このページでは勝木健司参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。勝木健司参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○勝木健司君 私は、去る四日の台風十号崩れの温帯低気圧がもたらしました関東、東北地方を襲った水害及びことし七月の梅雨前線に伴う鹿児島の集中豪雨によるがけ崩れ、さらには桜島の火山活動による降灰被害などに関連して、二、三お伺いいたします。 まず、今回のたび重なる災害により犠牲になられました方々に対しまして、心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に対して心よりお見舞い申し上げたいと存じます。さらに、警戒、救助、復旧に際しまして御尽力されました自衛隊、消防、警察、政府関係機関の方々に敬意を表します。 さて、八月四日に台風十号がもたらしました豪雨により、関東、東北地方に甚大な被害をも……
○勝木健司君 今国会の最重要法案の一つであります老人保健法の改正案につきましてお伺いいたしたいと思います。 まず、今回の老人保健法改正の背景には、急速に進む我が国の人口高齢化があるわけでありますが、高齢化そのものは人類の夢であります長寿の実現につながるものであり、祝福すべき事柄であります。にもかかわらず、政府は将来の社会をお年寄りばかりで活力のない、暗いもののように宣伝をして、財政的立場のみから福祉を後退させようとしているのは問題であります。高齢化社会の明るい面ももっと取り上げていただいて、それにふさわしい政策を打ち出していくべきだと思いますが、どうお考えかお聞かせいただきたいと思います。
○勝木健司君 それでは質問させていただきます。 まず、教科書問題につきましてお尋ねいたします。 先般の高等学校用日本史教科書の検定におきまして、日本を守る国民会議編による「新編日本史」が、異例の、内閲本合格後の再修正を強いられるという結果になりました。我が党の塚本委員長も代表質問で取り上げましたように、この間の検定過程の不明朗さは国民の教科書に対する信頼を失わせ、検定制度をゆがめるものであり、極めて遺憾であると言わざるを得ません。 そこでお尋ねしたいのですが、この教科書は五十七年官房長官談話の再修正の基準の趣旨に従って改正された高等学校用教科書検定基準にかなっていると判断されたから内閲本……
○勝木健司君 今回の設置法におきましては、福島大学に行政社会学部、三重大学に生物資源学部など、従来の伝統的な分類の学部とは異なった学部の設置が行われております。文部省としては、これらの新しいタイプの学部について、どのような基本方針のもとで設置を考えられておられるのか、お伺いしたいと思います。
特に、国立大学には私立大学とは異なった役割が期待されているのでありますから、当然私立大学との間に、学部の構成などにも特色が出てこなければならないと思いますので、国立大学の役割との関連でお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 また後ほど関連して質問させていただきたいと思います。
次に、筑波の技術短……
○勝木健司君 まず、臨教審の第三次答申を受けた政府の対応策についてお伺いしたいと思います。
去る四月一日、臨教審から「教育改革に関する第三次答申」が提出されましたけれども、この答申を受けて、政府、文部省は具体的にどのような施策をとられるつもりなのか。法改正も含めた今後の改革プログラムを提示していただきたいというふうに思います。
【次の発言】 臨教審は、八月に最終答申を提出し、解散する予定となっております。臨教審解散後も教育改革というものは重要なこれからの政治課題となるというふうに思われますけれども、今後の教育改革を推進するために、ポスト臨教審のような機関というものを設置する考えというものはお……
○勝木健司君 まず、日米半導体協定で約束したことを日本が守っていないとしてレーガン米大統領は先般みずから声明を発表しましたけれども、その中で、一九七四年通商法三百一条によります制裁措置を発動して、日本のエレクトロニクス製品などに一〇〇%の報復関税を課すことを明らかにいたしております。この問題に関する米国議会、上院、下院での対日制裁決議にこたえ、経済政策閣僚会議が決定いたしました制裁措置の案をそのままレーガン大統領は承認したわけでありますが、このことは、米国議会及び政府の対日要求が民間企業の取引慣行にまで及んできており、異常としか言いようがありません。通産大臣のお考えをお伺いいたします。
○勝木健司君 時間も大分あるみたいですけれども、早目に決められた時間で終わりたいというふうに思います。 内需拡大と大型店規制の問題についてでございますが、現行の大店舗法に基づく規制によりますと、売り場面積の大小を基準といたしております。また閉店時刻、休日日数等も調整項目となっております。これらの諸規則というものは、円高による差益還元を望む消費者であります国民のニーズに対応し得なくなりつつあるんじゃないかというふうに思います。さらに、大店舗法が外国企業の我が国市場への新規参入を妨げる阻害要因となっているとの海外諸国よりの強い指摘もなされております。貿易摩擦の解消、内需拡大振興という観点からも大……
○勝木健司君 まず、今回の水害によりまして被災に遣われました方々にお見舞いを申し上げるものであります。 本日の委員会の冒頭に、ことしの梅雨、台風五号、八月に入りましてからの東北地方の大雨による災害状況の概要の説明を受けたところでありますが、特に熊本は私の出身地でありまして、七月の水害の際には大いに、心配したところであります。重複するところでありますが、もう一度確認の意味で、今回の被災に遭われた地域に対しての早期復旧などに政府として全力を挙げられるように要望いたします。 本日は余り時間もありませんので、若干基本的な点について何点か確認させていただきたいというふうに思います。 そこで、今後秋……
○勝木健司君 それでは、質問させていただきたいと思います。
臨時教育審議会は、去る八月七日に最終答申を提出いたしました。そして二十日に三年間の審議を終えて解散をいたしたわけでありますけれども、まずはこの間の委員の方々、専門委員、事務局の御努力に敬意を表したいというふうに思います。
教育改革というものは、これからいよいよ論議の段階から実行の段階に入るわけでありますけれども、最初に、これまでの臨教審の論議過程を振り返ってみまして、文部大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、これからの教育改革の進め方についてお尋ねいたしたいと思います。
最終答申の中では、臨教審後の教育改革推……
○勝木健司君 今回の学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案は、臨時教育審議会の第二次答申で提言された大学審議会を創設するためのものであります。臨教審答申の具体化の法律改正の第一号だというふうに思います。 今までの話にもありましたように、我が国の大学の現状に対しましては内外から多くの批判があり、また、学歴社会の弊害というものを是正するためにも、大学改革から進めていく必要があるように思います。この意味から大学審議会設置というものは大学改革の突破口として意義があるというふうに思います。 まず、現在の高等教育の現状につきまして、文部省はどのように考えられておられるのか、お伺いをしたいと思い……
○勝木健司君 私どもは臨教審の提言を受けまして、その提言にありましたユニバーシティ・カウンシル、大学審議会につきまして、その必要性を認識いたしております。できるだけ早く設置されて、二十一世紀に向かっての我が国の高等教育の基本方針というものを早く立案を進めていただくよう期待いたしておるわけであります。委員の構成あるいは運営のあり方等についてもお尋ねいたしておきたいなというふうに思っておりましたけれども、質問された方々に対します参考人の御答弁で大体理解いたしましたので、私は少し角度を変えまして、大学問題について高い御見識をお持ちの諸先生方に、この機会に、私が以前から持っております我が国の大学につい……
○勝木健司君 三点ほど質問をさせていただきたいと思います。
宮澤大蔵大臣に対しまして質問させていただきます。さきの衆議院予算委員会で、六十年九月のプラザ合意時には一ドル二百二十円前後を想定していたとの発言をなされております。それならばベネチア・サミットの経済宣言の中に「為替レートの安定を促進するために引き続き緊密に協力する」と表現いたしております部分は、ある一定のレートを想定したものと考えてよろしいのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 経済宣言の中にあります「緊密に協力する」ということの具体的内容につきましてお伺いしたいと思います。
協調介入を意味するものであるのか、その場合の……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表して、昭和六十二年度補正予算三案に反対の討論を行うものであります。 反対する第一の理由は、本予算案が今日の緊急課題であります円高不況の克服、内需拡大の推進、対外貿易摩擦の解消などを実施するには甚だ不十分な内容であり、それは国民の期待を裏切るばかりか、国際公約にも背くものになっている点であります。 また、我が党が既に内外ともに行き詰まっております政府の縮小均衡型経済財政路線を改め、積極型経済財政運営への大転換を進めるよう、これまで再三にわたって政府に強く主張してまいりました。しかるに、政府はこれを無視し、昭和三十年度以来の超緊縮予算を編成したのであり……
○勝木健司君 質問させていただきます。 長官も所信の中で述べられておりますが、我が国は地形的、自然的条件により災害を受けやすい国土となっております。しかしながら、我が国の今後の国土づくりに当たっては、四全総でも触れているように、「計画の基本的目標」の中の「国土計画の基本的課題」の三つのうちの一つに、「安全で質の高い国土環境の整備」というものが挙げられております。この点、長官も所信の中で言われておることでありますが、そこで、この四全総で言っている国民生活の安全性確保について奥野長官の認識はどうなのか、お聞きをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 先日、千葉沖地震のつめ跡を視察してまいったわけでありますけれども、地震災害の恐ろしさというものを再認識した次第であります。今もって復旧作業が続けられておる状況であり、今後、復旧についての促進方を図られるよう、特に要望いたしたいと思います。この点、関係省庁への督励をよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。 震災対策の強化につきましては、我が党といたしましても従来より地震防災対策強化地域の拡大を主張してきておるわけでございます。南関東地域の地震災害に対しての十分な対策を講ずるということは、我が国にとりまして政治、経済機能への被害というものを最大限少なくするために重要であると……
○勝木健司君 今回の臨教審の関連法案といたしまして、初任者研修の本格実施のための教育公務員特例法並びに地教行改正案、新テスト導入等のための国立学校設置法一部改正案、三種類の免許を新設する教育職員免許法一部改正案、ポスト臨教審法案など幾つかの重要な法案が提出されております。これらの法案につきまして質問をいたしたいと思います。 まず、大学入試問題でございますが、ことしの大学入試もう一部二次募集を除きましてすべて終わったところであると思います。そこでお聞きしたいのでありますが、昨年と比較して改善策、足切り状況などの実施状況も含めて実施方について御報告いただきたいというふうに思います。
○勝木健司君 まず家庭における教育費負担の増大についてお尋ね申し上げます。 私たち日本人というのは非常に教育に熱心でありまして、高い進学率が我が国の進歩と発展の礎になっているといえますけれども、家計に対する教育費の負担の重圧というものはまさに大変なものであります。昨年行われました総理府の物価問題についての世論調査、また経企庁の物価意識調査、さらには大手銀行の行いました子供の教育費調査にも、教育費負担に苦しんでいる御父兄の姿が浮き彫りにされております。文部省が毎年行っております保護者が支出した教育費調査でも、消費者物価指数の伸びと比べ、教育費の伸びが突出しているようでありますが、最近の調査結果……
○勝木健司君 私学共済というものは私学の教職員の相互扶助により福利厚生を図っていこう、そしてまた私学教育の振興に寄与することを目的として設立をされた。それ以来三十四年が経過したわけでありますけれども、この設立当初の目的というものは現在果たされてきておるのかどうかということで、今までの経緯、また現状、事業内容も含めて簡潔に御報告いただきたいというふうに思います。
【次の発言】 六十一年度の年金改革によって消費者物価指数が五%を超える増減があった場合に、それを基準として翌年の四月分以降の年金額の自動改定が行われるということになったわけでありますけれども、六十二年の物価上昇率は〇・一%上昇にとどまっ……
○勝木健司君 今回の国立学校設置法の一部改正案で新設されることになります総合研究大学院大学の設置についてでありますけれども、現行の大学院を社会実態に合ったものと考えておられるのか、また大学院の存在意義というものはどこにあるのかということでまずお伺いをいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 現行の大学院という大事な国家的な資源というものが必ずしも今現在有効に活用されているとは言いがたいような状況も、オーバードクターとかいろいろな問題であるんじゃないかというふうに思います。また、学問分野によって高度の研究者養成が必ずしも十分行われていない分野なり、あるいは学際的な領域など新しい学問的要素と……
○勝木健司君 田中先生にお伺いをいたしたいと思います。 大学院の改革の問題でありますけれども、先生の総合研究大学院大学についてのいろいろななぜ必要なのかというお話も承ったわけでありますけれども、既存の、既設の大学院の充実ということで先生も御指摘をなさっておられますけれども、これについてもうちょっと今の既設の大学院の役割というのは一体どういうものなのかということ、あるいは大学のあり方も含めまして、社会とのかかわりの中で一体大学院というのはどうあるべきなのかということも、その充実についての具体的な考え方なりをお伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 まず、文部大臣にお伺いしたいと思いますけれども、教師が教育のかなめであるということは言うまでもないというふうに思います。
そこでお伺いしたいのでありますが、時代の変化への対応も含めましてどのような教師が望ましいと考えておられるのかということで、あるべき教師像についての御所見のほどをお聞かせいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 お聞きいたしましても、あるべき教師を育てるということは大変難しいことであるように思われます。もちろん、難しいということで十分なる準備とそのためのそれなりの研修の充実というものが必要じゃないかというふうに思われます。この研修の内容とか、あるいは体……
○勝木健司君 三輪参考人にお伺いしたいというふうに思います。 先生は日教組の機関紙の中で、教師を学校に閉じ込め、父母、住民との連携を断ち切っている学校管理体制という表現を使われておりますが、例えばある県で、昭和五十九年十月二十六日ですか、日教組が人事院勧告の完全実施を求めてストライキを行われたときでありますが、その当日、ある小学校では五年生のキャンプを実施していたそうでありますが、引率教員の一部の方でありますが、途中から児童に対する指導を放棄した、そしてストライキ集会に参加をしたというふうに伺っております。なお、新聞報道によりますと、この三教諭は午後四時五十分ごろ同センターに帰ってきたけれど……
○勝木健司君 いわゆる条件つき採用期間延長の問題でありますが、延長される理由というものは一体何なのかということと、また、延長により正式採用に至る基準そのものというものも厳しくなるのではないかというふうに思います。
また、そういうことはないのかどうか、また、どのような基準に基づいて正式任用にせず、免職としているのかもあわせて御説明いただきたいというふうに思います。
【次の発言】 条件つき採用期間につきましては、臨教審の答申でも新任教員に無用な不安というものを与えないようにすることが求められておるよう佐思います。そういった意味での運用というものを具体的にどのように行っていくつもりなのかということで……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和六十二年度補正予算三案に反対の討論を行うものであります。 反対する第一の理由は、本予算案が内需拡大、対外貿易摩擦の解消など今日の緊急課題の解決に何らこたえるものではなく、国民の期待を裏切るものとなっている点であります。 我が国経済は、マクロの統計上におきましては堅調な回復を示しておりますが、他方、多くの面で深刻な問題が生じております。経済大国という世界における位置づけとは裏腹に、国民の生活水準は欧米諸国と比較して見劣りするものとなっております。円高メリットの還元も不十分であり、急激な為替変動により打撃を受けた産……
○勝木健司君 六十三年度の減税交渉経過につきましては既に御承知のとおりでありますが、三月三十日の与野党政策担当者会議におきます自民党の最終回答については、既に与野党間で合意しているところであるというふうに思います。これは減税の規模については不明確という欠陥がありますけれども、竹下総理はこの合意をどのように受けとめられておるのか、当然のこととして尊重し実行されるのか、まずお伺いをいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 三月八日の与野党の国対委員長会談での合意文書に基づいて与野党政策担当者会議が約一カ月に及んでやられておるわけでありまして、すべてがなくなったということではないのじゃなかろう……
○勝木健司君 去る七月中旬の西日本地域における豪雨によりまして、広島、島根両県を中心に人的また公共土木施設などに多大な被害をもたらしたのは先ほど来の各先生の質問、委員派遣報告等を通じてその詳細が明らかになったところであります。 まず、今回の災害でお亡くなりになられました方々に対して心から弔意を表し、被災町村に対しまして深甚なるお見舞いを申し上げるところであります。また、今もって行方不明の方がいらっしゃるということでありますので、この方の早期発見に最善の努力をしていただきたいというふうに思います。 まず、激甚災害の指定についてでありますが、これも青木先生等々の質問とダブりますけれども、今回の……
○勝木健司君 ことしの冷夏、日照不足等の異常気象は、稲を初めとして農作物全般の生育に甚大な被害を与えております。特に水稲の作況指数を見てみますと、宮城県は八四、また福島県八六などと、昭和五十五年あるいは五十八年以来の大冷害となっておるように思います。 我が党の行いました冷害調査におきましても、東北、北関東を中心に冷害が深刻化していることが報告されております。現地調査を行った感触では、東北等の冷害は農水省の作況指数よりはるかに悪化しているのではないかというふうに考えられますが、農水省としてどのようにこれを認識されておるのか、また、あわせて今把握しておられます農作物の被害額の状況を簡潔に御報告い……
○勝木健司君 総理は、行政改革は道半ばというふうによくおっしゃっておられますし、また税制改革と行政改革は車の両輪とも言われておるわけであります。税制の抜本改革、また消費税の導入によりまして国民に新たな負担を求めようとするならば、やはりその前に税金のむだ遣いを徹底的に正す必要があろうかというふうに思うわけであります。その意味で、行革をこれまで以上に推進しなければならないというふうに考える次第であります。 また、さらに総理は、十月二十六日の衆議院の税特委で、我が党の議員の質問に対して、進捗状況についても百点満点中三十点だというふうに自己探点をしておられます。 まず、この行財政改革に取り組む総理……
○勝木健司君 今回の法案の第一の眼目は、現在の著作隣接権の保護期間というものを現在の二十年から三十年へと延長していく、そして演奏家、実演家などの権利を一層保護していこうというふうに理解をいたしておるわけでありますが、この十年間の延長というものは文化庁におきます著作権審議会でも提言されたということでありますけれども、そこへ至った背景というものを簡単にお伺いをしたいというふうに思います。また、三十年という保護期間というものは国際的に見てもまだ短いという意見も多々あるわけでありまして、そこら辺も踏まえてどうお考えかお聞きをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 おはようございます。質問さしていただきます。
今回の法案は臨教審の第二次答申に基づいて高等学校教育にかかる制度の弾力化を図るとともに、国、地方の役割分担を見直し、教育における地方への権限移譲を促すものと考えております。そこで、まず現在の高等学校、後期中等教育の現状につきましてどういう認識を持っておられるのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 現在の高等学校の教育というものはどうも画一化、硬直化が目立っているように思われます。特に、近年増大しております中途退学者の問題というのも、この画一的な高等学校教育についていけない若者というものがふえているようなあかしじ……
○勝木健司君 私も本論に入る前に、高石前事務次官に関連しての幾つかの質問をしたいと思います。
まず、大学審議会、教課審で高石氏以外にかかわった担当者につきましてリクルートコスモス株譲渡に関しての調査をされましたかどうか、また今後するつもりがあるのかどうか、お伺いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 高石氏が地元でつくっておられました生涯学習振興財団の事業の概要、そしてまた認可された経過につきまして関係資料の提出を含めて御説明をしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 認可された経過について御説明を。
【次の発言】 帝京大学がこの財団に対しまして八億円の寄附を行ったというこ……
○勝木健司君 それでは、辰野先生に二点ほどお伺いしたいと思います。
教員養成の大学院を持っておられます大学の学長とされまして、修士課程の修了者に専修免許というものを授与することについてどのように評価をされておるのかということ。そしてまた、この制度の導入によりまして、教員養成大学の大学院における指導とかあるいは教育について、現在とどのような変化が生じて、どのような対応が必要になってくるのかということを手短かにお答えいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 今度、先生として、教員として経験を積んだ標準免許の所持者が改めて上越教育大学のような大学の大学院で学ぼうとするケースというものがこれ……
○勝木健司君 それでは、最初に中島文部大臣にお伺いしたいというふうに思います。 初任者研修はもう既に導入が決まっておるわけでありまして、続いて今免許法の改正ということで、いわゆる教員の資質向上に関する二つの大改革が日の目を見ようとしておるわけでありますが、私どもは教育のかなめは教師にありということで、国家百年の計と子供たちのよりよき将来を願う観点から、教育改革に本腰を入れて取り組んできたところであります。しかし今国会では今問題となっておりますリクルート問題におきまして、文部省とリクルートとのかかわりが取りざたされるという状況でありまして、本当の意味での教育改革にもう若干憂慮せざるを得ないとい……
○勝木健司君 三点ほど御質問させていただきたいと思います。
昨日、訪中の旅から帰国されました竹下総理に対しまして、まずは心から労をねぎらいたいと思います。
さて、今回の訪中の意義と成果につきましてまずはお伺いしたい。また、総理は、日中友好新時代を築き上げるという日中関係の再構築発言もされておるようでありますが、今後どのような対中国政策を進めていかれるつもりなのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 総理は、李鵬首相との会談などで、台湾問題につきまして日中共同声明の立場を堅持する、そしてその立場に立って台湾海峡の両岸の交流が発展することを期待するという趣旨の発言をしておられますけれ……
○勝木健司君 それでは質問させていただきます。 まず、今回導入されようといたしております消費税についてでありますが、これは音楽とか演劇など入場料にかかってくるわけでありまして、公演収入だけでは採算のとれない団体というものが多い業界であるだけに、消費税の導入というものが団体とともに芸術振興にとっても大変な死活問題であるというふうに思います。生活水準の向上、また自由時間の増大等を背景として国民の文化に対します関心というものが非常に高まっておる。まさに文化の時代が今始まろうとしているときだけに、芸術文化を育てていこうという姿勢とは逆の対応をとろうとしておるということを甚だ遺憾に思うわけでございます……
○勝木健司君 このたびのリクルート事件が我が国の青少年に与えた教育上の悪影響というものははかり知れないものがあるんじゃないかというふうに思うわけであります。次代を担う青少年たちが、社会やまた産業そして政治に対して不信感を抱きつつ育っていくとしましたら、これは青少年たちにとって、また私たち、我が国にとっても極めて重大な問題じゃないかというふうに思います。今こそ私たちみずからが倫理の確立、とりわけ政治倫理の確立と政治改革の断行に全力を挙げて取り組んでいくという決意を新たにしなければいけないんじゃないかというふうに思うわけであります。 文部省もこの事件の一つのルートとして、このような事件の再発防止……
○勝木健司君 国立学校設置法の一部を改正する法律案につきましてはおおむね賛成でありますから、時間があれば最後の方で数点御質問申し上げたいというふうに思います。 前回の文部大臣の所信表明、また予算の概要の説明等を受けまして、数点ほど御質問さしていただきたいというふうに思います。 午前中、林先生からもありましたけれども、最近の青少年の問題でありますけれども、女子高生のコンクリート詰め殺人事件、また湘南海岸での暴走族による撲殺事件等々の凶悪犯罪というものが続発をいたしておるわけであります。 その原因とか背景には、やはり子供の教育環境をめぐるさまざまな社会の変化というものがあるんじゃないか。それ……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和六十三年度補正予算三案に対して反対の討論を行うものであります。 反対する第一の理由は、今、重大な政治問題となっております消費税に対する政府の施策が極めて不十分な点であります。 消費税は、国民の強い反対にもかかわらず、自民党による強行採決によってこの四月より導入されることになっております。このまま消費税が導入されますと、さまざまな混乱が生じるおそれがあります。納税義務者である法人などは、消費税分を転嫁できるか否か危惧の念を抱いているのも否めない事実であります。この消費税は余りにも欠陥だらけの間接税でありますので、……
○勝木健司君 最近の世論調査によりますと、竹下内閣の支持率は一〇%台を低迷いたしておる。そしてまた、ある調査によりますと九%というかつてない異常値であり、歴史的に最低の記録であるということでありますが、そういった意味で、十人に一人も支持していないという民意に対して、竹下総理はこの支持されていない理由は何であり、支持率を回復するためには何をなすべきであると考えておられるのか、お伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 私は、今、国民が政治に対して求めているのは、やはりリクルート疑惑の徹底解明と政治倫理の確立であろうというふうに思うわけであります。
そこで、リクルート問題、そしてまた政治改……
○勝木健司君 関連。
【次の発言】 USTRは、四月二十八日ですか、貿易障壁報告を発表して、日本市場の閉鎖性というものを批判しておるわけでありますが、さらに電気通信市場が開放されていないことを理由に三〇一条の発動をにおわせておるというところであります。けさの新聞でも、「制裁回避へ妥協」というような見出しので出ておりましたけれども、これについて、この自動車電話、携帯電話の周波数の割り当てなどの要求に対して具体的にどういうふうに対応しようとしておるのか、仮にスーパー三〇一条が発動されることがあればガット提訴などの対抗措置も考えられておるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 関連。
【次の発言】 本日行われましたリクルート事件の捜査結果についての最終報告でありますけれども、私たちまた国民が強く求めている灰色高官と、か議員というものが明らかにされておらないということで不十分であるというふうに思います。灰色高官また議員の定義を明らかにした上で、再度刑事訴訟法四十七条のただし書き、そしてまた国会法百四条に基づいて全容を明らかにすべきだと思うわけでありますけれども、法務大臣、いかがでありますか。
【次の発言】 ロッキード事件のときは、いわゆる灰色高官名が秘密会で明らかにされたわけでありまして、今回も同じような基準、つまり時効とかあるいは職務権限がない、あるい……
○委員以外の議員(勝木健司君) 突然質問が参りましたので……
法人税につきましても、私どもは政府税制改革あるいは自民党の税制改革大綱については評価をさせていただいております。不規則な発言があってはいけませんので、私どもこの政府税制改革あるいは自民党の税制改革大綱については党の公式に発表した文書に基づいてお答えをしたいというふうに思うわけでありますが、昨年の十二月二十四日の税制六法案が成立したその時点での声明では、政府・自民党がこの衆参両院の委員会におきまして単独強行を行うなど、議会制民主主義を踏みにじる異常な事態の中で……
【次の発言】 ちょっとお聞きください。
○委員以外の議員(勝木健司君) 私ども民社党も、さきの参議院選挙で消費税の撤回、また税制改革のやり直しを国民に訴えてきたわけでございます。 選挙の結果は、御案内のように消費税見直しを訴えました自民党が大敗をしたということで、国民は消費税を廃止すべきだとの審判を下したのであります。私は、この国民の厳粛な声に基づきまして、まず消費税を廃止する、そして国民の合意に基づいて高齢化社会の福祉ビジョン、行財政改革の中期計画を策定し、その上で税制改革をやり直すことこそが政治家の責務であるというふうに強調したいのであります。 民社党は、消費税の導入には一貫して反対してまいりました。消費税は、衆参両議院にお……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私どもは日韓基本条約承認に賛成し、日韓両国の友好と親善に努めてまいったわけでございます。それは、南北朝鮮の平和的統一がなかなか実現できない状況におきまして、まず日韓の国交正常化と友好を図ることが重要であると考えたからでありまして、私どもはその判断は間違っていなかったと考えております。
【次の発言】 税制再改革基本法の第三条におきまして、「税制再改革のための環境整備」という項目を掲げておりまして、その第一項第一号に、今先生御指摘のとおり、「事務及び事業の見直し、行政情報公開の推進、行政監視制度の充実、行政機能の充実を確保した上での公務員総数の抑制、歳出の見直し等に……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私どもは参議院選挙で与野党が逆転した結果を自民党は謙虚にまた厳粛に受けとめるべきであるというふうに考えておるものでございまして、十分な手順と手続を踏むことなく消費税の導入を含む税制改革を強行した自民党に対し、国民はノーの判断を下したわけでありますから、そこで私どもは消費税の欠陥を指摘して、そしてまたその導入による矛盾と混乱を指摘して、消費税を撤回しろ、そして国民合意の税制改革をやり直しましょうというふうに選挙のとき訴えてきた結果でございまして、大鷹議員の野党は反税意識に訴えて選挙を戦ったという御認識でありますが、これとは全く無縁のものでございまして、認識不足では……
○委員以外の議員(勝木健司君) 一生懸命つくらしていただきまして、勉強もさしていただいております。
【次の発言】 もちろん民社党の考えでもありますし、私どもも一定の評価をいたしております。
【次の発言】 大体同じようなニュアンスだというふうに思っております。
【次の発言】 私も同様でございまして……
【次の発言】 いや、聞いておりません。
【次の発言】 私どもの党でもオーソドックスとされておりません。私見だろうというふうに思っております。
いずれにいたしましても、やはり直接税を主として間接税を従とするということで、また応能主義とか応益主義、水平的思考、垂直的思考、公平も入れまして、そこら辺で……
○委員以外の議員(勝木健司君) おっしゃるとおりでございます。
【次の発言】 先生御指摘のとおり、選挙期間中は触れておりません。しかし、その復活に至る経緯について御説明させていただきたいと思いますが……
【次の発言】 三月二十二日の時点でのお話でございますが、まず、私ども民社党が消費税につきまして見直し規定を入れさせたということは確かに事実でございます。もともと私どもは実施延期を要求して粘ったわけでありますが結果的に通らなかったわけでありまして、それにかわりまして半年間の弾力的運営や見直し規定が導入されたということでございます。しかし、私ども民社党は、この修正だけでは不十分であるということで、……
○委員以外の議員(勝木健司君) 先生の御質問は、政府の税制改革前の問題点でございますね。
私どもも、一点ということであれば難しいというふうに思いますが、基本的な考え方は、不公平税制をなくしていこうということでございます。
【次の発言】 私どもは簡単にはできるとは思っておりませんが、やはりこの導入に際しましては国民のプライバシー保護とか合意形成というのが大前提になっておるということでございまして、しかしながら、長いこといろんなところでも検討されてきた経過がございますし、昨年の税制改正の際にも自民党さんの修正によりまして所得税法の附則第八十一条に、「株式等の譲渡益に対する所得税の課税の在り方につ……
○委員以外の議員(勝木健司君) 北先生のような農政問題の専門家に対しまして私のような農政のど素人が答えることは甚だ僣越とは存じますが、先生の御見識の高さに敬意を表しながらお答えさせていただきたいというふうに思います。 私ども民社党の食糧政策の基本的な考え方でございますが、御案内のように日本農業を取り巻く環境は極めて厳しいということでございます。しかし、豊かな農村社会と活力のある農業を維持発展させることは、やはり地方そして都市及び第一次産業から第三次産業までの調和のとれた発展、そしてまた健全な国土の存続に貢献するという観点においては、国民全体の利益にかなったことではないかというふうに思うわけで……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私ども民社党は、参議院選挙の結果を受けまして、国民の審判を、消費税については廃止すべきだというふうに審判を受けたものというふうに判断をいたしております。 なお、廃止するに当たりましてはやはりその代替財源が必要じゃないかということで、関連の法案も含めまして出させていただいておるわけでございまして、昨年の異常国会の中での強行採決、強行消費税の導入ということに対しての手続の誤りがあったんじゃないかということで、この国会の審議を通じて、直間比率のあり方の問題も含めまして不公平の税制というものをやはり是正していくべきだろうということで、私どもはそういった意味でもこの問題……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私どもは税の公平を確保するために所得の捕捉体制を整備する必要があるというふうに思っておるわけでありまして、政府も税制調査会で小委員会を設けて検討した経緯がございます。そして、その税を公平に確保するためには、やはり問題点は多々あるわけでありますが、納税者番号制度の導入は避けては通れない課題であるというふうに私どもは考えておるわけであります。 プライバシーの保護についてでございますが、民主主義社会にとっては基本的事項の一つであるというふうに考えておりますが、議会制民主主義に立脚して、また個人の自由を保護しておる米国などにおきましても西側先進諸国も採用されているもの……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私ども民社党といたしましても、六十二年度、六十三年度の税制改正による五兆五千億の所得税減税については評価をいたしております。しかし、この減税については我が民社党を初めとする野党の強い要求によってやはり実現したものであるというふうに考えております。また、このときの減税、六十二年度の改正で二兆二千億の規模の所得税減税が行われたわけでありますが、この減税についても評価をいたしておりますけれども、マル優廃止という言ってみれば大衆増税と抱き合わせで行われたことにやはり問題があったんじゃないかというふうにも思っております。 また、昨年の税制改正で三兆三千億円の所得税減税が……
○委員以外の議員(勝木健司君) 御指名がありましたので。 私ども民社党は、結党以来我が国の進むべき方向としては西側自由主義社会の一員として世界と共存していくということを基本といたしまして、政治活動を行ってきたわけでございます。さきに発表いたしました永末ビジョンにおいても、三つの自由を守ろうというタイトルで、議会制民主主義における政治的な自由、また西側の一員として平和を守ることに加えまして、自由主義経済を守るということを強く訴えておるわけでございます。今日の日本経済と国民の豊かさを支えている自由主義経済を守っていこう、その上で公正な福祉社会を築くのが私ども民社党の基本政策であります。 そこで……
○委員以外の議員(勝木健司君) 私も、改めまして亡き春日一幸先生が執筆されておりました「不公平不公正の佃煮 物品税法廃止さる」というのを熟読させていただきました。 今井上先生からもそのくだりの主な部分を読んでいただいたわけでございますが、今は亡き春日先生の胸中に触れ得ないのは残念ではありますが、この論文を素直に一読いたしまして、私は、生前春日先生は物品税廃止に賛成であったのではないかというふうに推察せざるを得ません。 また、寺崎発言でありますが、これにつきましても、私ども民社党は、その財源の大部分を自然増収に求めるのは財政上問題があるということ、そしてまた、他に物品税にかわるような適正な代……
○勝木健司君 それでは質問さしていただきます。 労働時間の短縮についてでありますけれども、労働時間の短縮はゆとりのある生活を築いていく上で大変重要な課題の一つだろうというふうに思います。最近、地方議会におきましてもゆとり宣言の採択等が急速に進むなど、ゆとりのある生活を求める国民の声というものがますます高まってきております。しかし、平成元年度の年間総労働時間は前年と比較してみますと、わずか二十三時間しか減っておらない、パーセントにしても一・五%しか減っておらないということでありますので、このままでいきますと政府目標であります、また国際公約ともなっております平成四年度の千八百時間の達成は不可能で……
○勝木健司君 前回予算委員会でも取り上げた問題でありますけれども、厚生年金の国庫負担の繰り延べについてお伺いいたしたいというふうに思います。 政府は厚生保険特別会計の業務勘定の中に厚生年金国庫負担繰り延べ措置の返済見合い財源の一兆五千億円を繰り入れて特別保健福祉事業資金を設置をしておりますが、この問題につきましては、予算委員会でも取り上げましたけれども、この厚生保険特別会計に資金を設ける「当分ノ間」とは一体いつまでなのかということ。そして、これについて老人保健制度のどのような改正内容を想定されておるのか、具体的にお示しをいただきたいというふうに思います。
○勝木健司君 まず、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。
我が国の高齢化が短時間のうちに急速に進んでおる。そして、欧米諸国の二倍から五倍の超スピードで超高齢化社会へ向かっておるわけであります。
そこで私は、本格的な高齢化社会と言われる二十一世紀に向けては、現在早急に我が国のあらゆる分野の政策の見直しを余儀なくされておるというふうに思うわけでありますけれども、恐縮ではございますが、時間の関係でポイントのみ御所見をお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 これからの国民に対する医療はどうあるべきなのかということで、医療のあり方、またその中での医療保険制度のあり方につきまして、構……
○勝木健司君 質問させていただきます。 戦後四十五年を今経過しようといたしておるわけでありますが、今日におきましても戦争のつめ跡の大きさというものを痛感させる問題の一つに中国残留孤児の問題があります。私も、私ごとですが、昭和十八年に中国の大連市で生まれまして、中国残留孤児の皆さんとは同世代になるわけでありますが、場合によっては私自身が残留孤児になったかもしれないわけでありますから、そういう意味では中国残留孤児の問題につきましては他人事ではないなというふうに思っております。 そこで、中国残留孤児の問題につきまして一、二質問をさせていただきますが、昭和五十六年の三月から中国残留孤児の訪日調査が……
○勝木健司君 中小企業退職金の共済制度についてお伺いをしたいというふうに思います。 これは中小企業における退職金制度の普及、充実を目指したものでありますが、退職金制度自体の普及率をとってみましても、一千人以上規模の企業においては、昭和六十年の労働省調査によりましても一〇〇%に近い九九・九%の企業に退職金が普及をいたしておるのに対しまして、九人未満の企業におきましては、平成元年の全国中小企業団体中央会の調査によりましても、わずか六三・七%しか普及をしていない状況にあるわけでございます。このような格差が中小企業におきます人手不足の原因の一つにもなっているのではないかというふうに思うわけであります……
○勝木健司君 一昨日でしたか、六月十九日付の日経新聞によりますと、労働省は二〇一〇年までの中長期的な労働力需給の展望を示されておりますが、この中で、仮に現在の労働力率のまま推移いたしますと、二〇一〇年には九百十万人が不足するというふうに推測をされております。率に直すと一四・一%の需給ギャップということになるわけであります。さらに、これを解消するために女性あるいは高年齢者を活用するようにした場合でも、二〇一〇年には百八十六万人の不足を生じる、率にして二・六%に上るというふうにされております。女性あるいは高年齢者を活用いたしましても人手不足は解消できないというのでは非常に将来的に問題があるというふ……
○勝木健司君 海部総理、党首会談御苦労さんでございます。まず冒頭に、この党首会談のねらいは一体どこにあるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 選挙制度改革につきましては、やはり国権の最高機関である国会の構成を決めるという意味で、民主主義にとって最も重要な制度であろうというふうに思います。したがいまして、その改革に当たりましては、消費税のときにもありましたように、拙速を避けて、国民の合意形成を図りつつ正しい手順をとって進めていくべきだというふうに私は考えるわけでありますが、総理の見解をお伺いしたいというふうに思います。
○勝木健司君 まず、労働時間の短縮問題について労働大臣にお伺いをしたいというふうに思いますが、今、日本の働く人々をめぐる大きな問題の一つに労働時間の短縮の問題があるわけでございますが、この問題については、外国からは日本人の働き過ぎが経済摩擦の元凶のように言われておりますし、また内からは自由世界第二位の経済大国になったというのに一向に豊かさ、ゆとりというものが実感できないという、この二つの面から大きな問題の指摘ができると思うわけでございます。 そこで、まず我が国の労働者一人平均の年間総労働時間を見てみますと、昭和三十五年の二千四百三十二時間をピークにいたしまして、昭和四十八年には二千百八十四時……
○勝木健司君 厚生大臣御苦労さんでございます。 我が国は大変な速度で高齢化が進んでおるわけでありまして、また一方では出生率が低下をいたしております。現状では出生率が急速に回復するという見通しも、その予測も立たないようでありますが、一方高齢化の進行速度は確実に計算できるわけであります。高齢化の速度はまだまだ速まるのではないか、本格的な高齢社会とはどのような社会相を言うのであろうか、高齢社会に対する漠然とした不安が私たち国民にあると思うのであります。 そこで、厚生大臣は、「本格的な高齢社会にふさわしい社会、経済の仕組みをつくり上げていかなければなりません。」と述べられております。私も全く同感で……
○勝木健司君 それでは、質問させていただきます。 財形法の改正法案につきましては、社会情勢あるいは勤労者のニーズの変化に対応する制度改善が織り込まれたことについては、私どもも評価をいたしております。しかし、年金、住宅貯蓄の限度額が据え置かれたこと、また住宅融資の融資限度額が据え置かれたこと、財形制度実施率が低い中小零細企業に対する対応方針が依然として明確にされていないことなど、多くの課題をまだ依然として残しております。 特に、財形貯蓄の非課税限度額の五百万円は昭和四十九年に設定されたものでありますが、当時に比べますと、老後に必要な個人年金の原資も六二%増の一千百八十四万円、住宅購入の際の自……
○勝木健司君 私は、男女労働者がひとしく育児休業を取得するためには、取得しやすいような育児休業制度をつくらなければならないというふうに思います。そのための環境整備をしていかなければならないというふうに思うわけであります。労働者が取得しやすい育児休業制度にするためには、不利益取り扱いの禁止にしても、また罰則を設けて担保するということも当然必要な措置でありますが、労働者が最も必要だと痛感をいたしておりますのは休業中の所得保障だろうというふうに思います。 ある組合の調査によりましても、現に育児休業制度を利用している労働者の七〇%が無給のため生活が苦しく、休業中の生活費を補うために貯蓄を取り崩してお……
○勝木健司君 今回の改正案につきましては、既にポイントと思われる点については相当質疑が行われておるわけであります。若干重複する点があるかもしれませんけれども、我が党としての立場を踏まえた上で具体的に幾つか御質問させていただきたいというふうに思います。 まず第一点は、厚生省はいわゆる合計特殊出生率が平成元年に一・五七人ということで統計史上最低になったということを受けまして、子供が健やかに生まれそして育つ環境づくりをすることを当面の最重点課題とされております。また、この調査結果から、理想とする子供数は三人なのに二人以内の家庭が多いのは、第一点は子育てにお金がかかる、第二点は育児の肉体的、精神的負……
○勝木健司君 最近の労働力需給の状況とかあるいは人手不足倒産がふえておるということで、そういう状況を考えますと、中小企業の経済社会における重要性を考慮いたしましても何らかの対策を講ずることが今焦眉の課題となっておるわけでありまして、このような状況のもとで今回の法案が提出をされますことはまことに望ましいことであります。 現在の状況を考えますと、中小零細企業における人材不足の問題は、単に個別の企業の問題ではない、日本経済全体の問題と言っても過言ではないんではないかというふうに思われます。特に中小零細企業におきましては新卒の採用が非常に難しくなっており、政府としても、単にこの法律案を提出しただけで……
○勝木健司君 今、切磋琢磨してできるだけ早い時期に見直しを必要に応じてやっていこうという大臣の答弁を伺ったわけでありますが、この法案は育児休業の申し出をいたしまして、そしてまた、あるいは休業したことを理由とする解雇を禁止する禁止条項のみが明記をされておりまして、こういう解雇禁止のみでは安心して育児に従事することができないんじゃないか、少なくとも年次有給休暇に関して労基法に規定されておりますように、権利行使を理由とする不利益取り扱いの禁止を規定をしていかなければ、極めて不十分な立法と言わざるを得ないんじゃないかというふうに私どもは思っておるわけであります。 婦人少年問題審議会の建議の中でも、法……
○勝木健司君 おはようございます。それでは、四十分でありますけれども質問させていただきたいと思います。 先月ですか、平成四年度の予算編成に向けて各省庁から概算要求が出されたのでありますが、大幅な税収増を支えてきたこのバブル経済の恩恵を受けたここ数年とは打って変わって、景気減速による税収の伸び悩みによる歳入不足を危ぶむ声があるなど我が国の経済、財政を取り巻く環境はこれまでになく厳しいものがございます。その厳しい状況の中で、社会保障予算は増額が認められた数少ない分野でありますが、それでも年々ふえ続ける老人人口を考えますと決して満足のいくものではない。また、国民の間からは今まで以上に我が国の経済力……
○勝木健司君 私ども民社党は、昭和三十五年の結党に当たりまして、福祉国家の建設というものを目標に掲げて今日に至っておるわけでありますが、当時この我が党の目標に対して、与党からも、働かなくても食べていける怠け者の社会をつくるものだというふうに批判をされましたし、また他の野党からも資本主義の延命に手をかすものだということで相当攻撃されたのであります。ところが現在、福祉の充実を各党ともに唱えて、私たちの主張も正しかったなというふうに思っておるわけでありますが、こういう超高齢化社会が進行するという中で、福祉が切り捨てられるのではないかという国民の不安も非常に高まっております。 九月九日の新聞の全国世……
○勝木健司君 参考人の皆さん、御苦労さんでございます。 私は、五十嵐参考人に何点かお伺いをいたしたいというふうに思います。 まず、老人保健制度の本来あるべき姿について五十嵐参考人はどういうふうに考えられておるのかをお伺いしたいというふうに思います。また、この老人医療費の伸びをどうやって抑制していくのかということについても、御提言があれば挙げていただきたいというふうに思っておるところであります。 それと、先ほどの御意見の中で公費負担の拡大について、公費負担五割引き上げ対象の拡大を挙げておられるわけでありますが、具体的にはどのようなものを想定をされておるのかお伺いをしたい。 それと、時間も……
○勝木健司君 総務庁の家計調査年報によりますと、平成元年の高齢無職世帯の家計収支でありますが、実収入が二十万九千五円、このうち社会保障給付が十四万三千八百六十九円で、あとはその他の収入となっておりまして、その中で可処分所得は十八万五千三百二十二円となっている反面、実支出は二十四万三千九百四円となっていて、差し引き三万四千八百九十九円の赤字であると報告をされております。今回、衆議院で修正されたとはいえ、厚生省はこの老人の生活実態をどう把握して一部負担の改正案を提出されたのか、また老人の受診に与える影響についてはどのように考えておられるのか、簡潔にお願いをしたいと思います。
○勝木健司君 確認質問をいたします。
まず第一点は、老人医療は福祉的な要素が多いわけでありまして、国や地方は現在以上に負担すべきであると思います。公費負担割合を五割とすべきであると考えますが、この公費拡大につきましてどういう方策で、どういう道筋でやられるのか明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 第二点でありますが、在宅の老人への必要な援助として訪問看護制度の創設は私どもも高く評価をいたしますが、訪問看護利用料につきまして、だれでもが必要なとき利用できまして、またその負担を余り心配しないで済むように、外来一部負担との均衡を十分考慮した額を決める旨確約をしていただきたいと……
○勝木健司君 深刻化する廃棄物の問題に対処するための対応策として、廃棄物自体の減量を図るための発生の抑制あるいはリサイクルの促進について新たな対策を講じていこう、そしてまた、地域住民に理解を得られるような廃棄物の中間処理施設あるいは最終処分場の設置促進のための方策を確立していかなければならないわけでありますが、従来とかく迷惑施設と考えられがちでありました廃棄物の処理施設の設置というものは、地域住民の理解と協力を得ながらいかに進めていくかということが課題でありまして、そのためにはまず、施設の立地に当たって生活環境の保全に細心の注意を払わなくてはならないと思うわけであります。 そこで、廃棄物処理……
○勝木健司君 私も五点ほど確認の質問をさせていただきたいと思います。
まず第一点でありますが、廃棄物に関しては国民の皆さん方に対して啓発活動が重要だろうというふうに思いますので、積極的に啓発活動を展開していただきたいということと同時に、国民の廃棄物の減量化、またリサイクル活動に対して積極的な支援をしていくことを確約していただきたいというふうに思います。
【次の発言】 第二点目は、ごみの減量化、再生利用を促進するためにも、各地方公共団体におきますリサイクルセンターの設置推進を図るべきであるというふうに考えますが、どういう方策で進めていかれるのか、明らかにしていただきたいというふうに思います。
○勝木健司君 雲仙・普賢岳でございますが、この九月十五日に最大規模と思われる火砕流が発生して、学校の校舎、住宅、家畜小屋などが焼き尽くされたわけであります。百余日を経過いたしまして今なお鎮静化の兆しか全くないということで、被災者の方々の日々の生活を思いますと、私も隣の県人として何とかしてやらねばならないという思いで胸が締めつけられるわけであります。 政府は先般二十一分野九十項目の特別措置を取りまとめられたわけでありますが、今後、決定いたしました施策のすべてを国と県と地元市町が一体となって推進することとなっております。このうち追加の特別措置として、二カ月以上避難生活が継続し収入が途絶えている世……
○勝木健司君 文部省おられますか。
それでは、さきに粟森委員からもありましたけれども、豊中の問題について若干お尋ねをしたいというふうに思います、文部省だけの問題ではないというふうに思いますが。
十一月二十一日の豊中の事件につきましてどのように把握しておられるのか、まず文部省にお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 豊中市がこれまで文部省の慎重な意見にもかかわらず、障害のある子とない子とが一緒に学ぶような、そういう交流教育を推進してきた実績があるわけでありますが、今回のようなそういう事件が起きますと、障害のある子とない子との相互理解を図るという理想からしてもまことに残念なことであり……
○勝木健司君 総理にお伺いをいたしたいと思います。 宮澤総理はこの所信表明演説で、国民一人一人が生活の豊かさを真に実感しながら多様な人生設計ができるような社会の実現を目指したいとして、いわゆる生活大国への道を経済政策の目標に置いておられるわけであります。しかしながら、この生活大国はどのような方法で、どのような内容で実現をしていくのかということについての具体的な手だてが明らかにされておりません。総理が目指すこの生活大国についての具体的なビジョンを国民の前に明らかにしていただきたいというふうに思っておるところでありますが、よろしくお願いします。
○勝木健司君 今国民の中で大きな問題となっております問題の一つに、お年寄りの増加に伴って寝たきりになったりあるいはぼけてしまったり、そうしたお年寄りのお世話の問題があろうかというふうに思います。こうしたお年寄りを抱えた家庭はつきっきりで目が離せない状態となっているところも多くて、肉体的にも精神的にも、また経済的にも大変な負担となっておるわけであります。 政府は、平成二年度から寝たきり老人ゼロ作戦という対策を進められております。高齢者保健福祉推進十カ年戦略、いわゆるゴールドプランの中でも十年計画のうち既に三年目を迎えようとしておるわけであります。この十年間で達成する目標を数字で示されております……
○勝木健司君 政管健保の財政でございますが、昭和五十六年以降連続して黒字に転じておるということで、平成二年度の決算でも過去最高の三千四百三十二億円の黒字を出す、また積立金も一兆四千億円に達している状況であります。
そもそも、国鉄とかあるいは米と並んでいわゆる三Kの一つであった政管健保がなぜここまでの黒字基調に回復することができたのかということで、まずこの黒字基調の要因についてお伺いをしておきたいというふうに思います。
【次の発言】 黒字基調になった要因は何だったのかということをちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 近年、社会経済の変化とかあるいは人口が高齢化をしておるということで、……
○勝木健司君 本年は、国連障害者の十年の最終年でありますけれども、四百万人にも上ると言われる心身障害者の方々はまだまだ社会経済的にも大きなハンディキャップを背負っておられます。私ども民社党は、このような障害者の方々を取り巻く困難な諸問題について、ノーマライゼーションの考え方に立って幾つかの施策を提言しておるわけであります。そういう考え方に基づきまして、幾つか質問をさせていただきたいというふうに思います。 その一つでありますが、先天的な障害についてはできるだけ早期に発見をしていく、そして適切な療育体制のもとに障害を克服する努力をしていただくことが必要でありますけれども、そのためには、まず乳幼児……
○勝木健司君 私は、先般の本会議で総理初め厚生大臣及び関係大臣に質問を行っておりますので、これを補足する形で幾つか質問をさせていただきたいと思います。 福祉ビジョンの策定の必要性について本会議で指摘をいたしたところでありますが、今回のマンパワー確保はトータルとしての社会保障政策の一部分でありまして、政府の高齢者保健福祉推進十カ年戦略というのは年次計画がないんじゃないか。そしてまた、雇用とか住宅とか教育対策などとの連携が見られない。公共部門、民間部門、個人の役割などのあり方が不明確であること。また、地域の実情の相違というのを考慮に入れていないということ。そして、社会保障費用と負担のあり方が不明……
○勝木健司君 我が国の廃棄物については、一般廃棄物また産業廃棄物も、いずれもその処理とか処分が今麻痺寸前になっておるんじゃないかというふうに思います。地球環境問題が現在脚光を浴びているときでありますが、それと相まちまして廃棄物の減量化運動とかあるいは廃棄物の再資源、再利用の活発化、あるいは処理施設の更新、新設の増加など盛んに取り組まれておるわけでありますが、依然として廃棄物は増加傾向にあって深刻な事態が予測をされておるわけであります。 そこで、今回の廃棄物処理施設整備法案によりましてどの程度廃棄物の処理施設の整備が進むと青写真を描いておられるのか、まずお伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 現在、産業廃棄物の最終処分場の確保というのが極めて困難になっておるということでありまして、民間のある処分業者の例では、計画立案から二年間で地権者や周辺住民の九割の同意を得られたけれども、残りの説得に苦労して全員の同意の取りつけには八年間かかったという事例もあるわけでありますが、このように最終処分場の確保が大変厳しくなっておる。難しくなった原因を厚生省はどこにあるのか、どう分析されておるのか、まずお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 産業廃棄物の処理施設の整備については、従来から排出事業者処理責任の原則のもとに民間事業者が主体となって行ってきたわけでありますけれども、政……
○勝木健司君 我が国の医療の現状は、供給面について見てみますと、看護婦さん不足という大きな課題とか、あるいは医療施設の地域的偏在といった問題はあるわけでありますけれども、ベッド数とか病院の数とか医師とか歯科医師の数など、全国的に見ればそう諸外国と比較してみても遜色のない数字に達しておるんじゃないか。また、こういうことによって国民皆保険制度がより効果的なものとして国民にとって開かれておるというふうにも思います。 しかしながら、今後は量的なサービスばかりではなく、質的な面についても充実を図っていくことが重要じゃないかということで、いつでも、どこでも、だれでも、最良の保健医療サービスが最小限の費用……
○勝木健司君 療養型病床群制度についてまずお聞きをいたしたいと思います。
療養型病床群は医療の切り捨てとか、または低医療政策につながるのではないかというような懸念もされておるわけでありますけれども、その辺も含めて、療養型病床群制度の趣旨、そしてまたその必要性について、簡単に要点のみお聞きをしたいというふうに思います。
【次の発言】 療養型病床群という名称もややわかりにくいものでありますけれども、なぜこのような名称になったのか、お伺いをしたいというふうに思います。
それと、この病床群の単位はどのように設定されるのかということで、患者の療養生活とかあるいは看護の問題からすれば少なくとも一つの看……
○勝木健司君 民社党・スポーツ・国民連合の勝木でございます。 四参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。あとしばらくですので、御協力いただきたいというふうに思います。 そこで、坪井参考人と大熊参考人に御意見をお伺いしたいというふうに思いますが、今回いわゆる中間施設であります老人保健施設を医療法の中に医療施設として位置づけられることとなるわけであります。このことによって、老人保健施設の本来の趣旨であります医療ケア、そして日常生活サービスを提供する目的から逸脱することがあってはいけないわけでありますし、また、もちろんむだな医療が行われたりすることがあっては困るわけでありまして、そういうこ……
○勝木健司君 それでは、質問させていただきます。 二十一世紀の本格的な高齢化社会の到来を受けまして、国民が病状に応じて良質の医療を受けられる、そういう医療供給体制を確立することが大変重要となっておるわけであります。そういった意味では、今回の医療法改正はそのための第一歩ということでありますが、今後医療のあり方に対してはどのようなビジョンを持っておられるのか御説明をいただきたい。 そして、今後の高齢化社会、高齢社会に備えまして各種のそれぞれ福祉施策あるいは医療施策等があるわけでありますけれども、どう連携を図っていくのかについてもお伺いをいたしたいというふうに思います。
○勝木健司君 私も雲仙・普賢岳の噴火災害について何点がお尋ねをいたしたいというふうに思います。 雲仙・普賢岳の噴火災害は、今なお火砕流あるいは火山性地震が断続的に発生し、予断を許さない状況にあるわけでございます。また、避難を余儀なくされている方々も噴火の一日も早い終息や帰れる日を待ちながら不安な日々を送っておられます。政府は二十一分野九十項目の災害対策を実施しておりますが、被災者にとりましては必ずしも十分とは言えない面もあるわけでございます。 そこで、まずお伺いいたしたいと思いますのは、食事供与事業についてであります。 現在七百八十一世帯が食事供与事業の対象となっておるわけでありますが、……
○勝木健司君 佐川急便事件についてお尋ねを申し上げま三す。 債務保証、直接貸し付けなど総額約五千二百八十億円にも上る空前の経済事件となった東京佐川急便事件、去る三月の六日に渡辺前社長、早乙女元常務ら四人が東京地検により起訴されたところであります。この佐川急便事件を通し、政界工作などの疑惑と並んで問題としなければなりませんのは、この佐川急便グループの事業としての違法性であろうかというふうに思います。同グループが道路運送法、労働基準法、道路交通法などを無視した事業活動を行っておる。またそれを原動力としてトラック運送業として年商売り上げ第二位に短期間に躍進したことは業界周知の事実であります。そして……
○勝木健司君 環境庁の調べによりますと、一九八五年から八九年までの間に、韓国、台湾、タイ等のアジア諸国に有害廃棄物が輸出された事例が幾つか報告されているとも報道されておるわけでありますが、こうした事例は一体どれくらい実際あったのか、あるのか、また現在行政指導による対応方針はどうなっておるのかをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私の聞いているのは、有害廃棄物の実態について質問しています。環境庁。
【次の発言】 この有害物質の範囲でありますけれども、今廃棄物処理法上は十一種類指定されておるわけでありますが、国際的に見てもこれは極めて狭いんじゃないかということで、バーゼル条約のリストにあります……
○勝木健司君 まず、地球環境保全のための国際貢献についてお伺いしたいと思います。
昨年の地球サミット首脳会議への宮澤総理のメッセージの中で、日本として一九九二年から環境分野への政府間開発援助総額として五年間で九千億円から一兆円をめどとして大幅な拡充強化に努めると述べられておるわけでありますけれども、これらの援助に当たって環境庁はどのような視点でこの援助を決定するつもりなのか、最重要と考えておられる援助内容についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 特に途上国への支援についてこれから重要になってくると思うんですが、この援助に際しましては、何よりもやはり事前調査あるいは事後評価の充実、透明……
○勝木健司君 総理府は来ておられますか。
公害紛争処理制度についてお伺いしたいというふうに思いますが、公害等調整委員会はその発足以来二十有余年にわたりまして、いわゆる典型七公害による被害の適正迅速な救済に大きな役割を果たしてきておられるわけでありますが、最近の新聞報道などによりますと、この典型七公害に分類できない公害苦情が急増しているということであります。
そこで、まず全国の公害苦情の実態についてかいつまんでお伺いしたいと思います。
【次の発言】 典型七公害以外の苦情が増加をしておるということで公害紛争事件も多数化してきておる現状でありますが、この現行の公害紛争処理制度で適切に対応できるの……
○勝木健司君 質問させていただきます。
近年、地球環境問題が高まりを見せておるわけでありますが、NGOのさまざまな活動がその中でも世間の注目を浴びておるわけであります。環境保全のためのこのNGOの活動を環境庁としてどのように評価あるいは認識をされておるのか、まずお尋ねをしたいというふうに思います。
【次の発言】 環境庁では、昨年の秋ですか、我が国の環境保全団体の状況についてのアンケート調査を行ったようでありますが、その調査結果についてかいつまんでお伺いをしたい。そして、我が国の環境NGOの実態が欧米諸国と比較して一体どうなのかということも簡潔にお願いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 まず、この環境基本計画についてお伺いをいたしたいと思います。 環境基本法案を実効あらしめるものとするためには、基本法案の中にも明記されております環境基本計画の内容、定義が非常に重要な意味を持ってくるものと思われます。法案の第十五条に記されている環境基本計画のくだりでも、環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱と環境の保全に関する施策を推進するために必要な事項について環境基本計画に定める、としておるわけでありますが、この内容では直ちに環境保全に効果があるとは到底考えられません。 私は、この環境基本計画を本当に実効性あるものにするためには、環境基本計画の中に環境汚染を決定す……
○勝木健司君 環境基本法案は、人間の社会経済活動による環境への悪影響をできるだけ少なくしていこう、そして社会全体を環境保全型に変えることを基本理念としてその理念を実現するための施策を列挙されておるわけでありますが、その中で導入が明記されたただ一つの新たな施策が環境基本計画であろうというふうに思います。 環境庁では今後具体的な内容を庁内で検討する、そして来年中にも計画期間十年前後の案をまとめるようでありますが、前回も私質問させていただきましたけれども、実質的な効力のある計画となるかどうかということが大事になってくるだろうというふうに思います。この案をめぐります各省庁間の協議にかかっておるんじゃ……
○勝木健司君 宮澤総理にまずお尋ねいたしたいと思います。 総理は昨年の春ですか、環境基本法の策定を指示されたということで、また閣議決定に際しても地球サミットの成果に沿った新たな取り組みを世界に先駆けて始めるための挑戦であるというような総理談話を出されるなど、イニシアチブを発揮されておるわけでありますが、環境問題、特に地球環境問題は国内的には広範な分野にわたる対策を要する問題でありますし、また国際的にも我が国が率先してその推進に努めなければならない重要な課題であるわけであります。 それだけに、今後とも総理のイニシアチブが大変重要になってくるんじゃないかというふうに思うわけでありますが、地球環……
○勝木健司君 それでは、お伺いいたしたいと思います。
年金制度についてお伺いしたいと思いますが、年金制度の改正について平成六年に予定をされておるわけでありますけれども、現在の検討状況、また今後のスケジュールについてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 制度改正について国民の関心も大変高まってきておるわけでありますけれども、どういう基本的な考え方でこの改正に厚生省として臨まれるのか。特に大きな関心事は、先ほどもありましたように、支給開始年齢の問題と考えておるわけでありますけれども、この方針につきましてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 二十一世紀を展望いたしますと、高齢者層が増大を……
○勝木健司君 ゴールドプランについてお伺いしたいというふうに思います。
平成二年度からこのゴールドプランもスタートをしたわけでありますが、もう四年目に入るわけであります。今までの実績を踏まえて、その進捗状況を評価すべき段階に今差しかかっておるんじゃないかというふうに思うわけでありますが、その進捗状況につきましてどのように分析、評価をなされておるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 順番がちょっと、ゴールドプランについてお聞きしているんですけれども。
【次の発言】 そこで、老人保健福祉計画の策定状況を取りまとめられたということで今状況報告をされたわけでありますが、この策定に対……
○勝木健司君 最初に、厚生大臣にお伺いしたいというふうに思います。
厚生大臣、国民にぬくもりのある厚生行政を推進していくということで進められておりますので、最近の人口推計、あるいは二十一世紀の超高齢化社会に向けての公的年金の給付と負担につきましての基本的な御認識を承りたいというふうに思います。
【次の発言】 次にお伺いしますが、本法律の改正内容につきましては平成六年度までの時限的措置ではないかということで、平成七年には一元化を完了するとしますと、本法から年金制度の抜本改革へ移行されるわけでありますので、どうしてこの本則の改正をしなかったのかということ。また、この附則改正の内容でも、先ほどから……
○勝木健司君 老人訪問看護の制度は、昨年の四月からスタートしたわけでありますが、十分な在宅ケアを行っていくためには老人訪問看護ステーションの整備を当然急がなければならないわけであります。 平成十二年までに五千カ所を設置する目標を掲げておられるわけでありますが、平成五年一月現在でその三%の百五十四カ所でありまして、今後五千カ所を設置していくためには、単純に計算をいたしましても毎年六百カ所余りの設置をしていかなければ間に合わないわけであります。加えて、人材確保の困難さを考え合わせますと、大変この達成は難しいのではないか。また、果たして全国の各市町村にまんべんなく設置ができるのか、非常に疑問に思え……
○勝木健司君 用意いたしました質問はほとんどダブっておるわけでありますが、せっかくの持ち時間がありますので、お許しをいただきまして二、三お聞きをしたいというふうに思います。
まず、今回提案されておりますこの二つの法律改正でありますけれども、この業務の範囲の拡大について法律改正の基本的な考え方を、もう何回も同僚議員がお尋ねになっておるわけでありますので、かいつまんでお伺いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 医療関係職種が数多く存在する背景には、医療の専門分化とそれを踏まえたそれぞれの資格の専門性というのがあろうかというふうに思います。今回のこの業務の拡大は、それぞれ資格の専門性あるい……
○勝木健司君 限られた時間でございますから、特に私は新薬の臨床試験における被験者の人権、そして医薬分業を中心にお伺いをしたいというふうに思います。 まず、臨床試験の被験者の人権保護についてお伺いをしたいというふうに思います。 この臨床試験では、今まで人に使用したことのない医薬品を初めて使うわけでありますから、慎重の上にも当然慎重じゃなければならないわけであります。そこで、その治験薬または対照薬の適用の対象となる被験者の人権の保障に留意しなければならないと考えるわけであります。ヘルシンキ宣言におきましても、被験者の利益に対する考慮は常に科学的、社会的利益よりも優先しなければならないということ……
○勝木健司君 昨日の毎日新聞に載っておったわけでありますけれども、ロシアで抑留日本人の墓地が確認されたと報道されております。その中で、シベリア各地の収容所で刑期を終えた日本人が国営の農場あるいは工場で働かされて、亡くなると共同墓地に葬られ、その人数は「たくさんだよ、たくさん」と地元の老人が語っていたという報道であります。 今、若い世代の中には、さきの大戦で約三百万人もの方々のとうとい命が失われた、また国民全体が困難な生活を強いられたという事実さえも知らない人たちがふえてきていると言われておるわけでありますが、戦後半世紀がたとうとしているにもかかわらず、「二度と祖国の土を踏むことなく、極寒の地……
○勝木健司君 まず最初に、母子世帯及び寡婦の現況についてお伺いいたします。 現行の母子及び寡婦福祉法の基礎となりましたものは、昭和二十七年の議員立法により成立をいたしました母子福祉資金の貸付等に関する法律であると承知をいたしております。その後、内閣から昭和三十九年に母子福祉法が提出されて成立をした。幾たびかの改正の後に現行の制度となっておるわけでありますが、母子世帯に係る福祉の施策も、四十年をたった今は母子世帯の状況も当初とはかなり異なってきていると思われます。 そこで、母子世帯及び寡婦の現在の状況はどのようになっているのか、また母子世帯の母または寡婦の就労の状況、子供の年齢及び就学の状況……
○勝木健司君 ゴールドプランについて最初にお尋ねをいたします。 ことしで四年目を迎えたわけでありますが、私は、このゴールドプランが策定されたときに、年次計画がないこと、また具体的施策が明らかでないこと、また財政的裏づけがないことなどを指摘させていただきました。また、現在全国の地方自治体にて策定されておりますこの老人保健福祉計画により、住民の要望あるいは寝たきり老人の数など地域の実態が把握されるわけでありますので、その結果を見て、ゴールドプランも実際の需要に見合うように修正するところは修正するよう主張してきたところありますが、それに対して、厚生省、政府は、サービスの必要度、緊急度に応じて毎年度……
○勝木健司君 まず最初に、精神保健対策に関しまして丹羽厚生大臣の基本的認識をお伺いしたいというふうに思います。 WHO憲章では、健康とは身体的にも精神的にもまた社会的にも完全によい状態を意味するものであって、ただ単に病気や虚弱でないというだけではない、こういうふうにうたわれておるのは御承知のとおりであります。しかしながら、現代のように社会的環境が急激に変化する中で、著しい不適応状態に陥ることなく精神の健康を維持し、また向上させていくことは大変難しいことであって容易なことではないわけでありますが、国として広く一般国民の精神的健康の保持増進を図っていく必要があるわけであります。そこで、厚生大臣に……
○勝木健司君 細川総理は豊かさを実感できる社会の実現を目指しておられるわけでありますけれども、この豊かさを実感できる社会とはどういった社会だと広中環境庁長官は考えておられるのか、お伺いをしたいと思います。そして、その豊かさを実感できる社会の実現を目指してどのように長官として取り組んでいくおつもりなのか、お考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 年末に向けて予算編成が行われるわけでありますけれども、環境庁としてどのような考え方で臨まれるのかということで、とりわけ今長官の考え方が出されましたけれども、そして先日も長官の所信の内容を承ったわけでありますけれども、この要求に向けて、予算の編成に向……
○勝木健司君 環境基本法は、環境問題が将来にわたって重要であることを指摘しておりますし、また、地球的な視野に立って環境への負荷の少ない持続的な発展が可能な社会を構築することを目指しておりますし、豊かな環境と経済の両立てきる社会の構築を強調しておる点で、私は大変意義深いものと考えております。 地球環境問題については、国際社会における日本の地位にふさわしい役割を果たすということも指摘しておりますし、事業者の責務、国民の責務についても言及をされておる。そして、政府が環境基本計画をつくることを具体的に定めておるわけであります。 この具体的な施策であります環境基本計画の策定について、策定そのものが今……
○勝木健司君 厚生大臣、御苦労さまでございます。 社会保障給付に必要な財源についてお尋ねを申し上げたいと思います。 平成三年度に年金、医療保険、生活保護などの社会保障制度から国民に支払われました社会保障給付費は五十兆円の大台を超えておるわけであります。高齢化の進展に伴いまして、年金や老人医療費など高齢者関係の伸びが目立っておりまして、給付費全体に占める割合も六割を超えておるわけであります。今後より一層高齢化が進む中で、高齢化社会のコストというのは増大していくわけでありますが、高齢化比率が高くなるに従いまして国民一人当たりの負担率も高くなっていかざるを得ない。こうした巨額な社会保障給付に必要……
○勝木健司君 細川総理はさきの所信表明演説で、政治改革そしてまた行政改革に加えられまして経済改革を国政の運営の中心に据えて取り組む決意を示されておるわけであります。現下の厳しい景気低迷の中で、強力な経済政策の実行には多くの国民の期待が集まっておるところであります。そうした意味で、今回のこの緊急対策で規制緩和を景気回復策の手段として歴史上初めて採用されたことはまことに時宜を得ておるというふうに思います。高く評価されるものであります。 こうした規制緩和の景気浮揚効果につきまして、政府としてどのようにとらえられておるのか。また、今後規制緩和をどのようにスケジュール的に進めていくのか。着実な実効を確……
○勝木健司君 高齢化対策につきましては、いわゆるゴールドプランが発足をいたしまして着実に成果を上げておるようでありますが、先ほどもありましたように、少子化の進行というのが超高齢化社会を加速しておるとのことでありますから、やはりこの少子化の問題に歯どめをかけ、将来にわたって活力のある社会を築いていかなければならないんじゃないかというふうに思われるわけであります。 そこで、先ほどもありましたが、本年は国際家族年でもあります。今年度から政府もエンゼルプラン・プレリュードと名づけた総合的な児童家庭対策を展開しているわけでありますが、こういうものはまさに時宜を得たものであると私も評価をいたしております……
○政府委員(勝木健司君) このたび文部政務次官を拝命いたしました勝木でございます。 文部大臣をよく補佐して、教育、学術、文化、スポーツの振興、充実に全力を尽くしてまいる決意でございます。委員長並びに各委員の皆様方の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げます。
○政府委員(勝木健司君) 平成六年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 平成六年度文部省所管予算につきましては、我が国が来るべき二十一世紀に向けて創造的で活力ある文化の薫り高い国家として発展し、世界に貢献していく基礎を築くとともに、国民一人一人がゆとりと潤いの中で自己実現を図ることができ、多様な個性を発揮できる質の高い社会をつくっていくため、教育・学術・文化・スポーツの各般にわたりその着実な推進を図ることとし、所要の予算の確保に努めたところであります。 文部省所管の一般会計予算額は五兆五千四百三十一億六千万円、国立学校特別会計予算額は二兆四千四百十七億三千九百万円と……
○勝木健司君 厚生年金の国庫負担率の問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。 厚生年金の最終保険料率は現在の二倍程度の三〇%以内の水準に抑えることを目標としておりますが、この基礎年金の国庫負担率の動向いかんではこれも大きく変わってくるだろうというふうに思われます。基礎年金の国庫負担は、平成二十二年には現状のままでは約七兆円に達する、仮にこれを二分の一に引き上げますと十・四兆円もの国費が必要となると言われておるわけでありますが、人生八十年時代の高齢化社会にふさわしい年金制度の確立のためには、増大する年金給付額の安定的財源確保が急務であろうかというふうに思います。 私どもも与党のときに……
○勝木健司君 まず最初に、労働省にお伺いいたしたいと思います。 我が国の人口の高齢化が二〇二〇年代半ばでピークを迎えようとしている中で、年金制度においては、男子は二〇〇一年度から二〇二二年度にかけて、女子は二〇〇六年度から二〇一八年度にかけて支給開始年齢を六十五歳に引き上げることとしておるわけでありますが、そのためには六十歳代前半の雇用が保障されるということが前提と考えるものであります。 私も本会議で、高齢者雇用ビジョンを示せと労働大臣に対して質問いたしましたけれども、この高齢者雇用の現状とかあるいは高齢者雇用対策の内容、将来の見通しについて簡潔にお伺いをしたいというふうに思います。
○勝木健司君 総理、御苦労さまでございます。 それでは、時間も限られておりますから。 この私どもの参議院におきましては、昭和四十九年の第七十二国会で原子爆弾被爆者援護法案を私どもと社会党さんと共同して提案、提出をいたしまして、それ以来これまで十六回ほど提出をいたしてまいったわけであります。平成元年の第百十六国会、そして平成四年の第百二十三国会におきましては原子爆弾被爆者等援護法案が可決されるに至っておるわけでありますが、参議院におきまして可決されたこの重みをどのように総理として受けとめておられるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
○勝木健司君 阪神・淡路の大震災が発生してからちょうどきょうで丸々二カ月目を経過したわけであります。二カ月を経過してもテレビの報道等では七万八千四百七十五人と、八万人近くの方々が今なお不自由な避難所生活を送っておられるわけであります。 地震の発生を抑えることはできませんけれども、やはり災害に備えて施設整備や緊急援助体制を整えていく、また万が一にも災害が発生したときには万全の救援とか復興を行うのは当然行政の責任であるわけであります。しかしながら、今回の政府の対応は、初動態勢のおくれとかあるいは救援、医療、避難所対策等すべてが後手後手に回ったという国内外からの批判を受けておるわけであります。 ……
○勝木健司君 平成会の勝木でございます。御苦労さまでございます。 午前中も大分やりとりをされておりますが、重なる部分もあろうかと思いますが、御答弁を簡潔にお願いしたいというふうに思います。 医療保険を取り巻く環境といったものは極めて厳しい状況であります。今後も少子あるいは高齢化の急速な進行によりまして、年金とか医療とか福祉などの社会保障負担も増大していくことが見込まれるわけであります。その中で、医療費の国民負担が過大なものとならないように、しかも質の高い医療を効率的かつ安定的に供給できる医療保険制度を確立していかなければいけないと思っておるわけであります。 そういう意味で、今回の改正に当……
○勝木健司君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となっております地方分権推進法案に対し修正の動議を提出し、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 今回提案されました地方分権推進法案は、衆議院において修正を経た法案ではありますが、また本委員会においても熱心に質疑をしてきたところでありますが、しかし、地方分権の姿が見えない、具体性に乏しいなど、いまだ不十分な内容にとどまっております。 真の地方自治の確立による民主主義の健全な発展と、少子・高齢化の進む中で生活者重視の行政を進めるためには地方分権の推進が不可欠であり、国民の強い期待であります。こうした国民の期待にこたえ、法案の実効性を高……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る六月十九日の本会議におきまして、労働委員長に選任されました勝木健司でございます。 我が国の景気は緩やかな回復基調にありますが、先行きに不透明感があることから、中小企業におきまして雇用態度が慎重であるなど、雇用情勢は依然として厳しいものがございます。 労働委員会の使命は、内外にわたる経済社会の変化に的確に対応し、勤労者一人一人か安心とゆとりを実感でき、活力に満ちた社会を実現することであります。労働者の雇用の安定を基本といたしまして、総合的な職業能力開発対策、高齢者や障……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十九日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動等に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に笹野貞子君を指名いたします。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月十七日、笹野貞子君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君が選任されました。
また、去る一月二十日、峰崎直樹君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として友部達夫君及び笹野貞子君が選任されました。
また、昨日、石井道子君が委員を辞任され、その補欠として畑恵君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十日、畑恵君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時五十一分休憩
【次の発言】 ただいまから労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。岡野労働大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前九時五十六分散会
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、石井道子君及び大河原太一郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木政二君及び海老原義彦君が選任されました。
【次の発言】 障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。
午前十一時四十七分休憩
【次の発言】 ただいまから労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、鈴木政二君及び海老原義彦君が委員を辞任され、その補欠として石井道子君及び大河原太一郎君が選任されました。
また、去る十九日、大河原太一郎君及び川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として亀谷博昭君及び前川忠夫君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ご……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、亀谷博昭君及び前川忠夫君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君及び川橋幸子君が選任されました。
また、昨日、大河原太一郎君が委員を辞任され、その補欠として海老原義彦君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、海老原義彦君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に川橋幸子君を指名いたします。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。岡野労働大臣。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四分散会
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。
昨七日、今泉昭君、西田吉宏君及び石井道子君が委員を辞任され、その補欠として平田健二君、林芳正君及び北岡秀二君が選任されました。
【次の発言】 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから労働委員会を再開いたします。
まず、委員の異動……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、平田健二君、林芳正君及び北岡秀二君が委員を辞任され、その補欠として今泉昭君、西田吉宏君及び石井道子君が選任されました。
また、去る九日、保坂三蔵君が委員を辞任され、その補欠として佐々木満君が選任されました。
また、去る十一日、大脇雅子君が委員を辞任され、その補欠として菅野壽君が選任されました。
【次の発言】 労働福祉事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。岡野労働大臣。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、菅野壽君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として大脇雅子君及び橋本聖子君が選任されました。
【次の発言】 労働福祉事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、今泉昭君が委員を辞任され、その補欠として泉信也君が選任されました。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、橋本聖子君及び泉信也君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君及び今泉昭君が選任されました。
【次の発言】 職業能力開発促進法及び雇用促進事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 ただいまから労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き続……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に川橋幸子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。岡野労働大臣。
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として日本経営者団体連盟労務法制部長・婦人少年問題審議会委員の荒川春君、明治大学法学部講師の松岡二郎君、東京都立大学法学部教授の浅倉むつ子君、日本労働組合総連合会女性局長の高島順子君、弁護士の坂本福子君、以上五名の方々の御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙のところ本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨九日、星野朋市君が委員を辞任され、その補欠として山崎順子君が選任されました。
【次の発言】 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律案を議題といたします。
この際、岡野労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。岡野労働大臣。
【次の発言】 この際、委員長より一言申し上げます。
労働省の今回の行為が、本委員会での審議中に行われたことはまことに遺憾であります。
労働委員長としては、政府に対し、今後かかる行為のないように……
○委員長(勝木健司君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、山崎順子君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第四六号高齢者の雇用機会の創出等に関する請願外百三十五件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第四六号高齢者の雇用機会の創出等に関する請願外三件は採択すべきものとして内閣に送付するを要するものとし、第一一四号実効ある均等法改正と女子保護規定の緩和・撤廃反対、労働時間に係る労基法改正に関する請願外百三十一件は保留とす……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました平成十七年に開催される国際博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案に対し、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成十七年に開催される国際博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、平成十七年に開催される国際博覧会が、二十一世紀にふさわしい「自然の叡智」というテーマに合致した自然と人間が共生する地域づくりの姿を提示しうる博覧会となるよう、次の諸点について適切な措置を講ず……
○勝木健司君 堀内通産大臣、あちこちで御苦労さまでございます。
けさの新聞等々で、十月の倒産件数は十一年ぶりの高水準であると、また一月から十月までの負債総額も過去最悪だった九五年の年間実績を上回ったという報道がなされておるわけでありますが、最近の特に中小企業の景気状況につきまして御報告をいただければというふうに思います。
【次の発言】 中小企業の業況が非常に厳しいという御報告をいただいておるわけでありますが、こうした中で民間の金融機関が今貸し渋りを行っているというふうに言われておるわけであります。そういう意味で、貸し渋りの実態把握等々について、日本商工会議所からも出されておりますけれども、つ……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました工場立地法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 工場立地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、本法に係る緑地面積等の規制の見直しについては、緑地等の整備が効果的に推進されるよう努めること。また、工業集合地における特例措置については、準則の改定に当たって、隣接する緑地等が適正に認知され、周辺環境との調和に配慮するよう努めること。……
○勝木健司君 平成会・新進党の勝木健司でございます。 私は朝が弱いですから、夜は強いんですけれども、少し機嫌が、余りにこにこできませんけれども、よろしくおつき合いのほどお願いしたいというふうに思います。 総理も風邪を引かれておるということでありますから、きょうあたりはゆっくり寝られて、あしたに備えていただきたいというふうに思います。 さて、今回の改造内閣でありますが、新内閣発足以来二週間で農水大臣、総務庁長官が辞任された。あと一カ月もすればまた二、三人辞任されるんじゃないかといううわさも流れておるわけでありますが、この改造人事は何のためだったのか。行革実行内閣だと思いましたら、そうでもな……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 財政・金融委員長に選任されました勝木健司でございます。 本委員会は財政、金融全般にわたる極めて広範な所管事項を取り扱う重要な委員会であり、その委員長を承りまして、重責を痛感しておる次第でございます。 委員会の運営に当たりましては、皆様方の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手) この際、石川前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。石川弘君。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に伊藤基隆君及び益田洋介君を指名いたします。
【次の発言】 この際、宮澤大蔵大臣並びに中島大蔵政務次官及び谷垣大蔵政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。宮澤大蔵大臣。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、池田幹幸君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院大蔵委員長村井仁君から趣旨説明を聴取いたします。村井大蔵委員長。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
質疑、討論も別にないようですから、これより直ちに採決に入ります。
金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に池田幹幸君を指名いたします。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
第七四号十兆円減税、各種個人向け減税の実施に関する請願外二十九件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いず……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月三十日、服部三男雄君が委員を辞任され、その補欠として石渡清元君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石渡清元君及び益田洋介君を指名いたします。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に益田洋介君を指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本日の委員会に、日本開発銀行法等の一部を改正する法律案の審査のための参考人として日本開発銀行総裁小粥正巳君、北海道東北開発公庫総……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、斉藤滋宣君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
第三一号大型所得減税の実施に関する請願外二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、石川弘君が委員を辞任され、その補欠として脇雅史君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
伊藤基隆君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月五日、加納時男君及び岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君及び石川弘君が選任されました。
また、本日、笠井亮君及び浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君及び木俣佳丈君が選任されました。
【次の発言】 財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政及び金融等の基本施策について、宮澤大蔵大臣から所信を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、木俣佳丈君及び橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君及び笠井亮君が選任されました。
【次の発言】 財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政及び金融等の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 特定融資枠契約に関する法律案を議題といたします。
発議者峰崎直樹君から趣旨説明を聴取いたします。峰崎直樹君。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
去る三月十日、予算委員会から、三月十二日から十六日正午までの間、平成十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち金融再生委員会及び金融監督庁、大蔵省所管、郵政省所管のうち郵便貯金特別会計及び簡易生命保険特別会計、国民生活金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行、日本政策投資銀行並びに国際協力銀行について審査の委嘱がありましたので、本件を議題といたします。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日の委員会に参考人として国民金融公庫総裁尾……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、佐藤昭郎君が委員を辞任され、その補欠として平田耕一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案、所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案の審査のた……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、石川弘君及び日出英輔君が委員を辞任され、その補欠として加納時男君及び佐々木知子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案、所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、加納時男君及び佐々木知子君が委員を辞任され、その補欠として石川弘君及び日出英輔君が選任されました。
また、昨日、石川弘君が委員を辞任され、その補欠として岩城光英君が選任されました。
また、本日、片山虎之助君が委員を辞任され、その補欠として大島慶久君が選任されました。
【次の発言】 経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、岩城光英君が委員を辞任され、その補欠として岸宏一君が選任されました。
また、本日、大島慶久君が委員を辞任され、その補欠として片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
関税定率法等の一部を改正する法律案、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律及び多数国間投資保証機関への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案並びに電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案の審査の……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十四日、林紀子君及び岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として笠井亮君及び石川弘君が選任されました。
また、昨二十九日、石川弘君、岩井國臣君及び片山虎之助君が委員を辞任され、その補欠として山内俊夫君、佐々木知子君及び岡利定君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁速水優君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十日、山内俊夫君、佐々木知子君及び岡利定君が委員を辞任され、その補欠として石川弘君、岩井國臣君及び片山虎之助君が選任されました。
また、本日、笠井亮君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として国民金融公庫副総裁安部彪君及び日本銀行総裁速水優君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、平野貞夫君及び岡利定君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君及び片山虎之助君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国際協力銀行法案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本輸出入銀行総裁保田博君、海外経済協力基金総裁篠沢恭助君及び同理事篠塚徹君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として笠井亮君が選任されました。
また、昨十九日、笠井亮君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵便貯金法及び簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案並びに簡易生命保険法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁速水優君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十一日、宮本岳志君が委員を辞任され、その補欠として笠井亮君が選任されました。
また、昨十二日、益田洋介君が委員を辞任され、その補欠として木庭健太郎君が選任されました。
また、本日、菅川健二君が委員を辞任され、その補欠として高橋紀世子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、木庭健太郎君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君が選任されました。
また、去る十四日、高橋紀世子君が委員を辞任され、その補欠として菅川健二君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国民金融公庫法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として国民金融公庫総裁尾崎護君、同理事加藤靖昌君及び環境衛生金融公庫理事長坂本龍彦君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十四日、浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君が選任されました。
【次の発言】 日本政策投資銀行法案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十三分散会
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十五日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本政策投資銀行法案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本開発銀行総裁小粥正巳君、北海道東北開発公庫総裁濱本英輔君、日本銀行総裁速水優君、苫小牧東部開発株式会社代表取締役社長中田一男君、むつ小川原開発株式会社代表取締役社長内田隆雄君、野村総合研究所研究理事富田俊基君及び北海道大学経済学部教授濱田康行君の出席を求……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
日本政策投資銀行法案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本開発銀行総裁小粥正巳君、北海道東北開発公庫総裁濱本英輔君及び日本銀行総裁速水優君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本政策投資銀行法案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、阿南一成君、山内俊夫君及び大島慶久君が委員を辞任され、その補欠として岩井國臣君、西田吉宏君及び片山虎之助君が選任されました。
また、本日、浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君が選任されました。
【次の発言】 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。中川農林水産大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月十一日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君が選任されました。
また、昨二十一日、笠井亮君、伊藤基隆君及び石川弘君が委員を辞任され、その補欠として須藤美也子君、久保亘君及び上杉光弘君が選任されました。
また、本日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として本田良一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として農林漁業金融公庫……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
皆様既に御承知のことと存じますが、本委員会の委員であられた石川弘君は、昨日、急逝されました。まことに哀悼痛惜にたえません。
ここに、皆様とともに同君の長年にわたる御功績をしのび、謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立願います。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る七月二十二日、須藤美也子君が委員を辞任され、その補欠として笠井亮君が選任されました。……
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三日、阿南一成君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君が選任されました。
また、本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として山下善彦君が選任されました。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第一一七号)を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時二分散会
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨五日、菅川健二君が委員を辞任され、その補欠として奥村展三君が選任されました。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第一一七号)を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、笠井亮君が委員を辞任され、その補欠として宮本岳志君が選任されました。
○委員長(勝木健司君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六日、山下善彦君及び奥村展三君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君及び菅川健二君が選任されました。
また、去る十日、宮本岳志君が委員を辞任され、その補欠として笠井亮君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
第一六号消費税率三%への引下げに関する請願外三百八十件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○勝木健司君 先般の委員派遣につきまして御報告を申し上げます。 去る一月十二日から十四日までの三日間、狩野委員長、田浦理事、山本理事、小池理事、久野委員、清水委員、入澤委員及び私、勝木の計八名によりまして、長崎県及び福岡県の介護保険の準備状況等に関する実情を調査してまいりました。 まず、長崎県について御報告いたします。 長崎県は、地理的には入り組んだ海岸線と多くの離島を抱え、高齢化率では全国平均を三・二%上回る状況にあります。こうした中、ますます増大、多様化する県民の医療・保健・福祉需要に幅広く総合的に対応し、だれもが安心して暮らすことのできる長崎県を実現するために、いたわりとぬくもりの……
○勝木健司君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合、参議院クラブ、二院クラブ・自由連合の各会派共同提案による女性の生涯を通じた健康の推進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 女性の生涯を通じた健康の推進に関する決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。 一、国連の国際人口・開発会議で採択された行動計画及び第四回世界女性会議で採択された行動綱領を踏まえつつ、男女共同参画社会基本法による男女共同参画社会の実現に向け、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案について反対の立場から討論を行います。 まず初めに、今回の政府の児童手当法改正案には基本的な欠陥があることを指摘いたします。 今回の改正は、支給対象年齢を拡大することのみに固執する余り、扶養控除と児童手当の関係を明確にしないまま、昨年創設した年少扶養控除の特例を廃止するなどの朝令暮改の対応であります。子育て支援のために経済的負担を軽減するどころか、小中学校に通う児童のいる家庭では増税になるという国民に混乱を与えるだけの拙速で理念なき改正案であります。 児童手当制度とは、法第一条の目的に明記されているように、児……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合、参議院クラブ、二院クラブ・自由連合の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、本法の施行に当たっては、これまでの措置制度の功罪を十分に認識し、事業者と対等な関係に立って利用者自らが福祉サービスを選択し決定できる……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成十一年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 反対理由の第一は、本法律案は、国債償還のため設けられている減債制度のルールを踏みにじり、有名無実化するものだからであります。決算において剰余金が発生した場合、剰余金の二分の一以上を公債償還のため国債整理基金に繰り入れることが義務づけられており、この措置は、定率繰り入れ、予算繰り入れと並んで減債制度の根幹をなすものであります。それにもかかわらず、国債を増発するよりましだとのまやかしで、財政法第六条の特例を安易……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の平成十三年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 まず、公債特例法案に反対する理由を申し述べます。 本法律案は、ばらまき財政支出の集大成ともいうべき平成十三年度予算に伴い、十九兆五千五百八十億円もの赤字国債の発行を認めるものであります。 政府は、来年度予算の執行により我が国経済を回復軌道に導くというシナリオを描いていますが、財政健全化への道筋が見えない中、財政赤字をいたずらに膨張させることは、国民の将来不安を高めるだけであり、個人消費や設備投資の回復など……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。 なお、関税の……
○理事(勝木健司君) ちょっと待ってください。
今、宮澤財務大臣が退席されていいかどうかということで了解をまず、質疑者は了承されておりますので、後先になりましたけれども、了承をしたいというふうに思いますが、以後お気をつけていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十分まで休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました税理士法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 税理士法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 経済社会情勢の変化等に対応して高度化・複雑化する税理士業務の実態にかんがみ、その資質の維持・向上のため、研修制度の一層の充実を図り、その受講率の向上に努めるとともに、懲戒処分を受けた税理士の安易な再登録を防止する観点から、処分の実効性を確保するよう努める……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました国有財産法第十三条第一項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び各派に属しない議員笹野貞子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国有財産法第十三条第一項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 京都に建設される迎賓施設の管理運営については、迎賓施設が海外からの国賓及びこれに準ずる賓客の接遇を目的とする施設であることを十分踏まえつつ、維持・管理に要する費用を最小限にとどめる等効率……
○勝木健司君 私は、ただいま可決されました短期社債等の振替に関する法律案及び株券等の保管及び振替に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員金石清禅君、笹野貞子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 短期社債等の振替に関する法律案及び株券等の保管及び振替に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 我が国証券市場の安全性及び効率性の向上を図り、国際競争力を強化する観点から、包括的な証券決済法制の整……
○勝木健司君 座ったままで失礼させていただきます。 民主党・新緑風会の勝木でございます。よろしくお願いします。 まず、山本参考人にお伺いしたいと思いますが、参考人は、衆議院の参考人審議の際も、保有株式の売却は順調であるということで、銀行等保有株式取得機構を利用する予定はないという意見を表明されたというふうに聞いております。 法案審議におきましても機構の必要性についてさまざまな議論が行われてきたわけでありますけれども、銀行業界にとってこの取得機構というものが本当に必要か否かがまだ明らかにされていないんじゃないかというふうに思っておりますので、そこで、銀行業界にとりましてこの取得機構のメリッ……
○勝木健司君 同じく民主党・新緑風会の勝木健司でございます。よろしくお願いします。 今、円さんからデフレ対策、デフレ問題についてお話がありましたので、私もこのデフレ対策と税制上の措置について財務大臣にお伺いをしたいというふうに思います。 先月の二十七日に取りまとめられました早急に取り組むべきデフレ対応策におきましても、この税制の抜本的見直しのため、総合的な検討を六月ごろをめどに基本的な方針を示すとされておるわけでありますが、このデフレ対策は緊急の課題でありまして、速やかに具体策を示すべきであるというふうに考えます。税制上の措置についても六月の基本方針においてということでありますが、基本方針……
○勝木健司君 民主党の勝木でございます。 参考人のお三方の皆さん、御苦労さんでございます。 そうしたら、限られた時間でありますので質問をさせていただきたいと思いますが、ここ数年の日本の経済は、デフレが新しい不良債権を生んで、そしてまたそれが更にデフレを加速するという悪循環に陥っている状況下にあるというふうに私は思います。 その中で、小泉政府、竹中大臣ともに、まず不良債権処理を行うことがデフレ克服の手段であるとの姿勢を取っておるわけでありますけれども、私は、最初にデフレを克服して新規の不良債権の発生を止めてから不良債権の処理を進めていくという手法もあるんじゃないかと思うわけでございますが、……
○勝木健司君 民主党・新緑風会の勝木でございます。
大塚委員が今、銀行株式保有制限改正法案についての質問を中心にされておりますので、私は、あと金融アセスメント法案以下、NPO法人税関係について主に質問をさせていただきたいと思います。
まず、金融アセスメント法案関係でございますが、発議者に、法律の概要については前回趣旨説明のときにもお伺いしておるわけでありますけれども、ポイントについてもう一度御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま情報公開ということを言われましたけれども、この情報公開ということにつきまして、どのような点を公開をさせるのか、お伺いしたいと思います。
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました二法律案に反対し、我が党提出の所得税法等改正案に対する修正案に賛成する立場から討論を行います。 まず、特例公債法案に反対する理由を申し述べます。 小泉内閣の標榜する財政構造改革は、今や風前のともしびとなっております。税収割合がわずか五一%にすぎない一般会計にあって、公債発行金額は三十六兆四千億円を超え、当初予算にして最悪の四四・六%という公債依存度になっております。こうした現状からは財政健全化への道筋が全く見えておりません。 にもかかわらず、国債三十兆円枠の公約破りに始まり、二〇一〇年代初頭のプライマリーバランスの黒字……
○勝木健司君 おはようございます。 関税定率法とIDAの法案について質問をさせていただきますが、余り私もよく分かっておりませんので、中身については簡潔に、そして具体的に回答をお願いを冒頭より申し上げたいというふうに思います。 初めに、イラク攻撃後の税関の体制強化についてでありますが、先週から米英軍によるイラク攻撃が始まりました。国際テロ防止等の観点から、国内の警備強化の必要性が増しておるところであります。また、不透明感の増す北朝鮮の動向と我が国を取り巻く国際情勢は予断を許さない状況にあろうかと思います。危険物等の輸入阻止など、税関当局における対策も一層強化する必要が当然あると思われます。そ……
○勝木健司君 おはようございます。民主党の勝木でございます。私も与えられた時間も十五分でありますので、お三方には大変恐縮でありますけれども、簡潔に分かりやすくお答えをいただきたいというふうに思います。 まず、市場活性化策についてお伺いをいたしたいというふうに思います。このところデフレがますます進行をいたしておりますし、またIMFなどでは日本のデフレが更に悪化するおそれがあるという報告書を出して警鐘を鳴らしておるわけであります。小泉内閣になりましてから日経平均株価は一万三千円台から今や八千円台、八千円そこそこまで下落をいたしておるわけでありまして、改革なくして成長なしと、経済のてこ入れではなく……
○勝木健司君 民主党・新緑風会の勝木健司でございます。 本日は、参考人の皆様方にはありがとうございます。私も与えられた時間が十五分ですから、御答弁はできるだけ簡潔にお願いをいたしたいと思います。 それでは質問をさしていただきたいと思いますが、今回のこの保険業法の改正は、保険業の継続が困難となるこの蓋然性のある保険会社が予定利率を引き下げるということで、逆ざやの解消を図ることを可能にしようとするものでありますが、そもそもこの生保の逆ざや問題が生じたのは、政府、日銀による超低金利政策に原因があることは明白であろうかというふうに思います。 生命保険会社は、自己の意思にかかわらず、政府が行ってき……
○勝木健司君 二点ほどお伺いさしていただきたいと思います。 まず第一点は、人的な交流に関してでございますが、特に外国人教師の受け入れ態勢につきましてきちんとなっておりますのでしょうかどうかということでありますし、またそこら辺の理想像というものはどの辺に求めたらいいのかということが第一点でございます。 また、同じく人的交流に関してでありますけれども、最近円高の影響、貿易摩擦の影響で、資本流出という観点で海外に工場が進出し、そこでまた製品を日本に輸入していくという現象が起きております。日本にとりましては、工場の閉鎖とか失業とか雇用問題とか、そういう産業の、言ってみれば空洞化現象というものが、一……
○勝木健司君 勝木ですが、香月先生にお尋ね申し上げたいと思います。先生は国大協におられまして、入試改革のプロジェクトで大変な手腕を発揮されたとお聞きいたしております。 そこで第一点でありますけれども、入試改革についてお尋ねいたしたいと思います。 先生のお話でも、共通一次試験というものが大変誤解を受けておるということでありますけれども、さきの共通一次試験におきまして、いわゆる足切りによって大量の受験生というものが受験機会を奪われるなどかなりの混乱が生じております。大学入試改革の進め方につきまして一貫した政策というものが文部省当局とかあるいは大学側に配慮が足りなかったように思われますけれども、……
○勝木健司君 伊藤先生はお伺いしたいと思います。
国土の均衡ある発展を図っていくためには、さきに策定されました四全総、これを実効あらしめる必要があるというふうに考えます。従来の総合開発計画というものは計画倒れに終わっておるんじゃないかということで、決して成果が上がったとは言いがたいというふうに思います。
そこで、四全総を実効性あるものとするために、首都機能の移転ということだけではなく、もっと土地利用計画あるいは土地利用政策の面で具体的にどのようなものが必要であるか、お伺いをしたいというふうに思います。
【次の発言】 時間も余りありませんので井下田先生に。
国民負担を社会保障費として求める……
○勝木健司君 両先生、御苦労さまでございます。 私は、時間が限られておりますので、恐縮ですが、要領よく御回答いただきたいというふうに思います。 丸尾先生にお伺いをしたいというふうに思いますが、昨年の消費税導入の論議の際に、高齢化対応ということで十月でしたか、「長寿・福祉社会を実現するための施策の基本的考え方と目標について」ということで、福祉ビジョンが国会に提出されたわけであります。先生もごらんになったと思うわけでありますが、内容的にこれをどう評価されておるのか。特に年金と雇用との連係の問題について政府の認識は大変薄いように感じられるわけでありますけれども、先生のお考えをお伺いしたいというふ……
○勝木健司君 中小企業問題についてお伺いしたいというふうに思いますが、女性の大半、多くの女性の方々が中小企業で働いておられる事実を指摘をしながらお尋ねしたいわけですが、この育児休業というのは、労働基準法が定める労働条件と同じように、労働者がどこで働こうが認められるべきじゃないかというふうに思うわけであります。また、労働法の精神からも、企業規模とかあるいは事業場規模によって差別的な取り扱いをすべきではないんじゃないかというふうに考えるわけですけれども、それについて自民党さんはどういう考えを持っておられますか。
【次の発言】 自民党の小委員会の取りまとめでも、今言われましたように、「中小零細企業の……
○勝木健司君 同僚の議員が大体聞かれていますけれども、育児休業以外に老親等の介護休業制度とか、そういうことをやられておるということは僕は評価できるなというふうに思います。それがどういう形で法律として出されていくのかということはこれからの課題だろうというふうに思っていますが、今回中間的取りまとめを行われておるということでありますけれども、これはいつごろまでにまとめられるのかということでありまして、これをまとめられた段階では、政府提案になるのか、あるいは我々野党四党もやっていますけれども、いいことは一致すれば、できたら全会派で議員立法でまとめていった方がいいんじゃないかというふうに私は思うわけであ……
○勝木健司君 私も時間が限られておりますので、まとめて一括して質問を五点ほど大きく分けて行いたいというふうに思います。 まず第一点は復興計画についてでありますが、この雲仙の火山活動に変化の兆しか出てきたという観測データが出てきた一方で、またそれに対する批判的な見方もあるわけでありますけれども、しかし、もう満一カ年が経過した現在、どっちにしてもこの復興計画の策定に本腰を入れていく時期に来ているというふうに思います。 その中でも特に、いつまでも仮設住宅というわけにはいかないわけでありますので、住宅対策が急がれておるわけであります。この計画とかあるいは進捗状況が一体どうなっておるのかということで……
○勝木健司君 この特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案や廃掃法の改正案では、有害廃棄物等の輸出入に規制の網を当然かぶせられておるわけでありますが、しかし、まず必要なのは有害廃棄物を削減する施策がまず大事じゃないかというふうに思うわけでありますが、通産大臣あるいは厚生大臣の御認識をまずお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 このバーゼル新法案におきましては、特定有害廃棄物等とはこの附属書に掲げる物等ということになっておるわけでありますけれども、この条約附属書に掲げてある物は非常に抽象的であるということで、この特定有害廃棄物等に該当するか否かを申請者自身で判断するのは非常に難し……
○勝木健司君 公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。 浅野先生にまずお伺いをしたいと思いますが、環境アセスメント制度についてでございます。我が民社党は、現在閣議決定をされております環境影響評価基準を再検討して、それをもとに地方公共団体が地域の独自性に応じてアセスメント条例を制定すべきであるということを従来から主張してきておるわけであります。その理由は、主な点でありますが、第一点、アセスメントの法律を制定いたしますと首都圏の開発も北海道の開発も同じような基準になってそれぞれ矛盾点が出てきはしないかということ、また第二点は、現在国も地方分権を進めようとしておるときでありますので、こういう……
○会長(勝木健司君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様の御推挙をいただき本調査会長の重責を担うこととなりました勝木健司でございます。 本調査会の使命の重大さに思いをいたしますと、持てる権能を十全に発揮し、積極的な活動を行うことが肝要であると痛感をいたしております。 私自身、甚だ微力ではございますが、決意も新たに皆様とともに全力を傾けてまいる所存でございますので、理事並びに委員各位におかれましては格別なる御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月四日、鴻池祥肇君が委員を辞任され、その補欠として中島啓雄君が選任されました。
【次の発言】 まず、本調査会の調査項目について御報告いたします。
調査項目の選定につきましては、理事会の協議によることとなっており、理事懇談会を中心に協議を重ねてまいりました。その結果、本日の理事会におきまして、お手元に配付いたしておりますとおり、調査項目を「真に豊かな社会の構築」とし、グローバル化が進む中での日本経済の活性化と社会経済情勢の変化に対応した雇用と社会保障制度のあり方をサ……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、日本経済の活性化に向けた課題について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社野村総合研究所上席エコノミスト植草一秀君及び株式会社日本総合研究所調査部長高橋進君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。 この際、植草参考人及び高橋参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 両参考人におかれましては、御多用のところ本調査会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 本日は、本調査会……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時一分散会
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る平成十三年十二月二十五日、山本正和君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
また、去る一月十八日、松岡滿壽男君が委員を辞任され、その補欠として山本正和君が選任されました。
また、去る一月二十一日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として島袋宗康君が選任されました。
【次の発言】 理事の選任を行います。
新会派の結成により、今期国会における理事の数が六名から七名に増えておりますので、その一名の理事の選任を行いたいと存じます。
理事の……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、雇用環境の変化とその対応について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、株式会社日本総合研究所調査部主任研究員山田久君、日本労働組合総連合会総合労働局雇用労働局長中村善雄君及び日本経営者団体連盟労務法制部次長松井博志君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆様方におかれましては、御多用のところ本調査会に御出席いただきまして、誠に……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、国民生活の変化に応じた社会保障制度の在り方について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、上智大学文学部社会福祉学科教授山崎泰彦君、慶應義塾大学商学部教授城戸喜子君及び埼玉大学名誉教授暉峻淑子君に御出席をいただき、御意見を承ることといたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆様におかれましては、御多用のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。 本日は、本……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
北岡秀二君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に太田豊秋君を指名いたします。(拍手)
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、豊かさを支える雇用環境の整備について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、東京大学社会科学研究所教授佐藤博樹君、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授永瀬伸子君及び株式会社ベネッセコーポレーション人財部長柏渕忠君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆様におかれましては、御多用のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうござ……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に北岡秀二君を指名いたします。
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十二日、浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中島啓雄君を指名いたします。(拍手)
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、そ……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月四日、鶴保庸介君が委員を辞任され、その補欠として月原茂皓君が選任されました。
また、去る十月十七日、朝日俊弘君、本田良一君、辻泰弘君、榛葉賀津也君、日笠勝之君及び太田豊秋君が委員を辞任され、その補欠として円より子君、和田ひろ子君、神本美恵子君、池口修次君、渡辺孝男君及び山内俊夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、鈴木政二君が委員を辞任され、その補欠として田村耕太郎君が選任されました。
また、昨日、神本美恵子君及び池口修次君が委員を辞任され、その補欠として藤原正司君及び山根隆治君が選任されました。
また、本日、和田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、地域社会の活性化と課題につきまして参考人から意見を聴取いたします。
本日は、お手元に配付の参考人名簿の……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十七日、山根隆治君及び藤原正司君が委員を辞任され、その補欠として池口修次君及び神本美恵子君が選任されました。
また、去る十一月二十八日、齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十日、島袋宗康君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国民意識の変化に応じた新たなライフスタイルに関する実情調査のため、来る十九日から二十一日までの三日間、沖縄県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員の人選等の決定は、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員派遣承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。
去る十二日に決定いたしました委員派遣につきましては、その派遣期間を二月十八日から二十日までの三日間に変更いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十一分散会
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として辻泰弘君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に円より子君を指名いたします。
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十六日、辻泰弘君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君が選任されました。
また、本日、神本美恵子君が委員を辞任され、その補欠として辻泰弘君が選任をされました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
円より子さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月三日、辻泰弘君、山根隆治君及び岩本司君が委員を辞任され、その補欠として神本美恵子君、池口修次君及び円より子君が選任されました。
また、去る四月二十五日、神本美恵子君が委員を辞任され、その補欠として中島章夫君が選任されました。
また、昨日、和田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として小林元君が選任されました。
【次の発言】 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、ボランティア、NPO・NGO活動等社会参加システムの在り方につい……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、小林元君が委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査のため、本日の調査会に内閣官房内閣審議官兼行政改革推進事務局行政委託型公益法人等改革推進室長小山裕君、内閣官房内閣審議官兼内閣府大臣官房審議官中城吉郎君、内閣府国民生活局長永谷安賢君、総務大臣官房総括審議官伊藤祐一郎君、財務大臣官房審議官石井道遠君、財務省主計局次長杉本和行君、文部科学大臣官……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
調査報告書の提出についてお諮りをいたします。
本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することとなっております。
理事会において協議の結果、お手元に配付の国民生活・経済に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。
つきましては、本案を本調査会の中間報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま提出を決定いたしました調査報告書につきましては、議院の会議におきま……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国民生活・経済に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件につきましてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山本正和君、加藤修一君、北岡秀二君、中島啓雄君、内藤正光君、森ゆうこ君、円より子君、中島章夫君及び池口修次君が委員を辞任され、その補欠として岩本荘太君、福本潤一君、佐藤昭郎君、松村龍二君、伊藤基隆君、藁科滿治君、朝日俊弘君、谷博之君及び辻泰弘君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。
松あきらさんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月十九日、岩本荘太君が委員を辞任され、その補欠として島袋宗康君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
本調査会は、今期の調査項目を「真に豊かな社会の構築」とすることに去る平成十三年十一月に決定いたしました。一年目は、グローバル化が進む中での日本経済の活性化と社会経済情勢の変化に対応した雇用と社会保障制度の在り方を、二年目は、国民意識の変化に応じた新たなライフスタイルをサブテーマとして調査を進めてまいりました。
その調査の過程で出された……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 国民生活・経済に関する調査を議題とし、「真に豊かな社会の構築」のうち、ユニバーサル社会の形成促進について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、お手元に配付の参考人名簿のとおり、東京大学先端科学技術研究センター助教授福島智君、三鷹市長清原慶子君及び株式会社日立製作所デザイン本部長・国際ユニヴァーサルデザイン協議会理事長川口光男君に御出席いただき、御意見を承ることといたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆様におかれましては、御多用のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありが……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。 国民生活・経済に関する調査のため、本日の調査会に内閣府大臣官房審議官香川弘明君、総務大臣官房技術総括審議官鬼頭達男君、総務大臣官房審議官岡本保君、総務省行政評価局長田村政志君、総務省郵政行政局次長高橋亨君、文部科学大臣官房審議官金森越哉君、厚生労働省医政局長岩尾總一郎君、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長伍藤忠春君、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長塩田幸雄君、農林水産大臣官房審議官染英昭君、経済産業大臣官房審議官岩田悟志君、国土交通省道路局次長榊……
○会長(勝木健司君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
和田ひろ子さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に朝日俊弘君を指名いたします。(拍手)
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