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井上計 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井上計[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
478位
委員会発言歴代TOP500(参)
211位
委員会出席(無役)歴代TOP500
469位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
191位

11期委員会出席(無役)TOP50
47位
11期各種会議発言TOP20
16位
11期各種会議出席(無役)TOP20
17位
11期各種会議発言(非役職)TOP20
16位
13期委員会出席TOP50
31位
13期委員会発言TOP25
17位
13期委員会出席(無役)TOP50
27位
13期委員会発言(非役職)TOP25
16位

このページでは井上計参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井上計参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第81回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1977/08/11、11期、民社党)

○井上計君 初委員会の初質問でありますし、また従来の経過を十二分に熟知をいたしておりませんので、あるいはややピント外れの質問になるかと思いますけれども、ひとつあらかじめ御了承いただいてお願いをいたしたいと思います。  まず最初に、これは質問と同時に若干の意見を交えてお伺いしたいと思いますけれども、米ソの軍事力の均衡によって世界の特にアジアの平和が保たれておる、これはわれわれこのように従来考えておりました。ところがこの十年来、ソ連の軍事力が著しく増強されましてバランスを失いつつある、それによって戦争の危機がまた迫っておるというふうな説も最近行われておるわけであります。特にこの半年来、ミグ25事件……

第82回国会 内閣委員会 第4号(1977/11/17、11期、民社党)

○井上計君 先ほど山中委員への御答弁の中で官房長が、最近行われた自衛隊についての世論調査の結果等についてちょっと御答弁の中にあったようでありますけれども、そのことにつきまして少し詳細にお尋ねをいたしたいと思います。  世論調査の方法、どういう方法でなされたのか、あるいは調査の結果等につきまして、特に特徴的な点がありましたら、これらの点についてひとつ御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それではひとつ長官にお伺いしたいのでございますけれども、いま官房長からのこの調査の結果についてのお答え、説明を伺いました。大変すばらしいといいますか、非常に高い支持率が出ておるわけでありますが、このような高い……

第82回国会 内閣委員会 第6号(1977/11/24、11期、民社党)

○井上計君 最初に防衛庁にちょっと伺いたいんですが、十月の七日であったと思います。NHKのテレビニュースでちょっと報道したが、あと余り新聞に細かく出ておりませんでしたが、自衛隊のOBの訪中団に対して、中国のケ小平副首相が一九八五年に第三次世界大戦が起きると言われたのか、起きる危機があるというのか、その点ちょっと余りニュースで明確でなかったんですけれども、そういうことについてお聞きになりましたかどうかお伺いをいたします。
【次の発言】 私は、私の記憶間違いないと思いますが、十月の七日のたしか夜のニュースであったと思いますけれども、NHKのテレビニュースで、自衛隊のOBの訪中団に対してケ小平副首相……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、民社党)

○井上計君 関連。
【次の発言】 いま公取委員長から栗林委員の質問に対しましての御答弁がありました。不況カルテルについてはかなり弾力的に認めておるというふうな御答弁であったわけでありますが、もちろん私どもは独禁法の抜本的な改善につきましてはこれを強く主張をいたしましたし、また厳正な運用等につきましてもいささかもこの主張に変化はございません。ただしかし、現実にこの深刻な不況の中で企業をつぶさないためにどうするかということで大変な苦労をいたしておる中小企業者が非常に多いわけであります。  そこで、関連質問として公取委員長にお伺いいたしたいと思いますが、独禁法第二十四条におきましては、中小企業協同組……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/22、11期、民社党)

○井上計君 絹人繊の浅井理事長とそれから合板の又賀会長お二人にお伺いしたいと思います。  最初に、絹人繊の浅井理事長にお伺いいたします。特に資料をきょうお持ちでございませんでしたら、後ほどちょうだいするということで結構でございます。  第一点は、非常に零細な企業が多いわけでありますけれども、その企業の中で商社系列といいますか、賃機をやっておられる方はどの程度の比率であるのか、これを第一点にお伺いいたします。  それから合繊と正絹との比率がどうなっておるのか、これが第二点です。  それから第三点は、正絹のうちで和装用といいますか、国内呉服用といいますか、これらのものがどのような比率で生産されてお……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、民社党)

○井上計君 福田総理は、円筒はあらしのようなものだ、したがって通り過ぎるまでじっと首をすくめている以外に仕方がない、こういうふうなことを言われたということが最近新聞に報じられております。事実かどうか知りませんけれども、しかし、もし事実だとするとこれは大変なことだというふうに思います。総理の頭を通り越したあらしが吹き荒れまして大変な状態になっておる。これはもう御承知のとおりであるわけであります。私ども連日のように輸出関連の中小企業の方々にお会いをいたしておりますが、円高についての深刻な状態はもう私どもの想像以上でありまして、私のような者に対しましてもこの円高についての政府の無為無策、これらの憤り……

第83回国会 内閣委員会 第2号(1977/12/09、11期、民社党)

○井上計君 まず、お尋ねする前に、最近の町中での、特に中小企業者の声を、ひとつ各大臣、政府側にお聞き取りをいただきたいと思います。  あるいは御存じかもしれませんけれども、大変な不況の中で中小企業の倒産が日々相次いでおります。さらに加えて、雇用不安の中で、あるいは失業の不安におびえている人が非常に多いわけでありますが、それらの人たちの中に、公務員の人はいいなあ、この不況の中でも給料は上がるんだ、こういうふうな素朴な疑問といいますか、不満があることは事実であります。やはりお役人は、親方日の丸というのはいいんだなあというふうな、そのような疑問でありますが、それらの疑問が、あるいは不満が、現在程度で……

第84回国会 決算委員会 第4号(1978/02/15、11期、民社党)

○井上計君 検査院長に質問通告をいたしておりましたが、私が検査院長に質問いたしたいと思っておりましたことは、現在、大変不況の中で離職者、失業者が激増しております。それらの人たちの声をよく聞いてみますと、われわれは大変生活に困り、また会社が画期的な合理化をやってもなおかつうまくいかない、そこで、失業した、ところが、どうも役所にはむだ使いが多過ぎるのではなかろうか、こういうふうなことについての不信といいますか、それらのものが非常に激増しております。したがいまして、会計検査院はさらにひとつ機能を充実をしていただいて、今後ともひとつ的確な検査等によって国民のそのような不信を除去するよう大いに御努力をい……

第84回国会 商工委員会 第2号(1978/01/30、11期、民社党)

○井上計君 私、質問を予定しておりました質問通告したことは、先ほど来もう各委員の質問でほとんど出尽くしておりますので、法案に対する関連した問題等で、ひとつ意見を交えながら提言をしたり、また、お尋ねをいたしたいとこう思います。したがいまして、資料等については特に御用意願ってないものもありますから、あるいはもう的確なお答えができなくても、あえて異議は申し上げませんので、ひとつあらかじめこの点申し上げてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、大臣にちょっとこれはお伺いしたいんですが、お差し支えあれば特にお答えいただかなくても結構であります。  昨年からの円高についての対応策として、日銀がドルの……

第84回国会 商工委員会 第17号(1978/05/30、11期、民社党)

○井上計君 先ほどから竹島問題につきましては、ほとんど質疑が出尽くしたという感じもいたします。大変不幸な事態が発生しておることについては私も認識をしておりますし、あるいは大変またただいまのような過激な意見も出ておりますけれども、それについては総理明確にお答えになりまして、私も安心もしましたし、また私ども全く同感でありますが、ただせっかくの機会でありますから私の所信も申し上げて、この問題等について改めてまた総理のひとつ御所見を承ってまいりたいというふうに思います。  大変認識の違い、大きな違いが質問者と総理、政府側の間にあるというふうなことを改めて実は痛感をいたしました。そこで、日韓関係について……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、民社党)

○井上計君 政治の最大の目的はと問われた場合に、国民の信託を受けておりますわれわれは、国の安全と国民の生活を守ることだと、このように答えるのは、これはもう当然であるわけであります。したがって国会での審議のすべてはこの目的を達成するためにどうすればいいのか、どうすれば国民の信託にこたえることができるのか、これらを考えることはこれまた当然であろうというふうに思います。ところが先般来、当委員会でのこの日韓大陸だなの共同開発についての質疑を聞いておりますと、何のために反対をしているのか、あるいは反対の真の目的は何であるのか、実は理解に苦しむような発言がしばしばなされておるようであります。資源の乏しいわ……

第84回国会 大蔵委員会 第19号(1978/05/09、11期、民社党)

○井上計君 先ほどから総理の御答弁を聞いておりますと、ずいぶんお疲れになっているなと、こういう感じがいたします。大変御同情申し上げるんですが、強行日程に加えて、理解を求めるために大変御苦労されたなということがよくわかります。  ところが総理、大変カーター大統領やあるいは上下両院でいろいろ懇談をされて、最大限理解を求めるために大変御苦労されたわけでありますけれども、十分果たして納得をしてもらえたのかどうかというふうな点、幾つかあると思うんです。  その一つなんですが、新聞報道でありますけれども、グレン上院議員が、日本の防衛費はGNPの一%というのは少な過ぎると。日米がパートナーを組んでいるという……

第84回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1978/06/29、11期、民社党)

○井上計君 私は、今回の長官の訪欧あるいは訪米につきまして、いささか当時疑念を持っておりました。といいますことは、時期的な面からその必要性がどうであるのか、この時期を選ばれることについては妥当かどうかというふうなことについての、率直に申し上げて当時疑念を持っておったわけであります。特に長官出発されますときには、例の宮城地震の対策、それについての自衛隊の救援という問題もあったと思いますし、あるいは、けさほどからいろいろと問題になっておりますが、すでに言われておりますところの択捉島における、ソ連軍の演習なのかあるいは基地増強なのかということ等につきましての統幕議長と防衛局長とのいわば見解といいます……

第84回国会 内閣委員会 第5号(1978/03/30、11期、民社党)

○井上計君 私のお尋ねすることは矯正局長からお答えいただければ結構でございます。  ではお尋ねいたしますけれども、議題となっておりますところの設置法の一部の改正の中で、那覇刑務所の施設の老朽化による移転、あるいは東京医療少年院の老朽化による移転、名称変更というふうなものが議題となっておるわけでありますが、そこでお尋ねをいたしますけれども、このような刑務所あるいは少年院、さらには拘置所、そのようなものの移転等について、法務省当局としては、恐らく数十年先、まあどの程度の将来を展望して移転計画をお立てになるのかということであります。まあ、周辺に学校だとか、あるいは一般住居というふうなものがない、ある……

第84回国会 内閣委員会 第6号(1978/04/11、11期、民社党)

○井上計君 防衛庁にお伺いをいたしますけれども、日中平和友好条約がいよいよ大詰めの段階に来ておる、こういうふうな状況でありますが、そこで、きょうはその問題に関連をいたしまして、防衛的な問題を二、三お伺いをいたしたいというふうに考えております。  そこで、まず最初に、仮にということで申し上げますけれども、現在問題になっておりますところの反覇権条項が未処理のまま、未解決のままで日中条約が締結をされた場合、その場合に極東におけるソ連の軍事的あるいは戦略的な変化等はどのように防衛庁当局は分析をしておられるかお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 日中条約との関連、またそれから起きるところの新しい……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/04/25、11期、民社党)

○井上計君 私は、質問時間を遠慮して短くしましたので、ごく簡単に、お伺いというより、むしろ私自身の考え方、意見を一つ申し上げて、若干のお答えをいただきたいというふうに思います。  先般来、特にまた、本日も、与野党各委員とも、また政府の答弁におきましても、恩給等の不公正を是正をしろというふうな御意見、また政府答弁もできるだけ前向きに検討というふうな、与野党委員の質問に対してのまた政府側の御答弁もあります。私自身も、できるだけ財源があれば多く出すということについては特別に異論はありません。また不公平ないろいろと支給制度等についての是正ということについては、これまた異論がないわけでありますが、ただこ……

第84回国会 内閣委員会 第13号(1978/05/25、11期、民社党)

○井上計君 ただいま和泉委員から、国鉄の共済組合の財政状況等についてはいろいろと御質問がございました。まあそれにつきまして、当局側さらに大臣からもいろんな御答弁があったわけであります。お聞きしておりますと、五十五年以降の財政計画については大変憂慮すべき状態であるので、抜本的な対策をひとつ検討してまいりたいと、こういうことを理解をいたしました。その和泉委員の質問の中に、それらの毛のを考えるときに、職員の負担率はもう限界に達しておると、そこで何らかの方法で収入の増加を考えるべきだと、こういうふうなことの御質疑があったわけでありますが、それらに関連をする問題もありますけれども、私幾つかの点を国鉄当局……

第84回国会 内閣委員会 第15号(1978/06/01、11期、民社党)

○井上計君 まず最初に、行政管理庁にお尋ねをいたしますけれども、本日の議題でありますが、事実上は北海道管区の行政監察局の縮小計画であろう、このように理解をしておりますが、特にいま行政改革を強力に進めていく中で、そのような縮小計画をされても、今後の行政監察業務に特に支障はないんでしょうかどうでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 支障がないということでありますから了解をいたしましたが、ただ、行政改革は人を減らすことだというふうなのが余りにも強く出過ぎておりまして、したがって、そのためには各省庁とも一律削減というふうな、いわば形式に大変こだわっている点が多いんではなかろうか、こういうふうな感……

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/03/25、11期、民社党)

○井上計君 私はきょう、行革の問題等から、まずそれぞれ関係の大臣の方々にお伺いいたしたい、こう思っておりました。順序からいきますと、荒舩長官にお伺いし、それから大蔵大臣にお聞きをいたしましてから、その次に農林大臣にお伺いしたいと思っておりましたけれども、何か緊急の御用事でお急ぎのようでございますから、順序を変えまして、ひとつ農林大臣に冒頭にお伺いをいたしたいと思います。  五十二年の九月の二日に、行政改革についての閣議了解が行われました。その中で示されました行政改革に関する要綱の中に、検査検定業務等の整理合理化について、五十二年七月二十七日の行政監理委員会の答申に沿って推進をするということが述……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、民社党)

○井上計君 参考人にもお伺いしたいのでありますが、時間がございませんので文部大臣に主としてお伺いいたしますので、参考人には御了承をいただきたいと思います。  先ほど来いろいろと御質問があり、また御答弁がありました。すべて大学入試一本やりというふうな形の現在のいわば小学校からのずっと教育の課程、ここらに大きな問題があるというふうに感じます。したがって、その大学へ入ってしまえば長い間押さえつけられたいわばストレスが一遍に解消して、そのはけ口がいろんな形での問題をかもし出しておる。過激派学生が非常に多い、それらの問題等についても、それらの原因がなしとしないという感じもいたしておるわけであります。そこ……

第84回国会 予算委員会 第24号(1978/04/04、11期、民社党)

○井上計君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度予算三案に対し、以下の理由により反対の意向を表明いたします。  申すまでもなく、五十三年度予算は、日本経済が直面している危機的状況から速やかに脱却し安定成長に向かうための強力な呼び水となることが国民の間から強く求められているのであります。過去四年有半にわたる長期的な大不況に対し、政府は真剣にこのような状況を直視するならば、いまこそ発想の大転換を行うべきであり、政策的大英断を実行しなければならないのであります。  ところが本予算案は、その規模においては一応拡大されておりますものの、またわが党が昨年夏以来しばしば主張して……

第85回国会 内閣委員会 第3号(1978/10/19、11期、民社党)

○井上計君 皆さんお疲れのようであります。先輩議員から質問時間を短縮するようにという強い要請がありましたので、防衛庁の方には質問いたしませんからひとつおくつろぎをいただきたいと思います。  人事院にお伺いしたいと思いますが、五十三年度の職種別の民間企業の実態の調査をされております。それにつきまして若干お伺いをいたします。  産業別、規模別の調査事業所数でありますけれども、合計が七千百九十六事業所、その内訳は、五百人以上の事業所が二千四百四十一、百人から四百九十九人が四千六十八、五十人から九十九人が六百八十七事業所と、このように人事院月報で報告されておりますけれども、なぜ五十人以上九十九人という……

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/09、11期、民社党)

○井上計君 関連。
【次の発言】 いま運輸大臣は、構造不況業種については鋭意対策を立て努力をしておるけれど、なかなか思うようにいかぬというふうなお話がございました。  そこで、私は、この倒産に関連をして一親企業の倒産に関連して起きますところの下請の連鎖倒産等について、ひとつ大蔵大臣、通産大臣にお伺いをいたしたいと思っておりますが、過去三年間、五十年、五十一年、五十二年の三年間に会社更生法の適用申請を受けました企業が、いただいた資料によりますと、約七百七十八件あります。これは大型倒産だけではない、いわば中型倒産もあろうかと思いますけれども、この事実をまずひとつお考えをいただくということであります……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/12、11期、民社党)

○井上計君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度補正予算三案に対して、以下の理由により反対の意向を表明いたします。  長期にわたる深刻な不況の影響は、国民各層並びに各方面において容易ならざる状態が起きつつあります。まじめに一生懸命働いてきた勤労者が損をしたと叫ぶほど、相次ぐ政府の政策の失敗のしわ寄せをもろにかぶっております。大幅な収入減や賃金カットにも耐え忍んで雇用を守る努力をしている勤労者が多くいることを直視しなければなりません。中小企業経営者の多くも明日への希望を失いつつあります。政府の言うことを信用して、近代化、合理化の努力を続けてきたのにもかかわらず、答え……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、民社党)

○井上計君 省エネルギー対策につきましては、もうすでにかなり質疑が行われております。したがって、若干重復するかと思いますけれども、やはりこれは、大臣に本来お伺いするつもりじゃなかったんですが、大臣と初顔合わせですからひとつお願いをいたします。  当面の問題等については、余り大きな懸念はないということでありますけれども、しかし先ほど大臣、他の委員の御質問にお答えになって、いま余り大きな規制等をやると雇用不安の解消に大変障害がある、あるいは景気の回復の足を引っ張るというふうな御懸念、その点で余り厳しい警告はしない方がというふうなお話、私も十分理解をいたします。ただしかし、当面の問題は別として、中期……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、民社党)

○井上計君 時間がありませんので、エネルギー庁長官に一つだけお伺いいたします。  たしか三月の当委員会であったかと思いますが、石油、ガソリンそれから灯油等の配給制の準備のためのチケットのことについて伺いました。そのとき長官は、有時立法と同じような考え方であると、このような御答弁があったと記憶しておりますが、そこでどのような情勢になったとき、あるいはどういうふうな事態に陥ったときに配給制を実施せざるを得ないのか、それから現在のチケットの準備状況、これをひとつお伺いいたします。
【次の発言】 終わります。

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/03/27、11期、民社党)

○井上計君 最初に、大蔵大臣に一般消費税の導入についてお伺いをいたしたいと思いますが、現在現時点において一般消費税の導入について大蔵大臣はどのようにお考えでありますか、承りたいと思います。
【次の発言】 最近特に各地で各団体、各界階層等を集めて一般消費税導入についての反対の大会、運動が非常に活発になっておりますけれども、御承知だと思いますけれども、そのまた反対をしておる理由等については大臣は御承知でございますか。
【次の発言】 いまそれらの反対の理由、大臣の御承知の点をお述べいただきましたけれども、そのほかに、やはり政府がもっと始末をしてほしい、むだなことをやっておってそれらのしわ寄せを国民大……

第90回国会 商工委員会 第1号(1979/12/06、11期、民社党)

○井上計君 時間がありませんし、また、大臣もお急ぎのようでありますから、中小企業対策についての大臣のお考えを最初に承りたいと思います。  最近の特に円安傾向、さらには輸入原油の非常な値上がり等によりまして石油製品価格を初めあらゆる原料、資材が大変上がっております。したがって、ようやく不況のトンネルから抜け出しかけておる中小企業が、さらに厳しい環境に追いやられておりまして、そのためにも十月ごろから従来やや沈静化しておりました中小企業の倒産の件数かまたたいへんふえておる、こういう状況にあるわけであります。そこで大臣、御就任に当たりまして中小企業政策について、中小企業対策についてどのようなお考えをお……

第91回国会 社会労働委員会 第8号(1980/04/24、11期、民社党)

○井上計君 労働安全衛生法についてお伺いいたします。  第七章の「健康管理」についてであります。  作業に従事する人たちの健康管理については、もちろん十二分に配慮し、万遺漏なきを期さなくちゃいかぬわけでありますが、しかし、法律やあるいは規則が余り厳し過ぎると逆にまたマイナスになる、こういうふうなこともあろうかと考えます。  そこで、これはむしろ質問というよりも、私の要望ということでお聞き取りいただいて結構でありますけれども、六十五条の作業環境の測定についてでありますが、この点から考えまして、たとえて言いますと非常に零細な企業、特に使用しておる有機溶剤、有害物質等が備蓄量もごくわずかである、ある……

第91回国会 内閣委員会 第1号(1979/12/21、11期、民社党)

○井上計君 先ほど来、他の委員の質疑に対します御答弁で、私の予定しておりました質疑等につきましては了承いたしましたので、終わります。

第91回国会 内閣委員会 第6号(1980/03/27、11期、民社党)

○井上計君 質問の予定をいたしておりましたが、他の委員の質疑でおおむね了といたしましたので、質問を中止をいたします。  ただ、一言私自身の気持ちを申し上げておきますと、国民の大多数、一部の人を除いて大多数の敬慕の的でありますところの天皇陛下、さらに天皇家あるいは皇族に対しましての皇室経済の数字等につきましては、他の予算と同様に考えて、削減だとか多過ぎるとかというふうなことについては私は考えるべきでない。やはり、敬慕の的でありますところの天皇に対しては、もっとわれわれが敬慕の念を持って、もっと積極的な考え方で今後このような問題等についてはやはり審議すべきであろう、こういう感想を申し上げて、私の質……

第91回国会 内閣委員会 第9号(1980/04/22、11期、民社党)

○井上計君 長官並びに防衛局長にお伺いいたしますけれども、現行の自衛隊法では、有事の際十分に対応できないであろうという感じを私は持っております。  それらについてお伺いしたいと思いますけれども、自衛隊法が昭和二十九年制定されました。以来、編成等については若干の改正が行われておりますけれども、行動の部分についての改正はほとんど行われていないというふうに思います。したがって、制定当時、二十九年ごろと現在との国際情勢の大変な変化の中で、現行の自衛隊法のままで、要するに有事即応体制が十分とお考えかどうか、まず最初にお伺いいたします。
【次の発言】 運用面で十分でないというふうな面等についていろいろと検……

第91回国会 内閣委員会 第10号(1980/04/24、11期、民社党)

○井上計君 今回の恩給法の改正に関連をして二、三お尋ねをし、また要望いたしたいというふうに思います。  一昨年でありますけれども、当委員会でやはり恩給法の改正についての質疑が行われました。そのときに私は、恩給並びに公務員共済年金等について、現在のように、まあ言えば毎年上げていく、特にいろんな要望等によってこれを増額をすることを検討することばかり進めておると、当時大蔵省からも資料をいただきましたけれども、七、八年後、あるいは十年後ぐらいには、国の財政から言って、年金財政、また恩給等によって財政のパンク状態が来るんではなかろうかと、大変ゆゆしき問題が起きるということを憂慮して、それらの点についての……

第91回国会 内閣委員会 第11号(1980/05/06、11期、民社党)

○井上計君 二年前でありますけれども、私は当委員会でこの生糸検査所の問題等につきまして初めて具体的に質疑を行いました。自来、いろいろと若干の紆余曲折はあったというふうに聞いておりますけれども、今回一応とりあえず廃止ということに決まったことについては、これは私は評価をいたしております。ただ、先ほど来同僚委員の質問にいろいろお答えがありましたけれども、それを伺っておりましても、確かに生糸検査所という名称はなくなります。しかしその実、中身については廃止にはほど遠いという感じもいたします。  それはさておいて、そこで私は若干角度を変えてお尋ねをいたしたいというふうに思いますが、先ほど来お答えを聞いてお……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/14、11期、民社党)

○井上計君 先般行われました総理の施政方針演説を承りました。大変格調の高い文言と承って理解をいたしました。その中で政治と行政の対応力の回復ということで、特に政治不信解消のために総理は格段に努力をする、こういうふうな意味のことをおっしゃっておられました。  そこで、総理にお聞きをいたしたいと思いますけれども、総理は具体的にその後どのような努力をされておられますか、ひとつお伺いをいたします。
【次の発言】 そこで、総理にもう一つお伺いいたしますけれども、やはり施政方針演説の中で、従来の制度や慣行の中には、もはや十分にその機能を果たすことができなくなり、その見直しが要請されているものも少なくありませ……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/03/26、11期、民社党)

○井上計君 最初に、総理にひとつ御所見を伺いたいと思いますが、綱紀粛正といういわばメーンタイトルで国会の審議が行われるということは、国民に対して大変恥ずかしい、申しわけないと、こういう感じが私はいたしてならないわけであります。野党の一員であります私でもそう思うわけでありますが、現在の綱紀紊乱、紊乱とあえて申し上げますけれども、このようなことから国民の政治不信を非常に多くの理由によって招いておるわけでありますが、それらの責任はただ単に政府あるいは与党でありますところの自由民主党だけの責任ではなくして、やはり野党のわれわれもこの責任の一端は担うべきだというふうに私個人的には考えております。  そこ……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/04/03、11期、民社党)

○井上計君 最初に、物価問題からお伺いをいたしたいと思います。  去る三月の十九日の物価問題に関する関係閣僚会議の「当面の物価対策について」という資料を見ておりますけれども、その中に「適切な総需要の管理、便乗値上げの防止等物価対策に全力を傾注し、」と、このようにありますけれども、総需要の管理と抑制と実はどう違うんですか。これはひとつ経企庁長官にお伺いをいたします。
【次の発言】 そこで、特にきのうあたりから大きな問題となっておりますが、物価対策とも大変重大な関係があります土地の問題であります。  きのうの新聞に土地公示価格が発表されておりますけれども、すべて各新聞とも「再び狂乱」という表現でこ……

第91回国会 予算委員会 第21号(1980/04/04、11期、民社党)

○井上計君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十五年度一般会計予算並びに外二件について、一括して反対の討論を行います。  国民が新予算に最も期待していたことは、不透明な八〇年代の幕明けの年を迎えた現在、前途に山積している多くの不安を解消し、明るい二十一世紀が展望できるよう、すなわち今後の政治経済と国民生活のあり方に対し明確な指針を示してほしいということでありました。そうしてそのためには、自由と民主主議を守り、国の安全保障体制を確立し、行財政の徹底的な改革による財政の再建、日本型福祉社会建設の促進、さらにエネルギー及び食糧の長期安定確保、この三点の具体的政策を特に強く望ん……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1980/10/15、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 本日の委員会の冒頭に大臣が今後のエネルギー行政についての所信を明確にお述べをいただきました。大いに意を強ういたしておりますが、その中で、電源の開発については原子力、石炭火力を初めとする石油代替電源の積極的な導入の推進を図る。特に、原子力は、今後における電源の中核を担うエネルギー源であり、将来にわたってエネルギーの安定供給の確保を図っていくためには、昭和六十五年度までに原子力発電所を五千万キロワット強の規模に拡大するとの目標をぜひとも達成する必要がある。しかしながら、原子力発電所については、その建設・立地が円滑に進まず、計画から運転開始まで十数年の長期を要するという実態にあり、このよ……

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 国内炭の二千万トン体制の維持についての問題点あるいはまた位置づけ等につきましては、もう先ほど来各委員からいろいろと御質問がありました。ほとんどもう出尽くしておりますので、時間の関係もありますのでこれは省略をいたします。  ただ希望としては、第七次の石炭政策審議に当たっては、十分それらの問題が速やかに解決できるように、ぜひまた大臣、政府側、ひとつ十分なる御配慮をいただきたい。これはもう御希望だけ申し上げておきます。  そこで、二、三具体的な問題等についてお伺いしたいと思いますが、企業間格差が相当あるわけであります。各企業の生産あるいはまた経営内容等についての格差は当然でありますけれど……

第93回国会 商工委員会 第2号(1980/10/23、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 五十六年度の中小企業対策について、きょうは実はせっかくの機会でありますから、大臣並びに中小企業庁長官に伺って、特に予算要求等しておられますそのこと等についても、ひとつ詳細伺う予定でおりました。特にまた重要な問題としては、中小企業の代替エネルギー、省エネルギー等に対する助成策あるいは山地振興対策、さらに高度化事業等について実は伺う予定でおりましたが、ずいぶんと時間がきょうはおくれております。大臣もまた来週からの海外出帳をお控えになってお忙しいかと思いますから、もうそれらの具体的なお尋ねはきょうはやめます。また次の機会に譲ります。  そこで、一、二だけひとつ大臣に伺いたいと思いますけれ……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1981/04/01、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に大蔵省にお伺いいたしますが、私のは急いで集めた資料ですから、大蔵省の持っておられる資料と違うかと思いますが、ちょっと読み上げますので、違ったら後で指摘をしてください。  五十三年末の外貨の保有高が二百八十八億一千三百万ドルである。五十四年度の総輸入額が千二百四億六千四百万ドル、そのうち石油の輸入額が三百九十七億八千五百万ドルであって、したがって貿易収支はマイナスの二十四億三千八百万ドル、それから経常収支はマイナスの百三十八億五千三百万ドル。五十四年末の外貨の保有高が百八十五億四千三百万ドル。それから五十五年度の総輸入額が千四百五億二千八百万ドル、そのうち石油が五百二十七億六千……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1981/04/08、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 民社党の井上でございます。  参考人の方、大変長時間御苦労さまでございます。限られた時間でありますから、簡単に武田先生にお伺いしたいと思います。  その前に、皆さん方からお話を承っておりまして、一番やはり大きな問題としては、コストの面ということが大きな隆路であろうというふうに思いますけれども、もう一つは、お話の中に出ておりませんですが、私は、今後の新エネルギーの開発という中で、総合安全保障の面からやはりこのエネルギー問題も考えていかなくてはいけない、こう考えており、これらについては特にお答えは要りませんが、当然お考えであろうと思いますけれども、新しいエネルギーの開発の中でそのような……

第94回国会 商工委員会 第3号(1981/03/31、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 特定不況産業安定臨時措置法が五十三年に成立し施行されております。  そこで、午前の質疑の中で河本長官からもお答えがあったと思いますけれども、そのときこの特交法に不況業種として指定されました十四の業種、これはおおむねその後活力をもっておる、しかし指定されていない二、三の業種については深刻な不況にあえいでいるというふうなお答えが河本長官からあったわけでありますけれども、その不況の業種に指定されていない二、三の業種のことについてひとつお伺いをいたしたいと思います。  石油化学工業がその指定されていない業種の一つでありますが、その後輸入の急増であるとか、あるいは国内需要の大幅な減退等により……

第94回国会 商工委員会 第5号(1981/04/21、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 法案に関連をして幾つかお伺いをいたしたいと思います。時間が少し予定よりかおくれているようですから、質問も簡単にいたしますからお答えも簡略にひとつお願いをいたしたいと思います。  最初に、現在石油備蓄が行われておりますけれども、この石油備蓄に要するコストは、一キロリッター当たりという細かいことでお聞きをしますけれども、幾らぐらいについておるんですか。
【次の発言】 この法律改正によってLPGの備蓄が行われるわけですけれども、その場合LPG備蓄としてはどれぐらいのコストというふうな見通しなんですか。
【次の発言】 かなり高くなるようですけれども、ただ今後のエネルギー問題を考えるときには……

第94回国会 商工委員会 第8号(1981/05/07、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 時間がありませんので簡単に質問いたしますが、滝井参考人お一人にひとつ御無礼でありますけれどもお伺いしたいと思います。  いま小笠原委員のお尋ねの中で笹生先生がちょっとお話、御答弁がありました。問題は石炭産業の振興とそれから閉山跡地の復旧の場合、法律が別であるのでこれらのもの云々というお話がありましたが、ずうっと先ほどから参考人のいろいろ御意見等を伺っておりまして感じますことは、石炭産業の振興安定のために今後どうするかという問題と、閉山跡地の鉱害復旧の問題をどうするかという問題と、実は考えていくとはなはだ矛盾するといいますかね、今後十年、二十年あるいは三十年、五十年後を考えますと、い……

第94回国会 商工委員会 第10号(1981/05/14、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 大分おとといときょうとで質問が出尽くしておりますけれども、若干重複する点があろうかと思いますがひとつお許しをいただきたいと思います。  先ほど来市川委員の質疑に対しましても、大臣しばしばお述べになっておられますけれども、何といってもわが国では中小企業が国の経済の、あるいは産業の中核をなしておる、こういう御所見を述べられております。全くそのとおりだと思っておりますし、また今後ともさらに中小企業の活路というものを拡大をしていかなければ、わが国の産業界あるいは経済の発展はあり得ない、これはもうどなたも御異論がないことだというふうに思います。ところが現実には長期的な面から見まして、中小企業……

第94回国会 商工委員会 第12号(1981/06/04、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 提案者の先生方には、まず冒頭、中小企業の安定につきまして大変御努力いただきましたことについて心から敬意を表します。同時に、中小企業問題の解決に努力をしておる一人といたしまして、また御苦労に対しましては感謝を申し上げておきます、  さてそこで、提案者にお伺いをしたいと思いますけれども、衆議院議員立法で全会一致で衆議院で成立しておるものに対して、参議院で質疑を行うのはおかしいではないかという、実はそういう声が私は耳に入ってきておるわけでありますけれども、それにつきましては提案者、どのようにお考えでありますか、まずお伺いをいたします。

第95回国会 商工委員会 第5号(1981/11/26、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 皆さん方のお答えも大体もう出尽くしておりますし、時間もありません。それから私自身が去る三月から当委員会あるいは予算委員会の分科会等で基礎産業の不況対策についてはしばしば提言をしたりあるいは質疑を行っておりますし、またわが党では去る三月からすでに素材産業不況対策特別委員会を設けまして、政府に対しましてまた各方面に対しましても要望を立て、またアルミ、特に紙パルプにつきましての不況対策の政策もつくっておりますから、いろいろと私お聞きすることはないわけであります。ただ、時間もありませんけれども、ここでお答えというよりもむしろ私はお三方参考人、特に松永参考人と田中参考人には大変御無礼でありま……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/05、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 おとついの衆議院の予算委員会におきましても、またけさからの当委員会におきましても、行財政改革に対しましていろいろと質問が出ております。また、それにつきまして総理は、再三にわたって行財政改革に政治生命をかける、このような決意をお示しをいただきました。十二分に総理の御決意はわかったわけでありますけれども、ただ総理が幾ら決意をされ、中曽根行政管理庁長官がどのように政治生命をまた総理同様におかけになりましょうとも、やはり国民の理解とそうして支援がなければ行財政改革の推進断行は不可能であろうと、このように考えます。  そこで、まず国民の理解と信頼を受けるためには私はいま一番必要なことは、国民……

第96回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1982/04/14、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど先輩の熊谷委員から原子力発電につきましてはいろいろと適切な質疑がありました。全く私も同感でありますので、重複することを避けまして、関連はしますけれども幾つかお伺いしたいと思います。  まず、四十七年の原子力白書によると原子力発電の開発目標は五十五年度末で三千二百万キロワット、六十年度末で六千万キロワットとなっておりますが、現在の長期暫定見通しでは六十年度が三千万キロワットですから、四十七年の原子力白書からいくとすでに半分に計画が減っておる。さらに、六十五年度の五千三百万キロワットの目標に対しては、先ほど中尾委員の質問に対しての長官のお答えの中で、かなりむずかしいというふうなお……

第96回国会 商工委員会 第4号(1982/03/23、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 いま貿易摩擦につきましては大きな問題でありまして、またそのためにけさほど来、各委員からいろいろと質疑が行われております。私も貿易摩擦につきましてお伺いをいたしたいと思いますが、対米摩擦、対EC摩擦につきましてはけさほどからもいろいろと質疑の中に出てきておりますけれども、そこで私はお伺いしたいのでありますけれども、対韓国との貿易収支、対中国との貿易収支、対台湾との貿易収支につきましてお伺いしたいと思いますが、韓国との収支、中国との収支、台湾との収支、これらをひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 局長、これは去年度ですか。

第96回国会 商工委員会 第8号(1982/04/01、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 内外諸情勢が大変変化をしておりますし、また、そういうふうな状況の中で、先ほど来いろいろと御指摘がありましたが、いろんな問題が山積をしております。不況はますます深刻化いたしておりまして、まことに憂慮すべき状態であろうと思いますが、そういう情勢の中でありますから、当然とは言え、特に中小企業の経営がますます苦しくなっておりまして、わが国の経済にとっては最も重要な中小企業が活力と希望を失いつつある、このように私は感じております。恐らく大臣も中小企業庁長官も御同様お考えであろうというふうに思いますが、そういうふうな情勢の中でありますが、特にこのようなとき、非常に厳しい予算規模の中でありますけ……

第96回国会 商工委員会 第10号(1982/04/13、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 各委員からもうほとんど質問も出尽くしております。時間も大分経過しておるようでありますから要望を含めて数点きょうは簡単にお尋ねをいたしますので、簡潔なひとつ御答弁をお願いいたしたいと思います。  この二法の延長によって石炭鉱害の復旧工事が今後さらに進むであろうということは大いに期待をしております。しかし先ほどから御答弁がありますように、この十年間でもう打ちどめにする、こういうふうな方針だとすると、今後さらに従来以上にテンポを上げていかなくてはいかぬであろう、こう考えますけれども、そこで問題になるのは、この厳しい経営環境の中で有資力者の復旧財源の問題であろう、かように考えます。私ちょっ……

第98回国会 商工委員会 第4号(1983/03/23、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 午前中の質問でも関連して出ておりますけれども、改めて経企庁長官にお伺いいたしますが、五十八年度の実質三・四%、名目五・六%という成長率、目標値は減税による、まあ大型減税、いろいろと言われておりますが、与野党幸いにして合意をしております。まだ金額あるいは時期、方法等については明らかでありませんけれども、この減税によるGNPへの乗数効果等について、これは織り込み済みですかどうですか。まずお伺いします。
【次の発言】 といたしますと、減税による効果、私どもの試算ではGNPへの乗数効果は大体〇・一五、せいぜい〇・二%程度、このように試算をしておりますけれども、その効果と、それから特にこのと……

第98回国会 商工委員会 第5号(1983/03/24、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 大臣初め、大分お疲れでありますから、なるべく簡潔にお尋ねをしてまいります。  中小企業関係のことにつきまして幾つかお尋ねをしたいと思っておりますし、また提言もしたいと思っておりますが、その前に、いま市川委員の御質問に対して、最後市川委員が確認をされましたことで、ちょっと私、合点がいかぬ点がありますので、私からもお尋ねしたいと思います。  それは、商工会の例を出されましたけれども、団体法によるところの中小企業団体あるいは協同組合法によるところの中小企業団体、それらが政治的な中立ということを実は過去よくいろいろな方が言われるわけであります。先ほど神谷長官は、特定の政党を支持することにつ……

第98回国会 商工委員会 第7号(1983/04/12、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 現在素材産業は大変な苦境に陥っているわけでありますが、今度の新法によっていま苦境に陥っている素材産業が果たしてその昔境から脱し得ることができるかどうか、これは大きな問題だと思うんですが、見通しについてはどうお考えか、まずそれからお伺いいたします。
【次の発言】 大臣おっしゃるように、われわれもそういうふうな期待をぜひいたしたいと思っておりますし、またそれぞれの産業界も自主的な大変 な努力、特にやはり、いわば最終的な努力というふうなことで行っていくであろうと思いますけれども、ただしかし、やはり今後新しくまた客観的な変化、あるいはそのようなまた厳しい新しい要件というのが起き得る可能性も……

第98回国会 商工委員会 第10号(1983/04/26、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は民社党・国民連合を代表して、特定不況産業安定臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、原案賛成、修正案反対の討論を行います。  わが国基礎素材産業は、第一次、第二次のオイルショックにより大きな影響を受け、その後の努力にもかかわらず、環境はますます厳しさを加え、いまや深刻な事態に陥りつつあります。このまま放置するならば、戦後わが国経済、産業の発展の中核として大きな存在を示してきたこれらの素材産業界は、国際競争力を完全に失い、雇用、関連中小企業、地域経済に重大な影響を及ぼすのみでなく、完成品産業に与える影響も大きく、貿易立国であるわが国経済、産業全般にわたって著しい障害が起きることが……

第98回国会 予算委員会 第4号(1983/03/11、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、総理並びに関係各大臣に御質問をいたします。なお、質問を通告していない大臣の方、たしか四人おられると思いますので、お忙しいようでしたら御退席をいただいても結構であります。  最初に、具体的な質問に入る前に総理にお伺いいたしたいと思います。  現在、わが国の置かれておる状況、経済環境は戦後最悪の状態にあると、このように私認識をいたしております。さらに、五十数年前、すなわち昭和の初めころのいわば大不況、あの恐慌の時代にまさに似てきておるのではなかろうか、こういう認識もいたしておるわけでありますが、長引く不況のために中小企業の倒産は激増いたしており……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 決算委員会 第2号(1983/10/05、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 時間がありませんから、官房長官にもうごく簡単なことについてお伺いをいたします。  いま衆議院の行革特で審議をされておりますところの行革関係法、これによって行管庁と総理府とが統合されるということになりますと閣僚のいすが一つ減るわけでありますけれども、すでに総理大臣は、あるいは官房長官も、減った閣僚のいすについては、この閣僚数を減らさないで内政、外政等に重要なポストを担当する無任所大臣といいますか、これをつくるんだというふうな意向を示されておりますが、そのとおりでありますか。
【次の発言】 それにつきまして、これは要望でありますが、長い間中小企業者が中小企業政策等々につきまして依然とし……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1984/11/28、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 本日、委員会の冒頭に堀江委員長から去る九月の当委員会の北海道、北方四島問題についての視察の報告がなされました。また現地におきまして各種団体から切実な要望等また説明をお聞きいたしまして、我々は百聞は一見にしかずという古いことわざどおり本当に視察をしてよかったな、またその視察の成果をできるだけ速やかに実現をするように努力をしなくてはいけない、このように強く感じたわけであります。実はその視察の結果、国立公園地帯にある施設の問題、環境保全との整合性の問題等につきまして、その視察の直後十月四日の決算委員会におきまして私は質問を行い、また要望をいたしました。後藤田長官そのときにもお聞きいただい……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 沖縄問題についていろいろと伺いたいと思いますが、時間がありませんから要点だけ申し上げますのでまた簡潔にお答えをいただければありがたいと、かように思います。  先ほど来同僚議員のいろいろの質問等がなされております。もちろん基地問題も重要であります。また自衛隊問題も重要であります。米軍の訓練問題ももちろん重要であります。私はそれを否定するものではありませんけれども、ただ、現実には沖縄の県民所得が全国平均をはるかに下回っておるという事実、それで失業率が本土に比べて約倍であるという事実、これらをまずどう解決していくか、どのように解消していくかという問題を考えていかなければ沖縄の私はやはり県……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/04、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど来那覇飛行場の事故問題等につきましては同僚議員からいろいろと質問が行われまして、また政府側からもそれについてのお答えがございます。今後とも事故の絶無を期してひとつ大いに御努力をいただく、また期待をいたしておきますので、その問題につきましては触れません。  そこで、沖縄県民の方々の願望としては、基地問題あるいはまたそのような事故の発生の絶無等々の期待は非常に大きいわけであります。同時にもう一つ、大きな沖縄県民の期待と願いの中には、本土復帰して約十年でありますけれども、しかし依然として本土との間の経済格差というものが縮まっていかない。現在、沖縄県民の平均県民所得は四十七都道府県の……

第101回国会 決算委員会 閉会後第2号(1984/10/04、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 総務庁長官、何かお急ぎのようでありますから若干順序を変更して、最初に長官にひとつお伺いをいたします。長官は北方対策本部長を兼務をしておられるのでありますが、北方領土問題につきましてひとつお伺いをいたします。  実は、先日、九月の二十六、七、八の三日間、本院の沖縄北方問題特別委員会として北方四島の問題等を中心に北海道の東部を視察をいたしました。地元の各機関あるいは各代表と懇談をして、大変委員会としては非常に有意義な視察を終えたわけでありますが、その視察を踏まえまして、北方対策本部長である長官にひとつ提言をし、またお願いをし、また質問をいたしたい、こう思います。  北方四島の早期返還の……

第101回国会 決算委員会 第4号(1984/01/25、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 五時から閣議だと承りましたし、大臣お急ぎでございましょうから、どうぞ労働大臣結構です。文部大臣もお急ぎのようですから、教育制度の改革あるいは教育構想あるいは教員の養成等についてもお伺いする予定でありましたが、お急ぎでありますし、また午前の質疑の中で大臣並びに局長からも御答弁がありまして理解をいたしましたので、これは省略いたします。  ただ一つ、教育臨調を設置をしたらどうかということを実はわが党、民社党は主張をいたしておるわけであります。教育の問題がいろいろと言われておりますけれども、ただ単に一部の機関でそのようなものを論議したのでは、いま大きな問題である教育の問題の根本的な、いわば……

第101回国会 決算委員会 閉会後第5号(1984/11/06、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 建設省に幾つかの点をお伺いをいたしたいと、こう思います。  まず最初に、社会資本の整備についてお伺いをいたしますけれども、昭和六十年度に終了することになっている社会資本整備に関する五カ年計画、現時点での達成の見通しはどのようになっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 今お答えを伺いまして、難しいあるいは厳しいというふうなことを伺ったわけでございますが、その理由としては、けさほど来いろいろ同僚委員からの御質問にもありましたけれども、公価、事業予算が極端に抑制をされておる。特に我が国の道路あるいは下水道、都市公園等の整備は、欧米先進国に比べても大変おくれていること、これはもう……

第101回国会 商工委員会 第3号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 ちょっと資料をコピーしたものを配らしていただきます。
【次の発言】 最初に公取委員長にお伺いをいたします。  今お手元に新聞のコピーをお配りをいたしました。もちろん、もう公取委員長はお読みでありましょうから必要ないかと思いますけれども、改めて御参考にと思ってお配りしたわけであります。  このコピーは、去る三月二十七日の東京新聞に掲載をされました天谷直弘さんの論文であります。見出しは「独禁政策批判」、サブタイトルとしては「なぜ食糧、金利の違憲*ル認」と、こうなっております。翌日、三月二十八日、中日新聞にやはり同じ内容の論文が掲載をされました。この見出しは「独禁行政の現状を嘆く」、こ……

第101回国会 商工委員会 第4号(1984/04/07、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 時間が随分と延びております。私ども委員よりも大臣初め政府側の出席の方が多いわけでありますから、できるだけ簡潔に私もお尋ねをしたいと、かように思います。  先ほど市川委員から河本長官に対していろいろ と御質問がありました。私の考えておりますこととかなり重複をいたしますので、一部を省略をいたしますが、ただ、市川委員の質問にお答えがありましたように、五十九年度の経済の見通しについては、長官は先日の予算委員会におきましても、また先ほども上方修正の可能性ありというふうに御答弁あったわけでありますが、ただ、景気対策として長官かねて、長官のこれは御持論であると思いますけれども、大幅減税、一兆円程……

第101回国会 商工委員会 第5号(1984/04/12、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 朝から同僚議員の大変具体的な質問に対して、また政府側の非常に懇切にお答えいただいておりますからほとんど問題点は解明されたと、こう思います。私が用意しておりました質問等についても、同僚議員の質問でほとんど尽くされておりますから、一、二点だけ簡単にお伺いします。  今回の法律改正等によりまして、付保率、てん補率がさらに引き上げられる。それから従来とも我が国の保険制度、他の先進国に比べて非常に有利である、こういうふうに聞いております。包括保険であると、あるいは料率等についても低いというふうな点から、従来でも欧米先進国の保険制度に比べてわが国の保険制度は非常によくできておるという評価を受け……

第101回国会 商工委員会 第7号(1984/04/19、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 大臣は先般の所信表明の中で、中小企業が従来我が国の経済発展に果たしてきた大きな役割、功績等につきましては評価をされております。この点については大臣のお考えと全く同感でありますから、大臣の御所見については敬意を表する次第でありますが、ただ中小企業関係の法律、これは我が国の多くの中小企業関係の法律というのは大変充実しておる。これは私もそのような評価をしております。事実先進諸外国の中でも我が国が一番であろう、これはこう私は感じておるんです。  ところが、それにかかわらず中小企業の大多数はまだまだ不十分であるという不満を多く持っておる。これもまた事実であるわけですが、その原因はいろいろあり……

第101回国会 商工委員会 第8号(1984/04/24、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 午前から同僚議員の大変御熱心な質疑、また政府側のお答えで問題点の解明はほとんどできたようでございます。私はしたがって、一、二要望だけ申し上げます。  きょう審議しております組合二法の改正につきましては、長年にわたって中小企業団体が要望しておったことでありますが、皆さん方の大変な御苦労で改正に至りますこと、これについては敬意を表します。ただ、まだまだ協同組合法にいたしましても、あるいはまた企業組合法にいたしましても、あるいは団体法にいたしましても、改正の要望点がまだ幾つか残っておりますが、これらのことにつきましても、今後とも十分御努力をいただきたい。特にこれはもうお答えは要りません。……

第101回国会 商工委員会 第9号(1984/05/10、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 午前から同僚議員の大変活発な質疑が展開されました。同僚議員はまことによく勉強しておられる、よく調査をしておられると非常に敬服をしております。同時に、あわせて大臣また政府委員側も的確な御答弁がなされておりまして、もう問題点はほとんど解明をされたと思いますので、私は質問というより、むしろ若干の意見を加えてひとつ一、二お伺いをしたいと、こう思います。  先ほどからずっと伺っておりまして改めて感じたことでありますけれども、物品販売というのは古来物々交換から発生をしておるわけであります。したがって、必要な物をいわば正当な対価で交換をする、これが通貨に変わったわけでありますから、本来物を買うと……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/04/03、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど来基地の問題がいろいろと論議をされております。そこで、私は基地問題とは別の観点からお伺いしておきたいと思っておりますが、最初に、現在沖縄で米軍に提供しておる基地の面積、その基地が戦前そのうち農地あるいは宅地等で利用されておった面積がどれぐらいあるのか、おわかりであればまずお伺いしたいと用います。
【次の発言】 私は、先ほど来基地問題について質問をされました同僚議員と立場は違いますけれども、平和を願うということについてはこれは全く同様であるわけであります。したがって、沖縄に広大な基地があるということについては必ずしも私自身がそれを可としてはおりませんけれども、現在のアジアの情勢……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/04、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、質問する予定は二点ございました。一つは、ソ連の政権が一挙に二十歳ほど若返った、したがって、今度の若いゴルバチョフ書記長によるところのソ連の態度がいささか変わってくるのではなかろうか、それについては、どういうふうな御見解を持っておられるかということ。もう一点は、北対協に対する補助金、その中で、副読本についての配付等々について。この二点のお尋ねをする予定でおりましたが、先ほど板垣委員から御質問がありました。また、今藤原委員からも御質問がありましたから、もう尽くされておりますので、時間のむだですから、あえてこれ以上お尋ねはいたしません。  ただ、感じますことは、ソ連という国のいわば……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/21、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 昨年の当委員会でもまた決算委員会でもお伺いをし、また提言、お願いをしておきましたけれども、沖縄の経済振興等の方策が緊急を要するもの、いろいろあるわけであります。また、現に実施をされておるものもありますけれども、昨年の委員会でも特に私は要望しておいたのですが、内水面漁業に対する振興対策、そのときにも小林局長からお答えをいただいておりましたが、余りその後具体的にこれという施策が講じられていないというふうに聞いております。  特に内水面漁業対策、養殖漁業でありますが、養鰻、ウナギについては沖縄の気候風土あるいは復帰前からこれらの取り組みをしておったということでかなり有望視されておったので……

第102回国会 決算委員会 第1号(1984/12/12、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 二十一世紀がいよいよ近づいてまいりました。二十一世紀にふさわしい新しい文化と文明を求めて、人類は平和と繁栄に向かって安定したそしてさらに充実した未来を創造していくためにはどのようにすべきか、当然、我が国はどのような道を歩むべきかということが真剣に検討されております。我々は、次の世代を担う、すなわち二十一世紀の子孫に何を残すべきか、二十一世紀の世界を担う現在の青少年に対して我々が果たす役割は何であるのか等々考えますと、今我々はさらに真剣にこれらの問題等について考えていかなければいけないときだというふうに私は考えております。申すまでもなく政治のすべてが、行政も、あるいは財政も教育も、あ……

第102回国会 決算委員会 閉会後第1号(1985/07/23、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に大蔵大臣に伺います。  伝えられるところによりますと、五十九年度の税収はまことに好調で、細かい数字は省きますけれども、最終的には千七百五十億円程度の剰余金が出る、こういう見通しのようであります。ところが、既に六十一年度の予算編成の準備が行われており、各省に対しては概算要求について非常に厳しい大蔵省の方針が示されたと、このように伺っておりますが、もちろん現在の財政状態でありますから、剰余金等についての処理につきましては、赤字国債の償還に充てる、いろいろとお考えがあろうと、こう考えます。ただ、今年度下期はアメリカの景気はかなり低迷すると、こういうふうに伝えられておりますし、またそ……

第102回国会 決算委員会 閉会後第2号(1985/09/19、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 質問の前に委員長に要望しておきます。  理事会におきましては我々委員の質問時間をおおよそと申し上げていいかと思いますが、決めるわけであります。やむを得ないとき、一、二分のオーバー、これはいたし方がないと考えますけれども、大幅にオーバーしたときには、委員長の権限で適当な処置をされるように強く要望しておきます。  限られた時間でありますから、問題を一点に絞って官房長官にお尋ねをいたします。  戦後政治の総決算を中曽根総理は唱えておられます。そのために各種の問題を積極的に処理しておられることについては私は敬意を表します。  しかし、戦後処理の問題としてまだいろいろと残っておりますが、その……

第102回国会 決算委員会 第3号(1985/01/21、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 沖縄の振興開発促進等について幾つかお尋ねをしたいと思います。  沖縄の振興開発の促進あるいは急務については今さら言うまでも全くありません。ただ、復帰後既に十三年経過をしておりますけれども、依然として本土との間には格差が、特に経済格差が非常に著しいということ、これはもうこれまた言うまでもないわけでありますが、私はやはり沖縄の特殊事情であるとか、あるいは地理的な条件であるとかどうとかこうとかということを言っても切りがありませんが、そのような条件があるということは当然でありますから、それらの条件をさらに克服をして、そうして物心両面にわたって沖縄の振興開発をもっと促進をしていかなければ、や……

第102回国会 決算委員会 閉会後第3号(1985/09/20、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 皆さん、政府委員の方もお疲れだし、委員の皆さんも大変お疲れのようですので、質問時間を私十分間提供しますから休憩をしてください。いかがですか。
【次の発言】 総務長官お急ぎのようでありますから総務長官に対する質問を前に行います。沖縄開発庁長官ちょっと後に質問を送りますので御了承ください。  老人問題についていささか私の考えることを申し上げまして、いろいろとお尋ねをいたしたいとこう思います。  老齢化社会が急速に進んできたことは、もう現実の問題として我々は受けとめておるわけでありますが、先般政府が発表されました資料によりますと六十五歳以上が千二百四十万人、総人口に占める割合が一〇・二%……

第102回国会 決算委員会 第6号(1985/04/22、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 労働条件の改善等々、先ほどから論議されておりますが、大臣や政府側は全く休憩なしですから、私の質問時間十分提供しますから、ひとつ皆さんにお休みいただくように……。
【次の発言】 大臣には後で伺います。  まず私は技能検定制度についてお伺いをしたいと思いますが、いただいている資料からまいりますと、技能検定制度ができましてから古いものはもう二十数年たっております。現在の職種が百三十五職種、そうして百三十五職種の中で作業数が三百三十作業ですか、このように伺いました。それから百三十五職種で働いておる労働者、労働人口は約一千六十五万人である。これは五十五年の国勢調査ですね。そうしてその中で過去……

第102回国会 決算委員会 第10号(1985/06/15、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 中曽根総理は、今国会の冒頭に力強い所信の表明をなされました。   私は、内閣総理大臣の重責を担って以来、「戦後政治の総決算」を標傍し、対外的には世界の平和と繁栄に積極的に貢献する「国際国家日本」の実現を、また、国内的には二十一世紀に向けた「たくましい文化と福祉の国」づくりを目指して、全力を傾けてまいりました。このような外交、内政の基本方針を堅持し、国民の皆様の幅広い支持のもとに、これをさらに定着させ、前進させることが私の果たすべき責務であると考えます。  冒頭こうお述べになりまして、以下いろいろとお述べになっております。その中で、「(国際社会における積極的な貢献)」という中で、  ……

第102回国会 商工委員会 閉会後第1号(1985/09/03、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 中小企業庁長官に幾つかお伺いをいたします。  六十一年度の予算につきましては、概算要求を終えられていよいよ大蔵当局との具体的な折衝にお入りになるわけであります。そこで、特にこの際、ひとつ長官に強く要望を申し上げておきたいと思います。  言うまでもなく、中小企業を取り巻く経済環境はますます厳しくなっておりますし、また技術革新に対応するためにどうするかということで、どの企業も経営環境まことに厳しい状態の中で苦労しておる。これは長官、もう十二分に御認識いただいているとおりであります。予算要求の中いろいろと伺っておりますけれども、税制面あるいは金融関係の面あるいは新技術に対応する中小企業の……

第102回国会 商工委員会 第5号(1985/03/28、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 日米間における今最大の課題としては、申すまでもなく貿易収支のインバランスによる貿易摩擦の解消ということであります。そこで私は、きょうは具体的な問題をお伺いしたいと思っておりますが、先ほど市川委員からも御質問の中で、木材あるいは合板等の関税引き下げの問題が出ました。関連する点もあるわけでありますけれども、まずひとつ具体的にお伺いいたします。  大臣は今中座されておりますので、局長からひとつ具体的な問題等についてまず御答弁をいただきたい、こう思います。  紙の生産量の消長というのは文化発展のバロメーター、このように実は言われてまいりました。特に情報化社会と言われる今日、紙の生産、消費と……

第102回国会 商工委員会 第6号(1985/04/02、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど大臣はごあいさつの中で、「我が国経済社会においては、現在、その基本的構造に変化をもたらすような広範かつ多様な変化が生じつつあります。」と、こうお述べになりました。以下、いろいろとまことに適切な現在の情勢等につきましての対応をお述べになったわけであります。そこで、「七点を中心に全力を挙げて通産政策を展開してまいる所存であります。」と、こうお述べになったわけでありますが、この七点の中に、「変革期に対応した中小企業政策を展開すること」という項がございます。そこで私は、時間の関係もありますから、中小企業問題にひとつ絞って幾つかお伺いいたしたい、かように考えます。  中小企業が我が国全……

第102回国会 商工委員会 第7号(1985/04/03、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、経企庁にお伺いをいたします。  時間が限られておりますので、一、二点だけお伺いいたしますが、経企庁では、一月二十五日に「六十年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」という文書をお出しになりました。全く中身、結構そのものであります。ただしかし、ここに書いてございますけれども、時間の関係で一つだけ指摘をいたしますが、「第五は、活力ある経済社会と安心で豊かな国民生活の実現を目指し、我が国経済社会の中長期的な発展基盤の整備を図ることである。」というふうなことが記されておるわけであります。  ところが、私どもかねがね疑念に思っておりますのは、大蔵省が出しますところの財政の中期展望等と……

第102回国会 商工委員会 第9号(1985/04/11、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 同僚議員から大変熱心な質疑が続いておりまして、問題点の全部が出尽くしておりますし、また大臣初め政府側の委員の方々もお疲れでありましょうから、もう重複を避けまして、細部にわたっての質問等については省略をいたします。  ただ私が申し上げたいのは、先ほど来同僚議員の質問、さらにまた御答弁の中でしばしば出てまいりますけれども、この制度をいかに魅力あるものにするかということでありますが、魅力あるものにするためには何といってもやはり加入者を多くしなくちゃいけませんし、また加入者を多くしようとするならばまた魅力ある制度でなければなかなか多くならぬ、これはもう当然の理であるわけであります。  ただ……

第102回国会 商工委員会 第11号(1985/04/18、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に大臣に伺いますけれども、今筑波で開催をされておる科学技術博覧会、大臣はもうごらんになりましたか。
【次の発言】 局長はいかがですか。
【次の発言】 実は私、開会式にお招きをいただきまして参りました。時間の関係で二、三のパビリオンを見ただけでありますけれども、見た感じを率直に申し上げますと、技術の進歩といいますか革新、まことに驚くべきものがあると思う。このように高度化技術社会あるいは高度情報化社会がますます進んでいくと、果たして二十一世紀どころか五年先どうなるんであろうかと、このような感じを持ちます。  私は特にメカに弱い方でありまして、いまだにテレビがスイッチを入れれば映るも……

第102回国会 商工委員会 第16号(1985/05/23、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 質問の前に提案です。大臣も局長も大変な御努力でお疲れですから、私の質問時間十五分提供しますから、ひとつ休憩をしてください。
【次の発言】 同僚議員から詳細にわたって質疑が行われております。それを伺っておりまして、私がもう質問をすることは全くないなと、こういう感じがいたしますが、せっかくの機会でありますので、二、三ひとつ感じましたことをお尋ねをしてまいりたい、こう思います。  先ほど来伺っておりますと、我が国の半導体集積回路産業の非常な飛躍的な発展ということについてはよくわかりました。ただ、問題はこれからでありますけれども、産業の米と言われておりますし、また事実これからますます産業の……

第102回国会 商工委員会 第18号(1985/05/30、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 相次いで痛ましい炭鉱事故が起きてまいりまして、先日院から派遣をされまして、二十七日に南大夕張三菱炭鉱の調査に行ってまいりました。現地で感じましたことは、改めて遺族の方々、もう大変お気の毒だと、このような感じに強く打たれたわけてあります。心から御冥福を祈ってまいりましたけれども、ただ単に我々が冥福を祈っただけでこの事故を等閑視するということはもちろんできないわけであります。  また、先ほど来同僚委員からもいろんな問題等につきまして、かなり原因の究明、今後二度とこのような災害が起きないようにということについていろいろと質疑が行われておりますから、私からもう多くお伺いすることはないわけで……

第102回国会 商工委員会 第19号(1985/06/06、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先般の南大夕張炭鉱の事故、あるいはまた四月の高島炭鉱の事故等につきましては、当委員会で再三にわたってそれぞれの立場で質疑が行われております。したがって、事故の究明については、さらに通産省としても鋭意御努力をいただきまして、究明が終わり、さらに今後の災害予防等について万全を期して、早く山が再開をされるように私も期待をいたしております。  そこで私は、石炭問題全く素人でありますし、対馬委員のような大変な専門家もおられます。既にそういう論議はされておりますから、むしろ私は事故という問題じゃなくて、今後我が国の石炭産業をどのように維持していくのか、そのために雇用をどうやって守るのかというふ……

第102回国会 商工委員会 第20号(1985/06/21、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど来同僚委員の大変真剣な質問、また両大臣初め政府委員のかなり突っ込んだいわば誠意のある答弁を聞いておりまして、私自身は現在の起きておる問題の処理、過去の経緯の反省等もちろん大事でありますが、重複を避けまして、むしろこれからどうすべきか、このようなことが起きないようにするためにはどうすべきかということを幾つか提言をして、特に法務省それから大蔵省のお答えをいただきながら、また大臣の御見解があればお聞きをいたしたい、こう思います。  その前に、これはどなたをということじゃありませんが、私が特に感じておりますことを一つ申し上げます。  それは、永野会長の殺害、刺殺事件に関連することであ……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1985/04/25、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 民社党の井上計でございます。  参考人の先生方には、本日は大変お忙しい中お越しいただきまして、私どもに御協力をいただきますことを厚くお礼を申し上げます。お疲れでございましょうし、大分同僚議員からかなり詳細にわたって質問がなされておりますから、私はなるべく重複を避けまして、二、三お伺いをいたしたい、かように考えます。  先ほど来質問の中にもありますし、また先生方のお答えの中にもございますけれども、このような法案が提出され、我々が審議をせざるを得なくなった理由、過去の理由はいろいろございます。確かに財政的に国が破綻を来したという面もあるでありましょうが、しかしこれはただ単に政府あるいは……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 大蔵大臣はもう連日の御奮闘でお疲れでありましょうから少しお休みいただきまして、厚生大臣に先にお伺いをいたします。私の質問が終わると厚生省はお引き取りいただけるわけでありますから、先に厚生大臣にお尋ねをいたします。  先週号でありますが、週刊誌にグラビアページでこのようなものが大きく載っておりますが、大臣ごらんになりましたか。(資料を示す)ごらんになってどういうふうにお感じになったでありましょうか、まずその点からひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 なお、自治日報に、三月一日でありますけれども、東洋大学の坂田教授が生活保護費の問題等についての論文を載せておられます。当委……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第10号(1985/05/16、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、建設省にお伺いをいたします。  本法案の成立がおくれているわけでありますけれども、そのために地域経済あるいは公益事業の執行等についてかなり支障を来しておるというふうに聞いておりますが、建設省はどのように認識をしておられますか。また、支障を来しておるとすればどのような対策、措置を講じておられますか。特に、地方へ参りますと、公共事業等のおくれによって中小の建設業者、土建業者等が大変困っておるというふうなととも聞いておりますが、どのような対策を講じておられますか、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 具体的なことについてはお伺いすることを差し控えますけれども、成立するであろうと……

第103回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/12/06、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 藤本長官は御就任されてまだ日が浅いわけでありますが、御就任以来、大変精力的に沖縄問題に取り組んでいただいておりますことについては承知をしておりますし、また敬服をしております。また、開発庁初めそれぞれ関係の方々が沖縄の振興開発、発展のために努力をされていることも十分承知をいたしておりますが、ただ、すべて一〇〇%の人がなかなかいいと賛成をするというふうな事業は少ないのが当たり前であります。絶対にあり得ないわけであります。要は最大公約数を求めてどうするかということで、今後とも御努力をいただかなくちゃいけない、これはもう当然でありますが、そういう意味ではなかなか物によっては忠ならんと欲すれ……

第103回国会 決算委員会 第2号(1985/10/23、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 大臣も政府側委員も大分お疲れのようですから、五分提供しますから休憩していただいたらいかがでしょうか。
【次の発言】 先ほど同僚委員から豊田商事の問題等についての御質問がありました。したがって、若干重複する点があろうかと思いますけれども御了承いただきまして、豊田商事問題等を含めた悪徳商法問題等につきましていろいろとお伺いをいたしたい、こう思います。  今臨時国会の冒頭、中曽根総理の所信表明演説におきまして、こういう提言があります、「国民が安心して日常生活を造ることができるよう、治安の確保や、交通安全対策、災害対策を充実させ、さらに、最近大きな社会問題となっている高齢者などを対象とする……

第103回国会 決算委員会 第3号(1985/11/27、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、流水占用料の反対の立場できょうは建設省にいろいろとお伺いをしたい、こう思います。  午前からこの流水占用料の問題では、私と同じ考え方でおられる同僚議員三人の方からいろいろと御質問がありました。その質問に対して大臣及び河川局長のお答えを聞いておりますと、実はますますさらに反対の意思が強くなったということをまず冒頭に申し上げておきます。そういう立場でひとつ申し上げますが、ただ時間が限られた時間でありますから一問一答の形式でお伺いいたしますので、お答えはまた至極簡単で結構であります。既に朝から同僚議員にお答えになったこと、あるいはもう決まり切ったこと、わかり切ったことは省略していた……

第103回国会 決算委員会 第4号(1985/11/29、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 職業分類及びそれに関連する問題等 についてお尋ねをいたしたいと、こう思います。  技術革新がますます急ピッチで進んでおります。またそれに伴って社会構造も随分と変わってまいりました。したがって、新しい職業名というものが随分と出てきましたし、またこれからますますそのようなことが出てくるであろうと、こう思います。報道等によりますと、職安行政に共通して用いる職業分類表、これについての職業名称を検討し、今変更する作業が行われておると、こう聞いておりますけれども、どのような経過あるいは状況でありますか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 これも新聞報道でありますけれども、トリマーだとか……

第103回国会 決算委員会 第5号(1985/12/09、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最近郵政省のサービスが大変よくなったと方々で実は耳にいたしまして、大変結構なことだと喜んでおります。「ふるさと小包」便であるとか、あるいは郵便配達においても大変親切になったとか、あるいは窓口が非常に親切であるとかいろいろ聞くわけでありますが、大変結構なことだと思います。つい四、五年ほど前までは、年末になりますと年賀状の配達が果たして三が日以内にできるのかどうか、あるいは十日、半月過ぎてやっと年賀状が配達されるとか、いろんな問題があったことを考えますと、わずか四、五年の間でありますけれどもまことに隔世の感がある、こういう感じもするわけでありまして、大変結構だと、こう考えます。  とこ……

第103回国会 商工委員会 第3号(1985/11/26、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 よろしかったら五分間休憩しましょうか。
【次の発言】 先ほど来同僚委員からあらゆる角度から質問が出ております。ほとんど重複するものばかりでありますが、最初にまず今一番緊急な課題であります円高によって深刻な事態に陥っている業者が発生しつつありますから、それらの問題等について質問をし、また要望いたしたいと、こう思います。きょうお昼、通産大臣がこの問題等についての御発言なさいました。これも承知をいたしております。また新聞報道等によりまして、中小企業庁が緊急円高対策についていろいろとお考えのことも承知をしておりますけれども、問題は、その対策をいかに速やかに行うかどうかという、これが今一番緊……

第103回国会 商工委員会 第6号(1985/12/12、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 本法案の目的等につきましては、また後ほどいろいろと伺いたいと思いますが、ただ私の理解では、本法案の持つもう一つの意味合いといいますか、目的に、現在の貿易摩擦解消という問題があろうと、こう思います。  そこで、関連をいたしますので、今直面しておる円高問題等について、中小企業庁長官お急ぎのようでありますから、先にその問題の質疑を行いたいと、かように考えるわけであります。  九月二十二日のG5以降、急激なといいますか、いわば恣意的な円高・ドル安の傾向、予想以上にドル高が進んでまいりました。そのために、中小企業の輸出関連企業等についての影響は各地で深刻な状態であるということも、いろいろと我……

第103回国会 大蔵委員会 第2号(1985/11/14、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 いささか失礼なお尋ねかもしれませんけれども、参考人に率直にお伺いいたしたいと思います。  私どもは、新聞報道によってのみしかわかりませんけれども、税調の機能が果たして十二分に発揮されているのかどうか、時にこんなふうな疑念を感じることがあります。例えて言うと、先ほど来会長の御答弁の中にも、水源税等については全く税調で審議したことはないというようなお話がありました。あるいは、従来税調で審議をされ答申に盛り込まれたものでも全く日の目を見ていないというようなものも幾つかあるわけでありますが、それらのことが重なって先般、失礼なお尋ねでありますけれども、会長が辞意を表明されたのではなかろうか、……

第103回国会 内閣委員会 第6号(1985/12/13、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 このたびの各種年金法の、抜本的といいますかどうか、改正によって、将来のいろいろな展望がなされるわけであります。しかし将来への不安が国民の間にはますます増大しつつある。これは当然であろうと思います。ということは、人生八十年時代に入ったわけでありますから、仮に六十歳定年制が完全に実施されたとしても、第二の人生、第二の職場というのは、まだ六十歳では定年で完全に年金生活に入るというのが現状ではもちろん不可能でありますから、当然さらに六十五歳ぐらいまで働いていく、あるいは七十歳まで働く。仮に六十五歳まで働いたとしても、あと約二十年ぐらいというふうなものは老後として自分たちの生活をどうするかと……

第103回国会 内閣委員会 第7号(1985/12/17、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に大蔵省に伺います。本改正案の第八十条の支給の停止について伺います。  去る五十年でありますけれども、五十年の八月に今井国公共済審議会会長の意見書が出されております。 その意見書は、他の所得がある者に対する年金受給者、特に高額者等に対する停止及び大幅な削減を取り上げておられるわけでありまして、私も五十三年の内閣委員会あるいはその後予算委員会等々におきまして再三この問題を提起してまいりまして、今回の改正で、特に八十条でこれらのものが大幅に取り入れられたわけでありますから、大変喜ばしいことだ、このように考えております。さて、この停止条項等々につきまして政令で定める、こうなっておるよ……

第103回国会 内閣委員会 第8号(1985/12/19、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案について、自由民主党・自由国民会議並びに民社党・国民連合共同提案による修正案に賛成、修正部分を除く政府原案に賛成の討論を行います。  今や我が国は、高齢化社会が急速に進行する中で、ついに人生八十年時代を迎えました。老後はまさに第二の人生であり、この人生をいかに豊かに生きがいに満ちたものにするかが国民各層の重大な関心事になっております。老後生活を幸せに送る必要条件として、健康と平和な家庭に加えて経済的基盤が万全でなければなりませんが、その老後生活を支える所得保障の最大の柱は、何とい……

第104回国会 商工委員会 第2号(1986/02/14、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど来同僚議員からこの法案の内容等についてはいろいろと具体的に質疑が行われました。また明快に大臣初め長官、政府側から御答弁がありましたから、私も十二分に理解をしております。  そこで、具体的な質問等々については、もう竹さんお疲れでありますから省略をいたしたいと思いますが、ただ昨年のG5による急激な円高、これに対して、私ども、十月以降でありますけれども、いち早く我が党としては円高救済対策、さらには今後の転換等についての新しい立法化等について、通産省あるいは中小企業庁長官に強く申し入れをし、また要請をしてまいりました。  そういう見地からまいりますと、今回のこの法律案は、率直に申し上……

第104回国会 商工委員会 第4号(1986/03/27、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 法案の質問に入る前に大臣に御要望いたしたいと思います。  先ほど来同僚議員からも質問等がなされておりますけれども、昨日から、またけさの朝刊あるいはテレビニュース等々におきまして、撚糸工連の不正事件、さらにこれに関連して、通産省まで飛び火をしたということが大きく報道されております。全く残念なことでありますし、これについてはもちろん司直の手によって解明されると思いますけれども、私、大臣に特にお願いしたいのは、今後の問題、二度とこのような不祥事件が起きないように厳に監督指導をしていただかなくちゃなりません。ところが、そこで私心配しますのは、余りにもこの問題によって、省内で職員の方々が萎縮……

第104回国会 商工委員会 第5号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 具体的な質問に入る前に、これは質問通告は特にしておりませんが、通産大臣もう十二分に御承知のことでありますけれども、きょうは商工委員という立場で特に大臣にお願いがあります。  きのう、予算委員会の集中審議で私申し上げましたように、余りにも日本の黒字幅が大き過ぎる、特にアメリカに対する黒字幅が大き過ぎるというふうなことが、何かマスコミ等でひとり歩きをして、日本がどうも悪者だというふうに自他ともにというか、他からというよりもむしろ国内で、日本の黒字幅が多過ぎるというふうに思い込んで、輸出は悪だというふうな風潮が最近非常に高まっておるんですね。大変私はこれはもう嘆かわしい、ゆゆしき重大問題……

第104回国会 商工委員会 第6号(1986/04/10、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 午前から、同僚議員からこの法案については詳細な質疑が行われておりまして、ほとんど解明されておる、こう考えますので、私、通告した質問とかなり変わって御迷惑かけますけれども、少し角度を変えてお尋ねをしてみたいと、こう思います。  まず最初に、ちょっとこれは勉強のために急遽お願いをしたんで御迷惑をかけましたけれども、航空機の法定耐用年数がどのようになっておるのか、これをちょっと一つお聞かせをいただきたいと、こう思います。
【次の発言】 それは貨物専用機も同じですか、旅客機も。
【次の発言】 なお、ついでに、今度この法案による国際共同開発の相手国である米、英、独、伊もお聞きしたかったんです……

第104回国会 商工委員会 第7号(1986/04/17、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 法案の質疑に入る前に、大臣にお伺いをいたしたいことがあります。  けさほど来、撚糸工連にまつわる不祥事件等についての同僚議員からいろいろと質疑がなされております。 既に御承知のように、私どもとしては、我が党の同僚議員のこととして大きく昨日から新聞あるいはニュース等で報道されておりました。大変なショックを受けておるわけであります。  そこで、けさほどの梶原議員の質問に対して、梶原議員が政界までついに波及したと、これについて大臣はどうお考えであるかというふうな趣旨の質問をなされました。そこで大臣の御答弁、私記録したのでありますが、間違いなかろうと思いますが、明らかに大臣は、政治倫理が叫……

第104回国会 商工委員会 第9号(1986/05/08、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、大臣にお伺いするわけでありますが、昨日の連合審査においても、また先ほど市川議員からも質問がありました、今度の東京サミットにおいての円高問題でありますけれども、簡略にお伺いをしたい、こう考えておりますが、その前に、今回の法案、民活法については、私どもとしてはこの程度でも現状はまあ仕方がない、そういうふうな意味での賛成であります。もっと積極的にやはり民間活力を促進するようなことを考えていかなくちゃいけない、こういうふうな認識は持っておりますけれども、ただ、私は、幾らどのような法律をつくり、どのような制度をつくっても、民間の企業がやる気を起こさなければ何もできない、こう考えるんで……

第104回国会 商工委員会 第11号(1986/05/15、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 もう既に、同僚議員から微に入り細に入りいろいろ質疑が行われて解明をされておると思いますし、私もほかの委員会へ行っておりましたから、重複する点もあろうかと思いますから、私も簡単に質問をし、また簡単にお答えをいただければ結構であります。大臣初め皆さん大変お疲れのようでありますから、早く切り上げることにいたします。  最初に、警察庁にお伺いいたしますが、豊田商事事件の発生以来、あるいはその他の類似企業の悪徳商法が随分と問題になっています。詐欺罪あるいは出資法違反によって告訴や摘発が行われて、現在、警察庁大変御努力されておるようでありますが、最近の状況はどうなっておりますか。簡単で結構です……

第104回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1986/05/22、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私も何点かの質問を通告をいたしておきました。しかし先ほどから同僚議員の微に入り細に入りの質問でもうすべて尽くされておると、このように思いますし、また三原委員長も渡部代理も大変お疲れのようでありますから通告をした質問を全部取りやめをいたしまして、若干の意見と感想を申し上げて最後に自治大臣に一つだけお答えをいただくということで進めてまいりた、いと、こう思います。  私ども国会審議でいろんな法案を審議をいたしますけれども、どんな法案でも、もちろん問題点ありますけれども、いいところも少しはある、あるいは大半がいいところである、いろいろあります。ところがこの定数是正法案については、これはどん……

第104回国会 地方行政委員会 第5号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 先ほど同僚議員からも御質問がありました過激派による各種のテロ事件等々についてまず冒頭お尋ねをいたしたいと思うんです。  昨年の十一月にも浅草橋の焼き打ち、あるいは首都圏、近畿圏等の交通網の寸断、それらの破壊活動が随分ありまして大きな問題になりました。また先日は、皇居あるいはアメリカ大使館に対しましての事実上の攻撃が行われましたし、また一昨日もそのような事件が発生しておるわけであります。まことに憂慮にたえないと申し上げてよろしいかと思いますが、既に警察当局においては大変な犠牲を払って大変な努力をして警備に万全を期していただいておりますけれども、なおかつこういうふうな事件が相次いで発生……

第104回国会 地方行政委員会 第6号(1986/04/03、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 佐藤委員から京都市の問題についていろいろと質疑が行われました。私も京都市の問題について質問をいたしたいと考えます。  私は京都選挙区じゃありませんから、全く関係 がないような地域の問題ではありますけれども、しかし、重大な関心を持たざるを得ないということで、京都の俗にいう古都税の問題、古都保存協力税の問題についてまずお伺いしたいわけであります。  この地方税は、昨年の四月に自治省が法定外普通税として認可した、こう承知しております。それは、京都市議会において正規の手続を経て自治省に申請したから当然自治省としては認可された、こう考えるわけであります。その間、聞くところによると市議会での議……

第104回国会 地方行政委員会 第9号(1986/05/13、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私、臨時にこちらの委員会に入りましたので、同僚議員からいろいろと質疑が行われておりますこと実は承知いたしておりません。したがいまして、あるいは重複する質問があろうかと思いますが、あらかじめお許しをいただくようにお願いを申し上げておきます。  自治省にお伺いしたいんでありますけれども、国の財政は既に倒産寸前と、このように言われております。したがって、財政再建計画を実施するためには、絶対的に行財政改革を強力に推進しなくてはいかぬわけであります。ところが、当然十分な努力を行わないで国民にしわ寄せをする、あるいは国民に転嫁をするということがあってはいけないと思いますけれども、しかし、実際に……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1986/04/21、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 この法案の審議につきましては、私も昨年と同じようなことを繰り返しておるということについて、けさほど来そういう感じが強くいたしております。なぜこのようなことを繰り返すようなことになるのかということについては、先ほど同僚委員からもそれらについていろいろと質問が行われました。また、大蔵大臣からも御答弁がありましたから、これは理解をいたしますので私はあえてこれ以上申し上げませんけれども、ただ、この法律案は毎年、去年もことしも同じような形でこのようなことを続けておるということは、ただ単に国の財政と地方財政という問題だけでなくて、政治のあり方というふうなことにもなるんではなかろうか、こんなふう……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第4号(1986/04/22、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 本法律案は高額補助金のカットということが主体になっておりますけれども、余り本法律案に対象となっていないような、昨日も私質問で申し上げましたけれども、零細補助金の中にかなり不急不要のものが多くあるのではなかろうか、こういう感じがするわけであります。特に、零細補助金といっても、これらを整理統合することによって、見直すことによって、やはりこれはかなりの金額になるものも相当あるのではなかろうか、こういう観点から同僚委員は大変次元の高い質疑を行われておりますが、やや次元が低くなりますけれども、以下幾つかひとつお伺いをしたい、こう思います。  まず、文部省主体にお伺いするわけでありますが、社団……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第6号(1986/04/24、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、総理にお願いであります。  円高がますます進んでまいりました。特にこの数日の異常なといいますか、異常な高騰についてはさらにまた深刻な問題を全国各地で起こしておる、こういうふうに思っております。御承知のように、我が党はきょうとあした党大会を開催いたしておりますので、昨日全国の都道府県連の中小企業対策責任者を招集いたしまして、各地の円高による種々の問題等々につきまして実情をいろいろと聴取いたしました。各地とも大変な事態に陥っておるという深刻な報告がなされたわけであり、特に新潟県の燕であるとか、あるいは愛知県の瀬戸であるとか、岐阜県の多治見であるとか、あるいは岡山県の花ござ等の産……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、平泉経企庁長官にお伺いをいたします。  去る三月二十五日の長官の新聞記者会見では、当時、私ども予算委員会審議に非常に支障を来しまして困ったことがあります。しかし、一月後の昨日の長官の記者会見でお述べになりましたことについては大いに賛意を表し、また期待をしておるわけでありますが、そこでお伺いをいたします。  長官は、昨日の記者会見で急激な円高で中小企業など深刻な影響が出ておるので、大蔵、通産両省と協議を急ぎ云々というふうなことを述べられたようでありますが、さて具体的なこの円高対策、緊急な輸出中小企業向け等々に属する対策について具体的にどのようなことをお考えになっておられますか……

第104回国会 予算委員会 第3号(1986/02/15、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、民社党・国民連合を代表し、昭和六十年度補正予算二案に対し、反対の討論を行います。  現在、我が国は内外ともに大きな課題を数多く抱えております。その中でも最も緊急を要するものは、第一に対外経済摩擦の解消であり、第二は急激な円高による産業界の混乱と円高デフレへの対応、そして増税なき財政再建の達成の三つでありますが、その解消と対応は容易なことではありません。それは、そのいずれもが相互に関連し合い、政策運営のいかんによっては一つの改善の政策が他の政策目標の改善を妨げ、改善どころかマイナスとなるおそれがあります。  したがって、こうした困難な諸課題を速やかに克服するためには、かねて我が……

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/26、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 大変有益なお話をお聞かせをいただきましてありがとうございます。時間が限られておりますから数点に絞ってお尋ねをいたしたい、こう思います。  税制の問題でございますけれども、先ほど参考人のお話の中で、不公平税制の見直しということについてかなり力点が置かれました。その一つ、医師優遇税制の見直しについてのお話をいただきましたが、これについての私の意見は差し控えますが、あわせてお伺いいたしたいのは、学校法人あるいは宗教法人等に対する優遇税制が現在行われておるわけで、かなり問題化されつつありますけれども、それについてどのような御意見をお持ちでありますかどうか、お差し支えなければまずお伺いをいた……

第104回国会 予算委員会 第16号(1986/03/28、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 通産大臣に円高に関連をしてお伺いをいたします。  急激な円高とさらに貿易摩擦の緩和のために、去る二月の十四日に特定中小企業者事業転換対策等臨時措置法が制定をされました。これは、昨年の九月末以来、急激な円高で深刻な事態に直面しておるそれらの輸出関連の中小企業者に対してはまことに適切な助成施策であると、このように高く評価をしておるわけであります。ただしかし、この法律の立法化が検討された昨年の十二月ごろと現在と比較いたしますと、円レートは当時は、十二月初めはたしか二百四、五円であったと、こう思います。制定された二月十四日は百八十四円三十五銭でありますが、きょうあたりは百八十二円ぐらい、先……

第104回国会 予算委員会 第19号(1986/04/01、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 我が党の塚本委員長を団長とする訪問団が一昨日出発をし、到着後、一昨日、さらにきのう、それからきょうも精力的にフィリピンのアキノ大統領を初めとするそれぞれの人たちと面談をして、今回の問題、さらには今後のフィリピン援助の問題、あるいはまたフィリピンとの外交問題等々について精力的に調査を続けております。したがいまして、私はフィリピン問題等につきましては調査団の帰国を待ちまして、また別の機会にこれらの質問を行いたいと、こう考えております。きょうは円高問題に関連する質問を行いたい、こう思います。  昨年のG5以降、政府誘導によるドル高・円安の是正政策が行われました。そのために急激な円高基調に……

第104回国会 予算委員会 第21号(1986/04/04、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 今お手元に資料を配っておりますけれども、その資料についての質問は二番目に行います。(資料配付)  まず最初に、行革審の小委員会が今検討しておられるわけであります。このことについてお伺いをいたしたいと、こう考えます。  行革審が精力的に審議を行っておられることについては大変評価をしておるわけであります。我が党は行財政改革の与党をもって任じておりますから、したがって国鉄の分割・民営化についても積極的な賛意を表しておるわけであります。また先般、我が党の塚本委員長が中曽根総理との会談の際も提言しておりますように、引き続いて行革審が存続をして今後より強く行財政改革の実施を期待しているものであ……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 商工委員会 第2号(1986/10/28、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 通産大臣が御用でお急ぎのようでありますから、冒頭に大臣に要望を申し上げて、後はひとつどうか御退席いただいて結構でございます。  要望申し上げることは二点ございます。  実は去る十月十六日に、毎年行われます中小企業の全国大会がことしは愛媛県の松山で行われました。五千名余りの全国の中小企業の代表が各県から集まりまして、特に円高の問題等非常に中小企業にとっては重要緊急な問題がありましたから、ことしの大会は大変盛り上がったと、私も出席してそういうふうに感じております。中小企業庁長官も、長官として来賓としてお越しでありましたから十分御承知でありますが、長官の前で御無礼ではありますけれども、当……

第107回国会 商工委員会 第4号(1986/11/20、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 本法案について、あるいはまた円高対策等については、先ほど来同僚議員から適切な質疑が行われました。また、大臣からも、本法施行のときには一二〇%の成果を期すような努力をすると、こういう力強い御答弁もありました。私からあえて重複してお伺いすることはもうありませんから、質問というよりも、実は私の意見を申し上げて大臣の御所見をお伺いできればと、こう考えます。  円高に直接関係があるわけでありますが、円高差益の還元あるいは円高メリット云々ということを随分言われます。一般の国民が円高差益の還元が少ないという不満の一つに食料品があるわけであります。直接大臣の所管とは関係がないようでありますけれども……

第107回国会 商工委員会 第5号(1986/12/18、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 まず冒頭に、大臣に敬意を表します。朝から同僚議員の質問の中で、特に先般のEC閣僚会議に出席された大臣が、病を押して大変御努力されました。いろいろと難しい状況の中で、かなり改善の方向に向かって成果を上げてこられたこと、心から敬意を表するわけであります。  私も、きょう質問通告しましたのは、海外投資に伴って起きる国内産業の空洞化、また雇用不安、特に鉄鋼あるいは造船等々の基幹産業の不況対策等々について、大臣から、あるいはまた局長さんたちから御答弁いただきたい、こう考えておりましたが、もうけさほどから、きょうはまるで集中審議のようでありまして、同僚議員からもうすべて質問が出尽くしております……

第107回国会 予算委員会 第1号(1986/10/06、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 総理は就任以来戦後政治の総決算を唱えてこられました。事実また、その後その総決算のために行財政改革等について大変努力をしておられることについては私ども一応評価をしております。しかし、行財政改革については、今国会で審議をされる国鉄改革法案、これが成立してもまだまだ十分とは言えません。いわば半ば程度であろう、私どもはこういう認識を持っておるわけであります。したがって、今後さらに税制の問題あるいは教育の問題等々多くの問題点が残されておるわけでありますが、総理の、今後戦後政治の総決算をさらに遂行していかれる御決意、具体的な方針等々についてまず冒頭お伺いをいたします。

第107回国会 予算委員会 第4号(1986/11/10、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 総理は八日、九日の両日、中国を訪問されました。大変御苦労でございました。  総理の中国訪問についての目的あるいは成果等々お伺いするつもりでおりましたが、午前の同僚議員の質問に対してお答えがありました。成功をおさめた、このようなお答えがございました。これについて私も評価をして、したがってそれらのことについては改めてお伺いすることを省略いたします。  そこで、お伺いしたいのでありますが、中国の首脳との会談の中で、靖国問題あるいは教科書問題、あるいは藤尾発言問題あるいは蒋介石総統の遺徳を顕彰する会等々の問題について中国の首脳から発言があったかどうか、この点だけをお伺いいたしたいと思います……

第107回国会 予算委員会 第5号(1986/11/11、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和六十一年度補正予算三案に反対の討論を行います。  我が国経済は、昨年九月以来、四〇%近くに及ぶ急激かつ大幅な円高により極めて深刻な不況が進展し、日本列島全体がこの円高不況に苦しんでおります。円高倒産は昨年十月以来一年間の累計で四百二十九件にも達し、円高で製造業の八割が減益を余儀なくされているのが現状であります。とりわけ鉄鋼業界では、一時休業や高炉休止計画に追い込まれ、造船各社も設備廃棄をせざるを得なくなるなど、今日まで我が国経済を支えてきた基幹産業がまさに構造的な不況を強いられており、また中小企業の倒産、転廃業の多発……

第108回国会 商工委員会 第2号(1987/03/26、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 重要な問題点等については、もうほぼ質疑が出尽くしておるようであります。若干重複する面もあろうかと思いますが、二、三お伺いをいたします。  第八次政策では、この五年間に原料炭をゼロにするというふうなことになっておるようであります。先ほどエネ庁長官の御答弁の中にも出ておりますけれども、エネルギー安全保障政策上、原料炭をゼロにしても将来問題はないのかどうか、まずこの点をお伺いいたします。
【次の発言】 ユーザー業界の中には、特に鉄鋼業界のように、構造不況さらに円高不況等によって非常に苦しい状態に落ち込んでおるということでありますが、特に鉄鋼業界はユーザーとして、苦境の中にかかわらずいろい……

第108回国会 商工委員会 第3号(1987/03/27、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 本法案についてはいろいろとまだ問題点もあるようにも感じます。必ずしもベストというふうには考えておりませんが、しかし、現在の経済状況また特に特定産業の状況等からまいりますと、一日も早くこの法律が施行されることが好ましい、このように考えておりますだけに、急いで提案された通産当局に対しては敬意を表しておきます。  そこで、若干お伺いしたいと思いますが、けさほどの質疑の中で、杉山局長から当面本法施行によって考えられる特定企業は、鉄鋼、造船あるいは合繊、非鉄等々お話がありました。近い将来といいますか、まだこの程度では済まないであろう、こういうふうに感じるんですが、この後になお続いて特定企業と……

第108回国会 商工委員会 第6号(1987/05/25、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 通産大臣が外交案件で御不在であります。時間が余りありませんので、専ら経企庁長官にひとついろいろとお伺いし、また意見を申し上げて所信をお伺いいたしたいと、こう思います。  率直にお伺いしますけれども、経済企画庁の任務ということについてもう一度勉強、確認をいたしたいと思いますので、長官からひとつお話しいただければと、こう思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  今、長官からお伺いをして、改めて私も再認識といいますか、経企庁の重大な任務を再認識をしたということです。  御承知のように、今国民の一番大きな不安というのは、我が国の経済がこれからどう推移していくのであろうか、その中……

第108回国会 商工委員会 第7号(1987/05/26、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 本改正案については、けさほどから同僚議員からいろいろと詳細な質疑が行われておりますし、また我が党としてもこれは賛成法案でありますから、もう多くお伺いすることはありません。ただ、感じますことは、これだけあらゆる面での変化が非常に激しい時代でありますから、この法案が成立しても、ある意味では試行錯誤的なことは今後とも当然あるであろう。したがって、朝令暮改とは言いませんけれども、やっぱり現実に対応して、当然のことながら、一遍できた法律だからある程度は年数云々ということでなくて、必要とあらばどしどし改正をすることが必要であろう、こういうふうに考えますので、この点については後ほどまたお答えをい……

第109回国会 商工委員会 第4号(1987/09/03、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 大臣や政府委員の皆さんお疲れだと思いますが、あともうわずかの時間でありますから、ひとつ御辛抱をお願いをいたします。  七月の十二日ごろであったと思いますけれども、東芝機械のココム違反事件が大きな問題としてアメリカで取り上げられ、ヒステリックと思えるような行動をアメリカの議員たちが行っており、テレビ報道されました。そのときには大臣が訪米をされたわけでありますけれども、大臣訪米に先立って新聞記者にコメントされた中に、小村寿太郎氏の心境であると言われたことが新聞にあったと記憶しておりますけれども、なるほど大変大臣御苦労されておる、それから本当につらいアメリカ行きであるというふうなことを陰……

第109回国会 内閣委員会 第5号(1987/09/10、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 委員長、長官も政府委員も大分お疲れのようだし、私の質問時間を十分提供するから、ちょっとトイレかなんか休憩していただいたらどうですか。どうぞ、私、十分質問短縮しますから。
【次の発言】 次元の高い質疑が続いておりますが、私は補欠で委員に入っておりますので、改正案等について幾つかお尋ねをいたします。  今回の三法の改正案でありますけれども、増員が目的でありますが、現在陸自の定員が十八万人。しかし、資料にありますけれども、充足率が依然として八六・四%。今最高とはいいながら、まだ定員にはかなり不足をしておる。計算すると一万五千五百五十人の不足だということになろうか、こう思います。陸自は四十……

第112回国会 商工委員会 第3号(1988/03/24、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 経企庁長官並びに経企庁の方々に質問というよりきょうは実はいささか勉強したいと思いましてお尋ねをしたいと思いますので、どうかセミナーのつもりで、ソフトでまた遠慮なく率直にひとつお話をいただければと、こう思います。  一昨日の長官の当委員会での所信表明の中で、「新たな経済計画の策定」という中でこう述べておられます。「新しい経済計画においては、経済構造の調整を一層強力に推進し、内需主導型成長への転換・定着を進めることを基本方向としつつ、主要な政策課題として、第一に経済発展の成果を国民一人一人の生活に十分生かし、豊かさを実感できる国民生活を実現すること」、以下第二、第三とお述べになりました……

第112回国会 商工委員会 第5号(1988/03/30、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 どうも先ほど来濃密な各委員の質疑が行われておりまして、ほぼもう出尽くしておるようでありますが、せっかくですから、二、三ちょっとお伺いをいたしたいと思います。若干重複する点があろうかと思いますが、ひとつ御了承をお願い申し上げます。  既に数年前から、異業種の融合化ということについては中小企業者間でかなり強い要望があります。そういう意味では、それらの要望にこたえていただいて本法を制定をしていただくということでありますから、私個人的にも大変これは喜んでおるわけであります。  そこで、既に全国的にかなり進んでおりますし、また資料をちょうだいすると具体的なものも相当出ておるようでありますが、……

第112回国会 商工委員会 第6号(1988/03/31、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 最初に、中小企業問題についてお伺いをいたします。  昨年の秋以降かなり全般的に景気が回復をしております。したがって、輸出関連中小企業もやや小康を保っておる、このように言えると思いますけれども、しかしまだ景況の非常におくれておる地域がまだまだ多いと思います。そこでバランスのとれた国土の開発ということを考えるときには、景況のおくれておる地域の輸出関連中小企業の転換をさらに急いでいかなくてはいけないであろう、こういう考え方を持っておりますが、そこでそのような中小企業の転換を一層促進するためには中小企業庁、通産省、政府の一層の助成、指導が必要であろう、こう考えます。  例を挙げますと、私の……

第112回国会 商工委員会 第9号(1988/04/26、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 二十年前に現在のような産業構造の変化あるいは高度化技術の進展等々を予期した人は恐らく神様でもなかったんであろう、こう思います。十年前でも、現在のようなこのような状態を予期した人は数少なかったであろう、こう思います。それほど変化が非常に激しく連続しておるという状態であります。したがって、今後五年後あるいは十年後というのは、やはりまた予期しないようないろんな面での進展あるいは変化が当然起きるであろう、こう考えますと、若干テクノポリス法等との類似点等々ありますけれども、私はこの頭脳立地法についてはまことに時宜に適したもの、このように評価をしておるわけであります。  ただ、今後の変化に対応……

第112回国会 商工委員会 第10号(1988/04/28、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 幾つかの問題点を簡単にちょっとお聞きをして、お答えをいただいた後で実はまた質問をしたいと思いますので、簡単にお答えをいただきたいとこう思います。  まず、木村参考人と八田参考人のお二方にお伺いしたいんですが、現在行われておるようなと申し上げると若干問題が、もちろん問題があるんですけれども、全般的に見て現在の我が国の消費生活に対して訪問販売あるいは通信販売が必要とお考えになっておるかどうか、これをまずお二方。  それから、もう一つお二方にお聞きしたいのは、もちろん企業全部が悪いとは思っておりません。しかし、また一面に消費者がすべて善だということもこれまた問題があると思うんですね、実情……

第112回国会 商工委員会 第12号(1988/05/12、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 十日の質疑、さらにきょうの午前中の連合審査等の同僚議員の質問、また政府側の適切な答弁を聞いておりまして、化学には全く無知な私もややこの法案の必要性、緊急性についての理解ができました。幾つか法施行後の問題について質問をいたしたい、こう考えておりましたが、先ほど市川委員の質問にもう既に出ておりますので、あえて重複して申し上げる必要はなかろう、こう考えております。  特に私がお伺いしたいと思っておりましたのは、フロンの有用性といいますか、現在国民生活あるいは産業活動に広くさらに深く使用されておりまして、さらにまた今後ますます需要が増大するであろう、こう考えます。したがって、今回これらの規……

第112回国会 商工委員会 第13号(1988/05/24、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 OECDの閣僚理事会での大臣の御活躍については、私もお伺いしようと思っておりましたが、午前の部で同僚委員から御質問がありまして、大臣からお答えがありました。あえて重複を避けます。  ただ、昨年と比べてわずか一年しか経過していないのに大変な日本に対する評価が大きく変わっておるということで、大臣はうれしく思ったと、こういうふうなお話がありました。 これも大臣を初め通産当局が昨年から大変御努力された成果だと、このように考えまして、心から敬意を表します。  そこで、このOECDの理事会の中で、先ほど大臣お話がありましたが、アジアNICSの擁護論といいますか、お述べになったと、こういうふうな……

第112回国会 予算委員会 第6号(1988/03/14、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は、具体的な質問に入る前に、ある人から総理への伝言を頼まれておりますので、まずそれを総理にお伝えいたしたいと、こう思います。  去る二月の二十六日でありましたが、札幌で中小企業者の会合がございました。それに招かれていったわけでありますが、私、お話をした後、懇談会でいろんな意見交換を行いました。そのときに参加者のある人がこのようなことを言われました。この方は早稲田大学を卒業して現在七十歳、まだ元気で第一線で頑張っておられるわけでありますが、最近はもう肩身が狭くて困るんだと。それは高齢化が進んで、十年後には大変なことになるということはわかるけれども、しかしそのために財源が絶対必要だと……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号(1988/12/19、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 けさほどから「弾力的運営」ということについていろいろと質疑が行われておりますが、私は最初に総理にひとつお伺いいたしたいと思いますけれども、弾力的という定義はどのようにお考えでありますか、まず冒頭お伺いいたします。
【次の発言】 主税局長から、他の同僚委員等に対する答弁と同じであります。実は、弾力とは何ぞやということでありますが、私もよくわかりませんので広辞苑を引いてみました。二つ書いてあります。まず一つは、「はずむ力。弾性体が変形に抗して、原形に復しようとする力」。いま一つは、「転じて、心や事物が圧迫などをはねかえして復旧しようとする力」と、こうあるんですね。だから、言いかえますと……

第114回国会 商工委員会 第2号(1989/03/28、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 朝からの同僚議員の質問で法案の中身につきましてはもうかなり濃密に質疑が行われておりますので、私の意見を交えて二、三お伺いをいたしたい、こう思います。  まず、構造改善の目的は今さら申すまでもありませんけれども、現状をどのように打開して生き残るかということと、それだけじゃいけませんで、やはり将来に向かってどのように業界が安定するのか、さらには発展をするのかということでなくてはいかぬわけであります。ところが、往々にして構造改善事業というのは、特にこれは繊維業界の中で、全部がそうだとは言いませんけれども、零細なあるいは小規模の業者等々の声は、我々は現在困っておるんだから、国が助けるために……

第114回国会 商工委員会 第3号(1989/06/16、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 民活法案については既に同僚委員からいろいろと質問があったようでありますし、またいろんな意味で緊急を要する法案であろうと思いますが、時間もありませんから質問については省略をいたします。ただ、午前中の大臣の所信表明のときには私欠席をいたしましたので、御無礼をして申しわけありません、承っておりません。そこで、所信表明のこのプリントを拝見をして若干感じますことをお尋ねをいたしたい、こう思います。  「第一は、内需主導型経済構造の定着を図り、インフレなき成長を持続させることであります。」、これは第一に冒頭そう書いてあります。で、云々とありまして、「特に、輸入の拡大、市場アクセスの改善に努め、……

第114回国会 商工委員会 第4号(1989/06/20、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 この法律案の趣旨は大変結構だと、こういうふうに強く感じております。大いに時宜を得た法律案であります。だから、一日も早くこれが成果が上がるように私も期待をしておりますし、多くの中小企業、特に意欲を持って新しい時代に即応しようと努力をしておる中小企業経営者にとっては大きな目標が出てくるものと、このように感じておりますので、法律施行後の運用等についてまた格段の御配慮をお願いをいたしたい。冒頭そのことをお願いを申し上げておきます。  それで、若干の質問をしたいと思うんですが、この背景についてもいろいろと述べられております。この中に「今後は、内需主導型でかつ相対的に規模の小さい多数の産業から……

第114回国会 商工委員会 第5号(1989/06/22、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 大分出尽くしておりますから、要点のみ幾つかお伺いをいたします。  最初に、地域ソフトウエアの法案についてでありますが、十年前にはこのような情報化社会、もちろん来るとは思っておりましたが、ここまで急速に情報化社会になるとは私どもとしても予期しなかった。恐らく通産省としてもそれほど急ピッチでこのような状態になるとはお考えになっていなかったと思うんです。ということは、これから十年先どのようなさらに情報化社会に進展するのかというのも予測しがたい面があると思うんです。しかし、だからといって、余計にこういうふうな法案の改正が必要だということは私も認識しておりますが、ただ、午前の質問に出ておりま……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 商工委員会 第2号(1989/12/14、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 時間の関係で経企庁に先にお伺いいたしますので、通産大臣、少しお休みください。  高原長官、大変御奮闘で御苦労さまです。長官に初めてお伺いするわけでありますが、民間の金融調査機関の来年度の見通しがほぼ出そろったようであります。昨日の新聞にちょっと出ております。それを見ますと、来年度も内需を中心に好況が続いて四%半ばということに成長率がほぼ一致しているようでありますが、その中では下は三菱総研の三・六%、それから国民経済研究協会が五%と、若干開きはありますけれども、ほとんど四・五%程度の見通しを立てておるようであります。大変結構だなというふうに感じておるわけでありますが、今回の好景気は、……

第118回国会 商工委員会 閉会後第1号(1990/09/21、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 白熱した質疑が続いておりますし、また大臣は、伺いますと後公務で次の御予定が迫っておるようでありますから、簡単に申し上げます。  特に最近私が感じておることを一、二申し上げたいと思うんですが、ある意味では、これは私どもも含めてでありますけれども、政治家も国民も、日本人のほとんどが余りにも平和ぼけして、欲ぼけしておるのではなかろうか。最近の風潮をそのように実は強く感じることがあります。このままでまいりますと、日本はますます国際的に孤立化を深めていくのではないか、このような感じが強くするわけであります。  今度のイラク問題によっていろんなことが論議をされております。もちろん国内問題は重要……

第118回国会 商工委員会 第2号(1990/05/24、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 質問の前に大臣に申し上げておきます。  大臣、けさから大臣のお顔を見ていると随分お疲れのようです。若さと健康を常に誇っておられる大臣にしては非常にお疲れだなという感じがします。衆議院からずっと長い間の予算委員会で、あるいはその間日米構造協議問題やら大店法の御苦労やらお疲れは当然だと思いますけれども、ぜひ十分御自愛をいただかないと、実はさっきから思い出しているんですけれども、八年ほど前であったと思いますが、山中大臣が、この委員会が終わって委員会からすぐ成田へ行かれて、何の会議でしたか出張されて、そして海外出張中に健康を害して、その後大臣を辞任されてずっと静養されたということをさっきか……

第118回国会 商工委員会 第3号(1990/06/01、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 私の質問時間をかなり市川委員にとられましたので、私の方では簡単に質問をいたします。  大臣、大変御苦労さまでした。もう大変なハードスケジュールで、大臣どうかなと心配しておりましたが、さすがに若さと健康を誇っておられる大臣で、お疲れの御様子もありませんので安心をいたしました。  そこで、大臣、ちょっとお伺いしたいんですが、予算委員会の一部の理事の強い要求といいますか、主張で大臣の出発がおくれた。それから、まあきょうもこれがありますからまた早く帰ってこられたということで、新聞報道を見ますと、日本の大臣はおくれて来て、まだ終わらないうちに途中で引き揚げておる、けしからぬというふうな批判が……

第118回国会 商工委員会 第6号(1990/06/19、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 提案理由にもありますけれども、国際市場の変化、経済環境の変化等によって本法案が提出されることについては当然であるし、また積極的な賛意を表するものであります。けさほどから同僚委員のいろんな具体的な問題点等についての質問が交わされておりましてほぼ意を尽くしておると、こう思いますから多く申し上げませんが、関連して一、二お尋ねをしたいと、こう思います。  二月五日付の商品取引所審議会の答申の中にも、「上場適格性を失った商品については、その上場の廃止を遅滞なく行うことが適当である。」と、このように述べられておるわけであります。そこで、時間がありませんので先に農水省にお伺いしますけれども、実は……

第118回国会 商工委員会 第7号(1990/06/21、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 けさほどから各同僚委員の大変詳細な濃密な質問がありました。また、棚橋局長から非常に事細かく明快な御答弁がありましたのでほとんど言い尽くされております。私も二、三質問通告をしたんですが、もうすべて出尽くしましたので、通告外になりますけれども皆さん方の論議をお聞きしておって感じたことを一、二ちょっとお伺いしたいと思います。  いろいろと質疑の中で出ておりますけれども、この法案がやはり諸般の情勢からして緊急を要するということもよくわかります。同時にまた、この法案によって営業の自由であるとかあるいは情報公開等々についての阻害をされるおそれがあるということもこれまた無理からぬことだ、こう思い……

第118回国会 予算委員会 第3号(1990/03/26、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表し、ただいま提案されています平成元年度補正予算三案並びに日本社会党提案の補正予算修正案に対して反対の討論を行います。  今回の補正予算審議をめぐって、衆議院予算委員会の理事会で決定したのにもかかわらず、衆議院において審議が停滞し大幅に成立がおくれたことは、極めて遺憾であります。国民から見ればまことにわかりにくい国会の運営によって国民生活に著しい支障を来したこと等、国民の政治不信を一層増幅させる結果となったものと言わざるを得ません。政府与党を初め各党が党利党略優先ではなく国家と国民の利益を第一とする責任を改めて痛感するとともに、今国会の審議の経過……

第118回国会 予算委員会 第4号(1990/04/04、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 ただいま池田委員からも暫定予算のことについての御質問がありましたけれども、若干観点を変えてお伺いをいたします。  先ほど大蔵大臣から、五十日間という大変長期的な暫定予算を組まざるを得なかったという理由等についてはお話がありました。  そこで私はお伺いしたいのでありますけれども、特に最近は、既にいろいろとお話が出ておりますけれども、株安あるいは円安、債券安、さらに加えて原油高、金利高等々、不況要因が山積をしておるわけであります。特に経済界においては先行きどうなるのであろうかという不安が最近では非常に強くなっておりますけれども、そのような不況感が高まっている中で長期的な暫定予算を組むと……

第118回国会 予算委員会 第18号(1990/06/05、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 アジア・オープン・フォーラムという会があります。著名な経済人や文化人等によって構成されておるわけでありますが、この趣意書があります。この趣意書の一部を読み上げます。   二十世紀最後の十年間を目前にして、国際関係の基調が大きく変わりつつあります。米ソ関係の歴史的な転換、中ソ関係の大幅な改善はその象徴的な表れでしょうが、このような国際政治の変動を促した一つの重要な要因としても、日本やアジアNIESを中心とする西太平洋地域の活力に充ちた現実を指摘しないわけにはゆかなくなってきております。東アジア地域の新しい発展が、いまや全世界に影響を与え、同時に国際緊張の緩和が、東アジア諸地域の多角的……

第118回国会 予算委員会 第20号(1990/06/07、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 私は今後の財政運営並びに公債政策についてお伺いしたい、こう考えておりますが、その前に、外交問題についての意見をちょっと申し上げておきます。  昨日、総理はカンボジア和平会議に出席しているヘン・サムリン政権のフン・セン首相と国会内で会談をされました。私はすばらしいことだと、このような認識をいたしております。  今回のカンボジア和平会談については、セットされた外務大臣及び外務省の皆さん方、関係者の御苦労については、先日も申し上げましたけれども、大変多とし、敬意を表しております。これは一昨日の五日の集中審議の際にも申し上げたわけでありますが、特に未承認国の首相を招いてテーブルに着けた。そ……

第120回国会 商工委員会 第2号(1991/03/12、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 大臣もお疲れだと思います。あともうしばらくです。  私自身がきょうお伺いすることについては、けさほどから同僚委員のいろんな質問の中で大分大臣のお考えも承りました。特に、先ほど広中委員の質問に対して、大臣がかなり明快に御所見をお述べになりました。拝聴しておりまして非常に意を強うしたわけでありますが、私は若干立場を変えて、むしろ質問というよりも、私の考えを申し上げて、それからさらに一、二提言といいますか、要望いたしたい、かように思います。  最近、あるところで見た資料で、通産省がスタートした、発足したのが昭和二十四年の五月と知りました。四十二年前であります。サンフランシスコ講和条約の締……

第120回国会 商工委員会 第5号(1991/04/09、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 最初に、予算委嘱について、時間がありませんから、質問というよりも若干意見を申し上げて大臣の御所見を承りたい、こう思います。  予算の中での中小企業関係の対策費であります。昭和五十八年度一般歳出の中で、中小企業対策費は二千四百二十七億円ありました。これは一般歳出に占める割合は〇・七四%であったわけでありますが、その後毎年マイナスが続きまして、平成元年度千九百四十二億円、一般歳出に占める割合は〇・五七%と下がっておるわけであります。その後、二年度は皆さんの御努力によって若干ふえました。三年度は千九百五十億円でありますから、前年度に比べますとわずかにふえております。しかし、全体の一般歳出……

第120回国会 商工委員会 第6号(1991/04/16、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 朝の連合審査からまた午後の審査で、同僚委員のまことに熱心な質問が交わされまして、また政府側からも非常に詳細に御答弁がありましたから、余り質問することがなくなりましたが、せっかくでありますから二、三お伺いしたいと思います。  古紙の回収率が我が国は非常に高い、再生率も高いということは、先ほどの同僚委員の質問で御答弁がありましたから結構でございます。  さてそこで、昨年あたりから再生紙の利用が非常にふえました。また、再生紙そのものが大変品質がよくなったということを聞いておりますが、ただ、再生紙のコストがバージンパルプを使ったものに比べるとやや高いというふうなことを聞いておりますけれども……

第120回国会 商工委員会 第10号(1991/05/07、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 具体的な質問をする前に若干意見を申し上げて要望をしておきたい、こう思います。  戦前ありました百貨店法が戦後廃止をされました。それで、昭和三十一年に百貨店法が復活をいたしました。百貨店法の復活制定については、当時私どももそのような関係する立場におりましたので、随分と百貨店法制定の運動をした経験があります。その百貨店法がさらにその後いろいろと進んできたわけでありますが、当時の考え方というのは、大企業といいますか百貨店等々を規制して、そして言いかえますと中小小売商の完全な保護法としてスタートした。これは我々の当時の要望であります。そういう記憶があります。それが昭和四十八年に百貨店法を廃……

第121回国会 商工委員会 第2号(1991/09/26、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 午前から、かなり高度な政治的な問題等についていろいろと質疑が交わされました。私は次元が低い質疑を行いますから、大臣は他に御用事がおありのようで、どうぞ御退席いただいて結構であります。  廃棄物の問題については、今も古川委員からいろいろと御質問がありまして、また先ほども他の同僚委員からもいろいろとありましたが、現在内政問題の重要な問題の一つは、何といってもやはり廃棄物、ごみ問題だ、このように私も考えております。確かにごみの問題は、一日もゆるがせにできないほど大きな問題になったのは言うまでもありません。ただ現在、ごみ処理について、あるいはごみ問題についてなぜということになってまいります……

第123回国会 商工委員会 第2号(1992/03/12、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 大分時間が経過をしているのと、特にもう大臣は連日の早朝から会議の連続でお疲れでありましょうし、委員各位もいささか疲れて早くやめろと内心思っておるようでありますから、簡単に申し上げます。  したがって、私は、私の意見を率直に申し上げて、あと最後に、長官、大臣からお答えいただければそれで結構でございます。  私が申し上げるのは、先ほど同僚議員から二、三質問が出ておりますが、労働省が今考えておられる労働時間の短縮の促進に関する法律について、今後中小企業にどういう問題が起きてくるであろうか、そこをひとつ予想を前提にしてそれについての対応策を今から中小企業庁、通産大臣にお考えをいただきたい、……

第123回国会 商工委員会 第5号(1992/03/27、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 法案については大分審議が進んでおりますから、特にお伺いすることはありません。ただ、この法案が成立をしても効果のほどはいかがであろうかというふうな若干質問があったようでありますが、まあ今の情勢の中では、やはりこの法案が成立することがいろんな意味で効果があるであろうという期待をしておりますので、運用の面で十分万遺漏なきを期していただきたい。これは要望しておきます。  最初にお伺いしますけれども、現在の台湾との貿易状況はどうなっておるのか。特にまた、台湾と我が国との間の貿易収支は我が国の大幅黒字、率からいうとアメリカに対する黒字よりも多いと考えますけれども、どういう状況にあるのか、簡単に……

第123回国会 商工委員会 第6号(1992/04/07、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 長官初め皆さん、もう大変お疲れだと思います。若干おつき合いをお願いしたいんですが、私は、もう毎年予算の審議のときになると、果たしてこういうふうな状態でいいのであろうかどうかということをいつも毎年のように考えるんですね。  四年前でありますが、いろんな資料を集めた結果、私の当時の持論は、やはり消費課税を実施しなければ日本はだめになるということで、四年前のあめときから私は消費税必要論を選挙運動でも盛んにやりました。テレビの政見放送でもやりまして、演説会場はもちろんのこと、消費税は悪税じゃありません、将来の日本のために必要ですと、こう言ってあの中でやったものですから、もうあいつはばかだと……

第123回国会 商工委員会 第8号(1992/04/23、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 大臣も政府委員ももう大分慎重な御審議でお疲れのようでありますから、簡単にひとつ、もう法案については同僚議員からも詳細に朝から質疑が行われておりますし、私、実は検査で病院におりまして、これだけに今来たわけでありますから、詳しいことは省略をして感じておりますことを意見として申し上げて、またお答えを若干いただきたい、かように思います。  二本の法案については、法案の名称も違いますし、目的も違うようでありますが、私は、最終的な目的は実は一緒だと思うんですね。伝統産業についてもさらにきか細かく、いわば地域の長い伝統を持っている産業、これの活性化によってその産業をさらにこれからもずっと継続して……

第123回国会 商工委員会 第10号(1992/05/21、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 かなり法案の内容についてはそれぞれ同僚議員から詳細な質疑が行われております。非常に時宜に適した法案でありますし、また一日も早い実施が期待されるわけでありますから、もう具体的な質問は省略します。特に、大臣は何か後、外交日程があるようでありますから、早く採決をして、大臣に御退出いただく方がよかろうとこう思いますから、協力する意味でそういたします。  それで、先ほど来いろんな質問の中で感じましたことを申し上げて、後、大臣、中小企業庁長官から御所見を伺って、さらに一層その促進をしていただきたいことを冒頭お願いをして、一、二、申し上げます。  午前の吉田委員の質問でお見えでありますが、運輸省……

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/04/09、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 いよいよ平成四年度予算三案の審議も大詰めであります。衆参両院の予算委員会で長いことお座りの総理や閣僚の皆さん方の御苦労ということも十二分に拝察できますし、同時にまた、皆さん方がその席にお座りになっておられて胸中去来したものは随分いろんなものがあったであろうと、こう考えますし、またひとしお感慨深かったものと、かように考えるわけであります。  私も予算審議のときになりますといつも感じることがあります。あるいは予算編成の時期もそうでありますけれども、予算編成の時期になりますと多くの陳情客が見えます、全国から。会館ではもうエレベーターに乗れないぐらいの大勢の人で毎日ごった返すわけであります……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 商工委員会 第2号(1992/12/08、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 両先生には、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。  大分質問は出尽くしております。また、私も持ち時間が十分でありますから端的にお尋ねをいたしたい、かように思います。  罰金刑の一億円につきましては、現在の情勢から考えますと妥当であると考えておりますから、あえてこの点についてはお尋ねを省略いたします。  そこで、お尋ねをしたいのでありますけれども、独禁法の精神からまいりますと、事業者は不公正な取引方法を用いてはならないということ、これは主眼であろうと思います。ところが、独禁法の問題になりますと、常に不公正というのは、端的に言いますとカルテルを結んで料金を上げる、価格を……

第125回国会 商工委員会 第3号(1992/12/09、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 官房長官がまだお見えじゃありませんから、委員長に先にお尋ねをいたします。今回の独禁法の改正でありますが、罰金の一億円が低いのか、あるいは五億円ならさらに抑止効果があるのか論議もありましたけれども、現状からすると一億円でも十分抑止効果がある、私はそういう認識を持っております。といいますことは、罰することが法の目的ではありませんでやはり違反行為を起こさないようにするため、これが法の目的であるわけでありますから、そういう意味では一億円という罰金に改正することが現段階では妥当である、このように考えておりますから、特にこの法案についての質疑は省略をいたします。  そこで、官房長官がお帰りにな……

第126回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1993/06/02、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 沖縄の戦後処理問題、いろいろと解決されたものもたくさんありますけれども、しかし今なおまた残っておる問題、幾つかの課題があるわけであります。  申すまでもありませんけれども、我が国でただ一つ沖縄県の人たちが地上戦闘という大変大きな被害をこうむられました。また、戦後も約二十七年間アメリカの占領下にあって大変御苦労されました。本土がこのように早く復興したその一つの大きな原因は、沖縄の人たちがアメリカの占領下で大変御苦労されたという犠牲の上にある、こういうふうな認識を従来から私は持っておるわけであります。したがって、現在残っておる戦後処理問題、いろいろありますが、それらの問題をやはり大所高……

第126回国会 商工委員会 第3号(1993/03/26、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 大変御熱心な質疑が続いておりますし、経企庁長官、政務次官と政府委員、もうずっとお座りのままでお疲れになりましょうから、私の質問時間二十五分、三分の一提供しますから、ひとつ皆さん一時御休憩いただいて、トイレ等御休憩いただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは鹿熊政務次官がせっかくお見えてありますし、大臣にかわってひとつ政務次官にまずお答えをいただきたい、こう思います。  我が国の全体の景気は依然として低迷をしております。もうこの辺が底かなと思いながらさらに二、三カ月たったわけでありますけれども、特にその中で全体の九九%以上を占める中小企業者の苦しみというのは、もう御承知でありまし……

第126回国会 商工委員会 第4号(1993/03/29、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 午前から大変慎重な審議が重ねられておりますし、法案についての質疑もほとんど尽くされておるようであります。緊急を要する法案ということでありますが、特に私は法案についての具体的な質問は省略をいたします。それからまた、質問通告をしておりましたけれども、これまた他の同僚議員からほとんど出尽くしておりますから、若干私の感じたことを申し上げながらひとつ質問をいたしたい、かように思います。  最初に、エネルギー庁長官にお伺いするんでありますが、最近といいますか、この五、六年来のエネルギーに対する環境の変化は大変著しいと思います。思い出しますと、第一次オイルショックあるいは第二次オイルショックのと……

第126回国会 商工委員会 第5号(1993/04/08、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 大分質問が出尽くしております。また、同じような質問もありましたけれども、いま一度確認の意味でお伺いいたします。  この不正競争防止法は、昭和九年といいますから約六十年前、戦前に制定された法律。しかもその後、時代の変遷に伴ってずっと改正が続けられておりますけれども、言えば戦前から生き残っておる法律としては数少ない法律の一つであるわけでありますが、平成二年ですから三年足らず前にかなり改正が行われている。  そこで、また今回事実上全面改正と言えるような改正をするねらいといいますか、理由は何であるのか、この点をいま一度お伺いをいたしたいというふうに思います。

第126回国会 商工委員会 第6号(1993/04/15、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 同僚議員からいろいろと質問が出ておりますから若干重複することがあるかもわかりませんが、お許しをいただきたいと思います。  特許制度が今後、従来もそうでありますが、これからのことを考えると、国際的な調和というのがますます必要になってくるというふうに考えます。しかし、現実には特許をめぐりましての国際紛争が依然として頻発をしておる。さらに、これから頻発の度合いが多くなってくるんではなかろうか、こう考えられます。とりわけ特許制度のみでなくて、先ほどもちょっと御質問ありましたけれども、裁判制度を含めて各国の間でかなり違いが現在あるんではなかろうか、これが紛争の原因になっているのではないかとい……

第126回国会 商工委員会 第7号(1993/04/22、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 先進国中で黒字国というのはもう日本だけだといういろんな意味で非難を日本は受けておるわけであります。そういう中で、あらゆる面においての国際貢献の必要性がますます高まっておるわけでありますが、特にこれから一層途上国等に対するいわば経済的な支援というふうなことが重要になってくるわけでありますから、この保険法の改正等については当然のこと緊急性がある、こういうふうな認識をいたしておるわけであります。  そこで、若干お伺いしたいと思いますけれども、これからますますアジアに対するいろんな意味で我が国が民間資金の還流ということをさらに一層進めていかなくちゃいけない、かように考えます。そこで、今回の……

第126回国会 商工委員会 第8号(1993/04/27、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 先ほどから円高問題についての質疑が交わされております。若干重複しますが、重要なことでありますからお伺いをいたしたい、かように思います。  最近の急激な円高についての原因は、これまた先ほどいろいろと御答弁もございまして承知をいたしております。しかし、いずれにしてもこの急激な円高ということについては、せっかく景気の回復の兆しが見え始めたときにかなり足を引っ張るんではなかろうかというのは、先ほども経企庁長官からもまた通産大臣からも御答弁がありました。非常に憂慮すべき問題だと考えます。  そこで、私、先日来思い出しておるのでありますけれども、八年前でありますが、八五年の秋のプラザ合意のとき……

第126回国会 商工委員会 第9号(1993/05/11、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 中小企業なくして日本の戦後経済の発展はなかった、こう言われております。中小企業が基盤となって現在の日本の産業経済の発展があったことは、もうどなたも異論がないところであります。しかし、中小企業の置かれておる環境というのは年々歳々厳しくなっておること、これまた事実であるわけでありますから、二十一世紀へ向かってさらに中小企業、特に小企業に対するいろんな施策が改善されていかなくちゃいかぬ、こういう面から今回の小規模事業者の支援に関する法律案について私は大変評価をし、また大きな期待をしておるわけであります。  朝からいろんな熱心な質疑が交わされまして、またそれに対して長官やまた両部長からある……

第126回国会 商工委員会 第10号(1993/05/13、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 信用保険法に関連をして一つ伺います。  最近非常に不況が深刻でありますし、中小企業、特に小企業の倒産も大変激増しております。残念でありますけれども、今後さらに倒産がまだふえるであろうということが予測されます。そのような状況の中で代位弁済が最近大変ふえておる、こういうふうに承知をしておるんですが、信用保証協会の収支の見通しはどのようになるという予測をしておられますか、ちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 かなり代位弁済がふえておるとは聞いておりましたけれども、伺って前年度に比べて非常に激増しておるという感じがします。今後、このような問題等についての指導、さらには保証協会の運営等に……

第128回国会 商工委員会 第4号(1993/11/09、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 法案についてお伺いする前に、大臣にこれはお伺いしたいんですけれども、あるいは私のお尋ねする内容いかんによってはお答えしにくいということであれば、あえてお答えはなくても結構であります。  細川内閣が誕生いたしまして、熊谷大臣は通産大臣に御就任になりました。もと参議院におられましたし、また長い間中小企業問題については大変御熱心で御造詣が深くて、私の友人でありますところの静岡県の中小企業団体中央会の会長からも大臣の中小企業問題についての大変な御努力については十二分に聞いておりますから、そういう面では私どもは大変喜んでおるわけであります。  ただ、そこで一つ疑問に感じておりますことは政務次……

第128回国会 商工委員会 第5号(1993/12/07、16期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 民社党の井上計でございます。お二方、大変どうも御苦労さまでございます。かねて経営指導員の方が大変御苦労願っておることは承知いたしておりましたが、きょう改めてまたお二方のお話を聞きまして、大変な御苦労をしていただいていると心から敬意を表し、また感謝を申し上げる次第でございます。  時間がありませんので、端的にお伺いしたいと思います。大変御無礼かと思いますけれども、先ほど冒頭の意見発表で荒木参考人が、安い給料で身分保証もない、しかし使命感に燃えてやっておるんだというふうな、大変実は敬服する御意見があったのでありますが、そこでお伺いしたいのでありますけれども、荒木参考人は既に三十年以上の……

第129回国会 商工委員会 第9号(1994/06/22、16期、新緑風会)

○井上計君 先ほどお話がありましたが、円高対策緊急経済閣僚会議ということでありますから、両大臣どうぞ御退席いただいて結構でございます。  大臣御退席でありますし、時間もせっぱ詰まっておりますから簡単に申し上げたい。中小企業問題に絞って長官にお尋ねをし、また御意見を伺いたいと思います。  その前に、きょう配られました一般会計歳出予算の明細書等をざっと斜めに読んだわけでありますが、これは委員長、また同僚各委員にもお願いでありますけれども、この中の四ページからからいろんな諸謝金というのがあるんです。総額では三千四百九十二万五千円になります。これをずっと見ますと、八千円なんてあるんです。最近は小学生に……

第131回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1994/11/11、16期、新緑風会)

○井上計君 新緑風会という会派をつくっておりますが、その中の民社党の所属である井上計であります。  きょうは四人の参考人の方、本当に御苦労さまでございます。きょう御苦労さまというよりも、中小企業に対するいろんな面での御指導、大変な御苦労を長年していただいていることに心から敬意と感謝を表するものでございます。  先ほど来、参考人の方々の御意見を拝聴し、また今、同僚委員の質問にもお答えいただいていることをお聞きして、私ごとで恐縮でありますが、実はちょうど四十年前の昭和二十九年になりますが、戦後、鮎川義介先生がA級戦犯として巣鴨に数年間入っておられました。そのときにお考えになって、出てこられましてか……

第131回国会 懲罰委員会 第1号(1994/10/06、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(井上計君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました井上計でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願いをいたします。(拍手)  この際、前委員長鈴木和美君から発言を求められておりますので、これを認めます。鈴木和美君。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。  去る九月二十九日、平井卓志君、河本英典……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第1号(1995/01/20、16期、平成会)

○井上計君 ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの村田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に石渡清元君を指名いたします。

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第4号(1995/03/16、16期、平成会)

○井上計君 大臣は午前の商工委員会からずっとぶっ通しで御苦労さまです。きょうはもう大臣お疲れでありますから、大臣にはもう直接お尋ねしないつもりでいたんですけれども、しかし先ほど来いろいろお話がありますが、先般の阪神大震災についての通産省のいち早い対策、私も心から敬意を表しております。また、各方面から今度の通産省の対応策については非常に当を得たという話も聞いておりまして、本当に私も感謝申し上げております。  それからいま一つ、先ほど大臣が例の投資育成会社の民営化について若干反省のお話がありまして、心から実は敬意を表する次第です。あの当時、私どもは投資育成会社の完全民営化についてはかなり反対をした……



各種会議発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、民社党)

○井上計君 民社党の井上でございますが、四点ばかり先生にお伺いいたしたいと思います。  最初に、先ほど先生の冒頭のお話の中に出ておったかと思いますけれども、五十三年度の税制改革で考えられております景気浮揚の方策としての投資減税であります。一〇%の税額控除ということになっておりますが、これにつきましてどう考えておられるかということでございます。  なお、これにつきまして若干私見を申し上げますと、現在考えられておりますところの改正案は、中小企業につきましては特別償却、五十三年度から若干下限が変わりますし、従来の五分の一が六分の一になるわけでありますが、これとの併用はできないということが一つ。それか……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1978/04/01、11期、民社党)

○井上計君 私は、大蔵大臣初め当局側にきょうは主として中小企業の税制問題等につきましてのお尋ねをいたしたいと、このように考えております。  まず最初に、すでにわが党から大蔵大臣あてに現行の基本通達等についてのいろいろと提案をいたしておりますが、取引相場のない株式すなわち非公開株式の相続上の評価に関する問題でございます。これにつきましては、先般衆議院の予算委員会あるいは衆議院の大蔵委員会におきましてもわが党の委員から大蔵大臣に質問をいたしました。さらに、先般当院の予算委員会の一般質問でも私からも大蔵大臣に質問をし、またその時点でのお答えはちょうだいいたしておりますけれども、きょうは、さらに詳細に……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/03/20、11期、民社党)

○井上計君 時間が大分経過しておりますので、勝田先生に一点だけひとつお伺いしたいと思います。  両先生のお話を承っておりまして、やはり痛感しますことは、現在の受験地獄をどのように解消するか、すべて教育の問題の根源につながっておると思います。  ところで、大分前でありますが、進学塾に通っているお子さんを持っているお母さん数人の方と話したことがあります。それらのお母さん方になぜ子供をそのようにいわば塾に通わして勉強勉強ということで押しつけるのですかと聞きましたところ、すべてのお母さん方の返事がまず大学、国立、公立に行かすこと、これが大目的だ、それはなぜかというと費用が安く上がる。いまもおっしゃいま……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/03/28、11期、民社党)

○井上計君 先ほどお配りをいただいておりますところの各資料の中で、五十四年度の通商産業省予算案等についてというふうな文書もあります。その中にも記載されておりますけれども、中小企業関係の政策の充実につきましては、通産省、中小企業庁に特段に御努力いただいておりますことについては評価をいたします。ただ、中小企業関係の対策費は対前年度比一二・七%増でありますけれども、一般会計の前年度比に比べますと、伸び率もそれほど多くないというふうなことを感じますし、また、長年にわたって全体の予算の中で占める中小企業関係の予算は千分の六弱でありますから、中小企業関係の予算としては長年言われておりますが決して多いとは言……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、民社党)

○井上計君 大分時間がおくれておるようですから、できるだけ簡単に質問申し上げて、また早く終えていただきたいというふうに思います。  最初に、先ほどちょうだいしておる資料の十三ページ、まあいろいろありますが、十三ページだけじゃなくていいんですが、十三ページに「長期経済計画策定等に必要な経費」というものがここに計上され、その説明がなされております。そこで、数字じゃありません、お伺いいたしますけれども、経企庁のこの長期経済計画の策定等とは、要するに長期とは何年先といいますか、何年間それらのものをお考えになっておりますのか、お伺いいたします。

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/04/01、11期、民社党)

○井上計君 質問を行う前に主査にちょっと提案でありますけれども、狭い部屋でありますし、また分科会の性格から言って、立って質疑を行っておりますと、つい声も大きくなりますし、むしろ本当にじっくりと質問をしたり、また説明、答弁を伺ったりということの方がよろしいかと思いますので、できれば着席のままで行いたいと思いますが、ひとついかがでしょう。よろしいですか。
【次の発言】 それでは主査のお許しをいただきましたので、着席のままで伺います。したがいまして、長官それから防衛庁側もどうぞひとつお座りになったままでお答えをいただければ結構でございます。  最初に伺いますけれども、防衛庁の中、先般のスパイ事件等か……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1980/04/02、11期、民社党)

○井上計君 きのうも主査に御了承をいただきましたけれども、大変狭い部屋のせいもありますし、われわれ立ってやっておりますとつい演説口調になりますので、着席のままで質疑を行いたいと思いますが、ひとつお許しいただけますか。――それでは長官も政府委員の方もひとつ着席のままで、むしろ懇談をするというふうなことでお願いをしたいと思います。  もう他の委員から質問も出尽くしていると思います。また、私のお伺いすることも大体もう似たようなことだと思います。ダブっておりましたらひとつお許しをいただきたいと思います。  昨日あたり、きょうはどうなっているかわかりませんけれども、円相場の急落というふうなことから、経企……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/03/30、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 質疑を行う前に、委員長にお願いがあります。提案でありますけれども、分科会会場が大変狭いのと、立ってしゃべりますと商売柄、つい演説口調になりますので、むしろ着席のまま質疑応答ということでやわらかくいきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは座ったままで。  最初に長官にお伺いいたしますけれども、物価と景気の両にらみというふうなむずかしい政策を必要とする現在であろうと思いますが、経企庁そういうふうな状態の中で大変御苦労願っていることを十分承知をいたしておりますが、長官は常々財政再建の方策としては民間の活力を拡大をしていく、それによって景気の回復、したがってまあ税の……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/04/01、12期、民社党・国民連合)

○井上計君 例によりまして、狭い部屋でありますし、また立ってしゃべりますと演説になってどうか、やわらかくという意味で、着席のままで質問をしたいと思います。したがって、御答弁も着席のままでしていただいて結構でありますが、お許しいただけますか。
【次の発言】 昨晩の本会議で増税六法案が成立をいたしました。大臣初め、特に大蔵省御当局は非常にほっとしておられると思いますが、そこで、いまさら増税六法案に関連をすることについての質疑はどうかと思いますけれども、いささか納得のいかない点がまだ二、三あります。もっとたくさんあるんですけれども、時間の関係がありますので、そのうち二、三お伺いをいたしたいと思います……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 大蔵委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 私は商工委員の立場で具体的な問題等についてお伺いいたしますので、主として専売公社にお伺いいたします。ただ、専売公社の御答弁等からあるいは大蔵大臣にもお伺いすることがあろうかと思いますので、よろしくお願いをいたします。  専売公社が現在保有しておられる機械等の設備は膨大なものであろう、こう考えておりますが、その機械等の設備の償却等について、年数あるいは更新等については現在どのようにされておりますか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 伺いました。  そこで、たばこ事業法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の中に租税特別措置についてこれが関係法として出ておりますけれども、とす……

第103回国会 内閣委員会,社会労働委員会,商工委員会,運輸委員会,建設委員会連合審査会 第1号(1985/12/11、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 今回の許認可等の規制の整理及び合理化等に関する法律案の提案の理由は、申すまでもなく民活増進のために必要であるわけでありますが、しかし今回の二十六法律四十二項だけではまだまだ十分でないと、こういう点も考えられます。したがって今後とも引き続いて緩和、簡素化できるもの等については積極的にひとつ各省庁とも進めていくべきである、このように考えております。まず総務庁長官、今後の課題、進め方としてはどうお考えでありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 今長官御答弁のように、まだまだ多くの民間活力を阻害するような許認可等の規制が非常に多く残っておるわけでありますから、今後ともさらに積極的にそう……

第103回国会 内閣委員会,地方行政委員会,文教委員会,農林水産委員会連合審査会 第1号(1985/12/19、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 限られた時間でありますから、私の意見を交えまして総理のまず御所見を承りたいと、かように考えます。  政治の最終最大の目的は、平和で健康で、そうして自由な、さらにより高度の福祉社会の実現にあることは、今さら論ずるまでもありません。そのためには、政治の目的は、国の安全保障、産業経済の発展、財政基盤の安定、正しい教育の確立、あるいは治安の確立、あるいは良好な環境の保全、国民を災害から守る国土保全、そのほかにもいろいろあるわけでありますけれども、それらに向かって今後一層最善の努力を払うべきは、これはもう当然でありましょう。同時にまた言われておりますような長寿社会が実現いたしまして、まじめに……

第104回国会 予算委員会公聴会 第1号(1986/03/20、13期、民社党・国民連合)

○井上計君 両先生にはありがとうございました。私の持ち時間はお答えを入れて九分でありますから、端的に一問ずつ両先生にお伺いしたいと思います。  播副会長にまずお伺いしたいのは、先ほどお話の中に青色申告会の加盟者といいますか、青色申告者が全体のまだ五一%程度である、したがってほぼ同じ程度の白がある、こういうお話でありました。私どもよく聞いておりますのは、青色をやっても実は事実上プラスにならぬ、逆に白の方が得をするから青をやらぬというふうな人もあるかに聞いておりますが、現実に白が依然として多い理由をどのようなことにあるかとお考えでありましょうか、これをひとつお伺いをいたします。  それから細見先生……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1987/03/04、14期、民社党・国民連合)

○井上計君 氏原先生お急ぎのようなので、どうぞ……。氏原先生にはお伺いしたいことたくさんございますので、また別の機会に……。  岸本先生と伊藤先生に、時間がおくれておりますので端的にお伺いします。  先ほど岸本先生はまず、売上税は内需振興に逆行すると明言していただきました。また、円高は百四十円になるであろう、こういうふうなことでございます。私も全く同感だと思いますが、既にアメリカのベーカーあたりが、一月十九日でありましたか、売上税を日本は新設することによって内需が萎縮するという発言で翌日百四十九円台になりましたし、また上院のブラットレーあたりが明らかにそのことを言っておりますが、したがって、私……


15期(1989/07/23〜)

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1990/04/18、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 参考人の三人の先生方ありがとうございました。大変有益な示唆をお与えいただきましたことをお礼申し上げます。  限られた時間でありますから、伊藤参考人お一人にお願いをいたしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  先ほど来、東欧の問題、ソ連の問題等々につきましては詳細なお話もいただき、また質問等もあったわけでありますが、伊藤参考人、冒頭のお話の中で、アジア、特に南東アジアについては、東欧の問題が直ちに波及することはなかろうという意味のお話があった、こう思います。  そこで、若干視点を変えますけれども、私、お伺いしたいのは、中国の問題が我が国には余り詳しい報道が従来なされて……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、民社党・スポーツ・国民連合)

○井上計君 調査会長案を拝見して、中西会長の大変な御努力、さらに識見に改めて敬意を表すると同時に、職員の皆さん方、関係された皆さん方に心から感謝をいたします。  大変勉強不足で申しわけありませんけれども、一読して感じたことは、改めて政治の要請とは何であるかということについて最近いろいろと感じることがあります。最近の政治は、過去の追及と現状解決のための論議に多く集中して、将来の問題、国民の未来、あるいは将来への展望をどうするかというふうな、言えば先取りの問題ということがほとんど論議されていないということについて、お互いが失念しておるんではなかろうかとも、こんなふうな感じを持っておりましたが、この……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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