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杉原一雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

杉原一雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは杉原一雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。杉原一雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/26、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連して、最後に質問をしたいと思いますが、後ほど予定されております決議案の第三項の中で、道路交通云々というところがあるわけですけれども、この決定に参加するにあたって内容的な問題で、若干建設省の今後の対策なり見通しについて――具体的な個所づけの問題について少し聞いてみたいと思います。  そこで、私がいま言わんとする路線は百五十六号線なんです。百五十六号というのは、四十一号――いま当面しておるところの四十一号と、地理的にもいろいろな諸条件が全く同じな路線です。富山、高岡から岐阜を通じていく道路でありますが、その道路の一部には県にまだ管理を委託されているところがあるわけです。先ほど繰り……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 ちょっと関連ですが。  私、富山の者ですけれども、選挙中に大臣も来ておられて、患者にも面接されて激励されたということも聞いているわけですが、七月末現在で、患者が幾らほど登録されていますか。確かにその後、選挙中であったが、地域も広まり、潜在患者が明確になって、ふえてきていると思うのですが、厚生省への申し出把握はどの程度になっていますか。
【次の発言】 春というのはいつですか。
【次の発言】 そうすると、先ほど申したように、七月末、その後潜在患者がかなり地域的に、大臣の行ったころよりももっと広がっているのですがね。出ているはずです。だから県から報告があるはずなんですけれども、その掌握……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1968/11/22、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 先回は八月二十六日だったと思うのですが、言うなれば飛騨川事件、百四名のとうとい犠牲を教訓としながら今後この種の事故が再発しないようにそれぞれの機関が努力すべきであるということなんですが、そのときに特に建設省に提起をしておいたことは、国道、県道、その他各道路の危険個所の総点検をお願いしたい、とりわけ私具体的な個所も明示しながらお願いしたわけですが、これは、具体的な問題は別でございますから省きますが、きょうここに一枚の紙で、だれがいつ幾日調査して出したのかわからない文書がありますが、何月幾日現在の調査で、だれが出したのか、その点、まずお聞きをするとともに、できれば、その担当の側から直……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 私はこの前と同様に一問一答を避けて、質問したいことを申します。だから大臣として誠意をもって答えたいという御判断に立ったら大臣の立場で答弁をいただき、その他は所管の関係局長でけっこうだと思います。  八月八日にここの農水で足鹿委員と私、質問の中で、政府答弁を要約して考えた場合に、第一点は、食管制度の根幹は断じて変わらないということ、第二点は、事、総合農政に関してはまだ十分柱が立っていない、そうして最後に私の立場から富山県の実情等を申し上げ、時期別格差の問題を申し上げたら、いまの答弁にあったとおり、暫定加算で進むという一つの決定があったわけでありますが、その後生産者米価が決定いたしま……

第59回国会 農林水産委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 先ほどわが党の足鹿委員から二時間二十分にわたる長い質疑応答のやりとりがあったわけですが、その中で問題は、第一点として根幹の問題に触れ、第二点として総合農政の問題に触れたと思うのであります。その質疑応答の中で、大体言って、足鹿委員のほうからいわれる食管の根幹の問題についてはっきりとしたビジョンと意欲が示されたと思うのでありますが、逆に政府当局の側が、私自身の今日まで歩いてきた人生航路からそういうことが言えるかもしれませんけれども、常に私は被害者の立場に立って今日まで地域社会の活動をしてきたわけですから、皆さんのおっしゃることを常に被害者の立場に立って警戒的に受け取らざるを得なかった……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1968/10/25、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 去る十月十四日から五日間、任田新治、宮崎正雄及び私の三名が青森・秋田両県に派遣され、調査した結果を報告いたします。  調査はまず、青森県庁及び青森営林局において説明を聴取し、次いで岩木山麓開拓建設事業、岩木大規模機械化実験農場、北部上北機械開墾地区、淋代台県営開拓パイロット事業を視察し、十和田市において南部中央及び八戸平原の開拓パイロット事業並びに三本木営林署の概況を聴取いたしました。  秋田県におきましては、鷹巣町における出かせぎの状況、八郎潟干拓地、秋田市郊外仁別にある国民の森、十条製紙秋田工場、及び秋田港の木材関係施設を視察し、秋田県庁及び秋田営林局において説明を聴取いたし……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょう、十九日でございますが、富山では単協の代表の人たちが集まって農協大会を開いているわけです。先ほど足鹿委員の大臣とのやりとりを、実況を見まして、これをそのまま実況放送したならば、だれの意見に拍手を送り、だれの考え方に怒りを爆発するか、きわめて私は明瞭であり、日本農業の今日の直面する問題に非常な怒りと憂いを持っておるものであります。そこであえて説明員として経済企画庁の官房長に出席をいただいておりますので、その答弁を枕にしながら農政の問題等について農林大臣に所感を伺いたいと思うのであります。  それはマスコミでは第二次宮澤構想という表現をとっているわけであります。発想の根本は現在……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1968/11/20、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きのうもやったのでありますので、きょうは一点にしぼって簡単に質問いたします。  それは九月の十一日の農林広報二〇一号並びに二〇二号、農林広報によって農林省が公にしているところの昭和四十四年度の農林漁業重点施策の問題、それに伴う予算の概括要求の問題等についてお伺いしたいと思います。私の尋ねようとする意図は、きのうもきょうもこの委員会を通じて論争されているところで明らかなように、政府が米は余っている、来年もなお余るだろう、だから作付転換なり、あるいは開田を云々するとか、さまざまなことがにおわされているわけですが、そういう問題等がこの概算要求なり重点施策の面でどういうふうにあらわれてい……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1969/02/07、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 いまの説明で、大体想定していたことが明確になったのですけれども、総理府が紛争処理にかかわる法律の準備をしている、厚生省は被害者救済の法律を用意しているということですが、いろいろ情報を聞いているのですが、ここの委員会に対して、その作業がどのように進み、いつ国会に提出されるのか、すでにされておるのか、そういう点について総理府並びに厚生省から明らかにしてほしいと思います。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1969/02/28、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 問題が問題だけに大臣でなくてもいいと思いますけれども、第一点は、去年の九月の十八日の十七時十二分に高岡市の日本ゼオン工場が大爆発を起こした。そのことについては、昨年の十一月二十二日に本委員会において質問をしたわけです。問題は、その後の指導、連絡、規制の問題であります。おそらく、企業は企業再開の努力を続けていると推察されるのでありますが、それと相並行しながら、その再開への進展に伴うて、通産省がどのように調査をし、点検をし、しかもそれが、結果的にはいっ企業再開のめど等を設定しながら、そうした行政努力なり行政判断をしているかということをお伺いしたわけであります。  ただ、ここで特に私と……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1969/04/18、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 私のほうから、三つの問題について質問をしたいと思います。  一つは、四月の十二日、閣議決定、硫黄酸化物にかかる環境基準について、いま一つは、去る三月二十三日、新潟の山ノ下地区、私たち社会党の公害点検の一環として調査点検した結果に従って、所管の各関係の皆さんから、これらについての具体的な問題についての今日までの処置せられたこと、今後の方針等を伺いたいと思います。  第三点は、二月の十四日、通産省がすでに発表いたしました「川崎・横浜地区産業公害総合調査にもとづく改善指導について」、とあるわけですが、このことについての各項目、今後の問題等含めて、通産関係あるいは厚生省の意見等をもあわせ……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1969/06/27、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連して。きょうは長官がおいでになりますので、後ほどの法案の逐条質議の中で十分意見を述べ、審議をしたいと思いますが、きょう幸い長官がおいでになりますから、先ほど長官が趣旨説明をなさったと思いますが、いただいた五ページのところに載っていますね。それの中で特に基地公害の問題を長官がかなり丁寧に説明をなさっているわけでありますが、この中で二、三お伺いしたいと思います。  第一点としては、基地公害という概念ですが、同時にこのことの内容を伴いましてそうしたものがあるということをこれはまず認めていただけるかどうか。そのことが一つあるわけですけれども。  その次に、そのことがなぜ今度の紛争処理……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1969/07/02、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 ちょうどいま法案審議の過程にあるわけですけれども、それとも非常に関連を持っておりますので、二つの問題を質問していきたいと思います。  第一点は、きょうここに御配付いただいた「神通川流域におけるカドミウムの挙動態様に関する特別研究報告書」「昭和四十四年一月」これを中心として紛争処理法案との関連を明らかにしていきたいと思います。  第二点は、六月の二十日前後に起こった木曾川のアユの大量に死んだというこの問題をめぐる調査とその後の対策等について、これまた紛争処理法なり、水質の保全の問題等にからめて確かめていきたいと実は思っているところです。きょうここに資料をいただいてちょっと気がついた……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 紛争処理法案のことですけれども、先ほど好美参考人のほうから基地公害に対する見解をお伺いしたわけですが、できれば戒能先生から基地公害に対する見解をお伺いしたいわけです。近く委員会がありますれば、政府委員に質問する予定でぼくは準備しているのですが、この間この提案にあたって、総理府総務長官が、これはこの法案から除外すると――たしか第五十条に除外規定ができているわけです。しかも、その理由は、先ほど好美先生がおっしゃったように、特殊性の問題と、しかもなおかつ、それを保護する法律があるのだ、それによって手厚い措置を今日まで講じてきたのだ、その補償について異議の申し立ての制度等も実はそろえてあ……

第61回国会 農林水産委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 先ほど委員部を通じてお願いをしておきましたが、運輸省関係、それから総理府関係、御出席ありますか。
【次の発言】 それでは、ほんとうはあと回しにしようと思いましたが、皆さんに関係のある問題から先に始末をつけていきますから……。  きょうは、さきに農業白書の問題で本会議で質問をしたわけですが、きわめて抽象的な御答弁をいただき、私も理解できないし、また内心きわめて不満でございますので、各項目に分けて詳細な質問をして答弁をいただきたいと思うわけです。  それは、一つはいま鶴園委員から提起された一万ヘクタールの作付転換の構想の問題について。いま一つは、先般引用いたしました関西経済連合会、去……

第61回国会 農林水産委員会 第12号(1969/04/24、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 宮崎局長が午後御都合が悪いということを聞きましたので、私のほうで。  いま足鹿委員との質問のやりとりの中でほぼ私の聞かんとすることも尽くされているような感じがいたしますので一ただ若干いま一度念を押すことになると思いますが、衆議院で本法があがる過程で附帯決議が実はついているわけですが、その中で「農業生産の地域分担のあり方」ということが出ておりますね。そのことについては、いまブロックのことなども若干出てまいりましたが、もう一度開発的な視点と、何と申しますか、それから経済企画庁が先般経済白書を出した中で、日本の「新しい農業への道」というキャッチフレーズの中で「効率的農業」という表現を実……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 五点ほどあるわけですけれども、まず第一点として、この提案の中で融資の量が百億円であるということなんだが、私は百億円では少ないという仮説を一応立ててかかって議論を進めていきたいと思います。これは私の実感、直感でもあるし、午前中の和田委員の質問の中にもそのことが触れられておりますので、いよいよ確信を深めたわけでありますが、そういう仮説に立って、第一点として、まずこれを提案なさる場合に、漁業関係の金融の実態、概略そうしたものを十分点検し、踏まえての提案だろうと思いますので、まずその点をお聞きしたいわけであります。と申しますのは、大規模漁業もあれば、沿岸、沖合い、中小漁業もございますので……

第61回国会 農林水産委員会 第28号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 いまちょうど問題になっておった総代制の問題を、私の予定を少し早めて、若干もう少し突っ込んでお聞きしたいと思います。  いま鶴園委員から原則と現実の問題ということで非常に長時間にわたって総代制度が法改正の中で位置づけられてくることについて、非常にきびしい警告が行なわれておりましたが、私もまたそれに同感であります。ところが、この法案改正について私もときおりいなかの関係者といろいろな機会をつくって話し合いをするわけですが、ある一町村、一つの町が一つの農協に最近合併した農協長と数時間にわたっていろいろ議論をいたしましたが、もうすでにこの法案が流れておりますので、この法案に備える心づもりを……

第63回国会 議院運営委員会 第17号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 先般の発言はもちろん本会議を通じて取り消されたことでありますけれども、私はそういう形式的行為で問題は処理されるものとは思いません。先ほどの先輩の森中議員の質問の応答の中でも、そういう潜在意識がちらりちらりと出てきておるようである。海軍と言い、空軍と言うことが心の中ではきわめて当然だという潜在意識が存在するのではないかと実は疑われるのであります。これは私の主観でありますから申しわけない結果になるかもしれませんけれども、しかし、そういうことを頭に置きながら、実は先ほど長官が、幸いにして、おれは対話方式でいくのだ、原稿などは見ておらないのだというような自信たっぷりのお答えであったようで……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第2号(1970/07/09、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 どの大臣とは申しませんから、私の質問に答えて――総括的な質問をいたしますから、各大臣がそれぞれの所管に応じて答弁をいただきたいと思います。  とりわけ、日本鉱業三日市製錬所の問題でありますけれども、きょうの各新聞が伝えるように、いままでこれはたいへん危険な地域と指定された以外の広い地域の範囲に及んで予約米を受け付けない、一俵千円を盆までにもらえないということが明らかになったのです。この問題は午後に食糧庁の出席を求めて明らかにいたしますけれども、ことほどさように問題は日に日に拡大し、被害は深く掘り込んでまいっておりました。だから根本的な公害対策、諸政策についてたいへん大きな問題点を……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 けさ起きて朝日新聞を手にいたしましたら公害関係の報道が四つありました。たぶん見落としはしなかったつもりでありますが、第一点は酷使――酷使というのは非常にきつく使うという意味ですが、「酷使に耐えるケヤキ」ということで、「公害で落葉、新芽ふき出す」というような記事があります。新宿御苑岩崎照夫庭園科長が言っているわけですが、光化学スモッグで「一年に二度も葉を出さなければならないケヤキがかわいそうです。」こう彼はことば短かに実は語っているわけです。先般九月二十八日、二十九日、富士市で私たちは環境破壊から命と暮らしを守る全国活動者会議を開いたわけでありますが、ちょうどその会議場の同辺はケヤ……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第6号(1970/10/09、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きのうの午前の私の質問、午後の小野委員の質問等の中で、通産大臣の住民運動に対する批判が明らかにされたわけですが、その中で特に情緒に流れる公害反対ということを問題に提起したわけですが、また逆に住民はきわめて情緒に弱いわけです。火力発電があるいは原子力発電が各地に計画がされ、進められようとする過程で、かなり熱列な拒否闘争、反対闘争が盛り上がっていることは御承知のとおりですが、その中で逆に地方自治団体の責任者なりあるいは計画を進めようとする側から、こういうことばが最後のきめ手で出てまいります。それは、君たちは火力発電の開発などにそのように反対するけれども、電気が要らないのか、こういう逆……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第7号(1970/11/11、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 たいへん長時間でそれぞれお疲れだと思いますから、はしょって質問を申し上げますから、政府側も端的にお答えをいただきたいと思います。二つ質問いたします。  第一点は、公害防止条例について今日までどのような政府は指導をしてきたか。現在公害防止条例についてそれぞれ県なり市町村段階等でいろいろ新しくくふうをめぐらして努力しておられると思いますから、そうした公害防止条例の類型別なものがもしありますならば提示していただきたいということ。もう一つは、田子の浦のヘドロの問題が、はしなくも長官は二転三転とおっしゃったが、もうそろそろ本腰でやる態勢ができたようでありますから、この問題についていろいろま……

第63回国会 文教委員会 閉会後第1号(1970/07/10、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 私のほうでは最初に給与の問題とも思っておりましたが、鈴木委員との打ち合わせの中で、鈴木委員のほうから給与の問題を集中的に質疑を続けたいということでございますので、一応私のところはこれを省略していきたいと思います。でありますので、学校公害の問題にしぼって質問をしたいと思います。  私から申すまでもなく、昭和四十二年の二月に第一回の学校の公害の調査、次に学校環境と学校衛生に関する調査速報というのをいただいておりますが、それは昨年の十月一日、そして三月にまとめられたもののように理解されます。そこでお伺いしたいことは、第一回の調査と第二回の調査に見る大きな変化、それはどういう変化があるの……

第63回国会 文教委員会 閉会後第2号(1970/08/28、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 たしか五月二十八日だと思いますが、中教審の第二十五特別委員会から中間報告の形で、初等中等教育の改革に関する基本構想試案が出されたわけです。そこで、きょうはこれを中心にして質問をしようとは思いませんが、これと相関連しながら、富山県の問題になっております高等学校教育の三・七体制の問題にしぼって質問をしたいと実は思うのでありますが、その前に、先ほど申しました基本構想試案について第一点、今後これが文部省の行政レベルに、いわゆる行政のルートに乗せるまでの大体の文部省の受けとめ方、つまり作業のプロセス等がこの時点で説明できれば、局長等からでもけっこうでございますから、それに対する最初に御説明……

第63回国会 文教委員会 閉会後第4号(1970/10/23、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょう私は質問して、問題の本質を明らかにしておきたいと思うことは、実は九月二十二日でございますか、社会教育審議会が中間発表として出された「急激な社会構造の変化に対処する社会教育のあり方について」と、この中間発表の中における生涯教育、なかんずくその焦点になっております高齢者の教育の問題についてお伺いしたいのであります。  しかしながら高齢者の問題、いわゆる老人問題の一面の所管は厚生省でありますので、両省を通じて問題の本質等を明らかにしていただきたいと思います。  九月の十五日は御承知のとおり敬老の日でございました。国民がその日に、いままでにない敬老という問題、老人という問題、いわゆ……

第63回国会 文教委員会 第5号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 大臣にお伺いするわけですけれども、二月の十四日に佐藤総理が所信表明をされたことは御承知のとおりですが、その中における、特に事、教育に関する部面を指摘いたしますならば「教育の目的は、人間の形成と個人の創意を生かしつつ国家、社会に貢献するための能力を啓発することに」ある。「このため、特に、教育者のあり方をはじめ、幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって、新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したい」と力説されているわけであります。これはもちろん佐藤内閣全体の政策であり、基本  であり、展望でありますから、大臣にも異存がないことだと思うのでありま……

第63回国会 文教委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 これから質問することは、従来あまり文教委員会の場で問題にされなかったようなことでもあり、とりわけ現在の法秩序の中と、あるいは行政機構の関連においてこれから質問することは若干この場で問題にすることが当か不当であるかはいろいろ批判のあるところだと思いますが、ただ先般防衛庁から「日本の防衛」と――まあ世間並みに言えば防衛白書が出されたということが一つの大きな質問の動機になっておるし、いまひとつは教育のとらえ方として、この間文部省が出したわが国の教育水準、まあ教育白書、この中にも大きくうたわれている生涯教育という一つの観点から考えた場合の、そういう視点の問題等をあわせ兼ねて、きょうは最初……

第63回国会 文教委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 一つは、三月十七日に質問したわけですが、そのあとで要望事項として学校の公害についての調査データを要求してあるんですがね、私は個人的に幾つか持っておりますけれども、それは忘れたのかな、官房長、――ああ、わかった、わしらの調査したのと混乱したので、わかりました。  それではきょうここでお答えをいただかなくてもいいと思いますけれども、実は私の故郷ですが、新聞が一日おくれに来るものですから、たいへん日付がまずいのですけれども、三月三十一日付で参ったので、人口四万五千の都市ですが、そこに市立の病院があるわけですね。その病院の経営管理が非常に問題で、まあ経営が不振だということが大きな原因だろ……

第63回国会 文教委員会 第13号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 さきに文部省から、「衆議院文教委員会における参考人意見要旨」、こういうのをいただきました。  そこで、きょうはその中で特に著作者団体協議会会長石川達三さんが意見を述べられたそのことを文化庁のほうで要約されているわけです。大きく分けて二つあるわけですが、文部省内でもこの意見を十分御検討されたと思いますので、各項目ごとに文部省のその後の意見なり判断をお聞かせいただきたいと、こう思うのであります。  大きく分けての第一点は、「この法案には著作者の権利の制限に関する多くの条項が存するけれども、著作者の権利をこのようにみだりに制限すべきではない。」という大前提があるわけです。これに対して七……

第63回国会 文教委員会 第14号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 第一点として、私立学校に対する位置づけ、その任務、役割り等についてお伺いしたいと思うのであります。  先般の大臣の提案理由の中で「私立学校は、従来それぞれ特色のある教育を行なって、わが国学校教育の普及と発展に重要な役割りを果たしてきましたが、」云々と、こういう提案があったわけです。で、歴史的に見て私立学校の果たしてきた役割り、同時にまた、現在から将来に向けての私立学校の位置づけなり任務についてお伺いしたいわけですが、ただ私はこういう角度から見た場合に、やや不思議に思われることがあるわけです。それは解明していただければいいのですが、先般明らかにされた新全国総合開発計画というものが実……

第64回国会 公害対策特別委員会 第3号(1970/12/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月十一日、青木一男君が委員を辞任され、その補欠として玉置猛夫君が選任されました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  山本敬三郎君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠選任を行ないたいと存じます。  選任は、先例によりまして、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第64回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/12/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ありがとうございました。  次に、大喜多参考人にお願いいたします。

第64回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/12/16、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 防衛庁に御質問いたしますが、去る衆議院の産業公害対策特別委員会において附帯決議を実はあげております。その附帯決議の中身はすでに防衛庁も十分御検討いただいていると思いますが、重ねて御指摘いたしますならば、騒音規制法の一部改正案の討議の中で、「航空機騒音対策については、「防衛施設周辺の整備等に関する法律」及び「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律」に基づく施策を積極的に進めるほか、」こういう指摘が実はあるわけでございます。この観点から私は、いわゆる基地公害という概念規定をしながら防衛庁の努力の状態等について、あるいは今後のこうした問題に対する対策等について……

第64回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/12/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時十六分休憩
【次の発言】 ただいまから公害対策特別委員会を再開いたします。  午前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと待ってください。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記起こしてください。

第64回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました公害対策基本法の一部改正案には反対、大気汚染防止法の一部改正案には反対、公害防止事業費事業者負担法案に対して反対、そして騒音規制法案については賛成、右の立場から討論いたします。  間もなく一九七一年になります。七〇年代は環境問題の世代であるとニクソンが公害教書の中で国民に訴えています。私もそうだと思います。米議会上院本会議において、一月、ネルソン議員は、すべての国民が正当な環境を享受することができるという奪うことのできない権利を認め、かつ擁護するよう憲法……

第64回国会 文教委員会 第2号(1970/12/08、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 二十四日から公害国会が開かれておるわけです。私たちも重大な関心を持って、かつまた、公害対策を要求してきた立場として、今次の国会を非常に重視しているわけでありますが、当委員会では法案関係等もありませんのですが、きょう、私、公害国会ということで国民から注目をされているこの公害の問題について、特に三点にしぼって質問をしたいと思います。  第一点は、教育環境と公害の問題、第二点は、公害についての教育のあり方、第三点は、二点とやや共通いたしますが、公害対策として抜本的に教育制度そのものに対して変革をする必要はないか、計画等はないだろうか、こういう問題にしぼりながら質問を続けていきたいと思い……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 十二月の臨時国会で審議された公害関係諸立法のうち、特に農業関係の二法についてその後の作業の実態、また、その間つなぎとして農政上どのような指導をなさっているかということなどについて最初に質問をしたいと思います。  まず、予算面で具体的に三十三億、去年から見れば一・六倍という一つの前進を見ているわけでありますが、この面から見て公害対策、農業公害対策として重点的なものを大まかにひとつ説明方をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま御説明あった中で、去年はゼロ、ことしはゼロでないということで相当多額の費用を見ているものが幾つかあるわけですが、たとえば漁業の問題、土地改良、それから畜舎……

第65回国会 農林水産委員会 第6号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 私はただいま可決されました家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党、公明党、三党共同の附帯決議を提案いたします。案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、米の生産調整、畜産物の輸入の増大等に対処するため、畜産物及び飼料の価格の安定、畜産物の消費の拡大及び生産対策の強化等畜産政策の拡充を期するとともに、本法の施行にあたっては左記事項の実現に努めるべきである。       記  一、自衛防疫の推進を図るため、その体制の育成強化について必要な財政援助を行なうこと。   二、最近における海外……

第65回国会 農林水産委員会 第10号(1971/04/27、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 じゃあ局長ね、アメリカの事情としてどうしても日本にこれを押し売りしなきゃならぬ都合の悪い事情は何ですか。
【次の発言】 グレープフルーツはいま自由化されていないわけだけれども、店頭に売っているわけですわね。それが幾らほど値段するかぼくら貧乏人はめったに買わないわけですからね、一ぺんか二へんしか買わないわけですから、それが一つ――かりに自由化すれば値段の関係はどういう動向を示しますかね、局長の判断をひとつ……。
【次の発言】 自由化すれば――私は三百円というのを買って食べたことがあるんですが――百五十円ぐらいになるということをおっしゃるわけですね。そのことで結局園田委員が非常に心配……

第65回国会 農林水産委員会 第12号(1971/05/06、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 この法案の趣旨なり目的と言いますか、先ほど提案理由説明の中でお伺いしたわけですが、動機づけはわかるような気がいたします。それはこの間の大臣の提案理由の中で、近年の急速な労働力の減少と農林業のきびしい条件の変動に対処するため云々というふうにまあおっしゃっているわけですが、ただ、評論家的な言い方をしてまことに申しわけないわけですが、法律の名称が国有林野の活用に関する法律案と、こうなっておりますから、動機としていま申し上げたようなことが大きな動機の一つになっていると思いますが、ただ今日までの行政運用、経営等の中を通じて、この活用――今度は活用するわけですから、これまでの運用なり経営なり……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/05/11、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、ただいま可決されました国有林野の活用関する法律案に対し、自由民主党、日本社会兄、公明党、民社党、四党の共同提案にかかる附帯決議案を提出いたします。案文を朗読いたします。    国有林野の活用に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の適正かつ円滑な運用と国有林野事業の使命の達成を図るため、左記事項の実現に努めるべきである。      記  一、最近における社会経済情勢及び林業の動向に即応して速かに国有林野事業の体制の整備を期し、国土保全その他国有林野事業の使命達成との調整を図りつつ国有林野の適正な活用を図ること。  二、国有林野の活用にあたつては、活用に関する基……

第65回国会 農林水産委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 問題は法改正の根本的な理由ということになるわけですが、その前に、最近特に苗しろ管理がたいへんな状況になっているという事実を農林省も把握していると思います。本法の適用を受けるような問題ではないようですけれども、農業災害には変わりはない。でありますから、本法審議の冒頭に、現状、ただいま苗しろ等の被害の状況は一体どうなっているか。だから、これまた共済概念では規定しなくても、災害であることには間違いないわけですから、こうした問題に対して農林省はどう対処するか、しようとしているか、そのことを実は伺いたいわけです。と申しますのも、実は先週の土曜日、私、故郷に帰りまして、ちょうど田植えがほとん……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 北村委員から主として党の代表質問がこれから行なわれるわけでありますが、ちょうど私、内閣と公害の連合審査会が行なわれております会場に農村と同様出かせぎを命ぜられておりますので、冒頭に質問をしておきたいと思います。  最初に一体農村とは何か、この問題をこのような時点でもう一度あらためて考え直してみる必要があるのではないか。幸い農林省から二、三日前に各地方農政局長なり北海道知事等に通達が出されているわけですが、それによりますと、自立経営の標準的指標というのを大体おまとめになって、今後の自立農家のガイドポストということで通達を出されているわけでありますが、いまそのことをなまでお伺いしよう……

第65回国会 予算委員会 第6号(1971/03/03、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  いまの達田委員の質問の中でありますが、世間では第二自主流通米と、こう言っているわけですから、そういう表現のしかたをいたしましょう。そこで、第二自主流通米の余った分はどうなるかということなんですが、これは、農林大臣は農業団体がどんどん売りまくると言っているからだいじょうぶだというお説なんですけれども、達田委員の想定するように、必ずしもそういかないだろう。なかんずく、米は天然自然を相手にしているものでございますから、いかに政府の意図がそこにあろうとも、結果的には、農民の良心的な努力によって、いわゆる豊穣、いわゆるどんどん米がとれるということはあり得るわけでありますから、そこ……

第65回国会 予算委員会 第8号(1971/03/05、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 通産大臣にお伺いいたします。それは商工会、商工連合会、あるいは商工会議所、中小企業協同組合ですか、それぞれはそれぞれの法律があるわけですけれども、それらの団体が特定の政党を支持、支援したりするようなことについて、通産行政の立場からどのように考えておいでになりますか。
【次の発言】 通産大臣は全国目が届くわけでもないでしょうが、こうした行為、つまり特定の政党に利用するしないといったような問題等について、点検をなさったことがございますか。
【次の発言】 点検です。
【次の発言】 しからば、具体的な事実がいま進行しておる場合、指導監督の立場からどのような、それに対するチェックなり指導を……

第65回国会 予算委員会 第9号(1971/03/06、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きのう文部大臣から説明を受けました財団法人日本武道館の借り入れ金のことについてでありますが、吉田理事から資料の提出を要求したところ、資料がいま手に入りました。ところが、ここで文部大臣に重ねてお伺いしたいのでありますけれども、この資料によりますと、本件の借り入れについては、「大臣は昭和四十三年十一月二十五日当該借入金について承認した。」と、こう書いてあるわけです。しかして、契約においては十一月二十七日そのような借り入れを行なったわけでありますが、きのうの大臣の答弁と食い違っているような気がいたしますが、いかがですか。
【次の発言】 承認したかしないか。

第65回国会 予算委員会 第11号(1971/03/09、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  農林大臣のほうでは内容が十分わからないとおっしゃっておるわけですが、少なくとも、私たちが新聞というものを手がかりにして見ただけでも、かなり詳細に報道されております。佐藤総理じゃないのですが、佐藤造機ですけれども、佐藤造機の倒産というのは、しばらく前に報道をされておりまして、そのときから、私は、この問題でかなり、農政を考えているものとしては憂うべき現象が出た、そのように実は考えております。でありますから、まず、佐藤造機が倒産したというところに農政上の大きな問題はないだろうか。たとえば、今日の農政は、先般総理からも答弁をいただいたのですが、農基法農政、それでは、選択的拡大、……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/03/15、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  長官、この間ロサンゼルスの大地震の報告が閣議でなされて、そのあとを受けて――これは新聞報道ですから、確実なことはわかりませんけれども、直ちに、東京都に大震災があった場合には、自衛隊五万人出動する、おれにまかしておけと言わんばかりの報道があったわけですが、その真否について。もしかりに、それが五万人ということが自衛隊で相当討論されて、ある程度の見通しと計画があるものならば、それをこの席で明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 もう一度、長官のおっしゃったとおり、どういう状態に災害が拡大し、かつまた、量的にもどうなるかという想定は必要だと思うんです。でありますから、いま……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/03/17、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 主として農業問題にしぼって質問をしたいのであります。  それは、現在直面している農民は、象徴的な表現をすれば、農民よいずこへ行くという表現のほうが妥当のようであります。この前の総括質問でも申しましたように、北海道で生産組合長が米の生産調整を苦にして死にました。ぼくたちの研究会の中で熊本日日新聞の記者の報告によると、去年もことしも中心になるリーダ格の農民が農業に失望して自殺をしたケースが二つあります。こうした農民の不安と疑惑と失望に対して、きょうはひとつ政府当局の誠意ある回答で一致点を見出し、日本の農業の将来に展望を切り開きたいという期待を込めて質疑を展開いたします。  まず第一点……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 公害対策特別委員会 閉会後第1号(1971/08/26、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうは大きく分けて二つの問題を質問をしようと思います。一つは沖縄の公害行政について。いま一つは、昨年五月、全国的に柳町交差点の鉛公害と同時に大きく問題にされた日本鉱業三日市製錬所のその後の公害対策について。  そこで、第一点の問題でございますが、施政権はまだわれわれのところに返ってはおりませんのですが、しかし十月の国会でこの問題を議論する以前に、すでに公害がやはり沖縄にも大きく問題化され、拡大しようとしている現状を目のあたりに見ていて黙っておれないという一つの立場と、あわせて、とかくわれわれは本土並みということばをもってして、本土並みになることが九十四万沖縄県民のしあわせになる……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうの委員会は、環境庁長官をお迎えしての最初の委員会でございまして、従来、公害問題で国会の中で与野党一体になってその対策を樹立した一人として、非常にきょうの日を迎えたことをうれしく思います。  十二月の臨時国会、 いわゆる公害国会において、われわれは環境保全省の設置を要望してまいりました。しかし結果的には、現政府は環境庁の設置ということで最終的な決定を見、七月一日から専任の国務大臣を置いて、公害行政の一元化のために今後御努力なさる体制ができたことを、次善の策とはいいながら非常にうれしく思います。いま大臣からあいさつがございまして、そのあいさつの中身につきましてはいささか抽象的な……

第66回国会 公害対策特別委員会 閉会後第2号(1971/09/17、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、いま寺本委員から報告された秋田、岩手の報告書を中心として質疑をいたしたいと思います。  質問を分けて大きく二つにしたいと思いますが、一つは、休廃止鉱山の現状とその対策。いま一つは、特にいま寺本委員から強く評価された秋田県パイプ流送鉱業公社による鉱滓のパイプ流送事業についての指導監督行政のあり方と、その法的根拠について。以上二つに分けて質問をしたいと思います。  冒頭に、いまの報告書にも出ておりましたとおり、休廃鉱山の現状のいわゆる鉱害対策の問題として、秋田から要望書が出ております。もちろん鉱害一般に関する問題もございますが、しぼって二つの問題提起を大切にしたいと思います。そ……

第66回国会 地方行政委員会 第1号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 先ほど自治大臣が所信表明の中で、最後のほうで、沖復帰対策、このことについて若干触れられたわけですが、大臣は都合によって議運に出席のようでございますが、だれかかわるべき人からしかるべく御答弁をいただきたいと思いますけれども、その所信表明の沖繩復帰対策をかいつまんで考えた場合に、非常に本土と沖が行政格差があるということです。だから復帰にあたっては本土と沖繩を一体化させる、これがまあ基本方針のようでございます。  私の伺いたいのは、その格差というのはどういう面で、あるいは地方公共団体の機構なり、あるいは議会なり、さまざまなところに、財政の問題は特にそうでしょうけれども、いろいろなところ……

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1971/08/10、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 実は質問の焦点を、新産都市が実施されてから相当月日も経ておりますので、この時点で地方行政のサイドから、特に自治省が地方行政を指導、誘導しその他の行政を進めてこられたわけですから、そのサイドから新産都市計画が今日段階においてどのような――よい点と悪い点という分け方をしますけれども、どういう点で成果があり、どういう点で欠陥があったかという点を実はきょうの質問の中心に置きたいと思います。しかし、いま柴立さんからちょうど質問があったことも、いま私がそのことで質問しようということの重要な中身の一環をなしておりますので重ねて質問することを避けますが、幸いいま質問があり答えがありましたからその……

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1971/09/16、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は大きく分けて二つの問題について質問をしたいと思います。しかし、それは基本的には共通する問題に結果的になると思います。  一つは、八月十日の地行委員会において資料要求いたしました自治財第七六号、昭和四十六年七月二十八日日付の次官が各省に対して出された「昭和四十七年度の地方財政措置について」と、このことについてであります。いま一つは、それよりちょうど一カ月後にいわゆるドル・ショック、ニクソン声明の処置の問題がございました。これと地方財政との問題についてと二つになると思います。  最初の、これは通達というのか通牒というのか知りませんけれども、次官の各省次官に対する地方財政措置につい……

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1971/10/09、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  九月十六日の成田事件というのは、いろいろな角度から国民の間で大きく取り上げられ問題になっているわけでありまして、いま加瀬完氏の質問は、特に駒井野城というとりでの問題を中心として人権の問題をめぐってのきびしい質問であったと思うのです。それを聞きながら警察庁その他の皆さんは、おまえはそう言うけれども、一方では警官が三名殺されたじゃないか、こういう潜在的な気持ちが出たり入ったりしていると思います。いまそのことを取り上げようとは思いません。  ただ、そうした問題等を総合して、一応成田の問題を外側で見た場合に、一段落という形をとっておるわけですが、この中でほんとうに憂えられること……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/12、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうは、主として瀬戸内海の環境破壊の実態について、その現状並びに今日までとられてきた対策、処置、それからこれから進めようとする行政、政府の基本的な考え方、プログラム、そうした問題について質問をしていきたいと実は思います。  この前の委員会では、山の問題、鉱山の問題を中心として通産当局にいろいろなことをお尋ねしてきたわけですが、とにかく日本列島は山には山の憂いあり、そうしてまた、平野にも、川にも、悲しみが満ち満ちておる。そうした山と平野と川と、そうしてまた集中的に汚染ないし環境破壊が行なわれているのは海だ。しかも、日本は全体が海で囲まれているというこの地理的な環境条件のある中でも……

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/17、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 最初に、おそらく主として通産当局になると思いますけれども、昨年の五月の十八日に、全国を大きくゆり動かすような問題が公害を焦点として幾つかあったと思いますが、その中の一つに、富山県の日本鉱業三日市製錬所周辺の田地が汚染されて、米の中にカドミウムが相当量入っていることが消費地から暴露されて、大きな問題提起をされました。あわせて新宿柳町交差点の排気ガスの問題が時を同じゅうして大きな政治課題になった。それが一つの大きな動機となりまして、政府も重い腰を持ち上げて、ついに十二月の臨時国会に十四の公害法案を提出、これが審議、検討され、公害行政における大きな転機をつくったと思うのでありますが、そ……

第67回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/12/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ただいまから公害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十人目、塚田大願君、加瀬完君及び杉山善太郎君が委員を辞任され、加藤進君、茜ケ久保重光君及び占部秀男君がそれぞれ補欠として選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行ないます。  第四〇号公害企業の無過失損害賠償責任に関する請願、第一一一八号北上川の水質汚濁防止に関する請願、第一二一〇号公害追放等に関する請願、第一三六八号中小企業者に対する公害防止設備資金の融資拡充に関する請願、第一四一七号公害発生源の究明等に関する請願外二十七件及び第一五三一号自然保護基本法(仮……

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 自治省のほうもたぶん御承知だと思いますが、すぐそこに都道府県会館があって、その隣に、あれは市町村会館ですか、はっきり私は知りませんけれども、地方財政危機突破云々という大きな懸垂幕が下がっておりますし、加えて、そんなことを言わなくても、あるいはそれぞれの地方団体から四十六年度の当面する地方財政について何とかひとつめんどうを見てもらいたいというのが緊急要請として上がっておる。それは第一点として公共事業の拡大に伴う地方財政の確保の問題あるいは第二点として地方税等の減収に伴う財政措置の強化の問題、こういうことで給与改定の財源措置の問題等をも含めながら、かなり激しい強い要望が上がっておるこ……

第67回国会 地方行政委員会 第4号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 ただいまの委員長の報告で概略わかりました。  そこで、昭和生まれということばもあったのでありますけれども、今度の場合の警察官は十九歳、そうしますと、言うならば未成年者でございますが、一体未成年者警官というのは、これは警視庁管内だけという限定をすれば簡単でございますが、そうではなくて全国的にどれくらいおりますか。パーセントはどうなりますか。その点はっきりしてください。
【次の発言】 現在学校で教育を受けている、そういう方もいるわけですが、大体ぼくら全くしろうととして言わせていただくならば、いわゆる募集をして採用になって教育をして現場に移す、つまり現場に移るまでの過程においての教育の……

第67回国会 地方行政委員会 第5号(1971/12/21、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 時間が追い詰められた形でございますから、若干はしょってお聞きしたいと思います。  厳粛な土田さんの御夫人の死というものをめぐって、われわれが過去の警察行政のあり方、今後の警察行政の進むべき方向等について、自民党をトップにしていま一生懸命模索をしているところであります。最初に、繰り返して、先ほどの答弁にもあったと思いますが、国民のこの事件に対する非常な不安というものは限りなく大きいと思います。でありますから、委員長の答弁を通じて国民にひとつ明らかにお答えをいただきたい。  きょうの朝日新聞の読者欄を見ましても、八つの投書のうち五つまでがこの問題に触れております。角度はそれぞれ違いま……

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私、最近東京都内をあちらこちら歩いておる中で、非常に考え込まされることが幾つかあります。その中で、街路樹のもとに、きわめて狭い土がそのまま出ているようなところがあのですが、その囲まれた小さなところに雑草がはえ茂っている姿を見たり、あるいは清水谷宿舎からくる途中に石垣のところがあるわけですが、その石垣の割れ目に雑草が生き生きとはえ茂っている姿を見たり、あるいは国会図書館の外側のところに、あたかも雑草園と名をつけたいような、雑草を茂りほうだいにしているところがあるわけです。これらの姿を見て、一時は、百姓の子である私は、常に農業をしながら雑草と戦ってきた者としては、忍びがたいものを実は……

第68回国会 公害対策特別委員会 第2号(1972/02/02、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 第一点は、土呂久鉱山の鉱害の問題。いま一つは、公害研究会が最高裁の指導のもとに行なわれているというこの事実。この問題をめぐって質問をしたいわけですが、第一点の土呂久鉱山の問題も、実は、私も公害に常に関心を持って臨んできたつもりでおりましたけれども、この事実は知りませんでした。ただ、先月の十八日、甲府で行なわれた日教組の教研集会最後の日に、公害の分科会に出席いたしましたところ、土呂久の岩戸小学校の斉藤君が私のところへかけつけてまいりましてその実情を訴えたので、実はぼくもびっくりいたしました。その後、新聞、テレビ等の非常な協力でこの問題の本質を発掘いたしてくれまして、全国民の問題とな……

第68回国会 地方行政委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 今度の改正案は、いま高橋委員から解説をいただいたわけですが、まあ大体三プラス二は五であるといったような法改正のほとんど技術的な改正だというふうに理解をいたすわけでございますけれども、しかしまあ一応二階に上がるには階段が必要だということでこの種の改正提案が行なわれておると理解するけれども、私は二階に上がる前に、こういう時点で、われわれは公安委員制度というものについて、その任務とかあるいは権限とか、あわせて今日までこの委員制度が戦後かなり長い期間続いているわけですから、歴史的経過を顧みて、その功罪等について若干の検討を加えてみることはあながち国政上むだではないだろうという、こうした素……

第68回国会 地方行政委員会 第10号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 消防行政上の一般的な問題として、今春の火災予防運動のこと、第二点として東京ヒルトン火災の問題、第三点として婦人消防隊、少年消防クラブ等の運営の問題、あと逐条、法案に従って二、三質疑を行ないたいと思います。  第一点の問題というのは、きわめて平凡な質問でございますけれども、すでに全国的な火災予防運動がほぼ終わった段階のように思います。富山のごときは雪が降りますから四月段階に入ってこの運動を実は展開しておるわけでございますけれども、年々歳々同じことを繰り返す、横断幕に何か書いて流すというような程度のものであってはいけないと思いますので、ことしは新しいくふうを行なわれて運動が展開されて……

第68回国会 地方行政委員会 第13号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、地方公務員の週休二日制についてということで、目下進行中でございますので決定的なやりとりはできないかもしれませんが、それだけに、かえって自治省のほうからの内部検討の内容等率直に御披露いただければこの種の問題の運びに大きな拍車をかけ、ないし、また正しい方向に進んでいくという結果を招来すると判断いたしましたのであえて質問をしようと思うわけです。先般、予算委員会の分科会、二十五日だったと思いますが、若干この問題に触れたわけであります。時間がございませんのできわめて簡単な質問と簡単な答えを得たという程度にとどまりましたので、きょうは、あらためてこの問題について質問をし追及していきたい……

第68回国会 地方行政委員会 第20号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、いま相模原に兵器関係の補給廠があるわけですが、そこと横須賀の間を米軍の戦車ないし装申車等が縦横に往来をいたしておる問題について、道路の管理監督の立場から建設省、第二点は、交通秩序の確立の立場から警察庁、そしてそうした問題を越えた大きな外交的な問題、いわゆる安保、行政協定等の問題をめぐって外務省当局に質問を続けたいと思います。  場所が場所だけに私の質問の最初の発想は、四十七年度の交通安全施策に関する計画、先般交通白書とともにいただいたわけでありますが、その中で特に、交通秩序の確立の問題、これはお出しになったのはそちら側でありますから、私から申し上げるまでもないわけですけれど……

第68回国会 地方行政委員会 第21号(1972/06/05、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 時間の関係でおそらくはしょられたと思いますが、正村参考人に二、三お伺いしたいと思います。  すでに手元に政府等から関係資料がいっていると思いますが、この法の目的は、土地の公有地の拡大であり、しかも、それが「地域の秩序ある整備と公共の福祉の増進」と、非常に抽象的に述べられているわけですが、先生の公述の中に若干その中身にもかなり突っ込んでいただいたわけですが、できればもう一つ突っ込んでいただきたいと思う点が二、三あるわけです。それは、なぜ総合的な土地政策をとらねばならないかというお話の中で、今日の巨大都市の過密化の問題とか人口集中、つまりGNP第一主義の結果もたらした都市の今日の病気……

第68回国会 地方行政委員会 第22号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 六月一日の地方行政委員会において、特に昭和四十七年度において実施すべき交通安全施策に関する計画書、この中身の中核をなすのは人の命、つまり静かなる殺人としていわれておる交通災害、それを撲滅する、そのために交通施策を確立するということがこの計画の骨になっておると思います。そのことを中核に、骨にしながら、実はいま起こっている当面の問題として、横須賀――相模総合補給廠、その間国道十六号が走っている。その上を四十六・七トンもある米軍の戦車、それを積むトレーラー、合計五十一トン何がし、運転者を加えると相当の重量のものが国道の上を走っているという事実は、これは先般明確に認められたわけであります……

第68回国会 地方行政委員会 第23号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 最初に、モーテル営業の現状並びに対策ということでお伺いいたしますが、その第一点として、各県別営業所の数と、同時に、それがかなり都道府県の人口比とか産業別、いろいろなことでばらつきがあるようでありますから、そうしたばらつき傾向についての当局の分析、判断、そうしたものを御披露いただければ問題の本質を究明する手がかりになると思いますので、きわめて形式的なことでございますけれども、それをお伺いしたいと同時に、いま私たちが手元にいただいている資料によると五千百という全国総トータルは、それは昨年の分でございますね。その後、報道等いろいろ見ておりますと、月百くらいの急増の状況にあるということを……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 冒頭に、報道の自由並びに取材権の問題について若干の時間をさいて首相の答弁を要求したいと思います。  先ほどの見解表明の中で、日本新聞協会事務局長の談話等について私は見解を異にするものがあるけれどもそのことはここで明らかにしません、こうおっしゃったわけであります。私は、そのことと加えて、きょうの朝刊に、読売だったと思いますが、日本新聞協会の会長の白石さん――京都新聞の社長だそうでありますが、この綱領をおつくりになった世話係だそうでございますが、この方の談話も実は載っているわけであります。その談話は、きのうの首相発言等について、新聞綱領等について、明らかに政府は、権力の座にある政府が……

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/04/19、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 四月七日の総括質疑の段階において、新全国総合開発計画、新全総の改定の問題について、総理並びに経済企画庁長官からそのことをお認めいただいて、特に公害のたれ流しの問題とか、あるいは住宅不足なり社会資本の不足、その他についての確認の上に立ってこれから総点検をするんだと、こういう話でございましたが、もう時日の経過も経ておりますので、企画庁のほうにおいて総点検の目標、それから日程、いわゆる一次的な目標と申しますか、そうした問題等が新聞等でちらほら出ておりますけれども、長官のほうから明確にそのことを答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 目標というのは時日の問題だけでなくって、点検の目標……

第69回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は富山出身で、非常にこの種の委員会でこうした問題をいろいろやりとりすることに内心苦しいものがあるわけですが、問題の本質が本質だけに、明らかにし、警察当局の答弁を中心として今後の方向を見定めたいと思います。  それはサーキット族といわれている暴走族の問題です。第二点は、後ほど建設、警察、外務各省の責任者に出ていただいてぜひとも明らかにしたいのは、六月六日のこの委員会において戦車の問題と道路交通の問題をめぐって外務政務次官からき然たる方針を述べられたにもかかわらず、その後横浜であの種の紛争を起こしたこと等についての政府の国会に対する責任を実は明らかにしてもらいたい。これを最後にして……

第69回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1972/09/12、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうは三点の質問を通告しているわけですが、これはひっくるめれば一点に集約できることなんですけれども、第一点は、八月三十一日現在、省から大蔵省に提出された四十八年度予算の概算要求の問題について。第二点は、これは権威のない話ですけれども、それをたどるよりほかありませんので、八月二十九日だったと思いますが、日本経済新聞で、大臣が、住民税の一千億減税ということで記者団発表されたのか、スクープか、その辺はわかりませんが、新聞に記載されたことの内容について。第三点は、同じく日本経済でありますが、九月五日、二千万円まで所得控除ということで、公有地拡大推進法に伴う措置として大幅な土地の取得につ……

第70回国会 予算委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  たびたび改造論で今国会では議論が出てくるわけですが、特に今度の北陸トンネルあるいはハイジャック問題等を通じて、田中総理が改造論の中で、あるいは高速自動車道路、全国新幹線の網を張るとか、そうした提起が具体的に出ているわけです。それであるだけに、今度の北陸のトンネル等についての教訓、これは非常にきびしいものでなければならないと思います。で、いま運輸大臣の答弁をお聞きしましても、原因が何であったか、経過処置はどうされたか、今後どうなければならないか、そうした具体的な提起がほとんどありません。磯崎総裁は一〇〇%国鉄のミスであると、はっきり確認しているとおり、私たちも、国鉄の大き……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうの答弁の中でも、総理が繰り返し憲法を守るんだと、こう言っているわけです。ただ、統一見解の中で、ただし、専守防衛、必要最小限度、これが一つの政府側のいわゆる戦力の限界になっているわけですね。しかしながら、われわれは憲法を正しく理解し、今日まで守り抜いてまいった立場からすれば、いま政府が言っている専守防衛、あるいは必要最小限度以下は戦力でないという解釈には同じがたいのであります。  そこで、政府はそうしたことを想定をしながら逐次憲法改正の作業を進めていることについて、本会議で私は質問いたしました。しかしながら、これは簡単に総理答弁の形で逃げておりますが、きのうの国会討論会におけ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1973/11/09、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 森中委員長、金井理事、君理事、内田理事、沓脱委員と私は、去る十月十五日から十八日までの四日間、主として瀬戸内海地域の公害の発生状況とその対策について実情調査を行なうため、兵庫県、岡山県、山口県及び福岡県を視察いたしました。  十月十五日は兵庫県庁、倉敷市役所、倉敷市の松江公民館を訪問、同公民館において松江地区の集団移転問題について住民の切々たるなまの声を聞いてまいりました。  十月十六日は岩国市役所、徳山市役所を訪問、東洋紡績岩国工場、徳山ソーダ徳山工場を視察いたしました。  十月十七日は徳山湾、洞海湾の海水の汚濁状況並びに八幡製鉄所戸畑工場を視察した後、福岡県庁を訪問いたしまし……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1973/03/02、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 いわゆる公害国会といわれた昭和四十五年の十二月、十四の公害関係立法が、われわれも相協力をして成立をしたわけですが、きょう質問するのは、その一つの、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律、法律一三九号ですか、これがもうすでに二年有余、月日を経過しておりますので、どのように適用され、その適用の中から、いわゆるいま長官が申した自然を愛するとか、あるいは農用地の効率的適用の問題とか、そうしたさまざまな問題をその中から掘り出していきたいと思うのであります。  言うまでもなく法第一条には、その中に「農用地の土壌の特定有害物質による汚染の防止及び除去並びにその汚染に係る農用地の利用の合理化を図る……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1973/03/28、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 いま加藤委員が最終的に詰めている問題は、きわめて重大です。ところが政府の行政部内で、いま長官が発言せられたことの内容と逆行するような見解を、これは週刊雑誌ですから権威があるとかないとかいう問題も出ましょうけれども、少なくともその人の名前とカッコ書きで書いてありますから、私は、ジャーナリスト、この週刊誌を信頼したいと思います。  それは、週刊ポストの三月三十日号でございますけれども、中心命題は「石油タンパクも造れ!終戦直後の〃飢え〃がすぐ襲う」。つまり、最近きわめて問題になっている、地球が冷たくなるとか、いろいろな冷害等がことしの夏、急激に日本の国土ないし世界を襲うであろうというこ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1973/05/11、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうは、主題は南陽市のカドミ汚染の問題で質問をしたいわけですが、時間的にも若干こま切れになりますので、そうした論理的な質問にならないかと思いますのでお許しいただきたいと思います。  その前に、実はきのうの日本経済新聞だったと思いますが、たぶんこれは環境庁で立案、検討、実施をされるものだと思われるのでありますが、東京湾、伊勢湾の調査に入るということがニュースとして出ておったわけです。ニュースの性格として若干の欠ける点がございますが、ただそのニュースを基点にして若干お聞きしますけれども、第一点は、調査するところは全国至るところなんですけれども、それを東京湾、伊勢湾両湾に限られた点に……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1973/06/06、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 とりわけ、きのうから国際環境デーになっているわけで、そういう状況の中できょうの委員会ですから、お互いにこの問題に真剣に取り組みたいという気持ちで一ぱいです。  大臣きのう足にマメをでかして歩かれたようでありますが、たいへん御苦労さまでした。  ただ、そうした状況の中で第三水俣病が明らかになり、そしてまた第四水俣病が全国に潜在し、かつまた出てくるのじゃないかという不安、全国民の大きな不安に包まれていると思います。  そこで、第三水俣病について、まず事実を簡単に明らかにしていきたいと思うわけですが、第一点として、特に今日まで、第三水俣病が熊本大学の良心的な教授の手で明らかにされて以来……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1973/06/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1973/06/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、藤田進君及び西村関一君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君及び野々山一三君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についておはかりいたします。  大矢委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 去る十六日、十七日の二日間、若狭湾に集中している原子力発電の現場を、ものものしい服装をしながら、炉の奥深くまで入って調査をしてまいりました。また二十五日、地元の火力発電所を実は見てまいったわけでありますが、前者はまだ放射能の危険ということについては、いかなる説明を聞いても私は一〇〇%信頼はできないというのがいなめない現実だと思います。同時にまた火力発電等につきましては、やはり企業は企業なりの努力はしておりますけれども、これまた一〇〇%公害がないと断言できる状況にはないと実は判断してまいりました。  そこで、きょうは多岐にわたる質問を避けますが、一点として火力発電の問題について質問……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1973/07/04、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 いま、提案理由並びに補足説明の中にありました「自然公園法上の規制措置を講ずることができるよう新たに届け出を要する行為として」と、その行為の、三項あるわけですが、第一項の「土地の形状を変更すること。」これに関連するような具体的な事実について、こちらに入手したニュース等を中心にしながらそれぞれ関係省庁の見解を求め、この法の適用についての今後の判断資料にしたいと思いますので、まず第一点、質問をしたいと思うのですが、それはニュースソースから申しますが、六月二十八日の朝日新聞に載っていたことでございますので、質問としてはあまり権威がないわけですけれども、ただ写真等も載っておりますので、これ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 大塩参考人また吉田参考人、あわせて河合参考人、特に大塩参考人の場合は、大阪という過密都市としての都市構造と入りまじった産業とのからみ合いで、やむを得ず人命を守るということで大阪府独自の防止条例をおつくりになったと、いまもその考え方あるいは作業のプロセスをお聞きしたわけですが、その中でも、特に三者共通した問題は総量規制の問題になると思うのです。  これは政府側にも後ほどお聞きいたしたいと思いますが、ただここで、大阪の場合はより具体的でありますので、その総量規制を軸とした防止条例の中での監視体制の問題、それと、府段階いわゆる地方自治体としての、そうしたものに対する即応できるだけの機構……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第12号(1973/07/13、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、ただいま可決されました自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党、以上五党共同提案による附帯決議案を提出いたします。    自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は各種開発行為による自然環境の破壊が進行している現状にかんがみ、自然環境保全行政をより強化するために、次の諸点について努力すべきである。  一、環境庁長官は法令によつて附与された調整権限を十分に活用することによつて、自然環境保全行政を積極的に推進すること。  二、自然環境保全地域及び自然公園内の民有地買上げ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第13号(1973/08/29、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 御報告申し上げます。  森中委員長、原委員、小平委員、高山委員、沓脱委員と私は、七月十三日から十五日にかけて、熊本県を訪れ、八代海、有明海地域における水銀汚染の実情を調査してまいりました。  社会福祉法人明水園、水俣市、有明町、三角町、熊本県庁に立ち寄り、水俣病患者、漁業関係者等の痛切な声を聞き、地方行政当局の対策、要望を聞いてまいりました。なお、その間において、水俣病患者の自宅を見舞うとともに、海上保安庁測量船「明洋」に乗船して海水、底泥を採取し、さらに日本合成熊本工場を視察するなど、短期間ではありますが、多角的な調査を行なってまいりました。海上における検体採取については、熊本……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第14号(1973/08/31、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) 本件に対する質疑は、本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時二十四分散会

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1973/09/12、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 藤野参考人から、非特異性の疾患等について特に線引きがむずかしいのだと、こういう指摘があったので、それを掘り下げて御質問することはたいへん先生の研究の領域を離れる問題だと思いますが、そうした先生の領域の中で、先ほど、できる限り広い範囲という表現が助川参考人かどなたかから出たかと思うのですけれども、そういうことが可能なのかどうか、その辺のところをひとつ明らかにしていただきたいと思います。方法的な問題として、役所というのは特にそういうことが非常にきびしい世界ですから、何とかして、原因と結果が明らかになっている場合それを救済できるように、網の目に全体をすくい上げることができるような方法論……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 各委員の皆さんも配布いただいておるわけですが、八月三十一日付環境庁からの「水銀に係る環境調査の取扱いについて」という文書と、「富山湾における水銀に関する魚介類調査の結果について」という二つの文書がございますが、それについてまず質問をしたい。  これは、担当局は二つとも同じ局で、それがどの局なのか、まずお聞きしたいのですが、どの局がこれは出しているのですか。
【次の発言】 二つともね。
【次の発言】 それでは「水銀に係る環境調査の取扱いについて」というこの文書について、読めばわかりそうですけれども、官庁関係の文書ですから、なかなかポイントはつかみにくいのですが、ポイントを押えて、簡……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第17号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 公害健康被害補償法が、ようやくきのう衆議院で可決決定を見て本院に回付されたわけでありますが、顧みますと、六月の十九日に国会に提出されたこの時点から、すでにこの法案の審議について、前途きわめて予測困難な状況に立たざるを得なかったと思うのであります。とにかく七十一国会は、五月二十日で終了しておるはずであります。でありますから、閣法として議会に提出される場合は、二月中に、どんなに譲歩しても五月二十日以前にこれが提出され、審議されねばならなかったものでありますが、会期延長の段階において、六月十九日これが提出された。このことについての環境庁の経過並びに考え方、それを明らかにしていただきたい……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第18号(1973/09/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(杉原一雄君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  公害健康被害補償法案を議題といたします。  前回に引き続き質問を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 実は九月十六日に、水俣病で非常に苦しんでおいでになった方、松本俊郎さん、五十六歳、平均年齢でいえばまだ二十年のよわいを残しながら、自殺をされた。しかも、この方は水俣病患者と認定された方で、なおかつ自主交渉の先頭に立って、みずからの力で問題を打開すべく努力された方であります。ところが、「世間さまにはずかしい」あるいは「仲良くしなさい」、これは家族に対しての呼びかけですが、「迷惑をかけた……

第71回国会 農林水産委員会 第3号(1973/02/23、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 ただいまの大臣の所信表明のところにも大きくひっかかってくるわけですが、先ほどの所信表明の五ページに「農業生産の再編成」ということばが述べられたわけですけれども、この中で、六ページにわたって「需要の増大する畜産、野菜、果樹等の作目への転換に主眼を置く」と、こう書いてあるわけですが、いま、委員長から提起された大豆の問題等につきましては、いわゆる大臣が言う農業生産の再編成という観点から、この中に大豆とかアズキとか、そうした雑穀類については具体的な表現を欠いているわけです。まあおよそ「等」というところに含むだろうと思いますが、「等」というところに位置づけるところに今日の大豆問題、とうふ値……

第71回国会 農林水産委員会 第4号(1973/03/06、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連。  いま大臣が、食糧、なかんずく米の問題で、かなり明確な答弁をされたわけですが、関連しながら二つの問題を明らかにしていただきたいと思います。  きのう全国農業会議所の総会があったわけですが、農林省代表はどなたが、大臣はじめどなたが参加されましたか。
【次の発言】 それでは、そのときにいろいろな意見が集約された形のものが、言うならば純粋に決議ですね。その決議の第一点は、食糧総合自給目標は八〇%と、こう押えているわけですね。これははからずも、列島改造論で田中総理が、総理以前のときに書いたこの文献の中でも、八〇%といっているわけです。この点について、行政ベースヘおろしてこれが妥当……

第71回国会 農林水産委員会 第13号(1973/06/15、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 もとより農業金融の問題を、法案を審議しているわけですが、きょうは特に論点をやや変えて、別な角度から法案の中身に入っていきたいと思います。  これは私たちだけではありますまい。おそらく農協はいま非常な危機に立っているという認識に実は立たざるを得ないだろうと思います。しからば、なぜ農協が危機なのか。今度の改正もそうしたものに対応する一つの法改正だと理解していいと思っておりますが、ただ農協は農協として、危機に直面するという実在のものではなくて、これは法第一条をひもとくまでもなく、農協は、つまり農民の協同の組織として「農業生産力の増進と農民の経済的社会的地位の向上を図り、併せて国民経済の……

第71回国会 農林水産委員会 第17号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、主として水産業協同組合法の一部を改正する法律案について質問を行ないたいと思います。  いま大臣が提案理由の説明をなさったとおり、この法案改正の骨子は、いわゆる各組合が、外国為替取引をすることができるようになること。あるいは第二点として、手形の割り引き、あるいは業務の代行など、主として信用機能の強化ということに尽きると思います。前々からこの法案の提案を承知いたしておりましたので、私、地元の県の農業協同組合連合会をたずねました。最高幹部の人に会いながら、こうした法案が出るようだが、あなた方はどう考えるかという意見を聴取したわけですが、ときたまたま、そのときに四十六年度の事業報告……

第71回国会 農林水産委員会 第22号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 昔から備えあれば憂いなしといわれておるわけですが、共済制度そのものはある意味における農業経営、農作物の安定的供給のすばらしい経験を持った備えであると一応理解してよいと思っております。  そこで、そうした状況の中で、まず第一点にお伺いしたいのは、最近国の内外で非常に心配されておる異常気象の状況、それに対応する農作物の今後の見通し等々について実はお伺いしたいと思うわけです。ここに簡単なきわめて狭い地域のレポートを実は持っているわけですが、いま申し上げたことの農作物と気象との関係、それは北陸農政局の富山統計事務所の出した速報であります。これによりますと、草たけはやや短かく、茎の数は並み……

第71回国会 農林水産委員会 第27号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私、冒頭に非常にたちの悪い言い方をしますが、質問の通告をしていない問題を一つ、官房長から簡単に答えてほしいのですが、むずかしいことじゃございません。  農業白書はすでにいただき、また、これに基づいて七月四日ぼくは本会議で質問をしたわけですが、四十八年度の年次経済報告、経済企画庁。――まあ経済白書ですがね。これごく最近ぼくらのボックスにようやく入りましたので、ずっとこう点検をいたしましたが、農業白書と経済報告とのこのかかわり合い、まあ経済企画庁独自にこれを書いているのじゃないだろうと思うが、農林省が何らかの形でこれに参画しておるのだと想定いたしますが、その想定に立ってこれを見た場合……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、大きく分けて二つ、一つは土地と土地問題並びにその対策、これは関係省庁の責任者に対して質問をしたいと思います。第二は、農林省が計画している土地改良計画、十カ年計画、十三兆円にのぼる膨大なこの計画、内容、発想等について質問をしたいと思います。  第一点の土地、土地問題とその対策について、これは経企、建設、通産、環境、農林。私の質問は論理的には一貫しておりますので、つとめてことばを省きますから、当初から質問の内容と論理の展開等について十分留意していただきたいと思います。  質問に入る前に、去る三月六日に、あの有名な小説「大地」を書きましたパールバックが死なれたわけでありますけれど……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1974/02/27、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 長官がいま申したように、私も詳細はわかりません。ただ、昨年の公害健康被害補償法が参議院で最終的決定をみる段階で附帯決議を全部で十九提起して、自民党を含めて満場一致で決定をみたのでありますが、その附帯決議の十五で「騒音、振動等による健康被害の実態を把握し、被害補償制度の樹立を検討するとともに、農・漁業及び」云々と書いてあるわけですが、ここではいま一番裁判で問題になっている航空機騒音の問題が提起をされておるわけですが、この問題等について、その時点からやわやわと仕事を始めたというようなことではないでしょうが、この健康被害の実態把握という面で、特に当件に関係のある大阪空港周辺の状況等につ……

第72回国会 農林水産委員会 第19号(1974/04/26、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 最初の黒沢参考人の御意見も、非常に傾聴に値しておるわけなんです。で、先生の研究の領域を越えているかもしれませんが、先ほどヘドロの問題で、非常に貴重な警告を受けたわけですけれども、特にまた第二次公害の問題が出ているときにあたってね。たとえば具体的に富山の伏木の港があるわけですが、そこは化学工場、紙工場があって、相当のヘドロが沈積しておるわけです。それを今度あるところへ動かすと、港湾審議会でもそのことを決定したんです。が、しかし、住民には二次公害を起こさないように努力するということを県はつとめて説得しているわけですが、それはなかなか住民はわからないわけですね。その点、先生のほうで、そ……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/13、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、質問の柱を大きく三本立てております。一つは、国際的にいま食糧の重大な危機を迎えていると、それに対応する政府の政策、それを明らかにしたい。第二点は、石油危機と関連をしながら、新全国総合開発計画並びにその裏として出る公害の問題等について明らかにしていきたい。第三点は、食糧危機、石油危機、これは国内だけの問題でありませんので、国際的な大きなこの課題に直面する今日のわれわれ民族が、これに対してどう対応するか。それは政治、経済万般にわたる基本的な問題でありますから、基本的な構想について総理大臣の見解を最後にお伺いしたいと、こういう手順で実は進みたいと思います。  で、その第一点といた……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/03/23、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 大きく分けて三つの質問をしますが、一つは、自由社会と総合開発と独禁政策、それから第二点は、農業問題、なかんずく農産物需給の展望と生産目標の試案等について、第三点は、日本海をきれいな海にというテーマを中心にしながら、環境保全の問題について質問をしたいと思います。  第一点の、自由社会の問題ですが、経済企画庁長官にお伺いするわけですが、自民党が各種選挙等を通じて自由社会を守ろうというのが最大のスローガンでありますので、経済企画をする立場に立つ長官として、自由社会というのは、理念はどういう理念に立ち、どういう経済機構、社会構造を念頭に置いてこれが進められているかについて、きわめて概念的……



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/12、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 まず第一番に、公害行政を今後どう強化していくか、そのためには行政の一元化についてどのような方向でこれから臨んでいかれるかということについて、いま御苦労なさっている総務長官から回答を実はいただきたいわけであります。  すでに対策本部が昭和四十五年の七月三十一日にできまして、閣議の中でその設置についてある種の申し合わせができているわけでありますが、しかし行政機構としてはきわめてあいまいな機構と、機能面にももちろん財政的な面でもかなり総務長官は御苦労なさっていると思います。私はこの問題の決着点として、われわれが主張しております環境保全省をつくってもらいたい。そのことによって環境破壊の防……

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 昨年の公害国会といわれる臨時国会で、山中長官が中心になって非常に御努力いただいたわけですが、特にあの最後の、十二月十八日だったかと思いますが、本会議で基本法の反対討論に立ったときだと思いますが、最後に御注文したわけです。それは、環境保全省を設置して公害行政の一元化をはかっていただきたいという要望を申し上げたわけであります。そういう経過等もございますので、どういう形でそれが具体的な公害行政の一元化、それを進める官公庁がどういう姿で出るかについては非常に大きな期待を持って見てまいったわけです。ところが、いま提案されているのを見ますと姿がはっきり出てまいりました。ただ若干、私期待と相反……

第65回国会 予算委員会公聴会 第1号(1971/03/10、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 上田公述人にお伺いいたしますが、一番初めに、公害に関する行政諸官庁のブレーンの問題ですが、ブレーントラスト制を設置せよという提案のようでありますけれども、ただ、政府もそうですが、あるいは東京、横浜等で公害研究所というのがあるわけですけれども、その構想とは私もやはり違ったものであろう、また、違った任務を持たせるべきだと思いますが、その辺のところを、直感的ですけれども……。教授のほうで、そういうことについての考え方がどのように整理されておるのか。  第二点は、公害賠償保険制度の設置についても、私は非常に優れた提案だと思うのでありますが、ただ、ここで去年の臨時国会等できまったところの公……

第65回国会 予算委員会公聴会 第2号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 第一点は、先生は時間の関係もあったのだと思いますが、新しい農業地図についての御批判をいただくというわけにいかなかったわけですが、できたら、先生もお見通しいただいていると思いますから、きわめて個人的な、学者的な見解でけっこうですから、新しい農業地図についての端的な御批判をひとついただきたいと思います。  第二番目の問題は、今後転作の農作物として、政府は大豆を筆頭にあげていることについて、私もすぐ過去の貿易の自由化のときの大豆の運命をよく承知しているし、現状も承知しておるわけで、非常に不可解な問題の一つである。とかくわれわわは、いま目の先にぶらついているグレープフルーツにはかなり敏感……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 関連でございますけれども、いま大臣のおっしゃったこときわめて抽象的ですから、逆にそれをぼくら、労働者側に立つわけでございますけれども、そういったことが労働者にどういう形でか、逆に言ったら精神教育とか、しごきとか、訓練とかいう形になるわけです。でありますから、予算委員会の総括ないし一般質問でも中曽根防衛庁官に申したわけですが、自衛隊の教育、あるいは防衛大学の教育、これは何によっているか、きわめてばく然としておるわけですが、郵政の場合でもそうしたところを、単にお仕着せ的な労働教育訓練、これが強調されてはいないと思いますが、もしそういうことになると非常に危険に感じますので、北局長等のほ……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1971/03/24、8期、日本社会党)

○杉原一雄君 きょうはひとつうんと角度を変えて狭い問題、小さい問題を与えられた時間内でいろいろ質問をしたいと思うのです。最初、生鮮食料品ということでしぼって質問しようと思っていたわけですが、それではまた非常に条件も若干違いますし、もっと掘り下げて生鮮食料品中の野菜ということにしぼって政府の今日まで進めてきた行政、これから特にことしの予算にあらわれた生鮮野菜に対する政策の特に顕著なもの、そしてまた今後の大きな農業新地図等の関係における位置づけ、展望等についてお伺いしたいと思うのであります。行管から四十六年度の監察計画、これを第一・四半期にやる。その第一にあげられているのは、生鮮食料品の需要、供給……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、地方行政委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(1971/12/25、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、沖繩振興開発特別措置法、これを軸といたしまして、第一点としては、沖繩振興開発の座標は何か、第二点として、その一を実現する条件と障害、三点として、一、二の基調に立って、いま提案されている開発法は一体どうだろうか、四点としては、なお若干の開発のプログラム等について政府の見解をただしていきたいと思います。  私は、いままで、かつて沖繩に一度も足を踏み込んだことはございません。それは、沖繩と本土との空間的距離の問題あるいは渡航の手続のわずらわしさ、いろいろな条件等もあったわけでありますけれども、しかし、私が誇りに思うことは、毎年四月二十八日、サンフランシスコにおいて平和条約、安保条……

第68回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/06/10、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 ことしの四月二十四日に経済審議会立地・交通研究委員会が出した報告書の中に、きわめてすぐれた表現が――要求があるわけです。その中で「今後は生活環境確保の面からナショナル・ミニマム確保のための投資と新しい国土形成のための開発戦略投資に相当の重点をおく必要があるが、ここでの問題としては立地との関係から」云々ということで、開発戦略投資としての交通施設、後ほどこのことについて触れますけれども、そういう表現でナショナル・ミニマムの一端としての交通施設の必要、それから有効性について訴えているわけであります。私は、このことは確かにそうだと思います。私が住いしているところから約千四、五百メートルの……

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/04/12、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 下村さんに二点ほどと、戒能さんに一点だけ質問をしたいわけですが、第一点は、経済援助の問題ですが、先ほど国際黒字をためるということは悪いことなんだ。そういう認識と発想から、国内的な問題を含めていろいろな提言をお伺いしたわけですが、その一つとして、いま対外的には先生のおっしゃった基金の設定の問題とか、IMFにたな上げするという問題等の新しい提案をお伺いしたわけですが、いま一面、先ほどその意見が先生のほうから十分出なかったのは経済援助の問題ですが、御承知のように、いよいよあすからサンチャゴで国連貿易開発会議が開催されるわけです。それを目ざして先般来予算委員会で、通産大臣を中心として政府……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 鎌倉先生にお伺いしたいんです。  きのう、下村先生の公述を聞いたので、先生とは全く相反するような見解というふうにぼくは大まかにとりました。  そこで、公債とかその他の問題をお聞きするところをとりやめて、地方財政の問題ですね。国家財政が今日的なような仕組みである状況下において、地方財政はますます危機が迫っていると、こういうふうに私は前提として持っておるわけですが、この間、地方財政白書が、昭和四十五年度分でございましたが、発表されましたが、この中でも、地方財政のあり方として、あるいは自主財源の活用だとか、地方財源の安定をはかるとか、地方債の活用――先ほどの先生のお話によると、ことしは……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 四十七年度の予算を検討する予算委員会で、私は一貫して新全総、つまり旧全総の反省から新全総が生まれ、しかも四十四年新全総を計画し、作業段階に入って今日時点では多くのひずみを出している。これは総理も担当の企画庁長官も確認をしたわけです。しかも、そのひずみの最大なるものは公害のたれ流し、あるいは住宅不足、社会資本の不十分ということを実は確認してきたところであります。  ここに来る前は、自治省の渡海大臣と、地方公共団体の公害に対する取り組みの問題――これは地方行政の中で一番私いままでおくれていたと思うので、その点についての政府関係の所見を確かめ合って、またこちらへ参ったわけであります。あ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1972/04/26、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 予算委員会の総括から一般、そしていま分科会に入っているわけですが、私の意図をまず明らかにしておきたいと思いますが、総括の際にも申したように、旧全総、その大きなしわ寄せと申しますか、率直に言ったら見込み違い、その次に新全総という計画が四十四年の五月の閣議で決定して一部仕事が始まっているわけですが、それも本会議、私の予算委員会の質問等を通じて、総理並びに担当責任者の木村長官もその欠陥を明らかに認めて、そしてまたその後に対処して総点検を開始するという約束を実は取りつけておるわけですが、その新全総の大きなひずみとか欠陥が、総理の口をもってすれば、公害のたれ流し、あるいは住宅政策の不足、社……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 私は、予算の総括、一般、そしていま分科会の段階ですけれども、おしなべて一貫したぼくの問題点は、新全総の改定ということであります。これは総理も企画担当の木村長官もそのことを認め、作業に入っているのでございますが、そうした中で、農政の問題は明日やりますが、きょうはこれから公害問題でそれぞれ担当の大臣なり長官に御質問するわけですけれども、いまは地方公共団体と公害行政という問題にしぼって質問をやりたいのですけれども、冒頭に、通告はしてなかったんだけれども、先般来地行でもと思っておりながら質問を差し控えておりましたから、簡単でいいのですけれども、最近、週休二日制の問題が地方公共団体にあるい……

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 全く偶然でありますが、きのう私いなかに帰っておりましたところが、いなかの新聞が、ある小学校が北陸線あるいは高山線――ちょうどそこが北陸、高山両線が合流する地点に七十メートル離れて小学校があるわけですが、その小学校が、いまたいへん問題提起として、まあ列車の轟音でたまらないということ、そうしたことが新聞発表されておるわけです。この場合、問題はやはり騒音なんです。でありますから、このことは後ほど順を追うて、それぞれの担当の皆さんに質問をするわけですけれども、ただ、きょうは実は新幹線ということでしぼっていきたかったんですけれども、こうした問題もすでに各地にぼくはあるということを一応想定に……

第71回国会 商工委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 まず第一点として、石油たん白の問題のその後の軌跡と申しますか、あと追いをしたいと思います。  実は、きのう六月十八日午前十時、敦賀市において、原子力発電あるいは東洋紡のPCB等の視察の概況について記者団会見をし、その直後、敦賀の漁民代表から陳情じゃなくってするどい攻撃を、抗議を受けました。それは私たちの代表の発表の中に、敦賀湾のボラと、このことばがひっかかってきたわけです。漁民の理解、市民の理解としては、敦賀港のボラと、こういうのが正確であったらしいんですけれども、福井新聞等では敦賀湾のボラと、こうあったものですから、それは間違いだと、ようやく市民も落ちつき始め、魚に対する信頼感……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○杉原一雄君 これで終わるわけですが、たいへんお疲れでしょうが、ひとつ勉強していただきたいと思います。  先ほど向井委員が、朝日新聞のきょうのニュースを中心とした米の買い占め数千トン、この問題を提起したわけですね。この中には茨城の場合、福島の場合、茨城県警と福島県警が一致して丸紅に対して調査、押収、攻撃をかけているということになるわけです。私は、また別にきのうの毎日の切り抜きを実はここに持っておるわけですが、その実態等について食糧庁長官から御報告をいただける限りの御報告をいただきたいということと、もう一つは、そういう現象面を追っかけても、もうすでにあとの祭りの感がいたしますので、一つは、これは……


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データ更新日:2022/12/09

杉原一雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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