このページでは岩動道行参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岩動道行参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○岩動道行君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○岩動道行君 私は、どなたにお聞きしていいのかわかりませんですが、人工衛星ができた場合に、ごく卑近な問題として、テレビ放送が、たとえばいまは山間地においては非常に聴視できないところがあるので、ずいぶん金をかけて見えるように施設をふやしてやっておられるわけなんですけれども、これが、衛星ができた場合には、そういう問題は完全に解消できるのかどうか。それからまた、世界的なテレビ番組といったようなものが可能になってくる時代も考えられるんじゃないかと思いますが、非常に革命的な、テレビに影響があるような感じがするのですが、その辺については一体どういう見通しになっているのか、教えていただきたいんです。
○岩動道行君 たいへん御苦労なさって、相当の成果を得られたのですけれども、いまのお話のように、極地研究所みたいなものがなければ、まさに竜頭蛇尾に終わるおそれがある。過去二回予算要求をされて、いまのお話だと、できなかったのですが、一番の難点はどこにあったのですか、予算折衝では。
【次の発言】 これが結局、極地に対する認識というものがまだ十分でないから、時期尚早であるとか、あるいは新しい政府機関はできるだけつくるのを抑制するといったような一般原則の中にはめ込まれて、あっさり引っ込んでしまっておるというようなことじゃないかと思うんですがね。この極地の活用なり、その価値というものについては、これは現地……
○岩動道行君 関連して。 いま大臣が、非常に慎重にこの問題は検討する必要があると、こうおっしゃったのですが、この慎重はたいへんけっこうなんですが、いまわれわれの考え方から見ると、いま日本が核の問題の開発に非常に力を入れているこのときに、何かそういったようなものを押えられてしまうような、そういう内容になりがちであるような印象が非常に深い。もちろん、兵器としてこれを活用するなんということは毛頭考えられないことなんですけれども、そちらのほうから制約が非常に大きくなってくるのじゃないか、そういう意味で、私は、慎重にお考えになるとおっしゃるけれども、むしろ消極的なお考えでこの問題を検討されておられるの……
○岩動道行君 私は全くのしろうとなんですが、地震研究所と、それからその他の横の研究機関との連絡がどのように行なわれているかということを伺いたいのですが、世界的な連係――横の問題と、それから国内で申しますると、研究所のそれぞれの出先があるわけですけれども、そのほかに緯度観測所がございますが、ああいったようなものとは、特にどういう連絡をとって研究を進められておられるか、その辺をちょっと……。
【次の発言】 そういう、国際的にもまた国内的にもいろいろな連絡をしてやっておられるのはよくわかりますが、国際的なそういう学会は、いままで日本で行なわれたことがありますか。またあるいは、そういう予定があるのかど……
○岩動道行君 私は、租税条約の特例法について一、二簡単に伺っておきたいのですが、第二条で「租税条約」ということばを使っておって、一方においてドイツなどは「租税協定」ということばを使っておるわけですが、租税条約と租税協定とは一体同じものと考えられるのか、あるいは外務省等の見解も聞いて、これは租税条約ということば一本で協定も含むと、こういうように解釈しておられるのか。英語で言えば、いろいろコンベンションとか、あるいはアグリーメントとか、用語が違うわけですが、この点についての見解を伺いたい。
【次の発言】 それから、資料をひとつお願いしたいのですが、これは木村委員からも御要求があったのと重複するかも……
○岩動道行君 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党、民主社会党、以上四党の共同提案として、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、次の附帯決議案を提出いたします。 附帯決議案を朗読いたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に 対する附帯決議(案) 一、加工再輸入品の関税軽減措置により、国内 関連中小企業及び勤労者に不当な圧迫が生じ ることとならないよう、政府は今後とも対象 品目の選定にあたり十分配慮すべきである。 二、開発途上国に対する特恵関税供与について は、これが国内中小企業に及ぼす影響の甚大 なるにかんがみ、……
○岩動道行君 私は、本二法案の施行日が四月一日を予定しておる、そうして私どもはその年度内に、つまり昭和四十四年の三月三十一日にこの二法案が成立することを予定して審議をするための努力をしてまいったわけでございますが、遺憾ながら四月一日を過ぎて、もうすでにきょうは四日に相なっております。このことはまことに遺憾にたえない点でございますので、まあ昨年は四月の十九日に成立しているからまだいいじゃないかというような考え方も出てまいってきますると、今後このような会計年度と合わせて予算と一体となったこのような重要な法案がおくめんもなくおくれてまいるということは、国民生活にとっても国民経済にとっても大きな悪影響……
○岩動道行君 関連して。先ほど野上委員からお話の出ましたBISの加盟の問題でございますが、これは私はぜひ実現をしていただきたい。そのためには、政府あるいは中央銀行の日本銀行は、全力を尽くしていただきたい。と申しまするのは、これはヨーロッパの決済銀行ではありまするけれども、非常に有力な情報源にも相なっております。たとえば一九五八年のヨーロッパの通貨回復の問題などもそこの会合できまったというような事情もございまして、非常に大きな役割りを果たす場所にも相なっております。したがいまして、私は、日本の経済が国際的に大きな活躍をするためには、BISにぜひ加盟する、これを実現するために努力をしていただきたい……
○岩動道行君 本日はお二人の参考人の方においでいただき、まことに感謝にたえませんが、実は私は石炭鉱業審議会の会長である植村さんにもぜひ御出席をいただいて総合的な立場からの御意見も承りたいと、かように思っておりましたところが、あいにく海外への御旅行で御出席をいただけなかったので、したがって、実は審議会の会長に対する質問を中心に考えておりましたが、それは省略さしていただきまして、石炭協会とそれから組合の方に伺いたいと思います。 まず、私は、日本のエネルギーの供給源としては、昭和三十年ごろにおきましては石炭が約五割という非常に大きな役割りを果たし、戦後の日本の経済の再建のためには労使ともに非常に大……
○岩動道行君 ちょっと関連して。先ほどから、解約率の問題、これを減らすためにいろいろな行政指導をしておられるその御努力はよくわかるのでありますが、やはり生命保険に対する魅力というものが、ある程度現在のいろいろな預貯金の中でも欠けているのではないか。こういうようなことから、特に各種の生命保険において新種保険というものをいろいろ編み出して、その魅力をつけて、そうして保険契約高をふやす。また、堅実な経営で業容を拡大していこう、こういう方向にあるものと私は考えておるわけでございますが、ただいまの外務員の問題についての素質の向上等も必要でございましょうが、私は一つ基本的に政策的に特に政府側にもこの際御検……
○岩動道行君 青木先生がほとんど重要な問題点についてお触れになりましたので、私は若干の点について補充的に伺いたいと思います。 今回の国税不服審判所の機構、その運営については、国民の納税者の非常に関心の深いところであり、また、一歩前進であると、かような観点から私は判断をいたしておりますが、特に、従来、国税庁長官の通達というものが非常に重きをなしておった、あるいは法律以上の効力を持っていたと、そういう点に今度はメスを入れてまいる、こういう点におきましてはきわめて大きな前進をみるという意味において高く評価をしなければならないと思いますが、ここでちょっと伺いたいのは、国税庁の長官通達のほかに、主税局……
○岩動道行君 この機会に、私、特に法律学者としての須貝先生、新井先生にお伺いをいたしたいと思います。 その一点は、通達の法的な性格、位置づけ、それから第二点としては、通達を改正することによって納税者側にさらに従前よりもよけいに税金を納めなければいけなくなるようなそういう通達改正は可能であるのかどうか、あるいはそれが妥当であるかどうか、こういったような二点について伺いたいと思います。 実は、申すまでもなく、租税法定主義でまいっておるのが日本の租税でございまするが、社会情勢があるいは経済の実態が非常に複雑化してまいりますると、どうしても税法では規定し得ない面が多々出てまいる。先ほど、須貝先生も……
○岩動道行君 私は、エネルギー政策の展開を中心として長官に若干の質問を申し上げたいと思います。 まず、大体昭和六十年ぐらいを一つの目標としてわが国のエネルギーの供給源というものを考えてみた場合には、水力あるいは石炭というものが大きくその割合を後退をして、そうして石油と原子力にその大部分を依存するという状況になろうかと思います。 そこで、まず、新全総計画あるいは新経済社会発展計画、これはまだ策定を決定いたしておりませんが、作業中であろうと思いまするが、これらの新しい長期の展望に立った日本の経済、国民生活というものを考えた場合には、昭和四十二年ごろにつくられた総合エネルギー調査会の想定した原子……
○岩動道行君 木村先生から円の切り上げについての御質疑があったわけですが、私は、これに関連して、国際決済銀行に日本が入ることになったので、あそこではいろいろなそういう問題についても情報交換なりあるわけですが、かつてヨーロッパの通貨交換制の問題なんかはあそこの中で各国の大臣が集まって話をしてきまったというような状況であります。したがって、そのBISの中でどういうふうに円の問題が考えられているか、最近の実情と、それからユーロダラーの動きがどういうふうになってきているのか。これは円の切り上げの思惑といったようなことから自由円がかなり入ってくるような状況にあるのではないか。これに対しては一定のワクを金……
○岩動道行君 委員長、だいぶ要求大臣がお見えになっていないので、たいへん順序が違ってきたり、また質問を留保せざるを得ない点がかなり出てくると思うのですが、その点で持ち時間等、しかるべく委員長のほうで御配慮いただきたいと思うのですが……。
【次の発言】 私は、本日は主として日本のエネルギー政策に関連した質疑を行ないたいと思うのでございまするが、順序から申しますると、エネルギーの大宗をなしておるのは石油というような時代でありまするので、通産大臣がお見えにならなければ、私の質問の端緒が始まらぬわけでございます。しかしながら、ただいま時間の都合で後ほど見えるというので、順序を変えまして、遺憾ながら科学……
○岩動道行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○岩動道行君 私、あとお二人のお話も承ってからお伺いいたしたいと思ったんですが、瀬川さんが先に御退席になるというので、この機会に伺っておきたいと思うのですが、まず、第一に、先年証券取引法の根本的な改正というものが行なわれて、いわゆる分業制度が行なわれましたが、その結果、証券業界というものがはたしてうまく順調に分業制度というものが伸びていっているのかどうか、この点がまず第一点です。 それから公開買い付けの問題でございますが、これは投資家の保護ということを中心にして今回立法されているわけですが、先ほどお話がありましたように、外国から入ってくるというような場合に、外資法があるから大体いいんじゃない……
○岩動道行君 関連して。ただいま鈴木委員の質問に関連して私も伺っておきたいのですが、法案の第二条では対象の金融機関が掲記されておりまするが、信用協同組合まででとまっておって、鈴木先生が御指摘になったように、農協、漁業協同組合等が抜けておるわけであります。これはいろいろな審議の経過の過程におきましては議論のあった点でもあることは承知いたしております。しかし、本来、この預金保険制度というのが、預金者を保護する。しかも、農協、漁協等は相当の預金者の数があり、かつ、農協等においては非常に巨額の預金を扱っておる。農協につきましては、ある程度自発的に自己防衛的にある制度を内部体制としてやってはおります。し……
○岩動道行君 私、一点だけちょっと関税について伺いたいのですが、尾関参考人に原重油関税に関する基本的な考え方はどうあるべきかということについて伺いたいのでございますが、現在は、石炭対策として原重油に対する関税がかかっておるわけでありまするが、そのうちの一部が公害対策として還付される、あるいは低硫黄に対するに軽減が行なわるというようなことが今回さらに新しく取り入れられたわけでございます。それはそれなりに意味があるわけでございまするが、最近のOPECの石油の価格引き上げに伴って、こういう原重油、原材料というものは、本来ならば無税であるべきものを、それが石炭対策等のために関税をかけられてくる。そうし……
○岩動道行君 私は本日は主として憲法について、またエネルギー政策について、この二本の柱を主にしてお尋ねをいたしたいと思いまするが、その前に、新聞紙上で私ども承知をいたしておりまするのは、今年の秋に、天皇、皇后両陛下がヨーロッパ諸国をご訪問になられるということを新聞紙上で見ておるわけでございまするが、そのことは、はたしてどのように決定をされておりまするか、また、その時期、訪問先、目的等についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 その場合、たいへん私は喜ぶべきことで、ぜひりっぱな御旅行ができるように心から政府側において準備をお進めいただきたいと思うのでありまするが、この場合、天皇陛下はど……
○政府委員(岩動道行君) ただいま御質問の公益法人の監察でございまするが、ただいま官房長官からお話のございましたように、総理が特別に深い関心を持っておられます。本委員会におきましても、たびたび御指摘もございました。さような観点から、私どもは鋭意調査を続けてまいりまして、近く正式に監察の結果の勧告をいたしたいということで、ただいま最終の詰めをいたしておる段階でございます。
【次の発言】 できれば来週にでも正式に監察の結果を出したい、かように考えております。
○政府委員(岩動道行君) ただいま黒柳委員から御質問のありました天下りの問題でございまするが、これにつきましては、私一応それを二つに分けて考えてみたいと思っております。 それは、一つは、まさにただいま黒柳委員が御指摘になりましたように、役人をやめまして、そうして自分の関係しているような公益法人の役職員になった者、これがいわゆる世間にいう天下りであろうかと思います。 それから、いま一つ私ども監察の結果明らかになりましたのは、公益法人の役職員に現役の公務員が兼務をいたしているという実態が明らかになったわけでございます。そして、私どもの行政監察の範囲と申しますのは、実は、逃げるわけではございませ……
○政府委員(岩動道行君) 行政監理委員会委員安西正夫、犬丸實、太田薫、佐藤功、寺尾一郎及び吉武信の六君は、昨年十月十七日任期満了となりましたが、今般、その後任として愛川重義、青木均一、栗山益夫、篠島秀雄、東畑精一及び林修三の六君を任命いたしたいので、行政監理委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 六君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも行政の改善問題に関してすぐれた識見を有する者でありますので、同委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
○政府委員(岩動道行君) 先ほど来、鈴木先生からのいろいろな御質問に対しまして、私もまことにごもっともな点も多いので傾聴いたしておりましたが、この気象災害の影響するところはきわめて甚大でございます。人命から国民の財産、さらに農業、漁業、さらにはことしの一月の低気圧いわゆる台湾坊主のような災害によりましては林業にまで非常に大きな損害を与えるというようなことで、きわめて多様化したような現状になってきております。したがいまして、この気象業務というものはきわめて重要な国の行政業務であるということは私も認識をともにするものでございます。そこで私どもの勧告は、要らざるところはやはり廃止すべきである、要るも……
○政府委員(岩動道行君) 私どもに対しましては、まずこういう行政委員会の改廃についての手順といったようなことがまず御質問があったと思いますが、この点につきましては、ただいま総務長官からもお話がございましたように、戦後占領下におきましてこういう行政委員会というものがかなり多数設置されました。しかし、わが国の責任内閣制度のもとにおいては必ずしもなじむ性質のものでもない点もかなりあったわけでございます。したがいまして、二十三年以降、二、三年にわたりまして、第三者機関の多数の御意見もありまして、政府といたしましては、昭和二十七年に、十あまりのいわゆる行政委員会を整理統合いたしました。その後はわずか二つ……
○岩動道行君 関連して。
私、ただいま委員長から関連質問をお許しいただきましたので、先ほどの鈴木理事の御報告と柴立委員の沖繩海洋博に関しての質疑に関連して、若干の関連質問をいたしたいと思います。
まず第一に、長官は中止は考えていないが延期は考慮の余地があるような御発言をなさいましたが、その点をまず最初に確認をもう一度さしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、現在までに世界各国からどれくらいの参加国があるのか、この点をちょっとお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 その四十九国の中には、おそらく今回の中東戦争による石油の供給を削減されたり、経済的に非常にいろいろな困難を伴……
○岩動道行君 第一に、私は、坪川長官にお伺いをいたしたいと思いますが、先般の沖繩開発に関する所信の表明を伺いましたが、その筋道は、私どもも十分に了承できるところでございまするが、いささか具体的な問題については、十分な計画なり、御発想が伺えなかったのでございまするが、これらのことを伺っておりますると、私の持ち時間は、たちまちそれだけで終わってしまうと思いますので、きょうは、ごく簡単に質問を申し上げ、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 第一は、沖繩の振興開発計画で、十年後の沖繩はどういうふうな姿になるかということを、きわめて簡潔に、まずお示しをいただきたいと思います。
○岩動道行君 ただいまお四方の参考意見、たいへん貴重に拝聴をいたしたわけでございますが、特に旧北方領土におきまする住民の方々の生活の困窮さ、あるいは御苦労、こういったようなことを考えますると、まことにこの問題は早急に領土問題を中心とした解決をはかっていかなければならないという気持ちを強く一そういたしたわけでございまするが、この機会に大平先生にひとつお伺いしたいのは、北方領土について、そのリースの方式を一つの参考の方法として御紹介があったわけでございまするが、この問題については、占有ということが所有の九〇%ぐらいになるんで非常に大きな意味があるんだと、そこに着目した一つの妥協的な案だろうと思うん……
○岩動道行君 森先生からチュメニの問題についていろいろ御質問なさったんですが、それに関連して、私、基本的な問題一つだけ伺っておきたいと思います。 いろいろパイプラインを引くとか、バンクローンをどうするとか、そういうような具体的な話がかなり進んでいるようなんですけれども、ほんとうにチュメニの油田というものが日本が期待するようなそれだけの油を産出できるのかどうか、この点について、実は私どもが耳にしておるところでは、アメリカ側のあるグループが調査に行った。しかし、現地は見せてくれないで、あした、あしたと言いながら、それでもうしびれを切らして、それじゃもう帰ると言ったら、ようやく、それじゃお見せしま……
○岩動道行君 関連質問……。 私は、田並びに渋谷委員が、田中総理が訪米、訪ソされることについて御質問をされましたが、それに関連をして、一つだけこの機会に確認をさしていただきたいと思いますので、御了承いただいたわけでございますが、それは、昨日の読売新聞の夕刊の記事についてでございますので、お読みをいただいておるかどうかわかりませんが、この新聞記事によりますと、核防条約の批准について、政府は方針をきめて、次の通常国会に承認を求めるために準備作業に入ったと、こういうまあ書き出しでございます。そうして田中首相はアメリカ等を訪問をされたときには、いろいろなわが国としても要請をしなければならない重要問題……
○岩動道行君 時間もありませんので私のほうからまとめて申し上げますから、それに対して簡潔に明確なお答えをいただきたいと思います。 まず、いま鈴木委員からも明らかにされましたように、東京等の繁忙庁に対する配慮、これが今回の法律改正の一つのポイントであろうと。これはこれなりに私ども了承をいたします。しかしながら、小規模庁に対する配慮ということについて私は法務省のお考えをこの際明らかにしていただきたい、かように考えて質問申し上げるわけであります。 まず第一に、登記所の適正配置、小規模庁の整理統合、こういうことについて答申が四十七年に出てまいったわけでありまするが、その答申の小規模庁の廃止の基準で……
○岩動道行君 ただいま藤原委員から看護婦の充足についてきわめて貴重な質疑をなさいましたことを私は高く評価をいたしたいと思います。 そこで、私は、まず今回の人事院勧告については必ずしも看護婦の不足を十分に解決することに資するかどうか疑問を持たざるを得ない立場で質問をいたしたいと思います。 まず、総務長官も、人事院勧告に基づいて、この勧告は看護婦の不足問題の解決に資することを主眼としての特別な給与改善だと、こういうことでございまするが、先ほど来の質疑を通じても、一体ほんとうに確保できるのかどうか、その辺からまずひとつ大臣のお考えを伺いたいと思います。
○理事(岩動道行君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
○岩動道行君 本日は、参議院の予算委員会において物価の集中審議を始めるわけでありまするが、衆議院におきましてすでに相当の問題が取り上げられ、相当の問題の解明が行なわれましたが、私は、参議院の立場としては、さらに国会での最後のまとめとしての物価問題こういう立場から、参考人の皆さん方の率直な、そして反省すべきところは十分に反省をして、国民に対してお答えをいただき、述べていただくと、この基本姿勢をまずお願いを申し上げておきたいと思うのであります。 そこで、まず石油問題について始まるわけでございまするが、石油は申すまでもなく国民経済の基本的なエネルギーの根源をなしておるわけであります。その影響すると……
○岩動道行君 私は、いまの物価問題において一番大きなのは、やはり超過需要をいかにして押えて、物価の鎮静、価格の安定をはかってまいるかと、こういうことにあろうかと思いまするが、そういう観点から、財政と金融両面があるわけでありまするが、本日は全銀協の会長さんに金融面の点について申し上げたいと思います。 この金融引き締めは相当浸透してきているというような傾向があらわれてきており、さらに五、六月ごろになると、それが最高潮になると申しますか、相当の影響が出てくると、こういうような状態であろうと思いまするが、しかしながら、なお金融引き締めを一そう強化する必要があるのかどうかということ。 それから、現在……
○理事(岩動道行君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。
○岩動道行君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十九年度補正予算三案について賛成の討論をいたします。 政府はさきに四十九年度予算の編成にあたって、経済政策の目標を物価の安定を最重点に置いて、財政、金融両面にわたるきびしい総需要抑制政策を講じてきたのであります。 わが国経済は、昨年秋の石油危機を契機として、国際的要因も大きな原因となり、戦後の混乱期を除いてはこれまでに例を見ない物価の高騰と社会不安を招いたのでありますが、長期にわたる総需要抑制と金融引き締めの政策の効果がようやく浸透し、今春以来物価の騰勢は落ちつきを取り戻し、卸売り物価、消費者物価とも鎮静化の傾向をたど……
○岩動道行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○岩動道行君 大変貴重な御意見を承ったんですが、いまの御質問にも関連して、実は日本の資源、エネルギー、特にエネルギーに関しましては、向坂先生のお話にも冒頭にありましたように、まず石油もさることながら、地熱からその他みずからの持てるエネルギー、日本列島の力を開発していかなければいけないということもございまするし、また厚子力の問題、これらの行政が多岐にわたっておって、したがって日本の資源、エネルギーという問題が非常に大きな課題になっておりまするが、これが通産省、そしてその中の資源エネルギー庁という部門になっており、あるいは原子力は科学技術庁というようなことになっております。 それで、資源エネルギ……
○岩動道行君 関連。 ただいま徳永委員からパレスチナ問題、そしてまたイスラエルの問題についての御質問がありまして、政府の御答弁はそれなりにわかるのでございますが、私ばやはりパレスチナ国家ないし政府というものが速やかにでき上がるように、日本も積極的な協力ないし努力をしなければいけないのではないか、かような考えをかねがね持っておる一人でございます。 第四次中東戦争の始まる前に、実は私一つの本を書いたのでありまするが、その中にもパレスチナ人の権利回復、すなわちパレスチナ国家を速やかに日本政府は国連の場において受理することに積極的な発言をしたらどうかというような趣旨のことも主張として書いたのであり……
○岩動道行君 関連。 私は、源田委員の核防条約を中心としての質疑に対して、関連をして若干政府の御意見を伺っておきたいと思います。 私は、核防条約自体は賛成でも反対でもございません。長期的な展望に立っての徹底的な慎重な検討が必要であり、納得を国民がしなければならないと、こういう立場で関連を申し上げたいと思いますが、まず第一に、事実関係を外務省の当局に伺っておきますが、西独は批准を完了したのかどうか、つまり西独は批准の手順は済んだけれども寄託をしているかどうか、それが完了しているかどうかという点。第二は、エジプトは査察を受ける立場にあるのかないのか、この点をまず事実としてお答えをいただきたいと……
○理事(岩動道行君) 神谷信之助君。
【次の発言】 委員長の指名を受けて発言してください。
○岩動道行君 関連。 外交問題について若干の関連質問をさせていただきたいと思います。 最近のレバノンの内戦状態というものは、中東の和平、安定についても非常に大きな問題があると思いまするが、これらの状況についての見通しなども伺いたいと思います。非常にベイルートという、企業あるいは情報の機能、さらにまた日本の大使館の活動も制約をされ、大使は籠城しているといったような状況にあると伺っておりまするし、そのような中において、このベイルートの位置というものをどのように今後考えていくべきか、そして今後の日本の中東の拠点としての場所をどういうふうに考えていくべきかといったようなことをひとつ伺っておきたいと……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、先般本委員会が行いました租税及び金融等に関する実情調査のための委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。
まず、第一班の報告をお願いいたします。戸塚君。
【次の発言】 次に、第二班の御報告をお願いいたします。中西君。
【次の発言】 派遣委員の報告はこれをもって終了いたしました。
なお、ただいま御報告がございました各班から別途詳細な報告書の提出を求め、これを後日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、一言あいさつ申し上げます。
私、このたび当委員会の委員長に選任されました。まことに微力ではございますが、委員各位の御協力を得まして、当委員会の公正、円満なる運営を心がけてまいる所存でございます。諸先生の御指導と御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。
【次の発言】 この際、桧垣前大蔵委員長から発言を求められておりますので、これを許します。桧垣君。
【次の発言】 まず、委員の異動について報告いたします。
去る二十二日、辻一彦君、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君、福間知之君が選任されました……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
租税及び金融等に関する調査のため、本日参考人として税制調査会会長代理友末洋治君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
これより質疑に入ります。
委員の質疑に入る前に、委員長から天皇陛下御在位五十年記念行事について質疑を行います。
天皇陛下御在位五十年記念行事としてどのような計画が進められているか。特に、大蔵省では、記念貨幣発行などを予定して……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
本日、桧垣徳太郎君、藤田正明君、青木一男君、山崎五郎君が委員を辞任され、その補欠として安孫子藤吉君、井上吉夫君、初村滝一郎君、佐多宗二君が選任されました。
【次の発言】 この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。
先般、当委員会が行いました租税及び金融等に関する実情調査のための委員派遣については、中国班、関西班及び九州班からそれぞれ報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
去る二月十八日、安孫子藤吉君、井上吉夫君、初村滝一郎君、佐多宗二君が委員を辞任され、その補欠として、桧垣徳太郎君、藤田正明君、青木一男君、山崎五郎君が選任されました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
この際、大平大蔵大臣から、財政及び金融等の基本施策について所信を聴取いたします。大平大蔵大臣。
【次の発言】 本件に対する質疑は、これを後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十分散会
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として粕谷照美君が選任されました。
また、本日、山崎五郎君が委員を辞任され、その補欠として岡田広君が選任されました。
【次の発言】 関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大平大蔵大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見もなければ、直ちに採決に入ります。
関税暫定措置法の一部を改正する法律案を問題……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
議事に入るに先立ちまして、一言申し上げます。
本委員会委員山崎五郎君は、去る四月六日逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。ここに委員各位とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立を願います。黙祷願います。
【次の発言】 黙祷終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。
去る三月三十一日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君が選任されました。
また、去る六日、斎藤十朗君が委員に選任されました。
また、昨十二日……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨十三日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
また、本日、植木光教君が委員を辞任され、その補欠として福井勇君が選任されました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
昨日に引き続き、財政及び金融等の両施策に対しこれより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、午後四時十分まで休憩いたします。
午後四時一分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨十七日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ち、去る五月十六日、秋田での記者会見の席上、定例日以外でも財特法を審議してほしいという発言があった旨の報道記事がありましたが、この発言が事実とすれば立法府審議権への干渉であります。当大蔵委員会としては、理事会において法案審議の進め方について各党の意見をもととして検討しているところであります。
この際、立法府と行政府の関係についての政府の基本的見解をお伺いいたしたいと存じます。また、発言……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨十八日、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。
参考人の方々には、御多忙のところ、大変御無理を申し上げ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。
次に、これからの会議の進め方につきましては、まず小倉参考人、新井参考人、関本参考人の順でお一人おおよそ十五分程度御意見をお述べいただ……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後二時十五分まで休憩いたします。
午後一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き五十一年度の公債の発行の特例に関……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会
を開会いたします。
昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法
律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件につきましては、昨日来の論議が交わされており、政府からも答弁がございますが、きわめて重要なポイントでございますので、政府において、さらに鋭意、将来にわたっての問題でありますので、十分なる検討をしていただくことにして質疑を続けさしていただきたいと思います。
【次の発言】 政府においてもう一遍、それじゃ御答弁をまず伺いたいと思います。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大平大蔵大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれを後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時四十三分散会
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案を審査のため、本法案審査中、日本輸出入銀行総裁及びその他の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 経済協力開発機構金融支援基金への加盟に伴う措置に関する法律案、アフリカ開発基金への参加に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案、米州開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る九月十六日、福井勇君が委員を辞任され、その補欠として植木光教君が、去る九月二十四日、寺田熊雄君か委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君が、去る九月二十七日、植木光教君が委員を辞任され、その補欠として糸山英太郎君が、去る六日、土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として西村尚治君がそれぞれ選任されました。
また本日、西村尚治君及び栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として高橋誉富君及び和田春生君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
本日、和田春生君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に栗林卓司君を指名いたします。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時四十三分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案の審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁森永貞一郎君の出席を求めることに御異議ございませんか。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。 昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 参考人の方々には、御多忙中のところ大変御無理を申し上げ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。 次に、これからの会議の進め方につきましては、まず伊部参考人、村田参考人、大熊参考人の順で、お一人おおよそ十五分程度御意見をお述べいただきまして、その後委員の方々からの質疑にお答えをいただくという方法で進めてまいりたいと存じますので、各位の御協力……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま野々山委員の発言に対しましては、鈴木委員の前の質疑も関連もいたしております。きわめて重要な国会と行政府との関連の事項でございまするので、後刻理事会においてさらにこの問題を検討をすることにいたしたいと思います。
【次の発言】 速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 総理大臣にお願いいたします。もう少し大きな声で御発言を願います。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が、去る二十日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として藤井恒男君が、去る二十一日、戸塚進也君が委員を辞任され、その補欠として棚辺四郎君が、去る二十二日、棚辺四郎君が委員を辞任され、その補欠として戸塚進也君が、去る二十五日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、この……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る十月二十八日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が、去る十一月一日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十一分散会
○岩動道行君 酒税法の改正について、まず基本的な点を伺いたいと思います。 今回の酒税の引き上げということは、この不況時代においては非常に問題のある増税であると私は基本的に考えるわけでございまするが、そのような景気浮揚策を極力進めていかなければならない経済の実情あるいは企業体の実態、あるいはまた消費者の動向、こういうものの中で特に酒税に増税の財源を求めたということははなはだ残念という感じもいたしまするが、また諸般の財政事情から考えたならば、やむを得ないという面も理解ができるわけでございます。 そこで、まず、この増税によって国民の消費者がどういう反応を示すと政府はお考えになっているのか。あるい……
○岩動道行君 委員長、関連。
【次の発言】 高邁な識見とさわやかな弁舌の中山委員の質問の途中に割り込むことをお許しいただきたいと思いますが、私は中東問題を中心として若干の関連質問をさしていただきたいと思います。
まず第一に、サダト・エジプト大統領のイスラエル訪問に始まる非常に劇的な、流動的な中東情勢に対して、政府がどのような対処をしていかれるかということを中心にしたいと思いますが、まず園田外務大臣がそのような中において中東の若干の国を訪問されたことはきわめて意義が深いと、心から敬意を払う次第でありますが、この流動的な中東問題について、特に和平の見通しとわが国の役割りはどうであるか。そういう中……
○岩動道行君 関連。
【次の発言】 私は、この機会に緊急の関連質問を一つさしていただきたいのであります。
それは、私は本日エジプト訪問を終えて先ほど帰国をいたしたのでありますが、中東和平の問題についてサレム・エジプト首相と要人と長時間にわたって話し合いをいたしてまいりました。サダト大統領の中東和平への非常な努力にもかかわらず、PLOのゲリラ行為、一般市民に対する無差別殺人行為等はきわめて遺憾でございます。その絶滅について、PLOはもちろんのこと、関係者は一層の努力をすべきでございますが、しかし、イスラエルの今月十四日に始まった、そして今日も一まだ続いている報復措置としてのレバノンの南部に国境……
○岩動道行君 予算委員会地方公聴会仙台班につきまして御報告申し上げます。仙台班は、上田委員、鈴木委員、福間委員、吉田委員、藤原委員及び下田委員、それに私、岩動の七名で構成、去る二月二十三日、仙台市において公聴会を開催してまいりました。仙台班の公述項目は、不況問題宮城県沖地震問題、農林水産業及び地方財政の四項目でありまして、それぞれ各界の代表から意見を聴取した後、出席委員から熱心なる質疑が行われました。 以下、公述の要旨につき簡単に御報告申し上げます。 まず不況問題につきましては、東北経済連合会会長若林彊君、釜石市長浜川才治郎君、鶯沢町長高橋正人君の三公述人から意見を聴取いたしました。 ま……
○理事(岩動道行君) 渡辺参考人には御多忙中のところを御出席くだされ、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。御退席くださって結構です。
○理事(岩動道行君) 中参考人には御多忙中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼申し上げます。御退席くださって結構でございます。
【次の発言】 次に、福間知之君の質疑を行います。福間君。
○理事(岩動道行君) 粕谷君、時間が参りました。
【次の発言】 以上で粕谷君の一般質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、志村愛子君の一般質疑を行います。志村君。
【次の発言】 以上で志村君の一般質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、太田淳夫君の一般質疑を行います。太田君。
【次の発言】 関連質疑を許します。多田省吾君。
【次の発言】 平岡参考人には御多忙中のところ御出席いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。御退席くださって結構でございます。
○理事(岩動道行君) 内藤君、質疑時間が過ぎました。
【次の発言】 以上で内藤君の発言は終了いたしました。
次に、三治重信君。
○理事(岩動道行君) 矢原君。
○岩動道行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○岩動道行君 最初に、私は、まず参議院にエネルギー特別委員会ができましたことを心から歓迎し、また、この委員会が日本はもちろんのこと、世界的にも大きな役割りを果たしていく、そういう委員会の姿になっていただきたいということを願望いたしております。また、そういう観点からも、委員長、理事、そして委員の皆さんにおかれましても、どうか、いたずらに議論だけではなくて、いかにして日本のエネルギーを十分に確保し、日本の国民の生活を安定させ、あるいは日本の国際的な役割りを十分に果たしていくためのエネルギー政策の確立、そしてその推進に十分な役割りを果たしていただくように特段の御配慮、そして運営をお願いいたしたい、か……
○岩動道行君 大変貴重な熱心な御意見を伺って参考になったわけでございますが、私は、最後の締めくくりに少し御出席の参考人の皆さんにそれぞれ承りたいと思うのです。 まず第一は、長期エネルギー需給暫定見通し、これに対してはほとんど同じような御意見だと思いますが、問題は、私ども日本民族は食べていかなければいけない、生きていかなければいけない、夢を食って生きていくわけにはいかないということになりますならば、やはりさしあたり、ソフト・エネルギー・パスというお考えも出されましたが、当然これらは考えていかなければなりませんが、やはり当面、石油を中心とした日本のエネルギーの確保をしていかなければいけない。とな……
○岩動道行君 最初に、ユーゴスラビアの大統領でありましたチトー大統領がこのほど逝去されましたことに対し、日本国民の一人として、国会議員の一人として、さらにまた私ども有志議員で日本・ユーゴスラビア友好議員連盟を持っておりますが、そのメンバー、副会長としても、この機会に謹んで哀悼の意を表したいと思います。 同時に、第三世界の先頭を切って世界の平和のため緊張緩和のために大きな役割りを果たしてこられたチトー大統領の死去ということが今後世界の情勢をどのように変動させてまいるか、大きな問題でございます。これは政治的な国際的な問題であると同時に、バルカンといういわば国際紛争の火種であった歴史的な地域でもあ……
○岩動道行君 東京ラウンドについては、ただいま稲嶺委員が発言されたのと基本的な意見をともにするのでありますが、特に一九七三年、つまり昭和四十八年にいわゆる東京ラウンドがスタートをしてわずか六、七年の間にこれだけの成果を上げたということは、日本政府当局あるいは関係諸国の自由貿易主義を守っていこう、世界経済の繁栄をもたらそうという精神が旺盛に働いた結果であって、この点政府の努力に対しては深く私も敬意を払いたいと思います。ただ、今日、産業経済あるいは政治情勢等、それぞれの当該国の国内事情から、ややもすれば貿易に関しては保護主義がちょいちょい起こってきている。日米の経済摩擦あるいはECとの関係、こうい……
○岩動道行君 大変長時間にわたっての審議で、委員長初め皆様お疲れだと思いますが、いましばらく御辛抱をお願いしたいと思います。 最初に私は、総理に政治姿勢とその手法について伺ってまいりたいと思いますが、最近世論調査というものが幾つか出てまいってきておりますが、遺憾ながら大平内閣に対する支持が、たびたびこの委員会でも出ておりますように、三割程度の支持率である。しかし、一方において自由民主党の支持は四〇%を超していると、こういう実態であるようでございまするが、この世論の数字をどのように受けとめて今後日本の政治をお進めになるのか、特に今日はきわめて政治経済、財政あるいは国際問題等、難問が山積をいたし……
○岩動道行君 いま熊谷委員から御質問があって、人体に影響のない微量なものであったということがいまわかったといたしましても、ピコキュリーとかあるいは何とかレムとか言いましても私どもにはわからないし、それが何万倍であったとが、こういうことになると大変なことだなと、こういうことの印象の方が強いのです。 そこで、たとえば「むつ」の原子力船のときだって、大したことないのにああいう大騒ぎになって今日に至っている。そういたしますと、この際私は、この場で、一体、微量であったけれども、これはたとえば人体でレントゲンを毎日一年間とってもそれ以下であったのか、あるいはその程度であるのかどうか、その辺の具体的なこと……
○岩動道行君 委員長、関連。 本日は参考人の各位におかれては大変貴重な、それぞれ専門的なお立場からお話を承りまして、大変参考になりました。 ところで、ただいま熊谷委員からいろいろな点についての御質問がございましたが、私はそれに関連しまして国民が今度の敦賀事件、敦賀事故についてどうもよく理解ができてない点があるのではないかと思いますので、この点について御意見を伺いたいと思います。 敦賀事件それ自体はまことに遺憾なことであり、日本の原子力政策を推進する上においても非常に大きな障害を与えたことは否めません。これは国を挙げて反省をしなければならない点だと思いますが、ただ今回の事故が、ただいま高松……
○岩動道行君 先般、OECDのエネルギーとマクロ経済に関する議員シンポジウムがパリで行われまして、本院からは小柳勇先生と私が参加をすることになりました。 それらの概略につきましては、皆様方のお手元にお届けしてありますので、御承知をいただきたいと思いますが、今回のOECDの議員シンポジウムは初めて行われたものでございます。そして、これは世界的にもエネルギーが大きな経済問題でもあり、また社会的にも大きな問題でございまするので、そのようなエネルギー政策を国会議員、つまり政治家が政策を選択していかなければならないという重要な役割りを持っているので、この機会に国会議員だけでお互いに意見を交換し、そうし……
○岩動道行君 関連。
【次の発言】 総理、閣僚、これ(実物を示す)これ何だかおわかりでしょうか。田中文部大臣と私、イラン革命の直前に中東を訪問したことがありますが、文部大臣、これ。
【次の発言】 さすが鈴木内閣の閣僚としてごりっぱだと思います。これを一日見てPLOの旗とすぐおわかりになる方は私はそう多くないと思うのでございますが、さすがでございます。敬意を表します。
ところで、この旗の意味というものがあるんでございます。この赤いのはパレスチナ人の犠牲によって出てきた血であるという犠牲を意味するんです。それから、この黒、これはパレスチナ人のアラブの統一を阻害する力に対して、暴力に対して力をもっ……
○岩動道行君 最初にまず、きわめて短時日の間に、伊東外務大臣はレーガン大統領を初め新政権の首脳部あるいは上下両院議員と精力的な話し合いをされ、そして鈴木総理が訪米される土俵づくりをなさってこられたことに対しては深く敬意を表したいと思います。 そこで、午前中の質疑である程度重複することがあるかもしれませんが、自民党の立場から若干の質問を行いたいと思いますが、最初に、日米間の問題として主として大きな時間をとったのは自動車問題だったと伝えられております。そこで昨日、官房長官、外務大臣、通産大臣、そして大来代表と四者会談が行われたと伝えられておりますが、その会談の内容について最初に官房長官から簡潔に……
○岩動道行君 私は、このほど策定された長期エネルギー需給見通しについて、これを中心として若干の質問を行いたいと思います。 実は、五十五年の二月当委員会で私は、五十四年の八月に策定されました長期エネルギー需給暫定見通しについていろいろ問題点を御指摘申し上げたのでございますが、今回の長期見通しについても大体同じようなことを伺わなければいけないということは、実は残念なんでございます。 それは前提でございますが、最初に伺っておきたいのですが、この長期見通しは閣議決定なんですか、あるいは、政府にとってどういう性格のものですか、それをまず伺っておきたいのです。
○岩動道行君 最初に、中曽根総理にお伺いをいたします。
政治姿勢の問題でございますが、総理は鈴木政治の承継をしてやるということを予備選挙でも申され、またそのような姿勢で政権を担当されたと思いますが、鈴木政治の承継ということになりますと、一体どういうことをお考えになっているのか。鈴木政治は、行革あるいは参議院の全国区制度に対する歴史的な改革というようなことをなし遂げられたわけでございますが、これらの点についてどのようにお考えになっているのか、この点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 鈴木内閣は時代の要請にこたえた行政改革等の大事業に着手をされて、その第一歩をすでに踏み出されたわけで……
○岩動道行君 私は与党の委員でございますが、最初に委員長に要望をまず申し上げたいと思います。 日本の安全保障の立場からエネルギー問題はきわめて重要な柱でございます。にもかかわらず、この委員会は先般の大臣の所信表明に対してわずか二時間程度しか審議をしないということはまことに残念でございます。今後、できるだけ本会期中にさらに深く審議を広げ、十分な日本のエネルギー対策を確立するために、本委員会の権威もかけて、そのような機会をさらにおつくりいただくように強く要望を申し上げたいと思います。 さて、時間もございませんので、いろいろな問題がございますが、まず長期のエネルギー需給見通しの総点検ということが……
○岩動道行君 先般の四月二十七日の山林火災と強風災害も含めて、去る二十八日に私は大蔵委員会で大蔵大臣初め関係省庁においでをいただいて大筋についての要望をお願いしておきました。その結果、早速、地方交付税の繰り上げ支給等がすでに実現をされておりますことは、政府の努力に対して敬意を払いたいと思います。 また、加藤長官は先般久慈までわざわざ現地の視察においでになりました。ちょうど花と緑の運動の植樹のお祭りにも参加をしたわけでございますが、その機会に久慈をごらんいただきました。まず最初に、長官が現地をごらんになって、これに対してどのような大臣としての感想と申しますか、この問題に対してどうお考えになった……
○岩動道行君 私は、本日の議題から若干それますけれども、大変重大な突発的な問題が起きましたので、まずその方から質問をいたしたいと思います。 それは昨日の二十七日に異常乾燥強風下のもとに東北各地で火災が頻発いたしました。特に岩手県の久慈市長内町地区においては大変な火災災害が起こりました。この機会に被災者に対しましては心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 また、この地帯は零細農山村地帯でございます。したがいまして、これらの被災者そしてその生業等に対しては特段の配慮を、政府並びに関係の皆さんに配慮をお願いしたい、かように考えておるところでございます。そういう中におきまして、寝たきりの老人ホー……
○岩動道行君 最初に、通産大臣に伺いますが、本日はくしくも十年前に第四次中東戦争が勃発をして、そして今日までの十年の石油危機の引き金となった十月六日であります。まことにくしき日にこのエネ特が開かれたことは、われわれエネルギー問題を論ずる立場から非常に大事な委員会であるというふうに認識をいたすわけであります。 そこで本日は、先般八月の二十二日にまとめられた長期エネルギー需給見通しとエネルギー政策の総点検の報告を中心として質問をいたしたいと思いますが、その前に大臣にお伺いをいたします。 この十年間の石油危機、これに対するどのような教訓を学びとられ、そしてどのような政策を基本的にこれからおとりに……
○国務大臣(岩動道行君) 科学技術庁長官の岩動道行でございます。 このたび、重要な科学技術行政を担うことになりました。よろしくお願いを申し上げます。 第百一回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして所信を申し述べさせていただきます。 石油を初めとするエネルギー資源に乏しく、エネルギー源の八割以上を海外からの輸入に依存している我が国のエネルギー事情及び依然として不安定な石油をめぐる諸情勢等にかんがみれば、我が国が将来にわたり、経済の安定成長と国民生活の向上を実現していくためには、石油にかわる多様なエネルギー源の研究開発利用を促進し、エネルギーの安定供給の確保を図っていくことが必要でありま……
○国務大臣(岩動道行君) まず、日本の原子力の平和利用につきましては、日本のエネルギー政策の非常に大きな基本をなしているという認識を持っております。 特に、エネルギー資源としての石油につきましては、御案内のように、ほとんど一〇〇%海外に依存をしているところでありますし、またその大部分を中東に依存している。したがって、中東の情勢というものは私どもには大変大事な、注目しなければならない地域で、イラン・イラク戦争でありますとか、そしてペルシャ湾の状況、ホルムズ海峡の封鎖の不安とか、さらにまたごく最近はリビアによるいろいろな不安と、絶えずそのような問題がつきまとっている地域でございますので、できるだ……
○国務大臣(岩動道行君) 原子力の開発利用の推進に当たって、放射性廃棄物の適正な処理処分あるいはその安全性を確保するということは極めて大事な大前提でございます。そのために私は、法制面の整備につきましても事務当局に検討をするようにということを申しておりますが、まだその具体的な要綱を決めるというような段階ではございません。事務的にとりあえず検討してみろ、こういうことでございます。 現行法におきましても、放射性廃棄物に関しましては所要の規制が行われることになっておりますが、最近のように民間の事業者が核燃料サイクルを推進する、具体的に進める、そういう段階になってまいりますと、やはり下北での低レベルの……
○国務大臣(岩動道行君) 科学技術庁長官の岩動道行でございます。 このたび、重要な科学技術行政を担うことになりました。よろしくお願い申し上げます。 第百一回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして、所信を申し述べさせていただきます。 現下の厳しい内外諸情勢の中にあって、経済の安定的な成長と国民生活の一層の充実を図り、活力ある社会を築いていくためには、科学技術の振興が不可欠であります。 我が国が戦後の急速な経済成長により、自由世界第二位の経済力を有し、一億二千万人の人々が豊かな生活を享受することができるようになりましたのは、ひとえに国民のすぐれた知的能力とたゆまざる勤勉、努力のたまもの……
○国務大臣(岩動道行君) 昭和五十九年度における科学技術庁の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十九年度総理府所管一般会計予算要求額のうち、科学技術庁の予算要求額は、歳出予算額三千二百九十三億四千六百三十八万一千円を計上いたしました。 また、総理府、大蔵省及び通商産業省の共管による電源開発促進対策特別会計のうち、科学技術庁分といたしまして歳出予算額七百八十七億四千五百四十七万三千円を計上いたしておりますが、両会計を合わせた科学技術庁の予算要求額は、歳出予算額四千八十億九千百八十五万四千円であります。これを前年度の当初歳出予算額三千九百七十九億五千五百四万二千円に比較いた……
○国務大臣(岩動道行君) 今お話のありましたがん対策は、人類のためにも大変大事な分野でございますので、現内閣におきましても最重点項目としての取り組みをやっていることは御案内のとおりでございます。そしてまた、十カ年計画を立てて、まずがんの本態の究明、そして早期の発見、診断、そして治療、これもやはり厚生省の所管事項の分野もございまするし、あるいは文部省の大学、研究機関等の分野もございまするし、また当庁といたしましては、理化学研究所でありまするとか、あるいは放射線医学総合研究所でありまするとか、そういうところで基本的な共通的な問題を解明するということで取り組んでおります。特にまた治療につきましても、……
○国務大臣(岩動道行君) 先ほど来藤井先生の御見識を伺って、大変私も心強く思いました。 やはり日本の国土、そして均衡のある発展ということを考えた場合に、どうしても幹線的なものだけでは国土の均衡開発ということは期待できないのではないかと思います。そうして、やはり何と言っても大変皆さんお忙しい時代に入ってまいりました。したがって、このような短距離離着陸の航空機というものが開発されますと、この細長い日本、そして島の多い日本にとりましては非常に大きな社会的、経済的な、そしてまた文化的にも大きな役割を果たすものではないか、このように認識をいたしておりまして、このSTOL機の実験開発ということは日本の将……
○国務大臣(岩動道行君) 日本原子力研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。 我が国における原子力船研究開発につきましては、昭和三十八年、日本原子力船開発事業団を設立し、同事業団を中心に進めてまいりましたが、昭和五十五年の第九十三回国会において、それまでの我が国の原子力船研究開発をめぐる諸情勢等を踏まえ、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案が審議、議決され、それによって、日本原子力船開発事業団は、原子力船の開発のために必要な研究を行う機能を付与され、日本原子力船研究開発事業団に改組されたところであります。その際同事業団については、行政の各……
○国務大臣(岩動道行君) ただいまの御質問でございますが、自由民主党の中におきましての原子力船「むつ」に関する検討委員会は、ただいま関係各方面の御意見を聴取し、あるいは現地を調査をし、あるいはまた海外における諸国の実情の調査等をいたして、つい最近その海外調査も終了して帰国をいたしたところでございます。これから党の方においては、検討委員会がさらにそのようないろいろな現在までの調査の結果を踏まえまして検討を続けていかれるものと思っております。 結論をいつ出すかということでございますが、これは私ども政府の立場といたしましては、来年度の六十年度の概算要求に間に合うように結論をお出しをいただき、かつま……
○国務大臣(岩動道行君) 私の提案理由の説明を御引用で御質問でございますが、まず私が申し上げたいのは、日本の原子力の平和利用、これは日本の地政学的な実情、そして資源のない国、海運国家であること、貿易国家であること、さらに造船国家として日本国家が今日までの繁栄を築いてきたこと等々を考えました場合には、私どもは原子力の平和利用はあくまでもこれは日本の大事な政策の一環として推進をしてまいりたいと考えておるわけであります。そういう中におきまして、私どもは、特に原子力船の開発研究というものはそういう状態の中においてぜひ必要である、こういう観点から長年にわたってこの方針をとって進めてまいったところでござい……
○国務大臣(岩動道行君) もともと我が国の原子力の研究、開発、利用は原子力基本法で平和の目的に限ってこれを行うということで今日まで進めてまいりましたし、またこれからもそのとおりでございます。そういう中においての「むつ」による研究開発あるいは舶用炉の研究開発、これらも平和利用を目的としているものでありまして、軍事利用を意図しているものではございません。
【次の発言】 まず私どもは、原子力の平和利用という基本理念のもとに今日までも原子力行政を進めてまいったわけでございます。この原子力に対する国民の理解、その知識を正確に客観的に持っていただくということは極めて大事な根本的なものであろうと思います。い……
○国務大臣(岩動道行君) まず、昨日の自由民主党の中における方針の決定でございますが、このことは最終的に廃船ということではございません。それらのことはさらに長期的な観点から、また十分な専門家の意見等も聞きながら、慎重に「むつ」の研究開発を進めていくという考え方でございます。ただいま御指摘のように、「むつ」に関する過去の経過にかんがみますと、相当の金額がつぎ込まれてまだ研究開発の成果が上がっていないということは、私どももはなはだ遺憾に存じておるところでございます。しかしながら私どもは、日本の原子力の平和利用と、そういう中の一環として日本が海洋国家であり、貿易国家であり、また科学技術を国是として日……
○国務大臣(岩動道行君) 総理、官房長官と同じでございます。
○国務大臣(岩動道行君) 原子力船「むつ」につきましては、今日まで長い経過がございます。特に昭和四十九年には、残念ながらごく微量ではございましたけれども放射線漏れという事故を起こしました。したがいまして、これは早急に完全な遮へい工事をしなければいけないということで佐世保に回航いたしまして、大変な難儀でございましたけれども、これを完全に遮へい修理を行い、安全点検も行いました。その後「むつ」の定係港につきましてはいろいろな折衝を続けてまいりましたけれども、これにつきましてはとりあえず大湊に仮の停泊をして、そして地元と非常な折衝を重ねた結果、関根浜に港をつくって、そこで試験研究から実験、廃船に至るま……
○国務大臣(岩動道行君) ただいまお尋ねのバイオテクノロジーによる生物兵器については、基本的には総理が御答弁なさったとおりでございます。 また、私ども科学技術全体を預かっておる立場におきましては、科学技術会議におきましていろいろな研究開発の指針を示しているところでございます。そういう中において、特に先ほど塩出委員からのお話がありましたような人間の遺伝子の組みかえ等につきましては、これは認めないという方針を科学技術会議でも指針を示しておられます。したがって、科学技術庁といたしましてもその線に沿って行政を進めているところでございます。 また、ただいまのように兵器という分野になりますと、これはも……
○国務大臣(岩動道行君) お答え申し上げます。 日本の存立にかかわる基本的な問題は、科学技術の振興でございます。そういう意味において大変重要な点についての御質問でございますが、まず私どもは、ライフサイエンス、これが急速に進展を見ておりますが、特にバイオテクノロジーを中心とした生物学、医学、農学、あるいは化学、物理学、工学など非常に幅広い分野においての知見を活用いたしまして、そうして生命現象を解明する。また、それによって得られましたいろいろな知見というものを具体的に私どもの人間の生活に、つまり保健医療に、あるいは食糧に、資源エネルギーと、こういったような広範な分野で人類の福祉、これに活用してい……
○国務大臣(岩動道行君) まず、がんの制圧は我が国の総力を挙げて取り組んでいかなければならない重要な課題であると考えております。また、このがんの制圧は、何と申しましても大変難しい病気でございます。したがって、その本態を解明するという研究がその基礎にならなければならないと考えております。こういうようなことで、まず私ども科学技術庁におきましては、従来から放射線医学総合研究所におきまして放射線を用いたがんの治療研究、それから理化学研究所におきましては制がん剤の開発等、また科学技術振興調整費などを活用しまして遺伝子の関連の技術の開発など、がん研究に必要な基盤的な技術の開発を行っておるところでございます……
○岩動道行君 きょうは最初にメキシコとコロンビアの地震と噴火について、政府にいろいろお聞きをいたしたいと思います。 まず、私は先月メキシコを訪問いたしましてお見舞いをいたし、また現地を視察をし、各方面の意見も聞き、あるいはまた責任ある政府の方にもお目にかかってまいったわけでございますので、専門の立場ではございませんが、いろいろ問題点もあろうかと思いますので、お伺いをいたしたいと思います。 まず、私がメキシコを訪問したのは、我々日本とメキシコとの間は、極めて長い深い友好関係にございます。また、両国には議員間の友好議員連盟というのもございます。そういう立場で、私はお見舞いを申し上げたわけでござ……
○岩動道行君 最初に河野長官に、これは国務大臣としてまずその立場も踏まえて伺いたいのでございますが、我々は自由民主党でございます。河野大臣は新自由クラブの代表でいらっしゃいます。そこで、新自由クラブの政治姿勢、そしてまた政策等、自民党と一体となって今大臣は科学技術の大事な問題に取り組んでおられますが、そこら辺に別に違和感はなく一体となって、あるいはまた新自由クラブの政策をどのようにこの科学技術の政策に反映していかれようとしているか、その基本的なことをまず伺っておきたい。
【次の発言】 かねてから河野大臣初め新自由クラブの皆さんは、文教問題については大変御熱心なグループだと私も承知をいたしており……
○岩動道行君 私がまず最初に伺いたいのは、フィリピンのアキノ新政権、これに対して政府はどのようにこれを見ておられるかということでございます。これは非常に大きな、いわば実質的には平和革命の政権であったと私は認識をしているわけです。したがいまして、すべてのことが新しく出発をしなければいけない。したがって、暫定憲法のもとで暫定政権的な性格を持っていると思いますが、しかし人民の手によってでき上がった非常に貴重な政権であろうと思います。したがって、この政権に私どもは積極的な支援体制を持つという基本的な姿勢が大事だろうと思いますが、これについて政府の基本的なお考えをまず伺っておきたいと思います。
○岩動道行君 サー・ヒュー・コータッツィさんの大変貴重な御意見と御提言を、私は大変敬意を払って伺いました。 まことにそれぞれの項目について具体的であり、かつまた我々も考えなければならない点が多々あると思うわけでございますが、一番最初に私、コータッツィさんに伺いたいのは、失業問題というのは大変大きい、これはどこの国でもそうでございますが、特にイギリスにおいて三百万人、一四%、これはもう異常な失業率であろうと思います。ところが一方、イギリスにおいてはかなり高い失業保険を出しておられる。これは社会保障の最も進んだ国で、ビバリッジの提案以来、世界の模範的な社会保障国家なんでございますけれども、そうい……
○岩動道行君 私は、まず物価問題について少し具体的な点についての質問とそれから社会保障について二人の方に伺いたいと思います。 まず第一に、物価問題について、本日の新聞で、行政介入という問題が出て、これについては花原先生は介入すべき分野もあるのではないかというおことばがあったわけですが、私は、行政介入が行き過ぎておるから、それをある程度やめることによって物価を引き下げることができるというような――新聞記事でけさ見ただけでありまするから、その思想なり、具体性についてはまだよくわかりませんけれども、そういうものの中には、いわゆる免許制度を基礎とするものがあります。さらに財政物資として、たばこである……
○岩動道行君 私は藤野さんにお尋ねをしたいと思いますが、わが国の国際経済が非常に進展をいたしておりまするが、これに関連をいたしまして問題をごく限定して、昨日日本銀行の政策委員会で輸出金利の引き上げをいたしました。これの妥当性等について伺いたいと思いますが、まずその妥当性についての御所見、さらにこれの影響でございます。これは輸出価格に影響をいたしてまいりますが、これによって日本の輸出力が弱まるのではないだろうか、鉄鋼等につきましては私は相当のまだ競争力があると思いまするが、雑貨類あるいは繊維類、こういったようなものはかなり発展途上国に対しては困難な状態にありまするので、この金利の引き上げが影響を……
○岩動道行君 私は文部大臣にお伺いいたしますが、戦後のわが国の教育の傾向といたしましては、特に科学技術のほうにきわめて重点的な、傾斜的な方向で行なわれてきたように思うわけでございまするが、しかしながら、その結果は、非常に今日の日本の経済の振興には大きな役割りを果たしてきたと思うわけでございます。一面におきましては、人文系のほうに対する教育政策というものがはたして十分であったかどうかというような点も私は反省をしてみる時期にきているのではないだろうか、かように考えるわけでございます。特に、最近の赤軍派等のようなああいう事件が起こるということになってまいりますると、これは科学技術にあまり重点が入り過……
○岩動道行君 私は、松尾先生に若干御質問申し上げたいのですが、まず第一に、沖繩の問題について御指摘のありましたことはまことに適切であり、また、貧困と病気の関係を明確に申されたのは、まさにそのとおりであって、これはビハリッジのイギリス社会保障の根本の問題としても取り上げられておる点であります。かような点において、御指摘はまさにそのとおりであり、われわれ与党、政府としても十分にこれは本土並みということで進んでまいりたいと、かような点から作業も進められておりまするので、この上ともよろしく御指導願いたいと思います。 それから抜本改正については、実は医療国営をお考えになっているのかと思っておりましたが……
○岩動道行君 たいへん含蓄のある哲学を含んだ産業経済全般にわたってのお話、たいへん傾聴をいたしました。私、時間もございませんので諸般の問題は省略いたしまして、当面する経済界は非常に大きな不況感に襲われ、しかも、ここに至っては相当長期にわたって先にならないと回復しそうもないと、そういうところから、本年度の予算編成もまた公債発行はふやさないと、しかしながら二段がまえでこれを運用していきたいというのが本年度の予算の一つの特色でもあろうかと思いまするが、この公債発行を押えていることは、私はやはり社会資本の充実にも相当チェックになっておると、かような観点から、公債発行はさらに積極的にやはり今後やっていっ……
○岩動道行君 私は、二点について、時間も十分程度でありますから、簡単にお伺いいたしたいと思います。
まず、第一は、新全総計画に基づいた広域未開発農業地域の調査の進捗状況と、それに基づいたある程度の構想というものがどのようになっているか、簡潔に、しかも具体的なある程度の数字をお示しいただきたいと、こう思います。
【次の発言】 ただいま北上山系について一つの例として御説明いただいたわけですが、私どものほうで聞いておりますのは、開発可能地域、草地造成用としては、おおよそ十七万ヘクタールくらいは可能ではないか。それからあわせて人工造林のほうは二十六万ヘクタールくらい、これが一つの基礎になるんじゃない……
○岩動道行君 私は、先般の総括質問でエネルギー問題についての質問を申し上げたのですが、時間が不十分でありましたので、いろいろまだお聞きしたい点も残っておったわけでございますが、特にその後、原子力産業会議が先般開催されまして、世界各国の専門家が集まって、いろいろな技術の公開であるとか報告とか今後の見通しといったようなものが討議されたわけでございます。そこでOPECを中心としていわゆる世界の石油戦争というのが始まり、これによって石油のエネルギー資源としての不安定性というものが暴露されたといいますか、露呈された。ことに日本の場合には非常に大きなショックを受けたわけでございまするが、かような観点からも……
○岩動道行君 主査及び副主査の選任は、投票の方法によらないで、主査に大竹平八郎君、副主査に加瀬完君を推薦することの動議を提出いたします。
○岩動道行君 私は、本日は、高等教育の改革に関して特にその拡充整備の問題を中心としてお伺いをいたしたいと思います。 まず、四十九年度の予算編成の過程におきまして新学園公団というような構想が政府部内にもあったやに聞いておりまするが、これは遺憾ながら実現の至りにならずに四十九年度予算が国会でただいま審議中になっておるわけであります。そこで、このような公団構想も含めまして、新学園構想というのは一体どういうものかということをこの機会にあらためて伺っておきたいと思いますが、その前に、文部省の中に高等教育懇談会、そして新学園建設等調査会と、こういうような審議機関がございまするが、これは法令に基づいてどき……
○理事(岩動道行君) ありがとうございました。
【次の発言】 続いて、西山公述人にお願いいたします。西山公述人。
○岩動道行君 私は、問題を公共事業等に伴う自然環境の破壊、あるいはそれに関する保全、文化財の保護等、そういう問題にしぼって政府の考え方を伺っておきたいと思いますが、時間もありませんので文化財等は省略をいたして、主として公共事業に伴う自然環境との調和をどのように進めていくべきかという点にしぼって質疑を進めさせていただきたいと思います。 まず最初に、環境庁は先般緑の国勢調査をおやりになりましたが、これはどういう趣旨で、どのようにこれを活用されるのか、それをまず最初に伺っておきたいと思いますが、最初に政府委員のおくれてきた方に申し上げますが、われわれは国会審議をできるだけ早く進めるために時間は十分……
○委員長(岩動道行君) ただいまから大蔵委員会公聴会を開会いたします。 本日は、昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして六名の公述人の方々から御意見をお伺いします。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。皆様には御多忙中のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の本案審査の参考にしたいと存じております。 これより公述人の方々に順次御意見をお述べ願うのでありますが、議事の進行上、お一人十五分程度でお述べを願い、公述人の方々の御意見の陳述が全部終わりました後、委員の質疑を行うことといたしますので、御了承を願い……
○岩動道行君 私は、エネルギーに関連して若干の質問をこの機会にいたしたいと思います。 まず第一に、電源立地に関してでございますが、政府は、総理を長とする総合エネルギー対策推進閣僚会議、通産大臣を長とする電源立地推進特別会議などをつくられて電源立地の促進に努めておられますが、電源立地の確保はまさに日本のエネルギー政策の当面する重要課題の一つでございます。 そこで、まず第一に伺いたいのは、総合エネルギー対策閣僚会議で電源立地重要地点が決められました。それは二十二重要地点を初めとする電源立地でございまするが、その進捗状況がどうであるか。これは電源立地が非常におくれているということはもう国民の間で……
○岩動道行君 雇用問題については田村さんのお話、そしてまたエネルギー、特に石油問題を中心とした八城さんのお話は大変示唆を受けるものが多くて傾聴いたした次第であります。ありがとうございます。 最初に雇用と関連して、若干雇用問題から外れるかもしれませんが、田村さんにお伺いいたしたいと思いますのはこの雇用、ただいまお話のありました定年の延長等による雇用、中高年齢層に対する対策の促進であるとか、あるいは雇用の創出ということを申されましたが、この雇用と賃金、そして物価の関係をどのようにお考えになっていらっしゃるのか。今日の物価の安定した状況というものは、やはり賃金との関連において非常に深いかかわり合い……
○岩動道行君 最初に東北、上越新幹線に対する今日までの投資総額と、また借入金等の利子等いろいろな財政負担があったと思いますが、その総額について簡単に。
【次の発言】 上越は。
【次の発言】 いま伺ったように大変巨額な投資をやってきておるわけですが、これが大変長い期間かかっていまだにまだ開通を見てないし、来年の秋開通という予定で鋭意関係の皆さんは努力をしていただいておりますが、その努力に対しては敬意を払いますが、最近上越新幹線の中山トンネルの出水事故がありました。これの概要とその見通しについて伺っておきたいし、それから第二点として、東北新幹線に関連、これは上越にも関連するわけですが、赤羽の星美学……
○岩動道行君 三人の公述人の方にには、大変貴重な御意見ありがとうございました。時間の関係もございますので、私はエネルギーに関してだけ質問を申し上げ、御意見を伺いたいと思います。 エネルギー問題は大変広範で深い問題でございますので、高垣公述人におかれてもきわめて総括的なお話でございましたが、その中でも特に石油問題については、中東情勢のいかんが非常に大きな影響を日本経済には持っているということになるわけでございますが、この点につきましては議論をしている服もございませんので省略いたしますが、日本のエネルギーの需給見通し、これで昭和六十五年、原子力については五千三百万キロワット、石炭については一億五……
○岩動道行君 私は、ただいま両公述人のお話を聞いて大変参考になり、お礼を申し上げたいと思います。 そこで、まず北野公述人にお伺いいたしたいのでありますが、先生はマンモス大学の教授でいらっしゃって、しかし、どの政党にも属しておられないということでございましたが、お話を聞いていると、大変これは失礼な申し分かもしれませんが、どの政党にも属しておられないけれども、どうも革マル派的な感じで、きわめて明快な理論的なお話を承って、その意味においては大変感銘を受けたのでございますけれども、現実の財政、経済、税制というものはなかなか先生のおっしゃるようにはいかぬのじゃないかと、こういう印象をまず持ったことを申……
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