山本正和参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま上程された防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、我が国防衛の基本的諸問題に触れながら、総理並びに関係大臣に質問いたします。 総理は、今国会冒頭の所信表明演説で、我が国の防衛政策について、「総合的な安全保障政策を着実に実施することとし、その一環として、日米安全保障体制の円滑かつ効果的な運用を図るとともに、自衛のため必要な限度において、他の施策との調和を図りつつ、質の高い防衛力の整備に努める」、「平和憲法のもとで専守防衛に徹し、他国に軍事的脅威を与えず、非核三原則と文民統制を堅持する」との方針を示されました。 また、……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま提案されました国民健康保険法の一部を改正する法律案に関して、総理並びに関係大臣にその所信をお伺いいたします。 大日本帝国が戦争への道を歩み出した昭和十三年、旧法たる国民健康保険法が施行されてから本年はちょうど満五十年に当たるわけであります。また、平和憲法のもと、曲折はありましたが、基本的人権の尊重を根幹とする社会保障の重要な柱としての新しい国民健康保険法が定められてから三十年となるわけであります。この間の多くは、欧米のいわゆる社会保障先進国に学びつつ、我が国の重要施策としての社会保障への取り組みが続けられてきたのでありました。 昭……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長嶋崎均君解任決議案に対しまして、賛成の討論を行うものであります。 衆議院に引き続き、今月二十一日の夕刻、本院の税制問題等に関する調査特別委員会におきましても、税制六法案の強行採決が繰り返されたのであります。歴史的に見ても、租税は、議会制民主主義の最も重要な課題であります。この重要な税制改革の論議が突然自民党によって強引に打ち切られ、異常な状態で法案の採決が行われたかに見えたことはまさに歴史的暴挙であり、認めることはできません。議会は全く異常な状態に陥っていると言わざるを得ないのであります。こうした状況を……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました補正予算三案に対する反対の討論を行います。 反対の第一の理由は、本補正予算が財政法第二十九条の精神に違反し、本来当初予算に計上すべき政策的経費を二兆円近くも便宜的に盛り込んでいることであります。 特に、厚生保険特別会計への一兆五千七十八億円の繰り入れば、我が党がその全額返済を強く求めてきたにもかかわらず従来財政難を理由に拒否し続けてきた政府の負担を、一時的、便宜的に返済するものであります。平成元年度予算では、厚生保険特別会計からの借り入れを続けるという、全く制度を無視したその場限りの措置を行っているのであり……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、海部総理の所信に対し、総理並びに関係大臣に質問を行います。 まず第一に、今日国民の間に広くかつまた深くある政治不信と、総理の所信表明に言う公正で人間性豊かな社会の追求との矛盾についてであります。 総理は、今日の我が国民の政治不信、特に政治家に対するあきらめとも言える不信の横溢をどのように受けとめておいででしょうか。単に言葉の上で謙虚に受けとめるとか、自己撞着に満ちた政治改革関連法案を国会に提出することによって糊塗し得るとお考えでしょうか。前回の参議院選挙の結果は、多くの国民の皆さんが自由民主党に対し、その名の示す自由と民主とは裏腹に、リベ……
○山本正和君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、琵琶湖総合開発特別措置法の一部を改正する法律案は、琵琶湖の自然環境の保全と汚濁し た水質の回復を図りつつ、その水資源の利用と関係住民の福祉とをあわせ増進するため、同法の有効期限を五カ年間延長しようとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して上田委員より反対する旨の意見が述べられ、採決の結果、本法律案は多数をもつて原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本法……
○山本正和君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、公有地の拡大の推進に関する法律及び都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案は、都市の健全な発展と秩序ある整備を推進するために必要な土地の先買いを推進するため、公有地の拡大の推進に関する法律に基づく届け出または申し出の対象土地に都市計画区域外に存する都市計画施設の区域内の土地を加えるとともに、土地開発公社が行う同法に基づく届け出または申し出に係る土地の取得に対し都市開発資金を貸し付けることができるとする等の措置を講じようとするものであります。 委員会にお……
○山本正和君 ただいま議題となりました地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置を促進することにより地方の自立的成長の促進及び国土の均衡ある発展を図るため、基本方針の策定、地方拠点都市地域の指定、基本計画の承認及び産業業務施設の移転計画の認定について定めるとともに、都市計画上の特例の創設、地方行財政上の特例措置、地域振興整備公団及び通信・放送機構の業務の追加等所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、参考人からの……
○山本正和君 ただいま議題となりました都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、今回の地価高騰に対応した総合的な土地政策の一環として土地利用計画制度の充実を図るとともに、最近の都市化の進展に対応した都市の秩序ある発展を図る必要性が高まっている状況にかんがみ、適切な住環境の保護等を図るため都市計画に定める用途地域の種類を八から十二に多様化する等の建築物の用途及び容積に関する規制の整備、公共施設を備えた健全な市街地の整備を促進するため容積率の最高限度を区域の特性に応じたものと公共施設の整備の状況に応じたもの……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、平成五年度補正予算三案に対し反対の討論をいたします。 何よりも申し上げなければならないのは、本補正予算案が本院、すなわち参議院の多数意見をほとんど無視して編成されていることであります。 本院は、平成四年度補正予算の通過に当たり予算委員長報告において所得税減税の必要性について触れ、政府はこれを重く受けとめるべきであるとの要請が行われたのであります。また、五年度本予算審議の委員会審査のまとめとして同趣旨の委員長見解が本院本会議において述べられているのであります。予算編成権は内閣に帰属するとはいえ、参議院の多数意見をほとんど無視した本補正予……
○山本正和君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました平成七年度予算三案について賛成の討論を行うものであります。 阪神・淡路大震災の惨状は、私たちの胸を痛め、目を覆うばかりでありました。政府は、今回の震災に当たって、村山総理みずからが本部長となり、全閣僚を構成員とする緊急対策本部を設置するとともに、現地にも対策本部を置くほか、災害対策担当大臣を任命し、さらには復興対策本部を設置し、我が国が戦後初めて経験した事態の中で可能な限りの取り組みがなされたことを評価し、さらに今後の対策の強化を改めて要望いたします。 大震災が本予算の国会提出直前に発生したことから、本七年度予……
○山本正和君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、さきに行われた橋本総理の施政方針演説に関して、総理を初め関係大臣に質問いたします。 質問に先立って、ペルー大使公邸占拠・人質事件の解決と、ロシア船籍タンカー・ナホトカ号の沈没に伴う重油流出問題の解決のための一層の取り組みを政府に要望しておきます。 総理は、所信において、政治の使命を強調され、改革には痛みが伴うことを指摘されました。そして、六つの改革に不退転の決意で取り組むことを表明されました。私は、今国会を明るく活力のある、そして思いやりに満ちた二十一世紀の日本をつくるための大切な議論の場といたしたいと考え、以下の質問を行います。 まず最……
○山本正和君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成九年度予算三案に賛成、平成会提出の修正三案に反対する立場から討論を行うものであります。 橋本内閣がその命運をかけて取り組んでいるのが、行政改革、財政構造改革を初めとする六大改革であります。二十一世紀の到来を間近に控え、世界各国は大競争時代に向けた準備を着々と進めております。我が国も新しい時代に対応していくためには、痛みを恐れることなく、既存の社会経済システムに大胆にメスを入れていかねばなりません。その意味からも、この六大改革を成功させなければなりません。 とりわけ、六大改革の骨格をなす財政構造改革では……
○山本正和君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 これらの法律案は、第百三十九回国会に提出され、同国会では衆議院において、また、第百四十回国会では本院において継続審査となっていたものであります。 まず、介護保険法案は、本格的な高齢社会の到来に対応して、国民の共同連帯の理念に基づき、要介護状態にある者等がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むために必要な保健医療サービス及び福祉サービスが総合的に提供されるよう、介護保険制度を創設しようとするものであります。 次に、介護保険法施行法案は、介護保険法の施行に必要な経過措置を定め……
○山本正和君 大変御迷惑をおかけいたしまして、まず冒頭におわび申し上げます。 ただいま議題となりました二法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、精神保健福祉士法案は、近時の精神障害者の社会復帰をめぐる状況にかんがみ、精神障害者の社会復帰を促進するための相談及び援助の業務に従事する者の資質の向上及びその業務の適正を図るため、精神保健福祉士の資格を定めようとするものであります。 次に、言語聴覚士法案は、人口の高齢化等に伴い、リハビリテーション医療の分野において、言語機能及び聴覚に障害を持つ者に対して訓練等を行う専門技術者の果たす役割が重要になってき……
○山本正和君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国民福祉委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、戦傷病者、戦没者遺族等の処遇の改善を図るため、障害年金、遺族年金等の額を恩給の額の引き上げに準じて引き上げるとともに、戦没者の父母等に改めて特別給付金を支給しようとするものであります。 委員会におきましては、年金等の支給に係る国籍要件の撤廃と人道的措置の必要性、永住帰国した中国残留邦人に対する援護のあり方、特別給付金の支給方法等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終わり、採決の結果、本法律案は全会一致をもって……
○山本正和君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、国民福祉委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案は、最近における感染症の発生の状況、医学医術の進歩及び衛生水準の向上、国際交流の進展等を踏まえ、総合的な感染症予防対策の推進を図るために、措置の対象となる感染症について類型を設けて見直し、感染症予防のための基本指針等の策定、感染症に関する情報の収集及び公表、健康診断、就業制限及び入院、感染症の蔓延を防止するための消毒その他の措置を定めるとともに、感染症の病原体を媒介するおそれのある動物について輸入検疫に関する制度を……
○山本正和君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定を実施するため、国民年金法、厚生年金保険法、国家公務員共済組合法、地方公務員等共済組合法、私立学校教職員共済法及び農林漁業団体職員共済組合法について、被保険者の資格、給付の支給要件及び給付の額の計算に関する特例その他必要な事項を定めようとするものであります。 委員会におきましては、協定締結がおくれた理由、主要な交渉項目、さらに協定締結を促進する必要性等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知……
○山本正和君 ただいま議題となりました精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律案につきまして、国民福祉委員会を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 現在、精神薄弱者福祉法などの法律において使用されている「精神薄弱」という用語につきましては、知的な発達に係る障害の実態を的確にあらわしていない、あるいは精神、人格全般を否定するかのような響きがあり、障害者に対する差別や偏見を助長しかねないといった問題点が指摘されております。このため、関係団体等からも不適切な用語であるとして、その見直しが強く求められてきており、平成七年十二月に策定された障害者プランにおいても……
○山本正和君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、近年の高齢化の進展等に伴い、市町村国民健康保険の加入者に占める退職被保険者等の割合が増大していること、老人加入率が著しく高い市町村国民健康保険の保険者数が増加していること等にかんがみ、医療保険制度等の抜本改革が行われるまでの間、退職被保険者等に係る老人医療費拠出金について、その額の二分の一を退職者医療制度において負担することとし、また老人加入率の上限を現行の百分の二十五から百分の三十に改めるとともに、医療保険制度への信頼の確保と医療費の適正化に資するため、診療報酬の不正請……
○山本正和君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、さきに行われた小渕総理の所信表明演説に対して質問いたします。 質問に先立ち、新潟を初めとする水害や天災の被災者の皆様にお見舞い申し上げるとともに、政府に対して的確に対応するよう求めます。 また、本国会中たびたび提起されました小渕内閣の歴史認識と憲法遵守の問題につきましての見解をお伺いしておきます。 質問の第一は、我が国の置かれている経済の状況についての総理の認識を国民に説明していただきたいということであります。 一九四五年の敗戦当時、国土は荒れ果て、生産機能はほとんど停止の状態でありました。しかし、国民の間にはもはや戦争はないんだ、これ……
○山本正和君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、平成十一年度予算三案に対し、反対の討論を行います。 今日、我が国の置かれている状況について、国内外を超えてさまざまな意見が交わされています。二十一世紀日本は消えるなどと論じている学者もいます。経済の混迷とともに、国民の間に我が国の未来についての不安が広がりつつあるのではないでしょうか。 一方、国際社会においても、アメリカの異常とも言える株式の高値に対する警戒感、ヨーロッパにおけるユーロ経済圏の将来についてのさまざまな議論、そして各地における民族、宗教が絡んだ武力紛争、飢餓、悪疫の流行と、まさに世紀末的現象と言える状況にあります。 我が国……
○山本正和君 私は、国旗及び国歌に関する法律案に反対の立場から討論いたします。 国旗や国歌は本来、すべての国民がその旗を掲げ、喜んで歌えるものであるべきであります。また、旗や歌は国民の誇りとしてその由来と意味を含めて国民に大切にされるべきであります。私は、我が国にこの意味における国旗や国歌がどうしても必要だと思います。 一九四五年八月、アメリカの圧倒的な軍事力により我が国は敗れました。そして人類に対する犯罪とも言える原子爆弾により、広島で二十万人、長崎で十万人と言われる人々が命を落としました。大日本帝国は国土の荒廃の中で全面降伏を行ったのです。 アメリカ軍を中心とした連合軍の占領下では、……
○山本正和君 社会民主党・護憲連合を代表して、小渕内閣総理大臣及び関係閣僚に対して質問をいたします。 一昨年、小渕内閣発足の初の所信表明演説の中で、総理は、我が国経済の置かれているこの厳しい状況克服のために総力を尽くすと、こういう演説をされました。私はその演説に対して、我が国の持っている力、根源的な力は必ずこの困難を克服し得る、総理は十分にその力を尽くしてほしいという旨を申しました。また、その中で、野党との話し合いを謙虚に行い、少なくともこの困難を克服するための合意を得るように努力されたい、このことも申し上げました。 小渕内閣は、野党の提案を大きく受け入れて経済改革への道に出発したのであり……
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