このページでは伊藤郁男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤郁男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○伊藤郁男君 私も質問の前に今回の事故の犠牲になられました方々に心からお見舞いを申し上げておきたいと思います。 まず最初に事故原因の究明の問題でございます。これは国土庁長官にお答えをいただきたいわけですが、先ほども質問がありお答えがあったわけでありますが、この事故原因の究明についてはいつごろ結果が明らかになるかはっきり日は言えない、相当長期の時間を要するであろう、こういうような御答弁もあったわけでありますが、私はこの問題については早期に結論を出していただきたいと思いますし、めどをつけて督励もしていただきたい。このように考えておるわけでありますが、国土庁長官いかがでございますか。
○伊藤郁男君 まず最初に、完全実施の問題でございますけれども、これにつきましては各委員から質問があり、完全実施に向けて全力を尽くすという総務長官の御答弁がございましたので、それはそれとして率直に受けとめておきたいと思います。 問題は、早期支給の問題でございます。昨年も人事院勧告は八月十日に行われまして、閣議決定が十一月二十二日となっておるわけでございます。余りにも遅いと、こういうように思います。そして国会議決が十二月の十一日、支給日は十二月末ということで、これに準じて地方公務員も給与の改定を行うわけでありますが、地方公務員はさらにそれよりも延びると、こういうようになっているわけであります。過……
○伊藤郁男君 自治大臣にまず最初にお伺いをしたいんですが、来年度の予算編成に臨む自治省の姿勢の問題ですが、特に年末の大蔵省との折衝に当たりまして、今年度はどのようなところに力点を置いて折衝をしていく考えであるか。
それから、もうこれはかつてから問題になっておりますけれども、交付税率の問題で、かなり据え置かれておるわけですが、これを今年度もまた大蔵省当局に対して主張をしていくのかどうか、その点のお考えをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 交付税率の引き上げの問題につきましては、もう毎年自治省が大蔵省に対しまして引き上げを要求をし、しかしその過程でもう常に大蔵省に押し切られたという感……
○伊藤郁男君 私は最初に、午前中に質疑がありました例の国鉄再建法の関連につきまして、一、二点自治大臣の見解をお伺いしておきたいと思います。 国鉄の再建法は、御承知のように六兆円の累積赤字をたな上げする、三十五万人体制にする、それから例の地方線の廃止、これが三本の柱で、御承知のところでございます。この問題について、特に地方線の問題でございますけれども、これについてはもう十年来さまざまな取り組みが行われてきたわけでございます。御承知のところだと思います。たとえば、四十三年の国鉄諮問委員会の答申に基づいて、八十線区二千六百キロメートルの路線をバス転換する、こういう方向が打ち出されています。ところが……
○伊藤郁男君 最初に、基本的な考え方をお聞きをしておきたいと思うわけですが、厚生年金制度とあわせて何ゆえに地方公務員共済年金制度が改正されるのか、その基本的な考え方をまずお聞かせ願いたいと思います。どうしてあわせてやるのか。
【次の発言】 そういう基本的考え方で出てきたとするならば、均衡を考えながらということですから、そういう立場からいきますと、先ほどから問題になっております寡婦加算の見送りの問題ですけれども、これと矛盾しないのかどうか。見誤ったということと均衡を保つということですね、これは非常に矛盾をしているように私は思うんですが、その点はどうでしょうか。
○伊藤郁男君 最初に、念のために消防庁にお伺いをしておきたいと思うんですが、あの人事院ビル――自治省それから警察庁、消防庁が入っていると思うんですが、
この消防庁の防火管理者は一体だれか、念のためですがお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そういうように明確にお答えをいただければ納得をするわけです。川治温泉ホテルの問題がありまして、そのことで関連をいたしまして、実はわが党の政策審議会を通じまして、先ほどまで、一体防火管理者はだれかと確認をしておったんですが、明確な返事が全然返ってこないわけですね。だれだかわからぬ、こういう状況なんです。だから、まあせめて消防庁ですから、そういうことの問……
○伊藤郁男君 最初に、公務員給与法の問題につきまして総務長官の御見解をただしておきたいと思います。 ことしもまた給与法案が他の法案と絡められてきわめて政略的に取り扱われてきた、これはもう明白な事実だと思います。閣議決定もおくれましたし、そしてかつ国会の提出もかなり大幅におくれた。そしてこの大詰めに来て、しかも短時間の間にこの問題を審議しなければならぬ、こういうような事態になっているわけでございます。もうこの給与法案は毎年のごとくこういうような状態を繰り返してきておるわけでございます。 先ほども社会党の委員が指摘をされておりますけれども、まさにこれはもう歴年の悪習になってしまったのではないか……
○伊藤郁男君 最初に、先ほども馬場委員から質問がございましたが、大臣に確認をしておきたいものがあります。
それは湖沼法の問題ですが、先ほども大臣は、近日中に審議ができるようにしたいのだという御答弁がございましたが、その近日中というのは一体連休明けになるのか、あるいは一週間以内になるのか、近日というのですから十日以内くらいが近日だと思うのですが、そういう確認でよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで、今度連休明けくらいに審議ということになりますれば、すでに法案の名称もほぼ固まっているとは思うのですが、新聞に伝えられているような湖沼環境保全特別措置法、こういう法案でお出しになりますか、考え……
○伊藤郁男君 警察庁おられますか。――最初に、昨年の八月十六日、静岡瓦斯の爆発事故がありましたんですが、それからすでにもう一年を経ようとしているわけです。私も二月二十三日の当委員会におきましてその原因究明の問題について御質問を申し上げたところでございます。それからすでにもう五カ月を経ているわけですが、私が質問を申し上げた時点では、この問題は大変複雑であって、鑑定をいま委嘱している項目も数十項目にも上っておって、なかなかその時点においてはいつ鑑定結果が出るかもはっきりわからない、こういう御答弁もいただいておるわけでありますが、あれからすでに一年を経過しようとしているこの段階においてどの程度の原因……
○伊藤郁男君 最初に今回の大雨災害によりまして被害を受けられました方々に対して心からお見舞いを申し上げておきたいと思います。 そこですでにもう質疑の中でさまざまな問題が出ました。そして、大臣を初めといたしまして各省庁の関係者の方々からの対策についての見解も十分にお伺いをしたわけでございます。私も最初に四点ばかり要望を申し上げて、それから質問に入らしていただきたいと思います。 今回の大雨による被害がきわめて甚大であるということにかんがみて、激甚災害の指定を早急に行っていただきたい、これが第一点でございます。これにつきましては、大臣から前向きに検討をするというお答えがありましたので、そのまま言……
○伊藤郁男君 最初に豪雪対策の問題につきまして二、三質問をしていきたいと思います。 すでに午前中からの質疑を通じましてさまざまの問題が出尽くした感がございます。私もまた激甚法の早期発動はもとより、災害にかかわる法体系の全面的な見直し、あるいは各委員がそれぞれ指摘をされました問題点の解決につきまして政府がさらに鋭意努力されることを希望しておきたいと思います。 私も長野県生まれでございまして、雪に対してはかなり知識があったと自分では思っておったわけですが、今回の調査を通じまして、そんななまやさしいものではない、本当に大変なものだということを強く実感をしてきた者の一人でございます。 特に新潟県……
○伊藤郁男君 本日は、私が用意しました質問の八割方はもう各委員から指摘があり、御答弁をいただきました。したがいまして、お答えをいただくために出席をされた方々のうちで本日質問ができない部分があると思いますけれども、その点はあらかじめ御了解をいただきたいと思います。
そこで、私は第一に予防という観点から御質問を申し上げたいと思うんですが、毎年国土建設週間というものが設けられていると思うんですが、これはいつころ設けられるものですか。建設省。
【次の発言】 それで、その際に水防演習などが行われていると思うんですが、これらにかけている費用というのはどのくらいのものでしょうか。
○伊藤郁男君 最初に、
国土庁に御質問をしておきたいと思います。
例の大規模地震対策特別措置法に基づきまして地震防災対策強化地域が指定をされておるわけでありますが、この強化地域の指定ですね、今後も追加される意思がおありなのかどうか、その点まず最初にお伺いします。
【次の発言】 実は、三月の二十五日に長野県におきまして県の防災会議が開かれまして、「東海地震を想定した長野県予想震度分布調査報告書」というものを中心にいたしましていろいろの対策を練っているわけでございますが、この会議の模様によりますと、現在長野県では十八市町村が強化地域に指定をされておるわけですが、震度六以上で被害が想定される。地域……
○伊藤郁男君 時間がありませんのでまとめて四、五点お伺いをいたしましてお答えをいただきたいと思います。 第一点は、もう政府が公約をいたしました物価の六・四%、これが守れなかった、その原因は一体どこにあるのか。実は、昨年の賃上げにおきましても、それぞれの労働組合はこの政府の六・四%見通しというものを念頭に入れながら、かつ国民経済全般のことも考えて賃上げ率を非常に白制をしてきたわけです。しかし、もうその後の物価は御承知のような値上がりの状況でありまして、これはまさに戦後統計史上、本当に初めてだという異常の事態だと私ども判断をしているわけでありまして、その点、一体この公約が達成できなかった原因につ……
○伊藤郁男君 最後になりましたが、もう少しごしんぼうをいただきたいと思います。 私も、本日の質疑を通じまして、他の委員からさまざま御指摘のありましたと同様に、今回の特例法の措置につきまして、どう考えてみましても地方交付税制度の本旨に沿ったものではないと、このように思われて仕方がありません。もともと交付税は地方のものですし、その地方に渡すべきものを国ががちっと握っておって、そして、来年回したと、こういうやり方ですね。これはやはりどう考えても政府が地方自治体を信頼をしていないのではないかと、このように私は思われて仕方がないわけです。大臣も、本委員会におきまして所信表明をされまして、まさに、本当の……
○伊藤郁男君 私は、新産工業都市あるいは三大都市圏の振興整備事業と深いかかわりを持っております住宅建設の問題に焦点をしぼりまして、質問をしたいと思います。 まず第一に、建設省にお伺いをしたいわけですが、斉藤建設大臣は昨年の臨時国会におきまして、住宅基本法をこの国会に提出すると、このように約束はされているわけです。この住宅基本法については、わが国の住宅政策のあり方を初めて定める法律だと、こういうように言われているわけでございまして、私どももきわめて興味を持っておるわけでありますが、斉藤建設大臣のお約束どおり、その法案提出の準備が進んでおるのかどうか、その点、まずお伺いをしたいと思います。
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表し、政府提案の地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案及び日本社会党、日本共産党の修正案に反対し、公明党・国民会議、民社党・国民連合提案の修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。 現在、わが国の財政は、国、地方ともにきわめて厳しい危機的な状況にあります。国、地方を合わせた公債発行残高が実に百兆円を突破するという異常な状態が今後とも継続するようなことがあれば、財政は硬直化し、国民経済の健全な発展に著しい障害をもたらすことが予想されるのであります。 地方財政の危機は、一時的な現象ではなく、これまでの高い……
○伊藤郁男君 私は、災害に強い都市づくり、このことにつきまして質問をしていきたいと思います。 最初に、大臣にお伺いをしたいと思うのですが、特に、東京を初めとする大都市ですね、これがもう災害にきわめて弱い構造になっている、御承知のところだと思います。高速道路で一台の自動車が故障をしますともう二、三時間渋滞してしまう。場合によっては半日もおかしくなってしまうというこの事例を見ましても、大きな災害がやってきたときに、大都市の機能というものは大混乱に陥ってしまうということが想像にかたくない。東京都は関東大震災程度の規模の地震が来たときの被害想定を出しておるのですけれども、これを見ましても、特に火災が……
○伊藤郁男君 最初に、私は北方領土の隣接地域の問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。
質問に入る前にお伺いをするんですが、根室市の予算の伸び率、過去五年くらいの年次別の伸び率、おわかりになりましたらお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この根室市の伸び率というのは、北海道内でも結構ですが、他の市町村と比較してどうなのか。あるいは全国の平均と比べてどういう実態なのか。おわかりになりましたらお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 総理府おられますか。――私は、戦後三十六年目にしてようやく北方領土の日が設けられまして、北方領土の返還運動に一つの区切りができた……
○伊藤郁男君 最後になりましたけれども、本当は全参考人に御意見をお伺いしたかったんですが、時間の制約がございますので、ただ一点だけ御見解をお伺いをしておきたいと思います。 それは橋本先生と、現場で御苦労をなさっている石川市長にお伺いをしたいんですが、私どもは、例のいわゆる地方財政法の十条の二の公共事業に係る国の負担金、普通建設補助金とも言っているわけですが、これを一括して第二交付税として位置づけて、そしてもう地方に交付すると、こういう制度を創設すればいいのではないかと、こういう見解を持って、国会の場でもそのことを政府に要求をし続けてきているわけですが、神谷委員の発言ではありませんが、政府はな……
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております政府提案の地方交付税法等の一部を改正する法律案及び共産党提案の修正案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合提案の修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。 現在、わが国の地方財政はきわめて厳しい危機的な状況にあります。昭和五十年度以降、毎年大幅な財政収支の不均衡が続き、五十年度補正から五十六年度当初までの財源不足の累積額は十七兆五千六百七十九億円にも上っております。このような大幅な財源不足を補てんするため、政府は毎年度交付税特別会計における借り入れと地方債の大幅な増額発行を行ってまいりました。……
○伊藤郁男君 最初に、私は、今回の金融懇の報告というものが銀行サイドに余りにも立ち過ぎて銀行の権益を盲目的に擁護しようとする一方的独断による郵政敵視の内容になっている、このように考えているわけであります。そして七月十七日に出されました例の郵政審議会の中間答申内容と全く正反対の内容となっている、このように考えているわけであります。 先ほど大臣の決意をお伺いし、さらにまた三閣僚協議の場に臨む大臣の姿勢、郵政審議会の答申の線から一歩も引かないんだ、こういう決意のほどをお伺いしたわけでありますが、この点につきまして、もう一度大臣の決意をお伺いしておきます。
○伊藤郁男君 最初に、財政再建の問題につきまして、基本的な認識につきまして、総理並びに大蔵大臣の御見解をお伺いをしたいと思います。 財政再建が緊急かつ重要な刻下の課題であることは、もう私から言うまでもありません。わが党の佐々木委員長が代表質問におきまして、一方で政府の二兆円国債減額、これにつきまして評価をしつつも、一方におきましては行財政の徹底的な改革を提起し、大増税路線に対して反対の意思を強く表明をされましたことは御承知のところであります。いまほど行財政の改革が求められているときはありません。国民世論も全面的な支援をしておるわけでありますから、それを断行する絶好の機会である、このように私は……
○伊藤郁男君 最初に、行管庁の長官にお伺いを申し上げたいと思います。きょうは国の出先機関の問題について。 これは、出先機関はブロック単位とか都道府県単位あるいは支所、出張所ということで相当の範囲にそれぞれ置かれているわけでありますが、郵便局などの現業は除きまして、これらの出先機関については必要なものとあるいは必要でないもの、この両方がある。したがって、国の出先機関の整理統合はぜひ必要ではないか。これはもうしばしば委員会で議論がされてきたと思うわけでありますが、臨調でこれらについて方向が打ち出されたらそのとおり実行されるおつもりであるか、まずお伺いをしておきます。
○伊藤郁男君 最初に、大臣にお伺いをしておきます。
自治省は、一昨日十三日、事務次官通達で、給与あるいは期末手当、退職金等の実態を住民に公表せよ、それで今年度は十二月にやれと、毎年一回ずつそういう公表をしろと、こういうことを通達を出したようでございますけれども、この通達を出された目的は一体何なのか、これをまずお伺いします。
【次の発言】 それでは、その通達の内容を、どういう一体内容になっておるのか、具体的にお示しをいただきます。
【次の発言】 それの内容は、いままでも地方団体が地方議会に予算編成の際に毎年出しているものとやっぱり大して変わらないのじゃないかと思うんですが、どこがどう違うんです……
○伊藤郁男君 それでは最初に、いままでの議論を聞いておりまして若干まだ不明確な点がございますので、それに焦点をしぼりまして御質問を申し上げたいと思います。 六十年六十歳という国の基準に従ってこれが実施をされると、六十年に六十歳のこの定年制の法律が成立をした場合に、特別の職員あるいは合理的な理由がある職種を除いては国の基準に従ってとにかく六十歳で定めるんだと、厳格にそういう方向を指示をしていくんだと、こういうことが表明をされておるわけでありますけれども、六十年に六十歳の定年制を絶対に導入しなければならぬ、この法律にはそういう強制力があるという答弁を聞いているんですが、そのとおりでよろしゅうござ……
○伊藤郁男君 私は、政治倫理の確立を高く掲げられました鈴木総理でございますので、最初にお伺いをしておきたいんですが、これは、私は昨日も自治大臣に見解をただしたところであります。それから、けさの新聞も、ちょっと広げてみますと、やっぱり地方公務員の汚職の問題が大きく報道をされているという状況であります。上乱れれば下乱るという言葉もございますが、全国の新聞をずっと毎日見ておりますと、地方公務員の汚職、これが報道をされない新聞はないくらいの状況であります。こういう状況を放置しておきますと、それは数は少ないかもしれませんが、しかし、これがやっぱり行政への住民不信を増幅させまして、やがて地方自治をゆがめ、……
○伊藤郁男君 私は時間がございませんので確認をしておきたいと思うんですが、一つは、この業界、一般旅行業者といわれる業界の中身を検討してみますと、たとえば、大手旅行業者十社といわれるものの中でも、従業員の規模でいくと、一番大きいのは日本交通公社の約一万一千名、それでこの大手の中でも従業員の少ないというのは七百名前後。大手の中でもこれだけ人員的に非常に差があるわけですね。 それで、私はそのことじゃないんですが、この一般旅行業者の小旅行業者あるいは中旅行業者と言われるものは、何を基準にして小と呼び中と呼んでいるのか、その辺を聞いておきたいんです、話の前提として。その点どうでしょう。
○伊藤郁男君 いままでお話がございましたように、豪雪地帯というのは他の地帯と比べまして最初からハンディを背負っている。五六豪雪の際も北陸地方を視察をしたわけですが、あの地域ではかっては結核患者が日本一だったと、こういう話を聞いているわけですが、雪を知らない地域から見ると、まさに豪雪地帯というのは想像を絶するものがあると思うわけであります。 そこで、均衡ある国土の発展、生活の環境の整備、こういうものを引き続き対策を強化する、こういう意味における本法案の改正案には全面的に賛成をするわけでありますが、時間がありませんので二点だけお伺いをしておきたいと思います。 一つは、この五六災害の場合も、鉄骨……
○伊藤郁男君 時間が余りありませんので、端的にお伺いをしておきたいと思うのですが、実は死者十五名そして重軽傷者二百二十三名という大事故、静岡ガスの爆発事故からもう一年と八カ月たっているわけですが、当委員会でも現場を調査し、この委員会を通じましてさまざまな問題が指摘をされてきたわけですが、その過程を通じまして私も何度かその捜査、原因調査の結果がいつ出るのかということをお聞きをしてきたんですが、
最近の新聞でその結果が明らかになったということをちょっと見たものですから、いつその捜査結果が出たのか、それをまず最初にお伺いします。
【次の発言】 私は、どこの新聞でしたかね、たしかその捜査結果が出て、原……
○伊藤郁男君 最初に国土庁にお伺いをしたい点でございますが、これは基本的な問題ですが、戦後四十年間の、約四十年ですね、この水害の歴史を振り返ってみまして、私は段階的に区切ってみたいと思っているわけです。 戦後やっぱり、二十年代、三十年代の台風によるあるいは豪雨による被害というのは、伊勢湾台風のごときは相当の人が亡くなっておるわけですね、五千人以上と言われているわけです。その前の二十九年では洞爺丸が沈没してこれも一千人以上、二十年の戦後初めての枕崎はもう二千人以上ということで、台風が来れば相当の被害が出ると。これはやっぱり戦後の荒廃した国土の中で当然だと思うんですが、そういう時代を経まして、昭……
○伊藤郁男君 最初に川村さんと栗原さんに、基本的な認識の問題で御意見をお伺いしたいと思います。 今度の法案は、治療中心の医療制度から予防、治療やリハビリ等、こういう包括的な制度に前進をさしていこうと、こういうねらい、大目標があるわけでございますけれども、いままで聞いておりますと、さまざまな問題点がたくさんあることは承知をしておるのですが、今回のようなこの機会を逃したらそのような包括的な医療制度への前進というのがまた先に延ばされてしまうのではないか。こういう心配があるんですが、その点についての御認識をお伺いをしておきたいというのが一つでございます。 あわせて、川村参考人に対しましては、保健事……
○伊藤郁男君 先ほど来の論議の中で、自治省の考え方を私どもはよく理解できるわけですが、しかし、依然として政府部内には地方の財政というのは余裕があるのではないかと、こういう見解が事実あると思うんです、臨調の中でも、先ほど来の話のように、交付税の三二%を見直そうと、これも私は事実だと思うんですよね。たとえば、やっぱり厚生省が昨年国保の一部地方肩がわりを強引に主張をし、自治省が反対をしてこれは見送りになりましたけれども、そういうような動き。あるいはガス税、料飲税の免税点が引き上げられてきた、こういうことを考えますと、もう政府部内にも臨調の中にも、地方財政というのは国と比べて十分に余裕があるんだと、こ……
○伊藤郁男君 建設省と厚生省の方に来ていただいておりますので、最初に建設省にお伺いをしておきます。
東京都が建築基準法違反として認めたのはニュージャパンの火災が起こった後ですね。この理由は何でしょうか。
【次の発言】 結局、建築基準法によると、建物が違反かどうかということは、工事が終了したときに外見を見てよろしいと、こういうことになればそれでパスする、こういうことですか。
【次の発言】 設計上不備がない、つくっている間も建築基準法違反をそう認められない、そうしてできた後は外見上見てよろしければよろしいと、こういうことになるんですけれども、しかし、ホテル・ニュージャパンのように、結局火災が起こ……
○伊藤郁男君 最初に、大臣にお伺いをしたいと思うんですが、御承知のように、政府は五十七年度の予算の編成に当たりまして、五十七年度から五十九年度までを財政再建期間として位置づけておるわけでありますけれども、地方財政も同様に、国と同じような基調の上に立っているものと理解してよろしいかどうか、その点をお伺いします。
【次の発言】 それではお伺いしますが、五十三年か四年ころまでは地方財政収支試算というものがつくられておったわけでありますけれども、その後はこういうものはないですね。なぜそういうものがつくられなくなったのか、その点をお伺いをします。
○伊藤郁男君 質問に入る前に、委員長に苦言を呈しておきたいんですが、今回のこの委嘱審査、まさに参議院改革の一つの大きな目玉としてこういう方式がとられたわけでありますが、見ておりますと、申しわけないですけれども、特に与党の方々、私も便所へ行ったときなど見てくるんですが、各委員会がなり積極的に出ておられるんですよ。ところが、この地方行政委員会は与党の方々ほとんどいない。こういうことではこの参議院始まって以来の改革の意図が生かされていないのではないかとまことに残念で仕方がありません。私どもは、民社党ですから、小さい政党ですからたった一人でありますが、しかし、この重要性にかんがみましてじっと参加をして……
○伊藤郁男君 先ほども出ておりましたけれども、例の機関委任事務に関する情報公開の問題からお伺いをしたいと思います。この問題については、自治省が、条例で機関委任事務ができるか、こういう問題についてはイエスという答えを出したということになっているんですが、これは大いに評価されると、私どもはそういうふうに思っているんです。
そこで、二、三確認をしておきたいんですが、一つは、機関委任事務に係る情報の管理、公開ですね、この事務そのものは機関委任事務なのかどうか、その点、まず確認をしたいと思います。
【次の発言】 固有の事務であるということなんですけれども、固有の事務だということになると首長の権限で一切……
○伊藤郁男君 最初に、いままでもさまざま言われてまいりましたけれども、私もこの財政欠陥の問題についてお伺いをしておきたいと思いますが、国の税収不足、これはもう大蔵省も二兆円以上になるだろうということははっきりしてきたようでございまして、これに関連して地方税の場合は一体五十六年度どの程度の歳入欠陥、不足額が生ずるか、どのように見ておりますか、その点からお伺いをします。
【次の発言】 三千億を超えて三千五百億程度になるだろうと、こう言われておるわけでありますけれども、この地方税の減収分とそれから国税の減収による地方へのはね返り分、これはいずれにしろ何か処置はしなきゃいかぬわけですね。地方財政に支障……
○伊藤郁男君 民社党の伊藤でございますが、大変皆様御苦労様でございます。
時間がもうありませんので、最初に福井市長の大武市長にお伺いしておきます。
先ほどもお話がありましたように、地方の時代だとか地方の分権ということを言われておりますけれども、実際は依然として三割自治である。こういうことはお話があったとおりであると思うんですね。そこで、その三割自治から抜け出るためにはどうしたらいいのか、どこをどのように地方から見て改革をしていけばその三割自治から脱却できるんだろうか、この点をお伺いをしておきます。
【次の発言】 時間が本当にありませんので、あと一点だけ御見解を、これは牛嶋先生にお伺いをして……
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表して、政府提出の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合共同提案の修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。 地方行政は、今日、きわめて厳しい状況に置かれております。すなわち、新たなる行政需要、並びに多様化した住民要求にこたえつつ、主として財政的な制約から、行政の簡素効率化等の行政改革を進め、あわせて受益者負担の導入など、住民への協力を呼びかける努力が地方自治体に対して強く要請されているのであります。 このような中で、政府自身も憲法で保障された地方自治の本旨にのっとり、地方行財政の……
○伊藤郁男君 最初に警備業界ですね、特殊な分野の仕事だとは思うんですが、いただいた資料によりますと、大変警備業法違反が多いわけですね。二社に一社が違反を起こしているという、まさにこれは異常な状態だと思うんですが、こういう二社に一社が警備業法違反を起こすその理由はどこにあると把握されておりますか。その点からお伺いします。
【次の発言】 いや、私が御質問申し上げましたのは、こういうように二社に一社、いまのお話だと一社の中で数件も違反を起こすと。どうしてこの業界はそういうような二社に一社が違反と、まあ平均すればですよ。なぜそういうような状況になっておるのか。いまの説明ではまだよくわかりませんが、まあ……
○伊藤郁男君 この法案につきましては、五月十三日の当委員会で私が質問をいたしまして、本日は補充質問のような形になるわけですが、そして、私が最後の質問者ということになるわけです。 そこで、最初に大臣にちょっとお伺いをしたいんですが、五月十三日と本日の質疑を通じてお聞きになっていて、実際この法案が通ったら、この改正案の提出の背景になりました諸問題がさまざまあると思うんですが、たとえば悪質な警備業者を排除できるのか。あるいはいままで起こってきたような警備員の不祥事、そういうものが完全になくなるのか。それはまあ法律でも完璧なものはないと思うんですが、後は運用の問題になると思うんですが、二日間の質疑を……
○伊藤郁男君 最初に、今回の年金額の改定に至る経緯、それと同時に、その改定方式、これはどのようなものか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私の質問は、改定方式というものはどういうものなのか、どういう形で改定をしているのかと、ここを、基本的なことを聞きたかったんですが、お答えいただけますか。
【次の発言】 そこで、先ほどお答えがありました実施時期の問題ですけれども、これにつきましては午前中からの質疑もございまして、恩給並らびということの御説明がありました。それ以上のはっきりした理由はどうも聞けないことは残念でありますけれども、私どもは四月実施ということに強くこれは要求をしておきたいと……
○伊藤郁男君 最初に、死者十五名、重軽傷者二百二十三人を出しました、地下街の爆発事故としては最大と言われる静岡瓦斯の爆発事故の問題についてお伺いをしていきたいと思います。 もう大方の国民の皆さんは、この事故のあの悲しいことについては忘れかけておるわけでありますけれども、しかし、静岡の現地は、あの爆発の起こった第一ビルの惨状がそのまま残っている。あのゴールデン街はにぎわってはおるけれども、当時の惨状がそのままに残されている。悲しいことだと思うんですが、そういう現状であります。 そこで、二年前の八月十六日に起こったわけですが、それから二年と三日たっているわけですが、私もこの委員会でしばしばこの……
○伊藤郁男君 最初に、大臣に、私は教科書問題で通告はしておかなかったんですが、いままでの質疑に関連をいたしまして二点だけお伺いをしておきたいと思います。 今回の問題が新聞、テレビに連日報道をされているわけですが、これが報道されれば報道されるほど、もちろんもう国民は大きな戸惑いを感じていると思います。その中で、私は、わが国の教科書検定制度の仕組み、たとえば委員の任命だとか、審議がどのように行われているとか、あるいは教科書の採択の過程、こういうものが率直に言って国民にはなかなかわからない。この過程がきわめて閉鎖的、不明朗な点が多いのではないか、こういうように感じているわけです。 そこで、これは……
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十六年度一般会計補正予算案三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 いまから一年前の国会論戦の中で、わが党の佐々木委員長は、昭和五十六年度当初予算に対し次のような批判と提言を行ってきたところであります。すなわち、佐々木委員長はこう述べたのであります。行財政改革がほとんど行われず、二兆円の国債減額分の大部分がそのまま国民の負担に転嫁されました。もし政府が真剣に民間の活力を期待するというのであれば、中小企業者に対する各種の増税の取りやめ、物価調整減税の実施、住宅並びに土地対策の推進などを図るべきでありま……
○伊藤郁男君 最初に、海難事故につきましてお伺いをしていきたいと思います。 御承知のように、昨年からことしにかけまして陸、海、空で重大事故が続発をしているわけでございます。北炭夕張、ホテル・ニュージャパン、あるいは日航機の墜落事故、それに匹敵をいたしまして海難事故もきわめて重大事故になっているわけでございます。昨年の漁船の第五十五大東丸、あるいは昨年十一月三十日の祥海丸の沈没事故、さらに明けてことし一月六日のあけほの丸の転覆事故、こういう事故によりましてかなりの人命が失われているわけでございます。この漁船の事故というのはきわめて悲惨でございまして、遭難に遭いますとほとんどすべてがなくなるとい……
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年度一般会計補正予算案及び同特別会計補正予算案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 わが国経済は、かつてない厳しい状況にあり、国民の間には、一体この日本経済がいつ回復に向かうのか、先行き不安感が大きく広がっているのであります。 最近におけるわが国経済の成長率は、昭和五十五年度が三・七%、五十六年度が二・八%にとどまり、今年度も下方修正した政府見通し三・四%をさらに下回る可能性があります。 確かに経済は生き物であり、的確な予測が困難なものであるとはいえ、政府の見通しと現実との乖離は余り……
○伊藤郁男君 最初に、小型動力船の灯火に関する規定、今回の改正で十二メートル未満まで拡大されているわけですが、最近小型船の事故が非常に増加している中で今回のこのような措置は矛盾しているのではないか、こういうように私は思うのですが、特に遊漁船、それからプレジャーボート、ヨット、漁船等の小型船に対する本法の遵守の徹底を図る措置が絶対に不可欠だ、こういうように思いますが、その辺の指導をどのようにされようとしておるのか、まずお伺いします。
【次の発言】 やはり小型船の海難増加傾向、これにストップをかける、あるいはまたこれを減少させる。このためには、一体監督官庁としてどんなことをやれば最も効果的であると……
○伊藤郁男君 総理に端的にお伺いをしたいと思うんですが、この法案が通りまして、再建監理委員会ができて、いよいよ本格的な論議が始まるわけですが、この監理委員会がこの国鉄改革に関していわゆる分割民営化、こういう結論を明確に出てたという場合に、仮定でございますけれども、そういう場合に、総理としてはこれを尊重し、そして国鉄の分割民営化を実行する、このことにお考えは変わりはないと思うんですが、その点、まずお伺いをしておきます。
【次の発言】 そこで、第二点でございますが、仮にこの再建監理委員会が、いまもさまざまな論議がございましたが、分割民営化ということと違う結論、仮に分割民営化以外の結論を出した場合、……
○伊藤郁男君 最初に、地震対策の最大の課題は、先ほどからもさまざま質疑の中でありましたけれども、やっぱり予知体制の確立だと、このように思っているわけですが、しかし、マグニチュード八以上は予知が可能であるけれども、それ以下はもう全く不可能だと、こういう御答弁が行われているわけでございますけれども、これは大変むずかしい問題だと思います。しかし、これはやらなければならない問題だと、こういうように思うわけですが、そこで大臣にお伺いをしておきますが、元奈良市長の鍵田さん、地震雲で有名な人ですが、この人が一週間ほど前から、五月二十七日ごろ関東か東北の方にマグニチュード七程度の地震が起きる、こう断言して、中……
○伊藤郁男君 今度の大火、まあ、十一時から十二時というわずかな時間で六県二十市町村に火がばあっと広がる、あるいは同時多発的に火が出るということで、大変な大火であったと思います。しかし、現地の消防の活動状況をお聞きしますと、これだけの火だと、もうとても山の火を消すよりも、まず家を守る、そういうことに力点を置いて、したがって人的被害というものが比較的少なかった。大変現地の消防体制につきましては敬意を表しているところでございます。 今度大火に発展した原因としては、いままでもさまざま指摘されておりますように、フェーン現象あるいは三十メートルを超す強風、あるいは山焼きの時期、山菜とりの時期だと、こうい……
○伊藤郁男君 いまも岡部委員からわが国の水産業を取り巻く情勢がきわめて厳しいことのお話がございました。そこで、私もこれらの水産業にかかわる問題につきまして、きょうは質問をしていきたいと思います。 最初に、日米漁業交渉についてでございますが、この日米間の水産外交で当面の重要な課題というのは、アメリカ二百海里内の対日割り当ての問題と捕鯨の存続問題だと、こういうように私は認識をしているわけであります。アメリカ政府は二百海里内漁獲量の対日割り当てに際しまして四月、七月の二回に分けて今年度の後半分を割り当てることとして、そしてこの分割割り当てに当たっては、米国水産業振興への貢献度、操業違反等に応じて行……
○伊藤郁男君 最初に基本的な問題ですけれども、お伺いをしておきたいものがありますが、これは四十八年に臨時措置法として成立して、五年間の試験期間と、当初はそうなっておったわけですが、それがさらに五年間延長、継続されまして、ようやく本格的な制度として施行されるようになるわけですが、この十年間このように本格実施まで延びてきた、その理由をまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 理由はある程度わかったんですが、先ほど来からのいろいろ御論議を聞いておりますと、結局この保険制度が本格的に実施された場合、果たしてこの制度が安定的に運用をされていくだろうか、こういう不安を皆さんお持ちになっておられるように……
○伊藤郁男君 私も、例の日米農産物交渉で、いままでの議論をお聞きしておりまして大体のことはわかったわけでありますが、重ねて御質問を申し上げておきたいと思います。 中曽根さんが日米会談で約束されたことでもあり、誠意をもってこれは当たらなければならぬということで、佐野局長今度手がかりを求めて訪米されたわけでありますが、日米間では、いまの農産物交渉の行き詰まり状況を何とかして早期に膠着状態になっている状態を解消しなきゃならぬ、こういう点では一致をされたわけだと、こういうように新聞は報道されておりますが、その点はそのとおりでよろしゅうございましょうね。
○伊藤郁男君 最初にお伺いをいたしますが、今回新たに市町村による森林整備計画、これが導入されることになりましたけれども、現行の制度下においても、適切な指導が伴えばこの森林基盤整備の促進ができると思うんですが、何ゆえにこの市町村による森林整備計画というものが導入されなければならぬのか、その点まず最初にお伺いします。
【次の発言】 林業は、伐採それから造林、保育、それに林道開設、開発、さらに労働力の安定確保、こういう各面における長期的、総合的な政策の確立と展開、こういうものが必要だと思いますし、それは当然なことだと思うんですが、いま長官のおっしゃったように、今回の保育、間伐を主体とした森林整備計画……
○伊藤郁男君 最初に、日米農産物交渉、大臣は先ほどの質疑の中で、来年の三月までは自由化も枠拡大も必要ないんだ、こういうことです。しかし、今晩から恐らく入るであろう交渉の中では、三月以降のことですね。 それで、大臣は、先ほども御答弁がありましたけれども、向こうの出方を見ている、こういうことなんですが、恐らく向こうの出方の中で予想されるのは、自由化の時期を日本側としてはっきり明示しろと、こういうことではないかと予想されるわけですが、交渉事ですから、この時点で、交渉に入ろうとしている時期に大臣のお立場ではっきりしたことは恐らくまだ言えないでしょうが、しかし雑音がさまざまありますね。 自民党が牛肉……
○伊藤郁男君 聞くところによりますと、登録事務に携っている人は本省は四人だそうですね。しかもこれ大変忙しいときには夜中の十一時、十二時までかかって処理をしなきゃならない、土曜、日曜も返上する場合もある、こういうことを聞いているんですが、そこで今回の登録制度の改正によって登録検査、これに要する予算、組織、人員等、そういう行政の効率化がどの程度一体期待されるのか、この点からまずお伺いしたい。
【次の発言】 第二点でお伺いしますが、今回の改正の対象となる肥料はどのようなものなのか、こういうことですが、すなわち登録制から届け出制に移行する指定配合肥料及び登録の有効期間が延長される肥料は省令で定められる……
○伊藤郁男君 素人でございまして、大変きょうはよいお話をお聞かせをいただきました。 そこで、時間がございませんので、一点ずつお伺いをしたいんですが、多賀さんに先ほど実験の成果、そういうものにつきまして実験例を御報告いただいたわけでありますが、恐らくこの受精卵移植というものが普及をしてきますと双子生産というのが主力になってくると思うんですが、いま実験をやっているのは、先ほどの阿部さんのお話だと牛は二つ子宮があるそうで、全部双子の生産の、移植というんですか、その実験をやっているのかどうか。あるいは双子でやった場合、一頭の場合と品質的にはどうなんだと。一頭の場合と全く同じなのか、多少は劣るのか、そ……
○伊藤郁男君 この栽培漁業センターというのがつくられ始めたのが三十七年ですね。そうなりますと、それから二十年間、いわば一種の試行期間を経て栽培漁業を本格的に推進する方向が打ち出されたことは、大変私どもとしても評価をしているわけでありますが、第一点お伺いをしたいのは、この栽培漁業が日本の水産業の中でどのような役割りを果たすのか、その点をまずお伺いをしておきます。
【次の発言】 もちろん栽培漁業を計画的に推進するということで、まず第一には農水大臣が、これは当面は五年間ですか、基本方針を定めると、こういうことになっているわけですが、この五年間の基本方針の内容なんですけれどもね、たとえばどの程度の一体……
○伊藤郁男君 私は、まず大蔵大臣にお伺いをしたいと思うのですが、これは当委員会で井上議員並びに本日の本会議場で柄谷議員も質問をした問題でございますが、どうしても納得できない問題がありますので、ここから順序を変えて質問をしていきたいと思います。
例の自賠責特会の運用益を一般会計へ繰り入れる問題でございますが、なぜこのような措置をとろうとしているのですか、大蔵大臣にお伺いします。
【次の発言】 これは一回限りであろうと、こういうような一般会計の赤字を埋めるため自賠責加入者の負担でこれを埋める、何としてもこれ納得できるものではありません。
それでは運輸省にお伺いをいたしますけれども、この保険の目……
○伊藤郁男君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十八年度一般会計予算等三案に対して、一括して反対の討論を行うものであります。 第一に、いま国民の大多数を占める勤労者が政治に対して抱いている切実な要望は、重税感からの解放であり、不公平税制の是正であると言わなければなりません。 しかるに、政府は五十三年以来据え置かれたままの所得税の課税最低限の引き上げをまたも見送り、勤労国民の要望を無残にも踏みにじろうとしているのであります。六年間にも及ぶこの所得税減税の見送りは、勤労国民への過大な実質増税にほかありません。このため勤労国民は、自己の生活防衛のため四苦八苦のや……
○伊藤郁男君 今回の人事院勧告につきましては、民間の賃金実態を詳細に調査、比較したものでありまして、したがって私どもは、この六・四七%の引き上げ率、あるいはまたこの中だるみの是正、支給日の変更、こういうものなどを見まして、おおむねこの勧告は妥当なものである、こう いうように受け取っているわけであります。 そこで、最初にこの民間の給与実態調査につきまして一、二点質問を申し上げておきたいと思います。 それは四万の事業所と五十二万人の調査をしているわけでございますけれども、これは例年見られることなんですが、大体三百事業所くらい、これはわずかな数ではありますけれども、これが調査不能になっている、こ……
○伊藤郁男君 それでは法務省の方にまず最初にお伺いをしておきたいのですが、たとえば、損害賠償のような民事訴訟の場合に、第一審の判決に至るまで大体、一般的な傾向でいいですがどのくらいの期間がかかっているものか、数字がおわかりになりましたらお教えをいただきたいと思うんです。
【次の発言】 やはり、こういう裁判の場合は、何といいましても、余り審理期間が長くかかってしまうと損害賠償などの場合特に原告側の利益が損なわれる、こういうことで私は最近の裁判、いまお話がありました裁判の傾向として、次第に、短い間に一応の結論をつける、こういう方向に動いているのではないか、こういうように思うのです。
そこで国鉄当……
○伊藤郁男君 きょうは大変ありがとうございました。 私どもは民社党でございまして、臨調答申を高く評価をしておるわけでございます。そして臨調答申と比べまして、提案されている政府の原案というものについては非常に不満な点もあるわけですが、しかし行革の第一歩としてこれは賛成していこう、こういう立場でございます。そういう立場から四点につきまして御質問を申し上げたいと思います。 第一点は、一次から五次にわたる答申を出されたわけでございますけれども、政府のこの間における行革実施状況をどう評価されておるのか。臨調の答申を出された立場から満足されておるのか、それとも不満足なのか。不満足とすればどういう点が一……
○伊藤郁男君 まず総理に、私は統計局の分割、それから附属機関化の問題についてお伺いをした いわけですが、この問題につきましては衆議院の行革委員会におきましてわが党の議員がもうしばしば取り上げてきているわけですが、いまの疑問点が解けないわけでございます。 そこで総理、行革の基本理念は、機構その他を統合、再編成いたしまして、そして合理化を図って行政の効率を高める、こういうことではないかと思うのですが、ところが統計局の二分割案ですね、一つのものを二つにばらばらにする、これは統合、再編ではなくてばらばら事件ではないか。まあ時間がありませんので結論的な言い方で恐縮でございますけれども、総理の言う行革の……
○伊藤郁男君 先ほど来、増税なき財政再建に関連いたしましてさまざまな議論があるわけですが、先ほども総理は、いままでもやってきたのだからでこぼこ調整というのは認められるのだ、こういうことを言われました。総理の言われているでこぼこ調整という中身が、いまのところではどういうことなのか私にはわかりませんが、そこで私、確認をしておきたいのですが、総理の言う増税なき財政再建という意味は、一切の増税はしないという意味なのか、それとも一般消費税のような大型間接税やあるいは減税の規模を上回るような増税はしない、こういう意味なのか、この点をお伺いしておきたいと思うわけでございます。
○伊藤郁男君 官房長官に最初にお伺いをしたいんですが、九月十一日付の読売新聞によりますと、政府の首脳と自民党の首脳が九月九日の給与関係閣僚会議に先立って都内のホテルで極秘に会談し、今年度の人事院勧告について完全実施を見送ると、こういう方針を決定して、この合意内容を文書にして出席者全員が署名したと、このように報道されているわけでありますが、この会談に出席したと書かれております官房長官、この事実をお認めになりますか。
【次の発言】 給与担当の総務長官にこの件に関連してお伺いしますが、この報道には、この五十七年度分四・五八%を引き続き凍結する、このことを確認したと、このように報道されておるわけであり……
○伊藤郁男君 最初に、国鉄の余剰人員対策について二、三お伺いをしておきたいと思います。 この余剰人員対策は、内容を知れば知るほど大変深刻な問題です。この対策が有効に機能するかどうか、このことによって国鉄再建の行方が決定づけられる、こう言っても過言ではないと私は思っているわけです。 そこで、この余剰人員対策三項目、七月十日に提示をされているわけですが、そしてこれについては十月十日を目途にして団体交渉を詰めているんだと、こういうように聞いているんですが、十月十日と言えばあと五日しかありません。一体この交渉の経過、進捗状況はどうなっておりますか、最初にお伺いします。
○伊藤郁男君 委員長、大変御苦労さまでございます。私は、短時間でございますので、四点だけお伺いをしていきたいと思います。 一つは、最終符申が来年七月ということになりますと、あと十一月から数えてもう九カ月しかありませんですね。ところが監理委員会としては、その七月末に至るまでのスケジュールといいますか、長期債務の問題をどうするとか、経営形態をどうするとか、いろいろさまざまな問題、難問がありますけれども、それらのどういう段階でその結論を出していくかというスケジュールというか、監理委員会としての手のうちといいますか、その辺のところが私どもにはまだわかりません。監理委員会としてもその辺のところは手のう……
○伊藤郁男君 最初に、大臣に私は御再考を願いたいことがありまして、その点から質問をしていきたいと思うんです。 十二月からこの一―三月、北洋、ベーリング海あたりでこれはもう毎年漁船の海難事故が絶えないわけですね。しかも、事故というと、もう全員が一瞬のうちに死亡してしまうという、非常に悲惨な事故が起こっているわけです。ことしも、二月十五日に協和丸と安洋丸が衝突を起こしまして、十六名が亡くなっているわけです。 そのときに、安洋丸に乗っておりましたアメリカのオブザーバーが、亡くなっていく日本人の漁船員を見ているわけですね。それがアラスカヘ帰りましてアンカレジで記者会見して、これは現地の新聞にも大き……
○伊藤郁男君 私は、内航海運の不況対策に関連して質問をしていきたいと思います。 御承知のように、内航海運は我が国産業の発展を支える基幹的な輸送機関でありますけれども、五十五年から構造的な不況に直面しておりまして、輸送実績もここ三年連続マイナスとなっているわけでございます。そこで、この過剰な船を減らすために、内航海運業者みずからが日本内航海運組合総連合、いわゆる総連合ですね、これを中心にいたしまして血のにじむような自主減船を行ってきているところです。運輸省当局も、海造審内航部会の答申を受けまして、昨年とそして五十九年の今年度二年続きで、貨物船と油送船ですね、この二船種に内航船腹量の最高限度量を……
○伊藤郁男君 第一点は、今回の組織改正に伴いまして、この新組織で推進すべき総合的効率的な運輸政策を検討するために新政策研究会を設置した、こういうように聞いておるわけでありますが、その研究会のメンバー、そしてこの研究会でやるべき検討課題、あるいは今どのようなことを検討されておるのか、その検討の進捗状況などをお伺いをまずしたいと思います。
【次の発言】 それから第二点の質問ですけれども、臨調答申は、貨物運送事業につきましていろいろ述べてはおるわけでありますが、私どもの受け取り方としては、結局のところ、通運事業法、道路運送法そして港湾運送事業法、この三法、昭和二十四年から二十六年にできましたこの三法……
○伊藤郁男君 最初に、運輸省は去る十三日、全日空から出ておりましたハワイ向けチャーター便を条件つきで認める、こういう方針を決めたようでございますけれども、これに関連をいたしまして数点お伺いをしたと思います。
第一点は、どういう条件で認めたのか、その条件をまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いわば三条件ですね。その三条件につきましては、需要動向といいますか、いわゆる条件が変化しても当分これは変えないものであるのかどうか、この点、第二点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この全日空のハワイ向けチャーターを認めるかわりに日航に対しては、まあ羽田発着枠の増加などを含めまして新た……
○伊藤郁男君 最初に、航空三社の部長以上の管理職の中で、運輸省OB、これが現在各社別にどのくらいおるのか。そして、その比率は、各社の部長以上の管理職の中で何%くらいになるだろうか、その点をまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 各社別にわかりますか。
【次の発言】 この新会社の役員の問題もこの間の委員会でも出ておりましたけれども、運輸省、まあ国ですね、国と出資会社、さらに地方公共団体、こういうところからの出向者が多数を占めてくるだろうと予測をするわけですが、そこで問題は、この空港を利用する者、すなわち航空会社と、利用者、まあ国民ですね。こういう者の意見が、役員構成や職員の構成上どのように……
○伊藤郁男君 きょうはお忙しいところを本当にありがとうございました。 私は五点にわたりまして御意見をお伺いをしたい、こう思います。 第一点は、監理委員会として昨年の八月の二日、緊急提案をなされました。これは、国鉄経営の健全化というよりも、当面の経営をこれ以上悪化しないように食いとめていこうという意味の提言だと思っているわけですが、この提言を見てまいりますと、かなり具体的にかつ相当各面にわたりまして提言がなされているわけでございます。 例えば経営管理の適正化の問題にしても、組織全般にわたって簡素化を図れ、あるいは企業性の欠如した体質からの脱却を図れと。あるいは事業分野の整理の問題についても……
○伊藤郁男君 貿易立国であります我が国の港湾産業は、国民経済を維持し発展させる上にとりまして極めて重要な産業であることは、今さら申し上げる必要もないと思うんです。しかし、現状の港湾は、一九六七年から本格的に開始されましたコンテナ輸送によって大きな変革を来して、特に最近におきましては国際的な複合一貫輸送が事実上進展している、こういう状況下にありまして、さらに物流ニーズの多様化の傾向と相まちまして、港湾運送の需要そのものが構造的に著しく変化しつつある現状にあると考えます。 そこで、第一点、お伺いをいたしますが、運輸省は、現状の港湾をどのように分析し認識しておるのか、この点からまずお伺いをしたいと……
○伊藤郁男君 これは高嶋さんと吉岡さんに第一点は同時にお聞きをしたいと思うんですが、それは、先ほど高嶋さんも、これからの重要な課題として、例の港湾労働安定協会の強化ということを触れられました。そして、荷役の革新というものから、教育、職業訓練、こういうものを大いにやっていきたい、こういうようにお話がございました。 そこで、これに関連をいたしましてお伺いをしたいのですが、この協定は労使間で労働者の雇用と生活保障の強化という面でつくられたものでありまして、したがって、年金だとか転職資金だとか、そういうところに使われているわけですね。しかし、その財源として一トン一円の別建て料金、これは私は非常に安い……
○伊藤郁男君 第一点ですが、港湾労働安定協会の基盤強化の問題につきましてまずお伺いをしてみたいと思います。 この協会は、御存じのように、昭和五十四年労使の協定によって設立されたわけでございまして、そして年金、転職資金あるいは職業訓練、こういう面などの事業を行っているわけでございます。しかし、港湾労使の双方の真剣な努力にもかかわらず、私は、その制度内容はまだ非常に不十分なものである、こういうように考えているわけでございます。 そこで、港湾労働法第一条、第四条そして第二十八条ですね、特に第二十八条には、「国及び地方公共団体は、事業主及びその団体並びに港湾労働者及び港湾労働者になろうとする者に対……
○伊藤郁男君 ちょうどあしたが海の記念日ということになっておりまして、日本人の生活も日本の産業もこれは海によって生かされているわけですが、そこで働いている人々、こういう人たちに感謝をしようという意味も含めた海の記念日があしたやってくるわけですが、そこで、海に関しまして二、三点最初にお伺いをしておきたいと思います。 例のペルシャ湾における。タンカー攻撃ですが、あのホルムズ海峡を日本の船、平均して十二、三隻毎日通っているわけですね。多いときには三十隻通っていると。こういうことで、船員の数にすれば一日平均して三百人、多いときには九百人くらい船に乗ってあそこを通っている、こういうわけです。ところで、……
○伊藤郁男君 最初に、船員に関係いたしまして二点ばかり御質問を申し上げておきたいと思います。 一つは、海員の大臣表彰の問題でございまして、これにつきましては海女婦人会あるいは海員組合などが毎年陳情をしてきたわけですが、運輸省として私どもの要望を聞いていただきまして、表彰者も一昨年から百三十名が百五十名になりましたし、あるいはことしからは外国船舶に乗船をしている期間も通算されるということで、その点については大変感謝を申し上げる次第でありますが、さらにもう一歩、この大臣表彰の基準というものを緩和していただけないかということでございます。 その理由といたしましては、船員が大変平均年齢が高くなりま……
○伊藤郁男君 第一点、端的にお伺いをいたしますけれども、最近、運送免許事業者の法違反が非常に多くなっているように思いますが、そこで貨物と旅客の五十八年度の道路運送法違反の処分件数はどうなっておるか、さらにまたここ数年の傾向はどうなのか、そしてまた処分後においてその違反事項は改善されているのかどうか、その実態についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 今五十六、五十七年度の違反件数はお聞きをいたしましたが、五十八年度はまだ出ていないわけですね――。いずれにいたしましても、減ってはいない、ふえてきている、こういう傾向が明らかだと思うわけでございます。
そこで、具体的に次にお伺いをしておきたい……
○伊藤郁男君 私はイラン・イラク戦争に関連をいたしまして若干質問をしたいと思うのですが、この三月から今日まで、あのペルシャ湾内におきまして十九隻のタンカーが攻撃を受けているわけです。幸いにして、日本の純粋な船籍を持つ日本船は被害を受けておりませんが、七月五日には、御承知のようにリベリア船籍のジャパンラインの用船ですけれども、船員は二十六人全部が日本人、これが攻撃を受けたわけです。しかも、あそこは危険水域ではないと目されるところで攻撃を受けている、こういう事態も発生をしているわけでございます。あのホルムズ海峡は一日に日本船が十二、三隻、そして多いときには三十隻も通っているわけです。だから、船員の……
○伊藤郁男君 最初に、防衛庁にお伺いをいたしますが、今ソ連の空母ノボロシスクが東シナ海を北上中でございますけれども、この空母は一体どのような能力を持つ空母なのか、その点をまず御説明をいただきます。
【次の発言】 もちろん、このノボロシスクが太平洋艦隊に回航されて配備されるだろう、こういうことは当然だと思うのですが、ソ連は三隻しか空母を持っていない、そのうちの二隻を太平洋艦隊に配備しようとしている、そのねらいを何と考えられるか、その点を御説明いただきます。
【次の発言】 ミンスクと編隊がえするかもしれないということだと、ミンスクに何か支障があるのかどうか、その点は何かつかんでいるのですか。このノ……
○伊藤郁男君 総理は、昨年の行革特別委員会におきまして私の質問に答えられて、四段階に分けた今後の行革スケジュールを明らかにされました。あの方針が五十九年度予算編成の過程で、あるいはまた本特別国会に提出しあるいは提出されようとしている法案の中でどのように反映されておりますのか、具体的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 五十九年度予算編成でマイナスシーリングをやられましたけれども、六十年度におきましてもマイナスシーリングをやられますか。
【次の発言】 行革審の存置期間は六十一年の六月まででございますけれども、それまでに本格的な行革をやり遂げられるのかどうか。そのためには国鉄再連等々を……
○伊藤郁男君 今回の訪中、大変御苦労さまでございました。成果が大分上がったように評価されていることに敬意を表したいと思います。 そこで、先ほど来朝鮮半島問題につきましていろいろ議論がありました。総理は、緊張緩和のために第一義的には南北の当事者間での話し合いがこれはまずぜひ必要だと、こういう考えを明らかにされておるわけでありますが、これについては異論を挟む余地はありません。しかし、ラングーン事件以後、現状から見て、この南北対話の前進が難しいとするならば、第二次的には四者会談といいますか、朝鮮戦争の休戦協定の当事国である中国とアメリカの双方が糸口をつけるかあるいは環境を整えるということが緊張緩和……
○伊藤郁男君 農林大臣、四年後の交渉はもっとすごいものになると、こういうように言われておるわけですが、どういう感触でしょうか。
【次の発言】 そうすると大臣、この四年間どのような対策を立てていこうとしておられますか。
【次の発言】 今回の枠拡大で畜産振興事業団の差益金はどのくらいふえるでしょうか。
【次の発言】 この差益の活用の方法を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 オレンジの枠拡大で温州ミカンの減反は強化されるのでしょうか。
【次の発言】 この温州ミカンの輸出振興のためにどのような対策をとろうとされておりますか。
【次の発言】 とにかく日本の農業を守るためにさらに全力を傾けていた……
○伊藤郁男君 最初に基本的な問題についてお伺いをしておきたいんですが、運輸省は官庁の中では一番許認可事項の多い、まあ横綱官庁だということだと思うんですが、陸海空の幅広い行政を担当するという立場から数の多いのは当然だとは思いますが、そこで社会の変転とそして国民のニーズに基づいて、がんじがらめの規制というものをできるだけ外していこうということで、許認可官庁から政策官庁への脱皮ということで旗印を掲げて、今さまざまな分野において規制緩和の方向で検討が続けられていると思うんですが、今回のこの法改正そのものが、そのような運輸省の基本的な態度と逆行することはないだろうか。これがまたきっかけになりまして、むし……
○伊藤郁男君 最初に国鉄総裁にお伺いをしたいと思うんですが、国鉄という現場を預かる立場から、今回の答申が一体最良なものであると総裁としては受け取っておられるのかどうか、これを第一点お伺いします。
【次の発言】 そこで、これは大臣に私は注文をしておきたいことが基本的な問題であるわけですが、実は私は昨年のこの委員会におきましても、監理委員長の御出席をいただいて質問を申し上げたときに意見として申し上げていたことがあるわけです。それは、最終答申をいきなりばさっと出すのではなしに、すべての論議の経過を抜きにして最終答申を出すということは、この大改革に当たりまして国民に与えるショックが大変大きいのではない……
○伊藤郁男君 今回の痛ましい事故の犠牲者になられました多くの方々の御冥福を心からお祈りを申し上げつつ、質問をしていきたいと思います。 大臣、今回の事故を起こした同じ飛行機は全世界で一月に五百万人の人を運んでいるということだそうでございますが、したがいまして、この事故原因の究明につきましてはかなり早急に徹底してやっていただかなければならない。しかも、それはさまざまな事故原因についての憶測はありますけれども、今後のことを考えて、予見を交えず徹底的に究明をしていただきたい、こういうように考えているわけでありますが、まずその点についての大臣の所見をお伺いしたいと思います。
○伊藤郁男君 きょうは航空行政につきまして数点お伺いをしておきたいと思います。 第一点は、日本貨物航空の米国乗り入れ問題でございますが、きょうからですか、伝えられるところによりますとまたワシントンで交渉が再開された、こういうように聞いておるわけでありますが、大分この問題は難航しているようでございます。二月の時点では、一応四月一日乗り入れということで基本的合意ができたと、こう伝えられたんですが、今月に入ってこれがまたおかしくなって難航し、かつ中断というようなことも言われているわけでありますが、この四月一日まであと三日しかありませんですが、一体この日米交渉の見通しはどういうものなのか、問題点はど……
○伊藤郁男君 最初に日航機事故に関連をいたしまして、要望を含めまして御質問を申し上げたいと思います。 事故調の調査は非常に精力的に今進められておりまして、その御労苦に対して多としたいわけでありますが、心配なのは、一体事故の真相にどこまで迫ることができるのか、こういうのが心配の点でございます。現在の段階では圧力隔壁に問題があったのではないかということが物証によってだんだんと明らかにされておりますが、しかしそれが一体垂直尾翼の破壊にどうつながったかということは全く今不明だと思うんですね。だから今後のそれは調査にまたなければならない、こういう現状だと思うんです。 また、ボーイング社が七日に、これ……
○伊藤郁男君 最初に、先日の委員会でも質問を申し上げておきましたけれども、今非常に微妙な段階にあると思いますが、例の日本貨物航空の米国乗り入れ問題、ワシントンの日米交渉、三十一日ぎりぎりのところまで何とかして解決に持っていきたいということで御努力をされておりましたけれども、今日に至るもまだ解決に至っていない、最終合意ができていない、こういうことが報道をされておるわけでありますが、一体この交渉はどこに問題があるのか。交渉の経過並びにその問題点を御報告いただければありがたいと思うんですが。
【次の発言】 私がお聞きしたいのは、総括的な問題点はわかりましたけれども、どこに具体的に問題があるのか。日本……
○伊藤郁男君 私は、本法案に直接関係はありませんけれども、トラック事業等にかかわる基本的な問題、認識につきましてお伺いをしておきたいと思います。 まず第一は、事業規制に関する基本的認識の問題ですが、トラックを初め自動車運送事業はもともと競争が過度になりやすい、そういう性格を持っておるわけでございます。したがいまして、自由な競争にゆだねますと公共性が確保できない、こういうことから競争制限的な構造規制を目的として事業規制が設けられているものと私は認識をしているわけです。すなわち事業規制の本来の趣旨は、適正な競争をいかにして確保するか、こういうことであると考えているわけでありますが、この基本的認識……
○伊藤郁男君 亀井委員長、大変我々の質問に対しまして的確な御答弁をいただきまして大変ありがとうこざいます。 時間が十三分しかありませんので、まとめて御質問申し上げますので、的確に御答弁をいただきたいと思うんですが、一つは監理委員会発足後二回にわたりまして緊急提言がなされました。この緊急提言がどの程度一体実ったのか、その進捗状況につきましてどういうように委員長としては今の時点で判断されておりますか。これが第一点です。 第二点は、国民各層の意見をさらに聞くということでございますが、御承知のように、鉄道労働組合は地域本社制という案を提言をいたしまして、これは分割民営に近い案でございますけれども、……
○伊藤郁男君 まず、船員法関連で三点お伺いをしたいと思います。
第一は、産前産後の休業の期間が今度は延長されたわけでございますが、延長された部分の賃金保障、これらの対応についてどのようになっておるのか、まず御説明をいただきます。
【次の発言】 次に育児休業でございますが、これは雇用均等法では努力規定ということになりましたが、船員の場合は船に乗っている期間が多いわけですから、家にすぐ帰るなんということはできません。したがって陸上労働者とは非常に違うわけでございますけれども、この船員法上の育児休業というのは私は義務規定にすべきではないか、こういうように思うのでございますが、その点はいかがでしょう……
○伊藤郁男君 最初に、運輸省は四月に、大阪空港の発着回数の制限について、これは六月から十二月の七カ月間で合計約七百便を減便する、こういうことを航空三社に通告し、その指導を行っているというように聞いておりますが、その理由は何か、最初にそのことからお伺いをいたします。
【次の発言】 その七百便の減便の航空会社ごとの減便数はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 JALが百、全日空が二百八十、TDAが三百五十ということですが、TDAが三百五十、これ数字だけ見ますと大変多いように見えますが、その理由はどんなところにありますか。
【次の発言】 その減便というものによりまして、最近は非常に需要が多い……
○伊藤郁男君 振興会の果たしてきた役割、これから果たすべき役割の重要性を認識しておるわけですが、今までの議論を通じまして少し気がかりな点をまず最初に御質問を申し上げるわけです。 特に外国に出ていく日本の旅行者がこの十年間に相当多くなっております。間もなく五百万人にも達しようということになっておるわけです。そこで、振興会として、安全な楽しい旅のためにということで十一種のパンフレットをつくられている。今度は業務が、安全を中心にということになりますので、パンフレットの中身も恐らく変わってくるとは思います。思いますが、先ほどの大臣の発言でちょっと気がかりになりましたのは、外国に出ていく日本人観光客の……
○伊藤郁男君 山本先生に最初にお伺いをしたいんですが、先生は先ほど、監理委員会からどのような答申が出ようとも、それを実行するには大変な力が要るんだ、特に、監理委員会それから運輸省と国鉄が三位一体でやらなきゃならぬということを強調をされました。確かに私もそのとおりだと思うんです。大変これは大きな改革でございますから、力を合わせてやらなければならぬのは当然のことだと思うんです。そこで、先生がその点を強調された背景は何だろうか、もしその辺のことにつきましてもう少し付言されることがございましたらお話をいただきたい、こういうことでございます。 これは事実かどうかわかりませんが、伝えられるところによりま……
○伊藤郁男君 それでは最初に、これは服部局長の分野かもしれませんが、タクシー問題から質問をさせていただきます。
最初に、京都のあるタクシー業者から近畿運輸局に書類が提出をされておると思うんですが、タクシー回数券ですね、これは九・一%の割引ということになっているようですが、その申請が出されておる。運輸省としては目下検討中でしょうけれども、しかし、これといって、認可しない、許可しないという特別の理由もないでしょうから、恐らくこれは申請どおりの許可になるだろうと思うんですが、その点からまずお聞きしたい。
【次の発言】 その導入に際しまして検討の材料に加えていただきたいと思うんですが、それは例の同一……
○伊藤郁男君 まず、秋田の知事さんに二つばかりお伺いをしたいと思うのですが、一つは、国鉄の再建は財政再建という見地からではなしに考えていくべきだ、こういう主張がされました。しかし、国鉄の赤字は御承知のように潜在債務を含めまして三十五兆円に上るということでございまして、これをこのまま放置することはやはり結果としては国民の負担がそれだけふえてくるということになりますから、知事さんの主張はわからないではありませんが、これはやっぱり財政的な立場からも十分に考えていかなければならぬ問題だと思います。 そこで知事さん、先ほど地方交通の存続問題と関連をいたしまして、この赤字対策については一定のルールを設け……
○伊藤郁男君 最後でございますので、重複は避けたいと思いますが、しかし、基本的な問題につきましてはあるいは今までの議論と同じようなことを言わなければならない点がありますので、そこから最初質問をしていきたい、このように思います。 今回のこの大災害の大きな特徴は、大規模な地すべりが起こるであろうと、その兆候というものが大分前から、数年前からわかっていたにもかかわらず、それを未然に防ぐことができなかった、こういうところにこの災害の大きな特徴がある。要するに、天災という要素を入れたといたしましても、天災と言うよりも明らかに人災である、これが今回の大災害の特徴である、こういうように私は思います。 先……
○伊藤郁男君 今までの同僚議員の質問とあるいはダブる点があるかと思いますが、御了解をいただきまして質問をしていきたいと思います。
第一は、最近の国家公務員の災害発生、それから補償の傾向、これは認定件数ということになると思うんですが、これはどのようになっておるのか、公務と通勤災害に分けましてその傾向をお教えいただければありがたいと思います。これが第一点でございます。
【次の発言】 これはただいまの内藤議員の質問とあるいは同じになるかと思うんですが、人間の体質はみんな個々人によって違うわけでございますが、職員が業務の途上で心不全や脳卒中などで死亡した場合、交通事故のような場合にははっきりわかるわ……
○伊藤郁男君 関連して運輸大臣にお伺いをいたしますが、同一地域同一運賃制というのは、どの法律のどの条項によって行われている行政指導であるのか、第一点です。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしますが、今度の判決は運輸省当局の長い間の慣行行政、そして自由裁量に任せられてまいりました同一地域同一運賃制が独禁法に違反する疑いがある、こういう重大な判決でありますが、運輸省はこの同一地域同一運賃制が最も適切なものと考えておられるのかどうか。
【次の発言】 それだけの理由、根拠だけでは納得はできませんけれども、重ねてお伺いいたしますが、この道路運送法第八条に規定されております運賃決定の原則は原価主義と、こうい……
○伊藤郁男君 私は民社党・国民連合を代表いたしまして質問をいたします。
総理並びに外務大臣、大変御苦労さまでございました。大変お疲れのことと存じます。しかし、十二年ぶりの日ソ首脳会談が実現し一つの目的を果たされたので、安堵感もおありかと存じます。総理の帰国報告が先ほどありましたので、まずこれに関しまして御質問を順次申し上げていきたいと思います。
第一は、ゴルバチョフ新政権は今後どのような内外政策を進めていくものと考えられますか、これが第一点でございます。
【次の発言】 新政権の安定度にも触れられましてお話がございましたが、今後このゴルバチョフ新政権は、アメリカとの軍縮交渉あるいはデタントの……
○伊藤郁男君 関連して、まず河本大臣にお伺いをしますが、三月十二日に開かれました米国の上下両院経済合同委員会の公聴会で、ドル高が米国の競争力に及ぼす影響が取り上げられまして、議長のベンツェン上院議員は、ドル高の影響でアメリカは一九八〇年から八四年の間に貿易収支が赤字に転じ、約二百万人の雇用機会が失われた、こういうように述べたと伝えられておりますが、アメリカのドル高がその貿易赤字に及ぼす影響について、大臣はどのような御認識を持っておられますか。
【次の発言】 次に、これも大臣にお伺いしたいんですが、三月十二日、これはニューヨークで講演をいたしましたオルマー商務次官は、労働、資本、エネルギーの三大……
○伊藤郁男君 最初に三光汽船問題につきまして二、三点お伺いをしていきたいと思います。 大臣、今度運輸省としてもこの再建には積極的に支援をしていきたいということを再三言明をされまして、それなりの行動もとられてきたことを承知をしております。 そこで、現時点における更生法の適用の見通しは一体どんなものだろうか。非常に微妙な段階だと私は思います。この間も宮田管理人は、二十日に裁判所に出すべき調査報告書を来週以降に延ばしたというんですね。その日に大臣は住友商事の社長さんにもお会いになったようでございまして、協力を要請されたと、こういうことも新聞報道で承知をしているわけでありますが、したがって、非常に……
○伊藤郁男君 まず最初に、私は、十一月の二十九日未明に引き起こされました例の中核派による三十三カ所に上る同時多発ゲリラの問題、これにつきまして国鉄当局並びに大臣の御見解をお伺いをしていきたいと思います。 千葉勤労による違法スト、それに連動いたしました中核派の国鉄破壊ゲリラ、まさにこれは千二百万人のサラリーマンとそして市民の足に影響を及ぼすという極めて大きな問題であったと思いますし、今後の対策として多くの課題を提供したというように思うわけでありますが、専門的な対策につきましては警察当局にお任せするといたしまして、私はこの問題について三点はかりお伺いをしておきたいと思うんです。 これはもともと……
○伊藤郁男君 その余剰人員対策でございますけれども、今の運輸大臣の御答弁ではまだ明確さを欠いておると思うんです。そこで具体的にお伺いをしたいと思うんですが、各省庁にお願いしてと、こういうことでございますけれども、政府関係機関、あるいは地方公共団体及び一般企業に対して一体どの程度の人員を目標にしてこれを受け入れてもらうように要請しているのか、またさらにその具体化について今後のスケジュール、こういうものを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 検討中では遅いんですね。きのうも亀井監理委員長は香川におきまして政府関係機関は三万人、民間で一万人受け入れてもらいたいんだ、こういうことを発言さ……
○伊藤郁男君 それでは、今直面しております造船危機に対する救済の問題を中心にいたしまして御質問をしていきたいと思います。 大臣ももう既に御承知のように、造船産業が今極めて大変な危機に直面をしておる、こういうことはもう既に認識されていると思います。私もこのところ三カ月ぐらいにわたりまして全国の造船の職場をできるだけ回ってきたわけでありますが、肝心の船台に船がない、人もない、まさにがらあきの状態というのが非常に多いわけです。まさしく造船産業は今どん底の状態を迎えているのではないか、こういうように実感をしているところです。 六十二年あるいは六十三年危機説ということが言われているわけでありますけれ……
○伊藤郁男君 この提案の法律案につきましては、これは国際条約に関することでございますので、海洋国家日本の立場から率先してこれは改正すべきものと考えておりますし、今までの審議の過程におきましてさまざまな問題点も指摘されてきましたものでございますので、私はこの際、直接この法案には関係はございませんけれども、数点質問を申し上げていきたいと思います。 第一は、瀬戸内海のごみ公害対策についてでございますが、最近は海上における油の汚染につきましては、これは海上保安庁の取り締まりがかなり強化されまして、あるいはまた多少のものでもマスコミがすぐ取り上げる、こういうことで海をきれいにする努力、こういうものがよ……
○伊藤郁男君 最初に、運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いをしておきたいと思います。
再建法の骨子、もちろん十分に理解をするところでありますけれども、これを実際に実効あらしめるためには、これはもう閣議了解で明らかに、運輸大臣の提案説明の中でも明らかにされておりますけれども、労使が相協力して一致して当たらなければとても無理だ、こういうことはもう天下周知のところであると思うんですが、そういう考え方で進められるのか、基本的な考え方をまず大臣と総裁からお伺いをしておきたい。
【次の発言】 心から期待をするあるいは心の通い合えるような体制をつくりたい、こういうことを言われておりますけれども、言葉から言えば、……
○伊藤郁男君 最初に、私は第二次臨調に関連いたしまして御質問を申し上げたいと思います。
さきの地方行政委員会におきまして大臣も、第二次臨調の中間答申が出ましたならば、これを受けて全力を尽くしてやっていくんだという決意を明らかにされております。そこで本日は、第二次臨調に関連いたしまして具体的にお聞きをしていきたいと思います。
第一点は、三月二日に行管と自治省の間で、「臨時行政調査会と地方制度調査会との関係について」という統一見解がまとめられておるわけでありますが、その内容はどういうものでしょうか。
【次の発言】 そこで、その中に書かれている「地方制度調査会との関係におけるその調査審議の範囲は……
○伊藤郁男君 最初に、大臣にお伺いをしておきます。
いま問題になっておる日米自動車問題でございますが、昨日、伊東外務大臣も帰国されまして、アメリカとの話し合いの経過について大臣は報告を受けましたか。
【次の発言】 そこでお伺いをしたいんですが、この問題、大臣も御承知のように、成り行きいかんによりましては、貿易立国であるわが国の運命を左右しかねない問題だと思いますし、あるいは事の処理のいかんによりましてはこれがECにも波及し、かつ他の産業ですね、特に日本が急成長をしているIC産業への影響もすでに懸念をされているわけでございます。
そこで、自主規制量についてアメリカはどのような言い分を持ってお……
○伊藤郁男君 いままでの参考人の皆さんの御意見を拝聴しておりまして、高齢化社会への対応、さまざまな問題が山積しておりまして容易なことではない、こういう思いを新たにしたわけでございます。もし対応をあらゆる面で誤ると、この年金問題一つとってみましても、国民生活そのものの大変化あるいは社会的な不安、こういうものも大きくなってくるだろう、こういうように思います。 そこで、これは丸尾先生にお伺いをしたいんですが、きわめて基本的な問題でもありますけれども、活力ある福祉社会を目指すと、こういうことがよく言われるわけでありますが、一体、この活力ある福祉社会という社会はどういう社会だと想定したらいいのか。先進……
○伊藤郁男君 柏木さんに一点だけお伺いをしておきたいのですが、原油の値下げによりまして、これが世界経済あるいは日本経済に好影響を与えるだろう、日本経済の立ち直りのきっかけ、そういうものになるのだと、こういうような評価があるわけですが、一方、逆に厳しい見方もあるわけでございまして、原油価格はこの十年間に六〇〇%も上がったのだから、今回一五%ぐらい下がってもほんのわずかな影響しかないのだと、こういう見方もございますし、さらに先般報ぜられるところによりますと、OECDの第三作業部会が出したレポート、先進国に対しまして警告を発するというような意味もあったようでありますが、要するに産油国向けの輸出が今度……
○伊藤郁男君 民社党の伊藤でございます。きょうは専門的なお話を聞かしていただきまして本当にありがとうございます。
巖参考人に最初にお聞きをするんですが、巖さんの経験からいくと、ソ連の領空に入っていったという経験がないということはお聞きをしたんですが、日航としていままでに今回の事件のようなものと類似する――大小にかかわらずそういうことが過去にあったのかどうか、その点をまずお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 それからもう一つお伺いをしたいんですが、これは先ほど梶原委員からも質問が出まして巖さんから御答弁をいただいているんですが、シェミア島にある米軍レーダーは、上空を飛ぶ民間機が飛行ル……
○伊藤郁男君 最初に、船員保険に関連いたしまして二点ばかりお伺いをしておきたいと思います。 第一は、船員保険に対する国庫負担でありますけれども、これは政管健保に比べて著しく低い現状にあるわけでございます。政管健保は医療給付費の一六・四%と事務費の全額が計上されているわけでありますが、船員保険の国庫負担は二十七億円の定額、五%にも満たない、こういう現状でございます。制度の健全化のために労使の努力はもちろん必要でございますけれども、船員保険の国庫負担についてもその増額と定率化を図るべきだ、こういうように思いますけれども、厚生省の見解はどのようなものでございましょうか、まず最初にお伺いをいたします……
○伊藤郁男君 それでは名東先生に一点だけお伺いをいたしますが、政府部内には経済運営について二つの大きな意見の違いがまだあるわけです。一方は縮小均衡型ですね。しかし、河本さんのような拡大均衡型の意見がありまして、河本さんは政府部内で提言をしているようですが、そしてかつ河本さんは直間比率の是正という意味も込めて、もう一度早い機会に三兆円ないし四兆円の大減税やるべしと、こういう提言もされているわけでありますが、この点についてどのようにお考えなのか、その点だけお伺いいたします。
【次の発言】 渡邉公述人にお伺いをしておきたいのですが、それは我が国の金融開放、円の国際化の問題でございますけれども、これに……
○伊藤郁男君 関先生にお伺いをいたします。 先ほどのお話、日本海圏新幹線あるいは共同安全保障大学、国連平和維持軍など、平和と軍縮を真剣に考えていく新たな国際的なネットワークづくりのための未来構想、大変私は興味あるお話としてお聞きをいたしました。また、地球的発展という規模で日本の予算を考える時期だ、こういう御提起もありまして、私もこれを大変興味ある提起として受けとめているものでございます。 それはそれとして、時間もございませんので、一つだけ先生にお伺いをしたいことは、日ソ関係の最大の課題は領土問題にあることは間違いございません。ゴルバチョフ新政権がさっそうと登場したわけでありますが、しかしソ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。