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青木薪次 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

青木薪次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
151位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
427位
委員会発言(議会)歴代TOP500
233位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
155位

10期委員会発言TOP50
42位
10期委員会発言(非役職)TOP50
40位
10期各種会議出席TOP20
11位
10期各種会議発言TOP10
7位
10期各種会議出席(無役)TOP5
2位
10期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
12期委員会発言TOP50
50位
12期委員会発言(議会)TOP25
25位
14期委員会発言TOP50
36位
14期委員会発言(非役職)TOP50
36位

このページでは青木薪次参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。青木薪次参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1974/09/10、10期、日本社会党)

○青木薪次君 社会党の青木薪次であります。私は、運輸大臣と国鉄総裁に対しまして、十月一日から国鉄の運賃改定が行なわれることになっておりますので、そのことについて御質問申し上げたいと存じます。  運賃は非常に物価に影響されますから、まずこの物価問題の現状について申し述べたいと思うのであります。昭和四十八年の十月の中旬でありましたか、中東戦争の停戦とともに起こった、全く予期しなかった石油供給の削減問題が発生いたしまして経済は大混乱におちいったのであります。十二月に至りまして一応OAPECの対日石油供給緩和措置により、一応の見通しは立つに至ったものの、大企業を中心といたしまして土地や資材の買い占めや……

第73回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1974/11/07、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  国鉄総裁にお願いしたいんでありますが、新幹線の建設が国鉄経営を圧迫しているということについてはもう御承知のとおりだと思うんでありますが、借り入れ金の累増と赤字の累積に拍車がかけられまして、このために運賃の値上げが過去四回にわたって行なわれました。国鉄の労働者に対しては極端な人減らしとか合理化が進んでいるわけでありまして、このことによって今日まで切り抜けてきた思うんでありますが、国鉄がこの赤字に転化したのは昭和何年か、またその理由について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 昭和四十八年度の赤字ですね、いま言ったのはね。累積赤字、長期負債は幾らですか。

第73回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  ATCの故障について十一月七日の運輸委員会において私が質問したわけであります。すなわち九月十二日の品川の機器室の異常電波の発信について、今後このようなことが絶対ないようにしなきゃいかぬということで、答弁としては全部検査した、類似のものを検査したので一切異常はないという答弁でありました。私はどんな場合でも安全側に作用するということを確信を持っているかと、こう念を押しました。そうしたら山岸常務は絶対だいじょうぶだという立場に立って、はっこうですという答弁があったけれども、このことについて確認していいんですか。

第73回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1974/08/21、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  私は特に静岡県に起こりました七月七日の夕刻から八日早朝にかけての県下を襲った有史以来ともいえる台風八号並びに梅雨前線の集中豪雨の関係について、静岡県を主体に全般的な問題局部的な問題について質問をいたしたいと思います。  特に先般、国土庁長官が松永議員の要請に基づいて静岡県下のあの惨たんたる実情について調査をしてくれたことについて感謝をいたしたいと思います。  今回の被害については予想をはるかにこえた降雨量であることは御案内のとおりでありまして、私も調べてまいったのでありまするけれども、二時間の継続雨量の大きさというものは百四十七ミリメートル、九十年に一回だとい……

第74回国会 運輸委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  運輸大臣は今度は若干大臣の期間が長いということを確信いたしておりますから、大いにひとつ張り切ってお願いいたしたいと思います。  そこで、私のところへきのう岩手県の中央バスに関連する問題について陳情が参りました。田中前首相の知人である小佐野賢治氏が会長をいたしております盛岡市の岩手中央バス会社が昨年の五月にバスターミナルを建設するといって、約二十万平方メートルを買収にかかったわけであります。このことについて現地の村では、それは非常にけっこうなことだということで買収に協力をいたしまして、いざ買収を済ましてまいりますると、これが実は宅地に化けてしまったということで、……

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/01/17、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  本年の一月一日の午前十一時二十分ごろ、長野県大町市に起こった、いわゆる青木湖の転落の事故の概況について、ひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 事故の原因についていろいろな話がいまされているわけでありますが、事故の原因は道路状況が悪い、あるいはまた運転技術が拙劣であるというようなことがいろいろ言われているわけでありますが、運輸省として事故の原因についてはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 警察庁はどうお考えになっておられますか。
【次の発言】 建設省にも聞きたいわけでありますが、建設省はきょうは見えないんですな。  無償自動車運送事業……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○青木薪次君 ハイタク問題について質問をいたしたいと思うんでありますが、高度経済成長政策が全く惨めな形で瓦解をいたしました。いまの大臣の答弁の中に、総合交通体系が根本的に手直しされるということになっているわけでありまするけれども、いつ策定されるということになりますか。
【次の発言】 田中総理の考え方でありました高度経済成長政策というものは、公的機関並びに民間業者を中心といたしまして、いわゆる開発ということが中心として進められてまいりましたのが日本列島改造論でありまして、このもとに経済社会発展計画ですか、エネルギー問題や資源問題、食糧や福祉、物価問題等についていま全く瓦解をしてしまったということ……

第75回国会 運輸委員会 第6号(1975/05/08、10期、日本社会党)

○青木薪次君 道路運送車両法の一部を改正する法律案についてでありますけれども、自動車の登録、検査等に関する手数料の最高限度額を引き上げるという理由について端的にひとつ説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 法案に関連するものの中で、許可、認可等の整理に関する法律案では、たとえば気象業務法の第三十三条を改正して気象測器の検定とか型式の証明にかかわる手数料等についていま政令事項にしてしまおうというような動きがあるし、もちろん自動車の登録、検査手数料の場合についても政令事項とするように議論をされたということを、私は確証を持っているわけでありますけれども、そういう討論がされたかどうか、また、ど……

第75回国会 運輸委員会 第7号(1975/05/29、10期、日本社会党)

○青木薪次君 私は航空法の改正の審議に入る前に、運輸事情調査に対する点について質問いたしたいと思っているわけであります。  いま公共交通や公営交通を何としても守らなければいけない、確保していかなければいけないというのは、今日のいわゆる安定成長といわれる時期において生活課題のきわめて中心的な案件だと実は思っているのであります。そういう立場から、いま私鉄を中心といたしまして過密と過疎の中における住民の足を守るということがきわめて重大な課題であることは御案内のとおりであります。  私は、先日伊豆地方の視察に出かけました。伊豆の東海岸や西海岸一帯を占めております東海バスの事情について調査をしたわけであ……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○青木薪次君 御苦労さまです。先に井戸教授にお伺いしたいと思うのでありますが、今度の騒音基準適合証明制度が新設されましたのは、先ほどの説明からも、ICAOの関係で新設されたということを聞きました。騒音基準適合証明制度の新設によって、航空法制検討委員会の中では、先ほどの三木先生の質問にもお答えがあったわけでございますが、各界の意見を聞いて、そしてそれぞれの意見が出されたと思うのでありますけれども、そのうちどの程度取り入れられたか、これはパーセンテージで結構でございますけれども、どの程度カットされたのか、それについてお伺いいたしたいと思います。  それから航空法の第二十条並びに第二十条の二項による……

第75回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/05/30、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  災害対策基本法の第一条によりますと、「国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にするとともに、」云々というように書いてあるわけであります。そこで私は昨年七月七日に私の出身地である静岡県を襲った台風八号、これは全国的な災害をもたらしたわけでありますが、この集中豪雨によりまして静岡市の丸子川というところが甚大な被害を受けたのであります。国の補助を受けて災害復旧工事を行ったのでありますけれども、この点がいま地元で非常に疑惑を持たれているわけであります。ある工……

第75回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/06/05、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  中村委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  中村委員長より文書をもって委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定をいたしました。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田稔君の動議に御異議ございませんか。

第75回国会 災害対策特別委員会 第6号(1975/06/13、10期、日本社会党)

○青木薪次君 いま佐藤委員からも御質問がありましたことなんでありますが、私は重複を避けるために、ひとつ提案をいたしていきたいと思うんでありますが、委員長においてひとつ採択をしていただきたいと思いますが、この農林省の被害額の調査一覧表によりますると、一番最高が鳥取県の七十三億五千五百万円という概況が出ております。その次に、群馬県の三十三億九千四百万円という被害額があるわけでありますが、鳥取県と言いましても、中村前委員長はこの関係できょうはお見えにならないわけでありますが、本院としても各党代表一名からなる、群馬県へ、相当な被害があるようでありますから、ひとつ早急に調査に出かける、直ちに出かけるとい……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  昨年の七・七の集中豪雨によりまして河川に土石流が一斉に流れて河川がはんらんしたわけです。まだしゅんせつ作業が完全に終わっていないという地区が私は全国に数あると思う。私も静岡県で各地を視察して歩きましたけれども、まだまだ大変な困難をきわめている地区がございます。いよいよ災害のシーズンになったわけであります。この問題については、いまもすでに九州地区における被害の実情について質疑が交わされたわけでありますが、しゅんせつ作業というものは完全にいたしませんと、予想される災害多発期に入った今日において、相当まだまだ大変な事態がこのことによって起こるということがあり得るわけ……

第76回国会 運輸委員会 第2号(1975/11/18、10期、日本社会党)

○青木薪次君 大臣に質問いたしますけれども、まず、この一九五七年の船主責任制限条約について、簡潔に説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明にもあったわけでありますが、日本は世界屈指の海運国でありながら、事故が起きた場合に、明治以来、商法六百九十条による免責委付主義をとってきた。被害者に船舶の所有権の移転をすれば免責になるという、まさに船の大小によって被害者の損得にかかわる方法なのでありますが、この原始的方法をとってきたことについて、何としても改正をしなきゃならぬということになったわけでありますが、じゃ、一体わが国の批准がなぜおくれたのかという点について説明をしていただき……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○青木薪次君 官房長官がまだ見えていないわけでありますが、運輸大臣に質問をいたしたいと思います。  一九四八年以来二十七年の間、連合軍の占領以来認めておりましたストライキ権が、マッカーサーによって剥奪されてから、公共企業体関係の労働者と公務員関係の労働者は、スト権は労働者の基本的権利であるという立場に立ちまして、国民の生存権と同じだという立場から、営々としてスト権の回復を目指して、国民と歴代の政府に対して運動を起こしてきたことについて、どういうように運輸大臣は理解されるか、その点、御質問申し上げたいと思います。
【次の発言】 国鉄総裁にお伺いいたしたいと思いますけれども、総裁は、スト権について……

第76回国会 運輸委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○青木薪次君 運輸大臣に質問いたしたいと思いますけれども、五十年の六月の三日、国鉄の労使問題は徐々にではあるけれども改善に向かっているということを、長谷川労働大臣が衆議院の社会労働委員会で発言をいたしているわけであります。あなたは、いま国鉄の労使の現状について改善されていると思いますか、それとも全然なってないと、こうお思いですか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 富塚参考人にお伺いしたいと思うんでありますが、あなたはいま労働組合側の責任ある立場において、労使関係は徐々にでも改善されているというこの長谷川労働大臣の先般の発言について、どうお思いですか。

第76回国会 運輸委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○青木薪次君 運輸大臣にお伺いいたしたいと思いますが、きのうの新聞に国労、動労に賠償請求をするということで、あなたの出席された自民党宮崎県連主催の政経文化パーティーの席上でおっしゃられたわけでありますが、このことについては、そういう方針であるかどうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣の考え方の中には、組合運動というものについては非常に迷惑だと、組合は、ストライキなんかやることについては、専門懇の意見書と同じように治安対策というような立場、あるいはまた迷惑論という立場のみがあなたの考え方の中に支配していると思うのであります。で、このストライキの問題については、それぞれ関係者の公労協の諸……

第76回国会 災害対策特別委員会 第2号(1975/10/20、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  天災融資法の融資枠が倍に拡大されたということについては、大変これは結構なことだと思うのでありますが、この天災資金、この金融制度の仕組みについて概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 天災融資法によるところの災害資金の貸し付け対象は、たとえば被害農業者あるいはまた被害漁業者、林業者によって大分違うと思うのでありますけれども、その基準についてひとつ説明してください。
【次の発言】 林業者は。
【次の発言】 今回の改正によって、天災融資法と激甚法に基づくところの融資の枠が倍になったわけでありまするけれども、たとえば今回の経営資金の増枠の分をとってみても、天災融……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/12/12、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として野口忠夫君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第24号(1976/08/18、10期、日本社会党)

○青木薪次君 坂田防衛庁長官にお伺いいたしたいと思いますが、防衛庁が次期対潜哨戒機PXLの導入を検討し始めたのは昭和四十三年ごろだと記憶いたしております。その前年に主力対潜哨戒機のP2Jの量産が始まったばかりでありますから、まあこの時分に何とも気の早い話だというようにいま考えておったわけでありますが、この気の早い話というものは、防衛庁のPXLの国産化に対する対応の考え方というものを私はこの中から知ることができるというように考えているところであります。手順として四十三年から四十六年ごろまでに国産化に必要な基礎研究、四次防の四十七年度以降本格的な開発研究に進み、P2Jの引退予定時の五十七年度ごろま……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第25号(1976/08/25、10期、日本社会党)

○青木薪次君 静岡県に田方郡修善寺町というところがあるわけでありますが、ここに修善寺ニュータウンという、セカンドハウスを中心といたしまして住宅開発が昭和三十九年から行われたわけでありますが、大蔵省はこのことについて御存じかどうか、お伺いいたしたいと思います――法務省でもいいですよ、法務省おりませんか。
【次の発言】 このことを刑事事件という立場で私はいま質問しているんじゃないわけでしてね。法務省おりませんかな、法務省の、何ですか、民事局はおりませんかな。――民事局ちょっと来てもらってくださいな。  それじゃ、質問を続けます。  この土地は三十万坪でありまして、修善寺町の町有地と、それからそこに……

第77回国会 運輸委員会 第5号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○青木薪次君 運輸大臣に質問いたしたいと思いますけれども、昭和五十一年度の予算の概算要求の中では、私どもは五兆五千億を要求いたしまして、そうして大蔵省との折衝を図っているということを聞いておったわけでありますが、決定された予算は三兆一千億となったわけであります。これは四三%減らされたと、こういう実績になっておるわけでありますが、このことによって港湾関係の整備に対する当初の計画というものが相当変更になるというように考えておるわけでありまするけれども、その点についてどういうような状態でございますか。
【次の発言】 私は、港湾の果たしている役割りといたしまして交通ターミナル、特に物流ターミナルといい……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、日本社会党)

○青木薪次君 時間がありませんので要点だけ申し上げたいと思っております。  日本におけるPCBのメーカーはどことどこか教えてもらいたいと思います。――通産省だよ。
【次の発言】 ノーカーボン紙の製造メーカーについて。
【次の発言】 ノーカーボン紙が日本において生産され始めたのは何年で、これが生産を中止されたのは何年ですか。
【次の発言】 この間に生産された総量は何トンですか。
【次の発言】 あなた一々後ろに聞かなきゃこんな程度の答弁ができないんじゃ困りますよ。  国は過去においてJIS規格まで設けて生産を奨励してきたんだけれども、いわゆるカネミオイル事件が起こると一転して生産中止になったわけで……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、日本社会党)

○青木薪次君 衆議院の島本委員長代理にお願いいたしたいわけでありますが、振動規制法案に対する修正案の中で、その三項の後段、「この法律の規定は、地方公共団体が、指定地域内に設置される特定工場等において発生する振動に関し、当該地域の自然的、社会的条件に応じて、この法律とは別の見地から、条例で必要な規制を定めることを妨げるものではない。」ということをうたっているのであります。で、地方自治法によりますと、同一事案について条例の定める範囲において実はうたっているのでありまして、それらの点から考えてまいりますと、地方自治法の第二条の二項「その区域内におけるその他の行政事務で国の事務に属しないものを処理する……

第77回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1976/08/05、10期、日本社会党)

○青木薪次君 国土庁長官にお伺いいたしたいと思います。  けさほどから議論の焦点になっておりますように、静岡県の南伊豆地方におきましては、昭和四十九年の南伊豆地震並びに昭和五十年十月七日、八日の大雨と今回の七月十日から十二日までの集中豪雨によりまして連続して大被害を受けました。先ほどからも議論になっております河川の関係では一千二十九カ所、道路が六百二カ所、あるいはまた砂防施設や橋梁等の土木災害と、そしてまた非常にお気の毒な死者十六名というような人的被害を出したわけであります。こういう人的被害とともに、家屋の全壊が半壊を含めて五十数軒、しかも床上浸水二千三百八軒を含む浸水家屋が七千三百五十八、住……

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本社会党)

○青木薪次君 港湾局長お見えですね。――港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律、閣法第五十七号と言っておりますね。第五次港湾整備五カ年計画として七十七国会を通過したのでありますけれども、その後一体どうなっているのかという点について、法案を通すときは熱心だったけれども、その後の経過がちっとも説明がないという点がございますので、港湾審議会の経過はどうなったのか、あるいはまた閣議の決定に対する議論はどういうようになっているのか、その点について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 新五カ年計画は、計画の策定については一定の手続を踏むというようになっておりますけれども、その一定の手続というのは……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/19、10期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問でありますが、私も午後にこの問題については問いただしたいと思っておったわけであります。先ほど目黒議員が言いましたように、昨年暮れのスト権問題のときに、減らしてしまえというようなハッパがかかったことは事実であります。したがって、先ほど橘高常務の話によりますと、九万人の合理化、実人員は四万四千人という減少があったわけでありますが、このいま目黒議員の指摘されておりますのは、昭和五十五年までに五万人、さらに六十年までに一万五千人、合計六万五千人を合理化するという問題が相当現場機関を刺激いたしまして、労使の問題の俎上に上ったことは事実でありまして、あなたも着任されてその後この問題に……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/10/22、10期、日本社会党)

○青木薪次君 運輸大臣に質問いたしたいと思いますが、十月十九日の運輸委員会の席上におきまして、国鉄経費の節約による重大な影響について質疑を交わしました。  さきに国鉄当局が東北新幹線工事のストップや、車両の購入のストップ、それから、線路増設や電化工事の中止等を行う中で、さらに今日までけちけち運動として、現場の休憩所を直してもらいたいということで建設する予定になっておりました現場の休憩所や詰め所に至る工事もしない、あるいはまた、エレベーターやエスカレーターの運転を中止する、車両の清掃やシートカバーの清掃を延期する、ペーパータオルの廃止とか、電灯の消灯とか減灯とか、あるいはまた、トイレの洗浄水の節……

第78回国会 運輸委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問をさしていただきたいと思いますがね、いま杉山委員の発言に対して運輸大臣は、予算上実施不可能と思う、したがって国会に議決案件として提案することにしたということを言われたわけでありますが、その予算上の点という点について、国鉄当局に質問いたしたいと思いますが、いま普通の予算上の五%の点と、それから二%の点が予算上昇給資金並びにベースアップ資金として組んであると思うのですけれども、その点いかがですか。
【次の発言】 そういたしますと、今度のベースアップのいわゆる昇給を含んだベースアップ資金というのは何%ですか、仲裁裁定は。

第78回国会 運輸委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいままで議題となってまいりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行うものであります。  反対の理由は、このたびの法案がその場しのぎの性格を持っているということであります。  国鉄の財政危機がきわめて深刻になっている事態については、われわれも深く憂慮しているところでありますが、今日の危機を招いた根源に鋭くメスを入れて、その原因について根本的改革をしない限り、計画がどんなに美辞麗句を並べ立てておりましても、国鉄の再建は不可能であるということであります。議論されてまいりましたように、再建対策要綱によりますと……

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1976/10/20、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  私は、前回の公害対策委員会の席上におきまして、PCBすなわちポリ塩化ビフェニールの化学的、物理的性質から、いろんな多様な用途に使われることになったんだけれども、特にわが国においては、一九五四年のときに国産化に成功いたしまして大量生産がなされてきたのでありまして、一時的には通産省もJISマークまでつけてその生産を奨励したことが実はあるのであります。いままでに使われた用途並びに製品について、ひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 主な製品を挙げてくれと、こう言ったんですよ。
【次の発言】 このPCBの性質について、ひとつ厚生省からお伺いいたしたいと……

第80回国会 運輸委員会 第9号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○青木薪次君 運輸大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますが、近ごろ海上交通の態様の変化というものは、私は著しいと思うのであります。特に超大型のタンカー、五十万トン以上のタンカーができているというようなことや、コンテナ船やプッシャーバージというのですか、あのような貨物船とかコンテナ船とか、いろいろ出現いたしまして、また、この航海の計器も、きわめてレーダー等の航海計器が進んでまいりまして、操船方法の変化も大きいと思うのであります。こういうことに対応いたしまして、技術の進歩に即応するわれわれ人間の体制というものがきわめて重要な段階に入ったと思うのでありますが、海の交通安全の問題はその最も大きな態様……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/05/17、10期、日本社会党)

○青木薪次君 きょうは十七日でありまして、日本とソビエトとの関係の漁業交渉がデッドロックに乗り上げるかどうかという、きわめて重要な段階にきておるわけでありますので、御通告申し上げましたように、若干漁業交渉の関係について質問をいたしたいと思っております。  日本側の提案が複数案で、ソ連側の二百海里線引きに関連いたしましてこれを漁業だけにしぼって領土問題と全く切り離すということについては、これはもう当初からこの方針は貫いているわけでありまするけれども、去る十三日の会談におきまして、協定の一条、二条に関連いたしまして日本側が最終提案をしたわけであります。鈴木農林大臣が出した提案についてソ連側がどうい……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、運輸委員会の方も冒頭発言で、いま委員会の方で待っててくれておりますので、簡潔にいたしたいと思っております。  十七日に日ソ漁業の暫定交渉が妥結に大体導かれた。十八日には政府は大筋において了解し、このことについて妥結、調印するような訓令を発して、一時間後にまたイシコフ漁業大臣から新しい提案と思われるような内容を持ったところの新提案が出されたということで、私ども野党としても全面的にこのことについて挙党一致の体制で進んできただけに、きわめて重大な内容を示唆していると思うんでありますが、それと同時に、北海道並びに東北漁民はすでにあきらめて南へ行った人まで引き返す、あるいはまた、すぐ……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問。  どのくらい埋蔵されているかというのは、このいわゆる共同開発区域における一番の問題点なんですね。この点について、われわれも一番この点を興味を持って見ているわけです。  二番せんじになっちゃいけないからこの際発言しておきますけれども、民間の推定で七億キロリッターと言われているわけです。日本のいま年間の石油消費量は二億七千万キロリッターでしょう。使うときは四億ぐらい使っておったんですね。そういう中で、不況とそれから節約で二億七千万キロリッターになっているんだけれども、これは共同開発区域を含んでいるんだということは、反面、東シナ海、沖繩一帯を全部含めて七億キロリッターという……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、日本社会党)

○青木薪次君 関連で、それじゃひとつ。  大陸だな条約というのは一九五八年に大体議論してまとまったものだと思うんですね。その後、これは十八世紀ごろからの公海自由の原則というものがこういうように決まってきたということなんですけれども、近ごろの海洋法会議の結論というものは、これは古いものがどんどん否定されているんですね。そこにやはり経済水域の議論というのが前に出てきているということだけでもひとつわかると思うんですね。今度の第三次海洋法会議なんかについても、各国の提案と議論の内容というのは相当変わってきているんですね。たとえばアイスランドの提案というようなものも相当変わってきている。  私は百歩譲っ……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1977/01/31、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(青木薪次君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  阿具根委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十八日、粕谷照美君、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として片岡勝治君、寺田熊雄君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りいたします。  阿具根委員長から文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、阿具根前委員……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○青木薪次君 公害と環境保全に対する対策というものは、いまやまさに高度成長の落とし子とも言うべき時代に来ているわけであります。このことに対しては、国民生活の、ある意味ではすべてだということが実は言われているわけでございます。その中で石原環境庁長官は、相次ぐユニークな発想を出されまして、国民からも、まさにそのスピードの早さについてはいろんな意見が出ているわけでありますが、まず第一に、私は、いろいろと話題をまかれました石原環境庁長官に、基本姿勢についてお伺いいたしたいと思います。  その第一に、長官は憲法改正論者です。憲法改正論者ということは核武装論者であり、しかも軍備を保有しなきゃならぬという再……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、日本社会党)

○青木薪次君 二百海里の問題がいよいよ重大な事態になってまいりました。政府は、本日の新聞によりますると、ソ連の要求は不法は不法として、現実に暫定的にソ連の二百海里操業水域を認めることに踏み切ったようであります。しかし、このことは、相撲で言うならば、真ん中の仕切り線でお互いに仕切るということではなくて、ソ連寄りで、あるいはまた日本寄りで仕切るということを意味すると思うのであります。ですから、これは単に暫定的に主権を認めるというようなことでありましても、日本固有の領土である四島を将来どこまで日本が主権として主張することができるのかどうか、日本国民としては重大な事態だと思います。そこで、暫定取り決め……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、日本社会党)

○青木薪次君 きょうは、富塚参考人、お忙しいところ御苦労さまでございました。   いま春闘がきわめて重大な段階に入っておりますし、しかも、総評、中立労連を初めといたしまして、影響するところ約六百万人の指導に当たられている事務局長にきょうは来ていただきまして、特に今日の経済の情勢に対しまして労働組合としてはどういう基本的な見方をしているか、ひとつお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 総理にお聞きいたしたいと思うのでありますが、お読みになったと思うのでありまするけれども、三月二十五日の朝日新聞に、「福田首相は経済企画庁長官当時、「四十九年度一五%以下」「五十年度ひとけた」「五十一年度一年もの……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/04/04、10期、日本社会党)

○青木薪次君 ちょっと関連。
【次の発言】 先ほどから大企業と中小企業との問題について特にいろいろ問題になっておりまするけれども、佐藤参考人からも大変な貴重な意見を聞いたわけであります。分野調整という現行制度の中におきましても、いまの中小企業庁長官の言われましたように、現行制度があるにもかかわらず、その中で分野調整の役割りが果たされておらないという点に、私はこの分野調整自体に問題があると思うのであります。オイルショック以来、豆腐とかもやしとかクリーニングとか軽印刷などの従来中小企業者が多く手がけてまいりました事業分野へ大企業の進出が特に目立って紛争を起こしております。  昭和三十九年に中小企業……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1977/09/16、11期、日本社会党)

○青木薪次君 御報告いたします。  太田淳夫理事、戸塚進也委員及び私青木薪次は、去る八月三十日より九月一日までの三日間にわたり静岡県下において調査をしてまいりました。  今回の調査の目的は二つあり、その一つは、災害後の対策ではなく事前対策、すなわち防災の観点から東海地方における地震予知のための観測体制と地震に備えての防災体制の状況を調査することであり、その二は、最近の災害において被災した地域における災害直後の応急措置に続く本格的な復旧計画及び復旧事業の進展状況について実情を調査把握することにありました。以下、その概要を御報告いたします。  まず、東海地方における地震予知と対策に関してであります……

第82回国会 運輸委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○青木薪次君 今回のハイジャクの関係で二通りあることを――国内、国際的な世論の中で賛否両論が渦巻いていると思うんでありす。一つは、今回日本政府のとった対策、それからもう一つはヨーロッパ、特にルフトハンザ機に対するハイジャックの西ドイツ政府のとった対策ということでありまして、これらの関係について一番、いまも話が出たわけでありますが、ハイジャックカーを乗り込ませないというためにチェックの方法でいろいろ言われているわけでありますが、すべてがチェックを厳重にせよということに尽きているわけであります。私はそのこともあると思うのでありますけれども、どうも今回は、ボンベイの空港のいわゆる設備のあり方に問題が……

第82回国会 運輸委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○青木薪次君 まず大臣にちょっと質問いたしたいと思いますけれども、私は港湾問題を中心としてちょっと触れてみたいと思いますが、港湾法の第一条に、「この法律は、交通の発達及び国土の適正な利用と均衝ある発展に資するため、港湾の秩序ある整備と適正な運営を図るとともに、航路を開発し、及び保全することを目的とする。」とあるのであります。港湾は、交通産業並びに国民生涯を支える重要な基盤でありますから、その整備の推進が国民生活の向上にとって必要不可欠であることは御案内のとおりであります。今度第五次五カ年計画が三兆一千億で決定をいたしました。従来まで、昭和三十六年でしたか、それ以降今日まで、昭和五十一年度を初年……

第82回国会 運輸委員会 第5号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○青木薪次君 関連。  ただいま目黒議員の質問に対して田村運輸大臣から前向きの答弁がありました。で、いま目黒議員の質問されたのは、輸送の結節点ということについて、いままで行政の側から誘導政策というものが全く感じられなかったということだと思うのです。  たとえば先般の運輸委員会で――東京の羽田の手前の大井地区にトラックの関係のトラックターミナルがある、それから流通ターミナルがある、その隣に国鉄の貨物ターミナルがある、その隣にまた広大な用地が、緑道公園というものがいま空いている。東京都港湾局の関係等について私は現地に調べに行ったわけでありますが、国鉄から要請があればわれわれはこれを提供する用意があ……

第82回国会 運輸委員会 第8号(1977/11/24、11期、日本社会党)

○青木薪次君 国鉄財政再建につきましては、今回政府案並びに修正案の提案を見たわけでありますけれども、法定主義とそれから事業範囲の拡大と、この二つから成っているわけでありますけれども、私は端的に申し上げまして、ヨーロッパの実情やアメリカの実情等についても検討いたしました。したがって、今日の輸送構造の変化というような問題、そのほか客観的な諸条件の変化によりまして、この二法案によってはとうてい国鉄の財政再建は無理ではないかというように考えているところであります。今回の修正案は、昭和五十三年度と昭和五十四年度の二年間に政府の助成を強化しながら、しかもまた国鉄内部の努力を通じて、そして赤字体質をなくして……

第82回国会 運輸委員会 第9号(1977/11/25、11期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問でありますけれども、昭和五十年の六月の三日に、当時の長谷川労働大臣に対しまして、わが党の田邊委員がこのスト―処分―ストといったような悪循環を今回を最後にしたいという質問をしたわけでありますが、いろんな意見の中におきまして長谷川国務大臣は、悪循環を断ち切るにはどうしたらよいかということは、関係者全部が真剣に考えなきゃならぬ、しかも、今回が最後にしていきたいんだということを、真剣に答弁をいたしているので、当時三木総理大臣もこの問題については、私どもが会った際に、本当に前向きに努力しようということで、専門懇の意見というものを徴してという立場であったわけでありますが、いま瀬谷委員……

第82回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/10/26、11期、日本社会党)

○青木薪次君 東海地方に対して、特に駿河湾地震説によって住民の不安は高まっているわけでありますが、もしもマグニチュード8、震度六以上の地震が到来するということになりますならば、甚大な損害が実は予想されるわけであります。で、こうした中で国民は、特に東海地方、なかんずく静岡県民は、地震の予知と震災対策の早急な樹立を実は求めているのであります。わが国の地震予知計画は、日本学術会議の勧告が昭和三十八年にありました。それから測地学審議会の建議が昭和三十九年にあったわけです。昭和四十年から第一次計画がスタートいたしまして、四十四年は第二次計画に変わりまして、同時に、計画の総合的な推進体制の必要が叫ばれるよ……

第82回国会 災害対策特別委員会 第5号(1977/11/16、11期、日本社会党)

○青木薪次君 国土庁長官にお伺いいたしたいと思います。  桜島の噴火周辺地域の実情調査をいたしまして、まず考えましたのが、活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律、すなわち、活火山法は実情に全く合っていないということは、いま長官のおっしゃられたとおりであります。このことは降灰被害に対して有効な対処ができ得ないということでありまして、田澤長官も、私どもが視察をいたしました十一月十一日の閣議で、記者会見で、活火山法は昭和四十八年の議員立法で制定されたものである。これは退避ごうなどの緊急避難施設と、スプリンクラーなど防災営農施設の整備をねらいとしたものであるが、降灰除去の対策がこの法律……

第84回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1978/07/27、11期、日本社会党)

○青木薪次君 松本航空局長にお伺いいたしますが、成田空域の安全性については、開港前からも複雑に絡み合っている羽田空域、百里の空域――これはまあ自衛隊でありますけれども、事故発生につながるのではないかと危惧されておりました。これに対して運輸省は、これらの三つの空域は重なり合ってはいるけれども必要な高度差を持っている、だから大丈夫だということをしばしば発言されてきたわけでありますが、開港後一カ月の間に三件ものニアミスが発生しているんでありますが、私は、先日全運輸の労働組合が行ったアンケート調査でもこのことが指摘され、ニアミスまたはニアミスに近い状態で異常事態を経験していることが明らかになったんです……

第84回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1978/08/18、11期、日本社会党)

○青木薪次君 今日、成田空港が開港されて三カ月有余たったわけでありますが、憂慮されたような安全上の大事故が発生していないのは喜ぶべきことだと思います。いま国民は、東京都心や羽田空港からの距離が非常に遠いと、いまさらのように驚いているのが実態だと思うのであります。成田へ行きますとボデーチェックを受けるなり、手荷物チェックを受けるなり、車の渋滞などで、このごろの久方ぶりの猛暑も手伝って、都心から約六十五キロ、世界一遠い空港に実はうんざりしているというのが実態だというように言われているわけであります。  そこで、日本航空でかつてHSSTの導入計画が新しい交通アクセスとして発表されました。遠くて安全で……

第84回国会 運輸委員会 第3号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○青木薪次君 大臣と国鉄総裁にお伺いしたいと思いますが、昭和五十三年度の国鉄予算案によりますると、運賃の改定収入が五十三年度分として二千五百五十億円増となっておりますけれども、運賃値上げについてはどのように考えておられますか。
【次の発言】 そういたしますと、二千五百五十億円というものを予算案としては提示したけれども、これも架空の数字であるというように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 総裁大体、いま言われたように、何も考えてないというようなことをあなた言われたり、いまのところまだ考慮中と言われたり、二千五百五十億円という数字があるにもかかわらずこの問題についてはまだ検討中だと。で……

第84回国会 運輸委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本社会党)

○青木薪次君 大臣にお伺いいたしたいと思いますが、私どもは本当にこの開港が予定どおりできるだろうかということについて非常に心配いたしておりましたし、また全国の国民もひとしくかたずをのんでこの開港、運航開始というものについて注目をいたしておったと思うのであります。私たちのこの不安が実は現実のものになりまして、非常に残念に思っているわけでございますけれども、この開港ということが現実問題として表に出てきたということについて、大臣はゲリラ活動だけの対策でいいと思っていらっしゃるかどうか、いまの大塚公団総裁の言葉とも関連いたしまして、その辺どうお考えですか。

第84回国会 運輸委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○青木薪次君 私は日本社会党を代表して、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に対して反対の討論をいたします。  反対の第一の理由は、さきの審査の段階で明らかになったように、本法による私権の制限、損失補償等の措置が憲法上から見て、きわめて重大な疑義があり、審査の中でその解明がなされていないということであります。  反対の第二は、航空機材の改良、便数の抑制、発着時間の制限、運航方式の改良等の発生源対策や、緩衝緑地帯の造成等の空港構造対策等、空港設置者側が行うべき騒音対策が不十分なまま、住宅等の禁止という大幅な私権の制限を伴う厳しい規制措置が一方的に騒音被害者側に強制されていることであります。これ……

第84回国会 運輸委員会 第13号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○青木薪次君 去る八十二国会におきまして、運賃の法定緩和と同時に日鉄法の六条の改正が行われまして、国鉄の投資範囲の拡大という問題を含めて、抜本的な改正がなされたわけでありますが、このことは積み重なる国鉄の財政悪化について、運輸収入とともに関連事業の拡大を通じて収入の道を開いていきたい、これが大体立法の精神だったように考えております。  そこで大臣、この六条改正に伴う関連事業の拡大について大臣はどういうようにこれから指導されていかれるか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 静岡駅付近の高架化に伴いまして、広大な駅周辺用地及び高架下が開発可能になると思われているわけでありますが、これはどれく……

第84回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/02/09、11期、日本社会党)

○青木薪次君 委員派遣の御報告を申し上げます。  村田委員長、坂元理事、太田理事、小巻理事、戸塚委員、木島委員、勝又(現地参加)委員及び私青木は、去る一月二十七日、二十八日の二日間、大地震により激甚な被害を受けました静岡県伊豆半島の実情を調査してまいりました。  以下、その概況と今後の課題について御報告申し上げたいと存じます。  まず、地震発生の状況並びに被害の概況についてであります。  一月十三日の夜半から群発地震が続いていた伊豆大島近海において、翌十四日午後零時二十四分にマグニチュード7・0の大地震が発生、その後伊豆大島、伊豆半島東部の一帯で延べ二百数十回に及ぶ有感地震があり、調査当時もな……

第84回国会 災害対策特別委員会 第10号(1978/06/02、11期、日本社会党)

○青木薪次君 国土庁長官にちょっと要望しておきたいんですけれども、きょう私は萩原予知連会長に実は来ていただかないと、この大震法の審議については、今日もう政府機関のようなものでありますから、ただ公務員でないというだけでございまして、参考人という形になるとどうもまずいということで、きょうは都合が悪いという話なんですけれども、大震法審議の際に萩原予知連会長がここにお見えにならないなんというのは、刺身を食べるのにしょうゆが効いていないというようなものでありまして、全く非常に残念だと思うんでありますが、予知連の会長とか、こういう人は、特に萩原先生の場合においては相当権威を持った学者でございまして、日本全……

第85回国会 運輸委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本社会党)

○青木薪次君 まず、大臣にお伺いいたしたいと思うんでありますが、造船産業は大臣も御案内のように、これはオートメーションではできないんですね。船はやっぱり労働集約型の産業の最たるものだというように考えているわけです。したがいまして、その中でもやはり設備処理という問題は雇用問題につながってくることは、これは御案内のとおりです。したがいまして、雇用問題につながってくるということについては私たちは非常に重要に実は考えているわけでありまして、しかもいわゆる造船関係の産業というものは、大臣もいまおっしゃったように、日本の高度成長を支えたと言っても過言ではないわけでありまして、そのことが地場産業に与えるとい……

第85回国会 運輸委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○青木薪次君 本法案の審議に入る前に、私は高木総裁に質問いたしたいと思うのでありますが、いま国鉄は日本一の赤字会社だと言われているのであります。これを蘇生させるために大蔵省出身の高木総裁を国鉄に派遣して、そしてこの破産寸前にあると言われている国鉄を何としても財政再建を図るのだということでありまして、一昨年の三月に高木総裁が就任されてから二年半たったわけであります。ことしの八月の監査報告書でいきますと、総裁が就任されてからやはり八千三百億円の大赤字を出しているということでございますけれども、こういう中で、国鉄は再建の三本の柱というものを依然として持っておられる。で、この中で特に世間からいろいろ企……

第87回国会 運輸委員会 第3号(1979/03/20、11期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、初めに国鉄の再建問題等について、大臣並びに総裁、関係部局長に質問いたしたいと思います。  悪化の一途をたどる国鉄の財政再建のためには、その根源に向かって各般の対策を進めていかなきゃならぬことは御案内のとおりであります。昭和五十二年の十二月二十九日に閣議了解されました「日本国有鉄道の再建の基本方針」は、各種の処方せんを提示していますけれども、特に国鉄の経営上負担の能力の限界を超えると認められる構造欠損の問題について指摘されているのであります。  ちょうどそのころ、高木総裁は、公共企業体等基本問題会議での意見開陳の際に、構造欠損と言われる問題について三つを挙げられたのであります……

第87回国会 運輸委員会 第5号(1979/04/26、11期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、ただいま可決されました国際観光振興会法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    国際観光振興会法の一部を改正する法律案    に対する附帯決議(案)   政府は、国際観光の重要性にかんがみ、その  振興を図るため、次の事項の実施につき格段の  努力をすべきである。  一、外国人観光旅客の来訪を促進するため、国   際観光振興会の海外における観光宣伝業務の   拡充強化を図るとともに、国内受入れ体制の   整備に努めること……

第87回国会 運輸委員会 第6号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○青木薪次君 永井会長にお伺いいたしたいと思うんでありますが、時間がございませんから、ひとつ端的に結論を申し上げていただいた方がいいと思うんであります。  今回の利子補給によるものを含めて計画造船が七十万トンと三十万トンと、こういう区切りになっているわけで、合計百万トンでありますけれども、業界として、先ほども言われましたように、なかなかこの計画造船の実態が予定されたよりも実際はいままでのデータで少なくなっていると、こういう中にあるわけでありますが、今回の利子補給によって相当な建造意欲が出てくるのかどうなのか、この点もひとつ端的にお伺いいたしたいと思います。  それから、さらに永井さんにお伺いい……

第87回国会 運輸委員会 第7号(1979/05/24、11期、日本社会党)

○青木薪次君 本法案につきましてまず大臣に御質問申し上げたいと思うのでありますが、わが日本海運にとりまして、国際競争力のある日本船舶をいかに維持し確保していくかが企業存続のためにも雇用安定のためにも最大の課題であるという意見が外航海運界の定説となっているわけでありますが、この法案の利子補給によりまして、船主の実質負担金利が開銀においては二・五五%ときわめて有利になるわけであります。こういう措置を講ずるに至った背景について、大臣のまず御所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣、端的に言えば、低運賃にたえ得る企業体質をひとつつくっていこうと、それから低コスト競争にたえることのできる日……

第87回国会 運輸委員会 第9号(1979/06/05、11期、日本社会党)

○青木薪次君 まず国土庁にお願いいたしたいと思うのでありますが、地震防災対策強化地域指定専門委員会が、東海大地震が発生した場合に甚大な被害の起きそうな地震防災対策強化地域として、静岡県を中心といたしまして、周辺の山梨、長野、神奈川、愛知、岐阜の六県、百五十九市町村を指定すべきであるとの線引きの最終報告書をまとめまして、五月十二日の午前に国土庁に提出をいたしました。これをもとにいたしまして、中央防災会議では、六つの県の知事と当該市町村長の意見を踏まえまして、正式に決定して大平首相に答申する、これを受けて政府は六月上旬までに指定を告示することになっているのであります。  報告書は、指定すべき地域の……

第87回国会 災害対策特別委員会 第5号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○青木薪次君 農林水産省にお伺いいたしたいと思うのでありますが、ことしの四月十七日の夜半、静岡県一帯は急に冷え込みました。当時は高気圧が本州一帯に張り込んでおったわけでありますが、太平洋岸が低気圧がありましたので、そのために四月十八日に静岡県はその意味で移動性高気圧に覆われるということになったのでありまして、夜間の放射冷却が厳しくて各地で気温が非常に低下いたしました。特に牧之原台地を中心といたしまして全県的にお茶の被害が出てきたのでありますが、特にお茶の被害について、そのほかのものもございますけれども、概況はどうなっているのかということを簡単に質問をしたいと思います。

第87回国会 災害対策特別委員会 第6号(1979/06/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任をされました。まことに微力でございますが、皆様の御協力を得まして、この重責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ今後とも格別の御協力をお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 前委員長から発言を求められておりますのでこれを許します。川村君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後十一時三十九分散会

第88回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1979/10/11、11期、日本社会党)

○青木薪次君 関連。  いま主計局次長は、実はこのやみ賞与といわれる期末手当の上積み分の関係について、報告を受けてびっくりしたという表現をされたわけでありますが、きのうの新聞によりますれば、「日本鉄道建設公団など公社・公団の「カラ出張」と並んで「ヤミ賞与」が世論の批判を浴びているが、これまでは「まったく知らなかったこと」と主張してきた大蔵省が、実は公社・公団の「ヤミ賞与」作りに加担していた疑いが出てきた。公社・公団の元総務担当理事等が明らかにしたもので、元理事らの証言によると毎年、賞与の支給時期になると「ヤミ賞与」の支給率、原資などについて情報交換を行うため公社・公団の総務担当役員による会議が……

第88回国会 災害対策特別委員会 第1号(1979/08/30、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいま委員長に推薦をいただきました青木でございます。  一言ごあいさつ申し上げます。  重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆さんの御協力をいただきまして、この職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。  よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、理事に遠藤要君、中村啓一君、村沢牧君……

第88回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/09/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  閉会の……

第89回国会 災害対策特別委員会 第1号(1979/10/30、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいま委員長に推薦をいただきました青木でございます。  一言ごあいさつ申し上げます。  重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆さんの御協力をいただきましてこの職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。  よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に遠藤要君、中村啓一君、村沢牧君、原田……

第89回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/11/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、小巻敏雄君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として立木洋君及び柳澤錬造君が選任されました。  また、本日、太田淳夫君及び田原武雄君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君及び下条進一郎君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第四一号阿蘇火山爆発による被害に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしました結果、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとすることに意……

第90回国会 災害対策特別委員会 第1号(1979/11/26、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいま委員長に指名をいただきました青木でございます。  一言ごあいさつ申し上げます。  重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆さんの御協力をいただきましてこの職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。  よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に坂元親男君、田代由紀男君、村沢牧君、……

第90回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/12/11、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一七七号昭和五十四年九月台風第十六号による鹿児島県上屋久町の水害対策に関する請願外二件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしました結果、保留とすることに意見の一致を見ました。  ただし、この問題については、天災には違いないけれども、営林局関係の森林がなかりせば、このような災害はなかったであろうという地元民の意向というものがあり、営林局としては、それら被災者とよくひとつ対応をしながら対策を進めていくということを条件を付して保留とすることに決定……

第91回国会 災害対策特別委員会 第1号(1979/12/21、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいま委員長に推薦をいただきました青木でございます。  一言ごあいさつを申し上げます。  重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆様の御協力をいただきましてこの職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に坂元親男君、田代由紀男君、村沢牧君及び原田立君を指名いたします。

第91回国会 災害対策特別委員会 第2号(1980/03/05、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として木島則夫君が選任されました。
【次の発言】 小委員会の設置に関する件を議題といたします。  災害対策樹立に関する調査の一環として、小委員十一名からなる個人災害対策小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、小委員及び小委員長の選任につきましては、先例により、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第91回国会 災害対策特別委員会 第3号(1980/04/23、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月五日、木島則夫君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。  また昨日、小巻敏雄君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として山崎竜男君が選任されました。

第91回国会 災害対策特別委員会 第4号(1980/05/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十五日、山崎竜男君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君が選任されました。  また昨日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として木島則夫君が選任されました。  また本日、松本英一君、案納勝君、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として勝又武一君、栗原俊夫君、大森昭君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案を議題といたします。  まず、提出者から趣旨説明を聴取いたします。藤田……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1980/08/29、12期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  八月十六日の九時二十五分と推定されるのでありますけれども、第一次ガス爆発の結果が第二次のガス爆発を誘引いたしまして、その原因結果についてただいま警察と消防庁におきましてその検証を急いでおられるわけでございまするけれども、何といいましても、第二次のガス爆発があのような死傷者を含む二百十三名という重大な結果をもたらしたのでありますから、第二次爆発がそのことをもたらしたということを考えてまいりますと、これはもう都市ガスであることは間違いないんです。それから先ほどからの御両所の質問に対する答弁を聞いておりましても、初動体制の甘さというものがこの結果をもたらしたこともこ……

第93回国会 運輸委員会 第4号(1980/11/06、12期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、運輸大臣とそして自治大臣に質問をいたしたいと思っておりますが、自治大臣の出席を要請したわけでありますが、地方行政委員会が開かれているというようなことで、審議官に出席を願っております。  国鉄の経営は、今日急激に悪化をしておることは御案内のとおりです。昭和三十九年に赤字に転化いたしましてから毎年赤字となって、昭和五十四年度の累積赤字は六兆円を突破することになったのであります。その原因については、経済社会情勢の変化に伴って輸送構造が変化した、また、これに対応することができない今日の国鉄の体制があるわけでありまするけれども、数次にわたる私たち参議院におきましても衆議院と歩調を合わ……

第93回国会 運輸委員会 第5号(1980/11/11、12期、日本社会党)

○青木薪次君 関連。  私どもも、八日、九日と実は筑豊地区を視察いたしました。新聞によりますと、仙台へ行かれた皆さんの場合でも、存続をと涙の訴えを町長はされた。それから、仙台の国鉄再建公聴会は、場内が一瞬静まったと、こういう記事とともに、実情は無視できぬと安倍政調会長は言われたと。そのことは、いま広田委員の質問の中で大臣の答弁は――私は大臣の発言を云々しているわけじゃございません、これは広田委員と同じです。ところが、地方へ行きますと、もう大物と言われる皆さんが、法案は通ってもいいよ、法案は通っても問題は政令だと。政令段階でおれのところは残すから大丈夫だということを、大物と言われる皆さんがことご……

第93回国会 運輸委員会 第7号(1980/11/18、12期、日本社会党)

○青木薪次君 先般の運輸委員会におきまして、私たちはこの法案が通った場合でありましてもやっぱり政令がひっかかる。政令がこの法案の命なんですから、そういう意味で、政令を早くひとつ案を提起してもらいたいという話を理事会でも議論をしていただいたようでありまするけれども、大臣の答弁によりますと、来年一月までにつくって、その前に理事会あたりへ非公式な提案をして議論をしてもらおうというようなお話を聞いたわけでありますけれども、私はやっぱりそれは当然な話であると、こう思うのでありますけれども、その点について、大臣いかが考えていらっしゃるでしょうか。

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/13、12期、日本社会党)

○青木薪次君 私はここで公共交通の問題について総理に質問いたしたいと思うんです。  わが国の公共交通はいま非常に厳しい試練の関頭に立っていると思うのであります。ある意味では存立の危機さえいま生まれているというように考えております。国民の生活に根差したところの公共交通というものは、都市にあってもあるいはまた地方にあっても、高度成長のときも低成長のときも、常に国民のそばにあって、産業、経済、住民福祉に寄与してきたと思うのであります。それは国鉄という形をとろうが、私鉄という形をとろうが、公営交通というような立場をとろうが、それは全く御案内のとおりであります。したがって、その面では、鉄道輸送や道路輸送……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1981/01/30、12期、日本社会党)

○青木薪次君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、日本社会党)

○青木薪次君 まず、担当大臣である中山長官にお伺いいたしたいと思うのでありますが、私どもは沖繩問題を審議する前提として、まず、沖繩県が終戦以来二十七年間にわたって本土と完全に切り離されてしまった。しかも沖繩県の皆さんは、非戦闘員である一般の民間の市民の皆さんが五万人も死んでしまった。戦闘員が十五万人も死んでしまったというようなことから、まさにすべての事物が破壊されて、もうぺんぺん草が生えるような状態の中で立ち上がったというこの現実というものを私どもは注視をしなければならないというように考えておりますし、しかもこの中で、佐藤元総理大臣が四十年代の初頭において沖繩が返らなければ戦後は終わったとは言……

第94回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1981/09/16、12期、日本社会党)

○青木薪次君 台風十五号の影響で、私ども静岡県も、先ほどの質問にありましたように、小貝川や長野県の須坂、同様大変な被害を受けたわけでありますが、この中で、先ほどの報告によりますと、いろんな点で予防的な措置をすればこのような被害はなかったんじゃないか、いま矢田部質問にもありましたけれども、これは天災ではなくて人災ではないかと言われるような点が数々見受けられるわけでありますが、災害に遭ったからすぐ応急工事ということについては、私は建設省はそれなりに対応していると思います。しかしながら、この点について国土庁長官は単なる財政上の問題というだけでなくて、災害があったらその数十倍に当たる費用を捻出しなけれ……

第94回国会 商工委員会 第3号(1981/03/31、12期、日本社会党)

○青木薪次君 私はまず景気対策について河本長官にお伺いいたしたいと思うんでありますが、今日の中小企業の景況感を悪化ざしている最大の原因というものは売り上げ不振にあるのでありまして、中小企業の場合におきましては、個人消費に直結するからこの不振の影響をストレートに受けていると思うのでありまして、先日、経済企画庁が二月に実施いたしました企業経営者の見通し調査を見てまいりますると、企業経営者の多くは景気の好転が七月ないし九月期にずれ込むと見ているのでありますけれども、経企庁長官は景気の先行き、または業種別の動向についてどんな見通しを持っておられるか、まずお伺いいたしたいと思うんであります。

第94回国会 商工委員会 第4号(1981/04/14、12期、日本社会党)

○青木薪次君 けさの朝日新聞に、「わが国最大級の海底資源開発として注目されている常磐沖の天然ガス開発に伴う機材調達の国際入札で、新日本製鉄など日本勢の敗退が事実上決定した。」、このプロジェクトについてちょっと説明してください。
【次の発言】 新聞によれば、エクソン系のエッソあたりも相当入っているので、国際入札にせざるを得なかったということらしいのでありますけれども、わが国沿岸の、いわゆる庭先というよりも家の中の仕事について、韓国がどういう安値でこれに入札しようとも、やはりこの家の中の入札で日本が敗退したということは、別に私はナショナリズムをかき立てるわけじゃないんだけれども、今後においていろん……

第94回国会 商工委員会 第6号(1981/04/23、12期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、まず第一に、先般問題になりました中国のプラント問題について質問を申し上げたいと思います。  今回の対中プラント輸出問題をめぐる問題に関しましては、日本側としては大局的、長期的視点に立って冷静な対応が望まれるところでございますけれども、率直に言って十億の人口を擁する大国である中国の経済的な安定という問題は、わが国のみならず国際社会の安定した平和にとってきわめて重大であると考えておるわけであります。こういうような観点から、中国の安定的な発展に対しましてわが国もできる限りの協力を惜しむべきではないと思うのでありますけれども、このようなことから、日中の経済交流の将来のためにも政府岡……

第94回国会 商工委員会 第9号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○青木薪次君 法案審査に対しまして、一般的な立場から御質問をいたしたいと思うのでありますが、私は中小企業の定義というものについて、現在中小企業政策審議会で検討中でありますけれども、日本商工会議所が基準拡大を要求しているに反しまして、商店街の振興会などでは零細個人企業を保護すべきだとして基準拡大に反対するなど相当論議があるようであります。  ちなみにいま中小企業の定義の推移でありますけれども、三十八年の中小企業の基本法の施行時点において、資本金や従業員の規模について、製造業等においては五千万円以下または五百人以下というようになっており、あるいはまた商業、サービス業の関係については一千万円以下また……

第94回国会 商工委員会 第11号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○青木薪次君 四月十八日の福井県敦賀市の日本原子力発電会社敦賀発電所の事故という問題については、同僚議員の吉田委員がいま詰められたわけでありますが、これに関連いたしまして私も、先般以来問題となっておりました運転管理専門官制度について、敦賀発電所のたび重なる事故隠しについて、通産省の原子力発電所に対する監視体制の甘さが、いまもいろいろ発言されておりましたように問題になっているところでありますが、現地に派遣されている運転管理専門官がどうして事故に気がつかなかったかという問題なんでありますが、一部の新聞にはその原因として、専門官の中に米検査官がいると、十五名のうち五人が米検査官から転任された人で農林……

第95回国会 商工委員会 第5号(1981/11/26、12期、日本社会党)

○青木薪次君 どうも御苦労さまでございます。  松永参考人にちょっとお伺いいたしたいと思いますけれども、いわゆるアルミ関係の不況の原因というのは電力コストの上昇にある、この電力コストの上昇ということについて、松永参考人は日本軽金属の社長さんだということをお伺いしたんですけれども、私、生まれが清水市なんです。おたくの広大な三万坪だったか四万坪だったかちょっと忘れましたけれども、中部電力がLNGを輸入してここに貯蔵するということなんですけれども、これを直接におたくの電力コストを低減させるために何か提携するというようなお心持ちがあるかどうか、あるいはまた業界全体として今度は違った観点で設備廃棄は何%……

第96回国会 運輸委員会 第3号(1982/03/18、12期、日本社会党)

○青木薪次君 先に大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますが、二月九日に死者二十四名、負傷百四十二名、入院中の者現在五十三名というような不幸な事故が発生いたしまして以来、三十七日を経過をいたしているわけでありますが、事故の発生の原因究明もかなり進んでおります。片桐機長の異常な行動が今回の事故発生の直接の原因であったことが明確になってきているわけであります。この間にいろいろと対策も打たれてきたわけでありますけれども、機長に定期便の運航を行わせていた日本航空の運航管理体制のあり方、さらにこのような常識では考えられないような日本航空の運航管理体制を認めてきた運輸省の立場、こういう立場について、これは……

第96回国会 運輸委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本社会党)

○青木薪次君 国鉄総裁にお聞きいたしたいと思うのでありますが、年度末手当の問題がいま暗礁に乗り上げております。一昨日は国鉄関係の四組合がそろって、われわれとしても、いま世間からいろんな指弾を受けておるような問題については自主的に解決をいたしますということを新聞を通じて声明をしたわけでありますし、また、いろいろと考えていることについて、自主的にいろんな御批判を受けている点については直してまいりましょうということを言ったし、それからきょうですか、一万二千人のいわゆる合理化についてもいろんな職場の諸問題その他のことを考慮して、大変なこのような苦境に立っているけれども、現下の国鉄の財政事情等を考えたと……

第96回国会 運輸委員会 第11号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○青木薪次君 この審議に先立って大臣に質問をいたしたいと思うのでありますが、道路運送車両法の特にペナルティーの問題について大変問題になっているところでございます。  各新聞社の社説等によりましても、与野党が国民的な立場に立って審議して、きちんとした結論を出すべきときに来ている。筋の通らないことが多いいまの政治の中に立って、国会は当面の課題にけじめをつけてもらいたいのだ。それについても鈴木首相の姿勢が全く不分明だ。過料制の問題は特にそうである。首相の真意と指導性はどこにあるかということを問いたい。一見積極性を見せても、それが単なるその場しのぎのポーズという疑いが非常に多い。事の流れに身を任せるん……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/08/10、12期、日本社会党)

○青木薪次君 中曽根行管庁長官がお忙しいところを御出席願ったわけでありますから、私はひとつそこに焦点をしぼりまして質問いたしたいと思いますので、簡潔にお願いいたしたいと思います。  第二次臨時行政調査会の土光敏夫会長が、七月三十日に国鉄など三公社改革と総合管理庁構想を盛り込んだ答申を鈴木総理に提出したのでありますが、政治生命をかけると公約した鈴木前相は、臨調の示した膨大な赤字国債からの脱出と、高福祉高負担なきところの活力ある日本ということに向けての青写真を指し示したのであると思うのでありますが、三公社問題を除いてほかにはきわめて抽象的な表現が多いと思うのであります。この実現に向けてのスケジュー……

第96回国会 災害対策特別委員会 第7号(1982/08/11、12期、日本社会党)

○青木薪次君 いま鈴木委員の質問にもありましたように、強い暴風雨を伴った大型台風の十号が、二日の午前零時に愛知県の渥美半島に上陸いたしまして、スピードを上げながら本州を横断して、当日午前六時過ぎに石川県の能登半島を通過して日本海に抜けた、こういう台風であります。すでにそのときには気象庁はもう梅雨明け宣言を発しておって、しかもこのような台風の進路というものは、本来なら日本本土に強い高気圧が滞在するから、ほとんど沖繩県のいわゆる南西諸島並びに九州の西部を通過するということが大体台風の進路であったわけでありますが、このことが今回は全く本土を直撃した。しかもスピードを持った、のろのろ台風じゃなかったと……

第98回国会 運輸委員会 第3号(1983/03/23、12期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、国土庁の震災対策課長にお越しを願ったわけでありますが、大規模地震が発生した場合の人員や物資の緊急輸送等について航空機の利用を考えるべきときに来たというように考えております。それはなぜかというと、私は静岡県の出身でありまして、突然直下型の地震がいま直ちに来ても差し支えないという統計的な実はデータがあるわけであります。特に静岡県を中心といたしまして、東海地方は地震の強化地域に指定されているわけでありますが、微小地震というのは常に起こっているわけであります。一週間前にも震度三の地震が起こりました。これは西南地方の東海沖は今日すっぽりと、御前崎から伊豆半島の西南地域が今日空白地域に……

第98回国会 運輸委員会 第5号(1983/03/30、12期、日本社会党)

○青木薪次君 前回の昭和五十二年以来、新しい海洋秩序に対応いたしまして、二百海里の漁業水域や十二海里の領海内の外国船の監視、取り締まりというような問題について、海上交通を何としても円滑に処理するために役割りが非常に重要になってきていると思うのでありますが、現在持っている船艇、それと航空機の勢力というものは一体どうなっているのか。警備救難業務というものは、だんだん広域化してきていると思うのです。と同時に、多様化してきている。このことについて、わが国の海上保安庁としてはこの辺についてどのような計画を持っているのか。その点について、お聞かせをいただきたいと思うのであります。

第98回国会 運輸委員会 第6号(1983/04/21、12期、日本社会党)

○青木薪次君 午前中に、わが党の小柳委員並びに自民党の梶原委員からもいろいろとお話がございました。そしてまた、大分全ト協の理事長に対しまして詰めた話をしたのでありますが、私はこの問題について、主に政府に対して、この問題に対する若干の突っ込んだひとつ質問をいたしまして、認識を新たにして、むしろ参議院としてこの問題に対する見解の統一その他について一致さしてまいりたい、このように考えているところであります。声が若干痛んでおりますので、よくひとつ静粛に聞いていただきたいと思います。  今日、わが国の貨物運送事業者は何と三万五千を数えているわけでありまして、その大多数は中小零細企業者が占めておりまして、……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問いたしますけれども、これは私も理事会の問題だ、こういうふうに考えます。国鉄の経営する事業の再建の推進に関する法律を審議しているわけですから、法律に基づいて設置される監理委員会の行政に対する一つの判断とかあるいはまた方針とかを決めるわけでありますから、随時適切に国会に対して説明をし、あるいはまた方針を述べることについてはこれはあたりまえのことであるというように、瀬谷委員の発言について私は確認をいたします。したがって、理事会でこのことについては検討するというように、委員長、諮っていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの瀬谷委員の指摘はきわめて重大な問題です。私は、この間……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○青木薪次君 日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案、いわゆる国鉄監理委員会法案は、今国会の最終的な場面における最大の山場になったことは御案内のとおりであります。  これは、臨調答申で明らかなように、分割民営化という路線に沿って出されたものであって、答申を最大限尊重するという前提に立っておるものであります。中曽根総理も、ASEANのところどころの記者会見等におきましても、この法案の成立に異常なほどの決意を示しているのでありますが、やはりこのねらいというものについては、この際、足手まといになるところの国鉄を分断して、しかもこの中で十数万人という職員を、いまの試算でいくと昭和六……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○青木薪次君 国鉄総裁にお伺いいたしたいと思いますが、運輸省なり国鉄当局は国鉄職員の乗車証の見直しというか廃止について決定して、すでに実行に移しているわけです。私どもが国鉄に入りますときには安月給だ。しかし、家族も安月給のかわりにパスを出してくれる、職員もパスをもらえる、これが最大の実は魅力であったわけであります。このことを今回外しておいて、そして職員に対してさらに合理化が、実は私が国鉄にいた時分なんかと問題にならない形で減らされているわけでありますが、苛斂誅求という言葉があるけれども、総裁、いま厳しい対応を職員に迫っているということについて、あなたはどう考えておりますか。

第98回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1983/03/25、12期、日本社会党)

○青木薪次君 沖縄県が本土に復帰いたしましたのが昭和四十七年と記憶いたしておりますが、この間に沖縄県は第二次世界大戦を初めといたしまして大変な犠牲を受けたわけであります。ある意味では本土のいけにえにされたというような気持ちさえ持っておったことは大臣も御案内のとおりであります。  しかし、沖縄県の本土復帰に伴って第一次振興開発計画が持たれました。この間に一兆円というような投資を行ったことについては沖縄県の皆さんもそれ相応に評価をいたしている点でありまするけれども、その中で私は、かつて運輸委員会とかあるいはまた予算、あるいはまた沖縄北方というような各委員会の視察、あるいはまた個人的にもいろいろと沖……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 建設委員会 第1号(1983/07/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  去る七月十八日の本会議におきまして建設委員長に選任されました青木薪次でございます。皆様方の御協力をいただきまして職責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩崎純三君、堀内俊夫君、増田盛君及び村田秀三君を指名……

第100回国会 建設委員会 第1号(1983/10/06、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、先国会閉会中に当委員会が行いました委員派遣……

第100回国会 建設委員会 第2号(1983/11/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一号線引きの見直し等に関する請願外三十一件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一五三三号中央自動車道長野線・関越自動車道上越線の建設促進に関する請願は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第一号線引きの見直し等に関する請願外三十件は保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  中西総務長官は非常に熱心な長官として、長官就任後早速沖縄を訪問されたと新聞報道されまして、私も部屋が隣でありますからその意味でも敬意を払っておるのでありますが、特に長官が沖縄を訪問されて気づいた点、特に強烈な印象を持たれた点、その他今後に対して、今も予算の説明があったわけでありますが、この予算上の点等について、特に配慮されたこと等について御答弁を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 私は選挙区にも全く関係がない沖縄北方問題を相当期間選んでいるということは、沖縄がやはり日本本土に対して第二次世界大戦のときも献身的な犠牲的役割を果たしたという、この重大な犠牲……

第101回国会 建設委員会 第1号(1983/12/26、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  岩崎純三君が一たん委員を辞任されましたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩崎純三君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、この旨の調……

第101回国会 建設委員会 第2号(1984/03/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十一日、岩崎純三君が委員を辞任され、その補欠として増岡康治君が選任されました。  また、昨二十六日、服部信吾君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  岩崎純三君が委員を辞任されたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/31、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨三十日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明につきましては去る二十七円に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、休憩いたします。    午前十一時四十六分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、……

第101回国会 建設委員会 第4号(1984/04/06、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。  去る三月三十一日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。  また、昨五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。
【次の発言】 ここでご報告いたします。  去る四月三日、予算委員会から、本六日及び七日の二日間、昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。

第101回国会 建設委員会 第5号(1984/04/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  昨六日、稲村稔夫君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として松本英一石及び山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日、日本道路公団、住宅・都市整備公団及び日本中央競馬会の役職員を参考人として出席を求めたいと存じます……

第101回国会 建設委員会 第6号(1984/04/17、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月七日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任をされました。
【次の発言】 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。水野建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。  速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 午後一時二十五分に再開することとし、休憩いたし……

第101回国会 建設委員会 第7号(1984/05/08、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十四分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  質疑を続けます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 上田委員、時間が来ましたから最後にしてください。

第101回国会 建設委員会 第8号(1984/06/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  関西国際空港株式会社法案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会は本日午前十時から開会されることとなっておりますので、御了承願います。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時四十三分散会

第101回国会 建設委員会 第9号(1984/07/12、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都市緑化促進法案を議題といたします。  発議者藤原房雄君から趣旨説明を聴取いたします。藤原君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は……

第101回国会 建設委員会 第10号(1984/07/31、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 水野建設大臣、今のことについて答弁してください。
【次の発言】 では、国土庁長官の来たときに一問だけ村田委員に発言を許します。
【次の発言】 先ほどの村田委員の補充質問を許します。村田君。
【次の発言】 防衛庁いますかな、防衛庁。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時十六分散会

第101回国会 建設委員会 第11号(1984/08/07、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第二八号尾瀬の水の広域的運用に関する請願外百六十一件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一九〇二号昭和五十九年度公共事業の上期前倒し執行及び下期事業量の確保に関する請願、第一九〇三号第四次全国総合開発計画策定における豪雪地帯振興対策確立に関する請願及び第五九一五号町村の実施する公共下水道の整備促進に関する請願外八十七件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に……

第101回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1984/09/26、13期、日本社会党)

○青木薪次君 関連質問をいたしたいと思いますけれども、今も発言がございましたように、観測の予知体制、観測体制というものが全くなっていないということが言えると思うんです。私はかつて災害対策委員長もやったわけでありますけれども、大規模地震対策特別措置法で東海関係六県が指定されているわけでありますが、特にこの観測の強化地域にはこの地域はなっていない。  それから観測の関係では、観測体制のいわゆるコクのある観測体制ということになりますと、地震計があるでしょう。その地震計の中にも強震計、震度計とか微小地震計から海底地震計に至るまで地震計が備えられなければならない。あるいはまた、体積のひずみ計とかあるいは……

第102回国会 建設委員会 閉会後第1号(1985/10/08、13期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  第一班は、八月二十日から三日間にわたって、小山委員長、増田理事、古賀委員、馬場委員、山中委員と私が参加して、本年七月に発生した長野市の地すべり災害、及び昨年九月の長野県西部地震災害の復旧状況、上高地の砂防事業、中部地方における道路事業等を調査してまいりました。  以下、主な事項について報告いたします。  まず、長野県の概況について簡単に申し述べます。  長野県は、全国第四位の広さを保有し、また工業出荷高が五兆円を超え、全国平均を上回る伸びを示すなど、急速に工業県に変貌しつつありますが、県土が南北に長く、山脈によって県内の経済圏が分断され、交通網の整備がおくれて……

第102回国会 建設委員会 第2号(1984/12/06、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、木部建設大臣に所信をお伺いいたしたいと思うのでありますが、木部建設大臣は私のうちのすぐそばの出身でありまして、質問すること自体について大変ある意味ではちゅうちょするし、それから木部建設大臣は人柄も立派で非常に小まめな人でありますし、地元も木部さんが大臣になった、しかも建設大臣になったということで大変喜んでおりますが、国民の立場から考えますと大臣、やっぱり正すべきところは正さなければいけないという立場に立ちまして、まず第一に、水野前建設大臣は建設諸行政に対する公共事業費を中心といたしまして大蔵省との折衝や、あるいはまた各地における各種会合等におきまして、今後の社会資本の創出に……

第102回国会 建設委員会 第3号(1985/02/12、13期、日本社会党)

○青木薪次君 本格的な道路整備に関する論議は別に後で法案も準備されているようでありますので、時間の関係もありますので、私は今回の、今大臣から趣旨説明のありました二百六十九億円問題を中心といたしまして、この法案を提出するに至った目的というものと理由についてまず質問いたしたいと思います。  近年の財政抑制によって各種の社会資本の整備率が極端におくれてきているわけでありまして、道路整備五カ年計画についてどのような状況にあるか、まずこの法案の提案した目的、理由、それから社会資本整備計画、特に道路整備五カ年計画の進捗状況についてひとつ明らかにしていただきたい、このように考えております。

第102回国会 建設委員会 第6号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  住宅着工の統計を見てまいりますと、最近の住宅建設は持ち家系の住宅が非常に減少しております。そして、貸し家住宅が急速に伸びてきているわけであります。実は、賃貸住宅ブームとさえ言われているわけでありますが、最近のこの賃貸住宅の好調原因というものをどういうように建設省として見ているかということは非常に大きな問題だと思うのであります。  ちなみに、五十七年には持ち家が五十八万四千百八十二軒、貸し家が三十一万五千四百四十八軒ということであります。五十八年には持ち家が四十七万八千八百三十三軒、少しずつ落ち込んでまいりました。それから貸し家が三十九万四千四百九十五軒というこ……

第102回国会 建設委員会 第7号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○青木薪次君 大蔵省を呼んでおったのでありますが、理財局次長おりますか。――大蔵委員会でもダブって質問があるようですから、先に取り上げます。  私は、中曽根内閣の最も大きなテーマでありますところの民間活力の活用という問題について先に質問をいたしたいと思います。  今、申し上げましたように、政策の一番大きなテーマとして取り上げられておりますけれども、その中心は都市再開発、環境整備、そして他の公共事業だということになっているわけでありますが、建設省の役割は極めて大きいと思います。建設省はこれまで開発をしやすくするための宅地開発要綱の緩和とか、あるいはまた用途地域の見直し等の規制緩和を図ってきたわけ……

第102回国会 建設委員会 第9号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、質問に入る前に木部建設大臣に対しまして、今問題になっております対外経済摩擦の解消をめぐりまして、海外から市場開放と並んで内需の拡大を迫る声が非常に強くなってきているわけであります。安倍外務大臣がOECDに出られて、その後アメリカに寄ってシュルツ・アメリカ国務長官と会談をされた際にも、日本の黒字基調というものは輸出の規制とかなんとかという問題だけではない、日本のいわゆる内需拡大という方式をやらなかったらこれは永久に続くのだ、したがってアメリカの景気がよくなったとか日本の景気が上向いたとかいう問題以外に、この問題については日本のいわゆる公共投資の問題とか、あるいはまた減税もやる……

第102回国会 建設委員会 第10号(1985/04/18、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は冒頭に大臣に見解を伺いたいと思うのでありますが、住宅政策の拡充を図るためには、何といっても住宅基本法の制定が必要だと思うのであります。この点については前回の改正時等における衆参の附帯決議にも盛られているわけでありまして、各方面からも要望されておるのであります。  前回の改正時の国会論議では、臨調の結論を待って検討したいと答弁をされているわけでございます。臨調答申も出た今日の段階において、住宅基本法の制定は一体どうなっているのか。国の責務をきちんとしてもらいたい。検討中ということだけでは済まされないということになっているわけでございます。  昭和五十七年でしたか、我が党の大木正……

第102回国会 建設委員会 第11号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○青木薪次君 青木でありますが、時間がありませんので、簡潔に要領よく御答弁をお願いいたしたいと思います。  半島振興法案については、昨年の国会で自民党の有志議員によって一度提出され、我が党もこの案については賛成なのでありますが、私はあの当時こちらの参議院の建設委員長としていろいろ皆さんと相談をいたしてまいりました。突如として衆議院の提案者であるべき人がいなくなってしまったというようなハプニングがありまして大変問題になったわけでありますが、いろいろ論議されたようであります。衆議院建設委員長の提案という形で法案がまとめられたことについて、行財政改革と称しまして大変弱いところに犠牲がしわ寄せされがち……

第102回国会 建設委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○青木薪次君 現在の日本経済が輸出主導型で成長を続けまして、貿易収支が大幅な黒字を続けている状況にあることは御案内のとおりでありますが、諸外国から強い反発を受けておることも御承知のとおりであります。そこで、我が国の経済運営を何とかして内需に重点を移して経済発展を持続していくということが極めて大きな政治課題となっているわけでございます。  内需の振興となりますと、個人消費や民間設備投資、そして住宅投資、公共事業とあるわけでありまするけれども、住宅と社会資本は諸外国に比べまして極めておくれた分野でもあるし、我が国の経済社会の発展を図る上でこれらを拡大することが最も重要なことだと私は考えているわけで……

第102回国会 内閣委員会 第16号(1985/06/13、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、議題となっております地方公共団体の事務に係る国の関与等の整理、合理化等に関する法律案について、主に建設省並びに国土庁関係の事項について若干お伺いいたしたいと思っております。  まず、総務長官にお聞きいたしたいと思うんでありますが、この法律案は、地方公共団体の自主性を尊重いたしまして、事務運営の簡素化を図る観点から、地方公共団体の事務に係る国の関与、必置規制、それから許認可等の整理合理化を行おうとするものでありますけれども、全体像を把握する意味から、国の関与並びに必置規制、許認可等が国全体でそれぞれ何項目あるのか、そのうち行革審等で廃止あるいは緩和すべしと指摘されたのがそれぞ……

第103回国会 建設委員会 第1号(1985/11/14、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、まず大臣に質問いたしたいと思うのでありますが、来年度の住宅対策は内需拡大策の柱として、またこの第五期住宅建設五カ年計画のスタートの年として特に重要な位置づけが必要だと思うのであります。その意味があってか、六十一年度の概算要求の住宅対策を見てまいりますると、国費ベースでは伸び率ゼロに終わっているのでありますが、事業費ベースでは一・一〇倍と他の事業予算に比べて大きく伸びているわけであります。  住宅建設計画の戸数でも四万戸増を要求いたしておるわけでありまするけれども、その中身を検討いたしてまいりますと、結局のところ住宅金融公庫の事業費や融資戸数をふくらませた結果であって、住宅対……

第103回国会 建設委員会 第2号(1985/11/28、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、まず地代家賃統制令の廃止について質問いたしたいと思うのであります。  政府は、今国会に提出している許認可の一括処理法案の中で地代家賃統制令の一部改正を行いまして、六十一年十二月三十一日限りをもって効力を失わせることとしているのでありますけれども、現在なお住宅総数の三%に相当する百二十四万戸もの対象戸数が存在して、その影響するところが大きいのであります。地代家賃統制令の廃止を許認可の整理という政策的判断を伴わない行政手続の簡素化法案の中に繰り込んで一括法として国会に提案することは了承することができないのであります。何ゆえ許認可整理法案の中に入れて提出したのか、その間の経緯を説……

第104回国会 建設委員会 第1号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○青木薪次君 今大臣から御提案のありました、昭和五十九年度において二百九十九億円の決算調整額が生じたわけでありまして、これを一年早めて道路整備に充当しようというものであるわけであります。補正予算の関係については、昨年の十月十五日に決定されました内需拡大策、これに基づくものであるわけでありますが、最近の経済の状況というものは内需拡大の必要性というものを、これはもう今までも言い尽くされてまいりましたけれども、今度は演説だけじゃいけないということだと思うのであります。  今回の二百九十九億円を含めまして、建設省関係補正予算の概況についてちょっとおっしゃっていただきたいと思います。

第104回国会 建設委員会 第3号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○青木薪次君 この法案は花と緑でありますから、余りむきになって議論するような話ではないし、なるべく内容を添えたものにしていきたいという立場に立ちまして質問をいたしたいと思います。  大阪は我が国第二の大都市でありますのでそういう意味で京阪神の中心的な都市であり、昨年の筑波の科学博覧会に次いで昭和六十五年に開かれることになったようでありますが、大阪で開かれるようになった経緯というものは、今私が申し上げた、いわゆる我が国第二の都市であるという立場から、立地条件全体の立場から、あるいはまた鶴見緑地というものが大阪のすぐそばにある、こういったような問題のもとに大阪に決められたのかどうなのか、その経緯に……

第104回国会 建設委員会 第4号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、まず冒頭に大臣に御質問いたしたいと思うのであります。  第四次の都市公園等整備五カ年計画によりますと、総事業規模は三兆一千百億円で、第三次計画に比べまして八%の伸び率となっているのでありまするけれども、中身に二つの問題点があるのであります。  一つは、調整費を非常に大きくふやしております。第三次五カ年計画の五十六年から六十年までの額でいきますと千九百億円、これが第四次五カ年計画でいきますと五千七百億円となっているわけでございます。したがって、調整費を除く実質的な事業規模では、前期計画の二兆六千九百億円から二兆五千四百億円に今度はダウンするという内容になっているわけであります……

第104回国会 建設委員会 第5号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○青木薪次君 建設大臣、参議院は、交通安全対策特別委員会がなくて、所管の委員会としては建設常任委員会でやらざるを得ないわけですから、本来なら当然総務庁長官である江崎大臣は出席すべきであると思うのでありまするけれども、御見解はいかがですか。
【次の発言】 参議院は国民生活と外交安保の方に委員会が移行しましたのでね、そういう事情で衆議院とは違いますので、それらの関係についてまたこれから御意見も申し上げますので、その旨ひとつ江崎大臣に申し上げていただきたい。これからそういうようにしてもらうということで、きょうはやむを得ない。  そこで、我が国の交通安全対策の基本となる交通安全対策基本法に基づく交通安……

第104回国会 建設委員会 第6号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、まず建設大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。  今、我が国経済は、急激な円高対策を立てなければならぬ必要性に迫られているわけであります。自民党や産業界などでは早急に総合対策を打ち出すべきなどのことがよく新聞記事に載るわけでありますが、政府は、六十一年度予算案や関連法案が国会で通らなければやっぱり打ち出すことについてはこれは問題があるというようなことのようであります。既に言い尽くされた感もあるわけでありますが、ことしの政策課題は何としても内需の拡大であります。したがって、そのことは、GNPの六〇%、押し上げる力を持つところの消費の拡大、もう一つの片方の課題は何かと言った……

第104回国会 建設委員会 第7号(1986/04/08、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は民営化に当たっての大臣所見をまず聞いてまいりたいと思うのでありますが、これは特殊法人から民間会社に移ることになるわけでありますが、この会社は、東北地方の開発を促進いたしまして国民経済の発展に寄与するのだということと、東北地方における殖産興業に必要な事業を行うことをその主眼として、未利用資源を有効に活用いたしまして、そしてセメント事業やハードボード事業を行うとともに、産業基盤の整備を図るために工業用地の開発事業等を推進してきたところであると思うのであります。  ところが、特殊法人の整理合理化を図る措置といたしまして、昭和五十四年の十二月二十八日に閣議決定された行政改革計画により……

第104回国会 建設委員会 第8号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○青木薪次君 下水道の整備は近年特にその重要性を増してきていると思うのでありまして、現に、地方を回っても下水道整備の促進についての要請が非常に多いのであります。このことについては、国土庁の調査を見ましてもそのことが歴然と出ているわけでありまして、これからの、特に地方における下水道整備の問題については、従来の道路よりもよほど多くなってきているということを指摘せざるを得ないと思うのであります。  ところで、我が国の下水道とか公園など生活環境の施設整備という問題については、高度成長期を通じまして、大変軽視をされてきたのであります。ある人が言いました。ヨーロッパはいいいいと言うけれどもヨーロッパは戦災……

第104回国会 建設委員会 第10号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○青木薪次君 東京湾の横断道路の建設が、昨年来中曽根総理の掲げるいわゆる民活の目玉事業として話題を提供いたしました。ここに法案が提案されて審議に至ったわけでありまするけれども、私どもは横断道そのものが全く不必要だというようには考えておりませんけれども、環境問題、公共事業の優先順位といったような問題についてなお問題が残っているというように考えているわけでありますから、現在、横断道の着工の機会というものがまさしく熟しているというようには考えることができないのであります。  今回提案されておりますところの建設方式、すなわち民間会社が建設と管理を行って道路公団が所有するという方式にも、大きな問題がある……

第104回国会 建設委員会 第12号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○青木薪次君 建設省の事業は、素人にはわかりにくいくらい非常に煩雑でありまして、勉強していきますと、初めから大体覚えておったら、しまいがわかったら前の方を忘れてしまうというくらい難解なことが多いのでありますが、何で市街地開発事業とか既成市街地開発事業、再開発事業を含めまして、こんなに事業手法が必要なのか、簡明にできないのかどうか、これをまず第一に聞きたいと思います。
【次の発言】 幾つかならいいですけれども、何十、何百ということになってくると、これはやっぱりなかなか難しいんですね。例えばニュータウンを開発する場合に、この新住宅市街地開発法でやるのか、あるいは区画整理事業でやるのか、あるいはまた……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1986/08/08、14期、日本社会党)

○青木薪次君 去る七月三十一日、八月一日の両日、久保委員長、浦田、青木の各理事、及び川原、太田、諫山、勝木、秋山の各委員が参加して、七月十日に発生いたしました鹿児島市内の豪雨災害の実情と桜島の降灰対策の実情を現地調査してまいりました。  まず、鹿児島県庁で鎌田知事、赤崎鹿児島市長から豪雨災害の被災状況、桜島の降灰の状況、県、市の講じてきた対策、国に対する要望等について説明を聴取した後、市内の上竜尾町、平之町、武二丁目のがけ崩れ現場、新川のはんらん地の豪雨災害被災地を視察し、また、降灰対策については、大竜小学校のプール上屋、市内の道路降灰除去作業を視察し、翌日、桜島に渡り、島内を一周して、赤生原……

第107回国会 運輸委員会 第1号(1986/12/16、14期、日本社会党)

○青木薪次君 今度の国会は、一〇七国鉄国会と言われるような、重要な国鉄改革の論議のある意味では歴史だと思っているわけでありますが、この中で参議院ではいろんな問題を詰めてまいりましたけれども、私は、そのことについて一つ一つ確認をいたしてまいりたいと思っております。  国鉄総裁にお伺いいたしますが、関係労働組合の意見を聞きまして設立委員に伝える、こういうことになっているわけでありますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 すべての関心は設立委員会に移っていると思うのでありますが、その内容について説明してください。
【次の発言】 四月一日の新会社発足までにいろいろな立て込んだスケジュールが実はある……

第107回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/12/05、14期、日本社会党)

○青木薪次君 今防災局長から説明のありましたように、十一月十五日、四十九年の六月以来十二年ぶりに噴火した伊豆大島の三原山は、小さな噴火を繰り返しながらも、一たんは小康状態になったわけでありまするけれども、二十一日に再び活発化しました。安永の六年、一七七七年以来二百九年ぶりの大噴火となったのであります。大地を揺るがし、夜空を焦がし、真っ赤な火柱が噴き上げる中を、着のみ着のままの姿で避難いたしまして、いつ帰れるかわからぬ住みなれた島に思いをはせながら、つらい避難生活を続けている大島島民の皆さん、私どもは委員長を先頭にいたしまして、十一月三日に千代田区の総合体育館に避難されておられる皆さんを御慰問申……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第3号(1986/11/12、14期、日本社会党)

○青木薪次君 参議院の特別委員会が本日ただいまから審議開始となりました。そこでまず中曽根総理にお伺いいたしたいと思うのでありますが、衆議院においていろいろと質疑が行われ、疑問点や修正点が浮き彫りにされてまいりました。しかしながら、この国鉄改革の問題は、交通革命とも言うべき今日のあらゆる問題をまだまだ集中的に議論を出しているとは考えておりません。私は長い間国鉄の第一線で働くことができましたので、少しはこの問題点がわかると確信をいたしておる点でございます。特に我が参議院は、衆議院における行き過ぎや議論不足という問題については突っ込み不足をやはり修正しなきゃならぬ、補強しなきゃならぬというそういうチ……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第9号(1986/11/27、14期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、尊敬する市川委員の質問でありますが、先日も共産党の機関紙の赤旗を見たのでありますが、共産党の赤旗によれば、社会党が分割には困るが株式会社は結構と言うのは自民党政府の責任を免罪してやるもので、中曽根自民党、財界等をたたえることだというような記事がありましたが、これはまた大変失礼な論評であり、我が党案を知らない人の言いがかりであって、中傷であると実は言わざるを得ないのであります。  したがって、市川さんはそのようなことは考えていらっしゃらないと思うのでありますが、あえて申し上げたいと思うのでありますが、今の国鉄の現状からいいますと、人事も自分で決められない、運賃も決められない、……

第108回国会 運輸委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 港湾法等の一部を改正する法律案と内需の拡大といいますか、その方面から申し上げてまいりたいと思うんでありますが、この法案のねらいというもの、いわゆる目的というか、そういうものについてひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 従来補助金の一括法で行われてきたのが、今回この法案を含めて四つの法案に分割して提案するということになったわけであります。従来、公共事業に関する補助金等の臨時的な引き下げは、六十年度、六十一年度から六十三年度と補助金一括法案で措置されてきたのでありますが、今回はどのようないきさつでこの法案を含めて四つの法案として国会へ提出してきたのか、聞きたいと思う……

第108回国会 運輸委員会 第4号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、現在の運輸行政、過日の大臣の所信表明で述べております施策の基本的ベースは、三全総の考え方にのっとって進められているというように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 四全総が近く策定されることになっております。この四全総の考え方というものは、三全総のときの定住圏構想、すなわち居住環境の整備、あるいはまた産業も住宅も人が定着できるようにしようではないか、国土の均衡ある発展をそのためにひとつなし遂げていこうというようなことを中心として策定をされておるわけであります。  ところが、四全総の考え方は、定住と交流ということが前に出てきておりまして、これは、四全総をつくろうとし……

第108回国会 災害対策特別委員会 第1号(1986/12/29、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 去る十二月二十四日、久保委員長、浦田理事、片上理事、野沢委員、上田委員、勝木委員、秋山委員と私、青木は、全員帰島直後の大島の実情を調査してまいりましたので、以下簡単に御報告いたします。  当日は、防衛庁及び海上保安庁の協力を得て、ヘリコプターで大島上空から全島を一周し、噴火口及び溶岩流流出等の状況を視察した後、大島町役場で東京都及び大島町当局から概況の説明を聴取し、気象庁大島測候所の仮設庁舎で観測機器の設置状況の説明を受け、大島有料道路を経由し、大島観光ホテル前の展望台から溶岩流を視察し、さらに、町営新開牧場及び大島自然休暇村内の花卉栽培温室で被害の実情等を聴取いたしました。  ……

第108回国会 予算委員会 第12号(1987/05/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、質問に入る前に、運輸大臣に御検討願いたいと思うんですけれども、国鉄が分割・民営化されまして、六つの旅客会社と一つの貨物会社、そのほかに新幹線保有機構その他たくさんあるわけでありますが、そのほかに国鉄から移行いたしました清算事業団がある。今参考人の出席についての了解を求められたわけでありますが、これはやっぱり清算事業団は一々参考人ということでなくて、政府の補助金や財政関係の支出に伴ういろんな問題点について討議しなきゃなりませんから、政府と一体の中でやらなきゃいかぬ。したがって、これは単なる民間会社の参考人ではなくて、政府委員として位置づけないと将来問題があると思いますので、そ……

第109回国会 運輸委員会 第2号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は先般の参議院本会議におきまして東京の土地問題を提案をいたしました。中曽根総理大臣からはわかったようなわからないような、難しいという答弁がありました。しかし、前向きに検討はいたしたいと。恐らく橋本運輸大臣も同じような考え方ではないかと思うんでありますが、行革審の中に土地問題の特別プロジェクトをつくるということでありますけれども、昨年の十二月に公表されました第四次全国総合開発計画の中間報告によりますると、東京への国際金融や国際情報などのより高度な機能強化が強調されまして、東京三百キロ圏への集中が志向されているところであります。しかし、この原案に対しまして各地域や各方面から強い反対……

第109回国会 運輸委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、この日本航空の民営化という問題については、先般、我が党の梶原災害対策委員長が本会議の質問に立ちまして、中曽根さんは物売り総理大臣だと、こういう適切な言葉を言われたことでもわかりますように、民営化だけが当面する日本航空の体質改善をすることではないというように考えているわけでありますが、今まで新聞紙上やその他を見てまいりますると、民営化の論議の背景といたしましては、日本航空は国際線の輸送の実績でも、もう既にトップのクラスに立ってきている、世界で有数の企業となったので政府の出資やあるいはまた債務保証を受けるべきでないということで、完全な民営化にしても十分な国際競争力を保持し得るん……

第109回国会 災害対策特別委員会 第2号(1987/08/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、今昭和六十二年の梅雨前線並びに台風五号による災害の報告が防災局長からありましたけれども、けさの新聞にありますように、富士山頂で直下型の有感地震があったわけであります。これは震度三から一であります。震度三ということになりますと、これはもう大変な地震でありまして、三回にわたり有感地震があったということでありますので、その観測結果をひとつ報告していただきたいと思います。
【次の発言】 富士山の問題については、私は昭和六十年の十一月二十八日に、こういうことがあるんじゃないかということを質問をいたしております。それは、そういうことはない、あり得ないという答弁でありました。これは気象現……

第111回国会 運輸委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 短い時間でございますけれども、深刻化しております造船不況対策について質問をいたしたいと思います。  去る十一月二十七日に、下田船渠が突如臨時株主総会を開きまして、一瞬のうちに会社の解散を決議したのであります。百四十五人の従業員はもとより、創業以来九十年も地域の中核企業として地域の発展に寄与し、いわば地域と下田市民の財産とも言うべきこの会社が解散し、消滅してしまうことの地域に与える不安ははかり知れないものがあるのでありますが、まず大臣から事実関係を説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今の間野局長の話は、これは表面的にはそういう話が伝わっている。ただし内容は全く違うので……

第112回国会 災害対策特別委員会 第1号(1987/12/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第112回国会 災害対策特別委員会 第2号(1988/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 委員派遣報告。  本班は、去る一月十八日から二十日までの三日間、梶原委員長、星理事、太田委員、近藤委員、勝木委員、秋山委員と私、青木で、熊本県、大分県における防災行政及び災害復旧状況等の実情を調査いたしてまいりましたので、以下簡単に御報告申し上げます。  なお、熊本県下の調査について、浦田議員が現地参加されております。  まず、熊本県及び大分県における災害復旧状況及び防災行政について申し上げます。  熊本県は、阿蘇火山帯を水源とする河川が多く、しばしば甚大な被害をこうむっておりますが、幸い、過去二年間人命にかかわる災害はなかったものの、昨年は、七月の大雨及び台風五号による被害二百……

第112回国会 災害対策特別委員会 第3号(1988/04/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 大規模地震対策特別措置法が十年前に制定をされました。私の住む静岡県は地震多発地帯で、法制定以来、数々の大小の地震が起こっているのであります。  私の記憶に残っているのは、ずっと前の一九四四年の東南海地震でありました。私は名古屋で実はある勉強をしておったのでありますが、大変な事態でありました。烈震でありました。すぐ近所の静岡県でありますので、大変な事態が到来したということをこの目でまざまざと見せつけられたのでありますが、調べてまいりますると、この近所の駿河湾には達していないということがわかったのであります。そうすると、一八五四年の安政の東海地震が駿河湾で最も近い地震であったというこ……

第112回国会 商工委員会 第3号(1988/03/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 まず、経企庁長官に質問いたしたいと思うのでありますが、我が国の経済の現状と景気の動向について伺いたいと思います。  百一国会の本委員会において、河本元経済企画庁長官は、中小企業政策の根本とは何ぞや、こういう質問をしたときに、「これは景気を思い切ってよくして、中小企業の仕事がうんとふえる」ことだということを言われたことがあるのであります。「仕事の量が中小企業にも確保できるということが私はもう九五%まで中小企業対策ではなかろうかと。」、こういうように述べておられるのであります。ということは、経済成長を促進し、景気をよくするということが中小企業政策にとって最も重要なことだと思うからであ……

第112回国会 商工委員会 第4号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 中小企業をめぐる経営環境は非常に厳しくなってまいりました。私は午前中に我が党の福間委員の質問を聞いておりましても、半導体摩擦から今日アメリカが平衡感覚を失ったような要求を次から次へと持ちかけてくるというような問題に対する対応等についても非常に問題でありますが、特に中小企業の場合におきましては、国内のいわゆる内需拡大という面に支えられて、例えば下請産業あるいはまた輸出型の下請産業等におきましては、それぞれ対応が非常に今日目まぐるしく変わってきているというように言えると思うのであります。  特に二度にわたる石油危機を背景にいたしまして、我が国の中小企業はエネルギー面からの構造転換を余……

第112回国会 商工委員会 第5号(1988/03/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 まず、金融の自由化と中小企業金融の最近の特徴について質問いたしたいと思うのでありますが、最近の金融の自由化とか国際化の波は、我が国中小企業の経営態様にも大きな影響を及ぼしていると思います。都市銀行の金融情勢を見ましても、中小企業相手の融資へと活発になってきておりまして、全金融機関に占める都市銀行の中小企業向けの融資残高の割合は三〇%近くになっているということを聞いておるわけであります。  さらに、金融緩和によるところの貸出金利の低下など、中小企業者にとって歓迎すべき要因が出てきているわけでありますが、それでも金融機関の中小企業への貸し出し姿勢やあるいはまた貸し出し審査の厳しさとい……

第112回国会 商工委員会 第8号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 田村通産大臣がアメリカへ行って頑張っておられる姿をテレビで見ましたけれども、きょうは出かけられる前よりも元気な姿でありまして、産業技術立法は今日の時代に適応いたしました非常に内容のある私は法案だと思いますので、ひとつ大臣も積極果敢に答弁をお願いいたしたい、このように思います。  産業技術の向上を図って、あわせて国際交流の進展を図ることによって国民経済を国際経済環境との調和ある発展をさせることを目的とすると第一条に書いてあるのであります。要するにこの「産業技術」という用語は通産省所管のものだけを指すと第二条で定義をされております。通産省所管分だけ向上すれば、国民経済が世界と調和ある……

第112回国会 商工委員会 第10号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 午前中の参考人の御意見や皆さんのいろんな質問のやりとりを聞いておったわけでありますが、悪質な訪問販売とか通信販売による消費者トラブルを防止するためにこの訪問販売法の改正案をまとめて提案されているのでありますが、改正の内容についてはまだ不満足であるけれども、消費者の立場というものも考慮したものをいろいろと考えているようであります。  しかしながら、ある日突然家庭にあらわれて、その人によって相当な迷惑を受ける、威迫という言葉を使っておりますけれども、威迫を受ける、 そういうようなことについては、私はやっぱりこういった流通社会における大きな、二兆円を超すところの一つの流通機関とでもいう……

第112回国会 商工委員会 第13号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、五月四日から五月十二日まで、ソ連のゴルバチョフ書記長の招待を受けて、日本社会党の土井委員長とともにソビエトを訪問いたしまして、日ソ両国における当面する重要問題の協議を行ってまいりました。その中で、課題の一つとして経済交流の問題がございました。  ゴルバチョフ政権になってから、八六年経済の順調な滑り出しを受けて、八七年計画でも第十二次五カ年計画どおりの目標が打ち出されまして、生産国民所得の伸びは四・一%、前年の投資の影響を受けて八七年計画は四ないし六%増まで伸び率を示しました。機械工業は最重視されておりまして、前年に対して七・三%増という高い目標が立てられていますけれども、農……

第113回国会 災害対策特別委員会 第3号(1988/08/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 派遣報告を申し上げたいと思います。  去る八月四日と五日の二日間、小川委員長、田代、片上両理事、増岡、諫山、勝木、秋山の各委員及び私、青木の八名は、昭和六十三年七月豪雨による広島、島根両県下における被害の実情を調査してまいりましたので、以下、その概要を御報告申し上げます。なお、広島県において、塩出委員、小西議員が現地参加されました。  まず、広島県戸河内町に入り、広島県副知事、戸河内町長、加計町長等から被災状況等を聴取した後、同町川手の国道百九十一号線流出箇所及び落合橋落下地点、加計町江河内、上堀両地区の被災地を視察いたしました。翌日、島根県浜田市において、島根県副知事、浜田市長……

第113回国会 災害対策特別委員会 第5号(1988/10/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 質問に先立ちまして、今回の冷害によって被害を受けられました農家の皆さんに対して、私たちは心からお見舞いを申し上げたいと思うのであります。  論点がたくさんあるわけでありますが、私の持ち時間がたった四十分でありますので、かいつまんで申し上げたいと思います。  私は、今高橋理事が報告いたしましたけれども、現地の実態について稲穂を取ってまいりました。これは福島県の飯舘村の割木地区と宮城県の角田市周辺、それから岩手県の雫石の地域において取ってきたものであります。葉いもち病、穂いもち病、それから稲こうじ病、これが大半であるわけであります。これらの突っ立っちゃっておりますのが、いわゆるいもち……

第114回国会 建設委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、まず第一に、住宅着工の現状と見通しについてお伺いいたしたいと思うのであります。  昭和六十二年度の住宅着工の戸数は何と百七十二万戸にも達したのでありまして、空前の住宅建設ブームとなりました。このことが内需拡大に対する火つけ役になったというように考えておる次第であります。しかしながら、その後だんだんと住宅建設需要というものが下がってまいりまして、六十三年度の地価の高騰の影響を受けたといいますか、低迷を続けておるわけであります。百六十万戸時代に入ったと思うのでありまして、そういう現状というものを踏まえて、最近の住宅着工の戸数等の推移についてどんなふうにお考えになっておられるのか……

第114回国会 建設委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 今回の改正案は、今大臣の説明にもありましたように、用地の取得が困難なため市街地の道路整備がなかなか進まないということのために、道路法とか都市計画法とか建築基準法を改正いたしましてその状態に合った形で道路整備を優先する、こういう考え方がこの道路法等の改正の主眼点であろうと思います。  まず第一に、高規格幹線自動車道の整備問題について質問いたしたいのでありますが、六十二年に決まりました第四次全国総合開発計画で、多極分散型の国土形成のために一万四千キロの高規格幹線自動車道の整備を決めているのでありますが、その大部分を占める国土開発の幹線自動車道の建設に関して、去る一月三十一日に国幹審、……

第114回国会 建設委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、まず住宅問題について質問をいたしたいと思います。  具体的な質問に入る前に、住宅に関する国勢調査と言われる昭和六十三年住宅統計調査の速報が五月二十七日に総理府の統計局から、また六月一日には住宅統計調査と、あわせて今後の住宅政策の基礎資料となる昭和六十三年住宅需要実態調査が建設省から発表されたのでありますが、まずその概要について簡単にひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 持ち家比率が減少いたしまして、今も局長が不満と思っているのについてのパーセンテージの発表がございましたが、国民の過半数、五一・五%が住宅に不満を持っているということでありまして、大都市地域で……

第114回国会 建設委員会 第5号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 今同僚の赤桐議員からもお話があったわけでありますが、常磐新線の建設が言われましてから非常に久しい年月がたちました。具体的な前進がないまま今日に至っているのでありますが、この間に既設の常磐線の混雑度というのは二倍というように言われておりますけれども、実際は二六〇%から二七〇%、いわゆる三倍になんなんとする混雑度を示していると思うのであります。このために車両の長編成あるいはまた複々線化等で急場をしのいできたわけでありますが、その打開の手は新たな新線以外に解決の方法がないというところに追い詰められてきたと言っても過言ではないと思います。  一方、北千住の駅は東武の伊勢崎線と交差するとこ……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 逓信委員会 第1号(1989/08/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび本委員会の委員長に選任されました青木薪次でございます。お気づきのとおり野党席が若干長くなっておりまするけれども、委員長としてその職責の重大さを一段と痛感しておる次第です。  委員会の運営に当たりましては、理事並びに委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして公正円滑な運営に処してまいりたいと思います。何とぞ皆様方の温かい御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第116回国会 逓信委員会 第1号(1989/11/01、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、大石郵政大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大石郵政大臣。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。  まず、東海班の御報告を願います。磯村修君。

第116回国会 逓信委員会 第2号(1989/11/30、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、日本放送協会の役職員を参考人として今期国会中、必要に応じ随時出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第116回国会 逓信委員会 第3号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月一日、猪熊重二君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君が選任されました。  また、去る二日、鹿熊安正君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社取締役・経営企画本部長大星公二君、同高度通信サービス事業本部画像・電信事業部長矢嶋国男君、同労働部長和田紀夫君及び国際電信電話株式会社代表取締役・副……

第116回国会 逓信委員会 第4号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二分散会

第117回国会 逓信委員会 第1号(1990/01/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、従来どおり、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、今期国会閉会の場合においても継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いた……

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1990/10/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 青木であります。声をちょっと痛めておりますので、お聞き苦しい点があるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いいたします。  ことしの台風は近来にない本土直撃をした台風であるというように考えているわけでありますが、きのうも台風二十一号が襲来いたしました。私は静岡県でありますが、静岡県にも襲来し、温帯性の低気圧に変わったわけでありまするけれども、雨量はかなりのものがございました。徳島県では、バスを二メートル大の石が直撃いたしまして、三人の方が犠牲になるというようなこともありました。痛ましいニュースとして聞いたわけであります。  台風十一号、それから十四号、今説明のありました十九号、二十……

第118回国会 逓信委員会 第1号(1990/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、日本放送協会の役職員を参考人として今期国会中、必要に応じ随時出席を求めたいと存じますが、御異議ござ……

第118回国会 逓信委員会 第2号(1990/03/30、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十五分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十五分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本……

第118回国会 逓信委員会 第3号(1990/05/24、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月三十一日、片山虎之助君及び野村五男君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君及び宮田輝君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。深谷郵政大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、簡易生命保険法の一部を改正する法律案、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正す……

第118回国会 逓信委員会 第4号(1990/05/29、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、宮田輝君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社代表取締役常務取締役草加英資君、同取締役電話事業サポート本部長寺西昇君及び国際電信電話株式会社常務取締役奥田量三君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第118回国会 逓信委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月三十日、野村五男君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君が選任されました。
【次の発言】 去る五月二十五日、予算委員会から六月一日の一日間、平成二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、郵政省所管について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  まず、深谷郵政大臣から説明を求めます。深谷郵政大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本件審査のため、本……

第118回国会 逓信委員会 第6号(1990/06/05、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、鶴岡洋君が委員を辞任され、その補欠として常松克安君が選任されました。
【次の発言】 簡易生命保険法の一部を改正する法律案、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案、簡易保険郵便年金福祉事業団法の一部を改正する法律案の三案を便宜一括して議題といたします。  三案については既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いた……

第118回国会 逓信委員会 第7号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日、須藤良太郎君、野村五男君及び常松克安君が委員を辞任され、その補欠として守住有信君、宮田輝君及び鶴岡洋君が選任されました。
【次の発言】 特定通信・放送開発事業実施円滑化法案を議題といたします。  本案については、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に人ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    正午休憩

第118回国会 逓信委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、合馬敬君及び藤田雄山君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君及び宮田輝君が選任されました。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。深谷郵政大臣。
【次の発言】 次に、放送法及び電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。深谷郵政大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会い……

第118回国会 逓信委員会 第9号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日、長田裕二君及び宮田輝君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君及び石川弘君が選任されました。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案については、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らか……

第118回国会 逓信委員会 第10号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十日、石川弘君、吉川芳男君及び鶴岡洋君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君、長田裕二君及び太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵便貯金の利子の民間海外援助事業に対する寄附の委託に関する法律案の審査のため、本日の委員会に日本銀行企画局長小島邦夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第118回国会 逓信委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君が選任されました。  また、二十二日、合馬敬君及び松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君及び小川仁一君が選任されました。  また、昨二十五日、小川仁一君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第二一六六号電報夜間受付の存続に関する請願外一件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会におきまして慎重に協議いたしました結果、いずれも……

第119回国会 建設委員会 第1号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 第二班の委員派遣報告を行います。  去る九月十一日から三日間、石渡委員、佐藤委員、西野委員、白浜委員及び私、青木の五名は、岩手、秋田、青森三県における建設諸事業の実情を調査してまいりましたので、その概要を御報告申し上げます。なお、小川議員が岩手県において現地参加されました。  今回訪ねました北東北の三県は、いずれも広大な県土のほとんどが積雪寒冷地で占められ、その制約もあって、高速交通体系等の社会資本整備の相対的な立ちおくれ、人口の減少、高齢化による活力の低下、産業構造の高度化のおくれ、賃金水準の低さ等、構造的な課題を抱えておりますが、近年の内需主導による景気の拡大を受けて、生産活……

第120回国会 建設委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、主に公共投資基本計画というものを重点にいたしまして質問をいたしたいと思います。  まず質問に入る前に、今同僚委員の井上先生からも話があったわけでありますが、生活関連重点化枠の二千億円の配分問題について、新聞はこれを大々的に実は取り上げているわけであります。平成三年度予算において、公共事業予算を生活重視型に変えるために設けられた生活関連重点化枠の二千億円については、大蔵省とか建設省など政府主導で独自の判断で配分するものと考えていたし、そういうように報じられていたところでありまするが、自民党の十人委員会に全部任せちゃうというようなことが言われているわけであります。  旧来の省庁……

第120回国会 建設委員会 第3号(1991/03/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 四日の産経新聞は一面トップで、大塚建設大臣が昭和六十年十二月から六十三年七月にかけて日本リクルートから五回に分けて四千万円に上る献金を受けていたと、報じておるのであります。振り込まれた銀行は都銀衆議院支店でありますが、金額を実は明記いたしているわけでありまして、これに対して大塚大臣は、私どもの予算委員会の我が党議員の質問に対して、事実は一切あずかり知らないという立場をとっているのでありますが、この点については今もそういう考えに変わりはありませんか。
【次の発言】 これは具体的事実を挙げて報じておりますので、その点については一切知らないというようなことは私は通らないと思っているし、……

第120回国会 建設委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、ただいま可決されました農住組合法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農住組合法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の……

第120回国会 建設委員会 第6号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は大塚大臣にお伺いいたしたいと思います。  平成三年度予算は、日米構造協議に基づきまして決定されました四百三十兆円、非常に多額に上っておりますけれども、公共投資の基本計画の初年度として公共事業費の大幅な伸びが期待されておったのでありますが、来年度の公共投資の伸びは国、地方合わせて前年度に対して六・四五%程度になっておるわけであります。公共投資基本計画で予定されている年平均伸び率は六・三%、十年間で結果として十年目に四百三十兆円になる、こういうことが見込まれているわけでありますが、六・四五%でありますから一応満足すべき結果であると私は思っているわけでありますが、問題はどういうよう……

第120回国会 建設委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、ただいま可決されました生産緑地法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     生産緑地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。  一、生産緑地地区の指定に当たっては、生産緑地制度改正の趣旨の徹底を図り、市街化区域内農地の実情や地域の特性を勘案するとともに、農業に従事している者の意向を尊重し、また、農業委員会、農……

第120回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1991/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 まず初めに、先ほども犠牲者の御冥福をお祈り申し上げましたけれども、今回の雲仙岳噴火に伴う火砕流災害により犠牲となられた多くの方々の御冥福を心からお祈り申し上げますと同時に、被災者の皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。  火山活動の状況と観測体制の強化について質問をいたします。  今回の雲仙岳の火山活動については、当初は土石流の危険が指摘されたのみで、火砕流に対する対策と備えは全く希薄であったと思うのであります。また、過去の例でも、集中豪雨のたびに土石流が発生いたしまして大きな被害を出しておりますけれども、火砕流については今回の雲仙岳災害までは余り聞いたこともなく、私も長い間……

第121回国会 建設委員会 第2号(1991/10/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 去る九月十日の九時ごろから降りました伊豆南部一帯における集中豪雨は、私ども国会議員六人ほどで調査をいたしましたけれども、これはもう話に例えられないような凄惨な状態を実は現出をいたしておるところであります。死者は四人、そしてまた国道四百十四号線はずたずたに切られ、しかも河川の関係等については、下田市の稲生沢川の水系、落合川、あるいはまた河津町の谷津川とか小鍋川、それから南伊豆町の一条川というようなところは、まさに川底がずっとうずたかく土砂の土石流によって高くなってしまって、道路は低くてしかも見えないというような状態です。第二、第三の災害を発生させては大変だということから、まずこの水……

第121回国会 災害対策特別委員会 第4号(1991/09/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 私は、まず最初に、先ほど防災局長から説明のありました岩手県の局地的に激甚な災害を受けた市町村に対して特別の財政援助に関する法律が速やかに適用されるように特段の配慮をしていただきたいということを申し上げたいと思います。  一昨日、私は同僚議員六人とともに伊豆南部の集中豪雨について調査をいたしてまいりました。実は考えたよりも物すごい惨状でありました。  九月十日九時過ぎから一斉に伊豆南部に雨が降りまして、私ども何の変哲もない通常の雨だと思っておりました。そのとおり、石廊崎の気象庁の測候所によれば、曇り後雨ぐらいの程度でありました。その後若干の修正が加えられましたけれども、市町村も個人……

第123回国会 建設委員会 第2号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 まだ数は少ないようですが、始めたいと思います。  大臣、けさ新聞に十七年ぶりに土地価格が下落したという内容が載っておりまして、昨年一年間の地価は実に十七年ぶりの大幅値下がりであるといって大分大見出しで出ておりますが、その概要について簡単に説明してください。
【次の発言】 今お話しのように、大都市圏を中心にかなり値下がりしているけれども、長官御発言のような勤労者が年収の五倍程度の負担でマイホームを取得できるような地価水準の実現をという目標にはまだほど遠いと言わざるを得ないのでありまして、さらにもう一段の引き下げが必要だと考えております。今後の地価の先行きについて国土庁ではどのような……

第123回国会 建設委員会 第4号(1992/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 公有地の拡大の推進に関する法律でありますが、我が国はアメリカとの間に平成三年から十年間、紀元で言えば二〇〇〇年までに四百三十兆円に公共事業を拡大いたしましておくれている社会資本を何としてもストックさせていく、こういう建前でやっているわけでありますが、これはもう日米両国がフォローアップされているわけでありますからいいかげんなことはできないということであるし、そのこと以外に貿易摩擦を解消するということについては当面いろんな知恵は見当たらないので、いわゆるおくれている社会資本をストックさせる機会としては余りないのではないかと言われるくらい重要な問題としてこれが提起されているわけでありま……

第123回国会 建設委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について、まず地域開発政策について、国土庁長官にお伺いしたいと思います。  戦後における我が国の地域開発政策を見ると、昭和三十七年に策定されました全国総合開発計画から、西暦二〇〇〇年、今世紀末を目標にいたします第四次総合開発計画、四全総、この政策の基本目標は一貫して大都市の過密化を防止して地域間の所得格差を縮小することに置かれ、それを実現するため、今の大臣の説明のように、地方の開発拠点に産業を分散立地させる対策が実施されてきたのであります。しかしながら、現実には拠点地域の振興は余り進んでおりません。それから、昭和五……

第123回国会 建設委員会 第7号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 委員会並びに連合審査において本日までいろんな形でもって問題点を浮き彫りにいたしてまいりました。前回は私は、むしろ受け入れ整備側の立場に立って質問をしたわけでありますが、きょうは、追い出すという言葉は私は余り好きじゃないんですけれども、地方に移転を促進する立場に立った議論というものについて少し申し上げたいと思います。特に通産省に質問したいと思うのであります。  これまで我が国の地方分散政策というものは、先ほどの質問でもありましたように、業務機能の分散という産業立地政策面からの対策が中心で、三十七年に制定されました新産都市法を初め、三十九年の工業整備特別措置法、四十七年の工業再配置促……

第123回国会 建設委員会 第8号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(青木薪次君) ただいま議題となりました日本社会党・護憲共同提出の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、いわゆるバブル経済の膨張に伴って地価が暴騰し、地方ではリゾート開発に伴って環境破壊が進行し、大都市においては都心の商業地域や隣接の住宅地域を中心に事務所ビルの建設を目的とした地上げが行われ、住民が追い出されるといった事態が頻発いたしました。  こうした事態を引き起こした原因の一つとして土地利用制度の不備が指摘され、都市計画法等の改正が金融、土地税制改革と並んで地価対策の三本柱とされたのであります。  ま……

第123回国会 建設委員会 第9号(1992/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(青木薪次君) 法に定める技術基準は政令で開発行為の内容に応じて詳細に決められると言ったにいたしましても、全国一律に適用されるというようなことについては、地方によっては実情に合わない場合も想定されると思います。  このため、必要に応じて地方公共団体の条例によって制限をつけ加えるというようなことが行われているわけでありますが、建築基準法ではこのような規定もありまするけれども、現行の開発行為にはこうした規定が欠けているために多くの自治体は指導要綱などで対応を余儀なくされているものであります。  この規定は、こうした指導要綱のうち相当の合理性を持って条例として定めることができるものに……

第123回国会 建設委員会 第10号(1992/06/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(青木薪次君) 個性ある町づくりということは、今、西野委員が非常にユニークな発想のもとにお話しになりましたけれども、私も実は感心をいたして聞いておりました。  日本の都市づくりということを考えてみますと、戦前は近代化のために欧米先進国に追いつけ追い越せという考え方、戦後は焼け跡からの復興ということで、どうしても画一的な町づくり、これに金太郎あめという名前をつけられたわけでありますが、なるほどなと聞いておりました。  一面、それが経済的には効果的であり今日の経済大国をつくり上げる原動力になってきたということも否定できないじゃないかと思うのでありますが、昔、田中角栄さんが日本列島改……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1992/08/07、16期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました青木薪次でございます。  まことに微力ではございますが、皆様の御協力を賜りまして公正円滑な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小野清子君、永田良雄君、野村五男君、渕上貞雄……

第125回国会 建設委員会 第1号(1992/12/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 今回、改正の内訳は、中古住宅に係る貸付金の金利の引き下げと、それから償還期間の延長のための二点に集約されるのであります。  中古住宅の市場の活性化という割には、今年度の事業計画から見ると中古住宅の貸付枠は三年度より六千戸減、今回の追加枠一万戸のうち三千戸を中古住宅に向けていくというように聞いておりますが、それでも三万戸で、なお三千戸減になるということであります。少なくとも平成三年度並みの貸付枠を確保すべきではないだろうかというように考えているんですが、いかがですか。
【次の発言】 局長のお話のように、一万戸ふやした、五十五万戸プラス一万戸で三千戸が中古住宅へ、七千戸が他の方へ回っ……

第125回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1992/10/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました青木薪次でございます。  まことに微力ではございますが、皆様の御協力を賜りまして公正円満な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小野清子君、永田良雄君、野村五男君、瀬谷英行君、……

第125回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1992/12/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。野村五男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第126回国会 建設委員会 第2号(1993/02/23、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 私は、建設大臣にまず質問いたしたいと思うのでありますが、第十次道路整備五カ年計画が今年度に終了いたしまして、来年度から新たに第十一次の五カ年計画がスタートすることになるのでございます。  先般、五カ年計画の投資規模を総額七十六兆円とするという閣議了解がなされたわけでありますが、私どももこのことについては重く受けとめているわけであります。今後、本格的高齢化社会の到来を前にいたしましてこの七十六兆円を道路整備にどのように使っていくのか、生活大国の実現のための大きなキーポイントになってくるのでありますが、また、この四百三十兆円の公共投資基本計画を達成するためにも、第十一次計画の果たす役……

第126回国会 建設委員会 第3号(1993/03/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 青木であります。  先ほど我が党の種田委員からゼネコンのやみ献金の問題について質問がありました。前自民党副総裁の金丸信被告の巨額脱税事件という問題について、今国民の最大の関心はこのことに注がれていると思うのであります。したがって、政治の分野においてこのことについて何らかの対応をしなければ、国民のますます政治に対する不信頼の空気は広がってくるのではないかということを大変憂慮いたしておるところであります。  そこで、このやみ献金の問題等について、「建設省は二十五日までに、東京地検特捜部の事情聴取を受けた大手ゼネコン各社を対象に独自調査に乗り出した。」という記事が載っているわけでありま……

第126回国会 建設委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 私は、道路整備五カ年計画、十一次五計の問題について、特に今日の状況というものは、交通手段が明治以降鉄道優先政策が推進され、これによって陸上交通の主役は鉄道が務めることになっておったのでありますが、その後、国内の輸送の推移と現状の中において旅客も貨物も生鮮食料品や日用品等生活必需品がほとんど自動車で輸送されることになった。しかも、東名、名神両道路の占める率は国内の輸送力の四〇%、私は東海道に住んでいるのでありまするけれども、もう既に第二東名が飽和状態であります。  この中で、今回の十一次道路五カ年計画の問題については私も重くこの問題を受けとめております。そして、私は今党の建設部会長……

第126回国会 建設委員会 第5号(1993/04/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 青木であります。  けさ、事務所に参りまして新聞を見たところが、実は総合景気対策の骨格が固まって新社会資本の施設費を倍増するという記事が一面トップに載っておりました。その総額が十二兆円の規模になる。この新聞の記事にありますように、従来ともすれば土木費に偏りがちな景気対策について、今度は新社会資本と銘打って宮澤首相が訪米する前の十三日に新景気総合対策を発表するとあるのでありますが、このことについては実は教育費並びに医療費とか社会福祉とかそういったことに対し、あるいはまた情報通信等の関係について、先般も私はいろいろ質問をしたわけであります。  実は私は身体検査で東大病院へ時々通ったわ……

第126回国会 建設委員会 第7号(1993/04/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 土地区画整理事業は、これまでに全部の民間と公共と合わせて四割の宅地を供給してきたと言われていますけれども、この事業は計画から完了までに年月を要しまして、土地の権利に介入するというようなために地権者との同意を取りつけるというようなことについては相当困難性もあったにもかかわらず、このことが相当進んできたということ、今回のこの改正案等についてもいろんな個々の問題点をこれから指摘いたしますけれども、これらの困難を克服いたしまして定着した理由というものについて説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 区画整理事業はこれまでにコンスタントに事業量を確保してきたようでありますけれども、……

第126回国会 建設委員会 第9号(1993/05/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 玉田先生と河口先生が高い見識のもとに、今、特定優良賃貸住宅の建設促進に対する御意見を拝聴いたしておりましたけれども、全く同感ということをまず申し上げたいと思うのであります。  順を追って、玉田参考人からちょっとお聞きいたしたいと思うのでありますが、住宅基本法の必要性ということについては、もう既にいろいろと住宅宅地審議会等において先生の御意見もかつてから聞いておりました。住宅政策の基本的な改善を図るために住宅問題の認識をまず明らかにして、住宅政策の体系を確立いたしまして、その円滑な推進を図るという立場に立って住宅基本法の制定についての御意見を拝聴いたしておりました。  住宅政策の理……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1993/01/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) この際、ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました青木薪次でございます。  まことに微力ではございますが、皆様の御協力を賜りまして公正円満な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小野清子君、永田良雄君、野村五男君、瀬谷英行……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1993/02/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、土地対策の基本方針及び当面の諸施策について、井上国務大臣より所信を聴取いたします。井上国務大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時七分散会

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1993/04/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時散会

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1993/05/19、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(青木薪次君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査のため、本日、明海大学不動産学部長・財団法人土地総合研究所理事長石原舜介君、財団法人建設経済研究所常務理事長谷川徳之輔君、東海大学開発技術研究所教授秋山政敬君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、参考人から御意見を聴取いたします。  この際、参考人の方……

第129回国会 建設委員会 第5号(1994/06/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 青木であります。  私は、六十三年九月二十一日に国会決議が成り、昨年十二月十五日にガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意によって米のミニマムアクセスが決まりました。このことの意義というものは、これはもう国際協調の上からいってやむを得ないんだというような意見のある一方で、特に農業地帯、そしてまた特別の中山間地域等における農業者の意向というものは全く今日悲嘆に暮れて、これから一体農業はどうなるのかということで悲嘆に暮れている地域が非常に多いのであります。  あまつさえ、このごろ毎年のように台風が襲来いたしましてこの中山間地域を襲撃いたしております。いわゆる農地の崩壊、あるいはまたそれ……

第129回国会 建設委員会 第7号(1994/06/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 私は、まず農住組合法の関係から今関心となっている問題等についてお聞きをいたしてまいりたいと思います。  まず、建設省にお伺いしたいと思うのでありますが、三大都市圏の大都市地域には五万六千ヘクタールの市街化区域内農地が存在しているわけでありますが、これが平成三年度に策定された大都市法の供給に関する基本方針の策定時の建設省の試算によりますと、平成十二年度までに十年間で市街化区域内農地から宅地一万三千ヘクタール、住宅百九万戸を供給するということとなっているわけでありますが、現時点で、この供給目標に対してどれくらいの進捗状況を示しているのかということについてお伺いいたしたいと思います。

第132回国会 建設委員会 第2号(1995/02/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 私も、今回の兵庫県南部を襲った震度七以上の地震に対して、お亡くなりになった五千三百人になんなんとする皆さんや、あるいはまた今もってまだ行方不明の皆さん、そして負傷者が二万六千、二万七千になんなんとするようなこの方たち、今日もなお避難民として二十四万近い人が呻吟されておられる、あるいはまた十一万五千有余の倒壊家屋、火災家屋の中で、今日避難生活をされておられる皆さんに対して、心から御冥福と一日も早い復興と、そして心から激励を申し上げたいと思うのであります。  そこで、両大臣がお見えになるわけでありますが、兵庫県南部地震と言ったと思ったらこのごろ阪神大震災となった。ところが、阪神大震災……

第132回国会 建設委員会 第7号(1995/03/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 私は、阪神・淡路大震災によるところの被災市街地の面的整備を行うために、神戸市などでは建築基準法の、今も松谷委員から話があったわけでありますが、八十四条に基づく建築制限が行われていると思うのでありますが、その制限の内容、期限は大体どうなっているのかお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 問題は、この間制定いたしました被災市街地の復興特別措置法によると、被災市街地の復興推進地域に指定すれば、土地区画整理事業の都市計画が定められるまでの間、最長二年間の建築制限ができるということになっているわけでありますが、建築制限は、一月十七日に地震がやってきたわけですから、ちょうど二カ月たった……

第132回国会 建設委員会 第9号(1995/04/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 お三方の先生から有益なお話をいただきまして大変参考になりました。  私は二十日前に神戸へ行って見てまいりました。大体復旧から復興に移るということを聞いておったものですから、復旧という基盤がもう大体整備されておるかなと思ったんですけれども、さにあらず。道路を片づけたということと、長田地区あたりは焼け跡が広大でありますから相当焼け跡は片づけてあったんですけれども、三宮とかあるいはまた東灘区等の関係。高速道路の関係等については、阪高なんかはまだ落ちたきりになっています。とんと見通しが立たない。一年くらいかかるんじゃないかと。新幹線の高架橋が落下して、これが復旧をしたことは大変喜びなんで……


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 決算委員会 閉会後第3号(1995/09/14、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) 労働大臣に任命されました青木薪次でございます。  現下の雇用失業情勢が極めて深刻であります。特に、円高不況あるいはまた産業構造の変化に伴うところの各種の情勢がここにまとめて参りまして、労働者が極めて雇用不安に陥っているというのが今回の実情でございます。  この問題に私は最も大きな重点を置きながら、今日までのこの経済のすばらしい興隆に果たしてくれた労働者の皆さんの期待と信頼にこたえると同時に、これらの皆さんの安らぎと豊かさを確保することができまするように、私は全身全霊をかけて頑張ってまいりたいと考えております。  委員長を初め、委員各位の皆様方に絶大なる御支援をお願い申……

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第3号(1995/11/27、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) お答えいたします。  九月の失業率は三・二%と、統計開始以来最悪の数字であります。それから、今もお話が出ましたけれども、有効求人倍率は〇・六〇倍ということでありまして、昭和六十一年の九月以来最も悪い現状にあると認識をいたしております。  このために、今、経企庁長官も言われましたように、景気循環的なものとそれから構造不況的なものとを兼ね加えまして、今の失業者を何としても早く就職させたいということを重点にしつつ、改正業種雇用安定法に基づきまして失業なき労働移転というようなこともやっておりますけれども、さらに先般の国会で決められましたところの改正中小企業労働力確保法で雇用の……

第134回国会 予算委員会 第2号(1995/10/16、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) ただいま吉田先生から御指摘のありました雇用問題は極めて重大な問題であり、我が国の最も重要な問題として対応しなきゃならぬ問題だと決意いたしておるところであります。ある意味では、この問題は社会不安を起こす可能性さえあると私は考えているところでありまして、今日依然として三・二%、二百十六万人の失業者が存在する。  そしてまた、今御指摘ありましたように、学卒の未就業者等におきましては、これもまた大変深刻な問題であります。全体として有効求人倍率は〇・六一倍であるわけでありまして、両方ともこの雇用失業問題に対する統計をとって以来最大の数値を示していると言っても過言ではないと思うの……

第134回国会 予算委員会 第3号(1995/10/17、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) 都築委員の質問にお答えいたしたいと思います。  きのうも申し上げましたように、最大の課題はこの雇用失業問題であるという立場に立って、村山内閣もその重要な政策として頑張っていることは御案内のとおりであります。  今御質問になりました、今日の経済状態下におきまして、午前中も審議されたわけでありますが、従来は循環的な対応でよかった。雇用が拡大すればそれでいいんだということで、景気が持ち直せば雇用が拡大するということでありましたけれども、今日の状態は産業空洞化という問題が一番懸念されるわけであります。したがって、その問題に集中しようということで、都築委員も御案内のように、改正……

第134回国会 予算委員会 第5号(1995/10/27、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) 泉先生の質問にお答えいたしたいと思います。  私は、昭和十七年に国鉄に就職をいたしました。戦争中の大動乱期を経まして昭和二十年敗戦を迎えたわけでありますけれども、そのときに同僚相まって、戦争中にそれこそ大変な苦労をしたんだからなかなか勉強というものについてもおくれがちであった、ひとつ勉強し直そうじゃないか、そういう向学心に燃えた仲間がいろいろとあちらこちらを調べてまいりました。そのときに、私は静岡県の清水市でありますけれども、東海大学の前身であります東海科学専門学校が夜間部を開設するということをお聞きしたわけでございます。  そこで、みんなで相談いたしまして、ここに志……

第134回国会 労働委員会 第1号(1995/10/05、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) ごあいさつを申し上げる前に、長年にわたりまして労働行政に極めて経験の深い田辺哲夫先生の突然の御逝去に対して、心からお悔やみを申し上げたいと思います。  このたび、労働大臣を拝命いたしました青木薪次でございます。就任に当たりましてのごあいさつを申し上げたいと思います。  我が国社会経済は、飛躍的な発展を遂げ国際社会でも大きな地位を占めるに至っておりますが、この繁栄は働く方々一人一人の御努力のたまものであると考えております。  私は、社会経済構造の変化に適切に対応し、働く方々すべてに働きがいとゆとりと安心のある社会を実現することが労働行政に課せられた責務であるとの基本的認……

第134回国会 労働委員会 第2号(1995/10/19、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国絶大臣(青木薪次君) ただいま議題となりました中小企業における労働力の確保のための雇用管理の改善の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  経済活動の国際化、規制緩和の進展等を背景に産業構造の転換が進む中で、最近の雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあります。しかしながら、こうした状況にあっても、なお中小企業における労働力の確保には困難なものがあり、中でも中小企業者の新たな事業分野への進出等を支える高度な人材の確保については特に厳しい状況となっております。この原因としては、中小企業の雇用管理全般の改善がおくれていること、さらには……

第134回国会 労働委員会 第3号(1995/10/20、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) 松谷先生の御質問にお答え申し上げたいと思います。  バブル経済の崩壊以後、お話しのように日本の産業経済の現状というものは極めて厳しい局面に立たされております。それは、何といいましても国際化の進展あるいはまた国内における円高不況等と相まって、私は深刻な雇用失業情勢にあると思うのであります。  雇用問題については、特に失業率が三・二%という統計史上初めて出るところの大きなパーセンテージを示しているわけでありますので、この問題を私は労働大臣として最も深刻な問題ととらえまして、これから先生方の御意見をお聞きしつつ、本法律案の趣旨を踏まえてこれからも頑張ってまいりたい、このよう……

第134回国会 労働委員会 第4号(1995/11/07、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○国務大臣(青木薪次君) お答えいたします。  小山先生が労働問題の重要性について心から感じでおられることの御高見を拝聴いたしましたけれども、今後とも私ども、労働問題というものは今の国政の中の一番重要な、中心的な課題であるということを考えつつ対処いたしてまいりたいと思っております。したがいまして、いつの時代にありましても、雇用問題は国民生活の安定を図る上で最大の課題だと考えて対処いたしてまいりたいと思います。  このために、今後とも労使双方との意思疎通を十分に図りながら、雇用問題の解決に向けて、さらに万全を図っていくように努力いたしてまいりたいと考えております。

第140回国会 建設委員会 第6号(1997/03/26、17期、社会民主党・護憲連合)

○青木薪次君 先ほどから岩井委員と、特に今市川委員が行政の責任者であった立場から、いろいろ提起され、貴重な体験と方針を述べられましたので鮮明になってきたと思うのでありまするけれども、特に今日、金融公庫法の目的の第一条に、住宅購入及び建設等について銀行その他いわゆる資金の提供を受けることが困難だというような場合において金融公庫が融資融通することを目的としているんだということでありまして、その点については住宅金融公庫の果たしてきた今日までの実績というのは高く評価されるべきであるというように私も考えております。  また、住都公団の話が今も市川委員から出ておりましたけれども、住都公団の現状等について、……

第140回国会 建設委員会 第9号(1997/04/24、17期、社会民主党・護憲連合)

○青木薪次君 大臣にちょっと教えてもらいたいんですが、除却という言葉について、余り聞きなれない言葉なものですから、いろいろ文部省関係、それから文教の関係等についても一応調べてみました。確かに、却という名のつくのは委却から始まって違法性阻却とかなんとかもうたくさん何十と出してありますが、ついにこの除却という言葉が出てこない。  そこで、辞典を調べてみようということで辞典を調べたところが、岩波書店関係ではほとんどない。広辞苑にもないし、それから古い辞典にはほとんどない。小学館のこのごろの新しいやつですけれども、除却という言葉が出てきた。これは当用漢字にはないようですね。何でもそうですけれども、やっ……

第140回国会 建設委員会 第11号(1997/05/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○青木薪次君 青木であります。  今回の改正の最も特徴といたしまして、主眼点といたしましては、河川法の第一条に言う、従来の河川は利水と治水ということを中心といたしまして運営されてまいりました。特に、河川法はそういう意味で、国土の安全とそして繁栄と開発に役立つんだということを書いてあるわけでありますけれども、今回の改正点として、申し上げましたように河川環境の調整あるいはまた保全という問題が注視されておりますけれども、従来の方向とどういうように具体的に変わるのかという点について、まずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 従来の河川の工事実施基本計画というものから発展させたといいますか、それは……

第140回国会 災害対策特別委員会 第4号(1997/06/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○青木薪次君 私は、地震対策といえば静岡県というような余りありがたくもないようなニックネームをもらっている静岡県の出身なんでありますが、先ほども自民党の阿部先生、岩井先生それから平成会の渡辺先生と山崎先生の話を聞いておりまして、大体言おうとするようなことはお先にやっていただいたので、いろいろとこれからそれらに沿った形のものも考えつつ質問します。  ことしもいよいよ梅雨期に入ったわけでありますが、ペルーの海岸とそれから東南アジアの赤道の直下を中心といたしました、この辺のいわゆる世紀にまれな高温度の気流が日本へだんだん押し寄せてくるというときに、エルニーニョ現象の中において、ことしは冷夏が到来する……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1975/06/20、10期、日本社会党)

○青木薪次君 新幹線の建設計画ですが、この新幹線の建設計画について、今後どういうような計画を考えているのか、その辺について年次別にひとつ出していただきたいと思うのです。

第76回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1975/12/18、10期、日本社会党)

○青木薪次君 いま運輸省と、それから国鉄本社側から説明を聞いたわけでありますが、要するに国鉄の財政再建という問題についてはそれこそ百家争鳴といいますか、ありとあらゆるところで議論が百出しているわけであります。  そこで私は、いま運輸省の説明のありました「国鉄再建問題懇談会における意見の概要(二次案)」というものと、それからいま国鉄の天坂常務から説明のありました監査委員会の報告書の要旨、あるいはまた、いま報告のありました諮問委員会などで国鉄の再建問題について具体的な提案がなされているわけでありますが、この点について運輸大臣は一体どういうようにこれらの意見を受けとめる気持ちがあるのか、また再建案に……

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/29、10期、日本社会党)

○青木薪次君 清水先生にお伺いしたいと思うんでありますが、先生先ほど、内的な要因と外的な要因がある。で、内的な要因もさることながら、外的要因というものが非常に今日の財政危機を招いた原因だと、こうおっしゃったわけですが、私も実はそう思います。尽きるところ、総合交通輸送体系というものができなきゃならぬというように考えているわけでありますが、このことが非常に政策的に、しかも、産業構造の変化にただ単に追随するというような形で、日本のこの輸送体系というものは行われてきたと思うんであります。いまの赤字の一番大きなのは、もちろんこれは赤字ローカル線もあるわけでありますが、これは二千二百億、それから幹線系とい……

第80回国会 農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本社会党)

○青木薪次君 農林大臣にお伺いしたいと思いますが、ソ連による日ソ漁業条約の破棄通告は、すでに示唆されたことでもあるし、予期されておった。ところが、官房長官の談話を聞いたわけですけれども、これは漁業条約に基づくサケ・マスの取り決めをいま話し合っている最中に一方的破棄通告というものははなはだ残念だと、こういう談話を発表いたしているわけでありますけれども、この点は閣内において認識の統一を欠いているんじゃないかと、こう思われますけれども、いかがですか。
【次の発言】 そういたしますと、先ほども鳩山外務大臣が触れられましたけれども、日韓大陸だな協定がいまちょっとすえかかっていると、私ども野党としてはこの……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本社会党)

○青木薪次君 青木であります。  松本公述人、きょうは御苦労さんでございます。  いまいろいろと御高見を拝聴いたしておりました。特に今日経済成長率は低下いたしました。いまお話にありましたように、物価上昇原因が強まっております。雇用情勢は、景気変動や産業構造の変化や労働力の高齢化と失業問題を起こしやすいと。したがって、雇用確保のために需要の拡大の方向はこれは必要だけれども、特価上昇に結びつき、その調和がきわめてむずかしいということを政府もいま言っているわけであります。このために、各種の競争政策とか構造政策を進めて、政策手段をあわせて総合的な物価安定政策を推進していく。いま公述人もおっしゃったよう……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○青木薪次君 主査及び副主査の選任は投票の方法によらないで、主査に坂野重信君、副主査に竹田四郎君を推選することの動議を提出いたします。
【次の発言】 きのうの朝刊並びに夕刊、けさの朝刊によりますと、政府は十二日の午前八時十五分から三十分間、国会内で整備五新幹線に関する関係閣僚会議を開いて北海道、九州、北陸など石油ショック以後、総需要抑制策から計画がストップしている新幹線の取り扱いを協議した結果、環境事前評価を含め徹底した調査を行うと。で、このことは整備新幹線の凍結を解除したということが前提としていま言われているわけでありますが、運輸大臣、それでよろしゅうございますか。

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○青木薪次君 ミカンの問題で質問いたしたいと思いますが、わが国の果樹農業は、ミカンを中心といたしまして昭和三十年の半ば以降、畜産とともに基本法農政の拡大成長部門といいますか、その中心的な位置に位置づけられてまいりました。農家所得の安定向上にも資してきたわけでありますが、大豊作によって昭和四十三年ごろから果実の価格の変動、需給関係等の不安定が発生いたしまして、加えて、近年の石油危機を含む経済混乱の中で生産過剰時代に突入したと思うのでありまるけれども、いかにこのことについて現状認識をされておられるか、簡単にひとつお答えいただきたいと思います。

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○青木薪次君 三公社五現業につきましては、国の事業の範囲内で事業が営まれている限り当事者能力の制限は免れず、その業務が現行の国営事業から分離するものでなければ争議権は与えては無意味ではないだろうか、また制限されるのもやむを得ないといった議論が過去にありました。  昭和四十年、公務員制度審議会が持たれて、労働基本権として争議権を与える方向で検討するという公益委員の意思というものがございました。しかしながら、四月二日、これらの関係を踏まえた中における石田労働大臣は、労働問題に対しては精通されている大臣でありますが、私どもは予算委員会において特に私の質問で、現状における労使は正常化しつつあることを認……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○青木薪次君 富塚公述人と、それから中島公述人と気賀公述人の御三方にお願いいたしたいと思います。  まず、この地方交通線のことでございますが、現状では全く法定緩和しようが、あるいは現状のままで運賃を値上げしようが、全くもってこの採算は困難であることは御案内のとおりだと思います。昭和五十一年で二千三百六億赤字を出しまして、ことしの見通しは二千五百億ということが言われております。これが問題解決のためには、百円の収入を稼ぐために三千四百円を使うという、こういうものはやめるにもやめられない。そうかといって現地の皆さん方の意向をくむならば走らせる以外にない。こういったものに対する運営の問題で、公的助成を……

第87回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○青木薪次君 国鉄経営の悪化という問題については、これはもう国民ひとしく心配いたしておりますし、また、国鉄のいわゆる国民経済に与える役割りというもの、国鉄を一体どう評価するかという問題に私は尽きると思うのでありますが、いままでいろいろと政府も、国鉄当局も、あるいはまたわれわれ国会議員もいろんな提言をし、いろんな知恵を出し合ってまいったわけでありますが、何としてもやはり行政が後追い的性格になるということについては、これはもう否めない事実であったと考えておるところであります。したがいまして、この問題については順次質問をいたしてまいりたいと思っておりますが、先般行いました運賃値上げ、いわゆる名目で八……

第90回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1979/12/11、11期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、国鉄財政再建の問題に入る前に、実は長い間の懸案事項でありました新駅の設置についての質問をいたしたいと思っております。  総裁にお伺いいたしたいと思うんでありますが、国鉄は都市間の輸送ということを旅客輸送の主眼にいたしているわけでありますが、そのほかに大都市圏の通勤、通学の輸送という問題がやはりこれは新しい懸案として追加されているわけでありますが、特に東海道線やその他幹線、または亜幹線等の従来のそれぞれの在来線に対して、どういうような役割りをもって輸送に当たらせるか、その方針についてお伺いいたしたいと思うわけであります。  と申し上げますのは、たとえば今日、交通渋滞がまさに著……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 運輸委員会,地方行政委員会,建設委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1984/06/21、13期、日本社会党)

○青木薪次君 時間がありませんので、要点だけ質問いたしたいと思います。  まず、私は関西国際空港の建設に関しまして、成田の建設の状況の主要経緯を調べたわけでありますが、これは昭和四十一年の七月三十日に公団が発足をいたしました。そして、昭和五十三年の五月の二十日に開港ということになったわけでありまして、この問丸十二年有余というものがかかっている、こういうことで確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、この関西国際空港株式会社が設立をするのはいつで、それからこの国際空港が始動を始めるのはいつかということについてひとつ答弁してください。

第103回国会 内閣委員会,社会労働委員会,商工委員会,運輸委員会,建設委員会連合審査会 第1号(1985/12/11、13期、日本社会党)

○青木薪次君 私は、許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案中、地代家賃統制令の一部改正に関する事項について質問をいたしたいと思うのであります。  まず、議題となっているいわゆる規制緩和一括法案の中に地代家賃統制令廃止法案が織り込まれているわけでありますが、この地代家賃統制令の廃止というものは、他の一般的な規制緩和とは内容、性格を全く異にしているものであります。この点について総務庁長官、どうお考えになりますか。
【次の発言】 今総務庁長官から説明があったわけでありますが、趣旨、目的が大体同一であるという解釈は、これは総務庁が行革審あたりの意見を聞いて、この際そのまま乗せて持……


14期(1986/07/06〜)

第114回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1989/03/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 時間がありませんので、言いっ放しのような格好になると思うのでありますが、今もお話のありましたように大変立派な提言をされているわけでありますが、実際問題としてはウサギ小屋に住む働きバチとか働き中毒とかということを外国で言われております。事実、私も昨年いろんな国際会議に出ましたけれども、日本は確かに世界一のGNPの大国だと。しかし、やっていることについては全くもって働くために生きているというように言っても過言じゃないだろう。今お話のありましたように、一年間の労働時間が二千二百時間、外国は千七百時間前後というようなことで、このことが貿易摩擦の最たる支障になっているということを考えていか……


15期(1989/07/23〜)

第118回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1990/04/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○青木薪次君 国土庁にお伺いしたいと思うんですが、アメリカと日本との構造協議の関係で、内外価格差の問題もさることながら、土地問題についてやはりアメリカは日本の内需拡大を増進したいと。国土庁も建設省もそうでありますけれども、今一番深刻になっているのはやはり大都市圏における住宅問題だと思うんですね。このことは、いわゆる土地規制もそうでありまするけれども、土地の供給体制をどうするかという問題が一番大きな問題であろうと思います。  今いろんな適切な説明を受けたわけでありますが、一つはアメリカの土地価格とそれから日本の土地価格は、最近の比較において言うと何倍ぐらいになっているのか。アメリカの土地の面積は……


16期(1992/07/26〜)

第129回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1994/03/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 京極参考人が学校教育の立場とそれから行政官という立場を経られて、非常に多岐にわたる豊富な経験と知識を持たれていることについて、大変立派な参考人をお呼びしたと感心をいたしておる次第でございます。  本格的な高齢化社会を目前にいたしまして、高齢者の介護問題が国民の大きな問題になっております。まさに今は公共事業とかあるいはまた社会的基盤をどんどんひとつ強化しようというようなことなんでありますが、紀元二〇〇〇年代にわたりましてはもう六十五歳のお年寄りが四人に一人は現存するという高齢化社会に移るわけであります。そういう中で、ノーマライゼーションの理念などから介護の重点が施設から在宅にシフト……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第10号(1994/06/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○青木薪次君 諸先生のいろいろこの問題に対する御意見を拝聴しておりまして非常に感銘を覚えているわけであります。  高齢者の介護の問題、もう私は大体満二十年議員をやっているわけでありますが、当時は、高齢者に対しては自分の家庭で親を子供が見るということが原則であるということが主張されておりました。社会的に公費でもって高齢者を面倒見るなんということについては、これは大変問題がある、もっと極端な、冗談事でありましょうけれども、年寄りに水をかけても芽も出てこない、だから経済的にはなかなか問題があるというようなことを言った人もありました。これは冗談だと思いますけれども。そのことに比べますと、今日、私は今昔……


17期(1995/07/23〜)

第141回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1997/10/29、17期、社会民主党・護憲連合)

○青木薪次君 大蔵省並びに自治省に質問したいと思いますが、先ほどの説明で、国の財政と地方財政が税収に占める依存度というものは非常に少なくなった、公債依存度が中央も地方も非常に大きいということなのでありますが、それぞれ国並びに地方の税収に占める財政の依存度について何%か、大ざっぱでよろしゅうございますが説明していただきたい。  それから、今の説明にありましたように、収入は大体国が二倍、地方が一倍ということで、三分の一対三分の二というような格好になるわけでありますが、支出の関係等については、国と地方の公共事業並びにいろんなプロジェクト等についての重点化が図られたにしても、これは地方の方が倍、中央の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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