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山本正和 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山本正和[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
262位
委員会発言歴代TOP500(参)
176位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
169位
委員会出席(無役)歴代TOP500
372位
委員会発言(議会)歴代TOP500
275位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
171位
各種会議出席歴代TOP100
97位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
84位

14期委員会出席TOP50
33位
14期委員会発言TOP10
10位
14期委員会出席(無役)TOP50
32位
14期委員会発言(非役職)TOP10
10位
14期各種会議出席TOP5
5位
14期各種会議発言TOP5
5位
14期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
15期委員会発言(議会)TOP25
21位
16期委員会出席(幹部)TOP25
13位
17期委員会出席(幹部)TOP25
16位
17期委員会発言(議会)TOP10
4位
18期委員会発言TOP50
46位
18期委員会発言(非役職)TOP50
41位
19期委員会発言TOP50
45位
19期委員会発言(非役職)TOP50
42位

このページでは山本正和参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本正和参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 決算委員会 第1号(1986/10/17、14期、日本社会党)

○山本正和君 参議院から大臣が出ておられる労働省でございまして、若干こう身内のような気がいたしますけれども、いろいろと御質問申し上げますのでよろしくお願いします。  五十九年度の決算検査報告を見ますと、労働省に対するいろいろな指摘事項がございます。その中で、特に雇用保険の失業給付についての指摘がされております。また、新聞紙上等にもこのことがいろいろと報道されまして、本当にこれが適正に行われているのかどうかというふうな疑問を国民の多くの皆さんが抱えておるわけでありますけれども、このことにつきまして、まず見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 失業の中にさらされている人たちのことでございます……

第107回国会 決算委員会 第4号(1986/11/28、14期、日本社会党)

○山本正和君 今梶原委員からお話がございました郵便貯金の問題をもう少し詰めてお伺いしたいと思うんですが、まず郵便貯金というものをどうも銀行等の預金と同じような議論が随分先行しているように思うんです。今大臣のお話でも、シフトの問題だと、これが大きく移っていったら困るというふうなお話があったんですけれども、私はこの郵便貯金問題というのはもっと違うと思うんですね。もっと非常に極めて政治的な問題であるし、日本の国政の根本にかかわる問題だというふうな気がしてならないんですけれども、そういう観点からひとつ郵便貯金の歴史的な経過、あるいはひとつ郵便貯金の使命についてどうお考えなのか承りたいと、こう思います。

第107回国会 決算委員会 第6号(1986/12/12、14期、日本社会党)

○山本正和君 梶原委員からお話がございました最後の水の問題に関係するわけでございますけれども、ただいま大変中部地方、近畿地方で異常な渇水状況になってまいっております。これは私が今さら申し上げるまでもないのでありますけれども、治山治水というのはもう政治の一番根本であろうかと思うのでございますけれども、まず一つ、今の中部地方あるいは近畿地方における異常渇水の状況と、当面どのような形で今お取り組みいただいているか、このことをまずお聞きしたいと思います。  まず、その第一点として、今、渇水状況はどういうふうになってきているのか。それと、この十二月、一月という冬の間を一体これは過ごせるのか過ごせないのか……

第107回国会 文教委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○山本正和君 私は、長い間高等学校の教員をしておりまして、その後、教職員組合の仕事を十八年間やってまいりまして、このほど国会に出てきたわけでございます。その立場から、現場で教師がいろいろと思い悩んでいる問題、そういうものを背景にしながら大臣にいろいろとお伺いしていきたい、こう思うわけであります。  まず、今大変難しい時代だと、こういうふうに、どなたも口を開くとおっしゃいます。特に、子供の問題、教育の問題、青年の問題、いろいろ難しいことが言われるわけでありますが、我が国の教育制度を振りかえってみますと、幾つかの過程がある。大体教育という問題が社会的になってまいりましたのが、どうやら制度として出て……

第107回国会 文教委員会 第3号(1986/12/11、14期、日本社会党)

○山本正和君 午前中の大臣の御答弁を伺っておりまして、ある意味では大変斯新な感覚でもって文部行政に臨まれているというようなことも感じまして、大変うれしい部分もございます。しかし、そういうことを越えて、実は教育の現場の実態と申しましょうか、要するに、いわゆる大人の目で学校を見ている、あるいは常識の目で学校を見ているということからくる誤解も場合によっては大臣のお気持ちの中にありはせぬかということを懸念をするわけでございます。そういう意味で、若干、学校現場で働く教職員たちの問題という形で少し文部省にお伺いしていきたいと思います。  実は、私が高等学校の教師になりましたのは昭和二十四年でございまして、……

第108回国会 決算委員会 第2号(1987/01/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 会計検査院の報告を読みますと、通産省には若干でございますし、あと経済企画庁その他の関係省庁、非常に他の省庁と比べますと予算執行が極めて適正である、こういうふうな報告がございます。ひとつ今後とも予算執行につきましては、この報告にありますような形での執行をまず冒頭に要望しておきたいと思います。  本日、私は売上税が中小企業やその 他の産業界全体にどんな影響を及ぼすか、こういうことを中心に、まだ現在法案整備中ではございますけれども、いろいろと通産省並びに経済企画庁、あるいは関連して大蔵省にもお尋ねしたいと考えております。  その前に冒頭、田村通産大臣、また経済企画庁長官、大変多忙な日程……

第108回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/06/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 昭和五十九年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の大要並びに説明等が出されております。この中で、実は私も、恐らく国民 の皆さんも大分関心をお持ちになっている幾つかの指摘がございます。特に、新聞紙上等でも取り上げられまして、こんなことでいいのかというふうなかなり厳しい指摘を受けましたのが、いわゆる生活保護を受けているというのが実は大変なお金持ちであるというふうな問題等が出まして、一体どうなっているんだというふうな話がございました。これについてここに会計検査院からの指摘もございまして、また厚生省としても見解をお述べでございます。ただ、国民の間にいろいろなこういうことに対する不満がご……

第108回国会 決算委員会 閉会後第3号(1987/06/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今、旧国鉄の問題も含めましていろいろと質問があったわけでありますが、今国民の間にどうもわからない、不思議だと思っている問題が幾つかあります。それは円がどんどん高くなって、そして景気が悪くなった。ところが、円が高くなったら少々国民にも還元があるだろうと、こういう部分も当然あってしかるべきだと、一向にそれが出てこない。その出てこない原因の中に、政府も実は円高のメリットを政府部内で隠しているんじゃないか、あるいは政府が指導し、管轄するところのさまざまな企業、こういうものがそれを一向に国民に還元しないんじゃないか、こういう不満があちらこちらで聞こえてくるわけであります。  その中で、特に……

第108回国会 文教委員会 第1号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 本日御説明いただきました国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、筑波の技術短大の問題と、それから三重大学の生物資源学部の問題につきまして、御質問をしていきたいと思っております。  まず、筑波の問題でございますが、昨年の段階で、この問題が報道されると同時にいろんな動きがございました。十一月二十五日付の朝日新聞では、「文部省の身障者短大構想」、この構想に対して身障者団体が強い反対の声がある。その大きな理由として、一般大学が身障者に門戸を閉ざすんじゃないか、こういうふうな不安があるというようなことが報道されましたし、また、実際に一般大学で学んでいる身障者の皆さんからは、これに対する……

第108回国会 文教委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今、粕谷委員の方から最後に、特に文部行政が負わなきゃいけない財政問題等についての基本的なことを指摘してもらったわけでありますが、私は、今教育の問題いろいろ議論しておりますけれども、すべての日本の大人が思い出すのはやっぱり自分の子供のとき、自分の卒業した小学校のあのたたずまいなんかが目に浮かぶだろうと思うのであります。要するに、教育の問題を論議するときに、やれ教員の質、やれ親の問題、社会的環境、いろいろ議論が出てまいります。しかし、恐らくすべての大人にとっては、自分が学んだ学校、学舎、これは恐らくその一生について回るんだろうというふうなことを思います。  実は、その学校とは何か、ま……

第109回国会 決算委員会 閉会後第1号(1987/09/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 先ほど同僚委員からお話がございまして、決算委員会における各省庁、また各大臣の決算委員会に対する御答弁の問題につきまして強く要請を申し上げました。私は、やっぱり予算委員会同様決算委員会というものの役割は極めて重大である、また国政の基本にかかわる問題が議論される場であるというふうに思っております。そういう意味で、本日は大変各大臣お忙しい中を御出席しておられるのを見まして久しぶりに何となく決算委員会のような気がいたします。まず感謝を申し上げておきます。  実は、六十年度の決算につきまして大蔵省から出されました六十年度決算の説明というのを、全部は読んでおりませんが、拝見さしていただきまし……

第109回国会 決算委員会 閉会後第4号(1987/10/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 一井委員からも冒頭に指摘するわけでございましたけれども、大臣が閣議でおくれてお見えになるということであったものですから、私の方から会計検査院の検査の概要に関する主管局長の説明に絡んで若干お伺いしておきたいと思うわけです。  建設省とそれから住宅金融公庫についてだけ指摘がありまして、あとは良好である、こういうふうな会計検査院の報告になっております。  そこで、私は、建設省の方のこの部分で、私の質問に入る前に建設省側としての対応を少しお伺いしたいわけでありますが、一つは、不当と認めた事項五件、意見を表示しまたは処置を要求した事項一件、こういうのがあります。そしてその中で特に、これは補……

第109回国会 決算委員会 閉会後第5号(1987/10/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 会計検査院から法務省に対して御指摘がございますが、六十年度は一件ということで出ていますけれども、ちょっと最近のを調べてみて、五十三年に刑務所職員の不正行為、五十四年に法務局職員の不正行為と契約方法不適切、五十五年に法務局職員の不正行為、五十七年に入管 職員の不正行為、五十八年に区検察庁職員の不正行為、そして今度の登記所職員の不正行為、こういうふうに毎年不正行為を指摘されているわけです。これは最高裁判所の方を見ますと、もうほとんどそんなことは何もないですね。やっぱり国民が、法治国として生きていく中での一番大切な本尊とも言うべき法務省が、こういうことが頻発してなかなか絶えない、こうい……

第109回国会 文教委員会 第2号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 きょうは、いわゆる文教行政と申しましょうか、あるいは我が国の教育についてのさまざまな議論がございますが、そういう一般的な問題をまず最初に大臣にお伺いしてみたいと思うのでございます。  それは、実はちょうど今学校は、特に小中高等学校夏季休業中でございます。ところが現在、恐らくほとんど全国の都道府県におきまして、教職員が子供たちと、あるいはクラブ活動あるいは林間学校、さまざまな活動が今やられております。そして、私の知っているところによれば、諸外国で、学校の教職員が子供の休業中に子供と生活をともにする、あるいは生徒指導のために中学校の教師が夜の夜中まで駆けずり回る、クラブ指導を行う、こ……

第109回国会 文教委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大学審議会設置というものを中心とする二法案に対する質問でございますが、その前に私は、新憲法という言葉は余りいい言葉じゃありませんが、現日本国憲法のもとで、戦後文部行政が四十二年間にわたって行われてきたわけでございまして、その流れの中で今日この大学問題を取り上げて、そして文部省として大学改革に取り短もうとする、それの背景についてまずお伺いをしたいわけであります。  それは、我が国が第二次大戦の、本当に我が国そのものがもう学校はない、何もかも荒廃し切った中で、教育をもって何とか新しい日本をつくっていこう、こういうことが戦争に負けた直後から各界各層の中で議論がされまして、そのために大変……

第109回国会 文教委員会 第4号(1987/09/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 社会党の山本でございます。  実は、飯島先生の御著作やあるいは石川先生の御講演等も、時々お聞きしたりしております。いつも私にとっても、また私どもいろいろ運動しておる者にとりましても、大変な感銘を受けるような御著書やお話を承っております。そういうことも含めまして、きょうは率直な御意見を承りたい、こう思っております。  といいますのは、両先生のお話を聞いておりまして、今大学を、何とか本当に国民の期待にこたえる、また、国際社会からも評価され得る大学にしなきゃいけない、そういう現実にある。そのために国民的合意を期待できるような、国民的な合意がなされるような形での大学改革の場が必要である、……

第111回国会 決算委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 まず、関連で時間をいただいたわけでありますが、私はきのう七十代のかつて三重県下の小中学校の校長会長をしておった人たちと話をしておりました。そしてまた先般、文教委員会で林寛子先生が団長で長崎県に行ってまいりました。そういう各県の教育長やあるいは学校の校長経験の方たちといろいろ話をしておる中で、いわゆる若い先生ですね、初めて教員になった、あるいは教員になってから五年目、六年目という若い先生たちの状況についてのいろいろな話し合いをしたわけでございます。その中で、これはもう長崎の教育長さんも、あるいは長崎県は大変ユニークな選抜制度をやっておりまして、長崎市内の五つの公立高等学校を全く平等……

第112回国会 社会労働委員会 第3号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大臣御就任の最初の常任委員会でございまして、実は、私も厚生省設置法という法律を初めて斜め読みをさせていただきまして、大変重要な仕事であるということをつくづくと感じさせられたところでございます。今特に大変難しい時期でございますだけに御苦労が多いかと思いますけれども、本当にひとつよろしくお願いします。  きょうは私は三点にわたりまして質問を申し上げたいと思うわけであります。その一つは、六十三年度の予算編成の中でも指摘されているわけでありますけれども、医療費の適正化問題であります。二つ目には、どうも最近新聞紙上等でも出ておりますが、お医者さんのあるいは医療機関の中でのさまざまな事件が報……

第112回国会 社会労働委員会 第5号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 財政の大変厳しい状況の中で、厚生省、随分大変なお取り組みをいただきましてかなりの、何といいましょうか、問題克服のための予算をおとりいただいております。また歴代厚生大臣、特に我が国の福祉国家、こういうふうなことで懸命なお取り組みをいただいて幾多の実績もあるわけでございます。こういう面につきましては今後とも一層のお取り組みをいただきたいと考えております。  ただ、私は、この予算全般を検討する前に、大変残念なことでございますけれども厚生省に対する国民の間での批判、あるいはもっと言いますと、我が国の血液行政といいましょうか血液事業といいましょうかこれに対する国際的な批判、さらには血液を必……

第112回国会 社会労働委員会 第7号(1988/04/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、ただいま可決されました社会福祉・医療事業団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     社会福祉・医療事業団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。  一、シルバーサービスについては、劣悪なサービスが提供されると、シルバーサービス全体に対する国民の不信を招くこととなるので、国・地方の密接な連携のもとに、社会福祉の精神を尊重し、高齢者の福祉を第一義として、良質のサービスが提供……

第112回国会 社会労働委員会 第8号(1988/04/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、ただいま可決されました労働安全衛生法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     労働安全衛生法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。  一、労働者の健康の保持増進を図るための措置を促進するため、専門家の養成、実施機関の育成その他必要な基盤整備に努めるとともに、事業者に対し必要な指導援助を行うこと。  二、労働者が産業の場で取り扱う化学物質について、労働者の健康を確保するため……

第112回国会 社会労働委員会 第10号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、ただいま可決されました特定不況業種関係労働者の雇用の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    特定不況業種関係労働者の雇用の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について特段の配慮をすべきである。  一、本法の趣旨が最大限に生かされるよう、特定不況業種等の指定に当たっては、業種の実情に即応して機動的に行うこと。また、特定不況業種の関連下請中小企業については……

第112回国会 社会労働委員会 第11号(1988/04/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 ただいまも国民健康保険法の一部改正につきましていろいろと御質疑があったわけでありまずけれども、引き続きまして私の方から、今日の国民健康保険が抱えている問題点についてさらにお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、四千百万人を超える被保険者の方々の国民生活において国民健康保険が自分たちの生活の支えといいましょうか、生涯の自分たちの暮らしの中に占める比重というのは大変大きいと思うわけでございますが、この国民健康保険制度そのものについて厚生省として、まず大変初歩的な御質問をいたしますけれども、現在どういうふうにお考えいただいておるか、このことを承りたいと思います。

第112回国会 社会労働委員会 第12号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、ただいま可決されました港湾労働法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    港湾労働法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。  一、ILO第百三十七号条約の批准に向けて、引き続き必要な条件整備に努めること。  二、本法施行後の実績等を勘案し、本法の適用港湾の拡大に努めること。  三、港湾労働者雇用安定センターの運営に必要な財源の確保について、港湾労働法付加金制度の充実を含め十分配慮すること。  四、……

第112回国会 社会労働委員会 第13号(1988/05/09、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私も三十分というふうに時間が、質疑応答、両方含めて規制されてございますので、ひとつ参考人の皆様方、きょうは大変お世話いただいておりますが、本当に短時間で御意見をいただくということになろうかと思います。大変申しわけございませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。  冒頭、石古参考人に、結論だけで結構でございますが、ちょっと御意見を伺いたいわけです。  といいますのは、本来、この国民健康保険制度あるいは国民健康保険が生まれたいきさつから言って、市町村が保険者であって、そして国が、被保険者の保険料とそれから国の国庫負担でもって賄っていく、こういうことにしなければこの国民健康保険は……

第112回国会 社会労働委員会 第15号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。  既に戦後四十二年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。  私は、これら戦災者の心情と報われることなく高齢化し亡くなられる方々の続出する日々に思いをいたす……

第112回国会 社会労働委員会 第16号(1988/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 まず、今回の法案の一番中心となっておりますところの、中央労働委員会と国営企業労働委員会が統合されるということになっておりますが、この統合することとした理由をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 なお、労働省の提案に対しまして衆議院でさまざまな意見交換が行われまして、最終的にかなり重要なポイント、重要な問題につきまして修正があった、こう聞いておりますので、その修正点の部分について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いずれも、労働者が労働組合をつくってそして労働者の利益を守る、こういう趣旨の中で本法の改正につきまして十分な議論の中から生まれた修正点だと思いますので、……

第113回国会 社会労働委員会 第3号(1988/11/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今、渡辺委員からこの法案の基本的なといいましょうか、法案以前の問題も含めていろいろと意見の開陳がありました。  私も実はこの法案そのものでは賛成できない問題が余りにも多いと思っておるわけでありますけれども、やはりエイズという大変な問題を何とかしなければいけないという観点から、もし修正できてそしてある程度国民の理解も得られるような状況の中ならば、場合によっては賛成していきたいというふうにも思うのです。そういうことも含めまして、ひとつこの法案について私なりにまず初めに少し基本的な部分についての意見をちょっと申し上げて、それに対してひとつ厚生省側のお考えも聞きたいと思うのです。  まず……

第113回国会 社会労働委員会 第6号(1988/12/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっている両案のうち、後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案に反対の立場から討論を行うものであります。  反対する最大の理由は、本案の必要性自体が全く理解できないばかりか、逆にエイズ蔓延法として機能するのではないかという疑念が一層深まったことであります。  政府は、本法案提出の目的を、プライバシー、人権の保護に配慮しつつ、エイズの伝染の防止、予防に資するものであると説明していますが、本法律案については、患者、感染者が医師の診断から遠ざかりエイズ自体が潜在化すること、医師と患者の信頼関係が損なわれること、プライバシー、人権を侵害……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1988/12/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 昨日と本日、二日間にわたりまして証人の喚問が当委員会で行われました。私はそこで、委員長、公平な審議を進めていただきまして大変感謝いたしますけれども、冒頭に、実は証人の扱いについて少し気がついたことがございますのでお尋ねをしておきたいと思う次第でございます。  と申しますのは、証人がここで宣誓をいたします、何事も包み隠さずと。そして、委員長から改めてまた御注意がありまして、それから審議が始まる。ところが、証人が感想を述べる、あるいはこのような感じでございます、さらには、これについては御容赦願いたいと、こういうふうな言葉がしばしば出るわけでございます。これは委員長から御注意がありまし……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号(1988/12/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、たくさんの内容がございますので、本当は一人で五時間でも十時間でも質疑をしたいのでございますけれども、恐らく委員長の御判断で慎重審議を尽くされると思いますから、後に残す分も含めて、きょうはまずさしあたりの問題から質問をしていきたいと思うわけであります。  今までの審議の中で、総理の、また大蔵大臣としても御発言がございますが、随分もう長い間この問題は議論してきたんだ、十年間やってきたんだ、そして政府税調でも自民党の税調でもしっかり議論してきたんだと、しかも情勢は経済的にも極めて落ちついておって、一番いいチャンスである、こういうことをたびたびおっしゃるわけです。私は、それを聞いて……

第114回国会 社会労働委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 小泉厚生大臣には、大変難しい厚生行政、御苦労だと思いますが、ただいまお聞きしました所信につきましては後ほどまた伺うことといたしまして、本日はこの法案についてのみ御質問を申し上げます。  この法案が提出されまして、さまざまな議論が各界各層の中で行われているわけでありますが、この法案の中に国が基本計画を定める、こういうふうなことになっております。この基本計画ということについて若干の説明がしてあるわけですけれども、本当にお年寄りがそれぞれの町の中で暮らしていく、そういうことから考えた場合になかなかイメージが沸いてこない。いろいろな図面等も提示されておりますけれども、その部分をちょっと御……

第114回国会 社会労働委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 まず最初に、厚生行政全般の中で若干の問題点をお尋ねしてまいりたいと思います。  昨年が厚生省ができて五十年、こういう時期でございまして、厚生省もことしは何か立派な白書を五十周年記念でおつくりになりました。そして、確かに我が国の厚生行政を振り返ってみますと、昭和十三年、いわゆる戦争体制へ国家の総力を挙げていくという時代に生まれたわけではありますけれども、戦後とにかく荒廃の中で大変国民生活が食べるに事欠く、また伝染病等も随分出まして、発疹チフス、コレラ等、今から考えたらちょっと想像もつかないような状況の中で厚生行政が出発いたしましたし、さらには日本の国の敗戦に伴って海外から軍人あるい……

第114回国会 社会労働委員会 第5号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 堀内大臣、大変難しい労働行政御就任で御苦労さまでございます。きょうは、まず新大臣に若干の問題を、所信表明あるいはその他の記者会見等の問題も含めまして二、三点お伺いしておきたいと思います。  まず、労働省始まって以来の大変残念な事件としてリクルート事件が起こりました。私はかねがね労働省というのはそういう利権とはおよそ関係のない最も清潔な省庁である、こういうふうに感じておりますし、国民の多くもそのことを期待していると思うわけでございます。そういう意味で、大臣、このリクルート事件について、今後の行政の信頼回復、そういう問題を含めまして御所見を伺っておきたいと思います。

第114回国会 大蔵委員会 第6号(1989/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今、丸谷、山口の両同僚委員からいろいろと補助金問題で問題点を指摘したわけでありますが、私はまず大蔵大臣に、一体補助金等のこういう種類の法案、これは暫定予算を組んだという建前から生まれたのだ、こういうことも背景にあるようでありますが、本来大蔵省が各省庁にまたがる、今回は四十四法案でありますが、それを全部一括して、そして補助率の削減という格好で一括法案を出す、こういうことについては大蔵省は当然の行為、こういうことは通常であるとお考えなのかどうか、まずそこのところからお伺いします。
【次の発言】 やっぱり大臣に答えていただきたいのです。要するにこういう形でもって一括法案という格好で、こ……

第114回国会 予算委員会 第9号(1989/05/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 きょうのお昼のニュースで、北京空港にゴルバチョフ書記長が到着して中国の首脳との会談がきょうから始まる、こういうふうなことが報道されておりました。  私も戦前はずっと中国におりましたし、中国の国民感情はいろいろ私なりにつかんでおるつもりでございます。そして、特に戦後三回ほど中国を訪問いたしましたが、国民感情としてソ連に対する非常に厳しい、いわゆる匪賊という言葉を使うぐらい厳しい国民感情が中国の中にあった。これは現実に今もまだ消え去らないと思うんです。  というのは、日露戦争あるいは第二次世界大戦終結後のソ連の占領政策、特に東北部におけるさまざまな出来事の中で、在留日本人はもちろんで……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 社会労働委員会 第6号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(山本正和君) 私は、ただいま議題となりました原子爆弾被爆者等援護法案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブを代表いたしまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月六日、続いて九日、広島、長崎に投下された人類史上初の原子爆弾は、一瞬にして三十万人余の生命を奪い、両市を焦土と化したのであります。この原爆による被害は、普通の爆弾と異なり、放射能と熱線と爆風の複合的な効果により、大量無差別に破壊、殺傷するものであるだけに、その非人道性ははかり知れないものがあります。たとえ一命を取りとめた人……

第116回国会 社会労働委員会 第8号(1989/12/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(山本正和君) 前島先生はかねてから社会保障問題については一家言をお持ちでございまして、私どもかねがね尊敬しているところでございますけれども、それだけに被爆者の皆さんの置かれている状況、こういうものについてはとりわけ御理解も深いかと思うわけでございます。  ただ、先生が今御質問いただきました中身は、なぜ被爆者あるいは原子爆弾の洗礼によって今もさまざまな問題が残っている人たちに対して、国家補償という概念を持ってくるかと、その御質問だろうというふうに思うわけでございます。  先生おっしゃいましたように、国家補償という概念については確かにいろんな法律上の問題点がございます。例えば国家……

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 両大臣、汐留の視察に行かれたそうでございまして、きのう私どもも特別委員会の視察で京都、大阪、神戸と回って帰ってまいりまして、宿舎へ着いたら、ちょうど七時のニュースで国土庁長官のコメントがございました。  まず、両大臣、汐留を御視察になっての御感想を承りたいと思います。
【次の発言】 両大臣の御見解を伺いまして、何とか土地問題をやらなきゃいけないという一つのビジョンといいましょうか夢といいましょうか、そういうものが必要である、こういうふうにお考えになったと受けとめたいわけであります。私も土地問題のこの委員会に所属いたしましてからいろいろ考えてみたわけでありますけれども、今までに実は……

第116回国会 文教委員会 第2号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今度の教育職員免許法の一部を改正する法律案は、高等学校の教育課程の変更が学習指導要領の改訂に伴いまして行われたことから発しているわけでございますが、そういう関係からいいますと、やはり学習指導要領等の問題について若干文部省の見解をお聞きし、あるいは私どもの考えておる事柄等も申し上げてそしてこの法案についての審議に入りたい、こういうふうに思うわけでございます。  ただ、その前に文部省の予算について、私、実は今国会の代表質問でも申し上げたのでありますが、いろいろな数字の計上の仕方はあるとしても、いわゆる教育関係者全般の中にある気持ちとしては、どうも何か国の予算の位置づけの中で低く低くさ……

第116回国会 文教委員会 第4号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 文教委員会では、法案が出されてその法案に基づいていろいろな議論をするわけでありますが、本来私は、これは大臣と、教育の基本といいましょうかそういうふうなこと、あるいは教育ということについての考え方、そういうことを率直に意見交換する場が絶対に必要である、こう思いますけれども、いつも法案が先に出てしまうものですから、つい法案中心の議論になる。今後の運営の中でひとつ私どもとしてもそういうことを考えていきたいと思いますから、大臣も省内においてそういう形での議論をしていただくように、冒頭にお願いしておきたいと思います。  今度の教員免許法の改訂にかかわって今さまざまな論議がされているわけです……

第118回国会 社会労働委員会 第9号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(山本正和君) 私は、ただいま議題となりました原子爆弾被爆者等援護法案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブを代表いたしまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月六日、続いて九日、広島、長崎に投下された人類史上初の原子爆弾は、一瞬にして両市を焦土と化し、三十万人余の生命を奪ったのであります。この原爆による被害は、普通の爆弾と異なり、放射能と熱線と爆風の複合的な効果により、大量無差別に破壊、殺傷するものであるだけに、その非人道性ははかり知れないものがあります。たとえ一命を取りとめた人……

第118回国会 文教委員会 第1号(1990/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 去る一月十六日から十七日までの二日間、静岡県に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は柳川覺治委員長、木宮和彦理事、田沢智治理事、粕谷照美理事、狩野明男委員、世耕政隆委員、会田長栄委員、小林正委員、西岡瑠璃子委員、森暢子委員、高木健太郎委員、笹野貞子委員、小西博行委員と私、山本正和でございます。  初日は、まず三島市にある国立遺伝学研究所の視察から始めました。同研究所は、遺伝学の総合研究を行う中枢機関として昭和二十四年に設置されたものであります。現在では十五研究部門四研究施設を擁し、遺伝学の研究に実績を上げております。また、昨年の四月から……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 初めに粕谷委員からも冒頭提起されました大学院問題を少しお尋ねしておいて、後は一般調査の部分で文化財関係のことに入っていきたいと思います。そして、法案に関する問題につきましては、また午後もう少し詳しく詰めて質問したいと思っております。  実は、きのうの日経新聞ですけれども、内外学生センターの理事長の大門さんという方が夕刊の「あすへの話題」というところに、「大学院の充実を」、こういうことでちょっとお書きになっています。  友人の息子が就職するから保証人になってほしいと。その子は東大の修士課程を修了して、そして大変優秀で大学からも嘱望されておる。なぜ博士課程へ行かぬのだと、こう聞いたら……

第118回国会 文教委員会 第6号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 この生涯学習の大変長い名前の法律案でございますが、やっぱり生涯学習という言葉が出ますので、国民各界各層でも、いろんな何といいましょうか、疑問といいましょうか、また問題意識といいましょうか、そういうものがかなり出ております。衆議院でもいろんな議論があったようでございますけれども、まず私は生涯学習という言葉ですね、このことについて大臣はどういうふうな受けとめ方をされておられるか、そういうことをお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 私も高等学校の教員として長い間教育の仕事をやってまいりました。そういう意味から、教育という概念、それから学習という概念、これはかなりいろんな立場によ……

第118回国会 予算委員会 第2号(1990/03/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 経済問題を中心に関連して質問をしたいのでありますけれども、日銀総裁、大変お忙しい御予定のようでございますから、最初に日銀総裁の御見解を二、三お聞きしておきたいと思うわけであります。  三重野総裁御就任以来国会の場で、また国民の皆さんに直接お答えになる立場というのは恐らく初めてじゃないかと思いますので、日本銀行の使命、それからその使命を遂行するための総裁の御決意をまずお伺いしておきたい、こう思います。
【次の発言】 この前からの経済界の混乱といいましょうか、大変大きな変動の中で、国民の中に、懸念しております声に、場合によっては我が国は本当にこのままで安定するんだろうか、インフレ時代……

第118回国会 予算委員会 第10号(1990/05/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 初めに、先日の本委員会で総理並びに大蔵大臣からの御答弁に関連しまして、きのうのNHKの各党討論会で自民党の政務調査会長加藤六月さんが、大体税制というのは欠陥がなけりゃ直す必要はないので、欠陥があるから直すんだ、どなたが言ったか知らぬけれどもと、こう極めて冷ややかに言われて、幹事長もそうだそうだとうなずいておった。前回、党の総裁である総理大臣が、欠陥はないけれども世論にこたえて見直しを行う、こういうふうに御主張されたことと大分ニュアンスが違うわけですね。その辺、与党の首脳と政府との見解の不一致についてどうお考えになるか、まず冒頭お伺いしておきたいと思います。

第118回国会 予算委員会 第13号(1990/05/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 各大臣お忙しい中をお集まりいただきましたが、きょうは、我が国の今国民の最大関心事でもありますし、また我が国経済ばかりでなしに外交問題にも発展している土地問題、こういうことを中心にお聞きしたいと思うので、土地問題の関係閣僚会議というのに御出席の大臣の皆さんの御決意を承りたい、こういうことでおいでいただきました。どうかひとつ国の基本にかかわる問題ということで、いろいろ御都合がおありになろうかと思いますけれども、最後まで御協力を願いたいと思います。  その前に、先般の続きでございますが、現行税制の抱える問題点、大蔵大臣を中心にちょっと質問を続けまして、あと土地問題に入りたいと思います。……

第120回国会 予算委員会 第6号(1991/03/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 今からいろいろ質問いたしますことについてひとつ答弁を明快にしていただきますように、ぜひとも委員長の御指導のほどをお願いしておきたいと思います。  まず総理にお伺いしたいのは、八月二日以来の今度の湾岸危機と称せられる事態、この中で日本が人的に貢献しようということで二回の取り組みをやったわけですけれども、その人的取り組みに当たってどういう基本的な考え方があったか、まずそこのところをお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 総理の言われることは私も同感であります。ただ、人的貢献をするについて、これは日本が国際社会に立っていこうとするならば、国論の統一がなくちゃいけない、国民的合意が……

第120回国会 予算委員会 第13号(1991/04/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 初めに、けさの毎日新聞に、総理はアメリカ訪問に当たってブッシュ大統領に対して武器輸出については自粛すべきであると、こういう旨の提言をされるというふうな報道が載っておりました。このことについて、ひとつ総理から見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 私どもとしてもこれは大変支持申し上げたいと思いますし、我が国の平和に対する考え方という立場から十分な御主張をいただきたい。また、これは当然中国や北朝鮮等に対してもなさなければいけないことだと思いますけれども、ひとつそういう立場を堅持しなきゃいかぬ。お願い申し上げておきます。  きょうは、実は湾岸戦争、どうやら兵火はおさまったわけで……

第121回国会 建設委員会 第1号(1991/08/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月八日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として峯山昭範君が選任されました。  また、去る二日、峯山昭範君が委員を辞任され、その補欠として片上公人君が選任されました。  また、去る三日、川原新次郎君、青木薪次君及び新坂一雄君が委員を辞任され、その補欠として成瀬守重君、山本正和及び山田耕三郎君が選任されました。  また、去る五日、成瀬守重君、西野康雄君及び矢田部理君が委員を辞任され、その補欠として井上章平君及び渡辺四郎君が選任されました回  また、本日、佐藤三吾君が委員を辞任……

第121回国会 建設委員会 第2号(1991/10/01、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に種田誠君を指名いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 井上君の質問は終わりました。

第121回国会 建設委員会 第3号(1991/10/03、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一〇二号第八次治水事業五箇年計画における大幅な事業費の確保に関する請願外八件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議いたしました結果、第一〇二号第八次治水事業五箇年計画における大幅な事業費の確保に関する請願外四件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第三〇五号関越自動車道上越線の暫定二車線区間の完成四車線化早期実現に関する請願外三件は保留とすることに意見が一……

第122回国会 建設委員会 第1号(1991/11/15、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に石井一二君を指名いたします。
【次の発言】 この際、山崎建設大臣、東家国土庁長官及び伊江北海道開発庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。山崎建設大臣。

第122回国会 建設委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、住宅金融公庫及び住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時七分休憩

第122回国会 建設委員会 第3号(1991/12/20、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第二四一号総合保養地域整備法(リゾート法)の廃止に関する請願外六件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請頭一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議いたしました結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。  以上、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  住宅基本法案……

第123回国会 建設委員会 第1号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  まず、建設大臣から建設行政の基本施策について所信を聴取いたします。山崎建設大臣。
【次の発言】 次に、国土庁長官から国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。東家国土庁長官。

第123回国会 建設委員会 第2号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として片上公人君が選任されました。
【次の発言】 琵琶湖総合開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。東家国土庁長官。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 上田君、時間が参りましたので簡単にお願いします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ござい……

第123回国会 建設委員会 第3号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月三十日、片上公人君が委員を辞任され、その補欠として及川順郎君が選任されました。  また、昨六日、及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として猪熊重二君が選任されました。  また、本日、青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として國弘正雄君が選任されました。
【次の発言】 ここで御報告をいたします。  去る三月二十五日、予算委員会から、本日一日間、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海……

第123回国会 建設委員会 第4号(1992/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八日、國弘正雄君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。  また、去る十日、中川嘉美君が委員を辞任され、その補欠として及川順郎君が選任されました。  また、昨十五日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として小林正君が選任されました。
【次の発言】 公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回、本案の趣旨説明は聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言……

第123回国会 建設委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十六日、小林正君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。  また、去る四月十七日、三石久江君、赤桐操君及び猪熊重二君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君、渡辺四郎君及び中川嘉美君が選任されました。
【次の発言】 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。山崎建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質……

第123回国会 建設委員会 第6号(1992/05/21、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十日、渡辺四郎君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君及び三上隆雄君が選任されました。
【次の発言】 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案を議題とし、参考人からの意見を聴取いたします。  本日、参考人として慶応義塾大学教授伊藤滋君、元横手市長千田謙蔵君、岡山大学教授森瀧健一郎君の三名の方々に御出席を願っております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙のところ本委員会に御出席いただきまして、ま……

第123回国会 建設委員会 第7号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、三重野栄子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺四郎君が選任されました。  また、昨二十五日、渡辺四郎君が委員を辞任され、その補欠として糸久八重子君が選任されました。
【次の発言】 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時二十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  委員の……

第123回国会 建設委員会 第8号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十六日、糸久八重子君及び三上隆雄君が委員を辞任され、その補欠として渡辺四郎君及び松本英一君が選任されました。  また、昨二十七日、鹿熊安正君、松本英一君、渡辺四郎君、青木薪次君及び太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として遠藤要君、西野康雄君、三上隆雄君、瀬谷英行君及び広中和歌子君が選任されました。
【次の発言】 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(閣法第七二号)並びに都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(参第四号)、以上両案を一括して議題といたします。……

第123回国会 建設委員会 第9号(1992/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十八日、瀬谷英行君及び三上隆雄君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君及び渡辺四郎君が選任されました。  また去る五月二十九日、西野康雄君、広中和歌子君及び上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君、及川順郎君及び市川正一君が選任されました。
【次の発言】 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(閣法第七二号)並びに都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(参第四号)、以上両案を一括して議題とし、参考人から意見を聴取いたします。  本日、参考……

第123回国会 建設委員会 第10号(1992/06/02、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(閣法第七二号)並びに都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(参第四号)、以上両案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(閣法第七二号)並びに都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案一参第四号)、以上の両案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第123回国会 建設委員会 第11号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三日、野別隆俊君及び西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君及び青木薪次君が選任されました。  また、昨十七日、井上吉夫君、坂野重信君、青木薪次君及び渡辺四郎君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君、合馬敬君、三石久江君及び北村哲男君が選任されました。
【次の発言】 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案(閣法第七二号)を議題といたします。  本案に対する質疑は前回終局いたしておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 総理には大蔵大臣当時、当予算委員会の席上で我が国の経済問題等につきましていろいろと質疑を交わしました。きょうはひとつ、我が国経済が抱えている諸問題、なかんずく国際経済、極めてまた難しい問題がございますから、そういう問題を中心にじっくりと総理と論戦を交わしたいと思っております。  しかしその前に、実は締めくくり総括でございますから、村沢委員からの質問に発しました今日までの予算委員会の論議の中で、これはどうしても国会として明らかにしておかなきゃいけない課題がございますので、その問題について初めに、ひとつ答弁者の方も要領よく御答弁願いまして、短時間にその問題についてのけりをつけたいと思……

第126回国会 予算委員会 第2号(1993/03/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 経済問題を主として質問したいと思っておるわけでありますが、その前に、午前中からいろいろと論議が交わされました問題について、ちょっと二つ三つ触れておきたいと思うわけであります。  一つは、今、国民が国会に対して、また政府に対して、場合によっては司法に対してこよなき不信の中にある、こういうことを私はもう本当にこの質疑を通じていながらも大変残念に思う気持ちでいっぱいであります。今のこういう国民の不信に対して私どもがどうこたえなきゃいけないか、この問題も今国会で論議されるべき重要な問題だろうというふうに私は思うわけであります。  まずちょっとこう申し上げておきたいのは、ほっとした気持ちも……

第126回国会 予算委員会 第12号(1993/03/31、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 きょうは締めくくり総括でございますから、本委員会にかけられた任務、そういうものも含めて若干冒頭に申し上げておきたいと思うわけであります。  確かに景気が大変な状況にございますし、我が国の国際的立場、そういうものも含めました本年度予算の成立、確かに重要な問題ではございます。しかし、国会というのは国民が関心を持っている、そしてまた国民が大変心配している事柄をきちんとただしていかなきゃいけない重大な任務がある。そのことが国の政治がこれからどうあるかということと絡むと私は思うわけであります。  そういう意味におきまして、本委員会で予算の審議はされましたけれども、五日間の中断というのは証人……

第131回国会 予算委員会 第2号(1994/10/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 質問に入ります前に、本委員会は自由な議員の質問の場だと思います。ただ、その発言の中で、これは私ども参議院で議長、副議長ともに全員一致でもって信任をして選んでおる、しかも党籍を離れて議会運営に当たっている議長を持っている、大変私も喜ばしいと思っているわけでありますが、昨日の野末陳平君の発言の中に、副議長に対してあたかも脱税をしたかのような発言がございました。私どもはこれについては十分調査をいたしましたけれども、脱税の事実は全く副議長についではない。しかも、検察庁もこれについてははっきりと結論を出しておる。また新聞紙も、赤桐副議長の問題については他の問題とは別であるという報道がなされ……

第132回国会 建設委員会 第3号(1995/02/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 行ったり来たりで大臣、大変御苦労さまでございます。午前からずっと質問がございまして、用意した内容がかなり重複いたしておりますので、私は一問だけ担当局長に質問をしておいて、あと大臣に対して要望だけ申し上げておきたいと思います。  一つお聞きしたいのは、要するに震災地の復興ということで今懸命に努力を各界各層の方々が払っておられる。国もそのことで懸命になって取り組んでおるわけでありますが、きょうの朝からの議論にもございましたように、住民あるいは地方公共団体、やっぱりそこが中心にならなきゃいけない、こういうことを言っておられる。そのことと、あわせてそれに対して国の全面的なバックアップもし……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 建設委員会 第2号(1995/10/19、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 岩井、市川の両専門家の議員の御質問でこの法案の性格、問題点等が大分明らかになったわけでございますが、私ちょっと素人流に質問をいたしますので、ひとつ局長も素人がわかるような形でお答えいただきたいと思います。  まさにこれは時宜を得た法案です。改修をしようと思っている一般の住宅に住んでいる者、あるいは例えば旅館にしても私立の学校や保育園にしてもいろんなものが現にあるんですが、それぞれ心配しているわけです。それに対応しようという法案だということで、大変よく考えられたというふうに私は思うんです。  ただ、これ見ていきまして心配するのは、しかし待てよと。ここに古いデパートがある、このデパー……

第134回国会 予算委員会 第2号(1995/10/16、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山本正和君 本予算案は、総理また関係大臣お話しのように景気回復予算である、何としても今の日本の国の置かれている状況を、この暗い雲を取り払うために、自民党総裁の言葉によれば元気を出せでありますが、元気を出せ日本と、こういう気持ちを込めた予算だろうと私は思っておるのでございます。  そういう意味で、今から景気問題、金融等についての質問をいたしますが、まず冒頭に、本当に戦後五十年、今なお軍事基地が県内あちらこちらにくまなく張りめぐらされている沖縄における今回の事件、これは本当に日本国民にとっても大きな関心を持っている内容でございますし、日米安保体制下においてさらにこれを友好的に発展するについても真……

第136回国会 予算委員会 第6号(1996/04/15、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党を代表いたしまして、総括質問を行いたいと思います。  まず初めに、総理大臣、この前から本当に大変な御苦労をいただきまして、私どもとしても強く要望しておりました沖縄の普天間基地が返還されるめどが立った。私どもとしても大変うれしい思いでいっぱいでございます。  私は一九二七年生まれですから、最後の戦争体験世代です。私どもが考えた六〇年安保のときの安保条約改定反対闘争、これはまだ戦争のにおいがしておったときです。ですから、安保条約というものに対する受けとめ方が、今から四十年前の六〇年安保のときと今日とは大きく変わっている。  私ども社会民主党が、やれ安保条約破棄をいつの間にし……

第136回国会 予算委員会 第10号(1996/04/19、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党の山本でございます。銀行協会を代表する立場での御出席で、大変御苦労さまでございます。  両参考人にまずお伺いしたいと思いますのは、国民がこの住専問題について一体どうなったんだという不信感を持っている最大の理由は、いわゆる銀行というのがかたいところであると。何か自分たちが仕事をしようと思ってお金を貸してくれと頼みに行っても、本当にしっかりとした話し合いをして、担保についても、また経営する人の能力についても随分厳しく問われて、そして最終的には銀行の支店長さんが、あなたが失敗したら私は首ですよと、そこまで詰めた話をしてでなければお金は貸さない、これが銀行というものの融資の原則……

第136回国会 予算委員会 第19号(1996/05/09、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 私は、自由民主党並びに社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成八年度予算三案について賛成の討論を行います。  賛成の第一の理由は、景気への配慮が行われている点であります。  本予算案における公共事業費は、前年度当初予算比四・一%増と、一般歳出全体の伸び率二・四%を大幅に上回る予算が確保されております。加えて、二兆円規模の所得税、住民税の特別減税も継続されており、かかる措置が相まって景気回復をより確かで力強いものにしていくことを確信するものであります。  賛成の第二の理由は、経済構造改革への積極的な取り組みが見られることであります。  国際的競争の激化の中で我が……

第139回国会 文教委員会 第1号(1996/12/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 十年ぶりに文教委員会で質問をさせてもらうわけでありますが、達人の文部大臣がお見えでございますので、ひとつ初めに、著作権法、このことについての私の考え方を申し上げて、大臣の御見解をまず承っておきたいと思います。  たしか、これは昭和三十年代の後半から四十年代にかけまして、当時、佐野文一郎さんが著作権課長で苦労されて、後の文化庁長官、事務次官になった人ですけれども、随分苦労だったと。それは、我が国にいわゆる著作権ということについての考え方がしっかりなかった、なかったという言い方はおかしいが、希薄であったということで、大変な苦労をされたということは聞いておるわけです。その後もずっと続い……

第140回国会 科学技術特別委員会 閉会後第1号(1997/09/25、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 大変難しい時期に長官に御就任でございます。また、政務次官も大変難しい状況で御就任でございまして、御苦労が多いかと思いますが、頑張っていただきたいと思います。  私は、きょうは時間が余りありませんので少し感想めいたことを申し上げて、最後に御決意だけ聞いておこうと思います。  私は三重県でございまして、三重県の南島に原子力発電所をつくろうという計画が出たのが四十数年前、なかなかうまくいかないというので、現在は政治家としては我々の大先輩、大御所でございますが、中曽根さんが初めて大臣に就任した、科学技術庁長官です。そこで三重県にお見えになって、何とか南島でひとつつくってくれ、こういう要請……

第140回国会 科学技術特別委員会 第3号(1997/02/26、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 少し予算面でお伺いしておきたいんですが、科学技術庁の予算の総額というものがここに出ていますけれども、いわゆる我が国が科学技術に対して組まれている公的資金の合計はどれくらいになっていましょうか、科学技術庁の予算以外にですね。
【次の発言】 科学技術庁の予算は千七百十四億ですから、そうすると他の省庁、今の三兆三千億から五千七百億を引いた額が他の省庁が持っている予算、こういうことでよろしいですか。
【次の発言】 そうですね。  そこで、科学技術庁もそうですけれども、全体含めてよく言われるのは、我が国が基礎研究が弱いというふうなことを言われたり、実は基礎研究なんというのは何をもって基礎研……

第140回国会 科学技術特別委員会 第4号(1997/03/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 まず、この施設を設計したところ、それから工事をした会社、どこでやったのか、ちょっと聞かせていただきたいんですが。
【次の発言】 ちょっと日本のは何という会社ですか。もう二遍。聞こえない。
【次の発言】 そうすると、ヨーロッパの技術を受けてこの会社がやったと。となると、ヨーロッパではこの種の事故は今まで一遍もなかったんですか。
【次の発言】 どうもその辺が、ヨーロッパでも事故があったと、それに対応し得るように考えてやったんだと、十分に対応したんだと、こういうふうに判断をしておったと。そうすると、この施設そのものには瑕疵はなかったと考えていいんですか、そこは。

第140回国会 科学技術特別委員会 第5号(1997/03/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 今、広中委員の御質問を聞いておりまして、これはもう文部省帰ってしまったからちょっと言いにくいんですが、これは閣議で総理を長とした立場で長官も重要な役割を科学技術振興あるいは科学技術教育についてお持ちだろうと思うんで、申し上げておきたいんです。  私は、昭和二十四年に高校の教員になって化学を教えていたんです。それから十年間をずっと考えてみますと、ここにも教え子と同じ世代の方が大分お見えでございますが、振り返ると、大体塾へ行ったり家庭教師をつけたり予備校へ行ったりした子で、その世代の人たちを調べた場合、ノーベル賞をもらえるような人は大体おらぬです、同じように東大に入っても。現役で入っ……

第140回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1997/09/18、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月十八日の本会議におきまして、厚生委員長に選任されました山本正和でございます。  本委員会は、社会福祉、医療、年金など国民生活に密接にかかわる重要事項を所管しており、このたびその委員長の重責を担うことになりまして、身の引き締まる思いをいたしております。  何とぞ委員各位の御支援、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、牛嶋正君、大島慶久君、……

第140回国会 厚生委員会 第18号(1997/06/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 御指摘のような部分についての公述人の御発言がたくさんございました。また、各界からも、そういう医療保険制度の基本にかかわって二重負担ではないか、その他の御指摘があったことは事実でございます。これは私どもとしても、本来あるべき保険の姿ということからいったらこれは問題なしとはしません。  しかしながら、今度の改革の趣旨は、政府案の基本的な精神とは何かといえば、このままではもう医療保険制度が破綻すると。特に、今までの流れていた傾向が、その中に占める薬剤費の負担が非常に大きいと。何とかこれを緊急避難的にでも対応をして一年か二年か、政府の方は三年だったようでありますけれども、そういう猶予期間……

第140回国会 文教委員会 第2号(1997/02/20、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょうは少し変わった角度から大臣の見解をお聞きしたいと思っておるんですが、私は、実は昭和二十四年に新制高等学校ができたばかりのときの高等学校の化学の教員をやっておったんです。その昭和二十四年に教えたちょうど一番上が昭和六年生まれですから随分古い人を教えたんですけれども、そのときに、実は新制高等学校ができたばかりのものだから教科書がなかったんです。初めの半年間、化学を教えるのに教科書なしで私は教えたんです。  それで、化学というのはどうやって教えたらいいか自分で考えたら、物質の変化だろうと。物質の変化ということをどう教えたらいいかと自分で考えて、ガリ版切って教科書つくって、それから……

第140回国会 文教委員会 第5号(1997/03/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 今、菅川委員からいろいろ中身の濃いお話がございました。私は、この法案を見まして、新しい大学院大学の問題、これからいろんな議論があろうかと思います。しかし、この法案については賛成でございまして、特に質問は申し上げません。違ったことで、少し大臣の意見を伺いたいと思います。  放送大学が、装いを新たとは言いませんけれども、今の情報化社会の中で通信衛星、放送衛星を使いまして非常に規模が大きくなってきておる。この状況は、勉強したい者、放送大学で学びたい者、これに全国どこの地域でも全部対応し得る状況であると、こういうふうに判断してよろしいか、まずその辺はどうですか。これは事務方で結構です。

第140回国会 文教委員会 第8号(1997/04/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょう、実はいろいろと他の関連も準備したのでございますが、法案に絡んでの要望を中、心に一点だけ、これはこの法案だけに絞って質問と要望を申し上げておきたいと思います。  まず、統合をしていくんですが、懸念されておりますのは、これからの私学教育の方向、そういうものに対してこれで大丈夫か、障害にならないかと、こういう懸念が言われております。というのは、この事業団になった場合、従来のような形での私学の運営、特に補助金の問題のなかなか難しいいろいろな操作がある、さらには共済組合の運営についてもたくさんまだいろいろな難しい課題を抱えておる、さらには新しく私学がふえてきた段階における受け入れ体……

第140回国会 文教委員会 第11号(1997/05/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ちょっと今の御質問に関連するんですが、卒業した学生数を教えていただけますか、今までの放送大学の卒業生。
【次の発言】 恐らくこれが今度の全国展開によって大きくなっていくだろうというふうに思うんですが、それにつけても一番大事なのはスクーリング。実際、七カ所ある拠点以外に地域学習センターがほとんどいろんな役割を果たさなきゃいけないと。地域学習センターというのは、これは現在幾つあって、各都道府県の中で幾つか複数あるところもあるんでしょうけれども、全体で幾つぐらいありますか。
【次の発言】 実は私も自分の住んでおる三重県でちょっと聞いてみたんです。三重県の地域学習センターは県の総合文化セ……

第140回国会 文教委員会 第12号(1997/05/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 もうお二人の質問でほとんど問題点が整理されてしまいました。昭和四十五年にこの問題が提起されたときの当時の課長が、文化庁長官もやり、文部事務次官もやられた佐野文一郎さんなんですが、私は若いときから親しくしておりまして、大変この苦労話を聞きました。当時、我が国はこれを初めて整備するということで、一体著作権て何だというところから始まって、大変な議論があったようでございます。  しかし、きょうこうやって御質問をお聞きしておりましても、送信可能化、こういうふうな問題を世界に先駆けて取り組むというところまで来たんだな、こういうことで感慨がひとしおでございます。そういう意味で我が国が文化国家と……

第140回国会 文教委員会 第14号(1997/05/29、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 重複しないようにと思いますが、若干重複した場合はひとつもう一遍御答弁をいただきたいと思います。  今度のこの改正は、誤解と言ったらおかしいんですけれども、こんなことは本当に大丈夫かという疑点からいろんな議論が生まれている要素がありますから、それをひとつはっきりと解明をしていく必要があると思うわけであります。  まず、任期制ということを言って、幾つかのポストを任期制というふうに決めていきますね。ところが、そのポストというのが実は、任期制ということを言いながら、例えばどこかの国のように大学の教員はすべて任期制にしてしまうんだと、こういうふうなものになるんじゃないかという懸念も一部言わ……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/03/24、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 まず、松田参考人にお尋ねしたいんですけれども、国民の間でいろいろ心配しておりますのは、預金保険機構ができた、これによってあれだけ議論された住専問題について国民が期待している方向でお取り組みがいただける、こういう期待があるわけですね。したがって、その中で、先ほど早口でお話しになったものですから、ちょっとその部分がわかりにくいので、いわゆる住専の抱えておる問題を現在どの程度回収して、しかもその回収の見通しはどうなんだということをまず冒頭お伺いしておきたいんですが。
【次の発言】 ぜひひとつ住専問題については国民の期待にこたえて頑張っていただきたいと思います。  それで、原田参考人に今……

第140回国会 予算委員会 第17号(1997/03/28、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 総括質問でございますが、本日は私は専ら沖縄問題を中心にいろいろとお伺いしていきたいと思っているわけであります。  私は、本委員会の論議を聞いておりまして、大変心配したことがございました。沖縄の土地所有者は百十数名にすぎない、〇・〇〇何%の人が反対しておって、あと三万人のほとんどが合意していただいているんだと、こういう議論が出るわけですね。私が大変心配するのは、そのことが沖縄に伝えられた場合に、県民の皆さんがどういう気持ちを受けるかということです。百十数名にすぎない土地所有者あるいは一坪地主のことはひとつ私はおきましょう。しかし、その人たちに対して、なぜ沖縄県議会は今措置法の改正に……

第140回国会 予算委員会 第19号(1997/04/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党の山本でございます。  大変御苦労さまでございますが、もうしばらくお願いしたいと思います。  初めに、神田先生にお伺いしたいのでありますが、実はこれはリクルート以来、株というのはだれか力のある人がいれば幾らでももうけさせてくれるんだ、こんなような印象が国民の間にずっとあったわけですね。その当時から予算委員会でいろいろな議論もしてまいりまして、これはもう法律の改正を抜本的にやらざるを得ない、こういうことを言いましたし、それから国際金融の関係からいってもこんな状況でいいのかと議論してきたんです。  若干直ってきましたけれども、神田先生、現在の日本の仕組み、構造上の株というか……

第141回国会 厚生委員会 第1号(1997/09/29、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに長尾立子君及び和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君及び浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に浜四津敏子君を指名いたします。

第141回国会 厚生委員会 第2号(1997/10/21、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二日、塩崎恭久君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に日本看護協会常任理事山崎摩耶君、法政大学社会学部助教授伊藤周平君、財団法人地方自治総合研究所政策研究部長・介護の社会化を進める一万人市民委員会運営委員池田省三君、奈井江町長北良治君、甲府共立在宅介護支援センター長生松みち子君及び全国社会福祉施設経営……

第141回国会 厚生委員会 第3号(1997/10/23、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、暫時休憩いたします。    午後零時三十三分休憩

第141回国会 厚生委員会 第4号(1997/10/28、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、水島裕君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、暫時休憩いたします。    午後一時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから厚生委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、山本保君が委員を辞任され、その補欠として但馬久美君が選任され……

第141回国会 厚生委員会 第5号(1997/10/30、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十八日、和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として水島裕君が選任されました。  また、昨二十九日、但馬久美君及び今井澄君が委員を辞任され、その補欠として山本保君及び朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案につき、現地において意見を聴取するため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員……

第141回国会 厚生委員会 第6号(1997/11/06、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月三十日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。  また、昨五日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として牛嶋正君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後二時二十分まで休憩いたします。    午後一時十五分休憩

第141回国会 厚生委員会 第7号(1997/11/13、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十二日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  去る十一日、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。  まず、高知班の報告をお願いいたします。浜四津敏子君。
【次の発言】 次に、甲府班の報告をお願いいたします。上野公成君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  午後零時三十分まで休憩いたします……

第141回国会 厚生委員会 第8号(1997/11/18、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、牛嶋正君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君及び今井澄君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめます。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  暫時休憩いたします。    午後零時二十五分休憩
【次の発言】 ただいまから厚生委員会を再開いたします。  公聴会の開会承認要求……

第141回国会 厚生委員会 第9号(1997/11/25、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、水島裕君が委員を辞任され、その補欠として牛嶋正君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  去る二十日、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。  まず、名古屋班の報告をお願いいたします。南野知惠子君。
【次の発言】 次に、大分班の報告をお願いいたします。清水澄子君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。

第141回国会 厚生委員会 第10号(1997/11/27、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、牛嶋正君が委員を辞任され、その補欠として水島裕君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  第百四十回国会において成立した健康保険法等の一部を改正する法律が去る九月一日施行されたことに伴い、現在当委員会で審査中の介護保険法施行法案について、条文の整理が必要となっております。  つきましては、その点について政府より説明を聴取いたします。江利川審議官。

第141回国会 厚生委員会 第11号(1997/12/02、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨一日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君が選任されました。
【次の発言】 介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 これにて内閣総理大臣に対する質疑は終了いたしました。  他に御発言もなければ、三案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第141回国会 厚生委員会 第12号(1997/12/04、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二日、阿部正俊君が委員を辞任され、その補欠として尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 精神保健福祉士法案及び言語聴覚士法案を一括して議題といたします。  まず、両案について政府から趣旨説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
【次の発言】 この際、言語聴覚士法案の衆議院における修正部分について、衆議院厚生委員長代理長勢甚遠君から説明を聴取いたします。長勢甚遠君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることと……

第141回国会 厚生委員会 第13号(1997/12/11、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  この際、申し上げます。  平成会、民主党・新緑風会及び太陽所属委員の御出席が得られませんので、出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  平成会、民主党・新緑風会及び太陽所属委員に対し出席を要請いたしましたが、御出席を得ることができませんので、やむを得ず議事を進めます。  委員の異動について御報告いたします。  本日、中島眞人君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君が選任されました。

第141回国会 厚生委員会 第14号(1997/12/12、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  この際、申し上げます。  平成会、民主党・新緑風会及び太陽所属委員に対し出席を要請いたしておりますが、御出席を得ることができませんので、やむを得ず議事を進めます。  前回に引き続き、精神保健福祉士法案及び言語聴覚士法案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 現時点におきましても、平成会、民主党・新緑風会及び太陽所属委員の御出席が得られておりませんが、他に御発言もないようですから、両案に対する質疑は終局したものと認めます。  これより両案について討論に入ります。――別に御意見もな……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1998/06/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党が閣外協力を解消いたしまして初めての質問でございます。  きょうは、テレビを通じて国民の皆さんも一体何を言うんだろうかと、こういう御関心がおありになるかと思いますから、まずちょっとそのことだけ触れて申し上げておきたいと思います。  総理や加藤幹事長は既に我が党からの申し入れをお聞きになっておると思いますが、私どもはこう思うんです。  村山内閣並びに第一次橋本内閣に閣僚を送って、与党として国民の皆さんのために懸命に取り組もうと。第二次橋本内閣では政策合意をもって国民のために働こうと。橋本総理を支持して、そして首班指名をみんなでやって内閣を成立させてきた、こういう重要な責任……

第142回国会 国民福祉委員会 第1号(1998/01/14、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび本院の委員会再編に伴い発足いたしました国民福祉委員会の委員長に、去る十二日の本会議において選任されました山本正和でございます。  本委員会は、従来の厚生委員会と同様、社会福祉、医療、年金問題など国民生活に密接にかかわる重要事項を所管しており、その使命は重大であります。  委員長といたしましては、委員各位の御支援、ご鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努め、職責を全うしてまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第142回国会 国民福祉委員会 第2号(1998/03/10、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十六日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。  また、本日、今井澄君及び釘宮磐君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君及び寺澤芳男君が選任されました。
【次の発言】 社会保障等に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本施策について、厚生大臣から所信を聴取いたします。小泉厚生大臣。
【次の発言】 次に、平成十年度厚生省関係予算について説明を聴取いたします。田中総務審議官。

第142回国会 国民福祉委員会 第3号(1998/03/12、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動についてご報告いたします。  昨十一日、竹村泰子君及び寺澤芳男君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君及び釘宮磐君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に清水澄子君を指名いたします。

第142回国会 国民福祉委員会 第4号(1998/03/19、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。  また、本日、浜四津敏子君及び釘宮磐君が委員を辞任され、その補欠として続訓弘君及び小山峰男君が選任されました。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願いま……

第142回国会 国民福祉委員会 第5号(1998/04/07、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月十九日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。  また、三月二十日、小山峰男君及び続訓弘君が委員を辞任され、その補欠として釘宮磐君及び浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第142回国会 国民福祉委員会 第6号(1998/04/10、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、釘宮磐君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君が選任されました。
【次の発言】 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  まず、両案について政府から趣旨説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五分散会

第142回国会 国民福祉委員会 第7号(1998/04/14、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、和田洋子君及び今井澄君が委員を辞任され、その補欠として釘宮磐君及び岡崎トミ子君が選任されました。
【次の発言】 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  両案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと答弁、そつなくすっすっとやるようにしてくださいね。

第142回国会 国民福祉委員会 第8号(1998/04/16、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案の審査のため、来る二十一日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。……

第142回国会 国民福祉委員会 第9号(1998/04/21、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
【次の発言】 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  本日は、両案について七名の参考人の方々から意見を聴取することといたしております。  まず、午前は三名の参考人に御出席をいただいております。  参考人の方々を御紹介いたします。日本医師会常任理事小池麟一郎君、聖マリアンナ医科大学客員教授清水喜八郎君、弁護士鈴……

第142回国会 国民福祉委員会 第10号(1998/04/28、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。  また、昨二十七日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。  また、本日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じ……

第142回国会 国民福祉委員会 第11号(1998/04/30、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十八日、朝日俊弘君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君及び阿曽田清君が選任されました。  また、本日、山本保君及び釘宮磐君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君及び今泉昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第142回国会 国民福祉委員会 第12号(1998/05/07、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月三十日、阿曽田清君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。  また、去る一日、今泉昭君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として釘宮磐君及び泉信也君が選任されました。  また、昨六日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第142回国会 国民福祉委員会 第13号(1998/05/12、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八日、泉信也君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君及び今井澄君が選任されました。  また、昨十一日、釘宮磐君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君及び高橋令則君が選任されました。
【次の発言】 社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案を議題といたします。  本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第142回国会 国民福祉委員会 第14号(1998/05/19、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二日、高橋令則君及び和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君及び釘宮磐君が選任されました。  また、昨十八日、今井澄君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君及び平野貞夫君が選任されました。
【次の発言】 国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案について九名の参考人の方々から意見を聴取することといたしております。  まず、午前は五名の参考人に御出席をいただいております。  参考人を御紹介いたします。全国市長会社会文教……

第142回国会 国民福祉委員会 第15号(1998/05/21、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 政府側に申し上げますが、答弁をひとつ短くしていただきますように、時間を大分超えておりますから。  それから、ただいまの質問は、健保組合の財政状況はどうかと、こういう質問ですから、ちょっとかみ合っていないと思いますから、また後ほど補足ででもいいですから、直嶋委員の方にお答えを書面等で結構ですからお出しいただきたいと思います。
【次の発言】 午後四時三十分まで休憩いたします。    午後二時五十一分休憩

第142回国会 国民福祉委員会 第16号(1998/05/26、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  議事に先立ち一言申し上げます。  本委員会の委員でありました木暮山人君は、本日、逝去されました。まことに痛惜にたえません。  ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として魚住裕一郎君が選任されました。  また、去る二十二日、都築譲君、朝日俊弘君及び釘宮磐君が委員……

第142回国会 国民福祉委員会 第17号(1998/05/28、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十六日、小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として釘宮磐君が選任されました。
【次の発言】 国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 局長、質問者の要請にこたえて簡単にやってください。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 ただいまから国民福祉委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、国民健康保険法等の一部を改正する法律案を……

第142回国会 国民福祉委員会 第18号(1998/06/04、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨三日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。
【次の発言】 国民健康保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 中西局長、時間が迫っておりますので、簡単にひとつお願いいたします。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまから国民福祉委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、国民健康保険法等の一部を改正……

第142回国会 国民福祉委員会 第19号(1998/06/18、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから国民福祉委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。  また、去る十五日、魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。  また、本委員会の委員は一名欠員となっておりましたが、去る九日、松崎俊久君が選任されました。
【次の発言】 社会保障等に関する調査のうち、長野パラリンピック冬季競技大会における車いすダンス参加者への対応に関する件を議題といたします。  先般、本件に関して、関係者からの事情聴取及び意見交換を行いましたので、その概……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/04/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 大蔵大臣、大変お疲れでございました。たしか私と年が一緒ぐらい、一九二七年ぐらいじゃないかと思うんですが、本当に夜の目も寝ずに頑張っていただきまして御苦労さまでございます。そこで、私はきょうは大蔵大臣には余り答弁をしてもらわないように用意しておりますが、必要があればまた御答弁をいただきたいと思います。  私はきょう社会民主党を代表する立場で質問をするわけであります。  まず冒頭に、村山さんが総理のときに阪神・淡路大震災がございました。日本じゅうが大変なことになってしまいました。あの日本列島の真ん中で道が閉ざされてしまってどうしたらいいのかと、そのときに大変苦しんでおった村山さんの顔……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号(1998/09/10、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 朝以来大変御苦労さまでございます。  私は、実は大変皆さん方もいろいろと頭を痛めて苦しんでおられると思うんですね。  ただ、ちょっと冒頭に申し上げておきたいんですけれども、おととい、実は私が昭和三十年代の高校の教師のときに教えた子が、ちょうど皆さん方と年が一緒なんですよ、その子がやってきまして、先生、十二年前は大変お世話になりましたと。金繰りがつかぬで金融機関から見放されて、そしてパンクしたわけですよ。何代も続いた家なんだけれども、墓を残して家出して、一家ぐるみで心中まで考えたと。その子がやってきまして、どうやら年商一億ぐらいの仕事を今やっています、頑張っていると、こういう話なん……

第143回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号(1998/10/06、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 総理以下、大変御苦労さまでございます。後ほど総理以下には御質問したいと思います。  きょうは発議者の皆さんにはどちらかといったら要望という形でとどめておきたいと思いますが、いずれにしても長い間本当に大変な、夜を徹しての御苦労を心から感謝いたします。御苦労さまでございました。  ただ、率直に申し上げますが、この法案ができた、そして一番大きな自民党、民主党以下の各党の協議の中でこれがまとまった。私は、その政党政治と我が日本の国が憲法で二院制を定めているということの中で、実は自己矛盾を感じておるんです。そのことも少し発議者の皆さんにも申し上げておきたいと思うのであります。  というのは……

第143回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号(1998/10/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 長期信用銀行の問題に端を発しまして、国民の中の金融に対するさまざまな不信が芽生えているわけでありますが、実は長銀の皆さんの立場から言えば、いろいろ言い分があったんじゃないかと私は思っているんです。  特に申し上げておきたいことは、一九八九年当時、長銀がいわゆる第六次計画を立てた、そして何とか長銀をきちっとやっていこうとしたという時期があったわけであります。ところが、その当時、日銀枠と称して年間約七千億から九千億程度のお金をちゃんと融資しなさい、こういう指示が来ておった。ところが、なかなか借り手がないわけですね。しかし、どうしてもそれを消化しなきゃいけないということでのさまざまな問……

第143回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第11号(1998/10/16、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 官房長官がお見えいただいておりますので、まず初めにちょっとお聞きしておきたいんですけれども、今度の金融問題を議論しておりまして、いろんな議論があるわけですけれども、率直に言いまして、国民全体がどうもやっぱり銀行だけは特別に保護しているんじゃないか、こういう印象を持つその背景に、政党への銀行からの献金というものが長く続いておった、それがどうも何かほっこりしないという感じがずっと続いておると私は思うんです。  小渕総理も、これについてはかなり今までの姿勢とは違った形でいろいろと意見を表明されております。これは自民党だとかあるいは社民党だとか政党の問題も超えて、政府としてこの際やっぱり……

第143回国会 総務委員会 第3号(1998/09/17、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 質問に入る前に、少し委員長に私の方から注文をつけておきます。  きょう配付されましたこの本日の質疑時間表、これは変更する場合もあると思うんですよ、私は、確かに。政府側の答弁云々ともかかわりますからね。その場合、理事の皆さんはひょっとしたら知っておるけれども、我々は知らないんですよ、変更がどの程度になるかというのは一切ね。午前中の日笠委員の質問は十一時三十分から十二時十分と書いてある。そうすると、私の方はそう思わざるを得ないわけだ。それを委員長から何にも通告がなかった、私どもに一切ね。そういう運営を今後はしてもらっては困ると、これを申し上げておくけれども、委員長、どうですか。

第145回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(1999/07/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 質問をするに先立ってちょっと柳沢大臣に一言申し上げておきたいと思うんですが、再生委員会が発足して以来大変な御苦労の中で、また国民各層の中にも大変な期待が広がって、いろんな意味で鎮静化してきている御努力に対して非常に敬意を表しますし、柳沢さんの持っておられる大変すばらしい見識といいましょうか、それに対しても敬意を表しますが、きょうの浅尾委員の質疑の中でちょっと気になったものですから、改めて真意を伺っておきたい。  この金融問題というのは、私も随分国会の生活の中で、激しい議論、本当に内閣が二つも三つもかわっていく中で乗り越えてきたいろんな議論があるわけです。そういう中で、何とかひとつ……

第145回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1999/06/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょう私は、省庁再編、地方分権のこの委員会で特に文部大臣にいろいろと御質問をしていきたいと思います。総務庁長官と自治大臣には質問がございませんので、ひとつごゆっくりとお聞きいただきたいと思います。  まず、文部省が文部科学省というふうに名前が変わるわけでありますし、科学技術庁がここで一緒になるということでありますが、ちょっとそのことに入るについて、実は私は、この省庁再編とか地方分権という流れの背景は、やっぱり日本の国が二十世紀から二十一世紀に変わる中でどうにもいろんなことが行き詰まってきて、あるいは新しく展開せざるを得ない課題が多くなってきてここに至ったと思うんです。私も旧自社さ……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第3号(1999/07/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 朝から大変いろんな角度からの議論がございました。私は、きょうお見えの委員の皆さんあるいは政府の関係の皆さんの中で、官房長官と岩崎委員長と私の三人だけが体験している立場から少し話をしてみたいと思うんです。  それは、昔、日本の国に、今は日本国ですが、大日本帝国に生まれた男子はすべて徴兵検査を受けたんです。すべての男子です。体が弱くても病人であっても、特定の本当に激しい状況でなかったら全部徴兵検査を受けたんです。日本の国の男子はすべからく兵隊の義務がある、その中で私ども三人は育ったんです。あとの皆さんは、この中で本岡さんがその次に若いらしいけれども、この人たちには徴兵の義務の経験がな……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第4号(1999/08/02、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 三十日の日から質問いたしまして、三十日の日は私なりに序論を申し上げたつもりで、きょうは少し本論の手前ぐらいまで参ろうと思っております。  政府が君が代に対する見解をお示しになった。また、今若い日本の国民の皆さんやあるいは一般の国民の皆さんの中にある君が代に対する印象と私が持っている印象とは違うということをこの間申し上げたんです。  私どもの世代が受けた君が代というのは、どなたが今どんなことを言われようと、私どもの心の中にしみついているのは天皇陛下万歳の歌なんです、私どもの心の中にあるのは。それはもうみんながそうだからそう解釈しなさいと言われれば、ああそうかなと言わざるを得ないんだ……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号(1999/08/03、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 まず、石田先生に御意見を伺いたいんですが、日の丸・君が代についていろいろな意見がありますけれども、事実上、慣習法もしくは慣習的に、日本人も外国人も日本の国旗は日の丸で国歌は君が代である、こういうふうな現実があると。この現実があるということを認めますかと国民に聞けば、世論調査では圧倒的多数がそのとおりですと、こう答えているんですね。そのことと、これを法制化する、政府が提案をして国会がそれを承認して明文化するということとの違いですね。  私はいろんな意見があると思うんです、日の丸にも君が代にも。しかし、現実の問題として、日本の国旗が日の丸であり、国歌が君が代であるというふうにいろいろ……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第6号(1999/08/05、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党の山本でございます。  安川公述人にお伺いしたいと思うんですが、七十代の日本の男性は大体かなり厳しい戦争経験を受けているんです。その中で安川公述人にはわだつみの会の戦没学生のことで大変な御苦労をいただいている。  私は、今の学生諸君が恋を語り、あるいはこの世の中にある楽しいことを本当に一生懸命謳歌しながら、また大変苦しんでいる、いろんな価値観で。わかるんですけれども、あの時代の学生というのは、恋人と別れ、父親、母親と別れ、友達と別れて、まだ十八歳、十九歳で全部銃を持って戦争へ行って、天皇陛下万歳と言って死んだんです。その我々にとっては、天皇は神様だった。現人神、こう言わ……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第8号(1999/08/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 思いのたけは本会議の反対討論で言いたいと思いますので、きょうはそうじゃなしに、特に総理の見解をお聞きしておきたいのは、学校というものは、いわゆる命令とかあるいは強制とかいうものじゃなしに、本来、校長や教員が十分な協議をする、話し合いをする、あるいは児童生徒の状況を見ながら、その状況に合った指導はどうするかということを十分協議しながら行われるのが学校だろう、こういうふうに私はずっと思ってきているわけです。  したがって、この日の丸・君が代の問題のさまざまなことが今から学校現場に、相当今まで起こってきているわけですけれども、仮に法制化がされたとしても、学校現場においては校長、教員ある……

第145回国会 国土・環境委員会 第21号(1999/06/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 環境委員会で今度の法案をずっと審議されておられるのを私もちょっと勉強させていただきまして、本当に委員長以下の委員の皆様の大変な御努力に心から敬意を表したいと思います。  また、環境庁の悲願と言ったらしかられますけれども、前から取り組んでおったものがやっと政府案として出てきた。これもなかなか大変なことだっただろうと思いますし、どうしても業界等のいろんな利害がありますから、その中でこの法案をつくるについての御苦労も大変多かっただろうと思います。しかし、ここまで来た。ですから、流れとしては私はいいことだというふうに思っておりますが、まだやっぱり足りない部分といいましょうか、今後ぜひ御検……

第145回国会 総務委員会 第4号(1999/03/12、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 どうも私は「さん」と呼ばれるよりも君と言っていただいた方がありがたいんですが、これは私の一方的な希望でございまして、できましたら山本君と言っていただきます方がしゃべりやすいと、これだけ申し上げておきます。  実はこの前、どういう質問をするんだというのがありまして、官房長官に対する質問をちょっと二、三用意したんですが、冒頭に海老原先生の方から日の丸・君が代でお話がございましたので、私もちょっとそれに触れて感想を述べ、先ほどの官房長官の御答弁にもし加えることがあればいただきたいと思って質問したいと思います。  海老原先生は随分お年寄りに見えますが私よりも大分若いので、私がこの前調べま……

第145回国会 総務委員会 第5号(1999/03/23、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 植竹先生、どうも御無理を言いまして、ありがとうございます。  先ほどからずっと論議がございまして、私が質問しようという部分は大分重なっております。そこはもう省きまして、冒頭、佐藤理事からいろいろお話がございました。そして私も、実は情報公開法をつくったということは本当に我が国にとって画期的なことだろうと思いますし、こういう画期的な法案を出した総務庁長官は歴史に残る長官になるだろう、こう思うのであります。  衆議院で大変な御苦労の中で修正された。先ほど長官からお話しのように、政府としては、仮にもし公開ができないという事由に対して不服が出たというふうな場合でも、これは被告は国になるわけ……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号(1999/05/10、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 けさほど来いろんな質問、また政府側の答弁がございました。先ほど切り口という話がありましたが、私は少し切り口を変えて、総理以下、小渕内閣が日本の国を一体どんな国にしようと考えておられるのか、国家像、その辺について私の見解も含めてひとつお考えを聞きたい、こう思うんです。  アメリカという国は私は大変好きな国です。尊敬もしております。しかし、アメリカという国と日本が戦争をしたというこの歴史は、僅々五十年の間に非常に重たい歴史です。そこで、日本がなぜあの強大なアメリカ合衆国に戦争をしかけたのか。中国で戦争を随分長い間やっておったですね、十五年戦争と称しておった。最後に真珠湾に向かって山本……

第146回国会 総務委員会 第2号(1999/11/11、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 午前の海老原委員の質問に対して人事院総裁からいろいろとお話がございました。それを聞いておって気になるもので、ちょっとここで確かめておきたいんです。  本来、人事院というのは労使の間の完全な中立機関でなくちゃいけない。そして、本来いわゆる政治だとかあるいはいろんな世の中の動きというふうなものによって判断するものであってはならない。これは人事院設立以来の任務だろうと私は思っているんです。  私は、昭和二十年代、三十年代にかけて、公務員労働者が物すごく激しい闘いを組んで、ある者は刑務所に何人も入っていますよ、違法行為ということで罰せられてね。  そういう中で、随分激しい運動の中で、人事……

第146回国会 総務委員会 第3号(1999/12/14、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 今までの広中委員、阿部委員の御質問の中にもあったんですが、私は総務庁長官にまず見解をお聞きしておきたいんですけれども、この法案の根っこにあるところをきちっとせぬことにはいろんな逆の意味のマイナスが生まれはせぬかということを心配するわけです。  長官も公務員として誇りを持って働いておられた経験がおありになるわけですから、私はここで言っておきたいんですけれども、公務員というのは民間よりも本当は公益性を大事にし、国家国民のために一生懸命働いているんだという自覚と誇りを持たなきゃいけないと思う、であるべきなんです、本来。民間というのは、企業は利益を上げなきゃいけないわけですから、利益を上……

第147回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号(2000/05/10、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 十二分間いただきましたので、実は大蔵大臣にはまた改めて、今度は二十五分間あるようですから、いろんなお教えをいただきたいと思っております。  私は、与野党を通じて尊敬する政治家がたくさんおられますが、その中でも特に宮澤大臣は私は当選以来尊敬しておる先輩の一人でございますので、本当は質問をしたいのは、日本の国の二十一世紀を控えたこの国の経済がどうなるのか、どういう形が望ましいのかというふうなことを本当は大臣からいろいろとお伺いしたいと思っておりますが、これは次の機会にさせていただきます。  きょうは私は、実は昭和二十三年、一九四八年に、学生時代にアルバイトで生命保険の外交員をやったこ……

第147回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第9号(2000/05/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 実は、田舎へ帰りまして、退職した校長連中がいろいろ寄る会合があるんですが、そこで話をしておったら、生命保険、何か形態が変わると、どうもわからぬので教えてくれと、こう言われたんですが、いろいろ私も議論したんだけれども、なかなか難しい感じがいたしまして、その部分をきょうはちょっと帰って説明できるように質問をしてみたい、こう思うんです。  一つは、この前も私は申し上げたんですが、本来、生命保険というのは、保険会社というのはつぶれたらいけないということを前提に成立した、つくられたと私は思うんです、日本的発想で。しかし、今の資本の大きな世界の流れの中ですから、いろんな問題が出てきて大変難し……

第147回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第12号(2000/05/23、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 初めに、金融庁になったときに、職員の数、これは質問通告をしていないんですけれども、おおむねどれぐらいの数になっておったかということと、そこへ従来の銀行局から、ほとんど銀行局から皆行くのか、あるいはその中からすぐるのか、どういうふうな形になるのか、ちょっと人の問題をお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それは大蔵省から皆行くわけでしたよね。
【次の発言】 実は住専以来、国民の間に大変な金融行政に対する懸念が深まってきて、そしてまた今度もこういう格好での新しい法案ですが、今度だけは大丈夫だろうな、これからはということを国民は期待していると思うんです。ところが、今の話で、本来か……

第147回国会 総務委員会 第2号(2000/03/14、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 森田委員から恩給のことでいろいろとお話がございました。私と大体同じ年ごろの、特に女性ですね、軍人の奥さんだった方々、私もいろいろつき合いもあるものですからお話ししています。この恩給ということと、それから現在は公務員は、これは自衛官であれだれであれ、みんな共済年金制度に切りかわりましたですね。ですから、恩給という言葉の意味はちょっと深いと思うんです。いわゆる年金とはちょっと違った意味を持っているんですね。国の補償、こういう性格だろうと。  昭和三十四年にいわゆる共済年金制度に切りかわった、これは海老原先生が一番御苦労された時代だろうと思うんですけれども。だから、要するになぜ恩給を年……

第147回国会 総務委員会 第3号(2000/03/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 昨日いろいろと私の意見に対しまして両大臣から本当に前向きな御答弁、御見解をいただきました。ちょっと足りない部分があるのでもう少し補足して聞きたいのですが、中国に長い間おった人たちを養った中国の養父母の問題です。  一生懸命自分たちの子供として日本人の子供を大切にしてきた。ところが、もうみんな、そうすると今七十代の後半から八十代、場合によると九十代の中国の養い親ですね。養父母が自分の息子、子供たちが全部日本に行っちゃったと。それに対して何らかのことをしなきゃいけないのじゃないかというので、これは昭和六十一年に日中両国政府で口上書を交わして、そこで養父母に月六十元、十五年分、お礼と言……

第147回国会 総務委員会 第10号(2000/05/30、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょうの法案に関連して、ちょっと違うことも質問いたしますが、初めに与党並びに民主党の提案者の皆さん、本当に御苦労いただきまして、私も心からお取り組みに感謝したいと思います。  先ほど、与党の方から自社さ政権以来の経過もお話がございました。私もこのことをいろいろ聞いておりまして、本当によく自公保でまとまったものだと正直言って感心いたしました。大変な御苦労があっただろうと思います。また、与党内でも、特に自民党の中では随分激しい御議論もあったようにも伺っておりますし、よくまとめられた、こう思います。  民主党案はもちろん私どもが主張しているのと大分近い案でございますから私も賛成でありま……

第147回国会 文教・科学委員会 第14号(2000/04/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 私は、先ほどの本岡委員よりももうちょっと早く生まれておりまして、大正に種をつけて昭和に生まれたと。したがって、大正の正と昭和の和をとって正和と名前をつけたというのが父親の話でございます。  私は、いわゆる兵役というのが、旧憲法下で、日本国に生まれた男子はすべて兵役の義務を負うというその兵役検査を受けた私は最後の世代です。きょうは井上先生もおられますが、第二国民兵役の検査を受けた最後の世代、委員長もそうであります。  ですから、私にとっては、昭和というのは本当に命がけで生きた若き時代、天皇陛下万歳と言って死ねと、死のうと思ってきた二十年間でもあったんですね。それから後、戦争に負けて……

第148回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2000/07/04、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの直嶋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に真鍋賢二君を指名いたします。(拍手)

第149回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2000/07/28、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの直嶋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に真鍋賢二君を指名いたします。(拍手)

第149回国会 総務委員会 第1号(2000/08/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 官房長官、大変な大役で御苦労さまでございますが、前官房長官以来の経緯がありますので、そこも含めて改めてお聞きしたいと思います。  それは、きょうの官房長官のごあいさつの中に、「いわゆる恩給欠格者、戦後強制抑留者、引揚者の方々の問題につきましては、平和祈念事業特別基金を通じまして、」云々と、こういうふうに言っておられます。  私は、引揚者という問題、これは早く帰ってきた人たちについては大体、決して一〇〇%とは言いませんけれども、かなりのことがされてきたというふうに思うんです。ところが、いわゆる残留孤児問題、これがどうしてものどにひっかかった骨みたいな感じでつかえがあるんです。  私……

第150回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2000/09/21、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの寺崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に真鍋賢二君を指名いたします。(拍手)

第150回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2000/11/15、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 午前中の浅尾委員の御質問を聞いておりまして、これは特に相沢委員長には私の気持ちを申し上げたいんですが、私は、一九四七年に引き揚げ学徒で帰ってきました。そして、それから二年間、アルバイトをしながら学校へ行き直したんですが、生命保険の外交をやったんです。なかなか成績がよくて、もうおまえ、学校をやめて保険屋になれと、こう言われたこともあるんです。  そのときに、私どもが何をやったかといったら、戦争中に生命保険に入っておった人たち、その人たちを訪ねていって切りかえをしてもらう、額面千円とか二千円とか五百円とか、それを当時十万円あるいは二十万円の生命保険に切りかえてくれと、ずっと回ったんで……

第150回国会 総務委員会 第2号(2000/11/07、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 委員長にお願いしますが、さんではなしに君で呼んでいただきますように、今後ひとつよろしくお願いしたいと思います。
【次の発言】 きょうは、二十世紀もあとちょっとですが、歴代の官房長官に私の方からずっとお願いし続けておることですけれども、二十世紀の我が日本の国の最大の問題は第二次大戦下における侵略戦争、敗戦ですね。その中で、今なおその傷跡を負っている日本国民が、あるいは日本国民との関係者がたくさんあるということを何とかこれは早く解決していかなければいけないという思いで私はいっぱいでおるものですから、そのことを、これは野中さんのときからずっと続けて言っておりますけれども、旧満州の開拓団……

第150回国会 総務委員会 第3号(2000/11/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 今、阿部委員から御質問がいろいろありまして、ちょっとそれに私も関連するんですが、私実は、公務員というのは新しい憲法下につけられた名前でもあるし、新しい憲法下の仕事だろうと思うんです。  ですから、公務員制度が始まったときには国家公務員も地方公務員も含めて大変劣悪な労働環境にあった。そして民間は、いろんなことがあったにしても、やみ給与と言ったらおかしいけれども、いろんな中でとにかく食べていけるだけの、大変国全体が貧しくても保障されておった。保障というのは、実際はそれをやったわけですよね、法律を超えてでも。ところが、公務員の場合はそれができませんから、非常にひもじい思いで昭和二十年代……

第151回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号(2001/01/31、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ただいまから金融問題及び経済活性化に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの櫻井君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に真鍋賢二君を指名いたします。(拍手)

第151回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号(2001/04/02、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 後ほど宮澤財務大臣にはいろいろとお伺いしたいと思います。  初めは金融担当大臣にちょっとお伺いしておきたいんですけれども、金融担当大臣、元大蔵省があって、そこに銀行局があって、そしてさまざまな業務がずっとあって、それを金融担当大臣のところに引き継いでおられるということだと私は思うんです。  たしか昭和四十七年だったと思うんですけれども、私が、当時、日銀の政策委員をしておられた東畑四郎さんという、前に農林省の次官をしておられたんですけれども、その人に教えを請うていろいろお酒を飲みながら話したことがありますが、日本の将来ということを話すときに、彼がこういうことを言っておられたのが非常……

第151回国会 経済産業委員会 第9号(2001/05/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょう、梶原委員にかわりまして私の方から質問いたしますが、梶原委員は私よりも十年ほど若いので、ちょっと私の方は古い話をいたしますが、御容赦いただきたいと思います。  実は私も四年ほど前に通産省の政務次官をちょこっとやらせてもらいました。そのときに通産省の歴史もちょっと調べてみたんですが、これは新しい省庁で、今日の世界第二位の経済大国になるについて、大変な勢いで、燃える勢いで頑張ってきたすばらしい省庁だったと、こう思うんですね、私は歴史を読んで。  戦争に負けて何にもなかった日本、そして昔は繊維を輸出するぐらいしかできない、大して。工業国といってもなかなかアメリカやヨーロッパに比べ……

第151回国会 総務委員会 第3号(2001/03/22、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 大臣が就任されて私は初めての質問ですから、まず御就任おめでとうと、こう申し上げておきます。本当に、若いときの片山大臣を私は知っている者の一人として、そういう意味でお喜び申し上げます。  ただ、ちょっと今のやりとりを聞いていまして、これは年寄りの言うことだと思って、耳の中に置いておいてください。  やっぱり委員会というのは、国会というのはこれは国民を代表する立場で質問をする。大臣というのは政府を代表する立場で答弁される。したがって、主権者である国会の場でいろいろ答弁されることについては、そのことをひとつ絶対に大事にして、言動、態度等、片山先生、如才のない良識人だと思いますから、今後……

第151回国会 総務委員会 第4号(2001/03/27、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 大分お疲れになったかと思いますが、私も久しぶりに四十分という時間をいただいたもので、ちょっと質問の前に少し今の地方税や国税、国の財政の問題を含めて見解を申し上げて、もしよろしければ大臣からも見解を承りたいと思います。  一九八〇年代のしまいごろから九〇年代にかけて、我が国の財政は、毎年決算をやると、初めは三兆ぐらい黒字だったんですね。これが五兆黒字、多いときは七兆を超える黒字になった。そこで、宮澤さんが当時大蔵大臣をしておって、私が質問したら、何%まではいいけれどもと言っていたけれども、その何%をはるかに超える黒字になった。これはもう日本の国は金が余って余って仕方ない。当時、アメ……

第151回国会 総務委員会 第5号(2001/03/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 厚生省からもきょうは来てもらっていますが、恩給というのは、この制度ができた明治以来ずっとあるわけですけれども、もともと恩給の制度というのはいわゆる旧大日本帝国時代から、私どもは大日本帝国に育った男ですから、そういうことをずっと考えると、お国のために戦って、あるいは亡くなられた、あるいは傷つかれた、あるいはその生活を終えたという人に対して、国が何とか御苦労さんという意味も含めてちゃんとそれに報いようというところから出発したのが恩給制度の出発点である、こう私は思っているんですね。  ただ、戦後一時これが、占領軍命令で軍人恩給が廃止されましたね。それが昭和二十八年にまた軍人恩給が復活し……

第151回国会 総務委員会 第10号(2001/05/29、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 この法案が通った場合には規制緩和にかなりなるんだと、こういうふうなことが言われております。ところが、どうも私もいろいろ心配な部分がたくさんあるので、この法律が通ったことによって具体的に一体どこが緩和されるのか、それからまた一般の国民視聴者にとってどんなメリットがあるのか、ちょっとそこをわかりやすく御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これは放送法ですから、今の視聴者とそれから事業者の関連からいっても、不特定多数じゃなしに特定の視聴者と特定の業者との間の関連ですよね、一応感じとしては。したがって、放送の場合はそうじゃなしに広げてありますよね。それから通信の方は、一定のそれぞ……

第151回国会 総務委員会 第15号(2001/06/14、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 実は、質問を用意して通告をしたんですが、けさ来の質問をずっと聞いておりまして、若干準備した質問と違った形でいくかもしれませんが、御了解をいただきたいと思います。  いろいろと科学技術が発達していって、そして特にこの分野は大変な発展といいましょうか、場合によっては変貌と言ってもいいぐらい進んできている。それに政治や行政がどう追いつくかというふうな問題が背後にあるように思えてならないんですね。  先ほどからNTTの職員の皆さんの問題等も出ましたけれども、私も戦後ずっと教職員組合ですが労働運動もやってきたから思うんですけれども、昭和四十年代のNTTの職員というのは輝ける労働組合。大変強……

第151回国会 文教科学委員会 第7号(2001/04/03、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 久しぶりに文教委員会にやってまいりまして、町村大臣にいろいろと御意見を伺いたいんですが、初めに、この法案については私どもは衆議院では反対をいたしましたが、参議院では賛成をいたします。これは別に内部の矛盾ということじゃなしに、よく勉強した結果賛成ということでございますから、ひとつそういうふうに御理解願いたい。  ただ、大臣、これは先ほどから松村議員、それから佐藤議員、特に松議員が大変懸念されて問題点を御指摘されました。それについてはひとつ全力を挙げて取り組みます、こういう御答弁がありましたから、それが前提ということで私ども賛成いたしますので、十分御理解願いたいと思います。  きょう……

第151回国会 文教科学委員会 第9号(2001/05/24、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 遠山文部科学大臣は三重県桑名市の小学校を卒業されているのでありますが、私のちょっと先輩になりますけれども、同僚が遠山大臣の小学校のときの担任をしておりまして、本当にすばらしい子供だったと。もう一人男の子で大変ようできるのがおりまして、二人がクラスの星であったというようなことを話をしてくれております。  その小学校の校長から、もう五十八になったんですかね、私のところへ電話がありまして、実は校長として児童会で遠山文部大臣の話をしたと。そうしたら、六年生の子供たちが大変喜んで、みんなで一言ずつでもいいからお祝いと励ましの手紙を書こうということで、みんなで書いて、それを一つの文集にして大……

第151回国会 文教科学委員会 第12号(2001/06/19、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党の初めての質問でありますので、冒頭、大阪の池田小学校の児童の皆さん、また教職員の皆さん、保護者の皆さんに対してお悔やみと、そして本当に大変でございましょうけれども頑張っていただきたい、こういうことを申し上げておきたいと思います。また、政府は十分に速やかに対応していただきたい、この要望をしておきます。  さて、私は、今から後この三法案に絡んで三回ぐらいは最低質問ができるかと思いますので、きょうは総論的な格好で質問をしていきたいと思うのでございます。  実は学校の先生、学校で働く者は皆、子供から見れば先生とこう言うんですけれども、そういう意味で学校の先生と言っていいと思うん……

第151回国会 文教科学委員会 第13号(2001/06/21、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 大分お疲れかと思いますが、また質問いたします。  この前は総論ということでやったんですが、きょうももうちょっと総論をやっていきたいんです。  法律をつくる、新しい立法をする、あるいは現にある法律を変えていくというふうなことは極めて重要な問題なので、その部分で質問をしていこうと思うんですが、その前に若干、午前中の議論の中にあったことだけ触れておきたいと思うんです。  私は、確かに今我が国の置かれている子供たちの状況、学校教育の問題あるいは科学技術の問題、いろんな問題がたくさんあるんですが、その中で特に義務教育学校における問題というのは対立や不信の中からは解決しないと思うんですね、実……

第151回国会 文教科学委員会 第16号(2001/06/28、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 本日は、朝以来、具体的な項目についての確認質問といいましょうか、また問題点の指摘がずっと行われてまいりました。  今度の三法案がさまざまな立場から問題が指摘される、また法案提出の経過についてもいろんな議論、疑問が提起されているという状況ですね。そういう状況の中で、今から私が六十分間時間をいただきますので、そういうものも含めて、もう少し根っこの部分から議論をしてみたい、また見解を承りたいと思っているわけであります。  教育がこのままじゃどうにもならぬというふうな議論が随分内外で行われております。私は、三十年ちょっと前ですが、三重県で全国紙に報道された尾鷲中学校事件というのをいつもこ……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 文教科学委員会 第2号(2001/10/30、19期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 きょうは、大学教育、特に法律家になる人たちの教育とか、あるいは医学、薬学のところをちょっと聞こうと思っておったんですが、その前に、午前中亀井委員からお話がございましたし、今、畑野委員からお話がありましたので、ちょっと私も触れておきたいんですが、学校というのは私は役場や県庁とは違うと思うんですね。ですから、先生が朝八時出勤で五時までおって、はい、さようならと、その後は知りませんよということでいうのならば、私は教育は崩壊すると思う。自分のうちへ帰ってもお父さん、お母さんから電話がかかってくるんですよ、子供はこうだと。それにいつでも相談に乗る。あるいは子供が自分の下宿に、若い先生の、遊……

第153回国会 文教科学委員会 第3号(2001/11/20、19期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ちょっと初めに委員長にお願いしておきますが、山本香苗委員の質問のようなことをひとつぜひ文教委員会全体で議論できるような機会をまた理事懇等で御検討いただきたいと思っております。  そのお話の中に小野事務次官のお話もあったんですが、文部省の皆さんは他の省庁と違って本当に大変な苦労の中で日本の教育に当たるわけなんですね。ですから、他の省庁とは違って、そういう日本の国の教育はどうあるべきかというようなことで大変御苦労願っていると思うんですね。  いろんなことを言われますが、私は初めてヨーロッパへ行ったのが昭和四十年過ぎたばかりのときですけれども、そうしたら、買い物に行ったら、その当時はま……

第153回国会 文教科学委員会 第4号(2001/11/27、19期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 どうも時間が大分長くなりまして御苦労さんでございます。  実は、私は一九二七年生まれなもので、いわゆる旧大日本帝国の教育を受けたわけですね、戦争が終わるまで。戦争が終わったときに改めてもう一遍大学へ行き直したんですけれども。  それで、私どもの世代から言わせると、昔の大日本帝国の教科書というのは、小学校算術というのがあって、黒い表紙のやつ、ずっと変わらないんですよね、これは。ところが、その算術教育を受けた者がなかなかよく伸びておると言ったらおかしいですけれども、松下幸之助さんも小学校算術をちょっとやっているんですね。あの人は学校へ行かずにすばらしい実業家になられた、また技術者でも……

第154回国会 災害対策特別委員会 第1号(2002/01/21、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの宮崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に加藤修一君を指名いたします。

第154回国会 災害対策特別委員会 第4号(2002/03/29、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 大変熱心に議論されて、持ち時間をオーバーされた方々もおられるぐらい熱心でございまして、大変私も感銘して聞いておりましたが。  大臣の所信の中で、私も非常にうれしく思ったのは、国民の生命、身体及び財産を守ることは国政の最も重要な責務であると、こういうことを強く主張しておられるんですね。  実は、私は時々、どこの委員会でも言うんですが、私が、最後の徴兵検査を受けたいわゆる戦中派が、最後になるわけですけれども、そういう者の仕事は、役割は何かといったとき、その体験をできるだけこの議会の場でも申し上げて、そしてとにかく新しい二十一世紀の日本づくりに頑張っていただきたい、そんな気持ちを持って……

第154回国会 文教科学委員会 第2号(2002/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 あと四十分ですが、しばらく頑張っていただきたいと思います。  まず、質問に入る前に、これは、今日は所信に対するあれですから、大臣にお願いしておきたいんですけれども、私どものちょうど息子の年齢がぼつぼつ役所でも課長だとか、あるいは部長候補まで行かぬけれども、かなりの年齢になってまいりました。私が心配しますのは、今、役所で働いている人たちがひょっとすると自信を失うんじゃないかというぐらいマスコミがいろんなものを取り上げます。  だけど、これは我が国は行政がしっかりしていなければもたないんですから、行政をしている人たちを元気付けて、自信を持ってしっかり仕事せいと、こういう立場で大臣はひ……

第154回国会 文教科学委員会 第3号(2002/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 どうも廊下の掲示を見たら、ほとんどの委員会は皆終わって、あと二つぐらいだということですね。一番まじめに勉強している常任委員会だと思うんですが、御苦労さんですが、もうしばらくひとつ委員の皆さんも役所の方も辛抱してください。  昨日に引き続いて、ちょっと高等教育の問題で質問していきたいんですが、ちょっとその前に、大学院、それもかなり立派な学校と言われている大学院を卒業した若い人たちに、さっきの三・一四の話ですよ。三・一四というのはどこから出てくる数字だ、こう聞いたら、さあと、こうやっちゃうんですよ。何で三・一四なんだ、こう聞いたら、そんな教育をした者が、そういうことがはっきり分からな……

第154回国会 文教科学委員会 第7号(2002/04/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 実は、この著作権の問題については、私も質問を一問ぐらいにしようと思っておったんですが、ちょっと調べてみたら大変な苦労があった歴史が出てまいりまして、特に私が尊敬している昔の文部省の事務次官をしておった佐野文一郎さんが課長をして、著作権課長をして、またその当時に安達さんだったんですか、この人が次長だったんですかね、担当審議官ですかね。その後、実はまた大変仲のよかった加戸さんとか、今愛媛の知事になった、あるいは国分さんとか、みんなこれをやってきて、そしてまた現職の尊敬している文部大臣も銭谷次長も、本当にこの辺大変な取組をしておられたという中での問題なものですから、ちょっと勉強してしま……

第154回国会 文教科学委員会 第10号(2002/05/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 午前中来、すばらしい有村先生に始まった女性の先生方の質問を聞いておりまして、大変勉強させていただきました。最後は男性でありますが、男性といってもちょっと七十五歳になる年でございますので、その辺は御理解のほどをいただきたいと思います。  今日は、本題に入る前に、実は、前々回だったと思うんですけれども、大学教育の問題に絡みまして質問したこと、最初にちょっと四、五分だけ文部省の見解を伺いたいと思います。  大学教育の中で特に今医療が大変複雑また多様化、更にはもっと新しい病気なんかが出まして難しくなってきておりますが、医療過誤の問題、それからまた薬の問題、大変な状況にあります。そんなこと……

第154回国会 文教科学委員会 第12号(2002/06/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 まず、私は、実は参議院の宿舎に電話が掛かってきたり電報が来たりしまして、教特法に反対してくれと、こういうふうに言われた。大分やいのやいのと言ってきて、電話で掛かってきた人といろいろ話をいたしました。そうしたら、今度の教特法の改正というのは、勤務評定に使うんだからけしからぬとか、それから要するに学校の管理体制を強化するために使うんだからけしからぬとか、こんな話を聞いて反対だと、こう言う。そんなことは僕は想像付かぬので、国会で質問しますと、こう言うた。  要するに、今度の改正は教育公務員特例法というこの法律の趣旨の中で行うものであって、他の法律とは関係なしに、要するに教育公務員特例法……

第155回国会 災害対策特別委員会 第1号(2002/10/18、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの宮崎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に福本潤一君を指名いたします。(拍手)

第155回国会 文教科学委員会 第4号(2002/11/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 午前中からいろいろと私がお聞きしたいというようなことも含めて各委員の皆さんから御質問がございまして、なるべく重複しないように質問したいと思うんですが。  やっぱり大学はこのままでいいと思っている人は大学人も含めていないだろうと思うんですね。何かやっぱりもっときちんとしていきたいと。それはいいんですが、今度の法案の中でやっぱり大学の自己評価並びに第三者認証評価というのが出てきて、これに対する関心が非常に大学人の中でも高いと。私立大学も含めて、各大学がそれぞれ自己評価についてのいろんな作業を今一生懸命やっている。昨日も、実はこれでもうきりきり舞いして、ちょっと研究する時間がないぐらい……

第155回国会 文教科学委員会 第5号(2002/11/21、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 今日はどうも三先生とも、大変お忙しい中、ありがとうございました。  私は無所属の会でございまして、現在、政党に所属しておりませんが、国会改革連絡会という会派を作っておりまして、その代表という格好で質問させていただきます。  私は、実は旧制の学校教育を終えた者なものですから、昭和二年生まれでございまして、ですから今度の大学問題等をずっと見ておりまして、私どもが思っておる昔の大学のイメージからいくと、何かちょっといろんな言葉が出てきて戸惑いを感ずるわけです。  なぜ大学に専門職大学院なんて名前を付けるんだろうかというような気もしたんですけれども、先生方のお話を承っておりまして、大学と……

第156回国会 文教科学委員会 第2号(2003/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 今日は、朝から大変委員の先生方のすばらしい御質問を聞いておりまして、やっぱり国民の前にもうちょっと文教委員会の宣伝と言ったらおかしいけれども、こういう議論をしているよということをやっぱり何とか聞いていただきたいと、こういう気持ちで一杯でございます。  ちょっと初めに、私、質問に入る前に、先ほどから、大仁田先生から、午後になって総理のお話がありましたから、ちょっとそれに触れて感想と、それからもしもお答えができたらお答えいただきたいと思いますが、これ質問にはありませんからね、通告してありませんからね。  というのは、正直言いまして、私は中曽根総理のときからずっと国会に出ていまして、い……

第156回国会 文教科学委員会 第3号(2003/03/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 もうしばらく御辛抱を願いますが、質問に入る前に、有村委員から御発言のありました週刊新潮の件ですが、これは読まれたら質問されるのが当然だと思うんですね。当然、ああいう、こんなことがあっていいのかと思うのは当たり前ですから、御質問については私も大いに結構だと思うんですけれども、局長の答弁がどうも心配なんです。  私も、実は週刊新潮を読みまして、こんなばかなことが三重県で行われていたとしたら三重県民の恥だと私は思うんです。だから、直ちに調査したんです。そしたら、事実はありません。記事は、流れは、流れの中に幾つかの事実はありますけれども、いわゆる地方公務員法違反、公選法違反、あるいは教育……

第156回国会 文教科学委員会 第4号(2003/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 今日、文部省というよりも、地方分権推進会議の方に少し質問をしていきたいと思っておりますが、その前に、確認する意味で文部省の方にお聞きしておきたいと思うんです。  今日、今から質問していく中身も全部、義務教育費国庫負担法の、今度の法案に絡んでのことですけれども、私は、最近は非常に減ったんですけれども、昔は与野党を含めて政府提出法案を与党第一党、自民党からの修正案でやったという例がしょっちゅうあった。しょっちゅうとは言いませんけれども、かなりありました。最近はもうそれがほとんどないんですね。政府提出法案は何としても通さなきゃいけないというふうな空気になっていますけれども、私は別に細川……

第156回国会 文教科学委員会 第5号(2003/03/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 三日間連続の質問でございまして大変こう、何となく気恥ずかしい気がいたしますが、今日はこの法案に対する採決までありますので、ちょっと私なりに今まで議論されましたことをまとめて、自分の感想はこれ申し上げっ放しにしておきます。  一つは、義務教育費国庫負担法に関する法案出てきた経過は、地方分権推進会議だとか、あるいは経財会議だとか、あるいは例の二〇〇二ですか、等のいろんな中で文部省としては対応に迫られて出してきた法案であると、こういう経過であろうと思います。ただ、今からの議論が大事なんであって、今後の義務教育国庫負担の在り方についてのといいますか、義務教育そのものについての在り方も含め……

第156回国会 文教科学委員会 第7号(2003/04/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 質問に入る前にちょっと文部省の方に申し上げておきたいんですが、久しぶりに実は私、学校をちょこちょこ回ってみたんですけれども、そこでこの前質問いたしました大臣と副大臣の特に小学校の先生に対する思いという話をいたしまして、そうしたら本当に皆喜んで、ところが、いろいろ若い先生たちと話をしていると、何となく自信がないというか、仕事に対して。自分たちではいろんな思いがあるんだけれども、この世の中どうしていいかといういろんな思いがあるんですね。  私は、職業には貴賤はないし、どんな仕事でも皆立派だと思うんだけれども、子供と一緒におるという仕事ですね、これ、教員という仕事は。そのことのすばらし……

第156回国会 文教科学委員会 第10号(2003/05/08、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 質問に入る前に、今の林委員からもお話がありましたけれども、私は、日本の国がいろんな長い歴史の中で、特にこの近代百年の中で、何はともあれやっぱり教育というものを非常に大事にしてきたと思うんです、国の施策の方向として。ですから、そういうものが、何か財政がおかしくなったとか経済がおかしくなったとか、いろんなことから抑え込まれるようなことがあってはならないと、こういう気がしてならないんですね。  ですから、確かに小泉さんの言う改革ということも、それは趣旨は分からぬでもないんですけれども、それが、改革されるべきものと、逆に改革といってももっと増やしてより強化されなきゃいけないものとが、何か……

第156回国会 文教科学委員会 第14号(2003/05/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 大変、今日は各党賛成の法案で、中身のある御質疑があったわけでありますが、私も若干質問をいたしますけれども、その前にちょっと、これは五月の七日の日にまた例の地方分権推進会議が、おかしなものと言ったらしかられますけれども、実施状況その他発表しまして、そしてどうも今までここで文部省からお伺いしたことと違うようなことが意見として出されておりますので、ちょっとそれについて私の方から要望だけ申し上げておきたいと思います。  というのは、今までは退職手当、児童手当等に係る部分の取扱いについては継続課題とされ、十六年度予算編成までに結論を得るものとすると、こういう格好で来ておったわけですね。とこ……

第156回国会 文教科学委員会 第17号(2003/06/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 どうも御苦労さまでございます。  私は、実は六三三四制以前の旧学制で出たものですから、この大学問題、ちょっとピント外れなところがあるかもしれませんけれども。  私は実は旧制中学で、私どもの先輩、向坊隆先生が出ておられまして、同窓会なんかでお目に掛かりますと、もう雲の上の存在で、大変な方なんですけれども。私どもが感じるのは、大学というのは、これは学問の府、本当に象牙の塔と言ってもいいぐらいの存在がというのが旧制度の我々の大学像であるわけですね。現在、変わっているわけですけれども。  だけれども、大学が、これは戦後五十年たって、中でいろんな議論があることもお聞きしておりますし、大学改……

第156回国会 文教科学委員会 第18号(2003/06/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 これは大臣がどういう立場で言っておられるか、一生懸命に取り組んでこられた経過から分かりますけれども、だけれども、三権分立といいますけれども、国権の最高機関たる国会なんですよ。国権の最高機関たる国会がまだ決定していないことを、閣議決定があるからといって、閣議決定を優先して発動するようなその考え方が間違っているというわけなんですよ。  いいですか、国権の最高機関なんですよ、国会というところは。国会が決まるまでは駄目なんです。だから、閣議決定というのは国権の最高機関たる国会の決定を何とか得たいと、そういう願望も含めての閣議決定なんですね。閣議決定が最高決定じゃないんですから、そこは間違……

第156回国会 文教科学委員会 第20号(2003/06/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 私は、質問に今から入るわけですが、主として、初めは行政管理局の局長さんに本当は大臣の代わりにということで質問しますが、ちょっとその前に、今日の質疑の中で気付いて、これは整理しておかなきゃいけないという部分がありますから、それを指摘をしておいて、また文部省の方の見解も聞いておきたいと思うんですけれども。  要するに、今日までの論議の中で最大の問題、審議が止まったりした最大の理由は、法人の成立以前に国立大学が準備作業を行うことについて、これについての問題が様々に出てきて、冒頭の大臣答弁がありまして、それからまた、さらに櫻井さん以下の質問があったということなんですね。  私は、そこで、……

第157回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号(2003/09/26、19期、無所属の会)

○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。(拍手)

第158回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号(2003/11/19、19期、無所属の会)

○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。(拍手)

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号(2004/02/05、19期、無所属の会)

○山本正和君 大分お疲れだと思いますが、委員会での質問は、小泉総理とは厚生大臣のとき以来ですから、懐かしい思いですけれども、今日は時間が余りございませんが、NHKの放送時間十分の範囲内ということでありますけれども、一問一答でいきたいんですけれども、二、三分私の方で話をして、あとお答えいただくというふうにしたいと思います。  この前、文教委員会の視察がありまして、鹿児島へ参りました。委員長のお計らいで知覧まで行ってまいりました。一同みんな知覧のあの陸軍特攻少年兵が鍛えた土地へ行きまして、みんな絶句してしばらくその場から立ち止まったままだった。案内の人が、実は小泉総理もお見えになって、あの場で絶句……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号(2004/02/06、19期、無所属の会)

○山本正和君 昨日もちょっと申し上げたんですが、今度のこの政府の決定されようとしてる事柄は、実は長い間、戦後、自民党が政権政党としてずっと取り組んでこられた、そして我が国の国是といいましょうか、いろいろあったことに対して重大な変更じゃないかと、こういう問い掛けがされていると私は思うんですね。  そこで、一つ、まず、これ外務大臣の方にお聞きするのが順番なんですけれども、先にこの当事者である、自衛隊の最高責任者である長官に、要するに今までの我が国の取ってきた自衛隊の任務、責任、さらには、対外的に自衛隊というものに対して日本が示しているいわゆる国際世論ですね、その中において、今度は今までのことから一……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号(2004/02/09、19期、無所属の会)

○山本正和君 大変御苦労をお掛けしておりますが、最初に渡辺参考人にお聞きしたいんですけれども、かなりこれは積極的に、これはいいことだと、いいことだと、当然我が国としてやらなきゃいけないことだと、こういう立場の御意見だったと思うんですけれども、同じ自民党の中で総理大臣も務められて、この国の責任を取ってこられた方の中にも意見がいろいろある。中曽根さんは、いいことをやったなと、小泉君、立派だと、こう言っているんですね、一つね。ところが、宮澤さんは、私だったら何とか話をしてお断りするよと、こう言っているんですね。違いがある。  渡辺さんは、これはいいことだという中曽根さんの立場でございますか。となるな……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号(2004/02/25、19期、無所属の会)

○山本正和君 質問の前に、ちょっとこれは外務大臣並びに防衛庁長官に申し上げておきたいんですけれども、私は、実は佐藤内閣のときの官房長官であり、また外務大臣もした木村俊夫さんと大変懇意であったと、昔からですね。この人が、岸談話、この前ありましたけれどもね、そういうものを含めて自衛隊の問題で私にいろいろと話をしてくれたことがあったんです。  その話はどういうことかといいますと、もう山本君、心配せんでいいよと。自衛隊は作ったけれども、これは昔の軍隊とは違うんだ、だからどんなことがあっても外国へ出さないから、そういう了解の下に作ったんだと。木村さんが私に言った話ですね。  そしてまた、そのことは岸談話……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号(2004/04/05、19期、無所属の会)

○山本正和君 前回、石破長官とお話をいたしまして、イラクに派遣されている自衛隊員の諸君が健康その他十分に留意してほしいと、特に、何といいましても、それは若い元気な世代であるにしても大変な苦痛を伴いますから、可能な限り早く交代ができるような、そういうことも考えてほしいということを申し上げておったんですが、新聞報道で、何か最初に行ったのが三か月で帰ってくるようなことになっておりまして、これはなかなか長官、頑張って判断してもらったと思ったんですけれども。要するに、今派遣している自衛隊の諸君は、そうするとおおむね三か月程度でこちらへ一遍帰ってこれると、原則としてですね、あるいは中には任務が非常に難しい……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号(2004/04/15、19期、無所属の会)

○山本正和君 初めに、防衛庁長官にちょっと確認をしておきたいんですが、この前も質問いたしましたけれども、また御答弁いただきましたが、我が自衛隊は戦争に行ったんじゃないと、あくまで人道あるいは復興、その支援のために行っているのであると、戦争に行ったんじゃないんだと、これはもう間違いないと、そこのところをひとつきちっともう一遍言ってほしいんですが。  というのは、この今の治安状況からいくと、場合によってはイラク全土に広がる危険性がないでもないというふうな話もあるんですね。いろんな話があります。しかし、我が自衛隊は戦争に行ったんじゃありませんと、復興支援に行ったんだから戦争はやりませんと、これ、はっ……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号(2004/05/19、19期、無所属の会)

○山本正和君 防衛庁長官が前から言っておられると思うんですけれども、いわゆる戦闘状態になった場合には帰るんだと、それには参加しないんだと。要するに、あくまで特措法に基づいて復興支援、人道支援に行くのが自衛隊の任務であると、したがって戦闘の状況というものについては想定しないと、こういうことでいいですね、これは。
【次の発言】 私はいずれにしてもこの法律にも反対した方ですが、現実に今行っている以上は効果的に活動していただきたいと思うんですね。  そういう意味で、ずっといろんな報道等を見ておりますと、今日の報告にもありますが、給水活動あるいは学校補修、道路整備、医療支援活動と大変いいことをやっている……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号(2004/05/27、19期、無所属の会)

○山本正和君 年寄りが二人連続でやりますが。  正直言って私は、今度の法案よりも、その前のいわゆる緊急事態法案のときに私は質問できなかったものですから、それも含めて、本当に政府の、特に今、小泉内閣としてのお考えを聞きたいんですよ。戦争というふうなことにまで考えているのかどうかを、今。  要するに、日本の国に攻撃がされたという事態に対する法案ですね。攻撃ということは、もう攻撃をされた場合にそれは戦争まで想定して考えている法案なのかどうなのか、その一番根っこのところを私は聞きたいんですよ。何か知らぬけれども、ミサイルが飛んできたらどうだとか、ミサイル飛ばないようにするとか、あるいは事前にアメリカと……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号(2004/05/28、19期、無所属の会)

○山本正和君 ちょっと初めに、昨日の復習をちょっとしておきますから。  小泉総理大臣が、昨日、私の質問に対して、要するに、我が国内における武力攻撃を受けている事態、それについて、これは自衛隊は戦うんですと、しかし、一般の国民、いわゆる非戦闘員は戦闘に参加しないんですと、その人たちを保護するんですと、こういう概念として国内における戦争も考えているというふうに言われたと私は思うんですけれども、その私の今の解釈でよろしいですね。
【次の発言】 要するに、一般国民は戦闘に参加しないと。こういうことを前提にすべて考えているわけですね、国内における武力攻撃事態というものを。そういうふうに小泉内閣としては判……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号(2004/06/02、19期、無所属の会)

○山本正和君 私は、今日からの質問は、この対処法に基づいて今度の法案が出されたと、したがって政府としてはどういう事態を想定して考えたんだと。したがって、どういう事態というのは要するに武力攻撃という状況ですね、それを、どういう状況を考えてこの法案を作ったんだろうかと。また、こういう法案を作るについては、当然、日本がたった一つ世界にあるんじゃなしに、アメリカと防衛条約を結んでいる国が幾つかありますし、またNATOもあるし、いろいろと軍事同盟関係があって、武力攻撃に対処するための様々な状況があると。そういうものの比較した上で政府の考え方をただしたいと、こういうことで今日から質問をしたいと思います。 ……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号(2004/06/03、19期、無所属の会)

○山本正和君 私からずっと質問さしていただいている内容をもう少し整理しますと、今度の法案は、外国から武力攻撃を受けると、外国若しくは、テロ集団は別にしましてね、それで、その武力攻撃を受けたときに、あるいは武力攻撃を受けるおそれのあるときに、我が国としてはこれを排除するということで緊急事態対処法ができたと。それに基づいてこの日本の国内で国民を守るときに、守るために必要な措置を講じようというのが今度の一連の法案の流れだと、こういうふうに思いますが、これでよろしいですか。
【次の発言】 ということなので、昨日は質問をしたのは、武力攻撃を受ける、我々が、したら今度は武力でこれを排除すると、こういう内容……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号(2004/06/10、19期、無所属の会)

○山本正和君 ちょっと初めに感想を言っておきますけれども、この法案の、ずっと読みまして。  どうも、戦争を知らない僕たちいう歌、覚えていますか。「戦争を知らない子供たち」、戦争を知らない僕たちというやつですね。その戦争を知らない子供たちが戦争ごっこをして、そしてどうも、ああじゃこうじゃといって作ったような感じのする法案なんですよ、これ、私が読んだら。本当に戦争を知った者がこうやって作れるだろうかと、この法案を。読めば読むほど私はそう感じてきたんですね。今そういうことを、感想を言っておいて、具体的に聞いていきますからね。  国民が一番そういう武力攻撃事態で恐れているのは、ミサイルがどんと飛んでき……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号(2004/06/11、19期、無所属の会)

○山本正和君 大変どうも御苦労さんでございます。  最初に、西井先生に教えていただきたいんですけれども、アメリカが、国際法の関係ですけれども、アメリカがイラクに対してああいう形でもって攻撃をし、占領したと。このことについていろんな議論があると。これは国際法違反であると。また、場合によっては許容されると。いろんな議論があるんですね。  これはいいんですけれども、戦争のきっかけは例の九・一一のもう大変なビル爆破で、私もそのときワシントンにおったんですけれども、けしからぬと言って犯人捕まえて徹底的に戦えというふうな気持ちになったんですよね。  それはいいんですけれども、日本がもしも、例えば六本木タワ……

第159回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号(2004/06/14、19期、無所属の会)

○山本正和君 最後ですので、総理、もう少し頑張ってほしい。  私の国会での質問はこれが最後でございます。それだけに、この国の在り方等も含めて、時間が短いんですけれども、いろいろとお考えをお聞きしておきたいと思います。  私は、日本とアメリカが仲良くする、これは非常にいいと思うんです。総理は、そのために日米間の信頼を築こうと、それについては私は大賛成なんです。ただ、友人であればあるほど、言わなければいけないことがある。本当の仲良しというのは本当のことを言い合いしなきゃいけないんですね。  私が一番この国会生活ずっと長い間来ておって思うのは、なぜアメリカの大統領なりあるいは大統領を辞めた人でもいい……

第159回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号(2004/01/19、19期、無所属の会)

○山本正和君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの小川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。

第159回国会 文教科学委員会 第2号(2004/03/18、19期、無所属の会)

○山本正和君 ちょっと質問の前に委員長以下理事の皆さんに申し上げますが、現在、出席人員は十一名であります。先ほどから時々一名いなくなって流会の状況が何回かありましたけれども、今後ひとつそういうことのないように、特に委員長並びに理事の皆さんはこれは責任を持っていただきたい、これをもう厳重に申し上げておきます。昔ならこれはもう一発で流会ですよ。与党だけで十一名おらぬと駄目なんです、本当は。これはちょっとやかましく言いますが、理事の皆さんにね。  そこで、今度は文部省に、大臣にお伺いしますが、実は私もいろんなことを振り返って考えているんですけれども、教育の基本的な国との関係についての議論が本当に文教……

第159回国会 文教科学委員会 第4号(2004/03/24、19期、無所属の会)

○山本正和君 今日は質問を私は一つだけするつもりでおるんですが、ちょっとその前に、今の状況等についての大臣の感想もお聞きしたいと思いますので、少しお話をしたいんですが、私は実は、現在六十四歳になる人から七十三歳になるまでの年齢の人を高等学校で教員で教えた。六十三歳以上七十四歳までですね。そのときは生徒と一緒に十キロ遠泳やったりマラソンもやったりしました。それで、夜も昼もなしにわあわあ生徒がおるときには騒いだんですけれども、その当時は今みたいに何か、代々木ゼミナールだとか何とかいろいろ大変な予備校がない時代ですから、高校の生徒も自分で勉強しておった。私が教えた子の中には国家公務員として立派に成長……

第159回国会 文教科学委員会 第5号(2004/03/25、19期、無所属の会)

○山本正和君 昨日は時間を間違えましたので、今日は少し縮めて三時には終わるようにいたしますから、よろしくお願いいたします。  昨日来、また恐らく三十日の日も議論があると思うんですけれども、私は、少なくとも文教委員会のこの全体の議論というのは、義務教育の国庫負担の根幹部分を手を付けることは断じてまかりならぬ、こういう御主張で全部一致していると、こう思うんですね。  しかしながら、やっぱりそこでもまだいろいろと不安があると。なぜだろうと私なりに思うんですけれども、これは草川委員からもお話しになりましたが、今の公教育に対するいわれなき中傷誹謗、むちゃくちゃに学校のことを言えば記事になる、テレビは乗せ……

第159回国会 文教科学委員会 第6号(2004/03/30、19期、無所属の会)

○山本正和君 これは加戸参考人からひとつ御見解をいただきたいんですけれども、私は今度のこの問題は、本当に日本の教育をどうしたらいいかというところから出発してきた議論ならば私も分からぬでもないと思うんですけれども、経済財政諮問会議から問題提起されて、そして補助金、負担金をなくすと、減らしていこうという流れの中で取り上げられたというところに、非常に奇々怪々な思いがしたわけです、初めからですね。  私どもは大日本帝国ですから、教育受けたのは。そのときでもあったのは、どんな貧しい家の子であろうと、お金持ちの子であろうと、義務教育だけはきちっとやれるんだと、こういう制度の中にこの国はあったと。それを保障……

第159回国会 文教科学委員会 第8号(2004/04/06、19期、無所属の会)

○山本正和君 事務当局からもいろいろと今度の改正についてお聞きしまして、私も賛成でございますが、また今日は同僚議員のいろんな御質問がありまして更にいろいろなことが分かったわけでございますけれども、私、一問だけお聞きしまして終わりたいと思います。  日本学術会議が国際社会というか国際的にどういうふうな活動をしておられるのか、また国際的な役割あるいは地位、こういうふうなことについて、また会長さんも大変お忙しい中でいろいろとかかわっておられると思うんですけれども、その辺のことについて一遍教えていただきまして、ひとつそれで終わりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

第159回国会 文教科学委員会 第10号(2004/04/13、19期、無所属の会)

○山本正和君 この放射性障害防止法は、これは元々が昭和三十二年にできたというふうに聞いておりますが、実は、その一年前の昭和三十一年に、私は当時、高等学校の化学の教員をしていたものですから、放射性同位元素の扱いについてという文部省の講習を受けた。これが池袋にあった昔の東京高等師範、当時は教育大学だったですけれども、そこで約十日間の講習を受けまして、ところが、この法律ができる前ですから、扱い方についての法律がない段階ですから、処理についてはまちまちと言ったらおかしいですけれども、その場で指導教官の指導を受けながらやっておったんですね。何か知らぬけれども、鉛の容器に入れてみたり、まあちょっと扱い方に……

第159回国会 文教科学委員会 第11号(2004/04/15、19期、無所属の会)

○山本正和君 十分に勉強させていただきましたので、ありがとうございました。
【次の発言】 はい。

第159回国会 文教科学委員会 第12号(2004/04/20、19期、無所属の会)

○山本正和君 通告しておった質問の中身を少し簡単にしまして、万国著作権条約に加盟したのが昭和三十一年だというところから発して、この著作権法が大変な苦労の中で検討されて、昭和四十五年にこの法案が法律になったと、こういう理解でよろしいですか。
【次の発言】 私もこれ、今日はここに西岡議員もお見えですけれども、その当時は西岡先生は政務次官しておられた。著作権課長というのは佐野文一郎さんだったかですね、昔の人の話が出るんですけれども、御苦労話を聞いておると、漏れ承りますと、大変な苦労の中から生まれた難産の、もう超難産の法案であったと。ちょっと先ほども西岡先生にお聞きしたら、自民党内では論議では灰皿が飛……

第159回国会 文教科学委員会 第13号(2004/04/22、19期、無所属の会)

○山本正和君 ちょっと今日は、私立学校法の一部を改正する法律についての趣旨説明がございましたので、今後の審議のためにということで、私立大学を中心として、まあ私立学校ですけれども、どういう状況にあるかということについて文部省の方から御説明をいただきたい。  かなりの学校が経営状況が苦しい、こういうふうなことを聞いておりますが、また定員割れの学校というのも随分出てきていると聞いておりますので、そういう状況が今どうなっているのか、どういうふうに把握しておられるか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大変な状況だというふうに思いますが、いろんな原因があろうと思うんですけれども、大体、文部科学省……

第159回国会 文教科学委員会 第14号(2004/04/27、19期、無所属の会)

○山本正和君 どうも御苦労さまでございます。  今井参考人からは審議会等の問題で、更に検討してほしいというふうなことについていろいろと承りました。あと、田村参考人と孫福参考人からは、この法案が成立した後に更に検討すべき課題があるとすればどういうことだろうかということを、ひとつ、一言ずつで結構でございますから、承らせていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  終わります、これで。
【次の発言】 本法案は、学校法人の管理運営がより厳正になる、さらには、情報公開あるいは審議会の更なる改善ということですね。私も賛成でございます。  ただ、今振り返って考えますと、実は私立学校法……

第159回国会 文教科学委員会 第15号(2004/05/11、19期、無所属の会)

○山本正和君 長い間の、私自身からも政府に対してもお願いをし、また与野党を通じていろいろと取り組んでまいりました事柄が、まだ十分とは言いませんけれども、確実な一歩を踏み出したと、こういう意味で、大変この法案については私はうれしい思いで一杯でございます。  二つあるわけですが、栄養職員の問題は、栄養職員が配置されたときに、これはやっぱり学校の根幹職員であると、義務教育の根幹であるという位置付けを文部省がいろんな議論の中でされて今日まで至ったと。それから、やっと今栄養教諭の問題まで来たと。  これは、実は、二年前だったですかね、大野つや子委員長のときに愛知県のある小学校へ行きまして、文教委員会で視……

第159回国会 文教科学委員会 第16号(2004/05/13、19期、無所属の会)

○山本正和君 大変どうも今日はお忙しい中ありがとうございました。  もう時間がありませんので、皆さん方が大分余計取ったもんですから、あと私の方からは、児玉参考人には、特にこれから出てくる薬剤師の問題にいろいろかかわりますし、橋本参考人には、栄養教諭になられた方々のこれから問題にいろいろ直接関係されますので、この法案が通った後、さらに政府に対してと、国に対して、この法案通過後、更にこういう点を努力してほしいということをそれぞれひとつ、新しく六年制の薬剤師になる皆さんや新しく栄養教諭になる皆さんのお気持ちで、何でも結構でございますから、二、三分ずつひとつ御希望をお述べいただきたい、こう思いますが、……

第159回国会 文教科学委員会 第18号(2004/05/20、19期、無所属の会)

○山本正和君 午前中の草川委員の御質問の中で政府側の見解が述べられたんですけれども、文化的景観ということについての、これの定義といったらおかしいんですが、どういうものをもって文化的景観というかと。先ほどちょっと御説明があったんですけれども、もう一遍ひとつ確かめておきたいと思いますから、説明をしてください。
【次の発言】 そのことをもっと国民が読んで分かりやすく説明してくださいと、こういう意味なんでね。文章を読めという意味じゃないんで、ひとつもうちょっと分かりやすいやつ。
【次の発言】 今、棚田の話が出たんだけれども、文教委員会で鹿児島県に視察行ったときに、我々も棚田を見て、ああ、これはまたすば……

第159回国会 文教科学委員会 第20号(2004/05/27、19期、無所属の会)

○山本正和君 私の質問時間を繰り上げていただきましたことを理事の皆さんにまず感謝申し上げます。昼からまたイラクの方へ参りますので、大変御無礼いたしますが、よろしくお願いしたいと思います。  用意しておった質問は有馬先生の方の御質問の中で大分ほとんど解明されまして、余り細かく聞きませんけれども。  私、この法案を見て心配いたしましたのは、何か知らないけれども教育の問題を、形をかたかたかたかた変えていけば良くなるんじゃないかというふうな印象を与えないかと、これが大変心配したわけです。例えば、コミュニティ・スクールなんて言葉が出たらぱっと飛び付いてしまうと、こうなったんではいかぬのじゃないかというこ……

第159回国会 文教科学委員会 第21号(2004/06/01、19期、無所属の会)

○山本正和君 大変今日は御苦労さまでございます。  ちょっと、私は七十七歳になるものだから、少しピント外れかもしれませんけれどもお話ししてみたいんで、私の言ったことについてひとつ感想を聞かせていただきたいんですけれどもね。コミュニティ・スクールという言葉が私は非常に気になるんですよ。なぜ日本語を使わぬのだろうかと。私たちの町の学校とか、私たちの村の学校でいいんですよね。何か片仮名使っているというのがどうも気になって仕方がない、これが一つね。  それから教育改革、教育改革と言うけれども、私は、もう古い映画だけれども、「二十四の瞳」というのがあったですよね。瀬戸内海の離れ島で女の先生が十二人の子供……

第159回国会 文教科学委員会 第23号(2004/06/14、19期、無所属の会)

○山本正和君 有馬先生、また林先生の後を受けまして、私も一九八六年の文教委員会の初質問以来、これで、今日で最後の質問でございます。時間をいただきましたことを委員長並びに委員の皆さんにまず感謝申し上げます。  私は、今日は個々の問題というよりも考え方ということで、大臣また副大臣がもし私から申し上げたことについての御感想ございましたら承りたいと思います。  私は、実は今の義務教育の中で何が一体足りないといったらおかしいんですけれども、私自身の気持ちからいって、それでどうなんだろうかという、ざっとですけれども、学習指導要領も斜め読みでずっと見ていた。そこで思ったのは、命というもの、これをどこでどう扱……



各種会議発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1986/11/05、14期、日本社会党)

○山本正和君 先生に三重県のPTAの二千人ぐらいの会合で御講演いただきまして、そのときにもいろいろ三重県のPTAの皆さんから感想があったんでありますが、きょうお話の中でも共通して出ておられることに人間の問題、特に国境を越えた人間の問題という立場での教育の重要性ということを御指摘いただいているわけですけれども、実は私ども不勉強なりに議論しておりまして、明治のあの鎖国三百年過ぎた後、海外にどんどん若い日本人が出ていって、そして外国からいろんなものを受けとめてきた。ところが明治維新までの教育というのは、今ここで先生御指摘のように、ほとんど仏教、儒教さらには老荘といいましょうか、そういう影響もあったか……

第107回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1986/11/26、14期、日本社会党)

○山本正和君 大変示唆に富んだ、また私ども学ばなければいけないお話を伺いまして感謝いたしております。  先生のお話をずっとお聞きしておりまして、確かに我が国が考えなければいけない重要な問題点の御指摘をいただいたわけでありますけれども、その中でもう少し御説明をいただきたいと思いますのは、我が国産業が国際的に非常に強い経済力というか競争力と申しましょうか、を持ってきているその背景に、我が国の特殊な構造と申しましょうか、中小企業の存在がある。この中小企業の存在が外国から見た場合にどうも理解ができないというふうな意見があるやに聞いたりいたします。また、中小企業といいましても態様がまちまちでございまして……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第1号(1987/06/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 予算委員会や大蔵委員会とちょっと違った立場で質問をしていきたいんですが、まず先ほど角谷次長さんからのお話があった財政事情ですが、これ見ていきますとアメリカやイギリス、西ドイツ、フランスというのが我が国と比べて大変公債依存度も低くなっている、あるいはその他の状況を見てみましても我が国は比較にならないぐらいいろんな問題があるという指摘になっています。ところが日本の国は実はヨーロッパやアメリカから盛んに金持ち国家日本と言われている。なぜ金持ち国家日本が財政がこんなに悪いのか、一体どういうわけなんだと、こういうことを国民が聞いた場合わかりやすく説明するにはどうしたらいいのかといつも私は苦……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/02/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変お忙しいお仕事の中をおいでいただきましてありがとうございます。  私も実はシンガポールヘ、三年ほど前でございますけれども、学校の教員、三重県という田舎の県ですが、その県から十人ほど一緒にシンガポールヘ、これは観光がほとんど主ですけれども、参りました。そこで通訳の方にお目にかかりまして、そして日本の国に対するいろいろな要望等も率直にお聞きいたしました。それから日本人が割合にのんびり考えている以上に、シンガポールの若い国民の皆さんの中にある日本人に対する、私どもがびっくりするようなといいますか、日本人としてしっかり考えなければいけないような国民感情等もお聞きして帰ったわけです。何……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第2号(1987/06/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変膨大な内容につきましての御説明をいただきまして、私どもなりにもこれは大変な事業だと、また国民に多くの夢を与えるということは感じているんですけれども、きょうは質問時間二十五分ということでございますから、詳しい内容や基本的な問題についてはちょっとお伺いする時間がないんじゃないかと思っています。ただ、恐らく建設省あるいは国土庁を含めて、これからの日本の内需喚起問題といいますか、緊急対策等の問題も含めて、これが我が国の政治のあり方と根本にかかわっていく、そういう中での重要なメンバーとしてそれぞれ建設省、国土庁、特に両省庁はこれは大変重要な役割を果たされると、こういうふうなことを思いま……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第3号(1987/06/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変膨大な資料につきまして御説明を受けたので、まだよくわからない部分がありますから、ちょっと若干ちぐはぐするかもしれませんけれども、ひとつその辺御了解いただきまして御説明をいただきたいと思います。  まず、農林水産省の方ですが、この中にいろんなことがずっと記載されてありますが、実は民活という中で重要な役割を果たすのが農協だろうというふうに思うんです。農協が膨大な資金を持っておって、その資金の運用についても実はかなり困っておいでになるところもある。ですから、農協との関連を特に農水省、本当に斬新なアイデアをずっと出してもらっているんですけれども、これは今までに触れているところがどこか……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1987/03/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変示唆に富んだお話をお聞きしておりまして、私どももかねがね考えておる問題点、鋭い御指摘等いただきまして大変勉強になったわけでございますが、今のお話をずっと聞いておりまして、お二人の共通している御意見として我が国の都市政策が根本的に何か誤っておったのではないか、要するに、都市政策の貧困にその原因がありはしないか。特に、これはもう土地が狭いとかなんとかじゃなしにむしろ人災なんだと、人間がこういうふうふうにしてしまったんだというふうな御指摘もあったわけですが、都市政策の貧困がなぜ今日こういうふうに起こってきたか。これは国民の中にもさまざまな声がございますし、私どもとしてもそれをいろん……

第108回国会 国民生活に関する調査会 閉会後第4号(1987/06/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私は、五月の二十五日の理事会で議論をいたしました内需拡大の問題を国民生活の観点からどうとらまえていくかということにつきましての、今までの委員会審議を通じまして私なりに思いましたことを以下申し上げていきたいと思います、  まず前提といたしまして、内需拡大ということは国民生活の質の画期的な向上を目指すと、こういうことで、この本調査会が意見の一致を見て現在まで論議がされてきている。いわゆる外圧とかあるいは単なる為替問題ではなしに、我が国が二十一世紀においてどういうふうな状況にあるか、その中で国民生活がどうあるかという立場から国民生活の質の画期的な向上を目指す、こういう観点から内需拡大策……

第108回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1987/05/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 たびたびの会合を開きまして、調査会としても具体的に関税等の調査を行いました。大変ないろいろな問題を抱えているということを、私どもといたしましてもこの調査会の役割というものにつきまして本当に重要な意味を感じたわけでございますけれども、今中間報告をまとめるに当たりまして私どもなりの意見を申し上げておきたいと思うわけであります。  それは、国際化ということについての議論、これが中心でございましたし、特にそれが国民生活の中にどうかかわってくるかという内容でございますから、まず、その国際化ということについての基本的な、ここにレジュメにも提起してありますけれども、若干の意見を申し上げておきた……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1987/07/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変私どももこの問題に取り組んでまいりまして、いろんな方からお話を伺ったり、あるいは自分たちで勉強したりしておりますが、きょうの今の三人の先生方のお話、大変またいろんな意味で、何といいましょうか、私どもの考え方の中の違った部分を指摘していただいたような気がいたします。  そこで、お聞きしてみたいと思いますのは、内需拡大ということが国民の生活の質を高めるということについて考えようと、これは本調査会の一致した意見でありますから、そういう立場に立っていろいろ議論しているわけでありますけれども、三人の先生方があるいはお触れになる時間がなかったのかとも思うんですけれども、税制の仕組みの問題……

第109回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/07/29、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 事前に文書でもって質問の内容につきましては申し上げてあるわけでございますが、内需拡大という問題を大変精緻な形で御説明をいただきまして、特にその中で私が感心いたしましたのは、ストック面における社会資本の充実ということが当面、我が国として大変必要なことではないか、こういう御指摘がございました。  ところが、我が国の産業発展の状況なり傾向なりをずっと見てまいりますと、どうしても日本列島全体の中で地方の占める比重が大変小さい。なかなか伸びてこない。かつては東海道ベルト地帯と申しましょうか、太平洋ベルト地帯と申しましょうか、そこが発展しましたけれども、裏日本がさっぱり発展しないというような……

第111回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1987/12/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変、数字を私どもにもよくわかるように御説明いただきまして、感謝申し上げます。  そこで、二点だけお伺いしたいんでございますが、一つは、「ヨーロッパ諸国における避妊・中絶施策と出生促進的施策の現状」というのが表十六に載っておりますですね、一番後ろの六ページでございますが。これ、いろんなことが言われているわけですけれども、これによって出生率そのものに一体どんな影響、効果が出ているか、それをもしあれでございましたら御説明いただけないかということ。  それからもう一点は、女子の未婚者の数が出生率と関係しているのかいないのか。未婚の女性が大分ふえてきている、これはヨーロッパといわず我が国……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 私どもが今から勉強しなきゃいけない事項につきまして大変丁寧に御説明いただきまして、まず感謝申し上げます。  レデイーファーストということで中村先生からまずお伺いしたいのでございます。  先生からいろいろと婦人労働、特に婦人研究者の職業生活あるいは研究生活、さらには育児、また婦人として生きていくための大変困難な条件等にも触れましてお話しをいただきました。私も実は長い間高等学校の教員をしておりましたから、教員の中での婦人労働の問題、いろんな悩みも聞きまして、自分なりにいろいろな取り組みもしてまいりました。  現在、幼小中高あるいは看護婦さん等に産前産後の休暇あるいは代替要員の確保とい……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/03/02、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 まず総理府にお伺いいたしますが、育児休業の問題がこの中に指摘されておりまして、国民生活調査会で前回タレントのアグネス・チャンさんにも来ていただいていろいろとお話を伺ったのですけれども、子供を抱えた母親が、この調査の中にも出てきておりますけれども、経済的理由ということももちろんありますが、それ以外に、働きたいと。自分自身の仕事に対する非常に強い愛着といいましょうか、また研究なら研究に対する自分の一生懸命な取り組み、そういうものも含めて、これからの婦人が社会生活を営んでいく上でどうしても世の中全体として考えなくちゃいけない問題、母性である婦人と言ったらおかしいのですけれども、母性を持……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/09/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変お二人の参考人の方からそれぞれ角度の違った形で重大な問題を御指摘いただきまして、大変私ども勉強さしていただきました。ちょっと順序が逆になりますが、藤本先生の方からお伺いをしてまいりたいと思います。  今の先生のお話の中にありました今度の労働基準法改定には、実は私も社会労働委員会の理事でございまして、審議に参加した一人としまして大変恐縮に存じております。ただ、そういう問題点につきましては、国会の中でもいろいろ議論いたしまして、これからもいろんな論議をしていこうと、こういうことには現在なっておるわけでございます。今の御指摘のとおりの問題点が幾つか残っていると、これは私もそういうふ……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/10/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 一番ケ瀬参考人と瀬沼参考人にお伺いしたいわけでありますが、大変貴重な資料等も含めましたお話をいただきまして感謝申し上げます。  当調査会は、特に余暇の問題を取り上げまして、国民生活に関してさまざまな提言、場合によって必要があれば勧告を政府に行う、そういう任務を持ってやっております調査会でございますから、そういう意味で両先生から先ほど政策提言が若干ございましたけれども、もう少し具体的に、こういうことを国としてやったらどうか、こういうふうな御意見があれば伺いたい、こう思います。  その前に少し私なりの考え方を申し上げておきたいわけでありますが、一つは、私も含めてでございますけれども、……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1989/02/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変貴重な御意見を承りまして感謝申し上げます。  私も実は長い間教育に関係をしておりまして、高等学校で化学の教員もしておったものですから、私ども自身が抱えておる人間の生きざまといいましょうか、価値観といいましょうか、そういうものが今二十一世紀を迎えようとして大変私どもも含めて混乱している感じが否めないわけでございます。  今、山崎先生のお話を承っておりまして、二十一世紀といいましょうか、そういう別に時間的な切り目をつけなくても、新しい大変な時代に遭遇して、人間が一体生きているということはどういう意味なんだということから考え直さなきゃいけない問題としてこの労働と余暇という概念がある……

第114回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1989/03/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 大変どうもありがとうございました。  そこで三点ほどお伺いしてみたいと思うのでございますが、まず第一点として、我が国が国際社会の中でさまざまな文化あるいは経済、いろんな問題でかなり責任ある立場を占めている、こういう中で我が国の経済といいましょうか、あるいは我が国企業というものが国際社会の中に占める位置も非常に高くなってきている。そういう中でヨーロッパ各国やあるいはアメリカ等から、我が国の企業がこれだけの力を持っているにもかかわらず、なおかつ労働時間がそういう国と比して非常に多いじゃないか、こういうふうな批判が今やっぱりあるんじゃないか、またそのことがいろんな意味での経済摩擦の原因……

第114回国会 予算委員会公聴会 第1号(1989/05/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 両先生、本当にお忙しい中おいでいただきまして心から感謝申し上げます。  参議院は衆議院と違いまして粛々と予算審議をいたしておりますので、どうぞひとつ御遠慮なく御意見をお述べいただきたいと思います。  私、まず富岡先生にお伺いしたいのは、先ほど不公平税制の是正によって六兆三千億ぐらいの財源が出る、こういうお話がございました。不公平税制の是正ということがいろいろ言われておるのでありますけれども、なかなか国民の前にはっきりとしたイメージが出てまいりません。その意味でもう少し、不公平税制を是正すればこうなるよと。しかも、これは企業にとってもそんなに損害でないと私は思うんでありますが、特に……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1989/08/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第117回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1990/01/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 これは調査会ですから、法案の審議じゃないので、できたらきょう御出席の政府側の皆さん方もある程度役所のかみしもを脱いだ格好で議論をしていただきたいというふうに思うんです。調査会は、御承知のようにいろんな事柄を調査して国会に対していろいろと勧告する、あるいは政府に対して勧告するというのが任務ですから、そういう立場に立ってひとつざっくばらんに承っていきたいんですけれども……。  まず、実は通産省も企画庁も公正取引委員会も、本当は大体ポイントは知っておられると思うんです、我が国の内外価格差の原因ですね。本当は知っておられるんですけれども、なかなかそれが政策として実現しにくい。法案を出すに……

第119回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 御報告申し上げます。  去る十月二十九日から三十一日までの三日間にわたって、遠藤会長、佐々木理事、刈田理事、近藤理事、乾理事、寺崎理事と私、山本の七名は、国民生活に関する調査会の委員派遣として宮崎県及び大分県に出向き、産業の動向、流通構造、消費者行政等国民生活に関する諸問題について実情調査をしてまいりました。  以下、その概略を御報告いたします。  まず、宮崎県についてでありますが、同県は、「太陽と緑と花の国」の言葉が示すように、豊かな自然環境、また低い物価、地価など生活環境にも恵まれております。一方、県民所得は全国平均の約八割と低い水準にあり、また道路や下水道などの社会資本の整……

第120回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1991/02/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○山本正和君 それでは、会長から御指名がございましたので、私から口火を切らせていただきます。  実は、私、この調査会が発足いたしましてからやがて五年になるわけでございますけれども、その間ずっと理事を務めさせていただきまして、前会長の長田先生あるいは筆頭理事の坂野先生等とも一緒にヨーロッパを回ったりもいたしまして、いろいろとこの調査会の活動に参加してまいりました。大変重要な提言が数多く出されましたし、国会でも本会議で報告がございました。また、各省庁がこれを取り上げて、具体的に法案化されたものも二、三あったように記憶をいたしております。  私がここで振り返りまして今この調査会としてできましたらこう……

第123回国会 建設委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会,逓信委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、商工委員会、逓信委員会、土地問題等に関する特別委員会連合審査会を開会いたします。  先例により、私、建設委員長が本連合審査会の会議を主宰いたします。  地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は、お手元に配付しております資料をもってかえることとし、その聴取は省略いたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十四分休憩


17期(1995/07/23〜)

第140回国会 予算委員会公聴会 第1号(1997/03/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 本当にきょうはお二人ともありがとうございます。まずお礼申し上げます。  本間先生のお話をずっと聞いておりまして最後に思いましたのは、政府が今取り組もうとしている六つの改革、そういうものを含めて懸命に取り組んでおるわけでありますが、そういう流れの中で、我が国の景気は、二十一世紀を迎えて、私は私なりに一定の展望があるように思っているんですが、本間先生、その辺はどうお考えでございましょうか。
【次の発言】 鷲尾事務局長にお尋ねしたいんですが、労働界のトップという立場でございますし、経営側ともいろんな意見交換をされておられる。経営側のいろんなお話を私も聞いたりするんですけれども、かなり強……

第141回国会 厚生委員会公聴会 第1号(1997/11/27、17期、社会民主党・護憲連合)【議会役職】

○委員長(山本正和君) ただいまから厚生委員会公聴会を開会いたします。  本日は、介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案につきまして、八名の公述人の方々から御意見を伺います。  御出席いただいております公述人は、総合ケアセンター泰生の里総合施設長雨宮洋子君、生活クラブ生活協同組合千葉理事長池田徹君、地域自治を考える文京の会会員石田玲子君、神戸市看護大学教授岡本祐三君、白梅学園短期大学教授・社会福祉法人ひまわりの会理事長佐野英司君、特別養護老人ホーム信愛泉苑施設長鈴木恂子君、立教大学教授(コミュニティ福祉学部開設準備室所属)高橋紘士君、サポートハウス年輪介護コーディネー……


18期(1998/07/12〜)

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/08/09、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 長谷川公述人にお伺いします。  日本の国が大日本帝国憲法下で行った教育、これはすばらしいとあなたはお考えですか。
【次の発言】 ちょっと、質問にだけ答えてくださいね。  私は先ほどのお話を聞いておりまして、反国歌・国旗イデオロギーというような言葉を使われた。確かに昭和二十年代の段階で、戦争に負けて混乱する時代にありました。国家契約論もあった。そのことが今、日本国民の中にたくさん残っていると私は思わないんですよ、あなたのように。何かちょっと昔の本を引いたような気がするんだけれども。  そこで、あなたの時代でどういうふうにお育ちになったかわからないけれども、私がお聞きしたいのは、日本……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/05/18、18期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 社会民主党の山本でございます。  三公述人には大変御苦労さまでございます。私からもお礼申し上げます。  栗山さんとは、実は六年前、今の議運委員長をしている岡野さんと一緒に大使館にお邪魔しましていろいろとお話をいたしました。当時は、アメリカがどうやら経済をぐっと立ち直らせるという上り坂だったわけで、大変苦しい状況だった。日本に対して随分いろんな注文を経済的な問題ばかりじゃなしに受ける中で、大使として大変御苦労が多かったと私は思うんです。  ただ、きょう栗山さんの論文なりなんなりを見せていただいて、ちょっと私は年齢の差を感じている。あなたは戦争に負けたとき、たしか中学の一年生か小学校……


19期(2001/07/29〜)

第152回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2001/08/07、19期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、会長に直嶋正行君を指名いたします。(拍手)

第153回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2001/11/21、19期、社会民主党・護憲連合)

○山本正和君 十三年ぶりにこの国民生活調査会での発言をさせてもらうわけですが、随分昔と違った感じで、大変勉強しておりますが、調査会は今から三年間かかって国会並びに政府に対して我々が調査したことを報告する、こういう任務があるわけでして、したがって二十一世紀のかなり何十年間か、何十年というとしかられますか、少なくとも十年ぐらいの展望に立った格好での報告をしなければいけないだろうと思うんです。  ただ、政府は、今差し迫っておりますから、どういうことを考えているんだということで、きょうは政府の考え方を聞こうというので小林さんにも来てもらってプログラムの説明を聞いたんですけれども、私どもは今からいろいろ……

第155回国会 法務委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号(2002/11/21、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○山本正和君 大分お疲れかと思いますが、もうしばらくお願いします。  提案理由の説明等も聞きましたし、また、いただいた資料の中にもいろいろとその意義付けが書いてあるわけですけれども。私、率直に思うのは、一般国民の中に国会で論議するその論議が十分に伝わっていくかどうかと、それが非常に心配なわけですね。  というのは、例えば私どもは旧制の教育を受けてきている人間ですから、そうすると、大学で法学部というのはこれはほかの学部と違って、例えば工学部なんというのは昔は高等専門学校がありました。高等工業とかあるいは工業専門学校とか。同じように商業も、例えば高等商業があった。ただ、法学部だけはそういう専門学校……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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