このページでは福間知之参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福間知之参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○福間知之君 私は塩ビモノマーの問題を中心に時間の制約がございますんでしぼって御質問をしたいと思います。 その前に、いま森下委員からあえて高邁な公害問題と産業経済の調和、こういう点についての御見解の表明がございました。なかなか含蓄ある御発言だと思いますので、私もあえて反対的な意見を申し上げる気はありませんけれども、時間があれば後ほど述べさしていただきたいと思います。ただ一言、今日までのわが国の公害問題は世界でもきわめて注目をされてきたという、また、それに値するまさに公害大国の名にふさわしい危害を私たちの肉体なり生活なり社会生活全般に投げかけてきたということを忘れてはならないと思うわけです。し……
○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、わが党並びに公明党共同提案の修正案に賛成し、自民党政府案及び日本共産党提出の修正案に反対する立場から討論をいたします。 自民党政府の地方財政対策は、地方交付税率を据え置いたままで交付税減額分についてはすべて借り入れとし、わずか二百二十億円ばかりの臨時特例交付金でお茶を濁す一方、減収補てんのための地方債についても、政府資金の引き受けはわずか一九%程度であり、ことごとく借入金によって急場をしのいでいるにすぎません。加えて、公共事業の地方負担についても全額地方債に依存するなど、自民党政府の地方財政対策は、地方財政の長期展望を何ら明らかにすることなく、地方財……
○福間知之君 いま同僚の寺田委員から税制の話が出ました。ちょっとついでに最初に引き続いてお聞きしたいんですけれども、いまおっしゃられた税調の第二部会ですかでの資産税とか消費税の問題ですけれども、そういう具体的な内容のさらに前提として、大蔵省がいわゆるかねてからの話題に上ってきましたところの付加価値税創設の問題、付加価値税の創設とあわせて海外諸国でやっているような所得減税を抱き合わせる一つのパターンですね、あるいはそうじゃなくても、将来的に所得減税というようなものは行わないで、現行の税制、あるいはプラス手直し程度のパターンで微増税をやっていくという、何かこの二つのお考えが検討されているように聞く……
○福間知之君 じゃ、私から、まず大蔵大臣に基本的な見解ということを聞きたいと思います。 ただいまわが党の大塚委員からの質疑が行われました。当面の経済あるいは景気というものについての大臣の認識についてであります。これは企画庁の方からもできればひとつ補足的な答弁を求めたいんですけれども、大臣のお話聞いていますと、輸出も思ったより伸長しているし、生産、出荷あるいは在庫の消化もかなり進んできた、景気は予想より速いテンポで回復しつつある、こういうふうな御指摘でございます。しかし私は、ミクロで見た場合にはまだかなり過剰労働を抱えたり、したがって、その整理というものに悩んでいる企業もかなりある。倒産件数も……
○福間知之君 新井参考人にお聞きしたいのですけれども、先ほどおっしゃったように、税法、法律の文章は非常にわかりにくいということ、これはこの間も当委員会で大蔵大臣自身が言っておったのですけども、これは主管官庁の責任だということだけでは済まされないので、われわれも責めの一端を担っているということで十分考えなきゃならぬと、こういうように思っております。 ところで、租税特別措置について参考人の御意見を聞きたいのですけども、当委員会でも何年間にわたって常に問題になっていることは御案内のとおりです。私は、高度成長の時代における、また日本の企業あるいは産業の国際水準へのさや寄せ、体質の強化、内容の改善とい……
○福間知之君 特例法の質疑に入る前に一、二お伺いしたいと思います。 最近、今国会も終盤を迎えまして、特例法というのももちろん一つの重要な問題ではあります。しかし、この国会が、例のロッキード問題に端を発しまして、かなり国民一般にも大きな関心と、あるいはまた疑問を投げかけるような経過をとったことは御承知のとおりでありまして、この数日の間に、大蔵大臣の所属されるいわゆるいまの内閣さらには与党内部を含めまして、幾つか重要な動きが報道されております。大臣の顔を見ていますと、非常にさわやかそうでございますが、心中少なからず複雑なものがあるんじゃないかというふうに察しておるわけですが、特に昨日も記者会見が……
○福間知之君 おはようございます。
まず最初に、私は、いま御案内のとおり先国会からの大問題として、ロッキード事件の解明が今国会でもロッキード特別委員会を中心にして進められております。特に当委員会として関心を払わねばならない問題の一つといたしまして、先般の田中前総理の収賄問題に絡みまして、大蔵省当局は、最近五億円に上る史上空前の収賄金額に対して課税の措置をとるやの方針を決めたと聞いておりますが、果たしてそうなんですか。
【次の発言】 いままでは、したがって、おっしゃるように刑法上の有罪確定が行われれば没収されるから事実上の課税は行われなかった、あるいはまた、時効が五年ということであるから、それ……
○福間知之君 大熊参考人が、時間がないようでございますので……。先ほどの口述の中でも触れておられましたように、財政というものが、経済の成長発展に補完的な、補正的な意味合いを持つという意味で、特に現状では重要だというふうな印象を受けたんですが、しかし、必ずしも先生のお考えの中に、だから、この大量の国債の発行、なかんずく、昨年度に引き続き今年度、さらには五十四年度までかなり膨大な国債が発行されるといういま大蔵当局の見通しなんですけれども、資源の最適配分あるいは資産、所得の再配分、社会的な不公正、いろんな面からいきましても、これだけ半長期的に国債が発行されるということについては、かねがね国会でも重大……
○福間知之君 私は、質疑に入る前に、副総理である経企庁長官に二、三所信を伺いたいと思います。 いま御案内のとおり、景気の中だるみが云々され、あるいはまた物価問題の見通しに困難性が加重し、さらには政局全体が国民に大きな不信を与えている時期だと思うのであります。聞くところによりますと、副総理は、昨日、自民党さん内部の動きとはいいましても、政権を担当している与党の重要な位置からいたしましても、その中の実力者の一人として、この時期に党の総裁に候補として擬せられるというふうなことが行われたようであります。また、聞くところによりますと、与党自民党は月末に臨時に党大会を開催されるということでありますが、こ……
○福間知之君 ただいま御提案のありました印紙税法、登録免許税法ないし間税暫定措置法のそれぞれ一部を改正する法律案の質疑をしたいと思いますが、その前に、きょうは通産省当局に御出席をいただいておりますので、最近のテレビの対米輸出をめぐる問題につきまして当局の見解をただしたいと思います。 申すまでもなく、わが国の対米輸出は、全輸出量の三分の一を占めるとまで言われている重要な問題でございます。なかんずく、そのテレビあるいは携帯ラジオ、テープレコーダー等、かねがねわが国とアメリカとの貿易量の問題をめぐって摩擦が続いてきたわけであります。去る十四日でございましたか、アメリカの国際貿易委員会が、大統領に提……
○福間知之君 私は、一昨日の当委員会で聞き残しました五十二年度関税率改正に関する中で石油関税にしぼりましてお聞きしたいんですが、その前に主税局長、けさの新聞報道では、どうも前福島県知事さんに対して、国税庁としては任期中における収賄金員に対する所得税法違反というものを出されましたけれども、これは積極的に今後そういうことはやはりやるべきだと、前田中総理に対する賄賂課税とあわせて、そういうふうな姿勢だと伺ってよろしいですか。簡単に一言、決意のほどを。
【次の発言】 まあ、そういうことでえりを正して国民の信頼にひとつこたえていただきたいと思うんです。
さて、時間がさほどございません。要約してお聞きを……
○福間知之君 ただいま提案のございました五十二年度の所得税改正あるいは租税特別措置の改正に関しまして、若干の質疑を行いたいと思います。 その前に、まず、所得税法改正に関しましては、すでに先般衆議院における与野党合意によって、政府原案に三千億円を上積みした減税案が大体まとまったわけでありますけれども、所管の大蔵大臣とされましては、ただいま御提案になった政府原案、さらに衆議院で一致を見た減税案、あわせて五十二年度の所得減税ということが実現される見込みになったわけでございますが、これに至るまでの経過をお互い考えてみますと、いろんな角度から議論が行われたわけでありまして、この機会に大臣のこれらの経過……
○福間知之君 まず、大臣にお伺いをしたいと思います。 先ほどもお話が出ましたが、きょうで新しい年度にあすから移るわけですけれども、ことしの国会当初以来何回か、わが国の経済状態についての議論も繰り返されてきました。いま、最近における日本銀行の調査等によりますと、一般に景気が中だるみから本だるみに入ったと、こういう説があるのですけれども、たとえば主要企業の短期経済観測、二月の調査によりますと、主要企業の今期の増益率は、製造業でほぼ四%程度。これは昨年十一月の調査では一〇%と予測されおったわけであります。さらに、非製造業では一九%程度増益するだろうと。非製造業の十一月時点での調査では、一四%見込み……
○福間知之君 大蔵大臣、ロンドンの首脳会議に御出席をされまして、われわれまだ正確な情報は得ておりませんが、きょうは少し、せっかくの機会でございますので、大臣に幾つかお聞きをしたいと思うわけです。 まずは、遠路御苦労さんでございました。昨日熱を出されたとかいうことを聞いて、きょうの出席を心配しておったのですけれども、まあお元気で結構です。 まず私は、大臣は、総理あるいは外相ともに首脳会議に出席をされておりますので、今回の首脳会議は、過去ランブイエあるいはサンファンの二回の会議に続いて、比較的短い間隔で開かれたわけですけれども、世界の経済状況あるいはまたエネルギー問題の重大化している中で注目を……
○福間知之君 いま村本全国銀行協会連合会会長さん初め四人の方から所見を伺いました。大変御苦労さまでございました。 大体お聞きをしておりまして、村本参考人あるいは中山参考人、それぞれ金融機関あるいは引受協会という立場で、ほぼ似通った御意見のように伺いました。そこで、昨年なり一昨年の場合には、ただいま原参考人も触れられましたように、あるいはまた肥後参考人も先ほど触れられましたように、赤字公債の発行それ自体をめぐる是非論というものが、かなり取り上げられてお話を伺った経験があるわけであります。本日もそういう点では、肥後参考人あるいは原参考人の場合はそういう点にもかなり触れておられます、そういう点で、……
○福間知之君 航空運送貨物の税関手続の特例等に関する法律案それから国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案、私この二つに関しまして若干の質疑をしたいと思います。 ただいま午後から羽田の航空貨物の集積あるいは税関手続に関する現場を見てまいったわけでありますが、実感が残っているところで、まず最初にこの問題について少しく伺いたいと思います。 私は、いまの羽田の貨物さばき、税関手続を見まして、なかなか大変な業務であるなと、こういう印象を持ちましたし、したがって、いま御提案されていますこのコンピューターの導入によるいわゆるNACCSというシステムですね、やや遅きに失しているの……
○福間知之君 総理に対しまして幾つかの質問をさしていただきます。 まず顔を見まして感じたことなんですが、一つは、先般来の日ソ漁業交渉、いろいろ難航がありましたが、一定の結論が得られました。鈴木農林大臣以下関係者の御苦労を多とするわけでありますが、いずれまたソ日漁業協定をめぐる交渉も始まるわけでありますが、総理はあの一連の経過の中で、そしてまたあの結果についてどのようにお感じになったかということ。 それから二つ目は、それと関連しまして、すでに国内における魚価のつり上げが国民の生活を圧迫しかけつつあります。去る十一日、私は物価特別委員会におきましても、すでにこの問題を指摘して、関係省庁の適切な……
○福間知之君 私は、本日主として国際的、国内的な経済問題を中心に倉成大臣初め関係当局にお聞きをしたいと思うんですが、その前に、ちょうどいま御承知のとおり、日米間における貿易問題、具体的には対米テレビ輸出をめぐる問題がかなり深刻な様相を呈しつつございまするので、まず通産当局にお聞きをしたいと思うんですが、申すまでもなくテレビを初めラジオ、テープレコーダー、トランシーバーなどいわゆる家電機器につきましては、かねがね日米間におけるあつれきが見られたわけであります。で、今回は特にアメリカのITC、いわゆる国際貿易委員会が七四年の通商法六百三条に基づいて市場調査を行った結果として大幅な関税率の引き上げを……
○福間知之君 私は、きょう当面の経済なり景気の展望について、あわせまして物価の問題、所管の経済企画庁の所見をただしたいと思います。あわせて、ちょうどロンドン会議が終わりました。それとの関連で今後の対処策などの抱負をお聞きをしたいと思いますが、それに先立ちまして、いま一般国民が関心を持っています、いわゆる漁業交渉のあおりを食いまして魚の消費価格が高騰をしているという問題につきまして、かねてから倉成大臣も、報道によりますと、一応対処策を講じておられるということでございますが、現状の認識と物価担当庁としての御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 まあ二百海里問題は国民的な強い関心のもとに、いまわ……
○福間知之君 私は、委員長の選任につきまして、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福間知之君 大臣にお聞きしたいと思いますが、最初に例の金炯旭氏の問題についてでございますが、すでに御承知のように、今日アメリカの議会の倫理委員会等では金大中拉致事件から発展をして、アメリカの議員に対する買収工作をめぐって証言が続けられ、しかも議会の雰囲気というのは、例の最近の在韓米地上軍の撤退問題の見返りとして八億ドルの軍事援助を行おうかというふうな法案が通過しないのではないかというふうなところまで疑惑が拡大をしております。 わが国では、もうすでに、いままでも金炯旭氏の証言をめぐって政府側の一貫した主張は、伝聞が多いとか信憑性に欠けるとかいうことに貫かれてきているわけですが、日本の国民はア……
○福間知之君 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約を修正補足する議定書、並びに、ルーマニア社会主義共和国との間の同様の条約について、一括して最初に二、三点お聞きをしたいと思います。
この両条約の相手国に対する現在のわが国からの投資の状況等、この条約締結を踏まえて、さらに将来にわたる展望というものについて概略お聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 ブラジルは、いま、四年前のオイルショック以降かなり大幅なインフレーションが見られるという事態の中で、七五年、七六年はある程度の、あるいはある種の輸入規制というものを行って、ことしも実施されているような……
○福間知之君 核兵器の不拡散条約に基づく国際原子力機関との間の保障措置協定を中心に御質問しますが、その前に二、三国際関係事項について、ただいまの戸叶委員の質問とも関連いたしまして、最初に、ちょうど斎藤輸入課長がおいででございますのでお伺いしたいんです。 先般、予算委員会における円高集中審議の質疑答弁の中でも、私どもは、政府側のこのドル減らし対策の一環としての輸入政策について非常に不満があるわけであります。あの委員会を通じたマスコミ関係の報道などでも、一様に、審議としては不十分だったというふうな見方が出ておるわけでありまして、これは何のためにあの委員会をやったのか、いささか私どもの立場からして……
○福間知之君 質問に入る前に一、二外務省にまずお聞きしたいのですが、昨夜東南アジアのタイ国におきましてクーデターか発生をしたわけでございますが、その実情について把握している状況をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは総理、東南アジアにかかわらず、世界のある地域には政情が非常に不安定であるという国が存在をしております。そういう国々の状況を見きわめながら、いわば経済的にも政治的にも外交を進めていくという必要から、日本も大変にそういう点では神経も使わなきゃいかぬし、情勢も的確につかまなきゃいかぬと、こういうことはあろうと思うのですけれども、特にいまのタイの場合、先般総理はASEANの諸国……
○福間知之君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福間知之君 ただいま大蔵大臣から所信の表明をいただいたわけでございますが、もうすでに、衆議院の予算委員会が連日慎重な審議を展開をしておるわけであります。 まず冒頭に、私、大臣がいままでの国会における予算の審議、あるいはそれに関連した経済成長をめぐる審議、なかんずく、財政に関しましては例の中期財政収支見通しをめぐっての論議などが真剣に行われているわけですが、一方、現実の経済、景気の動向というものも大変関心のあるところでございまするし、当然、当局としてはそのような状況についても情勢を把握をされていると思うんです。いろいろ申し上げたような今日までの国会審議を通じた、あるいは一般の景気動向などと関……
○福間知之君 日銀副総裁に御出席をいただいておりますが、時間の関係もおありと思いますんで、最初に伺いたいと思います。
申すまでもなく、当面円高ないしはドル安と言われるごとく、国際通貨がかなり変動を続けているわけでありますけれども、昨日の相場はどの程度になりましたですか。
【次の発言】 最近の円高をめぐる国際的な環境というものについては、先日来予算委員会でも取り上げて議論が行われてきているわけでありますけれども、現在のこの円高そのものは、総理の話によっても、むしろ基軸通貨であるドルが安いというか、実勢の価値を反映しているとは思えない、こういうふうな意見があるわけでございます。だとするならば、も……
○福間知之君 二、三各参考人にお伺いしたいと思います。 まず、木下参考人でございますが、先ほどの税調の代表というお立場から、いろいろお説を伺いました。その中で、中期答申については考え方としてその基本をさらに堅持しながら今年度の税制改正、あるいは将来に向かって改革を推進していきたいということが妥当と、こういうふうなお話でございました。今回のこの租税特別措置、先ほども古田先生のお話にも出ていましたように、今年度の改正に伴う税収は四百九十億程度だと見積もられておるわけでございます。昨年度、平年度でございますが二千三百四十億円、こういうことで約四・何分の一ぐらいの税収増にしかならない。改正の項目はわ……
○福間知之君 総理にお尋ねをしたいと思います。 まず成田空港の問題に関しまして、すでに御承知のとおり、過激派の法を無視した暴挙についてはもちろん許すことはできません。しかし、彼らがああいう行動をとるに至ったのは一体なぜなのか、なぜ彼らをそうさせたのかということを総理はどのようにお考えでしょう。 十一年余前に空港設置の方針が決まり、ずいぶん長年月この問題は国内的あるいは国際的にも注目を浴びてまいったわけでありますが、私は、今日までに現地の農民あるいは関係各位の理解なり納得なり、あるいはまたそういうふうに至った協力の態度というものを十全に取りつけることに失敗があったのじゃないのか。そういう反省……
○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行うものであります。 わが国経済は、政府の経済、財政運営の失敗により重大な危機に直面していると言わねばなりません。特に最近の急激な円高、ドル流入に対し、公定歩合の引き下げ、緊急輸入対策の推進などにより歯どめをかけようとしている政府の意図は奏功するに至っておりません。むしろ、日を追って円の高騰が続いているのであります。一方四月中旬には銀行などの各種預貯金金利が引き下げられ、物価上昇率を下回る金利水準となり、大口の債務者利得を助長する反面、わ……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました石油税法に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 石油税法案に対する附帯決議(案) 政府は、石油税の創設に伴い、左記について、留意すべきである。 一、今後におけるエネルギー問題の緊要性にかえりみ、石油をはじめとする総合的なエネルギー対策とその財源のあり方について十分な検討を加えること。 一、石油関係税制の体系が複雑になつているのでその合理的なあり方を検討すること。 一、現在の経済情勢にかんがみ、石油税の創設に関連して製品価格の上……
○福間知之君 参考人お三方のいまのお話で、ほぼ清酒業界の現況といいますか、が判明しているわけでございます。すでに御承知のとおり、今次の引き上げも一昨年に続いて酒税の改正ということで、わりあい早いピッチで問題がいま議論されるに至っているわけでありまして、特に清酒については桃井参考人が要約的に申されたように、消費が伸び悩んでおるということの理由に、生活の洋風化だとか、あるいはまた中小企業が多いために広告宣伝力が非常にひ弱であるというふうなこと、あるいは参考人お三方それぞれ共通して原料米の価格が問いということを御指摘になったわけであります。これはかねがね問題になってきたことでありまするし、早急にそれ……
○福間知之君 最初に酒税の引き上げ問題に関連いたしまして御質問申し上げます。 先般も参考人さんをお招きをしていろいろ勉強をしたわけでありますが、特に今回の酒税の引き上げに関しまして、いわゆるわが国個有の清酒に関して、果たして今後業界の立場がどうなんだろうかということが異口同音に質疑の中で話し合われたわけであります。 今日この酒類業の状況というものを見ますと、企業のほとんどが、九九・六%という数字だそうですが、中小企業であるというところにやはり着目をせなきゃならぬかと思うわけでありまして、大蔵省当局は、明治以来からの業界に対する監督官庁という立場が続いておるわけでありますが、これは大蔵省設……
○福間知之君 きょうは時間が大変限られておりますので、金融財政の一般審査といってもはなはだ困難であります。したがって、私は公務員並びに金融機関における週休二日制問題につきまして、当局並びに参考人から意見を聴取したいと思います。 まず大蔵省にお聞きをしたいわけですが、わが国で高度成長の過程から一般民間企業ではかなり広範囲に土曜休日制がいろいろな形で拡大を見てまいりました。したがいまして、国会におきましても、四十年の後半から、公務員あるいは金融機関等の週休二日制問題がかねて話題になってきたところであります。世界の趨勢から見ましても、特にILOだとかOECD、広くはその他の国連の機関におきましても……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一謂を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、留意すべきである。 一 清酒が伝統ある民族酒であることにかんがみ、清酒製造業に対し、原料事情の特殊性、業態の特異性に留意しつつ指導・育成に努めること。 一 清酒原料用の政府管理米の売却に当っては、……
○福間知之君 大蔵大臣に、まず、この連休のかかりから例のIMFの暫定委員会、メキシコまで御足労されたわけでありますけれども、報道されるところによると、いろいろ中身があったやに伺うわけですが、概括的に、まず大臣の今回の暫定委員会出席を通じて、各国の主張なり、どのように受けとめて帰ってこられたか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体大臣の印象をいまお聞きを、したわけですけれども、昨年来からの国際通貨の動揺といいますか、乱高下を含めたかなり長期にわたる動揺、そういうものがある程度この主要国の通貨面で中間的なひとつの安定といいますかね、そういう状況に入りつつあるということが前提としてあるとする……
○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十三年度における財政処理のための公債の発行及び専売納付金の納付の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 わが国経済は、最近に至りようやく経済指標の一部が上向きに転ずる兆しが見えてきたと報じられているものの、構造不況業種や中小企業の経営悪化はますます深刻化しつつあります。完全失業者は史上最高の吾四十万人、企業の倒産件数は三月だけで一千五百二件、五十二年度中で一万八千件という記録を示しているのであります。 ここ三年来、国民福祉の充実とあわせて景気の回復をいかにして実現するかを論じてきた中で、わが党は過去の高度成長型、資本蓄積型……
○福間知之君 多少時間が残っていますので引き続き伺いたいと思います。 世銀の融資事業につきまして大蔵省の資料を拝見しますと、かなり開発途上国における社会開発事業というのに、大きなプロジェクトというものに多額の融資が行われているようであります。運輸とか電力、農業開発、工業化への援助などかなりウェートが高いようでありますが、これは地域別あるいは国別にいま個々の融資の実態というものをある程度私たちは知りたいわけですが、これは時間の関係上この場では伺えません。 問題は、お聞きしたいのは、たとえばいま融資残高が世銀で三百八十六億ドル、あるいは国際金融公社で十七億ドル余、かなりの金額になっています。個……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新日山クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国際通過基全及び国際復興闘発銀行への加盟に伴う措置に関する法律及び国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、国際復興開発銀行等の任務の重大性にかんがみ、その増資に当たっては加盟国の経済の現状を十分反映した……
○福間知之君 この法案の提出された根拠といいますか、大蔵当局として背景というものについて、正確に一度ただしておきたいと思うんですが、特に郵政省のいわゆる郵便局における扱いということを含めて、大蔵当局としての、そもそもいわゆる進学ローンの制度化についての基本的な考え方というものをまずお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 率直にお聞きしますので率直にお答えをいただきたいのですが、郵政審議会の答申が昨年九月にあった、あるいは年末に郵政省からも進学資金貸付制度の創設の要請があった、こういうことでございますが、すでに郵政省では例のゆうゆうローンですか、をやって、限られた一部貸付業務というものが行われ……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました国民金融公庫法及び沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国民金融公庫法及び沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、母子家庭等の家計の実情にかんがみ、進学資金貸付制度の改善について、今後とも実態に即するよう検討すること。 一、進学資金等の貸付の円滑な実施のため、国民金……
○福間知之君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福間知之君 きのうの報道によりましても、下関の旭洋造船が全員解雇を発表するとか、あるいは神奈川の関東特殊製鋼あるいは大和ハウスあるいは積水ハウス等々、それぞれ人員整理その他の減量、合理化対策を発表しています。つい先日は北九州のしにせの重電メーカーが二割近い八百数十名の人員整理を去年、おととしに続いて三度目の合理策として発表している。 こういうふうにきわめて厳しい世相でございますが、あと半月で今年度も終わるわけでございますが、今後大型の倒産その他社会的に好ましからざる事態というものが果たして出ないだろうか。当面の景気状況から察して、総理は、どのように認識、御判断をされていますか、お聞きをした……
○福間知之君 中島参考人にまずお聞きしたいと思います。 わが国の国債市場における最大の特徴というのは、参考人もしばしば触れておられるようでございますが、人為的な市場すなわち国債市場が金融市場から隔離されている、言いかえれば日銀信用によって保護された市場になっている点だと、こういうふうに言われているわけですけれども、もう少し具体的に所見を申し述べていただきたいと思うわけであります。 それからもう一点は、今年度の場合でも、赤字国債が四兆九千三百五十億円、その他六兆何がしの建設国債、十一兆に近い国債の発行ということになっているわけであります。これが成長通貨の供給量というものを大き上回ってしまえば……
○福間知之君 関連。 大臣、予算委員会で私時間がなかったので大蔵委員会に持ち越すという気持ちで話をはしょったんですが、ただいまのお話は、いままでのこの問題に関する大臣の御発言の中では一歩進んだお話だと思うんです。 そこでお伺いしたいんですが、確かに公務員との関係というのが一つの大きな問題点であったわけですね。公務員はいまおっしゃったように第二次試行が行われて、その期限が来年三月末で切れるわけなんです。第三次試行は行わないというのが一応前提でありますので、そうすると本格的に公務員も週休二日に入っていくというふうに考えられるんですが、まあ多少の猶予期間その他準備期間も要るでしょうからそれはまあ……
○福間知之君 最近私は、暴力団の不法な行為といいますか、もっとはっきり言えば無法な行為が横行しているということに大変心を痛めている一人でございます。また、総会屋などと称するグループが企業とか個人に対して一種の脅迫的な行為というものを行っている。私の聞きますところによりますと、ごく最近のことでございますが、ここにお並びの各省庁の大臣の部下が、全国のあちらこちらで被害を受けている。すでに司直の手が一部には回っておる。また、政府機関におきましても担当部局が調査を開始している。こういう事実を知ってるわけですけれども、まず当委員会でのことでございますので、会計検査院の方から最近のこの種の実情について、調……
○福間知之君 稲作に関する今日わが国の問題点は幾つかあることはもう御承知のとおりでありまして、過剰米が生まれ出るというこの体質が、どうやら悪い意味で定着化しているというふうにも考えられます。あるいはまた、生産を抑制するための出費が大変かさんでいるということも問題でありましょうし、あるいはまた、余剰米の処分にかなりの国費が出費されるということを余儀なくされているわけであります。 こういうふうに考えますと、稲作については大変将来にわたって問題は大きいと、こういうふうに思うんですが、農林水産省は、現在のそのような稲作にかかわる事態についてどのように考えているのか。まあいまの提案で転作を奨励していく……
○福間知之君 ちょっと関連で総理に。 先ほどの総理のお話に関連しまして、非常に重要な問題だと私思いますので、一言申し上げたいのですけれども、日米間は非常に重要な関係でございます。われわれも大事にしてきましたし、これからも大事にしていかなければなりません。 しかし、いまアメリカが日本の産業構造の調整を要求したり、あるいはまた内需拡大の五カ年間の計画を示せとまで言っているわけであります。電電問題、国鉄問題等、政府調達関係につきまして、仮にそこで一億ドル、二億ドル調達を可能にしたところで、いま言う七十五億ドルと五十億ドルの差があることと、私は数字の上、金額の上ではそんなに縮まるものじゃないと思う……
○福間知之君 いわゆる国債の発行、消化難の問題について引き続いて私からお聞きをしたいと思います。特に大蔵大臣、理財局長、日銀さんちょっとおっていただきたいんです、もう一、二問ですから。 これはお聞きをしたいんですが、私は先般の予算委員会の総括でも一般でも少し触れました。 ちょうどあのときは六・一あるいは六・六国債が暴落を続けておったときで、資金運用部は三千億円をもって買い出動をしたわけですね。そのときの御答弁をいま翻ってみまして全く当たっていない。 理財局長にお聞きをしますけれども、あのときに〇・四%の利上げをやりましたね。私は大体一%前後の利上げは必要と考えられるがどうかというときに、……
○福間知之君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案及び同法律案の修正案に対し、反対の討論を行うものであります。 赤字公債発行のための財政特例法は、昭和五十年度以降すでに五回を数えるのであります。この間、わが党は、過去の高度成長型の財政運営を軌道修正し、不公正優遇税制などの抜本的見直し並びに所得税減税の実施などこそ福祉の充実、景気の着実な回復という国民の強い要請にこたえつつ、財政再建を実現する有効適切な方策であることを強調し、政府に政策の転換を要求し続けてきたのであります。 しかるに、政府、財政当局はわれわれの主張に耳をふさぎ、依……
○福間知之君 今回の製造たばこの値上げ、平均で二一%と承知をしておりますが、額の引き上げとあわせまして、ただいまの提案説明にもありましたように、制度改革という一面が含まれておるわけでありますが、当局としては今回のこの改正が、いわゆるたばこの関係産業といいますか、関係者にどういうふうな影響があるとお考えなのか、基本的な問題についてまず公社のお考えをお聞きをしたいわけであります。 申すまでもなく、今回の値上げを伴う改正というのは、国民の生活、平たく言えば、物価一般に影響がなしとはしない。当局の側も〇・三七%程度の物価への影響を予想されておるようでございますが、御案内のとおり、昨日の当院の本会議で……
○福間知之君 先日に引き続きまして質問を続けたいと思います。 前回のときも申したんですが、健康といわゆる喫煙の問題につきまして五十三年度で一億一千五百万円、五十四年度で一億三千万円の予定、こういう金額を公社が支出をして委託研究をされているわけでありますが、聞くところによりますと、過去十年来二十三の大学あるいは研究所で委託研究を行ってきたと、こういうことのようですが、まとまった報告がいままでになされていないわけであります。せっかく多額の費用を出して研究をされているわけでございますが、その研究の結果報告というものを文書で当委員会に提出を願いたいと思うんですが――これは委員長に対する要請でございま……
○福間知之君 総理ちょっとお聞きをいただきたいんですけれども、「本当に国民に対して訴えかけるべき内容があるならば、筆端おのずから文字をほとばしらせ、言々句々、TVのコマーシャルを圧倒するに足る迫力を生ずべきではないか。一国の政策がTVの長編ドラマより面白くないというのは、社会的にみて本来不思議なことのはずである。政策はつまらないという通念が生じたのは取り扱い方が間違ってきたからだ。一国の政策は血わき肉躍る情熱の所産でなければならない。時代閉塞の状況下においても、この状況を打破する持続的な情熱が政策立案者に要請される。」、これはことしの初めに、ある経済研究家の人が政府当局のある種の政策について、……
○福間知之君 政府は、ことしの予算で雇用創出を人員で約十万人ほど実現したい、あるいは失業の予防という意味合いで九万から十万人ぐらい失業を防ぎたい、あるいは失業者の生活の安定対象人員百六十三万人ほどを一応見込んでいるわけですけれども、特に、私は、雇用創出十万人というのは、具体的な、たとえば業種とか雇用の形態とか男女の比率とか、ある程度の見通し、計画があるんじゃないかと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 わが党はもっと大きな雇用創出を実は希望しているわけでございますが、もちろんこれは予算も伴うことですから、この場では最大限政府は十万人と言わず、ひとつやっていただきたいと要望するにとどめます……
○福間知之君 日銀総裁にまずお伺いしたいのですが、最近、日銀では、物価の上昇、インフレに対する警戒姿勢が非常に強いと伺うのですが、具体的にはマネーサプライ、M2その他の指標で特段にここ数カ月前と違ってきたという点があるわけですか。
【次の発言】 総裁、その二次製品、石油製品その他が国内で値上がりの傾向があるという見方ですが、それは仮需要でなくて何かほかの原因、理由があると考えられますか。
【次の発言】 そのほかに、株価も大変堅調を続けているとか、地価が高騰ぎみであるとか、あるいは絵画骨とう品類が非常に売れているとかいうふうなことも影響があるのじゃないですか。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
一昨二十二日、前田勲男君が委員を辞任され、その補欠として岩崎純三君が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月十七日の本会議におきまして、はからずも逓信委員長に選任され、重責を担うことになりました。委員長としてその職責の重大さを痛感いたしておる次第でございます。はなはだ微力ではございますが、委員各位の御協力と御鞭撻をいただきまして、全力を尽くしてこの職責を果たしたいと存ずる次第でございます。何とぞ皆様方の温かい御指導と御協力を賜りますよう心からお願……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に長谷川信君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電気通信事業に関する件について、本日の委員会に国際電信……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山内郵政大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取を終わりました。
【次の発言】 次に、公聴会の開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
郵便法等の一部を改正する法律案の審査のため、公聴会を開会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、公聴会開会の日時、問題並びに公述人の数及び選定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便法等の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめます。
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 理事会で相談をします。
【次の発言】 本件に対する本日の審査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたしま……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便法等の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめます。
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する本日の審査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時四十九分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 郵便法等の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめます。
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願いま……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、坂倉藤吾君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
また、本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
郵便法等の一部を改正する法律案について、物価等対策特別委員会から連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 質疑の途中でございますが、委員の異動について御報告いたします。
ただいま八百板正君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。
【次の発言】 午前の審査はこの程度にとどめます。
午後一時より再開することとし、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、山田譲君及び赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君及び小谷守君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
第一五四八号郵便法等の一部を改正する法律案反対に関する請願外七十七件を議題といたします。
これらの請願につきましては、便宜理事会において慎重に検討いたしました結果、第二五〇五号有線音楽放送の正常化に関する請願外五件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第一五四八号郵便法等の一部を改正する法律案反対に関する……
○福間知之君 私は、いままでの当委員会における論議を踏まえながら、きょうは大事な委員会になるということでございますので、少し整理をして御質問したいと思います。 まず、衆議院におきましても参議院におきましても、当公選法の委員会というのは、わが国におけるすべての公職にかかわる選挙について、その制度なりあるいはまた各般の中身について議論をし、法制化をしていく、そういう意味では非常に選挙の民主主義あるいはまた選挙の自由化ということに関して、重要な責任を持っていると思うのであります。 昨今は、御案内のとおり、ロッキード事件に始まりまして、それ以降も最近の千葉県の知事選挙に関しても見られますように、国……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、岩崎純三君が委員を辞任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本委員会は一名の欠員となっておりましたが、去る二月十三日、藤井孝男君が本委員会委員に選任されました。
また、二月十六日、藤井孝男君が委員を辞任され、その補欠として岩崎純三君が選任されました。
また、本日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総務局長青木昭君を参考人として出席を求めたいと存じ……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、日本放送協会の役職員を参考人として必要に応じ随時出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございません……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便年金法及び簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山内郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 行政管理庁神澤管理官、御退席ください。
【次の発言】 佐藤審議官、結構でございます。
【次の発言】 長尾企画課長、御退席いただいて結構でございます。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたし……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、中村鋭一君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵便年金法及び簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大蔵省亀井資金第一課長、御退席いただいて結構です。
【次の発言】 源氏田さん、結構です。
【次の発言】 他に御発もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議言ございませんか。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君が選任されました。
また、昨日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案について大蔵委員会に対し、また、放送大学学園法案について文教委員会に対し、それぞれ連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君が選任されました。
【次の発言】 公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入りま……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、電波法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
放送大学学園法案については、去る四月二十一日、すでに文教委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに決定いたしましたが、この際、その後文教委員会に対案として提出された放送大学を設置するための国立学校設置法及び放送法の一部を改正する法律案を連合審査会の案件に追加することを申し入れたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会は本日午後一時から第一委員会室において開会されますので、御出席をお願いいたします。
……
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 はい。
速記をとめてください。
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第六九四号弱視児のための拡大図書郵送無料に関する請願外五十五件を議題といたします。 請願の願意につきましては、お手元の資料で御承知を願いたいと存じます。 これらの請願につきましては、先ほどの理事会において慎重に検討いたしました結果、第二七二九号一般テレビ番組への字幕・手話通訳そう入に関する請願、第二七三〇号文字多重放送のろうあ者向け利用に関する請願、第四四五八号電電サービスセンター設置に関する請願、第四八〇五号有線音楽放送の正常化に関する請願外六件、以上十件は議院の会議に付するを要するもの……
○福間知之君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福間知之君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○福間知之君 憲法論議が行われているわけですが、上条先生あるいは清水先生、富田先生、三先生とも今回の自民党提案あるいはまた私ども社会党提案になる全国区選挙の比例代表制については基本的に違憲とは考えられない、このように承知をしてよろしいでございますか。
【次の発言】 清水先生にお伺いしたいと思うのですけれども、すでに先ほど円山委員の御質問に対する御答弁の中にも触れておられますけれども、確かに日本における今日までの選挙の歴史からいきまして、有権者国民と候補者との触れ合いといいますか、かかわり合いというものを非常に強く持ってきた選挙でございます。
したがって、政党本位の選挙に切りかえる場合に、富田……
○委員長(福間知之君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力でございますが、委員の皆様方の御協力をちょうだいいたしましてこの重責を果たしてまいりたいと存じます。どうぞ格別の御協力をお願いを申し上げる次第でございます。(拍手)
前委員長からごあいさつをいただきたいと存じます。村沢牧君。
【次の発言】 村沢前委員長には大変御苦労さまでございました。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十一分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨二十六日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。
また、本日、茜ケ久保重光君が委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和五十七年七月九州地方の集中豪雨による被害について、政府から報告を聴取いたします。荒井国土庁長官官房審議官。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
なお、本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、近藤忠孝君、和泉照雄君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君、原田立君が選任されました。
また、本日、佐藤三吾君、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として吉田正雄君、片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、昭和五十七年七月豪雨及び台風十号災害により亡くなられた方々に対し、御冥福をお祈りし、謹しんで黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立を願います。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告申し上げます。
去る八月九日、原田立君及び茜ケ久保重光君が委員を辞任され、その補欠として中野鉄造君及び青木薪次君が選任されました。
また、昨十日、田原武雄君及び神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君及び市川正一君が選任されました。
また……
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提出者衆議院災害対策特別委員長川俣健二郎君から趣旨説明を聴取いたします。川俣健二郎君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。――別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入り……
○福間知之君 ただいま大臣並びに電電公社総裁から所信の表明がございました。
まず最初に、大臣の御説明によりますと、郵便事業の業務の運行というものはおおむね順調に推移をしておる、また郵便事業財政も先般の郵便法の改正によりまして着実に改善が進められている、そういうことでございますが、担当局長から郵便事業の現況あるいは若干の展望を含めまして御説明を願いたいわけでありますが、時間の関係で、恐縮ですが、要約して簡潔にお願いできたら幸いだと思います。
【次の発言】 昨年来、ただいまの御説明のように、エコーはがきとか、あるいは電子郵便の実験とか、いろいろと過去にない発想で時代に対応していこう、こういう努力……
○福間知之君 NHKの経営の環境を見てみますと、民放は多局化をいたしまして、またネット化を強めております。民放は経営の規模を著しく拡大をしておるわけでございます。また、国費による全国向けのいわゆる教育放送を行うところの放送大学も近く発足をすることになっております。こういう中にありましてNHKの財政を考えますと、いまこれから審議をするわけでございますが、まさに予断を許さない状況にあるのではないかと思います。しかも、放送の利用技術の進歩によりまして、音声多重あるいは文字多重、静止画放送など、各種の多重放送や衛星放送という新しいメディアが次々と開発され、実用化されようとしております。こうした状況の中……
○福間知之君 初めて当委員会としての予算委員会からの委嘱審査ということでございますので、包括的に幾つかの点について質疑をしたいと思います。 まず、郵便事業関係でございますが、少しくさかのぼってみまして、五十五年度の郵便の種類別の原価計算の結果を見てみますと、年度途中に料金改定があったために、五十四年度に比較してみますと、小包郵便物についての収支が改善されているものの、依然として第二種、第三種、さらに小包、これが赤字の主要な種目になっておるようであります。このうちで第二種の郵便物、すなわちはがきについては、郵便法の改正によりまして封書との料金格差が大幅に縮小をしたことに伴って、従来封書からはが……
○福間知之君 郵便貯金の預金者貸付制度というのは昭和四十八年に創設されたものでございますが、当時、郵便局が庶民金融に乗り出すということについて貯蓄機関としての性格を逸脱するのじゃないかということで、民間金融機関などが猛烈な反対運動を展開した経緯がございます。そして、かなり大きく政治問題としてクローズアップしまして、国民の注目を浴びたことは記憶に新しいところでございます。私は、預金を担保に一定限度内の貸し付けを行うということは、いわゆる民間金融機関における一般的な金融というものではなくて、貯蓄をされている方々、国民の方々に対するサービスという仕事の範疇に属するものではないか、そういうふうに思いま……
○福間知之君 最初に、総括的な点について所見を申し述べて御質問したいと思います。 テレビやラジオあるいはまたFM放送、これらは国民の日常生活あるいはまた人間の形成という面で非常に大きな影響を与えていると思います。それだけに電波あるいは放送行政、これは公正かつ適正に行わなければならないことは申すまでもありません。 このために、いわゆる合議体の行政機関として昭和二十五年六月一日に電波監理委員会が発足をいたしましたが、その後この委員会は廃止されまして、二十七年八月一日からは放送行政を含む電波行政はいわゆる郵政省の所管となりました。従来七人の委員で行っていた権限を郵政大臣が行うことになり、その対応……
○福間知之君 ただいま郵政大臣並びに坂本NHK会長から五十四年度NHKの収支あるいはまた貸借対照表その他の御説明がございました。また、検査院からも検査結果について特に記述すべき意見はない旨の御指摘がございましたが、検査院にお尋ねをしたいと思います。
この五十四年度のNHK収支予算の執行につきまして、各種の実地検査を行われたわけでございますが、どのように検査が行われたか。実地検査に当たられた人員あるいは対象局所、検査の重点項目、そして検査結果について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 専門的な、しかも多岐にわたる調査を一口で御説明をいただいたので頭の上を素通りしてしまいましたけれども、……
○委員長(福間知之君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回重ねて委員長の重責を担うことに相なりましたが、委員の皆さんの御協力をちょうだいいたしましてその職責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、仲川幸男君、鈴木和美君及び鶴岡洋君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十……
○委員長(福間知之君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆さんの御協力をちょうだいいたしましてその職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、仲川幸男君、村田秀三君及び鶴岡洋君を指名いたします。
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、昭和五十八年五月、日本海中部地震により亡くなられた方々に対し御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立を願います。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十七日、下田京子君及び田原武雄君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君及び野呂田芳成君が選任されました。
また、六月十五日、村田秀三君及び村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として野田哲君及び瀬谷英行君が選任されました。
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十八年度防災関係予算について、政府から概要の説明を聴取いたします。加藤国土庁長官。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。荒井国土庁長官官房審議官。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十一分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、村沢牧君が、また十二日、和泉照雄君が、また本日、谷川寛三君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君、藤原房雄君、岩動道行君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
東北地方を中心とした山林火災について政府から報告を聴取いたします。荒井国土庁長官官房審議官。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取を終わります。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(福間知之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第二二六号公共土木施設等災害の激甚災害指定基準緩和に関する請願外二件を議題といたします。 本委員会に付託されました請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会で協議の結果、第二二六号公共土木施設等災害の激甚災害指定基準緩和に関する請願、第一三五二号公共土木施設災害復旧に関する激甚災害と局地激甚災害の指定基準の緩和に関する請願及び第三七九九号昭和五十八年四月二十七日の強風・異常乾燥下における岩手県の火災と強風災害対策に関する請願は、すべて保留と……
○福間知之君 ただいま大臣並びにNHK会長からNHKの事業計画あるいは予算等についての御説明がございました。 まず、会長にお尋ねをしたいのですが、会長はNHKの部内の御出身でもございまするし、NHKの事業については十分知悉されていると存ずるわけであります。今日、NHKが放送の自主性を支える上でその財政は必ずしも余裕はない、あるいは民間放送の力もかなり増大をしてまいっております。あるいはニューメディアへの対応という面もNHKとしては非常に強い切迫感があると思うわけであります。このように経営の環境がかなり厳しいように感ずるわけでございますが、川原新会長としてはこれからのNHKの経営のかじ取り責任……
○福間知之君 ただいま大臣から趣旨説明をいただきました簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案に関しまして若干の質疑を申し上げたいと思います。 まず、法案に入る前に、簡易保険あるいは年金事業の今後の方向についてどうお考えなのか、基本的な姿勢をお伺いしたいのですが、御案内のとおり、先般臨調が最終的な答申ということで、いわゆる官業は民業の補完に徹すべきだという基本的な考え方のもとに、簡保あるいは年金事業についてもこの際事業のあり方を見直す必要があるという見解に立っているような内容が答申されたと思います。郵政当局はこの答申をどのように受けとめておられるのか、あるいは……
○委員以外の議員(福間知之君) 前委員長として、この際一言御礼のごあいさつを申し上げたいと思います。 私、昨年の五月に災害対策の委員長に就任して以来一年二カ月ばかり、短い期間でございましたが、委員各位の皆様方のお力添えをちょうだいしまして大過なく任務を全うすることができまして、このたび辞任することに相なった次第でございます。 この間思い起こせば、就任早々、七月の例の長崎、熊本の集中豪雨に皆さんと一緒に視察に出かけ、現地の生々しい惨状に接して、思いを新たに任務の重要さを痛感いたしましたし、先国会が終わりましたその日実は日本海中部地震が発生して、これまた委員の皆さんと一緒に現地に駆けつける機会……
○福間知之君 今、我が国の経済はことしどういう道行きをたどるのかということが官民挙げて大きな関心事であります。河本経企庁長官も昨日でしたか、予算委員会で政府経済見通し実質四・一%が上方修正が可能になる状況が考えられます、こういうふうな御説明があったやに承知をしております。 ところで、私は日本の経済に最も大きな影響があるアメリカの経済について長官の御見解をまず伺いたいのです。 御案内のとおりに、四年前にレーガン政権が誕生いたしまして、いわゆるレーガノミックスをもってアメリカ経済の再建に当たる、こういう政策が打ち出され、以後展開されてきたところであります。このレーガノミックスは、簡単に言えば、……
○福間知之君 本法案の一部改正が提出された背景につきましては、これからいろんな角度で質疑をしたいと思うわけでございますが、この種の法案の改正がやはり強く世界的な経済動向の変化にかかわっていることは言うまでもないところと思います。したがって、まず、昨今の我が国をめぐる海外の経済状況についてお伺いをしたいと思うわけでございます。 先週でございましたか、河本企画庁長官とも、特にアメリカの経済の状況、あるいはまた先進国、そしてまた開発途上国等の経済の現状と見通しについて議論をしたところでございますけれども、小此木通産大臣もそのときにいろいろお聞きをいただいておったと思うんですが、通産当局として当面の……
○福間知之君 最初に大臣に総括的に二問お聞きをしたいと思います。 御案内のように、近時、消費者産業その最たるものである割賦販売の業態というもの、いわゆる花形産業の一つとして異業種をも含みまして重要な関心が高まっておりまして、信用情報についての十分な基盤もないままに参入をしてきている状態であります。したがって、そこには各種の混乱も見られるのが現状であります。ちょうどこの姿は数年前にいわゆる大型店が進出をして既存の小売業とのあつれきがちまたに巻き起こったという姿に似ているわけでありまして、こういう状況を放置をしていくということは決して好ましくないと私は思うわけであります。この点について、基本的に……
○福間知之君 今回の電電公社特殊会社化、民営化という大改革は、関係当局、政府等におきましては、かなりの時間をかけていろいろと構想を練り、今日法案提出にまで至り、国会の審議が行われているわけですが、国民のサイドから見ればもうひとつわかりにくい諸問題を含んでいると私は思うわけであります。例えば、当委員会でも既に、切りかえることによって、民間化することによって国民に与えるメリットはどうなのか、あるいは産業界に与えるメリット、デメリットはどうなのか、具体的には、料金は果たしてこれから上がらないのかどうか、さらにはまた、電話の回線を使用する場合のダイヤルのけた数はふえないのかどうかと、いろんな疑問が残っ……
○福間知之君 調査局長にちょっとお伺いかたがたお願いをしたいんですけれども、昨今、特に日米間の貿易戦争といってもいいこの状況の中で、有識者の方々もかなり発言をしているわけでして、そういうのを見ていますと、私もつくづく感ずるんですけれども、例えば、年明け以来、アメリカ側から見れば特定分野、象徴的な製品として、通信機器だとかエレクトロニクス、医療機器・薬品、木材、この四分野が大きく取り上げられて、強い要請が繰り返されてきましたね。関係当局も大変御苦労をいただきまして一応しのいできたんですが、ある段階で合意を得るというところに来ると、次にまた新しい要求が出されてくる。こういう繰り返しがこの半年ぐらい……
○福間知之君 特許庁長官に、法案審査に入る前に一言お伺いをします。 ことしは、明治十八年の四月十八日にいわゆる工業所有権制度、特許制度というものが創設されて百年になる、こういうふうに承知をしております。この間、長い期間にわたって我が国の産業、経済あるいは技術に関する歴史的な発展の経過、非常に海外諸国に比べても目覚ましいものがあると思うわけであります。何か特許庁として、あるいは通産省として、昨年、一昨年来から百年史の編さんだとか、あるいはことしは盛りだくさんの記念の行事も企画されておるようでありますが、高橋是清初代特許局長以来、現志賀特許庁長官は何代目になるのか存じませんが、この時期に長官を務……
○福間知之君 情報化社会という言葉が最近しばしば使われる、一体その情報化社会というのはどういうものなのかということについてちょっとお聞きをしたいんですけれども、例えばきのうの読売新聞の記事によりますと、読売新聞の世論調査が行われたようなんですが、今NTTでモデル実験が行われているINSについて利用したいという方々が、調査の結果七割を占めているとか、あるいは音声多重放送とか文字多重放送等知っているという人々が、六割以上を占めている。なかんずくどういうメディアを利用したいか、こういう調査に対して、具体的に在宅医療や検診のシステム、あるいはまた家庭防災・防犯システム、さらにはホームショッピング等を利……
○福間知之君 まず、両参考人に、貴重な御意見をただいまお聞かせいただきまして、感謝を申し上げます。 ところで、対米貿易をめぐる摩擦は何もことし、去年始まったわけではなくて、かつての繊維あるいはテレビ、鉄鋼に始まりまして長期にわたっておるわけであります。特に、ことし、この春先からアメリカの議会筋を中心にしていささかヒステリックなまでの感を受けるような対日批判が続出をしてまいりました。その背景には私はアメリカの政治的な選挙などを含めた状況などがあると思いますし、額面どおり必ずしも受け取る必要はないと思っておりますが、だが、やはり長期にわたって日米のよりよい関係というものを維持していく上では、ここ……
○福間知之君 法案の質疑に入る前に、昨今の日米間における貿易摩擦問題に関連いたしまして、今審査に入ろうとしている半導体等が対象にもなっておるわけであります。けさほどの新聞でも、再びアメリカ側から通信機器を主体にした日本市場の閉鎖性、あるいはまた対日輸出に対するアクセス、認定基準などなど問題視されているやに報道されております。 去る四月の二十六日でございましたか、日米貿易摩擦の一つであるいわゆるエレクトロニクス分野の市場開放について話し合うための第三回の次官級協議が行われたと聞いております。そして、その市場開放についてアメリカ側が第二回目の協議のときに、半導体チップ保護法の早期成立など九項目に……
○福間知之君 今回の法改正における一つの大きな特徴というのは、法律の名前及び該当条文を変更しまして、ガス会社を適用除外にすることとしていることであります。その結果、ガス会社についてはこの法律の適用を外しまして、社債発行限度暫定措置法いわゆる商法特例法の第一条に定める二倍の限度に戻すことになるわけであります。 ところが、ガス会社については、もともとこの法律でも社債の発行限度額はいわゆる自己資本の二倍と定められておるわけでありまして、いわゆる商法特例法の限度と同じであったわけです。この点、過去十年間におきましても、ガス会社の設備投資額及び社債の発行額につきまして、具体的にどういうふうな設備を増設……
○福間知之君 本法案の質疑の締めくくりということにもなるわけでございますので、何点か御質問したいと思います。 既に御案内のとおり、この法案は今日まで禁止されておりましたガソリン等石油製品の輸入に道をあける、こういうことになっていますが、これまでの質疑、議論の中で明らかにされたとおり、そうはいうものの幾多の疑問点がやはりあるわけでありまして、まだまだ今までの当局御答弁によって私たちが輸入を促進できるのかどうか、危惧をぬぐい去ることができません。これは後ほど、論理的な問題ですから若干触れてみたいと思うんですけれども、その上衆議院で、私をして言わせるならば、不可解な、まことに不可解な廃止期限五年延……
○福間知之君 まず基準・認証制度に関しまして御質問申し上げます。 政府は去る七月三十日にアクションプログラムの骨格を策定されました。そして輸入を促進するために製品の安全性などについて一定の品質を確保するための基準・認証制度の改定を進めてまいっております。そして今回の法案におきましても、例えば消費生活用製品安全法、さらにはガス事業法などを改正いたしまして政府認証を自己認証制度にしようとしているのでございます。 そこで、まず、現在この政府認証制度と自己認証制度、それぞれ数においてどれくらい存在しているのか、特にAPで検討の対象になったものはどれくらいあるのかということをお伺いしたいのと、またそ……
○福間知之君 年初来、アメリカ、日本との貿易摩擦問題に関しまして、通信機器にとかエレクトロニクス、あるいは医薬品、医療品、あるいは木材等の市場開放を中心にして、アメリカ側のややいら立ちとも思えるかさにかかった対日要求が繰り返し繰り返し行われてまいりました。その都度政府は一定の努力をやってまいったわけで、それについては多とするものがあるわけでございます。そして今、ことしももう十一月に入ったわけです。 この間、アメリカ議会におけるいろんな保護主義法案をめぐる動き、あるいは先般の総理の訪米によるトップ会談などなど、極めて重要な推移が見られるわけでありまして、ようやくG5によって八三年以来のドル高に……
○福間知之君 最近の円高の問題あるいは貿易摩擦をめぐる環境、さらには、けさの新聞でも円高差益の取り扱いについて通産当局の見解が報道されておりました。それらについて所信表明のさきの大臣演説に締めまして若干の質疑をいたします。 まず最初に、アメリカにおきましては、特にここ数年、なかんずく昨年初頭からいわゆる大幅な貿易のインバランスを背景にいたしまして、かつてない保護主義というものの高まりが見られます。戦後世界経済の発展を支えてきた自由貿易体制というものを維持することに大変困難な様相があらわれてきております。大臣の所信表明演説の中でも、第二次大戦後の世界の発展の基礎をなしてきた自由貿易体制を含めて……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました特定地域中小企業対策臨時措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、サラリーマン新党各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 特定地域中小企業対策臨時措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、輸出型産地、企業城下町等の地域における中小企業の深刻な実情にかんがみ、本法による措置を迅速かつ的確に実施に移すこと。 二、特定地域の指定にあたっては、客観的な指定基準に基づき公平かつ適切に行うとともに、……
○福間知之君 先日ブラッセルで開かれました日本とEC閣僚会議、田村大臣も出席をされました。大変体の調子も思わしくないということのようにお伺いしていましたけれども、御苦労さんだったと思います。 ECとの貿易、通商問題、昨今は何か陰にこもったような印象を私は受けておるのでございますけれども、そんな気持ちを持ちながら、今回の合意に関しまして二、三冒頭にお伺いをしたいと思う。 最初に、この閣僚会議におきまして、懸案になっている貿易上の問題を中心にして一体両者で何が合意されたのか、あるいはまた合意ができなかったものは何なのか、これをひとつお伺いをしたい。 それから、あわせまして、それとの関連ですけ……
○福間知之君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案について、反対の討論を行います。 本案の内容は、石炭鉱業合理化臨時措置法について、廃止期限の延長と貯炭管理制度及び石炭鉱山規模縮小交付金の創設に関する規定を追加し、石炭鉱業経理規制臨時措置法及び産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の廃止期限を延長し、石炭並びに石油及び石油代替エネルギー対策特別会計法について、廃止期限の延長と石炭勘定の借入金に関する規定の追加を行おうとするものであります。 我が党は、石炭鉱業合理化臨時措置法を除く三法律の改正につい……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました産業構造転換円滑化臨時措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、サラリーマン新党・参議院の会、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 産業構造転換円滑化臨時措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講すべきである。 一、産業構造転換の円滑化を図るため、将来の指針となる産業構造の中長期的ビジョンを早急に策定すること。 二、特定設備及び特定地域の指定またはその解除に際しては、関係者等の意見を十分に考慮しつつ、その実情を踏まえ、……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました特許法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、サラリーマン新党・参議院の会、各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、特許及び実用新案の出願につき多項制の改善を行うにあたり、出願人等関係者にその周知徹底を図るとともに、特許審査の処理が円滑に行われるよう審査基準等運用方針を明確にすること。 二、最近の出願件数の急増等もあ……
○福間知之君 そもそもこの半導体の貿易摩擦問題は数年前から起こってきたわけでありますけれども、特に、おととしから具体的に日米間の政府間折衝というものが行われまして、昨年九月に双方で覚書が交換され、いわゆる協定がなされたわけであります。その中身をここで申し上げるいとまはありませんけれども、幾つか重要なことがございます。それについて我が方、日本が誠実にそれを履行していないということが今度の大統領コメントでは表明されているわけですが、私はいささかの驚きと憤慨を覚えてこの大統領決定を見ておりました。政府当局としては誠実に履行したということが言えるのかどうか、まずその点をお聞きしたいと思います。
○福間知之君 まず、中曽根総理、今般の訪米、首脳会談御苦労さまでございました。お疲れがとれたでしょうか。早速の総括でございますけれども、幾つか重要な課題について、国民の皆さんに今回の訪米の結果につきまして正確に率直にひとつ御報告をいただきたい。 そういう意味で、まず、レーガン大統領と二回の会談を行われましたし、あるいは議会筋の有力議員とも話し合いをされたと伺っております。また、プレスクラブでの演説についてもアメリカ側でも多少の反応が出ていると言われてもおります。今回の訪米の目的とレーガン大統領との会談の経過、そして総理自身この会談についての成果をどのように感じておられるか、冒頭に伺いたいので……
○福間知之君 両大臣お疲れさま。まだ時差がとれてないと思いますが、御苦労さまです。だが、やはりお二人を中心に質問を進めなきゃなりません。
まず、OECDの閣僚理事会の成果につきまして、外務大臣大変御努力をされましたが、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 経常収支の黒字は数量ベースでは改善していますけれども、ドルベースでは九百億ドルをも超えている、未曾有の数値になっているわけですけれども、風当たりがかなりきつかったんじゃないかなと、こういうふうに推察しますが、いかがでございましたか。
【次の発言】 経常収支不均衡を改善することが現下の我が国における急務だということはもう言わずもがなでご……
○福間知之君 今般の東芝機械事件は、今日の日米間の最重要な問題ということになってまいりましたし、これが早期解決のために政府の格段の努力が要請されるところでございます。この事件は東芝機械という一企業レベルの事件であり、本来それによって東芝グループ全体が厳しいペナルティーといいますか、制裁を受けるなどということは、また、さまざまな対日要求を米国政府や議会が突きつけてくるということは、どうしてもおかしいんじゃないかというふうに考えざるを得ません。 私たち社会党としましては、本法案に対して、先月二十八日の本会議趣旨説明に対しまして代表質問で明らかにいたしましたように、ココム規制を強化することは、デタ……
○福間知之君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、外国為替及び外国貿易管理法改正案に対し、反対討論を行います。 以下、反対する理由を申し上げます。 まず第一に、ココム関係についてであります。 ココムは今から三十年以上昔の米ソ冷戦時代に生まれたものであり、既に過去の遺物となっております。世界軍縮と東西間の経済交流の拡大が求められている今日、ココム規制を強化しようとするこの改正案は、時代の流れに逆行するものである生言わねばなりません。 第二に、この改正法案が提案された経緯についてであります。 今回の東芝機械の外為法違反事件は、法律の不備によって引き起こされたものではありません。再発防止……
○福間知之君 予定の質問に入る前に、一、二先行してお聞きしたいと思います。
まず一つは、先ほど昼休みのテレビニュースで、日本時間昨夜、アメリカとのSDIの交換公文が締結された、こういう報道でございました。既に御案内のとおり、これをめぐりましては、当予算委員会はもちろん、国会で衆参それぞれ大きな議論があったわけでありまして、その経過の上に立って今日の締結ということで、重大な関心を持たざるを得ません。
まず、ここでは概要について外務大臣の報告を受けたいと思います。
【次の発言】 報じられるところによりますと、この構想は一九八三年ごろから研究に着手して、今日までレーガン大統領個人の主導下でかなり……
○福間知之君 地域経済及び産業活動等の実情に関する調査のため、去る十月十二日から十四日まで三日間にわたって行われた委員派遣について御報告申し上げます。 派遣委員は、大木委員長、前田理事、市川理事、杉元委員、降矢委員、小山委員、井上委員、木本委員と私、福間の九名で、日程は、十月十二日、金沢市の石川地場産業振興センターにおいて石川県から経済概況説明を聴取した後、同センター、石川県工業試験場及び澁谷工業株式会社を視察し、次いで、株式会社ソディックにおいて大阪通商産業局から管内概況説明を聴取した後、同社福井工場を視察し、宿舎のホテル会議室で福井県から経済概況説明を聴取いたしました。翌十三日は、福井市……
○福間知之君 まず、田村通産大臣にお伺いをします。
四月の中旬にバンクーバーで四極貿易大臣会議が予定されておる、あるいは五月にOECDの閣僚理事会も予定されておると聞いておりますが、これらの会議の目的、テーマというのは何か。大臣のこれらの会議に臨む心構えをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今大臣がるる述べられたように、この四極貿易大臣会議あるいはOECDの閣僚理事会それぞれ、後者はサミットを控えての時期だと聞いていますし、重要な意味を持った会議だろうと思うし、ぜひ大臣もこれは出席をいただかなければならぬだろう、日本の今の立場から考えてそういうふうに思います。
ついては、私はこの委……
○福間知之君 現在の中小企業組合は、事業協同組合あるいはまた商工組合、さらには企業組合、協業組合、商店街振興組合等多くのものがございますけれども、中心的な役割を果たしてきたのがいわば事業協同組合でありまして、中小企業組合制度はその基本として協同組合原則をとっていると考えられるのであります。しかし、現在のように高度産業化社会での目まぐるしく経済が変動する中におきまして、協同組合原則を中小企業の組織化の基本原則とすることの是非というものが今問われてもいるんじゃないかと思うんです。 二十一世紀を目指す中小企業組合にとりまして、組合原則の今日的な意義というものについて歴史的視点に立って検討が必要では……
○福間知之君 名前の長い法律でございますが、一昨年の五月にこの法律が制定されておるわけですが、その当時民間活力を発揮するということは中長期的な我が国経済の発展を支えるかぎであるというふうな位置づけが行われました。いわゆる経済社会の活性化ということが全国各地の民活プロジェクトをもちまして推進に当たるという、そういう大きな課題となったわけでございますが、このプロジェクトの候補というものがその後百を上回るほど相次いで打ち上げられたのであります。 しかし、それらのプロジェクトの中で認可されたものは数えるほどしかないというふうに聞いておるのですが、これは一体どういうことなのか。また、認可に至らなかった……
○福間知之君 訪問販売等に関する法律の審議に入るわけですが、近年のこの訪問販売によるところの消費者の被害の増加ということについては社会的な問題としても看過できない状況になっております。東京都の消費者センターが昭和六十一年度に受け付けた訪販トラブルというものは約七千七百件に上っておりまして、七年前のざっと約四倍に増加をしております。 この被害者の層につきまして見ますと、高齢者あるいは主婦、若者といったいわゆる社会的な弱者と言われる層が中心になっているようであります。このような被害者の層が偏っておる点については、昨年の当商工委員会におきましても特定商品等の預託等取引契約に関する法律の審議の際にお……
○福間知之君 ただいま参考人それぞれのお立場からの大変貴重な御意見を拝聴して、問題の認識を新たにさせられたわけでありますが、時間が答弁を含めて一人二十分ということになっておりますのでなかなか意を尽くせないと思うんですが、まず本田先生それから木村弁護士さんにもお伺いをしたいんです。 それぞれお話の中にもありましたように、聞いていますと、訪問販売そのものの制度が果たしてどうなのかというふうな感じを抱くんです。特に日本の経済のマーケットというのは大きなものですから、ヨーロッパの例などを見ても、日本の場合はそれを上回るような適切な規制措置を講じなければならないというふうなことをまず念頭に置いてお伺い……
○福間知之君 この法案の質疑に入る前に、大臣にお聞きをしたいと思うんですが、御案内のとおり、奥野大臣が昨日も衆議院の決算委員会で再び三たび、かの靖国問題ほかかつての戦争は侵略戦争じゃないなどと発言をして、先ほどのテレビでは野党の側はこぞって強い批判をいたしておりまして、場合によっては罷免を要求するやもしれないという雲行きになっております。このことはかねがね繰り返されてきたことだけに、しかも、外務大臣は先般中国訪問をして政府見解を伝えて、奥野発言は真意じゃないというふうな趣旨の話をしてきているわけですけれども、通産大臣はこの連休中に別の用件で中国へ行かれたようでございますから、直接かかわりはない……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、サラリーマン新党・参議院の会各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、我が国の先進工業国としての国際的責務にかんがみ、地球的規模の環境問題の解決に向け積極的に貢献するよう努めるとともに、以下の諸点について留意すべきである。 一、オゾン層の状況等の観測、監視及びオゾン層の保護……
○福間知之君 最初に、先般のOECDの閣僚理事会に御出席になった田村通産大臣、中尾経企庁長官、まずは大変御苦労さまでございました。 会議の模様は報道機関によってある程度承知をいたしておりますが、今、国際経済の先行きなり、その中で我が国が果たさなきゃならない責任というものの重さ等を考えまして、当会議で大臣方が発言をなされ、また各国からのいろんな要請等もあったことと思いますので、含めまして幾つかの質問をしたいと思います。 まず、今回の閣僚理事会が採択した共同声明の概要について、私の認識では比較的穏当な認識がなされているように思うんです。まず、各国経済が予想を上回る良好なパフォーマンスを示してお……
○福間知之君 今次税制改革案の立案の過程というものを少しく振り返ってみますときに、過ぐる六月の十四日の自民党税調による大綱の決定、これに対する政府税調の言うならば追認、そして要望事項の提出、その上での最終答申という経過をたどっているわけでありますが、考えてみると、どちらかと言えばこれは異常なと言える形で推移したものと私は思います。素案が示される前の二十回余りの公聴会、素案提出後の公聴会、それらは実質的には一体何だったんだろうかという疑問が残るのであります。当初から、この大型間接税導入というものを企図して消費税創設を目指した竹下自民党内閣の姿勢だけが目立っていると言わざるを得ないのであります。 ……
○福間知之君 質疑に入る前に二点ばかりお聞きをしたい点がございます。 その第一は、消費税問題に関してであります。 昨日も本院本会議において三塚大臣からも一定の消費税に関する答弁がなされたようでありますが、昨年の暮れの国会で決まって三カ月が経過しようとしているわけでありますが、早くも四月一日の実施を控えて余すところ四日という時間しかありません。巷間既に報道されているように、皆さん方も御案内のごとく、七十五の地方自治体においても消費税の上乗せを見送るなどの決議が地方議会で行われ、あるいは一般事業者の中においてもかなりの混乱が惹起されているやに伺うわけであります。 昨日の新聞によりますと、三塚……
○福間知之君 先ほどの昼休みのNHKテレビニュースで、午前中も同僚議員が触れておられましたが、藤浪前官房長官の参考人事情聴取が検察として行われた模様だということが報じられました。
高辻大臣は、先ほどはあのような御答弁でございますが、官房長官、当然藤浪さんというような立場の方が事情聴取を受けたというふうに思われるわけなので、しかも国民は大変これは注目をしていると思います。前官房長官でもあった方ですが、何か小渕長官の方に御連絡なり御報告なりがございましたでしょうか。
【次の発言】 ないということであればそれは仕方のないことかもしれませんが、常々このリクルート問題は昨年の夏以来の我が国政界あるいは……
○委員長(福間知之君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました福間でございます。まことに微力ではございますが、委員皆様方の御協力を賜りまして円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に井上孝君、斎藤文夫君、吉川博君、村沢牧君、山本正和君……
○委員長(福間知之君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として今泉隆雄君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
土地対策に関する実情を調査し、もって本委員会に付託を予定される土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の審査に資するため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存……
○委員長(福間知之君) 土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 この際、石井国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。石井国務大臣。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題といたします。
まず、土地基本法案について政府から趣旨説明を聴取いたします。石井国務大臣。
【次の発言】 次に、土地基本法案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員大原一三君から説明を……
○委員長(福間知之君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として日本国有鉄道清算事業団理事前田喜代治君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
前回、両案の趣旨説明は聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(福間知之君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十一月三十日、今泉隆雄君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として日本国有鉄道清算事業団理事前田喜代治君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を便宜一括議題とい……
○委員長(福間知之君) 土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君が選任されました。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を便宜一括議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから土地問題等に関する特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を……
○委員長(福間知之君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨六日、西川潔君が委員を辞任され、その補欠として今泉隆雄君が選任されました。
また、本日、小川仁一君が委員を辞任され、その補欠として栗村和夫君が選任されました。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、東京理科大学教授石原舜介君、三鷹市長坂本貞雄君、日本不動産鑑定協会副会長横須賀博君、大阪市立大学教授池田恒男君、日本労働組合総連合会経済産業局長柿沼靖紀君の五名の方々に御出席をいただいており……
○委員長(福間知之君) 土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨七日、今泉隆雄君及び猪熊重二君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君及び広中和歌子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として全国農業協同組合中央会常務理事田久保一政君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案……
○委員長(福間知之君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として平野清君が選任されました。
また、去る十二日、栗村和夫君及び立木洋君が委員を辞任され、その補欠として小川仁一君及び林紀子君が選任されました。
【次の発言】 土地基本法案及び国土利用計画法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告をいたします。
本日、小川仁一君、西田吉宏君及び坂……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。 一言ごあいさつを申し上げます。 私はこのたび社会労働委員長に選任されました福間知之でございます。 今特別会も本日で閉会するわけでございますが、社会福祉、労働問題などの重要な諸問題を所管する本委員会の使命はまことに重大であります。委員長といたしましても、その重責を痛感するところでございます。 今後、理事の皆様を初め委員各位の御支援、御鞭撻を賜りまして、円満、公正な運営に努め、その職責を全うしてまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○福間知之君 同僚議員の質問に続きまして、補足的にお聞きをしたいと思います。 まず私は、今実現を見ようとしているところのペーパーレスシステムにつきましては、出願受け付け等の事務処理からその後の審査、審判、さら には情報サービスに至るまで、いわゆるオンラインなどを使用して実施をするという、まさに世界に例を見ないシステムだと承知をしておりますが、そうした意味で、来るべきコンピューター社会の中で、一つのトップランナー的な画期的なシステムでもあろうかと存ずるわけであります。 私は、当委員会でかつて、昭和五十八年でございましたでしょうか、今の新庁舎を含めて約十年がかりで二千億円の巨費を投じてこのシス……
○福間知之君 最初に、価格支持制度のある商品の上場に関する適否につきましてお伺いをしたいと思います。 衆議院の審議の段階における質疑におきましても指摘されたわけでございますが、生糸の一元的な輸入制のもとで安定価格制度と商品市場とは性格上相入れないのではないか、こういう見方があるんですが、また、これら価格政策に絡んでインサイダー取引のおそれも多分に存在しているのではないでしょうか。今日においてもなお上場されている理由あるいは今後うわさをされている自主流通米につきましてもその関係が考えられるわけですけれども、政府はどのように対処しようとされておるのか、お伺いをします。
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。前島英三郎君。
【次の発言】 以上をもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。
なお、ただいま前島君の報告中、御要望のご……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
昨十月三十一日、乾晴美君が委員を辞任され、その補欠として粟森喬君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 高桑君、時間が過ぎています。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時十四分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一日、粟森喬君が委員を辞任され、その補欠として乾晴美君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二号原爆被害者援護法の制定に関する請願外三百八十一件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第八六号保育制度の堅持と充実に関する請願外二十件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第二号原爆被害者援護法の制定に関する請願外三百六十件は保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定すること……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。
育児休業制度等について調査検討するため、小委員十三名から成る育児休業制度検討小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、小委員及び小委員長の選任につき……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、乾晴美君が委員を辞任され、その補欠として粟森喬君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君を指名いたします。(拍手)
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十一日、粟森喬君が委員を辞任され、その補欠として乾晴美君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午後零時十分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度とし、十二時四十分まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は以上で終了いたします。
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小里労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 去る三月二十九日、予算委員会から、四月九日午後の半日間、平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管、労働省所管及び環境衛生金融公庫について審査の委嘱がございました。 本委員会の所管省庁は厚生省並びに労働省の二省とその審査対象は広範囲にわたっておりますが、委嘱審査期間が午後の半日間に限られていること及び法案の審査状況にかんがみまして、理事会で協議の結果、今回の予算の委嘱審査につきましては、異例の措置ではありますが、私委員長から、委員会を代表し、それぞれの所管省庁に対し若干の質問をいたしまして、……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
再生資源の利用の促進に関する法律案について、商工委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会の開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 次に、育児休業等に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。小里労働大臣。
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、育児休業等に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 大きな声でお願いします。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、育児休業等に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
児童手当法の一部を改正する法律案及び戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 両案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時三十分まで休憩いたします。
午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、児童手当法の一部を改正する法律案及び戦傷病者戦没者遺族等援……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
地域雇用開発等促進法の一部を改正する法律案及び中小企業における労働力の確保のための雇用管理の改善の促進に関する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 両案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
午前に引き続き、地域雇用開発等促進法の一部を改正する法律案及び中小企業における労働力の確保のための……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
育児休業等に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 沓脱君、時間をオーバーしています。
【次の発言】 ここで、午後四時五十分まで、三十分間余の休憩をいたします。
午後四時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、小野清子君及び佐々木満君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君及び井上章平君が選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、育児休業等に関する法律案を議題とし、……
○委員長(福間知之君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二号原爆被害者援護法の制定に関する請願外千四百七十四件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第四号保育所制度の充実に関する請願外二百九十七件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第二号原爆被害者援護法の制定に関する請願外千百七十六件は保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長……
○福間知之君 高圧ガス取締法の一部を改正する法律案につきまして審議に入るわけですが、過般の趣旨説明でこの法案の提出についての理由を伺ったところですが、改めてこの法案の今国会提出についての理由、背景をお聞きしたいと思います。当初は次期の通常国会に提案されるやに聞き及んでおったんですが、今国会になった背景なり理由をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明の中で、過般の大阪における阪大の研究室による事故、これが直接的な一つの重要な理由というふうに伺いまして、私もこれは適切な判断じゃないか、こういうふうに思います。
ところで、今回の規制の対象になる特殊高圧ガスを七つの種類に絞った……
○福間知之君 先般、通産大臣並びに経企庁長官、公取委の委員長から、来年度の施策についての所信の表明を聴取いたしました。きょうは、その所信表明に対して、私、全般的に幾つかの点について、見解を交えながら質疑をしたいと思います。 まずは、景気の問題に関しましてお伺いをしたいんですが、現在我が国経済が直面している最大の課題は、減速しつつある景気への対応ではないかと思います。昨年来の景気動向はいわば予断を許さないと見られまして、今日においては厳しい状況になっておると判断されます。これは通産省が先日発表した鉱工業生産動向や大型小売店販売統計などを見ますと、生産、消費とも停滞傾向を示したことが明らかになっ……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました石炭鉱業の構造調整の推進等の石炭対策の総合的な実施のための関係法律の整備等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 石炭鉱業の構造調整の推進等の石炭対策の総合的な実施のための関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、関係法律の目的が十分実現されるよう最大限の努力を払うとともに、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、稼行炭鉱に対し今後とも所要の支援を講……
○福間知之君 今回のこの法律案は、法案の名前に示されておりますように、輸入の促進と対内投資の拡大、円滑化を目指すものであると判断をいたしております。
ところで、この法案の施行によりまして、輸入の拡大というのはどの程度の規模見込まれておるのか、あるいはまた、対内の直接投資というものの増加を幾ばく見込んでおられるのか、まずお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 なかなか、輸入面、対内投資面、具体的数字で目標を示すということは難しいようですね、今のお答えでも。それは、ある程度やむを得ないと思いますが、また後ほど時間があれば議論をしたい、こういうふうに思っております。
いずれにしても、それぞれを……
○福間知之君 まず、大臣に、この計量法の審議に際して、冒頭一、二お伺いします。 この法律の目的、さらには今回全面的な改正が行われるということによる国民生活に与える影響というものについてお伺いをしたいわけですけれども、現行法におきましても法の目的について、適正な計量の実施あるいは経済文化への寄与という点がうたわれております。 しかし、国民生活の安定、消費者の利益保護については言及されていないのであります。だが、このことは極めて重要なことだと考えますので、今回目的規定にやはり明記をすべきではなかったかなと思うわけですが、それは必要ないと考えられた理由は那辺にあるのか。また、今回の全面改正で国民……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました金属鉱業等鉱害対策特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 金属鉱業等鉱害対策特別措置法の一部を 改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい て適切な措置を講ずべきである。 一 休廃止鉱山における坑廃水処理事業の確実 かつ永続的な実施のため、国の補助金等所要 資金の確保に努めること。 二 鉱業権者に対する鉱害防止事業基金へ……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました中小企業流通業務効率化促進法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業流通業務効率化促進法案に対す る附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい て適切な措置を構ずべきである。 一 中小企業による本法の助成策の利用を促進 するため、基本指針の策定に当たって共同化 計画を検討する際の適切な判断基準を示すも のとなるように努めるとともに、推進される べ……
○福間知之君 私は、ただいま可決されました特定債権等に係る事業の規制に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定債権等に係る事業の規制に関する法 律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、特定債権等に係 る事業基盤の整備と投資者保護の徹底による市 場の健全な育成を図るため、次の諸点について 適切な措置を講ずべきである。 一、債権小口化による事業資金の調達が、リー ス・クレジット産業の利用者に対するサービ ……
○福間知之君 先ほど来から青木公述人も触れておられましたように、当面の最大の問題とも言える特例法案、赤字公債の発行に関しまして、仮に政府、大蔵省当局の中期財政展望五十四年ないし五十五年まで膨大な公債を発行するということを前提にして考えた場合には、これは赤字公債に抱かれた財政ということであり、さらに財政の硬直化がかなり心配されるということは言うまでもありません。当委員会でも先般来慎重な審議がしたがって続いているわけですが、簡単に二、三点御答弁を賜りたいと思うんです。時間がありませんので要約して申します。 一つは、日本における市中消化の度合いというのが非常に低いと、これは当委員会に出されました資……
○福間知之君 公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。貴重な意見を賜りまして、感謝申し上げます。 まず、谷本公述人にお聞きをしたいんですが、先ほども公述の中で触れておいでになったかと思うんですけれども、まあ葉たばこに限りませず、最近は米の減反、あるいはまた他の畜産、農産物の自由化、あるいはそれらに関する輸入の圧力、こういうものが日本の農業全体を取り巻く環境として深まってきているわけでありますけれども、例外ではなくて、このたばこも半年分からの過剰在庫を抱えている。加えてまた、値上げによって、たばこ全体の消費の停滞から来る葉たばこの需要の減退、あるいはそこからまた、結果として減反なり廃反とい……
○福間知之君 渡辺先生に一言お聞きしたいのですが、先ほどの景気に関するお話でもう少し見解を聞きたいのですけれども、最近かなり厳しく見る経済学者の場合、たとえば下村治さんなどはゼロ成長論者と言われているのですが、必ずしもそれにくみするわけじゃないのですけれども、確かに一年以上前に比べて景気がよくなってきたのじゃないか、生産指数の上昇とか在庫投資積み増しなどの指数も回復してきたと言われるのですが、しかし私ども考えまして、かなり財政主導で公共投資重点の財政刺激によって成長率を何とか高めるということにつながっているのであって、全体としての、民間の何と言いますか、景気を押し上げていくという力はなお不足し……
○福間知之君 企画庁長官に、昨日夜報道されました政府としてのOPECの値上げに伴う国内原油価格を軸にした卸売物価の上昇を抑制するという趣意の方針が決定されたようでございますが、あらかた御説明をいただければと思います。
【次の発言】 まだ各国ごとのプレミアムがどうなるかわからないし、あるいはまた六月のOPECの総会でも再値上げが行われる可能性を残しているということでございますね。さしあたって他の物価への影響もさることながら、石油各社の価格値上げというものがどういうふうになるのか、これは長官でなくてもエネルギー庁でも結構でございますが、今後さらに値上げがあるという一応の予想がかなり確度が高いわけで……
○委員長(福間知之君) これより逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。
郵便法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 じゃ大木委員、ほかの質問からお願いしましょうか。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本連合審査会はこれにて終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、連合審査会は終了することに決定いたしました。
これにて散会いたします。
午後四時五十八分散会
○委員長(福間知之君) ただいまから逓信委員会公聴会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、八百板正君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 本日は、郵便法等の一部を改正する法律案につきまして、六人の公述人の方々から御意見を伺います。
この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
皆様には御多忙中のところ本委員会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございました。
御案内のように、郵便料金値上げに関する郵便法等の一部を改正する法律案はただいま参議院において審議中でございますが、その内容は国民生活に重大な関係がござい……
○福間知之君 私は、商工委員会関係の立場から、御質問を幾つかしたいと思います。
まず最初に、法律案に直接関連する幾つかの点を端的にお聞きをしたいと思うんです。商工委員会関係の法律案で今回の規制緩和一括の政策に関して、消費生活用製品安全法の一部改正、さらにガス事業法の一部改正、この二法が出されているわけであります。
まず、消費生活用製品安全法に基づくいわゆる特定製品というのにはどういうものが該当し、指定されておりますか。
【次の発言】 今の御説明の中には金属バットは入っていませんね。
【次の発言】 金属バットが折れる事故が続いたという記憶を皆さんも含めて持っているわけでございますけれども、あ……
○福間知之君 蝋山先生にまずお聞きしたいと思うんですが、先生のお話でも日米間の相互依存の関係というものについて、これはもう切っても切れない仲になっている、それは経済的だけじゃなくて安全保障を含みまして、特に安全保障の面はもう言うに及びませんし、私は経済的な側面でまさに日本側から見ても、今日までの経済発展の主たる原動力として、いわゆる輸出というものを抜きには考えられない。しかもその輸出というものは、全体の額の四割程度を対米依存しているという事実ですね。これは西ドイツあたりではまあ一〇%程度と聞くんですが、いかにも大き過ぎる。したがってココム問題一つ取り上げても、私どもは国会の中であのときにいわゆ……
○福間知之君 私は、今日の国際軍事情勢について新しい時代の幕あけだという認識に立ちまして、国際軍縮への枠組みについて私の見解を申し述べます。 一つは、新時代の開幕とも言える象徴的な出来事に関してであります。 アジア・太平洋には新しい時代が到来しようとしています。この認識に立って、私は、国際軍縮への枠組みづくりにおける日本の役割について、若干の提言を行うものです。 このアジア・太平洋に新時代の開幕を告げるのは、二つの歴史的な出来事であります。その第一は、昨年十二月八日にレーガン大統領とゴルバチョフ書記長との間に調印されたINF全廃条約であります。その第二は、ことし四月十四日に米ソ並びにパキ……
○福間知之君 社会党の福間ですが、関連して、まず藤目参考人に。 最初のお話で、長期のエネルギー需給見通しというのを調査会の方で長年やってこられて、最近のやつが先ほど御報告ありましたね。これについて参考人の研究所としては妥当と考えられておるのかどうなのか。私は、ちなみに石油の依存率が二〇〇〇年度、二〇一〇年度この程度だというのは、これ以下にすることが望ましいとは思いますが、これでやっていけるのかどうかなと。かなり可能性はあるような気もするし、情勢の変化でこれはちょっとわからぬな、こういう気がしておるわけでございますが、総花的にこの長期見通しについて、藤目参考人にはコメントをひとつ研究所のお立場……
○福間知之君 今概略の説明がエネルギー庁長官からあったわけですが、最初に中東紛争に関連したエネルギー事情についてお伺いします。 一つは、けさの新聞で石油各社が灯油価格をつり上げているのではないかという趣旨の報道がありました。特に、生協関係が一般的に価格は低いんですけれども、おおむね昨シーズンに比べて一・五倍だと、こういうふうに言われているんですが、今の説明でも石油元売各社に対して価格についての便乗値上げ等を抑制するという示達を出されているということはわかりますが、果たしてその効果のほどはどうなのかということ。国民生活が冬場に向かうにつれて灯油の面で、特に北海道など灯油の消費量が多い地域では影……
○福間知之君 当調査会が過去三年間にわたり種々調査してまいりました経過を踏まえて、ただいま会長の御発言のとおり、きょうのテーマについて触れるわけでございますが、流通に関しましては後ほど同僚委員が触れるということになっておりますので、用意はいたしましたが持ち時間も限られていますので、私は、我が国の構造調整並びに産業政策に関して所見を申し述べたいと思います。 今日、我が国は、世界のGNPの約一五%を占めるとともに、一人当たり国民所得は世界のトップクラスに達しまして、世界最大の債権国にもなっております。それに応じて、物質的な意味における国民生活の豊かさもかなりの分野で主要先進国並みの水準を実現して……
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