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相沢武彦 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

相沢武彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


10期委員会発言(非役職)TOP50
50位
10期各種会議出席TOP10
6位
10期各種会議出席(無役)TOP5
2位
11期委員会出席TOP50
50位
11期委員会出席(幹部)TOP10
2位

このページでは相沢武彦参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。相沢武彦参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1974/11/18、10期、公明党)

○相沢武彦君 時間が限られておりますので、端的に御質問申し上げますので、答弁のほうも簡潔にお願いしたいと思います。  最初に、北方領土から日本へ引き揚げてこられた元居住者に対する援護策の一つとして、北方領土問題対策協会法に基づいて現在北方領土問題対策協会に交付されている十億円の件についてお伺いをしたいと思います。  この交付金に基づいて融資を受ける資格のある対象者は、現在元居住者一万二千八百四十二人、入漁権者一千八百四十五人、定置特別漁業権者二百九十九人、合計一万四千九百八十六人になっておりますが、貸し付け金の限度ワクと利率につきまして現状を簡単にまず御説明いただきたいと思います。

第73回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1974/09/19、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に漁業問題で大臣にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、わが国の漁業は、一つは、本年行なわれた国際海洋法会議で、経済水域二百海里説というものが、世界の大勢として動かしがたい現状にきておりますし、また、一方では、国内の状況は、昨年秋以来のいわゆるオイルショックに端を発したインフレや物価狂騰の中で、漁業用の石油類やまた、漁網などの生産資材等も二倍から三倍はね上がっております。ところが、一方の消費者価格というものは非常に高騰しているにもかかわらず、生産魚価のほうは、不漁のイカがやや高値なのを除いて、その他はほとんど二割から三割値段が下がっている。いわゆる生産者価格が低迷してい……

第73回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1974/10/29、10期、公明党)

○相沢武彦君 農林大臣に、ソ連船の北海道沿岸海域操業に伴う北海道漁民の漁具被害に関する御質問をしたいと思います。  毎年シーズンになりますと、ソ連船のトロール船が北海道各沿岸海域に出漁しまして、スケソウ刺し網とか、カレイ刺し網、エビかご、あるいはツブかごなど、北海道沿岸漁民の漁具に大きな被害を及ぼしているのでありますが、ことしも九月末ごろから釧路、十勝の沿岸海域、それから広尾、日高方面の太平洋沖合いにソ連トロール船が来まして、かなりの被害を及ぼしているわけでございますけれども、この件につきまして、大臣は直接水産庁のほうからでも、その内容等について聞いているかどうか、この点まず確認をしたいと思い……

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/25、10期、公明党)

○相沢武彦君 私は、三井上砂川第一坑のガス爆発の問題につきまして、若干お尋ねをしたいと思います。  今回、石炭見直しの中で初めて起きた大事故で、非常に関係者のショックが大きいわけでございます。大きな事故が一つ起きますと、それが直ちに閉山につながるという、たいへんなことでございまして、この事故原因の調査、また、事故発生当時の対応ということについては、もっとこれは追及されなければならないと思います。  最初に、なくなられました十五人の被災者に対して心から御冥福を祈ると同時に、遺家族に対する補償の万全と、また、残った家族の方々の今後の生活の安定に対する問題、そして万全を期されるように、まず第一に要望……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/03/28、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、先日予算委員会で積み残しました問題から、外務政務次官にお尋ねしてまいりたいと思います。  宮澤外務大臣が訪ソをされて帰国された後、ブレジネフ書記長から三木総理に親書が届けられておりますが、その中に平和条約交渉を継続しながら善隣協力条約について討議をしたい、こういう提案がソ連政府から来ているわけでございますが、どうも私ども勘ぐるところ、ソ連政府は領土問題についてはできるだけ避けたい、また話し合いもずっと先に延ばしたい、こういうねらいがあって、善隣協力条約というものを今後積極的に話し合いを続けて、平和条約交渉継続の中のいわゆる領土問題の解決はできるだけ避けようというねらいがあ……

第75回国会 農林水産委員会 第4号(1975/02/14、10期、公明党)

○相沢武彦君 さきの委員会で農林大臣の所信表明をお伺いいたしました。農業を取り巻く情勢につきましては、一つには世界的な食糧事情の変化があり、特に穀物等の国際需給が今後楽観を許されない状況にあるということ、またわが国農業の現状について農業労働力の脆弱化また地価の高騰、兼業の増大等むずかしい問題に直面している。こういう認識に立ちまして、食糧政策の基本方向として、将来にわたる食糧の安定供給を確保する体制を整備することが農政の中心課題である。このように表明されておる。この認識については、私どもも同感でございます。しかしながら、具体的な農業政策の転換、また五十年度の農林水産関係予算全般について、一言で申……

第75回国会 農林水産委員会 第9号(1975/03/27、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、きのう農林省が畜産振興審議会食肉部会に示しました政府試算価格の問題についてお聞きしたいと思います。  農林省は、基準価格キロ当たり五百四十六円、上位安定価格六百六十七円、まあ現行より七・七%アップということになりますが、この試算はどういう算定方式で割り出したんですか。これは、生産者農家あるいは団体の要求された価格に比べて非常に低いわけであります。これではとうていやっていけない、こういうふんまんの声が盛り上がっているわけでありますが、その点農林省としては、冷たい仕打ちでこたえたのではないか。このように批判せざるを得ないのですが、その点いかがでございますか。

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/03/24、10期、公明党)

○相沢武彦君 本院の予算委員会は先週末から三日間休んだわけでありまして、大臣もそれぞれ選挙区で活動されて大変お疲れのこととは思いますが、大事な国家予算の審議でございますし、ひとつ真剣に討議をしていきたいと思います。委員長、もし無気力な、そして不誠実な答弁のときには、びしっとした答弁をするように御忠告くださるよう前もってお願いをしておきます。  それでは質問に入りますが、初めに財政硬直化打開と補助金行政について伺いたいと思います。  大蔵大臣、大蔵省としては財政硬直化打開にどういう対策で臨まれるのか。特に、政府補助金はすでに総額一兆円に近い巨額に達しているわけでありますが、この補助金のむだ遣いに……

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、公明党)

○相沢武彦君 北方領土問題でいろいろお尋ねをしていきたいと思います。  ことしの一月宮澤外務大臣が訪ソをなさって以来、日本政府としては百三にわたってソ連のグロムイコ外相に対して訪日を促してきたわけでございますが、ソ連は何度も引き延ばし作戦で回答を渋っていたわけであります。ところが、先日十二日に、突然、来年の一月の早い時期にグロムイコ外相が訪日するという回答がもたらされましたが、これは領土問題解決を目指す日本にとっては非常に好ましいニュースでございますが、なぜこれまで逃げ回っていた、回答を渋っていたソ連から急にこのような回答が出されてきたのか、その辺の背景について外務省はどのような見解を持ってい……

第76回国会 商工委員会 第3号(1975/12/04、10期、公明党)

○相沢武彦君 まず、このたび北炭の幌内鉱に起きました重大災害で亡くなられました方、行方不明の方、そして負傷者の方に対して哀悼の意をささげたいと思います。  今年に入りましてから、相次ぐ重大災害、今回はまた合計三十一名の犠牲者の方を出しているわけでございますが、それについて政府の責任者である通産大臣として、この責任をどのように感じておられますか。
【次の発言】 今回事故を起こした幌内鉱は、大臣も御承知だと思いますけれども、無死亡記録一千五百万時間を達成して通産局の表彰を受けた炭鉱であります。それにしては余りにも無残な姿を今回露呈してしまったわけでありますが、これは毎回事故のたびに指摘されますよう……

第76回国会 農林水産委員会 第2号(1975/11/06、10期、公明党)

○相沢武彦君 現行の農林年金はかなり改善されてきましたけれども、各種年金制度と比べますと、いまだはなはだしい格差がございます。一つには、掛金率が最も高い水準にありますし、労働者は低い賃金と過酷な労働条件に置かれておりますし、また福利、厚生の点におきまして貧困でございます。こうしたことから抜本的な制度改正が求められているわけでございますが、今改正法律案は各党とも賛成の方向の模様でありますし、関係者から一日も早くこの可決が望まれておりますので、私は簡潔に次の五項目についてお尋ねし、政府の見解をただしておきたいと思います。  第一点は、財源再計算に基づいて大幅に今後掛金が引き上げられようとしておりま……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/18、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に畜産行政における馬産の問題についてお伺いをいたします。  かつてわが国では農村で軍馬、農耕馬、あるいは運搬用、乗用馬、あるいは競走馬というように用途も広く、かなりの頭数が生産されておりましたが、最近では、農業経営の大型化に伴って機械化が進んでおりまして、農耕馬は非常に減少しているわけでございます。また、運搬用にもほとんど馬は使われておりませんし、軍馬はもちろん必要ない。こういう状況になっているわけでありますが、農林省は、現在わが国の用途別の馬産実態を数字の上でつかんでおられましたら発表していただきたいと思います。  それから、その次に、畜産行政全体をとらまえますと、農林省は……

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/12/11、10期、公明党)

○相沢武彦君 きょうの持ち時間三十分でございますので答弁も簡潔にひとつお願いいたします。  最初に農林大臣にお尋ねいたしますが、来年度予算の編成期に入っているわけでありますが、五十一年度の農林関係予算に対して大臣はどういう基本姿勢と決意で取り組んでおられるのかお伺いしたい。
【次の発言】 非常に大変な仕事でありますし、特に、いま国民的にこの食糧に対しての関心度も高まっております。ここで農林省が本気になって恒久的な農政の確立、農林漁業の確立を図らなければならないと、こういう立場でありまして、わが党も政府に対する予算の申し入れを行いますが、どうか、概算要求を全額達成されますように、われわれもバック……

第76回国会 農林水産委員会 第5号(1975/12/18、10期、公明党)

○相沢武彦君 前の委員会で積み残しました畜産振興の問題につきまして、若干政府の考え方を伺っておきたいと思います。  最初に飼料基盤の問題ですが、牛は元来草食動物でありますし、草資源の造成いかんによっては、問題になっている配合飼料のウエートを相当少なくすることができると思うわけです。わが国においては、山林原野等でまだ畜産的に利用できる余地は非常に大きいと思われているわけですが、先般、農用地開発公団法というのが成立しまして、未利用あるいは低利用の広大な土地を畜産的に利用することができるように、それを目的として事業が開始されているわけですが、 これもやはり飼料基盤の造成の一還であると、このように思わ……

第77回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1976/01/26、10期、公明党)

○相沢武彦君 跡地利用の問題の前に、総務長官にただしておきたいと思います。  沖繩における松岡政務次官の失言、そして決算委員会でその問題取り上げているにもかかわらず演芸に出席をしていたという問題、また、自分の担当するこの委員会の最初の大事な会議にもかかわらず今日出席をしていない、これは松岡政務次官を任命した内閣、そしてまた、その直接の上司である総務長官の責任は重大であると思いますので、その点についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 長官に重ねてお尋ねしますけれども、長官は松岡政務事官が任命をされたときに、自分の今後よき脇師、片腕としていい人物が任命されたと、こうお思いになったのか、それ……

第77回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1976/07/08、10期、公明党)

○相沢武彦君 今年度産米の生産者価格ですけれども、米価審議会へ前年度比五・二%という値上げ案の諮問が行われたわけですけれども、この価格は生産者農家の経営実態を非常に無視をしているし、再生産の確保と生産農家の所得を補償することを規定している食管法の精神を無視していると言っても過言じゃないと思うんですが、いまは日本農業再建をしなきゃならぬというときに、この基幹作物である米の価格について農民の心情を逆なでするようなこういう諮問価格というのは断じてわが党としても容認できない、こういう立場で御質問をしたいと思います。  農民の皆さん方が米価決定で非常に御不満を持っているのは、アップ率が低いということもさ……

第77回国会 農林水産委員会 第3号(1976/03/04、10期、公明党)

○相沢武彦君 安倍農林大臣は、所信の中で、食糧問題は「広く国民の安全保障にかかわる問題である」また「各般にわたる総合的な食糧政策を強力に展開することは、国政の喫緊の課題となっている」と、こういうように述べておるんですが、今年度の農林省関係予算を顧みますと、この大臣の所信に述べられているような決意が十分に反映されたものと評価できるのかどうか、自己採点をひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 大分御自信のある予算だというように承るんですが、実際にあの予算を見ますと、これはまあ数字の対比というのは、どうでも置きかえられるわけですけれども、国全体の予算に占める農林予算の割合は、九・九三%――一〇……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/05/11、10期、公明党)

○相沢武彦君 今回提出されました法案は、林業金融という面につきましては、初めての無利子の資金を貸し付ける制度を創設しようというものでありますから、きわめて関係者にとっては期待を持たれている法案であろうと思います。しかし、すでに言われておりますように、農業の方では昭和三十一年に農業改良資金制度が設けられているわけでありますから、そうしますと、農業の面に比べて林業関係は非常に政府の施策がおくれてきた。もし、もっと早い対策が講じられ、こういった制度ができていれば、今日のような林業のひどい衰退ということはなかったんではないか、こうも思われるわけでございます。せっかくできる法案でありますので、それを最も……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/13、10期、公明党)

○相沢武彦君 亀長参考人にお聞きしますが、先ほどこれまでの体験的な観点から見て、外国に技術提携をして漁場確保あるいは漁獲確保するよりは、これまでの実績確保に努力する方がまだやさしいというお話がありましたが、ここ当分の間はそう急激に、遠洋漁業で漁獲できる四百五十万トンが、急速に減るということは考えられない、実績確保ということはかなり可能ではないかと思いますが、長期に見た場合には、やはり先ほどもおっしゃったように、実績をしんしゃくするという程度の条文におさまるというんですから、だんだんその度合いが少なくなって、環境は厳しくなってくる。まあその間にいろいろその漁獲減少を防ぐための手を打たなければなら……

第77回国会 農林水産委員会 第8号(1976/05/18、10期、公明党)

○相沢武彦君 この農業者年金制度は、農業の次期の担い手の流出化、また従事者の老齢化や婦人化、そして農村の兼業化、農地の減少という状況の中にあって、農業者の老後の生活の安定などを通じまして経営規模の拡大と経営者の若返りを促進する、そうしながら農業経営の近代化を図りたいというのが目的になっているようでございますが、しかし、食糧自給率の向上という目的から見た場合、まだなかなか問題点が多いんじゃないかと思われるわけでございます。  そこで、農業者年金制度の目的の一環として多少現在の農業事情にも触れておきたいと思うわけでありまして、昨年末に発表された農業の動向についての五十年度農業のセンサスを見ますと、……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/20、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に水産問題でお尋ねをしたいと思います。  さきの水産三法の質疑のときに、海洋法をめぐる今後の日本の漁業対策、それから日ソ漁業交渉の今後の対応策、そして法案の中身に対する基本的な問題、こういった観点から質疑をいたしましたので、きょうは若干限られた地域の問題になりまして恐縮ですが、水産庁長官に御質問したいと思います。  ことしの日ソ漁業交渉は経済水域二百海里問題を背景にしたものであって、日本にとっては厳しい結果に終わったわけでございます。北洋サケ・マスの漁獲量の割り当ては八万トンということになってしまいました。将来ますます国際的な規制の強化も考えられますし、沿岸漁獲量の低迷という……

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○相沢武彦君 ことし北日本一帯を襲った冷害は、戦後における史上最大の被害をもたらしております。気象関係の専門家の人たちの意見としては、四十七年以降特に今後地球の寒冷化が進行していく、こういう意見の方が強まってきております。気象学的に考えても、現在の日本の気候はこれまでと違った寒冷気候時代への移行の時期に来たんだと、こういう意見が強いわけです。しかも、北日本の冷害天候というものは北半球の大循環と関連している。北日本の典型的な大冷害の夏にはアメリカ等は大、干ばつ、ヨーロッパも天候不順である。こういう気圧の配置になっていまして、今後こういった地球寒冷化に備えた日本における長期展望に立った食糧需給対策……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/26、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、畜産物の輸入に伴う畜産農家の経営危機打開策について問いただしたいと思いますが、畜産農家は政府の畜産物輸入政策による国内市場価格の変動によって常に経営が不安定状態に置かれるわけですけれども、現状大変窮状を訴えておられる状態であります。先ほど青井委員からもお話ありましたが、生産団体の方から豚肉に対する減免措置の中止についてはかなり要求が早くからあったと思いますが、大変それに対する農林省の措置というものは遅きに失しているというか、現状認識が甘いというか、かなり生産農家が大きな痛手を受けてからようやく腰を上げているというような状況だと思うんです。豚肉について考えますと、昨年の六月……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1977/06/09、10期、公明党)

○相沢武彦君 当委員会もきょうで第八十回国会の最終の委員会審議となるわけですが、委員会は今後も閉会中審査を行ってロッキード事件の徹底的究明の責任を果たしていくことになると思いますが、顧みましてこの国会での調査というものは、国政調査、特に証人喚問についてですが、与党自民党さんの徹底的な抵抗に会いまして、なかなか所期の国民が期待するような方向には向かなかったということは非常に残念だと思うわけでございます。きょうはこれまでの委員会審議の経過を振り返って、その中間時点での整理というような意味を含めて政府にただしてみたいと思うわけです。  まず第一点ですけれども、衆議院のロッキード特別委員会で行われまし……

第80回国会 農林水産委員会 第4号(1977/03/22、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、水産行政の問題から御質問をしていきたいと思います。  二百海里時代を迎えてわが国を取り巻く漁業環境というのは大変な危機に陥っているわけですが、今後の日本の漁業、この活路というものは、申すまでもなく沿岸国との二国間協定による以外に打開策はないだろうと思います。  そこで、まず最初に、アメリカ、カナダ、ソ連、中国、韓国、それからオーストラリア、南太平洋諸国、東南アジア、中近東、アフリカ、中南米、ヨーロッパ諸国、こういったところのいままでの漁業実績と二百海里による影響、今後の見通し、これをまず最初簡単に御説明いただきたい。

第80回国会 農林水産委員会 第5号(1977/03/24、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、各地の干拓地農業経営上の問題点についてお尋ねをしていきたいと思います。  八郎潟でありますけれども、八郎潟新農村建設事業の基本計画によりますと、田畑複合の経営を基本としているということなんですが、畑作の経営状況というものは現状どういうふうになっているのか、簡単でいいですから御説明してください。
【次の発言】 今回、八郎潟新農村建設事業が、ここで模範的な新農村建設の目的が達成されたとして農用地開発公団の今度は業務に含まれていくわけですが、特に基幹的な畑作物である、いま御説明のあった小麦、それから大豆について、生産性や収益性などについてまだ入植者の人は若干不安を前途に感じてい……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/25、10期、公明党)

○相沢武彦君 大臣がいらっしゃいませんので、事務当局にきわめて事務的な問題でお尋ねをしていきたいと思います。  二百海里時代という日本の漁業にとって厳しい環境に置かれている日本の水産界として、今回の漁港整備計画は非常に関係者の人たち各方面からかつてないほど期待をかけられていると思うんです。だが、この新漁港整備計画がその期待にこたえ得るのかどうかという点ははなはだ頼りない、また疑問な点も多々あると思うんでありまして、今後の運用面で相当これはもう強力に図っていかなきゃならないんじゃないかという感じがします。  まず最初にお尋ねしたいんですが、今回の第六次計画案で予定されている新規漁港の早期着工の見……

第80回国会 農林水産委員会 第9号(1977/04/05、10期、公明党)

○相沢武彦君 漁港法にかかわる問題につきましては、さきの委員会でいろいろお尋ねいたしましたので、きょうは当面する漁業問題について若干お伺いしておきたいと思います。  最初に日ソ漁業交渉なんですが、園田特使がきょう出発されましたが、政治的問題への最後の詰めば行われるわけですけれども、その当面の政治的打開策を図った後で、農林大臣あるいはそれにかわる日本政府首脳、これがさらに向こうへ行って漁業交渉の取り決めを事細かに行う、こういう線が現在考えられているわけですけれども、そこで園田特使出発に当たって農林省首脳との打ち合わせですけれども、どのような内容で打ち合わせをして出発されたのか、また水産庁として、……

第80回国会 農林水産委員会 第10号(1977/04/07、10期、公明党)

○相沢武彦君 予算委員会での質問の都合上、大変皆様方に御迷惑をおかけしました。大分時間を制限してくれということなので、後ろの方からやりますから。  被害が発生した場合の中止措置、空散防除によって万一人畜や自然環境等に著しい被害が発生したような場合、直ちに空散の防除を中止すべきだと思いますが、どうですか。
【次の発言】 政府は、空散の実施期間はもちろん、散布をやめた後三年間ぐらいは空散を実施した区域ごとの効果に関する調査については、民間人も一緒に立ち会うように配慮をしていただきたいんですが、その効果と、自然環境及び生活環境への影響の有無、並びに人々に対する健康、または農業、漁業、その他事業に対す……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/04/19、10期、公明党)

○相沢武彦君 農業改良助長法は、戦後の日本農業の再編成に対応しまして昭和二十三年に制定されてからもうすでに二十九年を経過しようとしているわけです。この間わが国の農村、農業事情の大きく変貌していく実態に対応しながら農業技術や農民生活の面において貢献をしようということで、関係者がいろいろと努力を続けられてきたことは十分承知をいたしております。この法案のもとで実施されてきた重要な事業、これは協同農業普及事業ということでありまして、わが国の農業の現状に即して普及指導体制を整備強化していこうということから、今回農業後継者たる農村青少年に対して近代的な農業経営を担当するにふさわしい農業及び農民生活について……

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/26、10期、公明党)

○相沢武彦君 北海道知事に二点お尋ねをしたいと思います。  先ほどの知事の意見陳述で、現在北海道が置かれているいろんな困難な問題点、現状についてはよくわかるわけなんですが、いよいよ二百海里時代を迎えまして、一番北海道が大きな影響を受けることは当然であろうと思います。  そこで、この影響を受ける中で、特に北海道に居住するいわゆる中小漁船や沿岸漁業の振興を図るために北海道の知事という立場でどのようなお考えを持っていらっしゃり、また政府に対していまからどういうことを要望されようとするのか。特に新漁場の開発については北海道は非常に熱心で、ミッドウェー島の北にある天皇海山の近海における魚種の探索調査も道……

第80回国会 農林水産委員会 第14号(1977/04/27、10期、公明党)

○相沢武彦君 鈴木農林大臣、大変どうも御苦労さまでございます。連休中には三たび日ソ漁業交渉のために訪ソされるようでございまして、いまや日本国民はその成り行きを見守っておるわけでございますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  さて、水産王国としてその名をほしいままにしてきた日本が、諸外国の二百海里経済水域あるいは漁業水域設置へ踏み切っていくという、こういう世界の趨勢の中で、わが国にとっては日本漁業史における歴史的な転換を迫られている、またいわば漁業維新を迎えている、こういう状態になっていると思うんです。すでに外国漁船による日本沿岸における漁業被害というものは近年増大しておりまして、……

第80回国会 農林水産委員会 第15号(1977/04/30、10期、公明党)

○相沢武彦君 大蔵省に来てもらいましたので、先に沿岸漁場開発七カ年計画に関しての質問から入ります  農林大臣、五十一年度からスタートした沿岸漁場整備開発七カ年計画を繰り上げ実施したいということを衆議院の農水委で表明されましたけれども、これは現在の世界の海洋状況から見て、日本の水産業の再編成と言うか、新しい対応ですね、大変必要なことではないかと思います。そこで、この七カ年計画をどのぐらい繰り上げて実施する方針なのか、その後検討はどこまで進められたか、お伺いしたい。
【次の発言】 総額二千億、まあこれをできるだけ早い時期に集中的にやっていきたいということなんですが、大蔵省との折衝はもう始められたの……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/05/02、10期、公明党)

○相沢武彦君 最初に外務省にちょっと伺っておきたいんですが、日本は言うまでもなく世界の中でも漁業国として位置づけられております。したがって、ふだんから諸外国に対する漁業外交というものについてこれを重要視しておらねばならないと思うんですね。問題が起きたときだけ大騒ぎするというんじゃ対応にならないわけでして、そういう漁業問題も重要な外交問題であるというポイントを今日まで外務省としては外していたんではないか。その点に対する見解。  それからもう一つは、今回の対ソ交渉に見られるように、二百海里時代で世界の漁業外交というのは新しい対応をいやおうなしに迫られている。今後アメリカそれからEC、カナダ、中南米……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/05/19、10期、公明党)

○相沢武彦君 本改正案について、最初に政務次官から基本的なことを承りたいと思います。  今回の改正は、獣医師国家試験の受験資格を二年延長しょうというものでありまして、すでに昭和二十四年の新制大学の発足以来、獣医関係者から長年にわたって要望されてきたわけでございますが、この点について、今回改正案が出された根拠についてまず伺いたい。
【次の発言】 世界の主要国における獣医学学校教育年限を見ますと、ほとんど五年から六年になっております。いただいた資料を見ましても、フランス、西ドイツそれからオーストラリア、これが五年、それからベルギー、ソ連、カナダ、これは六年、イギリスは五年から六年半、アメリカでは六……

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/05/24、10期、公明党)

○相沢武彦君 六十分の持ち時間で、かなりお尋ねしたい項目がたくさんありますので、御答弁の方は簡潔にお願いします。  最初に、農業者年金基金法の一部改正案の方からお伺いしますが、言うまでもなく農業者年金制度は、農業者の経営移譲によって農業経営の近代化、合理化を促進しようとする構造改善の目的と、農業者の老後生活の安定、福祉の向上を目的とした年金給付を行う、こういう二つの目的を持っているわけでございまして、経営移譲を前提とする政策年金ということで位置づけられていると思います。  そこで、本年度の実績なんですが、経営移譲による受給権者数は月々増加をしておりまして、昭和五十二年三月現在で見ますと一万六千……

第80回国会 農林水産委員会 第20号(1977/06/08、10期、公明党)

○相沢武彦君 ことしの生産者米価については、すでに生産者の各団体の要求価格も出そろいましたし、本格的な米価の季節を迎えているわけですが、生産者及び消費者米価については七月参議院選挙が終わってから、また麦価は六月の下旬にもそれぞれ決定される予定だと伺っておりますが、五十二年度米麦価確定の基本方針をまず伺っておきたいと思います。  政府・大蔵省の基本方針は、一つは、米が過剰傾向にあるために生産者米価を春闘相場以下に抑えたい、そして生産を抑制する方向でいきたい。二つ目には、食管赤字が相変わらず財政を圧迫しているために、逆ざやの是正に努めるために消費者米価は去年に引き続いて一〇%前後ぐらいは引き上げた……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/04/07、10期、公明党)

○相沢武彦君 昨年来、北日本各地は豪雪や異常寒波に見舞われて、住民の人たちは積雪寒冷という自然環境の中での生活の厳しさというものを改めて感じております。  私は、最初に積雪寒冷地域の住民にかかわる税制上の問題についてお尋ねをしたい。人事院総裁、国家公務員に対して支給されている寒冷地手当制度の性格等について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 かなり広範囲の支給対象地域があると聞いておりますが、その範囲と支給該当の公務員数の内訳を述べてください。
【次の発言】 支給する場合の額ですが、民間企業の寒冷地手当支給額を当然参考にされていると思うのですが、民間企業の実情についてどの程度人事院総裁とし……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、公明党)

○相沢武彦君 関連。
【次の発言】 物価安定対策に関連して、北海道価格の問題でお尋ねをしておきたいと思います。  北海道価格の問題についての政府の答弁は、その都度解消に努力しています、また漸次解消の方向に向かっておりますということを繰り返してきただけにすぎない。しかし、北海道では依然として解消されない問題が多数ございます。経済企画庁長官御存じのように、毎年需要期になると、灯油を筆頭にしてプロパンガスの問題、セメント価格、タクシー代金、そして現在主婦を悩ませている端境期の野菜の問題など、北海道住民の生活負担というのは、本州と比較して多大な支出を余儀なくされるわけですが、物価の責任大臣として、この……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、公明党)

○相沢武彦君 いまの政府答弁をもうちょっと詰めたいのですが、一九七三年の田中・ブレジネフ会談の日ソ共同声明後も、ソ連側のグロムイコ外相が「コミュニスト」で、またブレジネフ書記長は党大会で、北方領土問題は解決済みであると、こう言っていますし、さらに、ポリアンスキー駐日大使は、日ソ間で未解決の問題はないと、こう言い切っていますね。日本政府の方は、北方領土問題が未解決の問題だと、こう言っているわけなんですけれども、ソ連の最高首脳の一連の発言から見ますと、日本政府だけの一人よがりの認識であるとソ連側が考えているとしか思わざるを得ないのですが、ソ連側がもし北方領土問題が未解決の問題であると明確にこれを認……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1977/11/02、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、外務省にお尋ねをしたいと思いますが、十月三十一日の新聞報道によりますと、福田首相がようやく日中平和友好条約の締結に向けて決断を下したことによって、外務省は、対ソ外交方針を従来と切りかえて、対ソ外交をあくまで日中関係とは切り離して進める。このために日ソ間が一時冷却し、ソ連側の対日姿勢が硬化したとしても、それにとらわれないで日中条約は促進するんだ、こういう腹を固めたんだと、こういうことです。日中後の対ソ外交、特に北方領土問題の解決を含む日ソ平和条約の締結に対する取り組みの展望をひとつ御説明いただきたい。
【次の発言】 これまで、ともすると、日本政府としては領土問題を前面に押し……

第82回国会 農林水産委員会 第1号(1977/10/05、11期、公明党)

○相沢武彦君 まず、農林大臣にお伺いしたいんですが、今年度の畑作作目の価格決定に際しての基準方針として、てん菜、でん粉、大豆について従来の算定方式と比較した場合に、政府は今年はどんな点に力を入れて検討をせられたのか、従来と比べて今年の特徴的なものがあれば挙げていただきたい。
【次の発言】 漠然として具体的なお答えがないんですが、今回生産者、農民団体から特に奨励金を基本価格へ織り込んでもらいたいという強い要求がありますが、政府はもうすでに今年の六月に農家の人たちの強い要求を受けて、麦、それからなたねについての奨励金を基本価格に組み入れておりますが、今年の畑作三品についての価格決定についても、やは……

第82回国会 農林水産委員会 第3号(1977/11/01、11期、公明党)

○相沢武彦君 今回提案されている漁業水域に関する暫定措置法の一部改正案でありますが、違反外国漁船にかかわる担保金の額の基準、これは主務大臣が定めることになっておりますけれども、この基準についての基本的な考え方をまず伺っておきます。
【次の発言】 ソ連の場合は罰金刑を科することにしておって、比較的軽い違反の場合でも一万ルーブル、約四百万円まで行政規則で現場の監督官が罰金を科せるようになっております。わが方は担保金で行う、こういう違いがあるわけですね。しかし、制度が違っても、両国の違反者が支払うべき罰金の種類によって支払う額は大体その両国の違反者とも相対的に相見合うような金額になることが望ましいの……

第82回国会 農林水産委員会 第5号(1977/11/17、11期、公明党)

○相沢武彦君 塚本参考人にお尋ねをしたいと思います。  先ほど日豪砂糖協定の破綻をめぐってミスリードした政府のその対応の無責任さを鋭く御指摘をされておりましたが、私たち疑問に思いますのは、国際相場、国内相場の変動の中で商売している砂糖業界は、当時の異常の高値というものかいつまでも続くなどということは恐らく考えていなかったんじゃないかと思うんですが、当時の異常な高値のときに、価格まで決めた長期契約を結ぶその不利ということは承知をしていたんではないか、これはかなり政府の方が固定価格についてのサゼスチョンをしたんではないかというふうにも思われますが、それのことと、同時に豪州糖の長契を結ぶ背景となった……

第82回国会 農林水産委員会 第6号(1977/11/18、11期、公明党)

○相沢武彦君 今回の水田利用再編対策は、日本農業の構造を大変革させる重要な意味を持つ内容であると思います。農林大臣はこの重要な問題をいつごろからその構想を練っておられたのか、まずそれを確かめたいと思います。
【次の発言】 その構想を胸に抱かれていて、今回発表の具体的な生産調整量である百七十万トン、三十九万ヘクタールという規模をいつの時点から決意をして提示をされておられましたか。
【次の発言】 大臣、この百七十万トン、四十万ヘクタールということを意思決定された時期をなぜ質問し確認したかといいますと、今回の数量、いろいろときょうも論議されておりましたけれども、そんなに簡単に現場の生産農家の皆さん方……

第82回国会 農林水産委員会 第8号(1977/11/24、11期、公明党)

○相沢武彦君 水産加工業のこの臨時措置法案につきましては、水産加工業者の関係者が大変心待ちをしておる法案でありますが、この法案の提案が今国会の延長後の会期ぎりぎりになってから提案になったということにつきまして、大変国会軽視である当局の不手際を強く指摘する言葉が川村委員からも発せられましたが、私も同様に、この本年六月二十一日の閣議了解で日ソ漁業交渉に伴う救済対策の基本方針が決められて、水産加工業に対する救済方針、構造改善を進めるんだということになってからすでに五ヵ月も経過をしておりながら、それはこの臨時国会のまさに終了間際の際どい時期まで国会に提出することができなかった、まことに遺憾な事態だと思……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1978/04/28、11期、公明党)

○相沢武彦君 先ほど川村委員からもお話がありましたように、沖繩及び北方問題に関する特別委員会に対する外務大臣の意欲といいますか、協力の姿勢が非常に足りないという点の指摘がありました。私も全く同感であります。どうも一国会に二時間だけ出ればいいのだというようなことが恒例化されてきているんではないか、まことに遺憾であります。今後、当委員会の、毎回要請するわけじゃありませんので、特に重要なこの北方問題に関する質疑で要請のあったときには、万難を排して当委員会に出る努力をされるように要請いたしますが、もう一回ここで御確認いたしたいと思います。
【次の発言】 第五回の日ソ定期協議を終えられてから、この委員会……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1978/05/10、11期、公明党)

○相沢武彦君 日ソ漁業協力協定交渉に臨んでおられた松浦部長さんにいろいろお尋ねしたいと思います。  帰国をされてきての感想の中で、大変厳しかったけれども、日本、ソ連それぞれの立場から考えてみると、今回の交渉の結果はソ連も大変大きな痛手というか、完敗したという受けとめ方、それから日本も大変これは四万二千五百トンというふうに漁獲を激減され完敗したという受けとめ方、いわば双方の痛み分けだと、こういうわけで一方的に日本が押しまくられたわけじゃない、こういう御感想なんですけれども、私どもの素人目にこう映るあれとしては、せめてあの三角水域のサケ・マスの心臓部ぐらいの開放ということは何とかできなかったのかと……

第84回国会 災害対策特別委員会 第5号(1978/04/07、11期、公明党)

○相沢武彦君 私、有珠山噴火に伴う被災地の救済対策その他についてお伺いをしていきたいと思います。  有珠山は、本年に入ってからも一日にまだ五百回ぐらいの地震を繰り返している、こういう状況なんですが、現在の観測体制についてお尋ねしますが、現在何人の技術専門家によって、どういう規模で監視体制を続けておられるのか、まず、その概要を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、最高の人数のときと比べて、かなり体制の規模は減少しているんですか。いま現在、かなりの規模であるというふうに言いましたけれども、人数的にはそこのところはっきりしてないんですけれども。

第84回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1978/06/23、11期、公明党)

○相沢武彦君 大臣に対する質問の時間はきわめて短いので、端的に三項目お聞きいたします。  いま吉田委員が取り上げられましたけさの新聞報道によります日ソ漁業共同事業計画の推進と、貝殻島のコンブ漁の再開の日ソ間の話し合いがすべて拒否されるのではないか、こういう外交ルートでの通告があるやに報道されていますが、ただいま大臣はまだ正式には受けていないのだ、こういうお話でありましたが、いまお聞きしますと、一時に正式にソ連大使館の方から農林大臣の方へ通告しに来るのだというような話を聞いているんですが、事実ですか。
【次の発言】 いま大臣のお話のとおり、けさの新聞に報道された点が杞憂にすぎないことに終わってほ……

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/28、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に農林大臣にお尋ねしますが、五十三年度の農林予算案は、米の生産調整のための条件整備、それから農業基盤の整備強化、それから新しい農業構造改善の展開、さらには麦とか大豆、それから生果、畜産物などの生産増強、また、二百海里時代の対応などを柱にして組まれているわけなんですが、国の予算に占める農林予算は九・九七%、前年度の一〇・〇九%に比べますと、わずかですが一割を下回ってしまったわけであります。  中川農林大臣は就任時に、総予算の一割は確保するということを言明なさっておられたんですが、それが守られなかった点、どのようにお考えになっているのですか。私は、民族生存基盤の基幹産業とも言うべ……

第84回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1978/07/04、11期、公明党)

○相沢武彦君 昭和五十三年産米の生産者米価諮問を目前に控えてのこの当委員会でございますが、政府は私どもから見ますと、とりわけ米の生産過剰という状態を強調し、またPRし、生産者米価抑制のための地ならしを非常にことしは強力にやっているというように受けとめられます。これまでのどうして米が生産過剰になったかという点に対する深い反省、また、これからの農政に対する政府のまた特に米作農家に対して将来に対する展望というものを明らかにしないまま、米過剰をもたらした政府みずからの責任を回避するような姿であっては、非常に米の需給均衡のための生産調整に現在大きな犠牲を払いながら協力をしているこの生産農家の苦境を、ます……

第84回国会 農林水産委員会 第5号(1978/03/28、11期、公明党)

○相沢武彦君 森林組合合併助成法の一部改正案の法案の中身に入る前に、わが国の林業政策について若干ただしておきたいと思います。  まず第一点目として、民有林の今後の振興策につきまして、農林大臣から基本方針をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 国の林業政策そのものにつきましての論議は、四月に法案が提出される予定になっている森林組合法のところで活発な論議が交わされることになると思いますが、第二点目に、この森林組合に対する存在意義、これについて政府の見解をお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 現在の日本の林業は大変な危機を迎えているわけなんですが、この林業経営者に求められているものはという……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/20、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、提案理由の説明の中から二点お聞きをしておきたいと思いますが、説明の中に、「森林・林業の果たす役割りに対する国民的要請は、今後とも一層増大するものと思われる」、また「その広範な役割りへの制度的対応を図るとともに、」とありますけれども、この「広範な役割りへの制度的対応を図る」ということは、具体的に言ってどういうことなのか。現状の説明と今後の施策について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 広範な役割りを持っていることはもう前々からこれはわかったことであるし、また、特に時代的要請としてそれは強まってきていたわけですけれども、これまで林野庁の取り組みとしては制度的対応と……

第84回国会 農林水産委員会 第11号(1978/04/25、11期、公明党)

○相沢武彦君 本日は、農林大臣の所信表明に対する質疑なんでありますが、わが党としては、前回、農業問題、特に米の生産調整については大臣と質疑を交わしておりますので、きょうは水産問題、特に今回のサケ・マス交渉につきまして、具体的にいろいろお伺いをいたしたいと思います。  今回の交渉は、サケ・マスの母川国主義や資源保護という立場をとったソ連が、サケ・マスの沖どり禁止を当初から打ち出すという厳しい状況の中で交渉に当たられまして、中川農相としても大変御苦労されたのではないかと思います。そういった意味で、大変御苦労さまでしたという一応ねぎらいの言葉を言わせていただきたいと思います。しかし、いま農相の心は、……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/05/30、11期、公明党)

○相沢武彦君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、農林漁業団体の実情を踏まえ、職員の身分の安定、老後保障に資するため、団体職員の待遇改善が図られるよう配慮するとともに、本制度については、給付内容の充実、国の財政援助の強化等が促進されるよう、次の事項を検討し、その達成に努め……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/06/01、11期、公明党)

○相沢武彦君 農業者年金制度は、昭和四十五年の五月に発足して以来八年目を迎えているわけでありますが、この間四十九年度、五十一年度、そして五十二年度においてその改善充実が図られております。その後における社会経済情勢の変化、それから国民年金等の関連諸制度における制度の改善の状況などとにらみ合わせて、この制度を再び改善充実しようということで今回改正されることになったわけでございますが、衆議院の審議では、基金の理事長さんを参考人に呼んで意見聴取等もされたわけなんですが、参議院における当委員会では審議の日数もきわめて限られてきておりまして、意見聴取ができる余裕がとれないことを残念に思っております。  そ……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/06/06、11期、公明党)

○相沢武彦君 今国会で農林省提出の法案十本の中で、森林組合法、そして組合合併助成法、そしていま審議されております国有林野事業改善特別措置法というように、三本も森林関係の法案が出てきているわけでございます。特に、この国有林野事業改善特別措置法案は、国土の保全のための森林資源をいかに守るか、また政府関係の事業として莫大な赤字を抱えている国鉄、健保、米、さらには国債、そして国有林とありますけれども、この国有林事業の収支均衡を二十年間の間に必ず達成するんだと、赤字を解消するんだということで、大変重要な法案になってきているわけで、このように、一国会の中でこのような重要な森林関係の法案が提出されることはそ……

第84回国会 農林水産委員会 第22号(1978/06/15、11期、公明党)

○相沢武彦君 農産種苗法の一部改正案に対する質疑を行いたいと思いますが、最初にこの法律案が提出されるに至った経緯についてお尋ねをいたしたいと思います。  今回のように、農産種苗法を全面的に改正すべきであるという要請や運動、これが起きましたのはもう昭和四十年代からずっと続いてきたわけなんですが、それが法案として審議される今日まで、かなりな時間がかかっております。そして、その一番の原因は、先日のこの委員会での丸谷委員の質疑でも明らかなように、特許制度との調整問題であったということになっております。そこで、この法案提出までの主要な経緯と、それから特許庁が五十年の十一月に植物新品種に関する審査基準、こ……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/03/09、11期、公明党)

○相沢武彦君 関連。
【次の発言】 国で決めた今回の生産調整の数量は、法的に何ら根拠を持たない行政上の設定配分だから、法的にはこの数量を守らなきゃならないという理由は一つもない、農民の自主的判断に任せるんだと、こうおっしゃるわけですね。  そこで、その年につくられないなら翌年、また翌年つくらなければその翌年につくってもらう努力目標だと、こう大臣は論議の中でよくおっしゃるんですが、農林関係の補助事業を抱えている市町村の担当者にとっては、国で決めたこの配分というのは有形無形にどうしてもやっぱり圧力になっている。ですから、結局、市町村担当者は農民との間にはさまれて苦しんでいるんですよ。その実情という……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/03/14、11期、公明党)

○相沢武彦君 関連。
【次の発言】 いまの質問で明らかになりましたように、なかなか苫小牧の東部大規模工業開発の計画は予定どおり進まず、おくれているわけでございます。この適正規模をもう一遍見直すべきではないかという議論もありますが、ここで、私は、昭和四十八年の第一次開発計画に基づく開発をこのまま進めるとして、地元の財政負担の問題についてただしておきたいんです。  昭和六十五年を目標とした関係一市三町の地元の負担、この試算をしたところ約二千数百億円に上る、こう言われております。この地元負担は、今後、資材高あるいは工事費の増大、こういったことを考えますと、ふえても減ったり軽くなることはないわけでして……

第84回国会 予算委員会 第16号(1978/03/22、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、円高対策について宮澤経企庁長官と村山大蔵大臣にお尋ねいたしますが、宮澤長官は十八日と二十日の予算委員会でやわらかいローザ構想を提唱されて、大蔵大臣もそれについては賛意を示されたのですが、きょうの午前中の記者会見で宮澤長宮はこの為替安定構想についてアメリカにそれとなく伝えてあると、こう言われたそうなんですが、その真意をお聞きしたいと思います。  また、宮澤長官の構想は、円、ドル、マルクのみでなくて、ポンドやスイスフランまで含めたお考えであると思うのですが、そういう理解でよろしいですか。  さらに、この構想は、五月上旬の福田・カーター会談でも話されるということなんでしょうか。

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に全日農会長の足鹿さんにお尋ねをいたしたいと思います。  私は、日本農業の育成に五十年以上も情熱を注いで今日までこられた足鹿会長に対して心から敬意を表するものでありますが、足鹿さんは、今回の第二次減反政策と言われ、水田利用再編対策について、先ほどの御質問に答えられて、大変深い御懸念を持っていることを表明されました。端的に言いまして、今回の減反政策は、農業従事者の生存権を侵害するものだとさえ全国の末端農民の中から強い反発の声がわき上がっているわけでございます。いまお話がありました農地改革に匹敵する大事業と言うには余りにも政府の提案の中身は準備不足であると、ぜひ内容を再検討して出……

第85回国会 農林水産委員会 第2号(1978/10/17、11期、公明党)

○相沢武彦君 私は、農業機械化をめぐるさまざまな問題点について、きょうは政府の見解をただしてみたいと思います。  最初に、関係省庁の政府委員の方を要求していますので確認をしたいと思いますが、大蔵省。――通産省。――経済企画庁。――それから公正取引委員会。――皆さんおそろいですので、順次お尋ねをしたいと思います。  農業機械は、経営規模の拡大と農家の皆さんの労働負担、これを軽減するために農業生産資材の中で不可欠な重要な位置づけを持つようになったんですけれども、その反面、過剰投資や効率利用されていないという点からいわゆる機械化貧乏、こういう言葉も生まれてきましたし、農家の経済を非常に圧迫しておりま……

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/09、11期、公明党)

○相沢武彦君 まず、経済問題からお伺いをいたします。  七%成長率について、土曜日まで行われた国会論議を聞いていますと、総理は、日本の経済状態がとても七%には追いつかないという現況なのにもかかわらず、何か総理お一人が七%だ七%だと言って、七%の幻想に取りすがっているような感じがしてならないんです。そこで、私は、七%成長が幻想にすぎないんだということをはっきりさせるために、達成が無理だと思われる項目、これを幾つか挙げまして、数値を確認しながらお聞きをしていきたいと思います。  まず、ことしの五月からの景気動向総合指数と八月の見通しについて、これらの数値を一体どう見ているのか、はっきりしてください……

第86回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1978/12/14、11期、公明党)

○相沢武彦君 きょうは沖繩問題にしぼって質問をしたいと思います。  三原さんは沖繩開発庁長官としては復帰後九代目の長官に当たるわけですが、沖繩には今日対米放棄請求権などの未解決の戦後処理を初めとしまして、本土との格差是正、それから自立的な発展を目指す振興開発の推進など、重要な問題が山積みされているわけでございます。新長官に対して開発庁の事務当局は大物長官としてその手腕に期待をかけているようでございますが、一方、沖繩県民から見ますと、昨年五月の地籍法国会当時は防衛庁長官として在任されていたわけでして、いわば反対側におられた人、こういうイメージがあると思うんですが、私は三原長官とは衆議院の石特時代……

第87回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1979/02/15、11期、公明党)

○相沢武彦君 二月の十三日に、北海道の知事を団長とする北方領土返還要求大会中央要請団、四十五名の方が各界を代表して二百五十万人の署名簿を携えて、参議院の沖縄北方問題特別委員会、それから外務委員会の委員に陳情に参っております。昭和四十七年度の百万人署名を皮切りにしまして、五十四年までの八年間の間に累計千二百五十万人の署名に上っております。  その内容は、すでに御承知のとおり北方領土復帰実現に関する請願、それから北方領土地域の軍事基地撤廃等に関する要請、日ソ平和条約締結促進に関する要望書、これを持参して参っております。政府にもそれぞれ関係大臣のところへ要請があったと思うんですが、この席でこうした北……

第87回国会 外務委員会 第1号(1978/12/23、11期、公明党)

○相沢武彦君 日ソ漁業交渉について、外務省並びに農林水産省に質問いたします。  最初に日ソ漁業協定の長期安定化の問題でありますけれども、今回も、ソ連側からは、国連の海洋法会議の結論が出るまでは応ずるわけにはいかないというふうに突っぱねられたんですが、わが国の漁業の立場から考えますと、早期に長期協定へ移行させることは重要課題になっているわけなんですが、今回の交渉において、この長期協定の交渉がどういう経緯をたどったのか、また今後の見通しについて、外務省と農林水産省、それぞれから御答弁いただきたい。
【次の発言】 結局、従来の主張で平行線をたどったままで終わって、まことに残念なんです。  次に、漁獲……

第87回国会 農林水産委員会 第3号(1979/02/15、11期、公明党)

○相沢武彦君 きょうは渡辺農林水産大臣の所信表明に対する質疑でありますから、農林水産全般にわたってお尋ねをしたいところでありますが、すでに同僚の原田先生の方から農業政策の方についての質問がありましたし、時間の制約もありますので、私はきょう林業関係予算にしぼって若干お尋ねをしたいと思います。  最初に、林業予算の中の森林総合整備事業についてなんですが、この新規事業を五十四年に創設した理由として、その最大の目的は一体何をねらったのか。それから趣旨や、事業の仕組みの中で、相当規模の森林集団を単位としてと、あるいはまた面積千ヘクタール以上、このように規定しているんですが、そのように規定した理由について……

第87回国会 農林水産委員会 第6号(1979/03/22、11期、公明党)

○相沢武彦君 各参考人にそれぞれお伺いをしたいと思いますが、最初に全農の田中さんにお聞きします。  肥料に関しては農家の現金支出の約一四%を占めているんだということをお聞きしておりまして、今後価格の取り決めに当たってはできる限り合理化目標を設定してほしいということを要求されておりますし、またコストをできるだけ下げて、そのメリットを農家に還元してほしいということを要望として出されているようでございますが、この高度化成肥料などの複合肥料の需要者価格ということについては、田中さん個人の意見でもいいですから、差し支えない限りひとつ御見解を聞かしていただきたいと思います。  それからまた、銘柄集約につい……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/05/24、11期、公明党)

○相沢武彦君 林業改善資金法案の質疑でございますが、法案の内容に関しては、先日の審議日に同僚議員によりましてかなりただしてございますので、私は本日は、日本の林業全般から見た林業の動向につきまして政府の考えをただしていくという観点から、五十三年度の林業白書、それから国有林野事業をめぐる問題点について質問をいたしたいと思うんです。  その前に、一点だけ法案の問題点でお尋ねをしておきたいと思いますが、五条の第一項第三号「素材生産業、木材製造業若しくは木材卸売業を営む者又は市場開設者」、こういう規定なんですが、個人業者を対象に貸し付けができるようになっているわけですね。それで、午前中の御答弁で、協同組……

第87回国会 農林水産委員会 第11号(1979/05/25、11期、公明党)

○相沢武彦君 参考人の皆さん、大変どうも御苦労さまでございました。  大体、この酢については男性はわりあい苦手の人が多いと思うんです。私もお酢の物は全く食べれないで四十年間生活してきたんですけれども、体の中にアルカリ性の食品をバランスよくとることが健康維持になるんだというお話を聞いたり、特に良質の酢を自分の食生活の中に取り入れることが非常に健康維持にいいという、そういうお話から、私も現在毎日酢を飲んでいるという立場で、特に私は国民の皆さん方の健康維持という立場から、お料理に使う調味という観点よりも、健康保持という立場でもっともっとこの酢というものを国民の中に普及していくことが必要でないだろうか……

第87回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1979/05/30、11期、公明党)

○相沢武彦君 私、灯油の問題で若干お尋ねをしておきたいと思いますが、その前に、わが国の石油情勢について三点、ちょっと確認しておきたいと思います。  一つは、メジャーの対日輸出量削減がどうなっているのか。それから第二点目が、石油市況のうち、スポット価格の動向はどうなっているか。三点目が、アメリカの石油買い増し政策への変動について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまおっしゃった石油に関する国際情勢から見て日本の原油輸入量の確保についてなんですけれども、本年度それから来年度以降について、通産当局としてはどういう見通しを立てているんでしょう。

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/03/14、11期、公明党)

○相沢武彦君 今国会では、雇用問題が重要な審議テーマの一つになっているわけですが、大平総理の雇用対策に対する基本理念をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 自民党は、三月二日に、公明、民社両党に対して四項目から成る雇用対策強化について回答をされましたけれども、自民党総裁であり、内閣総理大臣であるあなたはどうこれに対処されようとしますか。
【次の発言】 四番目の項目に、定年延長の推進についてお約束をされたのですが、この定年延長の推進について「立法化問題を含め」ということは、単に立法化の可否を審議するということばかりでなくて、法制化の内容、それから実施の時期などの具体的な内容について審議をす……

第90回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1979/12/05、11期、公明党)

○相沢武彦君 先ほど総務長官のごあいさつの中で、日程が許せば北方領土現地視察ということで十二月の十二、十三日に行かれる予定だと承りましたけれども、もし行かれた場合、どういう点に力を入れて視察をされ、また地元の人たちとの懇談をされてくるのか、準備の中身をひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 余り具体的に準備されてないようなんですけれども、総理府長官に就任されたんですから、所管のその守備範囲である沖繩なりあるいは現地の根室に行かれて視察をされる、いろんな問題で聞かれる、これは当然の任務であろうと思いますけれども、やはりこれまでに各歴代の長官がそれぞれ地元の方たちからかなり克明にいろ……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/03/22、11期、公明党)

○相沢武彦君 最近、アメリカ政府からわが国の防衛費増額の要求が相次いでいるんですが、けさの新聞報道によりますと、昨二十一日財政関係筋が五十六年度以降の三カ年度の国民総生産と各年度の防衛費の伸びを推定した試算をまとめて明らかにしています。それによりますと、三カ年度でGNP一%の防衛費を達成するには計一兆円近い純増加が必要だとしております。これは将来大きな財政負担を伴うことが懸念されるわけですが、今後インフレ基調に向かうとされている以上、GNPの〇・九%の防衛費の確保すら相当むずかしいと見られているだけに、国民に新たな増税を強いる形になる一%防衛費について、財政当局の責任者である大蔵大臣はどういう……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第76回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1975/12/17、10期、公明党)

○相沢武彦君 北炭幌内炭鉱の事故にかかわる問題につきましては、十二月四日の商工委員会で、事故原因にかかわる問題点については論議を交わしましたので、きょうは、先日調査団の一員として現地に赴いた際に、関係者の方たちから数々の要請を受けておりますので、それに基づいて政府の対策並びに見解を明らかにしていきたいと思います。  先ほど御答弁の中にありましたが、行方不明者の収容のめどは、水封後水揚げをして四月ごろであろう、こういう予想でございます。労使ともに、いまだ姿をあらわしていない十三名の方の収容に全力を挙げているわけでございますので、国としても労使以上に助力できる点があれば、一層力を入れてあげていただ……

第78回国会 運輸委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、公明党)

○相沢武彦君 持ち時間が二十分でございますので、答弁は簡潔、口調はスピーディーにお願いしたいと思います。  今回の国鉄運賃改正法案によりますと、貨物運賃の値上げが五八・六%とされておりますが、これが農林水産物価格等に与える影響というのはきわめて複雑かつ深刻なものであろうと思います。まず野菜、果物、生鮮魚介類、これは価格の決定を市場にゆだねている関係上、生産者手取りというのは市場価格から運賃諸経費を差し引いた額となりますので、運賃値上げ分はすべて生産物を出荷する農家負担になってしまうということです。たとえば出荷たけなわの、いまもお話出ました愛媛県のミカン生産農家が東京中央卸売市場に出荷する場合を……

第78回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1976/10/19、10期、公明党)

○相沢武彦君 四人の参考人の方、大変どうも御苦労さまでございます。与えられた時間がわずかなので、端的に個条的になるべく御質問をしていきたいと思います。  いまも幌内炭鉱の事故の問題で萩原会長に対して御質問がありましたけれども、自然条件が悪いんじゃなくて人為的なミスだったと、非常に働いている労働者の方に対して冷や水かけるみたいな発言をされましたが、確かに深部へ移行して――この深部対策というものは今後の日本の石炭産業界が二千万トン体制を維持していけるかいけないかの大きな問題点であります。当然日常の経営、採炭に当たって会社側も、また働く労働者の人たちも、この保安ということに一番力を入れていると思うん……

第80回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1977/04/12、10期、公明党)

○相沢武彦君 通産大臣、三月五日に政府は総合エネルギー対策推進閣僚会議を開催されまして、一昨年策定されたエネルギー計画を改定されたですね。そして、今度は六十五年度を目標にしたいわば中期需要供給の見通しを立て直されたと思うんですが、その閣僚会議の席上で石炭の見直しをすべきだ、内外の石炭資源の活用を積極的に図るべきだ、こういう意見が多く出されたと聞いているんですが、エネルギー全般の政策の再検討と相まって、国内資源である石炭そのものに対する政策についても、おととし石炭政策は新政策が出されたばかりですけれども、もう一度ここで見直しが行われるのかどうなのか、この点が一点ですね。また、新総合エネルギー政策……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/04/14、10期、公明党)

○相沢武彦君 昨年来の異常寒波による果樹被害について、その救済措置にしぼって農林省のお考えをただしておきたいと思います。  昨年十二月下旬からことしの三月上旬にかけて、日本付近にシベリア方面から上層の寒気塊が相次いで南下したために、全国的に記録的な低温が続きました。このために北日本では平年を上回る降雪量がありまして、農作物被害を初め住民生活に多大な被害がもたらされております。農作物の被害状況を全国的に見ますと、果樹、野菜、ただいまお話のあったお茶、こういったものが壊滅的な被害を受けておりまして、被害総額見込み額では約五百億円に上る、こう言われております。  そのうち、果樹の被害が最も大きくて、……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、公明党)

○相沢武彦君 金澤先生から、今後の日本農業の柱として人の農政の確立、それから経営育成政策をしっかり立てるべきだ、特に地域特対事業、それからいま政府が行おうとしている生産調整のその調整が非常に問題なんだと、おっしゃるとおりであろうと思います。いまお二人の質問で大体その辺のところはわかりましたので、先生おっしゃるように、これまで単品としての需給政策に少し偏り過ぎたんじゃないかと、こういう御意見ですが、やはり個々の食糧自給率の問題を先生はこれに絡めてどのようにお考えになっているのか、当面の目標として数値を挙げてこうすべきだという御意見ございましたらお聞きをしたいと思います。  それから農業後継者の問……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/03/29、11期、公明党)

○相沢武彦君 苫小牧東部工業開発と並んで北海道開発の目玉になっております石狩湾新港地域開発計画についてお尋ねをしたいと思います。  この開発計画は、石狩湾に新しい流通港湾を建設して、その後背地の小樽市、石狩町にまたがる二千九百四十ヘクタールに一大流通基地と消費財や機械などの都市型工業基地を設けようというものなんですが、当初計画に比べて大幅におくれております。五十三年度に入ってようやく長い間の足踏み状態から抜け出して進展が見られそうだと言われているんですが、進捗状況につきまして概要を簡単にひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 関係市町村の治水上の対策として、放水路を完成させることに……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/03/30、11期、公明党)

○相沢武彦君 造船不況対策についてお伺いしたいと思うんですが、現在政府の行っている造船不況対策、いろいろと柱があると思いますが、すでに着手して効果を上げている対策と、打ち出してはみたものの、なかなか実行がむずかしくて困っているような問題というふうに分けて、概況をひとつ御説明いただきたいと思うんです。
【次の発言】 全体的な対応策は間違ってないと思うんですが、今後特に造船所を抱えている地域ごとの具体的な地域対策というものは、もっときめ細かく必要になろうかと思います。  そこで、種々の造船不況対策のうちの北海道における不況対策の現状はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/03/29、11期、公明党)

○相沢武彦君 最初に、千歳空港の国際化問題につきましてお尋ねします。  日本の国際旅客は年々増加の一途をたどっておりまして、運輸省が試算した数字でも昭和六十年度には二千七百万人、現在の約二・七倍の旅客が見込まれていると聞いています。ところが、この増加する国際旅客に対して日本の航空ネットワーク形成というのは、東京以南に国際空港が集中しておりまして、北の方は新潟のみでございます。そこでお伺いしますが、新潟と北海道と、このパスポート発行状況を比較すると一体どうなっているんでしょう。昭和五十三年一月から十二月現在でひとつお答えください。
【次の発言】 外務省の旅券課で調べますと、新潟が二万五千件で北海……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/03/29、11期、公明党)

○相沢武彦君 私、雇用保険法に関する問題でお尋ねをしたいと思いますが、最初に労働大臣にお尋ねしますが、現在の雇用保険法というのは、昭和四十九年の十二月に発足してすでに四年を経過しているわけですが、この間、長期経済不況、それから特定不況業種の発生、円高倒産、こういうことで深刻な雇用不安というものが表面化してきているわけです。そこで、大臣は現在の雇用情勢から考えられて、つくられた雇用保険法というものが現状に合致して効果を発揮していると評価されるかどうか、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 いや、時間ないから結構です。実情に応じて改正すべき点はひとつ思い切って改正に取り組んでいただきたいと思うん……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/30、11期、公明党)

○相沢武彦君 昨年の十月二十八日に札幌市を窓口にしまして、札幌の母なる川、豊平川にサケの稚魚を放流して、再びこのサケの回帰する川にしようという目的で「さっぽろサケの会」というのが発足をいたしております。水質汚染の影響でこの豊平川からサケが幻の魚になって久しいわけですけれども、ここ数年前からサケが遡上しているという目撃者も出てきておりまして、水産専門家の調査でも、豊平川はよみがえってきたと、そしてサケの遡上は可能だと、こういうふうに保証をされております。そういうことで、札幌在住の学者、文化人の方たちが中心になって会を発足させまして、ことしの三月八日の日に第一回目のサケの稚魚放流が行われたわけでご……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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