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吉田正雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉田正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
171位
委員会発言(議会)歴代TOP500
466位
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161位

11期委員会発言TOP10
5位
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20位
11期委員会発言(非役職)TOP10
5位
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3位
12期委員会発言TOP10
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12期委員会発言(議会)TOP10
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12期委員会発言(非役職)TOP10
6位

このページでは吉田正雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉田正雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/28、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 御承知のように、現在日本が直面をいたしております、あるいは抱えております最大の課題は、何といっても食糧問題とエネルギー問題であるわけです。このエネルギー問題をどのようにとらえていくかというとらえ方によって、私は問題の解決の仕方というものが根本的に変わってくるんではないかというふうに思っているわけです。  御承知のように、一九七二年、例のローマ・クラブがリポートを発表いたしましたけれども、これは「成長の限界」と名づけられておりまして、皆さんも御承知のように、有限の資源や環境の中で成長が無限であり得ない、いずれは限界に逢着をするということを言い、成長の限界はこのまま進むならば百年以内……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、先日も委員会で、今日、日本が直面をいたしておりますエネルギー問題に触れながら、とりわけ今日まで進められてまいりました原子力開発に関します行政のあり方に触れながら具体的な問題として柏崎・刈羽に建設が認可をされました原子力発電につきまして、今日までの安全審査委員会の審議のあり方と、それから具体的な現地における調査等の中に幾つかの点で問題があるんではないかという点で指摘をいたしてまいったところです。そして、必ずしも十分な、あるいは現地の住民の皆さんが従来指摘をしてまいりました点が解明をされない、ますます原子力行政のあり方なり安全審査会のあり方について不信感をむしろ増大をさせる結果……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、いま提示をされておりますこの二法案に関連をしてぜひ必要な点がありますので、先回の委員会でわが党の森下委員の方からも日米核燃料交渉について質問が出されましたし、他の委員からも出されておりますけれども、まだ不明確な点といいますか、回答内容があいまいな点がありますから、若干お聞きをしておきたいと思うんです。  で、御承知のように、八月末から九月初め、東京における第三次交渉でこの半年に及んだ日米核燃料交渉が妥結をして、九月の十二日の午後――これ現地時間――ワシントンで宇野科学技術庁長官それからスミス核不拡散問題担当大使らとの間で、東海再処理施設の運転に関する日米共同決定、まあ詳しく……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、日本社会党の吉田正雄です。大変きょうは御苦労さまでした。  最初に安藤先生にお尋ねいたしたいと思います。  先生の専門的分野についてお尋ねいたしたいと思うのですが、たしか、原子力関係、特に炉の安全構造であるとか、あるいは材料工学的な分野、こういう方面を専門にされておるんじゃないかというふうにお聞きいたしておるんですが、その点、よろしゅうございますか。大ざっぱな点でよろしいのですか、そうですか。
【次の発言】 次に、昭和四十九年の九月一日に発生した例の「むつ」の放射線漏れの原因を調査するため、同年十月二十九日の閣議で、「むつ」放射線漏れ問題調査研究委員会を設置することが決定を……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/11/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 いままでの答弁は答弁になっていないんですよ。いいですか。IAEAのこの協定が発効するためにこのような国内法というものを制定をしなきゃならない義務を負っているのかという質問に対しては、全然義務を負っておりませんということをあなたははっきり答弁をしているんですね。そして、追い詰められると、IAEAに対する信頼度から必要だと、こういうまた言い方で循環をしているわけです。秘密の具体的な内容を言いなさいと言えば、たとえばというふうな話で、転々として、国家機密になったり、企業秘密になったり、一体何が守らなければならない秘密なのか、秘密の性格、範囲、それを具体的に言いなさいと言うと、ちっとも具……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 局長に一点だけ聞いておきたいんですけれどもね、いままでの参考人の話からいたしますと、コアの差しかえが行われたという事実は、これもう客観的であって、否定することの怖きない事実であるわけですよ。そういうことは、科学技術庁の独自の調査によっても、人数の多小にかかわらず、あったということは、いままでの答弁の中で認められておるわけですけれども、皆さん方は、あるべき地質図の想定する地質構造からするならば、そんなことは心配ないという判断なんですけれども、しかし、どこに断層があるのか、あるいは不整合の部分がどこにあるのかですね、それを調べるためのボーリングコア調査なんですね、これ。ですから、かく……

第82回国会 農林水産委員会 第6号(1977/11/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、この米の需給調整といいますか、新たな生産調整とも呼べるこの再編対策に対しまして、今日まで衆参両院におきましてもそれぞれ審議はされてまいっております。残念ながら他の委員会との関係で今日までの農林水産委員会における審議状況というものを聞いてまいりませんでしたので、そういう点で私の質問が重複することを、最初にお断りをしてお許しをいただきたいと思うわけです。  いまさらこういうことを先生方に申し上げるのも何かと思うんですけれども、私は洋の東西あるいは古今を通じて、食糧というものがその民族や国家の生存にとって最も基本的なものであるだけに、農は国のもとというこの大法則というものが、私は……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/28、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今回、原子力基本法等の一部を改正する法律案が提案をされたわけでありまして、一昨二十六日の本会議並びに引き続いての委員会で、大臣からの提案趣旨の説明と法案内容についての若干の説明があったわけであります。これについて質疑をいたしたいと思うわけでありますけれども、この基本法が制定をされましてから二十三年間経過をいたしておるわけでございまして、きわめて重要な法案であるわけです。この法案が改正をされなければならないいろんな経過と、あるいは理由があって提案をされておると思うわけでありますけれども、この改正案についてただす前に、現行基本法について制定当初の経過あるいは法の内容等について、若干あ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1978/05/08、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 社会党の吉田正雄でございます。本日は本当に御苦労さまでございました。  それでは私の方から、この原子力基本法改正案に対するただいまの参考人の意見に触れまして、幾つかの点で参考人の皆さん方にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。非常に時間が限られておりますので、原子力行政懇談会の座長を務められまして、この意見を取りまとめられました有澤先生、さらには安全審査会の会長として今日まで原子力行政の重要部門に参画をされてまいりました内田先生に主としてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず、有澤先生にお尋ねをいたしたいと思いますけれども、この意見書が出されましたのは五十一年の七月三……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1978/05/10、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、先回に引き続きまして幾つかの点について御質問を申し上げたいと思うんです。  なお、本日の時間もきわめて限定をされておりますので、次回ということもありますから、一応きょう用意したものできょうやれないものが当然出てまいりますから、そういう点では事務当局の方でも、お聞きをする項目だけ最初に申し上げておきますので、きょう終了しなかったものについては、次回までにひとつ御用意をしておいていただきたいというふうに思うわけです。  お聞きをしたい点は、きょう予定したものでは六点ございます。これは大きな項目ですが、一つは原子力委員会の二分割をされるに至った趣旨ですね、その点についてお聞き……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/12、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 十日の日の委員会では原子力基本法の主として委員会の分割その他についてお聞きをいたしたところでありますけれども、きょうは先般の質疑で残されたものを引き続いて質疑をしたいということでありますが、それに先立ちまして、昨日の新聞報道によりますと、東北電力角海浜原発建設に絡む汚職について報道がなされております。これについてはすでに通産、あるいは警察庁、これはもちろんこの摘発の主管官庁ですから、当然この経過については御存じと思うんですけれども、警察庁の方、お見えになっているでしょうか。その前に、一応通産の方ではこの汚職問題について、新聞報道以前に何らかの情報というものを入手をされておったのか……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/26、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、このたびの原子力基本法等の一部改正に関する法律案について通産大臣に若干の点御質問をしたいと思うんです。  この改正案の提案理由説明では、「原子力開発利用の推進に努めてきたところでありますが、必ずしも期待どおりの進展を見せていない状況にあります。」と述べて、「このような状況を打開し、今後とも原子力開発利用を円滑に推進していくためには、原子力に対する国民の信頼を確保し、国民の理解と協力を得るために、さらに万全の努力を払うことが必要であります。」と、従来の原子力行政のあり方について反省をいたしておるわけです。  そこで、国民の信頼を得られなかった最大の理由が何であるというふう……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、原子力基本法等の改正案につきまして、この基本法が原子力の平和利用ということを基本理念としておるという点を踏まえまして、防衛庁にこれと関連をして若干質問をいたしたいと思っているのです。  御承知のように、最近、わが国の防衛力の増強という観点から、核武装論なるものが盛んに論議をされているようであります。これをめぐって政府は、本国会における衆議院あるいは参議院の予算委員会等におきまして、核保有についてそれぞれ、外相あるいは内閣法制局長官あるいは首相答弁の形で、数回にわたって見解が示されておるわけです。しかし、この見解も答弁者によってそれぞれニュアンスが異なっております。政府の……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、一昨日発生をいたしました宮城県沖を震源地とする東北地方の地震についてお伺いをいたしたいと思うわけです。  この地震によって、各地では相当大きな被害も出ておりますし、二十名を超す死者も出ておるわけです。この科学技術対策委員会でも、最も私どもが重点を置いてまいりました原子力発電所の安全性の問題に関連をいたしまして、特に地震の際における原子力発電所の施設設備の安全性、とりわけ原子炉の安全性がどのように確保をされるのかという点について、今回の地震は、そういう点で私は今後の安全性確保に関して一つの大きな教訓なりあるいは資料なりというものを与えてくれたのではないかというふうに思ってお……

第84回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1978/06/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それじゃ大臣にお聞きをいたしたいと思うんですが、きのうからけさにかけましてのテレビや新聞報道で、大臣も御承知のように、ソ連が去る四月の北洋サケ・マス漁業をめぐる中川農相とイシコフソ連漁業相のモスクワでの話し合いに基づく日ソ漁業共同事業計画の推進と、北方四島の一部である貝殻島のコンブ漁をことし再開しようという日ソ間の話し合いをすべて拒否するとの方針を決めて、外交ルートを通じて日本政府に通告をしてきたということが報道されているわけですね。この問題については、大臣みずからが交渉の衝に当たって話をまとめられた最高の責任者であるわけですね。ところが、今回、一方的にこのような通達が、しかもソ……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、ただいま議題となりました農業者年金基金法の一部改正案についてお尋ねをいたします。  当初に、聞くまでもないことなんですけれども、本年金制度の趣旨、目的について再度確認をいたしておきたいと思うんですけれども、農業者年金は農業経営の近代化、農地保有の合理化など構造改善政策を一つの柱としており、優秀な経営担当者の確保、経営移譲の促進を図りつつ、同時に農業者の老後の生活の安定と福祉の向上を図る社会保障制度の性格をあわせ持つ年金制度であるというふうに理解をしておりますが、そういうことでよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 次に、農業者年金制度が将来にわたって健全な運営を図っ……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/06/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 せっかくそういう意見が提供されましたから、再度理事会を開いて協議されたらどうですか。この場でわあわあやるのじゃなくて、もう一回理事会を開かれて、そして提案者の方からも説明を受けて、再度議論をされたらいい。

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、本日関係各省庁に対して、次の四点について質問をいたしたいと思うんです。ただ、限られた時間でありますから、残された問題については次回に譲りたいと思います。  まず第一点は、原子力行政、特に今後の安全行政についてお伺いをいたしたいと思います。  第二点は、原子力船「むつ」に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  第三点は、柏崎原子力発電所建設に伴う新たなる活断層の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  第四点は、福田総理が、常に、施政方針演説で今日の不況克服あるいは雇用対策の機関車的役割りとして電源開発を挙げておるわけですけれども、この電源開発、とりわけ原発の……

第85回国会 決算委員会 閉会後第1号(1978/10/27、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 御承知のように、円高がますます進んでおりますし、また長引く深刻な不況も相変わらず前途に明るい見通しというものがまだ得られておらない、そういう点で、いま一番不況のしわ寄せを受けておるのが中小零細企業ではないかと思うわけです。そういう点で、とりわけ黒字倒産であるとかあるいは金融のやりくりがつかないというふうなことや、あるいは利子が重いというふうなことで、非常に困難な経営を強いられたり倒産に追い込まれるという例が非常に多いわけです。そういう点で、私は中小企業金融公庫であるとかあるいは信用保険公庫の果たす役割というものは非常に大きいと思いますし、極言をするならば中小零細企業の死活というも……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/10/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に農林水産大臣にお聞きをいたしたいと思いますが、まず最初に、食管制度の堅持について農林水産大臣の考えをお尋ねいたしたいと思うのです。  御承知のように、食管制度は、政府によるたび重なる食管制度の根幹の堅持なる言明にもかかわらず、まず一つとして、四十四年からの自主流通米制度の実施による政府を通さない流通が生じ、国による一元的直接管理が実質的に崩れたこと、二つとして、自主流通米の消費者米価の自由価格及び四十七年四月からの物価統制令の適用除外による政府米についても自由価格であるとしたことによる消費者米価の自由化、三つ目として、四十六年からの買い入れ制限による全量買い入れ制度の崩壊と……

第85回国会 決算委員会 閉会後第3号(1978/11/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 七三年の住宅統計調査によりますと、全国の住宅総戸数は三千百六万戸で、総世帯数を百四十一万戸上回っており、また全都道府県においても住宅数が世帯数を上回っており、数字の上では空家率は全国平均で五・五%、戸数では百七十二万戸が余っていることになります。しかし、住宅の需給状況は、統計上の数字とは別に、特に大都市及び周辺においてはいわゆる遠、高、狭という問題を初め、解決を要する多くの課題を抱えておることは御承知のとおりです。  そこで、最初に、住宅事情に対する建設省当局の現状認識はどのようなものか、まずお尋ねをいたしたいと思います。

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 一昨昨日、十六日の日に、私は決算委員会で水田利用再編対策についてもお聞きをしたところです。きょう衆議院と並行審議をやっておって、大臣とか食糧庁長官という最高責任者が見えておらないわけです。しかし、一応責任ある政務次官以下がお見えになっておりますから、そういう点で幾つかの御質問を申し上げたいと思っているんです。  それで、水田利用再編の問題については、原則的な点で一昨昨日の大臣答弁では、第一期三カ年の目標については変えないという答弁があったわけです。  そこで、私はすでに来年度予算編成の時期にも入っておりますので、その観点からしても、実施をされてきた、あるいは推進をされてきたいまの……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/01/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 科技庁並びに通産省に対して――科技庁というのは原子力安全委員会を含むわけですが――二点についてお尋ねをいたしたいと思うんです。  第一点は、柏崎原子力発電所の建設がただいま行われております。ところで、一昨年九月一日に総理大臣の認可がなされたわけですが、その後建設が進むに従いまして、用地内にきわめて危険な活断層が新たに発見をされたわけです。この点についてまずお尋ねをいたしたいと思いますけれども、これはどちらの所管になりますでしょうか。
【次の発言】 この新たな断層の位置ですね、それがどこにあるのか。またその断層の長さですね。この断層の性格、性質についてどのように把握をしておられます……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1979/03/02、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 大臣の先般の所信表明に関して幾つかの点でお伺いいたしたいと思います。  所信表明の中で大臣は「将来にわたりエネルギーを安定的に確保するためには、石油代替エネルギーの開発が不可欠であり、その中心となる原子力の研究開発利用の推進が緊急の課題となっております。」と述べておいでになりますが、今日わが国の代替エネルギーの開発状況はまさに原子力中心となっております。しかし果たしてこれでよいのかどうか大いに疑問を感ずるものです。ウラン資源そのものが石油とほぼ同程度の有限資源であり、また核燃料はほぼその全量を海外から輸入をしているわが国にとって、石油代替エネルギーとして原子力発電のみに頼ることは……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1979/03/30、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 原子炉等規制法の改正案に非常に大きな関係を持ってくるわけなんですけれども、昨日の新聞報道で、一昨二十八日にペンシルベニア州のスリーマイルアイランドで原子力発電所の重大事故というものが発生したという報道がなされたわけです。私どもも新聞報道以外詳細な内容というのはわかっていないわけです。しかし情報能力を誇る原子力委員会、科学技術庁、さらには通産、外務というところではもう十分に現地の情報なり事故の実態というものについての調査が進んでおるというふうに思っておるわけです。私は非常に重大な問題だと思うわけです。それはなぜ重大かということを言いますと、単に石油危機という点で原子力が必要だという……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1979/04/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 きのうの夕刊とけさの朝刊で例のアメリカのスリーマイルアイランドの原子力発電所の事故に関連をして、アメリカ原子力規制委員会が日本における加圧水型の原子炉に対しても事故発生のおそれがあるんではないかという警告を行ったということと、メーカーでありますウエスチングハウス社の方からも操業者に対して取り扱い等について通告がなされたという報道がなされておるわけです。そして、これをめぐりましてきのうから原子力安全委員会あるいは通産当局との間でこの問題についていろいろ討議が行われておるという報道がなされておるわけです。私は非常に重要な問題だと思いますので、当初にこの点について通産当局それから科学技……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1979/04/25、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に吹田原子力安全委員長に対して幾つかの点でお尋ねをし、さらに今後の原子力安全行政について要望もいたしたいというふうに思っているわけです。  当初に、三月三十日の原子力安全委員会の会議状況といいますか、内容等について若干お尋ねしたいと思うんですが、この日の委員会は午前九時半ころから午後七時半ころまで約十時間というきわめて長い時間にわたって開催をされたというふうに聞いておるわけです。そして会議の冒頭、委員長の方から次の三点について示された。そしてどれが一番好ましいか検討を要請したという報道がなされているわけですね。その三点と申しますのは、全部の原発をとめて点検させるということ、そ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1979/04/27、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 原子力災害に対する防災計画について、前回に引き続いて、以下お尋ねいたします。  本日予定をした時間がきわめて圧縮をされた関係上、関係省庁からきょうも出席をいただいておるんですけれども、四十分という非常に短縮された時間ですので、質問できない点は次回に譲ることになりますので、せっかく出席をしていただきながらきょうお尋ねできない省庁についてはあらかじめ御了承を得たいと思います。  そこで、最初に、西ドイツ内務省が一九七五年七月、再処理工場と原子力発電所に対する大事故の影響評価をケルンにある原子炉安全研究所、IRSに依頼し、この研究は一九七六年八月に完成し、報告書が提出されたことは御存じ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1979/05/09、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般の委員会でも、原子力発電所の事故に伴う災害の発生、これに対する対策というものをどう講ずるのかということでいろいろお尋ねをしてまいったのですが、なおはっきりいたしませんし、残された部分もございますので、本日さらにこの問題について継続をしてお聞きをいたしたいと思います。  この前もお尋ねをしたんですけれども、「原子炉立地審査指針及びその適用に関する判断のめやすについて」というのが昭和三十九年五月二十七日に原子力委員会で決定をいたしておるわけです。ところが、この目安というものについては最後のところにこういうふうに書かれておるわけです。「上記めやすは、実際に原子炉事故が生じた場合にと……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま議題となっています使用済み燃料の再処理によって得られるプルトニウムと燃え残りの濃縮ウランの回収と再利用は、エネルギー危機の解決に役立つどころか、多くの未解決の問題を抱え、今日人類が背負っておる核の十字架に、さらに商業面から新たな十字架を背負わんとするきわめて重大な選択を国民に迫るものであります。それだけに、軽々に結論を下し、悔いを後世に残すことがあってはならないのであります。私は、本法案に反対する立場から主要な問題点を指摘し、大平総理の見解をお尋ねいたします。  第一点は、今日のエネルギー危機をもたらしている主要な原因についてであります。  危機の原因を中東の政治情勢やO……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1979/06/04、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今度の改正案では、従来、原子力損害賠償の適用除外になっておりました原子力事業に従事をする人たち、これが新たに対象になるわけなんですが、その中に核原料物質、燃料物質及び放射性廃棄物の輸送に従事をした人たち、こういう人たちは私当然含まれるというふうに思いますが、この点どうなのか。さらに、従来、輸送に従事した人たちの人数であるとか、あるいは個人的には回数、被曝線量の総量がどうなっているか等、そういう実態というものが把握をされておるのかどうか、まずお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 この法改正をめぐって、たとえば放射線医学研究所等、そういうところに従事しておる人たちと差が出てく……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、公正取引委員会に対して出版物の再版制度についてお尋ねをいたします。  昨年十月十二日の朝日新聞、毎日新聞などによりますと、橋口委員長は前日の記者会見で、レコード、出版物の流通改善のため、実態調査を行うとともに、再販売価格制度により不合理な面が生じているので、独禁法の改正を含め再販制度の規制強化を検討する方針を明らかにしたという趣旨の発言が報道されておるわけでありますけれども、これは間違いありませんかどうか。いま言った報道の趣旨が正確でないとすると、どういう発言をされたのか、その発言内容をまず最初に明確にしていただきたいと思います。

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、約二年間科学技術振興対策特別委員会でこのエネルギー問題にも触れましていろいろ論議をやってまいりました。しかし、科学技術振興対策特別委員会における論議というのは、どちらかというと原子力が中心でありまして、エネルギー全般についての論議が十分行われなかったという点では隔靴掻痒の感を免れなかったわけです。幸い商工委員会に今度所属をすることになりましたので、これからこのエネルギー問題について、いろいろ先生方からも教えていただきながら、問題の解決に努力をしてまいりたいというふうに思っておるわけです。  先ほど来の論議で私が一番感じましたのは、エネルギー危機というものについてのとらえ方と……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、引き続いて質問をいたします。  いま目的であるとか、それから産地指定、特定業種の指定等についていろいろ答弁があったわけですが、先ほど初年度としては指定産地の数は九十カ所くらい考えておるということであったわけです。そして、この指定については主務大臣が各都道府県知事の意見を聞いて最終的に判断すると、こういうことなんですが、この九十地域というのは各県から上がってきた数字がほぼそうなっておるというのか、予算措置上ことしは九十というふうなもう一定の構想といいますか、当初もうこれくらいでいいということを想定をしておいて、そしてそれを年次別に割り振った数字の初年度が九十ということなの……

第90回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/12/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に、先月の二十六日に開催されました原子力安全委員会と日本学術会議の共催によりますTMI原発事故に関するシンポジウムについて若干お尋ねをいたしたいと思います。  原子力安全委員会というか科技庁の学術会議との窓口はどこの課になっておったのでしょうか。
【次の発言】 このシンポジウムの性格ですね。目的は開催要綱に書いてありますけれども、性格はどういう性格なのか。ちょっと抽象的でわからないと思いますから、もうちょっと申し上げますと、この中央公聴会の開催をもって、たとえば今後の原子力発電所の許認可に当たって事前の地方における通産省あるいは安全委員会等の主宰する公聴会ですね、地方公聴会、……

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1980/05/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 本法の質疑に入る前に、通産省における職員の勤務状況等について、当初にお尋ねいたしたいと思います。  実は、先般、通産省の職員組合の代表の方が見えまして、通産省における職員の勤務、とりわけ国会開会中における超過勤務というものが非常にふえておるということで健康上の心配があるという点の話がございました。それと関連して、特に国会議員に対しても、委員会の審議に向けての事前の政府側の質問取りに対して協力できる面が幾つかあるのではないかという点の要望書というものもわれわれに出されたわけです。そういう点でお尋ねいたしたいと思います。  まず、第一点は、通常の勤務体制と勤務時間の実態がどうなってお……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1980/03/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般の委員会の長官の所信表明の中で、代替エネルギーの中心的役割りを担うのは原子力という位置づけが与えられておるわけです。そこで、次の諸点についてお伺いいたします。  第一点は、原子力の研究開発利用を強力に推進するため安全の確保に万全を期すということが述べられておるわけです。これは歴代長官も機会あるごとに安全性の確保ということは強調されておりますけれども、しかし世界的にもまたわが国の実情を見ましてもその発言とは必ずしも一致していない。私たちの予想以上の事故なり故障というものが発生しておるのは事実であるわけです。そういう点で心構えとしてはそうなければいけないわけですけれども、しかしそ……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1980/04/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま提案になりました法案についての質疑を行う前に、柏崎の問題についてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  この法案もそうですけれども、とにかく原子力に関しましては徹底した安全体制の確立と安全性の確認というものが行われなければならないわけですが、東京電力が現在建設を進めております柏崎・刈羽原子力発電所の一号機の建設状況につきましては、地元紙の報道によりますと、本体の基礎工事というものがほぼ完了して来月にも通産省の検査を受ける予定というふうに報道されているわけです。この点は間違いございませんか。
【次の発言】 したがって、来月検査を実施するというふうに報道されておりますが、その……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1980/04/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 OECD・NEAによるヨーロッパ諸国の放射性廃棄物の海洋投棄に関しては、NEAが一九六七年に安全評価を行い、さらにその後一九七三年に再評価を行っておることは御存じのとおりです。  そこで、お尋ねいたしますが、いただいた資料の中には、投棄の国であるとか、投棄されたキュリー数とか、そういうものが簡単に述べられておるのですけれども、このNEAの評価の内容の主要なものはどういうものなのか、最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 結果的に、NEAの評価内容というのは、条件が満たされれば低レベル廃棄物の海洋投棄の安全性というのは保証されるのではないかということなんです。ところが、御承知……

第91回国会 商工委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 電気料金の改定をめぐっていよいよ最終段階を迎えたようであります。そこで、幾つかの点についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、当初に通産大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この電気料金の改定をめぐりましては、国会でもいまだ十分に私は論議が尽くされておるとは思っておらないのです。ところが新聞報道では、すでに政府案が決定したかのような報道がいろいろなされておるわけです。たとえば三月十六日の読売新聞を見ますと、電気が五一・五二%、ガス四五・二%というぐあいに実に詳細に報道をされておるわけです。そういう点で、私はまずこの新聞報道の真実性といいますか、それはとにかくとして、政府部内か……

第91回国会 商工委員会 第6号(1980/04/17、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今回の中小企業事業団法の提案理由の内容を見ますと、私は、今日中小企業が置かれております非常に困難な状況というものを克服をし、さらに中小企業が一層発展するためにきわめて重要な法案ではないかというふうに思っておりますだけに、この法案の取り扱いあるいは今後の運営におきましてより一層積極的にかつ慎重に配慮をしていかなければいけないんではないかというふうに思っております。そういう点で、幾つかの点にわたって当初に質問をいたしたいと思います。  最初に、政府に対してお尋ねをいたしますが、この事業団法案の提案に当たって、従来あります小規模企業共済等に関する法の改正案についてでありますけれども、ま……

第91回国会 商工委員会 第7号(1980/05/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、中小企業信用保険法の一部改正案についてお尋ねをいたします。  この保険制度が発足をして以後の保険の利用状況を見ますと、四十九年度、五十年度、五十一年度と順次順調に利用状況が伸びてきておりますけれども、五十三年度になりますと、この伸びというものがとまっておるわけですし、それから今年度の状況、これは統計資料十二月の分しか出ていないものですけれども、それを見ましても、五十四年度についても前年度同様余り伸びないんではないかというふうに思われますけれども、五十三年度になって伸びが落ち込んだ理由、どのようにお考えになっているかお尋ねをいたします。

第91回国会 文教委員会 第8号(1980/04/22、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は私学の振興、私学教育の一層の充実、発展を願う立場から、今日の私学の経営とか学校運営、あるいは会計のあり方等について、幾つかの点で質問をいたしたいと思うんです。  これは具体的に申し上げたいと思うんですが、この四月四日の朝日新聞、あるいは読売新聞、毎日等、東京紙を初めとして、新潟県の地元新潟日報等でも報道されておりますけれども、学校法人新潟技術学園、これは現在の理事長が久保田英一になっていますけれども、この学園の教職員組合、これが昨年の九月に発足をいたしておりますけれども、秋以来学校運営のあり方や、経理の明朗化を要求して、管理者側と何回も交渉した結果、昨年十二月と、ことし一月の……

第91回国会 予算委員会 第8号(1980/03/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 関連質問申し上げます。  最初に総理にお尋ねをいたします。  原子力の平和利用に関しては秘密があってはならないわけです。ところが、核拡散防止あるいは企業秘密に名をかりて、原子力施設に関する情報の公開を制限する傾向というものが次第に強まってきておるわけです。これは原子力基本法の公開の原則に反するばかりでなく、原子力の軍事への転用を隠蔽できる危険性というものを内包することになるわけです。さらに、昨年四月発足した核ジャック防止を理由とする、いわゆる警察の核ジャック防止保安隊の配置は、原発反対運動を抑圧し、国民総背番号制の行き着く最も危険な核、原発管理社会体制に陥るおそれがあります。総理……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/03/22、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、科技庁長官にお尋ねいたします。  原子力基本法第二条の精神について述べていただきたいと思います。
【次の発言】 その趣旨から、日本の核兵器保持、使用は認められないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 防衛庁には後でお聞きしますけれども、この基本法の第二条の精神からするならば、主管大臣としてはこれをどのようにお考えになっているかということで、平和目的に限り利用できるんですから、そういう点からいかがですか、こう聞いているんですよ。
【次の発言】 そうじゃない、平和の手段を達成するじゃなくて、利用について聞いているんでしょう、第二条の。第二条をよく読んでくださいよ。

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/03/26、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ロッキード、グラマン、ダグラスなどのスキャンダルというものが相次いで発生をしてまいりました。さらに、昨年来公団、公社あるいは各官庁による一連の不正経理事件等が表に出てまいったわけです。そして、国民の多くは、すでに今日のこういう腐敗というものが体質化し構造化しておるということにある程度私はもう絶望感を持っているんじゃないかと思うんですね。この絶望感や無力感に拍車をかけておるものに、政府・与党である自民党、その責任政党の今日までの公約というものが何ら実現をされていない、ほとんど実質的な効果を上げてないということも私は大きくかかわっていると思うわけです。そして、加えて今度のKDD事件が……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1980/10/17、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、最近国際的な問題にまで発展をいたしております低レベル放射性廃棄物の海洋投棄問題について、関係省庁の見解をお尋ねいたします。  昨日の商工委員会におきましても、午前、午後にわたりまして、通産当局の見解をお尋ねしたところであります。午後の答弁では、太平洋諸国が日本の低レベル放射性廃棄物の投棄にあくまでも反対であるという立場を堅持するならば、投棄はやらないという趣旨の答弁がなされたわけです。私は、これは今日日本が置かれた国際的な関係から考えまして良識ある当然の判断だろうというふうに思うわけです。しかし、国内の状況を見ますと、商業用原子炉の許可官庁であります通産省と、研究用原子炉の……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1980/10/24、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、十二月四日に行われます柏崎・刈羽原子力発電所の通産省主催によります第一次公開ヒヤリングについてお尋ねいたします。  この公開ヒヤリングについて、通産省とそれから地元新潟県柏崎市との間に開催について合意に達したという発表があるわけですけれども、地元との合意の内容というものはどういうものなのか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 要綱では「都道府県知事等関係者の協力を得るものとする。」というふうになっておるわけですが、協力というのと合意という言い方ですね。もっとはっきり言いますと、児玉審議官の方から、地元との間に合意が得られたということを私の方に通知があったわけですよ……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1980/11/07、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、原子力行政というものの日本の政治の基本的なあり方、あるいは行政の最高責任者としての大臣の姿勢なり見解について当初にお尋ねをいたします。  御承知のように、日本の原子力行政については今日なお多くの国民が不信感を解消しておりません。特に「むつ」問題につきましては、御承知のように、原子力安全委員会が原子炉の安全審査を行って大丈夫であるというお墨つきを下して、そして建造が開始をされたということなんですね。ところが、出力試験の最中にわずか二%未満の段階で放射線漏れ事故を起こしたというごとなんです。ところが、その後の地元における四者協定なりあるいはその後の長崎における五者協定等を見ても……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1980/11/12、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 委員長、この前請求しておった資料は、きょうここで正式に配付をされるんですか。
【次の発言】 それでは先回に引き続きまして原子力船「むつ」の問題について質疑を行います。  先回の質疑の際には、契約の内容というものが明らかでなければ法案の審議を十分行うことができないということで、契約の概要については資料としてこの委員会に提出をするということになったわけです。この概要も実はきょういただいたわけですね。したがって、これで十分かどうかというのは質疑をまたやってみないとわかりませんし、そういう点でさらに追加の要求をするかもわからないということを冒頭に申し上げておきます。  そこで、まずこの契……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1980/11/14、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さん大変御苦労さまでございました。社会党の吉田正雄でございます。いままで各参考人のお話をお聞きいたしまして、私も本当に参考になりました。  そこで、最初に小野先生にお尋ねをいたしますが、この「むつ」問題につきましては大山委員会報告、俗にいう大山報告で指摘をされておりますように、基本的には今日までの日本の原子力行政そのものに大きな問題点があるということを指摘をしておるわけです。私も、今日までの日本の原子力行政を見ますと、とにかく秘密主義、それから安全性軽視、特に私は専門家を集めてつくられております各種の安全審査会なり専門部会、こういうものが社会的にきわめて権威あるかのごと……

第93回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1980/11/19、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 法案の内容について若干お尋ねをいたします。  第一条で、従来は開発ということであったんですが、今度「開発及びこれに必要な研究」というふうに改められたわけですね。開発には前提として研究が伴うのはあたりまえの話であって、事を改めてここで研究というふうにつけ加えてきたということは、従来当然行われなければならなかった研究がなされてこなかったということなのか、あるいはこれから特殊な研究でも行うという意味で、ここに研究というのをつけ加えたのか。単にごろ合わせ的なことでもって、ここに研究という文字をくっつけたとすれば何ら意味がないということになりますので、改めてここに研究をつけ加えた目的と内容……

第93回国会 商工委員会 第1号(1980/10/16、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 きょうはきわめて時間が制限をされておりますから、大きく言って三点についてお伺いをいたします。  まず最初の第一点は、昨日のエネルギー対策特別委員会において通産大臣が冒頭にあいさつをされましたけれども、その中で、エネルギー問題への適切な対処は国の最重要政策課題の一つであり、石油を初めとするエネルギーの安定供給の確保は、大臣の当面する最も重要な職務であるというふうに述べられております。そこでお尋ねをいたしますが、石油を初め、石炭、電力等五十四年度のエネルギー需給状況がどうであったのか、当初にお聞かせ願いたいと思うんです。
【次の発言】 きのう提出をされた資料の中では、本年の四月から八……

第93回国会 商工委員会 第2号(1980/10/23、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 大変委員会の運行がおくれておりますので、当初資源エネルギー庁長官にエネルギー供給目標の件について、この前の委員会でもちょっと質問したのですが、時間がありませんからこれはきょう取りやめますので改めてまたお尋ねいたします。  韓国産大島つむぎの輸入をめぐる問題につきましては、先般の委員会あるいは衆議院の商工委員会、さらにけさほど来の同僚委員の質問でもこの問題についてはいろいろ質疑が交わされたわけであります。しかし、けさほど来の通産当局の答弁を聞いておりましても必ずしも明確ではないし、またあの答弁の内容で今後指摘をされておりますこの不正表示の問題や、密輸とも思えるようなそういう事態とい……

第93回国会 商工委員会 第3号(1980/11/11、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、新エネルギーの研究開発促進と、それから新年度一体どういうふうに予算上の措置を講ずるのか、お尋ねをいたします。  御承知のように、イラン・イラク全面戦争が始まる前までの世界の石油需給状況というのは、比較的緩やかな傾向を保っておったわけですけれども、イラン・イラク戦争によってまた石油情勢というものは前途非常に厳しいものがあると思うんです。  そこで、現在政府では今後のエネルギー供給計画について作成中であるということを、先回の委員会答弁で承っておるわけです。特に私は長期的な観点から日本のエネルギー事情というものを考えた場合、これ食糧と同じくできるだけ自給率を向上させるということ……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1981/04/17、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。社会党の吉田正雄でございます。  私は、エネルギー問題について国民に選択を求める場合には、このエネルギー問題の本質というふうなものや現状というものについて正しい情報というものを提供するということが最も重要ではないかというふうに思っているわけです。私は今日叫ばれておりますエネルギー危機論というものについて非常な疑問を持っておるわけです。 どういう点で疑問を持っておるのかと申し上げますと、危機論の内容というものはいろいろなものがミックスされて、俗に言うみそもくそも一緒にした論議が行われて、そして国民に無用な不安感を与え、そして原子力に基本……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第6号(1981/04/24、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいまの熊谷委員の質問に対する政府の答弁を聞いておりまして、私は実は背筋が寒くなる思いがいたしたわけであります。それはどういうことかといいますと、そのことがまた原電当局や現場の管理者の感覚というものを麻痺させたり、放射能汚染の恐ろしさに対する認識不足を生じさせておる大きな原因ではないかというふうに思っておるのですけれども、まず最大の政府答弁の誤りは、自然放射能と、それから原子力発電所から出る放射性物質による、放射能ですね、放射能による放射線というものを同一視しているということなんです。皆さんがよく何ミリレム以下だから大丈夫だというふうなことをおっしゃいますけれども、皆さんがキャ……

第94回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1981/04/08、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいまの法案の趣旨説明の大臣の様子を見ておりますと、かぜか何か引かれたような感じでありまして、そういう点で私のこれからの質問ではよく耳へ通りますかどうかちょっと心配をいたしておりますけれども、またきょうだけの質問ではございませんので、きょう御答弁いただけない点は、また後日ひとつ御答弁をいただきたいと思います。  きょうは大きく言って三点にわたって質問をいたしたいと思います。  第一点は、原子力に関する安全確保の問題ですね。最近、スリーマイルアイランド事故以後も相変わらず事故が絶えないということでありますので、そういう点できょうは動燃の東海再処理工場の事故と、それから原電の敦賀発……

第94回国会 商工委員会 第4号(1981/04/14、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 午前中、わが党の同僚委員であります青木委員の方から、きわめて博識なしかも精細な調査に基づく綿密な質疑が行われましたので、この法案あるいはそれを取り巻くいろんなエネルギー情勢等については、ほぼ質疑も尽くされたやにも見受けられます。しかし、若干の点で補足質疑をいたしたいというふうに思います。  そこで、まずエネルギー危機ということは裏返して言いますと、いかにして今日の場合には石油というものを安定的に供給をするのか、どうそれを確保をしていくのかという点にあるかと思います。いままでもこの安定供給ということについて幾つかの観点から施策も講ぜられてまいっておりますけれども、まず第一点といたし……

第94回国会 商工委員会 第7号(1981/04/28、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 この審議に入る前に、私、委員長に善処を要望したいと思うんです。  今度の敦賀原電のこの一連の事故というのは、私ども常識では想像できない事故の内容だったと思うんです。特にこの事故隠しと呼ばれる実態やあるいはこの事故がよって来た原因というものを考えますと、この建設に当たっての通産当局やあるいは安全委員会の、つまりは国の事前の安全審査というものがきわめてずさんであったということが浮き彫りにされたわけです。つまり、今日の原発の実態というものと、政府が繰り返し安全だと言ってきたその安全がきわめて安全でないという、そういう安全性の実態というものを私は国民の前に明らかにしたと思うんですね。  ……

第94回国会 商工委員会 第9号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 法案審議に入る前に緊急に質問をいたしたいと思います。  去る七日から行われておりました日米首脳会談に関連をいたしまして、自動車問題について大臣並びに担当者にお尋ねをいたします。  四月二十五日に通産大臣は自動車輸出自粛について、対米折衝に備えて国内各メーカーと個別に会談をされまして、業界の理解と協力を求めたという報道がなされております。特に、内容については規制台数と抑制期間、それから業界の割り当て等いろいろ話し合われたと伝えられておりますけれども、政府の業界に対する協力要請に関して業界側の態度がどうであったのか、同意が得られたのか、それとも完全な同意はないままに日米交渉が決着を見……

第94回国会 商工委員会 第11号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 長い間世間を騒がせました敦賀原子力発電所の一連の事故の問題につきましてお尋ねをいたします。  当初に、通産当局にお尋ねをいたしますが、五月十八日付資源エネルギー庁の「日本原子力発電(株)敦賀発電所における給水加熱器及び一般排水路放射能漏洩事故について」という報告書が出されたわけでありますけれども、この報告書の内容を見ますと、敦賀発電所における六カ月間の運転停止というふうな措置が含まれておるわけです。そこで資源エネルギー庁としては調査は一応終了したとみなしておるのか、まだ調査は継続中であるということなのか、その点からお伺いいたします。

第95回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、理研の筑波に予定をされております遺伝子操作施設の建設問題についてお尋ねをいたします。  これは、私も遺伝子操作という科学の分野についてはほとんど承知をいたしておりません。お聞きになる大臣も御存じないと思うのです。そういう点で、学問的な内容ということでなくて、施設の建設をめぐるいままでの経過なり問題点について、科学技術庁当局の見解なりをお聞きいたしたいというふうに思います。  特に、私は最初に大臣に十分留意をして聞いていただきたいと思いますのは、大臣も余り詳細は御存じないと思うのです。私も実はこの詳しい話は余り知らなかったので、ここ二、三日のうちに聞きまして、ゆうべになって……

第95回国会 建設委員会 第1号(1981/10/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月五日の本会議におきまして建設委員長に選任をされました吉田でございます。  御承知のように、本委員会の使命は重大であり、その職責の大きいことを痛感いたしております。委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を得まして円満な運営を図ってまいりたいと存じております。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任……

第95回国会 建設委員会 第2号(1981/11/12、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、三木忠雄君が委員を辞任され、その補欠として大川清幸君が、また、本日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として三木忠雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  行政改革を推進するため当面講ずべき措置の一環としての国の補助金等の縮減その他の臨時の特例措置に関する法律案について、行財政改革に関する特別委員会に対し連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ございませんか。

第95回国会 建設委員会 第3号(1981/11/26、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第六一号高家賃政策反対等に関する請願外二百十四件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議をいたしました結果、第四三七号第六次治水事業五箇年計画の推進に関する請願外四件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第六一号高家賃政策反対……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1982/04/02、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 大臣に当初にお尋ねいたしますけれども、原子力開発のあり方についてはいろいろ賛否両論があるところなんです。その賛否を抜きにして原子力開発を推進するという立場に立っても、次のような問題が生じた場合に大臣としてはどう思われるのか、まず当初にお聞きをしたいと思うのです。  ことし三月二十四日の大臣の所信表明においても、原子力研究開発利用の推進というところでは「国民の理解と協力を得つつ、原子力発電所の立地の促進を図ってまいりたい」、こういうことが述べられておるわけですね。したがって国民の不信を買う、協力が得られない、こういうふうなことではこれは推進する立場にとって、あるいは国の方針というこ……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1982/04/28、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 きょうは三点についてお伺いをいたしたいと思います。  第一点は、先般四月二日の本委員会においても若干取り上げました、新潟県における原発をめぐる問題についてお伺いをいたしたいと思うわけです。  第二点は、核燃料サイクルに関して、特にいわゆるプルサーマル、プルトニウム燃料の利用等についてお伺いをいたしたいと思っております。  それから第三点は、六十年に筑波研究学園都市で開催を予定されております科学博覧会の、特に予算関係についてお伺いをいたしたいと思います。  まず第一点の、新潟県に関連をして現在いろいろ取りざたをされております第三の原発についてお伺いをいたします。  これは、昨年の十……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1982/08/04、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。社会党の吉田正雄でございます。  最初に井川参考人にお尋ねをいたしますが、井川さんは第一線のすぐれた研究者ということで大変高く評価をされておるようでありますが、経歴で若干お尋ねいたしますけれども、フレデリック研究所というのは、これはかってアメリカの有名な細菌兵器研究所だった。それを現在の施設に平和利用という名のもとに改修をしたということが言われておるわけですが、そこに井川さん、かつて研究においでになったことがおありですか。また、もしおいででしたらどういう研究をされたのか、ちょっと初めにお聞かせ願いたいと思います。

第96回国会 建設委員会 第1号(1981/12/21、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、始関建設大臣及び松野国土庁長官兼北海道開発庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。始関建設大臣。
【次の発言】 松野国土庁長官兼北海道開発庁長官。
【次の発言】 次に、村岡建設政務次官、菊池国土政務次官及び北北海道開発政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。村岡建設政務次官。
【次の発言】 菊池国土政務次官。
【次の発言】 北北海道開発政務次官。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業並びに……

第96回国会 建設委員会 第2号(1982/02/25、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  まず、建設大臣から建設行政の基本施策につきまして所信を聴取いたします。始関建設大臣。
【次の発言】 次に、国土庁長官から国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。松野国土庁長官。
【次の発言】 次に、北海道開発庁長官から北海道総合開発の基本施策について所信を聴取いたします。松野北海道開発庁長官。
【次の発言】 以上で所信の聴取を終わります。  本所信に対する質疑は後日に譲ることといたします。  次に、今期国会における建設省及び国土庁の提出予定法律案の概要について……

第96回国会 建設委員会 第3号(1982/03/30、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、大木正吾君が委員を辞任され、その補欠として宮之原貞光君が選任されました。
【次の発言】 特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案並びに奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島復興特別措置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、二案を便宜一括して議題といたします。  まず、両案について、提出者衆議院建設委員長村田敬次郎君から趣旨説明を聴取いたします。村田君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより両案の質疑に入ります。  質疑のあ……

第96回国会 建設委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  昨三十日、予算委員会から、本日三十一日及び明四月一日の二日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省、国土庁及び北海道開発庁所管、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求についてお諮りいたします。  本委員会委嘱審査のため、同審査期間中、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫の役職員を参考人として出席を求めることといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第96回国会 建設委員会 第5号(1982/04/01、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日、本州四国連絡橋公団、地域振興整備公団、日本道路公団及び住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省、国土庁及び北海道開発庁所管、住宅金融公庫及び北海道東北開発公庫を議題といたします。  昨日に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第96回国会 建設委員会 第6号(1982/04/15、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案の審査のため、審査期間中、住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  また、本日、全国地方住宅供給公社等連合会副会長千葉利兵衛君及び全国公社自治協連絡会代表幹事市川準君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第96回国会 建設委員会 第7号(1982/04/20、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  ただいま、北修二君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君が選任されました。
【次の発言】 参考人の方に申し上げます。  本日は御多忙中のところ、委員会の審議のため御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。御礼を申し上げます。  この際、本案の修正について松本君から発言を求められておりますので、これを許します。松本君。
【次の発言】 以上で修正案の趣旨説明は終わりました。  ただいまの松本君提……

第96回国会 建設委員会 第8号(1982/04/27、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、岡部三郎君が委員を辞任され、その補欠として増田盛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に増田盛君を指名いたします。

第96回国会 建設委員会 第9号(1982/05/11、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  土地区画整理法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明はすでに聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時十七分散会

第96回国会 建設委員会 第10号(1982/05/13、12期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉田正雄君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十二日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、土地区画整理法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

第96回国会 内閣委員会 第13号(1982/08/19、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま提案になりました厚生省設置法の一部改正案に対する具体的な質疑に入ります前に、五十八年度予算の概算要求に対する厚生大臣並びに大蔵当局の基本的な見解について当初お尋ねいたします。  去る七月九日の閣議では、五十八年度予算の概算要求枠について、徹底した歳出の節減合理化によって財政再建を目指すため、各省庁の一般歳出の概算要求額を原則として五十七年度予算額の五%減にとどめることが確認されたと聞いております。  そこで森下厚生大臣にお尋ねをいたしますが、五十七年度予算では、たとえば当然増が約七千四百億円、新規政策に基づく増が九百八十億円、計八千三百八十億円というものが増額になっておる……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/24、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、仲裁裁定に関連して質問をいたします。  政府は公企体労使間の交渉には干渉すべきでないし、干渉もしないと言うが、勝又氏は干渉の事実があると主張し、官房長官は事実の調査を約したわけですね。その結果干渉の事実があったらどうするかという質問に対し、官房長官は、事実があった段階で検討すると言っておるわけです。事実があったら取り消すというのが首尾一貫したものではないか、そういう点でごまかしてもらっては困るんですよ。改めて答弁を求めます。
【次の発言】 とにかく官房長官はあくまでも干渉は今後もしないということですね、そして、事実があればもちろんそれは正すということですね、よろしゅうござ……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1983/03/25、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいまの大臣所信表明の内容につきましては改めて質疑を行う予定になっておりますので、その際詳細にお尋ねをいたしたいと思います。  科学技術特別委員会がなかなか法案審査以外多く開かれないということもありまして、いろいろ問題が山積をいたしております。たとえば、かつて世間を大騒ぎさせました原電敦賀発電所の事故等につきましてもその一例だと思います。通産省とそれから原電当局から経過報告書といいますか、調査報告書も発表されておりますし、それから原子力安全委員会も現地に乗り出して調査をやり、通産省の調査報告書についても一応チェックをされて、これを承認といいますか、肯定するというふうな態度をとら……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1983/04/13、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 先回の委員会審議までに何回かにわたりました、今度筑波学園都市の中の谷田部町に設置を予定されておりますP4施設についてお尋ねをいたします。  いままでの論議の中で科学技術庁当局から明らかにされたP4の目的、とりわけ、この取り扱ういろいろな微生物の内容等について、理研当局の見解や、それから厚生省の担当者との間に、必ずしも明確な見解の統一がなかったのではないかと思うんです。もうちょっと申し上げますと、P3で扱える範囲のものを扱うんだけれども、より安全性という観点からP4という施設でやりますと、こういうことを理研当局も当初言っておったわけですし、それからここの委員会でもそれらしき発言もあ……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1983/05/11、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 きょうの委員会で、この国会の会期内における質疑というのは終わるのではないかと思っております。しかもきょうは午後から本会議が設定されまして、大変時間が制約をされましたので、三点についてお伺いをいたします。  第一点は、科学技術政策あるいは行政という立場からの基本的なあり方というものについてお伺いいたします。  第二点は、ICRP新勧告の国内制度への取り入れに関する放射線審議会基本部会報告に対する政府としての対応。特に科学技術庁といいますか、原子力安全委員会といいますか、これがこの報告を受けて今後どのように対応していくのかという点についてお伺いをいたします。  第三点といたしましては……

第98回国会 商工委員会 第4号(1983/03/23、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま経企庁長官、それから公正取引委員会委員長からの所信表明、業務報告、それから予算についての説明をいただいたわけであります。所信表明と業務報告につきましては別途また御質問を申し上げる日があったと思いますので、その際に譲ります。  なお、きょう衆議院における法案審議等の関係で何か公正取引委員長の方に出席の要請があるようでありますから最初に公正取引委員長にお尋ねをいたします。  御承知のように、第一次石油ショック以後の世界経済、とりわけ、石油多消費の先進工業諸国におきましては、不況というものが長期、構造的になっているのは御承知のとおりだと思うのです。わが国ももちろん例外ではありま……

第98回国会 商工委員会 第5号(1983/03/24、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 去る三月十九日の予算委員会一般質疑におきまして、石油備蓄についてお尋ねをいたしましたが、時間が非常に限られておったことや、それから御回答いただいた数字の中では必ずしも明確な点がなかったということでありますので、これから引き続いてお尋ねをいたします。  そこで、大臣、私がきょういろいろお尋ねを申し上げますのは、中曽根内閣の基本的な政治姿勢、政策でありますところの行政改革、それから増税なき財政再建、こういうものが本当に円滑に実現できるのかどうか、こういう基本的な観点を踏まえて御質問を申し上げたいと思うんです。  また、大臣も私が当初に要望いたしましたように、十分検討すべき課題について……

第98回国会 商工委員会 第6号(1983/03/31、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に、今回の法改正に伴って、七鉱種が備蓄の対象ということになっておりますけれども、主要業種といったらいいんですか、どういう用途に主として使用されておるのか。  それからその使用量がほぼどの程度になっておるのか。まあ逐次聞いていきます。まず最初にそれをお聞かせください。
【次の発言】 その七鉱種の現在の在庫量、これは把握されておりますか。
【次の発言】 この提案理由にも書いてありますが、これらの希少金属についての輸入先の国情というものが、きわめて不安定であるというふうに述べられておりますけれども、それぞれの七鉱種の今後の輸入量と、その輸入国がどうなっておるのか。

第98回国会 商工委員会 第7号(1983/04/12、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般来、石油備蓄問題についていろいろ質疑をやってまいりました。この問題も、できたらきょうで通産当局の見解を伺って一応終わりたいと思っておりますが、また残るようなことがあれば、これは別の機会でお伺いいたしたいと思っております。  そこで、大臣、いままで何回か私の質問をお聞きになっていただいて、私の言い分についてはそれなりに御理解もいただいたと思うんです。私は、経済安保とか、エネルギー安保という観点で、国民生活に必要なエネルギーというものを確保していくということは、行政上、政治上、これは重大なことであると思いますし、その必要性は認めますけれども、ただ、そこにエネルギー浪費構造を逆につ……

第98回国会 商工委員会 第8号(1983/04/19、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 去る四月十二日の当委員会におきまして、現行特定不況産業安定臨時措置法について今日までの実施状況についてお尋ねをいたしたところでありますが、引き続いてお伺いをいたします。  改正法案の適用が予定をされている構造不況産業等において深刻な不況事態が生じていることはだれしも認めざるを得ないところでありますけれども、それら産業の不況事態を打開することが当該企業にとってのみならず、国民経済の立場から見て必要であることも万人の認めるところだと思われます。この不況を克服し、事態を打開するためには、まず当該産業や企業のいわゆる構造不況の原因を徹底的に分析し、明らかにすることが先決であると思われます……

第98回国会 商工委員会 第9号(1983/04/21、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。社会党の吉田正雄でございます。  衆議院の審議段階を通じ、あるいはただいまの各参考人の御意見をお聞きいたしましても、現行特安法五年間の経過等を見ますと、法案によって対象業種の各企業の経営が必ずしも安定化をされなかったというふうなことだと思いますし、特に雇用面におきまして、むしろ現行法というものは首切り促進法ではなかったかという意見が労働界のほとんどの意見ではないかというふうに私お聞きをいたしたところです。  そこで、当初に青山参考人にお尋ねをいたしますけれども、率直に言って紙パルプの場合、今度指定業種の中に入っておるわけですけれども、……

第98回国会 商工委員会 第10号(1983/04/26、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 山中通産大臣には、明日から先進諸国の貿易関係、通産関係の閣僚会議に出席をされるとお伺いをいたしております。大変御苦労さまでございます。わが国の置かれておりますきわめて厳しい状況と申しますか、とりわけ国際貿易摩擦をめぐりましては、大臣も大変御腐心をなさっておるところでございます。  そこで、私は、それとは直接関係ないとも思われますけれども、わが国の国際協力における役割りというものをより積極的に進める必要があるという観点から以下お尋ねをいたしたいと思います。  第一点は、ペルシャ湾の原油流出事故について日本政府の汚染防止に対する国際協力がどのようなものであるか、また今後の方針等につい……

第98回国会 商工委員会 第11号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま提案をされました法律案につきまして、当初に経企庁が担当することになった理由といいますか、背景についてお尋ねをいたします。  いまの提案理由の中にもございましたけれども、伝えられているところによりますと、貿易摩擦を抑制するため中曽根総理の強い指示でこの法案の作成が行われたということを聞いております。  そこで、その辺の経過をもう少し詳しくお尋ねをいたしたいと思います。 本来であれば、当然これは最も関係法律を抱えておる省庁が担当するのが当然ではないかというふうに思っておりますけれども、経企庁はいまの改正法案の中で一本も関係する法律というものを持っておいでにならないと思うんです……

第98回国会 商工委員会 第12号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、ただいま可決されました外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新政クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の点について特に配意すべきである。  一、医薬品、農薬等各種製品の輸入に際しては、国内における使用者の健康及び生命、身体が損なわれることのないよう、その安全の確保について……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/03/12、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 エネルギー政策についてお伺いいたします。  先般の参議院における質疑の中で、山中通産大臣は私の問題提起に対して、今後慎重に検討したい、誠意をもってやりたいというふうにおっしゃっております。私は、本日エネルギー問題を中心に政府の見解をお尋ねをいたします。  政府は、エネルギー政策の基礎となるエネル情勢について供給不安を予測し、早ければ一九八〇年代、遅くとも一九九〇年代に石油が逼迫するという認識に立ち、短期的施策として九十日間の石油備蓄、石油供給源の多角化、産油国との経済協力等を推進してまいりました。また、中長期的には代替エネルギーの開発、とりわけ原子力を中心として、石炭、LNG、水……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/03/15、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 先日の原子力船「むつ」問題に対する政府の答弁はとうてい容認できません。改めて答弁を求めます。
【次の発言】 いまの答弁ではまだその責任問題とか、財政上の問題等できわめて不満であるわけです。今後の予算委員会審議を通じてさらにこの問題について政府の態度を聞きたいと思っておりますから、きょうはこれでやめます。  次に、十二日に開かれた日米防衛協力小委員会は、シーレーン防衛に関する日米共同研究をスタートさせることで合意したと言われますけれども、双方の出席者、協議の内容及び合意事項をお尋ねいたします。
【次の発言】 ただいまのお話では、日米防衛協力指針の枠内で行うことを確認したと言いますけ……

第98回国会 予算委員会 第10号(1983/03/19、12期、日本社会党)

○吉田正雄君 先日の予算委員会におきまして、私は長期エネルギー需給見通しについて政府の見解をお尋ねしたんです。その際、私が申し上げましたのは、第一次の答申以来、中間報告等含めて六次にわたって答申が出されているわけですけれども、常に下方修正を余儀なくされてきたということで、その原因についてもいろいろお尋ねしたんですが、一言にして言うならば、とにかく供給確保というものを最大の目的にして、そのために需要見積もりというものをきわめて過大にしたということが最大の原因だと思うんです。そこにまたエネルギー浪費構造というものができ上がってきたというふうに私は思っております。  現状を見ますというと、たとえば八……



各種会議発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第87回国会 科学技術振興対策特別委員打合会 第1号(1979/05/11、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さん本当に御苦労さまでございました。  最初に高木仁三郎さんにお尋ねをいたします。  ただいまのお話で、再処理工場の危険性が技術的な未熟性やプルトニウムによる環境汚染によってきわめて深刻なものであること、さらに核拡散の問題、そして再処理が経済性の面からも引き合わず、国民に大きな負担を強いるものであるということがよくわかったわけです。  そこで、二点についてお尋ねをいたします。  第一点は、先般のスリーマイルアイランド原発事故は、原子力の開発に大きな警鐘を鳴らしたものというふうに受けとめておりますけれども、再処理工場の大事故の可能性と、それによる災害の規模がどの程度になる……

第90回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 質疑に入る前に、当初に私、この委員会の運営について委員長初め理事会において今後御検討願いたいというふうに思いますけれども、通常、委員会の運営というのを見ますと、質問を行い、それに対する答弁をやるという非常に形式的な面が私は見られるんじゃないかと思うわけです。しかし、重要議題でありますこのエネルギー問題でありますから、通常の運営、委員会審議と違って、たとえば形式的に議事録をとっていくというふうなことでなくて、本当に突っ込んだ討論の場にする必要が私はあるんじゃないかという感じを持っているわけです。  たとえて申しますと、個人的な見解ということになりますと、大臣はよくたとえば原子力船「……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、核燃料物質あるいは放射性廃棄物等の輸送時における輸送体制あるいは防災体制がどうなっておるのか、ほか幾つかの点についてお尋ねいたしたいと思います。  警察庁、それから自治省、あるいは消防庁等に対しましてもこの問題について若干お尋ねをいたしましたので、それらとの関連においてもお尋ねをいたしたいというふうに思っているわけです。  その関連をお聞きする前に、まず、具体的に輸送体制がどうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思うんです。たとえて言うならば、東海の場合、核燃料がどういうふうにして搬入をされるのか、また使用済み核燃料がどういうふうにして、どこへどのような体制でまた送り返されて……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 大臣にお尋ねいたしますが、先般大臣は訪米をされまして、ブラウン国防長官との間にいろんな話が行われたと思いますけれども、その中でも特にこれは歴代首相なり外務大臣が渡米の際の恒例的なものだと思うんですけれども、日本の防衛努力に対するアメリカ側からの強い要請が常に出されておるわけですし、今回も、これは新聞報道によってしか私ども知っておらないわけですけれども、相当強い国防努力強化の要請があったというふうに承知をいたしておるわけですけれども、特に中期業務見積もりに対して一カ年繰り上げてやるべきじゃないかという要求が出たというのは本当なのかどうか、この会談の内容について概略お聞かせ願いたいと……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 この前の集中審議の際、公安委員長にはちょっと聞きそびれた面がありますので、きょう冒頭にお聞きをしたいと思うんですけれども、連日浜日幸一議員のラスベガスにおける賭博問題をめぐりまして、検察の手にもすでにゆだねられた部分もあるようでありますけれども、それ以前の問題として、私は大平内閣の政治倫理の確立という観点から考えますと、やはり内部的な浄化作用というものが作用しなかったならば、これは私は検察にゆだねられる部分というのは限界があると思うんです。私は、この前も申し上げましたように、政治の世界においては、疑わしきは罰せずではなくて、疑わしきはみずから責任を明らかにし、そのことが国民に解明……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 昨年の夏来問題になってまいりました例の各都道府県の教育長、あるいは政令都市の教育長承認に当たっての面接の問題が出ているわけです。  すでに衆議院の文教委員会でもわが党の木島委員が、この点に関してはいろいろ文部省の見解なりをただしておりますけれども、なおきわめて重要な問題でありますし、さらに、これがただいま中野区の教委準公選制の問題と何か微妙に絡んでいるやに思われますので、この点についてお尋ねをいたしたいと思うんです。  昨年三月、当時の内藤文相が諸澤初中局長に対して、私が初中局長時代の三十一年から三十七年当時に個人面接をやっていたということを話されて、諸澤局長に個人面接をやりなさ……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/04/01、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般外務大臣が訪米をされた際、ブラウン・アメリカ国防長官から日本の防衛努力について強い要請がなされたということが再三報道されておりますし、それに関しては、私も先般の予算委員会あるいは昨日の分科会において外務大臣にも見解を問いただしたところでありますけれども、しかし、外務大臣あるいは防衛当局の説明の間に必ずしもしっくりしたといいますか、見解といいますか、十分意思統一が図られているようには見受けられないんです。  そこで、今回の外相訪米に対するアメリカの日本に対する防衛努力要請について、防衛庁としては、それは単に外交的な問題だというふうに片づけておいでになるのか、やはり防衛庁に対する……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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