勝木健司参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました老人保健法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に対し質問を行うものであります。 今、我が国はかつてないほど大きな試練にさらされようとしております。世界に例を見ない急速な高齢化の進行がそれであります。 人口高齢化の基準であると言われます老年人口率七%がその倍の一四%になるのに、アメリカでは七十五年、スウェーデンでは八十五年、フランスでは百十五年と、他の諸国がゆっくりと高齢化していったのに対し、日本はわずかに二十五年という短期間のうちに高齢化が進行いたします。この驚くべき事実を前にして、今……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和六十二年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 反対する第一の理由は、内需主導による積極予算を編成せよとの我が党の再三再四にわたる要求にもかかわらず、これを無視し、五年連続のマイナスシーリングにより、依然として無責任な縮小均衡型予算にとどまっている点であります。 構造不況に加え、円高不況のダブルパンチによってもたらされました我が国経済の失速、雇用危機という深刻な非常事態を無視したものであり、政府の無策を如実に示したものと厳しく批判せざるを得ないのであります。また、このことは現実の経済の実情に即……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました多極分散型国土形成促進法案につきまして、竹下総理大臣並びに関係大臣にお伺いいたします。 本法律案は、現在、緊急の課題であります東京一極集中の是正、地方の振興、大都市などにおける土地問題の解決を図り、もって第四次全国総合開発計画にも示された多極分散型国土を形成し、国土の均衡ある発展の促進をその目的に掲げております。この点、従来の全国総合開発には見られなかった取り組みであり、基本的にはこの考え方のもとに国民が快適で豊かな生活を営める国土づくりを推進していくことを望むものであります。が、しかしながら、問題として残されているのは……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております教育公務員特例法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、若干の所見を述べつつ、賛成の立場からの討論を行うものであります。 二十一世紀へ向けて、物だけでなく、心の面でも豊かな社会を築くためには、教育改革の推進が不可欠であることは言うまでもありません。あすを担う子供たちよ、健やかに、そして心豊かに育てというのは、すべての父母、国民の願いでもあります。そのような父母、国民の願いにこたえ、子供たちの教育に責任を負う教師の資質能力を向上させることは、教育行政の最も重要な課題であると言えまし……
○勝木健司君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま政府より報告のありました低温等による農作物被害について竹下総理並びに佐藤農林水産大臣に質問を行うものであります。 質問に先立ちまして、天皇陛下御不例の報は全国民深く憂慮するところであり、私たちもまた陛下の一日も早い御快癒を心からお祈りいたすものであります。 さて、我が国農業は、今、農産物需要の低迷、減反面積の拡大、農業労働力の減少と高齢化、生産構造の脆弱化及び農産物の内外価格差、輸出競争の激化による輸入圧力の増大などによって、極めて厳しい状況に直面いたしております。 そのような中にあって、ことしの冷夏、日照不足等の異常気象が農作物の生……
○勝木健司君 大鷹先生の御質問にお答えいたします。 連合政権協議は、もともと違う政党が基本政策の一致を前提に政権構想をつくろうとするものでありまして、政党の吸収合併とは別であります。私どもは、一方で各党のそれぞれの独自性を尊重しつつ、他方、連合政権下の政策ではその完全な一致を目指しまして協議中であります。国民が安心でき、国際的にも通用する政権交代のため、今現在、四党は全力を傾注中であります。 私どもは、連合政権は基本政策の一致が不可欠というふうに考えております。特に安保、自衛隊、対韓政策、原発の四つを重視しております。 日米安保は、西側の一員としての日本のあかしであり、これを堅持していか……
○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。 まず、我が国の高齢化は短期間のうちに、しかも急速に進んでおりまして、欧米諸国の二ないし五倍の超スピードで超高齢化社会へ向かっております。しかも、先日の厚生省の人口動態統計に見られますように、戦後最低と言われるような極端な出生率の低下は、長寿と出生率の低下の同時進行によりまして、高齢化の問題をより深刻化させ、扶養能力の著しい低下を来すおそれがあると思うのであります。また、出生率の低下は、単に人口問題であるだけで……
○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、ただいま行われました海部内閣総理大臣の演説に対し、質問を行うものであります。 世界じゅうの国民の平和への願いもむなしく、イラクが国際世論や国連決議を無視し続けた結果、多国籍軍によるイラクへの攻撃開始という最悪の事態を迎えたことは、まことに遺憾だと言わなければなりません。残念ながらイラクは、中東和平に向けた各国の外交努力をことごとく踏みにじり、国際法に違反して侵略したクウェートからの撤退をついに行わなかったのであります。開戦のやむなきに至らしめたイラクの責任は極めて重大であります。 我々は今、世界が緊張緩和へと動いていこうというやさき……
○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました育児休業等に関する法律案に対しまして、総理並びに関係大臣に幾つかの基本的問題について質問を行うものであります。 我が国の女性の労働人口は今日二千五百万人を超え、このうち女子雇用者は千七百五十万人を数えているのであります。このことは、労働者の三人に一人が女子労働者であることを意味しております。こうした中で、男女の雇用の平等を図るため男女雇用機会均等法が制定されましたが、育児休業については極めて不十分な措置となっております。 そこで、私どもは、全労働者を対象とする育児休業法案を野党四党で共同提案をいたしま……
○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、当面する重要課題につきまして質問を行うものであります。 まず、雲仙・普賢岳噴火による多数の犠牲者の方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災住民の方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。また、昼夜にわたり救援活動に従事しておられます関係者の方々に深く敬意を表するものであります。 今回の噴火災害の特色は、これまでの災害と比べ警戒区域の範囲が極めて広く、避難期間が既に三カ月近くに及んでおり、今なお終息の予測が困難な状況にあるという点にあります。 我が党は、雲仙・普賢岳噴火以来、数次にわたり現地調査団を派遣するとともに……
○勝木健司君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、ただいま議題となりました看護婦等看護職員並びに社会福祉事業従事者の人材確保二法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。 厚生省の調査によりますと、七十五歳以上の老人の自殺率は日本はハンガリーに次いで二番目に高い国であります。お年寄りに対してもっと温かい対策が講ぜられているならば、このような状況は恐らく生まれてないでありましょう。人口の高齢化が叫ばれて久しいにもかかわらず、高齢化社会の到来はスローガンだけが先行して、高齢者のための具体的な施策をどのように進めていくのか、政府は国民に十分な説明をしてきておりません。 高齢者保……
○勝木健司君 私は、新緑風会を代表いたしまして、国民年金法等の一部を改正する法律案について質問いたします。 我が国は、急速な少子化、高齢化が進展しており、二十一世紀前半には世界でもいまだ経験のない本格的な少子・高齢社会を迎えることが予想されております。このような中にありまして、国民が生涯を通じて心豊かに安心して活力を持って暮らしていける福祉社会を実現することが重要であります。 まさに私どもの役目は長期的視点に立って国民の期待にこたえられるような施策を充実させていくことであろうと考えております。今回の年金法の改正は、ゴールドプラン、エンゼルプランと相まって福祉社会の根幹をなすものと認識いたし……
○勝木健司君 私は、平成会を代表して、地方分権推進法案について質問いたします。 二十一世紀を目前に控え、新しい世紀に生きる次世代のためにゆとりと豊かさを実感できる社会を実現していくためにも、地方分権の推進は今日の私どもに課せられた政治の最重要課題であります。 平成五年の第百二十六国会では、衆参両院の本会議において地方分権の推進に関する決議が全会一致で採択されました。 ここでは、中央集権的行政のあり方を問い直し、国と地方の役割を見直し、国から地方への権限委譲、地方税財源の充実強化等地方公共団体の自主性・自律性の強化を図り、二十一世紀にふさわしい地方自治の確立が急務であるといたしております。……
○勝木健司君 私は、平成会を代表して、ただいま趣旨説明がありました宗教法人法改正案に対し、質問をいたします。 我が国は、現在、内外ともに緊急かつ重要な課題が山積みをいたしております。課題解決のためには今こそ政治のリーダーシップが問われでいるにもかかわらず、前例踏襲、大勢順応、課題先送りの無責任な官僚主導の政治が続いております。 国内における緊急課題は、何よりも景気対策であります。さらには、金融問題、沖縄問題、そして阪神大震災やオウム事件で問われました危機管理体制であります。にもかかわらず政府・与党は、今臨時国会の最優先課題として、オウム事件に便乗し、明らかに政治的意図を持って宗教法人法改正……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、障害者雇用の一層の促進を図るため、従来の身体障害者に新たに精神薄弱者を加えて障害者雇用率を設定するとともに、パートタイムの精神障害者を助成金の対象に加えるほか、子会社が雇用する障害者を親事業主が雇用したとみなすことができる特例子会社の認定要件を緩和すること、市町村レベルで職業準備訓練を行う障害者雇用支援センターの設置主体に社会福祉法人を加えることなど、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、ノーマライゼーションの理念と諸外国における障害者……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、本年四月一日から週四十時間労働制が全面的に実施されるに当たり、従来適用が猶予されてきた中小企業等においてその円滑な定着が図られるよう、労働時間の短縮の促進に関する臨時措置法の廃止期限を延長するとともに、二年間の指導期間を設け、この間における労働時間の短縮に関する国の指導、援助等に当たっての配慮について定めるものであります。 委員会におきましては、現在なお多くの中小企業において週四十時間労働制が導入されていない状況とその円滑な実施のための対策、二年間の指導期間の意味……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、高度技能労働者が就業する企業が集積している地域のうち、生産拠点の海外移転などにより雇用状況の悪化やそのおそれが生じている地域の雇用開発を促進するため、新たに法律の対象地域として高度技能活用雇用安定地域を加え、高度の技能等を活用した新事業の展開による雇用機会の創出やこれに必要な能力開発等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、産業の空洞化と雇用の現状と見通し、高度の技能を維持承継するための施策、地域指定に当たっての考え方及び労働省と通産省との連……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、行政改革の一環として、特殊法人の整理合理化を推進するとともに、中小企業勤労者の総合的な勤労者福祉対策を進めるため、中小企業退職金共済事業団と特定業種退職金共済組合を統合し、新たに勤労者退職金共済機構を設立しようとするものであります。 委員会におきましては、中小企業退職金共済制度の普及状況と加入促進策、資産運用の現状と財政上の問題点、雇用の流動化に対応した退職金制度のあり方、両法人の統合による行政改革上の効果等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御……
○勝木健司君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、労働福祉事業団法の一部を改正する法律案は、東京一極集中の是正等に資するため、労働福祉事業団の主たる事務所の所在地を墓京都から川崎市に変更するとともに、監事が理事長または労働大臣に意見を提出することができるようにするほか、理事及び監事の任期を四年から二年に変更するなど、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、事業団移転の目的とメリット、監事の権限強化とその実効性、労働災害の予防等における労災病院の役割、外国人労働者の労働災害への対応等について質……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、働く女性が性により差別されることなくその能力を十分に発揮することができる雇用環境を整備するため、募集、採用、配置及び昇進について事業主が女性労働者に対して差別することを禁止し、さらに、違反企業を公表する制度の創設や調停制度の改善を図るとともに、女性労働者に係る時間外・休日労働及び深夜業の規制を解消するほか、母性保護に関する措置の充実を図るなど、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、女子保護規定の解消と男女共通の時間外労働規制の必要性、保……
○勝木健司君 ただいま議題となりました金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、我が国証券市場において、各種情報に基づき一部の特定の銘柄の株価が大きく変動したことなどの近時の市場動向にかんがみ、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律のうち、有価証券を借り入れて行う売りつけを空売り規制の対象とする関連規定を早期に施行することにより、公正で透明な証券市場の構築の促進を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与しようとするものでありま……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、日本開発銀行、北海道東北開発公庫及び沖縄振興開発金融公庫が、平成十三年三月三十一日までを限り、民間金融機関によるいわゆる貸し渋り等により、その実施に支障を生じている事業の円滑な遂行を図るために、事業の実施に伴い必要な長期運転資金及び社債の償還に必要な資金を貸し付けること等ができるようにするものであります。 委員会におきましては、発議者を代表して衆議院議員大野功統君より趣旨説明を聴取した後、貸し渋りの実態、政府系金融機関の融資資金の償還の確実性及び融資審査のあり方等、各……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、平成十年度の緊急生産調整推進対策水田営農確立助成補助金等について、個人が交付を受けるものはこれを一時所得に係る収入金額とみなすとともに、転作に伴う特別支出費用等は一時所得の必要経費とみなし、また、農業生産法人が交付を受けるものについては、交付を受けた後二年以内に事業の用に供する固定資産の取得または改良に充てる場合に、圧縮記帳の特例を認めることにより、それぞれ税負担の軽減を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、提……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、企業の資金調達の機動性の増大を図るため、特定融資枠契約に係る手数料について、利息制限法及び出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の特例を定めようとするものであります。 委員会におきましては、発議者を代表して参議院議員峰崎直樹君より趣旨説明を聴取した後、コミットメントライン契約を解禁する根拠とその影響、利息制限法・出資法の特例措置を講ずる理由等につきまして質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、平成十一年度の適切な財政運営に資するため、同年度における公債発行の特例に関する措置を定めようとするものであります。 委員会におきましては、公共事業のあり方、財政の中期見通し、資金運用部の国債引き受け問題等、各般にわたる質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、本法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して伊藤基隆委員より反対、自由民主党及び自由党を代表して金田勝年理事より賛成、日本共産党を代表して池田幹幸理事より反対する……
○勝木健司君 ただいま議題となりました六法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案は、現下の著しく停滞した経済活動の回復に資するよう、個人及び法人の所得課税のあり方について、今後の我が国経済の状況等を見きわめつつ将来抜本的な見直しを行うまでの間、早急に実施すべき所得税及び法人税の負担軽減措置を講ずるものであります。 次に、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案は、現下の厳しい経済情勢等を踏まえつつ、経……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、最近における社会経済情勢等にかんがみ、土地の再評価を行うことができる期限を一年間延長し、税効果会計を用いて再評価差額金を貸借対照表に計上するとともに、公開会社は再評価差額金をもって株式を消却することができることとする等の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、発議者を代表して衆議院議員大原一三君より趣旨説明を聴取した後、資産再評価差額金の会計上の扱いを変更した理由、余剰利益がない状況で自社株を消却する理由、今後の土地の評価のあり方等各般にわたる質疑……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、金融システム改革の一環として、投資者保護の観点からの措置を講じつつ、金融業者の貸付業務のための社債の発行等による資金調達を自由化しようとするものであります。 なお、衆議院におきまして、登録・監督の主体を内閣総理大臣から金融再生委員会に改める等の修正が行われております。 当委員会におきましては、ノンバンクの資金調達多様化に伴う問題点、多重債務問題への対処方策、出資法の上限金利引き下げの必要性等、各般にわたる質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化を推進し、国際経済社会への機動的、効率的貢献のための執行体制の確立を図るため、日本輸出入銀行及び海外経済協力基金を解散して、我が国の輸出入もしくは海外における経済活動の促進または国際金融秩序の安定に寄与するための貸し付け等を行うとともに、開発途上地域の経済及び社会の開発または経済の安定に寄与するための貸し付け等を行う国際協力銀行を設立するものであります。 委員会におきましては、両組織統合の効果、新銀行の資金調達のあり方、海外経済協力案件の決定過程……
○勝木健司君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、郵便貯金法及び簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案は、郵便貯金事業及び簡易生命保険事業の健全な経営の確保に資するため、郵便貯金特別会計の金融自由化対策資金及び簡易生命保険特別会計の積立金の運用の範囲に特定社債及び通貨オプションを追加しようとするものであります。 次に、簡易生命保険法の一部を改正する法律案は、近年における保険需要の動向にかんがみ、簡易生命保険の加入者に対する保障内容の充実を図るため、被保険者が死亡したことにより支払う保険金額を死亡の原因……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化を推進し、経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化の観点から、国民金融公庫に環境衛生金融公庫を統合してその名称を国民生活金融公庫と改め、独立して継続が可能な事業について当該事業の経営の安定を図るための資金、環境衛生関係の営業について衛生水準を高めるための資金その他の資金であって、一般の金融機関からその融資を受けることを困難とする国民大衆が必要とするものを供給させることにより、国民経済の健全な発展及び公衆衛生その他の国民生活の向上を図るものであります。 ……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化及び経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化の観点から、日本開発銀行及び北海道東北開発公庫を廃止して日本政策投資銀行を設立し、経済社会の活力の向上及び持続的発展、豊かな国民生活の実現並びに地域経済の自立的発展に資するため、一般の金融機関が行う金融等を補完し、または奨励することを旨とし、長期資金の供給等を行わせる等の措置を講ずるものであります。 委員会におきましては、横須賀市において開銀融資の実情調査を行いましたほか、参考人からの意見を聴取するととも……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化の一環として、日本開発銀行の食品工業向け融資を農林漁業金融公庫に移管するため、農林漁業金融公庫の業務に、食品の製造、加工または流通に必要な施設の設置等に必要な資金の貸し付けを追加しようとするものであります。 委員会におきましては、食品工業向け融資を農林漁業金融公庫に移管する意義、農林漁業金融公庫の果たす役割、農林漁業金融をめぐる今後の課題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致を……
○勝木健司君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、企業による事業の再構築の円滑化に資するため、産業活力再生特別措置法に基づく事業再構築計画の認定を受けた事業者について、事業革新設備の特別償却、設備廃棄等による欠損金の繰越期間等の特例、登録免許税の税率を軽減する特例等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、税制上の優遇措置の経済効果、本改正が雇用へ与える影響、今後の中小企業に対する支援措置のあり方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論に入りましたところ……
○勝木健司君 私は、ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案外二件に対し、民主党・新緑風会を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 私ども民主党は、さきの第百四十五回国会におきまして、政府案に対する対案とも言うべき我が党の年金改革法案を既に提出いたしております。ここでその内容を簡潔に御紹介しておきます。 民主党案では、まず、基礎年金の財源を二〇〇四年、平成十六年の次期財政再計算時までに全額国庫負担の税方式とすることとし、当面、国庫負担について、必要な措置が講じられるまでの間、基礎年金の国庫負担の割合を現行三分の一から二分の一に引き上げることとしております。また、……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表して、年金関連七法案に対し、強く反対する立場から討論を行います。 法案に反対する理由を述べる前に、与党三党による横暴な委員会運営について強く抗議するものであります。 私どもが当初から要求してきた総理質疑、地方公聴会がなされないまま、委員会審議が十分に行われていない段階で質疑が突如として打ち切られ、事もあろうに中央公聴会が開催されたその日に打ち切られたのであります。 重要法案につきましては、委員会審査の冒頭に総理に対して基本的質疑を行うことができるとの与党との申し合わせに沿って、私どもは年金という重要法案の審議に当たり、冒頭、小渕総理の出席を要求し……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表し、小泉総理の所信表明演説に対して、総理及び関係大臣に質問を行います。 昨日の衆議院において、我が党の鳩山代表及び枝野議員が代表質問を行いました。両氏の質問に対して小泉総理が答弁する際に、自民党議員が苦虫をかみつぶしたような顔をして沈黙し、民主党の議員から拍手が沸き起こるという場面が少なからずありました。こうした場面は今までの国会にはなかったものであり、小泉総理は我が国の政治に新風を吹き込んだものと受けとめております。総理の姿勢次第では、小渕、森政権で形骸化した民主主義を取り戻し、国会の活性化を図ることもできるものと確信をいたしました。 国会審議の……
○勝木健司君 国民生活・経済に関する調査会の中間報告につきまして、御報告申し上げます。 我が国経済社会は、少子高齢化、情報技術革命が進行し、特にバブル経済崩壊以降は、経済のグローバル化が急速に進み、国民の間に将来に対する不安感が広がるなど、一段と厳しさを増しております。そのため、多くの国民は真の豊かさを実感できない状況が続いておりますが、こうした国民の不安感を取り除き、安全で安心した暮らしができる真に豊かな社会を構築することが大きな課題となっております。 こうした認識に立ち、本調査会は、今期の調査項目を「真に豊かな社会の構築」と決定いたしました。そして、これに関連する重要な事項として、初年……
○勝木健司君 国民生活・経済に関する調査会の中間報告につきまして御報告申し上げます。 本調査会は、平成十三年八月に設置され、「真に豊かな社会の構築」を調査項目として鋭意調査を進めております。 二年目に当たる本年は、国民のライフスタイルの変化に着目し、生活者の視点から真に豊かな社会の構築に向けた課題を検討するため、「国民意識の変化に応じた新たなライフスタイル」をサブテーマとし、五つの具体的な調査項目を設け、精力的に調査を進めてまいりました。 このたび、各会派の意見の一致を見て中間報告がまとまり、去る七月二日、これを議長に提出いたしました。 以下、その概要を申し上げます。 今期の調査項目……
○勝木健司君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました中小企業対策関連二法案につきまして、関係大臣に質問をいたします。 我が国企業の九九%以上が中小企業であり、この中小企業が元気を取り戻さなければ我が国経済の本当の回復はあり得ません。政府は、昨今の景気動向について、景気は設備投資と輸出に支えられ着実な回復を続けているとしております。が、しかし、その中身を見てみますと、中国向けなどの輸出に引っ張られて都市部の大企業を中心に企業収益が増え、その結果として設備投資が増えているだけで、地方の景気回復や中小企業にはまだまだその影響が及んでいないのが実態ではないでしょうか。 デフレ基……
○勝木健司君 国民生活・経済に関する調査会の最終報告につきまして、御報告を申し上げます。 本調査会は、平成十三年八月に設置されまして、今期の調査項目を「真に豊かな社会の構築」とし、調査を開始いたしました。 一年目は、「グローバル化が進む中での日本経済の活性化」及び「社会経済情勢の変化に対応した雇用と社会保障制度の在り方」をサブテーマといたしまして、二年目は、「国民意識の変化に応じた新たなライフスタイル」をサブテーマとして調査を行ってまいりました。そして、最終年である三年目は、一年目、二年目の調査を踏まえ、障害者、健常者、高齢者等の別なく、すべての人が暮らしやすい社会、その能力を発揮できる社……
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