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赤桐操 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

赤桐操[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは赤桐操参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。赤桐操参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1974/10/24、10期、日本社会党)

○赤桐操君 いま、市町村が住民の健康と、さらに福祉の保持のためにいろいろの行政を行なっているところでありますが、そういった行政の実施の過程で、本来公害から住民を保護すべき立場にある市町村が、現在、不可避的にあるいはまた結果的に公害の加害者の立場に立つと、こういう事例がだいぶ発生をいたしてきているところであります。きょうはこういう問題につきまして質問をいたし、政府の善処を求めたいと考えるのであります。  まず、具体的な事例について申し上げていろいろとお伺いしたいと思いますが、千葉県下の事例でありますが、昨年の十一月に千葉県の市川市のごみ焼却場の周辺で一・九PPMのカドミウム米が発見されまして、市……

第75回国会 地方行政委員会 第2号(1975/01/23、10期、日本社会党)

○赤桐操君 水島の重油事故について、私も調査団に参加をいたしまして現地を見てまいったのであります。まことに大きな事故であり、また被害もたいへん甚大なものでございます。この事故をめぐっていま二つの措置が求められていると思うんです。  そのまず第一は、この大きな被害にどう対処していくかということが、これは何といっても第一点の問題だろうと思います。その被害状況については、私どもの調査時点においてさえも三十数億円にのぼるものであり、漁業従事者をはじめといたしまして、被害関係者に対しては相当の手当てをしていかなければならない問題であると思うわけであります。国はすみやかに補償対策を講ずべきだと思いますが、……

第75回国会 地方行政委員会 第16号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、日本社会党を代表し、地方交付税法の一部を改正する法律案及び日本共産党提出の修正案につきまして、次の立場から反対討論を行うものであります。  現在、地方財政は異常な危機に陥りつつあり、その状況は昭和三十年代前半の危機よりもさらに深刻であると言って過言ではありません。  その原因の第一は、中央集権型財政構造に根本的な欠陥があることは明白であり、これがインフレによる事業費支出の増大、実態とかけ離れた国庫補助負担制度による超過負担、公共用地の取得難、人件費の積算と地方財政計画における規模是正の不十分さ、これに加えて地方公営企業に対する措置の不十分さに起因する経営悪化、さらに不況による……

第75回国会 地方行政委員会 第17号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○赤桐操君 今回提出されました石油コンビナート等災害防止法をめぐりまして、ただいまから若干の質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、この法案の作成に当たりましての基本的な構想なり、あるいはこの法案の背景となっているいろいろな経過があると思いますので、この点についての御説明を求めたいと思います。
【次の発言】 点から面に志向してこの法案の作成をされたということについては、中を私も拝見してそういうように感じましたけれども、問題は、この法案で大体これからのコンビナートに対する総合的なコントロールは効くかどうか、この点について伺いたいと思います。

第75回国会 逓信委員会 第10号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は郵便料金の提案された今回の値上げ問題についての質疑に入りまする前に、郵政大臣に基本的な問題についてひとつ伺っておきたいと思います。  三木総理がさきの施政方針演説におきましても明らかにいたしておりまするとおり、経済的には高度経済成長政策にピリオドを打ち、低成長時代への転換を図ることを明らかにされ、さらにその中で国民の福祉を第一に掲げることを公約として言われておりますが、その政策のもとで、村上郵政大臣は、郵政事業の総責任者として、これから対処されることになろうと思いますが、どのようにこの郵政事業に対する責任を持たれ、さらに事業を新たなる時代へ対応させる決意をお持ちになっておられる……

第76回国会 地方行政委員会 第5号(1975/11/18、10期、日本社会党)

○赤桐操君 石油の備蓄対策について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 五十四年度末に九十日分ということになると、現在の六十日分と比較すると、大体五割増というようになると思うんですね。貯油量全体はどのくらいになりますか。また、現在の貯油量はどのくらいですか。
【次の発言】 この場合の備蓄に要するタンクの基地の設定が必要になってくると思うのです。そのスケールとタンクの一個の大きさについて説明してください。
【次の発言】 そうなってまいりますると、三百七十の十万キロリットル、これは大変なものになると思うんです。それで、備蓄のための基地をつくる場合においてはまず台地の選定をしていかなきゃならぬ……

第76回国会 地方行政委員会 第6号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、昨日川崎市のコンビナート地帯を視察してまいりまして、現地における市長を初め市当局はもちろんでありますが、全市挙げて防災対策に打ち込んでおる真剣な姿を見、また、しかも、いろいろと実情をお尋ねしてみますというと、今日の川崎市の体制は実に三十年代の初めから自主的に積み上げてきたものである、こういうりっぱなものを目の当たりにいたしまして、深く敬意を表するものでございます。同時にまた、国政の立場におきまして、川崎市の独自のこの努力を見て大変深く責任を感ずるものがございました。以下、この視察をもとといたしまして質問をいたしたいと思います。  川崎市でまず一貫して言えることは、コンビナート……

第76回国会 地方行政委員会 第8号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○赤桐操君 昭和三十九年の六月の十六日にマグニチュード七・七の新潟地震が発生をいたしまして、多くの被害が出たことはまだ記憶に新しいところでありますが、この被害状況を見ますると、死着実に二十九、負傷者五百十、住宅の全壊が三千五百五十七、半壊一万二千二百三十七戸、被害総額にいたしまして約二千九百億円、わが国の災害史上、地震史上において特記されるべき大きな被害だったと思います。消防庁では、この地震直後にいち早く調査班を編成されまして、現地にこれを派遣いたし、調査研究を行った結果を、「新潟地震火災に関する研究」ということで大変りっぱな報告書をまとめておられます。  消防庁がなぜこのような調査研究を行っ……

第77回国会 運輸委員会 第5号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私はまず最初に、運輸大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、運輸行政が陸上、海上、あるいはまた航空関係にわたった大変広範なものでありまするし、かつまた人間の生命を預かっておるという事情からいたしまして、特に行政上常に問われているものはその保安であり、安全であると思うわけであります。最近国鉄におきましても緊急軌道整備計画などを推し進めておりまするし、保安対策をこの一、二年以来かなり真剣に取り組んでおられるようでありますが、全体から見まして私は、安上がりの保安、安上がりの安全、こういう一つの底流が現在まだあるように思われてならないわけであります。保安、安全に対するところの大臣の基本的な姿勢……

第77回国会 地方行政委員会 第4号(1976/03/31、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、日本社会党、公明党共同提案による修正案に賛成する立場から反対討論を行います。  申し上げるまでもなく、地方財政は不況下のインフレの中で深刻な危機に見舞われており、いわゆる三割自治という戦後地方財政制度の根本的矛盾を露呈しております。  しかるに、政府・自民党の政策は、国民の福祉優先への抜本的な政策の転換を図らず、相変わらず、国民にその犠牲を求める時代錯誤の姿勢に終始しているのであります。とりわけ地方税財政においては、住民負担を著しく増大せしめ、大企業に対する非課税措置を温存するなど、高度経済成長下の税制そのもので……

第77回国会 地方行政委員会 第7号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の理由を申し述べるとともに、日本共産党提案の修正案についても反対の討論を行います。  地方財政の現況は急激に悪化し、いまや破産寸前にあります。昭和四十九年度決算で赤字団体は三十九団体に増大し、とりわけ東京、大阪などいわゆる富裕団体と言われる大都府県、大都市は深刻な財政危機に見舞われていることは、現在の地方財政危機が地域経済力の優劣によってもたらされているのではなくて、高度成長政策による大都府県、大都市における急激な財政需要の増大と、全く不十分な税財政基盤との大幅な格差の拡大に深く起因しているこ……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/10/29、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は大臣にちょっと科学技術関係の安全性の問題を中心といたしまして、若干お伺いをいたしたいと思います。  長官は、去る原子力の日のちょうど二日ほど前、二十四日に青森で、「「むつ」放射線漏れは当たり前」であると、これは読売新聞に報道されております。さらにまた、「放射線騒ぎおかしい」と、こういう形で日経に出ておる。朝日新聞では「実験だから当然」だと、こういう形で報道されておりますけれども、ある原子力講演会の席上でこういうお話をされたそうでありますが、この真意をまずひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 この原子力船「むつ」が、一昨年の秋であったと思いますが、放射線漏れを起こしまして、当……

第78回国会 建設委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○赤桐操君 武田参考人にお伺いをいたしたいと思います。よろしいですか、時間は……。
【次の発言】 簡単ですから。  今度の改正によりまするというと、大変地方自治体の方に、地方公共団体に条例で定める分野が広がってきておりますね。したがって、任された面が大きく出てきておる、こういうことが言えると思います。そこで、日照問題をめぐりまして、従来の規制してきたものと、これからのものとは若干変わってくるわけでございますね。そこに従来からやってきたものとの関係がかなり出てくるんじゃないだろうか、緩和される場合がありますけれども。そういう問題に対しての対処はどういうふうにしたらいいかという問題が出てくるんでは……

第78回国会 地方行政委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○赤桐操君 公営企業の金融公庫のあり方について最初お伺いいたしたいと思います。  地方自治体の強い要望として、地方債の発行を一々中央政府に左右されたくない、さらにまた、地方債の消化をこれまた中央政府の意向によっているということを改めたいということは強く出ておるところであります。公営企業金融公庫の拡大ないしは改組という声が五十一年度予算編成当時からかなり強く出ておったように思いますが、その後の検討はどうなっているか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 まあこの憲法の精神から言っても、地方債の共同消化機関を設けることぐらいのことはこれは当然でありまして、一々大蔵省の鼻息をうかがわなきゃな……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/04/26、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私、いまいろいろと問題になっておりまする使用済み燃料の再処理について、まず長官のお考えを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 現在わが国では十三基の原子力発電所が存在をいたしており、それぞれ稼働していると思うんでありますが、今日までに発生いたしました事故について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 まあ事故と故障とは違うと言われるわけですけれども、故障が大きな事故に発展するわけなんで、本質的には余り違わないと、こう私は考えているわけです。ほとんどないと、こう言われておりますが、そういう意味ではかなり私どもの認識では出ていると思うんです。最近でもいろいろ発電所におけると……

第80回国会 建設委員会 第3号(1977/02/22、10期、日本社会党)

○赤桐操君 五十年度に引き続いて、五十一年度におきましても前年度の揮発油税等の決算調整額を流用するということになりまするので、本来投入されるはずの五十二年度の道路予算に対しては、そのしわ寄せが生ずるということになるのではないかと思うのです。特定財源収入は大体一〇%前後の伸びを示してはおりますが、国費分の約二〇%が他目的に流用されているという状況にもあるし、一般財源の収入は非常に厳しくなってきておる。こういう状況下におきまして、調整額投入分の突埋めを将来どういうふうに考えておられるのか、この点をひとつまず伺いたいと思います。
【次の発言】 補正予算につきましては、景気刺激策としていろいろ編成され……

第80回国会 建設委員会 第4号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○赤桐操君 まず私は、先般の建設大臣の所信表明に基づきまして、特にこの中で住宅、宅地対策等につきましてその強化策を強くうたわれておりますので、この問題から入ってまいりたいと思います。  住宅につきましては、「すべての国民がその家族構成、居住地域等に応じて良好な水準の住宅を確保できるようにすることを長期目標として、特に住宅の規模の拡大、立地の改善等、住宅の質の向上に重点を置く」ということを強く表明されておりました。そこで、私は、建設行政の基本にかかわるこの政策の現実につきまして、以下数点についてお尋ねを申し上げたいと思います。  四十八年の十月の政府住宅統計調査では、二千九百六十万世帯、住宅総数……

第80回国会 建設委員会 第6号(1977/03/24、10期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、まず治山関係の問題から御質問をしてまいりたいと思います。  今日、わが国におきましては、台風あるいはまた集中豪雨等によりまして大変大きな生命あるいは財産等に至るまで損害を起こしてきておるわけでありますが、こうした中で治山治水の防災対策の促進ということは大変喫緊な課題となってきていると思います。また、社会の発展に伴いまして、国民の水利用等も非常に増大をしてきておりまするし、この面での対応等もこれまたきわめて重要になってきている課題であります。したがいまして、以下本法案をめぐりまして、治山の問題から若干お伺いをいたしたいと思います。  昔から治水の要諦は治山にあると言われてきてお……

第80回国会 建設委員会 第7号(1977/06/09、10期、日本社会党)

○赤桐操君 建設省は既存の特殊建築物の防火避難施設の整備に関する特別措置法案を今国会に提出すべく取り運び中であったわけでございますが、去る四月の二十八日、衆議院建設委員会において今国会の提出を断念することを明らかにされました。その経過と理由をお伺いいたしたいと思います。  また、この既存建築物に対する防火対策につきましては、さきの国会で成立した建築基準法の一部を改正する法律案に関連して、竹田前建設委員長より、デパート火災等の例で見られるように、既存の特殊建築物に一たん火災が発生した場合にはその被害はまことに大きく、人命尊重の見地からこれらの建築物に対する防火避難対策の強化は焦眉の急であるとし、……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/04/08、10期、日本社会党)

○赤桐操君 福田内閣は発足早々、五十二年度予算の編成を手がけまして、近年の不況、低迷に対して、財政主導によるてこ入れ、これに対する公共投資の拡大を第一義と考えられたわけであります。同時にまた、低成長時代への転換に当たって、政治の姿勢については国民の生活、福祉優先を強く打ち出されたところであります。こうした内閣の方針に基づいて、建設大臣の所信の表明に当たっては、住宅政策をその第一の柱として表明されております。国民の生活基盤をなすものの最大の問題の一つとして、今日住宅問題はまさに国民的な課題であろうと存じます。  政府は、五十一年度を初年度とする第三期住宅建設五カ年計画を閣議決定をいたしまして、総……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/11/18、11期、日本社会党)

○赤桐操君 今回提案になっております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部改正案につきましては、大別すると保障措置関係と再処理関係の二つに分かれていると思うのであります。こういう二つの部分から構成されている法案であると考えます。私は、本来この二つの性格というものは、いまこの種、核ないしは原子力関係の諸問題を扱っていく場合のこれは大きな課題であると思うわけであります。 したがって、この保障措置がこの案の中で見ますると、いわゆる規制法的な側面を持っている。それから再処理関係の部分については促進法的な色彩を持っていると、こういうことが言えると思います。こういう異質なものでありまする……

第82回国会 建設委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○赤桐操君 建設省が今回策定されておりまする第八次の道路整備五カ年計画について、以下御質問をしてまいりたいと思います。  この第八次の五カ年計画に入りまする前に、今日までやってまいりました第七次の道路整備五カ年計画をめぐりまして報告がいろいろとなされております。最初にこの点から伺ってまいりたいと思いますが、この五年間におけるところの道路整備の達成率については名目で約八〇%、実質ではその達成率は約六〇%という報告になっております。これは大変大幅な積み残しを生じているわけでありますが、この理由は一体どういうところから来ているのか、この点をひとつ伺いたいと思うのであります。進捗率が低迷してきたという……

第82回国会 建設委員会 第4号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○赤桐操君 昭和五十一年版の建設白書によりまするというと、水資源開発、地下水利用等の供給面において各種の問題が発生をいたしておる、その対応はきわめて困難になりつつあるということが指摘されております。水の供給の動向に見られる問題点、ネックとなっておりまする点は、その克服のための方策としてどのようにとられてきておるか、この点についてまず冒頭伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、水の需要についての第一次から第五次まで、昭和三十五年以来の各種計画が進められてきておりますが、これから進むに当たって、いろいろな問題が発生するけれども、これからの対策については、いままでの総括としていろいろまとめら……

第84回国会 運輸委員会 第3号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○赤桐操君 それでは、私も引き続いて成田問題を中心としてお伺いをいたしたいと思います。  まず、国土庁長官にお伺いいたしたいと思いますが、成田空港が設置されておりまする千葉県というのは、昭和二十六年から実は工業開発が行われ、以来幾たびか総合開発計画が重ねられて今日に至っております。国土庁といたしましてどのような認識をお持ちになっておられるか、まずその点からひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは私から概要をひとつ申し上げて、千葉県のいま開港されようとしている成田の置かれておりまする実態をひとつ申し上げておきたいと思いますが、いまお話があったとおり、確かに首都圏における大変重要な一翼を……

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、11期、日本社会党)

○赤桐操君 きょうは参考人の皆さん方においでをいただきまして、大変貴重なお話を承りましてありがたく拝聴をいたしました。  私はまず、公団の入居者を代表されておいでをいただいておりまする代表の方が二人見えておられますが、代表いたしまして工藤参考人に若干お尋ねを申し上げたいと思います。  基本的な問題になりますが、大多数の参考人の方々もお述べになっておられますが、今回の値上げについては非常に不当であるということを言われておりますが、私も実はそう思っております。しかし、実際問題としてこの値上げをするということについては、値上げ問題をめぐる動きは、いろいろと、本来国会が開かれている場合でありまするし、……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/03/02、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、大臣の所信表明並びに趣旨説明等についての質問に入りまする前に、去る二月の九日に建設委員会において論議をされました日本住宅公団の家賃の引き上げをめぐりまして一応お伺いをしておきたいと思います。  二月二十七日に、大臣は公団の家賃引き上げの認可をされました。しかし、これで今回の家賃問題が解決したわけではなくて、問題はこれからであろうと思います。  そこで、ひとつお伺いいたしたいと思いますることは、二月九日の建設委員会で、委員長から最終的に申し入れ事項をいたしておりますが、これをめぐるその後の取り扱い等につきまして詳細に御説明を願いたいと思います。

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○赤桐操君 道路整備緊急措置法等の問題に入りまする前に、とりあえず千葉県の成田問題を中心といたしまして伺っておきたいと思います。  まず、本日の閣議で、成田空港の式典並びに開港についてはひとまず延期ということが決定されたようでありますが、この点について、まず大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 成田空港にかかわりまして、まず交通アクセスの問題から入ってまいりたいと思いますが、湾岸道路が開通をいたしまして京葉道路の方はかなり交通が緩和されるという話を聞いています。湾岸道路が開通して、その後のこの湾岸道路をめぐる東京から千葉、さらにまた千葉から東京へと、この交通状態について御説明を願いたいと……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、私は、今回のこの住宅金融公庫法の一部改正に当たっての法案をめぐりまして、若干以下のような御質問を申し上げたいと思います。  公定歩合の引き下げが行われたわけでありますが、大蔵省の資金運用部資金についても当然これはいろいろの影響が出てくると思うのであります。住宅金融公庫あるいはまた年金事業団等々、この資金運用部とのかかわり合いのあるものがたくさんあるわけでありますが、当然それぞれの金利も引き下げられてしかるべきであろうと考えます。住宅金融公庫がその中の一番基本的なものになると思いますが、今日まで大蔵省との折衝関係、あるいは改定の率、実施の期日等をめぐりまして折衝が持たれておった……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/05/30、11期、日本社会党)

○赤桐操君 ただいま大臣の申し述べられたビル防災関係の法案問題に入ります前に、冒頭ひとつ伺いたいと思いますのは、けさのテレビ、あるいは昨晩のテレビでも出ておりまして、私も驚いたのでありますが、藤沢市内の東急ストアで火災が発生をいたし人身事故まで出しておる、こういう状況でありますが、この状況についてひとつ消防庁の方から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 調査中であるということでありますので、これはその調査を待たなければなりませんが、いずれにしても先般の大事故以来この種ビルの火災の問題等については大変な実は注目の中に置かれておるわけでありますが、またここで一件痛ましい人身事故を含めた火……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、福岡市を中心とする北九州地域の大変な異常少雨と申しますか、問題が出ているようでございまして、この点について質問いたしたいと思います。これは後で古賀先生からも地元の立場から詳細に御質問があるようでありますので、私は簡単に触れたいと思いますが、大変な実はこれは大きな政治問題に発展していると思います。委員長安永先生の地元でありますので、本来なれば安永先生の方からいろいろ御発言がなされることだろうと思ったんでありますが、また地元からも大変陳情等も来ておるようでありますので、私がかわりまして若干申し述べておきたいと思います。  福岡市を中心とするこの水不足の状況でありますが、連日、新聞……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/03/09、11期、日本社会党)

○赤桐操君 委員長、関連。
【次の発言】 昭和四十一年の七月の閣議で成田市に国際空港の設置を決定いたしまして以来、ちょうど十一年八カ月を経ております。それで、この三月の末にいよいよ政府はこの成田空港を国際空港として踏み切ろう、開港に踏み切ろうといたしているわけでありますが、そこでひとつお伺いいたしたいと思いますのは、国際空港というのは最も整合性と高度の機能を求められる各種施設を要すると思うのです。その諸条件、こうしたものを見てみまするというと、滑走路にいたしましても、交通アクセスあるいは燃料輸送、騒音対策、さらには空域の競合、こういった問題等々、大変重要な問題が実は各種機能の不完全な状態のまま……

第84回国会 予算委員会 第8号(1978/03/11、11期、日本社会党)

○赤桐操君 一昨日の成田空港をめぐる質問に対しまして、総理並びに関係の大臣からそれぞれ御答弁をいただきました。まあその答弁は、成田空港は施設その他においてなお完全ではないけれども、この三月三十日開港に踏み切りたいと、こういうようにお伺いをしたと思いますが、これで総理よろしゅうございますか。
【次の発言】 運輸大臣はどういうお考えを持っておられますか。
【次の発言】 そうすると、不完全であるけれどもひとまずスタートを切りたいと、こう理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、完全と不完全の間というのはあるんですか。
【次の発言】 そうしますと、完全に近い方が望ましいのであって……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/03/18、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず最初に、三大都市圏におけるミニ開発の状況について建設大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 二天都市圏における資料の御提出をいただきたいと思います。後で結構です。  次に、ミニ開発と並びまして、最近の現象といたしまして、公的建設の場合にも民間におけるところの団地の中におきましても、いわゆる空き家というものが大変増大をいたしております。そこで、きょうは総裁もおいでになっておりますので公団総裁に伺いたいと思います。  住宅公団が一番空き家の問題で御苦労をいただいておりますが、五十二年度末、大体見通しがついたと思いますが、空き家の数はどのくらいの見込みであるか伺いたいと思います。

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/03/27、11期、日本社会党)

○赤桐操君 成田空港問題について以下お尋ねをいたしたいと思いますが、その前にわが党の基本的な立場を明らかにいたしておきたいと思います。  まず第一に、社会党は国際空港無用論ではございません。さらにまた、昨日のような暴力を認めるものでもありません。ただし、今回の成田空港の開港につきましては、先般来本委員会においても指摘をしてまいりましたとおり、国際空港としては余りにも欠陥が多過ぎる。さらにまた、地元関係者においては抜きがたい不信感がつくり上げられております。こういう情勢の中で開港するということについては、少なくともこれは避けるべきじゃないかということを私はこの委員会でしばしば指摘してまいりました……

第85回国会 逓信委員会 第1号(1978/09/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、菅野儀作君が委員を辞任され、その補欠として二木謙吾君が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月十六日の本会議におきまして、はからずも逓信委員長に選任されまして、その職責の重大さを痛感をいたしておる次第でございます。はなはだ微力ではございますが、皆様の御協力をいただきまして、公平かつ円滑な委員会の運営に当たる所存でございます。何とぞ皆様方の御指導、御協力を賜りまするようお願いを申し上げまして、就任のごあいさつにかえる次第でございます……

第85回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1978/11/17、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十日、町村金五君が委員を辞任され、その補欠として前田勲男君が選任されました。  議事の都合により再開は午前十一時とし、暫時休憩いたします。    午前十時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、暫時休憩いたします。    午……

第85回国会 逓信委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三日、二木謙吾君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。  また、去る十三日、前田勲男君が委員を辞任され、その補欠として町村金五君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任及び補欠選任の件についてお諮りいたします。  去る九月二十九日、理事西村尚治君から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行います。……

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する調査のため、本日の委員会に社団法人日本民間放送連盟専務理事杉山一男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といた……

第86回国会 逓信委員会 第1号(1978/12/12、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第87回国会 逓信委員会 第1号(1978/12/23、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、最上進君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君が選任されました。  また、昨二十二日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在、理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第87回国会 逓信委員会 第2号(1979/02/27、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  まず、郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。白浜郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本電信電話公社の事業概況について説明を聴取いたします。秋草日本電信電話公社総裁。
【次の発言】 以上で所信及び説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/03/01、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分に再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時十分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再会いたします。  休憩前に引き続き、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 質問者、よろしゅうございますか。

第87回国会 逓信委員会 第4号(1979/03/28、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。白浜郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本放送協会から説明を聴取いたします。坂本日本放送協会会長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。

第87回国会 逓信委員会 第5号(1979/03/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、片山甚市君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、本日の委員会に、新東京国際空港公団理事角坂仁忠君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ござ……

第87回国会 逓信委員会 第6号(1979/04/26、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 総裁、もうちょっと声を大きくしていただきたい。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時六分散会

第87回国会 逓信委員会 第7号(1979/05/24、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本委員会は、委員が欠員となっておりましたが、去る四月二十七日、新たに当選されました三浦八水君が本委員会委員に選任されましたが、同月二十八日、三浦八水君が委員を辞任され、その補欠として志村愛子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電気通信事業に関する件について、本日の委員会に国際電信電話株式会社の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/05/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの坂倉君の資料要求につきましては、本委員会にその資料を御提出願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。    午前十一時五十八……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/06/05、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に成相善十君を指名いたします。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  通信・放送衛星機構法案の審査のため、本日の委員会に、宇宙開発事業団副理事長鈴木春夫君を参考人として出席を求めたいと存じま……

第88回国会 逓信委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本社会党)

○委員以外の議員(赤桐操君) 委員長のお許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  不肖私、委員長在任中の一年間、皆様方より多大の御厚情と御協力を賜りまして、その重責を大過なく果たすことができました。ここに心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  この一年間、本委員会におきましては、法案等審査のほかに、電電公社の資材調達問題、郵政労使紛争、放送大学問題など、数々の重要問題が提起されましたが、委員各位の御熱心なる御論議にもかかわらず、本質的解決を今後に持ち越したものも数多くありますることはまことに遺憾に存じております。  本委員会には、今後、郵便事業及びNHKの財政問題を初め、……

第91回国会 建設委員会 第5号(1980/03/25、11期、日本社会党)

○赤桐操君 山木参考人にお伺いをいたしたいと思います。  宅地建物にかかわる瑕疵担保期間の問題でございます。審議会ではいろいろ御検討がなされたようでございますけれども、結果的にこれは提案の中には入っておらないわけでありますけれども、これについて、どのような御見解をお持ちになっておられますか伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、免許の区分の問題でございますが、これまた山木参考人に伺いたいと思うのでありますが、宅地建物の取引というのはこの審議会でも大分論議されてきておるわけでありますが、その中で示されておりまするように、ランクが大別して三つないし四つになると思うのです。その場合の実情というもの……

第91回国会 建設委員会 第8号(1980/04/10、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、沿道整備に関する法律案の各条項に入りまする前に、総体的に大臣の所見を承りたいと思いますが、この法案については、沿道整備促進ということと、さらに沿道の適正でかつ合理的な土地利用という二つの内容が冒頭に入っておるわけでございますが、建設省としては、この法案が成立されて運用していく場合には、どこに重点を置きながら進めていかれるのか、これをひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この法案の第五条関係になりますが、都道府県知事は、建設大臣の承認によりまして、指定されることになりますが、政令にゆだねられている部分がございまして、よくわからない点がありますので伺いたいと思いますが、……

第91回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号(1980/04/18、11期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、総理府の方にお尋ねをいたしたいと思いますが、公害紛争処理法を中心といたしまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  公害紛争処理法の三十四条には「調停案の受諾の勧告」についての定めがございます。この中で調停の成立というのは一体どういうことを意味しているのか。たとえば千五百人の調停申請者がおった場合において、三分の一は受諾勧告に応じた、三分の一はこれに対して明確に拒否の意思表示をした、さらに三分の一はいろいろの事情で意思表示をすることができなかった、あるいは意思表示をする能力を持つ立場にはなかった、こういうような実態の中で一つの勧告に対する結論が出された場合において、調停の成立……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会 第1号(1980/10/21、12期、日本社会党)

○赤桐操君 第三期の住宅建設五カ年計画が間もなく終わろうといたしておるわけであります。そこで私は、この五年間にわたって執行されてまいりました計画がどういうような形でいま終了をしようとしているか、大体締めくくりもほとんどつけておられると思いますので、実績、見込み等について冒頭にひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの御報告を伺いまするというと、公的建設の方は余り成績がよくなかった、民間自力建設がほとんどその中心をなしている、こういう報告だったように思いますが、公的建設がうまくいかなくて民間が大分出ているというこの経過については、どういう理由でそういうことになったのか、この点について伺いた……

第93回国会 建設委員会 第3号(1980/11/06、12期、日本社会党)

○赤桐操君 農住組合法案の各それぞれの条項にわたって質問をいたしたいと思いますが、冒頭、まず私は、大変この法案全体が、肝心なところがほとんど政令に任されておるという状態になっておりまして、政令に任されて運営されていく条項を見ましてもかなりのものに上っております。したがって、一見してなかなかこれは理解しにくい、あるいはまた関係法令がいろいろかかわり合ってなかなか理解しにくい法案であるように思っておりまして、全体のスタイルとしまして、まことに余りよいものでないように感じております。  以下、質問をいたしたいと思います。  この第一条に、営農の継続を当面図りながら経済的、社会的地位の向上、以下云々と……

第93回国会 逓信委員会 第3号(1980/11/06、12期、日本社会党)

○赤桐操君 郵便料金の改正問題をめぐりましていろいろと巷間うわさが出ております。一方におきましては国鉄の再建の問題が出ておりますし、この二つの問題がいまや大変な政治的にも社会的にも大きな焦点になってきておると思うのであります。こうした中でささやかれる言葉は、郵便の方も第二の国鉄になるのではないかということがしばしば言われるような情勢になってきております。大変私どもも遺憾に思っておるところでございます。  そこで、私は、料金改定問題を当面する通常郵便物の問題だけに焦点をしぼるのではなくて、少しく範囲を広げまして伺ってみたいと思うのであります。  十月一日から小包料金の改定が行われているわけでござ……

第93回国会 逓信委員会 第7号(1980/11/20、12期、日本社会党)

○赤桐操君 去る六日の本委員会において御質問申し上げた小包料金問題について、当日における郵務局長の答弁等を中心といたしまして二、三整理をしておく必要がありますので、重ねてお尋ねをいたしたいと思います。  六日の逓信委員会において、私は、郵便の赤字といっても、信書と小包にこれは大別してみるときに、その赤字の大きな原因は小包にあるということを指摘をいたしたはずであります。また、わが国の郵便法あるいはまた今日まで百年の歴史の中で、その発展してきた経過の中では当然信書の送達が主たる任務であり、小包送達というのは付加的サービスであるということは、これは法の精神でもあると同時に、いろいろの各種調査委員会等……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/13、12期、日本社会党)

○赤桐操君 まず最初に、私は以下質問に入りまする前に、鈴木総理に対しまして基本的な姿勢について伺いたいと思っております。  高度経済成長時代を終わり、七〇年代に締めくくりがつけられました。いよいよ八〇年代の新しい時代への政治の方向が形づくられる段階に入ったわけでありますが、この時代はわが国の高齢化への急速なる移行を初めといたしまして、政治的にも経済的にも社会的にもその仕組み全体に大きな転換の時期が来ているように思うのであります。総理の所信表明の中にもございましたけれども、こうした中で内政全体にわたっていろいろとこれからお伺いをしなきゃなりませんが、この中における行政、財政あるいはまた産業、金融……

第94回国会 建設委員会 第7号(1981/04/28、12期、日本社会党)

○赤桐操君 法案の審議に入りまする前に、基本的な問題について少しくお尋ねをいたしたいと思います。  この住宅開発公団法が昭和五十年の通常国会で提案をされまして、野党各党の大変な反対の中でこれは成立をいたしております。しかし、当時の客観情勢を考えてみまするというと、高度経済成長時代からちょうど低成長時代に移ってくる時期でございまして、高度成長時代における発想とも言えるこうした法案が一体、この時期に提案されるということはどういうことであろうかということさえも疑念としてあったことは事実であると思います。同時にまた、こうした住宅に関する施策を進めていく場合におきましては、いつもいろいろと論ぜられてまい……

第94回国会 建設委員会 第9号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○赤桐操君 新公団ができ上がりまするというと、 旧公団の事業が引き継がれることになるわけでありますが、その前に両公団みずからの努力で解決をしておかなければならない問題がございます。本委員会においてもしばしばこの点が各派から指摘をされてきていると思いますが、まとめる意味でもう一度私は伺っておきたいと思います。  まず、日本住宅公団の方に伺いたいと思いますが、住宅公団における未入届状況、さらにまた保守管理住宅等、大分これは積滞数が多いようでございますが、この問題について、引き継ぐまでの間にどういうような整理の見通しがあるか。さらにまた、残った場合においてはこれからどういうような対策を付して引き継ぐ……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/13、12期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、日本社会党を代表して、昭和五十五年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。  政府は、今年度当初予算の編成に当たって明らかにした昭和五十五年度予算編成方針の中で、経済の課題は物価の安定を図りつつ景気の拡大基調を維持して国民生活の安定を図ることにあり、また財政の公債依存体質を改善して、財政の対応力を回復することであるとしておりました。しかし、今回提案された補正予算に関して見る限り、多くの問題点があります。  まず第一に、今補正予算は当初予算編成の段階ですでに前提とされていたことであります。  補正予算は財政法第二十九条に基づいて作成されるとは言え、本来的には編成の必要のないに……

第95回国会 建設委員会 第3号(1981/11/26、12期、日本社会党)

○赤桐操君 きょうは五十七年度の住宅関係の概算要求内容を中心として御質問いたしたいと思います。特に、この中の公営住宅関係について最初伺いたいと思いますが、五十七年度の予算要求では公営住宅予算がいずれも減額をされております。こういう状況の中で、四期五計の目標三十二万戸が果たして達成できるのかどうなのか、この点ひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、臨調の方では公営住宅戸数の調整を求めておるけれども、四期五計のこの方針は変えない、どこまでも達成に努力するという決意でこれから進められるというように理解してよろしいわけですね。

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/05、12期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、まず鈴木総理の政治姿勢について、冒頭お尋ねを申し上げたいと思います。  総理は、前国会では、和の政治、話し合いの政治を掲げ、さらに和の政治は、平和主義と民主主義を基調に基本的人権を尊重する政治と、この席上で御答弁をされたはずであります。しかし、その後、レーガン大統領と日米同盟の共同声明発表後は、どうも平和主義というよりも、軍事力増強の方向に大きく傾斜をし始めておる、世間はこのように受けとめておるところでありますが、総理、いかがでございますか。
【次の発言】 レーガン大統領が一昨三日に、戦略核戦力の強化を目指すレーガン戦略計画を明らかにいたしました。この戦略計画達成のための出費……

第96回国会 大蔵委員会 第9号(1982/04/20、12期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、景気対策の問題から伺いたいと思います。  経済企画庁の方に伺いたいと思いますが、五十七年度の予算編成の基盤となっております財政制度審議会の建議の中で明らかにされておりますが、財政の力をもってしては今日の状態では下支えは困難であろう、したがって経済、金融各政策その他の面で内需の拡大を図って自律的な拡大基調の維持に努力すべきだ、こういうことが明らかにされております。  これに基づいて進められてきたと思いますが、そこで問題は、財政以外の内需拡大政策というものが効果を発揮することであるわけでありますが、一体どの程度それによって発揮することができるかどうか、こういう問題にかかってくると……

第97回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1982/12/01、12期、日本社会党)

○赤桐操君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/21、12期、日本社会党)

○赤桐操君 まず、私は中曽根総理が組閣をされ、総理に就任されて初めて迎える国会でございまするし、総理の基本姿勢について幾つか伺ってまいりたいと思います。  まず、最初に憲法改正の問題でございますが、総理は衆参の本会議での憲法問題に関する質疑の中でこの内閣が憲法改正を政治日程にのせる考えはないと答弁をしておられます。このことをまずひとつ再確認をいたしたいと思います。同時に、憲法九十六条の改正手続、国会の発議、国民投票等にわたる問題でありますが、この改正手続についても政治日程にはのせないという趣旨であるかどうか、このことについてお伺いをしておきたいと思います。要するに憲法改正には手をつけないと、こ……

第98回国会 大蔵委員会 第16号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  政府は、臨時異例の特例措置であると言いながら、昭和五十年度以来延々と今日に至るまで、財政法が禁止している赤字国債を発行し続けてまいりました。  鈴木前内閣が公約として掲げてきた五十九年度に赤字国債依存から脱却するという財政再建計画は、私どもの指摘どおり、あえなく雲散霧消し、内閣退陣の最大のきっかけとなったのであります。  これを受けた中曽根新内閣の財政再建計画については、国民は一縷の期待を抱いていたのでありますが……

第98回国会 予算委員会 第2号(1983/03/09、12期、日本社会党)

○赤桐操君 名古屋班につきまして御報告いたします。  名古屋班は、中西前理事、岩動委員、大島委員、八木委員、太田委員、近藤委員、井上委員、それに私赤桐の八名で構成され、二月二十四日に山崎鉄工所本社工場、敷島製パン犬山工場、三菱重工業名古屋航空機製作所小牧南工場をつぶさに視察し、翌二十五日、名古屋市において公聴会を開催してまいりました。  名古屋班の公述項目は、加工型産業の現況、素材産業、繊維産業の実情並びに地方自治と行財政改革の三項目でありまして、七名の公述人よりそれぞれ意見を聴取した後、派遣委員から熱心なる質疑が行われました。  以下、公述の要旨につき順次簡単に御報告申し上げます。  まず、……

第98回国会 予算委員会 第8号(1983/03/17、12期、日本社会党)

○赤桐操君 私は総括質問に入りまする前に、まず一つお尋ねをいたしたいことがございます。  それは、総理並びに国家公安委員長に伺いたいと思いますが、現在、御承知のとおり、北海道におきましては知事選の真っただ中でございます。いま、この知事選の中で道庁マシンという大変注目されている組織がフル回転をしているわけでございますが、この道庁マシンというのは北海道庁の幹部が中心になって全道の選挙対策を事実上取り仕切っているわけでありますが、この悪名高い道庁マシン、これについてお伺いをいたしたいと思います。  こうした選挙の対策を目的といたしまして道庁の幹部が組織化され、道庁マシンとまで言われるそういう大変な活……

第98回国会 予算委員会 第9号(1983/03/18、12期、日本社会党)

○赤桐操君 それではまず、自治大臣にお伺いいたしたいと思いますが、昨日の私の指摘に対しまして、調査をして報告をするという御答弁をいただいております。早速御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは重ねて伺いますが、どういう調査をお求めになられたんですか。そしてまた、その結果について当然判明をさせなきゃならぬと思いますが、どんな条件を示されましたか。
【次の発言】 私が昨日申し上げた内容は、北海道庁の高級官僚がその地位を利用して知事選に積極的に参加をし、責任的な役割りを担って票集めをしているという、いわゆる道庁の集票マシンについて申し上げたわけです。したがって、これらの動きについては、こ……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/04/02、12期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、五十八年度の予算の審議の締めくくり総括に当たりまして、本委員会質疑答弁を通じまして解明されておりません幾つかの問題点等がございます。政府があえて答弁を避けられたり、遺憾ながら明快にされない点がございますので、これらの点についてただしてまいりたいと思います。  まず、政治倫理の問題でありますが、総理は、政治倫理については議員個人の問題であるという立場を固執をされているように存じます。このお考えにつきましては、国民大衆の考えておられる倫理の問題とは大分離れているのではなかろうかと、こういうように私は感ずるんですが、総理のお考えはいかがでございますか。


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 災害対策特別委員会 第1号(1983/07/18、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力でございますが、委員の皆様方の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。  どうぞ格別の御協力を心からお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鈴木省吾君、仲川幸男君、粕谷照美君及び原田立君……

第99回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1983/08/11、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、去る七月二十三日に発生いたしました昭和五十八年七月豪雨による災害は大被害をもたらし、とうとい人命を失いましたことはまことに痛ましい限りでございます。  ここに多数の犠牲者の方々の御冥福をお祈りをいたし、黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 次いで、委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十九日、服部信吾君及び下田京子君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び近藤忠孝君が選任されました。……

第99回国会 災害対策特別委員会 第2号(1983/07/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十九日、上條勝久君が委員を辞任され、その補欠として坂元親男君が選任されました。
【次の発言】 この際、前委員長福間知之君より発言を求められておりますので、これを許します。福間君。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につ……

第100回国会 災害対策特別委員会 第1号(1983/09/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりました。委員の皆様の御協力を得ましてその職責を全うしたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鈴木省吾君、仲川幸男君、粕谷照美君及び原田立君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十五分散会

第100回国会 災害対策特別委員会 第2号(1983/10/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨六日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和五十八年台風第十号による被害、北海道登別付近の大雨による被害及び昭和五十八年三宅島噴火による被害について、政府から報告を聴取いたします。田中国土庁長官官房審議官。
【次の発言】 以上をもちまして政府からの報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  昭和五十八年三宅島噴火による被害の……

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、派遣委員の報告を聴取いたします。仲川幸男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 政府側よろしいですか。
【次の発言】 治水課長よろしいですね、それは。
【次の発言】 村沢さんよろしいですね。

第100回国会 災害対策特別委員会 第4号(1983/11/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。  また、十一月十五日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。  また、去る十一月十八日、戸塚進也君が議員を辞職したことに伴い一名欠員となりましたが、その補欠として、十一月十九日、斎藤十朗君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継……

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○赤桐操君 きょうは、私はかつてのジュネーブ協定追加議定書の問題を中心といたしまして御質問したいと思いますが、その前に、情勢全般についてまずお伺いをしてまいりたいと思っております。  戦後の情勢の中で、現在の国際情勢といえばこれは最悪の事態だと言われてきております。米ソによる全面核戦争の危機が今日ほどいろいろ論議をされ、国際世論を高めている時期はこれまたかつてなかったと私も考えております。一たび核戦争が勃発すれば、これはまさに救いようのない時代が来るであろう。最近は、こうした発生後における問題等が学者の間でも相当論議をされ、まさに核の冬の時代が来るということを指摘をいたしておる、人類の終えんの……

第101回国会 災害対策特別委員会 第1号(1983/12/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) 一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様の御協力をちょうだいいたしまして、その職員を全ういたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鈴木省吾君、仲川幸男君、粕谷照美君及び原田立君を指名いたします。

第101回国会 災害対策特別委員会 第2号(1984/03/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十七日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として服部信吾君が選任されました。  また、一月十二日、斎藤十朗君及び仲川幸男君が委員を辞任され、その補欠として竹山裕君及び田代由紀男君が選任されました。  また、一月十九日、田渕哲也君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。  また、昨七日、服部信吾君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  仲川幸男君が委員を辞任さ……

第101回国会 災害対策特別委員会 第3号(1984/05/09、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月九日、稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。  また、五月七日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として服部信吾君が選任されました。  また、昨八日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。

第101回国会 災害対策特別委員会 第4号(1984/06/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十一日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  桜島火山周辺地域における降灰対策等に関する件について、政府から報告を聴取いたします。田中国土庁長官官房審議官。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りをいたします。  桜島火山周辺地域における降灰対策等に関する実情を調査のため、鹿児島県に委員派遣を行い……

第101回国会 災害対策特別委員会 第5号(1984/07/20、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十九日、下条進一郎君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として金丸三郎君及び久保亘君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、派遣委員の報告を聴取いたします。田代由紀男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。なお、ただいま報告の中にありました鹿児島県及び関係二市三町からの要望事項につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 災害対策特別委員会 第6号(1984/08/08、13期、日本社会党)

○赤桐操君 一年間にわたりまして、災害対策特別委員長として大変皆様方から御支援をいただき、ここにつつがなくその任務を解かせていただくことになりまして、まずもって心から感謝を申し上げる次第でございます。  この一年間は、まことに豪雨豪雪等の災害にあわせまして、三宅島、桜島の爆発が二回重なりましたし、皆様方には慌ただしい一年として、大変な御協力をちょうだいいたしましたことを心から感謝をいたしておる次第でございます。  どうかひとつ、これからまた新たなる段階の中で、安永新委員長を中心とされまして、この委員会が、さらに引き続いてこれら諸災害に対しまして御活動いただくことができまするよう心から念じ上げま……

第101回国会 大蔵委員会 第16号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○赤桐操君 まず私は、五十年度以降、財政法では発行を認められていない赤字補てん国債を特別に法律をつくって毎年度発行し続けてまいりました。この特例法では赤字国債の借りかえなしの現金償還が義務づけられておるわけでありますが、今回の財確法案ではこれをほごにいたし、借りかえ制度を導入するということでございます。まず、この間の経過をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 財政難で赤字国債の現金償還が大変困難になっておるということでございまするけれども、私ども実は何回もこの国会、大蔵委員会はもとよりでありますが、予算委員会等におきましてもこのことを指摘してきておるところであります。赤字国債の現金償……

第101回国会 大蔵委員会 第17号(1984/05/15、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、前回の委員会におきまして、今回提案されておりまする財確法案について約二時間にわたって御質問をいたしました。この二時間にわたる御答弁を伺っておりまして、最終的に、私はいろいろ伺ってみたが、今回の財確法案の提案については間違っているのではないだろうか、こういう感を深くいたしまして、締めくくりとして、この法案については二つに分けて再提案することを重ねて提案いたしたわけでございます。その結果について、御検討いただいたと思いますのでお答えをまずいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお話は、結局、十日の委員会で御答弁をいただいた内容そのままだろうと私は承っておったわけでありますが、……

第101回国会 大蔵委員会 第20号(1984/06/19、13期、日本社会党)

○赤桐操君 先般の六項目の野党の要求に対しまして御答弁をいただいておりますが、私は、時間の関係もありますので、この中の二ないし三点についてお尋ねをしておきたいと思います。  第四項目の法案を二つに分けることのできない理由の中で、まずその第一項では、五十九年度特例公債については借りかえ禁止規定を置くことが困難になったので、これにかえて努力規定を置くんだと。しかしその努力規定の中身は何も示されておらない。言葉だけの努力規定であって、財政再建という面から見るならば、遺憾ながらこれは国民の皆さん方が納得できるものではない、赤字国債の歯どめ役にもならない、こういうように受けとめざるを得ないんですが、この……

第101回国会 大蔵委員会 第23号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、一般会計を中心に我が国の財政が大変な苦境に立たされておりまするけれども、きょうは第二の予算と言われまする財政投融資の問題を中心といたしまして御質問をしてまいりたいと思います。  まず、最近数年間の財投計画の規模、対前年度伸び率について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう一遍やりましょうか。  一般会計を中心とした我が国の財政の状況が大変苦しい状態に立たされておりますけれども、きょうは第二の予算と言われる財政投融資問題を中心といたしまして若干質問を申し上げてまいりたいと思います。  まず最初に、最近数年間の財投計画の規模、対前年度伸び率についての御説明をいただきたいと……

第101回国会 大蔵委員会 第28号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、まず、新会社の発足に当たりまして、いろいろとこれからそれへの準備が行われていくであろうと思いますので、それに関する若干の御質問を申し上げたいと思います。  新会社が発足に至るまでいろいろの順序があると思うんでありますが、スケジュール的なものができ上がってきていると思いますので、その点ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、設立委員会の発足の時期はいつごろになる見込みですか。
【次の発言】 やがて設立委員が任命されることになるわけでありますが、これは大臣の任命によることになっておりますね。その人選については、もちろんこれは民主的に選ばなければな力ま……

第102回国会 大蔵委員会 第3号(1985/02/12、13期、日本社会党)

○赤桐操君 この法律案は、農業政策上支出される補助金について、これを受ける側の減税措置、つまり補助金に対する租税の特別措置であり、毎年単独立法で議員提案として出されてきております。  農水省の見解によりますれば、補助金の性格に ついては、農業者に稲作からの転換を要請するという国の異例の措置に関する一種の補償的な性格を有するものであるということにいたしておりまして、したがって農業者の協力を得る上で税制上の特例措置はぜひとも必要なんだ、こういう観点に立っているわけでありますが、しかし、この事業も既に第一期、第二期を終わりまして第三期に入っておるわけでありますが、こうした過去の経過から考えてみまする……

第102回国会 大蔵委員会 第7号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、まず飯塚参考人に三点について御質問を申し上げます。  先ほど大変懇切な意見陳述をちょうだいしましてありがとうございました。  まず第一点としましては、この中で述べておられますのは、早期増収策に結びつけるために改善すべき税法の欠陥として、少額預貯金の利子などの取り扱い問題、それから営業届の問題点、申告書不提出者の罰則問題、さらにまた所得税法の百二十条改正の問題、これらについて具体的に述べておられるわけでありますが、ここで大きな成果を指摘されております。  こうした四つの点について御指摘のような形で是正をするということができるならば、効果として十分実効を見ることができるのかどうな……

第102回国会 大蔵委員会 第9号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、まず六十年度の財政投融資計画についての考え方をお伺いいたしたいと思います。  六十年度の財政投融資計画につきましては、総額二十兆八千五百八十億円、五十九年度計画に比較いたしまして一・二%の減となっております。財投計画の伸び率がマイナスとなったのは昭和二十九年度以来三十一年ぶりであるということになっておりますが、六十年度財投計画策定に当たっての基本的な考え方をまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで私は、政策金融関係の配分にについて少しく伺っておきたいと思うのであります。  財投計画のうち、政策金融機関には、資金需要等の関係を考慮して、ことしは五・八%の減となって……

第102回国会 大蔵委員会 第16号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○赤桐操君 昨年度の財源確保法をめぐっての論争が大変厳しく行われてまいったところでありますが、この論争についてはいろいろ私どもと政府側との間には詰め切れなかった、歩み寄れなかった部分がかなりあったと思うのです。そしてその中で、将来我が国財政に重大な影響を及ぼすものであろう、そしてまた政府の努力によってはこれを排除することができる、こういう考え方に立ちまして法案成立の条件として附帯決議がつくり上げられたと思います。  私はまず、政府は政策転換によりまして特例公債を建設公債と同様に借りかえることとなりました。このことが後世代への負担の転嫁として大きく残っていく、これが六十年代の財政運営に大変取り返……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第1号(1985/04/17、13期、日本社会党)

○赤桐操君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1985/04/22、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は去る本会議におきましても代表質問において取り上げてまいりましたが、法案が国会で審議中であることを理由に、四月初めに国が支払うべき生活保護費を支払わなかったり、あるいはまた公共事業費の執行も箇所づけ等をストップさせたり、地方に大変な迷惑をかけている事実がございます。少なくとも、このように法案を人質にとるようなやり方での法案審議というものはあってならないことだと思うんです。許されないことであると思いますが、この点についてまず私はお伺いしたいと思うのであります。  今、大蔵大臣から所信の表明と申しますか、見解の表明がございましたが、残念ながらこれでは私は理解することができません。再度……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第10号(1985/05/16、13期、日本社会党)

○赤桐操君 補助金問題に入りまする前に、まず一つお伺いいたしたいと思うのでありますが、それは、きょうの朝刊に一斉に報道されておりました国鉄再建監理委員会の亀井委員長が国鉄総裁更迭の問題について民営化、分割化の問題と絡めて態度を表明いたしております。この問題についてまず総理の御見解を承りたいと思うのであります。  今までの民営化の中ではたばこ専売、電電、これらの二つの組織が臨調答申に基づいて、民営分割という答申ではございましたけれども、政府の検討、国会における審議等を経ましてそれぞれ一社民営化ということで終わったわけでございます。しかし、今回国鉄再建監理委員長の昨日の記者会見におけるところの表明……

第103回国会 大蔵委員会 第1号(1985/11/12、13期、日本社会党)

○赤桐操君 第一班、近畿班の委員派遣について、その概要を御報告いたします。  第一班は、去る九月二十六日から二十八日までの三日間にわたり、山本委員長、大坪理事、桑名理事、栗林委員及び私の五名をもって、造幣局、近畿財務局、大阪国税局、大阪国税不服審判所、神戸税関、大阪税関及び日本たばこ産業株式会社関西支社から管内の概況を聴取するとともに、在阪の各種金融機関及び納税協力団体からの要望を聴取、意見の交換を行ってまいりました。  また、奈良におきましてはシャープ株式会社、京都におきましては宝酒造株式会社の各工場を視察いたしました。  以下、調査の概要について御報告申し上げます。  まず、近畿地区におけ……

第103回国会 大蔵委員会 第2号(1985/11/14、13期、日本社会党)

○赤桐操君 それでは、早速でございますが、小倉参考人に、以下、税制関係の問題について若干お尋ねを申し上げたいと思います。  いろいろと私ども政府等の動きを見てまいったわけでありますが、中曽根総理は国会におきましては減税を最優先として扱われてきたと思うのであります。今日まで一貫したそういう姿勢で来られたと思います。それからまた、都会議員選挙や各種選挙戦等におきましても、総理が先頭に立ちまして、増税はやらない、私は減税をするのだ、こういうことで宣伝をされてきたことも事実でございます。  しかし、こういう状況と並行いたしまして一方、与党の中には、あるいは政府関係の中には、いろいろな動きもまた出てきて……

第103回国会 大蔵委員会 第4号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、ただいま可決されました関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一、関税率の引下げに当たっては、国内産業への影響を十分考慮し、特に農林水産業、中小企業の体質改善を併せ考えつつ、輸入の促進を図り、もって国民生活の安定に寄与するよう努めること。  二、世界経済における我が国の立場を踏ま……

第104回国会 大蔵委員会 第6号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、今回の改正案の中で最大の問題点は、何といってもこれは六十年度に引き続いて所得税の減税が見送られたということであろうと思います。今、サラリーマンを中心といたしまして中所得階層、低所得階層の所得税減税見送りによる税額の負担、その増大というのは大変なものがあろうと思います。加えて不公平感が非常に今日その極に達しておると思いますが、こういう状況の中で見送られるということについては大変遺憾だと思っておりをする。一刻の猶予も許されない状況にある。そういう情勢の中でありますだけに、大変私は遺憾の意を表明せざるを得ません。  そこで、所得税減税を含めた税制の改革につきまして、どのようにこれを……

第104回国会 大蔵委員会 第13号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○赤桐操君 ただいま審議に入っております財源確保に関する法律でございますが、この二条の四項、五項には特例公債借りかえの規定が書かれております。この内容を見ますると、四項では「国の財政状況を勘案しつつ、できる限り行わないよう努めるものとする。」また第五項には「第五条ノ二の規定による償還のための起債を行った場合においては、その速やかな減債に努めるものとする。」こういう二つの項目が置かれているわけであります。  まず第一点の、「できる限り行わないように努める」、こういうことなんですが、この「できる限り」とは一体どういうような意味のものであるのか。「努めるもの」とは財政当局としてどのような努力をすると……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第1号(1986/10/24、14期、日本社会党)

○赤桐操君 私は、委員長に山内一郎君を推薦することの動議を提出いたします。

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第10号(1986/11/28、14期、日本社会党)

○赤桐操君 国鉄問題につきましては今日まで多くの論争を重ねてまいりました。本日は、ここで今日までの問題点の中で集約いたしまして若干の質問をいたしたいと思います。  具体的な問題に入りまする前に、基本問題について総理並びに運輸大臣にお伺いをいたしたいと思います。  まず第一に、今次国鉄再建にかかわる政府の基本的な理念並びにその責任についてただしたいと思います。  国鉄は、今日まで一世紀余にわたりまして国民の生活基盤として、あるいはまた産業、経済発展の基盤として我が国の社会を築き上げてまいったものであります。国鉄の経営形態が今後どのように変わりましても、公共交通機関として国民がこの鉄道に期待するも……

第108回国会 大蔵委員会 第1号(1987/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 まず私は、本年度をもって終了いたします水田利用再編対策に引き続いて、六十二年度からは水田農業確立対策が講じられようといたしておるわけでありますが、顧みてこの九年間の経過を見て、水田利用再編対策についての農政当局としての評価はどのようにしておられるか、これをまず冒頭ひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私は余りよくわからない点もありますが、転作を拒否をして大分抵抗をしておる地域がいまだにあるようでありますが、特に政府の奨励によって稲作をスケールメリットを求めて大型なものに奨励をした時期があったようでありますが、その後、過剰米という形の中で大変反動が出たように聞いております回……

第108回国会 大蔵委員会 第2号(1987/02/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、ただいま可決されました資金運用部資金法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     資金運用部資金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について十分配慮すべきである。  一、本法律施行に伴う預託金利引下げに当たつては、現下における中小企業等の経営環境に配意して、早急に措置すること。  一、郵便貯金の金融自由化への対応施策並びに国民年金・厚生年金積立金の財源の強化のだめの事業については、その充実に努め……

第108回国会 大蔵委員会 第3号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、ただいま可決されました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一、世界経済における我が国の立場にかんがみ、国際的協調特にウルグアイ・ラウンドの推進、開発途上国への協力等を通じ、自由貿易体制の維持・強化、世界経済の活性化に引き続き貢献するよう努めること。  一、関税率の引……

第108回国会 大蔵委員会 第4号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 この通貨法がきょう提出をされて審議に入るわけでありますが、戦前におけるところの貨幣法、あるいはまたその後における臨時通貨法等が今回整理をされてこの法案になったようでありますが、抜本的な改革ということで提案されておると思います。この通貨法につきましては、申し上げるまでもなく国民の生活やあるいは国の内外における経済活動、まさにその根幹をなすものでありまして重要な法案だろうと思います。私どもが聞いていた経過では、この法案はもっと先へ行くだろうと言われていたんですが、大変早く提出されるに至っておりますが、審議その他いろいろ準備された経過があると思いますけれども、その経過がございましたら、ま……

第108回国会 大蔵委員会 第7号(1987/05/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今、御提案のありましたこの改正案につきましては、これは郵貯事業についての金融自由化対策としての資金を設けて、これを自主運用しながらその運用益を郵貯特会の方に帰属させる、そして預金者の利益に資するための会計処理法案だと、このようになっているわけであります。  今回のこの法案につきましては、郵貯法改正案の内容の一部と表裏一体をなすものでございまするけれども、一部ではこの法案が郵貯事業の自主運用の道が開けたと、こういうことで大変大きく評価をしている面もございます。私もそういう観点に立ちまして、賛成の立場からいささか基本的な諸問題について、以下お尋ねをしておきたいと思うのであります。  自……

第108回国会 大蔵委員会 第8号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十二年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案につきまして、反対の討論を行うものであります。  政府は、増税なき財政再建とか昭和六十五年度特別公債依存からの脱却などといった財政運営上の重大な公約をなし崩し的に放棄し、政治責任を何ら明確にいたしておりません。その上さらに今回の税制改革に当たり、大型間接税は導入しないと昨年の衆参同日選挙において国民に確約しておきながら、紛れもない大型間接税である売上税を創設し、さらにはマル優を廃止し、大増税への布石を打とうとしたことは公約違反を重ねるもの……

第109回国会 大蔵委員会 第2号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今回のこの法案が提案されるに当たりまして、内容についてお尋ねする前に、中曽根内閣がいよいよ最終の段階に来ていると思うわけでありますけれども、戦後政治の総決算というスローガンを掲げて、間もなくその任務を終わるに当たりまして、少しくその経過の中で、私は問われなきゃならない問題が出てきていると思うのであります。  在任期間中に果たすべき政治課題、これはたくさん掲げておられます。その掲げられたスローガンによって、こういう段階になりまするというと、そのスローガンに基づく施策がどのように講ぜられ、あるいはまたその結果がどういう方向に向かって実現をされてきたか、国民の皆さん方にどういう影響を与え……

第109回国会 大蔵委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております両法律案に対し反対の討論を行うものであります。  中曽根内閣は、これまで超緊縮財政に固執する余り、一方において国民の税の超過負担を放任し、他方において経済の活性化を阻害してきたとがめが税収面にはね返り、国債の大量発行を余儀なくされるに至りました。そして、国債残高は巨額に達し、利払い費だけで六十二年度予算の政策上最重点に置くべき社会保障関係費を上回るというゆゆしき状況に陥っておるのであります。  このため、国債の残高を可能な限り縮減することは喫緊の課題でありまして、NTTの株式売却収入を国債の償還財源とすることが、衆参……

第109回国会 大蔵委員会 第5号(1987/09/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私、まず小倉税調会長にお伺いいたしたいと思いますが、税調がかつて答申を出された中では利子課税方式として四つの案を提起されております。その中で出されておりまするのは総合課税方式、それから確定申告不要制度の併置、低率分離課税、一律分離課税と四つ提案されてきておるわけであります。この中で、一律分離課税というのは簡素であり大変中立的であるけれども不公平である、こういうような意味合いのことが述べられておると思うのであります。  したがって、私どもの考え方からするならば、少なくとも公平、公正の問題が今日税制全体を貫いている大きな問題である以上は、しかも公平、公正を第一目標として考えるならば、総……

第109回国会 大蔵委員会 第8号(1987/09/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 本法案についての具体的な質問に入りまする前に、中曽根総理が総理に就任されて以来、大蔵委員会でかなり重要な法案が論議をされてまいりました。また成立もいたしております。この中で、今考えてみまするというと、まず第一点としては、これはかつての五十八年から九年にかけての段階だったと思いますが、高率補助金の一括一〇%削減に関する法律案が提出されました。この中では、これは六十数項目にわたる内容でもあるし、さらにまた、その内容は各それぞれの委員会にかかわる内容であり、したがって各委員会別にこれは当然論議をすべきものではないのか、あるいはまた連合その他の関係で十分な論議を尽くす内容を持つものではない……

第109回国会 大蔵委員会 第9号(1987/09/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 財形関係の一般についてこれを非課税を外すという件で昨夜以来御質問を申し上げてきたところでありますが、大臣の御答弁もいただいておりますが、引き続いてもう一点伺っておきたいと思います。  昨日来申し上げてきたような経過の中で、またそれぞれの委員からもこの点についてはかなり強調されてまいったわけでありますが、いずれにいたしましても、今日までこの制度ができて以来、労働者にとりましては大変な実は励みになりまして、これが天引きの制度によって行われてきたわけでありまして、言うなれば社会情勢の変化、経済情勢の変化、時にはこういう貯蓄よりも何か不動産を買ったり、いろいろの借金をしても対策をとる方が有……

第111回国会 大蔵委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、ただいま可決されました抵当証券業の規制等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     抵当証券業の規制等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一、抵当証券の購入者の保護を図るため、誇大広告の規制、契約締結時の書面の交付等の規定の運用に当っては、当該規定の趣旨が活かされるよう指導・監督すること。  一、抵当証券の取引の健全な発展に資するため、抵当証券保管機構の抵当証券保管業務に対する……

第112回国会 建設委員会 第3号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 きょう私は二つほどに分けまして御質問いたしたいと思いますが、まず最初に、東京一極集中問題をめぐりまして大分世論がいろいろと注目するところとなってきておりますので、この問題を中心といたしまして前段御質問をいたしたいと思います。  政府が現在進めておりまする政府機関の地方移転問題の現在までの進行状況並びに今後の見通し等についてまず御説明を承りたいと思います。国土庁長官に願いたいと思います。
【次の発言】 今まで私どもが承っておる範囲では十七省庁十九機関ということで、私などのいろいろ関係しておりまするそれぞれの向きでも大分準備を始めているようであります。中にはまた、それを移すためにほかが……

第112回国会 建設委員会 第4号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、昭和六十三年度予算の中の建設関係予算との関連で、以下若干の御質問を申し上げてまいりたいと思います。  まず、昭和六十年の第百二国会におきまして成立をいたしました国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律、及び昭和六十一年、第百四国会で成立をいたしました国の補助金等の臨時特例等に関する法律、以上国の高率補助の補助金カットの件でありますが、これによるところの昭和六十年度以来の建設予算削減について、その後の経過を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 はい、結構です。
【次の発言】 六十二年度はそんなものじゃないでしょう。もっと大きいんじゃないですか。

第112回国会 建設委員会 第6号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 この両法案につきましては、いずれも農地の宅地化促進のための措置を規定いたしておるものでありまするので、法案の内容に入ります前に、都市における農地のあり方について若干論議を試みたいと思います。  まず、都市計画法の市街化区域内の農地の現況を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これは三大都市圏ですか。全国的にはもっと多いでしょう。
【次の発言】 それから、あと特定市内市街化区域のやつ。
【次の発言】 市街化区域内の農地のいわゆる宅地並み課税の対象となる特定市街化区域内農地、評価額坪三万円以上、この農地はどのくらいはなっておりますか。

第112回国会 建設委員会 第8号(1988/04/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今回の公庫法の改正は、親、子供が居住する住宅の建築、購入にも融資の対象を拡大しようとするものでありまするし、また増改築や大規模修繕のための改良融資にも特別割り増し制度を導入しよう、こういう考え方ででき上がったものでありますので、まさに国民の期待にこたえるものとしてひとまず私は賛意を表したいと思うわけであります。しかし、金融公庫のこれからの問題の中で貸付金利等にかなりの問題があると思いますので、これをめぐりまして以下御質問をいたしていきたいと思います。  住宅建設の問題は内需拡大のいわば柱として大変政府も力を入れているところでありますが、その中心は今公庫融資の増加となってきております……

第112回国会 建設委員会 第10号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 参考人の先生方には本日は御多忙の中を大変ありがとうございました。  まず、石原参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、具体的な問題についてもお尋ねしたい点がございますが、その前に基本的な問題といたしまして、戦後における我が国の住宅政策全体を貫いてきたあり方というのは、いわゆる国民の自力建設に重点が置かれて、そこに大きな比重をかけて政策が遂行されてきていると思うのであります。したがって、いわば個人による戸建て住宅というものが住宅建設の中では大変大きな比重を持ち今日に至っておると私は認識いたしております。  そういう状況の中で、今大変地価の高騰という事態に直面をいたし、多くの勤労者の皆……

第112回国会 建設委員会 第12号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 最近の土地上昇の状況につきましては、一応の頭打ちの情勢が報ぜられておりますけれども、これは東京の一部、一地域は確かに下落をし、鎮静化と言うことができると思いますが、三大都市圏あるいはその周辺等におきましてはかなりやはりこの一年間顧みると上昇をしていると思うのであります。これは私の千葉県なんかの状況を見ましてもそういうことが言えると思います。  大体見ますると、全国平均で二一%を超えるという状態でありまするし、かつての狂乱地価の時代に次ぐ高騰ぶりだ、こういうように思えるのであります。特に住宅地につきましては、三大都市圏等におきましては六八%、商業地が六一%、こういう状況でありまするか……

第112回国会 建設委員会 第14号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、この法案につきましては賛成の立場に立つものでございますが、将来いろいろこれにかかわる問題があるように思いますので、以下若干ただしておきたいと思うわけであります。  まず最初に、区画整理は、公共施設と住宅用地を同時に整備する手法として、良好な市街地の形成と宅地の供給に今日まで大きな役割を果たしてきたと思うのでありますが、これまでの事業実績についてどのようになっているか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 将来における市街地の予想として、昭和八十五年を目標としていろいろ建設省は事業計画をしておられるようでありますが、その時点における市街地面積に対して区画整理事業を含めて……

第112回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1987/12/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第113回国会 建設委員会 第2号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、東京湾並びにその湾岸地域をめぐる最近におけるいろいろ問題が出ておるようでございますので、質問をいたしてまいりたいと思います。  東京湾岸地域の開発計画につきましては、東京都の臨海部副都心開発計画、あるいは千葉県の諸計画、横浜市のみなとみらい21建設計画等々自治体が大変積極的に進めております。また、民間におきましても大規模開発計画が相続いて発表されておるというのが現状であろうと思うのでございます。  このようなぐあいに東京湾岸の各自治体や民間のそれぞれの企業が大変積極的な開発計画を進めつつあるわけでありますが、このような状態でそれぞれの立場で進めていかれてよろしいのかどうか、環……

第113回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1988/07/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第114回国会 建設委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、ただいま可決されました奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及びサラリーマン新党・参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、奄美群島振興開発計画の改定及び小笠原諸島振興開発計画の策定に当たっては……

第114回国会 建設委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 それでは私の方から続いて質問をいたしたいと思います。  今回の立体道路制度を導入するに至った直接の要因というのは、東京、大阪等の大都市に都市機能が過度に集中をしている、地価が著しく高騰し、都市内の幹線道路の整備が不可能な状況になったということとされております。したがって、大都市の都心部に対する人や物やあるいは車、今お話がありましたが、こうしたものの過度の集中を抑制していかない限り、立体道路制度を導入して道路と建築物の一体的整備を進めても、大都市の都心部の道路交通の悪化は改善されないのではないか、こういうように思いますが、この点はいかがですか。

第114回国会 建設委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今回の水資源開発公団法改正案、民間都市開発機構改正案、これらはいずれもNTT−A型資金の活用を前提としているものであります。したがって私は、NTT株式の売却益を活用する法案でございまするから、まずNTT株式の状況について若干大前提として伺っておきたいと思います。  このNTT株の売却益による利用の問題については、これは先般の法律によって定められたわけでありますが、その趣旨としては、内需の拡大によるところの対外不均衡の是正、さらに地域の活性化あるいは社会資本の整備促進、これらを図るために創設されたわけでございます。したがって、これにはA、B、Cいろいろありますが、特に無利子貸付制度に……

第114回国会 建設委員会 第5号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 大都市地域におげる宅地開発促進及び鉄道整備の一体的推進法案ということで、大変大きな構想のもとに新しい法案が提出されることになりましたが、私が感じていることは、宅地開発の促進ということも大変これは難しい仕事だと思うんです。そこへもっていって鉄道の整備、そこに鉄道を通していくということですから、これまた鉄道を通すこと自体も大変な難しい問題だと思うんです、今日の段階においては。  この二つの難しい問題をあわせて今法案としてできてきているわけでありますが、この法案で、今まで説明を受けた程度の内容をもってして、この二つの困難な仕事が同時並行してやれるんだろうかということを私は直観的に実は受け……

第114回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1988/12/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 私は、委員長に古賀雷四郎君を推薦することの動議を提出いたします。

第114回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1989/03/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 去る二月六日、七日の両日、古賀委員長、谷川理事、増岡理事、馬場理事、石井委員、久世委員、野沢委員、和田委員と私、赤桐は、名古屋圏、大阪圏における地価動向及び土地利用状況の実情を調査してまいりましたので、その概要を御報告いたします。なお、大阪府及び兵庫県において近藤委員が現地参加されました。  名古屋圏及び大阪圏は、近年、東京圏が国際化、情報化の進展を背景に高次の中枢管理機能、金融機能等の集積を強めているのに対し、その相対的地位の低下が指摘されております。このような状況の中、昭和六十二年六月に策定されました四全総計画では、両圏は、東京一極集中を是正する重要な役割を担う圏域との位置づけ……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 懲罰委員会 第1号(1989/08/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました赤桐でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……

第118回国会 建設委員会 第7号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今日まで、先ほどの同僚議員の質問にもございましたように、大変たくさんの住宅宅地問題に関する関連立法がなされてきているわけであります。そしてまた、種々の施策も講ぜられてきておると思います。しかし、その上に立って今回さらにこうした法改正を行うということでありまするから、これはこれなりのよほどの対策を、あるいはまた決意を込めたものでなければ、また今までのように竜頭蛇尾に終わる結果を招来することになる。したがって、相当の決意と相当の裏づけを持った中での御提案だろうと思いますが、その辺のところをひとつまず最初に伺っておきたいと思います。

第123回国会 大蔵委員会 第3号(1992/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 いろいろ地価税問題や土地、住宅関係の問題との関連で、本論に入りまする前に、きょうの新聞に「「生活大国」実現へ目標」、「新経済五カ年計画 中間報告概要まとまる」、こういうふうに出ております。これは、経済閣僚の大黒柱ですから大蔵大臣が中心でおつくりになったんだと思いますけれども、この概要について、あらましで結構でございますが御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これはまたいずれ内容的に御質問申し上げる時期が来ると思いますが、それではひとつ本論に入りたいと思います。  まず、地価税関係でお伺いをいたしたいと思います。地価税の純増収分の使途についてお伺い申し上げます。  地価税収入の……

第123回国会 大蔵委員会 第7号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 今御提案をいただいたわけでありますが、今回の提案に際して、提案に当たってのミスが大変繰り返されたようでございまして、この点については、自今ひとつこういうことのないように措置をしていただくようにお願いしておきたい。大臣のしかとした御答弁を願っておきたいと思います。
【次の発言】 今回の法案は、昨年の証券会社による損失補てん等の一連の証券不祥事の際に指摘された問題についての防止ということ、再発防止を中心とした法案であると、このように私どもは受けとめております。  そこで、通達中心の大蔵行政のあり方であるとか、あるいは証券業者保護中心の証券行政であるとかいろいろ批判があっておりまするけれ……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 議院運営委員会 第1号(1992/08/07、16期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(赤桐操君) このたび、皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。大変光栄に存じております。  非力ではございますが、議長の補佐役として一生懸命務めさせていただく所存でございます。  ただいま議長も申されましたように、議院運営の実際に当たられまする委員長を初めとする皆様 方の今後格段の御支援と御協力を賜りまして、この大任を果たさせていただくことができまするようお願いを申し上げ、一言ごあいさつにかえる次第であります。  ありがとうございました。


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 災害対策特別委員会 第1号(1995/09/29、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○赤桐操君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの北澤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に須藤良太郎君を指名いたします。

第135回国会 災害対策特別委員会 第1号(1996/01/11、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○赤桐操君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの北澤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に須藤良太郎君を指名いたします。

第136回国会 建設委員会 第4号(1996/03/14、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 私もしばらく三年余り質問の段階から遠ざかっておりまして、ちょっと節回しが余りよくないと思いますが、お聞き取りを願いたいと思っております。  阪神大震災につきましては、ただいまもお話がございましたようなことで、いろいろと質問も重ねられてまいりましたし、政府、自治体を挙げて諸対策にお取り組みをいただいているところでございます。私どもも現地を視察いたしまして、先般の調査の結果、大変大きな災害の跡を見ましてつくづく感じましたことは、一年を経てなおかつ大変大きな問題が残されているということを痛感いたしたところでございます。  いろいろと政府、自治体それぞれ取り組んでいただいているところであり……

第136回国会 建設委員会 第11号(1996/05/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 先ほど来、建設省関係の平成八年度予算についての大臣からの御説明を承ってまいりました。この八年度予算の中でも住宅宅地関連公共施設整備促進事業費について計上されているようでございますが、どの程度になっておるのか重ねて伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは、制度発足以来の年度別の措置がそれぞれの年度にわたりまして御努力をいただいてきたと思うのでありますが、この制度が一番先にでき上がったときには三百億計上されていたと思います。以後毎年三百億ずつ積み重ねられていくということで私どもは理解しておったのでありますが、その後の状況を見るとそうではなさそうに思うのでありますが、その後の状況……

第136回国会 災害対策特別委員会 第1号(1996/01/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの北澤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に須藤良太郎君を指名いたします。(拍手)

第138回国会 災害対策特別委員会 第1号(1996/11/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に清水達雄君を指名いたします。

第140回国会 建設委員会 第2号(1997/02/21、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 亀井大臣の先般の所信の表明によりまして、住宅・都市整備公団の一大改革がいよいよ始まろうとしているわけでございますけれども、公団は昭和三十年に設立されて以来、二つの大きな使命を持ってきておると思います。一つは住宅の供給であり、もう一つは都市の整備、こうした二つの使命を持ってきたと思います。そのうちの一つである住宅の供給、これが一番大きな比重を占めたと思うのでありますが、これから撤退をするということは、これは公団にとっては一つの大きな大変な変革を来すということになろうと思います。  そういう意味で、私は若干所信の御表明に対して気がついた点がございますのでお伺いをしておきたいと思います。……

第140回国会 建設委員会 第4号(1997/03/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 大臣初め関係局長の御説明で大体この法案の内容についてはわかってまいりましたけれども、要するに、プロの投資家が投資しやすいような環境をつくる、そして土地の流動化を図っていこう、それによる活性化を目的としている、こういうことになるようであります。  活性化が大型の形で動いてくるということになるのは大変結構なんですが、この結果、土地の価格についてはどんなふうに経済局長はごらんになって、お考えになっていますか。この法案ができ上がって活性化が図られていくと、いろいろな手かせ足かせのものは除かれていく、プロの投資家に対する保護政策はとられていくと。投資がしやすくなってきた、そういう形で土地が動……

第140回国会 建設委員会 第5号(1997/03/21、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 河川局長にまず伺いたいと思います。  戦後五十年を経てきておりまして、大変営々として日本の河川に対するいろいろな事業が積み重ねられてきたと思います。今日、相当の成果を上げてきていると思うんでありますが、なおこの一年間を顧みてもいろいろと水害その他の事故も発生しているようでございます。これからまた五カ年計画が積み上げられて着々と進められていくんだろうと思うんですが、五カ年ごとに積み上げられてきて、どのくらいずつその成果が積み上げているのか、これは何で説明すればいいのかよくわかりませんが、そこいらをひとつわかりやすく説明してもらいたいと思うんです。

第140回国会 建設委員会 第7号(1997/03/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 それでは、私の持ち時間は二十分程度でございますから、能率的にひとつ質問をさせていただきたいと思います。  きょうは予算の関係の委員会でございますから、予算関係中心で伺いたいと思いますが、平成九年度の予算の中で住宅宅地関連公共施設整備促進事業というのがございます。この促進費について毎年予算化されてきておりますが、今年度の状況についてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 徐々にこの促進費が重ねられておるところでありますが、これは私もちょうど昨年の今ごろ、予算の委嘱審査の中で軽く一遍触れたことがございますが、これは五十三年から実はもうついておる予算でありますね。そして、これ……

第140回国会 建設委員会 第13号(1997/06/03、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 今回のこの法律案につきましては、東京都内等からも大分反応が出ていまして、私どもの方にもいろいろ出てきております。あるいはその他の賛成反対の意見が学者の先生方からも来ておりますが、何といっても一番問題になるのは住む人の立場がどうなるのかということはまず考えなければなりませんので、この辺からひとつ御質問申し上げていきたいと思っております。  住む人々の不安が今日非常にあるということは、この法律案についての理解が十分でないということ、あるいはまたその人たちの実際に生活した面から考えての、いわば自分たちの感情から、日常生活の体験からきている不安であろうと思うのでありますが、一番言われること……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/06/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 まず冒頭に、総理並びに各大臣の、皆様方の連日の御労苦に深く敬意を表するものでございます。御苦労さまでございます。  今日、行財政改革をめぐる日本の情勢は、終戦直後を思い起こさせるものがあると思います。一九四七年から五〇年前後にかけまして、中央には人事院を初めといたしまして八つの行政委員会が設立をされました。それぞれ独立した権限を持って各分野に新風を巻き起こした一つの時代だったと思うのであります。今日の日本がごの終戦直後にも匹敵するような大変革の時を迎えていると思うのでありまして、総理はまた二〇〇〇年までには東京市場をニューヨーク、ロンドン並みの国際的な金融市場にする目標を掲げておら……

第141回国会 建設委員会 第2号(1997/12/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 それでは、大臣もお疲れのところだろうと思いますが、もう少しおつき合いをいただきまして、御質問を申し上げたいと思います。  このことしの年が明けまするというと、阪神・淡路大震災が発生いたしましてちょうど丸三年を迎えることになろうと思うんです。あの悲惨な状態の中でだれしもが思ったことは、これは一体東京であったならばどうだっただろうか、東京湾あるいはまた関東であったならばどうであっただろうか、こういうことをみんな考えたと思うんであります。そしてこの次は、東京、関東は大丈夫なんだろうかと、こういうように考えてきたと思うんであります。日本列島全体の中の東京、関東はその中心でございますから、い……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/11/10、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 財革法が衆議院で論議がなされ、いよいよ本日から参議院に回ってまいりまして審議のスタートを切ることに相なりました。総理初め閣僚各位には大変御苦労さまに存じます。  まず、私は、私ども連立与党が求めてまいっておりまする財政構造改革の真の目的は、政官財の癒着によるしがらみと惰性の歳出から速やかに脱却して、新しい財政のあり方へと大胆に切りかえることにあったのではないかと考えております。それは、同時にまた、納税者の要請にこたえ得る安心、安全な公共サービスを提供できる効率的で信頼性のある行政府を再建することでもございます。  財政構造改革を進めるに当たりましては、まずは何を目的とする財政構造改……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/11/18、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 参考人の先生方には、本日は御多忙の中、まことにありがとうございました。私は社会民主党の赤桐でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは財投問題が大分出ておりまして、既にいろいろとお話をちょうだいいたしておるところでございますが、学者先生方の中では財投はもはや必要ないんではないか、こういう意見を出されておる方々もいらっしゃいますが、田尻先生、貝塚先生には財投は必要であるというふうにお考えではないかなと私は思っておりますが、いかがなものでございましょうか。
【次の発言】 いよいよ年がかわりまするというと、先ほど来お話しのビッグバンの時代に入ると思うのであります。そういた……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1998/05/25、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 冒頭まず、既に他の議員からも質問が出ておりますが、順序としてひとまずお伺いをいたしたいと思います。  財政構造改革というのは大変重大な課題でございまして、これを見送るならばまさに国鉄債務の二の舞になるだろう、こういうように考えられる問題でございます。二十一世紀初頭においては少子・高齢化社会を我が国も迎えようといたしておりまするし、こうした中で余裕のある今のうちに財政を健全化させようということにつきましては、まことに理にかなった政策であると考えます。  ただ、今振り返りまして感じますることは、国会で財政構造改革法を審議していた昨年十月から十二月の経済成長率は年率換算でマイナスの〇・七……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第14号(1998/06/09、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 総理並びに閣僚の皆さん、大変お疲れでございます、御苦労さまに存じます。限られた時間でございますので、早速本論に入りたいと思います。  参議院におきましては、参議院行財政機構及び行政監察に関する調査会がございまして、ここで平成七年以降、国の内外にわたりまして調査が行われ、三年に及ぶ検討を重ねてまいりました。その結論といたしまして、参議院にオンブズマン的機能を備えた行政監視委員会が設置されることに相なりました。ここには長官にもしばしばおいでいただきまして煩わせているところでございますが、既に活動を開始いたしているところであります。  一方また、行政の面におきましては、戦後型行政システム……

第142回国会 行政監視委員会 第2号(1998/02/03、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 先ほど来の長官の話や局長の御答弁を通じて言われていることは、それぞれの各省に内部監察制度がある、しかしこれが大変不十分な面があるということを言われておりますね。  それで、各省のことはまだ全般に私もわかりませんが、「行政監察制度の現状について」というきょうちょうだいした報告の中身を見ると、この中には特殊法人と現業のそれぞれの状況が報告されております。この特殊法人、現業のそれぞれの属する省について簡単に伺いたいと思うんですが、この内部監察制度は同じような権限を持つ制度であるかどうか、これをまず第一点として伺っておきたいと思います。

第142回国会 行政監視委員会 第3号(1998/03/18、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 堺屋先生、山口先生、大変御苦労さまでございました。ありがとうございます。二点お伺いをさせていただきたいと思います。  今、各省庁の中で十カ所ぐらいの省庁には特別司法警察職員というのが配置されておりますね。この中で一番司法的な権限を与えられて行使しながら厳格な仕事をしているのが郵政監察それから国税庁の監察、この二つだろうと思うのであります。特に、郵政監察の場合には相当きちっとした司法権限を行使する立場にあるようであります。  この郵政監察の状況を聞いてみまするというと、部内犯罪とかそういうものについては非常にもう今日少なくなってきている。それで、考査そして調査、この段階に今全力を挙げ……

第142回国会 行政監視委員会 第4号(1998/04/15、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 まず最初に、小里総務庁長官にお伺いいたしたいと思います。  先ほど出されました行政監察プログラムの御説明を伺っておりましたが、向こう三年間でこれからこれを遂行されるには総務庁大変な御苦労があるであろう、このように実は認識をいたしたところであります。しかし、これは次の新しい世紀における、新時代におけるところの行政のあり方、そうしたものに対する前段のつながっていくものなんだと、こういう御説明であったように理解をいたしました。したがって、この中のそれぞれの細かな問題については、なおこれからひとつ勉強させていただいて一層認識を深めたいと思います。  昨年の十二月三日に出された、これまた長官……

第142回国会 行政監視委員会 第5号(1998/04/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 私は石田先生にお伺いをいたしたいと思います。  先ほどのお話の中で御説明をいただいておりますが、レジュメの一ページに出ておりますように「資産の開示・公開と利益抵触防止の具体的手続」、この手続のところに触れられておりますが、(1)、(2)、(3)、(4)と四つ出ておりますね。その(1)の政府倫理局、(2)の各省庁の倫理担当官、(3)の大統領法律顧問、これと(4)の上院承認委員会との関係はどういうように運営されているんでしょうか。
【次の発言】 そういたしまするというと、それぞれのところから報告ないしはいろいろと承認を求める申し立てといいますか、そういったものが出てきて初めて上院承認委……

第142回国会 行政監視委員会 第6号(1998/05/20、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 私は、この一連の今までの動きを見ておりましてつくづく感じておりますが、総務庁に行政監察局というのがあるんです。ですから、本来なれば各省におけるこの行政監察に関する問題は、あるいはこれにかかわるそうした一連の関連については、少なくとも総務庁の行政監察局で扱われていくべきものであろうと考えておりました。そこで相当強い指導が行われてしかるべきだと考えておりました。例えば、会計検査院が各省にわたって会計検査に対する厳しい指導監督を行っておる。こういう形のものが当然あったと思っていましたけれども、それはなかなかそうはいっていないように思います。したがってこういう結果が生まれてきているのではな……

第142回国会 国土・環境委員会 第4号(1998/03/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 さきの建設大臣の所信の表明がございました。建設行政に対する極めて積極的に取り組まれる基本的な考え方が示されておりまして、まずもって心から敬意を表する次第でございます。そして、当面するところの課題のほとんどがこの所信表明の中に述べられておるように思うのでありますが、具体的に四、五点についてお伺いをさせていただきたいと思っております。  二十一世紀というのももうあと一、二年でございまして、まことにあと間もないわけであります。そしてこの二十一世紀では、過去二十世紀後半五十年間とは大きく変わった一つの時代を迎えようとしておると思います。  国立社会保障・人口問題研究所によりまするというと、……

第142回国会 国土・環境委員会 第6号(1998/03/31、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 先般の委員会で、過去五十年と違ってこれからの五十年は大変な高齢化の時代に入ってくる、人口構成全体から見ていって社会全体が一つの転換期に入るということについて申し上げたつもりでございます。きょうはそういう観点に立ちまして、これからの道路整備緊急措置法をめぐっていろいろと考え方を申し上げながらお伺いしていきたいと思っております。  高齢社会への道を急速に進んでいる日本の状況については、これは今申し上げたとおりでありますが、これからは高齢者の視点も踏まえた各種施策の実施が大変重要な課題になってくるであろう、こういうように思うのであります。先般の大臣の御答弁の中におきましてもいろいろとこれ……

第142回国会 国土・環境委員会 第7号(1998/04/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 私は、住都公団が近くいろいろ新しい時代を迎えようとしているようでありますから、その改革の状況なり見通し等をいざさかまず最初に伺っておきたいと思っております。  住宅・都市整備公団につきましては、従来の住宅の建設管理から町づくりなどの総合的な都市整備へと業務内容をシフトし、分譲住宅建設からの撤退、賃貸住宅部門の縮小、こういう命題のもとで今整備が行われようとしていると思います。  来年の通常国会での法改正に向けて現在具体的な検討が進められていると思いますが、まず分譲、賃貸両部門の改革の方針、現在の検討状況、そして今後の見通し等につきまして、冒頭ひとつ伺っておきたいと思います。

第142回国会 国土・環境委員会 第11号(1998/04/23、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 私は、大前提として申し上げておきたいと思いますが、今回のこの法律案、すなわち高速自動車国道法等の一部を改正する法律案につきましては賛成の立場でございます。以下、その立場に立ちまして若干の質疑をいたしたいと思います。  最近の日本道路公団における不祥事につきましては多方面からいろいろ指摘されているところでございまして、公団側の改善策等も既に打ち出されておるところではありまするけれども、この際、建設省の公団に対する日ごろの監督指導体制等についてお尋ねしておきたいと思っております。  日本道路公団法によりまするというと、第三十四条及び三十五条で公団に対する監督、報告及び検査について定めら……

第142回国会 国土・環境委員会 第13号(1998/05/19、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 それでは私の方から若干御質問いたしたいと思いますが、私はこの三案に賛成の立場でございますので、若干懸念される幾つかの問題について、以下御質問をしてまいりたいと思っております。  今俎上に上っておりまする都市計画法、都市再開発法、国土利用計画法の改正案、さらにまた、優良田園住宅の建設の促進に関する法律あるいは高速自動車国道法の一部を改正する法律などは先般既に成立をいたしております。こういうものでいろいろととられている措置が、有効利用を促進しながら、さらにまた土地取引を活発化せしめながら、景気の回復に資していくということについていろいろと進めておられると思うのであります。これは、私は一……

第142回国会 国土・環境委員会 第14号(1998/05/21、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 伊藤参考人に一つ伺いたいと思いますけれども、先生の「欧米の都市計画法制と商業施設開発規制」という中で御紹介をいただいておりますが、「棲み分けのコントロール」の中でいろいろな各国の手法が出ているようであります。  ドイツにおきましては地区詳細計画、Bプランで行われていると出ております。ドイツはFプラン、Bプランといろいろ大変丁寧な計画がつくられて、これに基づいて、しかも組織的に大変慎重な形で手がたく進められておるということを聞いているんです。私の認識はその程度でございますが、ここで先生のいろいろ解説がいただけるとするなら大変結構だと思いますので、お伺いいたしておきたいと思います。

第142回国会 国土・環境委員会 第17号(1998/06/04、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 昨年の暮れに河川、湖沼、海域それぞれの水質が大分改善をされてきたという発表が環境庁の方からなされたようであります。これは一部新聞で報道されているのでありますが、この状況を新聞で見る限りにおきましては、河川の方と海域の方はかなりよろしいようであります。しかし、湖沼についてはよくないというように私は理解しているんですが、その状況等について少しく御説明願いたいと思うんです。
【次の発言】 それで、達成率が悪いということが一番具体的に証明されることになると思いますが、特に千葉県では大きな沼としては印旛沼が一つあるんです。これはなかなか大きい沼でありまして、またもう一つは手賀沼がございますが……



各種会議発言一覧(参議院)

10期(1974/07/07〜)

第78回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、日本社会党)

○赤桐操君 まず最初に、今回の電信電話料金の値上げに至る理由について、総裁から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今回の値上の理由については、いささか私どもの方では、これは後で私の考え方も申し上げますが、今回の値上げが終わると、大体それで電電公社の財政基盤は確立されるんですか。そしてまた、これから後当分の間値上げをしないで済むと、こういう状況なんでしょうか。
【次の発言】 いまの総裁の御説明によりますというと、積滞関係の解消、ダイヤルの即時化等の達成等々を目標にして精力的に基盤の整備を必要とする、オイルショック以来の衝撃で赤字を生んだ、こういうわけでありますが、同時にまた、この提案理由……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○赤桐操君 いま今日の段階で、都市問題の中心課題の一つは、何といっても交通問題であろうと思います。かつて都市内コミュニケーションを円滑にするために計画された幹線道路等は、今日ではまさに新たに都市の中における汚染された川と化してきているような感がいたします。こうした状態の中で、一たび幹線道路ができ上がりまするというと、これに関連しておりまする各道路というのはいずれもバイパス化してくる。そのバイパスが渋滞してまいりまするというと、これに隣接した道路がまたバイパス化してくる、こういう状態になってきている。いわば都市の道路はオールバイパス化するというおそれがあるわけでありまして、言うなれば幹線道路の新……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/04/01、11期、日本社会党)

○赤桐操君 きょうは、主として成田周辺におけるところの電波の障害問題を中心といたしましてお尋ねをしていきたいと思います。  成田の空港が開港されると、離着陸の航空機によりましてかなり周辺地区に大きな電波障害が発生するということは、今日まで大分いろいろの報道でなされているところでありますが、この段階にまいりますと、かなり具体的に掌握をされていると思いますので、その状況をひとつ具体的に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 五十三年の一月九日から二十四日までの間に慣熟飛行が行われた、これに基づいていろいろとテレビ関係の障害状況を調査をしたその結果が報道されているようでありますが、これに……

第87回国会 逓信委員打合会 第1号(1978/12/23、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(赤桐操君) ただいまから逓信委員打合会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する件について、本日の委員会において委員長から郵政大臣に対して要望を行いましたが、この際、重ねて申し上げます。  逓信委員長として郵政大臣に一言申し上げます。  このたびの郵政省と全逓信労働組合との紛争は、年末の押し迫った中でそのいかんによっては国民生活にきわめて重大なる影響を及ぼすものと存じます。すでに両当事者間においては、局面を打開し最悪の事態回避のため団体交渉を再開して努力が重ねられております。とりわけ今明日は、時間的にもその成否のかけられた貴重な時点であると判断し、本日予定……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○赤桐操君 千葉県の東京湾岸幕張地区、検見川地区周辺の湾岸道路を中心とした問題についてこれからお尋ねしてみたいと思います。  千葉県の公害審査会において、千葉市の幕張西地区千五百十二名の住民の皆さんから出されておりました東京湾岸の道路、東関東自動車道の建設使用差しとめの問題でありますが、これをめぐる調停申請が行われていたわけでありますが、審査の結果が最近出ております。二月に入りましてから調停案の受諾の勧告が出された経緯については、建設省側の方もこれを受けとめておられますので十分御承知だろうと思いますが、建設省、公団がこの調停案を受諾するに至った根拠と経過について、まずひとつ伺いたいと思います。


12期(1980/06/22〜)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1981/11/19、12期、日本社会党)

○赤桐操君 わが国の住宅建設の状況についてこの数年間を考えてみますると、五十年代の前半は、いずれも百五十万前後の戸数を毎年建設をされてきております。昭和五十年では百四十二万、五十一年では百五十三万、五十二年度では百五十三万、五十三年、五十四年でいずれも百四十九万前後の建設がなされてきておるわけであります。しかし、五十五年度からは年間百二十万戸台に急速に落ち込みをいたしております。五十六年度前半に至りまするというと、対前年比はいずれも大きなマイナスになってきている。七月以降における建設省の発表によりますると、この三カ月間で連続毎月十万戸を割るという状態になってきているわけであります。これはまさに……

第96回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会公聴会 第1号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○赤桐操君 まず最初に富塚事務局長にお伺いをいたしたいと思います。  先ほども公述された中で、全国区選出の社会党議員は労組出身者が大変偏って選出されていると。このことについては御指摘のとおりであろうと思いますが、さらにもっと幅の広い選出の仕方を求めなければならない、そして有為の人材を送りたい、こういうことを述べられたと思います。私どもまさにそのとおりであると、同感でございますが、いろいろ長い間富塚さんはこうした現行制度で御苦労をいただいてきたわけでございますが、こうした有為の人材を送ろうとしたけれどもなかなか幅広い状態に至らなかった、こういうことを述懐されたと思いますが、現行制度での問題点につ……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1987/05/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 二、三ちょっと伺っておきたいと思うのですが、中曽根さんが先般アメリカへ参りまして、これは正式の国賓としての立場で行かれたわけであるし、アメリカもそういう姿勢で受け入れたようでございます。そうした中でいろいろ話し合いが行われたようですが、どうも当面の大きな問題についての解決は期待したような形で出てこなかった、これが結論であったように私は思うんですね。そうすると、先ほど来いろいろ報告されている大前提となる政治的な背景が解決されないうちはこうした問題の前進がないのか、こういうように考えられるんです。  すなわち、上下両院におけるところの民主党の前進、これに対して来るべき大統領選挙の結果が……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1987/09/04、14期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 外務省の審議官にまず伺いたいと思うのですが、先ほどあなたの御説明の中では、ヨーロッパにおける信頼醸成の状況とアジアにおける状況では違いがあるということを前提としてお話があったと思うのでありますが、その点をもうちょっと具体的に御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 今、そういう焦点が解決されたのが促進の一つの契機であったという説明ですけれども、それにしても、全欧、東西がここまで緊張緩和に大きく貢献をしつつあるということは、それなりの大変な努力があったと思うのです。それはヨーロッパでは自然にそういう条件があってできたんだというふうに私は見ていないのです。やっぱり各国とも相当の努力を……


15期(1989/07/23〜)

第122回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1991/11/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 まず最初に、私は進藤参考人にお伺いをいたしたいと思います。  ここ数年来、世界がまことに目まぐるしく動いてまいっております。戦略核から通常兵器に至る軍備管理あるいは軍縮の進展、中ソ関係の和解、東欧の激変あるいはソ連の政変、NIES諸国などの経済的な台頭、湾岸戦争と、まことに私どもの目前の動きというものは目まぐるしく、歴史が大きな音を立てて動いているという実感がいたしているわけであります。  これら一連の変化が東西の冷戦の終えんという形で一般的にはとらえられていると思うのであります。もちろん私もそれは一面では正しい認識だと思います。しかし、昨今の一連の変化というものを見てまいりますと……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1992/02/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 まず、私は梅原先生にお伺いしたいと思うんです。  水と稲作と森の循環といいましょうか、こうしたお話をお伺いいたします。  私は、千葉県の銚子で生まれ、そして黒潮の流れで育った人間でございますから、先生のお話については大変身にしみて感ずるものがございます。  そういう立場でお話を承っておりましたが、私どもが育つころはまだ浜大漁におか満作という言葉があったんです。これは私は共通した一つの循環からきていると思うんですね、今お話を承って感じたんですけれども。私が旧制中学のころになりますというと田んぼで大分化学肥料が使われるようになってきて、これが利根川から海岸に流れてくる。そのためにプラン……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 本調査会の中西会長、大城理事、尾辻理事、和田理事、立木理事、粟森理事、猪木理事、加藤委員、木暮委員、永野委員、一井委員、三石委員及び私、赤桐の十三名は、去る二月六日、七日の両日、地球環境問題等に関する実情調査のため、岡山県及び大阪府に派遣されました。以下に調査の概要を報告いたします。  岡山県では、まず、県勢の概要及び環境行政について説明を聴取いたしました。  環境行政面で岡山県は、地域環境あるいは地球環境の問題に積極的に対処するため、環境行政組織の充実強化を図るとともに、自然景観や自然環境の保全、省資源・省エネルギー対策など、地球環境に優しいライフスタイルヘの転換のための施策を進……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 中西調査会長の御努力と調査室の大変な御協力で本調査会の最終報告の討議資料、調査会長案がまとまりました。本当にありがとうございました。  「九〇年代の日本の役割」の冊子を拝見いたしましたが、これまでの調査会での論議はもちろん、招致した参考人の貴重な御意見等も御勘案願って、環境安全保障と新時代の平和秩序構築の二項目にまとめ、それぞれの項目を「課題と提言」に整理いただいたことは大変結構であります。政府提出法案を中心に審議するいわば受け身の国会から、政策提言並びに参議院先議の法案提出という主体的、能動的で立法府本来の役割を果たすために、六年前、国会法を改正して本院に調査会制度を設けた趣旨に……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第5号(1992/05/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○赤桐操君 それでは、私から一言申し上げたいと思います。  理事間で協議をいたしまして、僭越ではございますが、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  本日、ここに報告書の提出を決定できましたことは大変喜ばしいことでございます。これもひとえに中西会長の委員会運営の豊富な経験と温厚篤実なお人柄によるものと存じます。  また、今日でこそ地球環境問題が紙面をにぎわさない日はありませんが、既に中西会長は、本調査会の前身である調査特別委員会時代からこの問題の重大性をつとに御指摘されてこられました。  このような先見性が、本調査会の調査テーマ「九〇年代の日本の役割―環境と安全保障のあり方こ設定の契機とな……


17期(1995/07/23〜)

第140回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/02/24、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 社民党の赤桐でございます。  アジア太平洋地域の経済と経済協力のあり方について、平和憲法のもとで我が国がアジア太平洋地域の将来に対してどのような方途で寄与していくべきかという視点でこれから若干の意見を申し上げたいと思います。  近年一アジアが東アジアの奇跡と呼ばれるように著しい経済発展を遂げて、今や日本プラス東アジア九カ国の経済規模は米国やEUと匹敵するに至っており、アジア経済は世界経済の名実ともに牽引力となりつつあります。  アジアの経済発展については、米国や日本などによる直接投資、市場の提供、技術移転とともに有能で豊富な労働力の存在などが要因として挙げられており、また旺盛な企業……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1997/04/21、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 両参考人並びに川島局長にお伺いいたしたいと思います。  先ほど来、大変示唆に富むお話を伺っておりまして、まことに感謝にたえません。アジア太平洋地域における平和の構築、なかんずく信頼醸成措置の具体化についてお尋ねをしたいと思っております。  現在、ASEAN地域フォーラムのもとで防衛政策の公表や防衛白書の作成、防衛関係者の対話、交流の推進等々の信頼醸成措置の具体化が進められております。これは、相互の信頼感を高めて紛争の要因を未然に除去しようとするものでありまして、我々がこれから先大きく努力をしていかなければならぬ地道な対策であろうと思います。  また、兵器移転等につきましても国連軍備……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第8号(1997/05/19、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 アジア太平洋地域の経済と経済協力について意見を申し上げたいと思います。  アジア太平洋地域の経済は、この地域の人々の努力と、我が国や欧米諸国からの投資、技術移転などが相まって自立的な発展の軌道に乗ることができたと思います。今後は、人口、食糧、環境、エネルギーなどの中長期的な課題を多国間の地域協力でどのように解決していくか、またアジア太平洋の発展途上国が開発に伴う環境問題や貧富の格差などをどのように克服し、是正していくかがかぎであろうと考えられます。  この調査会でも、アジアの経済発展に寄与してきた我が国の経済協力、とりわけODAについてさまざまな建設的な意見が述べられてまいりました……

第140回国会 国際問題に関する調査会 第9号(1997/05/21、17期、社会民主党・護憲連合)

○赤桐操君 それでは、ただいまからアジア太平洋地域における安全保障について、若干私の意見を申し述べたいと思います。  太平洋戦争の終結を迎えた際の鈴木貫太郎総理が、かつて昭和二十年六月の議会で、太平洋は貿易と人々の往来のために天が創造してくれたものであり、これを軍隊の輸送や戦争の場にしてはならないとの趣旨の演説をいたしていることは御承知のとおりであります。これは、太平洋をその名のとおり平和の海、友好の海にしていかなければならないとの決意を示し、我が国の和平の意志を世界に明らかにしたものと理解されております。  現在、二十一世紀はアジア太平洋の時代と言われるくらい、アジア太平洋地域は目覚ましい経……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

赤桐操[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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