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野沢太三 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

野沢太三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
262位
委員会発言歴代TOP500(参)
433位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
366位
委員会出席(無役)歴代TOP500
251位
委員会発言(議会)歴代TOP500
439位
委員会発言(政府)歴代TOP100
74位
各種会議出席歴代TOP100
79位
各種会議出席(幹部)歴代TOP50
34位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
73位

14期委員会出席TOP25
11位
14期委員会出席(無役)TOP25
14位
17期委員会出席(幹部)TOP50
30位
17期委員会発言(議会)TOP25
13位
19期委員会発言(政府)TOP5
3位
19期各種会議発言TOP10
8位
19期各種会議出席(幹部)TOP5
5位
19期各種会議発言(議会)TOP5
5位

このページでは野沢太三参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野沢太三参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 運輸委員会 第1号(1986/12/16、14期、自由民主党)

○野沢太三君 国鉄改革にかかわる八法案が成立いたしましてから半月余り経過をいたしたわけでございます。過日の国鉄改革にかかわる特別委員会におきまする政府側の御努力あるいは御配慮につきまして、この機会をかりまして改めて御礼を申し上げたいと思います。  さて、民営化される六十二年の四月一日まで残すところあと百五日ということになってきたわけでございます。一日たりともゆるがせにできないほどのこれから難しい仕事の処理が続くだろうと思います。既に、これまでの期間に設立準備委員の発令が行われまして、ここにおきまして採用条件の決定、あるいは労働条件の基本にかかわる御審議をいただいたと、先ほどの御答弁の中でも明ら……

第109回国会 運輸委員会 第2号(1987/08/25、14期、自由民主党)

○野沢太三君 まず最初に、皆々様の絶大な御協力、御努力のおかげをもちまして、四月一日から発足いたしましたJR各社におかれましては順調に業績を上げておられまして、これにつきまして心からお喜びを申し上げる次第でございます。この改革に当たられました橋本運輸大臣を初めとして政府関係の皆々様、そして関係各党の皆々様、改めて御礼を申し上げ、かつまたこの改革はまだ始まったばかりでございますので、この趣旨が今後とも生かされまして、一層の御発展になりますようこれからも御尽力、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  さて、新生のJRグループが営業を開始してからちょうど五カ月近く経過したわけでござ……

第112回国会 運輸委員会 第3号(1988/03/28、14期、自由民主党)

○野沢太三君 まず冒頭に、去る二十四日の午後、中国の上海市付近で発生いたしました列車衝突事故でお亡くなりになりました方々に謹んでお悔やみを申し上げ、また、けがをなさった方々、御家族の皆様に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。一日も早く原因を究明し、二度とこのような事故が発生しないよう対策が講じられますよう念願をいたす次第でございます。  冒頭お悔やみ申し上げましたが、ちょうどJRが発足以来間もなく一周年になろうとしております。昨年の今ごろは、改革法が通った後、大変な事務的な作業をしていただきまして、四月一日にJRの各社が新しく発足をするちょうど前夜というのが昨年の今ごろであったわけでご……

第112回国会 運輸委員会 第4号(1988/03/31、14期、自由民主党)

○野沢太三君 新東京国際空港について二、三お伺いをし、御要望を申し上げます。  関係者の並み並みならない御努力によって誕生した新空港でございますが、国際化時代の波に乗りまして、順調に扱いの数量が伸びております。ことしでちょうど開業十年目になるわけでございますが、いただきました資料で見ると、六十二年度でございますが、発着回数で、一日当たり二百五十二回、一・四倍になっております。また航空旅客で見ると一日当たり三万九千人、一・七六倍。さらに貨物で見ると一日当たり二千七百九十一トン、二・四倍というような形で、大変活用をされておるわけでございますが、しかし、一方、それに伴う設備の拡充、増強がなかなかつい……

第113回国会 運輸委員会 第2号(1988/12/08、14期、自由民主党)

○野沢太三君 本日は、参考人の皆様には大変にお取り込み中のところをお越しいただきましてありがとうございました。  まず最初に、去る五日午前九時三十八分ごろ、東中野駅で発生しました列車衝突事故でお亡くなりになりましたお二方に対しまして、謹んで哀悼の意をささげたいと存じます。また、御遺族の皆様には心からお悔やみを申し上げる次第でございます。また、おけがをなさった方が大変大勢いらっしゃいますが、心からお見舞いを申し上げ、入院中の皆様には万全の手当てをいただきますようお願いをいたすものでございます。  私も、かつて鉄道に奉職をしたことがある者といたしまして、北陸トンネルの火災事故の際に亡くなりました方……

第114回国会 予算委員会 第4号(1989/03/07、14期、自由民主党)

○野沢太三君 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となりました昭和六十三年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。  時宜を得た財政出動が効を奏し、景気は内需を中心に順調に拡大を続け、雇用情勢も一段と改善を見ております。他方、景気拡大を背景に税収も好調に伸び、懸命なる歳出節減への努力と相まって、赤字国債依存体質からの脱却もほぼ確実となってまいりました。内需の拡大、財政再建といった現在の我が国の最重要課題に見事にこたえたことを私は高く評価するとともに、困難な状況にありながらこれらの課題の克服に向けて払われた政府の労を多とするものであります。  本補正予算案においても、赤字国債を一兆三千八百……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 建設委員会 第1号(1989/11/09、15期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(野沢太三君) このたび北海道開発政務次官を拝命いたしました野沢太三でございます。  阿部長官のもとで北海道開発推進のため全力を尽くす決意でございます。  委員長初め委員各位の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。

第118回国会 運輸委員会 第2号(1990/06/01、15期、自由民主党)

○野沢太三君 まず最初に、国鉄改革にかかわる諸問題についてお伺いをいたしたいと思います。  昨日、JR各社の平成元年度の決算状況が一斉に公表されたわけでございますが、七社とも営業収益を伸ばしまして、しかも経常利益がみんな黒字になるということで、特にJR東あるいはJR東海につきましては一千億を超す経常利益を出すことができたわけでございます。このような成果を上げることができましたのも、第一には改革の仕組みがよかったこと、二番目としまして景気の追い風が吹いたこと、これもあったかと思いますが、何よりもJRの関係職員さらにはお客様である国民の皆様の理解と強力があったことが一番大事であったと思うわけでござ……

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1990/10/09、15期、自由民主党)

○野沢太三君 冒頭、台風十九号、二十号によりまして亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心からお見舞いを申し上げます。  また、今回、昼夜を分かたず対策に当たられました長官を初め関係者の皆々様に改めて御礼を申し上げる次第でございます。  台風十九号に関する質問に入ります前に、去る六月二十八日から七月三日にかけて発生しました梅雨前線豪雨による被害について質問をさせていただきたいと思います。  先日、私も熊本から大分県にかけまして視察に参り、JR九州の豊肥線の被害状況を中心に見てまいりました。これまで多くの災害を見ておりますけれども、先般の集中豪雨は降雨強度……

第120回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1991/05/30、15期、自由民主党)

○野沢太三君 質問に先立ちまして、このたびの事故でお亡くなりになりました方々に心から哀悼の意をささげ、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。  突然の災難によりまして御家族を失われました遺族の皆様に衷心よりお悔やみを申し上げる次第であります。  また、負傷されました皆様方にお見舞いを申し上げ、一日も早く回復されますようお祈り申し上げるものでございます。  このたびの衝突事故は、死傷者の数において鶴見事故以来の大事故と言われております。長年、鉄道事業に携わってきた一人といたしまして、応急対策に当たられました方々、関係者の皆様方の御労苦は大変なものであったと拝察し、改めて御礼を申し上げるものでございま……

第120回国会 運輸委員会 第5号(1991/04/16、15期、自由民主党)

○野沢太三君 御苦労さまでございます。  このたびの政府提案に係ります新幹線関係の三法案は、国鉄改革によりまして誕生いたしましたJR各社がこれから株式を上場して完全民営化へ踏み出すために必要な、かつまた重要な環境整備の方策であると伺っておるわけでございます。また、国鉄清算事業団に残されております債務償還を促進いたすとともに、長年の懸案でありました整備新幹線の本格的着工を可能にするということと大都市鉄道の整備、さらには主要幹線の近代化、また、リニア技術開発、災害対策の助成等をあわせて推進する画期的な法案であると認識をしている次第でございます。  国鉄改革以来五年目を迎えたわけでございますが、再び……

第120回国会 予算委員会 第7号(1991/03/05、15期、自由民主党)

○野沢太三君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成二年度補正予算(第2号)二案について賛成の討論を行うものであります。  今回のイラク軍のクウェート侵攻は、多国籍軍による平和回復活動によってようやくその解決を見たところであります。このイラクの暴挙により多数の死者が出て、罪もない人々が戦火にさらされたことは大変残念なことであります。  我が国は、平和国家を国是としてほぼ半世紀を過ごしてまいりました。しかし、平和を唱えるだけでは国際平和を維持することはできません。専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から除去する決意と、万一のときには果敢に行動することが国際国家日本のあり方として求められ……

第120回国会 予算委員会 第18号(1991/04/10、15期、自由民主党)

○野沢太三君 私は、自由民主党を代表いたしまして、平成三年度予算三案に対し、賛成の討論を行います。  今我が国は、戦後最大の外交的試練の場を迎えています。  今回の湾岸戦争は、東西の冷戦構造が大きく変化し、新しい国際秩序が確立されようとしていたやさきにおける地域紛争でありましたが、国連安保理事会の決議を受けた米国を中心とする多国籍軍の血と汗により終息を見ましたことを多といたします。  今回の我が国の湾岸での平和回復への協力は、国際秩序の維持の観点からも、憲法の枠内でなし得る努力としてまことに当を得たものでありました。総計百三十億ドル相当の多国籍軍等への支援は、紛争当事国以外の資金拠出としては最……

第122回国会 運輸委員会 第1号(1991/11/21、15期、自由民主党)

○野沢太三君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る十月三十日から十一月一日までの三日間にわたり、大阪府及び兵庫県における鉄道事業の現状、空港及び港湾の整備状況等について実情を調査してまいりました。派遣委員は、峯山委員長、櫻井理事、中川理事、片山委員、堀委員、小笠原委員、寺崎委員、そして私野沢の八名であります。  本調査団は、運輸省の各地方機関及び日本国有鉄道清算事業団近畿支社、JR西日本、関西国際空港株式会社から管内事情等について説明を聴取するとともに、大阪府知事、兵庫県知事、神戸市長及び大阪市助役から交通運輸にかかわる要望事項を聴取いたしました。  また、大阪国際空港、関西国際空港、……

第122回国会 運輸委員会 第3号(1991/12/17、15期、自由民主党)

○野沢太三君 ことしの五月十四日に発生いたしました信楽高原鉄道の列車事故につきましては、死傷者が六百五十六名に及ぶという大事故でございました。当委員会としても現地調査を実施し、また対策の協議を重ねてまいったところでございます。このたび地元の皆様の強い御要望と関係者の御努力によりまして営業の再開にこぎつけることができまして、まことにありがとうございました。地元の鉄道利用者の方々にかわりまして御礼を申し上げる次第でございます。  大臣は御就任に当たりまして、運輸行政の責任者として安全対策に強い決意を示されたところでございます。質問の冒頭に当たり、ここでもう一度鉄道の安全確保に対する大臣の所信をお伺……

第123回国会 運輸委員会 第3号(1992/04/07、15期、自由民主党)

○野沢太三君 この四月一日をもちまして、国鉄改革が満五年を経過いたしたところでございます。  この改革につきましては、たび重なる国鉄自身の再建計画の挫折に対しまして、土光さんをトップにいたしました第二次臨時行政調査会で御審議をいただいて、抜本的な対策として全国一本の国鉄を分割いたしまして民営に転換するという基本方針がスタートになったものでございます。この方針に基づきまして国鉄の再建監理委員会が設置されて、亀井正夫氏を中心に具体的な方策が検討され、最終的に「国鉄改革に関する意見」、これは「鉄道の未来を拓くために」という副題がついておるわけでございますが、この答申をいただいたところでございます。 ……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 外務委員会 第1号(1992/08/07、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、さきの本会議におきまして本委員会の委員長に選任されました野沢太三でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜り、本委員会の公正円満な運営に努め、その重責を全うしてまいりたいと存じます。どうか皆様方の格段の御支援を心からお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理……

第125回国会 外務委員会 第1号(1992/12/07、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に磯村修君を指名いたします。

第126回国会 外務委員会 第1号(1993/03/26、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十二日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として北修二君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。……

第126回国会 外務委員会 第2号(1993/03/29、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十七分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 立木君、時間が参りました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか……

第126回国会 外務委員会 第3号(1993/04/06、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨五日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として藁科滿治君が選任されました。
【次の発言】 航空業務に関する日本国とネパール王国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。  政府から順次趣旨説明を聴取いたします。柿澤外務政務次官。

第126回国会 外務委員会 第4号(1993/04/20、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  去る四月八日、カンボジア総選挙の監視員として活躍してこられました国連ボランティア中田厚仁氏が凶弾に倒れ、亡くなられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。  本委員会といたしまして、この際、議事に入るに先立ちまして、中田氏の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。  御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る六日、藁科滿治君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。  また、去る七日、松谷蒼一郎君が委員を辞任さ……

第126回国会 外務委員会 第5号(1993/04/22、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日、矢野哲朗君が委員を辞任され、その補欠として加藤紀文君が選任されました。
【次の発言】 商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  本件につきましては、前回の委員会におきまして質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。――御意見もなければ、討論は終局したものと認め、これより直ちに採決に入ります。  商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件に賛成の方の挙手を……

第126回国会 外務委員会 第6号(1993/05/13、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  去る五月四日、カンボジアにおいて、文民警察官として国際平和協力業務に従事してこられました岡山県警警視高田晴行君が凶弾に倒れ、亡くなられました。まことに痛惜哀悼のきわみでございます。  また、負傷された方々には、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  本委員会といたしましては、御遺族に衷心よりお悔やみ申し上げるとともに、ここに高田君の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。  御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十……

第126回国会 外務委員会 第7号(1993/06/10、16期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十四日、松谷蒼一郎君が、また去る六月八日、松前達郎君、田英夫君、猪木寛至君が、また本日、久保田真苗君が委員を辞任され、その補欠として北修二君、森暢子君、竹村泰子君、井上計君、肥田美代子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 児童の権利に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。武藤外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第127回国会 外務委員会 第1号(1993/08/26、16期、自由民主党)

○野沢太三君 一言ごあいさつを申し上げます。  皆様の御推挙を受けまして昨年八月に委員長に就任して以来、今日まで無事に職務を全うすることができましたことは、ひとえに皆様の御協力、御指導のたまものと存じます。ここに委員各位に深く感謝を申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。  皆様、本当にどうもありがとうございました。(拍手)

第128回国会 外務委員会 第1号(1993/10/19、16期、自由民主党)

○野沢太三君 羽田大臣におかれましては、御就任以来大変多忙な毎日をお過ごしてございます。かねてから、普通の言葉で普通の人の考え方を代表して政治を行うという姿勢につきましては大変私といたしましても感銘しておりまして、わかりやすい政治という点につきましてはこれからもひとつぜひともその方向で御努力をいただきまして、お国のためあるいは世界のために御健闘をお祈りする次第でございます。  そういう中でエリツィン大統領をお迎えして歴史的な会見をやっていただいたわけでございますが、エリツィン大統領が来日前に大変な流血の惨事を起こして、そしてこちらへ来たと。しかも、飛行機に乗る直前に領土問題には触れないでほしい……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第12号(1994/01/13、16期、自由民主党)

○野沢太三君 質問に入ります前に、議事の運営につきまして一、二、委員長にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどの吉川議員の動議につきまして理事会において協議というお話でございますが、昨日は、委員長の不信任あるいは公聴会の設定等につきまして与党、野党から活発な動議が提案され、それがこの場におきましてしっかりと議決をされたということで大変わかりやすい運営ではなかったかと、久しぶりにこの委員会が活性化したと評価しているわけですが、これを理事会協議になさりました理由につきましてお差し支えない範囲でひとつお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 吉川委員は納得をしてないように思うんですが、その点はいか……

第128回国会 地方分権に関する特別委員会 第2号(1993/12/01、16期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢でございます。  鈴木、山本両参考人におかれましては、御多用中のところ当委員会に御出席いただきましたことを厚く御礼申し上げます。また、長いこと審議会におきまして、地方分権を初め当面する行政の諸課題についてのお取り組みまことにありがとうございました。本日は、また貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを重ねて御礼申し上げる次第でございます。  まず最初に、この答申をおまとめいただく際に一番苦心した点、あるいはこれに盛り込みたくて盛り込めなかったことがあるんじゃないか、非常に表現で御苦心をされているところも何件かあるように思いますが、率直にその辺のことをお伺いできれば幸いでござい……

第129回国会 外務委員会 第3号(1994/06/20、16期、自由民主党)

○野沢太三君 このたび、カーター元大統領が北朝鮮を訪問しまして、金日成主席と会談をし、行き詰まり状態になっておりました北朝鮮の核開発問題について突っ込んだ話し合いが行われました。その結果、これまで何回も提案されながら実現しなかった南北の首脳会談が、カーター氏の仲介ということで合意されましたことはまことに画期的なことと思います。  また、米国が、核兵器の開発の凍結を条件に第三次の米朝高官協議に応ずる姿勢を示し、そのための実務者協議が近々行われる見通しが出てきたことも注目すべき点と思いますが、この一連の動きについて、外務省は米国、韓国等から何らかの報告や連絡を受けておるでしょうか。

第129回国会 外務委員会 第4号(1994/06/22、16期、自由民主党)

○野沢太三君 昨日、政府は、北朝鮮の核開発疑惑に関する羽田総理の発言に関して統一見解を発表しておられますが、これにかかわりかつ最近の情勢の中で、米国が北の過去のプルトニウム抽出問題は高官会談の中で協議をするということで、開催の前提条件にはしないということが報道されているわけでございます。マイヤーズ報道官がワシントンからそのような話があった、こういうことでございますが、しかも新たに三条件としてIAEAの査察官の残留問題、それから抜き取りました燃料棒を再処理しないということ、また新たなる燃料棒の挿入をしない、こういったことも提案したと言われておるわけでございます。  一方、韓国の政府の動きを見ます……

第129回国会 予算委員会 第14号(1994/06/14、16期、自由民主党)

○野沢太三君 昨日の夜遅くでございますが、北朝鮮が、IAEAを脱退する、しかも制裁ということであればこれは宣戦布告とみなすということをおっしゃっているわけでございます。この事態について、総理、何らかの御連絡あるいは情報の収集はございましたでしょうか。
【次の発言】 外務大臣におかれましては、この土曜、日曜、お忙しい中をやりくって韓国、中国へ行っていただいたことは、これはもう大変多とするわけでございますが、このときに、韓国当局あるいは中国の関係筋から、このような事態が起こるという予兆あるいは何か情報等はなかったかどうか、外務大臣、お願いします。

第131回国会 外務委員会 第2号(1994/11/01、16期、自由民主党)

○野沢太三君 一九九五年ということになりますと来年になりますが、国連ができてから五十年という大変大事な節目の年であると思います。  ことしの四十九回総会におきまして、外務大臣におかれましては総会での御演説をやっていただきまして、日本として武力を使わない、あるいは地球規模での貢献について、環境、開発、さらには難民問題、エイズ、麻薬対策等々、大変大事な分野が日本としてお役に立てるんだという主張をしていただき、さらには国連改革のあり方についても言及をされまして、その上で常任理事国入りの用意がある、こういったごあいさつをしていただきまして、私どももつぶさに拝見をしたわけでございます。  そこで、私ども……

第131回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1994/10/26、16期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢でございます。  先日趣旨説明をいただきました許可、認可等の整理及び合理化に関する法律案について若干の質疑を申し上げます。  活力のある経済社会を構築し直しまして、国際的にも開かれた国としてさらに日本が伸びていくためには、規制緩和という事柄は非常に重要であると考えるわけでございますが、この事柄が我が国の行財政改革の中でも重要な柱として挙がっているわけでございます。このたびの法律では百七十七事項、四十法案が廃止あるいは緩和または合理化ということになっておりまして、前国会で個別法で既に通っております成果と合わせますと一定の前進が見られたということでございます。  これによります行……

第132回国会 外務委員会 第6号(1995/03/17、16期、自由民主党)

○野沢太三君 まず最初に、震災関係の問題につきまして、先般の総括質疑の際少し残っておりました課題を含めまして、御質問を申し上げます。  去る三月六日から十二日にかけましてコペンハーゲンで開催されました社会開発サミットにおきまして、村山総理が演説をしていただきまして、今回の阪神・淡路大震災に寄せられました各国の支援に対し感謝の意を表明していただきました。この際に、閣僚レベルによりますアジアの防災政策会議をできるだけ速やかに開催をいたしまして、このような大災害に対する知識や経験、対策等の交流を行うように提言をされております。  この件につきましては、三月三日に総括質疑の中で私も総理にお願いをし、実……

第132回国会 外務委員会 第11号(1995/04/27、16期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢でございますが、化学兵器禁止条約ほか、オウムあるいはNPT等の問題について質問をさせていただきます。  この化学兵器祭止条約につきましては、これまで大変長い時間をかけまして御議論をいただき、ようやくここまでこぎつけていただいたわけですが、時あたかも日本においてこの化学兵器に類するようなテロ行為が発生をしているということで、まことにまずい意味での時宜を得た条約になったかなと、こう思うわけでございます。一刻も早く成立をさせまして、その効果を上げなければならないと心得ておるわけでございます。  この条約が成立するまで、たしか一九六九年に生物・化学兵器の廃絶を目指して軍縮の討議を始め……

第132回国会 外務委員会 第12号(1995/05/11、16期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  外務大臣におかれましては、連休を返上されまして、旧ユーゴあるいはハンガリーまで足を延ばされまして、問題にたっております当地区の紛争に絡みまして明石代表や紛争当事国の要人と会談をされてまいりましたこと、まことに御苦労さまでございました。顔の見える外交を展開していただくという意味で大変有意義な出張であったかと思うわけでございます。  そこで御質問を申し上げたいわけでございますが、せっかく東西の冷戦構造が停止になりたがら、旧ユーゴにおきましては民族紛争が呼び起こされまして大変な悲劇が続いているわけでございます。何とかこれを話し合いで解決ができないか、我……

第132回国会 外務委員会 第14号(1995/05/30、16期、自由民主党)

○野沢太三君 質問に入ります前に、先般サハリンの北部で起こりました大地震につきまして、大変な被害が出ており犠牲者が多数に上っているということを伺いまして、さきの阪神・淡路大震災に照らし大変心を痛めているものでございます。亡くなられました方々に対するお悔やみと被災者に対するお見舞いをはるか日本から申し上げるとともに、できる限りの救援、御支援、御協力をしていかなければならないだろうと決意をしておるものでございます。議会人としてできるだけのことを今後も努めてまいりたいと思います。  政府におかれましても、既に物資の供給あるいは要員の派遣等についてお申し出をしていただいているようでございますが、なかな……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1995/02/17、16期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  地方分権の今の流れは先生方のお話でも明らかでありますが、県と市町村を考えた場合に、当面、県へ権限の移譲あるいは財源の移譲という流れになっておりますけれども、やはり市町村がよくならないと地方分権の実が上がったことにならない、この点では共通の御認識のように例えるわけでございます。  それでは、市町村に力をつけるにはどうしたらいいか。これがもう一番これからの課題になってくるかと思いますが、権限、財源をおろすということは当然必要ではございますが、それを実行していくための人材の確保あるいは配分、そういったことが非常に重要ではないかと思うわけでございます。 ……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号(1995/05/10、16期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。地方分権推進法の制定意義についてお伺いをいたしたいと思います。  日本国憲法九十二条には、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」と規定しておりますが、明治憲法にはなかったことでございますけれども、ここで言う「地方自治の本旨」とは何か、自治大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この憲法が施行されましてから既に半世紀近くを経過したわけでございますが、ただいまお話のありましたような地方自治の本旨がいまだ十分生かされているとは申せない状況にあると思います。  地方自治制度に関して、これまで……

第132回国会 内閣委員会 第6号(1995/06/02、16期、自由民主党)

○委員以外の議員(野沢太三君) ただいま議題となりました臨時大深度地下利用調査会設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、我が国においては、国民一人一人が農かさとゆとりを実感できる生活大国の実現が大きな課題となっておりますが、そのためには立ちおくれが見られる生活に関連した社会資本整備を重点的に図っていくことが必要不可欠であります。  しかしながら、特に大都市圏においては、土地利用が高度化、複雑化していることから、鉄道、道路等の整備を進めるに当たって地権者との権利調整に手間がかかるばかりでなく、地価が依然として高水準にあることから、用地買収が困難であり、また……

第132回国会 予算委員会 第7号(1995/03/03、16期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  質問に入ります前に、このたびの阪神・淡路大震災でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げる次第でございます。また、今なお避難生活で不自由な毎日をお過ごしの皆様に衷心よりお見舞いを申し上げるところでございます。  そして、阪神・淡路地区が未曾有の大災害を受けながら、今、市民の皆様が瓦れきの中から立ち上がりまして、助け合い、復興に向けて歩み出しておられることに心から敬意を表する次第でございます。  この中で、みずからも被災者でありながら、日夜周辺被災者の皆様のお世話に奔走されております警察、消防、自……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/19、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 ことしは戦後五十年の節目の年に当たるわけでございます。五十年前ということになりますと、私はまだ小学生でございましたが、終戦の詔勅を聞きまして、これで戦争が終わったなというほっとした安心感と同時に、これからの日本がどうなるかなという不安に駆られたこともよく覚えているわけでございます。  しかしながら、その後の日本が、政治では民主主義、経済は市場経済、そして外交は平和主義を持ちまして世界じゅうの皆様とつき合ってきた。こういう中で、日本外交のあり方という面で振り返ってみた場合には、吉田総理の時代に、もう西側との単独講和でいいと、いろいろあのときも世論がございました。全面講和やるべしとい……

第134回国会 外務委員会 第2号(1995/10/24、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 大臣が所用でおくれているようでございますが、時間でございますので、差し当たり政府委員の皆様方からの御答弁を主体に、穀物協定から御質問を始めさせていただきます。  世界の主要穀物の生産量、これは少しずつ伸びているわけですけれども、この生産量の全体量がどのくらいあるか、あるいはその中で輸出可能量はどのくらいあるのか、最近の穀物年度で、わかる範囲で結構ですからお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  その中で、今、世界の人口は、九四年度の統計ですが、五十六億三千万人というふうに言われております。しかし、今後の増加見通しは非常に厳しい数字が出てくると思う……

第134回国会 外務委員会 第10号(1995/12/12、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 河野外務大臣におかれましては、週末を返上されましてロンドンにおきまするボスニアの和平実施会議に御出席をいただきまして、まことに御苦労さまでございました。  今回の和平実施会議は、これまで何遍も繰り返されましたボスニアに関する停戦とまたそれの破棄、こういった繰り返しの中ではもう絶望的と見られていたボスニアの和平について、開かれた展望が得られたというふうに言われております。その意味で大変大きな意義があろうかと思いますが、今回の和平実施会議の果たす役割、意義と、その中で日本は何ができるのか、また何をなさねばならないか、この点につきまして大臣の所見をお伺いしたいと思います。

第136回国会 外務委員会 第4号(1996/03/28、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 池田外務大臣におかれましては、去る三月十九、二十日の両日にわたりましてロシアを訪問され、プリマコフ外相あるいはサスコベッツ第一副首相、またエリツィン大統領とも直接お目にかかって数々の御協議をしていただきましたこと、まことに御苦労さまでございました。冒頭、このロシア問題について一、二お伺いし、質疑を始めたいと思います。  最近の日ロ関係を見てみますると、ひところの、東京宣言が出ましたころのエリツィンさんが見えまして平和条約締結へ向けての熱気が相当盛り上がった状況と比べましたときに、どうも少し冷え込んでいるのではないかという気がするわけでございます。特に、ロシアの新しい議会の選挙等が……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、自由民主党)

○野沢太三君 外務省の予算につきましては、全体が苦しい中で四・三%の伸びを確保したということはまずまずであろうかと思います。ただ、ODAなどに見られまするように、三・五%ということで三年連続低位ということでありますから、まだ相当頑張らないと中期目標等で設定した金額に到達できないというような心配もあるわけでございます。しかし、こういった予算を実施していくいわゆる実施体制の強化というのは非常に重要ではないかと思うんです。  まず、平成八年度予算で定員が五千五人ということで大台に乗ったわけでございますが、先般来議論していますように、出先についてはまだ兼館等のところが大分多いということからいたしまして……

第136回国会 外務委員会 第15号(1996/06/12、17期、自由民主党)

○野沢太三君 自民党の野沢でございます。本委員会最後の案件となりましたので、二日ほどかけてしっかり御質問をし、審議をさせていただきたいと思います。  四月に来日されましたクリントン大統領と橋本総理との間で取り決めました日米安保共同宣言が、冷戦後の日本並びにアジア地域の平和と安全にとって大きな安定要因としていわゆる日米安保条約の再確認という形でしっかりと再確認をされたということは、私どもも大きく評価をしているものでございます。また、これとあわせて締結をされました本日の議題になっております物品・役務の相互提供の協定につきましても、こういった大きな流れの中で具体的に仕事を進めるために極めて大切な協定……

第136回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/06/20、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。  昨日の本会議におきまして、決算委員長に選任されました野沢太三でございます。  甚だふなれではございますが、皆様方の御協力と、また御支援を賜りまして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。どうぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際、前委員長の浦田勝君から発言を求められておりますので、これを許します。浦田勝君。
【次の発言】 浦田先生、御苦労さまでございました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  昨十九日、浦田勝君、伊藤基隆君、……

第136回国会 決算委員会 閉会後第2号(1996/07/23、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十一日、有働正治君及び竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君及び菅野壽君が選任されました。  また、去る七月十五日、尾辻秀久君及び岡利定君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君及び塩崎恭久君が選任されました。  また、昨二十二日、筆坂秀世君及び塩崎恭久君が委員を辞任され、その補欠として阿部幸代君及び尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いた……

第136回国会 決算委員会 閉会後第3号(1996/07/24、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十三日、阿部幸代君、本岡昭次君、栗原君子君及び尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君、国井正幸君、山口哲夫君及び岡利定君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任を行います。  昨二十三日の本委員会におきまして、欠員中の一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に筆坂秀世君を指名いたします。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省、労働省、建設省及び住宅金融公庫の決算について審査を行いま……

第136回国会 決算委員会 閉会後第4号(1996/09/03、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十四日、吉川芳男君及び山崎力君が委員を辞任され、その補欠として塩崎恭久君及び寺澤芳男君が選任されました。  また、去る八月二十二日、国井正幸君、牛嶋正君、武田節子君及び寺澤芳男君が委員を辞任され、その補欠として武田邦太郎君、海野義孝君、加藤修一君及び益田洋介君が選任されました。  また、去る八月二十六日、岡利定君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君が選任されました。  また、去る八月二十七日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。

第136回国会 決算委員会 閉会後第5号(1996/09/11、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三日、続訓弘君、菅野壽君及び武田邦太郎君が委員を辞任され、その補欠として小山峰男君、朝日俊弘君及び国井正幸君が選任されました。  また、昨十日、海野義孝君、益田洋介君及び小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君、渡辺孝男君及び和田洋子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、大蔵省、農林水産省、北海道開発庁、沖縄開発庁、国土庁、国民金融公庫、農林漁業金融公庫、北海道東北開発公庫、沖縄振興開発金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入……

第136回国会 決算委員会 閉会後第6号(1996/09/12、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、林久美子君、渡辺孝男君及び筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として海野義孝君、益田洋介君及び西山登紀子君が選任されました。  また、本日、海野義孝君、益田洋介君及び水野誠一君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君、友部達夫君及び堂本暁子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、厚生省、環境庁及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び……

第136回国会 予算委員会 第13号(1996/04/24、17期、自由民主党)

○野沢太三君 このたび、日米首脳会談におきまして、沖縄基地の整理、統合、縮小について事前の協議を重ねられまして、十数項目の合意と二〇%に及ぶ基地面積の縮小が図られることになりました。  米軍基地の問題は日米安保にとって非常に重要な位置づけと考えられるわけでございますが、今回、特に普天間の全面返還が決まりましたことは、この基地の重要性にかんがみましてまだまだ困難であろうと思っていたところ、大きな喜びでございます。沖縄県民の期待にこたえられまして、事前にサンタモニカまで飛んでクリントン大統領に普天間の重要性を直接訴えられました橋本総理のリーダーシップに心から敬意を表するものでございます。  しかし……

第138回国会 決算委員会 第1号(1996/11/12、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月十二日、西山登紀子君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君が選任されました。  また、去る九月十三日、渡辺孝男君、友部達夫君、和田洋子君、堂本暁子君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として海野義孝君、益田洋介君、小山峰男君、水野誠一君及び菅野壽君が選任されました。  また、去る十月三十一日、田英夫君が委員を辞任され、その補欠として椎名素夫君が選任されました。  また、去る十一月七日、今井澄君及び陣内孝雄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君及び大木浩君が選任されま……

第138回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/11/19、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日、国井正幸君、筆坂秀世君、加藤修一君及び須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君、山下芳生君、渡辺孝男君及び亀谷博昭君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載すること……

第138回国会 決算委員会 閉会後第2号(1996/11/20、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十九日、山下芳生君、渡辺孝男君、亀谷博昭君、景山俊太郎君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として阿部幸代君、福本潤一君、須藤良太郎君、依田智治承及び中尾則幸君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、文部省及び郵政省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じます……

第138回国会 決算委員会 閉会後第3号(1996/11/26、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、福本潤一君、阿部幸代君及び中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君、筆坂秀世君及び川橋幸子君が選任されました。  また、去る二十一日、馳浩君が委員を辞任され、その補欠として景山俊太郎君が選任されました。  また、昨二十五日、筆坂秀世君及び水野誠一君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君及び堂本暁子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、皇室費、国会、会計検査院、内閣、総理府本府及び総務庁の決算について審査を行いま……

第138回国会 決算委員会 閉会後第4号(1996/11/27、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十六日、本岡昭次君、川橋幸子君、堂本暁子君及び吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として国井正幸君、峰崎直樹君、水野誠一着及び緒方靖夫君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、法務省、自治省、警察庁、裁判所及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと……

第139回国会 決算委員会 第1号(1996/12/17、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十七日、緒方靖夫君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君が選任されました。  また、去る十一月二十八日、武見敬三君及び菅野壽君が委員を辞任され、その補欠として清水嘉与子君及び田英夫君が選任されました。  また、去る十一月二十九日、国井正幸君、清水澄子君及び峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君、大脇雅子君及び今井澄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選……

第139回国会 決算委員会 閉会後第1号(1996/12/26、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、以上三件を一括して議題とし、説明を聴取いたします。三塚大蔵大臣。
【次の発言】 以上をもちまして説明の聴取は終了いたしました。

第139回国会 決算委員会 閉会後第2号(1997/01/16、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月二十七日、菅野久光君及び小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君及び魚住裕一郎君が選任されました。  また、去る十日、椎名素夫君が委員を辞任され、その補欠として末広真樹子君が選任されました。  また、去る十四日、上山和人君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。  本日は、総括的質疑第二回として、内閣総理大臣に対する質疑を行います。  まず、私が決算委員長として若干の質疑をさせていただきます……

第140回国会 運輸委員会 第7号(1997/03/27、17期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございますが、運輸大臣におかれましては、本日、羽田の新しい滑走路の竣工にお出ましになった上駆けつけて審議に参画していただきましたこと、まず御礼を申し上げます。  今回の財政構造改革会議の中におきまして、橋本総理の方から財政構造改革五原則が提示をされております。この内容は、今年度予算はもちろんですが、私どもが来年度以降の予算を構成していく中で憲法として考えていかなければならないような大事な考え方だと理解をしておりまして、私ども党の側でもこれを全員しっかりと受けとめましてお支えをしなきゃいかぬ、こう思っておるところでございます。  我が国の財政の現状というのは、九年……

第140回国会 運輸委員会 第10号(1997/05/22、17期、自由民主党)

○野沢太三君 新幹線整備法の一部改正に当たりまして、最初に、新幹線という鉄道がいかなる性格を持ち、またいかなる経緯があり、今後どのようにこれが伸びていくのか、その辺についての展望をまず明らかにしてまいりたいと思うわけでございます。  私は昔、国鉄に昭和三十一年に入社をした者でございます。三十三年から東海道新幹線の建設を開始いたしまして、これが五年余りの経過の後、三十九年に開業、こういうことでありましたが、当初、私どもが入社したころは鉄道斜陽論というのが世の中に大分流布されておりまして、確かにアメリカの鉄道などはもう軒並み会社がつぶれていく、あるいは航空機に取ってかわられる、まことにさような中で……

第140回国会 運輸委員会 第11号(1997/05/27、17期、自由民主党)

○野沢太三君 国鉄改革十年目という節目を迎えまして、いよいよその総仕上げをするときが参りました。  最大の課題は、当初から言われておりましたような債務の処理をどう合理的に解決するか、この問題だけが大きく残っているわけでございます。そして、この問題の解決には広く国民の皆様に御理解をいただき、また御協力をいただくということが私は一番のかぎであると思うわけでございます。  そこで、ここで改革の原点に帰ってこの実態を明らかにすることが一番大事である。既に改革十年目を迎えまして、あのときの経緯を十分御存じでない方々も世の中にふえておりますので、第一にその点について、債務の実態と今後の方向について明らかに……

第140回国会 運輸委員会 第12号(1997/05/29、17期、自由民主党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見を開陳していただきまして、当委員会の法案審議に御協力をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。  それぞれの先生方からの御意見、肝に銘じておるわけでございますが、これより与えられました時間、十五分程度でございますけれども、各先生方に一つずつお伺いをしてまいりたいと思います。  最初に杉山先生にお伺いいたしたいんですが、先ほどからお話しのように再建監理委員会の答申では、土地、株を売りまして、あるいは新幹線の評価差益等の差額を充当しまして、なお残る債務は国民負担という答申が既に監理委員会から出され、それを……

第140回国会 決算委員会 第1号(1997/02/05、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十六日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。  また、去る一月二十日、本岡昭次君、今井澄君及び上山和人君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君、小川勝也君及び萱野茂君が選任されました。  また、去る一月三十日、末広真樹子君が委員を辞任され、その補欠として椎名素夫君が選任されました。  また、昨四日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として山口哲夫君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、……

第140回国会 決算委員会 閉会後第1号(1997/07/08、17期、自由民主党)

○野沢太三君 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  この一年間、決算委員長として皆様の御協力をいただき、大役を果たすことができました。御協力に改めて感謝申し上げる次第でございます。  委員長として公平、公正な委員会運営を志したつもりでございますが、その実が上がったかどうか、甚だ心もとないわけでございます。何よりも審議日程の確保に大変苦心をいたしましたことを一つ申し上げたいと思いますが、大変各党の御協力あるいは各省庁の御協力をいただきまして、おかげさまで次年度の審議に入る前に平成六年度決算が終了することが一つの成果としてできましたことを大変感謝いたしておる次第でございます。 ……

第140回国会 決算委員会 第2号(1997/05/01、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十八日、筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として緒方靖夫君が選任されました。  また、昨三十日、岩井國臣君及び須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君及び村上正邦君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第140回国会 決算委員会 第3号(1997/05/02、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨一日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。  また、本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君が選任されました。
【次の発言】 平成七年度決算外二件を議題とし、昨日に引き続き、全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後零時五十分まで休憩いたします。    午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成七年度決算外二件……

第140回国会 決算委員会 第4号(1997/05/12、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日、宮崎秀樹君が委員を辞任され、その補欠として岩井國臣君が選任されました。  また、本日、長峯基君が委員を辞任され、その補欠として武見敬三君が選任されました。
【次の発言】 平成七年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載す……

第140回国会 決算委員会 閉会後第4号(1997/09/03、17期、自由民主党)

○野沢太三君 まず最初に、国鉄の長期債務について運輸省に質問をいたします。  国鉄改革から十年を経過し、残されました最重要課題が国鉄清算事業団の抱える長期債務の処理であります。当初三十七兆を超える債務をJR各社と清算事業団に振り分けまして、二十五・五兆円が清算事業団に残されました。この債務の処理方策としては、土地処分等の自主財源を充ててもなお残る債務等については最終的に国において処理するとの方針が改革の当初から再三にわたる閣議決定として確認され、また国会審議で承認をされているところでございます。  清算事業団債務は、この十年間に事業団の努力にもかかわらず累増しまして、平成九年度年初においては二……

第140回国会 決算委員会 第5号(1997/06/17、17期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月十三日、武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として長峯基君が選任されました。
【次の発言】 継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  平成七年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、これらの要求書の作成につきましては、……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/04/17、17期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  平成十年度予算の審議につきましては、この一月以来、総理を初め各閣僚の皆々様には大変御苦労をいただきましたが、ようやく四月八日、打ち上げということに相なったわけでございます。しかし、この間に経済情勢は大変大きく動いておりまして、これに対する適切な政策が何よりも今緊要でございます。  本日は、まず最初に、総理の経済政策に関する今回の決断につきまして確認をいたしたいと思います。  政府は、昨今の金融システムの不安あるいは景気低迷に対しまして、三十兆円の公的資金注入を柱とする金融システム安定化措置や二兆円の特別減税等の景気対策を実行に移してまいりました。……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 予算委員会 第5号(1998/09/25、18期、自由民主党)

○野沢太三君 このたび小渕総理におかれましては、二十日から二十三日という極めて短い時間の中で渡米をされまして、国連総会への御出席、それから国連関係者との会談、さらにはイギリスのブレア首相との会談をこなされまして、二十二日にはクリントン大統領との初めての首脳会談を行われてまいりました。まことに御苦労さまでございました。  また、国連総会におきましては、二十一世紀に向けまして新しい国際秩序を構築するために国連改革の必要性を強調されまして、とりわけ今次会期中に安全保障理事会改革に伴う枠組みの合意という点を訴えてこられましたことは、まことに時宜を得たものと考えられまして、敬意を表する次第でございます。……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第5号(1999/03/23、18期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  私は、NHKの取り組んでおられます国際映像放送に関して若干の御質問を申し上げたいと思います。  NHKにおかれましては、既に国際放送に関してはラジオ等を通して世界的なネットワークを展開しておるわけでございます。一九九〇年の湾岸危機の折、私は、イラクに人質の取り返しに伺った折にも、唯一の情報源が短波ラジオによる情報でございまして、皆さん非常に乏しい情報の中で短波ラジオにかじりついて正しい情報を聞き取っていた、こういう思い出がございます。  九四年には放送法が改正になりまして、NHKの必須業務として取り上げられるようになったわけでございます。特に……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第6号(1999/04/13、18期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  本日は電波法の一部改正が主題でございますが、その前に、国際映像放送関係の質問を二、三させていただきたいと思います。  ことしから施行することになっております二十四時間放送の中に日本語の教育・普及番組が組み込めれば大変有益であると考えておりますが、これに対する準備あるいは可能性はいかがでございましょうか。
【次の発言】 先日、私はペルーに参りまして日系人社会の皆さんと御懇談を申し上げたのですが、そこで、日本語教室が開かれておりますが使っております教材が大変古い、しかも先生が不足しておるということでありまして、日系人社会で日本語が忘却をされていくこと……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第10号(1999/05/13、18期、自由民主党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  法案の質疑に入ります前に、かねてから懸案となっております基本的な問題について若干の質問をさせていただきます。  最初に、まず国鉄改革でございますが、国鉄改革は、赤字で行き詰まっておりましたいわゆる公社という形の経営スタイルを地域分割六社と全国一社で運営する貨物、そのほか関連の業務を二十数社に機能分割いたしまして再出発をした、こういうものでございますが、早いものでもう十二年目に入っております。がんじがらめでありました国としての法体系から、民間の考え方に基づいた八つの法案に再編成をして再出発と、こういう経緯であったわけでございます。きょうも議題に……

第145回国会 交通・情報通信委員会 第14号(1999/07/27、18期、自由民主党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  最初に、ハイジャック事件の方から質問をさせていただきたいと思いますが、このたびの全日空六一便のハイジャック事件におきまして殉職されました長島直之機長は、交信記録等から判断いたしまして、最後まで最善の努力を尽くしたものと推定されるわけでございます。不幸にも犯人の凶刃に倒れましたが、五百二名の乗客並びに他の乗務員も助かることができまして、心から御冥福をお祈りし、御遺族にお悔やみを申し上げるものでございます。  また、機体の異常降下に気がつきまして、操縦室の犯人を取り押さえました乗務員の行動と勇気は称賛に値するものと思いますが、この点につきまして運輸大……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第3号(2000/03/15、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  予算委員会からの運輸関係予算に関する委嘱審査について若干の質問をさせていただきます。  十三日に発表されました平成十一年の十月から十二月期の実質経済成長率を見ますと、前期に比べて一・四%の減、これは年率換算では五・五%減ということになるようですが、二期連続でマイナスということでございます。  この原因に幾つか挙げられておりますけれども、個人消費のマイナス一・六と公共投資が伸び悩んでマイナス五・四、この辺が大分響いたと、こういう分析があるわけでございますが、民間設備投資の方が頑張りまして四・六%の増加ということで、対前同期に比較しても三・一%ほどの……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第4号(2000/03/16、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  質疑に先立ちまして、今回の日比谷線脱線衝突事故でお亡くなりになりました五人の犠牲者の方々に心から御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げる次第でございます。また、負傷されました方々の一日も早い御回復を願い、お見舞いを申し上げる次第でございます。  大臣並びに総裁におかれましても、犠牲になられた方々への補償あるいはお見舞いに万全を期して取り組んでいただきたいと思います。  本委員会といたしましても、事故原因の徹底的解明と有効適切な再発防止策を確立することが何よりものこの委員会に課せられた責務であると認識しまして、審議を尽くすこと……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第7号(2000/03/28、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  平成十二年度の重要事項の一つといたしまして、衛星デジタル放送の開始と衛星・ハイビジョン放送の充実が挙げられているわけでございますが、これによってNHKの番組の放送時間がどのぐらいふえるか教えていただきたいと思います。
【次の発言】 大変結構なことでございまして、この技術的な成果、果実をいろんな面に活用していただきたいわけでございますが、現在、NHKテレビが何時間くらい国会中継をしていただいているのか。きょうは非常に丁寧に各人全員の映像が出るようですけれども、私はこの問題が非常に重要だと思いますので、どのぐらいの時間数をやっているかちょっと教えてい……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第14号(2000/04/27、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 時間が押しておりますので、ごく簡単に最初申し上げまして、残りの質問は次回に回したいと思っております。  まず、このバリアフリー法案でございますが、昨年来私ども党の政務調査会においても勉強してまいりまして、今回提案をいただきましたが、なかなかよく考えていただいているという点で大変感謝をいたしております。  特に、四省庁共管として運輸、建設、警察、自治ということでやっていただいたことが、これまでのどうもお役所の縄張りというような面から見て大変これは結構なことだと思いますが、この間の参考人のときにも、高齢者団体や身障者団体の方々から、できれば厚生省が入ったらどうかという意見も出ておるわ……

第147回国会 交通・情報通信委員会 第15号(2000/05/09、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  思いがけないバス乗っ取り事件が発生いたしたために、冒頭に乗っ取り関連の質問を行いまして、その後にバリアフリー法案にかかわる質問に入りたいと思います。  バスは、私どもにとりまして最も身近な公共交通機関でありまして、利用者にとりましても、家庭や隣組のつき合いの延長ということで利用されている方が多いのではないかと思います。  今回のような事件は全く想像を超えるものでございますけれども、過去にさかのぼって調べてみると、幾つかやはり事例があるわけでございます。また、諸外国等では相当厳しい事件も発生をしているような状況にございまして、これに対してしっか……

第151回国会 国土交通委員会 第7号(2001/04/10、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  参考人の皆様には、お忙しいところ御出席くださり、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。  私どもに与えられております時間はおのおの十五分ずつでございますので、簡潔に要点をお答えいただければ幸いでございます。  まず最初に、井口参考人にお尋ねいたしますが、過日の地下鉄日比谷線脱線事故の原因究明とその対策につきまして、多大な御指導と御尽力をいただきましたことに、まことに感謝にたえない次第でございまして、改めて御礼を申し上げる次第でございます。  そして、先生には、この報告書を取りまとめられる中で、平成十二年の七月に事故調……

第151回国会 国土交通委員会 第8号(2001/04/12、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  本日は、航空事故調査委員会設置法の一部改正ということで、鉄道事故の調査を対象に加えるために必要な法改正を行う趣旨であると伺っておるわけでございます。  ことしは国鉄改革がスタートしてJRグループ七社に分かれてからちょうど十四年目に当たります。改革の仕上げとも言えます本州三社の完全民営化の法案も別途提出されておりますが、安全対策に大きな力を持つ今回のこの法律案が、そもそも国鉄が解体してJRや三セク鉄道各社等に分かれた昭和六十二年当時から、鉄道と乗客の安全を守るために必要な法律ではなかったかと、かように私は考えるわけでございます。それにしても、今出て……

第151回国会 国土交通委員会 第11号(2001/05/24、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  五月二十二日の大臣発言に関しまして、幾つか御質問をさせていただきます。  国土交通省が発足して四カ月余り経過いたしましたが、国土交通省は、これまでの建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁の四省庁が担ってまいりました国土保全あるいは社会資本の整備、陸海空の交通政策等を総合的に推進しまして縦割り行政をできるだけ一元化して効果を上げよう、こういう趣旨でつくられたものと理解をいたしております。  そこでお尋ねしたいのは、現在この四省庁統合の効果をどのような形で実現しようとしているのか、大変リーダーシップを持って御指導いただいております扇大臣のお考えをお伺いした……

第151回国会 国土交通委員会 第13号(2001/05/31、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  きょうは倉庫業法の一部を改正する法案について若干の質問をいたします。時間が限られていますので、端的に伺いますので、簡潔にお答えくださるようお願い申し上げます。  国土交通省に関係いたしております規制項目は、これまで見直しに努力をされてこられたところでございますが、いまだ相当あるように思います。そのうち、許認可の総件数はどのくらい現在ございますか。よろしくお願いします。
【次の発言】 規制の見直しに当たりましては、自由化によりまして競争を促すということ、さらには企業の活力を呼び起こしまして、コストを下げてその変化する環境に適応して、結果的に消費者の……

第151回国会 国土交通委員会 第15号(2001/06/07、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。  扇大臣におかれましては、おけがにもめげず御出席をいただき、審議に応じていただきますことをまことに私ども多とするところでございます。どうぞひとつ大事に、一日も早い御回復を願っております。  さて、国鉄改革の八法案を審議して成立を見た昭和六十一年九月の第百七回国会から既に十五年目を迎えておるわけであります。私は、国鉄改革がより実りあるものになるようにということで国政を志しまして、当選した直後にこの国鉄改革の特別委員会に所属をさせていただきまして、改革の議論に参画することができたわけでございます。  この八法案の成立によりまして昭和六十……

第151回国会 国土交通委員会 第17号(2001/06/14、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。  扇大臣には、大変足元御不自由の中、きょうも一日御審議に御出席賜り、ありがとうございます。  前回の質問では、私は、国鉄改革の趣旨と成果についてお尋ねをいたしまして、分割・民営化という厳しい方針が大変有効に機能いたしまして行き詰まっていた鉄道経営がJR各社の活躍という形でよみがえったということの一端を確認させていただいた次第でございます。  本日は、先日の参考人の御意見等を参考にしながら、鉄道の未来を開くためにという観点から若干の質問をさせていただきたいと思います。  十二日の参考人意見の中で、岡田清参考人が、鉄道が二十一世紀に生き……

第151回国会 国土交通委員会 第18号(2001/06/19、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 おはようございます。  自賠責関係の法案について若干の質問をさせていただきますが、我が国の道路交通事故によります死者数が昭和四十五年には一万六千七百六十五人に達しまして、最悪の記録となったわけでございます。その後、官民挙げての努力が実を結びまして、昭和五十四年には八千四百六十六人まで減少することができました。しかし、その後、各般にわたる施策、努力にもかかわらず漸増しまして、平成十二年には死者九千六十六人、死傷者合計で百十六万人を超えまして、最近十年間では四二%増という深刻な事態にございます。また、重度の後遺障害者数が千九百三十五人ということで、最近十年、二倍という増加でございます……

第151回国会 国土交通委員会 第19号(2001/06/21、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  本日は、参考人の皆様には、お忙しいところ参議院国土交通委員会に御出席をくださり、貴重な御意見を陳述していただきまして、まことにありがとうございました。各先生に御質問を申し上げたいと思いますので、簡潔なお答えをお願いしたいと思います。  まず、西崎参考人におかれましては、平成十一年の九月に「今後の自賠責保険のあり方について」という報告を座長としておまとめいただいておりますが、この中で提案されました事故防止対策やあるいは被害者救済対策につきまして、このたびの法改正がどの程度こたえているのかどうか、御感想をお伺いいたしたいと思います。  事柄的に、保険……

第151回国会 予算委員会 第10号(2001/03/19、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  このたび、与党三党がこの九日の日に緊急経済対策を政府に提案をいたしまして、これに基づきまして十五日には緊急経済対策本部が設置をされまして、これを進めようと、こういう運びになったわけでございますが、現在の厳しい経済状況を脱するためには、目下審議中のこの平成十三年度予算を一日も早く成立させることが何よりも大事と考えております。  しかしながら、あわせまして、不良債権の処理であるとか金融緩和施策が急務であると考えられるわけでございますが、政府は十六日の月例経済報告の中で、デフレについて改めて持続的な物価下落と定義づけをされまして、現在の日本経済の状況は緩や……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/14、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  小泉総理におかれましては、構造改革の旗印を掲げられまして、国民の大きな期待を担いながら、四月末に内閣を発足させてから半年余りたったわけでございます。この間、総理におかれましては、強いリーダーシップを発揮されまして、財政、構造改革に関する基本方針、これは六月でございましたが、九月には改革工程表ということでこれをさらに具体化をされ、そして十月には改革先行プログラムということで、これを時間の要素をつけて具体化するべく方針を指し示していただいたわけでございます。  今回の補正予算は、こういった総理の掲げられた構造改革を具体的に裏づける大事な予算と理解……

第154回国会 国土交通委員会 第23号(2002/07/09、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢太三でございます。  本日は道路運送車両法の改正が議題でございますが、最近発生いたしました不正車検問題について緊急に質問をさせていただきます。  扇大臣におかれましては、去る七月四日、東京陸運支局の現場を視察されて、関係者のお話を聴取されたと伺っております。  六月二十一日付けの国交省のプレスリリース等によりますと、全国に及ぶ不正車検の実態調査を今回発表されまして、六月二十八日には二百十七人に及ぶ関係職員の処分が発表されております。安全にかかわる車検制度の信頼性を揺るがすこのような事件は徹底的に解明いたしまして、二度と再発しないよう指導をしていただ……

第154回国会 予算委員会 第20号(2002/05/27、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  小泉内閣が発足以来、一年余りを経過いたしたところであります。この間に、内外、実に多端でございまして、昨年の九月の同時多発テロ、さらには不審船事件、国内的にはデフレ不況の中でBSE問題等も発生し、また、今回は瀋陽の総領事館に五人の男女が侵入し、これが中国側に連行されるという事件が発生しているわけでございます。また、本国会開催中には政治と金にかかわる問題が生じまして、複数の国会議員の秘書が逮捕され、目下、司法当局によって調べが続いている、誠に残念な事件も出てきているわけでございます。  本日は、このうち外交問題と政治倫理にかかわる問題について集中……

第155回国会 内閣委員会 第11号(2002/12/10、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  短時間、十分ではございますが、小泉総理に御質問をさせていただきたいと思います。  小泉総理には、御就任以来、構造改革なくして成長なしとの旗印の下に聖域なき構造改革を提唱されまして、民間でできるものは民間へ、地方でできるものは地方へ任せるとの方針でこれまで改革を進めてこられたわけでございます。  特に、特殊法人の関係につきまして見ると、百六十三ほどありましたものがこれまでに既に六十九が整理済みとなっておりまして、残る九十四につきましても、今国会で四十九法人について特殊法人化あるいは独立行政法人化若しくは民営化ということで、法律ももうほとんど成立……

第156回国会 内閣委員会 第2号(2003/03/20、19期、自由民主党・保守新党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  今日は、先日お伺いしました各閣僚の所信に関しまして御方針を承りたいと思いますが、質問の順序は大臣の御都合によりまして前後いたしますので、この点ひとつ御了承をいただきたいと思います。  まず最初に、谷垣国家公安委員長にお伺いいたしたいと思います。  ここ数年の犯罪統計を見ますると、重要犯罪が増加する一方で、逆に検挙率の方は年々下がっているという余りうれしくない統計がございますが、このままいきますと、日本が世界一安全な国だという伝統があるわけでございますが、この看板もどうも怪しくなるわけでございまして、どうしたらいいか誠にこれ悩ましい問題でござい……

第156回国会 内閣委員会 第9号(2003/05/22、19期、自由民主党・保守新党)

○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。  法案の審議に入る前に交通安全一般の質問をさせていただきますが、昨年の交通事故の死者数が八千三百二十六人で、過去最悪を記録しました昭和四十五年の一万六千七百六十九人の半分以下となりました。この結果は、これまで政府を始め関係の皆様が営々と努力をされました安全対策の成果が現れたものと考えられますが、小泉総理は、今国会の冒頭の施政方針演説におきまして、今後十年間で交通事故死を更に半減させ、道路交通に関して世界で一番安全な国とするということを目指すと、この旨表明されておるわけでございます。  交通安全を担当されます国家公安委員長谷垣大臣として、今後十年間で……

第157回国会 法務委員会 第1号(2003/10/07、19期、自由民主党・保守新党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) このたび、法務大臣に就任いたしました野沢太三でございます。  法秩序の維持と国民の権利の保全を基本的使命とする法務行政が一層重要となってきておりますこの時期に法務行政を担当することとなり、その責務の重大さを痛感しております。平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜っております委員長を始め委員の皆様方に厚く御礼申し上げるとともに、私の法務行政に対する思いの一端を申し述べさせていただきます。  まずは、司法制度改革についてです。  国民にとって身近で頼りがいのある司法制度を構築するため、司法制度改革推進本部を中心に、政府を挙げて改革の実現に取り組んでいるところですが……

第157回国会 法務委員会 第2号(2003/10/09、19期、自由民主党・保守新党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、裁判官の報酬の減額につき、憲法第七十九条第六項及び第八十条第二項が、「在任中、これを減額することができない。」と規定しております。  法務省は憲法の解釈一般について政府を代表して見解を述べる立場にはございませんが、当省なりの考え方を申し上げますと、これらの憲法の規定は、裁判官の職権行使の独立性を経済的側面から担保するため、相当額の報酬を保障することによって裁判官が安んじて職務に専念することができるようにするとともに、裁判官の報酬の減額については、個々の裁判官又は司法全体に何らかの圧力を掛ける意図でされるおそれがないとは言えないことから、このようなお……

第158回国会 予算委員会 第1号(2003/11/26、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 江田委員にお答えします。  こちら側でお答えするのは初めてでございますので、どうぞよろしく。  成田空港の、特に航空機の到着が重なる時間帯に入国審査のために行列ができるとの問題がこれまでも指摘をされておりますが、かねてからその改善については努力をしてきたところでございます。  法務省といたしましては、近時の不法残留の状況やテロ対策などの治安維持の観点から厳正な出入国審査を実施する必要があり、この点にも留意しつつ、なお一層円滑な外国人の上陸手続を実施するため改善を図っていく所存でございます。どうぞよろしく。
【次の発言】 お答えします。  今月の十八日に、熊本県庁から熊……

第159回国会 決算委員会 第3号(2004/03/08、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 円先生には、かねてから女性問題あるいは家族問題につきまして御造詣が深く、また、今回も戸籍の問題につきまして御関心をいただきましたことを感謝いたしております。  御指摘のその裁判所の判断……
【次の発言】 ああ、そうですか。  今の点はよくわきまえておりますので。
【次の発言】 今度は御質問にお答えします。  御指摘の裁判所の判断につきましては、これは私どもとしては真摯に受け止めまして、よりプライバシーの保護に配慮した続き柄の記載の在り方を検討してまいりたいと考えております。そろそろこの辺は前進させるべきときが来ていると思っております。

第159回国会 決算委員会 第10号(2004/04/26、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 平成十六年一月一日現在の不法残留者数は約二十二万人でありまして、韓国、中国、フィリピン、タイの順になっております。これは最高の数字では二十九万人まで行ったことがございますが、逐次減らしてはおりますが、今まだ、委員御指摘のとおり、高水準になっております。また、このほか、密航等による不法入国者がおよそ三万人と推定されまして、我が国の不法滞在者数は約二十五万人と推測されております。  我が国社会の治安対策上、外国人犯罪の温床となっていると指摘されています不法滞在者を減少させることが喫緊の課題となっておりますが、不法就労等を目的とする外国人を水際で排除することは極めて重要であ……

第159回国会 行政監視委員会 第2号(2004/03/29、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 今回のにわかな上陸という事態に際しまして取りました措置でございますが、あくまで出入国管理及び難民認定法の規定にのっとって粛々とこの退去強制手続を進めたものでございます。国外退去を強制するというのは難民認定法、出入国管理法でもしっかり規定されているところでございますので、特別に政治的判断を加えたという筋ではございません。

第159回国会 法務委員会 第1号(2004/03/11、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員長を始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜っており、厚く御礼を申し上げます。  私は、昨年九月の就任以来、司法・法務が抱える様々な課題に微力ながら精一杯取り組んでまいりましたが、引き続き、皆様方の一層の御理解と御支援の下、司法制度改革を始めとする諸改革を推し進め、国民の期待と信頼にこたえ得る法務行政の実現に向けて、全力を傾注する決意でございます。  それでは、所信の一端について申し述べさせていただきます。  第一は、司法制度改革についてです。  国民にとって身近で頼りがいのある司法制度を構築するため、政府を挙げてその改革の実現に取り組……

第159回国会 法務委員会 第2号(2004/03/16、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、日本の治安の状況については誠に憂慮すべき状況にあると認識しております。  我が国は、かつて世界有数の安全な国と考えられていたものの、御指摘のとおり、最近における刑法犯の認知件数は急増いたしまして、過去最高の水準にありまして、特に凶悪重大事犯が多発しております。平成十四年に二百八十五万件ということで過去最高となりまして、十五年には少し減って二百七十九万件ということにはなりましたが、その内容ではむしろ凶悪化しているという点で良くないということでございますが、この治安悪化の原因というものを一概にこうだと言うのはなかなか難しい問題でございますが、やはり、社……

第159回国会 法務委員会 第3号(2004/03/18、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、国民の期待にこたえる司法を構築するためには司法の人的基盤を充実強化することが必要不可欠であると認識しております。そのためには、法曹人口を現状より大幅に増加させると同時に、裁判所の職員、検察庁職員などをより一層充実強化して体制を整えることが必要であると考えております。  現在、司法制度改革推進計画に従いまして、司法試験合格者の増加による法曹人口の大幅な増加に加えまして、裁判所等の人的体制の充実等の必要な体制の整備を行っているところでありますが、今後もその時々における事件数等を考慮いたしまして、関係省庁とも御相談しつつ、裁判官等の増員を含めた必要な体制……

第159回国会 法務委員会 第4号(2004/03/23、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、今回の司法制度改革の中で、法曹人口の増加、いつでも御相談できる弁護士さんが身近にいるということ、これはもう極めて重要な前提でございまして、おかげさまで、これまで法科大学院の発足等によりまして、そのまず段取りができたことについては大変有り難く思っておるところでございます。法科大学院に対する志望者も大変な数に上っておりまして、恐らく優秀な学生が選抜され、期待にこたえていただけるものと、私どももこれは楽しみにしておるところでございますが。  まず、その法曹人口の問題につきまして、平成二年まで司法試験合格者が五百人程度でございましたけれども、その後徐々に増……

第159回国会 法務委員会 第5号(2004/03/24、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) お尋ねの日米地位協定の下における刑事裁判手続に関する日米協議の内容にかかわる事柄につきましては、現在交渉中ということもあり、答弁に、具体的な答弁は控えさしていただきますが、我が国の刑事手続一般におきます弁護人の取調べへの立会い問題ということについてはかねてから話題になってきたことでもございますが、現在進めております司法制度改革審議会の意見に基づく諸改革の中で、この御意見でも、刑事手続全体における被疑者の取調べの機能、役割との関係におきまして慎重な配慮が必要であるという理由から将来的な検討課題ということにされておるところでございまして、先生方の御意見あるいは国民世論を含……

第159回国会 法務委員会 第6号(2004/03/30、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案及び弁護士法の一部を改正する法律案のそれぞれに対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。
【次の発言】 最初に、破産法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の破産法は、大正十一年に制定されたものであり、昭和二十七年に免責の制度が導入される等の改正がされたほかは、これまで特段の見直しがされることなく現在に至っております。しかし、この間……

第159回国会 法務委員会 第7号(2004/04/01、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 倒産法制の全体的な見直しを開始しました平成八年十月の時点では、我が国の倒産法制は破産手続、和議の手続、会社更生手続、会社整理手続及び特別清算手続から成っておりましたが、これらの五つの制度につきましては、大正十一年に制定されました破産法を始めとしまして、制定の時期が異なるだけでなくて、立法思想や時代的背景をも異にしていたものでございます。  また、これらの制度については、昭和二十七年に成立した会社更生法等により導入されました破産手続に付随して免責制度が採用され、さらには昭和四十二年に主として乱用防止の観点から会社更生手続の見直しがされたほかは実質的な見直しがされておりま……

第159回国会 法務委員会 第8号(2004/04/06、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 確かに、委員御指摘のとおり、包括根保証ということで再起ができないという経営者、多く見られるわけでございますので、この問題につきましては、一番、この日本の中小企業を主体とする経済構造の中で大事な私は融資制度の根幹を成す一つの制度であると思っておりますが、その融資の可能性と併せて、やはり立ち直り可能な形にするという意味で、責任の限度を明確にするということはやっぱり大事なことではないかと思っておりますが、この点につきましては、法制審におきます御審議の経過を十分見極めまして、できるだけ早いうちに対応を法務省としても取るつもりでございます。

第159回国会 法務委員会 第9号(2004/04/08、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、外国人犯罪の深刻化に伴い、その温床とされる不法滞在者を大幅に減少させることが求められており、また、我が国に適法に在留している外国人の中にも不法就労活動を行ったり犯罪を犯す等、公正な出入国管理を阻害する者も少なくなく、これらの者に適正かつ厳格に対処する必要性が生じてまいりました。  さらに、近時における国際情勢の変化等に伴い、我が国の難民認定制度を取り巻く状況が大きく変化したことにかんがみ、より公正な手続で難民の適切な庇護を図る観点から、難民認定制度の見直しを行うことが求めら……

第159回国会 法務委員会 第10号(2004/04/13、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 御指摘のとおり、この違憲という判決が出たわけですが、詳細伺ってみると、これは損害賠償ということが主訴になっておるということからいたしまして、これはもう国の方の主張が認められて退けられているということからいたしますと、これについて私どもが控訴する立場にはないということがまず一つございますが。  もう一つ大事なことは違憲かどうかということでございますが、これまで同種の訴訟というものが各地で幾つもございまして、地裁レベルでも判決が出ておりますが、このような判断が出たのは初めてかと思いますが、内容的に見れば、今回の判決の中で、憲法二十条で規定しております内容に抵触するという御……

第159回国会 法務委員会 第11号(2004/04/15、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 法務省の入国管理局におきましては、これまでも公正中立を旨といたしまして難民認定業務を実施してきたものと承知をしているところでございますが、今回の改正案では、現在の行政上の不服申立て制度を前提としつつも、審理、判断の公正性、中立性をより一層確保するため、法務大臣は不服申立てに対する決定を行うに当たりまして、必ず第三者である難民審査参与員の意見を聴いた上で決定を行うこととしております。  また、異議申立て棄却等の場合には、難民審査参与員の意見の要旨を理由付記の中で明らかにし、これは、このことによりましてこの考え方が世の中に公表されるということになりますので、委員御指摘の御……

第159回国会 法務委員会 第12号(2004/04/20、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 現行法上、株式会社の公告方法として認められているのは、官報と時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙の二つでございます。これらはいずれも紙媒体でありますことから、公示内容は原則として一回しか掲載されず、掲載された日の紙面を見逃すと当該公告があったことを知らずに終わるおそれがあり、また公告を閲覧するためには、それぞれの公告媒体を購読するか図書館等に閲覧に出掛けなければならないといった制約がございます。  これに対しまして、電子公告の場合には、インターネットに接続された端末さえあれば、ホームページに公告が掲載されている期間はいつでもどこからでもアクセスして公告を閲覧することが……

第159回国会 法務委員会 第13号(2004/04/22、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) お答えいたしますが、今回の法改正によりまして、条約を締結する米国との関係におきましては、外務当局を介さずに中央当局間で直接共助の要請及び証拠の提供を行うことができるようになりまして、今までより迅速に共助を実施することが可能となります。  また、共助の要件が緩和されまして、さらには刑事手続における証人尋問に証人として出頭させる目的で刑の執行として拘禁されている者を移送することができるようになるなど、共助を実施し得る範囲が拡大しまして、より一層緊密な協力、捜査協力体制を構築することが可能となるわけでございます。  今後、米国以外の国とも条約を締結していけば、その国との間で……

第159回国会 法務委員会 第14号(2004/04/27、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 労使関係の安定と健全な発展ということは社会の安定にとって欠くことのできない大事な制度と考えておりまして、今回のこの司法制度改革の中でも大変これは身近で利用しやすい制度として私どもは御提言を申し上げているわけでございますが、社会経済情勢の変化に伴いまして、解雇に関する紛争など個々の労働者と事業主との間での権利関係をめぐる個別労働関係に関する民事の紛争が増加をしているところでございます。  そこで、個別労働関係紛争は継続的な労働関係について生じますし、労働者の生活や事業主の事業活動に大きな影響を及ぼすことから、事案の実情に即した迅速かつ適正な解決が求められているところでご……

第159回国会 法務委員会 第15号(2004/05/11、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) まず、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  国民の中から選任された裁判員が裁判官とともに刑事訴訟手続に関与することは、司法に対する国民の理解を増進させ、また、その信頼の向上に資するものと考えられます。そこで、この法律案は、刑事裁判に裁判員が参加する制度を導入するため、裁判員の参加する刑事裁判に関し、裁判所法及び刑事訴訟法の特則その他必要な事項を定めるものであります。  以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。  第一に、裁判員の参加する合議体で取り扱う事件を定めるとともに、当該合議体の構成は、原則として、……

第159回国会 法務委員会 第16号(2004/05/13、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 総合法律支援法案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、法による紛争の解決が一層重要になっております。この法律案は、このような状況にかんがみ、裁判その他の法による紛争の解決のための制度の利用をより容易にするとともに、弁護士及び弁護士法人並びに司法書士その他の隣接法律専門職者のサービスをより身近に受けられるようにするための総合的な支援、すなわち総合法律支援の実施及び体制の整備に関し、この基本理念、国等の責務その他の基本となる事項、その中核となる日本司法支援センターの組織及び運営について定め、もってより自由かつ公正な社会……

第159回国会 法務委員会 第17号(2004/05/18、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 法律上、守秘義務の範囲は明確に規定されているものと考えております。ただ、委員御指摘のとおり、裁判員として参加する国民の負担を軽減し、またその不安を取り除くために、どのようなことは話してはならず、どの範囲であれば問題がないのかということはきちんと理解してもらえるようにすることが極めて重要であると思われます。  その具体的な方法につきましては政府としても今後検討してまいりたいと思いますが、例えばパンフレットにおいて守秘義務に反する行為とそうでない行為を分かりやすく解説をいたしまして、趣旨の徹底を図ってまいりたいと考えております。

第159回国会 法務委員会 第18号(2004/05/20、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 委員から御示唆をいただきまして早速見たわけでございますが、全部見終わった結論といたしましては、改めて、一般の人の参加する裁判の信頼性ということについて、やっぱりこれでいいんだという再確認をした思いでございます。  具体的には、専門の裁判官が事務的に最初対応していてロボットのようだと言われていたのが、評議を重ねるうちにだんだん変わってきたと。で、心証が最終的には変わったというこの一つ。それから、目撃していました証人が二人、全く反対の証言をしておられますが、そのどちらを裁判員の方が信用するかという、これが大変ドラマチックに浮き彫りになりまして、結論がいい方向に行ったと。こ……

第159回国会 法務委員会 第19号(2004/05/25、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 今回の司法制度改革の一番のねらいといいますか、目的、趣旨は、司法制度全体を国民の皆様のより身近なものにするということ、そして公平公正な裁判が迅速に行われる、そういったことを目標にして他の裁判員制度その他も作られているわけでございますが、国民の、利用される国民の皆様にとって、まず第一に、どこに行って相談したらいいか、だれに頼んだらいいのか、何が問題で、どのくらいの時間と費用が掛かるのかという、一番実はその入口のところでこれまで国民の皆様御苦労をされておったと、私自身もそういった経験もあるわけでございますが。そこで、今御指摘のとおり、国民の皆様が、地域的あるいは経済的な障……

第159回国会 法務委員会 第20号(2004/05/27、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 長年、行政の中心におられ、しかも、なおかつ最大の事業官庁での御経験に基づかれた岩井委員の御指摘は厳粛に受け止めさせていただきたいと思いますが、現行の行政事件訴訟法につきましては、御承知のとおり、昭和三十七年に制定されたものでございます。それから四十年余りを経まして、行政需要の増大と行政作用の多様化に伴いまして、行政による国民の利益調整が一層複雑多様化するなどの変化が生じております。  三十七年当時から今日までの予算規模という面で見ても、数十倍という予算の増大があり、また手掛けている仕事の内容も大変多様化しているのは委員御承知のとおりでございますが、今回のその改正案につ……

第159回国会 法務委員会 第21号(2004/06/01、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) たしか委員の今御指摘のとおり、これは息が詰まるような行政事件訴訟法のこれまでの状況と、これについては私どももそれはそれなりの認識は持っていたわけでございまして、また審議会の中でも、とにかくこれはやらなきゃいかぬという位置付けではございましたが、この内容審査に当たっては引き続き相当な各方面からの御意見をちょうだいして進めていくことということではございましたが、それぞれの分野の皆さん方は、やはりこれは放置しておけないと、何としてもここをこの際一緒に議論していただいて、各党からの御意見もちょうだいしてまとめようじゃないかと、こういうことでここまでこぎ着けたものと考えておりま……

第159回国会 法務委員会 第22号(2004/06/03、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) まず、知的財産高等裁判所設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国の経済社会において、知的財産の活用が進展するに伴い、その保護に関して司法の果たすべき役割がより重要なものとなっております。この法律案は、こうした状況にかんがみ、知的財産に関する事件についての裁判の一層の充実及び迅速化を図るため、これを専門的に取り扱う知的財産高等裁判所を設置するために必要な事項を定めることを目的とするものであります。  以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。  第一に、東京高等裁判所の管轄に属する事件のうち、知的財産に関する事件を取り扱わせるために、……

第159回国会 法務委員会 第23号(2004/06/10、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 最初に、不動産登記法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  不動産登記制度は、国民生活や経済活動の基盤である不動産について、その権利関係などを公示することにより、国民の権利の保全及び取引の安全と円滑を図るための制度であります。この法律案は、不動産登記制度について、登記の正確性を確保しつつ、国民の利便性の一層の向上を図るため、インターネットを利用したオンライン申請の手続を導入するとともに、片仮名、文語体の法文を現代語化する等の規定の見直しを行い、不動産登記制度を高度情報化社会にふさわしい制度にしようとするものであります。  この法律案の要点を申し上げますと、第一……

第159回国会 予算委員会 第3号(2004/02/04、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) お答えをいたします。  お尋ねのいわゆる告発につきましては、刑事訴訟法上は、何人でも犯罪があると思料するときは告発できる旨、規定されているところと承知しております。  以上です。

第159回国会 予算委員会 第6号(2004/03/09、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 日ごろから荒木議員の治安対策にかかわる取組について敬意を表しておるものでございますが、今回の諮問は、近年の人の生命や身体等に重大な危害を及ぼす凶悪犯罪その他の重大犯罪の増加傾向が続いておる中で、この種犯罪についての刑法等の規定が近年の犯罪動向や国民の規範意識に合致しているのかどうかという指摘がありますことを踏まえまして、犯罪に強い社会の実現のための行動計画に掲げられました他の諸施策と一体のものとして、我が国の治安回復に資するべく、法制審議会に御検討をお願いしたものであります。  もとより、この諮問にかかわる犯罪のみならず、各種犯罪における刑罰の在り方は、その犯罪によっ……

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/03/10、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) この数年急増しておりまして、五年間に五割増しという状況でございます。
【次の発言】 中国始めとして、東南アジア諸国からの入国者、特に不法滞在者が多うございます。
【次の発言】 御指摘のとおり、我が国社会の治安対策上、外国人犯罪の温床となっております不法滞在を減少させることが今非常に重要であるということでございまして、緊急の課題と心得ております。  この不法滞在者を減らすことが言わば外国人犯罪を減らす非常に大きなかぎになるということで、法務省といたしましては、問題のある外国人は日本に来させない、それから入国させない、あるいは滞在させないということが必要でありまして、法務……

第159回国会 予算委員会 第8号(2004/03/11、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 社会の複雑多様化あるいは国際化が一層進む中で、行政改革を始めとする社会経済の構造改革が目下盛んに進められているわけでございますが、その中で、司法制度改革は構造改革を進め、明確なルールと自己責任原則に貫かれたいわゆる事後チェック・救済型社会への転換を図る、事前規制というような形でなくて、要するに自由濶達な、しかも公正な、国民各層が安心して暮らせる社会を実現するためにこの司法制度改革は必要なものと考えております。  このような社会を実現するためには、その基礎となり基盤となる司法の基本的制度が新しい時代にふさわしく、国民にとって身近なものとなるよう司法の機能を充実強化してい……

第159回国会 予算委員会 第10号(2004/03/15、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 我が国に入国し在留しておられる外国人の大多数の方がルールを守っておられるということは言うまでもありませんが、残念ながら、我が国、現在約二十五万人の不法滞在の外国人の方がいらっしゃるわけでございますが、この皆様に対しては何とかひとつお帰りをいただこうかということで、既に内閣ではこの不法滞在を半減させるという方針を打ち出して取り組んでおる次第でございます。  そのためには積極的な摘発活動を行う必要がありまして、これまでも電話やお手紙で国民の方々からお寄せいただく様々な情報は貴重な情報として活用させていただいておりますが、その中から電子メールで情報提供したいというお声もあり……

第159回国会 予算委員会 第13号(2004/03/19、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 不動産登記法は法務省所管でございますので、私の方から御答弁をいたします。  北方領土地域に所在する土地又は建物についての登記簿は、現在、釧路地方法務局の根室支局において保管されておりますが、同地域については、戦後、事実上我が国の統治権、行政権を行使することができない状況に置かれまして、不動産登記法に基づく登記ができないことから、現在は同地域に所在する不動産についての登記事務は行っておりません。  御指摘の事件につきましては、このような取扱いに基づいて行われました登記申請却下処分の取消しを求める訴えについて請求を認容する一審判決がされたことから、これを不服として控訴を提……



各種会議発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第1号(1986/11/14、14期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢太三でございます。  吉田先生、中山先生におかれましては、お忙しいところ貴重な御意見を賜り、まことにありがとうございます。  私は、この七月の選挙におきまして、これまで三十年近く勤めました国有鉄道の職員から本議席をちょうだいした者でございます。そして、ただいま政府提案の分割・民営の法律こそこの我が愛する鉄道を蘇生させる唯一の方法と考えて現在働いておるものでございますが、そこで両先生にお伺いいたしますのは、公共企業体という制度の問題点、これが私ども中におりましたときにも、思うことがなかなかできない、やりたくてもいろいろと束縛がある、非常に制約が多くて自由な意思で決められない、こ……

第112回国会 予算委員会公聴会 第1号(1988/03/22、14期、自由民主党)

○野沢太三君 まず、伊藤先生にお伺いいたしたいと思います。  伊藤先生は、これまで国土利用計画の審議会委員、また地価対策の検討委員会の委員長等をなさっていただきましたが、東京圏の異常な土地高騰に対しましていわゆるオフィスビルの過大な需要をどうするか、あるいは金余り時代の投資対象として土地が扱われた問題についてメスを入れていただいた。そしてまた、税制に対する、特に短期の譲渡所得に対する大きな課税を課すべしと御提案をいただきました結果、おかげさまでこれらの施策が政府提案として採用され、ただいま首都圏の地価は鎮静化の状況にあるということでございますが、これがただしかし、八割あるいは七割程度の高値安定……


15期(1989/07/23〜)

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1990/04/11、15期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢太三でございます。私に与えられました時間は往復三十分でございますので、その範囲の中でよろしくお願い申し上げたいと思います。  両先生におかれましては、当外交・総合安全保障調査会のために御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきましたことをまずもって御礼を申し上げる次第でございます。  地球環境の良好な保全につきまして、全人類の将来のため、また我が国の将来のために、これから連帯をして取り組むべき大きな課題であることにつきましては、御指摘のとおりと考えるところでございます。とりわけ資源エネルギーの大部分を海外に依存し、加工貿易という宿命を負いながら、しかも世界のGNPの一割以……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第6号(1990/06/26、15期、自由民主党)【議会役職】

○理事(野沢太三君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会を開会いたします。  本日は、会長が病気静養中のため出席できませんので、委託を受けまして私が会長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、梶原敬義君及び井上孝君が委員を辞任され、その補欠として山本正和君及び大城眞順君が選任されました。  また、昨二十五日、山本正和君、本岡昭次君、森暢子君、堂本暁子君、北村哲男君、岩本久人君及び山田健一君が委員を辞任され、その補欠として久保田真苗君、野田哲君、梶原敬義君、一井淳治君、三石久江君、会田長栄君及び喜岡淳君が選任されました。

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、自由民主党)

○野沢太三君 野沢でございます。参考人の皆々様、本当にありがとうございました。  功刀参考人にお伺いしたいんですが、先ほどのお話の中で、「平和と安全」の項目でございますが、「危機管理に責任を果たせなかった安保理五大国」という御指摘がございました。そして、これまでの危機管理に失敗をしてきたという御指摘でございますが、今回の湾岸戦争の処理を見てみますと、久しぶりに国連決議というものがあの問題を比較的早期に解決させたのではないかというふうに見られる面もあろうかと思います。そして、いわゆる東西バランスということから、地域の力のバランスを保って世界秩序を構築するという意味で、国連の果たす役割というものが……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、自由民主党)

○野沢太三君 地球環境の保全の問題につきまして、大変立派な報告書をまとめていただきましたことにまずもって御礼を申し上げたいと思います。会長並びに関係の皆様の御努力に感謝を申し上げる次第でございます。  環境保全の問題につきましては、先進国の責任が非常に大きいということはこれまでずっと指摘されてきておるわけでございます。最近開かれました賢人会議の結果等を見ましても、これから開かれますブラジルの地球サミットで何を言うかということを考えましても、私どもは先進各国が環境保全のコストを負担するということをここで覚悟を決めなければいけない時期が来ているんじゃないかと思うわけでございまして、生産あるいは流通……


17期(1995/07/23〜)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第1号(1996/03/12、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 確かに住専問題は大変厳しい課題ですが、これは別途その議論の場がございますし、今その問題で国会が不正常になっているということは、もう委員御案内のとおりでございます。  一方、私どもの外務委員会の課題といたしましては、大変たくさんの緊迫した課題が幾つかございまして、この機を逸すると議会としての責任が果たせなくなるんじゃないかということを私ども心配しておるわけです。たまたまそういうことで、私どもとしてはいつでも正常化したら開催できるように公報掲載も連日行いまして、呼びかけも進めてきたわけですが、昨日になりまして連立三党の方といたしまして、やはり開けるところは開いていこうということで、衆……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第2号(1996/03/19、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 それでは、簡単に申し上げます。  平松参考人にお伺いしたいんですが、最近台湾に御滞在をなさったと伺っておりますが、今回の中国の演習が中国の意図に反してむしろ台湾の皆様が李登輝さんを支持するという動きを強めているというふうに伺っております。中国の意図は逆効果ではなかったかと思われますが、いかがでしょうか。この一点。  それから小島先生に最初に質問をお願いしておきたいんですが、最後のところの日本の選択として何があるかという中で、ネガティブカードが円借凍結、ポジティブカードが安保の明示であると、こういうふうに御指摘をいただいております。先ほどの御説明ではここがちょっと時間の関係で御省略……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第3号(1996/03/27、17期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 私は自由民主党の野沢でございますが、諸先生方には大変貴重なお話を賜り、まことにありがとうございました。  四月になりますと、クリントン大統領が来日をされまして、日米の安保条約の再定義をしようという準備をただいま進めております。この動きと今回の台湾海峡における紛争といいましょうか緊迫した情勢というものは、私は無縁ではないと思うわけでございます。  この安保条約は、日本の安全を守るということがまずございますけれども、あわせて東南アジアの安定のために大変意義のある条約ではないか。これは先生方が既に指摘されているとおりだと思いますが、現段階でこの日米安保条約の果たす役割についてそれぞれの……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第4号(1996/04/03、17期、自由民主党)

○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  両先生、大変貴重なお話をありがとうございました。  まず最初に若林先生にお伺いいたしますが、中国は一つの中国、二つの制度というスローガンのもとにこれまで台湾を見てきたわけでございますが、五十年にわたる間、実効的な支配を北京が台湾に対してやっていないという中で台湾が今日の地位をつくってきたことを考えますと、一つの中国とは言いながら実際は二つの政府が続いてきて、今回の選挙で一層これが明確になったというふうに理解できるわけでございます。  そこで、将来仮に統一をするということになりますと、先生が今おっしゃいましたように、中国が台湾の現実をのみ込んでくれると……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第5号(1996/04/10、17期、自由民主党)

○野沢太三君 まず、アジア局長さんにお願いしたいんですが、台湾の存在というのは中国にとって非常に大切なものだと思うわけです。いずれ自分のところと一緒になるんだと言っている以上は、やはり我々としてはこれは平和的にやってほしいと。一つのモデルが香港ではないかと思うわけですが、その香港で一国二制度が可能ならば台湾でなぜそれができないか、武力までなぜ持ち出すかということですが、香港と台湾の違いといいましょうか、これをどうお考えになりましょうか。お考えがあったら聞かせてください。  それから、防衛局長さんに先ほどミサイルのお話を伺いまして大変参考になりました。私どもも、台湾侵攻ということになれば、制海権……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第6号(1996/05/14、17期、自由民主党)

○野沢太三君 大変結構だと思いますので、これをもって報告書として了承いただければ幸いでございます。

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第7号(1996/06/13、17期、自由民主党)

○野沢太三君 外務省にお伺いしますが、先般の情報ですと、アメリカの国防総省で北朝鮮の崩壊がもういつ起こるか、起こるかもしれないというイフの段階ではなくて、いつ起こるか、ウェンの段階であるという情報がもたらされたという一方で、昨今は、今度は国務省の方の意見として、当面そのような心配はないんだと、金正日書記は統率力を維持しておるということで崩壊の心配はなさそうだという話をしておると。アメリカの北朝鮮に対する考え方についてこのところどうも多少の混乱といいますか、見方にいろいろと違いが出ているように伺っておるわけでございますが、この辺についていかがでございましょうか。


18期(1998/07/12〜)

第147回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/02/14、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 では、簡潔に御質問します。  功刀先生にお伺いしたいんですが、国連が政府間機構としてこれまでやってきたものが行き詰まって機能不全になっていると先生は論文でも御指摘されておられます。そこで、市民の参加を促し、あるいは民主化をし、予防外交を含めて広くもう少し国連そのものを市民の手に取り戻そう、こういう御提言をなさっておられること、まことに私、これは当を得た御提言だと思うわけですが、それを集約する形で第二総会というものをつくったらどうか、こういう御提案もあるわけであります。  しかしながら、今の総会が逆にそれは自己否定になるんじゃないかということとか、現在の安保理事会がそれを承認するか……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2000/02/21、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 小和田参考人におかれましては、国連の一番大事な立場で大変御苦労をされてこられたわけでございますが、きょうは大変いいお話をお伺いいたしましたが、一、二、ちょっとお伺いしたい問題がございます。  先ほどから同僚の委員からも出ておりますが、国連がサンフランシスコで憲章の署名をし、そしてニューヨークに本部を置いていると。いわばアメリカは生みの親であり育ての親である、こういう役割で来たと思われるんですが、最近の動きを見ると、ユネスコやUNIDOを脱退するとかあるいは分担金を滞納する、こういう状況で、アメリカの国益にそぐわない国連はどうも余り意味がないんだ、こういう状況が生まれているんじゃな……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/02/23、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 自民党の野沢でございます。  国連の費用に関して、きょう大変貴重なお話を伺いました。また、職員の問題につきましても、本当に現場で御苦労された伊勢参考人のお話、大変私どもにとっても心しなければいかぬ課題だと思うわけでございます。  そこで、簡潔に一点お伺いしたいんですが、国連の分担金は各国にGNPを基準に割り当てるということで割り切っておられるんですが、これはもう少し収入をふやすという意味からしたら、もちろんGNP基準だと思いますが、例えば先日も小和田さんのお話を聞けば、責任比率といいましょうか、例えば常任理事国は一定のパーセントを維持してもらう、こんなのも一つあると思います。それ……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、自由民主党・自由国民会議)

○野沢太三君 先生のお話、大変私どもとしては示唆に富む内容でございまして、これからのまた活動にも大いに参考にさせていただきたいと思います。  そこで、国連改革につきまして先生は国際民主主義を確立すべきだと、こういう提唱をしておられます。それから、インフォーマルセクター、NGO等を取り込んで組織を強化し、あるいは国連の中の討議を活性化するという、これは大変我々も納得できることでございますし、三つ目が文化の多様性、世界じゅういろんな文化があるわけですから、これをそれぞれ生かしながら活動する、経済社会理事会あたりの活動をもう少し盛り上げたらどうかと。それに今の人権関係、人間の安全保障ということで、立……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2000/04/12、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  きょうは、大変貴重なお話をありがとうございました。  そこで、中江参考人にまずお伺いいたしますが、参考人からいただきました資料の中に、日中双方における読み違えというペーパーがございますが、さきに江沢民さんが来たときにも、歴史認識を余りにも強調し過ぎたために日本の国民としては少し白けた気分になってしまった。あれほど寛大な、あだに対して恩をもって報いよということで終戦の処理をし、それで今も御指摘のように賠償をとにかくとらないというところまでやって国交回復にこぎつけたという中で、今日、逆に冷え込むような状態が出ているということはまことに残念に私思う……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2000/04/21、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  時間もございませんので端的にお伺いをいたしたいと思います。  横田先生にお願いしたいのは、このアナン事務総長のミレニアム報告書の中で最終段階の国連の再生ということをうたい上げておるわけですが、安保理の改革あるいは必要な資源の確保、さらなる利用可能な最良の慣行、これをすべての加盟国の利益となるようやるんだと、こう言っておるわけですね。  こういうことをやっていくために、日本の役割もさることながら、アメリカの存在が極めて大きいと私は思うわけです。サンフランシスコで署名しニューヨークの土地建物を提供して、国連をいわば産んで育ててくれたというアメリカが、……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2000/05/12、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。  これまで各委員からそれぞれ貴重な御意見をちょうだいいたしておりますけれども、ほとんど私としても共感、共鳴をすることが大部分でございますが、これまでの議論と重なりもあろうかと思いますが、私なりの考えを申し上げてみたいと思います。  国連が結成されましてから半世紀余りを経過してまいりまして、この間、やはり国連が果たした役割、特に世界の平和維持機構としての仕事では大変大事な役割を演じたのではないかと思います。  冷戦の続いていた時代には、大国の対立から安保理そのものも余り機能しなかったという問題もございましたが、冷戦終結後はまた逆に、内戦、内紛あるいは……

第150回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/11/15、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三と申します。  きょうは、参考人にお見えの各先生方には、大変貴重なお話を賜りましてまことにありがとうございました。  それぞれ一問ずつお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、大芝先生におかれましては、今後の世界の開発、その他あらゆる面でグローバルガバナンスというものの重要性を指摘していただきましたが、開発援助を効果的に進めるためにもこのグローバルガバナンスの重要性というものは私どももよくわかるわけでございます。そして、しかも市場がグローバル化をしているという中で、このガバナンスのシステムもグローバル化せねばならない。そうすると、それぞれどうやって対応す……

第151回国会 憲法調査会 第2号(2001/02/21、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  江田団長初め訪米調査団の皆様には、正月早々から米国のワシントン、サンフランシスコを訪問されまして、多数の要人と面会され、政府、議会、研究所などを訪れて意見を交わしてこられました。ただいまその報告をお聞きし、感銘を新たにしたところでありますが、まことに御苦労さまであり、改めて御礼を申し上げます。  米国の憲法は、皆様御承知のとおり、一七八七年に制定以来二百年以上経過した世界最古の成文憲法でありますが、今日まで二十七項目の修正を経まして、今なおアメリカ社会を支える国家原理として機能していることは注目に値するところと思います。  アメリカの憲法成立……

第151回国会 憲法調査会 第3号(2001/03/07、18期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  本日は、両先生におかれましては有益なお話をいただき、まことにありがとうございました。私ども自由民主党は、昭和三十年十一月に保守合同で結党して以来、立党の基本といたしまして、平和主義、民主主義及び基本的人権の原則を堅持し、現行憲法の自主的改正を図ることを党是としてまいりました。  このたび、平成十一年七月に両院に憲法調査会の設置が決まりまして、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うことになりました。我が党は、現行憲法の基本理念は尊重しつつも、新しい時代にふさわしい憲法のあり方について調査検討し、改正に向けて努力を重ねてまいるものでございま……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(2001/10/23、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  ただいま同僚の山本一太議員の若々しくまた使命感あふれる質問を感銘を受けながら伺った次第でございます。  私は国土交通委員会に属しておりますが、せっかくのこの連合審査のチャンスでございますので、テロ関連あるいは自衛隊法改正につきましても言及させていただきながら質問を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  小泉総理におかれましては、このたび上海で開かれましたAPECの首脳会議に御出席いただきまして、まことに御苦労さまでございました。  発表されました首脳宣言の内容を拝見いたしますと、APECが本来環太平洋の経済協力会議と、こういう……

第153回国会 憲法調査会 第2号(2001/11/07、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  本年九月五日から十三日にかけて行われました特定事項調査第一班、憲法調査の概要を報告いたします。  調査目的は、ドイツ連邦共和国、スペイン及び英国の憲法事情につき実情調査をし、さらに、これらの国の政治経済事情等の視察をすることでありますが、本憲法調査会の調査に資する観点から、御報告をさせていただきます。  本班は、憲法事情に関する具体的な調査項目として、一、ドイツ連邦共和国においては、議会制度、特に立法過程及び二院制、連邦制度及び地方自治制度、特に連邦政府と州との関係、人間の尊厳の不可侵と基本的人権、環境権等の新しい人権、安全保障、特にNATO……

第154回国会 憲法調査会 第5号(2002/04/24、19期、自由民主党・保守党)

○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。  先生、ただいま貴重なお話をありがとうございました。  ただいまいただきましたお話と、事前にちょうだいしております先生の著書、論文、それから我々が抱えております今日的な課題等を含めまして、二、三の質問をさせていただきたいと思います。  日本の現行憲法がアメリカの憲法の思想並びに成立過程において相当大きな強い影響を受けて成立したことは既にこの場でも議論がなされておりますが、特に人権条項について見ましても、憲法十三条の基本的な人権にかかわる取決めとアメリカの独立宣言の中でうたわれております基本的な人権が生まれながらの権利という考え方、これがもう全く……

第155回国会 憲法調査会 第1号(2002/10/18、19期、自由民主党・保守党)【議会役職】

○幹事(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  上杉会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。  会長の辞任の件についてお諮りいたします。  上杉会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより会長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの峰崎君の動議に御異議ございませんか。

第155回国会 憲法調査会 第2号(2002/10/30、19期、自由民主党・保守党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  先般、憲法事情に関する実情調査のため、本院よりイタリア共和国、ベルギー王国及びフランス共和国に議員団が派遣されました。  この際、本調査会において、海外派遣議員から報告を聴取することといたします。  なお、御発言は着席のままでお願いいたします。  まず、派遣議員団の団長を務められました谷川秀善君から総括的な報告を聴取いたします。谷川秀善君。
【次の発言】 引き続き、他の派遣議員の方々からも御発言をいただきたいと存じます。市川一朗君。

第155回国会 憲法調査会 第3号(2002/11/13、19期、自由民主党・保守党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」のうち、「経済的自由」について、早稲田大学法学部教授の戸波江二参考人及び大阪市立大学大学院法学研究科教授の西谷敏参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  議事の進め……

第155回国会 憲法調査会 第4号(2002/11/27、19期、自由民主党・保守党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」のうち、「市民的自由」について、東京大学大学院情報学環教授の濱田純一参考人及び上智大学文学部教授の田島泰彦参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  議事の進め方でござ……

第155回国会 憲法調査会 第5号(2002/12/04、19期、自由民主党・保守党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本調査会は、現在、「基本的人権」をテーマに取り上げ、調査を進めているところでありますが、本日は、二時間程度、今までの議論を踏まえつつ、「基本的人権」を中心として、委員相互間の意見交換を行いたいと存じます。  なお、御発言は着席のままでお願いいたします。  それでは、御意見のある方は順次御発言願います。舛添要一君。
【次の発言】 次は、江田五月君。
【次の発言】 高野博師君。
【次の発言】 続いて、小泉親司君。
【次の発言】 次は、平野貞夫君。

第156回国会 憲法調査会 第1号(2003/02/12、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」について、参考人の方々から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  御出席をいただいております参考人は、社団法人日本経済団体連合会専務理事矢野弘典君、日本労働組合総連合会事務局長草野忠義君、同企画局長熊谷謙一君、社団法人アムネスティ・インターナショナル日本理事長和田光弘君及び同事務局長寺中誠君でございます。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表い……

第156回国会 憲法調査会 第2号(2003/02/19、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」のうち、「「人」の保障」について、関西学院大学法学部教授の平松毅参考人及び青山学院大学法学部助教授の申ヘボン参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  議事の進め方でご……

第156回国会 憲法調査会 第3号(2003/02/26、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」のうち、「人権保障の在り方と方法」について、北海道大学大学院法学研究科教授の常本照樹参考人及び神戸大学大学院法学研究科教授の三井誠参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたしま……

第156回国会 憲法調査会 第4号(2003/03/12、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「基本的人権」について、参考人の方々から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  御出席をいただいております参考人は、社団法人北海道ウタリ協会副理事長秋辺得平君、川崎市代表人権オンブズパーソン目々澤富子君、全国労働組合総連合常任幹事・女性局長中嶋晴代君及び弁護士東澤靖君でございます。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  ……

第156回国会 憲法調査会 第5号(2003/04/16、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本調査会は、平成十四年四月より、「基本的人権」をテーマに取り上げ、調査を進めてまいりました。  これまで、学識経験者のみならず、人権問題に実際に携わっている各界各層の方を含めて二十五名の参考人をお招きしたのを始め、委員相互間の意見交換を行うなど、広範な調査を重ねてまいりました。  また、平成十四年五月十五日には、「私たちにとっての人権」をテーマに公聴会を開会し、八名の公述人をお招きしております。  本日は、これまでの調査を踏まえ、「基本的人権」の自由討議を行います。  御意見のある方……

第156回国会 憲法調査会 第6号(2003/05/07、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法前文と第九条」について、駒澤大学法学部教授の西修参考人、龍谷大学名誉教授の上田勝美参考人及び一橋大学大学院社会学研究科教授の渡辺治参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よ……

第156回国会 憲法調査会 第7号(2003/05/14、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法前文と第九条」について、東京大学名誉教授の坂本義和参考人、元国連事務次長の明石康参考人及び神戸大学大学院法学研究科教授の五百旗頭真参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よ……

第156回国会 憲法調査会 第8号(2003/07/09、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法と自衛権、自衛隊」について、流通経済大学法学部教授の植村秀樹参考人、帝京大学法学部教授の志方俊之参考人及び財団法人平和・安全保障研究所理事長の渡辺昭夫参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいり……

第156回国会 憲法調査会 第9号(2003/07/16、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法と緊急・非常事態法制」について、元内閣安全保障室長の佐々淳行参考人、早稲田大学法学部教授の水島朝穂参考人及び同志社大学法学部助教授の村田晃嗣参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存……

第156回国会 憲法調査会公聴会 第1号(2003/06/04、19期、自由民主党・保守新党)【議会役職】

○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会公聴会を開会いたします。  日本国憲法に関する調査を議題といたします。  本日は、「平和主義と安全保障」につきまして、お手元の名簿の八名の公述人の方々から御意見を伺います。  午前は、東京大学学生大井赤亥君、横浜国立大学教授北川善英君、開倫塾塾長林明夫君及び主婦藤井富美子君、以上四名の公述人の方々に御出席をいただいております。  この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本調査会は、本年五月から「平和主義と安全保障」について調査を開始したところでございますが、本日は、「国民とともに議論する」という本調査会の基本方針を踏まえ、我が国の平和……

第159回国会 共生社会に関する調査会 第5号(2004/03/25、19期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(野沢太三君) 保護命令制度は、被害者の生命又は身体の安全を確保するために、裁判所が刑罰で担保された接近禁止命令などの保護命令を簡易迅速に発するという特別な制度でございます。このような保護命令の発令の要件となる行為に脅迫を含めることとしますと、例えば夫婦の一方が、ぶん殴ってやるというような感情的な発言をしたにすぎない場合でも脅迫に含まれ得ることになりますので、このような場合に、現に殴るけるなどの暴行を加えているという切迫した場合と同様に刑罰で担保されている保護命令を発するということには問題があると考えられます。  なお、加害者の行為が脅迫にとどまっている場合であっても、被害者の生命又……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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