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粕谷照美 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

粕谷照美[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
414位
委員会発言歴代TOP500(参)
135位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
221位
委員会発言(議会)歴代TOP500
227位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
131位

10期委員会出席(無役)TOP50
49位
10期各種会議出席TOP20
14位
10期各種会議発言TOP20
17位
10期各種会議発言(非役職)TOP20
14位
11期委員会発言TOP50
39位
11期委員会発言(非役職)TOP50
36位
12期委員会出席TOP50
46位
12期委員会発言TOP50
38位
12期委員会出席(幹部)TOP25
21位
12期委員会発言(非役職)TOP50
38位
13期委員会発言TOP25
24位
13期委員会発言(非役職)TOP50
27位
14期委員会発言TOP50
40位
14期委員会出席(幹部)TOP50
49位
14期委員会発言(非役職)TOP50
39位
15期委員会発言(議会)TOP25
22位

このページでは粕谷照美参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。粕谷照美参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1974/10/25、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 重症心身障害者の対策について伺います。  政府は、社会福祉施設整備五カ年計画、そして昨年の一月三十一日の田中総理大臣の発言、同じく二月の社会保障長期計画懇談会等に明らかなように、入所を必要とする重症児の全員収容を昭和五十年度中に行なうことといたしております。ところが、厚生省の五十年度予算要求の重点項目、重症児措置人員、これを見てみますと、昭和四十九年には一万八百五十二人、五十年に一万二千三百九人で、約千五百人の増加というところでとどめております。入所に必要な子供たちの全員入所という基本的な方針に変更はないのかどうかというその前提に立って、まず第一に、一万二千三百九人という数字は、……

第73回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1974/11/14、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 六十八国会で慎重に審議をされて、労働者側の意見もいれられて勤労婦人福祉法が四十七年の六月に全会一致で制定されて早くももう三年目を迎えております。同法に基づいて勤労婦人福祉対策基本方針もつくられましたが、どこまでそれが徹底して実行に移されたかという観点に立って質問をしていきたいというふうに思っております。  まず、大久保大臣の就任にあたっての抱負が新聞に出されております。非常に短いスペースですから、私はこの中から真意というものを受け取ることができませんけれども、しかしわが国の就業人口は約五千百二十万人で、これらの人々の福祉を守ることが重要であると、非常にいいことをおっしゃっておられ……

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/21、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、大体三事業を中心として質問をしたいというふうに思っておりましたが、いまの浜本委員の質問、それからそちらの答弁をお伺いいたしまして若干関連してどうしてもお聞きしたいということがありますので伺います。  この八月の十六日の総理府統計によりますと、四十九年の上半期に労働力人口が七十五万人減員をしたというのがありました。これは昨年の同期に比べますと約四万人減だと、しかもその内容については男子がふえているのに女子がたいへん大幅に減っているということがあげられておりましたが、その理由の最たるものに、いわゆるピークの時代に生まれた人たちが昭和二十三年前後になると思いますが、そういう人たち……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1975/06/18、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は文部省及び厚生省に、学校給食に関する、特にリジンに関する問題について質問をしたいというふうに思うわけです。  学校給食が、戦後、子供たちの体位の増強に対して非常に大きな成果を上げてきたということを認めつつも、いま文句を言うこともできないで、学校給食を与えられている、あるいは与えられているという言い方は悪いとすれば、食べなければならない子供たちの上にとって、非常に大きな、大変な問題が出てきているように思うわけです。それは食べる材料の中にすごい添加物が入っている、あるいは洗剤の問題が非常に大きくなっているにもかかわらず、これが明確な態度で父母にも知らされていないというふうなことも……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 日本社会党、公明党、日本共産党、民社党並びに二院クラブの共同提案によって、ただいま議題となりました義務教育諸学校等の女子の教育職員の育児休暇に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、わが国においても、生涯働き続けようという勤労婦人の増加が著しく、特に教育界においては、女子職員の占める割合が大きくなっております。すなわち、昭和四十九年度における教員総数のうち女子教員の占める割合は、幼稚園九四・三%、小学校五四・〇%、中学校二八・八%、高等学校二八・八%、障害児教育諸学校四四・四%となっており、この比率は今後さらに増加することが予想されるとこ……

第75回国会 文教委員会 第7号(1975/04/01、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 時間がありませんから一点だけ質問いたしたいと思います。  この法案の提案に当たって、問題点は、医療需要の増大と医師の地域的な偏在に対処するために、無医大県の解消を図るために施策の一貫として出されたと、こういうふうに説明がありますけれども、人口対比で言えば十万人に百五十人になるのが昭和六十年だ、国公立でこういうことでございますね。そうしますと、その私立の卒業生を入れますと一体人口比十万人に対してはどのくらいの医師数になるのかということと、そのような問題の中で需要に応ずるということはできましても、本当に離島だとか、豪雪地域だとか、僻地だとか、この地域的な偏在が解消できるというふうにお……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初にちょっと古い話になりますけれども、文化功労者に対する年金制度が確立されたのは昭和二十六年でございますけれども、当時の背景あるいはこの理由、それはどこにあったかということについて詳しくお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 それでは、その次にお伺いすることは、昭和二十六年以降、神武景気あるいは岩戸景気と言われるような経済変動の激しい年月を経てきておりますけれども、政令によって年金額を決めたということではなくて、国会の議を経てこの額を決定してきたというそのよってきたるものは一体何だったのでしょうか。
【次の発言】 そうすると、その精神はいまでも生きているわけですか。

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 本改正案と関連して最初にお伺いしたいことは、さきに社会保障長期計画懇談会が年金制度改革のための中間報告書を出していると思います。それを受けて政府部内において、昭和五十一年度にはわが国の年金制度についての総合的な対策の検討が進められていると伺っているわけですが、私学共済も当然それに関連して大きな変革が行われるのではないかと、こう考えております。私が考えるところ、問題点は財源負担の適正化と、各制度の分離と、給付格差の是正にしぼられているというふうに思いますけれども、現状がどうなっているかということ、どのような点が変わっていくかということについてお伺いをしたいと思います。

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 一月二十四日、三木総理大臣は施政方針演説の中で国際婦人年に触れまして、婦人の地位の向上に一層努力をすると、こう述べられております。私ども婦人議員は大変喜んだわけですが、総理府の発表いたしました「婦人に関する諸問題の総合調査報告書」、これは昨年の三月に出されておりますが、その中に、「家事の手伝いについては、男女差がはっきり見られ、小学校入学前はそれほどではないが、家事の手伝いをさせない家庭は、小学校低学年男子二五%、女子一三%、小学校高学年男子二三%、女子六%、中学校男子三〇%、女子九%となっている。」こうしたしつけをしている母親たちは、いまの暮らしについて男女の地位が平等になって……

第75回国会 文教委員会 第16号(1975/06/24、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま教育の根幹に触れるような非常に貴重な御意見と御答弁を伺っておりまして、私たちもできればこれに参加をさせていただいたら非常に実りある審議になるんじゃないだろうかと、こう思いながら伺っていたわけですが、私は、もっと現実的な問題についてひとつ集中的に文部省の考え方をお伺いしたいわけです。  それはさまざまな可能性を持っている子供たちが未来に向けて幸せに育つようにと父母を初め教育関係者は一生懸命になって教育に努力をしているわけですが、最近学校における事故が激増しているということがマスコミの上でも取り上げられておりますし、マスコミだけではなくて、具体的に市町村段階、父母の段階でも大……

第75回国会 文教委員会 第17号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、樋口先生と槇枝委員長にお伺いしたいと思うのです。  戦後の民主教育は、教育基本法の第五条で、男女は互いに尊重して、協力をし合いというふうに、男女の共学の原則をうたって発足をして三十年が過ぎたと思います。一九四六年の新教育方針には、女子は妻であり、母でおる前に人であり、良妻賢母のみが女子教育の目的ではない。これまで女子には礼儀作法、茶の湯、生け花、家事、裁縫が重んぜられ、社会問題や科学的教養を身につけさせることに欠けていたが、このようなことは単に女のために不幸であるばかりではなくて、社会全体のために損失であるというふうなことを言っておりましたけれども、最近は、これに対して非常……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 わが党の持ち時間が終わったと思いまして遠慮していたんですが、大体、久保委員が質問されたことと私が質問しようと思っていたことが一致していたものですから一つだけ質問いたします。  提案理由のところにありますけれども、「私立大学は個性ある教育という私学の理想を高く掲げて量的拡大よりも質的向上をはかることが適切である」と、こういうふうに述べられております。私も、まさにそのとおりだというふうに思うのですけれども、国民の側からしてみれば、憲法の第二十六条に学習権を保障するという立場もあるわけです。それならばなぜ、五年間、私大あるいは学部の設置及び収容定員の増加などを認可しないのかという、こう……

第76回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私が長官に質問したいと思ったことは対馬委員が触れましたので、ただ一点だけお伺いしたいと思います。  それはきのう米審に諮問されました二〇%の消費者麦価引き上げという問題点ですけれども、政府諮問どおりに答申がされたということになっています。あれが二〇%引き上げられるということになりましたけれども、その諮問に先立って農林省と大蔵省は三〇%引き上げを強力に主張をした。それに対して経済企画庁は消費者物価の安定という立場から一九%を強く主張されたと、こういうことが新聞紙上に載っております。この一九%を企画庁が強く主張されたという根拠をそれはやっぱり教えていただきたいというふうに思いますし、……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 関連。各方面から意見を聞くということは私は当然のことだというふうに思っているんですが、いまの局長の御報告によりますと、意見を聞いたところ、まあ調査の状況はわかりましたけれども、意見を聴取したところが、教育長協議会やあるいは教育委員長会というんですか、そういうところだったり、あるいは小・中・高の校長会であるわけですよね。もっと私は現場の声を聞いていただきたいというふうに思うわけです。それは大臣が先ほどジャーナリストの意見も聞かなければいけないし、いろいろな意見を聞かなければいけない、国会の話も聞かなければいけないの中に加えて、母親の意見も聞きたいということをおっしゃっていただきまし……

第76回国会 文教委員会 第4号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 いまの主任制度の問題については、わが社会党の方から小委員会を開いて、とにかくゆっくりと研究をしようということになっておりますから、私はそのことについて、各会派も同調されておりますので、ぜひそういう態度でやっていただきたいということをまず第一にお願いし、実はそれに入る前に、一人のもと女教師としてやっぱり意見をちょっと申し述べたいというふうに思うわけです。  大臣が期限よりも手続だと、こうおっしゃったことに全面的に賛成をするわけですが、それはこの主任制度が発表されたときに、現場の婦人教師から非常にたくさんの反応が私のところに電話あるいは手紙で参りました。それはほとんどといっていいくら……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 この法律は、公害基本法が出されてから九年間大変な難産の末にようやくここに提案の運びになったというふうなことを考えてみまして、また、衆議院でも全会一致で修正をされた部分も含めて私どもは一応賛成の態度ではありますけれども、しかし、先ほど大臣がおっしゃいますように、諸外国に例がない、つまり、世界に冠たる最初の法律だという点では、それだけにいい法律をつくっていかなければならない私どもは大きな責任があるという観点に立って質問をしたいというふうに思っております。  最初に、三つの振動基準値についてでございますが、この決められた振動基準値は、生活環境を保全し、国民の健康保護に最重点があると、こ……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は大臣の所信表明に関連をいたしまして二、三点質問をいたします。  まず最初に育児休業法が昨年国会を通りました。これは十年来、ぜひとも婦人労働者が一生働き続けられる条件をつくるためにということも含めて努力をしてきた私たちにとってみれば要求とははるかに離れた形の法律ではありますけれども、一応通ったということを、それもまた全会一致でこれが成立したということを心から喜んでいるわけでございますが、しかしこれが通りましてこの四月一日から実施に入っているわけですが、この法律施行――法律が通ってから今日までの間に厚生省が果たしてきた役割りは非常に大きいというふうに思いますし、また厚生省管轄内の……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、ただいま提案をされました身体障害者雇用促進法及び中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案が、私ども社会党が常に主張してまいりましたことが一応盛り込まれているという立場から、賛成の意味を込めて質疑をいたしますが、その中でも私が質問いたしますのは身体障害者雇用促進法に関する件でございます。障害者が今日抱えている生活問題は、医療、教育、労働、社会保障、福祉、住宅、交通など生活全般にわたっておりますが、雇用問題はきわめて切実な問題だというふうに考えます。障害者の雇用は、高度経済政策のときにもよくなかったわけですが、減速経済のもとにある今日の雇用情勢はまた非常……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は賃金の支払の確保等に関する法律案に限って、社会党の持ち時間残されました二十五分間を質問したいというふうに思います。  この法律案は長年強く要望があったものでもありますし、事業主、労組の意見両方ともよく闘わせながら慎重な審議のもとにできたというふうに思いまして、ここに至るまでの努力を心から敬意を表しつつも、しかしながらまじめに働いてきて倒産の憂き目に遭い、しかも塗炭の苦しみにあえいでいる労働者の立場から考えてみますと、まだまだやっぱり不満の面もあるというふうに思うわけです。しかし、こういう状況のもとではやっぱりこの法律案を成立をさせていくんだということを先行させていかなければな……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいまから公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明いたします。  売春防止法制定により二十年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して、第三者による女性の搾取は後を絶ちません。中でも個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって新たに全国各地に集娼地域を発生させており、そこで役務を提供する女性に対して浴場業者及び彼らと結託するひも、暴力団などによる売春の強制及び搾取が増大しています。  ここに個室において異性による役務を提供させることを禁止し、売春の温床を除くことを目的として公衆浴場業法の一部改正を提……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 去る十二日に労働大臣の労働行政における一般的な所信表明をお伺いいたしましたけれども、本日、私は雇用における男女平等の問題について、どうしても大臣の所信をお伺いしておかないと質問ができないように思いますので、お願いをしたいわけですが、十月三日に読売は、労組幹部にももっと女性を、朝日は、結婚退職などを改めよ、そして毎日は「女性職場せばめる〃法の保護〃」「深夜勤務、クレーン運転…」というキャンペーンのもとに、就業における男女平等問題研究会議の報告書の出たことを報じておりますが、内容が詳しくされておりませんので、職場に働く婦人たちは非常に不安を感じているわけです。そのことも含めまして、大……

第78回国会 社会労働委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は午前中の田中委員の質問に継続をいたしまして、具体的な問題についてお伺いをしたいというふうに思っております。  最初に警察庁の防犯課長にお願いいたします。  昭和四十八年の九月の二十六日官報一四〇二六号の付録にありますように、トルコ風呂における売春の実態というものは非常に大変な問題があるというふうに考えているわけですが、そのトルコ風呂における近年の売春状況というふうに言いましょうか、営業状況というふうに言った方が正しいのでしょうか、それについて警察庁はどのような把握をしていらっしゃるか。そして、またそれに対する取り締まりというものは、具体的な検挙数なども含めましてどのようになっ……

第78回国会 社会労働委員会 第6号(1976/10/28、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は質問する前に、これ質問通告をしておかなかったわけなんですけれども、先国会で身障者雇用法の一部改正案が審議をされたときに、民間で身障者を採用しないというのは問題もあるけれども、もう一つ、政府自体も基準に達してない省府庁があるのではないかという質問をいたしました。そうしましたらあるという御返事だったわけですけれども、それぞれの省庁でどのくらい採用されているのかということについての調査を出していただくということを約束をとったはずなんですが、お忘れになっていらっしゃるのですか、サボタージュをしていらっしゃるのですか、まだ調査が行われている最中なんですか、そのことについて御質問いたしま……

第80回国会 農林水産委員会 第4号(1977/03/22、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、大体、農業後継者の問題と農村婦人の問題についてお伺いをしたいというふうに思っておりましたが、先ほどの鶴園理事の質問に対してお答えになりました大臣の答弁にちょっとひっかかるものがあるものですから、確認をしておきたいというふうに思うわけであります。  農産物の生産問題について大臣は、国際分業論は誤りである、自給体制を強化していく、国民に不安を与えない、この三点を基本にして農政をやっていきたいというふうに大変力強くおっしゃられたわけです。私はそのことを信じたい、そうしていただきたいとこう思いながら、やっぱり確認をしておいた方がいいと思いますのは、昨年の九月二十三日だったと思います……

第80回国会 農林水産委員会 第10号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣代理の政務次官にお尋ねをしたいというふうに思います。  私は先日、社会党の調査団の一員として岡山、それから姫路の方に松枯れの実態を見に行ってまいりました。で、行ったときにたくさんの団体からも陳情を受けましたし、それから営林署の方からも大変いろいろな御説明もいただきました。そういう説明をいただいたりあるいは実態を見てきますと、私自身も大変迷う部分があるわけです。具体的に言えば、たとえば岡山の操山という国有林があるんですが、岡山市の護国神社へ行ったときにそこの山を見まして、たしか営林署の方だったというふうに思いますけれども、あの山は三年間空散を連続してやったんだけれどもやっぱりど……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/04/19、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、午前中に鶴園理事が質問しました分と重なる分を除きますと、農業者大学校の問題と農村婦人の問題と、二つに重点がしぼられるように思いますので、その観点で質問いたします。  最初に、県農業者大学校のことばかりだと思っておりましたら、午前中に非常に重要な問題が指摘されたというふうに考えました。それは農業者大学校で、農林省の設置するこの内容についてなんですけれども、これが生まれた経緯、それをお話をいただきたい。
【次の発言】 そうすると、何というふうに言いましょうか、高等学校を卒業した人たちが、あるいはその程度の人たちがここに入るという県農業者大学の学歴基準というものとの関連はどんなふ……

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/26、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 御報告いたします。  去る二十三日、二十四日の両日、本委員会から派遣された鈴木、大島、相沢、塚田、和田、喜屋武、それに私粕谷の七名は、領海法案及び漁業水域に関する暫定措置法案の審査の参考とするため、鹿児島県の大隅海峡を調査してまいりました。  なお、佐多、久保の両議員も現地参加されました。  現地では、第十管区海上保安本部、水産庁、内閣官房領海法準備室及び県当局の方々から、概況説明を受けるとともに、地元漁業関係者の方々との懇談、県当局からの意見聴取も行いました。また、海上保安本部のビーチクラフト機で、上空から大隅海峡を視察いたしました。  大隅海峡は、鹿児島県の大隅半島と種子島、……

第80回国会 農林水産委員会 第15号(1977/04/30、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣、大変御苦労さまでございます。  大臣がソビエトへ出発の日が二日の日の十一時だということで、私どももできるだけ審議を短縮をし、きょうも夜の十時ぐらいまでかかって何とかやっていこうと、こういうふうにいま努力もしてきたわけなんですけれども、これが一日おくれたということは、一体何か原因があるんでしょうか。
【次の発言】 二日の日に成立をするということをおみやげに持って行きたいというふうにお考えになったという、単純な理論だけですか。私どもが考えますのは、ソ連の方から、漁業協定の廃棄問題について通告があったと、そのショックではないんだろうかというふうに考えているわけですね。それで事前通……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/05/02、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、各党の共同提案に係る水産業の振興に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    水産業の振興に関する決議(案)   二百海里時代を迎え、我が国の水産業を取り巻く情勢には、極めて厳しいものがある。   よって政府は、食糧産業としての水産業の位置付けを明確にして、抜本的かつ総合的な水産振興策の確立を急ぐとともに、当面、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。     記  一、強力な漁業外交及び海外漁業協力事業を推進するとともに、秩序ある遠洋漁業を進めることによって、我が国の漁業実績をできる限り確保するよう努めること。  二、日ソ漁業交渉の再開に当たつては、……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 午前中の鶴園理事の質問で、私も自分の疑問が大分明らかになりましたから、ダブる部分は省いて時間的にも協力をしていきたいというふうに思います。  それで、先ほどとの関連で最初に文部省に質問をいたします。  獣医学教育の年限を六年に延長する場合の教育組織のあり方について、獣医学教育の改善に関する調査研究会議の報告は、「獣医学教育の立場からは、六年間を一貫した効果的な教育を実施し得るよう学校教育法を改正し、獣医学の課程については学部の修業年限を六年とすることが最も望ましい。」、こうしているわけです。  文部省も、大学局長先ほどからお答えになっておりますが、それが最善の策だというふうに思う……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/21、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、最初に文部省にお伺いをしたいというふうに思うのですが、二月から三月にかけては、幼維園から大学までまさに受験シーズンだというふうに思うわけです。この受験期の子供を持った親たち、あるいはその身内、そして何にも増して当人にとっては希望と期待と不安の時期だというふうに思うわけですが、そういう中で、先日、新聞あるいはニュースで、岐阜の歯科大学の受験生津田さんが自殺をされたということが報道をされております。私はこの内容について文部省は調査をされたというふうに思いますから、その調査報告を詳しく御説明をいただきたい。ニュースは事実であったのかどうなのかということも含めてお願いをしたいと思い……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/04/04、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、日本私立医科大学協会の淺田常務理事に私は質問をしたいというふうに思います。  この数年間、医科大学及び歯科大学のいわゆる寄付金問題が、その額もさることながら、納入方法をめぐって国民の間から大きな批判が出されております。ことしに入って私立岐阜歯料大学受験生の津田君の痛ましい自殺事件を頂点に世論は非常に高まってきているわけですが、この問題を取り上げた文部省の対策もさることながら、私立医科大学協会は、三月十七日に春季総会を開いて協議をされたということを伺っておりますが、その協議の内容について、どのようなものであるか、御報告をいただきたいと思います。

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/04/11、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、次代を担うのは子供たちだ、その子供たちは国の宝である、そしてその子供たちは教育を受ける権利を持っている、国や地方自治体や親たちは、その子供たちの教育を受ける権利を保障するという義務を持っているというふうに考えて、自治大臣、大蔵大臣、文部大臣、それから総理に質問をしたいというふうに考えております。  けれども、総理、きょう何かずいぶんお疲れのようですね。そして色が何か黒くなられたような感じがしているんですけれども、やっぱりおととい、きのうの歓迎パーティーのせいでございましょうか。実はきょう、予算委員会の社会党の打ち合わせのときにその問題がちょっと出まして、こういうことがあった……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 文教委員会 閉会後第1号(1977/09/13、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 管理局長にお願いをいたしますけれども、午前中の宮之原委員の質問に関連して。それは、具体的には愛知医科大の認可申請書、四十五年の九月の三十日に出されたという、その中に入っていた理事予定者はだれかという質問に対して、あなたはいろいろなお名前を挙げましたが、その中に竹下登、安倍晋太郎の名前を読み上げられましたね。私は、非常に文部省のこの資料提出の姿勢というものについて大変な疑惑を感じているんですが、特にいま管理局長がそのお名前を挙げられたということに関連して、さらに深い疑惑を感じないわけにはまいりません。それは私もこの問題をきょう質問しようと思って資料を集めておりました。で、最初に参議……

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 いまの原理事の御意見あるいは質問に関連をするわけですけれども、長官が公害対策基本法を遵守し、尊重し、行政に反映をさせていくと、こう言明をされましたので、一応安心をしましたけれども、ずっとこの新聞記事を見ておりますと、やっぱり不安が出てくるわけです。こういうふうなところで御答弁をなさっていらっしゃることが、心の底からそう思っていらっしゃるのか。この国会を切り抜けるためにそういうふうにおっしゃっているのかという、この辺の不安もあるわけですから、もう一度きちんとお話しをいただきたいと思います。
【次の発言】 たしか三木首相のときだったと思いますけれども、憲法記念の日に、憲法を変えていこ……

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1977/11/18、11期、日本社会党)【議会役職】

○理事(粕谷照美君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  本日、委員長には、お身内に御不幸があったために委員会に出席できないとのことですので、委託を受けまして私が委員長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、内田善利君が委員を辞任され、その補欠として中野明君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 環境庁長官は、松枯れ防止対策のための特別防除の法律ができる前に、自然保護団体の方々とお会いされまして……

第82回国会 文教委員会 第1号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 文教委員会にとりましては本質的ではない問題、そして、あってはいけないというふうに考えている問題でありますこの私立の医科・歯科大学の乱脈な実態に対する質問はもうこれで終わりにしたい、そう私は考えておりますし、文部省の方も、もうそんな問題について質問がない、答弁がないような状況をつくってほしいというふうにお考えだと思いますが、そういう願いを込めて質問をいたします。  例年であれば、いまごろ受験用の要項がパンフあるいは受験用の雑誌に載る時期だというふうに思います。まだなかなか出ていないわけですけれども、それに対して受験生の心配あるいは父母の心配などというのが非常に高まっているときである……

第82回国会 文教委員会 第2号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ並びに無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  学校教育がその目的を達成するためには、児童・生徒に対する指導活動のほか、財務・管理・環境整備や子供の安全福祉にかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため、学校内に教諭のほか養護教諭、栄養職員、寮母等いろいろな職種が法律に基づいて配置されております。事務職員につきましても、学校教育法第二十八条に原則として置かなければならない……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 いま世耕委員がおっしゃいましたけれども、お産の休暇は三ヵ月でございますし、それぞれの県によって条例がありまして六週間八週間あるいは八週間八週間、違いますけれども、大体平均して三ヵ月というふうに理解をしていただきたいというふうに思います。  それから、各県ではどうかといいますと、文部省の方ではそのような理解でもって配置をしないという態度でおりますけれども、各県は自分の学校がよく見えるわけですから、もうすぐそこに学校があるわけですから実態がよくわかります。特に県よりは市町村がよくわかるものですから、市町村独自でもってお金を出したり、県独自でもってお金を出したりしまして、これはまさに超……

第82回国会 文教委員会 第4号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 わが党はここ数年間にわたって私立の医大、歯科大学の不正入試問題を追及してやってまいりました。そして、それに対する文部省の対策、さらには当該大学側の反省を促してきたつもりで、ようやく少しではありますけれども展望が見られるようになったかなと、こう考えておりましたやさきに、公立医大であります奈良県立医大の不正入試事件が持ち上がっております。これは、非常に国民に大きなショックを与えたというふうに考えますけれども、文部省も学長を呼んで事情聴取をしたということが報ぜられておりますけれども、その事情聴取によって明らかになった点をここで報告をしていただきたいと思います。

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/20、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 関連。
【次の発言】 文部大臣にお伺いしますけれども、あなたは、愛知医大認可申請をするに当たって、たとえば理事予定者だとかいろいろな役職があるわけですが、そのときに評議員としてお名前が挙がっていたように思いますけれども、御本人は御存じでその評議員の中に入っておられたのかどうかということをお伺いします。
【次の発言】 予定者であったと言うからには、愛知医大がこんな大変な状況にあるというふうにはお考えにならないで、純粋にりっぱな大学をつくろうとしてやられたものだというふうに思いますけれども、さて文部大臣になられまして、いま片山委員がいろいろと御質問をなさっているようなこの条件は、愛知……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1978/02/22、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、最初に、環境庁長官の環境行政に対する姿勢の問題について、いろいろとお伺いをしておきたいというふうに思います。  最近、環境庁の大変な努力にもかかわりませず、国民の間には環境行政が後退しているのではないかという不安の声が高まっております。特に、さきの石原長官の公害対策基本法に真っ向から対決するような開き直った問題のある発言だとか、あるいは住民運動等の緊張感の高まりなどは、そのことを肯定しているというふうに私たちは判断をせざるを得ませんが、新長官においては、この公害基本法の法の番人として、他省庁や財界あるいは企業などの圧力に屈せず、断固としてがんばっていかれるおつもりかどうかを……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1978/03/22、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、土壌への還元方式に対する態度について、有元さんと中西さんにお願いをしたいと思いますが、午前中新見さんの方からもいろいろと御発表がありまして、なるほどそういう新しい発想があるものかというふうに感心をして伺っておりましたけれども、そのデータなどについて私もちょっと調べてみたんですけれども、どうも大きいところ、大都市などでは余り実験がされていないようですね。そして、されている実験の結果というのは、まあわりと小さなところですけれども、非常に効果があったという結論になっているわけです。有元さん自身も、土壌還元そのものについては、一切の有害物質をなくしていけばそれについてはいいという……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1978/04/14、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 関連してお伺いいたしますけれども、きのう、おとといと、ずっとトキのことについて大きくマスコミが取り上げています。実は私、佐渡島の新穂生まれですから、トキの生息地なんで、二週間前にあそこへ行って見てまいりました。一羽のキンちゃんという鳥のために、一人の係官が常駐をし、さらに一人の男性が特配され、そしてジープが買われ、運転手が付き添われ、地元の方々の努力も非常に大変だと思いますし、市町村の努力も大変です。そしてまた環境庁のこのトキに対する姿勢というものも私は非常にりっぱな、というふうに思いますが、それでも地元の人にしてみれば、本当に人間が大事なんだろうか、トキが大事なんだろうかという……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1978/04/19、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 長官にお尋ねをいたしますけれども、先月の末、約百五十人余りで自然保護議員連盟が再発足をしております。この自然保護議員連盟の再発足にこんなに大ぜい集まったことは大変びっくりしているということを、わが党の岩垂寿喜男さんも言っておられますけれども、一体なぜこんなふうに大ぜいの議員が集まったのか、そして、この議員連盟の再発足を環境庁の長官としてはどんな気持ちで受けとめていらっしゃるのか、最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 ここにお集まりの方々は、地元のいろいろな問題を控えまして、それぞれ相対する考え方をお持ちの方もいらっしゃろうかと思います。けれども、私などもそうですけれども、やっ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第13号(1978/05/12、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 長官にお尋ねをいたします。  長官、私は小学校のころ文部省唱歌を習いまして、その幾つかの心に残る歌の中で、「のどけき春の朝ぼらけデッキに立ちてながむれば朝日きらめく波の上」というこの瀬戸内海の歌を何度も何度も歌いましてね、そのときに、ああ私も死ぬまでのうちには一度瀬戸内海へ行ってみたいものだと、こういうことを思っておりました。それだけに、いまの瀬戸内海を見まして本当に幻滅を感じております。そしてまた、その幻滅があればこそ、いままでのこの瀬戸内海環境保全臨時措置法の第二章の第三条というものは非常に心を打たれて、りっぱな崇高な精神を盛り込んだ法律であるということをいつも思わないではい……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1978/05/31、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 先回の委員会に引き続きまして、私はきょうは第十七条関係の、「海難等による油の排出の防止等」に関連をして、最初に、大型タンカーの規制に関してお伺いをします。  今回の改正案には大型タンカーの航行規制が盛り込まれていないわけですけれども、いろいろな話によりますと、この大型タンカーの航行規制をすることを環境庁は初めに考えていたと、こういうことなんですが、それは事実ですか。
【次の発言】 環境庁が検討をして、他省庁と話し合いをしましたか、あるいはしませんでしたか。
【次の発言】 それでは、話し合いをしたということですから、話し合いの結果落としたということになろうかと考えられます。それで、……

第84回国会 社会労働委員会 第13号(1978/05/09、11期、日本社会党)

○委員以外の議員(粕谷照美君) 公衆浴場法の一部を改正する法律案提案趣旨説明。  この法案は、参議院日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの各党各派提案によるものでございます。  公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明申し上げます。  売春防止法制定より二十二年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して、第三者による女性の搾取は後を断ちません。中でも、個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって新たに全国各地に集娼地域を発生させており、そこで役務を提供する女性に対して、浴場業者及び彼らと結託するヒモ……

第84回国会 文教委員会 閉会後第1号(1978/08/29、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣にお伺いをいたしますが、きょうの文教委員会は国士館大学の暴力問題に関する件についてでありまして、午前中が参考人、午後からはそれをめぐって文部省との間にわれわれが討論をするということになっておりました。しかし参考人が急に来れなくなったということで、きょう、あすの日程を大幅に変更せざるを得ません。非常に残念なことだと思うのですが、このことについてお伺いをするわけです。  まず、きょう、参考人の出席については、委員部の方から御説明がありましたけれども、六月の二十三日の委員会にぜひ出席をされるようにという要請をした。しかし、大学側の方からは七月の七日か八日ごろに学内対策委員会が発足を……

第84回国会 文教委員会 第3号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣の所信表明からきょうまでずいぶん長い時間がたってしまいました。その間に大臣、大変精力的に現場を見ておいでになったようです。私はこのことは非常にすばらしいことだというふうに高く評価をします。やっぱり水戸の黄門様ではありませんけれども、大臣が本当に現場を見て歩かれて、現場にどんな問題点があるかということを体で把握するということは、これからの教育行政の上で非常に大きな価値になるのではないだろうか、そういう気持ちでいっぱいです。  そして、ただいまも坊主憎けりゃけさまで憎いなんということはないと、こうおっしゃった言葉は、日教組が憎いからみんな憎いというわけでもないというような言葉にお……

第84回国会 文教委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 日本社会党は一九五五年、第二十二国会に義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償法を提出してきた経過から考え、互助共済の安全会制度ではなく、学校災害補償制度の創設を要求してまいりました。その立場では、基本的に安全会ということではなくて、補償法など救済措置について十分な討議を重ねていきたいと思いますが、これまでに補償の額の面では前進をしてきた部分もあります。また、病院や自宅で一日も早くこの給付を待ちわびていられる方々のことなども考えまして、年度内に成立をさせなければならないという立場から本日の審議に入ります。  衆議院の学校災害に関する小委員会で討議が行われ、木島小委員長による、一、特……

第84回国会 文教委員会 第7号(1978/04/18、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました著作権法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。    著作権法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。  一、著作隣接権保護の徹底を図るため、「実演家、レコード製作者及び放送事業者の保護に関する条約」にすみやかに加盟すること。  一、商業用レコードの二次使用料については、実演家及びレコード製作者と二次使用者との間に十分な協議が行われ、適正な基準が設けられるよう配慮すること。  一、放送・レコード等から複製する録音・鏡面が盛んに行われている実態にかんが……

第84回国会 文教委員会 第8号(1978/04/25、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣にお伺いいたしますけれども、私もおとといこの書類を手にしたものですから、自分で実態を調査するところまで至っておりません。それからまた、問題点はやっぱりみんなの前で明らかになった方がいいのではないかというような考え方もありまして、きょうは大方のお考えをお伺いしたいと思うんですが、国士館大学教職員三百三十六名代理人、弁護士・法学博士木川統一郎さん、それから同じく石川明さんから、大臣あてに上申書が出ておりますけれども、お読みになりましたでしょうか。そしてその内容というのは一体どのようなことになっておりましょうか。
【次の発言】 大学局といたしましては、このような事実が四十八年以降、……

第84回国会 文教委員会 第9号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 このたびの政府提案の法案は、一つには国立学校設置法の一部改正、二つ目には国立養護教諭養成所設置法の一部改正から成っていると思います。  また、国立学校の設置の一部改正の中身は、一つには放送教育開発センターの設置であり、二つには福井、山梨に医科大学を新設することを初めとして、大学の新設、既設大学の増設などであり、三つ目には新しい構想の教員養成のための教員大学、大学院の問題であると考えます。  それぞれの部門については、わが党の各委員が質問をいたしますので、私はその中でもきわめて問題が多いと考えます新構想の教員大学について質問をいたします。  教育基本法の前文に、「われらは、さきに、……

第84回国会 文教委員会 第13号(1978/05/30、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。    昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、政府は左記の事項について検討し、速やかにその実現を図るべきである。  一、長期給付に要する費用に対する国の補助率を百分の二十以上に引き上げるよう努力すること。  二、長期給付に対する日本私学振興財団……

第84回国会 文教委員会 第14号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、養護教員の養成計画についてお伺いいたします。  昭和四十七年の七月に教養審建議がありまして、その中に「その職務の特殊性やその養成確保について特別の事情があることなどを考慮し、今後さらに検討をすすめる必要がある。」と、こういった養護教員の養成計画に触れております。養護教員については、特別の事情を考慮するというのは一体何であったのか。それから、「今後さらに検討をすすめる」と、こうなっておりますけれども、その後六年間に、養護教員の養成計画についての検討及び現実の養成というものはどのような形で行われたでしょうか。大学局長にお伺いいたします。

第84回国会 文教委員会 第15号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、四月の二十五日、文教委員会におきまして、国士舘大学教職員三夏二十六人が弁護士を代理人として上申書を出した、その内容について文部省に調査をお願いをいたしました。その調査内容についての質問は後でいたしますが、実はそれに関して、きょうは国士舘の責任者の方にも来ていただきたいと思ったのですが、文部省に調査も依頼したことでありますし、文部省がどれだけのことをつかんできたかということできょうは終わりたい。この次には、ぜひ責任者の方を呼んでいきたいと、こう言われましたが、まあ私学の内政干渉になるのではないかとか、いろいろなことがあって、大変むずかしいというような理事会の話し合いでありまし……

第84回国会 文教委員会 第16号(1978/06/13、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、六月八日の文教委員会に引き続きまして、国士舘大学の問題を質疑いたします。  最初に、六月十日の毎日あるいは朝日、いろいろな新聞を、あるいはニュースを見ますと、国士舘大学の柴田総長が、博士の学位取得に対して疑問を持つという記事が載っておりました。九日の夜など私十二時半ごろ起こされまして、その感想を求められたわけですけれども、非常にショックを受けているわけです。国士舘大学の柴田総長が博士の学位取得に当たって、論文を代作で済ませて、二人の方に対して謝礼金を払った、こういう記事について文部省は前々から話を知っていたのではないかと思うのですが、大学局長はいつごろからこのようなうわさ、……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/03/24、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は五十三年度の教育予算を中心にして質問をいたしますが、その前に、最近子供たちの非行の問題あるいは低学力の問題が世の中で大きく取り上げられております。そういうときに、先月の十五日、目黒区の東山小学校が社会科の見学に裁判所に行きました。東京地裁に行きまして、七〇三号法廷でいろいろと説明を聞いておりましたところが、その説明が途中で打ち切られて外に出されてしまったという事件があったわけです。翌日の読売新聞によりますと、その原因がいろいろと書いてありましたけれども、その内容について御報告をいただきたい。
【次の発言】 私はその学校に直接電話をして聞いたわけですよ。そうしましたら、これから……

第85回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1978/10/20、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 関連して。  よく私は説明を聞くたびに頭が混乱をしてくるんですけれども、四十六年のその「否定し得ない」という通達の内容をめぐって患者団体からもいろいろな意見があった、それに対して環境庁が説明をした、その説明はある程度皆さんは納得をしていらしたわけでしょう。四十六年の「否定し得ない」をめぐっていろいろと疑問が出てきた。国会の中でもそれについて疑問が出てきた。そうしてそれに対する答弁については大体皆さん内容としては納得をされたわけですね。その辺はどうですか。
【次の発言】 それで御了解をいただいているわけですから、新しい通知を出すということは本当に皆さんがよくわかるという形で言葉が選……

第85回国会 文教委員会 閉会後第1号(1978/11/28、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、勝又委員の質問に関連してお伺いをいたします。  私は文部省の、このような悪徳歯科大学経営者、あるいは医科大学経営陣に対する事情聴取、あるいは指導というものは非常に弱腰ではないのだろうかという危惧を持ちます。たとえば、昨日いただきました「松木歯科大学の事情聴取について」、「五十三年度入学者からの寄附金及び学債の受入れ状況について」という文についても、野本事務部長の判断でその金を預かって――十三人分ですね。長野朝鮮信用組合に口座を設けて振り込んでいた。そのことは理事が知らないでいたということが本当に事実なのかどうなのという確かめがないように思います。理事が関知しないと、こう言……

第85回国会 文教委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、最初に教職員の定数の問題について質問をいたします。  これは、わが日本社会党としましては、勝又委員が専門家でありまして、五月、八月に質問をしておりますので、内容については文教委員会の中でも十分理解ができていると考えます。  来年度の定数法改正についてに焦点をしぼって質問をいたします。  まず最初に、わが国がGNP世界第二位である、経済大国である、こう称しまして、国民もそう思っておりますし、福田総理なんかも国会の中でしばしばそう先進国を誇っておられるわけです。そして、また教育の面では、ついていけない子供たち、あるいは学校ぎらい、自殺、非行の増加、受験地獄などのこの問題を抱えつ……

第87回国会 外務委員会 第11号(1979/05/22、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、国際人権両規約締結に対しまして主として十三条、十四条、教育に関する問題について質問をいたしますが、その前に日本政府の基本的な態度をお伺いしたいと思っております。  いわゆるA規約の第二条第一項、これと関連いたしまして、日本政府がこの規約を誠実に実行するための具体的な行動をとられるに当たっての御決意をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この留保をするということは一体どういうことになるのでしょうか。
【次の発言】 私も先ほどの御答弁と同じような感じがするんですけれども、白紙ということと漸進的に達成するための努力をすること、絶えず前へ進むということ、絶え……

第87回国会 社会労働委員会 第8号(1979/05/22、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 公衆浴場法の一部を改正する法律案提案趣旨説明をいたします。  この法案は、参議院日本社会党・公明党・日本共産党・民社党・第二院クラブの各党各派提案によるものでございます。  公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明申し上げます。  売春防止法制定より二十三年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して第三者による女性の搾取は後を絶ちません。中でも、個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって新たに全国各地に集娼地域を発生させており、そこで役務を提供する女性に対して、浴場業者及び彼らと結託するヒモ、暴力団……

第87回国会 文教委員会 第3号(1979/02/22、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初にお伺いしたいことは、内藤文部大臣の本当のお名前はどういうふうにお呼びすればよろしいのでしょうか。
【次の発言】 文部大臣に初めておなりになったときに、新聞記者がいろいろと雑談をされて、そのエピソードなどを紹介している中に、本当は「ヨサブロウ」なんだと文部大臣が言われたということが書いてあったんで、私などはびっくりしたわけです。「タカサブロウ」でずうっともうここ二十年も覚えてきたものですから、なぜ「ヨサブロウ」に突如としてなったのだろうかと、こういうふうに不思議に思いました。その新聞の後、ちょっと、日教組の機関紙が参りまして、そのコラム欄を見ましたらね、「タカ」だとか「ヨ」だ……

第87回国会 文教委員会 第6号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 厚生省の方に来ていただいておりますから、最初に岡山、長崎両大学に歯学部ができる問題点と、それから歯科医養成のことに関連して質問をいたします。  大臣のところにもこういう要望書が行っておりますでしょうか。昨年の九月の十五日、日本歯科医師会から要望書というものがありまして、それは一体どういうことを言っているかといいますと、昭和四十年前後からこの十年余りの間に二十もの歯科大学が設立をされた。非常に歯科医の数がよけいだ。よけいになり過ぎたものですから、開業医が非常に無用の混乱を起こしている。そういう状況をつくり出したのは文部省の責任だと、こう言い切っているわけですね。それで、以後、歯科大……

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、社会から非常に厳しい批判を浴びました国士館大学の暴力的な体質及び管理機構のあり方等に対しまして、文部省から八項目にわたる改善指示がされていると思います。それで、参考人の各位におかれましては、文部省指示の改善指示事項が実効を上げたと、こうお考えになれる部分がありますでしょうか、最初にお伺いします。
【次の発言】 国士館大学では、その文部省の指導をもとにいたしまして、とにかく何とかしなければいけないという姿勢は見られたように思います。だからこそ学内諸問題対策委員会が発足をしたと思いますけれども、この学内諸問題対策委員会というのは、理事者側は全然関係がないのですか、組合とか学部……

第87回国会 文教委員会 第9号(1979/05/29、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校には、校長、教頭、教諭のほか、養護教諭、学校事務職員、学校栄養職員、司書、給食調理員、用務員、警備員など各種の職員が配置されており、これらの職員が一体となって活動しなければ、学校教育の目的を十分に達成することはできません。これらの職種のうち、特に養護教諭及び事務職員につきましては、その職務の重要性にかんがみ、小中学校及び盲・聾・養護学校には原則として置くべきことを学校教育法において定めているのであります。  しかるに、学校教育法制定以来、三分の一世紀を経過し……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/03/13、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、総理にお伺いをいたします。  大平総理になられてから各方面にいろいろなお話が載っておりますが、その中で教育に関して、いわゆる英才教育も重要であろうが、これまでの教育が国民全体の教育水準を非常に高いものとしてきたことは評価されなければならない、こうおっしゃって、前福田総理の英才教育論とは微妙な違いを持っている発言になっております。それで、私は、園田外相の所信表明ではありませんけれども、日本国の平和憲法は世界に誇るものであるという、その憲法、そして教育基本法によりどころを置いております戦後の民主教育の評価についてお考えをお伺いしたいと思います。

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/03/23、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、ダグラス・グラマン等航空機の不正輸入に関する問題について、本日、日商岩井に対する東京地検の強制捜査が行われたと聞いておりますけれども、捜査の状況と容疑事実についての御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 午前中にもすでに質問がありましたけれども、大清水トンネル内での火災事故についてお伺いをいたします。  労働大臣、亡くなられた方々に対しては心から御冥福をお祈りをしますと同時に、また御遺族の方々にも心からのお悔やみを申し上げるわけですが、トンネルの中で火を出してはならないというこの大原則がありながら、しかも、労働省としては、基準監督官が中を前日に点検をしていながらこ……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 文教委員会 第2号(1980/10/21、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部大臣の教育に関する姿勢についてお伺いをいたします。  三木総理大臣が誕生しましたときに、教育を政争の中に巻き込ませたくない、こうおっしゃって、民間人であります永井文部大臣を採用されました。そして、それを受けて、さらにその後海部文部大臣、砂田文部大臣、そしてタカ派と昔言われていた内藤誉三郎文部大臣、それぞれに何といいますか、三木さんの教育を政争の場に巻き込ませたくないというその路線を受け継いでやってこられたと思っておりますが、鈴木内閣は「和の政治」を唱えておられます。私は、鈴木内閣が「和の政治」を唱えていらっしゃるわけでありますから、文部大臣も当然その姿勢でいかれるものと、こう……

第93回国会 文教委員会 第5号(1980/11/13、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 特殊教育深長にお伺いをいたします。  来年は国際障害者年でありますけれども、わが国教育史上非常に大きな出来事でありました養護学校の義務化が昨年から行われまして、来年は三年目を迎えるわけであります。この間におきます昨年、ことし、そしてさらに来年に向けての就学問題も含めまして、進行状態といいますか、それを概略お話しいただきたいと思います。
【次の発言】 養護学校の建設、入学あるいはそれに入っている子供たちの進学に関しての問題点いろいろあるかと思いますけれども、そう詳しい御説明でなくて結構ですから、いままでおつかみになっていらっしゃる概略のようなものを御報告いただきたい。

第93回国会 文教委員会 第8号(1980/11/25、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 局長にお願いをしますけれども、この法律が成立いたしますと十二月一日からそれぞれ支給ということになりますね。六月から八月までの間の差額、それから九月から十一月までの改定額、この作業というのは通常よりも非常に大きな作業になるかと思いますけれども、法律ができ上がってからそれをやって十分間に合うというふうにお考えですか。いかがですか。
【次の発言】 母法になります厚生年金法、これは一体どの日程に上がっておりますか。それとあわせまして、その他の横並びの法律はいつごろ上がっておりますか。
【次の発言】 この法律ずいぶん遅いですね。十二月一日だというのに。そのぎりぎりになって送ってきたという理……

第94回国会 決算委員会 第1号(1981/01/19、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 長官御記憶になっていられますでしょうか、昨年七月のコペンハーゲンにおきます国連婦人十年の世界会議に派遣されました婦人議員団の一員として、帰国後長官のところに報告とお願いに参りました。そのお願いというのは一体何かと言えば、その世界会議で婦人に対するあらゆる形態の差別撤廃条約に日本が署名をしたのはこの条約の批准を目指すものであって、そのために国内法の整備をわが国の政府としても積極的に進めてもらいたい、こういうことでございました。  私ども日本社会党は、国際婦人年以来種々検討を続けまして、この条約との関連におきまして雇用における男女平等法、あるいは労基法の改正、また国籍法の改正案などを……

第94回国会 決算委員会 閉会後第2号(1981/07/21、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 地方自治一般について質問をいたします。  午前中穐山委員の方から会計検査院と第二臨調はどのような接点があったか、つまり会計検査院の果たす役割りというものが非常に重要であるという立場からの質問だったというふうに思います。私もそれを踏まえながら最初に質問いたしたいのは、とにかく今度の第二臨調との絡み、行政改革との絡みで、毎年毎年会計検査院は本年の重点目標をどのようにしぼってやっていくかというようなことを討議になると思います。ことしの重点目標といいますか、新しい基軸といいますか、そういうものはあるんでしょうか。
【次の発言】 それで、本年の重点目標を決めた中で、とにかく新しい基軸といい……

第94回国会 決算委員会 閉会後第5号(1981/09/18、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、きょうは環境庁長官に質問をいたしたいと思います。  ことしは環境庁が発足をして十年――十周年であります。久方ぶりに環境庁の長官らしい長官が就任をされたと、私どもはこう思って非常に期待をかけて御検討を願いたいと、こう思っているところでありますが、今年度の公害白書を見ますと、「公害防止施策が一九七〇年代に急速に整備されてきた結果、環境汚染は一時の危機的状況を脱するとともに、経済が安定成長へ移行する中で省資源・省エネルギーも進み、環境汚染は全般的には改善傾向を示すこととなった。」と、こう述べております。確かに水俣のように、人間を死に至らしめるような環境汚染はともかく、全般的には改……

第94回国会 社会労働委員会 第14号(1981/06/02、12期、日本社会党)

○委員以外の議員(粕谷照美君) ただいま議題となりました公衆浴場法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ、第二院クラブ及び一つの会を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。  売春防止法制定より二十五年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して第三者による女性の搾取は後を絶ちません。  「国連婦人の十年」の起点であった一九七五年の国際婦人年メキシコ会議において、婦人の人格の尊厳及び肉体の不可侵が宣言され、人身売買及び売春の禁止が決議されています。また一九七九年十二月、第三十……

第94回国会 文教委員会 第8号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 新井参考人にまずお伺いをしたいことは、私も先生がおっしゃるように本当に学問の自由、大学の自治が守れるかどうか、この法律を見て非常な疑問を持っているところであります。先生の御意見をお伺いしますと、その法律を変えていけばそういう心配が少なくなっていく。そうすれば、放送大学というのは非常に意義があるんだ、こういうふうに理解をしてよろしいのか、放送大学がなくても、いまの国立大学の夜間部だとか、あるいは通信教育をやっていくということを優先をさせていく方がよろしいと、その方がやっぱり日本の教育にとってはいいというお考えなのかどうかということをお伺いをしたいと思います。  それから板橋参考人に……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/21、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部大臣にお伺いをいたします。  きのうの午後、大蔵省の松下主計局長が鈴木総理のところへ行きまして、来年度の予算編成の方針の進め方などについて説明して、大筋で了解をされたと、こういうことだそうであります。  また、第二臨調が発足をいたしまして、行政改革推進本部もいよいよ政府の中にできていると。こういう中で、補助金整理の筆頭に社会保障と、それから教育問題がいつも挙がっておりました。予算委員会の中でも一番補助金が多いのは教育と、それから社会保障だと、こういうことももう毎日のように言われていたわけでありますけれども、この四十人学級がそのやり玉に上がっている、それと絡まって、新しい特殊法……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/05/14、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 本法案の審議に当たっては、どうしても私立学校共済組合の財政事情について伺っておかなければならないと思います。  まず最初に、この財政状況はどんなような状況かということについてお伺いします。
【次の発言】 いまの御答弁ですけれども、去年の十一月の二十五日にやっぱり私が質問しまして、吉田さん答えていらっしゃるんですが、所要財源率を千分の百三十四・四五といまおっしゃったようですけれども、先回は三十四・五だったんではないかと思いますが、どうでしょう。
【次の発言】 大変優等生の財源だというふうに理解をしていいかというふうに思いますけれども、こういう非常にすばらしいというか、高い充足率を持……

第94回国会 文教委員会 第13号(1981/05/21、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 四月の二十一日の日、法案第十二条の役員の欠格条項についての私の質問の言葉の中に正確を欠くものがありましたし、また答弁漏れもありましたので、確認をしておきたいと思います。  まず、宮地局長は、十二条一号についての私の質問に対して、放送大学学園は本来国とは別個の法人格を有する団体であるから、政府または地方公共団体の常勤の職員が役員になることは、一、法人の運営の自主性が損なわれるおそれがある、二、政府または地方公共団体の職員についても、国公法、地公法の規定により職務専念の義務があるので、役員となることから除いていると答弁をされました。それでは、政党の役員が放送学園の役員になるということ……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/06/02、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほど小野委員からお答えをしましたように、確かに勤労婦人福祉法で育児休業制度をやる事業があった場合には、国の方から一定額の奨励金が支給をされるということになりました。現在、中小企業が一企業三十万円、大企業が二十五万円、こういうことになっているのであります。ですから、労働省としても一生懸命にやるために五十五年度、昨年度からは婦人少年室に育児休業制度普及指導員というものを配置してこれを督促をしている。それから、そういう施策の結果どれだけの数字が実績が上がったかといいますと、昭和四十六年で二・三%であったものが四十九年には五・七%、五十五年には六・六%と漸次増加をしているということがあ……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、女子教職員の出産に際しての補助教職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案、つまり第三号議案についてのみ質問をいたします。  おおむね田沢委員の方から御質問がありましたので、質問通告していなかった部分についてもありますので御了解いただきたいと思います。  この法律が通りますと、学校に勤務する全女子教職員に産休の補助の方が入るというように理解をしてよろしいですか。
【次の発言】 と申しますのは、こういうことなんです。学校教育法二十八条職員の項に「置かなければならない」職員というのがありますね。この「置かなければならない」職員というのは昭和三十年、いわゆる女子教職員の産前産後……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/03/14、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、去る十一日の当委員会でわが党の寺田委員から、戦前の国家総動員法に規定されるような徴用の制度は憲法上許されるかどうかという質問がありまして、法制局長官は回答を保留されましたが、この際政府の御見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理にお伺いをいたします。  予算は政府の顔と、こういうふうに言われますけれども、すでに五歳児のもう九割が幼稚園あるいは保育所を出て小学校に入学をしています。中学校卒業生の九四%が高等学校に入学をし、さらに高校を卒業する生徒の三人に一人は大学に進学をする。生涯教育の要求も非常に大きい。こういう国民の大変な教育要求に対する今回提案をされておりま……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/03/16、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 外務大臣にお尋ねをいたします。  きのう行われました伊東外務大臣とポリャンスキー大使との会談は、本予算委員会でもいろいろと討論がされましたけれども、その外交、経済などの懸案の問題について見通しがついたのかどうか、内容についての御説明をいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、経済問題などについては若干の前進があった、しかし、この予算委員会で鈴木総理が、正式に申し入れがあればお会いする、こう答えたことについての正式の申し入れはなかったと、このように理解してよろしいのでしょうか。
【次の発言】 この問題については、時間がありませんから後ほどやることにいたしまして、厚生大臣に次にお伺……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/03/19、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 まず、厚生大臣にお伺いをいたします。  ベビーホテル問題に関連をいたしまして、厚生大臣が、また厚生省が、迅速な対応をとられている、こういうことがよくわかりました。しかし、各論となりますと、大変な人員増、大変なお金、これが必要になるということはもう明々白々の事実であります。そこで、いまある施設を利用する、金が余りかからないで子供たちが安心して母親に、両親に育ててもらうことができる、こういうことについて当面考えなければならないと思うのです。それできょうは、乳児院についての基本的な大胆のお考えを伺いまして、その乳児院がどのようにあるべきかということについては、厚生省に大臣のお考えをきち……

第94回国会 予算委員会 第19号(1981/04/01、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 きょうから公共料金がメジロ押しに大幅に上がる値上げ元日だというふうに思います。厳しい年度明けであります、きのう大蔵委員会で増税関係諸法案が、わが党並びに各野党の反対を押し切って自民党多数で可決決定いたしました。本予算委員会の物価、財政などの集中審議の際に、わが党の同僚委員が政府見通しの物価指数を根拠とする本年の公共料金などの物価値上がり、租税、社会保障等の掛金、そして住宅ローンなどの非消費支出や固定支出を合算すると、標準世帯の負担額は約十三万一千三石八十二円となることを指摘し、経企庁はこれを認めました。年収三百万円のサラリーマンが一〇%の年収増で三十カ円、この中から先ほどの十二万……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/04/02、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました昭和五十六年度政府予算三案に対し、反対の討論を行います。  総理は、去る一月二十六日の施政方針演説で、八〇年代は、七〇年代に生じた資源及び環境面での制約、通商摩擦、人口の高齢化、財政収支の不均衡等の課題の解決に努力し、二十一世紀への足固めを図る決意であると述べられました。また外に向かっては、平和憲法のもと、近隣諸国に脅威を与えるような軍事大国とならず、内ではこれまで以上に温かい思いやりに満ちた社会にすると国民に約束されました。しかし来年度予算は、それとは全く逆行する政策が数多く盛り込まれていることが審議を通じて明らかにな……

第95回国会 決算委員会 閉会後第1号(1981/12/16、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 新任一カ月の小川新文部大臣に、本来であれば教育全般についての御所見を承りたいところでございますけれども、決算委員会でもありますし、時間の関係もありますので、特に一点だけお伺いを最初にしておきます。  実は、予算は政府の顔とこう申しますけれども、文部省八二年度概算要求は、臨調の第一次答申を受け継いで、そのまま認められたとしましても、教育のレベルダウンは避けられない、また国民負担が強化されるということは、私どもは常に指摘をしてきたところであります。ところが、それに上乗せをするように、先日大蔵省が私学助成費を二百億から三百億円削減をするという報道がされました。私学に子供を通わせている親……

第95回国会 社会労働委員会 第1号(1981/10/08、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に先立ちをして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、去る六月五日、議院の会議におきまして、社会労働委員長に選任されました粕谷照美でございます。  社会福祉、雇用問題など、緊急かつ重要な諸問題を所管いたします本委員会の使命はいよいよ重大であろうと思います。委員長といたしましてもその重責を痛感しております。  今後、理事の皆様を初め委員各位の御協力のもとに、公正な委員会の運営と諸課題の解決に全力を尽くす所存でございます。  よろしく御指導のほどお願い申し上げます。(拍手)

第95回国会 社会労働委員会 第2号(1981/10/22、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、夕張新炭鉱災害について政府より報告を聴取いたします。神谷立地公害局長。
【次の発言】 続いて、この災害でとられた労働省としての措置の報告をお願いいたします。石井労働基準局長。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。  これより質疑を行います、質疑のある方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 それは第三項だけでしょう。一項、二項は……。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時十一分休憩

第95回国会 社会労働委員会 第3号(1981/10/27、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩といたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、社会保障制度等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時八分散会

第95回国会 社会労働委員会 第4号(1981/10/30、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、藤井恒男君、石本茂君及び村上正邦君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君、福田宏一石及び杉山令肇君が選任されました。
【次の発言】 公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)、同(国鉄労働組合関係)、同(国鉄動力車労働組合関係)、同(全国鉄施設労働組合関係)、同(全国鉄動力車労働組合連合会関係)、同(国鉄千葉動力車労働組合関係)、同(全国電気通信労働組合関係)、同(日本電信電話労働組合関係)、同(全専売労働組合関係)、同(……

第95回国会 社会労働委員会 第5号(1981/11/10、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案について、行財政改革に関、する特別委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一……

第95回国会 社会労働委員会 第6号(1981/11/24、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  老人保健法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。村山厚生大臣。
【次の発言】 次に、本案につきましては、衆議院において修正議決されておりますので、この際、衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員戸沢政方君から説明を聴取いたします。戸沢君。
【次の発言】 以上で本案に対する本日の審査は終了いたしました。
【次の発言】 継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  老人保健法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出することに賛成の方の……

第95回国会 社会労働委員会 第7号(1981/11/26、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第五号国民健康保険組合療養給付費補助金等に関する請願外九百三件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会で協議の結果、第五号国民健康保険組合療養給付費補助金等に関する請願外百十四件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第四二号社会保障、社会福祉予算の増額等に関する請願外七百八十八件は保留とすることに意見が一致いたしました。以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告……

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/01/20、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 昨日の決算委員会で、同僚議員の方から新潟遊園と東京ニューハウスの合併、そして新たにできました新潟遊園と田中金脈との関連、あるいは税金の問題などについての質問がありました。私は、現に毎月の歳費の中から市民税を払っている新潟市民として、今回の問題は腹に据えかねるものがあるわけであります。それに関連をいたしまして、冒頭に若干の質問をいたします。  昨日、佐藤三吾委員から節税目的の逆さ合併というやり方は、巧妙な脱税ではないかという立場に立っての質問がありました。これに対して、国税庁の方では赤字会社が黒字会社を合併するのは、税法上特別な取り扱いはない、ただ休眠会社を利用し、黒字会社の繰越金……

第96回国会 決算委員会 第4号(1982/04/02、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 検査院が出しました資料の九ページに、参議院の決算委員会における議決が載っております。警告の部分を見ますと、五十五年の四月の二十五日には、「特に検査機能の拡充強化については、進展をみないことは遺憾である。」こう指摘をしています。そのことに対して、五十六年の四月の六日に、政府の講じた措置が載っておりますけれども、「会計検査院の検査機能の拡充につきましては、会計検査院の機能の重要性を考慮し、昭和五十六年度予算において、検査業務に従事する職員の増員及び会計検査活動費の増額を行いますとともに、検査機能の拡充強化のため講ずべきその他の措置についても引き続き検討を行っているところであります。」……

第96回国会 決算委員会 第9号(1982/07/05、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 本日の主要議題であります予備費関係について伺う前に、大蔵大臣に二、三伺っておきたいと思うのですが、一つは国債整理基金の返済についてでございます。  五十六年度の税収不足の穴埋め方法に関連して、大臣は、六月三十日の参議院予算委員会で、国債整理基金からの借入金の返済の繰り延べを示唆をされております。  きのうのNHKの国会討論会においては、いろいろありましたけれども、要は借金をして基金に返済するだけの余裕があるかどうか考えてほしいとか、あるいはいつ返すかについては決めてない、こういうお話をされまして、現行法律に基づかない場合もあることを国民の前に知らされました。返済を繰り延べなければ……

第96回国会 社会労働委員会 第1号(1981/12/22、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 歯科技工法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者……

第96回国会 社会労働委員会 第2号(1982/03/23、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十一日、小平芳平君が、翌二十二日に丸谷金保君が、また三月十九日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として、中野鉄造君、目黒今朝次郎君及び高杉廸忠君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任をいたしたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 社会労働委員会 第3号(1982/03/30、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 船曳審議官、ちょっと答弁が違うようですから……。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第96回国会 社会労働委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  去る三月一二十日、予算委員会から、三月三十一日から四月一日の二日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管、労働省所管、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求についてお諮りいたします。  本件審査中、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長……

第96回国会 社会労働委員会 第5号(1982/04/01、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  昨日に引き続き、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管、労働省所管、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時五十二分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管、労働省所管、医療金融公庫及び環境衛生金……

第96回国会 社会労働委員会 第6号(1982/04/06、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  老人保健法案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任されました。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時五十三分散会

第96回国会 社会労働委員会 第7号(1982/04/08、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記起こして。

第96回国会 社会労働委員会 第8号(1982/04/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  前回に引き続き、老人保健法案を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、老人保健法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記起こして。  暫時休憩をいたします。    午後三時十三分休憩

第96回国会 社会労働委員会 第9号(1982/04/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  前回に引き続き、老人保健法案を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  午前に引き続き、老人保健法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  これにて散会いたします。    午後四時二十八分散会

第96回国会 社会労働委員会 第10号(1982/04/22、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。初村労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は、これを後日に譲ります。
【次の発言】 参考人の出席要求についてお諮りいたします。  老人保健法案審査のため、来る四月二十六日参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 社会労働委員会 第11号(1982/04/26、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十三日、藤井恒男君が委員を辞任され、その補欠として伊藤郁男君が委員に選任されました。
【次の発言】 老人保健法案を議題といたします。  本日は、本案審査のため、お手元に配付しております名簿の方々に参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ御出席をいただき、まことにありがとうございました。皆様から忌憚のない御意見を拝聴いたし、今後の本案審査の参考にいたしたいと存じます。  これより参考人の方々に順次御……

第96回国会 社会労働委員会 第12号(1982/04/27、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十六日、伊藤郁男君が、また、本日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として藤井恒男君及び高杉廸忠君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、老人保健法案を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩といたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、老人保健法案を議題とし、質疑を行います。  質疑……

第96回国会 社会労働委員会 第13号(1982/05/11、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  前回に引き続き、老人保健法案を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩をいたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、老人保健法案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 よろしゅうございますか。――それじゃ配付してください。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  こ……

第96回国会 社会労働委員会 第14号(1982/05/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十二日、高杉廸忠君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明はすでに聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十六分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、勤労者財産形成促進法の一……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 例年審議をされます私学共済組合法でありますけれども、昨年、おととし、この法律の要綱を私見ました。非常に短いんですね。ことしは長いんですよね。いままでと違う部分があるからこそ今回の要綱は長く書いてあって説明をされていると思いますが、どこが違うのでしょうか。
【次の発言】 もう一つありませんですか。それだけですか。
【次の発言】 局長、私も年金をもらっていますけれども、増額分の三分の一停止されるなんといったら大変なことですよね、年金だけで生活している人にしてみれば。それお忘れになるようではちょっと困るなという感じがいましたんですけれども。そういうことになりますと、四月からもらってたも……

第96回国会 文教委員会 第14号(1982/08/05、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 本題に入る前に、最初に教科書問題について二、三お伺いをいたします。  先週、わが党の小野委員からもいろいろと詳しい質問があったわけでありますけれども、いまこの教科書の問題は文部省の手を離れて、外務あるいは総理周辺というような、上の方に行ってしまったという理解に立っていらっしゃるのか、やはり文部省は中心的な存在であると、こういうふうにお考えになっているのか、いかがなものですか。
【次の発言】 そういたしますと、先回鈴木初中局長が説明に行った。しかし、それでもなおかつこんな説明では問題にならないと、こういう態度であるわけですから、あれ以上に前進をした態度を文部省がとらなければ、この問……

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/03、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 「季刊教育法」を読んでみまして、どんなに先生方の心身が消耗しているかということをしみじみ感じたわけですけれども、文部省の統計によりましても、病気休職をしている先生が五十四年には三千七百五、五十五年に四千百六十一、五十六年には四千二百七十五と伸びている一方なんですね。特にその中で精神疾患を持って休職をしていらっしゃる方が五十四年が六百六十四、五十五年が七百八十三、五十六年が八百二十一、ウナギ登りになっているわけであります。いかに先生が心身症になっているかということをこの数字は物語っているというふうに思いますが、警察庁の統計を見ましても、自殺全体で言えば五十四年が二万三百九十八、五十……

第98回国会 文教委員会 第3号(1983/03/22、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 午前中の小野委員の質問に関連をいたしまして、政治倫理に関する文部大臣の所信をお伺いしたいと思います。  二月二十七日の日曜日、午前九時から一時間のNHKの座談会で、非行問題をめぐって数人の方々がお話をされました。その最終的な結びで一言というところに、永井元文部大臣が、この非行の問題については政治の姿勢が非常に大事だと、こういうことをおっしゃったわけでございます。本国会でわが党の飛鳥田委員長は、代表質問のときに、「私たちは一体この事件を純真な青少年や子や孫たちにどう説明したらいいのでしょうか。国政の最高責任者であった者が、破廉恥な犯罪者として起訴されている。しかも、その当人が、この……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/24、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 きょうは予算の審議ということになっていますので、直接関係がありませんけれども、冒頭に教科書問題について質問をいたします。  去年、外交問題にまで発展いたしました教科書問題の決着に当たりまして、政府は歴史教科書の是正を約束して、また文部省は教科用図書検定調査審議会にそのことを諮問をして答申を受けております。新しい検定基準が告示をされて、小川前文部大臣の談話が発表されまして、一連の対策によって教科書問題は決着をつけた、こういうふうに言われておりますが、本当にきれいに決着がついたというふうに考えておられるかどうか、お伺いします。

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/30、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、国立学校設置法の一部改正案について質問をいたします。  この法案は、三重大学の人文学部の創設などにかかわるものでありますけれども、衆議院の方でもわが党が問題にいたしましたのは、筑波大学に国際関係学類を設置することに関して本当に閣内で意思統一ができたのかどうなのかという問題点と、それから国際関係学群構想の中に軍事研究を行うのではないかという疑問点が出されて論議されているわけで、そのことはもう大臣も十分御承知のことというふうに思います。その点についての参議院においての明確な答弁をひとつお願いをしたい。  もう一つは、高岡に設置される短期大学の問題ですが、文教委員会としても、当……

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/28、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に久保参考人にお伺いをいたします。  日本学術会議が学術会議改革要綱をほとんど満場一致のような形で出されたということを伺いまして、私どもはそういう意思統一があるのであれば当然団結していらっしゃるわけですから、政府としてもその案を十分に取り入れなければならないというふうに考えるだろうと、こう思っていたわけですが、案に相違して学術会議の改革要綱とは違う法律案が出てきた。そこのところが一番の問題点になるわけですけれども、学術会議にやはり問題がある、こういうふうに判断をして改革問題が起きてきたのが昭和四十四年の第八期のころからだと、こういうふうに言われております。その当時の問題点とい……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 すでに四月の二十八日、そして五月の十日、そしてきょうが十二日で、三回目の審議に入っていてこういう質問をするのも実はおかしいのですが、心の中でどうも釈然としないものがあるので、少々法律の審議についての質疑をいたします。  まず、この法律は総理府設置法の十六条の三に基づく日本学術会議法の一部改正案であります。したがって、本来であれば内閣委員会で審議をされるべきものであるというふうに考えております。私ども社会党の文教部会でも、あるいは参議院の中でも、文教なのか内閣なのかということでずいぶん議論が起きたところでございますが、この文教委員会で審議をするという、この法律的な根拠というものは一……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 初めに、学校教育法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  昭和五十二年獣医師法改正によりまして、学部四年に修士課程二年を積み上げて六年の教育ということになっているわけでありますが、いま学校教育法を改正をいたしまして、獣医学教育百年の歴史を脱皮して学部六年教育とする積極的な意義というものは一体何でしょうか。どうも法律案、提案理由を拝見いたしましても、なかなかすとんと胸に落ちるものがないのでお伺いをいたします。
【次の発言】 ことしの獣医師国家試験で、来年からは二年積み上げの試験になるわけですけれども、ことしで四年の卒業生の試験は終わりになるわけですね。その試験に受からな……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/03/12、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 きのうの予算委員会で、井上委員の質問に対しまして文部大臣が答弁をされました。その御答弁に関連をいたしまして、最初に教科書問題について質問いたします。  私、手に入れました資料でこういうものがあるんですが、民主党政務調査会で発表されました中曽根代議士の教科書制度改革試案なるもの、大分古いものであります、民主党時代でありますから。これを拝見いたしますと、民主党の案は民編国管であるけれども、これを民編統一にした方がいいのではないかなどという、わりとソフトな感じで受けとめているわけですが、精神は無償ということも含まれているのではないかというような感じも含めまして、総理が教科書に並み並みな……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/03/28、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 これまで何回も国会で問題になってきました旧日本赤十字社救護看護婦、旧陸海軍 従軍看護婦の処遇、すなわち慰労給付金制度についてお尋ねをいたします。  この従軍看護婦さんたちの慰労給付金制度というものができてきましたその経過並びに意義、そしてこの概要というものを御説明をいただきたい。  そして、総理府総務長官からは、この救護看護婦、従軍看護婦の処遇問題についての御認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど私は、この経過と同時に慰労金の支給概要をお願いしたい、こういうふうにお尋ねしたわけですが……。
【次の発言】 ずいぶんこれ人数ふえてきたというふうに思うんですけれども、該当……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1983/08/11、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほど派遣委員の代表として仲川委員の方から報告がありました。また、政府の御報告もいただきまして、本当に大変な災害だということをしみじみとまた思い浮かべているわけでございますが、この二十三日の早朝の大災害、早速災害対策本部を設置し、翌二十四日にもう長官が現地を視察されるという大変素早い対応だというふうに考えているわけですが、その生々しい現地を視察されました長官の、何といいますか、印象といいますか、そういうものをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そのときにそれぞれの市町村長あるいは関係者の方々から長官に対していろいろな要望などもあったというふうに思いますけれども、被害の……

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/19、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 三宅島は、災害以来、毎日のようにマスコミでその後のことを報道しております。きょうもまた、道路開通がなされて一部の方々が自宅へ戻ったという明るいニュースを耳にしながら本日の災害委員会に入っているわけでありますが、まさに明暗を分けているこの被災者の方々の心中を思って、私は、災害の翌日に現地に飛ばれました長官、先ほどの仲川理事の報告を聞いて、災害を復旧していく、そうして被災者の方々が安心して暮れを迎え、お正月を迎えるような状況をつくり出していくという、そういう決意のほどを伺いたいわけであります。  さっきの報告は、現状と同時に四つの再建対策を指摘をしております。一つは復旧対策と被災者の……

第100回国会 文教委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま御提案をいただきました商業用レコードの公衆への貸与に関する著作者等の権利に関する暫定措置法案、本案は全会派一致で衆議院から回ってきたということは十分に承知をしております。しかし、衆議院におきましては、これは小委員会を設置をして何回も事情聴取をするなどの審議をしているわけであります。ところが、参議院はどうでしょう、閉会寸前に持ち込まれてきたわけですね。審議をする時間がありません。関係する各団体の意見を私どもは聞くことができません。まことに残念でありまして、これは提案者に申し上げてもしようのないことだというふうに思いますけれども、このような法律の提案については私は非常に不満を……

第101回国会 環境特別委員会 閉会後第1号(1984/11/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として上田稔君が選任されました。
【次の発言】 この際、石本環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。石本環境庁長官。
【次の発言】 次に、中馬環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。中馬環境政務次官。
【次の発言】 次に、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。丸谷金保君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。

第101回国会 環境特別委員会 第13号(1984/08/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の大任を仰せつかりました粕谷照美でございます。  当委員会に課せられた任務はまことに重大でございます。委員各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたいと存じます。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  穐山前委員長からごあいさつを受けたいと存じます。穐山君。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ご……

第101回国会 災害対策特別委員会 第2号(1984/03/08、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま長官の所信表明の中にもありましたように、昨年の多大の被害、そしてそれに対する審議官の報告にありましたように、復旧作業が昨年は七五%、本年は八五%の状況で進捗をしているということを関係各位の御努力に敬意を表しながら、私は五九豪雪について質問をいたします。  東北、北陸、中部を初め四国、九州と大きな被害をもたらしたこの五九災害でありますけれども、これから融雪期に入るわけであります。雪崩や農業、林業関係の被害がさらに明らかになってくるとともに、被害の額も増大をしていくというふうに思っておりますが、長官がこの豪雪災害復旧への取り組みの決意並びに雪害に対して基本的な対策をどのように……

第101回国会 災害対策特別委員会 第3号(1984/05/09、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に激甚災害の指定についてお伺いをいたします。  昭和三十七年の十二月激甚災害指定基準が決定されましたが、それ以来数々の指定が行われておりますけれども、今日までどのような数字でこれが行われておりますでしょうか。
【次の発言】 今の御報告のとおりだと思いますけれども、私が伺いたいのは、昭和四十三年、四十四年は本激がゼロですね、四十八年、五十二年からずっと五十六年まで本激ゼロになっているわけです。四十三年のときには局激ができましてこれで九件指定をされております。多分本激に該当しないからということでこの局激の制度ができたのだと思うのですけれども、なぜこの本激指定が減ったのでしょうか。……

第101回国会 災害対策特別委員会 第5号(1984/07/20、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほどの理事会で、社会党若干の時間のゆとりが出ましたので、その時間帯の質問をいたします。  村田委員の質疑に関連いたしますが、前半の質疑にありましたように、この地震対策緊急整備事業の進捗率、進捗状況、この御報告をいただきました。これは七六%の達成度だというのですが、よくいっているという判断をなさるのか、五年間のこの時限立法でありますから、まあまあこんなものだとか、やっぱり足りないんだと、こういう判断はどのようになされておりますですか。
【次の発言】 私が伺いましたのは、達成度が良好であるとか、まあ成績つけるわけじゃありませんけれども、いいのかどうかということなわけですが、困難な質……

第101回国会 内閣委員会 第19号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部大臣にお尋ねいたしますけれども、けさほどのニュースで防衛費が七%で大蔵大臣と防衛庁長官との間で決着がついたということがありました。行革審報告も、防衛費は抑制をすること、こういうふうになっているわけです。そのことと関連をいたしまして、例えば米価につきましても一・四の諮問が二・二になった。極力抑制という言葉がこういう数字になっているわけなんです。防衛庁長官が七%の防衛費増の要求をとったということでありますが、文部大臣としてもやれないことはないと私は思うんですけれども、教育費についても聖域はない、私どもはこう考えておりますが、いかがでしょうか。

第101回国会 文教委員会 第2号(1984/02/28、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほど北條参考人がおっしゃった言葉の中に、高等学校における正常な教育を確保することができないとすればというようなことが私は非常にひっかかったわけなんですね。今の入試の制度が高等学校の教育を正常なものにしていないというふうな判断をなさっているのか、あるいは正常であるというふうな判断をなさっているのかということでございますが、北條参考人及び増田参考人、飯島参考人にお伺いいたします。
【次の発言】 今の高等学校教育及び私は小中学校にまでこの学歴社会というところからくる入試問題が非常に大きな影響を与えて学校の中に大変な状況を引き起こしているという認識がどうも参考人の御意見の中からはよくう……

第101回国会 文教委員会 第3号(1984/03/08、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、川野参考人にお伺いをいたします。  今、留学生のお二人からこの「二十一世紀への留学生政策に関する提言」は自分たちが思っていること、経験してきたことをほとんどもう網羅をしているというお話がございました。私もこれを拝見しながら、この提言を受けて今回の予算が決められた。ちょっとその予算を見てみますと、国費留学生の数がどうも百三十五人ほどふえているように思いますが、二十一世紀中に十万人、国費一万人というには非常に、百年たって、年間百人ずつふやしていけば一万人になるかもしれませんけれども、少ないように思うんですね。国費の問題もありますけれども、これは国会レベルの問題として。  今度……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま安永委員が質問をなさったところ、非常に重要なことだというふうに思っているんです。文部大臣の御答弁で、私はちょっとわからないんですけれども、臨調答申の方向に国立大学そのものがねじ曲げられていくのではないかという危惧を持っているんですね。これは文部省としては、ぜひそのようにあるべきだと、こう考えての措置なのですか、あるいは臨調の答申があったからやむを得ずそうなったと、こういうふうに理解をしたらよろしいのですか。
【次の発言】 教育臨調という言葉は森文部大臣から確かに出ませんでしたけれども、中曽根総理が総理になられる前にはしょっちゅういろんなところでお話をしていらっしゃったのは……

第101回国会 文教委員会 第7号(1984/04/17、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に臨教審に関係してお伺いをいたします。  文部大臣は、「中曽根総理大臣は本国会の施政方針演説において三つの大きな基本的改革に取り組むこととし、その一つに教育改革を取り上げ、今こそ来るべき二十一世紀を展望し、教育改革を断行する時期に来ていると述べております。私もこの点に同感であり、二十一世紀の我が国を担うにふさわしい青少年を育成するため教育全般にわたる改革を着実に推進していく必要があると考えます。」こうおっしゃっております。私は、この教育改革を「断行する」というその強い調子ですね、総理の。そして、それに対して文部大臣は賛成をすると、こういうことをおっしゃっているわけでありますが……

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 いただきました資料の四ページに私学共済の「長期経理の収支状況」が載っております。この収支状況につきましては昭和五十五年に長期見通しを出しているわけでありますが、この数字を見ただけでは簡単に現状がどうなっているかということを把握するわけにはまいりません。例えば、収入は四十八年に比べて六倍になっている。支出は七倍になっている。保有資産は約六・六倍になっている。こういう数字からいえば健全な動きを示しているように見られますけれども、その状況はどのようなものであるか、また他共済に比べまして私学共済の収支状況はどうであるかということについてお伺いします。

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 三月の十二日ですけれども、JASRACの資料なのでしょうか、ずうっと読んでいってみますと、日本レコード協会事務局長の豊澄明さんという方がここに所感を述べていらっしゃるし、芸団協の小泉さんという方がまた所感を述べていらっしゃるんですね。その中で私は、「生命線を奪われてまで妥協するつもりはない。」とか、あるいは「レコード会社は本質的な部分が損壊されている。それは金ではカバーできないものだ。」、こういう発言があったり、芸団協にしますと、貸しレコード業界が「成り立たないほうがいいのではないか。」と、こういう非常に厳しい批判を持った発言をしていらっしゃるわけです。こんな態度をとっていただく……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 大臣は、昭和五十七年の自民党の文教部会の著作権プロジェクトチームの主査をやっていらっしゃって、幅広い立場からお考えのことと思いますけれども、きょうは、私は大体貸しレを中心にして質問をいたしますので、その点についての大臣のお考えをお伺いしたいと思うんです。  今、安永委員の質問もありましたが、本当に理論的に考えれば、どうしても著作権を保護しなければならない。だれが言ったってもうそのことは否定する人はいないんですけれども、現実に産業政策あるいは商売、こういうものとひっ絡まってきますと、その辺で文化庁の苦悩するところが私にはわかるような気持ちがするわけであります。現に、これは日本レコー……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に文部大臣にお伺いをいたします。  本会議で大筋質問いたしましたので、きょうはそれに関連をする部分について中心的な質問をしていきたいと思っております。  今、来年度の予算編成をめぐりまして、マイナスシーリング、これは大蔵省は堅持していく、いやそれではならないというようなことがいろいろと報道されておりますが、きのうのマスコミ関係の中で一番私の目を引いたのは、大蔵省が、教科書無償を廃止していくために文部省に強く働きかける、こう出ておりました。自民党の教科書問題プロジェクトチームが去年の八月、有償化の方向でこの問題を検討するという結論を出しているわけでありますが、当時の文教委員とし……

第101回国会 文教委員会 第15号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 四人の先生方、どうもありがとうございます。  奨学金に対する学生及び社会、それはいろいろな層を含めてですけれども、それを受給しながら学校を出たということに対する評価を、どのように皆さんは受け取っていらっしゃるかということであります。  例えば、旺文社の大学紹介、この本を見てみますと、何々大学こうこう、いろいろな紹介がありまして、奨学生受給者○○名とこう書いてあるわけですね。つまり、この大学へ行きますと、奨学生はこのくらいの人たちがいるんですよということを、名誉に思っているのか、どういうふうに思っているのかわかりませんけれども、大変大きなウエートを占めて紹介をしているということがあ……

第101回国会 文教委員会 第16号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先週当委員会で参考人の意見聴取がありました。そのときに立命館大学からおいでになりました参考人の方が資料を私どもに配付してくださったわけですが、その資料の中に、奨学金がどのような点で役立ったか、この質問に対して、一つは経済的な面で、もう一つは精神的な面での回答があるわけです。その精神的な側面を見ますと、奨学金を受けたことを非常に感謝をしていると、成績や自覚など、この奨学金を受けていることが自分自身に対する励みとなったということが大きく取り上げられておりまして、奨学金制度の果たしてきた役割は非常に大きいということを痛感したわけであります。だから、ますます拡充していかなければならないし……

第101回国会 文教委員会 第17号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、討論に先立って、当文教委員会におけるこれまでの審議を通じて、なお奨学制度のあり方や、有利子制度の導入などについて、解明しなければならない基本的な諸問題が数多く残されているにもかかわらず、質疑を打ち切ってしまわれたことに極めて遺憾であることを表明し、以下、日本社会党を代表して、日本育英会法改正案に対する反対討論を行います。  奨学の事業は、憲法、教育基本法に基づき教育の機会均等を保障するための極めて重要な教育施策であります。  日本育英会の事業は、戦時中の昭和十九年施行以来今日まで、四十年間にわたり三百四十万人の学生、生徒の修学を保障し、大きな役割を果たしてまいりました。この……

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(粕谷照美君) ただいま議題となりました女子教職員の出産に際しての補助教職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育がその目的を達成するためには、児童・生徒の教科・生活指導のほか、財務・会計、学習・生活環境の整備、子供の健康・安全と福祉などにかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため学校には、いろいろな職種の教職員が配置され、その協同による有機的運営が期待されているのであります。  しかし、児童・生徒の教育に直接従事する教育職員以外の職員の重要性・必要性については、必ずしも十分に認識されるに至……

第101回国会 予算委員会 第10号(1984/03/24、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部大臣にお尋ねいたします。  私は先日、一人のお父さんから一通の手紙をいただきました。自分の子供の教育の問題についての質問でありますが、その最後の部分に、うちの子供の偏差値は四十から四十三です、こういうことが書いてあるんです。偏差値というものが、親が自分の子供を人に説明する材料に使われるぐらいひとり歩きをしているということに非常に大きな怒りを覚えたわけでありますが、今、激発をしています非行、暴力、登校拒否など、教育の荒廃と呼ばれる現象は一刻も放置ができない事態であり、この偏差値教育に示されている現在の教育が改革されなければならないというのは国民共通の願いであると思います。我が党……

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/06/06、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 本条約案がいよいよ批准されるときが近づいてまいりました。参議院では先回の国会対策委員会で、ケニアの世界会議に向けて五名の議員を派遣するということをお決めいただきました。しかし、この五名だけではとてもこの歴史的な条約を締結する世界的な会議に出席するには、私どもも参加したいという、そういう熱望に燃えまして、自費であるいはそれぞれ党からも協力がありまして、正規参加は五名でありますけれども、六名の婦人議員が参加をするということが決まりました。  あわせまして、この十年間にわたりまして国連婦人の十年議員連盟というのがつくられまして、結成当時は二百三十名、今百八十名に減りましたけれども、党派……

第102回国会 環境特別委員会 第1号(1984/12/01、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続きまして委員長に選任されました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行していきたいと存じます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山東昭子君、原文兵衛君、丸谷金保君、飯田忠雄君を指名いたします。

第102回国会 環境特別委員会 第2号(1985/03/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言申し上げます。  皆様既に御承知のことと存じますが、本委員会の委員でありました美濃部亮吉君は、昨年十二月二十四日、御自宅で心筋梗塞のため急逝されました。本委員会における同君の御功績と御活躍は皆様御承知のとおりであります。同君の急逝はまことに痛恨哀惜のきわみと存じます。  ここに、委員各位とともに謹んで黙祷をささげ、心から哀悼の意を表するとともに、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。  御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。

第102回国会 環境特別委員会 第3号(1985/03/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九日、佐藤三吾君並びに久保亘君が、昨二十六日、中村鋭一君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君、寺田熊雄君、抜山映子君がそれぞれ選任されました。  また、本日、高桑栄松君が委員を辞任され、その補欠として高木健太郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第102回国会 環境特別委員会 第4号(1985/03/29、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十七日、抜山映子君が、昨二十八日、高木健太郎君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君並びに高桑栄松君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する質疑は以上で終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十一分散会

第102回国会 環境特別委員会 第5号(1985/04/03、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  去る三月二十九日、予算委員会から、四月三日の午後三時から四月四日の正午までの間、昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち、公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がございました。  この際、本件を議題といたします。  本件の予算説明につきましては、去る三月八日の委員会におきまして既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 運輸省いいですか。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、本日はこれに……

第102回国会 環境特別委員会 第6号(1985/04/04、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  昨日に引き続き、予算委員会から審査を委嘱されました昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 時間がありませんので、簡単に答弁を。
【次の発言】 恐縮ですけれども、その数字的なものについては後で……
【次の発言】 時間が来ておりますので、御答弁は簡単にお願いします。
【次の発言】 以上をもちまして昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害……

第102回国会 環境特別委員会 第7号(1985/05/22、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に愛知県がんセンター研究所副所長兼疫学部長富永祐民君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、富永参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。  委員からの質疑を通じ、忌憚のない御意見をお述べくださいますようお願いいたします。

第102回国会 環境特別委員会 第8号(1985/06/12、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査のうちナショナル・トラスト問題に関する件を議題といたします。  本日は、本件の調査のため、お手元に配付しております名簿の方々に参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。  皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、本件調査の参考にいたしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に、議事の順序について申し上げますが、まず木原参考人、外山参考人、藤谷参……

第102回国会 環境特別委員会 第9号(1985/06/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましてはこれを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第102回国会 環境特別委員会 第10号(1985/06/24、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(粕谷照美君) 一言ごあいさつを申し上げます。  昨年の八月、皆様の御推挙によりまして委員長に選任されましてから今日まで皆様方の大変な御協力をいただきまして、無事委員長の重責を果たすことができました。ここに厚くお礼を申し上げる次第でございます。  本委員会が抱えております多くの懸案につきましては、矢田部新委員長のもとで今後とも大きな御活躍をなさいますように心から祈念をいたしましてごあいさつを申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手)

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、大臣に婦人差別撤廃条約に関連して質問をいたします。  私事にわたりますが、私は一九七四年、第十回の参議院選挙に初めて当選をいたしました。当時、田中寿美子議員、また市川房枝議員というような我々の大先輩がいらっしゃいまして、この婦人問題について非常に熱心に取り組みをされました。翌七五年にはメキシコで国連婦人の十年の世界会議がありました。それをきっかけにして、この国会の中でも超党派の「国連婦人の十年」推進議員連盟が結成されました。当時は二百二十名を超す人数がいましたが、今は選挙があったりお亡くなりになったり、なかなかこれがふえませんで百八十人ぐらいになっておりますが、この国連婦……

第102回国会 文教委員会 閉会後第1号(1985/07/09、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 日本社会党は、「審議経過の概要」が公表されました際に、岡本会長もおいでになりまして直接お話をしたわけでありますが、そのときに、改革理念のない答申は教育改革答申に値しない、二番目に、改革理念がないのに具体的な政策を打ち出すのは本末転倒である、三番目に、中高一貫六年制中等学校、単位制高校、これは非常に国民の間にも疑念がある、四番目に、学歴社会についての見方が非常に一面的であるというようなことを申し上げまして第一次答申の中止を要請したわけでありますが、その要請が無視されまして、政治日程に合わせまして答申が出されたということはまことに遺憾であるということを申し上げ質問に入ります。  「審……

第102回国会 文教委員会 第3号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 幅広いそして奥深いものを持った文教行政について文部大臣が実に簡潔な所信表明を発表されました。その簡潔な所信表明の中に五十三語でありますけれども、婦人問題についても触れられております。非常に期待するところが大きいわけでありますけれども、大臣の触れられた問題は、「本年は「国連婦人の十年」最終年に当たり、これまでの成果を踏まえ婦人の地位向上のための施策を推進してまいります。」こういうものであります。この婦人の地位の向上というものは一体どういうことを具体的にお考えになっていらっしゃるかということです。
【次の発言】 今の大臣のお考えは、学習する条件をつくっていきたい、そしていずれ女性が社……

第102回国会 文教委員会 第4号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部省が出しました昭和六十年度予算額(案)主要事項別表というものを私は見ました。その中で五ページに義務教育諸学校教職員の定数改善等という題目のもとに幾つかの説明事項があります。その最後のところですけれども、国庫負担対象品目のうち旅費については、「昭和六十年度から国庫負担対象から除外し、地方の一般財源措置に移行することとしている。」教材費、「昭和六十年度から義務教育費国庫負担の対象から除外し、地方の一般財源措置に移行することとしている。」というさりげない説明が入っております。次のページを開いてみますと、教材費一般財源化して百三十二億四千九百万円をこれゼロにしているわけですね。教職員……

第102回国会 文教委員会 第6号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 現職の国立大学の教官であって、しかも戦後我が国においてはもう最高のバイオリニストであり、オーケストラのコンサートマスターまでやったという海野前教授のいわゆるバイオリン汚職事件について、四月の八日、受託収賄罪で東京地裁の判決が下りました。一年六カ月の懲役そして執行猶予三年という極めて重いものだというふうに思いますけれども、この判決を聞いて今文部大臣はどのようなお考えをお持ちでしょうか、最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 この問題につきましては、今からもう三年半前になりますけれども、五十六年の十二月の十六日、決算委員会で私取り上げまして、いろいろ局長にもお伺いをしたり、学長から……

第102回国会 文教委員会 第9号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 今、四人の参考人の皆さんからいろいろな御意見を伺いまして、その歴史的な背景だとか現実に何が存在するかということがよくわかりました。わかりましたが、皆さんが疑問に思っていらっしゃることを私がお伺いしてもお答えいただけるわけにはいかないのでさっきから困ったなと、こう思いながらいるわけであります。  最初に阿部参考人が、今回の法律改正は国内的にも国際的にも時宜に通した、大変文化庁が喜ぶ発言になろうかというふうに思いますけれども、しかし、逆に言えば最後の中村参考人は遅過ぎたのではないかという感じの私は御発言のように思いました。私もこれいろいろ調べておりましたら、もう次々と裁判が出てきてい……

第102回国会 文教委員会 第10号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 著作権思想というのは一つの国の文化のバロメーターではないだろうか、私はこういうふうに考えているわけですけれども、最近新しい器材、機器、コンピューター等がこう出てまいりまして、国民がそれを簡単に使うことができるようになってきたというところから、この著作権思想というものが非常に薄れてきているのではないか、そういう意味で著作権法は時代に合ったように改正をされていかなければならないと、こういうふうに思っておりますけれども、今国民の著作権思想というものがどういうふうな認識でいるか、このことについて大臣のお考えをお伺いしたいと思います。

第102回国会 文教委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 私学共済は非常に経済状況がいいというふうに言われておりますけれども、長期の経理の収支状況、それから他共済に比べてどういうふうになっているか、あわせまして短期はどうかということについて御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 長期も短期も非常に良好な収支であるということについては非常に喜ばしいことでありますけれども、その良好であるという理由は一体どこにあるというようにお考えになっておられますか。長期なんかについては成熟度四%なんというのはもう群を抜いていいわけですね。その理由は先ほど二点ほどおっしゃいましたけれども、もう少し分析をしていかれた方がいいのではないかと思いますが、ど……

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 今御質問のとおり、先ほど御説明のありました、つまり今産代法から取り除かれている、入れることが、入ることができないでいる職種の皆さんにこの法律を適用させていきたい、こう考えて提案をしているものでございます。その理由は何か。提案理由の中に詳しく申し上げているわけでありますけれども、大体教職員に産休代替の制度が必要であるということは各会派一致をいたしまして、今までにも幾つかの職種の方々に法律が拡大され、適用されてきたというふうに考えております。しかし、技術職員、現業職員については今だに実現をしていないわけでありまして、学校教育というのは、教員のほかにこういう方々が有機的に支え合いながら……

第103回国会 文教委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、教育予算関係について伺います。  この五年間に、文部省の予算の実態というのは防衛費の突出に対して、伸び率も、それから全体に占める割合も極度に低下をしておりまして、私はこういう教育軽視の予算はまことにけしからぬことだというふうに考えているわけですが、本年度の概算要求はわずかに〇・〇三%、十五億円の増でしかないわけであります。いずれ本格的な予算の審議が始まると思いますけれども、ここで一つ、本年度の概算要求の人事院勧告の見込みと、実際に決定をした人事院勧告の伸び率、この差額が私の調査では千七百二十六億円ほどだというふうに思いますけれども、そこを明確にしていただくと同時に、この千……

第103回国会 文教委員会 第3号(1985/11/28、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほどは久保委員の方から今回の健康会と競技場が統合した場合の一体メリットは何かという点についての質問がありました。私はその前に、現在の日本学校健康会は旧学校給食会と学校安全会の統合によって誕生したものであります。これは確かに児童生徒、学生などを対象とする事業であるからとは言いながらも、しかしその事業内容は全く歴史的にも違っておりますし、それから内容的にも違っているわけです。木と竹をつないだような私は統合である、全く財政論だけではなかったかと、こういうふうに考えているのでありますが、この健康会が三年余りの間に果たした統合の意義といいますか、メリットといいますか、それをどのように健康……

第103回国会 文教委員会 第5号(1985/12/12、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、平均標準給与の算定の問題について最初に伺います。  まず、今回の改正案では、年金の算定基礎となる給与のとり方について、現行法が退職前一年間の平均を原則としておりましたのを、六十一年三月以前の組合員期間を有する者については、厚生年金と同様の方式を導入して、全期間の平均をとってそれを算定基礎とするということになっています。この点がこの共済年金の給付水準の引き下げをもたらしておりますが、政府は給付水準の引き下げを給付の適正化だとか官民格差の是正ということで目玉だというようなことを言っておりま すけれども、これは私は大変な間違いであろうかというふうに考えております。ところが、私学共……

第103回国会 文教委員会 第6号(1985/12/17、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 この法律の基本的な部分については本会議質問及び先回の文教委員会での質問で徐徐に明らかになりつつあるわけですけれども、もう少し詳しく細部の部分にわたって質問をいたします。  それで、まず私学共済組合法は、できたときから諸手当を含めた給与で掛金を取り、給付をしてきたと思います。また、国共済、地共済は俸給表に基づく本俸で掛金を取って給付をしてきた。それで、同じ本俸、例えば五十万円というような同じ本俸である人を比較すると給付水準というのは一体どのようになっておりましたでしょうか。文部省。
【次の発言】 諸手当分が本俸の二割ぐらいに相当すると。逆に言いますと、この本俸、同じ本俸の人を比較い……

第103回国会 文教委員会 第7号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、日本社会党を代表して、政府原案及び自由民主党・自由国民会議、民社党・国民連合共同提出の修正案に対しまして反対の討論を行うものであります。  政府案は、我が国の年金制度が高齢化社会の到来に耐え得るものとして長期的に安定し、かつ整合性ある発展を続けるため、公的年金制度を一元化することとし、その一環として私学共済制度に抜本的な改革を加えることがその目的であるとしております。しかしながら、その美辞麗句とは裏腹に、内容はまさに抜本的な改悪であると言わざるを得ない多くの要素を含んでいるのであります。  まず、すべての国民に対して共通する一つの年金を保障するという基礎年金の導入に関してで……

第104回国会 文教委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほど久保委員が質問をされましたけれども、臨教審に大蔵省が教育改革の支出を抑えてくれるようにという意見書を出された、それに対する文部大臣の姿勢はわかりましたので、私はこの質問についてはやめたいと思うのですが、大蔵省の委託でソフト化社会の家庭、文化、教育について分析をしてきたソフトノミックス研究チームがいろいろなことを報告をしているわけであります。この報告の中に教育改革も小さな政府と規制緩和による民活路線の例外であってはならない、そういうことを言っております。またその中で、非常にたくさんのことを言っているのですが、教科書についても検定制度の廃止を提言して、これに伴って偏向教科書が登……

第104回国会 文教委員会 第3号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいま実践を含めました大変感動的な御報告をいただきましてありがとうございました。私も昭和二十六年、昭和三十八年、大変な非行、暴力が突出した時代に教師をしておりましたので、皆さんの御苦労よくわかるわけでございます。それにしてもやっぱり今の生徒変わって いるんだという前提でないと新しい教育はできない、そういう感じで御報告をいただきながら伺いました。  それで、一つはいじめの実態、これをどうして早く察知をするか、早期発見するかということだと思うのです。文部省が先日いじめについての実態調査をいたしました。その調査方法について、例えば葉県の女の先生方と話し合ったときに、いじめられたか、は……

第104回国会 文教委員会 第4号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 文部大臣が最初に大臣になられたときに、予算委員会で私はこういう質問をしました。小学校に入る前までに父親としては子供にどのくらいの字を覚えておいてもらいたいか、文部大臣としてはどうか、こういうのでございます。ちょうど入学式の前だったものですから、これがテレビ放映をされたわけでありますけれども、何か奥様のお友達がそのテレビを見て奥様に話をしたところ、奥様が、何を言っているの、自分は何にもしないで、私がどんなに頑張っているかも知らないでと、こういうふうにおっしゃったとかというのが新聞に、コメントに出ていたのをまだよく覚えているわけでありますけれども、あのときの大臣の御答弁は、まあ字は、……

第104回国会 文教委員会 第5号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 それでは私は、大体法律の中身に関連をして質問をしていきたいと思います。  鳴門教育大学が設置されたのは五十六年の十月であります。その五十六年の四月七日、我が党の本岡昭次委員の質問によりまして、設置法改正の質疑のときに、徳島大学の教育学部との調整が設置の前提である、こういうふうになっていたと思います。  徳島大学の教育学部の改組決定というのは、いつ決まったのでしょうか。
【次の発言】 昭和五十九年の三月の八日の議事録によりますと、私ども文教委員会が四国を調査研究に行きました、そのときに徳島で三木知事から、この徳島大学の総合化について次のような要望があったわけです。このときにはもう改……

第104回国会 文教委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいまの参考人の御意見をいろいろとお伺いしておりますと、何か法律そのものができた経緯についての御説明のような感じがいたしました。実は、私などはよくわからないから、ニューメディアとは一体どのようなことなのかというようなことについて学識経験者のお話を伺って、そして法律そのものについては十五日の文教委員会で質問したいと、こういうふうに考えていたものですから、もう既に、何か法律の説明そのもののような感じがいたしまして、さて質問の内容をどのようにしようかと思って先ほどから迷っておりましたのですけれども。  黒川参考人から、著作権法というのは、科学技術の発展の後を追って歩んできたというふう……

第104回国会 文教委員会 第7号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、清水参考人に質問をいたします。  プログラムを製作するに当たって、いかに開発が大変であるか、経費がかかるかということはよくわかりました。それを守る意味で今回の法律が出される、ぜひ我々としては積極的にその登録に参画をしていきたいというお話もありましたが、今回のこのプログラム登録の特例法が成立をすれば、やがて年間数千件の登録がなされるであろうという観測が一つ。逆に言って、そういう登録をするということは、秘密が漏れてしまうのではないかというおそれが一つ考えられるという意味で、余り期待ができないのではないかという、そういう見方をする方々もまたいらっしゃいます。  清水参考人は、こ……

第104回国会 文教委員会 第8号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 中村委員に続きまして、私は最初、法律の内容について質問をいたしたいと思います。  まず、プログラムの保護の国際的動向について伺います。  コンピュータープログラムの保護については、著作権法によって保護すべきであるか、または新規立法によるかということについて、通産省と文化庁の間にホットな論議が長い間巻き起こっていたということも経過の中にあったわけでありますけれども、最終的には、日本では著作権法で保護するということになったわけであります。この問題についての国際的な動向というのはどのような形になっておりますでしょうか。
【次の発言】 国際的にはやはり著作権法でプログラムを保護するという……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 本法律案の総括的な質疑は既に終わっているわけであります。私は文部省関係について重点的な質問をしたいと思っております。  昨年の一括法で、教職員の旅費及び学校の教材費が国庫負担法から外された、恒久的な制度になってしまったというところに、教育の質をどのように確保していったらいいのかという点で非常に危機感を持っているわけでございます。そういう意味で、文部大臣にまず義務教育費国庫負担法の制度というものの発足の理念というものはどのようなものであるかということについて、お伺いをしたいと思っております。
【次の発言】 それでは、もう少し詳しく沿革について説明をいただきたいと思います。

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/26、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ただいまは大変有益な御意見をありがとうございました。  今の御意見の中で、円高は相当長期間にわたって続くのではないか、そしてその理由を五点ほど挙げられました。時間の関係で短縮をされたということもございますので、その面をもう少し補足をしていただきたいという意味も込めまして、最初に円高が行き過ぎではないだろうか、今の時点でこのことの参考人の御意見を伺いたいと思うのです。  それで、参考人も随分地方を回っていらっしゃるようでありますので、その実態は十分に御存じだと思いますけれども、経企庁の調査報告を見ましても、輸出型産地、特に中小企業への打撃が非常に大きくて倒産がふえているわけでありま……

第104回国会 予算委員会 第7号(1986/03/11、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 午前中に中野委員の方から御質問もありましたけれども、今度の東京サミットの議題の件でございます。総理の御答弁でわかった部分はあったんですが、先ほどのお昼のニュースでワインバーガー長官がこういうことを言っていらっしゃるんです。SDIへの参加については日本からメリットもあるということで親しい感触を得ている。そういう意味では、外務大臣の御答弁というのは慎重に討議をするということになっておりますけれども、そこのところに大変なニュアンスの違いがあるのではないか、こういう感じがしてなりません。  外務大臣の御答弁とあわせまして、最近教育改革について臨教審が第二次答申を出すと、その答申の後にサミ……

第104回国会 予算委員会 第14号(1986/03/24、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 いわゆるマルコス文書なるものに関連して最初にお伺いいたします。  三月の二十日、藤田経済協力局長を団長とする調査団がフィリピンに行っておりますけれども、その調査団の目的は何でありましたか。  また、藤田団長は帰国しておられますけれども、その報告をいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 その席上で今の対外援助に関する黒いうわさ、黒い事実というものが問題にはなりませんでしたか。
【次の発言】 局長、今のお話によりますと、経済協力の仕組みに問題があったかのごとき報道がされていることは悲しいことだ、こういうふうにおっしゃいましたけれども、あったかのごときという程度の認識でいらっ……

第104回国会 予算委員会 第15号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 与野党合意の第二の質問は、六十一年末までに実施をするということになっている教育減税です。「成案を得る。」ということは、実施をすることを前提にしてやっぱり成案を得ていただかなければ困る、私たちはそう考えております。六十年度の予算の際も同じようにまた合意をされていたわけでありますが、教育減税の中身というものを大蔵大臣どのように把握をされておりますか。そして、実施しなかった昨年の理由は一体何でしょうか。
【次の発言】 もう一つ、大蔵省はやっぱり新規控除をしたくない、こういう考え方を持っていたのではないかというふうに考えますけれども、しかしことしは住宅減税だとか投資減税、やっぱり政策減税……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 文教委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○粕谷照美君 前文部大臣が罷免という形で辞任をされまして、その後に異例の形で就任なされた文部大臣でございますので、私は、今回の所信表明、何か変わったことが特に述べられているのかと思って拝見したわけでありますけれども、大体、今までの文部省の考え方をそのまま受け継いだ形の所信表明になっているような感じがいたします。  私は、この所信表明に先立って九月の二十三日に静岡県の函南町で開催されました自民党の全国研修会で、当面の重要な問題について文部大臣が所信を表明された、そのことはテレビにも映っておりましたし、それから新聞にも載っておりましたので、その中で幾つか気になることがありましたので、この所信表明に……

第107回国会 文教委員会 第3号(1986/12/11、14期、日本社会党)

○粕谷照美君 自由民主党が売上税の名称で導入をするといいます新型間接税、これはどのように名称を変えても、私はやっぱり大型間接であると、こういうふうに考えております。  税そのものの論議は、文教委員会ですから省くといたしまして、この売上税の創設をするということによりまして教育に関係してどのような影響があるというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 具体的に詰めができていないとしても、いろいろと想定されることがあるわけですね。新聞には具体的にいろいろなことが載っているわけですから。その辺のところはどのように把握をしておりますか。
【次の発言】 授業料だけですか、今把握しているのは。例えば入学料だ……

第107回国会 予算委員会 第3号(1986/11/07、14期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほどから安恒委員が質問しておりますように、この補正予算案は内需を拡大して景気浮揚のための公共事業費の追加が大きな柱になっていると思いますが、文教関係においても公共事業費的性格を持って、しかも国民や地方公共団体から切実に要求されているものがあると思います。例えば子供たちの安全のために老朽化した危険校舎を改築すること、それからいじめだとか非行だとかいろいろと問題の多いマンモス校を分離して適正な規模の学校にすることなどであります。ところが、今度の補正予算案を見てみますと、公立文教施設整備費については追加どころではないんですね、減額になっているのであります。教育条件の改善のためには極め……

第107回国会 予算委員会 第4号(1986/11/10、14期、日本社会党)

○粕谷照美君 総理が、単一民族国家論に抗議をしておりますアイヌ団体の質問状に対しまして、はがきでこのような御返事を出されております。その中に書かれました新聞報道の歪曲の部分がアイヌ団体の新たなる反発を呼んでいるわけでありますが、代筆であるということと関連して、責任の問題も非常に論議を呼んでいると思います。返事をいただいた側からすれば、中曽根康弘と書いてあるわけでありますから当然責任は総理にあると、こう考えると思いますけれども、この点についてはいかがでございますか。
【次の発言】 国連婦人十年の間に、歴代総理大臣の女性観が大きく問われております。それとこの問題との関連でございますけれども、この問……

第108回国会 文教委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国立学校設置法の一部を改正する法律案     に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、次の事項について特段の  配慮を行うべきである。  一、身体障害者のための高等教育機関の整備に   ついては、一般大学における受入れの促進と   筑波技術短期大学の整備に努めるとともに、   盲・聾学校高等部専攻科について、同短期大   学の実績をみつつ、短期大学、……

第108回国会 文教委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は文部大臣に予算委員会で随分質問をいたしましたので、きょうは簡単にしたいというふうに思っております。  報道によりますと、五月の十九日、政府は緊急経済対策の概要を固めたということであります。所得減税を含む五兆円以上の内需拡大で、公共事業については上期八〇%以上の繰り上げ発注、学校改築など用地費の少ない事業及び不況地域に重点配分をするということであります。文部大臣はこの点に関連してどのような構想をお持ちか、伺いたいと考えております。  臨教審の答申は、国民経済全体の中でいろいろ云々して、諸投資の重点を、教育、研究、文化、スポーツの振興に置くと、こう提言をしておりますし、また教育予……

第108回国会 予算委員会 第6号(1987/05/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 総理にお伺いをいたします。  臨教審の答申が第一次、二次、三次と出されました。一次は東京都議選の直前に、二次は参議院衆議院のダブル選挙の直前に、そして今回の第三次答申が地方統一選挙の直前に出されているわけであります。社会党は、このような教育を政治利用するような態度はけしからぬと、こういう批判を出しているわけでありますが、第三次答申は売上税の陰に隠れまして消えたような形になっているわけでありますけれども、この臨教審の答申を一、二、三あわせまして、特に三次答申を中心にして、総理がどのような御見解をお持ちかということについてお伺いをいたします。  まず最初に、何点ぐらいの点数をつけられ……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 憲法は私有財産の不可侵を保障しておりますが、同時にまた、公共の福祉に供されなければならないとも明記をしているのであります。しかし、現実にはそのような状況は裏切られていると言って過言ではないというふうに考えます。  この地価高騰の元凶は一体どこにあるのかという分析をいただくと同時に、東京都心部のように土地需要が逼迫をして狂乱の地価上昇の現在は、有効な対策をとらなければ、投機的な思惑によって高値で落札をされるということは必然であるというふうに思います。これを回避するために、一般競争入札、いわゆる国公有地の払い下げは地価安定まで一時凍結すべきであるというふうに考えますけれども、建設大臣……

第109回国会 文教委員会 第2号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 最初に、去る七月の二十一日に広島大学で起きました学部長刺殺事件について、予算委員会でも質問があったわけでございますが、それは事件の翌日だったわけでございまして、全然その後の経過を知ることができません。今どのような捜査の状況になっておりますか、現状をお知らせください。
【次の発言】 捜査内容を詳しくお話しをいただくということにはならないと思います。思いますけれども、一カ月たって全然その進展がない、こういうことに非常にいら立っているわけですね、大学のキャンパスの中でそのような事件が起きたということについて。  文部大臣、このことについて大学の方にはどのような御連絡、御指示をなさいまし……

第109回国会 文教委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大学審議会の法律に入る前に、大学論に対する根本的な討論がお二人の間にありまして、非常に私は傾聴させられておりました。しかし、大臣、最後のずばずばやりますというのですね、ずばずばやるいい方向が、大臣のお考えになるいい方向なのであるか、国民が考える方向であるのか、その辺のところは問題でございますので、今後とも十分に審議の過程を大事にしてずばずばやっていただきたい、こういうことを要望をしておきます。  臨教審の第四部会の部会長でありました飯島さんがある本に、大学問題を討議をしていると、いかに臨教審のメンバーの人たちが大学ということを知らないかということにびっくりした、こういうことをおっ……

第109回国会 文教委員会 第4号(1987/09/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 今審議会のあり方について山本委員から質問がありましたが、私は、この審議会というものが国民の前に公開をされるべきではないかという立場で、文部大臣及び文部省にお伺いをしたいと思います。  きょうの午前中の参考人の意見聴取の中でも、臨教審の飯島参考人の方からは、大学現場の声を政策に反映させる機会を与える場としてこのような大学審議会というものを設けたんだ。あるいは、開かれた大学として討議を展開してほしい。運営の問題は極めて重要である。こういうお話もありました。また、国大協の田中参考人の方からは、広く大学の意見を聞くためにこのような審議会を設けたものと考える。今後の運営を見守るんだ。こうい……

第109回国会 文教委員会 第5号(1987/09/03、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府及び関係者は、新たな時代の要請に応え、大学の自治を尊重しつつ、大学改革を積極的に推進するため、次の事項について特段の配慮を行うべきである。  一、大学審議会の審議に当たって、大学関係者の意向が十分反映されるよう、委員構成及び審議方法に配慮するとともに、広く各界の意見も反映されるよう留意すること……

第109回国会 予算委員会 第4号(1987/07/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 中曽根内閣は土地問題について一生懸命にやらない、そんなことはない、先ほど国土庁長官が非常に明快に宣言をされましたし、きのうも総理は土地は抑える、地価を。そしてそれだけではなくて今度は下げるんだということをお伺いいたしまして、非常に心強く思ったわけですが、もうここまで上がった今これからでは大変遅いのではないかという感じがしてならないわけであります。  そういう中できょうの各社の新聞に、全銀協、生保協、これが土地融資を自粛するということを決めだということが載っておりました。ですから、これは二十一日の日に決めたわけであります。その前日には信託協がこういうことを決めておりますが、この申し……

第112回国会 環境特別委員会 第4号(1988/03/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 先日の大臣の所信に対する質疑の中で、我が党の田渕理事が予算についての質疑をいたしました。そのときの長官の御返答が私はち ょっと気になるものですから、それについて質問を最初にいたします。  本年度の予算は内需拡大型のものでありまして、前年度比で四・八%増であります。ところが、環境庁予算は総額四百六十八億三千六百万円で、対前年度比約一%の減であります。この指摘に対して長官は、環境庁予算そのものは少ないが、他の十四省庁において計上している環境保全費を合わせれば一兆三千億円にもなり、総体として決して少なくないと、こういうふうに御答弁をいただきました。その後何日もたってないわけですけれども……

第112回国会 文教委員会 第3号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 先日、大臣の所信表明をお伺いいたしました。そのときに、臨教審が三年間の活動を終えた、政府としては、既に各般の施策の具体化に着手をしておりますけれども、「今後とも臨時教育審議会答申に示された広範多岐にわたる改革提言の着実な推進に努めることとしております。」と、こうあります。私は、教育改革というのは大変お金が必要になる、こういうふうに思っているものでございますけれども、ことしの政府予算の伸びは四・八%、文部省所管の一般会計は伸び率がわずかに〇・〇六%でございますね。そういう非常に厳しい文部省予算でありますけれども、臨教審答申を受けて、今後とも「提言の着実な推進に努める」というためには……

第112回国会 文教委員会 第6号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 最初に、提案をされております法律を外れまして二つの問題について質問をいたします。  高等学校の社会科の六科目を六十九年度から地歴と公民という二つの教科に分けて、このうち地歴の世界史を必修させるということが昨年末の教育課程審議会で決まって答申が出されました。この経過につきましてはいろいろな問題点があって私どもも批判をしてきたところでありますが、本日報道されるところでは、この社会科指導要領の改訂についてその作成メンバーを文部省が交代をさせた、こういうことがありますが、交代をさせたというのは事実でありますか。その意図は一体どういうところにあるのでしょうか。

第112回国会 文教委員会 第9号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 最初に、日中戦争などをめぐる一連の奥野国土庁長官の発言に関して、昨日の本会議で我が党の久保議員が質問をいたしました。その質問に対して、奥野長官が盧溝橋事件を単なる偶発的なものであるというライシャワー氏の所感を引用いたしまして、そして御答弁をされました。私はこのことは非常に大事な問題を含んでいるというふうに考えております。  昨年七月に私はちょうど北京におりまして、盧溝橋事件の起きた日に盧溝橋を訪れました。マルコ・ポーロが七百年前に、世界で一番美しい橋だと言われたその盧溝橋の上に立って、張香山先生が、あそこに日本の軍隊が駐屯していた、こういう話から始まりまして、私たちにその当時の話……

第112回国会 文教委員会 第10号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております国立学校設置法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  まず法律の内容に入る前に、今国会の審議の異常さについて指摘をしなければなりません。  今国会には、いわゆる臨教審関連法案が六本提出されておりますが、現在当委員会に付託されております国立学校設置法の一部を改正する法律案も教育職員特例法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案もその内容の重要性から見て、慎重な審議を要するものであるにもかかわらず、衆議院において両法案とも極めて不十分な審議のまま、質疑が打ち切られ採決が強行され……

第112回国会 文教委員会 第11号(1988/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 午前中は安永議員から教特法の大きなところからの観点に立った質問が行われました。社会党の持ち時間はきょうは百五十八分であります。残された時間は四十数分ですから、私はやや現場的発想に立った質問をしていきたいと思っております。  三日ほど前に、東京都下の福生市の市長さんが当選をしたという記事が載っておりました。自民党、公明党推薦、民社党支持、石川弥八郎といいます。私は、あ、けいちゃんだと思ったんですね。昭和十八年に女子師範を卒業しまして最初に赴任したのが、そして受け持ったのがその子供たちでありました。大変懐かしいんです。そういう立場に立ってこの初任研を考えますと、文部省のやり方というの……

第112回国会 文教委員会 第13号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 十九日の文教委員会で私は資料要求をいたしました。先ほどその資料が出てまいりました。  嫌みじゃないんですけれども、助成局長、共産党の資料要求は徹夜でやりますなんて文教委員会で頑張って、私の方は徹夜でやらないで審議の朝出てきたという、これはどういうことですか、大変な問題ですよ。まあ徹夜でやった部分についてもまたいろいろと意見も申し上げたいと思いますが、先日申し上げましたのは新規の採用者、小学校では四九・六%、その他の五〇・四%は何らかの前歴を持っていて新採用になった、その何らかの前歴を持って新採用になった方の中から初任者研を受けないで済む者と受けなければならない者と二通りに分かれる……

第113回国会 環境特別委員会 第2号(1988/10/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 さきの委員会に引き続きまして、最初に白保のサンゴ礁の問題についてお伺いをいたします。  環境庁は十月十一日から十五日にわたって新奄美空港周辺の海域調査をした、こういうことでございますけれども、環境庁がそういうところに出かけていって調査をするというのは、この件に関しては非常に長い経過を持っているだけに極めて異例のことであり、重大なことだというふうに私は受けとめているわけでございます。この調査をなぜやったのか、やった結果について今までわかっていることは一体何なのか、詳しい調査結果というものはいずれ公表されるのであろうというふうに思いますけれども、その点についてお伺いをします。

第113回国会 文教委員会 第3号(1988/10/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大橋参考人にお伺いをいたします。  耳の不自由な方がビデオを見るときに、全然聞こえないわけです。私も中国へ行ったときに、テレビをつけましてアメリカ映画を見たんですが、何が何だか全然わからないんですね。ちょうどそんな状況ではないのかと思うのですけれども、こういう方々が、ぜひビデオテープの中に手話が入ったり、あるいは字幕で入るようなものを出してほしいという要望があるわけですね。またテレビ放送などを自分たちでコピーしまして、それを大変な時間をかけて作業をしてつくっているというような障害者の団体もあるわけですけれども、アメリカなんかでは内蔵されているようですね、字幕が出てくるんだそうです……

第113回国会 文教委員会 第5号(1988/10/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 このたび提案されました学校教育法の一部を改正する法律案、極めて内容的には二つの項目に分かれているという簡単なような形ではありますけれども、しかし問題は非常に根深いものがある、大きなところに波及するものがあるという意味で、これ重要な法案だというふうに考えているわけであります。  それで、この法律の提案理由をいただきましたけれども、まず何といっても最初にお伺いしておきたいのは、定時制の教育、通信制の教育というものが戦後始まったわけでございますが、その理念というものは一体どういうところにあったのだろうか、大臣の御認識をお伺いいたしたいと思います。

第113回国会 文教委員会 第6号(1988/11/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま提案されました学校教育法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  今から三十八年前、一九五〇年の学校教育法改正で高等学校の定時制課程の修業年限はそれまでの三年以上を四年以上と改めました。その理由について、当時文部省は、初等中等教育局長通達で、定時制の課程は勤労青年を対象とする課程で、通常の課程の三年分の教育をこれと全く同等の程度内容をもって行うには最低四年を要し、強いて三年にすれば教育上、保健上勤労青年のために憂うべき事態を生じ、かえって勤労青年に対して思わしくない結果を招き、ひいてはこの課程から勤労青年を締め出されることをも考……

第113回国会 文教委員会 第7号(1988/11/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 きのうは午前中は決算委員会で、そして午後からは本会議で、高石前文部事務次官のリクルートの問題とあわせまして、帝京大学から八億円の寄附を受けて、予定している選挙地域に財団法人をつくったということについての質疑が行われました。一連の文部大臣の答弁を私聞いておりましてはっきりしないわけであります。  一つには、高石さんの行動が慎重さを欠いて、まことに遺憾であったということは、どうもかばっているのではないか、リクルート問題に対して厳しい態度がない、そういうふうに思います。それから、帝京大の八億円寄附の問題については、どのような調査をやってこれは問題がないというふうに御報告をいただいたのか……

第113回国会 文教委員会 第10号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 辰野先生にお伺いいたします。  私は、先年、上越教育大の大学院の生徒にちょっと論文を書くからということで資料を求められました。いろいろお話をしておりましたら、彼女は上越教育大の学部を卒業して教員の採用試験を受けました。採用試験に不合格でありました。先生になれなかったから大学院に入りました。そうして二年終わって先生になりますと、同じ学部を卒業した同級生に比べて彼女は一号俸高いわけでありますね。つまり勤務年限一年に対して給与は一・五。在学期間中は一・五に見ますから、二年間あると三と二。先ほど高倉先生のおっしゃったとおりの給与差がありました。  そういうことになって、それでは車修免を取……

第113回国会 文教委員会 第12号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、五十八分まであと幾らも時間がありませんので、要点を絞って質問をいたします。  まず、この三種の免許法をつくるということは現場の教員にとってもこれは大変な問題でありますし、教員を養成して出していくという大学側にとっても非常に大変な問題が含まれているというふうに思います。したがいまして、これは十分に審議をし、十分な各界方面の意見を聞き、そして立派な法律をつくるべきであろう。現状でよろしいなどとだれも申しているわけではありませんから、そういう立場に立ってまず質問いたします。  先ほど久保委員の方から、二種免から一種免に移るときに十五年ゼロ単は来年の採用者からだと、こういうお話があ……

第114回国会 環境特別委員会 第3号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、大気汚染防止法案について質問をいたします。  この法律は、アスベストによる大気の汚染、健康への影響について口比の関心が高まっているので今まで野放しだった大気中の石綿濃度を規制しようとするものである、こういうふうに環境庁は説明をしておられますが、私は、言葉じりをとらえるわけじゃありませんけれども、国民の関心が高まっておるから未然防止のための措置を講ずることが喫緊の課題になっているというのはやや消極的に過ぎるのではないかと思います。  なぜなれば、国民の関心が高まっていなかったならばこの法律は出さなかったかもしれない、逆に言うとそういうふうに読み取れるわけでありまして、これはや……

第114回国会 文教委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大臣になられてからは初めての文教委員会だと思いますので、本来であれば大臣の所信表明をお伺いし、そして質疑に入るというのが順当であろうかというふうに思いますが、日切れ法案ということもあり、私どもは純粋な日切れ法案というふうには思っていないわけであります、この法律は。文部省自体も準日切れ法案だと、こういう説明を我が党に対してされておりますので、そういう意味ではいろいろと問題もありますが、決定をしてここまでまいりましたからこの法律案に入るわけであります。  法律の審議に入る前に、一つ先ほどの大臣のごあいさつに関連いたしまして質疑をいたします。  きのう、我が国最大の企業でありますNTT……

第114回国会 文教委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 最初に、大臣の所信表明及び予算について質問をいたします。  まず最初に、大臣が文教各般の問題を審議する前に「一言おわびを申し上げます。」という言葉からごあいさつが始まりました。この「一言おわびを申し上げます。」は、先般来の一連の不祥事によって文部省に対する国民の信頼を著しく損なう事態に立ち至っていると、こういう言葉から始まっておりますけれども、私も大臣がおっしゃるように、リクルートに絡む一連の不祥事件に文教行政に対する国民の不信感はもうきわまっていると、こう考えております。文部省の信頼感は地に落ちているわけであります。大臣はこのことに対して、いわゆるもうけじめがついた、文部省とし……

第114回国会 文教委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 先日提案されましたこの法律案につきましては原則として賛成でございますが、内容についていろいろと深めていきたいと思いますので、最初にまず国立大学共同利用機関の創設された理念、これをお伺いしたいと思います。そして、今日に至るまでの経緯といいましょうか、整備の状況あるいは発展の状況などについてお伺いをいたします。
【次の発言】 最終的に国の内外から高く評価をされているというふうに認識をしていると大臣の認識をおっしゃったわけでございますけれども、私もこの国立大学共同利用機関が果たしてきた役割、それからその評価についての大臣のお考えをお伺いしたいと、こう思ったのですが、今それをまとめておっ……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 文教委員会 第1号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大臣が参議院の文教委員会に御出席されるのはきょうが初めてでございます。先ほど、短いながら、教育、学術、文化そしてスポーツに対して全力で頑張られるという力強いごあいさつがございました。私はきょうは約五十五分間にわたって質問をするわけでございますが、大臣がどういうお考え方を持っていらっしゃるのかということは、本来的であれば、臨時国会でなければ所信表明ということになろうかと思いますので、もう少し大臣の基本的なお考えについて二、三伺いたいと思っております。  ちょっと古い話になりますけれども、一九八五年の七月と八月の「月刊自由民主」という本に大臣が「教育改革への提言」という文章を載せてい……

第116回国会 文教委員会 第3号(1989/12/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 西岡委員の質問に引き続きまして、ダブる部分もありますけれども質問をいたします。  最初に、大体この私学共済法は国家公務員の共済組合法を準用する形でつくられておりますが、衆議院の方から回ってきたものも含めまして、ちょっと御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私どもこれを見て、法律が随分おくれて送られてきましたから、これがいつ成立するかということで自動的に月が違ったものもありますし、また保革伯仲というようなことが前提になりまして、いろいろと議論のあったものがとにかく一応の結論を見てこのような形になって提案されてきた、逆に言えば前進面もある、こういうふうに考えているわけですが……

第116回国会 文教委員会 第4号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     私立学校教職員共済組合法及び昭和六十二年度及び昭和六十三年度における私立学校教職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について検討し、特段の配慮をすべきである。  一 日本私学振興財団及び都道府県からの助成については、私学振興の見地から、その財源確保に努めること。  二 私立学校教職員共済組合の……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 国立学校設置法の一部を改正する法律案は、三つに大体分かれていると思います。  まず最初に、北陸先端科学技術大学院大学の問題について伺います。  この大学をつくるに当たって、非常に地元の期待というものは大きいと思うわけでありますが、五月二十日の日経新聞に石川県企画開発部次長の村隆夫さんという方がレポートを寄せておられます。  その中で、石川県としては科学技術の振興の重要性を非常に県民にアピールをしなければならないという立場で、まず北陸先端科学技術大学院大学を誘致をする。二番目に、それだけでは足りないので、既にもうこういう手はずをしているということで、国家レベルの先端科学技術との交流……

第118回国会 文教委員会 第8号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 本法律案は、先週の木曜日、そしてきのうの参考人、そしてきょうという審議の状況になっておりますが、私は、審議をしていけばいくほど、皆さんの質問を伺えば伺うほど、やっぱりこの法律には大変な問題がある、まだまだ国民の中にはきちんとした納得がいかない部分がある、したがってもっと慎重に審議をしていくべきである、こういう考え方を持っているわけでありますが、日程も協議されたことでありますので、主題の中に入っていきます。  大臣の御出席なかったきのうの参考人の質疑討論の中で、川崎市の教育委員会の社会教育部社会教育主事、現場の方でございますけれども、北條参考人が大変いいことを言っていらっしゃいまし……

第120回国会 文教委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     日本体育・学校健康センター法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、スポーツの一層の振興を図るため、次の事項について特段の配慮をすべきである。  一 スポーツの振興に関する基本施策については、スポーツ振興法の精神にのっとり、長期的、国際的な視点を踏まえ、競技スポーツ、生涯スポーツ、国民の健康増進等の立場に立って、その策定、実施に努めること……

第120回国会 文教委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大臣、きょうは甲子園の高校野球始球式、御苦労さまでございました。皆さん御心配をされまして、テレビにかじりついて無事届くかどうかを見ていたという話でございますが、見事に届きまして安心をしたという、そういう話が 先ほど理事懇のときに出ておりました。  その御感想なども含めましてお話をちょっといただきたいわけですが、来年あるいはそれから後も、あの甲子園にやがて朝鮮学校の高等学校の子供たちが入るような条件が出てくる芽生えがしてきているわけですね。小林正委員がこの文教委員会で質問をしたときには、もう全くかたくてかたくてその気も見えなかったのが、非常に大きな前進を遂げてきているような感じがい……

第120回国会 文教委員会 第6号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 大臣の御決意をお伺いいたしまして大変心強く思ったわけでございますが、昨年の六月の日本音楽著作権協会JASRACの会報を見ますと、「平成元年度の使用料徴収額は前年度に比して二五・五%増の五百四十一億円を記録した。」と、こういうものが載っておりました。大変なこれは伸びで、二五・五%の収入増というのは大変なことだと。これは、それだけ収入があったということは著作権思想が普及をしたのかどうか、この辺のところと非常に関係が深いと思いますが、内容を見てみますと、伸びたのがオーディオディスク四五・三%、そしてそれ以上に伸びておりますのが貸しレコードなんですね。貸しレコードが五五・一%なんです。大……

第121回国会 逓信委員会 第1号(1991/08/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る五日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました粕谷照美でございます。  委員長としてその職員の重大さを痛感している次第でございますが、委員会の運営に当たりましては、理事並びに委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、公正円滑な運営に努めてまいる所存でございます。何とぞ皆様方の温かい御協力をお願い申し上げまして就任のごあいさつといたします。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず、御報告いたします。  去る五日の本会議におきまして参議院規則第七十四……

第121回国会 逓信委員会 第2号(1991/09/24、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本放送協会の役職員、日本電信電話株式会社取締役・移動体通信事業本部副本部長佐田啓助君、同情報案内営業部長福元俊久君及び社団法人日本民間放送連盟専務理事松澤經人君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります……

第121回国会 逓信委員会 第3号(1991/10/03、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、請願の審査を行います。  第八三九号点字による内容証明郵便に関する請願外一件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会におきまして慎重に協議いたしました結果、第八三九号点字による内容証明郵便に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一三四一号郵政省の服務改悪反対と真の労働時間短縮に関する請願は保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、……

第122回国会 逓信委員会 第1号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十三日、中曽根弘文君が委員を辞任され、その補欠として井上孝君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、渡辺郵政大臣から発言を求められておりますので、これを許します。渡辺郵政大臣。

第122回国会 逓信委員会 第2号(1991/12/20、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時一分散会

第123回国会 逓信委員会 第1号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十三、松浦孝治君が委員を辞任され、その補欠として谷川寛三君が選任されました。  また、昨二十六日、中村鋭一君が委員を辞任され、その補欠として池田治君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第123回国会 逓信委員会 第2号(1992/03/10、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十七日、池田治君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村鋭一君を指名いたします。

第123回国会 逓信委員会 第3号(1992/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵便法の一部を改正する法律案及びお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案については既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十七分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、郵便法の一部を改正する法律案及びお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一……

第123回国会 逓信委員会 第4号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、郵便法の一部を改正する法律案及びお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案に対する質疑は去る十二日に終局いたしておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。別に御発言もないようですから、これより順次両案の採決に入ります。  まず、郵便法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、お年玉付郵便葉書等に……

第123回国会 逓信委員会 第5号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、谷川寛三君が委員を辞任され、その補欠として大島友治君が選任されました。  また、本日、國弘正雄君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。
【次の発言】 去る三月二十五日、予算委員会から、四月七日の一日間、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、郵政省所管について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  まず、渡辺郵政大臣から説明を求めます。渡辺郵政大臣。

第123回国会 逓信委員会 第6号(1992/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会開会いたします。まず、委員の異動について御報告いたします。去る八日、青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として國弘正雄君が選任されました。  また、去る十日、大島友治君が委員を辞任され、その補欠として谷川寛三君が選任されました。  また、去る十三日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君が選任されました。  また、本日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。通信・放送衛星機構法の一部を改正する法律案及び有線テレビジョン放送の発達及び普……

第123回国会 逓信委員会 第7号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十六日、西川潔君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。  また、同十七日、梶原敬義君及び太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として山田健一君及び矢原秀男君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵便貯金法の一部を改正する法律案及び簡易生命保険法の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。  両案については既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第123回国会 逓信委員会 第8号(1992/05/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十五日、藤田雄山君が委員を辞任され、その補欠として陣内孝雄君が選任されました。  また、昨日、井上孝君、谷川寛三君及び高井和伸君が委員を辞任され、その補欠として斎藤文夫君、尾辻秀久君及び中村鋭一君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。  岡野裕君及び守住有信君から、それぞれ文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第123回国会 逓信委員会 第9号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、野村五男君が委員を辞任され、その補欠として陣内孝雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について、建設委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会は本日午前十時から行うことに決定いたしておりますので、御了承願います。  本日はこれにて散会いたします。  ……

第123回国会 逓信委員会 第10号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  電波法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に本州四国連絡橋公団理事岡田哲夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、電波法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取します。渡辺郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第123回国会 逓信委員会 第11号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、岡野裕君及び陣内孝雄君が委員を辞任され、その補欠として伊江朝雄君及び成瀬守重君が選任されました。
【次の発言】 次に、電波法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第123回国会 逓信委員会 第12号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(粕谷照美君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十八日、成瀬守重君が委員を辞任され、その補欠として陣内孝雄君が選任されました。  また、同二十九日、松浦孝治承及び二木秀夫君が委員を辞任され、その補欠として伊江朝雄君及び関根則之君が選任されました。  また、六月一日、伊江朝雄君が委員を辞任され、その補欠として岡野裕君が選任されました。  また、昨十七日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、日本放送協会平成元年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 十六日の日に私は朝刊を見ておりましてあっと驚いたわけです。それは、十六日から三日間にわたって、「国鉄は話したい」と題しまして大新聞の朝刊に一ページ全面広告が出されておりました。新聞解説によりますと、運賃の二倍値上げをもくろむ前哨戦であり、この広告費用二億三千万円だとありましたが、しかし、この広告予算については全然制限がなされていなかったと、こういうことが書かれておりました。福田副総理は、なだらかな春闘だと物特の中でも本当に笑いのとまらないようなお顔で御答弁をいただいておりましたけれども、春闘が一三%台にとどまってしまった労働者、そして家庭の大蔵大臣であります主婦にとってみれば、今……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、伺いたいと思ったことをみんな島田先生がおっしゃったので、ちょっと広い範囲になりますのではないかと心配をしながら質問をしたいというふうに思います。  一つには、私たちは、年金というものは生きていく最低の保障だと、あるべきだというふうに考えておりますけれども、たとえば老齢福祉年金というものはお小遣い程度に考えているといういまの政府の考え方に対して非常な抵抗を持っているものなんです。世界各国で、一体年金というものの概念といいますか、生活保障であるというような、そういう考え方というものが定着しているのかどうなのかということを一つ。  二つ目には、年金における婦人の問題の中でも特に私……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 大学局だけというふうに申し上げましたけれども、初中局来ておられますでしょうか。
【次の発言】 質問通告をしておきませんでしたのでまことに申しわけないと思いますけれども、では大臣にちょっとお伺いをいたしますが、埼玉の浦和市の岸中学校の生徒二十九人、父母五十七人が、越境入学をいままで許しておいたのに、突如としてそれはだめだということはおかしいというので、三月の三十一日に浦和地裁に提訴していたけれども、地裁では行政訴訟で争う事柄であって、民事で争うことではないと、こういうふうに返事をした。そういうことになれば、越境入学をやめて、自分の家のところに帰って学校へ行けばこれは問題はないわけで……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○粕谷照美君 総理がよく物、物、物、金、金、金という時代だということをおっしゃっておられますけれども、そういう時代にあって自分の持てる能力をぜひ社会のために奉仕をしたいということで、ボランティア活動に参加をする人たちが非常にふえております。厚生省はそのことを非常に大きく評価をし、助長するような政策をとっているということについては、私は高く評価をしたいというふうに思いますが、その人たちが大変障害にぶつかっているときに、厚生省としてもやっぱり各省庁と連格をして何とかその善意が十分実るような形で御協力をいただきたいという立場でひとつ質問をしたいのは、大臣、こういう本を御存じですか。ちょっと見ていただ……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 私は、予算委員会の一般質問で、教育問題についての質問を終わりましたので、きょうは特に同和に関係する部分についての質問をしたいというふうに思います。  もう一九七八年、じき二〇〇〇年を迎えるという、二十一世紀を迎えるというこの年に、まだ地名総鑑をつくる、つくったら売れるというような状況が日本の中にはある。非常に悲しいことだというふうに思うわけです。そういう背景を考えてみますと、先日のあの稻村総務長官の失言問題、これはもう単なる失言だというふうには私どもはとれない、許せないというふうに思いますが、きょうは御本人もいらっしゃらないわけですから、その点については触れないで、特に教育基本法……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/03/20、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、勝田先生にお伺いをいたします。  第一点は、オーバードクターの問題で大変困っているというお話でありますけれども、そのオーバードクターの数の中に、なぜ私立大学卒業生の数を入れてお話をなさらなかったのか、そこがわからない第一点です。それとあわせまして、そのオーバードクター解消の一つの例として、まあ中国にというようなお話がありましたけれども、あの中で武器の組み立てもできないからという点については私ども日本社会党としては非常にこだわるところですが、たまたま出たお話というふうにお伺いいたしますけれども、根本的にこのオーバードクターを解消していくためには、どのようなことが必要なのかと……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に、私は公立大学に対する国庫補助についてお伺いをいたします。各大学におきましては、国立は全額国庫、私学は私学振興助成法で、公立大学に対する助成というものを文部省としては一体どのような形で考えていらっしゃいますか。基本的な理念はどうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 基本的に大臣がおっしゃったような時代からはずっと情勢が変化してきていると思うのですね。やっぱりその情勢の変化に対応するような補助政策というものが行われなければならないと、こう思っておりますけれども、いただきました公立大学協会の資料、昭和五十三年度予算というのを見ますと、学生現員一人当たりの経費だとか、いろいろ……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/03/20、12期、日本社会党)

○粕谷照美君 最初に松本先生にお伺いをいたします。  先生の御意見はよくわかりましたけれども、二つ簡単に。  一つは、いま大蔵省は、日本の厚生年金額は世界で最高だ、こういうふうに言っております。そして、先ほどの自民党の御意見の中でも、わが国の社会保障は世界のいい水準にきている、こういうことをおっしゃっております。私も悪いというふうには思いませんけれども、この比較を一体どういうふうにやっていくのかということがあるのではないかと思います。厚生年金の額の出し方については、私どもは、またこれも実態とはかけ離れた数字ではないか、こう思われるようなこともあります。もう一つは、たとえばスウェーデンの金額が出……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 ちょっと関連して。  私は、二、三日前にテレビを見ていましたら、アメリカのケニー少年のことが出ていました。ちょうどここから下がないんですね。本当おなかまでしか体がない。上半身しかないんです。その子がもう手で歩くんですよ。手だけでちゃんといろいろな体操もやるし、バスケットボールも友達とやる。足がないんですけれども、本当に小さなこんな車の上に自分の上体を乗せてお使いにも行ってくる。そういうケニー少年をアメリカではどのように教育しているか。普通学校にも行けますという。しかし、両親は状態を考えて、日本で言うと養護学校に入れましたという。うちは違うんですよね。普通学校に入れない。どうしても……

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○粕谷照美君 先ほど穐山委員の方から、国家公務員の共済組合と今政府提案されている法律案による年金との統合問題について質問がありました。私は文教という立場で私学共済を抱えておりますので、最初にその私学共済について質問をいたします。昨年の文教委員会で、逗子の開成高校の先生が生徒を連れて山に登っていった、そこでお気の毒なことに遭難死をされたわけであります。たまたまその行為が公務であるのか私的なものであるのかということが問題になりまして、奥様に対する遺族年金が三年間にわたって支給をされなかったという事実があります。これはまた制度の上でそのようになっているわけでありますが、この問題について文部省は善処方……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 予算委員会公聴会 第1号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○粕谷照美君 最初に香月先生にお伺いをいたします。  今、御提議をされました予算についても、政府の姿勢は評価するというお話だとか、臨教審答申についての先生のいろいろな御指摘について私もまた反論があるわけでございますが、こんなことをやっていたらお二人の先生に往復で二十四分ではとても間に合いませんので、触れなかったことについて一、二お伺いをいたします。  私も、イギリスのオープンユニバーシティーに行っていろいろお話を聞いてまいりました。そこでは卒業生の評価が非常に高くて、就職をするにしても、働きながらこういう勉強をして大学を卒業したということで、大変引っ張りだこであるというようなお話も伺ったんです……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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