このページでは坂倉藤吾参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坂倉藤吾参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○坂倉藤吾君 私は法務行政の執行経過に関しましては、ハイジャックの問題、あるいは刑法改正の問題、あるいはまた少年法、監獄法あるいは入国管理の問題だとか、ロッキード裁判など、幾つかただしていかなきゃならぬ観点があるわけでありますが、これはまた後日に譲ることにいたしまして、きょうはむしろ昭和四十九年度の決算諸表に中心を置きまして質問を申し上げたいというふうに思います。 質問は、おおむね大きな柱といたしまして、まず一つは、昭和四十九年度会計検査院の検査による検査報告、これに関連をする問題。二つ目の問題は、これは法務省が所管をいたします補助金あるいは委託費に関する関係。三つ目の問題は、法務省管内全体……
○坂倉藤吾君 私は、きょう二つ問題を提起をしてお答えをいただきたいわけでありますが、一つは沿岸漁業、それにかかわる漁業無線の問題に関しましてお聞きをいたすわけでございます。 二つ目の問題は、米の需給調整にかかわる省の考え方並びに態度の問題、それについて質問をいたしたいと思うわけであります。 第一の問題につきましては、正直申し上げて、すでに質問内容は事務当局の方にも通知をいたしてありますから要点はおわかりだと思いますので、時間の関係もありますからきわめて要領よく簡潔にお願いをいたしたいというふうに思います。 いま二百海里時代を迎えまして、わが国の食糧自給の観点からいきましても沿岸漁業がきわ……
○坂倉藤吾君 私は、改正の法律案の性格を理解をするために少し質問をいたしたいと思うんですが、第八十国会の中で成立をいたしました領海法並びに漁業水域に関する暫定措置法でございますが、これは特定の外国を対象に置いたものではなくって、新しい国際海洋秩序の展望、あるいはこれの現実に対応するという立場の中で、わが国の管轄権行使のいわゆる根拠、こういう立場でこの法案が成立をしたというふうに理解をするんですが、間違いありませんか。
【次の発言】 今回提出をされました改正法案ですが、これは具体的にはいま川村先生から御論議をいただきましたように、日本国の「地先沖合における一九七七年の漁業に関する日本国政府とソヴ……
○坂倉藤吾君 私は、いま提案のありました法律案の提出に至る意義と目的に関しまして、まず第一にお尋ねをいたしたいと思います。 この提案に当たっての背景の中で、昭和四十九年を基礎にいたしました消費の減退あるいは停滞をとらえておるわけであります。この時期は、御承知のようにいわゆるパニック時代、したがって、そのパニック時代の消費を基準にすることにつきましてやや問題があるんではないだろうかというふうに考えるわけです。したがって、正確な消費動向の根拠に果たしてなるだろうか、こういう問題について若干の質疑があるわけでございまして、四十四年の二十四・七四キロ、あるいは四十五年の二十七・四九キロ、さらには四十……
○坂倉藤吾君 幾つかあるわけでありますが、初めに郵政職員の採用の問題、いわゆる雇用の関係についてお尋ねをしたいというふうに思います。 人事院が行います初級職試験について、この関係を見ていきますと、昭和四十九年度の採用計画数、これは郵政省から出ておるものでありますが、これが四千百八十五の数字になっておるわけであります。これに対しまして、人事院検査による試験に伴うところの合格した合格者名簿、これに登載されました者が七千三百五人、その結果採用されました者が二千八百六十八人、こういう関係が出ておるわけであります。特に東京、関東地域につきましては、郵政省のいわゆる計画が二千人に対しまして、名簿登載人員……
○坂倉藤吾君 きょう私にいただきました時間が三十分になります。したがって、中身の数値の問題、その他ただしたいことがたくさんあったわけでありますが、それは省略をせざるを得ないと思います。 そこで、まずお聞きをいたしたいことは、この委員会の性格の問題なんですが、新聞記事によりますと、これは五日の朝刊ですか、きのうの朝刊ですね。これによりますと、環境庁の方では、新しい基準を、十日に予定をされておる中央公害対策審議会大気部会、さらには十一日の日に閣議に報告をして告示をしたい考え方だということが報道をされておるわけであります。これは予定の行動でしょうか。まずお聞きをします。
○坂倉藤吾君 質問の前に、いま矢田部委員の方から提起をされました参考人の関係を、私からも要請をしておきたいんですが、調査をすればするほど、今回の基準改定にかかわって疑惑がさらに増すばかりであります。いま再度要請になりました、さきの要請を受けた四人の先生方ですが、私は、金をもらったことが問題ではなくって、研究費を出されておることが問題ではなくって、その資金を受け取ったことによって、出しておる側のいわゆる意思に基づいて共同の行動をお互いに展開をしていった、そのこと自体が私はきわめて問題である。ただ、それに影響されたかどうか、その結論の問題は、まだ私は結論を出すのは早いと思う、むしろ。したがって、そ……
○坂倉藤吾君 私、きょうおおむね時間の許す限り、地盤沈下の問題、それから水質保全の問題、赤潮対策、この三点についてお伺いをする予定でありますが、いま長官がお見えになっていません。そういう意味で、若干順序を変えて御質問を申し上げます。 その前に、先ほどの粕谷先生の御質問に対しまして信澤さんがお答えになっているわけでありますが、住民の意見を十分に尊重をしなければならぬという問題は、いま瀬戸内の調査に行きましたところの報告の中でも、県側も十分にそれを配意するようにという立場が明らかにされておるわけでありまして、もう少し姿勢を正していただいて、十分にその意見を取り入れていただくように、これは言いっ放……
○坂倉藤吾君 久保参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、いまの矢田部先生の御質疑の中に関連をするわけでありますが、お聞きをいたしておりまして、先生の御説明の趣旨、流れですかね、この流れは、前提としては、全部工場排水あるいは生活排水それぞれもとの段階ではやはり区分をされる、このことが前提になって、ただ最終処理の段階で一つのものに含まれていって、その中で助け合えるものといいますか、そういう形で処理をしていく方が効率的ではないのかと、こういう流れにお受けとめをしたわけであります。たとえば先ほどの燐、窒素等のかかわりですね、食品の関係含めまして。 ところが、私どもが心配をいたしますのは、環境の保全……
○坂倉藤吾君 質問の前に一つだけ、これは御答弁要りませんから、申し上げておきたいことがあります。 それは、当委員会における前回の質問のときもそうでありますが、どうも、私ども一般の市民の方々からのいろんな問題提起に対しまして、疑問に感ずる問題あるいは矛盾に満ちる問題、こうした観点におきまして、幾つか質問を申し上げたい、そうしてただしていかなければならぬ、こういう問題があるわけでありますが、それらの課題について、実は事前の、何といいますか、打ち合わせではありませんが、それらの際に、環境庁として関係する各省庁との思惑がからみまして、むしろ事後の工作を御心配をされてという趣旨合いはよく私わかるのであ……
○坂倉藤吾君 いまの質問に関連をしますが、具体的にちょっと申し上げたいと思うんですがね。石原産業の紀州鉱業所というのが三重県の紀和町にございます。御承知のように、昨年の九月に会社が名称その他等を変更をいたしました。事業はそのまま継続をしているんですが、会社の名義変更その他法的な手続をとりまして、新しい会社で従来の仕事を継続をすることになったわけですね。その新しい会社が実は本年の四月末でもって閉山と、こういう結果になった。そうしますと、これは当然廃鉱になるわけですが、具体的に、廃鉱になった後たとえば保安要員等についてどれだけ残せば保安が可能なのか、これらについては企業と具体的に話をされておるのか……
○坂倉藤吾君 私は、まず初めに、最近の新聞等をながめておりますと、環境庁に対する指摘は大変厳しいものがずっと出ているわけですね。これはいま審議中の法案の問題もしかり、さらにまた大気に対する問題もしかり、これはきわめて厳しい記事が続出をしている。ただその中で一つだけ、これは私は大変楽しく見たんですけれども、五月の十六日の朝日新聞の夕刊なんですがね。「不連続線」というのに「もう一つの環境白書」というのが出ております。これによりますと、いまの環境行政の中で、世界各国に恥ずかしくないそういう立場の日本の環境行政というものをこれから確立をしていかなきゃならぬということで、環境庁の中の若手の皆さんが集まっ……
○坂倉藤吾君 田尻参考人にお尋ねをいたしたいと思います。 先般の本委員会で、実は私どもの粕谷委員が、水島港に入港いたします大型タンカーの問題について質問をいたしたわけでございます。そのときに、運輸省の省令の関係をとらえまして、二十万トン級の大型タンカーの水島港入港については、現行運輸省令から言っても法律違反ではないのかという指摘をされたわけでございます。きょう田尻参考人の方から大変詳しく御説明をいただきまして、私どもとしてはよく理解ができたわけでありますが、問題は、そのときの運輸省の答弁の中で、現在の、港湾施設の技術上の基準に関するいわゆる省令については、これは違反ではないんだと、こういう答……
○坂倉藤吾君 きょうは、私は特定局の局舎、土地の問題、これを中心にしまして、時間があれば特定局長の任用の問題にも少し触れて質問をしたいと考えております。
具体的な質問に入ります前に、先般の二月の十日の日の決算委員会の中で、私はやはりこの局舎問題に触れて質問をいたしておるわけでありますが、本日、そういう観点も含めてひとつ特定郵便局舎に関しての維持、さらには管理の問題について、郵政省としての基本姿勢、これをひとつ大臣から簡単明瞭によくわかるように、私も素人ですからぜひひとつ聞かしてもらいたい。
【次の発言】 省としての方針というのは併用方式だけなんですね、特定局は。維持管理ということについても併……
○坂倉藤吾君 関連。
村沢委員の発言に関連をして重ねて聞きますが、じゃそういうふうな誘因があるとするならば、当然政府機関としてはそれを防いでいかなければならぬ対策が必要だと思う。大蔵省はどういうふうに対策を考えておられますか。
【次の発言】 食糧庁。
【次の発言】 結局、逆ざやがあるからいま大蔵省が指摘をしているような誘因があるというわけでしょう。そうすれば、いまの長官の答弁で、数量ははっきり押さえておればそういう余地がなくなるという答弁とは、まるっきりこれはすれ違いになるんじゃないですか。それで防止ができるんですか。私は、そんなことではこれは防止ができないと思うんですよ。いわゆる二重米価制……
○坂倉藤吾君 関連。 いまの長期計画の関係ですが、これは森林法の第四条それからさらには林業基本法の第十条、この条項からいきますと、当然計画に狂いが生じたそういう場合についてはこれの見直しをしなきゃならぬ。私は、これは法律に基づいた義務だと思うんですよ。その関係については、一体どう認識をされているんですか。
○坂倉藤吾君 私は、前回の各委員からの質問に重複をする部分が相当数あろうと思いますが、もう少し掘り下げて政府の見解をただしていきたいと思います。 質問の具体的な形に入ります前に、どうしてもただしておきたいことがあるわけでありますが、質疑の中にも出ておりましたように、四月の十四日、今月十四日ですね、閣議に報告をされまして了承をされたところの林業白書、この白書は、さきに成立をいたしました森林組合合併助成法あるいはいま審議を続けております森林組合法、さらにまた、今後予定をされます国有林野にかかわる法案、こうした内容について白書自体は無関係なんですか、関係があるんですか。まず、その辺からお聞きをした……
○坂倉藤吾君 本日、私は二つの問題について質問をいたしながら、省の態度あるいは考え方をはっきりさしていきたい、こう思うんであります。 その一つは、去る三月二十八日の日に衆議院の大蔵委員会で、週休二日、とりわけ金融関係の土曜日閉店の問題が決議をされておるわけでありますが、これに絡みまして、農林省として所管の省庁あるいは関係機関の週休二日に対する取り組みの問題、さらには、農林省の指導監督下にある、いわゆる影響化にある民間の諸団体、これにかかわる週休二日なりあるいは土曜閉店の問題についてただしていきたいというふうに思います。 二つ目の課題は、八十二国会の際にいわゆる砂糖の売り戻し特例法案が成立し……
○坂倉藤吾君 私は、農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案、これを具体的に審議をしていく前提として、まず基本的な課題について一、二お尋ねをしておきたいというふうに思います。 これからの農業に要請をされます社会的な使命、あるいは同時に農業の将来展望、これについて省の分析と指導の方針、一応白書の中で五十二年度――これはおおむね五十一年度までの資料を中心にいたしました動向に関する年次報告、あるいは五十三年度の農業施策についてすでに配付を受けましたので、中身は検討さしていただいておるわけでありますが、それらを踏まえて、もう少し具体的に省のそれらの分析と方針について、お伺いをしておきた……
○坂倉藤吾君 先日の委員会に引き続いて質問を申し上げるわけであります。 園芸施設共済の対象から除外をされることになっております簡易なトンネル、それからフレーム等の施設面積あるいはその施設内作物の収穫量が占める全体に対する割合の問題につきまして、前回最後に御質問を申し上げたわけでありますが、それによりますと、面積で全体が五万四千九百ヘクタールのうち五八%に相当いたします三万一千九百ヘクタール、それから収積量では全体が二百十九万五千トン、このうち四八%に当たります百六万二千トン、こういう御答弁をいただきました。これは、大変比率からいきましても大きなウエートを占めておるわけでありますが、今後こうい……
○坂倉藤吾君 私は、ただいま可決されました農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党及び民社党の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、最近の厳しい農業情勢に対処し、農業の経営の安定と健全な発展に資するよう、本制度の一層の整備充実に努めることとし、今回本格実施に移行する畑作物共済及び園芸施設共済についても実効ある運用を図るため、次の事項を十分に検討し、その実現を期すべきである。 一、畑作物共済については、……
○坂倉藤吾君 まず最初に、この漁船積荷保険臨時措置法の試験実施から本格実施という前提があったわけでありますが、試験実施の五年間中に、出発に当たって、本格実施を行う前提というものが今日結果的には間に合わなかったということになって、そうしてさらに五年間試験実施が延長されるという、こういうまあ趣旨合いになっているわけでありますが、今日までの試験実施期間中に本格実施の準備が整わなかったというこの主な原因というのは、一体何が指摘をされるんだろうか。 提案の趣旨説明によりますと、二百海里時代を迎えて新しい海洋秩序がおおむね形成をされつつある、こういう説明になっておるわけでありますが、二百海里問題は、もう……
○坂倉藤吾君 私は、いま議題になりました農林漁業金融公庫法等の一部を改正する法律案の質問を行うわけでありますが、実は私の出身地であります三重県あるいは静岡、岐阜等にいま新聞でも御案内いただいていると思いますが、イネミズゾウムシというアメリカ渡りの害虫が発生をいたしまして、防除体制確立の上にきわめて緊急性を要しますので、私の持ち時間の一部を、これに関する防除体制の質問に充てていただくことをお許しをいただきたいと思います。 イネミズゾウムシの関係につきましては、実は三重県で五月の中旬に発見をされまして、そうして五月の十六日、それから五月の十七日、二日間にわたりまして緊急の調査が行われたわけであり……
○坂倉藤吾君 私は、きょうは山田長官最後の環境庁長官としての委員会になるんじゃないかというふうに考えながら実はおったわけでありますが、午前中の森下委員からの質問を聞かしていただいておりますと、まさに息がぴったり合っておりまして、今日までの当委員会における山田長官の態度その他から判断をしまして、大変頼もしくきょうは思えたわけです。 まさにそういう意味で環境庁の今日までの行政の姿勢に対して、言うならば水を向けるといいますか、そういう形での質問が続けられたというふうに思っているわけでありますが、たびたび指摘をしてまいりましたように、基本的な姿勢あるいは環境庁内のがんばろうとしている若手に期待を持ち……
○坂倉藤吾君 私は後で私の時間をいただいておるわけですが、いまの問題に関連をして質問をしておきたいと思います。 四十六年八月の事務次官通知とそれから五十三年七月の事務次官通知は軌を一にするものであって同一だという、これが答弁ですね。 そこで伺いますが、まず四十六年八月の事務次官通知は、後天性水俣病について、判断条件についての通知の部分ですが、これは個別の症状がずっと並べられてますね。そしてそのうちの(イ)に書かれておるわけですが、その掲げられた症状の一つが証明をされれば、なおその疑いがあれば、これは水俣病として認定をしろ、それは間違いじゃないと。これが四十六年八月の事務次官通知ですね。しか……
○坂倉藤吾君 私は、きょうは、一つは国家公務員共済組合の任意継続の組合員の資格条付とその取り扱いの問題、二つには最近の郵政犯罪の頻発に伴うこれの防止対策、三つ目には国会議員のいわゆる調査活動に伴う省側の協力、この問題に対する姿勢についてただしてみたいと思います。順次質問をいたしていきますので、時間の関係もありますから、要領よくきちっと問題点を掌握をして、端的にわかるように説明をいただきたい、こういうふうに思います。 まず第一点ですが、国家公務員共済組合法第百二十六条の五に定められております任意継続組合員、これは短期給付の資格の取得の問題ですね、これがあるわけですが、これは郵政職員になって一年……
○坂倉藤吾君 きょうは、漁港の整備事業の関係について若干お尋ねをしたいと思いますが、初めに、素人ですからちょっと大臣に見解を聞かしてほしいんですが、当委員会の委員派遣で具体的に各地の調査をするわけです。当然、その中での重要な課題については取りまとめをいただいて、報告を受けるわけですね。その報告を受けた課題につきまして、これは省側として、いわゆる報告に対して、具体的に提起をされた問題等は、私どもが指摘をしないと検討がいただけないのか、あるいは指摘をせずとも、報告に関して一応十分踏まえて具体的な政策の立案をされるのか、その辺はいかがなものでしょうか。大臣としての立場からお聞きをしたい。
○坂倉藤吾君 きょうは、私が実は要求いたしておりました時間の三分の一に持ち時間が減ってまいりまして、したがいまして、いま質疑のありました国有林野管理に関する林野庁の考え方の問題だとか、さらにはまた、農林水産省の同和対策事業の関係あるいは漁港の建設計画にかかわる問題、これら実は質疑をしたかったわけでありますが、これは次回に譲って、きょうは漁業無線の関係、さらにカツオ・マグロを中心にいたしました、これからの二百海里時代に対応する日本の漁業政策という立場で、問題をしぼって考え方を伺っていきたいと思います。 まず第一に、昨年の十月二十八日に当委員会で私自身が質問をいたしました漁業無線に関しまして、特……
○理事(坂倉藤吾君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
田中委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行います。
まず委員の異動について御報告いたします。
昨年十二月二十六日、粕谷照美君、矢田部理君、広田幸一君が委員を辞任され、その補欠として戸叶武君、茜ケ久保重光君、栗原俊夫君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りいたします。
田中委員長から文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○坂倉藤吾君 いま秦野先生から基本的な考え方が幾つか触れられたようです。大変私どもも参考にさしてもらいました。ありがとうございました。 そこで、先ほど触れられておりますから関連をしていくことになろうと思いますが、長官の所信表明を私はお聞きをしまして、その中で骨組みからいきますと、まずこの環境行政の使命の問題について、明確に「国民の健康と生活を侵す公害を防止をする」こと、それから二つ目には、一たん壊されてしまいますと回復がむずかしいというこの「自然環境を保護」するということ、さらにまたその上に立って「快適な環境を創造する」、こう三本の柱になっていると思うんです。そこで、それらを進めるに当たって……
○坂倉藤吾君 私は、本日、最近の環境行政の立場からいきまして幾つか問題を指摘をしなければならぬと思うんですが、とりわけ最近の環境庁の姿勢の問題としまして、昨年のN02の基準緩和、さらには公害健康被害者の方々の環境庁に対する長官への要請を制限をしたり、あるいは会わなかったり、あるいはまた自然環境を守る諸団体とのいろんな要望の受付の問題等についても、当初の環境庁の姿勢に見られないきわめて官僚的といいますか、誠意をくみ取ろうとしないこういう姿勢、とりわけまた最近では、いま長官が後段で報告のありましたような期待をするアセスメント法に対するところの取り扱いをめぐって、何回か法案提出を約束をしながら見送ら……
○理事(坂倉藤吾君) 戸叶委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行います。
委員長辞任の件についてお諮りいたします。
戸叶委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、戸叶前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。戸叶君。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの秦野君の動議に御異議ございませんか。
○坂倉藤吾君 私は、白浜大臣、初めて大臣に御質問をするわけですが、私自身、実は昭和三十五年の一月の二十七日、これは忘れもしませんが、当時の郵政大臣から、郵政におる必要がないと、こういう形で実は首を切られました。私はその当時、全逓三重地区本部の書記長をしておったわけであります。これはちょうど全逓が団体交渉を否認をされまして、中央はもちろん、職場に至るまで一切団体交渉はできないという状況を何とか打開をしなきゃならぬという立場での闘いが長く続きまして、その結果藤林あっせん案が出て一応の労使がテーブルにつく――幾つかの条件ございましたけれども、状況を迎えた中で郵政省から実は免職処分を受けたわけでありま……
○坂倉藤吾君 きょうは私は、国民の負託にこたえる郵政事業としての最大の案件になっております郵政の労使関係、これについて、それを軸にしながらいろんな政策一般について考え方をただしたい、こう思っておるわけです。 そこで、年末にあの不測の大変な事態を引き起こして、大臣はたびたび予ての経営責任を明らかにする、こういう態度表明があったわけでありますが、その態度表明の骨組みになっておりますのは、これは長期の展望からながめて、昨年の末から今年の初めにかけてのあの大混乱、ああいう事態を再び引き起こさない、そのための長期の方針といいますか、それを速やかに実現をしていこう、こういう立場が責任の第一の表明であった……
○坂倉藤吾君 いま議題になりました法案の審議を行うわけですが、時期が時期なものですから、その前に一つだけ大臣に質問を申し上げなきゃならぬのでお許しをいただきたいんですが、きのう、きょうにかけて畜産関係の審議会が開催をされて畜産物の価格、いわゆる肉――牛、豚、さらに本日乳価、これの諮問に対する方針並びに答申が出ようとしておるわけです。 そこで、今日までこの畜産の関係、特に生産者に渡る価格の問題について、幾つか同僚の委員からも論議を尽くしてきたところでありますが、どうも諮問の姿勢からいきますと、この場で論議をしてきたことが生かされていない、こういう感じを率直に言って申し上げなければならぬと思いま……
○坂倉藤吾君 前回に引き続いての審議でありますし、基本的な問題を同僚の村沢委員が行っておりますから、具体的に法律案の中身を中心にして質問をしてまいりたいと思います。 今回の提出をされておりますこの法案の制度的目的といいますか、それは、これからの約二十年ほどの期間を、言うならば暫定的な当分の間といいますか、そういう形で見ながらその間の林業の経営改善、さらには生産から流通に至る一体的な合理化を図ろう、それを促進をするための資金融通を行っていく、こういう立場の法案であることはよくわかるわけでありますが、二十年といいますと、社会的変革その他大変なものであろうと思うんです。それで、たとえばエネルギーの……
○坂倉藤吾君 私は、いま議題になっておりますこの農業者年金基金制度の改正の要点といいますのは、提案理由説明の中にありましたように二つ、その一つは、国民年金法による給付額の改定があれば自動的にその改定された月から農業者年金も改定をされると、こういうことが一つであり、二つ目には、経営移譲年金の加入時期を逃した者、これが今回加入できる道を開くと、こういう二つの改正点であろうと思いますが、その中で、提案理由説明によりますと、自動的に給付額が改定をされる措置を称して、年度を挙げて、しかも五%消費者物価上昇率というものが基本になっておりますから、特例措置という表現を使った説明の仕方をしているわけであります……
○坂倉藤吾君 委員派遣の報告を申し上げます。 小山委員長、馬場理事、古賀委員、原委員、栗原委員、戸叶委員、沓脱委員及び私坂倉は、去る十月十五日から十七日までの三日間の日程で、滋賀県及び三重県において閉鎖性水域における水質保全及び対策の実情調査を行いました。 第一日は、滋賀県庁において琵琶湖の環境保全の状況及び滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例案の説明を受け、その後草津市に赴き、松下電器産業株式会社のエアコングループの工場排水処理施設の視察を行いました。 第二日は、午前中琵琶湖の湖上視察を行い、南郷洗堰、赤野井湾及び北湖南部の水質保全状況をつぶさに見たほか、琵琶湖流域下水道湖南中部浄……
○坂倉藤吾君 きょうは、戸叶先生から、長官の所信というか決意がただされたわけであります。そのことに関しまして質問をしていくわけでありますが、その前に一つだけ注文をつけておきたいと思うのです。 まず、第二次の大平内閣が出発しまして環境庁の政務次官は引き続き留任ですね。政務次官は、就任のあいさつの際の委員会には出席されますが、一切姿を見たことがないわけです。私は、少なくとも政務次官、しかも環境庁の性格からいきますと各省間のいわゆる政治調整、こうした問題はきわめて重要なポイントにあろうと思うわけです。委員会論議を十分に政務次官としては踏まえながら長官を補佐をしていくという重大な任務がある、こう思う……
○坂倉藤吾君 集中審議でありますからKDDの問題について質問をするわけですが、お許しをいただきまして、緊急に明らかにしなきゃならぬという立場から一問だけ他の問題をお許しを賜りたいと思うんです。 保険局長お見えですか。――最近郵政省の新種のいわゆる個人年金の構想というものがマスコミを通じて明らかになったわけですが、その結果、各方面で相当論議を呼んでいるさなかにありますね。それで、この構想について少し説明をしていただきたい、こう思うんであります。 なお、従来の当委員会の論議の中で、現在郵便年金の問題は額的な問題その他もありまして余り積極的な募集はやらないで控えている、こういう意向というものが伝……
○坂倉藤吾君 私は、きょうは公共投資の中で第二のウエートを占めてきております下水道の問題について少し突っ込んでお聞きをしたいと、こう思っているわけです。 五十一年度から開始をされております第四次の下水道整備五カ年計画、これは予算委員会の際にも若干触れましたのでお聞きをしているわけですが、本年度で期限が満了することになりますね。そこで、当初の計画の普及率の目標というのは四〇%であった、それに対して達成見込みは大体三〇%程度になるだろう、こういうふうに言われているんですが、そうしますと、きわめてこれは達成程度が低いわけでありまして、事業としては相当遅延をしている、こういうことに結論としてはなるわ……
○坂倉藤吾君 まず、いま報告がありました予備費の使用の問題ですが、総論的に申し上げまして、予備費の使用につきましては法律等でその基準が定められておるところであり、特に政策経費に絡む問題、とりわけ政策の柱とも言うべき重要な政策にかかわる経費、これにつきましては、もともと政策決定に対しまして、あるいは実行の範囲、それらをめぐって多くの論議を要する問題であります。そういう筋合いからいきますと、これは年度の途中でそれらについての不足が生じてくれば、当然補正予算を編成をして、討論を経て決定をしていくという、こういう筋合いであろうというふうに思いますし、さらにまた、でき得る限り予測をされる情報を求めて、そ……
○坂倉藤吾君 少し次元を落としまして質問をいたしたいと思います。 先般長官の所信をお聞かせいただきましたが、私は長官の誠実なお人柄と組み合わせて考えてみまして、まず第一には石炭需要の拡大を予測しながらこの対策を熱心に検討しようとしている姿勢の問題、二つ目には化学物質への安全性の総点検をしようと、こういう構想、さらには交通公害対策に相当な熱意を持って取り組もうとされておること、それらはそれらなりに評価をいたしたいというふうに考えておるわけであります。また、この所信の結びで述べられておりますが、「どのような困難があろうとも、国民の健康の保護、生活環境及び自然環境の保全という環境行政の原点に立って……
○坂倉藤吾君 法案審議に入る前に、緊急的なところで少し一、二問質問をお許し願いたいと思います。
新聞報道によりますと、出光タンカー徳山丸のスラッジの大量不法投棄事件が報道されておるわけであります。大阪の加藤邦彦さんといわれる方の告発で明らかにされつつあるわけですが、この事件の概要、それから通報を受けてからの対処状況、今後の方針について説明をいただきたいと思いますが、これは海上保安庁に。
【次の発言】 これは推測ということになるんですが、汚染の状況から見まして、ただ単に今回の事件だけの問題ではない、他にタンカーにかかわるいわゆる不法投棄の問題というのは類推的に幾つかあるのじゃないかと、こういう……
○坂倉藤吾君 建設省はおいでになっておりますか。――衆議院の関係で大臣がお見えになっておりませんが、先般の建設大臣の所信表明によりますと、新たに建設をする道路について、交通安全施設等の完備した道路、これをやっていくのだというふうに表明をされておるわけですが、交通安全施設、これが完備された道路というのは、何がどういうふうな状態になればいわゆる完備をされた道路、こういうふうに表現ができるのか、これは何らかの設備的なものについては基準等もあろうと思うのですが、これをひとつ明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ちょっと質問の趣旨と答弁とどうも。大変むずかしい状態だからやむを得ないと思います……
○坂倉藤吾君 先ほど大臣の所信表明をお伺いをしたわけでありますが、大臣のこの所信の先ほどの表明は、大変聞きにくいところをずばり聞かしてもらうわけでありますが、大臣のいわばこれからの決意が秘められての表明だというふうに私は受けとめたいわけでありますが、率直に申し上げて、事務当局が大体原案を作成をされたというふうに理解をするんですが、それに対して、大臣の決意を含めたこれからの方針というものは、大臣自身が加筆をされたりあるいはここを何とかしろ、こういう御注文等はこの表明の中に行われたんでしょうかどうでしょうか。まず、それをお伺いしたい。
【次の発言】 この所信の冒頭にKDD問題で遺憾の意の表明があっ……
○坂倉藤吾君 私はきょう、五十三年の二月の段階で、決算委員会で逓信関係が行われたわけですが、その際に論議をいたしました問題がその後どうなっているか、こういう立場でただしておきたいと思います。 まず第一は視覚障害者、目の不自由な方々が、いわゆる相互間の通信を行うに当たって、最近の視覚障害の方々の発生をしてくる過程、こうした状況の変化に応じて録音テープ、いわゆる録音物がきわめて重要な役割りを示す。そうした中で、いわゆる目の不自由な方々の相互間の通信の手段として、そのことを重視するとするならば、従来点字に対する扱いをしてきたように、郵政省としてはその録音テープ、それを無料化をしていくという一つの仕……
○坂倉藤吾君 いま報告をされました決算の関係ですが、予算、決算に関しまして、国会の効率的な審査に資するように改善をする、そういう立場の附帯決議が四十七年度の予算を審議するに当たって付されておるわけであります。 それを受けまして、放送法施行規則が改正をされて、四十八年度以降、予算、決算書類の様式が一部改善をされまして、そして今日に至っておる、こういうふうに経過を承知をするわけですが、正直言いまして、いまそれぞれ説明をされました内容あるいは配布をされております決算に当たっての資料、こうしたものをながめてみましたときに、果たしてこの附帯決議の精神に沿って十分に説明のし得るものかどうかということにな……
○坂倉藤吾君 五十五年度の予算の社公民の共同修正が衆議院で提出をされました際に、政府回答の中で、環境アセスメント法につきまして関係閣僚協を設置して、そうして法案の提出の調整に当たる、こういう旨の政府回答があったわけでありますが、その後努力が重ねられてきておるというふうに判断をするのですが、その経過につきましてどうなっておるのか、まず環境庁長官の報告を受けたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますと、昨十四日というのが本国会に対する法案の一応の締め切り日だと、こういうふうに伺っておったわけでありますが、この法案提出につきましては、どういう昨日の会議での内容になっておるのでしょうか。論議……
○坂倉藤吾君 最近、砂糖のいわゆる原糖の国際価格の値動きがきわめて激しい、こういうふうに承っておるわけでありますが、この高値傾向が続いておる今後の見通し、これについて説明をいただきたい。
【次の発言】 急に値上がりがあり、いま少し落ちついておるというふうに見ておりますが、その値動きの原因は一体何ですか。
【次の発言】 砂糖は前々からきわめて投機的要素が強いというふうに言われておりますが、その要素は依然として変わらないわけでしょうか。
【次の発言】 国内におきます砂糖の価格安定とそれから需給の調整については、糖安法それから売り戻し特例法、この二つの法律で支えておるわけでありますが、
この糖安法、……
○坂倉藤吾君 私は日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による昭和五十五年産生産者米価に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和五十五年産生産者米価に関する決議(案) わが国の農業を守り、食糧の自給体制を確立するため、先の国会で全会一致採択された「食糧自給力強化に関する決議」を実行する第一歩として、政府は昭和五十五年産生産者米価について、その算定と決定に当って次の事項を留意すべきである。 一、昭和五十五年産生産者米価の算定に当っては物価、労賃、生産資材等の上昇を正しく反映させ生産農民の要求に応える米価に引上げ……
○坂倉藤吾君 質問の前に、私がきょうお尋ねをする立場を明らかにしておきたいと思います。 これからお尋ねをする問題は、すでに当委員会の中でお尋ねになり、問題点が明らかにされておる分野も相当あろうかと思いますが、それは御容赦をいただきたいと思います。 この農住組合法案は、国土庁が一応責任になってはおりますけれども、農林水産省、建設省、三省庁の共同の問題でありますし、私がきょういろいろお尋ねをする立場というのは、むしろ日本の農業政策、こうしたものの立場からきわめて関係が直接的に及ぼす問題でありますが、そういう立場を踏まえて質問をいたしてまいりたいと思うのであります。 提案が国土庁が窓口になった……
○坂倉藤吾君 委員派遣の報告を申し上げます。 山崎委員長、馬場理事、内藤委員、戸叶委員及び私、坂倉は、去る九月十八日から二十日までの三日間の日程で、岩手県及び青森県において公害及び環境保全並びに交通安全対策の実情調査を行いました。 第一日は、盛岡市で公害・環境及び交通安全行政の概況について県当局から説明を聴取、あわせて北上川清流化対策についての要望を受けました。次いで地元の自然保護団体の代表と懇談した後、雫石町の葛根田地熱発電所を視察いたしました。 第二日は、十和田八幡平国立公園を視察、次いで東北縦貫自動車道の黒石―青森間を視察した後、青森市で公害・環境及び交通安全行政の概況について県当……
○坂倉藤吾君 きょうは前の委員会のときに御報告をいたしましたように去る九月十八日から二十日までの三日間、岩手県、それから青森県、これを視察してまいりました。その間に幾つかの問題が提起されておりますので、それを中心にしてまいりたいというふうに考えるわけであります。それから昨年の場合は三重県、それから滋賀等、いわゆる伊勢湾、琵琶湖等の関係を視察いたしましたが、この関係はいままでの委員会で少し触れながら突っ込んでおりますから割愛をしたいと思いますが、一昨年に北海道視察の際の問題が残されたままになっておりますので、これもできれば取り上げてまいりたい、こう考えておるところです。今日的な課題でもございます……
○坂倉藤吾君 交通安全に関する、いろいろたださなければならぬ課題というのは大変事が多いのですが、本日は、後刻、長い間検討されてまいりました自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律案、これが議員立法として提案審査される、こういう予定でありますので、その法律案が議了可決をされた場合の政府の今後の対応、こうした問題について、それを確認する立場を踏まえながら以下質問をいたしてまいりたい、こういうふうに思うんであります。 総論的に申し上げて、第一にお尋ねをしたいことは、私が感じておりますところから言えば、最近自転車はきわめて増加をいたしておりますが、その自転車がいわゆる交通の主たる役割……
○坂倉藤吾君 私は、きょうは久しぶりに里帰りしたようなものでありまして、余り本案に対する審議経過をよく知りませんので、これからお尋ねをする問題がたびたび各委員の方から提起をされていることがあろうと思うんですが、お許しをいただきながらお尋ねをしてまいりたい、こういうふうに思います。
そこで、まず最初にお聞きをいたしたいのは、今回のこの郵便法改正というのは、五十二年の七月二十日の郵政審議会の答申、これが基本になっているのだろう、こういうふうに思うのですが、その辺は誤りはないんでしょうか。
【次の発言】 そのときの審議会答申からいきますと、結局、独立採算制並びに受益者負担、この原則はきちっと堅持を……
○坂倉藤吾君 人事局長にお尋ねをいたしますが、郵政事業を推進し発展させる、そういうためには国民の理解と協力並びに信頼が必要である、このことについては前回、その基本認識としてこの委員会の中で私と省との間には相違はない、こういうふうに確認をしたと思うんですが、間違いないですね。
【次の発言】 労使の関係がきわめて大切な問題であるというのはいま話があったんですが、私が言っているのは、前回冒頭に論議をいたしました郵政事業全体を通じまして、特に今回この料金改定、しかも法定制緩和というものを含めて提起をしてきているわけでありますから、そういうものについての正しい事業の認識の問題等を国民の皆さんにきちっと受……
○坂倉藤吾君 本日は、農政の基本的部分に少し的を当てて幾つかの見解をお聞きをいたしたい、こう思っているわけです。 その前に、いま衆議院で論議が行われております農住組合法案、これは国土庁が提出をされているわけですが、関係する建設あるいは農林水産、それぞれ協議の上で法案が提案をされている、こういうことになっておるわけでありますが、大都市地域における市街化区域内の農地をこれを住宅地に転換をしていこう、こういう趣旨合いのものである、そのことは承知をいたしておるのです。したがって、これは農業政策の上からいきましても、何といいますか、その占める率そのものは非常に小さいわけでありますが、大変な幾つかの問題……
○坂倉藤吾君 川村先生がきょう当面する日ソ、日韓を軸にされて、とりわけ沿岸のきわめて重大な問題をお取り上げになったわけでございますが、したがって、私はきょうはむしろ遠洋に焦点を当てながら、少し政府の考え方をただしていきたいと、こう考えるわけなんです。いずれにいたしましても、いまの沿岸あるいは沖合い、遠洋、養殖を含めまして、すべての漁業に対する基本的認識をもう一遍ただしていきませんと、どうもいまの質疑の内容を聞いておりまして、不安に感ずるわけです。 今日の漁業につきましては、単に第一次産業という立場で、生産活動の面あるいは経済に占める役割りの面、こういうことだけで位置づけ、評価をしていることに……
○坂倉藤吾君 センター法の目的であります首都圏、近畿圏の廃棄物の埋め立て計画が新聞で報道をされまして、各界に大きな反響を呼んでおるわけですが、それらの反響の中で私なりに素朴な疑問点というのがありますので、これを五点ほどに集約できるというふうに判断をいたしました。したがって、その判断をいたしました素朴な質問一つ一つお尋ねをいたしますので、これは後を深く突っ込んでいきます疑問に対します前提の問題でありますから、そういう意味合いでお受けとめをいただき、関係のところから御答弁をいただきたいと思います。 まず第一は、埋立地から汚水が海に流れ出て結果的に海を汚すんではないか、こういう疑問が報じられておる……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十六日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が委員に選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。中村君。
【次の発言】 ただいま中村鋭一君から発言がありました要望書等の取り扱いについてお諮りをいたします。
島根県知事等から提出をされております要望書及び自然保護団体から寄せられた意見の要旨等は、本日……
○坂倉藤吾君 きょうは、さきの当委員会で表明をされました長官の所信に基づきながら、これに関する少し詰めた論議をいたしてみたいと、こう思っているところです。 この所信によりますと、さまざまな経済社会活動が無制約に行われて、大気あるいは水、あるいは自然などの環境を破壊する、あるいは国民の健康や生命、生活を損なうことがあってはならぬ、こう基本認識が述べられておりまして、まさにその意味では同感であります。ただ問題は、ここで言う無制約に行われるという、その制約の範囲が一体どうなのかという観点等は相当論議のあるところだと思います。ただ、野放しにやられるということにつきましては苦い経験を持っておるわけです……
○坂倉藤吾君 交通安全対策の関係になりますと、陸海空、一般質問も含めてですから聞きたいことが山ほどあるわけなんですが、きょうは法案の関係がございますから、おおむねその法案にかかわる課題を軸にしてお尋ねをしたい、こう思っているわけです。 そこで、まずこれは総理府長官にお尋ねをいたしますが、いま政府が行っております交通安全対策は、総理府で責任を持ってつくられておりますいわゆる第二次交通安全基本計画ですね、これに基づいて各実施省庁分かれまして具体化をされておる、こう理解をするんですが、この第二次基本計画というのは今月末で終了することになっていますね。したがって、新年度、いわゆる四月一日以降第三次の……
○坂倉藤吾君 これから質問をいたしますが、初めに海上保安の関係から入っていきますが、いま建設あるいは農水あるいは通産、厚生省、各御出席をいただいております方にまず申し上げておきたいのですが、いまから海上保安あるいは警察、それぞれお尋ねをいたします事柄等の判断は、御出席をいただいております各省庁の皆さんに当然判断の問題として関連をすることに相なりますので、ほかのところの質疑だということで注意をそらさぬようにまずもって申し上げておきたい、こういうふうに思います。 海上保安、最近の海洋汚染の状況あるいは傾向においてお尋ねをするわけですが、いただきました資料等を拝見いたしておりますと、海洋汚染の発生……
○坂倉藤吾君 いま同僚の本岡委員からずっと問題の提起があったのですが、聞かしていただいておりまして大変疑問に感じるところが多いのです。そこで、基本的な立場に立って二、三御質問を申し上げたいと思うのです。 まず、対策室長の方で説明がありましたときに、この基本計画を具体的に強力に推進をするのだという決意も含めて話があったと思うのです。いまずっとやりとりを聞いておりますと、この強力にというのは、強く引っ張る力あるいは進める方じゃなくて、むしろ政府全体の各省庁、関係省庁にまたがってのいわゆる横の協力ですね、強い方じゃなくて、お互いに力を寄せ合う方の協力の体制いかんというふうにまず最初に聞きたいのです……
○坂倉藤吾君 いま本岡委員の質疑を聞いておりまして、やはりどうしても私自身よくわからぬので、関連をして一つ二つお尋ねをしたいのです。 それは、自動車が原因のものであるから原因者が見るんだと、こういう立て方ですね。しかも、医療あるいは福祉にかかわりますから、関連をするところは厚生省と相談をしていると、したがって、センターがこの分野に新しい一つの試みを行うんだと、こういう筋道になっていますね。そこで、私どもが心配をいたしますのは、医療、福祉の分野は厚生省が主管でありという話になるとするならば、この事故センターが持つ本来の趣旨というのは、いわゆる事故者に対するところの経済的な救済を主たる目的にしな……
○坂倉藤吾君 まず第一にお尋ねをいたしたいのは、環境アセス法がこの国会に提出をされておるわけですが、今日、このアセス法の価値をきちっと踏まえてやる一番大きな課題というのは、これはむしろ電源立地関係じゃないのか。具体的に住民との幾つかのトラブルその他が発生をしておりますのは、たとえば流域下水道におきます終末処理場建設等もありますけれども、むしろ、今日まで電源立地関係の方が課題としては一番大きいんじゃないのか。しかも、土地収用法等のいままで適用してまいりました状況をながめてみましても、むしろ、電源立地にかかわる問題というのは非常に該当が多いわけなんですね。こういう状況から判断をしていって、一番肝心……
○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
委員各位の御推挙によりまして、委員長の職務に着くことに相なりました。各位の御協力をいただきまして、その任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
この際、山崎前著員長から発言を求められておりますので、これを許します。山崎君。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。
本日、山崎昇君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御……
○坂倉藤吾君 先般二十日の日の委員会で、同僚の山田議員が蚕糸の問題は論議をしたということになっているはずです。同時にまた、当面の課題であります酪農、畜産、畜肉の関係等につきましては、午前中酪農を中心にいたしまして川村先生の方から質疑がございましたので、本日は私は水産の問題、それから林業の問題に焦点を当てながら大臣の所信、予算にかかる具体的な内容をお聞をいたしたい。こう考えておるんですが、その前に一言だけどうしてもお聞きしておきたいんです。 先ほどの質疑並びに御答弁を聞いておりました際に出た酪農、畜産農家の負債対策の問題です。擬装乳製品の規制措置の問題について農水、通産、外務それから大蔵、これ……
○坂倉藤吾君 いま議題となりました法案の審議を行うわけですが、その前に、きわめて大変な情報が日本農業新聞でけさ報道をされているわけであります。これは先般一般質疑の際に川村先生の方からも、政府の数量把握その他の規制の問題について厳しく意見がお出しをいただいているところでありますが、この報道によりますと、乳製品の過剰だということを前提にしていわゆる限度数量その他はじき出されてきておるわけですが、その基本になっております在庫数量、保管数量が、つくり出されたものであって実数ではない、こういう立場の報道でありまして、こうなってまいりますと、基本的にこの畜産政策そのものが根本的に揺らぐということに相なるわ……
○坂倉藤吾君 どうも本日は御苦労さんでございます。
私からも各参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの村沢委員のメリット質問に対しまして、岡安参考人から、両事業団が統合をされることによって効率的な運営が図れると、こういう趣旨のお答えがございました。両事業団が合併をしなければメリットが図れない分野というのは一体何なのか、これを明らかにひとつ説明をいただきたい、こう思うんです。
【次の発言】 突っ込むようですけれどもね。理事長の立場で、いまの点で、仮に役員がいま十二人ですね、これが九人になる。あるいは非常勤役員が五人が三人になる。さらには、職員全体は、これは四月から一名補充していませんね。両……
○坂倉藤吾君 先回の委員会でも幾つか論議が出ておりますので、重複をする部分はなるべく避けながら、きょうは糖価の事業団の関係に中心を置きながらいろいろただしていきたいと、こう考えておるわけであります。 そこで、今回の両事業団の統合の問題が提起をされてまいりました一つの経過は、行政改革のいわゆる方針に基づいてということに相なろうと思うのですが、その行政改革の、具体的なこの種の統合があるいは廃止かどうかというような問題を確認をされているいわゆる閣議等があろうと思うのです。それらの経過並びに方針について簡単にひとつ説明をいただきたいと思うのですが、これは行管庁の方で、具体的にわかるように御説明いただ……
○坂倉藤吾君 食管の法改正について質問をいたしますが、その前に、いま緊急事態といいますか、さきの委員会でも同僚の山田委員の方から要望がございましたように、いわゆる低温被害といいますか、そういう立場で――大変な事態が発生をしているわけでございます。きょう何か、養蚕関係について緊急の対策会議等で、二瓶局長もそれに出席をされるというふうにお聞きをしていますから、対策は順次とられておるというふうに思いますが、少なくとも、群馬の養蚕の関係、あるいは、東北、北陸におきますいわゆる水稲あるいは麦、これらに対する被害、大変緊急に対策を要する課題ではないのかというふうに思うわけであります。これの被害救援対策につ……
○委員長(坂倉藤吾君) それでは一言ごあいさつ申し上げます。
委員各位の御推挙によりまして委員長の職務につくことになりました。各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山東昭子君、増岡康治君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。
本日はこれ……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩をいたします。
午後零時四十分休憩
【次の発言】 ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件につい……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
請願の審査を行います。
第一三〇号水俣湾における漁獲禁止の特別法制定に関する請願外一件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、請願第一三〇号につきましては保留とすることにいたしましたが、水銀の暫定的規制値を上回る魚介類が水俣市の店頭で販売されていた事実は軽視することができない問題でありますので、関係する厚生省、水……
○坂倉藤吾君 きょうは大臣の日程の関係できわめて時間が制約をされておりますので、幾つか問題があるわけですが、しぼって真意をただしていきたいと思います。 昨日、衆議院の沖縄・北方問題特別委員会理事会で昭和五十六年産サトウキビの最低生産者価格に関して申し合わせが行われておるわけであります。この決議の内容はもうすでに御承知をいただいていると思いますが、三項目ございます。これは価格決定に対してきわめて基本になる部分でございますし、また、基盤整備その他を含めての問題で、これに対してこれらの要望を受けながら、具体的に大臣としてはこの価格決定に当たってどういうふうに基本的な考え方をお持ちなのか、その見通し……
○坂倉藤吾君 きょうは問題としては二点、先に宅地並み課税の問題について国土、建設、農水、それぞれに見解をただしていきたいと思います。 最近の新聞によりますと、建設省、国土庁が深刻な宅地供給不足を打開をするために土地称制の全面見直しの作業を行って五十七年度改正案の骨格が固まった、こういうふうに報じられておるわけであります。同時に、市街化区域内農地の宅地並み課税、これについても検討が行われておる、こういうふうに言われております。 そこで、まず国土庁それから建設省、これは農水省に先に見解を尋ねていきますと答弁がしにくかろう、こう思いますので、先に国土、建設関係のところに質問をいたしたいと思います……
○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして委員長に選任をいただきました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行いたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山東昭子君、福島茂夫君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動につきまして御報告いたします。
昨年十二月二十二日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として中村太郎君が選任されました。
また、去る一月二十二日、青木薪次君並びに丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君並びに穐山篤君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会をいたします。
去る三月三十日、予算委員会から、本日一日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がございました。
この際、本件を議題といたします。
原環境庁長官から説明を求めます。原環境庁長官。
【次の発言】 次に、青木公害等調整委員会委員長から説明を求めます。青木公害等調整委員会委員長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨六日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として川原新次郎君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨八日、川原新次郎君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に日本航空株式会社の役職員を参考人として出席を求めることとし、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
湖沼問題に関する件について、本日の委員会に成蹊大学名誉教授金沢良雄君、滋賀大学教育学部教授鈴木紀雄君、信州大学理学部助教授沖野外輝夫君、茨城大学農学部教授須藤清次君、滋賀県生活環境部長西堀茂平君及び手賀沼を守ろう=合成洗剤追放市民会議代表三ツ松要君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のうち、湖沼……
○坂倉藤吾君 委員長就任中、各先生方から大変な御支援とお力添えを賜りまして、ありがとうございました。辞任に当たりまして心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○坂倉藤吾君 もう割り振られた時間が来ておりますので、一問だけ遠藤参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの説明の中で特に肉用牛経営それから養豚経営、この経営の関係についてすでに負債が大変な状況になっておる。これは実勢といたしまして結果的にはまだまだ一面では経営規模拡大等を含めた合理化の課題というのが残っておるわけでございますし、そういう状況からいけば、当然この経営改善強化に対してのいわゆる長期低利の融資制度、枠の問題、こうしたことが求められておるわけでありますが、問題は、今日の負債の状況から見ましても、もうすでに担保物件のある限り借りまくっているというのが実態ではないんだろうか。こういう状……
○坂倉藤吾君 時間がほとんどありませんが、私も一言ですね、参議院の院の性格から見て重要な法案ですから慎重審議をしなきゃならぬのが、政府の怠慢で日切れということでほとんど審議が尽くせないような状況になったことについてはまことに遺憾だということをまず申し上げておきたいと思うんです。
答弁は簡単にひとつお願いしたいと思うんですが、松林の現況の中で人工林、天然林、それからその他、これに分けまして、一体どういうかっこうになっているのか数字を挙げてください。
【次の発言】 それで現行法は空中散布それから地上散布、伐倒駆除、その三本柱で対応されてるんですが、空散と伐倒を並行して行った面積というのはどうなっ……
○坂倉藤吾君 今日、わが国の甘味情勢を表現をしまして、一言で甘味離れということが言われておるわけです。したがって、甘味離れについて一体大臣はそのことが事実なのか、その分析はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 砂糖離れといいますか、砂糖の消費が具体的に――砂糖と言いますより精製糖ですね、これの消費が減ってきているという認識ですから、私はある意味では正確に認識をいただいているなと、こういうふうに思うんですが、ちなみに砂糖を取り巻く環境を眺めてまいりますと、五十一年から五十六年までの間に、確かに砂糖の消費量というのは三百十六万七千トンが、五十六年度の場合、これはまあ売り戻しのトン数ですが、それが……
○坂倉藤吾君 きょうは予算の関係でありますから、本来全般にわたって幾つか問題があるんでたださなきゃならぬのですが、時間の関係がありますから、問題をしぼって質問をいたしたいと思います。 昨日の大臣の予算説明をお聞きをいたしておりますと、農業生産基盤整備の関係について、排水対策等水田の汎用化、畑作振興に重点を置いて八千九百九十七億を計上したと、これの事業実施について効果を早期に期していくために新規を抑制をして、そして継続事業の着実な推進を図る、こういう方向が示されたわけです。これは、私は率直に申し上げて大変な前進だと思うんです。思い切った立場だろうと思うんです。そういう意味では評価をするんですが……
○坂倉藤吾君 本日は大変御苦労さんでございます。 いま宮原会長の方からは、漁業を取り巻く全般の問題が要約して述べられました。また、中里さんの方からは、特に制度に限っての御説明をいただいたわけでありまして、よく理解ができたわけです。ただ、お二方が今日までこの漁災制度について当局と十分に話をしてきて、そして詰め切ってきたという立場の中で一定の評価をされておるわけでありまして、これは当事者として当然のことであろうというふうに思うんですが、いま中里参考人の方からもお述べをいただきましたように、私どもが眺めましても、この法律案の中で少し前進をしたなと思う部分と、むしろこれは今日の状況から見ていかがなも……
○坂倉藤吾君 きょうは、内容に入る前に二点だけちょっと御説明をいただきたいと思う点がありますので、冒頭それにお答えをいただきたいと思います。 一つは、いま当面の課題になっております日ソ漁業交渉の成り行きの関係であります。関係者、きわめて注視をしておるわけでありますし、今日までの各年におきます交渉の中でおおむねレールが引かれてまいって安定をしてきておるというふうに理解はいたしておるのでありますが、その中間的な状況はどうなっておるか、見通しはどうなのか、出漁期にきちっと間に合うのか、この辺のところの御説明を一つはいただきたい。 それからもう一脈は、本日も関係者がこの東京に集まって集会を開いてお……
○坂倉藤吾君 今回の法改正は、いわゆるざっくり言いまして、省エネの新造船を建造あるいは取得をした際の割り増し減価償却、この税制特例を受けるということが目玉のようであります。再建整備事業の柱として、この省エネ、合理化ということについては、これは大変なウエートを占めておるわけですから、これは当然の話でありますが、これを明文化をしたということだけが趣旨ですか。
【次の発言】 わが国の漁業の歴史的な経過から言いますと、一つの区切りとして第一次石油ショック以前の状態、それからこの石油ショック後の問題、同時に五十一年の漁特法の制定以来の今日の状況、これは相当な変化を来しているわけですね。したがってそういう……
○坂倉藤吾君 私はただいま可決されました農業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農協系統組織の我が国農業発展に果たす役割の重要性にかんがみ、その本来の目的に即した組織・事業運営を通じ、協同組織としての特性が発揮できるよう、本法改正を機に、次の事項に留意しつつ、適切な指導、監督に努めるべきである。 一、農協及び連合会の執行体制の整備と責任体制の確立を……
○坂倉藤吾君 きょう私が質問を予定をしておりましたうちの二つはいま同僚の村沢委員の方から出ておりますので、重複の点はなるべく避けていきたいというふうに思います。 一つは、災害の問題であります。ほとんどいままでの質疑の中で、具体的な要望事項としては私どもも同じでありますので、ぜひいまの質問を踏まえておいていただきたいと思うんです。ただ、特にお願いをしなければならぬことは、季節的に眺めてみまして、むしろわれわれの地方といいますか、紀伊半島地域というのはこれからが大変な時期でありまして、従来の台風等による被災状況を眺めていきますと、むしろ九月、十月あたりの方がひどい実績を持っているわけです。そうい……
○坂倉藤吾君 関連をさせていただいて一、二問質問をいたしますが、一つは、政府演説に対する本会議質問の際に、健康被害補償交付金にいわゆる臨調がこれに介入をしていることについて大臣の所見をただしましたが、その際に大臣の方は、ここで長官はコメントをする立場にないということで私の質問をはずされているわけでありますね。いまもその姿勢がそのまま正しいと思ってみえるのかどうか、これがまず第一点の質問です。 それから、具体的に第五次答申の中に「療養の給付の適正化を進める。」と、こういう立場で意見が出されているわけですね。そういたしますと、現行の公害健康被害補償協会交付金をめぐって、現在の療養給付について、い……
○坂倉藤吾君 従来、この漁船関係の保険の中で積み荷保険だけが試験実施のままになっておりまして、本格実施を早くやってもらいたいというのはそのたびに出ておったわけですね。それに関して、今回この損害等補償法の中に取り入れるということになりましたから、さらにこれに対して国の再保険、あるいはまた大変国の財政事情が厳しい中で掛金に対する国庫負担等を含めて提起をされておるわけでありまして、その意味では大変前進をしたし、関係者の努力に敬意を表するわけであります。 ただ、前回この積み荷保険の期限が満了して延長をするときに、二百海里時代に伴う危険率の変動ということが、これが問題になりまして、結果として本格実施に……
○坂倉藤吾君 まず第一にお尋ねをしたいのは、農産物の市場開放問題、これの動向と対応方針ですが、大臣はこの自由化要求に応ずることなく慎重に対処する、こういうふうに所信を表明をされておるのですが、今日の状況から見てこの所信は貫けるというふうに確信をお持ちなのかどうなのか、その辺ちょっと聞かしていただけますか。
【次の発言】 基本姿勢は変わらぬけれども現状が大変むずかしいニュアンスに聞こえたのですが、基本姿勢は変わらぬけれども現実はどんどんと崩れてしまうというようなことでは、その所信なかなか貫けるというふうには判断ができません。だから、そこのところを所信を貫徹をするという立場を具体的にしなければなら……
○坂倉藤吾君 今回のこの取締法の改正は、登録事務の簡素化とそれから品質の保全措置ですね、これが中心になっていると思うんですが、ほかに今日の肥料をめぐる一般的な状況から見て、今回の改正だけで農水省としては肥料政策というのはいいと、こういう判断なのかどうなのか、まずそこから、基本的な改正に対する趣旨をあわせて明らかにしてもらいたい、こう思うんです。
【次の発言】 肥料政策として全般的にとらえていきますと、まず第一は、やっぱり需給の管理の問題があるわけですね。二点目の問題としては品質管理、それから三つ目の問題としてはいわゆる流通の管理の問題、四つ目は価格安定対策、五つ目の問題としては今後の研究開発、……
○坂倉藤吾君 私は、公害対策並びに環境保全の立場から質問を申し上げたいと思いますが、この法案提案に当たって、環境庁山田長官、どの程度この環境保全の立場で御相談があったのか、まずその点からお尋ねをしたい。
【次の発言】 そういう御答弁をいただきましたが、この法案を見ますと、漁業との調整は一応不満足ながらも明らかに出ているわけですね。ただ、環境の常々問題になっております事前評価等の関係については、一切これは触れられておりません。触れられていないということになりますと、今日ある公害に関する国内法でもってこの辺は十分だという御判断に立たれたのだろうと思うのですが、その辺明確にしてもらいたいと思います。
○坂倉藤吾君 私は、農林省関係の同和対策事業の問題について中川農林大臣にお尋ねをいたしますが、五十年の総理府調査によりますと、同和関係の市町村の総数一千四十一というふうになっております。そのうち農家を持つ市町村数というのは九百四十六、林業関係の家庭を持つ市町村が三百九十三、漁家が六十七、こうなっているわけであります。農家あるいは林家、漁家、この関連はほとんどそれぞれの市町村が重複をするというふうに見ていきますと、単に農家の九百四十六という、この全体に対する比率でありますが、まさに九〇・八七%になるわけです。市の方は二百五十六の市が数えられるわけですが、この二百五十六の市のうちで六二・八八%の百……
○坂倉藤吾君 いまの佐藤委員の質問に引き続いて、重なる部分もありますが、質問をいたしたいと思います。
去る二月の五日に、衆議院の予算委員会総括質問の中で野坂議員が質問をしているわけですが、総務長官、「同和問題は基本的人権にかかわる重大な問題」、こういうふうにお答えになっている。さらに大平総理は、「人権問題は、内政、外交全体にわたりましてその擁護は基本的に最重要なわれわれの任務」、こういう答弁をされておりますね。これは同和問題解決に当たる基本的な政府の認識、こういうふうに思うのですが、そう確認をしていいでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、その認識は、いま各省庁、それから出先も含めた政府関……
○坂倉藤吾君 私も、佐藤委員に引き続いて、同和関係について省の態度等についてお聞きをいたしていきたいと、こう思うのですが、ただいままでの佐藤委員とのやりとりを聞いておりますと、差別に対する認識自体が法務当局にきわめて欠如している、こういうふうに総括せざるを得ないんです、残念ながら。口先で幾らきれいごとを言われましても、それを本当になくしていくという姿勢がきわめて乏しい。ただいまの第八の地名総鑑の問題と、あるいはこれ九まで出ておるわけですが、この本がどれだけ悪書であるのか、こういう関係について認識が不足しているのじゃないのか、こう思うんですよ。たとえば、第八の総鑑の中で、著者はこう言っているんで……
○坂倉藤吾君 私は、三月二十四日の一般質問に引き続いて、大分そのときの質疑の内容で保留をいたしておりましたので、きょうは続きをお伺いをしていきたいと思います。 それは砂糖の売り戻し特例法の運用の問題であります。この法律が制定をされます当時の砂糖業界というのは糖安法がありましたが、需給調整機能がなかったと、こういう状況の中で、糖価の安定、それから企業の安定、こうしたものを求めるために二度にわたるカルテル形成があったんですが、カルテルの形成時だけはかろうじてという形がありましたが、それが切れますとまた過当競争で業界全体が混乱をする、さらにまた経営の危機にさらされる、そしてそこに雇用される労働者の……
○坂倉藤吾君 質問に入ります前に、実は質問通告をいたしました際に、この法案にかかわります計画が、漁業関係の環境に大きな影響を及ぼし、大変重要な意味を含んでおりますので、ぜひ農林水産大臣に出席を要求をいたしました。ところが、衆議院におきます連合審査の関係で、きわめて重要な、予算委員会に次ぐ性格のもの、こういうふうな釈明がございまして、したがってその委員会が重要であろうという判断をいたしまして、やむを得ず大臣の出席についてはそれ以上追及をしなかったわけでありますが、どうも聞くところによりますと、衆議院の方の委員会がどうなっておるのか、この辺定かではありませんけれども、もし農林水産大臣が、衆議院の方……
○坂倉藤吾君 きょうは国家公安委員会、警察庁、それから自治省の関係について幾つか御質問申し上げたい点があるわけですが、予算委員会が始まりまして、衆議院さらには参議院で先輩議員あるいは同僚議員から幾つかの同和行政に対する質疑が行われてきたわけです。 私は、きょうは幾つかある中で、同和行政に焦点を当てながら御質問申し上げたいと、こう思っておるわけでございます。 一番最初に、先般の参議院の一般質問の際に同僚の村沢委員から、いまここに持っておりますが、「全国のあいつぐ差別事件」が配付されまして、自治大臣も所見を求められたと、こういうふうに承知いたしておるわけですが、その後この冊子の中身につきまして……
○坂倉藤吾君 私はきょうは同和問題にしぼって質問をいたします。 この同和問題、とりわけ労働省の関係は就職差別問題、これを中心にいたしまして衆参それぞれの場でわが党の先輩、同僚が数多く質疑をされているわけですね。つぶさに議事録等を読ましていただきまして承知をいたしておるんですが、藤尾労働大臣大変就職差別につきまして、当然のことでありますけれども、非常に明瞭に、しかも毅然たる峻厳な態度を表明をされておりまして、私としてもまさに労働大臣として適切な御判断をいただいておる、こういうふうに思っているところでございます。また事件によりましては大変俊敏に事を処しておられることを大変ありがたい、こういうふう……
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