このページでは高杉廸忠参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高杉廸忠参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○高杉廸忠君 私は緊急医療と地域医療の確立を図るために、主として茨城県の実態と解決すべき問題点等々について厚生大臣並びに関係省庁の方方に御質問を申し上げたいと思います。 御案内のとおりに、茨城県は人口が二百三十四万人であります。面積は六千八十七平方キロメートルでありまして、これまで農業を主体としてきましたが、近年工業化を目指して発展途上にある県であることは御承知のとおりであります。しかしながら、医療の面では人口十万人に対して見ても病院の数では八・五で、全国比較十八位であります。病床の数については千二十五・九で三十位であります。また一般診療所については五二・五で、残念ながら四十二位という下位に……
○高杉廸忠君 私はわが国の産業災害の現況と労働災害における労働安全衛生対策等について以下御質問を申し上げ、労働大臣、関係省の方からそれぞれお答えをいただきたいと存じます。 御承知のとおりに、日本の経済は石油危機に端を発しまして戦後最大の不況のもとに高度成長から低成長へと経済基調の転換が行われました。しかし、他方わが国の労働災害は、労働省が示す統計を見ても明らかなように、産業社会の推移の中にあって昭和三十六年をピークにその後件数、災害率の両面において減少の傾向にもありましたが、昨年の昭和五十一年には若干の増加を見ているわけであります。昭和五十一年における労働災害を休業四日以上の死傷病者にとって……
○高杉廸忠君 関連。ただいま安恒委員から医療供給体制の中の老人病院、特に浴風会についての提起がありました。私は去る十一月の十日に同僚の広田委員そして衆議院の社会労働委員会の金子みつ委員とともに浴風会を訪問いたしました。そして、同病院長初め病院当局から今日までの経過及び現状について伺いました。また、病院をつぶさに見てまいりましたし、看護婦さんや助手さんや医療に従事している人たちからも実情について伺いました。お年寄りの方とも会って直接お話もいたしてまいりましたから、特にいま安恒委員から御指摘のありました十月十四日号の朝日新聞の記事について大臣御存じであるかどうか、まず関連をして伺いたいと思います。
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ、共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一、先の日ソ漁業協定による北洋漁業離職者についても、本法の適用について特別の配慮をすること。 二、漁業離職者求職手帳の発給に係る離職日前の在職要件については、作業員等漁業の実態を考慮して……
○高杉廸忠君 私は、労働行政並びに主要な諸施策について、大臣を初め関係当局にお伺いをいたしたいと思いますが、まず第一に、現状における雇用、失業情勢とその対策について、いままでわが党の広田委員からも指摘されましたし、御説明もありましたから、できるだけ重複を避けて伺いたいと思います。第二に、労働安全衛生対策、第三に労働基準法等に基づく監督の結果、第四に労働事案等の早期審決について、以上のように順次お伺いをいたしたいと思います。 まず第一に、現状における雇用、失業情勢とその対策について伺いますが、先ほどの御説明もありました、さきに総理府が発表した六月の労働力調査結果報告、これを見ても完全失業者は百……
○高杉廸忠君 私は本法案の審議に際しまして、財形制度の現状と財形基本方針の策定等について労働大臣を初め労働省にお伺いをいたしたいと存じます。 本財形法は、ただいま趣旨説明にもありましたように、昭和四十六年に制定をされ、その後五十年に第一次の改正を経て今日に至っておりますが、その実績として、財形貯蓄は趣旨説明の中にもありましたように勤労者の契約者は約七百五十八万人、貯蓄残高は一兆八千四百五十一億円と著しい伸展を示しているのに反しまして、これを原資とする還元融資はきわめて不十分なものになっていると思います。このことは、本法案審議に際して衆議院社会労働委員会の附帯決議にも明らかになっております。す……
○高杉廸忠君 ただいま片山委員からの御質問、問題提起について大臣の御決意が述べられましたけれども、私は若干重複する事項があるかと思いますが、確認の意味で、まず大臣からお答えをいただきたいと思いますが、駐留軍離職者の発生状況とその対策については、本年一月の駐留軍離職者対策審議会の答申では、駐留軍関係労働者をめぐる諸般の情勢にかんがみ、今後においても相当数の離職者の発生が予想されると述べています。具体的にどのようにその見通しがあるのか、この点が第一であります。 二番目に、特に先ほど片山委員も指摘されましたように、円高ドル安情勢に伴う米軍の労務関係予算の不足による人員整理への影響については、これは……
○高杉廸忠君 私は、ちょっと安恒委員から指摘もされましたから、角度を変えまして、まず労働大臣、関係当局にお伺いをいたしたいと思いますが、最近の雇用情勢と年次雇用計画について伺いたいと思います。 完全失業者は、恒常的に百万人を超えて二月末には百三十六万人に達している。日経の経済研究センターの発表によりますと、年平均六・三%の実質成長を遂げても、五十三年から五十五年にかけては失業者は百五十万人を上回ることは確実だろうと、こう述べています。したがって、まず雇用、労働需給など失業のこれからの、大臣、その見込みと言いますか、見通し、これについてまずお聞きをしていきたいと、こう思います。
○高杉廸忠君 ただいま可決されました社会保険労務士法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。 案文を朗読いたします。 社会保険労務士法の一部を改正する法律案に 対する附帯決議(案) 社会保険労務士制度の現状にかんがみ、次の 事項について改善を図るものとする。 一、社会保険労務士の免許制度については、社 会保険労務士会の組織状況、全国社会保険労 務士会連合会の事務処理能力等を勘案し、で きるだけ早い機会に、全国社会保……
○高杉廸忠君 派遣委員を代表いたしまして、調査の結果を御報告申し上げます。 八月三日より五日までの当面の物価等対策樹立に関する実情調査のため北海道に派遣されましたが、派遣委員は、斎藤委員長、木島理事、下条委員、藤井委員、小笠原委員及び私の六名、対馬委員は現地参加でありまして、札幌市及び釧路市を中心とする地域において、北海道の最近の経済の状況及び物価・消費者行政の実情について調査を行ってまいりました。 まず、経済情勢から申し上げます。 北海道は、ことしで開道百十年を迎え、産業基盤や生活基盤の整備が進み、道民所得や道民生活も逐年向上しておりますが、開発の歴史がまだ浅いこと、面積が広いこと、積……
○高杉廸忠君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党の五党共同提案に係る円高の物価安定政策への活用及び国民生活への還元に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 円高の物価安定政策への活用及び国民生活への還元に関する決議案 本委員会は、昨年来日本経済における為替相場の円高問題の重要性にかんがみ、これを自由討議あるいは質疑の中心的問題として取り上げてきたところであるが、円高の物価安定政策への活用及び国民生活への還元はまだ不十分である。 よつて政府は、今後とも円高の物価安定政策への活用及び国民生活への還元について一層の努力を行い、具……
○高杉廸忠君 委員長、関連。
【次の発言】 私は、ただいま安恒委員の質問に対しまして、関連として環境庁の長官にまずお伺いをいたしたいと思います。
長官も御存じのように、この認定業務の著しい遅延につきましては、去る昭和五十一年十二月に、熊本地方裁判所で不作為の違法確認の判決が出ている。したがって水俣病の認定業務を促進させる、一日も早く不作為の違法状態を収束させることは、迅速かつ公正な救済を目的とする法の趣旨からして緊急課題であると思います。いま長官は安恒委員の御質問に対して、お話し合いを続けます、こういう姿勢が示されました。ならば、きょうも患者さん方がやむにやまれず上京をしているこの実態であり……
○高杉廸忠君 私は、医療、特に老人医療の包括とリハビリテーション、あるいはまた国立医療機関の現状、これからの機能、そして国家公務員と総定員法との関係、あるいはまた中小企業施策について、それぞれ関係諸大臣から順次お答えをいただきたい、このように存じます。 まず、厚生大臣にお伺いいたしたいと存じます。 今日の保健医療の問題、これは大きな国民的課題の一つであると思います。そこで、私は、この機会に、まず第一に老人医療のサービスのあり方、第二に国立医療機関のあり方、この二点について政府の考え方をまず伺いたいと思います。 特に厚生大臣につきましては、老人医療は包括医療、つまりこれは老人の特性を考慮し……
○高杉廸忠君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 私は、委員長に夏目忠雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 ただいま支給開始年齢等について安恒委員から指摘もされましたが、私は年金制度に検討をすべき課題というのはたくさんあるわけでありまして、特に私に与えられた時間の中で、私は給付水準とナショナルミニマム、年金制度におけるナショナルミニマムの考え方、あるいは給付水準の統一化、基礎的生活レベルの保障、具体的な水準設定に当たっての考え方等々を中心にして大臣からお答えをいただき質問をいたしたいと思いますが、公的年金の給付水準のよるべき基準、公的年金で保障すべき水準というのはどういう考え方によって定めるのか、そういう点についてまず明らかにしていただきたい。特に年金制度の目標とするところを国民に明示……
○高杉廸忠君 私は雇用保険法の一部を改正する法律案について、労働大臣及び関係省庁に御質問をいたしたいと思います。 まず、労働大臣にお伺いをいたしたいと存じますが、労働大臣の訪米と今後の労働行政の基本姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。 わが国の労働事情、特に政府の労働行政をめぐる内外の批判は厳しさを増していると思われます。大臣は今回の日米首脳会談に同行されまして、ECやOECDの代表が参加をいたしました先進国労相会議に出席をされたのでありますが、まず、今回の訪米の目的及び先進国労相会議における議題と討議の内容をお聞きしたいと存じます。特に同会議における日本側、わが国の主張、討議結果に……
○高杉廸忠君 いずれ厚生大臣、労働大臣にはお伺いしますが、まず、時間の関係でありますから大蔵大臣にお伺いをしたいんですが、年金と直接は関係がありませんが、現在、国立らい療養所に入っておられる外国人の方、特に韓国でありますが、これがいま年金に見合うような給与金として支給をされているわけですけれども、その算定のまず根拠を簡潔にひとつ伺って、その後に要望を申し上げたいと思います。時間の範囲内で終わりたいと思いますから、まず根拠をひとつ教えていただきたい。
【次の発言】 時間がありませんからお願いだけ申し上げて、あとは厚生大臣等に詳しく申し上げますが、毎年予算編成期になりますと、ハンセン氏病の方、らい……
○高杉廸忠君 私は、持ち時間が、すでに社会党の時間として私が最後でありますけれども、安恒委員、目黒委員からお話がありましたことで、特に熊谷先生に伺い、それから井上さんにも伺いたいと思いますが、まず、先ほどの熊谷先生の御意見では、薬事法においては国、厚生大臣の明確な責任をもっと法文に明記すべきであるという、その御意見には全く同感であります。だとすれば、今回の救済基金制度について無過失責任制度に今回の法律案では立脚をしていない。そこで、人の命や健康、これはもう私が言うまでもなく何物にも増して尊重されなきゃならない、そのことは否定もできませんし、この際、やはり先生のそういう御主張、御意見であるならば……
○高杉廸忠君 ただいま村田委員から指摘もありましたし要請もありましたが、私はまずこの機会に大臣から基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。 身体障害者のリハビリテーション、国民の皆さんへのメディカルリハビリテーションの実施、充実の視点から国立身体障害者リハビリセンターの問題並びにリハビリ関係職種の養成の問題について質問をいたしたいと思うんです。 まず、国立身体障害者リハビリセンターの、ここで言いますこの「リハビリテーション」というのは何を言っているのか、これが一つであります。 それから法律的にはそれがどう位置づけられているのか、これをまず大臣からお伺いをいたしたいと思います。
○高杉廸忠君 私は、委員長に夏目忠雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 私は、委員長に夏目忠雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 私は、委員長に夏目忠雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 私は、委員長に吉田実君を推薦することの動議を提出いたします。
○高杉廸忠君 大臣がさきの所信表明でも明らかにされたように、福祉の一層の充実が現在の政治課題であることを確信しているところだと思います。 私は、本日は第一に、社会福祉事業に携わる職員の教育などについて、第二に、老人ホームの入所者の費用徴収基準の改定の問題などについて、第三に、合成洗剤の追放等について、厚生大臣を初め関係当局にお伺いをいたしたいと存じます。 まず、社会福祉事業に携わる職員の教育などについて伺いますが、福祉充実で欠かせないのは、一つは施設面の充実であり、同時に、施設で働く職員の充実、確保であろうかと思います。現在のわが国の社会福祉の現状、あり方等について若干ただしてまいりたいと……
○高杉廸忠君 私は、去る九日、本委員会に提案をされました労働安全衛生法の一部を改正する法律案に関しまして問題点を指摘し、また、幾つかの提言も含めまして労働大臣を初め関係当局に質疑を行うものであります。 まず、基本的な問題として、産業災害の増加傾向と労働安全対策について伺いたいと存じます。 労働災害は、年間百万人を超えており、このうち三千人を超える労働者が死亡している現状であります。安定成長下において、最近はむしろ災害が増加している傾向にあり、ことに建設業においては重大災害が多発しているのが特徴であります。人命が何よりも尊重されなければならない今日、まことに遺憾な事態と言わざるを得ません。労……
○理事(高杉廸忠君) ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
いまの問題については理事会で御相談をいたします。御協力をひとつお願いを申し上げておきます。
【次の発言】 簡潔にお願いします。
【次の発言】 先ほどは下条委員から、またただいまは本委員会の委員長の目黒委員から質問があり、御指摘もありました。今回の八電力会社の料金改定申請について、せっかくでありますが、経済企画庁政務次官もおいでになりますので、まず私は、昨日私ども日本社会党が発表をいたしました「半分に圧縮可能」というけさの各紙が取り上げている試算について若干申し上げ、それぞれ御所見を賜りたいと思っており……
○理事(高杉廸忠君) 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
去る二月二十日の委員会において聴取いたしました物価対策の基本方針及び公正取引委員会の物価対策関係業務等について質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 厚生省よろしゅうございますか。
【次の発言】 会計検査院の方は。
○高杉廸忠君 大臣は、先ほど本委員会において就任のごあいさつの際、医療、福祉、年金などの多くの問題を抱えている今日、その向上と充実のために推進する姿勢を述べられました。人間の生命と幸福を守る活力ある行政と、温かい血の通った行政推進のためのごあいさつを聞きまして、私はまことに力強く感じたところであります。特に、社会保障については造詣の深い園田厚生大臣に期待を寄せる一人として、当面する行政一般のうちで、私は主として医療、福祉関係について、また国立医療機関の定員など、さらにハンセン氏病関係について質問をいたしたい、このように考えております。 まず、今回の富士見病院の事件、先ほど安恒委員も指摘されま……
○高杉廸忠君 私は、労働行政一般のうち、主として高齢者の雇用等に関してお尋ねをいたしたいと、こう思っております。限られた時間での質疑でありますから、簡潔にお答えをいただきたい、このように思います。
まず、総合的高齢者対策について伺いますが、低成長と同時に進行する世界に類のないわが国の急速な人口高齢化と、そのもたらす諸問題についての総合的対応策の実施状況についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 局長からお答えがありましたが、大臣、政府は新経済社会七カ年計画等において、いまお話しのように昭和六十年における高齢者対策の目標と政策を明らかにしておりますけれども、その骨幹とも言うべき高齢者の雇用……
○高杉廸忠君 私はこどもの国協会の解散に伴う法案と厚生年金保険法の一部を改正する法律案のうちから、特に限られた時間でありますし、議事を進行する立場から、主として厚生年金保険法の一部改正案に関して、企業年金についてお伺いをいたしていきたい、このように考えております。 最近、とみに企業年金が議論の対象となっておりますが、公的年金の基本的な方向がいまだ決定されず、未解決の問題が多々ある今日、老後の所得保障の基礎となるべき公的年金が、将来の財政上の厳しさを反映させて企業年金によって補完されるのは当然であるとの考えが醸成をされています。定着するとしたら、これは本末転倒であると考えるわけであります。厚生……
○高杉廸忠君 ただいま提案されました本法改正並びに修正の審議に際しまして、私は特に、海外で働く人たちの、被災労働者についての補償問題あるいは労働災害、安全等々の問題、さらに加えまして林業にかかわる振動病等について以下御質問をいたしたい、このように考えております。 まずお聞きをいたしたいと思いますが、海外で働く労働者及び海外の地震あるいはまあ国内の地震等もありますけれども、被災労働者についての補償問題等々に関して、労災保険法のまず審議に当たりまして、最近問題になっている、海外で働いている労働者の災害補償問題についてお尋ねをいたしたいと思っております。 最初に、海外で働いている労働者の地域別、……
○高杉廸忠君 私は、本日の身体障害者問題に関する集中審議に際し、主として国際障害者年に向けて対応する雇用対策について、また身体障害者対策の基本的方向についてただしたいと存じます。本日の集中審議は、これら障害者対策の万全を期すために午前中から各委員からそれぞれの角度から指摘がありました。提言もまたありました。私はできるだけ重複を避けまして、これらを総括する立場から確認できるものは確認をし、以下質問をいたしたいと、このように思っております。 まず、国際障害者年に対応する雇用対策について、障害者雇用の拡大の見地から伺うわけでありますが、労働大臣にまずお伺いをいたしたいと存じます。 障害者雇用の促……
○高杉廸忠君 先般、私は目に余る乱診乱療事件について、一般調査の本委員会において具体例を挙げながら厚生大臣の御見解をただすとともに、今後の対策についてお尋ねをいたしました。今日、これらの事件の解決、解明こそ健康保険法の審議に先行をして、あるいはその前提として解明されなければならないものであると思います。そういう立場から質問をしてまいりたいと思います。 先日の本委員会における私の質問に対して厚生大臣は、医療法による病院への立入検査には限界があるので、厚生省、大蔵省、特に国税庁、警察庁と合同の調査機関を設け、医療機関の違法行為を徹底的に追及をすると答弁をされました。去る十一月十八日、閣議で三省庁……
○高杉廸忠君 去る一月二十日より二十二日までの三日間、片山甚市委員長、佐々木満理事、小平芳平理事、沓脱タケ子委員、柄谷道一委員、山田耕三郎委員と私、高杉廸忠の七名は、地域医療及び最近の雇用情勢等の実情調査のため、沖縄県に出張し、沖縄総合事務局、沖縄県庁及び石垣市当局より説明を聴取するとともに、現地での視察を行ってまいりました。 以下、調査の概要について御報告申し上げます。 まず、雇用情勢について申し上げます。 沖縄振興開発十カ年計画は、四十七年五月沖縄の祖国復帰に伴い、本土との格差是正と自立的発展の基礎条件の整備を目標に策定されたものでありますが、五十六年度で最終年を迎えようといたしてお……
○高杉廸忠君 私は厚生大臣の所信に対する質疑として、予算の大変貴重な時間、大臣においでをいただきました関係から、主として十全会の問題、しかもそれも医療をめぐる不正の疑いや財務調査報告の内容のこの二つにしぼりまして厚生大臣の所見を伺いたい、こういうふうに思うわけであります。 なお、お断りを申し上げておきますが、私が昨年の十一月の二十七日に本委員会で問題の提起をいたしました。その後、ことしの一月の二十七日十全会グループに対する行政措置が講ぜられております。確認でありますが、この行政措置の医療法人の運営の適正化等についての勧告について、まず大臣から確認の意味なんですが、お答えをいただき、所見を伺い……
○高杉廸忠君 私は、労働大臣の所信表明に関連をいたしまして、労働行政に関する諸問題について御質問をいたしたいと思います。
大臣は、去る三日の本委員会における所信表明において、わが国をめぐる内外の環境は依然として厳しいものがあるとし、また、わが国がこれまでの繁栄を今後とも維持発展させていけるかどうかの岐路に立っていると述べられましたが、これを具体的に御説明を願うとともに、内外の厳しい環境にいかに対応するかのその諸施策についての基本方針を、まずお伺いをするものであります。
【次の発言】 いま、大臣から基本方針についての姿勢が述べられましたが、最近の防衛力の強化、それから大幅増税などといった動きの……
○理事(高杉廸忠君) 準備して。
【次の発言】 私は、本法案の審議に際しまして、衆議院の社会労働委員会あるいはまた先ほど同僚の各委員から指摘されました雇用の情勢の悪化について確認の意味でまず伺うわけでありますが、本年二月完全失業者は百三十五万、こういうふうに増加をしております。最近の雇用失業情勢は急速に悪化している現状でありまして、先行きが懸念されているところであります。この雇用情勢悪化の要因及び今後の見通しについて伺い、さらに第四次雇用対策基本計画の昭和六十年の政策と目標、この達成状況、その見通しについてこの際明らかにしていただきたいと、こういうふうに思います。まず伺います。
○高杉廸忠君 私は、本法案審議に当たりまして、本委員会において後刻わが党を初め各野党共同による戦時災害援護法を提案いたしますので、その趣旨に関連をいたしまして以下の諸点について、厚生大臣を初め関係当局に質問をいたしたいと思います。 なお、お願いでありますが、午前中の審議に際しましても、あるいはまた各国会ごとに論議になっております本問題でありますから、これらについては幾つかの要請もあり指摘もありました。したがいまして、今後の審議については円滑にいくように特段の御協力をいただくことをまず要請をいたしておきます。 そこで、厚生大臣に伺いますが、国連は一九八一年を国際障害者年と定めまして、すべての……
○高杉廸忠君 私は、去る四月の十四日、本委員会における戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の審議の際、民間の戦時災害者の方々の問題を取り上げました。政府にその援護の必要性を訴えつつ、質疑を重ねてまいりました。本日は、戦災障害者の方々の生の声を国会の場で表明いただくために、参考人として全国戦災傷害者連絡会の会長の杉山千佐子さんをお呼びいたしました。委員長初め理事、各党の方々に御協力を賜りましたことにこの際お礼を申し上げます。 早速ですが、参考人として御出席いただきました杉山さんにお尋ねをいたしたいと存じます。 杉山さんには遠いところ、また大変御不自由なところ御出席いただきまして……
○高杉廸忠君 私は本案の審議に際しまして、関連する問題点として、労働省関係の行革の課題について、まず労働大臣にお伺いをいたしたいと思っております。
今回の法改正は行政改革の一環と言われますが、すでに関議決定などにより、この中退金法のほか雇用促進事業団、労働福祉事業同あるいは職安行政、労働安全衛生行政、この関係機関等が行政改革の課題として取り上げられております。
今日、行政改革は最大の政治課題となっておりますが、この際、まずこれらの諸課題に対しましてどう対処されるか、労働大臣の所見をまず伺います。
【次の発言】 大臣、特に財政再建もさることながら、いまお答えいただきましたように、労働行政サー……
○高杉廸忠君 私は、本案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会の各派共同提案による修正案を提出いたします。修正案の内容はお手元に配付のとおりでございます。 それでは、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、 一、政府原案では、老齢福祉年金について、扶養義務者の所得に応じた二段階制を導入しておりますが、これを現行どおりとするための修正を行おうとするものであります。すなわち、老齢福祉年金について、扶養義務者などに一定の所得があるときは、政令の定めるところによりその一部を停止する旨の改正規定を削除することであります。 二に、昭和五十六年……
○高杉廸忠君 私は、ただいま議題になりました二法案のうち、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律に対し主として質疑をいたしたいと思います。 まず、厚生大臣に政治の姿勢について伺いたいと思います。 大臣は、就任早々でありますけれども、非核三原則を国是とするわが国において、また唯一の被爆国として、最近のわが国への米軍の核持ち込みの実態、事実関係について、国務大臣の一人として、いま就任のごあいさつの中にも、責任の重大さを痛感されております、この問題に、私は、大臣が国務大臣の一人としてどのように問題を認識をし、どのような所見をお持ちでありますか、この際お伺いをするものであります。
○高杉廸忠君 今国会における本委員会の厚生関係の論議も本日で終えるようであります。そこで、大臣がかわられましたこともあり、私は委員各位の御理解を賜りまして、特に確認の意味を含めまして、議題であります二法案の質疑に先立ちまして厚生大臣に見解を承りたい、このように思っております。 私は、昨年の十一月二十七日の本委員会におきまして、健康保険法の一部改正案審議の際、最終確認事項といたしまして、社会党、公明党、民社党、この方々を代表して最終確認をしました折に、富士見産婦人科病院と十分会の両問題の完全な解明をただしました。園田前厚生大臣からは、両事件にきわめて当面重大事件である、「厚生省としては最善の努……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました母子福祉法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、母子家庭の母等の雇用を促進するため、職業相談員の増員等職業紹介体制の整備、職業訓練の機動的な実施について積極的な推進を図ること。 二、母子家庭等の生活の安定を図るため、雇用対策法及び雇用保険法に基づく雇用援護……
○委員長(高杉廸忠君) 一言ごあいさつ申し上げます。
たたいた皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力でございますが、皆様方の格別な御協力、御指導のもとにその職責を会ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に下条進……
○高杉廸忠君 私は、通産、中小企業の当面する諸施策について、第一に大店法改正についてまた大型店問題について対処方針などをただし、第二に倒産下請問題、第三に中小企業における承継税制の問題、第四に中小企業向け官公需について、これら中小企業の今日的課題とその施策の充実について以下質問をいたしたいと存じます。今臨時国会における重要案件の行財政改革の間隙を縫っての本委員会であります。有効に活用するために、限られた時間でありますので十分な論議は次の機会に譲るとして、以下ただしたいと存じます。 まず、大店法改正について、また大型店問題についての対処方針などに関して通産大臣並びに中小企業庁長官に伺いたいと思……
○委員長(高杉廸忠君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力でありますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を行い、その職責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に斎藤栄三郎君、下条進一郎君、山田譲君及び原……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調……
○高杉廸忠君 私は、現代が不確実性の時代、不透明の時代とはいえ、確実にやってまいります高齢化社会の到来等々にかんがみ、そしてまた本法案の審議に際しまして、まず高齢化社会と老人医療について、第二に医療供給体制について、三点として現行の医療制度の矛盾と老人保健法について、第四番目として医療法の問題について、第五として退職後の医療継続について伺い、さらに第六番目といたしまして、拠出金の性格と老人保険料の定め方等々について尋ね、さらに老人保健法の、医療を除くヘルスですね、保健事業について、さらに保健事業全般について、各般にわたり以下御質問を申し上げたいと思っております。 そこでまず第一に、高齢化社会……
○高杉廸忠君 私は、本法案の審議に際しまして、去る四月の二十七日、本委員会における質疑に引き続きまして、本日は老人病院並びに精神病院の実態と患者の人権等について、これらを中心に以下質問をいたしたいと存じます。 これまでの論議は、主として支払い方式の見直し、主治医制度、保険料とその拠出の方法、医療の供給体制、マンパワー確保など、主に支出する側、言うなら与える側の論議であったと思います。現実に医療資本が、かつての精神医療の初期のような意味で進出をし、雨後のタケノコのように輩出をしつつあるいわゆる老人病院における医療の実態、すなわち医療を受ける側、お年寄りの人権の問題については触れられていなかった……
○高杉廸忠君 私は、本院で各党合意に基づく委嘱審査、当委員会における初の審査でありますから、できるだけ実りの多いものにしていきたい、こういう立場から以下御質問をしていきたいと考えております。 まず第一に貿易摩擦について、第二に大店法に関して、第三に溶接にかかわる問題等の当面する問題について、以下通産大臣を初め各関係省庁にお尋ねをいたしたいと思っております。 貿易摩擦についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、先ほど当委員会における通産大臣のごあいさつの中にもありましたとおりに、その基本的方向の第一に自由貿易主義の堅持と円滑な対外経済関係の構築等々が述べられております。現在日米、日欧の貿易……
○高杉廸忠君 まず私は昨三十一日夜の茨城県神栖町の鹿島コンビナートで爆発事故があり、流出した重油が約三時間にわたって燃えた事故について午前中の本委員会において報告がありましたが、緊急な問題として二、三ただしたいと思います。 幸い、近くの重油タンクへの誘爆は免れましたが、作業中の従業員の一名が焼死し、七名がやけどで重体という今回の事故であります。原因については究明中でありますが、各報道によりますと、「脱硫装置の安全弁に異常があったか操作ミスとみられている」ことが報じられております。「爆発の衝撃音と約三十メートルの高さにまで噴き上げて夜空を焦がす火柱に、付近の住民は一時パニック状態。石油タンクと……
○高杉廸忠君 機械類信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、私はソフトウエアに関する権利を初めとする幾つかの点にわたりまして以下質問をいたしたいと思っております。 まずプログラムの開発利用の帰属についてお伺いをいたしたいと思うのですが、現在わが国では数十万本ものプログラムが開発をされていると言われています。このプログラムは一体考案者のものなのか、あるいは彼らに給料を払った企業のものなのか、さらにはそれを注文した企業のものであるのか。これらの問題に対する回答は必ずしも明らかではありません。現にわが国でもプログラムの調査簿への掲載に関して問題になった事件もあるほどであります。このように、有……
○高杉廸忠君 私は本法案の審議に当たりまして、わが国のエネルギー対策の方向など関連をして以下伺いたいと思います。 まず最近のエネルギー事情について伺いますが、最近のエネルギー事情は世界的に石油の需要か低迷をいたしまして、産油国側も生産削減、原油価格の引き下げなどでこれに対応しようといたしております。石油は世界的にだぶついている状況にあると思います。これは石油の価格が高騰し過ぎまして主要先進国が脱石油化、省エネルギーの推進等に努めたこと、また世界的な景気の停滞でエネルギー需要が伸びなかったことなどがその背景であると考えます。しかしながら、世界の主たる産油地帯であります中東地区の政治情勢はイラン……
○高杉廸忠君 私は、ただいまの二法の審議に関連をいたしまして、景気の状況とその対策、深刻な中小企業の倒産状況、その施策並びに対策、以下二法について順次御質問を申し上げたいと思います。 まず、景気の状況と対策についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、生産、出荷の伸び悩み、収益の悪化などから企業経営者の先行きに対する懸念が強まっている今日でありますが、このことが設備投資の慎重化や雇用の手控え等をもたらす結果となっている。企業経営者の経営マインドは冷え込んでいるのが実情であると思います。ただ、大企業と中小企業ではその様相を異にして、たとえば日本開発銀行が本年二月に行った調査によりますと、五十六……
○高杉廸忠君 私は、ただいま提案され、説明を受けました本法案について、特に補足説明でもありましたように、昭和五十四年秋ごろより海外商品市場における先物取引を利用して一般委託者に被害を与える業者の悪質行為が横行しております。こうした状況を放置すれば、今後とも一般委託者に甚大な被害を与えることが予想される。こうした情勢にかんがみ、さらに衆議院修正を評価し、以下質問をいたしたいと存じます。 まず、商品取引所法の第八条の解釈変更に伴って生ずる問題についてお伺いをいたしたいと思います。 商品取引所法の第八条の解釈変更により、政令指定商品以外の商品については私設先物市場開設め規制は存在しなくなったと思……
○委員長(高杉廸忠君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任をされました。今国会におきましても、皆様方の御協力を賜りましてその職責を全うしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に斎藤栄三郎君、田代由紀男君、山田譲君及び原田立君を指名……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の移動について御報告をいたします。
去る一月の二十二日、村田秀三君及び本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君及び広田幸一君が選任をされました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りをいたします。
山田譲君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行副総裁澄田智君の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました物価対策の基本方針及び公正取引委員会の物価対策関係業務等について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○高杉廸忠君 私、このたび本委員会の委員長を辞任いたすことになりました。この一年間、大過なく委員長の職責を全うすることができましたことは、ひとえに皆様方の御協力のたまものと深く感謝をいたしております。謹んで厚くお礼を申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○高杉廸忠君 ただいま塩崎経済企画庁長官から、わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方について、長官は三つの柱を打ち立てて、第一の柱は国内民間事業を中心とした経済の着実な成長の実現を図る。第二の柱は物価の安定基調を維持すること。第三の柱はわが国経済の孤立化を避けて、国際協調を推進し、世界経済に貢献をする、こういうような所信が述べられました。さらに、昭和五十八年度の経済見通しなどについて御説明をいただきましたが、私はこれらについてまず第一に景気対策、第二に原油の値下げについて、第三に政府の物価対策についてなどを中心に、以下質問をいたしたいと存じます。 まず、景気対策について伺いますが……
○高杉廸忠君 いま幾つかの提案、提言もありましたように、総論的な立場で大木委員からの質疑がなされました。私は、運動期間、運動時間、届け出期間、立会演説会など、できるなら各論的な立場で以下質問をいたしたいと存じます。 いまお話がありましたとおりに、新聞報道等によっても明らかなように、本年は一年間のうちに統一地方選挙と参議院選挙、それに近く行われる衆議院選挙となりますと、実に三十六年ぶりの選挙の年となるわけですが、これは単に全国規模の大きな選挙が並んだということだけではないと考えます。 先ほどの質疑でも明らかなように、また大木委員の指摘にもありましたように、広がらなくなった政治基盤、パイ、そこ……
○高杉廸忠君 私は、政府提案によります湖沼水質保全特別措置法案並びに日本社会党の提案によります湖沼環境保全特別措置法案、両案の審議に際しまして、基本認識としてまず環境庁長官にお伺いをいたしたいと存じます。
長官は、社会党提案の湖沼環境保全特別措置法案について、湖沼の水質保全や自然環境の保全などをどのように評価をし、どのようにお考えになりますか、まず所見を伺います。
【次の発言】 今環境庁長官から社会党の案についての評価、所見を伺いましたが、せっかくでありますから、この際、大臣席にもいらっしゃるわけでありますから、発議者に伺いたいと思うんです。
政府提案によります湖沼水質保全特別措置法案と比……
○高杉廸忠君 私は、本法案の審議に際しまして、近年、安定成長の定着、消費者需要の多様化、経営者の世代交代など中小企業者の組合を取り巻く経済的、社会的環境の変化に伴い、その対応としての施策を初め、本法案についての質問と、これらに関連をして、この際、流通問題、流通政策などについて以下ただしたいと考えます。 まず、本法案について伺います。 今回の改正案はいずれも中小企業組合関係者が長年の間要請したものでありまして、その趣旨に反対すべき点は見当たりませんが、問題は改正の時期であります。通産省はもっと早い時期に改正案を作成をして国会に提出すべきであったと考えます。今日までずれ込んだ、おくれた理由とい……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました割賦販売法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 割賦販売法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、マンスリー・クリア方式などによる信用販売については、その契約形態、経済的効果が、割賦購入あっせんと類似していることにかんがみ、これら取引についても消費者保護の観点から適切な対応に努めること。 二、役務……
○高杉廸忠君 ただいま議題となりました訪問販売等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 訪問販売等に関する法律は、昭和五十一年に訪問販売、通信販売及び連鎖販売取引に一定のルールを設けることにより販売業者との間に生ずるトラブルを未然に防止することを目的として制定されました。 しかしながら、近年、訪問販売等に係る取引形態の多様化及び取引量の拡大あるいは役務取引の急増といった事態に伴い、消費者とのトラブルも増大してきております。特に現在、消費者保護のための法による措置がとられていない役務取引や現金取引をめぐる消費者紛争は拡大す……
○高杉廸忠君 私は、本法案の改正に当たりまして、風俗環境浄化協会、あるいは本法案の作成過程におきましての各省庁、特に私は長く社会労働委員会、商工委員会にかかわってまいりましたから、労働省、通産省、厚生省、それぞれの省庁にわたる了解事項について以下ただしたいと思いますが、本日限られた時間でありますから、まず環境浄化協会、今また原田委員からの御指摘もありましたから、引き続き順次お尋ねをいたしたいと考えております。 まず風俗環境浄化協会についてお尋ねをいたしますけれども、都道府県風俗環境浄化協会の指定については、一昨日の本委員会において佐藤委員からも質問がありました。衆議院でも既に相当論議されてい……
○高杉廸忠君 先日に引き続き、主としてこれからは通産省との了解事項、それから厚生省との了解事項等々に関連をして、以下質疑を行いたいと思います。 まず、警察庁と通産省との了解事項全体について伺います。 本改正案は、現行法を大幅に改変をして、その目的と規制対象を拡大をし、規制内容を強化しているだけではなく、政令や総理府令、それに国家公安委員会規則などへ全面的に委任する部分が非常に数多く見られる特徴があると思います。このことから大幅な裁量権のもとに風俗産業を管理していこうという色彩が強く浮かび上がってくるのでありますが、ここに警察庁と通産省との間に取り交わしたと言われる了解事項なるものがあります……
○高杉廸忠君 私は、社会保障の理念、目的など中曽根総理の社会保障、福祉に関する基本認識について、さらに昨日来各紙新聞報道によります医療法人報徳会宇都宮病院の事件などについてただしたいと存じます。
まず、最近の政府の福祉に対する姿勢に一般国民は大変不安を抱いていると思います。新聞論調も福祉切り捨てと批判を強めておりますが、総理のお考えをまず伺います。
【次の発言】 福祉重視の姿勢は変わらない、こういう御答弁でありますから、一応承っておきます。
それでは総理、総理の考えを裏づける政策の枠組みで伺いたいと思うのですが、まず、国民所得に対する社会保障移転費の比率、これは中曽根内閣ではどの程度を目途……
○高杉廸忠君 私は、社会保障、福祉の一環として、宇都宮病院問題に絞って質問をいたしたいと思います。
去る十五日の総括質問の際、医療法人社団報徳会宇都宮病院での事件について、徹底的究明、厳正な措置、そして諸要請を行いましたが、まずその御報告をそれぞれよりいただきたいと存じます。なお、限られた時間であります。貴重な時間でありますので、お答えは簡潔に、詳細につきましては中間報告書として至急御提出をいただきたいことをあわせましてお願いをいたします。
【次の発言】 特に田川自治大臣・公安委員長に伺いたいと思うんですが、先日私は、宇都宮の南署の元次長がこの病院の要職にあることについて申し上げました。今日……
○高杉廸忠君 私は、一般質疑として、福祉全般、そして中小企業、労働安全、あるいはこれに関連する幾つかの御質問をし、そしてなおかつ、明年開かれます地元としての万博関係もありますので以下御質問をし、さらに引き続きまして宇都宮病院問題もただしたいと考えております。 まず、中小企業関係についてお伺いをいたしたいと思います。 二月の日銀の調査で企業短期経済観測調査、そしてまた経済企画庁による月例経済報告でも景気は回復していると、こう発表されています。しかし、失業率の上昇、倒産件数の増加など、景気の回復は実感としてはいまだの感が免れません。景気回復が輸出主導で行われている結果、輸出比率が低い中小企業に……
○高杉廸忠君 去る三月一日、大阪における一日行革審で、岸大阪府知事は、臨調答申は本質を見誤っている、地方の手の届かない、過度の中央集権を打破し、地方分権こそ臨調の責務であると厳しく批判をしています。地方労働局問題はナンセンスの一言で片づけたと、こう報道をされているわけであります。また、自治大臣の御出身でありますが、神奈川県、御承知のとおりに長洲神奈川県知事も三月の県議会で、労働県として重大であり、国に再検討を申し入れる、こう答弁をしているわけですね。このほか二十を超える都府県が反対もしくは再検討の意見書、要望を提出して、ほとんどの府県が反対の意見表明をしている、こういうふうに聞いているんですが……
○高杉廸忠君 本来、大臣の所信をいただいてからと思いましたが、せっかくの機会ですので、以下、総論的になろうかと存じますが、質問をいたしたいと思います。なお、詳細はいずれ大臣の所信をいただいてから、その機会を得たいと考えます。 先ほど浜本委員からも御質問がありましたので、少し角度を変えて、まず労働大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 労相就仕の理由、先ほどは新自由クラブ幹事長としてのいろいろな立場からのお話もいただいたわけでありますが、積極的に労働大臣に御就任をされた労働行政に対する抱負を大臣に伺いたいと思います。 新聞報道によりますと、労働大臣は入閣の際に、みずから中曽根首相に労働大臣の……
○高杉廸忠君 私は、厚生大臣の所信に対して質問をいたしたいと存じます。
去る二十一日、本委員会において厚生大臣は所信表明の中で、人生八十年型社会に見合った新しい社会システムの構築は、政府全体として、また地方公共団体や民間の力を挙げて取り組んでいかなければならない課題であると述べられました。このことに異論があるわけではありません。しからば厚生大臣、政府全体として取り組むということで大臣は何を行いましたか、まず伺います。
【次の発言】 大臣は、この前も述べられたように、「各界の有識者の方々にお集まりいただき、人生八十年型社会のあり方等について御意見を伺い、広く国民の英知を結集したい」、こう言って……
○高杉廸忠君 私は、去る二日の二十六日、本委員会において厚生大臣の所信に対してただし、報徳会宇都宮病院問題について質問をいたしました。本日は引き続きまして、第一に宇都宮病院問題、第二に我が国における精神衛生行政について、第三に精神障害者の人権などについて、第四に参考人として加藤理事長の御出席をいただいておりますので、環境衛生金融公庫の融資について、以下順を追ってただしたいと存じます。 大臣にまず伺います。ことしも八月に、ジュネーブで国連の人権小委員会が開催されることになりました。これに先立って、国連経済社会理事会で協議資格を持つ二つの非政府機関からの日本の精神衛生行政に関する調査団の来日があ……
○高杉廸忠君 私は、労働関係の委嘱審査に際して、第一に労働省関係の予算について、第二に労働保険事務組合並びにその報奨金について、第三に労働行政の態勢と労働災害についてただし、以下順を追って質問をいたしたいと存じます。
まず労働大臣に伺います。大臣は所信において六十年度の重点施策を挙げ、積極的かつ効率的な労働行政を推し進めると述べられましたが、その裏づけであります予算、具体的にどのようになっているのか、まず伺います。
【次の発言】 予算の裏づけの御説明がありましたが、労働省の独自財源たる一般会計予算は年々減少しているわけですね。それで全体の予算に占める割合、これはわずか一一%にすぎないんです。……
○高杉廸忠君 参考人の方々には御多忙のところ御出席をいただきまして、かつ貴重な御意見を賜りまして、ここに敬意を表し、お礼を申し上げる次第であります。限られた時間でありますから、全部の先生方にお聞きしたいと思いましたが、何人かの限られた先生にあるいはなるかと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 高齢化社会での老後の所得保障について国が応分の負担をしていくのは当然であると思っているんです。ところが、先般当委員会における年金の審議に際し政府が明らかにしたところでありますけれども、国庫負担は現行制度の場合と比較しまして、成熟時期に三兆円も減額する結果ということが明らかになっているわけです。……
○高杉廸忠君 職業訓練法の改正案に関する問題についてただしたいと存じます。
職業訓練法は、さきの昭和五十三年改正以降数年を経過しておりまして、この間に急速な技術革新の進展や高齢化社会の到来等、労働者の職業生活を取り巻く環境条件は大きく変化してきていると思います。また、これに伴いまして、現行の職業訓練制度のあり方が問われてきていると考えます。したがって、今回の法改正は時宜を得たものと言われますが、本法案提出に至る経緯及び改正の主要点等についてまず伺います。
【次の発言】 次に、高齢化社会の到来と改正内容との関係について伺います。
最近の景気拡大に伴い、雇用失業情勢も改善の兆しが見られるといい……
○高杉廸忠君 本委員会における年金審議も大詰めを迎えました。年金審議に際し、今回の政府案に対しては、今日までその質疑を通じて同僚の和田委員、安恒委員、対馬委員、糸久委員の各委員がその問題を浮き彫りにしてまいりました。それは基礎年金の性格、水準、財源、経理区分の不明確、フルペンションを受給できない者の増大、無年金者を生ずること、全く不十分な資料提出の政府の姿勢、改正に伴う激変する者の放置、さらに婦人の立場から、真に独立した年金権の確立がなされていないこと、また、母性保障の立場からの配慮が全く欠落をしていることなどが明らかにされてきたところであります。したがいまして、私は、今日までただされてまいり……
○高杉廸忠君 実効ある男女雇用平等について今国会会期末の重要な審議に際し、恐縮でありますが、お許しをいただいて緊急問題について労働大臣にただしたいと存じます。 労働大臣、昨日、長崎県高島町にある三菱石炭鉱業高島礦業所で、死者十一人、重軽傷五名を出した痛ましい炭鉱事故、坑内災害が起こりました。この際、亡くなられました方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々にも御家族の方にも、心から弔意を表する次第であります。 報道によりますと、同礦業所は可燃性ガスの含有率が高い甲種炭坑でありまして、事故現場近くの送風ファンがとまっていたため、坑道上部にメタンガスがたまり、何かの火源で爆発したのではない……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一、手当の全部又は一部停止の所得限度額決定に当たっては、離別母子世帯の生活の実態をも勘案し、今後適切な配慮を図ること。 二、父子家庭及び養育者が祖父母である家庭等の増加に対応し、今後きめ細かな施策を検……
○高杉廸忠君 社会党の高杉理事であります。 本日は、いわゆる労働者派遣事業法案の審議に際しまして、参考人の方々には御多用のところ御出席をいただきまして、かつ、本法案に対して貴重な御意見を賜りましたことにまず敬意を表し、お礼を申し上げる次第であります。 限られました時間でありますから、私は主として宮里参考人に五点ほど重要な事項について順次お伺いをいたしたいと考えます。 まず第一に、先ほど宮里先生は中間搾取の規制が行われていないことを重要な問題点として指摘されましたが、派遣先と派遣労働者との間には雇用関係があるから、労働基準法で言う第六条の中間搾取という問題はないという見解があるわけですが、……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘、各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき、速やかに格段の努力を払うべきである。 一、戦没者遺族等の老齢化の現状及び生活の実態にかんがみ、国民の生活水準の向上等にみあって、今後とも援護の水準を引き上げ、公平な援護措置が行われるよう努めること。 二、……
○高杉廸忠君 本委員会におけるいわゆる労働者派遣法案の審議も大詰めを迎えました。私は、本委員会における審議の過程で、委員各位より本法案に対して多くの問題点の指摘がありました。修正すべき具体的事項の要求もありました。また、政府に対しての幾つかの要望、要請もありました。その基本は、派遣される労働者の労働条件、労働基本権とも言うべき団体交渉権、また、使用者の責任の明確化等々であると考えます。 したがいまして、締めくくりとも言うべき質問として、私は以下十二項目にわたって確認の質問をいたしたい、順次行っていきたいと存じます。 まず第一に、派遣元事業主が労働者派遣事業により不当な利益を得ることは問題で……
○高杉廸忠君 本法案の重要な事項と問題点については、先ほど来糸久委員より具体的に質疑がありましたので、私は、本法案についての基本的な問題を初めとして、本法案にかかわる周辺問題として、父子家庭問題、それから学童保育問題、保育所、さらに幼保一元化問題等について、以下ただしたいと存じます。 まず、児童手当の基本認識について伺います。 今日、若い世代を中心に家庭観や子供観、ないし子育て観は変化しつつあるのではないかと思います。それは一面では子育てをめぐるさまざまな問題が若い夫婦に負担感をもたらし、不安な気持ちを抱かせるといったことにもよるものと思われますけれども、子育ての持つ社会的な意義というもの……
○高杉廸忠君 ただいま内需拡大に関する対策について長官並びに赤羽調整局長より御説明がありました。この際、私は内需の拡大問題、貿易摩擦問題、さらにECとの関係、こういう問題について以下ただしたいと存じます。 私は、去る九月二十四日より二十六日、ブラッセルにおいて開催されました第七回日本・EC議員会議に本院より代表の一員として出席をいたしました。EC議員の代表と率直に意見の交換を行いまして、我が国とECとの貿易摩擦問題についても我が国の立場から主張も行い討議をしてまいりました。したがって、この際、この会議に出席をいたしまして私が肌で感じたことや印象などを申し上げまして、以下お伺いをいたしたいと存……
○高杉廸忠君 私は、労働行政一般について、労働大臣並びに関係当局にただしたいと存じます。 山口労働大臣は、中曽根内閣の閣僚として就任をされて満一年を迎えるに至りました。御就任以来意欲的に労働行政の推進のために取り組まれて、積極的なその姿勢とその情熱は多といたしますが、今日なお多くの課題と問題が山積していると思います。 そこで私は、最近の雇用失業情勢と今後の見通しを初め、定年制、高年齢者対策、労働時間短縮、さらに茨城県友部自動車学校問題などについて、以下順次ただしたいと存じます。 まず、最近の雇用失業情勢の特徴と背景及び今 後の動向の見通しについて伺います。 また、改正雇用保険法、改正身……
○高杉廸忠君 私は、厚生行政に対する一般質疑に際し、第一に来年度の厚生省予算について、第二に先般社会問題となりました佛祥庵事件について、第三に許認可の規制緩和について、以下順を追い、厚生大臣を初め関係当局にただしたいと存じます。 まず、来年度の予算に対する厚生大臣の姿勢について伺います。 昭和六十一年度概算要求枠について、政府は七月末に各省に大変厳しい概算要求枠を示しました。それに従って八月末の概算要求が財政当局に提出されているわけでありますけれども、高齢化社会進行に伴う当然増経費が膨大となる社会保障予算は切り詰めようのない実態になっていると思います。 そこで大臣に伺いますが、大臣はどの……
○高杉廸忠君 本法案は、昭和二十三年以来の大改革であり、本委員会における重要法案にもかかわらず、厚生大臣が年金担当大臣として年金の審議に優先をされ、本業の本法案については十分な審議を尽くすことができなかった、このことは極めて残念であり遺憾である、このように思います。 私は、本法案審議の最終段階に際して、今までの本委員会における質疑を通じてこれを総括する立場から、医療法の第二次改正を早急に行うことを前提として、以下、厚生大臣に確認の質問を行いたいと思います。 まず第一に、厚生大臣に伺います。 都道府県に医療計画を策定させるだけではなく、医療従事者の養成を含めた確保の対策、さらに現実の地域偏……
○高杉廸忠君 限られた時間でありますから、端的に厚生大臣の所信に対して質疑を行いたいと思います。本来、本委員会なら下村先生の和やかな中で締めくくるわけでありますが、きょうは予算委員会の都合で私が締めくくりということになりました。 限られた時間でありますから、大臣に端的に伺うわけでありますが、きのうから厚生省前に約二百名の障害者の方が座り込みをしていると、こう聞くんですが、座り込みをするのにはよほどのことであって切実な問題だと、こういうように思うんです。 そこで伺うんですが、障害者の人たちが何を要求しているのか、また大臣はこれに対してどう考えるのか、まず伺います。
○高杉廸忠君 フィリピンに建設予定と伝えられています労働安全衛生センターについて伺います。
昨年の昭和六十年十月二日付の報道によりますと、「労働省は安全衛生分野でASEANでの人材育成に乗り出す」、こういうことを決めたとのことでありますが、この際は、ASEANにおける人材育成、その構想について説明していただきたいと思うんです。
【次の発言】 フィリピンに労働安全衛生センターを建設するという準備を進めているようですけれども、具体的に今どういうような状況になっているのか、伺います。
【次の発言】 報道によりますと、同センターの建物と使用する機材はすべて無償ですね。日本側が供与し、本年には建設のた……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。 一、廃棄物の適正な処理が国民の生活環境の保全上必要不可欠であることにかんがみ、新五箇年計画の完全達成を期するとともに、地方公共団体の財政負担の軽減に配慮すること。 また、三年後の……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本興産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 今後における高年齢者の雇用就業機会の確保の重要性にかんがみ、政府は、次の事項を含め、高年齢者の雇用就業対策の拡充強化に格段の努力を払うべきである。 一、高年齢者の雇用就業対策について、今後の高齢化の進展、……
○高杉廸忠君 議題であります両法案についてただしたいと思います。 まず。環境衛生公庫法案に関して、財政投融資、政策金融と環衛公庫の役割について伺いたいと思います。 財政投融資の役割が日本経済の発展で大分変化してきたと思うんです。また今日、金融を取り巻く諸情勢も変わってきたと考えます。この点については。先週の本委員会においても、年金積立金の有利運用との関連で、それぞれから質疑があったところであります。 私は、政策金融のあり方との関連で伺いたいと思うんですが、財政投融資の原資と運用面における大きな変化をどのように認識しているのか、まず伺いたいと思うんです。
○高杉廸忠君 中小企業退職金共済法案の審議に際しまして、一般の民間中小企業の退職金制度の実態についてまず伺います。
労働省の昭和五十六年退職金制度調査等の数字をもとに企業別の退職金制度の普及率を見ますと、一人から九大規模では五割強であり、十人から二十九大規模では八割ですが、その背景と、小規模企業における退職金の普及についてどのような対策を講じておられるのか、まず伺います。
【次の発言】 退職金制度調査は、これは昭和五十六年でありますが、これによりますと退職金制度がある企業数の割合は、三百人以上の大手企業では九九%を超えている。三十人から九十九人の小規模企業では九〇%、こうなっているんです。
……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 原手爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する 附帯決議(案) 政府は、昨年、本委員会において死没者への弔意を込めて採択した恒久平和への決意及び被爆者対策充実に関する決議を尊重し、また、広い意味における国家補償の見地に立ってその対策が講じられるべきであるとの原……
○高杉廸忠君 労災保険法等の改正法案審議の最終段階に際しまして、私は、今までの本委員会における各委員の質疑を通じて問題点であります幾つかの事項について、労働大臣を初め行政当局の対応について確認質問を行いたいと存じます。以下、具体的に伺います。 まず、事業主の意見の申し出についてただし、確認をいたしたいと思います。 省令の中で、労災保険の支給決定に当たり、事業主にも行政庁に対する意見の申し出の機会を付与する旨の制度を新設しよう、こうしているようですけれども、事業主の意見の申し出は、本来法的には認められない使用者の不服申し立て制度、この実現への足がかりとなるものであって、それは保険給付の決定を……
○高杉廸忠君 私は、まず生活保護と国庫補助の関係について伺います。
生活保護法では、他の福祉法と異なって国と地方自治体の共同の責任ではなく、国の責任であることが明らかに規定されているところであります。
そこで、この際、確認の意味も含めて伺いますが、その理由はどのような点にあると認識していますか。まず厚生大臣に伺います。
【次の発言】 そのような理由からしますと、本来国が全額費用を負担することになりますが、それを国が八割、それから地方自治体が二割、これに定めた理由これはどこにあるんですか。
【次の発言】 その理由、もう一つはっきりしませんけれども、ある面ではもっともらしく聞こえるんですが、権……
○高杉廸忠君 社会党の高杉であります。先生には大変御多忙のところ参考人として御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。限られた時間でありますから重複を避けまして、財政、税制についてそれぞれお伺いをいたしたいと存じます。 まず、財政についてお伺いをいたします。 中期的な視点に立った現行制度の改革の方途を国民にわかりやすい形で示すべきである、こういう先生の御意見に対しまして非常に共感を覚えるわけであります。私どもも政府に財政再建への手法、手段を示すように再三求めてきたところでありますけれども、財政の中期展望といった機械的に計算した数字を示す、それにとどまってい……
○高杉廸忠君 私は、政府の社会保障に対する基本姿勢からただしたいと存じます。
総理にお伺いする前に、まず臨調に関連して伺います。
臨時行政調査会は、去る昭和五十八年三月十四日、第五次答申を提言してその活動を終えました。その後、行革の推進役として臨時行政改革推進審議会が設けられております。
そこで伺いますが、第一にこの機関の現在のテーマ、第二に報告書発表の日程、第三に特に推進状況調査小委員会のテーマ、第四に報告書の概要、第五に案文の取りまとめの日程をこの際明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 総理に伺います。
従来、この推進審議会の答申が提起されますと内閣は、答申を最大限に……
○高杉廸忠君 先週の三月二十日に宇都宮地裁で宇都宮病院事件に関する第二次判決がありましたが、その判決並びに理由について伺います。
【次の発言】 厚生大臣に伺いますが、この判決についての所見を伺います。
【次の発言】 今、最高裁からのお話のように傷害致死、一昨年この問題等で大変社会問題となりました宇都宮病院事件というのはまだ終わっていない、こういうように思います。この問題については、別の機会を得てただしたいと存じます。
次の質問に入りますが、大蔵大臣並びに厚生大臣に伺います。
現在の予算編成は、歳出圧縮のために原則として全経費を対象として概算要求の段階で一律にシーリングを設定するという手法を……
○高杉廸忠君 私は、去る三月十四日の総括質問の際に長寿国問題について総理にお尋ねをいたしました。総理のおひざ元のことでもありましたので、その廃止については特に慎重にしていただき、人命尊重の立場から患者さんや地域の人たちとは十分な話し合いをするように三つのお約束をお願いをいたしました。総理からも御理解ある御答弁をいただけたものと考えております。
そこで、この際確認の意味で伺いますが、このたびの事態の収拾はこの約束に沿ったものであると存じますが、そう理解していいかどうか伺います。
【次の発言】 厚生大臣からの答弁もありましたように、このたびの事態の収拾は労使間での合意の形をとって一応の決着を見た……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして逓信委員長に選任されました高杉廸忠でございます。委員長としてその職責の重大さを痛感している次第でございます。 本委員会は、特にマル優廃止問題や金利自由化への郵政事業の対応、あるいは新規参入に伴う有効かつ適正な電気通信市場の形成、NTT株式の透明かつ公正な売却、放送衛星の正常な運用、国際放送の充実等幾多の課題を持っている今日であります。委員各位の御協力と御鞭撻をいただきまして、全力を尽くしてその職責を果たす所存でございます。 何とぞ皆様方の温かい御指……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、国政調査に関する件についてお諮りをいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社常務取締役・経営企画本部長草加英資君、同じく電話企画本部営業推進部長西脇達也君、同じく労働部次長和田紀夫君を参考人……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る十月二十二日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として橋本孝一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、日本放送協会の役職員を参考人として今期国会中、必要に応じ、随時出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
また、日本放送協会昭……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る一月二十六日、福田幸弘君が委員を辞任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りをいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のう……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本委員会は、委員一名が欠員となっておりましたが、去る三月二十七日、新たに当選されました小川仁一君が本委員会の委員に選任されました。(拍手)
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。唐沢郵政大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、郵便法及びお年玉等付郵便葉書及び寄附金付郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案を議題とい……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社常務取締役電話企画本部長高橋節治君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、郵政行政の基本施策に関する件及び郵便法及びお年玉等付郵便葉書及び寄附金付郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、大森昭君が委員を辞任され、その補欠として小川仁一君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案及び郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案の三案を便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
じゃ、続けてください。
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る二十三日、関口恵造君が委員を辞任され、その補欠として添田増太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び簡易保険郵便年金福祉事業団法の一部を改正する法律案及び簡易生命保険法及び郵便年金法の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 それでは速記を起こしてください。
他に御発言もなけ……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから通信委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
電気通信事業法の一部を改正する法律案、放送法及び電波法の一部を改正する法律案及び電波法の一部を改正する法律案、以上三案の審査のため、本日の委員会に国際電信電話株式会社代表取締役副社長児島光雄君、日本電信電話株式会社常務取締役経営企画本部長草加英資君、同社経営企画本部営業企画部長井上秀一石及び同社電話企画本部営業推進部長西脇達也君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員以外の議員(高杉廸忠君) 委員長の大変温かい御配慮をいただきましたので、この際お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。 昨年の七月、逓信委員長に選任されまして以来、理事の皆様方、また委員の皆様方から多大な御協力を賜り、心温まる御友情をいただきまして、大過なく重責を果たすことができました。ここに改めて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 当委員会に課せられました重要課題はたくさんあるわけでございますので、今後とも上野新委員長のもとでますます御活躍されますよう御期待申し上げますとともに、皆様方の御健勝を心からお祈りを申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。ありがとうございました……
○高杉廸忠君 先ほど昭和六十三年度における科学技術庁の予算について御説明がありましたが、以下重要事項について順次ただしたいと思っております。
まず日米科学技術協定について伺いたいと思いますが、最初にこの協定の改定交渉の進展状況と今後の見通しについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今お話がありましたが、協定の内容とか改定の中身について、交渉中ですからそれに触れてもなかなかお答えにくいと思いますね。
そこで、一般的にということでお伺いをしたいんです。これは特許庁だろうと思いますけれども、これは一般論でお答えをいただいて結構です、知的所有権の保護強化、これは極めて大事だと私は考えるんです……
○高杉廸忠君 参考人の方々には、大変貴重なお話をいただきましてお礼を申し上げたいと思います。 後藤先生と全く同じで、私も余り高度なお話を聞いて、実際どうだろうかというような面で二、三まず高良先生にお伺いをするんですけれども、放射光が必要であり重要なことというのはよくわかりました。しかし、光については、今レーザーの分野でもいろいろどんどん進んでいるのです。そこで伺うのですが、放射光の応用分野とレーザーの応用分野というのはどういうふうに違うのかなという点が一つですね。 それから二つ目は、先ほどすばらしい放射光というお話を伺ったのですが、放射光ですから、ある面では周辺に対する影響、これは当然出て……
○高杉廸忠君 それでは、委員長の進行に協力をする意味で端的に御質問をいたします。 社会党の高杉ですが、菊地先生に社会保障についてお伺いいたします。 先生、か先ほどのお話の中でも指摘されましたように、厚生白書の中で、政府は、わが国の社会保障も大きく前進をし、現在の社会保障は制度の内容、水準とも国際的に遜色のないものになっている、こういうふうに説明しているわけですが、先ほど先生は年金を例にとっていました。未成熟で、いわゆるモデル的なものについては厚生年金一二%という受給者でわずかである、こういうふうにお話もありましたから、社会福祉施設に対する質、量両面からの強い要望があるわけですが、西欧の先進……
○高杉廸忠君 私は社会福祉施設における夜間の勤務の件などについて伺いたいと思いますが、時間が非常に限られておりますので、簡潔にひとつお答えをいただきたいと思います。 御承知のとおり、社会福祉施設の宿直のあり方については、昭和二十二年九月十三日付基発第十七号があり、昭和四十九年七月二十六日付基発三百八十七号でその取り扱いが示されております。また同日、基監発第二十七号によって運用上の留意事項としての幾つかの事例が挙げられているわけであります。 そこで伺いますが、いまから申し上げるような場合は、勤務の取り扱いは宿直ではなくて夜勤であると思います。これは、茨城県の東茨城郡茨城町にあります社会福祉法……
○高杉廸忠君 私は、いま議題になっております専売公社の改正法について、物価対策の立場、国民生活の影響、そしてたばこの値上げと制度改正、かつ喫煙と健康等々について、大蔵大臣を初め総裁、経済企画庁、厚生省、各省庁にお伺いをいたしたいと存じます。 まず大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、最近のように卸売物価が年率にして二〇%、大変急上昇をしている。消費者物価への波及ということが心配されている今日でありますが、公共料金の引き上げは極力抑制して政府みずからがその範をたるべきだと、こういうふうに思うんです。 本年度の値上げ予定の公共料金の中でも、特に消費者物価への寄与度の高いたばこでありますから……
○高杉廸忠君 関連をして、通産大臣、経済企画庁長官に御質問をいたしますが、去る二月の二十日本院物特委員会で、私はわが党の試算を含めて政府並びに当時出ました代表の各参考人の方に御質問をいたし検討をいただくことの申し入れもいたしました。そのときにきょう御出席でありますが、通産省の安田公益事業部長から、突然いただいた試算であるというふうなお話から、大変貴重な意見でもありますし、十分検討する旨のお答えをいただいたわけであります。特に燃料費の算定が各社の申請と私どもの試算との間にかなりの違い、開きがあります。私はまず経済企画庁長官から、私どもが示した圧縮できる三三.五六%であります、平均して。しかもこの……
○高杉廸忠君 私は、老人ホーム及び特別養護老人ホームにかかわる費用徴収基準の問題につきまして、厚生大臣並びに関係当局に御質問をいたしたいと存じます。 この問題につきましては、去る三月十八日本院社会労働委員会において質問をいたしましたが、時間の関係で十分意を尽くせませんでしたので、引き続き本日質問をさせていただきますが、そこで、これまでの質問で大臣が明らかにされた事項について確認の意味で伺いたいと存じます。 大臣は、この件に関しまして第一に、少なくとも費用徴収に値する施設、すなわち施設の整備が肝要であり、施設改善については青写真を出しますと答えられ、第二に、費用徴収に当たっては何よりも制度の……
○高杉廸忠君 私は、溶接工の技能検定制度並びにその統一化に向けて、通産大臣並びに工業技術院に伺いたいと存じます。
私は、八十四国会、昭和五十三年四月二十七日の本院社会労働委員会において、通産省、運輸省、建設省及び労働省の各省が協議をし、検討努力を約束いたしました溶接技能検定の統一化問題について、その後どういうような措置がとられてきたか、その内容について聞きたいと存じます。
特にお願いをいたしたいのは、具体的かつ詳細にその協議の内容についてまず御説明をいただきたい、このように存じます。
【次の発言】 いまのお話のように、労働省基準局の安全課が仲介となって協議をされたというんですが、私の聞いて……
○高杉廸忠君 質疑の前にまず委員長にお尋ねをいたしますけれども、現在委員が何人ぐらいこの委員会に出席をされておりますのか。それと同時に、私のこれからの質疑は、有効に本委員会が構成されてないとすると、私の発言はどういう効力があるのかどうか、委員長にまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 私は開会当初から、本委員会は連合というきわめて重要な審議の場でありますから、有効にこれが成立をして、そして所管の大臣にそれぞれ重要な点を質疑をし、明らかにして、本法案に対する審議を尽くしたい、こういう立場で臨んでいるわけでありまして、その点からすれば、有効に成立していないとすれば私の発言については留保を……
○高杉廸忠君 健康保険法の改正案の連合審査に際しまして、私は地方行政委員の立場から関連する事項について政府の姿勢をただし、以下質問をいたしたいと存じます。 まず、国民健康保険関係について伺います。 国保財政に対する市町村の持ち出しが多い状況から見まして、昭和五十七年度の被保険者一人当たりの一般会計繰入金は三千四十一億円であり、こうしたことがどうなるかというところに問題があると思います。特に、退職者医療制度は国保と一緒に市町村が扱うことになって、同制度に対しても市町村の補てんが強いられるのではないかとの懸念があります。退職者医療制度の拠出率については、予想される高齢化社会の到来に伴いまして当……
○高杉廸忠君 本法案の連合審査に際し、私は商工委員として関連する事項について以下数点にわたり質問をいたしたいと存じます。
まず、大蔵大臣に伺います。
本法案において日本たばこ産業株式会社は、「たばこの製造、販売及び輸入の事業」、これらの「事業に附帯する事業」に加えまして、「会社の目的を達成するために必要な事業」も行える、こういうふうになっております。この「会社の目的を達成するために必要な事業」とは具体的にどのような事業なのか、まず伺います。
【次の発言】 次に、現在世界にはビッグスリーと呼ばれるたばこ企業が存在していますが、これらの企業の企業活動のうち、たばこに関する事業の比率はBATで五……
○高杉廸忠君 社会党の高杉でございます。 林先生に防衛で二点伺いたいと思いますが、まず防衛費のあり方についてでありますが、政府の防衛力整備の大綱の装備目標を達成するためにつくられましたいわゆる五六中業ですね、五十九年度の防衛費予算は御承知のとおりに六・五%の突出になっているわけです。それにもかかわらず五六中業の前二カ年の進捗率は二七%しかないわけです。したがって、五六中業を達成するとなれば残り三年間は八%から九%の予算の増加が必要となる、こういうように言われているわけでありますが、先生はどうお考えになりますか。これが第一であります。 第二は、お答えをいただいてから御質問いたしたいと思います……
○高杉廸忠君 ありがとうございました。 今、先生から、知能の老化と老年痴呆についてのお話で、その関係や現状はある程度ただいまの御説明でわかったんですが、さてこの問題を、予防といいますか、先生の、この医学会新聞でも述べておられますように、「望まれる病因の早期解明」というようなことの中で、「全体像をとらえる広範な学問の研究体制、これが必要だ」というようなことで、そうなりますと、もう少しその辺をちょっと具体的に、御所見も含め伺いたいと思います。 それからもう一つ、ついででありますが、この際でありますから、研究体制を行政に具体的に要望することがたくさんあると思いますけれども、そういうものもあわせま……
○高杉廸忠君 社会党の高杉理事であります。 公述の方々には大変お忙しいところ御出席をいただきまして、貴重な御意見を賜りましたことにお礼を申し上げる次第であります。また、それぞれのお立場で実効ある男女雇用平等のために御活躍いただいておりますことに敬意を表する次第であります。高野先生も御出席ですけれども、男女の差別なく平等に公平にそれぞれの方にお伺いをいたしたいと存じますけれども、いずれにしても限られた時間でありますので、二、三の方になろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。 先ほどそれぞれの方からお伺いをいたしまして、特に安西さんと岸本さん、非常に対象的なお話を伺いましたから、端的……
○高杉廸忠君 私は社会労働委員会の立場から以下数点にわたってただしたいと考えます。
時間の制約もありますから簡潔に伺いますが、まず新電電の当事者能力について伺います。
電電公社が民間に移行することによって当事者能力はどのように改善されるのか、まず伺います。
【次の発言】 新電電の経営の自主性というものは、あくまでも尊重すべきでありまして、事業計画等に対する政府の不当な介入や規制は行うべきではない、こういうふうに考えます。確認いたしますがいかがですか。
【次の発言】 電電公社は先端産業でありまして、業績も上がっておりますけれども、公社制度により労働条件というのは抑制されてきています。聞くとこ……
○高杉廸忠君 要介護老人対策の基本的な問題、あるいは中間施設のあり方等についてお話をいただきましてありがとうございました。 そこで、限られた時間でありますから以下五つほど具体的にちょっと伺いたいと思いますけれども、最後に貴重な意見として言われました、我が国はやがては超高齢化社会、世界に例を見ない長寿社会ということは我々も予想されるわけですが、課題としては保健、医療、福祉、私は年金も含めてだろうと思いますが、そういうすべての連携そして協力、この上で対策が基本であるということも異論はないんです。 具体的に費用の点で、中間施設について申し上げてみたいと思うんですが、費用負担ですね、中間施設にかか……
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