国会議員白書トップ参議院議員秦野章>委員会発言一覧(全期間)

秦野章 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

秦野章[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
468位
委員会発言(議会)歴代TOP500
445位

10期委員会出席TOP10
4位
10期委員会発言TOP50
44位
10期委員会出席(幹部)TOP25
22位
10期委員会出席(無役)TOP25
17位
10期委員会発言(非役職)TOP50
44位
10期各種会議出席(無役)TOP20
16位
12期委員会発言(議会)TOP25
16位
12期委員会発言(政府)TOP10
9位
13期委員会発言(政府)TOP10
6位

このページでは秦野章参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。秦野章参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 外務委員会 閉会後第3号(1974/10/18、10期、自由民主党)

○秦野章君 私は、今度のラロック発言ですね、あるいはまたサイミントン委員会の報道だとか、それに関連して新聞記事が一ぱい出てきた、そんなようなことから核問題についての常識の資料みたいなものが出たと思います。資料でございます。核の問題幾ら真相をきわめるといっても、壁があることは事実です。しかたがないことだと思います。だけども、いろいろな常識というものがわれわれは形成されるから、そういう常識の見地に立って、きょうは二、三お尋ねしたいのだけれども、私はまあ神奈川県の地方区の選出ですから、横須賀はじめ基地は沖縄に次いで多いんでございますけれども、たとえばミッドウェーが横須賀に入港した、かりにこれが戦術核……

第75回国会 外務委員会 第3号(1975/02/13、10期、自由民主党)

○秦野章君 今度の国会の提出予定条約で、核兵器不拡散に関する条約というのが最後に載っているわけでございますけれども、この問題に関連して少しいろいろお尋ねをしたいと思うんでございます。  私は、いわゆる核不拡散条約というものの取り扱いというか、これは政府は提案をここでもう予定されましたから、その姿勢は一応わかるんでございますが、批准をするかしないかという結論よりも、むしろこの問題に寄せられるいろいろな討議といいますか、そのプロセスが非常に大事だろうという感じを持つわけでございます。十分討議をするという意味において、私もきょうまあ発言の機会をいただいたわけでございますけれども、結論より討議が大事だ……

第75回国会 外務委員会 第7号(1975/03/25、10期、自由民主党)

○秦野章君 いま羽生さんから核ジャックという話が出ましたけれども、これは外務省の所管じゃないと思うんだけれども、日米の関係でアメリカ側からそういう発言があったということは、非常に私は日本の国内のプルトニウムに対する安全保障というものが、私の聞いている範囲ではやはりかなり危険じゃないか。プルトニウムジャックの危険というものを、やっぱり相当これは警戒を要するというふうに思うんですよ。これひとつ、アメリカとの関係もさることながら、日本の国内の、これはアメリカから来たもんですけれども、ぜひ外務省の方からひとつプッシュしていただいてお願いしたいと思うんですよ。安全保障というのは、アメリカは非常にわれわれ……

第75回国会 外務委員会 第9号(1975/04/15、10期、自由民主党)

○秦野章君 提案になったこの議案の、議定書の延長の問題に関連して、小麦協定というのを読んでみると、この中に一体日本としてのメリットは何があるのか、たとえば小麦協定を延長して、そしてその中で供給の確保ができるとか、あるいは価格の問題等について、そういった経済条項なんというものは全然ないんだけれども、その辺はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 この協定に入らなかったら、情報交換とかそういうことができないということなんですか。
【次の発言】 これはいつごろそういった本格的な小麦協定はできるのですか。
【次の発言】 いま一つ、食糧援助規約の延長の案件の問題で、これを読むと、食糧の援助といって……

第75回国会 外務委員会 第10号(1975/04/24、10期、自由民主党)

○秦野章君 カンボジアの情勢が変わってきたということに関連して、再確認をする意味と、それからその後の消息と言いますか、そういうことに関連して、カンボジア地域でもって、新聞記者が圧倒的に多いわけですけれども、行方不明になった人たちの状況、これは時間がありませんから簡単に。私もある程度調べたんだけれども、いままで外務省も、一九七三年に、当時の外務大臣も、積極的な努力をするという外務委員会の、衆議院ですけれども、答弁があるわけです。しかし、その後政治ベースではあまり問題になっていない、なかなかまた問題にする余地もなかったと思うんですけれども、まあいわゆるシアヌーク殿下との接触なり、あるいは外務省自体……

第75回国会 外務委員会 第12号(1975/06/03、10期、自由民主党)

○秦野章君 日韓問題の、きょうは何と言いますか、基本的な問題としてのとらえ方と言いますか、そういう観点から少しお尋ねしたいと思うんでございます。  日韓問題、日韓両国を取り巻く情勢というものも変化をしつつあることはだれも認めなきゃなりませんが、特に一九六九年のニクソンと佐藤総理との沖繩返還時における共同声明ですね。あれ以後におきましても、とにかく日中問題、いろいろな問題が展開をしましたし、一方ベトナムもああいうふうに変わって、いろいろな情勢の変化があったわけでございます。そういうことをむろん前提にして判断をしなきゃならぬと思いますけれども、しかし、この共同声明の中にある韓国の安全は日本の安全で……

第75回国会 外務委員会 第14号(1975/06/17、10期、自由民主党)

○秦野章君 ちょっと関連。いまの亘さんのお話しの経済外交の取引の関係でね、いろいろ煮詰めていって国会に持ってきたら最後にぺけになったというと非常に信用にもかかわる。信用にもかわるけれども、その経済協力というものは大変だめなものだという判断をするということもあり得るんだけれども、しかし、そういう内閣はやはりつぶさなければいかぬので、そういうことで煮詰めるべきじゃないか。というのはなぜかと言いますとね、やはり憲法の規定からいくと、国会は最高機関ではあったとしても、三権分立で、やっぱり行政権は内閣に属するということが憲法六十五条にあるし、七十三条の二号には、政府は「外交関係を処理すること。」とはっき……

第75回国会 外務委員会 第17号(1975/07/01、10期、自由民主党)

○秦野章君 ちょっと関連で。  いま最後の外務大臣の、言うならば所信というんですか、政府の経済援助についての姿勢といいますかね、こういうものについてやはりしっかりしたものがなけりゃならぬという、一つのこの法案の教訓があるだろうと思うんです、これができるかできないかわかりませんけれども。私はそういう点についてはいままでもそういう気持ちを持っておりました。これはぜひひとついまの所信を貫いていただきたいと思う。そのための具体的な、やっぱりいろいろあるだろうと思うんですよ。  それで田さんにちょっと、この法案を通したらりっぱな経済援助ができるようになりますかということです。少しいままででもいろいろデー……

第75回国会 予算委員会 第10号(1975/03/17、10期、自由民主党)

○秦野章君 私は、最初に災害対策の問題でお尋ねをしたいと思うのでございますが、きょうは東大の地震研究所長の坪川先生に御足労をいただいておりますが、最初に、川崎を中心の京浜工業地帯の地震の予知の問題について、先生の率直な御意見を伺いたいと思うんです。
【次の発言】 そうしますと、いま調査を続行する結果でもってある程度かなりの結論が出ると、いまの段階では必ずしも地震に結びつくとは言えないと、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。  この地震の予知の問題について、最近二つの国際的なニュースがあるわけであります。一つは、ことしの一月号のアメリカのサイエンスニュースという雑誌に載っているものでご……

第76回国会 外務委員会 第2号(1975/10/21、10期、自由民主党)

○秦野章君 ちょっと簡単に。  協定以前の損害ですね、政府から見て漁獲の方法とか地域とか、いろいろ複雑な問題があるわけだけれども、政府から見て妥当な損害だと、しかも、ソ連側の漁業操業の故意過失による不法行為だと、こういうふうに明らかに認められる額は一体どれくらいですか。
【次の発言】 今度協定ができて、ルールができて、そのルールに乗っかって協定以前の問題を裁いていこうと、その線に乗っかって協定以前の問題も糸口にしていこうという配慮ですね、それはわかるのだけれども、やはり協定以前の問題は協定後の問題とソ連側の受けとめ方がちょっと違うのじゃないかという感じもしないではない。もっとも私法上の損害とい……

第76回国会 外務委員会 第7号(1975/12/16、10期、自由民主党)

○秦野章君 衆議院の外務委員会だったと思いますけれども、宮澤外務大臣の答えで、総理が東南アの訪問をどう考えているのかということについては、ASEAN首脳会議の済んだ二月以後にというようなニュアンスの答弁があったわけでございますけれども、非常に大きな国際会議を経て、特にヨーロッパ首脳会談なんかで貿易拡大その他、三木さんの場合には南北問題の発言もおありになったようだし、組閣一年たって考えてみると、フォード大統領も北京の帰りに歴訪されましたね。それからゆうべの夕刊でしたか、豪州のフレーザーも組閣早々、日本とか中国を訪問するという記事も出ておりましたが、東南ア訪問について総理はどのようなめどでお考えに……

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/11/01、10期、自由民主党)

○秦野章君 去る八月の四日に起きましたクアラルンプール事件につきまして、私は結果的にはあるいはやむを得なかったと、そういう措置であったと思うのでございますけれども、その扱い方あるいはまたこの事件を処理した過程に若干の疑義がございますので、二、三お尋ねをしたいと思うのでございますが、最初に、いわゆるこの超法規的な措置の経過というものを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いわゆる超法規の措置であったというふうに出ているわけでございますけれども、そういった解釈といいますか、そういう点について法務大臣からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 やむを得なかったとか、あるいは条理上とかという……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1976/05/27、10期、自由民主党)

○秦野章君 きょう最初でございますので、基本的なロッキード事件に対処する問題の中のごく一部の点をお尋ねして、いままでの政府のおやりになってきたことの、言うならば整理といいますか、考え方の、そんな角度からお尋ねをしたいと思います。  最初に法務大臣ちょっとお尋ねしますが、両院の議長の裁定でもって、「政府の措置は不充分であり、遺憾である。」と、こう裁定があるわけですね。法務省として、法務大臣として、検察当局の上に責任を持っておる法務大臣として、この議長裁定のこの項目についてはどのように考えておられるか、これを最初に伺っておきたいと思います。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第13号(1976/07/07、10期、自由民主党)

○秦野章君 きょうも衆参の総理の答弁を伺っておったわけでございますけれども、例の証人喚問の中止の問題につきまして、いま捜査が核心に入ってくる段階だから中止した方がいいという、そういうことに対する説明といいますかね、やはり一般的に聞いていてちょっと不十分だと思うんですよ。総理は帰朝後時間もないからお聞きになっておられぬかもしれませんけれども、やはり証人喚問というものを中止する理由は、捜査が密行主義だからというような程度では、ちょっとこれ、納得がいきにくいんですよね、正直言って。恐らく総理は胸のうちそう思っておられるだろうと思う、徹底解明なさろうという立場なんだから。まあ日本の国会の歴史にはまだ国……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第14号(1976/07/13、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に今度のロッキード事件の捜査、刑事司法の問題で一、二伺って、後、法律的な問題を再確認したいと思うんですが、議員証言法に基づいて、偽証のあった場合には国会は告発をしなきゃならぬと、委員会、合同審査会。告発してもいい、しなくてもいいんじゃなくて、告発しなくちゃならぬと、そういう規定になっておるわけですが、この告発は、判例でもこれは訴訟条件、訴追条件と、こういうことになっていますから、法律的には訴追条件であって決して逮捕条件ではない。これは法律論はそれでいいと思うのですけれども、ただ実際問題として、やはり偽証の疑いがあれば告発をしなきゃならぬという義務も国会側にあるわけですから、そう……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第20号(1976/08/04、10期、自由民主党)

○秦野章君 きょう、後で司法権、検察の運用という問題を質問をしたいと思いますので、言うならばその前提として、いま枕として国政調査権と司法との関係というかね、その点で最初に法制局長官に二つの点を確認をして、それからいろいろお尋ねをしてまいりたい。  まず一点は、この委員会のこうした私のような質問の形で司法行政――裁判所法第十二条に司法行政についての権限が規定をされております、この司法行政についてただすことは国政調査権の及ぶ範囲だと、これは判決の問題じゃないし、そういうふうに私は解するんですけれども、この点の確認が一つと、それからいま一つは、検察のやり方といいますか、業務につきましても、事件の内容……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第28号(1976/09/07、10期、自由民主党)

○秦野章君 昨日、自民党のロッキード調査特別委員会で、委員会としては案を決定したわけでございますけれども、まだこれ、自民党の決定ではございませんので、実はきょう各党の皆さんの前で私が説明するということは当を得ていないんではないかと、こう私自身は思っているわけでございますが、それにもかかわらずとにかく説明しろということでございますから、その点をお含みの上お聞き取り願ったらいいと思うんですが、すでに新聞にも発表されましたから余りくどくどと申し上げませんが、要するに、総論――ロッキード社が日本の政治行政を動かして金をばらまいた、これを解明しなきゃならぬという、その総論は私も各党のおっしゃることと全く……

第77回国会 外務委員会 閉会後第1号(1976/07/09、10期、自由民主党)

○秦野章君 国際情勢の中で、最近日本を取り巻く言うならば日本周辺の問題で、ソ連の艦艇が演習をやるとか、あるいはまた、いままでにないような艦艇の接近があるとか、測量が行われるとかいうようなことが新聞をにぎわしておるわけですが、なお加えて、ソ連の太平洋艦隊の極東方面の増強ぶりもいま報道されておるわけですけれども、われわれが平和国家に徹するということのために十分に客観情勢を認識するということが大事だと思うんですけれども、現実の客観的な情勢、状況というものを知ることから、それに無関心であってはならない。そういう意味で、いろいろお伺いする前に、そのようなソ連の演習とか測量艦とか情報収集艦とかといったよう……

第77回国会 外務委員会 閉会後第2号(1976/08/24、10期、自由民主党)

○秦野章君 外務大臣に、この前中国の問題で私が質問したことが多少の波紋を描いておるようなかっこうになったんだけれども、その後、衆議院の外務大臣や総理の答弁なんかも聞いていて、無論この参議院の場合と同じだったんだけれども、中国の人たちが北海道へ来て、そして北方領土問題を日本人と一緒にやるような形になっていることに対して、ソ連が、中ソ論争を日本の国内に持ち込んでいるではないかというようなことで非難をしてきておる。これは、領土問題を非常に真剣に取り組んでいく日本の立場としては確かにありがた迷惑だというふうに一応だれでも思うことなんですけれども、ありがた迷惑だと私どもが思うゆえんは、中国が日本の北方領……

第77回国会 外務委員会 第3号(1976/03/04、10期、自由民主党)

○秦野章君 いまのロッキード事件についての資料の要求をされて、政府に資料が入ってくるという問題なんですけれども、これは政府委員で結構ですが、資料の入手のルートといいますか、それはどういうことになりますか。
【次の発言】 公開問題はまたあとであれするとして、その入手のルートですね。新聞によると、法務省の係員が行くとか、そういう問題もあるけれども、これは全部外交ルートで、外務省が集約して入ってくるというふうに理解していいんですか。
【次の発言】 そうすると、アメリカに要求する資料ということの中に、捜査官か――これは捜査官も日本の政府ですから、捜査官が入手する資料というのは入らないということですか。

第77回国会 外務委員会 第6号(1976/05/18、10期、自由民主党)

○秦野章君 海洋法会議で大陸だなの論議がいろいろ、先ほどもお話がございましたが、あったようですけれども、この海洋法会議における大陸だな論議の展開のいまの段階、ちょっとその点を最初に、政府委員で結構ですから、説明していただきたい。
【次の発言】 この大陸だなの議論というのは、とにかく昔はなくて、われわれも昔は知らなかったのだけれども、大陸だなの議論というのは、言うならば国境というもの、海底の国境問題みたいな感じがするわけですね。これはしかし、大陸国にとっては非常に得な議論だし、それからもちろん大陸だなをどう考えるかという考え方の決め方によるのだけれども、大体大陸国は得だし、海のない国が一番何のメ……

第77回国会 外務委員会 第8号(1976/05/21、10期、自由民主党)

○秦野章君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっておる核兵器の不拡散に関する条約に賛成の意を表明いたします。  国民の間には、この条約に対する反対の意見も多少あると思うんです。そういう意味においては苦悩に満ちた賛成でございますけれども、政治とはそもそも苦悩に満ちなければならぬと思っておりまするので、この条約は批准すべきだと、こういう判断でございます。  宮澤外務大臣が言われましたように、この条約はベストでなくてベターだと、これは条約の一つの性格をまさに表現をしておると思います。しかし、それだけに、ベストでなくてベターだということの中から、どのような積極的な姿勢を出すのかといえ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/15、10期、自由民主党)

○秦野章君 きょうの中間報告ですね、拝見いたしまして、まあこれいわゆる中間報告だからこんなもんだろうと私も思うんだけれども、いずれにせよ今日までの検察の努力の経過を報告するという、言うならば捜査報告ですわね。国民は、まあ何だかんだいろいろ問題はあったとしても一応よくやったという評価はしていると思うんですよ。しかし、問題はまあこれからの問題で、大変いろいろ問題が残っているということははっきりしておりますので、大変これ努力が要ることだと思うんですけれども、この報告の中で一つ伺っておきたいのは、三十ページのところですね。今後に残った問題の、重大な問題としての児玉ルートの問題でございますけれども、入り……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/22、10期、自由民主党)

○秦野章君 総理ね、灰色高官の問題で最終的には総理が公表問題についてある程度の決着をしていかなきゃならぬということは、私は従来の経過から見れば仕方のないことだと思うんですね。ただ、ここで私が特に総理の所見を、十分に決意のほどをお聞きしなきゃならぬのは、いままでの経過から見て、私はこの前の予算委員会でも制度の基本原則のことを申し上げましたけれども、それに足らぬことでちょっと基本的な問題は、検察というものを信頼するということは当然だけれども、しかし、検察を信頼するっていうことと、それから検察で集めた資料を信用するということとは問題が別なんですよね。検察の機能というものは、三権分立の中で行政組織とし……

第78回国会 外務委員会 第1号(1976/10/07、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に、ミグの問題に関連して二、三お伺いをいたしますけれども、防衛庁の方で、まずミグの機体調査というのはどういう権限でやったんでしたか。調査権の根拠だけでいい、法律上の根拠。
【次の発言】 私は、ちょっと立法論が要るんじゃないかという気がするのですよ。設置法とか何とかの権限というものは抽象的権限で、具体的権限ではないということになってくると、将来の問題もあるから、たとえば刑事訴訟法上現場検証をやるというような、つまり捜査上の手段として調査をするということだと、ある程度刑訴法に根拠があるわけだね。防衛庁の場合にやや無理があるような感じがするんで、これは将来立法が必要ではなかろうか、こ……

第78回国会 外務委員会 第2号(1976/10/14、10期、自由民主党)

○秦野章君 いろんな都合で、きょう簡単に外務大臣に一、二お尋ねをしておきたいと思うんです。  この間うちからの中国の政変に関連して、外務省がいままで言明されたり国民に向かって言っておられることは、中ソの問題も余り変わらぬだろう、それから中国と日本の関係でも余り変化はないだろう、こういうふうにおっしゃっているわけですけれども、一体その根拠は何だろうかと、いろいろ私どもも考えさせられますけれども、どういうことでございましょうか、まずそれから。
【次の発言】 確かに、いわゆる毛路線といいますか、基本的なそういう路線は変わらぬだろうと思いますよ、言葉としての。たとえば第三世界に対する中国の考え方とか、……

第78回国会 外務委員会 第5号(1976/10/26、10期、自由民主党)

○秦野章君 昨年、クアラルンプール事件のあった後、外務省に提案して、在外公館の生命身体に対する危害に備えるような意味で、いわゆる災害の補償について特例を設けるというようなことを考えたらどうかと、その後、昨年の秋の予算委員会でもそのことを質問の形で提案をしておったのですけれども、当時の外務大臣も人事院総裁も善処を約しておったのです。  ベトナム戦争、カンボジア、最近ではレバノンとか、幸いいわゆる災害的な事故がなくて経過してきておるわけですが、大使館によっては爆弾が投げられたとかいったようなことも続いておるわけですね。日本の外交官の場合、そういった事故がまだ起きていなくて大変結構なんだけれども、外……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/10/04、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に総理にお伺いしたいと思うんですが、去る七月七日のロッキード特別委員会で私は総理にお尋ねをいたしました。ロッキード事件の徹底解明は当然のことながら、それが一切の政治日程に優先するということはいかがなものであろうか。予算関連法案、国民に対する責任の上から言って、国会も、ロッキード委員会はともかく、大方遊んでいるんですから、そういう質問を申し上げて、総理はしかしながらロッキードが山場に差しかかるという段階ではなかなかむずかしいだろうというお答えでしたけれども、この点は私はいささか総理とその点見解が違っておったわけでございますが、ともかくそれから今日に至るまで、七月七日に私が質問して……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/14、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に、法務大臣の報告に関連して二、三お聞きしたいと思います。  まず第一は、児玉、小佐野の病状ですね。これは確認をしておられるわけだと思うんだけれども、確認の方法といいますかね、確認の方法、これは刑事局長で結構ですから、児玉、小佐野の病状の確認の手段、方法ね。なぜそんなことを聞くかというと、二、三日前にアメリカの週刊誌のニューヨーカーの記者が来て、児玉という人はもう大方治って町を歩き回っているそうだがどうかと言って私のところへ聞きに来た。私はそんなことを知りませんから、そんなことはないだろう。ひとつ検察庁も、国会でも、前に国会がみずから選んだ医者で診断をしてもらったりしているから……

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/04/07、10期、自由民主党)

○秦野章君 新しい外務大臣になって初めてですけれども、われわれの外務委員会はわりあい余り肩に力を入れないで、対話的な気分でやってきましたから、ひとつざっくばらんに私どもも言いますし、やってもらいたいと思うのです。  最初に、いま非常に政府も苦労しておられる対ソ漁業交渉の問題で、これ国際秩序という立場から見ると、二百海里宣言というものが大国が先陣争いでやってきた。何と言っても海底資源、魚、これ人類共通の資源なんですよね。そういう人類共通の資源の問題だから、本当は海洋法の秩序なんかがちゃんとして、そういう国際秩序の中でそれぞれの国々の利益が、言うならば相談ずくで決まっていくということが好ましい状態……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、自由民主党)

○秦野章君 日韓大陸だな条約の問題は、日韓の共同開発ということであるわけですけれども、しかし、これは日本にとってはいわゆるナショナルプロジェクトというものであろうと思うんですね。まず、ナショナルプロジェクトとして日本の政治課題になった。そこで、最初に批准以前の問題で、ナショナルプロジェクトになった、つまり政治的な経過といいますか、およそのところでいいですけれども、三年前にとにかく政府間の署名があった。それ以前にもいろいろ交渉があったわけでございます。そのおよそのところをちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 ちょっと前の慣例に従ってすわってやらしてもらいますので、政府側も気軽にしゃべって……

第80回国会 外務委員会 第14号(1977/05/27、10期、自由民主党)

○秦野章君 石油の開発技術のすぐれた国というか、国別にすぐれた技術を持っておる国は、トップはどこですか、アメリカですか。
【次の発言】 その次はどこですか。
【次の発言】 日本は何番目ぐらいですか。
【次の発言】 大陸だなの理屈で、東シナ海というのは揚子江とか黄河とか、ああいうところから出てきた堆積物ででき上がっておる。揚子江もやっぱり一緒になって出てきて堆積物になっていくんですか。それとも黄河とか揚子江の方だけですか。その点はどうなんですか。
【次の発言】 そうすると、その大陸だなのふるさとは必ずしも明確にはわからないと、われわれも、人間はまあふるさとを訪ねてわからなくなってしまうことが多い……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、自由民主党)

○秦野章君 宮崎先生にちょっとお伺いしたいんですが、私は主として政治論、政治経済論をむしろ抜きに、国際法的な角度で伺うんですが、朴大統領が政権をとっておりますね。朴大統領と日本の当時佐藤さんですが、政権をとった政府の代表が共同開発の署名をしましたね。その署名自体は合法ですか。
【次の発言】 それで、先ほど領海を侵すということをしきりにおっしゃるのだけれども、共同開発ということを前提にしての話ならば侵すということはない、領海を侵すということはないんじゃないか。なぜならば、よその領土でも了解すれば基地を置くことだってできるのだから、要するに問題は合意があれば、これは公式論ですよ、私の、国際法的な公……

第80回国会 外務委員会 第19号(1977/06/08、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に、いま議題になっているこの漁業協定の署名者はイシコフ漁業大臣ですね、相手は。国柄も違うし、私もよくわからないんだけれども、イシコフ漁業大臣というのは、領土問題等についても権限があるのかどうか、その点をまず最初に伺っておきたい。
【次の発言】 外交交渉を行う権限がないということは……。
【次の発言】 そうすると、領土問題についてもはっきりした権限があると、こういう解釈ですか。
【次の発言】 本来の主管でないのは、やっぱり漁業大臣だから、魚の方だろうと思うんですよ。そのために私もちょっと一応聞いておかなきゃいかぬと思うんだけれども、鈴木農林大臣は向こうへおいでになっていろいろ折衝……

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/06/09、10期、自由民主党)

○秦野章君 総理にお伺いするわけですけれども、福田内閣が今度の対ソ漁業交渉について、魚は魚、領土は領土と、まあこういう方向で戦略というか戦術的な進め方をされたと、ソ連側はどうだったろうかというと、これは言うまでもなく、だれが考えても日本の北方漁業というものは、伝統的にもそれからまたかなりの量的な問題からいっても、日本にとってきわめて重大な権益であるということは向こうはよくわかっているわけですね。  そこで魚か領土かと、背に腹はかえられぬといったようなところをねらって、魚でがまんしなければ領土でちょっとがまんせにゃいかぬようにさせるぐらいの、私はやっぱりそういう腹があったと思うんですよね。これは……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、自由民主党)

○秦野章君 最初に、官房長官に、日ソ首脳会談、本当に御苦労さんでございました。  あのときに、何か添え物のようなかっこうで、新聞記事を見ると、首脳会談の中で、秦野が委員会議事録とか国会で、アジアのいかなる国においてもというようなことで反ソ宣伝をやったと、こういう新聞記事もあるわけですね。私は、真相は、官房長官の手元になかったかもしれませんが、向こうの手元にはあったわけですね。そこらが筒抜けになっているというわけだけれども、議員総会で述べたことは、日本の二つの新聞と一つの通信社の世論調査では、ソ連はいやな国だ、きらいな国だということがトップクラスにいつも出ているんだと、だからソ連がアジアにおいて……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。大変むずかしい問題が山積しているわけでございますが、御協力をいただきまして、円滑公正な運営を図りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に秦豊君、多田省吾君及び内藤功君を指名いたします。  なお、残り二名は後日指……

第82回国会 外務委員会 第2号(1977/10/22、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、今月の初め、十月の七日ですけれども、陸上自衛隊の将官クラスが北京に訪中団を編成して、そして北京でケ小平副主席と会談をしたという内容が新聞に報道されているわけです。  この会談の中で、まず第一点は、朝鮮半島の南北問題、これに触れてケ小平氏は平和的統一問題に言及して、これについては中国は朝鮮民主主義人民共和国を援助するが、口出しはしないと。金日成主席の平和的自主的統一の方針を支持しており、これも将来も変わりがないと。同時に、北朝鮮が好戦的と言われるが、われわれには北朝鮮が戦争をしかけるようには見えないと。その後が、一番よいのは北と南が直接話し合うことであるということを言うている……

第82回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1977/11/25、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  公職選挙法改正に関する調査を議題といたします。  まず、去る七月に行われました参議院議員通常選挙の執行状況並びに選挙違反取り締まり状況につきまして報告を聴取いたします。小川自治大臣。
【次の発言】 鈴木刑事局長。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公職選挙法改正に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第83回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) 前国会に引き続き、委員各位の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。皆様の御協力を得まして、円滑に運営してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小林国司君、中西一郎君、片山甚市君、多田省吾君及び内藤功君を指名いたします。

第84回国会 外務委員会 第2号(1978/02/16、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、外務大臣に、この間ソ連に行かれたときに、こちらは平和条約の草案を向こうへ渡して、それから向こうからは例の善隣協力条約ですか、あの案がこちらへ来たということですけれども、いままでのお話では、正式に検討するということじゃなくて、とにかくもらってきたんだというようなお話でしたが、内容は、一体、どういうことなんでしょう、検討しているという新聞記事も出ていましたが。
【次の発言】 そうすると、外務大臣の受け取り方は、平和条約の草案を向こうへ渡したと、向こうからはそういう紙をもらってきたと、お互いにはなでもかんで捨てちまうような感じでもらい合ったという同価値の問題ですか。

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/18、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 海上保安庁見えていますね。けさの新聞を見ると、また新しい領海侵犯事案が出ているけれども、その概況をちょっと先に。
【次の発言】 いまの説明に関連するんだけれどもね、後できょうは田君も出てくると思うんだが、中国側は、これは偶然的な出来事であって、そしてまたいろいろ調査をしているというような話で終わっていたわけだね。その後の侵犯、そこから後だけでいいんだよ、そこをいまちょっと、その前は本会議等でも政府の報告があったし、その自後だな、どういう状況だったか、その自後は。
【次の発言】 外務大臣、いまのような事態を見守るという政府の姿勢の中で侵犯問題がまたそういう形で出てきているということに……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) 前国会に引き続き、委員各位の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。皆様の御協力をいただきまして、円滑に運営していきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小林国司君、中西一郎君、片山甚市君、多田省吾君及び内藤功君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十二分……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1978/03/17、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  秋山長造君及び小谷守君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君及び栗原俊夫君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に金丸三郎君及び宮之原貞光君を指名いたします。 ……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1978/06/07、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者から趣旨の説明を聴取いたします。衆議院公職選挙法改正に関する調査特別委員長久野忠治君。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御意見もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようで……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1978/06/16、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第五七二二号投票価値を平等にするため衆議院議員の定数是正に関する請願外五件を議題といたします。  今国会におきましては、本委員会に付託されました請願は、お手元に配付した資料のとおりでございます。  ただいま理事会において協議いたしました結果、六件全部を保留とすることに決定いたしました。  理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公職選挙法……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/03/20、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 文部大臣、学園の暴力の問題で私は多少後から角度を変えて問題提起もしてみたいし、質問をお願いしたいと思うのですが、最初に、学園の暴力というものの実態を、質問する前に、ちょっと概略を不法占拠だとか暴力だとかそういうものを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 不法占拠の部分だけ、特に東大と京都の場合、局長でいいですから、一応説明してください。
【次の発言】 不法占拠の問題でも、たとえば東京大学では文学部長の部屋が不法占拠されているようですけれども、これは報告はないですか。  それから京都の場合、記念館といいますか、尚賢館という建物が全くもう占拠されているという実情があるんですが、これ……

第85回国会 外務委員会 第5号(1978/10/18、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 日中条約については、総理も外務大臣も非常に苦悩に満ちた選択をされたと思います。幾つかの伏在する懸念とそれから潜在的な危惧というものを感じながら選択をされざるを得ない、そういう私は立場であったと思うんですけれども、まさに問題はこれからだと、決してこれはユニークな条約ができて非常にりっぱなもので万万歳というようなものじゃないじゃないか。  私は、その潜在的な危惧の問題で幾つもあるんですけれども、時間がありませんから、まず第一に、内政不干渉の問題を申し上げますが、これはいままでいろいろ討論が出ているんですけれども、中華人民共和国が内政不干渉というものを世界に宣明した一番最初はチベットに関……

第85回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1978/11/07、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 ちょっと関連で。  登山者の年齢別みたいなものわかりますか。たとえば若者であるならば、それは恐らく学生、生徒でありましょうし、言うならばその対象別の対策、年齢層によってやっぱり対策が違ってくるかもしれない。何かそういうのは調査ありますか。
【次の発言】 やっぱり対象がどういうものかを一遍見当つけて、そして学校というものは教育の場だし、教育ではそういうものを含めての一種の社会教育と言うのか、そういうことは私はやってもらえる問題ではなかろうか、文部省になってくるんだろうと思いますけれども、やっぱり総合的な政府の全体の機構の中で問題を消化するという発想が必要だろうと私いまちょっと感じまし……

第85回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1978/09/18、11期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) 一言ごあいさつ申し上げます。  前国会に引き続き、委員各位の御推挙によりまして委員長の重責を担うことになりました。皆様の御協力を得まして、円滑に運営してまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に金丸三郎君、小林国司君、宮之原貞光君、多田省吾君及び内藤功君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたし……

第85回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1978/09/29、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 皆様方の温かい御協力をいただきまして、委員長在任中、どうやら今日までやらしていただきました。皆様方の御協力、本当に心から感謝申し上げまして、ごあいさつにかえます。ありがとうございました。(拍手)

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/24、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 東京ラウンドをめぐって、いまいろいろ交渉、準備をされておるわけですけれども、政府調達物に関するいろいろのいま準備段階だと思いますが、まず第一点は、電電のようなものはアメリカでは民間企業ということになっていますし、たまたまATTのような民間の企業でやっているということで、アメリカはそれがバイアメリカン的な実態になっておっても、それには全く触れない。日本は政府機関になっているということで、その調達物の対象になっていると論議されている。ヨーロッパなんかでもEC諸国はほとんど一種のバイアメリカン的なそれぞれの国の立場で、これは一種の国益というような立場で触れていない。対米交渉の中で、企業体……

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1979/01/25、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 私は、委員長に戸叶武君を推薦することの動議を提出いたします。

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1979/03/16、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 それでは、きょうはちょっと基本的な問題について時間も短いですから少しお尋ねをしたいと思うんですが、長官の所信表明ですね。この中で「環境問題は私たち国民の健康と生活に密着した重要な問題であり、」、これは当然のことで「この問題を取り扱う環境行政は、国民の健康と生活を侵す公害を防止するとともに、一たび破壊されると容易に回復できないかけがえのない自然環境を保護し、さらにより快適な生活環境を創造するという重大な使命を持って」いると。  この最後の「生活環境を創造するという重大な使命を持って」いるという言葉が使われているんですけれども、環境庁の歴史的な過去の経過の中で、公害対策基本法のときに経……

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1979/06/14、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 私は、委員長に小山一平君を推薦することの動議を提出いたします。

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/03/13、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、教育関係なんですけれども、政府委員で結構ですが、留学生の問題で、日本へ来ている留学生がどのくらいで、そのうちアジアがどのくらいか。
【次の発言】 日本から海外に本格的な留学生として出ている者はどのくらいありますか。
【次の発言】 本格的には……。
【次の発言】 大したことじゃないから、私の資料では、海外から日本へは、いまお話しになった五千七百、そのうちアジアが四千幾ら。日本から外へ出ているのは、本格的な留学生の数がいろいろ調べてもわからぬようですが、大体まあ一万はいないだろうと思うのですね。  そこで、次にちょっとお聞きしたいのは、交換教授、教授を交換するという、これがどの……

第89回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1979/10/30、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第90回国会 外務委員会 閉会後第1号(1979/12/18、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初にちょっと難民の問題でお伺いしたいと思いますけれども、外務省がことしの十一月、ついこの間出した情報文化局の難民の調査結果の報告を見ると、字が間違いではないかと思うような数字が出ているんです。現地の「陸軍第二師団で参謀の大佐は、病院に収容する者を選別することはとても出来ないと語っていたが、いかにももっともなことだと思われた。医薬品も十分といえず、それもビタミン剤が中心で消毒用アルコールすら不足している。これら重症者を頂点としてその裾野に何千万の患者のいることを考えるとき、食糧面の救助活動に比べ医療面の救助活動の立遅れと拡充の必要性が痛感された。」、その他施設が非常に不足している、……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/03/10、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 世界の平和と安全を願いながらも、しかし、現実にはしばしば血を流すような場面が出てきているわけですけれども、そのことに関連してお尋ねしますが、いま日本人で海外に在住する者、常時どのくらい海外に出ているか、特に中東、ペルシャ湾地域はどのくらいですか。まずこのことを聞きます。
【次の発言】 ペルシャ湾、中東地域にどのくらい在住、働いたりなんかしておりますか。
【次の発言】 この一万人の日本人の生命、財産、これが非常に危殆に瀕した、その国がそれぞれの責任を持って秩序を維持するといっても、それが必ずしも実現できないという状況になることもあり得るわけですが、そういう場合どういう対応をなさいます……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 外務委員会 第1号(1980/07/24、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび外務委員長に選任されましたが、委員各位の御支援によりまして、公正円満な委員会の運営に努めて、責任を全ういたしたいと存じますので、何分よろして御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に稲嶺一郎君、大鷹淑子君、松前達郎君、宮崎……

第93回国会 外務委員会 第1号(1980/10/16、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十五日、立木洋君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/23、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十六日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として立木洋君が選任されました。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは午前中はこれで休憩し、午後は零時五十分から再開いたします。    午後零時八分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第93回国会 外務委員会 第3号(1980/11/06、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、千九百八十年の食糧援助規約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。伊東外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、田中寿美子君、戸叶武君、中山太郎君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、吉田正雄君、三浦八水君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります……

第93回国会 外務委員会 第4号(1980/11/13、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後は二時十五分から再開することとし、暫時休憩をいたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、中山太郎君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第93回国会 外務委員会 第5号(1980/11/27、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、中山太郎君が委員を辞任され、その補欠として内藤健君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第六号婦人の権利確立に関する請願外八十七件を議題といたします。  まず専門員から説明を聴取いたします。山本専門員。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  先刻の理事会におきまして協議いたしましたところ、第六号婦人の権利確立に関する請願、第八七三号婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の早期批准等に関する請願外四件は議院の会議に付するを要するものにして内……

第94回国会 外務委員会 第1号(1980/12/22、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、中山太郎君及び永野嚴雄君が委員を辞任され、その補欠として岩本政光君及び大河原太一郎君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第94回国会 外務委員会 閉会後第1号(1981/09/08、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、梶原清君が委員を辞任され、その補欠として岡部三郎君が選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後四時五十八分散会

第94回国会 外務委員会 第2号(1981/03/31、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  伊東外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。伊東外務大臣。
【次の発言】 国際情勢等に関する調査を議題といたします。  まず、昭和五十六年度外務省関係予算についてその概要の説明を聴取いたします。愛知外務政務次官。
【次の発言】 けさは大変不幸な御報告をただいまも承ったわけですけれども、対米交渉に行っておられて直後のことでもあるし、いろいろ感慨深い大臣の気持ちはよくわかります。この不幸な出来事がさらに不幸な結果にならぬにしても、アメリカの体制の中で、レーガン大統領のリーダーシップというものが相当大きかっただけに、……

第94回国会 外務委員会 第3号(1981/04/16、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  伊東外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。伊東外務大臣。
【次の発言】 万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件、小包郵便物に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便為替及び郵便旅行小為替に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便小切手業務に関する約定の締結について承認を求めるの件、日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド迎合王国との間の郵便支払指図の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件、以上五件を便宜一括して議題といたします。  五件につきましては、すで……

第94回国会 外務委員会 第4号(1981/04/21、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  日本国政府とオランダ王国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、日本国政府とギリシャ共和国政府との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、アフリカ開発銀行を設立する協定の締結について承認を求めるの件、一次産品のための共通基金を設立する協定の締結について承認を求めるの件、東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センターを設立する協定の締結について承認を求めるの件、以上五件を便宜一括して議題といたします。  五件につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願い……

第94回国会 外務委員会 第5号(1981/04/23、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約を改正する千九百八十年の議定書の締結について承認を求めるの件、南極の海洋生物資源の保存に関する条約の締結について承認を求めるの件、渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、以上四件を便宜一括して議題といたします。  四件につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言……

第94回国会 外務委員会 第6号(1981/04/28、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、永野嚴雄君、田中寿美子君及び立木洋君が委員を辞任され、その補欠として浅野拡君、川村清一君及び下田京子君が選任されました。
【次の発言】 北西太平洋における千九百八十一年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。伊東外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/05/12、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  宮崎正義君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に渋谷邦彦君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行いま……

第94回国会 外務委員会 第8号(1981/05/14、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百七十四年十月十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とフィンランド共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、千九百六十四年十一月二十七日にパリで署名された所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約を改正する議定書の締結につ……

第94回国会 外務委員会 第9号(1981/05/21、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  園田外務大臣から就任のあいさつがあります。園田外務大臣。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十時二十五分休憩
【次の発言】 それでは再開いたします。  国際情勢等に関する調査を議題として質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後二時十五分に再開することとして、休憩いたします。    午前十一時四十分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第94回国会 外務委員会 第10号(1981/05/26、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際電気通信衛星機構の特権及び免除に関する議定書の締結について承認を求めるの件、条約法に関するウィーン条約の締結について承認を求めるの件、業務災害の場合における給付に関する条約(第百二十一号)付表―(職業病の一覧表)の改正の受諾について承認を求めるの件、以上三件を便宜一括して議題といたします。  三件につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時十分に再会することとして、休憩いたします。    午後零時三分休憩

第94回国会 外務委員会 第11号(1981/06/02、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件、難民の地位に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上両件を便宜一括して議題といたします。  まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。園田外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 両件に対する本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後四時三十八分散会

第94回国会 外務委員会 第12号(1981/06/04、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  難民の地位に関する条約の締結について承認を求めるの件、難民の地位に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上両件を便宜一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後二時三十分に再開することとして、休憩をいたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上で質疑は終局したものと認めます。

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/03/18、12期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、最高裁にちょっと説明をしてもらいたいのですけれども、昨年の十二月に東京高裁で議員の定数に関する違憲判決が出ました。その前に五十一年の最高裁でもって違憲判決が出て、合憲判決では三十九年の判決がございますが、この三つの判決を比較対照することから始めたいと思いますけれども、まず三十九年の最高裁の合憲の判決と、それから五十一年の違憲の判決と、それから最後に東京高裁の五十五年十二月の違憲判決と、この三つの要旨と違った点をちょっと説明してください。
【次の発言】 三十九年の合憲判決の中で、人口比率のほかにいろいろの要素がある、定員配分については、ということがありますね。これちょっと言っ……

第95回国会 外務委員会 第1号(1981/10/13、12期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 一言ごあいさつ申し上げます。  このたび本委員会の委員長を辞任いたしましたが、在任中は大変各位の温かい御指導をいただきまして、本当にありがとうございました。無事に任務を果たし得ましたことを厚くお礼を申し上げます。  本当にありがとうございました。(拍手)

第96回国会 外務委員会 第3号(1982/04/01、12期、自由民主党)

○秦野章君 余り質問事項を申し上げる時間もなかったのですけれども、ざっくばらんなところでお答えをいただけば結構でございます。  今度の予算のうち、例の日本人学校というのがときどき話題になるんですけれども、在外の日本人学校に使っている予算を国際比較してみますと、日本がべらぼうに少ないわけです。先進国の中で、外交官の数も少ないことは少ないんだけれども、民間人の海外進出は大変なものです。それにもかかわらず日本は他国の三分の一とか、四分の一とか、五分の一とかいう予算額になっているんだけれども、多分、これは日本人学校の投資が非常に貧弱で規模も貧弱であるということがその裏側にあるんだろうと思うのです。大臣……

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/20、12期、自由民主党)

○秦野章君 この前質問したことの継続というか補充的なことでちょっと質問したいのですけれども、海洋法会議の見通しはまず妥結という方向にいきそうですね。それを先に。
【次の発言】 この海洋法関係の条約締結に至る経過の中で、国内法整備の問題があるわけですね。国内法整備をしておかないと海洋開発の成果についての問題に関係してくるということをわれわれも承知しているわけだけれども、開発途上国と先進国の話し合いというものがうまくいきそうだということなので、まずできるであろうということなんだが、この間私は、海洋法会議ができるということならこれに関連して国際機関が必ずできる。国際機関が新しくできる場合にはなるべく……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/08/10、12期、自由民主党)

○秦野章君 最初に教科書問題、いろいろ論議が出ていますから、私の考えというか、ひとつ論点を交通整理するような意味で申し述べますので、それに対して適当な御感想なり何なりお答えを願いたいと、こう思うのです。  一体、そもそも歴史教育というものはどういう目的で文部省はやるのか。まずこれ一つ当局から――大臣じゃなくて結構です。歴史教育は何の目的でやるのか、やわらかく答弁してください、わかるように。
【次の発言】 目的。
【次の発言】 それは決して間違っていると私は言いませんけれども、歴史教育をしていくということの一つの大きな意味は、私は歴史に何を学ぶか、そして後代にどういう文化なり、われわれの国家なり……

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/30、12期、自由民主党)

○秦野章君 この間の国連総会における総理のお話も拝聴いたしまして、国連外交、平和維持機能の強化とか、そういった問題について触れていらっしゃいますが、私も全くそうだと思うんですけれども、具体的な問題についてきょうはちょっと少しいろいろ質問をしてみたいと思いますが、外務省、局長でいいのだけれども、国連憲章の中の敵国条項の説明をちょっとしてくれませんか。
【次の発言】 日本はまだ国連憲章においては敵国の位置づけをされているというわけでございますが、日本は国連に入っていますね。入っていますが、敵国扱いされて国連に入ったのはどういうわけですか。

第97回国会 法務委員会 第1号(1982/12/23、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも法務大臣に就任いたしまして、法務行政を担当することになりました。その職責の重大であることを痛感している次第でございます。  法務行政の使命は、法秩序の維持と国民権利の保全にあることは申すまでもございません。国の内外にわたってきわめて困難な問題が山積しております折から、国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図ることが、政府に課せられた基本的な課題でありますが、その実現のためには、国の法秩序が揺るぎなく確立され、国民の権利がよく保全されていることが何よりも肝要であると存ずるのであります。私はこの使命を遂行するため……

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/21、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) お答えをいたします。  基本的な私の考えは、いま総理から御説明をいただきましたけれども、嘱託尋問の問題それのみならず、私の、同じ理論でございますけれども、議員としての質問は、与党といえどもやはり政府のやっていることに疑義をただす、私は、あえてロッキード事件のみならず、いつの国会の場合にも、与党だからといって政府に対してそういう質問をほとんどしないことはなかったのでございます。  それと、いまお尋ねの問題ですけれども、手続論にしても実体論にしてもそうでございますけれども、法律学などというものはいろんな学説が成り立つわけでございます。これはもう社会科学ですから当然でございま……

第97回国会 予算委員会 第3号(1982/12/22、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) お尋ねの件でございますけれども、検察は、純然たる意味では司法権というよりも行政の分野でございます。しかし、いま総理がおっしゃったように、司法に準じて独立の地位を与えられている。それは司法と大変密着した仕事をするからであるし、またこれが、曲げてこの権力が用いられることは大変まずい危険なことでございます。そういう意味において準独立といいますかね、司法権に準じて独立の地位が与えられている。しかしながら、準独立の地位が与えられても、やっぱり広い意味では行政でございます。これはやはり議会制民主主義の中でそういう準独立の地位は与えられながらも、なおやはり行政の中で一定の地位を保って……

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/23、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 間違いございません。
【次の発言】 お尋ねの件でございますけれども、ちょっといきさつ申し上げさしていただきますが、この前の五十五年の選挙のときに横浜の友人が選挙に関連して私を引き合わせした。これはいま仰せのアミューズメント協会ですか、そのころは日本遊園協会と申しまして、日本で一つの、まあ大体一つでしょう、最近の高度な遊技といいますか、外国にも輸出しているような、コンピュータを導入しているような企業でございますが、そういうものを協会をつくっているので、工場等が私の選挙区にもあるということで、応援するからということで応援してもらったことがある。その後、選挙の後顧問になってく……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/24、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 本会議場で、すぐ私の前の席で、ぽぽっとこう出てこられて、こうやられたんですよ。嫌だ嫌だよと、こうやった方があなたいいとおっしゃるかもしらぬが、人間というものはそんなものじゃないだろうと。本会議場にちゃんと議員としていらっしゃるし、嫌だ嫌だと、私はそれはできない。できない方が人間だと、こう思うのでございます。

第98回国会 決算委員会 第11号(1983/05/11、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) いま事務当局がお答え申し上げましたが、和田委員の御趣旨というか、手紙の趣旨はわからぬでもないんですよね、常識論として。  ただ、その常識というものがやはり韓国と日本、韓国は特に日本とのかかわりが歴史的にもいろいろありますから、日本人と同じようだと言えば同じような部分もあるんですけれども、しかし、あくまでも韓国の国籍、日本人にはならない、こうおっしゃる方々はやはり国籍が違うという厳粛な事実がある。国籍が違うんだということになっちゃうと、つまり、外国人だということになっちゃうと、外国人ということを何で、権利関係その他違いますからね、公民権その他。何で証明するかというと、本当……

第98回国会 決算委員会 第12号(1983/05/16、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) ただいま御決議のありました行刑施設における物品の不正な製作、搬出入の防止体制の強化等につきましては、御決議の趣旨に沿い十分な指導監督を行ってまいる所存でございます。  また、公安調査庁職員の不祥事件の防止につきましても、職員に対する管理監督の徹底を図り、この種事件の根絶を期する所存であります。

第98回国会 大蔵委員会 第4号(1983/03/03、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 寺田プロフェッサーのお話を伺っているような感じでございますが、実は、いろいろいま先生おっしゃいましたからあえて申し上げますと、いま例に挙げられた借地・借家法、これは戦前からの立法なんですけれども、こういうものについては私、昔、内務省へ入ったころ担当したことがあるんですよ、最初は警察じゃなかったですからね。確かに弱者の立場からの立法ということは、そういう意味において、法務省がいま、先生おっしゃったようなあらゆる角度から構えてチェックし注意していることは事実でございます。これは非常に大事な立場だと思うんでございます。  さて、この立法の問題について私も、いまおっしゃった三十……

第98回国会 法務委員会 第2号(1983/03/23、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 委員各位には、平素から法務行政の運営につき、格別の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に、法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  昨年十二月、当委員会において就任のごあいさつをいたしました際にも申し述べたところでございますが、私は、法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。特に、内外の諸情勢がきわめて厳しいこの時期におきまして、民主主義を守り、国民生活の安定を確保するためには、国の法秩序が揺るぎなく確立され、国民の権利がよく保全されていることが何よりも肝要であると存じます。私……

第98回国会 法務委員会 第3号(1983/03/24、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 昭和五十八年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。  昭和五十八年度の予定経費要求額は、三千五百九十四億六千三百六十一万円でありまして、これを前年度補正後予算額三千五百三十二億五百七十二万一千円と比較いたしますと、六十二億五千七百八十八万九千円の増額となっております。  その内訳を大別いたしますと、人件費六十一億三千三百三十一万八千円の増、一般事務費二億二千六百四十九万一千円の増、施設費一億百九十二万円の減となっております。  まず、増員について申し上げますと、第一に、検察庁において、事務官百人が増員となっております。その内容は、まず、特殊事件処理体……

第98回国会 法務委員会 第4号(1983/03/30、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) ただいま御指摘の問題は、ここ十年来、いろいろ聞いてみるとやっぱり問題で、今日司法試験に受かる平均年齢は二十八を超えるというような現状なんですね。したがって、さっきおっしゃったように、五年試験勉強ばっかりやっているどころじゃなくて、中には十年も十五年もという人がおって平均が二十八と、こうなるわけですね。だから、受験一本で若い大事な時を過ごしちゃって、社会経験というものがなくて、それで合格してきて、果たして人格形成上いい裁判官なり、いい検事なりができるだろうかという、これは弁護士さんの方だってそういう点もあろうかと思うんですけれども、確かに問題だと思うんですよ。  受験者が……

第98回国会 法務委員会 第5号(1983/04/28、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 建物の区分所有等に関する法律及び不動産登記法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近における区分所有建物に関する管理及び登記等の実情にかんがみ、区分所有建物に関する管理の充実及び登記の合理化等を図るため、建物の区分所有等に関する法律及び不動産登記法の一部を改正しようとするものでありまして、その要点は次のとおりであります。  まず、建物の区分所有等に関する法律につきましては、第一に、区分所有建物とその敷地の一体的な管理を図り、かつ、区分所有建物に関する登記の合理化を図るため、専有部分と敷地利用権とは、原則として分離して処分すること……

第98回国会 予算委員会 第4号(1983/03/11、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) いま木村さんのお話の問題は、刑法とか、少年法とか、そういう法律の問題をいまさしあたって変えなければ対応できないという問題じゃないんじゃなかろうか。実は、中曽根内閣も少年非行でしっかりやらにゃいかぬという声がかかって、私どもいろいろ検討してみた。私も、第一線の少年院とか、少年刑務所とか、少年鑑別所とか、私どもの領域のものがあるんですよ。これはかなり悪い方ですよ、こういうところに入ってくるんだから。入ってくる外側にまだいっぱいいるんですけれども、かなり悪い方だけれども、この実態を見るとある程度見当がつくと思うんですけれども、これを見ますと、やっぱり少年法を改正するとか、刑法……

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/03/26、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) この間もお答えしたのですけれども、ともかくああいう判決が出たと、ともかくも。私はよく資料検討して、検察捜査の過程の中で今後に生かすべきものがあれば十分生かさにゃならぬと、こう考えております。

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/03/28、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 安楽死の問題は若干判例で触れていることもあるんですけれども、尊厳死につきましては、いまわれわれの立場で確定的な見解を表明する時点にまだ来てないと、こう考えております。

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/04/04、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) どこからどのくらい来るのかもさっぱりわからぬでしょう。
【次の発言】 だから、そういうことは余り言わぬ方が私はいいと思うんです。
【次の発言】 いや、私の方はとにかく入国管理事務というきわめてじみな仕事で、来てからでいいですよ。余りそんなことを言って――ないですよ、大体予想されることが余り。
【次の発言】 ないですよ。私はないと思うんです。


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 法務委員会 閉会後第1号(1983/08/11、13期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) この問題につきましては、実はわれわれの方でもいろいろ検討して決断をしたわけでございますが、正直言って寺田先生なんかがやっぱり釈放した方がいいよという御意見だったでしょう。日本弁護士会もそうだし、それはあえて立法を要せず、いまの実定法の運用の中で片がつくのではないかという配慮ではなかったかと私どもは拝察した。それで、いま一つは被告人の利益のためですからね、検事の権限が強大化するといっても、人権とかそういうものを侵す、そういう方向への問題じゃなくて、本来刑の執行については検事はそもそもその指揮の権限があり、執行についての権限があり、いま局長が言うように、そういった前提に立っ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/11/21、13期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) もう全部がけしからぬというお話だから、どうお答えしていいかわかりませんけれども、よく読んでいただけば私はかなりわかってもらえる問題だと……
【次の発言】 私の、じゃ、ちょっと説明さしていただきますが、「大新聞」というあの見出しは雑誌社がつけたのですけれども、マスコミの問題を取り上げました、まず第一に。それは現代のマスコミ、われわれの環境として巨大な環境として存在する、人類史上初めての存在だと私は思うのですけれども、これはわれわれにいろいろな情報や文化や教育や、いろいろな恵沢を与えてくれたという非常に大きな文明だと思います。そのことは当然認められなきゃなりませんけれども、……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/11/22、13期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 私も共産党から問責決議案が出ていまして、この文章を見ましたから、おっしゃる趣旨はここにあるだろうと、こういう前提でお答えをしたいと思います。  私は、田中判決には一指も触れていない、触れるべきではない、これがまず第一の前提であります。  それから、これを読みますと、「この程度の国民なら、この程度の政治」とか、それから「徳目を求めるのは、八百屋に魚をくれ」とか、その他二、三ありますけれども、全部前後の文章の脈絡を断って、言葉というものは、これはインタビューですから話し言葉ですよ、私が文章を書いたわけじゃないのだけれども、話し言葉だから多少粗いところがあるかもしれませんけれ……

第100回国会 法務委員会 第2号(1983/11/24、13期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) いまお尋ねの、端的な答弁とおっしゃいますから、下賤の徒の問題ですけれども、下賤の徒と端的に言っているわけじゃないのでございまして、その前段がございます。それは資金集め等について、いろんな名目でお金を集めなきゃ選挙できないようなところもあり政治ができないようなところもあって、お金を集めるんですけれども、しかし、古典道徳の徳目で言えばと、こういう前提があるわけですよね。いきなり下賤の徒なんか言うわけないですよ、これは。私も自戒を含めて、たとえば私はいま神奈川県で選挙に出ていますけれども、相当金もかかる。そしていろいろ励ます会をやるとかなんかあるでしょう。ところが、実際は出版……

第100回国会 法務委員会 第3号(1983/11/26、13期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨等にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次のとおりであります。  第一に、最高裁判所長官、……

第100回国会 法務委員会 第4号(1983/11/27、13期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 私の立場は道義的、政治的責任を追及する立場じゃありませんので、これは刑事責任の問題ですね。これは検事が公判廷で職責を尽くすという立場の上に私はあるのだから、それ以上でもそれ以下でもないわけです。そういうふうにお答えするほかありません。
【次の発言】 いま申し上げましたように、検察官の職責というものは少なくとも起訴された事件についてその職責を遂行するのはあたりまえなことですよ。私は、法務大臣だから、権力の管理者として上に座ってじっと見ていればいいんですよ。そういうことですよ。
【次の発言】 法務大臣は、要するに検察庁法に基づく一般的管理、公判廷に行った場合であろうと捜査で……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/22、13期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(秦野章君) 免田事件の問題は、とにかく一審、二審、三審と死刑の判決ですから、死刑の判決というのはやはりよほど有罪の確信がなきゃできないはずのものが、三十何年ぶりで再審をやったら無罪になった。これはまあ異例中の異例だと私は思うんですよ。したがって、めったにあるものじゃない。これはそのこと自体、まずとりあえず当面はそこからどういう教訓を学ぶか、運用上の問題としてどこにどういう問題があるのかということを刑事司法の関係者みんな研究することが先だ。当面、裁判制度、刑事訴訟法の運用、こういう問題についてそこから学びとるものが必ずあるだろう。  そういうことで、私はこの前も法務委員会でいまおっし……

第101回国会 外務委員会 第12号(1984/07/17、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 イラン・イラク戦争の、できるならば終結に向かってという努力を政府もいろいろおやりになっている。日本の立場というものが格好の立場もあるということでそれ相応の評価を得ていると思うんですよね。私はその点は大変外交の成果をある意味では上げているんではないかと思うんですけれども、サミットでも、あるいは国連の機関の動きでも戦争やめろという、そういう意思表示はずっとある。しかし、なかなかこれ、効果が上がらない。四年たって、犠牲者が報道によると随分多いし、近くまたイランの大攻勢も予想されて大きな被害が出るんではないかというような報道もあるわけですけれども。四年たったらイランの終戦条件というのは厳し……

第102回国会 法務委員会 第14号(1985/05/30、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に一つ、一般的な問題として、控訴審の裁判では被告人が出頭しなくても結審ができるのかどうか。その仕組み、どういうような構造になっているか、それをちょっと最初に教えてくれませんか。
【次の発言】 結審できるわけだ。
【次の発言】 ロッキード事件の問題で、目下事件が係属中の事件だから、おのずから答弁には限界があることは私も承知しておりますけれども、しかし考えてみれば、このロッキード事件が始まって間もなく、国会は真相究明の決議をした。その結果というだけではないけれども、とにかく真相究明の決議をして、アメリカにも真相究明のための要請をした。そうしてそのような状況の中で検察、裁判が動いてき……

第102回国会 法務委員会 第17号(1985/06/20、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、先月五月三十一日の毎日新聞夕刊と、翌日、つまり六月一日の朝刊なんですけれども、これに首相に職務権限が行政指導についてあるかないかという非常に大きな七段の記事が出たわけですよ。これを私も読んでみたんだけれども、これ記事の中身がどうもおかしいと思うんだけれども、それについてこういう記事が出たもとは、衆議院の玉置代議士の質問書に対する政府の答弁ということに関連するんだけれども、政府の答弁と質問書の趣旨が、何というのかな、私はすれ違っていると思うんだけれども、この記事を見ると、法制局の答弁に対して法務、検察当局の方では、ロッキード事件に直接言及していないが政府見解というものは法務、……

第103回国会 建設委員会 第2号(1985/11/28、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 きょうは渡部教授にお越しをいただいて、地震学というよりも地震工学の方の権威でいらっしゃる方ですけれども、この間のメキシコ地震においでになっていろいろ調査をしてこられたんですが、その結果の概要をまずちょっと。日本、特に南関東なんかそうですけれども、地震というものが最近またいつ起きるかというようなことで専門家がいろいろ意見を出されておりますけれども、地震というのはいつ起こっても、起こり方によっては大変な災害をもたらすし、そういう意味では絶えずそれに備えるということは大変大事なことだと思うんですけれども、地震そのものよりも地震工学の立場でごらんになって、日本の行政なり政治なりの上でいろい……

第103回国会 予算委員会 第2号(1985/11/02、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 自民党を代表して、私の意見を申し上げるなり御意見を拝聴したいと思います。  対米経済摩擦という大変な問題で、総理以下各閣僚の方が大変努力をされて、それなりに国民はそれをまた大変評価していると思うんです。しかしこの問題はなかなか大変だと思いますが、今まで御活躍になった経緯にかんがみて、総理から対米経済摩擦の展望といいますか、それをちょっと最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今度の臨時国会で、私は最後のような質問を同僚の御理解を得てやることになったんですが、毎日昼間は休まされ、待っておって、土曜日の夜やっとやるんだけれども、まず、予算編成という問題について、大蔵省、そもそも日本国……

第104回国会 法務委員会 第3号(1986/03/25、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、広い意味で司法制度に関する問題ということになろうかと思いますが、まず具体的には裁判官それから検察官、これは司法試験を通ってなるわけだけれども、司法試験に合格した者から司法修習生が採用される。最近の様子を聞くと、裁判官、検察官の志望者が余り多くないということを聞くんですけれども、その実情をちょっと教えてもらいたい。  つまり、司法試験にはどのくらい合格するか、定員があるなら定員。それから、受験者がどのくらいあって、合格者がどのくらいあって、その合格者の中から検察官、裁判官が採用されるわけだが、それぞれのパーセントというか人数をちょっと最初にお聞きしたいと思います。

第104回国会 予算委員会 第14号(1986/03/24、13期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 最初に、外交という言葉が非常によく使われる。民際外交とか民間大使とか議員外交とか、外交という言葉が大変使われる。それは国際時代だから、格好のいい言葉になっているからだろうと思うんです。皇室外交という言葉はもちろんあるわけですけれども、しかし外交といっても、外交だけは政府に属する、内閣に属する。これは憲法七十三条の基本的な、ほかの行政と違った、行政の中でも特記された憲法の規定があるわけです。そういう意味で、皇室外交といっても皇室は要するに外交をなさるのではない、普通の政治、それから普通の行政、国事行為を除いて、そういう外交をなさるのではないということは私は間違いないと思うんです。きょ……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会公聴会 第1号(1975/06/28、10期、自由民主党)

○秦野章君 小島先生にちょっとお尋ねしたいのですけれども、いまの状況でございますと、参議院の場合も政党というものを抜きにして選挙ができないですよね、実際問題として。理想としては政党にとらわれない方がいいということは確かにそうなんだけれども、現実問題として、もし政党に依存せずして選挙で出られる人というものはどういう人だろうということを考えてみますと、これはきわめて限られた人になっちゃう。そういうことを考えますと、直接選挙というものに何かこう限界があるような感じもするのですよ。それで上院の場合、つまり参議院議員のような場合に、特に先進国を全部見てみると、直接選挙だけで選んでいるのは日本とアメリカだ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/03/29、10期、自由民主党)

○秦野章君 きょうは小沢さんに、公害あるいは人為的災害、原理的には私はきょう進める議論では同じだと思っているんですけれども、行政の責任といいますか、国家の責任といいますか、行政作用と、それに基づく損害その他が出た場合の責任問題という観点から、いろいろお伺いしたいと思うんですけれども、きょうはひとつ環境庁長官でいらしゃいますけれども、内閣の一員として、国務大臣として、あるいはほかの役所にまたがるというようなこともあるかもしれませんけれども、一つの、何といいますか、物の考え方といいますか、どうもいろいろ、おたくの役所なり、通産なり、あるいは法制局長官なり、私もいろいろ話をしてみましたが、そこまでの……

第80回国会 農林水産委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、自由民主党)

○秦野章君 時間がありませんので、私は考え方といいますか、基本的な問題について若干お尋ねしたいと思いますが、まず漁業水域に関する暫定措置法、この暫定措置法というこの暫定という意味はどういう意味でございますか。
【次の発言】 アメリカの草案もソ連の草案も、草案と言うか、今度の二百海里宣言ですね。いずれも海洋法の制定を待つまでのものと、こう書いてあるんですよね。日本のだけは暫定と、こうなっている。私の感じでは、暫定というのはとにかく暫定ですわな、表に出た意味は。大臣のおっしゃるように、海洋法ということを念頭に置いていらっしゃるんだろうと思うけれども、いやしくも一つの法律をつくる場合に、私はその法律……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/04/14、10期、自由民主党)

○秦野章君 私は、日本の司法制度というものが世界の中でも最も公正を維持しているし、また権威も保たれている、こう思っているわけでございます。しかし、そんなら全然手放しでいいのかというと、近来多少憂慮すべき事態が起きているということを感じます。その一つは長期裁判の問題です、このごろ始まったことじゃないんですけれども。それからいま一つは、これはあるいは司法制度の側の問題ではなくして、立法府なり行政府の問題かもしれませんが、公害裁判等非常に法律制度等が、あるいは行政手段等が十分に用意されていないままに裁判に持ち込まれる。で、裁判官は法律を解釈して適用するということ自体に一つの悩みを持ってやっておられる……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 法務委員会、地方行政委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 ハイジャック事件に関連して法案が審議されることになったわけでございますけれども、ハイジャック事件というのは、国内法の問題であると同時に、すぐれて国際的な影響も多く、国際問題であるという認識が必要だと思うのでありますが、ただ、これに対する対応策というのは、確かに国によって憲法その他実定法も違うし、それからまた民族の違いもあるし、歴史の違いもある、そういうことで、そう単純に比較して単純に判断をするということは間違いだろうと思いますけれども、ただ、近代国家といいますか、法治国家として、国際的に特にすぐれて国際問題であるということを考えますというと、そのことを念頭に置かざるを得ないというふ……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/03/28、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が正副主査の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより正副主査の選任を行いますが、選任は投票によらず、主宰者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に嶋崎均君、副主査に太田淳夫君を指名いたします。
【次の発言】 きょうは東大の向坊総長にお越しいただきまして、お忙しいところ大変ありがとうございました。  学生騒動以来、おなじみなわけでもございますが、今度の文学部出火事件に関する学生の問題について、……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/03/29、11期、自由民主党・自由国民会議)

○秦野章君 この環境庁の予算の中で、産業公害という分野に応問題をしぼって、その中で、したがって、たとえば自然公園の整備とか、あるいは鳥獣保護のための予算とか、いろいろあるわけですけれども、産業公害の技術研究、技術開発費の予算というものは、これはまた人件費をどうする、施設費をどうするという問題があるのだけれども、研究所のたとえば施設をつくるとか、そういうのがあるのだけれども、それをひっくるめて、環境庁ができた以後どのような伸び率というのか、今日の現状とその経過を大ざっぱでいいから、最初にちょっと聞かしてもらいたい。
【次の発言】 その前はわかりませんか。


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/06/01、12期、自由民主党・自由国民会議)【議会役職】

○委員長(秦野章君) ただいまから外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。  外交及び安全保障に関する件を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時十五分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時十四分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 理事会において取り扱いを協議いたします。  速記を中止してくださ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

秦野章[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。