらためて概略の報告をいただいたのですが、質疑につきましては後日あらためていたしたいと思います。後日の機会を委員長のほうでお取り計らいいただきたいと思います。
【次の発言】 教職員につきまして、給与の改善ということはもちろん必要な欠くべからざることでもあるわけであります。しかし、実質賃金ともいわれるべき福利厚生という面につきましても、一般職員と同様にひとつ重視をしておいていただかなければならぬという立場から、若干の質問を申し上げたいと思……

第58回国会 文教委員会 第16号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○小野明君 初めに初中局長にお尋ねいたしたいと思います。先ほどの福岡県におきます定例の人事異動におきまして、特に高等学校の校長人事につきまして、自後かなりトラブルがあるかのように報道をされておるわけであります。そこで、この経過につきまして、文部省のほうでお知りになっておることを要約をして御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 順次お尋ねをしてまいりたいと、こう思うのであります。しかし、最初にただしておかなければならぬ問題は、任命権は教育委員会にあるのだからと、こういう御主張でありますし、それはまた私も当然であろうかと思うのです。ところが、高等学校の組合がこの県教委の任命権、任免……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○小野明君 一問だけ初中局長にお尋ねをいたします。  当然これは労働基準法は適用されておりますね、女子教職員にも。そうしますと、三十四条に休憩時間の定めがあるのですけれども、そのほかにも六十六条に「生後満一年に達しない生児を育てる女子は、第三十四条の休憩時間の外、一日二回各々少くとも三十分、その生児を育てるための時間を請求することができる。」、使用者はこれを与えなければいかぬ、こういう規定があるわけです。これには、御承知だと思いますが、罰則もついておる、こういうことになっておるのであります。そこで、これは所管が違うかもしれませんが、そういった点について、そういう実態を、それが実施をされておるも……

第58回国会 文教委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○小野明君 前回、福岡県の高等学校長の人事につきましてトラブルがあったのでありますが、その件について質疑をいたしておりまして、政務次官からも十分大臣と協議をいたしますと、こういうお話があったわけであります。この点については大臣も御協議をなさっておると、このように私も理解をいたしておりますが、五月十一日に福岡県におきます三つの高等学校で、県教育長の要請に基づいて警察官が出動をして、その警察官に守られて高等学校長が着任をしたと、こういう事件が発生をいたしたのであります。この事件は、まことに県教育界にとりましてはゆゆしい大問題であろうかと思うのであります。で、いままでこの問題について次官なり局長とお……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/04/06、7期、日本社会党)

○小野明君 私は、主として教育の問題に関しまして若干お尋ねをしてみたいと思うのであります。  憲法、教育基本法によりまして、わが国が民主的で文化的な国家を建設する、そういった中で世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示したと思うのであります。この理想の実現と申しますか、根本においては、私は、教育の政府権力の支配、これを排さなければならぬと考えるものであります。この立場を踏まえまして国が学問の自由を保障しあるいは研究を尊重する。そうした中で学術の振興をはかることが不可決であろうかと思うのであります。しかるに、わが国の現状というものは、学問研究が軽んぜられつつある傾向にあります。あるいはま……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1968/09/17、8期、日本社会党)

○小野明君 関連して。北村さんにお尋ねいたしますが、日赤の本社では、この種労働問題が起こった場合には、衛生部長であるあなたがいろいろな出先の指導をなさるんですか。衛生部長という名前からいきますと、どうも似つかわしくないんですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、松山病院のことにつきましてはあなたが直接指導なさっておるということですから、再度お尋ねをしたいと思うのでありますが、この病院では、三十五年の三月十五日に、前の院長代理の高上さんと従業員組合長の篠崎さんとの間に、時間外手当の問題について、一律に一カ月について十五時間の手当を支給する、こういう協定があるわけですね。この点に……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○小野明君 人事院の総裁がお見えのようでありますから、総裁からお尋ねをいたしたいと思います。  前回お尋ねをいたしておきましたが、きょう公務員のストライキが行なわれたのであります。このことについては、なぜ行なわれたかということは総裁も十分おわかりであろうと思うのであります。まず、本日行なわれた公務員のストライキについてどういうお考えをお持ちであるか、最初にお尋ねをいたします。
【次の発言】 あらゆる意味で残念だと言われるのでありますけれども、一体、どこがどう残念なのか、その中身を私はお尋ねをしておるのであります。
【次の発言】 総裁が言われます最初の問題でありますけれども、あなたのほうが勧告を……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1968/11/05、8期、日本社会党)

○小野明君 私も十月十八日の日に現地の調査に参ったわけであります。いろいろな疑点があるわけでありますが、これは後ほど順次質問を申し上げるといたしまして、いまの御報告によりますというと、大体塩素が原因であると、こういうものなんでありますが、なお塩素と確定をされていない。確定をするには若干の時日がかかる、こういうお話なんでありますが、あとどういった検査を行なって、いつごろこの確定ができるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 慎重さというのはもちろん必要なんでありましょうが、大体黒である、この塩素が原因物質であるということはほぼ間違いないということは言えますか。

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1968/11/21、8期、日本社会党)

○小野明君 関連して。先ほど、内示の問題について、次長は、最終的には主務大臣の判断にまかしておるのだと、こういうふうに言われておるのだが、給与改定率を押える、それから実施時期を押える、初任給を押える、こういうふうに押えてしまいますと、主務大臣の配慮にまかせると言っているが、一体何をまかせるのか。まかせるものはないじゃないですか。  それと、もう一つは、あなたのことばの中で公務員と一定の格差を認めておるんだと、こういうことを言われておるんだが、その中身がどうも私には理解ができないんです。これをひとつ……。
【次の発言】 結局、あなたのほうで主務大臣の配慮というものを認めているのは、所管内におきま……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/07、8期、日本社会党)

○小野明君 いまの図表によりますと、自力脱出は三十四名、行くえ不明者三十一名と、こう書かれているわけですね。次官なりまた保安局長の説明によりますと、行くえ不明者が二十五、こういう数字が報告になったと思うのですが、その辺はどういう事情なのか説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの調査報告を聞きますと、火災の原因がまだわからない、こういうことなんです。一応推定される理由というのはこの調査報告書に書かれておるようでありますが、この山は常時監督されておると思うのですが、一番事故発生に近い日にちに監督をされた人の報告といいますか、その間の事情を少し御説明をいただきたいと思います。

第59回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○小野明君 簡単に一問ずつお尋ねをしたいと思います。いまの社長のお話によりまして、会社側の気持ちはわかったのでありますが、まあ近く石炭の再建策といいますか、三回目の抜本策のあとのまた手直し策というものが出される時期になっておる。こういった時期を前に、今回の事故、しかもこの事故がですね、私はあの一時間二十分のロスがなければ、十分にこれは救い得た事故ではないかと、このように考えますために、非常に残念でたまらないわけであります。  我妻さんにお尋ねをしたいんですが、この石炭産業の抜本策が出される前になりまして、この事故を起こしましたこの事故の責任というものをどのようにお考えであるか、あるいはこの事故……

第59回国会 文教委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○小野明君 防衛施設庁長官がまだお見えでございませんので、先に文部大臣にお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  六月二日の午後十時四十五分ごろ、米軍のジェット戦闘機が九州大学構内に墜落をいたしました。この問題をめぐりまして、九州大学におきましては常時、この板付基地というものの軍用機の発進等から静穏な状態にない、学問研究ができない、こういう立場で基地の撤去を求めておることは大臣も御承知のとおりであります。今回の事故によりまして、ますます大学といたしましてもこの軍事基地の撤去の必要性を痛感いたされておるようでありますし、同時にまた、福岡の市議会あるいは県議会におきましても、軍事基地の撤去を……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○小野明君 大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、いまの所信表明といいますか、就任のあいさっというようなものをお聞きいたしておりますというと、第一番に労使関係の安定ということをおっしゃられたように伺ったのであります。私がお尋ねをいたしますのは、人事院の勧告についてであります。人事院の勧告というのは、大臣も御承知のように、公務員からスト権を取り上げましたその代償機能を果たすべく設けられた制度なんであります。労使関係の安定ということをあげられますというと、政府におきましても、統治という機能もありましょうし、あるいは公務員を使います使用者という機能もあるわけですが、使用者としての政府が、人事院勧告を……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○小野明君 二、三お尋ねをいたしたいと思います。  第四次案になりますが、この今回の案というのは、再びこれを修正をするというか、第五次案なるものを予想してはならぬ私は重大な事態に立ち至っておると思うのであります。そういった点から考えますときに、この第四次案なるものが内容においては若干のニュアンスの違いはありましても、第三次案とほとんど変らぬと、こういう印象しか持ち得ないのであります。それで大臣としては、この第四次案によって、今回の答申によって石炭鉱業なるものを再建できる自信がおありであるかどうか。いままでの御答弁を聞いておりますと、私も持てない。大臣が確固たる再建の自信がおありになるというなら……

第61回国会 社会労働委員会 第5号(1969/03/04、8期、日本社会党)

○小野明君 この前、カネミの米ぬか油のことについて補償問題その他お尋ねをいたしておったのでありますが、私もこの前の質問で問題は大体片づいたのではなかろうか、まあそういう方向が出たのではなかろうかと思っておったのであります。しかし、現地のほうにおきましては、なかなか大臣なりあるいは環衛局長が答弁をされたとおりに事態が運んでおらぬわけです。それで、本日、そういった点について若干質問を申し上げたいと思うんですが、その前に、きょう、前回の関係もありますから、大臣の御出席をお願いいたしておったのでありますが、なぜ大臣がこの席に御出席でないか、ひとつ明らかにしてもらいたいと思います。

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○小野明君 参考人にお尋ねをする前に、本日お見えの参考人のほかに、県の責任者並びに市の責任者に対しましても同じように参考人としての出席をお願いをいたしておったのであります。ところが、本日御出席でありませんので、その間の経緯について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 環境衛生局長、最初にあなたにお尋ねをいたしておきます。  先ほどカネミの専務梅田参考人から、患者数は幾らであるか、各県にわたってこれこれであるといったことが述べられたわけであります。そこで、先回の委員会におきましてもこの患者数については御発表をいただいたのでありますが、近い時点での患者数をひとつ御発表をいただきたいと思い……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○小野明君 大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、けさの新聞によりますと、北海道の茂尻の炭鉱で大きな災害が起こっているようであります。先般は荒川の放水路で八人の生き埋め事件、このところ大きな災害が連続をして起こっておるのであります。この二つの件について、本日はお尋ねをいたしたいと思います。  先に茂尻の炭鉱の件でございますが、この件について、災害の状況並びに、いま調査中であるかと思いますが、できる限りの原因となった事項についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 いまおっしゃるように、炭鉱保安の問題は、規則的にはこれは通産省にある。私どもは、この問題は当然労働省所管に移すべきではないか……

第61回国会 社会労働委員会 第12号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○小野明君 大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この自然公園法の問題につきましては、昨年の四月に、「自然公園制度の基本的方策に関する答申」というのが出ておりまして、これにほとんどの問題が網羅をされているようであります。そこで、いまこの自然公園制度というのが持っております問題というのは、一つは、過剰利用現象に対しましてどう対処するかという問題。いま一つは、産業開発、国土開発、こういうものが進む中で、自然の保護というものをどう調整をし進めていくかという問題のようであります。この過剰利用現象の問題でありますが、これによりますと、国立公園の利用の状況というのは、最近の五カ年間で一・六倍で、二億から……

第61回国会 社会労働委員会 第13号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○小野明君 副理事長の住木さんにお尋ねをいたします。  いろいろ科学技術庁との折衝がおありになると思うのですが、いまお聞きをしておりますと、この昇給原資の問題と、それから配分権、いわゆる給与表の是正という問題と二つあるように思います。この給与表の是正というのは結局配分の問題になると思います。いま住木参考人が言われるのは、この給与表の是正については別に科学技術庁、役所の締めつけというものはないというふうにおっしゃったと思うのです。ところが、理事会そのものでこの給与表の是正についてはできない、こうおっしゃっておるのですが、この給与表の是正ができないという問題はいかなる理由によるものであるか、この点……

第61回国会 社会労働委員会 第18号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○小野明君 関連。  先ほどあなたのお話の中に、こういうくだりがありました。二・八(ニッパチ)を実施しますとね、とてもめどがつかない増員になる、こういうお話がありました。今度、新看護体制か何かしりませんが、たらい回しをおやりになっているようですけれども、結局二・八という人事院の判定、これを忠実に実施をしようという気持ちなり、そういうものが全然ないということがあなたの表現で明らかになっておるわけです。これは増員をしよう、やっぱり二・八を順守しなければならぬ、こういう計画なり、決意というものが人事部長におありかどうか。それがなければ、人事院の判定も何もこれは役に立たぬ。そのことをまずお尋ねしたいと……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○小野明君 去る、四月二十五日の朝、福岡県の久留米市にあります日米ゴム株式会社が火災事故を起こしたのであります。この事故によりまして、十一名の中年婦人が逃げ場を失ってなくなられたのであります。まあママさん工員ということですが、中高年や、婦人の労働対策ということが問題になっておりますおりから、この問題もきわめて重要でありますし、 特に、こういった中小工場の労働安全について、きわめて重大な問題を提起をいたしておると思うのであります。こういった観点から質問をいたしたいと思うのでありますが、まず、この火災事故の経過について御説明をいただきたいと思います。

第61回国会 社会労働委員会 第21号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○小野明君 産炭地域におきます開発就労事業について、若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。  今回の第四次の石炭の合理化によりまして、なだれ閉山という現象を呈してまいっておるのであります。こういうことから新たに、急速に、しかも大量の失業者がまたこの産炭地域に放出をされるようになるのであります。ちょうどその時期にこの開発就労事業というのが新たに計画をされたのでありますが、この事業の内容について明らかになっておらぬ点、あるいは問題になっております点等が若干ありますから、こういった点を明らかにしていただきたいと思うのであります。  そこで、現在この産炭地域におきます失対事業、これはどういったもの……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○小野明君 時間ももうないようですから、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  五月三十一日でありましたか、カネミ油の工場の営業が再開をされておるのであります。私ども、従来の経過から、この営業再開についてはいささかの疑問なしとしないのであります。厚生省として、新聞によりますと、これに賛成の意を表明をされておるようでありますが、この再開の根拠を伺いたいのであります。
【次の発言】 安全性を検討されたということでありますが、この再開の問題については、十二月十七日に環境衛生局長からこのような答弁があっておるのであります。製品の検査結果が出ずに再開させることはないという、「この検査の結果が出ま……

第61回国会 社会労働委員会 第26号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○小野明君 私は、四点ばかりお尋ねをいたしておきたいと思います。  先般の委員会でも出ておりましたが、旧満洲の開拓青年義勇隊の問題ですね。これについては、いろいろ結論の出ている問題点もあるようであります。ソ連参戦以後については処遇をする、こういうことなんですけれども、これを時期的に見ましても、閣議決定の時期にさかのぼってはどうか、また、さかのぼってもらいたいという強い旧隊員家族の意向もあるわけなんです。この問題についてこれは何回も附帯決議等でもあげられておる問題でありますから、いまのところどういった段階になっておるのか。まず説明をいただきたいと思います。

第61回国会 社会労働委員会 第29号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○小野明君 大臣がすぐ出られるようですけれども、最初に大臣にお尋ねをいたしておきたいと思います。  最近、労働省が労働白書を発表されまして、閣議で了承をされておるようであります。これを読みますというと、心配になります点が二つほどあるわけです。一つは、最近の労働経済を分析しておる中で、所得政策を導入するかのような、必然的に導き出されてくるような書き方をしておる部分が一つあるわけであります。この点を確かめてみたいのと、いま一つの点は、職業訓練法とも上分関係がございますが、午前中の上田委員の質問にはああいう御答弁でございましたけれども、はり労働力の産業間あるいは職業間、あるいは地域間の流動化というも……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○小野明君 私は、他の委員の方の発言もありますから、参考人の皆さんに一問あるいは二問ずつお尋ねをしてみたいと思います。  最初に、原田参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、いまの認定制度にきわめて問題があるということは、先生の御証言の中で、私どもは、十分わかるような気がいたしておりますが、最後に言われました「おくれた戦死」という内容について、いま少しく御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それから、原田参考人には、第一回の沖繩の被爆者調査団長として行かれておるのでありますが、この沖繩におきます被爆者への対策あるいはその実態等について、できますならば、簡潔に御説明をいただきたい。

第61回国会 社会労働委員会 第31号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○小野明君 関連して。追徴金の問題が出ましたが、大臣、わかったようなわからないような、趣旨はあなたたちとあまり変わらないようだというような、じょうずな答弁がありました。私どもは、不正受給を認める、こういう立場ではないわけですよ。不正を助長するというような立場ではない。  そこで、一つは、この申請をやる、この制度の中にもっとやはり行政として努力しなければならない点があるのではないか。一つの点は、この失業保険が六割であるという非常に低い点に問題があると思うのです。もう一つは、申請の中で、前に申し上げたのですが、すべてを故意または詐欺的な行為だと見て懲罰をするという意味が非常に前面に出てきておると思……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○小野明君 最初に大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この失業保険の特別会計を見ますというと、ほかの会計と比べまして、非常に大きな黒字になっておる。二千億という黒字が出ておるようでありますが、これから見ますと、相当、失業保険の本旨にのっとった改正が行なわれなければなりませんし、また行なわれるだけの余裕もあると見られるのであります。今回の改正を見ますというと、それにもかかわらず、微々たる改正がなされておる程度です。これではやはり問題にならぬのではないか。また、衆議院におきます附帯決議を見ましても、雇用期間の問題で、六年間の凍結という措置もあるのであります。でありますから、相当この改正というの……

第61回国会 社会労働委員会 第34号(1969/07/26、8期、日本社会党)

○小野明君 あの書いてある条文のとおりに、文言のとおりに読まないで、その背後にある趣旨を読み取るべきである。ことばというものは、法文というものは、背後にある趣旨を含めてきちっと皆さんにわかるように表現をすべきじゃないか、背後にあるものは直して。字づらに出ておるのはこうだけれども、裏はこうだ、自由かってなこれは解釈ができやしませんか。それでは法制局長の私はことばというものが信用できぬ。しかも、中間報告の動議が出る前に、参議院法制局の見解ということでプリントになって、われわれのところに回ってきたんだが、全くこれは上林君も指摘するように、先例を破るものなんですね。これはあとから尋ねるとして、参議院規……

第61回国会 社会労働委員会 第35号(1969/07/27、8期、日本社会党)

○小野明君 昨日は、提案者の谷垣君に対する質問があったわけでありますが、谷垣君の答弁によりますというと、まことにこの修正案が合法的に、しかもスムーズに議決をされたというふうに伺っておる。そういう答弁をされておるわけです。私はそれを聞きながら、私の聞いておる、仄聞しております状況とはかなり違っておる。何か天井から降ってきたから、手にとって見ると、それが何やら修正案とおぼしきものであった、そういうふうな状態である。あるいはだれだれが入っておるかということも、これはあなたの答弁でも、本会議における答弁では明確でないわけです。この問題について、内容は、後刻、同僚議員が質問いたしますから、まずそのときに……

第61回国会 社会労働委員会 第36号(1969/07/28、8期、日本社会党)

○小野明君 いま、開会前に委員長が釈明らしいことを言ったんですがね、私どもは、きょう十時から公報に従って来ておるわけです。いままで、この時間までほぼ九時間ですね。しかも、この委員会は、きのうから言われておるように、まあ私どもは無効を主張しておるのだけれども、院議をもってきょうの午後十一時までに限られておるわけです。いわば三日目で、非常に貴重な私は九時間であったと思うのです。この九時間というのは、後日やはり本会議でいろいろ議論がありますときにも、問題になる時間ではないかと思います。一体、この時間の空費というのはだれのせいなんです。だれの責任なのか。その中間中間では理事からも説明はあっております。……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/18、8期、日本社会党)

○小野明君 関連。新聞にも大きく出ておりますから、われわれもまあ意外な感じがしておるわけですが、いま申し出ておりますのは、明治鉱業ということは次官もはっきりおっしゃったのですが、そのほかにどういうものがありますか。
【次の発言】 どうもおかしいですね。その新聞にははっきり閉山の申し入れ、打ち合わせをしておると、そういうことが書かれておったと思うのですよ。それには、局長はおっしゃらぬのですが、新聞には杵島、麻生産業、古河日尾、こういう名前もあがっておる。その点はいかがですか。
【次の発言】 予算審議の段階からすでにもう閉山の打ち合わせをするなんというのは、非常にこれは不見識だと思うのですが、結局……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1969/02/26、8期、日本社会党)

○小野明君 前回の委員会におきまして、明治、それから杵島、麻生、また古河目ははっきりいたしておりますけれども、そういった山が閉山、その後におきましても、新聞には大きな活字で閉山の打ち合わせに入ったということがもう堂々とあの以後書かれておるわけであります。そういったことから見まして、前の委員会では、この段階でまだ明らかにするわけにはまいらないと、こういう御答弁をいただいたのでありますが、事態はそれが許されるような事態ではない。今度の新石炭政策というのがやはりどうおおい隠しましても、早期撤退、それに伴うアフターケア、これにねらいがあります以上は、どう答弁をされようと、その辺の事態は明らかになってお……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1969/03/17、8期、日本社会党)

○小野明君 私は先般、一月十六日、十七日であったと思いますが、福岡のほうに公聴会に参りました。その際に、福岡県田川郡の金田町の町民から、われわれ石対委員に対しまして、鉱害があるという陳情を承りました。そこで、先般の委員会におきましてもこの事実をひとつ明らかにしてもらいたい、どうなっておるのかということを要求をいたしておりまして、通産省におきましても、その間の事情というのは十分検討されておることだと思います。なお、金田町のほうから、金田町の特別の財政事情についてという陳情が私の手元に参っております。おそらく通産省のほうにも参っておるだろうと思います。この件名は「金田町の上水道の鉱害復旧に関連をす……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○小野明君 最近の中小企業というのは、きわめて構造上あるいはいろいろな諸条件からも困難な条件、環境に置かれていると思うのでありますが、最近の中小企業の当面しております問題点といいますか、あるいは克服しなければならぬ点といいますか、まあ一般的な特徴といったことばに置きかえてもよろしいのでありますが、どういうものがございますか。御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そういった一般的な中小企業の持つ問題点の上に、まあ産炭地といいますと、特有な上乗せする悪条件が重なってきていると思います。それでいま産炭地域におきます中小企業の商業並びに工業でありますが、それが特に逢着をしている問題点というの……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1969/04/09、8期、日本社会党)

○小野明君 時間もありませんから、簡単にひとつお答えをいただきたいと思います。  去る三日の晩に、合理化事業団の九州支部で汚職があったということで、礦害部長代理並びに礦害第二課長が逮捕をされており、この件について閉山交付金というこれからきわめて大きい問題になります事柄の汚職であるだけに重大でありますが、概要を御説明いただきたい。
【次の発言】 大体概要なり、今後の御決意というものについてはよくわかったのであります。結局一億四百二十八万という交付金額の決定については個人の裁量が入る余地がない、こういう御説明であるわけであります。それは私もそうだろうと思います。問題はこの二分の一の五千二百十三万円……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1969/04/16、8期、日本社会党)

○小野明君 二、三お尋ねをいたしたいと思います。  第三次の石炭抜本策というものが二年前に実施をされました。その際も大槻参考人出てこられまして御意見を伺ったことがあるのであります。それが二年後にまたこうして手直しをしなければならぬ。しかも、前回の四倍近い金をさらに継ぎ足していくと、こういう結果を招いたのであります。そこで第三次――いわゆる抜本策と言われておりましたが、この第三次の、石炭政策なるものが失敗をしたその原因をどのように把握をしておられるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 意外な御意見を伺うわけです。私はこの経営者の代表としての大槻参考人にお尋ねをしておる。ところが、経営責……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/24、8期、日本社会党)

○小野明君 私は日本社会党を代表いたしまして、この石炭関係両案に反対の意見を表明をいたしたいと思います。  まず、今日の石炭対策というのは、三次までの石炭政策の失敗のあとを精密に検討の上に樹立をされなければならないと思うのであります。私どもといたしましては、そういった観点から、今日の石炭産業の行き詰まりを打開いたしますには、やはり国有化以外にないのではないか、このように結論を得ておるところであります。したがって、そういった観点から以下この両案に反対の理由を述べてまいりたいと思うのであります。  第一点といたしましては、この四千二百億という膨大な予算をつけた第四次案なんでありますけれども、いわゆ……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(小野明君) 阿具根委員長から、委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  この際、委員長辞任の件についておはかりいたします。  阿具根登君から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  この際、阿具根登君から発言を求められておりますので、これを許します。(拍手)
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの川上君の動議に御異議ございませんか。……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○小野明君 先般三井三池に参りまして、六月の十八日に大量二十一名の労働者が逮捕をされたという事件を調べてまいったのでありますが、そういった中で若干の問題点がありますので、お尋ねをいたしておきたいと思います。  まず、警備課長に伺いますが、二十一名の大量逮捕を十八日にやった。そしてこの事件の発端になりましたのが、四月の二十八日に繰り込みに関するトラブルがありまして、そうして労使間では大体この問題についてケリがついておった。それを解雇された二名を一カ月以上たちました時点で逮捕した。これが発端なんであります。そこで鉱長室すわり込みというような異常な事態を招いたのでありますが、その発端がこの二名の逮捕……

第63回国会 外務委員会 第10号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○小野明君 関連。  この提案理由を見ますと、輸出国となりつつあると、輸出が増大をしておる、こういうふうな説明があるわけですが、出されております資料によりますと、現在額のみが書かれておりまして、どういうふうに増大しておるかということがわからないわけですね。それで、この附属書関係で、大まかでいいですから、伸びつつある点を若干説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一問ですが、この附属書のD関係の伸びておるというのは、これでは免税額、物品価格総額だけを書いてありましてね、わかりませんね。
【次の発言】 どういうふうになっておるのか。

第63回国会 外務委員会 第11号(1970/05/09、8期、日本社会党)

○小野明君 漁業協定についてお尋ねをいたしたいと思いますが、私がお尋ねしたいのは、日中の民間漁業協定であります。事が民間漁業協定でありますだけに、答えにくい点があるかと思いますが、安保と同じように、六月二十二日が期限切れである。そこで、西日本の漁業界あるいは漁民等、非常に大きな関心を持っておるのでありますが、これに関しましてどのようにお考えであるのか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 その話し合い、交渉というのはいつごろから始まるのですか。そして、その交渉の内容というのは、いま言われた内容でまとまる見通しなんですか。
【次の発言】 いま一ぺんこれは外務大臣にお尋ねをいたしますが、先……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/18、8期、日本社会党)

○小野明君 最初に、経済企画庁、通産、厚生、それぞれにお尋ねをいたしたいと思います。  まず経済企画庁ですが、洞海湾の汚染の問題であります。さきに六十三国会で水質保全法が議了をいたします際に、附帯決議をつけまして、すべての調査データについては公表をすべきである、こういう決議をつけてあるわけであります。その後、洞海湾の汚染、あるいは福岡市における那珂川、御笠川、あるいは大牟田川の汚染、この福岡県内における汚染が相次いで発表された。また黒部の問題も同様でありますが、これらを見ますときに、すべてデータを政府が秘匿をしてしまっておる。しかも関係職員に口どめをしておるというような事実もあるわけであります……

第63回国会 公害対策特別委員会 第2号(1970/02/27、8期、日本社会党)

○小野明君 第二班は、内田理事、鬼丸委員、木島委員、田中委員及び私で、二月九日、十日の両日、福岡県下の公害の実情調査を行ないました。その概要を簡単に報告いたします。  まず、二月九日は、福岡県庁を訪問、知事以下関係者から県下の公害の説明を聴取いたしました。  次いで、大牟田市役所を訪問、市長より大牟田市の公害の実情等について説明を聴取した後、三井金属鉱業三池製煉所、三井東圧化学大牟田化学工業所、大牟田川流域を視察いたしました。  翌二月十日は、北九州市役所を訪問、市長外関係者から北九州地区の公害の実情等について説明を聴取いたしました。  次いで、国設大気汚染観測所、八幡製鉄所戸畑工場、洞海湾の……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第2号(1970/07/09、8期、日本社会党)

○小野明君 通産大臣が先にお見えですから、お尋ねをいたしたいと思うのです。大臣も今月六、七の両日、水質審議会の洞海湾部会が現地で行なわれたことは御承知であろうと思います。  そこで、洞海湾を取り巻く二十二の工場があるわけですが、このらち問題となっておりますのは十四工場、重点指導をしてこられたのが六工場、こういうことが先般の委員会でも発表になったわけです。それで問題は、水域指定をしていないからということで経済企画庁も数字の発表等をやらないわけですが、してないからということで工場の排水処理の指導というものが行なわれなくてよろしいということはないわけですね。通産省がこれらの工場に対して水域指定を行な……

第63回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(小野明君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。  本日、委員長所用のため、委託を受けました理事の私が委員長の職務を行ないます。  この際、各政務次官から発言を求められておりますのでこれを許します。  まず、山口経済企画政務次官。
【次の発言】 次に、橋本厚生政務次官。
【次の発言】 次、内田通商産業政務次官。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  公害対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策の基本方針に関する件について質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○小野明君 まず初めに、総務長官にお尋ねをいたしたいと思います。  総務長官は、この委員会でいろいろ積極的な発言を公害対策についてなさっておられるわけであります。それから、一つはやっぱり経済との調和条項の削除あるいは土壌、産業廃棄物等も公害に含める、こういった御発言があったわけでございます。  いままで閉会中における委員会での発言からいきますとかなりの法律の手直しあるいは新規立法というものがなされねばならぬと思います。それらの作業の進捗状況、臨時国会にはどれどれ、あるいは通常国会にはどれどれ、こういっためどがすでに立っておられると思いますが、それらについて概略御説明をいただきたいと思います。

第63回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○小野明君 最高裁のほうが急ぐようでございますから、先にお尋ねをいたしておきたいと思います。  この紛争処理法案の提案理由を見ますと――この問題は行政上の問題として片づけるということが望ましいし、できれば司法にまで持ち込まないで片づくものならばそうあってほしいと思うんですけれども、どうしても行政上の制度が不備でありますために、勢い司法に持ち込まれるというケースが多いわけですね。この提案理由を見ましても、「現行の司法制度をもってしては、必ずしも簡易迅速な解決をはかるのに十分でない」、こういうことが書かれてあるのであります。そこで、いまこういった負荷を司法にかけるというのもかなり無理があるように思……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第7号(1970/11/11、8期、日本社会党)

○小野明君 前回に引き続きまして、洞海湾の問題について質疑を申し上げたいと思います。運輸省港湾局、見えておりますね。――現地の調査によりますと、昭和四十二年から昨年までの三年間に洞海湾の航路のヘドロが百二十三万立米しゅんせつをされた、それから本年度も五カ所で二十万立米以上をしゅんせつする計画で、一部がこの六日の口に入札をされておる、こういうことのようですが、洞海湾は、いま私が申し上げたようなことで、すでに公害問題とは別の観点からしゅんせつがやられ、またこれから実施されようとしておるのか、この辺の計画についてどうなっておるのか、御説明をいただきたいと思います。

第63回国会 公害対策特別委員会 第8号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○小野明君 厚生省のほうにお尋ねをいたします。先般、これは私ども福岡県下の公害の視察に参りまして、特に北九州大牟田の汚染の実態を視察をいたしたのであります。その際の状況でございますが、時間もありませんから北九州市に限りましてお尋ねをいたしたいと思うのであります。北九州市の大気汚染の動向はいかがになっておりましょうか。
【次の発言】 最近も続けて警報がなるというような状態がありまして、いまの御説明でも、かなりひどくなっておるということがわかるわけであります。  それで、次のお尋ねでありますが、この北九州市の常時の監視体制はどのように整備をきれておるのかですね。また、国の整備基準はどのようになって……

第63回国会 文教委員会 閉会後第4号(1970/10/23、8期、日本社会党)

○小野明君 まず初めに大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  大臣は、この八月二十二日に北九州市の教職員に対しまして校長四名を含む大量三十八名の処分が研修問題をめぐりまして行なわれたことについては御存じであろうと思います。  そこでこの問題は、若干先般来触れられておる委員もあるようでございます。それから見まして文部省としても調査をなさっておられると思います。  そこで、この原因なりあるいはこれについての見解というものをお持ちであれば、まずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま局長から若干の経緯について御説明がありました。その経緯につきましては私があとから逐次局長にお尋ねをしたいと思……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/28、8期、日本社会党)

○小野明君 外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  昨日の交渉の模様については、いまの御説明によってわかったわけでありますが、今回のソ連の爆撃訓練というものは、国際法あるいは慣例に違反をしておる、こういう受けとめ方をしておられるのであるかどうか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 われわれも、この問題をきわめて重大に受け取っておるのであります。ところが、ソ連側はそれほど重大に受け取っていないといいますか、そういったことが新聞にも報道をされておるようでありますし、いま御報告のありましたトロヤノフスキー大使のお話にもその辺がうかがわれるのであります。現地大使館もあることでありますから、……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○小野明君 外務大臣がまだお見えでございませんから、お見えになった時点で、日航機の問題についてはお尋ねいたしたいと思います。  最初に、社会保障の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  社会保障のわが国の水準というのは、国際的に見まして、きわめて低位にあることは、大蔵大臣もお認めであろうかと思います。これを社会保障給付の対国民所得比で見ますと、統計が少し古いのですけれども、出ておりませんので、六七年度にいたしますと、約六%である、きわめて低位にありますが、この原因と、それから、どう改善をされていこうとするのか、まず大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思います。

第64回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○小野明君 総務長官が三十分だそうですから、十時半までということのようでございますから、最初に長官にお尋ねする分だけまとめてやりたいと思います。  それで、基本法の十九条によりまして、汚染のきびしい地区に対しましては基本方針を示して公害防止計画をつくると、こういうことに規定をされております。それで簡略にお尋ねをいたしたいと思いますが、北九州市の汚染の状況がきわめてひどい状況にあるということは御承知だと思いますが、この北九州市に対しましてはいつ基本方針を示されるのか、それをお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 四十六年度、明年示すということですね。そういたしますと、これが具体化されてくるのはいつに……

第65回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/04/28、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(小野明君) 本日の調査は、この程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時二十五分散会

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○小野明君 この法案につきまして、まず立法の経過につきまして疑点がありますので、お尋ねをいたしておきたいと思います。  立法化するにあたりまして、大臣の私的な諮問機関であります失業対策問題調査研究会、こういうものを設置をいたしまして、そして実行内容について、中間報告で結果を発表しておる。そのことがこの法案の中身になっておるわけですが、このように重要な法律案の作成の土台を大臣の私的な諮問機関にゆだねる、この辺に何か他に意図があるかの印象を受けるわけです。この点についてはいかがですか。
【次の発言】 雇用審議会、それから職安の審議会、これはまあ当然のとるべき措置でありますから、それはいいのです。た……

第65回国会 社会労働委員会 第16号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○小野明君 先般の五月十四日に、厚生省が老齢者対策プロジェクトチームというものをおつくりになりまして、中間報告といったものをまとめられて発表をされておるわけですね。これは予算委員会等でも大臣が答弁をされております老人対策の総合的な施策というものと受け取られるわけですが、老人福祉の総合対策というものについてどのようにお考えになっておるのか、総合的にひとつ最初にお述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 これが発表されまして各新聞も――毎日も、読売も、東京もあるいは日経もずっとこの構想をピックアップしております。それで一つは、柱になります問題は、当然医療の問題ということになりますが、この構想で……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○小野明君 関連。これだけ悪質な選挙違反、逮捕者も五十名を出ておるというのですが、出納責任者については任意取り調べということですが、それは事実ですか、公安委員長。
【次の発言】 おかしいじゃないですか。これだけ悪質で、五十名も逮捕されておって、国民注視の的にある黒住派の選挙違反で出納責任者をどうして逮捕しないのですか。故意に泳がせておいて、そしてもみ消しの期間、あるいは理由をつくる、こういうふうに非難をされてもしかたがないじゃないですか。どうして出納責任者を逮捕しないのですか。あるいはまたどうして……、本人は取り調べておるのかおらぬのか。この点、二点をひとつお答えいただきたいと思う。

第66回国会 商工委員会 閉会後第1号(1971/10/08、9期、日本社会党)

○小野明君 大臣にお尋ねをいたしたいと思います。ニクソン声明以来、わが国だけではなくて、世界各国におきましても、国際通貨の不安にさらされておる。特にわが国の中小企業というものは非常な混乱におちいっておりまして、きわめて深刻なものがあると思います。この責任は、ただアメリカが悪いのだ、アメリカだけにあるのではなくして、やはりドルのかさのもとに、GNP第一主義で突っ走った佐藤内閣にも大きな責任が私はあると思います。政府におきましては、今回のこのアメリカのドル防衛策、このドル・ショックというものを教訓にいたしまして、新しい経済政策を求めてしかるべきではないか、経済政策の転換をはかるべきではないか、この……

第66回国会 文教委員会 閉会後第2号(1971/09/09、9期、日本社会党)

○小野明君 八月の下旬に、七月の十五日に行ないました教員組合の休暇闘争、これに対しまして福岡の県教育委員会が懲戒処分を、いわゆる行政罰を行なっているわけであります。このことはすでに大臣も御承知であろうと思いますが、この処分の理由、並びにその概要について簡潔にひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この処分の理由というのは、いま局長は御説明になりませんでした。それはどうせ大臣からあると思いますが、この前に、この八月二十八日の前に全国教育委員長会か、教育長会か、これが持たれまして、その席上大臣が出席になり、いわゆる争議行為に対しましての見解、あるいは方針などをお述べになったようにお聞……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、日本社会党)

○小野明君 どうも御苦労さまでした。大体公述人の皆さんに一点ないし二点ずつお伺いをいたしたいと思います。  まず西井先生にお尋ねをいたしますが、確かにおっしゃるようにですね、衆議院におきます協定の審議というのはわずか一日半しかなかったわけです。強行採決がありまして、憲法の規定によりまして一カ月たちますと自然成立、したがって、参議院では二十三日に自然成立するわけであります。しかし、強行採決がありましたために、参議院の審議が全く骨抜きといいますか、参議院の自主性をそこなうこの自民党のやり方に対しましては、先生と同様の大きなふんまんを持っています。しかし、それかといってですね、わずか一日半の審議であ……

第68回国会 決算委員会 第8号(1972/04/14、9期、日本社会党)

○小野明君 私は、北九州市におきます教育研究会の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。それで、文部省は言うまでもなくこの教育行政全般に対しまして指導し助言をするという責務があると思うわけでありまして、本日お尋ねをいたします問題は、北九州におきますほんの一例といいますか、ささやかな例を若干お尋ねをしたいと思うのです。  それで、北九州に教育研究会というのが発足をいたしました。これは昭和四十五年の十一月二十一日と思います。これに対しまして国から補助金が出ておるわけです。従来は、四十五年度の決算につきましては、教職員の研究会というものについては、北九州小中学校教職員教育研究会、これに対しまして、……

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○小野明君 海洋博の準備もかなり進んでまいっておるようでございますが、この要綱を拝見させていただいても、海洋博を開催するという目的、ねらいというものは出ておらぬような感じがします。そこで、沖繩の経済開発なり将来展望を含めまして、この海洋博の開催をされるねらい、あるいは目的、そういうものについて御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 経済発展に資するという目的、それはよくわかりますが、関連公共施設等を整備する、大阪の万博の成功程度に持っていくといいますと、いまからちょうど三年あるわけですが、年数からいいましても、かなり無理が出てくるように思います。その辺はいかがなものですか。

第68回国会 商工委員会 第7号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○小野明君 この前、大臣がおられませんときに、かなり詳細に質問を申し上げておきました。  大臣にお尋ねいたしたいのは、この沖繩海洋博におきまする資金計画というのは、大体海洋博関係で四、五百億、関連公共事業で約一千億、このように承っておるわけでございます。そういたしますと、やはりこの海洋博を成功させることにねらいをおきました各省庁の協力関係ということがきわめて大きな要素になろうかと思います。その辺でそれが期待できるのかどうか、大臣の御所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 それと、やはりこれは地元の協力関係ということが非常に大きな問題であろうかと思います。まあ現地沖繩のほうもこれを切望して……

第68回国会 商工委員会 第12号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○小野明君 景表法につきまして質問をいたしたいと思います。  この改正は、権限を地方自治体におろすというものでありまして、たびたびの衆参両院での審議の中で要望されておった件でもあり、私も賛成をするわけでございますが、地方自治体にその権限をおろすというこの改正案につきまして、地方自治体の協力の体制といいますか、これを受け入れる体制というのはどのようになっておるのか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 地方自治体との協力と同時に、中央におきます各省との協力、この点が非常に大切ではないかと思います。いろいろ公正競争規約等が各省所管の事項においても行なわれておるわけですが、聞くところによりますと、……

第68回国会 予算委員会 第14号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○小野明君 最初に、公安委員長にお尋ねをいたしたいと思います。  去る四月六日夕刻でありますが、新鶴見の機関区におきまして、神奈川県警の機動隊が、たてやあるいはガス銃を持って乱入して組合員に暴行を加えた、こういう事実があるようであります。これについて公安委員長の見解をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま公安委員長は、この暴行事件がすでに行なわれておる、こういう認識のもとに派遣をしたのだと、こういうことでありますが、これは事実に相違するのではありませんか。これは四十七年四月の七日、国鉄が正式に発表した情報によりますと、そういうことは記載されていない。特にまた、これは一一〇番をした人に……

第71回国会 商工委員会 第7号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○小野明君 この法律は、消費者保護基本法によって成立を見ていると思います。この法律の七条によりますと、保護基本法の七条ですが、「危害の防止」という項に「国民の消費生活において商品及び役務が国民の生命、身体及び財産に対して及ぼす危害を防止するため、商品及び役務について、必要な危害防止の基準を整備し、」云々とあります。商品につきましては、この法律によって不満足、不十分ではありますが、かなり内容が盛られていると思います。しかしながら、この役務という面になりますと、いかなる内容について、いかなる問題について今後この基本法の趣旨に沿って制定を見るのかという点が明らかでございません。これは通産省だけではな……

第71回国会 商工委員会 第8号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○小野明君 宇野先生にちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  先生のお話でよく背景というものがわかったわけでございます。売り手をチェックしなければならぬということが趣旨でこの法律案ができておるということであります。ところが、いま高田参考人がいろいろ問題点を述べられておりますように、あるいはいままでのいろんな消費者運動の経験からまいりました問題点等をお述べになっておりますが、先生が、この法律案について一番大きい問題点といいますか、それはもちろんお考えになられておると思うんでございますが、それらにつきまして、まあこういうところ、こういうところというふうにひとつ御説明いただければ幸いと思いますが。

第71回国会 商工委員会 第9号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○小野明君 前回に引き続きまして、若干質問を続けたいと思います。  この法案の第二条で、この前の御答弁でありますと、特定製品を今回は予算上二十ぐらいであるけれども、さらにこれを漸次拡大をしていく、こういう御答弁があったと思います。私どもとしては、安全マークの張られた商品を多く指定をしてもらいたいという要求があるわけでありますが、そうすると、法文上、「特に危害を及ぼすおそれ」という表現がございます。この法律案の随所にこの表現は見られるわけでありまして、この特定製品の指定を広げていくという場合に、「特に危害を及ぼす」といいますと、非常に特定少数範囲に限られてまいるという解釈に勢いなってまいると思う……

第71回国会 商工委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○小野明君 工場立地法について質問をいたしたいと思います。  これは従来工場立地の調査と、こういう法律案であったわけですが、環境の保全というような修正にも見られますように、公害防止という観点から工場立地法になったようでございます。それで、衆議院でも今回の法改正について大臣も説明をなさっておるようでございます。冒頭に、いかなる点におもなねらいがあるのかという点をあらためてひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 国民福祉に向けて産業政策の転換をはからなければならないと、こういう御説明であったと思います。従来のこの法律案が、工場立地の調査等に関する法律という名前にもありますように、企……

第72回国会 建設委員会 第13号(1974/05/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  昨二十七日の本会議におきまして、私が建設委員長に就任をいたしました。  皆さま方の全面的な御支援、御協力をいただきまして、誠意をもって委員会の公正な運営を行なってまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、理事の辞任許可及び補欠選任についておはかりをいたします。  本日、前川旦君から、文書をもって、都合にまり理事を辞任したい旨の申し出がございました。   これを許可することに御異議ございませんか。

第72回国会 建設委員会 第14号(1974/05/30、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、米田正文君が委員を辞任され、その補欠として新谷寅三郎君が委員に選任せられました。
【次の発言】 これより請願の審査を行ないます。  請願第五号九州縦貫自動車道のえびの・溝辺間の建設促進に関する請願外二十八件を一括して議題といたします。  本請願につきましては、便宜、理事会におきまして下審査いたしました結果、請願第五号九州縦貫自動車道のえびの・溝辺間の建設促進に関する請願外九件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、請願第五二号国土開発幹線自動車道路江……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1973/12/19、9期、日本社会党)

○小野明君 先ほど通告を申し上げておりますように、私は、豊前火力発電所設置に関する問題につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  何回か豊前火力の問題は電調審において保留になっておるわけであります。これの設置に伴う電調審におけるスケジュールといいますか、審議の手順というのはどういうふうに相なっておるのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 その電調審の幹事会での結論といいますか、審議の経過、結果というのはどういうものになっておるのですか。
【次の発言】 若干問題は残っておるがという点でありますが、環境庁の長官も石油問題で中東に行かれておる。幹事会では、石油の需給の事情という問題は議……

第72回国会 商工委員会 第6号(1973/12/21、9期、日本社会党)

○小野明君 これは通産次官のほか外務省がお見えになっていないようですが、きのうときょうの報道によりますと、三木特使が中東に行かれて非常に明るい見通しである、こういう報道がされております。きょうの新聞によりますと、サウジアラビアが友好国という決定をする、こういう報道がされておるわけです。まず、その報道によりまして、この法案は大幅な石油不足に対応するための法案であるわけなんですが、その辺の報道が事実であるとすればきわめて重要なニュースであると思うのですが、その辺について国民は明るくなったり、あるいは暗い気持ちになったり、非常に重大な影響があると思います。まず、そのあたりの情報について政府はどのよう……

第72回国会 商工委員会 第16号(1974/05/21、9期、日本社会党)

○小野明君 輸出保険法の一部改正について質問をいたしたいと思います。  第一に、五月十八日の日経によりますと、OECDにおいて、先進国企業の海外投資につきまして行動基準を設ける、そうして、発展途上国において起こっておりますような企業の接収を事前に防止しよう、こういう趣旨の行動基準づくりが報ぜられておるわけであります。  そこで、その内容並びにOECDにおける基準づくりに対するわが国政府の方針というものはどういうものでありますのか、それを説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 従来は受け入れ国であったわけでありますけれども、わが国企業も国際的に見ますと、いまお話ありましたように、かなり企業……

第72回国会 文教委員会 第9号(1974/04/23、9期、日本社会党)

○小野明君 私は、いま矢追委員から質問をされました四月十一日の日教組に対する警察の捜査に対しまして、まず、質問をしていきたいと思うのです。  最初に、警察庁のほうにお尋ねをしていきたいと思いますが、これは私は、 やはり日教組に対する警察庁指揮のもとに行なわれた政治的な弾圧であると、こう言わざるを得ない、こう思うわけであります。これは、だんだんあとでこの理由については申し述べたいと思うんであります。  そこで、警備局長にお尋ねをいたしますが、四十一年でありますか、全逓の中郵に対する判決が出ております。また、教職員に対するこの問題の判決といたしましては、御承知のように四十四年でありますか、四・二判……

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/03/13、9期、日本社会党)

○小野明君 関連があります。  ただいま羽生委員が指摘をされました七十五億円の金利差の問題、さらにそれぞれ融資を受けた先が短期証券を買いまして、市場が混乱を生ずるというような事態を起こした問題もございます。これらの問題、特に年末――一月末に一兆円のかけ込み融資、さらに鈴木委員が指摘いたしましたいわゆる問題企業への融資、これらに対するそれぞれ大臣の御答弁がありましたが、お聞きをするところ統一されていない。そこで、午後の冒頭に、これらの問題に対する政府の統一された見解をここで述べていただきたい。これを要求いたしまして、私の関連を終わりたいと思います。

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/03/14、9期、日本社会党)

○小野明君 関連。  いま、上田委員が最後に総理に念押しをされましたから、明日正確にこの事実を報告してもらいたいと、こういう念押しをされましたから必要がないかと思いますが、先ほどからの通産大臣の御答弁によりますと、計画課長がそういう会議に出るはずはない、こういう御答弁だった。山形長官は、自分の監督下にある課長、しかも重要な責任ある課長の所在が不明であるという最初の答弁である。まことに上田委員が指摘しておりますように、まさにカルテルをやるための謀議ではないか、これが私どもの疑いなんです。  ですから、このことに対しましては、通産大臣あるいは公取委員長、またエネルギー庁長官、それぞれ正確な事実を、……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/03/15、9期、日本社会党)

○小野明君 上田君に関連をしてお尋ねをいたしたいと思います。  私は昨日、上田君の質問が終わります際に、経団連の四階でやられております会議、これに対する独禁法違反ではないかという疑いが投げかけられたわけであります。したがいまして、この会議の内容を、課長はどういう役割りを果たしておるのか、その発言内容等も正確に調査をした上で、そうして今朝の予算委員会に報告をしてもらいたいと、こういう要望をいたしておったわけであります。それにつきまして、けさ来、長官あるいは通産大臣からるる述べられておりますが、さらに新しい疑惑というものが広がってまいりました。特にまた、私がたいへん不満に思いますのは、長官にせよ、……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/03/16、9期、日本社会党)

○小野明君 関連。  総理と公取委員長との間に、この価格設定を中心にいたしまして意見の調整が行なわれたと聞きます。その点について、公取委員長の御見解をいただきたい。  さらに、総理にお尋ねをいたしますが、行政指導価格であると、これは標準価格に移行をするものであると、こういうふうに御説明がございました。そこで、この標準価格を設定をするめどはいつごろであるのか、その辺をお尋ねいたしたいと思います。  それからいま一つは、経済見通しでありますが、第二次の見通しを、たしか一月十九日に手直しをして発表をされたわけであります。その際は、たしかバーレル九ドル、またドルは三百円というふうに据えられておると記憶……

第72回国会 予算委員会 第12号(1974/03/19、9期、日本社会党)

○小野明君 五分程度しかございませんが、要約をしてお尋ねをいたしたいと思います。  まず総理にお尋ねをいたしますが、十六日に石油価格を、キロ当たり八千九百四十六円に指導価格をおきめになりました。  そこで、三月十六日に配られました緊急対策本部の決定、この資料を見ましても、またエネルギー庁から配られました資料を読みましても、八千九百四十六円に総理が裁断をされました根拠というものがわからないわけであります。そこで、かえって新聞なんかを読んだほうがよくわかるという状態です。どういう理由で、根拠で八千九百四十六円におきめになったのか、そこのところを御答弁いただきたいと思います。

第72回国会 予算委員会 第13号(1974/03/20、9期、日本社会党)

○小野明君 委員長、議事の進行について。  あえて自席から発言をするわけでございますが、総理、われわれはけさも十時きっかりにはこの席に着いてお待ちをしておりました。十五分おくれておるわけです。さらに昨夜は私が質問に当たっておりましたが、あらかじめ理事会で、きょうは総理が、治療に最近行っておられないので、六時ごろから治療に行くので、ひとつ予算委員会のほうは六時ごろでおやめいただけないだろうかと、こういう自民党からの要請がございました。で、私どもとしましてはこれは人道問題だということで、治療に行くことまで妨害をしてはならぬだろうと、非常に好意的に解釈をいたしまして、私が質問に当たっておりましたが、……

第72回国会 予算委員会 第17号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○小野明君 私は、社会党、公明党、民社党を代表し、ただいまの委員長提案に対し反対の討論を行なうものであります。  国民がいま国会に望んでおりますものは、悪性インフレをすみやかに防止し、物価鎮静の具体策を打ち立てることであることは申すまでもないところであります。そのためには、物価高騰の原因を究明することこそ何より大切であると存じます。現在の狂乱した物価高騰が田中内閣の政策の失敗によるものであることは、本委員会でも同僚委員から明らかにされてまいりましたが、加えて一部大企業等が昨年末の石油危機に便乗し、売り惜しみなどの供給制限、あるいはカルテルによる価格つり上げなどの意図的な操作による人為的価格の引……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/03/30、9期、日本社会党)

○小野明君 暫定予算の質問に入ります前に、総理並びに外務大臣に二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  まず、総理でありますが、昨日の衆議院での審議におきまして、日中航空協定の早期決着を強調されたようでございました。これについて本国会にぜひ提案をすると、こういうことがお述べになられたようでありますが、これについて御所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 今国会にどうしても提案をなさる決意であると、そしてそれができない場合は公の責任をとると、このように御発言になっておられるわけでありますが、この御発言の経緯なり真意を伺いたいと思います。

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○小野明君 議事進行。
【次の発言】 玉置委員から御発言がございましたので、私どもも野党といたしまして参考人の皆さんに一言御理解をいただくために申し上げておきたいことがございます。  それは、もうすでに御承知のように、衆議院の審議の際の様子を見ましても、率直な偽らざる御見解の表明に欠ける点がございました。私どもは、参考人としての招致ではなくて、証言法という法律があるのでございますから、この法律に基づいて証人として御出席をいただく、こういう強い主張をいたしてまいったところでございます。しかしながら、はなはだ残念でありますけれども、証人とするか、参考人とするかと、この点についてはこの委員会で異例の……

第72回国会 予算委員会 第22号(1974/04/03、9期、日本社会党)

○小野明君 吉武社長さん、それから柴本社長さん、御出席ありがとうございました。  御承知のように、協会が昨日公正取引委員会から臨検検査を受けられたわけであります。今回の疑いからまいりますと、もちろん一〇〇%のシェアを持っている協会でございますから、ユーザーそのほか社会的な責任もこれまた非常に大きな本のがあると存じます。この検査を受けられた、これに対する御見解をまず承りたいと存じます。
【次の発言】 協会の会長、吉武さんでありますから……。
【次の発言】 BSの柴本社長さんからも承りたいと思います。
【次の発言】 お見えになっております二社につきましては、前昭和四十五年あるいは四十六年、それぞれ……

第72回国会 予算委員会 第23号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○小野明君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第三分科会の担当は、昭和四十九年度予算三案中、農林、郵政、建設及び運輸の四省所管に属するものでございます。  分科会におきましては、去る四日から本八日まで四日間にわたり、これら四省所管予算について質疑を行なってまいりました。以下、質疑応答のおもなものにつきまして、その要旨を御報告申し上げます。  まず、農林省所管におきましては、「日本の食糧の自給率は西欧諸国に比し著しく低くなっているが、これは安易な国際分業論に乗って輸入にたより過ぎたためである。エネルギー資源と並んで食糧自給の確立は現下の急務と思うが、農政を今後どういうふうに進……

第72回国会 予算委員会 第24号(1974/04/09、9期、日本社会党)

○小野明君 関連。  通産大臣、いま加瀬委員の第二点目の質問にお答えになっていないわけですね。というのは、産業連関表の否定、そういう傾向があるがどうだと、こういう質問であります。これは先般物価集中審議の際に、タイヤの価格が過去三ないし四回上げられておる、この原価を、あるいは適正な価格を推測をする一つの方法として、産業連関表に基づく石油の価格アップに伴う各物資への影響の度合い、これを通産省が出しておられるわけであります。で、私どもは、この産業連結分析に伴うこの試算というものをきわめて重要視をしておるわけであります。ところが、先般先取り値上げ、便乗値上げではないかという追及を行なうのに、私はこの産……

第72回国会 予算委員会 第25号(1974/04/10、9期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度予算三案に対し、反対の意見を表明いたします。  日本経済の現状は、田中内閣の相次ぐ経済政策の失敗により、卸売り物価は前年比三七%、消費者物価は前年比二六%、国際収支は年間百億ドルをこす赤字、GNP成長率は、名目で三七%、実質で五%という異状な状態にあります。このような経済状態の中で、企業は便乗値上げに走り、国民生活はインフレと物不足にほんろうされております。経済的強者と経済的弱者の差は今日ほど開いたことばなく、社会的公正が今日ほどそこなわれていることはありません。このような状況を前にして、政府は物価対策や国民生活の防衛について何ら有効な対策……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 建設委員会 第1号(1974/07/30、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  去る二十七日の本会議におきまして、再び建設委員長に選任をされました小野明でございます。いままでと同様、皆さんの御協力を得まして、この職責を全うしてまいりたいと存じます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大森久司君、古賀雷四郎……

第73回国会 建設委員会 閉会後第1号(1974/09/09、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、西村国土庁長官及び山内国土政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。西村国土庁長官。
【次の発言】 山内国土政務次官。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、日本道路公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。

第73回国会 建設委員会 第2号(1974/07/31、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸……

第73回国会 建設委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、まず、先般当委員会が行ないました九州地方における建設事業の実情調査につきまして派遣委員から報告を聴取をいたします。古賀雷四郎君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  これよりただいまの派遣報告をも含め質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言……

第73回国会 建設委員会 閉会後第3号(1974/11/12、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、先般当委員会が行ないました中国地方並びに北海道における建設事業の実情調査につきまして、派遣委員から順次報告を聴取いたします。中国班増田盛君。
【次の発言】 次に、北海道班田代富士男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時一分散会

第73回国会 建設委員会 閉会後第4号(1974/11/26、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、前川旦君が委員を辞任され、その補欠として志苫裕君が選任されました。
【次の発言】 小沢建設大臣、丹羽国土庁長官、中村建設政務次官及び斉藤国土政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。小沢建設大臣。
【次の発言】 丹羽国土庁長官。
【次の発言】 中村建設政務次官。
【次の発言】 斉藤国土政務次官。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、本州四国連絡橋公団の役職員……

第74回国会 建設委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十三月十三日、志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として前川旦君が、また十三月十八日、柴立芳文君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、委員の異動により理事に欠員が生じておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上田稔君を指名いたします。

第75回国会 建設委員会 第1号(1974/12/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会においても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会

第75回国会 建設委員会 第2号(1975/02/18、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の移動について御報告いたします。  昨年十二月二十八日、前川旦君及び秋山長造君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君及び中村波男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  松本英一君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  それでは、ただいまから理事の補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任……

第75回国会 建設委員会 第3号(1975/02/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、建設行政及び国土行政の基本施策並びに建設省及び国土庁関係予算について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時二十分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時四十一分散会

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/03/18、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  奄美群島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、本案の趣旨説明を聴取いたします。金丸国土庁長官
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、建設行政及び国土行政の基本施策並びに建設省及び国土庁関係予算について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。

第75回国会 建設委員会 第6号(1975/03/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。   午後二時三十六分散会

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/25、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  下水道事業センター法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じて下水道事業センターの役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 下水道事業センター法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後零時三十四分休憩

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  奄美群島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにし……

第75回国会 建設委員会 第9号(1975/05/29、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  宅地開発公団法案の審査のため、必要に応じて日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 宅地開発公団法案を議題とし、本案の趣旨説明を聴取いたします。仮谷建設大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、衆議院建設委員長代理理事唐沢俊二郎君から説明を聴取いたします。
【次の発言】 これより本案に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第75回国会 建設委員会 第10号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○小野明君 お話がございましたように、去る三十日、建設委員長の任を解かしていただきました。この一年間委員の皆さん並びに建設、国土両大臣、政府関係の皆さん、大変御協力をいただきまして心からお礼を申し上げる次第でございます。  心置きなく委員長の職を辞するわけでございますが、幸い当委員会には大変有能な中村新委員長が就任をされまして、私も心強く思っておるところでございます。私同様、中村委員長に対しましても委員各位、皆さんの絶大な御協力をお願い申し上げる次第であります。  一言退任のお礼なり、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/30、10期、日本社会党)

○小野明君 関連。  関連して総理にお尋ねをしたいと思うんです。先ほどからお聞きをいたしておりますと、総理が総論だけで答えられておって、宮之原委員が非常に顕著な具体論をもってお尋ねをいたしておるのでありますが、その具体論に対して総理が一向にお答えにならない。先ほどの総理の御答弁の中にもありましたけれども、何よりも教育を重大に考えているといまおっしゃったばかりであります。宮之原委員が指摘しておるのは、きわめてこれは教育上現場に大変な混乱を起こす重大問題である。これを放置をしておいて――事前に文部大臣とも十分な打ち合わせがあってしかるべき問題であろうかと私は思うんです。教育を重大と考えるなら、この……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/11/06、10期、日本社会党)

○小野明君 ただいまの総裁の御発言でありますが、冒頭にありましたが、適切な答弁ができなかったということではないんですね。一体事実はどうなのか、どうであったのか、そのことに対する反省、今後の方針、こういうものが承りたかったわけであります。この問題は、わが党上田委員あるいは宮之原委員から指摘された問題でもあります。まあ私ども初めは業者が悪いと、こう思っておりました。さらにそれより悪いのは銀行である、こう思ってきた。ところが、やっぱり一番悪いのは金融公庫である。あなたですね。ですから、これが一度あるいは二度続けて行われているわけでありますから、いまの御答弁の最後の方ですね、今後全くこういう過ちがない……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、日本社会党)

○小野明君 そうしますと、この四十九億円の補償があったにもかかわらず、この埋め立てというのは行われていないということになりますね。
【次の発言】 この問題はきわめて重大でもありますし、なお私の方で確かめたい事項もあるわけであります。非常に重大な問題でありますから、私の方もさらに引き続いて確かめてまいりますが、各大臣並びに総理におかれましても、十分、今後この問題の経緯を明らかにしておいていただきたいと思います。総理にお願いします。
【次の発言】 総理のお考えはわかりました。そこで、そういう今回のことであったかどうかを、今後やっぱり明らかにしていかなきゃいかぬと思うんですね。私どもも調べますから、……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/03/31、10期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十一年度暫定予算三案に対し、暫定予算が持つ基本的な問題点として五つの点を指摘し、反対の意見を表明いたします。  その第一は、暫定予算を組むに至った三木内閣の政治責任についてであります。  国の収入支出は、一年間の財政計画である本予算に基づいて行うことが基本であり、暫定予算の編成は、内閣の総辞職または国会の解散によって本予算が年度内に成立し得ない場合等、真にやむを得ない場合に限らるべきことは言うまでもないことであります。しかるに、これまでの暫定予算編成を見ますときに、戦後十回の暫定予算中、六回が総辞職、解散が原因であり、四回が政府の失政が原因で暫定予……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/04/24、10期、日本社会党)

○小野明君 関連。  ただいま総理の御答弁で、四十七条ただし書きも当然含まれると こういうふうに御答弁になったわけでありますし、去る二十一日の党首会談終了後の記者会見でも、総理はそのように言明をされておられます。そこで、議長裁定でも指摘をされておりますように、政府の措置がこのロッキード事件の究明に対して不十分である、遺憾であると、こういう指摘を受けておる。この問題にかかわって、関連ですから一問だけお尋ねをいたしたいのであります。  これは、総理は四月三日に記者会見をされて、そうして四十七条ただし書きで、たとえば不起訴の場合におきましても灰色の政府高官名の発表は可能である、こうきっぱり言明をされ……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/04/28、10期、日本社会党)

○小野明君 関連。
【次の発言】 関連ですから、法務大臣に二、三簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  いまのお話を承っておりますと、われわれは仲間ですからと。あなたが中曽根派に所属をされておることは私もよく存じ上げております。法務大臣の職責にありながら、そうしますと中曽根派の法規対策部長ですか、いわば中曽根派の利益代表という役目をあなたは果たそうとされておるのか、果たしておられるのかどうか、これが第一。  いまあなたが言われたように、すでに中曽根派の問題については二つの刑事事件を構成しております。したがって、警察庁がすでにこの場で捜査をいたしますという言明もあることは、あなた御存じですね。「……

第77回国会 予算委員会 第8号(1976/05/04、10期、日本社会党)

○小野明君 関連。  刑事上の責任は捜査当局がこれを追及をしていく、これは当然でございます。そこで、法務大臣と総理にお尋ねをしたいと思いますが、検察庁法十四条によりまして、法務大臣は検察当局に対して指揮監督の権利をお持ちである。したがいまして捜査の状況、灰色の政府高官名を含めまして捜査の状況について聞くことができますね、状況及び報告を求めることができますね。そこで、法務大臣はいつの時点で検察当局からその報告を聞くのか、あるいは総理は法務大臣からどういう時点でその内容について聞こうとされるのか、この二点をそれぞれ法務大臣、総理からお聞きをしたいと思います。

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十一年度予算三案に対し、反対の意思を表明いたします。  三木内閣は、列島改造と狂乱物価の田中内閣の後を受けて登場し、発足以来、インフレと不況の克服、社会的不公正の是正を経済政策の重要な公約としてまいりました。しかるに、今日の状況を見ると、狂乱物価は全治三カ年と言っていたにもかかわらず、消費者物価の水準はいまだ年度平均で前年度比で八%であり、定期預金の金利を上回る高さにあります。景気は最悪期は脱出したとはいえ、中小企業の倒産や完全失業者の数は依然として過去に例を見ない高い水準を示し、社会的不公正は是正されるどころか、かえって拡大をしております。これは……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/10/04、10期、日本社会党)

○小野明君 関連。  いまの森中君の質問に関連をいたしまして総理に若干お尋ねをいたしたいと思います。  総理は、いまのように言明をなさったわけでございますが、この八月、九月の反三木攻勢といいますか、党内抗争といいますか、権力争奪の争いというのは、私は中におりませんからわかりませんけれども、相当激しいものがあったと思います。それをしのいで総理が政権担当の決意を新たにされておる、そのことについては、私は政権亡者ではないというようなお話もございましたが、やっぱり政権を担当する以上は、何かをやろうという仕事への意欲がなければ政権亡者と言われても仕方がないと思います。この政権担当の御決意をいま改めて承り……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま御指名をいただきました小野明であります。ただいまは委員長に御推挙を賜りましてまことに光栄に存じます。  私は交通安全対策に関しましては素人でありますが、各位の御協力をいただきまして交通安全対策に一歩を進めまして、その職責を全ういたしたいと存じます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございますが、都合により本日は三名を選任いたします。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第81回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1977/09/09、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、加藤武徳君、土屋義彦君、野呂田芳成君及び福岡日出磨君が委員を辞任され、その補欠として、竹内潔君、山崎竜男君、堀内俊夫君及び堀江正夫君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、派遣委員の報告を聴取いたします。安恒良一君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。
【次の発言】 次に、沖繩県における交通方法の変更に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第81回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/08/03、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございますが、二名が欠員となっておりますので、欠員の理事の選任を行います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村太郎君及び宮田輝君を指名いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提……

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○小野明君 まず、日中の平和友好条約について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  福田内閣は、日中関係について、日中の共同声明は忠実に遵守をする、平和友好条約は双方の満足し得る状態において速やかに締結をしたい、こういう基本方針を示されておりますね。  そこで、わが方が満足し得る状態、こういう表現があるわけですが、これは具体的にどういうことを意味されるのか、これをまずお尋ねをしたいと思うんです。
【次の発言】 なかなかいまの御答弁では一向にわからぬわけですが、一応この外交折衝をおやりになっておる以上、わが国が満足し得る状態という原則はあるはずですね、双方が満足する、しなければ条約にならないわけ……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/10/03、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  皆様の御協力を得まして、その職責を全ういたしたいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に中村太郎君、宮田輝君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたしま……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本航空株式会社社長朝田静夫君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、日本航空七四二便乗っ取り事件及びクアラルンプールの日航機墜落事故について調査を行います。  まず、内閣官房長官から報告を聴取いたします。園田内閣官房長官。
【次の発言】 これより内閣官房長官に対する質疑を行います。  質……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/11/16、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) 交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案について、法務委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 次に、交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/11/25、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一五五〇号交通渋滞緩和対策の促進に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、先刻理事会において協議いたしました結果、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。  つきましては、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第83回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいま皆様の御推挙によりまして、重ねて委員長の重責を担うことに相なりました。  皆様の御協力を得まして、その職責を全ういたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村太郎君、宮田輝君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。  速記をとめて。

第84回国会 外務委員会 第4号(1978/02/28、11期、日本社会党)

○小野明君 関連でお尋ねをしたいと思います。  構成員の地位の停止、第三十四条に「構成員が第三条に定める機関の根本目的に反する政策をとり続けていると総会が認める場合には、総会は、」三分の二で権利の停止をすることができる、こういう規定がございますね。いままで権利停止を受けた国というのはございますか。
【次の発言】 その次は、第三条の2でありますが、「1の目的を追求するに当たつては、開発途上にある国の観光の分野における利益に特に注意を払う。」こういうふうに規定がしてございます。この開発途上国の観光の分野における利益というのは、どういう具体的な意味を持っているんですか。

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/13、11期、日本社会党)

○小野明君 私も二、三当面する問題について大臣にお尋ねをいたしたいと思うんであります。  毎日、報道を見ますごとに、日中の問題も論じられておりますが、それだけこの日中平和友好条約というものか果たして早期に締結されるのかどうか、この点に危惧を持つのは当然ではないかと思うんです。  そこで、改めてお尋ねをいたしたいと思うんでありますが、政府の日中平和友好条約を早期に締結をするという政府方針、これには変わりはないんですが、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、五月の三日には日米首脳会談があるわけですが、先般の報道によりますと、大平幹事長が対米交渉といいますが、首脳会談前には完了をするというめどを発……

第84回国会 外務委員会 第16号(1978/04/20、11期、日本社会党)

○小野明君 犯罪人引き渡しの条約の質問に入ります前に、二、三、日中平和友好条約の締結の問題について大臣の御見解を承りたいと思います。  先般の当委員会におきましても、尖閣列島問題に関しまして、いわゆる中国側の耿ヒョウ副首相の偶発発言、あるいはその後におきます再侵犯という事件に関しまして、大臣は中国側との折衝を行う、こういう言明がございました。で、この折衝についての経過はどうなっておりますか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣の言われました交渉のルートでありますが、在京の場合は符浩大使との接触と、このように考えてもよろしゅうございますか。

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○小野明君 中川さんも農林大臣になられて二つの漁業交渉をおやりになったわけであります。日米加の漁業交渉並びに日ソの漁業交渉、二つの大役を果たされたわけでありますが、この評価をお聞きをいたします前に、けさのテレビ報道によりますというと、大臣の日ソ交渉に同行をされました亀長大日本水産会会長、彼が若干モスクワに残られたようですが、彼に対するイシコフ漁業相の申し入れといたしまして、二百海里内の漁業について漁獲物の二五%相当を支払って、日ソ共同操業を行いたい、この提案があっておるようであります。これは亀長さんが昨日記者会見をおやりになっておるようであります。  この回答は五月十日までに回答をしてもらいた……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいま皆様の御推挙によりまして重ねて委員長の重責を担うことに相なりました。  皆様の御協力を得まして、その職責を全ういたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村太郎君、宮田輝君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。
【次の発言】 この際、稻村総理府総務長官、加藤国家公安委員会委……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/02/10、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。広田幸一君及び穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として勝又武一君及び佐藤三吾君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  交通安全対策の基本方針について、関係大臣から所信を聴取いたします。稻村総理府総務長官。
【次の発言】 次に、加藤国家公安委員会委員長。
【次の発言】 次に、福永運輸大臣。
【次の発言】 櫻内建設大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度における道路交通安全対策関係予算について説明を求めます。浅井道路局長。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/04/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日、日本道路公団の役職員及び新東京国際空港公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、交通安全対策の基本方針等について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時四十分休憩

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/04/21、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度とし、本日はこれにて散会いたします。   午後五時十三分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1978/05/10、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  道路交通法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十五分散会

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1978/06/07、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小野明君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に新東京国際空港公団理事角坂仁忠君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま降矢委員から御要求のございました資料につきましては、建設省において提出をするように委員長からも要請をいたしておきます。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/06/16、11期、日本社会党)

○小野明君 一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  昨年の七月から約一年間にわたりまして委員各位の大変な御協力を得まして、つつがなく委員長の職責を果たすことができたわけでございます。特に当委員会といたしましては、多くの懸案を抱えてはおりましたけれども、大変なごやかな委員会運営と相なりまして、深く御礼を申し上げる次第でございます。  今後の皆様の御活躍を切にお願いを申し上げまして、ごあいさつにいたしたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)

第85回国会 外務委員会 第3号(1978/10/16、11期、日本社会党)

○小野明君 今回の日中平和友好条約締結につきまして、わが社会党といたしましても、御案内のように多年にわたりまして外交の最重点課題として努力をいたしてまいりました。それが今回園田外務大臣を初めといたします政府の御努力によりまして実を結んだわけでありますが、この御努力に対しまして、まず敬意を表したいと思うのであります。  そこでまず、日中平和友好条約締結の意義という問題について若干質問を申し上げたいと思うのでありますが、外務大臣は今回の条約締結につきましては、日中共同声明の単なる延長線上の帰結と、このように説明があっておるようでありますけれども、私はさらに、わが国外交の新しい一つの選択と、このよう……

第85回国会 決算委員会 閉会後第2号(1978/10/31、11期、日本社会党)

○小野明君 本日は私は、ストライキに参加をした公務員が処分をされる。そうしますと、生涯にわたる経済的な損失がその公務員に対しては加えられるわけでございます。その実損をいかなる方法により、あるいはいかなる時期にか救済できないものかどうか、こういう問題を中心にいたしまして、労働大臣初め本日御出席をいただいておりますそれぞれの方に質問を申し上げたいと思います。  まず、ILOの問題から入りたいと思うんでありますが、ILOの第八十七号条約、わが国におきましてはこの条約は昭和四十年六月の十四日に批准をされておりまして、御案内のように、結社の自由及び団結権の保護に関する条約という名称が付されているものであ……

第85回国会 決算委員会 閉会後第3号(1978/11/14、11期、日本社会党)

○小野明君 きょうは二点ばかり御質問を申し上げたいと思いますが、第一点は、建設業に従事をいたしております労働者の問題、主として時間短縮の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  これは大臣御承知のように、本年度の当初予算におきましては、景気の回復ということを主たる目的といたしまして大型の公共事業が編成をされました。さらに、先般の臨時国会におきましても、補正予算で当初の経済成長率の目標を達成をするというために公共投資の追加が図られたところであります。この予算に対する主張というのは社会党の主張と異なるところがあるわけでございますけれども、これはさておくといたしまして、このように公共事業がすでに……

第86回国会 決算委員会 閉会後第2号(1978/12/21、11期、日本社会党)

○小野明君 外務大臣にお尋ねをいたしますが、日中の平和友好条約の締結に引き続きまして、先日、米中間の国交正常化が行われたわけであります。まあ、突然の発表でありまして、上海コミュニケの必然的な延長とも考えられ、当然来年中には米中の国交正常化が行われるのではないかと、このようにわれわれも理解していたわけですが、余りにも突然と言えば突然ですが、この発表が行われた。いわば日本の頭越しにこれが行われたのではないかという印象をまず受けるわけでありますが、事前にアメリカ側から日本に対していかなるコメントが行われたのか、その辺をまず承りたいと思います。

第91回国会 外務委員会 第3号(1980/03/27、11期、日本社会党)

○小野明君 大臣は先ごろアメリカに行ってこられたわけですが、その際のいろんな新聞報道を読みますというと、アメリカのいろんな方にお会いになってこられた。特にブラウン長官との会談がこれは主であると思うのでありますが、、日本の防衛費につきまして、向こうからの要請は、着実そして顕著な防衛費の増強の要請があったと、こういうふうに伝えられております。それに対しまして、外務大臣は、着実な増強はこれは応ずるけれども、顕著な増強という点についてはこれは応じられないと拒否をされたと、こういうふうに報道されておるわけです。ところが、着実といい、顕著といい、いずれもこれは形容詞でありましてね、一体何を中身で意味をして……

第91回国会 外務委員会 第4号(1980/04/01、11期、日本社会党)

○小野明君 前回二十七日に、大臣、私は訪米について、一体ブラウン国防長官あるいはバンス長官からどういう要請を受けられたのか、あるいはその会談の詳細な内容を出してもらいたいと、こういうふうに御質問を申し上げた。ところが、その際は、ちょっと私の理解するところでは非常にあいまいといいますか、明確でない大臣の御説明があったわけです。大臣は明確なとおっしゃるかもしれませんが、どうも私は一体どういう内容であったのか、よく理解することができませんでした。しかし、着実な防衛力の整備増強には応ずるけれども、顕著なものには応じられないということであったと、これはまあ新聞報道で出ておりますが、そういう内容のことはご……

第91回国会 外務委員会 第6号(1980/04/10、11期、日本社会党)

○小野明君 昨日からきょうの新聞報道によりますというと、先般アメリカが一方的に発表をいたしました、日本に何ら相談もなく独自な発表でありますが、イランの制裁問題につきまして、マンスフィールド大使からも外務省に要請があったようであります。さらに、ワシントンでも日本を初め西欧諸国に対して、イラン制裁について友好国に対して圧力的な要請があったと、こういう報道がされているわけであります。  そこで、これはまあ新聞の報道でありますから、日本に対してマンスフィールド大使の要請もあるいはワシントンにおける要請もこれは同様の内容であろうと思いますが、いかなる要請があったのか、外務大臣、この席で明らかにしていただ……

第91回国会 外務委員会 第7号(1980/04/24、11期、日本社会党)

○小野明君 サケ・マス問題は後ほど聞きますが、まずイランの問題について外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  ルクセンブルクでECの外相理事会が開かれまして、大使館の館員の削減あるいはイランとの外交関係の縮小措置というものを即座にとると同時に、イランが五月十七日までに人質を解放しない場合には、食糧、医薬品を除く全面的な禁輸に踏み切ることを決定したということが伝えられております。そこで、けさほどから、わが国政府といたしましてもこのECの外相理事会の決定に全面的に同調するということが報じられておるのであります。外務大臣、政府としてのこのECの外相理事会に対応する措置というのはどういう方針をお決……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1980/07/17、12期、日本社会党)

○小野明君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1980/10/03、12期、日本社会党)

○小野明君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1980/11/26、12期、日本社会党)

○小野明君 私は、いまも御質問がありました政治資金規正法改正案、本案でありますが、この法案に対する実効性の問題、実際に効き目があるかどうかという問題であります。いま総理はこれは一歩前進であると、こういう評価をなさいました。そしてまた、この九十三国会の施政方針演説でも「政治資金の明朗化を図る法案」と、こういうふうに言われておるわけであります。しかしながら、この改正案の実効性、実際にそれでは明朗化に対する効き目があるかどうかという点について、一歩前進と評価をされておる総理は私は少しおかしいのじゃないか。実際には世上にこれはざる法である、あるいはまた罰則規定がない、こういうことから見まして、まことに……

第94回国会 文教委員会 第4号(1981/03/31、12期、日本社会党)

○小野明君 ただいま議題となりました義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  去る第七十五回国会におきまして、両院とも全会一致で可決成立を見ました女子教育職員等の育児休業制度は、女子教育職員、看護婦、保母等の継続的な勤務を促進することにより教育及び医療、社会福祉に関する業務の円滑な実施を確保するために設けられたものであり、これは全国の多数の女子教育職員等の永年にわたる念願が実現したものであります。  ところで、育児休業制度を利用できる職員の範囲については……

第94回国会 文教委員会 第8号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○小野明君 新井参考人の御意見、途中からなんですが、全く私も御意見に賛成でありまして、法案には教授会の地位というものが全く書かれておりません。そういったことで、この放送大学というものが全く自治をなくしたといいますか、自治抜きの大学ということで学問研究の自由というものが保障されるかどうか、放送コードとの関係もございまして、そういう危惧を持っております。今後どのようにこれに対処すればいいとお考えであるのか、少し現実的な生臭い問題になるかもしれませんが、御意見をひとつ伺いたいと思います。  それから、板橋参考人にお伺いしたいんですが、実際に通信教育に当たられてこられたわけですが、この放送大学ができま……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/21、12期、日本社会党)

○小野明君 ちょっと関連でお尋ねをしておきたいと思いますが、五十四年のそれは何月になりますか。
【次の発言】 もう一問。  それでは、第一期計画の中には、不動産もあれば、あるいは消費者物価指数であらわされない、たとえば卸売物価指数というものも当然関連をしておるわけですね。たとえば土地、建物というものがございます。それらがあるにもかかわらず、消費者物価指数で、一〇〇分の一二七を掛けて一律に出すということはこれは誤りではないか、土地があり、上物があるという場合には。その点で、この第一期計画の、あるいは全体計画のはじき方としては適当ではない、むしろ誤りがある、こういうふうに申し上げておったわけですが……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/05/07、12期、日本社会党)

○小野明君 前回勝又委員から若干の質問があったと思いますが、私はその委員会に出ておりませんで内容がよくわかりませんので、教科書協会の申し入れ並びに改訂の問題につきまして若干疑義がありますので、最初に確かめてみたいと思います。  教科書協会からの申し入れというのは四月二十七日に行われたわけですね。そこで、協会からの申し入れの内容というのはいかなるものであるのか、それは初中局長が直接受けられたんですか、いかがですか。
【次の発言】 ああそう。その内容はいかなるものだったんですか。
【次の発言】 五十六年度の教科書が使用され始めましてまだ一カ月余りしかたっていないわけですね。にもかかわらず、協会から……

第94回国会 文教委員会 第13号(1981/05/21、12期、日本社会党)

○小野明君 ちょっと委員長、答弁させてください。  私も社会党案の提案者の一人ですから田沢委員の御質問に若干見解を述べさせてもらいたいと思うんですが、大学局長は、特殊法人形式でやったからすべては解決したんだと、こういうことをおっしゃった。しかし、これは午前中の粕谷委員の質問にもありますように、衆議院の小委員会報告にありますように、大学の自治が事前に十分に保障されたものとならなければならぬ、こういう報告があるにもかかわらず、大学の自治が保障された放送大学になっていないわけですよね。だから、大学局長が言われるように、特殊法人形式をとったから解決をしたんだと。これは私は当たっていないと思うんです。 ……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/06/02、12期、日本社会党)

○小野明君 わが国におきましては、育児休業の法律が昭和五十年に成立をいたしまして非常に大きな役割りを果たしているわけでございます。それに先行をいたしまして、昭和四十七年に勤労婦人福祉法というのが制定をされておるところでございます。ただ、この勤労婦人福祉法というのは努力事項といいますか、「便宜の供与を行なうように努めなければならない。」、こういう義務規定ではない規定があるわけでありまして、これに伴ってそれぞれ奨励の施策が行われているところでございます。  そこで、チェコあるいは諸外国におきましては、育児休業がわが国のように一年ではありませんで、二年あるいは三年、こういうふうに比較にならないぐらい……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○小野明君 学校教育法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案、発議者は勝又武一、粕谷照美両君であります。  私は、この法律案について、発議者並びに文部省に質問をいたしたいと思います。  この内容は、すでに御承知のように、寮母の仕事の業務の重要性にかんがみまして、この名称を変更すること、そしてこの身分の確立を求める、こういう内容のものであります。  そこで、大臣が四時から衆議院の方に行かれるようでございますので、先に文部省の方に質問を申し上げたいと思います。  障害児学校の寄宿舎の寮母、この定数につきましては昨年の九十一国会で決められた十二ヵ年計画、これによりますと、肢体不自由養護学校の寄宿舎……

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/03/09、12期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理初め各大臣にそれぞれ質問をいたしたいと思います。  まず、総理にお尋ねをいたしますが、総理は御就任以来、和の政治ということを唱えてこられました。そこで、先般衆議院予算委員会におきまして各党政審あるいは国対関係者が話し合いをしておるその最中に強行採決、こういう挙に出られたわけであります。これは二十九年ぶり、かつてない暴挙と言わなければならぬと思うんです。新聞の漫画を見ましても、総理と小山予算委員長と大蔵大臣と三人がこう出まして「ワッハッハ」と笑っておる。和の政治が破れたと、「和、破、破」ですね。「破」が二字ありますが、こういう、まことにこれは的……

第95回国会 文教委員会 第3号(1981/10/27、12期、日本社会党)

○小野明君 昨日通告を申し上げておりましたように、まず第十三期の中央教育審議会を設置する、こういうことが九月十二日の新聞で報道をされておるわけであります。これについて、現在一ヵ月余り時間は経過をいたしておりますが、第十三期中央教育審議会を設置するという方向で文部省は検討されておられるのかどうか、それはいつごろ発足をするのか、その見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、これは新聞報道によりますと、文部大臣の考えておられるのは、教科用図書検定調査審議会、これにするか、あるいは新たに何か別途審議会を設けるか、それとも中教審にするかといろいろ検討をしたけれども、大臣としては……

第95回国会 文教委員会 第5号(1981/11/05、12期、日本社会党)

○小野明君 私は、きょうは青少年非行、それから校内暴力問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  最近の新聞で青少年非行あるいは校内暴力の記事が載らないことは珍しいくらいでありまして、昨日の新聞を見ましても、横須賀の中学校で十五歳の中学校の三年生三人が教師に乱暴をして逮捕されたと、こういうふうに報道をされておるわけであります。このように青少年非行、校内暴力というのが最近は大変激増をしてまいったように見ておるわけでございますが、これはかなり以前から教育問題あるいは社会問題としてどう対処するかということが問われていると思うんでありますが、まず初めに、大臣のこの問題に対する御認識なり御所見を伺いた……

第95回国会 文教委員会 第7号(1981/11/24、12期、日本社会党)

○小野明君 田中参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、センター方式も自校方式も、いろいろな工夫をされて、これもいいもんだというふうなお話がございました。  そこで、田中参考人はセンター方式と自校方式とどちらが本当に子供や母親に喜ばれる給食がつくれるというふうにお考えなのでしょうか。
【次の発言】 西山参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  いま田中参考人からお話しになりましたのは、センターで御苦労をなさっている人たちのそういう御努力というようなものはだめだと、こういうことではないと思いますし、センターで働かれる皆さんも大変高温多湿の中でそれこそ厳しい職場環境で働いておられるわけですよね。だ……

第96回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1981/12/21、12期、日本社会党)

○小野明君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第96回国会 文教委員会 第3号(1982/03/23、12期、日本社会党)

○小野明君 先ほど行われました小川文部大臣の所信に対しまして若干の質疑を行いたいと思います。  まず大臣にお尋ねをいたしたいのは、文部大臣として憲法改正の問題について、大臣はどのように考えておられるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、現行憲法についてはこれは改正すべきでないと、こういう御意見と承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 小川文部大臣は、閣僚であると同時に自民党の党員でございますね。自民党所属の国会議員ですね。  そでで、自民党の五十七年の運動方針案というのがございます。ここに、「党運動方針の基調」という項がございますが、こういう表現がございます。「なお最後に、……

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/30、12期、日本社会党)

○小野明君 まず、大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  大臣は、衆議院の予算の第二分科会で、第十二期中教審の教育内容等小委員会で、六・三・三の学制の見直しを審議するだろうと、そういう見通しを述べられた上で、この審議の状況あるいは結論を見た上で六・三・三の検討をしたい、こういう答弁をなさったようですが、これは当時の新聞にも大きく各紙報道されているわけです。ところが二、三日前の報道によりますと、これは大臣が口を滑らしたのであって、その後衆参両委員会ではこの打ち消しに懸命であると、こういうことが報道をされているわけです。これは綸言汗のごとしで、一遍言われたことは間違いのないことと思うのがわれわれで……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/01、12期、日本社会党)

○小野明君 きょうは人事院からお見えいただいておりますが、まず給与局長にお尋ねをいたしたいと思います。  まあ春闘の時期でもありますが、民間の賃金調査をやがて始められると思うわけです。昨年も五%以下の賃金格差であったと思いますが、今年は五%を超えればこれは勧告をするのに問題はないと思うんですが、もし賃金の民間との格差というものが五%を切った場合でも人事院の勧告は行うおつもりであるのかどうか、その点をお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、五十三、五十四、五十五年、この年にならって、五%を切った場合でも、これはもちろん余り大幅に切れば問題がありましょうが、切った場合でも勧……

第96回国会 文教委員会 第7号(1982/04/08、12期、日本社会党)

○小野明君 まず、中神暉子参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  中神参考人が実際に学校現場で安全会事務というものを担当されて、御苦労されていることがよくわかったのでありますが、そこで第一の質問でございますが、学校保健法あるいは施行規則等で書かれておりますが、安全点検ということが大変強調をされているわけでございます。  そこで、もし危険な部分あるいは改修してほしいと思う場所を発見をした、その際に、設置者の方で速やかに応急処置をしてくれているかどうか、その点をまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 非常に的確な御指摘で、私ども学校に参りましても、いまお話しのように、スリッパ履いてつる……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/15、12期、日本社会党)

○小野明君 まず初めに給食の関係について質問を申し上げたいと思います。なるべく重複を避けて質問をいたしたいと思いますけれども、若干重複をする部分があるかもしれません。  第一に、小学校の完全給食の実施率が公立の小学校数で九三・四%であると思います。公立の中学校数では六八・二%になっていると思います。これは昭和五十六年五月一日の数字であります。これは間違っていれば御訂正いただきたいと思いますが、各地域によって実施率の高いところ低いところとあるわけですが、実施率の低い代表的な地域というのはどこどこであるのか、それを御説明をいただきたいと思います。

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党・国民連合を代表して、本法律案に対し修正の動議を提出いたします。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  まず、修正案の内容については、お手元に配付されております案文のとおり、年金額改定の実施時期について、原案の五月を一カ月繰り上げ、例年どおり四月から実施しようとするものであります。  次にその理由について以下申し述べます。  御承知のように、共済年金額改定の実施時期につきましては、昭和四十八年度の十月実施から順次改善され、五十二年度以降は四月実施が定着しているのであります。しかしながら、今回の政府の提案は、一カ月……

第96回国会 文教委員会 第12号(1982/07/29、12期、日本社会党)

○小野明君 私は教科書検定をめぐります問題につきまして質問を申し上げたいと思います。  中国や韓国の新聞論調による批判あるいは中国政府の公式の抗議があったわけでありますが、これを受けて閣議でもいろんな議論が噴出をしたように承っているわけであります。これらがいずれもこの問題に火に油を注ぐというような結果になったことは否めない事実でありますが、特に松野国土庁長官などは内政干渉、こういった反発、発言があったと報道されております。  しかしながら、わが国においても外国に対して教科書の訂正方をいろいろ申し入れておるわけであります。  たとえば、本年四月一日の参議院外務委員会でわが党の松前議員の質問に対し……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/08/10、12期、日本社会党)

○小野明君 私は、ただいま可決されました私立学校興振助成法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。     私立学校振興助成法の一部を改正する法     律案に対する附帯決議(案)  一、私立学校振興助成法附則第二条第五項の   期限の延長は今回限りの措置とし、再延長は   行わないこと。  二、政府は、次の事項について指導の徹底を図   ること。   (一) 所轄庁は、補助金の交付を受けた学校法    人以外の私立の学校の設置者で学校法人化    をなし得なかった者について、……

第98回国会 文教委員会 第3号(1983/03/22、12期、日本社会党)

○小野明君 先般行われました大臣の所信の表明に対しまして、若干の質問を行いたいと思います。  まず、大臣の政治姿勢の問願でありますが、文部大臣に就任される前は、大臣は自由民主党の憲法調査会の会長をなさっておられたわけでございますね。現在はその職はどういうふうになっておられますか。
【次の発言】 文部大臣に就任をなさって、自民党の憲法調査会の会長をおやめになった。おやめになった理由というのは、いかがなものでございましょうか。
【次の発言】 そういたしますと、文部大臣と憲法調査会の会長という役両方をこなすことはできない、多忙であるからおやめになったと、こういうことでございましょうか。


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 内閣委員会 第5号(1983/11/25、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、この法案が持っております重要な課題につきまして指摘をいたしますとともに、この際、若干の問題につきましてそれぞれ確認をいたしたいと思います。  第一に、今回提出されました統合法案の直接のきっかけは、国鉄共済組合の異常に高い成熟度並びに共済組合財政の危機にあると思います。成熟度八九・六%、六十年末には積立金の取り崩し不能という状態はまことに残念であります。しかし、ここに至りました原因がそれぞれあるわけであります。国鉄本体の財政の赤字転落、これは昭和四十年度からであります。これをきっかけに国鉄共済組合の財政的重圧も始まってまいりました。政府は、この原因は輸送構造の変化に対し十分対応……

第100回国会 内閣委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  討論を行う前に一言申し上げておきますが、この重要法案が質疑打ち切りの強行によって運営されることに対し、強く反対の意を表明いたしておきたいと思います。  私は、本法律案が今日の状況の中で提案され、採決されようといたしておりますことに大きな危惧を覚えております。すなわち、平和憲法に立脚をしておりますわが国が軍拡に対する重要な歯どめとしてまいりました幾つかの原則が、いまや崩壊の危機に直面している状況にあるからであります。  第一に、武器輸出三原則が崩れ去ろうとしております……

第100回国会 内閣委員会 第7号(1983/11/27、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております給与関係三法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  公務員の給与は、民間の給与と均衡させることを基本といたしております。しかも、公務員の労働基本権はこれが制約されていることから、人事院勧告は完全実施さるべきものであることは論を要しないところであります。  人事院は、去る八月五日、昭和五十八年四月から平均六・四七%の給与改定を行う旨の勧告を国会と内閣に行ったのでありますが、政府は人事院勧告を全く無視して、二%の給与改定を内容とした法律案を提出してきたのであります。  このような法律案の提出は、労働基本権の代償措置としての……

第101回国会 科学技術特別委員会 第9号(1984/06/27、13期、日本社会党)

○小野明君 この法律案の提案理由のところを見ますと、「原子力船の開発のために必要な研究は、「むつ」の取り扱いに関する検討結果の如何にかかわらず、どのような方法にせよ進めていく必要があると考えており、いずれにいたしましても、日本原子力船研究開発事業団を日本原子力研究所と統合することが適当であると判断いたしております。」と、こういうふうに書かれているわけであります。  そこで、「どのような方法にせよ進めていく必要がある」、この考え方に私は非常に疑問を持っ ておるのであります。そこでまず、「むつ」が廃船になるのかあるいはそのまま残されていくのか、そういった方針が決まらないままにこれを進めていく、一体……

第101回国会 内閣委員会 第4号(1984/04/07、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、国内の人権問題といたしましては一番大きい問題と考えられます部落差別の問題について質問をいたしたいと思います。  我が国の政治は、内政、外交ともに私は非常に人権問題というものに対する取り組みが弱いように感じられます。その一つは、あらゆる形態の人種差別撤廃条約、これがまだ批准をされていない。いま一つは、総理も明年は批准をすると言われておりますが、婦人差別の撤廃条約の問題について国内法で今いろいろ検討がされておるようでありますが、なかなか実効のあるものになりそうにないという懸念があるわけであります。これらを見て、全体的に、内政、外交ともに我が国政治は人権問題に取り組みが弱い、鈍感で……

第101回国会 内閣委員会 第8号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、地方交通線の問題について国鉄にお尋ねいたしたいと思います。  地方交通線の問題についてお尋ねをするということになりますと、どうしても国鉄の再建という根本的な問題に突き当たらざるを得ない。午前中も若干質問がございましたが、その際に出ましたいわゆる長期債務の問題です。五十九年の国鉄の損益を見てみますと、繰越欠損金で十二兆三千六百七十四億、長期債務で二十二兆七百四十七億、こういう数字が見られるわけでございます。この大きな債務を処理することなくして国鉄の再建、いわば地方交通線の問題もこれは論ずるわけにはいかないという感じがいたします。  そこで大臣、午前中の答弁で、この長期債務の問題……

第101回国会 内閣委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、本案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  本法律案は、恩給法等の改正内容を参酌して、共済年金の額の引き上げ等を行おうとするものでありますが、その引き上げ率は平均二%という低率でありまして、老後の生活のすべてを年金に託している共済年金受給者の処遇改善という点において、ほど遠い措置と言わなければなりません。  恩給及び共済年金は、五十八年度にその引き上げが見送られていることは御承知のとおりでありますが、今回、例年と異なり、恩給の改定実施時期を三月としていることは……

第101回国会 内閣委員会 第21号(1984/08/03、13期、日本社会党)

○小野明君 四万の御意見をお聞きをいたしますと、教育改革の各論においてはそう開きがないように私はお聞きをいたしました。ただ一番原則的なところで意見が分かれているように思われるわけでございます。  そこで私は永井参考人にお尋ねをいたします。  ほかの参考人の御意見にもございましたが、戦前の教育に対する反省が必要である、私はその点については政治が教育を支配してはいけない、これを再び繰り返さしてはいけないという立場を持っておるわけでございます。そこが四万の賛否が分かれている一番根本のところではないだろうか、こう思うわけであります。  そこで永井先生に政府が提案をしております臨教審法案で、政治が教育を……

第101回国会 内閣委員会 第22号(1984/08/06、13期、日本社会党)

○小野明君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました臨時教育審議会設置法案に対し、反対の討論を行うものであります。  反対の第一の理由は、臨時教育審議会が真に国民のための教育改革を審議する審議会にはなっていないからであります。  教育改革を推進するに当たっては、教育の政治的中立を確保するという大原則に基づいて、あらゆる権力の不当な支配や介入を排除し、慎重にして、かつ民主的に審議を行う機関を設置して、真に国民が求める教育改革を実現することが肝要であります。  しかるに、今回の政府案では、総理直属の審議会を設置しようとするものでありまして、これでは国家権力が教育に直接介入し、教育の中立……

第102回国会 内閣委員会 第7号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○小野明君 まず、人事院に人事行政制度の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  六十年度の人事院の予算の中に、人事行政制度の長期的な施策策定のための総合的調査研究に必要な経費九百七十一万一千円が計上されておりますが、この経費はどのように使われるのか御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 あらかた御説明があったわけですが、今の御説明の中で、いわゆる公務員制度見直しの施策、この中には給与体系の再編の問題、また今御説明がありませんでしたが、休暇制度の問題が含まれていると思います。これらの施策の実施の時期は、六十年の四月ということに相なっていると思うのでありますが、御説明がありましたように……

第102回国会 内閣委員会 第11号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○小野明君 初めに総務庁長官にお尋ねいたします。  御承知のように、恩給は人事院勧告による公務員給与の改善を基礎といましまして増額が図られてまいってきておるところであります。本年も既に五月の上旬から人事院が民間給与の実態調査に入っておられるところでございまして、六月の中旬にはこの実態調査が終わりまして、例年のように八月の上旬から中旬にかけまして人事院の勧告が行われるかと思います。  当委員会でも、既に何回かこの人勧の取り扱いについては長官の御見解を承っているところでありますが、この人勧の取り扱いいかんによりましては、明年度の恩給の増額にも影響を及ぼすことに相なるわけであります。この人勧の取り扱……

第104回国会 内閣委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○小野明君 大臣が最初におられるようでございますから、まず一問だけお尋ねをいたしたいと思います。  今回の国立病院・療養所の再編計画をつくらざるを得なかったというのは、年間一千億円を超える赤字を大蔵省に責めたてられて、そして五十八年の臨調答申で、国立医療機関の果たすべき役割を明らかにし再編計画を実施せよ、こういうふうに迫られて、のっぴきならぬところに追い込まれまして、財政難の中で単なる赤字減らし、こういう道具に使われたのではないかと思われるのであります。  いろいろ大臣の苦しい御答弁も記録で読ませていただいておりますが、今回の再編成計画というのは結局国鉄の赤字ローカル線廃止の病院版、こういうふ……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 内閣委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 山下新長官、大変御苦労様でございます。  ただいま趣旨説明がございました今回の法律案によりますと、この新法では、現行の地域改善対策特別措置法と異なりまして、憲法の理念にのっとり、歴史的、社会的理由により生活環境等の安定向上が阻害されている地域について生活環境の改善、産業の振興、職業の安定、教育の充実、人権擁護活動の強化、社会福祉の増進等に関する事業の実施のためという明確な目的が規定をされておりません。法の趣旨が第一条に三行で極めて簡単に規定されておるわけでございます。なぜこういった表現になっておるのか。こういった規定の仕方では、現行地対法にございます憲法の理念あるいは昭和四十年の同……

第109回国会 内閣委員会 第5号(1987/09/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 まず長官にお尋ねをいたしたいと思いますが、長官は、去る五月の二十九日から六月四日まで、中国の国防部長の招待で、現職の長官としては初めて中国を訪問されたわけですね。そこで国防部長あるいは万里副首相と会談をされまして、各地の部隊の視察を行われたことは、テレビでも拝見をいたしております。最近の日中関係というのは、防衛費の一%枠突破問題とかあるいは靖国神社の公式参拝問題あるいは光華寮の問題等がございまして、非常なきしみが出ておるように思われます。そこで、こういった中で中国を訪問されました意義について、まず長官の感想といいますか、所信をひとつお述べをいただきたいと思うんです。

第109回国会 内閣委員会 第6号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 前回、中期防達成時の能力あるいは限定的小規模侵略に対する自衛隊の能力評価の問題、さらに中期防における予算の問題について質問を申し上げておきましたが、昨日防衛庁から説明を受けまして、中期防並びに自衛隊の能力評価の問題については、不満ではありますが、やむを得ない点もあろうかと思いまして、この点については了解をいたします。  ただ、防衛費の問題につきまして、長官、六十二年度予算で、平和国家日本の最後のあかしとも言うべき、防衛費の対GNP費一%枠を政府は破棄したわけですね。この一%枠にかわるものとして「今後の防衛力整備について」ということで閣議決定をいたしておるのでありますが、これが歯どめ……

第112回国会 内閣委員会 第3号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 まず官房長官にお尋ねをいたしたいと思います。問題は、第十八富士山丸の事件、紅粉船長と栗浦機関長お二人が朝鮮民主主義人民共和国に抑留をされている問題であります。  昨年の九月に私ども社会党の代表団が朝鮮民主主義人民共和国に参りました際に、この問題については日朝両国の該当機関、政府機関で解決を図りたい、こういう共和国側の言明といいますか、方針が示されたわけでございます。それを受けまして、当時の中曽根総理もこの問題解決のためにはベストを尽くします、こういう言明があっておるわけでございます。竹下総理も竹下内閣の大きな課題として受けとめているという言明があっておるわけでございます。そこで、こ……

第113回国会 内閣委員会 第6号(1988/10/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 まず、長官にお尋ねをいたしたいと思います。  最近の国際情勢というのは非常に動いているといいますか、大きな変化を見せているように思います。防衛庁長官は、先般の潜水艦事故の責任をとりまして辞任をされた瓦前長官の後を引き継がれまして、今回、防衛庁長官に就任をされたわけでございます。したがって、まだ日も浅いわけでございます。しかしながら、横須賀の事故現場、あるいは東部方面の部隊、あるいは航空自衛隊の百里基地などを視察をされるなど精力的に動かれているように感じられます。  そこで、新長官にお尋ねをいたしたいのでございますが、我が国の防衛政策のあり方、基本的な問題でありますが、これについてど……

第113回国会 内閣委員会 第8号(1988/10/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 朝鮮民主主義人民共和国に抑留されております第十八富士山丸の船長、機関長の問題でございます。  総理はこの事件解決のための今後の努力あるいは展望をお持ちであろうと思いますが、この点についてまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この問題の解決のためには、北朝鮮との国交改善をどう進めるかということの中で解決を図るというのが筋道であろうかと思います。  具体的にはどう国交の改善を進められるお考えでしょうか。
【次の発言】 米ソ中日というのが関係諸国であろうと思いますが、それらと調整を図りながら北朝鮮との国交関係の正常化を図っていくということでございましょうか。

第114回国会 商工委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 久しぶりに商工に参りまして、帰り新参というところでございます。よろしくお願いいたします。  初めに大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、最近の中国青勢というのが非常に注目をされるところでございます。この日中の経済関係という問題について、そういった観点から大臣にお尋ねをしてみたいと思います。  中国の問題は、胡耀邦前総書記が急逝をされたということに端を発して、民主化運動という非常に流動化した中国青勢に相なったわけであります。戒厳令が五月二十日に発動をされる。六月四日の未明には武力行使によって多数の死傷者が出るという極めて遺憾な事態に立ち至ったわけでございます。  中国は、七八年から十……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 議院運営委員会 第1号(1989/08/07、15期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(小野明君) このたび、図らずも皆様の御推挙によりまして、副議長に選任をされました。  まことに非力ではございますけれども、土屋議長とともに一生懸命職責を全うしてまいりたいと存じております。  ただいま議長も申されましたように、議会運営の実際に携わられますのは下条委員長初め皆様方でございます。本委員会の皆様の格別の御支援、御協力を賜りまして、この大任を果たしてまいる所存でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。



各種会議発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○小野明君 宇宙開発の問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。  長官も御承知のように、昨年の十二月二十日に宇宙開発審議会から答申が出されております。この線に沿いまして施策がなされておると思うのであります。そこで、これまでも宇宙開発の体制ということで種々論議があったところなんでありますが、要は、この開発体制の問題といたしましては、統一ある構想のもとに宇宙開発を実現をする、こういうことがうたい込まれておると思うのであります。この点につきまして、現状を御説明いただきたいと思うのであります。
【次の発言】 各省ともそれぞれこの実用衛星については計画があるようであります。この統一ある構想、あるい……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/03/29、8期、日本社会党)

○小野明君 九州大学の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  第一にお尋ねをいたしたいのは、こういった大学の教官の人事に対するいわゆる大学の拒否権を中心にいたしました大学の管理法あるいは秩序回復の特別措置法、こういった法律を御用意をなさっておられるのか、あるいはその上で提案をされる御用意があるのかどうか、お伺いをしておきます。
【次の発言】 学長の人事の問題でありますが、最近の新聞を見ておりますと、どうも北大の教育学部長の人事についても大臣がいろいろクレームをつけておられる。それから九大の井上法学部長の学長事務取り扱いの問題は、先般来の結果である。あるいは加藤代行の場合についても……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○小野明君 私は、公務員の福利厚生という問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、民間の企業の厚生福利事業、この問題についてお尋ねをいたすわけでありますが、先ごろ昭和四十三年の民間企業の福利厚生費について、全産業にわたる第十三回目の調査結果が日経連の労務委員会から発表をされております。この報告によりますというと、民間企業の福利厚生費、これは従業員一人当たり月額九千四百七十三円となっております。現金給与総額、従業員一人当たりが一カ月で六万九千八百五十五円の一三・六%に当たるわけであります。しかもその内訳を見ますと、健保、厚年、失業保険、労災保険、これらのいわゆる法定福利費、この事……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○小野明君 四月の十二日の毎日新聞ですが、長期防衛構想が防衛庁として固まった、こういう報道がされておるのでありますが、この内容というのはどういうことなんですか。
【次の発言】 しかしまあ、長官のお考えということになりますと、四次防、五次防、こういう内容も出ておるわけなんですけれども、長期にわたる防衛構想というものがこの線に沿いまして実現がはかられていく、こういうことに間違いはないのではないか。
【次の発言】 そうしますと、自民党のほうでこういう発表をされまして、おそらく了承を得られたのではないかと思うのですが、それが庁なり政府構想として固まります時期というのはいつごろになるか、あるいはその内容……


9期(1971/06/27〜)

第71回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○小野明君 私は、失業対策事業につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  予算書を見ますと、失業対策事業で労力費単価として四十八年度一千四百五十円八十四銭と、これが計上されております。大臣、よろしいですか。それで、この計算でいきますと、二十二日就労いたしますと三万一千九百十八円四十八銭、前年度に比べますと百六十八円八十三銭と、まことに数字が小さいわけでございますが、一三・二%の引き上げにしかなっておらない。この予算につきましては大臣もかなりウエートを置かれて大蔵折衝等をなさったのではないだろうかと思います。それにいたしましてもあまりに上がり幅が少ない。この辺のことにつきまして大臣の御見解をま……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/04/04、9期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小野明君) ただいま皆さま方の御推挙によりまして主査をつとめることに相なりました。皆さん方の御協力を得てその責務を果たしたいと存じますのでよろしくお願いを申し上げます。  審査に入ります前に議事の進め方についておはかりをいたします。  本分科会は、昭和四十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審査することになっております。八日の委員会において主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、本日農林省、五日郵政省、六日建設省、八日運輸省という順序で進めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日、昭和四十九年度総予算中郵政省所管の審査のため、日本放送協会の役職員、宇宙開発事業団理事長島秀雄君及び日本民間放送連盟専務理事杉山一男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度総予算中郵政省所管を議題といたします。  慣例では、まず政府から説明を求める順序でありますが、これを省略して、お手元に配付してあります資料をごらん願うこととし、その説……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1974/04/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、須原昭二君、塩出啓典君及び木島則夫君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君、三木忠雄君及び中村利次君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 昭和四十九年度総予算中、建設省所管を議題といたします。  慣例では、まず政府から説明を求める順序でありますが、これを省略して、お手元に配付してあります資料をごらん願うこととし、その説明資料は本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小野明君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日、昭和四十九年度総予算中運輸省所管の審査のため、昭和海運株式会社社長末永俊治君及び日本鉄道建設公団総裁篠原武司君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度総予算中運輸省所管を議題といたします。  慣例では……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○小野明君 私は同和地区の中小零細企業の問題について、まず通産大臣、中小企業庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  昭和五十年の六月に総理府が中心になりまして関係各省合同で実施いたしました同和地区の実態調査によりまするというと、これはすでに御存じであると思いますが、事業所の規模別分布状況を見ますると、従業員一人から四人の事業所が三万八千六百九十六事業所でありますけれども、全体の七九%に相なっておる。さらに第二点としては、従業員が三十人以上の事業所の占める割合が全体のわずかに一・三%であります。第三といたしまして、ちなみに総理府の事業所統計、少し古いのでありますが、昭和四十七年によりますると、……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1979/03/30、11期、日本社会党)

○小野明君 地名総鑑の問題について大臣にお尋ねいたしますが、その前に、航空機輸入、導入に関する疑惑について、きょう大臣は、さっきニュースを見ておりますと、海部氏を告発する問題は目前の問題として受けとめるという御発言をなさっておられるわけですが、これはどういう意味の内容を持つものでございましょうか。
【次の発言】 あのニュースで見ます限りにおきましては、海部氏の告発はこれは当然だろうと、こういうまあ誘導的といいますか、示唆的な大臣のお考えのようにお聞きをいたしたわけですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 刑事局長がお見えでありましたら、検察捜査の現況について簡潔にお知らせをいただきたいと思……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○小野明君 きょうは同和対策、特に教育にかかわります問題について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  そこで、この同和対策事業特別措置法が一昨年三年間の延長をいたしたわけでございます。その際、三項目にわたります附帯決議がつけられております。しばしば国会における附帯決議というのは非常に軽視されがちである。そこで参議院としては、参議院改革の一環として、附帯決議が行政府によって厳重に履行されているかどうか、それを監視しようではないかという声さえも上がっているところでございます。しかしながら、なかなか附帯決議というものが重視をされない、いわば法案を通すための一つの方便みたいな、いわば国会軽視の考え方……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 文教委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○小野明君 私も発議者の一人ですから、一回ぐらいは立ちませんと…。  私どもの案は、政府案によりますと非常に拘束された大学になる、こういう毒素を薄めたい。やっぱり国立大学とNHKとの関係でこれを薄めなきゃならぬ。そうせぬと理事長、学長あるいは運営審議会委員、全部政府側が任命することになる。その薄めなきゃならぬという発想から出ておるわけです。  原爆の問題は、多少私どもNHKをほめ過ぎたきらいもありますけれども、原爆の場合は、これは先生もたしか八月十五日、終戦前後のNHKのテレビをごらんになられたと思いますけれども、これは拒否はなかったですね。これはむしろああいう放送はけしからぬと文句が出たのは……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/31、12期、日本社会党)

○小野明君 最近の景気の停滞といいますか、個人消費の低迷、こういうことから公定歩合も一%下がったわけですが、春闘を前にいたしまして、何を申しましても物価の安定ということが非常に重大な問題であろうかと思います。  そこで、物価情勢が推測によりますと七・八ということに相なっておりますが、これをオーバーするということになりますと大変でありますが、先日も大臣、物価の安定に命を賭してというきわめて積極的な御発言がございました。物価安定にかける大臣のまず御決意というものを改めてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 三月二十七日の閣議で総務長官の報告によるという数字を見ますと、二月の労働力調査という……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1981/04/01、12期、日本社会党)

○小野明君 警察庁刑事局長、お見えだと思います。  早稲田大学の商学部の不正事件について捜査をなさっておられるようでありますが、ひとつ現況を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 その岸田孝二の逮捕というのはすでに報道されておりますが、いまお話しのありましたその他二名というのは、二名の任意出頭ですか、あるいは逮捕に踏み切られたわけですか。
【次の発言】 その氏名は発表できませんか。
【次の発言】 きょうの新聞報道によりますと、岸田孝二の自白であるのか、自白のように書いてありますが、謝礼は一人一回十万円である、そして岸田に指示をしたのは、その背後グループなんだと、こういう報道がされておりますが……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、日本社会党)

○小野明君 まず、文部大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  最近、土建業界の談合問題が大きく社会問題になっておりますときに、けさの朝日新聞の報道によりますと、文部官僚のOBが業界へ天下り続々という記事が書かれております。同時に、この天下りした官僚諸君が文建会という全国組織をつくって、文部関係のそれぞれの部局に対して、何分よろしく、協力を願う、こういう文書を流していたということが報道されております。これは、何か土建業界との癒着がなければ業界も受け入れはしないだろうし、改めて協力文書で要請して癒着を露骨にあらわす、示す、こういうことは一体どういうことですか。これについての大臣の見解を伺いたい。


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1986/10/29、14期、日本社会党)

○小野明君 初めに生田先生にお尋ねいたしたいと思いますが、先生のお話ですと、石炭というのはこれはもうなくなってもいいんだと、むしろ酸性雨、CO2の問題等からまことにこれは石炭というのは縮小すべきである、こういう御意見のように拝聴いたしました。しかしながら、今室田先生の御意見ですと、やはり国産のものであり、この石炭エネルギーというのは何らかの形で保護すべきではないか、こういう御意見がございました。  今、第八次の石炭政策の答申を間近にいたしまして、石炭というのが大きな問題になっております。私は福岡県でございますが、実際は石炭の関係で成り立っている町、石炭による経済で成り立っているというのが多いの……

第109回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1987/08/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 大体去年一年間浜本会長のもとで運営をされまして、私も運営はあれでいいんだと思っております。  それで、やはり三木さんや浜本さんから言われますように、この調査会は一本でも二本でもいい、法律をどうつくるか、あるいは法律をつくる勧告をどうするか、勧告を上げる、こういう結論を一つでも出せれば私はいいのではないかというふうに思っております。  このうち一つだけ私が気になることを申し上げたいんですが、産業構造の転換、空洞化という問題に絡んで地域経済が非常に不況に苦しんでおります。有効求人倍率は〇・六二ぐらいですか、今全国的には。地域によりますと〇・二〇、福岡県なんか〇・二〇ぐらいしかないんです……

第112回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1988/04/13、14期、日本社会党・護憲共同)

○小野明君 私は、論点二の「産業は今後どのように推移していくと展望するか」というテーマについて、若干補足して申し上げたいと存じます。  戦後四十年を経まして、我が国の産業は今日大きな転換期に差しかかっていると思われます。国内にあっては、生活の真の豊かさを求めて国民のニーズは高度化、多様化し、またエレクトロニクス、新素材、バイオ等、先端的分野における技術革新の進展、通信の規制緩和等による情報化の進展、あるいは高齢化社会の到来、さらに人口、諸機能の東京圏への一極集中傾向といった諸問題が我が国産業を取り巻いております。一方、国外にありましては、昭和六十年秋以降の急激な円高や貿易摩擦、そしてアジアNI……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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