このページでは初村滝一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。初村滝一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○初村滝一郎君 まず質問に入る前に、政府側に特に留意してもらいたいのは、佐藤総理は七〇年代は内政の年と言っております、今日わが国は政府と国民一人一人の努力によって経済大国になって、後進国に対する経済援助も本年度は政府並びに民間を合わせまして四千五百億という膨大な金額になっております。このことはまことにけっこうなことでございます。しかしながら内政面においては、公害をはじめとして、まだまだ解決しなければならない問題、特に日の当たらない谷間のいろいろな問題、またひずみ是正の問題があるようでございます。このような問題の早急な解決があってこそ、総理の言う内政の年ということばが名実ともに生きるものと私は考……
○初村滝一郎君 私は、九号台風によって特に長崎県のビワが非常に災害をこうむった。そういうことで、果樹共済の品種の中にビワという項目が入っておらないわけです。これを法律を変えるわけではなし、政令できめればいいと、こういうふうに私陳情を受けておるわけでございますが、これについて政令で農業共済の品種の中にビワを入れる考えはないか、これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、調査の結果がわからなければ入れないということなんですか。
○初村滝一郎君 よろしくお願いいたします。(拍手)
○理事(初村滝一郎君) それでは委員会を再開いたします。 昭和四十三年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
○初村滝一郎君 政府は、昨年五月のライフル銃によるいわゆるシージャック事件またはことしの二月十七日の栃木県真岡市の銃砲強奪事件、そのほか模造拳銃等による銀行の強盗、さらにまた昨年三月三十一日の「よど」号のいわゆるハイジャック事件、こういうものが最近における銃砲等による犯罪や人身事故の発生にかんがみて、これらを防止するために、今回、ライフル銃所持制限の強化、銃砲の所持者及び銃砲販売店の保管義務の強化並びに模造拳銃及び模造刀剣類の所持制限等を内容とする法律の改正案を提案されましたことは、まことに時宜を得たものと思うのでありまするが、私は、さらに、若干の疑問点がありますので、政府当局にお尋ねをしてみ……
○初村滝一郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十六年度補正予算三案に対し、賛成討論を行なうものであります。 昨年来の景気後退を背景に、政府は昭和四十六年度の予算をいわゆる中立機動型予算とし、政保債の発行限度の弾力措置を活用するなど、経済動向に即応せしめる体制を整え、予算成立後も数次にわたる金融緩和措置、財政投融資の追加及び公共事業の繰り上げ実施など、積極的な景気浮揚策を講じ、その結果本年六、七月には景気回復のきざしがあらわれ、本年度の後半には安定成長路線に復帰するものと見られるに至っていたのであります。ところがそのやさき、八月十五日、突然アメリカのドル防衛……
○初村滝一郎君 水産三法に対する質問を行なうわけでございますが、午前は十二時までと、午後一時からというような時間の割り当てがあるわけですが、それでまず、私は、漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案についてお尋ねをしてみたいと思います。 今回、漁業協同組合の整備促進法が昭和三十五年に制定されてから、同法に基づいて設立された漁業協同組合整備基金を中心として、これまでに不振組合の整備、あるいは組合の合併について、かなりの実績があったと私は思うわけでございます。ところが、今回、漁業協同組合整備基金の解散を含めて漁業協同組合整備促進法を廃止する理由に至った原因をまずお尋ねしたいと思います。
○初村滝一郎君 私は、今回の質問順位につきまして、理事会において数度にわたって意見の調整をしたのでありまするが、いまだに完全な意見の一致をみておりません。この段階におきましては、従来の慣例を尊重して、すみやかに委員長において進行するようにお願いをいたします。よって向井委員から提案されたことに私どもは反対をせざるを得ません。よって委員長に一任をいたします。
○初村滝一郎君 私は、離島問題、特に、離島の中の航路、医療、この二つの問題を中心に政府の見解をお尋ねいたしたいと思います。 まずその前に、離島の実態を各大臣は知っていただきたいと思います。まず、東京までの所要時間について、鹿児島県の離島を例にとりますれば、与論島を朝五時に出発をいたします。途中、沖永良部島、徳之島、奄美大島、種子島等を経由して、翌朝の午前六時に鹿児島に着きます。鹿児島駅から東京行きの最も速い列車「はやぶさ」号で十二時三十分に出発いたしますと、新幹線を利用しても、東京へは翌日の午前十時三十分に到着します。延々五十三時間三十分を要するのでございます。北海道の利尻島からは約三十五時……
○理事(初村滝一郎君) この際、おはかりいたします。
委員外議員喜屋武眞榮君から発言を求められておりますので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。喜屋武君。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十分散会
○初村滝一郎君 私どもは六十分を三人で質問するように時間の割当をしてもらっております。したがって、質問も個条的になろうかと思います。そこで個条的に私も申し上げますから、答弁のほうもごく簡明に、わかりやすくお願いをいたしたいと思います。
まず、政府は果振法に基づいてミカンの長期的需給の計画について再検討を加えて、今後の果樹農政の確立に役立たせるべきではないか、かように考えるわけなんです。この点について御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 この四十七年度のミカンの需給状況から見ますと、やはりミカンの転作等の生産調整をする必要がありはしないかということをおぼろげながら直感するわけでございます。……
○理事(初村滝一郎君) 四案に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたし示す。
農業近代化資金助成法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法案、農林中央金庫法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案の審査のため、来たる六月七日、全国農業協同組合中央会会長宮脇朝男君、農林中央金庫理事長片柳眞吉君及び財団法人協同組合経営研究所理事長一楽照雄君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○理事(初村滝一郎君) 本日の四案に対する質疑はこの程度にとどめます。
暫時休憩いたします。
午後零時十七分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
当面の農林水産行政に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時四十七分散会
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
去る十九日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が、また昨二十日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君が、また本日、工藤良平君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか……
○初村滝一郎君 私は、有明海問題にしぼって長官にお尋ねをしたいと思います。 過ぐる五月二十二日に、有明海に第三水俣病が発生したことが、新聞、ラジオ等で報道されまして、関係漁民などが、工場の排出した水銀によって健康をおかされているという事実が判明したのでございます。しかしながら、漁民の受けた被害というものは健康だけにとどまったものではない。この報道をきっかけに有明海全域にわたって魚価が非常に暴落をした。また、多数の漁民が大きな経済的損失を受けるに至ったのであります。福岡、佐賀、熊木各県の漁民は申すに及ばず、漁業関係者はひとしく大きな痛手を受けているのであります。私は、過ぐる本月の二十日に、長崎……
○初村滝一郎君 私は、答弁要りませんから、時間の関係で。 厚生省が、過ぐる二十四日にこの水銀、メチル水銀等による〇・四、〇・三という記事が出ましたね。それで、厚生省の発表とうらはらに、国民は非常に不安がっておる。消費者も生産者もすべての者が不安がっておる。この不安を、やはり厚生省が種をまいたのですから、必ず解消するように最善の努力を払ってもらいたい、これが第一。 第二点は、やはり厚生省が発表する以上は、権威ある、統一した権威あるものにしなければならない。したがって、マスコミがどういう取り方をするか知りませんけれども、その点を十分に考慮して、国民に不安のないようにひとつやってもらえば幸いだと……
○理事(初村滝一郎君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告に関する件についておはかりいたします。
先般、当委員会が委員派遣を行ないました北海道伊達市における火力発電所の建設が農漁業に及ぼす影響についての調査のための派遣委員の報告書が委員長の手元に提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十九分散会
○初村滝一郎君 私は水産三法の質問に入る前に、まず総括的なわが国の漁業の現状について質問いたしますが。政府側の答弁は、私の質問時間の約倍と見て御答弁を願いたい。そうせぬと時間の関係がありますのでよろしくお願いいたします。 わが国の漁業は、国民の必要な食料として動物たん白質を安定的に供給する重要な使命と役割りを持っているのであります。近年における漁獲高の推移を見てみますと、順調に年率四%以上の伸び率を見せておるのでありますが、四十六年には九百九十万トン、金額にして一兆円の漁獲をいたしております。また、四十七年度には一千万トンを突破して、これはもう名実ともに世界一の漁獲をあげて食料産業としてその……
○初村滝一郎君 去る六月三十日と七月一日の二日間、園田委員、辻委員、沢田委員、塚田委員、それに私、初村の五人は、熊本、福岡、長崎の三県で、有明海等の水銀等による漁業被害の実情を調査いたしてまいりました。詳細な報告は会議録の末尾に掲載させていただきたいと存じますので、ここでは時間の制約もあり、簡単な概況報告にとどめることを御了承願います。 まず、調査日程ですが、第一日目は、熊本県庁、水俣市、宇土市で、熊本県知事をはじめ、関係者多数の方々から、現況の説明と要望等を聴取いたしました。また、宇土市では、日本合成化学工業熊本工場を視察いたしました。 翌二日目は、大牟田市に行き、福岡県当局等関係者から……
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、三案の質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に発言もなければ質疑は終局したものと認めます。
これより三案の討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に発言もないようですから、これより三案の採決を行ないます。
まず漁船損害補償法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 総員挙手と認めます。よって本案は全会一致をもって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に……
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。
なお、討論採決は次回に行ないます。
【次の発言】 次に農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず政府から趣旨説明を聴取いたします。鈴木政務次官。
【次の発言】 次に、本案の補足説明を聴取いたします。
なお、本案は衆議院において一部修正が行なわれておりますので、修正点につきましても便宜政府委員から説明を聴取いたします。内村農林経済……
○理事(初村滝一郎君) 速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後六時四十二分散会
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。
【次の発言】 当面の農林水産行政に関する件を議題といたします。本件に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時三十二分散会
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
水銀等による水産動植物の汚染に係る被害漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。
まず、提出者から趣旨説明を聴取いたします。仮谷衆議院農林水産委員長代理。
【次の発言】 それでは、これより本案の質疑を行ないます。
質疑のある方は順次発言を願います。――別に御発言もなければ質疑はないものと認めます。
これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより採決を行ないます。
水銀等による水産動植物の汚染に係る被害漁業者等に対する資金の……
○理事(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が、また十九日、山田徹一君及び村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び横川正市君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
本日の本会議で私が当委員会の委員長に選任されました。もとより浅学非才で何もわからないものでございまするけれども、委員会の運営にあたりましては、円滑公正に行なっていく覚悟でございますので、委員の皆さま方の絶大なる御協力を得たいと思いますのでよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりをいたします。
本委員会は今期国会におきまして、農林水産政策に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、鍋島直紹君が委員を辞任され、その補欠として久次米健太郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についておはかりいたします。
園田清充君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
ただいまの理事辞任を含め、理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。亀井委員。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高橋雄之助君を指名いたします。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。
石油需給適正化法案について商工委員会に対し、また、国民生活安定緊急措置法案について物価等対策……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十二月十九日塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任をされました。 また、一月十九日中村波男君、村田秀三君及び辻一彦君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君、神沢浄君及び森勝治君がそれぞれ委員に選任されました。 また、一月二十一日森勝治君が委員を辞任されました。 同日宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。 本日久次米健太郎君が委員を辞任され、その補欠として鍋島直紹君が委員に選任されました。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、杉原一雄君、亀井善彰君及び河口陽一君が委員を辞任され、その補欠として、中村波男君、中村登美君及び斎藤十朗君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十九年度農林省関係の施策及び予算に関する件を議題といたします。
まず、農林大臣の所信を聴取いたします。倉石農林大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度農林省関係予算について説明を聴取いたします。山本農林政務次官。
【次の発言】 本件に対する質疑は後日行なうことといたします。
本日は、これにて散会いたします。
……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、鍋島直紹君、中村登美君、斎藤十朗君、岩本政一君及び中村波男君が委員を辞任され、その補欠として久次米健太郎君、亀井善彰君、河口陽一君、棚辺四郎君及び杉原一雄君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十九年度農林省関係の施策及び予算に関する件を議題といたします。
本件につきましては、前回すでに説明を聴取いたしておりますので、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、吉田忠三郎君及び沢田実君が委員を辞任され、その補欠として、中村波男君及び宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十九年度農林省関係の施策及び予算に関する件を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、本件に対する質疑はこれをもって終了いたしました。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、宮崎正義君及び塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として沢……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高橋雄之助君を指名いたします。
【次の発言】 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたしま
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。倉石農林大臣。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。倉石農林大臣。
【次の発言】 本案は衆議院において修正されておりますので、修正部分の説明を聴取いたします。衆議院農林水産委員長代理坂村吉正君。
【次の発言】 次に補足説明を聴取いたします。福田林野庁長官。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は前回聴取いたしておりますので、これより……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、参考人の意見を聴取いたします。 参考人として財団法人肥料経済研究所常務理事宮内正次君、東京大学教授熊沢喜久雄君の御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ、本委員会にわざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。 参考人におかれましては、忌憚のない御意見をお述べくださいますようお願いを申し上げます。 なお、議事の進め方といたしましては、最初に参考人か……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明はすでに聴取いたしておりますので、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
暫時休憩いたします。
午後零時四十八分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高村雄之助君を指名いたします。
【次の発言】 森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、山田徹一君及び塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び小笠原貞子君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして、理事が一名欠員となっておりますので、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に塩出啓典君を指名いたします。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高橋雄之助君を指名いたします。
【次の発言】 森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に塩出啓典君を指名いたします。
【次の発言】 農用地開発公団法案を議題といたし、前回に引き続き質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
次回は、……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農用地開発公団法を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 それから住田部長さんは資料を出してください、いいですか。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。
なお、討論、採決は次回に行ないます。
【次の発言】 次に、漁業災害補償法の一部を改正する法律案、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、沿岸漁場整備開発法案、以上三……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず政府から趣旨説明を聴取いたします。倉石農林大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。福田林野庁長官。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日行なうことといたします。
【次の発言】 私は、今回提案されております漁業災害補償法の改正案、漁業近代化資金助成法並びに中小漁業融資保証法の改正案、そして沿岸漁場整備開発法案の三法案について質問を行ないます。
まず、これら三法案の内容に入ります前に、わが国の漁業の役割り、さらにまた、わが国の漁業をめぐる環……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十四日亀井善彰君が委員を辞任され、その補欠として平泉渉君が選任されました。
【次の発言】 農用地開発公団法を議題といたします。本案に対する質疑は、すでに終局しております。
塚田君から委員長の手元に修正案が提出されております。この際、本修正案を議題といたします。まず、塚田君から修正案の趣旨説明を願います。塚田君。
【次の発言】 別に御発言もないようですから、これより原案並びに修正案について討論を行ないます。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないよ……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として辻一彦君が選任されました。
また、本日の本会議において、小川半次君が委員に指名されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたましす。
委員の異動によりまして、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に高橋雄之助君を指名い……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
漁業災害補償法の一部を改正する法律案、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、沿岸漁場整備開発法案、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き三法案の質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
漁業災害補償法の一部を改正する法律案、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、沿岸漁場整備開発法案、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、三法案の質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。
他に御発言もないようですから……
○委員長(初村滝一郎君) それでは、ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に高橋雄之助君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として、早稲田大学教……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農業者年金基金法の一部を改正する法律案、農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案、以上二法案を一括して議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 両案に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十三分散会
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、足鹿覺君及び杉原一雄君が委員を辞任され、その補欠として森元治郎君及び辻一彦君が選任されました。
また本日、神沢浄君及び森元治郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君及び足鹿覺君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動によりまして、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
まず、理事の辞任及び補欠選任についておはかりいたします。
鶴園哲夫君から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
ただいまの理事辞任及び委員異動に伴う欠員三名、計四名の理事が欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、私が引き続き委員長の重責をけがすことになりました。もとより浅学非才でありまするけれども、委員会の運営には皆さま方の協力を得て、公正に行なう所存でございます。よろしく御願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 まず理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は五名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に梶木又三君、高橋雄之助君、工藤良平君、吉田忠……
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産政策に関する調査を議題といたします。
まず、先般当委員会が行ないました九州地方の委員派遣について派遣委員の報告を聴取いたします。高橋君。
【次の発言】 ただいま高橋君から御要望のありました会議録掲載の件につきましては、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載をいたします。御了承をお願いします。
この際、ただいまの報告について質疑を行ないます。
【次の発言】 他に発言もなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了いたしました。
○委員長(初村滝一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産政策に関する調査を議題といたします。
まず、先般本委員会が行ないました秋田班及び北海道班の委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。
まず、秋田班。工藤君。
【次の発言】 次に北海道班の吉田君。
【次の発言】 ただいま工藤君及び吉田君からそれぞれ御要望のありました会議録掲載の件につきましては、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することといたします。御了承をお願いいたします。
この際、ただいまの報告について質疑を行ないます。喜屋武君。
○初村滝一郎君 私は、過ぐる七十二国会以来、微力ながら当委員会の委員長の重責を果たさせていただきました。これはひとえに皆さま方の御支援のたまものと深く感謝を申し上げる次第であります。今後は一委員としてつとめますので、今後ともよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(拍手)
○初村滝一郎君 私は、ただいま提案説明のされた外国人漁業の規制に関する法律の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思います。時間の関係がありますので、私は五つの問題にしぼって質問いたしますから、一つずつ簡明に答弁願えれば幸いと思います。 まず、第三次国連海洋法会議についてお尋ねいたしますが、第三次国連海洋法会議のジュネーブの会期は、ことしの三月十七日から五月の九日まで百四十カ国が参加して開催されております。そして次回の会議のたたき台となる単一草案を作成して、来年の三月二十九日からのニューヨーク会議に引き続かれておるようでありますが、領海の幅員、それから経済水域、大陸だな等わが国の漁……
○初村滝一郎君 私は、まず海洋法会議の動向と各国の動きと、あわせて海洋法会議の先取りの動きについてまずお尋ねをし、それから漁業三法の各条項に入って質問をいたしたいと思います。 これからのわが国の漁業を考える場合に、第三次国連海洋法会議の動向に代表される国際環境の変化を見きわめることが私は最も大事ではなかろうかと、かように考えるわけであります。しかしながら、この種の会議は百五十カ国に及ぶ多数の国々が参加しておりまして、勢い先進国対発展途上国、地理的大国対内陸国あるいはまた、地理的不利国等の利害関係グループ間における意見の調整を図ることは非常にたやすくありません。そこで、去る三月十五日から五月七……
○初村滝一郎君 総理には御苦労さんでございます。
今日ほど、この日ソ漁業交渉に当たっての国民の世論が高まったことはないと思います。国会もまた、党首会談等を開いてこれに協力するという態勢ができたわけでございますが、この新しい日ソ間の情勢を踏まえて三たび農林大臣が訪ソするわけでありますが、これに対する総理の訓示というか、話し合いというか、そういう点の考え方をまずもってお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は、きのうの新聞で、韓国の朴大統領が三十日の閣議で、日韓大陸だな協定の批准かもし実現しない場合、――実現したときは別だけれども、もし実現しない場合には対抗処置を考えるという指示をしておるんで……
○初村滝一郎君 私は、先般本委員会の実情調査の第二班の一員として西日本関係、山口、佐賀、福岡、長崎、各県の漁連代表及び日本底びき網漁業、並びに日本遠洋まき網漁業関係者からその実情を聴取して、特に長崎県の対馬の漁業者等の強い要望に基づいて政府関係者に質問をいたしますから、率直な誠意ある答弁を簡明にお願いしたいと思います。 まず、先ほど第二班の口頭報告にもありましたように、現在西日本の漁業者が一番困っている問題は、ソ連の罰金狩りと称しておりますが、罰金の攻勢であります。私たちが現地で聞いた中に、対馬の若宮丸という例があります。これはイカ釣り船でございますが、その若宮丸のビルジポンプからの排水は当……
○初村滝一郎君 私は、二つの問題について大臣並びに関係者に質問をいたしたいと思います。 まず第一は、二百海里時代におけるわが国の漁業の対応策であります。 さきの国会で、領海法あるいはまた漁業水域法を制定して、わが国も二百海里時代に処する国内漁業の対応を一応講じたと言ってもいいと思います。ところが、国際的にはアメリカあるいは韓国、中国、この東西関係は、私はまあまあというふうに楽観し過ぎてはいけないけれども、対応策はあると思うんです。ところが、ソ連あるいはオーストラリア、ニュージーランド等の南北関係が非常に問題が残っておる。それでまた、私ども漁民といたしましても、非常に不安定な状態が続いておる……
○初村滝一郎君 私に与えられた時間が三十分でございますから、答弁は簡単にお願いをいたします。 私は、水産加工金融の整備、それから原料魚の確保対策、それから輸入対策、この三点についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、この法律が水産加工業界待望のものであったことは、大臣もすでに御承知のとおりであります。ところが、農林漁業金融公庫から融資をさせるということについて、今回通産省の反対を押し切って、適当な借り主の選択によって農林漁業金融公庫が選ばれたということは、私は本当にうれしく思うわけであります。したがって、通産省が農林漁業金融公庫で融資することに反対した理由そのものが私はわからない。二百海……
○政府委員(初村滝一郎君) 私が今回農林政務次官に就任いたしました初村滝一郎でございます。 御承知のように、農政全般にわたっても、また林業問題にいたしましても、特に二百海里の水産問題の環境にいたしましても、厳しいものがございます。大臣を補佐して、先生方の協力を得て、りっぱな農政その他をやりたいと思いますので、皆様方の格段の御支援を心から御期待申し上げまして、簡単でございますがごあいさつにかえます。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(初村滝一郎君) 漁港審議会委員上杉武雄、及川孝平、佐藤肇、瀬尾五一、瀬戸尚、高木淳、林原嘉武、松田惣之助、森勝の九君は七月一日任期満了となりますが、及川孝平、佐藤肇及び瀬尾五一の主君を再任し、また、上杉武雄、瀬戸尚、高木淳、林原嘉武、松田惣之助及び森勝の大君の後任として、佐々木延男、高橋武雄、竹鼻三雄、西村武典、早川涌吉及び村山隆彦の大君を任命したいので、漁港法第九条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 以上九君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、佐藤肇、瀬尾五一の両君は漁港の整備及び漁港の修築に関する技術について、及……
○政府委員(初村滝一郎君) 農林省関係の昭和五十三年度防災関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十三年度の農林省防災関係予算は、総額四千六百二十一億円で、その内訳は、科学技術の研究六億円、災害予防十一億円、国土保全二千一百十二億円、災害復旧等二千四百九十二億円となっております。 このほか、農林漁業金融公庫の災害関係資金として、百九十六億円の貸付計画額を計上いたしております。 以下、その概要について御説明申し上げます。 まず、科学技術の研究といたしまして、国及び都道府県の試験研究機関において農作物の冷害、干害等の災害防止、漁船の事故防止、治山技術の確立等各種災害の防止に……
○説明員(初村滝一郎君) きのう政府から諮問をして、そしてゆうべ遅く私は答申の内容を自宅に届けていただいて、その内容をつぶさに見てみたわけですけれども、各委員の中には賛成もあれば、もう少し上げるべきではないかというような議論もあったというふうに記されているようであります。したがって、委員会としては、諮問の算定方式によって決定することはやむを得ないであろうというような答申になっておるようであります。 なお、本年度の麦作の拡大傾向が今後定着をするように麦作生産奨励とか、あるいは生産性向上とか、技術改善対策等を一層充実するように努力してもらいたいというようなことが付されております。 したがって、……
○政府委員(初村滝一郎君) 昭和五十三年度農林水産関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十三年度一般会計における農林水産関係予算の総額は、総理府など他省庁所管の関係予算を含めて三兆五百六十七億円であり、前年度の当初予算額と比較して一五・八%、四千百六十六億円の増加となっております。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一に、食糧需要動向の変化に対応した農業生産の再編成に関する予算について申し上げます。 最近、稲作志向がきわめて根強い一方、米に対する需要が引き続き停滞しているため、米過剰の基調は一層強まっており、他方麦、大豆、飼料作物等今後増産の必要な農産……
○説明員(初村滝一郎君) いま村沢委員がおっしゃるように、私どもが前もってPRをした事実はないわけでありまして、大体ことしの生産者米価については、先ほど長官が申し上げたとおりに、現在最終的な算定作業に入っておるわけでありますから、それで、いまこの結論づけつつあるのであって、まだ決まっておりませんわけでございますから、それを言う必要もなし、また言うはずもないわけですが、決して私どもはそういうことをやったということじゃありません。けさ何か新聞に一・八云々というような新聞の情報があったようでありますが、これもまた私どもが関知したいことでありまして、決してそういうことをやったことはありません。 その……
○政府委員(初村滝一郎君) 森林組合法、案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。 わが国の森林・林業は、木材等の林産物の供給と国土の保全、水資源の涵養等を通じて、国民生活の向上に大きく貢献してきたところであります。 このような森林・林業の果たす役割りに対する国民的要請は、今後とも一層増大するものと思われるのでありますが、同時に、これまで林業の中核的担い手としての役割りを果たしてきた森林組合に対する期待も大きいと考えられるのであります。 現行の森林組合制度は、昭和二十六年に森林法中に規定され今日に至っているのでありますが、最近における森林・林業をめぐる厳しい諸情勢を……
○政府委員(初村滝一郎君) 国の予算の伸び率からして林業に対する予算が小さいじゃないか、この反面、林業というものは国民に公的にいろいろと寄与しておる、将来こういうことでいいのかというような意味の質問でありますが、私どもはやはり林業の将来の国民に与える影響、そういうものを考えまして、公的機能の維持とか増進を図るように努め、さらに予算増額に努めていかなければならない、こういうふうな考え方をいたしております。
【次の発言】 林業というのは、非常に年数がかかると思います。したがって、わが国の気候とか風土、そういうものによって左右される点が非常にあると思いますけれども、何はさておいても山村の人口が定着す……
○政府委員(初村滝一郎君) ただいま非常にごもっともな林業に対するお考えのお示しがあり、また林業の部落に対する考え方と、特に子供が学校を余儀なく転校すれば当然家族も引っ越していかなければならないという実情を切々と訴えられたわけであります。 そういうことを考えますときに、最近においてわが国の林業というものは非常に厳しい情勢下にあるということは無論わかっておるわけであります。したがって、林業生活の活発化を通じて、森林の持つ多面的機能の高度発揮に対する国民的要請にこたえる必要がありはしないか。そしてまた、林業者の生活の安定と、社会的、経済的地位の向上を図る必要があるというような考え方を持っておりま……
○政府委員(初村滝一郎君) 去る二十一日に、北海道沖における韓国漁船の、いわゆるいま川村先生が申されました十二海里の外、いわゆるオッターラインの平均して約十八海里あるわけですが、この中で韓国漁船が操業して非常に北海道漁民とのトラブルがある、あるいはまた漁具、漁船等の被害等もあるというふうな陳情をかねがね聞いておったわけであります。そこで、一応日本の側の公的見解を聞きましたところ、韓国に対して二百海里を適用しないのだから非常にむずかしいのだというような話があるわけです。それで私は、これを、今回行ったのをきっかけに、特に農林大臣から、北海道におけるトラブル問題を余り刺激しないように自主的に解決をす……
○政府委員(初村滝一郎君) 果樹共済のてん補方式の単位というのは、試験実施の場合に農家単位方式によって実行してきたわけなんです。これをまあ今回本格実施にする場合に、果樹は永年作物というような特性から、被害が相当に著しい場合であっても一筆全損になるというような事例がほとんど見られなかったというのが実情のようであります。しかしながら、いま先生おっしゃるとおりに、そうであってでもまあ考えるべきではないかというようなことでありますので、最近の被害状況から見ると、相当な年数の間にひょう害等によって一筆全損の被害を受けている事例も見られないわけでもないわけなんで、このような実態を十分に調査いたしまして、一……
○政府委員(初村滝一郎君) 御指摘のとおりに、この共済制度その他が、従来よりも皆さん方に喜ばれるような制度につくりかえたわけでありますが、これを敏速に農業者にすぐ保険金等が行くようにするには、どうしてもやはり職員の機能訓練とか、そういうものを大いにやる必要がありはしないかというふうに考えておるわけであります。したがいまして、この農業共済団体等の職員につきましては試験実施をやったり、あるいはまた専門的知識とか技術の習得などをして万全を期して敏速にお金が行くように努力したい。そうすることがこの法律の趣旨ではなかろうかと、かように考えますので、省を挙げて取り組んでいきたい、かように考える次第でありま……
○政府委員(初村滝一郎君) 水域問題は、御承知のとおり、大臣から答弁がありましたとおり、公海ということを韓国は原則に立てるわけなんです。わが方はオッターラインという規制区域をやっておるわけです。その中に向こうさんは、韓国の漁船が入ってくる。それをいま民間関係でもやらせるのだけれども、なかなか民間で片がつかない。そこで、私は韓国に行って、実はオッターラインの操業の禁止の問題については外交ルートを通じてやるかもわからないと、やる用意もありますからそのときはひとつ協力を願いたいという申し入れをしたわけなんです。ところが向こうの大臣は、日本が外交ルートでやるならば仕方がないが、できるだけいま民間団体と……
○政府委員(初村滝一郎君) 先生おっしゃるとおりに、この農林年金制度は厚生年金に当初加入しておったのだけれども、ここに厚生年金よりも歩率が悪い、そういうような関係から、農林漁業団体の職員が加入しておった厚生年金から、昭和三十四年ですか分離したわけなんです。その目的は、大体いま先生がおっしゃるとおりに、農林漁業団体に優秀な人材が得られる必要がありはしないかと、あるいはまた有利な給付内容をもらいたいというような考え方、さらにはまた、積立金の自主運用を図ることなどをねらって分離したことは間違いありません。そこで、こういうような農林年金制度の創設の趣旨に沿って制度、内容面では現在他の共済制度と同一レベ……
○政府委員(初村滝一郎君) 先生のおっしゃることはよく私も理解するわけでありますが、年金制度としての仕組みが果たして妥当かどうかという並びもあるようでありますので、制度研究会等とか、これがあるようでありますから、そういうものによく研究さした上で、できるだけ期待に沿うように努力いたしたいと考えております。
【次の発言】 国の政策で水田を転換して管理転作をされたために、せっかく受けられるはずの年金が受けられなくなると、これはもう当然そういうことをさせちゃいかぬと、そういうことのないように指導していかなければいけないというふうに考えておりますので、やっぱり受けられる権利のある者、国の政策でやったから……
○政府委員(初村滝一郎君) 林業、国有林が国民にとって公的役割りなり、あるいはまた環境その他を考えた場合に必要であるということは、これはもう言うをまたないわけであります。ところが、最近に至って、日本の林業そのものが国民に最も関係のある木材としての使用率が非常に低い、それはやはり日本の林業が幼齢である、そういう面から、そういうような十分な国民に供給その他もできないであろうということは聞かされておるわけであります。今後そういう面を、国有林事業そのものを労使一体となって育成して、国民の要望にこたえていく必要があるというふうに考えておるわけであります。 したがって、そういう面のいろいろな事業に対する……
○政府委員(初村滝一郎君) 法律を前のものを新しくするということは、結局、利用する者が利益になるようにやはり私はすべきである、こう考えます。したがって、この育成者が不利になるようなことはやっちゃいけないと考えます。したがって、そういう考え方に基づいて法の運営を図っていけばいいじゃないか、かように考えます。
○政府委員(初村滝一郎君) まあ特に北海道においては海外漁場が非常に狭められた。したがって、私どもといたしましても、つくる漁業、育てる漁業、これに力を入れておるわけであります。なかんずく、北海道においてのサケ・マスのふ化については、いま部長からお話がありましたとおりに、五十三年度の倍近い予算を要求してこれをやっていきたいというような実際の話があるわけです。 したがって、いま丸谷先生のお話のありましたとおりに、まあ大臣に近い方がいろいろ数字を並べてお話があったという、果たしてそれが実行できるかどうか非常に懸念がされるということで、ひとつ水産庁に下命してその実態を明らかにした方がいいのじゃないか……
○政府委員(初村滝一郎君) いまカモシカの話をるる聞いたわけでありますが、天然記念物として指定しておるものの、なかなか被害が大である。それから、五十一年ごろから各三庁で予算を組んだ総額をざっと計算をしてみますと一億三千五百万、あるいはまた、このほかに県もしくは市町村が出した金も莫大であろうというふうに考えるわけであります。したがって、そういうふうなことでありながら、非常に民有林を持った方あるいは国有林も被害を調べれば莫大なものになる。これをこのまま放置することはこれはいけないというようなことで、かねてから私どもも事務当局から聞いたことを率直に取り上げて、三庁間でいろいろと協議をしたわけでありま……
○初村滝一郎君 もう時間が十二時を過ぎておるわけでありますけれども、私はこの原子爆弾被爆地域の拡大について、ただ一本にしぼって厚生省側の見解をただしたい。 その前に、私はまず大臣として、従来自由民主党の社会部会長、あるいはまた原爆特別対策委員として非常に被爆者に対して温かい御意見等をいただいて感謝いたしておるわけでありますが、何さま被爆の国の国民とし、さらにまた被爆県の県民として、一応県民の代表として厚生省側にこういうことを考えておるんだということを申し上げなければならないということできょうは質問に立ったわけでありますので、ひとつ寛大なる大臣の御見解を賜りたい。 御承知のとおりに、昭和三十……
○初村滝一郎君 私は、質問に入る前に、先般長崎県壱岐郡の勝本町でイルカ騒動事件がありましたね、御存じと思いますが。これは、長崎地方裁判所で、悪質事件だということで米国人のハワイ州環境保護運動家でデクスター・ロンドン・ケートという三十六歳の壮年を起訴したわけですが、これに関係して、政府としてはどのような見解を持ち処置をされたのか、御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 答弁は少し簡単でいいです、時間の制約がありますからね。
次に、農畜産物の価格の決定時期に来ておるわけでございますが、農畜産物の輸入数量に大きく影響されますので、輸入数量については、国内生産農家に悪影響を及ぼさない程度で輸……
○国務大臣(初村滝一郎君) この巡回健康診断というものは、いま局長が御答弁しましたように、去年のときに答弁したのは四三%、ことしが四八%、まだ半分近くあるじゃないかというようなお尋ねでございますが、私どもはやっぱり今後とも労使関係及び関係の行政機関等の理解と協力が必要ではなかろうかと、そういう意味において振動障害防止対策の充実を今後とも図って、先生おっしゃるとおりの六〇%近くまで持っていきたいと、かように考えております。
【次の発言】 労働省としても早速事態を調査しまして、早く結論が出るように善処いたします。
○国務大臣(初村滝一郎君) いま中山先生からいろいろとお話を聞きまして、なかなか決まったとおりいかない場合もそれはあるかもわからないと私もいま聞いたわけでございます。したがって、労働者のためにもこういう状況が改善されなければならない、かように考えますので、よく調査をして、そういう点があれば必ず改善すると、積極的に取り組んでいきたい、かように考えます。
【次の発言】 私は、労働大臣に就任してから、安定所をずっと見て回った、時間の許す限り。このごろ中身をずっと調べますと、専門家が、有能な方が前線に出て陳情を受けていらっしゃる。私は、やはり陳情に来た方々の、何を目的に陳情にやってきておるのか、それを……
○国務大臣(初村滝一郎君) このたび労働行政を担当する乙とになりました初村滝一郎でございます。社会労働委員会の開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。 わが国の経済社会の今後の健全な発展を図る上で人の問題を扱う労働行政の果たす役割りはますます大きいものがあると思います。また、現在わが国を取り巻く状況は、国内においては高齢化社会の急速な到来、対外的には貿易摩擦問題など、厳しいものがたくさんあります。この重要な時期に労働大臣を拝命し、その責務の重要性を痛感いたしておるものであります。私は、総理からも特に指示されたとおりに、労使を初め関係者の理解と信頼の上に立って労働行政の推……
○国務大臣(初村滝一郎君) 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと存じます。 わが国を取り巻く内外の環境は、国際的には通商摩擦問題、国内的には高齢化社会の急速な到来や、マイクロエレクトロニクスを利用した技術革新の広範な進展など大きく変化しつつあります。 このような状況に適切に対処し、人々が安んじて働くことができ、ゆとりある生活が送れるようにするために、労働行政が果たすべき役割りは、きわめて大きいものがあります。 労働行政がまず第一に取り組むべき課題は、高齢化社会の進展に対応する労働政策を総合的に推進することであります。 ……
○国務大臣(初村滝一郎君) 昭和五十七年度一般会計及び特別会計予算のうち労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。 労働省の一般会計の歳出予算額は、五千十六億六千五百万円で、これを前年度予算額四千九百九十億九千八百万円と比較いたしますと、二十五億六千七百万円の増加となっております。 次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。 この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予算額を申し上げます。 労災勘定は、歳入歳出予算額とも一兆四千八百六十五億二百万円で、これを前年度予算額一兆三千六百四十二億九千四百万円と比較いたしますと、一千二……
○国務大臣(初村滝一郎君) いまお尋ねのありました育児休業法の制定については、私どもも非常に大事なことでございますから慎重に取り扱っておるわけであります。大体、この育児休業制度というものは、働く御婦人自身の福祉の問題、あるいはまた次代を担う者のために私は重要な意義があると思う。そういう面から、私どもとしましても、いろいろな奨励金制度の活用によってこれを普及してきておるわけでありますが、将来ともども積極的にこの指導をやっていきたい。 そこで、お尋ねの法制化の問題でございますが、これは婦人労働法制全体のあり方を、いままですでに婦人少年問題審議会というのがありまして、そこに御検討をお願いしていると……
○国務大臣(初村滝一郎君) 労働者側から今回の春闘においていろいろ要望を受けております。したがって、私としては、この有額回答問題等について、ぜひ十日にはという要望がありますけれども、いまの時期から推してみてなかなか十日は無理ではなかろうか。そういうことでなるべく早く出すように話があれば私として促進をしたい。それから今回の賃金等については、何といっても、これは労働者と使用者との円満な解決が一番望ましいわけでありますから、私どももそういう姿勢に沿って今回の春闘を円満に解決していきたい。額その他についてはいずれ、民間準拠といったてまえがありますから、そういう民間準拠のお話がまとまりますれば、政府を督……
○国務大臣(初村滝一郎君) ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 勤労者財産形成促進法は、資産の保有面で立ちおくれが見られる勤労者生活の実情にかんがみ、勤労者の財産形成を促進し、その生活の安定を図るとともに、国民経済の健全な発展に資するため、昭和四十六年に制定されたものであります。 この法律による勤労者財産形成貯蓄制度は、発足後十年を経過し、現在、財形貯蓄を行う勤労者は一千三百万人に達し、その貯蓄額は五兆円を超えるなど、勤労者生活に広く定着してきているところであります。 しかしながら、この貯蓄資金……
○国務大臣(初村滝一郎君) せっかく持家制度の法律をつくりましても、金利が高いとか、あるいは建築金額全体が土地問題を含めて高いので利用されない。仮に三千万かかるとしても、何十年かでそれの支払いをしなければいけない。その償還計画を立てるについて、どうしても労働者の皆さん方の財布のひもが固い、あるいはまた払うだけの可処分所得がない。こういう点からせっかくの制度も利用されておらぬのではなかろうかと、かように考えます。したがって、目黒議員の言われる趣旨に変わりはないと思います。
【次の発言】 御承知のとおりに、先般公労委から仲裁裁定が出たわけであります。したがって、政府としては早目に結論を出して御返事……
○国務大臣(初村滝一郎君) 御承知のとおり、仲裁裁定は、これは厳格に言って、完全実施をすべきであるという精神で、公労法三十五条の精神で、わざわざ仲裁裁定が出たわけでございますから、私どもも速やかにこれを処置してもらいたいというのが本心でございます。 しかしことしは、御承知のとおりに、予算を計上してからわずかの間にどうしても実行しにくいというような状況にありましたので、これを議決案件としていま国会に上げておるわけなんです。これはあくまでも私は速やかに国会で善処してもらいたいというような気持ちでいっぱいであります。国会関係筋のお話を聞いてみましても、なかなかいろいろな問題がこんがらかって、特に与……
○国務大臣(初村滝一郎君) ただいま議題となりました炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 石炭鉱業の合理化に伴い発生する炭鉱離職者に対しましては、炭鉱離職者臨時措置法に基づき、炭鉱離職者求職手帳を発給して、特別な就職指導、就職促進手当の支給を行うなど各般の施策を推進することにより、これら離職者の再就職の促進及び生活の安定に努めてまいったところでありますが、この法律の廃止期限は、本年三月末となっているところであります。 しかしながら、さきの石炭鉱業審議会の答申においても、離職者対策について引き続き実情に即した所要の対策を講じていく……
○国務大臣(初村滝一郎君) 石鉱害の第七次答中でも指摘されておりますように、国内炭の安定的生産を維持するためには、どうしても労働力の確保を図ることが重要な課題であることは申すまでもありません。 したがって、そのためにはどうすればいいか、まず私は企業そのものが経営基盤の安定を図らなければいけない、これが第一です。それから、適正な労働条件の確保が必要である。さらに、作業環境の改善及び保安の確保が必要であろう。そして、鉱山保安センター等における教育機能の充実を図らなければいけない。さらには、生活環境の整備等を図って、わが国の石炭鉱業そのものを労働者にとって将来展望があって働く生きがいのある産業とす……
○国務大臣(初村滝一郎君) ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案の提案理由とその概要を御説明申し上げます。 現在わが国においては、かつて西欧諸国が経験したことのない速さで人口の高齢化が進み、二十一世紀初頭には世界に類を見ない高齢化社会となることが確実となってきております。このように、今後高齢化社会が急速に進展する中で引き続きわが国社会の活力を維持し、発展させていくとともに、高齢者の生活の安定を確保していくためには、高齢者ができる限りわが国の経済や社会の担い手として活動し得る環境を整備していくことが不可欠であり、そのためには、雇用就業対策の面においても、それぞれの高齢者の……
○国務大臣(初村滝一郎君) お答えいたします。
日経連の方の労働問題研究委員会の報告の中で、国全体の平均賃金上昇率を国民経済の実質生産性上昇率の範囲内でとどめるべきであるという
【次の発言】 労働問題研究委員会報告の中で、先生おっしゃるとおりに、国全体の平均賃金上昇率を国民経済の実質生産性上昇率の範囲内でとどめるべきであるというような見解を述べております。
賃金問題はあくまでも労使の交渉で決める問題であって、これについて私どもが政府として意見を述べることは控えたい。あくまでも労使交渉のもとに円満な解決をやってもらいたいというのが私の見解でございます。
いま経済企画庁長官から五・二%の五十……
○国務大臣(初村滝一郎君) お答えいたします。
中小企業は大体、大企業と比較して労働問題、賃金問題、すべてが低いわけなんです。そういうことを特に認識しまして、私どもは中小企業の方に重点的に雇用問題、資金問題、そういう方面でお力添えをいたしたいという決意を持っております。
【次の発言】 お答えいたします。
この最低賃金というものは、低賃金労働者の労働条件の改善を図ることが目的になっておるというふうになっておりますので、これはやはりいま労働大臣にすぐ上げろと言われましても、なかなかそういうわけにいきません。これは公・労・使三者構成による最低賃金審議会というものが各県にあるわけでありますから、そ……
○国務大臣(初村滝一郎君) お答えいたします。 自衛隊員の募集については、国家公務員あるいは地方公務員の採用と同様に職業安定法という法律を適用しておらないわけなんです。そこで、学校教育への配慮あるいは求人秩序の維持等の観点から、従来から防衛庁に対しまして、民間事業主に対するように、募集時期等について労働省と文部省の指導方針に協力するようにお願いをしておるわけであります。ところが、いろいろといまお話がありましたとおりに、家庭訪問をしたり、何か今後そういう行き過ぎた募集活動が行われるようでありますれば、さらに文部省とも十分協議をしまして防衛庁に要請をする考え方でございます。
○国務大臣(初村滝一郎君) 私からかわって御答弁を申し上げます。 六十歳代になりますと人間はそれぞれ体力の差が出てくるんですね。したがって、健康な人はいいけれども、いろいろとそれに体力の弱い人もおりますから、これに応じた就業希望もまたいろいろあるわけです。そこで、特に六十歳代の後半になると生きがい的な就業を希望する高年齢者が多いわけなんです。社会に復帰してどうしても社会のためにやっていきたいなあという方もおるわけでございます。そういうことで、私どもとしてはシルバー人材センターの育成をやる、あるいはまた援助を行って、このような高齢者の就業希望に応じた補助的な短期的な仕事の提供に努めており、今後……
○国務大臣(初村滝一郎君) 労働省関係の役付職員の内部登用については従来から配慮してまいりましたが、今後とも適材適所、能力に応じて内部登用を図っていく所存でございます。
○国務大臣(初村滝一郎君) お答えをいたします。 プロパー職員の役付職員への登用については、従来の方針と、それから今後の方針について申し上げてみたいと思います。 いままでの方針は、プロパー職員の役付職員への登用については、従来から適材適所、それから能力に応じ進めてきており、特に近年、組織の大きい法人を重点に内部登用に努力してきたところであります。したがって、統計を見ますと、昭和五十三年度と五十五年度を比較して、労働省関係特殊法人全体でプロパー比率が六二%から六五%へ増加しております。 今後の方針は、プロパー職員の内部登用を急激にふやすことは、現在のプロパー職員の構成やポスト新設の困難化等……
○国務大臣(初村滝一郎君) 労働省に指摘されましたのは雇用保険事業の運営に関してでありますが、この保険給付の適正化を最重点項目として私どもは不正受給の防止に努めてきておるのでありますけれども、会計検査院から、なお相当数の不正受給の指摘を受けましたことはまことに遺憾に考えております。最近の不正受給の状況を見てみますと、大分減っておるのですね。減っておりますけれども、その様態を見ると、就職した場合にその事実を申告しない、これが一番不正受給の原因になっておるようであります。 そこで労働省としては、昨年の七月から雇用保険のトータルシステムを実施しまして、これを利用した不正受給者のチェック体制をしいて……
○国務大臣(初村滝一郎君) お答えいたします。 いま委員が申されるとおりに、いよいよロボットというのが非常に産業用に侵入してくるわけでございますが、私どもは、これに当たっていろいろな配置転換の対応がロボット時代になされるものである、これまでのところ失業の発生というものは生じていないと考えておりますけれども、いま一つの、中小企業を例にとって、二百数十人が十人程度というような縮小の動きにあることは将来間違いないと思います。そこで、産業用ロボット等の普及が今後さらに急速かつ広範に進むとすれば、いまおっしゃったような雇用面にも多様な影響が生じると予想をされます。このために労働省としては、産業用ロボッ……
○国務大臣(初村滝一郎君) 労働行政に対してとかく、指導が行き過ぎではないか、あるいはまた余り干渉し過ぎではないかというような見解があるようでありますが、私はやっぱりわが国の全就業者の七割を占める雇用労働者の職業の安定、生命の安全、さらには健康の保持、安定した労使関係の確保等はわが国にとってきわめて重要な問題であり、必要な対策は講じていかなければならない、こういうふうにまず考えます。 今後の労働行政については、高齢化社会への移行、国際経済環境の変化などに伴って産業構造の変化への対応、それから高齢者、心身障害者対策の推進、労働時間等労働条件改善の対策の強化を図らなければならない。さらにまた、雇……
○国務大臣(初村滝一郎君) この雇用調整助成金制度は、五十年の一月から実施しておるわけではございますが、これは大体、景気の動向等に対応した一時的な雇用調整に対して助成を行うものであるというのが趣旨でございます。
このような制度の趣旨から、現行の雇用調整助成金においては、支給限度日数は二百日としておるわけなんですね。これは対象事業所において労働者全員が完全休業をしたとしても約八カ月分まで支給をされるというようなことになっておりますので、これは十分に手厚いものではなかろうか、かように考えますので、日数の増加については検討をしかねます。
【次の発言】 先ほど初めて拠出金の六億幾らを、いかだ関係だけ……
○国務大臣(初村滝一郎君) いま政府委員が申されたとおり、相当額の未払い金があるし、また未払い労働者の数も相当あると思います。したがいまして私どもとしてもその解決には重大な関心を持っておりますから、できるだけ鋭意必要な行政指導に努める所存でございます。 また、北炭夕張炭鉱については、御承知のとおり会社更生法の手続開始の申し立てが札幌地方裁判所に行われておりますから、その事態の推移を見守りながら今後とも適切な指導を行い、他の北炭各社についても退職金の不渡り等については引き続き監督、指導をするつもりであります。
○国務大臣(初村滝一郎君) 最近の雇用、失業情勢は景気動向を反映して労働力需給に弱含みの感があるわけであります。したがってまた高水準の失業状態が続いております。そのために政府としては本年度の経済運営の基本的態度として景気の維持拡大を実現し、雇用の安定を図ろうとしておるわけであります。その第一は公共事業の前倒し発注を実施しているところでありますけれども、まだそれが完全な契約、仕事の実行等に移っておらないような状況でありますので、私どもとしても雇用情勢がだんだんと悪い状況にあるということで非常に心配しておる実情であります。
【次の発言】 経済の状況というものは雇用情勢に非常に影響がありますので、労……
○初村滝一郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表してただいまから質問をいたします。 総理を初め各大臣御苦労さまでございます。それでは、外交、内政の重要課題について順次質問いたします。 いま、政治に寄せられている国民各位の関心というものは非常に期待が強いと思います。そこで、私の質問も努めて平易に行いますから、政府側におかれても国民にわかりやすいようにお答え願えれば幸いと思います。 さて、中曽根内閣が誕生してから、はや十カ月を経過いたしました。その間新内閣がやり遂げた仕事は、まず昨年末、不況対策の補正予算を成立された。これは二十八年ぶりの緊縮予算を編成し、しかも成立されたわけであります。……
○理事(初村滝一郎君) 伊藤君の関連質疑を許します。伊藤郁男君。
○初村滝一郎君 あと六分しかありませんので、簡単に私はお願いをいたしたいと思います。 今回の韓国米の輸入について、農政そのものが根本的に国民から不信を買われたということは事実であろうと思う。また、消費者にしても国民全体にしても、これでいいのかというように不安を私は感じたと思います、私自身がそう思うのだから。 そこで私は、やはり備蓄というものは、少なくとも先進諸国の例を見ますると日本が一番少ない。国防ばかりが国の安全保障じゃありません。米が大事なのです。食う物が大事なのです。そういう意味からいたしまして、私は少なくとも六カ月以上の備蓄が欲しい。この決意のほどを。 そうすると、当然第三期水田……
○理事(初村滝一郎君) さよう取り計らいます。
【次の発言】 大分班は、藤井、和田、伊藤の各理事、古賀、後藤、田代、梶原、中野の各委員、それに私、初村の九名で編成。三月一日、大分県日出町のボックス電子工業、大分市の石井工作研究所を視察し、翌二日、大分市で公聴会を開催してまいりました。公述項目は、テクノポリスと地域経済、地方財政、農業問題の三項目であり、六名の関係者より意見を聴取いたしました。
以下、公述の内容につき、簡単に御報告申し上げます。
まず、テクノポリスと地域経済について大分キャノン社長水越一雄君、大分経済同友会代表幹事小尾知愛君より意見を聴取いたしました。
水越公述人は、大分キ……
○理事(初村滝一郎君) 以上で村上君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、佐藤三吾君の総括質疑を行います。佐藤君。
○理事(初村滝一郎君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○理事(初村滝一郎君) 以上で塩出君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、久保亘君の総括質疑を行います。久保君。
○理事(初村滝一郎君) 以上で海江田君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、志村哲良君の質疑を行います。志村君。
○理事(初村滝一郎君) 時間が参りました。
【次の発言】 以上で糸久君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、中西珠子君の質疑を行います。中西君。
【次の発言】 以上で中西君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、中野鉄造君の質疑を行います。中野君。
○理事(初村滝一郎君) 以上で上出君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、伊藤郁男君の質疑を行います。伊藤君。
○理事(初村滝一郎君) 峯山田範君の関連質疑を許します。峯山君。
○理事(初村滝一郎君) 以上で鈴木君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、内藤功君の質疑を行います。内藤君。
○理事(初村滝一郎君) 峯山君の関連質疑を許します。峯山君。
【次の発言】 時間が参りました。ごく簡単にお願いします。
【次の発言】 以上で飯田君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、瀬谷英行君の一般質疑を行います。瀬谷君。
【次の発言】 矢田部理君の関連質疑を許します。矢田部君。
○理事(初村滝一郎君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 小此木通商産業大臣。
【次の発言】 小此木通商産業大臣。
【次の発言】 高杉廸忠君の関連質疑を許します。高杉君。
○理事(初村滝一郎君) 瀬谷英行君の関連質疑を許します。瀬谷君。
【次の発言】 以上で久保君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、志苫裕君の一般質疑を行います。志苫君。
○理事(初村滝一郎君) 以上で糸久君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、小笠原貞子君の一般質疑を行います。小笠原君。
【次の発言】 政府委員の答弁は、質問者の趣旨を体して簡単明瞭にわかりやすく御答弁を願うように注意をいたします。再度、補充答弁をお願いいたします。
○初村滝一郎君 私は、韓国漁船の領海侵犯と不法操業にだけ絞って御質問をいたしたいと思います。大臣は一番最後にまとめて答弁を願いたいと思います。 まず、長崎県を初めとする九州北西岸での韓国漁船の不法操業というものは実に目に余るものがあります。領海の侵犯あるいは我が国の漁船の設置した漁具の破壊、また我が国の沖合底びき網漁の禁止区域での集団操業、数え上げれば切りがないほどであります。 近年における韓国漁船の侵犯の状況は、第七管区海上保安部の調べによりますと、五十九年に百七十一隻のうち検挙数が三十六隻、六十年に二百四十九隻、そのうち検挙数が三十二隻、また六十一年に入ってから二月末の状況は九十七隻が……
○初村滝一郎君 政府は五十九年と六十年には豊作だからマイナスにするということをうたって、結局今日の三・八%のマイナスが諮問されたわけですね。 私の県は、去年は災害を受けたんですよ、作況指数が八四。私の町は、市は七四ですよ。ところが、私が町に帰りますと、先生、私たちは作況は去年より不作ですよ、何でそれを下げるんですかという質問を受けるんだな。あんた方は共済制度があって共済制度でその補てんをしてもらっておるはずだ。ところが、よく共済制度を聞けば災害額の八〇%でしょう。あとの二〇%は丸々農家は損するわけだ。それを聞かれて私は答弁に苦しむんだよな。どういう答弁をしたらよろしいか、模範答弁をひとつ食糧庁……
○初村滝一郎君 私は、原子爆弾被爆地域の拡大について厚生省側の意見をただしたい、かように思います。 被爆後四十有余年を経過した今日、原爆の後遺症に悩み、高齢化も相まって、介護の問題、あるいは医療、健康不安等の問題を抱えながら、被爆地域として指定を受けられないために現行の原爆医療法を初め法の援護の傘に入らない人がたくさんおることは、皆さん御承知のとおりであります。長崎における地域拡大については、過去昭和四十九年、さらに昭和五十一年に一部の地域が健康診断の特例区域に指定されたにとどまって、その後何ら今日まで進展していないのが実情でございます。 御承知のとおり、この被爆地域の指定については、昭和……
○初村滝一郎君 私は、調査捕鯨について大臣並びに水産庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。
まず最初に確認したいと思うのは、調査捕鯨は国際捕鯨取締条約第八条第一項に基づく締約国の権利と考えていいかどうか、まずこれを長官にお尋ねします。
【次の発言】 大臣、今回の国際捕鯨委員会、すなわちIWCの臨時総会で行われた我が国などに対する調査捕鯨の事実上の中止を求める勧告決議、この条文から見て極めて私は不当と思うんだが、大臣はどう考えますか。
【次の発言】 そうしますと、条約上はこのような勧告決議には全く拘束される必要もないということに解釈してよろしいと思います。
そこで、一九八二年、IWCが一九八……
○初村滝一郎君 私は、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について厚生省側にお尋ねをするわけでありますが、大臣は最後に、行政当局が答弁をした後に、総くくりとして大臣の所感をいただければ幸せと思います。 したがって、私が申し上げることは特に被爆者の地域拡大について、これでもう三度目ですからね、同じ問題を。私は、私が納得するまでの間はたびたびこの委員会に来て質問をするわけでありますが、きょうは、特に一カ所の地点に絞って質問をいたしたいということでございますから、よろしく行政当局は御答弁をお願いしたいと思います。 私は、昭和五十四年に橋本龍太郎大臣あるいは去年の七月二……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
一言ごあいさつ申し上げます。
私、去る十九日の本会議におきまして、皆様方の御推挽によりまして予算委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じております。当委員会の運営につきましては、皆様方の御協力によりまして、公正中立を旨といたしまして円滑に進めてまいる所存でございます。
何とぞ御指導、御支援のほどを賜りまするよう心からお願い申し上げましてごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の補欠選任についてお諮りいたします。
現在理事が七名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 まず、理事会における協議決定事項について御報告いたします。
質疑を行う期間は本日二十二日から二十四日までの三日間とすること、質疑時間総計は四百二十分とし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党・護憲共同それぞれ百十三分、公明党・国民会議六十五分、日本共産党四十八分、民社党・国民連合三十二分、新政クラブ・税金党、二院クラブ・革新共闘及びサラリーマン新党・参議院の会それぞれ十六分とすること、質疑順位及び質疑者等についてはお手元の質疑通告表のとおりとすること、以上でござい……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本調査のため、本日、日本銀行総裁澄田智君及び住宅・都市整備公団総裁丸山良仁君の両名を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、竹下内閣総理大臣及び宮澤大蔵大臣からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。竹下内閣総理大臣。
【次の発言】 宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 これより久保亘君の残余の質疑を行います。久保亘君。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
この際、委員長より申し上げます。
昨日の及川君の質疑の中で御要請のありました事項につきましては、既に理事会の協議事項となっている問題を含め、本日の午後一時までに回答いたすべきことを前提に質疑を行います。
これより及川順郎君の残余の質疑を行います。及川君。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、理事会で慎重に協議をしていただき、委員長といたしましては、各党の意見をよく承って対処したいと思いますので、御了解賜りたいと思います。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に勝木健司君を指名いたします。
【次の発言】 予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 この際、委員長より申し上げます。
前回の抜山映子君の質疑について、同君の発言中に不穏当な言辞があれば委員長において適当に処理されたい旨、……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。 予算の執行状況に関する調査を議題とし、委員長の報告に関する件を行います。 この際、委員長より申し上げます。 前回の委員会におきまして懸案となっておりました理事会協議事項については、理事会で協議の上、次回の委員会で報告する旨申し上げましたが、その後幾度か理事会で協議いたしましたところ、今後引き続きリクルート問題解明のため、江副前会長の国会への招致の実現については、各党これに異議のないことを確認いたしました。 また、リクルート問題解明のため引き続き本委員会で審議すべきであるという意見、及びリクルート問題解明のための特別委員会を設置すべ……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
久保亘君の委員異動に伴い理事が欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に対馬孝且君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
これより理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となって
おりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩本政光君及び近藤忠孝君を指名いたします。
【次の発言】 次に、平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、昭和六十三年度一般会計補正予算、昭和六十三年度特別会計補正予算、昭和六十三年度政府関係機関補正……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
昭和六十三年度一般会計補正予算、昭和六十三年度特別会計補正予算、昭和六十三年度政府関係機関補正予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 まず、理事会における協議決定事項について御報告いたします。
審査期間は本日六日及び明日七日の二日間とすること、審査方式は総括審議方式とすること、質疑割り当て時間は総計百七十五分とし、各会派への割り当ては、日本社会党・護憲共同六十五分、公明党・国民会議三十七分、日本共産党二十八分、民社党・国民連合十八分、新政クラブ・税金党、二院クラブ・革新共闘及びサラリーマン新党・参議院の会それぞれ九分……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
昭和六十三年度一般会計補正予算、昭和六十三年度特別会計補正予算、昭和六十三年度政府関係機関補正予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより下田京子君の質疑を行います。下田京子君。
【次の発言】 ただいまの下田君の発言については理事会でお話をしたいと思います。
【次の発言】 関連質疑を許します。近藤忠孝君。
【次の発言】 時間です。
【次の発言】 以上で下田京子君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、関嘉彦君の質疑を行います。関嘉彦君。
【次の発言】 以上で関嘉彦君の質疑は終了いたしました。(拍手)
午後一時……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計暫定予算、平成元年度特別会計暫定予算、平成元年度政府関係機関暫定予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 まず、理事会における協議決定事項について御報告いたします。
審査期間は本日三十一日一日間とすること、審査方式は総括質疑方式とすること、質疑割り当て時間は総計八十八分とし、各会派への割り当ては、日本社会党・護憲共同三十二分、公明党・国民会議十八分、日本共産党十四分、民社党・国民連合九分、新政クラブ・税金党、二院クラブ・革新共闘及びサラリーマン新党・参議院の会それぞれ五分とすること、質疑順位及び質疑者……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について御報告いたします。
本日の総括質疑は、自由民主党六十分、日本社会党・護憲共同六十分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成元年度総予算三案審査のため、本日、日本銀行総裁澄田智君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について御報告いたします。
本日の総括質疑は、日本社会党・護憲共同二十八分、公明党・国民会議五十五分、日本共産党五十分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成元年度総予算三案審査のため、本日、日本銀行総裁澄田智君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について報告いたします。
本日の総括質疑は、自由民主党二十七分、日本社会党・護憲共同二十八分、公明党・国民会議二十四分、民社党・国民連合四十三分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成元年度総予算三案審査のため、本日、日本銀行総裁澄田智君及び元臨時教育審議会第二部会長東京大学教授石井威望君を参考人として出席を求めることに御異……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について御報告いたします。
本日の総括質疑は、日本社会党・護憲共同五十四分、公明党・国民会議二十五分、日本共産党二十四分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 この際、竹下内閣総理大臣から発言を求められておりますので、これを許します。竹下内閣総理大臣。
【次の発言】 それでは、これより総括質疑を行います。矢田部理君。
【次の発言】 関連質疑を許します。千葉景子君。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について御報告いたします。
本日の総括質疑は、日本社会党・護憲共同五十四分、公明党・国民会議二十四分、日本共産党二十三分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 それでは、これより総括質疑を行います。及川一夫君。
【次の発言】 以上で及川一夫君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、千葉景子君の質疑を行います。千葉君。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 理事会の協議決定事項について御報告いたします。
本日の総括質疑は、民社党・国民連合二十二分、新政クラブ・税金党三十二分、二院クラブ・革新共闘三十二分、サラリーマン新党・参議院の会三十二分とすることと決定いたしました。
【次の発言】 それでは、これより総括質疑を行います。柳澤錬造君。
【次の発言】 以上で柳澤錬造君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、野末陳平君の質疑を行います。野末君。
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 まず、理事会における協議決定事項について御報告いたします。
質疑を行う時間は本日十三日一日間とすること、質疑時間総計は百四十分とし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党・護憲共同それぞれ三十八分、公明党・国民会議二十二分、日本共産党十六分、民社党・国民連合十一分、新政クラブ・税金党、サラリーマン新党・参議院の会及び二院クラブ・革新共闘それぞれ五分とすること、質疑順位及び質疑者についてはお手元の質疑通告表のとおりとすること、以上でございます。
右、理事会決定どおり……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
対馬孝且君から発言を求められておりますので、これを許します。対馬孝且君。
【次の発言】 ただいまの対馬孝且君提出の決議案に賛成の方の起立を願います。
【次の発言】 起立少数と認めます。よって、本決議案は賛成少数により否決されました。
本日はこれにて散会いたします。
午後五時十分散会
○初村滝一郎君 私は、被爆県長崎県選出の国会議員として、山本正和議員他九名の発議による被爆者援護法の提出の趣旨に理解を示さないわけではありませんけれども、現在の政権を支えておる与党の一員として、昭和三十二年制定の医療法、昭和四十三年制定を見た特別措置法のいわゆる被爆二法、これでこれまで行われてまいった被爆者対策についてはそれなりの評価をしておるものと私は思います。それゆえに、参議院において与野党の勢力分野が変わったからといって直ちに援護法というわけにはまいらないのではないか、かように思います。 援護法は施行経費として平年度二千三百七十億円が見込まれており、現行予算と比較をいたしますと二倍近い……
○初村滝一郎君 ただいまから国際連合平和協力に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に加藤武徳君を指名いたします。(拍手)
○初村滝一郎君 私は初めに、今回の雲仙岳噴火に伴う被災、災害により犠牲となられた方々に対し、心から御冥福をお祈りいたすものであります。また、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。特に私は地元議員として、被災地の島原市長、深江町長並びに県知事、県議会、そして消防団員、特に自衛隊の方々に対して、お礼の言葉を申し上げたいと思います。 雲仙岳はただいま依然として活発な活動を続けております。それから、十一日ごろからは従来の噴火様式とは異なる爆発性を帯びた噴火活動が認められ、火山活動は新たな段階に移行したのではないかと見られております。したがって、島原市、深江町などこれまで被害を受けた地域の皆……
○初村滝一郎君 議題外でございますけれども、お許しをいただきまして雲仙問題に関して若干質問いたしたいと思います。 雲仙・普賢岳の火山活動は依然として衰えずに、連日火砕流が頻発し、いまだ多くの住民が不自由な避難生活を余儀なくされているのであります。また、火山噴火に伴う降灰によって農地、農畜産物、農業施設等に大きな被害が出ており、農業経営の継続が危惧されるほど厳しい状態であるわけであります。そこで、今回の雲仙・普賢岳の火山活動に伴う農業被害対策について若干お尋ねをいたします。 今回の火砕流災害で農地を流失した水無川流域の地域では今後土地基盤の整備や土地改良等が必要となるが、それらの事業を推進す……
○初村滝一郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法相いかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの常松君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に鈴木和美君を指名いたします。
○初村滝一郎君 今回の台風は、全国各地に多大な被害をもたらしたのでございます。特に、九月二十七日に北九州に上陸した台風十九号は瞬間風速五十四・六メートルという観測史上まれに見る暴風雨で、長崎県では死者五名、重軽傷者二百四十八名の人的被害を初め、住宅、公共土木施設、農林水産施設、農作物、水産物等、重大な被害を受け、特に水稲、ヒワ、ミカン、バレイショ等の農業被害が長崎県では重大であります。 被害総額は、十月九日現在で四百五十四億円にも達しております。長引く雲仙・普賢岳噴火災害に加え、九月十四日の台風十七号では約九十億円の被害を出し、それに追い打ちをかけるように十九号の被害が重なり、農林水産関係者……
○初村滝一郎君 それでは、小委員会として、小委員長から中間報告をいたします。 雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会は、去る八月二十一日に設置され、八月二十八日及び九月四日の両日小委員会を開催し、雲仙・普賢岳火山災害対策について調査検討を重ねてまいりました。雲仙・普賢岳の火山活動が八月以降新たな展開を見せるたど事態が極めて流動的であるため、引き続き調査検討が必要とされる状況にありますが、ここに現時点での検討内容を取りまとめ、災害対策特別委員会に対し中間報告をいたします。 当小委員会は、雲仙・普賢岳火山災害対策に関し、資料等の収集に努める一方、国土庁から雲仙岳噴火災害の概要並びに被災者等救済対策に……
○初村滝一郎君 私は、台風十二号、十四号、十七号による人的被害、死者十一名の方の御冥福をお祈りするとともに、負傷者百二十二名に対して心からお見舞いを申し上げる次第であります。 今回の雲仙・普賢岳噴火災害は過去に例のない長期かつ激甚な災害であり、その特異性から地元地方公共団体では国に対しまして多くの被災者救済対策の要望を続けてまいったところであります。これに対して、政府はすぐさま非常災害対策本部を設置するとともに、これまで二十一分野、九十項目に及ぶ特別措置を決定し、その実施に努めておるようであります。地元選出議員としてまことに感謝にたえません。心から厚くお礼を申し上げる次第であります。 さて……
○初村滝一郎君 私は、雲仙・普賢岳の火山活動に伴う漁業被害対策についてお尋ねをいたします。 島原半島周辺は、クルマエビ、ヒラメ、カレイなど高級魚の宝庫と言われておりますが、長引く普賢岳の火山活動によって漁場環境等に大きな影響が出ておると思います。特に九月から十月にかけてノリの養殖の準備を終了しておる。例えば支柱設置とか種つけ等が終わっておるわけです。そこで、十月から来年の三月にかけてノリの摘み取りをするわけでありますが、これへの影響が非常にあると思うんです。 このために水産庁では、去る七月六日から有明海周辺の関係各県と連携して、水質検査を中心とした漁場環境影響調査を実施したと聞いております……
○初村滝一郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの常松君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に鈴木和美君を指名いたします。
○初村滝一郎君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの松浦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に鈴木和美君を指名いたします。
○初村滝一郎君 昨年の十月二十三日、二十四日、本委員会の現地調査に際しましては、自衛隊の御協力によってヘリコプターに搭乗して上空から約二十分間被災地を視察する機会を得たのであります。上空からの光景は、たび重なる火砕流や土石流によって焼失し、茶色に変色した森林、土砂に埋め尽くされた段々畑など、まさに惨たんたるもので、今もその惨状が目前に焼きついております。御協力をいただいた自衛隊並びに隊員の方々に、大変遅くなりましたが、この場をかりて心から感謝を申し上げる次第であります。 雲仙・普賢岳噴火災害対策については、食事供与事業などこれまでにない対策を含め、二十一分野九十項目にわたる救済対策が実施され……
○初村滝一郎君 ただいまは委員長より御丁重なお言葉をいただきまして、まことにありがとうございました。 顧みますと、この二十三年間の議員生活で、特に農林水産委員会においてはこんなにいい円満な委員会は参議院にはないというほどの見事な運営ぶりを皆さんがしてまいりまして、本当に感無量のものがございます。どうか、我が国の農林水産業が一層ますます発展いたしまするように委員各位のさらなる御活躍を心から期待申し上げるわけであります。 本当に、言葉足らずでございますが、心から御礼を申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○初村滝一郎君 去る十四日、宮澤総理には、公務御多忙にもかかわりませず雲仙・普賢岳噴火災害視察のために島原市、深江町にお見えいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお札を申し上げさせていただきます。 さて、今次の雲仙・普賢岳噴火災害は、他に例を見ない極めて長期かっ激甚な災害でございます。このため、政府においては、これまで二十一分野九十項目に及ぶ救済支援対策を決定して、関係各省が一致団結して事に当たっておるわけであります。しかしながら、災害は当初の予想よりもはるかに長期化しており、一年五カ月たった今、なお予断を許さない状態であります。今後は、こうした災害の長期化に対応した新たな対策……
○初村滝一郎君 朝から川村先生が多様にわたって御質問をされたのでありまするが、私は特に、きょう北海道の太田さん、奈良さん並びに宮崎県の長友さんから説明のあった全国農業協同組合中央会の資料に基づいて局長の忌憚ない御意見を伺いたいと考えます。 まず質問に入る前に、長崎県の離島が非常に過疎になりまして、将来イモ作をどういうふうに転換しようかと苦慮しておったわけでありますが、局長の非常に熱心な御指導のもとにいま養蚕に切りかえられておる。したがって長崎県としてもこれを農政の柱として鋭意やっておるわけでありますから、一そうこの点を大いに将来ともに御指導賜わりますよう、まず冒頭にお願いをいたしたいと思いま……
○初村滝一郎君 私は、自由民主党に割り当てられました十五分の時間をもって質問を終了し、付託された議案の審議促進に協力するものであります。よって、関係大臣は簡明なる御答弁をお願いしたいと思います。 政府は、さきに、去る十一月十六日、わが国経済の混乱防止と国民生活への影響を最小限度にとどめるために、石油緊急対策要綱を閣議決定され、その中で、特に一般家庭用をはじめ、農林漁業用、鉄道、病院等の石油等についてはその適正な必要量の確保につとめることをきめているのであります。その後石油関係二法が近く成立する運びになっているが、これらの法律の実施を通して、先の閣議決定の趣旨を具体的にどのように実行し、確保し……
○委員長(初村滝一郎君) 予算委員会公聴会を開会いたします。 平成元年度一般会計予算、平成元年度特別会計予算、平成元年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 本日は、平成元年度総予算三案について、お手元の名簿の六名の公述人の方々からそれぞれの項目について御意見を拝聴いたします。 一言ごあいさつを申し上げます。 富岡公述人、丸尾公述人におかれましては、御多用中にもかかわりませず本委員会のために御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして心から厚く御礼を申し上げます。 本日は忌憚のない御意見を賜りまして今後の審査の参考にしてまいりたいと存じ……
○小委員長(初村滝一郎君) ただいまから雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
本小委員会は去る二十一日の災害対策特別委員会において設置され、当日委員長の指名により小委員長に初村が、また副小委員長に篠崎小委員が選任されました。皆様方の御指導と御協力により、本小委員会の設置目的達成のため努力いたしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。
篠崎副小委員長から発言を求められておりますので、これを許します。篠崎年子君。
【次の発言】 雲仙・普賢岳火山災害対策に関する件を議題といたします。
雲仙・普賢岳火山災害対策について、政府から説明……
○小委員長(初村滝一郎君) ただいまから雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会を開会いたします。
雲仙・普賢岳火山災害対策に関する件を議題といたします。
まず、政府から説明を聴取いたします。厚生省末次社会局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
それでは、雲仙・普賢岳火山災害対策について、各小委員から忌偉のない御意見を懇談会の形式で承りたいと存じます。
これより懇談会に入ります。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
ただいまの懇談会におきましては、貴重な御意見を承りまことにありがとうございました。
次回の災害対策特別委員会におきましては、これま……
○小委員長(初村滝一郎君) ただいまから雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会を開会いたします。
小委員の異動について御報告いたします。
本日、欠員中の小委員の補欠として守住有信君、三重野栄子君、諫山博君、井上哲夫君及び山田俊昭君が選任されました。
【次の発言】 この際、一言あいさつを申し上げます。
本小委員会は、第百二十一回国会において設置されまして、今国会は去る一月二十四日の災害対策特別委員会において設置の決定をいたし、当日、委員長の指名により、私が小委員長に、篠崎小委員が副小委員長に選任されました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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