久保亘参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 社会労働委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの井上君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、ただいまの遠藤君の動議に賛成いたします。
○久保亘君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました一九七九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算の三案に対し、反対の討論を行います。 いま日本国民にとって早期警戒を必要としているのはインフレの再燃と失業の増大であり、遺憾ながらインフレと失業の危機的状況はE2Cによってとらえることはできがたいのであります。国民はまた、E2Cの装備によって仮想敵国を定め、莫大な国民の税金を費やすよりも、E2Cをめぐる疑惑のごとき航空機汚職の解明とその再発を防止するための早期警戒措置を政府に強く求めているのであります。さらに、いま国民の間には、アメリカのスリーマイル島の原発事故につい……
○久保亘君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、医薬品副作用被害救済基金法案の主な内容は、医薬品の副作用による健康被害を迅速に救済するため、医薬品の副作用による疾病、廃疾または死亡に関して医療費、障害年金、遺族年金等の給付及び保健福祉事業を行うとともに、これに必要な費用の徴収を行う医薬品副作用被害救済基金の設立、管理等について定めるほか、基金が当分の間既発生被害の救済についても必要な事業を行い得るようにすること等であります。 次に、薬事法の一部を改正する法律案の主な内容は、医薬品等の品質、有効性及び安全性の確……
○久保亘君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本法律案は、漁業離職者及び特定不況業種離職者の発生が今後においても引き続き予想される状況にかんがみ、昭和五十五年一月二日に効力を失うこととなっております国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法の有効期限を延長し、それぞれ昭和五十八年六月三十日までとするものであります。 委員会におきましては、最……
○久保亘君 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。本法律案は、戦傷病者戦没者遺族等援護法のほか、関連する三法律を改正しようとするものであります。 その主な内容は、 第一に、戦傷病者、戦没者遺族等に対する障害年金、遺族年金等の額を恩給法に準じて引き上げるとともに、障害年金、遺族年金及び遺族給付金の支給対象範囲を拡大すること、 第二に、未帰還者の留守家族に支給される留守家族手当の月額を遺族年金の増額に準じて引き上げること、 第三に、昭和五十四年の遺族援護法の改正により遺族年金等……
○久保亘君 ただいま議題となりました建築物における衛生的環境の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、ビルの増加に伴い、ビル所有者等の委託を受けて、ビルの清掃、空気環境の測定等、ビル内の環境の衛生的管理を業とする者が増加しております。 この改正の趣旨は、これらの事業者について所定の人的、物的基準を充足していることを要件とする登録制度を設けること等により、これら事業者の資質の向上と事業従事者の技術技能の向上を図るとともに、あわせてビルの所有者等業務委託者の利便に資そうとするものであります。 以下、……
○久保亘君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、労働安全衛生法の一部を改正する法律案の主な内容は、第一に、大規模な建設工事の計画を労働大臣に届けさせること等により事前審査制度を強化すること、第二に、重大事故発生時における二次災害防止のための措置を講じさせること、第三に、下請混在作業現場において元方安全衛生管理者を設けること等であります。 次に、中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案の主な内容は、第一に、現行の従業員規模のほか資本金規模を加味して適用事業主の範囲を拡大すること、第二に、退職金共済契約に係る掛……
○久保亘君 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法律案は、第一に、原爆症の認定を受け、現在負傷または疾病の状態にある者に支給する特別手当を月額六万円から六万七千五百円に、その状態にない者に支給する特別手当を月額三万円から三万三千八百円に、それぞれ引き上げること、第二に、健康管理手当を月額二万円から二万二千五百円に、保健手当を月額一万円から一万千三百円に、それぞれ引き上げること等を内容とするものであります。 委員会におきましては、原爆被爆者対策基本問題懇談会の……
○久保亘君 ただいま議題となりました国民教育審議会設置法案について、その提案の理由と内容の概要を御説明申し上げます。 激発する少年の非行、暴力、登校拒否、高校中退者の激増など今日の教育の荒廃はもはや一刻も放置できない事態であり、偏差値教育に象徴される現在の教育が早急に改革されなければならないことは国民共通の認識となっております。 この国民的要請にこたえるためには、まさに国家百年の計としての教育改革の重大性にかんがみ、慎重かつ民主的に審議を行う機関を設置し、その意見に基づいて国民の合意を得ながら改革を推進することが必要であると考えるものであります。その際、真に国民が求める教育改革を実現するた……
○久保亘君 私は、日本社会党を代表し、中曽根総理の所信に関して質問いたします。 最初に、航空事故史上最大と言われる日航機墜落事故を初め、長野市の地すべり、国鉄能登線の脱線転落、中央自動車道の二階建て観光バスの転落、そして台風十三号による海難事故など、事故、災害が相次ぎ、多くのとうとい人命が失われたことはまことに遺憾であります。亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。 これらの事故は、総理の「安心、安全、安定」の所信に反し、安全第一主義を忘れた乱開発や営利優先の企業体質と政府の行政監督指導上の責任に負うところが大きいのであ……
○久保亘君 日本社会党・護憲共同を代表する私の討論は、ただいま議題となっております学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場を明らかにするものであります。 今日、二十一世紀を前にして、私たちはかってない歴史の転換点に立っています。近代産業社会は、高度の物質文明をもたらした反面、地球環境の破壊、豊かさの陰での飢えと貧困、核戦争による人類生存の危機、さまざまな社会の病理現象など、内外ともに大きな課題に直面しています。 このような時代を主体的に生き、社会の進歩と人類の福祉と平和を目指していくためには、学問研究の創造的発展と国民一人一人の先見性、創造性を持った主権者としての……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和六十三年度予算三案に対し、反対の立場を明らかにして討論を行います。 竹下内閣は、国民が真の豊かさを持つ社会を創造する「ふるさと創生」を旗印に、その誠実な実行を国民に公約して昨年十一月誕生してから、早くも六カ月目を迎えようといたしております。この間、我が党は、国民とともに、中曽根前政権の防衛費GNP比一%突破や売上税に見られる独善的姿勢を初め幾多の政策の誤りを率直に正し、平和に徹し、国民生活本位の政治の実現に向け抜本的政策転換が図られることを強く期待してまいりました。 ところが、竹下内閣の政策のスタート台である六十……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました国立学校設置法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに文部大臣に質問いたします。 法案に対する質問に先立ち、日本国憲法と戦後教育の原点となったいわゆる十五年戦争における日本の戦争責任に関する奥野国務大臣のたび重なる発言について、内閣の責任と具体的措置を明らかにされるよう総理の答弁を求めます。 もとより奥野氏の個人の思想信条を問うものではありませんが、閣僚としての奥野発言を不問に付することは竹下内閣が奥野発言を容認することになると思いますので、この点についても総理の所信を伺いたいのであります。 また、戦前の日本に侵略の……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、教育職員免許法等の一部を改正する法律案に反対の立場を明らかにして討論いたします。 本法案は、大学における教員養成と教員資格の開放制を原則に昭和二十四年免許法が制定されて以来の大改正を提案したものであり、中曽根政権から引き継がれた憲法、教育基本法の理念を否定しようとする戦後政治総決算路線の一環をなす、日本の教育の将来にとって極めて重大な内容を含むものであります。したがって、広く教育関係者を初め国民の意見を聞いて慎重に対応すべきものであったにもかかわらず、異例の長期臨時国会を利用して、十分な審議を尽くすことなく、疑問を解明することも完全でないまま……
○久保亘君 ただいま議題となりました消費税法を廃止する法律案外八法律案は、公明党・国民会議の峯山昭範君、太田淳夫君、連合参議院の笹野貞子さん、民社党・スポーツ・国民連合の勝木健司君並びに日本社会党・護憲共同の佐藤三吾君、梶原敬義君、小川仁一君及び久保亘の八名によって発議し、発議者の属する四会派並びに参院クラブと一部無所属議員の賛同のもとに参議院に提出されたものであります。 私は、提案者を代表して、これら九法案について提案の理由と法律案の概要について御説明いたします。 まず、消費税の廃止を求める理由について申し上げます。 言うまでもなく、議会制民主主義の基本は、国民の意思を尊重し、選挙にお……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました平成四年度総予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 宮澤内閣発足から五カ月余りが経過いたしました。発足当初の宮澤内閣へのある種の待望論や本格政権論は今や完全に消え去り、日本列島は宮澤内閣への大きな失望感に包まれております。発足当時の五〇%を超えた支持率は、最近のマスコミの調査によれば、宮澤総理の実行力と調整能力の欠如を理由にわずか二二%へと急落し、不支持は七〇%近くに達し、まさに政権の末期的状況に近づいていると言えます。 政治改革に執念を燃やしながら何もできないまま退陣した海部内閣を引き継いだ宮澤内閣は、決……
○久保亘君 私は、ただいま議題となりました内閣総理大臣宮澤喜一君問責決議案について、日本社会党・護憲共同の発議者を代表して、提案の理由を御説明し、議員各位の御賛同を求めるものであります。 最初に、主文を申し上げます。 本院は、内閣総理大臣宮澤喜一君を問責する。 右決議する。 以下、主なる理由について御説明を申し上げます。 理由の第一は、我が国の政治の基本である日本国憲法擁護を主張してきたと言われる宮澤喜一君が、憲法に違反すると同時に、一九五四年六月、宮澤喜一君も賛成をして行われた本院の自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議に反する国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、第百二十五回臨時国会に対する総理の所信表明について質問いたします。 「巨額の裏金が流れ、派閥が政治を支配し、政権づくりに暴力団が関与する。こんな現状の政治を改革するのは国会の責任である。臨時国会冒頭の宮沢首相の所信表明演説に、まずその点で注目した。はっきり言って、失望である。」。これは、所信表明の翌日「「決意」だけでは政治不信は解けぬ」と題したある新聞の社説の書き出しであります。この議場で直接あなたの所信を聞いた私も同じ思い、多くの国民の皆さんも同じ思いだったのではないでしょうか。政治改革に不退転の覚悟で取り組み、そのために一身をささげる……
○久保亘君 私は、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、参議院新生党、日本新党、民主改革連合、日本社会党・護憲民主連合を代表して、過般の細川総理の所信表明演説並びに新政権の基本政策についてお伺いいたします。 五五年体制以来、三十八年間にわたる自民党一党支配の政治が崩壊し、多年の念願でありました非自民連立政権が樹立され、政権交代が実現し、真の議会制民主主義の炎が点火されたことを国民の皆さんとともに喜び、連立政権発足の意義深い代表質問に立つ機会を与えられ、本院において現衆議院議長、土井たか子さんを首相に指名した四年前を思い起こしながら、感慨ひとしおであります。 自民党一党支配の閉塞状況……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、先般の村山総理の所信表明演説に関連してお伺いいたします。 私は、今この壇上で我が党の委員長に対して村山総理と呼びかけることに深い感慨を覚えるものであります。 私たち日本社会党が民主党、国民協同党の三党で片山哲委員長を首班とする連立内閣を成立させたのは一九四七年四月、まさに戦後の混乱と希望が同居する時代でありました。当時、国民は十五年戦争の惨禍とファシズムの暗い谷間から平和と民主主義の日の当たる場所に解放され、戦争の放棄を高らかにうたいとげた新しい憲法のもとに、平和国家建設へ新しく歩き始めていたのであります。 片山内閣は、自由と民主主義に……
○久保亘君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、村山総理の施政方針演説に対して、総理並びに関係閣僚に質問いたします。 去る十二月二十八日の三陸はるか沖地震、そして一月十七日早朝に発生した兵庫県南部地震によって犠牲になられた方々の御冥福吃お祈りするとともに、被害に遭われた人々に心からお見舞いを申し上げます。 被災地で日夜黙々と救援活動に取り組まれている関係者の御労苦には頭の下がる思いであり、心から感謝と敬意の気持ちをあらわしたいと存じます。 被災者の皆さんは、今、極限状況の中で冷静さを保ち生活再建への努力を続けられておられます。私たち政治に携わる者は、被災者の苦痛を一日も早く解消するた……
○国務大臣(久保亘君) 私は、平成八年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。 まず、昨年の阪神・淡路大震災の発生より一年がたちましたが、今なお多くの困難に立ち向かっておられる被災者の方々にお見舞いを申し上げます。震災の復興が一日も早く進むことをお祈りしますとともに、政府としても、引き続き諸施策の実施に万全を期してまいりたいと考えております。 我が国経済は、これまで、国民のたゆまぬ努力と研さんにより幾多の困難を克服し、世界経済が持続的に成長する中で目覚ましい発展を遂げてまいりました。 しかしな……
○国務大臣(久保亘君) 大久保さんの御質問にお答えいたします。 最初に、総理から御答弁申し上げましたように、阪神・淡路大震災につきましては最大限の措置を講じてきておりますが、災害復興、公営住宅の建設、道路・港湾等の整備等、これまで三回の補正予算におきまして計三兆二千二百九十八億円を計上したほか、八年度予算においても復興関連事業として多種多様な事業を盛り込んだところであります。今後も地元の復興計画を尊重しつつ、被災者の心を心として積極的支援を行ってまいります。 一方、我が国経済に対する信頼感を揺るがせている金融機関の不良債権問題について、その解決のめどを早急につけるためには、象徴的かつ喫緊の……
○国務大臣(久保亘君) 村沢さんの私に対するお尋ねは、住専問題、財政改革、消費税率の見直しの三点でございました。 債権回収が先決ではないかというお尋ねでございますが、御指摘のとおり、法律上認められておりますあらゆる回収手段を迅速的確に用いることにより、回収に全力を挙げることが先決であると考えております。このため、住専処理機構は、本部に回収困難事案対策室を設けることにいたしております。また、共通・大口・回収困難事案について特別のプロジェクトチームを組織し、過去の経緯や関係者の利害にとらわれることなく、強力な回収を進める体制を整備することといたしております。 次に、住専問題処理に当たっての責任……
○国務大臣(久保亘君) 平成六年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計におきまして、歳入の決算額は七十六兆三千三百九十億円余、歳出の決算額は七十三兆六千百三十六億円余でありまして、差し引き二兆七千二百五十四億円余の剰余を生じました。 この剰余金は、財政法第四十一条の規定によりまして、一般会計の平成七年度の歳入に繰り入れ済みであります。 なお、平成六年度における財政法第六条の純剰余金は六千七十六億円余となります。 以上の決算額を予算額と比較いたしますと、歳入につきまして……
○国務大臣(久保亘君) お尋ねのございました鉄道共済年金につきましては、他の公的年金制度から財政支援を受ける前提として、給付、負担の両面にわたる自助努力を実施しているところであります。 給付面の自助努力のうち、標準報酬再評価の繰り延べ措置につきましては、公的年金制度の一元化に関する懇談会の報告書において、統合に際し見直すことが適当であるとされております。統合後は、鉄道共済に係る受給者についても厚生年金水準の年金を支給することが適当であると考えられることから、統合に伴い解除することといたしております。なお、既裁定年金の一〇%スライド停止措置等については、鉄道共済の給付水準を厚生年金相当水準に合……
○国務大臣(久保亘君) 平成八年度税制改正におきましては、運輸省から、日本人船員非課税制度の創設等の要望が出されたところでありますが、国際船舶制度の意義、課税の公平性の確保、要望内容の実効性等さまざまな観点から真剣な議論を行い、その結果、国際船舶に関連する平成八年度の税制上の措置として、登録免許税の軽減や船舶の特別償却制度の対象範囲の拡大等の措置を講じたところであります。 国際船舶制度につきましては、御指摘のように、平成八年度予算要求におきまして、運輸省から、外国人船員と日本人船員との人件費差の一部を助成するための補助金が要求されたところであります。 その後、予算編成過程の議論の中で、なお……
○国務大臣(久保亘君) ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律案、金融機関の更生手続の特例等に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 金融は、経済全体にとっていわば動脈ともいえる役割を担っており、信用秩序の維持、預金者保護に万全を期しつつ、住宅金融専門会社をめぐる問題に象徴される金融機関の不良債権問題の早期解決を図ることは、我が国経済が今後持続的発展を遂げていく上で不可欠の前提であります。同時に、金融機関の不良債権問題の再発防……
○久保亘君 国民生活・経済に関する調査会の中間報告について、御報告いたします。 我が国経済社会においては、急速な少子高齢化、国際化、情報化、価値観の多様化などのさまざまな変化が生じております。 このような状況のもとで、二十一世紀を活力あるものとするためには、百年後に我が国の人口を半減させるほど深刻な少子化そのものにメスを入れ、早急に対策を立てる必要があります。同時に、経済社会の変化に適切に対応し、次世代の健全育成を図り、国民一人一人が能力を継続的に高め、これを発揮できる社会システムを構築することが重要であります。 かかる認識に立ち、本調査会は、調査項目を「少子化への対応と生涯能力発揮社会……
○久保亘君 本院議員石川弘君は、さきの通常国会会期末、八月二日早暁、肝不全のため虎の門病院において急逝されました。 私は、ここに皆様の御同意をいただき、議員一同を代表して、従三位勲二等故石川弘君の御生前をしのび、謹んで哀悼の辞をささげたいと存じます。 温和なまなざしで、少しも偉ぶることなく、村夫子然とした語り口で相手の理解を求める君の信念に満ちた委員長ぶりは、的確な情勢判断とともに私たちに深い尊敬の念を与えました。一方、難局に遭遇しても、君は、毎日を明るく過ごすことを信条とし、人との出会いを大切にし、多くの友に慕われたのであります。党派は違っても、君と肝胆相照らす友となり得たことは私の喜び……
○久保亘君 国民生活・経済に関する調査会の中間報告について、御報告申し上げます。 本調査会は、我が国社会の根幹にもかかわり、早急な対応策が求められている少子化問題について精力的に調査を行い、本日、各会派の意見の一致を見て中間報告がまとまり、これを議長に提出することといたしました。 以下、報告書の概要を申し上げます。 急激に進行する少子化は、個人の意識や社会のあり方にかかわって生じているため、社会のあり方やその背景にある意識について見直しを行い、長期的な取り組みを行うことが求められております。その取り組みに当たっては、結婚や出産が当事者の自由な選択にゆだねられるべきこと、子供の利益が最大限……
○久保亘君 私は、民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党を代表し、井上裕参議院議長の不信任決議案の提案理由を説明いたします。 議長不信任決議案 本院は、議長井上裕君を信任しない。 右決議する。 斎藤十朗前議長が議長の権威を保つことかなわずという前代未聞の理由で議長を辞職し、与党の無法なやり方に身をもって抗議の意志を明らかにしているにもかかわらず、井上裕新議長は、その反省のかけらすら見せないまま、辞職の原因となった公職選挙法改正案を可決するため、議院運営委員会理事会の開会を黙認して、議題に追加することまで強行しました。 井上新議長は、就任に当たって、議会の……
○久保亘君 私は、民主党・新緑風会を代表して、総理の施政方針を初め政府演説について質問いたします。 質問に先立ち、去る一月二十六日に起きた二つの出来事について謹んで哀悼の意をあらわしたいと思います。 インド西部大地震は、多数の犠牲者と被災者を出し、医療を初め生活支援と国際的な災害復旧援助が求められています。阪神・淡路大震災を経験した我が国にとって人ごとではありません。国民の間に善意の支援活動が広がっていますが、政府の一層の支援活動を要請するものであります。 もう一つは、新大久保駅におけるホーム転落事故であります。転落した人を助けようとしてともに犠牲となられた李さん、関根さんの正義感と勇気……
○久保亘君 国民生活・経済に関する調査会における調査の経過と結果について御報告申し上げます。 本調査会は、平成十年八月に設置され、初年度においては調査項目を「次世代の育成と生涯能力発揮社会の形成」と決定し、少子化の要因と対応を初めとして、調査項目全般にわたる調査を行いました。その結果、少子化問題の重要性にかんがみ、調査項目を「少子化への対応と生涯能力発揮社会の形成」と改めることといたしました。 二年度においては、外国の少子化対策、経済界や労働界の少子化対策等について調査を行うとともに、特に重要な事項について政策提言を行いました。 最終年度においては、地方自治体、企業、勤労者から意見を聴取……
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