このページでは平井卓志参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平井卓志参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○平井卓志君 大変お疲れのところ、最後に一つだけお尋ねを申し上げておきたいと思います。 安全の確保ですね、それからまた安全性の追求というのは、これは技術革新も含めておよそ航空機のある限り限界がないと、このように思うわけですが、日本の空が非常に危険が多いというこの危険性の問題ですが、私はある意味でこれは比較の問題であろうかと思うんです。そういう意味で、本当にわが国の空がそれほど危険なのかどうかということを、アメリカも含めて先進諸国の状態と比較してどうかと。この比較ですが、諸先輩もおっしゃったように軍用機との関連の問題、また気象条件、空港の用地設備、さらに法的規制の内容、非常に複雑でございまして……
○平井卓志君 第七十七回国会閉会後において、委員会より四国地方へ派遣されました委員を代表して、調査の結果を御報告いたします。 去る八月五日から三日間、田代委員長、増原委員、小柳委員、安永委員、橋本委員と、私平井の六名が香川県及び愛媛県において裁判所及び法務省関係各庁の管内概況並びに庁舎施設などの営繕状況について調査を行ってまいりました。 調査の対象は、高松高等裁判所、同地方裁判所、同家庭裁判所、高松高等検察庁、同地方検察庁、高松法務局、高松矯正管区、高松刑務所、四国地方更生保護委員会、高松入国管理事務所、松山地方裁判所、同家庭裁判所、松山地方検察庁、松山地方法務局、松山刑務所、松山少年院、……
○平井卓志君 先ほど来、現行商法の二百九十七条、これがかなり問題になっておるわけですが、つまり一般の株式会社について、この社債は、この資本及び準備金の総額、または純資産額のいずれか少ない額を超えて募集することはできないという一種の規制なんですけれども、これが先ほど来のやりとりを聞いておりますと、社債権者の保護を目的としたものかどうか、改めて、この商法二百九十七条のもともとの立法趣旨ですね、これはどういうことなんでしょう。
【次の発言】 そうしますと、この予想される商法改正ですね。これを待たないでこの時期に社債発行限度をこういう形で上げなきゃならぬというこの理由なんですが、「最近の経済状況にかん……
○平井卓志君 原案によると、施行日が本年四月一日となっておりますが、同日はすでに経過しておりますので、これを公布の日に改めるとともに、改正後の法律の規定は四月一日にさかのぼって適用しようとするものであります。 これが修正案を提出する理由であります。
○理事(平井卓志君) ここで、委員の異動について御報告いたします。 本日、亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として坂元親男君が選任されました。
○理事(平井卓志君) 以上をもちまして本日の質疑を終了いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後五時四十一分散会
○政府委員(平井卓志君) このたび通商産業政務次官を仰せつかりました平井卓志でございます。 内外の経済環境、大変厳しい折でございますので、未熟ではございますが、大臣を補佐いたし、懸命に努力をいたす決意でございます。 委員各位におかれましても、どうかよろしく一層の御指導をお願い申し上げます。
○政府委員(平井卓志君) 通商産業省所管の昭和五十三年度防災関係予算につきまして、お手元に配付してございます資料に基づき、簡単に御説明させていただきます。 第一に、科学技術の研究につきましては、四億八千六百万円を予定しており、一、火薬、高圧ガス、可燃性ガス等の爆発防止等のための研究、二、鉱山災害防止のための研究、三、火災対策のための建材の研究、四、地震予知のための地質学的研究を推進してまいります。 第二に、災害予防につきましては、六十八億六千六百万円を予定しており、一、高圧ガス保安協会の活動の強化、拡充、二、高圧ガス、火薬類及び石油コンビナート等の災害防止のための監督、指導、コンビナートの……
○説明員(平井卓志君) このたび法務政務次官に就任いたしました平井卓志でございます。 時局柄、大任でございますが、倉石法務大臣のもと、時代に適応した法務行政の推進のために微力を尽くしてまいる所存でございます。今後ともよろしく御指導、御鞭撻をお願いいたします。 簡単でございますが、ごあいさつといたします。
○政府委員(平井卓志君) 中央更生保護審査会委員長勝田成治君は近く辞任する予定でありますが、その後任として新谷正夫君を任命し、また、同審査会委員笠松章君は四月一日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも広い知識と豊富な経験を有する者でありますので、中央更生保護審査会委員長及び同審査会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○平井卓志君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、五十五年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 御承知のとおり、先進諸国は、いわゆる第二次石油危機による石油価格の大幅な値上がりの影響を受けて、各国とも物価の高騰、景気の落ち込み、さらには国際収支の赤字といった三重苦の困難な状況に直面している中にあって、わが国は、このインフレ圧力とデフレ要因を克服し、いまや高度成長路線から安定成長路線への軟着陸を確実に実現することに成功しております。これは、ひとえに国民のたゆまぬ努力とわが党政府の政策運営がきわめて適切に行われたことによるものであると思うのであります。 さて、今回の補正予算は、五十……
○平井卓志君 名古屋地方公聴会は、渋谷、沓脱の両理事、岩動、谷川、八木、竹田、三治の各委員及び私平井の八名が参加し、二十五日、名古屋市で開催いたしました。 公述は、地方財政、経済・景気動向、産業問題の三項目で、八名の関係者より意見が述べられました。 最初に、地方財政につきましては、まず愛知県知事仲谷公述人より、財政再建のため歳出を抑制した国の予算は評価し得るが、愛知県では景気対策に県単独の公共事業をふやす措置を講じたが、資材の値上がりから実質的公共投資は減っているので公定歩合等財政以外の政策手段を配慮してほしい。地方自治体も厳しい人員管理を進めているが、国も行政合理化の範を示すとともに、零……
○平井卓志君 第一分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 当分科会の担当は、昭和五十六年度予算三案のうち、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(警察庁、北海道開発庁、防衛庁、経済企画庁、環境庁、国土庁を除く)、法務省及び外務省所管並びに他の分科会の所管外事項であります。 以下、日程の順序に従いまして質疑の概要を申し上げます。 まず、行政管理庁所管関係につきましては、「行政改革についての決意を伺いたい」との質疑があり、これに対し、中曽根行政管理庁長官及び関係政府委員より、「戦後三十数年たったが、行政肥大、非効率、国際情勢に対応できないことが反省される。今回の行政改革……
○平井卓志君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、昭和五十六年度予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 第二次石油危機から二年余り、主要先進国が不況とインフレに悩む中にあって、わが国経済は、一部に景気のかげりが見受けられますものの、実質経済成長率四・八%の達成はまず可能としておりますほか、物価も安定の度を加えつつあります。 このように国内経済面においては、石油値上げによるインフレ圧力とデフレ要因を克服し、いまや中長期的な安定成長路線へ軟着陸いたしておるのでありますが、一方、財政面においては、五十年度以降、大量の公債に依存して、財政は新たな施策を講ずる力を失っておりますほか、公……
○理事(平井卓志君) ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
ただいまの志苫委員からの資料要求につきましては、後刻理事会で協議いたします。
質問を続行してください。
○平井卓志君 行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案についての大阪における地方公聴会のための委員派遣について、簡単に御報告申し上げます。 派遣委員は、玉置委員長を団長とし、降矢、小柳、峯山の各理事、穐山、柳澤の各委員と私の七名であります。 現地における公聴会は、公立学校共済組合なにわ会館において十一月十三日午前十時から開かれ、午前中三名、午後三名、合計六名の公述人から一人十五分程度ということで、忌憚のない意見が述べられた後、派遣委員との間で自由な意見の交換が行われました。 次に、各公述人の意見の概要について申し上げます。……
○平井卓志君 ただいま議題となりました沖縄の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法の一部を改正する法律案の草案について、その趣旨を御説明いたします。 沖縄の復帰の際、沖縄の法令による弁護士資格者のうち、本邦の法曹資格を取得することができなかった者については、暫定措置として、復帰の日から五年間に限り、沖縄において弁護士の事務を行うことができるという救済措置がとられました。その後昭和五十二年に、この期間がさらに五年延長されたことは、御承知のとおりであります。したがつて、この暫定措置は、本年の五月十四日限りということであります。 現在、弁護士の事務を打っている沖縄弁護士……
○平井卓志君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十六年度決算に対してこれを是認するとともに、委員長提案の警告に賛成の意思を表明するものであります。 昭和五十六年度の財政経済運営の最優先課題は、厳しい財政事情と米国の高金利という制約下において、景気を内需の拡大を中心に早急に回復軌道に乗せることでありました。そのため政府は、五十六年度予算成立前の五十六年三月に決定した総合経済対策に基づき、金融政策の機動的運用、公共事業の大幅前倒し、中小企業対策、住宅建設の促進等、財政、金融両面から各般にわたって適切な対策を講じました。 また、十月に入り、景気の回復が業種間、地域間あるいは企業規模……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
大変ごあいさつが遅くなりましたけれども、このたびはからずも委員長に選任されました平井でございます。
甚だ微力ではございますが、皆様の御指導、御協力を賜りまして、公平円満な委員会の運営に努め、その職責を全ういたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月四日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。
また、昨十日、立木洋君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、八百板正君が委員を辞任され、その補欠として昔野久光君が選任されました。
【次の発言】 次に、安倍外務大臣及び森山外務政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。安倍外務大臣。
【次の発言】 森山外務政務次官。
【次の発言】 日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の両国の地先沖合における漁業の分野の相互の関係に関する協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。安倍外務大臣。
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨一日、八百板正君及び抜山映子君が委員を辞任され、その補欠として中村哲君及び藤井恒男君が選任されました。
【次の発言】 去る三月二十九日、予算委員会から、四月二日の午後一時から四月三日の午後三時までの間、昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、外務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
安倍外務大臣から説明を求めます。安倍外務大臣。
【次の発言】 以上で外務大臣の説明は終わりました。
この際、お諮りいたします。
外務……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として抜山映子君が選任されました。
また、本日、中村哲君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に抜山映……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、寺田熊雄君、中西一郎君、嶋崎均君、及び中山太郎君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君、吉村真事君、吉川芳男君及び水谷力君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 簡単にお答えください。
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、吉村真事君、吉川芳男君及び水谷力君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君、嶋崎均君及び中山太郎君が選任されました。
【次の発言】 万国郵便連合憲章の第三追加議定書の締結について承認を求めるの件、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件、小包郵便物に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便為替及び郵便旅行小為替に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便小切手業務に関する約定の締結について承認を求めるの件、以上五件を便宜一括して議題と……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、抜山映子君が委員を辞任され、その補欠として藤井恒男君が選任されました。
また、去る十一日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として抜山映子君が選任されました。
また、昨日、和田教美君及び関嘉彦君が委員を辞任され、その補欠として伏見康治君及び栗林卓司君が選任されました。
また、本日、嶋崎均君が委員を辞任され、その補欠として佐藤栄佐久君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりま……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、佐藤栄佐久君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君が選任されました。
また、去る十八日、久保田真苗君が委員を辞任され、その補欠として和田静夫君が選任されました。
また、去る十九日、和田静夫君が委員を辞任され、その補欠として久保田真苗君が選任されました。
また、昨日、抜山映子君が委員を辞任され、その補欠として藤井恒男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
久保田真苗君の委員異動に伴い理事が欠員となっておりますので、その……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十五日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として抜山映子君が選任されました。
また、去る九日、秦野章君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君が選任されました。
また、去る十日、秋山長造君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
また、本日、嶋崎均君、園田清充君及び中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として志村哲良君、吉川芳男君及び杉元恒雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。
また、本日、杉元恒雄君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君が選任されました。
【次の発言】 千九百七十九年の海上における捜索及び救助に関する国際条約の締結について承認を求めるの件、大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約の締約国の全権委員会議(千九百八十四年七月九日から十日までパリ)の最終文書に附属する議定書の締結について承認を求めるの件、北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、吉川芳男君及び志村哲良君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君及び嶋崎均君が選任されました。
また、昨日、鳩山威一郎君が委員を辞任され、その補欠として下条進一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、下条進一郎君、嶋崎均君、園田清充君、中西一郎君及び夏目忠雄君が委員を辞任され、その補欠として鳩山威一郎君、浦田勝君、志村哲良君、藤野賢二君及び吉川博君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。
昨日、浦田勝君、志村哲良君、藤野賢二君及び吉川博君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君、園田清充君、中西一郎君及び夏目忠雄君が選任されました。
また、本日嶋崎均君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君が選任されました。
【次の発言】 米州投資公社を設立する協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。安倍外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君が選任されました。
【次の発言】 米州投資公社を設立する協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時十四分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。
午前中に引き続き、米州投資公社を設立する協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日、岡部三郎君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君が選任されました。
また、昨日、園田清充君が委員を辞任され、その補欠として河本嘉久蔵君が選任されました。
また、本日、嶋崎均君及び中山太郎君が委員を辞任され、その補欠として水谷力君及び吉村真事君が選任されました。
【次の発言】 米州投資公社を設立する協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件の質疑は去る五月二十八日終局しておりますので、これより本件の討論に入ります。
御意見のある方は賛否を……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、河本嘉久蔵君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君が選任されました。
また昨日、水谷力君、吉村真事君及び八百板正君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君、中山太郎君及び粕谷照美君が選任されました。
また本日、関嘉彦君及び嶋崎均君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君及び水谷力君が選任されました。
【次の発言】 女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七日、倉田寛之君、水谷力君及び吉川博君が委員を辞任され、その補欠として中西一郎君、嶋崎均君及び後藤正夫君が選任されました。
また去る十一日、小西博行君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時……
○委員長(平井卓志君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、園田清充君及び中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君及び佐藤栄佐久君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 総理は結構でございます。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時二十八分休憩
○国務大臣(平井卓志君) 一口に申し上げて、この制度そのものの趣旨、その目的から申し上げますと、これはもうあくまでも非課税制度は堅持しなきゃこの制度の根幹にかかわるものだと。しかも、先ほど御指摘のように、この勤労者の老後生活の安定、その他も含めまして積極的な政策目的を持って行われた制度でございますので、また、最近の税制改正、一部御論議がございますように、限度管理の問題については、これはもう事業主が賃金から控除するという全く不公平性の入るすき間もございませんので、そういう意味からも、この利子非課税制度というのはぜひとも堅持していただきたい、かように考えております。
○国務大臣(平井卓志君) 委員御指摘のように、当面の日本経済の最大の課題というのは、私はもう雇用問題一本に絞っても誤りではないという理解をいたしております。 基本的に雇用対策どうかということになりますると、これはもう御案内のように、国の総合対策をもってどうしても思い切った内需の喚起策をとらなければならぬ。そういう中で総需要をふやしまして雇用の増加を図ってまいる。これが基本にありませんと、その後の対策は功を奏さないというふうに考えております。労働省としてどうかということに相なりますると、最近非常に厳しくなりつつあるわけでございますんで、各地の業種、地域別に間断なくヒアリング等を行いまして、この……
○国務大臣(平井卓志君) 当委員会におきますごあいさつが大変遅くなりましたが、労働大臣を仰せつかりました平井卓志であります。 第百七回国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。 昨年九月以降の急速な円高の進展は、我が国経済に大きな影響を及ぼしており、雇用失業情勢の悪化が懸念されております。このような状況に適切に対処するため、先般決定されました総合経済対策を着実に実施するなどにより、雇用対策の一層の充実強化を図ってまいる所存であります。 また、週休二日制の普及など労働時間の短縮は、働く人々の福祉の観点に加え、消費機会の増大を通じての内需拡大という経済構造調整……
○国務大臣(平井卓志君) 経済情勢が非常に大きく変化してまいりますと、当然のことながらそれを取り巻く労働情勢、労働環境にも変化が出てまいる、それに的確に対応していかなきゃいかぬということでございますが、御案内のように現在の経済社会、何と申しましても非常に大きいのがこの対外貿易不均衡、言うなれば為替の切り上げによる円高と言われておるわけでございまして、この円高基調の中でさらには産業構造の転換を迫られておる。 これに加えて急激な高齢化の進展、さらにはME等を中心にした技術革新ですね、これの進展、さらには女子の職場進出への増加、こういうふうに環境が非常に大きく変化しておるわけでございまして、これら……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)外九件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。 昭和六十一年三月六日以降、日本国有鉄道及び林野庁関係労働組合は、昭和六十一年四月一日以降の賃金引き上げに関する要求をそれぞれの当局に対し提出し、団体交渉を重ねましたが、解決が困難な事態となり、四月二十一日以降、関係労働組合の申請により公共企業体等労働委員会の調停が行われ、さらに五月六日同委員会の決議により仲裁手続に移行しました。同委員会は、六月三日、日本国有鉄道と鉄道労働組合、全国鉄施設労……
○国務大臣(平井卓志君) 委員御案内のように、この労働時間の短縮につきましては、申すまでもなく今日的に申し上げて時代の要請で、もうとにかくやらなくちゃいかぬということでございます。 今いろいろ御論議がございましたけれども、なかなかこの十年間見てまいりますと短縮は進んでおらない。本来的に労使の間において労働条件の基本事項でございますので、自主的に話し合っていただくということが理想的な姿でございますが、国際協調と言われ、時代の要請とまで言われ、昨今の事情を考えてみますると、やはり労働時間法制まさしく新しい枠組みの中でやっていかなければならぬのじゃないかと。こういう中で、今お話のございました中基審……
○国務大臣(平井卓志君) 全般的に総括して御答弁申し上げますが、午前中総理からも運輸大臣からも御答弁ございましたように、まさしく国家的な大改革でございまして、国民的課題とまで言われておりますので、一人も雇用不安を残すようなことがあってはならぬ。その場合、午前中委員御指摘のように、国が先頭に立ってやるべきだという御指摘はそのとおりであろうと思います。したがって、国鉄職員の再就職促進のためには公的部門、ただいま話の出ましたまた関連企業関係、同時に一般産業界においても幅広く雇用の場を確保するというのは一つの重要な柱であろうということであります。したがって、御指摘がございましたけれども、労働省としまし……
○国務大臣(平井卓志君) たまたま北海道という地名を御指定になりましたけれども、本委員会でも、また予算委員会でも御答弁申し上げましたように、まさに円高等の関係がございまして、全国の不況業種の三分の一がまさしく北海道に集中をいたしております。その中でさらに過剰な人員が国鉄関係で出てまいるということで、対策に本当に頭を痛めておるところでございますが、やはり北海道のそういったような特性をどこまで勘案して対策を立てるかということに帰結いたしまするので、労働省といたしましては当然、御指摘のあった広域異動また職種の選択等、大変痛みを伴いますこのたびの改革についての異動でございますので、地域対策を、従来の発……
○国務大臣(平井卓志君) 荷主のニーズにこたえると申しましょうか、できるだけ早く、できるだけ効率よくというふうな過当競争の中から、先ほど御論議のありました過積みの問題、さらには長時間労働の問題等々が発生しておると思うわけであります。トラック運転者の労働条件の改善につきましては、関係労使がかねてから努力をいたしておるわけでございますが、今議員御指摘のように、労働時間が長いということで労働条件にかなり問題があるということは御指摘のとおりであります。そして、今のお話でございますが、確かに過去関係業界からもいろいろな御意見がございました。いずれにいたしましても、この二七通達の趣旨が隅々まで徹底されてお……
○国務大臣(平井卓志君) 我が国におきます労働組合をどのような範囲で結成するか、あるいはどのような労働者を組合員とするか、これは当該企業の労働組合が自主的に決めるべき事柄である、このように理解いたしております。 さらに、もう委員も御案内のように、憲法二十八条及びILO第八十七号条約、こういう規定から見て、行政が企業における労働組合の組織状況について介入することは原則として許されないというふうに私は理解をいたしております。したがって、現在の国鉄問題に対してどうかということになりますると、御指摘のような事態について国鉄に対し行政指導を行うことは考えておりませんし、また公労委と協議するということも……
○国務大臣(平井卓志君) 国鉄の職員の退職にかかる諸条件のうちで労働条件に該当するものは、他の法律によって定められている事項を除き、公労法第八条の団体交渉事項であります。
【次の発言】 御指摘の点でございますが、国鉄の職員にかかわる退職金の額及びその支給要件については国家公務員等退職手当法が制定されておりまして、そういう点をとらまえて私は申し上げたわけであります。
【次の発言】 ただいまのやりとりでございますけれども、基本的にこの職員の勤務成績等を考慮に入れるということは、私は一般的に申し上げて、これはあり得るというふうに考えております。ただ、ずばり申し上げまして、特定の労働組合の組合員である……
○国務大臣(平井卓志君) 当委員会で、一連の改革の中で特に人活センター問題をとらえましての不当労働行為あるやなしやという御論議がございましたことは私は承知いたしております。ただいま、過剰人員と申しましょうか、余剰人員の問題につきましては、要員の運用上の問題といたしまして当局がいろいろ御苦労なさっておるところであろうかと思いますけれども、例えば人活センターの問題について申し上げますと、七月に国労から公労委に調停の申請がございまして、そして人活センターへの配置は余剰人員の特定化を目的とするものでないことを踏まえて対処するという調停がございまして、労使双方がそれを受諾したわけでございます。それからの……
○国務大臣(平井卓志君) ただいまの御指摘の点につきましては、運輸大臣から御答弁ございましたけれども、当然法律の枠内で雇用率その他の問題はございます。それ以上に、やはり労働災害による身体障害者の関係、さらには非常に再就職の難しい中高年齢者については、当然設立委員がお決めになることではございますが、やはりそれだけの御見識と御判断があってしかるべしと、また労働省としてもその方向で順次お願いもしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(平井卓志君) お答えいたします。 ただいま日本全体と申されましたが、御案内のような景気の落ち込みでございまして、抜本的にはやはり景気拡大、内需の思い切った拡大によって総需要量をふやす、そして雇用の増加をふやさなければならぬというのが最も基本的な問題であろうかと考えております。 ただいまお尋ねの、国鉄の大改革問題につきましての民間部門を受けます労働省の対応はどうかということになりますると、これはもう私が申し上げるまでもなく、いささかの雇用不安も与えない、再就職、雇用の確保の問題はこの改革法案の成否を握る重大なるポイントであろうか、かように考えております。 当然のことながら公的部……
○国務大臣(平井卓志君) 非常に単純に考えまして、収入の基盤を失うということでございますから、極めて生活的に不安定な状態に置かれます。さらには職業生涯という勤労者の立場から考えますると、やはり職場を通じての社会との連帯というのも断たれるわけでございまして、非常に苦痛を伴う悲しむべき状態ではなかろうかと考えております。したがって、そういう失業をできるだけ予防してまいらなければならぬ、さらには離職した場合には再就職を急がねばならぬ、このことが民生安定の上からも国政の重要課題の一つではあろうかと理解をいたしております。
【次の発言】 今後につきましては、いろいろな要因がございますが、造船業等の不況業……
○国務大臣(平井卓志君) 要点だけ申し上げます。 従来の海外進出でございますが、日本の雇用問題に大きい不安を及ぼしたという契機はございません。相当の中身が、日本の輸入制限を回避するというような形で従来の海外進出が行われてまいった。今後の経済政策、産業政策、為替問題を中心にいたしましてどのような展開になっていきまするか。そういう中で、大企業のみならず中堅企業に至るまでかなりの数が今後の海外進出ということを企画しておるということも聞いております。 ただ現実問題として、そのこと自体が大きい雇用不安ということではございませんが、今後の問題としては非常に重要な課題だというふうに理解をいたしております……
○国務大臣(平井卓志君) 外国人労働者の受け入れのあり方でございますが、これは基本的にはやはり経済社会面における国際化の進展、さらにはそれに伴う環境の変化等を踏まえまして、幅広い観点から検討すべきものであるというふうに理解をいたしております。ただ、御指摘のように、我が国の雇用情勢や労働条件に悪影響を及ぼすことのないよう十分考慮することが、私は肝要であろうかと。さらに踏み込んで申しますと、やはり外国人労働者の受け入れ自体が日本人の労働条件を引き下げる要因となるようなケース、さらに就業構造の改善をおくらせる、いま一つ、低賃金労働力を導入するものとの国際的批判も受けるおそれがある等々、このような観点……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま御指摘になりました、これから平等に参加してまいり、社会活動さらには経済活動にも参加する、そのためにはあらゆる面における女子の参加がしやすいように条件整備ということになりますと、御案内のように男女均等法という法律が施行になりまして、 さらには育児休業制度、そして今御指摘になりました女子の再雇用促進給付金制度、これは六十一年度から新設いたしたわけでございまして、そういう環境整備という意味におきましては育児休業奨励金制度、さるには今申し上げましたこの六十一年度からの再雇用促進給付金制度、二の両制度の普及促進にさらに今後とも私は努めていかなければならぬと考えております……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま議題となりました地域雇用開発等促進法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国におきましては、内外の厳しい経済情勢 を反映して、雇用情勢にも厳しいものがあります。特に、地域における雇用の現状を見ますと、経済の低成長のもとで労働力需給の地域間格差が拡大しつつあると同時に、円高の影響を受ける産地、造船、漁業等に関連した特定不況地域、石炭政策の影響を受ける産炭地域やこれらの要因が重なり合う地域など雇用情勢の極めて厳しい地域が見られ、地域の雇用問題が深刻化しております。 このため、雇用開発を中心とした総合的な地域雇用対策を積極的に講じ……
○国務大臣(平井卓志君) 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 これまでの急速な円高の進展を背景として、広範な産業構造の転換が進行しております。このため、特に造船、鉄鋼等の構造不況業種及びその関連地域を中心に雇用調整が本格化し、失業者が増加するなど雇用面への影響は看過できない事態となっており、本年一月には完全失業率が史上初めて三%を記録しております。今や雇用の安定の確保は、国政の最重要課題の一つであり、私としましても最大限の努力を傾注してまいる所存であります。 また、労働条件の向上と勤労者福祉……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま議題となりました身体障害者雇用促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 障害者の雇用対策につきましては、昭和五十一年に全面的に改正されました身体障害者雇用促進法を中心として、その雇用の促進に努めてきたところであります。 この身体障害者雇用促進法は、身体障害者の雇用の促進を目的としており、一部の規定は精神薄弱者についても適用されていましたが、すべての障害者を対象とする法律とはされていないところであります。精神薄弱者等を含め障害者全般の対策が重要になってまいりますとともに、国際的にもすべての種類の障害者に対する……
○国務大臣(平井卓志君) 企業に在職中にいわゆる労働災害、また交通事故等、このために障害者になった者については、障害のゆえに離職を余儀なくされるという場合が少なくないわけでございまして、また離職には至らないまでも雇用を継続するための事業主の負担というものが非常に重いものとなっておる、こういうことでございます。 労働省としましては、これまでこれら中途障害者の継続雇用につきましては公共職業安定所において必要な事業所指導を行ってきたわけでございますけれども、今回の法改正によりまして新たに障害者雇用継続助成金制度、これを設けたわけでございまして、企業が中途障害者の雇用の継続を図るために作業施設、設備……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま議題となりました炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 石炭鉱業の合理化に伴い発生する炭鉱離職者に対しましては、炭鉱離職者臨時措置法に基づき、炭鉱離職者求職手帳を発給して、特別な就職指導、就職促進手当の支給を行うなど各般の施策を推進することにより、これら離職者の再就職の促進及び生活の安定に努めてまいったところでありますが、この法律の廃止期限は、本年三月末となっているところであります。 しかしながら、炭鉱の閉山等によって現に多数の炭鉱離職者が発生している状況及び昨年十一月の石炭鉱業審議会の第八次答申……
○国務大臣(平井卓志君) お答え申し上げます。 現状の雇用不安と申しましょうか、これはもう今委員が申されましたような失業率その他雇用指標にも明確に出ておりまして、特に地域また業種に対するしわ寄せは相当憂慮されるものがある、かように考えております。したがって、労働省のこの三十万人雇用開発、これらを中心とした今後の対策はどうかということでございますが、今委員からも御指摘ございましたように、この雇用開発の柱というものが三つございまして、一つには、今後非常に就業が高度化また多様化していく中で、特に労働力のミスマッチ、労働力移動が非常に難しいという現実の中で、それに対応するために職業転換訓練に対する助……
○国務大臣(平井卓志君) 大変決め手が難しい御質問でございまして、ただやはりこの可処分所得、委員が御指摘のようにこの減税問題、これも非常に大きいウエートでございますが、同時に物価の安定ということも、両面から考えなければなりませんし、また先ほど来前川レポートの話が出ておりますけれども、これで指摘がございますように、経済成長の成果というものが当然労働時間の短縮、また賃金の適切な配分ということにもつながっていかなければなりませんし、そのこと自体が勤労者福祉、生活の向上のみならず、この内需の拡大の面からも望ましいことというふうに考えております。 なお、ついででございますが、今申し上げました賃金の面で……
○国務大臣(平井卓志君) この帰国者の定着促進策、これはかねて非常に重要な問題となっておりますけれども、やはり雇用の場の確保というのがすべてに優先するのではないか。じゃ今御指摘になったようなことでなぜ必ずしもうまくいかないか。これは現在まで一応言われておりますことは、やはり日本語が不自由という、語学の壁が我々の想像以上に大きい。いま一つは、やはり体制も違いまするし、我が国の社会慣行、雇用慣行等々非常にふなれである。さらには、選択する職種によっては技能の修習等がございます。これもまた技能修習が必要な職場が非常に多いということでございまして、いろんな企業に対する助成措置その他の制度はございますけれ……
○国務大臣(平井卓志君) お答えいたします。 お尋ねの中高年齢者の全般的に言えば雇用対策、さらには退職のための準備等々で、委員が御関係なさっております協会と申しましょうか、そういう民間の意見もともども組み入れてやっていくことはどうかということでございますが、まさしくもう既に我々高齢化社会の中に入っておりまして、特に御指摘の退職準備援助の問題というのは、これから我々が民間と協力してさらに力を入れていかなければならぬ問題、したがってやはりいろんな方から広く英知を結集すべき問題である、こういうふうに考えております。 ただ現在、労働省としましては、全国的にネットをいたしております高年齢者の雇用開発……
○国務大臣(平井卓志君) 御質問の点でございますが、六十一年、昨年度の失業者が年間平均で二・八%、本年に入りましてから、今御案内ございましたように、一月が三%、二月が二・九、三月も同じく二・九%という非常に高い水準で推移いたしておりまして、失業者数は百九十四万、前年同月比で十一万増加ということでございます。本来的に雇用情勢というのは非常に流動的な一面を持っておりまして、見通しにつきましては諸条件、前提の置き方で非常に多種多様なとらえ方がございますけれども、特に私が申し上げたいのは、例えば非常に高い水準で強含みで推移いたしております。ただいまの為替の状況、こういう形で推移いたしますと、場合によっ……
○国務大臣(平井卓志君) ただいまお話ございましたように、賃上げにつきましては労使の自主的な決定というのが原則でございます。また、その具体的な水準の決定について行政が介入をすることは適当でない、これはもうおっしゃるとおりでございます。ただ、政府としましては、物価の安定、また雇用の確保と勤労者の生活の改善、向上に必要な環境整備に努めておるところでございます。今、時短の問題が出たわけでございますが、経済審議会、リボルビング報告でございますが、並びに同審議会の経済構造調整特別部会報告、これは新前川レポートと言われておりますけれども、経済成長の成果の賃金、労働時間に対する適切な配分というふうな御指摘は……
○国務大臣(平井卓志君) 完全雇用そのものを、今御指摘ございましたけれども、これを政策目標としてやっておるかということでございますが、政府は従来より雇用対策基本計画、経済計画におきまして完全雇用を政策運営の基本的な目標としておるところでございます。また、毎年度の経済運営におきましても、雇用の安定を最重要課題の一つとして取り組んでおるところであります。
【次の発言】 大変難しい御質問でございまして、この完全雇用の状態につきましては、これを一義的に定義することは大変難しいと思うのでございますが、総量としての労働力の需給がバランスした状態における失業の水準ということを考えますると、これは各般の構造変……
○国務大臣(平井卓志君) 原則的には今局長からお答えいたしましたとおりのことであろうと思いますけれども、今、賃金格差、統計等でも特に我が国の場合それなりの格差のある理由等々を申し上げたわけでございますが、均等法の精神等にのっとりまして制度の改革、さらには女子自身の職場に対する自覚また自己研修等々あらゆる総合的な諸施策で改善していかなければならぬ、かように考えております。
【次の発言】 今お述べになりました当該会社でございますが、これは米国の海運会社でございまして、その日本支社の代表者は、本年三月二十六日に労働組合に対し、日本支社を閉鎖し従業員は全員解雇すること、解雇予告手当及び退職金は支払わな……
○国務大臣(平井卓志君) 低成長の中での構造転換というのは、一口で申したら簡単なようでございますが非常に困難を伴うわけでございまして、特にその中で、委員が御指摘になりましたような労働力の移動その他を含めましてのミスマッチというのが大変大きな政策課題になっております。 ただいまのところ労働省といたしましては、雇用対策におきまして、業種また地域等々の動向を踏まえまして、一つには職業転換のための訓練、さらに出向等に対する助成、また御案内のような産業雇用安定センター等々の援助等を通じまして労働力の移動の円滑化を図っていこうと。また、基本的には雇調金等によりまして、従来からの政策でございますけれども、……
○国務大臣(平井卓志君) 清算事業団職員の一口に申し上げて再就職の促進でございますが、雇用促進事業団において職業生活相談員、また職場適応指導員を既に配置してございまして、必要な相談、指導を実施しておるところでございます。いま一点、職業安定機関におきましても、清算事業団職業相談室に対しまして必要な指導、援助を行います。同時に、清算事業団職員の職業指導も実施しておるところでございます。ただ、この中で雇用促進事業団等における職業訓練につきましては、その訓練科目等につき現在清算事業団と協議をいたしておるところでございまして、協議がまとまり次第実施することという方向でございます。
○国務大臣(平井卓志君) ただいま仰せになりました地域雇用開発会議、地域を主体にいたしておりますけれども、それに加えて中央の産業雇用開発機構のようなもの、これを設けられて縦割りの範囲を超えて広域的にやられたらどうか。これは民社党の提唱している産業雇用開発機構設立構想、私は詳細に存じてはおりませんが、中に盛り込まれておりますものは、やはり非常にもう見通しの悪い、厳しい雇用失業情勢に対処するための方策としてお考えになられて提案されたのであろうというふうに考えておりまして、敬意を表する次第でございます。 ただ、労働省としましても、今言われたようなこの構想に示されました御趣旨の方向で、さきに、ただい……
○国務大臣(平井卓志君) 御指摘の点につきましては、当委員会でもいろいろな御議論をいただいたわけでございますが、おっしゃいますように、やはり一部不況地域、さらには不況業種、こういう業種の方々が事業転換、さらには多角化ということをお考えになります場合でも、もう御承知のようなこの低成長のときにおける事業転換というのは、これは言うべくしてなかなか容易でない。しからば政府はそこに対してどういう施策を持っていくか。当然通産省におかれましても事業転換資金等々の問題について大変な御配慮をいただいております。おりますけれども、基本的にはやはり産業政策、言うなれば経済運営も含めまして、総合的な景気の浮揚というこ……
○国務大臣(平井卓志君) おっしゃいますように、非常にただいまの雇用情勢はかつてない大型でございまして、特に取り巻く環境の諸条件が大変に厳しいわけで、常々申し上げておりますように、基本的には、経済運営も産業政策もさらに雇用対策も合わせましたかってない総合的な対策でないと対応できないのではないかという判断に立っております。 特にこの雇用情勢の見通しというのが非常に不確かでございまして、かつ環境は厳しいわけでございますから、ただいま御指摘のございました三十万人雇用開発、それで大丈夫かということでございますけれども、雇用関係全般で約二兆三千七百億、失業給付費が相当部分でございますけれども、三十万人……
○国務大臣(平井卓志君) 労働省関連につきましては、もう御案内のように、従来から勤労者に研修及び保養等のための施設を提供いたしまして、雇用の促進と職業の安定に資することを目的といたしまして、雇用促進事業団を通じて中小企業レクリエーションセンター、これは六十二カ所設置しておるわけでございますが、今おっしゃいますところで申し上げますと、雇用促進事業団が設置しておりますハイツ等の施設と申しますのは、言うまでもなく福祉の増進、勤労意欲の高揚というところで雇用保険制度の雇用福祉事業として行っておるわけでございます。ただ、今後リゾート法の指定地域内に含まれる場合等の問題もございまして、そういう意味ではハイ……
○国務大臣(平井卓志君) この雇用失業問題につきましては、当委員会でも従来いろいろな御指摘もいただき、御議論もあったところでございますが、まさにおっしゃいますように、産業構造の転換期にございまして、特に雇用問題は当面の最重要政策として取り上げられねばならぬと政府も考えておるわけでございます。 ただ、御案内のように、非常にこの雇用失業問題は流動的な一面もございまして、失業率その他の統計資料も多少乱高下をいたしておりますが、結論から申し上げますと、やはり輸出関連また不況業種、その地域というところにこの雇用問題はかなり集中しておるというふうに理解をいたしておりまして、政府といたしましては、政策目標……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 勤労者財産形成促進法は、資産の保有面で立ちおくれが見られる勤労者生活の実情にかんがみ、勤労者の計画的な財産形成を促進して、その生活の安定を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的として、昭和四十六年に制定されたものであります。 その後、同法は四次にわたる改正を経て内容の充実が図られてきた結果、この法律による財産形成貯蓄を行う勤労者は現在千九百万人に達し、その貯蓄額も十一兆円を超えるなど、勤労者財産形成促進制度は勤労者生活に広……
○国務大臣(平井卓志君) 御案内のように、この財形貯蓄につきましては現在約千九百万人の勤労者が利用いたしておるわけでございまして、勤労者の生活に広く浸透いたしておるというふうに私は認識をいたしております。 今回の税制の見直しによりまして少額貯蓄非課税制度が原則廃止されます中で、年金、住宅を目的とする勤労者の財形貯蓄につきましては税制上の優遇措置が講じられることとなったわけでございます。勤労者にとりましては、そういう意味で従来にも増して重要な制度であるというふうに理解をいたしております。 一方、財形持ち家融資の実績でございますが、これはもう大変低調でございまして、委員のおっしゃるとおりでござ……
○国務大臣(平井卓志君) 御指摘ございました年休の取得に伴う不利益取り扱いにつきましては、おっしゃいますように労働基準法第三十九条の趣旨に反しますので、これまでもその是正に努めてまいったところでございますが、今後なお一層この是正指導を徹底してまいる考えでございます。
その他、本委員会での御議論も踏まえまして適切に対処したいと考えております。
【次の発言】 いろいろ御指摘をいただいておりますが、御案内のように時間外労働の短縮につきましては、労使が締結いたします時間外労働協定について指針を設けて指導を行っておるところでありまするが、今後さらに年間の時間外労働時間数の限度を含む新しい指針によってそ……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(平井卓志君) お答えいたします。 現在、私どもの認識では、産業構造の転換を含めまして、非常に大きい転換期であると考えております。このような時期における雇用問題というのは、基本的に、内需拡大を中心にした均衡のとれたある程度の経済成長がございませんとすべての制度がなかなか有効に働かないという意味において、産業政策、雇用政策、経済運営、ともに一体となっての施策が不可欠である、かように考えております。 しからば労働省はどういう対策をとっておるかということでございますが、今御指摘になりました労働力需給のミスマッチというのは、高齢化対策と並びまして、私は今後の雇用対策の非常に大きい政策的課……
○国務大臣(平井卓志君) ただいま御指摘になりました都市部に対する過度の集中、この問題につきましては今後非常に注目すべき、また重要な課題であると考えております。 御指摘のように、地方経済の活性化はどうしてもやらなけりゃならぬ。同時に、労働力の移動ということにつきましてさらに今後広域化してくる。従来からお答え申し上げておりますように、個々の労働者の能力開発を含めたあらゆる部門における訓練等々、これは御案内のように非常に就業構造が多様化して高度化してまいりますから、そういう中で労働力移動を円滑にやるというのは、高齢化対策と含めまして今後の雇用政策の非常に重要な中心課題であろうかというふうに私は考……
○国務大臣(平井卓志君) 御指摘のように、基本的には総合政策をもって当たらなければならぬわけでございますが、今の所定外労働時間の問題につきましては、我が国の国民の意識といたしまして、やはり現在もなお労働時間の短縮よりも収入の増加が望ましいと考える方の割合が高いことはこれは事実でございます。しかし、我が国の賃金の水準は最近の円高等によりまして現在先進国の中でもトップクラスでございますが、一方御指摘のように、労働時間につきましては、これまた先進国の中で長いということも事実でございます。世界で一、二を争う経済先進国としての日本の今後のあるべき姿を考えました場合に、やはり経済成長の成果をこの労働時間の……
○国務大臣(平井卓志君) 地域周移動の円滑化促進のためにはこれはどうしても必要でございまして、御案内かとは思いますけれども、現在で総数が約十三万戸既に設置、運営いたしております。それで昭和六十二年度におきましては、当初千八百戸でございましたが、最近の雇用情勢等々にかんがみまして、雇用吸収力の大きい大都市周辺等にさらに七百戸を追加設置すべく補正に計上をいたしておるところでございます。ですから、合計でこのたびは当初も入れまして二千五百戸ということでございまして、既設の十三万戸と合わして最大限に活用をいたしてまいりたい、こう考えております。
○国務大臣(平井卓志君) 六十歳定年制につきましては、御案内のように高齢者雇用安定法の施行、さらにはまた各般の御努力をいただきまして、着実に今一般化しておることは事実でございます。そして、今御指摘になりました定年延長に伴って約三分の一の企業におきまして労働条件の変更が行われておるということでございます。この定年延長の円滑な推進に当たりましては、やはり労使双方が共通の課題としてとらえて企業の実情に応じて工夫努力されるということが私は必要であろうかと思うわけです。御案内のように、これは基本的には労使が自主的に決定すべき労働条件の非常に重要な柱でございます。 そういう認識に立ちまして、労働省としま……
○理事(平井卓志君) 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
委員各位に申し上げます。
要求大臣がまだそろっておりませんので、三時三十五分まで、暫時休憩いたします。
午後三時十六分休憩
【次の発言】 税制問題等に関する調査特別委員会を再開いたします。
引き続き、千葉景子君の質疑を行います。千葉景子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。安恒君。
【次の発言】 次に、橋本敦君の質疑を行います。橋本君。
【次の発言】 許可します。
【次の発言】 もう一度。
【次の発言】 協議します。
【次の発言】 橋本君、時間が参りました。
○理事(平井卓志君) 梅澤委員長、結構です。
○理事(平井卓志君) 次に、下村泰君の質疑を行います。下村君。
○理事(平井卓志君) 関連質疑を許します。吉岡吉典君。
【次の発言】 吉岡君、立って御質問ください。
【次の発言】 許します。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○理事(平井卓志君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○理事(平井卓志君) 以上で太田淳夫君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、市川正一君の質疑を行います。市川君。
○理事(平井卓志君) 以上で井上計君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、喜屋武眞來君の締めくくり総括質疑を行います。喜屋武君。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
私、去る六月二十六日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました平井卓志でございます。当委員会の運営につきましては、公正中立を旨として円滑に進めてまいりたいと存じます。
何とぞ皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたい……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
委員長より一言申し上げます。
本委員会において御提起のございました本院決議に関する有権解釈の問題については、引き続き議院運営委員会において鋭意審査継続中でございますことを御報告申し上げます。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に吉岡吉典君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成二年度一般会計補正予算、平成二年度特別会計補正予算、平成二年度政府関係機関補正予算、以上三案を一括して議題といたします。
三案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。角田義一君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 角田君の残余の質疑は午後に譲ることとし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十五分休憩
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二年度補正予算三案の審査のため、本日の委員会に日本銀行総裁三重野康君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二年度一般会計補正予算、平成二年度特別会計補正予算、平成二年度政府関係機関補正予算、以上三案を一括して議題とし、これより質疑を行います。片上公人君。
【次の発言】 片上君の残余の質疑は午後に譲ることとし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十五分……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に野沢太三君を指名いたします。
【次の発言】 次に、平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。大蔵大臣橋本龍太郎君。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、平成三年度一般会計予算及び平成三年度特別会計予算を議題とし、内閣修正部分について説明を聴取いたします。大蔵大臣橋本龍太郎君。
【次の発言】 次に、平成二年度一般会計補正予算、平成二年度特別会計補正予算、以上二案を一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大蔵大臣橋本龍太郎君。
【次の発言】 以上で平成二年度補正予算二案の趣旨説明は終了いたしました。
なお、政府委員の補足説明は省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 まず、平成二年度補正予算二案審査についての理事会決定事項について御報告いたします。 質疑を行うのは三月四日及び五日の二日間とすること、質疑割り当て時間の総計は二百二十三分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党四十二分、日本社会党・護憲共同九十八分、公明党・国民会議三十分、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合それぞれ十五分、参院クラブ八分とすること、質疑順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。 ただいま御報告いたしましたとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成二年度補正予算二案の審査のため、本日の委員会に日本銀行総裁三重野康君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成二年度一般会計補正予算、平成二年度特別会計補正予算、以上二案を一括して議題とし、これより質疑を行います。太田淳夫君。
【次の発言】 関連質疑を許します。白浜一良君。
【次の発言】 以上で太田淳夫君の質疑は終了いたしました。(拍手)
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平成三年度総予算三案審査のため、来る四月二日に公聴会を開会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、公述人の数及び選定等は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成三年度総予算三案の審査中、必要に応じ、日本銀行及び政府関係機関等の役職員を参考人と……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き、総括質疑を行います。國弘正雄君。
【次の発言】 以上で國弘君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、及川順郎君の質疑を行います。及川君。
【次の発言】 関連質疑を許します。木庭健太郎君。
【次の発言】 及川君の残余の質疑は午後に譲ることとし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
平成三年度一般会計予算、……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。粟森喬君。
【次の発言】 関連質疑を許します。新坂一雄君。
【次の発言】 粟森君の残余の質疑は午後に譲ることとし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時二十九分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、休憩前に引き続き、粟森喬君の質疑を行います。……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成三年度暫定予算三案審査についての理事会決定事項について御報告いたします。 質疑は本日一日間行うこととし、総括質疑方式とすること、質疑割り当て時間の総計は六十四分とし、各会派への割り当て時間は、日本社会党・護憲共同三十五分、公明党・国民会議十一分、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合それぞれ五分、参院クラブ三分とすること、質疑順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。 ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り選ぶことに御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。瀬谷英行君。
【次の発言】 以上で瀬谷君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、斎藤栄三郎君の質疑を行います。斎藤君。
【次の発言】 以上で斎藤君の質疑は終了いたしました。(拍手)
午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。合馬敬君。
【次の発言】 以上で合馬君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、山本正和君の質疑を行います。山本君。
【次の発言】 山本君の残余の質疑は午後に譲ることとし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、総括質疑を行います。森暢子君。
【次の発言】 消防庁、いかがですか。
【次の発言】 以上で森君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、片上公人君の質疑を行います。片上君。
【次の発言】 関連質疑を許します。広中和歌子君。
【次の発言】 以上で片上君の質疑は終了いたしました。(拍手)
午後一時まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 まず、平成三年度総予算三案の一般質疑に関する理事会決定事項について御報告いたします。 一般質疑は二・五日分とすること、質疑割り当て時間の総計は二百二十七分とし、各会派への割り当て時間は、日本社会党・護憲共同百二十三分、公明党・国民会議三十八分、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合それぞれ十九分、参院クラブ九分とすること、質疑順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。 ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成三年度総予算三案審査のため、本日の委員会に日本医科大学教授山本保博君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き、一般質疑を行います。森暢子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。吉田達男君。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算、平成三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
前回に引き続き、一般質疑を行います。神谷信之助君。
【次の発言】 以上で神谷君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、池田治君の質疑を行います。池田君。
【次の発言】 以上で池田君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、三治重信君の質疑を行います。三治君。
【次の発言】 以上で三治君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、喜屋武眞榮君の質疑を行います。喜屋武君。
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、御報告いたします。
本委員会は、平成三年度総予算三案につきまして、内閣委員会外十四委員会にその審査を委嘱いたしておりましたが、各委員長からそれぞれ審査概要について報告書が提出されました。
つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
なお、このほか、報告書は別途印刷して委員の皆様に配付することといたします。
【次の発言】 次に、平成三年度総予算三案の締めくくり総括質疑に関する理事会決定事項について御報告いたします……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二二四九号平成三年度防衛予算の削減、日本の軍縮に関する請願外七十二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることとなりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議……
○委員長(平井卓志君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました平井卓志であります。
甚だ微力ではございますが、皆様の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は九名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大浜方栄君、斎藤栄三郎君、山岡賢次君、北村哲男……
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
証券及び金融問題に関する調査に関し、九月四日午前十時に野村証券相談役田渕節也君を、同日午後一時に日興証券副会長岩崎琢彌君を、同日午後三時に大和証券代表取締役社長同前雅弘君を、また同日午後四時三十分に山一証券代表取締役社長行平次雄君を、それぞれ証人として出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、証言を求める事項その他手続等につきましては、これを委員長に御一任……
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
証券及び金融問題に関する調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁三重野康君及び日本証券業協会専務理事関要君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 証券及び金融問題に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 関連質疑を許します。山岡賢次君。
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として寺崎昭久君が選任されました。
【次の発言】 証券及び金融問題に関する調査を議題とし、田渕節也証人から証言を求めることといたします。
まず、委員長から確認させていただきます。
あなたは田渕節也君御本人ですか。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席いただきましてありがとうございました。
証言を求めるに先立ち、証人に申し上げます。
議院における証人の宣……
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、寺崎昭久君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三治重信君を指名いたします。
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
証券及び金融問題に関する調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁三重野康君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 証券及び金融問題に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 答弁は簡潔に願います。
【次の発言】 午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十七分休憩
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
証券及び金融問題に関する調査のため、本日、参考人として日本銀行副総裁吉本宏君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 証券及び金融問題に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三治重信君を指名いたします。
【次の発言】 証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。橋本大蔵大臣。
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として東京証券取引所理事長長岡貴君及び日本銀行理事丹治誠君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は昨日聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願いま……
○委員長(平井卓志君) ただいまから証券及び金融問題に関する特別委員会を開会いたします。
証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
委員長から一言申し上げますが、ただいまのやりとりの中で、証券局長そして文部省井上審議官との答弁に著しく食い違いがございますので、同一問題についての答弁はよくすり合わせをして、きちっと答弁をしてください、
ちょっと速記をとめて。
○平井卓志君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○平井卓志君 委員長不信任の動議を提出いたします。
【次の発言】 本法律案にただ一党だけ反対をしております平成会の平井卓志であります。
質問通告をいたしておりませんので、どうか総理、あなたの御見識と常識の範囲内で率直にお答え願えればと。私の持ち時間においては決してかつての野党のように委員会をとめたり、そういう御懸念は全くございませんから。
若干切り口を変えまして、さんざん午前中の議論も聞かせていただきました。
私は、総理とあえて橋本大臣にお聞きしたい。最近の我が国の現状を見ますと、世界から信頼されておる状態にあるとお思いなのかないとお思いなのか、いかがでしょうか。
○平井卓志君 平成会の平井であります。午前中さして時間もございません。午後まとめて総理並びに大蔵大臣に御質問をしたい。 午前中、短時間でございますから、厚生大臣、あなたに一、二問お聞きしたい。 当内閣の中では大変政策に詳しく、率直に物を言われる方、お世辞抜きに私は大変評価しているんです。そういう意味で、大変長いおつき合いであるし、しかしながら言いにくいことを一つだけ言わせていただく。 各省庁で今いろんな不祥事がある。さらには、各大臣諸公と言わず各議員も、いろんな形で浄財として当時いただいた献金が、後日、会社が問題を起こす、それは神ならぬ身のわかる人はおりませんよ。返却する、ないしは問題は……
○平井卓志君 根來委員長に一つだけお伺いしておきたいと思います。 これは、出版物の再販制度維持の問題なんです。前の小粥委員長の時代から、相当長期間にわたってこの制度の維持か撤廃かという議論がなされてきたわけです。なかんずく、私はその中心は新聞じゃないかなという感じを持っておるんです。 今、ちょうど日銀が問題になっておりますけれども、中央銀行日銀の設置が一八八二年。言うなれば、明治二十年前後に日本の新聞の八割以上が創刊されておる。一斉にできたんです。自来、日本の文化を支えた活字文化といいましょうか、新聞の役割というのはこれは否定できない。 ところが、昨今、御案内のように、すべての規制緩和、……
○平井卓志君 御案内のように、大変な財政赤字を抱えておる昨今でございますから、このままいきますと国家財政が破綻しないとも必ずしも誓言できないんです。その程度の危機感を持たなきゃならぬのじゃないかと思う。まさに先進国の中でも赤字は突出しているんじゃないかと思うわけです。そういう意味では、政府の支出は最大可能な限り抑えるような緊縮財政の必要がある。したがって、若干ODAの問題について私は伺いたい。 ところが、ベースは四省庁体制ということになりますと、残念なことにきょうは外務、大蔵の出席がないかといって通産省、経企庁関連だけをつまみ出して質問するというわけにもまいりませんので、総括的なことだけを伺……
○平井卓志君 ベンチャーに対する支援、育成、基本的に私、賛成なんですよ。 そこで、同僚議員からいろいろ問題点の指摘もございましたけれども、私の感覚で申し上げると、もうちょっとこういう立法は早い方がよかったんじゃないか。どのくらい早ければいいかと言われればこれはなかなか難しいんですが、少なくとも一年前には出せたんじゃないか。 それで、よく見てみますと、やはり今もお話のあった年金との絡みとか民法上の問題とか、若干おくれたという感覚に立てば、何かネックがあったんだろうか。どういう調整に一番時間がかかったんだろうか。ちょっとそこのところを教えてください。
○平井卓志君 二つ、三つお尋ねいたしますが、基本的に本法案の趣旨には私は賛成なんです。 ちょっと角度を変えまして、一口に言えば、この産学連携を通じて技術移転を進めるということです。その場合に、あえて私は申し上げるのをやめようと思ったんですが、昨今の情勢を見ているとそうもまいらぬ。例えば、特定の大学教員と特定の企業との間に不透明な癒着関係ができる可能性があるのかないのか、そういうことになりますと、当然これはお金が絡んできますから利権構造へつながっていく、この法案に基づいて技術移転においてはそういうふうな危惧はありませんかどうでしょうか。
○平井卓志君 時間が三十分でございますから、部分的にごく限られた質問になります。わかりやすくお答えいただきたい。 つまり、今回の両法案の目的、中にもいろいろ書いてございますけれども、地域の発想、独自性の発揮、要は地域振興なんです。 通産省には私も昭和五十一年にお世話になりまして、多少は地域振興をかじっておりますけれども、ではその結果はどうかということになりますと、個々の政策、法律案ごとにどんないい結果が出たかということはなかなか判断が難しい。すべて決定するのは、やはりそのときの経済情勢なんです。 先に結論を申し上げますと、基本的にこの法律案は自由党としては賛成せざるを得ないという判断に立……
○平井卓志君 自由党の平井でございます。 相当きょうは御苦労願ってお疲れのようでございますので、若干観点を変えて、一問だけ、お答えいただくというよりも、御意見があれば拝聴したい。 御案内のように、この立地法と活性化法が閣法として出てまいった。反対の方もおられましょうが、私どもは原則賛成なんです。ただ往々にして、税制なんかと違いまして、こういう法律は、これは間もなく成立するでしょう、私は申し上げたくないけれども、それっきりというのがよくあるんです。知っている人だけが知っている。しかも、この趣旨は一言に言えば地域の活性化なんです。本当にそういう街づくりができるのか。それだけを助けようということ……
○平井卓志君 相当程度議論も出尽くしまして、改めて個別にほじくり回してお尋ねするつもりはございませんが、若干発想を変えたところで二、三お尋ねしたいと思います。質問通告しておりませんから、審議官ないし局長で結構です。 大型店の出店に関して規制が緩和されて、とうとう大店法を取っ払った。そもそもこの発想は、日米構造協議がございました、その辺が出発点になったのか。そうではなくて、もともと通産行政全般の中で、いずれやらなければならぬというふうな発想を持って起案されたのか。そこのところがわかりませんので、出発点のあなたの御理解と考え方を教えてください。
○平井卓志君 かなり問題点も出ましたので、少し観点を変えまして二つ、三つお尋ねをしたいと思います。
今回の省エネ法改正案、それから従来から言われておる温暖化対策推進法案、これはどうしても最後は一緒になってしまうんです。そうすると、正面から言えば、これは二重規制になるのじゃないかと思うんですが、そこはどうでしょうか。
【次の発言】 地球温暖化対策、これは従来から言われておりますが、当然、非常に広範に各省庁の施策にまたがるわけなんです。そうしますと、これは政府全体としての整合性というのはきちっと図っていけるんでしょうか。
【次の発言】 いま一つお聞きしますが、同僚議員からも質問出ましたけれども、……
○平井卓志君 短時間でございますから、二つ三つだけお尋ねをしようかと思います。 本予算については、同僚諸公からいろんな角度でいろんな意見が述べられまして、私は繰り返して申し上げません。ただ、大蔵大臣にお尋ねをいたしたいのは、財政の構造改革、かつて直面したことのないような非常な複雑な構造の中での大不況等々のさなか、さらには、あなたは大変御苦労なさっておるが、大蔵、金融、証券の大不祥事、そういうさなかであなたは就任なさった。私が今申し上げた後段の話は、本来の職責からいえばもう別の負担になるんです。きちっとしていれば、そんな綱紀粛正、綱紀粛正とやることないんです。きちっとなっていないからやらざるを……
○理事(平井卓志君) ありがとうございました。
【次の発言】 北田公述人よりお願いいたします。
大変恐縮でございますが、時間の関係がございますのでできるだけ簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 高垣公述人にお願いします。
【次の発言】 清水公述人お願いいたします。
【次の発言】 北田芳治君お願いいたします。
【次の発言】 高垣公述人お願いいたします。
○主査(平井卓志君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挽によりまして、粕谷照美先生が副主査に、私が主査に選任されました。皆様の御協力を得まして職責を全ういたしたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。
本分科会は、昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算、昭和五十六年度政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府本府、行政管理庁、科学技術庁、沖縄開発庁、法務省及び外務省並びに他の分科会の所管外事項を審査することになっております。
なお、本分科会は、本二十……
○主査(平井卓志君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
佐藤三吾君、喜屋武眞榮君及び田代富士男君が分科担当委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君、山田勇君及び藤原房雄君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、裁判所及び法務省所管を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。目黒今朝次郎君。
【次の発言】 以上をもって目黒今朝次郎君の質疑は終了いたしました。
次に、藤原房雄君の質疑を行います。藤原房雄君。
○主査(平井卓志君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、目黒今朝次郎君及び山田勇君が分科担当委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君及び青島幸男君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、科学技術庁所管を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。藤原房雄君。
【次の発言】 以上をもって藤原房雄君の質疑は終了いたしました。
他に御発言もないようですから、科学技術庁所管に関する質疑は、これをもって終了したものと認めます。
それでは、午後一時……
○主査(平井卓志君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。
長谷川信君、藤原房雄君及び佐藤三吾君が分科担当委員を辞任され、その補欠として中西一郎君、馬場富君及び丸谷金保君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、外務省所管を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。中西一郎君。
【次の発言】 以上をもって中西一郎君の質疑は終了いたしました。
次に、丸谷金保君の質疑を行います。丸谷君。
【次の発言】 以上をもって丸谷金保君の質疑は終了いたしました。
次……
○委員長代理(平井卓志君) 佐藤君、時間ですので手短に。
【次の発言】 小西博行君。
【次の発言】 秦豊君。
○国務大臣(平井卓志君) ただいま通産大臣からも御答弁ございましたように、現在のところはこの真谷地問題、労使間で交渉中でございますけれども、やはり当然のこととして、閉山になりました場合、使用者としては退職金等の労務債、これは完済するのが当然でございまして、先ほど対馬委員よりも明確に労働基準法違反、まさしくそのとおりでございまして、従来から強力に指導をしてまいったところであります。 一言付言を申し上げますと、基本的にはこの問題は労使問題ではございますが、炭鉱という町ぐるみの問題としてとらえました場合にやはり相当な社会的一面もある。従来から通産、大蔵、私ども労働省も含めまして、行政官庁として大変……
○委員長(平井卓志君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 本日は、平成三年度一般会計予算、平成三年度特別会計予算及び平成三年度政府関係機関予算につきまして、お手元の名簿の六名の公述人の方々から項目別に御意見を伺います。 まず、午前は二名の公述人にお願いいたします。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 お二方には、御多忙中のところ本委員会に御出席いただき、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。 本日は、平成三年度総予算三案につきまして皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にいたしたいと存じますので、どうか……
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