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高木健太郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

高木健太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは高木健太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高木健太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

12期(1980/06/22〜)

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1980/10/22、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいまは小柳委員から大変重要な御質問がございました。私も大体同じような線に沿ってお伺いしたいと思っておりますが、大体小柳委員がお聞きになりましたので、それにつけ加えて少し質問をいたしてみたいと思っております。  いまお聞きしましても、代替エネルギーの供給目標というものは、これも小柳委員のおっしゃいましたように実際には単なる努力目標である、これだけいくかどうかということは私たちやはり同様に心配するわけでございますが、この中で石油あるいは石油の将来は価格の上でも、また量的にも大変不安定な要素を含んでおるからして、できれば原子力というようなものにより重点を置いていきたいというお気持……

第93回国会 文教委員会 第2号(1980/10/21、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 十六日の所信表明の第一に、きょういただきましたこのプリントによりますと、「学校教育の改善充実」ということを言われておられます。その中で、二ページのところに「児童生徒の健康の増進と体力の向上を図るための体育指導、学校保健、学校給食、学校安全等の普及充実」ということを言われてございます。「学校保健」ということはよくわかりますが、「学校安全」というのはどういうことであるか、私初めてでございますのでちょっと御説明いただきまして、後、関連事項を御質問さしていただきたいと存じます。
【次の発言】 これに関連しましてそこに「学校保健」というものがございます。安全ということはいま御説明いただき……

第93回国会 文教委員会 第8号(1980/11/25、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 最初にちょっとお聞きしたいのは、いただきました資料によりますと、私学共済組合の組合員は三十一万五千幾ら、扶養者が二十七万千五百というぐらいになっております。これを見ますと、組合員の数の方が被扶養者よりも多いということで、ちょっと奇異な感じがいたすわけでございますが、組合員の年齢構成はどういうふうになっているかお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま聞きましたように、二十歳代が非常に多い、それから六十歳代が九・八%で他の国公に比べて非常に多いわけですが、その原因は何だとお考えでしょうか。
【次の発言】 これ二十歳代の方が多いというのは、何か幼稚園とか小学校とかという、……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1981/04/17、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 時間もございませんから、一言ずつお尋ねいたしたいと存じます。  まず室田さんでございますが、私も現代文明というものの行き先ということについては非常に関心を深くしている者でございまして、有限な資源、有限な環境の中に人類というものが自分の力をあくまで伸ばしていくということは、人類にとって果たしてどうであろうかということも考えております。しかし、人間はやがては死ぬものでございますし、人類もやがては滅亡するということはわれわれは知っていなければならぬと思うわけですが、それをどのような形にもっていくかということの方が重大であろう。また、エネルギーでなくとも、実はそれよりも前に私は食糧があ……

第94回国会 文教委員会 第5号(1981/04/07、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 このたび大学が二つ、鳴門教育大学及び鹿屋体育大学、こういうものができましたが、それの具体的なことにつきましてはまた後でお聞きしたいと思いますが、大学を設置するにつきましては大学設置基準がございますが、それは土地であるとかあるいは施設であるとか、そのようなことの設置の基準を示したものであると思いますが、一般的にひとつお聞きしたいと思いますけれども、大学を新しく設置しようという根拠はどのように考えておられますか、まずそのことをお聞きしたいと思います。  次いでもう一つは、国立大学を設置される場合には、だれが何を要求した結果そういうふうになるのか、大学を設置するときの経緯というものに……

第94回国会 文教委員会 第8号(1981/04/16、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 放送大学というのは、いままでもずいぶん衆議院でも、あるいはその他におきましても議論されたことでございまして、働く人あるいは本当に学びたい人、教育を受けたい人に大きく門戸を開いていくという意味では私はこれは非常にいいことであり、理想的な一つの案である。ただ現実がなかなかそれに伴わないところがあるということが非常に問題になっているように拝聴いたしました。  たとえば、卒業して資格を得ると、他の既存の大学へ転入をするという一つをとりましても、現状におきましては、大学がそうどこの大学もオープンであり得るわけはないわけでありまして、単位の面からいきましても、あるいはその学説の面からいきま……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/21、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 河合先生を初め御三人の方から大変貴重な御意見を伺いまして、私も大筋において大変賛成でございます。特に河合先生から研究と教育と社会還元というようなことで、日本の大学では研究が主体となって、教授の選考にも研究業績が主体になって選ばれると、そういうことで教育と社会還元、特に社会還元ということについては非常におろそかになっていると、これも私確かにそうだと思いますので、これがうまくいけばよいと。で、放送大学がそれの一つのきっかけになって、こういう少しひずんだ現在の大学教育が改革されればよいということは私も確かに認めます。  ただ、最初に社会党の皆さんからもお話がございましたように、この法……

第94回国会 文教委員会 第10号(1981/04/28、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 放送大学につきましてはこれまで非常に熱心に御討議をされましたので、私から改めて新しい問題を申し上げるというようなこともないわけでございますが、まず最初に私申し上げておきたいことは、午前中も勝又委員からお話しになりましたように、この放送大学というのはこれまでの大学と違って放送という一つの手段を用いた教育でございます。そういう意味では非常にこれまでと変わった、あるいは注意しなければならぬ点があると思うんです。教育は御存じのように永遠のものでございまして、その時の政府あるいはその他の権力によってこれが左右されるということは厳に戒めるべきことであろうと思います。そういう意味では、勝又委……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 大変これまでいろいろ御質問がございまして、もう私余り大きなことを申し上げることはございませんが、一、二御質問を申し上げたいと存じます。  この第一期計画と第二期計画というのはもうこの委員会の当初から問題になっていることでございますが、私はこれは初めてのことでございますし、非常に大規模のものであり、その趣旨はまことにだれが聞いても反対ができないというほどりっぱな趣旨であると。だけれども、非常に未知の点が多い、どうなるかわからないという点が多い。こういう意味で、第一期をやってみて、それからそこで考えてみて第二期の方にいろいろそれを参考にしてやっていきたいと、こういう意味であろうと。……

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 わが国の高等教育、いわゆる大学への進学率というのは三八・何%かである。その大学及び短大への進学率ですが、男女比はどのようになっておるでしょうか。
【次の発言】 女子のことをお聞きしたいんですけれども、以前は、女子といいますのは、結婚も早かったでしょうが、子供をたくさん産みまして、その末子を育てるというときが大体二十九ぐらいで産み終わると。そしてこれが小学校へ入ったときにはもう四十ぐらいになっていると。平均寿命が五十以下でございましたからして、ほとんど一、二年しかもう残りがないという状態であったわけです。最近では女性は早く結婚しまして、子供が二人ぐらいである。そういう意味で、早く……

第94回国会 文教委員会 第16号(1981/06/04、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まず最初に、女子教職員の出産についての補助教職員の確保、こちらの方の御質問を申し上げたいと思います。  その前に、私の考え方でございますけれども、妊娠それからお産ということは人間の一つの生理的な現象でございますので、常日ごろ体を十分大事にしておって、そして異常分娩であるとか、あるいはそのために長く休まなきゃならぬとか、そういうことのないように、保健医その他と十分な連絡をとって常に快適な職場で働けるように、このように私は心がくべきであると。ただ、妊娠あるいは分娩ということは、いかに生理的なものであったとしましても、体の中に三キロ程度のものを入れておるということで、かなりその労働力……

第95回国会 文教委員会 第5号(1981/11/05、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 このたび学校安全会と学校給食会を統合して学校健康会というものを設置するということになりまして、現在その法案が審議されているわけでございますが、この法案の提出理由は皆さんもたびたびお聞きになったわけでございますが、今後の質問の進めの関係上、ひとつその設置する意義と、それからその経過について簡単に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 この提案の理由によりますと、今回のこの統合には「行政機構の合理的再編成」という面があるわけです。この学校安全会と学校給食会を統合することによりまして、役員と職員の数、あるいはまたその経費の節減というものについてはどうなっているか、これの具体的な数字……

第95回国会 文教委員会 第7号(1981/11/24、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 いま四人の方々の御意見をいろいろお伺いしました。田中さんのお話は、私、初めのところをちょっと聞き落としましたのでよくわかりませんでしたが、ほかのお三人の方のお話を聞いてましてびっくりいたしました。率直のところ、私、給食というのはいいんだ、体位も上がったし、いろいろよかったということを聞いておりましたら、ネズミが出てきたりミミズが出てきたり、あるいは農薬で悪いとか、いろいろな悪いところがずいぶんございまして、心の方にもよくない、教育にもよくないと、私がいままで聞いておりましたお話とは全く天と地ほど違ったということで、この方面には私素人でございますけれども全く驚いたわけです。で、田……

第96回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1982/05/12、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 将来のエネルギー源としまして、化石燃料に恵まれていないわが国におきまして、原子力の開発ということが非常に重要な問題であるということは御存じのとおりであると思います。  しかし、現在の原子力利用は核分裂の原理を利用する方式でございまして、その際生ずる放射性物質というものは避けがたいものであると思います。その意味でも、クリーンなエネルギーである核融合の開発が一日も早いことがまことに望ましいことでございますけれども、それはまだしばらくは望めないという状況にあると思います。さしあたりは、放射能の炉心からの漏失あるいは放射能の防護ということに努力すると同時に、急速にふえつつある低レベルの……

第96回国会 文教委員会 第3号(1982/03/23、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 去る二月の二十三日に文部大臣の所信をお伺いいたしました。教育は国政の基本である。また変化する社会環境で個性、能力を伸ばすことを考える、また他人への思いやりだとか連帯意識、生きがいのある生活、国際社会で信頼と尊敬を受けるような人間をつくりたいと。あるいはまだ伝統文化の継承と独創的な研究の振興を図る、このような序言がございまして、まことにりっぱなお言葉であると思いまして、これについては全く同感でございます。  さて、しかし、この目的を達成するための施策についてはいろいろと細かい点で疑問がございますので、以下、御質問をいたしまして、所信をお伺いしたいと思います。  最初に、「初等中等……

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 質問事項等あらかじめ申し上げてないものもお聞きしますので、そこにお持ちの資料でお答え願えればありがたいと思います。  最初に、またこれで三度目でございますが、献体ということについてお伺い申し上げます。文部大臣は今回初めてでいらっしゃいますので、献体という言葉は御存じでいらっしゃいますか。――余り御存じないだろうと思いますが、医学部の教育におきましては、文部省の大学設置基準として、専門課程の一年のときに人間の死体を解剖して、それによって医の倫理を学び、また人体の構造、組織を知るというために欠くべからざる実習課程になっておるわけです。しかし、これが大学設置の当初におきましては行き倒……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ここにございます「予算額(案)主要事項別表」というものに沿いまして、いろいろお尋ねやら御提案も申し上げたいと思います。  まず第一は、六ページのところですが、現在校内暴力ということが非常にわれわれを悩ませているわけでして、それに対する対応策というものがまだしっかりしていないという状態で、文部省においてもいろいろ工夫をされているんだと思うわけです。事実、先般いただきましたが、教育モニター報告というものをお出しになりましてその対策を探っておられるところではないかと思います。私も、青少年のこういう暴力あるいは非行というものが将来の日本に非常に大きな影響を持つということで心痛をしている……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して、日本学校健康会法案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容はお手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  行政改革の必要性につきましても言うまでもないところでありますが、本法律案が意図する特殊法人の統合には積極的な意義を見出すことは困難であるとの結論に至ったのであります。  特に、現行の日本学校給食会の業務をそのまま継承することには問題が多く、戦後の荒廃の中で児童生徒の成長、健康維持に果たしてきた使命はすでに終え、現在では、食品・食器等の安全性に関する検査機……

第96回国会 文教委員会 第10号(1982/04/22、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、公務災害補償ということについては直接お尋ねはいたしませんで、それに関連して学校医制度のことについてお尋ねをしまして、その後、学校内に起こるいろいろの災害のことの二、三についてお伺いして、最後に私の御意見をもお話ししてみたいと思っております。  まず最初に、学校医制度というのがいつごろできましたか。その前と後とではどのように違っておるかというようなことを御説明をお願いしたいと思います。学校医制度があって、児童生徒が安心して授業を受けられる、またその父兄も学校に送り出して非常に安心して家におれるというようなことで、学校医制度というのは非常に大きな教育効果もあると思いますが、三……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/08/10、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 初めに、それでは教科書問題のことについて一つお伺いをしておきます。  最近の新聞では大変何か憂慮すべきような段階にきておりますし、韓国ではかなりエスカレートしているような感じを受けるわけでございまして、しかもここまできますと、初めに一般の人が考えておったような「侵出」を「侵略」に変えるぐらいいいじゃないか、変えたらどうだというような意見も大分多かったわけです。そういうことをするということも非常にできにくいような状態になったように思います。また、「侵出」と「侵略」ということについては、一般の人の中にも議論が分かれておりますし、政府部内でも意見が分かれているように思います。文部省は……

第98回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1983/05/25、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 時間も短うございますし、私は原子力発電のことについてお尋ね申し上げたいと思いますが、科学技術庁並びに通産省にも関係のあることでございますが、どちらとも申し上げることができない問題もあろうと思いますから、随時御判断の上お返事いただきたいと思います。  原子力発電というのは、エネルギーの最終的なわれわれの獲得源である、こういうふうに考えられております。これにつきまして、私は基本的に二つの考え方があると思うわけです。  その一つは、近代文明というものを今後ますます進歩発展させてこのままの調子でいった場合には、究極的には、どのような形をとろうともエネルギーの枯渇を来す、あるいはまた環境……

第98回国会 文教委員会 第3号(1983/03/22、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まず初めにちょっとお断り申しておきますが、皆さんもよく御存じのように、教育の効果というものはそう一年や二年で出るものではなくて、数十年たってからそれまでの教育がどうであったかということがわかるというところにほかのものとは違った非常に長い時間的のファクターがあるわけでございます。そういうわけですから、最近やかましく言われておるいろいろの青少年の非行であるとか校内暴力というようなものも、最近それが表面に出てきただけでありまして、実際は非常に長い間の教育効果がここにあらわれている。それは教育ばかりではなしに、環境その他多くのものが関係しているでしょうが、そういうものが関係しているわけ……

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/30、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まず最初に、奈良教育大学及び福岡教育大学に大学院を設置されるということでございますが、国立大学の中で、特に人文系あるいは社会学系におきまして大学院の置かれていない大学というところがかなりあると聞いております。しかも、これ長い間このような要求が当該大学から出ておるわけでございますが、その点はどのようになっておりましょうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ずいぶん前々から、各国立大学、まだ置かれていない国立大学から要望があると思いますので、条件が整い次第ぜひその大学院を置かれること、教授のスタッフもそろっておるし、設備も十分あるというのに置かれないということに対して、非……

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/28、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私、前に学術会議に、九期、十期ぐらいだったと思いますが、お世話になっておりまして、私からいろいろ聞くのは何か聞きにくいところもございますけれども、学術会議が、初めに久保会長がおっしゃいましたように、現在であるからこそきわめて重要な任務を果たし得るのではないか、こういう意味で、この学術会議を存続させて、そのかわりに学術会議本来の任務をしっかりやっていただきたい、こういう意味で私、申し上げたいと思います。  私が学術会議会員としておりましていろいろ気のついたことがございましたが、一体何をやっているのかという非常に無力感に正直言ってとらわれるわけでございまして、勧告を政府にやっても政……

第98回国会 文教委員会 第7号(1983/05/10、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 この日本学術会議は、私から申し上げるまでもなく、「わが国の科学者の内外に対する代表機関として、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させる」、それからまた、「独立して左の職務を行う。」と、重要事項を審議するとか、その実現を図る、あるいは研究の連絡を図る、また、種々のことについて政府はこれに諮問をする、あるいはまた、学術会議は政府に対して勧告ができる、このような職務を持っているわけでございまして、今度の改正案を見まして一番皆さん気になさっていることは、いま藤田委員からもお話がありましたように、この条文の中にある、政令によるということが幾つかあるということと、……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/12、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私も以前二期、六年にわたりまして学術会議の会員でございました。その間、勧告あるいは申し入れ等を行ってきたわけでございますが、この日本学術会議ができました当初におきましては、いまで言えばりっぱな方がたくさんおいでになりまして、そのころは政府からの諮問も非常に多かったわけでございます。しかし、ここ十年ぐらいと思いますが、次第に減ってまいりまして、現在では政府から諮問があるというのは年に二つぐらいしかないのではないかと思うわけです。  学術会議の会員の構成につきましては、いろいろなうわさ、風聞もございますけれども、私から見ますというと非常にりっぱな方々が全国からそこに集まっておられる……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/17、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 先ほどの献体に関する法案について一言申し上げたいと思います。  先ほど粕谷委員からもお話ございましたように、五十四年でしたか、日本学術会議で日本解剖学会の方から、竹重教授から提案がございまして、これが政府に勧告され、非常に長くかかりましたけれども、今日ここに協議事項として提案されたことは提案者の一人として大変喜ばしいと存じております。なお、各党からのほぼ御賛成を得て今日御採決いただくということでございますが、これに関しても大変関係者の方々は喜んでおられることだと思います。  また、文部省におきましては、献体者の遺族に対しまして、私、委員会で申し上げましたところ、早速感謝状を文部……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 科学技術特別委員会 第1号(1983/07/18、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。委員各位の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に古賀雷四郎君、林寛子君、本岡昭次君及び塩出啓典君を指名いたします。  本日は……

第99回国会 科学技術特別委員会 第2号(1983/07/22、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策……

第100回国会 科学技術特別委員会 第1号(1983/09/08、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。委員各位の御協力を得てこの重責を全うしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、理事に古賀雷四郎君、林寛子君、本岡昭次君及び塩出啓典君を指名いたします。  本日はこれをもっ……

第101回国会 科学技術特別委員会 第1号(1983/12/26、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  今日のわが国におきましては、科学技術の振興は必要不可欠であり、本特別委員会の責務はますます重要となってきております。  今期国会におきましても、当面する科学技術の振興に関する諸問題について鋭意調査を進め、この重責を果たしてまいりたいと存じますので、委員各位の一層の御協力をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名……

第101回国会 科学技術特別委員会 第2号(1984/03/23、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  去る一月十二日、岡部三郎君が委員を辞任され、その補欠として安田隆明君が選任されました。  また、本日、後藤正夫君が委員を辞任され、その補欠として佐藤栄佐久君が選任されました。
【次の発言】 まず、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  岩動科学技術庁長官から、科学技術振興のための基本施策について、その所信を聴取いたします。岩動科学技術庁長官。
【次の発言】 以上で所信の表明を終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。

第101回国会 科学技術特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十四日、佐藤栄佐久君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君が選任されました。  また本日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として柳澤錬造君が選任されました。
【次の発言】 去る四月三日、予算委員会から、本日午前の半日閥、昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  岩動科学技術庁長官から説明を求めます。岩動科学技術庁長官。

第101回国会 科学技術特別委員会 第4号(1984/04/18、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  去る四月十三日、柳澤錬造君が委員を辞任され、その補欠として山田勇君が選任されました。  また、四月十六日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時六分散会

第101回国会 科学技術特別委員会 第5号(1984/04/27、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十八日、稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 おいでになった方もあるかとも思いますが、改めて今お話がございましたので、適当な時期を見てひとつ考えていきたいと思っております。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時一分休憩

第101回国会 科学技術特別委員会 第6号(1984/05/09、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、バイオテクノロジーに関する件を議題といたします。  本日は、本件について参考人の方から御意見を承ることといたします。  この際、中村参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとう存じました。  当委員会は、科学技術振興対策樹立に関する調査を進めているところでございますが、本日はバイオテクノロジーに関する件につきまして忌憚のない御意見を承りまして、本調査の参考にいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたし……

第101回国会 科学技術特別委員会 第7号(1984/05/18、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  日本原子力研究所法の一部を改正する法律案、日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案、海洋開発基本法案及び海洋開発委員会設置法案、以上の四案を議題とし、順次趣旨説明を聴取いたします。岩動科学技術庁長官。
【次の発言】 次に、発議者本岡昭次君から趣旨説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、発議者塩出啓典君から趣旨説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で四案の趣旨説明の聴取は終わりました。  四案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後一時六分散会

第101回国会 科学技術特別委員会 第8号(1984/06/20、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  この際、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  日本原子力研究所法の一部を改正する法律案審査のため、来る六月二十二日茨城県へ委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本原子力研究所法の一部を改正する法律案及び日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案を議題といたします。

第101回国会 科学技術特別委員会 第9号(1984/06/27、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  日本原子力研究所法の一部を改正する法律案を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。林寛子君。
【次の発言】 これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 日本原子力研究所法の一部を改正する法律案及び日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  両案審査のため、本日の委員会に日本原子力研究所理事長藤波恒雄君、日本原子力船研究開発事業団理事長井上啓次郎君、同理事野澤俊彌君及び同企画部長小川健兒君を参考人とし……

第101回国会 科学技術特別委員会 第10号(1984/06/29、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君が選任されました。
【次の発言】 日本原子力研究所法の一部を改正する法律案及び日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  両案審査のため、本日の委員会に日本原子力船研究開発事業団理事長井上啓次郎君及び同理事野澤俊彌君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第101回国会 科学技術特別委員会 第11号(1984/08/07、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月二日、内藤健君が委員を辞任され、その補欠として福田宏一君が選任されました。  また、七月四日、大森昭君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第六四一六号日本原子力研究所法の改悪反対に関する請願外三件の請願を議題といたします。  先刻、理事会におきまして協議の結果、右請願四件はいずれも保留とすることになりました。  理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。

第101回国会 内閣委員会 第19号(1984/07/31、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 これは本来、文教委員会で聞くことだったそうですけれども、教育全般にも関係があると思いますので、文部大臣にひとつ御所感をお伺いして私の意見も申し上げたいと思います。  先般来、文部省の中に例の贈収賄の事件がありまして、司直の手が入ったということでございます。教育の管理中枢である文部省に起こったということは、国民の信任を失って、今後非常に影響が大きいのじゃないかと思いまして、まことに残念なことだと思います。このことについて大臣は、これはある個人の問題である、あるいはまた文部省だけに起こった特殊な問題であるとか、あるいは偶然こういう不心得者がおったのだとか、これについて根本的な原因は……

第101回国会 文教委員会 第3号(1984/03/08、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 皆さんから、参考人の方々からいろいろ教えていただきまして、またもう十分お考えになっていただいておりますので、私から改めて聞くこともほとんどないわけでございますが、私、留学生の方から大学における経験から二、三お聞きしておきたいと思います。  私、医学部を出ましたので医学関係のことになりますけれども、例えば医学の場合に、日本の大学の病院で研修をやりたいというような人はやはりいるとは思うんですが、その場合にライセンスがないと患者にさわれないのではないか。そういうことは工学部にあるかどうか私わかりませんが、そういうライセンスを必要とする場合に、国情が違うとこれは使えないというようなこと……

第101回国会 文教委員会 第5号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ちょうど厚生省の方もおいでになりますので、私、今の問題について、ちょっと私の意見を申し上げておきたいと思いますが、今、文部大臣から検討課題ではあると、別に医師過剰であるからではない、医学教育の充実という観点から検討する課題ではあると、こういうお答えであったと思います。私も同様に考えておりまして、単に医師の数が多いからということで、これは軽々に行ってはならぬと、こう考えております。それは最近も言われますように、医師は非常に専門化してまいりますと同時に、また一般化しなければならないという要請も受けておりまして、ゼネラルフィジシャンというようなものも考えられております。また、第一次、……

第101回国会 文教委員会 第6号(1984/04/07、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 現在、一番問題になっているものの一つは共通一次試験の問題であろうと思います。森文部大臣は、先般も、自分も共通一次について文教部会において関係した者の一人であるということも申されました。私も公立大学協会の会長をいたしておりますときに、この共通一次のことを論議いたしたこともございます。ところで、現在は教育の荒廃の根源である、あるいは教育における諸悪の根源であるというふうに言われておりまして、非常に批判の多い問題の一つでございます。しかし、森文部大臣も共通一次を最初に考えられましたその一人であるわけでございますが、報初の意図とは少し違ったというお言葉がでざいましたけれども、この共通一……

第101回国会 文教委員会 第9号(1984/04/26、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 臨教審のことをお聞きしようと思っておりましたけれども、まだ機会があるということでございますので、きょうはこの点は省略いたしまして、早速、個別の問題に入りたいと思っております。  文化と教育に関する懇談会というのが三月の二十二日にまとめて中曽根総理に報告をされました。非常に中曽根さんは評価できると、学制改革に対しては消極的であるけれども、今後の新機関の参考にしたいと、そういうことを言われておりますが、その中に幾つか項目が分けられると思います。その中の幾つかの、その言われた幾つかの項目につきまして、きょうは御質問をしたいと思っております。  最初は、この懇談会におきまして提言されま……

第101回国会 文教委員会 第10号(1984/05/08、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 年金のことにつきましては、私余り詳しくございませんので、大略のことをお聞きいたします。その後、これに関連したことをきょうはお聞き申し上げたいと思います。  私学共済年金の法律が今度改正になるということですが、大臣の趣旨説明にございましたように、公務員の方の二%アップに伴った改定であるということを承っておりますが、この私学共済年金の現在における財政の状況、あるいは積立金というのですか、そういうものと、それから各人の掛金と、それから政府援助の関係はどれくらいになっておるのか、それから政府の援助は、今回の措置によりましてどの程度増加するか、これは午前の粕谷委員の質問と少しダブるところ……

第101回国会 文教委員会 第11号(1984/05/10、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 レコードの方には私知識が余りございませんので、乱暴なことを申し上げて失礼にわたるかも存じませんが、その点あらかじめ御了承をお願いしてお許しを願いたいと存じます。  レコードというのは音楽の文化であると思いますけれども、そういう文化というものは元来は全部これは公開であり、そして民族にこれが伝えられていく、あるいはそれが多くの人に伝達されていくということであって、原則的に、できるだけ広く、そして経済的には安く、しかも本物に本当に近く、そういうふうに伝達されていくということが文化を広めていくというのに非常に役立つことである。しかし、今問題になっておりますのは、もとのレコードが幾らかし……

第101回国会 文教委員会 第12号(1984/05/17、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 大臣が二時にはここをちょっとお外しになるということでございますから、最初に大臣にお伺いをしておきたいと思います。  今度の著作権の問題は、非常に文化的な色彩の強い反面、もう一方では非常に物質的な利益あるいは商業的なにおいの強いものである。その意味からいうと、余りここでは今までには珍しい法案の一つだろうというふうに思います。  私、何回か皆さん方のお話を聞いておりまして、私なりに理解したことをちょっと申し上げますので、間違っておりましたら御訂正の上、大臣のお考えもお聞きしたいんですけれども、今度のレコードの方でございますけれども、著作者という人が、作曲、作詞をする人がある、それか……

第101回国会 文教委員会 第13号(1984/07/12、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 この育英会法というのが昭和十八年に創設されたということでございますが、ちょうどこれは戦争中でございましたが、戦争中にこういうことが持ち上がってきた、こういう育英会というものをやろうとしたそのときの趣旨というものはどういうものであったでしょうか。これをまず最初お伺いしておきたいんですが。  あのころは学生は随分大勢戦線に徴発されたわけでございますし、物資も非常に窮屈になってきたときであろうと思います。そういう中で特に政府がこういう育英会法というものを創設されたという、そういう御意思はどういうところにあったのかということをまずお伺いをいたしたいと思います。

第101回国会 文教委員会 第15号(1984/07/19、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今度の政府の、日本育英会法案の改正の一番大きな点は有利子制の導入ということでございます。しかし、そのために無利子制の方が少し削られまして、全体としての量的の拡大はあった、この点は私は評価しているものでございます。ただ、有利子制を入れることによって現場の先生方がどういうふうにお考えになっておるか、その点をまず最初にお伺いしたいわけです。  例えば、有利子制を入れたために今までの奨学金というような概念が学生の中で変わってきたのじゃないか。あるいは有利子制を入れたために奨学金を借りたいという学生が減るのかどうか。または、将来、それを返還していく場合に、学生にあるいは家庭に大きな負担に……

第102回国会 科学技術特別委員会 第1号(1984/12/01、13期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(高木健太郎君) ただいま皆様方の御推挙により、引き続いて委員長の重責を担うことになりました。  甚だ微力ではございますが、委員各位の一段のお力添えを心からお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に古賀雷四郎君、林寛子君及び塩出啓典君を指名いたします。  なお、あと一名の理事につきましては、都合により後日これを指名いたします。

第102回国会 科学技術特別委員会 第2号(1984/12/21、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 一言ごあいさつを申し上げます。  私、委員長在任中、おかげさまで大過なくその職責を果たすことができましたことは、ひとえに皆様方の絶大なる御支援と御協力のたまものと深く感謝申し上げている次第でございます。ここに厚く御礼を申し上げます。  簡単ではございますが、委員長辞任のごあいさつとさしていただきます。ありがとうございました。(拍手)

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1985/04/12、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 先ほどから大変有益なお話を承 りまして、私は医学をやっておりまして全く専門違いでございますので、経済の方には暗いのです。ただ、私が常日ごろ疑問に思っておることをこの際お聞きしまして、お教えいただきたい、こう考えております。大変初歩的な質問をして失礼でございますが、お許し願いたいと存じます。  まず最初にお聞きしたいことは、我が国は輸出超過で現在三百億ドルとか四百億ドルの輸出超過がある、それだけのドルが日本に流れ込んでいるということでありますが、先ほど藤原参考人も言われましたように、国民の一人一人はそう裕福な感じは持っていない。どちらかと言えば自分の生涯に何か不安を持っている。ま……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第5号(1985/04/24、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 いろいろ今までお話ございましたので、私から新たにお聞きすることは少ないわけでございますが、最初に、経企庁長官はお見えになっていませんか。――現在の経済摩擦、特に日米間における経済摩擦というものが問題になっているわけでございますが、その主要な原因というものが、今までお話がございましたように、アメリカのいわゆる高金利、そしてそれに伴うと言っていいかどうかわかりませんが、主な原因は高金利であって、それに伴ってドル高が起こったということでございまして、アメリカは今までは世界経済の主導権を握っておった、それがあるいは債務国になるかもしれない、アメリカが何となく世界における主導権から離れて……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号(1985/06/12、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 時間が少ししかございませんので、竹内参考人にだけお伺いいたします。  先ほどもちょっとお話しなさいましたように、外国と日本とのあれは、いわゆる貿易摩擦というよりは一種の文化摩擦ではないかというふうな御発言がございました。国々によって考え方が違うと。私も、貿易摩擦が今非常に大きく叫ばれておりますが、その根本には文化摩擦というようなものがあるのじゃないか、そういう意味でなかなかこの問題はおいそれとは片づかない問題であるというふうに認識しております。  そういうことはそういうことといたしまして、時間が十八分であと三分しかございませんので、一つだけお伺いいたします。  いただきました資……

第102回国会 文教委員会 閉会後第1号(1985/07/09、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今回の答申までこぎつかれた臨教審の御努力に対しましては敬意を表しておきます。また、これまでいろいろの意見をお聞きになった、各政党からもお聞きになり、また一般からもお聞きになりまして、それらの意見が非常にうまく取り入れられているということに対しても高く評価いたしたいと存じます。  これまでほかの答申がいろいろ出されましたけれども、それと同様に、国民全般から一〇〇%の支持を得るということはこれは不可能と言ってもよいと思います。殊に、国民の自由意思に任せられて、問題がすべての家庭に関係する教育という広い問題でございますからして、これで全部の支持を得るということはまず不可能であると考え……

第102回国会 文教委員会 第5号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 質問の予告には申し上げておきませんでしたが、御存じのようにけさの新聞並びにゆうべのNHKで、高等学校の生徒が中退した、その数が十一万一千幾らかである、これは高等学校の百二十七校分に当たるというようなことが言われております。NHKの解説によりますと、それらは不適応であった、あるいはまた高知、それから東京、沖縄、大阪の順に多くて、高知では百人のうち三・七人、これぐらいの大勢の人がやめちゃったというんですね。そして実業学校の人が多かった。これの理由としては学業が不振であった、あるいは基礎学力が不足しておった、あるいはやる気がなかったとか、そういうことでやめたということが言われておるわ……

第102回国会 文教委員会 第6号(1985/04/16、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 きょう最初にお尋ねいたしますのは、医師及び歯科医師の入学定員の問題でございます。最近、医師及び歯科医師の過剰という問題が取り上げられるようになりまして、その入学定員を削減してはどうだという論議が政府部内及び医師会あるいはまた歯科医師会、大学等において、いわゆる関係のところで論議されております。と同時に、その関係の子弟を持つ人たちが、いつそういう削減が行われるのであろうかということで何らかの不安を持っているという状況でございますので、この点に関しましてお尋ねをしたいと思うわけです。  このことは何も歯科医師数に限らず、高等学校なりその他の専門学校なり学校を国あるいは自治体が、ある……

第102回国会 文教委員会 第8号(1985/04/25、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今度のこの要旨を読ましていた だきましたので、二、三私の意見を申し上げ、またその中からお尋ねをしていきたいと思います。  教育は非常に長い間にその効果が見られるものでありまして、しかも試行錯誤的にやるということが許されない、一たん決まったものはかなり長い間でなければその功罪がわからないという、非常に面倒なしかも広範な問題でございます。そういうことを委員の方々がおやりになっているということは大変御苦労なことと存じます。これ読ましていただきまして、私大筋におきましてはこの内容について高く評価するものでございます。こうやってでき上がったものを批判することは易しいことでございますけれど……

第102回国会 文教委員会 第11号(1985/06/06、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私の予定しておりました質問のかなりの部分を既に伏見先生から聞いていただきましたけれども、少し重複するところもあるかと存じますが、お許しをいただきたいと思います。  まず、著作権で保護する根拠はどこにあるんだろうかということですが、コンピュータープログラムというのは結局は計算方法またはコンピューターの使用方法ということでありまして、現実的にはソフトウエアというのは経済財として取引の対象となっておりまして、その経済的の重要性は今後ますます増加する傾向にあると思います。このようなソフトウエアの性質上、著作権法がソフトウエアの保護形態として最良なものであるかどうかということが私はまだし……

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まず提案者の方にお伺いいたします。  お知らせしておきましたテーマの中で、もう既に質問されたものもございますが、重複を省みずお聞きいたしたいと思いますが、今度の提案者の改正の趣旨とこれまでの経過をまずお話し願いまして、現在の寄宿舎教育というのは障害児のみに限っておりますけれども、それを将来は拡大をされるような意思をお持ちかどうか。例えば特殊な指導を必要とするような子供を預かる、あるいは、現在よく行われているように、母親がパートで出ていると、子供はうちに帰れないというような場合に、放課後どこか一カ所に集めて世話をしておられると、そういう話も聞いておりますが、それは寄宿舎とは言えま……

第103回国会 文教委員会 第2号(1985/11/26、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 初中教育の教育到達度といいますか、そういうものにつきましてはいろいろこれまで調査機関がございまして、かなりデータがそろっておるようでございます。それを見ますと、日本の教育というものは諸外国に比しまして非常に高水準にあるということが言われております。そういう意味では、私は日本の教育というのは一般的には非常に現在いい、ただし画一的であるとかあるいは学校内の暴力、いじめというような問題は反省すべきところはありますけれども、一般的にはいいと考えていいんじゃないかと思うんです。また日本の教育は、初中教育におきましては非常に厳しいわけですけれども、大学はその大学の自主性を重んじ、学生が自主……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第1号(1985/12/24、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの梶木君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に山田譲君を指名いたします。(拍手)


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 文教委員会 第3号(1986/12/11、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今度の中曽根内閣の一番大きなお仕事は行政改革であろうと思うんです。行政改革というのは、できるだけ行政を簡素化する、また、それに係る財政をできるだけ緊縮していく、そして赤字を解消していこうというようなことにあると思うんです。もう一つの行政改革の方法は、せっかくあるものを有効に使っていこうということでなくちゃならぬと思うんです。  そこで、最初に私がお聞きしたいのは、この前もお話ししましたが、塩川文部大臣になられましてから私まだお尋ねしていませんので、もう一度繰り返して、少し様子を変えてお聞きしたいと思います。  それは、人材と、それから機材、あるいは設備等を有効に利用しようと思え……

第108回国会 文教委員会 第1号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、もっぱら筑波の短期大学の設立に関することで御質問申し上げたいと思います。  まず第一に、どういう理由でこの短大というものを設立されたかということについてお伺いしたい。  第二番目は、これまで視覚障害者というのは鍼灸とリハビリというようなものが主体でございまして、今度新たに情報処理をおつくりになった。また、聴覚障害者に対しましては新しい部門を三つお設けになった。その理由をお伺い申し上げた  最初にそれだけお聞きしたい。
【次の発言】 今、新しい機器の開発ということがございましたが、私は、皆さん御存じのように、視覚障害者というのは非常に手の触覚が鋭敏であるということを聞いてお……

第108回国会 文教委員会 第3号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 本日は、時間も余りございませんので、学費特に授業料の件と生命倫理の件、そして外国人留学生の受け入れのことについて、それからもし時間がありましたらスポーツ障害のことについてお尋ねしたいと思います。  学費の件でございますが、御承知のことと存じますけれども、公立学校と私立学校の間には非常に大きな格差がございまして、幼稚園から高等学校卒業までの十四年間を見てみますと、公立学校では百五十九万円、私立学校では七百六十二万九千円と、約五倍の差がございます。その上に、ほとんどもうすべての小学生、中学生は塾に通っておりますし、生活費もかなり高騰をしておるということで、非常に父兄にとっては大きな……

第109回国会 文教委員会 第4号(1987/09/01、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、この大学審議会法案というのは、原則的には賛成でございます。ただし、一定の条件を満たされなければいけない、こういうことで賛成の立場に立つものでございます。  先ほどから石川先生、田中先生のお話を聞いておりまして、大学審議会法案というものが、臨時教育審議会で討議されました種々の問題点、そういうものを根底に置いてこのユニバーシティ・カウンシルができているんだということをお聞きしました。これはまずそういう意味でお聞きしたいと思うわけですが、とすると、大学審議会法というものを大学の方々あるいは大学人と言ってもいいんでしょうか、そういう方々がどれくらいこの法案の内容をよく研究、了解さ……

第112回国会 社会労働委員会 第7号(1988/04/12、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 法案につきましては、先ほど社会党の浜本委員から大変詳しい御質問がございましたので時間があれば最後に一、二補足的に質問いたしたいと存じますが、まず最初に、一般質問としまして脳死と臓器移植について御質問したいと存じます。  既に、委員の皆様にはまた厚生省の皆さんにはよく御存じのことと思いますが、最初に、脳死とはどういうものか、脳死と個体死につきまして二、三私の見解を申し述べつつ御質問をいたしたいと存じます。  まず、脳死というのは、現代の医療技術の進歩の結果生じてきた一つの特異な異常な状態でございまして、移植をするために脳死がつくり出されたというものではないということが私の考えであ……

第112回国会 社会労働委員会 第14号(1988/05/10、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 国民健康保険法の一部を改正する法律案そのものに関してではございませんが、これに関連する問題として、まず最初に、二、三御質問を申し上げたいと思います。  御承知のとおり、昨年でございましたか、三重大学の病院で二名の医師が劇症肝炎という病気で非常に短時日の間に亡くなったわけでございます。また、高橋善弥太という方でしょうか県立岐阜病院の名誉院長のアンケート調査によりますと、これは、ことしの二月二十八日にその報告がされておりますが、昭和五十八年以来非常に急増をしてきまして、約三百五十の医療施設を対象としてアンケートをとりましたところ、非常に大勢の方がこの肝炎にかかっているということがわ……

第112回国会 文教委員会 第2号(1988/03/22、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 中島文部大臣から大変広範にわたる所信をお伺いいたしまして、いずれも大変大事な問題でございますが、きょうは時間の関係上、その中の幾つかについて御質問を申し上げたいと思います。  まず、その第二としまして、初等中等教育の改善と充実に力を入れるということでございまして、その中に道徳教育についてこういうふうにやりたいということで、道徳教育については学校、家庭、地域社会と密接に連携して一層の充実を図る、このように申されておりまして、私もその御方針には賛成でございます。文部省としましては六十一年の三月に「小学校 思いやりの心を育てる指導」という、こういう小冊子を出しておられます。私はこうい……

第112回国会 文教委員会 第4号(1988/03/31、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今回の文部省の御説明によりますと、独創的、先端的な学術研究の推進ということに重きを置いておられまして、六十二年よりも科学研究費が三十八億円前年プラスになりまして四百八十八億円ということでございますが、科学研究費はどういうところにふやされたか、そういうことについてまず最初お聞きします。
【次の発言】 私、科学研究費をつけていただくということは非常にいいことでございますし、それが増加しているということも私は非常に評価するわけでございますが、科学研究費をいただいていつでもみんなが困っているのは、その中には人件費が含まれないということでございます。人件費を入れられない。今まで入れられた……

第112回国会 文教委員会 第6号(1988/04/21、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 厚生省の方をお呼びしておりますので、最初に安全性という面から厚生省の方にアスベストのことについてお尋ねをいたします。  アスベストの濃度の濃いものを、期間ははっきりはしませんが、そういう工事現場で働いている人に非常に肺がんが多いということが発見されまして、昨年の今ごろからことしの初めにかけまして新聞紙上を非常ににぎわしたことは御存じのとおりでございます。それについてまず厚生省の方々にお伺いをいたします。アスベストを吸入することによりまして肺あるいは胸膜にいろいろの腫瘍、肺がん、あるいは中皮腫等ができるということでございますが、このようなことが発見された経緯、それからそれに対する……

第112回国会 文教委員会 第10号(1988/05/17、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今の質問がありましたので、忘れないうちに私もちょっと質問をしておこうと思います、後で時間がなくなると悪いので、最初の方で。  これは例の私大の参加、不参加あるいは国公立の大学が今回の新テストに加わるか否か、参加するか否かということについて京都大学の河上教授がこういうことを言っておられます。「とくに基幹的な大規模大学」というのは「「新テスト」を「利活用」せず、その実施の責任と負担を負わぬというわけにはいかぬ筋立てとなっている。」、非常に微妙な言い方なんですけれども、何となく国公立大学もこれをやらなけりゃいかぬような、どうもそういう何か気持ちというか圧力というか、そういうものがある……

第112回国会 文教委員会 第12号(1988/05/20、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 順序逆になりますけれども、三輪先生からまずお伺いいたしますが、三輪先生が季刊雑誌の「教育法」という雑誌の昭和六十二年の秋の雑誌に「条件附採用を理由とする新任教員の分限免職処分とその法的問題点」を書いておられます。それについてちょっとお尋ねいたしたいと思いますが、これは京都府の木下という教諭の場合でありますが、目下係争中でありますから、私見ははばかられるところもあるかと存じますが、差し支えのない範囲で先生の御意見を承りたいと存じます。  京都府の教育委員会によって突然に免職をさせられた。これは「むしろ「初任者研修」の全国的浸透を促進するための「見せしめ」処分の疑い」がある、こうい……

第112回国会 文教委員会 第13号(1988/05/24、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 直接教特法とは関係ございませんが、もう国会も終わりに近づきましたので、しかしその間に起こるかもしれないという問題がございますので、この際関連問題として質問をさせていただきます。  それは脳死及び臓器移植の件についてでございますが、御存じのように、各大学には医の倫理委員会とかあるいは生命倫理委員会というものが設けられておりまして、それらが移植をやってよいかどうかというようなことについて担当の医師から申請があった場合に、これを倫理委員会において結論を出す、それに従って移植が行われる可能性が非常に多いわけでございます。  この際お尋ねしておきたいのは、この倫理委員会の結論というものあ……

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/03/25、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいま久保議員からお話がありましたように、高知の学芸高校の修学旅行で、上海におきまして列車の正面衝突ということで、百七十三名の生徒を乗せた列車が衝突いたしました。 まだ事故者の総数も、あるいは列車内に残っている人もあると聞いております、詳細はわかっておりませんが、まことに痛ましい事故でございまして、楽しかるべき旅行あるいは意義あるべき旅行がこのようなことに終わったということは、まことに哀悼の意にたえないところでございまして、衷心より御家族あるいは関係の皆様にお悔やみを申し上げたいと存じます。  ところで、先ほどもお話しになりましたように、最近、高校生の海外旅行が大変ふえており……

第113回国会 文教委員会 第3号(1988/10/20、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 最初に、大臣にちょっと御感想をお聞きしたいと思うんです。私の感想を申し上げまして、お答えいただければありがたいと思います。  著作権法というのをいろいろ聞いておりまして、これは大変難しい問題だなと思います。一つは、文化というものは我が国民だけではなくて広く世界にその文化を享受してもらう、あるいは受ける方から言いますと、それを享受する権利があると言ってもいいものだと思うわけです。しかし一方で、この文化をつくり出した人の権利も守らなければならないという、こういうはざまに立ったお互い矛盾するようなものを最初から含んでいるんじゃないかなと、こう思います。  例えば一般市民といたしまして……

第113回国会 文教委員会 第5号(1988/10/27、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 提出しました質問の予告とちょっと逆になりますけれども、今個性とか個というような話が出ましたので、私の考えを申し上げておきたいと思います。高桑先生とちょっと意見が違うかもしれませんけれども、高桑先生に後からまた御了解を得たいと思います。  私は、個というもの、いわゆる個性というものと我というものとは違うものじゃないかなと思っておるわけです。それで、いわゆる我を通すというような言葉もありますし、我を矯めるとか、そういう我というような言葉がよくあるわけです。一方ではしかし、自我というと非常に個性が強いような印象を受けるわけなんですけれども、私は我というものと個というものは違うのじゃな……

第113回国会 文教委員会 第7号(1988/11/10、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 先ほど仲川委員がお話なさいましたように、文化庁なり文部省から、隠れた文化功労者に、文化に尽くした人に対して出し惜しみをするなと、私もそれに賛成でございますので、どうぞそういうふうにお進めいただきたい。先般アメリカにおりまして、がんにかかってもう死が迫っているという方に文部大臣から感謝状をいただきました。私、大変学者を勇気づけていただいたと、こう思って喜んでおります。  また、もう一つの問題はいわゆる義務教育費の無料化、無償化、あるいは教科書の無償化ということでございます。西ドイツでは高等学校まで授業料はない、そして教育費が非常に安い、生活費も安い。同じようないわゆるGNPを持っ……

第113回国会 文教委員会 第9号(1988/12/06、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まず初めに、文部大臣にちょっとお伺いをいたします。  リクルートの問題なんですけれども、今回リクルート問題というのは、その疑惑の人たちが口にしているように、法律に違反していないからいい、こういうことをよく聞きます。しかし、私は法律というのは最低のモラルのものであるというふうに思いまして、本当にモラルに反しているということの方が、特に文部省の高官としては大事なことであると、こう思っておりますから、法律に違反していないということは、これは余り問題にならないんではないか。一般の国民は今度の事件に対してぬれ手でアワという言葉をよく使います。普通の人ではそれが手に入らないような情報とか、……

第113回国会 文教委員会 第11号(1988/12/15、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 差し上げました質問の順序と少し違いますけれども、他の省庁の方もお見えになっておりますので、その関係の方面から御質問申し上げたいと思います。  最初に取り上げたいのは、幼児教育、それと家庭教育との関係をお尋ねしたいと思います。  御存じのように、これはレクチャー風になりまして甚だ恐縮でございますが、ここ五十年ぐらいの間、私が大学を出ましてから五十年ぐらいになるんですけれども、五十年ぐらいの間に、脳神経の科学といいますか、そういうものが非常に進歩をいたしまして、教育というものもそういう脳の機能であると思いますから、そちらのことを根底に置いて教育というのは考えなければならぬ時期にだん……

第113回国会 文教委員会 第12号(1988/12/20、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 また高石さんの話で恐縮なんですけれども、十一月の二十四日に、東大で、職組と東大の総長との大学改革に関する会談がございました。その中でこの高石問題が論議されたということでございますが、聞くところによりますと、例の高石さんが東大の総長と対談したという対談集があるそうですが、その中に東大の総長の名前があった、あるいはまたポスターが出たということで、職組の方からは前次官が選挙運動に利用したんじゃないかと、そういうことが主目的であったと思うのです。これに対していろいろと東大総長が答えておられるようですけれども、私も前に大学紛争のときに、いろいろそういう目に遭ったことがございますけれども、……

第114回国会 大蔵委員会 第7号(1989/04/06、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、戦時中の理科教員が不足であったときに、私の専門が物理学に近いところから、昔の旧制の中等学校の物理学の講義を週二回ばかりお手伝いをしたことがございます。約三年間それをやったわけでございますが、その際、その中学が非常に古い学校であり、名門校でもありましたので、器械戸棚には非常にたくさんの供覧の教育資材が設備されておりました。しかし、それまでは、ほとんどの教官がそれを使うことなくて、ただ教科書で教育をしていたようでございますけれども、私は一々その供覧資材を調べまして、できるだけ多くの供覧を学生に見せたわけでございます。その結果かどうか知りませんが、非常にそのときの学生が物理学に……

第114回国会 文教委員会 第2号(1989/03/28、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 文部大臣にまず先にお聞きしたいと思いますが、  今回の第二国立劇場の設立に当たりまして、我が国を真の意味での文化国家とするためには芸術文化予算を飛躍的に増額して芸術文化施策の充実を一層図るべきである、そういうふうに考える、こう書いてありますが、そういうことだと私も思いますし、その場合に文化文化という言葉がよく出てくるわけですが、我々も戦後、今度は日本は文化国家になるんだという、それにしては文化予算が少ないということを非常に嘆いておったわけです。  まず、文部大臣にお聞きしますけれども、文化というのともう一つ文明というのがあるんですが、いろいろお考えになっていると思うんですが、文……

第114回国会 文教委員会 第3号(1989/06/16、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 御存じのような中国の状態でございまして、私たち学問に身を置いている人間としまして、向こうとの学術交流ということは大変関心のあるところでございますが、最近の新聞の報道によりますと、米国の科学アカデミー・プレス会長は、中国の民主化要求デモの鎮圧に抗議しまして、中国科学院などとの学術交流計画を当面中止するという方針を明らかにしております。恐らくこれだけではないと思うわけでございます。また方励之さんは、今米国大使館に保護されている状態でございまして、大変学問的にも危惧すべき状態にあると思います。  我が国としましては、今後中国との学術交流をどのようになさるおつもりか。特に中国から我が国……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 内閣委員会 第2号(1989/11/21、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 一九八三年に本会議で私が中絶問題に関連して脳死の取り扱いについて政府に質問をいたしました。林厚生大臣は直ちに生命倫理懇等をおつくりいただき、また竹内委員会も発足しまして、その二年後に脳死判定基準ができたわけであります。その後、御存じのように、日本医師会、学術会議、あるいは各種医学会、その他日弁連等でこの脳死の問題がいろいろと討議をされましたが、現在に至るもまだまだ脳死是あるいは非どちらともつかない状態が続いているわけでございます。  しかし、こういう情勢下で移植以外に救済の道のない患者は外国に治療の方法を求める、そして諸外国はこれに対して人道的立場から救済の道を開いておりますけ……

第116回国会 内閣委員会 第3号(1989/11/28、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は呼吸の生理学をやり、心臓の生理学をやっておりまして、この脳死ということについては大変深い関心を持っているものでございます。  医学が進歩するといいますか、死の概念が世界じゅうで脳死の方に変わってきつつある。恐らく先進国のすべて、日本を除いたすべてが、脳死が来ればそれは個体の死である、そういうふうな考えに現在なってきていると思います。ただ、日本では和田教授の心臓の移植事件が契機となりまして、医学界というものに対して非常な不信を持ってきたということが一つの原因となって、現在まで脳死がなかなか認められないということもあるんじゃないかと思っておりますし、また脳というものの構造と機能……

第116回国会 文教委員会 第1号(1989/12/05、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 石橋文部大臣には自民党の文教部会の部会長をしておられるときにいわゆる献体法というものについていろいろお骨折りを願って、それが法律になりました。この献体法は御存じのように自分の遺体を教育、研究の用に立てるというようなことでありまして、死体に傷をつけるということを非常に忌避する日本人が、教育、研究のためには人のお役に立つなら自分の体をささげようと、こういう心のこもった行為を法律的に保障しよう、こういう法律であったわけでございます。  最近、京都の梅原猛君が、こういうことはいわゆる一種の菩薩行である、自分が死んだならば臓器を移植しても人のお役に立ちたいということは菩薩行であるというこ……

第116回国会 文教委員会 第2号(1989/12/07、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 午前中から午後にかけて委員の方々から御質問がございまして、大体ダブっているところもございますので、簡単に、私の疑問に思うところだけをお尋ねいたします。  この問題は中教審から始まったと聞いております。中教審でそういう問題の提起があった。先ほど局長のお話ではもう初めからこの問題はあったということでございましたけれども、書類の上では中教審から始まった。そして臨教審におきましては両論を併記するということで、将来の検討が必要である、こういうことでこの問題が始まったように思います。それで最後に教育課程審議会で社会科の中の地歴と公民が分離したということでございますけれども、これがそのように……

第116回国会 文教委員会 第3号(1989/12/12、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 きょうは本当に御苦労さまでございました。  皆さんのお話を聞いておりますと、確かにこれは難しい問題だなと思います。教える側から立って物を考える、教えられる側から立って物を考える、あるいは研究者として物を考える、また教育者として考える、あるいは専門家として考える、いろいろの立場によって少し考え方が根本的に初めから違っているのじゃないかなという気もいたしましたが、非常に大事なことでございます。大変長い間いろいろの委員会で御活躍になったということにまず敬意を表したいと思いますが、いまだにまだどちらとも決着がつかぬということはまことに問題じゃないかなと思っております。  まず木村先生と……

第116回国会 文教委員会 第4号(1989/12/14、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 社会党委員から大変いい質問がございまして、私も大学で教育に携わっておった者の一人として大変感銘深くお伺いしたわけでございます。  きょうここにお見えの傍聴人の方々は、大抵、高等学校の先生方だと思いますが、大学の先生は一人も来ておられないというのはまことに残念なことでございます。もしできれば、大変いいお話でございますし、大臣のお話もございますから、大学の評議会あるいは評議委員会あるいは学部長会にこういう官報といいますかそういう記録を送りつけて、よく研究するようにというようなこともされてはいかがでしょうか。私は大学在職中、余りこの委員会の記録というようなものは読んだことがございませ……

第118回国会 文教委員会 第3号(1990/05/24、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 文部大臣の所信、たくさん項目がございますが、そのうち本日は、文化、健康、道徳それから高等教育というものについて、時間のあるだけお尋ねいたしたいと存じます。  文部省は、児童並びに職員等の健康保全のために学校保健法というものを昭和三十三年に制定されておりますが、その第一条の「目的」のところに、「学校における保健管理及び安全管理に関し必要な事項を定め、児童、生徒、学生及び幼児並びに職員の健康の保持増進を図り、もつて学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資する」、こういうふうにございます。その第五条には、「健康診断の結果に基き、治療を勧告し、保健上必要な助言を行い」とありまして、「義……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/06/12、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 午前中から委員の皆さん方の貴重な御意見を伺っておりまして、私も大体同じようなことを考えておったので、オーバーラップするところが大分あると思いますが、質問の要項には書いておきませんことで気のついたことを、まず最初に忘れないうちにひとつ申し上げておきたいと思います。  大学院をつくったりあるいは学部を新設したりというように研究者を収容する機関が多くなる、あるいは立派な機械を買っていただける、あるいは研究費をたくさん回していただける、これは非常に結構なことだと思うんですけれども、何か私はひっかかるものがある。  というのは何だろうと考えてみますと、研究費もアメリカは日本の倍ぐらいある……

第118回国会 文教委員会 第8号(1990/06/26、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 三回にわたる委員会におけるいろいろの質疑あるいは参考人の御意見等からいろいろ問題点が挙げられておりまして、私もそれは大変重要なことであると思いますが、もう既に文部大臣初め文部省当局はそのことについては十分お考えになっていることと思いますので、もし時間があれば一番最後にそれをお尋ねいたします。  生涯学習に対する国民のニーズが非常に高まっている、それに対応してこういう生涯学習の機会を与えてやろう、あるいはその情報を提供しよう、こういう試みは私は大変いいことだと思うわけです。  最初にまずお伺いしたいのは、そのニーズにこたえるためには各種の機関がこれに手をかさなければならないと思う……



各種会議発言一覧(参議院)

12期(1980/06/22〜)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私は、日本学術会議で第九期、十期の二期にわたりまして会員でございまして、それだけに学術会議の将来、ひいては科学の振興、特に基礎科学の振興に深い関心を持つものでございます。また、最近マスコミで取り上げられ、一般国民や科学者の関心の高い会議法の改正につきまして、政府と会議の間にかなりの食い違いのあるということを聞きまして、深く憂慮しているものでございます。  御存じのごとく、この会議は戦後間もなく設立されたものでありまして、その後、昭和三十一年には日本学士院が分離し、学術振興会が独立し、その他学術審議会、科学技術会議の設立がありまして、さらに急速な科学の進歩と細分化、専門化などが進……

第96回国会 社会労働委員会、内閣委員会、地方行政委員会、文教委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(1982/07/08、12期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 このたび新しく老人保健法というものが制定されようとしております。その件に関しまして私余り細かいことをお聞きするのは遠慮いたしますが、またいままでの委員会におきまして十分もう論議されたことだと存じますので、きわめて原則的なことだけをお聞きいたしまして、大臣その他の方々のお考えをお聞きしておきたいと思います。  まず第一でございますけれども、保健法案には年齢制限というものがございまして、七十歳以上の者についてこの老人保健法というものを適用しよう、こういうお気持ちかと存じます。  もちろん法律でございますからして何かのよりどころ、年齢であるとか、その他のよりどころを必要とする。法文に……


13期(1983/06/26〜)

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 お聞きしているとなかなかこれは難しい問題だな、あるいは非常に厳しい状態だと思うわけですが、先ほども松岡先生でしたか、お話のありましたように、今まで余り職場には出なかった女性の方も働きたいという意欲が非常に強くなっている、その上に老人という人口がふえてきた、そしてその方々は割と元気であるからやはり働きたいという意欲を持っている。しかも、企業側としてはできるだけ少ない労働力でもって生産性を高めていきたいというんでいろんな機械化が進んでいる。だから、できるだけ労働人口は減らしたい。こういうことですから、逆行している二つのものをここで何とかしなきゃいけない。一方では、しかし我々人間とし……

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1985/11/27、13期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 せっかく佐分利先生おいでになったので、ちょっとお聞きしておきましょう。  マンパワーですね、これが今も義務づけというようなことでございましたが、医師の方の需要といいますか、供給面の方がどうであろうかということが一つですね。町の中にあってパートで来るというぐらいならば何とかやれますけれども、少し離れたところでは、別に医療というようなことでもないから、医師というのは余り要らないんじゃないかというような気が一つします。  それから、看護婦だとかあるいはリハビリの人とか、そういうのがどういう形でそこへサービスするのか。通常の病院等でサービスしているのとは違うんじゃないかと思うんですね。……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1986/11/05、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 大変示唆に富むお話をお伺いしましてありがとう存じました。私、一つだけお聞きしたいと思います。  私、医者でございまして、医者というよりも生物学者でございますが、生命ということについていろいろ考えておる者の一人でございますが、死生観ということについて一つだけお伺いいたします。  何か、これはアメリカだけではないと思いますけれども、鯨の問題です。鯨、イルカというものは、大変日本にとっては、今鯨は非常に大事な一つの食糧源でもありますし、いろいろの資源にもなっているわけでございますが、アメリカの全体ではないと思いますけれども、非常に多くの人が捕鯨ということに反対をしておられるということ……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1986/11/26、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 公明党・国民会議の高木と申します。私、経済の方は全く暗いわけでございまして、にわか勉強で大変外れた質問をいたすかと思いますが、どうぞひとつよろしくお願いいたします。  たった今、大塚委員からもお話ございましたことは、先般の十月の三十日の東京新聞ですか中日新聞に「銭屋五兵衛の教訓」というのがございまして、 私、本日、ここでお話を直接お聞きするとは予期しておりませんでしたけれども、大変おもしろく、非常に示唆に富む論説であると思って読ましていただきました。  先ほどから先生から、また大塚委員からのお話もございましたように、今アメリカにいろいろ海外投資をする、あるいはアメリカの国債を買……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1986/12/10、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私、こういう経済的なことはどうも余りよくわからないので、いろいろ勉強させていただくという意味で読ましていただきました。大変うまくまとめてあると。  確かに、仰せのように、最後の結論にあるようにすごく金持ちになったとそうはちょっと思えませんけれども、自分自身からはそんな金持ちになったという気持ちは余りないんですし、私を取り囲む友人は大体サラリーマンですけれども、余り金持ちになったというように、豊かになったとは友だちの口からも聞けないわけですが、しかしデパートからお買い物をして出てくる女性の人を見ていますと、たくさん荷物を抱えているわけでして、あれどこに入れるのかなと、入らないんじ……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1987/05/08、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 まだよくまとまっておらないんでばらばらのお話をするわけでございますが、この報告書の案を見まして、これを今度立派に書き直されるということでございますから、そのときに御参考になるようなことを申し上げておこうかと思います。  私は国際化というものを三つに分けて考えることができるのではないかと思います。一つは人の問題である。人間の交流あるいは人間と人間とのつき合いの問題である。第二は物、金の問題である。それから第三は労働時間の問題である。働くということの問題である。この三つに分けて考えることができるのじゃないかと思います。  この最初の報告書で、これはまだたたき台のたたき台でございまし……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1987/07/15、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 三人の方から大変示唆に富むお話を伺いまして感謝しておる次第でございます。  最初に、暉峻先生にお聞きしたいと思いますが、暉峻先生はドイツにおいでになったということでございますが、私もドイツにおりまして、仰せのようなことを感じまして大変同感のところがたくさんございました。特にドイツの新聞で、金持ち日本、貧乏日本とか、富を国民に分けていないとか、あるいは欧州では福祉に富んでいるけれども、日本はその逆じゃないか。あるいはまた、これを日本シンドロームというんだとか、いろいろ厳しいお話がございましたし、また、こんなようなことをしていたのではこんなような日本と将来競争していくということは大……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/07/29、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 立派な御提案であると感心しているわけですが、二、三小さなことをお尋ね申し上げます。  第一は住宅政策でございますが、高齢者のために住宅の面積をふやしたらどうだということが提案されておりますが、家族一緒に寝るということはなかなか、寝たきり老人だとか、そういう高齢者の行動の不自由とかを考えまして、同居ということは今後は非常に困難になるんじゃないか。そういう意味では有料または公共の老人ホームをつくるとか、特殊老人ホームをつくるというような福祉増進の一環として考えておくべきじゃないかと思いますが、その点はどのようにお考えかということです。  第二番目は、内需拡大というのは緊急的なものだ……

第111回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/12/10、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 今、斎藤先生のお聞きになりましたような、いわゆる世界の適正人口といいますか、そういうものは非常に私は重要だと思いますが、結局は分野の問題も非常に大きいというふうに思うわけです。  日本の適正人口ということについてちょっとお考えをお聞きしておきたいと思うんですけれども、私が生まれたのは一九一〇年でございますが、そのころは大体四千九百万ぐらいの人口でございました。先ほどお聞きしますと、戦後は七千万ぐらいであったと。そのころは非常に人口が多いんじゃないかと言われておったと。現在は一億二千万であるというわけですけれども、しかし出生率が少ないということを心配しておられる方の方が多いわけな……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/02/19、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 黒田先生から前にもお話伺いましたし、また、いろいろの著書も拝見いたしまして、該博の知識をお持ちでございますので、もう私から何か質問といっても大したことはございませんが、私医者でございますので、その方面のことをちょっとお聞きしたいと思うのです。  私が、もう前に調べたことだからわかりませんが、現在人工中絶というものはどれくらい行われているんだろうか。私が十年ぐらい前か十五年ぐらい前に調べたときには大体八十万ぐらいが届け出があるもの、黙って隠してやっているのがそれの三倍ぐらいあるということですから二百四十万ぐらいあるんじゃないかという話を私聞いたことがございますが、現在の出生率が先……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/03/02、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 総理府の方にお伺いいたします。  大変膨大な資料をいただきまして、よくまだ理解ができない、またお話も大変かいつまんでお話しになりましたので十分な御質問はできないと思いますが、二つお聞きしたいと思います。  この資料の4の五十五ページですけれども、ここにライフステージのことが書いてございます。これで見ますと、祖母の時代は末子が就学し結婚し、そしてごくわずかな時間しか暇がないわけですが、娘の時代になりますと子供を育てる時間が十年ぐらいで後はかなり暇になる、そういうことでございます。この間に最近どれぐらい女子の方は就職しておられるか。それから、M字型という言葉もございますけれども、大……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/04/13、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 国民生活に関する調査会の委員派遣の調査結果について御報告申し上げます。  本班は、去る二月二十四日から二十六日までの三日間にわたって、長田会長、矢野理事、山口理事、井上委員、斎藤委員、寺内委員、向山委員、山本委員、近藤委員、平野委員と私、高木の十一名で、人口動向等国民生活に関する諸問題の実情調査のため、沖縄県及び鹿児島県へ出向きました。  沖縄県におきましては、県当局から人口動向等県勢全般について概要説明を聴取した後、糸満水産加工団地、社会福祉法人沖縄偕生園、万座ビーチリゾート施設、福地ダム、オリオンビール名護 工場等を視察し、また国立沖縄戦没者墓苑、平和祈念堂を参拝してまいり……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1988/04/25、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 私も読ませていただきます。  日本の人口は一九〇〇年には四千四百万ぐらいでありましたが、一九八五年には一億二千万を超えました。一九四五年までの年平均人口増加率は一を挟んで上下に動揺し、この年、戦後の著しい増加率を最後にここ二十年増加率は減少し続けつつ、わずかにゼロを上回っております。このままに推移しますと、人口の減少が起こる可能性もないではありません。合計特殊出生率について見ますと、高位推計においては二・一八、低位推計では一・八五と予想され、中位推計においては二でありまして、今後の人口予想はにわかに断じがたいところであります。  翻って世界の人口動態を見ますと、十九世紀初頭まで……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/09/07、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 先生のおっしゃったこと大変参考になりまして、また今後の日本の産業あるいは行政のあり方として考えられるところがたくさんあったと思います。  ちょっと、わかりませんこととかその他のことをお尋ね申し上げたいと思いますが、まずレジャー憲章というものはいつできて、どんなことが書いてあるものでしょうか。どういう参考書を見ればわかるかお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 日本のどこか自治体でこういう憲章というようなものを出しているところはございますか。あるいは政府から出ているということはございますか。
【次の発言】 それから、レクリエーション協会、先生の属しておられる協会の設立趣旨あるいは……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/10/26、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 高木と申します。  大変耳の痛いお話もたくさんございましたし、参考になる話もたくさんしていただきました。お話を聞いておりまして、もうここ七、八年前から例のイザヤ・ベンダサンの「日本及び日本人」とか、あるいは「日本人とドイツ人」とか、あるいは「日本人とアメリカ人」とかというふうに、あるいは「菊と刀」とか、そのように日本そのものを日本人が批判する、あるいは外国から見た日本人というふうに、日本そのものがいい意味でも悪い意味でもいろいろ批判の対象になっており、日本人もまた自分自身のことを考えているような時代だと思うんです。今お話を聞きまして、そういうもののやはり一つであり、参考になる点……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1989/02/08、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいま山崎先生と加藤先生には大変ためになるお話をお伺いしました。山崎先生には労働というものあるいは余暇というものの本当の意味をいろいろとわかりやすくお話をいただいたわけでございますので、山崎先生の方には、私が雑然と考えておりますようなことを申し上げて先生の御意見を後でお伺いしたいと思いますし、加藤先生の方には、これは労働の現場におられるものですから、そちらのことで少しお伺いいたしたいと思います。  生涯教育というようなものは、実は学校教育と並列しているものではなくて、学校教育というものは生涯教育の中に含まれているとか、あるいはまた教育というのは労働の準備のためにあるわけではな……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1989/03/08、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 大変よくおまとめいただいたお話をお聞かせいただきましてありがとう存じます。私からこれと申してそれ以上のことをお聞きすることはできないような立派なお話でございましたが、一、二、私、気のつきましたことをお聞きしたいと思います。  一つは、これはどうしても時短をするということになれば、どこかで効率を上げなければコストアップになるということはこれはだれしもわかるわけでございますが、ここに時短に伴ういろいろの方法が、それに対応策がピンク色の六ページから九ページぐらいまでに書いてございます。これが考えておられる一つの方法じゃないかと思うんですが、そうでございますね。  その中で、六ページの……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1989/06/16、14期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 労働と余暇に関する意見としては、この調査報告書の案にあることでほとんど尽きていると思いますので、これに関して私の意見を申し上げることにいたします。  この調査報告書案は大変立派にできておりますが、その発表の方法、いつ、どこで、どのような形で、そしてその後の利用法はどのようにするかということがまず大事だと思います。また、特に各講師からいただいた図表は非常に貴重であり、その利用度は大きいと考えられますので、発表の体裁等もここで考えておく必要があろうかと存じます。  この報告書案にあります。その裏を考えてみますと、やや問題が多いのではないかと思いますので、その点について申し上げます。……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1989/08/07、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいまから国民生活に関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきましてその議事を主宰いたします。  これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、会長に遠藤要君を指名いたします。(拍手)

第117回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1990/01/18、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 もうこの前いろいろ御説明をいただきまして、大体いろいろお考えになっていることでございますし、それから政府の方でも土地問題だとかあるいは内外物価差のことについても特に委員会なり審議会を設けてやっておられるわけですから、私から余り申し上げることもないんですが、経済の素人として、一国民の意見として申し上げたいと思います。  とにかく日本は世界一の金持ちの国になった。一人当たりの国民所得ではもう米国を抜いている。今やスイスと並んで非常に所得も大きい。またジャパンマネーがなければ世界の経済が運営できない。こういうふうになっておりまして、日本の金持ちということは世界的にみんなが認めていると……

第118回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1990/05/28、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 長谷川参考人のお話を伺わしていただきまして大きなショックを受けました。土地問題は大変重要な問題である、そしてこのまま放置するということは大変今後の大きな問題になっていくであろうと思います。大都市で市民からマイホームを奪っておる。土地を持つ者と持たない者との間の格差が非常に広がっていく。そういうことで、また一極集中はこれはとめられないのではないかというお話もございましたし、家が持てない、また今憲法あるいは土地基本法の問題等からいろいろお話を伺いまして、何とかしなきゃいかぬと思いますが、一つだけ私お二人にお伺いしたいと思います。  一つは、先ほど長谷川参考人からお話のありました土地……

第118回国会 平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1990/03/26、15期、公明党・国民会議)

○高木健太郎君 ただいまから平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの菅野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に矢田部理君、副議長に太田淳夫君を指名いたします。  これにて散会いたします。    午後七時七分散会


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データ更新日:2022/12/09

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