このページでは片山甚市参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。片山甚市参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○片山甚市君 粕谷照美さんのあとに続いて、引き続き重症心身障害児施設に関する質問をしたいと思います。
まず大臣に聞きたいのは、この施設は金もうけをしたり、あるいは利益を得たりということでつくられておるのかどうか。
【次の発言】 私は大臣に聞いたのでありますが、大臣がそういうことは答えるに及ばぬと思ったと思うのですけれども、申し上げるのは、この子供たちは介護をする、助けてもらう人がおって初めて生きていくことができる、また考えることができる。ですから、この施設は御承知のように赤字になったとか、行きづらくなったというのはそこにおけるいわゆる施設の運営上の問題である、そのことによって子供に支障を来た……
○片山甚市君 ただいま大臣から安定した生活を少なくとも雇用労働者三千六百万人のことを考えながら、就業人口約五千二百万人に責任を持ちたい、こういうふうにおっっしゃっていただきました。労働省は、まさか資本家の味方の機関であるまいと思う。少なくとも労働者――働く人たちのサービス機関だと思うが、それは間違いないだろうと思うんです。 これから聞きたいのは、いわゆる沖繩の御報告、いま小平さんにお願いをいたしました。私たちは、いまの報告を満場一致、心からしようと、そのときに屋良首席が私たちに言ったことですが、いわゆる皆さん、沖繩は本土並みに復帰したというけれども、それは形ばかりなんですよ、内容は全く違いま……
○片山甚市君 本日、自治大臣がおられる前提でお話をさせていただきたい。政務次官に、そういうことでよろしゅうございますか。 前田中内閣は、田中総理自身の金権至上主義とその金脈に関する数多い疑惑を何一つ解明することなく、国民の追及に耐えかねて、田中丸が沈没していった事態は、わが憲政にとってきわめて遺憾なことと言わざるを得ません。しかし、これは田中総理個人の問題では決してなく、与党自由民主党自体の姿そのものと言わざるを得ないと私は思うのです。田中内閣の金権政治に対する国民の基本的な批判を田中退陣で意味しておるものと思います。 さて、そのあとできました三木内閣は、去る参議院予算委員会においても、政……
○片山甚市君 片山ですが、提案理由の説明によっても、最近の雇用失業問題に対処する必要性を述べておられますが、政府は従前の完全雇用状態では経済がどうにもならない。いわゆる労働力をどのように確保するかということで考えられたものと考えますが、そうして、そのことによって労働省の出番をつくったのだと思うのです。こういう点では、今度の雇用保険法案は失業保険で余った金を、大企業を含めた労働力の確保または労働力の流動政策をとってきたことを完結しようとしている。特に出かせぎ労働者、短期雇用者あるいは婦人労働者に対する失業保険の給付の切り下げ、これは最もわれわれ働く着たちにとっての権利の侵害だと受けとめております……
○片山甚市君 ただいま議題となりました公職選挙法、政治資金規正法に関する改正についての質疑を行いたいと思います。 私は本会議で総理大臣に聞きましたから、きょうは自治大臣、政府委員に具体的なことで聞きたい。また別の日に総理に出てもらったりいろいろなことをして、高邁な話もしたいけれども、きょうはそのことを抜きにして聞きたいと思いますから、先ほどみたいな演説はやめてもらって、具体的にやってもらいたい。 すなわち、第七次選挙制度審議会において東京、大阪、神奈川、宮城、岐阜に関する計十名の増員案が報告されておりますが、それを是正する、必要とした理由についてお聞きをしたい。
○片山甚市君 私は、日本社会党秦議員外二名の提案に係る政治資金規正法の一部を改正する法律案に関して簡単に三点について秦議員に質問をいたします。 一つは、自民党結党以来の政治資金は幾らぐらいになるのか。二つ目は、政府は政治資金規正法の改正にこれまでどのように取り組み、どのように具体的にサボってきたのか。三つ目に、三木総理は政治資金規正法をどのような態度をもって取り扱ってきたのか。提案をされておる立場から、簡明に、簡単にお聞きをしたい。先日も本会議で御質問申し上げたら、あなたは私の質問に答えなかったので、ちゃんと答えてほしい。 以上です。
○片山甚市君 関連。いま大臣からお答えがあったんですが、組合機関紙の頒布の態様について見解をお聞きしたいんですが、それは労働組合の機関紙は、いま秋山委員が申しましたように、組合員が組合費で負担しているので、これを有償とみなすということでいいのか。二つ目には、職場内において第一組合、第二組合などが併存している場合に、双方の組合に機関紙を配布しても合法とみなすのか。三つ目に、公務員共闘の場合のように、私鉄総連の機関紙が全日通または国鉄、動労などに配られる。あるいは国労の機関紙が私鉄や全日通に配られる場合に、相互に交換される点に配意して友誼組合間における配布はこれまでどおり適法と解釈したいのですが、……
○片山甚市君 ただいま労働大臣から六項目にわたるところの所信の表明をいただきました。一つ一つこれから御審議を願うというか、お互いに本物かにせものかということを確かめるときでありますから、いわゆる三木さんがよく言う不公正の是正や対話と協調を強調されたと考えます。これを具体的な内容で確かめながら、議会が空転をしないようにお願いをしたいと思います。 長谷川さんは、せんだって雇用保険法を制定することについて全くまっしぐらに押し込んできたという感じであります。なるほど、前の田中さんのときにもそうでありましたけれども、これこそはおれの仕事だと胸を張っておられた。昨日は野末陳平先生の質問に対しても、相当青……
○片山甚市君 本法に関する質問の前に二、三のことについて大臣に所見を伺いたいと思います。
先日発表されました一月現在の失業率によれば、沖繩県は五・二%ということで、著しく高い状況であります。同地域に対して雇用保険法にいう広域延長給付を実施すべきだと思いますが、いまどういうようにお考えでしょうか、特に長野県を例にとってみても、ことしの一月に四・七%、二月には五%を超えているというように、特に伊那谷を中心としていわゆる不況のあらしがあるのでありますが、それはどういうことになっていますか、まずお答えいただきたい。
【次の発言】 大臣から沖繩について特に御配慮いただいたことについて感謝しますが、地域……
○片山甚市君 ただいま浜本委員の方から本案についての御質疑がありましたから、私それに関連して厚生省の所管に属する問題について若干お聞きをしたいと存じます。 実は、千葉県長生郡長生村金田にある愛の友協会ベテスダホームのことでございますが、このいわゆる身体障害者更生援護施設は、省の方のお調べのとおり、実は内容的に申しますと介護を非常に必要とする人たちがおりまして、夜間には五名ほどの寮母さんが泊まらないと、勤務しないとこの人たちが生活できない。友愛寮というのは平均夜は十九分、信友寮というのは平均一時間三十六分程度の深夜勤務をしなければならない。宿直勤務になりませんで、いわゆる断続勤務を労働基準監督……
○片山甚市君 特別児童扶養手当等の支給に関する法律等の一部改正案に関して御質問するに当たり、心身に障害を有する児童の福祉の増進のための措置、また今回の新たな重度の障害者に対する福祉手当などに関連して、その内容についてはまだまだ十分でないと思いますが、このことを質問するに当たって、まずこれに関係することについて大臣にお聞きします。 実は、アジア精神薄弱者福祉連盟がわが国の福祉連盟と共催をして、本年十一月わが国において第二回アジア精神薄弱者会議を開催する計画が進められておりますが、このことについて御承知と存じますが、この際、その後援態勢といいますか、どういうことになっておるか、明確に言っていただ……
○片山甚市君 浜本君の質問に引き続き、財形法について大臣にお伺いいたします。 すでに衆議院でも審議をしていただいて、議事録を見ておるところでありますが、労働省が昭和四十六年にこの財形法をつくりまして、労働者の福祉政策の一環としてこれをやったことは御承知のとおりでございます。この法律の目的でございますが、第一条に「勤労者の財産形成を促進することにより、勤労者の生活の安定を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。」と書いてあります。そこで今日の経済環境であるインフレ、不況、あるいは雇用調整、企業倒産による解雇などといった、こういう中でこの法律の目的が果たして現状にマッチしてお……
○片山甚市君 ただいま議題になりました法律案に対して御質問をしたいと思います。
昭和五十年二月現在における掛金の状態、すなわち千円、二千円、三千円、四千円でどのぐらいの割合で加入の状態になっておりましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 いまお答えをいただきましたのは、掛金の状態でありますが、これは中小企業退職金共済事業団の資料、昭和五十年三月号、第十四巻の十二号に掲載するところによると、月次の加入脱退状況ということで現在五十年の二月では十六万六千五百四十一の共済契約者数があり、それに基づく被共済者数は百四十七万一千七百六十三とあるんでありますが、そのような状態の中で、いわゆる掛金のその……
○片山甚市君 最初に郵政大臣にお伺いしたいと存じます。 三木さんが新しく内閣を組織され、そのときの施政方針演説の中で、総論的に、昭和五十年はわが国にとって政治、経済、社会、文化の歩みに一つの区切りをつける時期であると言い、引き続き、その後の言葉として、これからの日本の経済は量的拡大から質的充実への転換が必要であり、いままでの高度経済成長路線を転換して、安定成長と福祉向上の路線へ切りかえていかなくてはならぬ。そのためには高度成長時代の制度、慣行の見直しが必要であると強調され、先ほども郵政大臣からその旨のことを同じように言われたと存じます。 また、福田副総理も、これを受けて、本会議において、従……
○片山甚市君 私は、薬害問題を克服するために、その問題にしぼって参考人並びに政府の見解をただしてまいりたいと思います。 まず、厚生大臣にお伺いしたいんです。文藝春秋三月号に、井上さんという一主婦が、安い特効薬クロマイの恐ろしさを告発する一文を載せておられます。これは、かわいい娘や父や母に、その薬が何であるかを知らせずにクロマイが使われ、その結果、再生不良性貧血を起こして亡くなった子供のことを逐一書かれておるものでございます。せんだって、薬務局安全課の出しておる「医薬品副作用情報」によっても、クロラムフェニコール、通称クロマイの副作用が報告されておるところでありますが、厚生省の警告にかかわらず……
○片山甚市君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○理事(片山甚市君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。
中西委員長から委員長辞任の申し出がございますので、暫時私が委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、秋山長造君が委員を辞任され、その補欠として寺田熊雄君が選任されました。
また本日、斎藤十朗君、小林国司君及び戸塚進也君が委員を辞任され、その補欠として神田博君、町村金五君及び高橋誉冨君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りをいたします。
先ほど申しましたように、中西一郎君から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異……
○片山甚市君 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党を代表いたし、その提案の理由を申し上げます。 さきの大戦で、米軍の無差別爆撃は、銃後と思われていた非戦闘員とその住居を、一瞬にして血みどろの戦場に変え、わが国全土の諸都市を、次次に焼き払っていきました。これによる一般市民の死者は沖繩を除いて約五十万人と言われ、罹災人口は実に一千万人を超すと言われております。 中でも、昭和二十年三月十日の東京大空襲は、わずか二時間余の爆撃によって全都の四割を灰じんと化し、炎の中で約十万の都民の生命を奪いました。その惨状はイギリスの一物理学者が「原子爆撃による荒廃化を除けば、い……
○片山甚市君 大臣に、この雇用促進の問題の前に、去る四月十一日衆議院社労委員会で、わが党の多賀谷委員が、三公社五現業の労働者の労働基本権問題について質疑を大臣としております。その質疑を踏まえまして、非常に原則的なことをお伺いしたい。 大臣はどうも国務大臣をやめて、この閣僚協の一員であるということから物を言わないことをもって旨としておるようでありますが、非常にわが国の労働大臣というのは格が下がったというか、押し下げられたという感じがして、こういうところで話をしてもむなしいけども、むなしいけど仕方ない、こういうことで質問しますので、余り気を張らずにお答え願いたいんです。 まず第一に、日本政府は……
○片山甚市君 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に関してまず質問に入りたいと思います。
御承知のように、業務上の労働災害についての補償についてでありますが、その責任というものは労働者側にあるのか、事業主あるいは使用者に全面的にあるのか、この責任のあり方についてまずお答えを願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、当該労働者が働けなくなった、そういうことから療養を続けなければならない、または労働の損失が起こる、そういうときにはたとえそれが生涯にわたることがあってもその責任は使用者が負うというように、事業主が負うというように考えてよろしゅうございますか。
○片山甚市君 健康保険法等の一部を改正する法律案に関連をし、社会保険診療報酬の支払基金に関係をしながら質疑を行いたいと存じます。
今日、社会保険診療報酬支払基金の一部改正で、審査委員の人員をふやそうというわけでございますが、その理由はどういうものでありますか。
【次の発言】 それでは、先日、国立札幌病院で診療報酬の二重請求という不正事件が告発されました。事実関係はどのようなものでしょうか。
【次の発言】 これは幸いにして内部告発があり、職場でそういうことについてはだめだという抵抗があったために不正的なことが実行されませんで、中途でやまりました。そこで、支払い基金にまで行っておればそのところで……
○片山甚市君 武田参考人にお伺いしますが、非常に御苦労を願って日照権問題、基準について行政を行っておるんですが、東京都の中高層建築指導要綱、こういうもので現在までいわゆる指導をされてきましたが、今回の問題は日影基準でございますから、先ほど入沢参考人もおっしゃったように、日照、日影基準は土地の私権の制限によるいわゆる日照の保障になろうかと思う。いままでそういう意味で指導要綱によってやってきたことが、この法ができることによって、どのように有利になるというか変わってくるのか、これが一つ。 二つ目に、この基準によって、従来市民の意見を聞く方法をとってまいりましたことが参考人からもいろいろお話ございま……
○片山甚市君 公衆電気通信法の改正については、七十七国会閉会後引き続き審査を続け、今国会では衆議院で可決をされて本院に送られてきました。 これから質問いたしますことについては、できるだけ簡潔に私から申し上げますから、だらだらと牛の小便のように答えて何が何だかわからぬけれども答弁したというようなことのないように、できるだけ簡潔にしてもらいたい。簡潔なということは、よくわかって答えるということである、言いわけをせぬように。そうでなければ、きょうは時間がありまして慎重審議いたしますから、そのつもりでおつき合いを賜りたい。ほかの人たちにとっても大変話の内容によればくたびれてしまうだろう。くたびれない……
○片山甚市君 関連してお聞きしますが、昭和二十八年から五十年度までに公社が利益を処分したもの、いわゆる利益金として上げたものは幾らになるか。で、そのときに減価償却は二十八年から五十年までに幾らしたか。これを聞くのは、減価償却というのはやはり財産をつくっていく過程で残したものですね。それから利益金というのは、やはり毎年度そういうことで、皆さんが好きな言葉では累積黒字でありますね、累積黒字、それは幾らになっておるか、すぐに答えてください。
【次の発言】 実は、今日、利益金が取り崩されて新しい設備投資に必要だということであって、先ほどから言われておるように、この減価償却引き当てによるところの財産の保……
○片山甚市君 郵便切手の売りさばき所は全国十一万カ所ほどあります。全国の津々浦々に至るまでくまなく設置されて、国民が日常的に切手やはがきを買うという必要上不可欠なところでありますが、この売りさばき所の機能が十分に果たされるか否かは、郵便事業の円滑な遂行に大きな影響を与えるものと考えております。そこで、売りさばき人にこのような重要な役割りを十分認識させ、正しく機能させるためには、やはり適切な処遇を与える必要があるといままでも私たちは指摘したところでありますが、今日、昭和四十九年に改正されて以降の物価の高騰に伴い一般の労賃、人件費はいわゆる当然の上昇をしておるところでありますが、このような最近の状……
○片山甚市君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○片山甚市君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○片山甚市君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党の各会派を代表いたしまして、提案の趣旨並びに法案の内容につきまして御説明を申し上げます。 そもそも国会の構成は、国民の信託を得て当選した議員の定数によって形づくられるのでありますが、日本国憲法に規定する主権の存在とその行使については、国民に公正に保障され、いささかもそこに差別があってはならないというのが基本的な原則であります。 わが国の選挙制度が施行されて以来、人口の変動に伴う議員定数のアンバランスについて、数次にわたる選挙制度審議会で検討され、また、各党及び広く国民各……
○片山甚市君 提案説明のときにも申しましたか、私たちとしては、定数を、現実に二百五十二名あります、その枠内でどのような形がとれるか、こう考えてみたのでありますが、一票の重みの開きの大きさ、これを何としても縮めていきたい。それでまた、逆転現象を起こしている区がございますから、それを解消していく。こういうふうに考えてみますと、御案内のように、神奈川県は北海道を超えておりますし、そういうことを考えて案をつくる。そのときには、まず大きく言って一票の重みをおおむね衆議院の三対一になりましたものに見合ってやりたいと考えているところです。そういたしますと、二名区のところが、一番下の鳥取県が、御承知のように、……
○片山甚市君 まず、地方公共団体に交付する現行の基準が実情に即さなくなったので改正をしたい、こういう御提案でございます。
そこで、現行の基準そのものに問題はないとお考えなのか、これについてまず基本的にお伺いしたい。
【次の発言】 彼我流用することができるという説明をしておるようでありますが、超過勤務手当の市価が現実とかけ離れておるという選挙管理委員会からの指摘があるんですが、現実に近い経費を交付して仕事を委託すべきではないか。現実とかけ離れておらないか。これについてはどうでしょうか。
【次の発言】 たとえば大阪市職の関係で言いますと、選挙事務のための動員について、その人件費、特にいま申しまし……
○片山甚市君 初めに、井上参考人にお伺いするんですが、いまお話しをいただきましたように、救急白書、報告書でも、一番の問題はせっかく患者を運んでも診療していただけない、転送を余儀なくされるということは多くの場合指摘されていますが、その場合、処置困難とか医師不在と言われることについては、それはそうだなと、もっともだと思われておるか、これは先ほどのお話のように、解決する方法を具体的に求めるか、これについてまずお伺いしたい。 二つ目には、搬送の立場から見て、医師の確保が困難な現状であると考えた場合、そのための現実的な解決策が求められますが、当然圧倒的に多い開業医、先ほど佐羽参考人からもお話がありまし……
○片山甚市君 本日は地方労働委員会の現状について質疑をさしていただきたいと存じます。
労働委員会は、御承知のとおり労働者の権利、諸条件を安定させるために、また労使紛争を急速に解決するために欠くことのできない機関だと存じます。この三十年間、当該の委員の方々の御労苦に感謝しながらも、きょうは特定地域になりますが、とりあえず大阪の府の労働委員会の最近の状況についてまずお伺いしたい。
最近の取り扱い件数というのは、労働省はどのように把握されておりますか、お答え願いたい。
【次の発言】 このような状態は、産業の規模とかあるいはそこの生産高とかに関係なく、今日のスタグフレーションにおける激しい労使の摩……
○片山甚市君 初めに少し御質問を一般的にしたいと思うんですが、日本医師会の発行する「日医ニュース」というのを見ました。ところが、衆議院予算委員会第三分科会での有島重武委員の質問に対する回答として、昭和五十二年三月十七日厚生省が回答しておる「現行の診療報酬体系における点数制の矛盾点について」という、「一、現行の現物給付による出来高払方式における点数制の問題点として指摘されているのは、次のような事項である。」という、(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)とあり、「二、健康保険法では、予防措置が保険給付とされていないが、保険給付とすべきであるという意見がある。」という、(1)の答え。……
○片山甚市君 まず、遺族援護法についてお伺いいたしますが、当時、公務またはこれに準ずる作業に従事した者に限り、援護法の措置を受けていると存じます。当時、空襲が激化した昭和二十年ごろの国内情勢というのはどのような状態であったのかお答えを願いたいと存じます。
【次の発言】 それは米国の戦略爆撃調査団の報告の、いわゆる総合報告書の一部にこのように書いてあるんですが、「日本の指導者たちを無条件降伏の受諾に追いこんだ重要な要素の一つは、彼らが日本の軍隊は民衆を守る能力を失ったことおよび直接的な空襲と生活の低下の打撃によって、その勝利に対する確信と戦争継続の決意とが急速に衰退しつつあった実状を知ったことで……
○片山甚市君 まず、じん肺について質問をしたいと思います。合併症の範囲は省令で定めることになっておりますが、どのような疾病を予定をしておられるか、まずお答え願いたい。
【次の発言】 いま局長からお答えありましたが、それ以外には肺気腫とか慢性心不全なども含まれておるかと思いますが、質問をしたいのは肺化膿症、慢性肺炎、胸膜炎などはどのような範囲に入るか。これを聞くのは、産業衛生学会、じん肺法検討委員会等の意見書では、これらの疾患はじん肺症の経過にきわめて密接した臨床的関連性と病態因果性を持つ、こういうふうに言われております。そして肺結核と同様もしくはそれ以上の重みとして取り扱うのが妥当であると指摘……
○片山甚市君 私は、専門的な領域でのことがありますから、質問する事項について間違いがあれば政府の方から十分にお答えをいただきたい。素人というのはわりにその実態を知らないから、言い過ぎるかもわかりませんが、その点は質疑の中で明らかにしてもらいたいということをまず申し上げておきます、
一つは、原子爆弾による被害の特徴は、その破壊力とともに放射線の影響が大きいと思うのですが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 今日資源有限時代、特にエネルギーの問題が大きくクローズアップされておるときですが、その場合の原子力発電に関するプルトニウム――ウラン濃縮の終末処理もまだ解決しておりません。そういうこと……
○片山甚市君 本日は、電電公社を中心として質疑をいたしたいと思うのですが、大臣及び総裁が予算委員会に出ておる関係から、重要な部分についてはお帰りになってから、そのときに聞きたい。 そこで、せんだって電信電話料金値上げをいたしましたその経営状態等を初めとして一般的な質疑を行いますので、質疑項目がわりあいに多い。ですから、できるだけわかりやすく、前置きをなくしてお答えをいただきたい。そうしないと質問が終わらない。時間を百二十分いただいていますが、その中で十分に消化できないと思いますから、政府答弁の方は明確に率直にわかりやすくしてもらいたいということをまず希望いたします。 第一に、昭和五十一年度……
○片山甚市君 厚生大臣にお聞きいたしますが、第二十八回のWHO総会における決議について大臣はどのように受けとめられておるか、お聞きをいたします。
【次の発言】 もっと詳しく言ってください。
【次の発言】 内容を言ってください。
【次の発言】 そうすると、商業的血液製剤化の医学的倫理的な罪悪については触れておりませんか。
【次の発言】 大臣、決議について尊重されるかどうか、いまの総会の決議について大臣の決意を聞きたいのです。
【次の発言】 実は商業的血液製剤の問題に触れる前に、昭和三十八年から今日までの献血の状態、これを御報告願いたいと思います。
○片山甚市君 十一月の一日には国土開発審議会で第三次全国総合開発計画に関する諮問が行われるようでありますが、それを経て答申をされ、閣議決定をされるというふうに聞いておるんですが、そこで三全総について、そのような立場から若干の質疑を行いたいと思います。 御承知のように、総合開発計画については、単なるペーパープランだと、これは書いてあることだけだというお話がありますけれども、私はこれは非常に重要な政策であると思うんです。国土庁所管でありましても、各省庁、行政機関全体が一つになって当たらなきゃならぬ、全体的に受けとめなきゃならぬ性格のものだと思っています。いずれの機関が一つでもそれに機能をしないと……
○片山甚市君 社会保険関係で、政府管掌保険は御承知のように千六百億円程度の赤字になり、そのためにボーナスで臨時徴収をしようとするような事態になりました。ところが、近時明らかになりましたように、愛知医大、金沢医大などで明らかになったように不祥事件が相次いでおるのであります。御承知のように、金で塗り固めたと言われる私立医大の経営の問題は、厚顔無恥と言うか、何とも言いようがないものであります。こういうところから医師を誕生させていくということになれば、大変身の毛のよだつ思いがするのであります。こういうようなことを考えてみますと、医療行政上と、いわゆる私学育成という教育の基本から考えても、総理の御意見、……
○片山甚市君 浅井参考人にお伺いするのですが、絹織物に関して若干専門的な方でありますから私から少しお聞きしたいのです。 基準価格は、いま絹糸の価格は一万三千百円から一万四千五百円で蚕糸事業団が放出をする値段を決めておる、このように思います。そこで、生糸の一元化輸入を行っているのでございますが、現在の生糸の放出のやり方では、繭糸価格安定法第十二条で、糸の相場が一万三千四百五十円を下回っているときまた下回るおそれがあるときは事業団は売り渡しをしないということになっておるのですが、それは運用を誤っていないかどうか、まず一つお伺いします。と申しますのは、二十八中標準で一万三千四百五十円が三日続くと生……
○片山甚市君 本日は、当面問題でありますところのスモンを中心とする難病対策について、厚生省の態度をただしたいと思います。 御案内のように、昭和四十七年、特定疾患対策室が設置され、昭和四十八年、難病対策課の新設、それ以来、難病対策は、調査研究、医療費の自己負担の解消、医療機関の整備を三本の柱として、年々その充実を図られておられることについては、一定の評価をするものでありますが、患者とその家族の切実な願いを一日も早く実現さしたいということで、大きな関心を持っております者にとっては、今日の難病対策の充実強化こそ、他におくことはできない問題だと思います。 まず、大臣の所信と、当面する難病対策の問題……
○片山甚市君 雇用問題を中心に質疑をしたいと思います。
まず、総理府でございますが、七月二十八日の閣議で六月の労働力調査結果の報告をされております。また三月に行った労働力特別調査報告等もあわせて、現在どのような特徴的な動向を持っておるのか、まず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もうよろしいわ、書いてあるから……。
【次の発言】 総理府の方がもう少し要領よくまとめてもらえると思って聞いたのですが、実は同じ日の二十八日の閣議で、大臣は有効求人倍率が前月比〇・〇一倍の微増で、このまま推移すれば雇用情勢の改善の見通しが出てきたと、楽観的な発言をされた。総理府も失業率の高さそのものが景気回復……
○片山甚市君 大臣に、せんだって、第八十三臨時国会で成立いたしました健保法及び船員保険法の一部改正の法律についてお伺いしたいんであります。 あのときは、御承知のように、ボーナスに保険料を掛けることについてお決めいただいたものと存じます。そのときに特に法外負担になります差額ベッド、あるいはそれに伴うところの差額ベッド等の解消について触れておりました。このことは入院料について二〇%程度引き上げるということで努力はできるというお話でありましたが、その後どういうような形で付添料などについては解消がされたのかどうか、お伺いしたいんであります。
○理事(片山甚市君) この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として伊江朝雄君が選任されました。
【次の発言】 ただいま可決されました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。
案文を朗読いたします。
勤労者財産形成促進法の一部を改正する法
律案に対する附帯決議(案)
政府は次の事項について、適切な措置を講ず
べきである。
一、勤労者財産形成促進制度全般に……
○片山甚市君 本法案を審議するに当たりまして、この戦傷病者戦没者遺族等援護法の制定された趣旨、いわゆる基本的な国民に対する国の姿勢についてお伺いしたい。特に、この法律は国家補償を中心とした国の責任を感じて行われたものと思いますが、明確にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 第八十回の国会で、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、質疑の中でいろいろと意見が出ました。そのところでは、特に「国家補償の精神に基づく被爆者の援護対策について、その制度の改善に対する要望は、ますます強いものがある。」という前段で附帯決議がなされておると思うのです。
そ……
○片山甚市君 ただいま可決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。 案文を朗読いたします。 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。 一、一般戦災者に対し、戦時災害によって身体に障害を受けた者及び死亡した者に関する援護の検討を目途としてその実態調査を実施すること。 二、国民の生活水準の向上等にみあって、今……
○理事(片山甚市君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 いままで各委員から熱心な質疑がありましたから、私から簡略な形で大臣に質問をしてまいりたいと思います。
離職者、転職者に対する機動的な職業訓練の実施のため、入校時期あるいは訓練の期間というものについては弾力的にやってもらいたい。こう申し上げるのは、職業を安定させるための訓練でありますし、再就職をさせる訓練でありますから、時間が足りなかったということで全部六カ月なり一カ年がふいにならないようにするということでまず考えられておるのかどうか、お答えを願いたいと思います。
○片山甚市君 今国会における衆参両院を通じての審議を見てみますと、年金制度基本構想懇談会、年金懇の中間意見、これは昭和五十二年十二月十三日に提起されておりますが、の諸問題を見ますと、国民皆年金を目指すわが国の年金制度の確立に大きな意味を持つと考えるんでありますが、これにとどまらず、各種の諮問機関の答申、提言、各界の建議など、今日出るべき意見は出尽くしていると考えます。政府として現状をどう認識をして、これからまだ検討をするというようなことで引き延ばす段階ではない、こういうように考えるのでありますが、いままで審議会、あるいはそれぞれの諮問機関、提言等について参考にせられて、日程として抜本改正につい……
○片山甚市君 私は、一つは労働安全衛生法に関係する問題についてまず御質問を申し、二つ目に和歌山のベンジジンに関する問題を懸案事項についてお聞きをし、最後に有料職業紹介事業に関する私のかねてからの質問に対して、引き続き本日所見をただしたいと存じます。 まず、昭和五十二年の、昨年の五月に大変な御苦労を願って実は労働安全衛生法の一部を改正しました。そのとき御承知のように、有害物質の調査の結果公表の問題、守秘義務について罰則規定もつけました。大変な困難の中でこれがいわゆる研究した人たちのために被害が及ぶんでないか、こういうことについてどちらを優先するのかという議論をしてまいりました。このことについて……
○片山甚市君 大臣がこのたび第六十四回ILO総会に御出席のようでありまして、お聞きするところによれば、六月八日には出発、本日が今国会ではお会いをするのが最後といいますか、なろうというときでありますから、一言ILO総会に臨まれる基本的な態度についてお聞きをしようと思います。と申しますのは、国の内外の労働情勢をどういうふうに踏まえ、そしてこの問題点にどう対処されるのかということについて、議題もそれぞれ示されておるようでありますが、大臣がジュネーブへ行かれましたら、どういう態度をとられるかについて明確な態度をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 実は、日本政府にとってはILOというのは非常に鬼門……
○片山甚市君 原爆被爆者に対する特別措置法の質疑に当たりまして、若干の問題について質疑をしたいと思います。
初めに、最高裁判決で孫振斗さんが外国人の被爆者に対して原爆医療法の適用を受けるべきだという、適用を認められたことは御承知のとおりです。その判決文を見ますと、原爆医療法制定の理念についていろいろと書かれております。大臣の所見、今後それに対してどのような対策をとっていただくのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これに関連いたしまして、実は在米被爆者の現状、その問題点と今後の対策というものをお聞きしたいのですが、御承知のように、日本におられまして戦後アメリカに渡られ、アメリカの国……
○片山甚市君 昭和五十二年度の電電の決算について質問をさしていただきたいと思います。
秋草総裁には、八十国会の四月十二日の逓信委員会で幾つかの質疑をしてまいりました。御答弁もいただきまして、その後、御承知のように五十二年度の決算の収支状況が発表されましたので、簡略に説明していただき、公社予算の仕組みについて、簡単でよろしゅうございますから、お述べ願いたいと存じます。
【次の発言】 説明によりますと、四千三百九十億円の収支差額が出ておるが、収支差額というものはいかなるものであり、公共企業体の性格から言ってどんな意味を持つものですか。
【次の発言】 そうすると、債務償還と建設投資に振り向けられた……
○片山甚市君 まず最近の選挙無効の裁判の動向についてお聞きをしたいと存じます。
まず国民の合意を得た整合性のある選挙制度は議会制民主主義を確立するための根幹である、こういう考えでございますが、大臣としてはいかがですか。
【次の発言】 今日この選挙制度の最も重要な部分について国民から多くの疑問が出されておると思いますが、最も大きな疑問とは何でしょうか。
【次の発言】 大臣の御答弁のように、一票の重みをどのように行使するか、すなわち一人が二票を行使するような状態はいけない、こういうようにおしかりを受けたと立法府が考えるべきだと考えます。
そこでまた金のかかる金権選挙というものをやめなきやならな……
○片山甚市君 ただいま提案をされました法案について、若干の質疑を行いたいと思います。 まず、景気は緩やかながら回復の兆しが見られると言われておりますが、雇用失業情勢は依然として厳しい状況が続いております。すでに百万を超える完全失業者は、昭和五十年度以降連続四年、ことに今年においてさらに増加の傾向を示しており、八月には完全失業者の数が百二十一万、失業率二・三四%となっております。政府は、現在策定中と言われる新経済計画、昭和五十四年度から六十年度の検討において、完全失業者など雇用指標は、当初政府見通しよりいずれも悪化する見通しに修正せざるを得ないことを明らかにしたと言われておりますが、これは企画……
○片山甚市君 国際人権規約批准と留保条項について、関係大臣にまずお聞きをいたしたいと存じます。
まず外務大臣でございますが、一九四八年に世界人権宣言が採択され、これを一対のものとして一九六六年に人権規約ができ、すでにA規約が五十八カ国、B規約が五十六カ国批准されておると聞いておるんでありますが、今日、現在、どのような状態でしょうか。
【次の発言】 わかりました。
わが国の憲法が平和憲法と称せられておることについて、そのゆえんと特徴を簡潔に外務大臣から述べてほしいと思います。
【次の発言】 わが国の憲法は、一般的に言いますと、平和憲法の象徴的なものとしては第九条について広く国民に知られておる……
○片山甚市君 ただいま可決されました環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。 案文を朗読いたします。 環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき格別の配慮を払うべきである。 一、都道府県環境衛生営業指導センター及び全国環境衛生営業指導センターの運営については、すべての営業者に対する不公平な取り扱いが行われることのないよう指導するととも……
○片山甚市君 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブを代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。 終戦後三十三年を経た今日も、なお、戦争の傷跡がさまざまな形で、その原体験を持つ人々の生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者は、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として、傷病苦と生活苦にあえぎながら、余命をつないでいる実情にあります。 私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢で亡くなられる方々の続出する日々に思いをいたすとき、援護の手が、一刻も早く差し伸べられる必要を痛感せざるを得ません……
○片山甚市君 まず経企庁にお伺いしますが、心業における昭和五十二年度の決算の動向、また昭和五十三年度末の動向、特に四・四半期までの間にどのような経営状態になっておるか、これについてまずお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いまお聞きのように、大体減収増益であってみたり、増収増益に変わってきたりした原因が、円高あるいは円安、インフレ、こういうことにあると思うんですが、本年度の末の完全失業者数、その傾向について労働省はどのように把握されていますか。
【次の発言】 数として何万名になりますか。
【次の発言】 常用労働者がふえたということで、労働省が、この間四月の十六日の毎日新聞によれば、昭和五……
○片山甚市君 ただいま可決されました国民年金法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一、公約年金制度全体を通じ、各制度間の整合性及び人口の老齢化に伴い、年金の受給開始年齢と雇用との連動等にも配慮しつつ、速やかに年金制度の抜本的改善を図ること。 二、遺族年金については、被用者年金加入者の妻の年金の在り方及び加給年金の問題を含め、総……
○片山甚市君 五月二十一日の新聞を見ますと、労働省は「崩れた「年功賃金」」という表題で「労働省調査」ということで朝日新聞で発表しております。ちょうど富士山を登っていって急激にがけから突き落とすように六十歳から六十五歳に転落をしておる。日本の国は生涯雇用だとか、終身雇用だとか寝言を言っておりましたけれども、本音は低賃金構造で、若い者の労働者がなぜ町にあふれないかというと、御承知のように、七万四千九百円かそのぐらいで安い賃金で雇える。ですから若い労働者を欲する。ところが、御承知のように、年功序列賃金などというのはインチキでございまして、それは役人様のことでございまして、官公労か大会社でございまして……
○理事(片山甚市君) ありがとうございました。 次に、井上参考人にお願いをいたします。
○片山甚市君 NHK昭和五十四年度収支予算審査に当たりまして、まず初めに当委員会における昭和五十三年度予算審議の際の附帯決議について適切に措置をされたものかどうか、簡潔にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、それでは昨年の附帯決議については引き続きこれを実現に向かって努力をする、こういう御答弁があったと確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 イエス・ノーでよろしいですから、わかっていますから……。「ですか」と言ったら、「そうです」と、こう言えばいいんでありまして、時間が幾らでもいただけるならやりますから、どうぞ委員長の方で……。
私は附帯決議の趣旨を特に……
○片山甚市君 去る第八十七回国会で、六月五日、衆議院社労委員会における村山富市代議士の厚生大臣に対する質疑応答について、この第八十八回国会でも内容として御確認をいただけますか。まずお答え願いたい。
【次の発言】 それに基づきまして質疑を行いたいと存じます。
大平総理の所信表明演説に対する代表質問が行われているさなかでありますし、そういうさなかにかかわらず薬事二法について本委員会が審議をするということについては、非常の事態だと存じますし、今日までこの参議院では薬事二法についての審議が尽くされておりません。諸般のことを考えますと非常に残念でありますけれども、許された時間において端的に質問申し上げ……
○片山甚市君 去る十月十五日より十七日までの三日間、久保亘委員長、斎藤十朗理事、遠藤政夫理事、高杉廸忠委員、渡部通子委員、小笠原貞子委員、井上計委員、下村泰委員と私、片山甚市の九名は、地域医療及び最近の雇用情勢の実情調査のため、熊本、鹿児島の両県へ行ってまいりました。 以下、調査の概要について御報告申し上げます。 まず、熊本県の医療の実情について申し上げます。 乳児死亡率は、母体の健康状態、養育条件等の影響を強く受けるため、公衆衛生水準、ひいては生活、文化水準を反映する一つの指標となるものでありますが、本県の乳児死亡率は、昭和二十二年出生千人対七〇・〇と高率でありましたが、四十年には二三……
○片山甚市君 ただいま大臣から御説明がありました法律案に関係をし、二、三の点について御質問をしたいと思います。 昭和五十二年の十二月、特定不況業種離職者臨時措置法ほか二法が制定されて以来、さらに特定不況産業安定法、特定不況地域法、雇用保険法等の制定や改正が行われてきましたが、それぞれどのように機能してきたのか、実施状況をわかりやすく説明をしていただきたい。そして、労働省のかけ声の十万人雇用創出の呼び水として十分機能したと理解してよいかどうか。まさか首の切りっ放し、首を切った刀の洗い水となっただけではないか。それはどういうことになっておるか、御返答願いたいと思います。
○片山甚市君 私は、本法改正の審議に加わるたびに胸を締めつけられる思いがいたすものです。 戦争犠牲者に対し、生き延びた者の責任をどう果たすかについて、いまでは戦争を過去のものとしてとらえ、あるいはみずからの体験を懐古的に受けとめ、新しい戦争の危機さえもあるという国際情勢の中で、これを美化するがごとき風潮があることは、特に戦争犯罪者への憤りとともに、国家責任である戦争への政府の対策に問題があると思います。 たとえば、東條英機が靖国神社に祭られております。そこに大平総理大臣は頭を下げていますが、大臣に所見を聞きたい。東條さんの家族には恩給は幾ら支払われておるか。東條さんの御家族には恩給は支給さ……
○片山甚市君 ただいま遠藤委員から草案の説明を受けまして、十一点にわたって厚生省に質疑をしたいと思いますので、明快な御答弁を賜りたいと思います。
ビル管理における事業環境が多様化している現状にあって、特に事業者と従業員の資質、労働環境については、労働集約型事業あるいは中小企業型事業としての社会的制約を排除し、その向上改善が図られなければならない。そのための法改正であることを行政当局として認識しておられるかどうか、まずお聞きいたしたい。
【次の発言】 その上に立って、現に建築物の衛生的環境の確保を業としている者について、登録の申請があればすべて登録されるものであるのかどうか。
○片山甚市君 私は、本法案審議に当たりまして、各般にわたる質疑については浜本議員から詳細に述べられておりますので重複を避けまして、特に原爆被爆者と共通する問題として原子力発電による放射能被曝の現状を明らかにするとともに、原爆による放射線被爆者対策が過去の問題ではなく、今日ではより一層深刻な課題となっているということについてただしていきたいと思います。 そこで、先ほど大臣からお話がありましたように、原爆被爆者援護法は国家補償の精神に基づく援護対策、すなわち原爆被爆者援護法制定が今日重要か課題になっておるということで、第八十四国会においては当時の小沢大臣、昨年の第八十七国会では橋本大臣がそれぞれ……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私は社会労働委員会の委員長に選任されました。 通常選挙後の新たな国会の局面を迎えまして、社会福祉、労働問題などの重要な諸問題を所管する本委員会の使命はいよいよ重大であろうと思います。委員長といたしましてその重責を痛感いたしております。 今後、理事を初め委員の皆様方の御支援、御鞭撻を賜り、この重責を果たしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 簡単でございますが、ごあいさつにかえさしていただきます。(拍手)
○片山甚市君 まず、八月十五日に鈴木総理が記者の皆さんと御懇談をされたとき、談たまたま全国区制について御発言をされております。その内容は御承知と思いますが、「参議院全国区制の問題も何とかならないかというのは国民的世論として定着してきていると思う。今度の通常国会を目途にぜひ法案を提出できるよう準備を進めたい。選挙制度はスポーツのルールのようなものだから、自民党だけで一方的に有利なルールをつくることはフェアでない。各党で十分スリ合わせをして法案の成立を図りたいと思う」と述べられておりますが、御承知のように自民党は小委員会を設けておられますし、新聞発表等でございますけれども、その間、自治省として総理……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたします。
【次の発言】 この際、園田厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後五時五分散会
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、前島英三郎君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君が選任されました。
【次の発言】 こどもの国協会の解散及び事業の承継に関する法律案及び厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま安恒委員から、理事会においてこの問題についての取り扱いの取りまとめの御発言がございました。
ただいま安恒委員の発言……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、江田五月君が委員を辞任され、その補欠として前島英三郎君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 安恒君、ちょっと。恐れ入りますが、必ず委員長の許可を得てから発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十分散会
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。藤尾労働大臣。
【次の発言】 次に、本案につきましては衆議院において修正議決されておりますので、この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員湯川宏君から説明を聴取いたします。湯川宏君。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
高杉委員から要求された数字につ……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本日の委員会に参考人として日本住宅公団の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題といたします。
本日は、理事会の申し合わせにより身体障害者問題に関する集中審議を行います。
質疑に入るに先立ちまして、この際、傍聴に伴う盲導犬並びに手話通訳の取り扱いについて御報告を申し上げます。
目の不自由な方々並びに耳の不自由な方々が盲導犬並びに……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
去る十三日の委員会における前島君の発言について、その取り扱いを委員長に御一任いただきましたが、委員長は速記録を調査いたしました結果、その発言の一部を取り消すことにいたしました。
【次の発言】 健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の説明はすでに聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、江田五月君が委員を辞任され、その補欠として前島英三郎君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時五十五分まで休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
前回に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
前回に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、福島茂夫君が委員を辞任され、その補欠として田沢智治君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 異議がございますので、暫時休憩をし、理事会を開催させていただきます。
午後四時四十三分休憩
○片山甚市君 ただいま片岡先生から御提案がありました本法改正に当たりまして、若干の質疑を行いたいと思います。
安孫子大臣がただいまおられませんから、大臣に対する質問事項は後に回しまして、本法案に関する諸問題についてとりあえずお聞きをしたいと思いますから、お答えを願いたいと存じます。
御承知のように、都道府県選挙管理委員会連合会及び全国市区選挙管理委員会連合会から要望書が出されておりますが、それはどのように措置をされてきたのかお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま御答弁を聞きますと、制限をすることには非常に熱心でありますが、たとえば都道府県選挙管理委員会連合会の文書の十六ページ……
○片山甚市君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党提案の修正案に賛成、原案に反対を表明し、討論をいたします。 まず初めに、原案について、反対の理由を述べます。 第一に、昭和五十年の本公職選挙法改正を通じても、日本社会党は、選挙制度に対する国民の強い関心、すなわち、選挙制度が、真に、民主政治を実現させるため、公営選挙の拡大等によって金権選挙を排し、法のもとに平等、公平な選挙権を行使し得る、いわゆる一票の重みについて国会が最優先で、取り組まなければならない課題として、その抜本改正を主張してきたところであります。 とりわけ、定数……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
ただいま決定……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題といたします。
まず、厚生行政の基本施策について、園田厚生大臣から所信を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、労働行政の基本施策について、藤尾労働大臣から所信を聴取いたします。藤尾労働大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度厚生省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。小林会計課長。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度労働省関係予算につきまして政府から説明を聴取いたしま……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま緊急な打ち合わせができましたので、理事会を聞かしていただくために若干休憩さしていただきます。
午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後三時三十分まで休憩いたします。
午後零時五十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたしま……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大臣、よろしいか、大臣。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 障害に関する用語の整理のための医師法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時四十七分散会
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
雇用に係る給付金等の整備充実を図るための関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。藤尾労働大臣。
【次の発言】 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として松尾官平君が選任されました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。
午後零時九分休憩……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 委員長から特に発言を求め、厚生大臣にお尋ねいたします。 前国会、第九十三臨時国会におきまして、健康保険法の改正の審議に当たり当委員会の確認質問事項がございましたが、その後どのような進捗状態にあるかということをお尋ねしたいと思うのです。 前国会における約束が、具体的にどのような状態であるかということは言うまでもございませんが、特に薬価基準につきましては、年度内に改正をするという再三にわたるお約束がございましたし、また、富士見病院等の不祥事件に当たりましては、医療法等の改正も言われました。 また、特に医療費の値上げについ……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後三時まで休憩いたします。
午後一時十七分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 まだ指名していませんよ。
【次の発言】 時間が来ましたから簡略にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 時間が来ましたから簡単に。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障制度等に関する調査のため、本日の委員会に全国戦災傷害者連絡会会長杉山千佐子君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君が選任されました。
【次の発言】 本日の理事会において喫煙禁止に関する申し合わせをいたしましたので、以下内容を申し上げます。
喫煙禁止に関する申し合せ
喫煙と健康の問題については、厚生省公衆衛生局長の通達にもみられるとおり、各種疾患との密接な関連が指摘され、国民間に嫌煙権が提唱されている折でもあり、国民の健康を守る立場から、委員会開会中委員室においては、議場と同様喫煙を禁ずることとする。
なお、午後の審議に際し……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、田代由紀男君が委員を辞任され、その補欠として浅野拡君が選任されました。
【次の発言】 国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしゅうございますか。
【次の発言】 簡略に、時間がありませんから。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 雇用における男女の平等取扱いの促進に関する法律案を議題といたします。
発議者田中寿美子君から趣旨説明を聴取……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、柄谷道一君が、また本日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として藤井恒男君及び加瀬完君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、村山厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。村山厚生大臣。
【次の発言】 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案につきましては、すでに趣旨説明を聴取して……
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨一日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案及び原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
母子福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提出者衆議院社会労働委員長山下徳夫君から趣旨説明を聴取いたします。山下君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました、
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御発言もないようですから、これより採決に入ります。
母子福祉法の一部を改正する法律案を問題に供します。
本案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原……
○片山甚市君 まず、冒頭に郵政大臣にお伺いいたしますが、電気通信事業の今日までの公企体として運営されてきた理由、どのようにお考えになっておられるか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 電電公社の総裁にお伺いしますが、いま大臣がおっしゃられておりますが、所見を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、欧米諸国においてはアメリカを除いて国営または公企体で運営されていますが、この現状についてどのように御判断をされますか。まず、大臣からお答え願いたいと思います。
【次の発言】 アメリカの場合は、FCCの強い監督のもとで民営でありましても行われておるということを承知しておるのですが、そ……
○片山甚市君 私は、ただいま議題となりました住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきまして、政府原案反対、社会党修正案賛成の討論を行います。 政府原案は、勤労国民の住宅資金金利と公社住宅の家賃限度額の引き上げを内容としておりますが、これは政府の健康で文化的な国民生活の維持、向上に対する責任を放棄し、国民の住宅確保に過酷な負担増をもたらそうとするものであります。 私は、第一に、財政の効率化を求めるべきは防衛費であり、談合入札、大企業等の優遇税制である。第二に、国の、住宅政策の基本を定める住宅基本法も制定されていない段階において、いたずらに金利や家賃制度を変更す……
○片山甚市君 郵政大臣の所信表明をお聞きしてそれぞれ質疑をするところでありますが、午前中予算の中央公聴会に行っておりましたので、直接郵政大臣からお言葉を聞くことはできませんでしたが、本題に入って御質問さしてもらいたいと思います。
まず、電子郵便の実験サービスについてでございますが、昨年の七月二十日から東京、大阪、名古屋の三都市間に電子郵便の実験サービスが開始されましたが、その概要と今日までの利用の状況はどうなっておるか、そして今後の電子郵便実験サービスの計画をどのように進めていかれるのか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、一日について約二十五通程度でありますが、この……
○片山甚市君 ただいま議題になりました予算案について、若干の質疑をさしていただきたいと思います。
公共放送としてのNHKのあり方について、まずお尋ねいたします。
放送事業の現状は、民放が全国紙をキーとして全国的なネットワーク化が進み、民放番組の視聴時間量も大きな割合になっておると思われますが、一方、放送大学の発足やニューメディアが次々と実用化されるという状況のもとで、公共放送事業体としてのNHKの現状認識をまずお聞きをしたいと思います。郵政大臣、NHK。
【次の発言】 NHKを取り巻く環境が複雑で厳しいということは、いまお話しのとおりです。それだけに視聴者の理解と協力が必要であるが、日本放……
○片山甚市君 本日は、電電公社の昭和五十七年度予算について、主として質問をさしていただきたいと思います。
電電公社の昭和五十七年度予算を審議するに当たりまして、国内電気通信政策の基本と事業の将来展望及びいかなる経営のあり方、経営戦略をもってこの予算が編成されたのかについて明らかにされたいと思います。郵政大臣並びに総裁から、簡略でよろしゅうございますから御答弁を賜りたいと思います。
【次の発言】 大臣から電気通信事業の社会的な役割り、今日的な役割りについてお聞きしましたので、引き続き今日の情報化社会における電気通信事業の役割りというものはどういうような役割りをするのか。もう一つは、先ほど大臣か……
○片山甚市君 まず、放送法、電波法一括して御質問をさせていただきます。
去る三月十九日、放送の多様化に関する調査研究会議が一九九〇年代に向けて取り組むべき放送政策の課題について報告書を郵政大臣に提出しておりますが、その理念、方向について大臣の御所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 報告書によりますと、今回の放送法の整備に関連するものについても触れられておるんですが、今回の法改正との関連、並びに今後多重放送等に関する免許方針の策定に当たって報告書の提言をどのように生かしていかれるか、提言について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、放送サービスの普及と充実、文字多……
○片山甚市君 いままでに相当時間をかけてお話がありました。疑問の解明が十分でない点もありますが、民放多重放送に関する一、二のことについてお伺いしたいと思います。
改正案によりますと、郵政大臣の措置によって、既設のテレビ放送事業者に対し、多重放送に関する利用計画の策定及び提出を求めることができることになっております。この趣旨はどういうものであって、具体的にそれはどう発動するのかについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、多重放送の実施主体に、先ほどからお話がありましたように、疑問がある第三者の参入方式ですが、これについては情報の多様化、マスメディアの集中排除の見地から必要だ……
○片山甚市君 まず、視聴者に対する問題についてお聞きをしたいと思います。 NHKにおける視聴者との結びつきについてその施策をとられておりますけれども、視聴者会議、放送懇談会、視聴者懇談会等の開催など十分に承知しているものであります。本年度の予算審議の際にも指摘いたしましたように、アンケート調査ではNHKを国営ないしは半官半民の団体と位置づけておる者が約五〇%ございました。経営が受信料のみで賄われていると承知している者も五〇%ということでありました。このようなアンケートの調査結果を見ると、NHKに対する理解と信頼を得るためにはもっと視聴者どの結びつきを深める具体策を工夫する必要があると思います……
○委員長(片山甚市君) 一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力でございますが、皆様方の格別な御協力、御指導のもと、公正円満な運営を行い、その重責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午後四時二十四分散会
○委員長(片山甚市君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一六七六号公共料金値上げ反対に関する請願外四件を議題といたします。
まず、理事会において協議いたしました結果につきまして、専門員から簡単に報告いたさせます。伊藤専門員。
【次の発言】 それでは、理事会で協議いたしましたとおり、第二七〇〇号勤労者の生活向上に関する請願は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第一六七六号公共料金値上げ反対に関する請願外三件は保留と決定することに御異議ございませんか。
○片山甚市君 わが国は二十一世紀を迎えて高齢化社会を迎えることになりました。そこで、多くの人々が長い人生を健康で心豊かに送るために政治は大きな役割りを果たさなきゃならないと思います。これについて総理大臣はどのような具体的な計画、政策をお持ちでありましょうか、まず冒頭に総理大臣からお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 今日、わが国の現実は自助努力という歯の浮くような政治スローガンで勤労国民に対しすべてその役割りを押しつけておるのでありますが、社会的な不公平や不正がはびこっておる現状にありましては特に福祉政策、社会保障の充実がまず第一課題だと思いますが、総理大臣、いかがでしょうか。
○片山甚市君 去る三月十二日の総括質疑のときに浩徳全部病院についてお尋ねいたしましたが、その以後事実が判明したようでありますから、明確な御答弁を願いたいと思います。
その一つは、牧山理事会長は札幌市での霊園事業に失敗し、その債務五億七千万円を医療法人都病院に肩がわりさせ、かつ、その上、五億円の使途は不明とされております。これは明らかに医療法第四十二条違反ではないかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 また、これは結果として背任横領罪になると思うのですが、調査し措置をすべきだと思いますがいかがでしょう、警察。
【次の発言】 都病院の牧山会長に関する件です。
○委員長(片山甚市君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任をされました。今国会におきましても、皆様方の御協力を賜りまして、その職責を全うしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に斎藤栄三郎君、森山眞弓君、広田幸一君、原田立君を指名いたし……
○委員長(片山甚市君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、青木薪次君及び山田譲君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君及び高杉廸忠君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一〇五九号公共料金等値上げ反対に関する請願を議題といたします。
本請願につきましては、理事会において協議いたしました結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
本日はこれにて散会いたしま……
○片山甚市君 電信電話設備拡充のための暫定措置に関する法律を廃止する法律案につきましてまずお聞きを申し上げたいと思います。
最初に、拡充法廃止によって資金調達を含め今後の公社の経営にどのような影響を与えるのかという素朴な疑問がありますが、拡充法廃止に至る経緯、特徴点を簡単に述べてもらいたい。
【次の発言】 そこで、加入者に強制的に債券を負担させるような法律は国際的に例がないと聞きますが、どうですか。
【次の発言】 そこで、拡充法が制定されてから今日まで、加入者の債券負担額総額は幾らになっておるか、また公社の総建設投資額は幾らになっておるか、まずお答えを願いたい。
○片山甚市君 公社の経営形態問題を通じて若干質疑を始めたいと思います。 電電公社の経営形態が論議される中で、現行公社制度が運用実態から見て、公共性を確保するとともに運営の能率的経営指標を取り入れた自主的な事業活動を行うという本来の理念が実現していないとしばしば言われておりますが、それ自身重大なことではありますが、しかし、最近の議論の傾向には、この機会にこれらを逆用して世論誘導を図りつつ意図的改革を求めているものがあると思います。憤慨きわまりないのでありますが、それ以上に、情報通信政策という国家百年の大計に対する政治的責任を自覚しているのかどうかが問題であります。 これらの問題点はさまざまな……
○片山甚市君 私は、国際放送の拡充強化について政府、NHKに質問をしてまいりたいと思います。
NHKの本来の業務としての国際放送、ラジオ日本について昭和五十八年度の国際放送に対する政府の交付金はどうなっておるのか、まず答弁を願います。
【次の発言】 予算書にもそう書いてありますが、国際放送に対する交付金が若干増額されたとしても、それでも国際放送経費の二五%に満ちません。昭和三十九年九月八日、いまから二十年前ですが、臨時放送関係法制調査会の答申によれば、国際放送の役割りとともに交付金の飛躍的増額を求めておりますが、この程度の交付金の増ではこの二十年前からの指摘についてこたえたことにならないと思……
○片山甚市君 ただいま大臣から説明のありました公衆電気通信法の一部改正に関する質疑に当たりまして、まず、現在本院大蔵委員会において審議中のいわゆる財源確保法案について、一言触れておきたいと思います。 この法案によりますと、電電に対する納付金の前倒し調達は、納付金制度自体、公社経営の独立採算制の堅持、公社法第六十一条による公社財務を安定させる立場からも、また電気通信事業の使命が良質なサービスをあまねく公平は提供することであり、剰余金を一般会計に入れる使命などを持っていないことからも、認められるものではありません。百歩譲って、公共事業としての社会的役割りから、制度が現状やむを得ぬ措置だったとして……
○委員長(片山甚市君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました。はなはだ微力でございますが、皆様の御協力をいただきまして、職責を全うしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に斎藤栄三郎君、森山眞弓君、広田幸一君、原田立君を指名いた……
○委員長(片山甚市君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月十七日、田中寿美子君が委員を辞任され、その補欠として上野雄文君が選任されました。
また、昨二十四日、市川昭一君が委員を辞任され、その補欠として神谷信之助君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として、日本銀行総裁前川春雄君の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(片山甚市君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十五日、神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○片山甚市君 私は、昭和五十五年度決算を審議するに当たりまして、当時の本委員会における附帯決議を中心に質問をしてまいりたいと存じます。 まず、経営の公開対策についてでありますが、民間企業における経営内容の不透明さも今日特に問題とされておりますが、受信料を唯一の財源とするNHKにとっては視聴者からその経営内容が問われておると思います。第二臨調においては、経営の合理化、効率化を推進する観点から経営内容の公開が論議の対象となり、NHKとしてもNHK長期ビジョン審議会の提言を受け、部内の検討会議で検討を行ったと聞いておりますが、NHK当局としては経営公開についてどのような方針で対処されておるのか、お……
○片山甚市君 私は、本法案の質疑に当たりまして、今国会が異常な事態のままで今日まで至りましたために、質疑など非常に大きな制約を受けていることはまことに遺憾と思うものであります。 衆議院における審議過程でも明らかなように、端的に言いますと、一つは、高齢化社会を展望しての公的年金一元化について明雄な内容を持った方針がないこと。二つ目には、国鉄共済年金の財政破綻を国家公務員や公共企業体共済組合員に転嫁するのみで、国の責任を全く放棄した無責任きわまるものであること。三つ、統合することによって負担は引き上げ、給付水準は引き下げるという手法で、共済組合員の既得権、期待権を踏みにじり、国民の年金に対する信……
○片山甚市君 二十二年ぶりに女性の閣僚が生まて大変期待をしておるところでありますが、御承知のように、第一次中曽根内閣の失政あるいは国民からの不信について少しでもそれを和らげようという意味でやったのではないかといううわさがありますが、しかし、長官は御承知のように社会福祉と婦人の地位向上を一貫して追求されてきた今日までの実績、政治姿勢については、社会労働委員会委員長においても遺憾なく発揮されたと思っています。そこで、環境庁長官となられまして、国の内外あるいは院内外の期待にこたえるには大変これから苦しい思いをしながら努力をしてもらわなければならぬと思います。 そこで、自然と人間の調和が今日最も緊急……
○片山甚市君 水銀等有害物質による土壌汚染について、その対策をお聞きしたいと思います。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律並びに公害対策基本法成立の沿革と目的について簡単に述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 公害の顕在化に伴って、その対策、一般廃棄物、産業廃棄物による環境汚染を起こさせないための法律だと思っていますが、そこで、昭和四十五年以降、いわゆる廃掃法の制定によって名目上有害物質による土壌汚染等は存在しなくなったのかどうか、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、昭和四十五年以降については廃棄物によるところの土壌汚染等の状態はなくなっておるはず、こういう仮……
○片山甚市君 それでは環境庁長官に対してまず冒頭に質問したいと思います。
環境庁設置法第三条及び自然環境保全法第一条ないし第四条に明記されておりますところの目的、理念、責務等について長官としてどのように受けとめられ、職責を果たされるおつもりか、冒頭にお聞きいたします。
【次の発言】 今大臣は、「国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するため、環境の保全に関する行政を総合的に推進する」という設置法の目的についての決意を述べられたと思います。
そこで若干大臣から、答えにくいかもわかりませんが、そのお気持ちについてただしたいと思う、それは本当のことかどうか。
ここに一通の手紙がございますが、これ……
○片山甚市君 本法案を審議するに当たりまして、私は、水俣病が世界最大の有機水銀汚染公害であり、本問題の広さ、深さを正しく総合的に把握し対策を立てること、水俣病の事実判明後既に二十年を経過している今日、被害者救済の緊急性、新しい被害者をつくらないための万全の対策について、加害者はもちろん、行政の責任と姿勢が問われているとの認識は大臣と完全に一致すると思うんですが、冒頭にこのことを確認しておきたいと思います。
【次の発言】 それでは臨時措置法の実績についてお聞きいたします。
この措置法が施行されて既に五年を経過しておりますが、施行後の実績はどうなっているのか。施行時の本法による対象者、すなわち旧……
○片山甚市君 私は、琵琶湖の総合開発と環境保全について、前回に引き続き質問をしたいと思います。 去る四月十三日の当委員会で、琵琶湖の現状と問題点について端的に環境庁長官にただしたところ、率直な見解をいただきました。その一つは、琵琶湖の総合開発計画に対してはいささかも問題点を持っておらないと。まさに建設大臣に成りかわったように立派な御答弁でした。私は、そういう意味では環境庁長官としてよりも建設大臣が妥当じゃないかと、あきれるほど明快な答弁で感心したほどでした。二つ目には、琵琶湖周辺の人口増と生活雑排水が環境汚染や破壊の元凶であるかの答弁がありました。これもまた都市計画に言及した、新列島改造論が……
○片山甚市君 私は、本委員会で質問するたびに特に強く感ずることは、環境行政が小手先の対策にきゅうきゅうとしているということであります。口先だけのポリシーがあっても、具体的解決策を持たないということであります。長官は、再三にわたり、関係各省の大臣さんやあるいは取り立ててくれた総理大臣さんが理解ある人々だから、必ず環境庁の意を体してやってくれるとの御発言をしておりますが、環境行政の基本理念とはそんなに消極的なものなのか。もみ手で頼めば何でも聞いてくれるのなら、私たちの危惧や国民の環境破壊に対する不信など起こるはずがないんであります。 例えば、乾電池による土壌汚染を心配する自治体に対し、業界は、基……
○片山甚市君 私は、湖沼法審議を通じまして厳しく指摘してきたのは、この結果、全国の湖沼が生き返り、これでもう絶対に汚染と自然破壊が進まないということを担保したいと思いました。すなわち、この法案ができて、その結果、水質が保全される道が開かれたい、そのためにどうしたらいいのかということを問うてきたところですが、八月二十八日からの世界湖沼環境会議に寄せられる期待は、国際的にも日本の国内にも日々に大きくなってきておりますが、我が国の実態は余りにも危機的だと思います。 最近の新聞、私の手元にありますところの毎日新聞、七月十日付を見ましても、私がくどいほど指摘しておりました点が地域住民にとって最も深刻な……
○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。 既に戦後三十八年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。 私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられる方々の続……
○理事(片山甚市君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員長の委託により、私が、委員長が出席するまでの間、委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として服部信吾君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
まず、郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。奥田郵政大臣。
【次の発言】 この際、関谷郵政政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。関谷郵政政務次官。
○片山甚市君 本日議題となりました昭和五十九年度NHK収支予算についての質問をさしていただきたいと存じます。 まず第一に、経営計画の問題について触れていきたいと思うんです。 昭和五十九年度収支予算及び同事業計画、これについては、受信料改定を伴うものでありまして、視聴者にとっては現在審議中の国家予算が非常に重税の感じが強いし、景気浮揚政策の欠如があります。医療費や、あるいは年金制度の改悪がなされておりまして、国民福祉の軽視が強められ、そして、行革の名のもとに公共サービスの後退が著しいものがあります。そういう意味で、国民生活を否定した超圧迫予算でありますために、この予算に対する関心は非常に大き……
○片山甚市君 冒頭に確かめておきたいことがありますから、大臣お答えを願いたいんです。
それは一般論として法律をつくるときにはまず政治課題があってそれを政策として確立するために規範をつくるために法律が制定される。すなわち問題があってそれをどうするかという政策ができましたら、それを推進するためにその規範をつくるために法律ができると思いますが、そのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、電気通信あるいは情報通信等についての基本的なことについてお伺いいたします。
情報通信に対する基本政策ですが、本問題については今日さまざまな形でマスコミ等が取り上げておりますが、いわゆる高度情報化社会では多……
○片山甚市君 大臣に冒頭に、せんだっての予算の委嘱審査の時期において確認いたしましたことについての再確認をしたいと思うんですが、大臣はそのときに、国民生活の豊かさにどう結びつくかということで政策をつくり、それは政策はそれが基本であり、国の中枢神経として、国民の信頼、安全、生活、産業、福祉の向上を図らねばならないことだと思っておる、各省での最近の動きはまことに遺憾として基本理念、政策の欠如が問題であるということをお認めいただきましたが、それは変わりがないか。そして、今後最大の努力をする、そういうようにお答えがありました。小山局長からも、国会答弁や法案の作成に当たって具体的には相談をしてまいった、……
○片山甚市君 まず、法案に入る前に、けさラジオ、テレビあるいは各新聞によると、一斉に第二電電に対抗して値下げをするという真藤総裁の談話が発表されています。恐らく私が聞いたら、それはオフレコで言うたんで勝手に新聞社が書いたものだと言うに違いない。これは総裁の常套手段でありますから大変納得しないので、初めから言ってください。こういう答えはあかん。オフレコであろうと何であろうと、書いた以上は事実ですから。 そこで、大臣と両方に聞きますが、今度電電改革の法案がまだ衆議院においても参議院においても趣旨説明がされておりません段階で、これがあたかも決まったということを前提にした話をしていることについては、……
○片山甚市君 電波法の一部を改正する審議に当たりまして、冒頭に放送衛星ゆり二号の故障の問題についてお聞きをしたいと存じます。 今、猫もしゃくしもニューメディア、ニューメディアと大騒ぎしておりますが、そしてバラ色の高度情報化社会と商業マスコミははやし立てておるところでありますが、放送衛星の期待がそのために大きくかき立てられておるところです。世論誘導のためにも無理な計画が推し進められる。その結果、ゆり二号の故障という取り返しのつかない状態で破綻が起こってきたと思います。国民に一層の負担をかけることになり、それだけに真剣にこれからの質問について答えてもらいたいと思います。 去る三月の三十一日及び……
○片山甚市君 大森君から、既にふぐあいが生じておるA系統三カ月、R系統二カ月近くになる問題で、大沢参考人の言葉によれば、あと一カ月ぐらいたたないと解明ができない、鋭意努力するということでありますが、何と言ってももどかしさというよりも不安定さというものを強く感じますから、技術陣の皆さんも含めて早く解明をするように努力をしてもらい、そしてこれからの衛星問題についての国民への信頼感を早くから取ってもらいたい。昼夜兼行、幾ら努力してもし過ぎはないわけで、そういう意味で冒頭に御苦労でありますが、この故障のふぐあいの問題を解明してくれることをまずお願いしておきます。 そこで、去る五月十七日の審議のときに……
○片山甚市君 昭和五十六年度の予算の執行に当たりましては、本委員会における附帯決議の趣旨に基づいて執行されたということを確認しながら二、三の点についてお聞きしたいと思います。
「協会は、視聴者の理解と信頼を深めるため」、「協会の使命と現状についてさらに周知徹底を図ること。」とされておりますが、具体的にどのような措置を協会側はなされてこの執行をやられたか、説明を賜りたい。
【次の発言】 それでは、次の、「放送衛星の実用化にあたっては、すみやかに放送政策に関する基本方針を策定し、難視聴対策、非常災害対策等各般にわたり、国民的視野に立つでその有効的活用を図ること。」という決議がございました。既に衛……
○片山甚市君 参考人の先生方、どうもありがとうございました。 矢加部先生と芦村先生にお聞きを申し上げますが、三つあります。 一つは、今までの電電公社が一元的に行ってきた電気通信事業に対して、これからどのような改善がなされたらいいかということについて希望とか期待を持たれておるかどうか。二つ目に、この三法案が成立することによって国民が期待する福祉などを含めたサービスの向上や料金値下げなどがなされると思うかどうか、同時に、どのような不安を持たれるかどうか。三つ目には、産業論理に基づく公共性よりも効率、より利潤を求める株式会社民営化による商法の適用によって公共性が担保されないという心配はないか。ま……
○片山甚市君 私は、今まで余り論議をされなかったことで、この法案を通過させるためにはどうしても解明をしておかなければならない問題について触れたいと思います。 一つは、今次法案により電気通信技術者、工事担任者の制度が生まれ、その資格は試験によるということになっておりますが、新電電、国際電電、また下請企業においては長年の実績を持っております。したがって、新法移行に際しましては、経過措置として、経験年数等が評価され、新たに試験を受ける必要がないと思うのですが、どうでしょうか。 また、今後の取り扱いにおいて、一定の教育、訓練、経験を積むことにより同等の資格が得られるべきだと考えますが、どうでしょう……
○片山甚市君 まず、長官にお伺いいたします。 公健法――公害健康被害補償法についてでありますが、その対象地域についての諮問に関する態度についてお聞きします。 環境庁は、去る五十八年十一月、公建法の第一種地域のあり方について中央公害対策審議会に諮問されましたが、これはかねてから経団連が主張してきましたところの公健制度の見直し要求に沿うものであって、地域指定の解除、患者の切り捨てにつながるものとして公害病患者から強い反発を受けております。 そこで、経団連の見直しの要求と、環境庁が今回諮問に踏み切った理由というものについて説明をまず賜りたいと思います。
○片山甚市君 朝刊によりますと、「名水百選」ということで今回新たに六十九の水が紹介され、一月には三十一銘柄の水が紹介されておるんですが、水質規制下の法の中で検討された結果でありますが、この名水を選ばれるに当たって、どれだけの申告があって、その中で幾ら選ばれて、その名水というものをどのように保管、完全に保障していくのか。きれいな水になればそれを売り物にして商売にするだけで羽が生えるということが日本の通弊でありますから、環境庁は、いい水だと言ったために金もうけのための大騒動が起こらないような歯どめをしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
○片山甚市君 私は、再三にわたりまして委員会で、予算に関連することをやってまいりましたが、せんだっての委員会における質疑を引き続き行いたいと思います。 公害健康被害補償法第二条一項に係る対象地域のあり方の中公審に対する諮問文についてでありますが、去る三月二十七日の本委員会における公健法審議の際、地域見直しの諮問文について、本文と「参考」の文言上の相違をただしましたが、その趣旨は、諮問の本文には「対象地域のあり方」とあるのに、これに附属した「参考」の「諮問の趣旨」の(4)には、「第一種地域の指定及び解除の要件のあり方等」と、「等」とありました。なぜ「等」をつけたりつけなかったり、書き方を分ける……
○片山甚市君 きょうは、たばこに関して、国民生活の上に、健康の上にどのような影響を与えるのかについて質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 去る四月一日、専売公社が日本たばこ産業株式会社として民営化されたことは御承知のとおりでございますが、そのことによって輸入たばことのより一層厳しい販売競争が行われることになり、通称たばこ販売戦争が始まったところであります。もともとたばこは有害商品でありまして、法的規制を持っております。これは御承知のとおり販売、消費の管理がなされてきたのですが、一方、税収の一部として必要性がありますから財政専売のお墨つきがあります。そういうことから……
○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。 既に戦後三十九年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。 私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられ……
○片山甚市君 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正に係る議題を中心に質疑をしてまいりたいと思います。 本法案が本年度もまた審議されるに当たり、我が国の戦後いまだ終わらずの感を強く持つ一人であります。最近、戦争に対する意識の風化や、あるいは太平洋戦争に対する我が国の責任がもはや過去のことのように言われ、時には郷愁のごとくに、戦前、戦中の当時を美化し語る者もいる次第であります。戦争を知らない世代の若い者の中には、ゲームや遊びととらえ、道具をそろえ戦争ごっこに興じているさまを週刊誌などで紹介されるのを見るたびに胸が痛むのです。 一方で自衛隊はますます装備機能を拡大し、発足当時の戦力なき軍隊……
○片山甚市君 それでは、国際国家、日米経済摩擦、中近東における平和の問題等が非常に重要な課題を持つ外交問題を通じて大蔵当局の姿勢をただしていきたいと思いますので、せっかくの御答弁を賜りたいと思います。御答弁は、初めに担当部局、外務省の方で当面お答えを願う中で、大蔵大臣を初め関係の方の御意見を賜りたいと思います。 外交青書の冒頭に、世界の平和と繁栄に積極的に貢献することが我が国の外交の基本姿勢であると書かれておりますが、そのための拠点として果たす在外公館の役割というものは非常に大きいものがあると思います。いわば我が国の顔であります。 私も数次にわたり列国議会同盟など国際会議、海外事情調査のた……
○片山甚市君 日本電信電話株式会社法案、電気通信事業法案並びに日本電信電話株式会社法及び電気通信事業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案についての福岡市及び大阪市における地方公聴会並びに九州地方及び近畿地方における逓信関係業務の実情調査を行ったので、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、私を初め、成相理事、沖、中野、佐藤の各委員、このほか大阪市における地方公聴会については中村委員が参加しました。 福岡市における地方公聴会は、十一月十四日午後一時三十分から福岡県労働福祉会館で開かれ、六名の公述人から一人十分程度、忌憚のない意見が述べられた後、派遣委員から質疑が行われ、滞りなく議……
○片山甚市君 政省令についてお伺いしたいと思います。 政省令については八十一項目にも上りまして、今日までの質疑を通じても必ずしも全容が明らかでありません。そのために、これから郵政省が許認可権を行使するといたしましても、好き勝手にやるのではないかという疑問や、灰色的になっている部分を明らかにしなければならないと思っております。そういう不信感を一掃するためにも、行政の姿勢を明らかにするために、できるだけ速やかに我々の納得のいくような方法で政令を定めてもらいたいと思います。その前提に立って、政令についての考え方、内容について疑義をただしたいと思います。 まず、電気通信事業法第九条の二項、電気通信……
○片山甚市君 十二月六日の質問に引き続き郵政省にお尋ねしますが、日本電信電話公社が持っておる行政機能がどのように引き継がれるのか説明をしてもらいたいということですが、一覧表できていますか。
【次の発言】 そこで、設立委員について大臣に聞きます。会社法附則第三条の設立委員会の問題についてただしたいのでありますが、附則第三条には「郵政大臣は、設立委員を命じ、会社の設立に関して発起人の職務を行わせる。」等、会社の設立に関し所要の規定を設けるものとするとありますが、設立委員は、新会社の定款、役員選考、資本金、株式の数、発行価格、その権限たるや絶大でありますが、だからこそ我々は公社の資産形成の経緯にかん……
○片山甚市君 去る二十六日に郵政大臣の所信表明をお聞きいたしましたところ、きょうは所信表明に対する質問の機会を得ましたので、若干お伺いすることにいたします。 郵政三事業については、同僚議員から御発言がありましたから、私は電気通信事業に関して重点的に質問をしたいと思うのです。 大臣は、所信表明の中で、電気通信制度改革三法の施行により、本年四月一日から新電電いわゆるNTTが発足とともに、競争原理のもとで、新規参入が可能となった新法体制下で、電気通信事業の振興、新規参入条件の整備、公正競争の確保、技術等の開発研究や安全性、信頼性対策の確立など、高度情報社会の基盤整備の推進に努めると述べておられま……
○片山甚市君 私は、昨年の本委員会において受信料改定に伴う昭和五十九年度予算を審議した際、行革の名のもとに公共サービスの後退が著しい情勢の中で、特に公共放送としての使命を果たすため、国民的合意のもとに不偏不党の公共放送に立脚した確信ある自主自立の経常方針を立て、いやしくも単なる視聴率追随やスポンサーの意思に左右されるものであってはならないと申し上げ、我が国の文化生活向上に役立つものとして事業を遂行することを強く求めたものでありますが、前奥田大臣、現川原会長とも私の意見について全く異議がないということで御答弁がありましたが、六十年度の予算審議に当たりまして、冒頭に大臣及び会長から所信をお聞きした……
○片山甚市君 昨日、四月一日、新電電が発足をいたしました。前途多難な船出をしたのでありますが、公社としての事業の否定をし、行政改革の名に隠れて、我が国の中枢神経であり、国民共有の財産を食い物にしようと意図した者にとっては御同慶の至りでありましょうが、私にとってはひとしお感慨深いものがあります。言葉に尽くせません。 この際、百有余年にわたる我が国電気通信事業の発展の過程を真摯に受けとめ、去る一〇一及び一〇二国会での電電三法審議経過と附帯決議の趣旨等を尊重し、真に国民のための情報通信事業としての努力を重ね、いささかも疑惑や不信を招くがごときことのない経営を願ってやまないが、新電電発足に当たり、今……
○片山甚市君 お年玉つきはがきと寄附金つきの郵便はがきについて、若干の質問を行いたいと思います。 私は電気通信事業における慶弔電報と同じように、今日年賀はがきは我が国の風俗、習慣、喜びや悲しみの表現の一形態、あいさつがわりだと思っておるところです。その発行の形については、従来の形態を引き続き行うということなく、国民の新しいニーズにこたえていくような開発をしていくべきだと思いますが、創意工夫が求められておりますが、いかがなものだろうか。 同時に、年賀はがき以外にもくじつきはがきが発行されるとのことでありますが、そのときに景品単価の限度額を改定しようとする今回の法改正については、単に射幸心をあ……
○片山甚市君 私から通信衛星問題を含めてお聞きをしたいと思います。 日米経済摩擦の緩和策の一つとしてアメリカ製通信衛星購入問題が取りざたされていますが、政府は四月九日の経済対策閣僚会議で対外経済対策を決定しておりますが、その中で民間企業によるところの外国製通信衛星購入に関し日本輸出入銀行の輸入金融を、最高七百億円程度ですが、認めることとしたほか、周波数の割り当てについても可能な限り早期に対処するということでありますが、具体的に通信衛星を外国から買う手段としてどういうふうに決めていますか。 実は時間がありませんので、簡略に答えてもらったら大体あなたたちの本音はわかるから、べらべらしゃべらなく……
○片山甚市君 昭和五十七年度の決算に見られる問題点については、同僚議員からも指摘されました。私は、放送法及びNHK設立の趣旨に基づき、NHKが今日まで果たしてきた役割、さらに今後のあり方を考える重要な節目としてとらえ、五十七年度決算以降の動向とも関連さして、若干の時間をいただいて質問したいと存じます。 その第一番目は、五十七年度決算は、五十五年度に二四%の受信料引き上げを行い、五十五年度から五十七年度に至る経営三カ年計画の最終年度としての決算であります。 資料によりますと、当初予算ではゼロであった事業収支差金は七十一億一千六百万円となり、債務償還の七十六億一千八百万円に充当した結果、収支不……
○片山甚市君 第百三臨時国会での最初の審議でもありますので、前国会までの懸案を含め、最近の環境行政のあり方についてお尋ねしたいと思います。 石本長官が就任されて既に一年余りを経過しましたが、環境行政はこの一年間どのように推移したのかを検証することは、今後の行政を進めるに当たって重要であると思います。 長官が就任された当時、二十二年ぶりの女性閣僚として内外から注目され、私自身も大いに期待したところであります。しかし、一部マスコミは当初から、国民の生活環境、自然環境を守る環境庁の存在をうんとPRしたいとの長官の発言を取り上げる一方で、国民の健康、環境整備ばかり言っても、経済の力が伴わなければ今……
○片山甚市君 長官は、経団連の環境安全委員会で講演をされましたが、環境問題についての認識を深めさせるための講演であれば問題はございませんが、現在公健法の見直し作業が大詰めに来ておりますとき、この作業は財界の圧力で後退的見直しであると言われております。その時期に、あたかも経団連との連携強化が推測される動きとも受け取られておるところです。窒素酸化物の環境基準が財界、通産省の圧力で三倍に緩和された上、昭和六十年までに達成するとの約束も結局果たさないのに、この上公健法見直しで骨抜きを求める経団連にこびを売る必要があるのか。どのような意図で講演をなされたのですか。
○片山甚市君 私は、竹山理事及び中西委員とともに、去る十月二日から三日間、中国地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。 まず、広島市において、関係各機関から、それぞれ所管業務の説明を聴取した後、広島中央郵便局、NTT山口電報電話局、KDD山口衛星通信所、同浜田国際中継所、大社郵便局及びNHK松江放送局等を視察しましたので、その調査結果を御報告いたします。 初めに、郵便事業について申し上げます。 当管内は、中国五県を管轄区域とし、面積、人口の全国比は、それぞれ八・四%、六・四%を占めておりますが、昭和五十九年度の引き受け郵便物数は九億八千万通と全国の五・九%、業務収入は六百四十億円……
○片山甚市君 昭和五十八年度決算についての概要をお聞きした上で説明を求めたいと思います。
放送法第二十六条による監査報告を事業執行面にどのように反映させていくか、会長より概況について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま会計検査院から違法なことはなかったということでありますが、そこで検査院に聞くのですが、NHKの五十八年度決算に対する実地検査の執行状況の概要と、特に重点的に検査をした点があれば御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 会長から事業についての説明がありましたが、そこで内訳として質問をいたします。
事業支出を見ると予算に比較して約十五億円の減となっております、その……
○片山甚市君 去る十二月の三日の逓信委員会で若干の問題について指摘いたしたところでありますが、何といっても八省にまたがる関連二十六法律、四十二事項の改正を要するものを一委員会で処理すること自体、ルール無視、国会審議軽視という批判が当然であります。電波法第三十七条について言えば、これまでの郵政省による無線機器の型式検定業務及び定期検査業務の重要性にとどまらず、制定後三十五年を経過した電波法上問題ありとするものについて、逓信委員会における慎重な審議が求められるべきではないかにもかかわらず、総理がどこかで口約束してきたことを一括法案として場当たり的に処理することについては納得しがたい。特に日米貿易摩……
○片山甚市君 宇宙開発政策の現状と問題点についてただしていきたいと存じます。 私は、常任委員会では逓信委員会に所属しておりまして、去る三月二十七日にNHKの六十一年度収支予算を審議した際、放送衛星「ゆり」二号a及びb、あるいは昭和六十五年度に打ち上げる予定のBS3についての問題点をただしてきたところであります。また、NTTにおいては通信衛星「さくら」2a及び2bを利用し、KDDにおいても国際電気通信衛星機構、インテルサットの通信衛星システムを利用するなど、人工衛星は今日、情報通信産業においては不可欠の存在であります。高度情報化社会への道を歩んでいる我が国にとって、宇宙の平和利用に重大な関心を……
○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。 既に戦後四十年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。 私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられる……
○片山甚市君 今、下村委員からるる一般障害者の問題についてお話がありましたが、私はそこにおる水田局長みたいな素人と違いまして、十一年間、十二年間この問題に取り組んできましたから、お答えは局長でなくて大臣だけでよろしゅうございますから、瑣末な答えをしてもらうつもりで質問いたしません。 冒頭に、少し自分の気持ちを述べておきたいんですが、戦傷病者戦没者遺族等援護法の改正について本委員会における審議が大詰めを迎えたこの段階で、私に発言の機会が与えられたことについて格別の感慨を持つものであります。 冒頭、私ごとにわたって恐縮でございますが、私が本院に籍を置き、今まで二期にわたり国政に参加し、真に国民……
○片山甚市君 私は、大森委員長、竹山理事、志村、添田、服部の各委員とともに、去る一月十六日から二日間、東海地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。 まず、静岡市においてNTT静岡電話局、NHK静岡放送局及び静岡県庁の防災施設等を視察した後、関係機関からそれぞれ所管業務の説明を聴取し、名古屋市においては名古屋郵便集中局及び三菱重工業名古屋航空機製作所を視察いたしましたが、以下、調査の概要を御報告いたします。 初めに、郵便事業について申し上げます。 当管内は、東海四県を管轄区域とし、面積、人口の全国比はそれぞれ七・七%、一一・四%を占めておりますが、昭和五十九年度の引受郵便物数は十五……
○片山甚市君 大臣、きょうは大臣初めてでありますから、主として澤田局長に質問をいたしまして、お聞きをいただいた後で御感想を述べていただきたいと思います。
まず、関係しますから局長から考え方を聞きたいんです。国会であなたが発言される、大臣が発言されることについては、これは責任を持ってやられておるんですか、それともその場当たり、適当に逃れるためにおっしゃっておるんですか、それはどういうおつもりですか。
【次の発言】 冒頭に非常にぶしつけなことを申し上げましたのは、百一国会か百二国会で電電法案を大変厳しく衆参両院で議論してまいりました。本会議でもまた委員会でも、総理に出ていただいて御意見も聞きまし……
○片山甚市君 郵便法等の一部改正については、内容的に賛成の立場であります。なぜならば、このようなサービス改善は二、三年前からやるべきであって、今ごろ手をつけておる。大体政令でやったらいい程度のものでありまして、余り法律といっても大したことありません。独占でやっておるし、法律の威厳を保つためにやっておる程度であります。そういう意味で、まあこういう後手後手になるようなことはやめて、これからしっかり頑張ってもらい。たいと思います。 そこで大臣が提案説明のときの理由に「郵便事業の現状等にかんがみ、利用者に対するサービスの向上を図るため、」とありますが、事業の現状、特に最近の郵便利用の動向について説明……
○片山甚市君 NHKの昭和六十一年度収支予算について御質問をするに当たり、私は逓信委員会にこの一年間籍を置きながら、NHKの放送について心温まる思いがたくさんありました。大変うれしく思うのでありますが、引き続き全職員の力によってよりよい番組を放送ができるように全員一致協力を願いたいことを冒頭に申し上げて、質問に移るところであります。 まず、経営環境についてでありますが、冒頭に放送に対する国民の最近の視聴動向について聞きたいのであります。 昨年、NHK世論調査部が行った全国放送意向調査や六十年度の国民生活時間調査によると、いずれもテレビ視聴時間の漸減傾向が見られます。テレビですと約三時間とい……
○片山甚市君 四月一日を迎えて、昨年来大変御苦労願った電気通信事業法、日本電信電話株式会社法の制定ができまして、この一年間滞りなくといいますか、円滑に電信電話事業が発達したことについて感心をしておるものでありますが、冒頭に当たりまして聞きたいことがあります。 参議院における附帯決議の冒頭にもありますように、本院で修正いたしました事業法第一条についてお伺いします。 第一条は目的でありますが、これについてどのような受け取り方をされるのか、修正の意味はどういうふうに受け取られるのか。利益のみを追求することになっておらず、公共の福祉の増進や国民の利便を図り、ということがいわゆる重視されることになっ……
○片山甚市君 簡保・年金事業は民間の保険との競争がますます激しくなりつつありますが、郵政三事業の中ではまずまず安定しているとのことであるようですが、最近の募集成績など事業の現状についてまず説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 簡易保険と年金については比較的安定した成長を遂げてきたというお話であります。
そこで、簡易保険法や年金法は内容が複雑でありまして理解しにくい部分が多いのであります。改正案の内容についてわかりやすい言い方をしてくれませんか。
【次の発言】 昨年郵政省のある研究会が出しました「生命保険事業の将来動向と簡易保険事業の役割」と題する報告書には「わかりやすい商品」の提供と……
○片山甚市君 これから十三項目ぐらいの項目にわたりまして簡単に質疑を行ってみたいと思います。
無線局免許の開設に関する外国性排除の例外措置として実験局、船舶局、航空機局について、外国人等に無線局免許の道を開いているほか、アマチュア局、外国公館の固定局、陸上移動局等については相互主義により外国人等にもこれまで無線局の開設を認めてきておりますが、お聞きしたいのは、アマチュア局については昭和五十六年に外国人等に開放されておりますが、現在外国人等に免許をしている事例はどういうものがあるかについて。
【次の発言】 昭和五十八年には、我が国に所在する外国公館等について、固定地点間の無線通信が開放されてお……
○片山甚市君 話を聞いておると、日本銀行総裁が中心となって貯蓄増強運動を今までずっとやってきたのに、今ごろになって前川前日銀総裁が中心となって、非課税貯蓄の制度をやめようではないかということを言うのは、やはり日銀総裁として資格がなかった、今まで非課税貯蓄を認めておったんですから。そういうわけのわからぬ者が日銀総裁だったということを天下にあらわしたものだと。大体余り見通しのない男がやっておったなと思います。これは私の所見です。 もう少ししっかり、非課税貯蓄制度などというものについてメスを入れるときには十分に考えてもらわなければいかぬ、大臣がそういうふうに堅持すると言っておるけれども、それだけに……
○片山甚市君 この法案の審議に当たりまして、改正条項はただ一条でございますから非常に簡単でございますが、内容的には大変問題が多いという立場から、若干詳しく質問いたしますので、時間の制約もありますから、回答についてはできるだけ簡明にお願いをして、進めてもらいたいと思います。 これを勉強するに当たりましては、関係の人々との間に十分な事前討議をしてまいりましたけれども、それでもなおかつ納得ができないので委員会においてのお話をすることになりました。勉強していないのでなくて、わかったから質問をしているのでありますから、わからぬ者に対して説明するようなことはやめてほしい、委員会の会議録は後に残りますので……
○片山甚市君 きょうは血液行政について大臣にお伺いをしたいと存じます。
一九七三年十月、テヘランで第二十二回赤十字国際会議の決議がございました。それによりますと、無償の献血の思想を認めて、善意の献血で無料で提供された血液は無料で患者に供給されるように国際的にしようじゃないか。こういう考え方については、国の責任者として是認されましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 昨年、厚生省は鳴り物入りで輸血代金の無料化を宣伝してまいりました。つまり、自己負担金を受血者の請求によって血液センターから支払う方式についてでありますが、昨年の暮れごろから最近にかけて、たびたび「読売新聞」などに取り上げられて……
○片山甚市君 前田先生にまずお伺いしたいんですが、実は、今回の値上げ法案は、五十一年から五十三年度の建設計画として五兆四百億円のお金を使うことになっています。そのうち電話は総額で四兆六千七百億円で、その内訳が純粋に加入電話と言われるのが四兆二千四百億円になる。各種電話サービス、プッシュホンとかそういうものを含めますが、四千三百億円、こういうことです。そしてデータ通信が二千七百億円、画像通信が二百億円、専用線等が八百億円ということで、実は、今回の値上げの基礎になりますのは、外部資金を借りておるんですが、それをどうしても少なくしたい、そのためには値上げをしてそれを穴埋めしたい、こういうことでありま……
○片山甚市君 大臣にお伺いするんですが、NHKは宣伝の書類によりましても、「豊かで、よい番組をすべての国民におとどけするため、放送法にもとづいて設立された特殊法人です。その特色は大きくいって、使命の全国民的性格、運営の自主性、唯一の財源としての放送受信料の三つに分けられます。」と、こう言っておられますが、そういうことで、せんだって三月末に放送協会の予算を衆参でお決めいただいたと思いますが、大臣はいかがでございますか。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
そこで、参考人にお伺いするんでございますが、せんだってあなたの番組を見ておりますと、ソビエト革命五十周年以来一度もNHKのカメラが……
○片山甚市君 まず、両大臣に特定不況産業安定臨時措置法に関する考え方をお聞きしたいのですが、構造不況下の産業対策として、特に雇用問題は重要な課題だと御認識をされておるようでありますが、不況業種における設備廃棄がすなわち失業者をつくり出す、失業者を造出するという論理構造になっていると思いますが、そうでないとすれば、それをどのように解決をしようとされておるのかについて、私の質問は主として労働問題を中心としてお聞きいたしたいと思います。その焦点で両大臣からの御所見を賜りたいと思います。
【次の発言】 いまのお話を聞いておりますと、やはり事態を見なければわからない、こうおっしゃっておるのでありますが、……
○片山甚市君 近日、新聞紙上をにぎわしておりますところのガット東京ラウンドの問題について若干の質疑を行いたいと思います。
郵政省の管轄下にある電電公社の資材調達に関するアメリカ側の要求について、基本的な姿勢をまずお伺いしたいのでありますが、第一は、牛場・ストラウス会談にどのような基本姿勢で臨んでおられるのか。これはまず外務省の態度をお聞きし、その次に郵政省の態度をお聞きをしたいと思います。まず、御答弁願います。
【次の発言】 外務省は昨日事前に通告をしておりますから、来ておるはずです。
それでは、郵政当局はこれに対してどのような態度で臨んでおるかということからまずお答えを願いたい。
○片山甚市君 民営職業紹介事業の実態等について質問をいたしたいと思います。 長期にわたる厳しい雇用失業状況下の中で職安の行政は一層重要なものとなっておると思います。職安の関係の職員の御努力を多としながらも、その実態はきわめて不十分だと思っておるものであります。そこで、政策推進労組会議の離職者追跡調査報告、昭和五十四年の一月ですが、その報告によれば、再就職について職安を通じたもの一一・九%、また総理府の労働力特別調査、昭和五十三年の三月ですが、それではわずかに六・九%の利用状況であるということになっていますが、この理由を御説明願いたいと思います。
○片山甚市君 私は、まず、電気通信事業が敗戦後無一物のところから九兆円に上る資産を持つ大事業に発展した。この事業に参画した一人としてお尋ねをしたいのであります。郵政当局、公社当局は、これについての、みずからそれを果たした役割りに誇りを持つことができませんでしょうか。日本の国でこれだけの財産をつくり、これだけ国民に利便を与えた事業はおれたちでつくったんだと思いませんか、お伺いいたします。まず郵政大臣。その次、公社の総裁。
【次の発言】 公社総裁。
【次の発言】 歯切れが余りよくなくて、いや、国民の期待にこたえたと胸を張って言えないような言い方ですが、私たち従業員は三人に一人は配転をし、職転をし、……
○片山甚市君 わが国の食糧自給率は先進諸国間で最低であるということでございますが、そのとおりでございましょうか。
【次の発言】 そうすると、アメリカの対ソ穀物輸出禁止措置に見られるように、食糧が石油と同じように戦略物資であるということについては間違いございませんか。
【次の発言】 めでたい限りでございまして。それを覚えておきなさいよ、忘れぬように。泣き面かかぬように。そんななまやさしい世界情勢じゃないんです。
と申しますのは、八〇年代後半には世界の人口の増がありまして、三月十五日現在で大体四十五億だと言われてますが、二十億から三十億になるまでには三十二年かかってます。その後、三十億から四十億……
○片山甚市君 まず、大臣にお伺いいたしますが、去る二月二十一日、大臣の所信表明の中に、第三の課題として労働生活の質の向上について触れておられ、労働者の安全と健康の確保を最重点課題として取り組んだとあるが、労災死亡事故、労働基準法違反、不当労働行為などの増減傾向はどういうことになっておりましょうか。まず大臣として述べられた以上、考え方を述べていただき、事務当局から簡単な御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 昭和五十四年八月の労働省のパンフレットによると、いわゆる「一倍に増えた労働基準法の適用事業場」と、こう書いてあります。そして全労働の中央執行委員の内山さんの文章によると、私のところへ来て……
○片山甚市君 まず、今日の電気通信事業は、国民生活にとって不可欠な通信手段としてのみでなく、情報化社会における多様なサービスを提供しているものと考えます。これらのサービスは、政治、経済、社会の神経としてあるいは命としての機能を果たしているとの認識を持っておるんですが、大臣並びに総裁のお考えはいかがでしょうか。
【次の発言】 それはとりもなおさず、すぐれた技術、最新のサービスを生活向上や福祉の充実を初め国民全体に行きわたるよう提供することが国民のための電気通信事業であるということだと思いますが、かりそめにも一部事業体の利便のためあるいは利潤追求のためになるということになったら、そのことについては……
○片山甚市君 私は、まず長崎の南部総合開発に関してお尋ねしたいと思います。
これは、昭和二十八年以来の懸案事項でありますが、すでに多額な補償金も支払っておりまして、月日がたってまいりましたが、まだ結論が出ないようであります。特に、大蔵省の御意見によると、今回で引き延ばしは終わりだから、昭和五十七年度の予算の見積もりをするまでの間に提案をしてもらいたい、こう言っておるようでありますが、このいわゆる諌早の湾を締め切る作業についての進渉状況について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明ありましたように、この開発事業は昭和二十八年以来かかっております。と同時に、今日食糧の自給、食……
○片山甚市君 本案を審議するに当たりまして、本来会期末とされました五月十九日直前の十七日、臨調第四部会から三公社の経営形態について報告がなされました。提案の趣旨に大きな影響を与える情勢の変化が起きてきたと私は受けとめておるところであります。 端的に言って、三公社、特に電電公社民営化の方針を打ち出して、なかんずく、当面政府全額出資の特殊会社化を図り、五年以内に分離分割化を実現、基幹回線分野に新規参入を認め、さらに中央、地方会社再編成移行まで、データ通信設備サービス部門等を分離するとのことであります。このような報告を安易に聞き流せるものではありません。 本来、電電事業は、加入者から拠出されてつ……
○片山甚市君 長谷川公述人には、本日は御多用のところありがとうございました。 先ほどの御公述を聞きながら感じたことでありますが、二つの点について御質問いたします。 最近、行財政改革の風潮の中で、特に社会福祉について、安上が力の福祉が強調され過ぎておるのではないかと恐れておるものであります。たとえば老人や身体障害者について、在宅重視の方向の名のもとに従来の施策の方向を転換しようとしておりますが、一歩突っ込んで何が在宅重視の施策であるかというふうに考えてみますと、とりたてて目新しいものはなく、わずかに家庭奉仕員の増員と対象を拡大した有料制度の導入が見られるにすぎません。こういった在宅重視のかけ……
○片山甚市君 私は、いわゆる新空港が政府の今日までの対応で特殊法人、特殊会社として建設されることについて大いに疑問があり、慎重の上にも慎重な審議を通じ、懸念される諸問題のすべてが解明されない限り、将来に大きな禍根を残すことを恐れるものであります。みずからその政治的責任を痛感するがゆえに、この際あいまいな官僚答弁はお断りをし、適切、簡潔で責任ある答弁を冒頭に要求しておきます。 特に私は、環境保全重視の立場から、以下質問するものであります。 一つは、環境基準の達成の状況についてお尋ねいたします。 昭和四十八年十二月環境庁が告示した「航空機騒音に係る環境基準について」は、達成期間を最長十年とし……
○片山甚市君 今、大森君から第一陣としての質疑がありましたから、私から引き続き、中心は通産省になりましょうが、御質問をさしていただきたいと思います。 本法案に基づいて設立される特別認可法人基盤技術研究促進センターは、通産大臣及び郵政大臣の認可を必要とすることになっておりますが、それは当然両省の所管分野にまたがる業務を行うものであるからだろうと思います。また、センター運営は、産投出資が二分の一を占める基本財産と産投出資及び産投融資の事業資金によるものであるが、産投の財源そのものは、産投特別会計に政府が保有することになる電電株式の配当金を繰り入れ、それを充てるということであります。しかし、当てに……
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