このページでは世耕政隆参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。世耕政隆参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○理事(世耕政隆君) 委員の異動について御報告いたします。 ただいま、川野辺静君及び橋本繁蔵君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君及び小林国司君が選任されました。
○理事(世耕政隆君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、石本茂君、片山正英君、河本嘉久蔵君及び竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として岡本悟君、山本茂一郎君、高橋文五郎君及び高田浩運君が、また、ただいま阿部憲一君が委員を辞任され、その補欠として沢田実君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和四十五年度決算外二件を議題といたします。
本日は防衛庁の決算につきまして審査を行ないます。
この際、おはかりいたします。
議事の都合により、防衛庁の決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、会議録の末尾に掲載した……
○理事(世耕政隆君) それでは、午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。 午後零時三十五分休憩
○世耕政隆君 委員長…… 〔「賛成」「賛成」「反対」「反対」「委員長」「委員 長」と呼ぶ者あり、議場騒然、聴取不能〕 午後三時三十二分
○委員長(世耕政隆君) それでは、ただいまから文教委員会を開会いたします。 一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、はからずも文教委員長に選任されました世耕政隆でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。 職責が重大でございまして、非常にそれを痛感している次第でございます。はなはだ微力ではございますが、皆さまの御協力をいただきまして、委員会の運営に当たる所存でございます。何とぞ皆さま方の御協力、御指導のほどを切にお願い申し上げる次第でございます。 これをもって就任のごあいさつにかえる次第でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(拍手)
○委員長(世耕政隆君) それでは、ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、萩原幽香子君が委員を辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 さらに、松永忠二君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 本委員会の理事が四名欠員になっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、安永英雄君及び大松博文君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君及び今泉正二君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠選任に関しまして、宮之原貞光君から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……
○委員長(世耕政隆君) それでは、ただいまから文教委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
教育、文化及び学術に関する調査のため、本日の委員会に、参考人として、日本私立中学高等学校連合会副理事長堀越克明君、昭和女子大学附属小・中・高等学校長人見楠郎君、日本私学振興財団理事長時子山常三郎君、日本私立大学連盟会長佐藤朔君及び日本私立大学協会専務理事矢次保君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 教育、文化及び学術に関する調査中、私学助成に関する件を議題といたしたい……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言申し上げます。
すでに御承知のことと存じますが、本委員会の委員濱田幸雄君が、去る三月二十三日、脳出血りため逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。ここにつつしんで同君の長年にわたる御功績をしのび、各位とともに黙祷して御冥福をお祈りいたしたいと存じます。
御起立を願います。
黙祷をささげます。
【次の発言】 黙祷を終わります。
御着席願います。
【次の発言】 前座の時間をいただきましたので、文部大臣の所信説明に対しまして、それに関連して質問をいたしたいと思います。
一番基本的なものだけを……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査中、文教行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件について質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時二十分再開することとし、しばらく休憩いたします。
午後零時十七分休憩
【次の発言】 ただいまから文教委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、教育文化及び学術に関する調査中、文教行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行ないます。
質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本件に関する質疑は、本日はこの程度にとどめ、これで……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査中、文教行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件について質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしゅうございますか。――本件に関する質疑は本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時四十分散会
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、徳永正利君、高橋文五郎君及び鈴木美枝子君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君、梶木又三君及び小野明君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 教育、文化及び学術に関する調査中、文教行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件について、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時四十分再開することにいたしまして、しばらく休憩いたします。
午後零時四十五分休憩
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査中、文教行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件について、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、宮之原貞光君及び二木謙吾君が委員を辞任され、その補欠として、安永英雄君及び今泉正二君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 順次、御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
ただいま加藤進君、中村登美君及び志村愛子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君、高橋邦雄君及び平島敏夫君がそ……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査中、当面の文教行政に関する件を議題といたします。
本件について、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
ただいま亀井善彰君が委員を辞任され、その補欠として高橋邦雄君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから文教委員会を再開いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
ただいま、二木謙吾君及び小野明君が委員を辞任され、その補欠として黒住忠行君及び宮之原貞光君が選任されました。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
ただいま二木謙吾君が委員を辞任され、その補欠として竹内藤男君が選任されました。
【次の発言】 学校教育法の一部を改正する法律案(第七十一回国会参第五号)、公立障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案(第七十一回国会参第六号)及び公立障害児教育諸学校に係る経費の国庫負担に関する法律案(第七十一回国会参第七号)、以上三法律案を便宜一括して議題といたします。
三法案につきましては、すでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のあ……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
学校教育法の一部を改正する法律案(第七十一回国会参第五号)、公立障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案(第七十一回国会参第六号)及び公立障害児教育諸学校に係る経費の国庫負担に関する法律案(第七十一回国会参第七号)、以上三案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き、三案に対する質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 三案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。
午後二時、再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時二分休憩
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
昨日、安永英雄君及び金井元彦君が委員を辞任され、その補欠として加瀬完君及び嶋崎均君が選任されました。
以上御報告申し上げます。
【次の発言】 学校教育法の一部を改正する法律案(閣法第一一二号)を議題といたします。
前回に引き続き本案に対する質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと関連質問ですが、あなたの後ほどの質問時間がございますから、できれば――では簡潔に、これで終わりにしてください。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
昨日、嶋崎均君が委員を辞任され、その補欠として金井元彦君が選任されました。
【次の発言】 学校教育法の一部を改正する法律案(第七十一回国会参第五号)、公立障害児教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案(第七十一回国会参第六号)及び公立障害児教育諸学校に係る経費の国庫負担に関する法律案(第七十一回国会参第七号)、以上三案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き、三案に対する質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
昨日、黒住忠行君が委員を辞任され、その補欠として田中茂穂君が選任されました。
また、ただいま松永忠二君及び宮之原貞光君が委員を辞任され、その補欠として鈴木美枝子君及び安永英雄君が選任されました。
【次の発言】 学校教育法の一部を改正する法律案(第七十一回国会閣法第一一二号)を議題といたします。
前回に引き続き、本案に対する質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 お答えいただけませんか。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
学校教育法の一部を改正する法律案(第七十一回国会閣法第一一二号)(衆議院送付)を議題といたします。
【次の発言】 議事進行について御発言があります。矢追君。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、高橋邦雄君及び黒住忠行君が委員を辞任され、その補欠として志村愛子君及び竹内藤男君が選任されました。
【次の発言】 ほかに御意見ございますか。――加藤君。
【次の発言】 前回に引き続き、本案に対する質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。速記をとめてください。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
昨日、安永英雄君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君が選任されました。
【次の発言】 国立学校設置法の一部を改正する法律案、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案、文化功労者年金法の一部を改正する法律案、昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案、以上四案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。
なお、衆議院における修正部分につ……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任されました。
【次の発言】 一言就任のごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続き、再び文教委員長に選任され、その職責の重大さを痛感している次第でございます。はなはだ微力ではございますが、皆さまの御協力をいただきまして委員会の運営に当たる所存でございます。何とぞ皆さま方の御指導、御協力を賜わりますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつにかえる次第でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(拍手)
○委員長(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時十分再開することといたします。
暫時休憩いたします。
午後零時十六分休憩
【次の発言】 ただいまから文教委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き教育、文化、学術に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 続いて御発言願います。
○世耕政隆君 ただいま議題となりました修正案につきまして、まず、案文を朗読いたします。 皇室経済法施行法の一部を改正する法律案に対する修正案 皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 附則を次のように改める。 附 則 この法律は、公布の日から施行し、改正後の第七条及び第八条の規定は、昭和五十年四月一日から適用する。 以上であります。 次に、本修正案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。 原案の施行期日である本年四月一日がすでに経過しておりますので、これを公布の日に改めるとともに、改正後の法律の規定は四月一日にさかのぼって実施しようとするものであります。……
○委員長(世耕政隆君) では、この際、皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。
私、皆様方の御推挙によりまして当委員会の委員長の重責を担うことになりました。大変微力でございますが、皆様方の御協力を賜りまして、円滑、公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何分よろしくお願い申し上げる次第であります。(拍手)
【次の発言】 田中寿美子君から、本日、文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 ただいまの理事の辞任に伴い、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二日に平井卓志君が委員を辞任され、その補欠として山東昭子君が選任されました。また、本日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠とし塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 まず理事の選任を行います。
昨年十二月三十日の本委員会におきまして、理事のうち四名を選任し、あと一名につきましては、後日委員長が指名することとなっておりましたので、この際、山東昭子君を理事に指名いたします。
【次の発言】 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、物価対策の基本……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました物価対策の基本方針及び公正取引委員会の物価対策関係業務等に対し、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 時間が来ていますので、簡潔にお願いします。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日は、これにて散会いたします。
午後三時二十分散会
○委員長(世耕政隆君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 時間がかなり超過していますので、結論にそろそろ入ってください。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十三分散会
○委員長(世耕政隆君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第四一二号公共料金の値上げ反対に関する請願外十四件を議題といたします。
今期国会中、本委員会に付託されました請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおり十五件でございます。
理事会で協議の結果、第四一二号公共料金値上げ反対に関する請願外十四件は、すべて保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○世耕政隆君 提案者に自民党の立場から質問を申し上げます。
この法律案、何度も委員会に提出されていろんなかっこうで成立を見なかったんでございますが、一体この法案提案された主な大きな理由、小さい理由はわかっているんですよ、大きな理由はどんな理由でございますか。
【次の発言】 文部省の方にちょっと伺いたいんですが、ただいま久保議員の御答弁の中で学校教職員と事務職員との間に差別があるというふうに伺ったんですが、いかなる差別があるのかお伺いします。
【次の発言】 それでは、公立学校の事務職員でございますが、私どもよく実態を把握してないんで伺うんですが、全国で何人ぐらいおられるんですか。そのうち女子職……
○世耕政隆君 私は簡単にいろいろ教えていただきたいと思いますので、お聞きしたいと思います。ごく簡単に御答弁をいただければ結構だと思います。 教育というのは永遠の問題でございまして、これでいいということは多分ないだろうと思います。私は、こういうふうに教員関係の大学院が新しくできてくるというのも、実は教師自体が多分、もとより人間ですから完璧、完全ではないので、恐らく生徒を教えていながら、自分が完璧でないために、これで自分は、その指導者たるの資格があるかどうか、教師たるの資格があるかどうか、こういういろいろな自責の念があると思うのであります。あるいは大変自信満々でもって、自分の教えていること、いわ……
○世耕政隆君 安永、柏原、小巻三先生がかなり詳細にいろんな角度から質問された後でございまして、私はもう簡単にいろんなことをお聞きして、簡単にお答えをいただきたいと思うんであります。 日本でオリンピックやったとき、小学校一、二年の子がもう大体社会人で、りっぱに働いているわけですが、私の郷里の少年なんかがオリンピックセンターへ行ったというんで、大変誇らしげに喜んで話をしておりました。ここがオリンピック村だったというんで、そこへ泊っただけで大変光栄に浴したという形で、恐らしく生涯忘れられない記念になっているだろうと思うんです。そういう点で、大変オリンピックセンターというのは、いろんな社会的な価値が……
○理事(世耕政隆君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
現在、文教委員長が欠員となっておりますので、私が委員長の職務を代行いたします。よろしくお願いいたします。
本日の議事に先立ちまして、望月前委員長から御あいさつがございます。望月君。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、教育、文化及び学術に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じ……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび本委員会の委員長に選任されました世耕政隆でございます。まことに微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を得まして、本委員会の公正、円滑なる運営を心がけてまいる所存でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
この際、坂野前委員長からごあいさつがございます。坂野君。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十一月十五日、糸山英太郎君及び梶木又三君が委員を辞任され、その補欠として私、世耕政隆及び中村太郎君が選任されました。
また、同月二十六日……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、藤原房雄君、小野明君、片岡勝治君及び小巻敏雄君が委員を辞任され、その補欠として多田省吾君、吉田忠三郎君、福間知之君及び渡辺武君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第四一号一般消費税新設反対に関する請願外二十六件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
理事会において協議いたしました結果を御報告いたします。
第四一号一般消費税新設反対に関する請願外二十六件は、保留とす……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
租税及び金融等に関する調査のための委員派遣につ……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月二十一日、勝又武一君が委員を辞任され、その補欠として粕谷照美君が選任されました。
また、同月二十二日、吉田忠三郎君及び粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として片岡勝治君及び丸谷金保君が選任されました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題とし、財政及び金融等の基本施策について、竹下大蔵大臣から所信を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 ただいまの大臣の所信に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 昭和五十四年度の水田利用再編奨励、補助金についての……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、三浦八水君及び小巻敏雄君が委員を辞任され、その補欠として藤川一秋君及び佐藤昭夫君が選任されました。
また、昨二十日、和泉照雄君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
去る十四日の委員会におきまして、財政及び金融等の基本施策について竹下大蔵大臣から所信を聴取いたしておりますので、これより大臣の所信に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
租税及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁前川春雄君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
前回に引き続き、財政及び金融等の基本施策についての大蔵大臣の所信に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 大蔵大臣の所信に対する質疑は終了いたしました。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、北修二君が委員を辞任され、その補欠として岩動道行君が、二十四日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が、また本日、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君、塚田十一郎君、岩動道行君、鈴木一弘君、市川房枝君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、村田秀三君、小野明君、八木一郎君、林ゆう君、柏原ヤス君、喜屋武眞榮君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、喜屋武眞榮君、藤田進君、村田秀三君、小野明君、八木一郎君、林道君が委員を辞任され、その補欠として市川房枝君、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君、塚田十一郎君、岩動道行君が選任されました。
【次の発言】 所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
本日は、右両案審査のため、税制調査会会長小倉武一君、中央大学教授、河秀洋君及び一橋大学助教授野口悠紀雄君の三名の方々に参考人として御出席をいただいております。
この際、参……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、衛藤征士郎君、柏原ヤス君、和田静夫君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君、鈴木一弘君、小谷守君が選任されました。
【次の発言】 税理士法の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案を便宜一括して議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、竹田四郎君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
税理士法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、右四案を便宜一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 丸谷君、時間が参りましたので、結論にお入りください。
【次の発言】 時間がちょっと超過しておりますので、今後質問、御答弁はひとつ簡潔に効率をよくしていきたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
【次の発言】 時間がそろそろ来ますので、簡潔にお願いいたします。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十九日、中野明君、和泉照雄君、小野明君、小谷守君、川村清一君が委員を辞任され、その補欠として多田省吾君、鈴木一弘君、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君が、また本日、藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として衛藤征士郎君が選任されました。
【次の発言】 税理士法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、福間知之君、竹田四郎君が委員を辞任され、その補欠とし……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二日、原田立君、馬場富君、片岡勝治君、小野明君、小谷守君、衛藤征士郎君、林道君が委員を辞任され、その補欠として多田省吾君、鈴木一弘君、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君、藤田正明君、河本嘉久蔵君が選任されました。
また、三日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として片岡勝治君が選任されました。
【次の発言】 理事辞任の件についてお諮りいたします。
中村太郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案の審査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁澄田智君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、鈴木一弘君、渡辺武君、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君が、また本日、塚田十一郎君、中村太郎君が委員を辞任され、その補欠として原田立君、河田賢治君、小谷守君、栗原俊夫君、松前達郎君、真鍋賢二君、金丸三郎君が選任されました。
【次の発言】 国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。正示大蔵大臣臨時代理。
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十四日、小谷守君、栗原俊夫君、松前達郎君、原田立君、河田賢治君が委員を辞任され、その補欠として、竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君、鈴木一弘君、内藤功君が選任されました。
また、同二十五日、真鍋賢二君、金丸三郎君、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として、塚田十一郎君、中村太郎君、渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い理事が欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきまし……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨七日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として河田賢治君が選任されました。
【次の発言】 電源開発促進税法の一部を改正する法律案、電源開発促進対策特別会計法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案、右両案を便宜一括して議題といたします。
本日は、右両案審査のため、電気事業連合会専務理事長橋尚君、主婦連合会事務局長清水鳩子君、日本エネルギー経済研究所研究理事高垣節夫君、以上三名の方々に参考人として御出席をいただいております。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申……
○委員長(世耕政隆君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、河田賢治君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
また、九日、小谷守君、大森昭君、吉田正雄君、青島幸男君、小澤太郎君、亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君、和田静夫君、福間知之君、市川房枝君、中村太郎君、坂野重信君が選任されました。
【次の発言】 地震保険に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣、
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願……
○世耕政隆君 ごく概略の質問をさせていただきます。御答弁はなるたけ簡単で結構でございます。 先日趣旨説明をお聞きしたんでございますが、私国会から派遣されまして、イギリスへこの放送大学、オープンユニバーシティーというような名前になっていましたが、ブロードキャスティングによる大学、そういうものを見てこいというんで行かされましたんですが、それから計算いたしますともういま十数年になっております。その間に日本でも計画されていましたけれども、やっとここへ法案がたどりついてきたということで、お魚としてはいささかちょっと鮮度が古くなったかなというような危惧もあるんでございますが、主にヨーロッパでございますが……
○理事(世耕政隆君) それでは順次に、田中参考人から、簡潔にお願いします。
【次の発言】 きょうはやめようと思ったんですが、ちょっと五分ばかり時間をいただきまして……。
さっきから拝聴していますと、自校方式はもちろん私は非常にいい方法だと思います。それからセンター給食というのも、こういう文明社会の中で出るべくして出てきた方式で、これはやはり日本じゅうに全部給食を行き渡らせようという、そういった努力だろうと思います。で、給食の趣旨というのは、栄養とかいろいろな要素を加味してつくられたと思うんですが、私はその中で、仮に自校方式で千食単位ということで、さっき西山さん非常にいい御発言、りっぱな御意見……
○国務大臣(世耕政隆君) 五十七年度は、いま説明員から申し上げましたように、かなりの減収が地方税も見込まれる。それから、先ほど大蔵大臣は、はっきりとはおっしゃられませんでしたが、大体大まかに国税の減収をかなり見込まれておられます。そこから判断しますと、国税三税の三二%分もかなり減収が見込まれる。こういうものを全部含めまして、私どもは五十七年度の財政計画、これは予定された、計上された地方交付税の総額の確保にできるだけ努めてまいる、いろんな各般の措置を講じてまいります。 それから、地方税に関しましても減収が見込まれますので、それらの団体に対して減収補てん債の発行を可能な限り許可してまいる。こうい……
○国務大臣(世耕政隆君) 契約事務を行うときに、その経過と結果が国民の目から疑惑に満ちて見られないようにすることは、現在目下の急務だと思います。 そこで自治省といたしましては、一つには指名業者をふやすべきである。二つ目にはその名前を公表すべきである。三つ目には入札の経過と結果を原則として公表すべきである。こういう方針に基づきまして、指名競争入札の運用を改善して、契約の公正、信用を確保していく、こういうことを念願としているものでございます。 これにあわせまして、一般競争入札制度の欠点を直しながら、たとえば制度つき入札制度の導入などを考えながら検討していくのが望ましい、こういう観点に立ちまして……
○国務大臣(世耕政隆君) ただいま御決議のありました地方交付税の不正取得につきましては、まことに遺憾に存じております。 自治省といたしましては、地方交付税の配分の公正が確保されるよう、従来にも増して指導、検査を強化し、御決議の趣旨に沿って、再びこのような事態の生じないよう努力してまいります。
○国務大臣(世耕政隆君) 私は昨年国家公安委員会委員長を命ぜられました世耕政隆でございます。よろしくお願い申し上げます。 本日、公害及び交通安全対策特別委員会が開催されるに当たりまして、交通警察行政に関し一言所信を申し述べます。 わが国における道路交通は、自動車による旅客輸送量や貨物輸送量の飛躍的な伸びに象徴されますように、国民生活の中でますます重要な役割りを果たしており、また車両保有台数、運転免許保有者数の増加傾向は、今後とも根強く続くものと考えられます。 このような情勢に伴い、道路交通は一段と複雑多様化し、交通事故、交通渋滞、交通公害等、道路交通を取り巻く諸問題が山積しております。 ……
○国務大臣(世耕政隆君) これは交通の量がそれだけ変わってきたし、それに伴って道路とか歩行の領域が非常に狭く狭められてきているということ、いろんな社会的な現象があると思うのですが、従来から、子供さんとか老人等の交通事故防止についてはこれを最重点に置いて対策を進めてきているところですが、この数字で見るとなかなか思ったような効果が上がっていないのでちょっと残念でございますが、こういった子供さんや何かの痛ましい事故を根絶するために、大体三つの方向に分けていろいろ対策を練っているわけでございます。 その一つは通行中の、通学途上の交通規制であります。それから指導取り締まりであります。それから三番目には……
○国務大臣(世耕政隆君) まず参議院の地方区の方に関連したことを申し上げ、定数是正のことについて申し上げますが、この問題は逆転現象とか何かいろいろあるわけでございますが、一番基本になっているのは地方区の総定数をどうするかという問題、それから地方区が持っている、一面的ではありますが地域代表的な性格、これをどういうふうにしていくか、それからもう一つ半数改選制といった衆議院にない特別な事情、これは全部偶数になっておりまして、二、四、六、八、こういう形になっておる。これを仮に奇数になるとどういうふうになるか、奇数の数が出てきたときにつまり半数改選制をどういうふうに扱うか、あるときには二であるときには一……
○国務大臣(世耕政隆君) 大変遺憾でございます。こういう実態をなくすための選挙法を模索する方法はないかということを常に考えておるものでございます。
【次の発言】 先ほどから伺っておりまして、一つ一つかなりの説得力を感じるものでございます。テレビとかいろいろな方法を使って国じゅうの人に候補者の抱負、見識、お人柄、そういうものを知らしめる方法ではまだまだ方法は考えられるべきであるというふうに考えております。
さらにまた、この今度提案されました議員立法の全国区改正法は、私はこれについては自治省としては一々批判を下すべき立場ではございませんけれども、一つの方法としてこれもやはり検討すべき十分な価値は……
○国務大臣(世耕政隆君) 突然やってまいりまして、時間におくれて申しわけございません。 ただいまの御指摘の点でございますが、現在審議されております公職選挙法の改正案は、この次の参議院の選挙に適用されることを前提として提出されたものというふうに聞き及んでおります。この改正案は今回が初めて出されました法案で、これに対して実はいままでわが省でも経験したことのない方法であり、初めての仕組みのものでございます。そこで、この選挙の管理、執行に携わる立場といたしましては、新しい制度の仕組みを十分に時間をかけて関係方面にいろいろ宣伝したり、周知徹底させたり、これは各県にも、選挙者にもいろいろ周知徹底を行って……
○国務大臣(世耕政隆君) 別に余り持っておりません。
【次の発言】 大変手痛い御指摘でございます。ただ、事柄が総定数をどうするかという問題で、これは国会の構成に関する事柄になってまいります。それからもう一つは、選挙区別定数の変動は、また各党の勢力分野に非常に大きく影響してまいりますので、大変高度な政治判断が必要かと思います。
その点で、決して私どもの自治省の方は逃げるわけではないんでございますが、これはやはり政府がイニシアチブをとるということよりも、国会の各分野の方々がよく御協議いただきまして、われわれの方もそれに協力をしながら、立法府自身が中心になって解決に当たるのが最も必要であり、最も合……
○国務大臣(世耕政隆君) 非常にむずかしい問題でございますが、やはり私は常識的に考えて一定の年限が来れば男でも女でも選挙権を持つ、あるいは選挙に立候補することができると、これが一般的な原則だと考えております。
【次の発言】 この場合、訴訟の被告人は中央選挙管理会であります。訴訟を行われますと、その過程において、つまり国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律によって、必要によっては法務大臣の指揮を受けるものとされております。しかしながら、こういう訴訟が提起された場合には、自治大臣といたしましては、公職選挙法の所管大臣といたしまして、また中央選挙管理会が自治省の附属機関でござ……
○国務大臣(世耕政隆君) 定数是正でございますが、この定数の是正というのはいろいろ各党間で御事情もあることでございまして、これが勢いその定数の是正が選挙の結果にもいろいろ響いてまいります。そこでやはり、もちろんわれわれの方もいろいろ考えるわけでございますが、どうしても政党の間で意見の交換が十分に行われて、その上でいい改善策が行われて、その結果が各政党の機能が十分に果たされるような形で定数是正がなされるべきではないか。特に参議院の場合の定数是正は、大変これはむずかしいいろいろな問題が横たわっておりますので、その点各党間で十分に論議されて、その上での是正が考えられるべきではないか、このように私ども……
○国務大臣(世耕政隆君) 議会制民主主義国家において、政党が国民の政治的な意思を媒体するという意味においては、政党の存在というのはどうしても不可欠であろうと思っております。で、いろいろ論議されているところでございますが、私はやはりわが国の政党もそれぞれ長い間のその政党の主張するところの主義主張を通じて任務を果たしてきていると思うのでございます。ですから、歴史的な年代だけでヨーロッパの政党に比較して成熟度が少ない云々、こういうことは必ずしも当たらないのではないか、そういうふうに考えているものでございます。 また、無所属とか一人の政党、これがあるかないかは私も何とも言えないのでございますが、やは……
○国務大臣(世耕政隆君) このたび自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられました世耕政隆でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 所管行政の当面する諸問題についての所信表明に先立ち、去る今月八日のホテル・ニュージャパン火災につきまして一言申し上げます。 このような多数の死傷者を出した火災が発生したことはまことに遺憾であり、不幸にもお亡くなりになった方には心から深く哀悼の意を表する次第であります。 この不幸な事故を教訓として、今後さらに火災予防対策を講じ、死傷者の防止に努めてまいる所存であります。 委員各位には、平素から地方自治行政及び警察行政に格別の御尽力をいただき、厚く御礼申……
○国務大臣(世耕政隆君) ただいま議題となりました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。 明年度の地方税制につきましては、地方税負担の現状にかんがみ、地方財政の実情を勘案しつつ、住民負担の軽減及び合理化を図るため、個人の住民税所得割の非課税限度額の引き上げ、料理飲食等消費税及びガス税の免税点の引き上げ等を行うとともに、地方税負担の適正化及び地方税源の充実を図るため、固定資産税における評価がえに伴う税負担の調整、法人の住民税及び事業税の徴収猶予割合の縮減並びに不動産取得税等に係る非課税等の特別措置の……
○国務大臣(世耕政隆君) 昭和五十七年度の警察庁及び自治省関係予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。 初めに、昭和五十七年度の警察庁予算総額は、一千五百七十九億二百余万円でありまして、前年度予算額一千五百四十七億五千余万円に比較しまして、三十一億五千二百余万円の増額となっております。 次に、その内容の主なものにつきまして御説明申し上げます。 第一は、警察庁一般行政に必要な経費五百五十五億八千六百余万円であります。 この経費は、警察庁、警察大学校及び地方機関の職員並びに都道府県警察の警視正以上の警察官の職員俸給等の人件費、都道府県警察官一千五百人の増員に必要な教養経費等のほか、警……
○国務大臣(世耕政隆君) 御指摘の点でございますが、私は、地方自治のたてまえから言って、できるだけ地方団体が主体になっていろんな行政を進めていただきたい。つまり自律的にやっていただきたい、こういう考えが主になっております。できるだけこちら側としては余りよけいな干渉を、不必要な干渉はしない、こういう方針でまいっております。 ただ、御指摘の給与の点に関しましては、これはやはり地方団体といえども給与を支払うからには、これはほとんど大半が国民の税金によって賄われるものでございますから、このいまのような行財政改革の声の厳しい折から、これはやはり十分慎重に考えていかなければならない、これも事実であると思……
○国務大臣(世耕政隆君) 自民党の方で地方選挙を統一するという方向で検討を進められているというのは、これは事実検討しているようでございます。それはいろいろ理由もあるところらしいので、昭和二十二年に地方選挙が始まってから任期満了が集中する四年ごとに特例法を制定して統一的に選挙を行ってきたのでありますが、これがだんだんばらばらになってきて統一の対象になる選挙が非常に減ってきた。そのためにいろんな地方選挙が毎回ありまして、種類が非常にありまして、手数の方から言っても事務の方から言っても、それからいろんな選挙に対応するいろいろな所管業務からいっても非常に繁雑になってきたというところから、これはもう一度……
○国務大臣(世耕政隆君) 国の財政、地方の財政と申しますが、これは私は相互に行き来するものであって、両輪という言葉になるのでございますが、そういう性格のものだと思います。五十七年度地方財政対策に当たって、実はこれはいまいろいろ御指摘になられましたけれども、貸し借りのようなことになってきた。つまり俗な言葉で言えば、国の方から、予算を組むんだけれどもどうも金が足りなくて困っているから、ちょっと一時立てかえて貸してくれないか、いろいろな方法を講じて貸してくれないか、後で必ず返すから、こういう話でございます。国の方もなかなか困っておるらしいので。 それからもう一つは、いままで国から借りていた金を国へ……
○国務大臣(世耕政隆君) 五十七年度の利差臨特につきましては、国の事情からして今回、局長が先ほどから言っているようなとおりになりましたのでございますが、五十八年度以降の発行に係る地方債の利差臨特をこれからどうするかということでございますが、これはその年度の国や地方の財政状況とか政府資金がどのくらいの比率で出るかとか、そういういろんな状況などを見ながら適切に対処していくと、こういうこちらの予定でもあり、これは大蔵省との間の話もそういうふうになっているところでございます。
【次の発言】 いま局長が言われたのと同じでございますが、お話を伺っておりますと、確かにいろいろな問題が出てくるのでございますが……
○国務大臣(世耕政隆君) ただいま局長から答弁されましたように、私もやはり、生活の一番基本になるものに関してはできるだけ同じような水準のコストの方が望ましいとは考えますが、地域のいろんな事情がありますので、必ずしもそうはいかないと思います。ただ基本的には、われわれの考え方としてはその上に立っておると、こういうふうに御了解をいただきたいと思います。
【次の発言】 これは、答申の内容は、大ざっぱに申し上げますと、公共交通機関の機能を十分に働かせる、つまり、優先通行とか交通機関相互の運輸調整の促進とか、それから経営基盤の強化とか、そういうことが中心になりまして御答申をいただいたわけでございます。
……
○国務大臣(世耕政隆君) 今回の警備業法の改正は、従来からありました警備業務にいろんな欠陥がございまして、それの適正化を図るという意味において今回の措置になったわけでございます。 警備業務自体が私的な依頼を受けて国民の財産とか生命とか、そういうものを守っていく性質を持った業務でございまして、その点では何ら行政的なものとは関係のないものでございまして、警察はあくまで警察、警備業務はあくまで私的機関としての業務であって、こういうふうに今回の改正になったわけでございますが、法律はそこまででございまして、後は、これは警備業務の会社の内容さえ正常であれば何ら警察がちょっかいを出すべき分野のものはない。……
○国務大臣(世耕政隆君) 御指摘の点でございますが、この業界は、社会的な需要に応じてますます今後この業種はふえていくように私どもは考えております。 そこで、零細の企業の方が多い。それから先ほどから御指摘の指導員とかあるいは機械設備とか、いろいろ今後に課せられたことがかなり出てくると思うのでございますが、その点でいろいろ、それを充実するための施策というものが今後必要になってくるだろうことも当然想定されることでございまして、この法案の趣旨は、つまり零細を圧迫してどうこうするということではないのでございまして、いまある業界の方々の、先ほど長官が言われたような質の向上、それから内容の充実、それから信……
○国務大臣(世耕政隆君) ただいまの御指摘のあれは、地方都市の乱開発なんかも非常に影響してくると思うのでございますが、開発しますと大体山の上の方の、あれは山林地区を開発して宅地にする傾向が多いんですが、そのときに木を伐採したりしますと、これが大体五年くらいのところで根っこのところが腐って地崩れしてくる。よく大量降雨のときに、私どもの和歌山県なんかでも山津波といいまして何回か、長崎県よりもその点では非常な経験を積んでいる県でございますが、そのときに、そこからずうっと地割れがしまして山崩れになる、鉄砲水になる、こういう傾向が非常に強いと思います。 そこで、やはり都市計画も、その土地の持っているあ……
○国務大臣(世耕政隆君) 地方の人事委員会の勧告について、これは尊重すべきものと考えております。しかしながら一方においてこの地方公務員の給与が、二十四条三項の規定で、国家公務員の給与に準ずるという項目がありますので、私どもの方はこの点も十分参酌して勧告は尊重いたしますが、尊重という概念の半面には、必ずしもそれをそのまま受け取るということではございませんので、そこでわれわれの方もそれなりに、法律に基礎を置いた考え方に基づいてそれを十分尊重しながらいろいろ考えるわけでございます。
【次の発言】 今回の人事院の国家公務員に関する勧告については、これは本来私どももそれを尊重すべき性質のものでありまして……
○国務大臣(世耕政隆君) お答え申し上げます。 警察としましては、覚せい剤問題を治安上きわめて広範囲な影響を持つ重大な問題として重要視して取り上げております。 さらに、覚せい刑事犯の取り締まりを現在も今後とも一層強化してまいるところでございますが、なかなか思うように進展しませんで、先日の大阪のような殺人事件が、通り魔事件が起こりまして、大変遺憾に思っているところでございます。 また、一つの方向として今後覚せい剤を乱用するような社会的な構造、つまり社会的な環境、こういうものをできるだけ縮小して、小さくしていく、つまりそういった環境を廃絶させていく方向に啓発活動を非常に強く展開してまいり、今……
○国務大臣(世耕政隆君) お答えいたします。 総理が先ほど来、また、ただいま申し上げましたことと一致するわけでございますが、衆議院と違いまして参議院の全国区の選挙のあり方というのが、方法、それから機構がかなり違っておりまして、それに対する、全国区に対する批判がいままでいろんな各層から出ておったわけでございます。それではそれを踏み台といたしましていままでのいろんな全国区に対する批判を是正していこうといたしますと、今回のような政党を中心とした、個人を中心でない政党を中心とした方法になってくるわけでございます。先ほどから御指摘のように、いろんな憲法上の問題があるではないかというお話でございましたが……
○国務大臣(世耕政隆君) お答えいたします。 宅地開発指導要綱というのは各自治体でつくっております。先生御指摘のように。自治体が、その宅地開発が始まりますとその環境の整備、学校をつくったり上下水道その他こみの処理、いろんな設備をつくらなければなりませんので、財政的な負担に耐え切れなくて開発側の業者とかいろんな方面に負担をお願いしているということで、これは自治省といたしましては従来まである程度黙認してきたところでございます。 ただ、社会通念に照らして行き過ぎないように都道府県を通じまして常に通達指導をしてまいったのでございますが、それにもかかわらず最近いろいろな苦情が出てまいっておりますので……
○国務大臣(世耕政隆君) 自治省関係の特殊法人は四つございまして、この四つのうち一つ、公営企業金融公庫が職員数八十三人に対して役付職員数が三十七人で、プロパーがほとんどない。プロパーが少数で八%、三人である、こういうことでございますが、全般に大体自治省関係の特殊法人は設立が昭和三十年以降、三十年代で歴史がどうも浅い。それからプロパーから出てくる人材が少し少ない。こういうことで現況のような状況でございますが、今後人材が出てくれば、これは登用する機会を十分に考えなければならない、こういうことで思っておる次第でございます。
○国務大臣(世耕政隆君) お答えいたします。 ただいま御指摘のあれは、印刷の前の資料のミスか、それとも印刷の上のミスか、どこかでミスが起こっているのだと思いますのですが、大変申しわけないと思っております。公務員というものは全体への奉仕者としての役割りと、それから公共の利益を図るという不変の役割りと両方持っているのが公務員意識の中心になるのでございますが、この点においていろいろ欠けているところがあるということをときどき指摘を受けるわけでございます。そこで、最近、職務に怠慢な人が一部にある、それから汚職とか争議行為とかいろんなことをする公務員の一部の人たちが指摘されているところでございますが、そ……
○国務大臣(世耕政隆君) 竹島は島根県五箇村の一部でございます。したがって、島根県及び五箇村に関する面積として数えて交付税を計算しております。
○国務大臣(世耕政隆君) わが方から厚生省に対しては、十一カ月では困るから十二カ月にしていただきたいという要請をいたしました。
【次の発言】 この国民健康保険をめぐっての三省の間での論議がなかなか白熱を帯びてまとまりにくかったので、こういう結果になったかと思います。御迷惑をおかけしたかもしれません。
【次の発言】 かもしれないと申し上げたのは、私どもの方はおかけしたという意識に乏しいから申し上げたわけでございます。
【次の発言】 だんだんスケールの大きくなる交通情勢の上から、これは機能的にも道路の面からも、あらゆる面から総合的にいろんな計画を立てて、各仕事の分野の分析をしながら総合的に合理的に……
○国務大臣(世耕政隆君) 私も、岩上先生の御指摘になったように、小さい行政機構、能率の上がる行政機構で国と地方との役割りの分担をさせながら、地方の分権、活力化を図っていく。つまり、地方の団体が自律的に住民の需要に応ずるりっぱな行政を確立させていくことが、今後のねらいになると思います。ただし、いま行管長官から御指摘がありましたように、地方団体ではまだそこまで受け入れ切れない面も幾らか残っているので、こういう点を整理しながら、御指摘のような地方の活力を育成しながら、そういった面で指導をいたしながら国、地方の分権を明確にしていって、行政の機構をもっと縮小して行財政改革を行っていくべきであると私は念ず……
○国務大臣(世耕政隆君) 住民税の方のことをおっしゃられましたが、五十六年度の財政のこの三月末現在で大体四十兆円の赤字が地方にありますので、なかなか住民税の減税というのがむずかしい実情にあることは確かでございます。ですけれども、先日の議長裁定とそれから与野党の合意に基づく減税問題の論議に従いまして、経過を見ながら対処してまいりたいと存じております。
【次の発言】 御指摘のとおりでございますが、十分これは考えさせていただくわけでございますが、いままで国税の減税が行われないときでも地方税の減税を行っていた年もあるわけでございまして、それが住民税にどういうふうにこれから影響していくかということも十分……
○国務大臣(世耕政隆君) お答えいたします。 衆議院の選挙区別の定数問題はいろいろ問題になるところでございますが、これは選挙制度の一番基本になる問題で、これまでも各党の間で意見の調整に基づいて改正が行われてきたところでございます。今後ともやはりこの線に沿って各党間で十分論議を尽くした上でやっていくのが民主的であり、かつ現実的な方法であると思うのですが、御指摘になりましたこの十三条でございますが、五年ごとに「国勢調査の結果によって、更正するのを例とする。」ということになっておりますが、このあれは訓示的な規定でございまして、法律よりももう一つ幅を広げた解釈の可能なものであるというふうに理解してお……
○国務大臣(世耕政隆君) お答えいたします。 ことしの三月ごろから日教組の大会の会場をどこにするかでいろいろ協議があったようでございますが、いま御指摘のいろんな妨害がございまして、開催地側の方でそれによっていろいろ混乱を来して会場を使用することを断ってきたと、こういうことが現在まで直前まで続いてまいりまして、やっときのうになりまして大体の方向が決まった。ただ、それを発表しますとまたすぐいろんな邪魔が入りますので、けさの直前まで未発表の形で臨んだと、こういうふうな大変混乱した状態でございまして、私どもの方の警察の方では、たとえ場所がどこでありましても、島原あるいはその周辺、どこでありましても、……
○国務大臣(世耕政隆君) 第十七次地方制度調査会の答申は、地方行政の全般にわたって観測が述べられておりますが、その中で一つには、国と地方とを通ずる行財政の簡素効率化をうたっております。二つ目には、地方分権の推進、これをうたっておるのであります。これは国、地方を通ずる行政の一番柱になるところでございますが、その後これを受けまして昭和五十四年に提出されたものでございますが、政府としては今日まで国と地方の事務の見直し、国庫補助金制度の合理化について努力を重ねてまいりましたが、必ずしも十分の成果が上がっているとは言えないところでございます。 現在臨調におきまして、国と地方の機能分担のあり方について、……
○国務大臣(世耕政隆君) その給与の実態の公表につきましては、昨年の十月十三日付で、地方公共団体における職員給与等の公表について自治省の方から通知いたしまして指導したところでございます。この公表に当たっては、その様式と記載要領を具体的に示して住民がわかりやすいようにするのが本来のものであります。公表の手段についても、当該地方公共団体の住民が容易に了知して、また、そのいろんな資料を入手できるような方向に向かって選択するように指導しているところでございます。その結果、いまも指導中でございますが、発表されましたのは大体全体の自治体の九割方が発表されております。ただ、その中には比較的遠慮がちに発表した……
○国務大臣(世耕政隆君) 五十六年度の税収の足りない分、これは地方交付税の方へ影響してくるわけでございますが、この分は五十八年度に精算減として始末する。これはそのときにいろんな、われわれの方では特会法とかいろんな方法を使いましてやるわけでございます。今回の新聞に出ておったような記事、御指摘のことに関しては、まだ大蔵省の方から何も伺っておりません。これはわれわれとしてはあくまで従来の方法で、その場合に国と地方との関係でどういうふうに持つか、このことはよく周囲の状況を見た上で慎重に決めなければ、御相談しなければならないことと存じております。
○国務大臣(世耕政隆君) 御指摘の点に関しては、地方自治体、地方で行っている自治体の共済組合関係の健康保険の負担がふえる可能性はあるのでございますが、全体的に見てまいりますと、各市町村が運営している国民健康保険、こういうところの負担が一方では軽くなる。全体的に見ていくと、いろんなことはございますけれども、やむを得ないのではないか、新制度はある程度やむを得ないのではないか、そういうふうに私どもは見ておるものでございます。
【次の発言】 これはいろんな経緯があってのことだろうと思います。つまり老人保健というものが地方自治体から始まったというふうに聞いておるんですが、その間にだんだん周囲の社会的な情……
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