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河田賢治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

河田賢治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは河田賢治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河田賢治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/23、8期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣は急いでおられますから、単刀直入に聞きますが、気象の問題について、運輸省が気象庁としてやっておるわけですが、これはここで座談会を開かれて、これは新聞社ですが、事件のあったあとです。運輸省のほうでは国鉄でやっておる、これはある程度一つの省だからデータも入ると言われておる。ところが、先ほど話が、大臣自身も集中豪雨についてのデータ、そういうものを集めなければ、こういうものがまた解決できる方向にいかぬということを言われた。ところが、気象庁のほうが、建設省の道路局のほうからもそのデータがもらいたいということを言われておる。ところがそのとき、ここに出席の道路局長のほうでは、いまわれわれが……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1968/10/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 沖繩災害の問題で発言したいと思います。  私自身も、実は九月の二十八日から一週間をもって沖繩への渡航申請を出したわけです。ところが沖繩の民政府では何の理由も示さずにこれを拒否してきました。災害の調査とかあるいはまあ見舞いをするとかいうことは人道問題としても、われわれ国会議員としての一つの義務だと思うのです。こういうことを民政府が何の理由も示さずに拒否する。しかしながらまた一方では御承知のとおり、わが党以外の党派の方々は、これまたいわゆる特に政府の諸君は、最近ではもうじゃんすか、じゃんすかと沖繩へ行かれて、相当いろいろな運動をやっておられる。これは新聞でもこの間報道されました大なん……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんから一つだけ伺いたいのです。先ほど社会党の委員からも話がありましたときに、新しい西村総合農政ということを言われましたが、これもまだあまり抽象的でわからぬ。しかし自民党の中にも最近機構改革をやって新農政を打ち出せということを言われているのですが、しかし御承知のとおり、米が相当だぶついていて、しかも農相は米の買い上げは、つくっても全量は買わぬ、これは食管法で別に差しつかえないと言われているわけですが、そうしますと、いまも他の委員から話がありましたように、農民はもうすぐに次の、来年の生産にかかるわけです。その場合、これが数量で制限されるのか、あるいは価格をずっと早目に……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1968/10/25、8期、日本共産党)

○河田賢治君 食管問題で他の委員からも質問があって農林大臣も若干答弁されましたが、少し突っ込んでお聞きしたいと思うのです。  御承知のように、経済企画庁長官は三年間の米価の据え置きという大きな旗を掲げられました。それからまた財政審議会の小委員会、第一部会が二十二日にはいろいろ提案をしております。その中には大体において生産者米価は二割ぐらい減らすべきだ、そうしますと大体昭和四十年の生産者米価とほぼ合うわけですが、そこまで下げるべきだというような主張もしております。これについて大臣は先ほど来いろいろと大蔵省、それからまた経済企画庁やその他の関係団体、あるいは農協等々との諸般の折衝で、この問題に対す……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、日本共産党)

○河田賢治君 西村農林大臣は急がれるそうですから、私はできるだけ問題の焦点だけを話して質問したいと思うのです。  二つあるんですけれども、一つは一応見ておいていただくだけにします。これは群馬県の安中でできておる米です。これは葉で、いろいろ被害をこうむった。これはちょっと日にちがたちましたけれども、土、こういうものを持ってまいりました。現地でとってきたわけです。これについて農林大臣に直接ただすわけじゃありませんけれども、こういう被害が日本の各地にかなりあるということですね。農林大臣も、この前私が深川の倉庫を見に行きましただいぶあとになって、また行かれておるようですが、もっともっと下情に通じていた……

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間もおそくなりましたので、ごく簡単に二、三の質問をしたいと思います。  きょう初めて大臣から所信表明がありましたが、御承知のとおり、十二月になりまして農協は全国から二千五百人の代表者を集めて会議を開きましたし、また民主的な農民団体も各府県でちょっといわば百万人集会をやるということで、十三日には約七、八千名の全国から代表が集まって、各地で示威行動も起こしました。また農業新聞を見ますと、農協がまたやはり中心になってこの二十三日には一万人の集会を全国から集めて開くということを伝えております。このように今日農民の多くの方々が、しかもこれらの農民団体が中心になって十二月になってこのような……

第61回国会 外務委員会 第8号(1969/04/22、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が非常に短いのでごく簡単に聞きますが、同時に、簡単に御返答願いたいと思うんです。  先ほど問題にもなりましたが、今度の事件で佐藤内閣の態度というのは、アメリカの言明をただ一つの根拠にして朝鮮を非難する、そしてアメリカ追随ということをはっきりさして、これは国民に責任を負う態度でないと私たちは思うわけです。かってプエブロ事件でも、アメリカがどのような終末で悲劇的な結果になったかということは政府もよく御存じだと思うんです。政府として実際自主的な判断でこの問題を見ておられたかどうか、この点をお聞きしたいわけです。
【次の発言】 佐藤総理は、今回の事件の原因が北朝鮮の祖国統一政策にある……

第61回国会 災害対策特別委員会 第5号(1969/04/28、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんので、一、二の点だけを質問したいと思います。  災害補償やあるいはそういう問題ではだいぶ説明があったわけですが、御承知のとおり、私も、地元から直接の話でありまして、まだ行ったわけではないのですけれども、いまこの地すべりなどについての防災のためには、相当、佐藤さんからも言われましたように、もっと計画的に調査をする必要があると言われているわけなんですが、現在、新潟県では砂防職員が、技術職員が圧倒的に少ない、九人しかいない。ですから、結局十分な調査ができてない。現在指定されているのでも千三百六十カ所のうち五百カ所しか指定されていない。指定されていないところは、ことしに……

第61回国会 農林水産委員会 第10号(1969/04/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がそうたくさんありませんので、端的に三、四の問題についてお尋ねしたいと思います。  先日、「食糧管理行政に関する行政監察結果に基づく勧告」というのが発表されまして、実はこういう問題についても詳しく一つずつ聞きたいのですが、時間の関係でほんの一つ、二つに限りたいと思うのです。先日、一般予算委員会で檜垣食糧庁長官は、もう米の、――私から言わせれば管理者じゃなくて倉庫番だということを申し上げた。やみ米がずいぶん流れておりますけれども、新聞などで二〇%流れておる、そういうことについてはやみ米だからこれはわからぬだろう、こういうようなことでちっとも追跡調査もされていないようです。  そ……

第61回国会 農林水産委員会 第13号(1969/04/25、8期、日本共産党)

○河田賢治君 田村さんに質問しますが、あまり適当でないかもしれませんが、機械――チェーンソー、これはいま非常に多くの方が白ろう病になるような振動がひどいということなんですが、最近機械というものは相当日進月歩しておるのですが、いいものが出ておるのか。たいてい企業者というのは悪かろう安かろうで押しつけて、そうして労働者の障害あるいは病気というようなことはあまりかまわぬという人が多いわけなんですが、こういう点で何かいまの林野庁が使っております機械は時代おくれになっていやしないかとか、さらに能率がよくてしかも労働者に害を与えない、被害を少なくするというようなものがあるかどうか、もしもお知りでしたらひと……

第61回国会 農林水産委員会 第15号(1969/05/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 それではしばらく質問しますが、まず大臣にお願いします。  この間新全国総合開発計画が企画庁で立案されて、大体審議会は三十日答申を終わったということが伝えられております。おそらく近く閣議で決定されるということも同様報ぜられております。この計画は、御承知のとおり、二十年間の長期の開発の方向というものがうたわれて、市街地、工場地あるいは住宅地等々のいろいろな開発や拡大、工場の移転だとか交通、高速道路、港湾整備等々やられているわけです。特に東海道なんかは第二新幹線をつくるとか、第二高速道路をつくるとかこういうこともうたわれておりますが、この計画が実施されますと、これはもう直ちに農業の、御……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本共産党)

○河田賢治君 先日農業振興地域の指定区域について局長のほうから大体一区域が二百ヘクタールですか、というようなところを中心にしてやると言われたんですが、実は私衆議院の委員会の記録を読みましても、農業振興地域の指定区域というものとそれから農用地等とが何かはっきりしないところがたくさん出ている。だから農用地を全部残すなら振興地域の指定は要らないのではないかという議論もあったり、いろいろその辺の複雑さがあるように思われる。で局長のほうからたとえば農業振興地域内でも農用地区域にならない部分もあるということを言われております。もちろん建造物があるとか何とかいうこともあるでしょうが、こういう点がちょっと不明……

第61回国会 農林水産委員会 第19号(1969/06/05、8期、日本共産党)

○河田賢治君 この近代化助成法の大体政令の中に一応規定する見込み事項として、総トン数七十トン未満ということになっておるわけですが、このトン数ですね、これをこの前昨年でしたか、私この委員会の水産事情の調査に和歌山県にまいりまして、――やはりこのトン数のどこに標準を置くかということなんですが、非常に問題になるわけですね。御承知のように、漁業にしましても、いろいろ速力やあるいは人が足らぬという意味で機械化も進みますし、そうすれば多少省力化のために、機械装置のために若干トン数もふえるというようなことがありまして、したがって昨年和歌山に行きましたときも、当時の陳情書がありますけれども、カツオ・マグロ漁業……

第61回国会 農林水産委員会 第22号(1969/06/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 いま同僚議員からの質問で、大体私の聞きたいと思うことはほとんど尽きておるのですが、一応政府が今度の米価決定についての主要な問題を――私たちも多数の農民の方から、今後の米価決定の問題については食管制の問題、米価の引き上げ、農協や日農が要求する米価の実現のためにひとつ奮闘してくれという手紙をたくさんいただいておりますので、郷里に帰ればこれらを報告する義務がありますから、この際この点についてはっきりお答えを願いたいと思うのです。  いま大臣がおられませんので政治的なことはあまり聞きませんけれども、御承知のように今度政府が農林省で試算しました米価が昨年とはいろいろ計算方法が、この前から問……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、ただいま提案されています農業振興地域の整備に関する法律案に対する修正案及び原案に反対の意思を表明します。  反対理由の第一は、本法案が真に日本の農業と農民の経営、生活を守り、発展させる積極的な立場から立案されたものでなく、都市近郊農業をはじめ、日本農業に重大な打撃をもたらすところの新全国総合開発計画構想の実現の手段としての新都市計画法に全く従属するものとなっていることであります。  すなわち、新都市計画法は周知のとおり、当面は全国の都市計画区域千三百五十市町村のうち、首都、中部、近畿圏と新産都市整備特別地域及び人口十万以上の都市に限って市街化区域と市街化……

第61回国会 農林水産委員会 第33号(1969/07/17、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶこの法案については質問がたくさん出ましたので、あまり言うことはないのですけれども、まあ一応ふに落ちない点や少し見解の相違がある点などを若干質問したいと思います。  まず第一に、総代会の問題です。今度は、五百人以上のところは総会を廃して総代会ということになっておりますが、この総代会の問題は、主として農協が大型化した、だから集会がなかなかできにくいということなんですが、大体それに尽きるのですか、どうですか。
【次の発言】 現在でも五百人以上のところで総代会を開いておるところとそうでないところがあるわけですね。たとえば三千以上のところでも組合で二百四十五、それで採用組合百六十。つ……

第61回国会 予算委員会 第20号(1969/03/29、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、二十六分という短い時間でありまするので、主として農政問題に限って質問したいと思います。  いま御承知のように、農林大臣もしばしば、日本の農業が曲がりかどにきておると言われております。それほどいま米の過剰問題とか、作付転換であるとか、あるいはまた自主流通米であるとか、あるいは少し余ったからといって韓国へは三十三万トンの米を無利子で長期にわたって貸すことをきめながら、沖繩に対しては、まだそれに対する何一つ考えられていない、米だけとってもこういう問題があります。  さらに、御承知のとおり、農産物はいま非常にいろんな問題で危機を起こしております。ここ数日来、政府に対し、あるいは関係……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/09/09、8期、日本共産党)

○河田賢治君 武内委員が吉野川海岸堤防について聞きましたし、また上田委員からも排水口の問題、それに対する独立したエンジンなんかを進めるべきだという質問があって答弁がありましたので、私はそのほうを避けまして、御承知のとおり高知県の高知市、それから徳島、これらは地震のあと地盤沈下がして、いわゆるゼロメートル地帯があるわけですね。これは東京でも今日大きな問題になりまして、非常に東京あたりは、今度地震があったらあのような堤防ばかりつくって防いでいるけれどもどうだろう、という不安を持っておる。こういうところも今日、大都市ではありませんけれども、こういう地盤沈下の中で堤防ばかりを高くしてそうして安定をはか……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1970/06/04、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんので、ほんの二、三の問題について御質問したいと思うのです。  先ほど来大臣は、食管法の問題について、絶えず需給の状態ということを言われておりますけれども、食管法の第三条ですか、これは必ずしも私たちの解釈では、需給の状態というもの、経済状態というものをこれは考慮するということできわめて副次的に取り扱われておる。第一に生産費および所得補償、これを根幹としてその他の経済状態を勘案し、そして再生産を確保するということが、これが一番の大事なことだということをいっているのです。再生産、これを抜かしたら解釈はうんと違ってくると思うのですよ。生産費並びに所得補償、これが基本であ……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1970/08/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは問題になっておりました田子の浦の問題、それからあと安中を中心に米並びに農産物に対して、この二つを、時間が非常に限られておりますので、大まかなところだけで、こまかい資料も持ってきておりますけれども、できるだけこれらは省略して、基本的な問題についてお聞きしたいと思うのです。  まず、静岡県の田子の浦貿易港ができまして、また二十六年から用排水路が、岳南排水路ができましたが、このできました後において急速にあそこが工業地帯になり、大気汚染などで今年の三月の国際公害シンポジウムでも外国のこれらの専門学者が来て、まさにこれは世界の最も公害の一番見本だと言われるほどあそこは汚染されている……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1970/09/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 食管制やその他の問題ではだいぶ質問がありまして、大臣もまた勉強中ということで大体答弁は終わっております。ただこの中で聞いておきたいのは、米の生産調整として、減反の手段として、御承知のように休耕それから転作、こういうことがあったわけですが、これについて、だいぶ時間もたっておりますし、一応中間的な意味でもこういう問題についての農林省のお考え、検討されたことがありますか、それをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 まあこれからの農林省がとられる方策としても、確かに休耕ということは、手入れをしないとネズミが出たり草がぼうぼうとはえて、非常に周囲が困惑したと、かなりこれについては世間いろんな意……

第63回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1970/10/27、8期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣に、いま問題になっております米の減反問題について政府のほうでは、特に農林省では自民党の総合農政調査会小委員会世話人に対して説明され、また同じ二十六日全国の知事会、これの特別委員会に生産調整の方針について説明されておるわけですが、これは一応自民党のほうでもまだこまかい点で一致を見なかった、それで本日午後三時からか会合があって、それでかなりそこを煮詰めるというような話がありますが、一応三百万トン五年継続というような大まかな方向として説明されておるわけですが、この点は農林省自体としては大体動かさない大ワクとしておきめになっているわけですか。

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/24、8期、日本共産党)

○河田賢治君 たいへん時間もおそいので、できるだけ簡単に質問したいと思うんです。  いま農業の近代化のために規模の拡大、そして自立経営農家、これを農業のにない手の中核として、このまわりに若干兼業農家の形で組織をすると、こういう方向が打ち出されているわけですが、兼業対策について大臣は相当大きな大資本家などとも会談されて工場をいなかへどんどん設置させるというような構想を出されたように思いますが、これは減反問題に関連して。この問題についてはどの程度これは進む方向が出ておりますか。
【次の発言】 兼業農家はそれといたしまして、自立経営農家、これは現在二コンマ幾らですか、やがて四・四ヘクタールないし五ヘ……

第63回国会 農林水産委員会 第15号(1970/05/06、8期、日本共産党)

○河田賢治君 農地法、農協法の改正案については、各同僚委員からも質疑がなされ、また私自身も六十一国会で一応質問書を出しまして、これに対する政府側の答弁も得ております。ですから時間の関係上、これらの問題の中から若干の問題を拾って少し質問したいと思うのです。  まず最初に今度新しくできます農地取得の合理化法人についてですが、これは現在各府県でも、おそらく若干農林省の指導によるものだと思うのですが、調査室からいただいたあれによりますと、約八件が現在の農林省の規定に大体合っている、そしてあと十一件あるいは十七件がそれぞれ創立の準備中であり、また方針をきめておると、しかしこれは組織がえをしなければならぬ……

第63回国会 農林水産委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案された政府の農地法、農協法両改正案に対し、反対の討論を行なうものであります。  現行農地法は、言うまでもなく、戦後の農地改革の成果を基礎にして、日本農業を耕作するものが、土地を所有するという、自作農主義の原則に立った農民的土地所有制、耕作権の保護等を定めた農業上の憲法とも言うべきものであります。したがって、その改正は日本農業と農民の将来に重大な影響をもたらすものであります。今回、農地の所有、耕作形態に重要な変化を与える改正案提出の背景とそのねらいについて、われわれは次の点を指摘するものであります。  今回の農地法改正案提出の背景は、独占資本……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/05/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶ私が質問しようと思っていることも他の委員から質問が出ましたので、ごく問題を二、三の問題にしぼりたいと思います。  御承知のように、ケネディ・ラウンドの援助、これが来年の六月に一応期限が終了するわけでありますが、この協定の問題について、やはり開発途上国あたりからの、これは延長してもらいたいという要請があるというようなことがちょっと新聞なんかにも出ておりますが、これは外務省の所管ではありまするが、農林省のサイドから見て、こういう穀物が、いまこの法案は別個としていま出ておりますが、こういう問題についての、一つのこの協定に対する延長、そういうことを考えられておるか。また、これによっ……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/05/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の年金のことについて、大体加入者を二百万と想定されておるわけですが、この二百万というのは、資格からいいますと五反歩以上、それから養畜などはどのくらいの単位になっているか、こういう点をちょっとお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 しかし第一種農家だけでも、五ヘクタール未満を除いて相当あるわけですね。そうすると、これではだいぶん入らぬという人が出るわけですか。
【次の発言】 そうすると、これは厚生省のほうに聞きたいのですが、あるいはまあ農林省かもわかりませんが、農家の中で、国民年金、被用者年金に入っておる方はまた別にこれ出ておりますが、年金に入っていない方ですね、本来は全……

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/15、8期、日本共産党)

○河田賢治君 じゃ、きょうは、あすは大臣が来れないそうですから、大臣にだけ聞くところをひとつ質問したいと思います。  きょうはだいぶいろいろな同僚委員が問題について聞かれたので、できるだけそれらと重複しないように質問したいと思いますが、農薬行政の基本的な姿勢というものについて、まず尋ねたいわけです。  これは、御承知のように、かつてDDTやそれからまたBHCなどについては、昭和四十一年に信濃毎日新聞で発表された。これはもう主として長野県のお医者さんの関係からでありますが、このときにもうすでにこの薬は、非常に農薬は危険だということが警告されているのですね。ところが、これがずっとほうっておかれて、……

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/16、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がきわめて制約されておりますので、できるだけ簡単に質問し、また簡単に明瞭に御答弁願いたいと思うのですが、一つは農薬が販売禁止される、あるいは使用禁止されるという場合に、回収ということが問題で、一応このことは衆議院でもだいぶ問題になりました。しかし販売してはならないようなものはもう廃棄すべきであると大体考えられるわけですから、これについてやはり廃棄をする、農林省の職員なり何かが立ち会って廃棄をしてしまうというようにしませんと、いろいろな形で残留――まだ売れ残りがあったり、あるいは回収ができなかったりするというようなことがあると思います。この点が一つでございます。  それから、一……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度法律は新しくつくられるのですから、その施行の結果についてはわれわれ立法府の国会議員として責任を持たなきゃなりません。したがって、本来なれば、十分こういう問題について各一条一条これを質問もし、また答弁もいただく、討論も重ねるというのが私たちは責任のある態度だと思いますが、残念ながら私の持ち時間というものは大体、いま委員部のほうから言われたんではもう十六分しかありません。新しい法律をつくるのにわずか十六分しか私には与えられない、非常にこの点は残念に思います。今後とも新しい法律はわずかな修正の法律とは違いますから、こういう点は十分これから運営についても御検討を願いたいと思います。 ……

第64回国会 農林水産委員会 第6号(1970/12/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案に対する修正案を日本共産党を代表して提案いたします。  案文の朗読は省略して、修正案の趣旨の中心点に限り、修正案要綱によって説明いたします。  今回政府が、農作物の生育阻害防止をも含めた本法案の提出に踏み切ったことは、深刻化した土壌汚染の現状を改善する上で、一定の積極的意義を果たすものとして評価するものであります。しかしながら、政府提出法案は、土壌汚染そのものを未然に防止する点をはじめ、幾つかの弱点を残しているのであります。  したがって、私は、本法案の趣旨、目的を貫くために次の諸点についての修正を提案するものであります。  修正点の第一は、……

第65回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/01/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 副長官が留守になるそうですから、二問だけひとつ伺いたいと思います。  先ほど塩出委員からも今度の大きな被害について波の問題が出ましたが、実は気象台あたりでも、いま新しい試みとして、御承知のとおり日本海の大和堆ですか、そこにブイロボットを置いて観測をし始めた。ところが、こういうものが、一カ所あれば大体観測所の十カ所分くらいいろいろな材料が集まってくるということが、当事者から言われているわけです。ところが予算が、三号ブイの製作五千五百万円を要求したけれども、ゼロになった。運営費だけしかついてない、こういう点は防災対策として起こってからその処理をして、そしていろいろな被害を復旧するとか……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の委員会に出ておりましたし、また残る質問時間がきわめてわずかなので、ごくこの今度の冷害の問題だけに限って、まず第一に気象庁のほうにお伺いします。  長期予測では、相当前もって予測がされたと。しかし、御承知のとおりかなり気象によりましては局地的にいろいろ山間部あり海洋部あり、またそれによって被害を受けるということがあるのですが、こういう点で相当この今度の予測が当たっておったかどうかということを、ちょっと伺いたいんです。
【次の発言】 単に農業だけでなく、漁業でも最近非常に漁船なんか若干の荒れ模様のところを航海して、出漁して、荷を積んで帰る、それで転覆するという事件がひんぴんとして……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/03/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が何なんで、できるだけ簡単に質問したいと思います。昨年の生産調整では政府の一応予想あるいはそれ以上にされたわけですが、しかしその内容に相当私は問題があると思うのです。第一は、各県あるいは農政局あたりがかなり強制的な措置をとった。これは私が言うのでなくて現実に農政評論家なり学者なりが集まって書いたこんな本の中にちゃんと書いてあるわけですね。たとえば二、三例を申しますが、あまりたくさん例は出しません、たくさんありますから。代表的なものだけちょっと出します。  山形県の櫛引町で基盤整備の事業をやっている。これを実施しているのですが、これを農政局が通年施行にやらなければだめだというこ……

第65回国会 農林水産委員会 第5号(1971/03/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の同僚委員がほとんど質問されましたので、ごく二、三の点で質問したいと思うのです。いま鶏のひなはずいぶんやはり入っておりますね。二百六、七十万羽入っていますね。これはおもにどこから来ておりますか。
【次の発言】 私は、さっき話が出た問題ですが、おととしでしたか、岐阜県のほらへ参議院の農林水産委員会で調査に参ったのですね。これは岐阜の養鶏所の初生びなをつくっているところが非常にどこも輸出なんかに力を入れて、もう四十三年ごろには六十五万七千羽を輸出をしている。まあ輸出は全体として日本でも輸入よりも率はずっといま伸びております。これだけ成果を得てきたと思うのですが、しかし、私が非難する……

第65回国会 農林水産委員会 第8号(1971/03/26、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が制約されておりますので、また各委員から、各それぞれの条項について質問があったわけですが、なるたけダブらないように、三つばかりの問題でひとつ質問したいと思うのです。  その一つは、この中央卸売市場の新しい法律ができまして、漸次、中央並びに地方等々整備していくのですけれども、この間に、たとえば農協が、昨日も問題になりました、戸田で全販連がやっております集配センターというのがありまして、これのできた理由については昨日も伺いましたが、将来、地方卸売市場、中央卸売市場、これを整備していく過程で、現在、農協自身が、やはり生産から販売ということで、自分のいわば存立の条件としていろんなこと……

第65回国会 農林水産委員会 第10号(1971/04/27、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の委員が重要なことはみな質問しておりますので、二、三の問題だけを質問したいと思います。  まず、最初に次長に質問します。農業新聞ですけれども、十二月は八%、一月が七%というふうに、消費が昨年よりふえたと見えて売却量がふえている。その事情はどういうことでしょうか。
【次の発言】 先ほど委員の中からも話がありましたし、昨日でしたか、農民の大会でもそういう問題が出ている、例の倉庫がからになっているという問題ですね。これは、この売却量がふえるという問題との関連ですね、これは相当あるわけですか。そうしてまた、ことしの米の需給見通しというものが何ら修正なしに、二百三十万トンかりに減反が行な……

第65回国会 農林水産委員会 第12号(1971/05/06、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶ他の委員からの質問があったので、こまかい点には触れずに、若干水産業協同組合法の問題についてただ一点だけ聞いておきたいと思います。  御承知のとおり、漁業の雇用関係というものについてはある意味ではおくれている部面があるわけですね。たとえば農林省から出されておる賃金の構成割合を見ますると、昭和四十二年から四十四年までここに出ておりますが、固定給というのが一六・九%から一四・二%で、しかも下がっている。歩合給のほうが七九・二から八一・九と上がってきている。この前の卸売市場法の問題でもきわめて近代化ということが要請されておるけれども、労使の関係においてはきわめて非近代的な雇用関係が……

第65回国会 農林水産委員会 第13号(1971/05/07、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、水産業協同組合法の一部改正案に反対するものであります。  今回の改正案は、第一に、法人の組合員資格、准組合員資格を大幅に緩和し、大漁業法人に、組合の管理運営への参加、組合の施設や資金の利用の道を開くものであり、ひいては大漁業者中心の組合運営がはかられる危険を持つものです。第二に、組合員の代理権拡大、総代会の機能と権限の強化、連合会においては一会員一票制に特例を設け、組合員数に基づき議決権等を与え得るなどの改正があります。これは、特定の組合員や大組合による組合運営の傾向を強めるものであり、協同組合の民主的強化に逆行するものであります。  以上のように今回の……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/05/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 林政問題については他の同僚議員の質問でほとんどつきておりますので、時間の関係もありますので、三つの問題について質問したいと思います。  第一は、国有林の乱伐とか増伐、それに関連する災害が非常に多発しておるという問題です。御承知のとおり、政府自身が災害の発生を予想して、これはちょっと古いのですけれども、予想量というものは、昭和四十年から四十二年までの林野庁の調べですけれども、国有地においては大体五百四十ヘクタールが発生予想量で、これに対して発生しておるのが二千五百から三千三百というふうに相当、大体四倍とか五倍あるいは六倍、こういうふうにふえている。また民有林においても、発生予想量が……

第65回国会 農林水産委員会 第15号(1971/05/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の改正案を含めて三年連続の改正で、制度的には他の共済制度とおおむね均衡している制度に改善されたのは私たちも評価するわけです。で、この年金の問題については、すでに北村委員からも詳しく質問がありましたので、他の問題二つばかり限って質問したいと思うのです。  先ほど来給与問題で農協の職員がかなり中堅幹部も途中退職をする問題あるいは女子が非常に多くなっているから男子にかなり大きな負担がかけられている問題、こういういろいろと労働の強化される問題がありますが、御承知のように、やはり農協というものは営農について相当熱意を持ってこれはやりませんと、単なる購買とかあるいは販売というような流通機……

第65回国会 農林水産委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 いまかなりいろんな面に突っ込んで質問がありましたが、若干二、三の問題について質問したいと思うのです。  御承知のようにこの共済制度の目的は、災害の補償をする、しかし同時に現在の農家自体の、特に零細農は、御承知のとおり農作物が若干でも減少すれば直ちに家計に響くわけですが、こういう問題について、今度の法改正によって共済掛け金の農家負担の増加するところがだいぶある。これはきょう資料をもらったんですけれども、一億八千四百八十七万六千円というような数字が出ておりますが、やはりこれまで少々高率な被害の非常に頻発するところでありましても、やはりできる限りこういう農家の経済、生活というものを考え……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に反対するものであります。  今回の改正案の中には、蚕繭共済に関して共済目的の種類と共済事故を拡大し、補償の限度を引き上げる、また、家畜共済については共済掛け金国庫負担を強化するなど、評価すべき一定の前進面が含まれております。しかしながら、同時に見過ごすことのできない重要な問題が含まれています。  その第一は、農業共済団体の組織整備に関する改正であります。組合の区域の広域化、総代会権限の拡大、連合会における一会員一票制原則の取りくずしなどは、全組合員の参加による組合運営を進め、組合の民主的強化をはかる……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、委員長に熊谷太三郎君を推選することの動議を提出いたします。

第66回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1971/10/09、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間も非常にありませんが、きょうは成田空港の問題に大体限定されておりますので、またその中でも、いろいろ他の党からも質問がありましたので、ごく問題を限って、これからもまたいろいろ解決しなければならぬ問題がありますから、そういう問題について二、三質問したいと思います。  まず、航空機による騒音とか大気汚染、これらを規制して環境を公害から守るという、こういう措置が非常に立ちおくれております。御承知のとおり、いま環境庁は、本年の九月二十七日ですか、中央公害対策審議会に諮問されておって、主として当面の緊急な課題をどうするかということが出されておると承っておりますが、時間の関係上、内容につい……

第67回国会 地方行政委員会 第2号(1971/11/16、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間をできるだけ節約しまして、近く明年の予算折衝が大蔵省との間であると思いますが、いま地方財政がきわめて困難な事態におちいっておりますが、特に私がここでお尋ねしたいのは超過負担の問題なんです。  これは昭和四十六年の地方財政白書、ことしの白書にも「国庫補助負担金の単価、数量および対象範囲の不合理に起因する地方公共団体の超過負担については、事業費ベースで昭和四十一年度三百三十一億円、昭和四十二年度二百六十六億円、昭和四十三年度三百二十億円の解消措置がなされた。」、こういうふうにして確かにその解消措置ははかられておるんですが、この点について、この問題では地方自治体と自治省と大蔵省、そ……

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本共産党)

○河田賢治君 二、三の問題について質問したいと思います。  だいぶ他の委員から発言がありましたので、そういう点は省略して質問したいと思うんですが、まず第一に、今度補正予算が組まれまして、いま地方交付税の特例法案を審議しておるんですが、これは主として、経済企画庁あたりの責任、あるいは大蔵省になると思いますけれども、しかし、一応地方自治体としても財政問題を扱うわけですから、四十六年度の、つまり三月までですね、現在組まれておる公債なり、あるいはいろんな借り入れ金なりその他措置をするわけですが、大体これでこの措置がいまの経済の動きと関連してまあ同に合うだろうというふうにお考えですか。あらためてまた年度……

第67回国会 地方行政委員会 第5号(1971/12/21、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんから二、三の基本的な問題について質問したいと思うんです。  まあ最近の皆さんのことばでは過激派集団、われわれはこれはトロツキスト集団と申しておりますが、これがだんだん爆薬その他をもって個人的なテロを行なうというような方向に最近は変わってきたわけですね。これは一つの大きな私は彼ら自身の、だんだんと学生あるいは一般の大衆団体の中でも支持が失われてきてると、そこで自分たちの、まあ彼らの考えを多少でも実行するにはこういう手段に移ってきたと思うんですが、こういう方向はますます私はそういう方向へ行くだろうと思うんです。  しかし、ここで考えてもらわなきゃならぬのは、御承知の……

第68回国会 地方行政委員会 第2号(1972/03/03、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間もあれですから二、三の点についてお尋ねします。  先ほど局長から今度の赤軍についての、共産主義同盟の赤軍及び安保共闘の神奈川県委員会等々で連合赤軍ができたと、そうしてこれらは明らかに彼らの主張は爆弾あるいはその他ゲリラ戦をやって、そうして自分たちの目的を達するんだというお話がありましたが、御承知のとおり、これらが最近ずっとそうした行動の中でいろんな今日まで激しい活動をやってまいりました。  ところが、これについて二、三の例で特に聞いておきたいのは、一つは、公安委員会で――神奈川県です――この連中に猟銃を持つことを許可して、あなた方のところへそういう報告が入っておりますか。私た……

第68回国会 地方行政委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本共産党)

○河田賢治君 きわめて制約された時間なんで、ひとつ大臣に若干の問題について質問したいと思います。  第一は、所信表明の中にも「国民福祉の視点に立って、地方公共団体本来の政策課題であります過密・過疎対策、公害対策、交通対策等の推進、住民の生活に密着した地方道、下水道、清掃施設、学校、住宅等の生活関連施設の整備、老人医療等の社会福祉の充実など時代の変化と地域の特性に応じた行財政上の措置を適切かつ積極的に講じ、」、まあこういうふうなことをおっしゃっておるのですが、実は自治大臣の――自治省と言ってもいいですが――姿勢についてまず伺いたいと思います。  それは、御承知のように、昨年いろいろな概算要求をさ……

第68回国会 地方行政委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本共産党)

○河田賢治君 公安委員の問題について二、三質問したいと思うのです。  この四十六条の二ですね。今度新しく指定都市として九州の福岡、それからまた神奈川の川崎もこれが入りますが、これの公安委員会の組織等に関する特例というのがありますが、これは政令に譲られているわけですがね、これはどういうふうになっていますか。
【次の発言】 そうしますと、今度できますと五人になりますね、新しく福岡県と神奈川県。この場合に、市から二人ということですが、これはまあ一人ずつということになるわけですね。神奈川県は横浜が一人と、それから川崎が一人というふうに。そうしますと、任期の切れるときと、それから、そこから選ぶときに二人……

第68回国会 地方行政委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本共産党)

○河田賢治君 ほかの委員からだいぶ質問がありましたので、私、三点ばかりに限って質問したいと思います。  その一は、この法律が上がりましたときは昭和四十年ですから、たとえば東京―大阪の新幹線ができたちょうど前後だと思います。このときなどは、御存じのとおり運輸省はやはり期限を切って、いつになったら新幹線を通すという目標を持っておりました。ところが、地域の住民が立ちのきを迫られてもなかなか話がまとまらない。そこで川なんかは、これはだれも住んでいないというので、すぐ運輸省あたりからくい打ちが始まったわけですね。しかし、河川は知事が権限を持っておりますので、そのくい打ちはやめさせることができます。それ以……

第68回国会 地方行政委員会 第7号(1972/03/30、9期、日本共産党)

○河田賢治君 地方税法の一部を改正する法律案について、他の委員がだいぶ質問しておりますので、主として公害防止の問題を中心にして少し質問したいと思います。  今回の改正案に砂利汚水処理施設とか、あるいは海洋汚染防止法の廃油処理施設、粉じん処理施設、ごみ処理、産業廃棄物処理施設等、公害防止施設の固定資産税の非課税措置を拡大しようとしておられますが、これによってここ二、三年来のことはわかると思うんですけれども、四十七年度、新しいこの方向で非課税になる、あるいは従来のものも加えて減免税がある場合に、一体公害防止施設における固定資産税の問題は、国においてどのくらいこれがなされておるか、それから地方税でど……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、地方税法一部改正案に反対する討論を行ないます。  第一の理由は、個人住民税、個人事業税など、一般勤労者、中小零細業者に対する減税措置がきわめて不十分に終わっている点であります。特に、住民税の課税最低限は、夫婦子供二人の標準世帯で八十万四千八百七十一円と、七万六千七百八十円引き上げられたものの、人事院の標準家族所得を下回り、所得税の課税最低限から見ても二十三万二千四百八十九円も低い、きわめて不十分な措置であります。しかも、インフレ等による名目所得の上昇によって、納税義務者は逆に九十六万人も増加が見込まれており、大衆課税としての性格は一そう強められ、事実上……

第68回国会 地方行政委員会 第10号(1972/04/18、9期、日本共産党)

○河田賢治君 予算委員会のほうに出ておりましたので、ほかの委員の質問と重複すると思いますが、ごかんべんいただきます。  今度の消防法の改正にあたって、まず最初に聞いておきたいのは、消防協会ですか、というのがありますね、日本消防協会ですか。これに何ですか補助金がだいぶ出ておりますね。これは、ことしはどのくらい出る予定になっておりますか。また、この協会の性格ですね。そういうものをちょっと教えておいていただきたいと思うんです。それから、役員とか職員とかいうものはどれぐらいおるものか。
【次の発言】 今度のこのカーテンの防炎について、キャバレー、劇場、それから地下街、高層建築、旅館、病院と、こういうふ……

第68回国会 地方行政委員会 第12号(1972/04/25、9期、日本共産党)

○河田賢治君 非常に時間が限られていまして、いろいろ予定したものも詰めなくちゃならぬのですが……。  大筋といたしましては、御承知のとおり、今度の財源不足対策として臨時特例交付金千五十億と交付税特別会計における国からの借り入れ金千六百億、合わせて二千六百五十億の手当てを行なっておられますけれども、しかし、一方、道路、河川、港湾等の投資的な経費の基準財政需要額を据え置いておると。あるいはまた、事業費補正の増額を割り落としたりして大幅な削減を行なっておるんですね。したがいまして、こうなりますと、特例措置の二千六百五十億というものは、基準財政需要額の不当な削減でいわば帳消しになっておるということにな……

第68回国会 地方行政委員会 第14号(1972/05/11、9期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣忙しいようですから、ごく大まかなところだけを聞いておきたいと思います。  先ほど来から問題になっています第一次の交通の再建計画というのが、先ほど言われたように失敗したわけなんですが、これについて、自治省としては、まだこれは終わってはおりませんけれども、しかし、年々赤字は累積しておるという結果から見まして、これはいわば失敗しているわけなんですが、再建ができないということですね、このままでは。この点について、自治省としてどういうようにお考えになっておるか、この点をひとつはっきりしておいていただきたいと思うのです。
【次の発言】 そこは私は問題だと思うのですよ。それは、なるほど旧債……

第68回国会 地方行政委員会 第15号(1972/05/16、9期、日本共産党)

○河田賢治君 他の同僚委員からだいぶ質問ありましたので、ごく二、三の問題を意見を交えて述べたいと思うのです。  かつて、消防行政に関する行政監察というのが昭和四十四年の十二月八日に勧告されて、自治省では四十六年の二月八日、運輸省は四十五年十一月十三日回答しているわけです。この中に、地下街や中高層建築地区その他についての都市における危険区域、これらの問題については、大体自治省としましては、新しく建築基準法ができた、それで大体安心だということが答弁されているわけですね。これは確かに十一階以上のものなんかについては高層建築物として処置されたわけです。しかしそれとともに、歓楽街、繁華街、特殊三業地区に……

第68回国会 地方行政委員会 第16号(1972/05/18、9期、日本共産党)

○河田賢治君 実はきのう大阪の千日前の火災のあとの視察に行ったものですから、きょうの質問の準備をしようと思いましたら、そういうことでできなかったのであります。けさいろいろな資料をもらったのですが、読むひまもないのでありますが、二、三先ほど来出ております水の問題、それから航路の問題、こういう問題が一番大きいのですが、特に水の問題なんかは、現地の方々が座談会を開いて、周辺の方が一日おきの十五分給水だというところがあるのですね。最近は洗濯機なんかも使って、ある程度使用量も多くなっている。ところが、水がなかなか使えなくて、十五分の給水だというようなところがあるわけですね。だからよほどこういう点は、先ほ……

第68回国会 地方行政委員会 第19号(1972/05/30、9期、日本共産党)

○河田賢治君 すでに他の委員諸君から質問がありましたので、できるだけ重複を避けて質問したいと思うのですが、公有地の拡大について、先ほど来からこの法案が非常に消極的なものである、つまり一定の土地に対して届け出をする、あるいは申し出をするという、いわゆる待った姿勢なんですね。しかし、公有地というものは、単に待つだけでなく、道路をまずつくらなければならぬとか、それからまた、いろんな公共施設、学校にしろ、あるいはその他の施設、これらを積極的にやはり住宅の建つ段階に合わして取得していかなければならぬのですね。ところが、畑のようなところはわりあいに簡単に手に入りますし、また、売りもするわけですけれども、水……

第68回国会 地方行政委員会 第20号(1972/06/01、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私、きょう昼からだと思って、実は準備してこなかったんですが、御承知のとおり、この委員会でもかって連合赤軍の問題で言いました。あの、いろいろ彼ら自身が発表した中に、世界の同時革命だという主張のもとに、一つは北朝鮮とか、これはハイジャックで実行したわけですね。それから中東、あともう一カ所どっかありましたが、つまり、世界に三つの拠点をつくってここで赤軍を訓練する。いわゆる軍事組織を先につくり、その中で政治組織をつくって、そして世界の同時革命だということを彼らは主張していたわけです。当然あなた方のほうでも後藤田長官なんかも、中の、いろいろなこれらの団体の中には協力者をつくっておるとおっし……

第68回国会 地方行政委員会 第23号(1972/06/08、9期、日本共産党)

○河田賢治君 多少重複するところが出るかもしれませんが、ごかんべん願いたいと思うのです。  この法律の改正案は、御承知のように旅館業法が一方にある。これで一定の営業の許可は都道府県の知事ということになっておりますね。風俗営業ということになりますと、これは第二条に定義がありますが、モーテルの定義はない。しかし、これの許可、認可ということは公安委員会、こういうふうになっているんですね。このつまりあいのこのような、あるいは特別なような、旅館であって旅館でないようなものが要するにモーテルとして出たわけですね、新しく。どうも体系からいいますと、最初に旅館などは、旅館とホテルと区別する、あるいは簡易宿舎に……

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本共産党)

○河田賢治君 他の委員がほとんど質問はもうされておりますので、できるだけ重複を避けて二、三の問題で質問したいと思います。  御承知のとおり、この法案が提出された積極的な面は、つまりいま警備業務が性質上適正に実施されることが要請されると、そして、どちらかというと取り締まりに重点があるわけですから、世間の非難を受けるような、世人の非難を受けるような問題も起きておるということを言われたわけです。なるほど個々の個人のたとえばガードマンがいろんな犯罪を犯かしたとか、いろいろなことがあげられたわけですが、これは何もガードマンだけでなくて国家公務員にもありますし、地方公務員その他の公社関係にもあるわけですね……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十七年度暫定予算三案に対して、反対の討論を行ないます。  まず、第一に指摘しなければならないのは、深刻な不況が国民生活の各分野にわたって重大な困難に直面しているもとで、一カ月という史上二番目の長期暫定予算編成、さらには、本予算の今後の審議状況いかんで、暫定予算の追加補正さえ予測されるという異常な事態を招いた佐藤内閣の政治責任の問題であります。  四次防予算の先取り問題に端を発した佐藤内閣の失態は、台湾領土帰属をめぐる総理の食言、立川基地のやみ討ち移駐、沖繩への自衛隊配備の先取り問題、さらには今回の沖繩協定交渉をめぐる日米密約問題と、とどまるところ……

第68回国会 予算委員会 第17号(1972/04/21、9期、日本共産党)

○河田賢治君 昨年予算編成期を前にして、地方財政の危機が叫ばれ、都道府県、市町村をあげて全国大会や地域集会を開くとともに、地方財政危機の解消の第一歩として、全国知事会は、政府に対し、「地方超過負担の解消のための補助金改善に関する要望」を十一月三十日に提出しました。この要望書には、昭和四十五年度超過負担額を都道府県六百三十五億円、市町村千四百三十四億円と推計しています。昭和四十年以来解消措置がはかられたにもかかわらず、なおかつ多額の超過負担を生じ、地方自治体の財政を悪化させ、また、地方住民に多大の損害を与えているのであります。地方財政法には、国と地方公共団体との関係で、国が負うべき義務を第二条二……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/04/28、9期、日本共産党)

○河田賢治君 関連。  いま公立学校の国有地使用の質問がありましたが、私はこれに関連して、関係大臣に少し質問をしたいと思うのです。  御承知のとおりに、小中学校では、危険校舎面積は、文部省調査によっても、四十六年の五月一日で五百五十三万平方メートル、改築を要する校舎面積が三百三十万平方メートル、これは全国の――危険校舎では一〇・七%、後者で六・四%、公立高等学校では、この危険校舎または改築を要する校舎は、全国のうちの大体四%から五%ということがいわれておるのです。私は、この予算の分科会でも話しました。文部大臣の出ておられる静岡県では、韮山高校ですけれども、入学の寄付金が二万円、いいですか、学校……

第69回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1972/10/11、9期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣に伺いますが、いま占部委員から公選の問題を聞かれたんですが、それに対する大臣の答弁は、答申を尊重するという態度ですが、いま私たちも、それが出れば自治省としても尊重するという限りにおいて、大体公選を可なりとするという意見があれば、これはやはり通常国会にでもこの法の改正をやらなくちゃならぬと思うわけなんですが、この点はどうもあいまいなような返事なんですが、いかがですか。
【次の発言】 大臣、いま東京都の、まあ私は東京に住んでいませんから詳しくはないんですけれども、東京というのは一つの日本の国の顔なんですよ、顔なんです。そうでしょう、政治の中心なんですよ。ところが、御承知のとおり、……

第70回国会 地方行政委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本共産党)

○河田賢治君 地方公務員の給与問題につきまして伺いたいと思います。  今度、自治省のほうで、「地方公務員の給与制度等の適性化について」という文書を九月の二十九日に都道府県知事や人事委員会委員長あてにお出しになっておりますが、こういうのはこれまで、給与の改定というのは毎年のようにあるわけでございますが、これは大体毎年お出しになっているんですか、これは初めてですか、最近の傾向をお伺いします。
【次の発言】 この問題についてまたあとで聞きたいと思いますが、今度人事院の勧告で国家公務員の給与が四月実施ということになるわけなんですが、自治省としては、この人事院勧告を基準にして地方の公務員も準用してもらい……

第70回国会 地方行政委員会 第3号(1972/11/13、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案された昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律の一部改正案に次の立場から反対するものです。  まず第一に、本改正案は、人事院勧告に伴う地方自治体の給与改定財源措置が主要なものであります。しかも地方公務員給与の大改善は緊急にして必要な当然の措置であります。  しかしながら、財源措置八百二十億円は、実際に実施される地方公務員給与改定額に見合うものではなく、公務員労働者の正当な要求にほど遠い人事院勧告分を措置するにすぎません。しかも、それさえ、八百二十億円の二〇%、百六十五億円を地方の経常経費節約の追加という名目で値切っており、これではと……

第71回国会 地方行政委員会 第5号(1973/04/24、9期、日本共産党)

○河田賢治君 せっかく山中衆議院議員が来ておられますので、また提案者でもありますので、一応、宅地並み課税の問題に限ってごく大まかに質問したいと思うんです。  今度の地方税法の一部を改正する法律案についての修正案、これは三つの、首都圏、近畿圏、中部圏と、ここだけに一応限られて、ここの市ですね、限られているわけですね。A、B農地。で、最近の地価の値上がりというものは、公示価格で発表になりましても、かなりほかのところでもずいぶん急激に上がっているというわけですね。たとえば九州の博多とかあるいは広島県とか、ああいう中堅都市ですね、こういうところも値上がりは、非常に大都市以上に値上がりの事実が激しくなっ……

第71回国会 地方行政委員会 第6号(1973/04/25、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、地方税法の一部を改正する法律案並びに自民党提案の修正案に対する反対討論を行ないます。  まず第一に、住民税の改正についてであります。本改正案では、個人住民税の課税最低限は給与所得者四人家族で年額八十六万五千七百六十六円と、前年度に比しわずか七・五%、年額で六万七百九十五円の引き上げにすぎません。このため、所得税の課税最低限との間になお十七万二千円に及ぶ格差が解消されないばかりか、最低生活費にまで食い込む大衆課税としての性格を一そう強める結果となっているのであります。わが党は、個人住民税の均等割りを廃止するとともに、基礎控除、配偶者控除など、諸控除を思い切……

第71回国会 地方行政委員会 第8号(1973/06/05、9期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは大臣の所信に対しての質問ということでしたが、だいぶ今度の国会ではおそくなりましたし、したがいまして、また他の同僚委員からも質問がありましたので、私は、昨年この委員会で可決され、また、本会議でも可決された警備業法並びにモーテル、この問題について、どんなに地方自治体が対応しているとか、またこの問題について、警備業務などについてどのような問題が起こってきておるのか、あったかというような問題について、ひとつ概況をまず警備業法について御報告を願いたいと思います。これは事務当局からでもけっこうです。
【次の発言】 まあこの法の施行は秋だったと思うんですが、あれによりますと三万八千五百……

第71回国会 地方行政委員会 第10号(1973/06/14、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間ございませんし、きょうここを終わってから省に抗議に行かなければならぬ。それだけに、簡単に質問をしますが、答弁も簡潔にしてください。  たくさん問題はあるんですけれども、一応、他の同僚委員からも、今度の地方財政計画並びに交付税問題については質問もありましたので、できるだけそういう面は省略してまいりますが、最近交付税によって減収を補てんするという措置ですね。たとえば、いろいろ法律ができまして、産炭地あるいは低工とか、新産都市、工特法ですか、近畿圏、中部圏、首都圏あるいは過疎、さらには昨年は工業再配置、こういうものができて、そうしてこれらが地方税の減免をする場合にその補てんをする。……

第71回国会 地方行政委員会 第11号(1973/06/26、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、二つの問題について警察庁長官にお尋ねしたいと思います。  一つは、御承知のとおり、日教組の大会が群馬県の水上町で行なわれるということで、かなり、右翼の団体が五月下旬から六月初旬―中旬にかけて、二十数団体も入れかわり立ちかわりその町へ行って、宣伝ビラをまいたり、あるいはマイクでどなり散らしたり、あるいはまた町役場なんかへ押しかけて、これを拒否するような要請を行なっております。これと関連して、御承知だと思うんですが、わが日本共産党の群馬県委員会を、二度にわたって右翼団体が襲撃しておるわけですね。私も、直接行きませんけれども、向こうと連絡をとって、この間に右翼団体に対する警察の処……

第71回国会 地方行政委員会 第13号(1973/07/03、9期、日本共産党)

○河田賢治君 ちょっと細野先生に聞きますが、先ほど、他の委員がちょっと聞きましたけれども公営企業における人件費の問題これはのちに内木場さんから私も詳しくは聞こうと思っておりますけれども、なかなか人件費と申しましても、大体、政府関係あるいは地方自治体関係では、いわば年功序列の賃金体系というものが大体中心になっておる。したがって他の民間企業のように、経済の非常な発展期に、あるいはその企業の発展期には、新しい人をどんどん入れる。したがってそういうときには比較的高給を支払う。現在でも私鉄あたりは若干若い人は高いようでありますけれども、公営よりも。しかし、事、公営企業が、このようにいわば四面楚歌の状態で……

第71回国会 地方行政委員会 第14号(1973/07/05、9期、日本共産党)

○河田賢治君 大体、各法案についての質問もありましたし、いろいろな点で政府も答弁されております。大体私が予定しておったものはかなりその中に含んでおるわけですが、一応再建問題についての質問をしたいと思うんです。  この自治省が出しました昨年の「経過と反省」、これにいろいろの自治省の見通しやなんかのことが出ております。私、去年も局長と言い合ったことがあるんですけれども、債券のほうの償還は、それは確かにどんどん返すんですからなくなるわけですけれども、しかし、それ以外にどんどんまた新しい不良債務ができてくると、こういうことで去年言い合ったわけですが、御承知のとおり、この再建計画を立てるには、やはり地方……

第71回国会 地方行政委員会 第15号(1973/07/10、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案に対する反対討論を行ないます。  第一の反対理由は、今回の政府の対策が公営交通、特に大都市公営交通が直面している深刻な事態の根本原因に何一つメスを入れず、政府の責任をあいまいにしたまま、もっぱら地方自治体と住民の負担と犠牲による赤字解消策に終始している点であります。  第一次再建計画の破綻が示す最大の教訓は、政府の産業政策、都市政策によって引き起こされた産業と人口の大都市集中、無制限なモータリゼーションを放置したままでは、公営交通事業がどのように合理化を徹底さしても、経営の改善も交通難の解決もあり得ず、……

第71回国会 地方行政委員会 第17号(1973/07/17、9期、日本共産党)

○河田賢治君 公有地の拡大の推進に関する法律改正について、この法律が昨年できたとき、私たちも一応、先買い権というものが一つの公共用地を取得するのに意義があるということで賛成したわけですが、しかし、この法律の施行の結果を、やはり私たちは、まだ半年ではありますけれども、実態がどうであるか、それから今後どういうところに欠陥があるか。そしてほんとうに公有地を取得のできるような、そういう法律をつくることが、まあこれは政府も必要ですし、また、立法機関であるわれわれも、地方行政委員会も、そういう方向で検討すべきだと、こういうように考えるわけです。  御承知のように、土地問題はいま、特に昨年あたりは非常に暴騰……

第71回国会 地方行政委員会 第20号(1973/08/30、9期、日本共産党)

○河田賢治君 質問はだいぶいろんな点で答弁されておりますから、ごく簡単にちょっと問題になると思うところだけを質問したいと思います。  災害補償の問題については、調査会の報告に基づいて一応提案されて前進したと思うんですが、第二条の、通勤についての住居と勤務場所との往復という、これを「合理的な経路及び方法」となっていますが、もちろんいろんな実例をあげますればこれは千差万別で、上林先生もおっしゃられましたように、これはたいへんな実例になると思うんで、避けますけれども、大体、合理的な経路、方法というのはどういうふうなことなんでしょうか、ちょっと伺いたい。

第71回国会 地方行政委員会 第23号(1973/09/18、9期、日本共産党)

○河田賢治君 いま上林委員から金大中事件の御質問がありました。若干ダブってきた問題、それからまた新しくきょう韓国から寄せられた金東雲一等書記官に関する問題、こういう問題がありますので、若干この問題に触れて、ひとつ当局に尋ねたいと思うんです。  いま金東雲一等書記官については、むろん警察当局は、御承知のとおりこれはクロだと言っておる。しかし相手はこれは全くシロだと言っているわけですね。しかも犯行の輪郭はもうほとんどつかんだ。しかし、韓国のいろんな新聞なんかを見ましても、梁一東氏ですか、あの人なんかを調べたときでも、写真を見て何かおかしな捜査を、証拠といいますか、これはもう本人でないとか、見たこと……

第71回国会 地方行政委員会 第24号(1973/09/20、9期、日本共産党)

○河田賢治君 この法案について、御承知のとおり、各地で宅地並み課税が施行された結果、これによって農民が打撃を受けるということで、いろいろなところで、御承知のとおり、生産緑地等を取り上げて、税金を納めたものを返還させる等、いろいろな助成の措置、こういうことをやっております。これは相当今後とも、各地方自治体でもこういう問題が普及していくと考えるわけですが、これについて自治省のほうでは、いまのところ数が少ないので、いろいろな要件または助成額等々のいろいろな差が地方自治体によってありますけれども、今後この問題について、これが相当普及するようになれば、これに対するいろいろな要件を、各地でいま違っておりま……

第72回国会 地方行政委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本共産党)

○河田賢治君 今年度の交付税の問題について二、三お尋ねします。  先日、新聞を見ておりますと、地方自治体である滋賀県ですね、ここでは公共事業を請負っておる請負業者、滋賀県建設業協会というのがありまして、これが請負の価格が非常に低いということで、このままでは今後県などの公共事業は請け負えないという宣言をして、受注を辞退したという声明が出ておるわけですね。こういうことは御存じですか。
【次の発言】 ごく最近なんですけれども、県は十月一日ごろから公共事業の単価を一四―一五%アップしたのですけれども、しかし、資材が高騰してとうてい追いつかないと。業者は再引き上げを強く県に迫っていたが、県は財政的にこの……

第72回国会 地方行政委員会 第6号(1974/03/26、9期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは宮之原委員、それからまた柏原委員がだいぶ総論各論にわたって質問されましたので、きわめて限定した問題について質問したいと思うんです。  第一に自治省ですが、今度五ヵ年の計画が、ずっと続けられるわけですが、御承知のように、奄美群島の県民所得――郡民所得と申しますか、これは非常に低くて、日本でも一番低い鹿児島県民所得、その平均に対しても八七%にとどまっている。国の平均所得に対して実に四九%、これは四十六年ですが、非常に低いわけですね。半分以下だ、こういう状態なんです。これまで、いろいろな法律の範囲内で、道路だとか港湾あるいは学校その他公共建築、環境改善施設等々が行なわれましたけ……

第72回国会 地方行政委員会 第7号(1974/03/28、9期、日本共産党)

○河田賢治君 かなり他の委員から問題が出された問題で、あまり何度も繰り返してもらうのは気の毒なような感じがしますが、個人住民税について、いろいろ先ほどから生計費の問題が一方ではあり、それからまたいろんな経済の変化等々があった。ところが、この住民税の基準を大体自治省としてはどういうところに置いておられるんですか、住民税の最低限ですな。これはできるだけやっぱり厚生省やあるいは総理府等々の一致点がないと、自治省だけでこれはどういう基準を持っておられるか、その辺も、統一したやっぱり見解が要るんじゃないかと思うんです。だから、自治省としては大体年々これは改正があったりするわけですが、大蔵省のほうは、所得……

第72回国会 地方行政委員会 第10号(1974/05/07、9期、日本共産党)

○河田賢治君 これはしばしば委員会でも問題に衆議院でもなりましたし、また参考人なども意見を述べておりますが、今度の交付税の中から千六百七十九億六千万円の借り上げという問題について、主として法律上の問題で質問したいと思うんです。一応自治省側の見解をこれについて述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 地方交付税法の目的などについては、御承知のとおり、この地方自治を強化するということでいろいろと交付税法自身の中にも――できる限り自主的な、健全な運営を助長すると、また公共団体に負担を転嫁するような施策を行なってはならぬと財政法でもいっておるんです。この交付税法自身でも、やはり「地方自治の本旨の実現……

第72回国会 地方行政委員会 第11号(1974/05/09、9期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法の一部改正案に反対する討論を行ないます。  本案に反対する第一の理由は、地方交付税を含む本年度地方財政対策が、政府の総需要抑制政策に全く従属し、物価狂乱のもとで行財政両面にわたり深刻な危機に直面し、切実に財源拡充を求めている地方自治体の要求を踏みにじっている点であります。  地方自治体の行政は、単に福祉・文教行政のみならず、いわばそのすべてが住民生活に直結する福祉行政であり、国の行政とは大きくその性格を異にしているのであります。  地方自治体は、いま、去年来の超インフレの直撃を最も深刻に受けている生活保護世帯など福祉関係住民の救済措置、倒産……

第72回国会 地方行政委員会 第14号(1974/05/28、9期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の地方自治法の一部改正について、東京都の特別区の区長公選を中心とした改正案、わが党はこの部分だけでも早く取り出して採決するということを衆議院でもやったわけでして、しかし、今度市町村連合のほうでも若干の修正がなされたので、これに賛成する立場をとりました。東京都の問題については、もうすでに他の委員からお聞きになりましたし、きょうの私の発言時間も非常に限られておりますので、今後、首長公選に伴い、自治権の拡大、そういう方向で事務の配分で職員の配属問題これからの相当問題があるように思いますし、それからまた最近は、日本のいろんなところの風潮として、総論は賛成であるけれども各論は反対という……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1974/05/17、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんから、ごく端的に伺いたいと思います。  まず、第一に、電気事業については、御承知のとおり、地域的な独占があり、そして公益事業として政府のこれに対する監督が毎年検査もされるというふうになっております。ところが、最近、きょう資料をもらいましても、各電力会社がずいぶんいろいろなところへ投資をしているわけですね。一〇〇%投資というのもだいぶありますし、そしてまあこれが電気に関連するいろいろな生産物をつくるとかないしは工事に関係するものであるとかいうならば、これは一つの理屈がつくわけですけれども、そうでないものに相当投資されている。これについて、中曾根大臣も、先日衆議院の……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1974/12/27、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの黒住君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に加瀬完君を指名いたします。(拍手)

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/03/26、10期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣が、所信表明で、人命尊重が何物にも優先するという認識で行政を推進すると、こういう立場を述べられたわけです。それで、海上交通の安全確保というものを冒頭に挙げられたわけです。御承知のように、資料をいただきましたが、昨年の海難事故というものが相当やっぱり発生しております。確かに船の件数は減ってはおりますけれども、人員が相当ふえておる。もちろん海のことですから陸とはそう比較になりませんけれども、しかし、陸上では自動車事故などの交通はかなり激減してきているわけですね、最近は。海上の方は余りこれが目に見えたあれがないと、こういう点があるわけです。そしてまた、最近いろいろな海上の法律もでき……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○河田賢治君 今度提案された法案で、まず第一に、重要な問題はちょっと後回しにして、自動車安全運転センター法案ということになっておりますが、このごろよく官庁で法案やいろいろなものにセンターという言葉が使われるわけですね。とういうおつもりでこれをお使いになったのですか。私はまあ余り外国語は知りません、尋常小学校しか行っておりませんから。このセンターというのは日本語でかたかなで書いてあります。これは一体こういう言葉を使うの、が大体において日本語として正しいかどうか。官庁あたりでも大分こういう言葉が使われておりますが、この問題についてひとつ大臣からお願いします。

第75回国会 内閣委員会 第6号(1975/04/15、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいま国立少年自然の家の問題について問題が提起されておりましたけれども、私も一応ひとつ大臣にお尋ねしたいと思います。  御承知のとおり、小学校、中学校というのは国民のいわば基礎教育である。ところがこの基礎教育が、教育内容については私は別としまして、少なくとも設備なんぞの面で、どうしたって子供たちの学校で設備なり環境というものをよくしてやらなければいかぬ。ところが御承知のとおり、非常に過密都市ではプレハブ教室がある、また運動場が狭くて運動もできないというのが一方であります。他方、今日、学校統合が非常に進められて、御承知のとおり農村地域ではずいぶん無理な、遠いところから通っているわ……

第75回国会 内閣委員会 第9号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○河田賢治君 皇室経済法の問題について、衆議院並びに参議院のいろんな議事録を読みましてやりとりを調べてみたのですが、どうも宮内庁の方が、内廷費の積算の基準ですね、物価が上がったとか、あるいはその他が上がったから何ぼ上げるということはあるのですけれども、その積算の基礎というものが、きょうも話がありましたけれども、実際その点余り明確に出てないわけですね。確かに二十二年に八百万円というものが出て、金森さんもいろいろ質素を旨とした生活だと言って、その予算を説明されております。それからまた、それに使われたいろんな費用の分類ですね、食事がどうだとか旅行がどうだとかいうような区分も、最近あなた方の方で区分さ……

第75回国会 内閣委員会 第10号(1975/06/03、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案でございますが、これと関連します公務員の問題について、緊急にこれは関連しますので質問を始めたいと思います。特にきょうは、ごく総論的なことで、また他の公務員関係の法案が出ましたときに必要な問題はわずかな時間でもいただいて、そしてこの問題に対する政府の見解等をさらにまた聞きたいと思います。  いま、御承知のとおり税関当局は、全税関労働組合の所属の職員に対して不当な差別を長年にわたって行ってきているということで、労働組合自身も大蔵省当局とも交渉しておるようであります。私は、この問題について直接その問題をどうこうしろというわけで……

第75回国会 内閣委員会 第11号(1975/06/24、10期、日本共産党)

○河田賢治君 恩給法の問題について質問いたします。  これは衆議院でもかなり詳しくこれらの内容についてはいろいろ質問とその回答があります。だから詳しく私はこれらの問題に入りませんが、一番問題なのは、要するに上厚下薄と申しますか、上には厚く下には薄い、この是正問題がたびたび問題にもなり、またこれらが御承知のとおり衆議院でも、また昨年の参議院などでもこの問題の要請が決議がされております。ことしも御承知のことおり衆議院ではこの問題が一つの問題になっておりますが、ここで一つ総理府長官にお聞きをするのは、長官は衆議院の審議においてわが党の中路議員の質問に対して、これは五月六日です。「五十年度予算の編成に……

第75回国会 内閣委員会 第12号(1975/06/26、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは恩給と共済法の問題ですが、ずっと前、委員会で大蔵当局に、特に関税局の問題ですけれども資料を要求したわけです。これは私個人の資料でなくして、委員会としての決定をいただいて、そして委員長さんから大蔵関係当局の方へ要求されておるわけです。ところがまだ、いまだに出てこないんです。かつて参議院で、渡辺議員が数年前ですけれどもその資料を要求した、個人として事前に要求したことがありますが、このときにはある程度出ているんですね。それが今度まだ一度も出ていないし、これについてずいぶん電話もかけてみましたが、なかなかはっきりした返事が出ないわけなんです。一体この問題について、まずおくれている……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1975/09/16、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの黒住君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に吉田忠三郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  理事の選任は委員長が行うことになっておりますが、委員長が欠席のため私がかわって行いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょう時間が非常に短いことでもありますし、私の質問も、きわめて具体的な問題でお尋ねしますから、簡潔に答えていただきたいと思います。  近畿日本鉄道ですね、近鉄ですか、営業のキロ数五百八十八・五キロ、四十九年度集計による輸送人員は年間七億五千万、運賃収入は五百四十億、従業員の数は一万二千八百名、このいずれをとりましても、日本の民間鉄道の中ではトップの座を占めているわけですね、これはあなたの方からいただきました資料によるものですが、これは間違いないですな。
【次の発言】 このようなトップの地位を占めておる近鉄が、保安対策、事故防止対策についてもやはりその位置にふさわしい対策、またその……

第76回国会 内閣委員会 第5号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○河田賢治君 行政管理庁は十一月の二十五日に「幼児の保育及び教育に関する行政監察結果に基づく勧告」というものを発表され、関係省の方へ出されたように思うんですが、これは言うまでもなく幼稚園と保育所が同じ幼児の保育、教育施設でありながら、行政の二元化のためその発展が阻まれていると、従来からわが党が指摘してきた問題でもあるわけです。そうした重要な課題をおくればせながら今回勧告されたということは、その内容においては十分でない点もあると思われますが、きわめて重視すべき問題提起であると考えるわけです。しかし、この十二月八日、この間もまた動植物検疫に関する行政監察というものがまとめられて、そして発表されてお……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1975/12/27、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に吉田忠三郎君を指名いたします。(拍手)

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1976/05/14、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは総理府長官から交通安全の問題で話がありましたが、ごく端的に少しお聞きしたいことがあるわけです。  今日では、都市における道路と鉄道との連続立体交差の事業というものが、要望が非常に声が高くなっている。交通安全上その促進は必要なことではありますが、この事業は最近巨額の投資を要する点において、特に自治体負担も非常に重く、財政事情悪化の折から自治体財政が大きな圧迫になっているということが言えるわけです。たとえば、ことしの三月に完成しました京都の駅と、これは山陰線ですけれども、二条駅間が、山陰線の連続立体交差化事業でいえば、総事業費が六十七億九百万円、うち京都市の負担は、関連事業を……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1976/05/21、10期、日本共産党)

○河田賢治君 この神戸の警察がとった処置について、現地に皆さんおられないんだから詳しくはわからぬと思いますけれども、ある程度それぞれの報告によって認識されるとは思うんですが、とにかく当日地元の兵庫県警の石谷対策本部長、交通部長ですね、こういうことを新聞で述べているんですね。暴走行為だけでなく暴動化することもある程度予測していたと、死亡事件が起こるような事態についても警戒していたということを新聞で発表されておるわけです。だから、そのお祭りには相当な予測がされているわけですね。これは三年間ですか、ずっと続いてきているわけで、それがだんだん年々たび重っていくごとに規模が大きくなっていると、したがって……

第77回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1976/07/15、10期、日本共産党)

○河田賢治君 最初に総理府の総務長官に伺います。  大体、きょう給与問題あるいは人事院勧告なりの問題については、他の委員諸君が話されましたので、かなりダブりますけれども、できるだけダブらぬような方向で質問したいと思うんです。  この国家公務員労働組合連合会、略称国公労連ですね、交渉相手というものは責任ある当事者は総理府総務長官である。このことは五月六日の衆議院内閣委員会で中路議員の質問によって確認されているので繰り返しませんが、御存じのとおり、国公労連というものは約十六万名をいま擁する国家公務員としては最大の連合体です。私はこの国家公務員法第十八条の二から見ても内閣総理大臣が本来の交渉相手だと……

第77回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1976/08/12、10期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の人事院勧告を概括して言いますと、引き上げ率が六・九四%、若干の定昇分が加えられるとしても、ことし四月の消費者物価上昇率、対前年同月比の、おたくの方で出されております資料によりましての九・三%を下回ると、こういう状態ですね。だから、物価よりも下回るということはそれだけ実質賃金が減るということなんです。これは去年からことしまでのことです。しかし、この給与の問題はこれからの問題になるわけです。御承知のように現在でも消費者物価は逐次上がっております。さらに卸売物価、これがやがてまた消費者物価にはね返るわけです。一昨日ですか、経済企画庁がもう赤信号を出しているのです。卸売物価がどんど……

第77回国会 内閣委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは、災害補償の法案の内容というよりも、この前社会党の委員からもお話がありましたが、主として、いま問題になっております統計局の頸肩腕症候群症状の方々の問題について、さらに聞きただしたいと思うんです。  まず第一に、御承知のとおり、最近このような病気というものが、だんだんと多くの人に普及――何といいますか、その病気にかかってきておる。単にキーをたたくだけでなく、あるいはタイプをたたくだけでなく、そうでない人にもいま起こってきておりますね。これはまあ言うまでもなく、今日の機械装置、だんだん自動化されるとか、電子機器をもって、いわばこれまで人間が機械を使っておったのが機械で人間が使……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1976/09/17、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福岡君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に野口忠夫君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  理事の選任は委員長が行うことになっておりますが、委員長が欠席のため、私がかわって行いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第78回国会 内閣委員会 第3号(1976/10/28、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは時間が非常に制約されておりますし、少し遅くなっておりますので、行管の問題に多く属するのですけれども、特に特殊法人の問題の給与問題、退職金の問題、これに限って質問したいと思います。  御承知のように、最近、経済の不況、インフレ、さらには景気がなかなか立ち直らぬとかいうような問題で、昨年は総理大臣以下各大臣が給与の一定の部分を受け取らぬというような問題がありました。このとき、特殊法人なんかで理事者あるいは相当の責任者の間でそういう話があって、まあ何らかの方法でそういう減額をしたところがありますかどうか、ちょっとそれをまずお聞かせ願いたいと思います。

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/11/02、10期、日本共産党)

○河田賢治君 大分同僚議員から同じような問題が提起されて政府側の答弁もありますが、多少問題を変えて特別職、指定職の問題について質問したいと思うんです。  今度、内閣総理大臣が一六%アップ、国務大臣が一六・七%アップ、こういうことになっております。これは昨年上がらなかったからことし一遍に上げるという話なんですが、しかし、まあ昨年はしんぼうができたわけですね、上げぬでも、一年間。そうすると、ことしは一般と同じぐらいに上げれば、去年しんぼうしたんだからまあことしも去年のしんぼうした分をそのまましんぼうし終わってずっと続いたらどうだということはどうなんですか。何も去年上げなかったからことし上げなきゃな……

第80回国会 内閣委員会 第4号(1977/03/24、10期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣も御承知のとおり、ことしは非常に雪が多かった。で、国鉄あるいはその他の交通機関の被害も多いし、とにかくいろんな交通について問題を投げかけているわけです。特に気象条件というもの、これが正確に気象庁が把握して、正確なものを情報として流さなくちゃならぬ。これもまだ不十分な面がずいぶんあります。それからまた、これに応じて国鉄その他の運輸機関、交通機関というものが対応していかなくちゃなりませんが、これもなかなか、少し雪が降ったり、雨が降ったり、風が吹いたりすると、科学の粋を誇る新幹線ですらちょいちょい運休をしております。こういう点はやはり今後の運輸行政で直さなくちゃならぬと思いますが、……

第80回国会 内閣委員会 第6号(1977/04/19、10期、日本共産党)

○河田賢治君 きょう私が質問しようと思ったことは、大分同僚の議員が先の発言であったものですから、かなり同じ問題が提起されておりました。けさの片岡議員の質問の中にもありましたように、恩給法の中身は一年おくれて支給される。ところがこういうことはやはり私たちもちょっと賛成しがたいわけです。やはり毎年公務員のベースアップもおくれてはおりますけれどもやられ、そうして四月から実施するという方向に今日では来ておるわけです。そうすると、恩給などにしましても、大体やはり最低生活か、それをちょっと上回る程度の生活を保障するというので恩給もあるわけなんですね。そうすると、政府が概算要求をつくり、それからいろんな法の……

第80回国会 内閣委員会 第8号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○河田賢治君 まず、皇室経済の法案について質問いたします。  今度の改定の理由として、「最近の経済情勢にかんがみ、内廷費の定額及び皇族費算出の基礎となる定額を改定する必要がある。」ということになっているわけです。具体的に、物件費については東京二十三区の消費者物価の上昇率、人件費については国家公務員給与のアップ率を根拠にされておることは承知しております。改定率について一定の根拠があることはわかりますが、これを額にして考えた場合に、たとえば内廷費一億九千万円、天皇の御家族は七人です。非常に高齢の方また青年の方もおられるわけですね。この一億九千万円をぜいたくと見るか適当と見るか、それぞれ判断が異なる……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、本法案に対して、怒りを込め反対の討論を行うものであります。  私は、まず初めに、政府と自民、民社両党が、多数の暴挙で本法案の成立を強行したとしても、本法案附則第六項は、未来永劫無効であることを宣言するものであります。なぜならば、現行の公用地暫定使用法第二条による米軍、自衛隊基地の強制使用期間は五月十四日で満了し、これによって政府の基地使用の法的権原が消滅したからであり、衆議院先例もあるように、使用期間満了後の使用期間の延長は法理上不可能であり、強制使用期間をカ年延長することを内容とする本法案附則第六項は、期間満了と同時に消滅したからであります。  そも……

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/26、10期、日本共産党)

○河田賢治君 非常に時間が迫っておりますので、私もできるだけ質問は簡単にします。大蔵省が中心で、あと国税庁、ほかの方は結構です。  大分きょうは社会党、公明党の同僚議員が質問されておりますので、私はごく簡単に、いろいろな年金の関係あるいは共済関係、災害補償とか、いろんなこういう社会保障的な問題は相当見直すべき時期にきていると思うのです。しかし、当面、今日いろいろ年金の格差問題というようなものがありまして、公務員の共済が高過ぎるとかいうことが言われておりますけれども、私たちの方は厚生年金の給付が余りにも低い。これはあなた方の所轄外ですけれども、厚生年金が低い。従って基本的な要因は、この厚生年金の……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 懲罰委員会 第1号(1977/08/03、11期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(河田賢治君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、はからずも懲罰委員長に選任されました。はなはだふなれでございますが、公平無私にその任を全うしたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大谷藤之助君及び中村禎二君を指名いたします。  本……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/06/08、11期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、三十分の時間で、きわめて大まかな点だけを聞いてみたいと思います。  まず最初に、この前、牛場・ストラウス会談で日米共同声明が出されました。ここには、やはり木材の輸入の拡大ということについて合意に達したというふうに言われておるわけですが、この点についてどのような共同声明に基づいて農林省はこの問題に対処されるのか。  それから第二は、御承知のとおり、近く東京ラウンドにおいて関税問題を中心に製材品などの輸入問題などについての協議が行われるわけです。もちろん、これは外務省が中心ですけれども、農林大臣も外務大臣に代行して盛んに外交交渉をやっておられるんだが、そういう意気込みで農林省と……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/05/24、11期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、いま提案されております法案に直接かかわりありませんが、それの前提となる林業政策に対して、特にマツクイムシの問題について少しお伺いしたいと思うんです。  去年、政府が発表したところによりますと、非常に気温の関係その他でたくさんの被害が出たと。三十六都府県、百二十七万立方メートルと言われているんですね。ある学者の計算によりますと、これは住宅に換算しますと大体五万戸の家が建つわけですね。そうすると、二十万人の人間が住む、それだけのものが去年のマツクイムシの被害で大きな損害を受けたわけなんです。ところが、このマツクイムシの防除について、一昨年ですか、五十二年に法律ができまして、四月……

第90回国会 懲罰委員会 第1号(1979/11/27、11期、日本共産党)【議会役職】

○委員長(河田賢治君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  これより理事の補欠選任を行います。  現在、本委員会の理事が二名欠員となっております。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に木村睦男君、鍋島直紹君を指名いたします。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十三分散会

第90回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/29、11期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうの委員会は大体皆、各党とも同じような一つの問題に集中しておりますので、大体聞く方も聞かれたし、答える方も大体答えられた。まあ重複するとは思いますが、やはり党を代表しての質問ですから、また、時間も三十分しかありませんので、ごく簡単に私の方もお尋ねしますし、大臣及び局長の方も簡単にお答えしていただいて結構です。  第一は、目標の上積みの責任、この問題だと思うんです。閣議了解、昭和五十三年一月二十日ですか、あるいは中川元農水大臣が国会で繰り返し言明してきましたこの転作目標を三年間固定するという政治公約を、米の需給の不均衡が拡大したということの理由で簡単にほごにするということは、私……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/07、11期、日本共産党)

○河田賢治君 私も時間が余りありませんから、まず、大臣が留守なので政務次官に御答弁願いたいと思います。  先ほども話がありましたように、今回の日本発馬機事件は、健全な競馬の発展を願っている全国の多くの競馬ファンの期待を裏切るもので、日本中央競馬会の監督責任を持つ農水省の責任はきわめて重大である、こう思います。当局によって乱脈な経理問題を指導されているのは、中央競馬会が出資している日本トータリゼータ株式会社、共栄商事株式会社、日本競馬施設株式会社などがあるわけでありますが、いずれにしましてもこれらの最終の責任は、御承知のとおり毎年大臣に事業計画を出し、また収支の決算を大臣に報告しておるわけであり……

第91回国会 農林水産委員会 第1号(1979/12/21、11期、日本共産党)

○河田賢治君 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する日本共産党提案の修正案につきまして、その内容と理由について説明いたします。  修正の第一点は、退職年金及び遺族年金の支給開始年齢の延伸にかかわる規定を削除することです。  これは、農林漁業各団体における定年制施行の現状下において、その延長の保障もなく、支給開始に新たな空白期間が生ずる等、現行制度の改悪につながるからであります。  現在、農林漁業各団体の七割が定年制を実施しており、六十歳未満の定年をしいている団体は実に三分の二もあるのが実情です。支給開始年齢の延伸措置に……

第91回国会 農林水産委員会 第7号(1980/04/08、11期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております農業災害補償法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  政府の改正案は、全体としては前向きのものと評価するにやぶさかではありません。果樹共済における掛金割引制の導入、全相殺方式のてん補の改善、災害収入方式の実施など、果樹農家の意向に沿った制度の充実が図られております。また蚕繭、家畜共済でも、これまでより前進した内容になっております。  しかし、果樹共済では、農民の間で最も要望の強い樹園地ごと引き受け方式は実施されず、一方、半相殺方式の導入と引きかえに支払い率を後退させ、また無事故……

第91回国会 農林水産委員会 第11号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、本法案に対し反対討論を行います。  精糖業界の健全な発展を図り、国民に砂糖を安定的に供給するためには、大商社による精糖業界の不当な支配にメスを入れ、規制することなしに解決できるものではありません。  本法案に反対する第一の理由は、大手の商社、精糖メーカーの投機的商法による経営の失敗をみずからの責任と努力によって解決させるのではなく、消費者、国民と、中小精糖メーカー及びそこに働く労働者の犠牲によって救済するものだからであります。五十二年以降、二年間だけでも大手精糖十一社に対して六百九億円もの赤字救済をしております。  第二の問題は、本法により、輸入糖の需……



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは主として静岡県の田子の浦のヘドロの問題について質問したいと思います。  御承知のように、私は昨年夏、農水委員会で山中長官にこの問題を提起しまして、水質保全法によって水域指定ををサボって、排水規制を放棄してきた経企庁の責任の重大性。第二にヘドロの海中投棄をやめること。第三、企業の操業を一時中止ないし規制する処理対策を急げ等等について質問しましたけれども、御承知のように、昨年もこの田子の浦は、世界の公害科学を研究しておる学者が集まりまして、あの非常にひどい状態はまさにこれは公害の見本であるといって、外国の学者たちが来まして、非常にこれはわれわれ日本人にとっても、このことは教訓……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が非常に限られておりますので、公立高校の問題についてお伺いしたい。特に答弁はできるだけ簡潔にひとつ短くやっていただきたいと思います。  まず文部省の方に聞きますが、文部省来ていますか……。  時間が何ですから自治省関係で聞いておきます。非常に頭脳明晰な佐々木喜久治さん、いま税務局長ですか、なっておられます。これは課長の時代です。頭脳明晰な方ですから、きわめてここにははっきりとお述べになっておられるわけです。「都道府県は、当該都道府県立の高等学校の施設の建設事業費について、住民に対し、直接であると間接であるとを問わず、その負担を転嫁してはならない。」という規定があるわけですね。……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/04/07、9期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは主として超過負担の問題についてお伺いしたいと思います。  昨年の国会でも、予算委員会の一般質問で、私は各省の大臣にこの超過負担の解消を要請したわけです。また、政府も、御承知のように、六事業について今度調査されて一応改善の方向は出ておりますけれども、非常に私たちはこの改善の方向自体でも大きな問題がまだまだ生ずるんじゃないかという不安を持っております。  まあ時間がありませんから、たくさんありますけれどもほんの二、三の問題だけを……。  学校の、小中学校の建設費の超過問題、これについてちょっとお聞きしたいと思います。それからその次に保育所の問題をお聞きしたいと思うのです。御承……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本共産党)

○河田賢治君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。  これより主査及び副主査の選任を行いますが、選任は投票によらず主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に黒住忠行君、副主査に栗原俊夫君を指名いたします。
【次の発言】 ちょっと時間がおくれてはおりますが、予定された範囲内で終わりたいと思うんです。  きょうは特別に気象庁に関する問題にしぼって、余り他の関係省庁の方も呼ばずに、それにしぼってやって……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○河田賢治君 国会の職員の問題について伺います。  職員の中で、上級職甲採用者と参議院独自の採用者乙との非常な格差があるわけですね。参議院における職員のうち、大卒上級職甲試験合格者は――簡単にしますため、私の方で、もうできるだけいただいたものでしゃべります。二十六人あると言われておりますが、間違いございませんか。
【次の発言】 人事課からいただいた上級職――上級甲ですね。採用者一覧を見ますと、甲と乙との採用の差が明確にこう出ておるわけですね。たとえば三十年採用、三十一年採用者で甲の合格者は三人も課長になっているんですが、本院採用者はだれもないわけですね。それで、たとえば課長補佐を見ても、三十六……


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データ更新日:2022/12/09

河田賢治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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