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糸久八重子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

糸久八重子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
449位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
408位

13期委員会出席(無役)TOP50
48位
13期各種会議出席TOP10
6位
13期各種会議発言TOP20
20位
13期各種会議発言(議会)TOP5
4位
15期各種会議発言TOP20
14位
15期各種会議発言(非役職)TOP20
12位

このページでは糸久八重子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。糸久八重子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

13期(1983/06/26〜)

第100回国会 社会労働委員会 第2号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいま議題となりました雇用における男女の平等取扱いの促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  個人の尊厳と男女の平等は、国連憲章、世界人権宣言にうたわれている人類普遍の原理であります。わが国の憲法におきましても、すべて国民は個人として尊重され、法のもとに平等であって、性別によって政治的、経済的または社会的関係において差別されることがない旨を明定しております。また、一九七九年六月にわが国が批准しました国際人権規約におきましても、A規約及びB規約の双方において、経済的、社会的、文化的、政治的及び市民的権利において男女の平等を保障すべきであ……

第101回国会 社会労働委員会 第6号(1984/04/12、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいまは本岡委員から大変具体的な問題が出されたわけですが、私は最近の雇用失業情勢についてお伺いしたいと思います。  大臣は所信表明で、労働行政を取り巻く内外環境は著しく変貌しているが、諸課題に対し積極的かつ機敏に取り組んでいくと述べられております。まず、山積する問題に対する積極的、機敏な取り組みの内容について具体的に説明をしていただきたいのですが。
【次の発言】 それでは、雇用対策の積極的推進についてお伺いしたいと思います。  最近の雇用失業情勢は、景気の回復傾向や労働省の施策にもかかわらず非常に厳しさが続いておるわけです。そして所信表明の中でも大臣は、「厳しさを残しているも……

第101回国会 社会労働委員会 第9号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私が障害者問題を勉強し始めてから、まだ大変日が浅うございます。非常に短時間の間ではありましたけれども、その間に何冊かの本を読み、そして資料とか文献とかを見ました。また、いろいろな団体の方からのお話も聞か せていただきました。そして気がついたことなのですけれども、施策に関する諸制度が非常にばらばらに分断されているということに気がついたわけでございます。そのために、障害児対策と、それから障害者対策との一貫性が欠けているということ、そして生活保護法と障害者対策との関連性が弱いために、保護世帯の障害者は放置されてきているのではないかということ、さらに、所得保障にかかわる事柄は年金諸法に……

第101回国会 社会労働委員会 第12号(1984/06/28、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、今回の雇用保険法改正案に対しまして、本会議で質問を行いましたし、また、衆議院の社会労働委員会の質疑の内容も読ませていただきました。そして、先週からきょうの質疑をお伺いしておりまして、本改正案は財政再建の雇用保険版であるという感じをますます強めておるわけでございます。質疑を通じまして、国の責任による失業者の増加とこれに伴う保険財政の赤字を、岡の負担ではなく失業者の負担で立て直しを図るといった内容が明らかにされてきていると思います。  衆議院では若干の修正が行われておりますけれども、結果的には五十九年度で一千二百五十億円の給付削減が行われるわけでありますけれども、改正項目別に……

第101回国会 社会労働委員会 第14号(1984/07/17、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいま議題となりました公衆浴場法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会を代表いたしまして、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  売春防止法制定より二十七年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して第三者による女性の搾取は後を絶ちません。  「国連婦人の十年」の起点であった一九七五年の国際婦人年メキシコ会議において、婦人の人格の尊厳及び肉体の不可侵が宣言され、人身売買及び売春の禁止が決議されています。また、一九七九年十二月、第三十四回国連総会において採択され……

第101回国会 社会労働委員会 第16号(1984/07/25、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 給付率の問題に関しまして、五島参考人と地主参考人にお伺いしたいと思います。  最初に、五島参考人にお伺いしたいのですが、給付率が下がると受診が抑制されるというような私たちの政府への追及に対しまして、厚生省は、受診抑制にはならぬと申しておるわけでございます。そこで、勤労者病院に御勤務の先生は、比較的低所得者層の勤労者を多く診療していらっしゃると思いますけれども、臨床経験の立場から、この問題についてどうお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 地主参考人は、十割給付は医療の乱用につながり、その結果必要な人に、必要な分野に配分されないとおっしゃったわけですけれども、ただいまの五島参……

第101回国会 社会労働委員会 第20号(1984/08/04、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいま議題になりました健康 保険法等の一部を改正する法律案につきまして、修正案並びに修正部分を除く原案に対し反対の討論を行うものでございます。  私は、以下申し述べるように、多くの未解決の問題がある今日、定例日でもない、しかもこの深夜に至って、委員会を委員長職権で強引に開会することは、到底許すことのできない暴挙であると言わざるを得ません。このような委員会運営はあしき前例を残すもので、極めて遺憾であり、強く抗議するものであります。かかる立場を表明して反対の討論を行うものであります。  私が反対する第一の理由として、本案提出に至るまでの検討の不十分さ、さらに、本院に送付されてきて……

第101回国会 予算委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいま文部大臣の答弁の中に、現在の教育の中では男女平等の教育が実現されているというお話がございましたけれども、差別撤廃条約の十条で教育の機会及び教科内容について男女同一の教育を特にうたっております。  そこで、総理にお伺いしたいのですが、家庭科などに関連をして男女同一の教育課程を保障していくお考えがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 現行指導要領の中でやはり小学校を除きまして女子のみを対象としている家庭科教育、そして中学校では女子領域を主として女子が学ぶという傾向がありますし、高等学校ではただいま文部大臣が申しましたとおり女子のみ必修という形になっておるわ……

第101回国会 予算委員会 第3号(1984/02/24、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、日本社会党を代表して、五十八年度補正予算二案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  現在、我が国経済は回復の兆しが見え始めたとはいえ、個人消費は相変らず伸び悩みの状態にあり、中小零細企業の倒産、失業は今なお高い水準にあります。このようなとき、景気振興のため、内需拡大策を積極的に推し進める必要のあることは言うまでもないことであります。政府におきましても、昨年十月、総合経済対策でそのように決定したはずであります。しかしながら、昭和五十八年度補正予算二案は、そうした内需拡大を推進するような内容とはなっておらず、まことに不満足であると言わざるを得ません。  以下、具体……

第101回国会 予算委員会 第7号(1984/03/19、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、今日、政治的にも社会的にも大変大きな問題となっております婦人問題に絞りまして、総理並びに関係大臣に質問をさせていただきたいと存じます。  質問に入ります前に、個人的な見解で結構でございますから総理、総理のお持ちになっていらっしゃいます女性観についてお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 外務大臣、いかがでございますか。
【次の発言】 労働大臣、お願いしたいのですが。
【次の発言】 お三人方たち、ともに女性に対して非常に御理解を持っていらっしゃるようにお伺いいたしましたので、これからの質問の内容の中でもきっとすばらしい回答が返ってくるのではないかと期待したいと思います。  ……

第101回国会 予算委員会 第11号(1984/03/26、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 男女雇用平等法関係についてお伺いいたします。  午前中の質疑の中でございましたけれども、きょう二十六日に、婦人少年問題審議会の労働部会が開かれると聞いております。そして、きょうその最終報告がなされるということでありますけれども、先般の総括質問の中でも質問を申し上げましたが、三月二日の日に出されました日経連からの質問書に対し、何と御回答なさったのでしょうか、労働大臣。
【次の発言】 それでは、改めて私から労働大臣に質問を申し上げます。  差別撤廃条約の署名について、政府としては企業経営に大した影響をもたらさないというお考えがあったのでしょうか。

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/04/05、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、本日、教育予算そして幼稚園教員の問題、さらに雇用の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、大蔵大臣にお伺いいたしますが、歳出を抑制することで財政再建を図るという内閣の方針によって、ここ数年マイナスシーリング方式による予算編成が行われており、年々厳しくなっておりますけれども、このシーリング方式、特にマイナスシーリング方式はいつまで続けるおつもりですか。
【次の発言】 マイナスシーリング方式は歳出を抑える効果はあるかもしれませんけれども、各省一律削減を強いられる結果、事業費の多い省庁は削ってもすぐ表面にあらわれませんが、人に関する経費の多い省庁はその傷が大きくあら……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1985/01/23、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は高齢化問題に絞って、経企庁、そして厚生、労働両省にお伺いをさせていただきます。  まず、厚生省の人口問題研究所による将来推計人口は、二〇〇〇年における老齢人口割合が一五・六%に達すると予測をしております。二〇〇〇年には高齢化社会から文字どおり高齢社会となるわけでございます。この変化に対応して、経済社会の構造や慣習等も変えていかなければならないと思うのですが、そしてこの施策に万全を期しておかないと、社会的な摩擦が大きくなって、経済的、社会的混乱が生じてくるのではないかと思います。  国民生活に関する世論調査によりますと、四十代後半から六十代前半層の人たちが老後の設計に大きな不……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1985/04/12、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 第二班は、去る二月六日から八日までの三日間にわたり、岡部理事、橋本理事、高木委員、抜山委員、青木委員と私、糸久の六名で、本委員会及び高齢化社会の諸問題について滋賀県、三重県における概要を聴取するとともに、これと関連して滋賀県立むれやま荘、科研製薬株式会社滋賀工場、滋賀県立成人病センター、守山中高年齢労働者福祉センターを、また、三重県立美術館、小山田特別養護老人ホーム及び東芝三重工場を視察してまいりました。  以下、調査項目のうち主なる概要について御報告いたします。  まず、滋賀県における人口の推移と福祉、保健医療対策について申し上げます。  県人口に占める六十五歳以上の高齢者の……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第7号(1985/06/21、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 高齢化社会検討小委員会の中間報告についてその概要を申し上げます。  昨年提出いたしました中間報告の中では、高齢化社会の現状と見通しについて明らかにするとともに、今後の検討課題を指摘したところでありますが、検討課題が広範にわたっているため、その中の幾つかの課題を中心に高齢化の諸問題について、その後、本小委員会は学識経験者からの意見聴取、現地調査、各委員の間の自由討議等を行いました。本中間報告は今国会終了までの調査の内容を参考人の意見、自由討議等を中心に整理したものであります。  次は、報告書の内容について、お手元に配付いたしました資料に基づき、簡単に御説明申し上げます。  中間報……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第8号(1985/06/24、13期、日本社会党)【議会役職】

○理事(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。  対馬委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  対馬委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  この際、対馬前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。対馬君。
【次の発言】 御苦労さまでございました。  これより委員長の補欠選任を行います……

第102回国会 社会労働委員会 第8号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 大臣は、先般の所信表明の中で、人生八十年時代において明るく活力ある社会を築いていくためには健康が基本であり、疾病の予防や健康づくりの対策を重視して施策の充実に努めたと申されたわけでございます。  二十一世紀の本格的な高齢社会を目の前にしている今日、健康な老人をつくるための施策の充実はもはや緊急な国民的な課題であり、それには生涯を通した国民の健康づくり対策の充実や疾病の予防、早期発見、早期治療からリハビリテーションに至るまでの一貫した保健事業の充実が望まれることは言うまでもないことでございます。老人保健法による保健事業は、壮年期からの健康管理と適切な医療の確保を図るために健康手帳……

第102回国会 社会労働委員会 第13号(1985/04/11、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 きょうから本法案の質疑に入るわけでございますけれども、まず質疑に入ります前に委員長にお願いがございます。会期末まで本法案につきましては三回の質疑が行われるわけでございますけれども、本法案は非常に重要な法案でございますので、その三回はきっちりと本法案の審議をさせていただきたいということをまず冒頭にお願いをしておきたいと思うわけでございます。よろしくお願いいたします。  それでは、まず大臣にお伺いをいたします。  労働大臣はみずから進んで労働大臣のいすをお望みになりました。大変大きな抱負を持っていらっしゃるようでございますけれども、まず男女平等に対する大臣のお考えをお聞かせいただき……

第102回国会 社会労働委員会 第14号(1985/04/12、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 それでは村上参考人と中根参考人にお伺いをさせていただきます。  ただいまの五万円の基礎年金のことでございますけれども、これは生活する云々については別なのですけれども、諸外国の例に比べると五万円というのは大体妥当な線ではないか、そうおっしゃったのですけれども、ただいま高杉委員から申し上げましたとおり、五万円というのは四十年掛けて最高五万円なのですね。ですから五万円の満額もらえる人はどのぐらいいるか、これは割合に少なくなると思うのです。といいますのはどういうことかといいますと、今大学の進学率というのは三五%です。順調に大学四年を卒業して二十二歳です。そうしますと、六十歳の定年まで勤……

第102回国会 社会労働委員会 第15号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、婦人の年金権問題を中心にお伺いしたいと思います。  まず、今回の年金改革の大きな柱が、基礎年金導入と婦人の年金権確立となっていますけれども、その理由を簡単に御説明ください。
【次の発言】 制度上の問題についてお伺いをいたします。  現行の国民年金は個人単位で、そして被用者年金は世帯単位であったわけですね。今度の改正で無年金者をなくして一人一年金制を確立すると言っておりますけれども、本当に一人一年金制になっているのでしょうか。この点について。
【次の発言】 社会保険制度における被保険者の資格要件とは一体どういうものなのでしょうか。  そしてまた、年金の受給権の要件はどういう……

第102回国会 社会労働委員会 第17号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております国民年金法等の一部を改正する法律案について、修正案並びに修正部分を除く原案に対し、反対の討論を行うものでございます。  二十一世紀を目前にし、急激な人口の高齢化が進行する現在、老後の所得保障としての公的年金を充実させ、国民に老後の不安のないよう安定した制度を樹立することは、緊急に解決の迫られる政治課題であります。しかるに政府は、今日まで制度の検討をおくらせ矛盾を拡大させてきました。そうして、今回、今まで放置してきた政府の責任を棚上げにして、一方的は勤労国民に犠牲を強いる制度改悪を行おうとしているのであります。  以下、具体的……

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 ただいま議題となりました育児休業法案につきまして、日本社会党を代表し、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国における人口の高齢化は急速に進んでおり、出生率の低下と相まって、来るべき社会の担い手となる児童の健全育成が一層重要な問題となっております。  また、近年、婦人の職場進出は目覚ましく、一九八四年には、雇用されて働く婦人の数は、千五百十八万人に達し、そのうち有配偶者が約六割を占めるに至っており、今後も乳幼児を持ちながら働く婦人の増加が見込まれております。  しかし、働く婦人の職場環境を見ますと、出産後も勤続する意思を持ちながら、育児のために職場を離れなければな……

第102回国会 社会労働委員会 第19号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 本日本委員会で児童扶養手当法が提案されたわけですから、実際には来週から審議入りをするのが本来のあり方だろうと思いますけれども、きょうこれから審議があるということについては参議院改革協の方針にももとると思いまして、大変心外でございますし、不満でございます。しかしながら、大変重大な改正を含みます法律案でございますので、これから審議に入らせていただきたいと思います。  まず、厚生大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、近い将来我が国が世界は類を見ない高齢社会を迎えることは周知の事実でございます。高齢者対策が引き続き充実されなければならないのは当然でありますけれども、また一方高齢化社会……

第102回国会 社会労働委員会 第21号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっている児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、修正案並びに原案に対し、反対の討論を行うものであります。  大方の母子家庭が経済的に困難な状況にあることは、総務庁統計局から毎年出されている家計調査年報あるいは一昨年の厚生省全国母子世帯等調査によっても明らかであります。  同調査によれば、母子世帯の年間収入は一般世帯の半分以下であり、同じ母子世帯のうちでも、児童扶養手当の支給対象となる離別母子家庭は死別母子家庭よりもなお一層収入が少なく、離別母子家庭の家計負担軽減のために児童扶養手当が果たす意義は決して小さくないのであります。……

第102回国会 社会労働委員会 第26号(1985/06/18、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 児童手当法の一部を改正する法律案の審議に際しまして、まず、大臣の基本的な児童手当観についてお伺いをしたいと思います。  児童の養育は親の責任でありそして私的扶養でもって足りる、自分の子供も育てられないような人間は親となる資格がないというような、そういう指摘も聞くわけですけれども、このような見解に対しまして、大臣はどのような所感をお持ちでございましょうか。
【次の発言】 大臣がおっしゃられましたとおり、この児童手当制度というのは、子育ての社会的側面に着目した制度であると思います。将来の社会の担い手となる子供を社会の子として健全な子育てが行われるよう社会全体で責任を負っていこうとす……

第102回国会 文教委員会 第13号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 産休補助教員確保法の改正案につきましてお伺いをさせていただきます。  女子教職員の産休代替制度につきましては、一九五五年の制度創設以来一九六一年には幼稚園教員、一九六四年には実習助手、さらには一九七八年には事務職員及び学校栄養職員へと適用対象が非常に拡大をされてきたわけでございますけれども、やはりそれなりの意義があって適用の拡大があったわけでございますが、この辺につきましての文部大臣のこの産休補助教員確保法案についての意義をお伺いをさせていただきます。
【次の発言】 本制度の行使状況について簡単に御説明いただきたいのですが。

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号(1985/11/08、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 去る十月七日から九日までの三日間、山田委員長、海江田、水谷、刈田各理事と私、糸久の計五名は、鹿児島県及び宮崎県に赴き、地域経済の動向等について実情聴取並びに現地調査を行ってまいりました。  すなわち、十月七日は、鹿児島県庁において、県の地域経済、県民生活の長期的動向等について概要の説明を聞き、また途中国分市のソニー国分セミコンダクタKKの半導体等の生産の現場を見学、また喜入町を訪れ、日本石油基地KKの石油備蓄設備の現状の説明を受けました。  翌八日は、国分市の城山公園に行き、眼下に広がる国分隼人テクノポリス建設の未来図についての構想を聞きました。  次いで宮崎県に入り、都城市に……

第103回国会 社会労働委員会 第1号(1985/11/14、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、労働省の六十一年度予算の概算要求についてお伺いをいたします。  ただいま大臣がおっしゃいましたとおり、ME化の急速な進行とか高齢化社会の対応、そして女性の職場進出、高失業化における雇用安定対策の緊急性など、大変労働行政の抱える課題は山積をしているわけでございます。  このような社会の変化に的確に即応した労働行政が今日求められているわけでございますけれども、積極的に取り組む姿勢がただいま明らかにされたわけでございますけれども、六十一年度の概算要求の中では何にどう取り組むのか、労働大臣としてその内容を、重点施策、それから重点項目を明らかにしていただきたいと思います。

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 去る二月三日から四日までの二日間にわたり、水谷理事、橋本理事、高木委員、抜山委員、青島委員と私、糸久の六名は本委員会及び高齢化社会の諸問題について和歌山県における概要を聴取するとともに、これと関連して特別養護老人ホーム喜成会、協栄白浜年金ホーム及び岡老人クラブを視察してまいりました。  以下、調査結果の概要について御報告いたします。  まず、和歌山県における人口の推移と第四次長期総合計画について申し上げます。  県人口に占める六十五歳以上の高齢者の割合は若者の流出も加わって昭和五十五年に一二・八%と全国におおむね十年先行する形で高齢化が進展しており、さらに、昭和六十年四月現在で……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第4号(1986/04/25、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 高齢化社会検討小委員会は、第 百回国会において設置され、高齢化社会の諸問題について調査検討を行ってまいりました。この間の調査結果につきましては、これまで二回の中間報告を行ってきたところであります。  前回の中間報告以来、参考人からの意見の聴取、委員派遣、都内視察など、鋭意、調査を継続してまいりました結果、今回、各小委員の合意を得て、最終報告をまとめることとなりました。  以下、本小委員会報告を説明いたします。  本報告は、豊かで明るい高齢社会を目指してという標題のもとに、四つの部分から構成されております。  まず、「高齢社会への基本的考え方」においては、二十一世紀をすばらしい長……

第104回国会 社会労働委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、大臣の所信表明の中にございます長期的な労働政策問題、それからパート労働者の問題、中国残留孤児の雇用対策の問題、国鉄に働く労働者問題等についてお伺いをしたいと思います。  まず、労働大臣は所信表明の中で、「二十一世紀を展望した長期的な労働政策ビジョンを策定し、総合的な労働政策を樹立してまいります。」と述べられていらっしゃいます。今、労働行政は大きな歴史的転換期を迎えて、適切な対応が強く要請されております。そして、その力量が問われておるわけでありますが、長期的な労働政策ビジョン策定の理由、その趣旨を労働大臣にお伺いをしたいと思います。

第104回国会 社会労働委員会 第3号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  本日は、大臣の所信、予算に対する質疑をさせていただきますけれども、最近の予算編成をめぐる基本的な問題、それから医療費の過誤請求、不正請求の場合の患者に対する返済の問題、それから障害児の保育・教育の問題、それから高齢者社会対策の問題等についてお伺いをさせていただきたいと思います。  先日お聞きいたしました厚生大臣の所信と予算に関連いたしまして、現在の社会保障が抱える基本的問題について若干お尋ねを申し上げます。  行財政改革が最大の国家目標の一つとして標榜されました一九八二年度以降の厚生省予算の編成を見ますと、マイナス予算のシーリング合わせ、そしてつじ……

第104回国会 社会労働委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 初めに、政府管掌健康保険の国庫補助の特例措置についてお伺いを申し上げます。  六十年度の繰り延べ九百三十九億円は一年限りである、これは、昨年三月の予算委員会で、我が党の安恒議員の追及に対して増岡前厚生大臣が約束した言葉でございます。それにもかかわらず、六十一年度においても、国庫補助所要額七千九十六億円のうち一千三百億円が削減されて、五千七百九十六億円しか計上されておりません。これは国会や国民に対する重大な約束違反であり、問題ではないかと思います。どうして六十年度に引き続き六十一年度もこのような措置が強有されようとするのか、大臣にお伺いをいたします。

第104回国会 社会労働委員会 第6号(1986/04/08、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 続きまして、廃棄物関係について若干お伺いしたいと思うのですが、ただいまの問題で、ごみ収集草の乗員体制が二・六人だと、そして通常積み込み等については二人でやるように指導していると、二人しか乗車をしていない場合には運転手がおりてやるということなんですが、その場合に、運転をする方は二人分の仕事をするわけですね。そうしますと、その辺の手当の関係というのはどうなっているんでしょうね。
【次の発言】 通常二人で積み込みをするようにという指導をするということですから、やはりこれは厚生省の責任もございますので、きちっと調査をしておいていただきたいと思います。  廃棄物の処理施設については、和田……

第104回国会 社会労働委員会 第7号(1986/04/10、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 それでは最初に、高年齢者雇用対策の長期的展望と基本的な取り組み方針につきまして大臣にお伺いをいたしたいと思います。  本格的な高齢化社会の到来の中で、急速に増大する高年齢者の雇用問題についてどのように対応していくかということは、大変重要な課題でございます。人生八十年時代における今後の高年齢者雇用対策のあり方としては、六十五歳までの雇用の場の確保を図り、六十六歳を超える者については、生きがいとしての社会参加活動ができる社会システムを目指すのが基本ではないかと考えるわけでございます。  人生八十年社会に対応した高年齢者雇用対策について、その長期的な展望と基本的な取り組み方針に関して……

第104回国会 社会労働委員会 第8号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 昨年、本法が大幅に改正された後、広島のお母さんからの便りが届いたわけです。内容を簡単に紹介させていただきます。  母子寡婦連合会の研修会が開かれ、その中で、「東京や大阪ではサラ金取りたてから逃がれるための擬装離婚があり、これが児童扶養手当の切り捨てにつながった。」と厚生省から言われたと、母子連合会長さんが淡々と話された。思わず頭に血がのぼり、腹立ちで胸がおさまらず、話が耳に入らぬ状態であった。  この母子連合会の会長さんは話の前の方で、″この中に老後にそなえて貯金をしている人がありますか″と尋ねられたが誰も手を挙げなかった。もちろん参加者全負が貯金しないわけはないだろう。しかし……

第104回国会 社会労働委員会 第12号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 労働保険制度をめぐる諸問題につきまして、労働省の基本的な姿勢をお伺いしたいと思います。  まず、予定されております労災保険法改正の目的は一体どこにあるのでしょうか。高齢化に伴う支払い額の増大に歯どめをかけて、そして労災保険財政における事業主負担を軽くするといった使用者側の思惑が存在しているのではないだろうかと思われるわけですけれども、法改正に取り組むに当たりましての労働大臣の基本的な姿勢について、まずお伺いをさせていただきます。
【次の発言】 ただいま労働大臣の御答弁がございましたとおり、制度面の公平性を確保する、そして均衡を図る観点から是正することを内容としているとおっしゃら……

第104回国会 社会労働委員会 第13号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 大臣並びに水田援護局長、このたびの中国人養父母の扶養費問題の決着、本当に御苦労さまでございました。私もこの日の早く実現することを首を長くして待っていた一人でございます。  実は、一昨年の七月に黒竜江省の養父母代表団五名を千葉県でお招きいたしまして、そのときの団長でございます田丙南さんから、ことしの三月に歓迎実行委員会に手紙が参りました。その中に、扶養費問題に触れてございまして、こういうことが書いてあったわけです。   扶養金に関して八四年、日本厚生大臣を訪問したとき、私はこの問題を提起し、当時の渡部恒三大臣は、直ちに解決と約束をしてくれました。このとき既に、八四年三月十九日、中……

第104回国会 社会労働委員会 第14号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、公共職業安定所等にかかわる国会承認につきまして若干御質問させていただきたいと思いますが、まず、大臣にお伺いをしたいと思います。  職業安定行政の使命というのは、申すまでもないことなのですが、労働者の失業の予防を図るとともに、失業者の生活の安定と再就職の促進を図り、完全雇用を目指すことにあるわけでございます。今日、サービス経済化や人口の高齢化、ME等技術革新の進展、そしてさらに女性の職場進出等によりまして、労働力の需給構造が急速に変化をしてきている中で、公共職業安定所における職業紹介業務の果たす役割というのはますます重要になってきていると思うわけでございます。  今回、公共……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 社会労働委員会 第2号(1986/10/30、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 労働大臣御就任おめでとうございます。御活躍を期待いたしております。  きょう私は、ことしになりましてから施行されました男女雇用機会均等法と労働者派遣法に関連をして質問をさせていただきたいと存じます。  最初に、男女雇用機会均等法についてなのですけれども、本法律が施行されて半年、六カ月経過をいたしましたが、実際の施行状況はどうなっておりますでしょうか。改善とか反省すべき点とかがあれば、そしてまた今後の運用方針等も含めて御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 均等法元年での労働省の職場の中、その中での対応とかそれから取り組みとか職員の意識などその辺につきましてはいかがでござ……

第107回国会 社会労働委員会 第3号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 私は、児童扶養手当問題につきましてお伺いをさせていただきたいと思います。  児童扶養手当につきましては、百二国会の中で一部改正案の審議をいたしました際に衆参両院で論議をいたしましたわけですが、解明できなかった部分についてお伺いをさせていただきます。  最初に確認をしておきたいのですけれども、離婚した夫が養育費を送っていても児童扶養手当は支給されておりますね。
【次の発言】 離婚した夫が養育費を送っている場合にも児童扶養手当は支給されます、民法上父に養育義務があるからということを伺っておるわけですけれども、よろしゅうございますね。

第107回国会 社会労働委員会 第5号(1986/12/09、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 今回の老人保健制度の見直しは、臨調・行革路線の中、毎年度マイナスシーリング予算編成の中で社会保障にしわ寄せされた財源捻出策として考えられたものであると私どもは理解しております。そしてそれを国民連帯、世代間の負担の公平に名をかりて、狭い範囲の、しかも誤った公平論を振りかざして国庫負担の削減を意図しているものとしか考えられないわけでございます。本委員会では十分に時間をかけて論議を重ね、将来に禍根を残すことのないようにしていかなければならないと思っております。  まず、本法案提出の経緯、理由をおざなりの提案理由ではなくて、大臣、本音のところをぜひお聞かせいただきたいと思います。

第107回国会 社会労働委員会 第6号(1986/12/11、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 昨日、社会労働委員会の委員長から、本会議で、委員長提案によります雇用の安定に関する決議がなされまして、それに対して大臣も施策の推進に努める旨のお約束があったわけでございます。たまたま中央労働基準審議会の建議も出されたということもございますので、雇用問題、それから労基法の建議の中身の問題等につきましてきょうはただしていきたい、そのように思うわけでございます。  まず、MEを中心といたしまして技術革新が進展している。そして産業、職業構造の変化もある。さらに高齢化社会への移行、そして女性の職場進出など、非常に経済的、社会的に大きな変化が進行しているわけでございます。そういう状況の中で……

第107回国会 社会労働委員会 第7号(1986/12/15、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 参考人の皆様方には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。有吉参考人と坂本参考人にお伺いをさせていただきます。  有吉参考人には二つございますが、今回の改正は第二臨調答申の実践であるとの主張がなされておるわけでございますけれども、この点につきましてはどうお考えでございますか。  それから二番目といたしまして、被用者保険における使用者負担と国保における国庫補助を同じものと見るべきと主張をされておりますけれども、この点についてはどうお考えでございましょうか。  坂本参考人に二つございます。国保の国保税滞納者に対する給付の停止措置によって、国保税の収納率を高……

第107回国会 社会労働委員会 第9号(1986/12/18、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 厚生大臣に質問を申し上げます。  退職者医療制度の見込み違いによる財政影響を、老人保健法改正を通じ被用者保険の負担で穴埋めするのは筋違いであり、あくまでも国の責任で完全補てんを行うべきではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 お世話料、差額ベッド、付添看護料等に見られる保険外負担を解消するよう努力すべきと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 一部負担金についてできるだけ低額に維持し、受診抑制にならないよう配慮すべきではないかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 例えば保険料率九五%の健保組合が一定割合、二〇%から二五%になった場合、……

第108回国会 社会労働委員会 第1号(1987/03/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました地域雇用開発等促進法案に対し、自由民主党、日本社会党保護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地域雇用開発等促進法案に対する附帯決議(案)   政府は、雇用問題が経済、産業のあり方と密接不可分の問題であることにかんがみ、内需拡大等、経済、産業政策と一体となった総合的雇用対策を推進するとともに、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。  一、深刻な地域の雇用動向を迅速、的確に把握し、国と地方とが一体となって本法の適切、かつ、機動的な……

第108回国会 社会労働委員会 第3号(1987/05/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 高齢化が大変進行しておる中で老人問題も大変拡大化してくる傾向にありますが、そういう中では老人福祉従事者の果たす役割というのは極めて重要であることは論をまちません。  今回、社会福祉士、介護福祉士の法制化が提案されているわけでございますけれども、国会に上程されたのが四月の下旬でありまして、実は、社会福祉士の方はかなり前から法制化に向けての取り組みがあったわけですが、介護福祉士の場合には、私どもも現場で働いている方たちから直接意見を伺っている時間がなかったということは大変残念なわけでございます。  そういうことで、社会福祉士の場合はわかるのですけれども、その必要性が叫ばれながら会期……

第108回国会 社会労働委員会 第4号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 身体障害者雇用につきましては、身障者の範囲を徐々に拡大いたしまして、就職状況も改善をしてきた国の努力は認められるわけですけれども、身障者を取り巻く環境は大変厳しい状況に置かれているわけでございます。  雇用率一・五%の義務づけがされております四万の民間企業で雇用されている身障者は十七万人、実雇用率が一・二六%、雇用率未達成企業が四六・二%と伺っております。 過去十年間実雇用率は一・〇九%から上昇はしてきているものの、その上昇率は非常に鈍い状況です。職安で求職申し込みをしたけれども就職の機会に恵まれない人は昨年末で四万人と聞いておりますけれども、これらの実態をどう考えていらっしゃ……

第108回国会 社会労働委員会 第5号(1987/05/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました年金財政基盤強化のための年金福祉事業団の業務の特例及び公庫納付金の納付に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     年金財政基盤強化のための年金福祉事業     団の業務の特例及び国庫納付金の納付に     関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講  すべきである。  一、年金財政基盤強化のための厚生年金・国民   年金積立金の自主運用事業については、その   趣旨を踏まえ、今後、運用……

第108回国会 社会労働委員会 第6号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 続けて中国残留孤児問題について質問をさせていただくわけですが、定着促進センターでは日本語の習得と日本の風俗、習慣の学習を主とされているようでございますけれども、日本語習得につきましてはただいま同僚委員から四カ月の促進センターでは短いではないかという意見がありましたが、これにつきましては私も同感でございます。  制度、風俗、習慣でも日本と中国の相違点をしっかりと教え込む必要があろうと思いますけれども、どういう方法でどんな研修が行われているのかお伺いしたいのですが、最近風俗、習慣の違いからトラブルが生じているケースというのを聞いておるわけでございますけれども、その辺のことにつきまし……

第108回国会 予算委員会 第13号(1987/05/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 僻地は今お話しのとおり医療機関が非常に少なくて、そして医療サービスが十分でない割に国保税が非常に高い状況があるわけでございます。昨年暮れに成立いたしました国保法の改正で滞納者に対する制裁措置が導入されまして、悪質滞納者ということで善良な低所得者の人権が脅かされている実態が先日当委員会でも取り上げられたわけでございますけれども、このことは法の審議の際にも危惧されたことでございます。  そこでお伺いするわけですけれども、悪質滞納の認定基準として、年額保険料の二分の一に相当する額以上の滞納額がある場合を措置の対象の目安とするのが適当との運用通達が出されているわけですが、その理由と基準……

第109回国会 社会労働委員会 第2号(1987/07/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 最初に、国民医療総合対策本部の中間報告についてお伺いをいたします。  先月の二十六日に、厚生省の部内に設置されております国民医療総合対策本部が中間報告を発表いたしました。この対策本部というのは何を目的に設置され、そして何を検討してきたのでしょうか、簡単にお答えください。
【次の発言】 報告の第二部の第一、「老人医療の今後の在り方」というところですけれども、老人にふさわしい施設ケアの確立とか、在宅ケアの充実とか、地域ケアのシステム化、老人医療の見直し、老人保健診療の見直し等を問題にしておりまして、本報告ではかなりのウエートを占めているようですけれども、これを見まして、政府の施策が……

第109回国会 社会労働委員会 第3号(1987/07/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 女子労働者の問題につきましてお伺いをさせていただきます。  男女雇用機会均等法が昨年の四月に施行されましてから一年四カ月を経ようとしておるわけですけれども、まず労働大臣にお伺いをいたしますが、均等法のこれまでの施行状況につきましてどのような感想、お考えをお持ちでございましょうか。
【次の発言】 求人の問題につきましても、定年制、それから女子の積極的な活用、職業意識の向上とか社会全般の理解とかということで、大変評価をなさっていらっしゃるわけですが、婦人局長にお伺いをいたしますけれども、大臣は評価の面をおっしゃられたわけですけれども、一年四カ月を経過した現在、特に問題だと思われる点……

第109回国会 社会労働委員会 第4号(1987/09/09、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは初めに、本案に入ります前に一つだけお伺いしたいことがございます。  それは、昨年の六月に千葉市立の海浜病院で、最先端医療分野の炭酸ガスレーザーメスの手術を受けた患者がやけどを負って死亡するという事故がありまして、示談が成立したという記事で、九月三日付の新聞各紙が取り上げたわけでございます。事故があってから一年三カ月を経過しているわけですけれども、その間、厚生省といたしましてはこれにつきまして何らかの対応をいたしましたでしょうか。
【次の発言】 レーザーメスは、五十五年の四月に厚生省が医療用具として承認をしているそうですけれども、安全性が高いとされているレーザー手術では国……

第109回国会 社会労働委員会 第5号(1987/09/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、労基法の改正案につきまして質問をさせていただきます。  七日の本会議の代表質問の中でも指摘いたしましたとおり、我が国の労働時間は欧米先進国十五カ国の平均よりも五百時間も長い、つまり欧米諸国の労働者と比べて六十三日分も多く働いているという状況であります。しかも重大なことは、この間こうした労働時間の著しい格差は縮まるどころかむしろ拡大傾向さえ見られる、これでは欧米諸国から厳しく批判され国際経済摩擦の要因となっているのも当然であります。  したがって、今日我が国の労働時間の短縮というのは緊急かつ重要な国民的な課題となっているわけですが、私は、労働時間の短縮はこれまでのように労使……

第109回国会 社会労働委員会 第6号(1987/09/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 日本社会党・護憲共同の糸久八重子でございます。  きょうは参考人の先生方、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。皆様方の御意見を拝聴いたしまして、少々御質問をさせていただきたいと存じます。  まず、朝日参考人にお伺いをいたしますが、参考人は自治体労働組合に籍を置かれていらっしゃるようでございますけれども、今度の統廃合、移譲対象の七十四施設のうちに経営移譲が三十四施設ございますが、主として国は地方自治体に経営移譲をしたいという意向を持っておられるようでございます。そういう意味から言って、お仕事の関係上、地方自治体が経営移譲を引き受けられるものなのかどうか、その辺……

第109回国会 社会労働委員会 第8号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 午前中の千葉委員の質問の中で、就業規則の問題が残されておりましたので、続けて私質問させていただきたいと思います。  労働者派遣法が施行されまして一年二カ月になりますけれども、この労働者派遣事業の許可、届け出された事業所は、東京、大阪など大都市を中心としてかなりの数に上っていると思われますけれども、就業規則の整備は図られておりますでしょうか。
【次の発言】 労働者派遣事業の労働者の特性は、派遣元に雇用されている労働者がそれぞれ違った派遣先で働いておりまして、同じ会社の労働者が一堂に会することがないわけでございます。したがって、労働者代表の選出が極めて困難になるわけでございますけれ……

第109回国会 社会労働委員会 第9号(1987/09/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 本案を議了するに当たり、日本社会党・護憲共同を代表して、本案に対する我が党の立場を要約して述べたいと思います。  我が党は、これまでの審議の過程で政府案の矛盾や再編成計画のずさんな内容を徹底的に追及してまいりました。これらの点をここで繰り返すのではなく、社会党ならばこの問題にどう取り組んでいたかということを明らかにすることによって、本案件に反対の理由としたいと思います。  まず第一に、国の直営事業、国民の共有財産については、いわゆる民間活力を望ましい方向に誘導するための最有力の手段として最大限活用する立場に立ちます。国立病院・療養所でいうならば、高齢化社会に対応できる病院のあり……

第112回国会 災害対策特別委員会 第4号(1988/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 去る四月二十五日に千葉県東方沖地震の被災地視察をいただきまして、大変ありがとうございました。  私はきょう、この千葉県東方沖地震、つまり九十九里沖を震源地といたしまして発生しました地震につきまして、二、三御質問させていただきたいと思います。  この地震は千葉で震度五、それから東京とその周辺県で震度四と判定されたわけですけれども、体験者の実感としてはもう一クラス上ではないかという意見が圧倒的でございました。ところで、地震は予知が非常に大切でありますけれども、地震予知の研究組織と活動はどうなっておりますでしょうか、お伺いさせていただきます。

第112回国会 社会労働委員会 第7号(1988/04/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は生活保護の問題に絞りましてお伺いをさせていただきます。  生活保護制度は、生活保護法第一条の目的に示されておりますように「憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。」、そういう国民生活の最低保障をするための最終的な援助であり、最低生活の保障は健康で文化的な最低限度の生活を維持するに足るものでなければならないと思います。  また、生活保護は慈恵的救済制度ではなくて国民の権利であり、国は国民に健康で文化的な最低生活を保障する義務がある……

第112回国会 地方行政委員会 第6号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論を行います。  以下、主要な反対理由を申し述べます。  第一に、本案においては、個人住民税の負担感が強まる中で、これを是正する減税が含まれておりません。我々野党三党は、六十三年度約三千億円の減税実施を要求し、三月八日の与野党国対委員長会談においては野党の減税は実施するという合意に達しましたが、政策担当者会議において自民党は、個人住民税は過年度課税であるから六十三年度における減税は実施できないなどと強弁し、六十四年度実施としていることは……

第112回国会 地方行政委員会 第7号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 まず危険物関係からお伺いをいたします。  東京電力の大井火力発電所で昨年の五月に補助タンクが爆発いたしまして六人の方たちが死傷した事故のことでございますが、この事故はここ国会からも立ち上る黒煙が見えまして、私たちの生活は危険と裏腹であることが非常に痛感させられたわけでございます。事故のあった場所は全国で八十二ある石油コンビナート等災害防止法の特別防災区域に指定され、厳重な保安体制がとられている地域でございます。またこの大井火力発電所では事故のあった約半年前に直下型地震を想定した大がかりな防災訓練がなされていたとのことでございまして、今回の爆発事故の発生は関係者の方々だけでなく首……

第112回国会 地方行政委員会 第9号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 補助金一括法にかかわる問題でまず大臣にお伺いをいたします。  私は三月の本会議で、補助金一括法は六十三年度限りの時限立法であり六十四年度以降はこれを撤廃して国の補助負担率は本則に戻すべきであるという立場から自治、大蔵、文部大臣に御見解をお伺いいたしましたが、その結果、自治省側と大蔵省側のこの問題に対する姿勢の違いが出てきておるわけでございます。  六十年度限りという約束を破って六十一年度から三カ年に拡大延長し、そしてまた六十二年度においても拡大を行った結果、地方財政は、公共事業、生活保護費、福祉、教育を中心に四兆九千三十九億円もの負担増を押しつけられました。そしてその財源措置と……

第112回国会 地方行政委員会 第10号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論を行います。  以下、主要な反対理由を述べます。  第一には国民健康保険制度の改悪が挙げられます。  国民健康保険制度は国庫負担と保険料をもってその費用を賄うことが制度の根幹でありますが、政府は近年、国庫負担率の引き下げ、さらに退職者医療制度創設における加入者見積もりの誤りなど地方自治体に多大な財政負担をもたらし、なおかつ今国会において提出、審議されている国民健康保険法改正案においては都道府県負担制度の創設及び市町村負担の強化を図ろうとしております。  この改悪に……

第112回国会 地方行政委員会 第11号(1988/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 財源問題についてお伺いをいたしますが、昭和六十五年から六十九年までの年金の財源率再計算期が迫っておりますけれども、これに対する準備状況がどうなっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 厚生省さんは。
【次の発言】 続いて厚生省にお伺いいたしますけれども、基礎年金の財源の見通しについてはどういうふうになっておりますでしょうか。
【次の発言】 次に、五十七年から六十年度の間に行革特例法によって公的負担分の四分の一がカットされていますけれども、これらの元利合計の累計は幾らになっておりますか、厚生年金、そ れから地公共済、国公共済について教えていただきたいと思います。

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第5号(1988/05/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは最初に、東京湾開発問題からお伺いをさせていただきますが、大臣に御答弁をいただきたいと思います。  東京湾岸には地方自治体や民間企業のさまざまな開発計画がメジロ押しになっておりまして、その構想は二十にも上ると言われておりますけれども、それぞれの利害が複雑に絡み合っているようでございます。国はこれらをどのように調整していくおつもりなのでしょうか。
【次の発言】 東京都の臨海部開発基本計画では、居住人口を昨年六月の基本構想時の四万四千人から六万人にふやしておりまして、周辺の豊洲・晴海地区を含めますと十三万人を予定しているようでございます。しかし、この程度ではまだまだ、職住接近……

第112回国会 文教委員会 第2号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、女子差別撤廃条約と男女雇用機会均等法にかかわる問題から質問をさせていただきます。  国連が提唱いたしました国際婦人年と、これに続く国連婦人の十年で我が国の女性問題についての社会的認識はある程度高まりを見せました。そして昨年の五月には「西暦二〇〇〇年に向けての新国内行動計画」が発表されました。その中の学校教育の部分について言えば、学校教育活動全体を通じ男女平等の相互協力、理解を深めるよう配慮する、家庭科教育については男女が協力して家庭生活を築いていくという観点に立って充実を図るとあるわけです。今回の教育課程審議会の答申を見ますと、家庭科の改定は中学校では男女共学領域の指定、……

第113回国会 逓信委員会 第1号(1988/08/02、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月十九日、上野雄文君及び守住有信君が委員を辞任され、その補欠として私、糸久八重子及び下条進一郎君が選任されました。  また、同月二十日、下条進一郎君が委員を辞任され、その補欠として守住有信君が選任されました。  また、同月三十日、陣内孝雄君が委員を辞任され、その補欠として福田幸弘君が選任されました。
【次の発言】 議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七月十九日の本会議におきまして本委員会の委員長に選任されました糸久八重子でございます。委員長として……

第113回国会 逓信委員会 第2号(1988/12/27、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言申し上げます。  既に御承知のことと存じますが、本委員会の委員であられました福田幸弘君は、去る二十三日、逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。  ここに謹んで、同君の長年にわたる御功績をしのび、皆様とともに黙祷をささげ、御冥福をお祈りいたしたいと存じます。  御起立をお願いいたします。黙祷お願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 請願の審査を行います。  第九〇〇号内部障害者に対するNHK受信料の全額免除に関する請願を議題といたします。  本請願につき……

第114回国会 逓信委員会 第1号(1988/12/30、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十七日、福田幸弘君の補欠として坂野重信君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、……

第114回国会 逓信委員会 第2号(1989/03/23、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岡野裕君を指名いたします。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。  最初に、四国班の報告をお願いいたします。橋本孝一郎君。

第114回国会 逓信委員会 第3号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、成相善十君、西村尚治君及び坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として二木秀夫君、野沢太三君及び大島友治君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本放送協会関係の付託案件の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、放送に関する事項の調査のため、日本放送協会の役職員を参考人として今期国会中、必要に応じ随時出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第114回国会 逓信委員会 第4号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月一日、志村愛子君が委員を辞任され、その補欠として坂元親男君が選任されました。  また、昨十五日、西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として野沢太三君が選任されました。  また、本日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として永野茂門君が選任されました。
【次の発言】 この際、村岡郵政大臣及び月原郵政政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。村岡郵政大臣。
【次の発言】 月原郵政政務次官。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいた……

第114回国会 逓信委員会 第5号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二日の青島幸男君の議員辞職に伴い、その補欠として同月十六日、今泉隆雄君が本委員会の委員として選任されました。(拍手)  また、去る十六日、野沢太三君が委員を辞任され、その補欠として西村尚治君が選任されました。  また、去る十七日、永野茂門君及び二木秀夫君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君及び添田増太郎君が選任されました。  また、昨十九日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として工藤万砂美君が選任されました。  また、本日、添田増太郎君が委員を辞任され、その補欠……

第114回国会 逓信委員会 第6号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日、田辺哲夫君、高橋清孝君、下稲葉耕吉君及び林田悠紀夫君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君、工藤万砂美君、添田増太郎君及び西村尚治君が選任されました。  また、本日、工藤万砂美君西村尚治君及び添田増太郎君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君、上杉光弘君及び斎藤文夫君が選任されました。
【次の発言】 放送法及び電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 社会労働委員会 第4号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、まず最初に男女雇用機会均等法についてお伺いをいたします。  女性労働者が千六百万人を超えまして、働き続けたい女性が増加している今日、雇用における男女平等の実現と女性の働き続けられる社会的環境の整備が緊急の課題となっております。 労働大臣は雇用における男女平等のあり方についてどのような御見解をお持ちでしょうか、お伺いをさせていただきます。
【次の発言】 法が施行されて丸三年を過ぎましたが、この三年間を労働省はどう分析しておられますか。
【次の発言】 おおむね良好という御見解のようですね。  多くの女性に働く機会が広がってきたことはこれは確かだと思います。しかし、総合職と……

第116回国会 社会労働委員会 第6号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、まず最初に申し上げたいことは給付の改善についてでございます。  先日、衆議院で財政再計算に基づく年金額の改定を四月にさかのぼって実施するとの修正が行われました。年金給付の改善は、生活の糧を年金に頼っている年金受給者二千五百万人のためにも一刻も早く実現すべきであり、私どもは従前から国民の生活に直結する年金額の改善を抜本改正と切り離して早期に実現するべきだと主張してまいりました。しかしながら、給付の改善は六十五歳支給開始や保険料の引き上げ問題と切り離して考えることができないという政府の姿勢のために、給付改善は今日まで延び延びとされてきたことは大変残念に思うところでございま……

第116回国会 社会労働委員会 第8号(1989/12/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、私は最初に学生の国民年金強制加入問題について、そこから質問させていただきます。  今回の改正で、従来任意適用とされておりました二十歳以上の学生を適用対象としたことについて、八六年の改正時点で積み残された課題の一つではあったわけですけれども、今度の改正について政府の御見解をお聞かせください。
【次の発言】 幾つかの問題があるわけですが、確かに学生が障害者になった場合というのは大変深刻な問題でありまして、私も一昨年だったと思いますが、私の身近な友人の子供が短大に通っておりまして、たまたま二十歳一カ月だったと思います、スクーターで道路を走っておりまして、道路とそれから歩道の……

第116回国会 社会労働委員会 第9号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、きょうは基礎年金勘定に関しての問題からお伺いをさせていただきます。  基礎年金勘定はどんな経過を経てそのお金が動いているのか、簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私が調査したものによりますと、まず社会保険庁に交付金を申請して、そして一人当たりの保険料の拠出金の単価を決める、請求書を発行する、日銀に送られる、そして各年金制度ごとの特別会計勘定から基礎年金勘定に振り込みがある、そういう道の流れであるということを私は把握しておるわけです。  それで、その基礎年金勘定の管理というのはどうなっておるのでしょうか。

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1990/07/31、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、去る六月二十八日から七月三日にかけて発生いたしました九州地方の豪雨災害により亡くなられました方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立を願います。黙祷をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十七日、佐藤三吾君及び近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として野別隆俊君及び林紀子君が選任されました。  また、去る二十六日、野別隆俊君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君……

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1990/10/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月三十一日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として野別隆俊君が選任されました。  また、去る八月一日、田渕哲也君が委員を辞任され、その補欠として橋本孝一郎君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、平成二年九月十一日から二十日にかけての台風十九号の暴風雨及び秋雨前線の豪雨による災害並びに台風二十号による災害について、政府から報告を聴取いたします。鹿島国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。  それでは……

第118回国会 災害対策特別委員会 第5号(1990/06/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました糸久でございます。  まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただき、この重責を果たしてまいりたいと存じます。どうぞ格別の御協力を心からお願い申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の佐藤三吾君から発言を求められておりますので、これを許します。佐藤君。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  青木幹雄君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第118回国会 社会労働委員会 第3号(1990/05/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 きょう、私は林業労働者の問題に関してお伺いをさせていただきます。  四月十五日に発表されました総理府の森林と生活に関する世論調査では、森林への国民の期待が高まり、政府の積極策を求めております。また、国際的にも地球温暖化問題などから森林の果たす機能が再確認されておりますし、この問題をめぐる国際協定の動きもございます。  ところが、我が国は国土の六七%が森林であるのに木材需要の七割を外材に頼っていて、森食い国とか批判をされている現状でございます。環境問題に対処するためにも、国内森林の充実に努めなければならないのは言うまでもないことですけれども、林野庁のこの辺の御見解を承りたいと思い……

第118回国会 社会労働委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、派遣労働者問題についてお尋ねをしたいと思っております。  労働者派遣法は、一九八九年七月に附則第四項に規定いたしました施行後三年目の見直し時期を迎えたところでございます。その見直しをめぐる諸問題について、きょうはお伺いをしたいところでございます。  この三年間に人材派遣業は、OA化とかFA化といった技術革新の急速な進展、それから終身雇用にこだわらない労働者の増加、さらに人手不足の深刻化といった社会経済的変化を背景として、非常に急成長をしてきておるところでございますが、そこで、派遣事業の許可、それから届け出受理の事業所数がどのぐらいになっておるのか。それから、業界全体の売上……

第118回国会 社会労働委員会 第6号(1990/06/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、今回の改正案は、基本的には前回の改正で、八八年、そして八九年度二年間の暫定措置とされていた部分を恒久化しようとするものですね。前回改正時の附帯決議に、「制度の長期的安定を図るために必要な措置について、国と地方の役割分担と権限、低所得者への対応等を含め、幅広く検討を行い、その結果に基づいて、昭和六十五年度から抜本改革を行う」というふうに求められているわけですが、国保の現状は一刻も早く本質的な改革を必要としているわけですけれども、大臣、幅広い検討を行って抜本的改革として今国会に自信を持って提出をなされたのかどうか、まず冒頭にお伺いをしたいと存じます。

第118回国会 社会労働委員会 第7号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、戦傷病者戦没者に関係する質問をきょうさせていただきます。  太平洋戦争の戦禍に巻き込まれて戦後海外に残留を余儀なくされた日本人は、中国とかそれから朝鮮半島とかサハリンとかフィリピンとか、いまだに多くの人たちがおられるわけですけれども、特に私はきょうは中国におられる残留婦人問題でお伺いをしたいと思うのです。  終戦時の混乱で、中国に残留した当時十三歳以上だった日本人は、厚生省援護局に言わせれば自分の意思で中国に残留したこととして、残留日本人孤児とは区別して、身元を確認する訪日調査から外されておるわけですね。戦後四十六年もたった今、この方たちは高年齢に達して年老いていく不安の……

第118回国会 社会労働委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それではまず、中小企業退職金共済法改正案につきまして、お伺いを申し上げます。  今回の制度改正で、退職金の額については、五・五%の利回りで設計されている基本退職金に金利の変動に応じて決まる付加退職金を合算した額とされておるわけでございます。現在の金利水準が継続した場合、付加退職金と基本退職金を合算した額は現行の退職金水準六・九%、設計上は六・六%と言われておりますけれども、これは確保できるでしょうけれども、相手が金利ですから六・五%になるのか六・七%になるのかわからないわけですね。したがって、現行の退職金水準を確保できるかどうかは大きな課題になってくると思います。新しい退職金が……

第118回国会 社会労働委員会 第9号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○理事(糸久八重子君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  原子爆弾被爆者等援護法案を議題といたします。  発議者山本正和君から趣旨説明を聴取いたします。山本正和君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、老人福祉法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。津島厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、十二時四十分まで休憩をいたします。    午前十一時五十分……

第118回国会 社会労働委員会 第10号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 総理府が発表いたしました高齢期のライフスタイルに関する世論調査によりますと、国民の七四%が年をとっても働きたいと考えております。高齢者の働く場所をつくり、その能力を生かすことは国の活力にとっても、高齢者の人生にとっても大切な施策でございます。このたびの法改正は六十歳定年の定着を基盤とし、六十五歳までの安定した雇用の確保を図る施策を積極的に推進するための法律案であると大臣は趣旨説明でお述べになられました。そこで、ただいま同僚議員も質問いたしましたけれども、六十歳定年制についてまずお伺いをしたいと思います。  百四国会では中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法の一部改正が行われ……

第119回国会 災害対策特別委員会 第1号(1990/10/12、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に陣内孝雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十七分散……

第119回国会 災害対策特別委員会 第2号(1990/11/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、……

第119回国会 社会労働委員会 第2号(1990/11/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私は、まず、原爆被爆者対策について、最初に大臣にお伺いをしたいと存じます。  今国会の本院の代表質問で、我が党の浜本議員が被爆者等援護法の速やかな制定について総理の答弁を求めましたところ、総理からは相変わらずの現行二法を中心との答弁があったわけでございまして、大変遺憾でございます。  ところで、自民党の原爆被爆者対策小委員会では、八月の末までに原爆二法改正の具体的内容を固める、そして弔意の方法は年末の予算編成時期までに煮詰めるということを決めたということを伺っております。  弔慰については、最近書状とか品物とか、それから施設、建物等の案が浮かんでいると言われておるわけですけれど……

第120回国会 災害対策特別委員会 第1号(1990/12/10、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に陣内孝雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。

第120回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1991/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、去る六月三日発生いたしました長崎県雲仙岳噴火による災害により、多数の方々が亡くなられました。まことに痛ましい限りでございます。  ここに、犠牲者の方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る六日、大河原太一郎君が委員を辞任され、その補欠として初村滝一郎君が選任されました。  また、昨十七日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として……

第120回国会 災害対策特別委員会 第2号(1991/02/20、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  この際、西田国土庁長官及び植竹国土政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。西田国土庁長官。
【次の発言】 植竹国土政務次官。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  災害対策の基本施策について、国土庁長官から所信を聴取いたします。西田国土庁長官。
【次の発言】 以上で国土庁長官の所信の聴取は終わりました。  次に、平成三年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。鹿島国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で平成三年度防災関係予算に関する概要の説明の聴取は終わり……

第120回国会 災害対策特別委員会 第3号(1991/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましてはこれを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、そ……

第120回国会 社会労働委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私はきょうは、東京都の病院の移譲の問題と、それから看護職員の完全週休二日制の問題、それから四月から施行されます学生の国民年金の問題、三つの柱について質問をさせていただきます。  まず最初に、東京練馬区に医師会立光が丘総合病院がありますが、この病院は六十数万の人口を持つ練馬区にたった一つの公立病院もない、公立がだめならせめて公的な病院をという区民の願いを受けて四年前に設立されたものでございます。  ところが、三月末をもって日大に経営移譲されることになりました。そして、三月九日に練馬区の医師会は光が丘病院に働く医師、看護婦、そして職員などの約三百人の病院職員全員に解雇予告通知を出し……

第120回国会 社会労働委員会 第8号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 まず初めに、私は先般の代表質問の中で総理にも申し上げましたけれども、この育児休業法制化問題につきましては、四党共同法案にかかわって百十六国会で育児休業問題に関する小委員会を設置して以来、七回にわたって論議をしてきているところは御案内のとおりでございます。  昨年の十二月七日の小委員会で、それまでの与野党間の論議内容について整理、確認する中で、具体的な成案づくりについては政府にお願いをいたしました。しかし、成案づくりについては全く白紙で委任をしたわけではございません。与野党が歩み寄ったその内容は、これは小委員会委員の前島委員の発言でございますけれども、「まず第一に、男女労働者が等……

第120回国会 社会労働委員会 第9号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 児童手当法の一部を改正する法律案の審議に際しまして、まず大臣の基本的な児童観と申しましょうか子育て観と申しましょうか、それについてお伺いをさせていただきます。
【次の発言】 今回の改正は、特別給付の期限切れということだけではなくて、一九八五年改正の際に、制度全般に関して検討を加え、必要な措置が講ぜられるべきものとされておりましたが、どこに重点を置きまして本改正案を作成されたのでしょうか。
【次の発言】 児童手当の目的は、法の第一条にありますように、将来の社会を担う子供の健全な育成と家庭生活の安定にあります。この法の趣旨を踏まえるならば、児童手当の支給対象と支給期間は児童福祉と社……

第120回国会 社会労働委員会 第11号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、十八日の質問に続きまして、きょうは法案の条文につきましていろいろ理解できない点、それから確認したい部分がございますので、お伺いをさせていただきたいと思います。  まず、第一条関係ですけれども、法律案には目的として「労働者の福祉の増進を図り、あわせて経済及び社会の発展に資する」ことが挙げられております。この規定は、事業主の経済的利益の追求が先行するような結果にはならないかと大変心配するわけです。この「あわせて」とは、これは後者の事業主の経済的利益の追求というのは副次目的を示すかとも思われるのですけれども、この二つの目的というのは並列をしてある感じですね。その辺のところは……

第121回国会 法務委員会 第3号(1991/09/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 社会党の糸久八重子でございます。  私は、最初の質問者でございますから、総論的な質問をさせていただきたいと思います。  このたび借地法、借家法、建物保護法の三つの法律を廃止して借地借家法という新法を制定するということですが、そのようになった理由について、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 続いて大臣にお伺いいたしますが、借地・借家の現状をどう認識していらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 自分の家を持てない人たちに対し、生活の基盤である住居を安定させたいという意味で、現行の借地法、借家法の果たしてきた役割は非常に大きいものがあったと思います。  現行の借地法、借家法……

第122回国会 法務委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 まず大臣に、法務行政の基本についてお伺いをしたいと思います。  先月二十一日の委員会の際に、大臣から御就任のごあいさつをいただきましたが、そのときに大臣は、「法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。」とおっしゃいました。また、御就任時の記者会見でもいろいろ所信をお述べになっていらっしゃいましたが、当面の課題となっております外国人労働者の問題をも含めて、人権擁護に関する抱負とその御決意をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ことしは柳条湖事件から六十年、そしてアジア・太平洋戦争開戦から五十年の節目の年に当たります。我が国は、現在……

第123回国会 建設委員会 第7号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  私は、四年前に成立いたしました多極分散型国土形成促進法の審議に加わりましたので、その関連からまず質問させていただきたいと思います。  東京一極集中を是正するために、多極法はまず第一に東京都区部に立地する国の行政機関、特殊法人の移転に努めることを挙げておりますし、当時の国土庁長官も、「まず率先垂範して政府機関から移転を進める」として政府機関や特殊法人の二十三区からの移転を掲げたわけでございます。さらに、「民間企業等にもその趣旨を理解していただいて民間の協力もいただこう」と答弁をしていらっしゃいます。  今回の地方拠点法の産業業務機能の移転が円滑に進む……

第123回国会 法務委員会 第2号(1992/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、質問に先駆けまして一言申し上げたいことがございます。  というのは、阿部文男代議士証人喚問についての法務省の行動は、国会議員の国政調査権を無視する行為と甚だ遺憾に存ずるわけでございます。この件では後ほど同僚議員から指摘があるはずですから細かいことは譲りますけれども、冒頭一言苦言を申し上げておきたいと存じます。  それでは、先般六項目にわたる法務行政の重要施策について大臣の所信をお伺いいたしましたが、具体的内容について二、三お伺いをしたいと思います。  まず最初に、治安の確保及び法秩序の維持の問題なのですが、「各種犯罪事象に的確に対処するため、検察態勢の一層の整備充実を……

第123回国会 法務委員会 第3号(1992/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、裁判所職員定員法改正案についてお伺いをいたします。  趣旨説明で述べられておりますように、今回「地方裁判所における民事訴訟事件の適正迅速な処理を図るため、判事補の員数を七人増加」するとあるわけでございます。これは員数こそ異なりますけれども、前年度と全く同一の提案理由となっているわけでございます。二年連続して同一理由で判事補を増員するという理由をまず御説明をいただきたいと思います。表現は同一でも前年度とは具体的意味が違うのかどうか、そのあたり在御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 認識ということはわかったのですが、例えば件数等の量的な拡大があったのか、あるいは事……

第123回国会 法務委員会 第5号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 私、きょうは最初に、検察官の問題についてお伺いをさせていただきます。  四月早々の新聞に、「ことしの修習生、検事の任官また増加 裁判官不人気大幅減」という見出しがございました。そして、四月のやはり初めごろだったと思いますけれども、新しい検事が誕生したということをテレビの放映で朝拝見をいたしました。  仕事がきついとして大変敬遠されぎみだった検事への任官者がふえて、三年ぶりに五十人台を回復したというようなのですけれども、例年に比べまして検察官志望者が多くなったというのは何か理由があるのでしょうか。何か具体的な対策が功を奏したというのでしょうか。まず、その辺のところをお伺いしたいと……

第123回国会 法務委員会 第7号(1992/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 外国人登録法がいよいよ本院で審査されることになりました。  御案内のように、私ども社会党は衆議院に対案を提出いたしましたが、ただいま説明がございました衆議院修正部分に対しまして共同提案をいた し政府原案を修正議決したために、対案は撤回いたしました。しかしながら、先日の本会議で三石議員が述べましたように、本院で私ども、党本来の考え方の実現を図るための努力は続けたいと思っております。  参考までに我が党の対案と政府原案との主な相違点の骨子を申し上げたいと思います。  一番目、登録事項から職業、勤務所または事務所の名称及び所在地を除く。二、指紋押捺制度を廃止し、本邦に一年以上滞在する……

第123回国会 法務委員会 第10号(1992/05/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 きょうは、できるだけ今までの質疑と重複しないように、また政府の対応が明確になっていない事項を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。  初めに、四月二十三日の委員会で外国人登録証明書の最近の偽造、変造件数をお尋ねいたしましたけれども、手元に件数をお持ちでなかったようでございますので、最近の件数等を御報告願えればと思います。
【次の発言】 偽造、変造は今の御報告をいただきますとそれほど多くないようでございますね。  そういう件数が非常に少ないのにもかかわらずラミネートカードからプラスチックカードにするということなのですが、そのプラスチックカード化にかかわる予算というのはどのぐ……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 厚生委員会 第2号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 バーゼル条約が批准され、有害廃棄物等の輸入に対して一定のルールがしかれれば、日本にも数多くの有害物質が有価物という形で輸入されてくるでありましょう。そして、これら輸入品から日本が必要とする希少金属を回収するわけですけれども、恐らく一〇〇%は回収できないで、微量の元素を含んだものが廃棄物として日本の最終処分場に捨てられることになるわけです。  現在でも日本においての産業廃棄物の最終処分場の不足は深刻な問題で、きのうも通産大臣もこのことをおっしゃっておられましたけれども、その原因は、日本の有害廃棄物に対する規制が大変甘いために、身近に最終処分場ができるとその周辺の環境が汚染されると……

第126回国会 厚生委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 まず、本改正案が日切れ扱いで短時間の審議でしかできないことを大変不満に思っておりまして、問題があるということを最初に申し上げておきたいと思います。  恐らく厚生省は、この改正案を出さないと現行制度が三月三十一日で切れてしまって、何も手当てをしないと本則に戻ってしまってJR共済に対しての歯どめがなくなるからだ、そうおっしゃりたいのだろうと思いますが、しかし、現行の措置が三月三十一日で切れるということは本法が成立をした時点でわかっていたわけであります。  つまり、衆議院では、JR共済への調整交付金の減額措置と並んで、一九九二年度までの間に公的年金一元化を展望しながら運営状況を勘案し……

第126回国会 厚生委員会 第10号(1993/05/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 私は、保育所問題についてお伺いをしたいと思います。  小さな子供を抱えて働かなければならない母子家庭にとっては、保育所の問題は大変切実な問題でありますし、また出生率の低下という問題から見ましても、その原因の一つは日本の子育ての支援体制に弱さがあるからで、このことを克服するためには公的な保育保障体制の充実強化が必須の条件だと思うところでございます。  日本の保育体制というのは、地域の保育需要にはまだまだこたえ切れておらないと思います。例えば、厚生省の調査の結果によっても、保育所に入所できないで民間のベビーホテルに預けられている子供たちの数は全国で一万二千人にもなっておりまして、こ……

第128回国会 法務委員会 第1号(1993/11/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  大臣、御就任おめでとうございます。民間から御起用ということもありまして、大変各方面からの期待が高まっておるところでございます。  私は、就任間もない八月に武道館で大臣にお目にかかりましてお話をする機会に恵まれました。とても気さくで誠実なお方とお見受けをいたしました。私は、法務行政は素人でございますけれども、法務行政というのは大変かたいイメージがあるわけですけれども、そういうかたいイメージの法務行政に一石を投じていただきたく期待を申し上げる次第でございます。  さて、法務行政に課せられました使命は法秩序の維持、これは歴代の法務大臣が挙げておりまして、……

第128回国会 法務委員会 第2号(1993/11/04、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 ことしの人事院勧告は八月の三日に出されました。人事院勧告が出されますと、閣議決定、そして法案提出をして直近の国会で審議をして支給の道を開くというのが当たり前のことでございます。ところが、私の記憶の限りでは大変長いこと、一九八三、四年ごろに十一月の下旬ごろ審議をしたというようなことが一回あったのではないか。あとずっと時の政府は、人事院勧告尊重を唱えながらも完全実施を値切ってみたり、それから年末ぎりぎりまで改正案を提出しなかったり、それからその上、この給与法を他の法案と抱き合わせをいたしまして国会対策に利用するなどということがしばしばございました。こんなことは本来あってはならないこ……

第129回国会 法務委員会 第1号(1994/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 糸久でございます。  本百二十九国会が召集をされまして、もう既に二カ月も経過をしております。九四年度の予算案提出が例年よりも大幅におくれましたので、早く予算審議に入らなければならないわけですが、いまだに予算委員会が開会されていないというのは大変遺憾なことだと思います。そのあおりで当委員会もきょうが最初の委員会でございます。本来ならば、大臣の所信、そして九四年度の法務省、裁判所の予算の説明をお伺いして、それに対する質疑を行ってからこの予算関連の法案の審査に入るべきでありますのに、いきなり法律案審査に入らざるを得ないのは大変残念なことだと思っております。  さて、この裁判所職員定員……

第129回国会 法務委員会 第3号(1994/06/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 戸籍のコンピューター化につきまして、法務省は一九八五年から八九年にかけて、財団法人民事法務協会に委託して調査研究をしたということを伺っております。  この財団法人民事法務協会というのはどういうものなのでございましょうか。
【次の発言】 どういう人たちがメンバーになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 民事行政審議会に諮問をし、そして答申を得たような内容のことをこの中で恐らく調査研究をなさったんだろうと思います。  例えば、一九八五年、最初は戸籍事務をコンピューターシステムで処理することとした場合の問題点とか、それから次の年にコンピューターシステムに入出力する漢字の取り扱いとか……

第131回国会 法務委員会 第2号(1994/10/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  昨年の裁判官、検察官給与法改正案の審査の際に、私は、給与勧告の早期完全実施そして改定差額の年内支給の必要性を強く指摘をいたしたところでございます。私どもの党が参画をしておりました細川連立内閣は、格段の努力と特段の配慮をもって従来に比べて完全実施を早期に決定をいたしました。  さて今回ですが、「人にやさしい政治」、「安心できる政治」を目指す村山内閣は、さらに一歩進めて、閣議決定もそして法案提出も前回よりも早くなされたわけでございます。労働基本権を制約されております公務員労働者にとりましては早期改定は当然の措置とはいいながら、村山内閣の機敏な対応を高く……

第132回国会 法務委員会 第2号(1995/02/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  先般、二月九日に大臣から所信をお伺いいたしました。本来ならば、所信の全般にわたりまして御質問申し上げるところでございますけれども、時間的な制約等もございますから、本日は阪神・淡路大震災関連事項に限って質問をさせていただきたいと存じます。  震災後、きょうでちょうど一月でございまして、けさの報道を聞いておりますと、亡くなった方が五千三百七十八人、そしてまた二十一万人の方たちが避難所生活を余儀なくされているということでございまして、本当に心が痛むところでございます。  さて、神戸地裁や神戸法務局等の被害状況につきましては、二月二日の理事懇等で説明をお受……

第132回国会 法務委員会 第4号(1995/03/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。  私は、この数年、裁判所職員定員法改正案の審査に携わってまいりました。国民の裁判を受ける権利を実質的に保障するためにも、本案に対しては賛成でございます。  ただし、昨年の定員法審査のときにも問題点として提起をいたしましたが、裁判所職員の定員増には科学的な増員根拠がほとんど見られておりませんし、また説明資料も大変不親切であるのではないかというふうに考えます。  趣旨説明を見ましても、「地方裁判所における民事訴訟事件の適正迅速な処理を図るため、判事補」を、そして、「地方裁判所における民事訴訟事件、民事執行法に基づく執行事件及び破産事件の適正迅速な処理を図……

第132回国会 法務委員会 第7号(1995/03/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○糸久八重子君 糸久でございます。  一九九五年度の予算は、村山内閣にとりまして初の本格的な予算編成でございます。先日、大臣が所信の中でおっしゃいましたように、「「安心して暮らせるやさしい社会」等の目標を実現していくに当たっては、法秩序の維持と国民の権利の保全を使命とする法務行政の役割がますます重要になる」とおっしゃいましたけれども、私もそのように思います。殊に、予算編成後に起きました阪神・淡路大震災につきましては、法務行政におきましても裁判所当局におかれましても機敏、迅速な対応をとられましたことを大いに評価いたしたいと存じます。  さて、本日は予算の委嘱審査でございますから、一九九五年度予算……



各種会議発言一覧

13期(1983/06/26〜)

第101回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1984/04/25、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 高齢者の生活の心理面に関する調査の結果を拝見いたしまして、大変満足度が高いわけですね。この抽出方法なんですけれども、これは地域的に偏っているという部分はないんでしょうね。
【次の発言】 そうですか。  大変満足度の高い結果が見られるわけですけれども、特にこの調査の中では、三世代の同居の家庭が非常に満足度の度合いが高いというようなことが出ているわけなんですね。厚生省の調査等の結果を見ますと、高齢者とそれから子との同居率というのが年々減ってきているわけですね。昭和三十五年ですと八一・六%、そして五十七年の調査ですと六八・一%と、だんだん減っている傾向にあるわけです。これは時代的な背……

第101回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1984/07/30、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 小西公述人にお伺いをいたします。幾つかまとめて質問させていただきます。  あなたは、埼玉の富士見病院の被害者同盟の代表としていらっしゃっておりますので、富士見病院問題の中で幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。  まず最初に、富士見産婦人科病院問題は、大変私たちの心胆を寒からしむる事件でございました。問題の発覚から四年を経過をしておるわけですけれども、現在病院の責任者は医師法やそれから保助看法違反に問われて裁判が進行中である、そして保険関係では保険医療機関の取り消しとか、それから健保医登録の取り消しとか、それから保険診療の不正請求についての返済が行われている、そういう形で……

第101回国会 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 本日の連合審査に厚生大臣がお見えにならないことは大変残念でございますけれども、まずそのことを、残念だということを申し上げまして質問に入らせていただきます。(「どうした、厚生大臣は何で来ないんだ、呼べ呼べ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それでは、最初に幼稚園と保育所の一元化の問題について、文部、厚生両省にお伺いをしたいと思います。  幼稚園は学校教育に基づく教育施設であり、保育所は児童福祉法に基づいて保育に欠ける乳幼児を預かる児童福祉施設で、両者の機能や目的は本来的に異なるものとされてきております。ところが、最近は保育所でも幼児教育を行うようになり、両方の区別があいまいになってき……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1985/02/22、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  高齢化社会に関する件の調査のため、必要に応じ参考人から意見を聴取してまいりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選等は、これを小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 高齢化社会に関する件を議題とし、高齢者福祉について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第2号(1985/04/19、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  高齢化社会に関する件を議題とし、我が国及び欧米の高齢化対策について参考人から意見を聴取いたします。  本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、日本経営者団体連盟事務局長中宮勇一君、日本労働組合総評議会副事務局長内山達四郎君及び健康保険組合連合会企画部次長石本忠義君の三名の方方に参考人として御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本小委員会に御出席いただきましてまことにありがとうございます。本日は、我が国……

第102回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第3号(1985/06/21、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  本小委員会は、今国会において、高齢化社会に関する調査をテーマとして、参考人からの意見の聴取、委員派遣及び各小委員による自由討議を行ってまいりました。その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました「小委員会調査報告書(中間報告)(案)」を作成いたしました。  つきましては、本案を小委員会の中間報告として委員長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散……

第102回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1985/04/17、13期、日本社会党)

○糸久八重子君 公述人の皆様方には大変御苦労さまでございます。  それでは、最初に仁木公述人にお伺いをいたします。  教育者としての立場で女子生徒の卒業後をフォローしていらっしゃるというお話をお伺いいたしましたけれども、高卒と学卒の就職状況が最近大きく変化している部分がありますかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと存じます。
【次の発言】 ありがとうございました。  続いて、仁木公述人とそれから高野公述人にお伺いをさせていただきます。  男女平等を阻害するものに、男は仕事、女は家庭という伝統的な性別の役割分業の固定化というのがあるわけですけれども、その辺につきましての御意見を聞かせてください……

第103回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1985/11/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  高齢化社会に関する件の調査のため、必要に応じ参考人から意見を聴取してまいりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選等は、これを小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 高齢化社会に関する件を議題とし、中間施設に関する懇談会中間報告及び高齢化社会を支える負担・財源問題について参……

第104回国会 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号(1986/04/25、13期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(糸久八重子君) ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  本小委員会は、昭和五十八年十月五日、高齢化社会について検討することを目的として設置されて以来、三カ年にわたり調査を進め、その間二回の中間報告を行ってまいりました。  このたび二回の中間報告及びその後の調査結果に基づき、各派懇談会で各小委員の御意見もお聞きしながら協議を行い、お手元に配付いたしましたとおり、本小委員会調査報告書案を作成いたしたところでございます。  本日は、本案を本小委員会の報告とすることの決定をいただきたいと存じます。 ……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1986/07/22、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第107回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1986/11/05、14期、日本社会党)

○糸久八重子君 きょうは先生大変有意義なお話をありがとうございました。先生は文部大臣を御経験でいらっしゃいますけれども、今先生のお話の中で外国の日本人学校の例を引くまでもないことですが、日本の文部行政というのは大変閉鎖的であるのではないかと、そう考えるわけでございます。形だけではなくて、身についた国際感覚を備えた子弟を育てていくためにはこれからの日本の外国語教育はどうあるべきなのか、先生のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  今お話にございましたとおり、オーストラリアでは、高等教育の中では、日本語に限らず、もう中国語も、インドネシア語もということでお伺いいたしましたし、先般私も中国に参り……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/02/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 社会党の糸久でございます。きょうは大変ためになるお話をたくさんお伺いいたしましていろいろ思うことが多かったわけですし、また確かにそうだと同感するところが非常に多かったわけでございます。  村松先生の外国語教育というのは世界に目を開く教科を教えるものであるということは確かにそのとおりだと思いました。そして、例えば中学校で初めて一年生に入学いたしまして英語という勉強を始めるわけですけれども、子供たちは初めて触れる新しいものへの興味というのがございまして、もうとにかくまず英語という勉強に飛びつくわけですね。そして一学期はみんな喜んで勉強についてくるわけなんですが、それが二学期になり三……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第2号(1987/06/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 まず、文部省にお伺いをさせていただきます。  緊急経済対策の文教関係の事業費規模というのが三千五百億円だとお伺いをいたしました。これは公共投資の三兆二千五百億円の大体一割、一〇%ということでございますけれども、少し額が少ないのではないか、そう思います。もっと文部省はこういう緊急対策を活用いたしまして、そして学校の施設等の充実、改善を図るべきなのではないか、いつものとおり道路と土木事業費に偏重している嫌いがあるように思われるんですけれども、その辺の御見解はいかがでございましょうか。
【次の発言】 先ほどの説明の中に、施設拡充の一から五まで項目別割り当てができてないとおっしゃいまし……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1987/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 最初に通産省の方にお伺いをさせていただきますけれども、流通産業の変革期にあるということで、卸、小売の数だとかそれから従業員が減少しているということがこの表に出ているわけですけれども、私なりに判断すると、結局、今大型店がたくさん進出していてその中に吸収をされていたり、それから店舗の集団化があったりということで減少しているのかなというふうに感じたわけですけれども、その辺、どうしてそういう減少が見られるのかという理由と、今後どのように推移していくのかということを通産省は把握されていらっしゃるのか、その両方についてお伺いいたします。

第112回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/04/13、14期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 児童手当につきましてお伺いをしたいと思いますが、これは六十年の法改正のときにも論議をしたわけですけれども、六十年の法改正で今まで三子から支給であったものが二子からという形になったわけですけれども、さらに年齢が切り下げられて就学前までという形になりました。それで中央児童福祉審議会の意見具申の中では、第一子から支給対象とする、そして所得制限なしである程度の価値ある額を支給することが望ましいというようなことが具申されたわけですけれども、結果的には六十年の法改正で所得制限もされたし、それから二子から支給という形になったわけですが、追加して諸外国の児童手当の資料等もいただいたわけですけれ……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 社会労働委員会育児休業問題に関する小委員会 第2号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の四会派提出の、いわゆる四党共同育児休業法案の内容につきまして、発議者を代表して私から、既にお配りいたしました法案要綱に沿って御説明させていただきます。  若干の字句の修正がございますが、読んでいく中で御訂正をいただきたいと思います。  まず第一は、目的規定についてであります。  この法律は、育児休業について最低の基準を定めて、子を養育する労働者に育児休業を保障するとともに、育児休業をする労働者に対して育児休業手当を支給すること、この二つの制度を設けることにより、その労働者の負担の軽減と継……

第118回国会 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第1号(1990/06/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、私どもの提出をしております育児休業法案に関しまして若干御説明を申し上げさせていただきます。  この法律案につきましては、お手元にお配りしてございます要綱に沿いまして、やや詳しく御説明申し上げたいと存じます。  なお、この法律案は、昨年十一月に四会派が提出いたしましたものと基本的に同じ内容のものではございますが、一つに、育児休業請求権に関する規定をより明確なものとしたこと、二つに、一歳未満の子が二人以上ある場合は父母ともに育児休業をとることができるとした、いわゆる双子特例規定を見送ったこと、三つに、育児休業手当に関する規定について、雇用保険法、労働者災害補償保険法、児童……

第119回国会 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第1号(1990/11/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 本委員会で審議検討しております育児休業法法制化問題に関連しまして、最近大変不愉快なことがありましたので、私はこの際まず取り上げておきたいと思います。  委員各位御承知のことと思いますけれども、去る十月二十二日に一部のテレビや新聞で、政府、労働省が次期通常国会に育児休業法案を提出する方針を固めた、こう報道をされました。昨年の十一月十四日、百十六臨時国会におきまして、育児休業法制化について審議検討するためのこの小委員会が本院社会労働委員会の中に設置されて以来、もう既に提出しているいわゆる四党共同法案という具体的な法律案の取り扱いも含め与野党間で協議検討が進められてきたわけであります……

第119回国会 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 閉会後第1号(1990/11/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 それでは、四会派の提出法案でございますから、筆頭発議者として私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  出産後も働き続ける意思がありながらも、乳幼児を育てながら働き続けることが大変大きな負担であるために一たん退職をすることを余儀なくされている労働者が多いのが実情でございます。そのためにこそ育児休業制度の確立のための法的措置を講じようとしておるわけでございますが、その意味で育児休業は、形式的にはともかく、実質的には必ずしも労働者の自由な選択とは言えないことはもう御理解いただけるのではないかと思います。西欧諸国においても、そのような実質を直視して、家族的責任が雇用継続の障害と……

第119回国会 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第2号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 ただいまお伺いいたしました自民党の育児休業問題等検討小委員会で、育児休業法制化とともに介護休暇とかそれから再雇用制度等についても幅広く検討をお進めになったということについては大変敬意を表したいと思いますけれども、せんだっての小委員会でもお話をいたしましたとおり、きょうは育児休業の法制化に対して具体的に自民党の御意見をお伺いしたいということであったわけであります。そういう意味からいいますと、今、かなりの回数、八回の協議を重ねていらしたということなんですけれども、その割には比較的育児休業法制化の内容についてはあいまいなところが多くって、はっきり、正直言ってちょっとがっかりをしている……

第119回国会 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 閉会後第2号(1990/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○糸久八重子君 ただいまの自民党さんの御提案なんですが、私どもはこれまで七回にわたってこの小委員会の場で審議を行ってきたということを考えますと、全く白紙で政府に預けるということには反対でございます。  先ほど小委員長が整理をなされました論点について、どういう方向で政府に立案をさせていくのか、自民党のお考えがあれば示していただきたいと存じます。
【次の発言】 前島委員の御提案をお伺いいたしましたが、私どもは野党四党、連合参議院で法案を提出している関係から、やはりこの提案についての協議をしたいと思いますので、暫時休憩を求めたいと存じます。


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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