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久保亘 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

久保亘[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
110位
委員会発言歴代TOP100(参)
71位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
110位
委員会出席(無役)歴代TOP500
167位
委員会発言(議会)歴代TOP500
467位
委員会発言(政府)歴代TOP100
55位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
85位
各種会議発言歴代TOP100
94位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
69位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
19位

10期委員会出席TOP25
12位
10期委員会発言TOP10
9位
10期委員会出席(幹部)TOP50
35位
10期委員会出席(無役)TOP50
30位
10期委員会発言(非役職)TOP10
10位
10期各種会議発言TOP20
16位
10期各種会議発言(議会)TOP5
1位
11期委員会出席TOP50
31位
11期委員会発言TOP50
38位
11期委員会出席(幹部)TOP25
12位
11期委員会発言(非役職)TOP50
38位
11期各種会議発言TOP20
18位
11期各種会議発言(非役職)TOP20
18位
13期委員会発言TOP50
30位
13期委員会発言(非役職)TOP50
29位
14期委員会発言TOP50
45位
14期委員会発言(非役職)TOP50
47位
15期委員会発言TOP25
16位
15期委員会出席(幹部)TOP50
40位
15期委員会発言(非役職)TOP25
16位
17期委員会発言TOP25
17位
17期委員会発言(政府)TOP5
2位
18期各種会議出席TOP5
3位
18期各種会議発言TOP10
7位
18期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
18期各種会議発言(議会)TOP5
1位

このページでは久保亘参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。久保亘参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 決算委員会 閉会後第10号(1974/11/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、建設省に対して、昭和四十七、四十八年度における日建連加盟の大手四十三社といわれる建設業者の総受注額及びそのうち公共事業費に関する額について御報告をいただきたいと思います。昨日、私のほうからお知らせしてありますので、資料をすでに用意をされているものと思いますので、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 資料をお持ちであれば、それをひとつ提出をいただきたいと思います。
【次の発言】 そのことに関連をして、自治省見えておりますか、選挙部。――自治省の選挙部にお尋ねいたしますが、四十七年度、四十八年度政治献金について、国民協会及び各政治団体に対して行なわれました政治献……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1974/08/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど長官の所信表明をお聞きしたのでありますが、所信表明を単なる作文に終わらせないために、いま環境庁長官の真価を問う試金石となっているものは、五十一年規制が中公審から答申をされております自動車の排出ガス規制の問題であろうかと考えるのであります。この問題について、所信表明の中で、五十一年度規制についてはできる限り既定方針に沿った規制を実施したいと言われておりますが、実際に長官が今日とられております措置は、中公審に対して、企業側の要請を背景にしながら再審議を中公審に次められているということでありまして、この点については国民の側にはたいへん不満が多いわけであります。  それで、私がこの点……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1974/09/20、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、排ガス規制は国民の健康と快適な生活環境を守る国家的、社会的な要請の上に行なわれるものであると考えております。もちろん今日の経済体制のもとで企業採算性を全く無視することは困難であっても、少なくともこの要請は企業利益に優先して達成されなければならないものと考えるのでずが、この点についてメーカーを代表される参考人の方で、もし御異論がありましたら御意見を承りたいと思います。――特別に御異論もないようでありますから、そのような前提に立つで私はいろいろお尋ねをしてみたいと考えております。  最初に石原参考人にお尋ねをいたしますが、先ほどの御意見の中で、五十一年規制は可能とも困難とも言える……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第3号(1974/10/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 午前中の矢田部委員の質問に関連をしてお尋ねいたしますが、昨日十月十七日、自動車公害専門委員会は開かれたのでしょうか、それからお尋ねいたします。
【次の発言】 大臣は、昨日の自動車公害専門委員会の審議の模様について報告を受けておられますか。
【次の発言】 それでは大臣にお尋ねいたしますが、八月九日の当委員会におきまして、大臣は、中公審の審議結果を待って環境庁としての態度をきめたいということを言っておられます。そしてまた、四十七年の中公審答申を後退させる考えはないということを述べられておりますが、現在もそのことについてはお考えは変わっておりませんか。

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第4号(1974/11/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、先ほどの質問の中で、一〇〇%の安全性を求めるということなどが、安全性についての地域住民や国民のコンセンサスを得ることを非常に困難にしてくるのではないかというようなお話もありましたので、先生方にちょっとお尋ねしたいと思うんですが、原子力の場合には一〇〇%の安全性を住民の側が求めるということは、原子力の性格からして当然のことなんでありますが、しかしそのことが科学的に非常にむずかしいとしても、安全審査の体制というのは、今日の科学技術の立場から見ましても、また行政の機構、運営の立場から見ましても、一〇〇%の体制がとられなければならないと考えております。  そういう意味で、十月の十八日……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第6号(1974/12/06、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に八田委員長にお尋ねいたしますが、今回あなたの専門委員会で出されました報告による暫定規制によって、少なくとも東京都において光化学スモッグが発生した以前の状態まで大気の浄化が可能であるという判断に立っておられますかどうか、その点をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いまたいへん広い話をされたんでありますが、環境庁の試算によりましても、自動車による大気汚染の要因が三九%というのは七〇年度の試算で出ているわけです。そして私が何よりもいま八田先生のお答えの中で期待をいたしましたことは、四十七年十月に答申を出されました内容で、自動車排出ガスの許容限度の設定に関する基本的な考え方として、……

第74回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 時間の関係できょうはあまり詳しく質問ができませんが、私がぜひ大臣のお考えとして明らかにしていただきたいと思っていますことば、自動車公害専門委員会が報告をまとめましてから、その後大気部会が開かれ、そしてこれはさらに中公審の総会の議を経るところまで進んできておると思うのでありますが、今後中公審の最終的な結論が得られる見通し、時間的な見通しですね、そして環境庁の告示のめどをどの辺に置いて進められるつもりであるか、まずそういう日程的な面でのお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣のお答えの中で、この排ガス規制の問題については十分審議が尽くされたと考えているという環境庁の御説……

第74回国会 文教委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、いま審議をされております法案に賛成をする立場でありますが、この法案が影響をしてまいります私立幼稚園の問題について、 その関係にどういう配慮が考えられているかということでお尋ねをしたいと思います。  国家公務員の給与が改定をされますと、地方公務員の給与の改善などには制度的に連動をしていく仕組みになっております。しかし、いま大臣が最後にお述べになっておりましたように、幼稚園の教育は、他のすべての段階に比べて著しく私立の経営に負うている部分が多いわけであります。したがって、この給与の改善等が行なわれますと、それは私立幼稚園の経営や教職員の確保などには制度的な連動を伴わないで大きな影……

第75回国会 決算委員会 第3号(1975/01/23、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に大蔵大臣に、守秘義務と国政調査権の関係について、先般参議院予算委員会において統一見解を示されておりますその内容について、本日の審議と関係がありますので、最初にお尋ねをいたします。  統一見解の第二項で述べられております守秘義務と国政調査権の公益の比較考量について、今日問題となっておりますいわゆる田中金脈の疑惑については、これは一般論としてではなくて、具体的なケースに対して判断を求められている問題であると考えております。三木総理大臣はこの問題について、第一次的判断は大蔵大臣にゆだねてあると申されておりますので、大平大蔵大臣は、このすでにケースがきまっております田中金脈の問題……

第75回国会 決算委員会 第4号(1975/02/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は会計検査院長にお尋ねをいたします。会計検査院長並びに事務総長は、参議院の大蔵委員会において、昨年の十一月十二日、会計検査院も過去五年間の首相と関連企業に対する徴税事務の見直しを鋭意進めているということを述べられております。また、十一月の十五日の決算委員会においては、院長は、田中角榮氏について疑惑が生じておるということについては検査院としても責任を感じている、かような疑惑の生じないように検査を適切に行うべきであったと考えている、目下鋭意再検討中であると述べられております。同時に、事務総長も、会計検査院が経理の見直し等をしている関連会社が十五社であるということについても述べておられ……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/03/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、特殊法人の問題については、考え方の基本というのを、特殊法人のために天下りして来たその役人が必要であるのか、役人の天下り先を確保するために特殊法人があるのか、その辺のところを実態に即してきちんとしなければいかぬという気持ちがいたします。  ここで一つの例を挙げますと、本州四国連絡橋公団というのがありますが、これは四十五年七月にできましてからずっと、かなりな職員と役人で運営されていますけれども、四十八年度の事業決算書を見ますと、特に事業費の部分などでは、当年度執行されず翌年に繰り越される分が莫大な額になっておりまして、この公団で完全に執行されるのは人件費だけと言ってもいいんじゃな……

第75回国会 決算委員会 第8号(1975/05/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの報告を聞きまして大変不愉快な気持ちであります。そのことを前提にしてお尋ねいたします。  問題は一国の総理大臣がこれらの問題をめぐって辞任せざるを得なかったという事件なのであります。それらの問題が本人の事情聴取も行わず、また、現地の調査もなし得ず、これは行わずというよりは、国税庁がやれなかったと言った方が正しいと思うのであります。そういうことで大きな非違は発見できなかったという一言でもって、そして詳細は守秘義務によって明らかにできないということで、国民の政治への信頼、また徴税に対する国民の平等感とか、信頼とかいうものを完全に回復できるとお考えになっておりますか。大蔵大臣、完……

第75回国会 決算委員会 第11号(1975/05/28、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、原子力船「むつ」の新定係港の決定をめぐる問題等に関連して最初にお尋ねをしたいと思いますが、つい先般発表されました「むつ」放射線漏れ問題調査委員会の報告について、科学技術庁長官はこの報告をどのように受けとめておられるのか、その点について最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この調査委員会の報告によって、「むつ」の安全性を確認する保証が与えられたとは考えられないのでありまして、かえって、この調査委員会の報告によって、「むつ」の安全性の問題については、多くの技術上の問題、それから行政責任に関する問題、これらの問題が存在することをあらためて指摘されたものである、このように理解……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、一昨日二月の十七日に鹿児島県が発表いたしました「新大隅開発の方向」と称する開発構想について御意見を承りたいと考えております。この新大隅開発というのは、すでに御承知のように、四十六年の十二月に、鹿児島県が新全総に沿って計画し、「新大隅開発計画」と題しました志布志湾臨海巨大開発構想を引き継ぐものであります。この四十六年の十二月に発表されました構想では、起爆剤として石油コンビナートが計画され、そのためにその石油企業の大体の構想は日産百万バーレルの精油所と、年産エチレン換算八十万トンの石油価格を含むものでありました。この計画はその構想が余りにも巨大でありましたことと同時に、この……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、先ほど森下委員の発言の中で、当委員会における質疑を聞きながら考えたこと、感じたことということで前置きをされましたので、当委員会においてずっと発言をいたしてまいりました私の立場もまた申し上げておかなければならないだろうと考えます。  私は、自動車自体のユーティリティーや社会的貢献を否定するものではありません。むしろ、それらのものを認めているからこそ排ガス規制措置を考えなければならないと思っております。もしこれを否定するものであるならば排ガス規制措置などは必要がなくなってくるのであります。車の生産をやめてしまえばよい、こういうことになるんであります。私どもはそういうような立場でこ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に石連の中島参考人にお尋ねいたしますが、あなたのほうでは衆議院の予算委員会で、鹿児島の日石喜入原油基地については、防油堤その他の設備が十分であるから、海上に油が流出することは絶対にないというお答えをなさっているようでありますが、私がいま申し上げましたことは間違いありませんか。
【次の発言】 消防庁の次長がお見えになっておりますが、長官は喜入の日石原油基地におけるタンクの不等沈下はきわめて小さく、何ら問題はないと、衆議院の予算委員会で答えられたと新聞に報道されておりますが、間違いありませんか。
【次の発言】 中島参考人は絶対にとは言っていないということでありますから、これは報道の……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど御報告のありました六月十五日から二十六日までの梅雨前線豪雨による災害のうち、鹿児島県における死者七名は急傾斜地の崩壊による一カ所における犠牲であります。なお、鹿児島県におきましては、この垂水市牛根地区における七人の犠牲者を初めとして、県下に現在判明しておりますだけで六十億近くの被害を出しているのでありますが、それらの問題に関連をして二、二点御意見をお聞かせいただきたいと思います。  一つは、この急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律の区域指定を今回事故のありましたところも受けているわけでありますけれども、この牛根地区を初めとして鹿児島県だけでも二百七十九カ所の指定を受けて……

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、永井文部大臣に対して、所信表明の中で述べられている「国民の教育、特に学習に励む児童、生徒、学生の立場に身を置いて考えるとき、教育の場に政争を持ち込むようなことがあってはならない」という大臣の表明についてお尋ねしたいと思います。  三木首相が本会議でも述べられておりますことは、民間人の――あえて民間人という言葉を使わしてもらいますが、民間人の永井さんを文部大臣に起用した意味の一つは、教育を政争の外に置きたい、こういうことであるという意味のことを述べられております。あなたもまた所信表明の中でそういう言葉を述べられたのでありますが、これは大変抽象的であります。具体的に、教育……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 お二人の参考人にお尋ねしたいと思いますが、私は戦後の大学教育は、教育を受ける者の量的なすそ野を広げたかわりに、戦前よりも大学の格差をはっきりさせてそれぞれの大学が特色を失ってきたのではないかと考えております。そして、この大学の格差によるランクだけが非常にはっきりして、先ほど御意見がありましたように、それが社会的地位やあるいは社会的ないろいろの資格につながる傾向が強くなってまいりましたから、今日ではどこの大学に入るかということが問題であって、大学で何を学ぶかということが小供や親の重要な関心事になっていないのではないかと考えられるような面さえ見られると思っております。そういう意味で、い……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和二十二年、学校教育法が制定された際、教育基本法第一条が教育の目的は「心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」と定めた趣旨に基づいて、学校における健康及び健康教育の重要性が強く認識され、小・中学校には児童生徒の養護をつかさどる職員として養護教諭を置かなければならない旨が規定されました。言うまでもなく、養護教諭の制度は、戦後急に確立されたものではなく、大正年代における学校看護婦の普及、昭和四年学校看護婦令を経て昭和十六年の養護訓導としての制度化……

第75回国会 文教委員会 第7号(1975/04/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま矢原委員の方からもお尋ねになっておったんですが、歯学部の設置について、大学の側からもまた地域からも緊急の要請が非常に強いわけでありますが、徳島大学について四十九年度は教官の確保などに難点があって、さらに一年準備期間を置くことになったということをいま大学局長もお答えになりましたが、私どももそのように聞いております。なお、現在要請のあります地域について五十年度関係の講座をつくるというのは口腔外科のことだと思うんでありますが、そういうことでは、これ百年河清を待つようなもんで、なかなか進まないんですが、さしあたり教養課程を開設しながら専門課程の必要な教官の確保というようなことをやってい……

第75回国会 文教委員会 第8号(1975/05/06、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま質問がありましたことに関連をして、ちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、台湾における歯科医師の養成のあり方と、それから日本と比べて歯科医師の数というのが、人口密度に対する歯科医師の数がどういう状態になっているのか、それはおわかりありませんか。
【次の発言】 いまのような問題が起きて、そして政府の機関でもそのことについて別に余り問題とせぬというだけではなくて、むしろ、何かこういう方法があるぞというようなことで情報提供しているというような先ほど答弁もありましたんで、そういうことになってまいりますと、台湾における歯科医師の存在の状況というのがどういう状況にあることを知った上でやってお……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連して一、二点お尋ねいたしますが、学士院法による年金、それから文部省設置法に基づいて芸術院会員に支給されます年金と文化功労者年金とは性格的にどういう差がありますでしょうか。
【次の発言】 学士院、芸術院の会員に支給されます年金と文化功労者年金は併給されておりますか。
【次の発言】 学士院や芸術院は国家の機関的なその役割りがごく一部分でありますが存在しておりまして、それに対する若干の報酬的な意味合いもあるということをお答えになりました。私もそう思っております。文化功労者年金というのは、これは全く年金を支給するための法律に基づいてやられているものでありますから、私はむしろ文化功労者の……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 私の質問の時間は約十分でありますから、端的にお答えいただきたいと思います。  最初に、文部大臣に、文部省にとって文化財保護という一般的な学問的な解釈じゃなくて、文化財保護行政というのは一体何であるか、文部大臣の行政の立場に立った率直な見解をお尋ねしてみたい、できるだけ短い言葉でお答え願います。
【次の発言】 私がお尋ねしたいと思っておりますのは、行政の運営面からの基本的な考えにちょっと触れたいと思うんですが、従来ともすれば、文化財保護というのは開発に気がねをしながら行われてきたと見る人が多いわけです。むしろ、開発が文化財の保護に気がねをするような行政というものを文部省としては確立す……

第75回国会 文教委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました文化財保護法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、以上五党の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  お手元に配付をしてございますので、朗読をして提案にいたします。    文化財保護法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   今日の社会的経済的条件の激しい変化の中で、文化及び自然の遺産は、破壊の危険にさらされている。これらの文化財は、国民全体の貴重な共同財産であり、日本文化の豊かな発展の基礎であることにかんがみ、その保護についての国民の理解協力と行政施策の徹底が図られなければならない。   本改正は……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、いま粕谷委員から質問がありました問題で、リジンの使用について体育局長は大変自信に満ちて、問題ないんだから取り消すつもりはないというお答えになったんですが、これを使わなければならない理由はありますか。
【次の発言】 やっぱりこれは自然食物から摂取されるということをやるべきであって、添加物でやります場合には、これは全く疑いが残らないという形でやることがよいと思うんです。したがって、裁判には疑わしきは罰せずということがあるけれども、特に学校給食のようなものについては、疑わしき場合にはその疑いが晴れるまではその使用を中止をするということがあなた方の指導方針として正しいのではないか、……

第75回国会 文教委員会 第16号(1975/06/24、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、教科書の問題について少し質問をしたいと思います。  初中局長にお尋ねいたしますが、最近、初中局長の方で教科書発行者に対して編集業務に関する調査を行われた事実がありますかどうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この編集業務に関する調査というのは従来も行われた例がありますでしょうか、今回初めて実施されたものですか。
【次の発言】 今回新たにと言われている部分が主として「教科書発行者の編集業務等に関する調査」、こういう表題になったものだと思うのです。それでこの教科書発行者の編集業務等に関する調査は、法的にはどのような根拠法令に基づいて行われたものなのか御説明をいただき……

第75回国会 文教委員会 第17号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に槇枝参考人にお伺いいたします。  道徳教育という場合の道徳の具体的な価値判断の基準をどこに置いて学校で道徳教育をやったらよいかという問題、何にそれを求めるかということについて、先ほど憲法と教育基本法をお話の中で挙げられたんでありますが、現在の学校教育の中において、憲法教育というのはどういうふうに扱われているのか。また、憲法教育というのがその道徳の一つの具体的な価値判断の基準とも考えられるということになれば、どういうふうになければならないというふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、一八九四年から一九四五年に至る日本の日本史の教訓から学んだ証拠は、ほかならぬ日本……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 私立学校振興助成法案についてただいま趣旨説明がございましたが、二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  私立学校の振興助成を行うことによって私立学校に学ぶ学生生徒の負担を軽減をするとともに、私立学校の教育条件を向上させるということは私どもの年来の主張であり、国民のすべての人たちが希望していたところでありますから、私どもは、そのような法案が成立することに賛成をするものでありますけれども、しかし、この法案については、その中に少し問題点があるように考えております。一つは、今回のこの助成法案の中で国の補助を「二分の一以内」としたことであります。当初、この法案を作成をする話し合いの段階では、……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/03/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 大平さんは、田中内閣から三木内閣にかけて、政変とも言える内閣の交代の中で大蔵大臣を続けておられますが、前の内閣から新しい内閣にかわって、政治姿勢の上でどのような変化が起こったと感じておられますか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 副総理に同じことをお聞きいたします。
【次の発言】 大蔵大臣と副総理の間では大分受け取り方が違うようでありますが、そこで大蔵大臣に、田中金脈の問題についてお尋ねをいたします前提として、いわゆる田中命脈にまつわる疑惑が引き起こした政治不信は、今日解消されたとお考えになっておりますか。
【次の発言】 それでは、金脈に関連をして具体的なお尋ねをいた……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、午前中に引き続いて主任問題をめぐる問題について質問をいたしたいと思います。  最初に永井さんに、文部大臣を一年以上勤められて、あなたが理想とされておりました教育を政争の外に置くということは大変むずかしいことであるという実感を持っておられるかどうかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 特に、この主任問題をめぐる最近の動きの中では、あなたが自民党文教部会の圧力に対して教育を政争の外に置くという立場を守り切ろうとすれば、むしろ私どもにうわさで聞こえてくるところでは、もう思うとおりにならないなら文部大臣として永井は無用であるという声も聞こえるし、また、あなたの方はそういう圧力をはね……

第76回国会 文教委員会 第3号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 文部省の構想や見解については、時間を次の機会にいただいていろいろまた御質問したいと思います。  私は先ほど、高橋委員の文部大臣の質疑応答の中で、少し考えてみなければならない問題があると思いましたので、ほんの一、二点お尋ねしますから、簡潔にお答えください。  今日の日教組と文部省の対立、教育の現場と行政の対立の激化について、あなたが原因分析を、従来の文部大臣からはなかなか述べられなかった真剣で謙虚にとらえようとする反省を出されている点について、私は深い関心を持っております。しかし、大臣のその認識が一つの評論に終わって、これがあなたの文部大臣としての勇気を裏づけにした実践論としてとらえ……

第76回国会 文教委員会 第4号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま、私は衆議院の十二日の諸沢局長の答弁をめぐっての質疑応答を聞いておりまして、文部省としてもかなり苦慮されてどういうふうにここのところを逃げ切るかということでずいぶんと努力をされたような答弁とお聞きいたしました。しかし、その中身は全く禅問答でありまして、そのことによって私どもは問題をぼやかしちゃいかぬと思うのです。だから私はいまの問題についてはっきりしたお答えをいただきたいと思うのです。  最初に、十二日の衆議院文教委員会において諸沢初中局長が発言をされたということで報道されておりますその要旨は、主任は職務上の上司と言えないことはないし、必要があれば職務命令も出せる、こういう意味……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第3号(1976/06/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、余り時間がありませんので簡単にお答えいただきたいと思うんですが、官房長官にお尋ねいたします。  五月二十六日の三木総理の記者会見で、人心一新と言っても、実際からいえばロッキード事件の究明が大前提になると思っている、人心一新と言っても、ロッキードが究明されない段階では人心  一新にならないと、御発言になっております。なお、五月二十九日は民放の「総理と語る」のテレビ番組の録画撮りの中で「「人心一新」も結構だが、ロッキード事件の真相が究明される前の「人心一新」では、解明後もう一度「一新」しなければならないかもしれない。事件解明が先決で、その結果をみないと「一新」のあり方がわか……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第4号(1976/06/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は日本社会党の久保亘です。  最初にお尋ねいたしますが、片山さんは日本語は不自由なく話し、また理解されることができると思いますが、そのとおりですか。
【次の発言】 日本の警視庁並びに検察庁の事情聴取に応じられたときには、通訳がついておりましたか。
【次の発言】 それでは、もし私のお尋ねを通訳なしで御理解ができました際には、できるだけそのままお答えいただければ大変幸いです。  最初にお尋ねいたしますのは、あなたの主たる住所はどこになっておりますか。
【次の発言】 東京であなたが日本に登録された会社で仕事をされておりまして、で、東京にも住所をお持ちでありますが、あなたの所得の申告は日……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第10号(1976/06/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連。  いま証人喚問の問題について瀬谷委員の方からいろいろとお尋ねがありましたけれども、私は、きょうの質問に当たって、竹下国務大臣の出席をお願いをいたしております。現在出席願えておりませんが、閣僚が委員の要請に基づいて答弁のために出席するのは、特別の事情がない限り、当然のことだと考えております。この点については、委員長の方で午後再開に当たってはぜひ出席ができるように、お取り計らいをいただきたいと思います。  また、いま瀬谷委員の方からも言われましたように、後藤田、相澤両氏は、前々から、もし国会の証人喚問が求められるならば、進んで出席して黒白をつけたいということを公の席で表明をされ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第17号(1976/07/23、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、昨日衆議院の特別委員会が行いました児玉譽士夫の臨床尋問について質問いたします。  この質問に先立って確かめておきたいことは、児玉譽士夫の起訴容疑は何であるか、それから国税庁は児玉譽士夫の脱税について顧問料以外の金銭の授受についても追徴の根拠と、脱税の根拠としているのかどうか、その点について最初にお伺いいたします。
【次の発言】 いま児玉の起訴容疑で御説明になりました外為法違反の合計五億七千八百万の問題については、国税庁としては問題にされておりませんか。
【次の発言】 いや、いまの問題でロッキード社からの報酬の中には、いわゆる顧問料四千五百万ないし五千万以外の金銭の授受に……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第18号(1976/07/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 今回の田中角榮氏逮捕について、私は三木総理大臣にその政治責任を明らかにしていただきたいと思って質問いたします。  総理は、ロッキード事件について、日本の民主主義の根幹にかかわる問題だから徹底的に究明されなければならないと言われてきました。いまこの事件の核心に迫ると思われる前総理・前自民党総裁田中角榮氏が逮捕されたことは、事件の解明とその責任を明らかにする上に大変大きな意味を持っていると思っております。あなたは記者会見で、この際自民党は結党以来最大の試練に立っているから結束しなければならぬということを言われたようでありますが、いま国民が求めておりますのは、自民党がどうなるかということ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第20号(1976/08/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、福田副総理にお尋ねいたしますが、ロッキード事件の解明がいま進みつつある中で、副総理が主張されております出直し改革論というのは具体的にどういう意味を持っているのか、少しお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなたが、これは逮捕されました田中前首相一人の責任ではなくて、自民党の戦後三十年間の政治を根本から考え直すべき問題だというような主張をされておりますことについて、そのことはよくわかるんでありますが、出直しが自民党そのものの改革について言われていることについて、私がここでいま福田副総理の意見に対して私の見解を述べようと思いませんけれども、自民党が内閣を組織してい……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第26号(1976/08/27、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連してちょっとお尋ねいたしますが、福田さん、大平さんは統治能力の問題から体制の一新ということを主張されているように聞いております。あなた方が言われます統治能力に問題があるというのは、三木総理大臣を指すのですか、三木内閣を指すのですか、自民党としての政権のあり方を指すのですか、その点についてあなた方のお考えをお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 それは三木さんが結局そういうような党内の動揺を抑える力がない、こういう意味で統治能力に問題があるということなんですか。
【次の発言】 そういうふうに言われますと、これは三木内閣を、三木総裁や三木総理をお助けしているとあなた方が言わ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第28号(1976/09/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま秦野委員から述べられました意見について、自民党のロッキード調査特別委員会ですか、この委員会においてまとまった意見であるということでありましたから、自民党のロッキード調査特別委員会の公式見解をお述べになったものと理解して、これからお尋ねしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、自民党ロッキード調査特別委員会の一応取りまとめられた御見解としてお尋ねいたしますが、最初に、ロッキード事件解明に関する基本的な認識で一致できるのかどうかということで、私、三点ほど申し上げますので、その点についてお考えがもし一致できるなら、そのようにひとつ御意見をお示しいただきたいと思うんです。 ……

第77回国会 決算委員会 閉会後第1号(1976/06/09、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は原子力発電の問題と、それから開発と環境保全の問題、最後に当委員会が昨年警告決議をいたしました田中金脈に関して信濃川河川敷の処分についての問題を質問いたします。  最初に原子力発電に関する問題でありますが、いまアメリカのカリフォルニアにおいて原発に反対する住民から提起のありました件に関して住民投票が行われておりますが、従来科学技術庁、あるいは政府と言った方がいいのかもしれませんが、住民に対する原発の安全性を説明をしていく場合にいつも出されておりましたのは、原発先進国であるアメリカにおけるこの安全性の経験的な根拠をもって住民に対してその安全性を説明をしていくという態度が非常に強くと……

第77回国会 決算委員会 第2号(1976/01/16、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、過ぐる四十七年度の決算の総括に当たって本委員会が決議いたしました警告の趣旨に基づいて、三木内閣の政治姿勢の問題と、それから田中金脈のその後についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、三木内閣の政治姿勢を示す最大の国民に対する公約とまで言われてまいりました政治資金規正法の改正施行を前にして、昨年末に行われたと言われる自民党の百億の借金肩がわりのための駆け込み献金について、報道されているようなことが事実であるとすれば三木内閣はみずから国民を裏切ることになると思うのですが、この法律改正の直接の責任者でもありました自治大臣の見解を伺っておきたいと思います。

第77回国会 決算委員会 第3号(1976/01/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 十六日の委員会で建設大臣にお尋ねをする予定にいたしておりましたところ、仮谷建設大臣御不幸のためにその機会を得ませんでした。きょう竹下新大臣に対して、私がお尋ねすることになっておりました件についてお尋ねいたしたいと思いますので、率直なお答えをいただきたいと思います。  最初に、信濃川河川敷の問題についてでありますが、新大臣は、田中金脈の中で最も大きな問題の一つでありました信濃川河川敷の処理について、今日までの国会における審議の経過等について十分に御承知のことと思います。その河川敷の廃川処分については、衆議院予算小委員会の審議を待って判断をすること、及びその判断は国民の納得を得られるか……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は午前中の宮之原委員の質問に関連をしながら少しお尋ねをしたいと思います。  きょう大臣の所信表明をお聞きしまして、所信表明の中で、「伸び伸びとした自主的で創造的な人間の育成を」目指すということを言われまして、「競争第一主義の風潮を排し、」「学校にゆとりのある雰囲気を取り戻し、」――いまゆとりがないからそう言われているんだと思うんですが、「学校にゆとりのある雰囲気を取り戻し、学ぶ者、教える者がそれぞれ互いに助け合う気風を醸成する」、こういうことを言われている反面で、主任制度の問題に関しては、あなたのこれまでたびたび言葉で表明をされてきたこととは違って、主任制度を実施していくその手続……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 関連。  いまの問題で、この調査を私どもの方が求めましたのは二月の十二日なんです。そして、十七日一理事会で二十六日に報告を求めるという段取りを決めたわけです。二十四日に関係者を呼んで、関係者というよりは教育委員会を呼んでお聞きになったというふうにさっきお聞きするのですが、それは間違いありませんか。二十四日ですか。
【次の発言】 教育次長ですね。
【次の発言】 その事情聴取の仕方も、やっぱり非常に文教委員会の日程に合わせて少し報告書づくりのためにやられたような感じもいたします。もう少し、十二日に私どもの方は調査を求めているのですから、もっと積極的に時間をかけていろいろ調査をせられるべ……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に先立って、先ほど高橋委員から意見として述べられたような問題について、一般的に考え方の違いますことについて触れようと思いませんが、重要な二点について大臣の見解を伺っておきたいと思います。  一つは、日教組が教育課程の編成やあるいは主任制の問題について教育委員会に対してあるいは文部省に対して協議を求めることが教育行政への介入ではないかといったような意味の御発言がありました。このことについて、私は、従来文部大臣が述べられてきた考え方からするならば、そういう立場に立たれないと思うわけであります。特に、教育課程といいますか、教師の教育研究の問題につきましては、日教組の教研集会が日……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 七、八点についてお尋ねいたしますが、一番最初に、独立大学院の構想に関して、この独立大学院は、いわゆる共同利用研究所を基礎として設置をされていく場合が考えられているようでありますが、大学の学外にある共同利用研究所を基礎にして大学院が設置をされてまいります場合には、この独立大学院は従来の大学院と大変性格の異なったものになるであろう。と申しますのは、大学の学部と強い連携を持った形でつくられている共同利用研究所に大学院が設置をされる場合と違って、教育機関としての立場よりもむしろ研究機関としての部門が非常に強くなってくるわけでありますから、そういう意味では純然たる一つの研究機関に大学院が置か……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました国立学校設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、以上五党共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、技術科学大学の設置及び運営に当たつては、大学の重要性と本案審査における各意見にかんがみ、次の事項について特に配慮すること。  一 学問の自由、大学の自治を尊重するとともに、人事等管理運営については現行法令に基づいて行うこと。  二 十分な財政措置を講じ、いやしくも、民間資金を前提とした教育研究体制にならない……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○久保亘君 福田副総理にお尋ねいたしますが、挙党協と言われる会で、自民党の新しい総裁の候補者として推薦をされ、これを受諾されたそうでありますが、福田さん自身は、三木総裁ですか、三木総理に対して不信感を持っておられるのかどうか。特に任期途中で、みずからは退陣の意思を表明されておりません総裁に対して交代を迫る新総裁の受諾をされたわけでありますから、その不信感をどのようにお持ちになっているのか、具体的に何が不信であるのか、最初にそこからお尋ねいたします。
【次の発言】 あなたはよく日本国が私を必要とするとか日本国の問題だとかいう言葉をお使いになりますが、今度の問題についても、十月の二十日の早朝の福田……

第78回国会 決算委員会 閉会後第1号(1976/12/22、10期、日本社会党)

○久保亘君 三木内閣はいよいよあすでその任務を終わろうとしておりますが、私は、三木内閣の評価は別にして、いま三木内閣がやっておかなければならないことがあるのではないか、そういう立場で稻葉法務大臣にお尋ねをしたいと思うんであります。  それは、三木内閣は、ロッキード事件の徹底解明を内閣の最大の使命としてやってこられたんでありまして、国民に対してしばしばこの事件の徹底解明に基づく真相報告を行って、主権者である国民の適切な判断ができるようにしたいということを繰り返し主張されてきました。しかしいま、十月十五日の捜査に関する中間報告を最後にして、三木内閣はその責任を果たさずに消え去ろうとしております。そ……

第78回国会 社会労働委員会 第4号(1976/10/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、雇用促進事業団が勤労者財形貯蓄を原資とする勤労者の持ち家融資制度について行っております勤労者福祉促進の事業に関連してお尋ねをいたしたいと思います。特に参考人の方々には御多忙中を御出席をいただきましたが、ぜひ的確なお答えをいただきたいと考えております。  最初に、この持ち家融資制度は、弱小な中小零細企業に働く勤労者並びにその雇用主であります事業主にとっては大変有利な制度でありますから、この制度が有効に活用されるということは大変望ましいことだと考えております。特に零細な事業主の場合に、事業主が直接この融資事業にかかわることは大変むずかしい点もありますから、そういう意味では法に定め……

第78回国会 文教委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、いま質疑応答のありましたことに関連しまして一点だけ文部大臣のお考えをお聞きしておきたいと思うのです。  文部大臣、ずいぶん力を込めて業者テストの問題についてお話しになりました。業者テストが学校教育を支配している、教師が教育を放棄している、こういう言い方をされました。私は、文部大臣の熱のあるところはわからぬわけじゃありませんけれども、そういうような非常に短い表現でこの問題を片づけられてしまうということについて非常に気になります。業者テストが学校教育を支配しているというならばその原因を、もっと国の文教行政上の責任という立場からはっきりしなければ、教師が教育を放棄しているという短……

第78回国会 文教委員会 第3号(1976/10/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、先般の委員会で御質問いたしました坂元学園の問題に関して、なお現地における紛争が続いておりまして、大変憂慮すべき事態だと考えますので、その後、文部省が学園の理事長を直接招致をされて事情聴取あるいは指導等を行われたのではないかと思いますから、その辺の事情について最初に御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、先般私どもが指摘しました問題について、逐一いろいろ事情をお聞きになっているということでありますが、私どもが先般申し上げましたのは、現在この学園において紛争の原因となっておりますいろいろな問題の非常に代表的な問題を申し上げただけでありまして、個々の問題を……

第78回国会 文教委員会 第7号(1976/11/02、10期、日本社会党)

○久保亘君 先般来委員会でいろいろお尋ねいたしました問題でありますが、坂元学園の九州学院大学における紛争について、その後、学長等から文部省は直接事情聴取を行われ、なおかつ現地に調査団を派遣されて実態調査を行われたと思いますので、それらの状況の報告をお聞きしたいと思います。  なお、その後、現地では学園側が大変強硬な手段に出まして、学園側が雇ったアルバイトと称するやや暴力じみた連中との間に紛争がさらに複雑な状態を起こしたりしまして告発事件等が出ておりますし、またいままで静観するというか、余り動きのありませんでした教官側も、理事長兼学長に対して退陣を求めるというような動きになったと聞いております。……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 官房長官の御出席の時間内にちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、今度の日米首脳会談の中でアメリカ政府並びにアメリカ上院に対して、ロッキード事件、なお、いま問題となっております日米韓にかかわる汚職の問題等の解明に対して積極的に協力を要請をされる御予定がおありかどうか、それが一つであります。  もう一つは、FBIが小佐野賢治のアメリカにおける経済活動並びにロッキード社から受け取ったと思われる金の流れ等について捜査を開始したと報ぜられておりますが、このFBIの捜査に対して日本政府として協力を求められている事実があるかどうか、なお、今回の首脳会談においてこれらの問題についても話題となるの……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○久保亘君 いま国税庁に関する質問に関連をしてちょっとお尋ねをいたしておきますが、先般のこの委員会で田中元総理の五億円の課税について御報告をいただいたのでありますが、その際、国民は法のもとにすべて公正平等という立場から田中角榮に対する課税処理も行われたと、こういうことで山橋次長ですか、御報告になったのでありますが、最近地方自治体で起こっております汚職について、その収賄に対する税務処理は脱税犯として処理されたと私どもは聞いておりますが、一点この例として、岐阜県の汚職についてはどういうふうに処理されたのか。特に岐阜県汚職の当事者であります和田某についてはどういう脱税の処理が行われたのか、簡単に御報……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1977/04/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 法務大臣はお忙しいそうですから、最初にお尋ねいたします。  二月の二十四日に「ロッキード事件の捜査処理に関する法務大臣報告」をお出しになったわけでありますが、ロッキード問題閣僚連絡協議会はその後存続して開かれておるのかどうかですね。ロッキード問題閣僚協議会はいまも機能しているかどうか、その点をちょっと御報告いただきたい。
【次の発言】 やっぱり私たち、福田内閣にかわりましてから、ロッキード問題と取り組まれる政府の態度というのは、かなり変わってきたんじゃないかという感じを強くするわけです。それでロッキード問題閣僚連絡協議会の問題についてお尋ねしたわけですが、全く開かれていないというこ……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/05/18、10期、日本社会党)

○久保亘君 余り時間がありませんから端的にお尋ねをいたしますので、率直にお答えいただきたいと思います。  私は、先般衆議院で行われました中曽根証言について、これは中曽根さんがロッキード事件に関して自分はかかわりがないという立場を釈明をされるためにいろいろ述べられたんだと思うのであります。その中に政府のあり方についてきわめて重要な問題があります。だから私、いまからその点についてお尋ねいたしますので、総理のお考えを率直にお答えをいただきたいと思うんです。  一つは閣議や国防会議などにおいて、閣僚は総理から特別諮問や下問がなければ発言をしないのが大体慣例であって、そういうことが一貫して流れてきている……

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は領海十二海里、漁業専管水域二百海里の実施について、今日の国際情勢及びわが国の漁業保護という立場から急がなければならない問題だということは理解ができるのでありますが、特定海域について三海里凍結を行うということは主権の放棄につながる問題でありますから、これは大変重大な問題だと考えております。この問題については、法案の審議の際にいろいろとまた私どもの意見を申し上げなければならぬと考えておりますけれども、きょうお聞きしたいのは、いまも質問がありました漁業に関連をして、もし大隅海峡などについていわゆる国際海峡として現状三海里にとどめる場合、本来十二海里の領海に含まれるべき当該海域、ここは……

第80回国会 外務委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○久保亘君 この条約は、一九七六年七月十四日、西ドイツの三十六番目の加入によって条約発効条件を満たしたことになっておりますが、そのためにことしの七月十五日に効力を発するということのようでありますが、もし、日本が積極的にこの条約を批准し加入をするという意思を持っておったとするならば、この条約発効の条件を満たすことができた時期はいつごろになりますか。西ドイツの加入を待たず日本が先にこの条約に加入をしたとするならば、条約の発効条件を満たしたのはいつ可能であったのか、その点をひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 七六年の一月一日以降ならば条件が整えば発効するようになっておるんでしょう。

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、日ソ漁業交渉についてお尋ねいたしますが、昨日日ソ漁業交渉が鈴木・イシコフ会談によって大筋合意に達したと伝えられ、なお報せられるところでは、政府として昨日最終訓令をモスクワへ送ったというように言われておりますが、その後、重大な内容を含むソビエト側の新しい提案があり、局面が大変むずかしくなったと言われております。これは、その鈴木・イシコフ会談の合意の受け取り方において、政府側に判断や見通しに問題があったのではないかとも考えられるわけでありますから、それらの問題も含めて、今日までの経過と見通しを問題点を中心にして御報告をいただきたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に外務大臣の御見解をお聞きしたいと思うんですが、この経済協力に関する日本国とモンゴル人民共和国との間の協定の調印に先立って、国交樹立の段階で、戦争による損害賠償請求をめぐる両国間の協議が行われたと聞くのでありますが、モンゴル人民共和国は国際的に見て、国際法上というか、国際的な慣行といってもいいのかもしれませんが、一般的には戦争による損害に対する賠償請求権というのは日本に対して持ち得たという解釈に立っておられるのか、それとも損害賠償請求権は日本に対してモンゴルが請求する権限はないという立場を日本政府はお持ちになったのか、その辺はどういう御認識でありますか。

第80回国会 外務委員会 第19号(1977/06/08、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、漁業水域に関する暫定措置法が施行をされます場合に、この暫定措置法の適用を受ける相手国が協定なしにわが国の二百海里水域内で操業ができなくなるのはいつからですか。
【次の発言】 ソ連の漁船がこの二百海里の水域で、ソ日協定が締結されない場合には七月一日から操業は不可能になるということで理解してよろしいのですか。
【次の発言】 農林大臣、先ほどからの答弁で、ソ日協定の大前提として暫定措置法による線引きを明確にしなければ協定の交渉に入れない、こう言われておりますが、このことは漁業水域に関する暫定措置法では、北方四島に関係する部分についても明確な線引きを行い、第三条による水域適用除外は……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/04/01、10期、日本社会党)

○久保亘君 先ほど公述されました瀬戸参考人、地頭参考人のこれまでの空散の実施に当たってのお話がありましたが、私お聞きしておりまして、薬品の空中散布を実施するに当たって大変慎重に事前の準備をなされたということはわかりました。しかし、それは危険や被害を防止をするため、十分にこの空中散布の実施を地元の住民に周知させるためにやられたということが主のようでありまして、この空中散布のもたらす影響について十分な事前の準備が行われたと、必ずしもそういうふうにはお話を聞いて受け取れないのであります。  私はそれでお聞きしたいのは、空中散布を行われた後、その事後の調査が、ここに私は防除緊急対策推進協議会の本年二月……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、大臣の所信に関連をして少し最初に教育に対する基本的な考え方や行政姿勢のあり方についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、永井前文部大臣の主張でありました教育の場を政争の外に置く、すなわち教育に静かな環境を保障したいという考え方について大臣は再三述べられてきたんでありますが、この考え方について海部文部大臣はこれを支持される立場なのかどうか、最初にその点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ところで、永井文部大臣は二年間の文相体験を通じて、教育を政争の外に置くということがどんなにむずかしいものであるかということを感じてきたという所感を述べられております。その中で特に最近……

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/15、10期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  学校教育がその目的を達成するためには、児童・生徒に対する指導活動のほか、財務・管理・環境整備や子供の安全福祉にかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため、学校内に教諭のほか養護教諭、栄養職員、寮母等いろいろな職種が、法律に基づいて配置されております。事務職員につきましても、学校教育法二十八条に原則として置かなければならないと定められておるのであります。現在、学校事務職員が担当している職務には、まず一般的な事務……

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/04/05、10期、日本社会党)

○久保亘君 村松先生いろいろお詳しいと思うので……。私は、いま学歴偏重主義といいますか、学歴偏重の日本の社会的な風潮を一番よく知っている人たちの間で、自分の子供の教育については学歴中心主義の立場を非常に強くとっている、そういうことが現実にあり過ぎるように思うんです。だから、この改革というのは観念的にいろいろ考えられてもなかなかむずかしい。だから、どこかで何か思い切った改革の方法というのが考えられないと、たとえば学校の教師というのは学歴偏重社会というのを非常によく知っております。ところが自分の子供をどうするかということになれば、非常に進学率の高い学校へ子供を出そうとするというような風潮がありがち……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/19、10期、日本社会党)

○久保亘君 私、最初に今度の法案の中にあります総定員法と国立学校の定数との関係についてお尋ねいたしますが、教育機関、大学における定員といいますか、教職員の定数を一般的に総定員法でもって規制を加えるということは教育機関にとっては致命的と言っていいほど深刻な影響を与えている実情については、文部省は実態を十分に把握されておりますでしょうか。
【次の発言】 医科大学の設置などに伴ってそういう特別な措置をおとりになるということはわかりますが、それだけではなくて、いま教育機関は、総定員法による定員の削減を受けたために実際には研究部門に非常に大きなしわ寄せをもたらしているという実情はおわかりになっているんで……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○久保亘君 法務大臣お忙しいようですから、最初に一つだけお尋ねしたいことがあります。  いまロッキードの裁判の中でコーチャンらの嘱託尋問の証拠能力の問題がいろいろと論ぜられておりますが、この嘱託尋問については、日本側として検察の最高責任者が免責の同意を与え、最高裁がこれに追認を与えられて行われたものだと聞いております。そうなります場合に、仮にこの嘱託尋問の証拠能力が裁判の上で認められないと、こういうような結果になります場合には、当然免責を認めたことについて非常に大きな責任が出てくるんじゃないかと思うんでありますが、この免責を与えることについて同意をされた政府側の責任者といいますか、法務大臣の立……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/28、11期、日本社会党)

○久保亘君 時間が短いですから、ひとつ率直に短いお答えで御回答いただきたいと思います。  最初に、十月十七日に行われた原子炉安全専門審査会における川内の原子力発電所に関する審議の経過と結果を簡略に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 長官も、九月に記者会見の中で、川内原発については早急に結論を出すというようなことを述べられておるようでありますが、いまのような経過からいたしますと、なお、川内原発に、関する安全審査会の結論は、かなりな日時を必要とするというふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、この川内の原発の安全審査の中でなお慎重な検討を要する問題の一つにボーリン……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○久保亘君 私が質問をいたしますのは、原発立地地盤の是非を専門的、科学的にどう判断するかという立場ではありません。たとえ差しかえがあったにしても、地盤は大丈夫かなどというようなことは私がきょうお尋ねしようとする趣旨の問題ではありません。私がお尋ねしようとしているのは、原子力の開発については住民の信頼と納得がなければ進められないというのが、科学技術庁の基本の精神だと私は承知をいたしております。そういう立場に立てば、コアの差しかえなどが現実に行われたという事実が存在する場合には、それに対して明確な住民の理解を得るような答えを出さなければ進められないのではないかと、こういう立場でお尋ねをするのであり……

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/22、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、この条約の締結に当たって国内でどの省庁がこの協議に参加をされたのか、それをひとつ教えてください。
【次の発言】 「文化的使用料」ということがいまの趣旨説明でもあったのですが、この、「文化的使用料」などについての取り決めを行う場合に、文部省とか文化庁はその協議の対象にならないのはどういうわけですか。
【次の発言】 これはやっぱり文化的な交流をこの条約を取り決める前提にしているわけですから、当然に、文部省とか文言化庁とこういう取り決めをされる場合には、事前に協議をすることは、これは私ども常識的に考えて必要なことだと思うんですが、全然文部省や文化庁を無視して、単に租税の面だけで検……

第82回国会 内閣委員会 第4号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、いま論議になりましたF15などに関連をして、防衛庁の平野空幕長が、記者会見で、政治がどこまで守れと行動範囲を決めるのはよいが、装備にまで口を入れるのはどんなものだろうかと、こういう発言をされているようでありますが、このような空幕長の発言について、長官の御見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 いや、そういう発言をしたかどうか。私はそういうふうに受けとめていないということではなくて、制服の責任者が、最近は統幕議長になられた栗栖さんのあのシビリアンコントロールを否定するような発言もありましたですね、新聞記者会見で。私はそのシビリアンコントロールなどについては、何か現代に……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/24、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に入ります前に、わが党の調査で明らかにされ、すでに報道もされております防衛施設庁の会計検査院に対する供応について、防衛庁はその事実を認めているのかどうか、また、もし認めているとすれば、これらの問題については、当委員会において質問を受けるまでもなく、防衛庁長官として、また施設庁長官として、みずから発言を求めてその見解と責任を明らかにすべきものだと考えております。その点について、私は防衛庁の姿勢としてまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 この事件につきましては、私はここで私の時間で質問しようと考えているわけではありませんが、ただこの問題について、私はあなた方のこういう問題に……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 先般この提案理由の説明に当たりまして主な理由について申し上げておりますが、学校事務職員の場合には、小・中学校においては大体一名で勤務をしている実態が多いのであります。一名であるだけではなくて何校かかけ持ちという場合もあります。これらの事務職員が産休を取りますと、実際には非常に学校事務の遂行上困難な状況が生まれてくるわけでありまして、この問題については学校運営上も速やかにそのような措置をとるべきものであるというのが一つの理由であります。それからもう一つは、同じ学校に勤務をいたしております教育職員と事務職員の間に制度上の差別がございまして、そのために学校事務職員は同じ……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/01/20、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、新たに防衛庁長官に就任をされました金丸防衛庁長官に、ロッキード事件等にかんがみ、今後の防衛庁長官としての所信を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 長官に対しては後ほど私はただいま述べられました所信等にも関係をしながら見解をただしてまいりたいと考えておりますが、特に防衛庁の元主要な幹部でありました方の手によって書かれております「日本防衛体制の内幕」という出版物を見ますと、防衛庁とP3Cをめぐるロッキード社との関係について状況的にいろいろと国民の間に疑惑を抱かせるような防衛庁の今日までの体制をこの筆者はかなり大胆に記されているようであります。私はそういう点に関しても、この……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/04/21、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は法務大臣の御出席を求めているのでありますが、御出席がありませんので、政府委員の方でまずお答えいただきたいと思います。  その一つは、政治家の人権と名誉にかかわる問題について、参議院の本委員会は、五十一年の十一月四日に、いわゆる三十ユニットにかかわる五名の人たちについて政治的道義的責任があるという認定を行った上、その事実関係について報告を求めております。これは秘密会で行われたのでありますが、その前後に、すでに衆議院においては該当者の弁明を求める機会に政府報告の内容を公開の席で明らかにいたしております。したがって、この問題についてはすでに公にされた政府報告と考えて差し支えなかろうと……

第84回国会 農林水産委員会 第4号(1978/03/23、11期、日本社会党)

○久保亘君 今回、さらに五ヵ年の延長を提案されておりますいわゆるマル寒、マル南資金制度は、私はこれは農家金融としてとらえるよりは、むしろ農業振興政策そのものとしてとらえなければならない問題であると考えております。したがって、延長に当たっては、わが国農業の置かれている現状の厳しい認識の上に立って、真に両地域の農業振興に役立つ法の改善と運用に努めなければならないと同時に、農業基本政策の確立がきわめて重要であるというふうに考えますので、そのような立場から、私は主としてマル南資金を中心に質問をいたしたいと思います。  最初に、マル南資金が四十八年度に延長されてから今日までの融資実績と達成率並びにその効……

第84回国会 文教委員会 閉会後第1号(1978/08/29、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に文部大臣にお尋ねをいたしますが、昨日、日本記者クラブにおいて大臣か講演をされました内容か、本日の新聞に詳細に報道されておりますか、その報ぜられるところによれば、きわめて日本の教育にとって重大な内容を含むものだと考えております。特に、戦後の教育は間違いや、誤解を持ってスタートをしたというお考えを述べられているようでありますが、大臣がきのう講演をされました真意について、直接大臣からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま最初にお話になりました教育勅語の問題でありますが、教育勅語というのは、そのつくられた環境とか、果たした役割りに基づいて、その反省の上に立って、戦後……

第84回国会 文教委員会 第6号(1978/04/13、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、レコード協会の事業内容などについてお尋ねしたいと思います。  本日いただきましたレコード協会事業計画によりますと、おおむねその内容を知ることができるのでありますが、レコード協会の協会としての主なる仕事、特にレコード著作権の保護について、協会の果たしておられる役割りなどについて少し具体的にお話しいただければと思います。
【次の発言】 いまいろいろと御説明いただきました中で、特に今度の著作権法に関係をしますことで少しお尋ねいたしますが、いわゆるレコードの海賊版というのはどういうものなのかですね。そしてその海賊版の判別はどういうふうにしてつけられるのか、これは協会として著作……

第84回国会 文教委員会 第7号(1978/04/18、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、レコード条約が批准に至るまでの経過と、それから著作権法の一部改正が必要となったわが国の事情などについて、御説明をいただきたいと思うんでありますが、特にローマ条約の批准が今日まで行われないまま、さしあたってという形でこのレコード条約の批准という経過になっていくと思うんでありますが、その辺の経緯などについても御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 外務省では、いまこのレコード条約の加盟国といいますか、批准した国は何カ国か。それからローマ条約の加盟国は何カ国になっているのか。正確な数がおわかりだったらお知らせいただきたいと思います。なお、その加盟国のうち、アジア地域におけ……

第84回国会 文教委員会 第13号(1978/05/30、11期、日本社会党)

○久保亘君 国税庁に最初にお尋ねいたしますが、いま管理局長から報告のありましたことに関連をして、報道されるところによれば、日本歯科大学の中原理事長に対して、いわゆるやみ給与所得と認定をして、過去五年間にさかのぼって修正申告を行わせ、追徴課税を行ったと言われておりますが、それは間違いありませんか。
【次の発言】 いや、具体的内容は結構ですがね、これだけ大きな社会問題になっているんですから、そのような追徴課税が行われた事実があるのかないのかははっきりしてもらわなければ、ないものがあるように報道されたとなれば、これは大変重大な問題であります。  私はいまの管理局長の報告のとおりであるとすれば、これは……

第84回国会 文教委員会 第14号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は社会党のこの法案に対する質問としては、最後になろうかと思いますから、一番最初に文部大臣に法案の提出のあり方について御意見を伺っておきたいと思うのであります。  今度いま審議に供されておりますこの案件は、二つの法の改正を一緒にしたものであります。しかも、その内容は、全く性格の異なるものを、同じ法律の中身の改正であるからという理由でもって、一括して提出されております。このことは審議をいたします私どもの立場からすると、大変不都合なものなのであります。特に、文部省が政策的に打ち出される新しい構想については、分離提案をして、十分な審議に供すべきものだと考えるのであります。特に、新構想の教……

第84回国会 文教委員会 第15号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○久保亘君 ちょっと関連して。いま国士舘の事件について、警察で把握されているものの報告を求めたのに対して、一つずつぼつぼつと言われておりますが、いっぱいあるんじゃありませんか。あなたの方でそれを御承知ないというのは非常におかしいと思うのです。現に、ことしの四月二十八日には二重橋前の広場で、国士舘の学生が六名逮捕された事件もあるでしょう。警察が逮捕しておって、そういうものについてあなたの方で報告できないというのはどういうわけですか。
【次の発言】 いまの粕谷委員の質問に関連をして少しお尋ねいたしますが、先ほど警察庁の方からも説明のありました、ことしの四月の二十八日に二重橋前の広場において起きまし……

第84回国会 文教委員会 第16号(1978/06/13、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、すでに昭和四十八年以来、特にこの国士舘大学の学内暴力事件の頻発をめぐって、再三国会でも取り上げられ、また文部省としても必要な措置をとってこられたのでありますが、今日なおこの暴力事件が相次いでいるというよりは、拡大しているような状況について、先般の当委員会の質疑に引き続いてお尋ねをしたいと考えております。  最初に、警察庁お見えになっておりますから、国士舘大学の先般取り上げられました拳法部の事件は、警察においてその後どう処理されておるのか、その事情について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、昨日夕刊に報道されました国士舘大学の学生が関係していると思われる小田急……

第85回国会 文教委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、文部大臣に所感を伺いたいと思うのでありますが、田中耕太郎氏がかつて文部省におられたころ、文部行政は、本来教育に識見と体験を持つ教育者によって運営されるべきで、純然たる行政官に任すべきではないと発言をされたことがあります。このことは、教育権の独立を主張されるとともに、教育は官僚的統制のみをもってその目的を果たし得ないものだということを述べられたものだと考えております。この大臣の先輩にも当たります元文部大臣田中耕太郎氏の発言について、今日文部行政の最高責任者であります砂田文部大臣は、どのような御所感をお持ちになりますか。そのことをお伺いいたしたいと思います。

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第5号(1979/05/28、11期、日本社会党)

○久保亘君 社会党の久保亘です。  最初にお尋ねしたいのは、先ほどの質問にもありましたけれども、四十二年から四十六年に及ぶ献金について、事前に日商岩井の方から献金の意思表示、約束というものは全然なかったのかどうか、そのことをひとつはっきりお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 法務省の報告では、事前に約束があって、その約束が四十二年から四十六年にかけて果たされた、こういうことになっておりますが、このことは証人は否定をなさるわけですか。
【次の発言】 それでは次に、証人は海部八郎氏とのかかわりについて、昭和四十年に高畑氏から電話があって、亡くなられたお父さんのお悔やみを兼ねて海部を差し向け……

第87回国会 文教委員会 第3号(1979/02/22、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、先般、文部大臣が当委員会で表明をされました所信を中心にして、三、四点お尋ねをしたいと思います。  最初に、大臣の所信表明の中で気になることでありますが、学校教育が比類を見ない拡充を遂げておるけれども、「解決すべき幾多の課題」があると、こういうことを言われているので、いま大臣が考えておられる解決すべき課題という主なるものはどういうことなのか、少し述べていただきたいと思います。
【次の発言】 一般的な今日の学校教育の課題ということで、いま抽象的に述べられたことは、まあ、それでお聞きしておきましょう。ただ、私はいま日本の学校教育の課題の中で、教育の機会均等とか、義務教育の国家的責任……

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、午前中の参考人に対する質問に関連をして、少しお尋ねをいたします。  最初に国士舘大学に対する文部省は八項目の勧告を行われたわけでありますが、先ほど参考人のお話によりますと、これらの項目については必ずしも勧告は実行されていない、こういうことなのでありますが、文部省としては、この国士舘大学に対する勧告の結果について、その後関係者から事情を聴取されたり、御調査になったりして、勧告した後の措置について、文部省として十分な対応をされてきたのかどうか、そのことが第一であります。  それから、参考人の公述された内容などについて、午前中盛んにメモをとっておられましたけれども、あれらの事実につ……

第87回国会 文教委員会 第9号(1979/05/29、11期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました女子教職員の出産に際しての補助教職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育がその目的を達成するためには、児童、生徒の教科、生活指導のほか、財務、会計、学習、生活環境の整備、子どもの安全と福祉などにかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため学校には、いろいろな職種の教職員が配置され、その共同による有機的運営が期待されているのであります。  しかし、従来から直接、児童、生徒の教育に従事する教育職員以外の職員の重要性、必要性に関する認識が必ずしも十分でありません。特に学校教育法……

第87回国会 文教委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に行政管理庁にお尋ねいたしますが、これまでずいぶんたくさんの方からオリンピックセンターの解散と行政改革との関係について御質問があっておりますけれども、率直に言って今度のオリンピックセンターの解散というのは、行政整理の視点に立つものではない、こういうことで行政管理庁もはっきり割り切ってお考えになっておりますか。
【次の発言】 最初に、行政管理庁がこのオリンピックセンターの解散について、整理について検討を始められたときには、行政整理という視点から考えられたんじゃありませんか。
【次の発言】 いまあなたがそういう答弁をしなけりゃならぬ立場はわからぬでもないけれども、本来行政管理庁とし……

第87回国会 予算委員会 第2号(1979/03/08、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に先立って、大平さんにその政治姿勢に関連をしてちょっとお聞きしたいことがあります。  三月一日、福岡市においてあなたのライバルであった福田赳夫氏は演説をされて、「全党員・党友参加の総裁選挙にしたら、金力や派閥の力が及ばない、と考えたが、全く逆だった。カネも動いたといわれ、派閥は弱体化するどころか強化され、地方にまで浸透した」と、こういうお話をされたと報道されております。また、福田さんは、あるところでは、「派閥あって党あるを知らず、国あるを知らず、国の重要な政策までが派閥によってゆがめられるおそれがある」という話もされたそうであります。一緒に総裁選挙を争われた大平さんのこの……

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/03/09、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に防衛庁長官にお尋ねいたしますが、早期警戒機導入に関する防衛庁の説明の中に、特にミグ25事件との関連を強く主張されておりますが、このことについてどういういきさつか、御説明をいただきたい。
【次の発言】 E2Cは本来地上レーダーによる見通し線よりも低空を侵入する航空機を洋上において早期に発見しようとする目的のものだと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それならば、すでに防衛庁において把握されておりますミグ25の領空侵犯の航跡図がありますが、この航跡図によりますと午後一時十一分に北海道の陸地から西方百八十キロで発見をされたこの飛行機は、北海道の陸地に侵入するまで地上レーダーに……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/03/14、11期、日本社会党)

○久保亘君 関連。
【次の発言】 関連して二点ほど質問をいたします。  最初に、アメリカの銀行にあります架空名義キヨシ・ニシヤマの口座は、設定されたのはいつか、現在もこの口座は存在するのかどうか、それからこの架空名義預金の引き出し権はだれが持っているのか、それからこの引き出しを米国日商に指示したのはだれか、この点をわかっておりましたら御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 その点については検察当局に御調査をいただいて報告をいただけますか。  なお、この三十万ドル、五十一年六月十六日に米国日商が引き出しました三十万ドルの使途については、検察庁としてはこれは把握されておるのかどうか。いまおわ……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、今回の日商岩井に対する強制捜査は、自衛隊機の購入に絡む不正事件でありますだけに、国民の受けた衝撃はきわめて大きいものがあります。この問題について総理はどのように受けとめておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 五十四年度予算審議の一つの焦点となっておりますE2Cの導入は、疑惑の解明を前提に衆議院においては執行が留保されることになっておりますが、グラマン社の代理店である日商岩井の疑惑がますます深まる中で、総理はこのE2Cに関して政府の政治責任をどのように感じておられますか。  また、留保解除を求めるためにFMS方式に変えたというだけでは国民の納得を得ることは困難で……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本社会党)

○久保亘君 社会党の久保亘です。  海部証人は、衆議院に続いて本日再び御出頭をいただき、御苦労さまです。  本日、あなたに証言していただきますことは、商社の社会的責任だけでなく、国家の政策、予算の行方に大きな関係を持っております。その意味で真実を述べていただくようお願いをいたします。  最初に、三月十四日、日商岩井に対する東京地検の強制捜査が行われ、あなたの部下である航空機部長及び部長補佐が逮捕されて、大変御心労の多いことと思いますが、このことについて海部証人は責任があるのかないのか、端的にお答えください。
【次の発言】 説明は簡単でいいですから、責任があるかないか。

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○久保亘君 時間が短いですから、端的にお尋ねいたしますが、山村証人が財務経理担当責任者であられたとき、営業の責任者としての海部八郎氏から航空機などの受注工作費の支払い請求を受けられたことがございますか。
【次の発言】 それでは、いわゆる受注のために必要な経費というものを請求すること、営業が請求することはないのですか。
【次の発言】 私が申し上げているのは、何も不正常なものと言っているんじゃないんです。たとえば中近東の受注工作費として必要でしたということを言われておりますから、そのような受注工作費の支払い請求というのはこれは当然出てくるわけでございましょう。

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/03/23、11期、日本社会党)

○久保亘君 委員長、関連。
【次の発言】 補充の捜査ということでありますが、本日の日商岩井に対する強制捜査は、すでに逮捕された二人以外の新たな日商岩井幹部の容疑事実に対する関与の疑いとか、あるいはこれらの刑事責任追及の目的などを含んで行われておりますかどうか、その点を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 もう一点。  それでは、今回の強制捜査についても容疑事実は前回と全く同じということでありますが、刑法百六十一条に基づく偽造私文書行使の容疑が含まれていないのは、これはにせ契約書づくりを指示した者、それを行使した者が特定できないために百六十一条が適用されていないのか、それとも特別な理由が……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本社会党)

○久保亘君 社会党の久保亘です。証人には引き続き、再度御出頭いただいて、大変御苦労さまでございます。  最初に、去る三月二十七日の役員会で副社長、代表権を御辞退になったと聞いております。それは今回の事件について職務権限上の責任をおとりになったことなのでしょうか。その点をひとつ手短にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それではやはり管掌役員としての職務権限上の責任をおとりになったことだと思うのですが、実は、前回のあなたの証言について、その後当委員会で証言をされました山村、井上両氏は、あなたは当時大変お疲れになっておって錯乱されておったのではないか、このようなことを言われております。職務……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、ただいまの総理の見解表明に関連をして、法務大臣、あなたはE2Cの予算凍結解除の時期に関連をして、記者団に何かあなたの考え方を述べられたことがありますか。
【次の発言】 総理大臣ね、いま総理が政府の見解を述べられたことに関連をして、閣僚の間で不用意なその種の発言をされるということはきわめて不穏当だと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 特に、この疑惑解明の責任ある立場にある法務大臣が、アメリカ議会との手続の関係などもあるからそれを念頭に置いて考えにやなるまいというようなことを言われるということは、いま総理が述べられた政府見解がいかにもおざなりな表明ではないかというような……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/04/03、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました一九七九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算、以上三案に対し反対の討論を行います。  わが国経済は不況局面を脱出し、順調な回復過程をたどりつつあるとの一部の明るい見通しが出ている一方では、肝心な雇用、中でも中高年齢者の雇用情勢は依然として改善のめどは立っていません。確かに企業収益は増大してきていますが、減量経営、すなわち人減らし、合理化による利益の追求が定着した企業は、景気が回復したからといっても雇用量を増加させないのが現在の特徴なのであります。しかも、景気が上昇すれば物価がそれを上回る速度で上昇し、景気の足かせ……

第88回国会 社会労働委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。  私は、去る六月十四日の議院の会議におきまして、社会労働委員長に選任されました。  社会福祉、労働問題などの重要な諸問題を所管する本委員会の使命はいよいよ重大であろうと思います。委員長といたしまして、その重責を痛感いたしております。  今後は、理事を初め委員の皆様方の御支援、御鞭撻を賜り、この重責を果たしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。  簡単でございますが、就任に当たりましてごあいさつを申し上げます。(拍手)

第89回国会 社会労働委員会 第1号(1979/11/15、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月七日、神谷信之助君、北修二君及び伊江朝雄君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君、亀長友義君及び福島茂夫君がそれぞれ選任されました。  また、本日、斎藤十朗君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として佐々木満君及び中村利次君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  斎藤十朗君の委員異動に伴い理事が一名欠員となっております。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……

第90回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十六日、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。  また、去る四日、亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君が選任されました。  また、去る八日、目黒今朝次郎君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君及び柳澤錬造君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二……

第91回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/21、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十日、柳澤錬造君及び対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いた……

第91回国会 社会労働委員会 第2号(1980/02/21、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日、高杉廸忠君が委員を辞任され、その補欠として大塚喬君が選任されました。  また、去る一月二十四日、大塚喬君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君が選任されました。  また、去る一月二十六日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として浜本万三君が選任されました。
【次の発言】 次に、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本施策について、野呂厚生大臣から所信を聴取いたします。野呂厚生大臣。

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として高杉廸忠君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件につ……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/25、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十四日、田代由紀男君及び小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君及び内藤功君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につ  いてお諮りいたします。  小平芳平君の一時委員異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小平芳平君を指名いたします。……

第91回国会 社会労働委員会 第5号(1980/04/08、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十五日、内藤功君及び長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君及び田代由紀男君が選任されました。  また、去る三月二十六日、柳澤錬造君及び岩崎純三君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君及び森下泰君が選任されました。  また、昨七日、小笠原貞子君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君及び柳澤錬造君が選任されました。  また、本日、丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として衛藤征士郎君が選任されました。

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/04/09、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨八日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 次に、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑の……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/04/22、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九日、衛藤征士郎君、柳澤錬造君及び橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君、柄谷道一君及び小笠原貞子君が選任されました。  また、去る十四日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。  また、昨二十一日、丸茂重貞君及び田代由紀男君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君及び長谷川信君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  小平芳平君の委員異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際……

第91回国会 社会労働委員会 第8号(1980/04/24、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
【次の発言】 午前に引き続き、労働安全衛生法の一部を改正する法律案及び中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、両案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、山中郁子君及び……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/05/07、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十四日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。  また、去る四月二十八日、長田裕二君及び長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君及び田代由紀男君が選任されました。  また、昨六日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。  また、本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議……

第91回国会 社会労働委員会 第10号(1980/05/14、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八日、沓脱タケ子君、井上計君、田中寿美子君及び高橋圭三君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君、柄谷道一君、片山甚市君及び久次米健太郎君が選任されました。  また、去る九日、久次米健太郎君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。  また、去る十二日、市川正一君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。  また、昨日十三日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。  また、本日、柄谷道一君が委員を辞任され……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/11/22、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、行政改革の前提となるべき政治倫理の問題について最初にお尋ねをいたします。  松村謙三先生が、かつて中曽根さんのことを緋縅のよろいをつけた若武者と評されたことがございます。私も中曽根さんの若い時代のいろいろな演説や御発言等について、ずいぶん当時も読んだり聞いたりさせていただきましたが、今度もまた少し念入りに調べさせていただきました。私は、その時代の中曽根康弘さんがいま同一人物なんであろうかと思うほど、あなたのお考えがお変わりになっているのじゃないかと思うことがあるのでございます。  まず、その点についてお尋ねいたしますが、昭和二十九年二月二十二日、衆議院予算委員会において造船汚……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/21、13期、日本社会党)

○久保亘君 開発の問題に関連をして二、三質問をいたします。  環境破壊か地域開発かということで対立をいたしております志布志湾の石油国家備蓄基地の問題についてでありますが、石油税収の激減による石特会計の逼迫、そして民間のタンクの大量余剰の利用が可能となっているというようなことがございまして、政府は国家石油備蓄基地の建設ペースをダウンさせるなど備蓄計画を見直す方針と聞いておりますが、このことについて通産大臣の具体的な考え方をお聞かせいただきたいと思うのであります。  特に、八月二十二日、総合エネルギー調査会の報告「長期エネルギー需給見通しとエネルギー政策の総点検について」では、昭和六十五年度エネル……

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/31、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま議題となりました法案のうち、奄美群島振興開発特別措置法についてお尋ねをいたしたいと思います。  この法案の提案理由説明の中でも述べられておりますが、奄美群島と本土との格差が今日なお存在することからこの措置法を延長すると述べられておりますが、奄美群島と本土との格差の現状を、所得の面から、また物価と生活上の負担の面での格差について御説明をいただきたいと思うのであります。あわせて交通、医療、教育などにおける社会基盤の整備における公共施設等、つまり社会資本整備面での格差をどのようにとらえられておるか、お聞かせいただきたいと思います。

第101回国会 災害対策特別委員会 第3号(1984/05/09、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、きょうは桜島の降灰と土石流の問題について政府のお考えをお聞きしたいと思います。  桜島と鹿児島を合わせる形で世間では東洋のナポリと呼んでおりますが、観光の面からいたしますと、桜島は鹿児島の象徴でもございます。しかし、かなり長期にわたります桜島の火山活動によって、その降灰、土石流はこの周辺に住む人々にとって大きな脅威となってまいっております。この桜島の火山活動について、国土庁としては最近の活動の状況をどのように把握されておりますでしょうか。
【次の発言】 私が報告を受けておりますところでは、最近十カ年間の爆発回数は年々ふえてまいっておりますが、特に昨年昭和五十八年は一年間で史上……

第101回国会 災害対策特別委員会 第5号(1984/07/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、質問に先立ちまして、ただいま田代理事から御報告がございましたように、委員長を初め、各党の委員の方々、そして関係省庁の皆さん方が直接桜島の降灰等の災害について現地を調査、御視察くださいましたことを大変感謝をいたしております。心からお礼を申し上げます。  なおまた、国土庁の稻村長官も、先般のこの委員会で私、現地を御調査いただくようお願いを申し上げておりましたが、早速現地に赴いていただきまして、適切な御判断や御指示をいただいておりますようで、この点につきましても、地元の一人として心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  なおこの際、長官に最初にお尋ねをいたした……

第101回国会 内閣委員会 第15号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました国民教育審議会設置法案につきまして、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  激発する少年の非行、暴力、登校拒否、高校中退者の激増など、今日の教育の荒廃はもはや一刻も放置できない事態であり、偏差値教育に象徴される現在の教育が早急に改革されなければならないことは国民共通の認識となっております。  この国民的要請にこたえるためには、まさに国家百年の計としての教育改革の重大性にかんがみ、慎重かつ民主的に審議を行う機関を設置し、その意見に基づいて国民の合意を得ながら改革を推進することが必要であると考えるものでありま……

第101回国会 内閣委員会 第16号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 突然のお尋ねでございますけれども、私は、この種の審議会の場合にはどんな人が、どんな方法で選ばれるかということが審議会の役割の大半を決するのではないかと考えております。中央教育審議会の欠陥もこの審議会の委員の選び方に非常に大きな原因があったと思っておりまして、私どもがこの国民教育審議会の委員を選ぶに当たって特に参考とすべきものということになりますと、一つはフランスの中央教育審議会の委員の選び方も参考になろうかと思っております。これは八十一名の委員を選出することになっておりますが、国公立の学校の教員の代表が二十五名、私学の代表が六名、教育行政機関の代表が二十五名、社会……

第101回国会 内閣委員会 第17号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は国民教育審議会を提案させていただいておりますけれども、この審議会は文部大臣のもとに設置をされる、つまり政府の側に設置をされる審議会でございますから、何を諮問するかということについて私がここで申し上げましても大変複雑な関係になるものだと思っておりますけれども、私が提案者として期待をしているという立場でお聞きいただきたいと思うのでありますが、それは鳩山内閣のときに臨時教育制度審議会の設置が提案されましたが、そのときには明らかに戦後の教育を支えてまいりました日本国憲法と教育基本法を見直して戦後教育をやり直すという意図が大変強かったのでありまして、国民の支持を得ること……

第101回国会 内閣委員会 第18号(1984/07/26、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は森文部大臣よりも少し年長でございまして、昭和四年の生まれでございます。そして、私は戦時中、少年のころに陸軍の幼年学校に入学いたしました。終戦のときは士官学校に在学中でございました。私どもは、そういう意味では戦前の日本の教育というものを実際に教育を受ける側の者として体験をしてきた人間の一人だと思っております。  そのとき、私どもが少年時代に思いましたことは、国家の命ずるところに従って天皇のために命を捨てることが日本人としての一番の生きがいである、こういうふうに教えられてまいりましたし、そう信じてまいりました。そして、戦争に負けてから民主主義という新しい言葉を初め……

第101回国会 内閣委員会 第19号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) 審議会の公開の問題から申し上げたいと思いますが、私どもが対案として出しております法律案は、審議会は公開を原則といたしております。先ほど政府の側のお考えをそれぞれの方がお述べになりまして、この考え方は一致していないと私はここに座っておって感じたのでございます。特に、古い内務省御出身の先輩の方とお若い文部大臣や官房長官との間にはまた大変考え方に開きがあるように感じてまいりました。特に、後藤田さんは文部大臣の考え方を全面的に支持という立場に立ちながら、この審議会の中でだれが何を言ったかというようなことは明らかにされてはならない、こういう立場をお述べになったように私は思い……

第101回国会 内閣委員会 第20号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(久保亘君) ただいまのお尋ねに対して、私は細かい、どこをどういうふうに機構を改革するとかいう問題ではなくて、文部行政のあり方という立場からお答えをしたいと思うのであります。  森さんが文部大臣におなりになりましたときに、ある新聞のインタビューをお受けになって、その中で戦後一番力の弱くなったのは文部省だ、こういうことをおっしゃっております。これは、私は自民党文教部会の幹部としてやってこられた森文部大臣の就任のインタビューとして率直な御感想であったのではないか、こう思っております。  なぜ、文部省はそういうふうに無力な役所と考えられるようになったのか。私は、やっぱり憲法や教育基本……

第101回国会 内閣委員会 第22号(1984/08/06、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいまここで議題とされております国民教育審議会設置法案の提案者でございますが、きょうは内閣委員会のメンバーとして、政府提案の臨時教育審議会設置法案について、特に中曽根総理にお尋ねをいたしたいと思います。  教育改革は国民の声である、そして教育改革は国民合意のもとに進められなければならないという点において、言葉の上では総理と私どもの考え方は一致しているように思います。しかし、なぜ国民が教育改革を求めているか、そしてその教育改革を何の目的でやるかということになってまいりますと、かなり総理と私の考え方は違いがございます。その点について、本会議並びに委員会の審議を通じて政府の見解を……

第101回国会 文教委員会 第2号(1984/02/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に飯島先生にお尋ねいたしますが、国大協の入試改善に関するテーマは、先生のお話でよくわかりました。  しかし、受験生にとってはどう変わるのかということと同時に、いつから変わるのかというのが大変重要なことでございますが、国大協の入試改革の検討は何年度を改革のめどとして、時期的には何年度をめどにおいて検討されているのでしょうか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 あとは座って質問さしていただきます。  今、そういうことお尋ねいたしましたのは、文部省の方では五教科七科目の科目の選定について大学に自主的な選択を認める方向で、六十年度以降そういうことで運営したいという方……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○久保亘君 予算に関連して質疑をいたします前に、一、二点ちょっと文部大臣の御答弁をいただきたいことがあります。  一つは、既に国会に提出されました臨時教育審議会の設置法案に関連して、法案自体に関する質疑はこの法案の審議の段階でやりたいと思っておりますが、再三にわたって審議会設置法案の提出前の段階で各党の意見等を求めたいということを総理も文部大臣も言ってこられたんでありますが、このことはどうなりましたでしょうか。
【次の発言】 党間の協議の問題についても、私どもが承知しておりますことでは、与野党閥のこの問題に関する協議が法案提出前に行われたというふうには聞いておりませんけれども、この問題について……

第101回国会 文教委員会 第8号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に大学の急増対策といいますか、六十一年から六十七年のピークに至るまで十八歳人口が急増してまいりますこのことに対して、大学の教育計画ですね。これを文部省としてどのようにお考えになっているか、そのまず基本的な立場をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その場合の基本的な考え方というのは、現在の大学の進学率を六十七年度ピーク時においても傘として維持すると、こういうことなんですね。
【次の発言】 それでは、何ですか、六十七年度において、一番ピーク時に大学の募集定員といいますか、入学定員を国立の場合に幾ら、私立大学の場合に幾らふやせばよいのですか。

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、この法律案にかかわって提出していただいております資料について少しお尋ねいたします。「学校種別加入状況」の表の中で標準給与の平均月額が示されておりますが、幼稚園の標準給与の平均月額が全体の平均に比べて六一%と著しく低くなっておりますのは、これは単に幼稚園の教職員の年齢が低いということだけが原因でしょうか、どのように把握をされておりますか。
【次の発言】 そうすると今度は、公立学校の共済組合の場合の標準給与の平均月額について文部省から教えていただきましたのでは、私立の二十二万四千五百四十八円に対して二十四万六十八円とお聞きいたしておりますが、幼稚園が組合員数の四分の一を占め……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 文化庁御存じだと思いますからお尋ねいたしますが、レコードが再販価格維持制度になっている国は日本以外にどこがございますか。
【次の発言】 そのこととも関連して、レコードが消費者のいろんな動向といいますか、ニーズというものと関係を持ちながら値段がある一定の幅で動いてくるというのではなくて、どのような曲であろうと何であろうと、その盤の種類や大きさによって値段が決まっておる、そしてこれは、どこで売られても動かないというところに、一つレコード業界の今の営業実績に問題が出てくる点があるんじゃないかと思っておるんですが、そういう問題を離れて、レコード業界は一方的に営業実績の低下をレンタル業の進出……

第101回国会 文教委員会 第14号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま官房長から御報告がございましたけれども、文部省が今回の大阪大学のワープロ購入にかかわって起こりましたこの事件を中心にして、その後、文部省の責任ある立場まで及んでおりますこの収賄汚職に関係して、具体的にどんな措置をおとりになり、責任をどのように明らかにされようとしているのか、その点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 昨日、何か文部省としては予算にかかわる改善の検討委員会をおつくりになったということですが、いかにも取り組みが遅いのでありませんか。大阪大学でこの事件が発覚いたしましたのは、もう一カ月前でございます。大阪大学には調査委員会もつくられ、文部省もその報告を求……

第101回国会 文教委員会 第16号(1984/07/24、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に、先般、慶應大学の委託研究費の問題についてお尋ねをいたしました際に、国立大学の場合には大学会計に入ることになっているから、このような問題は起こりようがないという意味の御答弁をいただいたのでありますが、その後、東京工大の工業振興会について慶應大学の場合と同じような取り扱いが行われていることが報道をされております。この東京工大の財団法人工業振興会について、文部省は、これまで、このことについては全く関知されておらなかったのか、そしてこの問題が公にされてから、どのような御調査になっておりますか、お答えいただきたいと思います。

第101回国会 文教委員会 第18号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、ただいま議題となりました学校教育法及び教育職員免許法の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、盲学校、聾学校及び養護学校の寄宿舎における寮母の教育的役割の重要性にかんがみ、その専門性を確立し、もって障害児教育の一層の充実を図ろうとするものであります。  昭和五十七年度において、全国の盲・聾・養護学校八百八十二校中、約二百九十校に寄宿舎が設置され、約一万四千四百名の子供たちがそこで生活しております。そして、四千七百四十六名の寮母がこれらの子供たちの生活指導と世話に当たっているのであります。  障害児教育においては、教科等に関……

第101回国会 予算委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日、社会保険審議会は、健康保険法の改定に関連をして賛否両論併記の答申をいたしましたが、期待どおりの答申が行われるということを前提にしてこられた厚生大臣は、この答申をどのように受けとめておられますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 審議会としては、賛否両論を併記する答申を出さざるを得なかったということは、政府の諮問を了承できなかったということではないんですか。
【次の発言】 解釈の問題じゃなくて、あなたの諮問は了承されたのかされなかったのかということを聞いているんです。
【次の発言】 この両論併記の答申が了承されたのだという解釈は、それはあなたの勝手な解釈じゃないですか。

第101回国会 予算委員会 第4号(1984/03/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 今の総理が御答弁になりました教育改育のための新たな審議機関の設置法案は、国会に御提出になるのはいつを予定されておりますか。
【次の発言】 新しい審議機関の主管省はどこをお考えになっておりますか、総理大臣。
【次の発言】 主管省が総理府であります場合に、事務局は文部省というのはわかりますが、主務大臣はどなたですか。
【次の発言】 審議会の委員は国会の同意人事をお考えになっておりますか。
【次の発言】 いや、私お聞きしているのは、この審議機関の委員は国会の同意を求められる大事になりますかどうですかということです。
【次の発言】 この設置法の中に問題になっております教育の政治的中立を保障……

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/03/22、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、農林水産大臣にお尋ねいたしますが、十五日、十六日のサンフランシスコの非公式協議で日米交渉に歩み寄りが見られたと、あなたが言われたと報道されておりますが、その内容を少し説明してください。
【次の発言】 二十二日からのワシントンの佐野・スミス会談といいますか、この協議で佐野代表は日本側の最終的な譲歩案というのをお持ちになっているんですか、どうですか。
【次の発言】 今、牛肉の場合で言いますと、日本とアメリカとのそれぞれが歩み寄っているその開きは何千トンですか。
【次の発言】 佐野さんは、ガードはかたくやるが決着は大胆にやるということを言われたことがございます。それで、今伝えられ……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/04/04、13期、日本社会党)

○久保亘君 事務レベルの協議のまとまらないまま山村農水大臣が渡米されたのでありますが、政府として、農産物日米交渉の決着の見通しをどのように持っておられるか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 決着できない場合にはどのような事態が考えられますか。
【次の発言】 官房長官、中曽根総理大臣は山村さんに全権を委任するということをおっしゃっているようですが、全権を委任するというのは、譲歩の限界を示してあるのですか。それとも、もうすべて農水大臣の判断に任すと、こういうことですか。
【次の発言】 農林水産省としては、アメリカ側の譲歩が引き出せるんじゃないか、アメリカ側の弾力が期待できるんじゃないか……

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、桜島火山の噴火降灰対策について質問をいたします。  五十三年に、桜島の四十七年以来続きます火山活動に対して、特に活動火山対策特別措置法を制定していただきました。しかし、その後の桜島の火山活動は大変地域住民に深刻な被害と影響を与えておりまして、稻村前国土庁長官のもとで昨年の七月に桜島火山対策懇談会が設置されたのでありますが、この懇談会は、その後会議を重ねて十二月十三日、三十一項目にわたる火山対策の提言を行って終了されたのであります。この三十一項目の提言につきまして、地域の住民や自治体の立場からは非常にその努力を多としているのでありまして、これらの提言が速やかに具体化される……

第102回国会 災害対策特別委員会 第4号(1985/06/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 国土庁長官は、大変多忙な日程の中を六月の四日と五日にわたって、先般の委員会でお願い申し上げました桜島降灰の実情視察のために鹿児島までわざわざお出向きいただきまして、あわせて半島振興にかかわる御視察もいただいたと伺っておりますが、大変御苦労さまでございました。  きょうは、まず最初に、御視察をいただきました率直な印象と所感についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 この際、桜島の降灰対策に関する問題をお尋ねいたしますに先立って、同時に長官が視察の目的となさいました半島振興に関して二、三御質問申し上げたいと思うのでございますが、長官が鹿児島からお帰りになりましてすぐ、六月の七……

第102回国会 内閣委員会 第16号(1985/06/13、13期、日本社会党)

○久保亘君 それじゃ最初に長官に、法案の内容についての質疑に先立って、感想をちょっと伺っておきたいことがあるんですが、総務庁という役所は戦前の内務省を超える非常に強力、強大な官庁になっているというお話がありますが、長官として総務庁という現在の役所をどういうふうに感じておられますか。
【次の発言】 私がそれをお尋ねいたしましたのは理由があるんであります。総務庁は、規制緩和とか民間活力とかあるいは地方自治体への権限の移譲とか、そういうような問題を調整される、あるいはいろいろ企画をされるとかというようなお立場というのはわかりますが、そういうような規制緩和など、つまり各省庁の権限に触れることを変更する……

第102回国会 文教委員会 閉会後第1号(1985/07/09、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの粕谷委員の質問に少し補足をする意味でお尋ねをしたいと思いますけれども、今度の答申をお出しになりました会長のお立場でございますが、臨教審の会長というのは委員によって選ばれた会長ではなくて、政治家である総理中曽根康弘によって任命をされた会長ですね。だから、会長代理というのは単なる運営上の名称であって、会長代理は会長を代行することはできない、設置法上そういうものだと私は思っております。そういうお立場である会長に今度の答申についてお尋ねしたいんです。  一つは、今度の答申は二十五人の臨教審の委員の総意に基づくものであるか、臨教審の委員の審議を取りまとめて会長の責任で答申をお出しに……

第102回国会 文教委員会 第3号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 きょうは最初に、今度総理が日本文化研究所をおつくりになるということで、文部大臣の方にもそのことでいろいろと指示があっているという報道ございますが、この日本文化研究所構想についてどういうふうに総理の方からは、総理と文部大臣の間では話し合われているのか、ひとつその概要をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、今の問題については総理と文部大臣との間ではまだ具体的な構想などについての話は全然ないわけですか。
【次の発言】 それでは、またこの問題は改めて文化研究所設置の目的やその構想などについてお聞きしたいと思いますが、次に私がお尋ねしたいのは、文部省は教育改革の理念につ……

第102回国会 文教委員会 第4号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に文部大臣に、予算委員会に対して臨教審の会長が御出席いただきませんでしたので、この際文部大臣にお尋ねをしておきたいと思うんでありますが、現在、臨教審においては、いわゆる教育の自由化に関する論争は決着したのかどうか、個性主義という表現に改められたという過程を私どもは御報告を受けておりますけれども、自由化という考え方はもう個性主義という言葉に置きかえられて決着をしたのかどうか、それから個性主義という考え方の中には、いわゆる教育基本法とも触れていくような教育制度の自由化は含まれていないと解していいのかどうか、この点について現在文部大臣がどのように理解をされているか、お尋ねしたいと……

第102回国会 文教委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日の衆議院に引き続いて御出席をいただきまして大変御苦労さまでございます。  私は、参議院の予算委員会の審議中に臨教審の会長としての岡本先生の御出席をお願いをいたしたのでございますけれども、その機会を得ることができませんでした。私どもが先生に出席をお願いをいたしておりますのは、臨教審で教育改革の方針をお決めになりました場合、そのことに従ってのいろいろな制度の改革や予算等を決定する責任は国会にございます。また、教育改革を実施していきます責任は文部省を中心とする政府にございます。  そういうような関係からいたしますと、臨教審が方針をおまとめになります段階で私どもとして はぜひ臨教審の審……

第102回国会 文教委員会 第12号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 今度の改正案で平均アップ率を三・四%とされた、この数字の根拠を説明してください。
【次の発言】 それなら、準じた国家公務員の平均アップ率の三・四%というのはどういう根拠になっているのか。ただ向こうの平均アップ率をそのままやっただけだということでなくて、三・四の根拠がないと、私学共済法の中で決められている精神といいますか、それからこの改定される母法で年金の改定について決められているその考え方からいって、三・四%が妥当であるのかどうかという判断は私学共済自体が持たなければならぬ問題だと私は思いますので、三・四%の数字的根拠を聞いたわけです。

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま文部大臣の方から養育という御説明がございましたけれども、もともと障害児学校の寄宿舎における寮母の職務は、世話並びに教育となっておりましたものを、その後「養育」と改正をされたものでございまして、私どもはこれを「教育及びこれに必要な世話」と、こういうことにすることによって、寄宿舎の持っております障害児教育における教育的機能、その教育的な立場を明らかにしなければならない。そのことに基づいて寮母を寄宿舎教諭として身分を位置づけて、障害児教育における寄宿舎のあり方というものを法律上明確に定める必要がある、このように考えて提案を申し上げている次第でございます。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第6号(1985/05/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、大蔵大臣、補助金整理特例法の目的と国の立場からの財政効果についてわかりやすくちょっと説明をしてみてください。
【次の発言】 この問題について少し今法律の目的とその財政効果について説明がありましたが、これで詳しくあとお尋ねいたします前に、一つだけまず河本国務大臣に伺いたいのでありますが、今度の十三日の日には政府・与党の連絡会議が開かれると聞いておりますし、また十七日には対外経済対策推進本部の第二回会合をお開きになると伺っておりますが、この中で内需の拡大についての具体的な対策として所得税減税を主張されるお考えがおありでしょうか。かねて河本大臣の御主張は報道等を通じて伺っておりま……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は本題に入ります前に、国民の重大な関心事となっております日東丸の沈没事故について二、三お伺いをしておきたいと思います。  この事故はまことに不幸な出来事でありまして、事故に遭われた乗組員の皆さん、まことにお気の毒であると思っておりますが、三人の方々が生存されて救出されましたことは不幸中の幸いと言うべきことかもわかりません。しかし、この半月以上にわたる想像を絶する漂流の苦労などを考えたりいたしますと、このような事故が再発しないために沈没の原因とか、あるいは救助体制のあり方とかいうような問題について徹底した究明がなされていかなければいけないのではないかと、こう思っております。  お伺……

第102回国会 予算委員会 第6号(1985/03/14、13期、日本社会党)

○久保亘君 今回の補助金一括法案に絡めて、義務教育費国庫負担制度に踏み込んで補助金の削減が行われようといたしておりますが、これは臨調による行革の考え方を教育の分野に実現しようとするいわゆる教育臨調の考え方に基づくものであるか、この点について文部大臣と大蔵大臣のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 この制度は、その長い沿革から見ましても、またこの制度が国庫負担制度としてでき上がっていく節目節目で、文部省や大蔵省が評価をされておりますその経過を見ましても、国の義務教育に対する責任を明らかにしたものであって、単なる財政上の理由でもって国と地方の負担区分の線引きを変えるというような性格のものでは……

第102回国会 予算委員会 第7号(1985/03/15、13期、日本社会党)

○久保亘君 私の質問に当たって、臨教審会長の岡本先生に参考人として御出席いただくようにお願いいたしておりますが、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 それは参考人の側の事情ですか、理事会の事情ですか。
【次の発言】 教育改革というのは、これ国政上の今日の最重要な課題でございます。私は、臨教審の目的な審議を拘束する気持ちは全くありません。しかし、臨教審の組織、運営、審議の方法、公表の仕方、あるいは答申をいつ出すのかといったような問題について私どもは深く関心を持たなければならないし、そういうことについてただしていかなければならない問題もたくさんあると考えております。これらの点は国政上国会が……

第102回国会 予算委員会 第8号(1985/03/16、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、教育改革の問題はすべて臨教審に任せられているという考え方は誤りであると思っております。国会は臨教審の答申待ちになっているのではなくて、臨教審に立法府の権限を委譲しているわけでもありません。また、文部省は必要な当面の教育に関する改革等を臨教審の設置によって先送りしているわけではないと思うのであります。そういう意味で、国会はみずからの責任で教育改革に関する調査、審議を行うことも必要でありますし、さらに臨教審についても教育基本法に基づいて審議が行われているか、審議の方法、公表の仕方などが国民的合意を得るような十分な努力を払って進めるれているかなどについて関心を持ち調査をすることは国……

第102回国会 予算委員会 第17号(1985/03/30、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、国鉄の余剰人員問題について、雇用不安を生じないよう政府としてはこれにどのように対応なさる御方針でございますか。官房長官に、政府の見解としてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 余剰人員については、これは単に国鉄労使の問題ということだけではなくて、政府全体として真剣に取り組むべき問題だと思っておりますが、この点についてそのようなお考えで対処していただけますか。
【次の発言】 既に労使の間で話し合いが行われて、その結果二万人を超える合理化の問題が出てきているわけでありまして、結果的にはこの余剰人員の問題は、国鉄労働者並びにその家族に対して雇用と生活の大きな不安を与えており……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○久保亘君 六十年度の文教予算に計上されました国際日本文化研究センターというのは、総理が「新しい保守の論理」の中で言われております一大精神文化センターをつくるという、この構想の一環でしょうか。
【次の発言】 自分でお書きになったものを気負ったものだと言われると大変不思議な感じがするのですが、この一大精神文化研究所というのは何ですか。
【次の発言】 この問題は、具体化いたしますとまたいろいろお尋ねをしたいと思っておりますが、いわゆる日本精神文化とか日本というものについてちょっとお尋ねしておきたいのですが、防衛庁長官、富士学校で出版されました雑誌の中に「死生観教育の提言」というのが自衛官の入賞論文……

第103回国会 文教委員会 第2号(1985/11/26、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、岡本会長にお尋ねいたしますが、臨教審の第一次答申には明確に教育基本法の精神にのっとって審議を進めたと、こう書かれてございますし、そしてまた臨教審の設置そのものも教育基本法の精神にのっとって審議をすることで設置をされているのでございますが、基本答申をいよいよ検討するに当たって、という会長の――ここへ、「臨教審だより」ナンバーテンの中にお言葉がございまして、「いよいよ基本答申をという秋を控えて、「教育基本法の精神」をこそしっかり理解・納得していなくてはと思って、本夏は万事を放擲して基本法制定の経緯から本文の逐条までゆっくり勉強した。その経緯にもいろいろと感慨があるが、年齢のせい……

第103回国会 文教委員会 第3号(1985/11/28、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいま議題となりました法案について文部省にお尋ねいたしますが、今回のこの法人の統合によって、健康会並びに国立競技場がそれぞれ統合に伴うメリットに何があるのか、どういうふうに文部省では受けとめておられますか。
【次の発言】 私がお尋ねいたしておりますのは、財政上人件費が節減になるということだけなのか、それぞれの法人の事業が統合することによって進んでいくのか、その点をお聞きしているわけです。
【次の発言】 この国立競技場が法人として出発いたします。その動機は、第三回アジア大会の開催だったと思っております。この第三回アジア大会から次は東京オリンピックを目標にして国立競技場は拡充整備をさ……

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/23、13期、日本社会党)

○久保亘君 昨日来、衆参の本会議で問題になっておりまして、総理からもたびたびお答えがされている問題でもございますが。私はリビアに対するアメリカの武力攻撃について、この際、お尋ねをしたいと思います。  私は、いかなるテロ行為も一切これを認めてはならないと思っております。しかし、テロ防止を理由として、多くの一般市民を巻き添えにして殺傷する軍事行動が認められていいはずはないと思うのであります。日米首脳会談で、アメリカがリビアに対して近く必要な措置をとるという、武力行使を示唆するような説明をしたと報道されておりますが、総理はこのようなレーガン大統領の説明に対して、日本の首相としてどのような立場を御主張……

第104回国会 環境特別委員会 第4号(1986/04/03、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に環境庁にお尋ねいたしますが、志布志湾の国家石油備蓄基地の建設に関連して現地では賛否両論がありまして、十数年にわたっていろいろと問題を含みながらこの問題が進んできております。そして最終的には、志布志湾の埋め立てについて環境庁が同意をされたことによって着工されることになってきたわけでございますが、環境庁が同意をされますに当たって、国定公園の環境保全についていろいろと環境庁からも意見のあったところであります。この点について、現在進行中の備蓄基地建設のための埋め立てについて、環境庁として国定公園志布志湾の環境保全のためにどのような措置をとっておられるのか。現在進んでいる工事について環……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第1号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○久保亘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/24、13期、日本社会党)

○久保亘君 参議院の予算委員会において、安倍外務大臣も中曽根総理大臣も、今回のいわゆるマルコス疑惑の解明については徹底的に行うべきだという決意を御披瀝になっております。しかし、昨日開かれました衆議院の特別委員会での政府側の答弁の要点を見せていただきました。それによりますと、どうもマルコス疑惑の認識の仕方に大変問題があるのではないかと私は感ずるのであります。  この問題は、政府側では、第一義的にフィリピンの問題である、フィリピン政府が先にこの問題を解明すべきだという御主張が非常にきのうは多かったようでありますが、これは基本的にこの問題に関する解明の姿勢や対外経済援助の見直しをしていくに当たっての……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第3号(1986/05/16、13期、日本社会党)

○久保亘君 ただいまの事情調査の報告に関連をして質問いたしますが、最初に、四省庁によって行われた事情調査はいつ行われたのか明確にしてください。
【次の発言】 調査を行った四省庁のそれぞれの責任者はどなたですか。それから調査に応じた企業側の出席者は企業のどのような地位にある人物か、御報告をいただきたい。
【次の発言】 そういう答弁をされたら困るんですよ。四省庁を代表して事情調査に当たったのはだれかと聞いているんだから、何々課長、だれだれときちんと言ってください。  それから調査に応じた企業側がその企業を代表し得る人物ということではわからない。だから、名前は言えないというなら、どういう地位にある人……

第104回国会 大蔵委員会 第7号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、予算委員会で既に問題となっております平和相互の不良債権をめぐる問題についてお尋ねしたいと思います。  大蔵省は、平和相互の貸付債権の中身が非常に悪いということを定例検査によってもう古くから容易に知り得たはずでありますが、今回の異例の長期検査によって巨額の不良債権が突如発覚したかのように振る舞われていることは理解しがたいことであります。平和相互の巨額の粉飾を今日まで見逃してきたのはどういう理由によるものかお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 既にこの問題については昭和五十五年に目黒議員も国会において質問をいたしておりますし、私も昨年の五月に大蔵省にお尋ねをしたのでござ……

第104回国会 文教委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、きのうですか、臨教審が大蔵省の意見を求められたと報道されておりますが、その中で、大蔵省は、教育改革に対する財政上の制約について、かなり厳しい意見を主張した、こういうことのようであります。このことについて、今教育改革の当面の責任者であります文部大臣はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 臨教審は、これから教育改革に関するいろいろな意見を取りまとめられる中で、大蔵省のスクラップ・アンド・ビルドの考え方を淡々と聞かしていただいておってはいかぬのじゃないですか。臨教審の設置法にも明確に、教育改革に関する臨教審の答申は尊重するとなっているんですから、当然、具体的な提案が……

第104回国会 文教委員会 第3号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○久保亘君 文部大臣が先般この委員会で所信表明をなさいまして、その際にも、教育改革の当面する最も重要な具体的課題として大学入試制度の改善について表明をされたのであります。また、私も先般の文教委員会で、この問題について大臣にいろいろお尋ねいたしました。どうしても明らかにならない問題があるんで、大学入試改善の考え方についていろいろな意見が交錯しているその根源というのは、臨教審が一次答申でお出しになりました、大学入試制度の改善についての考え方というのが必ずしも明確になっていないところにあるんじゃないか、このように思っております。  一次答申では、「受験競争過熱の是正のために」ということで、「大学入学……

第104回国会 文教委員会 第5号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○久保亘君 教育学部を改組して総合科学部を置くということになっておりますが、総合科学部というのは改組される教育学部とどういうふうに関係をしてまいりますか。  それから、総合科学部というのは私どもには大変わかりにくい名称でありますが、総合科学部というのを国民に理解してもらうためにどういうふうにその総合科学部というのを説明したらいいのか、文部省のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 ということは、徳島大学の場合には、教員養成を一つの目的として持っている教育学部というのはこれは廃止をされる。そして、いわゆる全的な教養学部というのか、そういうのもどこかありましたですね、そういうようなものとして新……

第104回国会 文教委員会 第6号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○久保亘君 たびたび御出席をいただきまして、どうもありがとうございます。  最初に、臨教審の性格についてお尋ねをしておきたいのでありますが、臨教審設置法が国会で審議をされました際に、私どもは、教育に対する政治の権力介入が起こることを憂慮いたしましていろいろと御意見を申し上げてまいりました。しかし、その後臨教審は、東京都議選を前にして第一次答申をお出しになり、今度は東京サミットに照準を合わせるような形で第二次答申が提出をされました。そして、第二次答申が提出されて間もなく、臨教審の任期半ばにして委員の一人が衆議院選立候補のために委員を辞任されるということを新聞で承ったのでございますが、これらのこと……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 災害対策特別委員会 第1号(1986/07/22、14期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力でございますが、委員の皆様方の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。  どうぞ格別の御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浦田勝君、大河原太一郎君、青木薪次君及び片上公人君を指名い……

第106回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1986/08/08、14期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十五日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として諫山博君が選任されました。  また、去る六日、増岡康治君及び谷川寛三君が委員を辞任され、その補欠として金丸三郎君及び川原新次郎君が選任されました。  また、昨七日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として上野雄文君が選任されました。
【次の発言】 次に、綿貫国土庁長官及び工藤国土政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許可します。綿貫国土庁長官。

第107回国会 災害対策特別委員会 第1号(1986/09/11、14期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浦田勝君、大河原太一郎君、青木薪次君及び片上公人君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一……

第107回国会 災害対策特別委員会 第2号(1986/09/26、14期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として上野雄文君が選任されました。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。大河原太一郎君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  それでは、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 時間が過ぎておりますから、的確に簡潔に答えてください。

第107回国会 災害対策特別委員会 第3号(1986/12/05、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。  また、昨四日、勝木健司君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君及び上野雄文君が選任されました。  また、本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として坂元親男君が選任されました。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和六十一年伊豆大島噴火等について、政府から報告を聴取いたします。山本防災局長。

第107回国会 災害対策特別委員会 第4号(1986/12/17、14期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五日、関嘉彦君及び上野雄文君が委員を辞任され、その補欠として勝木健司君及び松本英一君が選任されました。  また、去る六日、坂元親男君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君が選任されました。  また、去る十日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。  また、昨十六日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。  第三四号集中豪雨災害対策に関する請願外一件を議題といた……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第9号(1986/11/27、14期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、運輸大臣にお尋ねいたしますが、国鉄が保有いたしております関連会社への出資株式等の資産の承継について、運輸大臣の基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 とりわけ、分割された場合、複数の会社にかかわってまいります関連会社の出資株式等についてはいろいろと報道等もなされておりますけれども、一体今国鉄が保有いたしております関連会社への出資株式等の資産は時価でどれぐらいになっているのか。  それから特に鉄道会社と密接に営業上のかかわりを持ちます旅行会社に対する出資株式の保有率と時価評価はどれぐらいになっているのか、その点についてお答えいただきたいと思います。

第108回国会 災害対策特別委員会 第1号(1986/12/29、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保亘君) 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  委員の皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます、  それでは、理事に浦田勝君、大河原太一郎君、青木薪次君及び片上公人君を指名いたします。

第108回国会 災害対策特別委員会 第2号(1987/05/22、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、災害対策の基本施策について国土庁長官から所信を聴取いたします。綿貫国土庁長官。
【次の発言】 次に、昭和六十二年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。山本国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策についての国土庁長官の所信並びに昭和六十二年度防災関係予算に関する概要の説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続すること……

第108回国会 文教委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 最初に、今度の国公立大学の入試についてお尋ねをしたいと思います。  今度の新しい入試のやり方というのは、文部省としても、偏差値偏重の受験競争の弊害を是正するということや受験生の負担を軽減するというようなことを目指して、国大協とも協議をしながら行われたものと思うのでありますが、結果としてその目指したものは前進したのか、生かされたのかどうかということについて、率直な文部省のお考えをお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 これから改善しなければならない課題が多くあるということは、入試改革が目指したものが必ずしもその方向で成果を上げ得なかったということにもなろうかと思うのであります……

第109回国会 決算委員会 閉会後第3号(1987/10/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、主として外務大臣に対して二つの問題をお尋ねしたいと思います。一つは第十八富士山丸事件の解決についてであり、もう一つは金大中氏拉致事件の真相究明についてであります。  最初に、第十八富士山丸船員の釈放問題については、不幸にして国交がない状況の中で起きた事件でありますが、外務省においてもこれまでいろいろの努力を重ねられたことを承知いたしておりますけれども、未解決のまま既に四年を経過しようといたしております。現在この問題の解決について外務省としてどのような努力をされているのか、今日の状況について御報告をいただきたいと思います。

第109回国会 文教委員会 第5号(1987/09/03、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場を明らかにいたします。  今日私たちは、変化が激しく流動的で不透明、不確実な状況の中で、新しい時代を迎えつつあります。こうした時代を生き抜いて、教育基本法に定める社会と文化の進歩に貢献し、人類の福祉と平和を実現するためには、真理の追求を基本とした学問研究の創造と、先見性、創造性等を身につけた人材の養成、さらには国民の高い学習意欲にこたえる体制の整備が極めて重要であります。その意味で、大学を中心とする高等教育の改革に真剣に取り組まなければならないことは当……

第111回国会 決算委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 最初に科学技術庁長官にお尋ねをいたしますが、大臣は今回の長官就任に当たって科学技術庁長官は念願のポストであったと言われたと聞いておりますが、科学技術庁長官を念願のポストとされましたその大きな理由といいますか、あなたのお考えを最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 お考えはよくわかりました。  それでは、我が国の現在の科学技術研究費の状況をどういうふうに御認識になっておりますか。
【次の発言】 今長官が言われましたような状況であることはそのとおりでありますが、科学技術研究費のトータルでは六十年度で八兆八千九百億というかなり世界の諸国家に比しても水準の金額になっているということは……

第112回国会 文教委員会 第8号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 法案の中身でお尋ねします前に、非常に差し迫った問題でもありますから、六十五年度入試から実施されます共通テストの問題について二、三必要なことだけお聞きしておきたいと思いますが、この共通テストに対する私立大学の参加の見通しを文部省として今どのように把握されておりますか。
【次の発言】 先般、文部省の入試改革協議会ですか、ここが報告され発表された方式というのは、これは六十五年度の入試に対して行われる共通テストの最終的な考え方として文部省としてはもう決められたものと理解していいんですか。
【次の発言】 その内容について、また改めて法案にも関連をしてお尋ねする機会があろうかと思っておりますけ……

第112回国会 文教委員会 第10号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 最初に田中先生に御質問いたしたいと思いますけれども、日本の教育研究における大学院の飛躍的充実強化が求められていると述べられましたことについて、私も全く同感であります。ただ、今我が国の大学院の飛躍的充実強化ということで、具体的にやるべき最も重要なことは何かということになります場合には、大学院の制度をいろいろ改革していくということももちろん重要でございますけれども、先進諸国家の中で最も、大学院を初めとする学術研究のための予算が非常に少ないと言われております我が国の場合には、その面においてまず飛躍的な充実強化を図っていくことが先決ではないかと考えるのでありますけれども、先生のお考えもお伺……

第112回国会 文教委員会 第12号(1988/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 先ほど三輪参考人から冒頭に、今度の法案決定に当たって関係者との協議が著しく不足しているという御指摘がございましたが、この点に関して福田参考人にお尋ねいたします。  文部省は今度の法案の提出に当たって国民の各界各方面の意見を聞いたということを強調されておりますが、この研修を義務づける側と研修を受ける側、特にその研修を受ける側の教員の主なる組織であります日本教職員組合に対して今度の法案決定に当たって意見を求められたことがございますか。
【次の発言】 先ほども御指摘がございましたけれども、一九六六年のユネスコの特別政府間会議におきます教員の地位に関する勧告は、その第九項において、教員団体……

第112回国会 文教委員会 第13号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、今度のこの法改正は、戦後教育の否定と現場に対する不信感から発想されたものではないかという気がしてならぬのであります。  最初に、文部大臣に伺いたいことは、教育と政治の関係、行政と現場との基本的なあり方、これをどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 中曽根さんが教育改革を発想された考え方の出発点というのと、今文部大臣が言われたのとは、私は非常に違っていると思っておりますが、大臣のお考えはそれで伺っておきましょう。  私が聞きましたのは教育と政治の関係というので、私は政治が教育を支配してはならない。教育基本法に基づいてこの行政の立場を考えるならば、この政治や行政というの……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、鹿児島県の喜界島に建設を計画している高性能円形アンテナ、いわゆる象のおりの建設は防衛庁として決定されているのかどうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この問題については既に一昨年、喜界町議会が満場一致で反対の決議をしていることは御存じですか。
【次の発言】 なお、今長官が地元の賛成を得られればということでありましたが、地元住民に非常に強い反対の意見があることはよく御存じだと思いますが、長官は承知されておりますか。
【次の発言】 現在、関係の地権者で土地の提供について同意をしている人が何名ありますか。

第112回国会 予算委員会 第4号(1988/03/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 二月一日の衆議院予算委員会において、我が党の山口書記長が災害遺児の奨学制度の実現について総理に強く要請をいたしました。これに対して総理の方から、四月一日を念頭に置きながら御要請に沿う形で鋭意検討を進めてまいりますと、こういう御回答をいただいております。また、二月十七日には公明党の坂口政審会長からも同じ要請がありまして、このときには、間に合うように財源も含めて今内政審議室が中心で鋭意検討しておるという御答弁になっておりますが、この問題について鋭意検討を進められた結果について総理のお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 四月一日に発足できるようにやっていただけますか。

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 文部大臣、後ほどの私の質疑の時間には御出席願えないかもしれない状況もございますので、ここで質問さしていただきたいと思います。  昨日上海で起きました列車の衝突事故は、まことに痛ましいことでございます。 この列車事故に高知学芸高校の修学旅行団が遭遇をいたしましたことは、まことに残念であります。犠牲になられた高校生初めたくさんの方々に心からお悔やみを 申し上げますとともに、負傷された方々の御回復をお祈りし、御家族の方々にもお見舞いを申し上げる気持ちを込めてお尋ねしたいと思うのであります。  文部省はこの高校生の修学旅行団の事故に対してどのような対応をなさっておりますか。

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 質問の最初に、解決を急がれる二つの問題についてお尋ねしたいと思います。  最初に、中国における高知学芸高校の生徒たちの不幸な列車事故に対して健康センターの支払う見舞い金について、法の定めるところでは、他の賠償金が支払われる場合にはその額の範囲内で減額させることができるようになっております。しかし、これは減額を行うことができるとなっているのでありまして、あくまでも理事者の判断によるものと思うのでありますが、今回海外において起きました事故であることなどその実情にかんがみて、この問題については十分な法の許す範囲の最大の措置をとるべきものだと思うのでありますが、文部大臣のお考えをお聞きした……

第112回国会 予算委員会 第18号(1988/04/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 減税に関する与野党の政策担当者会議並びに国対委員長会談における合意は、暫定予算のいかんにかかわらず、この合意は国民のために果たされなければならないものと考えておりますが、政府はどのように受けとめておられますか。大蔵大臣、総理大臣の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 暫定予算を提出したことによって与野党間の合意が棚上げになったんだなどという議論が一部ありますが、もしそうだとするならば、財政上の目的ではなくて他の目的のために暫定予算を利用するということになって、これは許されないことだと思うのでありまして、今竹下総理が全く関係のないことだとおっしゃっておりますので、その点はそのよ……

第113回国会 文教委員会 第9号(1988/12/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 ただいま議題とされております免許法等の一部を改正する法律案は、臨教審の答申に基づく、いわゆる教育改革の一環として、重要な法案として提出されているものであります。そして、この法律をめぐっては教育界はもちろんのこと、多くの意見がございまして、国論が分かれているといってもよいと思うのでありますが、この法律の前提となりました臨教審、この臨教審の設置のときから臨教審の最終答申に至るまで、臨教審の審議に深くかかわってこられた高石前事務次官、そしてこの法律の案の作成に当たっても文部省の首脳として重要な役割を果たされた高石さんに、ぜひこの際、今問題となっております一連の事件等についてもお尋ねしなけ……

第113回国会 文教委員会 第12号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 文部大臣も、もう任期も非常に短くおなりになったと伺っておりますが、今回の高石前次官の数々の問題、そしてこれにまた関連して、文部省に対する国民の不信を生むようないろいろなことがたくさん問題にされてまいりました。このことは、今教育の現場においてもまた国民の間においても、文部省そして文部行政に対する非常な不信感を生んでおるのでありますが、文部大臣として、この高石問題を初めとして文部省の責任について、御在任中にこの問題には決着をおつけになるべきだと思うのでございますが、文部大臣はどのようにお考えになっておりますでしょうか。
【次の発言】 文部大臣はその後高石さん本人から直接釈明を受けられた……

第113回国会 予算委員会 第2号(1988/08/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、税制改革を論じようとするならば、その前にやらなければならない問題があると思います。我が党は、それを国民の意思に基づいて妥協を許されない問題であることを主張してまいりました。  第一は、リクルート疑惑が国民の間に政治不信と不公平感を募らせていることでありまして、この問題の真相を究明し、そして責任ある決着をつけない限り、政府は税制改革を提案する資格はないだろうと思います。また、国会もこの決着なしにそれを論ずることはできないだろうと思うのであります。  第二に、このリクルート疑惑が、キャピタルゲイン課税を中心にして不公平税制の実態を国民に明らかにしつつあります。特定の者たちが特権的……

第113回国会 予算委員会 第3号(1988/08/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 言葉が丁寧で長くなったというだけで、私がお尋ねしていることには何もお答えになっておりません。甚だ遺憾であります。  私は、昨日、証人の出席その他この真相解明のために必要なことを要求いたしました。これらの点について、理事会においても合意がない状況にあることを大変遺憾に思っております。しかし、本日また後ほど理事会に与党の方から何らかの御回答があるということでございますので、その回答を受けて私は真相解明に前進ができるものと期待をしながら、なお我が党の矢田部委員、千葉委員、そして各党の皆さん方の御審議を通じて真相が明らかになることを強く願いながら質問を続けたいと思います。  三月二十五日、……

第113回国会 予算委員会 第5号(1988/08/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 今、矢田部委員の方から税調の委員並びに特別委員に関するリクルート疑惑との関係についていろいろお尋ねがございました。  この際、文部大臣にお聞きしておきたいのでありますが、国立大学の教授が政府の審議会や委員会の委員になります場合には、文部大臣は事前にその協議を受けられることがありますか。
【次の発言】 同一人がいろいろな委員会に委員として任命をされる傾向が非常に強くなっております。このことは非常に問題だと思うのでありますが、文部大臣にぜひお聞きしたいのは、国立大学の教授が税制調査会の特別委員に任命されて、しかもその方に関してリクルート問題に関する疑惑が報ぜられるというような状況がある……

第114回国会 建設委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、主として奄美群島振興開発特別措置法についてお尋ねをいたしたいと思いますが、今大臣の提案理由の御説明にありましたように、昭和二十八年以来三十五年にわたって復興法、振興法、振興開発法と順次変わってまいりましたけれども、特別措置法に基づく奄美振興並びに開発が進められてきたのでありますが、三十五年に及ぶ特別措置法の成果というものを今日どのようにとらえておられるのか。  それから、現在なお格差が本土との間に存在するということが今回さらに五年間特別措置法を延長する理由であると述べられておりますが、この格差の現状というものをどういうふうに認識されておるのか。  それから、三月三十一日で一応……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第2号(1989/11/10、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) ただいま議題となりました消費税法を廃止する法律案外八法律案は、公明党・国民会議の峯山昭範君、太田淳夫君、連合参議院の笹野貞子さん、民社党・スポーツ・国民連合の勝木健司君並びに日本社会党・護憲共同の佐藤三吾君、梶原敬義君、小川仁一君及び久保亘の八名によって発議し、発議者の属する四会派並びに参院クラブ、一部無所属議員の賛同のもとに参議院に提出されたものであります。  私は、提案者を代表して、これら九法案について提案の理由と法律案の概要について御説明申し上げます。  まず、消費税の廃止を求める理由について申し上げます。  言うまでもなく、議会制民主主義の基本は民意の尊重……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第3号(1989/11/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 提案中の法律案の一部に改めていただきたい箇所がありますので、発議者から委員長並びに委員の皆様に釈明し、お願いを申し上げます。  これらは、いずれも発議者の側から書面をもって当委員会の理事会に既に申し入れている点であり、その具体的な内容は以下の三点でございます。  まず、その一は、普通乗用自動車に対する消費税の特例税率について、廃止後の仕入れ等に係る消費税額の調整等に関する規定を改めることであります。  その二は、沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律第八十五条一項の「関税等の特例」に物品税を加えるよう改めることであります。  その三は、軽自動車の範囲について、物品税……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/15、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 今質問者が御説明になりましたとおりだと思うのでありますが、私は、選挙公約というものは議会制民主主義にとって非常に重いものだと考えておりまして、これを議長あっせんでもって選挙公約を変えるなどということはできないことだと思っております。これは議会制民主主義のイロハでございます。そういう意味で、議長あっせんがあったからあの選挙公約はもうなくなったんだというお考えをもし自民党の方でお持ちになっておるとするならば、これは重大な誤りであると申し上げなければなりません。  また、この議長あっせんというのは、売上税という大型間接税を廃案にするという前提で決められたものでございます……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第5号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 御指摘のとおりで ございまして、大変恐縮に存じます。ただ、伊江委員の御質問は突然の御質問でございまして、私も、昭和五十七年にほとんど間を置かずにペルチーニ大統領、ミッテラン大統領が相次いで来日されておりまして、七年以上前のことでございまして、ここで突然の御質問でございましたので取り違えた点がございます。  ただ、私この演説だけで申し上げたのではありませんで、ミッテラン大統領が第二次世界大戦中、ナチスに抗して平和と民主主義のために戦い抜かれ、戦後、フランス社会党を再建されてこられましたミッテラン氏に対して、私は大変深い尊敬の念を持っていることを申し添えておきます。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 高井委員にお答えいたします。  高井さんも、今お話がございましたように、今度の参議院通常選挙において、消費税廃止を初め、公約をなさって有権者の審判をお受けになって御当選になられたわけでございます。  議会制民主主義におきましては国民がみずからの代表を選ぶ重要な厳粛な手続が選挙であろうかと思っておりまして、その審判の基準となります選挙における公約というのは大変重いものだと考えております。公約というのは、選挙の際、政治家と国民の間に交わされる公の約束と考えたらよいのではないだろうかと思っておりまして、政治家に求められる第一の要件は、国民に対して誠実に公約を守るというこ……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第7号(1989/11/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) せっかくの御意見でございます。今、谷川委員の御意見は御意見として、私どももあなたがそういう御意見をお持ちになることを批判するつもりはございません。しかし、先般も議員立法の実務を担当いたしました参議院法制局長も、きちっとここでこの立法のただいまの疑問点についてお答えをいたしております。私どもは、委員が御指摘になるような問題点 はないと考えておりますので、法案を撤回する気持ちはございません。
【次の発言】 委員の御意見はどのようにお述べになりましてもこれは御自由でございますけれども、しかしあなたが、この法律が憲法に抵触するとかしないとかをお決めになることもできないと思……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第8号(1989/11/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 提案者は、法案を読むというよりはつくったのでございます。
【次の発言】 御審議をいただいておるのでございまして、私が法案がこれで完璧かどうかということを申し上げる立場にはございません。皆さんで十分御審議をいただきたいと思っております。
【次の発言】 第三項ということでございますが、「前条の規定の施行前に旧国連軍特例法第四条(関税法等の特例)において準用する旧関税法等特例法第七条(内国消費税の免除)の規定により消費税の免除を受けて」、その次の文字が印刷ミスとなっておりますが、これは「輸入された物品は、」……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第9号(1989/11/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 趣旨説明で申し上げたとおりでございます。
【次の発言】 今長い時間をかけて御見解をお述べになりましたけれども、私はただいまの質問者の御意見には全く見解を異にいたしております。  と申しますのは、今、年度ごとの税収の見積もり誤差についてお話がございました。確かにこの十数年を例にとってまいりますと、見積もりよりも決算額がマイナスとなったことが六回ございます。しかし、見落としてはならないことは、三十一年以来三十数年間の間に前年度決算額よりも翌年度の決算額が減少したという例は、昭和五十年第一次石油ショックの年だけでございます。あとはずっと決算額対比では税収は伸びておるので……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第10号(1989/11/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 御指摘をいただきました新聞の記事がございますことは事実でございます。鎌田さんの方から、十四日にその旨御指摘がございまして、その事実の確認を求められましたので、これは公党といたしましては大変重大な問題だということを私申し上げてございました。したがいまして、この問題について、先生も御出席のことでございますし、私としては党の名誉に関することでもあり、また本人にとりましても重大な問題でございますから、できるだけ早い機会にこのことについて本人から確認したことを申し上げさせていただきたいと思いまして、あの機会に発言をいたしました。質問されました先生のお答えという形で申し上げな……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第11号(1989/11/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 北委員にお答えいたします。  確かに税制改革というのは、税の哲学と申しますか、理念に基づいて論ぜられなければならないものであろうと思っております。したがって、今回この税制改革に関して消費税の存続か廃止かということについて議論をいたします場合に、今委 員御指摘のように税の理念、哲学、そういうものの上に立って論議が行われなければ、単なるこの消費税の単一の税の問題を論ずるということでは十分でない、私どもそう考えております。消費税の導入ということに一体税の哲学がどのように存在したのであろうか。私どもはその点に深い疑問を持ちながら、税の理念、私どもの考える税哲学というもの……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第12号(1989/12/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 各党から意見を述べよということでございましたけれども、これは私ども四会派の共同提案となっております。しかし、御質問でございますから、まず社会党の提案者であります私の方から最初にお答えいたしたいと思いますが、私どもは消費税そのものが、税制の理念に照らしても、また国民の皆さんがこれに同意しておられるかという点から見ましても消費税そのものは認めがたいものである、したがって消費税の導入という方法によらず税制改革を進めていかなければならぬ、こういうことを提案いたしているわけでございます。  消費税を廃止することによっていろいろな混乱が起こるではないかという御意見もございまし……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第13号(1989/12/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) お答えいたします。  ただいまの御議論を伺うまでもなく、私どもは見直しによってこの消費税がその持つ欠陥や弱点を是正できるものではない、こういうことを主張してまいりました。今日、自民党がお出しになりましたこの見直しの案を私ども検討するにつけても廃止以外にないと、こういう思いを強くいたしております。  なお、この見直しの案に対しましては、日本社会党、公明党、民社党、社会民主連合、連合参議院五会派の政策審議会長名をもって共同談話を発表いたしております。ぜひ私どものそのような立場を御理解の上、廃止に関します九法案を御可決いただきますようお願いを申し上げる次第でございます。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第15号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 小野先生から高齢化社会についていろいろとお話を伺いました。私どもも、現実に高齢化社会に対応しなければならない時代が来ているということは、同じような考え方を持つわけでございます。特に私の郷里でございます鹿児島などの場合には、過疎地域で見てまいりますと既に昭和六十年度で一八・一%という状況になっておりまして、推計では二〇〇〇年には二八・一%から三〇・七%の間に入っていくだろう、こういうことになっております。薩摩半島というところのある町では、現在既に二八・六%という町もございます。そういう時代に、高齢化にどういうふうに対応していくかということは大変重要な御指摘であると思……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第16号(1989/12/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) ただいま山岡さん御指摘になりました問題につきましては、私どもは憲法並びに国会法その他参議院規則等に基づいて正式に法案を提出し、これが院において受理され、ただいま御審議をいただいておるのでございます。この法案にかかわる扱いにつきましては、委員会においてお取り扱いいただくものと考えております。
【次の発言】 私どもはこの九法案につきましては、参議院議長に提出し、議長の方においてこれを受理され、議院運営委員会を経て本会議からこの委員会に付託をされたのでございまして、法案の提出に当たって私どもは何ら問題を持っているものではないと考えております。  この法案の取り扱いは、先……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第17号(1989/12/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(久保亘君) 私は、今回御審議をお願い申し上げました消費税法を廃止する法案、これに関連する九法案につきましては、四会派の判断と責任に基づいて提案を申し上げたものでありまして、はめられたとかはめたとかいうような、そういう御見解には全く同意いたしかねます。  私どもは、参議院選挙に示された国民の皆さんの御意思に対し、そして、私どもが選挙で公約をしてまいりましたことについて、これを誠実に受けとめ、履行するために今回九法案を提案いたしたのであります。  特に、参議院選挙の結果は政権交代の可能性を大変現実的なものといたしております。それだけに私どもといたしましては、今回消費税法を廃止する……

第116回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1989/09/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第116回国会 予算委員会 第2号(1989/10/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 七十二時間待たしていただきました。この原因となりました山岡質問、そして渡部国家公安委員長を初め政府の答弁等について、真実に照らして委員長として公正かつ厳正な措置をされますよう強く要請をいたします。
【次の発言】 実は、レディーファーストで官房長官の森山さんにお尋ねしたかったのでありますが、姿が見えませんので総理に最初に少し、認識を統一しておいた方がこれからの論議がしやすいと思いますので、消費税は大型間接税であるかどうか、このことについて総理の御見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 中曽根さんは、売上税のときに大型間接税の定義をされております。竹下さんは、消費税の審議に当た……

第117回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1989/12/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第118回国会 選挙制度に関する特別委員会 第1号(1990/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第118回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1990/06/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、委員長に鈴木貞敏君を推薦することの動議を提出いたします。

第118回国会 大蔵委員会 第1号(1990/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブ及び税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 補正予算を編成するに当たっては、財政法の趣旨に従い、今後とも引き続き適正に行うように努めること。  一 過去における厚生年金保険国庫負担繰延べ措置については、積立金運用収入の減額……

第118回国会 大蔵委員会 第2号(1990/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、租税特別措置法の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。  最初に、今橋本大蔵大臣が提案理由の御説明をなさったわけでありますが、その中に、政策目的と政策効果との観点から既存の租税特別措置の整理合理化を図る等必要な改正を行うことにした、こういうことでございますが、これは企業関係の租税特別措置についてということになっております。租税特別措置に関しては、全体にわたって非常に複雑なものとなっておりますが、政策目的と政策効果、特に租税の公平という立場から問題がどこにあるかということを根本的に見直す必要があるのではないか。  そういう政策目的や政策効果の観点から見直してここに……

第118回国会 大蔵委員会 第6号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました証券取引法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブ及び税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     証券取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 有価証券取引の現状にかんがみ、今後とも、企業内容等の開示、株券等の大量保有状況、取引実態等重要な情報の公開制度の充実に努めること。  一 有価証券に係る内部者取引等不正取引の規制に当たっては、行政当局……

第118回国会 懲罰委員会 第1号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました久保亘でございます。ふなれでございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いた……

第118回国会 予算委員会 第6号(1990/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は最初に、海部さんの政権担当者としての政治に対するお考えを三つのことについてお伺いしたいと思っております。  一つは、選挙制度審議会の答申を受けられて首相としてこれと取り組まれる態度について、私ども報道等を通じては伺っておりますが、改めて総理のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 この答申をお受けになりましたときに、首相は、選挙制度改革を中心にする政治改革に対して不退転の決意で当たりたい、こういうお話でございました。不退転の決意というのは物事と取り組むに当たっての決意をあらわされるものだと思っておりますが、過般の記者会見において、内閣の命運を賭してこの問題に取り組みたい、こ……

第118回国会 予算委員会 第17号(1990/06/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は最初に、外務大臣にお越しいただいておりますので、一、二点外務大臣にお尋ねしたいと思っております。  米ソ首脳会談に引き続いて、アメリカで盧泰愚、ゴルバチョフ両大統領の会談が明朝行われると聞いております。この会談について日本政府としてどのような感触を得ておられたのか。そして、今後のソ連、韓国の国交樹立の見通しや今後の朝鮮半島をめぐる情勢の変化などについてどういう判断をされておりますか。  それからもう一つは、この韓国、ソ連大統領の会談の中で、盧泰愚大統領の方から日韓米ソ四首脳会談を提唱する可能性があるということが報ぜられておりますけれども、このことについて事前に日本政府として何ら……

第120回国会 大蔵委員会 第5号(1991/03/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 提出されております法案の審議の前提として幾つか最初に伺っておきたいと思いますが、湾岸戦争停戦後の中東における新しい秩序ということについて日本政府としてはどのように考えておられるのか。日本が今日まで中東戦争に対していろいろなことでかかわってきたその立場に立って、今後の外交の理念として、中東の新しい秩序の構想についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 停戦後の中東の新秩序について、アメリカの果たす役割というのを日本政府はどのように考えておられるんですか。
【次の発言】 ブッシュ大統領がことし一月二十九日の一般教書の中で湾岸戦争について主として述べられております。今回の戦争で……

第120回国会 大蔵委員会 第11号(1991/04/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 せっかく海部首相が御出席でございますから、本題に先立って少しお尋ねしたいことがございます。  ペルシャ湾への掃海艇の派遣についてでありますが、このことについて、どこからか要請を受けて派遣をされるのであるか、日本政府の独自の判断に基づくものであるか、いかがでございますか。
【次の発言】 日本政府が独自に判断をされるという場合にはなおさら現行法との関係というものは明確でなければならないと思うのであります。これまで海部首相も、昨年八月の二十九日に、自衛隊は出さないということを明言されておりますが、法律の解釈を変えたり解釈を拡大したりすることが行政府の権限で一方的に可能であるかどうか、この……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第1号(1991/08/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は日本社会党の久保亘です。早速質問をさせていただきます。  今、野末委員から東京地検の事情聴取についてお尋ねがありお答えがございましたが、東京地検に対して東急電鉄株に関する資料は全部提出してあるという証言をなさっておりますが、この資料はいつ、どういう形でお出しになりましたか。
【次の発言】 兵庫県警の任意捜査を野村の本店並びに野村ファイナンスがことしの四月に受けているはずですが、御存じですか。
【次の発言】 あなたの会社は、本店やファイナンスに対してそういう重要な任意捜査が行われても、社長や会長のところには報告されないような仕組みにたっておるんですか。

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号(1991/09/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 昨日、野別委員から本州製紙の問題について質問がありました。そのとき証券局長の方で、本州製紙株の問題については調査をしたが、株価操作とは認められなかったという御答弁がありますが、そのことはそのとおり確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、平成二年の十月三、四、五の三日間に四百円、五百円、四百円、千三百円の急騰があっておりますが、この三日間の急騰について大蔵省はどのような調査をなさっておりますか。
【次の発言】 おかしいじゃないですか。大蔵省の調査では株価操作とは認められないということを御答弁になっておりながら、その最も重要な時期について大蔵省としては何にも調査をなさ……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号(1991/10/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 九月の二十四日衆議院に報告されました特別検査の中間報告並びに昨日本院に報告がございました特別検査中間報告に関連をしてお尋ねいたします。  昨日、私の方に大蔵省の方から、平成二年四月以降に補てんが行われた七十八件四百三十五億五千二百万円のうち、七十五件については顧客の要請によって補てんされたものである、証券会社はそのように言っているという報告をいただきましたが、この点について委員会に詳細の御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 七十八件のうち七十五件ということでありますが、大蔵省から既に発表されておりますこのリストについて、残りの三件はどことどこでしょうか。

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号(1991/10/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案による証券及び金融に係る不祥事の再発防止に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     証券及び金融に係る不祥事の再発防止に     関する決議(案)   今回の証券及び金融に関する不祥事は、金額、  規模、手口の巧妙さからいっても、証券・金融史  上未曾有の重大な事件であり、わが国を代表す  る企業において、暴力団との取引が表面化する  など、国際的にも証券・金融市場の信頼を失墜  させるに至ったことは、誠に遺憾である。   当委員会は、……

第121回国会 予算委員会 第1号(1991/08/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私は、ソ連の今回の事態と日本の対応について、最初にお尋ねいたしたいと思います。  我が党は、去る二十一日クーデターによってつくられた非常事態委員会を認めず、武力行使を直ちに中止するように、そしてゴルバチョフ大統領の復権を保証し、ペレストロイカ路線を支持して立ち上がっているソ連の民主勢力を支持するという立場を明らかにして、クズネツォフ代理大使に申し入れたところであります。  今回の事態を政府としてはどう受けとめておられるのか、この点に関して総理の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 二十日の総理の記者会見については私も承知をいたしておりますが、この段階において総理は必ずしも新政……

第123回国会 大蔵委員会 第8号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 せっかく首相に御出席をいただいておりますので、法案にかかわる質問に先立ってごく簡単にお尋ねしたいことがございます。  「「真珠湾」から五十年後のいま、日米両国はお互いにとって最も大切な関係だといわれながら、多くのアメリカ人が日本はソ連よりも恐しいと思っている。」、これは首相が昨年、「戦後政治の証言」の前書きにお書きになっていることでございます。この意味を少し教えていただきたいと思います。
【次の発言】 文面どおりに見ますと、今首相がおっしゃったような意味にはなかなかとれないのでございまして、「多くのアメリカ人が日本はソ連よりも恐しいと思っている。」、こうお書きになっております。  ……

第123回国会 予算委員会 第2号(1992/03/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 最初に、法制局長官にお尋ねいたしますが、憲法六十条に定める自然成立三十日の条項は、本院が修正議決をした場合には三十日の条項には拘束されない、そのように考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 六十条を正確に解釈すれば、今あなたが最後に言われたようなことにはならないのではないですか。
【次の発言】 では、参議院が三十日目に修正議決をした場合には、その議決は全く意味を持たないということですか。
【次の発言】 私が聞いていることにあなた答えてないんだよね。修正議決を参議院が行った場合に、両院協議会等の手続が三十日を超えて行われる場合があり得るということを僕は言っているわけですが、そう……

第123回国会 予算委員会 第10号(1992/03/31、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 委員長。
【次の発言】 私は、証人の出頭を求めることの動議を提出いたします。  平成四年度総予算の審査に関し、政治改革の前提とも言える政治倫理の確立のため、共和。佐川両事件の真相解明の必要から、野党各会派共通して要求のあります衆議院議員阿部文男君、株式会社共和の元取締役森口五郎君及び佐川急便会長佐川清君の三名を証人として、来る四月八日に本委員会に出頭を求め、その証言を聴取することの動議を提出いたします。  委員各位の御賛同をいただきますよう委員長のお取り計らいをお願い申し上げる次第であります。

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 法務大臣、共和事件については衆議院において実質的に捜査の終結宣言的な報告をなさっておりますが、共和事件は今日ではもう捜査の対象となっておりませんか。
【次の発言】 専門的な言葉なのかもしれませんけれども、検察に対する直接告発、あなた方の世界では直告と呼ぶんだそうでありますが、直接告発ということがございますか。
【次の発言】 いいえ、一般的に直告ということがありますかと。
【次の発言】 その直接告発を受理するというのは、どういう場合でありますか。
【次の発言】 いや、私がお聞きしているのは、受理するということについて、直接告発が行われたら何でも受理するということではないと思うんです。……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 大蔵委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○久保亘君 最初に、経済企画庁にお尋ねいたします。  消費の現況と今後の見通し、特に一月二十二日に発表されました経済企画庁の平成五年度経済見通しについて、これは修正する必要はないのかどうか。今もこのとおりに経企庁としては見通しを持っておられるか。その点を最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 あなた方の見通しては、平成五年度GNP四百九十五兆の中で民間最終消費支出を二百八十兆、そしてその伸びは四・九%となっております。そして、その民間最終消費支出の四・九%の伸びを見ていく中で、雇用者所得が同じく四・九%伸びることになっておりますが、こういう点について、経企庁が出されておる数字は今も見通しとして……


17期(1995/07/23〜)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第2号(1996/06/10、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律案、金融機関の更生手続の特例等に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  金融は、経済全体にとっていわば動脈とも言える役割を担っており、信用秩序の維持、預金者保護に万全を期しつつ、住宅金融専門会社をめぐる問題に象徴される金融機関の不良債権問題の早期解決を図ることは、我が国経済が今後持続的発展を遂げていく上で不可欠の前提であります。同時に、金融機関の不良債……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第3号(1996/06/11、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 与党三党から申し入れのございましたことにつきまして、今、総理から御答弁がございましたが、その趣旨に沿って、また、この住専問題処理に関しまして、この国会が始まりましたときから政府としても申し上げてまいった方向に沿って、新たなる寄与について関係金融機関との協議を進めているところでございますが、今まだ具体的な方策についてお話を申し上げる段階まで来ておりません。しかし、できるだけ早く、必要に応じて私どもの方からも具体的な方策についても提示するときかあろうかと考えております。
【次の発言】 新しい基金をつくって国民負担をできるだけ軽減する方向で運用するということも一つの考えとして……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第4号(1996/06/12、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 母体行が持ちます住専問題に関する責任の重さについては、国会においても皆様方の御議論もございますし、政府としても明確に終始一貫して申し上げてきたつもりでございます。  このことを含めて、住専問題を処理するためにどういうことを急いでやらなければならないかということで昨年来協議や検討が行われ、そして今御検討をいただいております住専問題といいますか、住専の債権債務の処理の促進に関する方策についてお願いをいたしているわけでありますが、この方策を策定するに当たりまして、銀行側ともまた系統金融機関とも協議が行われたわけでございます。  その中で、政府の側からこの処理スキームをつくるに……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第5号(1996/06/13、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 住専問題は、我が国の金融の抱えます不良債権に関して象徴的で喫緊の課題だということを再三申し上げてまいりました。そういう立場から、今この住専問題を早期に処理しなければ、解決しなければならない問題だということにつきましては、国民の皆さんは国会の御論議等も通じて認識をほぼ同じにしてもらえたのではないかと考えております。  ただ、その処理方策について、財政支出を行うことについていろいろの御意見もあり、御批判もあることは承知をいたしております。しかし、今、法的処理によってこの問題を決着させることが不可能であるといたしますならば、公的関与を行ってでもこれを処理することは政治の責任で……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第6号(1996/06/14、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 政府として追加負担による新たなる寄与を求める考え方を終始国会にも申し上げてまいりましたし、また国会におきましても各党の皆様方から強い御意見もございました。そのような方向で金融機関側との接触を続けてまいったわけでありますが、できますならば、この国会の既定の会期中には何としても大枠の方向を合意いたしたい、このようなことで今精力的に努力を続けているところでございます。  一昨日、銀行局長が金融機関の代表の方々とお会いいたしました際に、新基金の設立によるその基金の運用益を国庫に還元するという考え方についても有力な考え方の一つとして提示いたしました。これらについて金融機関の側から……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第7号(1996/06/17、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今御指摘がございましたように、農林中金の調べによりますと、前年同期比でマイナスの現象が三月末、四月末にあらわれております。二月末と実額で比べますと、貯金量が五千億以上減額しているという実態がございますが、これらのことは、やはり住専問題処理をめぐっての不良債権の処理に伴う信用不安が心理的に影響した点も否定できないと、こう思っておりますが、そのようなことがないよう、私どもといたしましては金融システムの安定、信用の秩序回復のために、今回五年間にわたります預金者の預金全額を保護するということにつきましても明確にいたしているわけでございますから、預貯金者の皆様方にこの点について安……

第136回国会 決算委員会 第1号(1996/02/15、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 大蔵大臣を命ぜられました久保亘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ただいま武田さんからお話がございましたように、大変厳しい財政状況の中で、私たちは国民の皆様方が負担されます税金を財政資金として運営を図るわけでございますから、厳しくなければならないと考えております。国会での御審議並びに議決されました目的に従って適正に、効率的に運用されるよう全力を尽くしてまいりたいと考えております。  今、住専の処理問題に関して公的資金の導入にかかわってのお話であったと思いますが、この問題に関しましては、金融システムに大変大きな懸念を残す深刻な状態となっております中で、早期……

第136回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/06/20、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 国会で住専問題に関する長い御論議を通じて、関係金融機関に対して追加負担等による新たなる寄与を行わせることで財政支出が国民負担とならないよう、その軽減のために可能な限りの努力をしなければならない、こういうことでございました。また、私どももそのような立場で政府の考え方を一貫して審議に当たって申し述べてきたところでございます。  去る十八日、本院におきまして金融関連六法案を可決、成立させていただきました機会に、私の方から、今日まで要請を重ねてまいりましたことについて改めて関係者に要請を申し上げたのでございます。  十八日の午後、系統金融機関に対する協力の要請に関しましては、大……

第136回国会 決算委員会 第2号(1996/05/15、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 平成六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成六年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計におきまして、歳入の決算額は七十六兆三千三百九十億七百三十一万円余、歳出の決算額は七十三兆六千百三十六億五百三十九万円余でありまして、差し引き二兆七千二百五十四億百九十一万円余の剰余を生じました。  この剰余金は、財政法第四十一条の規定によりまして、一般会計の平成七年度の歳入……

第136回国会 決算委員会 閉会後第2号(1996/07/23、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 平成九年度の予算に関します概算要求基準につきましては、七月に入りましてから四回にわたる閣僚懇談会で論議が行われたところでございます。そして、その上に立って、今防衛庁長官も申されましたように、首相の御指示もございまして、私と官房長官、経済企画庁長官の間で七月末の閣議了解に向けての取りまとめを進めている段階でございます。  なお、その間において与党三党の方針に関する取りまとめもいただきましたので、与党三党の政策責任者との間で協議を行って合意を見たところでございますが、今お話がございましたように、最終的に私どもがどう決めますかは、七月二十九日、三十日にかけての与党との協議並び……

第136回国会 決算委員会 閉会後第5号(1996/09/11、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 大変重要な問題について御発言をいただいたと思っております。国有財産の利用を恒久的に制約したり、あるいは国有財産を開放することによって営利的な利用が行われたりするようなことになってはいけないんだと思っておりますが、今お話がございましたように、地域住民の利便に供したり、あるいは地域の経済の活力に役立つような形での国有財産の活用が法の範囲内においてどのようにできるかというようなことについては、積極的に考えていかなければならないことであろうと考えております。
【次の発言】 今日のように経済、金融の自由化、国際化が進みます時代に、日本の場合には今御指摘がございましたようにディスク……

第136回国会 大蔵委員会 第1号(1996/02/14、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 去る一月十一日、大蔵大臣を命ぜられました久保亘でございます。  内外に数多く文字どおり重要な課題が山積いたしております中で財政金融政策の運営の任に当たることになりまして、その責任を重く感じております。  今後とも、政策運営に遺漏なきよう全力を尽くしてまいりますので、皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

第136回国会 大蔵委員会 第2号(1996/02/16、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、最近の内外経済情勢について申し上げます。  我が国経済の現状を見ますと、設備投資や住宅投資、生産などに明るい動きが見られ、景気には緩やかながら再び回復の動きが見られ始めているところであります。  一方、世界経済は全体として拡大基調を維持しております。  私は、今後の財政金融政策の運営に当たり、このような最近の内外経済情勢を踏まえ、以下に申し述べる諸課題に全力を……

第136回国会 大蔵委員会 第3号(1996/02/22、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 規制緩和につきましては、昨年の三月三十一日に規制緩和推進計画が策定され、これは三年計画として前倒しされることになっているわけであります。  大蔵省といたしましても、金融、証券、保険、通関、流通等の幅広い各分野におきまして、規制緩和の項目を盛り込んだこの計画の推進に努力をいたしているところでありますけれども、昨年も、いろいろな経済対策をつくります機会、あるいは大阪のAPECの会議におきましても、また十二月には、証券分野等についての規制緩和措置においても積極的に取り組んでまいったところでございます。  現在は、本年三月末の同計画の改定に向けて、各界の御意見等を伺いながら積極……

第136回国会 大蔵委員会 第4号(1996/03/15、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今お話がございましたように、来年の四月一日から消費税率を五%に引き上げます税制改正を行いました際に、これは景気対策を中心とする立場からの減税の財源ということを念頭に置いて決められたものでございます。  その際、将来の社会保障費の増加の状況などについてもいろいろ意見もございました。そして、附則二十五条の検討条項の中にお話がございましたように四つの要因を明記いたしまして、九月三十日までにその検討を行うということになっているわけでございますが、今、税制調査会におきましても、また大蔵省におきましても、平成七年、八年度の予算を編成いたします場合に、将来の財政の状況等についても検討……

第136回国会 大蔵委員会 第5号(1996/03/26、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) ただいま議題となりました三法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成八年分所得税の特別減税のための臨時措置法案につきまして御説明申し上げます。  政府は、当面の景気に配慮して、平成八年分の所得税につきまして、昨年に引き続き特別減税を実施することとし、本法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  この特別減税は、平成八年分の所得税に限り、同年分の所得税額からその一五%相当額を控除することにより実施することとしております。なお、一五%相当額が五万円を超える場合には、控除額は五万円としており……

第136回国会 大蔵委員会 第6号(1996/03/28、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 御質問ございましたように、本年の九月三十日までに法律の改正ができませんと、現在法律に定めております九年四月一日からの消費税率五%、地方消費税一%を含む五%となるわけでございます。  平成七年、平成八年の予算編成等を通じての検討も大蔵省としては進めてきたところでございますが、平成六年の十一月にこの消費税率の五%への変更が税制改正の中で決められたわけでございますから、その後これらの検討を進めておりますが、なお税制調査会や与党の税調、また国会における御論議等も十分に承る中で、この問題に関して検討条項が定められておりますから、どのようにいたすかについての結論を申し上げるときが来……

第136回国会 大蔵委員会 第7号(1996/04/09、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) ただいま議題となりました塩事業法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  塩専売制度は、明治三十八年に制度が設けられて以来、塩の需給及び価格の安定に寄与してまいりましたが、時代の変遷、環境の変化等を背景として、その見直しの必要性が指摘されてきたところであります。  このような状況のもとで、塩事業関係者等の意見を踏まえつつ昨年十一月に提出されたたばこ事業等審議会の答申に沿い、今般、塩専売制度を廃止するとともに、良質な塩の安定的な供給の確保と我が国塩産業の健全な発展を図るため、ここに本法律案を提出することとした次第であります。  以下、この法律案の内容……

第136回国会 大蔵委員会 第8号(1996/04/11、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 塩専売法は、塩の需給及び価格の安定を確保するとともに、あわせて国内塩産業の基盤を強化することを目的とした法律であることは、今、牛嶋さんから御指摘がございましたとおりでございます。  これらの改正に当たっての条件は整備されたのかということでございますが、塩事業法では、良質な塩の安定的な供給の確保と我が国塩産業の健全な発展を目的としておりますけれども、今後努力をしてまいらなければならない問題も多くあると思っております。  塩の需給及び価格の安定につきましては、大蔵大臣が需給見通しを策定、公表することによりまして間接的に需給及び価格の安定を確保するとともに、塩事業センターが離……

第136回国会 大蔵委員会 第9号(1996/04/25、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  平成八年度予算につきましては、租税収入が七年度当初予算で見込んだ水準をさらに二兆円以上も下回る見込みとなり、徹底した歳出の洗い直しに取り組んだものの、多額の特例公債を発行せざるを得ない容易ならざる事態に立ち至りました。他方、こうした厳しい状況のもと、限られた財源の中で資金の重点的・効率的な配分に努め、質的な充実に配慮することとし、豊かで活力ある経済社会の構築等のために真に必要な経費の確保に努めたところであります。  本法律案は、以上申し上げましたように、厳しい財政事情のもと、八年……

第136回国会 大蔵委員会 第10号(1996/04/26、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) G7の最初にIMFの専務理事から全体の経済状況に関する報告がございました。特に、日本の景気が予想以上に回復に向かっていることを彼は強調いたしました。そして、九六年二・七、九七年三・一の成長が見込まれる状況であるという説明をいたしました。この数字はG7各国の中で、九五年は日本が成長率最低の見通しでありますが、九六年、九七年はいずれも日本が今度は逆にG7の中で最高の成長率となるという見通しを説明、報告をいたしました。  その中で、日本の経済、景気回復は御承知のように財政、金融によって下支えをされておりますが、できるだけ早く自律回復の軌道を確かなものにして、景気刺激をそろそろ……

第136回国会 大蔵委員会 第11号(1996/05/07、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 平成八年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は七十五兆一千四十九億二千四百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げますと、租税及び印紙収入は五十一兆三千四百五十億円、雑収入は二兆三千四百八十二億百万円、公債金は二十一兆二百九十億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は十九兆百一億七千九百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げますと、産業投資特別会計へ繰り入れは一千七百十五億四千百万円、国債費……

第136回国会 予算委員会 第1号(1996/01/26、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 平成八年度予算及び平成七年度補正予算(第3号)の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  まず、平成八年度予算の編成の基本方針及びその概要について申し述べます。  八年度予算は、従来にも増して徹底した歳出の洗い直しに取り組む一方、限られた財源の中で資金の重点的、効率的な配分に努め、質的な充実に配意することとしております。  歳出面につきましては、既存の制度、施策について見直しを行うなど経費の徹底した節減合理化に努めることとし、一般歳出の規模は四十三兆一千四百九億円、前年度当……

第136回国会 予算委員会 第2号(1996/02/15、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今、橋本内閣総理大臣から御答弁を申し上げたことで尽きると思うのでありますが、この六千八百五十億の公的資金を導入いたします住専問題の処理を御提案申し上げるに先立って、私どもは関係閣僚懇談会において申し合わせを行ったことが三つございます。  一つは、情報の積極的な開示でございます。二番目は、強力な債権の回収でございます。三つ目が、責任の明確化ということでございます。これらのことをこの住専問題の処理に当たって全力を尽くすことによって、国民の皆様方の御理解を得られるよう努力してまいりたいと考えております。  情報の開示につきましては、国家公務員法等に定める守秘義務の問題に当たる……

第136回国会 予算委員会 第3号(1996/02/16、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 預金者に影響が及ぶというようなことに対しましても、今後の金融行政のあり方として、私どもはできるだけ自己責任の原則のもとに、また市場規律を軸にして解決されることを求めております。そのために、預金保険機構の保険料率を引き上げてこの機構をより強化する、こういうことによってこれらの問題に対処すべきものと考えております。
【次の発言】 そのように考えております。
【次の発言】 第二次再建計画に関して住専問題をどのように処理していくかということについては、基本的な報告は行われ、それらのことについての協議はあったものと私は思っております。そして、その上に立って第二次再建計画を誠実に履……

第136回国会 予算委員会 第4号(1996/03/28、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) このたび、平成八年四月一日から五月二十日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、今回の暫定予算におきましても、人件費、事務費等の経常的経費のほか、既存の法令等により支払い期日が到来する経費などについて、暫定予算期間中における行政運営上必要最小限の経費を計上することといたしております。  なお、新規の施策に係る経費につきましては、原則として計上しないこととしておりますが、生活扶助基準等の引き上げ、国立大学の学生の……

第136回国会 予算委員会 第5号(1996/04/12、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 参議院では、先般暫定予算審議の際に御質問がございまして少しだけお答えする機会がございましたけれども、きょうが初めてでございますから、石井さんが今言われましたように初心に返って誠実にお答えを申し上げます。  私どもは、日本の金融が今抱えております巨額の不良債権を早期に処理して金融システムの安定化を図り、内外の信用と信頼を確保すること、そしてそのことによって、日本の経済のようやく回復の基調にあります状況をさらに促進しつつ、結果的には預金者を保護する、こういうことが政治の任務だと考えております。  住専の問題は、もとよりこれは民間の企業の債権債務に関する問題であることは十分に……

第136回国会 予算委員会 第6号(1996/04/15、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今決意を求められました、そのような立場に立って全力を尽くしたいと思います。  先週、予算委員会が開かれておりますために私自身は出席できませんでしたけれども、信託の会合にも事務次官をして私のあいさつを伝えさせました。その中にも母体行責任に関して明確に私の考え方を伝えてございます。
【次の発言】 今対案というお話がございましたけれども、衆議院予算委員会の審議におきましては政府案のみが審議をされました。そして採決に付されたのでございまして、対案は提出されなかったと考えております。ただ、この政府案に対する御意見をおまとめになりまして、このような考え方はどうだという方針や、この方……

第136回国会 予算委員会 第7号(1996/04/16、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今御指摘のございます商法二百八十五条に違反しているかどうか、その事実があった場合に銀行法二十七条の権限を大蔵大臣として行使すべきものかどうか、今御指摘の点について大蔵省の検査、監督に不十分な点があるのかどうか、調査をしてみたいと思います。
【次の発言】 商法二百八十五条に違反する事実が存在したのかどうか、そしてそのことが銀行法二十七条の権限行使に当たるのかどうか、そういう点を、今そういう事実がありたという前提でのお話でありますが、私どもとしては十分調査をした上でそういうことに該当するのかどうかを検討してみたい、このように申し上げたのであります。  もし、今御指摘のような……

第136回国会 予算委員会 第8号(1996/04/17、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 衆議院で石井さんから御質問がございましたのは憲法改正についての御質問ではございません。そのことは誤解がないようにしていただきたいと思います。  それから、今お話がございましたが、私ども社民党の前身でございます日本社会党が九三年の総選挙の後、連立政権を初めて樹立いたしますときに、当時益田さんはいらっしゃらなかったわけでございますけれども、あなたのお仲間の方々と連立政権樹立のための政策合意書をつくりました。この冒頭に、日本国憲法の理念と精神を尊重するということが明記してございます。そして、この考え方は今の三党連立政権樹立に当たりましても引き継がれたものと思っておりまして、村……

第136回国会 予算委員会 第9号(1996/04/18、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 銀行の公共性、社会的責任ということについては、他の企業に比して一段と重いものがあることについてしばしば御説明を申し上げてまいりました。住専問題に関して申し上げますならば、住専の設立の当初からいわゆる母体行と呼ばれる金融機関、銀行がこれにかかわり、出資し、そして役員を送り、その経営にも支配的に参画してきたという経緯がございます。  もとより一住宅金融専門の会社が生まれてきました当初は、これは国民の需要にこたえるものであったと考えております。その後、母体行は住専との関係をどのように動かしていったのか、そして住宅金融専門会社が本来の会社の設立の目的から次第にその事業内容を変え……

第136回国会 予算委員会 第12号(1996/04/23、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今お話がございましたように、母体行といいますか、住専を設立いたしますときからかかわりました金融機関が、その設立、出資、そしてその後の人事を含めて経営にも深くかかわってきたことは、これは私は銀行、母体行側も否定できないことだと考えております。そのような立場がありましたからこそ母体行としては債権の全額放棄に応じたものと思っております。  それだけではなくて、今後、住専処理機構に対して二兆円を超える融資にも、住専処理機構が設立されればそこへ融資を行うということについても既に合意をいたしております。拠出金についても同様でございます。これらのことは、単なる債権者という立場の責任を……

第136回国会 予算委員会 第13号(1996/04/24、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 今、川橋さんからお話がございましたように、この住専問題に限らず、今の政治の問題で国民の皆様方の心との乖離といいますか、そういうものが大きくなってまいりますと社会の秩序を維持するためのルールが破壊される、それがモラルハザードだと思っております。そういう事態になることを私どもは一番恐れるわけでありまして、そのような事態を招かないためにも問題を的確に早期に処理をしていくことが非常に重要だと考えております。  もちろん、国民の皆様方の意見をどのように的確に把握して尊重していくかということが議会制民主主義のもとでの基本でございますが、一方また政治に責任を持つ者のリーダーシップとい……

第136回国会 予算委員会 第14号(1996/04/25、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 金融における信用不安の起こる可能性をどのように判断するかということは、今政府の持っている非常に大きな責任だと考えております。  特に、今日のように深刻な不良債権の状況をどのように解決していくかという問題を考えますときに、予測される事態が起きてからの判断では、この問題は国民の金融に対する信用、信頼を回復することは非常に難しくなると思っております。そこは政策上と申しますか、事態に対する責任を伴います判断の問題であろうと考えております。  確かに、猪熊さんが今おっしゃいましたように、預金保険法、貯金保険法という制度が法律をもって整備されております。この法律に従うことがまず重要……

第136回国会 予算委員会 第15号(1996/04/26、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 資料請求につきましては、大蔵省としても可能な限り御要求におこたえできるよう努力をしてきたと思っております。  ただいま御指摘の点につきましては、大蔵省を経由してということでありますと、相手方にそのことで強制的に提出を命ずるということが銀行局としてできたのかどうか、そこは私も今お話を聞きながら、別にあれば出しては困る資料ではないと私は思っております。だから、そういう意味では恐らく銀行局としては母体行側の回答をお答えしたんだと思っております。したがいまして、正式にまた当委員会として提出の御請求を御決定の上、命じられますならば、私どもとしても可能な努力をいたしたいと思っており……

第136回国会 予算委員会 第18号(1996/05/08、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) 大蔵省としても、住専問題の再建計画というものが非常に重要な行政のかかわる問題であるということから、深く関心を持って必要な関与を行ってきたものと考えております。ただ、その間の事実経過につきましては、私よりも事務当局の方が正確に承知していると、このように考えておりますので、政府委員から答弁をさせているのであります。
【次の発言】 今、政府委員がお答え申し上げましたように、この住専処理機構の設置に関する予算や法案等の御審議をいただく上で必要な構想については可能な限り御説明を申し上げてきたと思っております。  また、この法案が成立いたしました段階では、できるだけ速やかに強力な回……

第136回国会 予算委員会 第19号(1996/05/09、17期、社会民主党・護憲連合)【政府役職】

○国務大臣(久保亘君) ただいまの点についてお尋ねがあるということでございましたので、昨日の記者会見のテープを起こしたものを届けていただきました。  そんなにこの問題について長い時間話をしたわけではございません。最初に、母体行の追加負担についての御質問や銀行のトップの交代などについてのお尋ねがございまして、私の考えを申し上げました。  記者団の方から質問がございました。大臣は、農林系統について追加的な新たな寄与を求める発言はこれまでないが、それは農林系統については新たな寄与なり負担できるだけの体力がないというふうに考えているからなのかという質問がございました。  これに私がお答えしましたのは、……

第140回国会 建設委員会 第6号(1997/03/26、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 今度のこの一部改正は、大臣の提案理由の説明にもございましたように、四点から成っておりますが、この中で法改正を今度提案するに至った最も中心のテーマは何ですか。
【次の発言】 それではお尋ねをいたしますが、住宅金融公庫の設置目的は先ほど御質問の中にもありましたけれども、この第一条の中には「住宅金融公庫は、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設及び購入に必要な資金」、こうなっておりますが、この種の法律で「国民大衆」という用語が使われているものは余り多くはないのではないかと思っておりますが、この「国民大衆」という用語で「目的」が書かれておりますことをどのように解しておられますか……

第140回国会 大蔵委員会 第16号(1997/06/03、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 けさ、楢崎委員の御質問に答弁をされる中で大蔵大臣から、開かれた独立性を目指して今度の日銀法の改正が行われるというお答えがあったと思います。それから銀行局長は、独立という言葉を使えば何からの独立だということを問われることになる、だから独立という言葉は使わない、こういう御説明がありました。  私どもは、今度の日銀法の改正は、日銀の政策決定、業務運営に当たっての透明性、独立性をどのようにして確保するかということで行われる改正でありますから、これはまさに日銀の改革であり、そして何から独立するのか、何を透明にするのかということが明らかにされなければ、その改正は、法律の条文は変わっても実際には……

第140回国会 大蔵委員会 第19号(1997/06/10、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、総理とこういう形でお話をするのは随分久しぶりのことです。  最初に、先ほど金融機関の不祥事に関してお尋ねがございまして、総理の方からモラルの問題を中心にお答えがございました。私も全く同じような考え方を持っています。ただ一つ、検査する側、考査する側が今おくれている面はないのか。それは、コンピュータースペシャリストの時代に、例えば大蔵省、今は大蔵省の金融にかかわる部局がこれに十分対応できるだけのスペシャリストの配置やその役割を整えているのかどうかということについてかねてから疑問を持っておる一人であります。これらの点について、もしお考えがありましたら、お答えをいただきたいと思います……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1997/10/15、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○理事(久保亘君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  武田委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  武田委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの真島君の動議に御異議ございませんか。

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1997/11/20、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査のため、本日、参考人として高崎経済大学地域政策学部教授横島庄治君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国会等の移転に関する調査を議題といたします。  まず、本委員会が先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。平田健二君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終  了いたしました。

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1997/12/12、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(久保亘君) ただいまから国会等の移転  に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきまして……

第141回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1998/01/08、17期、民友連)

○久保亘君 財政再建と景気浮揚という課題は、具体的に政策化していく場合に非常に両立しにくいものであります。しかし、結果としてこれが両立するように政府はこの政策の優先性を選択しなければなりません。それはタイムリーに、しかも毅然たる意志を持ってやらなければならない問題だと私は考えております。  そういう意味で、総理の決断とされる二兆円特別減税は、これはやはり、日本経済の予想を上回る厳しい現状に照らして、政策の選択という意味でこの変更を決意せざるを得なかったものと考えております。そしてそのことは、日本経済の状況が著しく好転しない限り、特別減税、制度減税等を含めて平成十年度にも継続されなければならない……

第141回国会 予算委員会 第4号(1997/11/18、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 最初に、通告外でありますが、外務大臣、今度のエジプトにおけるテロ事件について、今外務省が掌握されていることで報告できることがあれば報告してください。
【次の発言】 このテロの犠牲になられた方々に、心から弔意とお見舞いを申し上げたいと思います。  次に、もう一つ先にお聞きしておきたいのは、今、都築さんの方から北海道拓殖銀行について質問がございました。  北海道拓殖銀行の倒産に関しては新聞紙上においてもいろいろと書かれておりますが、ことしの前半まで、大手都銀の二十行が倒れることはないということを言ってこられた。その倒れないはずの銀行がこの段階で倒れることになる、その意味をどういうふうに……

第142回国会 財政・金融委員会 第2号(1998/01/30、17期、民友連)

○久保亘君 最初に少し気になることもございますので、伺っておきたいと思います。  小村事務次官の引責辞任に関する報道の中で、首相が言われた言葉として、蔵相兼務中に辞表を書けと、こう言われて小村事務次官の責任のとり方についての考え方が変わった、これは記者の署名入りで報道されておりますが、このことについて間違いはありませんか。
【次の発言】 いや、私がお尋ねしたかったのは、この種のことに関して指導監督の責任のとり方について、もし大蔵大臣が事務次官に対して引責辞任すべきであるということで辞表を書けと、こういうふうに言われたことが事実であるとするならば、この種の事件が起きた場合の責任のとり方というのは……

第142回国会 財政・金融委員会 第4号(1998/02/12、17期、民友連)

○久保亘君 大蔵大臣、この「金融に関する緊急対策について」という国民向けに出された大蔵省のパンフレット、御存じでしょうか。
【次の発言】 それでは、このパンフレットに述べられていることを念頭に置きながらお尋ねいたします。  今度の金融システム安定のための法案の中で金融危機管理勘定から整理回収銀行への貸し付けが必要となる仕組みが提案されておりますが、この金融危機管理勘定と名づけられる金融危機というのはどういう状況をお考えになっておりますか。
【次の発言】 このパンフレットは預金者の保護を中心に金融システムの安定化のための緊急対策ということで出されておりますが、この中に今あなたが述べられたような事……

第142回国会 財政・金融委員会 第7号(1998/03/12、17期、民友連)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び改革クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 国際通貨基金の運営等に当たっては、人材面等での協力を進めるとともに、その政策決定において主要出資国にふさわしい指導力の発揮に努めること。  一 国際……

第142回国会 財政・金融委員会 第10号(1998/03/27、17期、民友連)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び改革クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当たっては、貿易自由化の流れに基礎を置きながら、町民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努め谷こと。    なお、関税の執……

第142回国会 財政・金融委員会 第11号(1998/03/31、17期、民友連)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました法人税法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び改革クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     法人税法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 現下の厳しい経済・財政の現状にかんがみ、財政構造改革に努めるとともに、税制に対する国民の理解と信頼を確保する観点から、所得課税の在り方等を含め税制全般にわたる検討を行う……

第142回国会 財政・金融委員会 第13号(1998/04/07、17期、民友連)

○久保亘君 去る三月十日に当委員会に対して松永大蔵大臣から所信表明がございました。  それから約一カ月を経過しようとしておりますが、この所信は今もお変わりございませんか。
【次の発言】 それでは、お尋ねいたしますが、この所信の一番最初は大蔵省の不祥事と今後の対応ということで述べられております。そして、その中に書かれておりますことは、綱紀の保持について早期に実質的な成果を目に見えるような形であらわせるようやっていきたい、全力を尽くしたい、こういうことを述べられておりますが、日銀の元営業局証券課長は三月十一日に収賄容疑で逮捕され、三月三十一日に起訴されました。そして、四月三日に、接見の上、懲戒免職……

第142回国会 財政・金融委員会 第15号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び改革クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農水産業協同組合貯金保険法の一部を改     正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 本法の運用に当たっては、貯金者の保護という視点を明確にしつつ、経営困難な組合の合併や経営再建等に活用するよう十分指導すること。    また、貯金保険機構は、安易に政府保証債務の履行が行われることのない……

第142回国会 財政・金融委員会 第16号(1998/05/21、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 去る五月十五日に阪神銀行及びみどり銀行の合併について両行の合意が発表され、これに対して大蔵大臣及び日銀総裁から談話が発表されております。このことについて、特に金融システム改革及び金融安定化策を進めておられる政府の方針とどういうふうにかかわってくるのかそういうことについて少し具体的にお尋ねしてみたいと思います。  一つは、両行の合併は、みどり銀行の破綻処理なのか両銀行のいわゆる経営強化のための合併なのか、これは大臣談話によっては明確でございません。どちらでしょうか。
【次の発言】 難しいことではなくて、法律上どうこうというようなことではなくて、みどり銀行は破綻したのですね。それで、そ……

第142回国会 財政・金融委員会 第17号(1998/05/26、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 民主党の久保亘です。  澤藤さんの御意見を日弁連の多くの方の御意見と伺いましたけれども、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 あえて日弁連と申さなくても、大多数の御意見と考えてよろしいかということです。
【次の発言】 私、大変共感を持ってお聞きいたしました。  特に、消費者の権利の問題、それから銀行、証券、保険等による消費者被害に対する救済措置の問題など、十分に考えられなければならない大事な問題だと思っております。社会的な公正を期することや消費者の、特に弱者の救済というような問題について日弁連の消費者問題対策委員会において御検討になったことをお話しいただきまして、大変感謝い……

第142回国会 財政・金融委員会 第19号(1998/06/04、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、ただいま可決されました金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び金融機関等が行う特定金融取引の一括清算に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び改革クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたしますへ  案文を朗読いたします。     金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律案、特定目的会社による特定資産の流動化……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/02/04、17期、民友連)

○久保亘君 最初に、アメリカのイラクに対する武力制裁に関して、日本政府が得ている情報で報告できるものを説明してください。
【次の発言】 ロシア政府の方でフセイン大統領との間に一つの合意があったという報道がありますが、このことは外務省は承知されておりますか。
【次の発言】 国連の決定に基づいて、これに違反するということで武力攻撃が行われるという場合には、この攻撃は事前に日本政府には通告されるものですか、いかがでしょうか。首相、これはおわかりでしょうか。
【次の発言】 アメリカは議会においてもフセインの招待を断ったという報道がございますが、非常にこのイラク問題は緊迫の状況にあるのではないかと思って……

第142回国会 予算委員会 第17号(1998/04/08、17期、民友連)

○久保亘君 最初に、延期されましたエリツィン大統領の訪日日程は確定したのでしょうか。
【次の発言】 日銀総裁は見えていますか。──昨日、衆議院の大蔵委員会において、一連の汚職事件についての調査をほぼ終了されたということのようでありますが、そのような御報告と聞いておりますが、これらの問題についての報告を当委員会にしていただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろと調査を進められてこれに決着をつけられるということでありますから、大変結構です。国会に対しても御報告があるということでありますから、報告を受けてまた意見があれば申し述べたいと思います。  このことに関してかなりの人数の職員を処分しなけれ……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/04/17、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 大蔵大臣、御苦労さまでした。  最初に、法律家でもあるあなたにお聞きしたいんですが、法律というのは守るためにつくられ、守られない法律はつくらないというのが立法に携わる者の第一の原則だと思います。先般のあなたのいろいろな御答弁もそういう考え方に貫かれていたのではないかと思っておりますが、いかがですか。
【次の発言】 今、財政構造改革法を改正する動きがあります。この法律は昨年の秋に制定された法律でありまして、言ってみれば、財政構造改革法の適用初年度に今入ったばかりであります。そういう段階でこの法律の改正を行わなければならないということは、理由があれば私はそうすべきものだと思います。  ……

第142回国会 予算委員会 第21号(1998/06/17、17期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 ただいま審議中の補正予算は、事実上平成十年度の当初予算を組み替えるに等しいものだと考えております。  大蔵大臣も財政演説の中で、平成十年度の予算は五千七百億、一・三%の減額を達成したものであるということで財政再建の一歩となるということを強調されておりますが、今度の四兆六千四百五十五億の一般会計の追加は前年度当初に比べれば四兆円余りの増額になるものであって、予算の性格を変えるものだと考えておりますが、いかがですか。
【次の発言】 それは十年度の予算の持つ意味を変えるに等しいと私は思うんです。だから、そこははっきりおっしゃった方がいいんじゃないですか。


18期(1998/07/12〜)

第144回国会 農林水産委員会 第2号(1998/12/03、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 国際間の協定を結びます場合には、当事国の意見が、主張が異なる場合は妥協が必要なことはよくわかるのでありますが、今度の場合、新しい日韓漁業協定について政府はどういう自己評価をされておりますか。また、外務省、もしおわかりでしたら、韓国政府はどういう評価をされているのか、そのことを最初にお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 評価の仕方はいろいろあると思うんですが、マスコミの報道などによれば、韓国側は成功であったと、こういう評価をされているという報道もあります。日本の場合には、漁業関係者を中心にしてこのことに対しては非常に強い反発と反対の声があります。そういうことからすれば、この協……

第145回国会 国土・環境委員会 第6号(1999/03/16、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私はおととい奄美大島に行ってまいりました。  きょうは最初に、先ほど御質問がございまして、国土庁からもお答えがございました小笠原の空港に関してお尋ねをいたします。  小笠原諸島振興開発特別措置法の前回の延長に当たっての審議の際にも、国会は附帯決議の中に空港建設の問題を取り上げたと思います。そういう経過がございますけれども、小笠原諸島振興開発特別措置法の第三条「振興開発計画」を定めるに当たって箇条的に決められております中に「道路、港湾」という条項はございますが、今なお空港に関する条項はございません。これは当然に改定を要することではございませんか。

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号(1999/05/14、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 おはようございます。  最初に総理に伺っておきますが、先般の日米首脳会談において、大統領との間にアジア太平洋地域における平和と安定のためにも日米安保体制の信頼性を強化することで一致した、こういう御報告をいただいておりますが、日米安保体制の信頼性の強化というのは具体的にはどのようなことを指すのでしょうか。
【次の発言】 信頼性の強化ということで包括されておりますけれども、実際にはいろいろな具体的なアメリカとの間の取り決めというのは、これはすべて日米安保条約に基づいて行われたものでありますか。
【次の発言】 日米安保条約をどのような読み方をすれば日米の同盟によるアジア太平洋地域の平和と……

第145回国会 農林水産委員会 第4号(1999/03/15、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、最初に、日韓漁業協定並びに操業の取り決め等に関して、韓国の側に再交渉の要求があると聞いております。辞任の意を表明された金長官が日本に来られて水産庁の関係者とも接触されているのではないかと思いますが、この経過と現状についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 既に協定が締結され、そして操業の取り決めが合意に達しているものについて、韓国側が協議の対象から漏れていたものがあるからこれについて話し合いに応じてくれということだと思うのでありますが、日本政府としてはどうされるおつもりですか。
【次の発言】 そうすると、これはいつまでもこの問題にひっかかっているわけにはいかぬと思……

第145回国会 農林水産委員会 第5号(1999/03/18、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 畜産価格の決定に関して、今、畜産振興審議会が開かれておりますけれども、この問題は新しい食料・農業・農村政策に関する基本方向を考えるまでもなく、農業にとって非常に重要な問題であり、また我が国の今後にとっても極めて重大な意味を持つものだと思っているのでありますが、このことに関して議会の意見が述べられる機会に大臣も担当の畜産局長も出席できないというような状況は極めて遺憾なことだと思います。私は、まずそのことを申し上げておきたい。  審議官にお尋ねいたしますが、今の我が国の畜産の状況はどういうとらえ方をされておりますか。非常に厳しい状況というふうに見ておられるのか、それとも新しい基本法が示……

第145回国会 農林水産委員会 第8号(1999/03/26、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、民主党の久保亘でございます。  最初に、先ほど甲斐さんがおっしゃいましたこと、また吉崎さんも違った立場から同じことを言われたのでありますが、いわゆる今度の国民的合意と称せられているものは国民の中の重要な部分が参加していないのではないかということについて、今、中川さんの方から自民党のお立場としてこのことに対する釈明がございました。政府はきょうは来ておりませんから、私はこの三者合意の三者のもう一方であります全中を代表されている高野さんに、今お二人がお述べになりましたことについてどのようにお考えか、最初に伺っておきたいと思います。

第145回国会 農林水産委員会 第18号(1999/06/03、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 最初に、大臣にお尋ねいたします。  今度の緑資源公団が発足になります前提として農用地整備公団が廃止されるのは、これは特殊法人としての設置目的を終えたことによって廃止されるのか、時代の要請となってきた特殊法人の整理合理化のためにやむを得ざる手段として廃止し、実質的には森林開発公団との合併を図ろうとするものなのか、この本音のところをきちっと最初に言っておいてください。
【次の発言】 それでは、農用地整備公団を廃止、つまり公団を解散するに当たっては、公団法四十四条に「公団の解散については、別に法律で定める。」ということが規定されておりますが、この「別に法律で定める。」というのが今回、森林……

第145回国会 農林水産委員会 第23号(1999/07/06、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 総理、御苦労さまです。  私は、最初に、現行農業基本法にかわる新しい食料・農業・農村基本法を制定しようとするその背景となっている時代認識について、総理と私とが同じ認識を共有できるかどうかについてお尋ねしたいと思います。  二十一世紀は食料不足の時代、飢餓の時代と呼ぶ人もあります。そういうときに、国際的に食料安全保障をどう確立していくかという問題、それから今もお話がございました多面的機能、つまり環境や国土の保全、水資源等の確保など、その多面的な機能をどのように生かしていくかという問題が新たな時代の要請となっております。もう一つは、時あたかもWTOの次期農業交渉が始まろうといたしており……

第147回国会 財政・金融委員会 第5号(2000/03/16、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、財政法が制定されました戦後間もないころから、この財政法の考え方を含めて、戦後史の生き証人でもあられる宮澤大蔵大臣に改めてこの財政法の精神を公債の発行という問題の立場からぜひ伺っておきたい、こう思います。
【次の発言】 この道の権威でもあられる宮澤大蔵大臣のお言葉ですから、非常に重みのあるものだと私は今伺いました。  そもそもこの特例公債の発行を財政法に違反する法律を別につくって執行するということは、法の制定や運用の立場からいった場合にいささか反則に属するものではないかという気がいたしますが、私は、今、特例公債が発行されていることを全面的に否定するという立場ではなくて、その物の……

第147回国会 財政・金融委員会 第6号(2000/03/17、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております平成十二年度における公債の発行の特例に関する法律案に反対する立場から討論を行います。  今日、我が国はまさに財政破綻というべき状況を呈しております。平成十二年度末時点での国、地方の長期債務残高は六百四十五兆円、GDP比では一三〇%という先進国中最悪の数字であります。とりわけ、景気回復最優先を掲げる小渕内閣の発足以来、平成十年度三次補正予算で十二・八兆円、十一年度補正後予算で三十八・六兆円、そして今年度当初予算で三十二・六兆円と、既に八十兆円を超す公債を新規発行しており、公債残高も十年度以来急カーブで累増し続けているのであ……

第147回国会 財政・金融委員会 第11号(2000/04/20、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 最初に、先日行われましたG7に関して、日本代表として出席された宮澤大蔵大臣と速水日銀総裁からこのことについて特に私どもに御報告いただくことがあればお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 今度のG7はワシントンでの定例会議でありましたけれども、ちょうどそのときに、さっき大蔵大臣がお話しになりましたように、アメリカの株価の急落があったりしましたので非常に注目される会議になったんだと思うんですが、前回、前々回の共同声明の内容からいたしますと、今度の共同声明はかなり変わった部分があるのではないかと思うんです。  これはお二人で一緒にお会いになったんだろうと思うんですが、サマーズ氏、グ……

第147回国会 予算委員会 第6号(2000/03/07、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 きょうはこちらへ参ります途中で、昔、私が若いころに、保利茂先生という葉隠れ精神を今日に持ち続けておられるような風格のある政治家がいらしたことを思い起こしていたのであります。ぜひ、そういう私の思いにこたえてください。  最初にお尋ねいたしますが、保利さん、警察法六条に基づく国家公安委員長の代理はどなたですか。
【次の発言】 もう一つ質問をいたします前に確認をしておきたいことがございますが、持ち回りと言われる公安委員の皆さんの決裁を得られた、その処分に関する案件の起案はどなたがなさったのでしょうか。
【次の発言】 あなたがごらんになったことはいいですが、国家公安委員長というのは公安委員……

第149回国会 予算委員会 第1号(2000/08/07、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 最初に、プーチン大統領の来日が一カ月後に迫っておりますが、我が国の日ロ交渉に臨む基本的な立場は、九七年のクラスノヤルスクにおける首脳会談での合意に変わりはありませんか、総理。
【次の発言】 その合意の内容が、プーチン大統領来日の際の首脳会談において変わるという可能性はありませんね。
【次の発言】 これは一カ月後にわかることでありますが、今のお答えをしっかり記憶いたしておきます。  次に、森さんが政権の座に着かれてからもう早くも四カ月を経過いたしております。この間に、内政においては総選挙、外交においてはサミットがございました。これらを通じて、今日、森内閣に対する世論調査の結果は極めて……

第151回国会 財政金融委員会 第15号(2001/06/19、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 竹中大臣、速水総裁、忙しい中を御苦労さまです。  最初に竹中さんにお尋ねいたしますが、去る六月十五日、日銀の政策委員会・金融政策決定会合が開かれましたが、今までこの種の会合には審議官が出られて、大臣が直接御出席になるということはほとんどなかったのでございますが、このたび竹中大臣がこの会合に御出席になりました思いはどこにございましたか。
【次の発言】 六月十五日の会合は九時一分に始まって十二時十一分に終わっております。あなたが御出席になりましたのは、半分過ぎるころ、十時二十五分ごろに御出席になっておりますね。  今おっしゃいましたようなことからしますと、最初から御出席になるのがよいの……

第151回国会 文教科学委員会 第15号(2001/06/26、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 民主党・新緑風会の久保亘です。  私は、質問に先立って、遠山大臣にぜひ伺っておきたいことがあります。  あなたは戦後教育を受けられて今日文部科学大臣の立場におつきになっておられますが、あなたの受けられた戦後教育は日本国憲法、教育基本法に基づく教育でありました。その教育を受けてこられたあなたの率直な御感想を今伺っておきたいと思います。
【次の発言】 戦後教育について、今あなたの体験に基づいてこれを高く評価する立場での御感想を述べていただきました。そういう教育が今日改革を求められるという状況になりました。そして、教育の理念、改革の理念といったようなものがきちんとしていない中で、ここへ教……



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 それでは最初に、三菱石油水島製油所の事故原因調査委員会の調査結果はどういうふうになっているか、お尋ねいたします。
【次の発言】 三十一日予定どおりということでありますが、三月七日の公害対策及び環境保全特別委員会の理事会で、消防庁のほうから、大体三月二十六日ごろには発表できる予定であるということを述べられておりますが、どうしておくれたんでしょうか。
【次の発言】 それでは少し、私のほうで調査をいたしました具体的な問題について、特に九十日備蓄が、通産省を中心にして国策的に進められようとしていることと関連をして、タンクの安全性確保という立場からお尋ねしてみたいと思うのですが、すでに公にさ……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は九十日間の備蓄の問題についてお尋ねしたいと思いますが、通産省が石油備蓄強化対策の中で強調をされておりますことの一つに、石油備蓄に要するコストについては国民経済全体、すなわち国民一人一人がいわば経済的な安全に対する一種の保険料として負担すべきものである。このような主張をされておりますが、備蓄を業とすること、つまりCTSというのは企業として成立するのかどうか、その辺はどういうふうにお考えになっているのでしょうか。
【次の発言】 デッドストックの部分というものが、今日でも六十日備蓄ということで、備蓄会社にはデッドストックの部分があるわけでしょう。それを考慮に入れて企業として出荷する原……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 簡単にお尋ねいたしますから、ひとつ要領よくお答えください。  造船業界の不況回復の見通しと造船所の新たな立地の可能性について、いま運輸省はどういう展望といいますか、考え方を持っておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の六月海運造船合理化審議会の答申、それから十一月の運輸大臣の操業短縮勧告、それから本年三月に出されました船舶局長名による建造設備の許可に係る事務処理方針についての通達など一連のものを通して見ますときに、造船業界の不況回復の見通しは大変厳しいものがあると思います。加えて、いまECとの間にも問題がありますし、OECDの造船政策に関する一般指導原則な……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○久保亘君 私は、最初に下垂体性侏儒症の問題についてお尋ねをいたしますが、 いま全国で下垂体性侏儒症として認められる方々が何人ぐらいおられると厚生省は把握されておりますか。
【次の発言】 この下垂体性侏儒症については、日本ではつくられておりません、スウェーデンの会社がつくっております薬品か、ホルモン剤か、これが非常に効果があると言われているのでありますが、この人間の脳下垂体からつくられる薬品の効果というのは、厚生省でも顕著な効果があると認められておりますか。
【次の発言】 現在全国に八百人程度存在すると厚生省で見ておられる方々は、その大部分の人たちがこの薬品の使用を希望しておられると考えてもよ……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○久保亘君 最初に、私、午前中第三分科会で運輸省に対して造船業界の著しい不況が地方の開発にもたらしている影響が大変大きいことを申し上げて、その例として石川島播磨重工業の鹿児島進出が大幅に延期され、事実上計画が断念に近い状態になってきていることについて運輸省のお考えをいろいろとお聞きしたのであります。私がIHIから聞いております状況とそれから運輸省がIHIから聴取をされております報告とはほぼ一致いたしておりまして、明後日十五日石川島播磨重工業は鹿児島市においてこの進出計画を長期間少なくとも数年間は延期せざるを得ないという事情について地元の了解を求めようとしているのでありますが、このことの中で四十……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○久保亘君 私は最初に、いま問題となっておりました円高に関連をして、特に五十三年度の予算とレートの問題でお尋ねしたいと思うんですが、五十三年度の予算編成に当たって使用されましたレートは幾らになっておりますか。
【次の発言】 五十二年度の予算までは三百八円で使われておったのじゃありませんか。
【次の発言】 すでにこの予算の成立の段階では二百二十二円になっているわけでありますから、その差が四十円、約一五%強になるわけでありますが、そういたしますと、たとえば防衛庁が購入を予定いたしておりますP3Cにつきましても、これは機体そのものが昨年の八月予算要求の段階では一機七十五億、それが予算が決定をいたしま……

第87回国会 内閣委員会、地方行政委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に文部大臣にお尋ねいたしますが、戦後のわが国の教育の中で元号という用語が使われているものがあるかどうか、元号という用語を使用されている文部省に関する、教科書を含めて、それがあれば実例を示してお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 元号と年号は、一般的には同じ理解に立つ場合もありますが、今日元号法として提案をされております場合の元号というのは、年号という言葉でくくってもいいものかどうか。年号という場合には、西暦もこれ年号なんじゃないですか。わざわざ元号という区分をされていること、元号といういままで文部省が戦後一度も使ったことのない用語でもって元号という表現がされていることは……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に国土庁、これは長官にお尋ねした方がいいかと思いますが、田園都市構想というのは、これは大平政権にとって戦略なのか、計画なのか。田園都市構想というのはどういう位置づけをされているのか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただ、大平さんは、総裁選挙のときにお出しになりました大平正芳の政策要綱ということの中では、一つの戦略、二つの計画ということを述べておられまして、家庭基盤の充実と田園都市づくりというのは、これは二つの計画である。こういう主張をされているのでありまして、これが計画として生まれてきていないのは、まだ現在田園都市づくりといいますか、田園都市構想というのが固まっ……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○久保亘君 最初に長官にお尋ねをいたしますが、インフレ物価対策ということで公共事業の抑制が政府の方で検討されているようでありますが、公共事業の抑制という場合に、特別立法によって行わてれおります奄美群島振興開発事業などにも一律にそのような考え方が適用されるということになれば多くの問題が出てくると思うのでありますが、担当庁であります国土庁として、来年度の予算案の中でも奄美群島振興開発事業のほとんどは公共事業でありますが、この点についてのお考えを承っておきたいと思います。
【次の発言】 ぜひ、そういう方向で国土庁としてがんばってもらいたいと思うわけです。実際には、やっぱりそういう一律に網をかぶせて公……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1984/08/03、13期、日本社会党)

○久保亘君 公述人の皆さん大変御苦労様でございます。私は社会党に所属いたしております久保亘でございます。  私の住んでおりますのは九州の南の鹿児島県でございまして、特に電気通信事業等につきましては、離島、僻地等をたくさん持っております地域でありますだけに、その公共性の確保というようなことについてかねがね強い関心を持っておるのでございまして、そういうような立場等を含めてこれから皆さんにお尋ねをいたしたいと思います。  最初に先ほどから質問が集中いたしておりまして大変申しわけありませんが山岸さんにお尋ねいたしますが、先ほどのお話で、この段階では電電三法を成立させることがベストではなくてもベターであ……

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○久保亘君 社会党の久保亘でございます。  参考人のお二人の先生方にお尋ねいたしますが、最初に、初めに公述をしていただきました原先生にお尋ねいたしますが、将来の展望、つまり高齢化社会の到来に向けて、中長期の展望を持つめり張りの効いた予算を組むべきであったという御指摘がございました。私どもも非常に先生の御指摘がよく理解できるのでありますけれども、具体的に、めり張りの効いた中長期の展望を持つ予算ということになります場合に、具体的に御指摘いただけるようなものがございましたら、教えていただきたいと思うのでございます。  それから、医療制度についてお話をお聞かせいただきましたけれども、医療制度の中で、医……

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号(1986/03/05、13期、日本社会党)

○久保亘君 私は、二年次にわたって中間報告が出されておりますが、その中で我が党の委員が述べております問題を、新しい情勢にかんがみて、補足する立場から意見を申し述べます。  最初に、自衛隊の現状と問題点についてであります。  国防会議を経て一九八五年九月十八日に閣議決定されました新中期防衛力整備計画の策定は、日本の防衛政策の極めて危険な転換点であります。これまでの中期業務見積もりのような防衛庁限りの計画とは異なり、これは政府自身の公式計画であるからであります。それは、この政府計画によって防衛計画の大綱に定められた専守防衛戦略や防衛費のGNP対比一%枠をみずから破壊、突破しようとする危険な企図を秘……


14期(1986/07/06〜)

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○久保亘君 私、伊藤先生にちょっとお尋ねいたしますが、先ほど農林業用地の全面活用ということでお話がございました。特に農業について、農地の薄く広い活用ということをおっしゃいました。私もそのお話の趣旨はよくわかりますが、農林業を生業として営む立場からいいますと、生産性を上げて収益を高めなければならぬということがございます。この矛盾を解決していくためには、当然に基盤整備に対する公共的投資とか、農林業の保護政策を強めるとかいう問題が必要になってくると思いますし、また自給率の問題とか、今問題はなっております自由化の問題などに対しても、国が責任のあることをやらなければ、薄く広く全面的に活用するというような……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1998/08/31、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして本調査会の会長の重責を担うことになりました久保亘でございます。  本調査会は、国政の基本的事項のうち、国民生活・経済に関し長期的かつ総合的な調査を行うことを目的として設置され、次回の通常選挙までの三年間存続するものであります。  調査の結果につきましては議長に対し報告書を提出することとされており、さらに毎年、調査に関する中間報告書を提出し、公表することも要請されております。  また、調査事項に関して法律案を提出すること及び議長を通じて他の委員会に対し法律案の委員会提出を勧告することができることとさ……

第143回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1998/10/16、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  本調査会の調査項目について御報告いたします。  調査項目の選定は、理事会の協議によることとなっており、理事懇談会を中心に協議を重ねてまいりました。その結果、本日の理事会におきまして、調査項目を「次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成」とすることで意見が一致いたしました。  御承知のように、我が国経済社会には、少子・高齢化、情報化、国際化、あるいは経済の成熟化や価値観の多様化、さらには地球環境問題などのさまざまな変化が生じております。中でも、少子化によって、二十一世紀初頭には総人口が減少に転じると予想されており、我が……

第144回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1998/12/07、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十七日、石川弘君が委員を辞任され、その補欠として松岡滿壽男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の選任についてお諮りいたします。  今期国会における理事の数が七名から八名にふえておりますので、その一名の理事の選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松岡滿壽男君を指名いたします。

第144回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1998/12/14、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十六分散会

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/02/03、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月十八日、松あきら君及び輿石東君が委員を辞任され、その補欠として山下栄一君及び前川忠夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に前川忠夫君を指名いたします。

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1999/02/10、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  国民生活・経済に関する調査を議題とし、次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、成人及び高齢者の学習・能力開発、自己の能力を活かせる雇用・社会参加の条件整備について調査を行います。  本日の議事の進め方でございますが、まず文部省及び労働省からそれぞれ二十分程度、厚生省及び経済企画庁からそれぞれ十五分程度順次説明を聴取した後、二時間程度各委員から質疑を行っていただくことといたします。  質疑につきましては、あらかじめ質疑者を定めず、委員には懇談会形式で自由に御質疑いただきたいと存じます。質疑を希望される……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1999/02/24、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十三日、円より子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、子どもの心身の健全育成について参考人から意見を聴取いたします。  まず初めに、家庭・社会環境の変化と学校を中心とした教育の現状と課題等について、お手元に配付の参考人の名簿のとおり、千葉大学教育学部教授明石要一君に御出席をいただき、御意見を承ることといたします。  この際、明石参考人……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1999/03/03、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十五日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として円より子君が選任されました。  また、昨二日、山下栄一君及び円より子君が委員を辞任され、その補欠として但馬久美君及び齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、子どもの心身の健全育成について参考人から意見を聴取いたします。  まず初めに、子どもを取り巻く現状及び心の健全育成上の課題等について、お手元に配付の参考人の名簿の……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(1999/04/16、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月三日、齋藤勁君及び但馬久美君が委員を辞任され、その補欠として円より子君及び山下栄一君が選任されました。  また、昨十五日、前川忠夫君が委員を辞任され、その補欠として輿石東君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1999/05/12、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十九日、輿石東君が委員を辞任され、その補欠として前川忠夫君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、少子化の要因と対応について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、参考人として昭和大学医学部教授矢内原巧君に御出席をいただき、御意見を承ることといたします。  この際、矢内原参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  矢内原参考人におかれましては、御多忙のところ本調査会に御出席……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(1999/06/02、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  理事の辞任についてお諮りいたします。  平田健二君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に前川忠夫君を指名いたします。

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(1999/08/04、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨三日、山下栄一君が委員を辞任され、その補欠として但馬久美君が選任されました。  また、本日、国井正幸君が委員を辞任され、その補欠として三浦一水君が選任されました。
【次の発言】 議題に先立ち、御報告申し上げます。  本調査会は、今期の調査項目として、「次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成」とすることで、昨年十月、決定し、これまで調査を進めてまいりましたが、調査項目と少子化問題との関連をより明確にする必要があるとの認識が高まり、本日の理事会協議の結果、調査項目を「少子化への……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第9号(1999/08/13、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月四日、但馬久美君が委員を辞任され、その補欠として山下栄一君が選任されました。  また、同月五日、三浦一水君が委員を辞任され、その補欠として国井正幸君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成に……

第146回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/11/19、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十八日までに、前川忠夫君、平田健二君、藁科滿治君、山下栄一君、長峯基君、成瀬守重君、国井正幸君及び金田勝年君が委員を辞任され、その補欠として海野徹君、勝木健司君、簗瀬進君、但馬久美君、服部三男雄君、長谷川道郎君、真鍋賢二君及び吉村剛太郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願い……

第146回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1999/12/15、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十一分散会

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/02/10、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査のため、今期国会中必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2000/02/23、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、谷林正昭君が委員を辞任され、その補欠として輿石東君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、少子化への対応等について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、少子化問題を考える有識者会議の座長として提言を取りまとめられた武蔵工業大学環境情報学部教授・慶應義塾大学名誉教授岩男壽美子君、少子化問題を特集した平成十年版の厚生白書をおまとめになられた……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2000/03/01、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十三日、輿石東君が委員を辞任され、その補欠として谷林正昭君が選任されました。  また、本日、山本保君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、少子化の進展と社会保障負担の在り方等について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、国立社会保障・人口問題研究所長塩野谷祐一君及び一橋大学経済研究所教授高山憲之……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2000/03/06、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二日、益田洋介君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。  また、去る三日、山本保君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、少子化対策推進基本方針、重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画、新エンゼルプラン及び平成十二年度少子化対策関連予算について、政府から説明を聴取いたします。  最初に、内閣官房より説明を聴取いたしま……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2000/04/03、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月六日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。  また、去る三月十七日、阿曽田清君が委員を辞任され、その補欠として入澤肇君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2000/04/19、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五日、入澤肇君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。  また、本日、山本保君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君が選任されました。
【次の発言】 理事の選任についてお諮りいたします。  本調査会の理事割り当て会派の変更に伴い、一名の理事の選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松岡滿壽男君を指名い……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(2000/04/24、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、益田洋介君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。  また、本日、西山登紀子君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、経済界並びに労働界の少子化問題に対する考え方等について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、日本経営者団体連盟常務理事成瀬健生君及び日本労働組合総連合会男女平等……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(2000/05/12、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十五日、吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として西山登紀子君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件について意見表明及び委員相互間の意見交換を行います。  本調査会は、これまで少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成をテーマに調査を進めてまいりましたが、二年度目の中間報告書を取りまとめるに当たり、本日は、これまでの調査を踏まえ、委員各位の御意見を伺いたいと存じます。  議事の進め方でご……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第9号(2000/05/26、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  調査報告書の提出についてお諮りいたします。  本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。  理事会において協議の結果、お手元に配付の国民生活・経済に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。  つきましては、本案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま提出を決定いたしました調査報告書につきましては、議院の会議におきまして……

第148回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/07/06、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱……

第149回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/08/09、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱……

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/11/08、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨七日までに、海野徹君、勝木健司君、簗瀬進君、堀利和君、谷林正昭君、田中直紀君、松村龍二君、服部三男雄君及び中原爽君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君、佐藤泰介君、柳田稔君、藁科滿治君、和田洋子君、加納時男君、佐藤泰三君、清水嘉与子君及び清水達雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  沢たまき君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2000/11/15、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、未婚化、晩婚化が進む中での若者の結婚に対する意識について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、愛知淑徳大学文化創造学部教授小倉千加子君及び財団法人日本青年館結婚相談所所長板本洋子君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。  この際、小倉参考人及び板本参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  両参考人におかれましては、御多忙のところ本調査会に御出席いただきまして、まことにあり……

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2000/12/01、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時十一分散会

第151回国会 憲法調査会 第3号(2001/03/07、18期、民主党・新緑風会)

○久保亘君 両先生には貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  前もっていただきました先生方がお書きになったものも読ませていただきましたが、小林先生が「憲法調査会への期待」というものをお書きになっておりますが、その中に、自由で豊かで平和な国家生活を補強する内容を目指すものは憲法改正であり、これらの自由、豊かさ、平和を減殺する内容のものを憲法改悪という、これは明確に区別されねばならぬと、こういうことをお書きになっております。私も賛成する先生の御主張であると思っております。  ただ、そうなりました場合に、この憲法というのはもともと理念法といいますか、私は法律のことを専門に学ん……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2001/02/14、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十日、加納時男君、清水嘉与子君、清水達雄君、長谷川道郎君、柳田稔君及び和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として中原爽君、佐藤昭郎君、魚住汎英君、久野恒一君、内藤正光君及び勝木健司君が選任されました。  また、去る一月三十一日、真鍋賢二君が委員を辞任され、その補欠として加納時男君が選任されました。  さらに、去る二月二日、佐藤泰三君が委員を辞任され、その補欠として久世公堯君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  竹村泰子君か……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2001/02/21、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月十九日、沢たまき君が委員を辞任され、その補欠として松あきら君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、育児と仕事の両立支援に関する企業の取組について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、セイコーエプソン株式会社人事部長中條利治君及び男も女も育児時間を!連絡会世話人田尻研治君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。  この際、中條……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2001/02/23、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国民生活・経済に関する調査のため、本日の調査会に内閣府政策統括官江崎芳雄君、内閣府男女共同参画局長坂東眞理子君、文部科学省生涯学習政策局長近藤信司君、文部科学省初等中等教育局長矢野重典君、文部科学省高等教育局長工藤智規君、厚生労働省職業安定局長澤田陽太郎君、厚生労働省職業能力開発局長酒井英幸君、厚生労働省雇用均等……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2001/02/28、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十三日、小川敏夫君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。  また、昨二十七日、戸田邦司君及び吉村剛太郎君が委員を辞任され、その補欠として高橋令則君及び南野知惠子君が選任されました。  さらに、本日、南野知惠子君が委員を辞任され、その補欠として山内俊夫君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件のうち、少子化問題の政策的対応の在り方について参考人から意見を聴取い……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2001/04/18、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十八日、高橋令則君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。  また、去る三月一日、山内俊夫君が委員を辞任され、その補欠として吉村剛太郎君が選任されました。  さらに、昨十七日、竹村泰子君及び佐藤泰介君が委員を辞任され、その補欠として円より子君及び谷林正昭君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成に関する件について意見表明及び委員相互間の意見交換を行います。  本調査会は……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2001/06/20、18期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○会長(久保亘君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十八日、円より子君及び谷林正昭君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君及び佐藤泰介君が選任されました。
【次の発言】 議題に先立ち、御報告申し上げます。  本日の理事会において協議の結果、お手元に配付の少子化対策推進に関する決議案につきまして、本調査会の会長、理事及び委員を発議者並びに賛成者とする本会議決議として提出することに意見が一致いたしました。  以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 調査報告書の提出についてお諮りいたします。  本調査会は、第百四十三……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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