国会議員白書トップ参議院議員野田哲>委員会発言一覧(全期間)

野田哲 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野田哲[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
288位
委員会発言歴代TOP500(参)
110位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
258位
委員会出席(無役)歴代TOP500
355位
委員会発言(議会)歴代TOP500
304位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
106位

10期委員会出席TOP25
23位
10期委員会発言TOP25
18位
10期委員会出席(無役)TOP25
21位
10期委員会発言(非役職)TOP25
18位
11期委員会発言TOP25
22位
11期委員会発言(非役職)TOP25
22位
12期委員会出席TOP25
14位
12期委員会発言TOP50
30位
12期委員会出席(幹部)TOP25
14位
12期委員会発言(議会)TOP10
7位
12期委員会発言(非役職)TOP50
39位
12期各種会議出席TOP20
11位
13期委員会出席(幹部)TOP50
36位
14期委員会発言TOP50
29位
14期委員会発言(非役職)TOP50
29位

このページでは野田哲参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野田哲参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1974/08/09、10期、日本社会党)

○野田哲君 先ほどの公務員給与の問題について上田委員からの質問に対する総務長官のお答えで、人事院の勧告を完全実施をする方向についての積極的な意思というものはほぼ受けとめられたわけでありますが、重ねてこの問題について総務長官にお伺いしたいと思うわけですが、いま公務員、そしてその家族は、昭和四十五年から定着をしておる完全実施という問題が今回後退をするというようなことは、おそらくだれ一人として考えていない、懸念を持っていないと思うんです。問題は、いま一番切実に知りたいと思っておることは、政府がこれをいつの時期に制度化して、法律改正を行なって、改善された給与が何月から支払われるか、このことを一番切望し……

第73回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1974/09/30、10期、日本社会党)

○野田哲君 きわめて具体的な問題を二点伺いたいと思いますが、長官は以前に、沖繩復帰の際に担当国務大臣でもあったわけでありますから、沖繩の問題を二点伺いたいと思います。一つは沖繩における米軍の労務関係の問題、一つは沖繩における軍の施設の一つのPOL、油送管の問題について伺いたいと思います。送油管ですね、パイプライン。  まず第一は軍の労務関係の問題でありますけれども、去る七月に米軍のほうから通告があって、沖繩におけるエクスチェンジという分野の日本の労務者が千六十二名解雇通告を受けておる、十月十一日でその期限が切れる、こういうことで現地で非常に大きな社会不安を起こしている。こういう実情にあることは……

第73回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1974/10/31、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、山中防衛庁長官にお伺いしたいと思いますが、先ほどの上田委員からの質問に対して、アメリカにおけるシュレジンジャー国防長官との話の中では、今回、いま日米両国間で非常に問題になっているいわゆるラロック証言、これに関連した話は一切なかった、こういうふうにお答えになったわけでありますけれども、平素私どもが知る山中防衛庁長官というのは、国務大臣としても国政全般について非常に積極的な発言をされるというふうに評価をされておる。その長官が、特にこのラロック証言に盛られている問題というのは日本の防衛問題についてもきわめて重要な関連を持っている、その問題について、しかもこれは九月三十日の山中防衛庁……

第74回国会 内閣委員会 第3号(1974/12/23、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総務長官、予算委員会との関係でお忙しいようでありますので、総務長官が出席されておる間に、まず第一に総務長官に質問いたしたいと思います。  御承知のように、きょうは十二月の二十三日です。町にはもうジングルベルも鳴り、歳末の売り出しが行なわれている、こういう時期で、公務員の勤務する日は年内にあと五日間しかないわけであります。このような時期に、公務員の給与を、四月から改定すべきものが今日なお決定されないままに至っている。これはまさに異常な状態だと言わなければならないと思うんです。昨年は、御承知のように九月には決定をし、四月からの引き上げ分が精算をされているわけであります。それがこと……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/06/13、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、まず、昨年の七月十日に伊江島で発生をしたいわゆる伊江島事件と呼ばれておる事件の政府の処理について、外務省並びに法務省に伺いたいと思います。  政府は、昨年七月十日に沖繩県の伊江島においてアメリカ兵二名が山城安次君という青年を狙撃をしたいわゆる伊江島事件、これについて今年の五月六日にその裁判権を行使しないという態度を決定をしてアメリカ側に通告をしたというふうに発表されています。具体的にどのような形でアメリカ側に通告をしたのか。まずその内容を具体的に、何月何日に日本側のだれからアメリカ側のだれに対してどういう通告を行ったのか、この点について外務省の方に伺いたいと思います。

第75回国会 内閣委員会 第3号(1975/03/13、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、人事院の総裁と、それから総理府総務長官、お二人に対して伺いたいと思いますが、この寒冷地手当の問題につきましては、去る四十八年の改正に当たっても、衆参両院でそれぞれ附帯決議がなされております。その前の大幅な改正をやった四十三年の十二月の国会においても、それぞれ両院の内閣委員会で附帯決議がなされておるわけであります。さらにさかのぼって言えば、昭和三十九年、三十六年、三十五年、三十四年、こういう形で、改正の都度それぞれ附帯決議が行われておるわけでありますけれども、このことにつきましては藤井人事院総裁は御承知でございますか。

第75回国会 内閣委員会 第4号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず植木総務長官に伺いますが、今回のこの勧告は、三月十七日に勧告が行われて以来十日間を経過した中で、すでに衆議院の方は可決をして、いま参議院で審議をしておるわけでありますが、この措置としては、勧告が出されてから十日間で審議を終わる、こういうまことに手際のよい措置がとられておるわけです。昨年を振り返ってみますと、七月二十六日に公務員の給与に関する勧告が出されて、これが成立をしたのが十二月の二十三日であります。約半年間経過をしておるわけであります。そういうふうに、今回非常に短期間で審議を終えて決定をしていこうと、こういう経過をとっていることについては、一月実施というと今年度内に成立をさ……

第75回国会 内閣委員会 第6号(1975/04/15、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、まず文部省の進めている社会教育あるいはスポーツの振興という問題について、国体の問題について文部大臣並びに関係者に伺いたいと思います。  まず、永井文部大臣に伺いますが、永井文部大臣は、文部省の所管をしている毎年行われている国民体育大会の競技種目の中にピストル射撃の種目があるということを御存じですか。
【次の発言】 体育局長に伺いますが、この国民体育大会の種目として設定されているピストル競技の問題について、ピストルの所持を許され、あるいはピストルを撃つ訓練を受ける機会が与えられているのは、法律では非常に限定をされた職務に従事している人だけに限られておるわけです。このように限られ……

第75回国会 内閣委員会 第8号(1975/05/08、10期、日本社会党)

○野田哲君 皇室経済法の問題に入る前に、総務長官の所管事項について、緊急な問題について若干政府の見解を伺いたいと思います。  それは、いま御承知のように春闘が非常に重要な山場に差しかかっているわけでありますが、この問題について、特に公務員の給与問題をこれからどう扱っていかれようとしておるか、こういう点についてまず伺いたいと思います。  まず第一点、先般、大蔵大臣の発言が新聞にも報道されております。それは、税収の落ち込みによって財政が硬直化の様相を示している、そこでこの対応策として、公務員の給与のあり方、あるいは米価のあり方について見直す必要があると、こういう発言をされたということが新聞にも報道……

第75回国会 内閣委員会 第10号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、大平大蔵大臣に伺いたいと思いますが、去る四月の二日に昭和五十年度予算案が成立をいたしました。その直後の、いまここで日時は正確には私も記憶をしておりませんが、四月の上旬あるいは中旬かに大蔵省として省議を開いて、昭和五十年度の税収見込みが落ち込んでいる、こういう情勢に対する対応策を協議され、大蔵大臣から閣議にもそのことについての報告が行われ、対応策が協議をされた、こういうことを新聞で伺ったわけでありますけれども、このことについての本質的な問題は、私どもの方といたしましても予算委員会の開会を要求をしておりますので、その場で本質的な問題は審議をされることに予定をいたしております。  ……

第75回国会 内閣委員会 第12号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○野田哲君 ただいま、上田委員の方から共済組合の所管の問題について質問が行われ、それぞれお答えがあったわけでありますが、梶木大蔵政務次官並びに植木総務長官のただいまの答弁は、一昨日の大平大蔵大臣の、この問題についての片岡委員の質問に対するお答えとちょっとニュアンスが違うと思います。一昨日の片岡委員の質問に対する大平大蔵大臣のお答えは、検討に値する課題であるということで、今後の検討を約束をされた、こういうふうに私は聞いております。そういう面からちょっとニュアンスが違うので、もう一回、これはそれぞれ関係各省庁で協議をしてもらいたいと、こう思うんです。  そこで関連をして伺いたいと思うんですが、総理……

第75回国会 内閣委員会 第13号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、許認可事務の問題を審査するに当たりまして、まず建設省所管の道路占用に関する許認可事務について伺いたいと思います。  まず、建設省に伺いたいと思うわけでありますが、道路法の三十五条「国等の行う道路の占用の特例」、この条項があるわけでありますが、国の行う事業については、道路占用について、普通の場合占用許可を受けるわけでありますけれども、国等の行う事業については協議をする、こういうふうに定めてあるわけでありますが、この国の行う事業、この範囲についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、具体的に例を挙げて伺いますが、沖繩県の例でありますけれども、米軍が専用に使って……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/03/28、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、官房長官と福田自治大臣に対して、三木内閣の地方自治に対する基本的な認識、基本姿勢について伺いたいと思います。  去る三月の十九日の三木総理の記者会見において、三木総理は、革新自治体でルーズな人事管理が目立っている、これが財政圧迫の原因になっておる、こういう趣旨の発言をされています。総理大臣は、現在の地方財政の危機の現状についてこのような認識を持って、特に革新自治体の人件費がルーズになっておることが地方財政の危機の原因になっておる、こういう認識を持っておられるのか。この点について、また自治大臣は、その所管事項について総理大臣にこのような認識を持たせるような所管事項の報告を行って……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、沖繩の基地で発生している労働災害、この経過なりあるいはその対応策等について、それぞれ関係各省に伺いたいと思います。  去る八月に、沖繩の牧港補給基地から流出されている、米軍の基地からの投棄されている薬物から、水質汚濁防止法の一千倍、はなはだしい場合には三千倍という状態の六価クロム、あるいは鉛、カドミウム、総水銀、砒素、こういう薬物が検出されたということで、沖繩の基地に働く労働者だけでなく、県民にも大変な衝撃を与えているわけであります。実は公にされたのは、去る八月にこれは沖繩県の調査によって明らかにされたわけでありますけれども、基地で働く労働者からは、前々からこの問題につきまし……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に労働大臣並びに総理に対して事実を確めておきたいと思うんですが、先ほど労働大臣は専門懇が答申を出す前に公労協は違法ストを構えた、こういうことで公労協を非難をされておりますが、総理も何回かそういう意味のことを発言をされたというふうに聞いておるわけですが、先ほど目黒議員も質問をいたしましたように十月二十五日に社会党の代表としてここに三人並んでおります山崎議員、そして目黒議員、そして私と三人が専門懇の事務局を担当しておる川島副長官と会見をした際に、川島副長官は、専門懇の結論は十一月の十三日、遅くとも十五日までには結論を出します、すべては小野会長の外遊の日程があるので、その前に十五……

第76回国会 大蔵委員会 第5号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず私は、大蔵大臣に公債政策の基本的な性格について伺っておきたいと思います。  国に必要な資金を調達をする方法として、言うまでもなく第一は租税収入、それから事業収入、そして公債という三つの分野に分かれているわけでありますが、この租税収入と公債の場合には性格的に非常な違いを持っており、しかも、相互に非常な関連を持っております。租税の基本的な特徴といたしましては、政府として必要な資金を調達をするために個人、法人の実質所得や資産を公権力によって強制的に削減をすると、こういうことにあると思うんです。同時にそれは、財政単年度主義によって納付された租税がその年度において予算を通じて国民はどのよ……

第76回国会 内閣委員会 第2号(1975/11/06、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に、今回提案の公務員給与の改善に関連をして、その背景となっている人事院の勧告について人事院総裁並びに関係局長に伺いたいと思います。  ことしの勧告、それから昨年の勧告、それぞれ内容には本俸並びに諸手当の改善と、もう一つは、週休二日制の問題について触れられているわけであります。私の承知をしておるところでは、関係職員団体等との協議によって昭和五十一年当初から試行に入っていく、こういうふうに伺っているわけでありますけれども、この試行の計画がいまどういう形でできているのか、この内容についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 具体的な内容について、いま総裁の方ではもう少し調整に時……

第76回国会 内閣委員会 第4号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○野田哲君 今回の議題内閣の機構や機能について広範にわたる問題が議題となっておりますが、そこでまず海部官房副長官、大変忙しい中を御出席をいただいておりますので、冒頭に海部副長官に伺いたいと思うんです。  いま、三公社五現業等のスト権問題について関係閣僚協専門委員懇談会で意見を取りまとめる段階になっております。けさの朝日新聞等の報道によりますと、かなりその全貌が報道されております。私どもがこの専門懇の今日までの議論を漏れ聞くところにより、あるいはまた報道機関等の報道を見るところでは、専門懇のスト権問題に対する意見というのは、大部分を行政機構の改革、三公社の経営形態の変更ということが前提となってス……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1976/05/27、10期、日本社会党)

○野田哲君 関連して法務大臣に伺いますが、二十四日の私の質問に対して法務大臣から中間的な報告をされた。その際の百八十人を超える人から調査を行った。こういう説明があって、これに対して同僚の秦議員の方から百八十人を超えるという報告、この中にはいわゆるいま瀬谷委員の質問と同様に、国会議員は含まれているのかいないのか、こういう質問に対する法務大臣と安原刑事局長の答弁はかなりニュアンスとしては食い違いを私どもは感じたわけなんです。そこで、重ねて伺いたいと思うわけでありますけれども、一応あの場の報告でそのとおりに受けとめたとして百八十人を超えるこの人数の中には、安原刑事局長の説明によると、この百八十人とい……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第2号(1976/06/01、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず防衛庁の担当の方に基本的な問題について伺いたいと思うんですが、対潜哨戒機の配備状況について伺いたいと思います。現在、対潜哨戒機は何機配備され、それは基地別にその機数はどうなっているか、これをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 機数は。
【次の発言】 機数、各基地ごとの機数を具体的に言ってください。
【次の発言】 PXLの配備計画について伺いたいと思います。  次期対潜哨戒機については、いつからどういう年次ごとの機数で、そして最終的には総配備機数はどういう計画を持っておられるか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官に伺いたいと思いますが、昨年の八月に坂田長官……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第11号(1976/06/30、10期、日本社会党)

○野田哲君 どうも黒部さん御苦労さまです。社会党の野田です。  まず証人にお伺いいたしますが、証人が防衛庁の装備局長にいつ就任をされて、退官をされたのはいつか、このことをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 装備局長に就任される前は、通産省、一時経済企画庁に出向されたことがありますが、通産省で主に貿易関係、経済交流関係の職務を担当されていたと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 黒部証人が昭和四十六年九月一日に防衛庁の装備局長に就任された直後に記者会見をされて、装備局長としての抱負を語っておられますが、記憶されておりますか。
【次の発言】 ちょっとこれを……。証人が装備局長に就任をされ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号(1976/07/06、10期、日本社会党)

○野田哲君 関連して、国家公安委員長と、それから法務大臣がいま見えていないので、後ほどお見えになりましたら法務大臣からお答えをいただきたいのでありますが、先ほど来、対馬議員の質問で、検察当局あるいは警察当局と業界との癒着の問題が指摘をされ、それぞれお答えがあったわけでありますけれども、関連をしてひとつ国家公安委員長に質問をするわけでありますけれども、静岡県の警察関係者、署長を初めとした警察の職員が、川奈ゴルフ場においてゴルフ場の会社の社用という形でゴルフを楽しんでおるという事実が静岡県議会において指摘をされておるわけでありますが、これに対して当該関係者の方では、これは政府要人の警護のために行っ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第14号(1976/07/13、10期、日本社会党)

○野田哲君 坂田防衛庁長官にお伺いいたしますが、先日の証人喚問で黒部元防衛庁装備局長の証言がありました。この黒部証言によると、四十七年の春、昭和四十七年度予算の原案が決まった直後ぐらいに、MDAOのスタッダード所長が黒部装備局長を訪ねて、PXLの開発はだめになったようですねと、これを買ったらどうですか、こういうことでP3Cの額入りの写真を持ってきた、こういう経過が証言をされているわけでありますが、これは非常に重要な証言だと思うんですが、坂田防衛庁長官は、昭和四十七年の十月九日の白紙還元以前にそのような経過があったことをあの証言までに承知をされておられましたかどうか。あるいはまた、その黒部証言な……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第19号(1976/08/03、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、委員長にお伺いをいたしたいと思いますが、先般、野党各党を代表して、わが党の瀬谷委員から――児玉の臨床尋問のことは別途協議をされておるんですが、緊急提案として、田中角榮、それから後藤田元官房副長官、それから相澤元大蔵省主計局長、さらに国際興業社主小佐野賢治氏、まあ田中角榮については逮捕されましたので当面実現の可能性はむずかしいと思うんですけれども、これらの証人喚問についての提案を行って、委員長は理事会で協議をする、こういう扱いになっているわけでありますが、すでにかなりの期間を経過をいたしておりますので、この取り扱いの経過について、どのようになっているのか、できればその取り扱いの……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第21号(1976/08/10、10期、日本社会党)

○野田哲君 法務省に伺いますが、自由民主党副総裁の椎名悦三郎氏から評論家の青地晨、それから山川暁夫、この両氏を名誉棄損で東京地検に告訴された、こういうことを情報として伺っているんですが、これは正式に告訴として提出をされ受理をされているものですか。
【次の発言】 その告訴というのは青地晨氏の毎日新聞に掲載をした六月十八日付の日韓関係の暗部を切開しなければならない、こういう表題の論文、さらに山川暁夫氏が朝日ジャーナルの六月十八日号に発表した「なぜ「椎名と日韓」なのか」、こういう論文が椎名悦三郎氏の名誉を棄損をしたということで告訴をされているわけですか。その点どうなんですか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第23号(1976/08/17、10期、日本社会党)

○野田哲君 官房長官、この前内閣委員会で、いまの問題に関連して質問を行ったわけですね。それで十一月十日の日程を決めるに当たっては、式典の担当大臣である植木総務長官とそれから三木総理と、長官も加わられたんですか――じゃ、総理と総務長官と相談をされた。そこで私は内閣委員会で質問をしたときに、式典のやり方としては、植木総務長官の説明としては、国民こぞってお祝いをするんであるから、国民の代表である衆議院議員が不在のときというようなことは考えていないと、そうして祝典の順序としては、国会を代表して衆参両院議長が祝辞を述べると、こういう要領がすでに決まっております。そして十一月十日というのは変更することはな……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第24号(1976/08/18、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は日本航空と大韓航空、東亜国内航空、この関係での民間航空機がたらい回しをされている、この問題について運輸省並びに最後に法務省の見解を承りたいと思います。  まず第一に運輸省の方に伺いますが、昭和四十七年、田中内閣が発足直後の時期に日本航空から大韓航空に対してボーイング727が三機、これは譲渡を前提としてリースされている。これについて運輸省がこれを認可をしたのはいつなのか。これ運輸省の資料はその都度その都度私が請求した資料では日にちが大分ずれている。どれが正しいのかさっぱり見当もつかないんですが、これを明確にひとつ答えてもらいたいと思うんです。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第27号(1976/09/01、10期、日本社会党)

○野田哲君 先日、稻葉法務大臣の選挙区の新潟の私の友人が参りまして、稻葉法務大臣の演説会の模様などを話してくれました。確かに新聞にも報道されておりますが、ここで私たちの質問にお答えになるよりも、かなりオクターブが高いというふうに私はその話を聞いたわけです。それで、法務大臣の演説会の写真を見ると、すべての疑問に答えると、こういうようなサブタイトルがポスターに書いてありますね。書いてあるんです。写真も私は持っているんですがね、いまここへは持っておりませんが。ひとつぜひ、新潟の選挙区だけでなくて、私どもの疑問に率直に答えてもらいたいと思うんです。具体的な質問はこれから事務当局関係者に伺いながら、あわ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第28号(1976/09/07、10期、日本社会党)

○野田哲君 秦野さんね、秦野さんのさっきの質問に対する説明では、おたくの方のこの案はここまでは出せと、こういう案だということだけれども、私どもの方から見れば、これ以上は出すなと、こういうふうな印象を受けるわけですよ。これ以上は出したらだめという歯どめをかけると。  そこで、まず最初に聞きたいのは、この案はまだ正式決定ではないと、こういうふうに言われたんですが、おたくの方のこの決めていく手順というのはどういうふうに考えておられるんですか。
【次の発言】 ここの議論を反映させる余地はあるというふうに理解しておけばいいですね。
【次の発言】 秦野さんに伺いますが、先ほどの同じ項目、事項のところの質問……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第29号(1976/09/10、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず防衛庁長官に伺っておきたいと思うんですが、防衛庁長官は、長崎県の対馬の上対馬町にオメガという電波を発振する施設があることを御承知ですか。
【次の発言】 防衛庁の装備局長に伺いますが、あるいは装備局長が御承知なければ他にお答えいただいても結構ですが、最近のP3Cオライオンの搭載電子機器ANEW、このANEWにはオメガシステムが組み込まれている、こういう資料がありますが、そういうふうに考えて間違いございませんか。
【次の発言】 このP3Cに搭載されているオメガの装置、これはP3Cの対潜哨戒機能としての航行位置あるいはソノブイの位置あるいは目標の位置あるいは時刻、こういうものをリアル……

第77回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1976/07/15、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、時間が制約されておりますので、これから端的に人事院並びに総務長官、総理府の関係者に公務員給与問題の取り扱いについて伺ってまいりたいと思います。端的にお答えいただきたいと思います。  公務員の給与に関する人事院の勧告の問題が新聞などでも折々報道されてまいるようになりましたし、また人事院の方でも組合との協議といいますか、交渉もかなり頻繁になっておるようでありますし、あるいはまた関係のところへ出向いていっていろいろ発言もされておる、こういうことも聞いているわけであります。  そこで端的に伺いますが、過去の例を見てまいりますと、勧告の時期の問題、これをまず伺いたいのですが、通例八月の……

第77回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1976/08/12、10期、日本社会党)

○野田哲君 総務長官に伺いますが、ただいま説明のありました人事院の公務員給与に関する勧告、これを政府の方としては今後どういう手順で、どういう方針で取り扱っていく所存であるのか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 別の問題で総務長官に伺いたいと思います。  政府は八月十日の閣議で、十一月十日に天皇在位五十年の記念式典を実施をする、こういうふうな決定を行われたと、こういうふうに伺っておりますが、この実施内容等について、私どもは新聞による以外に承知をする手段はないわけでありますけれども、大体新聞に報道されておるような要領で十一月十日に実施をする、こういうことで決定されておるというふうに理……

第77回国会 内閣委員会 第3号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○野田哲君 恩給の改正の審議に当たりまして、まず私は恩給の改正の前提となる公務員給与の取り扱いについて、政府の関係者に見解を承りたいと思います。  去る五月八日の日本経済新聞の報道でありますけれども、この報道によりますと、ことしの公務員給与の改善については、人事院の勧告は三%ないし四%台、こういう報道がなされております。本文を読みますと、「政府筋が七日明らかにしたところによると、」という形でこの記事が報道がなされておるわけであります。政府筋が七日明らかにしたところによるとことしの人事院のベア勧告の見通しは三%ないし四%台だと、こういうふうに報道されているわけでありますが、総裁はまだ見えていない……

第77回国会 内閣委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は日本社会党を代表して、政府提出の三案賛成、修正案反対の意思を表明するものであります。  政府提出の三案につきましても、内容的にはさらに改善を求めなければならない点が多々あるところであり、これらの点につきましては、質疑を通じて私どもの意図するところを明らかにし、なおさらに、後刻附帯決議案によって政府に善処方を求めてまいりたいと考えているところであります。  共産党提案に係る恩給法の修正案につきましては、その内容についてはわが党としてもかねがね主張しているところであり、その救済措置の実現のために努力してきたところであります。内容的には同一の立場に立つものであり、その立場からすでにわ……

第77回国会 内閣委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、人事院の方にお伺いをいたしますが、国家公務員災害補償法の二十条の二について見解を伺いたいと思います。  二十条の二について、「生命又は身体に対する高度の危険が予測される状況の下」でということで、これに該当する職種あるいは職務内容が定められているわけでありますけれども、この「高度の危険が予測される状況」であったかどうか、この点については一体どの機関、あるいはだれが、その状況が高度の危険が予測される状況であったかどうかを判断をして決定をすることになるのか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、人事院規則で定めてある職務、職種、それから内容、これに該当す……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、伺いますが、現地において自衛隊の行動を指揮したのはだれであるか、この官職氏名を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 十三師団長は最高の現地の責任者ということになるんでしょうが、現場においてハンドマイクを持って一段と小高い場所に立って隊員を指揮した現場の指揮官、この官職氏名、これを明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 防衛庁の方で、新聞、報道機関等に対して写真を提供されているわけでありますけれども、新聞に掲載された以外に、なお現場の状態についての写真を何枚か持っておられるはずであります。これをここへお持ちであれば提示をしていただきたい、こういうふうに思……

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/24、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は法務大臣に対して、法務省の今日重要な所管事項になっている問題について所見をただしたいと思うんです。  きょうは、私からいまさら申し上げるまでもなく第七十七国会の最終日です。この国会が異常な状態で幕を閉じることになるその直接の原因がロッキード事件にあったことは言うまでもありません。本日のこの委員会は、このロッキード事件の解明のために検察陣の指揮をとる法務大臣に対して、その見解をただし、報告を求める今国会における最後の機会になると思います。そこで、この問題について、第七十七国会での論議の総括的な意味を含め、さらに本院に設置されたロッキード問題特別委員会に引き継ぐという意味をもあわせ……

第77回国会 予算委員会 第8号(1976/05/04、10期、日本社会党)

○野田哲君 関連。  ただいま問題になっております韓国人の問題について、関連をして政府に見解をただしたいと思います。特に私は、KCIAの日本における活動、これと日本における法務省あるいは治安当局、これとの癒着の疑い、たくさんの問題を、疑念を感じておるわけでありますけれども、関連質問でありますから、一点だけしぼって具体的な事実を挙げて法務大臣並びに関係者の見解を伺いたいと思います。  まず、法務省の入管の局長は見えておりますか。――いませんか。それでは大臣に直接伺いますが、高木民司、こういう方が法務省の入管のかなり重要なポストにごく最近までついていた、これは間違いない事実であろうと思いますので、……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本社会党)

○野田哲君 警察庁に伺いますが、ロッキード事件の関係者については、かつて児玉譽士夫宅にセスナ機が飛び込むと、こういう事件もあったわけでありますが、ロッキード事件の関係者については、被疑者であるとないとにかかわらずその所在について警視庁は重要な関心を持っておられると思うんですが、小佐野賢治氏についても、その所在については常時警察庁は把握ができる体制にありますかどうか、この点いかがですか。
【次の発言】 重点パトロールを所轄署でやっていると、こういうお答えがあったわけでありますが、小佐野賢治氏については国会でも、衆議院でかつての証言が偽証であるということで告発の手続の協議も行われている、こういう重……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○野田哲君 防衛庁にまず伺いたいと思いますが、ロッキード事件を調査をしていく中で、私どもは防衛庁の体質を再検討をする必要を通感をしているわけであります。たとえば防衛庁を退役をした制服の高官が多数兵器を製作をし、納入している企業に幹部として迎えられている、あるいは先般も当委員会で問題になりましたけれども、退職自衛官がロッキード社とP3C売り込みのための契約をしている、こういう例があるわけであります。  そこで、防衛庁の退役幹部の問題について、あり方について最初に伺いたいと思うのです。具体的に伺いますが、杉山茂――杉山茂という人が防衛庁の制服でかなりの高い地位にいたと思うんですが、この杉山茂という……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/10/29、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、稻葉法務大臣に伺いますが、稻葉法務大臣は十月二十五日に熊本のかなりひなびたところへ行って演説をされておりますが、まあお互い政治に携っておるものですから、地方へ行けば何か目玉になることをしゃべらされる。これはまあ私もわかるんです。わかるんですが、法務大臣でありますから慎重であってほしいと思うんです。各紙、私慎重に、十月二十五日の稻葉法務大臣の演説の内容が報道されておるものを念を入れて読みましたけれども、大体共通をしておりますので、報道に間違いはないと思うんですが、各紙の見出し、内容、まず私は非常に問題があると思うのは、九十ユニットの「13議員は灰色性薄い」という見出しで、かなり……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○野田哲君 関連で、ちょっと防衛庁の長官と、それから局長に伺いますが、この議論は先日の予算委員会でもわが党の森中委員、田委員からいろいろやられたわけですが、いま聞いておりまして、予算委員会の場における政府の見解にも私どもは不統一があるというふうに思うし、いま聞いておりますと、ますます不統一という感を深くするのですが、まずその第一は、領空侵犯という問題について、当時法務省の見解あるいは法制局の見解ですが、領空侵犯というのは国家意思に基づいて領空を侵した、これが領空侵犯である、こういう見解が明らかにされております。いまの防衛庁の答弁は、依然として領空侵犯ということで、これを基本にして対処したという……

第78回国会 内閣委員会 第3号(1976/10/28、10期、日本社会党)

○野田哲君 総務長官に、きょうは元号の問題について政府の考え方を伺いたいと思うのですが、元号問題と関連をして、まず総務長官にお聞きをしたいと思うのですが、私どもの耳にもちらちら入ってくるんでありますけれども、天皇もかなり高齢に達しておられる、こういうことで、内々摂政を置くという協議が部内で行われているというやに伺っているんですが、そういう検討をされておりますか。
【次の発言】 十一月十日に天皇在位五十年の記念式典を政府は予定されておるわけですが、それを機会にそのことについても検討をされているやに聞いておるんですが、総務長官のところでは、まだそのような検討はないということですか。

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/11/02、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総務長官に今回の法案提出に至る経過について伺いたいと思います。  八月十日の人事院勧告の取り扱いについて十月十五日に閣議決定を行われているわけでありますけれども、この十月十五日の閣議決定を見ると、従来、公務員の給与の決定に見られない決定が行われていることに私は非常に注目をしているわけであります。それによると、第四項で「三公社、五現業、公庫、公団等のいわゆる特別給については、労使間の団体交渉で決定すべきものではあるが、これまでの経緯にかんがみ、国家公務員の期末、勤勉手当の減額措置に準じて措置されるよう期待する。」、こういう条項が含まれておるわけでありますけれども、こういう条項が……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、三原防衛庁長官に伺いますが、このロッキード委員会の審査の対象として防衛庁所管のPXLの問題があることは御承知のとおりだろうと思うのです。このPXLの問題については、坂田前防衛庁長官とシュレジンジャー前アメリカ国防長官、この間で話し合われた日米共同作戦行動、この問題と非常に密接な関連を持っていると私どもは考えているわけです。  そこで、今後の審査の参考のためにまず冒頭に伺っておきたいと思いますが、三原防衛庁長官は、最近の情報によりますと、近々アメリカを訪問されるという計画があるやに伺ったわけでありますけれども、これは具体的にいつ、どのような形で訪米されることに予定をされているの……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1977/06/09、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず法務大臣あるいは警察庁の方に伺いますけれども、 ロッキード事件に関連をして、いま倒産で話題になっている東亜相互企業株式会社、ここの事務所を調査をされたというふうに聞いておりますが、この調査の容疑あるいは調査の結果、これについてお伺いをいたしたいと思うのです。
【次の発言】 入管の関係にお伺いいたしますが、これは後で重ねてこの東亜相互企業については質問をいたしますが、東亜相互企業のTSK・CCCビル、このビルの中にあるクラブ、ここが日米韓、この三国にまたがる政界工作のためにかなり頻繁に使われていた、こういう情報がありますが、この件は後で伺いますが、この東亜相互企業に関連をして、最……

第80回国会 内閣委員会 第4号(1977/03/24、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず今回の運輸省設置法の一部改正が、気象衛星センターの設置という問題を提起をしておりますので、そのことに関連をして衛星打ち上げの問題でまず最初に伺っておきたいと思うんです。  一九七四年、昭和四十九年三月二十七日に、日本とアメリカの間で、マーシャル群島のクアジャリン島へ宇宙開発事業団の衛星打ち上げに関連をした基地を設置をするという取り決めが行われておるわけでありますけれども、この点について伺っておきたいと思うんです。  この一九七四年三月二十七日のクアジャリン島を使うという取り決めに至るについて、このクアジャリン島へ基地を設置をするという要求は、これは日本側から行ったことで取り決め……

第80回国会 内閣委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、恩給法の二条ノ二で、国家公務員の給与に変動があったときはということで、恩給の額の改定の一つの要素になっているわけでありますが、この「国家公務員ノ給与」と規定してあるのは、これは法律としては一般職の職員の給与に関する法律、これに定めてある給与を言っているのか、この点についてまず恩給局長の見解を伺いたい。
【次の発言】 後で総務長官に政策的な面について伺いたいと思うんですが、その前に、恩給の基礎となっている国家公務員の給与の問題で幾つか伺った上で総務長官の見解を伺っておきたいと思うんです。  先ほど恩給局長は、この二条ノ二で定めている国家公務員の給与というのは、法律的に言えば一般……

第80回国会 内閣委員会 第8号(1977/04/26、10期、日本社会党)

○野田哲君 いまの宮内庁の説明聞きますと、太平洋クラブのそのパンフレット等に高松宮の名前が使われている。これが株式会社の方か、あるいはそうでないクラブの方か、非常に使い分けをされているというふうに感ずるわけです。そうすると、あのパンフレットを見ると、太平洋クラブの会長は参議院議員藤井丙午氏が会長で、そうして、社長以下経営者、主要スタッフは郵政大臣の恐らく一族だろうと思うのですが、そうすると、いまの宮内庁の長官や宮務課長の説明、そのとおり受け取るとすると、参議院議員藤井丙午氏や郵政大臣の小宮山氏の一族、これがやっていることは明らかにこれは不当表示ということになるわけで、公取の立場からいっても大変……

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/05/14、10期、日本社会党)

○野田哲君 関連。  ただいまの矢田部君の提案者である木野理事に対する質問をずっと聞いており、また提案者である木野理事の答弁を伺って、これから審議を進めていく上について、これは非常に重要な問題が出ておると思う。幾つかの点で、矢田部君の方からこういう点が不備ではないか、こういう点が明確でないんではないか、こういう質問に対して、木野理事は、私ども不規則発言で欠陥法案だと言ったら、まあ欠陥という言葉は否定されましたけれども、多くの点で抜けている、不備なところがあるのは御指摘のとおりだと、こういうふうに肯定をされたわけです。抜けているところ、不備のあるところがあると。抜けておるところや不備があるところ……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案に対して反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本日までの衆議院の審議の経過並びに当参議院内閣委員会の審議の経過を顧みて、きわめて不正常な審議が行われ、多くの問題点が何ら解明されていないという点であります。  この法案の審議に当たっては、その重要性にかんがみ、沖繩県の現地の実態調査、公聴会、憲法学者や関係自治体の意見聴取などを含めて慎重な審議が行われる必要があることを痛感しております。国民の憲法に保障された財産権を、今後さらに長期にわたって侵害する内容を持ち、かつ沖繩県の社会、経済、地方自治に大きな影……

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/26、10期、日本社会党)

○野田哲君 大蔵省にまず伺いますけれども、大蔵省所管の国家公務員の各共済組合の短期給付の掛金率の状態がどういう状態になっているか、その点をちょっと説明願いたいと思います。
【次の発言】 各共済組合の掛金率、全部報告してください。
【次の発言】 公共企業体の方の掛金率をちょっと説明してください。
【次の発言】 参考のために地方公務員の関係を伺いたいんですが、自治省見えていますか。
【次の発言】 人事院給与局に伺いますが、いま国家公務員の中で、掛金率がずっと述べられたわけですが、概算で見ていって一番低いのが外務省の国内勤務ですか、三十六、それから一番高いのが林野庁の五十・五、これは金額でどのくらい……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/04/01、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に、総理に核認識についてお伺いをしておきたいと思うのですが、福田総理が最近非常によく使われる言葉は資源有限時代、こういう言葉と、特に最近それに加えて日本は唯一の被爆国、こういう言葉をよく使われております。恐らく歴代の総理の中で、福田総理ほど頻繁に、日本は世界で唯一の被爆国だという言葉を使われた総理はいらっしゃらなかったと思うのです。この言葉を総理がたびたび使われれば使われるほど、私も広島の出身でございますけれども、広島の市民全部とは言いませんけれども、かなり多くの広島の人たちは戸惑いやあるいは違和感を感じているのです、率直に言って。  なぜそういう気持ちを持っているかといい……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/04/09、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず、国防会議の事務局長に伺いますけれども、昨年の十月二十九日に国防会議並びに閣議で決定されている「防衛計画の大綱」の「目的及び趣旨」の項に、日本における自衛隊の存在が周辺諸国へ影響を及ぼしているというか、貢献をしている、こういう記述があると思うのですが、その記述をちょっと読んでいただきたいと思います。
【次の発言】 外務大臣に伺いますが、外務大臣も国防会議の一員でありますからまず外務大臣の見解を伺いたいと思うのですが、「周辺諸国」というのはどこですか。
【次の発言】 それはちょっと違うのじゃないですか。これはずっと読んでいくと、わが国が防衛力を保有することと、それから安保体制、こ……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、日本社会党)

○野田哲君 総理にまずお伺いいたしますが、昭和四十年の五月十四日の閣議で、「公団公庫等役員の選考について」、こういう決定が行われております。さらに、昭和五十一年五月十一日に、「特殊法人の役員の縮減について」、こういう決定がなされておりますが、総理はその概要について御承知でしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、何回も総理はこの八月に向けて公社公団等の問題についての成案をつくると、こういうふうにおっしゃっておられるわけで、その際には、先ほど申し上げました二つの閣議の了解事項、これはやはり基本線として、現在も政府の方針としてこの方針を貫いていくと、こういうことでよろしいですか。


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1977/09/22、11期、日本社会党)

○野田哲君 私はこのロッキード事件についての児玉譽土夫と韓国との人脈の問題についてずっとただした上で、最後に一つ外務省に質問しようと思ったんですが、外務省の政府委員の日程の都合があるようですから、最後の予定のところを最初に質問いたしたいと思いますので、そういう経過であることを御了解いただいてお願いしたいと思うんです。  外務省に伺いたいと思うんですが、外務省はいま話題になっている元駐日韓国公使金在権氏の方に対してどのようなコンタクトを行っておりますか。まず、そのことを伺いたいと思うんです。
【次の発言】 引き続いて簡潔に答えてもらいたいんですが、現在の金在権氏の身分というか、アメリカに居住して……

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、防衛庁長官に伺う前に、官房長に伺っておきたいと思いますが、ロッキード事件とそれから次期対潜哨戒機との関係について、私どものところに、防衛庁で作成をした資料が幾つか手元に届いているわけでありますが、まず一つは、先ほど同僚の久保君が質疑を行ったこの「次期対潜機の選定について 昭和五十二年八月」、こういう文書があります。それからもう一つは、これは九月、「防衛アンテナ」臨時増刊号、こういうのがあります。それからもう一つは「日本の防衛」というのがありますが、これ以外に何かロッキード事件とP3Cの関係を記述したような文書がありますか。

第82回国会 決算委員会 第4号(1977/11/16、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、大蔵大臣に伺いたいと思いますが、各省の予算の中で開発費という費目が計上されることがあるわけであります。開発費については、かつては昭和四十七年にかなりの巨額な開発費で木造の飛行機がつくられて、そのまま廃棄されたというような例もあるわけでありますが、この開発費というのは、その開発費を使って開発をされた機械類と、これについては当然見込みをつけて予算を大蔵省としても査定をして計上するというふうに考えるんですが、この開発費というのは、開発した結果、試験研究の結果は幾ら巨額な金額であっても役に立たなければすぐ廃棄をする、そういう性格として取り扱ってもいいんですか。この点をまず伺いたいと思……

第82回国会 内閣委員会 第1号(1977/10/05、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、事故発生後、政府のとった措置について伺いたいと思います。  九月三十日付で防衛施設庁の方から文書が出されております。いま施設庁長官の説明もそれに基づいてなされたんだと思うんですが、それによりますと、まず防衛施設庁のとった措置、これを読みますと、九月の二十日三時四十分ごろ、当庁から米第五空軍の法務局長及び賠償部長に電話連絡をし、航空事故についての日本の民間の人身被害及び家屋焼失被害が発生したことは遺憾であり、原因究明と再発防止について万全の措置を講ずるよう申し入れた。これは、この文書で見ると電話でやられたわけですか。
【次の発言】 これだけの神奈川県民に非常なショックを与え、幼……

第82回国会 内閣委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○野田哲君 行政機構改革の問題について、福田内閣のナンバーツーの地位にあり、行政機構改革の責任者である西村行政管理庁長官に、まずその基本的な考え方について伺いたいと思います。  政府が行政機構改革、全体についての改革を行おうとする場合には、いままでの何回かの行政機構改革の経過、歴史、これを振り返ってみても、その場合には、内容のよしあしは別にいたしまして、大幅な行政機構改革を行おうとする場合には、国家目的というものが明確にあらわれていると思うんです。その国家目的に基づいてどう対応していくかということで行政機構の改革が行われてきていると思うんです。たとえば、戦前の悪い例でありますけれども一つの例を……

第82回国会 内閣委員会 第3号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○野田哲君 これは大変重要な問題なんで関連して伺いたいと思うんですが、昭和四十二年に佐藤総理が国会で述べられているのは、これは爆撃装置を持つか持たないか、こういう問題のときですけれども、他国に侵略的、攻撃的脅威を与えるがごとき装備は自衛隊の限度を超える、こういうふうに答えているわけです。それから、増田防衛庁長官当時の問題としては足が長いからということが非常に問題になっているわけです。足が長いから、そのことが他国に侵略的、攻撃的脅威を与えるから空中給油をどうするかと、こういう問題が四十八年に問題になっているわけです。足が長いか短いかということが、他国に対して侵略的あるいは攻撃的な脅威を与える、こ……

第82回国会 内閣委員会 第4号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○野田哲君 関連。  ただいま久保委員の質問でありますけれども、先ほど三原防衛庁長官は、平野空幕長の私的な発言というふうに言われたけれども、私的な発言ということではないですよ、これは。防衛庁の記者クラブの人たちが防衛庁の庁内で会見をされているわけですよ。ここに記者の方たくさんいらっしゃる。防衛庁の庁内で会見をされているわけです。平野空幕長に対して、F15の問題について会見して聞かれているわけですから私的な発言じゃないですよ、あれは。いいですか。それから、政治が装備にくちばしを入れるなということは、制服が政治に対してくちばしを入れておることじゃないですか、事実を確かめてこれに対する防衛庁長官の見……

第82回国会 内閣委員会 第5号(1977/11/22、11期、日本社会党)

○野田哲君 航空自衛隊三沢基地の実情調査について派遣委員を代表して御報告申し上げます。  塚田委員長、加藤、林の両理事及び竹内、林、堀江、勝又、和泉、山中、井上の各委員と私の十一名は、十一月十八日、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の審査に資するため、航空自衛隊三沢基地の実情を視察するとともに、三沢市長など当局を初め地元関係者の方々とも懇談いたしました。  以下、その概要を簡単に申し上げます。  航空自衛隊三沢基地には、北部航空方面隊司令部のもとに北部航空警戒管制団、第八一航空隊、北部航空施設隊、北部航空音楽隊が所在し、さらに北海道の第二航空団、第三高射群もその隷下に置き、北部区域……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/24、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、施設庁に伺いますが、施設庁の小牧の施設関係について伺いたいと思うんですが、盛りだくさんの質問をしますから、簡単に簡潔に要点お答えをいただきたいと思います。  小牧の第三航空団が三沢へ移転するという法案が提出されておりますが、その移転後の小牧の基地の使用計画がどうなっているか説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 小牧の基地の区域内に四十七筆一万五千百七平方メートルの個人の名義の所有地があることを防衛庁あるいは施設庁は御存じですか。
【次の発言】 個人の所有地がなぜ今日まで放置をされているんですか。
【次の発言】 争いになっているというふうに言われておりますけれども、旧軍……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、日本社会党)

○野田哲君 関連。
【次の発言】 警察庁に伺いますが、兵庫県の尼崎市に居住している国際観光株式会社の会長をやっている林秀夫、韓国名を林秀根というふうに呼ばれておる人でありますが、この人の名前は当然警察庁も承知をしておると思うんです。疑惑になっているモーターボートの所有者でありますが、この件について本年の春からことしの夏にかけて兵庫県議会において質疑が行われておりますが、この質疑に対して県警本部長あるいは警備部長の答弁によると、このモーターボートそれから林秀夫という人については警察庁からの指示があって再捜査を進めている、こういうふうな答弁が県議会でなされております。ここに県議会の議事録もあるわけ……

第84回国会 災害対策特別委員会 第10号(1978/06/02、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず国土庁にお伺いしたいんですが、四十五年三月二十三日に消防審議会の答申で被害の想定をされているわけですが、震度五ないし六ということで、大体大正十二年の震災の震度六ということを想定をして被害の想定がされているんですが、これは関東地区を想定しているんですが、この中で四番目に「中枢管理機構の機能障害」という項があって「大きな混乱と被害を起す可能性を持っている。」、こういう項があるわけですが、この「中枢管理機構の機能障害」というのは、ここでは非常に簡単に書いてあるんですけれども、どのような状態を想定をされているわけですか。
【次の発言】 この中枢管理機能というのは大体どの範囲の機能を対象……

第84回国会 内閣委員会 第1号(1977/12/20、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、その内容及び提案理由の御説明を申し上げます。  まずその内容は、第十九条の五第二項の改正規定を削除することであります。これは、人材確保法に基づく教員第三次給与改善を実施せず、さきに文部省が省令化した学校の主任制度を受けての主任に対する手当支給を行わせないためであります。  現在、それぞれの学校において教職員が教育活動を推進するのに必要な校務を分担するため、実情に即して各種の主任、係などが工夫され、互選あるいは公選によって形づくられ、民主的に運営されているの……

第84回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1978/06/29、11期、日本社会党)

○野田哲君 今度の金丸長官の海外出張は、出発の前には防衛庁の方ではオリエンテーションツアーだというような煙幕を張っておられたようですが、オリエンテーションツアーにしては、かなりこれは重要な荷物を持って帰られたというふうな感じがするんですが、まずお伺いをしたいのは、先ほどの報告にもありましたけれども、ブラウン国防長官との会談で、防衛分担金の提供を行うというような意味合いの約束をされたようでありますが、この報告では、「思いやりの立場で地位協定の範囲内でできる限りの努力を払いたいと考えており」と、こういうふうに言っておられるわけですが、この「思いやりの立場で地位協定の範囲内でできるだけの努力を払いた……

第84回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1978/08/17、11期、日本社会党)

○野田哲君 六本木というところは、夜は非常ににぎやかですが、最近は昼間もずいぶん騒々しくなったようであります。 その中心におられる長官に、まず進退問題について伺いたいと思うんですが、あなたはこの八月七日の日に山梨県で、今度は山梨県知事になってもいいんだと、こういう発言をされたというふうな報道があるんですが、これは事実ですか。
【次の発言】 長官、経過はいいですから結論だけ。
【次の発言】 きのうもその話が出たそうですが、自分から言ったわけではないが、出ろと言われれば場合によってはあり得るというような、消極的にはそういう意思があったというふうな情報があるわけですが、いずれにしても、あなたはいま現……

第84回国会 内閣委員会 第5号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず法務大臣に端的に伺いますが、いま審議している法案の中には、成田の新空港の運航開始ときわめて密接なつながりを持った内容があるわけでありますが、この開港予定については明日決定をされるというふうな報道がされておりますけれども、明日決定ということであれば、重要な関連を持っている法務大臣のところには、もう予定日については内々の協議が行われているんじゃないかと思うんですが、開港予定日はいつですか。
【次の発言】 新聞の報道などでは、総理の四月末から五月初めにかけての日程等もあわせて、五月十日式典、五月十四日運航開始、こういう報道がされておりますが、大体そういうことで受けとめていいんですか、……

第84回国会 内閣委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○野田哲君 時間がありませんから、午前中は一つの問題だけ伺って終わりたいと思います。  チームスピリット78、あの演習の状況については、防衛庁の方はすでに把握をされておりますか。
【次の発言】 外務省の方に伺いますが、チームスピリット78で、高速道路が滑走路として使われている、この事実は承知されていると思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 防衛庁はいかがですか。
【次の発言】 新聞のこの報道、特にチームスピリット78をグラフにしていろんな角度から写真を掲載をしておることは御承知だと思うんです。そこで、この高速道路が軍用滑走路に使われている、この事実は紛れもないことだと思うんです。  この……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○野田哲君 去る四月二十一日に福田総理大臣は靖国神社に参拝をされたという報道がありますが、いま議題となっている恩給法の対象者、軍人、遺族の方々ときわめて関係の深い問題でありますから、まずこの問題から伺いたいと思いますが、当日の総理の靖国神社参拝の行動、この詳細承知されておりますか、まずこのことの報告からお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、私人か公人かということの前に、当日の何時何分に、どういう形でだれが随行して靖国神社に参拝されたのか、その行動の事実経過についてまず伺っているわけです。
【次の発言】 真田法制局長官に伺いますが、いま総務長官は、私的な行為として四月二十一日に靖国神社に……

第84回国会 内閣委員会 第10号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、人事院に伺いますけれども、一昨日の質問の中で、人事院はすでにこの七八年春闘の状態を対象にした民間給与実態調査にかかられているというふうに判断をするわけですが、昨日公務員の給与の取り扱いに非常に関係の深い三公社五現業の賃金が決定をされた。細部にわたってはこれから配分等の交渉があると思うんですが、水準については公労委の方で決定を見たという状況でありますが、まずこの決定を見た内容について、どういうふうに人事院としては承知をされているか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 いま総裁の方では詳細な分析はしていないということでありますけれども、この公労委の中で扱われた最終的な結論……

第84回国会 内閣委員会 第11号(1978/05/09、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、行政管理庁長官に基本的な点について伺いたいと思うんですが、今回の法案は、福田内閣が昨年来取り上げてきた行政機構改革、この一環としての許認可事務の整理、審議会の整理、この法案が提出をされているわけでありますが、政府の決定した方針によると、行政機構改革という問題については、国の行政機構とあわせて地方自治体の行政機構のあり方についても触れられておりますから、そういう点から、私は国の行政機構と、それから地方公共団体の行政機構にまたがって非常なむだ遣い、国費の非常なむだ遣いをやっている団体が存在をしている、そして、このような以下私が指摘をするような団体が存在をすることについて、今日まで……

第84回国会 内閣委員会 第12号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、審議会等の整理等に関する法律案について反対の討論を行います。  本法案は、福田内閣の進めている行政機構改革の一環として提出されたものでありますが、昨年来の行政機構改革に対する政府の取り扱いの経過を見ると、さながら風にそよぐアシのように右に左に揺れ動き、福田総理が国民に公表した構想とは大きく姿を変え、およそ行政機構改革とは言いがたい形に変容しており、福田内閣のガバナビリティーの欠落の姿を端的に示していることをまず指摘しなければなりません。  具体的な反対の理由の第一は、今日までの全般的な行政機構の歴史的な経過を見るとき、その内容の是非は別として、そこには明……

第84回国会 内閣委員会 第13号(1978/05/25、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に一つだけ、人事院の給与局長は見えておりますか。――これは給与局長の直接の所管事項ではないと思うんですが、また人事院の直接の問題ではないんですが、情報として承知をされていると思うので伺っておきたいと思うんですが、人事院に長くおられたあなたの大先輩の尾崎さんが、たしか四月ごろであったと思うんですが、公務員の共済年金制度の問題、あるいは定年制度の問題等について何か提言を出されたというような報道を見たわけですが、承知されておればその内容をちょっと説明してもらいたいんです。
【次の発言】 新聞に出た限りでは、あれはたしか年金の支給を六十五歳からスタートさせる、そこへ至るまでの公務員……

第84回国会 内閣委員会 第15号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず行政機構改革の問題について、行政管理庁が所管をしておられる行政機構改革全体にかかわる問題について伺いたいと思うんですが、運輸省見えておりますか。――道路運送車両法の改正案がごく最近提出をされたというふうに聞いているわけですが、その内容はどういう内容になっていますか。
【次の発言】 つまり、陸運事務所に勤務をしている地方事務官の一部を国家公務員にする、こういう内容で法律の必要な部分を改正をする、こういうふうになっているようですが、これはいつ国会へ提出をされたわけですか。
【次の発言】 まあ五月の十七日と言えば、これは延長に現在はなっているわけですけれども、通常国会の普通であれば一……

第84回国会 内閣委員会 第16号(1978/06/06、11期、日本社会党)

○野田哲君 ただいま村田委員の質問に対して、山の問題でそれぞれ質問があり、最後に労使間の問題に、あるいは地域との関係についても大臣からも見解の表明があったわけですが、重ねて二点ばかり山の問題に関連して伺いたいと思います。  今度の農林省設置法、これは農林省の所管事項について、言うならばスクラップ・アンド・ビルド、こういう方式でやられようとしているわけであります。いわゆる山のスクラップ、そして海の方のビルド、こういう印象を受けるわけです。山の問題について言うならば、先ほど村田委員の質問、やりとりで触れられているように、いわゆる国有林野事業の独立採算制、ここから一つの考え方が出ているように思うわけ……

第84回国会 内閣委員会 第17号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○野田哲君 法案の見解等について総務長官、それから地方公務員法を所管する自治大臣にそれぞれ見解を承りたいわけでありますけれども、その前に消防職員の問題について伺いたいと思います。  消防庁の方では、昨年の五月十七日に、宮崎県の北消防署の職員の松山昌広さんという方が死亡された事故について承知をされておりますか。
【次の発言】 その概要はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 消防署の職員が、特別のいま言われた障害物突破訓練などという訓練をやるときに、相当これは高所でやられていると思うんですが、私の調査したところでは、高さ七メートルにロープを張っていた。こういうような非常に高所で訓練を行うと……

第84回国会 予算委員会 第3号(1978/01/30、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず冒頭に、総理にお伺いをいたしたいと思いますが、昭和五十三年度の経済の成長率について政府が立てた目標、一般的には七%ということで言われております。マスコミあるいはエコノミスト等もそういうふうに言っているんですが、総理大臣やあるいは大蔵大臣、宮澤経企庁長官の国会での発言を非常に注意深く聞いておりますと、総理も注意深く七%程度というふうに発言をしておられるのですが、ことさらに七%程度という、程度という字句をつけられるということは、何か意味があるのですか。
【次の発言】 七%周辺ということだということですけれども、この七%という数字が決まった経過についていろいろ報道されておりますし、衆……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十二年度一般会計補正予算(第2号)、昭和五十二年度特別会計補正予算(特第2号)、昭和五十二年度政府関係機関補正予算(機第2号)の三案に反対の意思を表明し、討論を行います。  反対の第一の理由は、福田内閣は、今日の経済危機を招来した経済政策の失敗に対する政治責任の認識が全くと言っていいほど欠落していることであります。  福田内閣は、昭和五十二年度において六・七%の経済成長と貿易収支の大幅な黒字の削減を公約し、国際的にもロンドンにおける先進国首脳会議においてそのことを公約をしたのであります。ところが、五十二年度の経済成……

第84回国会 予算委員会 第5号(1978/03/08、11期、日本社会党)

○野田哲君 関連。
【次の発言】 去る二月の中旬に韓国の朴東鎮外務部長官が訪日をして、外務大臣、総理大臣と会談をされているわけですが、この会談の結果について新聞報道では、大陸だなの国内法の早期成立、あるいは九月に日韓閣僚会談を開くこと、あるいは漁業問題のトラブルの解決、あるいは竹島問題等々が話し合われたということが報道されているわけでありますけれども、これ以外にかなり重要な問題が話し合われていたのではないかというふうに思うんですが、いかがですか。総理と外務大臣に。
【次の発言】 ここに韓国の二月の十八日から二十日ごろにかけての新聞が出ているわけです。これは朴東鎮外務部長官が訪日をした後の記事な……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/03/15、11期、日本社会党)

○野田哲君 先ほどの大蔵大臣の報告についてお伺いいたしたと思うのですが、済みませんが、もう一回先ほどの報告を読み上げていただけませんか。
【次の発言】 ただいまというのは何時何分ですか。
【次の発言】 重ねて大蔵大臣と郵政大臣に伺いますが、新聞の報道によると普通預金、郵便貯金の金利の引き下げ〇・五%と、こういうふうになっています。で、実施時期については審議会等の手続が要るので四月になるだろう、こういうふうに報道されておりますが、大体そういうことなんですか。
【次の発言】 〇・五は。
【次の発言】 次の問題に入りたいと思います。  これは大蔵大臣に伺いますが、諸外国で軍事費を募集をしている、これ……

第84回国会 予算委員会 第13号(1978/03/17、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、大蔵省、これは政府委員で結構ですが、いま国民の持っている個人の預金は、一人当たり、一世帯当たり大体どのぐらいの預金額ですか。
【次の発言】 一世帯当たり三百七万円とすると、今度の公定歩合の引き下げに伴う預金利率の切り下げによって一般預金〇・五%ということになると大体一万五千円ということになるわけで、これはちょうど今度の三千億の減税措置が全部帳消しになってしまう、こういう結果になるわけです。  大蔵大臣、こういう結果になりますので、減税額については、もう一回、これは見直す必要が私はあるんじゃないかと思うんですが、そういうお考えはありませんか。

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/03/25、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、農林省の方に伺いますが、昭和四十四年以降のマグロ漁船の新造船の輸出実績について説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 四十八年をもう一回ちょっと説明してください。
【次の発言】 水産庁の方から私の方にマグロ新造船の輸出についての資料が提出されたのは、四十八年は四百三十四トン一隻と、こうなっているのですが、これはどうなっているのですか。
【次の発言】 四十八年に三百七十四トンというのがありますか。
【次の発言】 前回の私の質問に対して、三井物産の方のコメントが報道に出ていますが、それによりますと、資材を輸出したのだと、こういうふうにコメントが出ているわけですが、韓国側の資……

第84回国会 予算委員会 第23号(1978/04/03、11期、日本社会党)

○野田哲君 今日まで特別措置法についての一定の事業が実施されてきておるわけでありますが、なお相当の事業が残っております。この残余の事業を実施するに当たって、特別措置法の延長はなくても予算措置だけで実施可能だという議論もあるわけでありますけれども、予算措置だけで処理をしていくということでは、特別措置法を制定して今日まで事業を実施してきたこの精神が薄れてしまう、こういう懸念があると思うのですが、総務長官の認識はいかがですか。
【次の発言】 そこで、総務長官に重ねて伺いたいと思うのですが、特別措置法の延長の取り扱いについて総務長官はどう考えておられるか。特に、三月八日、本委員会の冒頭で、わが党の藤田……

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1978/09/18、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、委員長の選任は主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/09/29、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、委員長に二木謙吾君を推薦することの動議を提出いたします。

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、法務省の方に伺いますが、小佐野賢治に対する偽証関係の冒頭陳述書に書かれてあることから質問に入りたいと思うんです。  この冒頭陳述の第八、これが一項から四項目までの項目があるわけですが、一項から三項まではトライスターの問題についての記述がなされているわけでありますが、第四項でこういうふうに書かれております。「小佐野がコーチャンから対潜哨戒機P―3Cオライオンの売り込みについて援助を要請された経緯など」、こういう項目で「ロッキード社は、対潜哨戒機P―3Cオライオンを日本政府に売り込むため、児玉の尽力を要請していたが、コーチャンは、昭和四八年七月ころ国際興業本社応接室で児玉同席のう……

第85回国会 内閣委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本社会党)

○野田哲君 ただいまの官房長官の見解でありますが、まず前提として承っておきたいと思うんですけれども、八月十五日の参拝の前に、これは前回の内閣委員会でも私の質問でお答えになっていると思うんですが、あの参拝の要請があったこと、その要請については、これは総理としての公的参拝の要請があった。このことは間違いないですね。
【次の発言】 総理大臣として公的に参拝をしてほしいという要請があって、しかも総理は当時の新聞報道で公的でも構わない、こういう発言があったということが新聞に報道されているわけであります。だからこれは公的参拝の要請にこたえたという客観的な条件が整っていると思うんです。  そこで伺いますけれ……

第85回国会 内閣委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○野田哲君 官房副長官に伺いますが、この公務員の給与の問題を閣議決定されたときに、この第四項として三公社五現業、公庫、公団等の「特別給は労使間の団体交渉で決定すべきものではあるが、これまでの経緯にかんがみ、国家公務員の例に準じて措置されるよう期待する。」こういう文章があるんですが、これは権限外のことを、一言よけいなことを言っているんじゃないかと思うんですが、これはどういう意味ですか。
【次の発言】 過去の経過を調べてみたんですが、経済の上昇過程で公務員の特別給が増率といいますか増額といいますか、ふえるときのこの措置を決めるときにはこんなことは全然触れられていないんですよ。そして率が下がるときに……

第85回国会 予算委員会 第2号(1978/10/07、11期、日本社会党)

○野田哲君 委員長、関連。
【次の発言】 長官は、この九月の十一日であったと思うんですが、神戸市の現地を調査をされているというふうに聞いているわけですが、また長官の手元には全国の多くの自治体から特別措置法の延長についての要請や陳情が出ていると思いますし、そうしてまた当然総務長官としては担当大臣として同和対策事業の残事業の状態についても承知をされているはずであると思うんです。そこで、この特別措置法の延長はどのぐらいの期間が必要であると考えておられますか、この点をまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 各党の合意ということを期待されていると、こういうことでございますけれども、この特別措置……

第85回国会 予算委員会 第4号(1978/10/11、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、安保条約と日本の防衛の問題について最初に伺いたいと思うのですが、園田外務大臣、いいですか外務大臣、あなたに聞いているんですよ。安保条約の五条で規定されている日本の武力攻撃に対して共同で対処することを宣言する、この条項の前提として「自国の憲法上の規定及び手続に従って」と、こういうふうになっておりますが、この「自国の憲法上の規定及び手続」について日本とアメリカの憲法上の規定、手続はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 日本の憲法上の手続というのはどういうことですか。
【次の発言】 アメリカの憲法上の規定と手続というのは、大統領の軍に対する統帥権とそれから一条八節の議会の……

第86回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1978/12/06、11期、日本社会党)

○野田哲君 委員長の選任は主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第87回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1978/12/22、11期、日本社会党)

○野田哲君 私は、委員長の選任は主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1979/04/16、11期、日本社会党)

○野田哲君 法務大臣は二、三日前、ある新聞のインタビューの中で、今度の航空機問題についての捜査はいよいよ本陣に迫りつつあると、こういうような趣旨の発言をされておりますが、法務大臣のあのインタビューの問題には幾つか私も問題を感じておりますので、これは後にして、まずこの本陣に迫りつつあると法務大臣が言われている今度の航空機疑惑の問題について、捜査の進展状況について、御報告を法務省の方からお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 後で幾つか具体的に伺ってまいりたいと思うんですが、まず最初に、法務大臣に伺いたいと思います。  法務大臣は、先日のある新聞とのインタビューの中で、捜査は本陣に追っている、そ……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第4号(1979/05/25、11期、日本社会党)

○野田哲君 かなり重要な部分を伊藤刑事局長は秘密理事会で述べたことであるから、述べたらその後は忘れることにしている、こういうふうに言われたわけですが、私はここにメモを持っているわけでありますが、いまの伊藤刑事局長の答弁とかなりニュアンスが違う点がある、こういうふうに感じられますので、委員長、これは取り扱いについて、そこのくだりについてちょっと協議さしてもらいたいと思うんですが、理事会で、この場で。
【次の発言】 はい。

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第5号(1979/05/28、11期、日本社会党)

○野田哲君 社会党の野田です。  まず、先ほど委員長の方からの質問について明確にしておきたいという意味で証人に御証言を願いたいのですが、委員長の質問では、四十二年から四十六年までの間五年間と、こういう形で質問をされておりますが、これは暦年では確かに足かけ五年間ということになるのですが、法務省の報告によりますと、昭和四十二年秋から昭和四十六年の終わりまでの間、こういうことで、実質的には約四年間、こういうふうに報告がされているわけですが、この点はいかがですか。
【次の発言】 五億円を受領された回数は十数回というふうな報告を受けているんですが、証人としては、正確な回数は何回ということですか。

第87回国会 内閣委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、今回の元号法案、新旧両憲法のもとでの天皇制に深く関連をいたしておりますので、まず、その点から政府の見解を伺いたいと思います。  明治憲法では、まず第一番目に、天皇について「万世一系ノ天皇」こういう表現があったわけですが、現在の憲法ではそういう表現はなくなっておりますが、この「万世一系」というのは、これはどういう意味ですか。旧憲法にあらわされていた万世一系というのはこれはどういうことですか。
【次の発言】 永遠に続くという意味合いだということですが、じゃそれまで、明治までもそういう形で、一系という形で続いてきたと、こういう意味ですか。

第87回国会 内閣委員会 第8号(1979/05/22、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、防衛庁長官の日程があるそうですから協力する意味で、最初に防衛庁関係について質問を行いたいと思うんです。  去る二月の十一日の日に、宮城県民ホールで、「建国記念日奉祝宮城県民大会」、このような集会が開かれているわけでありますが、この集会に陸上自衛隊の東北方面総監の柏葉陸将、それから同じく東北方面の自衛隊の音楽隊がこれに協賛をして出席をしている。この「建国記念日奉祝宮城県民大会」というのは、これは主催者のパンフレットでも明らかなように、スローガンとして、「一世一元制の法制化を実現しよう」「自主憲法を制定しよう」、こういうスローガンが掲げられて、そして同様趣旨の決議が採択をされてい……

第87回国会 内閣委員会 第11号(1979/05/26、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、参考人の方に四、五点お聞きしたいんですが、最初に小野参考人に一つだけお伺いをしたいと思うんです。  先ほどの御意見で、天皇制、象徴性の問題についていろいろお述べになったわけであります。私もそれを承っていたわけですが、今度の元号法を審議するに当たりまして、私も各賛成、反対それぞれのいろんな発行されている機関紙誌などをいろいろ参考にするために検討さしていただいたわけですが、小野参考人が関係しておられる神社本庁で出しておられる神社新報ございますね、神社新報の論説の中で元号法案について論説を掲げておられる中で、今度の元号法案の問題について「元号の法制化はただ立法の手続きではなく、もっ……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/03/13、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理と総務長官に元号の問題で二、三伺いたいと思います。  最初にちょっと資料を総理と総務長官に見ていただきたいと思います。――いま総理と総務長官に資料をお見せしたんですが、一九二七年発行の講談社の「婦人倶楽部」一月号、それから「週刊朝日」の同じ一月号、これをお見せしたんですが、大正十六年となっていますね。謹賀新年の広告が大正十六年元旦という形で出ている。総務長官、大正十六年というのはいつのことですか。
【次の発言】 大正十六年というのはないですね。
【次の発言】 ない大正十六年がなぜこういうふうな印刷物で全国に出るようになるんでしょうか。

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、法務省の刑事局長に伺いますが、日商岩井に対して強制捜査が行われたわけですが、副社長海部八郎氏はその前日に香港から帰国されて、以来数日たつわけですが、海部氏については現在は事情聴取をやられているわけですか。
【次の発言】 防衛庁に。一九七七年にいわゆる平野レターというのがアメリカのグラマン社あてに出されているという話を伺っているのですが、この平野レターというのはどういう内容のものですか。
【次の発言】 それは、防衛局長、おかしいですよ。私はいま防衛庁に存在をしているということを確かめた上で質問しているんですよ。
【次の発言】 山下長官、私は、防衛庁の方に確かめて、平野レターとい……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本社会党)

○野田哲君 先ほど来の瀬谷委員の質問に対して、岸事務所に行ったこと、あるいは田中六助氏と会ったことなどについて外為法に関連をして訴追を受けることがあるので証言できない、こうおっしゃっているわけですが、検察庁の扱いとしては、時効になっている問題については起訴をしないと、こういう扱いになっているはずだと思うので、すでにあなたが日商岩井在勤当時のことは、その意味から言えば時効になっていると思うんですが、それでもなお証言できませんか。
【次の発言】 田中六助さんと会ったことや、あるいは岸事務所に行ったことがなぜ外為法に違反をするということになるんでしょうか、私にはそのつながりがわからないんですが、説明……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず、井上さんに、日商岩井内の業務のシステムについて先ほどの熊谷委員の質問に続いて伺いたいと思うのですが、問題になっている外国為替関係の業務、あるいは交互計算の業務、これは財経本部あるいは経理部としては、営業関係なり他の部門からの手続がなければ単独では処理できないと。これは間違いないですね。
【次の発言】 そういたしますと、問題になっているロサンゼルスのファースト・バンクのキヨシ・ニシヤマ名義の銀行口座、これは問題が起きるまでは財経本部あるいは経理部としては全くタッチしていない、こういうことですか。
【次の発言】 このキヨシ・ニシヤマ名義の口座の開設は、いつどういう手段をもってやら……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/03/27、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず大蔵大臣に伺いますが、公務員の給与改善費ですけれども、例年ずっと長い間五%の計上をされていたわけでありますが、この五%の計上についてはそれなりに経過なり根拠もあったわけでありますけれども、今度これを二・五%に削減をされている、これはどういう理由によるものですか。
【次の発言】 これをガイドラインにするというような意図はありませんか。
【次の発言】 人事院総裁に伺いますけれども、人事院としては例年の五%が二・五%になったことについてどういうふうに受けとめておられますか。
【次の発言】 そろそろ民調の準備をされていると思うのですが、人事院の公務員給与に対する扱い方としては、ずっと今……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本社会党)

○野田哲君 いまの四十七万ドルの問題ですけれども、聞いてみると書類も何もない。ただ、島田さんのインドネシア、中近東への入札参加のために使った、こういうふうなことで了解をされたように伺うわけですけれども、いま証人からの説明を聞いていると、これは表の金で財経の方へ正式に請求をしてもそれは出し得る金だろう、こういうふうな意味のことをおっしゃったと思うんですが、島田さんは、山村さんから四十七万ドルの行方についてただされたときに、この内容についてはインドネシア、中近東への入札参加のために要るんだと、こういうふうな意味の説明があったけれども、具体的な内容については職を辞してもこの内容は言えないんだと、こう……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、日本社会党)

○野田哲君 総理と官房長官には後で、最後に伺います。  まず、法務省に伺いたいと思いますが、検察当局は、最近、元日商岩井の社員であった有森國雄氏から事情聴取を行ったという報道がありますが、これは事実ですか。
【次の発言】 事情を聞いたのではないかと判断をしているということであれば、ちょっとそこから先が質問しにくいのですが、有森國雄氏から事情を聞いたとすれば、それは衆議院の予算委員会の告発によってやられたものか、あるいは福田赳夫氏から海部メモに絡んで告発が行われているように聞いておりますが、それによってやったのか、あるいは検察独自の判断でやられたのか、その点いかがですか。

第88回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1979/08/30、11期、日本社会党)

○野田哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第88回国会 内閣委員会 第2号(1979/09/07、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず厚生大臣に伺いますが、本委員会ではここ数年来、旧日赤の従軍看護婦の措置について検討し、一定の前進を見たところでありますけれども、恩給年金、共済年金を通じて陸海軍の従軍看護婦の措置が欠落をしているという問題が、いま関係者の方から政府並びに国会に向けて要望が出ているわけでありますが、まず伺いたいのは、この旧陸海軍の従軍看護婦、現在生存者どのぐらいおられるか。その実態を把握しておられればお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 関係者からいま出されているこの従軍期間の問題についての年金の措置、補償措置等について、一体いま厚生省なりあるいは総理府としては、この問題についてどういうふう……

第90回国会 内閣委員会 第2号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○野田哲君 まず防衛庁長官に、長官としての防衛問題に対する基本的な考え方を伺っておきたいと思います。  仄聞するところによると、防衛庁長官は現在の憲法について独自の見解をお持ちだということを聞いたわけですが、一体現在の憲法についてどのような認識をお持ちになっておられますか。
【次の発言】 長官自身は、現在の憲法九条についてどういう見解をお持ちですか。
【次の発言】 自由民主党の中には改憲論があるわけでありますが、あなたは長官として、この改憲論の中で憲法九条についてはどういう認識をお持ちですか。
【次の発言】 私の質問に答えてもらいたいと思います。  自由民主党の中に改憲論が現にある。その改憲論……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 決算委員会 第1号(1980/07/24、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る十七日、本委員会の委員長に選任されました野田哲でございます。はなはだふなれではございますが、皆様の御協力を得まして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願いいたします。(拍手)  この際、前委員長志苫裕君から発言を求められております。志苫裕君。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……

第92回国会 決算委員会 閉会後第1号(1980/09/25、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十四日、安武洋子君及び森田重郎君が委員を辞任され、その補欠として、立木洋君及び野末陳平君が選任されました。
【次の発言】 この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。  第九十二回国会閉会中、当委員会が行いました国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情を調査するための委員派遣について、その報告書が提出されておりますが、口頭報告はこれを省略し、本日の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第92回国会 決算委員会 閉会後第2号(1980/09/26、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日二十五日、立木洋君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任をされました。  また、本日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として森田重郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題とし、本日は総括質疑第二回を行います。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時四十分まで休憩いたします。  ……

第92回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1980/08/12、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、人事院の勧告の事項を定めている国家公務員法の二十八条「情勢適応の原則」、これによりますと、「社会一般の情勢に適応するように、」ということで、そして「給与を決定する諸条件の変化に」よってということになっているわけです。この「社会一般の情勢」あるいは「給与を決定する諸条件の変化」、この中には当然消費者物価の上昇ということも含まれているんだと私は解釈をするわけなんです。報告の中では、消費の上昇について昨年の四月に比べて八・四%の上昇、消費支出について六・八%の上昇、このことが明記をされている。ところが、勧告は四・六一%、消費者物価の上昇に比べてはるかに低い内容になっているわけです。……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、朝鮮半島に関する外務大臣の認識あるいは政府としての考え方、この点について伺いたいと思うわけです。  ことし発表された八月の外交青書「わが外交の近況」、これによりますと、朝鮮半島の問題については、「実質的な南北対話の再開に向けての国際環境造りに貢献するよう努力している。」、こういうふうに述べられており、そしてまた北の朝鮮民主主義人民共和国との関係については、「北朝鮮との間では貿易、経済、文化などの分野における交流を漸次積み重ね、相互理解をはかる方針を維持している。」、こういう方針に沿って、漁業関係やあるいは人物交流、日朝貿易、この拡大を進めていくという方針が述べられている。この……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/11/14、12期、日本社会党)

○野田哲君 永野参考人にまずお伺いをいたしたいと思いますが、永野参考人は、新聞報道で私は承知をしたところなんですけれども、十一月七日に防衛庁で開かれた第七回防衛トップセミナーという会合で講演をされた。この講演の要旨としては、敵の侵攻を本土外で撃破する防衛体制の整備を追求すべきである、そのためには、許されるならば敵の発進基地、増援基地をたたく能力、海上遠く敵を撃破する戦力を持たねばならない、新聞の見出しどおりで言えば、「専守防衛から前方防御へ」というような見出しをつけて永野参考人の講演の内容が報道されているわけですが、そういう立場での講演をなされたのかどうか、まず伺います。

第93回国会 決算委員会 第1号(1980/10/22、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第93回国会 決算委員会 閉会後第1号(1980/12/17、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日十六日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 この際、会計検査院長大村筆雄君及び検査官大久保孟君から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。会計検査院長大村筆雄君。
【次の発言】 検査官大久保孟君。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算……

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/24、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十二日、市川正一君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第93回国会 決算委員会 閉会後第2号(1980/12/18、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十七日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第93回国会 決算委員会 第3号(1980/10/29、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日二十八日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第93回国会 決算委員会 第4号(1980/11/07、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日六日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、厚生省、環境庁、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第93回国会 決算委員会 第5号(1980/11/12、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月七日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十二年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に東京都港湾局羽田沖残土対策室長小倉健男君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は建設省、国土庁、北海道開発庁、住宅金融公庫及び北海道……

第93回国会 決算委員会 第6号(1980/11/26、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日二十五日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は労働省の決算について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、決算の概要説明及び決算検査の概要説明はいずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある……

第93回国会 内閣委員会 第2号(1980/10/28、12期、日本社会党)

○野田哲君 総務長官に伺いたいと思うんですが、きょう、あすで国鉄関係と郵政関係の仲裁裁定の取り扱いが議決案件という形で処理されるということがほぼ明らかになりましたが、この議決案件という形そのものが異例のことでもありますし、それから、四月からのことが今日まで遷延しているということも異例なことでありますが、もう一つ、公務員の八月八日に出された給与の引き上げの勧告をどう扱うのか、これがいまだに放置されたままで決定されていない。長官も内閣委員会の審議、長く委員長やられたり、理事をやられたりして御承知のとおりだろうと思うんですが、毎回公務員の給与法の審議に当たっては、公務員の給与が四月からの引き上げが遷……

第93回国会 内閣委員会 第3号(1980/10/30、12期、日本社会党)

○野田哲君 今回の行政改革の問題ですが、中曽根長官には、いろいろ政府委員とやりとりをして、最後に見解を承りたいと思うんです。  ただ私は、先ほどの矢田部委員の質問の中で長官の原則的な考え方も承りましたけれども、国の行政機構の改革という問題になってくると、やはり私は一番しっかりして前提とならなければならないのは、一つは国家目的が一体どこにあるのか、そして政策体系、これと整合性を持ったものでなければならないと思うんです。八〇年代の日本の政策ビジョンというものが、社会保障制度はどうするのか農業はどうするのか交通政策はどうするのか等々の政策体系というものがまず明らかにされて、それに見合っての行政機構、……

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/11/04、12期、日本社会党)

○野田哲君 片岡参考人にお伺いしたいと思うんですが、先ほどの御意見の中で、戦術的行政改革、戦略的行政改革、こういうお説を述べられたわけで、そのおっしゃっている意味について私どもも理解できるわけですが、お聞きしたいのは、いままで進められてきた行政機構改革というのが、まず一つは機構を縮小していくという方向、それからもう一つは定数を削減をしていくという、これが画一的といいますか、一律的な方式でずっと進められてきたわけですが、私は機構いじり、それから定数削減、このことと並行して、いまの日本の公務員制度が抜本的に見直しをされなければ本当の意味での実は上がっていかないんじゃないか、こういう感じを持っている……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/11/11、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、公務員の共済年金の諸制度と連動している、そしてその前提になっている公務員の給与の取り扱いについて、きょうは人事院の総裁並びに局長に対して数点お伺いをしておきたいと思います。  八月八日に人事院の勧告が行われました。それから、これについての政府の最終的な決定が行われたのが十月三十一日であります。いままで本委員会で公務員給与の取り扱いについて、毎年の審議の中で、人事院の勧告に対する政府の決定がおくれ、そうして、さらに法改正がおくれていつも四月からの給与の改定に対する差額の支払いが本人の手に渡るのは十一月の下旬ないしは十二月、こういう状態は問題があるのではないか、こういう点で毎回の……

第93回国会 内閣委員会 第7号(1980/11/13、12期、日本社会党)

○野田哲君 穐山委員と重複する分野が若干あると思うんですが、主として運輸省所管の公企体の共済問題について伺いたいと思います。  穐山委員からもいろいろ、特に国鉄の問題について指摘をされておりましたけれども、まず、国鉄の総裁のところに設置された研究会、国鉄共済組合年金財政安定化のための研究会、この研究会が五月の三十日に研究報告をまとめているということですけれども、この中で具体的に提起をされている問題について要点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 つまり、国鉄だけではどうにもならないから他の共済組合との一元化、つまり大蔵省へげたを預けた、こういう形ですから、それを先ほどの穐山委員とのや……

第93回国会 内閣委員会 第8号(1980/11/18、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず大村長官に伺いたいと思いますが、ちょっとこれは急なことですからまだ長官の方には予定として耳に入っていないと思うんですが、伺いたいと思います。  それは、夕べからけさにかけて報道されている短SAM導入で民間人の六人に委嘱をした検討会を持つと、こういうことでありますけれども、なぜ、こういうふうな短SAMの導入について民間人による検討会を持たなければならないのか、そこに至った理由を伺いたいと思います。
【次の発言】 いままで兵器の新規導入について、その機種の選定で民間人による検討会を設置をした経過が他にありますか。
【次の発言】 この短SAMについて異例の検討会というものを民間人によ……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理に、いま日本の政治の中で財政再建という問題が非常に大きな課題になっておりますが、この鈴木内閣で当面をしている重要な政治課題と防衛費の扱い、この点についての問題点をまずお伺いをいたしたいと思うわけです。  御承知のように、いまアメリカも政権が交代をするという段階で、防衛費について日本に対する要請が、カーター政権のときよりもレーガン政権になってから一段と強まるんじゃないかというような報道がなされております。  そこで、第一に伺いたい点は、本年五月一日に、いまは亡き大平総理とカーター大統領との会談が行われております。その会談の中で、カーター大統領の方から、すでに政府部内にある計……

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/28、12期、日本社会党)

○野田哲君 私は、主として行政管理庁の長官に対して、第二次臨調設置に当たって、その運営とかあるいは今後の行革問題についての基本的な考え方を伺いながら、あわせて長官に対して幾つかの私ども感じている実情について御報告を申し上げて、それに対する認識をお伺いをいたしたいと考えているわけです。  まず一つは、本委員会で今回もブロック機関の統廃合についての法案を審議をしたわけでありますけれども、今後もまた行政改革が大きな課題になっているわけですが、これを進めていくに当たって何回か国会審議の場でいろんな角度から議論になっているわけですが、高級公務員の天下りの実態あるいは特殊法人の役員を公務員をやめた後渡り歩……

第94回国会 安全保障特別委員会 閉会後第1号(1981/09/03、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、大村防衛庁長官に伺いたいと思うんですが、午前中の堀江議員の質問でアメリカの国防予算の削減、八三年、八四年のことでありますけれども、この問題についての長官の見解を質問されましたことについて、重要なことですから私もメモしているんですが、長官は何ら影響を受けるものではない、こういうふうなお答えをされているんです。私、大変失礼な表現になるかとも思うんですけれども、この長官の答弁を聞いて、のほほんとしてこういう答えが出たのか、それとも毅然とした形でこういう答えが出たのか、一体どっちなんだろうか、こういうふうに実は首をかしげたわけなんです。  もう一回伺っておきたいと思うんですが、私ども……

第94回国会 決算委員会 第1号(1981/01/19、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月十八日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。  また、十二月二十三日、小山一平君及び寺田熊雄君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君及び粕谷照美君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  小山一平君の委員異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……

第94回国会 決算委員会 第2号(1981/01/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 要らないんなら質問を続けてください。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたし……

第94回国会 決算委員会 第3号(1981/03/02、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  二月二十五日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。  本日、また、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として小山一平君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか……

第94回国会 決算委員会 第4号(1981/03/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  三月三日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。  また、十日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として田渕哲也君が選任されました。  また、十七日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。  また、十八日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。  また、十九日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。  また、本日、田代富士男君及び田渕哲也君が委員を辞任され、……

第94回国会 決算委員会 第5号(1981/03/30、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  三月二十二日、中尾辰義君が委員を辞任され、  その補欠として黒柳明君が選任されました、  また、二十八日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についてお諮りいたします。  佐藤三吾君の一時委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第94回国会 決算委員会 第6号(1981/04/06、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月三十日、小野明君及び佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君及び目黒今朝次郎君が選任されました。  また、三十一日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として広田幸一君が選任されました。  また、四月一日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。  また、二日、寺田熊雄君、広田幸一君及び山田譲君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君、佐藤三吾君及び目黒今朝次郎君が選任されました。  また、三日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠とし……

第94回国会 決算委員会 第7号(1981/04/15、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月六日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十二年度決算外二件を議題とし、本日は締めくくり総括質疑第二回、内閣総理大臣に対する質疑を行います。  総理に対する質疑時間等につきましては、理事会におきまして協議し、各質疑者に御通知申し上げたとおりでございます。  まず、私が決算委員長として若干の質疑をいたします。  最初に、不正経理の根絶と綱紀粛正について伺います。  官公庁における不正経理の根絶と綱紀粛正については、一……

第94回国会 決算委員会 第8号(1981/05/11、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十六日、小西博行君及び関口恵君が委員を辞任され、その補欠として三治重信吾及び坂元親男君が選任されました。  また、四月十七日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として仲川幸男君が選任されました。  また、五月九日、内藤健君、福田宏一君、円山雅也君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として岩本政光君、江島淳君、梶原清君及び沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十三年度決算外二件の審査のため、必要に……

第94回国会 決算委員会 第9号(1981/06/05、12期、日本社会党)

○野田哲君 決算委員長を辞任するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年七月、はからずも決算委員長に選任され、以来約一カ年間その任に当たってまいりましたが、理事の皆さんを初め、委員各位の御協力によりまして、ふなれな私が無事その職責を務めることができました。理事の皆さん、委員各位に心からお礼を申し上げます。また、委員会の円滑な運営のために誠心誠意努力をしていただいた事務局職員の皆さんに心から感謝を申し上げます。  厳しい財政事情の中で、財政再建が国政上の大きな課題になっているだけに、決算委員会の任務も一段と重要さを増してきております。また、参議院政草の中でも決算委員会の重要性は各会派共通……

第94回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1981/07/28、12期、日本社会党)

○野田哲君 訪米の関係については後で伺いたいと思いますが、その前に、まず別の問題でお伺いしたいと思います。  これは防衛局長に伺いますが、防衛庁の関連している仕事で「日本の安全保障」というレポートが毎年出ておりますが、この「日本の安全保障」というレポート、これはどういうスタッフでつくられて、どこを対象に配付をされているのか。まず、その点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この「日本の安全保障」は朝雲新聞社が出している。あなたは全く承知しておりませんか。
【次の発言】 あなたが承知していないのか、それとも防衛庁は一切この資料の提供等もかかわりを持っていないのか、その点はいかがですか。

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/23、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理府の恩給局に伺いたいと思いますが、恩給局では恩給受給者の生活の実態についての追跡調査をやられるというふうに聞いているんですけれども、この追跡調査の結果について伺いたいと思います。  まず、現在の恩給受給者の平均年齢はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 いや、いいです。  この家族構成について、全部でなくていいんですが、文官それから軍人、どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 この恩給受給者の収入総額と、それからその中で恩給の占める割合、こんな状態わかりますか。
【次の発言】 人事院の方に伺いますが、人事院の方で同様、退職公務員の追跡調査をやられていると……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、臨調の事務局の方に伺いたいと思うんですが、公務員の共済年金にリンクしている公務員の給与制度について、最初に臨時行政調査会の事務局からその見解を承りたいと思うんですが、きょうの朝刊に、臨時行政調査会での検討項目についてきのう具体的に決定をされたと、こういう報道がされているわけでありますが、私はこの報道によってきょうの質問の資料にするために、この臨時行政調査会で検討された十一項目の内容について資料を提供してもらいたい、こういうことで請求したわけですが、そのようなものはないという答えなんですが、本当にないんですか。
【次の発言】 文書のないものが、朝日新聞も読売新聞も同じ文書が報道……

第94回国会 内閣委員会 第9号(1981/05/21、12期、日本社会党)

○野田哲君 農水大臣にまず伺いますが、きのうどこかで亀岡農林水産大臣は講演をされているようでありますが、その新聞の報道を見る限りにおいては、私は決算委員長もやっているんですが、農水省の補助金については全部これは集中審議をして洗い直しをやらなければならないような性格の発言をされているように思うわけですが、きのうの農水大臣が出席されたこの会の性格というのはどういう性格のもので、農林水産大臣としてはどういう役割りを持ってこの会議に出席をされたんですか。
【次の発言】 その経団連のフォーラムというのは、つまりいま鈴木内閣が進めている、そして国政上の大きな課題になっている行政改革について財界人が議論をす……

第94回国会 内閣委員会 第10号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、自衛隊法に関連する問題から質疑に入りたいと思います。  まず第一は、大村防衛庁長官は、平和・安全保障研究所から防衛庁にことしの三月に提出されているといわれる「一九八〇年代後半における国際軍事情勢と日米安全保障体制との関係」、こういう表題のレポートをお読みになっておられますか、いかがですか。
【次の発言】 このレポートは、昭和五十五年度の防衛庁の委託研究という形で委託したものに対して提出をされたレポート、こういうふうに理解していいわけですね。この点いかがですか、これは政府委員のお答えで結構ですが。
【次の発言】 長官、このレポートの三十八ページですね、三十八ページから三十九ペー……

第94回国会 内閣委員会 第11号(1981/05/28、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、防衛庁に対する質問を前回に続いて行いたいと思います。  昨年の六月に行われた北海道旭川における護国神社の例大祭に、北海道の北部方面総監それから青森県の大湊の海上自衛隊の地方総監、北海道の各部隊の師団長が大量に参加をしている問題が同僚の矢田部委員から指摘をされております。これについて防衛庁長官は、よく調査をする、こういうことでありますが、あのケースは、明らかにこれは憲法二十条で禁じられている政教分離、これに違反をする疑いが私は非常に強いんではないか、こういうふうに思うわけです。  その後、現地から当日の写真とかいろいろ具体的な資料を送ってきておりますけれども、まず私が伺いたいの……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○野田哲君 山崎委員の質問に関連して、地位協定の運用について外務省、それから、これはやはり地位協定二十四条に思いやり分担などという言葉を使って穴をあけたのは金丸防衛庁長官がまず穴をあけたわけでありますから、防衛庁のやった仕事なので、私は防衛庁長官に最終的には見解を伺いたいと思うんです。  まず地位協定について、行政協定から地位協定に変わるときに政府の説明は、行政協定と地位協定と比較したときに、地位協定の一番の行政協定と比較して変わった点は、日本はこれ以降は防衛分担金を出さなくてもよくなったこと、これが地位協定の一番の行政協定と違うところですと、こういう説明を当時の外務大臣などはやっているわけで……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/06/06、12期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、国家公務員法の一部を改正する法律案、いわゆる定年制法案に反対する立場から討論を行います。  定年制法案は、その基本において、六十歳をもって公務員の定年とすることを法定するものであります。しかし、この定年制法制化は、以下の主要な点において大きな問題を生み出すことになります。  第一に、目前に迫った高齢化社会の到来と、それへの対応の必要性は政府自身も認めているところでありますが、そのために必要なことは、高齢者の雇用創出と生活安定策を長期的に確立することであります。労働省は民間企業に対して五十五歳以上の高齢者を六%雇用するよう指導しているはずであります。しかし……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/11/04、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理に、政治を進め、行政改革を進めていく上での基本的な理念について伺いたいと思います。  総理は、総理官邸に入られてからもう一年半近くたつわけですが、知っておられるかどうか、総理官邸の屋根にはフクロウの飾りがつけられているそうであります。このフクロウはローマの神話に出てくる知の女神ミネルバの使いで、このフクロウの英知、これを象徴していると言われております、当時の設計者が、英知を結集して日本をいい国にしてもらいたい、こういう願いを込めて、森の奥深く住む、目立たぬ賢者と言われているフクロウの像を取りつけたと言われているのであります。残念ながら、その官邸の主になった人の中には、この……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/11/06、12期、日本社会党)

○野田哲君 私は、質疑に入る前に委員長に要請をいたしたいと思います。  一昨日の私の質疑、さらに関連をして質問に立った小柳理事から、先日のロッキード裁判に関して証人として出廷をした榎本三恵子氏に関連をする奥野法務大臣の発言は、法務大臣としてはきわめて不適格な発言である、あの発言は明らかに裁判に対する介入、指揮権発動にも類する行為であると私たちは受けとめております。そして、ロッキード問題に対する国民の関心は、その後の榎本三恵子氏の新聞、テレビ等の場におけるインタビューあるいは手記の発表、そして昨日のロッキード事件に関する太刀川被告、小佐野被告等に対する判決によって、国民の関心は改めて非常に高まっ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/11/09、12期、日本社会党)

○野田哲君 ただいまの公務員給与の問題ですけれども、今回の第一次答申の中でも、公務員給与の抑制ということが提起をされております。いま山田委員からも質問がありましたが、公務員の給与の決定の仕組みというのは、御承知のように国家公務員法、これに基づく人事院の勧告制度、これが存在しているわけです。これによって決定をされることになっているわけですが、私どもが考えて公務員給与を抑制する方法としては、いま政府がとろうとしているのは人事院勧告の実施時期を値切るか、率を値切るか、こういう形で抑制をしていこうということなんですけれども、私は臨時行政調査会として抑制ということは一体、勧告が出てもそのとおりにやるな、……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/11/10、12期、日本社会党)

○野田哲君 先ほど来、本岡委員が質問をして、第一次臨時行政調査会の答申、それから地方制度調査会の答申にそれぞれ教育長の承認制度を廃止すべきだ、こういう答申が明確に出ているわけです。私は第一次臨時行政調査会の答申、それから地方制度調査会の答申も、そして今度第二次臨時行政調査会でどういう答申が出るか、この件についてはまだ不確定でありますけれども、いずれにしても過去の法律によって設置されている臨時行政調査会あるいは地方制度調査会でそういう見解、答申が出ておる。これに対して文部大臣が、いまの承認制度はくさびを打ち込むために必要な制度なんだ、こういうような意味を言われている。これは臨時行政調査会あるいは……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/11/27、12期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案について、反対の立場から意見を表明するものであります。  本来、国民が強く求めてきた行政改革とは、民主、公正、効率の三原則が貫かれ、そのことを通じて国民の政治への信頼が回復され、参加と分権と公開が制度としても失態としても推進されるということであります。  わが党は、一貫してこの観点からの行政改革を主張し、要求してまいりました。その国民の求める行政改革に反し、中央集権と秘密主義、不公正と弱者切り捨て、政治、行政の腐敗が続いていま……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず官房長官、それから総理府総務長官に人事院勧告の取り扱いについて伺いたいと思います。  去る八月七日に政府と国会に提出をされた人事院勧告、もうすでに二カ月以上も経過をしているわけでありますが、いまだに政府の態度が決まっていないし、臨時国会が開かれて一カ月近くもたつにもかかわらず、法案の提出がない。これは一体どういうことなのか。  われわれが当委員会で毎年給与法の審議を行うに当たって、毎回の審議でいつも問題になっているのは、四月から改善をされるべき公務員の給与が、差額の清算が行われるのはいつも十一月の終わりあるいは十二月、こういうことで半年以上もその実施がおくれる。こういう点の改善……

第95回国会 内閣委員会 第3号(1981/10/20、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず冒頭に、官房長官にも出席を求めて政府全体としての見解を伺いたいと思っておりますが、総務長官に対して、きょう、自由民主党から仲裁裁定の取り扱いと人事院勧告の取り扱いについて各党にその考え方が示されています。この仲裁裁定の取り扱い、人事院勧告の取り扱いというのは、これは退職手当の基礎になる俸給月額、これがどう決まるか、つまり退職手当の前提となる給与の問題でございますので、これについて、まず、本日午前中の問題でございましたので、冒頭にお伺いをいたしたいと思います。  この自由民主党から示されたメモによりますと、   仲裁裁定については配分交渉の準備を政府に要請したいと存じます。   ……

第95回国会 内閣委員会 第4号(1981/10/22、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、自治省に地方公務員の退職手当の幾つかの諸問題について伺っておきたいと思います。  地方公務員法の第二十四条「(給与、勤務時間その他の勤務条件の根本基準)」、この二十四条の第五項、「職員の勤務時間その他職員の給与以外の勤務条件を定めるに当っては、国及び他の地方公共団体の職員との間に権衡を失しないように適当な考慮が払われなければならない。」と、こういうふうに規定をされておりますけれども、退職手当は、この二十四条の五項の「給与以外の勤務条件」、この中に含まれると解していいわけですか。
【次の発言】 同じく地方公務員法の五十五条、「(交渉)」という項でありますが、この五十五条において……

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず私は、総理府に対して少し苦言を呈しておきたいと思うんです。  それは、私と片岡委員が今回のこの改正案について、そのもとになっている昭和五十二年における民間企業退職金等実態調査、この具体的な比較検討できる資料を提出をしてもらいたいということで強く前回要求をして、人事院の給与局からかなり詳細な資料の提出がありました。しかし、残念ながら最後の幕引きのときにこれが出されてきたということなんです。長い審議の中で、こういう資料が総理府においてもっと積極的に審議の資料に供するためにわれわれの要求に対して出されていればもっと充実した議論ができたはずなんです。だから、出せる資料は当初からもっと審……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号(1982/06/24、12期、日本社会党)

○野田哲君 参考人の方には大変お忙しいところをありがとうございます。社会党の野田でございます。  まず、長谷川参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、長谷川参考人の御意見を伺っておりますと、自由民主党の提案に係る今回の全国区の選挙制度の改革案についても、それから社会党から出している案についても同工異曲であって、政治的な面から言っても憲法上から言っても、一言で言えば取りつく島もないと、こういうような御意見を拝聴いたしたわけでありますけれども、先ほど中西委員もちょっと引用されたわけですが、私やはり法律時報の二月号で長谷川参考人が「巻頭言」で述べておられる御見解を前に読んでおりましたので、その印象か……

第96回国会 内閣委員会 第2号(1982/03/23、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、本年初めて本委員会での防衛問題についての論議でありますから、すでに発表され報道されていることでありますけれども、改めてまず事実関係について伺っておきたいと思います。  去る一月八日の日米安保協議委員会において極東有事の研究について合意がされ、そして一月二十一日にその第一回の会合が開かれた、こういう報道になっておりますが、その経過について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いままで協議が行われていなかった問題に今回着手するに至った理由について、まず、これは外務省の安全保障課長ではなくて、責任ある防衛庁長官から聞かしてもらいたい。  極東地域で有事を想定するような情勢の変……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本社会党)

○野田哲君 行政管理庁長官にお伺いをいたしたいと思います。  昨日、御承知のように安中における東邦亜鉛の公害の問題で判決が出されております。これは行政管理庁長官の出身の地元でございますから、いきさつは十分御承知のことであろうと思うんです。直接の所管は通産省であり、あるいは環境庁であり農林水産省、こういうふうに各省庁それぞれかかわっているわけでございますが、行政管理庁は直接の所管ではございませんけれども、行政機構の管理を所管され、あるいはまた行政監察という問題を所管をされているということから、行政管理庁長官にこの問題についての見解をまず承っておきたいと思います。  きのうの前橋地裁における判決で……

第96回国会 内閣委員会 第6号(1982/04/08、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、郵政省所管事項について初めに二、三お伺いをした後、直接法案の問題について質問に入っていきたいと思います。  第一は、グリーンカード問題について郵便貯金を所管をされている郵政大臣に見解を伺いたいと思います。  去る四月の六日に自民党の総務会は、グリーンカードの問題について五十九年一月実施を再検討する、こういう方針を決定したというふうに報道されておりますが、私どもとしてはこの決定はきわめて不可解に思うわけであります。一度国会で正式に議決をされた法律を実施もされない間にさらに再検討、こういうことになるというのは一体どういうことであるのか。郵便貯金の問題も大きな関連を持っておりますの……

第96回国会 内閣委員会 第7号(1982/04/15、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、恩給の改善措置の前提となる公務員給与の取り扱いについて人事院の見解を承りたいと思います。  公務員給与についての人事院の考え方の基本につきましては、藤井総裁と私は、この委員会でもう七年やりとりをしてきているわけでありますからよくわかっているつもりなんですけれども、公務員給与をめぐる環境が年々変わってきておりまして、せっかくの昨年の人事院の勧告についてもこれが値切られる、こういう結果が昨年出ておりまして、その値切られた形が、恐らく今度はそれが要因となって恩給の改善措置が実施が後退をする、こういう結果を招来をしておりますので改めて見解を承っておきたいと思いますが、人事院総裁として……

第96回国会 内閣委員会 第10号(1982/05/11、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず中曽根長官に、行革問題について、何回も私は行革問題で中曽根長官とは本会議でも当委員会でも長官の見解をただしているわけですが、またどうしても聞いておかなければならない問題がありますので、基本的な考え方について伺いたいと思うんです。  先日、五月四日の朝日新聞の夕刊を見ますと、  「行革失敗なら改憲も出来ぬ 中曽根長官が発言」、こういう見出しの記事、御承知だろうと思うんです、そり新聞の記事は。中身を見ますと、五月四日にある集会に出席をされて、「一万数千人の聴衆を前にした祝辞のなかで「私はまず行政改革を断行し試練にたえる。これに失敗したら教育も防衛もダメになる。いわんや憲法を改正する……

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総務長官にお伺いをいたしたいと思いますが、昨年の十二月二十九日だと思うんですが、昭和五十八年度の恩給予算の大蔵大臣との折衝の際に、恩給のベースアップの取り扱いと昭和五十八年度の人事院勧告の取り扱いに言及した大蔵大臣と総務長官との間の了解事項があるというふうに伺っておりますが、それはどういう内容になっているのか、まずその点の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、恩給の取り扱いについては人事院勧告の取り扱いとのバランスを考慮して検討する、こういうことであるとするならば、その前提となる人事院勧告の取り扱い、これがそのまま恩給に連動することになるわけでありますが、こ……

第98回国会 内閣委員会 第11号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず齋藤長官に伺いたいわけですが、これは齋藤長官に伺っていいのか、本当ならばこれは土光さんに伺いたいんですけれども、もう私人になっておられるわけで、私の伺いたいのは、この臨時行政調査会が三月十四日に広範にわたる最終答申を出されたわけで、これはまさに国政全般にわたる改革のための答申を出されているわけです。三月十五日には、これを出した臨時行政調査会というのは法律によって期限が来て消滅をしたわけです。  ところが、この行政改革に対する第五次答申、これをずっと目を通してみると、この答申の意図とか、あるいはきわめてあいまいな表現になっているところとか、ただしていかなければならない、ただしたい……

第98回国会 内閣委員会 第12号(1983/05/19、12期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、臨時行政改革推進審議会設置法案に反対の討論を行います。  行政改革は、本来、政府の責任において、社会経済情勢、国際情勢の推移に応じて日常不断に推進すべき課題であって、ある特定の時期を限って、時流に便乗するかのような手法で拙速にやるべき行政課題ではないはずであります。  そして行政改革の基本は、日本国憲法の理念に基づき、平和と民主主義、基本的人権の尊重を柱にし、国民生活の向上、教育の民主的な改革、地方自治の発展に役立つものでなければなりません。  しかし残念ながら、第二次臨時行政調査会の第一次から第五次にわたる答申は、この視点が欠落し、財界と各省庁の意向に……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1983/08/09、13期、日本社会党)

○野田哲君 ただいま藤井人事院総裁から今回の勧告についての内容の説明と人事院としての考え方が報告があったわけですが、重ねて私は今回の勧告を行うに当たっての人事院総裁としての所見を伺いたいと思います。  といいますのは、昨年の人事院勧告が見送りになっている。それだけに、いま報告のあった今回の勧告の取り扱いのいかんによっては、人事院勧告制度、公務員制度の根幹をも揺るがしかねないというような重要な意味を持っているのではないかというふうに考えられるわけであります。さらにまた、昨年政府が人事院勧告の見送りという異例の措置をとった。そのことについて、公務員関係の組合側からの提訴によって、ILOの場でも国際……

第100回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第1号(1983/09/08、13期、日本社会党)

○野田哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第100回国会 議院運営委員会 第4号(1983/09/21、13期、日本社会党)

○野田哲君 私は、日本社会党を代表して、行政改革に関する特別委員会の設置に反対の意見を述べます。  反対の理由は、国会法の規程を見ればきわめて明白であります。国会法第四十一条は、衆参両院の常任委員会の構成を規定し、「常任委員会は、その部門に属する議案、請願等を審査する。」となっています。さらに、国会法第四十五条で特別委員会の設置が規定されておりますが、それによると、「院において特に必要があると認めた案件又は常任委員会の所管に属しない特定の案件を審査するため、特別委員会を設けることができる。」とされています。  今回、行政改革に関する特別委員会で審査を予定されている行政改革関連法案は、そのいずれ……

第100回国会 内閣委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総務長官に伺いますが、いま説明のありました今回の給与法の改正案、二%の改定率というのはどこに根拠があるのか、これを説明していただきたいと思います。
【次の発言】 勧告は六・四七%行われたわけでしょう。これを二%にしたことを、総務長官としては人事院勧告を尊重したと考えておられるんですか。
【次の発言】 私は、政府の部内の閣議決定に至るまでの総務長官と官房長官のやり取りやあなたの経過を聞いているのではないんですよ。政府としていまここへこういう提案をされたわけですから、六・四七%の勧告があった、これに対して二%の法案を出された、これは尊重している態度と考えているんですか、どうなんで……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号(1984/02/22、13期、日本社会党)

○野田哲君 社会党の野田でございます。  諸先生方には大変お忙しい中を外交あるいは安全保障の問題で御意見を聞かせていただいてありがとうございます。午前中の意見を述べていただいた中で、幾つかの問題で見解を伺いたいと思います。  最初に、長谷川先生にお伺いをいたしたいと思います。憲法体制と自衛隊、安保のかかわりの問題で伺いたいと思いますが、長谷川先生は、憲法九条に手をつけようとすれば、勢いそれはそれだけにとどまらない、国民の権利義務のところに手をつけざるを得ない、こういうふうに述べておられます。そして現在の日本の国内の体制について、憲法、そしてそれに基づく法律、政令、こういう体制と、もう一つは日米……

第101回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第7号(1984/07/04、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、最近のハワイにおける安全保障事務レベル協議の内容、それからリムパックの問題、それから五九中業の問題等について、防衛庁長官、外務大臣並びに政府委員の方々にお伺いをいたしたいと思いますが、まず、その前提として外務省の政府委員から説明をいただきたいと思いますが、一九八四年三月、ことしの三月に、アメリカのワインバーガー国防長官からアメリカの議会に対して共同防衛への同盟国の貢献度に関する報告というレポートが提出されているものがごく最近公表されているわけでありますが、この中の十二ページから十三ページにかけて、日本に駐留している米軍の役割について記述をしたくだりがあるわけでありますが、ここ……

第101回国会 議院運営委員会 第5号(1984/02/10、13期、日本社会党)

○野田哲君 同一大学の同一学部の出身者がおっちゃいけないというような区分がある場合があるのです。

第101回国会 議院運営委員会 第16号(1984/05/18、13期、日本社会党)

○野田哲君 国会職員法の一部を改正する法律案について事務総長の見解を承っておきたいと思います。  この法律は、去る昭和五十六年に制定された国家公務員に対する定年制の実施、これに連動した形で改正を行おうとする趣旨でありますけれども、国家公務員法の改正によって国家公務員に定年制を導入するに当たりまして、衆参両院で審議をしてまいりました過程で三つの点について附帯決議がつけられております。その趣旨によって、同様の趣旨を考えてこの国会の職員にも適用していこうとする場合には、まず第一は、第十五条の二に定める定年年齢について、民間の動向に顕著な変化を来した場合には、速やかにその引き上げを検討すべきではないか……

第101回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1984/08/28、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、人事院の勧告の問題について、順を追って人事院と関係大臣にただすつもりでおりましたが、官房長官の方は何かよんどころない時間の都合もあるようでございますので、先に官房長官にかかわる問題について見解を伺っておきたいと思います。  ことしの四月四日のことでありますけれども、藤波官房長官、それから坂本労働大臣、そして総務庁になる前の中西総理府総務長官、この三大臣が政府を代表して労働四団体の代表と会見をされています。そして、ここの席で官房長官は、仲裁裁定、人事院勧告が出された場合、政府は完全実施に向けて誠意を持って取り組む、こういう政府の考え方を表明されたというふうに伺っているわけであり……

第101回国会 内閣委員会 第3号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、防衛庁長官にお伺いをいたしたいと思いますが、アメリカの国防長官が近く来日されて栗原防衛庁長官と話し合われるという報道があるわけですが、具体的にはいつごろ日本に見えられることになるんですか。
【次の発言】 課題については、どういうものを予定されているんですか。
【次の発言】 これはどうなんでしょうか。日本の防衛庁長官だけに会いに来られるということなのか、それともあるいは周辺諸国を前後に図られる予定があるのかどうか、その辺はいかがなんですか。
【次の発言】 それでは、長官の方は今年中ぐらいを考えてみて、訪米の計画はお持ちですか、どうですか。

第101回国会 内閣委員会 第4号(1984/04/07、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、行政管理庁長官にお伺いいたしますが、官房長官時代のことについてちょっとお伺いしたいんですが、大韓航空機事件の問題についてワシントンポストの記者の書いたことに対してえらい御立腹のようでございますが、一体あれはどういう経過でありましたのか、ちょっと聞かしていただきたいんです。
【次の発言】 意見の食い違いはなかったということであるようですが、事実はどういう経過であったんですか。
【次の発言】 その点、わかりました。いずれまた機会を見て伺いたいと思います。  もう一つ、行政管理庁長官あるいは関係の政府委員の方で結構ですが、臨時行政調査会の答申の中で特殊法人等に対する改善措置について……

第101回国会 内閣委員会 第5号(1984/04/12、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、宮内庁の方にお伺いをしたいわけですが、二年ばかり前に三笠宮寛仁殿下が皇籍を離れたいということを申し出られて随分新聞やマスコミで大きく報道されたことがあるわけでありますが、その経過といいますか、どういう事情で皇籍を離れたいという申し出があったわけですか。
【次の発言】 今説明を承ったわけですが、当時の新聞によると、インタビューに応じられた記事もあるわけですけれども、宮中の行事などが大変な激務でそのために社会的な活動ができない、こういうふうなことを述べておられるわけですが、まだ寛仁殿下は三十歳台でお若いわけですけれども、八十二歳の天皇陛下が務めておられるんですが、三十歳台の三笠宮……

第101回国会 内閣委員会 第8号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○野田哲君 きょう、私は、最近また議論になっている有事法制の研究と運輸省の所管事項についてこれがどういうふうにかかわっているのか、こういう点について、防衛庁とそれから運輸省のそれぞれの政府委員並びに大臣に、現在の状況なり見解を承ってまいりたいと考えているわけです。  まず、防衛庁の方に先に伺いますが、防衛庁の方では有事法制について、最近の報道によりますと、栗原防衛庁長官は、自衛隊の有事即応態勢強化の一環として進めている有事法制研究のうち、道交法、電波法など、防衛庁を除く省庁が所管する法令に関する検討結果を今秋をめどに国会に中間報告をする、こういう意向を固めているということが報道されていますが、……

第101回国会 内閣委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本社会党)

○野田哲君 恩給法の審議をやっているわけですが、まず恩給の問題と心情的に非常にかかわっております靖国神社の問題について官房長官に伺いたいと思います。  新聞の報道するところによりますと、去る四月十三日に、中曽根総理は自由民主党から靖国神社問題についての党としての見解を受け取られた、こういう報道がありますが、その点は事実でありますか。
【次の発言】 その内容は、いろいろ報道されておりますし、私の手元の資料によりますと、第一項から第五項までになっていて、その中で要点を要約いたしますと、   公的機関が、慰霊、表敬、慶祝等を行うことが適当であると考えられる場合に、その目的で神社・寺院等を訪れて礼拝等……

第102回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1985/08/27、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、この機会に中曽根総理の補佐役である藤波官房長官に対して、中曽根総理の政治手法、これは国会軽視も甚だしいのではないか、こういう点で苦言を呈しておきたいと思うわけです。いずれまた正式に国会が開かれればこの点は大きな議論になると思うわけです。どういう点が問題であるかといえば、国家としての重要な基本政策で、国会でもこれまでに長い間何回も議論されてきた国政の基本的な政策を国会が開かれていないときに大きく変更する、その変更の口実を私的諮問機関という公的でない機関を勝手に官房長官や総理がつくって、自分の都合のいいような答申を出して、これを得たりや応と、そのことを口実にして国政の重要な基本政……

第102回国会 内閣委員会 第3号(1984/12/20、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、今回提案をされている給与法について、法的側面について幾つか政府と人事院、法制局にただしてまいりたいと思います。  国家公務員法の二十八条「情勢適応の原則」によりますと、「この法律に基いて定められる給与、勤務時間その他勤務条件に関する基礎事項は、国会により社会一般の情勢に適応するように、随時これを変更することができる。その変更に関しては、人事院においてこれを勧告することを怠ってはならない。」、こういうふうになっているわけであります。したがって、国会に対して行われた勧告というのは、ただいま後藤田総務庁長官が説明をされたものとは異なるものが国会に勧告をされているわけであります。二十……

第102回国会 内閣委員会 第6号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○野田哲君 総務庁と大蔵省と厚生省の三つの支局の今後の取り扱いについての法案が提出されているわけでありますけれども、この中で特に福岡の財務支局、この取り扱いぐらい二転、三転して政府の方針がその都度変わってきたことは今まで法制機構を取り扱う上で例を見ないことだったと思うんです。やっと落ちつくところへ落ちついたかという感を持っているわけでありますけれども、今回の提案に当たりまして、その理由として、「三支局をめぐる行政環境には著しい状況の変化を生じている」、こういうふうに提案理由で述べておられるわけでありますが、具体的にどのような行政環境の変化があったのか、あるいは行政需要の変化があったのか、それぞ……

第102回国会 内閣委員会 第8号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○野田哲君 きょうは危機管理体制、特に危機管理体制ということになりますと分野がかなり広範にわたりますが、防衛面を中心にして政府の考え方を伺ってまいりたいと思います。  昨年の七月に、中西国務大臣が危機管理担当国務大臣という耳なれない新しい任務に任命をされたわけでありますが、そして内閣に危機管理等特命事項担当室というポストが設置されて、数人のスタッフがそこに集められて危機管理体制についての検討を始めたということでこの問題が注目をされてきております。  そこで、政府部内でこの危機管理体制の問題がどのように検討されてきているか、私なりに政府部内にあるいろいろ文献を勉強してみますと、非常に重要な問題を……

第103回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号(1985/11/20、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、外務大臣にお伺いいたしますが、昨日からジュネーブで開かれている米ソの首脳会談について、ある程度途中経過の中身の報道があれば具体的にそれに基づいてお伺いをしたいというふうに考えていたわけであります。まだ中身の具体的な発表はないようでありますが、この米ソの首脳会談について日本政府としてはどのような期待を持っておられるのか、まずそこから伺います。
【次の発言】 フィリピン問題について若干外務大臣に伺いたいと思うのですが、最近しきりにフィリピンの政情不安が伝えられています。安倍外務大臣は最近フィリピンの大統領夫人ともお会いになっているようでありますし、今のフィリピン問題についてもかな……

第103回国会 内閣委員会 第5号(1985/12/12、13期、日本社会党)

○野田哲君 今回の許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案は、二十六法律の各省庁の所管にかかる事柄が一本の法律になっています。このような法律案の是非については、過去何回も衆参両院で議論されています。一番新しいところでは、さきの百二通常国会での補助金削減一括法を審議する補助金等特別委員会でも大きな議論になりました。そして各党協議の上、ここにもいらっしゃる桧垣特別委員長見解が示されたわけであります。この桧垣特別委員長見解というのは、昭和六十年五月十一日に補助金等特別委員会で示されたわけでありまして、「参議院としての審議権を確保する上で、このような多くの行政分野にわたる補助金を一……

第103回国会 内閣委員会 第6号(1985/12/13、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、本年度の人事院の勧告の取り扱いについて政府部内で非常に長い期間が経過したわけでありますけれども、その決定に至るまでには総務庁長官も、私もそばから見ておりますと、非常に努力をされ、公務員関係の労働組合の諸君とも何回も会われて、公務員の組合の意向などについても十分検討されて、結果として、ここ二、三年来とられたような凍結とか、あるいは率を切り下げて別の俸給表をつくる、こういう措置をとられないで、五・七四%の勧告を実施されることになった、そのことについての総務庁長官の御努力については私どもも評価をするにやぶさかではないわけであります。せっかく努力をされたわけでありますけれども、残念な……

第103回国会 内閣委員会 第8号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、職域年金部分の改善につきまして、私どもといたしましては、職域年金部分の乗率千分の一・五については千分の二に引き上げることを衆議院、参議院の本案の審議の過程において強く求めてきたわけであります。この点につきましては今後ぜひ前向きに検討してもらいたいと考えているところでありますが、まず大蔵省の見解を伺っておきます。
【次の発言】 竹下大蔵大臣、一両年という表現ですが、日本語独特の玉虫色といいますか、非常に含蓄のある言葉です。法律に書いた日本語でも、当分の間というのが戦後三十数年続いている地方事務官の制度などもあるわけでありまして、法律に書いていても当分の間が三十数年に延びているわ……

第103回国会 予算委員会 第4号(1985/11/06、13期、日本社会党)

○野田哲君 最初に総理の一身上の問題について伺っておきたいと思うのです。私も個人的な問題をあげつらうことは本意ではないんですが、問題が一国を代表する総理の名誉にかかわることでもあるし、政治倫理にかかわることでもありますから、ただしておきたいと思いますし、総理もせっかく弁明の機会でもあるわけですから、明確に答えていただきたいと思います。  総理は、一九七七年四月十三日、昭和五十二年衆議院のロッキード問題の調査特別委員会で証人として出席をされました。そのときに、いわゆる殖産住宅事件、東郷民安氏が公判で明らかにした、東郷氏から中曽根総理の秘書の上和田さんの口座に五億円の金が振り込まれた、この問題につ……

第104回国会 内閣委員会 第2号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、官房長官にお伺いをいたします。  総理官邸の方は、最近は皇室外交を進めることに殊のほか熱心なようでありますが、皇太子夫妻の訪韓について現在どのような協議が両国間で行われているのか、この説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今、外務省の方から答弁があったんですが、後藤田長官、あなたの方ではどういうふうにこの問題協議されているんですか。
【次の発言】 今、外務省の審議官は、具体的なことは何ら進んでいないと、こういう答弁があったわけですが、これは外務大臣の記者会見の報道やあるいは予算委員会での安倍外務大臣の答弁とはかなり違うんじゃないですか。  外務大臣の記者会見での発表を……

第104回国会 内閣委員会 第3号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、恩給の引き上げ措置の前提となる公務員給与の取り扱いの問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、その前に、この公務員給与とも極めてかかわりの深い問題について、とりわけ与党の中で国際経済問題について長く責任者を務めてこられ、そして閣内で重要なポストにある国務大臣としての総務庁長官にお伺いをいたしたいと思います。  去る四月七日に、中曽根総理が特に設置をされた私的諮問機関である国際協調のための経済構造調整研究会、通称経構研と言われておりますが、この研究会が総理あてに報告書を提出をされています。この報告書は、単なる一私的諮問機関の報告書というよりも、国際的にも今非常に重要な位置づけ……

第104回国会 内閣委員会 第4号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○野田哲君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について速やかに検討のうえ善処すべきである。  一、恩給の改定実施時期については、現職公務員の給与改定時期を考慮し、均衡を失し  ないよう配慮するとともに、各種改善を同時期に一体化して実施するよう努めること。  一、恩給の最低保障額については、引き続きその引上げ等を図るとともに……

第104回国会 内閣委員会 第10号(1986/05/21、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に、警察庁の方にお伺いをしておきます。  この間の東京サミットにおける警備状況、これは大変な厳しい警備で、まさに東京戒厳令、こういう状態であったわけであります。私自身も、国会の公用車で通行中にとめられて、自分が国会議員であるということを名のっても車の中を調べられ、トランクまであけて調べられる、こういう状況であったわけですし、通行人が携帯をしているマーケットの買い物袋まであけて調べられる、こういう状態もあったわけでありますが、一体、この戒厳令とも言われているような最高の厳戒体制というのは、いつからいつまで、どのような人員でこういう警備体制をとったのか、まずその点を伺いたいと思……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1986/08/28、14期、日本社会党)

○野田哲君 ただいま本年の人事院の勧告について人事院の総裁から御説明があり、そして担当の玉置総務庁長官から考え方の表明があったわけでございますが、なかなか、受けとめ方によっていろんな受けとめ方ができるような、極めて含みのある見解であったように思えるわけでありますが、前総務庁長官であり、そして政府の給与関係閣僚会議を主宰する後藤田官房長官から、重ねて政府の考え方についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 重ねて官房長官、後の予定があるようでありますから、またお帰りになってお聞きしたいこともあるのですが、その前にお伺いしておきたいと思うんです。  九月十一日に臨時国会の召集が予定をされて……

第107回国会 内閣委員会 第1号(1986/10/28、14期、日本社会党)

○野田哲君 最初に、総務庁の別の所管事項について二、三お伺いをしておきたいと思います。  まず一つは、行政監察の問題でありますけれども、新聞の報道等を拝見いたしますと、山梨県の国体の実施状況について山梨県の総務庁の機関が行政監察をやる、こういう予定だったところ、金丸副総理から、何で山梨県だけやるのかと、こういうことで取りやめになったというようなことの報道があります。総務庁の方では、国体というのは山梨県だけのローカル的な問題ではなくて、全国的な視野に立った立場でやる必要があるから山梨県だけでやるのは中止をしなさい、こういう指示を出したように報道されているわけであります。私も当委員会で国体のあり方……

第107回国会 内閣委員会 第3号(1986/11/27、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず最初に、非常に素朴な質問を行って防衛庁の見解をただしたいと思うんですが、今回のこの海上自衛隊三百五十二人、航空自衛隊二百三十一人、この増員の定数改正でありますけれども、私ども不可解に思うのは、現在海上自衛隊では二千人以上の欠員がある。航空自衛隊についても二千人以上の欠員がある、こういう状態にあるわけですから、定数を改正しなくても充足率を上げることによって今の定数改正で増員を要求されている人数は今の定数内で楽々確保できる、こういう現況にあるのではないかと思うんですが、このような二千人以上の欠員がありながらなぜ今回法律改正を提出をされたのか、そこのところの経過について、考え方につい……

第107回国会 内閣委員会 第5号(1986/12/09、14期、日本社会党)

○野田哲君 防衛二法の審議に関連をいたしまして、総合安全保障という立場から総理に何点かお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、最近アメリカで非常に大きな問題になっている、そして世界の注目を浴びている、イランゲートとかいろんな呼び名があるようでありますけれども、ホワイトハウスの展開をした対イラン、対ニカラグアの反政府ゲリラに対する秘密外交工作、このことに関連をして、まず中曽根総理に二、三お伺いをいたしたいと思います。  今問題になっているのは、レバノンで人質になった米人の釈放のために、イランの影響力の行使を求めるために秘密裏にアメリカが武器を提供した、そしてその代金をニカラグアの反政府ゲリ……

第107回国会 内閣委員会 第8号(1986/12/18、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず、総理に行政改革に関連した幾つかの問題でお伺いする前に、総則と総務庁長官と当委員会で同席をされているところで、総務庁長官に一点お伺いをいたしたいと思います。  一九六五年、昭和四十年に、同和対策審議会の答申は「同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、」「これを未解決に放置することは断じて許されないことであり、その早急な解決こそ国の責務であり、同時に国民的課題である」このように述べています。  この答申に基づきまして、一九六九年、昭和四十四年の同和対策事業特別措置法、そして引き続いて地域改善対策特別措置法によって、今日まで十八年間、同和対策事業は環境改善……

第107回国会 予算委員会 第1号(1986/10/06、14期、日本社会党)

○野田哲君 まず、三選を果たされました総理に対して、冒頭に総理の政治理念あるいは憲法に対する考え方についてお伺いをしておきたいと思うんです。  まず最初に、昨年の軽井沢における自民党のセミナーで総理が特別講演をされていらっしゃる。そこで述べられたことについて二、三お伺いをいたしたいと思うんです。  総理はあの講演の中で、自分がぶっ壊れていいという憲法はない。もちろん改正はできるが、自分が破壊されていいという憲法はあるはずがない。国家もしかり。そういう考えで防衛をもう一回取り上げて、政治のレギュラーに、正常な扱いに入れて云々、こういうふうに述べておられるわけですが、総理は、今の日本国憲法では日本……

第107回国会 予算委員会 第5号(1986/11/11、14期、日本社会党)

○野田哲君 SDIの問題について総理、それから外務大臣に幾つか疑問を述べて見解を承りたいと思います。  総理と外務大臣は、十一月七日の当委員会での安恒委員の質問に答えて、SDIは我が国を含め西側諸国全体の防衛システムである、こういうふうに答えておられるわけですが、日本を含めた西側諸国全体の防衛システムを共同で研究し、開発をし、配備をしていく、こういうことに日本が加わるということは、これは憲法第九条の禁止している集団的自衛権の行使、この点から見て私は疑問がある。こういうふうに申し上げて、それに対するまず見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 研究が完成をして配備される段階になると、一切手を引く……

第108回国会 予算委員会 第2号(1987/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理にお伺いをいたしますが、総理は四月の二十九日から約一週間アメリカを訪問される、こういうふうに報道されておりますが、この日米首脳会談に臨まれる総理としての考え方といいますか、日本としての課題、これについてどのようにお考えになっておられるか、まずその点からお伺いいたします。
【次の発言】 昨年の総理の訪米のときにはいわゆる前川レポートを持っていかれた。これは国会の中でも自民党の党内でも後からかなり議論になった。こういう経過があるわけでありますし、総理が最初に総理として訪問されたときには、四海峡の、あれは後で訂正されましたが、三海峡の封鎖とかあるいは日本列島不沈空母化、こういう……

第108回国会 予算委員会 第5号(1987/05/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、予算委員会の理事として、これからの参議院における予算審議を進めていく予算委員会の運営の衝に当たる者として、午前中の福間委員の質問にさらに重ねて二、三点総理に確認をしておきたいと思うんです。  まず、ハワイ発言の問題であります。  総理は、今回の訪米に当たって、会期のことについては記者懇談会でも触れていない、こういうふうに午前中に答えておられるわけでありますけれども、私どもとしても国民としても、昨年来の総理の言動につきましては、やはり昨年の選挙のこと、あるいは売上税のこと、どうしてもまゆにつばをつけて聞かなければならない、こういう心境になっているわけであります。  そこで、重ね……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、大蔵大臣とそれから防衛庁長官に伺いたいわけですけれども、政府の方で新しい防衛関係費の歯どめとして、中期防衛力整備計画、十八兆四千億円程度を新たな歯どめとして決定をされたわけでありますけれども、この十八兆四千億円は昭和六十五年度末で中期防が完了する時点ではどの程度の金額になっているのか、こういう点、その推定額を検討されたことがありますか。
【次の発言】 経済見通しては、六十五年までの経済見通しがあるわけですね。  そこで、参考のために私が検討した仮定計算例を資料としてお配りをしておりますので、この点について触れながら質問させていただきたいと思うんですが、十八兆四千億を六十年度価……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、四年半政権を担当されて、遅くともことしの十月末までにはその任を終えようとされている中曽根総理の今日までの政治を総括して、中曽根政治総決算という立場で総理にまずその政治信条について伺いたいと思います。  ことしの一月二十六日のこの通常国会の初めに行われた総理の施政方針演説、これは総理にとっては恐らく最後の施政方針演説になると思うんですが、この総理の施政方針演説に対する各新聞の論評、社説を見ると、その見出しはこういうふうになっています。朝日新聞は、「「言うこと」と「すること」の差」。毎日新聞、「演説と政策に矛盾はないか」。東京新聞、「首相演説の自己矛盾」。日経、「言葉と現実が矛盾……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和六十二年度予算三案に反対、日本社会党・護憲共同及び公明党・国民会議の共同提出に係る修正案に賛成の討論を行うものであります。  中曽根総理は本院での予算審議が開始されてすぐ日米首脳会談に臨んだのでありましたが、結果は、見るべき成果もなく、明らかに失敗であったと言わざるを得ません。  百三十円台突入という行き過ぎた円高の原因は、我が国だけの責任ではないはずであります。アメリカの巨額な財政赤字と貿易赤字、この双子の赤字の解消なくして、為替相場の安定など到底期待できないのであります。  とりわけ、米国の軍事費削減が……

第109回国会 内閣委員会 第2号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 ただいま説明のありました人事院の勧告につきまして、若干の質問を行いたいと思います。  まず、今度の勧告の一つの特徴は、週休二日制について、従来より一歩進めて四週六休制、この実施を勧告されていること、このことの積極的な面については評価するものでありますけれども、せっかく四週六休制の本格実施を勧告されているわけでありますけれども、若干やはり歯切れの悪いところがある。その点をこれからどう扱われるかというところが気になるわけであります。その一つは、四週六休制の実施について実施時期を明示されていないということ。それからもう一つは、将来へ向けての完全週休二日制の実施について展望を示されていない……

第109回国会 内閣委員会 第3号(1987/09/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず今後の防衛政策といいますか、全体について伺いたいと思います。そこで、日本の防衛に非常に深くかかわっているアメリカの国防報告について伺って、アメリカが一体日本の防衛に対して何を求めているのか、何を期待をしているのか、そしてそれに対して日本の政府あるいは防衛庁としてどう対応しようとしているのか、こういう点からまず伺ってまいりたいと思います。  最初に、一九八七年度アメリカ国防報告、昨年春発表されているものでありますけれども、その中の日本関連部分についての見解を伺いたいと思います。昨年発表されている一九八七年度米国防報告の日本関連部分の中で次のような記述があります。「日本は、その重要……

第109回国会 予算委員会 第2号(1987/07/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 恐らく中曽根総理とこういう形で論争するのは最後の機会になると思いますので、四年半の中曽根総理のもとで行われた日本の政治の総括という立場に立って、幾つかまず基本的な点について伺いたいと思うんです。  今度の第百九臨時国会は、百八国会が終わってからわずか三十八日、予算が成立してからわずか四十五日でまた開会されて補正予算が提出される。このことは、中曽根内閣の先見性が欠けているのではないか、そしてまた政治に対する責任感の欠落を示すものではないか。総理はかつて税制改革法案について、これができなければ死んでも死に切れないとまで言った税制改革、これが国民の大きな反対によって廃案になったこと、そし……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 総理に、今回の緊急経済対策とこれに関連した今後の財政運営について、再度見解をただしておきたいと思うんです。  総理は、今回の補正予算審議の過程で、私やそれから自由民主党の大河原委員からの、昭和六十五年度までに特例公債依存体質からの脱却、この目標は達成可能であるのか、こういう趣旨の質問に対して、達成は不可能ではない、こういうふうに答弁をされているわけであります。そこでさらにこのことに関連をして我が党の安恒委員から、達成可能であるならば六十五年までの各年次別の計画を示すよう求めたところ、大蔵省当局では数字的な根拠は示せない、こういう回答があったわけでありまして、総理の答弁と大蔵省の答弁……

第109回国会 予算委員会 第6号(1987/07/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  反対の第一の理由は、本補正予算案が内需拡大による円高不況克服、対外経済摩擦緩和という喫緊の課題に対し、時期おくれ小出しであり、何ら有効な施策となっていない点であります。  我が党が当初予算審議においても、六十二年度予算が内需拡大に対し無力な予算であることを再三にわたり指摘し、本格的な政策の転換を要求したにもかかわらず、政府は全く耳をかそうとしなかったのであります。しかるに、本予算成立後わずか二カ月もたたないうちに経済対策を理由に補正予算案の提出に至ったこ……

第111回国会 内閣委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず最初に伺いたいのは、きょうの新聞の報道によりますと、瓦長官、年明け早々に訪米をされるという予定が発表されておりますけれども、この間栗原前長官が訪米されたばかりで、それからわずか二カ月ぐらいたってまたなぜ日本から防衛庁長官が訪来をしなければならないのか、一体今訪米しなければならない懸案事項どんなことがあるのか、どういう目的で訪米されるのか、その点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 具体的な懸案について長官からお話がなかったわけでありますけれども、やはり国民の目に映るのは、日本の防衛庁長官が事あるごとにワシントンに行ってペンタゴンを訪問する、このことがいかにもアメリカの……

第111回国会 内閣委員会 第2号(1987/12/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、人事院の総裁に伺いたいと思いますが、八月六日に勧告を行われたわけであります。当時は、臨時国会の会期中であります。そして、九月十九日まで会期は続いたわけであります。勧告の日から一カ月以上もまだ国会は開かれていたわけであります。毎年毎年、公務員の給与の改定が四月一日から行われるものが、十二月のもうちまたにジングルベルが鳴るころにならないと決まらない、こういう状態がずっと続いているわけであります。このことについて、この席で歴代の官房長官あるいは総務庁長官は、何回も私どもの質疑に対して、早くやりたいと思います、できることならば勧告が出されてから一番近い国会で決着をつけたい、こういう答……

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 竹下内閣が発足をして約一カ月を経過するわけでありまして、当初は調査によりますと五〇%台の支持率、こういうことで随分高い支持率だなと私どもは面食らったわけでありますけれども、最近のある新聞の調査によりますと三〇%台、こういうことで、これは最近のドルと同じように乱高下が激しいなと思っているわけであります。結局、いろいろ原因を調べてみると、この一カ月の間の非常に重要な日本の政治課題、ガットに対する日本政府の対応が不鮮明、あるいは税制改革に対しての中曽根前総理の国民に約束したことの白紙還元、あるいは土地対策に対するこの国会での対応が全く具体性がない。さらにはアメリカの駐留軍への負担をふやす……

第112回国会 内閣委員会 第4号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総務庁長官に公務員の週休二日制の問題、それと関連する官公庁の土曜閉庁の問題について伺いたいと思います。  これらの問題につきましては、今日までの新聞の報道や衆議院の内閣委員会における高鳥長官の答弁を聞いて、非常に積極的なリーダーシップを持ってこの問題に対応されようとしていることにまず心から敬意を表したいと思います。  さて、この問題につきましては、まず第一は労働時間の短縮という労働条件にかかわる問題で、公務員関係の労働組合や職員団体との間で最大限の合意が望まれるところであります。かつて四週六休制の試行段階で、省庁によっては労使間の合意が形成されないために、同じ公務員の中でもそ……

第112回国会 内閣委員会 第6号(1988/04/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、恩給法の具体的な内容に入る前に、せっかく官房長官に出席をいただいておりますので、最初に緊急の問題について二、三伺いたいと思います。  けさの報道は、新聞、テレビ一斉にトップで、ペルシャ湾におけるイランとアメリカとの軍事紛争の問題を報じております。日本にとっても非常に関係の深い地域でございますし、また日本は外交路線としてイラン、イラク両方に対してパイプを持つということで、今までイラン・イラク紛争に対しても調整の努力をしてきたという経過もございますので、今回の軍事紛争についてどのような情報が政府に入っているのか、そしてまたこれは一過性のもので終われば一番結構なことでありますけれど……

第112回国会 内閣委員会 第7号(1988/04/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私ども、今周辺諸国に非常に気を使った措置の法案を審議しているわけですが、政府の一員である閣僚が周辺諸国との関係をぶち壊すような発言が最近またまた行われていることは大変私は残念に思うし、問題に感じているわけであります。  そこで具体的に伺いますが、四月二十二日に奥野国土庁長官の発言を新聞等で拝見したわけでありますけれども、発言の内容は省略をいたしますが、このことに中国あるいは韓国で非常に厳しい批判の声が上がっている。このまま放置をすると中国との友好関係も憂慮せざるを得ない、こういう懸念を持たれているわけですが、政府としてはあの奥野国土庁長官の発言についてどういうふうに受けとめておられ……

第112回国会 内閣委員会 第8号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 官房長官大分お取り込みのようでありますけれども、法案の内容に入る前に所管事項について二つばかり伺いたいと思います。  まず最初に、きのう総理府の中で家宅捜査があり逮捕者が出た、こういうショッキングな事件が報道されております。行政機構の中枢であり、総理や官房長官の直属のところにこのような不祥事件が起きたということは、これは大変重大なことだと思います。この事件の概要と、官房長官としてはどのような所見をお持ちであるのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 中曽根内閣時代のことでありますけれども、片や公務員に対しても行政改革によって厳しい給与の抑制など耐乏を求めながら、片やその中枢にお……

第112回国会 内閣委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 五名の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。内閣委員会の理事を務めている社会党の野田でございます。  まず、富永さんにお伺いをいたしたいと思います。  先ほど来の御意見の中で戦後処理問題懇談会のことについてお触れになっているわけでありまして、御指摘の点は私ももっともだと思う点があるわけであります。私どももこの委員会で先般来議論をした中で、この戦後処理問題懇談会は私的諮問機関であって、私的諮問機関というのは法律による公的な審議会と違って個々の委員が参考意見を述べるにすぎない、したがってまとまった意見あるいは答申を出すべきものではない、こういう政府見解があるわけでありますから、そういう立……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理に伺いたいと思いますが、先日衆議院において、予算委員長と法務委員長が辞任をされて委員長を交代されるという問題が起きました。これは衆議院の問題だからということで参議院で見過ごすことができない重要な問題を含んでいると思うのです。この問題で今問われているのは、衆議院、参議院を含めた国会の権威の問題、国会議員としての倫理観の問題、責任感、品性が問われていると思うんです。今回のこの相沢法務委員長、浜田予算委員長辞任の引き起こした問題について、国民の皆さんの見方というのは非常に厳しいものがあるわけであります。  竹下総理は、ハウスの問題には行政府はコメントしない、こういうことでこの問……

第112回国会 予算委員会 第5号(1988/03/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず瓦防衛庁長官に伺いますが、二月十八日にアメリカの国防報告、それから統合参謀本部の軍事情勢報告が発表されているわけですが、この中で日本の関連部分もかなり重要な内容を含んでいるわけですが、これに対してどのような評価をされているのか、どういう見解をお持ちか、まずそこから伺います。
【次の発言】 軍事情勢報告の中で、ガイドラインに基づく研究と、それから日本のウオータイム・ホスト・ネーション・サポート協定の可能性について触れている部分があるわけですが、その内容について御説明いただきたい。これは外務省の政府委員で結構です。
【次の発言】 その前段のところで、ウオータイム・ホスト・ネーション……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/03/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 今昭和六十三年度予算の審議が続けられておりまして、総括質疑では我が党の質問はこれが最後になりますので、この機会に総理や大蔵大臣、関係大臣の見解を伺っておきたいと思うんです。  憲法六十条による昭和六十三年度予算の自然成立の日は四月八日であります。逆に言えば、四月七日までは参議院としての審議期間を保証されているわけです。例年の予算の審議日数の例を見ても、数日間はどうしても四月に入らざるを得ないと思うんですが、政府は暫定予算の準備をしておられますかどうか。
【次の発言】 空白が四、五日間でも生じたということになったときはどうされますか。

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、文部省の所管のことについて最初に伺いますが、外国に在住する日本人の子弟のための教育施設で働いている教職員の数は今どのぐらいいらっしゃるわけですか。
【次の発言】 この人たちはどのような方法で選考されて外国へ赴任をしているわけですか、この人事管理の内容について御説明いただきたいと思うんです。
【次の発言】 この外国で勤務する教職員の方たちの給与制度はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 外務省の方の在外公館勤務の外交官の給与制度はどのようになっておりますか。
【次の発言】 この外交官の場合の標準的なワシントン在住の三号という等級の方ですか、この方が一つの基準になってい……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/04/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、きょうは防衛費のあり方について大蔵大臣、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  昭和六十三年度の予算案の防衛関係費が三兆七千三億円、伸び率で五・二%、GNP対比一・〇一四%、こうなっているわけです。アメリカからは非常に高く評価されているわけですが、アジアの国々の中ではこれに懸念を表明しているところもあるわけです。防衛庁長官は、この防衛予算の決定に当たって、大綱の「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」に定めている「経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、」、こういう考え方が防衛計画の大綱にあるわけでありますけれども、このことは念頭に置いておられたのかどうか。

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず、総理と大蔵大臣に伺います。  昭和六十三年度が既に始まっているのに本予算が成立をしていない。法律上も財政制度上も認められていない予算の空白という異常事態が生じています。この責任をどうお考えになりますか。  さらに、昭和五十七年度以来、本委員会は予算の空白の除去を政府に要請して、ことしも原予算委員長から暫定予算準備が命ぜられていたのに、なぜ三月三十一日までに暫定予算が国会を通過するよう取り運ばなかったのか。総理と大蔵大臣のこの問題についての見解もあわせて伺いたいと思います。
【次の発言】 今回の事態の責任については、今総理も感じているということですけれども、直接の今回の事態の原……


15期(1989/07/23〜)

第119回国会 地方行政委員会 第1号(1990/10/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび地方行政委員長に選任されました野田哲でございます。  申し上げるまでもございませんが、本委員会は地方行政の改革並びに警察、消防の健全な運営を図り、もって公共の秩序の維持と住民の福祉向上に資する重要な使命を担った委員会でございます。その委員長の職責はまことに重大なものと痛感しているところでございます。  微力ではございますが、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、本委員会の公正円満な運営に心がけ、職責を果たしていきたいと考えております。  何とぞよろしくお願いいたします。  こ……

第119回国会 地方行政委員会 第2号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  請願の審査を行います。  請願第三八号国庫補助負担率の復元に関する請願外四件を議題といたします。  まず、理事会において協議いたしました結果について、専門員に報告いたさせます。竹村専門員。
【次の発言】 それでは、理事会において協議いたしましたとおり、第三九号固定資産税の評価替えに伴う負担の増大の緩和に関する請願外一件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第三八号国庫補助負担率の復元に関する請願外二件は保留といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第120回国会 地方行政委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。  風俗営業等に関する制度及び運用につきまして調査検討のため、小委員六名から成る風俗営業等に関する小委員会を設置したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、小委員及び小委員長の選任につきましては、先……

第120回国会 地方行政委員会 第2号(1991/02/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月五日、秋山肇君が委員を辞任され、その補欠として山東昭子君が選任されました。
【次の発言】 この際、吹田国務大臣及び岡島自治政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。吹田国務大臣。
【次の発言】 岡島自治政務次官。
【次の発言】 地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策について、吹田国務大臣から所信を聴取いたします。吹田国務大臣。
【次の発言】 次に、平成三年度自治省関係予算及び警察庁関係予算の……

第120回国会 地方行政委員会 第3号(1991/03/15、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、地方行政の改革に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第120回国会 地方行政委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る三月十五日に質疑を終局しておりますので、これより直ちに討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  地方自治法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に……

第120回国会 地方行政委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  去る三月二十九日、予算委員会から、四月九日の午後の半日間、平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  本件に関する説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上をもちまして平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所官のうち警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫についての委嘱審査は終了いた……

第120回国会 地方行政委員会 第6号(1991/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十五日、篠崎年子君、野別隆俊君、栗村和夫君、後藤正夫君、山東昭子君及び岩本久人君が委員を辞任され、その補欠として三石久江君、庄司中君、会田長栄君、大島慶久君、西田吉宏君及び山口哲夫君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  再生資源の利用の促進に関する法律案について、商工委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては……

第120回国会 地方行政委員会 第7号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十六日、三石久江君、庄司中君、会田長栄君、山口哲夫君、大島慶久君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として篠崎年子君、野別隆俊君、栗村和夫君、岩本久人君、後藤正夫君及び山東昭子君が選任されました。
【次の発言】 地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  平成三年度の地方財政計画について、政府から説明を聴取いたします。吹田自治大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。小林財政局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。

第120回国会 地方行政委員会 第8号(1991/04/24、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案審査のため、参考人として、焼津市長服部毅一君、立教大学教授和田八束君及び法政大学講師中西啓之君の御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、皆様方には極めて御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。  本案につきまして皆様からの忌憚のない御意見を拝聴し、本案の審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。  なお、議事の……

第120回国会 地方行政委員会 第9号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のあ……

第120回国会 地方行政委員会 第10号(1991/04/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、岩本久人君が委員を辞任され、その補欠として村田誠醇君が選任されました。
【次の発言】 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明につきましては、前回の委員会において聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、野別隆俊君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。

第120回国会 地方行政委員会 第11号(1991/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月一日、大渕絹子君及び村田誠醇君が委員を辞任され、その補欠として野別隆俊君及び岩本久人君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  請願第四一九号国庫補助負担率の復元に関する請願外三十一件を議題といたします。  まず、理事会において協議いたしました結果について、専門員に報告いたさせます。竹村専門員。
【次の発言】 それでは理事会において協議いたしましたとおり、第四一九号国庫補助負担率の復元に関する請願外三十一件は保留といたしたいと存じますが、御異議ご……

第121回国会 地方行政委員会 第1号(1991/08/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 私は、昨年六月に委員長に選任され、以来約一年間その任に当たってまいりましたが、理事の皆さん方を初め委員各位の御協力によりまして、無事その職員を果たすことができました。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。  なお、引き続き委員として当委員会に所属させていただくことになりましたので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第2号(1991/12/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 提出者を代表し、国際平和協力活動等に関する法律案について、提案の趣旨及びその内容について説明いたします。  今や国際情勢は、冷戦構造が終結し、対話と協調を基調とする時代に入り、東西陣営は言うに及ばず世界は平和の中で共存していく新しい国際秩序が構築されつつあります。  そのために克服すべき課題は多々ありますが、大別すれば、第一に、平和の創造と軍縮の実現に向けて、核の廃絶を含め世界の国々はどのように努力していくかということであり、第二は、地球人口の三分の二は経済発展途上国だと言われている中で、どのようにして南北間の格差を是正し、飢餓や貧困からの救済や難民や被災民、そし……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1991/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私たちが提案をいたしました国際平和活動に関する法律案は、まず第一は、政府案と一番性格の違う点は、非軍事・民生・文民を基調として積極的に国際的な平和活動を推進していこうとするものであります。  そして、その第一は、国際平和協力活動の基本原則として、協力活動の範囲について非軍事・民生・文民、この立場を明確にしていることであります。そして、自衛隊の海外派兵や武力の行使、武器の携帯を明確に否定をしているものであります。二つ目には、自衛隊とは別個の組織として、国連平和維持活動及び人道的救援活動を行うための組織として国際平和協力機構を創設して、国連等からの要請にこたえようとす……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) ただいま田議員から御質問になりましたことについてお答えをいたします。  私どもが社会党・護憲共同として、今回、非軍事・民生・文民の原則による国際貢献のための法律案を提出いたしましたのは、二つの基本的な考え方を持っているからであります。  まず一つは、自衛隊が発足して三十七年であります。その前身の警察予備隊、保安隊の期間を入れると四十一年になります。この四十一年の間 に、当初七万五千人で発足したものが、今は定員ではちょうど四倍の三十万になっています。そして、その装備、予算額も世界で有数と言われるまでに大きくなっているわけであります。このように年々肥大化することに対す……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私は、今日本が国際貢献のあり方について考える場合に一つ考えなければならないのは、国連憲章の中では依然として敵国条項というのが生きているということでありまして、五十三条、七十七条、百七条と三カ所も敵国条項が今日でも厳然として生きている。つまり、これは戦後四十六年を経過しても今なお日本やドイツ、イタリーなどは第二次世界大戦のときと同じ扱いを国連憲章の上では受けている、こういうことを示しているわけでありまして、以降日本が、今日国連の分担金は世界で二番目の分担をしている、あるいはまた経済援助についても、世界で二番目の経済援助を行っている。しかし、金だけ出してもなかなか免罪……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/12/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 合馬委員の御質問に対する答えですけれども、私も憲法学者ではございませんから、ここで先生と憲法論争をやるつもりはございませんが、私どもとしては憲法第九条について、これはもう一項、二項含めて名実ともに日本の憲法は武力を保持することを禁じている。そして、国際紛争を解決する手段としては、武力を行使することは放棄をしている。そして、この前項の目的を達するために陸海空その他の戦力は持たない、そして国の交戦権は認めない、こうなっているわけでありますから、文字どおりこの憲法九条を受けとめて、自衛隊は違憲の存在である、こういう立場をとっているわけであります。  ただ、政府の方は、国……

第123回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1992/04/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 先ほどの大城委員の御指摘がありました沖縄の基地問題について、引き続いて私からも政府側の見解を承りたいと思います。  沖縄県の復帰二十年を迎えて、先般沖縄振興開発特別措置法それから沖縄復帰に伴う特別措置法の延長が決定をされました。沖縄での第三次振興計画を推進していく、特に沖縄に非常に縁のある伊江大臣の今後の御健闘をお願いしておきたいと思います。  そこで、沖縄の振興計画を進める上で最大のネックの一つに土地問題があるということは、沖縄御出身の大城委員からも今厳しく指摘をされたとおりであります。私から申し上げるまでもないことでありますけれども、沖縄の米軍用地の占める比率は県の面積の約一一……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第2号(1992/04/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案について、発議者を代表して、提案の趣旨及びその内容について説明いたします。  まず、我が国が世界の平和の創造と民生の安定、人権の保障に積極的に貢献していくための前提となる国際情勢の特徴と国際貢献のための基本的なスタンスについてであります。  東西の冷戦構造は崩壊し、国際情勢は大きな転換期を迎えております。米ソ二つの超大国を中心とする対立の構図が世界の政治経済、軍事、社会情勢に大きな影響を及ぼした時代から、世界は、一部に国家間の紛争や民族対立などの不安定要因を抱きながらも、軍縮と協調を基調とする時代となりまし……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1992/04/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 矢田部さんにお答えいたします。  我が国は、明治以来一九四五年まで数十年の間、世界から侵略者あるいは軍国主義の国、こういう目で見られ続けていたわけでありますから、とりわけアジアの国々が受けた痛みというものは非常に大きいわけでありますし、特に最近の従軍慰安婦問題に見られるようにその後遺症はいまだに続いているわけであります。したがって、我が国の国際貢献策につきましては、PKOの問題についてもあるいはまたODAの問題についても、非軍事に徹して、いささかもアジアの国々から軍事的な面で懸念を持たれるようなものであってはならない、このように考えています。  二つ目には、日本の……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1992/05/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私どもとしては、まず第一に憲法を厳格に守っていきたい、いろんな解釈をつけて憲法の抜け道を考えるというようなやり方はよろしくない、これが第一の考え方であります。  それから二つ目には、せっかくの国際貢献がアジアの国々から懸念を持たれたり共感を持たれない、こういう国際貢献であってはならない、こういうふうに考えております。  それから三つ目には、一九五四年、自衛隊の発足に当たって本院では、自衛隊は海外に出さざること、この決議が本会議で行われておりまして、この決議は現在も生きている、これを厳格に守っていかなければいけない。  このことが、私どもが自衛隊を派遣すべきではない……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私どもの方では自衛隊の派遣を想定しておりませんので、文民について特に今急いで求められているのは選挙関係の指導、監視に当たる要員、それから文民警察、これが急いで求められておりますので、とりあえずは先遣隊として必要な人員、選挙関係でいえば十人ないし二十人、文民警官でいえば数十人、指導要員あるいは段取りをつくる要員として派遣をするのは早速にでも可能だ、こういうふうに考えているわけです。そしてまた、今提案している形の法案が通れば、それによって随時必要な求められるものから早速にでも派遣をしていくことが可能である、こういうふうに考えております。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号(1992/05/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私ども直接財政を今責任を持って担当する立場にはございませんが、やはりアジアにおける日本の立場として、カンボジアに対する今後のもろもろの問題に対応するUNTACの措置をできるだけ効果あるものにしていくために最大限の財政的な支援を行うべきだ、こういうふうに考えております。
【次の発言】 まず、地雷等の処理については「地雷、ブービートラップ及び他の類似の装置の使用の禁止又は制限に関する議定書」というのがあるわけでございまして、その中では地雷等の処理については、和平が回復したときには地雷の排除あるいは効果のないような形にするための第一義的な責任はその設置者にある、こういう……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 世界の情勢につきましては、かつてのように東西両陣営による力の対立、こういう構造がなくなってきたと、まず私どもは考えております。しかしながら、御指摘のように小規模の地域的な国家間の紛争あるいは一つの国家内での民族的な対立による紛争、こういうものがまだ続いている。この状況についても私どもとしてはその状況を厳しく認めていかなければならない、このように考えております。  ただ、私どもが今の地域的な紛争あるいは国際間の今ある紛争について救われる気持ちというのは、今までの国際間の紛争のように東西両陣営の大国の介入あるいは援助による紛争というのは終息している、こういうふうに見て……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第10号(1992/05/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) お答えいたします。  日本人全体としては温厚で平和を好む国民性だ、こういうふうに考えています。  しかし残念ながら、かつて日本が一部の指導者によって専制主義的な国家体制をとってアジア地域に対して武力で侵攻をしたこと、このことがいまだに周辺諸国の日本人に対するイメージとしてまだ尾を引いている、こういうことを非常に残念に思っております。同時にまた、戦後におきましても、例えば長崎の本島市長を襲った右翼の行動とかいうものがやはり日本人のイメージとして非常に暗いイメージを持たれているということは残念に思っています。  しかし、全体として私は日本の国民性というのね温厚で平和を……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第12号(1992/05/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) まず、私どもの提案をしている案では文民による協力という立場でございますから、第一は文民警察、それから第二番目には選挙に関する必要な要員の派遣、こういうことになりまして、この二つの分野につきましては、これは政府案と共通の立場に立っているわけでありますから、必要な法整備ができれば直ちに準備に入れる状況にあると思います。  それで、文民警察につきましては、午前中の論議の中でも現在の状況について外務省の方から十三カ国四百三十名という報告がされております。したがって、法整備ができれば直ちにUNTACと協議に入ることになりますが、その場合には七十名ないし七十五名ぐらいの要員の……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 田委員にお答えいたします。  まず、きのうのことですけれども、ある新聞に「PKO再考」という特集の記事が、これは連続で出るようでありますけれども、そこでUNTACの選挙の仕事をお手伝いに行くために男の方が三人、女性が五人成田を出発したときの記事が大きく報道されています。「草の根貢献 背伸びせず」、「カンボジアには文民こそ必要」、こういう見出しになっているわけであります。そういう形で現地でNGOの皆さん非常な貢献をされているわけでありまして、先日見えた清水さんの方から、あるいはまたいろいろ現地での活動の状況の文書などをちゃうだいして私が調べたところでは、次のような状……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第14号(1992/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私どもといたしましては、この席で何回も申し上げましたが、日本国憲法の理念に立って、そしてまたアジア各国の、政府側だけのことではなくて、国民的な感情等も踏まえ、そしてまた本院の決議、こういうことを踏まえてPKOの問題、特に当面するカンボジアの問題については非軍事、民生、文民、この三つの原則に立ってできる限りの協力をしていく、そのことが最善の方途だと、こういうふうに考えて対案を提出しているわけでございます。
【次の発言】 小林委員御承知のとおりでありますが、一九九〇年、おととしの十一月八日であったか九日であったか、そのときの国会で国連平和協力法、これが廃案になった、そ……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号(1992/06/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 昨日提案をされました自公民三党の修正案、きょうも朝から議論が続いているわけでありますが、この修正案は私が拝見をした限り、そしてきょうの議論を聞いた限りでは、自衛隊を部隊として武器を持って海外に派遣をする、この本質はいささかも変わっていない。ただ、参加をする業務について一時的に軍事部門にかかわる業務を保留しているだけでございます。したがって、私の方から提案をいたしました案とは共通項はございません。したがって、これには賛成しかねる、こういうことでございます。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 國弘委員の御質問にお答えをいたします。  国会の審議に法律によって条件を設けたり、あるいは努力目標であっても一定の拘束を課すことができるかどうか。こういう点については、同じケースで三年前一九八九年の十一月に同様の議論が、この部屋で大変ホットな議論が行われております。  それはどういう経過であるかといいますと、当時、社会党、公明党、民社党、連合、この四会派で消費税廃止法を提出いたしました。その消費税廃止法の中で、消費税を廃止した後の新しい税制について、国民税制改革協議会を設置して、そこで審議をして答申をいただく、その答申をいただいた政府とそれから国会は速やかに所要の……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第17号(1992/06/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 私どもは、明治以降数々の戦争を日本は行ってきた、これは侵略戦争であった、こういうふうに認識をしております。  そして、朝鮮半島、台湾そして中国大陸、東南アジアの国々、これを植民地化したりあるいは武力によって占領したり支配をしてきた。このことによってこれらの国々の国民の皆さんが大変な屈辱を受け、あるいは精神的にも肉体的にも、あるいはまた個人の財産の上においても大変な被害を受けていることに対しては、日本としては誠心誠意の償いをしなければならない。同時にまた、我が国としてそのことに対する反省と謝罪の意思を示すあかしとしては、憲法九条を厳格に守って、武装した自衛隊を海外に……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第18号(1992/06/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(野田哲君) 憲法九条によって私どもはこれは違憲の存在であると、こういうふうに考えております。
【次の発言】 自衛隊が雲仙・普賢岳の問題あるいは九州の風倒木の処理等で大変御苦労されている、この事実は私どもも認識をしております。
【次の発言】 私どもとしては、自衛隊ではない組織に組織がえをしてそのような役割を果たしてもらう、こういう立場に立っております。
【次の発言】 平和維持活動ということになっておりますけれども、武装して現地に行った場合にはやはり今のカンボジアでも、現地の報道がされておりますけれども、武器を使う可能性というものは全面的に否定することはできない状況にあると思いま……

第123回国会 地方行政委員会 第4号(1992/04/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず最初に、地方公務員の週休二日制の実施についての自治省の考え方について伺いたいと思います。  三月の下旬に公務員の週休二日制を実施するための法律が既に決定をいたしまして、国家公務員の場合には政令によってたしか五月から実施ということが決定されたことを承っているわけでありますが、そこで地方公務員についても既に当委員会で地方自治法の改正が行われて、週休二日制を実施するための法的措置は整ったわけでございます。  問題は、地方自治体での条例による、こういうふうになっているわけでありますから、条例でどのような形で地方公務員の週休二日制を実施するための制度がそれぞれの自治体で決定されていくか、……

第123回国会 地方行政委員会 第9号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 大蔵大臣、大変お忙しいところ、当委員会に御出席をいただきまして、ありがとうございます。  今年度の地方交付税制度を審議をするに当たりましては、今回はどうしても大蔵大臣から直接考え方を伺っておかなければ審議が完結をしないように思いますので、御出席をいただきました。  私ども、地方自治制度を議論をする場合には、きょうの午前中の審議でも、自治大臣と各委員とのやりとりの中で、地方自治の本旨という言葉が出てくるわけでございますが、憲法第八章は地方自治制度を定めておりまして、憲法九十二条では「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める」、こういうふうに……

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1992/01/24、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました野田哲でございます。  まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただきまして円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に石渡清元君、小野清子君、久世公堯君、穐山篤君、……

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1992/02/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、土地対策の基本方針及び当面の諸施策について、東家国務大臣より所信を聴取いたします。京家国務大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時九分散会

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について、建設委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時四十六分散会

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1992/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(野田哲君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 以上で本通常国会における土地問題等に関する特別委員会の議事を終……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、まず参議院の事務総長あるいは次長、関係者の方にお伺いいたしたいと思いますが、参議院改革という問題が参議院の運営改善のために議論をされています。昨年の分科会でも、先日亡くなりました同僚の須原議員が、この参議院改革を国民のための参議院の改革という観点からとらえて幾つかの問題の指摘なり提起を行っております。事務総長も同様の見地からの検討を約されておりますけれども、その後具体的にこの参議院改革に対応した事務局の改革という問題についてどう取り組んでこられているか。問題提起されておる形として、委員会の議事録を広く国民の皆さんに知っていただくための市販をするというような問題、あるいは国会活……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○野田哲君 私は、きのうに引き続いて、人事管理の問題で自治省の考えを伺いたいと思います。  まず第一に質問いたしたい点については、これは政府委員の方々は、それぞれ政府委員の方々が今日までにたどってきた経歴に関連をすることでありますので、できるだけ大臣自身の方からの所見を伺いたいと思うんです。  いま大臣の手元へ、昭和四十四年にいわゆるキャリアといわれる方々が、現在どうなっているかという名簿をお渡しをいたしましたが、大体私は間違いないと思うんです。この方々は、今日までの五年の間に、三カ所ぐらいのポストを渡り歩いて、現在では大体、昭和四十九年にそれぞれ県の課長というようなポストについておられます。……

第80回国会 農林水産委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本社会党)

○野田哲君 まず農林大臣に伺いますけれども、漁業水域の二百海里について、政令によって除外する海域及び除外する外国人、これはどの区域あるいはどの国籍の外国人を除外することになっているのか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 外務大臣に伺います。  けさの情報によりますと、韓国側は日韓漁業協定を廃棄をする、あるいはそれと合わせて竹島――向こうの呼び名では独島という表現を使っておりますが、竹島を含めた領海十二海里、そうして漁業水域二百海里、これを設定しようとしているというふうな情報がありますが、このような事態について外務大臣はどのように先方の事情を把握をしておられますか、どういう認識を持……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本社会党)

○野田哲君 どうも御苦労さまです。社会党の野田でございます。  ただいま東京近郊の人口急増都市の財政負担の生々しい実情をお聞きをいたしたわけでございますが、時間の制約もありまして、なお全体の問題に言い尽くせない点があったんじゃないかと思いますので、私の方から二、三点お伺いをいたしたいと思います。  その第一点は、下水道の問題もいま公述人の方から触れたいような口ぶりだったわけですけれども、時間の制約で触れられなかったわけでございますけれども、何といいましても、人口急増地帯において生活環境を向上さしていくための下水道の問題というのは、今日の自治体では非常に大きな課題になっているんじゃないかと思いま……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○野田哲君 公取、見えていますか。――公正取引委員会の方に若干の質問をいたしたいと思うんですが、先年非常に長時間の論議を経て独占禁止法の改正が行われたことに見られるように、公正取引委員会の業務の重要性というものは一段と強まってきていると思います。国民もまた、この公正取引委員会の業務が適正に運営されていくことを非常に期待をしていると思うわけです。その期待にこたえるためにも、事務局の職員が意欲を持って業務に当たっていく、このような職場環境でなくてはならない、こういうふうに考えるわけですが、事務局の管理者の立場にあって、その点についてどういうふうに考えておられますか。


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/06/01、12期、日本社会党)

○野田哲君 まず、外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  外務大臣二度目のお務めということになるわけですが、前回の外務大臣当時、一九七八年の五月の国連の軍縮総会、ここに日本の代表として出席をされて演説をされております。たしかあのときは大変忙しい日程の中で、JALのカーゴーを利用して帰ってこられたと思うのですが、国連の総会、一国を代表して出席をされる外務大臣がカーゴーに乗られるというのは、これは古今東西初めてのケースだと思うのですが、その演説の内容も非常に高い評価を受けております。国家間の相互不信を除去し、全面完全軍縮に向けての国際的な努力を結集すべきである、こういうふうに訴えておられるわけ……


13期(1983/06/26〜)

第103回国会 内閣委員会,地方行政委員会,文教委員会,農林水産委員会連合審査会 第1号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○野田哲君 まず、社会保障制度の前提となる経済社会情勢について総理の御見解をお伺いいたしたいと思います。  まず、「一九八〇年代経済社会の展望と指針」の中で、「我が国の社会保障は、昭和三十六年に国民皆保険、国民皆年金が実現して以後、昭和四十年代に大幅な改善が図られてきた結果、欧米諸国と比較してほぼ遜色のない水準に達している。」、こういうふうに記述されているわけであります。今の日本の社会保障制度について政府がこういう認識を持っておられるとすれば、私は大変問題があるんじゃないかというふうに思うわけであります。総理は、日本の年金制度の水準について、欧米諸国と比較して本当に遜色のない水準であるというふ……


14期(1986/07/06〜)

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 北村先生に二、三伺いたいと思います。社会党の野田でございます。  防衛の問題、防衛費の問題を議論する場合に、前提になるのは国際的な軍事情勢の見方の問題だろうと思うんです。そこのところが私ども国会で政府と議論をしても一番まずかみ合わないところです。私は今の情勢について、特にソ連のゴルバチョフ書記長就任後間もなくウラジオストクで演説された記録がありますし、それからそれ以来、昨年の十二月八日のワシントンにおける米ソ首脳会談、さらについ先日は、これも異例のことですけれども、米ソ両国の国防相の会談がベルンで行われた。そして近くまた両国の参謀総長が会談をする、こういう予定もあるようでありますが……


15期(1989/07/23〜)

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/02/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 まず外務大臣に伺いますが、二月十五日の夜、イラクの革命評議会から国連安保理事会の決議の六六〇を受け入れる用意がある、こういう趣旨の声明が出されています。これをめぐって国際的にもいろいろ評価が分かれております。アメリカやイギリスに代表される、検討の余地は全くない、こういうにべもない態度もあるし、インドやその他の非同盟諸国のように歓迎の意向を表明している国々もある。また、この問題に大きな影響力を持っている、そして和平の調停工作を行っているソ連あるいはイランなど、条件つきとはいえ初めてクウェートからの撤退の意思表示があったことを評価すべきだ、こういう受け取り方も表明されております。  こ……

第123回国会 建設委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会,逓信委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○野田哲君 社会党の野田でございますが、本日は地方行政委員の立場で建設大臣、自治大臣、国土庁長官にこの法案についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、この法案で感じることは、当初の報道によりますと関係各省庁がそれぞれ独自の構想を発表されておりましたけれども、これが一本化の実現を見た点については評価をしているところであります。  それから次に、この種の法案としては異例とも言える地方拠点都市地域の指定について知事が行う、こういうことになっている、この点もこの法案の主役が地方であるということ、地方の役割を重視されている、こういう点で評価をしているところであります。  その点は評価しながらも私ども……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

野田哲[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。