このページでは丸谷金保参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。丸谷金保参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○丸谷金保君 米のいわゆる余り米の問題について、大臣に所見をお伺いいたしたいと思います。 八月十五日の政府発表によりますと、本年度の産米予想高が一〇四%というように言われております。九月に入りましてから大きな災害等もございませんので、おおよそそれを下回ることはないだろうというふうに予見されます。この点について、二十九日までに正確な数字を取りまとめ三十日の閣議で農林大臣が発表するというふうな話を事務当局から聞いておりますが、それは正確な数字でということでございましょうけれど、現在予見される本年度の産米の予想、これはおおよそ八月段階の政府発表に近いものになるかどうか、そういう点についての大臣とし……
○丸谷金保君 関連。
いま公用廃止の申請が出て六年もたったからという河川局長の話がありました。しかし実際には、川の締め切りをし、堤防ができ、公用廃止の申請を行って、町長以下地域住民がこぞって早く公用廃止をしてくれと言っても、十年も公用廃止できてないところがあるんですよ。そういうのを一体どうするんです。六年だからということで、六年たったからいいということになりますか。
【次の発言】 先ほどあなたは、地元の四百人の住民が早くしてくれと言ったということも早くした理由に挙げていたでしょう。地域の住民が何千人も町長を中心にして早くしてくれと。実際はもう堤防ができ、川を締め切って、検討する、検討する、検……
○丸谷金保君 私は、新しい議員でございますので、きょうの質問をするのに、四十九年からの衆参両院委員会で行われたてん菜、バレイショ、大豆等の価格の質疑の内容を調査いたしましたが、その限りにおいて、毎年同じような争点が問題になっているように考えておる次第でございます。 それで、きょうは角度を変えて、ひとつ最初に三点ほど農林大臣にお伺いいたしたいと思いますが、その前に、ただいまの資料説明をお聞きしておりましてどうもわからないので、大変先輩の委員の皆様には御迷惑かと思いますけれど、ちょっとひとつ御質問したいと思います。 てん菜の四十八年が六万一千六百八十三ヘクタールだという御説明がございました。四……
○丸谷金保君 御答弁の方が長いので、私の時間がなくなってしまいました。答弁を簡潔にお願いいたしたいと思います。 ただいま川村先生から大変重要な提案がなされておりますので、これらは、ひとつ大臣、十分検討をしていただきたいことを、まずもってお願いいたします。 次に、いま長官が答弁の中で、罰金の基準が統一を欠いていると、そしてそのことをいろいろ聞いているが、それらについて注意してほしいと連中に話しているというくだりがございます。この連中というのがわかりませんので、連中というのはだれを指すのか、注意してほしいと連中に話していると、こういう答弁でございますので。 それから大臣にお願いいたします。ソ……
○丸谷金保君 国内の砂糖の需給調整につきましては社会党の年来主張してきたところでありますが、しかし、それはあくまでも砂糖三法の全面的な見直しの中でバランスのとれた対策を要求してきたというふうに承知いたしております。しかるに、今回突如として全面的な見直しでなくこの法案が提案されてきておりますが、従来の衆議院並びに本委員会での論議の中でも、私はまずこれか早急に出されてきた背景にある砂糖業界の混乱、そしてそれに非常に微妙なかかわり合いを持つ政府の行政指導の責任、これらの問題を第一点にお伺いしたいと思います。 それから第二点は、国内のビート並びにサトウキビの生産者が、この法律によって具体的にどのよう……
○丸谷金保君 大変遠路のところを御出席願いまして、また御多忙の中本当に御苦労さんでございました。 早坂さんの方からお伺いしたいと思いますが、ただいまドイツその他ずうっと外国の砂糖状況その他御視察に行かれたということですが、ずばり、たとえばドイツと比べてみて日本の砂糖政策あるいはビートの振興政策、こういうものはドイツと比べてどちらがいいと思いましたか。(「ちょっと聞こえない」と呼ぶ者あり)聞こえませんか。 御視察にヨーロッパにも行かれたと聞いておりますので、たとえばドイツと比べて日本の砂糖政策あるいはビートの振興政策、こういうものを見てどちらの方がいいとお考えになりましたか。
○丸谷金保君 午前からの御答弁を聞いておりましても、どうも消費に対する農林省の姿勢が非常に積極的でない。たとえば、酒の問題にしても大蔵省とよく相談してと、あるいは学校給食の問題にしても文部省と相談して逐次ふやしていくと。 ここで、私、一つ提言をしたいと思います。こういう点、ひとつ農林省の方から積極的に各省に持ち込んで検討していただきたい。仮に私の試案ですが、学校給食を全国的に一気に進めると。この問題につきましてはこういう方法でどうだということで、相当程度の市町村長、米作地帯の市町村長に話しかけましたら、それはそこまでいけば米作地帯の市町村長はやらざるを得ないだろうと、それでもやらないというこ……
○丸谷金保君 ただいま御提案になりましたところの法の一部改正につきましては、いままでの経緯から見ましても、県やあるいは現地の地方銀行、公庫等それぞれ準備委員会で十分に地域の要望、意見というふうなものを取りまとめた上で出てきたというふうに承っておりますので、私も原則としてこの法改正には賛成をするものでございますが、この機会に、この法律が施行されることによります事態に関連する問題等について御質問申し上げたい、かように存ずる次第でございます。 まず最初に、今度の法改正の要点というのはおおむね出資ができるようにするというところにある、かように存じます。そうしますと、出資をする相手というふうなものが必……
○丸谷金保君 ただいま可決されました沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 沖繩振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 一、沖繩振興開発金融公庫の運営については、地元の意向を十分反映させるよう努めること。 二、公庫の融資については、住宅、農林漁業、医療、環境・衛生資金、とくに中小・零細企業向け資金を十分確保するとともに、利用しやすいよう利率及び手続き等について特段の配慮をすること。 なお、……
○丸谷金保君 最初に大蔵省の方にお伺いいたしますが、「沖繩における旧軍買収地について」ということで、沖繩の、軍が買収しあるいは接収し、その後アメリカ軍によって接収された、そういう地域に対する統一した見解が発表されております。この件につきましては衆議院でもいろいろ論議されたところだろうと思いますが、しかし、これが発表されましてから、現地の市町村から、それぞれどうも納得いかないんじゃないかというふうなことで要望が上がってきておりますので、大蔵の発表に対してそれぞれの地方自治体の方で納得がいかないというふうなことが出てくると、これは多少問題でもあろうかと思います。したがって、それらの点についてお伺い……
○丸谷金保君 質問通告の中にはございませんが、一点、緊急な問題についての大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
伊豆地方を襲った地震による狩野川のシアンヘドロの問題につきましては、各方面に非常に大きな影響を今後予測されますが、特に駿河湾沿岸における漁業にもきわめて深刻な影響が出ておると思います。上流にこの種のダムを建設するに当たって、農林省は事前に協議を受けておるのかどうか、また法制上はどうなっているのか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 この問題についてはそれぞれ各所管の委員会等においても論議が行われると思いますが、特に水産に及ぼす影響、それらによる漁民の補償の問題等につ……
○丸谷金保君 まず最初に、大蔵大臣に御質問申し上げますが、実はつい最近に、不二サッシの粉飾決算が大きく問題になってきております。佐世保重工その他、政府はきわめてそうした企業に対しては、社会不安その他も考えて、それぞれできるだけの配慮をいたしてまいっておりますけれども、この問題についてはどのように対処するお考えか、御見解をお願いいたす次第でございます。
【次の発言】 五十年度の決算が出てきておりますが、恐らく粉飾決算をしておったのでございますから、その間利益を計上して法人税等の納入はしておるかと思います。これらが粉飾決算というふうなことで架空利益であった場合に、こうした問題に対して大蔵当局として……
○丸谷金保君 会計検査院の天下りの問題について御質問申し上げます。 実は前回の委員会で牛肉の問題等を中心に御質問申し上げましたが、特に畜産振興事業団から特定業者に枠の割り当てをする輸入牛肉が横流れをされておるということが現在問題になっております。しかし、その畜産振興事業団は検査対象であるのにかかわらず、そこに会計検査院の前第一局長の田代さんが監事として就任しております。ベテランの局長が行っておるんですから、畜産振興事業団が特定輸入取り扱いの牛肉の業者に対する十分な監査をするならこのような問題も起こらなかったんでないかなということにぶつかりまして、それで、さらに一体どういうふうにして会計検査院……
○丸谷金保君 本日御提案されております総理府所管の決算、それに関連しまして、先日も御質問申し上げました皇室経費の問題について御質問を申し上げたいと思います。 実はその前に、質問の趣意をよく御理解をしていただいて、それに沿った御答弁をお願いいたしたいと思う次第でございますが、いま農村では、米の減反政策をめぐりまして非常に農民が先行きの不安におののいております。それからつい先日のNHKのテレビ等でも、もしも食糧パニックが来た場合にはどうなるかという、大変ショッキングな放送が行われております。そのように日本を取り巻く食糧問題というのは、いまのような減反政策を続けることは、長い日本民族の生命、財産す……
○丸谷金保君 最初に交付税の問題について御質問申し上げますが、十年ほど前から消防の一部事務組合というのが自治省の指導によって各地にできたわけでございますが、このとき、一部事務組合をつくると交付税で相当めんどうを見ていただけるので大変有利になるというふうなことで、特に北海道ではほとんど全部できたんではないかと思います。これらのことで全国的には、そういう点で一部事務組合等をつくって消防自体をとりまとめたというのは、大体どのくらいの割合になっておりましょうか。
【次の発言】 そうしますと、交付税の基準財政需要額の中で、一応常設の消防を持ったものとして算定する、それは常設消防を持っていないところとは別……
○丸谷金保君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度決算外二件に対し、これを是認することができないことを表明し、内閣に対する警告案に対しては、賛成するものであります。 以下主なる反対の理由を申し上げます。 わが国経済の現状は、いわゆる円高不況によって、家計においては消費意欲の停滞を来し、企業においては、主として設備投資の低迷により企業収益の大幅な減少となり、雇用はますます不安を増大し、日本経済は深刻な様相を呈するに至ったのであります。 このような厳しい経済環境にわが国を置くことになったのは、政府の四十九年度における経済財政の運営が支離滅裂だったことに起因するものであります。それは第一……
○丸谷金保君 最初に、今次酒税法の改正によりましてそれぞれ予定の税収が見込まれております。しかし、これによりますと細かい算定の基礎になる数字がわからないわけです。たとえば清酒は清酒として出ておりますし、ウイスキーはウイスキー類と、この中にはウイスキーとブランデーというふうに分かれるんですが、それぞれの積算の基礎になった消費の見通し額等について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私のお聞きしているのは、その中身をもう少し詳しく御説明願いたい。と申しますのは、たとえば清酒でも一級と特級のそれぞれ数量が積算の基礎としてございましょう。それからまた、たとえばウイスキー類やあるいはその他の種……
○丸谷金保君 今回の酒税法の改正が五月一日に実施するというふうなことになっておりますが、現況から言いますとなかなか五月一日というのは大変じゃないかと思いますが、現在の状況でまいりましてやっぱり五月一日実施の方針でございますか。
【次の発言】 物理的に大変だと思うんですが、一体業界の指導その他、最低何日ぐらいあればできる予定なんですか。
【次の発言】 そうすると、手持ち品の課税等についても十分対応できるというふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 今回は手持ち品課税の中に二級酒等は入らないわけですね。
【次の発言】 実は、今回二級酒その他値上げの対象にならないものが何種類かございま……
○丸谷金保君 最初に政務次官にお伺いいたしますが、政府から審議会に麦の買い入れ価格の諮問が出されました。私、その中でどうもよくわからないので、これはどういうことなのか。たとえば諮問案を見ますと、「食糧管理法第四条ノ二第二項の規定により、」、こういうふうな諮問の説明が冒頭についております。したがって、われわれは、この法で規定されたパリティ価格を下回らないということが基準であろうと、そのことはもう法定されているというふうに理解をしておったんですが、昨日の審議会の意見によりますと、やむを得ないから承認したというふうな新聞発表がなされております。法律事項についてやむを得ず承認するということは一体どうい……
○丸谷金保君 実は、罰則の問題から憲法の公平の原則、さらに地方自治法というふうに御質問を申し上げたいと思っておったところでございますが、何か自治省の関係の方が急いで別な委員会にも出なきゃならぬということで、前後を取り違えて地方自治法の問題から先に御質問申し上げたいと思います。 その前に、大臣に一つだけ御質問申し上げておきますが、非常に法的にも疑義のある問題がたくさんございます。しかし、私どもは減反政策を法的に確立して押しつけていけという立場でなくて、減反政策というのはいろいろな問題があるから、消費の拡大の方に全力を挙げて、減反政策というふうなものはなし崩しになくしていかなければならないという……
○丸谷金保君 本日当委員会にかかっておりますこの臨時措置法、三月末で期限切れになるということで、それの延長と同時にあわせて果樹及び種豚、それからまた政令の方におきましても、枠の拡大というふうなことも一・五倍程度行うという趣旨説明もございまして、われわれもこのことにつきましては多年要望してきたことでもございますし、前向きに法律の改正案が出されたことに対しては高く評価をし、この点についての大臣以下関係部局の御努力、そういうものも評価いたしまして、この法案そのものには賛成をする立場で、ただし、この機会に二、三関連する問題について御質問をいたしたいと存ずる次第でございます。 大臣が委員当時の中川言行……
○丸谷金保君 本案は、これから二十年にわたる国有林野のあり方を決めていく時限立法といいましても大変息の長い時限立法でございまして、それだけに、きわめて重要な問題を多く含んでいるというふうに考えられますが、特にこの中で、これの提案理由の大きな原因になっております現在の国有林野事業の経営の悪化という問題につきまして、林野法の各法律あるいは規程等を中心に御質問を申し上げたいと存ずる次第でございます。 国有林野事業の特別会計法では、その第一条で、「国有林野事業を企業的に運営し、その健全な発達に資するため、特別会計を設置し、」云々となっております。したがいまして、この法律を見る限り、国有林野事業という……
○丸谷金保君 一昨日、物品購入の問題で質問をいたしまして、まだ答弁をいただかないので留保してある案件がございますが、この点についてひとつ御答弁をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この経費のむだ遣いの分を保育に回せば、いまより山はずいぶんよくなると思いますが、大臣、ひとつこの問題についての御見解をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この機会に、手前みそでございますけれども、大変申しわけないんですが、時間の関係でまとめて申し上げたいと思います。
どうも池田町のことばっかりで申しわけないと思いますけれども、それより体験がございませんので。
一昨日写真でお見せしたように、われわれ……
○丸谷金保君 この種苗法というのは、改正法律案ということで出てまいりましたが、ずっとこの経過を見ておりますと、もうほとんど前の種苗法とは異質のもので、全面改正というよりも新しい法律と言ってもいいんでないかというほど、従来の種苗法の基本的な考え方の中で違いが出てきておるというように実は読んだ次第でございます。
特に、その中で非常に重要な問題というのは、従来の種苗法ですと、優秀な品種というふうなことが入っております。今回はそれが抜けましたが、そのことについての理由をひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 局長さん、いま時代の推移で今回はその優秀性という文言を抜いたんだということでご……
○丸谷金保君 最初に、中央会の小口さんにお聞きいたしたいと思います。 実は、いまのお話聞いていて、大変育種者の保護をすべきだということをおっしゃっているんで、意を強うしたわけでございます。 で、私ここに昭和五十二年の十月に全国農業協同組合中央会と日本種苗協会が共同して要望書を出しているのを持っておりますが、くしくもそれぞれの代表さんがお二人来ているわけです。ここで皆さん方は「新品種育成者の権利保護を図るため諸外国においては、特許法とは別に植物新品種保護法を次々と制定しつつあるが、」「わが国においても諸外国と同様、新品種育成者の権利保護を通じて育種の振興を図り、」云々ということで要請しておりま……
○丸谷金保君 昨日、指摘いたしましたUPOVのフランス文正本からの外務省の正式の翻訳、できましたらひとつ――できませんでしたら、その間に次のやつを先にやります。 昨日の答弁の中で小島審議官が、国際条約の訳文をつくった時点では、植物については特許法は適用除外にすることになっていましたので条約に矛盾することとはなりませんでしたと、こういう答弁をしております。ところが、その後種苗法の方の案文が、前々回から指摘しているように変わりました。したがって、昨日、私が指摘いたしましたように、条約正文によりますと、日本はこの条約をそのまま読む限りでは加入できないことになるわけでございます。しかしながら、私の調……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 私は委員長に西村尚治君を推薦することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 最初に環境庁に御質問申し上げますが、五十年度の決算の概要説明の中で、自然公園関係経費として三十七億円余が計上されております。皇居前の広場というのはこれらの予算の中で管理されておるものでございますか。
【次の発言】 皇居前広場の管理運営等については大変むずかしい問題をたくさんはらんでいると思いますが、実はつい最近、私、北海道のお年寄り十数名が、皇居前広場で、皇居前を中心にして約五キロある周囲を、死ぬまでにマラソンを一度やりたいというのが、いまの高齢者マラソンの人たちの非常に強い願望だそうでございます。にもかかわらず、あそこに脱衣所その他地方から来た人たちが安心して荷物を預けられ、あ……
○丸谷金保君 最初に、最近新聞をにぎわしました、アメリカ合衆国が入漁料のほかに何か補償金というふうなものを一〇%上積みするというニュースが流れましたけれども、この間の経緯、事情、その後の政府の対応策等について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 そうすると、やはりその一〇%は取られるということに決まったと、こう解釈してよろしゅうございますね。
【次の発言】 課徴金は取られるけれども幅については今後交渉の余地があると、こういうふうにそれじゃ理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 大臣と言うか政務次官にお願いいたしますが、このように、最近きわめて世界の海洋法と自国中心の漁業保護法とい……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 長官は新任早々で、まだ全体的な細かいことまではお聞きになっておらない面もあろうかと思います。しかし、前大臣からの事務引き継ぎの中で具体的な問題についてお受けをいたしておるかどうかということをお尋ねいたしたいと思います。 前長官時代にも、事あるごとに、いわゆる沖繩と本土との所得格差をできるだけ早期に埋めていく、そのためには沖繩の地場産業の開発と、なお残されておる戦後処理の迅速な事務的な解決というふうなことを申されておる次第でございます。 去る昭和五十三年五月三十一日に、私の質問に対しましても、たとえば読谷の飛行場の問題について、前長官から「国有地の所有権にかかる問題でございます……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 きょうは特に北方の問題を中心にして審議をしようということでございますが、たまたま大臣から初めて沖縄関係についても所信表明が行われておりますので、その点、簡単に一、二ひとつお答えを願いたいと思います。 いまの所信表明の中で「戦後三十年余を経過した今日でも、戦後処理問題が残されて」おると。確かにたくさん問題が残されておりますが、特に、そのうちで昨年当委員会が沖縄の調査に参りました折に、読谷飛行場に多くの村民が出て、非常に強い陳情を受けたわけでございます。長官は防衛庁長官時代にすでにその問題等についても十分御存じのことと存じますが、現時点でこれらもやはり戦後処理の終わっていない問題と……
○丸谷金保君 最初に長官にお尋ねいたしますが、先般の当委員会におきまして読谷飛行場問題の処理に関して御質問申し上げましたが、そのとき、できるだけ前向きに解決のために努力をするという長官の言葉をいただいて、地元の人たちも大変実は感激しておりました。
その後の経緯等について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この問題も、まだ戦後処理が終わっていないことの一つに当たるんじゃないかと思います。
しかし、いずれにしても地元と国との間で双方の主張に相当な隔たりがある。しかも、一番最初に上陸された地点でもありますので、全く書証になるようなものが残っていない。あるのはそれぞれの主張も状況証拠というふ……
○丸谷金保君 昨年の九月に環境庁に対して、皇居周辺のマラソンコースにクラブハウスをつくるという希望が多いがという質問をいたしました。当時環境庁長官は、国民のコンセンサスが得られないので許可をしかねていると、こういう答弁でございました。一体国民のコンセンサスというのはどの程度のことを言うのか、ひとつ、その範囲について御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 御説明では、国民のコンセンサスというのは、反対があればコンセンサスを得られないというふうな答弁と承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 実は、前回の御質問を申し上げてから、いろんな話が逆に入ってまいります。一つは、もうすでに五……
○丸谷金保君 最初に田中さんにお伺いいたしたいと思いますが、大変お忙しい中おいでいただいて、非常に貴重な御説明をいただきましたことに感謝いたすと同時に、いまのお話を伺っておりまして、まあ私たちの感覚ですと、大体全農さんがほとんどの肥料、もう九〇%以上扱っているというふうに考えておるんですが、それらの化成肥料も含めてこの法で政令指定されているものの量と、それから総体の全農が取り扱っている化成肥料の量、これらの総量と、それからその手数料の総額をまずお知らせ願いたいと思います。もっともこれは、各化成肥料の場合には別会社その他で行っているので、県連その他の方でないとわからない面もあるかと思いますが、と……
○丸谷金保君 最初に、事業団の理事長さんに、昨年の一月十八日の決算委員会で私が事業団の補助事業について質問いたしました。そして、そのときは理事長さんの方は大変歯切れのいい、ちゃんと効率的に行われているという御答弁がありました。そして、それで私の方は会計検査院の方に、このことについて調査をするようにというふうに要求いたしまして、会計検査院の方が、私たちの指定した全国のうち、どういうわけか北海道をとったんで、何で北海道だけやるんだと私は後で言いましたけれども、北海道だけを調査した結果でも相当程度のでたらめ助成というのが出てまいりました。 これは北海道だけだから十八農協で済んでおりますけれども、全……
○丸谷金保君 それじゃ、渡辺参考人にお伺いしますが、JAS案そのものをつくるということには賛成だけれど内容について問題がある、こういうふうにただいまのお話を承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 神田参考人もそのように承ってよろしいですか。
【次の発言】 近藤参考人にお願いします。
近藤参考人も同じ意見なんですね。
【次の発言】 お三方にお伺いしますが、JAS案をつくるということに皆さん大体御異議はないようですが、ただ、現在農林水産省から公表されておる案ですね、まだ告示はされておりませんから。案の中身については、それぞれ多少御意見が違うように考えておるんですが、近藤参考人にお伺いします……
○丸谷金保君 最近、各種の年金の制度が、福祉見直しというあおりを食って後退をするというふうな兆しが非常に多くて、それぞれ関係者を心配させております。しかし、この農業者年金につきましては、まだ発足して八年しかたちませんし、これからさらに進めていかなければならない、むしろ改善していかなければならないような点が多多ある状態でございますので、いわゆる福祉見直しというふうなことにこの農業者年金が巻き込まれることのないように、ひとつ大臣のまず所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それで問題は、農業者年金の立法の趣旨にさかのぼるのでございますが、当初、四十年代の初めに佐藤総理が御苦労さま年金とい……
○丸谷金保君 最初に官房長官にお伺いします。 中国の古典に、「法は三章をもって足る」ということから始まりまして「民免れて恥なし」というのがあります。まさに今回の鉄建公団の問題というのは、下の方では、見つかったから仕方がないということであって罪の意識はないんじゃないかと、そしてそのことは、もういまの各官庁において、上の方が乱れているから下の方もこれくらいなことはいいじゃないかという風潮を大きく生んでいるんじゃないかと、こう考えます。 その一番今日的にあらわれてきたのは、けさの新聞に出ていたイランに対する石化支援、政府が二百億出資をするという問題でございます。「時事放談」その他テレビや各種の報……
○丸谷金保君 私は、委員長に志村愛子君を推薦することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 イラン石油の山下社長が通産省の次官だった当時、諸悪の根源は石油業界だというふうなことを言ったのが新聞に出ておりました。私は、今回のこの鉄建を初め一連の各省庁に及ぶカラ出張その他の事案を考えてみてまいりますと、どうもこの諸悪の根源は大蔵省にあるんでなかろうかという気がしてならないんです。 そこで大蔵大臣にお伺いいたしますが、すでに先国会において社会党から提案し、あるいはまた会計検査院の方でも同様趣旨の考え方の表示がされております会計検査院の強化、こういうことについて、とかくの風評では大蔵筋に難色があると言われてなかなか前進しない状況にあります。新任の大臣として、会計検査院の強化と……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 ただいま北方問題及び沖繩振興に対する長官の決意のほどを承った次第でございますが、北方問題につきまして先日署名を持っての陳情を受けました。で、私はそのときにつくづく感じたんですが、国論の統一といいますか、ということについて政府はもっと積極的に問題を進めなければならないんじゃないかと。たとえば実は前の大臣のときに、私は私の部屋で飾っておりました日本の地図、これを写真にしてここへ持ち込みました。これには北方四島を含めた千島列島が載ってないんです。おかしいじゃないかと。参議院会館で売っている地図に載ってないので、これはけしからぬということで、そういう点に対する政府の何というか、目配りの悪……
○丸谷金保君 最初に、日本税務協会について国税庁にお伺いいたします。
この財団法人の寄付行為の最初の資金、どういう形で出ておりますか。それから、運営の収入の主な内容等についてお願いいたします。
【次の発言】 収入の内訳。事業内容はいいです。
【次の発言】 税務協会の運営をするためのもろもろの収入の主なるもの。
【次の発言】 税務協会の職員数はどれくらいでございますか。
【次の発言】 いまの予算額を聞きますと膨大なものが計上されておりますが、そんな少ない人数でこの財団法人の運営が行われるんですか。
【次の発言】 一般会計で約二千億以上ですね。で、これらの事業が、受託とかいろんなことがあっても出……
○丸谷金保君 通産大臣にお伺いいたしますが、十二月一日の本会議で同僚議員の質問に対して大臣は、イラン石化の問題に関連し、資金の追加をしなくても完成予定の変更をすることはない、それから採算は確保できると思うと、こういうふうにおっしゃっております。しかし、前通産大臣がバザルガン首相と会って、十一月十一日には建設工事の再開式が予定どおり実行できるということを十月の十五日、記者会見で言明しております。にもかかわらず、実際にはこの種の建設工事はできなかったわけです。そういうふうに、すでにもう二百億を決めてイランから帰ってきたときの記者会見の確定事項さえもずれ込んでおるという状態の中で、資金の見通し、完成……
○丸谷金保君 文部大臣にお伺いいたします。 先般の全国の町村長大会あるいは全国の知事会その他からすでに要望が出ていると思いますが、公立文教の小中学校危険校舎等改築に対しては、補助率のアップと同時に、特にことしは耐久度の点数の特例を継続してほしいという現状維持の要望が強く出ております。これは景気浮揚の関係だからことしあたりは見直すというふうなうわさが流れただけで全国の市町村に非常に大きな衝撃波となって、これは大変だということになっております。もうすでにそれぞれの地方自治体では明年度の準備についてほとんど完了しております。ですから、少なくとも明年度については文部大臣としてこの点十分ひとつがんばっ……
○丸谷金保君 最初に外務大臣にお伺いいたします。
いまも問題になっておりましたように、きわめて海外の情報の把握が不十分だということについて私も痛感しております。二百億からの出資を政府が行ったイランの近況を通産大臣あるいは関係閣僚に聞きますと、イランの政情は安定しつつあるから、工事の再開はイラン石化については大丈夫だというふうなことを再三言っております。しかし、私の調べております情報では必ずしもそうでない。外務大臣はこの点についてどう認識しておるか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 現況認識がどうかということだけを御質問申し上げたので、そのことにだけ答えていただければ結構なんです。
……
○丸谷金保君 けさの日本農業新聞を見ますと、農林大臣は、需給の見通しが甘かったということで、昨日の衆議院の農水委員会で遺憾の意を表明したわけです。間違いございませんですね。
【次の発言】 この遺憾の意という言葉なんですが、もともとこれは外交上の言葉として使われ始めたんです。外交上で遺憾の意を表明するということは、相手方に対してまことに申しわけなかったということの意味なんですが、大臣もそういうふうな意味で使われたんでしょうか。
【次の発言】 それからもう一つ、同じくペナルティーについては、閣議決定以上の十四万四千ヘクタール分についてはかけるかかけないか検討しておると、こういう答弁もございます。こ……
○丸谷金保君 初めての委員会でございますから、本来総括的なものを前段御質疑申し上げたいと思っておりましたが、通産大臣がおられませんので、具体的な問題に入って科学技術庁長官にお伺いいたしたいと思います。 昨年の三月に閣議に出された水素エネルギーの実用化促進に関する請願、閣議の中の了解事項といたしましては、水素エネルギーに関する研究開発は国立の試験・研究所、大学、民間研究機関等の研究機関で十分これを活用して推進している、こういうふうなことが処理意見として出ております。しかし、一方、国会請願の中では、できるだけこれは国の立場で非常に無尽蔵であり無公害と言われておるこの研究については人類の福祉を増進……
○丸谷金保君 大変貴重な御意見をそれぞれ伺いまして、勉強になりましたことをまず厚く御礼申し上げます。 最初に、きょう、それぞれお三方から出なかった問題なんですが、さしあたって原油がなくなるというふうな心配はないということについての話を、実はきのうジッダから帰ったばかりのカヤブキさんからいろいろお話を伺ったのです。そのときカヤブキさんが言うのには、重質油をもっと利用することを今後の日本は考えるべきだ、そのことによってストレートに原子力というふうな、地域との合意のないものにいきなり飛び込まないでも食いつなげる道はあるのだ、こういうふうにおっしゃっておったのです。この点につきまして、村田先生、言及……
○丸谷金保君 大変参考になる御意見を伺いまして、ありがとうございました。 お三方のいろいろな角度からのお話を伺っておりまして、多少ニュアンスの違いというふうなものもおありになるようなので、それぞれ、それらについてお伺いをいたしたいと思います。 高垣先生、エネルギー経済研究所がつい最近出しました「エネルギー高価格時代への挑戦」、これを私は読んでこちらへ参ったので、大体ここに書いてあるようなことが機軸になってお話を承ったというふうに思っておるのです。結局のところ、ここに当分石油に頼る以外にないというのが先生の御所論のように拝聴したのですが、そうでございますか。
○丸谷金保君 最初に、三条の3につきまして、先日、同僚の吉田委員から質問がありました際に、修正されましたいわゆる基本理念に基づいてというふうな問題につきましては、これはこの法案そのものが原子力を除く意味で提案されておるという答弁がございましたが、確認の意味で、その点はそのように承って間違いございませんですね。
【次の発言】 それで、その他のエネルギー開発ということがそれぞれ御説明されておるわけでございますが、その中で、特に三石特会に関連して地熱開発ということが非常に重要な課題になってきております。実は、エネルギー開発というと即原子力というふうな短絡的な思考が強い。これに対して今回の代替エネルギ……
○丸谷金保君 最初に、国税庁にお伺いいたします。
国税庁が四十六年の七月一日付で海外技術者研修協会の理事長穂積五一氏から申請を受けた技術研修生に対する滞在費等の源泉徴収の取り扱いについて、これを対象にしないということにいたしておりますが、これらの取り扱いはどういうふうになっておりましょうか。
【次の発言】 そうすると、他の留学生と同じような扱いをしているということでよろしゅうございますね。
【次の発言】 直税部長さん、よろしゅうございます。
次に、したがって源泉徴収を要しないこの経費、これに対して国は四分の三の補助金を交付しております。この補助金の意義、これを査定する大蔵省の側からお聞きい……
○丸谷金保君 最初に、選挙のポスターの掲示について、これは大変疑義がありまして、どこでどうなって整理できるのかわからないという問題がございます。事実を説明しながら御質問を申し上げたいと思います。 実は昭和五十三年四月に北海道帯広市の市長選挙が行われました。そのとき、これはどこにもあることですけれど、電柱その他の公道上の占有物に対するビラが張られておりました。それぞれ選管からの注意によって、候補の選挙事務所は違反ビラの撤去をするというふうなことで、撤去が行われたわけです。 しかし選挙戦が始まって、正式の公定されておる選挙ポスター、これが帯広市、通称西二条通りと言っていますが、一番の繁華街です……
○丸谷金保君 先月の二十五日に、年金問題全体で北海道から主婦連や高退連あるいは春闘共闘会議の人たちが来まして事務次官に陳情申し上げました。そのときいろいろな項目を挙げましたけれども、年金の特例納付についてもう少し延長してくれと。と申しますのは、季節労働者、北海道だけで大体三十万、ことし約四千人について調査いたしました結果、大体一割以上のまだ未加入者がいるんです。これについては、厚生省側としてはこれはもう通達を出している、ずいぶんいままで何回も期限延長してきたというふうな説明がありましたが、私はやっぱり行政の立場で、通達を出したからそれで、これに対して期間内にやらない方が悪いんだと。何回やっても……
○丸谷金保君 最初に、環境アセスメント法案の行方について御質問申し上げます。
環境庁長官は三月五日、本会議で私の質問に対し、昨年四月の中央公害対策審議会の答申の趣旨に沿って法制化をしておると、こういう答弁をしております。しかし、最近閣僚会議で決められてきました法案の内容等については、環境長官の意見制限というふうなことまで言われて大変骨抜きになったという状態でございますが、長官はあくまで公害対策審議会の答申の線に沿って法案を提出する見解にいまも変わりございませんか。
【次の発言】 閣僚会議でまとめられた法案の内容を見ますと、中公審からずいぶん後退しているんじゃないですか。
○丸谷金保君 議員提案の水田再編成関係につきましては、きわめて緊急に行わなければならないものと思いますが、果樹共済及び漁業共済の点につきまして、少しく御質問申し上げたいと思います。 出されました議案によりますと、非常に細かい数字がきちんと出されております。まことにごりっぱな積算というふうに感心いたしておったのでございますが、その後いろいろ聞きますと、いやこれはあくまで推定数字だと、こういうような説明をいただきました。推定の数字であるならば、何十何円まできちっと推定で出るということの方がおかしいので、こういう予算を編成して、特に今回のような最終的な補正予算でございます。本来、計数的にきちんとし……
○丸谷金保君 先日の所信表明で大臣は、財政金融の課題及び当面の財政金融政策について御説明がございました。この所信表明をお聞きしておりまして、一貫して流れているのは、何とない太平ムードといいますか、非常に楽観的な見通しをお持ちになっているのではないかと思われる節が非常にございます。それらの点について、ひとつお聞きをいたしたいと思います。 まず第一に、最近の経済情勢の中で、消費者物価は現在のところ総じて順調に推移している、しかし卸売物価が上がってきているので警戒を要する状態だという程度でございます。しかし、そういう状態ではないのでなかろうか。そのことは、日銀が公定歩合を上げたというふうなことにお……
○丸谷金保君 まず最初に、委員長にちょっとお願いをいたしておきたいのですが、関税定率法だけでもこんな分厚い法律なんです。そして、この後、所得税が来るということですし、税理士法もすでにかかっています。こういう日切れ法案、これをいまごろになって審議をしなきゃならぬと。これはとても大変なことで、しかもこれが、何か前例を重んずるわが国議会におきましては、もうすでに前例として毎年こんなことを繰り返している。これでは、十分審議しなきゃならない参議院の意義が非常に薄れるのじゃないか。 参議院制度改革の一環として、特に大蔵委員会等日切れ法案の多いところでは、参議院先議の道をもっと開くように議長に強くひとつ申……
○丸谷金保君 お三方に大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。 小倉先生にお尋ねいたしたいんですが、いま財政再建ということから歳入をどう求めるかという意味での税調の役割りというのは大変重要さを増してきております。どうもこれは、まあ諮問機関としてそれぞれのセクションがあるんですからやむを得ないことだとは思いますけれど、国の予算の財政再建に対する帳じり合わせといいますか、それを税調に求められているという感が強いんでございますけれど、たとえば歳出の中で、それだけのことを要求するのなら、こういうことは直したらどうだというふうな建議の道というのは、税調の中には開かれているんでございまし……
○丸谷金保君 関税定率法の問題についてまずお伺いいたします。 一昨日の本委員会におきまして東京ラウンド、この関係については必ずしも関税局が自画自賛しているような成果をおさめたと思えないということについて、半ば肯定、半ば否定というようなきわめて微妙な御発言がありました。一番最後のところだけ聞いていると、のまされたということを明らかに申しておりますので、その点では私の質問を肯定したようでもありますが、前段からずっと後で反すうしてみますと、そうでない部分もある。私はやはりこの東京ラウンド、これに対する論議をもっと深めておくべきでなかったか。特に、品目によって国内の産業を非常に圧迫する、農業関係にお……
○丸谷金保君 今回の所得税法の改正、大変御苦労なさっておりますし、少額貯蓄者の利用者カードの導入というふうな問題につきましては、これは実際にはやってみなければいろんな問題点がまたわからないわけですけれど、一応前向きに取り組んだということは、私も実は評価しているんです。しかし、評価はしているけれど、じゃこれで全くいいかということになると、他に方法がなかったのかということについては、さらにこれは論議を深めておく必要がある問題でなかろうか、かように考えておる次第でございます。 これは、一つは、こういうカード式によって番号を打つのと、申告納税制度という大前提に立った場合に、少額貯蓄者の税額控除という……
○丸谷金保君 いまの片岡委員の質問に対しましても、助言義務の問題になりますと非常に明確でない。答弁としては明確なんでしょうけれども、ちっともよくわからない。 一体どういうのが具体的に助言義務違反になるのかという具体例がわからないという問題、一体どうしてこういうことになったか、実は私なりに考えてみました。そうして行き当たりましたのが五十四年の十二月七日の衆議院で福田政府委員が「試験制度をめぐって反対の意見が強くなったということからきたわけでありまして、」という次に「やはりこの業法を通すことが業界の中でまとまった意見でなければむずかしいということがわれわれの過去の経験であります。」、こう言ってお……
○丸谷金保君 実は、質問の準備をいたしております最中に、けさ、機会があれば国債削減の優先ということで、大蔵省が総理に、国債発行状況がきわめて厳しいという報告をし、総理も、これは大変だというようなことで、削減優先させるというふうなことが出ております。 これは、サマーレビューとかいろんなことで、予算の執行の段階で削減可能性が出てきたというのなら話はわかるんですけれど、まだ予算案が通ったばかりで、もう大変厳しい状況の中でできるだけ削減をしていかなきゃならぬ。出てきております法案を見ますれば、予算の範囲内で国債を発行するということですから、これはまあその範囲内であれば少なく発行するという措置はとれる……
○丸谷金保君 どうも大変お三方とも御苦労さまでございました。 貴重な御意見を承りまして、われわれも大変参考になるのでございますが、特にお三方それぞれにお伺いいたしたいのでございますけれど、本年度の当初予算で一兆円公債発行を減らしたということについては、大変妥当であったとか、非常に大きな成果だというふうに、表現は違いますけれど、お三方ともそれぞれにこのことについては評価をしていらっしゃるようでございます。 にもかかわらず、国債がこう暴落してきた。というのは、一兆円くらい減らしたことでは実際は足りなかったのじゃないかという気がするんですが、お話を承っている限りでは、大変このことを評価しておられ……
○丸谷金保君 先日の質問で、大平総理がこれは大変だと言ったのは、十四日のオファーに対する成績が非常に悪かったんでないかと、こういう問題のことを質問申し上げましたが、それはまだ整理ができていないのでわからないという御答弁でございましたけれど、しかし、その後の新聞によりますと、明らかに私たちが想像したような事態になってきておりますが、きょうは改めてそのときの状況等の御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 最初のは八・九四ですか、九十九円で。
【次の発言】 これは、大蔵省の方で予定した利回り幅の中に入るのがこの限度であったので、応募金額のその他のものについては不調に終わったということでご……
○丸谷金保君 この一連の国際協力の問題についてでございますが、外国から聞こえてくる話ですと、どうも先進諸国の中で日本の経済援助が各般にわたっておくれておると。国際通貨基金につきましては、ボン・サミットでの福田公約をパーセントではある程度達成しておりますけれど、GNP換算になりますと、やはり他の先進国よりは相当おくれておる、こういうふうな状態でございますけれど、これは一体、日本が財政的に非常に苦しいというふうなことが原因なんですか、それとも他のファクターがあるのか、ひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしたいのは、そういう状態でおくれている理由は何であったのか、このことをお聞……
○丸谷金保君 ヨーロッパから帰られるとまたすぐ東南アジアと、席の温まる問もなく国際会議等に出席されて、大変御苦労さまでございました。ただいまその報告を承った次第でございますが、もう少し詳しく、OECDにおけるサウジその他の各国との話し合った中身についてお伺いをいたしたいと思っております。
お出かけになる前に、それぞれOECDとOPECで、新たな開発途上非産油国に対する援助機構を設けていかなきゃならないんじゃないかということが重要議題の一つというふうに承っておりました。それらの経緯はどのようになったでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 御苦労さまでした。
偉大な政治家であるチトー大統……
○丸谷金保君 どうもお三方、大変有益な御意見を聞かせていただいてありがとうございます。
まず、きょうは主として税の立場からの検討をしておるわけでございますので、そういう面からお伺いをいたしたいと思いますが、最初に長橋参考人にお伺いいたします。
要望として、交付金制度の運用をもう少し幅を持たせてほしいと、こういうふうな御意見でございます。ということは、いまの交付の内容をもう少しバラエティーを持たせよというふうな意味でございましょうか、それとも条件緩和というふうな意味でございましょうか、そこら辺ちょっと。
【次の発言】 実は一昨日、私も同じような意見で、当局にはそういう要望を出しておきましたけ……
○丸谷金保君 今回の改正では、特に限度額が非常に大幅に上げられております。従来に比べて一挙に大きく上げた理由、これは物価が非常に上昇しているので、限度額が突如として合わなくなったというふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 四十一年の発足当時から、四十七年、五十年と限度額が改定されております。しかし、大体五十年までの約十年間はおおよそ倍々ゲームで、何年に一回かの改定ということでございまして、十年かかって三倍くらいにしか限度額が上がっていない。それが五十年からことしの改正、この間では一気に四倍になった。ちょっと何か、現況に合わせてやったことはわかるのですが、従来の取り扱い方というの……
○委員長(丸谷金保君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を行い、その職責を全うしたいと存じます。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に斎藤栄三郎君、藤井裕久君、大木正吾君……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
この際、河本経済企画庁長官及び中島経済企画政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、中島経済企画政務次官。
【次の発言】 どうも御苦労さんでございました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一四号物価高騰抑制に関する請願外五十九件を議題といたします。
まず、理事会において協議しました結果につきまして、専門員から簡単に報告いたさせます。道正専門員。
【次の発言】 それでは、理事会で協議いたしましたとおり、第九八号物価高騰下における建設資材価……
○丸谷金保君 質疑に入る前に、大臣に一つお伺いをしておきたいと思います。 先ほどの大臣の志苫委員に対する答弁の中で、私は当時の責任者でないので、その件については余り熟知していないし、私はちょっと変だと思ったと、こういうお話がございました。これはちょっとこれから論議をしていく上で非常に困ることなんで、もう少し大臣の真意を聞かしておいていただきたいんです。たとえば、鈴木総理が農林大臣のときに、砂糖の関係の法案で、前々大臣の発言について責任をとりますかと、責任をあなたは持ちますかという私の質問に対して、当時の鈴木農林大臣は、自民党の内閣が続いている限り、大臣がかわっても、さきの大臣の決定したこと及……
○丸谷金保君 本会議の答弁等を聞いておりましても、さすがに大臣、知事さんの経験があって、歯切れがいい、非常に明快なわかりやすい御答弁をしてくださるので、実は大変心強い大臣を自治省は持ったと敬意を表しておる次第でございます。ひとつ委員会でも、本会議と同様に、わかりやすく明快な御答弁をお願いを申し上げたいと思います。 まず最初に、地方公共団体が議決した機関意思の問題についてお伺いしたいと思います。 実は、いま国鉄問題が非常にたくさん出ておりまして、ローカル線廃止反対というふうなことで、各地域で議会によるところの反対決議等がなされ、私たちのところへも送付されてきております。それからまた、先年議決……
○委員長(丸谷金保君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして前国会に引き続き本委員会の委員長に選任されました。今国会におきましても皆様方の御協力を賜りましてその職責を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に斎藤栄三郎君、藤井裕久君、大木正吾君及び原田立君を指名いたします。
……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査を議題とし、物価対策の基本方針につきまして、河本経済企画庁長官から所信を聴取いたします。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 ただいまの所信に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、先般本委員会が行いました委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。
まず第一班の報告をお願いします。大木正吾君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、第二班の報告をお願いいたします。藤井裕久君。
【次の発言】 ありがとうございました。
ただいま御報告がございまし……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に対馬孝且君を指名いたします。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十三日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大木正吾君を指名いたします。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
また、本日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君が選任されました。
【次の発言】 市町村が行う寒冷地世帯暖房費援助事業に係る国の補助に関する法律案を議題といたします。
発議者対馬孝且君から趣旨説明を聴取いたします。対馬孝且君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時十五分……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
それでは、理事に大木正吾君を指名いたします。
○丸谷金保君 青函トンネルの裁判管轄権の問題についてまず御質問いたします。
領海法が制定されましたときに、当時の鈴木善幸農林大臣が、その中で、津軽海峡ほか五つの海峡については特定海域として公海自由という原則を御答弁しております。
それで、裁判所の御見解をこの際承っておきたいんですが、津軽海峡というのは一体国内があるいは公海か。あたりまえな話ですけれども、改めてひとつ御答弁願えればと思います。
【次の発言】 私の質問よく聞いてください。質問の要旨のときには、津軽海峡は国内か国外かと、こういうことで秘書の書いた原稿がおたくの方へ行っていたんです。しかし、私は国内か公海かと聞いたのに、おたくの方……
○丸谷金保君 まず最初に大臣にお伺いしますが、わからなきゃわからないと答えてもらって結構です。上野から新潟までの新幹線のキロ数と駅の数、特に新潟県内におけるキロ数と駅の数、それと東京―神戸間の在来の新幹線のキロ数と駅の数、御存じでしょうか。わからなきゃわからないでいいんです。
【次の発言】 国鉄総裁、同様の質問お答えいただきたいと思います。総裁いまわからなきゃわからないでいいんです。
【次の発言】 大臣、これは大臣におわかりにならないのは無理ないと思うんです。しかし、国鉄の総裁もさっとキロ数と数は出てきませんでした。しかし、一つ一つ考えながら隣でちょっと書いておったようですから、ちらっと見なが……
○丸谷金保君 最初に、外務大臣に、アメリカからお帰りになって、いろいろ新聞その他でアメリカでの様子を見聞いたしておりますが、特にそのうちで、二十二日にヘイグ国務大臣との会談の際に、ヤンブルグ・プロジェクト、ヨーロッパヘ送る天然ガスの問題について、アメリカ側から「慎重に」という要請があった、こういう内容の新聞記事がございます。それで、実は、これと前後して、日ソの商社との間の会談が物別れになったというふうなこともございます、日本で行われておったのが。そのことについて、ヤンブルグ・プロジェクトというのは、ヨーロッパベガスを送るということですから、直接的に日本の問題としては関連余り強くないというふうな……
○丸谷金保君 最初に防衛庁の長官にお伺いいたします。
去る四月三十日の十一時二十八分ころ、航空自衛隊第二航空団二〇三飛行隊所属のF1〇4J戦闘機が訓練を終えて千歳に帰る途中、北海道長沼町で墜落いたしました。この墜落に至る経緯等は新聞その他で十分承知できますが、その後、防衛庁としてとられたきょうまでの措置について、簡単で結構ですから、概略御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこまではわかっているんです。その後の措置について御質問申し上げたんです。
【次の発言】 訓練を再開したということは、喧伝されているようなエンジン部門その他についての不備はなかったというふうに、その後点検の結果考えら……
○丸谷金保君 私は水害多発地帯の町長を二十年やっておりましたので、規則とか、わりと細かい説明はよろしいですから、質問に端的にまず答えていただければ大体のことは規則やその他わかってますので、長々とやらないようにお願いいたしたいと思います。 そうした体験で今回災害地の視察をいたしまして、被災者の悲惨な状況に対してはもう本当に大変だなと心から同情し、お見舞い申し上げる次第でございます。できるだけ早い復旧について関係当局の努力をお願いいたしたいと思います。 しかし、一方では明治九年の測候所が開設以来の集中的な豪雨というのに対して非常に被害を食いとめた事例も各所にございます。これは五十年災の経験を生……
○丸谷金保君 これはどこが所管しているかということもはっきりつかめませんでしたので、一応件名を挙げてひとつこのことについてはよく教えていただきたいと思って、勉強の意味で、わからないので質問するのでそのつもりでお答えを願いたいと思うんですが、合成乳酸の関係についてでございます。 御承知のように酒の醸造、特に清酒等では合成乳酸が使用されております。先日もある酒屋さんに行って合成乳酸というのはどうだと聞きましたところが、いや私もこれがよくわからないと。ただ○○という有力な製薬メーカーから買っているからこれは間違いないものだと思って使っていますというだけなんで、ちょっとびっくりしたんですが、ところが……
○丸谷金保君 主として高齢者対策の問題を中心に、今度の法改正との連動する中でお伺いをしたいと思います。 最初にお伺いいたしたいんですが、おたくの方からいただいた「新旧各種給付金の体系」と、この中で百くらいのがこういうふうにまとめて減らしていきました、というのをちょうだいいたしております。その中で、現行どおりのものがそのままになっているのはわかるんですけれども、継続雇用奨励金というのが高年齢者雇用確保助成金と名前だけが変わってこれ統廃合になっていない制度が一本あるんです。これは、統廃合してたくさん全部まとめたという趣旨から言うと、これは名前だけを変えて制度が変わるわけですが、この制度の変わり方……
○丸谷金保君 私は、振動病の問題についてお伺いをいたしたいのですが、実はこの問題、十数年来国会でもうしばしば取り上げられ、さらに、特に林野庁、労働省等ではもう非常にたくさん通達を出しております。こんなに出ているのかと思うくらい毎年毎年、きわめて厳しく規制をしていかなきゃならぬというような通達も出ております。さらにまた、歴代労働大臣が、こういうことがあってはならぬから予防をまず重点に行政を進める、最近の例でいいますと、五十五年四月十五日に藤波労働大臣がこのことを、特に予防に重点を置くと、さらにまた十一月六日には、かわられた藤尾労働大臣が同様、そういった病気にかかられる方がなくなるように指導するこ……
○丸谷金保君 この法案には、従来のを一つにまとめるということと、林業が新たに加わるということですが、ちょっとお酒の方のことで一つお聞きしたいんですが、これは清酒ということになっておるわけなんです、清酒製造業退職金共済組合と。しかし、内容を見ますと、清酒としょうちゅうの乙類やみりんが入っております。これが何で清酒なのか私よくわからないので、ちょっと労働省、どうしてこれを清酒というふうに規定したのかお答えいただきたい。
【次の発言】 これは清酒等製造業ならわかるんですよ。この清酒製造業という中に、しょうちゅう入りますか。全く製造工程も何も違うんですよ。どうなんです。酒団法でも分けていますし、酒税法……
○丸谷金保君 今回の年金法の改正の中で、私たちどうも腑に落ちないのは、福祉年金の受給についてどうして二つの差を、何でああいう線を引かなければならなかったか。そしてまた、引くことについての、数値をあそこにとった理論的な理由、そういうものについてひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そのことはわかるんですけれども、線引きの所得の額を何であそこのところで引いたのかということなんです。
【次の発言】 大体でなく、もう少し理論的な、こういう理由でというすかっとしたものを、大体ではないと思うんですよ、引いたからには。それをもう少し突っ込んで御説明を願いたいということなんです。大体では困るので、……
○丸谷金保君 林野庁来ておりますか。――前回、四月二十三日の当委員会で、最後に時間がなかったので確認だけしておりますことの続きをひとつ。 鈴木業務部長から、林野庁の「諸規定、諸法令あるいは労働安全対策、これらを守らないでやるということは、決していいことではないと思っております。」と、これはあたりまえのことなんですが、実は非常に守っていないところが多いので特にこのことを確認したんです。だれが考えたって、いろいろな法令や、それから通達、その他を守らないというのはいいことでないということはあたりまえの話なんです。しかし、これは守らなくてもどうということはないところに実は問題があるんです。これは再三……
○丸谷金保君 どうも皆さんお忙しい中大変御苦労さんでございました。貴重な御意見をちょうだいいたしましてこれからの審議に大変参考にさせていただけるので、心からお礼を申し上げます。 ただいま聞いていますと、われわれがそれぞれの方と直接話したときに比べると大変模範答案のような、何か税金を上げるのはやむを得ないというふうなことばっかりおっしゃるんで、これは相当なプレッシャーかかっているんだなと実はその点で同情申し上げます。 最初に、日本酒の森本さんと小玉さんにお伺いいたしたいんですが、まず森本さんのところは石数どれくらいなんでございましょうか、おたく自身の会社。
○丸谷金保君 ただいまの鈴木委員の質問に関連して御質問申し上げます。 千八百リッターというふうな手持ち課税免除額ですか、今度千八百になった、千五百から。これは種類別の手持ちというふうなことをしない限り、清酒業界が言っているように、少なくても二ヵ月くらい延ばしてもらわなければ公平を欠くんでないかという議論が業界内にもありますので、さらに大臣、この点についてはひとつ十分取り扱いについては検討願いたいと思いますが、同時に私は、いままでの議論を通じて――まあ大臣はやむを得ないと思います。しかし主税局長や間税部長は知っていてすりかえの答弁をしている問題がある。大臣よく聞いてください。江戸の時代からしょ……
○委員長(丸谷金保君) この際一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を行い、その職責を全うしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に斎藤栄三郎君、藤井裕久君、山田譲君及び原田立君を指名……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として仲川幸男君が選任されました。
【次の発言】 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、物価対策の基本方針につきまして河本経済企画庁長官から所信を聴取いたします。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 どうも御苦労さんでした。どうぞ御退席して結構です。
次に、公正取引委員会の物価対策関係業務につきまして説明を聴取いたします。橋口公正取引委員会委員長。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました物価対策の基本方針及び公正取引委員会の物価対策関係業務等について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十分散会
○委員長(丸谷金保君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行副総裁澄田智君の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
○丸谷金保君 私、このたび本委員会の委員長を辞任いたすことになりました。 この一年間、大過なく委員長の職責を全うすることができましたことは、ひとえに皆様方の御協力のたまものと深く感謝いたしておる次第でございます。慎んで厚く御礼申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○丸谷金保君 どうも皆さん御苦労さまでございました。 最初お三方に、あとお二方と、二回に分けて質問したいと思います。業界を代表したお二方になるたけいろいろお聞きしたいものですから、先の方を簡単にひとつお願いいたしたいと思います。 竹内先生にお伺いいたしますが、学界の学者の中で、今回の商法の改正に反対だというふうな御意見の方も相当ございますか、御存じでしょうか。それが一点。 それから、総会屋を根絶するためにこれは必要だとおっしゃった。本当に先生は根絶できるとお思いになっておるかどうか。おっしゃったのだからそうだと思うんですが、その点をお伺いしたいと思います。 それから、星野参考人に、ディ……
○丸谷金保君 今回の商法改正案は、株式制度の合理化とか、あるいは総会の活性化、自主的監視機能の強化確立、不正経理の防止、その中でも、特に総会屋撲滅対策というところに重点が置かれているという提案理由の御説明でございましたが、題目を見ている限りでは、これについてどなたも反対はなさらないだろうと思うんでございます。
これらの題目が、一体本当にここに掲げているような提案理由のようにスムーズに行われると大臣お思いでしょうか。一部に、やっぱり羊頭を掲げて狗肉を売るのたぐいだと、こういう批判もございます。まず、所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私も、そういう点では、必ずしも十全ということで……
○丸谷金保君 まず最初に、北炭夕張の事故に関連する問題について、大蔵大臣の所見を伺いたいんですが、それを伺う前に、エネルギー庁の方から先にひとつ御答弁をお願いいたしたいと思います。 北炭の事故につきましては、これはもう戦後でも非常に大きな災害ということで、国の内外挙げて悲しみに包まれておるし、山に入りますと、その悲しみの空気の漂いというものは、はだでひたひたと感じるようなすさまじいものでございます。しかし、それにもかかわらず、昨日、炭坑の中に水を入れることを家族が承諾した。これはもう、生存確認されないまま水を入れるということに対し、承諾をした家族の気持ち、痛いほど私ども地元の者としてはわかる……
○丸谷金保君 泊原発の問題についてまず御質問申し上げます。 去る九日に現地において公開ヒヤリングが行われましたが、このとき私も現地に行っておりまして、大変けしからぬことだと憤慨するような事件が起きました。 実は、私は新聞の記事だけを根拠に質問するということは余り好きでないんですが、この際は、現地にいて私の方はかっかとしておるので、むしろ私自身の言葉で言うと、主観的になり過ぎてもいけませんから、特に新聞報道を中心にして申し上げたいと思います。 まず最初に警察庁長官。実は九日付のここに北海道新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞を持ってきておりますが、これによりますと、泊の原発の会場正面に集会を……
○丸谷金保君 長官、本年の七月十一日の琵琶湖サミットで長官は、自然は先祖から受け継ぎ子孫から預かっているものだというふうな、大変理想的な立場に立っての、あるいは人道的な立場に立っての御発言をしておるということが各新聞に出ておって、大いに意を強くしておるところでございます。そういう姿勢でやっておられる長官でございますから、きょうは満足のいく御答弁が得られると思ってまいったわけでございます。 最初に、知床横断道路の二酸化窒素汚染の問題、これは去る十二日、北海道新聞で大きく取り上げられて地元でも大変心配しております。けさもこの記事の中にあります午來さんという方に電話をいたしましたが、地元ではこの工……
○丸谷金保君 最初に、実は今回のこの一連の改正案、十年の節目で出てきたわけですけれども、それにしては前回のあれをそのまま踏襲していくということで、新味といいますか、十年たった業績を踏まえて今後の十年間にどうあるべきかというふうな理念がどこにも見当たらないんです。これは私こんなことでいいのかという点をつくづく実は心配しているわけでございます。本来なら十年目ですから総理が出てきて進んで考え方ぐらい明らかにしてもいいと思うんですけれども、政府の姿勢はそういう姿勢でもない。それがこの法案に出てきているというような感じが強くいたします。 それはどういう点かといいますと、沖繩という地域に入れ物づくりは一……
○丸谷金保君 北方問題についてお伺いいたしますが、まず最初に、いま期成会に対する五億以上の――期成会ではございませんか、対策協会ですかに対して事業的な経費はほとんど行ってしまうようでございますが、対策本部に残している必要経費というのは事務費的なものが大半ですか。
【次の発言】 総理府所管の北方対策本部というのは一体何なんだろうと実はここで思うのですが、予算の大半を協会の方へやってしまう、そちらの方で仕事やってくれということになると、調査研究に多少やると言うけれども、どうも総理府所管という大きな看板は看板なんですが、中身としてはもう全くただトンネル機関にしか過ぎないんじゃないかと思うんですが、い……
○丸谷金保君 北方領土問題に入る前に、外務大臣に、最初にフォークランド諸島の問題についてお伺いをいたしたいと思うのです、緊急にでございますけれども。 きょう昼のニュースで、OASの外相会議が何らかの結論を出す調停案ができかかっているということと、それからヘイグ国務長官も調停案をそれぞれイギリスとアルゼンチンに提示をしたというふうなことが報道されておるのです。一方で非常に緊迫した状態の中で一方ではそういう和平工作に向けての努力がされておるわけです。これらに対応する日本国政府としての態度がどうも余り明確に報道されておらないという感じがいたしますので、この機会にひとつ大臣からわが国のこの紛争に対す……
○丸谷金保君 ただいまの提案理由の説明を伺っておりますと「ソ連により不法に占拠されたままの状態」と、こういうことが冒頭に出てまいります。で、この不法に占拠されているということは侵略されているということなんですかどうなんですか。
不法占拠というと、たとえば民法上の用語とか、そういうことでは使うのですが、普通国際法的に言えば不法に占拠されているというと侵略じゃないのですか。なぜ不法占拠という何か民法上のような用語を使わなければならなかったのか、説明してください。
【次の発言】 そうすると、侵略はされてないのですか、固有の領土であるのに外国の軍隊が不法に占拠しているということは。
○丸谷金保君 まず最初に、ことしの関税の予算総額はどれぐらいになるか。それからこの法律によって減収分はどれくらいになるか。
【次の発言】 各国の関税収入に比べると必ずしも日本の予算に占める関税の額というのは多くないんですがね、大蔵大臣これをどう思いますか、たとえばアメリカ、フランス、イギリス等に比べて。どういう説明受けています。
【次の発言】 大蔵大臣は外国との比較が得意なんでお聞きしたんですが、「財政金融統計月報」によりますと、アメリカ、イギリス――ドイツはちょっと制度が違うんで、イギリス、フランス。フランスの場合石油税なんかも入りますけれども、おおよそどの程度――これまあ為替レートも変わり……
○丸谷金保君 最初に、防衛庁にちょっとお聞きしたいんですが、実は帯広の旧空港跡地の問題ですが、前にも質問したんですが、記録を読んでみても答弁がちっともよくわからないんです。 それで、もう一回改めてお伺いしたいんですが、昭和五十四年の十一月八日に札幌防衛施設局の帯広支局長が、新空港開設に伴う現帯広空港――いまでは旧ですね、「空港ターミナル及び航大分校区域については利用計画はありません。」と、こう言っているわけです。こういう正式の文書が出ている。それで、利用計画が防衛庁側にないんなら、市民としては何とかこれを市民に利用させてくれという運動が起こりまして、四万人からの署名が取れて、これは渡辺大蔵大……
○丸谷金保君 法案の審議に先立ちまして、まず最初に、きょう各紙に一斉に載っておりましたグリーンカード全面見直し決定、自民税調という問題を中心に緊急に御質問いたしたいと思います。
昨日も衆議院の決算委員会で、大蔵大臣はきわめて明確に絶対実施するんだと、こういう答弁をしておるということが新聞に載っておりますが、予定どおり実施するという決意、方針には変わりはございませんか。
【次の発言】 きのうから見ると大分トーンが下がったような状況ですね。
もともと、このグリーンカードの問題につきましては、私どもは必ずしも全面的に賛成したわけじゃないんです。わが党としては分離課税には反対して、総合課税の一本化……
○丸谷金保君 国有財産の所管替えの問題について御質問いたします。
去る六月十七日付の北海道の国有財産の地方審議会で帯広航空大学校の跡地利用について防衛施設庁の方に所管替えが決定いたしまして、会長さんからその旨を札幌財務局長の方にお伝えをいたしますときに、特に付近住民との関係に留意して騒音対策には十分注意するように、こういう意見が出されております。このことにつきまして、大蔵省としては地方審議会の意見をどのように受けとめ、どのような対応をしたかについて御説明願います。
【次の発言】 それで、防衛施設庁にお伺いいたしますが、大蔵当局からそうした申し入れを受けまして、施設庁としてはどのように処置いた……
○丸谷金保君 まず最初に、中小企業の問題につきまして総理並びに関係大臣にお伺いいたしたいと思います。 実は「通商産業政策の重点の推移」という三十年誌からの抜粋を見ておりますと、昭和二十五年から本年に至るまで中小企業の振興ということが多少字句が変わっても毎年出てくるんです、大きな柱として。しかし、その割りには中小企業というのはさっぱりよくなっていない。十年一日という言葉はありますけれども、三十年一日のごとく中小企業振興をやらなければならないというような状態にありますが、これはうたい文句だけで、やっぱり具体的な政策としてはむしろ中小企業に対して非常に冷たいのじゃないか、それらの点についてお伺いい……
○丸谷金保君 この間の総括のとき時間切れになりましたが、総理、大蔵大臣等に、二日酔い、夏ばて、疲労回復というのを聞きました。いずれもこれは病気でないというお答えでございますが、厚生大臣、これらは病気でしょうか病気でないでしょうか。
【次の発言】 業務局長、これは急性アルコール中毒症ですわね。それで業務局長はどういう見解ですか。
【次の発言】 私は、業務局長に聞いたのです。というのは、業務局長四十六年通達に出ているからなので、業務局長のひとつ……。
【次の発言】 薬効というのは病気に対して使う言葉ですか。
【次の発言】 医薬品と言えば薬のことですわね。薬は病気の予防、治療その他に使うものではない……
○丸谷金保君 外務大臣のお話を承っておると、どうもアメリカに承りに行ったような感じが強いのでございますけれども、牛肉の問題はいま話が出ましたので、ECの外相会議でも、貿易摩擦はガットの場で協議したいというような意向が出されております。相互主義が保護貿易につながるという点からは、ガットの場が私も一番いいと思うのですが、たとえばフランスからわれわれはペルシュロンという馬を買っています。ところがフランスは、IQ品目で馬の輸入を制限しておるというように、それぞれの国がみんな農業の保護主義をやっておるので、こういう点を踏まえて、元農林大臣としては、もう少しずけずけと日本の立場を言っていただきたい。 た……
○丸谷金保君 委員長の選任については、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 委員長の選任については、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 いまの大臣の御答弁を聞いていて、大変どうも苦しそうな御答弁で同情せざるを得ないんですが、ただ私、ここまで国家財政が落ち込んだということについてもう一度大臣の御心境をまず最初に、ここまで落ち込んじゃったんだということに対して……。
【次の発言】 外国と都合のいいところだけ比べると、大変いい点がたくさんありますが、たとえば社会資本の問題とかいろんなことになると、必ずしもそういう数字だけでは比較の対象にならないだろう。
それでまさに福田さんが昭和元禄と言われた、それに対応して、この機会に大臣の見解をお伺いしておきたいんですが、江戸幕府の勘定奉行で元禄時代の荻原車秀、この人はどういうふ……
○丸谷金保君 今回御提案されておる租税特別措置法の一部を改正する法律案、非常にたくさんな条項の改正がなされているんですが、そのうちで七十条の相続に関する関係の問題ですね。多少従来よりも減税することになったということで、特別措置法の中においては目玉商品のような感がいたすんですが、これについての法の概要を簡単に御説明願いたいんです。
【次の発言】 この法律の施行によって減額される税収の見込みは大体どの程度なんですか。いま、いろいろあれしますと、まとまったものはあるんですが、この法律条項の分が数字として出ておりませんのでひとつ。
【次の発言】 この条項に対して中小企業庁の方ではどういうふうにお考えに……
○丸谷金保君 最初に大臣にひとつ御確認しておきたいんですが、憲法十四条、すべての国民は法のもとに平等だと、こういうことは御存じだと思うんです。したがいまして、憲法三十条の「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」というここの条文もやはり十四条を受けて公平の原則が貫かれていると、こういうふうに理解してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 ところが、五十六年の三月十九日の大蔵委員会で私の質問に対して当時の高橋主税局長が、これは酒の税金なんですが、輸入品については一定率の適用の余地がない、そういう意味で違っておるというお答えになると思います。要するに国内の課税の仕方と輸入品とは違……
○丸谷金保君 増税なき財政再建、こういうキャッチフレーズでありますけれど、私は先般来の行革特別委員会等の質疑を聞いておりまして、総理と大蔵大臣との間の微妙な表現の違い、これが大変気になりますので、この点について二点お伺いいたしたいと思っております。
まず第一点は、増税なき財政再建というのは、総理は、これは原則であると、こういう表現をしばしば使っております。ところが、大蔵大臣は、理念であると、こういう表現をこれまたしばしば使っております。一体原則と理念というのはどういうふうに違うんですか。
【次の発言】 これは国文学的な言葉でないですよ。理念なんという言葉は哲学的な言葉なんです。ですから、大蔵……
○丸谷金保君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る十月三日以降五日まで三日間にわたり、粕谷委員長、山東理事、秋山委員、近藤委員及び私、丸谷の五名で、長野県、諏訪、茅野、岡谷市、上諏訪町及び安曇村から環境行政の概況を聴取するとともに、諏訪湖の水質汚濁状況と浄化対策、中部山岳国立公園上高地地域、八ケ岳中信高原国定公園美ケ原高原等の管理状況並びに三協精機下諏訪工場における排水処理施設等の実情を調査してまいりました。 なお、委員外議員として村沢牧君が現地参加されました。 最初に、諏訪湖の浄化対策等について申しますと、諏訪湖は、海抜七百五十九メートル、周囲十六キロメートル、面積十三・三平方キロメー……
○丸谷金保君 お配りいただいた資料によりますと、五十九年度の予算の要求段階から、前年に比して、公害対策、大気汚染、水質汚濁と、すべての事業についてマイナス要求。これはそうした予算の方針がそうであったので平均して削ったんだろうと思いますが、こういうときには、ことしはこのことに重点を置こうというような、もっと新しい企画はなかったんですか。平均して軒並みずらっとマイナスなんです、見る限り、ほとんどがね。ことしは大気汚染の問題を徹底的にやろうとか、水質保全の問題を徹底的にやろうとかというふうな、何かあったんじゃないかと思うんですが、いかにも、だらだらだらと削った策のなさというのが予算要求の段階から出て……
○丸谷金保君 これは質問通告していなかったんですけれど、ちょうど時期になってきたので、一つだけ要望を兼ねて御質問したい件がございますので、それをひとつ長官に。
国立及び国定公園の中の道路の閉鎖、それから開始、こういうふうなのはこれは環境庁が所管するか何かそういうあれがあるのでしょうか。
【次の発言】 知床横断道路、具体的な問題なんですけれども、あれは毎年冬になると閉めて春になるとあけるんです。それは何かやっぱり環境庁の方が関係しているような話を前にちょっと聞いたことがあるんですが、どうなんでしょうか。余りあれですか。
【次の発言】 これは要望なんで、あるいは環境庁と直接関係がないのかもしれま……
○丸谷金保君 最初に提案者にちょっとお聞きいたしたいんですが、長官はおくれていてまことに御迷惑かけているというお話ございましたけれど、衆議院で、「水俣病にかかった者の迅速かつ公正確実な救済のため、」というのが当初第一条に修正案として出されて加えられたという経緯は御存じでございますね。それで実際にこの「迅速かつ公正確実な救済」、この「迅速」の方が上なんです。迅速に行われているというふうに提案者としてお考えですか。
【次の発言】 それで長谷川さんにお聞きしたいんですが、衆議院で馬場委員の質問に対しまして「私どもは認定業務が現在のような形で、いろいろ努力いたしておりますけれども、おくれておるという実……
○丸谷金保君 前回答弁で明らかにならなかった問題から入りたいと思うんですが、自治省にお伺いいたしますけれども、チッソに貸し付けてある県債ですね、これはどういう性質の起債でございますか。
【次の発言】 全額一般単独ですか。
【次の発言】 この間の答弁で、六〇%は国の財政資金で賄って、四〇%は地元の各関係金融機関等で賄っているというので、そうすればその分は縁故債じゃないかと思ったんですが、それは地元でというのはどういうことなんですか。
【次の発言】 いわゆる縁故債と言われているものだと理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 公営企業等に許可する縁故債とは違って、その場合にはそうすると二百億……
○丸谷金保君 最初に、今世間を騒がせておりますダイオキシンの問題について御質問をいたしたいと思います。 四国の方でダイオキシンの廃棄処分が適切に行われていなかったということが問題になっておりますが、実は、かねてから調査を進めておりました北海道十勝の広尾町の山林でも、ダイオキシン剤四十缶がコンクリートの密閉なしに発見されました。このことについては林野庁の方では既に御承知のことと思いますが、問題の箇所が十八日にようやくわかって発掘作業が行われたということが道新できのう大きく発表されまして、北海道では非常にこれでショックを受けております。四国だけでなく北海道でもこういうことが行われておった。この点……
○丸谷金保君 私は、提案者を代表いたしまして、湖沼環境保全特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 湖沼は、水質源として飲料水や農業、工業、発電用水を供給し、水産、交通、観光などの場として、多角的に利用されています。また、湖沼は、内陸水域として水域の生態系を支えるとともに、陸や空中から流入する汚濁物の浄化、気候の微調整など多様で重要な機能を果たしている貴重な環境です。 しかし、この内陸の閉鎖性水域である湖沼は、汚濁物質が蓄積しやすく、現在、その過半数が環境基準すら達成していないというまことに憂うるべき状況にあります。さらに、琵琶湖など我が国の代表的な湖を含……
○丸谷金保君 まず第一点は、市民参加の道を開いたということで、三条の二項で、都道府県知事に対して意見を積極的に述べることができるというふうにいたしております。これは、知事さんによっては指定の申し出をしないというような御意向のところもあるように承っておりますので、そういう場合に住民が直接申し出を知事に対して要求できる、こういう市民参加といいますか、そういう道を開いた点が一点でございます。 それから、二十五条で、富栄養に対する対策を挿入してございます。政府案でございますと、これについては、水質汚濁防止法の法文を中公審の答申をまって改正していくというふうなことで対応していこうというお考えのようでご……
○丸谷金保君 本日はどうも御苦労さんでございました。大変参考になるそれぞれお話を承りまして、これからの法案審議の中で私たちもきょうのお話を生かしていきたい、かように存じておる次第でございます。 ただ、今吉良先生からのお話の中に、水質をよくするこの法案だという冒頭にお話がございました。実は、今私どもが審議いたしておりますのは、政府提案の水質保全の法案と社会党提案の環境保全特別措置法というのがございます。これらの両案についての対比といいますか御意見がお三方どなたからもいただけなかったので、多分資料としてはお手元にお配りされていると思いますので、それによってお答えを願いたい。 と申しますのは、私……
○丸谷金保君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る七月六日、湖沼水質保全特別措置法案及び湖沼環境保全特別措置法案の審査の一環として、茨城県において霞ケ浦の水質保全対策等の実情調査を行いました。派遣委員は穐山委員長、山東理事、飯田理事、河本委員、矢野委員、吉川委員、菅野委員、高杉委員、近藤委員、中村委員及び私、丸谷の十一名です。 以下、調査事項のうち主要な慮について報告をいたします。 日本第二の大湖・霞ケ浦は、もともと汚れやすい自然的条件を備えておりましたが、近年は流域の開発、湖内の水産養殖等により、昭和四十一年以降、水質は急速に悪化してきました。 環境基準は、四十七年の環境庁告示によっ……
○丸谷金保君 私は、日本社会党を代表して、湖沼水質保全特別措置法案に対する修正案の提案理由及びその内容について申し上げます。 湖沼は、水質源としてはもちろん、水産、交通、観光など極めて多角的に利用されている国民共有の財産であります。 しかし、この貴重な財産も、近代産業、国民の生活様式の変化等さまざまな要因から汚濁物質が蓄積し、魚や飲み水にも影響を与え、また周辺の自然環境の破壊がさらに水質汚濁に拍車をかけている状態であり、既存の対策にゆだねて放置すれば、近い将来死の海と化するのは火を見るよりも明らかであります。 しかるに、今回提案されている政府原案は、中公審の答申からは著しく後退し、湖沼浄……
○理事(丸谷金保君) 先ほど理事会におきまして、穐山委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。
委員長辞任の件についてお諮りいたします。
穐山委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
これより委員長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山東君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に粕谷照美君が選任……
○丸谷金保君 最初に大臣にお伺いいたしますが、最近国債資金構想というものをめぐって新聞紙上が毎日にぎやかであります。それにはいろいろな御意見が出ております。しかし、これは六月の時点で竹田理事から質問がありまして、このままでは借換債の段階で市場操作をやりにくくなるから何らかの方法を考える必要があるんじゃないかということを再三にわたって御質疑している中で、大臣から、短期国債というふうなものと国債整理基金のあり方という二つの課題をこれから勉強していかなきゃならないと。どうももうその時点で今のこういう新しい制度に対する構想が、勘ぐってみると、大蔵省でできつつあったんじゃないか。それで大臣は非常に含蓄の……
○丸谷金保君 きょうは、テーマを物言わぬ強迫、こういうところに焦点を当てて御質問いたしますんで、その点ひとつ十分御留意いただきたいと思います。
まず最初に、税の問題なんですが、この共済の共済金を受け取った場合に、これが全部所得に算入されます。家畜の場合には算入されないで農業共済の場合には算入される。それは一体どういうわけなんでしょうか。
【次の発言】 共済掛金を決めるときの掛金の算定について、家畜の場合、水稲の場合、それから小豆の場合と三つに分けて、共済掛金の算定の方法というものを御説明いただきたい。
【次の発言】 私の御質問申し上げているのは、家畜と言ったんで悪かったので、肉牛としましょう……
○丸谷金保君 最初に辻さんにお願いいたします。 ちょっと最初気になったのは、今回の税の値上げはやむを得ないとおっしゃっていますね。そうすると、日本酒の業界としてはこれは仕方がないということで肯定をしているわけですね。これが一つ。 それから中小零細企業が九九・六%、私の間違いかもしれませんが。そうすると大企業と言われるようなものはほとんどないと。この仕分けをどこでしているか、大企業と言われるものと中小零細企業というものとの区別を。 それから百五十八万キロリットルと落ち込んでおります。これはよくわかるんですが、落ち込みの原因、これがどうもいま一つ業界としての内部的な反省というか詰め、こういう……
○丸谷金保君 今、竹田委員の質問を聞いていて、極めて初歩的なことで、こういうのはどうなるかなと感じましたので、お答えいただければと思うんですが、給与所得であればいいわけですね。 そうすると、給与所得は、だんなさんが奥さんに給料出してもいいわけでしょう。そうすると、内職の事業をだんなさんが受けてきて奥さんにやらして、だんなさんがその分の給料を払ったら給与所得控除ができないかなという、今のお話を聞いていてそういうことができないだろうかと、この点が一問。 それからもう一つ、この機会に、実はこれからの論議をする場合に、これはどうなのかなと思っているんですが、所得税法等というのがありますね。でも、こ……
○丸谷金保君 委員長さんに。きのう理事会預かりになった件についてまず御報告いただかないと先へ進めないのですが……。
【次の発言】 実は、資料の収集の問題についてお伺いいたしたいんですが、
実は昨日から私の方で、税務訴訟係属中に減額更正処分の通知を受けた件数を、実は再三にわたって、ないかということで要求したんですが、同じような資料が二回出てきた。この二回とも私の質問に全然答えてない。それで三回目に、じゃ言葉ではだめだから文書で照会するということで、訴訟を取り扱った案件のうちの取り下げの件数ですね、判決した件数は出てきていましたから、この中で訴訟係属中に減額修正、更正決定になった件数はどれだけある……
○丸谷金保君 大蔵大臣にお尋ねをいたします。 昨日、所得税法等の提案の問題について委員長見解は書面で承知いたしました。しかし、この問題はあなたが提案者なんです。したがって、提案者としての心構えの問題についてまずお伺いいたしたいと思います。 一括提案というふうなことが時にはあり得るし、違法でもないと思います。実は私ごとになりますが、町長時代私もそういうような形で一括提案したような条例を出した経験もございます。だから、あながちすべてをいけないと言うつもりもありませんが、ただ状況から言いますと、田舎の町の町長でございましたが、それは圧倒的多数の保守党の野党議員を相手にして理事者としてほかに方法が……
○丸谷金保君 まず最初に、二十三日に本会議場で御質問申し上げたことを中心に論議を深めさせていただきたいと思っております。 今も再三御質疑がありましたけれども、もう一遍、日本とサミット各国との酒税の比率についてお伺いいたします。 というのは、記録を読んでみますと、大臣は、「少なくともサミット先進国における酒税は日本が高い」と、こうおっしゃっておるんです、ここで。ところが、すぐその後に、しかしビールは我が国は高いけれど、何はどっちが高いと、こういうふうなことで、薄めた論議を進めておられる。ですから、明らかにしておかなければならぬのは、私が御質問申し上げておるのは、国税収入の中における酒税の割合……
○丸谷金保君 農水省来ておりますか。――実はこの間自動火災報知機の問題を御質問申し上げましたんですが、その後これについては措置をしていただいていると思いますんで御報告願いたいと思います。
【次の発言】 二月の二十三日、本委員会で質問したのに対して、三月の五日にそれぞれ都道府県に連絡を出した。極めて対応が早いんで、実は私は、こういう問題も大蔵委員会でやるとすぐに反応があるんだなということで、農水省が素早く対応してくれたことに大変評価をすると同時に、あわせて本委員会というものは大したものだなということを痛感いたしました。なかなかこう早くはちょっと普通じゃいかないんです。
このときの質問の今度は記……
○丸谷金保君 この法案の中で一番問題となるのは、現在のコンピューターのシステムに連動させて効率化を図っていくというところにあるんじゃないかというふうに思うんです。そこが目玉のような気がするんですが、それで、この前大蔵から いただいたあれによりますと、ちょっとどうもよく中がわからないことが多いんです。 海外の保管振替システムの中で、西ドイツが百二年、フランスが四十二年と。アメリカの十六年というのはある程度そういうコンピューターシステムを入れてからの話かと思うんですが、その前に、今御提案になっているような膨大な株を預託するような制度が百年前に行われているはずがないような気もするので、ちょっとここ……
○丸谷金保君 最初に証券局の方に、先日の質問のできなかった点について二点。
まず第一点は、非常に高度技術化していく保管業務の中で、磁気ディスクパックだとか、磁気テープというふうなものに記憶させることで、株券等にかわって効力を持たせるというためには、別の法体系が必要で、私はこの制度はあくまで現物の預託というものを前提にしていると解するんですが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 それで次に、金融機関とは担保取引を中心にした本制度の運用について話をどのよ
うに詰めているんですか。
【次の発言】 それじゃ証券局よろしゅうございますから。
特許庁長官にお伺いいたします。
再三の答弁の中……
○丸谷金保君 大蔵大臣、しばしばこれは政策転換だという御答弁をなさっているわけでございますが、私もまさに政策転換だと思います。しかし、その政策転換というのは、戦前戦後を通じてこれほど大きな政策転換というのは戦時国債を出したとき以来でないか。財政法にこれだけ風穴をあける政策転換が戦後行われたというふうには思わないんですが、戦前にはありましたね。そういう認識のもとに大臣は政策転換と言っておられるんでしょうか。
【次の発言】 戦時国債を出したとき以上とは言わないんです。戦時国債を出したとき以来のというふうに私は申し上げたはずなんです。これは意味が違うんで、上手にすりかえて御答弁なさっていますんで、も……
○丸谷金保君 最初に大蔵大臣にお伺いいたします。 けさの新聞でも、シーリングの問題が華やかに論議され始めたような模様でございます。特例債の問題をどうするかというふうなことで、まだこの委員会の決着のつかないうちに政府・与党の中からそういう論議が公然と行われるということについては、私は本委員会というものに対する考え方を非常に疑わざるを得ないんです。さすがに大蔵大臣は、とても今ゼロシーリングを変更するような状態でないということを言っておりますけれども、そういう認識が政府・与党の間にきちっと整理されていないんじゃないか。もっともうちの委員長などもにぎやかに言っておりますけれども、私は必ずしもあの委員……
○丸谷金保君 最初に、経済企画庁と専売と自治省の給与課長さん、きょうはそこまでちょっと入れそうもございませんので、お引き取りいただいて結構だと思います。 この間質問で要求しておりました資料が出てまいりましたので、大変細かいことから入らしていただくんですが、借換懇の関係をもう少し明らかにしていかないと先に論議が進みませんのでお答えを願いたいと思うんです。 昨日ちょうだいしました資料によりまして、借換懇の委員の費用弁償その他については、謝金及び委員等の旅費、それから会議費というふうな予算費目からそれぞれ出ているということでございます。それで、委員等の旅費ということになりますと、これは当然政府の……
○丸谷金保君 二点について前囿参考人にお伺いいたします。 一点は、先ほどお話のありました最後に、法律附則二条の問題に言及して、自立化するという時期に来たら、事業関係者その他の意見を十分聞いてくれと、こういう御要望がございましたね。業界では本当に自立化できるというふうなめどを持っておられるわけですか。もちろんめどを持っているから、そのときにはおれたちも中へ入れてくれと言ったと思いますけれども、そのことを一つお聞きします。 それからもう一つ、本法の十八条で、十七条の特殊用塩の問題をただし書にあるのと同じように、輸入についてもただし書で特殊用塩に準ずる塩として省令で定めたものは輸入することができ……
○丸谷金保君 まず、大蔵省に、これはどこかわかりませんが、法案と別に、緊急な問題なのでお尋ねいたします。 現在、文部省関係でオリエンタルマシン社から購入した機器についての贈収賭事件というのが起こっております。国立学校のほかに、現在までの状況によりますと、大蔵省、中央官庁でもこの会社から各種の機器を購入しているというふうに聞いております。これは内閣委員会の方でやっておるんですけれど、大蔵省が購入しておれば購入の方法、価格等についてもしかるべくきちんとやっているだろう、そうするとはっきり差が出てくるから、ひとつぜひこのことをお聞きしておいてほしいと、こういう依頼がございましたのでお伺いするんです……
○丸谷金保君 最初に提案者にお尋ねいたします。 こういう非常に難しい法案なんですし、中身としては、BTXというのは非常にわかりにくい、非常に勉強しなけりゃなかなか質問もよくできないような大変専門的な難しい内容を持った、税法そのものの問題よりも中身が大変難しいこういう法律を、会期の押し詰まった時期に一気かせいに衆議院から参議院へ送り込んでこられたわけなんですが。こんな短い時間で十分に審議するというか、そういう余裕が持てるというふうにお考えになって参議院の方に送られたのだと思いますけれども、どうもその点、参議院側にすれば少し時間がなさ過ぎるという気がするんです。慎重審議をするという時間的な余裕も……
○丸谷金保君 監理委員会の意見を読んでみて感じたことは、特に答申で赤字の責任ということが依然として明確になっていない。例えば斜線一つとってみましても、過密ダイヤを非常に、世界一と言われるような定刻運転をしている。それぞれの地域で非常に優秀な職員を採用している。これらの能力が全く使われないままここへ来てしまった責任が、もっとえぐれば生臭いどろどろした問題がたくさんあるのにあえてそういうことを避けて過去は問わない式の形で来ているということは、やはりそこのところをはっきりえぐっておかなきゃこれからも、さしあたって特殊会社になるんですから、非常に問題が出てくるのでないかと思うんです。それから、国民の負……
○丸谷金保君 今、質疑を聞いておりまして非常に感じることなんですけれども、いろいろやっておられるという説明を受けたんですが、このようによくなったという結果の説明は余りないんです。しかし、ただ一つ、要するに排気量の制限をするようになって非常に効果が上がって低減率が一六から五八ぐらいまでずっとよくなった、片山委員に対する質疑の中ではこれだけがよくなったというようなお答えがあった。あとは、一生懸命努力します、なかなか思うようにいかない、先の見通しについてはちょっと立たない、こういうようなのが多い中で。ただ、大変よくなったと言うんですが、実際には大気汚染がちっとも減らない。しかも、その大きな原因が車の……
○丸谷金保君 環境庁に公害対策の問題で伺いますが、公害対策基本法というのがございますが、大体各種の公害対策というのはこの基本法によって対策を立てていくということになるわけですか。
【次の発言】 きょうはこの中の騒音に対する問題を取り上げていきたいと思っておるんですが、その前に、一昨日御質問申し上げた大気汚染の関係の中でもうちょっと補足してお聞きしておきたいこともございます。と申しますのは、東京都が大体〇・〇七ppmということで非常に大気が汚染されているということを申し上げました。しかし、さらにそれをもう少し深く分析してみますと、全体としては千代田区が一番多いんですが、板橋の大和陸橋付近というふ……
○丸谷金保君 最初に、予算に関連したことで御質問申し上げたいんですが、昨年、私は農薬の基準がないものがたくさんあるということで、マラソンとかスミチオン、これはどうなっているんだと厚生省の食品保健課に質問したんです。これに対して、基準がないから取り締まりができない。そしてその理由として、確かに基準がないのは、私はそれはおかしいと言いましたら、こう言っているんです。確かに基準がないのはおかしいんですが、全部の農薬についての基準があるのが理想であって、これはだれの疑いようもない正論なんです。ただ、それをやるには物すごい作業、業務量が要ります。正直言って、こんなことを言うと後で怒られるかもしれないけど……
○丸谷金保君 三月の二十七日に御質問いたしました十勝川河口付近における赤潮対策の問題について、再度御質問しておきたいと思います。 実は後から記録を読んでみまして、水質保全局長さんの方は、五十年代の初めからここで赤潮が発生しているというふうなことは知っていたけれども、具体的な十勝沖の問題に限っていえば、これは水産庁の方で原因究明まで含めていろいろ御研究いただいているように考えていると、こういう答弁があったわけです。ところが水産庁の方では、北海道庁から六十年度から新たに調査研究をしてくれという要望が出ておりまして、私どもとしても積極的にこれに取り組んでまいりたいと考えていると。環境庁の方の御答弁……
○丸谷金保君 木原先生に御質問申し上げますが、このナショナル・トラスト運動というのは、国なりあるいは地方自治体の施策が宗全に行われて諸般の保護ができればいいのですが、なかなかそれが財政事情その他でできない、あるいはまた考え方の上でやらない、こういうところから起こったいわば国の施策の不備に対するアンチテーゼだ、こういうその始まりが一つあったのでないかと思うわけなんです。そこにただいま先生の言われた自発性というふうな住民運動、国民運動というふうなものにつながってきたと思うのですが、特にこの中で、先生は提言を含めた御意見を述べられておりますし、このことはほかの方々の中でも言われているのですが、いわゆ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月十七日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として日本たばこ産業株式会社代表取締役社長長岡實君及び日本電信電話株式会社代表取締役社長真藤恒君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○丸谷金保君 マル優の問題について少しくお尋ねを申し上げたい。
あれはたしか御提案なさったときの大蔵大臣も竹下さんであったと思います。あの当時の記録をずっと読んでみますと、私たちがいろいろ懸念して、例えば背番号制につながるのではないかとか、いろんな懸念をいたしましたが、いやそういうことは絶対ないんだ、必ずやるんだということで、それから今、幕引きのときにもまた大蔵大臣、同じ大蔵大臣が提案と幕引きと両方やるということは大変おつらいだろうと思うんです。マル優問題に対するただいまの御心境をまずひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非常に責任を感じておられるようなので。
五十六年当時の経緯か……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月五日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、前回に引き続き全般的質疑第二回を行います。
これより藤波官房長官に対し質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 総理がおられませんので、やむなく質問の通告したのを変更いたしまして、今までに質問したような問題を中心に、それのその後の推移等はっきりさせなきゃならぬことについて御質問いたします。時間の都合……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、内閣、総理附本府、行政管理庁、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○丸谷金保君 まず最初に防衛庁長官、鹿追演習場というのが北海道にございます。ここの用地問題が二十年来問題が指摘されて解決しておらないということは御存じですか。
【次の発言】 こういう問題が、問題が起きてから二十年間ほとんど何らの行動も起こさないまま放置されてきたというふうなことについて、歴代長官御存じでありながら投げてきたのかどうかわかりませんが、私は大変遺憾なことだと思うんです。といいますのは、ここは士幌と鹿追という両町にまたがる地域で、両町の境界がはっきりしていないというふうなこともあって、現在まだ未解決になっておるということでございますが、私は現地に入って調査いたしましたところ、現実に士……
○丸谷金保君 最初に会計検査院長にお伺いいたします。 私は昨年二日、総理の施政方針演説に対する代表質問で、日進月歩で進む先端技術を検査するために高度の知識が必要であることと、このため会計検査院に民間技術者を委嘱するというように、専門の分野の検査を行うモニターを採用する、こういうことができないかという提言を行いました。これに対しては、残念ながら当時、総理、大蔵大臣等から確たる答弁をなされておりませんので、この際院長に再度質冊を申し上げます。 高度の知識を要する先端技術の検査体制はどのようになっているのか。特にこの一両年多数の退職者が出ると予想されておりますので、新規採用にそうした新しい技術開……
○丸谷金保君 北方領土の関係について御質問いたしますが、一昨年隣接地域の振興法ができまして、北方四島に対する本籍地の申請ができるようになりました。これがどの程度行われているか。
【次の発言】 これは受け付けをした各それぞれの町村の内容はわかりますか。
【次の発言】 もう一回、転籍の色丹村から。
【次の発言】 この受け付けた方の市町村の内訳はわかりませんか。
【次の発言】 たしか振興法の制定の時点では、窓口として根室支庁管内の一市四町がその窓口になるということで、いろいろそういう面も含めて振興基金というふうなものを国も支出して特別な措置を一市四町にすることになったはずなんです。ですから各町村で受……
○丸谷金保君 最初に、経済企画庁長官にお尋ねします。 本来、これは国民生活センターの理事長に質疑してから、それを聞いていただいた上で御答弁いただこうと思ったのですが、何かお急ぎのようなので最初に申し上げます。 「たしかな目」という国民生活センターの発行している広報誌、その中に不健康過ぎる健康食品というのが二十六号に出ております。写真が出ておるのです。ところが、実際に調査したのもあるし、テストしていないものまでこの写真の中に入っているのです。このことで非常に実際に検査もされない、まじめにやっている商品もこの中に入っておりますので、いろいろな面で混乱を生じております。こういう点についてはひとつ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました丸谷金保でございます。 決算委員会は、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかを初め決算全般について審査し、あわせて政策の実績批判を行うものでありまして、本委員会の使命はますます緊要なものとなっていると存じます。 つきましては、本委員会の運営に皆様の積極的な御協力と御鞭撻、御指導を賜りまして、厳正公平な委員会運営を行い、この重責を果たしたいと念願しておる次第であります。 よろしくお願いを申し上げます。(……
○丸谷金保君 私は、昨日も農水の委員会で種苗法と特許法との関連について質問しておりましたが、今回、文化庁の方から出されている著作権法の改正、それから通産省の方で出しているプログラム権法がおりていった経緯、これらを見ておりますと、ちょうど植物問題の種苗法と特許法の関係に非常によく似た面があるんじゃないかという感を強くいたしましたので、そういう点、明らかにしていただきたいと思うんです。 それで、最初に大臣に、米国の特使が参りまして貿易摩擦についての圧力が強くかかってまいりました。半導体の問題、それから著作権法との関連の問題については、もう既にそれぞれ法案ができて、分野調整もやった形でできておると……
○丸谷金保君 最初に大臣にお伺いいたすのですが、ことしの酒税の見込み違い、これはそれぞれ予算委員会その他でも多分御指摘を受けて答弁なされておるのだろうと思うんです。思いますけれども、私はどうしてもこれをもう一度言わなきゃならぬというのがあるんです。 昨年、値ごろ感やそういうものを崩した酒税の改定をするとその面の消費は落ち込みますよと申し上げているんです。いやそんなことはございません、かくかくしかじかとこうずっと並べていますよね。そういうことで、絶対これは上がるんだというふうなことだったが、結果はやっぱり私たちが指摘したようなことになったんです。特にビールとウイスキーの落ち込みはひどいですね。……
○丸谷金保君 関連。 今の質問に関連いたしましてお伺いいたしたいと思います。 銀行は倒産しないという神話、そして一方では、ただいま銀行局長から御答弁のありましたような預金者保護、そして金融自由化に対応する銀行の自主的な経営のあり方、いずれもおっしゃることはそのとおりなんでございますが、しかし中には、いろいろそれに相反するような問題が起きてきていることもまた事実でございます。 実は先日、他の委員会ですが、我が党の久保委員の質問に対して銀行局長は、平和相互銀行、「預金者保護を阻害するほどの経営内容ではないというふうに存じて」おりますと、こう答弁しておるわけです。しかし、よく読みますと、どうも……
○丸谷金保君 大臣の所信表明に対してお伺いをいたしたいと思います。 実は先般、所信表明の流れをと思いまして、昭和四十年、四十五年、五十年、五十五年、それから五十六年からは毎年の分をずっと読んでみたのです。余り変わってないのです、この毎年の大臣の所信表明が、大臣はかわるけれども、中身は余り変わっていない。まさかお一人の人が全部原案つくるわけじゃないのだろうけれども、消防、警察という並べ方までほとんど一つの型があってそのとおりなんです。これじゃ、所信表明というのは昔のを読んでおればいいのかと思ったんです。ところが、さすがに古屋大臣になってぴかっと違うところが出てきたんです。さすがベテランの大臣に……
○丸谷金保君 私は、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、政府原案に反対、日本社会党提出の修正案に賛成の討論を行います。 既に当委員会におきましては、地方自治確立のための財源、とりわけ自主税源の確保、そして、高まりつつある勤労国民の租税負担の是正のためにも不公平税制を是正する、この二つの点で政府与野党が一致しておる基本的な統一認識、これが確立されておることを強調したいと思います。 しかし私は、今回政府提案の地方税改正案を見る限り、残念ながらこうした認識が政府案で何ら具体的に示されていないということを指摘しなければなりません。 第一に、この改正案においては、……
○丸谷金保君 地方交付税法の性格については今までの衆参の記録を読みますともう言い尽くされておる感じがいたしますので、いきなり本題に入っていきたいと思います。
いわゆる先日も問題になりました行革大綱なんですが、行革大綱をやらないと交付税でペナルティーをかけるというようなことはございますか。
【次の発言】 そうすると、行革大綱というのはあくまで行政指導であって、これをやらない自治体が出たからといって特別なペナルティーは考えていないというふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、私は行政指導なり通達というふうなものの性格というものを考えまして、志苫委員の御指摘に対して先日……
○丸谷金保君 法案に入ります前に緊急な問題について、まず最初に自治大臣に御質問申し上げます。
一昨日、大臣は、指紋押捺問題について地方で混乱が起きぬよう自治、法務両省の事務当局で対応を協議したい、こういうふうに述べておりますが、これは緊急を要する問題なので直ちに対応に入ったかと思うのですが、その後の対応のあり方について御報告願いたいと思います。
【次の発言】 対応を協議するということは、一方的に伝えるだけでなくて、窓口業務その他で混乱が起きないように相談をしてもらわなきゃならないのですけれども、今のお話ですと法務大臣に伝えておいたというだけで、対応の相談というところまではまだ入っていないわけ……
○丸谷金保君 官房長官がおくれるといいますので、質問通告の順序を変えて帯広空港問題に、最後というふうに言っておったんですが、入りたいと思います。 先般、決算委員会でも質問したのでありますが、その当時、外務大臣は、条約上は断れないけれど、前提として地元との円満な話し合いが行われることを期待すると、こういう答弁をしております。その後に帯広の市長から米軍に対しまして、地元との話し合いがいろいろあるんで乗り入れを待っていただきたいというふうに連絡をしたそうでございますが、新聞等の報道によりますと、安保条約では事前予告だけで乗り入れ可能だから、当面、冒頭申し出た十四日以降乗り入れするのかどうかというこ……
○丸谷金保君 大臣、私は池田町長時代に、約二十年間寒地ブドウの品種改良を町職員とともに努力し、私自身はもちろんのこと、職員も何人かヨーロッパ各地に留学させまして品種改良の勉強をしてまいりました。大臣、よく聞いていてください、特に大臣にまずお聞き願いたいので。 町の研究所でつくり上げた花粉交配等による新しい改良品種の試み、それは約十万本を超えております。このように苦労をしましても、実際に実用化できたのはワイン原料としてF1が幾つかあるという程度で、特許や種苗法によるところの品種登録等に申請できるような成果は上げることができませんでした。私が町長を去って八年、最近ようやく品種登録可能な育成ができ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、三治重信吾及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君及び上田耕一郎君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会保を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、上田耕一郎言及び関嘉彦君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君及び三治重信君が選任されました。
また本日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、法務省及び裁判所の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにい……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月十二日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
また、昨二十六日、斎藤栄三郎君が委員を辞任され、その補欠として岩動道行君が選任されました。
【次の発言】 この際、会計検査院長大久保孟君及び検査官中村清君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。
会計検査院長大久保孟君。
【次の発言】 次に、検査官中村清君。
【次の発言】 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。
まず、第……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、岩動道行君が委員を辞任され、その補欠として斎藤栄三郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月三日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○丸谷金保君 最初に大蔵省主計局。 実は、帯広市の職員組合からどうしてもこれだけはちゃんとしてくれ、というのは、大体十五万都市のここの帯広市の例で、行革特例に基づく例の四分の一カット、これが消防と組合と両方合わせると約一億円あるというんですよ。これは全国のトータルでもって一兆円あるんですから当然のことですが、何とか返してもらうように頑張ってくれと、こう言われているんですよ。 大蔵大臣の衆議院での答弁を見ますと、これは十二月末の予算編成の過程で結論を出したいと答弁しているんです。その答弁を聞いていると、これは望みなきにしもあらずというような気がするんです。絶対だめだと言っていないんですから。……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月十二日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
また昨二十三日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君が選任されました。
また本日、佐藤昭夫君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君及び青木茂君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月二十四日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君が選任されました。
また、去る一月十四日、青木茂君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。
また、去る一月十七日、林道君及び松尾官平君が委員を辞任され、その補欠として堀江正夫君及び河本嘉久蔵君が選任されました。一また、昨二十一日、橋本敦君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君及び神谷信之助君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。山議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十四日、佐藤昭夫君及び神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君及び安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月五日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に倉田寛之君及び服部信吾君を指名いたします。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月七日、市川正一君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
また、四月十一日、八百板正君が委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君が選任されました。
また、四月十二日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十四日、佐藤三吾君及び下田京子君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君及び安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として社団法人全国軽自動車協会連合会専務理事細谷開造君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、運……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月六日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ござい……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月十日、後藤正夫君及び福田宏一君が委員を辞任され、その補欠として添田増太郎君及び吉村輿小郡が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件並びに昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十八年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る五月十二日、添田増太郎君及び吉村真事君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君及び福田宏一君が選任されました。 また、去る五月十三日、伊江朝雄君、宮島滉君及び稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として夏目忠雄君、平井卓忠君及び本岡昭次君が選任されました。 また、昨十五日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。 また、本日、本岡昭次君及び八百板正君が委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君及び中村哲君が選任されました。
○丸谷金保君 最初に酒類の表示の問題について若干お伺いいたしますが、昨年のワインの不凍液混入問題に端を発して、酒類の表示というふうなことがいろいろ問題になり、昨年の暮れには日本ワイナリー協会は自主規制というふうなことで一応の表示を行いました。それから、しょうちゅう業界その他もそれぞれ表示についてはもっとはっきりすべきだという方向に進んでいるということは、不幸中の幸いというか、業界がそれぞれ努力していると思うんですが、しかし、先般の自主規制を見ましても、マスコミ等の評判極めて悪いんです。大甘の自主規制だということで、この程度じゃしようがないじゃないかと。 それで、私たちも正しいワインの表示を求……
○丸谷金保君 まず最初に、今回、東伊豆町熱川温泉において被災された方々の御冥福を祈り、また、御遺族の悲しみに対して深く哀悼の意をささげながら、この問題について御質問をいたしたいと思います。 まず、被害関係についての問題でございますが、各新聞を見ますと、大体窒息後の焼死というふうに、死亡原因は直接には焼死というふうな発表が多いのであります。警察の方の調査によりますと、仮死状態で焼死した、こういうふうな検視の結果も出ております。しかし、青酸ガス等の場合に焼死の前に死亡するといういろんな実例等は今まで警察庁あるいは消防庁の方でも把握しておると思うんですが、今回特に全員が焼死と認定されたのはどういう……
○丸谷金保君 最初に、警察庁にちょっと聞きますが、きのうから騒然とした事件が起きております。新聞でおおよそのことは私どもも承知しておりますけれども、この問題についての警察庁の方で持っておる情報並びに今後の対策というものについて御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 大臣、これは直接に今法案審議と関係ないですが、緊急の問題ですし、大臣の所管事項の中で極めて重大なことでもあるのであえて御質問申し上げておるのです。この種の問題で犯人逮捕ができませんと、巷間伝わるところでは、警備強化をねらったやらせでないかというふうな風評ももう出かかっているんですよ。いいですか。我々が思いも寄らないことが都民……
○丸谷金保君 地方交付税の中で警察関係の費用というのを大体措置しておると思うんですが、それは大体どういう費目について基準財政需要額の中で見ておるんですか。
【次の発言】 その活動費というのは、もちろん旅費その他も含むわけですね。
【次の発言】 今回のサミットを中心にして一連の東京都内の警備に全国都道府県では三十五府県から応援が来ておると聞いておりますが、間違いございませんか。
【次の発言】 全国というのは全国各都道府県というふうに理解してよろしいですか。
【次の発言】 ちょっと、質問をよく聞いておいてくださいね。私は三十五と聞いていたけれども、三十五かどうかと思ったから、確認の意味で御質問した……
○丸谷金保君 水田の利用再編対策に関する問題についてまずお伺いいたしたいと思いますが、従来の休耕転作田等の配分というのは北海道などは非常に多いんです。大体北海道の水田面積の四四・二%ということになっております。北海道の米はまずいまずいというふうな一時キャンペーンが意識的にか行われました。古々米、古古古米にして一番底にとっておいて、何年もたった北海道の米を出してまずいまずいと。しかし最近はそういうことはなくなって、むしろ新しい米であれば北海道米に対する需要も本州方面の各地でも出てきているというような状態に変わってきたと思います。ところが、どうもこういう割合というのは少し不合理でないかというふうに……
○丸谷金保君 どうも今の局長さんの答弁を聞いていましても、私たちが肌で感じている、大変な時代に入っているということに対する認識が非常に足りないんじゃないかという気がするんです。 種苗法の問題を私はもう何回も取り上げてきているんですが、今回も、御丁寧に答弁してもらっていると、とてもじゃないが、一日では済まないような大きな問題を持っておると思うんです。しかし、大臣も今北海道のためにソ連に行ってくださっているんですから、そういうこともありますので、法案の成立には御協力しなきゃならぬと思うんです。しかし問題点がないということでなく、たくさんあるんだということで、きょうは、そういうことを列挙するような……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○委員以外の議員(丸谷金保君) お許しをいただいて一言御礼のごあいさつを申し上げます。 昨年六月決算委員長に選任され、以来約一カ年間その任に当たってまいりましたが、理事の皆さんを初め、委員各位の御協力によりまして、ふなれな私が無事その職責を務めることができました。理事の皆様、委員各位に心から御礼を申し上げます。 決算審査の充実が言われて久しいのでありますが、昭和五十八年度決算の審査に当たっても、我々はこのため誠心誠意取り組んでまいりました。その結果、さきの常会におきましては、会期の延長もなく厳しい審査日程でありましたが、会期末には、政府に対し六項目にわたる警告を付し、実りある審査を終えるこ……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 先日、環境保全長期構想というのが大臣に提出されまして、これによって、ここ十年くらいの間の環境行政に対する一つの方向づけがなされてくるということになろうかと思います。ずっと読ましていただいて、従来の指針との違いというふうなものは極めて明確に出ております。これについては各紙ともにこのことを取り上げて、例えば絵にかいたもちのようなものでないかとか、あるいはまた、幾ら立派なことを書き並べても実現されなければ意味がない、そしてそのおそれが少なくないと、こういうふうな表現で論評をしております。 内容的には新しい発想等も入っておりまして、何といいますか、従来の指針に見られたような具体的な段階……
○丸谷金保君 基金制度についてお伺いいたした
いんですが、どうもこの基金制度そのものの意味が非常にあいまいになってきているんじゃないか。これは、昭和四十年代に公債を発行するのに合わせて大きくこの制度を変えて今のような法律になっているわけですが、一体この制度のねらいはどこにあったんでしょうか、当時の。
【次の発言】 今大臣がおっしゃったような形には国債はなっていませんわね。どんどんふえていく。一方で基金はほとんど表を見ますとふえていないんです。国債の方はどんどんふえていきますけれども、これを担保すべき剰余金の積立金というのはどんどん取り崩して、実質的な基金として積み立てられているのは非常に少ない……
○丸谷金保君 最初にちょっと、総理というよりか総裁に申し上げておきたいんですが、私は、自民党さんの方がきょう質問を取りやめたので、急遽二番バッターになったんです。議院内閣制で、一般質問なら別です、法案審議で与党の議員さんが聞きたださなければならないような法案を出さないようにしてください。これはお願いしておきます。 それから杉浦総裁に、道新の記事なんですが、これはほかの議員も聞いたそうですけれど、資料の提出要求には非常に協力してくれている、しかしその上に、これは衆議院の方のことですけれど、審議がさえなかったというのが書いてあります。それで実はお伺いするんですが、「昭和六十二年度以降五か年間の旅……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 ただいま環境庁長官の各般にわたる極めて適切な所信表明の説明を受けまして、このとおりに何とかやっていっていただきたいものだという念を強くするものであります。特に、最後になっておりますけれども、地球的規模の環境問題、これらについては、環境問題の先進国、水俣病初めいろいろ出ておりまして、残念ながらそういう立場にある日本として強く今後も頑張っていただきたいと思う次第でございますが、それらについてはまたの機会に具体的に御質問申し上げたいと思います。 ただ、長官、今ブラジルが非常に借金で困っております。そしてアマゾン流域の開発ということがスケジュールへ上がってきておりますが、学者の意見によ……
○丸谷金保君 私は、ただいま可決されました公害防止事業団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公害防止事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、環境問題がますます複雑・多様化している現状に対処するため、環境保全施策を総合的に推進するとともに、特に産業廃棄物その他の廃棄物問題の重要性にかんがみ、公害防止事業団の活用を含め、処理体制の整備を積極的に……
○丸谷金保君 この法案は国会が昭和四十八年に運用部資金に対するチェック機能を設けているのが後退させられる法案ですから、もろ手を挙げて賛成するというわけにもいかない面もあるかと思いますけれども、しかし今御説明のありましたように、一方では公定歩合の引き上げその他機動的な政策金融が発動されるようにしていかなきゃならない面から言うと、ある程度の法的な規制緩和もやむを得ないんじゃないかという二つの面を持っておるというように思っております。 そこでまず最初に、市場連動性の問題なんですが、今御説明ありましたように、この市場連動性につきましては国債金利その他市場の問題というふうなことが言われております。一番……
○丸谷金保君 ここ二、三日来、円高問題が大変な問題として内外ともに非常に心配される状態が続いております。各新聞の記事や論説を見ましても、恐らく最近これだけトップで、大きな見出しで連日続いて各社が取り上げている問題というのはないと思います。 それで、まずこの問題について大臣の考えを十分お聞きしておきたいと思う次第でございますが、今度の火つけ役になったのは、先日の米国のベーカー財務長官の、パリG7で確たる取り決めがない、ドル相場の望ましい範囲について合意しなかったと、こういうふうなことが投機筋の動きに拍車をかけたというふうに言われております。しかし、その次の日、宮澤大蔵大臣は衆議院で約束はあった……
○丸谷金保君 昨日から、アメリカのシティーバンクの三十億ドルの引当金の問題が大きな問題になってきております。したがって、きょうは、冒頭この問題を緊急案件として、御質問を申し上げたいと思う次第でございます。 日本の銀行も中南米に大体三百億ドルぐらいの貸し付けを行っておりまして、これが回収できないということになれば金融市場に大きな支障を来すということは明らかでございますが、シティーバンクがこの引当金を決めたということは、ある意味でアメリカの銀行が中南米の貸付金の回収が非常に困難になってきたというふうな見通しのもとに行ったというふうに解きざるを得ないわけであります。 もともと日本の中南米向け貸し……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 最初に提案者の方にお伺いいたしたいと思いますが、この法案の提案理由の説明に、水俣病患者の迅速かつ公正な救済に当たるというふうな目的が述べられております。この法律が出てから大分なるんですが、実際にそんなような効果は上げてきておりますでしょうか。提案者の方として率直なひとつ見解をいただきたいと思います。
【次の発言】 実は福島先生、私同じことを昭和五十九年にもこの場で質問しているんですよ。今記録見ながらお話し聞いておりますと大体同じような御答弁なんです、前回と。毎回同じような答弁を繰り返さなきゃならないような法律で、実際に余り実効を上げていない。これは福島先生、率直に言って、申請者が……
○丸谷金保君 最初に、新宿区の区長さんに。 今お話を承っておりますと、大体年間約一〇%近くぜんそく患者がふえておるというふうなことでございますね。新宿区で四百人台から二千二百人台に第一種指定の患者がふえている、大体一〇%くらいふえているというふうな御説明でございましたが、この間、新宿区の公園の面積はどの程度ふえたのか。あるいはまた人口はドーナツ現象で、ビルはどんどん建つけれど人口は減っているのかどうか。ふえているのかということ。 それからもう一点、先ほどちょっとお答えを聞き漏らしたのかもしれませんが、小川委員の御質問に対して、新宿御苑の中にある測定地、これがそのままでいいのか悪いのかという……
○丸谷金保君 私は、委員長に松尾官平君を推薦することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 今の局長からの御報告、大変重大な問題だと思いますので、長官の御意向をしかと承っておきたいと思います。ただいまの局長からの報告については、長官もそのように受けとめておると考えて間違いございませんか。というのは、中公審会長からの回答でございますが、これはあくまで環境庁長官に対して行われたものだと思いますので、その点改めてひとつまず確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 非常に重要な問題でございますし御質問でございますのでこの際理事懇談会で少し検討させていただきたいと思うんですが、委員長の方でお取り計らいを願いたいと思います。
○丸谷金保君 議事進行について。
【次の発言】 ただいまいろいろ議論になっていた百四条関連の質問及び答弁、これらについて速やかに議事録の精査をして、それを当委員会に報告をしていただくことをお願いいたします。
○丸谷金保君 ちょっと関連質問。
【次の発言】 地方自治法では、地方公共団体の長は、その地域に関係する問題等についてはもちろんですが、その他各省庁に対して随時意見を述べることができるというふうになっていますよ。意見を聞かないというのは、意見があった場合には聞かざるを得ない法律になっているのを御存じないの、あなた。
【次の発言】 どうも山田先生……。
ずうっと二日からの論議を聞いておりましてやはり一番問題になるのは、環境庁が何としても資料を提出しない、特に十月六日の答申案作成の委員会問題だったろうと思います。それでこれをずっと系統的に流して見ますと、六十一年四月八日に中公審の専門委員会の報告が……
○丸谷金保君 今の質疑を聞いておりまして、無利子制度ですが、これは現在日本の金融制度の中で無利子貸し付けというような制度は、ほかに実例がございますか。
【次の発言】 例えばどういうものが。
【次の発言】 ちょっと今回の制度とは何か性質が全く違う感じでございますけれども、いずれにいたしましても、今度のこの制度というのは無利子貸し付けということが中心になっておるようでございます。
そこで、Bタイフの無利子貸付制度ですね、これは償還のときに国が補助をする、こういうことですね。これは貸し付けと言えるでしょうか。いいですか、利息なしで貸してあげたと、しかもその金はまた国が出して、そしてまた国に戻るので……
○丸谷金保君 法案の審議と関連して、内需拡大の問題についてお伺いいたしたいと思います。 先ごろの本会議で私は総理に首都を移転するくらいの思い切った政策を立てないと東京の都市機能麻痺は救われませんよというお話を申し上げましたが、機能分散という程度の答弁しか返ってきませんでした。おやめになる直前の総理ですから、これはこの程度しか言えないのかなと思いましたが、次を期待されておる大蔵大臣は、やはり二十一世紀の展望を踏まえた大きな構想をお持ちになるんじゃなかろうか、こう思うんです。 それで実は、国土庁の四全総、これを見ましても多極分散型の国土を形成する、それから東京都の一極集中の是正というふうなこと……
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○丸谷金保君 まず、外務大臣にお伺いいたします。 去る四月の十二日に、防衛目的のための特許に対する手続の細目と交換公文がアメリカ大使との間に取り交わされておりますね。それに基づきまして規程が出されて、いわゆる特許協定出願の手続、準協定出願の手続等が発表されましたので、拝見いたしたんです。前三回の委員会質疑で、協定については外務省が所管だということなんですが、この手続の中では外務省が全然手続の書類を受け取るという形の中で出てきていないんです。だから、この交換公文を終えた後は、もう手続関係については外務省は全然関係していないというふうにどうも受け取れるんですが、そうなんですか。
○丸谷金保君 大臣、今聞いていて、今の答弁では私は全然わからないんですよ、わかっていただきたいと言っていたけれども。どうもそういう点がちょっと。いつも決算委員会というのは時間が来れば終わるんで、はいそこまでということになって、後でまた一年かかるんです。 私は、今の話と同じような問題ですが、これは終わってしまった事業についての後始末の問題、ここだけで終わらなきゃまた大蔵委員会とか本会議もありますし、私はずっとこの問題は結論の出るまで実はやらしていただきたい。そのかわりできない相談はいたしません。こうやればできるんでないかということを提言しながら実は御質問したい。御質問というよりはきょうはむしろ……
○丸谷金保君 まず最初に、大臣にお伺いいたしますが、三月の末の質問のときに私は、日本人が人がいいということを漫画をお示しして御質問を申し上げたことがございます。特許法の問題で特許庁が人がいいというふうなことを中心に話したのですが、調べてみますとこれはだんだん現在の特許法の協定出願という形での秘密保持、この問題の背景というのは特許法の問題ではない、もっとやはり国の将来に対する非常に大きな懸念がいろんな形で感じられるようになってきて、そういう立場で実は五月の十六日にも外務大臣と防衛庁長官にまず冒頭御質問しました。しかし、返ってくる言葉は例えば外務大臣は、米国政府より日本政府に提供された技術上の知識……
○丸谷金保君 大臣、きのうちょっと担当の方に申し上げておいたんですが、三月二十九日の朝日の「フジ三太郎」という漫画、これごらんになりましたか。
【次の発言】 これはサトウサンペイさんが、日本製品がアメリカでは自動車が袋だたきに遭っているのに、東南アジア、韓国等から日本に入ってくる車やテレビやそういうものは一生懸命日本人は喜んで磨いている、片一方ではたたき壊しているのに片一方では磨いている、最後に「性格いい日本人」と、こういうあれがついているんです。
私は、今問題になっております、日本とアメリカが特許権の秘密保持のための協約を結んでいく問題をずっと調べてみまして、やっぱりこの漫画のように、日本……
○丸谷金保君 大臣の所信表明については、また時間をとって詳しくお聞きをし、ただすべきはたださなきゃならぬというふうに存じておりますが、きょうはわずかの時間でございますので、一、二の点についてちょっとお尋ねをしておきたいと思います。 所信表明の中で、各国の協力によって為替相場の安定を図るということでございますね。安定を図ると言うからには、安定帯価格というものが当然なきゃならないんじゃないか。どうもいまいちそれがどこら辺なんだということが見えてこない感じを国民全体が持っていると思うんです。ここで言う安定を図るというのは、一体どの程度で安定を図るということなのか。
○丸谷金保君 この共済保険の支払いの時期はいつころに予定されておりますか。
【次の発言】 三月十日支払いということになりますと相当時間がかかっておるんですが、本来こういう保険は十二月で大体支払い額が決まるわけですね。大急ぎで事務的な作業をやればもっと早く払えるんじゃないでしょうか。農業共済なんかもっと早く払いますよね。どうなんですか。
【次の発言】 補正予算が通らなければ支払いができないという事情もあろうかと思いますけれども、できるだけ事務的には早くやるようにこういう場合には気をつけていただきたい。
【次の発言】 赤潮がしばらくぶりで瀬戸内で大きな発生を見たんですが、北海道でも十勝川の河口周辺……
○丸谷金保君 エネ庁と自治省はお帰りいただいて結構です。
昨年の三月二十六日、今もお話しありました大蔵委員会の附帯決議の中で、税関職員の特殊な職務を考慮して要員の確保、処遇の改善というふうなことをぜひ行うようにということがございますが、この一年間でそれに対してどんなような対応になっていますか。
【次の発言】 つまり、この十年間で減った分を差し引くと、五名純増になったということですね、今のお話は。
それで、大臣、ちょっと聞いていただきたいんですが、とてもとてもこんな七十九名増員したとか、こんな程度のことでは追っつかない。それで、非常にそういう点で税関ではいろいろと苦労している。そういう実例を……
○丸谷金保君 どうも大臣、今のお話を聞いておりましても、一番肝心なところが見えてこないんです。と申しますのは、財政再建というのは、先ほども質問がございましたけれども、どこをとって言うかということをもう一度ひとつ、例えば国債残高とGNPの対比で言うのか、どこで言うのか。あるいは政府の持っている長期債務全体に対するGNPの対比で言うのか。いろんな取り方がありますわね、財政実態指数の。財政再建というふうに政府は盛んに言うんですが、それは一体どこのことを財政再建と言うんですか。それが出ませんと、増税なき財政再建というのは何なんだということがわからないんです。ここのところはっきりひとつきょうはまず定義を……
○丸谷金保君 この財確法、何か何年もやっているうちに、このこと自体が大変異常な事態なんだという感覚が麻痺してきているというような気がしてならないんです。
それで先日に引き続いて財政再建の問題。大臣は、それから事務当局の方でも、これは臨調が言った言葉で、大蔵省としては財政再建というもののめどがどこだというふうなことを全然言ったことない、こういう御答弁があったと思うんですが、そうでございましたね。
【次の発言】 それで大蔵大臣は、八七年十二月二十二日の記者会見でこういうことを言っているんです。「財政再建と内需拡大という一見、二律背反する命題にともに答えた内容になった」と。ここでやっぱり財政再建に……
○丸谷金保君 まず、大臣にひとつ見解をお聞きしたいことがございます。 実はこの法案は、特に金融先物等についてはこの間レクをやったときにも、今度の法改正は昭和四十年以来の大きな改正だということを言う人もおりましたので、それは違う、証券取引法の方はそういうことになっているけれども、金融先物の方はこれは神武以来初めてできる機関を設置する法律なんだから、これはとんでもない、あなたたち自身の考え方は違うよと。証券取引所の一部につくるんじゃないんだから、だから本来からいうとこれは全く別な法律なんです、片一方は設置法ですし。そういうものをだんごにして会期がわずかしかないこういう時期に参議院に持ち込んで、し……
○丸谷金保君 ちょっと時間が食い込みましたので、外務大臣と法務大臣、あとおいでにならないで結構ですから。出席要求しておりますがそこまでいきませんから。 最初に、大蔵大臣にお伺いします。 本来、リクルート問題というのは決算委員会で集中審議をしてしかるべき事案なんです。ロッキードのときはそうであったんですが、今回は特別委員会という手法が非常に上手になりまして、法案と絡めて審議をするということが行われておるのは大変遺憾だと思っております。当委員会としては、これは本来一日だけでなく徹底的に究明すべきものだと思うのですが、特に一連のこの問題を見ておりまして、私は国民の間に免れて恥なしという空気が蔓延……
○丸谷金保君 最初に衆議院の決議の関係についてお伺いいたしたいと思うんですが、この決議が行われたことは結構なことなんですけれども、附帯決議、何か新聞報道ですけれども、外務省の高官がこれで平和を主張する面でアメリカとの間でもって非常に大きな効果があるというような談話が載っておったのですが、やっぱりそういうふうにお考えになっているんですか。
【次の発言】 そうすると、附帯決議があってもなくても余り変わらないということですね。前からちゃんとそういうふうになっているんだと。
【次の発言】 しかし、これは従来の国会の決議を尊重するということでしょう。全然それから出ていないんですね、この附帯決議ね。そうす……
○丸谷金保君 最初に国税庁、四月一日以降こうだああだというのはきのう聞きましたから要りませんが、実は二十四日に山口書記長を団長にして、社会党の消費税調査団は静岡に行ってきました。ここで、いろんな業界の意見を聞いた中で、それだけはどうしても国税庁の意向を聞いておいてくれと言われている問題、事前にやってありますので、こちらの質問にだけ答えてください。 結婚シーズンを迎えて家具屋さんが今頭を抱えている問題、それは施行日、すなわち十二月三十日以降平成元年の三月三十一日までの間に、ケース一、代金全額の支払い済みの消費者に対して。ケース二、代金一部支払いの消費者に対して。ケース三、代金支払いは商品納入時……
○丸谷金保君 まず、法案の質疑に入る前にはっきりさせておきたいと思いますのは、この法案がなぜ日切れ法案なのかということでございます。 私ども、地方にいて現実に地方行政の執行をやってきた立場から考えますと、この法案をこれほど急いで、ぎりぎり上げてもらわなくてはならない理由に非常に苦しむのでございます。 今までの論議の中で、暫定予算を組んでいて、暫定予算が長期にわたるからそれにある程度の事業費を組み込まざるを得なかったし、そういう関係もあるので日切れ法案として暫定予算と同時に上げてもらわなきゃならないというのが今までの答弁でございました。 そうであるならば、この法案に提案されておる補助金カッ……
○丸谷金保君 信用金庫法改正案についてお尋ねいたしますが、最近、金融の自由化ということが進んでまいりまして、あるいはまた大手の銀行でもMMCとか、いろんな新しい商品がどんどんできてきております。そして、それらはある程度利回りもいいということでありますので、そうしますとどうしても預金のコストが高くなるのじゃないか。ただでさえそういう点で預金コストが高くなる、小さな町で集金までして歩いて預金を獲得するというような小さな信用金庫というのは、大変これから自由化が進めば進むほど苦しくなるのじゃないか。これらに対して大蔵省は一体どういうふうにこれからの信用金庫のあり方と、将来の見通しというふうなものをお考……
○丸谷金保君 一昨日も御質問申し上げたのですが、どうも余り歯切れのいい御答弁がいただけないので、もう一度、改革前進内閣に御質問申し上げたいと思っております。 財政改革については、総理は一昨日、私の質問に対して、大蔵大臣ともよく相談をして進める、大蔵大臣は財政審に諮問して財政審の結論待ちと、こういうことなんです。そうしますと、総理が言っておるような意味で財政改革をやるということはだんだん薄められてしまうのです。だんだんと転嫁していきまして、総理が改革前進内閣だと言っても、これはもうワンクッション、ツークッションと置くごとに相変わらずいつもの調子のものになってしまう懸念がある、こういう点について……
○丸谷金保君 最初に、自治体病院の赤字問題についてお尋ね申し上げます。 福田総理は、先般来当委員会におきましても、国の財政投融資、これを有効に実施することによって景気浮揚七%が可能であるという見解を再三にわたって披瀝しております。そのことについては当然、地方自治体が大きな役割りを担うということも論議がされ尽くされたところでございますが、特に過疎市町村を中心にした病院の赤字問題、これの解決がない限り、私はそうした市町村に対してどのような補助をつけても、裏負担ができないために返上せざるを得ないということになるのでなかろうか。すでに現実、各町村における五十三年度予算案の編成状況を見ておりましても、……
○丸谷金保君 外務省の在外公館は非常に貧弱だと、私も実はそのことを申し上げようと思っておったんですが、前委員から話がございましたので重複を避けたいと思います。しかし、とにかくもう少し金をかけてきちっと、これだけの経済大国だと言っていながら思い切ったことができないというのは大変残念だと思います。その点はひとつ重ねて要望いたしておきます。これはもうどなたでも行かれた方はみんな痛感すると思います。 それで、きょういま出がけに釧路新聞というのを送ってきておりまして、毎日送ってくるんですが、三月の二十七日号なんです。これを見まして、ちょっと少し視点を変えて御質問してみたい。変えてと言っても、北方問題の……
○丸谷金保君 行管庁長官にお伺いいたしますが、行政整理の本年度の全貌というのは大体枠組みが出てまいりました。それの現在までに確定している状況を簡単にひとつ各省別にお願いいたします。
【次の発言】 いまお話を伺っておりましても、大体従来からもう計画されて、進められていたものがこの機会に乗っかって数字として出てきたというふうなものが多くて、特に大平内閣が目玉として挙げた行政改革としてはちょっとぼくは物足りない。たとえばいま食検の問題が出ましたね。これなんかもうそんなことをしなくてもことしで終わっていたものなんですよ。一番最後に残ったのは北海道ですからね。北海道も大体労働組合との話もついてそういう方……
○丸谷金保君 先般指摘しておりました北海道の土地連の問題について調査ができておろうかと思いますので、まずその報告がいただけましたらお願いいたしたい。
【次の発言】 若干の問題なんですけれども、これは町村職員が応援に出ると、従来はその分を、大体応援に出るのは自分の町の事業があるからなんですよ。大きな構造改善事業とかあるから応援という形で出向するけれども、実際はそれは大きな事業をやっているところ、そしてそれは従って、私の記憶の限りでは、それぞれの出向させる町村がその分を持つと。持ったって、自分のところの仕事をやってもらうんですからね。特に今回これを全部の市町村にその経費を割り当てるというところに問……
○丸谷金保君 自治省関係になると余りにも質問をしたい項目が多過ぎてなかなかしぼり切れないので、質問通告について、まことにどうも雑駁なことになってしまったんですが、最初に一つ具体的な問題についての見解を明らかにしてもらいたいと思います。 実は、これは本来一件落着したと私は思っていたんです。そして当事者間においてはしたんですけれども、指導機関にある道がよけいなこと言うので、私としてはもう一回これははっきりさせておかなければならなくなってきました。 事案は、北海道の釧路市で港内の清掃船の建造について五十年の六月議会で議決し、五千六百万円で釧路重工株式会社と契約を締結、支払いについては五十一年四月……
○丸谷金保君 いま予算の説明書をずうっと一読しまして、特に一番最初に高齢化社会に対応する労働者対策、これを本年度の予算の最初に持ってきているということは、特に本年度、労働省としてこの問題に重点的に取り組むという意気込みがあるんでないかと思いますが、そこいら辺の事情を御説明ください。
【次の発言】 ちょっとこの説明では捕捉できないんですけれども、そういう意味での高年齢者の雇用対策給付金、それは五十五年度は幾らくらい措置しておるのでございますか。
【次の発言】 そうすると、まだその面についての予算措置はなされていないということですか。
【次の発言】 それで、それの予算措置がいかほどされているかとい……
○丸谷金保君 ただいま配付されました予算に関する説明書、これをちょっと見てまいりますと、海外経済協力基金の千二百二十億と、経済協力費の三百七十六億四千七百万というのがございます。これは国連の負担金等が入っているのかと思いますが、この二つのそれぞれの違いについて簡単に。いまおたくの方で配ったからぼく聞いてるだけなんで。――私の方で御説明しましょうか。十四ページ。
【次の発言】 協力基金の方は、そうしますとアジア開銀とか、そういう金融機関に対する出資等も含まれているわけでございますね。
それから経済協力費については国連やあるいはUNIDOなどの分が入っていると、これは西垣次長の方の所管かと思いま……
○丸谷金保君 前回決算委員会でも御質問申し上げました拘束契約の問題について、具体的な事例で御所見を伺いたいと思います。 東芝マレーシアという東京の東芝の現地法人がございますが、これがこちらの海外技術者研修協会に参っておりました使用人オンさんという方ですが、この方がやめたことに対して訴訟を提起して、契約違反ということで、現在、クアラルンプールですが、マレーシアの方で争われております。その件についてなんですが、実はその契約書と訴状を拝見いたしますと、大変どうもこういうことがいいのかなということでございます。 詳しく説明いたしますと、被告のオンさんというのは、一九七七年五月十六日の文書によると、……
○丸谷金保君 非常に空洞化したということでいろいろ問題が出ております憲法九条、この機会に改めて長官にお伺いいたしたいと思うのですが、明らかに日本国憲法は交戦権と、それに基づく戦力の保持というものを否定しているわけでございますね。この九条につきましては長官はやはり国の基本法として尊重していく、尊重してこれを守っていくということについては、考え方はお変わりございませんか。
【次の発言】 それで、問題はいまの自衛隊及び防衛庁のあり方なんですが、自衛隊というのはそうするとその任務というのはどういうことになりますか、自衛隊法に出ておりますけれども、長官から改めてひとつ。
○丸谷金保君 冒頭に、いま対馬議員の質問を聞いていて、また御答弁を聞いていて、感じたことが一つございます。
きょう聞いた話なんですが、55・10で尼崎の貨車の乗り入れができなくなりました。そのため、北海道でいままではバレイショ何百台とこの尼崎の市場に送っていたのが、今度は尼崎の方の市場の関係者から、十三キロほど車で横積みして、経費もかかるし大変だからこれからひとつトラック輸送に切りかえてくれという要望が出ております。これ、どう考えますか。相当な量です。バレイショですからね。
【次の発言】 これは調べなくてもわかっているんです。受け入れる方で引き込み線なくなったからトラックにかえてくれと言われ……
○丸谷金保君 大変ショッキングなニュースが連日続いております。したがって、昨日質問通告した問題に入る前に、特にげさ起きましたタイのクーデターの問題等についての外務大臣の御所見を承りたいと思いますが、実はけさの朝刊でレーガン米大統領が狙撃されたというふうな問題について「通産大揺れ、外務ノンビリ」、こういう見出しの記事が出ております。ここに持ってきておりますが、ごらんになりませんでしたか、まだ。それで、この中で実は狙撃の第一報が午前五時に自動車の窓口になっている通商政策局の内藤米州大洋州課長の自宅に入るというのは、これは通産省の課長だと思うんです。だから、第一報がこの程度に早く入って直ちに対応がど……
○丸谷金保君 最初に長官にお伺いいたしますが、日本経済の今後の見通しについて、大体短期的に安定成長ということで不安はないと、しかし、長期的に見るといろいろ問題があるというように言われておりますが、どうなんでしょう。常に短期的で大丈夫だ大丈夫だという話がいつも出るんですけれども、たとえば貿易摩擦の問題、石油、特に国の財政と、これらを見て、多少長期的な展望として長官どのように日本経済の前途に対する見解をお持ちでございましょうか。
【次の発言】 一番長期的に見て財政再建の問題というのが非常に心配されるわけです。長官はむしろ積極財政論者ですか、と言われておりますが、いまの増税路線ですね。総理はあのよう……
○丸谷金保君 ただいま教科書の問題が出ておりましたので、最初にそのこと。でちょっと。 教科書の検定は、いま大臣は非常に、事実を書いてなければ値打ちがないということに納得しながら答弁をしておりました。 ところが、どうも政府部内の見解でこれはおかしいのではないかと思うのがありますので、実は「農畜産加工」という山口八郎さんという人の書いた教科書、この中で、ビールは麦汁にホップを入れて苦味をつけて発酵してつくる、こうなっているんです。ところが大蔵省の酒税法では、ビールは表汁、麦芽、大体麦が原料ですが、麦とホップ及び水を原料としてつくるという、酒税法第三条第七号のロで「麦芽、ホップ、水及び米その他の政……
○丸谷金保君 伊木先生、大変御苦労さんでございました。三点ほどお伺いいたします。 まず一点は、ただいまのお話の中で農家のダメージが大変大きかった。これは私たちも第二次オイルショックの一番大きな打撃を受けたのは農村でないかと。たとえば牛乳一つとっても、五十四年度の消費者物価を一〇〇にしますと、えさは一二七、乳価の方は九七で逆に下がっています。この点を、全体的な角度でもう少し農家のダメージの中身について御説明をいただきたいと思うのです。 それから、春闘その他労働賃金がなかなかむずかしいような状態の中では、租税負担ということ、大変それなりに私たちも共鳴いたします。ただ、政府の方はすりかえて公共投……
○丸谷金保君 私は長いこと町長をやっていたものですから、理事者の御苦労もよくわかるんです。わかりますので、こういうときになるとつい仏心が出て、かわって、やってもいいなという気になって急いでここへ立ったわけなんです。 それで、実は長いこと町長をやっている間、町立の病院がありまして、私は事業的にはいろいろうまくやってきたんですが、町立の病院だけはどうしても赤字が続くんです。人口一万くらいの町で、毎年一億以上一般会計から繰り出ししなきゃならぬ。大変なんです。ところが、今度東京へ来ていろいろ話を聞きますと、随分病院というのはどこももうかっているようです。ひとつ厚生大臣でもあるいは担当の方でもいいです……
○丸谷金保君 私も実は今の問題、制度審の答申が四月の十日に出ているというふうなことを踏まえればとてもじゃないけれども法案が直ちに出せるような状態ではないという問題をやろうと思ったんですが、これは今穐山議員がその話をいたしましたので、私もこの問題は留保しておきます。 それで、五十七年、五十八年の国民年金歳出歳入予算及び決算及び厚生年金、船員年金の予算と決算の資料をいただいたのですが、大体国民年金だけ見ても五十七年、五十八年、約一割近い二千億前後の予算と決算に誤差があるのです。これは大蔵大臣もしばしば一%くらいの誤差はやむを得ないと言っているのですが大体一割近いのです。五十七年の決算が二兆三千億……
○丸谷金保君 それぞれ両大臣にお伺いいたしますが、まず私の一問は、これ大体四分かかります。そうすると答弁の方も大体同じ四分以内くらいでやっていただくということになると、この八問がちょうど終わることになりますので、両大臣御協力をお願いいたします。そのため要旨をそちらに早くお上げしてありますから、手際よく御答弁いただけると期待しながら御質問申し上げます。 政府は、四月十二日に、昭和三十一年度条約第十二号に基づく軍事目的の米秘密特許を日本でも秘密特許とする手続で合意し、手続細目と交換公文を発表しました。 この問題については、五六年協定当時、下田条約局長が、幸いにして特許法に第三十三条という便利な……
○丸谷金保君 時間がないので、ちょっとこの委員会の時間の持ち方についてはひとつ今後考慮を委員長さんの方に特にお願いしておきたいと思います。 それで、実は今フェアな経済政策以外にイコールパートナーへの道はないという蝋山先生のお話、これは日本がフェアになってもそれだけではいかない。しかし、私、植物特許から今の特許の秘密法の問題ずっと追ってきまして、アメリカ自身は大きな世界戦略といいますか、特に経済立て直さなければ防衛目的も達せられないというような大きな基本戦略で、知的所有権の問題あるいはハイテク、すべてに網をかけてきている。必ずしもそれはフェアな面だけでないものをたくさん感じます。そのことを少し……
○丸谷金保君 お二方ともに詳しい数字を挙げられて丁寧に御説明いただいたので、御説明いただいた限りにおいてはまことにそのとおりで、これはどうだというふうな御質問を申し上げるような点も余りないので、いかにももっともだという感じがします。 ただ、そういう数字で分析してみても実は当委員会としては結論にならないので、そういう数字を踏まえて、ではその現況でどうするかということが実は大変必要なので、その点で多少お二方の御意見の違いもございますのでそれぞれにお伺いしたいと思います。 まず、これはお二人にお伺いしたいんですけれども、実はこういう余暇というふうな問題を考えるときに、私たち自身が非常にジレンマに……
○丸谷金保君 今三省のそれぞれ御説明を伺っておりまして、特に国土庁の場合は地域に定着したというよりむしろいろいろ動くところについての施設をどうするか、こういうことが中心で、文部と厚生は地つきの余暇活動をどうするか、簡単に分けるとそんなような感じに受け取ったんで、そんな感じ方を中心にして二、三お聞きしていきたいと思うんです。 まず国土庁に、長期滞在型を可能にするのはどうすればいいかと。これは依然として、結局長期滞在型というのは日本では定着していないんです。これを私はやっぱりヨーロッパ型と違う一つの余暇あるいはレクリエーション、そういうものの考え方を我が国なりに何かしっかりつくらないと、実際の国……
○丸谷金保君 今日の社会経済情勢を踏まえますと、自由時間、余暇は今後増加することが予想されますし、また増加させなければならないと思います。我が党は昨年九月に、「二十一世紀への社会経済転換計画」と題して、来るべき二十一世紀に向けて我が党のとるべき内政、外交の基本方針を広く国民に提唱したところでありますが、その中でも国民の余暇を豊かな社会、豊かな国民生活を実現する一つの大きな条件として位置づけているところであります。 私は、労働と余暇の問題について国民生活の向上という観点から意見を述べたいと思いますが、最初に余暇問題に深いかかわりのある労働時間の問題について触れ、その後で、働く者の余暇生活をどの……
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