このページでは佐藤三吾参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐藤三吾参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐藤三吾君 先ほど衛藤委員が、交付税の、地方財政の問題について御指摘がございましたが、その問題につきましてもう一つ、大臣においでいただいておりますから御意見をいただきたいと思っております。 一つは、御存じのとおりに、地方財政が非常に逼迫しておる。そうしてこの問題が起こりましてからもうすでに四年有余になっておるわけであります。ところが、たしか七十六国会だったと思いますが、この国会の中で、政府側の答弁というのが議事録を見ますと展開をされておるわけです。一つは、地方財政が今日の貧困を招いておる一番大きな原因は放漫財政だ、そうしてその典型が福祉のばらまきだ、人件費が高い、こういう主張を政府側の答弁……
○佐藤三吾君 先日、私は交付税の問題につきまして六条の三の二項を中心に質問をしたわけでありますが、時間が非常に短いこともございまして、この問題に対して、一歩前進する、こういう大臣答弁をいただいたわけでありますが、きょうは、御存じのとおりにもうすでに五十三年度の予算編成も大詰めを迎えてきておる。一説によりますと、一兆八千億、また二兆円、最近では円高を含んで三兆円も不足するんじゃないか、こういうことが新聞報道で一方的に報じられておるわけです。しかも、五十年度の一兆一千億、さらに五十一年度の一兆三千七百億のいわゆる増額補てん措置が償還になる、こういう情勢も一方では始まっておる、こういうような情勢から……
○佐藤三吾君 私の時間は五十分なんですが、何か総理府長官とそれから警備局長の方が後の時間日程で急いでいるようですから、先にやらせていただきたいと思います。 安恒議員が先ほど御質問しました沖繩の問題について、私も実はこの問題を中心に置いておったのですが、かなり総務長官の方で詳細にわたっての御説明がございました。特に八日から十日まで現地に入って、現地の新聞を見ますと、非常に長官が思い切って懸案解決すると、こういう努力の評価を含めて新聞で報ぜられておりましたし、そういう意味では先ほどの答弁とあわせて非常に適切な措置だと、こういうふうに思うのですが、ただ、この問題について私は、長官がおっしゃったよう……
○佐藤三吾君 私は、ただいま議題となりました昭和五十二年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律案に対しまして、日本社会党を代表し反対の討論を申し上げます。 昭和五十年度以来地方財政は三年越しの危機に見舞われ、打開の見通しもないまま今日に至っている一方、政府の一次、二次にわたる補正予算によって公共事業の執行に追われ、まさに火の車の状況にあり、住民生活にも深刻な影響を投げかけております。こうした状況下で今回第二次補正予算案に伴い地方交付税の特例措置が講じられているわけでありますが、本改正案は政府の地方財政対策の根幹にかかわる重大な問題を擁しており、わが党はこれに反対せざるを得ません。 すな……
○佐藤三吾君 関連。いまお話を聞いておって、非常に私は疑問に思うんですが、大蔵省おりますか、国税庁おりますか。――ちょっと国税庁に質問しますが、先ほどあなたの答弁を聞いておりますと、まあ志苫議員の質問に答えて、寄付金台帳含めて政治資金の丸紅についてという前提の上で毎年精細に行っておる、こういう御報告があったんですけれども、そういうことでよろしいんですか。
【次の発言】 そうしますと、この場合、いま問題になっておる内容についても調査をしておるわけですね。
【次の発言】 先ほどお聞きしますと、あなた、調査をやっておるという確認をいただいたんですが、丸紅の方も先ほどの論議の中のやりとりで、大体この三……
○佐藤三吾君 改正案に入る前に少しお聞きしたいことがあるんですが、昨年の八十国会でこの法案については改正されておるわけですね。そのときの主なものは、モデルガンの規制が中心にやられておるんですけれども、このときの議事録を読んでみますと、自主規制が妥当ではないかという議論がかなり強く出されて、しかし、どうしてもこの改正をしていかなければならぬという観点から、多数で可決したという経緯もあるんですが、この一年間にその効果がどの程度出されておるのか、この点についてまずお聞きをしておきたいと思います。 同時にまた、このモデルガン改正とあわせて一連の罰則の強化がされておるんですけれども、それとの関連であわ……
○佐藤三吾君 私は、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党提案の修正案に賛成し、政府案に反対の立場から討論申し上げます。 昭和五十三年度地方財政対策に当たって、政府は、三兆五百億円の財源不足を、地方交付税一兆五千五百億円の借り入れ、財源対策一兆三千五百億円の発行をもって措置したわけでありますが、地方財政に対するこうした四年越しの借金政策は、緊急対策の名のもとに地方財政の構造的危機を深めるといえます。 言うまでもなく、地方交付税法第六条の三第二項によれば、交付税率の引き上げ、あるいは行財政制度の改正は不可避であり、こ……
○佐藤三吾君 昨日から連合審査等で道交法の問題についてはるる審議がされたわけですが、私はそれに関連して一つだけ質問してお答えをいただきたいと思っております。これは主として運輸省に関連するわけです。大臣の所用で時間のこと十分承知しておりますが、最後に一言いただきたいと思いますので、しばらく時間をいただきたいと思います。 きのう、大臣の、連合審査の中で御発言がございましたように、今度の道交法の改正の中では、一つの大きな柱として身体障害者の保護安全、こういう問題を取り上げてみたいと強調されたわけです。それと関連する問題ですが、身障者対策基本法というのが四十五年に制定されておりますね。これの二十三条……
○佐藤三吾君 五十三年度の改正で七%プラス一千三百円の引き上げがなされておりますが、これは私どもとして一定の評価をしております。ただ、最近のように春闘の賃上げが物価に追いつかない、こういう状態が昨年、本年、さらにまた来年含めていろいろ予測されておるわけですけれども、本来賃金というのは御存じのとおりに生活給が基本に置かれておるわけですし、その生活給の基本というのは、やっぱり物価問題を抜きにしては守られないわけです。ところが、物価の方が賃金を追い越すというような異常な状態の中で、いわゆる賃金を指標に置いておる恩給の改正ですね、またそれに伴う年金の改善という、こういった事態になっておるわけですけれど……
○佐藤三吾君 大臣、いま社会党提案の地方公営交通事業特別措置法案の提案理由がなされたんであります。きょう、私は、短い時間でございますから、都市交通の問題についてしぼって質問してまいりたいと思います。
再建案に苦しんでおる公営交通の健全化にとって、社会党が提起しましたこの法案に対して、きわめて緊急を要する問題だと思うんですが、いかがお考えでしょうか、意見をまずお伺いいたします。
【次の発言】 それでは早速その地下鉄の問題から入りたいと思います。
地下鉄の建設の問題につきましては、今度五十三年度で六六方式から七〇方式という補助の増額措置がとられました。これは自治省の努力や運輸省、大蔵省の協力等……
○佐藤三吾君 きょうは時間もございませんから二、三にしぼって御質問申し上げたいと思います。 最ず最初に消防の問題ですが、昨年の五月に宮崎の北消防署ですか、勤務の松山さんがレンジャー訓練中に七メートルのところから墜落して死亡するという事件がありまして、その直後に、また六月の十三日に熊本の田上さんが、これははしごの訓練中ですか、十五メートルの上空から墜落して亡くなるという不幸な事件があったんですが、この問題について衆参両院でそれぞれこれの措置を含めましてこれまでも追及されておるわけですが、この事件に対してその後の措置というか、消防庁のとった、これをまずお聞かせ願いたいことが一つ。 同時に、五十……
○佐藤三吾君 午前中地方財政の問題について大臣から決意表明もあったわけですけれども、きょうは私、時間の関係で消防問題に焦点をしぼりますが、その前に一つお聞きしておきたいと思いますのは、大臣の言葉の中に、来年度一般消費税への期待というか、そういうものもございましたけれども、いまの情勢からいえば、一般消費税というのはほとんど私は可能性はないと思います。ですから、そういう観点に立って来年度の予算編成期なんかにおける地方財政の歳入欠陥の見通しと同時に、それに対する財源対策をどういう決意で臨むのか、それを一つまずお聞きしておきたいと思います。
○佐藤三吾君 昨日、同和対策事業の特別措置法が衆議院で延長されました。恐らく参議院の方に回ってくると思いますが、この法案が決まったことにつきましては非常に喜ばしいわけですが、全野党が丑年を主張して結果的には三年になったと、こういう報道がけさの新聞でされております。内容から見ますと、実際三年で決着のつくものでは絶体にないわけです。私は、恐らく再延長は必至であろうと思うんですが、附帯決議を含めまして、この問題で政府の窓口となっておる担当省の総理府の御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま相当の残事業、政府が出しているのは三千二百億ですか、それ以外に相当の事業があるということですが、どの……
○佐藤三吾君 まず、時間の関係もございますから、官房長官にお尋ねしたいと思います。 特殊法人の役員の選考が五十二年十二月二十三日に閣議決定されておりますが、この常勤役員の場合は、事前に官房長官と協議をして、総裁の選任は、協議の後、閣議口頭了解となっておる、これに相違ないと思うんですが、また選考基準については民間人の登用など五点を定めておりますが、その中で強く国民の批判が集中しておりました特殊法人の間のたらい回し人事、これは原則としてしない、高齢者の起用は原則として六十五歳、ただし、総裁、理事長の場合は七十歳までと、役員の長期留任は、避けることを原則として六年、特別の事情がある場合には八年とな……
○佐藤三吾君 まず沖繩開発庁、警察にお聞きしたいと思うんですが、沖繩県の戦後の最終処理と言われました七・三〇交通変更につきまして、ちょうどもう八カ月近くなるわけです。この間の交通変更に伴う事故の概況なり安全対策、これはもう幾つか、交通安全対策特別委員会なり本院の中で約束されたり、稻村前長官が現地へ行って約束した事項がございますが、こういった問題がどの程度進捗しておるのか、それから交通変更に伴う損害補償、これがどういうふうにやられておるのかをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 警察庁。
【次の発言】 いま三原長官から七・三〇の状況を御報告いただいたんですが、長官は就任後現地へ行きましたか……
○佐藤三吾君 まず、行管庁長官にお尋ねしたいと思うんですが、五十年の十一月二十五日付で、行政管理庁が二十七県、百六十九市町村の実態調査に基づいて、文部、厚生両省に対して、「幼児の保育及び教育に関する行政監察結果に基づく勧告」、こういうのが出されていますね。内容は、両省が保育所、幼稚園、この需要にこたえて年次計画で整備を進めておるが、整合性がない、不統一である、不均衡に進められておる、その意味で乳幼児と家庭の立場にこたえていない、しかし、保育、幼児教育の観点から、この整合性を保った整備が必要であり、今後は連携調整を図って進めなければならない、そのため懇談会等を設けてやったらどうか、ごくかいつまん……
○佐藤三吾君 まず、警察の方に聞きたいと思いますが、ちょうどあの管制塔の事件があって一年目がめぐってきておるわけです。また、最近非常に険しい情勢が伝えられておりますが、最近の状況はいかがですか。
同時に、この一年間で警備の面、施設の面、各面でいろんな取り組みが行われてきたと思うんですが、成田にかかわる事件の大要で結構でございますが、動員など必要経費も含めて、もし数字があればお知らせ願いたい。
【次の発言】 これらの必要経費は大体どの程度ですか。
【次の発言】 公団見えていますか。――昨年の交通安全特別委員会で、三月二十六日の事件はこういう結果を予測しなかった、言うなら予測をして施設をつくって……
○佐藤三吾君 まず、いま大臣並びに税務局長の説明を聞いたんですが、率直な感じとして、地方税法というのは標準税法ですからね、言うなら自治体の条例でもって税が課せられていくわけですから、その標準税法である地方税法の中で改正をするなり制定をするなり、もう少し知事や市町村長を信頼して、そして条例の本旨にのっとってやられるということが私は大事じゃないかというようなことをつくづく感じたわけです。 そういう観点で大臣のひとつ所見をお伺いしたいと思うんです。 同時にまた、地方財政は御承知のとおりに五十年以降を見ますと、非常に悪化の一途をたどっておるわけです。自主財源の柱である地方税を見ましても、四十九年を一……
○佐藤三吾君 財政局長にまずお聞きしたいと思うんですが、例年交付税法の審議が始まりますと、自治体から審議促進の要請の電報がうるさいほど来るんです。今回も、何か一日おくれると利子が八千万とか何千万とか、こういう理屈をつけてきておるんですが、この委員会の審議は五月十日に私がトップでやる予定しておったんですけれども、十日の日にグラマンが起きたら、ばたっとそういう促進要請がとまっちゃったわけです。これはグラマンの喚問の方が重要だからと、地方自治体の方で遠慮したのか、財政局長の方の指図が行ったのか、どうもそこら辺のことは定かじゃないんですけれども、いずれにしてもきょうで約十三日間おくれておるわけですから……
○佐藤三吾君 まず冒頭に、いま問題になっておりますKDDの問題について御質問したいと思いますけれども、郵政大臣、見えていますか。刑事局長は見えていますか。―― 大臣は就任早々で大変お気の毒なところもあると思うのですが、いま連日国際電電の乱脈経理、交際費の乱用などが報道されておるわけでございますが、昨日東京税関からついに三名の告発と会社そのものが告発されました。 それによりますと、古池会長が密輸の中の一員に入っておる。しかも全部で五千五百点、四年間に二十人が五十一回という会社ぐるみの密輸が確定的に報道されておるわけでございますが、これはもうまさに異常と言うしかないわけであります。しかもけさの……
○佐藤三吾君 行管庁は見えておりますか。―― 行政改革が、十二月十日をめどにして各省庁の中で特殊法人の統廃合を集約しておる。これは先般の委員会で宇野長官が報告した内容でございますが、その発表によりますと、八省庁十三法人が整理の対象、統合の対象になっておる、こういう報道がされておるわけですが、 一面、運輸省ではそういった鉄建公団等の統合についてはまだ結論を出していないといろいろ流布されておりますけれども、一体どのような状態になっておるのか、これから先、さらに特殊法人関係についてはこれが拡大するのかどうなのか、そこら辺の見通しを含めてまず御報告いただきたいと思います。 同時に、各省庁の統廃合が……
○佐藤三吾君 時間がございませんから、きょうは行政改革、それから綱紀粛正を中心に質問をしたいと思います。 まず、その前に、厚生大臣お見えになっていますか。―― 二つほどお聞きしたいと思うんですが、一つは、さきの決算委員会で保育所と幼稚園の戦争問題、いわゆる幼保の戦争と言われる問題でありますが、これは行管庁自体が勧告をして、さらに文部、厚生、行管庁と、この三者で話し合いをされておるんですけれども、その具体的な問題として、岩手県の三陸町での私が取り上げた問題。まあ厚生省それ自体、これまでかなり御努力をいただいておるわけでございますけれども、もうすでに年末を控えておるわけです。一体どういう経過を……
○佐藤三吾君 まず、自治大臣、国家公安委員長として後藤田さんが就任なさったわけですが、就任して約一カ月過ぎておる時期ですから、この機会に率直な感想というか、決意というか、そういうものをひとつ聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 まあ第二次大平内閣で、率直に言って、国民の皆さんが一番驚いたのは後藤田国家公安委員長だと思いますね。そういった問題で、きょうはひとつ、時間が余りございませんけれども、さらにその問題を含めて深めてみたいと思うんです。
警察庁お見えになっていますか。――今回の総選挙でかなりの違反が出ておるようですけれども、違反の全国的な概況ですね、まず、これをひとつ報告してくれ……
○佐藤三吾君 いま防衛庁長官の答弁を聞きながら驚いたんですが、さっきあなたが来る前に、官房長官は、事務的な責任者ももちろん今度厳重に処分しなけりゃならぬけれども、しかしこの問題は政治に、政治責任の問題もかかわる、したがって、そこらの態度についても明確にしなきゃならぬ、こういう答弁をいただいたところが、いまあなたはその問題になりますと全然その感じが出てまいりませんね。 この問題は後で追及してまいりますが、その前に警察庁にお伺いしますけれども、いまなかなかあなたはガードが固くて、緒についた緒についたで終わっているんですけれども、この問題を調べた中で、新聞等の報道によりますと、警察庁はもう一年前か……
○佐藤三吾君 私は倉石さんは初めてですね。御高名はつとにお伺いしておるんですが、初めてな大臣でございますから、いろいろの角度から御質問申し上げたいと思います。 大臣が就任直後に、ロッキード裁判の田中さんが友人であるということを前提としながら、白日のもとになることを願うというような御発言がございまして物議を醸しましたですね。結果的にはお取り消しになったわけですが、私はあの発言を新聞で読みまして、また本会議で大臣の釈明を聞きまして、率直に感じたのは、中身はともかくとして、なかなか率直に物を言う大臣だなと、こういう実感を持ったんです。 御存じのとおりに、こういう委員会で質問をしていろいろ討論をし……
○佐藤三吾君 私は、まず増田社長の方にお尋ねしたいと思いますが、就任して一ヵ月になりますかね、大変な後始末で御苦労なお仕事だと思うんですが、あなたは前に副社長という実績があるから、その意味では就任一ヵ月だけれども、内情には通じておるわけですからね。直ちに刷新体制に動いておるわけですが、三月の十三日に決めたいわゆる四項目、新聞によりますと、経営の刷新の基本方針、たとえば郵政省から直接の天下りは拒否するとか、政治家の紹介に基づく縁故採用は今後一切しないとか、さらにまた、常務会を起こして考査制度を確立するとか、幾つか決めていますが、これは具体的にどういうことですか。
○佐藤三吾君 まず私は鉄建公団のその後の処理について二、三お聞きしておきたいと思いますが、一連の不正事件でこの委員会でも各委員、私も含めて追及をしまして、異例な警告決議が行われたわけでありますが、会計検査院の努力で実態もほぼ明らかにされてまいりました。これに基づいて公団の役職員の処分なり一部の返還の内容が報道されておりますが、返還の内容というのはどういうふうになっておるのか、さらに残されたものについては一体どういう措置をとるのか、また運輸省はこの問題と関連して運輸省内の綱紀粛正を含む事態処理を行っておるわけでございますが、その後の状態は一体どうなっておるのか、まずその点をお聞きしたいと思います……
○佐藤三吾君 郵政大臣が何か日程の都合があるようですから、まず大臣から質問をさせていただきます。 いま、同僚議員の寺下さんの亡くなったことで委員全体で黙祷をささげたわけですが、実は、私、十九日にやはりこういう死亡事故がございまして、弔電を打ちたいと思って一一五に電話をしたんですが、十五分間待ちましたが電話に出てこない。よほど忙しいんじゃないかと思うんですが、さらに、私の場合には三鷹ですから、〇四二二―四三―二九九四の案内に電話をしたところが、定員がなくて大体十分から十四、五分待たしていただいておりますと、こういう報告なんですね。これはまあきょう私ここで質問するわけじゃございませんけれども、急……
○佐藤三吾君 非常に短い時間で質問しますから、答弁する方もひとつ簡潔にきちっと、あいまいな答弁はしないでいただきたいと、まず注文しておきたいと思います。 そこで大臣、まずお尋ねしますが、共済組合法の改正案が通常国会以来ずっと、臨時国会、特別国会を含めて、今日まで延び延びになって審議すらできなかった。これは一番大きな責任は、私は何といっても、共済組合というのは御存じのとおりに労使折半といいますか、政府資金だけで運営しておるわけじゃないんです。そういう当事者との話を、納得せずに一方的にこの法案を出してきた。ここに一番大きな遅延の原因があると言って差し支えないのじゃないかと思うのです。 さらにま……
○佐藤三吾君 いま大臣から説明があったわけですが、これは率直に大臣の気持ちを聞きたいと思うのですけれども、いま、舌をかみそうな、一部、一部、特例、特例という、こういう法案を出さなきゃならないということは私は非常に遺憾に思うのです。御存じのとおりに、地方財政は大変な赤字で、財政収支の見込み等を見ましても、六十年度に四十兆円に達する見込みの姿になる。五十四年度未で二十六兆円という借金。そういう中でこういう法案を出さなきゃならない。この大臣の率直な認識というか、それをまずひとつ聞いておきたいと思うのです。
【次の発言】 大臣、この地方財政のこういう大変な借金という実態は、一体何でできたかというふうに……
○佐藤三吾君 まず、銃砲刀剣の現在の許可の実態をお聞きしたいと思うのですが、五十三年度末で九十二万四千丁、そのうち銃砲のみが九十一万一千丁を超えておるという実態が出されておりますが、この一年間の新規の許可、もしくは取り消しを含めて、どういう実態にあるのかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 譲渡もしくは廃棄された許可銃ですね、これは一体どういう実態ですか。
【次の発言】 その中で、暴力団関係というのはどういうふうになっていますか。
【次の発言】 そうしますと、警察白書の中にも出ておりますように、押収してみると暴力団関係が圧倒的に多いですね。これは一体どういうしろものですか。
○佐藤三吾君 十八日のこの委員会でずいぶん議論したんですが、きょうは大臣が見えておりますから、そういった観点で再確認をしておきたいと思うのです。 一つは、立入検査の問題でございますが、御存じのとおりに、この立入検査というのは一歩誤れば憲法三十五条に抵触する、そういう内容でございまして、必要性についての議論と同時に、そういった危険性を持つ条文でございますから、これまでもかなり議論をしたのですが、なかなかここら辺が明確になっていなかったわけでありますが、もう一度こういった問題についてただしておきたいと思います。 先般の質問の際に、私は少なくとも消防法四条なり、さらにまた憲法三十五条ともかかわり……
○佐藤三吾君 まず、地方税法の審議に入るに当たって、税法の審議の時間というのが参議院で非常に少ないというか、とれ日切れ法案ですからね。衆議院から送ってくるのが遅くて、十分な審議をする時間がない。これはどこに言ったらいいのかわからぬけれども、ひとつぜひ改善してもらわないと、実の入った審議はできないと思うんですね。その点冒頭に、これは委員長にお願いしておきたいと思います。 そこで、まずお聞きしたいと思いますが、昨年の税法の改正案の審議の際に、衆議院はございませんが、参議院では九点にわたる附帯決議をつけておるわけでございますが、大臣もその際に、院の附帯決議については十分尊重して最大の努力をすると、……
○佐藤三吾君 まず、理由なき殺人、傷害の被害者の皆さんが、本法の制定の請願をされましたのが四十二年の十二月二十二日だったと思うのでありますが、以来、十三年間を費やしておるわけです。この請願を受けて、稻葉元法務大臣が、文明国の恥である、政府の道義的責任でもある、こういうことを法務委員会の中で強調されてから約四年たっている。そういう本法がおくれた経緯は一体どういうことなのか。政府としての責任をどのように大臣としては感じているのか。まずそこから聞きたいと思います。
【次の発言】 この法案の当初の窓口というのか、準備というのか、こういうのは法務省が中心になってやられておったんですね。それが途中から警察……
○佐藤三吾君 交付税に入る前に、大臣に若干聞いておきたいと思うのですが、最近のことでございますが、全国の首長、議員、これを対象にした調査結果が発表されております。中央政府の関与であるとか介入であるとか、それから問題の行政改革等について種々御意見が出されておるようでございますが、これに対する大臣の受けとめ方というか、それをまず聞いておきたいと思います。――大臣に聞いておる。
【次の発言】 とりわけその中で、六月末をめどにします都道府県段階の行政改革に対する御意見がかなり出ておったと思うんですね。そういう意味合いでこの機会にひとつお聞きしておきたいと思うんですが、一つは地方事務官制度の問題、これは……
○佐藤三吾君 まず、本法の趣旨については、恩給法の引き上げに係る部分ですからいま御説明いただいたとおりだと思うんですが、昨年の十二月の共済組合法の改正に当たって幾つか附帯決議が付されておるわけでございますが、これの処理の状況について、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その中で、幾つかございますが、確認しておきたいと思うんですけれども、給付年齢の引き上げに伴って、大臣の言葉によると、すき間のないというか雇用保障というか、こういったことが決議をされておるわけですが、これは自治体の場合には、特に町村に多いんですけれども、五十五歳勧奨というものが現実に相当実施されておる。これらの取り扱いが、……
○佐藤三吾君 十二月の十日に公表されました五十四年度の検査院の報告を見ますと、不適正な執行というのが百七十九件、五千七百億、うち不当事項が百五十七件、二百三十億一千四百万と、こういう内容になっておるわけですが、これは全機関の八%ですから、仮にこれを一〇%としましても、五兆七千億に累する不適正事項が推量される、そういうふうに私は見るんですけれども、こういったいわゆる検査の内容に、検査院としてやった中でどういう感じを持っておるのか、まず検査院のこの問題に対する御所見、見解を承っておきたいと思います。 同時に、今度の場合には、明日も議論があると思いますが、電電の問題が非常にクローズアップされており……
○佐藤三吾君 非常に膨大な問題がありながら、きょうは郵政省全体の監査になっておりますから、時間がないわけで、さらにいま答弁を聞いていますと、まだ調査中であるとか、検討中であるとか、こういうことで、なかなかすっきりした答弁が検査院の方からも出ていない。こういう状態ですから、これはひとつ委員長、理事に、もう一遍集中審議をする機会をぜひお願いを申し上げたいと思うんですが、その点ひとつ冒頭にお願いして、きょうはポイントだけひとつ簡潔に質問さしていただきたいと思います。 まず第一に、さっき質問がございましたが、どうしてもわからないのは、これは国民の皆さんもそうだと思うんです。これだけのことをしながら、……
○佐藤三吾君 きょうは時間がないものですから、一点にしぼって詰めてまいりたいと思うんですが、ちょうどまた大臣が衆議院の方に十二、三分取られたらしいですから、少し細かいことから先に入りたいと思います。 犯罪被害者等給付金法がこの委員会でことしの四月に成立しましたですね。その関係と閣議決定の問題を中心にきょうはお尋ねしたいと思うんです。 まず、公布されて、来年の一月一日施行ということで来ておるんですが、附帯決議の中でつけられた問題がどう処理されておるか。あの第三項の、裁定の調査のための専門委員の選任ですね、これで附帯決議を、より公正、厳正に人選をする意味でつけておるわけですけれども、これが一体……
○佐藤三吾君 大臣の御出席が午後二時だから、それまでの問題でちょっとお尋ねしたいと思います。
まず、健保の改正案がいま参議院の方に回ってきております。これは、見ますとかなりまた掛金がふくらんだり、財政は連動しないとか、こういうものがなされておって、わが党はいまこれに全力を挙げて反対の立場で議論しておるわけですけれども、これは直接間接に共済関係にも重大な影響を及ぼすと思うんですが、もしこれが成立するということになれば、どういうような共済関係の影響があり、それに対しての対応はどういうふうに進められておるか、それをひとつお伺いします。
【次の発言】 いま、地方公務員共済関係で、短期の場合に、財源に……
○佐藤三吾君 労働省見えておりますか――見えていないようですから、それでは、いま説明のありました川治の問題で、消防庁に若干お尋ねしておきたいと思うんです。 これは地方行政委員会でも理事懇で、早急にひとつ調査に入ろうということにしておりますから、詳しいことはまたその後にしたいと思いますけれども、いま報告を聞いただけでもう疑問が出るのは、一つは、これは昼火事という状態であった。十五年前に、四十一年ですか、水上の焼死事件、それから有馬であるとか、磐梯山の郡山の火災であるとか、こういった事例というのは、夜もしくは夜明けという事態が重なっておるわけですが、それにしても四十五名が死亡する、二十七名が重軽……
○佐藤三吾君 まず、公務災害の実態が、七五年を転機に非常に上昇しておるというふうに各数字が出ております。これは、財政危機が唱えられたときでありますし、同時にまた、そのことで合理化が進められた中で各自治体に起こった一つの特徴的な現象じゃないかと、こういうふうに私どもは判断しておるのですが、これについてどういうふうに受けとめておりますか。 それから、特に死亡、重傷という重大災害が多発しておるわけですね。八月十四日に名古屋で水道のバルブを調査中に二名の事故死と一名の重傷、翌十五日に今度は岐阜のロープの降下中に消防職員が転落、重傷しておる。さらに、その翌日の十六日には静岡の地下爆発で消防職員を四名含……
○佐藤三吾君 まず、中曽根長官が見えておりますから、きょうは長官、最後の臨時首相代理、こういう立場にございますので、最近起こっておる鈴木内閣にかかわる問題について、二、三御質問していきたいと思います。 まず、五十年の千葉県知事選にまつわって、川上知事に対する五千万円の贈収賄事件というか、事実がいま連日報道されております。この事件は知事も、現職の自民党の代議士である池田さんも、関係者はその事実を認めておる。利権を前提とした念書も公表されております。知事は金は使わなかった、そして選挙後に返済したと、こういう主張をしておるようでございますが、金を渡した深石さんの方は返してない。各音の証言を見ますと……
○佐藤三吾君 まず、官房長官に二、三お聞きしておきたいと思うんですが、秋の臨時国会について、政府・与党の中でいろいろ議論がされておるようでございますが、大体いつごろに開く予定なのか。それから行革関連法一本の行革国会と、こういう議論がございますが、そういうことなのか。この点が第一。 それから二番目に、五月の日米首脳会議におきまして、共同声明が出されたわけですが、この共同声明の内容につきまして、さきの国会で鈴木総理は軍事同盟ではないと、それから、アメリカの第七艦隊の中東に行く肩がわりをするものでもない、こういう点を強調したわけでございますが、その後に新聞報道をいろいろ見ますと、伊東外務大臣の辞任……
○佐藤三吾君 昨日の決算委員会で、国土庁から情勢を一応聞いたんですが、それによりますと、三十八年以来の豪雪で、大変な被害が出されておりますが、何よりもいま一番大事な点は交通機関の確保、そこに全力を挙げておるということで御報告ございました。
まず、そういう意味で、冒頭に、今日北陸、東北で災害に遭っておる豪雪に対して、国鉄、運輸両面の現況、被害、対策、こういった点について、まずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 大体わかりました。
きのうの報告では、千七百戸ほどまだ孤立しておると、陸の孤島になっておるというお話でございましたが、いまお聞きしますと二百七町村ですか、恐らくそういうことだ……
○佐藤三吾君 ちょっと関連しまして大臣にお伺いしたいと思うんですが、昨日の国保連の全国会議の中で、この問題についていろいろ質問が出されまして、そのことは逆に言えば、都道府県負担と言えば交付税にかかってくるんじゃないか、そうすれば結果的には市町村にも問題が出てくるじゃないか、こういう追及の中で、厚生省側の答弁としては、いわゆる住民負担になるようなことはさせないと、都道府県から今度は市町村に波及することもさせない、したがって、都道府県に負担をしてもらうと、こういう前提に立って今度の八二年度の予算要求については、都道府県負担分を除いて概算要求をやる、こういうことを明確にしたようでありますが、いま財政……
○理事(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、昭和五十三年度決算外二件を議題とし、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○理事(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として寺田熊雄君が選任されました。
【次の発言】 午前に引き続き、昭和五十二年度決算外二件を議題とし、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○佐藤三吾君 私は、まず第一に、いま問題になっておりますアメリカのポラリス原子力潜水艦の当て逃げというか、この問題について総理の見解を聞いておきたいと思うんです。 御承知のとおりに、九日朝、貨物船日昇丸が、日本の領海からわずか五十キロの地点で、原子力潜水艦ジョージ・ワシントンに衝突されて、SOSもする暇もなく沈没すると、その結果十二名の乗組員のうち、船長を初め二名がいまだに行方不明と、こういう事件が起きました。この問題はすでに衆議院段階で政府との議論がなされておるようでありますが、しかし、中身を詳細に吟味をしますと、何ら解明されてない。昨日、国会の解明より先に、アメリカの国防省が、ジョージ・……
○佐藤三吾君 大臣、この特例法案は、もう昨年の審議の際にも、われわれは、こういう悪例をつくるべきでないということで再三申し上げておるわけです。そういうことですから、きょう私は、そういう前例のある法案の審議ですから、冒頭に大臣の考えだけこの問題では聞いておきたいと、こういうことでお待ちしておったんですが、まあ衆議院の予算委員会の方に呼ばれたということですけれども、これは恐らく昨日通告があったと思うんですね。私のところには、けさこちらに出て初めて、そういう内容で何とかしてくれぬかというような、こういう連絡があったんですけれども、今後のこともあることですから、この重要な法案審議の際に大臣がおるのは当……
○佐藤三吾君 きのうは本会議で質問したんですが、大臣、答弁の間じゅう私の方をにらんで答弁しておったですけれども、今度は近いんですから、時間もございますから、ひとつゆっくり御意見も伺いたいと思います。 新産都の問題、それから首都圏、公特の問題についてですが、これを設定した当時は昭和三十八、九年ですね、ちょうど高度成長の時代にこの法律が施行になったんですが、それから十五年たちました。そうして、いま説明によりますと、公共施設の整備がいまだ十分でないとか、それから公害関係についても十分な態勢ができていないというのが今度の延長の趣旨になっておりますね。どういう点が十分でないのか、十五年の評価をまず大臣……
○佐藤三吾君 私、きょうはこの問題を多く議論しようと思いませんが、大臣の本会議答弁を聞きまして、どうしてもやっぱり納得できないし、その点について大臣自体も答弁を避けておったような感じがしておるのですがね。きょうは三月の二十六日ですが、もう地方議会は大体きょうごろ終わるわけですね。地方税というのは、何といったって地方自治体にとって自主税源の最も重要な議案ですよ。ところが実態は、ほとんど地方議会で審議をしないまま首長の専決と、こういう方法になっておるのじゃないか。これ、できれば税務局長から実態の報告をいただきたいと思うんですがね、そういう状態にある。 しかも、地方税が唯一の自主財源というか、自治……
○佐藤三吾君 時間がしぼられたようですから、若干早口の質問になると思いますが、よろしくお願い申し上げます。 まず、大臣にお尋ねしたいと思うんですが、地方自治法の改正が、自治省が提起をしましてもう二カ月近くになります。御承知のとおりに、国会もきょうを境に連休後はもうまさに会期末と、こういう情勢にございます。しかし、この改正の趣旨は、地方制度調査会の中で議論をして、ぜひ行政改革の前提としてこの際明確にすべきだということが自治省が決意した一番大きな内容になっていると思うのでありますが、とりわけ委任事務の監査権の行使の問題であるとか、また、むやみやたらに国が法令改正、新基準をつくっていくことに対して……
○佐藤三吾君 先日、私、大臣に質問をして、なお努力をしていくと、こういう約束をいただいたんですが、ちょうどあれは先月の二十八日ですか、ところが五月一日の新聞によりますと、自治法の改正案を断念をしたと、こういう新聞報道がなされております。これはどういう理由で断念をしたのか、また今後の取り扱いをどうするのか、まずそこから聞いておきます。
【次の発言】 これは、私も先般の質問の際に申し上げましたように、十七次地方制度調査会で最も強く出されて、そしてまとめられた意見ですね。地方の時代と言いながら、事実的にそれに対する政府の姿勢というのはどうなんだということで、亡くなった大平さんを二回ですか地方制度調査……
○佐藤三吾君 まず、冒頭にお聞きしたいと思うんですが、この法律案関係資料は、いつ配ったんですか。
【次の発言】 いや、いつ配ったんですかと聞いている。
【次の発言】 私は、きょう、いま初めてこれを見るんです。恐らくそうじゃないですか、皆さん方も。いま初めて見ていま質疑せいというのは、これは神様みたいでなければならぬわけだから、もっとひとつそこいらは配慮した方がいいんじゃないかと思うんです。申し上げておきたいと思います。これはそれだけの問題です。
そこで、きょうは大蔵省来ていただいておりますから、若干大蔵省関係の質問をしておきたいと思いますが、一昨年法の大改正がございまして、このときに四つの宿……
○佐藤三吾君 いま大臣から提案理由の説明をいただいたわけですが、どうも公務員制度というものに定年制というものは私はなじまないというふふに思っておるわけですが、いま説明を聞いただけでもなお釈然としない部分もあるわけです。 そういう意味で、きょうは総理府の副長官も見えておるようですが、終身雇用ということを前提とした公務員制度の中で、今回定年制を導入するこの趣旨というか、もう一遍ひとつその辺を御説明いただきたいと思います。 同時にまた、自治大臣の方については、三千五百という自治体、一部事務組合ある中で、画一的な定年制度をなぜいま導入しなきゃならぬのか。その点について、まず冒頭にお聞きしておきたい……
○佐藤三吾君 一昨日、幾つか答弁が不鮮明で、後日回答しますという事項があったわけですが、その一つである延長職員の場合のいわゆる任命権者の情実乱用の防止というか、そういうことで、国の場合には人事院で再延長の場合にはチェックする、県の場合には人事委員会でチェックする。しかし、市町村についてはチェック機能がない。これは一昨日の答弁で大臣は、市町村長はそんなに悪い人間おらぬよと、だから云々ということがございましたが、そう言えば、逆に言えば、知事や大臣は悪い人間がおるということになるんですよね。安孫子自治大臣は知事でもあったし、悪いことをしたのかどうか知らぬけれども、こういうことになるわけで、そんな理屈……
○佐藤三吾君 いまの問題は私もぜひ聞きたいと思っておるんですが、真藤総裁から決意のほどが聞かれましたし、そこで、一つだけそのことと関連しまして聞いておきたいと思うんです。 いま総裁は、公社の実態に入ってみると、法と実態との間に乖離があると、それが非常に仕事そのものを縛っておる部分があるので、たとえば予算制度であるとか、たとえば料金の問題であるとか、それから公社法の縛りの部分ですね、そういった問題については、この際もっと自由裁量をふやしてもらいたいと、こういう意見がございましたが、私もその面については、ぜひひとつ、せっかく民間から入ったわけですから、民間の長所を導入して、そして効率的な体制がで……
○佐藤三吾君 私は、本題に入る前に、ちょっと検査院にお聞きしたいと思うんですが、昨日いただきました五十五年度の決算報告、これを見ますと、不当事項が百八十件、六十七億三千八百万の金額がむだである。さらに前年度との対比を見ますと、件数で前年が百五十七件です。ただ、金額面は電電関係が昨年はございまして、それを除くと、実質金額、件数ともに上回る、こういう報告をいただきました。二百二件、二百九十一億三千万、これは八%ですからね、単純に類推すると約三千億の不当、不適切なむだが行われておる、こういう内容だと私思うんですが、いま鈴木内閣は行政改革に政治生命をかける、臨時国会でもあれだけ議論をしたわけですが、そ……
○佐藤三吾君 まず皇室の問題でお聞きしておきたいと思うんですが、五十四年の決算だと思いますが、私は、外国元首から皇室にいただく贈答品、それから天皇初め皇室が外国に行った際に贈る同種の問題を取り上げたんでありますが、それは当時御承知のとおりに、アメリカのニクソン大統領の失脚事件がございまして、その際にも外国元首の贈答の問題が国民の批判を受けておりました。日本の場合もこういった問題についてはやはり明らかにした方がいいんじゃないか、こういう観点で国会で質問したんでありますが、その後イギリスの皇太子の結婚の例がございまして、チャールズ皇太子の結婚式に、各国の元首からいただいた贈答品を、その結婚式終了後……
○理事(佐藤三吾君) この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 他に発言もないようですから、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算については、一応この程度とし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十一分散会
○佐藤三吾君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方公務員法の一部を改正する法律案に対し反対の立場から討論を行うものであります。 戦後のわが国の公務員制度は、ごく一時期を除けば、マッカーサー指令による政令二百一号以来きわめて不当な状態に置かれたまま今日に至っております。憲法で保障された労働基本権が、個別法たる国家公務員法、地方公務員法等で否認されている状態は、自衛隊の存在と同様にわが国憲法がいかに軽視されているかを物語るものであります。政府及び自治体当局と公務員労働者との間の労使関係が常にぎくしゃくし、正常な関係の確立がなされていない根源は、まさにここに由来していると言えま……
○佐藤三吾君 まず、官房長官にお聞きしたいと思いますが、これは質問通告をしてないものですから大変恐縮なんですけれども、いま当面の重要問題になっておりますので、政府の考え方、対処、こういった問題についてお聞きしたいと思うんですが、十五日の午後にミンダナオ島の沖合いで、高知の大一商運ですか、そこの所有の「へっぐ号」がフィリピンの空軍に銃撃されるという事件が起こりました。これは人命にかかわるところまでは幸いにいってないんですが、しかし積み荷の関係等から見ますと、間違えば爆破されるという重大な事件なんですが、きのうの夕刊ですか、それからきょうの朝刊等を見ますと、フィリピン政府もフィリピン空軍機が攻撃し……
○佐藤三吾君 先ほど目黒委員の質問がございましたが、院法改正の問題で、あなたのところが依然として賛成しかねておる、それが閣議で決まらない一番大きな問題でしょうが、各省間の協議の合意ができない問題になっておるんですが、それは国または公社、それから二分の一の政府出資法人が財政援助をしておることに対する検査権限の強化、この問題に反対をしておるのか、それとも改正案の中で、国または公社の工事のいわゆる役務の部分まで調査権限を強化していく、こういう点について反対しておるのか、それとも政府出資の法人の工事の請負もしくは役務、物品購入、こういった問題に必要あれば検査をしなきゃならぬという、いろいろございますが……
○佐藤三吾君 きょうは建設、国土が中心でございますから、それでやらしてもらいますが、その前に自治大臣との約束の問題がございますので、一言だけで結構だと思うのですが、先に入らしてもらいたいと思います。 第十七次の地方制度調査会で答申をした際に、大平さんだったんですが、この地方の時代に間に合うように急いでひとつ答申をしてくれということで、私どもは五十四年の九月に答申をしたのでありますが、それが地方自治法の改正案として、昨年の九十四国会にも提案する、こういう約束になっておったのが延びまして、そして、昨年の十二月八日に自治大臣との間で、私の九十六国会に出すのかという質問に対して、必ず約束を守って提出……
○佐藤三吾君 いまの質問の問題もありますが、私はきょうアメリカの副大統領も来ることでございますが、農産物の自由化の問題について、ちょっとただしておきたいと思うんです。 御存じのとおりに、農産物の自由化の問題については、アメリカから強い要求がございまして、二十二品目の自由化をめぐって、いま焦点になっておると思うんです。この問題をめぐって、経済企画庁を中心に、大蔵、外務、通産、農水各省庁で五月七日の第二段をどうするかということでめぐっておりますが、新聞報道をいろいろ聞きますと、まだ定まってない感じがしてなりません。 先ほどの本会議で農林水産大臣の答弁を聞きましたが、しかし、けさのNHKの放送と……
○佐藤三吾君 時間がございませんから、総理、簡潔にお願いしたいと思います。 まず第一に天下り人事の問題で、今国会で、御承知のとおりに、新たに民間の天下りに手みやげの工事費がついたり、談合のパイプ役が天下りのOBである、こういう点が浮き彫りになったわけです。このことにつきましては、人事院もこの委員会で見直しをしたい。それから建設大臣も二十三日の委員会の答弁で、土工協が提案しておる、限定つきでございますが、中小について。大手については競争入札を導入してそういう介入の余地のない方向で検討したい、こういう回答をいただいたわけです。 しかし、総理に私はお聞きしたいのは、そういった上に立って予算委員会……
○佐藤三吾君 消防庁長官にお伺いしたいと思うんですが、きょうはホテル・ニュージャパンの集中審議と、こういうことになっていますから、できるだけその問題を中心にやってまいりたいと思うんですが、三十二人が死亡するという痛ましい事故を起こした、また、三十四人が負傷する、こういう事件ですが、遺族の皆さんには心からお悔やみ申し上げたいと思いますし、同時にまた、負傷者の皆さんには心からお見舞い申し上げたいと思います。 ちょうど一ヵ月半たったわけでございますが、この問題に対するマスコミの論調、それから衆参両院における質疑の実態等を見ますと、この事件の問われておる内容がほぼ明らかになってきたんじゃないか、私は……
○佐藤三吾君 世耕大臣の所信はお伺いしておったんですが、委員会で接する機会というのは私はきょうが初めてでございまして、本来なら一般質問等の機会があって、大臣の就任に当たっての決意なりそういった問題をただすべきだと思うんですが、時間の関係でなかなかそうならずにきょうを迎えたわけでございますから、きょうは法案審議の委員会でございますけれども、やはりその前に一つだけ大臣の考え方なり所見をただしておきたい、そういうふうに思いますので、冒頭にお伺いしたいと思います。 大臣は、自治大臣であると同時に国家公安委員会委員長、同時にまた、鈴木内閣の閣僚の一員でもあるわけです。お伺いしますと、七日会以来ずっと田……
○佐藤三吾君 きょうは時間があれば大臣に、きのう志苫委員が質問の冒頭に言っておりました地方自治の問題、地方分権の問題、あなたは文人の大臣とか詩人の大臣とか言われておりますから、そういった問題と地方自治の問題で議論をしたいと思ったんですが、これは、きょうは時間がございませんから交付税のときにやらしていただきたいと思うんですが、しかし、あなたの姿勢というか、「新閣僚に聞く」という新聞等に見るあなたのイメージと、最近自治省のやっておる中身というのは非常に食い違いがはなはだしいような感じがするんです。そこら辺の問題について、今後の質疑の関係等もございますから、一つだけお伺いしておきたいと思うんです。 ……
○佐藤三吾君 予定を若干変更しまして、内閣官房それから行管庁が衆議院との関連がございますから、そこだけ先にお聞きしておきたいと思います。 今度の国会ほど談合問題というのが国会で議論されたことはないんですが、その中で天下り問題も、当然一つのパイプ役としての役割りが出てまいりました。これは後ほどまた人事院にお聞きしたいと思うんですが。そういう中で、私は決算委員会にも所属しておるわけですが、五十五年度の決算の報告を見ますと、特殊法人、認可法人における不正支出、不正工事、こういうものが次々に――次々というか矢継ぎ早に出ておるのが実態なんです。そういう意味合いで、特殊法人、認可法人の問題について内閣並……
○佐藤三吾君 きょうは、交付税のしんがりになったわけですが、六点ほど集中的に御質問を申し上げたいと思いますので、時間の関係もございますから、できるだけひとつ簡潔に、正確に御答弁をお願いしておきたいと思います。 まず、最近とみに目立ちますのは、増税なしの財政再建という言葉で、増税の方の身がわりとしてこの三月議会を見ますと自治体の料金――使用用、手数料、そういうものが矢継ぎ早に引き上げになっておるわけですね。この実態を見ると、非常に自治体間の格差が大きくなってきておる。そのことがまた減税が五十二年以来ストップとなったことと関連いたしまして、公的負担の増大となって庶民を圧迫しておるというのが実態じ……
○佐藤三吾君 警備業法の一部改正案が、延長国会でちょっと中断しまして、それだけ勉強する機会があったわけですが、きょうは時間の関係もございますから、前回の議事録を参照しながら、できるだけその問題以外の問題を含めてお聞きしておきたいと思います。 まず第一に、本法案の改正趣旨を要約しますと、警備事業の開始手続、それからその手続の届け出から認定制に変わったということと、警備員の欠格条項を加えたということ、指導教育制度というものを新設をするというか、それから機械警備についての規制を強めた、各種手数料、罰金の強化をやった、こういう点に尽きるんじゃないかというふうに思うんですが、これはいかがですか。そうい……
○佐藤三吾君 きょうは時間がございませんから一々突っ込んだ議論はしないつもりでおったんですが、ちょっと行政局長、私はあなたに質問の予定をしていなかったんだけれども、いまの議論を聞いてそれで聞くんだけれども、きのうですかおとといですか、全国の人事委員会の事務局長ですか、を集めてどういう指示を行ったんですか。
【次の発言】 後段の、臨調の答申が人事委員会の諸君に何の関係があるのか。人事院すら、いろいろな要請があったけれども、それは人事院の機能として藤井さんは毅然として原則に基づいて勧告をやったんだ。だからむしろあなたの方から言うのは、臨調の答申がいろいろあるけれども、それにこだわらず人事委員会の使……
○佐藤三吾君 本来これは大臣が就任した際はいままで地行では恒例としては一般質問が設定されて、それから法案審議ということに入るのが日程になっておったのですが、今度の国会は日程がごらんのような情勢ですから、それもできずにいきなり法案審議と、こういうことになったと思うんです。しかし何と言ってもこれは大臣の政治姿勢なりそういったものはやっぱり冒頭に聞いておかないといけないと思いますので、法案審議に入る前に二つだけ聞いておきたいと思います。 一つは、大臣は三十八年ですか、当時の建設省の官房長、課長補佐と一緒に公選法並びに公務員法違反で起訴されておる、こういうふうに聞いておるわけですが、公判の中で大臣の……
○佐藤三吾君 あすの予定がきょうに繰り上がって、大蔵省関係はきょう四時から質問する予定をしておったのですが、直接ぶっつけになって大変申しわけないのですが、あしからずひとつ御了承いただきたいと思います。
そこで、ちょっと小さいのから、いろいろ質問もあったと思いますから重複する点もあると思いますが、二、三、まず自治省の方に聞いておきたいと思います。
住民税の課税最低限が今度百八十八万四千円ですか、所得税が二百一万五千円ですか、これは生活保護基準との関係はどういうふうにお考えなんですか。
【次の発言】 その差額が、いま数字があったのですが、生活保護基準は、私の計算では五十七年度が二百三万三千五百……
○佐藤三吾君 まず、大臣に聞いておきたいと思うのですが、いまちょうど市町村の首長、議員選挙が行われておりますが、この立候補の状態を見ると、たとえば有罪が確定しておる候補者が控訴を理由にして立候補を次々にしておる。非常に政治倫理の欠如の問題が問われているときに、こういった実態が続出しておることについて、所管大臣としてどういう御見解を持っておるか、聞いておきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなた所管大臣として好ましくない現象だという答弁がいただけると思っていたのですけれども、あなたにもやっぱりこういう問題を、前科と言うか、それがあることもあって、そういう国民の信託ということに逃げられたのだと……
○佐藤三吾君 きょうは交付税審議ですが、その前に四月十九日の私の質問に関連してお尋ねしておきたいと思うのですが、四日二十日の各種新聞を読みますと、私の質問しました点字投票の方式についてパンフレットなどをつくって、点字投票に対する遺漏のない措置をとっておるというような、こういう報道を目にしたのでございますが、どういう内容、そしてどういう措置をとったのか、それをひとつ報告をいただきたいということが一つ。それから、五月一日号の「点字毎日」が出されております。この中の記事についてどういうふうに御判断なさっておるのか。二についてまずお聞きしておきたいと思います。
○佐藤三吾君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤三吾君 大変お疲れだと思うのですが、私がきょうの最後の質問ですから、ひとつ目が仲よしになっておる方は開いていただきたいと思います。 そこで、まず、先ほどわが党の久保田真苗委員が質問をしました国立大学の共通一次試験問題について、私から一問だけ追加さしていただきたいと思うのです。 科目数と並んで問題点とされてきた点は実際の試験実施日の件でありますが、六十年度は一日二十六日、二十七日の両日とする、こういう案が具体化しております。ところが、この案が果たして最良のものかどうか、いろいろな意見があるようであります。国立大学協会の方で全国高校長会の代表を呼んで意見を求めたところ、高校側は国大協案は……
○佐藤三吾君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤三吾君 どうもお忙しいときに先生方にお話しいただきまして、ありがとうございました。 私は、時間もございませんから二、三に区切ってお聞きしたいと思います。 深海先生にまずお聞きしたいと思うんですが、総合的に対応していかなければいけないんだということで強調なさっておったわけですが、私も同感です。その際にやっぱり世界全体の中で考えた場合に、特に東側、ソビエトですね、中国もございますが、こういったところに今後の日本としての目を向けていかなければならぬという点があったと思うんでございますが、この点は具体的に先生のお考えはどういうことを指しておるのか、この点が一つです。 それからもう一つの問題……
○佐藤三吾君 委員長報告がございましたが、総論においては私も意見の相違はないと思います。ただ、資源・エネルギー、食料問題は、東西関係との関連や、平和、軍縮との問題があることは、先ほど同僚議員が指摘したとおりであります。特に基本的には、緊急事態にどう対応するかということも重要でございますが、より大事なことは、国際的な脅威を起こさない、緊急事態を起こさないという対策であろうかと思います。そういう意味で、我々はこの資源・エネルギー、食料問題に対する対策というものを考えていかなければならないのじゃないかと思います。とりわけ資源の少ない日本の場合に、必要な備蓄、食糧の自給態勢の確立、こういった問題につい……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る八月八日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました佐藤三吾でございます。甚だふなれでございますが、皆さんの御指導と御協力を賜りまして厳正、公平な委員会運営を行い、この重責を果たしたいと念願をいたしている次第であります。どうぞよろしく御支援、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八月七日、平井卓志君、岩本政光君及び菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君、岩崎純三君及び私、佐藤三吾が選任され……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る九月十九日、稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。 また、去る九月二十五日、木木平八郎君及び下条進一郎君が委員を辞任され、その補欠として青木茂君及び岩崎純三君が選任されました。 また、去る十月一日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として管野久光君が選任されました。 また、去る十月三日、菅野久光君、久保田真苗君、本岡昭次君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君、村田秀三君、片山甚市君及び下田京子君が選任されました。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月四日、青木茂君、大森昭君、片山甚市君、村田秀三君及び下田京子君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君、菅野久光君、本岡昭次君、久保田真苗君及び安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、厚生省、環境庁、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二日、河本嘉久蔵君及び右本茂君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君及び斎藤十朗君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、建設省、国土庁、北海道開発庁、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ござい……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月七日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月九日、大森昭君及び斎藤十朗君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君及び仲川幸男君が選任されました。
また、去る十一月二十一日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○佐藤三吾君 何も江戸のかたきを長崎で討つわけじゃないんですけれども、一言だけ冒頭に言っておきたいことがあるんですが、予算委員会で私が資産公開問題を出したら、田川さんは勘違いしておるんじゃないかと、こういうお話だったんですね。勘違いはしてないんですよ。確かにあなたがおっしゃるように、比較するとかそういうことも大事ですけれども、私はやっぱりスタートが大事だと思うんです。スタートにうその申告を出しておったらこれは虚偽ですね。その節があるから私はあえてあの問題を出したわけです。同時に、言う人はやっぱりちゃんと自分で出さなきゃいかぬと、この説はわかりますよ。だから私どもは党として資産公開法を全議員を対……
○佐藤三吾君 きょうは時間がございませんから、許認可の問題で大臣に、認識の度合いを含めてお聞きしたいというふうに思っております。 大臣は、予算委員会でもそうでしたが、「都道府県展望」という雑誌の中でも、東京都知事の鈴木さんと対談をして、その中で臨調は許認可椎の地方委譲についてこれは極めて不十分と、したがって完璧を期すべきだと、こういうことを強調なさっている。その基本は、住民に身近な事務は住民に身近な地方自治体に持っていく、これが基本だと、そしてその原則に立って、国と地方間の事務の再配分の一環として積極的に許認可権限の地方委譲を行わなきゃならない、こういう主張をなさっておられるわけですね。いか……
○佐藤三吾君 まず、お礼を申し上げておきたいと思うんですが、たしか去年の四月に私この委員会で取り上げました。それは山口の県会議員選挙で目の見えない人の一票が自治省の通達の無情さで無効になりまして、それが当落を分けたという事件がございました。私はその事件で、目の見えない人についても、せっかく投票の意思表示をして、しかもそれが点字でもってちゃんと個人の氏名を書いているにもかかわらず、それに受付で用紙に選管の印がなかったというそのことで無効にするのはけしからぬということで、この委員会で取り上げたわけです。その後、この問題の判決を調べてみますと、判決は全部それは有効だと、にもかかわらず約三十年近く自治……
○佐藤三吾君 きょうは交付税法の審議でありますが、私の場合、四月十九日の委員会の経緯もございますから、したがってそこから入らしていただきたいというふうに思います。 そこで、公務員部長にまず聞いておきたいんですが、四月十九日の委員会で時間切れになった段階で、私は締めくくりとして自治大臣の答弁をもらおうと思って質問をしたわけですが、横合いから公務員部長が出てきて、そして何かラスパイレス指数が金科玉条のように言いながら、議事録を見ると私の熱弁がどうかとかラスの低いところは物価指数も低いとか、言いたい放題少し言っているような感じがするんですが、何が言いたかったのか、きょうは冒頭だから時間があるわけだ……
○佐藤三吾君 私は、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表し、反対の討論を行うものであります。 対GNPに占める地方財政の比重は、最近では、昭和五十六年度の一九・三%をピークに漸減し、昭和五十九年度見込みにおいては、一六・三%と、昭和五十三年度に次いで低いものとなっております。医療、教育、環境保全、福祉はもとより、地域経済振興においても、地方行財政の役割が増大しているにもかかわらず、これとは全く逆に比重は低下しているのであります。 その原因は、政府の行政改革によって、地方財政規模が、特にここ一、二年、強く圧縮されたことに加え、本来国が負うべき財……
○佐藤三吾君 きょうは警察関係の一般調査ですから、その問題に絞って質問さしていただきたいと思います。
まず、今問題になっております外国人登録法に基づく指紋押捺の問題で、これは「ひとさし指の自由」ですか、ということで非常に全国的にも問題になっておりますが、同時にまた、これは韓国でもいろいろな団体が大きな動きを示しておるわけですけれども、この問題について、法務省、現状をまず御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これは十六歳未満は除外と、一年未満は除外になっているわけですが、それ以上の方々というのはどのくらいなんですか、八十二万の中で。
○佐藤三吾君 きょうは三井長官がお見えでございますから、法案審議に入る前に、二、三お聞きしておきたいと思うんですが、十二日のこの委員会で私、最近の警察の一連の不祥事についてただしたわけですけれども、昨日もまた盛岡ですか事件が出ていますね。飲酒運転で突っ込んだという事件が起こっておりますが、しかし西のグリコ、東の白昼強盗と、こういう事件は未解決のまま、そういう中で一連の警察官の不祥事というのが次々に起こっている。私がざっと洗ってみると、ことし半年、一月から六月までで十三件事件が連続して発生している。特にグリコの問題で、大阪府警、兵庫県警というのはまさに今非常態勢だと思うんですよ。三井さん、あなた……
○佐藤三吾君 まず、自治省にお伺いしますが、本改正案が成立して施行される、こういう事態になれば、あなたの方の一番心配するのは定員増、予算増、しかも県費負担、こういうことになるんじゃないかと思うんですが、この点について、これは自治省じゃなくて警察の方ですね。平年度でどういう見積もりをしておるのか。少年指導委員であるとか協会、協会補助とか、こういったいろいろの問題がございますが、そこら辺について、まず警察庁にお聞きして、自治省にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 現在、五十九年度のいわゆる警察関係の県費負担というんですか、これは一体、実態はどうなっていますか。
○佐藤三吾君 ちょっと関連してお尋ねしますが、例えば通産省との覚書の中に、防犯協会を充てると、こういう覚書がある。で、衆議院のやりとりを見ると、やっぱり一応防犯協会という名前が挙がっている。ただ、今あなたの答弁を聞きますと、これこれの条件を備えておるかどうか、それを見て指定するのだとおっしゃる。ところが、防犯協会の現状についてあなたの方は把握していますね。把握しておるから私のところへも資料が出ておるわけですよ。この現状から見て、今あなたがおっしゃったような指定に足り得る都道府県の防犯協会、それは幾つありますか。
【次の発言】 しかし、少なくとも通産省との協定の中に防犯協会という名前が出てきてお……
○佐藤三吾君 関連。 私が要求したのはやはりちゃんとしたもので、ヤミ屋の集まりを要求したわけじゃないですよ。あなたの方がおっしゃったように、いつでも健全なゲーム機とそれからギャンブル機は転換できるのだと、こういうお話であるから、それならそれをここへ持ってきて見せなさいと、こう言ったわけです。もちろんその前提は電気用品の取締法の基準に合致したものであることが前提ですよ。ところがそうじゃない。どうも私も現地見ておかしいなと思ったのは、ああいうふうにはならないのですよね。あそこでは一分か二分で変えることができるけれども、あのときに来ておったメーカーの人に、健全なゲーム機とそれからギャンブル機を根底……
○佐藤三吾君 きょうは本当にお忙しいところ御苦労さまです。 まず、江幡先先生にお伺いしたいと思うんですが、少年補導員の問題で先生は補導員という資格を持っておると持ってないとの違いをさっき強調なさいましたね。それは今ある補導員だと思うんですね。今約七万から十万おりますね。今度の少年指導委員というのは警察をバックにした少年指導委員ですからこれは違ってくるのではないかと私は思うんですが、その点を先生はどういうふうに御認識いただいておるのか。私は先生おっしゃった意味、そういう子供を抱えておりますからよく知っておりますが、やはり家庭がすべてスタートにございますね。それから学校ではみ出されてしまった、こ……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました風俗営業等取締法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論を行うものであります。 本案につきましては、既に本院並びに衆議院における審議の中で問題点の多くが指摘され、また、それに対する政府答弁は紆余曲折をきわめ、混乱に満ちたものでありました。 私は、かかる立法体系上の構造的欠陥を持つ法案を政府が国会に提出したことに対し、まことに憤りを感じます。本院におきましては、特に十二名の参考人の方々が意見を開陳されておられますが、参考人の多くの方も同様の感想を表明されておられます。 以下、その重大と思われる問題点のみを指摘いた……
○佐藤三吾君 私は、この予算委員会が始まって以来各種の論議がございましたが、その論議の中でなお解明されていない部分があるように思いますので、そういった問題を含めまして、特に政治倫理の問題、行政改革の問題、さらに財政再建、地方財政の問題、警察関係、原子力船「むつ」の問題、こういった問題についてこれからただしてまいりたいというふうに思います。 そこで、その問題の前に、先ほど質問がございまして総理並びに関係省庁の答弁もいただいたわけでございますが、けさの福岡高裁におけるカネミ油症の判決の問題について、まず厚生大臣からお聞きしたいと思うのでありますが、十六年間にわたって苦しんでまいった患者に対して、……
○佐藤三吾君 今、小此木答弁の中で、答える義務はない、答える義務じゃない、私に質問をする権利がない、こういった問題については永遠の議論だと、こういうことで委員長、理事会に先ほど答弁の中で付託しておりますが、委員長、この見解を聞きたいと思うんです。私は質問の権利がないわけですか。
【次の発言】 小此木さんはそう言っておるわけだ。しかし、この問題については委員長並びに理事の方で議論してください、結論を出してくださいと、こう言っている。だから、委員長とうなったのかと、こう聞いておるわけです。
【次の発言】 よろしいですか。
【次の発言】 質問権があるわけですね。
○佐藤三吾君 私も障害児の親なんですが、そういうことで特に文部大臣に聞きたいと思うんですが、今御答弁の中に出ましたけれども、どうしても親の同意が得られぬ、こういう場合に、行政の対応として、あくまで障害児学級への就学を強制するのか、それとも入学時期を過ぎて実質的に未就学状態になっても親を説得するのか、実験的、段階的に、暫定的に普通学校に就学させるのか、いずれの方法をとるように指導しているのか、その点ひとつ。
【次の発言】 そうしますと、大臣、これは強制はしない、そう受け取っていいんですね。
【次の発言】 強制しないとすれば、実質的に未就学状態を続けながら説得するということは私は間違いだと思うんで……
○佐藤三吾君 労働大臣、一言あっていいんじゃないですか。
【次の発言】 まず私は、土呂久公害の訴訟の問題についてお尋ねします。
宮崎県高千穂の土呂久砒素公害訴訟が三月二十八日に原告側が全面勝訴しました。この判決の特徴は、鉱業法百九条を適用して無過失連帯賠償責任を問うた判決であります。しかし、住友が翌二十九日に控訴しました。原告二十三名中十三名が死亡する、三名が病気で倒れておる。こういう事件だけに、私は人道上の観点からいってもこのような控訴は認められないというふうに思うんですが、通産大臣、この問題に対する対応をどうなさっていますか。
【次の発言】 労働大臣、去年の三月二十一日に判決が出ました労……
○佐藤三吾君 建設大臣、始関さんが建設大臣のときだと思うのだが、ちょうどこの時期、私は決算委員会で談合問題を取り上げまして、いわゆる要請職員、各県の土木部の部課長の技術職員、これらが各県を持ち回りで動いておる、この問題について現状はどうなっておりますか。
【次の発言】 今、要請職員は全体でどのくらいですか。
【次の発言】 私はなぜこの問題を取り上げているかといいますと、今建設大臣が言ったように、この職員については各県の知事から要請があって建設省はあっせんしておるんだと、こういう言い方をしますが、しかし姓前はそうかもしれませんが、実態はそうじゃない。それなら例えば知事会とかブロックの知事会で協議……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 我が党は、政府の国民生活犠牲、生活不安を増加させる経済財政政策を転換し、国民生活の向上、内外経済の不均衡の是正及び財政再建に展望を持てる予算を編成することが必要と考え、本予算を軍拡と国民生活圧迫の予算とすることなく、生活安定、平和保障の経済財政改革の予算として編成するよう、本委員会において政府予算の問題点を摘出し、その根本的見直しを求めてきたのであります。 しかし、政府予算の審議の中で、中曽根内閣の本質が明白となり、強者は生き残り、弱者を切り捨てる国内政策が進め……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十八日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
また、去る十二月一日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
また、去る十二月四日、久保田真苗君及び本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君及び梶原敬義君が選任されました。
また、去る十二月七日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十二月十二日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月十三日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
また、去る十二月二十一日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、内閣、総理府本府、行政管理庁、沖縄
開発庁及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いた……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月三十一日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
また、去る四月二日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
また、今四月四日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月五日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
また、去る四月八日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨五月十六日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月十七日、稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
また、昨五月二十八日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、法務省及び裁判所の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じま……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として、安武洋子君が選任されました。
また、去る五月三十一日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、総括的質疑第一回を行いますが、質疑に先立ち、まず昭和五十六年度決算における警告決議に対し、その後内閣のとった措置につきまして、大蔵大臣から説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨六月十四日、杉元恒雄君、仲川幸男君、夏目忠雄君、原文兵衛君、平井卓志君、星長治君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として吉村真事君、宮島滉君、林健太郎君、杉山令肇君、山本富雄君、竹山裕君及び橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、前回に引き続き総括的質疑第二回、内閣総理大臣に対する質疑を行います。
総理に対する質疑時間等につきましては、理事会において協議し、各質疑者に御通知申し上げましたとおりでございます。
それ……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月十五日、橋本敦君、杉山令肇君、竹山裕君、林健太郎君、宮島滉君、山本富雄君及び吉村真事君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君、原文兵衛君、星長治君、夏目忠雄君、仲川幸男君、平井卓志君、杉元恒雄君が選任されました。
また、昨六月十八日、喜屋武眞榮君及び井上計君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君及び山田勇君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件並びに国家財政の経理及び国有財産の……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) どうもふつつかでございましたが、一年間皆さんのお力添えをいただきましてありがとうございました。とりわけ休会中にも御無理を申し上げまして、理事の先生方や委員の先生方に大変な御協力をいただきまして、重ねてお礼を申し上げて、ますます決算委員会の充実強化に御尽力いただきますことをお願いしまして終わりたいと思います。 ありがとうございました。(拍手)
○佐藤三吾君 大臣、初めての機会ですから、実はいろいろお聞きしたいと思っておったのですが、いろいろなきょうの私の質問の内容との関連もございまして、また次のときにゆっくりお聞きしたいと思います。 まず、法案の関係で御質問申し上げますが、今回の改正で、卸売販売業者だけじゃなくて小売業者もたばこ消費税の帳簿記載義務が生まれることになるわけでございますが、これは七十四条の十七ですか、そうであれば善良な小売業者から見ますと、今まで税にタッチしてなかっただけに、改正により国を含めて三種類の税に関与する。書類の保存、帳簿の記載、こういった負担が増大するわけでございますが、これらについて負担をかけない、そう……
○佐藤三吾君 大臣とは私たち、きょうが初顔合わせですね。普通は、初顔合わせのときにはいろいろとお聞きするのを通例としているのですけれども、きょうは法案審議の予定日だし、それから時間もちょっと消防問題その他をやらなきゃならぬものですから、時間がございませんから、またひとつ機会を見てゆっくりさしていただきたいと思います。 そこで、きょうは交付税の中身の議論よりも、若干経緯を含めて大臣にお聞きしておきたいというふうに思うのですが、まず補助金整理の一括法が先般成立したわけです。これはあなたの場合に、昨年の覚書から委員会審議、ずっと一貫して対応してきておるわけでございますが、この成立に当たっての大臣の……
○佐藤三吾君 私は、今回提案された道交法の改正案について質疑に入ります前に、今問題になっておる問題で、指紋押捺の処理について一言お聞きしておきたいと思います。 御案内のとおりに、先ほどの十四日ですか、法務省の新通達の閣議決定によりまして、事態は新たな問題として、窓口である自治体で深刻な情勢になっております。私も、あすは北九州の現場に入っていろいろこの問題の処理について実情を調査する予定をしておるのでありますが、各自治体は、先般の私の質問の際にも申し上げましたように、当該外国人のいらっしゃる自治体についてはほとんどと言っていいぐらいにこの撤回もしくは改善を決議なさっておるという経緯からかんがみ……
○佐藤三吾君 私は、先日この問題で質問をしたわけですが、特に今までの各委員に対する答弁をお聞きしますと、一番問題点というのはやっぱりシートベルトの着用義務、それに伴う行政処分、ここにあると思うんです。しかし、なかなか警察庁の方はのらりくらりというわけじゃないんですが、修正をするとは言わない。そういうことで、この問題について四、五点ほど確認をしておきたい、こういうふうに思います。 きょうはもう採決など理事会で決めておるものですから、会期末ぎりぎりまでやるのかと思っておったんですけれども、予定が変わりましたから、これは警察庁長官、ひとつお答えいただきたいと思うんですが、おおむね過半数を超えたとい……
○佐藤三吾君 きょうは、豊田商事の問題もございますが、まず長官も出ておることですから冒頭にお聞きしたいと思いますのは、昨年七月、私はこの委員会でグリコ・森永事件につきまして警察の所信をただしました。それに対して刑事局長は、早急に逮捕をする、こういう言明をここでなさったわけです。ところが、早急というのがどういう解釈か知りませんが、警察も努力なさっていることはわかりますけれども、もう一年になんなんとしている。今度豊田の問題が起こりました。これもやっぱり大阪、兵庫、こういうところを舞台にする。私はそういう意味で、この問題は根っこにやっぱりつながりがあるのじゃないかという危惧すら持たざるを得ない、警察……
○佐藤三吾君 第二班の委員派遣報告を申し上げます。 派遣委員は吉川芳男理事、三治重信理事、神谷信之助委員と私の四名で、去る九月四日から六日までの三日間、富山、石川の両県を訪問し、県、市町村の財政状況及び行政改革の実施状況等について県当局等から説明を聴取するとともに、まちづくり対策事業や地場産業など地域振興事業の現地調査をしてまいりましたので、その概要を御報告いたします。 私ども両県にお伺いいたしましてまず感じましたことは、厳しい財政環境にもかかわらず、住民福祉と行政水準の向上を実現するため、極めて意欲的に県政を進めておられるということであります。 すなわち、富山県におきましては、五十八年……
○佐藤三吾君 最近、警察関係で言いますと、森永・グリコ事件がいまだに未解決。それから、先日は中核派の皆さんが、国鉄のゲリラ事件というんですか、大変な事件を引き起こす。加えて警察官の相次ぐ不祥事、これが連日新聞をにぎわす。まさに今、警察全体への国民の信頼が揺らいでおるんじゃないかという危惧を私は持っておるわけです。第一線の警察官の皆さん、これは山田さんも含めてでしょうが、その意味で本当に今心血を注いで、どうして国民の信頼を得るかということで御努力をなさっておると思うんです。 そういう時期に、最近マスコミでいろいろ取りざたされておりますが、最高の責任者である警察庁長官、それから警視総監、こういう……
○佐藤三吾君 きょうは大蔵大臣、本当なら私は三時間質問するんだけれども、三時間ここに座ってもらわなきゃいかぬ。しかし各委員会との、文教や他の委員会の関係もございましてどうしても四十分間にサービスしてくれということで大サービスをしたんですから、答弁の方はつれない答弁じゃこれはもう何のためサービスしたかわからぬわけだから、その点あらかじめ大臣に冒頭に要請しておきたいと思うんです。 質問に入る前に一言だけ大臣がせっかく来たんですから聞いておきたいんですが、きょうの日経に出ていますようにいわゆる高率補助の一割削減ですね。この問題については去年はたしかことし六十年度限りという大臣間の協定を結んでやった……
○佐藤三吾君 関連して、通告していなくて大変恐縮なんですが、一つついでにお聞きしておきたいと思うんです。 既支給の問題は、今、丸谷委員からも施行に当たって万遺漏のないようにというお話がございましたが、これは五十三年の当委員会以来の強い要求で附帯決議をつづってきたことが今回実現するということで、非常に結構なことだと私は思うんで、それだけにせっかくのこの改正チャンスですから、この施行後に漏れるようなことのないようにぜひ御配慮してお願いしておきたい、とういうふうに思います。 恩給局の方がおいでですから、私もちょっとわからないので、これはどういう意味だろうかというのが一つあるんです。それは、私の兄……
○佐藤三吾君 まず、消防庁からいきましょう。 消防職員の五十五歳特例廃止に伴う措置について、先般十二日の際にも議論したんですが、その。中で、労働環境の整備を急ぐことということについて、長官から前向きに検討したいということで、ただそのやりとりの中で、私の聞き違いかもしれませんが、まだ十五年間あるからその中で十分対処していきたいというようなお話があったと思うんですけれども、しかしこれは今三十二、三歳のだんご状態の人が十五年後にはもう五十近くなる。そこで処理されたんじゃ、これはもう本人も例えば一般職の職場についても事実上私は役に立たないと思う。そうじゃなくて、この処理は早目にやっていかなきゃならぬ……
○佐藤三吾君 大臣、どうも御苦労さまでした。日ソ漁業交渉の今後の問題、さらにまたアメリカとの問題もございましょうし、大臣また早急に現地へ行って説得なさるというふうなことでございますから、いろいろ聞きたかったのですが、若干時間が食い込んだようですからカットさしていただいて、残り時間があれば後ほどひとつ質問さしていただきたいと思います。 農蚕園芸局長来ていますか。予算委員会であなたと議論したかったのですが、時間がなくて聞きそびれた点がございますので、二、三聞いておきたいと思うんです。 製糸構造改善事業、五十八、五十九年に合計百五十四企業、三千四百五十六台廃棄で、その総事業費並びにまた調達の内訳……
○佐藤三吾君 大変私どもにとっては初めての勉強みたいな感じでまだまだよくわからない点がたくさんあるわけですが、ちょっと柳田先生にお伺いしたいと思うのは、先生が考えられておる生涯教育のこういう関係の理想的な姿というものはどういうものを描いておられるのか、そこをもう少し説明していただきたいのが一つと、それからさっきお話がございましたように、アメリカの場合にはどっちかというと軍事とか航空、宇宙の方面が発達して、巨大過ぎて、そして日本の場合と対比してみると、日本の場合の方がそういう意味では発展性、条件を持っておる、こういうお話ですから、しかしこういう国際交流でやるシステム、仕組みで研究開発する中では日……
○佐藤三吾君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党一国民会議、民社党・国民連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和六十年度分の地方交付税の総額の特 例等に関する法律案に対する附帯決議 (案) 政府は、本法の施行にあたり、次の点につい て善処すべきである。 昭和六十二年度以降において減額することとされている額相当額の減額の時期及び金額を定めるにあたっては、交付税特別会計借入金の償還を昭和六十六年度以降に繰り延べている等地方財政の厳しい状況を十分考慮し、所要の交付税総額……
○佐藤三吾君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 消防法及び消防組織法の一部を改正する 法律案に対する附帯決議(案) 政府は、左の諸点につき善処すべきである。 一 日本消防検定協会の民間法人化に当たっては、検定業務の確実な実施を図るため、同協会の経営基盤の安定の確保に努めるとともに、検査制度の適正な運営の維持に十分配慮すること。 二 救急業務の実施に当たっては、救急医療体制の充実強化を図り、いやしくも人命の保護に遺憾……
○佐藤三吾君 昨年、この地方税法の採決の際に附帯決議をつけて、大臣が、誠意を持って努力しますと、こういうお話をいただいてことしになるわけですけれども、一体、昨年の附帯決議でどの程度努力して実現したのか。私が見ると、もうさっぱり何も無視、こういうような感じがするんですが、いかがですか。
【次の発言】 大臣、横で聞いておって、今何と言ったかわかりますか。何もできませんでしたということです。そうでしょう。
久しぶりに若い大臣が登場して、ひとつ体を張ってやるというような気持ちを持っていますか。
【次の発言】 すぐ税調に逃げ込むんですけれども、それなら聞きましょう。
その税調が、社会保険診療報酬につ……
○佐藤三吾君 せっかく国鉄問題出ておりますから、引き続いてそれに入ってまいりたいと思います。
まず警察庁、この五年間の警察職員の増員数は。
【次の発言】 そうして見ますと、今度のいわゆる公安官の警察官への採用というのは二千八百八十二名で異例の数、こういうことになるわけですが、これは鉄道職員の救済ということでお受けになったのか、それとも六十年ゼロになったから今度は思い切って増員しよう、その一環として決定されたのか、いかがですか。
【次の発言】 それなら聞きますが、この鉄道の公安職員の現在の業務別配置定数、配置人員といいますか、これはどういうふうにつかんでいますか。もっと言いますと、公安職員とい……
○佐藤三吾君 きょうは私、中野委員に次いで、補助金カットの問題は地方財政に重大な影響がありますからやりたいと思ったんですが、これは、嶋崎委員長が余りに手際よくやり過ぎたものですから、今余韻が残っているわけです。これに加えてまたやったんじゃきょうは委員長も在席ですから、これは十三日に譲りまして、きょうはほかの問題をやりたいと思います。 そこで、これは重大なことですから冒頭に大臣にお聞きしておきたいと思うんです。 今井厚生大臣が、補助金特別委員会の中で、さっきの国民健保の問題について、私の質問にははっきり、そういう考えはございませんと明確に答えたんです。ところが、あの人は、衆議院の委員会では、……
○佐藤三吾君 きょうは交付税の締めくくりですから一応予定しておったんですが、見ると財政局長も風邪ぎみのようですから、そこら辺も配慮して、同時に、火急な問題が起こったものですから、この問題についてひとつ大臣にも、随分走り回ってお願いしておるわけですけれども、この問題で二、三絞って質問をしたいと思います。 それは、衆議院の定数是正の問題です。この問題が三カ月ぶりに五月八日に議長裁定が出されたわけですが、これから衆議院の公選特の審議に移ろうとしております。自治省はこの問題について、担当省としてどの程度関与してきたのか、まずそこら辺を聞きたいと思います。
○佐藤三吾君 審議に入る前に大臣に一言聞きたいんです。
十三日の委員会で私がお尋ねしたように、議長裁定に基づく定数是正が地方制度そのものを壊す、こういったことは許せない、大臣は直ちにそういった趣旨を含めて厳しく追及すべきだと、こういう私の意見に対して大臣は、私も公選法十三条の原則からいってもおかしい、これについては全力を挙げると。その経過はいかがなりましたか。
【次の発言】 非公式でそういうお話をなさったということは私も確認しておりますが、結果はどうもあなたの意見は無視されそうな雰囲気だと。けさほども三原公選特委員長に会いましていろいろ議論しましたが、そういうような雰囲気になっております。こ……
○佐藤三吾君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方自治法の一部を改正する法律案に対 する附帯決議(案) 政府は、本法施行令の作成及び実施に当たり、次の事項に特段の配慮を払うとともに、適切な指導に努めるべきである。 一、公有地の信託制度は、信託による土地の利用目的が一般的な営利の追求ではなく、地域住民の生活利便の向上と地域の健全な発展に資する目的に沿って活用されるべきものであることを周知徹底し、適切な信……
○佐藤三吾君 まず、今問題になっております同日選挙の問題でちょっとお聞きしたいと思います。 総理は、本音と裏腹に同日選挙はないと、こうおっしゃっておるわけですが、野党はオール阻止という構えを再三出しておるんです。にもかかわらず、同日選挙は必至というような、こういう一般的な動きがあるんですね。まるで真夏のトタン屋根に上がった猫のような感じでばたばたしておる。そこに、あおり唆すようにニューリーダーのお二人が各地を回って衆議院の候補の応援に走っておる。 そこで、お二人の発言をよく見ますと、竹下さんも安倍さんも必ず常在戦場ということを言っておる。しかし、ちょっと違う点は、竹下さんは、解散は総理の専……
○佐藤三吾君 社会党の佐藤ですが、きょうはな かなか軽妙な比喩を交えてのお話ありがとうございました。 でき得るなら中曽根総理、竹下大蔵大臣も一緒に聞くともっと自信を持つのじゃないかと思うのですけれども、きょうは不在ですから、ぜひひとつそういう意味で竹内さんからもっと何というのですか、すっきりしてずばっとそういうような御指摘もいただければいいんじゃないか、こういうように思います。 そこでまずお伺いしたいと思うんですが、一つは、先ほどお話しの中で円高への動き、そして日本の言うならば貿易収支の黒字等を含めて非常に国際的にも大きな器になっただけに、国際的な非難、摩擦というのが起こりやすい環境にある……
○佐藤三吾君 冒頭に委員長にお願いがあるんですが、私が答弁者を指名した場合に、あなたが勝手に指名変更して答弁者を指名する、こういうことのないようにお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 しかし、総理、お疲れのことだと思うんですが、フォーカスでもされておりますが、よく眠っておられる。まあ○○ほどよく眠るというふうにございますから、注意した方がいいんじゃないかと思います。
そこで、ちょうど総理になって三年四カ月ですか、もうそろそろ任期も来ているということですが、総理の感想をお聞きしたい。
【次の発言】 次に、サミットの問題で二つほどお伺いします。
よく選挙民に聞かれるんですが、テレビで見……
○佐藤三吾君 ただいまの政府見解は到底承服できかねます。
防衛施設庁のビラまき行為は、住民自治への中央政府公権力の介入であります。それは、地方自治法の立法趣旨に著しく背馳するものであるばかりか、公選法における公務員の地位利用に抵触する疑いが極めて強いものと言わざるを得ません。それは自治省の選挙関係通達からも容易に類推されるところであります。したがって、ただいまの政府見解は撤回されるべきであると考えますが、この点の質疑は留保して後日に譲ります。
通産省に資料要求をしておりますが、その内容を回答願います。
【次の発言】 具体的に言ってください。
○佐藤三吾君 平泉さん、あなたの問題発言で国会が空転したわけですが、おかげで疑惑追及の特別委員会が設置される。協力できますか。
【次の発言】 問題は、円借款でリベートが出たわけですが、これはあなたが担当大臣ですから、その点はきちっと認識していますか。
【次の発言】 安倍外務大臣は、常にこの問題起こったときに、円借款に不正はないと、こう言い続けてきたわけですよ。こういう事態になって急遽ODAの研究会の評価検討部会で洗い直すと、こういうことを決めたようですが、これはポイントは何ですか。
【次の発言】 田中フィリピン駐在の大使が、五十四年、五十七年、大使であったのですが、そのころから円借款をめぐり疑……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和六十一年度予算三案に対し反対の討論を行うものであります。 我が党は、六十一年度予算を国民犠牲の軍拡予算とすることなく、国民生活の充実向上を第一義目的に、軍縮、内需主導型経済の実現及び財政再建に具体的展望の持てる予算にすべく、本委員会において政府予算の問題点を鋭意指摘し、その根本的見直しを求めてきたところであります。しかし、この予算審議を通じて、中曽根内閣が内需拡大への基本的施策を欠如し、今後の財政再建の手順についても何ら具体的方策を示し得ず、シャウプ以来の抜本的税制改革を叫喚し、無理やり大型間接税の導入を企てているだけでな……
○佐藤三吾君 官房長官、昨夜は大変御苦労さまでした。久しぶりに会うものだから、懐しいものですからね、きょうは少し立ち入って質問させていただきたいと思うんです。 先月の二十二日ですね、あなたが静養なさった日です。総理も何か午前中はテニスをして静養なさったようですが、この日に総括の第一日が始まったわけですよ、決算審査の。総理もそうですが、決算審査の重視については再々強調なさっておるんですけれども、どうして当日御出席できなかったのか。これは理事会の方でも要請を再三したようでございますが、まさか三百九議席というのがそうさせたんじゃないと思うんですが、いかがでしょう。
○佐藤三吾君 きょうは検査院に対する異例の集中審議と、こういうようになっておるようでございますので、若干細かい問題等もございますけれども、ひとつお聞きしておきたいというふうに思います。
まず、十四日だったと思うんですが、青森に大挙立ち入り検査をなさっておるようでございますが、この検査事案と概要はどういうことですか。
【次の発言】 報道によりますと、結果的にはその採取した石が事実粗悪品で、その工事関係で約六十億ですか、これが大きな損害を与えたんじゃないかというところで県議会で問題になったようでございまして、こういうことがなぜ今まで検査院の検査を通じて発見できなかったのか。 その辺はいかがですか……
○佐藤三吾君 大臣、五十九、六十と会計検査の検査結果が出ておりますが、不当事項が続いて指摘されておりますね。この問題についてどのように受けとめて対応していらっしゃるのか。まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 不当事項ということは、検査院から見ましてもかなり慎重に配慮した上で出されている内容ですから、それに取り組む姿勢はやっぱり真摯にこたえていかなければならぬと思うんで、その点はひとつぜひそういう受けとめを大事にしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
そこで、ちょっと警察庁お見えになったと思いますからお伺いしておきたいと思うんですが、最近、東京都が行った調査によ……
○佐藤三吾君 官房長官、連日大変でしょう。やっと中国問題は軌道に乗ったようですから、ほっとなさったんじゃないかと思うんですが、その本題に入る前にちょっと二、三ほど、久しぶりに官房長官と会うわけですからお聞きしておきたいと思うんですが、最近、流行語ではないんですけれども、後藤田語録というのがあるんです。知っていますか。 私もそんなにあなたの言葉がはやっておるとは知らなかったんですけれども、そう思って最近のやつをちらちらと見ますと、なるほどな、こう思っておるんですが、ポスト中曽根問題に対して、永田町だけの数の論理だけでは困るとか、それから、リーダーはみこしに乗るのでなく、乗るのは一億二千万の民衆……
○佐藤三吾君 大臣とは、何の大臣だったか、前二、三すれ違った感じあるんですけれども、実質きょうが初対面ですかね。そこで、あなたの政治哲学をちょっと聞いておきたいと思うんですよ。中曽根さんの任期がもう間もなくというところに来て、あなたも総裁ダービーに並んでおるわけですから、大事なことですから二つほどお伺いしておきたいと思います。 一つは、あなたは資産倍増論というものを出した、総務会長時代に。おっ、なかなかやるなという印象を国民に与えたと思う。積極財政を打ち出してきた。ところが、大臣になると同時にどうもお蔵に入ってしまった。まあ大蔵大臣だからそうかもしれませんが、これは一体どういうことだろうとい……
○佐藤三吾君 外務大臣御苦労さまでした。 中日閣僚会議で大変中日関係に影響するんじゃないかと危惧されておったんですが、無事済んだかどうかは問題としても、あれだけの非難応酬をやっておった経緯が一応鮮明になって、しかも中国の真意が私は出たんじゃないかと思いまして、その意味では将来のためにもよかったんじゃないかと思います。 しかし、それにしても外交の玄人である外務省の事務次官が、雲の上という表現が、日本では雲上人ですわね、しかし向こうでは恍惚の人と、こうなるという、ここら辺は私は素人でわかりませんけれども、プロの皆さんはそこら辺はやっぱり知ってしかるべきじゃないかと思う。私はそういう意味で、傲慢……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論をいたします。 第一に、本案は、政府提出の地方税法一部改正案の日切れ部分を抜き取り、審議成立させようという異常、特別の手法が用いられております。その原因が政府提出の税制改革案であります売上税導入、マル優廃止にあることは周知のとおりであり、政府提出の地方税法改正案におきましても電気税、ガス税の売上税への吸収、またはマル優廃止を前提とした利子割交付金を含んでおります。そうした政府案に対する批判が集中し、その年度内成立が絶望となったために本来のごとく日切れ案件の処理が行わ……
○佐藤三吾君 大臣、きょう、実は所信表明を本来ならお伺いして、その上でというのが今までの慣例なんですが、所信表明もないまま国会が終わろうとしておるわけです。極めてそういう意味では異例なんですが、さりとて重要法案が審議できない状況ですからね。所信表明もない。これが御案内のとおりに、売上税という国民への公約破りというんですか、公約に沿っていないということで指摘されたんですけれどもね。こういった法案が提出されて、そしてそれが強行されるというような事態で国会が混乱状態に陥っている。また国民の皆さんも統一地方選挙を通じて明確に処理なさる。こういうような事態になって、これもまた廃案の状態になっております。……
○佐藤三吾君 官房長官がまだ見えてないようですから、法務省から入りたいと思います。
住民税の不正流用の問題で、福団地検で捜査中の苅田町の事件について、七月にこの委員会だったと思いますが、幾つか私は問題を取り上げたわけです。もう捜査に入って既に六カ月、私が取り上げた七月の時点から見ても相当な経過があるわけでございますが、どういう状況になっておるのか、まず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 私が七月に取り上げたときには、ちょうど東京地検から福団地検に移送するという直後でした。その際あなたが答弁なさったのは、この移送というのは逆に言って逃げの姿勢に入ったのではないかという私の質問に対し……
○佐藤三吾君 防衛庁長官、訪米御苦労さまでした。 逗子の池子米軍住宅の建設問題で事実上問われておりました市長選が十二日に開票しまして、御案内のとおりに富野氏が二千四百票の大差で勝利をしたわけです。このことは、知事調停案というんですか、これが事実上否決になりまして、拒否されまして、先般私がこの問題で質問に立ったときに、あなたから、高度な政治判断、こういう回答をいただいたにもかかわらず、対米土産になるのか、それとも既成事実をつくって選挙をリードしようとするのか知りませんが、くい打ち、測量の強行、こういったことが私は逗子市民の冷静な判断の中でボールが返ってきたんじゃないかと思っておるわけであります……
○佐藤三吾君 大臣、おはようございます。
もうあと何日かで、きょうが最後の大臣席じゃないかと思うのですが、就任のときに法曹界の刷新を意気込んでおった大臣ですから、さぞやこの一年有余は思う存分腕を振るわれたのではないかと思うのですが、感想をひとつお伺いしたい。
【次の発言】 それで大臣、十五日でしたか、私がこの委員会だったと思いますが、地検のいわゆる報道の自由の問題について大臣の、まだ私は大臣でありますからきちっとやりますということをここで言明なさったんですが、どう措置なされましたか。
【次の発言】 では、それであの文書による報復とか、そういうことはないんですね。
○佐藤三吾君 委員派遣の御報告をいたします。 派遣委員は、松浦前委員長、出口理事、片上委員、神谷委員、秋山委員及び私の六名で、去る六月九日、十日の二日間、東京都八丈町を訪問し、離島振興の実情及び町政の概況について調査を行いました。 第一日目は、東京都八丈支庁におきまして、支庁、八丈町から離島振興の状況及び町政の概要、また八丈島警察署から管内概況について説明を聴取した後、町立八丈病院、八重根港、八重根漁港及び集落を結ぶ幹線道路の整備工事を視察し、翌日は、農道の整備状況、花卉園芸の振興状況、神湊港及び神湊漁港の整備状況を順次視察調査いたしました。 調査を行った全体の印象といたしましては、空港……
○佐藤三吾君 警察庁、せっかく来てくれて、これは今あなたのお話にもあったように検察庁の方が主役をやっておるわけで、検察庁をきょう呼んでおればもっと現在の時点の詳細な点がわかるのじゃないかと思うんですがね。ただ、今あなたの答弁を聞いておって東京地検に告発をしたので、この案件については警察としては見守る、こういうことがあったのですがね。これは通例の場合でもそういうことなんですか。私は、やっぱり警察は警察としての機能、検察は検察としての機能がありますわね。苅田町の事件を見ると東京地検に告発したのは税金の行方不明の部分についての告発をしたのであって、あそこにはそのほかに職員採用不正事件があったり墓園で……
○佐藤三吾君 大臣、大分休養しておったようですから、ひとつ冒頭に聞いておきたいと思うんですが、交付税にしても地方税にしてもこの時期に審議、採決ということは私は極がで異常であると思うんですね。これは予算編成で政府・与党の皆さんが売上税、マル優の既成事実化をねらって地方財政画に計上を強要した、ところが廃案になった、地財計画がそのために地方財政に混乱を与える。こういう事態が起こり、自治体財政運営を阻害するというような結果になっておるわけでありまして、私は政府、自治省としては極めて責任が重大であると思うんてすが、なかなか政府、自治省ともに責任をいまだに明らかにしない、こういう感じがしてならぬのですが、……
○佐藤三吾君 私は、ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の共同提案に係る修正の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいま議題となりました地方税法の一部改正に関する法律案に対する修正案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表し、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。
御承知のように、税制改革全般につきましては、与野党税制改革協議会において協議が重ねられているところであり、いまだに最終的な結論を得るに至っておりません。
我々は、今回の税制改革がシャウプ以来の抜本……
○佐藤三吾君 どうも森田さんおめでとうございます。政務次官になられてわくわくしておるところだと思うんですが、今までの実態を調べてみますと、二十九年から歴代の政務次官の平均寿命というのは大体七カ月ぐらいですね。きょうはそういう意味で、ありきたりじゃなくて、七カ月の間で何をやろうとしておるのか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 岳父の大平総理は、総理大臣になったときに田園都市構想を打ち出している。そして地方の時代というものを、一つの夢を国民に与えたんですが、これは早く亡くなったこともございまして完全に夢に消えまして、その後の鈴木さんで焦点がなくなっちゃって、中曽根さんの五年間で……
○佐藤三吾君 宮内庁の方がお急ぎのようでございますから、ちょっと大蔵大臣に入る前に宮内庁について入らせていただきたいと思います。 昨日の閣議で、天皇陛下が国事行為のうちで負担の軽い部分を担当なさるということで、新年祝賀の儀もとり行うことを決定したようでありますが、山本さん、これは大丈夫ですか。国民の皆さんも、大変な手術の後だけに心配なさっておるんです。わずか八十四日間で御復帰なさるということ、これは非常に喜ばしいことでございますけれども、全快なさったわけではないんです。しかも高齢。こういうことなんで、私はひとしく心配なさっているんじゃないかと思うんです。いかがでしょう。
○佐藤三吾君 委員の派遣について御報告いたします。 派遣委員の谷川委員長、松浦理事、片上委員及び私の四名は、去る一月十八日、十九日の二日間、沖縄県を訪問し、県市町村における財政状況、行政改革の推進状況及び地域振興対策等の実情を調査いたしました。 第一日は、県当局、市長会及び町村会から当面の行財政問題についてそれぞれ概況説明等を聴取しました後、那覇市の小禄金城地区土地区画整理事業並びに南風原町琉球絣会館の伝統工芸品・産業工芸品育成事業を視察いたしました。翌日は、読谷村の焼き物を中心とする伝統工芸品による町づくり、本部町の国営沖縄記念公園、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターの現場、那覇市の自……
○佐藤三吾君 時間も短いわけですが、質問に入る前に、先ほどやりとりのございました補助金カットの問題、これは大臣、やっぱり大事なことですから、私からもお願いしておきたいと思うんです。 先ほどから要請もございましたが、何か聞くところによりますと、自治体関係と社会保障関係を除いての補助金については復元した、もしくは復元するというようでございます。ですから、そういう差別的な取り扱いじゃなくて、今度の場合はこれは六十三年度までという期限がございますから、六十四年度についてはきちっと復元させる、こういった努力を私からもひとつお願いしておきたいというように思います。 そこで、きょうは三つほどに絞って御質……
○佐藤三吾君 三月二十五日、政府税調が税制改革素案なるものを発表したのでありますが、中身
は御案内のとおり初めに大型間接税ありき、こういう内容でございます。また、与野党の減税交渉も大詰めを迎えておるわけでございますが、もちろんこの中には地方税の要求も入っております。自民党さんは、個人住民税は過年度課税であると言って翌年実施を主張しておるわけでございます。しかし私は、現年度でもやればできないことはない、こう思っておるんですが、まず自治省の見解を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の経緯で、私もその点は了解してきた経緯もございますが、昨年の交渉経過を見ると、ことしも当然大型減税にな……
○佐藤三吾君 さっきから消防庁長官の答弁を聞 いていると、大分無理をなさっているようなお答えに感じるんですね。ですから手品というような言葉が出たりするんだと思うんですが、矢野さんの場合には冒頭にえーというのが出る、この中で手品を考えるのかなと思っているんですがね。しかし、これは大臣にお願いしておきたいんですが、どんなに手品を使おうともやっぱりできないことはできないんですから、そこをごまかしていくようなことがあったら消防業務そのものに影響も出てくるのじゃないかと私は思うんです。 それで私は今聞きながら二つほど考えたのは、一つは、消防庁の幹部の皆さんはさっきありました二週間、一日消防じゃなくて二……
○佐藤三吾君 話をもとに戻しますが、この改正案については我が党は賛成の立場ですから、先ほど山口委員から御指摘の部分もございますが、同時にまたそのほかの部分で二、三だけお伺いしておきたいというふうに思うんです。 一つは、今度の改正案では区画整理、都市開発、観光リゾート用地の先行取得、そのための業務拡大が一つのねらいで、あと資金の運用先の拡大、監督規定の整備、こういうふうになっておるわけですけれども、これは本当のねらいというんですかね。さっきからのやりとりを聞いておって建前はわかりますが、一体業務拡大の本意というのは何だろうかなということがちょっと私聞きながらわからなかったんですが、そこら辺が一……
○佐藤三吾君 厚生省、反省する意思がないわけだからまあ頑張ってくださいよ。 そこで、きょう衆議院の方で突風が吹くそうで私の質問が急遽繰り上がりまして大変皆さんに御迷感をかけますけれどもよろしくお願いしたいと思います。せっかく久しぶりの大臣との出会いですから奥野さん問題とかよど号事件とかいろいろ用意しておったんですが、時間がございませんから二つだけに絞って質問させていただきたいと思います。 まず第一に地方財政のことでございますが、地方団体の借金状態というのが、地方債借入金残高六十六兆九千億、個別の団体の公債費の負担比率を見ますと六十一年度で全団体の三分の一、千八十二団体が二〇%以上、これはま……
○佐藤三吾君 土曜閉庁法案については我が党は基本的に賛成なんですが、取り扱いを含めて私どもの方で若干不明な点もございますので、その点を中心にただしてまいりたいと思うんです。
この法文の中で「毎月の第二土曜日又は第四土曜日」、こういう表現になっておるんですが、これは何かとりようによっては分離してとられるような、そういうものを含んでいるような感じがするんですけれども、これはどういう理解なんですか。
【次の発言】 今あなたがおっしゃったように、第二土曜日、第四土曜日二日間という場合には「及び」と一般的に使いますね。ところが、今度は法律用語としては「又は」というふうになっておるので、同じことだという……
○佐藤三吾君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブ・税金党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、労働時間の短縮、週休二日制の普及促進が緊急かつ重要な国民的課題となっていることにかんがみ、地方公共団体の土曜閉庁の積極的な推進をはかるため、左の事項について善処すべきである。 一、当面の課題である月二回の土曜閉庁の導入を、すべての地方公共団体で円滑に推進するため、引き続き必……
○佐藤三吾君 大分時間が入り込んでまいりましたから簡潔にやりますが、大臣、個人的には私はよく承知をしておるんですけれども、大臣とこういう初めてのやりとりの場ですから、少し地方税にかかわる前に、これは委員長にもお願いして一遍一般質問の機会をつくってもらおうと思っておるんですけれども、一つだけ大臣の考え方を聞いておきたいと思うんです。 それは、けさの新聞でも、政治に不満が六八%、消費税不満が八二%、首相の改革姿勢六七%ということで、政治不信が連日数字でもって、世論の動向がテレビ、新聞、ラジオ各方面で報道されておる。それを総合しますと、今竹下内閣に対しては支持率が一三%だと。かつてない状態なんです……
○佐藤三吾君 時間がないもんですから、長官なかなか多弁ですから余り時間とらぬようにひとつお願いします。
一つは、私が懸案にしております熊本の高遊原、どうも組合解散は取りやめになったように聞いておるんですが、そういうことなのか。だとするならばこの問題を解決する一番いいチャンスじゃないかと思うんですがいかがですか。
【次の発言】 それは私は、とんざした、もとに戻ったというふうにも聞いておるわけです。これひとつ調査して、もとの起こりは消防庁の問題ですから、この辺でひとつ頭を冷やして本来の姿に正常化する、こういう努力をぜひひとつ長官の方で指導を強化してほしいということをお願いしておきたいと思います。……
○佐藤三吾君 大臣、きょう初めてですね。大分待ち遠しかったんですが、なかなか中曽根喚問がありまして開かれずにおりました。 そこで、今の問題でちょっと私からも一つ加えていきたいと思うのは、たしか四年か五年前だったと思うんです、撚糸工連事件が起こったときに、やはりこの問題が大変世論の指弾を受けました。私は予算委員会で選挙制度調査会を早急に発足させて検討すべきじゃないか、こういう問題提起をやったんですが、結果的に無視されて、恐らくこれは七、八年ぶりでしょう。言いかえればようやく眠りから覚めたのか、二十七名の委員の内定の顔ぶれを見ると皆さんそう思うんじゃないかと思うんで、今さら何だという気持ちがある……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に選任されました佐藤三吾でございます。
微力ではございますが、委員各位の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
この際、前委員長小川仁一君より発言を求められておりますので、これを許します。小川君。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
【次の発言】 この際、石井国土庁長官及び自見国土政務次官より発……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第三二〇九号地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の期限延長に関する請願外三件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議しました結果、これら四件の請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致いたしました。
以上、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、審査報告書の作成は、これを委員長に御……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 税の大家でございませんけれども、伊江さんとは同期でございますので、そういう意味でひとつ気楽に御答弁させていただきたいと思います。 確かに、御指摘のように、物品税につきましてはいろいろな問題点がございます。ただ、私どもといたしましては、課税品目の個別限定列挙方式であるため、法律的には時代の変化に合わせて絶えず新たに追加したり削除したりすることができる、そういう面では今まで課税、非課税のアンバランスが極めて政治的な問題として法律問題であった、こういうふうに考えていないわけです。旧物品税は、課税、非課税のアンバランス、サービスには課税されていないなどの矛盾があること……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 及川委員の質問に対してでございますが、先ほどから御指摘のように、私どもとしては消費税廃止法案を国民の民意に基づいて提出する。したがって、過去の例にもございますように、それに伴う代替財源につきましては当然政府がやるべきものだと思っております。 しかし、久保発議者から御説明申し上げましたように、そのことはそのこととして、しかし同時に私どもとしても、国民の皆さんから見て、廃止をするだけでなく、ちゃんとそれに対する財源保障もきちっとする、そういう姿勢を見せるべきだ、こういう観点から私どもとしては今回消費税廃止に伴う代替予算を提出したと、こういうことでございますので、そ……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 寺崎さんの持論を含めて大変貴重な御意見をいただきました。私どもも昨日御答弁申し上げましたように、物品税というのはいろいろな御批判があることは当然のことでございまして、その意味で、今回の再改革に当たりましてあえてサービス、流通等に対する適正な課税のあり方、こういうことを強調しておるのもそこにあるわけでございます。消費税廃止によりましてサービス課税が一切なくなる、それにかわって必要となる課税は何か、こういうことにつきまして私どもとしてはどういう課税にするかということを含めて現時点では白紙の状態と言わざるを得ません。 そこで、税はどのような課税客体にどのような税を課……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 皆さんと一緒に勉強さしていただきました。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 大体そうだと思います、まだ議事録は確認しておりませんけれども。
【次の発言】 今太田さんから御答弁なさったこととそう相違はないのですが、私も直接税が主で、間接税は補完、こういう意味で両方を相組み合わせるべきだ、こう思っています。
【次の発言】 大変長くおっしゃったわけですがと言いたいんですけれども、それは言いません。
率直に言って、今谷川さんがおっしゃるようにぜいたく品というか、その年々の嗜好も変わってきておることについては私は否定しません。しかし、物品税は課税物品の消費に……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 確かに代替財源につきましては、譲与税並びに交付税の減収に伴う実質的な税源という面では随分薄らいでおるというか、そういう点についてはわからないではないのでございますが、平年度ベースで申しますと、税全体としては、政府の現年度のいわゆる地方税源、財源から見ますと十分に賄われる、こういう観点に立っておりまして、これはこれまで何回も回答した次第でございます。
【次の発言】 総枠確保に重点を置いておりますから、政府が考えるような措置率ということについては、そういう考えをとっておりません。
【次の発言】 お答え申し上げます。
社会党は従来から国民のためになる行政改革、むだを……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 今鎌田さんがおっしゃったように、地方財政の面から見ますと、初年度の場合には率直に言って、実質予定は、おっしゃったように九千百億でございます。したがって、平年度ベースから見ますと大きく落ち込むということは事実でございます。
そこで、これをどうするかということについてお答えしておきたいと思いますが、まず、地方間接税につきましては、電気税、ガス税……
【次の発言】 そうです。その説明は要りませんか。
【次の発言】 そこで、それらの補てんにつきまして、私どもとしましては、総額補正というか、総額の面で税収見積もりの是正に伴う地方交付税の増収額が約九千億程度平年度で見込ま……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) お答え申し上げます。 今お読みいただきましたように、基本法の中で、第五条二項のニで「サービス、流通等に対する適正な課税の在り方について検討を加え、その結論を得ること。」と、こうしております。これは、消費税の廃止によりましてサービス・流通課税がほとんどなくなることから、それにかわる課税として問題を記したわけでございます。どのような課税をするか、それがまさに二年間の論議を経て国民の合意をもとに決定する、こういうふうに考えておるわけでございますが、私見でございますが申しますと、現行三十七年間ですか自民党政府の中で愛され続けてきた国、地方の間接税、これをまず復元してお……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 先生おっしゃるように、水野教授ではございませんが、私どもも決して安易には考えておりません。しかし、現実に参議院選挙の結果、国民の皆さんが消費税を拒否なさった、こういう上に立って民意にこたえるという決意から廃止法を提起しているわけでございまして、そういう意味でひとつぜひこの問題を、私に言わせれば、党派を超えて国民の民意にどうこたえていくかという観点から受けとめていただければ幸いだというふうに思っております。 さて、本法に基くところの流通、サービスの課税はどういう発想なのかという御質問でございますが、この五条の二項のニで「サービス、流通等に対する適正な課税の在り方……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 外国税額控除制度について幾つか御質問がございました。委員から御質問がございますように、この問題は幾つか問題がございます。特に古川さんが取り上げました三菱商事の問題につきましては、私は委員会の席で取り上げた経緯もございます。そういう意味で十分承知をしておるわけでございますが、国際間の課税を考える場合に、二重課税の排除は広く認められておる原則でもあるわけでございまして、制度改正を検討するに当たってその点を全く無視するわけにはまいらないと考えました。むしろ間接控除制度やみなし控除制度を全部否定してしまうのではなくて、諸外国との関係を考慮すれば難しいことでございますけれ……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 今大蔵省から発表がございましたが、所得税、住民税減税につきましては、個人所得が増大をしておる中で、累進体系でございますから、減税をしていかなければいけないということを私どもは再三にわたって主張してまいったわけでございますが、それが今回行われた、こういう受けとめ方をしております。 したがって、今大蔵省からも発表がございましたが、夫婦子供二人で有業者一人の場合、年収三百万の世帯で云々、それから七百万で云々という数字がございましたように、まさに高額所得者に対する高額な減税、こういう優遇措置が出ておるということは今大蔵省の発表どおりでございまして、私から具体的に申すま……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) いろいろの御意見がこの問題、議長裁定をめぐってあるということで、答弁、私はまだ議事録を点検しておりませんからよくわからぬのですが、そういう言い方をしたのは大体自民党さんの方が多かったわけでございますけれども、私どもは、誤解を受けるといけませんので、この際ひとつそこら辺がもしあるとすればすっきりしておかなければならぬと思います。 衆議院議長のあっせんは、予算案の強行採決による国会の混乱を収拾してそして売上税法案を廃案とするために示された案だと、そういう趣旨で野党四党は受け入れたわけでございます。それが一つ。 その際、直間比率の是正という言葉については、野党が主……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 自民党さんの方が十二月に入って見直し案というものを発表したんですが、まだこれは法案でもなければ、率直に言って、具体的な点についてはこれから詰めるという内容でございます。そういう意味で、今御指摘のように多くの問題をはらんでおるんじゃないかと、こういうふうに思います。先日、この席で大蔵大臣に対して野末委員からも御質問されておりましたように、トウモロコシはどうするのだ、こう聞くと、大蔵大臣も答えができないというような内容だと思うんです。 前畑さんはその道の専門家でございますからよく研究なさっておると思うんですが、現行の消費税において税額表示については、御案内のとおり……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時四十一分散会
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、大河原太一郎君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として清水嘉与子君及び尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 この際、佐藤国土庁長官及び伊藤国土政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。佐藤国土庁長官。
【次の発言】 伊藤政務次官。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたしたいと思います。青木幹雄君。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十一日、清水嘉与子君及び尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君及び西田吉宏君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、国土庁長官から所信を聴取いたします。佐藤国土庁長官。
【次の発言】 次に、平成二年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。市川国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策についての国土庁長官の所信並びに平成二年度防災関係予算に関する概……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 国務大臣として答弁できるのじゃないですか。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十八分散会
○佐藤三吾君 大変一年間皆さんにお世話になってまいりました。きょう辞任することになりました。 私の在任中にイランのような地震が来なかったのは、かかって皆さんの日ごろの御支援のたまものだと思っております。心からお礼申し上げます。今後ともひとつ御指導、御鞭撻を心からお願いしまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○佐藤三吾君 奥田さんを迎えて初質問になるんですが、私はきょうは非常に楽しみにしておるわけです。それは何かといいますと、奥田さんは石川の方で県会議員の経験もおありになる。そしてまた、昨年は国対委員長という要職で大変したたかなところを拝見させてもらいました。そういう意味合いで、きょうはじっくり議論をしてみたいなと、そう思っておるわけです。 私はきょうの大臣の所信表明をよく読んでみましたが、これは奥田さんが書いたんじゃなくて役人の皆さんが書いたんでしょうから、なかなかうまいなと思って感心しておるんですが、そういうものではなくて、本当の意味での大臣としての本音の部分も含めてきょうはじっくりお伺いし……
○佐藤三吾君 きょうは交付税の審議でございますから、できるだけ交付税に沿って質問したいと思っておるんですが、その前になかなか気にかかるというか、新聞で毎日追っかけられるものですから、日米経済協議に伴う十カ年計画とかいろいろございますが、やはりそういった問題も地方財政に重大なかかわりを持ちますから、せっかく大臣もいらっしゃることですから、この問題を先にお聞きしておきたいというふうに思うんです。 きょうの新聞では、「公共投資の十カ年計画既定通り四百兆円 首相と経企庁長官確認」、こういう記事が出ております。いずれにしましても、今月の二十五、二十六の東京会談というか協議が一応のめどになっておるようで……
○佐藤三吾君 自治大臣、せっかく朝の気分のいいときに少しぶっつけるようで恐縮なんですが、過労死という国際語を御存じですか。中身は何かといいますと、働き盛りの勤労者が在職中に急死をする。これは日本語なんですが、今ローマ字でもKAROSHIということで世界で通用するそうです。仕事のし過ぎで死ぬ、こういう社会現象というのは、外国から見れば私は不気味な感じがすると思うんですね。理解できないんじゃないかと思うんですが、それが今の日本の現状であるわけです。 東京、大阪、ここの弁護士さんやお医者さんが過労死一一〇番を設置しましたら千五百件の相談があったそうでございますが、大臣としての認識というか感想はいか……
○佐藤三吾君 たしか長官とこの場で質問したというのは何年ぶりでしょうね。久しぶりのような感じがするんですよね。そこで、本題に入る前に二、三長官にお尋ねしておきたいと思うんです。 たしか刑事局長時代ですか、大阪でグリコ事件が起こったんですね。あなたはたしかここではっきり逮捕するということを約束なさったですね、私の質問だったと思うんですが。それから、なかなかそういうふうになっていなくて、最近では迷宮入りじゃないかというような予感さえする状況にあるんです。宮崎勤事件については次々と解明されつつございますが、これも捕まえたのはどっちかといえば子供のおやじさんですわね。警察の方もそれなりに努力している……
○佐藤三吾君 私は、まず総理にお伺いしたいと思いますが、梶山法務大臣の差別発言についてです。 この点については、御案内のとおりに、アメリカの下院で満場一致で譴責、非難決議がされる、こういう事態になっております。これはあなたが首脳会議に出て、その際にCBSテレビで遺憾の意を表明しておりますね、アメリカ国民に対して。その後、先週は本人並びにまた総理から陳謝の書簡を送って、そしてこの問題に関する理解を深めた上で下院で満場一致可決と、こういう経緯であるようですね。 私は率直に言って、梶山さんが法務大臣であるという立場もあるでしょう。しかし、この種の問題については中曽根元総理、渡辺自民党政調会長と、……
○佐藤三吾君 大臣、予算委員会でも連日で恐縮です。きょうは同僚委員の関連でございますので詳細な問題はまた聞くとしまして、時間がございませんから簡潔にお尋ねしてまいりますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
今やりとりをお聞きしました。大臣は予算委員会の答弁で事実でないとこういう回答のようでございますが、あなたも大変遺憾だと、失礼だとこういうことで御不満も言われておりましたが、当該新聞に対して抗議をし告発か何かやりましたか。
【次の発言】 まだ直接にあなたはやってない、直接にはやってないですね。
【次の発言】 それで、やっぱり中身を見るとかなり信憑性を持っておるんですよ。六十年十二月二……
○佐藤三吾君 質問に入る前に、ちょうど国土庁長官がお見えですから、ひとつ調査をしてほしい点についてお願いしておきたいと思います。 それは十八日の大蔵委員会の審査の際に、補助金の問題で我が党の議員が質問に立って、奄美大島の特別措置については沖縄の特別措置と同様にすべきじゃないかという質問をしたらしいんです。翌日に奄美の新聞で、社会党の議員が奄美特措法を廃止せよと言った、大蔵大臣はそれに対して、それはできませんと答えた、こういう記事が出た。調べてみると、いや現実に大蔵委員会で傍聴しておったんじゃないんだと、国土庁の職員から電話があって、社会党議員の何の何がしがこうこうこういう発言をしたということ……
○佐藤三吾君 きょうは参考人の皆さん本当に御多忙の中を御出席いただきましてありがとうございます。心からお礼を申し上げたいと思います。 今諸先生方の御説明をいただきました。その中で特に石原先生にお尋ねしたいと思うんです。 この家賃部会というのは、構成を見るとほとんど首都圏の方が中心になっていますね。大体公団というのは大都市を中心にあるわけでございますから、地方の声を含めた集約ができないんじゃないかというような気がするんです。そこら辺は部会長として、運営に当たって、どのように御認識をなさっておるのかということが一つ。 それから、三年前に両院の建設委員長の方からルールの改定について要請があった……
○佐藤三吾君 きょうは予算委員会が最終日でございまして、総理を初め各閣僚の皆さんにはお疲れでしょうけれども、ひとつしばらくおつき合いいただきたいと思います。 さて、総理、予算委員会の合間を縫って日米首脳会議であるとか東京都知事選であるとか、大変御苦労だと思います。日米首脳会議につきましては後ほどまた質問させていただきたいと思いますが、来週はゴルバチョフ大統領もお見えになる。日ソの懸案の問題を含めて、これから隣の国としての友好親善を深める意味でも極めて国民の期待は大きいと思うんですが、総理の基本的な姿勢といいますか、対応といいますか、お聞きしたいと思います。
○佐藤三吾君 私は、運輸委員会は初めてでございますから、しかもきょうは時間がございませんので、ごくかいつまんで四点ほど質問をさせていただきたいと、かように思っております。よろしくひとつお願いします。 まず、運輸大臣にお礼を申し上げたいと思っているんですが、精神薄弱者の運賃割引について四月の予算委員会で取り上げたわけでございますが、まさに答弁どおり十二月一日から実現することができました。十六日に開かれました全国親の会でも、やっと実現したという思いも込めて喜びがひとしおでございます。私を含めて、大臣ほか関係者の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。 そこで、細かいことでございますが、あの……
○佐藤三吾君 わずか三十分でございますので、ひとつよろしくお願いします。
まず、大臣にお尋ねしておきたいと思うんですが、あなたは就任早々から成田問題で御苦労なさっておりますが、この成田は二十五年間にわたっての抗争ですね。新しい局面ができるかどうか、まさに私は国民が注視をしておる、また期待も持っておることだと思うのでございますが、二回のシンポジウムを終わりまして、じかに出席なさった大臣の感想をまずお伺いします。
【次の発言】 大臣からもお話が出ましたように、ボタンのかけ違いといいますか、成田は初めからそう言われてきたわけです。
今、大臣おっしゃったように、五十三年開港以来、今でもそうでござい……
○佐藤三吾君 皆さん、おはようございます。
総理に選任されまして、心から祝意を表します。宮澤さんが総理に就任されて最初の国会でございます。したがって、総理の政治姿勢、政治信条について伺いたいと思います。
まず、現在の日本国憲法、この憲法に対する認識についてお伺いしたいと思います。
今回の総裁選挙に出る前までは、第二次大戦の苦い体験から、戦後の世界の軍事、経済の諸条件を熟慮して正しい選択をした憲法だというのがたしか総理の考え方であったと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 若干わかりにくい答弁をするのかなと、こう思っておりましたが、極めて率直でございまして、そこで重ねてお伺いしますが……
○佐藤三吾君 三点セットにつきましては、昨日三閣僚はコピーでいただきました。総理についてはなぜかコピーを拒否されて見せてもらうだけ、メモをすることは結構ですと、こういうことでございますが、特別にコピーを拒否した理由は何ですか。
【次の発言】 それはあなたの意思ですか。
【次の発言】 「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない」、これは政治倫理綱領の一つでありますが、総理はこの綱領についてどういう認識をしておるんですか。
【次の発言】 それにしては、コピーの問題にしても、あなたの今日まで……
○佐藤三吾君 きょうは、朝目が覚めて私鉄総連のストライキで随分私も参りましたけれども、ある意味では春闘の山場だなということを実感したんです。これは、運輸大臣の所管のくるまへんの皆さんがこの後次々出てくるんじゃないかと思いますが、まず、ことしの春闘に対して大臣の認識というかどういう理解を持っておられるのか、そこからひとつ入ってみたい、このように思います。
【次の発言】 ことしの春闘は、私は端的に言って、日経連の会長の永野さんとソニーの盛田さんとの間に論争がありましたように、今国際的にも日本が経済摩擦の原因になっているように、異質じゃないかと言われる中での論争だったと思うんです。その一番大きな原因……
○佐藤三吾君 きょうはどうもありがとうございました。短い時間でございますから一言ずつお聞きしておきたいと思うんです。 さっき集団自衛権の問題を含めてコマンドの問題が斎藤先生と議論ございましたが、私は今度の法案審議を通じまして、率直に言って、各党とも国論二分しているとこう言いますけれども、それは自衛隊の派遣の問題をめぐって国論が二分されておる。国際貢献については各党とも積極的にすべきだということについては、これはもう一つも異論はない、合意しておるわけです。 そこで、自衛隊に焦点が絞られてくるわけですが、最近新聞でもごらんのように、公明党が提起をしまして、そして民社党、自民党を含んでPKFにつ……
○佐藤三吾君 まず、委員長にお願いして。おきたいと思いますが、私の質問に当たりまして、答弁者を私が指定した場合は、ぜひひとつ委員長で勝手に変更しないように、その点まずお願いしておきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 あなたはちょっと誤解しておるのじゃないかと思うんですが、さっきの理事会の延長で。そうではなくて、私が言うのは、今から質問者を私が指名した場合には、そのとおりひとつよろしくお願いしたいということです。
【次の発言】 まず、昨日我が党の久保委員からも質問がございましたけれども、政治改革の問題について総理の御見解をただしておきたいと思うんです。
あなたも奈良、それから……
○佐藤三吾君 関連に入る前に、人事院の総裁がお待ちのようでございますから、総裁に一言、二言お聞きしておきたいと思います。
一つは、総裁、二十五日に国会、内閣に報告されました高級官僚二百十五名の天下り白書ですか、これは国家公務員と民間企業との癒着防止の措置だと思うのでありますけれども、具体的にどういう実効、効果が出ておりますか。
【次の発言】 厳密な調査をやって、そして審査の上で決定なさっておるわけでしょうが、それだけにその効果がどういうふうにあらわれておるかということは恐らく人事院の方で捕捉して、そして、そこら辺の実効、効果を検証なさっておるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
○佐藤三吾君 おはようございます。
桜の花が散りますと五月一日、メーデーと、こういうことでメーデーが近づいてまいっているわけです。五月一日を祝日にするという議員立法でございますが、一部改正案が社会、公明、民社、社民運、四党の共同提出として衆議院内閣委員会に提出されたままになっておるわけですが、これが今一年目を迎えようとしております。
祝日法は、これは総理府ですから官房長官になるわけですが、担当の労働大臣としてどういう御理解、認識を持っているのか、まず聞きたいと思います。
【次の発言】 肝心の労働大臣がそんな状態じゃ、これはちょっと驚きですね。
今お手元に差し上げているこの表にございますよ……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、地方行政委員長に選任されました佐藤三吾でございます。
甚だ微力でございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正円満な運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
この際、山口前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。山口哲夫君。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の運用及び風俗営業等に関する制度及び運用につきまして調査検討のため、小委員八名から成る暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会を設置したいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る十二月八日に質疑を終局しておりますので、これより直ちに討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
地方交付税法等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査報告書の作成につきましては、これ……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、片山虎之助君及び野間赳君が委員を辞任され、もの補欠として石渡清元君及び関根則之君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石渡清元君を指名いたします。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策について、村田国務大臣から所信を聴取いたします。村田国務大臣。
【次の発言】 次に、平成五年度自治省関係予算及び警察庁関係予算の概要について、それぞれ政府から説明を聴取いたします。吉田自治大臣官房長。
【次の発言】 垣見警察庁長官官房長。
【次の発言】 以上で所信及び説明の聴取は終わりました。
大臣の所信に対する質疑はこれを後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時七分散会
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
去る三月二十三日、予算委員会から、三月二十六日の午後の半日間、平成五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
本件に関する説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 その件につきましては、後ほどまた理事会で協議します。
【次の発言】 以上をもちまして、平成五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
地方税法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日、立教大学経済学部教授野呂昭朗君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 地方税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。村田自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
なお、政府委員からの補足説明につきましては、理事会で協議いたしました結果、説明の聴取を行わ……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
地方行政の改革に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 大渕さん、質問時間が超過しております。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、地方行政の改革に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として岡利定君が選任されました。
【次の発言】 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は前回既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。――別に御発言はな……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
平成五年度の地方財政計画について政府の説明を聴取いたします。村田自治大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。湯浅財政局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。村田自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。 地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、全国町村会政務調査会財政部会長伊藤孝二郎君、京都府八幡市長西村正男君及び千葉大学教育学部講師池上洋通君の御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、皆様方には御多忙のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。 本案につきまして皆様方から忌憚のない御意見を拝聴いたしまして、本案の審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、西川潔君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時五分散会
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 時間が来ましたよ。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、明一日午前十時に委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時一分散会
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨三十一日、長谷川清君が委員を辞任され、その補欠として吉田之久君が選任されました。
【次の発言】 地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 国務大臣としてどうするかということです。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、地方交付税法等の一部を改……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一日、下村泰君及び細川護煕君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君及び寺澤芳男君が選任されました。
【次の発言】 銃砲刀剣類所持等取締法及び武器等製造法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は前回既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 井上局長、いいですか。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三日、吉田之久君が委員を辞任され、その補欠として長谷川清君が選任されました。
また、去る四日、寺澤芳男君及び矢野哲朗君が委員を辞任され、その補欠として細川護煕君及び坂野重信君が選任されました。
【次の発言】 地方交付税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、去る六月三日に質疑を終局しておりますので、これより直ちに討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したもの……
○佐藤三吾君 総理、連日御苦労さまです。また、国連総会、日米首脳会談、御苦労さまでした。 若干ぎすぎすした質問が続いておりますから、少し空気を入れかえて、限られた時間ですが、きょうは政治姿勢、ゼネコン汚職の問題を含めてお聞きしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、総理、組閣後二カ月になりますが、つい先ごろ茨城県の知事選挙がございましたが、三九%の投票率ですね。その他の地方選を含めて依然として私は国民の皆さんは政治不信が強いんじゃないか、こういうことを実感しておるんですけれども、しかしその中で、細川内閣に対する支持率というのは七五%から八〇%という、これは非常に史上にない……
○佐藤三吾君 大臣、連日御苦労さまです。就任して四カ月たったわけです。先ほどから聞いていますとなかなか元気のある御答弁をなさっておるようですが、村山内閣の屋台骨を背負っているわけですからなお一層ひとつ頑張ってほしいと思います。
この四カ月の間にいろいろあったと思いますが、まず率直な感想をいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
野坂大臣はお人柄からいってまさに今の決意にふさわしいお人だと思いますから、どうぞひとつなお一層御精進なさって頑張っていただきたいと思います。
そこで、きょうは限られた時間ですから、三つ、四つ大臣の率直な御意見を承っておきたい、こういうふうに……
○佐藤三吾君 法案に入る前に、村山内閣の主要閣僚でもある野坂建設大臣に、国務大臣としての所見を聞いておきたいというふうに思うんです。 それはなぜかといいますと、先ほど松谷さんの方から質問がございましたが、きょうは予算委員会で、御案内のとおりに、二つの信用組合の問題で参考人が招致されて追及が行われておるわけでございます。同時にまた、東京地検の方も昨日から具体的に動き始めたようです。先週のあの衆議院の追及、証言等を見ると、この高橋、鈴木さんの乱脈経営というのは想像を超えるというか、一千億を超える不良債務、公私混同、全く同情の余地のない、むしろ東京都議会が都民の怒りで三百億を見送ったのは当然という……
○佐藤三吾君 まず自治大臣にお尋ねしますが、現行戸籍法の施行規則によりますと、付録の様式が定められまして、元号がその中で規定されております。さらに、住民基本台帳法第三章で「戸籍の附票」が市町村長に義務づけられております。この法律の施行に伴って事務処理要領というのが四十二年十月四日に出されておりますが、これは法務省の民事局長、厚生省の保険局長、社会保険庁年金保険部長、食糧庁長官、自治省行政局長から知事あてになっております。これによりますと、「戸籍は、身分関係を公証する唯一の公簿であり、住民票は居住関係を公証する唯一の公簿であって、いずれも刑法第百五十七条第一項にいう「権利、義務ニ関スル公正証書」……
○佐藤三吾君 時間がございませんから簡潔にひとつ御答弁をお願いしたいと思うんですが、確かに宇野長官はいままでの行管長官にない努力をしておることについては私も評価をしています。ただ、大臣で威勢のいい非常に熱心にやっておる方は大体早期にやめますね、大臣を。今度の行管長官の場合もこれだけのことを打ち出して、一挙にできないから五年から六年計画でやるんだと、こういうことで内容は出しておりますが、やる以上はやはり見届けるまで五、六年行管長官をやるという決意を持ってやっておるのかどうか、それをまず第一に聞きたいと思います。それが一つです。それをやらなければ言いっ放し、また同じことを繰り返していく。 それか……
○佐藤三吾君 大臣、この前の決算で問題に供しました登記所の合併の問題ですね、とりわけ九重町の問題、時間がたっておりませんからきょうはこの問題は出しませんけれども、ひとつぜひ慎重に検討して住民の納得できる処理をお願いしておきたいと思います。 きょうは、地名総鑑の問題について、限られた時間ですが、質問してまいりたいと思います。 まず、御存じのとおりに、悪質な差別商法として世論の指弾を受けております地名総鑑、これは五十年に判明して第一から現在判明しただけで第九を数えておるのでありますが、就職差別、結婚差別を求める企業と、それを金もうけにしようとしておる探偵社、興信所を主体にしておるものが中心にな……
○佐藤三吾君 まず、いま質問を私の方で予定しておったんですが、資料の中に十二ページに公務員宿舎施設の問題が出されておりますから、この関係ちょっと先に聞いておきたいと思うんですけれども、決算委員会で御存じのとおりに、具体的に言えば空港公団の総裁初め退職公務員が規定を違反して、いまだに公務員宿舎におけるという問題が出されて、たしか大臣、これは善処しますという、早急に措置しますという回答をいただいたんですが、こういったいわゆる退職公務員がなおかつ規定に違反して不法に残っておるという実態についてどのように改善をしてきたのか、それをちょっと聞きたいと思うのです。
○佐藤三吾君 先ほどからお伺いしておりますと、もう夜八時半ですからかなりお疲れのようですし、夕食抜きですから大変だと思いますが、これは理事会の決定でございますので、またこれから二時間近い質問にうんざりする面もあるんじゃないかと思いますが、役目柄でございますから、ひとつあしからず御了承いただきたいと思います。 いま美濃部先生からも地方自治の問題等でいろいろ御質問ございました。私も、この法案が出されて以来いろいろ研究してまいりましたが、地方自治の立場から見ますと、どうしても納得できない点がたくさんございます。何よりもこの法案に基づく法人がどういう性格の法人なのか。一説では指定法人だと、また新聞論……
○佐藤三吾君 きょう、私は、いままで再々出ております国会の権威というか、
そういう意味で参議院の改革がもう長く言われておるわけですが、そういった問題を中心に質問させていただきたいと思います。
まず、参議院改革が言われてから、河野議長、さらに議長がずっとかわってくる中でどういうふうに変わってきたのか、事務局の視点から見てどういうふうに受けとめられておるのか、御見解があればまずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 どうも抽象的でよくわからないのですが、正念場というお言葉も出たんですが、開かれた国会、こういった旧民の多数の声もあるわけですけれども、正念場という言葉……
○佐藤三吾君 きょうは、総務長官にお願いして、同和問題を中心に質問をしたいと思います。 長官も御承知のように、特措法が三年延長になりまして来年が期限と、こういう状態になっておるわけですが、しかし、通算して同対審の答申が出てから十五年近くたっていますけれども、依然として差別の事例を挙げるのにいとまがない。私は昨年この委員会で主として地名総鑑の問題を中心にやったのですが、その地名総鑑の問題についてもいまだにけりがついていない。これは法務省、法務大臣を中心にやっていますが、できるだけ早くこの問題について処理をしたいという大臣の回答が結果的には一年たった今日何らめどが立っていない。非常に遅々とした対……
○佐藤三吾君 まだ大蔵大臣が見えてないようですから、きょう質問に入る前に大蔵大臣に一言聞いておきたいと思ったんですが、後ほどさしていただきます。農水大臣が見えていますから、農水大臣に本題に入る前にお聞きしておきたいと思います。 御存じのとおりに、米価審議会が十三日ですか、予定されておるようです。問題は、早くも据え置きという議論が流れておりますが、ことしの米価を見ますと、要求自体が非常につつましいというか、ぎりぎりのところで抑えて要求しておるようでございますし、この五年間の物価並びに賃金等を比較しましても、私はそう思うんですが、この問題について大臣の所見というのか、考え方をまず聞かしていただき……
○佐藤三吾君 私は、ちょうど今環境問題が議論されておりますから、一つだけ環境問題に先に入りたいと思います。 今、長官のお話を聞いていますと、総合的なアセスメント、これを実施しなかった経緯を聞きましたが、しかしこれは空港の現地の調査室長ですか所長ですか、奥田さんも言っておるように、地元としてやっぱり事業者ごとではまずい、どうしても総合的にこれだけの調査をして出すべきだ、こういう強い不満を持っておるわけですね。私はこれは当然だと思うんですよ。しかも、さっき細田大臣の答弁にございますように、この問題はやっぱり環境問題が原点でスタートを切ったという経緯もございますし、しかも山を崩して土砂を埋めて、そ……
○佐藤三吾君 私は地方財政の観点から二、三御質問を申し上げます。
専売公社が今度特殊会社に変わりまして、納付制度から国、地方のたばこ税へ、こう変わってくるわけでございますが、今回の法案を見ますと、また自治、大蔵両省の意見を聞いてみますと、現行制度と新しい改革になっても実際上は何も変わらないんだ、今までの場合もそうであったが、今度も二七・九五というフィフティー・フィフティーでいくんだ、こういう説明を受けるわけでございますが、いかがですか。
【次の発言】 五月の二十九日のたしか日経じゃなかったかと思いますが、八四年度の専売納付金が一兆六十六億、こう報じておるわけです。中身を見ますと、国の総販売代……
○佐藤三吾君 きょうはお忙しいところを御苦労さまでした。私も重複する部分があると思うのですが、両先生に二、三お聞きしておきたいと思います。 関先生、渡邉先生のお話を聞きますと、例えば渡邉先生の場合に、債務国の八千億ドルという膨大な債務残を解消していく道はどうしてもやはり輸出を振興するしかないと。それにはやっぱり先進国がそれを受け入れる体制をつくっていかなければならぬし、内需の拡大以外にない。関先生も、これから景気を上昇させるためには、つまるところ内需の拡大しかないと。こういう点では御一致しておるように受け取ったんですが、そこら辺は一体それでよろしいのかどうか、それが第一点です。 それからも……
○佐藤三吾君 交通問題に入る前に一つ確認しておきたい点があるんですが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 最近、パチンコ屋の営業者が一年ごとの営業許可の更新申請を忘れて、改めて許可申請をしようとしたところ、許可更新以前に当該地域が都市計画法に基づき市街化調整区域から住居地域に変更されており、県施行条例により営業が不許可となった事例がございましたが、このような許可後に営業場所の制限に変更があった場合には、更新忘れというわずかなミスが、実質的には廃業という重大な結果につながっていく。風俗営業等の健全な育成を主たる目的とした風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の審議の際に私どもが議論を……
○佐藤三吾君 まずシートベルトから入ってまいりたいと思いますが、今御報告をいただきながら、この中にないのがシートベルトを着用してないということにおける例えば処分とか摘発とか、そういうのもあったのじゃないかと思うんですが、それは全然ここには出ていないので、それはどういう状況になっていますか。
【次の発言】 そうすると六十六万件が違反し、告知されたのですか。その内容はわかりますか、六十六万件の中身は。今わかりますか。
【次の発言】 いや、助手か運転手か。
【次の発言】 それは何件ですか。
【次の発言】 今も、ちょっとここでも話があったんですけれども、義務違反ということは、助手席が義務になっています……
○佐藤三吾君 若干時間超過をしたようでございますから、できるだけひとつ御協力して切り上げてまいりたいと思います。 ただ、やっぱり、山口さんがあれだけ熱心に追及なさったんですが、答弁の方がどっちかというときちっとまともに答えないというところに時間がかかった理由があるんじゃないかと私は思うんです。 特に、自治大臣ね、今最後の方の中でございました地方制度調査会の答申に今度の決定は違反じゃないかという指摘がございました。私もそれは思うんですけれども、特に、私は地方制度調査会の委員で、あの決議の際に一緒におって決議した経緯から見ますと、あなたはまだ一遍も出席していないですね。あのときの議論と結論の中……
○佐藤三吾君 早朝からお招きして、両公述人の先生には大変失礼なことをして、同僚としてもおわびを申し上げたいと思います。委員長からまたごあいさつがあると思います。 そこで、前田先生からさっきお話がございましたが、ちょうど湾岸戦争の当時に現地を回られておったということで、先ほど貴重なお話をいただいたんですが、例えば十月段階で国連平和協力法案をめぐって日本の世論というのがございました。今度は後半になって、ことしの一月に入ってからいわゆる戦争が勃発して、そしてまた世論がございました。どうも日本のマスコミの動向が何か一方的な宣伝を思わすようで、そういう感じがしてならなかったんです。言うならアメリカ寄り……
○佐藤三吾君 両先生には、きょうわざわざお忙しい中をおいでいただきましてどうもありがとうございました。特に滝井市長さん、九州からわざわざおいでいただきましてありがとうございました。 まず、猪口先生にお伺いしたいと思うんですが、先生がおっしゃるように、私は、環境問題というのは、まずやっぱり日本自体が言うならば環境の先進国になるというか、美しい自然に調和した国をつくっていくというか、そしてまた、豊かさを通してそういうところに目を向ける余裕のある社会をつくっていくとか、特に女性のほほ笑みの絶えないような社会が大事だという御説明は全く同感なんでございますが、そうした場合に、専門的な立場から見まして何……
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