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八木大介 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

八木大介[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは八木大介参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。八木大介参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

13期(1983/06/26〜)

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、酒類行政について質問したいと思いますが、質問に先立って、趣旨説明の部分はメモをデアル調で読ましていただきますので、あしからず御了承願います。  まず、酒税率引き上げの件についてでございますが、新聞報道によれば、大蔵省は五十九年度の税制改正で、一兆円の所得減税の見返りとしてビール等酒税の引き上げを考えているようだが、ビールの場合、酒税が三〇%上がると、現行大瓶一本二百六十五円中に含まれているビール税百二十六円六十六銭が百六十五円になり、約三十八円の値上げになる。毎晩ビール一本の晩酌というのは、日本国民の平均として決してぜいたくではないと思うが、ビール税が三十八円上がっただけ……

第101回国会 決算委員会 閉会後第1号(1984/09/18、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず文部省にお伺いしたいんですが、単身赴任の問題は、一番大きな原因と言われているのは大体子弟の転入学の問題なんですね。特に高校生の転入学が非常に大きな問題になっているというふうな状況で、これにつきましては一月の二十五日のこの決算委員会で私文部省に質問申し上げて、それでその結果かどうか、三月一日付で初等中等局長の通達ということで文部省から都道府県及び教育委員会に通達を出していただいた。そして転入学及び編入を大幅に条件緩和するようにという通達を出していただいたわけですね。現在十八府県で非常に積極的にやっていただいておると思うんですが、この数ちょっと確めたいのですけれども、非常にその……

第101回国会 決算委員会 第2号(1984/01/19、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 雪の関係がありますので、できるだけ短くやらせていただきます。  私の場合、電電公社の電報問題についてなんでございますけれども、これは先ほど同僚議員からも質問がありましたので、それを踏まえた上で私は電報の完全民営化という観点から質問さしていただきたいと思うわけです。  まず、公社にお聞きしたいんですけれども、昭和五十八年三月七月付で公社が電電公社の電報事業の総合経営改善構想の骨子というのを出されておりますが、これによると昭和六十年から改善策を実施して、六十三年度には改善事業を軌道に乗せたいというふうにここではおっしゃっているわけですけれども、その場合企業形態はやはり民営を考えてお……

第101回国会 決算委員会 閉会後第3号(1984/10/17、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまず世界人口の問題についてお聞きしたいのですが、先立ってまず外務省にお聞きしたいと思います。  ということは、最近アフリカの飢餓の問題で国民の間に救援運動が起こっていますね。とにかく食糧を送ろうじゃないか、救援物資を送ろうじゃないかということが民間運動が始まっているわけです。私はこれはもう非常にいいことだし、人道的な立場から大いに推進すべきだと思うわけです。ところが、この問題は普通の衣料品なんかを送るのと違いまして、食糧というのはあるとき気が向いたときに送って次の日やめるということになると、もっともっと悲劇が大きくなるわけですね。したがって、食糧なんていうのは一つのあるカー……

第101回国会 決算委員会 第4号(1984/01/25、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず、文部省にお聞きしたいんですが、まずサラリーマンの転勤に伴う子弟の転入学問題なんですけれども、去年の八月十二日にサラリーマン新党として青木代表と私の名前で文部省に対して要望書を出したわけです。それで、御存じのように、サラリーマンには非常に転勤がつきものだと、非常に転勤の度合いも激しいわけですね。ところが、実際にはほとんどと言ってもいいぐらい単身赴任しなきゃいかぬ。この理由には、たとえば家の問題もちろんあるわけです。しかし、そのうちの相当部分が子弟の転校問題、特に高校生を抱えている家庭では教育の問題があって単身赴任しなきゃいかぬということになってきているわけです。この現象自身……

第101回国会 決算委員会 閉会後第4号(1984/10/19、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私も米の問題を中心にして日本の農業問題についていろいろお聞きしたいのです。この問題につきましては、けさほどから同僚議員から、どちらかといえば農業に同情的というか、非常に温かい発言が多かったわけですけれども、私は少々厳しい立場で質問をさしていただきたいと思うわけです。  まず単刀直入にお聞きしたいのですけれども、米の生産原価の中に地代とか資本利子というのが入っておるわけですね。これ昭和五十八年度の米価一万八千六百二十六円の中に資本利子が七百二十二円とそれから地代は五千三百三十七円、両方合わせますと六千五十九円入っているわけですね。これが米価に対する比率が三二・五%になるわけです。……

第101回国会 決算委員会 第5号(1984/02/03、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 何か大臣、五時から閣議だそうなので、一つだけまとめまして大臣の御所見をお伺いしたいと思うんです。  それで私、死刑廃止制度について質問通告のときにこういうなにを全部お渡しておりますので、この内容を踏まえた上で、死刑廃止について大臣の総合的な御所見を一言承りたいと思います。
【次の発言】 時代とともに状況がどんどん変わってまいりますので、かつて答申案だとかそういった雑議会でこういう結論が出たということにこだわらずに、ひとつ今後とも論議を深めていただきたいと思います。  どうぞお引き取りください。  それで、政府委員の方にお伺いしたいんですけれども、死刑囚に対する再審機能が働き出し……

第101回国会 決算委員会 閉会後第5号(1984/11/06、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は借地借家権のうち特に借家権について質問したいわけです。  先般、決算委員会で私サラリーマンの転勤に伴う単身赴任の問題を取り上げたわけですが、この単身赴任の理由の一番はやはり子弟の教育問題だということが四五%ぐらいあるわけですね。その次が持ち家の維持、維持が大変なので単身赴任せざるを得ないというケースがあるわけです。  そこで私、先ほど井上委員から借地借家法の問題について質問がありまして、住宅局長から何か借地借家法を見直すというふうな御答弁だったようですけれども、どういうスケジュールで――もう見直しに着手されているのか、それともそういう、何というんですか希望というか将来の夢の……

第101回国会 決算委員会 第6号(1984/04/16、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、厚生年金のことについてお聞きしたいんですけれども、実は厚生年金が破綻するというふうなうわさがありまして、私自身将来は厚生年金で食っていかなきゃいかぬという立場にあるものですから非常に心配してまして、たまたま今回厚生省の方で国民年金の何か一部法改正を出されるというふうなことで、これに関連していろいろ勉強さしていただいたんですけれども、どうも年金というのは全然わからない、どういう仕組みになっているかさっぱりわからぬ。きょう現在、まだなおかつなまっかじりで、とても質問できるような状況じゃないんですけれども、ただ少し厚生年金の問題は非常に今ちまたで変なルーマーが流れておりますし、……

第101回国会 決算委員会 閉会後第6号(1984/11/08、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は電報事業について質問したいんですけれども、先ほど太田委員から非常に突っ込んだ質問がありまして、それを引き継いだ形で少し補充的にお聞きしたいと思うんです。  まず最初に、去年の電報事業というのは、これは先ほど説明がありましたように、収入が三百八十七億円に対して支出が千六百二十六億円で、差し引き赤字が千二百三十九億円だったと。この支出の中に郵政委託費というのがございますね。これは四百十三億円ですか、昭和五十八年度。これの内訳を説明していただきたいわけです。
【次の発言】 そのいわゆる減員に伴う補償ですね、これはどういう費目なのか、どういう性格のものなのかということを、もう少し詳……

第101回国会 決算委員会 閉会後第7号(1984/11/28、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は深夜バスとタクシーですね、それの問題についてお聞きしたいんですが、これはまあ、私自身も最近しょっちゅう経験するんですけれども、雨なんかが降っていると一時間ぐらい夜タクシーを待たされるわけですね。私の友だちが電車を降りてタクシー争って走っていって階段から落っこって手を折っちゃったというケースが出ているわけですね。  この問題はサラリーマンにとって非常に深刻なんですね。これはサラリーマン以外の人もそういう影響を受けているでしょうけれども、深夜というのは非常にサラリーマンが影響を受けやすいということで、私自身経験してみて本当にこれは困ったということで実はきょう質問したわけですが、……

第101回国会 決算委員会 第8号(1984/05/12、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、サラ金関係についてちょっといろいろとお聞きしたいんですけれども、まず最初に、去年の十一月にサラ金規制法が施行されましたけれども、その後まだ半年もたってないわけです。しかしながら、状況は、私の受けとめている範囲では非常に深刻な状況があるというふうに考えられますんで、まずその後の状況どう変わったかと。  警察庁にお聞きしたいんですけれども、サラ金苦ゆえの家出や自殺がどういう傾向にあるかということをまずお伺いしたいわけです。これは五十八年の下期は自殺が八百十三人で、家出が七千九百三十二人ということになっていますけれども、一月から三月、あるいは四月ごろまでの数字があれば教えていた……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は蚕糸事業について質問したいんですけれども、まず、私の手元に、きょうは昭和五十六年度の決算ですから、それにかんがみて蚕糸事業団の決算報告をちょっと見ていたわけです。そうしますとこの借方、いわゆる流動資産の勘定の中に長期保管生糸として千四百十三億円計上されている。ところがこれをいわゆる損益計算書の方で見ますと、千四百十三億円というのは十六万俵なんですね。これを単価で――失礼しました、これは九月ですね。五十七年三月三十一日の分では千三百四十九億ですか。それでこれの約十五万俵、これを単価で計算しますと一俵九十二万円になるわけです。ところがこの同時期に約二万俵売り渡されているわけです……

第101回国会 決算委員会 第10号(1984/07/09、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、総理に国債残高の件についてお聞きしたいんですが、昭和五十六年度の決算によりますと、この年はけさほどもありましたように、渡辺大蔵大臣が財政再建の元年だと非常に大きな見えを切られたのですけれども、結果的には国債残高が十二兆円ふえて八十四兆円になったということなんですね。この国債残高の問題については、けさほどからも委員長初めほかの同僚委員からも問題提起がありましたように、この年だけじゃなくて、昭和五十年からずっと問題を重ねてきたわけです。そのたびに歴代の総理や大蔵大臣は事あるごとに、いや財政の特例公債依存から五十九年度までに脱却するとかあるいは現金償還するとかずっとおっしゃって……

第101回国会 商工委員会 第3号(1984/04/06、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまずガソリンの問題について質問したいんですが、ガソリンというのは今や日本では必需品だと思うんです。ところが私の経験では世界で日本が一番ガソリンが高いんじゃないかという気がするわけです。これは石油の税金が高いということもありますけれども、どうもそれだけではないような気もします。  そこでまずガソリンの輸入問題について質問したいのですけれども、一応業法上石油製品の輸入は原則は自由だと、石油業法の第十二条に基づいて石油輸入業の届け出、それから石油輸入計画の届け出を通産大臣に行えばよいことになっている。しかしながら実際は消費地精製主義というのですか、この名前のもとに製品輸入の規制が……

第101回国会 商工委員会 第4号(1984/04/07、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 河本長官、何かアポイントがおありのようなので一番最後にお願いしようと思ったのですけれども、ちょっと順番を変えまして先に質問さしていただきます。  まず先ほどからいろいろ問題になっています国内内不況の問題ですね。景気が回復しないとか国内需要が余り伸びないとかというふうなことで私はちょっと違った考えを持っていますので、ぜひ この際長官にエコノミストとして御意見をお伺いしたいなと思うわけです。  それはまず許認可の問題ですね。それは許認可とそれから実質上の許認可に等しい行政指導の問題、私は極言すれば世界で一番すごい統制国家の一つじゃないかと思っておるぐらいなんです。非常に自由国家であ……

第101回国会 商工委員会 第5号(1984/04/12、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 今も井上さんから話がありましたように、もう大分いろいろ議論が尽くされておりますので、私も余りもう聞くことはないんですけれども、ただ商社で三十数年間プラント輸出をやってきまして、その間通産省の保険課に対しては大分恨みつらみもございますので、その辺民間の意見を代弁して二、三ちょっとお聞きしたいんですがね。  まずプラント輸出の問題なんですけれども、輸出保険自身は政府管掌ですね。政府管掌というのはなぜかというと、民間じゃリスクがとれ切れないから政府がやっているわけですね。ところが現実におやりになっていることは、リスクがふえてくるとすぐ保険をとめちゃってやらないというふうなことで、非常……

第101回国会 商工委員会 第6号(1984/04/17、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まずお伺いしたいんですけれども、繊維工業構造改善臨時措置法ですが、昭和四十九年に五年間の時限立法として成立したと思うんですけれども、それが過去これで二回目ですね、どうして延長せざるを得なかったか。時限立法だからそのときに終わるはずですね、どうしてなんでしょう。
【次の発言】 この法体のもともとの目的は、いわゆる構造改善というか過剰設備の廃棄だったと思うんですけれども、その辺はいかがでしょう。
【次の発言】 その辺は後でちょっといろいろと突っ込んでお聞きしたいと思うんですけれどもね。それで、今度出ています、どうしてこの法律を改正するかという趣旨には、何か技術だとかそういうソフトの……

第101回国会 商工委員会 第7号(1984/04/19、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず最初に、機械類の輸入問題についてお伺いしたいんですが、それで昨年度も大分に輸出超過で、輸出が約千五百億ドルですか、それに対して輸入が千二百六十億ドルということで、約二百億ドルの出超になっておるわけですけれどもね。また、これでやはり貿易摩擦の問題も起こってくるということなんで、これ、前からやはり機械類の輸入を促進しようということは通産省としても相当唱えてこられたんですけれども、最近の機械の製品輸入の動向についてまずお伺いしたいんですが。
【次の発言】 それで問題は、私、実は昨年まで機械輸入協会の常任委員をやっていまして、機械の輸入問題については本当に苦労をしたんですけれども、……

第101回国会 商工委員会 第8号(1984/04/24、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず、今度の法律案の改正の主眼点といいますか、その中に債務保証事業の拡大ということがあるわけですね。それは私の聞いている範囲では、組合の実施事業のうち一番大きいウエートを占めているのは組合員に対する資金の貸し付けだというふうに了解しているわけですけれども、ところが実際は、組合員が金融機関から融資を受けようとして、それで組合の保証を得ようとすると、金融機関は、まあこれは当然だと思うんですけれども、役員の個人の連帯保証を求めるということで途端にぎくしゃくしちゃうというケースが非常に多いようなんですね。これはやはり組合自身が信用がないんで、それで役員の個人保証を求められるというふうに……

第101回国会 商工委員会 第9号(1984/05/10、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は今の井上議員の質問と同じように、どうも今度の法改正は消費者過保護の面が強過ぎるんじゃないか。そのためにかえってコストが上がってきていると、結果的には消費者のために余りなってない面があるんじゃないかという感じがするんで、その辺に的を絞って少し質問さしていただきたいと思います。  まず第一に、クーリングオフの期間なんですけれども、衆議院の商工委員会でクーリングオフの期間を四日から七日に延長されていますね。どうもこれは改悪じゃないかという気がするんで、ひとつどういう経過でこうやられたのか、議事録見てもよくわからないものですから、その事情をちょっと御説明していただきたいと思いまして……

第101回国会 商工委員会 第10号(1984/07/24、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、まず最初に、貿易黒字の問題についてお聞きしたいんです。  これはもう皆さん御存じのように、昭和五十八年度には三百五十億ドルの貿易黒字があった。それがことしは四百五十億ドルぐらいになるんじゃないかと言われているわけですね。経常収支でも昭和五十八年度は二百四十三億ドルになって、これがことしは三百五十億ドルぐらいになりそうだということで、それでこれは一般的に言われていることですけれども、黒字幅がGNPの二%を超えると貿易摩擦の発生する危機ラインだと言われているわけですね。ところが、もう現実に二・七%になっているということで、そろそろ、先ほど同僚議員からもありましたけれども、アメ……

第101回国会 大蔵委員会 第10号(1984/04/05、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私もまず酒の税金の問題からお聞きしたいんです。  皆さんもうお聞きになっているように、この問題についてはもうみんな各委員とも同じことを言っているわけですね。しかも、国税庁及び大蔵省は、お答えになるときに、衆参両院で過去何年も同じ質問をされて同じように答えておられると思うんです。  そこで、まず一番初めにお考えいただきたいのは、この酒の税の問題というのは根本的に何か大きな問題を含んでいる、だからみんなこうなっていると。しかも、私に言わせれば、不毛の議論を何年間もみんなやってきたという感じがするんですがね。その辺まず簡単にお答えいただきたいんですが。

第101回国会 大蔵委員会 第27号(1984/07/31、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は質問通告していた順番を変えまして、経営の問題からまずお聞きしたいんです。  今度株式会社になるわけですから、株式会社というのは、先ほど同僚議員の質問にもありましたように、そう簡単につぶすわけにいかないということなんで、これからの官民挙げての一番の大問題は、まずこの新会社を自立さしていくことだろうと思うわけです。そこで、一たん今回は公社を特殊法人にしますね。特殊法人にして将来完全に民営化しようということが意図されていますね。これは大体いつごろが目標になっているのか、感触だけでいいんです。それは検討されてなきゃされてないで結構ですけれども、まずお聞きしたいんです。

第101回国会 大蔵委員会 第29号(1984/08/07、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は通産省にお伺いしたいんですが、その前に私のこの法案に対する立場をまず申し上げます。  これについてはいろいろ問題もあって賛成しかねる面もあるんですけれども、全会派一致だということですから、一応渋々ながら賛成さしていただくということをまず前提に置きまして、二、三御質問したいんです。  まず一番初めに、この法案とか審議を見ておりまして、私が非常に感じるのは、消費者のことというのは余り考えられていないんじゃないかという点なんですね。消費者の立場としましては、一円でもガソリンというのは安い方がいいんだということははっきりしているわけです。ところが、現在のガソリンの業界、消費者市場か……

第101回国会 内閣委員会 第14号(1984/06/21、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず最初にお伺いしたいのは、今度のこの法案の骨子になっております地方郵政局内に地方貯金局及び地方簡易保険局を統合するというふうになっておりますけれども、これのメリットというか、具体的にどういう効果を求めておやりになるのか。ということは、こういう簡単なことでも相当省内では議論されたと思うんです。その結果こういう法案を出してこられたと思うんですけれども、その辺の背景というか、表面的なことじゃなくて、相当突っ込んだ議論があったと思いますので、その辺ちょっとお伺いしたいんですが。
【次の発言】 その地方分権というのは非常に結構なんですけれども、それで相当大幅に権限を委譲するというふうに……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/04/04、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず、厚生省関係からお願いしたいんですけれども、最初に中国残留孤児の問題でございますけれども、総理が先ごろ訪中されたときに、中国残留孤児対策についてどのようなことを話し合われたか、ちょっとお聞きしたいんですが。
【次の発言】 それで、一応形式的というか、儀礼的な応酬だったと思うんですけれども、そのほか、随行の事務局で何か特別に、こういうふうにやろうじゃないかと、非公式でも前向きの施策が話し合われたかどうか、その点はどうでしょうか。
【次の発言】 それで、ちょっと事務局の方からもう一度、今までのいわゆる肉親捜しですね、これは何回も答弁されていると思いますけれども、ちょっと念のため……

第102回国会 環境特別委員会 第3号(1985/03/27、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、今もうずっといろいろ皆さんの議論を聞いていまして、言い尽くされるだけ言い尽くされたということなんです。実は私、この環境委員になって初めてなものですから、いろいろ質問も準備していたんですけれども、この話を聞きまして、これはもう大変なことになっているんだなという感じがしたものですから、この法案については私は賛成なものですから、それでちょっとやめて、フリートーキング的にいろいろ私の意見も交えて意見を交換したいと思うんです。  まず第一に、先ほど丸谷理事もおっしゃいましたように、この法案、これは今、近藤さんもおっしゃったけれども三年間ですね。これは三年で果たしてもう要らなくなるん……

第102回国会 環境特別委員会 第4号(1985/03/29、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 逗子の池子の問題について非常に素朴な疑問をまずお聞きしたいのですけれども、これは質問取りの方によく趣旨を言っておきましたので、説明員の方だと思いますけれども、内部でよく打ち合わせしていただいてきていますね。その点ちょっと初めに確かめたいのです。
【次の発言】 それで、極めて率直な疑問でお聞きしたいんですけれども、きょうの新聞を見ていましても、防衛施設庁と地元の市長との間で相当どんどんどんどん硬化しているという感じがするわけですね。あれを逆に、こういう質問初めてだと思いますけれども、池子の森がやめられない、やめるにいかないというのは一体どういう理由なんですか。あそこに米軍住宅をつ……

第102回国会 環境特別委員会 第6号(1985/04/04、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、乾電池の廃棄処分の問題について少し伺いたいわけです。  きのうこういう質問の全文を関係の通産省、厚生省、環境庁にお渡ししたわけです。これに基づいて実はやろうと思ったんですけれども、審議を早くするために、まずこれに基づいて私の勉強したところというか、了解したところをずっと述べたいわけです。それで、間違えているところだけ後でちょっと訂正していただいて、そして議論を先に進めていきたいと考えるわけです。  まず一番初めに、ボタン型水銀乾電池の回収実績はどうなっているか。例えば、月間販売個数に対する回収個数はどうなっているかというのが第一問だったわけです。これに対し私の了解は、大体……

第102回国会 環境特別委員会 第7号(1985/05/22、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私、通知申し上げておいた質問の内容もあるのですけれども、その前に実はナショナルトラストの問題があります。私はきのう、おとついと知床へ行ってきたわけです。その間、現地の環境庁に非常にお世話になりまして、どうもありがとうございました。おかげさまで非常に勉強さしていただきまして、やはりもう現地を見ないとだめなんだなとつくづく痛感して帰ってきたわけでございます。それに関しましては、また別のナショナルトラストのときにいろいろ質問さしていただきたいと思うのですけれども、ただ、一つだけきょうぜひ御考慮いただきたいという問題がございますので、まずそれから入りたいと思うのです。  網走のところに……

第102回国会 環境特別委員会 第8号(1985/06/12、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私も、今中村委員から問題提起がありました行政と国民運動との限界というか、あり方という点について外山さんにまずお伺いしたいわけです。  先ほどお話がありまして、天神崎のいそに微生物がおる、それから山の方に上がっていきますと、あそこを荒らされるとまたいその方の生態系も変わるというふうなことも大分いろいろ現地でもお伺いしたわけですけれども、例えば、将来小学生がどんどんあそこへ見学に行く、そのために生態系が狂ってしまうという場合に、先ほどは行政によって中へ入る車とか何かを規制しなければいかぬというふうにおっしゃいましたけれども、今、中村さんからもちょっとそういう話がありましたが、行政が……

第102回国会 商工委員会 閉会後第1号(1985/09/03、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私、きょうは再びといいますか、長官に対しては初めてかもしれませんけれども、石油の自由化の問題について関連してお伺いしたいわけです。  まず一番初めにお伺いしたいのは、今回貿易摩擦の問題をきっかけに、アクションプログラムをつくられましたね。私は再三この委員会、ほかの特別委員会でも申し上げているんですけれども、今度のアクションプログラムには石油製品の自由化の問題というのは全然触れられておりませんね。これは一体どういう理由なのか、もう既に自由化されているから今さらメンションするまでもないんだというふうなことなのか、その辺の事情をまずお伺いしたいわけです。

第102回国会 商工委員会 第5号(1985/03/28、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はガソリンの問題についてお聞きしたいわけです。それで、これにつきましては、去年の終わり以来何回も質問主意書でいろいろお聞きしたんですけれども、余り的確な御答弁をいただけないというのでこの際少しお聞きしたいと思うわけです。  その前に一つ、おととい判決がありました鶴岡の灯油裁判ですね。逆転裁判になりましたですね。それで、消費者、主婦たちの消費者運動が勝訴になったわけですね。業界はこれで当然控訴するだろうと思うんですけれども、この判決に対するまず御所見をお伺いしたいんですが、どういうふうに通産省としては受けとめておられるかという点。

第102回国会 商工委員会 第6号(1985/04/02、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 その前に、長官、けさほどはどうもお呼びしておきまして、時間がなかったものですから失礼いたしました。  今回も、前回の商工委員会に続いて、私はガソリン問題、ガソリン問題というよりも、きょうは少し次元を上げまして、石油政策というか、石油産業政策という点についていろいろ続けたいと思うわけです。  まず、一番初めにお確かめしたいのは、これは質問主意書でもお確かめしたんですけれども、輸入貿易管理令ですね、これによると、ガソリンというのはその輸入禁止品目には入ってない、したがって自由品目であるということでよろしゅうございますね、まず。

第102回国会 商工委員会 第7号(1985/04/03、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまず、現在の日本の経済の状況をどういうふうに把握するかというふうな点で少し教えていただきたいと思うわけです。まあ委嘱審査というのは、もうこれで終わったと考えていただいて結構なんで、あとはひとつリラックスしていただいて、フリートーキング的にいろいろ率直に意見をお聞かせいただきたいと思うわけです。  この席には大変なエコノミストもおられるの で、私こういう問題を取り上げるのは少し気おくれするんですけれども、そこを勇気を出してひとつお尋ねしたいと思うわけです。  初めに、私の感じを申し上げますと、日本経済というのは、既にもう夏から秋、秋も相当進んだ段階まで入っているのじゃないかと……

第102回国会 商工委員会 第8号(1985/04/09、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私も一応こういうふうに質問の用意はしてたんですけれども、けさほど来、先発委員の方からほとんどの質問が出てしまったものですから、ちょっとこれ置きまして、二、三雑談的にお伺いしたいわけです。  まず一番初めに、ちょっといろいろいただきまして、見て、非常にびっくりしたのは、やはり日本が世界の四二%でパテント王国だと、これだけのパテント王国でありながら基礎技術が全然おくれていると。先ほど伏見先生からも言われましたけれども、創造性がないというふうなことですね。この辺長官どういうふうにごらんになっているか、まず御所見をお伺いしたいんですがね。

第102回国会 商工委員会 第9号(1985/04/11、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 けさほどから、この法案の問題並びに中小企業一般の問題については、各委員の方からほとんど問題が出尽くしたと思うので、私、最後に少し中小企業というものについての物の考え方で、私自身もまだ十分にこなしていないわけですけれども、その辺、私の意見も聞いていただいて、それで通産省の方のお考えも伺いたいと思うわけです。  まず私は、けさからずっと聞いておりまして、中小企業という言葉自身が何かもう時代に少しそぐわない、そぐわないというよりも少し時代の方が進んでいるんじゃないかという感じで承ったわけです。かつて、中小企業庁ができたのは昭和二十五、六年ごろでしょうね、それからもう三十五年たっている……

第102回国会 商工委員会 第11号(1985/04/18、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私もできるだけ早く質問を切り上げたいと思いますけれども、それで実はこれ十四ぐらい準備してあるんですけれども、ほとんどの質問について同僚議員の方に先にいろいろありましたので、もうほとんど残ってないわけです。それで二、三これに従ってちょっとお聞きしたい点があるんです。  まず初めの、IPAの問い三です。これはここに、「特定プログラム普及状況」(五十九年十一月三十日現在)、こうあるわけです。これで見ますと、昭和五十八年、五十九年に普及状況が急激に伸びている。この伸びている原因というのは、パソコン用の普及本数が急激に伸びているということですね。パソコンが昭和五十八年、五十九年ぐらいに伸……

第102回国会 商工委員会 第12号(1985/04/23、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 問題が限られていますので、朝からの議論で、同じことを何回も繰り返すぐらい審議が尽くされたんで、私、これ順番が後だとみんな先を越されちゃって言うことなくなっちゃうわけですね。せっかく打ち合わせして、こんなにいろいろつくってきたんです。これはもう全部やめます。それで私、この法案には賛成なんで、あとは少し思いついた点を二、三お聞きして、できるだけ私も早く終わりたいと思うんです。  まず、非常に皮肉っぽい質問をするわけですけれども、これは昭和十一年十月一日ですか、設立されて五十年たったと、それが制限を外すということなんですけれども、一度問題を原点に戻して、それで実際もう来年なら来年これ……

第102回国会 商工委員会 第13号(1985/04/25、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 どうも、きょうは御苦労さまです。  私は、今回の貿易摩擦について赤澤さんにまずお伺いしたいのですが、今回貿易摩擦とか経済摩擦と言われていますけれども、私はこれはむしろ政治摩擦じゃないかと思うわけですね。あるいは文化摩擦かもしれません、今の田代委員の話がありましたように。といいますのは、実はちょっと話を変えまして自動車の自主規制の問題、これを続けようという話が年末から年初にかけてあったわけですね。そのときに、アメリカの方で、あの自動車の自主規制というのは日本のカルテルであるという意見があったわけです。向こうの消費者としては、日本の安い自動車、メンテナンスフリーのものを欲しい。とこ……

第102回国会 商工委員会 第14号(1985/05/14、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 まず、貿易研修センターに関して質問したいわけです。それで、あらかじめ質問をお打ち合わせしたんですけれども、時間の関係がありますんで、まず問いの四と六と七、この三問に絞って質問さしていただきたいと思うわけです。  まず、問い四、「貿易研修センターの研修は講義形式が多く、アカデミックな色彩が強く、実務的ではないという声を聞くが、もっとケーススタディ等を採り入れ、実務的なものとすべきと考えるがどうか。」という点でございますが、いかがですか。
【次の発言】 私の部下も相当ここを卒業しているわけです。それで、これ見ていますと、いろいろ話聞きますと、それから外国人なんかの結果も聞きますと、……

第102回国会 商工委員会 第15号(1985/05/16、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 基盤技術のこの法案について、実はおととい、私が夢物語ということで途中までやったわけです。先ほど市川理事から話があったわけです。そのときに大臣おられませんでしたし、きのうの連合審査で、私は補助金の特別委員会に行っておりましたので大臣のお答え聞いていないんですけれども、改めてこの法案とSDIの関係はどうなのかということをお聞きしたいわけです。
【次の発言】 今大臣から、明快に関係ないと言っていただきましたので、それ関係ないとすれば、こういう基盤技術というのは私まだ多少抵抗があるんですけれども、基礎技術の開発については賛成でございますので、私の質疑はこれで打ち切らしていただきます。

第102回国会 商工委員会 第16号(1985/05/23、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 これ毎度のことなんですけれども、私いつも一番最後なものですから、全部同僚委員に質問されてしまいまして、もう全然残っていないんです。十六ぐらい用意してあるのを、今も私、耐用年数の問題とヨーロッパのカルテルの疑いの問題、これ取っておきで質問しようと思っていたら、また井上先生に先にやられてしまってもう何も残らないんです。それで、実は私きょうも出入りしてましたんで、あるいはほかの委員から質問があって既にお答え済みの件も多々あると思うんです。そういうときには、前にも質問がありまして答弁いたしておりますがということで、もう簡単に、木で鼻をくくったような答弁で結構ですから、次々とやっていって……

第102回国会 商工委員会 第17号(1985/05/28、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 この問題につきましては、衆議院の議事録拝見しますと、石井長官初め黒田次長も非常に高邁な議論をいろいろやっておられるということを拝見いたしまして、参議院としても、少し私も次元を上げて質疑申し上げたいんです。  それで、まず第一に、この法案の背景になります中小企業のあり方ということですね。具体的には、例えば二十一世紀における日本の中小企業というのはどうあるべきだと、大企業との関係においてどういうふうに考えておられるのか。今こうして、わざわざこういう法案を出して技術開発をやろうというふうなお考えなんですけれども、逆説的に言って、もしもこれをやらずにほっておいたら、日本の工業というのは……

第102回国会 商工委員会 第18号(1985/05/30、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は結論的に言いましてこの法案にも大賛成ですし、今後どんどんこういうものを進めていっていただきたいと思うわけです。やはり組織というのは、あるところで変更して、余り効果がなさそうに見えても、やっぱり変えることの方がビビッドになっていくし、活性化するんじゃないかということなんで、こういう効果があるとかないとかということをもちろん考えることは必要ですけれども、やっぱり同じならどんどん変えていくべきじゃないかというふうに思うわけです。  それで、その次の問題なんですけれども、実はこういう数字を私は引っ張り出したのですけれども、この数字が合っているかどうか、多少は違うかもしれませんけれど……

第102回国会 商工委員会 第19号(1985/06/06、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私も前回に引き続きまして、その南大夕張炭鉱の問題について、質問というよりも、やはり提言といいますか、私のアイデアを申し上げてひとつ参考にしていただきたいと思うわけです。  まあ石炭の問題につきましては、これはもうあらゆる委員会で、相当皆さんエキスパートの方がいろいろな点から問題を解明されておりますので、私のような素人があんまりここでごちゃごちゃ言う筋合いのものじゃないと思うんですけれども、それでただ、まだやはり井上委員のように、素人なりにやっぱり思いつく点もございますので、そういった点を、参考になるかどうか申し上げたいと思うわけです。  その前に、前回この委員会で申し上げました……

第102回国会 商工委員会 第20号(1985/06/21、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 先ほどからの議論でもう全部言い尽くされてしまったと思うんです。私も全部それは大賛成ですが、あれほどホットなディスカッションが行われたわけですから、少し肩の力を抜いていただいて、フリーディスカッション的にやりたいと思うんです。実は夕べも、このきょうのことで雑談していたんですけれども、どうせ我々のところへ質問が来る時分になったら全部言い尽くされてしまって、何にももう、ちゃんこなべの汁も残ってないだろうから、その辺は少し頭をフレキシブルにして対応しようじゃないですかという話をしていたわけです。それで、実はきょうの質問通告も、それを予想したわけでもないんですけれども、質問通告をほとんど……

第102回国会 大蔵委員会 第16号(1985/06/11、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 実はこのテーマにつきましては、私去年も大蔵委員会に出させていただいたし、予算委員会あるいは決算委員会その他でもこの国債問題というのは取り上げてきたわけです。  それで、先ほどからお聞きしておりまして、非常に各委員全部そうなんですけれども、ここに出されてきた法案自身はそれはまあ大したものじゃない――大したものじゃないと言うとおかしいですけれども、後追いで、あるいはカンフルかもしれないしそれは輸血かもしれないんです。これをやらなきゃ確かに死んじゃうという大問題ではありますけれども、問題はやはりその背後にあるこの国債残高をどうするかという問題だと思うんですね。その問題がなかなか解明さ……

第102回国会 大蔵委員会 第17号(1985/06/13、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はおとといの委員会で、百三十三兆ある国債、これは大変な問題じゃないか。どういうふうにして償還するか。これはもう政府任せじゃなくて、みんな、国民全体の問題として考えなきゃいかぬじゃないかということを申し上げたわけです。  それで、私なりに、ない知恵も少しあるのでこの次の委員会でと申し上げたわけですけれども、たまたま昨年十二月二十一日に財政制度審議会が出された建議書の中にも、昭和六十一年度になったら公債の償還財源の問題はもはや猶予を許されなくなる、したがって「償還財源の充実について最大限の努力、工夫を行うよう、強く要望する。」とあるわけですね。これはもう努力はもちろんですが、「工……

第102回国会 大蔵委員会 第18号(1985/06/14、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私、時間が少ないものですから、貝塚参考人にだけお尋ねしたいわけです。  三点ございまして、一つは、この委員会でも質問したのですが、多額の公債をうまく償還した世界の財政史上の例を教えていただきたいということ。二番目は、一般的に考えられる国債償還の方法と、過去に最も多くとられた手段というのですか、方法はどういうものであったかということ。それから三番目は、財政学的に見て、国債を確実に償還できるという限度はGNPまたは歳出の何割ぐらいまでなのだろうか、あんまり多くなると償還できないというふうなことがございます。  この三点を、適当にまとめて十分の時間の範囲内で教えていただきたいというこ……

第102回国会 大蔵委員会 第19号(1985/06/18、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 もう時間も大分遅いのでできるだけ簡単に打ち上げたいと思います。  先日、私、トンチン公債のことについて途中までやっておりますので、これをきょう簡単にできるだけ早くまとめたいと思うわけです。  そこでまずお聞きしたいのですが、あのときに一つ問題になりましたのは、トンチン公債で一兆円なら一兆円の元本が設定される。そうすると、これをすぐ国債の方で償還してしまうと、仮に数字を簡単にして一割なら一割の配当を毎年やっていくとすれば、ずっと一割の配当が五十年も六十年も続いてしまう、六十年続くかどうかは別にして。そうするとこれはもうその配当だけ残るから非常に大変だという御説明があったわけですね……

第102回国会 大蔵委員会 第20号(1985/06/20、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、せんだってのトンチン公債に引き続いて、まずその国債償還の原資あるいはその借りかえ、特に借換債用の原資として、都会地にある土地の利用という点から私なりの提案をしてみたいと思うわけです。  それで、結論から言いますと、都会の中にある農地の所有と利用というものを分離する、そういう手を打つことによってどんどん土地を提供してもらうというアイデアなわけです。  今まで政府によっていろいろな土地の動員施策が講じられたわけですけれども、もう一つ思ったように土地が放出されないという原因を考えてみますと、まず、一度それ売ってしまったらもう再び土地というのは手に入らないだろうということがあるわ……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1985/04/22、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、まず補助金に関して、特に農業に関連して質問したいと思って準備しているわけですけれども、きょう大分時間が遅いものですから、一応補助金というものの物の考え方だけお聞きしたいと思います。  それで、まず農水省にお伺いしたいんですが、全般的に、昭和五十八年の会計検査院報告によりますと、彼らが八・四%の件数を調べた調査の結果だけで税金のむだ遣いが百七十一億円あったと、そのうちに補助金のむだ遣いと見られるものが六十二億円あったという報告をしているわけですね。これが八・四%ですから、これ一〇〇%に一応換算しますと約二千億円がむだ遭いされていて、補助金も七百四十億円ぐらいむだ遣いされてい……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第4号(1985/04/24、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 木本でございます。参考人の皆様、きょうはどうも御苦労さまでございます。私は政治家としても素人な上に地方自治については全然暗いものですから、初歩的なことからひとつ教えていただきたいと思うわけです。  それでまず最初に、地方財政における補助金の位置づけといいますか意義、それが私よくわからないんですけれども、昭和三十年代、四十年代、五十年代、だんだん意義が薄れてきたんじゃないか、あるいはふえているのかもしれません。その辺の感触をまず教えていただきたいわけです。本島さん、よろしく。
【次の発言】 私の質問の仕方が少し悪かったかもしれませんけれども、補助金のようなこういう各都市、市町村全……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1985/04/25、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 参考人の皆様方、どうも御苦労さまでございます。お疲れのところ恐れ入りますが、できるだけ早く切り上げますので、もう少しおつき合いいただきたいと思います。  私は、まず館先生にお伺いしたいんですが、この補助金問題は氷山の一角だと思うんですが、こういうものが非常にクローズアップされてきたのは、一つには日本全体の、けさほどナショナルミニマムとおっしゃいましたけれども、それが達成されて、上下の格差が非常になくなってきた。それで細かく言えばまだまだあると思うんです。しかし、正規分布の五%有意とか何かで九〇%ぐらいとりますと、ほとんど差がなくなってきているというふうなことで、補助金自体が余り……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第7号(1985/05/13、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまず石炭産業について質問したいんですけれども、通産大臣が何か御用がおありになるようなんでとりあえず進めていきたいと思います。  それで、初めにお断りしたいんですが、私ここで取り上げるのは、決して石炭産業をつぶせとか石炭産業はけしからぬというふうなことを言うんじゃなくて、むしろ将来の日本経済全体にとって産業構造の転換あるいは構造変革を進めるべきじゃないかという一つの例としてまず石炭産業を取り上げていきたいと思うわけです。  それで、先日も不幸なことにまた炭鉱の爆発事故がございました。この問題につきましては商工委員会で別にその質疑があるようなんで、そこで詳しくはやりたいと思うん……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第9号(1985/05/15、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私、きょうは農林水産省関係で特に米作の問題、それについて質問したいわけです。  まず最初に、少しとっぴな例なんですけれども、実はこれは大阪の近郊で、周りはもうほとんど住宅地帯になっているわけですが、その真ん中に田んぼが二反歩、六十アール、それだけ残っておりまして、御主人はもちろんサラリーマンで、奥さんは全然農業をやっていない、子供たちも学校へ行っていて、その二反歩で人を雇って米をつくっているわけですね。それで自分たちの飯米にしている。それを全然売っていないわけです。あとは縁故米とか何かに使っている、こういう事実があるわけです。これについて所感的にこういう農家の存在というものを大……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第10号(1985/05/16、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 きょうも続いて農水関係の質問をさしていただきたいと思うわけです。これは決して私が農水関係ばかりにねらいをつけているということじゃなくて、やはり農水が一番補助金も多いし、いろいろバラエティーも富んでいるので、補助金問題を取り上げるとすれば一番適切じゃないかと思うからなんです。そういうことで少しおつき合いいただきたいわけです。  まず、最初に農業機械の問題についてお伺いしたいんですけれども、これちょっと統計は古いんですが、昭和五十七年度の農機の補助導入関係事業の予算が二千三百億円あって、そのうち総務庁が行政監査でいろいろ調べた結果は、農機分として把握できたのは百七十一億円だったどい……

第102回国会 予算委員会 第16号(1985/03/29、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、GNP一%枠というものについての解釈といいますか性格、どういう性格なのかということ、あるいはそれの意義についてお伺いしたいわけです。  まず一番初めに、今現在の日本の国民の八〇%が現在の日本政府の防衛政策を支持しているというふうな統計もあるわけですね。ところが、私はこれの根拠は二つあると思うんです。  一つは、まず、人間も生物である以上、必ずやはり自衛努力が必要である、一瞬たりとも自衛努力を怠ると天敵にやられてしまう。したがって、最低限の自衛力を持っていなければいかぬということが一点だと思うんですね。  二番目は、八〇%が支持しているという理由は、やはり一%枠があると、一……

第102回国会 予算委員会 第19号(1985/04/02、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はタクシー問題で質問したいわけですが、質問に先立って、運輸大臣にお伺いしたいわけですけれども、運輸省というのは、いわゆる許認可官庁だと言われていて、これを今後政策官庁に変身していかなければいかぬということを大臣もしょっちゅう言われているわけですけれども、具体的に大臣としてはどういうふうに許認可をやめて政策官庁に切りかえていこうとされているか、その辺からまずお伺いしたいわけです。
【次の発言】 ぜひお進めいただきたいと思うわけです。  それで、これは釈迦に説法になりますけれども、どうしても森の中に入ってしまうと木しか見ないということなんで、本当にそういう許認可が必要なのかどうか……

第103回国会 商工委員会 第2号(1985/11/21、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は三つの点について質問したいんですけれども、余りに質問通告が莫然としているんでお答えにくい面もあると思いますけれども、お答えにくい点は答えにくいと言っていただければ結構でございますから、ひとつ柔軟な問答をしてみたいと思うんです。  まず一番初めは、先日商工委員会で、群馬、長野の委員視察に行ったわけですけれども、それでいろいろ問題を感じたんですが、時間の関係で一つだけ申し上げたいんですけれども、松本に松本家具という伝統工芸というのですか、家具屋さんがあるわけです。なかなか立派なものをつくっておられるんですけれども、何しろ値段が高くて到底ちょっと私なんかの手には負えないという感じ……

第103回国会 商工委員会 第3号(1985/11/26、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 この法案につきましては、朝から各委員から、いろいろあらゆる角度から審議いただいておりますので、もう何にも言うことございませんし、これを私賛成することになっておりますので、この法案はちょっと片づけまして、それで電力問題について二つの角度から質問したいんです。  一つは、電力料金をずっともう凍結できないだろうかという観点が一つ。それで、またそれに関連して、電力会社の経営を自由化すべきじゃないかということなんです。  初めの方の電力料金の凍結ということにつきましては、先ほども井上委員からいろいろお話がありましたように、先ほど大臣もお答えになりましたように、円高だから円高差益を還元する……

第103回国会 商工委員会 第6号(1985/12/12、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 きょうは、衆議院からわざわざ来ていただきまして、どうもお忙しいところありがとうございます。  この本法案の中身のやりとりについては、これはもう先日来同僚議員がいろいろの角度から尽くされておりますのではっきりしているんですけれども、ただ、これでひとつ修正の点で期限が延長されたということですね。私は非常に重大に考えておりまして、まず、その点を中心に質問さしていただきたいと思うわけです。いつも余りそういうことやらないのですけれども、きょうは内容を的確にわかっていただくために、私、書いてきましたので、ちょっと冒頭私の立場を、こういう立場だということをひとつ御理解いただきたいと思うんです……

第104回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1986/04/03、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、結論的には沖縄に国家ベースの一大リゾートエリアをつくったらどうだということをちょっと提案申し上げたいのです。私は、この構想についてはずっと前から考えておりまして、やはり日本もそういうものが必要なのじゃないかと思ったのですけれども、たまたま沖特の委員になりましたのでこの場で提案させていただきたいわけです。  私の構想といいますのは、後で詳しく説明しますけれども、まず真ん中に国営のカジノをつくって、それで周りに大きなホテルをつくる。これはもちろん外国人がどんどん来れる観光ホテルですけれどもね。そのまた外側に、今度はフリーゾーンとして免税のショッピングセンターをつくる。その地域……

第104回国会 環境特別委員会 第5号(1986/05/14、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 高桑先生の高邁なるお話の後で、私は非常にレベルの低い話をしたいわけですけれども、実は私、今横浜に住んでおりまして、最近、横浜ほたるの会というところに入りまして、それで皆さんにいろいろ教えてもらって、私は横浜じゅうに蛍を飛ばそうという夢というか、野望というか、そういうふうなものを持ちましてね、それで今、まずとにかく蛍のえさになるカワニナ貝から飼ってみようということでやっているわけなんですね。実は私がこういうことを考えましたのは、二月に決算委員会で、国有財産の調査という名目で宮中に見学に行ったわけですね。その宮中でいろいろ珍しいこと、あるいは知らなかったこと、非常に感激したこともい……

第104回国会 決算委員会 第2号(1986/01/22、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、実はトンチン年金の問題について少し皆さんと検討してみたいと思うわけなんですけれども、それでまず一番初めにお互いのアンダースタンディングのレベルを一致させるために、厚生省の方でトンチン年金というものはどういうものであって、どういう仕組みで、過去歴史的にはどういうことがあったと、そしてその問題点、日本で適用する場合にはどういう問題点があるだろうというふうにお考えか、その辺をまずお伺いしたいんです。
【次の発言】 まさにそういうタイプの年金なわけです。それで、私が実はこの問題を持ち出しましたのは、まあこれは後で私の本当に申し上げたいのは、現在日本でどんどん寿命が長くなってきて高……

第104回国会 決算委員会 第3号(1986/01/23、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は学校給食について、結論的に言えばもうやめたらどうか、廃止したらどうかということでちょっと御意見を伺いたいわけです。  現在、ざっとですけれども大体年間一兆円ぐらい給食にかかっているわけですね。父兄の負担が五千億ぐらいで地方自治体と国が大体あと半分と、こういうふうな金をかけてやっている。それなりに今までは意味があったと思うんですけれども、もう給食の目的というのは全部終わってしまっているんじゃないか。したがってそういう給食のあり方というものを見直す必要があるんじゃないかということを感じるんですけれどもね。まず、その辺どういう御意見を持っておられるかお伺いしたいのですが。

第104回国会 決算委員会 第4号(1986/03/05、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、定数是正というか定数の考え方という点から自治省の見解といいますか、どういうふうにお考えになっているのかという基本的な点を質問したいわけです。  けさほど来、定数是正の問題については各同僚委員から相当いろいろ突っ込んだ話がありまして、衆議院自体で非常に大きな問題になっているという時期で、いよいよこういう論議も最終段階に来ているんじゃないかという気がするわけですね。ところが、私、ちょっと素朴な疑問なんですけれども、国民の方は確かにインバランスがあるからこれはもう是正しなきゃいかぬという気持ちがあることはもうはっきりしているんですけれども、それ以上にインバランスの訂正する方法と……

第104回国会 決算委員会 第5号(1986/04/07、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私、今現在、アメリカと五百億ドルの貿易摩擦があるわけですね。これはまあ後でお聞きしますけれども、西独との間も四百億ドルあるというふうな状況で、非常にこの貿易摩擦の問題、日本側は問題になっているけれども、対西独とは余り問題にならないというふうな状況があるわけですね。これについては、一体どうしてそういうことなのかということが今までよく議論されたわけです。  私はひとつ全然別の観点から意見を言いたいんですけれども、ついこの間、私の友達でもう日本語のおかしい日本人の弁護士がアメリカから来ていろいろ話したんですけれども、底に、やっぱり基本的にあるのは、まあ言葉は大変差し支えあるかもしれま……

第104回国会 決算委員会 第6号(1986/04/14、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、行政における政治のかかわり方というちょっと大上段に振りかぶった観点から質問したいわけですがね。特に農林行政における政治というのはどういう立場であるべきなんだろうということを質問したいわけです。それで、具体的には二つ例を用意しておりまして、一つはオーストラリアから輸入するオレンジに対するミバエ防除の問題、それからもう一つは米の小売免許に関する問題ですね。この二つを例に挙げて、先ほどの行政における政治のかかわり合いということを質問したいわけです。それで、ちょっとその質問に先立ちまして、私は午前中から日ソ漁業交渉の話を聞いておりまして、私どうも商社マンの感覚というのは、政治やあ……

第104回国会 決算委員会 第7号(1986/04/21、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、スキー場におけるスキーリフトの問題について質問したいんですけれども、スキーリフトといいましても、いわゆる事故の問題だとか安全対策ではなくてスキー場自身における経営指導といいますか、その面なんです。もちろん後で少しは安全対策といったことにも話を触れたいんですけれども、それを通じて今後の運輸省の許認可行政のあり方という点をお聞きしたいわけです。  私はこの三十年来、毎年五、六回はスキーに行っているわけです。それで、スキーに行くたびにどうも日本のスキー場というのは何かぎくしゃくしているなという感じがありまして、それで最近そういったことをいろいろリフトに乗りながらそれこそ考えてい……

第104回国会 決算委員会 第8号(1986/05/10、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は今の酒の税金あるいはガソリンの税金というものの考え方について、税哲学といいますか、間接税あるいは従量税、そういったものの考え方についてちょっとこれは逆に教えていただきたいと思うわけですけれども、今実は関先生からもお話がありましたアルコール税ですけれども、これは例えばスコッチの輸入の場合を考えますと、資料をお願いしておいたんですが完全な資料が出てないので数字がうろ覚えでやりますけれども、例えばFOBが七百円か八百円のものが、今ポンドが二割ぐらい安くなっているわけですね、ところがそれに対する酒の税金というのは相変わらず千五百七十円ぐらいかかっているわけです。そうしますと、FOB……

第104回国会 決算委員会 第9号(1986/05/12、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、今の決算の審査をずっと聞いておりまして、日本の財政のあり方がやっぱり大分変わってきているんじゃないかという気がするわけです。したがって、そういう点から一つだけ例を挙げて質回したいわけです。  先般、商工委員会を中心にして通りました民活法案の中に、都市再開発の問題があるわけですけれども、その都市再開発を進めるとすれば、やっぱり一番大事なのは、いかにして土地を入手するかという問題だと思うわけです。  私、今、麹町の宿舎におりまして、毎朝あの辺を走っておるわけですけれども、あの辺にも相当再開発に適した土地があるんですけれども、みんな小さく、普通の個人が持っているわけですね。これ……

第104回国会 決算委員会 第10号(1986/05/16、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまず総理に、政治のあり方あるいは行政のあり方という点からお考えをお聞きしたいわけなんですが、例えば国民の知る権利というのがございますね。そういうことよりも以前に真実を知らすこと、知らされること、あるいはそういうことについて総理がどういうふうにお考えになっているかということをまずお聞きしたいんです。  それで、多少比喩的になって申しわけないんですけれども、例えば総理ががんになられますね。そしてもう手おくれで手術も間に合わないということになった場合、自分ががんであることを知らされたいか、あるいはもう知らされないまま極楽に送っていただきたいか、どういうふうにお考えになるかという点……

第104回国会 商工委員会 第2号(1986/02/14、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 きょうは二割ずつ質問時間を返上するということですから、また私も要領よくやりたいと思います。  それで、まずこの法案については、もう先ほどから同僚議員の審議で全部尽くされていると思いますんで、私は円高の問題及び中小企業の置かれている位置というものについて、通産省あるいは大臣がどういうふうにお考えかという点で、二、三の質問をさしていただきたいと思います。  まず広海部長にお聞きしたいんですが、今中小企業と称されているのは六百五十万だと言われていますね。その中でいわゆる生業とか零細企業ですね、町の家族でやっている商店とかそういったものがどのぐらいあって、そしていわゆるこの法案の対象に……

第104回国会 商工委員会 第3号(1986/03/20、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 けさほど来円高に関する問題がいろいろ議論されておるわけですが、私は円高の問題も差し当たっては大変なんですけれども、これに続いてくる次のデフレといいますか、非常に景気が悪くなるということの方が大問題じゃないかというふうに受けとめておるわけです。  この経過につきましては、ちょっとこれは後回しにして、それで一応前提としてそういう非常な不況になってくるというマクロ的な前提に立った場合に、どういう影響があるだろうかということを取り上げてみたいわけです。  それで、もちろんこれはそういう不況になってくると中小企業に一番大きな打撃が来るということは確かなんですけれども、やはり大企業にも大き……

第104回国会 商工委員会 第4号(1986/03/27、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 大分もう時間が遅くなりまして、それでこの法案については毎度申し上げるんですけれども、私の順番一番後なものですから、全部先発の方々に言い尽くされて何も残っていないわけです、例によって。それで私はちょっと想定問答集はもうおさめていただいて、フリートーキング的に、けさほどからの議論を全部踏まえながら、ひとつ、きざな言い方ですけれども、哲学的に少しまとめ上げたいと思うわけです。  それは、要するに突き詰めて言いますと、安全性の問題と経済性の問題だと思うんです。この経済性の問題というのはもちろんメリットもありますし、それから効率もあれば、それから利便性とか、それからコストの問題いろいろあ……

第104回国会 商工委員会 第5号(1986/04/02、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、この昭和六十一年度の予算の中に、石油精製合理化対策事業費等補助金としてことしから五十億円予算が計上されているわけですが、これに関連して、先ごろ秋に法案が通過しましたガソリン輸入の問題、それから石油精製業界の合理化の問題といったものについて質問したいわけなんです。  しかし、その質問に先立って、先ほどマルコス疑惑の問題で市川理事から、商社が相当もうけているのじゃないか、だからこれを調査しろという要求がありましたけれども、私ぜひこれを調査していただきたいと思うわけです。これは私、元商社マンとしての私の経験からいって、これは調査しますと驚くほど口銭が少ない、商社自身の利益は驚く……

第104回国会 商工委員会 第6号(1986/04/10、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はいつも一番最後になるわけですけれども、この法案に関しましては私賛成いたしますので、一応この法案に直接、まあ関係あるんですけれども、別の面からいろいろ御意見をお聞きしたいと思うわけです。  私は、この法案に賛成するとは申し上げましたけれども、必ずしもこれがベストな方法だとは思っていないわけです。やはり私に言わせれば、これは次善の策であるというか、暫定的にあるいは緊急避難としてこういうものはとりあえずは要るだろう。V二五〇〇あるいはYXXというようなものを開発を進めていくためには、こういうふうなものはなければどうしようもないから、とりあえずこの法案は通して、そしてやっていただく……

第104回国会 商工委員会 第7号(1986/04/17、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 また例によって、私今回は質問をいろいろ七項目ぐらい用意したんですけれども、ほとんど全部言い尽くされてしまったので、それからこの法案の内容については、けさ方からもう皆、各委員からいろいろと細かいところまで突っ込まれていますので、私はこの法案には賛成ですから、今後の対応の仕方という点から、せっかく時間を五十分初めでいただきましたので、少し使わしていただきたいと思うわけです。  それで初めに、私非常に勉強不足で申しわけないので。二、三のことをちょっと教えていただきたいと思うんですが、まず、地域情報センターでいろいろコンサルタント、それから相談、指導に乗っておられますが、それは無料で全……

第104回国会 商工委員会 第8号(1986/04/22、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 毎々同じようなことを申し上げて非常に心苦しいのですけれども、この法案を拝見さしていただき、勉強さしていただきまして、やはり次善、三善の策としてはやむを得ないだろうし、私も賛成しようとは思うのです。しかし必ずしもこれがベストだとはちょっと考えられない。私ずっと民間におりましたので、こういう法案を見ますと、自分がやる立場に立ったらどうだろう、こういう法案に基づいて、これだけのプロジェクトがいろいろありますが、これを自分が社長になってやるとしたらどうだろうということをすぐ考えるんですね。そうしますと、やはりこれではちょっと不十分ではないかなという感じがあるものですから、そういう観点か……

第104回国会 商工委員会 第10号(1986/05/13、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、この消安法については、もう先発議員から大分議論が尽くされておりますし、余り問題にするところもないようでございますので、後で時間がありましたら二、三ちょっと質問させていただきたいのです。  それで、実は私、原発行政のあり方について、通産省の考え方をお聞きしたいと思うわけなんです。  ソ連のチェルノブイル原子力発電所が事故を起こしまして、それに対する対応、これは世界的な大問題になっているわけですが、日本の対応を見ておりまして、従来どおりのパターンではあるんですけれども、そろそろ一部対応を変えなきゃいけないんじゃないかという気がするわけなんですね。といいますのは、きのうも決算委……

第104回国会 商工委員会 第11号(1986/05/15、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 この法案につきましては、けさほど来もう相当各同僚議員から細かい点まで突っ込んで話がありましたし、そしてまた参考人の意見を聞いたりして問題の所在をはっきり浮き彫りにされたと思うわけです。したがって私は、こういう個々の問題を突っ込んでいくよりも、むしろ物の考え方ということで少し話に応じていただきたいと思うわけです。それで、松尾審議官、朝からもう非常に一人で奮闘されてお疲れだと思いますので、私の時間の間はどうぞ休憩していただいて、少し福川局長と話したいと思うんですね。  まず私、この話をずっと聞いていまして、これは法律の網をかぶせるのは非常に難しいんじゃないかという感じがするんですね……

第104回国会 商工委員会 第12号(1986/05/20、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私はまず円高の背景ということについて質問したいのですが、実はゆうべ宿舎で電話でレクを受けたんですが、そのときにきょうの質問をそちらの方で書いて用意していただくという話だったんですけれども、その質問もないし、それから数字も確認していただくようにお願いしておいたのですが、それも来ていませんのでアドリブでやりますけれども、大して難しい問題じゃないです。  それで、まず、ここに私持っていますのは、これはアメリカでつくった資料なんです。これによりますと、主要国の輸出と輸入のバランスをグラフにしているのですね。これで見なくてもいいんですけれども、これで見ますと、八四年度、五十九年度は日本の……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1986/11/21、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 十二時までの間に、北方領土の問題について基本的な点から少し考えていきたいと思うわけです。  それで、厳密、事実上現在、日本とソ連の間はいまだに戦争状態なわけですね。これは平和条約が締結されていませんから戦争状態にある。ただ、けさほど大臣がおっしゃったように、実際の交戦状況は一応休戦になっている。しかも、賠償問題も一応話がついている。残る問題は領土問題だけだというふうに解釈していいわけですね。  この領土問題なんですけれども、領土問題は先ほどから歴史的にあるいは法的にどういう範囲なんだということがいろいろ議論がありますけれども、これはちょっと別にしまして、現実の問題あるいは国民感……

第107回国会 商工委員会 第2号(1986/10/28、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 けさほどから、各委員から円高問題及び貿易インバランスの問題が繰り返しテーマに挙げられているわけです。また私もそれをやろうと思うんですけれども、これは今現在通産省あるいは経企庁、あるいは内閣、あるいは政府、日本全体が抱えている一番大問題と思うわけですね。したがって、しつこいようなんですけれども、再び私もその問題を取り上げたい。ただ私の場合に、ちょっとここでもう一度原点に返ってこの貿易インバランスの問題を考えてみたい。考えてみたいというよりも、私自身が非常によくわからない点があるわけです。その辺を教えていただきたいということで、質問とか答弁とかということじゃなくて、一緒に考えていた……

第107回国会 商工委員会 第4号(1986/11/20、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は一点だけ問題提起したいと思うんです。  先般、参議院の商工委員会で関西方面に委員派遣で各中小企業その他視察したわけですけれども、そのときに出た意見の中で、現在の円高自身も非常に困る、しかしながらもっと困るのは、先行きどうなるかわからないという不透明さが困るというわけですね。ある目標があれば合理化の手だても立てられるけれども、例えば百五十円だと思って一生懸命に合理化したら、来年になったら百二十円とか百三十円にされたんじゃもうどうしようもない。この不透明さをまず何とかしてもらわなきゃ困るという意見があったわけですね。  そこで私の提案なんですけれども、ことしの初めの商工委員会で……

第107回国会 商工委員会 第5号(1986/12/18、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は今の大臣のお話の続きをやりたいのですけれども、その前に委員長ひとつお願いがあるのですがね。  このところ商工委員会で、我々しんがりの方はしょっちゅう時間短縮しなきゃいかぬですね。きょうも十五分までですから、この次にひとつこの埋め合わせに時間を与えていただきたいということをお願いしまして、それで質問を進めます、十五分までということですから。  そこで、今大臣が言われたことをそのまま受けたいのです。それは私がこの円高不況の問題について、前回の委員会でも申し上げましたけれども、来年は大変なことになるのじゃないか。そういう認識については朝から各同僚議員の意見も全部一致しておりますし……

第108回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1987/03/27、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私に与えられた時間は十六分しかございませんので、質問を二つに限って意見をお聞きしたいわけです。  一つは、食管法の問題です。ここに書かれております。それからもう一つは、沖縄の文化といったような点からちょっと異色の質問をしたいと思うわけです。  初めの、まず食管法の問題ですけれども、ここに本土並みの食管法を適用するということを書かれているわけです。しかし、けさほど同僚議員の質問がありましたけれども、私はもともと食管法廃止論者です。米は、一刻も早く自由化すべきであるということをずっと唱えてきているわけです。もう二、三年前から予算委員会その他でも言っているのですけれども、私はこの沖縄……

第108回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1987/05/22、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、五月十七日付の朝日新聞なのですけれども、ここに「北方領土返還名目に政治団体が賛助金集め」ということで、大半二万五千円前後を払っていると。これは千葉県下の相当の市町村がこういうものに巻き込まれているようなのです。こういう政治団体といいましても、要するに暴力団が名前をかたっているということが非常に多いようなのですけれども、こういうものの発生。これは何も千葉県だけじゃなくて、佐賀県初め相当全国的に北方領土の名前をかたっているという動きがあるようなのですが、この辺を警察庁はどういうふうに見ておられますか。
【次の発言】 私は、これはちゃんと取り締まっておられると思うのですけれども……

第108回国会 商工委員会 第2号(1987/03/26、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 今、井上議員からいろいろ話がありまして、私も井上さんと本当に全く同じスタンスなんです。同じ意見なんです。したがって、もう質問する必要もないかもしれませんけれども、極めて重要なポイントなものですから、しつこいようですけれども、お時間をいただいていろいろ基本的な問題に立ち返って意見を交わしたいと思うわけです。  それで、私けさほどからのいろいろ皆さんの御議論を聞いておりまして、去年、おととし、私はやはり石炭問題を何回かあちこちで取り上げているんですが、その時分から見て全然進歩していないというか、事態が全然変わっていない、むしろ悪化しているというふうに思うんですけれども、多分この法案……

第108回国会 商工委員会 第3号(1987/03/27、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、またしつこいようですけれども、基本的な問題をこの機会に繰り返したいと思うんです。  それで、まずもって産業構造転換円滑化法案ということなんですけれども、杉山局長にお聞きしたいのは、この産業構造転換というのは、どこへ転換するつもりなのかということをまずお聞きしたいわけです。もう少し詳しく説明しますと、先ほど市川理事あるいは井上議員から提起されておりますけれども、一つの企業なり業種が転換していこうとしても、そっちの方満杯じゃないかという感じがするんですけれども、その辺はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 私の申し上げたいことを先に言っていただいたんで非常に楽なんですけ……

第108回国会 商工委員会 第6号(1987/05/25、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は今、来月のベネチア・サミットを控えて、現在の国際摩擦の問題、それからそれに対する内需拡大の問題について少し問題点を整理し直したいと思うわけです。  それで、通産省あるいは企画庁は、問題の所在を非常にはっきりおつかまえになっているので、商工委員会でこれを取り上げるというのはあるいはふさわしくないかもしれないんです。しかしながら、せんだっての予算委員会で、私、議論をずっと聞いておりまして、どうも政府その他、認識がちょっと違うんじゃないか。あるいは私の国際感覚の方が狂っているかもしれないんです。そういう不安がありますので、まず基本的に問題点を整理し直してみたいと思いますので、初め……

第108回国会 商工委員会 第7号(1987/05/26、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 この件について、朝から皆さんいろいろ委員によって切り口の違った質問をされるわけですけれども、私は全然また切り口を変えて質問したいと思うわけです。私は、結論的に言って、こういうプロジェクトを思い切って民間に任せるというふうな考え方はできないだろうかという点から問題を詰めていきたいと思うんです。  この民活法案を聞いておりまして私が一番感じるのは、もちろんこれは当然のことなんですけれども、この切り口がどうしてもお上の側からごらんになっている、それで、民間の都合は全然考えていただいていないということなんですね。まして、民間なら当然考えるだろうというふうな発想が全然入っていないわけです……

第108回国会 予算委員会 第14号(1987/05/18、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、現在どんどん進んでおります老齢化社会に対応する問題をまず取り上げたいと思うわけです。  それで、現在日本の老人対策というのは不十分ながらも一応世界的水準に達していると思うわけです。特に、心身に障害がある老人対策というのは相当な水準まで進んでいる。ところが、心身ともに健全な老人対策というのが非常におくれているんじゃないか。特に私は今問題にしたいのは、自分もそのゼネレーションの代表であるわけですけれども、五十歳から七十歳までの実年層が抱えている問題というのは案外知られていないんで、ぜひここで取り上げたいと思うわけです。例えば私どもの仲間といいますか、もう後輩たちがどんどん定年……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、今の国際貿易摩擦の問題に関連して、総理は来月ベネチア・サミットに向かわれるわけですね、その姿勢というか方針についてお伺いしたいわけです。  それでまず、私がこの予算委員会を通じましての議論を聞いておりまして非常に不思議に思ったのは、皆さんの認識にずれがあるんじゃないか、あるいは私の国際感覚が狂っているのかもわかりませんけれども。  まず総理にお伺いしたいのは、今度サミットに行かれますけれども、この問題は大変な事態だと思うわけですね。それに対して五兆円の補正予算ということが一応お土産になるようですけれども、これだけで乗り切る自信がおありなのかどうか、もう少しそれ以外に何かお……

第109回国会 商工委員会 第4号(1987/09/03、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 いよいよこの法案審議も最後の段階になったわけですけれども、まず初めにこの法案に対する私のスタンスをちょっと御説明したいと思います。  私は、後の採決では渋々賛成しようと思っているわけです。私はもともと完全な自由化論者なんです、あらゆるものはもう自由化すべしと、貿易ももちろんのことですけれども。ところが今回のこの法案は、ほとんど問題がいろいろ論議されていますけれども、一番重要なのはやっぱり対米の思惑だと思うんです。その点につきましては後でまたゆっくり質問をさせていただきたいと思うんです。  それからもう一つは、この二日間の議論を聞いておりまして、実は私の国際感覚が狂っているん じ……

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/11、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は竹下総理に対して、今後政治をやっていかれる上において民主主義の問題をどういうふうにお取り扱いになるかという、極めて大上段に振りかぶった命題を提示したいわけです。しかし、命題は非常に大上段なんですけれども、内容はもう極めて平易なものですから、ひとつ肩の力を抜いておつき合いいただきたいと思うわけです。  私、総理になられまして、本会議その他で竹下さんのお話をいろいろ聞いておりまして、たびたび民主主義だとかコンセンサスだとか、みんなの合意だとか、あるいは下意上達というふうな意味の下の意見を非常に聞くとか、あるいは民主主義は数だとか、そういったことがもう再三出てくるわけですね。私は……

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1988/03/30、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、北方領土関係に関連して質問したいんですが、まず第一にお伺いしますが、北方領土返還要求国民運動ですか、これが北海道以下全都道府県やっと参加したわけですけれども、それで島根県が一番おくれて六十二年の三月にようやく県民会議が成立したということなんですが、このおくれた理由を簡単に説明してください。
【次の発言】 今おっしゃいました竹島の問題ですね。今、日本では北方領土の問題が非常にやかましく国民の関心を集めているんですけれども、竹島の方も同じように韓国に不法占拠されているわけです。これに対してはどういうふうに今まで韓国と交渉されてきたんですか。

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1988/05/13、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私、座喜味社長にお伺いしたいんですが、私がお伺いしたいと思っていたことは、同僚議員からもうほとんど言い尽くされたので改めてお聞きする必要もないかもしれないんですけれども、私の基本的な考え方は、私は完全自由化論者であり、民営化論者なんです。何でも民営できるものはみんな民営化しろ、自由化しろというのが私の基本的なスタンスなんです。殊にこの沖縄電力の問題は県民の皆さん方の悲願で、どうしてもこれやっぱり民営化したいという長年の悲願だということで、私もそういう面からは大賛成なんです。  大賛成なんですけれども、先ほど喜屋武委員から話がありましたように、これ民営化しても後でうまくいかなかっ……

第112回国会 商工委員会 第3号(1988/03/24、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 きょう私は、公取委員長に専らいろいろ質問したいといいますか、問題を一緒に考えていただきたいと思うわけです。それで、委員長には委員長としてだけではなくて、エコノミストの立場からいろいろ意見も開陳していただきたいということをあらかじめお願い申し上げたいわけです。  きょうのこの商工委員会を聞いていまして、今までと非常に違う印象があるわけです。皆さんは今出席されたからよくおわかりにならないかもしれないですけれども、午前中の梶原委員から始まって矢原委員、そして今、井上委員と私と、あと松浦委員がどういうふうに取り上げられるかわかりませんけれども、みんな物価の問題とか消費の問題なんですね。……

第112回国会 商工委員会 第5号(1988/03/30、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 まず、質問の通告の順番を変えまして、一番最後の方から入っていきたいと思うんですが、いわゆる中小企業が環境の変化に的確に対応して、それから構造調整を促進していく、これは後からまた申し上げますけれども、そのためには技術開発を積極的に進めることや新しい事業を開拓していくことは当然のことなんです、必要になるわけです。したがって、RアンドDを初め新しい事業を開拓していくにはどうしても中小企業としては金が要る。そのときに差し入れる物的担保がなかなかない。ところが、先ほども話題に出ておりましたように、非常に審査が厳しくてなかなか金が借りられないということが言われているわけですね。  そこでお……

第112回国会 商工委員会 第6号(1988/03/31、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 先般、大臣が予算編成についてあいさつされました中に、七つの重点項目があったわけですね。この中で中小企業関係はきのう質問いたしましたので、あとの残りの六項目のうち、時間の許す限り四項目ぐらいについて質問したいと思うわけです。  まず、簡単な方からやりますと、四番目に「創造的飛躍を目指した技術開発の推進」ということをおっしゃっているわけです。  これについてひとつ、私としてちょっとアイデアみたいなものを申し上げたいと思うんですけれども、昨年二回にわたって私、筑波の電総研を初め通産関係の研究所を見学させていただきました。実はあんなに立派に研究を、建物だけじゃなくって内容も立派にやって……

第112回国会 商工委員会 第7号(1988/04/14、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、この法案には一応賛成することになっているんですけれども、ただ、この際少し基本的な問題をディスカスしてみたいし、来年あるいはまた改正案が出てくるんだろうと思うんですけれども、そのときにぜひ御考慮をいただきたいという点を二、三、時間の許す限りディスカスしたいと思うんです。  まず、先ほど三菱の悪口を大分言われましたけれども、私は実は三菱の出身でございまして、そういう点では日ごろは非常に仲のいい仲間なんですが、ちょっと市川先生とは私意見を異にしているんですけれども、まあそれはおきまして、私はずっと企画畑だったんです。それでプロジェクトの企画をずっと何年もやっていたんですね。そう……

第112回国会 商工委員会 第8号(1988/04/21、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 今の大臣のお話を聞いていまして、もう私も言うことないんで、申し上げようと思ったことは全部回答が出ちゃったわけです。ただ、この問題は非常に重要だと思いますので、繰り返しになりますけれども少し申し上げたいと思うんです。  その前にちょっと飯塚院長にお聞きしたいんですが、ここに法案が出てまいりましたね。これはとりあえずということだろうと思うんですけれども、これがうまくいったら、あるいはうまくいかなくても、この次、来年なり再来年なり、この構想をもう少し拡充したいとお考えになっているのか、これはこれで十分だというふうにお考えになっているのか、その辺をまずお聞きしたいんですが。

第112回国会 商工委員会 第9号(1988/04/26、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 大体同僚委員の質問でこの法案の審査はほぼ尽きたと思うんで、私もこの法案については、この法案は法案なりに賛成するつもりですけれども、この際にちょっと頭脳立地のあり方というものについて、これはこれで今の段階はまあいいとして、将来どういうふうにした方がいいんだろうというふうな夢物語みたいなものを少し話し合ってみたらどうかと思うわけです。  それで、私の海外経験で、LDCのような程度の国でもいわゆるエンジニアクラブというのがあるんですね。私も一応入っておりました。そこでは、その土地のエンジニアが全部参加して、家族ぐるみでいろいろなパーティーをやったりセミナーをやったり、楽しみながらその……

第112回国会 商工委員会 第10号(1988/04/28、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私、あらかじめお手紙を差し上げましたように、結論的には訪問販売全体を禁止した方がいいんじゃないかと思うわけですね。  これは、今日本は物があふれているし、ほかに幾らでも買う方法があるわけですね。しかも、これだけのいろいろリスクを伴う行為をもうやる必要ないんじゃないか。リスクが何もなければ、それはいいんですけれども、リスクがあるんだから訪問販売全体を禁止すればいいじゃないかという乱暴な意見を持っているんですが、それで逆に、もしも訪問販売を禁止されたら消費者として一体どういう商品の購入、サービスの購入に困るだろうか、そういう例を具体的にちょっと教えていただきたいと思うんですが、まず……

第112回国会 商工委員会 第11号(1988/05/10、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 テーマに入る前に、ちょっと初歩的な問題を整理したいんですが、まずオゾン層が減っていっているということ、これは外国のカリフォルニア大学の何とかという先生の研究結果じゃなくて、日本としての調査あるいは研究でそれは減っていっているということは確かめられているんですか。
【次の発言】 それでその次に、先ほど工業技術院の院長のお話がありましたけれども、フロンがオゾン層を破壊している、仮にいろいろオゾン層というのはふえたり減ったりして、今のお話では一%ぐらい減っているかもしれない。しかし、このオゾン層が破壊されるのは、フロン以外に原因がいっぱいあるわけですね。むしろ私はそっちの方が大きいん……

第112回国会 商工委員会 第12号(1988/05/12、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 いよいよこの法案審議も最後になったわけですけれども、それで最後に少しまとめて、今までの議論の中でもう一歩突っ込んだものを二、三お伺いしたいわけです。  まず、梶原委員が先ほど大分いろいろ突っ込んで、フロンがどういうふうにしてオゾン層を破壊するんだということを言われて、なかなかいい結論になっていなかったんですよね。  それで結論的に一つだけお聞きしたいのは、いわゆる伏見先生クラスの日本の一流の権威が、やはりこれはフロンがオゾン層を破壊していると、少なくとも破壊している可能性が非常に強いというふうに結論されているのかどうか。逆に言えば、この結論がアメリカの話だけなのか。私の疑問は、……

第112回国会 商工委員会 第13号(1988/05/24、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、この法案を廃止するということについては賛成なんです、何でもデレギュレーションでどんどん廃止していただいた方がいいと思いますから。ただ、ここで新しい産業構造の問題を提起したいわけです。  それで、この資料の中の業種別進捗率というのをちょっと見てますと、やはり砂糖なんか非常に悪いわけですね。六三%ぐらいで非常に悪い。  それで、実はこの前ある有名なエコノミストと話しておりまして、こういう話を聞いたんです。一九二〇年代のアメリカの状況と今の日本の状況で非常によく似ていることはいろいろありますけれども、非常に特徴的なのが、あのときもアメリカは農業が非常におくれていたんですね。自動……

第113回国会 予算委員会 第5号(1988/08/31、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 もう大分に時間が遅くなりまして、皆さんお疲れだと思いますので、私もできるだけ簡潔に短く終わりたいと思います。したがって、答弁の方も簡潔に、しかしその焦点をがっちり合わせて討論に御協力いただきたいと思うわけです。  まず、本題に入ります前に、きのう、きょうの朝日新聞に大分に書かれております牛肉の輸入に対して商社が談合したという問題があるわけです。私は、御存じのように、商社マン出身でございますので、談合は確かにけしからぬ、特に今回の場合は、消費者のためにもならなきゃもちろん生産者のためにもならない、ああいう談合というのは徹底的にやっぱり追及していただかなきゃいかぬと思うんですね。し……

第114回国会 商工委員会 第2号(1989/03/28、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 この法案につきましては、私は渋々ながら賛成したいど思います。渋々と言いますのは、けさほどからいろいろ皆さんの議論を聞いておりまして、またここにいただいた資料がいっぱいあるわけですね、この資料もいろいろ見ていまして、消費者の立場というか、消費者の問題というのは全然出てこないんですね。これは先ほどから何回もおっしゃっているように、繊維というのは消費者にとっては大変な分野なんですけれども、この法案の性質からいって消費者というのはちょっとらち外に置かれているのかもしれませんけれども、それにしても、やはりこういうものを取り上げていただくときには消費者の立場ということを考えていただかなけれ……

第114回国会 商工委員会 第3号(1989/06/16、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 まず一番初めに民活法について簡単に一つだけ提案というんですか、あるんですけれども、実はけさほどからの議論を聞いていますと、どうも何となくもやもやしているという感じがあるんですね。私はこれはやはり今の時代でこういうものを出してくる切り口がちょっと狂っているんじゃないかと思うんですよ。それで私は、こういうものはやはり地方の活性化、議論にも出ていましたけれども、いわゆる地方の分散ですね、そういう観点からその手段として地方ではこういうものをやるんだというふうな切り口で出してくるべきじゃないかと思うんですね。梶山大臣、自治大臣をやっておられたわけですけれども、私は、こういう法案は商工委員……

第114回国会 商工委員会 第4号(1989/06/20、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 まずこの法案に対する私の賛否の姿勢ですけれども、これは冷や冷やしながら賛成せざるを得ないという感じなんですね。それで、この法案のレクを聞いたときに、やれやれという感じがしたわけですよ。ということは、この法案を外国人が見たときに、ここに外国人が傍聴していたとすると、彼らはどういう受け取り方をするだろうかと思うんですよね。これはまたえらいことを日本はやっているという感じで見ると思うんですよ。これは趣旨にありましたように、いずれ日本の自動車だって何だって陳腐化してきて競争力を失っていく。そのためには今から新しいものを育てておかなきゃいかぬという趣旨なんですね。これはもうまことに日本に……

第114回国会 商工委員会 第5号(1989/06/22、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 いよいよ最後になりまして、これが私の国会における最後の発言になるかもしれませんので、元商社マンとしての立場から、まずもっていろいろ御理解いただきたいという点を説明したいと思います。  それで、けさほどから天安門の問題をきっかけにして、いわゆる警戒警報が解除されていないのにどんどん商社マンだとか駐在員が現地復帰しているじゃないかというふうな話があったわけです。これについてぜひ御理解いただきたいのは、これは三菱商事なんかの場合でも、現地におりますと、本社の言ってくることがもう非常にとんちんかんでいらいらさせられることが幾らでもあるわけです。現地におると全然危険を感じてないわけですね……

第114回国会 予算委員会 第12号(1989/06/13、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私は、税制の基本問題について、税理論のエキスパートでおられる村山さんにいろいろお聞きしたいと思うんですね。  それでまず第一に、消費税はもちろんですけれども、もう所得税も日本の現状からいったら時代おくれじゃないかと思うんです。日本は世界一の大資産国になったわけですから、むしろ資産課税に移らなきゃいけないんじゃないかと思うわけなんです。その辺はまずどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 今おっしゃったキャピタルゲインですね、これは四百八十兆円あるわけです。GNPがわずか三百七十兆円なんですね。今のキャピタルゲインの四百八十兆円については、固定資産税が確かにかかっているんですけ……



各種会議発言一覧(参議院)

13期(1983/06/26〜)

第102回国会 逓信委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,社会労働委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/12/07、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は、商工委員として、まず新規参入者の立場というか、そういうものに対する郵政省の扱いという点で質問をしていきたいと思うんです。  その前に、まずどうもこの国会の論議を聞いておりますと、私逓信の方は余りよくわからないんですけれども、どうもユーザーの立場というものが非常に議論が薄いような感じがするわけです。それで、まず一番初めにお確かめしたいわけですけれども、今度の電電のこの改革法案というのは、まずよいサービス、あるいはより高級なサービス、それをより安くユーザーに提供するということがやっぱり基本でもあり一番の大きな目的じゃないかと思うんです。そのための民営化であり、そのための競争導……

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 鷲見先生にお伺いしたいのですが、実は今人類は二十一世紀を迎えられないんじゃないかということが言われているわけですね。私も実際その心配があるわけです。そこでお伺いしたいんですけれども、私の感覚では、戦争というか、核戦争というのは軍備の圧力がどんどん高まっていって、そこに何か火花が飛んだときに起こる。したがって今世界的に相当圧力がたまっているのじゃないか。例えばこういう部屋の中にガスが充満してきている。それがある限度に達するとすぐ爆発する可能性があるんじゃないかというふうに考えるわけです。  そこでお伺いしたいのですけれども、第一次大戦の前、それから第二次大戦の前、世界的に軍事費が……

第103回国会 内閣委員会,社会労働委員会,商工委員会,運輸委員会,建設委員会連合審査会 第1号(1985/12/11、13期、参議院の会)

○木本平八郎君 私は許認可の問題について、政策的というか、物の考え方という点で御質問いたしたいわけです。時間が十分しかないものですから簡単にまとめたいと思います。  先ほど長官が井上議員の質問にお答えになりまして、今後ともこの許認可の法をどんどん廃止していきたいというふうなお答えだったわけですが、私が非常に関心がありますのは、今回提出されました廃止四十数件の中に物価とか国民生活に関するものがないことですね。我々国民にとっては生活とか物価とかというのは一番関心があるわけです。これは非常に難しい面がいろいろあると思うんですけれども、こういう面、積極的にというか、優先的に許認可を廃止して、それによっ……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 予算委員会公聴会 第1号(1987/05/14、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 私も小林先生にお伺いしたいんですが、先生はどうも産業の空洞化というのは望ましくないというふうな御意見なんですね。確かに望ましくはないんですけれども、これからの日本はもう避けられないんじゃないかと思うんです。それで、今現在の貿易摩擦とかあるいは円高デフレの問題も、日本が二次産業から三次産業に移行がおくれているんで、そのためのシャッフルだというふうに私は受けとめているわけです。したがいまして、今後は日本が三次産業化していくとともに世界の中でも日本は三次産業を担当する。二次産業、一次産業はNICSだとかあるいは発展途上国が担当していくんだ、それで我々は三次産業を担当すると。  そこで……

第112回国会 商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1988/05/12、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 まず、環境庁長官にお伺いしたいんですが、長官、四月の二十二日ごろですか、何か関西のフロンのメーカーを視察されましたですね。それについての御所見をまずお伺いしたいんです。
【次の発言】 そこで鈴木局長にお伺いしたいんですが、メーカーというのは四社か五社ですね。この辺は国際的な認識もあるし、自覚もあるんで、ちゃんとこういう法律があったら対応していくと思うんですね。問題は、数万社になるんですか、そのユーザーのメーカーですね。こういうメーカーがうまくちゃんとやってくれるかどうかなんですね。  日本の場合に非常に外国から信用がないのは、日本は約束してもすぐ裏で何かごそごそやるとか、制限を……

第114回国会 予算委員会公聴会 第1号(1989/05/18、14期、サラリーマン新党・参議院の会)

○木本平八郎君 丸尾先生にお願いします。  私は、丸尾先生の御意見にはもう一二〇彩賛成なんですが、きょうは一つだけ、資産課税という問題について先生の御意見を承りたいんです。  今、日本列島の上には五千三百兆円の資産が形成されているんですね。そこから出てくるキャピタルゲインが年間四百六十円兆になっているわけです。ところが、これには全然と言っていいぐらい課税されていないんです。勤労所得であるGNPの三百七十兆円近いものにはがっちりかけられている。  個人の資産はちょっと別にしまして、法人が持っている土地と株式だけですが、株式が先ほどのように五百十兆円、それから土地が千六百兆円。これは経済企画庁の計……


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データ更新日:2022/12/09

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。