相沢武彦参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております酒税法並びにたばこ定価法改正案に対して、反対の討論を行います。 今国会は、三木首相みずからインフレ、不況克服国会と銘打ったように、不況を打開し、インフレから国民生活を守り、国の財政を抜本的に改革するためのものであったはずであります。しかるに政府は、この国民の期待にこたえるための誠意を少しも見せず、かえって悪法である酒、たばこ値上げ法案をごり押ししているのであります。 言うまでもなく、この両値上げ法案は、前国会において政府・自民党があらゆる手段を尽くしたにもかかわらず廃案となったものであります。みずからを議会の子であると吹聴し……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま行われました日ソ漁業暫定協定の趣旨説明に対し、福田総理並びに関係各大臣に若干の質問を行いたいと思います。 全国民がかたずをのんで注目するうちに調印された日ソ漁業暫定協定は、余りにも不本意な点が多く、特に一日千秋の思いで締結される日を待ちわびていた漁業関係者にとっては無残な結果をもたらしたのであります。 まず、一口に言って、協定の内容は領土問題で大きく後退をした。そして本来の漁業交渉であった当協定が、漁獲量交渉に十分な時間をかけられずに妥結してしまったということであります。 私は、日本政府の漁業外交に対して少なからず疑問と不満を持っている国民の声……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま報告のありました農・林・漁業の三白書に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 最初に、農政に対する政府の基本姿勢についてお尋ねいたします。 五十三年産米から、政府の水田利用再編対策ということで、百七十万トン、三十九万一千ヘクタールの稲作転換が行われることになっております。過去には、これ以上の量の生産調整が行われたことがありましたが、その半分ぐらいは休耕を予定していたことから見まして、今回の稲作転換は、実質的に転作を主体とする措置としては最も規模が大きく、新たに水田面積の一三%程度が削減されることになります。わが国の農業生産は過剰と不足が併……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度政府予算三案に対し、反対の討論を行います。 大平内閣初の予算編成による昭和五十四年度予算三案は、総理の唱えた「信頼と合意」の政治、あるいは福祉社会の建設、田園都市構想のビジョン、チープガバメントの主張と結びつけ、従来の自民党政権の政策からいかに脱皮の第一歩を踏み出すかを示す試金石であったのであります。しかしながら、予算案の内容からは福祉社会建設へ向かう何らの意欲も見出せず、むしろ福祉の後退を示し、また、チープガバメントの主張にしても、実践の意欲が皆無に等しいと言わねばなりません。結局は、財政再建を最優先課題として、経……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま説明のありました農林漁業三日書について、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 石油ショック以来、世界経済もわが国経済も、そして国内経済の一部門である農林漁業も大きな影響を受けており、現在、この新しい経済情勢にどう対応すべきかという重大な岐路に立たされていると言わねばなりません。 まず第一に、漁業の基本的な問題について伺いますが、わが国の農業は、米を初め、主要農産物の多くが過剰傾向を強め、不況の影響による消費の伸び悩みや農外収入の減退、さらに集中的な輸入攻勢を受けて、「出口なき日本農業」とか、「日本農業冬景色」と表現されるような実情にあり……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、総理の所信表明演説に対する質問を行います。 さきの強引なまでの衆議院の解散から総選挙、さらには首班指名における一党分裂選挙から組閣と党役員人事に至るまでの政治空白は、憲政史上例を見ないほど長期にわたるものであり、国民の政治への信頼感をこれほどむなしくせしめた出来事はなかったのであります。一方の当事者としての大平総理の責任はまことに重大と言わざるを得ません。 総理は、今後のわが国の政治に対してどう取り組み、政治に対する失望の色を濃くした国民にどうこたえていこうとするのか、これがいまや重要な課題であります。 そのためには、まず何よりも大平総理が、この政治……
○相沢武彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度予算三案に対し、反対の討論を行います。 先行き不透明、不確定要因が従来以上に増してくる八〇年代、その幕あけとなります昭和五十五年度のわが国経済は、OPECの原油値上げ、物価高騰、財政再建、高齢化社会への対応、加えて最近のはなはだしい円安傾向とそれによる輸入価格の高騰、さらに自動車をめぐる日米経済摩擦など、内外ともにきわめて厳しい環境に取り囲まれております。 しかしながら、政府予算案は、こうした緊急的課題に取り組む内容に乏しいばかりでなく、一言で言えば、福祉切り捨て、弱者切り捨てであり、公共料金を初め物価値上げを織り……
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