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桑名義治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

桑名義治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
234位
委員会発言(議会)歴代TOP500
352位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
222位

10期委員会出席TOP50
32位
10期委員会発言TOP50
47位
10期委員会出席(無役)TOP50
37位
10期委員会発言(非役職)TOP50
43位
12期委員会発言TOP50
47位
12期委員会発言(議会)TOP10
6位
13期委員会出席(幹部)TOP50
47位

このページでは桑名義治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。桑名義治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会 閉会後第1号(1974/09/18、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、独占禁止法の改正案について、あるいはまた中小企業対策について、この二点をお伺いをしておきたいと思います。  午前中からこの独禁法の改正の問題につきましてはるる質問があったようでございますが、いずれにいたしましても、本日の三時から初めて一般的に公表する、こういう公取委員長の発言でもございますし、あるいはまた中曽根大臣も、発表のなされていない、定義のなされていない法案について、細目にわたっては発言を差し控えさしていただきたい、こういうような発言が続いておりますので、私は少し角度を変え、そしていまから先は、この独禁法の改正案が提出をされた時点の論議の討議の大きな資料にしたい、参考……

第73回国会 商工委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、独禁法の問題について少々お尋ねしておきたいと思います。高橋公取委員長も何か御予定があるそうでございますので、最初にこれを取り上げたいと思います。  最初に通産大臣に質問をしたいわけでございますが、去る十一日に消費者代表者との懇談会の席上で、この独禁法の改正案に対しまして大臣が、新聞の報道ではございますが、きびしく批判をされているようでございます。ある新聞におきましては「公取委が考えている原価公開制や価格引き下げ命令はヤブをつついてヘビを出すようなもので、かえって経済を混乱させる」と、こういうふうにきびしく批判をしております。そしてその中でまた、こまかくはそれぞれの内容につい……

第73回国会 商工委員会 閉会後第3号(1974/11/07、10期、公明党)

○桑名義治君 私は端的に御質問いたしますので、端的にまた答えていただきたいと思います。  現地でも問題になり、現在までに当委員会でも問題になったわけでございますが、十月の十六日の時点に出発をしているわけでございますが、この時点で、この前も現地でお話を申し上げたんですが、すでにガスの調整が積み残しがあったということが明らかになっているわけです。それはもう皆さん方から出されているこの資料の中にも明快になっているわけでございますけれども、器具の場合でも三六・二%、あるいは戸数にして約二〇%の戸数の器具がまだ未調整であったということが、十月の三十日現在で記載されている事実があるわけです。皆さん方が発車……

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、過日水島で起こりました三菱石油の事故の問題についてお伺いをしたいと思います。  今回の事故につきましては、付近の住民に対する危害もさることながら、今後の石油政策の推進に影響することは非常に甚大なものがあるというふうに深刻に受けとめていかなければならないと思うわけであります。また瀬戸内海の漁場面積というものが約一万九千平方キロメートル、そして広島、徳島、香川、兵庫などの六県約七万人の漁民の方々の生活の場でもあるわけでございます。そうやった立場から今回のこの事故がどういう原因で起こったのか、そしてまたこの事故に対する処置というものをどういうふうに処置しているのか、それとさらに、……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/04/15、10期、公明党)

○桑名義治君 全国のコンビナートの中では、高圧ガスのほかに危険物、毒物、劇物、汚染物等の危険物が大量に扱われておるわけでございますが、一たん事故が発生すると、このコンビナートのみならず周辺住民、あるいは海等に非常に大きな被害を与えるわけでございます。そうやった意味で、今回の水島のコンビナートの事故というものが端的な事例を示しているのではないかと思うのであります。  そこで、コンビナート地域における企業ごとの保安体制の強化は、これはもう当然なことではございます。それとともに共同保安体制というものを強化すべきだ、こういうふうに私は考えるわけでございますが、この点については消防庁、通産省はどのように……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、公明党)

○桑名義治君 昭和四十八年度から今年度に至るまで、日本経済は非常な不況の時代を迎えたわけでございます。その間、第一次、第二次のいわゆる景気対策というものを打ち立ててまいりましたが、最近の報道によりますと、全産業界の実情を調査をし、その動向によっては第三次景気対策を立てる、こういうふうに報道されておるわけでございます。そこでその内容と、それから、いつごろこの第三次景気対策を立てられる意思があるのか、そこをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣の御答弁では、三月ごろがいわゆる最低の底で、あとは平行線をたどっておる、こういうような意味の御答弁でございました。  そこで、先ほども申し……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に、渡辺金融公庫総裁にお尋ねしたいと思います。  不沈の長期化によりまして中小企業が望むものは、先ほどからもお話がございましたが、金融面よりもむしろ仕事の確保ということが非常に望まれているわけでございますし、それと同時に、こういうふうな長期不況が進んでまいりますと、企業債務の返還猶予という問題がまた重要な観点になってくるわけでございますが、これをどのようにいままで対処されてこられたか、また、今後どのように対処するお気持ちなのか、そこをまず一点お伺いしたいと思います。  次に、中小企業金融公庫の貸し付けの対象というものが中小企業の中でも比較的上位のものになるということで、弱小企……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/26、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に、大臣に基本的な問題についてお尋ねをしたいと思いますが、商品取引所法につきましては、去る四十二年にも委託者の保護を図るために商品取引員を登録制から許可制にした。また、受託業務保証金制度を設けるなどの改正が行われたわけでございますが、これらの改正にもかかわらず、取引員の営業姿勢やあるいは財務内容が十分でないために、委託者との間の紛議が起こったり、あるいはまた取引員が倒産をして委託者に損害を与えるという事例が後を絶たないわけでございます。  今回、産業構造審議会の答申をもとに、さらに委託者保護の一層の強化を図るということで、今回の改正案が提起された、こういうような御説明をいただ……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/03/12、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、まず最初に、政治資金の問題をお聞きいたしまして、クリーン三木とちまたで言われている三木総理の姿勢をお聞きをしておきたいと思います。  まず、冒頭ではございますが、先ほどのニュースの中で、田中氏金脈問題に終止符が打たれたと、すなわち、昭和四十六年から三年間の税額約三千八百万、追徴金二千三百万、これは個人の分でございますが、関連の企業を入れますと約三億円弱と、このいわゆる修正の申告が小石川税務署に午前十時過ぎに提出をされたと、こういうふうに言われておりますが、これは事実でありますか。
【次の発言】 この問題で、こういった申告がなされたことによって、政府はこの田中金脈問題に終止符……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。  先ほどからの質疑を聞いておりますと、このガソリンの無鉛化についてのいわゆる行政指導というものが農家になされているということだけであって、なぜこのような無鉛化がどんどん進められている中で、業界にいわゆる販売中止の勧告を出さなかったか、そこが私は一番問題だと思いますが、この点について通産大臣と農林大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 関連。  いま質問者が、今回の事故につきましての最大の原因は、それは地盤沈下の問題ではないかと、こういうふうに疑問を投げかけているわけでございますが、皆さんもすでに御存じと思いますが、千葉大学の川崎助教授が、航空写真で千葉のコンビナートについ……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/04/01、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。  先ほどからの企業の一部譲渡の問題でございますが、審決の前にまず第一に大臣に協議する、それからまたその途中の段階におきましても意見を求める、それからまた審決を下すときに、結論を出すときにまた主務大臣に協議をする、こういうことになれば、私はほとんど同意に等しいのではないかと、こういうふうに考えざるを得ないわけです。じゃ、そういうふうにおっしゃるならば、いわゆる意見を求めるということと協議というものはどういうふうに違うんですか。これは総務長官にお願いしたいんです。
【次の発言】 そのように総務長官はおっしゃいますけれども、実際に最初から最後までそれぞれ主務大臣の意見を聞くとい……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に通産大臣にお聞きをしたいわけですが、この十一月の十五日に訪中をされまして、中国政府要人との会談をしたように報道されております。この内容はどういうふうな事柄が話がなされたのか、つまびらかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、項目的に貿易の不均衡の是正あるいは石油の長期取り決めの問題、あるいは伝統的商品の輸入と日本製品との競合問題、こういった問題が項目としてはいまお話の中で挙がってきたわけでございますが、この中で一番問題になりますのが、貿易の不均衡是正の問題をどうするかという問題と、それから、日本にとって特に重要な今後の問題として石油の長期取り決め問題だろうと私……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、公明党)

○桑名義治君 御苦労さまでございます。  石油の備蓄というものは、わが国にとりましては非常に大切なことであるわけでございますが、いずれにしましても国民の生活を安定をさせるためには、この石油の備蓄もさることながら、先ほど公団の総裁が言われましたように、日本の近海から、いわゆる日本の国から石油を産出するということが最も大事なことであるというふうに言われました。それと同時に、やはり供給源の多角化ということは、これはどうしても進めていかなければならない事実であります。  そうやった立場から考えますと、現在日本が置かれている立場から物を申しますと、中国からの石油の輸入ということが非常に重大になってくると……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/11/05、10期、公明党)

○桑名義治君 三木総理就任当時の公約はことごとく空手形になってしまったわけでございますが、昨日の三木質問における大企業の政治献金におきましても言えると思います。  そこで、独占禁止法問題でございますけれども、前国会で衆議院において全会一致で通過をいたしました法案をなぜ今回提出しなかったのか、再度お尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 独禁法の問題につきましては、衆議院で全会一致で通過をしたという事柄は、国民の意識というのは、自民党の中ではもうむしろまとまっているんだという、そういう認識を持ってしかるべきだと思うんです。そういう立場から言いますと、これ最後は総理の指導性にかかっていたんじゃ……

第77回国会 商工委員会 第3号(1976/05/11、10期、公明党)

○桑名義治君 日本の経済が高度成長から低成長へと大きな変革を遂げつつあるわけでございますが、こういった時期にイギリスからクロスランド英外相が見えて、河本通産大臣と十日の夜経済懇談会をやられたと、こういうふうな話が載っておるわけですが、その懇談の中身についてお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 そこでコンコルドの話は出ませんでしたか。
【次の発言】 コンコルドの問題は、これは非常にまた重大な問題を日本に引き起こすと思います。そういった意味で、通産省並びに運輸省関係にともに関係があると思いますが、これに対処する基本的な考え方というものを固めておく必要があると思うのですが、この点については……

第77回国会 商工委員会 第4号(1976/05/13、10期、公明党)

○桑名義治君 けさ方専門家の委員からいろいろと質問があったわけでございますが、私は事業団の問題あるいは不況問題、備蓄問題、それから国内の鉱山の育成問題、それから輸入の問題、それから世界各国との関連ということで、敷衍的に論を進めていきたいと思います。  最初に、金属鉱業事業団の問題でございますが、昭和三十八年に優良高品位鉱床の探鉱に必要な資金の貸し付けを行うということで発足をして、今回まで何回かの法改正で業務を拡大をしてきたわけでございますけれども、事業団の業務は現在十幾つかに列挙をされております。業務の遂行状況がどういうふうになっているのか、まずお聞きをしておきたいと思います。平塚参考人にお願……

第77回国会 商工委員会 第6号(1976/05/20、10期、公明党)

○桑名義治君 私の問題としておりました問題も先ほどから出ておりますので、二、三点についてお伺いをしておきたいと思います。  最初に加藤参考人にお願いをしたいわけですが、先ほどからの設備につきましては、いまから先、原子力に依存をする度合いが非常に大きくなってくるということでございます。ところが、わが国におきましては燃料サイクル対策というものが非常に不十分でございます。いままではイギリスそれからフランスの両国に依存をするということでございましたけれども、自前の処理工場を持たないために、非常にイギリス、アメリカの両会社が共同をして値上げをしてきたというような事柄も過去に起こっているわけでございます。……

第77回国会 商工委員会 第7号(1976/05/24、10期、公明党)

○桑名義治君 今回の石油開発公団法の一部を改正する法律案が提起されます以前から、石油業界の中には、政府主導型の再編が行われるのではないかというような声が盛んに上がっておったわけでございまして、また、一連のこういった行政指導の中から、恐らく最終的にはそこに目標があるんだろう、こういうふうに言われておりまして、業界の中でも強い反発があったことは事実であります。したがいまして、午前中の質疑の中にもございましたけれども、いわゆる探鉱から採取、精製、販売、こういった一元性がないというところが指摘されたわけでございますが、もし、そういう再編あるいは和製メジャー的な方向へ進めていくとするならば、このような公……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案について反対の討論をいたします。  今日の経済情勢は依然として困難な局面が続いています。景気の動向はなお不安定であり、失業、中小企業倒産は戦後の最悪の状態が続き、しかも物価上昇の前途は楽観が許されない実情でございます。このような状況下で、従来にも増して社会的不公正は拡大されつつあることは言うまでもありません。  こうした実情は歴代自民党内閣の大企業優先、国民生活軽視の高度経済成長政策の破綻と、それに三木内閣の国民生活切り捨ての総需要抑制策などの失敗、財界優遇の大企業偏重の景気対策の誤りによってもたら……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/04/27、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからたびたび議論になっておりますように、私たちは政治家として、あるいはまた今回のこの黒い霧の問題について、真摯な態度でこの問題に取り組んでいかなければならないと思うわけでございますし、そのためには、まず政治家の身辺をきれいにするということが、明らかにするということが最も大事なことではないかと思うのであります。そういった立場から考えますと、中曽根幹事長はこの政治資金規正法にのっとって、届け出にミスがあったということで再提出をしたわけです。ところが、世論にたたかれた。ところが三木総理は、前々からこの問題について指摘をされているにもかかわらず、そのままの状態……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/05/07、10期、公明党)

○桑名義治君 先日来からのテレビでも発表しておりましたが、最近ロッキード問題を中心にしまして、政治あるいはまた政党に対する大変な不信感が増大をしているということでございます。そういった意味から、私はいまの日本に、いまの政治家に、あるいはいまの政治に課せられておる最大の課題は、この不信をどうやって払拭していくかという点にある、このように考えるわけでございます。そういった立場から、三木総理並びに三木内閣の政治姿勢について私は質問をまず続けていきたいと、このように考えておる次第でございます。  最初に、憲法記念日の五月三日、政府主催の憲法記念日の式典が挙行されました。三日の首相の発言には憲法を遵守す……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/22、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどから総理が、にせ検事総長の電話に対して種々応答したことが問題になっているわけでございますが、そのいわゆる追及に対しまして、総理のいわゆる姿勢というもの、あるいはこれに関する考え方というものが非常にあいまいでございますので、その点を明快にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この応対の新聞の記事でございますが、この三行目の中ごろに「あのねえ、今朝ですねえ、刑事局長からね、何度も問い合わせたんですよ。そういうことはないという報告だったが。」、こういうようなくだりがあるわけでございます。それで、いままでのいわゆるロッキード問題に対する実情については法務大臣から報告を受……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどから事業分野調整法について議論がありましたし、いまも端的な疑問の投げかけがあったわけでございますが、いずれにしましても、この問題は中小企業の分野調整対策については昭和三十八年に制定されました中小企業基本法においても、その第十九条の中に種々述べられているわけでございますが、しかしながら、今日まで中小企業団体法で特殊契約の制度が設けられたほかは、基本法を受けての具体的な立法措置が講ぜられなかったのは、これは私は非常に問題であるというふうに思っておるわけでございますが、そればかりではなくて、通産当局は立法に対しては、中小企業の分野を固定化することは好ましくない、こういうことで立法……

第78回国会 商工委員会 第3号(1976/10/21、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、下請中小企業問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  過日の新聞でも発表になっておりますが、景気の回復というものが非常におくれているというような事柄が発表されているわけでございます。新聞によりますと、大蔵大臣と副総理との食い違い等もあるということでございますが、今後のいわゆる景気の動向を通産大臣としてはどういうふうに見ておられるのか。またこの停滞ぎみの不況に対して、どういうふうないわゆる施策を今後講じていこうと考えておられるのか、具体的にその点についてお示し願いたいと思います。
【次の発言】 景気の立て直しのいわゆる牽引車としていままで大きな役割りを果たしてきたという……

第78回国会 商工委員会 第4号(1976/10/26、10期、公明党)

○桑名義治君 まず最初に、本法案の提出に当たりまして、その経過について伺っておきたいと思います。これまですでに昭和四十六年ドルショックの際に国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律が制定されて、現在まで五年を経過をしておるわけでございますが、この法律によってどのような業種がどのような形で具体的に救済をされてきたのか、あるいはまた、事業転換業種の具体的実例と、その成否についてまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁によりますと、いままで四十六年の国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置法、こういった法律がいろいろと施行されたわけでござ……

第78回国会 商工委員会 第5号(1976/10/28、10期、公明党)

○桑名義治君 最近の産油国の値上げの動向についてまず最初にお伺いしておきたいと思います。  景気回復に絡みまして、イランのパーレビ国王が、来年から石油の価格を最低一五%値上げすることを呼びかけているということが報道されております。またクウェートの石油省のナシル次官補も一〇%程度の値上げということをまた発言している事柄が報道されているわけでございますが、十二月のOPECのカタール総会では若干の値上げがあるかもしれない、こういう見方が強いと、このように言われているわけでございますが、通産省としてはこの動きをどのようにとらえられておられますか。

第80回国会 商工委員会 第3号(1977/03/10、10期、公明党)

○桑名義治君 現在わが国にとって最も緊急を要する政治課題というものは、何と言ってもこの深刻な不況を克服して、経済を回復させるということが重要課題となっているわけでございます。先日のNHKの世論調査の中におきましても、現在のいわゆる国会に何を要求するか。その中で二五%が不況対策という数字が上がっておりますし、また感じとして、現在不況を本当に感じているのは、九三%の人が不況を感じているという回答を寄せているわけでございます。こういった事柄はいまだかつてなかった事態でもございますし、これにどう取り組むかということは、通産大臣としては非常に重要な課題の一つであろう、こういうふうに思うわけでございます。……

第80回国会 商工委員会 第5号(1977/04/14、10期、公明党)

○桑名義治君 ボンド法に先立ちまして、わが国の経済協力の問題について、まずお尋ねをしておきたいと思います。  わが国の経済協力の実情を見ますと、総額におきまして一九七三年には国連の目標であるGNPの一%を超え、一・四%に達してはいたものの、七四年には半減し、また七五年もさらに比率が低下するというように、最近の経済協力の実績は後退の一途をたどっているというように数字の上ではあらわれているわけでございます。そこで、政府開発援助の拡大と無償供与あるいは借款条件の緩和など、質的、量的拡充が必要であると思いますけれども、わが国の経済協力の実情と政府の基本的な政策について、まず初めにお答えを願いたいと思い……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/04/26、10期、公明党)

○桑名義治君 法案に入る前に、全体的に少しお聞きをしておきたいと思うんですが、四月の二十一日の新聞に「中小企業庁を総理府外局」にという、自民党の改正案がまとまったという記事が載っておるわけでございます。この記事によりますと、中小企業庁設置法改正案をまとめた、改正案の内容は、総理府の外局に中小企業庁を設置し、同長官に国務大臣を充当をするという御原案のようでございますが、こういう案について、通産省としてはどういうふうに対応なさっておられますか。
【次の発言】 大臣、手足がない大臣とかいろいろなことをおっしゃいましたけれども、科学技術庁というのは現実に大臣がいらっしゃるわけですよ。庁でありながら担当……

第80回国会 商工委員会 第7号(1977/05/12、10期、公明党)

○桑名義治君 今回の芦別炭鉱の災害につきまして、死亡者が二十五名、負傷者が八名ということで、大変に悲惨な事故であったと思います。死亡者に対して心から御冥福を祈りながら質問を少々やっていきたいと思います。  まず最初に、簡単な質問でございますが、死亡者二十五名、負傷者八名、計三十三名の全員の収容が終わったのかどうか、まず一点伺っておきたいと思います。
【次の発言】 新聞によりますと、札幌鉱山保安監督局は四月の十八日に芦別炭鉱の定期検査を行ったと、こういうように載っております。そのときはメタンガスは〇・五から〇・六であった。それで爆発危険量は大体五%ということになっているというふうに新聞には載って……

第80回国会 商工委員会 第8号(1977/05/17、10期、公明党)

○桑名義治君 中小企業者の事業活動機会の確保につきましては中小企業基本法におきまして、第十九条に「中小企業者以外の者の事業活動による中小企業者の利益の不当な侵害を防止し、中小企業の事業活動の機会の適正な確保を図る」、こういうふうに明記をされているわけでございます。また、これを受けまして、中小企業団体法の特殊契約の制度も適用された事例は過去一件もないばかりか、通産省は従来から紛争事例につきましては、行政指導で十分対処できるという発言がいままでなされてきたわけです。私も何度かこういった問題を取り上げましたけれども、そのときの御答弁も行政指導で十分対処できますと、こういう御答弁だったわけでございます……

第80回国会 商工委員会 第9号(1977/05/18、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどからの御質問の中でもうすでに私の質問をしたい事項につきまして出ているものがございますので、重複を避けてお聞きをしておきたいと思います。  最初に、佐藤参考人に対してお伺いをしたいわけでございますが、先ほどの陳述の中にもございましたように、要望事項として七項目あったわけでございます。これはおたくの方で出されておりました決議の中で明確にされているわけでございますが、この中で、先ほどからの陳述にもございましたが、いわゆる業種指定の問題がこれは欠落をしているわけでございます。この問題については、もう先ほどから質問がございましたので省かさしていただきますが、第七番目に、いわゆる「主務……

第80回国会 商工委員会 第11号(1977/05/24、10期、公明党)

○桑名義治君 わが国の今後の経済というものは、好むと好まざるとによらず、減速経済あるいはまた安定経済、この道を歩まなければならないわけでございますが、このような経済の減速の状態のときに、産業の集中化あるいは寡占化というこの時点をとらえた場合に、どういうふうになるというふうに考えられておられますか、まず通産大臣と公取委員長にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 私の質問の中身と少しお答えがお二人とも違うようでございますが、私はこういう日本の経済というものが、いわゆる安定成長あるいはまた安定経済といいますか、あるいは減速経済といいますか、そういうその道を、好むと好まざるとによらず歩まなけ……

第80回国会 商工委員会 第12号(1977/05/25、10期、公明党)

○桑名義治君 実方参考人にお伺いをいたしたいんですが、独禁政策と産業政策の調整という問題がここで大きくクローズアップされてきたわけでございますが、退席されました今井参考人は、独禁政策を日本経済政策の重要な指導原理として位置づけることがあらゆる仕事の出発点だと、こういう意味の意見を吐かれているわけでございます。  そこで、実方参考人にお聞きをしたいのは、独禁政策と産業政策との調整、あるいはまた、独禁政策の位置づけについてどのようにお考えになっていらっしゃるか、この一点ですね。  三点ございますが、全部まとめてお伺いいたしたいと思います。  あとは、現行法第七条は、違反行為に対するいわゆる排除措置……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度補正予算三案に対しまして反対の討論を行います。  まず最初に指摘したいことは、景気回復が著しくおくれ、経済情勢は厳しい様相を呈していることであります。このような深刻な経済的、社会的現象は、すでに本年度当初から懸念されていたところであり、われわれも早くから所得税減税を中心とした生活防衛を通じ、生活優先の景気対策の実施を要求してきたのであります。  ところが、政府・自民党は、ロッキード事件の真相隠しと、ロッキード事件を契機として起こった政権抗争に明け暮れ、昨年十一月十二日に景気てこ入れ策を決定するまで、景気回復に有効な対策……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/03/29、10期、公明党)

○桑名義治君 いま日ソ漁業の交渉の問題についての御答弁がございました。そこで、私はこの問題について二、三点さらに質問しておきたいわけでございますが、今回の日ソ漁業協定の交渉の段階におきまして、わが日本側といたしましては、現在の日ソ漁業協定をさらに尊重すべき姿勢を向こうに強く要求すべきであると同時に、ただいま中尾議員が質問いたしましたように、日本の十二海里内における操業の停止要求というものは厳重にやっていかなければならないと思うわけであります。それと同時に、やはり北海道漁民の方々のいわゆる生活をあくまでも擁護するためには、南千島あるいは北千島、こういったそれぞれの列島の沖合いの二百海里水域につい……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからるる景気の問題について論議をされたわけでございますが、来年度のいわゆる成長率を六・七%と、ここに視点を置いて個人消費の伸び率が二二%、それから稼働率が、いわゆる民間投資が十二・二%伸びた中で、しかも九四%に持っていくと、それから輸出は五%の伸びだと、こういうふうなお答えがあったわけでございますが、その景気回復への、あるいは六・七%の成長率の確保の主たる要因というものは、住宅あるいは公定歩合の引き下げ、あるいは公共投資と、こうやったところに視点が置かれているように私は見るわけでございます。  そこで、昭和四十年の不況脱出、いわゆる四十一年から景気上昇……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/04/01、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどから藤原議員の種々の指摘があったわけでございますが、北海道開発コンサルタント社につきましては、開発庁の設計業務が四十九年度は八一・三%、五十年度は七二・二%、そしてまた、一億円以上の工事設計を見てみますと、先ほどからお話があっておりますように、昭和四十八年は三十九件、四十九年は十六件、五十年度は二十二件の発注のうちの十八件を独占しているという状況下にあるわけでございまして、しかも、これが十八件が全部随契によって落とされている。これは非常に問題であると思います。この問題につきましては、会計検査院の方も好ましくないと。あるいは大蔵省としても検討をすると。あ……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/04/04、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 ただいまの宮崎さんの質問に答えられまして、今回の土光会長が中国を訪問をし、そして日中平和条約についての一応の合意に達した、このことについての質問で、いま時期はいつとは言えないけれども、双方に満足のいくときにというお話がございました。それと同時に、今回のこの大きな意味というものは、いわゆる貿易の面におきまして中国の石油、石炭、日本のプラント、建築資材、鉄鋼の五品目をはっきりと、包括的ではございますけれども約束ができたと、定着したと、こういうお話がございます。  そこで、やはりこういった経済問題と今後結ばれるであろうと思われる日中平和条約との間には、やはり相関関……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/04/07、10期、公明党)

○桑名義治君 関連。
【次の発言】 先ほどからいろいろと洗剤についての論議が行われたわけでございますが、先ほどの答弁からもありましたように、野菜を洗浄する場合にこの洗剤を使ったのはいわゆる回虫を除去するためだと、こういうようなお話がございました。で、それと同時に、最近ば公害が起こりつつあるという問題の提起も行いました。また、環境庁長官も体験を話されまして、この洗剤については環境破壊に強い疑問を持っている、こういう御発言もあったわけでございます。さらに、先ほどからの論議の中で、食品衛生協会も四十八年の五月の十八日に中性洗剤の推奨取り消しの文書を発行しております。また、昭和四十八年には、東京都が野……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/04/12、10期、公明党)

○桑名義治君 今回のこのマネジャープランの問題につきましては、私も商工委員会のときに質疑を行ったわけでございますが、その後どういうふうに改善をされたのか、先ほどからの御答弁をお聞きしても余り前進がないように思われるわけでございます。  そこで、法規上の問題あるいは契約上の個々の問題と別に、では、こういうマネジャープランでもって石油スタンドをやってる人々の実態が大体どういうふうになっているのかという、その一、二の例を申し上げますと、昭和五十一年の問題でございますが、金と担保を強要されたためについに自殺をしてしまったというような問題、あるいは同じく五十一年、昨年でございますが、エッソが向けたガード……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、公明党)

○桑名義治君 日ソ漁業協定はいよいよ破局の段階に入ってしまったわけでございますが、この問題と日中国交回復の平和条約の問題とはどうしても切って切れないものがあるのではないか、まあこういうふうに思うわけでございます。そうやった意味から、日中問題を少し二、三点聞いてみたいと思いますが、先ほどの関連質問で御質問申し上げたときには、総理は、この日ソの問題と日中問題はたて分けて考える、こういうふうなお話でございました。そこで、外務委員会等で外務大臣がいわゆる中国と日本との平和条約締結については時期が徐々に近づきつつある、土壌ができつつあるというような発言があるわけでございますが、この点についてどういうふう……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/04/16、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  現下の経済は、長い景気中だるみに低迷し、物価は政府経済見通し八・六%を大幅に上回る九・二%の高騰を示し、物価高と長期不況の慢性化がますます進行しております。三月には、中小企業を中心とする倒産は一千七百件という史上最高を記録したほか、一月の完全失業者数も百万人を上回り、国民は生活苦にあえいでいることは、いまさら言うをまちません。わが党は、すでにこうした深刻な事態の救済と減速経済下における福祉型財政への転換を目標とした具体的な申し入れを政府に対して行ってまいりました。しか……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会 第8号(1977/11/24、11期、公明党)

○桑名義治君 国土庁見えていますか。お願いします。  今回の国有鉄道運賃法の一部改正でございますが、すなわち基本的には今後国鉄をどういうふうに再建をしていくかというその一環のあらわれでもありますし、そういった立場から考えますと、今回発表になりましたいわゆる三全総との関連がどうしても黙視するわけにはいかないわけでございます。そういった意味で、三全総から見たいわゆる交通体系の整備、こういった観点から少し討論を進めてみたいと思います。  今後十年間のわが国の国土開発の基本となるいわゆる「第三次全国総合開発計画」が十一月の初めに閣議決定されたわけでございます。この計画における幹線交通施設整備の基本的な……

第82回国会 建設委員会 第2号(1977/10/25、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、日本住宅公団関係について家賃値上げの問題あるいは傾斜家賃制度、それから未入居住宅、未利用土地、こういった問題についてお伺いをしていきたいと思います。この問題は、現在、時の問題として大変な反対運動が起こっておるわけでございますが、果たしていま住宅公団の考えているいわゆる家賃のプール制というものが適正なものであるかどうか、これを検討する必要がある。こういうふうに考えておる次第でございますし、さらに加えて申し上げますと、住宅公団は第二の国鉄ではないかと、また第二の国鉄になるんではないか、こういうことがちまたではささやかれているわけでございますし、こういった問題を含めてひとつ御答弁……

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、11期、公明党)

○桑名義治君 私は最初に飯田参考人にお聞きをしたいと思います。  先ほどの公述の中で、今回の値上げ問題についてプール制の導入ということでるるお話があったわけでございます。過日の委員会で私も公団の家賃について個別原価主義からプール制に変わったのかと、こういう質問をしたわけでございますが、建設省あるいは公団側としては、プール制に変わったわけではないと、こういうふうな大まかに言いますと答弁があったわけでございます。そこで、飯田参考人にお聞きしたいのは、今回のこの値上げの問題について、原則的にこの家賃の問題については、原価主義をそのまま保っておられると、こういうふうにお考えになるのか。それともこれは完……

第84回国会 建設委員会 第3号(1978/03/02、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、今回の大臣の所信表明の中心課題、あるいは現在日本の置かれている、景気浮揚という重大な任務が課せられておるわけでございますが、その中心になっているのが公共事業である、こういうふうに認識をしておるわけでございますが、この公共事業を中心にきょうは質疑を進めてまいりたいと思います。  近年来、日本の経済というものは大変な長期不況のもとにいわゆる総需要抑制政策というものがとられてまいったわけでございますが、これに伴いまして公共事業も実質的には縮小させられてきた、こういうふうに思うわけでございます。ところが、五十二年度から突如として景気浮揚のためにいわゆる公共事業の促進が叫ばれ、関係省……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/04/11、11期、公明党)

○桑名義治君 今回のこの法改正の問題につきましての論議の前に、まず住宅全般にわたりまして総括的にお尋ねしておきたいと思います。  五十三年度の予算は、公共投資拡大を主軸としたいわゆる景気浮揚ということに重点が置かれて編成をされているわけでございますが、その目玉というのは前々から言われておりますように、大型のプロジェクト事業あるいは住宅建設であると、このように言われているわけですが、しかし、住宅予算の配分を見ますと、いわゆる公団住宅の建設にしましても公営住宅の建設にしましても非常に減少をしているわけでございます。そして個人の持ち家推進、すなわち住宅金融公庫の融資住宅に大きなウエートが置かれておる……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/05/30、11期、公明党)

○桑名義治君 先ほどからの質問の中にも、五年続きの流産ということで質疑が行われたわけでございますが、その中で今回このようにビル防災法が再び流産になったといういわゆる説明が一応行われたわけですが、一番のいわゆる流産したというそのポイントはどこにあったわけですか。
【次の発言】 関東では地震ということが非常にいま心配をされているわけでございますが、こういう震災にあわせてもビル防災法というものは当然改正をしていかなければならない急務のことであろうというように考えられるわけでございます。それと同時に、先ほどからも質疑に出ておったわけでございますが、今回、昨日の東急ストアの火事、こういうものも起こってお……

第84回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1978/08/30、11期、公明党)

○桑名義治君 経済企画庁の試算によりますと、為替レートが一%下がれば卸売物価は〇・三%弱下がると、それと同時に消費者物価が〇・一強下がると、こういう計算がなされておるわけでございますが、今回、現在の段階を見てみますと、三八%の円高にもかかわらず、物価への反映が非常に不十分であると、こういうのが国民の一致した気持ちではなかろうかと、こういうふうに思うわけでございます。たとえば今月の東京区部の消費者物価指数は、前年同月比を見ましても四・五%、それから五十年に比べれば二四・一%と、こういうような上昇となっているわけでございます。今回、政府は電気とガス料金については据え置く期間を設けたり、あるいは一部……

第84回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1978/04/26、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、まず最初に経済成長率について、福田総理はたびたび七%程度というような御発言があるわけでございますが、昨年の経済見通しが六・七%で、結果的には五・三%に落ちついたわけでございますが、その達成できなかった主なる原因は、いろいろ総合してまとめて発言の中身を考えますと、それは、いわゆるこれほど円高になるということを予想し得なかったというような事柄になるわけでございますが、ことしも同じような事柄になるのではないかという心配があるわけでございます。先ほど大臣は、七%程度の経済成長は必ず遂げるという意味の御発言があったわけでございますが、確かに最近の景気情勢を見てみますと、いわゆる公共投……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/17、11期、公明党)

○桑名義治君 九州班の御報告を申し上げます。安永委員長、中村委員、松本委員と私、桑名は、去る七月二十五日から二十八日までの四日間、福岡、大分両県における建設事業について実情調査を行いました。  本調査の視点は、五十三年度公共事業費の執行状況及び福岡市を中心とする異常渇水について、建設者、自治体から事情聴取するとともに、両県における主な建設事業の実情調査に努めることといたしました。  以下、その概要について申し上げます。  まず、第一に公共事業費の執行状況であります。  政府は、五十三年度の公共事業の執行について公共事業の上半期の契約目標を過去最高の七三%とするとの基本方針を決定しておりますが、……

第87回国会 建設委員会 第3号(1979/03/01、11期、公明党)

○桑名義治君 大臣の所信表明に対する質問に先駆けまして、前国会から長く問題になっておりましたいわゆるビル防災法の問題について概略的に質問をしておきたいと思います。この問題はまた当局からいろいろと種々説明を受けながら、その中で細かい点についてはまた質疑を続行すべきではなかろうかと思うわけでございます。  そこで、ビル防災法が制定をされるという話が持ち上がりまして、まあ大変な年月を経ているわけでございますが、今回はいよいよ行政指導になると、すると、こういうふうに言われているわけでございますが、その経過についての御報告を願いたいと思います。

第87回国会 建設委員会 第4号(1979/03/20、11期、公明党)

○桑名義治君 午前中の質疑に引き続きまして、重複の部分は避けて質疑を続行したいと思います。  今回のこの二法案につきましては、農地の宅地並み課税のあめ法としての価値があるわけでございますが、そういった意味から、午前中の質疑の中にも、大臣の答弁で、税の公平化、それから良質な土地の確保という、この二本の柱を求めてこの法案が制定をされたと、こういうふうな答弁があったわけでございます。  現在の土地をながめてみますと、大都市周辺につきましては、大変な宅地の需要が多いにもかかわらず供給が間に合わないと、そのために土地の値上がりがことしは大変に顕著になってきたというふうに言われているわけでございますが、本……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/22、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました政府提案の特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意を表明するものであります。  従来、両党は、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法については、地方税法における、いわゆる農地の宅地並み課税制度との密接な関係性を重視して反対の態度をとってまいりましたが、本法律制定後、住宅金融公庫の貸し付けの特例による賃貸住宅貸付予約件数は、昭和四十八年度から本年一月末までで五千三十一戸と一応の実績を上げており、また近年、宅地供給量は年々減少し……

第87回国会 建設委員会 第6号(1979/05/29、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、産炭地域の再開発につきましてまず最初にいろいろと論議を進めていきたいと思います。  直接の担当ではないかもしれませんが、地域開発ということにつきましては国土庁長官は所管でございますので、まずその面から基本的な考え方をお尋ねをしておきたいと思います。  大臣も御存じと思いますが、筑豊産炭地あるいは九州の産炭地域、こういった地域をながめてみますと、いまだに一般的な国土ではなくて大変な鉱害地域で悩んでいるわけであります。まず第一に、ボタ山等が林立をしておりますが、これらの取り除き作業はいまだに遅々として進んでいないわけでございます。しかもまた、鉱害でございますが、下で石炭を採掘し……

第87回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1979/04/25、11期、公明党)

○桑名義治君 最初に、経済情勢もしくは物価の問題につきまして概略的にお聞きをしたいと思います。  最近の経済情勢というものは、物価が比較的に安定をしているわけでございますが、生産、出荷が着実に増加をしまして、自立回復の機運が見られるようになったわけでございます。しかしながら、雇用情勢は依然として厳しいものがあるわけでございます。その上に財政の再建という非常にむずかしい問題を抱えておるわけでございますが、今後のわが国の経済情勢は政府の経済運営のいかんによるところが非常に大きい、こういうふうに認識しなければならないわけでございます。  そこでまず最初に、当面の経済見通しとそれに対する政府の施策につ……

第87回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1979/05/30、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、最初に卸売物価の上昇についてお伺いをしてみたいと思います。  この問題につきましては私は四月二十五日の委員会のときにもお尋ねをしたわけでございますが、それを受けてさらに、情勢もずいぶん変わっておりますので、本日またここでこの問題を取り上げていきたい、こういうふうに思っているわけでございます。  最近の卸売物価の状況を見てみますと、昨年の十一月からすでに六カ月も連騰が続いているわけでございます。この六カ月間だけで上昇率が四・九%に達しているわけでございまして、これを年率に直せば一〇%の上昇になる。また四月の月間上昇率が一・七%。この上昇率は、日銀が公定歩合を〇・七五%引き上げ……

第89回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1979/11/16、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、委員長に吉田実君を推薦することの動議を提出いたします。

第90回国会 建設委員会 第1号(1979/12/06、11期、公明党)

○桑名義治君 私は声を少し痛めておりますので、聞きづらいと思いますが、よろしくお願い申し上げます。  最初にお尋ねしたいのは、公団の総裁に尋ねたいんですが、過日、公団会計課予算・決算係長の土路重昌氏が公金の詐欺をしたということで問題を起こしておるわけでございますが、この問題についての概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 この問題に対して、公団としては、どのように対処したのか、その点についてお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 処置については大体わかったわけでございますが、実は、きょうまた新聞の報道によりますと、土路の供述によって、「計友会」の口座、いわゆる土路の架空口座と別物の……

第90回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1979/12/07、11期、公明党)

○桑名義治君 声を少し痛めておりますので聞きづらい点もあるかと思いますが、御了承願いたいと思います。  私は、最初に物価見通し、それから公共料金の問題、円安問題、それから灯油の問題と、こういう方向で論議を進めていきたいと、こういうように思っております。  最初に卸売物価の問題でございますが、最近の物価上昇を見てみますと、円安、それから原油価格の高騰等によりまして非常に卸売物価は上昇を続けているのが現実の姿でございます。ことしの四月以降対前月比で一%台の高騰を続けておりますが、八月以降は一〇%台を記録をし、十月も一四・五%と、狂乱インフレ以来の高騰を続けておるわけでございます。またOPECのカラ……

第91回国会 建設委員会 第5号(1980/03/25、11期、公明党)

○桑名義治君 中山参考人にお伺いをいたしたいと思います。先ほどから今回の法改正に対する御意見を伺ったわけでございますが、さらに私がお伺いしておきたいことは、過日の建設委員会で、私、三井不動産のフランチャイズ制の問題について質疑を交わしたことがあるわけでございますが、三井不動産のフランチャイズ制など業界としては大変にむずかしい局面にある、こういうふうに思われるわけでございますが、このたびの不動産流通近代化センターの構想について業界としての評価がどういうふうになされているのか、これが一点。  それから不動産流通近代化センターが大手業者に牛耳られるというような心配はないのか、いわゆる独占的な体制がで……

第91回国会 建設委員会 第7号(1980/04/08、11期、公明党)

○桑名義治君 都市整備の目的を住民の健康で文化的な生活のための上台づくりである、こういうふうにとらえて見るならば、現在の過密都市の現状というものは、これは都市行政の失敗であった、こういうふうな認識の上に立たざるを得ないのではないか、こういうふうに思うわけでございます。  大都市におきましては、大気汚染あるいは水質汚濁、公害、それから震災、火災などの危険、交通渋滞の日常化、地価の高騰、住宅難、通勤難、それから水の枯渇、こうやった多くの問題が蓄積をされているわけであります。  そこで、建設大臣にお尋ねをしたいわけでございますが、このような大都市の現況というものを分析し、豊かな人間生活を目指す新時代……

第91回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1980/02/20、11期、公明党)

○桑名義治君 では、私は最初に、値上げに対する政府の姿勢あるいは物価に対する政府の姿勢、こういったものから概括的にまず伺っておきたいと思います。  最近の物価情勢というものは、卸売物価が狂乱に近いような状況を示しておるわけでございますが、こういった情勢を踏まえて現在の経済情勢を考えますと、まさに危機的状況に入ったと、こう言われても言い過ぎではないと、このように思うわけでございます。  で、五十四年度は、政府は消費者物価の値上げ率を四・七%、五十五年度が六・四%、こういうふうに踏んでいるわけでございますけれども、現在の電気料金の値上げあるいはガス料金の値上げ、この値上げ率を見た場合には、こういっ……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/03/15、11期、公明党)

○桑名義治君 日本時間で本日午前六時三十分にカーター大統領が総合インフレ対策というものを約五項目にわたって発表をしておりますが、このことにおける日本の経済に対する影響あるいはまた政府の対応、こういった点について、通産大臣あるいは大蔵大臣、最後に総理の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 けさの問題でただいまの質問ということになれば対応はまだ決まっていないとは思いますけれども、一応きょうの夕刊には大蔵省は大蔵省なりのコメントあるいは日銀は日銀なりのコメントがつけられておるわけでございますので、その衝に当たっている大蔵大臣はもう少し詳しい対応を説明なさるのではなかろうかと、こういうふうに思っ……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会 第2号(1980/10/16、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○理事(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 中東地域における日本船の航行問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  イラン・イラク戦争に伴う日本船舶の安全性及び石油問題でございますが、現在シャト・アル・アラブ川等で航行停止を余儀なくされております日本船の数、船員数、今日までの被害状況についてお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、ペルシャ湾地域における日本船タンカーのいわゆる航行安全確保に対して、いままで政府はどのような処置をとられ、そ……

第93回国会 運輸委員会 第3号(1980/10/30、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は関西空港の問題についてまずお伺いをしておきたいと思います。  去る九月一日に航空審議会が具体的な建設計画の内容を答申したわけでございますが、その後、最近の動きというものは、塩川運輸大臣の五十七年着工を初めとする積極的な発言や、あるいはまた、関西財界を中心にした関係業界首脳の早期着工への発言が目立ち始めたわけでございます。そういったことで、地元住民並びに地方自治体は非常な困惑の態度を示しているわけでございます。  で、けさのテレビによりますと、規模を縮小をして建設をするということが決定をしたというような報道がなされているわけでございますが、このような全体の動き並びにきょうテレビ……

第93回国会 運輸委員会 第5号(1980/11/11、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 十一月の六日の本委員会で行われましたいわゆる国鉄再建法案の提案理由の説明では、この法案の最も重要な部分、すなわち国鉄が一方的に政府の定めた基準に従ってバス転換対象の特定地方交通線の路線を選定することができること及び協議会の協議が二年以内に調わないときは、一方的に廃止線を申請するいわゆる見切り発車条項に触れておられないわけでございますが、国会に対する法案の提案理由の中で、国民が最も関心を持っている部分が何か意識的に省略をされているというふうに思われてならないわけでございますし、かつて、こういう重要な部分についての法案の提案理由の説明がなされなかったということは初めてであろうというふ……

第93回国会 運輸委員会 第7号(1980/11/18、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今回の再建促進特別措置法の第十二条でございますが、「日本国有鉄道は、日本国有鉄道法第四十五条第一項の規定にかかわらず、地方交通線の貸付け又は譲渡を受けて地方鉄道業を営もうとする者に対し、政令で定めるところにより、当該地方交通線を貸し付け、又は譲渡することができる。」と、こういうふうに十二条にはうたっているわけでございます。  そこで、ここでは「政令で定めるところにより、当該地方交通線を貸し付け、又は譲渡」と、この二本立てになっているわけでございますが、貸し付けの場合と譲渡の場合はどういう条件が違った場合にこの差が出るわけですか。

第93回国会 運輸委員会 第8号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 先日の委員会におきまして、今回の法案の十三条につきまして、国鉄運賃法の第一条の考え方とこれは相反するのではないか、こういうふうに申し上げたわけでございますが、この点について再度御意見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの局長の御答弁の立場というのは、おたくのいわゆる財政上の立場からのお話であって、利用者の立場からのお話ではないわけですね、現実は。利用者の立場からのお話ではないわけです。  なぜ私がこういうことを申し上げるかというと、端的に言えば、局長のいわゆる公正妥当なものであることというこの項目については、いわゆる地方赤字ローカル線が赤字の部分を補てんをしておった、……

第93回国会 運輸委員会 第9号(1980/11/25、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 前回の委員会のときに、一つの例といたしまして筑豊の産炭地の例を挙げながら、ローカル線の廃止問題について私は質疑を続けてきたわけでございますが、前回の委員会のときにも申し上げましたように、筑豊地方は生活保護世帯の保護率も全国と比較をしますと、全国が一・二三%、そして筑豊地区は一〇・四%。それからまた有効求人倍率におきましても全国が〇・七五%、そして筑豊地区が〇・二四%。あるいは市町村の財政力指数を比較をしてみましても大変な格差があるわけであります。そういった格差のあるところの鉄道を廃止をするということは、これはどう考えてみましても、国鉄法にも規定をされております福祉の増進のためにと……

第93回国会 運輸委員会 第10号(1980/11/27、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 限られた短い時間でございますので、御答弁も的確に短くお願いをいたしたいと思います。私も問題点をまとめて申し上げますので、その点をよろしくお願いをしておきたいと思います。  まず第一に、過日の委員会における安倍政調会長の札幌発言に関する運輸大臣の発言の中で、政令の制定に当たっては、審査の経過と地方の実情を誠意をもって反映させるよう努める、こういうふうに言われているわけでございますが、地域の実情、将来性、たとえば産炭地域振興計画等、基準の中に政府としてどのように反映をさしていこうとお考えになっていられるか。あるいは基準の中に、現在運輸省の基準案というのが示されているわけでございますが……

第94回国会 運輸委員会 第3号(1981/04/07、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、最初に大臣の委員会における所信表明、この中身の中から二、三最初に伺ってみたいと思います。  冒頭に運輸大臣は、「長期的、かつ、総合的な観点に立った新しい交通政策の確立が急務であり、現在、運輸政策審議会で御審議願いながら、鋭意検討を進めているところであります。」と、こういうふうに交通政策の確立、この事柄を冒頭にうたいとげておられるわけでございますが、運輸審議会の審議の状況がどういうふうになっているのか、あるいは答申の見通しは大体いつごろになっているのか、伺ってみたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁の中では、大体審議のまとめに入っていると、したがって、六月中には大体答申……

第94回国会 運輸委員会 第4号(1981/04/09、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 朝からの論議の中で、日米の航空交渉問題もるる出たわけでございますが、今回の法改正とこの問題はどうしても切り離すことのできない重要な問題でございますので、私からも多少角度を変えながら少し論議を進めていきたいと思います。  そこで、四月の六日から日米の航空交渉が再開をされたわけでございますが、一口に言いますと日米間の不公平是正問題が討議に入った、この言葉の中に集約をされると思います。これはもちろん日本側から見た場合でございますが。そこで、わが国がこの交渉に臨んでいる基本的な方針、この問題について伺っておきたいと思いますが、実は、五十三年の二月で少し古い書類ではございますが、運輸省の航……

第94回国会 運輸委員会 第6号(1981/04/16、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 四月の九日の東シナ海でのいわゆる日昇丸事件というものは、非常に日本国民にとりましては大きな衝撃を与えたわけでございます。それも米国からの事故通知のおくれ、それから乗組員の救助が行われなかったこと、この事柄を考えますと、われわれの常識から考えた場合には、これは常識外だと言わざるを得ないわけでございますが、昨日の決算委員会の中でもわが党の峯山委員の質問で、総理も、首脳会議の場にも持ち出すというような御答弁があったわけでございますが、この問題に対する運輸大臣としての御意見はどのような御意見をお持ちでございますか。
【次の発言】 そこで、いま目黒委員の方から、潜水艦に対する対策も今後海上……

第94回国会 運輸委員会 第7号(1981/04/21、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 午前中の質疑の中にもございましたように、本法案につきましては白紙委任のようなものだというような質疑も行われていたわけでございますが、五十六年の三月十二日の閣議了解あるいはまた「新港湾整備五カ年計画の策定について」という五十六年の三月運輸省の出しましたこのパンフの中にもいろいろな要項が述べてあるわけでございますが、その中に港湾整備事業の計画の目標ということで(5)の中に、「快適な港湾・海洋環境の実現をめざした事業の推進」、この項目が挙がっているわけです。この中に「汚泥浚渫等の港湾公害防止対策事業」、こういうふうに一項目挙がっているわけでございますが、これに関しまして具体的に少しお尋……

第94回国会 運輸委員会 第8号(1981/04/28、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○理事(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、広域臨海環境整備センター法案を議題とし、質疑を行います。  この際、園田厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。園田厚生大臣。
【次の発言】 これより質疑を行います。

第94回国会 運輸委員会 第9号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今回の法案につきましては、先日からの論議の中で二つの目標、目的があると思います。一つは土地を造成をするということ、そして一つはごみを処理するということ、この二つの目的があるというふうに説明がなされていたわけであります。  そこで私は、今後の高度の社会を迎えるに当たりまして、政治の大きな課題の一つとして廃棄物をどうするかということは非常に大きな課題であろう。これが処理できなければむしろ政治家としてはこれは失格である。特にそういうふうに極論しても間違いはないのではなかろうか。こういうふうに前々から私は持論として持っておったわけであります。  そこで、わが国の廃棄物というものは、石油シ……

第94回国会 運輸委員会 第10号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 前回の質疑に続行いたしまして本日は質疑を続けていきたいと思いますが、今回のこのフェニックス法案でございますが、この実現のために、運輸省は五十一年から五十五年、この間に四億六千八百万円、それから厚生省は五十三年から五十五年、四億円の調査費を使って現在までいろいろと調査を行ってきたというふうに聞いているわけでございますが、その概要については、過日来からその資料をいただいたわけでございますが、その点につきまして私、少しお聞きをしておきたいと思いますが、その調査の結果、特に環境への影響が注目されるわけでございますが、この点についてはどのような結果が出ているのか、また、膨大な規模の埋め立て……

第94回国会 運輸委員会 第11号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 過日来、今回のこの法案についていろいろと論議が重ねられてきたわけでございますが、その論議の中で最終的なごみの広域処理場については、いわゆる各市町村別に分散することがベターなのか、今回の法案のように広域的な処理場として一括処理した方がベターなのか、この論議もなされたわけであります。  実際、現実の問題といたしまして、このごみ処理の実態をながめてみますと、本来ならば、このごみの処理というのは、各市町村の固有の事務でございますので、それぞれの市町村が処理することが最も好ましいことであろうというふうに思うわけでございます。しかし実態的にはそれが非常に困難な状況に陥ってしまった。したがって……

第94回国会 運輸委員会 第12号(1981/06/02、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 最初に寄木参考人にお願いをいたしたいと思いますが、寄本参考人の供述の中にいわゆる総合行政というお話がございました。その中で、再利用、減量の一貫した流れの中で位置づけが必要である、こういうお話があったわけでございますが、実は、過日の朝日新聞に、寄本参考人が代表者になりまして廃棄物資源化研究会というのをつくられているという記事を私読ましていただきました。そしておたくの方からこういう報告書もいただいてきたわけです。私は、そういった民間団体の廃棄物、ごみ処理についての研究会がこういうふうに任意につくられていることに対して、大変に敬意を表しておる次第でございます。  そこで、この新聞の中で……

第94回国会 運輸委員会 第13号(1981/06/04、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 先ほどの提案者の御答弁の中に、今回のこの法の改正について、津々浦々にそういう声が上がっているという御答弁があったわけでございますが、現実に、現在この法の改正について積極的に改正をしてもらいたいと、こういう要望が上がっている県が皆さんのお手元でわかっておられるならば、まずお知らせを願いたいと思います。
【次の発言】 確かに、私も福岡の出身でございますが、まず日豊沿線に対する新幹線をつくってもらいたい、こういう期成会もできております。あるいはまた、鹿児島本線寄りの新幹線をつくってもらいたい、この要望も確かに出ております。それから、長崎本線に従った新幹線もつくってもらいたい、この要望も……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/03/14、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、本日はまず経済問題、それから財政問題、公団の問題、それから現在当面している種々の問題について質疑を続けていきたいと思います。  まず最初に、日米自動車摩擦の問題でございますが、自動車の対米輸出をめぐりまして日米両国間で論議が高まっているわけでございますが、政府としてはどういうふうに対応してきたのか、また問題の所在はどこにあるのか、どういうふうにこの点について認識をなさっておられるのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、日本の自動車業界では、米国の政府や業界の姿勢が一昨年の暮れからいわゆる日米自動車摩擦の上で特別高姿勢に変じたとは見ていないようでございます。そ……

第95回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は午前中二十分しかございませんので、防衛費の関係について最初にお尋ねをしておきたいと思います。  昭和五十七年度の防衛概算要求につきましては、防衛庁側の答弁ではまだまだ国民は納得していないのではないかというふうに思われるわけでございます。その点について、三点申し上げたいことは、現在の財政の再建下におけるいわゆる防衛費の規模というこの観点。それから、国民に対しても犠性を強いている、いわゆる行財政改革を進めている中での防衛費のあり方というこの二点。それから、さらには政府がとっている防衛政策と要求している装備品との整合性の問題。この三点から見た場合、私はいままでの説明というものが、ま……

第95回国会 運輸委員会 第1号(1981/10/08、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月五日の本会議におきまして運輸委員長に選任され、その重責を痛感をしておる次第でございます。  本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもとに、円滑公正に行ってまいりたいと思います。  いずれにしましても、非常に微力でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十九日、伊江朝雄君が委員を辞任され、その補欠として藤井裕久君が選任されました。  また、翌三十日……

第95回国会 運輸委員会 第2号(1981/11/05、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨四日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として中野鉄造君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本鉄道建設公団総裁仁杉巖君、同公団理事富樫勘七君及び同藤田雅弘君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第95回国会 運輸委員会 第3号(1981/11/27、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五日、中野鉄造君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に目黒今朝次郎君及び黒柳明君を指名いたします。

第96回国会 運輸委員会 第1号(1981/12/21、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  この際、小坂運輸大臣及び鹿野運輸政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。小坂運輸大臣。
【次の発言】 鹿野運輸政務次官。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 運輸委員会 第2号(1982/03/11、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  現在、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小柳勇君を指名いたします。
【次の発言】 小委員会の設置に関する件を議題といたします。  国鉄の財政再建等に関する諸問題の調査のため、小委員十名から成る国鉄問題に関する小委員会を設置することに御異議ございませんか。

第96回国会 運輸委員会 第3号(1982/03/18、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本航空株式会社代表取締役社長高木養根君、同専務取締役野田親則君及び同常務取締役萩原雄二郎君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時三十分まで休憩いたします。    午前十一時三十二……

第96回国会 運輸委員会 第4号(1982/03/31、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  昨三十日、予算委員会から、三月三十一日及び四月一日の二日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  本件に関する説明はすでに聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後四時五十八分散会

第96回国会 運輸委員会 第5号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  前回に引き続き、予算委員会から委嘱かありました昭和五十七年度総予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道についての予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 これをもって、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、運輸省所管及び日本国有鉄道についての委嘱審査……

第96回国会 運輸委員会 第6号(1982/04/08、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  旅行業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後三時四十二分散会

第96回国会 運輸委員会 第7号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  旅行業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  旅行業法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、小……

第96回国会 運輸委員会 第8号(1982/04/20、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  船員法及び船舶職員法の一部を改正する法律案、船員災害防止協会等に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時再開することとし、休憩いたします。    午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後三時五十九分散会

第96回国会 運輸委員会 第9号(1982/04/22、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  船員法及び船舶職員法の一部を改正する法律案、船員災害防止協会等に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十一時三十七分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。
【次の発言】 午後一時再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は……

第96回国会 運輸委員会 第10号(1982/05/13、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小坂運輸大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後二時十分再開することとし、休憩いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記やめてください。

第96回国会 運輸委員会 第11号(1982/07/06、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、貨物自動車に係る道路運送秩序の確立に関する特別措置法案を議題といたします。  発議者小柳勇君から趣旨説明を聴取いたします。小柳勇君。
【次の発言】 以上で趣旨説明は終わりました。
【次の発言】 次に、連合審査に関する件についてお諮りいたします。  道路運送車両法の一部を改正する法律案について、公害及び交通安全対策特別委員会からの連合審査会開会の申し入れを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存……

第96回国会 運輸委員会 第12号(1982/08/03、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  道路運送車両法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、日本自動車連盟副会長遠間武夫君及び日本自動車整備振興会連合会専務理事堀山健君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、皆様方には御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにあり……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/08/10、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  小柳勇君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。
【次の発言】 次に、運輸事情等に関する調査を議題といたします。  ……

第96回国会 運輸委員会 第14号(1982/08/19、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  山崎竜男君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に江島淳君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第一三号車検期間延……

第98回国会 大蔵委員会 第6号(1983/03/22、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 まず最初にお伺いしたいことは、今回の補助貨幣の取り崩しは、五十七年度の予算審議に際しまして、わが公明党側からも減税の財源として提示をしてきたわけでございます。税収見積もりの誤りによりまして大幅な税収欠陥が生じまして、その穴埋めとして今回この取り崩しが決定したようでございます。その件につきましては、先ほどからも多少議論があったわけでございますが、私たちといたしましても、大変に遺憾に感じているわけでございます。  そこで、今回の取り崩しに至った事情、われわれ野党側としましては、これが減税財源として取り崩しをしてもらいたい、こういう提案に対しまして、それは却下されて、今回は歳入欠陥の穴……

第98回国会 大蔵委員会 第8号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 過日来、五十八年度の予算が成立した後に政府が総合景気対策を打ち出すということで、いろいろと現在論議が進められているようでございますが、その骨子、論議の対象になっている骨子でございますが、それと、発表する時期は大体いつごろになる予定でございますか。まず大臣に所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 過日の委員会から、与野党を問わず、景気の総合対策を早目に打ち出した方がいいんではないかというような御意見が多数出たわけでございます。予算委員会の節にも私はこれを総理に要求し、あるいはまたその真意を尋ねたわけでございますが、その前日だったですか、通産相から、八項目にわたるいわゆる景気……

第98回国会 大蔵委員会 第9号(1983/03/25、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 最初に、木下先生にお伺いしたいと思うわけでございますが、木下先生は公述の中で、今回の場合は税制の根本的な見直しは行わなかった、しかし今後税制の根本的な見直しが必要ではないか、そういう御意見が集約されたわけでございますが、税調の中で今後の税制の根本的な見直しが必要と思われている税の項目については大体どういうものが俎上に上っているのか。あるいはまた、これはある程度の時間をかけるのが必要だとは思いますけれども、それと同時に、毎年毎年見直していかなければならない問題でもあろうかとも思いますけれども、大体いつごろをめどに根本的な見直しをなさろうというふうに税調の中で意見がまとまっているのか……

第98回国会 大蔵委員会 第10号(1983/03/30、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は関税の問題とたばこの問題、この双方にわたって少し質疑を続けていきたいと思います。  まず、大臣にお聞きをしたいわけでございますが、臨調は、いわゆる専売制度については改革をするように、こういうふうに答申を出されているわけでございますが、この答申に対して大臣は反対でございますか。
【次の発言】 そうしますと、新聞紙上によりますと、昨年の十二月二十五日、自民党の専売特別委員会の専売制度改革の要望書に大蔵大臣外主要大臣の皆さん方が署名をなさっているわけですね。この署名をなさっている中に、主立った方として、二階堂幹事長、細田総務会長、田中政調会長、竹下蔵相、それから後藤田官房長官、これ……

第98回国会 大蔵委員会 第13号(1983/04/28、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 赤字国債発行のための財確法案というものは、今年度ですでに九回提出をされているわけでございますが、毎回提出されるたびごとに今年度限りの臨時的異例の措置である、こういうふうに言われてきたわけでございます。しかも五十五年度以降政府は財政再建を強調し、それを大義名分にしながら国民生活関連費の圧縮、あるいは六年の連続しての所得税減税の見送り、こういった事柄を強行しながら、しかも財政の状況がますます悪化の方向へと追い込まれてきたというのが実情ではないか、こういうふうに思うわけでございますが、果たして財政がこのような破局的な方向に進んできた主たる原因はどこにあるというふうに大蔵大臣はお考えにな……

第98回国会 大蔵委員会 第16号(1983/05/12、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 まず最初に、国民年金の特別会計の国庫負担金の繰り入れの平準化の問題についてお尋ねしたいと思いますが、まず今回のいわゆる平準化措置を行う理由について伺いたいと思います。  一般会計が苦しいという財政事情から財政負担の削減を図るということが表に出てきているというふうに思うわけでございますが、この理由をまずお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 そういうふうに言われますけれども、こういう現在のような財政事情でなければ、この平準化の措置というものは恐らく行われなかったのじゃないか、そういうふうに私は思います。財政負担の軽減ということを表に立て言われることは大変に残念だという御発言……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/03/12、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 参議院の予算委員会が始まりましていろいろな論議が尽くされたわけでございますけれども、その論議の中心は、外交、防衛が重立ったものではなかったか、こういうふうに思うわけでございます。また、中曽根内閣ができまして、スローガンとして働く内閣ということで、総理は韓国へ、あるいはアメリカへと、大変精力的にその詰めを、外交の詰め、あるいは防衛の詰めをなさったわけでございます。このいわゆる正否は別にしまして、外交問題あるいは防衛問題については、国民の間に総理は何を考えているのか、何をなさろうとしているのかということが大体浸透してきたのではなかろうか、こういうふうに思うわけでございます。  しかし……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 運輸委員会 第1号(1983/10/06、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、去る九月一日に発生しました大韓航空機の撃墜事件並びに三宅島の噴火、それから私鉄運賃の値上げ問題について、順次質疑を続けていきたいと思います。  九月一日未明に発生しました大韓航空機撃墜事件というものは、これは世界的にも大きな衝撃を与えたわけでございます。したがいまして、この問題は、マスコミでもいろいろ報道されておりますが、依然としてなぞに包まれた部分が多いわけでございます。私たちのいま手元に持ち合わせている資料の中で、那辺に原因があるのかということを解明することは、非常に困難な事柄だろうと思います。それと同時に、いままで入手しておりますいわゆる資料の中では推測にすぎないよう……

第101回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1984/10/05、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、まず最初に、国鉄の運賃値上げ問題についてお伺いをしておきたいと思います。  八月の末に大蔵省に提出されました六十年度の国鉄関係予算の概算要求では、運賃改定による増収を千五十億円というふうに見込んでいるわけでございますが、その増収を見込むためには名目四%強の運賃値上げが必要である、こういうふうに言われているわけでございますが、運輸省あるいは国鉄当局は、来年度の値上げに当たりましては地域別の格差を導入することなく一律方式で実施したい意向と、こういうふうに言われているわけでございますが、この一千五十億円の増収見込み、いわゆる名目四%強の運賃値上げというこの値上げの問題は、地域別格……

第101回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1984/10/23、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 監理委員長、きょうは大変御苦労さんでございます。  監理委員長への質問ばかり集中しておりますが、ちょっと目先を変えて先に質問させていただきたいんですが、それは実は先日西明石駅で国鉄の事故が起こりました。その件について、その当日あるいはそのあくる日、それから本日に至るまでも各新聞はこの問題を取り上げているようでございますが、その取り上げた中身を見てみますと、これは飲酒運転であったと。それと同時に、新聞記事を総括して申し上げますと、これは常習的ないわゆる飲酒運転が行われていたというような事柄が記事に載っているわけでございます。  で、実際にこのいわゆる管理状況というものが今までどうい……

第101回国会 運輸委員会 第3号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、まず最初に、国鉄の資産問題について質疑をしていきたいと思います。  国鉄の資産問題は、今後の国鉄再建という立場からも、あるいはまた国鉄の今後の形態がたとえ変更になるようなことがあるとしても、これはどうしても逃げてはならない重大なやはり問題の一つであろう、こういうふうに思うわけでございます。  そこで、国鉄は、北海道に広大な山林を保有しております王子製紙に次いで、日本では第二の大地主である、こういうふうに言われているわけでございますが、現在国鉄が保有している土地の総面積はどのくらいあるのか。  また、最近国鉄が資産の総点検を実施したと、こういうふうに言われているわけでございま……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/19、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 行革の一環といたしまして、電電が新しいいわゆる株式会社になるという法案が出されるようでございますが、それに伴いまして第二電電構想等が財界の中では取りざたをされているわけであります。  その一環といたしまして、国鉄におきましても通信事業への進出がいろいろと取りざたをされているわけでございますが、この点について国鉄としては、現段階ではどういうふうなお考えを持ち、あるいはまた多少なりともその話し合いが進んでいるのかどうか、その点について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 国鉄への三菱商事あるいは三和銀行等の働きかけがあるという情報と同時に、建設省と道路公団についても同じような働き……

第101回国会 運輸委員会 第6号(1984/05/15、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今回の運輸省の機構改革は、一口で言いますと縦割りが横割りになった、こういうふうに形の上からは言えるのではないかと思いますが、今回こういうふうな運輸省全体の機構改革をやったその趣旨と、それからメリット、この二点について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 趣旨については一応了解がいくわけでございますが、それと同時に、地方のいわゆる組織、地方運輸局の組織そのものは変更がないわけですね。それから行政上のいわゆる許可認可、そういった一切の法律関係についてはこれは縦割りになっている。このいわゆる本庁そのものが横割りになり、そしてそれぞれの地方の運輸局そのものは海運局と陸運局が一緒になっ……

第101回国会 運輸委員会 第7号(1984/05/17、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 大変御苦労さまでございます。  日向参考人に最初にお尋ねを、一つずつお願いしたいと思います。  最初の御質問でございますが、今回の関西国際空港が建設されるに当たりまして、現在の大阪空港をどうするかという問題がこれまた大きな問題になっているわけでございます。これはただ単に関西国際空港と現在の大阪国際空港との関連のみならず、兵庫、神戸沖の空港建設の問題ともかかわり合いを持っておるわけでございまして、この存廃というものは非常に大きな比重を占めているわけでございます。そういった立場から、現在の大阪空港に対するお考え方をどういうふうにお持ちなのか、まずお聞きをしておきたいと思います。

第101回国会 運輸委員会 第9号(1984/06/26、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 きょうは私は、関西空港法案について、特に環境問題あるいは漁業に対する影響もしくは補償問題、こういった点について少し審議を進めていきたい、こういうふうに思う次第でございます。  まず最初にではございますが、関西国際空港の建設は、いわゆる瀬戸内海環境保全審議会が埋め立てを厳に抑制すべきものである、こういうふうに言っているわけでございます。  あるいはまた、瀬戸内海環境保全特別措置法の第三条の中にも、「政府は、瀬戸内海が、わが国のみならず世界においても比類のない美しさを誇る景勝地として、また、国民にとって貴重な漁業資源の宝庫として、その恵沢を国民がひとしく享受し、後代の国民に継承すべき……

第101回国会 運輸委員会 第10号(1984/06/28、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 きょうは大変に御苦労さんでございます。  公明党の桑名でございますが、先ほどからいろいろと、国鉄の現状に至るまでの分析をどういうふうに見ているか、あるいはまた長期債務の問題等が出たわけでございますが、国鉄、それと同時に今後の経営形態をどのようにしていくか。国鉄問題を論ずる場合にはこの三つがやはり大きな柱になってくると思うわけでございますが、そこで、国鉄再建監理委員会といたしましては、昨年の六月に発足をしましてちょうど一年たつわけでございます。国鉄問題を考える場合には、まず現在の国鉄の状況を把握すること、それから現在の赤字状況というものが何によって起こったのかという病原をその次に知……

第101回国会 運輸委員会 第11号(1984/07/05、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、最初に大枠についてお尋ねをし、その後中身に入っていきたいと思います。  今回の改正について午前中からるる説明かあっているわけでございますが、その一つの経過を見てみますと、臨調の答申かあった、受けた、あるいはまた行管の勧告を受けた、こういった二つの事例か大きな、改正に踏み切った端緒になっているとも思われるわけでございますが、今回の改正の案の中身を見てみますと、いわゆる業種区分の統合にしましても、あるいはまた下請の制限の弾力化にしましても、あるいはまた港運業の実情を追認をするというような形になっているわけでございます。また御答弁の中にも、そういった業態の変更に伴ういわゆる今回の……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/07/10、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は谷川先生からお尋ねしていきたいと思います。  先ほどから谷川先生は、今回の法改正についてはむしろ遅きに失したのではないかという御意見をたびたび開陳をされたわけでありますが、さて、現在のいわゆる港湾運送につきましては、先ほどからもちょっと議論が出ておりましたが、複合一貫輸送体制というものが今後確立されていくのではないかという御意見もあるわけでございます。そういったものを踏まえながら考えていきますと、いわゆる今後の日本における港湾運送業がどういうふうに今から先進んでいくのか、あるいはまた世界のこういった港湾運送業というものがどういう方向づけをしていくべきであろうか、こういう先取り……

第101回国会 運輸委員会 第13号(1984/07/12、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 港湾運送の問題につきましては、これはやはり、今後港湾の整備がどういう方向に進んでいくのか、あるいはまた物流の革新化がどういうふうに進んでいくのか、あるいは景気の動向がどういうふうになるのか、そういった一連の流れの中で、この港湾運送の姿と将来の展望というものが生まれてくるわけでございますが、そういった意味で、まず基本的な問題として、港湾整備の問題について少し最初にお尋ねをしてみたいと思います。  四面海に囲まれております我が国にとりましては、港湾は本来国民経済あるいはまた国民生活にとって欠くことのできないものであり、国際間及び地域間の物資の流通の拠点としての機能を持つばかりではなく……

第101回国会 運輸委員会 第14号(1984/07/19、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 大蔵省がまだ来ていないようでございますので、余剰人員対策あるいは国鉄のいわゆる今後の体制について、先に少しお伺いをいたしたいと思います。  国鉄当局は、二万五千人に上る過剰人員対策の発表後、貨物営業の合理化策、あるいは車両工場 の再編成等のいわゆる業務の合理化計画を発表しているわけでございますが、これらの合理化計画による余剰人員はどのくらいになると見込んでいるのか。また、六十年度初めに三万人に上ると見込まれている余剰人員の中には、これらの合理化計画による分も含まれているのかどうか、この点について伺っておきたいと思います。

第101回国会 運輸委員会 第15号(1984/07/31、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 ただいま航空機事故の問題で質疑があったわけでございますが、航空機の事故というものは、いかなる理由があろうとも、どういう形でありましょうとも、大変に悲惨な事件でございます。  そこで、七月の二日に千葉県の上空におきまして、全日空機と小型のセスナ機が異常接近をしたという、いわゆるニアミス事件が発生をしているわけでございますが、この事件の概要とその後の調査結果を報告願いたいと思います。
【次の発言】 小型機につきましては、今から先もどんどん伸びていくのではなかろうかという予想がつくわけでございます。これは輸送会社として、いわゆる近距離航空輸送の会社としてもまたふえていくのではなかろうか……

第101回国会 運輸委員会 第16号(1984/08/02、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今回の道路運送法等の一部を改正する法律案につきまして、法案に基づいて多少質疑を交わしたいと思います。  過去、この地方事務官問題につきましては、地方制度調査会、それから第一次臨時行政調査会、あるいはまた、行政監理委員会、それぞれの答申の中身を読んでみますと、地方事務官につきましては、いわゆる地方にもうすべて移譲すべきである、こういうふうな意向が強く述べられているわけでございますが、今回のこういった処理につきましては、過去のこういう答申と比較をして考えたときに、多少ここに矛盾があるように感ずるわけでございますが、その点は、どういう経過をたどりながら今回のような法改正になったのか、そ……

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1984/02/01、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 先ほどから先生の御説を伺ったわけでございますが、いわゆる日本経済というものがいよいよ成熟、爛熟期に入っているように思われる。したがって、他国の例を見ますと、いわゆるイギリスもそういう一つの過程を経ながら現在のように衰退をしてしまった。しかしながら、アメリカと日本の爛熟度というものを比較した場合には、先生の御説の中ではむしろ日本よりもアメリカの方が爛熟期に入っているんだと。しかしアメリカは、いまや南を中心にしながらスクラップ・アンド・ビルドを壮大な構想のもとに進めている。こういうような御説でございます。  そこで、日本のいわゆる現在の爛熟期に入っている様相というものをいろいろるるお……

第101回国会 予算委員会 第19号(1984/04/09、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 六月にサミットが行われるわけでございますが、予算委員会もいよいよ大詰めになってまいっておりますし、総理に質問する機会も非常に少ないと思いますので、このサミットに関連して少し総理の御意見を伺っておきたいと思います。  サミットは大体六月七日から三日間というような議題が予定されているようでございます。そこで、このサミットというものが、今までは世界の経済問題が中心に討議をされたわけでございますけれども、昨年のサミットの討議の内容を見てみますと、非常に政治問題が中心になりながらこの議題を消化をしているというのが現実の姿になっておりますが、総理としては、今回も前回同様に政治声明を出す、そう……

第102回国会 大蔵委員会 第3号(1985/02/12、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 五十三年度から実施をされました水田利用再編成対策は、米が過剰であるために米から他作物に転換させるという国策に対しまして農家の協力を求めているのでありますから、したがって転作奨励補助金に対する税制上の優遇措置を講ずる必要性のあることは理解ができるわけでございます。その事情からして当然、先ほどからも議論になっておりましたが、政府提案とすべきではないか、このように私たちも思っているわけでございます。  そこで、五十九年度も議員立法にしなければならなかった理由をお伺いするとともに、仮に一時所得扱いというのが税の理論上無理であるならば、実質的に同じような取り扱いを別な形できちんとした処理を……

第102回国会 大蔵委員会 第7号(1985/03/27、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 四先生、大変に御苦労さまでございました。  最初に、小倉会長にお尋ねをしておきたいと思いますが、税調は五十三年の十二月に、五十五年度中からいわゆる一般消費税を導入すべきだとして答申を行っているわけでございます。その際、一般消費税は「一般消費税の経験に乏しいという我が国の事情や経済取引の実態等にも配意し、納税者と税務当局の双方からみて望ましい簡明な仕組みを考案」した、こういうふうに提言をしておられたわけでございますが、五十四年の十二月に国会決議はこれに対する反対決議を行ったわけでございます。そうやって考えますと、我が国の実情に即応した大型間接税は全く国会の上では一応否定をされた、こ……

第102回国会 大蔵委員会 第8号(1985/03/28、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私も、最初はあへん特別会計の問題について伺っておきたいと思います。  今、竹田議員のお話がありましたように、今回このあへん特会がなぜ廃止されたのか、この理由がどうしてもまだわかりにくいわけでございますので、後追いのような形でございますが、この問題についてのまず御返答を願いたいと思います。
【次の発言】 厚生省見えていますか。――厚生省にお伺いしたいんですが、あへん特会を廃止することによってアヘンの円滑な供給を妨げる等、医薬上のいわゆる問題が出てくるのではないかという心配があるわけでございますが、この点については御心配はございませんか。

第102回国会 大蔵委員会 第9号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 五月、西ドイツのボンでサミットが開かれるわけでございますが、三月の二十三日から二十五日、この間に準備会議が行われているように報道されているわけでございますが、この準備会議で大体ほぼどういうようなことが討議をされたのか、まずそこから伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そういう各国の申し合わせがあるならば、細かいことは言えないかもしれません。しかし、現在の世界の経済情勢から考えてみますと、大体問題点は絞られてくるのではなかろうか、こういうふうに思うわけでございます。  そういった中で、新聞紙上の報道では、恐らく日本の市場開放問題が一層厳しく追及されるのではないか。さらに、日本の……

第102回国会 大蔵委員会 第12号(1985/04/23、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、証券取引法の一部を改正する法律案について伺っておきたいと思います。  諸外国、とりわけ市場としての活況を呈しているいわゆるシカゴ商品取引所などでは、金融先物は商品先物取引の一環として扱われているわけでございます。  そこで、我が国におきましては、取引対象は当面長期国債であるというように先ほどから述べられておるわけでございますが、その取り扱いは、既存の証券取引所、それから法制面では今提案されております証券取引法の改正という形で今後行われるわけでございますが、取引対象となる長期国債は、有価証券でありますが、また金融商品でもあるわけでございます。その点からは、現行の商品取引との整……

第102回国会 大蔵委員会 第13号(1985/05/23、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今回のサミットでは、経済宣言におきまして、先ほどからるる議論があっておりまますように、各国別に優先課題を明記をいたしまして、各国がそれぞれの課題に取り組む、そして 世界経済の拡大への役割を果たすことが求められているわけであります。  これを受けまして、政府は、今後一層の市場開放努力を図るとともに内需拡大策の策定を急ぐ、こういうことになっているわけでございますが、その拡大策のいわゆる手法をめぐりましては、政府の内部でも意見は現在のところさまざまのようでございます。国民が一番多く期待しているところは、実質所得がプラスとなるような、いわゆる大幅所得減税にあることは言うまでもございません……

第102回国会 大蔵委員会 第14号(1985/05/30、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、ただいま可決されました登記特別会計法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、参議院の会、新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     登記特別会計法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一、特別会計については、今後とも極力新設を抑制し、既存のものについてもその存置の必要性を見直し、もって財政の一覧性が阻害されないように努めるとともに、各特別会計の財政状況・経営成績の表示を極力統一するなど会計経理の明確化を図るよう努力すること。  二、特別会……

第102回国会 大蔵委員会 第15号(1985/06/06、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 米州投資公社への加盟資格はいわゆる米州開発銀行の加盟国である、こういうふうに規定をされているわけでございまして、組織及び運営についても米州開発銀行と一体であるようにも思えるわけでございます。  そこで、午前中にも質疑があっておりましたが、米州開発銀行の組織あるいは任務あるいは業務内容、こういったところを改正することによってむしろ対応ができたのではなかろうか、こういうふうにどうしても思えるわけでございますが、このようにいわゆる独立した機関になったその理由と経過をもう一度説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、今もちょっとお話がございましたが、いわゆるIFC、この投資実績とい……

第102回国会 大蔵委員会 第18号(1985/06/14、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 大変にお忙しい中をきょうは御参加していただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。  最初に、貝塚先生にお尋ねをしておきたいのです。  先ほどの陳述の中で、五十年以降の大量のいわゆる国債発行というものは、これは財政と金融の接点といういろいろな難しい問題があるけれども原則的には否定すべきではないというニュアンスのお答えがあったわけですが、その中で節度を失しないようにという御意見があったわけです。その節度を失しないようにという御意見の中身はどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか、その問題。  それから、財政再建に関しまして、国債の大量発行は経済に現在悪……

第102回国会 大蔵委員会 第19号(1985/06/18、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 今日の世界経済に見られる経済の不均衡、貿易の不均衡というのは、確かにアメリカ経済のいわゆる巨額の赤字の発生あるいは大幅な経常収支の赤字あるいはドル高、そういったいろいろな要因があることも一面否定できない事実であろうと思います。しかしながら、米国の努力だけではこれはもう是正できない、そこまで不均衡が拡大をしていることもこれもまた事実であります。  我が国の経常収支黒字幅は、五十九年度は三百四十億ドルでございました。そこで四月の二十五日の新聞を読んでみますと、その中で大蔵省の幹部の記者会見の中に、いわゆるその米国の赤字に対する、あるいは日本の黒字に対する原因別計量分析というものが出て……

第102回国会 大蔵委員会 第20号(1985/06/20、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 最初に、この問題はたびたびこの委員会で議論された問題でございますが、政府の認識と確認という意味でもう一度伺っておきたいと思うのですが、国債費の定率繰り入れ停止の問題でございます。  繰り入れの停止の理由の一つといたしまして、たびたび御答弁の中では、公債の償還財源を積み増すために利子つきの公債を追加発行することは、いわゆる財政効率上好ましくないということを挙げておられるわけでございます。  これは、公債発行財政下、特に特例公債依存財政のもとでは、定率繰り入れは不効率で財政上実益がない、こういう理由を挙げておられるわけでございますが、こういうふうに受けとめてよろしゅうございますか。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1985/04/22、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 本日の委員会の冒頭に大蔵大臣から発言がございました。その発言の中で、現在引き下げ対象外の事業を振り分けて執行に入るべく努力している、こういう発言があったわけでございますが、なぜ今までこの予算の配分をやらなかったのか、その理由を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 午前中の議論の中でいろいろとあったわけでございますが、公共事業の中で、特に今回の場合を考えてみますと、いわゆるカットに値する二分の一以上の補助率の分については、百歩譲ったとして考えた場合、一応納得できるわけですが、しかしそれ以外の分についてはなぜ今までこうやって放置しておったのか。それは今の御答弁の中では私は納得でき……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1985/04/25、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 米原参考人とそれから広瀬参考人にお願いをしたいんですが、故大平総理のときに地方の時代ということを盛んに言われたわけでございます。そこで、地方をどういうふうに開発していくか、どういうふうに進展をさせていくかという政治の一つの流れが出てきたわけでございます。私たちはやはり、地方議員を含めまして、政治家の考えている事柄は、真の民主主義の確立は地方の確立だ、こういうことはこれはもうだれも否定することのできない事実だろうと思うんです。  ところが、国の財政がこういうふうに大変に苦しくなったということで今回のような措置がとられたわけでございます。それと同時に、今回の法律にもうたっておりますよ……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第10号(1985/05/16、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 五十九年、昨年の十二月四日の地方制度調査会の答申の中には、国と地方の機能分担と費用負担のあり方を根本的に見直すことなく、国庫補助負担割合を一律に引き下げ、あるいは補助負担対象を一方的に縮小することは単に国の財政負担を地方に転嫁することにすぎないと。そこで、国、地方を通ずる行政改革の理念に反し、国と地方の信頼関係を損なうものと、こういうふうに答申をしているわけでございます。それと、五十九年の十二月二十二日には、これも前から論議をされておりますように、三大臣の覚書には六十年度の暫定措置であり、役割分担、費用負担の見直しをことし一年以内に結論を出すとされていますけれども、作業はどの程度……

第102回国会 予算委員会 第5号(1985/03/12、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 冒頭に御質問申し上げたいことは、通告外でございますけれども、昨日、突如といたしましてソ連のチェルネンコ書記長の死亡が報道されたわけでございます。私もこの場をかりて深く哀悼の意を表したいと思います。  そこで、ソ連のチェルネンコ書記長の死亡に当たりまして今後の対ソ政策に変更が生ずるかどうか、あるいはまたソ連の対日政策に変更があるかどうか、その点についての総理の御所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、総理みずからが葬儀に参列をされるというようにけさ報道されておるわけでございますが、けさの閣議でどういうふうに決定なさったのか。あるいはまた、前回外務大臣であったが、総理……

第103回国会 予算委員会 第3号(1985/11/05、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 最近はアメリカの対日貿易赤字が五百億ドルに達しようとしているわけでございます。日米貿易摩擦の原因として多くのことが言われているわけでございますけれども、総理はこれらの原因の中で最も大きい、しかもかつ本質的な原因は何というふうに認識をなさっておられますか。
【次の発言】 今、総理の御答弁の中にもございましたように、この貿易摩擦の最大の原因は、何と言ってもドルが高かった、それからアメリカの金利が非常に高かった、こういった事柄が大きな原因だという認識につきましては私も同一でございます。  そこで、本年の九月の下旬になりましてようやくG5によるドル高是正の協調介入が行われたわけでございま……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 閉会後第1号(1974/10/24、10期、公明党)

○桑名義治君 私は、石炭問題についてお伺いをしておきたいと思います。  御存じのように、石油が非常な値上がり、異常な値上がりを示したわけでございまして、石炭が日本に残された新しい資源エネルギーとして見直しの段階に入っているわけでございますが、この日本全体のいまからのエネルギー対策に対する石炭の位置づけというものを、長期的にどのように見ているか、まず、長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 いま長官のお答えを要訳しますと、大体石炭鉱業審議会の答申を待って、その後に考えたいというようなお話でございますけれども、審議会は審議会としての考え方がありましょうし、通産省は通産省としての考え方もございま……

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/03/14、10期、公明党)

○桑名義治君 先ほどからの質問で、私の質問のの内容もるる出たようでございますので、私は簡単に申し上げたいと思いますが、いずれにしましても、先生のおっしゃっておられる農業政策につきましては私も賛成でございます。  この土地の基盤整備の問題につきましては、先生のお話の中にございましたように、いまから先は集約農業という形でなければこの理想は達成できないということに結論が落ち着いたわけでございますが、その間におきまして、土地のいわゆる交換配分、こういった問題に非常に大きな問題が残ってくるのではないかと、こういうふうに思うのです。それと同時に、現在のような都市化の非常に進んでいる現況の中でどう農地を確保……

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/03/15、10期、公明党)

○桑名義治君 私は伊東先生にお伺いいたしたいと思いますが、現在の各県、市町村、こういった地方自治体の財政というものは大変に窮迫をしているわけでございますが、この原因といたしましては、いろいろ国会でも論議をされておりますように、人件費の高騰が問題だとか、あるいはまた超過負担が問題だとかいろいろなことが言われておりますが、これを根本的に直すためには、現在の国と地方との行財政の再配分がなされなければ、しょせんは一時的な効果しかあらわれてこないんだ、このままの状態でいくならば必ずや地方財政の貧窮というものは慢性的なものになってしまうのではないか、こういうふうに考えているわけでございますが、この点につい……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/03/29、10期、公明党)

○桑名義治君 私は新幹線のトンネル問題について、総括質問のときにお尋ねをしたわけでございますが、改めてこの新幹線のトンネル問題についてお伺いをしておきたいと思います。  と申しますのは、その質問をした節に総裁のお話のように、いまから先の新幹線というのはどうしてもトンネルを避けていくことができない。ところが現段階におきまして、上越新幹線では十四市町村、それから東北新幹線では十九市町村、それから山陽新幹線では二十一市町村で渇水の問題やその他のいろいろな紛争問題が起こっておるわけでございます。そういった意味からも、今後の新幹線を増設していくためには、延ばしていくためには、このトンネル問題は避けて通る……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/03/31、10期、公明党)

○桑名義治君 最初に外務大臣にお尋ねをしたいのですが、昨今、サウジアラビアの国王の死去に対しまして、その葬儀の特使の派遣が非常におくれたということで、いろいろな論評がなされておったわけでございますが、そのおくれた理由と、今回外務大臣がサウジアラビアに弔問に行かれましたけれども、このサウジアラビアのいわゆる反応がどのようであったのか、それをつまびらかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、サウジアラビアはわが国におきましても石油の供給国として最大のシェアを持っているわけでございますし、こういった国の大異変の起こったときには、まず第一にやはり弔問をするというこの態度こそが……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、公明党)

○桑名義治君 ただいま島田先生からるる婦人の社会保障問題について御意見を伺ったわけでございますが、婦人の社会保障問題、これだけをとらえてどうしても論議するわけにいきませんで、国全体のいわゆる制度なり、あるいは予算措置なり、あるいは姿勢なり、こういったものの中からとらえていかなければ、これは解決のつかない問題だというふうに認識するわけでございますが、五十二年度の社会保障関係費をながめてみますと、四十九年度の三六・七%、五十年度の三五・八%、こういった伸び率に比較をしてみますと、今回は一七・七%の上昇ということで、大幅なダウンが示されているわけでございます。そこで、社会保障予算の前年度伸び率が一般……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 運輸委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/10、11期、公明党)

○桑名義治君 本法律の中身をいろいろと質問する前に、このいわゆる今回の特別措置法というものは成田空港が一番中心になっておるわけでございます。そうやった意味で総括的な意味を含めまして、実は五月の二十日に開港が予定をされているわけでございますが、果たして現在のような警備体制を強化することによってこの問題が解決するかどうかということは非常な疑問でございます。たとえば人体に例をとってみますと、おできができた。これは傷口からばい菌が入っておできができた場合もありましょうし、肝臓あるいは内臓器官の病気によってできた場合もありましょうし、そうやった場合にこう薬だけでは、あるいは手術だけではなかなか対処できな……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/03/29、11期、公明党)

○桑名義治君 きょうは少し時間をいただきまして、財団法人学徒援護会について少し質疑を交わしたいと思います。  まず最初に、財団法人学徒援護会の沿革について、あるいはこの当初の設立の意味、ここら辺を説明願いたいと思います。
【次の発言】 沿革の概略についてはいま御説明でわかったわけでございますが、現在のいわゆるこの財団法人が具体的にどういうふうな業務内容をしているのか、それについて説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、ちょっと援護会から直接は外れるかもしれませんが、現在の学生アルバイトと申しますか、学生がアルバイトをしながら通学をしている学生は全国的にどのくらいの数に上っているかという……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/03/29、11期、公明党)

○桑名義治君 私は、大きく分けまして二問について質疑をしてみたいと思います。  まず最初に、都市開発についてお尋ねをしたいわけですが、東京、大阪の既成市街地ばかりではなく、地方の大都市の既成市街地でも住宅、商店、それから工場がそれぞれ混在して、密集市街地を形成をしているわけでございますが、これらの建物を見てみますと、それぞれ老朽狭小の木造住宅が多く、住宅環境あるいは防災の面から見ましても好ましい状態にはないわけでございます。そこで、総理府が本年の三月に行いました都市再開発に関する世論調査、この結果を見ましても、過半数の人が現在住んでいる都市環境に不満を訴えている。また人口百万以上の市では半数近……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/04/01、11期、公明党)

○桑名義治君 簡易郵便局の問題について少しお尋ねをしておきたいと思いますが、簡易郵便局は農山村等のいわゆる過疎地域における郵便窓口機関として今日は非常に重要な役割りを果たしているというふうに思うわけでございますが、まず簡易郵便局の使命と役割りについての郵政大臣のお考えをお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、簡易郵便局の手数料は、年々、徐々ではございますが引き上げられつつあるとはいえ、簡易郵便局受託者の任務の重要性から見ますとまだ十分ではないと、こういうふうに思うわけでございます。特に現在郵便事業財政が窮迫をしており、財政事情の悪化が弱い立場の簡易郵便局にしわ寄せされることを受……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 運輸委員会、地方行政委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1980/11/21、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長代理(桑名義治君) 時間が過ぎておりますので簡単にお願いします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本連合審査はこれにて終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって連合審査会は終了することに決定いたしました。  これにて散会いたします。    午後五時四十六分散会

第93回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1980/11/12、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 清水公述人にお願いをしたいわけでございますが、先ほどからいろいろと御高説を伺いまして本当にありがとうございました。  清水公述人は、今回の国鉄再建法に関しまして総合交通体制というものの結論が一応出てから出すのがよろしいのではないか、あるいはまた、いままでの国鉄再建法というものはむしろ赤字対策論であった、こういう御議論があったわけでございますが、今回の政府の国鉄再建基本構想には、昭和六十年度までには国鉄の財政を立て直す、こういうことがうたわれているわけでございます。そこで、実際に今回の法案によりまして国鉄の財政再建が、あるいはまた経営基盤が確立できるかどうか、いまから予測するという……

第94回国会 運輸委員会、地方行政委員会、社会労働委員会、公害及び交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1981/05/29、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長代理(桑名義治君) 従来の慣行によりますと、異議がなければそのまま議事は続行をされております。質問者に重大なる疑義があるとするならば、ここで理事会において話し合いをいたしたいと思っております。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。

第94回国会 予算委員会公聴会 第1号(1981/03/20、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 諸先生方には大変お忙しいにもかかわらずおいでいただきまして、貴重な御意見をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。  まず最初に、私は北田先生に御質問をしたいと思うんですが、ヨーロッパでは最近、日本の輸出に対する警戒心が急増をしておるわけでございます。そこで、日本の対ヨーロッパ輸出超過額を見ますと、一九七九年で五十一億ドル、それから昨年は八十八億ドルに達しているわけでございますが、特に個別の製品ではテレビ、自動車、こういう製品の輸出増加に対しまして大変な批判が起こっているわけでございます。現在はヨーロッパの経済というのはゼロ成長に近いような状況にあるわけでございまして、……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、最初に、逓信病院並びに電電公社の病院の問題について少し質疑を続けていきたいと思います。  そこで、逓信病院あるいは電電公社病院の五十一年度から五十四年度までの赤字はそれぞれどのくらいに達しているか、まず御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いま御報告がございましたが、この五十一年から五十四年度までの赤字を総計いたしますと、逓信病院が四百七億円、それから電電公社が六百二十三億円、双方を総計しますと一千三十億円、こういうふうな膨大な赤字を抱えているわけでございます。  こういう公営の病院につきましては、あるいは職域病院については、こういった大きな赤字を抱えているということ……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 私は、きょうは岩戸大橋の問題とそれから住宅の特に土地問題について少し伺っておきたいと思います。  岩戸大橋の問題でございますが、北九州の主要幹線の一つである国道百九十九号線、これは若松と戸畑を結ぶいわゆる岩戸大橋の件でございますが、朝夕の通勤時におきましては大変な混雑でございます。実際に車で通過をしますと二、三分しかかからないにもかかわらず、通勤時には一時間を超す、しかも通勤時とさらに若松のボートレースが重なりますと、これは一時間半は優にかかるというような非常な混雑ぶりをいま呈しているわけでございます。地元といたしましても、何とかこれを拡幅をしてもらいたい、あるいはそれかトンネル……

第96回国会 運輸委員会、公害及び交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1982/07/08、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(桑名義治君) ただいまから運輸委員会、公害及び交通安全対策特別委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。  道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は、お手元に配付いたしましたとおりでございますので、御了承のほどをお願いいたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 ただいまから連合審査会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第2号(1984/04/13、13期、公明党・国民会議)

○桑名義治君 経企庁にお尋ねをしたいんですが、先ほどからるるあらゆるいろいろな方面から御説明をいただいたわけでございますが、この御説明の中で一貫して言えることは、いわゆる行革の問題、あるいは財政改革の問題、あるいは産業構造の高度化という問題、さらに民間活力の役割、あるいは国際協力の推進と、大体こういうところが一つの根になりながらさまざまな推定なり、あるいはまた計画なり、基本政策なりをつくられているようでございます。  ただ、私がここで通産省からの御説明をいただいた中との比率で、非常に先端技術ということを主体的に考えられて、そういった高度社会というものが今後さらに進展をしていくであろうと、それを……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。