秦野章参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○秦野章君 私は、今回提案された核兵器の不拡散に関する条約について、自由民主党を代表して、三木総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 本条約に反対する中華人民共和国とフランスは、その理由として、この条約自体が核軍縮への効果が乏しいということを指摘しております。特に北京政府は、超大国の核独占体制に反発し、アジア・アフリカ諸国までがみずからの国の防衛のために核兵器を保有することをむしろ歓迎しているのであります。このような中・仏両国の大国主義に反対する立場、一種の平等主義からくる意見はそれなりに一つの見識だと思うのであります。ただ、こうした立場に立てば、核兵器の保有国が限りなく広がる方向に加……
○秦野章君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について、公職選挙法改正に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、衆議院公職選挙法改正に関する調査特別委員長の提出に係る法律案でありまして、選挙の実情にかんがみ、選挙運動に従事する者のうち、 もっぱら選挙運動用の自動車または船舶の上における選挙運動のために使用する者についても一定額の報酬を支給することができるよう改めようとするものであります。 委員会におきましては、報酬を支給することができることとなる者の範囲、在宅投票制度の拡充等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承……
○秦野章君 時間の関係で一品料理風にお尋ねしますので、自由な気持ちで御答弁をお願いいたします。最初に、けさの新聞で、ブラウン国防長官の発言というか発表されたスイング戦略、これが大変問題になっておりますけれども、アメリカの立場からすればこれは当然なことと言っていいだろうと思う。これがあるために日本が戦争に巻き込まれるなどということはあり得ない、これは政府の答弁で結構だと思うのだけれども、このブラウン長官のこういった国際戦略の裏側にある問題で留意しなければならない点についてまず総理の所見を承りたいと思うのですが、これは外務省には資料が入っておりますと思いますが、当然入っているわけですけれども、キッ……
○秦野章君 ただいま議題となりました一九八〇年の食糧援助規約につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この規約は、これまで五回にわたって延長されてまいりました一九七一年の食糧援助規約にかわるものでありまして、開発途上国に対し、毎年、合計七百五十九万二千トンの穀物またはこれにかわる現金を援助すること等について定めたものであります。わが国の援助義務量は三十万トンであります。 なお、この規約は、すでに本年七月一日に発効し、わが国政府は本年六月十七日にこの規約の暫定的適用宣言を行っております。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。 昨六日質疑を……
○秦野章君 ただいま議題となりました議定書二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 一九七七年に署名されました北西太平洋のソ連の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定及び日本国の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定の有効期間は、今日まで三度にわたって延長されましたが、その有効期間はいずれも本年末に満了することとなっております。今回の二つの議定書は、両協定の有効期間を明年末までさらに一年間延長するとともに、明後年以降の問題に関して明年十一月十九日までに会合し協議することを定めたものであります。 なお、明年のソ連の二百海里漁業水……
○秦野章君 本院議員菅野儀作君は、去る一月二十五日、心不全のため東京文京区の順天堂大学附属病院において逝去されました。まことに痛惜哀悼の念にたえません。 私は、ここに、同僚議員各位の御同意を得て、議員一同を代表し、故菅野儀作君のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 菅野君は、明治四十年六月、千葉県市原郡八幡町に生をうけ、県下の名門千葉中学へ進まれました。 千葉中時代の君は、剣道部の猛者として、後に五段、教士となる腕をみがかれましたが、家庭の事情によって三年修了とともに学窓を去り、米穀雑貨商の家業を継がれました。 家業に精進する傍ら、町の青年団、消防団等において指導的役割りを……
○秦野章君 ただいま議題となりました条約五件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約、小包郵便物に関する約定、郵便為替及び郵便旅行小為替に関する約定並びに郵便小切手業務に関する約定は、いずれも一昨年の万国郵便連合大会議において作成されたものでありまして、国際郵便業務における最近の事情にかんがみ、万国郵便連合の運営を改善し、料金その他業務上の事項について変更を加えるため、現行の諸文書に修正と補足を行ったものであります。 次に、イギリスとの郵便支払指図の交換に関する約定は、わが国の郵便為替業務及び郵便振替の払い出し業務に該……
○秦野章君 ただいま議題となりました条約人件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、オランダ及びギリシャとの各文化協定は、いずれもわが国が戦後諸外国との間に締結した文化協定と同様、文化及び教育の各分野における交流の奨励、促進を定めたものであります。 次に、アフリカ開発銀行設立協定は、アフリカの地域開発金融機関としてすでに設立されているアフリカ開発銀行が、その加盟資格を域外国にも開放したことに伴って締結しようとするものでありまして、銀行の資本、業務、組織、運営等を規定しております。 次に、一次産品共通基金設立協定は、国連貿易開発会議で採択さ……
○秦野章君 ただいま議題となりました北西太平洋における千九百八十一年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この議定書は、日ソ間の漁業協力協定に基づき、北西太平洋の距岸二百海里水域の外側の水域における本年のわが国のサケ・マスの漁獲について、漁獲量、禁漁区、違反に対する取り締まりの手続等を定めたものでありまして、ソ連の距岸二百海里外の水域における本年のわが国のサケ・マス漁獲量は、昨年と同様、四万二千五百トンとなっております。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。 本日質疑を終え、別に討……
○秦野章君 ただいま議題となりました条約四件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、国際民間航空条約の改正議定書は、国際民間航空機関の加盟国数の増加に伴い、同機関の理事会の構成員の数を三十から三十三に改めるというものであります。 次に、フィンランドとの航空協定は、わが国とフィンランドとの間の定期航空業務を開設することを目的とするものでありまして、業務の開始及び運営についての手続、条件等を取り決めるとともに、両国の指定航空企業がそれぞれの業務を行うことができる路線を定めております。 次に、シンガポールとの租税条約の改正議定書は、シンガポールの税制改正に伴……
○秦野章君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、国際電気通信衛星機構の特権及び免除に関する議定書は、インテルサットと呼ばれる国際電気通信衛星機構に関する協定に基づき、インテルサットの任務の能率的な遂行を確保するため、インテルサット、その職員、インテルサット加盟国の代表等が享受する特権及び免除について定めたものであります。 次に、条約法条約は、従来、主として国際慣習法として形成されてきた条約法、すなわち、国家間の条約の締結、効力発生、適用、解釈、無効、終了、運用停止等に関する規則を統一し、法典化したものであります。 最……
○秦野章君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、難民の地位に関する条約は、第二次世界大戦及びその前後の政治的、社会的変動のため、主として欧州において大量の難民が発生したことを背景に、国際連合において難民に対する保護、救済の必要性が強く認識された結果、昭和二十六年七月に作成されたものでありまして、難民の定義、難民に与えるべき待遇、迫害を受けるおそれのある領域への難民の追放及び送還の禁止等について定めております。 次に、難民の地位に関する議定書は、昭和四十二年一月に作成されたものでありまして、難民の地位に関する条約が、その……
○国務大臣(秦野章君) 御質問のあった日本アミューズメントマシン工業協会の顧問には、同協会が日本遊園協会と名のっていた昭和五十五年ごろに就任したと記憶しております。しかし、法務大臣に就任した際に一切の営利事業関係から役職をやめましたので、その際この協会からもやめております。 この協会は、遊園地等にございます遊園機器、大きな子供が遊ぶ機械とか、それからあとはマイクロコンピューターを導入したいわば文化娯楽という機械工業産業でございまして、いま一兆円産業と言われておりまするが、中には輸出産業にもなっております。健全な娯楽ということの育成ということで、実はこの中の優秀な企業が、東京の企業の工場が神奈……
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