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鳩山威一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

鳩山威一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(政府)歴代TOP50
22位
各種会議発言(政府)歴代TOP50
20位

10期委員会出席TOP50
35位
10期委員会発言TOP50
48位
10期委員会出席(無役)TOP50
33位
10期委員会発言(政府)TOP5
2位
10期各種会議出席TOP5
3位
10期各種会議発言TOP20
15位
10期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
10期各種会議出席(無役)TOP20
11位
10期各種会議発言(政府)TOP5
2位
11期委員会出席(幹部)TOP50
37位
11期委員会発言(政府)TOP5
2位
11期各種会議発言(政府)TOP5
5位

このページでは鳩山威一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鳩山威一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1974/10/25、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 第一班の御報告を申し上げます。  第一班は、去る九月十七日から二十日までの四日間にわたり、小笠委員長、中沢理事、粕谷委員、志苫委員と私の五名で、福島県及び宮城県の物価行政、特に生活関連二法の施行状況、消費者行政、生鮮食料品等の流通の実情、公正取引委員会地方機関の業務の実情等を調査してまいりました。  以下、調査の概要について御報告いたします。  まず、物価行政につきましては、最近の生活関連二法の施行状況に焦点を合わせて申し上げます。  昨年秋以降の物価の高騰、物不足。パニックの頻発に対応するため、各県とも、県民の強い要望を背景として、緊急を要する物価行政に迅速かつ積極的に取り組……

第74回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1974/12/14、10期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。  小笠委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として岡本悟君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  小笠委員長から文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、小笠前委員長から発言を求められておりますので、これを……

第75回国会 大蔵委員会 第3号(1975/02/04、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 大変お疲れのところ恐縮でありますが、時間も余りございませんので、特に私は、最近の経済情勢あるいは景気情勢と申しますか、そういった点につきまして、大臣のお考えをお尋ねいたしたいと思います。  大変、景気情勢も微妙な段階に入っておりますことは、もう新聞紙上毎日載っておるわけでありますが、私は、景気の、インフレと不況の谷間をというか、両方の狭い峰をうまく歩いて行かなければいけないというような表現がよく使われております。私は、そもそもそういう考え方について大変疑問を持っておるものでございます。経済政策として臨む場合に、実際これはインフレに対して対処をするのか、不況に対して対処をするのか……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/03/27、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 関連をして。時間がもう余すところ十八分で恐縮でございますが、一言だけ質問させていただきたいんです。  それは、いま大変大事な年金の統合の問題に入ってまいりました。一つ大きな根本的な問題として、日本におきます財政負担も相当な多額になっております恩給費につきまして、これは社会保障的なものとお考えだろうと思うのですが、その見解をひとつ伺いたいのであります。まず質問だけ。ただ、この恩給問題につきましては、その性格が特に国のために全生命を尽くした方々、こういう人たちのために給付をするのである、こういう思想が非常に今日までは強かったと思います。お尋ねは、先ほど、国民所得に対します恐らく振替……

第77回国会 大蔵委員会 第8号(1976/05/18、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 議事進行に関して。
【次の発言】 先ほどの渡辺武委員の発言中不穏当な個所がございましたならば、委員長においてお調べを願って適当な御処置を願いたいと思います。

第77回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。  岡本委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、森下昭司君、粕谷照美君、赤桐操君、対馬孝且君、安田隆明君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君、前川旦君、田中寿美子君、竹田現照君、高田浩運君が選任されました。  また本日、神田博君、高田浩運君が委員を辞任され、その補欠として中村登美君、安田隆明君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りいたします。  岡本委員長から文書をもって、都合により……

第77回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十三分散会

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/14、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ロッキード事件関係につきましては、ただいま公判が進行中でございます。で、米側で得た資料につきましては、司法取り決めによりまして提供を受けることになっておりますので、いま外務省におきまして進めております準備の中には、さような点は一切触れておりません。
【次の発言】 事件の捜査関係になりますと、やはりこれは法務省の御所管でございますので、私ども法務省の方から積極的な依頼がありますれば、それは当然検討すべきことと思いますけれども、現在までのところそのような状況に至っておらないというのが率直なところでございます。

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1977/03/10、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 私昨年の十二月二十四日に、本当にはからずも外務大臣の責任を負うことになりました。もとより、もう皆さん方御承知のとおり浅学非才の身でございまして、また、外交関係につきましては本当の素人でございます。しかし、命ぜられました上は、皆様方の御指導、御鞭撻によりまして、日本の国のために全力を尽くしたいと思いますので、どうかよろしく御指導のほどをお願いいたします。  きょうは、当委員会におきます外務省の所管事項につきまして、その概略を御説明いたします。  まず、北方領土問題につきまして政府の所信を申し述べたいと思います。  日ソ関係は、昭和三十一年に外交関係を回復して以来、貿易……

第80回国会 外務委員会 第1号(1976/12/30、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 私、このたび本当にはからずも外務大臣を命ぜられたのでございまして、この現在の内外取り巻く情勢、大変むずかしい情勢でございますし、また、この日本の外交というものの重さを考えますときに、本当に身の引き締まる思いでございます。  もとより、浅学非才の身でございまして、また、政治経験も大変浅いものでございますので、皆様方の温かい御指導、御鞭撻をいただかなければとうていその任にたえないところと思っておる次第でございます。どうか、特に条約等の案件が最近は大変多くなっておりまして、皆様方の本当の温かい御指導をお願いいたしまして、また、御協力のほどを心からお願い申し上げまして、大変……

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/04/07、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 最近のわが国をめぐる国際情勢について概略御説明いたします。  まず日米首脳会談についてでありますが、このたびの会談は、日米両国政府の新しい首脳の間で、世界の中の日米協力との見地から一層平和で繁栄した国際社会の実現のため、両国の協力関係について意見交換を行うとともに、両首脳の間に自由かつ率直な対話と相互信頼の関係を築くことを最大の目的としたものであり、この目的は十二分に達成されたものと考えております。  今回の会談の主要な内容は次の各点であります。  両首脳の間で、日米両国を含む先進民主主義工業諸国が世界経済の景気浮揚に努力する必要があるとの共通の認識が確認され、自由……

第80回国会 外務委員会 第4号(1977/04/12、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 専門的な事項にわたりますので、政府委員からお答えさせていただきます。
【次の発言】 日本の優秀なる学者が特にアメリカあたりにずいぶん出ておられます。その相当大きな理由の一つは、日本におりますと本当に年齢給みたいなもので、大学出て数年勉強した者でも日本の国内ではまだ十万円ももらえない、九万円とかなんとかいうことでありますけれども、アメリカに行かれますと、とにかく資格のある人はきわめて厚遇をされるというようなこともあろうかと思います。  いまお尋ねの後段の方の問題につきまして、外務省といたしましてもできる限りのことはいたしたいと思いますけれども、むしろ実態的ないろいろな……

第80回国会 外務委員会 第5号(1977/04/14、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました千九百七十二年の海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、海上における船舶交通の安全を図るため、明治二十五年に海上衝突予防法を制定し、これを何回か改正を加え今日まで実施してきましたが、この法律は、そもそも一八八九年ワシントンで開催された国際海事会議において作成された国際規則を参考として制定され、この国際規則のその後の改正を取り入れて改正されてきたものであります。  近年に至り、船舶の大型化、レーダーの発達等に対応して、内容の新しい国際規則を作成すると同……

第80回国会 外務委員会 第6号(1977/04/19、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま御指摘のように、発展途上国の人口の増加率が高いという事実はまだやまないわけでございまして、家族計画、人口問題、これにつきましてはわが国としても国際的な協力を惜しまないで続けてきたわけでございます。御指摘のように実効を上げる方法というのはなかなかむずかしいのだと思いますが、これは本当に粘り強くやっていくほかはないのではなかろうかと、こう思っております。  一方、食糧の問題につきまして、これはいろいろな見方がございますけれども、やはり長期的には不足をするということは、そういう傾向を持ってまいるだろうと思いますので、この面につきましては、これは国際的な協力とともに……

第80回国会 外務委員会 第7号(1977/04/21、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 御指摘の、日本のこの条約の特に国内法の整備あるいはこの関係につきましての関係者に対する周知徹底等、そういう点で若干日時を要しました点は御指摘のとおりでございまして、このようなことは国際協力の面からなるべく速やかに加入できるよう今後努力をいたしたいと思います。特にアメリカが昨年の十一月に加入をしたわけでございますが、日本はいつもアメリカの後というような御指摘もありますが、今後そのようなことのないように、率先をして早目に加入できるような努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 御指摘のとおりと思いまして、私どももそのような努力をいたしたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第9号(1977/05/12、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました日本国とオーストラリアとの間の友好協力基本条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、昭和四十八年十月、田中総理とオーストラリアのウィットラム首相との間で広範な分野における両国の友好協力関係を一層促進するための包括的な条約の締結交渉を行う旨合意したことに基づき、オーストラリア政府との間で、数回の交渉を行ってまいりました。その後オーストラリアにおいては、昭和五十年十二月に行われました総選挙の結果、ウィットラム労働党政権にかわり、フレーザー自由党党首を首相とする自由・国民地方党連合政権が成立いたしましたが……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/05/17、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の北部の境界画定に関する協定及び日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸だなの北部の境界の画定及びこの大陸棚の南部における石油資源の開発に関する交渉の結果、昭和四十九年一月三十日にソウルにおいて、わが方後宮駐韓国大使と韓国側金外務部長官との間で両国に隣接する大陸棚の北部の境界画定に関する協定及び両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の署名が行わ……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま御質問のありました点が、まさに最終段階に来ましてまた大変むずかしい問題が出てまいったわけでございます。  御承知のように、ただいまおっしゃいましたような背景がございまして、鈴木農林大臣、イシコフ漁業相との間で相当突っ込んだ話し合いがあったわけでございまして、その結果相当な、まあ最終段に近づいたという判断のもとに、福田総理からブレジネフ書記長、またコスイギン首相あてに親電をお出しをして、何とか領土問題に関係なく純粋に漁業問題として本件を早急に妥結をすべきだ、このような趣旨の内容の親電を発したわけでございまして、それが十七日の会談におきましてこの問題がおおむね一……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/05/24、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、改正の第一は、在外公館の設置関係でありますが、昨年独立承認いたしましたアンゴラ及びセイシェルの両国にそれぞれ兼轄の大使館を設置するほか、マレーシアのペナンに総領事館を、パラグアイのエンカルナシオンに領事館をそれぞれ実館として設置いたしますとともに、既設の一部の公館につきまして国名、首都名の変更に伴う所要の改正を行うこととしております。  次に、改正の第二は、在外職員の在勤手当関係でありま……

第80回国会 外務委員会 第13号(1977/05/26、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりましたアメリカ合衆国の地先沖合における漁業に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、アメリカ合衆国の地先沖合における漁業に関するアメリカ合衆国との間の協定を締結するため、昭和五十一年八月以来東京及びワシントンで交渉を行いました結果、本年三月十八日にワシントンにおいて、わが方東郷駐米大使と先方リッジウェー大使との間でこの協定の署名を行った次第であります。  この協定は、本文十六カ条並びに附属書I及びIIから成っております。協定の内容としては、アメリカ合衆国の地……

第80回国会 外務委員会 第15号(1977/06/02、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 三十一条によりまして確かにこの協定は五十年間の効力を有するとされております。この五十年間という期間は、探鉱の結果非常に有望であったという場合に、採掘には三十年間の期間を認めておるわけで、したがいまして、その後延長された場合を考えて五十年と、こうされておるわけでございます。  で、この問題と、海洋法会議のニューヨーク会期におきまして今後結論がどのようになるかでございますが、海洋法会議との関係につきましては、前々から申しておりますように、この大陸だなの開発ということを考えますと、やはり隣接国の間で話し合いをつけた上でないと開発が現実問題として進まない、そういう状態は、今……

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 海外に長期に勤務をいたしております職員の一番心配なのは子女の教育でございます。外務省といたしましても、文部省と密接な連絡をとりながら、特に日本人学校の整備につきましては毎年鋭意努力をいたしております。  で、ただいま御指摘のありました、国内の学校で義務教育は無償であるから海外においても無償にすべきであると、こういう御意見でありますけれども、現状におきまして、世界のあらゆるところで日本人学校を、日本人の子弟のいるところは全部日本人学校をつくって、そしてそこで無償の教育をやるほどまだ整備はいたしておらない段階でございます。また、この教育の程度も国によって非常に違うわけで……

第80回国会 外務委員会 第18号(1977/06/07、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました北西太平洋のソヴィエト社会主義共和国連邦の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、ソビエト社会主義共和国連邦が、昨年十二月十日付の最高会議幹部会令に基づき本年三月一日より北西太平洋の同国沿岸に接続する海域における生物資源の保存及び漁業の規制に関する暫定措置を実施していることを考慮いたしまして、北西太平洋のソビエト社会主義共和国連邦の地先沖合いにおけるわが国漁業に関する両国間の協定を締結するため、本年二……

第80回国会 外務委員会 第19号(1977/06/08、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま川村先生御指摘のように、二百海里時代が急速に訪れたという感がいたすわけでございます。  第三次国連海洋法会議が始まりまして以来、二百海里の経済水域の問題、これが論議をされてまいったわけでございます。日本政府といたしましては、このようなことは国際的な取り決めができて、それから各国が実施をするということが至当であるというふうに考えてきたわけでございますけれども、このことがまだ実現しないうちに、それぞれ広い沿岸を持つ国が国内法でこれを実施するに至ったということは、私どもといたしましてはやはり問題があると思いますが、現実問題として、ただいま御指摘のように、各国、広い……

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/06/09、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 今回の日ソ漁業交渉が国民の皆様方に大変な御心配と御激励を賜って、やっと九十日に近い交渉になって妥結をいたしたわけでございますが、その間におかれまして国会の超党派の先生方の御応援もいただいて、その交渉の結果がやっとできたわけでございますけれども、その結果が漁業者の皆様方には大変な負担になるような結果であるということは大変残念に思う次第でございます。これからが漁業政策としては大変な、また鈴木農林大臣御苦労なさらなければならないわけでございますが、政府全体といたしまして、二百海里時代を迎えました今日の厳しい事態に対しまして、政府全体といたしまして漁業者の立場に立って対処を……

第80回国会 決算委員会 第6号(1977/05/11、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 首脳会議の経過につきましては新聞等で報道されておりますが、繰り返して申し述べませんけれども、結論といたしましては、公表された宣言というものが外部に出るわけでございます。議論の過程におきまして各国首脳が忌憚のない意見を述べ合ったわけでございます。特に国際収支が赤字の国々、この国々の首脳の方は、相当な口調で黒字国に対する要望のようなこともあったわけでございます。しかしながら、結論におきまして、これらの国がやはりみんな一本になって共通の目的に対して相協力していこう、こういうことで思想統一ができた、その点に私は最大の意味があるというふうに思います。  六・七%の成長につきま……

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/05/14、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 私からは直接お伝えはしてございませんけれども、担当のアメリカ局長から当地の大使館に対しまして審議の状況を連絡をとっておるところでございます。まだ、私どもといたしまして、この法案を期限内に成立していただけるのではないかということを心の中で祈っておるところでございます。
【次の発言】 昨日までのところ、本日の御審議をいただけるものということでこの状況を当方から連絡をとっております。しかし、なかなか情勢が厳しいということも当然先方にも伝えてあるところでございます。
【次の発言】 十五日の午前零時におきましてこの法案が成立いたしません場合には、日本国政府といたしまして、この……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま御議論ございました、米軍の施設が沖繩県に大変過重して存在するという点につきましては、これはもうお説のとおりでございます。また、私どももその点につきましては、アメリカ側に対しましても、この返還以来、整理統合につきまして要望をいたしておるところでございます。この具体的な問題といたしましては、この委員会の席で逐次実現の計画を促進をいたしておりますけれども、なお残された問題につきまして努力をいたしておるところでございます。  また、今後の整理縮小計画につきまして、先ほど来御議論いただいたわけでございまして、これからの対米折衝におきまして、いま申されましたような沖繩県……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/21、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 北鮮との関係につきましては、実際上各種の交流を深めていくということのほかにないわけで、政府として直接やるわけにいきませんので、各種の交流を深めるということで積み重ねていくものと、こう考えているわけでございます。
【次の発言】 朝鮮半島の問題は、やはりその周囲の国々、あるいはソ連であるとか中国であるとかありますし、またわが国も、アジアの一員としてそういった中でやはり緊張の緩和の方向でいろんな努力を極力努力をすると、こういうふうに考えているわけであります。
【次の発言】 われわれが外交的な面で各種の機会に努力をするということを、まあ広く抽象的に「環境づくり」というふうに……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) お答え申し上げます。  海洋法会議の大勢といたしましては、一般の領海通航よりもより自由な通過通航制度というものをつくってはどうかと、こういうように大勢が収斂しつつあるというふうに聞いているわけでございますけれども、もし必要があれば詳細は条約届長から答弁をいたさせます。
【次の発言】 御承知のように、海洋法会議で国際海峡の問題が、特に領海が十三海里に広がった場合に国際海峡の通航をどうするかということが、これが大変な問題になっておるわけでございまして、その際に日本としてはどういう立場をとるかということであろうかと思うのでございます。日本は、沿岸国――あるいは自分の国の持……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/03/25、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) お答え申し上げます。  共同声明の第五項でございますが、ここに「西太平洋」という表現が先方の大統領からあったわけでございますが、それは五項に言われております「アジア・太平洋地域」とわが方では言っておるのでございますが、太平洋というのは非常に広いものでございますから、先方はそれを西太平洋というふうに表現をしたというように御理解願えればよろしいと思います。われわれといたしましては、太平洋のうちのアジアの部分であるというように同義語というふうに解釈をしておる次第でございます。
【次の発言】 太平洋地域といいますと、実のところは非常に広いわけでございます。私どもはアジア・太……

第80回国会 予算委員会 第6号(1977/03/26、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 昨日、「アジア・太平洋地域」という表現と「西太平洋」という表現につきましての御質問がありまして、これに対する答弁がやや統一を欠いたのでございますが、本日はこれにつきまして統一的な見解を申し述べたいと思います。  「アジア・太平洋地域」とは、東アジア及び大洋州の両地域をいい、これに対し、「西太平洋」とは、ハワイより西側で米軍が存在する太平洋の地域(洋上を含む)をいうものである。  以上でございます。
【次の発言】 共同声明の文章につきまして私からちょっと敷衍さしていただきます。  この文章は、お読みになったとおり、「総理大臣と大統領は、日本の関心にかない、かつ一層効果……

第80回国会 予算委員会 第7号(1977/03/28、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) お答え申し上げます。  現在、中国には四名の日本人がとらわれておられまして、そのうち二名の方はいま拘禁中でございます。二名の方は刑期を終了しておられると、こう聞いております。
【次の発言】 いま拘禁中の中島さん及び深谷さんの二名につきましては、わが方の上海の総領事館員を、年に二度ばかり上海監獄に派遣をいたしまして、両人を見舞っておりますが、その都度両人の状況を在日の留守家族に伝えておるところでございます。在日留守家族の状況につきまして、陳情等で外務省に来訪される親族の方を通じまして、十分状況は承っておるところでございます。

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/03/29、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 三月の十九日に、韓国の国会の農水産委員会におきまして、独島―竹島のことでございますが、独島を漁業前進基地化せよとの質問に対しまして、崔農水産部長官が、独島は安保及び漁業等種々の面において重要であるため、船着き場、退避施設、防波堤等各種の施設を設ける計画であるが、水深が深く多くの時間と資金を必要とすると答弁した旨伝えられていることは承知いたしております。政府は、従来、海上保安庁の巡視船による竹島周辺の海上巡視により、同島に新たな建造物が造設されたことが視認された場合には、韓国側に厳重に抗議を行ってきておりますが、わが国の累次にわたる抗議にもかかわらず、今般崔農水産部長……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) まだ竹島問題につきまして、正式の申し入ればいたしておりません。時期を見まして申し入れをしたいと思っております。
【次の発言】 まだ申し入れをいたしておりませんので、仮に申し入れに応じないと、こういうような御質問でございますけれども、何とか交渉にこぎつけたいと思っております。
【次の発言】 先方の態度はきわめてかたいということはよく存じておるところでございます。しかし、わが国としての立場、先般来の当委員会におきます御議論等を見まして、わが国の立場をこの際明瞭に先方に伝える必要がありますので、何とか交渉を持ちたい、そのために努力をいたす所存でございます。

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/04/01、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) マラッカ海峡につきましては、沿岸三カ国の外相会議がありまして、航行の安全、また汚染の防止等の観点から大変細かいいろいろなルールを立案中でございます。これにつきまして、これからわが方としても態度を決めなきゃならない段階であるわけでございますが、わが方といたしまして、これは慎重に検討いたしまして、そして航行の安全、あるいは汚染の防止ということにつきまして、そういう観点からはわが方としては慎重に検討した上で協力する部面も多いかと思うわけでございます。  一方、国内のいわゆる国際海峡の通航の問題につきまして、こればわが国といたしましては、一般の領海通航よりも自由な体制をとる……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 園田官房長官の訪ソにつきまして、わが方、モスクワ大使館におきまして先方との会談の交渉をいたしておったわけでございます。ところが、昨日、園田特使の会見問題につきまして、現在なお検討中でありまして、ちょうど二日、三日が休日に当たるというのでまだ四日になって検討を続けなければならないというのが先方の態度でございます。したがいまして、先方の検討が済みましてからビザの発給が行われると、こういうことで本日の御出発は間に合わないと、こういうことになった次第でございます。
【次の発言】 先例等につきまして政府委員から御答弁申し上げます。

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/04/04、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 本日の九時半に、在京のソ連大使館の領事部長から連絡がございまして、園田特使の一行のビザは本日発給をいたします、こういうことでございます。議員団につきましては、四月中は無理であるということを言っておる……
【次の発言】 議員団でございます。議員団の訪ソにつきましては、四月中は無理であるということを先方が申しておるところでございまして、なお折衝をいたしておりますけれども、そのような連絡があったわけでございます。したがいまして、園田特使の御出発は明日になるのではないか、そのつもりで手続をいたしておりますが、このビザがおりるというのは、いまのところ園田官房長官を初め四名と言……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/04/05、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 議員団の訪ソのことをお尋ねでございますが、残念なことに今日までまだビザの発給が連絡がないわけでございます。外務省といたしましては、東京ではポリャンスキー大使にきのう次官のところへ来てもらいまして、国会の決議、議員団の訪ソが大変大事であるということをるる説明をしたわけであります。また、モスコーにおきましても重光大使が外務次官にたびたび面会を申し込んでおるのでございますけれどもなかなか面会ができませんので、公使が先方に伺いましてこの議員団の訪ソの実現方を強く要請をしているところでございまして、私どもも一日も早くこれが実現することを期しておるところでございます。

第80回国会 予算委員会 第14号(1977/04/06、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま農林大臣がお答えになりましたところで尽きているわけでございますけれども、外務省といたしまして一言だけ申し述べさせていただきます。  これは、わが国の二百海里の水域設定がおくれたではないかと、こういうお話で、いまとなればいろいろな御批判があろうかと思いますが、この問題の発端は、御承知のとおり、南米の各国が、大陸だなを持たない国が、大陸だなの議論が出ましてから二百海里という距離を基準にいたしました水域の設定を主張し出したことから始まったのでありますが、わが国の国益からいたしますと、やはり大国でありますところのアメリカ、カナダ、ソ連というような国が二百海里を実施さ……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/04/07、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 園田特使は到着されましてから、最近に入りました電報によりますと、本日モスコー時間で十時三十分、日本時間にいたしますと午後四時三十分から首脳と会談の予定ができたわけでございますが、先方のいろいろ事情がだんだんわかってまいりますと、チュニジアの首相の滞在がなかなか時間が延びて、昨日の午後までかかるというようなことになったそうでありまして、これはもっぱら先方の首脳の方の他国とのいろんな交渉等によります、本当の物理的な都合からそのように延びたということでございまして、昨晩は先方のイシコフ漁業相並びに外務次官と、いろいろな歓待を受け、サーカス等に招かれましていろいろ歓待を受け……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/04/08、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 米地上軍の韓国からの撤退問題でございますけれども、地上軍を撤退とか、あるいは削減という表現も使われたことがありますが、そのような考え方は、いわゆるニクソン・ドクトリンあるいはその前のグアム・ドクトリンとか呼ばれているものの延長線にあるものというふうに考えておるわけであります。  これらの考え方は、やはりアジアの国々も自分の国はなるべく自分の力で守るべきであるということが根本にあるわけでありまして、韓国におきましても、韓国の陸上軍が次第に整備をされてきつつあるというようなことから、やはりアメリカとしてはそういったものに応じまして陸上軍をなるべく撤退をしたいと、こういう……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/04/09、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 現在、モスクワにおきまして、きのう鈴木・イシコフ会談が行われたところでございます。いままでの経過につきましてはもう新聞で御承知と思いますけれども、最大の問題として残っております問題は、適用水域の問題、それからわが方の領海が拡張された場合に領海内におきましてソ連の漁獲を操業を認めてほしいという問題、それから二百海里におきますソ連の主権的な権限を認めろと、こういう三つの問題があるということでございまして、この主権的な行使につきましてはわが方としてはこれは国会の御承認をいただかなければ決められない問題でありますから、したがいまして、その点につきましてはそれを認める場合には……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 安宅産業のドイツのジュッセルドルフの支店、これは現地法人でございますけれども、現在この解雇問題が起こっておりまして、現地人の職員、男子が十六名、女子が十五名、合計三十一名の現地人の職員がおりまして、この退職の条件につきまして、ドイツの法律に基づいて当事者双方を含めた調停委員会が設けられて、四月十三日より同調停委員会での話し合いが始められているという予定の由でございます。  安宅産業のパリの出張所につきましては、労働争議が発生しているという情報は聞き及んでおりません。目下、事実関係を調査中でございます。
【次の発言】 昨日の鈴木・イシコフ会談は、モスクワ時間の午前十一……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 日ソ漁業交渉につきまして御報告申し上げます。  去る四月の八日からモスクワで開かれておりました鈴木農林大臣とイシコフ漁業大臣との間の会談は、前後四回にわたって開かれましたのでありますが、昨日の第四回目の会談におきましても最終的な合意に達することができないまま一時中断されまして、鈴木大臣は十六日モスクワを立って帰国をされることとなりました。次回の会談の時期は両国政府間の話し合いで決定されることとなろうと思われますが、イシコフ大臣が十七日より月末まで海外に出張されるので、五月上旬以降となろうと思われます。  御承知のように、今回の日ソ漁業交渉に当たりましては、わが方とし……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 園田特使がモスコーに着かれた日のお話でありますと、これは私の懇談の際の発言内容が報道されたものについてお尋ねと思いますが、そのときの私の申しておったことは、領土問題と漁業問題は切り離して処理することが方針であると従来の考え方を述べたにすぎないわけでありますが、それが私の真意と大変違ったような報道がなされたのは、私自身大変遺憾に存じておるところでございます。
【次の発言】 ただいま先方との間で議論されておりますのは、適用水域の問題でございます。適用水域の考え方は、この適用水域の決め方が領土問題に悪い影響を与えないようにというのが当方の考え方の根本でございまして、その表……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 外務委員会 第2号(1977/10/22、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました日本国の地先沖合における千九百七十七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、わが国が、漁業水域に関する暫定措置法に基づき本年七月一日より同法に従って定められる漁業水域において漁業に関する管轄権を行使していることにかんがみ、同漁業水域におけるソビエト社会主義共和国連邦の漁業に関する両国間の協定を締結するため、本年六月末以来東京において交渉を行いました結果、本年八月四日に東京において、わが方本大臣及び鈴木農林大臣と先方イシコフ漁業大……

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/25、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 御承知のように、日中平和友好条約の締結問題につきまして、共同声明以来もう五年をけみしているわけでございます。その間に、いろいろ折衝も行われてきたわけでございますけれども、まだ最終的な結論を得ておりません。その内容につきまして具体的にどこの点が双方で一致しているか、また一致していないかという点につきましては、この席で申し上げることを控えさしていただきたいのでありますけれども、条文等につきまして双方かまだ一致をいたしておりません。しかし、大筋は共同声明にうたわれておりますとおりに定められておるというふうに私どもは考えておりまして、その限りにおきましては大筋は変わりないわ……

第82回国会 外務委員会 第4号(1977/10/27、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 福田総理とソ連のグジェンコ海運相との会談におきまして、いまお述べになりましたような応答がございましたこと、私どもも承知をいたしております。私どもといたしまして、ソ連側の指導者とお目にかかる際には常にこの北方領土を含む平和条約の締結の必要性というものを先方に申してきておりまして、先方からは経済関係を進めようという意図の話がずっといまお述べになりましたように行われてきておるのが現状でございまして、わが方といたしまして平和条約の締結を進めることによって日ソ間の長きにわたる経済協力関係、こういったものも軌道に乗せ得るのではないか、このような考え方を貫いてきておるわけでござい……

第82回国会 外務委員会 第5号(1977/11/01、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 日中間のもうただ一つと申しますか、その重要な懸案になっております平和友好条約の締結問題につきましては、福田内閣発足以来、鋭意努力をいたしておるところでございますし、この問題につきまして、いつどのような段取りでというようなことはまだ決められたものはないわけでございますが、毎たび申し上げておりますように、日中間で、本当に双方にとりまして満足のいく形でできる限り速やかに締結をいたしたいというのがもう基本的な考え方で、そのために鋭意努力をいたしておるということでございます。毎たび同じことを申し上げておるわけでございますが、いま日程等はまだ申し上げる段階でないのでございますが……

第82回国会 外務委員会 第6号(1977/11/15、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました核兵器の不拡散に関する条約第三条1及び4の規定の実施に関する日本国政府と国際原子力機関との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、一九七〇年二月三日核兵器の不拡散に関する条約(NPT)の署名に際し、わが国が同条約第三条に基づき国際原子力機関(IAEA)との間に締結する保障措置協定の内容は、他の国(群)がIAEAとの間に締結する協定の内容に比して、わが国にとり実質的に不利な取り扱いとなることがあってはならない旨を明らかにいたしました。政府は、かかる平等性の確保を最重点事項として、一九七二年六月以……

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/17、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま渋谷委員御指摘のとおり、NPT条約というものは、本来からこれは不平等的な要素を持った条約でございますから、わが国のように非核保有国の立場からすれば、これは核保有国が核軍縮に努力をしてもらわなければ、私どもの立場としては非常に条約に加盟した意義を問われるわけだと思います。そしてまた、多くの核防条約にまだ入っていない国の立場、その気持ちを聞いてみますと、この条約は不平等であると、そして核保有国が本当に核軍縮に努力をしてくれるのでなければ、この条約に入る意味がない、こういうことを考えているやに見受けられます。その考え方も私はよくわかるところで、日本の国内におきまし……

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/22、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とチェッコスロヴァキア社会主義共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、チェコスロバキアとの間に所得に対する租税に関する二重課税の回避のための条約を締結するため、昭和五十年以来交渉を行いました結果、昭和五十二年十月十一日にこの条約に署名を行った次第であります。  この条約は、わが国が社会主義国との間で署名した租税条約といたしましては、ルーマニアに続く二番目のものでありますが、基本的にはOECDモデル条約案に沿ったものであり、また、若干……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/18、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ハイジャック防止あるいは人質対策等につきまして、国連でも一九七二年に国際テロリズムのアドホック委員会というものを設置されまして、また人質行為防止国際条約起草のアドホック委員会、これは一九七六年に設置されまして、それ以来国際的な努力が続けられておるわけでございます。今回のような事件がありましたので、日本政府といたしまして、これらの場を通じ、また国連専門機関でありますICAO等を通じまして、これからのハイジャック防止につきまして全力を挙げてまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいま現在進行中の委員会のことを申し上げたのでありますが、防止条約といたしまして三条約……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/19、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 従来、中東諸国のうちでこのヘーグ条約に未加盟の国が多いわけでございます。これはやはり若干の思想的な背景と申しますか、テロリズムに対する考え方がわが国とはいささか考え方を異にした面がある。しかし、最近のようなハイジャックに対します国際的な世論の盛り上がりということがございますので、従来に比して今回の態度は大分変わってきているというふうに考えます。したがいまして、これから私どもは先ほど来お話の出ております国際的な国連初めその他の多数国の場、あるいはまた個別の場も通じまして、これらの点につきまして努力をいたしたい。決して私はいままでむずかしかったから今後できないだろうとい……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/20、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 日本と韓国との関係につきまして、これは日本の最も近い国であるということから、本当の意味の友好関係を築いていくべきものと考えます。  過去にいろいろな御批判をいただいておるわけでありますけれども、これからの経済協力関係におきましては、いささかもそのような御批判のないような正しい関係を樹立すべきものと思います。もとよりこれは過去においていろんな御批判をいただく事実があったということをいま私は申し上げることではありません。ただ、いろんな御議論が出ておりますので、いやしくもそのような御議論が全くないような経済関係にいたしたい、このように考えております。

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 金大中事件に対します一応の外交面におきます決着という意味は、捜査面は事件が決着していないけれども、通常の外交関係を開いていこう、これが大きな趣旨であろうと思います。  それから、金東雲氏につきまして、最初は外交的決着という段階でも、なお捜査は続行をする、こういうことであったわけであります。それから二年後の五十年になりまして、金東雲氏について捜査の結果、犯罪事実を証明することはできないという韓国側の申し出があったと、この点につきまして、先方は金東雲の公務員としての処分を行った、こういうことでありますが、この面につきましては一応決着がついている、こう考えざるを得ないと思……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/24、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 十月二十一日の米下院の倫理委員会におきます金炯旭氏の発言につきまして、外務省といたしましては、速記録はなかなか時間がかかりますので、市販の議事録を至急入手するようにいま手配中でございます。当日の委員会にわが大使館からも傍聴に派遣をいたしておりまして、その報告を受けておりますが、その報告と新聞に報道されたものとやや感じが違ったような報告も受けておりますけれども、これらにつきましては発言議事録を受けて至急検討いたしたいと思っております。いま総理がおっしゃいましたように、金炯旭氏がどうも自分で責任を持ってなかったような発言にも聞けるわけでありまして、その辺は調べたいと思っ……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) ただいま御指摘のように、日本の開発援助につきまして支払いがおくれるという問題がございます。この問題は、これは従来コミットをいたしましてから両国政府の間で交換公文を作成いたします。交換公文を作成いたしまして、相手国の政府がどういう事業に対してどのようなものを要請するかということ、これを含めた交換公文をつくるわけでありますが、その作成の段階におきましてすでに相当おくれます。そういう意味で、去年は、おおむねODAが去年で十一億ドルくらいに上っておるわけでありますが、それは大ざっぱに申し上げますと、大体一年近くずれているんじゃないかという感じを私どもは持っております。したが……

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/18、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) ただいまから外務委員会を再開いたします。  国際情勢等に関する調査を議題といたします。  この際、委員長から申し上げますが、けさほどの理事会におきまして、本日は、本調査のうち当面する問題につきまして一部自由討議で調査を進めることに各党の意見が一致しております。  これより暫時自由討議とし、委員各位の御討議をお願いいたします。御意見のある方はお述べ願います。
【次の発言】 本問題に関する本日の自由討議はこの程度といたします。  引き続き、本調査についての質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第85回国会 外務委員会 第5号(1978/10/18、11期、自由民主党・自由国民会議)

○鳩山威一郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております日中平和友好条約に対し、賛成の意を表するものであります。  わが国と中国が過去の不幸な関係を清算して、国交を正常化して以来、六年が経過いたしましたが、この間、貿易協定を初め各種の実務協定が逐次締結され、両国間の関係があらゆる分野にわたって順調に発展してまいりましたのは、まことに喜ぶべきことであります。  この日中両国間の平和と友好の関係の基礎を将来にわたって確固たるものとするための平和友好条約の締結交渉は、決して平たんな道のりではありませんでしたが、ついに双方の満足する形で妥結、調印を見るに至りましたことは慶……

第87回国会 外務委員会 第14号(1979/05/31、11期、自由民主党・自由国民会議)

○鳩山威一郎君 久保田先生、多年、国連活動と申しますか、特に第三委員会で大変なお力添えをいただきましたことに厚く感謝を申し上げる次第でございます。  この機会に、時間が五分しかないものですから、一点だけ。  先ほど田中先生から問題の提起がありましたことと大体似た問題なんですけれども、基本的人権というものが尊重さるべきこと、そしてこれはいかなる差別もなしにという点はまさに非常に結構なことと思うんです。思うんですけれども、他方、国というものを運営していくためには、やはり権利とともに義務を負うということになっており、憲法で言えば国民は基本的人権は尊重される、しかし、国民はいろんな義務を負うわけでござ……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1980/07/17、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、円滑、公正を期してまいる所存でございます。  委員の皆様方の格段の御協力と御支援を賜りますようお願いを申し上げましてごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)  中村前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……

第92回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1980/07/25、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、石破二朗君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬義君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員になっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中西一郎君を指名いたします。

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1980/10/03、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続き、委員各位の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、円滑、公正を期してまいりたい所存でございます。  委員の皆様方の御協力と御支援を賜りますようお願いを申し上げましてごあいさつといたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中西一郎君、松浦功君、小野明君……

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1980/11/12、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 政治資金規正法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。石破自治大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時五分散会

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1980/11/19、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。  また、本日、大川清幸君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 政治資金規正法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 速記をとめてください。

第93回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1980/11/26、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として大川清幸君が選任されました。
【次の発言】 政治資金規正法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、政治資金規正法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 答弁は簡単にお願いします。

第94回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1981/01/30、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続き、委員長の重責を担うことになりました。  皆様方の御協力をいただきまして、円滑、公正な運営を図りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中西一郎君、松浦功君、小谷守君及び多田省吾君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十……

第94回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1981/03/18、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  この際、安孫子自治大臣から発言を求められておりますので、これを許します。安孫子自治大臣。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、発議者衆議院議員片岡清一君から趣旨説明を聴取いたします。片岡清一君。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時から再開することとし、休憩いたします。    午後零時八分休憩

第94回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十四日、大川清幸君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時から再開することとし、休憩いたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公職選挙法の一部を改正する法律案を議……

第94回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1981/03/27、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として大川清幸君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時から再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、……

第94回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1981/06/05、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(鳩山威一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月八日、金丸三郎君、降矢敬義君及び松浦功君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君、村上正邦君及び藤井裕久君が選任されました。  また、去る五月十四日、藤井裕久君が委員を辞任され、その補欠として斎藤栄三郎君が選任されました。  また、本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として小山一平君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 ……

第95回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1981/10/07、12期、自由民主党・自由国民会議)

○鳩山威一郎君 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  私の委員長在任中大過なく過ごすことができましたのは、ひとえに皆様方の御指導、御鞭撻のたまものと深く感謝をいたしております。この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/20、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十五分まで休憩いたします。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/05/11、12期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鳩山威一郎君) 時間です。

第98回国会 大蔵委員会 第7号(1983/03/23、12期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 私は専売公社、あるいは大蔵省に、輸入たばこ、たばこと言いましても紙巻たばこでございますが、この取り扱いの問題につきましてただしておきたいことがございます。それですから、竹下大蔵大臣、大変お疲れでございましょうから、どうかお外しいただいて結構でございます。  と申しますのは、関税の問題、関税率の引き下げの問題がありまして、これは関税定率法の審議がいずれあるだろう、あるいはたばこの定価法の改正の問題がありますが、恐らく年度末ぎりぎりになって、恐らく与党質問の時間はないんじゃないかというので、これもしかし一般的な問題ですから、この際ただしておきたい、こう思うわけであります。  たばこ……


13期(1983/06/26〜)

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/20、13期、自由民主党・自由国民会議)

○鳩山威一郎君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び参議院の会の共同提案に係る女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約に関する決議(案)   「国連婦人の十年」の最終年において、我が国が女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約を締結するに際し、政府は、この条約が我が国における男女平等の達成のため重要な意義を有することにかんがみ、これを誠実に遵守するとともに、条約批准後も、次の事項の実現に努力すべきである。  ……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 連合審査会におきまして、公共料金の問題につきまして、大変大事な問題でありますので、二、三お尋ねいたしたいのでございますが、福田企画庁長官は十一時までおいでになりませんので――私はなぜこの公共料金というものが酒とたばこと郵便料金、こういったものに限られたかということにつきまして大変疑問に思っておる一人であります。特に国鉄の経営というようなものは大変もう危機に瀕しておると、こういったときに国鉄の問題は将来に延ばされておるわけであります。そういった意味でこういった点につきましては福田副総理にお尋ねしたいのでありますが、おそらくこれは同僚の議員からもいろいろ質問が出ると思いますのでそれ……

第75回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1975/06/20、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 関連して、肥後先生、木下先生にたばこの定価法につきましてちょっと御所見を承りたいのですが、財政学上からは、酒とたばこはそれぞれ消費税という性格づけがこれは通説になっておるわけだと思います。このような物価が急に上がった、物価変動があった場合に、お酒の場合もこれはできれば従価税にすべきだという御意見が強かったわけであります。ところが、たばこの場合は定価法で価格が法定されておるということがあって、したがって、従量税も確保できないという構成になってしまったわけでございます。これは価格を法定するということが消費税という性格と非常に矛盾をしておるように思うわけでございます。そういう意味から……

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/03/14、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 西山先生、先ほどのお話でお考えがよくわかりました。特に四十七年、八年、あのころに真っ先にこのインフレにつきまして警告をされたことにつきまして、心から敬意を表する次第であります。私も全く同様な考え方を持って今日まで及んだ次第でありますが、今日の経済情勢につきまして二、三率直に伺いまして、ごく簡単明瞭にお答えをいただけば結構でございます、時間も余りありませんから。  先ほど来、金利の問題よりも資金、まあマネーサプライの方が大事だというお話、これも大変よくわかったわけであります。逆に言えば、金利というようなものはマネーサプライによりまして、マネーサプライが余りかければ自然と下がるもの……

第77回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1976/05/22、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 公述人の皆さん方に御意見伺いたいんですが、どうも拝聴いたしましても、やはり大量の赤字国債の発行というのは、私どもでもこれは大変心配な点を含むわけであるし、野党の先生方もその点はいろいろな立場の違いはありますけれども、手放しで大量の赤字国債をどんどん出すということではない。ただ本年度の財政処理としてはやむを得ないという方と、これは絶対反対だという方と分かれるようであります。やはり、個別の予算の、個別の、ここだけはどうも気にくわないというようなことはあろうかと思いますけれども、やはり財政全体を考えて、経済全体を考えて判断しなきゃならない問題ではなかろうか。  そこで、館先生に、先ほ……

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/05/06、10期、自由民主党)

○鳩山威一郎君 加藤先生にひとつ質問をさせていただきたいのであります。  先ほどお話がございまして、日本の税制についてお話がございました。現在、赤字国債をどうするかというのは最大の問題でありますので、一番関心が深く伺ったわけでありますが、この日本の税制が投資促進型であるというお話であって、その最大の特徴はどうも償却が甘いのじゃないかと、こういうお話であったわけであります。そこで、私ども持っている数字ですと、いま償却が総資産に対しまして一八から二〇%というようなお話があったのですが、どうもその辺の数字が私どもとしてはちょっと多きに過ぎるのじゃないかという感じがいたしたわけでありますが、逆にいま一……

第80回国会 農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 二百海里時代を迎えまして、領土問題が急速に大変重要な問題になってきたということは否定できないことでございます。このたびの日ソ間の漁業交渉におきまして、領土問題と切り離して漁業自体として解決を図りたいと、いわゆる領土問題と漁業問題を切り離して対処をするという方針で臨んでおるわけでございます。しかしながら、領土問題はいよいよ重要になってまいりましたので、ソ連との間に北方四島の解決を早急に図らなければならない、そのように考えておるところであります。  また、竹島問題、尖閣列島の問題、それぞれやはり二百海里時代を迎えまして、ますます緊要かつ重要な早急に解決を迫られた問題であ……

第80回国会 農林水産委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 領海法並びに二百海里の水域法につきまして、日本の隣接する各国には外交ルートを通じまして説明をいたしたわけでございます。ただ、北朝鮮に対しましては外交がございませんので、そのようなことはいたしておらないところでございます。特に中国と韓国につきましては、当方としてもこの二百海里水域を直ちに引かないという考え方を持っておりますので、その点を含めて説明をしてあるのでございます。相互主義をもちまして臨むということでございまして、先方が二百海里水域を引かない以上は、こちらの方も引くということは考えておらないということを申し述べてあります。それに対しまして、中国並びに韓国の正式の……

第80回国会 農林水産委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) わが国が二百海里の水域を実施するということになりまして、隣接国であります中国、韓国、あるいは遠いところでありますけれども、オーストラリア等の諸国に通報をし、説明をいたしております。その段階におきまして、韓国といたしましても、日本側がどのような制度をしくのかという点にいま大変関心を持っておる、見守っておるということが一つでありますが、韓国といたしましても、将来二百海里時代が非常に普遍化してくるという事態を踏まえまして、韓国としても二百海里水域問題についても検討を始めるということを申しておった次第でございます。最近になりまして、大陸だなの問題と絡めましてこれがいろいろと……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 漁業交渉と北方四島の問題のお尋ねでございますが、領土問題と漁業の問題は、これは次元の違う問題であるというように考えております。  領土問題につきましては、御承知のとおり田中・ブレジネフ会談におきまして戦後の未解決の問題、これを解決して平和条約を締結しようと、こういうことが言われておるわけでございまして、毎年の日ソ間の定期協議におきまして領土問題の交渉を重ねているところでございますが、残念ながら未解決でございます。  一方、漁業問題といたしましてこの二百海里の水域の設定が行われたわけでありますけれども、二月二十四日の閣僚会議決定というものが出されておるわけであります。……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 今回の犯人並びに日本に拘禁されておりました者の釈放された者、これらにつきましては私どもといたしまして何とかこれを再逮捕いたしたい、このように考え、また法務当局と連絡をとりまして犯罪人の引き渡しにつきましては努力をいたしたいと思っております。  また、へーグ条約の加盟につきましては、今回の国際民間航空の安全についての国連総会におきます決議におきましても、今度は全会一致方式によりましてこの決議が成立をいたした、こういうことで、従来から特定のある種の民族解放運動に加担する国々がこのへーグ条約に加盟しておらない、こういう事実があったわけでありますが、今回このような国連の決議……

第82回国会 法務委員会、地方行政委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(鳩山威一郎君) 旅券法につきまして、罰則のみでこれが強化をしたからこれで万全だというようなことで考えているわけではございません。しかし、現行よりも厳しくすることによって旅券法違反の責任を追及しようと、こういう意味でございまして、旅券法の発給すること自体から問題があるわけであります。そういう意味で、執行全体を公正に行うということにいたしたいと思います。
【次の発言】 ハイジャックの防止の問題から世界全体の問題にお触れになりまして御激励を賜りまして恐縮に存じます。  ハイジャックの防止につきまして、私ども、このような事件を二度と起こさないように、これは関係各省一緒になってがんばっておる……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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