河田賢治参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、当面する内外政策の若干の重要問題について、総理の所見をただしたいと思います。 第一に、ベトナム問題であります。総理は、昨日、衆議院でのわが党の松本議員の質問に対して、「米国のベトナムにおける軍事行動は、ベトナム政府の要請に基づく集団自衛権の行使であり、国連憲章第五十一条に基づくものだ」という考えは今日も変わりないと、重ねて答弁されました。そこで、まず最初に確かめておきたいのは、総理は、ベトナム戦争がアメリカの計画的侵略であることをみずから認めている米国国防総省秘密報告の発表された一部でも読まれたことがあるのかどうかという点であります。アメリカがベトナ……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、国連総会が決定した中国の国連代表権回復問題についての政府の見解をただすものであります。 世界注視のうちに開かれていた国連総会は、昨二十六日、アメリカ政府、日本政府などの執拗な妨害にもかかわらず、ついに中華人民共和国の国連議席並びに安保常任理事国の議席回復、蒋介石かいらい政権追放という歴史的な決議を参加国の圧倒的多数で可決しました。このことは、二十二年前に中国人民から追放されて以来、アメリカ第七艦隊を中心とする軍事力とドルの庇護のもとに存続してきた亡命政権、一地方政権にすぎない蒋介石かいらい政権が、不当にも国連で中国代表を僣称してきたという虚構がついに……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十七年度一般会計予算外二案に反対する討論を行なうものであります。 まず最初に、本予算案の審議の過程で露呈された佐藤内閣の憲法無視、国会の権威と審議権をじゅうりんする不当行為とその政治責任についてであります。 四次防予算の先取りに端を発し、台湾領土帰属をめぐる総理食言問題立川基地への自衛隊やみ討ち移駐、沖繩への自衛隊資材の強行配備、沖繩交渉密約と言論報道弾圧など、どの一つをとっても内閣退陣に値する不当行為を積み重ねながら、最小限の責任さえとろうともしなかった佐藤内閣の政治責任は重大であります。特に、沖繩協定発効を前にして……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、総理の施政方針演説について、主として内政問題を質問いたします。 まず、財政経済政策についてであります。今日、国民は、物価のとめどもない値上がり、重い税金、社会保障の極端な立ちおくれなどに苦しみ、このような事態を生み出した歴代自民党政府の財政経済政策の根本的な転換を強く要求していることは、さきの総選挙の結果も示しているところであります。総理も、国民の政治に対する期待や不満を痛いほど感じ取ったと述べておられるのでありますが、それならば、歴代自民党政府のアメリカ追随、大企業奉仕の経済政策を、国民の命と暮らしを守る政策に根本的に転換することこそ、まじめな態度……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案並びに修正案に反対の討論を行なうものであります。 まず最初に私は、政府・自民党が、国民生活に重大な影響を与える本法案の成立をはかるために、手段を選ばず、憲法、国会法を踏みにじり、強行採決、大幅会期延長をあえて行ない、さらには、運輸委員会に対するわが党議員の再三にわたる委員外発言の要求を拒否するなど、議会の民主的運営を踏みにじって省みないファッショ的態度に対し、強く抗議し、糾弾するものであります。 本法案に反対する第一の理由は、国鉄運賃の大幅引き上げが、今日の異常な物価高に一そ……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の補正予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。 いま、国民は毎日のようにつり上がる諸物価の高騰、灯油、砂糖をはじめ、生活必需品の全般にわたる入手難という異常事態に直面し、言い知れぬ不安と自民党政治への憤りを込めてみずからの生活防衛に立ち上がり、政府にその緊急な解決を強く要求しているのであります。特に、全国約百三十七万人に及ぶ生活保護者をはじめ、養護老人、各種年金生活者、身体障害者など、いわゆる社会的弱者といわれる国民にとってこの事態の解決は、一刻の猶予も許されない深刻な課題となっているのであります。まさに国民生活の救済と防衛のための……
○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案、いわゆる教頭法案について、反対の討論を行なうものであります。 反対の第一の理由は、この法案が本日の本会議に上程されるに至った経過が示すように、事国民の合意を前提とすべき教育に関する重要法案を、自民党が相次ぐ強行採決によって議会制民主主義をじゅうりんし、その成立をはからんとする点であります。 教頭法案は、国会に提出されて以来すでに三回、そのたびに世論の強い反対で廃案となり、前国会でもようやく継続審議となって今日に至ったものであります。しかも、今国会での本法案の取り扱いは、衆議院において議長の凍結解除が行なわれた直後の……
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