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安永英雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

安永英雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは安永英雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。安永英雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 文教委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいまの柳田委員の質問された内容と趣旨は同じでありますので、当初に、関連した問題について質問をいたしたいと思います。  いま、この着任拒否の今日までの実態について経過をお話しになりましたが、その中で、わざわざ、例年であれば百人程度の候補者名簿を提出して、そしてその中からえっていくということであったけれども、ことしは少数であった。これは事実三十八名、そうしてできた校長が十五名、その中で三名だけは三十八名の中に含まれておったけれども、あとの十二名、これが入っていない。したがって、このために紛争に入ったような報告をされたわけであります。しかし、決してそうではないのであります。  これ……

第59回国会 文教委員会 閉会後第2号(1968/09/11、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私もいまの点でどうしてもただしておきたいと思うのでありますが、田中総務長官に御質問いたします。  先ほどから、この前も臨時国会で総理自身が、そういう総合予算主義にはこだわらない、こうおっしゃって、そしていまも大蔵次官のほうからも同じような点が開陳されたわけですけれども、そういう中で八月実施を閣議できめたということは、今度の公務員の給与改定については補正を組まないでよろしい、補正を組まない、こういう重要な態度を決定されて、そうして結果としてそういうことになった。そうなればどうしても私は聞きたいのは、やはりそういった給与関係大臣の会議の内容がどうしても聞きたい。したがって、これには自……

第59回国会 文教委員会 閉会後第3号(1968/10/05、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私も公務員の給与関係について質問を申し上げます。  ことしの自然増収の問題について大蔵省のほうにお尋ねをいたしますが、先ほどのお話で、八月現在の税収の伸びの昨年との比較、これについては計数をあげて説明がなかったんですけれども、この点だけはひとつお願いしたいと思うんです。所得税の特に源泉の問題ですね、源泉で昨年との比較でどうなっているか。それから法人税、酒税、それから物品税、印紙税、各項目ごとに昨年度の八月当時と比較しての伸びの状態を計数で示していただきたいと思います。
【次の発言】 大体いまの計数を基礎にして――これは一応政策決定の前提とする計数にはならぬかもしれぬけれども、一応……

第60回国会 文教委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○安永英雄君 文部大臣にお尋ねをいたします。先日の十三日の日に七人委員会、いわゆる給与担当大臣の会議が行なわれた。私は前の閣議で、八月実施を決定されて、そして新しい今度大臣がお出になりまして、特に文部大臣は先ほどもおっしゃったように、かつて九月実施というのを八月実施に繰り上げられたときには相当努力したということでありましたが、私もそれを存じております。存じておるだけに、十三日のこの七人委員会給与担当大臣のこの会議というものは、私は非常に期待をしておったわけです。ことに、かつて十月八日に実力行使を公務員の皆さんがやるといって、前の七日の日にこの七人委員会が開かれた。そのときの全部じゃありませんけ……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私も同じく大学問題について初めに質問をいたします。  現在の大学問題について非常に焦点になっているのは、ゲバ棒を振り上げて、いわゆる暴力に訴えるという、その点が非常に焦点になっていますけれども、しかし、それはもちろん暴力は否定しなければならぬし、そういうことがあってはならないわけですが、しかし、そのよって来たる紛争の原因というものをつぶさに考えた場合には、これはここで一つの大きなやはり改革をやらなきゃならぬし、そして新しい大学というものをこの機会に生んでいかなきゃならぬ、ここにやはり大きな目を向けなければ、これは何回暴力問題だけと取り組んでもさらに起こってくる問題だと思うのです。……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○安永英雄君 スポーツ行政の問題について、特にいま提起がありました国民体育大会の問題について、質問をしたいと思います。  私は、主として国民体育大会そのものが学校教育に非常に影響を与えているこの問題についての真意をひとつ聞かせていただきたいと思う。その前に、まあ体育大会年々行き過ぎがあるし、そういったものを、大臣のことばではほどほどにしてもらいたいということでありましたけれども、私の調査した限りでは、特に学校教育に与える影響という問題に限っては、私はほどほどにせいというふうな指導では、もう行き詰まっているのではないか。大げさに言うと、これはもう引き受けた県の教育がある面では大きく破壊されている……

第61回国会 文教委員会 第6号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私は九州大学の学長事務取扱の問題について前の委員会で質問をいたしましたが、大臣の真意もまだわかりませんので、さらに続けて質問をいたします。  三月の十二日に、九州大学の評議会が原前学長事務取扱の辞任を認めて、そうしてさらに井上法学部長のこの事務取扱についての選任を評議会で決定をして、今日まで約二十日間九州大学の学長事務取扱はいまだに決定をいたしておりません。二十六日は卒業式の予定ということで準備を整えておったけれども、ついに卒業証書のない卒業式といいますか、卒業式そのものも行なわれてないのですけれども、卒業証書のない卒業式、こういった実に変則な状態をいまだ続けておるわけで、そこで……

第61回国会 文教委員会 第7号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○安永英雄君 関連、先ほどからの論議の中で、大臣のほうで認められた点を整理して申し上げたいと思いますが、小さい点はあとまた後日に譲りたいとして、少なくとも、第一点は公務員、教育公務員といえども勤労者である、労働者であるというこの最高裁の判決について、これは認められたというふうに私は考える。これは私企業であろうと、何であろうと、少なくとも労働基本権を保障されておる労働者であるという立場は、この判決文の中郵事件のあのところの点を認められたわけですから、この点は私は文部大臣もはっきり教職員というものは勤労者である、労働基本権を保障されておる組合であるということをまず確認をされたというふうに私は考えま……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま議題となりました日本育英会法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  日本育英会は、昭和十九年日本育英会法に基づいて設立されまして以来、国家的な育英奨学事業として人材の開発と教育の機会均等に大きく貢献してまいりました。しかし、その事業等については今後なお一そうの充実改善をはかることによりその発展を期待しなければなりませんが、当面特に急務と考えられる次の諸点について改正を施そうとするものであります。  まず、その第一は、日本育英会の学資の貸与及び貸与金の返還免除の対象に、文部大臣の指定する養護教諭養成機関及び教員養成機関を加える問……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○安永英雄君 いまもちょっとお話が出たんですけれども、大阪において人事問題をめぐって汚職ということで、柏原教育長自殺をされた、こういった非常にショッキングな問題が惹起しておりますが、しかし、自殺をされたというそのショッキングな問題と同時に、教育界についての国民の不信、こういった目が注がれていることは事実であります。したがって、私は、大阪あるいは愛媛、こういった問題について人事行政のひずみをただしたい、あるいはまた行政全般についての問題について、文部省の意向なり、あるいは今後の措置とか、こういったものについて質問をしたいと思います。  そこでまずお聞きしたいのは、ずっとさかのぼらぬでいいのですが……

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○安永英雄君 まず改正案の内容を見ますと、要所要所に「政令で定める。」というふうな内容がたくさん出ておりますし、文部省の裁量によって、今後この法案が通過した場合には、細部にわたって規定をされる仕組みになっておりますが、その中で四、五点ただしたいと思います。  まず第一番に、改正法の附則の第三項の規定について、毎年度の教職員定数の標準の経過措置を定めることになっておりますが、この内容について、詳細にひとつ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると最低保障九八・五%というふうに保障するわけですが、この点ちょっとここでお聞きしたいのですけれども、九八・五%の根拠について少し説明していただき……

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○安永英雄君 国立学校を設置する問題が議案となっておりますが、内容を見てみますと、三重大学に工学部を設置する、あるいは大阪外語大学に大学院を設置する、こういった、そのほか二件ほどの内容を持った法案でありますが、私はただ単に三重大学あるいは大阪外語という、この設置の問題に入ります前に、現在当面しております大学の紛争の問題について、すべてこの学部の運営、あるいは聞くところによりますと、この際教育制度を抜本的に改めて大学院大学の構想等も飛び出している現状でありますので、一応現在の大学問題に対する文部省の態度についてお伺いをいたしたいと思います。当面のただ単に工学部を設置するとか、大学院を設置するとか……

第61回国会 文教委員会 第15号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○安永英雄君 本法案は、三重大学に工学部を設置するという問題や、あるいは大阪外国語大学に大学院を設けるという内容でありますが、どうしても学部という問題、大学院という問題について考えたときに、現在大学紛争とこれが非常に大きな関係を持っていることは事実でありますし、またこの前の委員会で大臣にも質問を申し上げて、そうしていわゆる大学の紛争を処理するための臨時措置の法律案、こういったものについてただしたわけでありますが、前の委員会では、この問題についてはまだ政府としては白紙である、こういう立場で各党と話し合いをするのだ、しかし文部省としては事務的なそういった検討はやっているのだということで、新聞報道等……

第61回国会 文教委員会 第16号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○安永英雄君 先の委員会に引き続いてお伺いをいたしますが、長崎の大学で記念講堂を建てる、こういうことでその間に寄付行為が行なわれ、その寄付の内容を見ると、各業者等からも相当な金額がきている。こういうことが非常に問題になり、さらにその主唱した秦野という教授はさらに医療器械等の購入をめぐって汚職をやったという二つの事件があって、きょうの新聞等を見ますというと、当該の教授についてはこれを罷免した、また、する、こういう方針が出たようでありますけれども、私はその際申し上げておった、そうして問題にしなければならんのは、この記念講堂というのが総工費で八千七百七十万の金額が必要なのに、この設立を認めた文部省と……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○安永英雄君 国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は養護教諭の養成をはかるため、国立の教員養成大学または教員養成学部を有する大学に教育短期大学部を設置しようとするものであります。  養護教諭につきましては、昭和二十二年に学校教育法が制定された際、義務教育諸学校及び高等学校における児童生徒の健康管理、保健指導等の重要性に着目して、その任に当たるものとして、学校看護婦を廃止して昭和十六年に養護訓導として制度化され、学校教育法制定に伴って養護教諭の全校必置制が規定されましたが、その養成が緊急に間に合わないため、附則において当分の間……

第61回国会 文教委員会 第19号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○安永英雄君 確かにいまおっしゃったように生徒、児童の健康の保持、増進、こういった問題について崇高な、そして重要な任務があるという認識が、これは行政当局あるいは一般にもそういった認識が低いという点、これが大きな原因だろうと思いますし、さらにやはり公務員もそうでありますが、特に養護関係の給与の問題、これあたりが非常に低いということも大きな原因じゃないかというふうに思われます。やはり認識の度合いが非常に低いという例で、いまも質問がございましたが、私もちょうど昭和十五年に師範を卒業いたしまして、十六年の切りかえのときには現場におったわけでありますが、いまもいろいろお答えがありましたけれども、あの当時……

第61回国会 文教委員会 第20号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○安永英雄君 提案されております本法案は、確かに私学の振興の一方策として意味があると思いますが、したがって、私はその前に私学振興の基本的な方策、こういったものについて質問を申し上げてみたいと思います。  今日までのこの私学自体の教育活動あるいは研究部面においての実績というのは非常に高い。特に、大学に学ぶ者の約七〇%以上を私学で教育しておるという現状から見て、これは国家、社会に対する貢献度というのは非常に高いし、質的にも今日まで相当な維持向上をつとめてきておるとは思いますが、それだけにやはりわが国の高等教育、大学教育というものについて占める使命というのも大きいわけで、この私学の振興ということが、……

第61回国会 文教委員会 第21号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○安永英雄君 前の委員会で私学全般の問題として、特に私学の振興について、完全とは言いませんけれども、大臣のお考えと私は一致した。言いかえますと、今後の私学の振興については、抜本的にこれは一つの転機として考えていきたい、こういう方針でありますし、特に研究費等については少なくとも現在の研究費よりも上向いた形で当然出されるという趣旨の意見もある程度まで出ておりますけれども、そういった点でやはり問題になってくるのは、いま私学のほうの実情を見た場合に、学生・生徒の入学の数等とも関係いたしますけれども、ある程度施設面については充実してきている。むしろ高等学校の私学あたりについては生徒が減ってきたあとの施設……

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○安永英雄君 この前に引き続き、私学共済の短期給付、あるいは長期給付について内容的に質問をいたします。  まず第一番に、付加給付の問題でありますが、この点はいわゆるこういった種類の共済組合の組合員にとっては、非常に付加給付ということは魅力のあるものであるし、また共済を運営していく場合に、この付加給付というのは妙味が非常にあるわけなんです。極端に言うならば、いろいろ制度に入っているけれども、付加給付を大きく期待をしているというのが現状ですね。したがって、どの組合にも付加給付制度というのはちゃんとつくって給付をしているわけですけれども、私学共済に限ってはこれがない、一切ない。これではこの付加給付だ……

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○安永英雄君 いま、大臣のほうでおわびを申し上げるということですけれども、私はただ単におわびということで済まないと思う。これは、私は今後の文教委員会の運営なりあるいはまた大きくいえば、国会審議のこの運営について私は大きな汚点を残すので、この際、おわびの内容が私ははっきりするまでこれただしていきたいというふうに考えるわけでございます。で、言いたいことは何といっても、参議院の文教委員会の定例日である、その定例日についてどんな理由があるにせよ、全く初めから顔を出さないで、しかも理事会なりあるいは委員長なりあるいは文教委員の皆さんに了解を得ずに衆議院のほうの文教委員会に出席したということは、これは極端……

第61回国会 文教委員会 第24号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○安永英雄君 学校教育法及び学校図書館法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、昭和二十八年に学校図書館法が成立して以来、関係者のなみなみならぬ努力によりまして、今日、ほとんどの学校では、何らかの形で学校図書館を持つに至りました。  申すまでもなく、学校図書館は学校図書館法第一条に明記されておりますとおり、学校教育に欠くことのできない基礎的設備であります。すなわち、学校図書館は、児童生徒の個人差に適合したしかも個性を豊かに育てます上にきわめて大きな機能を持っております。その他、学習指導の能率化、自発的学習態度の養成、教養の向上、読書指導……

第62回国会 文教委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○安永英雄君 本案について、多少の意見を加えて賛成をいたすものでございます。  私立学校は、私人による財産拠出を基盤として自主的に経営されるのが本来のあり方であります。私立学校の特質を発揮するためには、できる限り自主的な経営が望ましいのでありますが、しかし現状は自力のみによって安定した学校経営を行ない、教育水準の維持向上をはかることが次第に困難になってまいったのであります。  すなわち、私立学校は戦前のような安定した経営基盤を失い、急激な臨時的経費の増大とこれに伴う債務の累積、さらに教育研究の高度化と、最近における物価の上昇等に伴う経常経費の増大等、困難な問題に直面しているのであります。  ま……

第63回国会 決算委員会 第4号(1970/03/25、8期、日本社会党)

○安永英雄君 生活保護の問題について厚生省のほうに具体的に質問をいたしますので、お答えを願いたいと思います。  まず最初に昭和四十二年度から今日に至る間の生活保護基準がどう変わったかという問題について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ことしの予算書を見ると、四十四年から四十五年の変化は一四%というふうに一応承知しておりますが……。
【次の発言】 この保護基準の今日までの額の変化というものは確かに上昇しておるわけで、パーセントからいけば昨年とことしは一四%という、率にしては現在の物価高、一般の生活水準、こういったものを持っていった場合には、あたかもそれによく似たような形を感ずるわけです。……

第63回国会 決算委員会 閉会後第6号(1970/09/04、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、学校教育の中における課外のクラブ活動の問題について、まず御質問を申し上げてみたいと思います。  過ぐる七月の二十日に熊本の地裁におきまして、この問題について関係のある判決が出ております。この事件は熊本市内のある中学校に起こった問題でありますが、正課の時間を終わって、そして課外のクラブ活動を実施しておる、その中で柔道部の練習の中で、たまたまその時間――まあ時間は午後の五時二十分のできごとでありますが、担当の先生がPTAの総会のほうに出ておられた。ところがまたその柔道の練習の中にたまたま卒業生の高校の生徒が来て、そして柔道の乱取りをやった。で、その高校の生徒が中学校の生徒を投げ……

第63回国会 文教委員会 第2号(1970/02/24、8期、日本社会党)

○安永英雄君 第一班は楠委員長と私の両名が、去る一月三十一日から六日間にわたり、香川、岡山の両県における教育及び文化財の保護の実情について調査してまいりましたので、その結果を簡単に御報告いたします。  香川県におきましては、県立養護学校、坂出市立東部小学校、国立詫間電波高等学校、香川大学附属高松中学校、五色台青少年センター等を視察いたしました。  また、岡山県においては、歴史公園として計画中の吉備路風土記の丘、津島遺跡、高松農業高等学校と青少年教育センターであり文化財でもある閑谷学校等を視察いたしました。  なお、岡山県では県北部の僻地学校を視察する予定でいたところ、二、三日前の降雪により交通……

第63回国会 文教委員会 閉会後第2号(1970/08/28、8期、日本社会党)

○安永英雄君 去る八月の十四日に、人事院は勧告の内容を決定をいたしまして勧告をいたしました。さらに八月の二十五日には、閣議において本年度のこの人事院の勧告を全面的に受け入れて、完全実施をするという決定が行なわれておるようでありますから、ことしの人事院勧告をめぐってのこの結果というのは完全実施が行なわれるということは、これは間違いないことではないかと思うわけであります。約十年間値切り続けてきた経過がありますし、ようやく十年の後に勧告どおりの実施ができるという段階になりましたが、その間における人事院総裁の、勧告だけじゃなくて、これの実現に向かっての各省折衝等は私どもまのあたりに見ておりますから、こ……

第63回国会 文教委員会 閉会後第3号(1970/09/22、8期、日本社会党)

○安永英雄君 沖繩返還の問題がいよいよ現実的な問題として起こってまいりましたが、アメリカの議会筋の動き、あるいは極東における米軍の動き、こういったものから七十二年に、はたして返ってくるかどうかという不安、疑念もありますけれども、その問題は一応おくとして、七十二年にこの沖繩が本土に復帰をしてくるという前提を踏まえて次のような質問をいたしたいと思います。  特に、沖繩返還と教育の問題について質問をいたしますが、二十五年間本土と引き裂かれて基本的な人権、あるいは土地の問題、あるいは教育の問題、経済生活の問題等、あらゆる分野で本土と格差が非常に出てきておるし、ゆがみがある。そこで、特に教育の面で解放さ……

第63回国会 文教委員会 第4号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○安永英雄君 さきの本会議で、総理も、教育の内容、制度全般にわたって新しい時代に即した教育体系を打ち立てていきたいという方針を述べられました。さらにまた、その席で幼稚園から大学までに至る学制全般にわたって改革をしたい、こういう意思表明もあったわけでありますが、さらに、前の委員会で、文部大臣の所信表明の中でも、教育のあり方について、この際根本的な検討を加える、こういう表明があったわけです。もちろん七十年代に臨む教育の問題については、一つのやはり転換期がきている、いわゆる改革すべき時期がきているというふうには、私も考えておりますから、その立場でお聞きをしたいというふうに考えます。  したがって、ま……

第63回国会 文教委員会 閉会後第4号(1970/10/23、8期、日本社会党)

○安永英雄君 次官にお尋ねをいたしたいと思います。あなたは先月の二十九日に佐藤首相に会われまして、その話し合いの中で、長年懸案になっております、教職員の超過勤務問題について触れられて、そして本俸を平均八千円上げる、これによって解決をしたい、したがって特別な立法を十一月下旬から十二月に予定される臨時国会において政府提案として出したい、これについて佐藤首相も了解をした、さらにその話し合いの内容として、相当具体的に出ておるわけでありますが、この超過勤務問題を解決するために、教職員の給与のレベルを全体的に上げていく、そういった本俸かさ上げという問題で解決をしたい、こういう内容であります。さらにこの八千……

第63回国会 文教委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、日本社会党)

○安永英雄君 大臣にお尋ねをいたしますが、先月佐藤総理四選されまして記者会見等が行なわれて、その場所で教育問題を大きく取り上げられたと思うのでありますが、内閣改造も行なわれておりませんので坂田大臣さらに続けて文教行政の最高の責任者として重責をになわれたわけでありますが、まあ従前からこの委員会あるいはその他で大臣の文教政策についての考え方はあらかた承知いたしておりますけれども、現時点において新しい気持ちで出発されるだろうと思います。今後の大臣の文教政策についての、これだけはという、特に重点的な政策もあろうと思います。そういった点についても、時間をとられて大演説されますと質問の時間がなくなりますの……

第63回国会 文教委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○安永英雄君 最後ですが、大臣いらっしゃいますから関連して質問いたしたいと思います。  先ほどから大学法の問題をめぐって質疑なり御回答があったわけですけれども、いまさらここで大学法の功罪の問題についていろいろただしていくということは、別の機会にしたいと思う。ただ問題は、現在起きておりますいわゆる日航機の乗っ取り事件の問題であります。これは一応社会犯罪として全国民が非常にこの問題については不安を抱き、むしろ怒りをもってこの事件を見守っておるわけでありますが、これは最終的には詳細出ておりませんけれども、少なくとも中に入っておる犯人というのは、これは赤軍派の学生だと、こういうこともほぼ明らかになって……

第63回国会 文教委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○安永英雄君 まず三つほど要望をしておきたいというふうに考えます。別に答弁は要らない。それは産学協同という問題について先ほど意見が出ましたし、答弁がありました。私はこの産学協同という問題を、この大学の当面の問題として、この問題が大きくクローズアップをされてきたというその背景をよく考えて、私どものほうとしては冷静にこの産学の問題については取り組まなければならぬというふうに考えておるわけです。もちろん、さきの答弁で、結局ガラス張りの運営をやりたいとか、あるいは収支明確でないので、その研究委託費の問題等については明らかに今後していく、こういう点をおっしゃいましたけれども、私はやはり問題にしなければな……

第63回国会 文教委員会 第12号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○安永英雄君 お疲れのところ、ほんとうに恐縮でございますが、高橋さんのあとの予定もありますから、短時間のうちに要点だけを質問申し上げますので、簡潔にお答えが願いたいと思います。  まず、芸能実演家という方々のこの法律案についてのお考え、御意見を承っておるのでありますが、結局、この法案は、実演家にとって、その範囲もあるいは権利も非常に拡大されておる。特に隣接権、こういった問題が新たに加わって、この法律案についてはとにかく一日も早く成立をさしてもらいたい、こういう御意向でありますけれども、その反面、三つの点について立場を述べられ、いわば修正あるいは反対、こういった意味も含めて御意見がありました。そ……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私は日本社会党を代表して、著作権法案に対する修正案を提出いたしたいと存じます。  案文はお手元に配付いたしましたとおりで、朗読は省略させていただきます。  修正案を提出いたしました理由につきましてはすでに本委員会の審議を通じて明らかにしたところでありますので、その内容についてのみ御説明申し上げます。  本法律案の目的中「これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ」とあるのを削ること。  教科用図書等に利用する場合、著作物の内容の改変について、用字または用語の変更に限ること。  映画の著作物の著作権の帰属について「製作者」とあるのを「著作者」とすること。  映画の著作物の利用に関す……

第64回国会 文教委員会 第4号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○安永英雄君 人事院総裁のほう、あとの会議があるそうでありますから、当初に人事院のほうに質問を申し上げます。  昭和三十九年の八月に人事院が教員の超過勤務手当に関する報告を出されておりますが、その内容は次のようであります。「最近問題となっているものに、教員の超過勤務に関する問題がある。現行制度のもとに立つかぎり、成規の時間外勤務に対しては、これに応ずる超過勤務手当を支給する措置が講ぜられるべき」であるというふうに報告書の中にはっきりしたことばがあるわけです。さらに「他方、この問題は、教員の勤務時間についての現行制度が適当であるかどうかの根本にもつながる事柄であることに顧み、関係諸制度改正の要否……

第65回国会 文教委員会 第4号(1971/02/18、8期、日本社会党)

○安永英雄君 前の委員会で大臣の所信を承りましたが、その中で特に公害教育の問題と、沖繩復帰に伴う教育関係の問題について質問をいたします。  まず公害の問題でありますが、この所信の中では主として小学校、中学校の指導要領、こういったものを一部改正しましたという点に触れておるわけであります。もちろん財政の説明では多少出ておりますけれども、まあ言わば大きく公害教育と、こういった問題について文部省としてのものの考え方というものはこの指導要領の中に入っているんだという意思じゃなかろうかと思いますから、この点について掘り下げて所信を承りたいと思います。  そこで昨年末の国会は公害国会と、こういうふうに言われ……

第65回国会 文教委員会 第6号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま議題となりました女子教育職員育児休暇法案につきまして、その提案の理由とその内容の概略を御説明申し上げます。  わが国の女子雇用者数は、年々増加し、昭和四十四年には千四十八万人、雇用者総数の三分の一となり、この十年間に倍増いたしております。そして、女子雇用者中における中高年令層も相対的に増加し、既婚者五〇・五%(内、死離別一〇・三%)となり、従来の若い未婚者、短い勤続年数という女子雇用者のイメージは消え去り、年長の既婚者、長い勤続年数という欧米型の特徴へ近づきつつあります。  この傾向は、教育界の場合も同様で、年々女子教員が増加しております。すなわち、昭和四十五年度における……

第65回国会 文教委員会 第7号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○安永英雄君 まず、大学院の問題について、質問をいたしますが、大学院の修士課程と博士課程、それぞれの現在の設置状況について、概略でいいですから、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 現在大学院設置を希望しております大学、これはいまの状況はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 これはずっと当委員会でも論議になったわけでありますが、大学院の現状、あるいは今後のあり方という問題については非常に問題が多いということを指摘してきたわけでありますが、特に閉鎖的であるとか、あるいは徒弟制度的な色彩が非常に強い、あるいは独善的な運営も行なわれておる。あるいはまた中教審の中間報告あたりでは一つの考え……

第65回国会 文教委員会 第8号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○安永英雄君 前の委員会に引き続きまして、高エネルギー物理学研究所の問題について質問をいたしますが、本日は日本学術会議のほうからお二方御出席をいただきまして御協力を願いますが、まことにありがとうございます。  参議院で、いま申し上げた高エネルギー物理学研究所のこの設置の問題につきまして、今日まで審議を進めてまいりましたが、内容が非常に専門的な問題にもわたりますし、またいままでのいきさつ等につきましても、長い年月を費やしてようやくこの設置にこぎつけた今日でありますから、その経過等についても、研究者を代表される学術会議のお二方の御意見等も十分お聞きをいたしまして審議を進めたい、こういう意向で御苦労……

第65回国会 文教委員会 第11号(1971/04/20、8期、日本社会党)

○安永英雄君 本法案のこの内容につきましては、まあ年金百万を百五十万に引き上げるというきわめて簡単な法案でありますけれども、しかし文化功労者年金制度が国の文化政策として行なわれております限り、その他の諸制度と関連をして多少質問を申し上げてみたいと思います。  そこで、昭和二十六年に文化功労者年金法が制定されてから文化功労者に決定された方は二百二十八人にのぼるというふうに、提案理由の中に入っておりますけれども、現存の方は現在何人いらっしゃいますか。それから昭和四十六年度予算の中ではどのように予算が組まれておるか、この点について質問いたします。

第65回国会 文教委員会 第12号(1971/04/27、8期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま提案がありました定通手当の問題については、これは長年私どももこの定通手当の低いということは指摘をしておりますし、長年これは要望してきた点でありますから、三%の引き上げの問題については、これは額はともかくとして、私どもとしてはこれで満足するということではないわけでありますが、一応私どもとしてもこの三%の値上げについては賛成をしたいというふうに考えております。しかし問題は、その定通教育の振興という全般的な面から考えての一つの条件が芽ばえたということでありまして、このことによって直ちにこの定通教育の柱というものが樹立したとは考えられないわけであります。また、この手当だけで定通の……

第65回国会 文教委員会 第13号(1971/05/11、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私は前の委員会におきまして定時制教育の問題について質問したのでありますが、その際、確かに定時制教育に携わる先生方に定通手当を三%引き上げるというこの法律案については、基本的には賛成でありますけれども、またこれはむしろおそいというふうな気もするわけでありますが、ただ大臣もこの前答弁をされておりましたように、ただ単に定通手当を三%引き上げるだけで、この定通教育はたくさんな問題をかかえておりますし、改善すべき点がたくさんあるわけでありますが、これはいわば一環として行なわれたわけでありますから、この際定通教育の振興について基本的に押えておかなければならない点について質問をさらに続けてした……

第65回国会 文教委員会 第14号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。きれいごとを言われますが、そういった指定校、モデル校というものの研究テーマが、四年制を三年制にするという方向で検討するということを全く言ってないですね。検討の中で四年制を三年制にするというそれがこのモデル校の主たる研究テーマと私どもは一応見ているわけです。このことは全くありませんね。とにかく一般的な、諸条件を整備するための一般調査と一般実験なんだと、こういうふうにとってよろしいですか。

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、各党を代表いたしまして、ただいま議題になっております高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明申し上げます。  まず、修正案の案文を朗読いたします。  以上でございます。  修正案の趣旨は、本法律案の施行期日がすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、昭和四十六年四月一日からの適用とすることに改めようとするものであります。  何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 私は、ただいま議決いたしました高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党……

第65回国会 文教委員会 第17号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。いま人事院総裁が先ほどの勤務を命ずる、命じないの問題は、明らかに意見書あるいは今度提案された法案の中の表現とあなたのお気持ちとはぴったりいってないんです。そこでいまみたいな質問に入りますので私は端的にお伺いします。超勤手当は原則としてこれは命じないという立場をとりつつも、命ずる場合は教育上の業務で臨時やむを得ない場合に限るというふうにおっしゃっているのかどうか、端的にお答え願いたい。
【次の発言】 内容は同じだということですね、私がいま申し上げたのと。
【次の発言】 だから、そうあなたはお認めになったというふうに、私は確認したいんですが、どうですか。

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○安永英雄君 関連して……。  数点にわたって質問をいたしますが、まず一点は、いま九項目の種類を述べられましたけれども、これについての限度の問題について明確にさしていただきたいと思うんですが、どうですか。
【次の発言】 そうなってくると、いまから質問で一項一項これはやってまいりたいと思いますが、まず原則的なことをお聞きしたいと思うんですが、そこで、中基審の答申を得て、それから労働大臣のほうが閣議にこれを持ち込んでいっておりますが、中基審の答申は二つあるわけです。一つは、「労働基準法が他の法律によって安易にその適用が除外されるようなことは適当でないので、そのような場合においては、労働大臣は、本審……

第65回国会 文教委員会 第19号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○安永英雄君 いま提案をされております年金額の改定については、これは賛成であります。この法律が年々こう出されますけれども、私はむしろおそきに失していると思います。すでに次々にに退職されるような方々についてはその恩恵がなくなってくる、こういうことで、この点についてはむしろおそい提案のしかただというふうに基本的には考えております。  そこで、この年金の問題だけで私学共済のこの問題は解決はしない幾多の問題をかかえておりますから、実際はそれにあわせていろいろな提案をし、改善策を提案されるのが私は至当だと思ったわけでありますけれども、提案としては年金だけにしぼられて出されましたが、今後やはりたとえばこの……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 文教委員会 閉会後第1号(1971/08/19、9期、日本社会党)

○安永英雄君 私は中教審の答申が出た時点においての文部省の態度、こういったことと、去る十日、佐賀の地裁で判決が出ました、いわゆる佐教組事件と申します行政裁判、この判決をめぐって、二点について質問をいたします。  そこで第一点の中教審の答申でありますが、これは四十二年から四年間にわたって審議会で審議をし、その最終案が現在出ているわけであります。そうして聞くところによりますと、もうすでに文部省の中にこの学制改革に対する推進本部、こういったものまで設置をしてある。こういう段階を踏まえて私は文部省の態度というものをこの際明確にしておく必要があるということで質問をしたいと思うんです。  そこでこの審議会……

第66回国会 文教委員会 閉会後第2号(1971/09/09、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず四十七年度の文部省の概算要求が一応固まった時期でありますし、この問題について質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、非常に素朴な質問でありますけれども、文部省が概算要求を一応決定をいたしました。一般会計で一兆二千三百十億、あるいは財投で三百六十一億と、まあこういうトータルを出したようでありますが、例年であれば大体これは削られることはあっても、このトータルを増加させる、伸ばすということは今日までなかったわけでありますが、この点の基本的な考え方はどこに置いてあるのか。従前のようにもう概算要求一ぱい一ぱいでやって、これ以上は要求しないし、むしろ削られることについても、その削る……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/11/02、9期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、教育問題に限って質問をいたします。  まず、沖繩返還に伴う教育問題について質問をいたしたいと思います。  戦後四分の一世紀にわたって、異民族の抑圧のもとで苦しい生活をやってきた、この精神的にも、物質的にも非常にしいられた苦しい生活をやってきた沖繩の人を、これをあたたかく迎えるということは、これは当然なことであります。ことにこの中で考えなければならぬことは、沖繩の人が、われわれは日本人であるというこの自覚、誇り、これをこの長い間待ち続けて、そして教育の面におきましても、はっきりりっぱな日本人を育成するのだというこの考え方で進んでこられた。あるときは軍政府の圧力で、教育基本法を……

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/11/04、9期、日本社会党)

○安永英雄君 教育問題について引き続き質問をいたします。  一昨日の教育改革についての政府答弁を聞いておりますというと、改革の基本的理念というものが非常に不明確であると私は思います。あるいはまた改革への動機はきわめて薄弱であると思います。ことに総理が改革の動機として特に強調をされました進駐軍の押しつけ説、これが動機だと強調されましたけれども、これほど国民あるいは今日まで新しい教育にまじめに取り組んできた教師に対して不謹慎なことばはないのではないか、このように私は思います。押しつけられて心ならずも間違った教育を今日までやってきたとするならば、戦後二十数年の教育というものがどういうふうに位置づけら……

第68回国会 決算委員会 第8号(1972/04/14、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず第一番に、一連の教育問題に関する裁判の問題についてお尋ねをいたします。  文部省にかかわっております裁判の中でいわゆる勤評に関係する裁判というのを見てみますというと、すでに東京都教組事件、あるいは佐賀事件、福岡事件、和歌山事件という、こういった一連の刑事裁判についてはすでに最高裁の判決が出ておりまして、いずれもこれらについては無罪という判決が出ておるわけでございます。あるいはまた、行政裁判の関係で、昭和四十六年八月十日に佐賀地裁におきまして、三・三・四割休暇の闘争というものが地公法三十七条一項の禁止する争議行為に該当しないということで全員の停職処分を取り消すという判決が出てお……

第68回国会 文教委員会 第3号(1972/04/27、9期、日本社会党)

○安永英雄君 二、三点お聞きいたします。  第一番目に、大学の授業料値上げの問題について質問をいたします。  いま授業料値上げで学校の紛争が起こっておる国立、私立別の数をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 大臣にお聞きしますが、この状態について大臣はどう思いますか。
【次の発言】 そういう事態はやむを得ないと言い、残念と言い、この点はもう少し聞きたいところですけれども、時間もありませんから、この次あたり大臣においてお考え方をまとめておいていただきたいと思います。これはいまの大学紛争に対する大臣の姿勢がはっきりしないと、この問題は非常に内容的に問題を持っていますから、残念であると言い、あ……

第68回国会 文教委員会 第9号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○安永英雄君 原則的にはこの法案につきましては賛成という立場で若干質問をしたいと思います。  理科教育について数学教育を加えるという趣旨でありますが、この点について文部省のほうにお聞きをしたいと思います。文部省としては、この法律案については、提案理由の中で書いてありますように、特に異議はない、むしろ好ましいということですが、私は、現在の各教科というものを全般的に振興し、質の向上をはかっていかなければならぬという使命が文部省にはあると思います。その中で、理科教育というものを振興するという特別な法律をつくり、さらにそれに数学を入れていくと、こういうことでありますが、今後――これは議員提案であります……

第69回国会 決算委員会 閉会後第2号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○安永英雄君 文部大臣、就任をされまして、それ以降あらゆる機会をとらえて、大臣自身が持っておられる新しい文教政策について次々に発表なさっておるわけでありますが、その内容等は深く私ども知ることはできませんけれども、しかし、一定の方向、趣旨としては、私ども自身も賛成する点が非常に多いのであります。そこで、あるいは新構想大学の構想を打ち出されたり、あるいは教育公務員の身分法の問題を出されたり、あるいは賃金の二倍論といいますか、あるいは裁判官並みと、こういったことを打ち上げられる、あるいは所得税あるいは住民税等の教員のみの免税を考えるとか、こういったことも出ますし、あるいは定年制六十五歳、あるいはまた……

第69回国会 文教委員会 閉会後第1号(1972/09/29、9期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、本日、日中国交の正常化と、そして共同声明が出まして、はっきりと国交が回復されたわけで外交問題あるいは経済問題その他がこの機会を契機にいたしまして急速なテンポで進んでまいるというふうに考えますが、また、このことは、どうせ臨時国会なりで直接総理なり衝に当たった方々の報告あるいは詳しい経過、真意、こういったものが出されて、これをめぐってこの問題については十分内容をただしてまいる機会もあろうと思います。しかし、ここで私は広範ないままでの交渉の経過なりあるいは今後の発展の問題についてはその機会に譲りますけれども、少なくとも日中国交が正常化し、これに伴っての両国の学術、文化あるいは教育……

第71回国会 文教委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず第一番に、公害と教育の問題についてお伺いをしたいと思います。  御存じのように、富山のイタイイタイ病、これが四十六年の六月三十日に裁判の判決がありました。新潟水俣病、これが四十六年の九月二十九日、四日市の公害訴訟が四十七年の七月二十四日、水俣病の訴訟が四十八年三月二十日と、まあ全国に起こっております公害の象徴的ないわば集約された形でこの四大公害裁判の判決が出ました。いずれも、患者側の勝訴に終わっておるわけです。ことに水俣の判決、これははっきりと、この病気は被告のチッソ水俣工場から放流された有機水銀の化合物の作用によって起こったものであると断定をしました。そして過失の有無につい……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。これは大臣、避けられないほうがいいと思う。私はいまの関係について、防衛庁に対していま質問がありましたけれども、建築が終わり、そしてそのあと校庭、特に本館の正面に、防衛庁がこれを建ててくれたんだという感謝の意味も含めた文章があって、それが点々として立っておる。これはいま答弁がありましたようにね、この点についてはできたあとどこからその石碑の費用が出たのか、そういう計画がどこから出たのか、これは防衛庁はあづかり知らない、まあ残すために、記念のために立てたんだろうという意味の答弁がありましたけれどもね、私はこれもいま鈴木委員が聞いたような意味もあると思いますけれども、私は、それ以前……

第71回国会 文教委員会 第10号(1973/06/07、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず当初に、公共事業費の繰り延べの問題についてお尋ねをいたします。  五月の八日に、公共事業の繰り延べの内容が閣議で了解をされたというふうに聞いておりますが、この繰り延べの内容について閣議に出られました大臣のほうから伺いたい。
【次の発言】 要するに、もう少し具体的にいうと、新聞報道では、上期の公共事業費の繰り延べの具体案として四月から九月、この中の公共事業の契約率を五九・六%というふうに聞いておりますが、こういった具体的なものは出ているのですか。
【次の発言】 昨年度のちょっとわかりますか、昨年度の上期。
【次の発言】 大臣にお聞きしますけれども、この閣議で了解された大蔵省の繰……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○安永英雄君 現在、町村合併の促進法が二十八年にできまして、それ以降学校の建築助成費等が出されまして、学校統合の促進がはかられておるわけでありますが、まず、これは年限切りますが、四十五年、四十六年、四十七年、ここらあたりの中で助成金を出しておる件数についてお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そして今日まで、その促進法ができて、助成の制度ができて、そうして相当数が合併または統合を行なっておるという状態でありますが、今後の見通しはどうですか。
【次の発言】 この学校の統合をめぐって全国各地で相当トラブルが起こっておることは承知いたしておりますが、大体事の起こりは、やはり住民の理解といったも……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず、警察庁のほうにお尋ねをいたします。  福岡県立の鞍手商業高等学校の職員会が三月十二日に行なわれて、その中で起きたささいな問題を刑事事件として福岡県警は取り上げて捜査をし、そして六月の十日の朝、学校現場の捜索をやっております。そして、すでに書類を検察庁に送っておる事件でありますが、これについて、警察庁として事件の全貌といいますか、内容を知っておられるだけひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 順次聞いてまいりますが、私も現地を調査に参りました。現地の宮田警察署のほうも私自身出向いていってよく事情を聞いてみたのですが、地元の警察としては、一応月例の報告というふうな形で出……

第71回国会 文教委員会 第16号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。理事会でも審議をしますけれども、大臣のほうでその点をはっきりおっしゃっていただかぬと、局長じゃわからぬですよ、何回繰り返したって。これはずっとやりますよ。

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○安永英雄君 今度のこの法案で、趣旨として、教員の不足、これを補てんする意義が非常に大きいわけですが、これについて、この法律を施行したとして、大体どれくらいの数が確保できるのか、これはやってみなきゃわからぬと思いますけれども、大体補てんをするという趣旨であれば、その予定はあるはずですから。
【次の発言】 計どれくらいになっていますか。
【次の発言】 初中局長まだ見えてないんですけれども……。
【次の発言】 この前もちょっと質問が出たんですけれども、そういった六百六十くらいの数が足らないというので、相当欠陥を持っているこの法律案を通した、こういったことよりも、現在りっぱな免許状を持っている人、こ……

第71回国会 文教委員会 第20号(1973/07/16、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。  私は、松本歯科大の事件について予算委員会でも大臣にも質問をして、そして相当約束をしておったのであります。で、いまも話が出たように、こういった事件が再び起こらないように文部省として考えなければならぬ点はたくさんあると思う。したがって、こういう事件の背景は、やはりこれは事を起こした、そういった逮捕をされたりした連中のいわゆる問題もあるけれども、やはり文部省自体行政のそういった事件が起こりやすいすきというものが相当あるのではないかということを私は質問をしたわけです。  そこで、その当時、大臣はやはりその点は認めておられたわけで、いまもいろいろ答えられたし、あるいは新聞記者会見……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/09/04、9期、日本社会党)

○安永英雄君 いま、宮之原委員の質問を通じて非常にはっきりしたことは、先月の三十日の日に行なわれた全国都道府県教育委員長あるいは教育長、この総会において発言をされたその内容というのは、各報道機関が報道していますように、新聞どおりだということが確認できました、私は。そのとおりです。いまこの中でそうでないということは一つも出てこなかった。したがって、私は、この報道は正しい、このとおりだというふうに私は確認をしました。それはよろしいか。いま宮之原さんが質問をした。その中で、この新聞の内容についてただしても言ったし、一つ一つ何かあなたの言い分はないかということで相当親切に聞いていきましたけれども、その……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○安永英雄君 文部省のほうに、資料の提出をお願いしたい。  これは野党四党で、これを私が代表して要求するわけですが、一つは、昭和四十九年度の筑波大学に関する概算要求書をひとつ提出してもらいたい。  次は、筑波大学のカリキュラム。  三番目に、創設準備会の最終のまとめ。これは衆議院の文教委員会で八月中に提出するという答弁もあったようですけれども、創設準備会の最終のまとめ。  以上この三つの資料について、明後日の十三日に間に合うように提出を願いたいと思います。どうでしょう。
【次の発言】 三番目の最終のまとめができてないものは、出せといってもしようがないと思います。いま、中間でまとめてあるそれを一……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○安永英雄君 いまの問題に関連して。  いわゆる日陰の身というのが今度法案が通れば表に出るということのようですけれども、この点筑波の法律は、この中で副学長というのは、いろいろ代行するというだけじゃなくて、固有の権限を持っている。その点との比較をいま松永さんが聞いたわけです。この点はあなた自身が日陰の身と言われているし、非常に不明確じゃないかと思うのですけれども、副学長として代行というその職務あるいは責任という以外、固有の、あなた自身の学内における運営の中における明確な責任、固有の権限というものは何ですか、もう一回おっしゃってください。

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、日本社会党)

○安永英雄君 田中内閣が発足いたしまして、福祉というものに流れを変えていくということを大きく打ち出されておりますけれども、私は主として教育の問題をお聞きしたいと思うんですけれども、子を持つ親として、いろいろ期待をしておったことがなかなか実現できないというふうな、期待を裏切られたというふうな感じを持っておるようであります。
【次の発言】 そこで、ちょうどいま大学の受験が、まだやっているところもありますけれども、大体終わっておる。この大学の受験に通った者は、いわばばく大な寄付金を取られる。特に医科あたりの私大では一千万から二千万取られておる。あるいはまた、そういったところでないにしましても、この前……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、日本社会党)

○安永英雄君 一昨日、私は……。
【次の発言】 核兵器と憲法の問題について総理に質問をいたしました。その答弁を聞きましても、私はどうしても理解できない。十三日の衆議院における総理の発言というのを私も調査もし、調べてもみたわけでありますが、これは明らかに核兵器が攻撃的な武器と断定をしていらっしゃいます。その上、憲法に反するということをはっきり明言されておる。いかに戦術的な意味でも核は保有できないという憲法解釈をはっきりお示しになっていることは間違いないわけであります。一昨々日の答弁を聞いておりますというと、憲法と核の関係を主とした質問に答えたのではないというふうに言っておられますけれども、核の問……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。  防衛庁にお聞きしますが、私は現地に調査に参りましたが、ここの岡垣の射爆場の中に、町の射爆場の中に、自衛隊員が十数人おりまして、さらに鉄条網でこれを囲いをして自衛隊の立ち入り禁止の札を立てておる。この自衛隊員というのは何のためにおるのか、また、この自衛隊はどこから来ているのか、どういう任務を持っておるのか、これをはっきりさしてもらいたいと思います。  それからさらに、これは、たとえば、農林省あたりから依頼を受けてここにおるんだということであれば、農林大臣はこれは何のために置いておるのか。これはもうはっきり完全返還ですから、農林省としては、当然、アメリカ軍が使っておったこの……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/04/02、9期、日本社会党)

○安永英雄君 四十八年度の国立学校の設置の問題についてお伺いをいたします。  今年度の国立学校の諸学校の設置の予定についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 本年度の設置にはならないけれども、希望申請が相当出ていると聞いてますが、この希望申請はどのくらい出ているのか。それから、この申請の内容として、設置基準というものには達してるけれどもできていない、ことしは設置しないというのはどれぐらいか。
【次の発言】 私が聞いたのは、いわゆる開校を希望するとか設置を希望する大学あるいは学部、大学院、こういったもので、条件がいわゆる整っておって、ことしできなかったもの。

第72回国会 文教委員会 第8号(1974/04/11、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。いま各地域で給食費が非常に値上がりをするという問題にからんで、家庭で弁当をつくって持っていかせるべきなのだ、学校の給食はやめるべきだという意見と、やはり学校給食は続けるべきだという、こういう論議が非常に起こっておる。非常に、給食という問題については、ひとつの転機が来ているような感じを、私は受けたわけです。  そこで、一番問題なのは、私、田中総理にこの点について質問したことがある。要するに、学校で給食をやるという意義、なぜ学校で給食をやるのか、教育的な価値があるからこそ学校で給食をやっているんだろうと思う。したがって、一がいに二つにはっきり分けることはできませんけれども、文部……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 文教委員会 閉会後第1号(1974/09/11、10期、日本社会党)

○安永英雄君 文部大臣にお尋ねいたしますが、七月の参議院選挙が終わりましたあとの国会、これで私どもとしては、田中総理の、いわゆるこういった参議院選挙後における政治情勢の中で、どういう政治を進めていくのかということで、施政方針演説を期待しておったわけですけれど、しかし、これは結局なされないで終わったわけでございますけれども、非常に残念であります。外交問題、経済問題、教育問題について聞きたかったわけでありますけれども、また、これに対する私どものほうも確かめておきたかった点が非常に多かったわけでありますが、この点について、特に文教の問題について、参議院選挙後の現在の政治情勢の中で、文部大臣としてどの……

第74回国会 文教委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○安永英雄君 国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  そこで、私はこの案についてはもちろん賛成でございますから、そういった立場で質問をしていきたいと思いますが、私はこの調整額というものをこの国会で出すというのは、むしろおそきに失しておる、早くからずいぶん請求もしたわけでありますが、やっと出たわけでありますから、この点については一応私どもとしてもよかったと思いますけれども、問題はむしろきょうここで提案をされるときに一緒に学校事務職員、この待遇改善についての、たとえば一つの例をあげれば一緒に調整額、こういったものの提……

第75回国会 文教委員会 第4号(1975/02/28、10期、日本社会党)

○安永英雄君 参考人の方には本当に御苦労さんでございました。時間もありませんから早速いろいろ質問を申し上げますので御協力を願いたいと思います。  福岡県の場合、非常に行政処分、こういったものが新聞、マスコミをにぎわしておるほどに非常に多い、こういう状態を私どもが知っておるわけでありますけれども、実際、これは教育長にお尋ねをいたしますが、今日までどれぐらいの処分をなさってきたのか、これをひとつお答え願いたいと思います。これは一応四十二年ごろからが非常に多いようでありますから、そこらあたりから明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 六回にわたり約十四万にのぼる処分をされておるということ……

第75回国会 法務委員会 第8号(1975/05/13、10期、日本社会党)

○安永英雄君 総理にそうまで言われると、私は総理に聞きたい。あなたのことはバルカン政治家とこう言う人もおるし、飛びおりあるいは飛び乗り、なかなか小細工がきくとも言う。あなたはかつて岸内閣のときには経済企画庁長官として、三十三年に警職法のときにこれは辞任をされた。あるいは四十三年には、佐藤内閣の外務大臣も沖繩問題で辞任された。四十九年の七月には副総理を辞任された。私はバルカンとかなんとかいう問題、これはいろいろ評価があると思うけれども、少なくとも飛びおりる時点、辞任をされる時点については、そのときどきにおいて明確なやっぱりあなたの政治姿勢というものがあらわれている。私はこの点については称賛を送っ……

第76回国会 議院運営委員会 第4号(1975/10/17、10期、日本社会党)

○安永英雄君 十月十二日の青森における仮谷発言というのは、これはもう明らかに国会軽視もはなはだしい、あるいは憲法違反、私はそう思います。こういったことは、三木さん、あなたの任命された現職の閣僚、これがやったことなんです。  本委員会におきましては、もちろん質問あるいは追及という形であるけれども、少なくとも、そういう形になっておっても、発言を求めて積極的に私は総理の方から堅頭に内閣の、あるいは総理大臣としての本問題についての反省なりあるいは措置なり統一見解、こういったものを明確にまず示すのが本当だと思うんです。そういった意味で、総理の見解あるいは処置、こういったものについてどうお考えなのかお聞き……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま議題となりました義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を説明申し上げます。  去る第七十五回国会におきましては、女子教育職員等の育児休業制度を創設する法律が両院において全会一致で成立しましたことは御承知のとおりであります。  育児休業制度は、女子教育職員、看護婦、保母等について育児休業に関する制度を設け、これらの者の継続的勤務を促進し、もって教育及び医療、社会福祉に関する業務の円滑な実施を確保するために設けられたものであり、これは全国の多数の女子教育職員……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 法務委員会 第1号(1977/10/06、11期、日本社会党)

○安永英雄君 第八十一回国会閉会後において、委員会より北海道へ派遣されました委員を代表して調査の結果を報告いたします。  去る九月十二日から五日間、中尾委員長、大石理事、吉田委員と私、安永の四名が、札幌、網走、釧路及び帯広において裁判所及び法務省関係各庁の管内状況並びに庁舎施設等の営繕状況について調査を行ってまいりました。  調査の対象は、札幌高等裁判所、同地方裁判所、同家庭裁判所、札幌高等検察庁、同地方検察庁、札幌法務局、札幌矯正管区、北海道地方更正保護委員会、札幌入国管理事務所、釧路地方家庭裁判所、同帯広支部、釧路地方検察庁、同帯広支部、釧路地方法務局、網走刑務所、釧路刑務所、帯広少年院、……

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  片山甚市君及び小谷守君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君及び私がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る一月二十一日の本会議におきまして建設委員長に選任されました安永英雄でございます。皆様方の御協力を得ましてこの職責を全うしたいと存じます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  なお、小谷前委員長には、退任のごあいさつをすべきところ、所用のため出席できませんので、私から皆様にくれぐれもよろしくお伝えいただきたい旨連絡がありましたの……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/03/02、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に参考人として、全国建設業協会専務理事村田義男君及び日本住宅公団の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  まず、今期国会における建設省関係提出予定法律案の概要について政府から説明を聴取いたします。粟屋建設大臣官房長。
【次の発言】 次に、建設省関係予算の概要について説明を聴取い……

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  赤桐操君が一時委員を異動されたことに伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に赤桐操君を指名いたします。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございま……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/04/11、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。櫻内建設大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩をいたし……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/05/30、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十二日、堀江正夫君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬義君が、また四月二十一日、増岡康治君が委員を辞任され、その補欠として植木光教君が、四月二十六日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として内田善利君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  赤桐操君の委員異動に伴い、理事に欠員を生じましたので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/06/08、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、日本住宅公団、首都高速道路公団及び日本放送協会の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩をいたします。    午前十一時五十八分休憩

第84回国会 建設委員会 第8号(1978/06/15、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一五号岩木川・平川改修と堤防築堤工事の早期実施に関する請願外三百八十二件を議題といたします。  本請願につきましては、理事会協議の結果、第一五号外二件の岩木川・平川改修と堤防築堤工事の早期実施に関する請願、第二三九八号の公共事業の施行促進に関する請願、第四一四四号の道路と鉄道が交差する跨道橋の改良整備に関する請願、第四三三〇号の国道三百四十九号線一福島県川俣町内一の歩道設置に関する請願、第五四一三号の身体障害者の有料道路通行料金割引に関する請願、第五七七五号外二件の荒川右岸東京流域下水道幹線……

第85回国会 建設委員会 第1号(1978/09/19、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。委員の異動につきまして御報告いたします。  赤桐操君及び植木光教君が委員を辞任され、その補欠として栗原俊夫君及び増岡康治君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  赤桐操君の委員異動に伴い、理事に欠員を生じましたので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に栗原俊夫君を指名いたします。

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  坂野重信君及び古賀雷四郎君が委員を辞任され、その補欠として加藤武徳君及び植木光教君が選任されました。  また、昨十六日、降矢敬義君が委員を辞任され、その補欠として徳永正利君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  ただいま報告いたしましたとおり、坂野重信君及び古賀雷四郎君の委員異動に伴い、理事に二名の欠員を生じましたので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……

第85回国会 建設委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  昨十八日、徳永正利君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬義君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第三号尾頼の水の広域的運用に関する請願外七十八件を議題といたします。  本請願につきましては、理事会協議の結果、第一〇二号住宅・宅地政策に関する請願、第一五五六号外一件のほ場整備関連河川事業の促進に関する請願、以上三件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、第三号尾瀬の水の広域的運用に関する請願外七十五件は、保留とするこ……

第86回国会 建設委員会 第1号(1978/12/12、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、加藤武徳君が委員を辞任され、その補欠として金井元彦君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任に関する件についてお諮りいたします。  増岡康治君の委員異動に伴い理事に欠員を生じましたので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に増岡康治君を指名いたします。

第87回国会 建設委員会 第1号(1978/12/23、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  金井元彦君及び中村太郎君が委員を辞任され、その補欠として上條勝久君及び最上進君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会においても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第87回国会 文教委員会 第3号(1979/02/22、11期、日本社会党)

○安永英雄君 教育の荒廃ということが言われだしてから久しいわけですが、教育の危機とか、荒廃とか、非常にゆゆしい現在の状態なんです。特に連日、高等学校や、いまや小学校の生徒まで自殺をする、この自殺の原因を調べてみると、やはり激しい競争、こういうところに大きな原因があるように報じられています。私は、何といっても、やはり当面のこの教育の問題で、この荒廃を、これを立て直さなければならぬということが、いまの、特にこの教育行政の最高の責任者である文部大臣として、いろんなやらなきやならぬ仕事は私たくさんあると思うんですけれども、この現在の状態というものを脱出するということが一番大きな任務じゃなかろうかと私は……

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○安永英雄君 昨日から始まって、六月の一日まで行われます国連貿易開発会議の問題、特にその中の教育問題について質問をいたします。  十日には大平総理も総会に出席をされて、そして日本の立場を演説で主張されるというふうになっておるわけですが、もちろん日本が一番関心の深いASEAN、その中のマニラで行われるわけですから、当然なことだとも思いますし、それから東京サミットの会議の中にも、この会議は大きな影響を持ってくることは必至でありますし、また、日本がやはりいろいろ今日まで南北問題で努力はしたけれども批判が非常に大きい、こういった問題を抱えておるわけですから、当然総理が出席をされて、ここで明確な日本の立……

第87回国会 文教委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○安永英雄君 文部省のいわゆる外郭団体というのはたくさんありますが、どれぐらいあるのですか。
【次の発言】 文部省からいろいろ補助金等を出しておりますけれども、大体補助金制度というそのものについて、これを改革をしなければならぬ時期が来ているのじゃないかと思うのですが、この点について文部省自体はどうお考えになりますか、補助金制度という問題について。
【次の発言】 私は、そういった意味でなくて、原則的に、いま補助金というのはたくさん、多岐多様にわたって、そうしてその基準、こういったものも非常に不明確に実際はなってきておるわけですよ。それからまた要求の仕方も、査定の結果結局満額、これが採用されて予算……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 文教委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、ただいま可決されました商業用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する暫定措置法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    商業用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する暫定措置法案に対する附帯決議(案)   政府は、商業用レコードの公正かつ円滑な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図るため、左記事項について、適切な措置を講ずべきである。  一、著作者等の許諾権の行使にあたっては、公正な使用料によりて許諾することとし、……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○安永英雄君 高齢化社会検討小委員会の中間報告についてその概要を申し上げます。  まず、我が国の人口高齢化の展望等についで申し上げます。  平均寿命の伸長と出生率の低下により、我が国の高齢化は急速かつ確実に進行しており、総人口。に占める六十五歳以上人口の比率は、お手元の資料に述べてありますように、二〇二〇年にはこれまで世界が経験したことのない二一、八%という高い高齢化率に到達するものと推定されております。しかも、二〇二五年には七十五歳以上の後期高齢層は、六十五歳から七十四歳までの前期高齢層を超えて、総人口の一〇・九%となります。  さらに、二十歳から六十四歳までの、いわば働き手が何人で六十五歳……

第101回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1984/09/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、去る九月十四日に発生しました昭和五十九年長野県西部地震により亡くなられた方々に対して御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立を願います。黙祷をお願いします。
【次の発言】 黙祷を終わります。着席してください。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る八月八日、赤桐操君及び村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君及び青木薪次君が選任されました。  また、八月九日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として穐山篤君が選任されました。  また、九月十九日……

第101回国会 災害対策特別委員会 第6号(1984/08/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただき、この重責を果たしてまいりたいと存じます。  どうぞ格別の御協力を心からお願いを申し上げます。いろいろお世話になります。(拍手)  前委員長赤桐操君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。赤桐操君。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  粕谷照美君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○安永英雄君 新高等教育の計画の問題について、まず質問を申し上げたいと思います。  昨年の十月に大学設置審議会の大学設置計画分科会、ここから、六十一年から六十七年度までの、いわゆる新しい高等教育の整備計画が報告を、中間報告としてされておりますが、話によりますと、三月末までに最終的な報告が出されるというふうに聞いておったわけでありますが、これはどうなっていますか。
【次の発言】 これは大臣にお尋ねいたしますけれども、今提案をされております、いわゆる教育臨調といいますか、これとのかかわりはどんなふうにお考えになっておるか。六十七年をピークにして十八歳人口が物すごくふえてくる、これに対応する計画が出……

第101回国会 文教委員会 第7号(1984/04/17、13期、日本社会党)

○安永英雄君 高等学校の教育の問題について質問をいたします。  生徒の能力、それから適性、進路、こういったものが非常に多様化してきている。こういう実態や社会経済の変化、これに対応しなければならない、こういった問題が高等学校の教育の中に当面の非常に重要な問題としてあるわけです。かてて加えて、六十三年には生徒の急増、六十二年とは限りませんが、各県で多少ばらつきがありますけれども、大体六十三年、ここらあたりで急増し、またこれが減少していくという、こういう一つの事態も考えなければならない。そういうことで、高校の設置、それから教育の内容、方法、こういった点で新しい発想を取り入れなきゃならぬ事態が来たと私……

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本社会党)

○安永英雄君 私学共済の姓物で大阪、東京、ここで立派な会館ができておりますが、私も先日、初めて新しくなりました東京の会館に行ってみましたけれども、ちょっとびっくりいたしました。北海道、愛知、九州、ここにも会館ができておるわけでありますが、今後、広島、宮城と、こういう計画もあるやに聞いておるわけでありますが、この計画はどこまでいくんですか、会館づくり。
【次の発言】 この会館の機能をちょっと今触れられましたけれども、結婚式場、その他の経営もやっておるようですし、それぞれの地域に密着した福祉事業、こういったこともやりたい。それからこれ各会館に電算機のオンラインシステム化ということも考えている。こう……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○安永英雄君 私も久しぶりに、十四年ぶりに四十五年のあの著作権の審議をしたときの記録をちょっと目を通してみましたけれども、この当時附帯決議が出されておりまして、この附帯決議等を見ましても、やっぱり今から技術革新といったものが進んでいくというおよその大体判断はその当時しておったんですけれども、もう現在のこの激しい技術改革、革新、こういったものを見たときに、あの当時の附帯決議がどうされたかという質問を、ちょっと私ども自身もするような気にもうならぬぐらいに慌ただしい進歩を遂げておるわけであります。したがいまして、この著作権制度というものが大きく見直されるというような現在の情勢でございますけれども、ど……

第101回国会 文教委員会 第13号(1984/07/12、13期、日本社会党)

○安永英雄君 文部省に質問をする前に、ちょっと委員長の方にお聞きしたいことがあるんですが、また、これは私は後の審議がスムーズにいくようにあえてお聞きするんですけれども、五月の二十三日に参議院文教委員長の名前で文部大臣に申し入れをされております。その趣旨は、「日本育英会法案については、現在、衆議院において審議が行われているが、日本育英会の奨学金の貸与を期待している学生の実情は憂慮すべき事態になっている。従って、政府においては、これらの学生等に対して、何らかの救済措置を早急に講ずるよう検討されたい。」こういう申し入れをされたわけでありまして、私としましても、まことにこれは時宜を得た申し入れだという……

第101回国会 文教委員会 第17号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○安永英雄君 二十四日の日に、文化庁の田中会計課長が贈賄の疑いで取り調べを受け逮捕、こういった事態が起きておるわけであります。田中の直接の逮捕容疑というのは、この前ここで一時間ほど審議をしておりましたオリエンタルマシンの、この会社のいわゆるワープロ売り込み、買い込み、こういったものにかかわる問題で。特に新聞等が報道いたしておりますのは、九州大学とか佐賀大学とか九州一円、あるいは東北、こういった国立大学の六、七校にわたって納入する上で右利な取り扱いを図ったということで七十五万円程度の金を受け取っておったと。本人はほとんど取り調べについてこの容疑事実を認めておるということでありますが、私はこの報道……

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○安永英雄君 本委員会におきましては、十七日の日、二十六日に私も多少質問をしたわけでありますけれども、この二つの文部省汚職をめぐっての質疑あるいは答弁の中で、不明確な点が非常に多いんで、さらに私の方から質問をしたいと思います。  何といっても、私はこの前、いわゆる事件そのものの追及という、捜査というものは、捜査当局がこれは当然やるだろうと思いますが、私は、主として、短い時間ではあったけれども、いわゆる文部省自身の責任の所在、責任のとり方というものこそ急がなければならぬのではないかということを強調をしたわけです。これはこの前も随分話しましたので、私の意見はここで余り述べませんけれども、何といって……

第102回国会 災害対策特別委員会 第1号(1984/12/01、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) それでは、一言。ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、その職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に井上孝君、鈴木省吾君、青木薪次君及び原田立君を指名いたします。

第102回国会 災害対策特別委員会 第2号(1985/03/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月四日、青木薪次君及び穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君及び梶原敬義君が選任されました。  また、去る一月二十五日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君が選任されました。  また、去る二十二日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。  また、昨二十六日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  委員の異動に伴い、……

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/04/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十七日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから災害対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御……

第102回国会 災害対策特別委員会 第4号(1985/06/14、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時十四分散会

第102回国会 災害対策特別委員会 第5号(1985/06/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第五二五八号地震予知観測体制の充実強化に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第102回国会 文教委員会 第3号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○安永英雄君 臨教審の問題について主として大臣にお伺いをいたします。予告をいたしておりましたので簡潔に答えてください。  先ほどの臨教審に触れた久保委員の答弁等も聞いておりますと、やはり釈然としないものがあるわけです。この臨教審における文部大臣の任務、仕事というものは何ですか。
【次の発言】 所信表明をされました中で、臨教審に触れたところがあります。そこで私は所管大臣としての文部大臣の任務というものを自分で目覚されて書かれたものと思います。  したがって、これはもう時間がありませんから趣旨だけ申し上げますと、あなたの言っておられるのは、審議会の審議が円滑に進められるようにあなたはやらなきゃなら……

第102回国会 文教委員会 第4号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○安永英雄君 初めに、きのう発足しました放送大学の問題について少し詳しくただしてみたいと思います。  これはもう国会で廃案になること四回、それから与野党でも相当これは激論を交わしたことでもありますし、それから文部省と大蔵省、文部省と郵政省、この間でもやっぱり鋭い対立があったのでありますけれども、特にNHK、民放等とのあつれきも激しかったわけであります。これはひが目で見るのかもしれませんが、きのう一日テレビを見ていますと、どうもやっぱりNHKの放送あたりでは、たばこ会社、それから電電の株式会社の発足は盛んに終日流しましたけれども、放送大学は、あのときの恨みがあるのかなんかしりませんが、ちょっと出……

第102回国会 文教委員会 第6号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○安永英雄君 高校入試の問題につきまして質問をいたします。  ことしの高校入試の問題に絡みまして、埼玉県の浦和、これは大臣のところですが、ここの中学校で先生が三年生の全員の内申書、この原簿を置き忘れて子供がそれをたまたま見たんです。自分のもらった通知表とそれが違うということで生徒が抗議したり騒いだりという問題が起こりました。そして、一部の生徒はその後、授業や試験をボイコットしたまま卒業してしまったという事件があります。さらにまた、千葉県の松戸の中学校では、高校への入学願書、これを持っていった先生が一通出し忘れたと、そのためにその生徒は受験できず、結局、私立へ進んだという事件があります。これまた……

第102回国会 文教委員会 第7号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま設置法の提案がありましたが、まずもって私は、法律の内容が鹿児島大学医療技術短期大学部を設置すると、鹿児島県の鹿児島大学に設置をすると、いわばこれだけでありまして、実に私はこの提案を見て涙が出るような気持ちがするわけです。私は、後でずっとその点について質問をし、私の意見も申し上げたいと思うんでありますけれども、まあ、私も議会に随分籍を置いておりますけれども、ことしぐらい、たった一つの大学部を設置をするという提案は私は初めてじゃないかと思う。たった一校であります。  考えてみますと、国民挙げて今教育改革の必要を盛んに説いておる。あすは臨教審の中間発表があるそうでありますけれど……

第102回国会 文教委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○安永英雄君 岡本、石川両参考人につきましては本当に御苦労さんでございます。  時間がありませんから、早速質問をさしていただきます。  今回、経過の概要について発表されましたが、その中の第一部会の一つの合意事項として、臨教審が文部省でなく総理府に置かれたことを根底に踏まえて、なぜ中教審でなく臨教審か、これを考えなければならない。特に、戦後教育というものを洗い直す場合にはこの問題をよく検討しなければならないということがあります。私は確かにそうだと思うんです。私の、特に第一部会ということじゃなくって、会長以下臨教審全員の、私はこの文部省の中教審ではなくって、総理直轄の総理府に置かれたこの臨教審、な……

第102回国会 文教委員会 第10号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○安永英雄君 「コンピュータ・プログラムの保護のための著作権法の改正について」という表題で三月十八日に文部省からこの文書をいただいたわけであります。去年の今ごろは私もこの問題を取り上げまして、文化庁を盛んに応援したつもりでございますが、結果としていわゆる著作権法に基づいたコンピューターの処理ができたということにつきましては非常に喜んでおるわけでございます。この文書を見て感じることは、昨年だけではありませんが、長い間通産省の言い分としては、プログラムが、広く経済活動、企業活動に利用される経済財、小説や絵画や音楽等の現行法の中にある著作物とは随分違うんだ、だから著作権法の対象にはならないんだという……

第102回国会 文教委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいまの北九州病院の不正事件の問題について、当初に質問をいたします。  今、同僚議員の方からいろいろ質問がございましたが、広島大学、長崎大学、九州大学の国立三大学、それから福岡大、久留米大、きょうの新聞あたりでは千葉大も何か関係があるような報道もされております。ここに結局十二億の現金が流れておるというのが、今警察で押さえておるところでございます。先ほどから聞いておりますと、研究助成費、奨学寄附金、地元の新聞等を見ますと共同研究費あるいは研究委託費、さまざまな問題が出ておるようです。報道機関では、長崎大学あたりが言っておりますように研究助成費、奨学寄附金、これに限られておるようで……

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○安永英雄君 障害児の教育を受ける権利、これが実質的に保障されているかという問題は、これはまた教育の中でも非常に重要な問題であるし、長い間いろいろ検討を加えられたところでございます。  そこで大臣にお聞きしますが、障害児教育についての大臣の所見をお伺いしたい。
【次の発言】 今、大臣は現在文部省がとっておられる障害児教育についての施策を主としてお述べになったわけですけれども、当初に申しましたように、障害児の教育、この受ける権利というものを保障していくという、これが現実に、大臣として今施策を述べられたそれがいっぱいだとお思いになりますか。いわゆるこれらの障害児が教育を受ける権利というものが十分に……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 法務委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 ただいま提案がございました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  今、提案されましたように、地方裁判所における民事執行法に基づく執行事件、破産事件の処理というものが非常に多くなったということで増員が提案されているわけでありますが、特に地方裁判所における不動産競売事件、債務の強制執行の事件、破産事件が増加しているというふうなことも聞いておりますが、これらの事件をどのように把握されているか、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今後の見通し等についてちょっとお伺いしたいんですけれども、これはやっぱりふえる方向にいくというふうに把握されておりま……

第109回国会 法務委員会 第7号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 今、警察の方からそんなふうな話ですけれども、先ほどの大臣の答弁といいますか、お考えというのは、居住地あるいは生活圏、こういったものについては処罰しないという方向で今後検討していく、こう言われておるんだから、それでいいと私は思うんです。それから、一定期間内に提示をして本人が確認できるといった場合には、これはもう処罰する必要はないんじゃないですか。これをあいまいにする必要はないんじゃないですか。こういうことは私は当然だと思うんですが、大臣どうですか。
【次の発言】 生活圏、居住地の問題、それはおっしゃるとおりですよ。だから、今後一つの統一した考えの方の検討をすると言うんだから、私は納……

第111回国会 法務委員会 第1号(1987/12/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 今回の裁判官の報酬それから検察官の俸給の改善に当たりまして、これもまた従前どおりいわゆる一般職、特別職の給与改定のアップ率に準じて行うというふうな形をとって提案されておるわけであります。時間がありませんから端的に聞きますけれども、検察官あるいは裁判官の独自の給与表をつくるというか、検討していくというお考えはないかどうか、お聞きしたいと思うのです。  特に、これを説明しますと、いわゆる国家公務員、地方公務員の公務員の中でも、現在の人事院の勧告の決定については各職域において非常に不満があるというふうに私も感じておるわけでありまして、いわゆる人事院が官民較差というものをはじき出して、そ……

第112回国会 文教委員会 第2号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 私は、主として臨教審の答申と、それから文部行政について、臨教審の答申内容については反対という立場で質問をいたします。  まず、この前の大臣の所信の中で「既に各般の施策の具体化に着手してきております」という項目がございました。私はここに問題を感じるわけでありますが、文部省の方からあらかじめ着手を今日までやってきた項目について資料を出していただいておりますので、この資料に基づいて質問をいたしたいというふうに思います。  まず一番に、今日までやられた、着手された項目を見まして、項目にして百四件既に着手したというふうに見られております。法律的にこれを処理したいというのが六件、そして他はす……

第112回国会 文教委員会 第3号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 まず、高知の学芸高校の中国修学旅行の惨事につきまして、いろいろ報道されておりますが、私としましても断腸の思いがするわけでございまして、痛恨のきわみでございます。特に引率された先生お一人、それから高校生が二十六名亡くなられました。家族の方、肉親の方々の悲しみ、無念さというのは察せられます。謹んで哀悼の意を表する次第でございますが、各方面の報道機関やあるいは各省の方でいろいろ本件の問題について報道がなされておりますが、所管の省として正確に今日までの報告をお願いを申し上げたい。特に素早く対策本部をつくられたり、あるいは大臣御自身高知にも出向かれておられますが、いろいろ報道の食い違いが、……

第112回国会 文教委員会 第6号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 昭和六十三年度の施設整備の予算が通ったわけでありますが、総額幾らになる、そして文部省予算の中に占める割合はどれぐらいか。
【次の発言】 施設設備予算というのは、今お話があったとおりでありますが、文部行政の執行に当たって人件費とともに施設設備費というのは大きなこれは行政上の柱であるわけであります。  それで、私はこの前の委員会で大臣にお聞きをしたんでありますが、国家予算に占める文教予算の率とかあるいはまた前年度の伸び率、こういったことについていろいろ意見を申し上げたわけでありますけれども、あのときに文部大臣として、まあ今度の予算というもののできばえというのはまあまあだという表現を率……

第112回国会 文教委員会 第8号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 私も法律案の質問に入ります前に、私学全般の問題について質問をいたしたいと思います。  特にごく最近の私学関係の大学で不祥事件といいますか、マスコミの取り上げるような問題が非常に起こっておるわけです。これがちょうど昭和五十八年ぐらいのときに、いまさっき質問があっちゃいましたが、私も福岡でございますけれども、福岡を中心にしてたくさん事件が起こりました。経常経費補助の不正受給、あるいは学園内のこれは刑事事件にまで発展するような問題が起こりましたし、あるいは学校法人の管理運営という問題で非常に適正を欠くといういろいろな事件が多かったわけであります。  私はごく最近の、マスコミばかりを申し……

第112回国会 文教委員会 第9号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 今の粕谷委員の質問に対する政府の局長の答弁、非常に私はわからないんですね。全く学部も持たない、修士課程も持たない、こういった大学以外のところで博士課程のみの大学院を設置するというのは、これは初めてのことですよ。だから、これは今の説明を聞いていますと、どこにもある大学院をつくるのと同じことなんだから、そう別に法律の中にも書き込んでいない。そして政令、省令で片づけることができるというふうなお話ですけれども、私不思議に思うのは、このどこを見ましても、今の大臣の方から、この大学院大学の設置のこの目的というのを探しましても、「学校教育法第六十八条の二に定める国立大学として、総合研究大学院大……

第112回国会 文教委員会 第11号(1988/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 まず第一番に、この前、提案の趣旨をお聞きいたしましたが、臨時教育審議会の答申を受けて、資質、能力の一層の向上を図るということでありましたが、これは大臣の方針を示されたときに私も大ざっぱに質問をいたしておったわけです。臨教審の答申というのは広範多岐にわたっておりますし、これはいろいろとらえ方はあるかもしれませんけれども、私自身詳細に分類し検討しますと、大体グループに分けて百五十カ所くらいの内容にわたっておる、広範多岐な提案をしておるわけでありますが、その中に、特に初任者研修制度の創設という、いわゆる教育改革の最大の、これはやらなきゃならぬという把握をされて推進をされようとしておる。……

第112回国会 文教委員会 第12号(1988/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 まず、福田参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、今お話がありましたように長い教師生活の中から、教師は子供と教師集団とともに育つ、こういうお話がありましたが、特に私感銘を受けたわけです。当委員会としましてもこの問題についていろいろ審議を今日やっているわけですけれども、文部省といえども、やはり学校内における先輩、後輩切磋琢磨し合っていく自主研修というものが確立されて、その上にいろいろ勉強を加えていくということは私どもと意見は一致いたしておるところでありまして、この点はまさに言われたとおりだと思います。  そこで、たくさんありますので、条件つき採用の期間を六カ月から一年とする提案が今……

第112回国会 文教委員会 第13号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 初任者研修それ自身は必要だというふうに認めつつも、条件つき採用者の六カ月を一年に延長することはこれは断固として反対だ、こういった修正案を出されましたことについては私ども敬意を表したいと思います。  そこで、お聞きしたいのは、新任教員は身分保障その他を含めて非常に不安になるわけであります。常に不安に脅かされる。そして自主性あるいは創造性の抑圧をこの期間に受けるわけであります。政府の方は、この六カ月を一年にするといっても不安はないということを繰り返し繰り返し強調するわけでありますけれども、これは実態を知らないものでありまして、明らかにこれは不安でたまらない時期というふうに考えられ、今……

第113回国会 決算委員会 第1号(1988/08/03、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七月十九日の本会議におきまして、決算委員長に選任されました安永でございます。  甚だ微力ではございますが、理事並びに委員の皆様方の御支援、御協力をいただきまして、厳正、公平な委員会運営を行いまして、この重責を果たしてまいりたいと存じております。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の穐山篤君から発言を求められておりますので、これを許します。穐山篤君。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十七日、久保田真苗君が委員を辞任され、……

第113回国会 決算委員会 第2号(1988/11/09、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十一年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として日本俳優連合常務理事江見俊太郎君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  まず、昭和六十一年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。

第113回国会 決算委員会 第3号(1988/12/16、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十日、杉山令肇君が委員を辞任され、その補欠として鈴木貞敏君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和六十一年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故被災者家族の会8・12連絡会代表太田賢助君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和六十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、前回に引き続……

第113回国会 文教委員会 第3号(1988/10/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 望月参考人にお尋ねをいたします。  隣接権条約の加入の問題でございますが、各委員の方々、これは早急に加入しなければならないという意見が出ました。これは当委員会でも何回も何回も審議をしておるわけでありますが、その都度、なぜ加入できないかというネックになっているところが、レコード制作者、ここのところにあるんだというふうに私は感じるんですよ。だから、あなたの方も長い間要望されてきた、あるいは文化国家云々の話もありましたけれども、やっぱり早急に加入するとすればレコード業界といいますか、ここらあたりが早くいわゆる地ならしといいますか、条件整備というものを仕上げなければなかなかこれは実現しな……

第113回国会 文教委員会 第5号(1988/10/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 先ほど大臣の方から定通課程についての所信といいますか理念、こういったものを述べられたわけでありますが、それを要約したり、あるいは局長の方の答弁等を総合しますと、定時制、通信制の何よりの目的というのは勤労者への学習機会を保障する、こういうことが貫かれておったわけです。そこで、大臣の答弁の中でちょっと気がかりな点は、生涯教育の一環としても考えていきたいという言葉があったわけです。このことが非常にこの法案とのかかわりができてくるわけなんでありますが、文部省の生涯教育についての局まではっきりつくられてやっていますが、生涯教育というものの概念といいますか、文部省が考えている生涯教育というの……

第113回国会 文教委員会 第6号(1988/11/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 リクルート疑惑は今やもう疑獄と、こういった様相を呈しておりますし、国民のこの問題についての政治不信、あるいは言いかえると私は教育不信と、こういうふうな風潮がもう今や全国の国民の皆さんの胸の中にわいてきておるという状態であります。私は、時間もありませんから、特に文部省に関する、いわゆる前文部事務次官の高石邦男氏が現職時代に本人名義でリクルートコスモスの未公開株を一万株譲渡を受けていたことを明らかに本人もいたしました。六千株を六十一年十月の店頭登録直後売却をしておる。残り四千株は現在も保有をしておる。本人は名義だけを、本人名義になっているわけですけれども、これは家内がやったことだとい……

第113回国会 文教委員会 第10号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 辰野参考人と高倉参考人の論旨というのは大体よく似ておったので、辰野参考人に質問をいたしたいと思います。  今御意見を承りまして、高度の専門性というものを身につけさせなければならないということを強調されたわけでありますが、私は、もちろん大学の中でこの専門性という問題について深く勉強するということも必要だけれども、本来、教師というのは高度の専門性を身につけるということであれば、これはみずからのまず自覚に基づく自己研修、あるいは地域の方々の協力、あるいは父母あるいは子供、こういったところの関係の中から教師自身の専門性が高められていく、ただ単に大学だけの問題ではないというふうに私は基本に……

第113回国会 文教委員会 第11号(1988/12/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 高石氏がきょうは来ないということですから、主として大臣を中心に質問をいたします。  十三日の日に高石氏が声明文を出しました。今回の一連の問題について文部省初め全国の皆さんに多大の迷惑をかけたという。そして、さきの立候補声明を白紙に戻す、準備を取りやめたい、こういう趣旨の声明書でありましたが、まず大臣、この声明書に対して大臣の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 多大の迷惑を文部省にかけたということを言っておりますが、この声明を発表する前に後見人であります剱木さんとか、あるいは地元の柳川高校の後援会長、こういったところに今の声明書の趣旨について前もって相談をした形跡があるわけで……

第113回国会 文教委員会 第12号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 先ほど文部大臣の方から、高石前文部次官の文部行政に対する誤った行為、こういったものについての今後の文部大臣としての考え方をお述べになりました。私は、この前の委員会で四点、高石問題とは別に文部省自身が誤った方向をとっておるのではないかということで文書で出していただくようにお願いをして、昨日受け取りました。この点について、余り時間がありませんので、意見と、それから簡単な答弁をお願いしたい。  一番目は、リクルート社の講演会、セミナー等で歴代の文部大臣が講演に出かけておる。大臣は全然報酬はもらってないそうですけれども、百万ぐらいもらった大臣もいるという調査の結果もありますが、今後この問……

第114回国会 決算委員会 第1号(1988/12/30、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  議事に先立ち一言申し上げます。  本委員会の理事福田幸弘君は、去る十二月二十三日、急性心不全のため逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。  ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十六日、福田幸弘君の補欠として小野清子君が選任されました。  また、二十九日、佐藤昭夫君及び吉村真事君が委員……

第114回国会 決算委員会 第2号(1989/02/15、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月九日、藤井孝男君が委員を辞任され、その補欠として山岡賢次君が選任されました。  また、十日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第114回国会 決算委員会 第3号(1989/06/19、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(安永英雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に及川一夫君を指名いたします。


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 法務委員会 閉会後第1号(1989/09/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 政治や人種、宗教上の理由から迫害を受けて祖国を捨てなきゃならぬという、こういった状態が世界の各国でやっぱりあるわけで、これは非常に悲しい痛ましい問題であるわけでありますが、特にインドシナ関係ではジュネーブで難民に関する国際会議があったときに報告があったと聞いておりますけれども、一九七五年以来、二百万人のインドシナの人々が祖国を去って庇護を求めておる。そして百六十万のところが大体恒久的な解決が終わっておる。しかし、さらに二百万人という数はますますふえていく傾向にある。こういう報告もあるわけでありますが、日本として、経済大国としても、この難民を積極的に援助し、手を差し伸べる、これは当……

第116回国会 法務委員会 第3号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 私は、ただいま可決されました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、税金党平和の会の各会派並びに各派に属しない議員紀平悌子君及び櫻井規順君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読します。     出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の諸点について格段の努力をすべきである。  一 出入国管理基本計画の策定に当たっては、最近の出入国管理行政が我が国社会の各般に影響を及ぼすようになっていることにかんがみ、あらかじめ広く国民各般の意見をも採り入れ……

第118回国会 法務委員会 第8号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 私は、ただいま可決されました商法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、税金党平和の会の各会派並びに各派に属しない議員紀平悌子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。      商法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   現下の会社制度の実態にかんがみ、政府は、次の諸点について格段の努力をすべきである。  一 中規模以上の会社の計算については、会計専門家による適正な監査制度の法確立を図るため、早期に調査検討を行うこと。  二 前項の監査制度及び会社計算書類の公開制度については、EC統……

第120回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1990/12/10、15期、日本社会党・護憲共同)

○安永英雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。


16期(1992/07/26〜)

第131回国会 災害対策特別委員会 第1号(1994/09/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○安永英雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの江本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に陣内孝雄君を指名いたします。(拍手)

第132回国会 災害対策特別委員会 第1号(1995/01/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○安永英雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの木暮君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に陣内孝雄君を指名いたします。(拍手)



各種会議発言一覧(参議院)

9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、内閣委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1971/12/20、9期、日本社会党)

○安永英雄君 関連。  ここで時間もありませんから、二点ほどいまの問題につけ加えて質問をいたします。  沖繩の教育を復帰に際して本土側からどう見るかという問題は、これは予算委員会で私も聞いたわけでありますが、少なくとも教育水準というものはあらゆる面で低い、これを引き上げていくという問題であります。したがって、この沖繩の五カ年計画というもので引き上げていくということでありますけれども、この沖繩の問題を見た場合に、一つの例として僻地の級別指定という問題について、いま引き上げるという問題からいった場合に、全くこの沖繩は、教育的に見れば沖繩全域が教育的な僻地というふうに私は見るべきだと思う。したがって……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第2号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○安永英雄君 要綱が示されたわけでありますが、きょうここで内容に立ち至っての審議に入るということではないようでありますから、いま小委員長がたたき台として提案をされましたその内容について今後の審議のためにも多少真意のほどを確かめておきたいと思いますので、そういった意味で質問をいたします。  まず、第一の問題は、これはいまもおっしゃったように、電電公社、あるいは私どもの社会党の案、あるいは自民党の文教部会の経過等を勘案してつくられたものと思いますけれども、この点については次回に譲りたいと思います。これには相当問題があると思います。  第二のところでありますが、女子の事務職員の人たちが対象になってい……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第3号(1972/04/11、9期、日本社会党)

○安永英雄君 第一の「(目的)」のところでございますが、これで第二との関係が出てくるわけですけれども、これは委員長のほうでお考えになっておると思いますけれども、「国立及び公立の義務教育諸学校等において、」という「等」の中に高等学校は入っているのですか。この点は、高等学校の関係を、公立高等学校というふうに抜き出して書き込むか、「等」の中に含まっておるという形をとるか。この文面では、この法律案要綱の見出しのところでもそうなんですけれども、「国立及び公立の義務教育諸学校等の」と、こうなってきますと、普通読む場合には、養護学校とか幼稚園とかそういうものを含んでおって、一つの区分として公立高等学校という……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第4号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○安永英雄君 私は、三回小委員会をやったわけでありますし、この法律案要綱の各項にわたって全般的に今日まで質疑をかわしてきて、あるいは意見の一致もあるのでありますが、そういった意味で、今後のこの小委員会の審議の運営について関係がありますけれども、いままで小委員長の意向というものについて質問の過程において合意したものというものもたくさんあるわけです。したがって、そういう各項目については、この際壁頭に整理をしておいて、それで審議の焦点を合わしていったほうがいいと思いますので、そういった運営と関係しながら、いまから私自身が小委員長とのやりとりで確認をした点を私が申し上げますので、そういった確認の点を小……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第5号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○安永英雄君 有給・無給の問題に入ります前に、一、二点小委員長の見解をお聞きしたいと思いますが、この法律案要綱の第二で、私は、女子の事務職員の方々をこの法律の対象にしたいということを申し上げ、そして、学校の実態、こういったものを申し上げておったわけでありますが、そのとき、小委員長は、直接教育を担当していないという理由と、それからこれを対象に入れるということになると一般の公務員等にも波及をしていく、したがって、波及をするということは、当面女子教員の育児休暇制度を制定するにあたって非常にまた困難になっていく面があるということで、一応その対象にはしないというお考えを明確にされておったわけでありますが……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第6号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○安永英雄君 先月の十八日に小委員会をやりまして、その小委員会の席上で小委員としてはこの育児休暇制度についての意見は十分申し上げた段階であったわけですが、その際、この小委員会としては、どの小委員も有給であるべきだという考え方はみな一致するのではないか。しかし、小委員長の提示されておるこの要綱というものは、依然としてやはり無給ということになっておるわけです。これでは、この小委員会の意向というものをどう反映してその無給となっておる条項を有給に持っていくかという、そういったところにもう論点はしぼられておるのではないか。したがって、党内事情等もありますから、小委員長としてはひとつ自民党の理事さんも含め……

第68回国会 文教委員会女子教育職員育児休暇制度に関する小委員会 第7号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○安永英雄君 ただいま小委員会の結論が出たわけでありますが、小委員会の大かたの意向として、有給という問題をほとんど全員で意思の決定をかつてやったわけであります。あるいはまた、休暇期間中の取り扱いについて、一年を勤務したものとみなすということで通算の問題、あるいは、復元時の調整の問題等については、百分の百、こういう確認もいたしておったわけでありますが、残念ながらいま決定した案はそういう形にはなっていない。いわゆる後退をいたしておるわけであります。諸般の事情を考えた場合に、先ほどの結論が小委員会で各人考えて賛成をしたわけでありますけれども、残念なことであります。したがいまして、私どもは、そういった……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○安永英雄君 まず、文部大臣にお尋ねをいたしますけれども、福岡の大牟田市で、昭和十二年九月二十五日の名刻から、突如として――人口が十三万程度の当時の町でありますが――熱発をし、けいれんを起こし、それからのどの痛み、せき、下痢、こういう奇病があらわれてきたわけであります。結果としましては、死者七百十二名、患者が一万二千三百三十人、こういう膨大な赤痢患者を出した、こういう事件があったわけです。  その後、この真相についてどうなんだということで追及が始まっておりまして、地元の市会あるいは福岡県議会あるいは熊本の県議会、こういったところでも現在この真相を追及している。何の真相を追及するかと申しますと、……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1984/02/15、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(安永英雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  高齢化社会に関する件を議題とし、高齢化社会の基盤及び高齢化社会の福祉のあり方について参考人から考見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、四名の方々に御出席いただいております。  まず、厚生省人口問題研究所所長岡崎陽一君から意見を聴取いたします。  この際、岡崎参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ小委員会に御出席いただきまして、ありがとうございました。  本日は、高齢化社会の基盤につきまして忌憚のない御意見を拝聴し、今後の調……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1984/04/25、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(安永英雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  高齢化社会に関する件を議題とし、関係省庁より説明を聴取いたします。  まず、今後の雇用の展望と雇用対策の方向について労働省より説明を聴取いたします。守屋高齢者対策部長。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 次に、老後生活の心理面について総理府より説明を聴取いたします。橋本総務審議官。
【次の発言】 吉田老人対策室長。
【次の発言】 次に、社会保障の将来展望について厚生省より説明を聴取いたします。小林総務審議官。
【次の発言】 以上で関係省庁からの説明聴取は終わりました。  本……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第3号(1984/05/11、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(安永英雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  高齢化社会に関する件を議題とし、関係省庁から説明を聴取いたします。  まず、一九八〇年代経済社会の展望と指針、二〇〇〇年の日本、福祉社会への選択及び自主的社会参加活動の意義と役割について、経済企画庁から説明を聴取いたします。及川国民生活局長。
【次の発言】 宇賀神審議官。
【次の発言】 次に、高齢化社会と建設行政について、建設省から説明を聴取いたします。吉田官房総務審議官。
【次の発言】 次に、高齢化社会と地域政策について、国土庁から説明を聴取いたします。小谷計画調整局長。

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第4号(1984/07/20、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(安永英雄君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りをいたします。  本小委員会は、これまで高齢化社会に関する調査をテーマとし、参考人及び政府からの意見聴取並びに視察等を行ってまいりました。その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました「高齢化社会に関する調査報告書(中間報告)(案)」を作成いたしました。  つきましては、本案を小委員会の中間報告として委員長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。  ……

第101回国会 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○安永英雄君 本案の設置法が提案されまして、それ以来、衆議院の内閣委員会あるいは参議院の内閣委員会あるいは私どもの文教委員会でも、あるいは予算委員会でも本案についてのいろいろ解明がなされたわけでありますが、今に至っても非常に不明確、そして解明が行われていないものが二点あると思います。  その一点は、臨教審をなぜ総理直属にするのかという問題と、臨教審は何を審議するのかという、こういった点がいまだにまだ不明確であります。  特に私は後段の分について質問をいたしますが、何をこの審議会に諮問し答申を期待しているかという問題について、この点は非常に不明であります。むしろ不明というよりも言わない、こういっ……


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データ更新日:2022/12/09

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