このページでは沓掛哲男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。沓掛哲男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○沓掛哲男君 建設大臣に最初にお尋ねも兼ねて質問を五項目させていただき、後で国土庁長官に三問、またこれもお願いを兼ねての質問をさせていただきたいと思います。 第一点でございますが、公共事業費の中長期的確保について質問をさせていただきたいと思います。 公共事業予算につきましては、昭和六十二年度大型補正、昭和六十三年度予算案における大幅な増と、その拡大確保が図られておりますが、これは一つには、日米間の貿易摩擦改善のためのマクロ経済対策の一つとして米側から我が国の内需振興が強く求められ、昨年のベネチア・サミットで前中曽根総理が公共事業費五兆円の内需振興を公約したこと、いわゆる外圧であります。 ……
○沓掛哲男君 消費税廃止関連九法案について質問いたします。 現在の日本の繁栄は国民の英知と努力によるものでありますが、その背景に政治的、政策的安定があったればこそであり、それゆえに国民は安心して生き生きと活動できたのだと思います。このたび、我が党が十年余にわたり研さんに研さんを重ねて導入した消費税に対し、野党四党より、これを廃止し税制の再改革を目指すとともに、消費税廃止に伴う代替財源を確保するための消費税廃止関連九法案が提案され、審議されております。既に同僚議員により多くの矛盾点が指摘されておりますが、私もまた、これらの法案及び発議者の属する党の政策の矛盾点を明確にしていきたいと思います。時……
○沓掛哲男君 昨日に引き続いて質問をいたします。 昨日、途中になりましたので、まず最初にそちらについてお答え願いたいのでありますが、平成二年度における代替財源の収入は幾らになるかについて、金額だけをお示しいただきたいと思います。 私が試算してみますと、平成二年度の代替財源による税収は約三兆円というふうに思います。当たらずといえども遠からずという数字だと思いますので、まずその三兆円に対して異議があるかどうか。なければ、平成二年度の代替財源による収入は三兆円ということでこれからの審議、質問を進めたいと思いますので、一言で結構ですから、三兆円に対して異議があるかないか。これから私が三兆円というこ……
○沓掛哲男君 現下の我が国内外には難問が山積しており、この中には建設省にかかわる重要な課題が多くありますが、本日はその一つとしての宅住問題につき、住宅金融公庫法の一部改正案との関連で質問いたします。 今国民が最も望んでいるものの一つに、我が国の経済力にふさわしい生活実感を得ること。一言で言えば、経済大国から生活大国になることがあると思いますが、その隘路となっているものの一つに低い居住水準があります。もちろん良好な居住水準は、住宅及び関連社会資本の適切な整備によって確保されるものと思います。 そこで、最初に建設大臣にお尋ねいたしますが、いまだ最低居住水準未満世帯が全国で三百六十万世帯、全世帯……
○沓掛哲男君 ただいま三人の参考人から大変有意義な示唆に富んだ御意見を賜りまして、ありがとうございました。私、持ち時間二十分ですので、早速質問させていただきたいというふうに思います。 最初に本吉参考人にお願いしたいのですが、今回の我が国における地価高騰は、昭和五十九年から昭和六十二年ごろにかけて東京圏で発生し、それが導火線となって関西等に移っていったものでありますが、その端緒となった東京圏の地価高騰は、基本的には東京の国際化等に伴うオフィス需要の逼迫によるものでありますが、ちょうどこの時期、昭和六十年に国土庁は首都改造計画を策定され、その中で、都市への集中を放置すると高い事務所需要を発生する……
○沓掛哲男君 第一班の委員派遣報告を行います。 去る九月十二日から十四日までの三日間、矢田部委員長、山田理事、坂野委員、種田委員、及川委員、上田委員と私、沓掛は、京都府、奈良県並びに大阪府における建設諸事業の実情を調査してまいりました。以下、その概要を御報告いたします。 近畿圏においては、関西国際空港、関西文化学術研究都市、明石海峡大橋などの大規模プロジェクトが推進され、また、各府県でも各種の社会基盤整備が行われており、首都圏と並ぶ世界的中枢機能を担う圏域整備が進められております。 このような中で、関西文化学術研究都市の建設は、近畿圏の持つ歴史的な豊かな蓄積を生かし、二十一世紀に向けた文……
○沓掛哲男君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成二年度補正予算三案について賛成の討論を行うものであります。 まず、今般の中東湾岸危機の発生により、イラク国内において人質として長きにわたり身柄を拘束され、大変な辛苦を余儀なくされました方々及び御家族、関係者に対しまして、心よりのねぎらいを申し上げますとともに、事態が国連決議にのっとり一日も早く平和的に解決されることを強く望んでおります。 さて、今日、湾岸地域の平和と安定を回復するために払われている国際的努力に対し、これに協力することによって事態の平和的解決が実現されることを目指すことは当然のことであります。さきの臨時国会……
○沓掛哲男君 先生の今のいろいろ構想をお聞かせいただいたわけですが、行政機関を四つに分ける、また国会を二つに分けるということは、我が国においては行政機関の間における相互依存、また国会との関係も非常に密接な関係のあるところが四つに分けられる。それは今リニアモーターカーで二十分なり三十分という先生のお話ですが、それは汽車に乗っているときの時間ですから、ドア・ツー・ドアではなくて、そこへ行ったりあるいはまた待ち時間とかいろいろ入れれはこれはなかなか大変な時間になる。 ただ、それでもやはり四つにしなきゃならないというのはどういうことなのかというふうに考えてみても、例えば今東京から霞が関だけ移っていっ……
○政府委員(沓掛哲男君) このたび通商産業政務次官を拝命いたしました参議院議員の沓掛哲男であります。 微力ではありますが、古賀政務次官ともども渡部大臣を補佐し、通商産業行政の進展のために全力を挙げて邁進する決意でございますので、委員長初め委員各位の御指導、御支援を心からお願いいたします。 よろしくお願いします。(拍手)
○沓掛哲男君 まず最初に、このたびの森通産大臣の御訪米、本当に御苦労さまでございました。ワシントン滞在時間わずか二十四時間のうちに多くの米国政府要人と会われている様子をテレビ、新聞で拝見させていただきました。森大臣にはクリントン政権の対日経済通商政策の具体的方向につき、また半導体に代表される個別通商問題について意見交換をされて、来る宮澤総理御訪米の際には、日米の基本的関係についての意見交換に全力投球できるような環境を形成されたと承っております。 先ほど谷畑委員からの質問について大臣から大変御丁寧な答弁もございましたので、私は特にお話を承らないで次に進めさせていただきたいと思いますが、このたび……
○沓掛哲男君 山口先生には本当に御苦労さまです。ただいまは大変立派なレジュメに従って、私も四十年ぶりに学生に戻ったような気持ちで今講義を聞かさせていただきました。ただ、四十年の間にいろんなことを体験してきておりますので、学生さんのようにそうかなと思うだけではございませんで、幾つか私これについても質問したいんですが、先に私なりに、先生の今まで書かれた本寺を読んでこういうことをお聞きしたいなということがありますので、先にそちらの方をやらせていただいてから、今このレジュメで最後の方に、特に私、「国民主権を脅かす官僚政治」とか、「国会が「国権の最高機関」として活動するための国政調査権」、補充的な調査機……
○沓掛哲男君 私は、この規制を考えるときに、やっぱり日本人の個性というか長い民族として培われたいろんなものがあるので、そういうものをどうして取っていくかということは非常に重要な課題だというふうに思います。例えば日本人というのは、何が悪くても政府が悪いと。そして自己責任、自己負担ということについては、ややもすると外国、欧米の人から見れば大変希薄な感じがあるということ。 それからもう一つは、レーガンが大統領になって、そしてさらに強い規制緩和をアメリカでやって、それがどんな影響を及ぼしたかというのを三、四年前マッキンゼー社が調査をして、「プレジデント」という本に出ております。あれを読んでみると、ち……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。よろしくお願いいたします。 岡野先生にお願いしたいんですが、いわゆる規制緩和について、マクロ的全体的な規制緩和について先生に主に教えていただいたんです。 この規制緩和には今のいわゆる景気対策上短期的なものもいろいろ検討しなきゃならないと思います。岡野先生がその一つとして容積率の緩和のお話をされました。これはほかの付随した道路や下水やそういう関係で全国的にやれば非常に難しいんだと。だけれども、局部的にやるということについてある経済学の先生が、ある地域、特に非常に発展性が高いようなところだけについて規制緩和をやればそこへみんな投資が集中して、そう……
○沓掛哲男君 おはようございます。 新しい政権のもとでの参議院商工委員会における最初の質問なので、いろいろお尋ねいたしたいのですが、持ち時間一時間三十分なので、三点に絞って質問いたします。第一はエネルギー、特に原子力発電について。二番目は、公共入札の独禁法ガイドラインを公正取引委員会で策定されるとの報道が出ておりますので、それについて。第三点は、低迷している景気につき、その対策を中心にして質問いたします。 まず第一のエネルギー、特に原子力発電についてですが、私たちの暮らしにとってエネルギーは欠くことのできないものです。しかしながら、我が国のエネルギー供給構造は極めて脆弱であり、エネルギーの……
○沓掛哲男君 私は、ただいま可決されました特定中小企業者の新分野進出等による経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本新党・民主改革連合、民社党・スポーツ・国民連合及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定中小企業者の新分野進出等による経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時措遣法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 特定業種の指定については、社会・経済事情の変化に的確に対応しつつ、適切……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。 最初に、荒木さんにお尋ねしたいんですが、構造的な問題で最初お聞きしたいと思います。 いわゆる内外価格差が非常に大きいその原因はいつも農業と中小企業だというふうに言われておるわけですが、これから中小企業の将来を見た場合、私たちも地元で見た場合、ある程度これから中小企業としても存続し振興させられるなどいう部門と、またこれは横ばいでいってこのおじいちゃん、おばあちゃんの代でもう終わってしまうし、本人もそういうふうに希望している、そういうエリアというか、そういう対象の人たちもいるというふうに思います。 その場合、これからのいろんな対策としてそういうこ……
○沓掛哲男君 自民党の沓掛でございます。
さて、昨日、連立与党の代表者が両院議長に国会の会期延長を申し入れておりますが、その理由として「深刻化する不況に対する緊急な諸施策を審議するためこと挙げておりますが、具体的には、この「緊急な諸施策を審議するためこの「諸施策」とはどういうことを考えているのでしょうか。総理にお願いします。
【次の発言】 朝日新聞によると、読売もそうですが、ここの一番大きな見出しで書いてありますとおり、第三次補正予算を頭に描いているということですが、第三次補正予算を頭に描いてはいませんか。
【次の発言】 それでは、もう第三次補正予算はないということをここで約束できますか、総……
○沓掛哲男君 本日は、時間が余りございませんので、これから質問時間をとっていただきにくい方から順番に質問させていただきます。通産大臣にはこれから大きな法案が四つございますのでその際十分時間をいただきたいと思いますので、最初、公正取引委員長の方から質問させていただきたいと思います。
まず最初に、公共入札ガイドラインを策定中と伺いますが、その進捗状況をお尋ねいたします。大変失礼ですけれども、時間がございませんので簡単にお願いいたします。
【次の発言】 それでは、今お話のありました公共入札ガイドライン案についてお尋ねしたいと思います。二点お尋ねしたいのですが、最初は「受注意欲の情報交換等」について……
○沓掛哲男君 私は、ただいま可決されました特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定物質の規制等によるオゾン層の保護 に関する法律の一部を改正する法律案に 対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、地球環境問題に 対する国際的関心の高まり、オゾン層破壊の予 想以上の進展にかんがみ、同問題の解決に向け 積極的に貢献するよう努めるとともに、以下の 諸点について留意す……
○沓掛哲男君 私は、ただいま可決されましたガス事業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会及び公明党・国民会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ガス事業法の一部を改正する法律案に対 する附帯決議(案) 政府は、ガス事業が国民生活及び産業活動を 支える重要なエネルギーであることにかんが み、本法施行により国民生活の一層の向上に資 するよう、次の諸点について適切な措置を講ず べきである。 一、規制緩和により、ガスエネルギーの効率的 利用が促進され、消費者利益が増進するよう、 液化石……
○沓掛哲男君 製造物責任法案について質問いたします。 私は今までたくさんの法案についてこういうところで質問をいたしましたが、今回の法案ほど問題のある、そして重要な課題のある法案はないと思います。私なりに相当の勉強もしてまいりました。したがって、両大臣には、大臣として国会議員としてまた国民の一人として、そういう立場でぜひ聞いていただきたいというふうに思います。 それから、特に厚生省関係の質問が中に入ってきますが、この問題は非常に重要な課題ですから、本当は厚生大臣にも来てもらって、厚生大臣の判断もぜひひとつお聞きしたいと思うんです緊急的なものは欠陥に当たらないんだということでPL法の対象から外……
○沓掛哲男君 四人の方々からそれぞれの専門分野での御意見をいただきまして大変参考になりました。 そこで、順次御質問させていただきたいと思います。最初に辛嶋さんの方から質問したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 今、辛嶋さんの方から中小企業関係のお話で、開発危険の抗弁が今度の法案に入っているのでこれで中小企業は大変ありがたいんだというお話でございました。ただ、私気にかかるのは、このPL法第四条の開発危険の抗弁は第一号で「当該製造物をその製造業者等が引き渡した時における科学又は技術に関する知見によっては、当該製造物にその欠陥があることを認識することができなかったこと。」ということで、き……
○沓掛哲男君 私は、ただいま可決されました製造物責任法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会及び公明党・国民会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 製造物責任法案に対する附帯決議(案) 本法は、製造物の欠陥によって生じる責任の あり方を基本的に改めるものである。施行後の 本法の運用が円滑に行われるとともに、製造物 の欠陥による被害の防止と救済の実効を高める ため、政府は、本法施行に当たり、次の諸点に ついて適切な措置を講ずべきである。 一 立法の趣旨や条項の解釈等、当委員会の審 議を通じて明らかにされた内容に……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。午前中よろしくお願いいたします。 まず最初に、日米包括経済協議についてお尋ねしたいと思います。 昨年七月の東京サミットの折に、宮澤・クリントン会談で日米間の経済問題を日米包括経済協議で取り扱うことが決まり、その後平成六年二月にワシントンにおいて細川・クリントン会談で日米包括経済協議が行われ、決裂して帰ってきた細川元総理は、日米間に大人の関係が構築されたと発言し、失笑を買い、心ある人たちは今後の日米関係に一抹の不安を持ったのであります。 そのような背景のもとでのこのたびの日米包括経済協議でありましたが、橋本通産大臣には、日本時間十月一日未明か……
○沓掛哲男君 今三人のいろいろなお話を承ったんですが、成田先生の言われたのが現実的にはこういうところで進んでいくのではないかな。そして、理想的には恒松先生の言われたように将来いくのではないかなというふうに思うんですが、その言われた中で大変気にかかるのは、成田先生の場合、財源もそういう形で移譲する。そして、それぞれ市町村や個人個人はみんな自己責任ということなので、財源の少ないところはそれなりのサービス水準で我慢していくというようなことになるんだと思います。 成田先生の言われたとおりだとすれば、教育の面であるとか、あるいは安全の面の消防とか警察であるとか福祉とか、そういう面でも当然市町村単位、も……
○沓掛哲男君 それでは、質問させていただきます。 最初にこの特定事業者の事業革新の円滑化に関する臨時措置法案の背景となる産業の空洞化についていろいろ質問させていただき、それから順次この法律について質問をしたいというふうに思います。 まず、海外直接投資に関連いたしまして、今申しましたように第一番目には国内産業の空洞化について、二番目には国際分業についてお尋ねしたいというふうに思います。 海外直接投資は、八二年度七十七億ドル、八五年度百二十二億ドル、八九年度は実に六百七十五億ドルにも達しておりますが、九〇、九一、九二年度は不況が原因で減少し、九二年度は三百四十一億ドルにとどまっておりますが、……
○沓掛哲男君 私は、化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会及び日本共産党を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 これより、修正案提出の理由及びその内容について御説明申し上げます。 本法律案は、化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約に対応した国内実施体制を整備しようとするものであり、法案の内容は、条約で定められた締約国の義務を履行する上で、必要かつ十分なものと認められます。 ところが、過日、法案上の特定物質として指定されるこ……
○沓掛哲男君 最初に、通産行政にかかわる重要な政治経済課題についてお尋ねしたいと思います。 第一に、日米の自動車・同部品協議についてお尋ねいたします。 去る五月十六日、米国政府は、日本の補修用自動車部品及び自動車装飾品市場における障壁に関して、通商法三〇一条に基づく制裁候補リストを発表いたしました。具体的には、我が国の自動車メーカー、本田、トヨタ、日産、マツダ、三菱の五メーカ一で生産している十三車種について一〇〇%の輸入関税を課すというものであり、六月二十八日を最終決定日とし、本関税賦課は五月二十日にさかのぼって適用するというものであります。過去二年間にわたり日米間でこの自動車・同部品問題……
○沓掛哲男君 参考人の皆様方には、大変お忙しい、また早朝にもかかわらずお出ましいただきまして大変貴重なお話をいただきましたこと、本当にありがとうございました。 いろいろお尋ねしたいことがたくさんあるんですが、私も四十分と限られたものですから、最初、お話しいただいた四人の方々について特に私が感銘を受けたというか印象に残ったことを申し上げ、それから四点に絞って、それぞれかかわり合いのことを言われた方にそれについてお答えいただきたいというふうに思います。 最初、西川さんからは五百余の商工会議所を代表したいろいろな貴重な御意見、本当にありがとうございました。 そこで、これは質問というよりも私の感……
○沓掛哲男君 最初に、坂田先生に御質問したいんですが、市町村を中心にしてやっていくということ、まさにそのとおりだと思います。しかし、市町村を中心にやっていく上において、私はこれからの分権において自己責任ということがやはり一番基本ではないか。まず自分でやる、そういうことが一番基本じゃないか。それに対して市町村が余り声を上げないというのは現在の市町村が自分の力というものを、先ほど来人材が随分育ちつつあると言うけれども、三千二百の市町村を見てみるとまだまだそういう状態でもなく、多くの市町村としてはいわゆる自分の力がわかっている。それは、人またはいわゆるいろいろなお金の問題、自主財源、そういうようなも……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。質問をさせていただきます。 国から地方への権限移譲等を計画的に進めることを目的とする地方分権推進法案が提案され、これから参議院で審議されるのですが、従来から地方分権を唱える人は、その必要性の一つとして、地域の利害にかかわる行政は地域住民の責任で地域の特殊事情に即して処理することが最も有効であり、監視が行き届きやすい。二つとして、地域内の具体の問題は他の問題と関連づけながら総合的な解決を図ることが効率的であり、住民の利便にも資する。特に省際的な問題については、省庁間交渉の困難さに比べて、住民に身近な一組織、県とか市町村ということですが、の調整で解決で……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。 本日は、参考人として大変貴重な御意見を聞かせていただきましたので、それを踏まえながら質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、三人の方の中で意見の違っているところがありますので、それについてお尋ねしたいと思います。池上さんが最後に言われたわけですから、池上さんは前の二人の御意見を聞いた上でしたから、池上さんはまず最初の質問は結構ですが、お二方、寄本さんと川島さんにお尋ねしたいんです。 池上さんは、この地方分権の推進はじっくり時間をかけてやっていくべきだ、一つ一つの市町村のそれぞれの個性とかいろんなものがあるんですから、そういうものを踏……
○沓掛哲男君 最初に青木参考人に質問したいんですが、ことしの三月三十一日に閣議決定されました規制緩和推進計画について、ある程度の評価をしていただいたのは与党としてありがたいというふうに思いますが、また一面いろんな御示唆をいただきました。 私は時間もないので、青木参考人は経団連の流通委員会委員長代理等もなさっておられますので、流通に限って二問お尋ねしたいというふうに思います。 一つは、今おっしゃった大店法でございますけれども、確かに我が国の内外価格差は非常に大きいものがありますから、それを是正していく上において経済的な規制緩和は積極的にやっていかなきゃならないというふうに思います。しかし、参……
○沓掛哲男君 私は、自由民主党の沓掛哲男であります。さきに発生した兵庫県南部地震について質問いたします。関連質問を同僚の松谷委員、河本委員から行います。 本題に入る前に、今回の地震で亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災、負傷された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。 被災者の皆さんには、不便な避難場所の生活、どんなにか不自由なことと存じます。また、救援活動に当たっている自治体、警察、消防、自衛隊、医療等各団体やボランティアの皆さん、どんなにかお疲れのことと存じます。 政府・与党は、今回の地震発生後直ちに対策本部を設置し、現地に調査団を派遣して被災状況を把握し、被災者の救……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、商工委員長に選任されました沓掛哲男でございます。甚だ微力でございますが、理事並びに委員の皆様方の御支援、御協力を賜りまして、公正な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。どうぞ一層の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
この際、前商工委員長久世公堯君から発言を求められておりますので、これを許します。久世君。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願い……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二日、猪熊重二君及び岩瀬良三君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一石及び平田健二君が選任されました。
また、本日、一井淳治君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動に、ついて御報告いたします。
本日、川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 新たな事業活動の促進のための関係法律の整備に関する法律案及び繊維産業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、両案の質疑は終局したものと認めます。
これより両案を一括して討論に入ります。
御意見のある方は賛否……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十五日、齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として一井淳治君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第五号水力発電施設周辺地域交付金の交付期間延長に関する請願外一件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会においで協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上、理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり産業貿易及び経済計画等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、倉田寛之君が委員を辞任され、その補欠として加藤紀文君が選任されました。
また、本日、一井淳治君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
まず、通商産業行政の基本施策に関し、通商産業大臣から所信を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
【次の発言】 次に、経済計画等の基本施策に関し、経済企画庁長官から所信を聴取いたします。田中経済企画庁長官。
【次の発言】 以上で両大臣の所信の聴取は終了いたしました。
なお、平成八年度通商産業省関係予算及び平成八年度経済企画庁関係予算につきましては、お手元に配付してあります関係資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承願います。
次に、平成七年における公正取引委……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました所信等に対し、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時五十五分散会
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十二日、齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
また、本日、久保亘君及び斎藤文夫君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君及び釜本邦茂君が選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後二時三十六分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
引き続き質疑を行います。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、久保亘君及び藁科滿治君が委員を辞任され、その補欠として萱野茂君及び齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 高圧ガス取締法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の一部を改正する法律案及び石炭鉱害賠償等臨時措置法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十八日、萱野茂君及び齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君及び藁科滿治君が選任されました。
【次の発言】 まず、産業構造転換円滑化臨時措置法を廃止する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日行うことといたします。
【次の発言】 次に、商標法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、長谷川清君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 産業構造転換円滑化臨時措置法を廃止する法律案及び商標法等の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより両案の討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに両案の採決に入り……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。
去る四月十一日、浜四津敏子君が委員を辞任され、その補欠として長谷川清君が選任されました。
【次の発言】 去る五月一日、予算委員会から、本日五月七日午後の半日間、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公正取引委員会及び経済企画庁並びに中小企業庁を除く通商産業省所管についての審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
通商産業大臣から説明を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
【次の発言】 次に、経済企画庁長官から説明を聴取いたします。田……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
訪問販売等に関する法律及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。塚原通商産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日行うこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時四十八分散会
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
訪問販売等に関する法律及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、社団法人日本通信販売協会副会長石川博康君、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員齋藤雅弘君及び東京都地域婦人団体連盟事務局長田中里子君を参考人として出席を求め、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、野間赳君が委員を辞任され、その補欠として金田勝年君が選任されました。
【次の発言】 訪問販売等に関する法律及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、本案の質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
訪問販売等に関する法律及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月十六日、齋藤勁君及び金田勝年君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君及び野間赳君が選任されました。
【次の発言】 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、公正取引委員会事務局の地方事務所の管轄区域の変更及び支所の設置に関し承認を求めるの件、以上両案件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。梶山内閣官房長官。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案件に対する……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨五日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として山本正和君が選任されました。
【次の発言】 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、公正取引委員会事務局の地方事務所の管轄区域の変更及び支所の設置に関し承認を求めるの件、以上両案件を一括して議題といたします。
両案件の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、山本正和君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に前川忠夫君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一三号著作物の……
○沓掛哲男君 前委員長として、一言お礼のごあいさつを申し上げます。 昨年八月、委員長就任以来、当委員会におきます国政調査、法案審査並びに視察等に当たりまして、各委員の御協力をいただきまして、大過なく役目を果たすことができましたこと、改めて心よりお礼を申し上げます。 今後は、理事といたしまして、木宮新委員長のもと、当委員会における内外の諸問題に微力を尽くしてまいりたいと思いますので、引き続きましての御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。 大変ありがとうございました。(拍手)
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。私の持ち時間は二十五分でございますので、簡潔に進めさせていただきたいと思います。 私は、エネルギー確保の観点から、動燃で行っている研究開発、それに伴う実験、試験というものは極めて重要であると認識いたしております。 動燃は設立して三十年経過していますが、これを節目にしてさらなる発展を、それは量的よりも質的な発展を希望するものです。であればこそ、今回の一連の事故に関連して大変厳しい質問をさせていただくことになるかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 そこで、動燃東海事業所のアスファルト固化処理施設において去る三月十一日に発生した火災……
○沓掛哲男君 おはようございます。 きょうは、私、七十五分質問させていただきますので、時間の配分上、一番質問の短い公正取引委員会を最初に、それから次に経済企画庁、そして時間をたくさんかけてやりたい通産省を一番最後にやりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、公正取引委員会の方に質問させていただきます。 ことしは独占禁止法が施行されて五十周年と記念すべき年であり、また公取委員会が昨年、組織、人事とも強化され、委員長も交代され、いよいよ本格的に始動する意義のある年だと思います。 新聞紙上をしばしばにぎわせております持ち株号会社制度の解禁は、橋本内閣の経済構造改革を初めとする六つの改……
○沓掛哲男君 おはようございます。佐藤通産大臣にお出ましいただいておりますが、懸案の労働省との絡みのものがありますので、そちらの方が簡単なので、先にそちらをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 本年四月一日から、週四十時間労働制が小規模企業の特例措置を除き全面的に実施されました。これについて、去る二月二十日の商工委員会で質問いたしました。特に月給制の方々の給料の取り扱いについてお尋ねいたしました。 労働省来ておられますね。 労働省からは、日本商工会議所等からの質問に対し、懇切に指導している、時間当たりの賃金が下がらないようにすること、生産性の上げられない企業では週……
○沓掛哲男君 自民党の沓掛哲男であります。 今回提案されております独占禁止法の一部改正案について質問したいと思います。 昭和二十二年に独占禁止法は施行されましたが、その第九条で持ち株会社が禁じられたのは、戦前の財閥中心の株式所有が民主主義を否定し戦争に至った反省からだったと思います。しかし、財閥は解体されましたが、株の持ち合いと企業集団を特徴とする企業が主役の日本経済が形成され、新規参入をねらう企業、経営者、外資などに閉塞感をもたらしております。 一方、急速な国際化やバブル崩壊後の不況の中で、日本経済が活性化し国際競争力を強化していく上で柔軟な企業組織や企業ネットワークの形成は極めて重要……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。三点御質問したいと思います。 一点は北朝鮮問題について、二点目は日本海における重油流出事故について、三点目は財政改革と我が国経済の再建ということで質問いたします。 最初に、北朝鮮問題について質問いたします。 九六年四月に朝鮮半島平和増進のための四者会合を韓国及び米国が共同発表していますが、北朝鮮は依然として受け入れを拒否しているとのことです。この四者とは米国、中国、韓国、北朝鮮とのことですが、朝鮮半島は我が国にとって極めてかかわりの深い地域でもあるのに蚊帳の外というのはなぜですか。北鮮は九五年、九六年連続の水害により食糧、エネルギー問題は一層深……
○沓掛哲男君 自民党の沓掛哲男でございます。 三塚大蔵大臣初め閣僚の皆様、連日大変御苦労さまです。 持ち時間が一時間でございますので、最初に財革法についてお尋ねし、次に経済対策について、さらに日銀を中心にいたしまして、仮に現在の超低金利である公定歩合〇・五%を二%程度の低金利にした場合、現在の経済、景気にどのような影響を及ぼすかについてお尋ねしてみたいというふうに思います。 まず最初に、財政構造の改革に当たり、特にそれが痛みを伴うものにありましては、公平公正、特に神のような立場でやっていただかなければなりません。 本改革では、施策ごとにその経費の縮減についてかなりの差があります。四つの……
○沓掛哲男君 おはようございます。自民党の沓掛哲男でございます。 一般調査として、現下の景気、経済対策等を中心に質問したいと思います。 このたびの堀内通産大臣の誕生を心よりお喜び、歓迎申し上げます。内外政治、経済のこの激動期に、経済を産業界にあって肌で体験され、三十二歳の若さで富士急行の社長として現在の富士急行をつくり上げた本当にすばらしい経営者でもあり、実業家でもあり、そして政治家でもある堀内先生を通産大臣としてお迎えした産業界、また通産省あるいはまた日本は大変幸運であるというふうに思います。大臣就任後、東奔西走されておられますのをテレビで拝見し、拍手喝采を送っておる者の一人であります。……
○沓掛哲男君 おはようございます。自民党の沓掛でございます。先日の堀内、尾身両大臣の所信及び根來公正取引委員長の報告について質問いたします。
昨年暮れの臨時国会で堀内通産大臣に質問いたしましたが、その際、尾身経済企画庁長官には別の公用で私の質問時間帯は不在でございましたので、きょう初めて質問をさせていただきます。五十分の持ち時間なので簡潔に質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず最初に、我が国の景気の現況と見通しについて、ひとつ尾身長官にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
そこで、今回のアジアの通貨・金融危機のショックは最近になく大きいものでした……
○沓掛哲男君 おはようございます。 ただいまから、倫理と景気についての質問をさせていただきますが、その前に一、二分申させていただきます。 実は自由民主党から中山正暉さんを団長とする朝鮮民主主義人民共和国への訪問団が昨日深夜帰ってまいりました。私もその一員として行かせていただきました。しかし、近くて遠い国だということを実感してまいりました。これからのアジアの平和と発展のために、日本と朝鮮民主主義人民共和国の関係者がさらなる汗をかくことが必要だし、また総理初め皆様方の強い御支援、御指導をも賜りたいことをお願い申し上げまして、質問に入らせていただきたいと思います。 最初に、倫理問題を四問ほどさ……
○沓掛哲男君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条第二項により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの森下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に白浜一良君を指名いたします。(拍手)
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。 これから、扇長官、また蓮実政務次官を中心に質問させていただきたいと思います。 昨今、有珠山の火山噴火あるいは三宅島の火山噴火、また近くは東海の集中豪雨による被災などなど、災害が大変多発いたしております。 そこへもってきて、先週の六日に鳥取県で大変大きな地震が発生いたしました。マグニチュードが七・三というのはすごいなと思いましたし、これについてはまた気象庁さん、何か修正するとかしないとかいう話がありますが、それにしても大変大きな規模の地震で、また強度も六強という大変強い強度の地震を受けながら、割合今回の災害は死者がなかったということは本当に……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。よろしくお願いいたします。 冒頭、本題に入る前に一言申し上げます。 歴史的な転換期にある我が国は、今、景気回復が極めて重要な段階にあり、多発する少年犯罪への対応を初め、教育の抜本的見直し、間近に迫った中央省庁再編等重大な課題が山積しているところであります。そこで、景気の腰折れを招かないための補正予算や二十一世紀の国づくりの推進力となるIT基本法、少年法の改正を初め多くの重要法案の処理が急務となっております。 このように臨時国会が山場に差しかかっている重要な段階で、二十日、内閣不信任決議案が野党から提出され、これに伴い補正予算などの審議が一時……
○副大臣(沓掛哲男君) 環境副大臣を拝命いたしました沓掛哲男でございます。
環境の世紀と言われるこの二十一世紀の冒頭におきまして、環境省が川口大臣のもと、その責任を十分果たせるように力いっぱい頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 平成十三年度環境省所管一般会計予算及び環境保全経費等について御説明申し上げます。
まず、平成十三年度の環境省所管一般会計予算について、その概要を御説明申し上げます。
平成十三年度環境省所管一般会計予算の総額は二千七百六十九億六千七百万円であり、これを前年度の当初予算額二千五百九十一億三千三百万円と比較すると、百七十八億三……
○副大臣(沓掛哲男君) 今回の都市緑地保全法の改正というのは、荒廃、売却の進んできた都市内緑地をNPOの協力や税制改正などによって保全していこうとすることとともに、もう一つ、屋上緑化等を計画的に進めることによっていこうとするものでありまして、環境保全上も歓迎すべきことだというふうに考えております。 環境省といたしましても、ヒートアイランド現象や地球温暖化問題への対応のため、屋上緑化等の所要の施策を推進するとともに、緑地の保全に関する計画について十分な関心を持って、必要に応じ国土交通省とも意見を交換しながら、この緑地の保全、良好な都市環境の整備のために全力を尽くしていきたいというふうに考えてお……
○副大臣(沓掛哲男君) 今月の初め、イタリアのトリエステで環境八大臣会合が行われました。 本来であれば川口大臣に出ていただいて、ぜひまたここで大きなリーダーシップを発揮していただきたかったところですが、今もおっしゃられたように、国会の関係で出席できず、私がかわって代理で務めさせていただきました。 この会議には、COP6の議長を務められましたオランダのプロンク環境大臣も出席され、各国から本当に活発な議論がなされました。最初のイタリアの議長の、いろいろな今までの経緯の中で、清水大臣が昨年大津で議長を務められた、そういうお話も、すばらしかったというお話等もございました。そういう中で、非常に活発に……
○副大臣(沓掛哲男君) 今、環境に優しいというか、自然エネルギーの利用というのは、これから非常に重要になっていくというのは先生のおっしゃられるとおりですし、経済産業省においても、エネルギーのこれからの見通し等においても、この方面を非常に重視していくということを今やっておるところでもございます。 その自然エネルギーとしての代表的なものとしては、太陽光や風力、あるいは今先生おっしゃいましたバイオマス、間伐材やチップなどなど、そういうものの自然エネルギーというのは二酸化炭素の排出を伴いませんので、その導入は地球温暖化防止の観点からも非常に重要だというふうに考えております。 このため環境省では、太……
○副大臣(沓掛哲男君) 今おっしゃられたことは私的なことですから、それは恐らく今、どういう人選でこれが決められたかという公的なお話をさせていただきたいと思います。
四月四日から、与党・政府の代表団が、ブッシュ政権の気候変動問題に関連して京都議定書を支持しないということで……
【次の発言】 いや、それは私的なことですから。いえいえ、それは私的なことですから。ここは公的な場ですから。
そして……
【次の発言】 いやいや、そんなことないですよ。私的な問題ですから。
私は公的なことをしっかり御返事します、今、納得できるように。
【次の発言】 はい。
ちゃんと、だから、それは言った言わないという……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。 私、昨年の十二月から五カ月間、環境省に在籍させていただき、川口大臣初め皆様方から、またこの委員の皆様方から多くのことを教えていただきました。そのうち二つのことを申し上げ、さらにその推進に大臣の決意を伺いたいというふうに思います。 環境行政を進展し、美しい水、緑、大気があふれる地球環境や地域環境をつくっていく上において、環境省だけでは人員の面からも、それからまた予算の面からもなかなか十分ではないと思います。それを踏まえて、やはり何といっても国民の理解と協力が、さらに関係省庁の理解と協調がぜひ必要だというふうに思います。何といっても、日本全体で……
○副大臣(沓掛哲男君) ただいま藤前干潟についての御質問でございますが、藤前干潟を含む庄内川、新川、日光川河口部は我が国でも最大のシギ、チドリ類の渡来地でございます。これらの鳥類は、シベリアで繁殖して、そして越冬を東南アジア、オーストラリア等で、その中継地としてここを使っているのでございまして、環境省としても大変重要な干潟と考え、平成八年十二月に国設鳥獣保護区として設定すべき地域として位置づけているところでございます。さらに、昨年三月に、今お話がございましたが、藤前干潟の埋め立て計画が正式に港湾計画から外されました。そのことを受けまして、環境省として国設鳥獣保護区の設定に向けた具体的な検討を進……
○委員長(沓掛哲男君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました沓掛哲男でございます。
本委員会の所管する沖縄問題、北方問題につきましては今なお多くの問題を抱えており、本委員会に課せられた使命は極めて大きいと言わなければなりません。
微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(沓掛哲男君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました沓掛哲男でございます。
皆様方の御指導、御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に国井正幸君、鈴木政二君、江本孟紀君及び福本潤一君を指名いたします。
本日……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査のため、本日、三重県知事北川正恭君及び近畿商工会議所連合会副会長高橋宗治郎君を、また、明十五日の午前十時に、岐阜県知事梶原拓君及び中部経済連合会副会長須田寛君を、同日午後二時に、栃木県知事福田昭夫君及び福島県商工会議所連合会会長坪井孚夫君を、それぞれ参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、草川昭三君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 国会等の移転に関する調査を議題とし、国会等の移転に関する件について参考人から御意見を承ることといたします。
本日午前は、岐阜県知事梶原拓君及び中部経済連合会副会長須田寛君の両名の御出席を願っております。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
両参考人におかれましては、御多忙のところ当委員会に御出席賜りまして、まことにありがとうございました。
本日は、忌憚のな……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては……
○沓掛哲男君 少し基本的な話もさせていただきたいんですが、首都というのは、やっぱり単にその地域の振興だけじゃなくて、国全体のリーダーとして国の発展に大きく貢献してもらうところじゃなきゃならないと思います。 そういう点で、首都の中と、それから他地域への影響という二点から考えてみて、まず都心の中、地域ということについてはもう皆さんも十分議論されたし、ただ、私一点で申し上げれば、昭和三十七年の全国総合開発ができたときから既に首都圏というのは規模の利益を超えて集中の弊害が発生しているということで、その後三十年ほど私も省庁、建設省にいて、それをなくするために全力を挙げてやってきました。お金はもう糸目を……
○沓掛哲男君 私は、この委員会の発端になる首都機能移転の最初のところは議運で作ったので、そのときから議運でやっていたんです。ちょうど同じ派で知事の下にいたんですけれども、そのときからずっとやって、昨年はここの委員長をやっていたんですが、私は、この十何年間ずっと見て、やっぱり私自身の地域は石川県ですから、全く中立です。ですから、東京でそれをちゃんと、一極集中の弊害がなくてきちっとやっていけるんなら、私はそっちへの賛成者です。 ただ、私は建設省にもいた関係上、やっぱりこの一極集中という問題にはずっと取り組んでまいりました。昭和三十七年に第一回の全国総合開発計画が発表になったときも、そのときは、い……
○委員長(沓掛哲男君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。 委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十八分散会
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十一日、齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として山下八洲夫君が選任されました。
また、昨日、月原茂皓君が委員を辞任され、その補欠として泉信也君が選任されました。
【次の発言】 公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆第一六号)及び公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(参第一七号)の両案を一括して議題といたします。
まず、衆議院提出の公職にある者等の……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆第一六号)及び公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(参第一七号)の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、藤井俊男君が委員を辞任され、その補欠として神本美恵子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆第一六号)及び公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(参第一七号)の審査のため、本日の委員会に参考人として筑波大学名誉教授・元最高検察庁検事土本武司君、政策研究大学院大学教……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、神本美恵子君が委員を辞任され、その補欠として藤井俊男君が選任されました。
【次の発言】 公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆第一六号)及び公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(参第一七号)の両案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 後日理事会で協議いたします。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、高嶋良充君及び森本晃司君が委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子君及び日笠勝之君が選任されました。
【次の発言】 公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(衆第一六号)及び公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案(参第一七号)の両案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、和田ひろ子君及び日笠勝之君が委員を辞任され、その補欠として高嶋良充君及び森本晃司君が選任されました。
また、昨日、山下八洲夫君及び平野貞夫君が委員を辞任され、その補欠として平田健二君及び大江康弘君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。片山総務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれ……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、平田健二君及び森本晃司君が委員を辞任され、その補欠として山下八洲夫君及び沢たまき君が選任されました。
また、本日、山下八洲夫君及び八田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君及び畑野君枝君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、沢たまき君が委員を辞任され、その補欠として森本晃司君が選任されました。
また、去る二十三日、中島啓雄君、仲道俊哉君、川橋幸子君及び畑野君枝君が委員を辞任され、その補欠として中島眞人君、金田勝年君、山下八洲夫君及び八田ひろ子君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一三九一号外国籍住民に対する地方参政権の付与に関する請願外十八件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。 限られた時間でございますので、簡潔な御答弁をお願いしたいと思いますし、私も簡潔に質問いたします。 第一問は受信料についてでございます。NHKの組織あるいは業務、そういうものの改革や合理化を通じて受信料をもう少し下げるとかなんとか、そういうことができないのかどうかについて、最初お尋ねしたいと思います。 今、会長さんおっしゃられましたように、公共放送としての使命を果たしつつ、この十二年間料金を上げてこられなかったということ、それはそれなりに私は大変立派だと評価いたしますが、じゃ、この間において他業種、例えば電力はどうだった、通信費がどうだった……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男でございます。これから質問をさせていただきたいと思います。 日本郵政公社法案及び信書便法案について、最初に総論的な質問を、そして、次にこの条文に沿った質問をさせていただきたいと思います。 しかし、その前に、今のこの郵政事業、そしてこれからの公社についての現状というものを少し見てみたいと思います。 郵政三事業の経営状況ですが、これ、平成十二年度の数字で見ますと、郵便引受物数が約二百六十五億通、郵便貯金残高は二百五十兆、今ちょっと下がっていますけれども、簡易保険契約数が約八千万件と、国民の日常生活に欠くことのできないものとなっております。民間と競合する郵便貯……
○沓掛哲男君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、委員長の選任はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、沓掛哲男が選任されました。(拍手)
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、佐藤道夫君が委員を辞任され、その補欠として榛葉賀津也君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案及び地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の両案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。片山総務大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終了いたしました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十七分散会
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十二日、榛葉賀津也君が委員を辞任され、その補欠として佐藤道夫君が選任されました。
また、去る十二月三日、森本晃司君、井上哲士君、堀利和君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として遠山清彦君、富樫練三君、海野徹君及び小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例に……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、海野徹君、小川敏夫君、遠山清彦君及び富樫練三君が委員を辞任され、その補欠として堀利和君、千葉景子君、森本晃司君及び井上哲士君が選任されました。
また、去る五日、荒井正吾君が委員を辞任され、その補欠として藤井基之君が選任されました。
また、本日、山下八洲夫君が委員を辞任され、その補欠として平田健二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補……
○沓掛哲男君 皆様、おはようございます。自民党の沓掛でございます。よろしくお願いいたします。 さて、最初に、今日議論されます社会資本整備計画のこの長期計画がどういう経緯で政策策定されたか、私の体験から最初に申し上げたいというふうに思います。 今ある十五本の長期計画の大部分は昭和三十年代、四十年代にスタートしたものであります。この時代は、厳しい戦後を経て、経済自立や人間らしい住環境等を形成するための社会資本の整備が強く求められていたときでもございます。関係省庁は、そのための事業計画を作り、大蔵省に持ち込むものですが、国の予算を握る、当時は数名、六名でございましたか、現在は十名ですけれども、の……
○沓掛哲男君 じゃ、屋井参考人への質問を最初にさせていただきたいと思います。(「先生、立って」と呼ぶ者あり)失礼しました。屋井先生への質問を、参考人の質問をさせていただきます。 さて、今までの長期計画というのは、事業量とか事業費、それを閣議決定するのに懸命になったわけで、何のためにとか、もちろんそれから出てくるいわゆる効果というのも算定したんですが、いずれもそれらは閣議決定の対象ではなく、参考資料という形で扱われたものです。 そこで、今度の新しい重点計画というのはいわゆるアウトカム、出てくる成果を閣議決定というか、この重点計画の対象にして、しかし、恐らくそういうものを算定する上においてどう……
○沓掛哲男君 皆様、おはようございます。自由民主党の沓掛でございます。今日はよろしくお願いいたします。 最初に、現行の高速道路計画の策定に深くかかわったと申しますか、私、当時建設省の道路局長だったんですが、その背景と経緯について述べながら質問したいというふうに思います。 第九次道路整備五か年計画は昭和五十八年に策定されました。その前年から準備を進めましたが、当時の高速道路計画は昭和四十一年に国土開発幹線自動車道建設法に基づき総延長七千六百キロとして法定されており、既供用は四千キロ近くございました。しかし、二十年近く経過しており、自動車専用道路の需要が大変強く、この七千六百キロ以外にも各地で……
○沓掛哲男君 今日は、参考人の三人の方、本当にすばらしい貴重な御意見ありがとうございました。 私、十五分でございますので、簡潔に質問させていただきたいと思います。 最初は林参考人にお尋ねしたいんですけれども、自動車ユーザーとして本当にすばらしい、私たち考えないいろんなお話をいただいて大変勉強になりました。 そこで、高速道路を私有財産化することの問題点についてお尋ねしたいんですけれども、高速道路は国の最も基幹的なインフラであり、その在り方については国土政策の観点から決めていく、国の利用、国の振興、そういうような面から国のレベルで決めていく、そしてまた国が責任を持ってやっていくものというふう……
○沓掛哲男君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、沓掛哲男が選任されました。(拍手)
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七日、佐藤道夫君が委員を辞任され、その補欠として広中和歌子君が選任されました。
また、昨日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、大塚耕平君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
また、昨日、柳田稔君及び広野ただし君が委員を辞任され、その補欠として谷博之君及び平野貞夫君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、平野貞夫君が委員を辞任され、その補欠として広野ただし君が選任されました。
また、昨日、千葉景子君及び井上哲士君が委員を辞任され、その補欠として信田邦雄君及び小林美恵子君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、谷博之君、信田邦雄君及び小林美恵子君が委員を辞任され、その補欠として柳田稔君、千葉景子君及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第四八号十八歳選挙権の早期実現に関する請願外十九件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることといたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(沓掛哲男君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うこととなりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に木村仁君、田村公平君、広中和歌子君、福山哲郎君、森本晃司君及び池田……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一日、狩野安君が委員を辞任され、その補欠として柏村武昭君が選任されました。
また、昨日、井上哲士君、森本晃司君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として林紀子君、魚住裕一郎君及び渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
去る九月二十六日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に柏村武昭君を指名いたします。
○委員長(沓掛哲男君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うこととなりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に有村治子君、木村仁君、田村公平君、小川勝也君、佐藤道夫君……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時二十一分散会
○沓掛哲男君 皆さん、おはようございます。自民党の沓掛でございます。 これから三点について御質問したいんですが、質問と提言を行いますが、提言については特にコメントを要しません。質問にお答えいただければと思います。 三点の第一点は、建設業の入札談合問題の解決に、発注官庁として、また建設業を所管する官庁として主体的に取り組んでいただきたいということでございます。二つ目には、新幹線の整備促進についてでございます。三つ目については、公共事業の効果とその将来の見通しなどについてお尋ねしていきたいと思います。 まず第一点ですけれども、現在、独占禁止法の見直しに公正取引委員会が取り組んでおられます。昨……
○沓掛哲男君 皆様、おはようございます。沓掛哲男でございます。よろしくお願いいたします。 さて、道路関係四公団民営化法案の審議に先立ちまして、交通機関にとって一番大切な乗客の安全確保について、大変気になる事件が最近相次いで起こっておりますので、それについて質問したいと思います。 第一ですが、四月三十日の読売新聞で、居眠り機長の見出しで、全日空の羽田―山口宇部便の機長が三月二十三日、飛行中に居眠りし、同乗の国交省の試験官から注意され、一度は目覚めたものの途中また居眠りをし、副操縦士に注意されて目覚める等々、他紙も報じております。もし本当だとしたら、これは大変なことだというふうに思います。 ……
○沓掛哲男君 じゃ、質問をさしていただきたいと思います。 大変貴重な御意見、ありがとうございました。私も建設省に三十一年勤務しているうち、三回地方に出たんですが、その二回がこの仙台でございまして、仙台の工事事務所長を四十七年から五十年、それから五十六年、五十七年は東北地建の局長としてこの地でいろいろなことも勉強さしていただきました。そういう経験も踏まえながら質問させていただきたいというふうに思います。 私もこの地域開発、そういうことを長年やってきた人間ですから、まず、その新しい地域についてどうであるかということを知るとき、いつもさっと資料を集めるんですが、その資料というのは、まず面積、それ……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。 本日は御多忙の小泉総理大臣の御出席をいただき、道路関係四公団の民営化法案の審議を深められますことを心から感謝申し上げます。 さて、小泉総理には去る五月の二十二日に訪朝され、今までの長きにわたる日朝間に存在した極めて異常な関係の正常化に向けて大きな前進を見ることができました。この間における総理の御苦労は筆舌に尽くし難いものがあったと思いますが、後世、日朝間の扉を開くという歴史的偉業を成し遂げた総理として高く評価されるものと確信しております。私も平成十年の三月、調査団の一員としてピョンヤンで調査、それからいろいろ討議をいたしましたが、その体験からも……
○委員長(沓掛哲男君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うこととなりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に有村治子君、木村仁君、田村公平君、小川勝也君、佐藤道夫君……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十日、山本正和君が委員を辞任され、その補欠として椎名素夫君が選任されました。
また、昨日、高嶋良充君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君が選任されました。
【次の発言】 この際、小西総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。小西総務大臣政務官。
【次の発言】 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることと……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、伊藤基隆君が委員を辞任され、その補欠として高嶋良充君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一五九七号十八歳選挙権の早期実現に関する請願外二十一件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることといたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。
○沓掛哲男君 ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの朝日君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に私、沓掛哲男が選任されました。(拍手)
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。
委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の……
○委員長(沓掛哲男君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○沓掛哲男君 自由民主党を代表いたしまして、私、沓掛と同僚の舛添委員が質問させていただきます。舛添委員は主に外交問題を、残りを私がさせていただきます。 さて、質問の前に、本日は皇后陛下の古希の誕生日をお迎えなさいました。国民の一人として心からお祝い、お喜び申し上げる次第でございます。(拍手) では、質問に入ります。 政治の要諦は民を安んずるにあると論語にありますが、内外ともに難問を抱える我が国において、国民の生命、財産を守り、物心両面での安らぎが得られるように日夜全力を尽くして政務に当たられる総理であればこそ、国民は全面的な信頼と支持を寄せているのだと思います。 そこで、小泉総理が発足……
○沓掛哲男君 自民党の沓掛哲男です。 皆さん、おはようございます。公取の竹島委員長始め皆さん、御苦労さまです。 さて、近年、公取の本当に一生懸命の努力によって、その成果は着実に上がっていると思います。独禁法違反被疑事件の審査件数を見ましても、平成十二年には百六件でしたが、次第にそれが増えて、平成十五年度には百六十一件となっています。また、主要国との排除措置件数を平成十一年から十五年までの平均値で比較いたしますと、米国、これは連邦取引委員会のものですが、一年当たり四十件、EUの欧州委員会で十件、我が国、これ勧告ですけれども、年三十件となり、我が国は米国と欧州の中間ぐらいにあります。 我が国……
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。よろしくお願いします。 持ち時間十五分ということなので、大変私も簡潔に質問しますが、お答えも簡潔にお願いします。 最初に五嶋さんにお願いします。 今お話しの中で、不当廉売とか優越的地位の濫用のそういう問題というのは二千三百九十五も提案されているけれども、実際排除措置されたものはほんのわずかでしかないというようなことでございますが、そのことを、私、一つは、やっぱりこの不当廉売というのは何なのか、そういうことについて五嶋さんの定義というか考え方を教えていただきたいというふうに思います。 そこでまた、確かに今これは特殊な業種について特定の大規模小売……
○国務大臣(沓掛哲男君) 初めてでございますので、これから、委員長、理事始め各委員の御指導をいただきながら職務をしっかり果たしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ただいまの秋元理事の質問でございますが、お答えさせていただきたいと思います。 昨年の十一月以降、女子児童が殺害されるという誠に痛ましい事件が続発し、国民に大きな不安を与えております。特に、栃木県の女子児童が殺害されました事件につきましては、現在まで被疑者を検挙するには至っておらず、事件の解決に向け徹底した捜査を行っているものと承知いたしております。 これは、十二月一日に栃木県の事件は起きたものでございます……
○国務大臣(沓掛哲男君) 今お尋ねの件でございますが、平成十三年度以降、捜査費の執行額が減少した理由については様々な要因が考えられます。 具体的に申し上げますと、一つは、情報収集に長じたベテラン捜査員が大量退職するなど、捜査をめぐる環境が変化しており、個々の捜査員による情報収集のみに頼る従前の在り方が見直されていること。これはちょうど一九七〇年に、ちょうどこの時点において交通事故死者が記録的に一万六千人を超えることになり、政府といたしましても、十か年間で死者半減にするということを昭和四十五年からやったこと。また、第二次安保などの問題もありましたので、警察では大量増員を図りました。ちょうどその……
○国務大臣(沓掛哲男君) 委員御指摘のように、昨年十一月以降、児童が殺害される痛ましい事件が相次いでおります。またそれにより、国民も大きな不安感を持っている、出ているというような状況でございます。 私もできる限りそういう現地へ参りまして、その対策等についていろいろ皆さんとともに勉強し、実施しているわけでございますが、広島の事件は十一月の二十二日に発生し、二十八日にペルー人を逮捕できたわけですが、この現地にも参りまして、誘拐された場所、また遺体が放棄された場所などなども視察いたしました。また、今お話のありました栃木県の事件につきましても現地に参りました。 これらから見まして、今委員も御指摘の……
○国務大臣(沓掛哲男君) 我が国はその自然的条件から、大雨や暴風雨、これによる洪水、さらには地震やそれによる津波、あるいは火山噴火などによる災害が多発している国でございます。 気象庁は、これら自然現象を常時観測するとともに、地震、津波、大雨、火山活動などに関する防災気象情報を住民や報道機関、地方公共団体等関係機関に提供、発表いたしております。今先生、鹿児島の例を挙げられましたが、そのようなことを全国で行っております。このように気象庁の提供する情報は我が国の防災体制において重要な役割を担っております。 行政改革を推進するために、気象庁では平成十八年度から業務の見直しについて検討されるものと聞……
○国務大臣(沓掛哲男君) お答えいたします。 子供が殺害される誠に痛ましい事件が相次いで発生し、国民に大きな不安感を与えております。警察におきましても、関係省庁及び関係機関と連携しながら、児童の安全を確保し国民の不安感を払拭するための諸対策を推進し、子供の被害防止に全力を尽くしているところであります。 子供たちが犯罪に巻き込まれる事件が多発する社会的背景としては様々な要因が考えられますが、一つには核家族化の進行のため地域社会の子供を守る機能が低下したこと、プライバシー意識の過度の高まりにより地域社会の公共的機能が薄れたこと、物質的に豊かになり情報のあふれる中で多様な価値観が生まれ規範意識が……
○国務大臣(沓掛哲男君) 橋本委員御指摘のとおり、この六月一日から民間の駐車監視員制度が導入されたわけでございますが、橋本委員もその日いろいろ車で実地をごらんになったということですが、私も六月一日の朝、ずっと通ってみました。確かに通過するという立場に立つと大変いい制度だなと思いますが、今委員も御指摘のありましたように、沿道施設を利用する立場に立つとまたいろいろな問題もあるんだなという両面の面があるというふうに思います。 何はともあれ、この制度は、今年の三月でございますか、二年間掛けまして駐車禁止区域をいろいろ見直し、そしてそれを実施するに当たって、今御指摘のように犯罪が多発いたしておりますの……
○国務大臣(沓掛哲男君) 今般、防災担当大臣を拝命いたしました沓掛です。どうぞよろしくお願いいたします。今後とも災害対策に全力を尽くしてまいりますので、嘉数副大臣、平井政務官共々、山本委員長を始め理事、委員各位の格別の御指導を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、この冬の大雪による被害状況につきまして御報告いたします。 まず、今回の大雪により不幸にして亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げる次第であります。 この冬は、十二月上旬以降、北極からの寒気が数回にわたって南下したため日本各地で低温となり、日本海側の地域は暴風を伴った大雪……
○国務大臣(沓掛哲男君) 平成十八年七月豪雨による被害状況等につきまして御報告いたします。 まず、今回の豪雨により不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、行方不明者の方の一刻も早い発見をお祈りいたしますとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。 七月十五日以降、九州から東日本に延びた梅雨前線により、広い範囲で大雨となりました。山陰、北陸及び長野県では、七月十五日から二十一日までの七日間の総雨量が多いところで六百ミリを超え、また九州南部では、七月十八日から二十四日までの七日間で総雨量が多いところで千二百ミ……
○国務大臣(沓掛哲男君) この冬の大雪による被害状況につきまして御報告いたします。 まず、今回の大雪により不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げる次第であります。 この冬は、十二月上旬以降、北極からの寒気が数回にわたって南下したため日本各地で低温となり、日本海側の地域は暴風を伴った大雪に見舞われ、記録的な積雪となりました。秋田県、新潟県、福井県を始め全国の二十三地点で、年間の最深積雪の記録を更新しております。 これらの大雪によって、雪下ろし中の転落や屋根からの落雪などで、全国で百三十六名の死者が発生しております。これは、昭和三十……
○国務大臣(沓掛哲男君) 第百六十四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。 昨年は福岡県西方沖地震や台風第十四号、ハリケーン・カトリーナ、パキスタン北部の地震など国内外で大きな災害が発生しました。また、昨年十二月以来の記録的な大雪のために、全国で大きな被害が発生しております。これらの災害によりお亡くなりになられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされておられる被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。 この冬の大雪被害に対して、政府といたしましては、これまで災害救助法の適用や自衛隊の災害派遣などによる雪……
○国務大臣(沓掛哲男君) 実は、昭和四十年に山村振興法という法律ができました。当時は経済企画庁の総合開発局に置かれたんですが、山村振興ですから課長は農林省、その次に関係あるのは道路関係だからというので私が建設省から総括補佐で出ました。そのとき盛んに議論されたのがこの集落の、いわゆる、ごとの移転でございました。集落の再編成、その中において数軒あるそういうものを移した方がいろんな面で、本人にとっての福祉の面でも、また行政の効率面でもということでいろいろ議論されましたが、なかなかこういういろんな有識者の方々のところでそういうことは言うべきではないと、やはりそこにいる人たちを重点的にということであった……
○国務大臣(沓掛哲男君) 災害から得られましたそういう教訓を今後の防災対策に生かしていくということは大変大切であり、かつ重要なことであるというふうに思っております。山岳の多い我が国ですから、過去におけるそういう多くの経験を生かしながら防災対策あるいはまたそこでの居住などが行われているんだというふうに思っております。 新潟県が今先生、要望しておられるこの震災メモリアルとそれから総合的教育研究機関の整備については、現在新潟県において今調査費を計上して具体的な事業などの内容について検討をしていただいていると聞いておりますので、その検討結果をひとつまたいろいろ出していただいて、私たちの方でもまた十分……
○国務大臣(沓掛哲男君) 昨年の十一月以降、女子児童が殺害されるという痛ましい事件が続発し、国民に不安を抱く状況にあることを大変残念に思い、申し訳なく思っております。 昨年の十一月二十二日に広島で事件が起き、三十日に被疑者が逮捕されたわけですが、私は広島へは十二月十四日現地を視察、お見舞い、また御冥福を祈らせていただきました。 それで、この栃木の事件は十二月一日に栃木県の今市市で発生したわけでございますが、翌日の午後において茨城県の常陸大宮市の山林に遺体が放置されていたという大変痛ましい事件でございます。先週の土曜日、二十八日に現地に参りまして、いろいろな状況をお聞きしたり活動等を、視察も……
○国務大臣(沓掛哲男君) 国家公安委員会委員長として、所信の一端を申し述べます。 最近の治安情勢は、刑法犯認知件数が三年連続して減少し、犯罪の増加傾向には一定の歯止めが掛かったものの、依然として昭和期の二倍近くに上るなど、厳しい状況にあります。 こうした状況の下、内閣の最重要課題である世界一安全な国、日本の復活のため、その中心的役割を担う警察の責務は大変に重いことから、犯罪に強い社会の実現のための行動計画や緊急治安対策プログラム等に基づく総合的な治安対策を引き続き強力に推進してまいります。 第一は、犯罪抑止のための総合対策の推進であります。 昨年相次いで発生した女子児童殺害事件等、国民……
○国務大臣(沓掛哲男君) 特殊部隊、SATは、ハイジャック等の重大テロ事件や銃器を使用した凶悪事件等に際しまして、事態の鎮圧及び被疑者の検挙に当たることを主たる目的といたしまして、平成八年四月に警視庁、大阪府警察等七都道府県に編成し、事案が発生した際には状況に応じまして警察庁の調整の下で広域的な運用がなされるものでございます。 最近の厳しいテロ情勢の下で、沖縄県がSATが既に編成されている七都道府県から地理的に離れております。一番近いところは福岡県と思いますが、約千キロほど離れております。そういうような地理的な条件も踏まえまして、沖縄県警察にSATを編成したものであります。沖縄県における重大……
○国務大臣(沓掛哲男君) バックアップ機能については、今委員もおっしゃられましたように、緊急的なものとしては立川があるわけでございますけれども、もう少し広域的にしたらどうかということについては、今、国会の方でいろいろ議論していただいておるのでございまして、いわゆる国会等の移転という、国会等の等は首都機能も含めたという意味なんですが、国会等の移転に関する政党間両院協議会ということで、公明党の方にもお入りいただいているんですけれども、参議院十一名、衆議院十一名、二十二名で平成十五年三月から検討させていただいて、一昨年の暮れ、これはバックアップ機能をどうするかということで、今年度から予算的にも参議院……
○国務大臣(沓掛哲男君) おはようございます。 ただいま議題となりました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における準空気銃を使用した犯罪の実情等にかんがみ、これによる危害の発生を防止するため、その所持を禁止し、その他所要の規定を整備すること等をその内容としております。 以下、項目ごとにその概要を御説明いたします。 第一に、準空気銃の所持の禁止に関する規定の整備についてであります。圧縮した気体を使用して弾丸を発射する機能を有する銃であって空気銃に該当しないもののうち、人を傷害し得るものを準空気銃と……
○国務大臣(沓掛哲男君) 平成十五年以降三年間は連続して刑法犯認知件数が減少し、検挙率も上がり、治安に回復の兆しが見えております。しかしながら、今委員言われましたようないろいろな問題が発生いたしております。その一つが、幼児を対象とした凶悪犯罪が続発し、また銃器・薬物犯罪も依然として厳しい状況にあります。 これら犯罪のない社会の実現を目指して、その取締りを強化するとともに、国民の安全、安心を確保するため、地方警察官の増員、今年もう三千五百名認めてもらいましたが、さらに防犯情報の提供など、犯罪の抑止に向けた多面的な取組を推進することが必要と考えております。 警察として、発生した犯罪の着実な検挙……
○国務大臣(沓掛哲男君) ただいま松井委員から、本当に私たちもこの中身を知る上において大変濃く知れた、深く理解できたというふうに思っています。 最初の所管の問題ですけれども、これは決して、警察庁が先ほどこの法律に基づいて公共の秩序等を守る云々だけでとはどうかとか、あるいは経済産業省の、いわゆる経済的な業に関係しては経済産業省がどうかとかいう、いろいろな御質問がございました。 私は、ほとんどの委員会は実は経済産業委員会におりました。したがって、商工委員長をやり、また政務次官も経済産業省でやらせていただいて、幾分幅広に取り過ぎるかなといういろんな意見もございましたんですが、決して、この法案は非……
○国務大臣(沓掛哲男君) ただいま議題となりました遺失物法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、最近における遺失物の取扱いの状況にかんがみ、拾得された物件の返還及び売却のための手続、施設において拾得された物件に係る手続の特例、拾得者への所有権の帰属に関する規定等を整備するほか、表記を現代用語化することをその内容としております。 以下、項目ごとにその概要を御説明いたします。 第一は、拾得された物件の返還及び売却のための手続に関する規定の整備であります。 その一は、警察本部長は、警察署長が公告をした物件が貴重な物件であるときは、他の警察本部長に通報す……
○国務大臣(沓掛哲男君) お尋ねの件についてお答えいたします。 今回の法改正により、所有者の判明しない犬や猫を拾得した人は、動物愛護法の規定により、都道府県等にその引取りを求めた場合につきましては遺失物法が適用されないこととするその理由でございますけれども、警察署では動物の飼養や保管に関し専門的な知識を有する職員や専門の施設を有していないことから、専門的な職員及び施設を有する都道府県等において犬や猫を取り扱うこととした方が動物の愛護の観点から見て適切であるという考え方であります。 今回の改正により、所有者の判明しない犬や猫の取扱いが大きく変わることから、警察といたしましては、まず第一に、所……
○国務大臣(沓掛哲男君) お答えいたします。 愛媛県警察において、今御指摘の、現在流出したと見られる資料等の詳細を今調査しているところでございますが、取調べに関する心構えを記載したような文章もその対象としているというふうに聞いております。この文章の性格、記載内容の趣旨等については現在調査中でございますが、その内容から見て公的なものではないとの報告を受けており、この警察官が自分の経験等から自分の思いを記載したものではないかというふうに聞いております。 実際、いろいろ警察庁あるいは全国警察においてもいろいろ各種の教養資料を用いて今のようなことについてもいろいろ指導、教養の徹底を図っておるもので……
○国務大臣(沓掛哲男君) 管理業務と捜査業務を明確に分けて分離していくということは、これはもう基本で非常に大事なことです。今委員おっしゃられたようなことについて、いわゆる管理業務者がいわゆる捜査業務はしてはいけないということになっております。では、その反対はということですが、捜査業務関係の人が管理業務をやるとすれば、それは今度は管理業務をする人は捜査業務をしてはいけないことになっていますから、それは明らかに管理業務者が捜査業務をしていけないということできちっと整理されることになるんだというふうに思います。 そこで問題は、いわゆる管理業務者と、そして、しかしここに被留置されている方は留置されて……
○国務大臣(沓掛哲男君) ただいま景山理事のいろいろお話がございました。その御指摘のとおり、北朝鮮による日本人の拉致事案は我が国の主権を侵害し、被害者及びその御家族に本当に耐え難い苦痛を強いるものであり、我が国としても許し難い事件であるというふうに認識いたしております。 警察庁では、北朝鮮による日本人拉致問題の重要性を踏まえまして、これまでに判断した十一件十六名の北朝鮮による日本人拉致容疑事案及びこれら以外の拉致の可能性を排除できない事案の捜査等において、各都道府県警察に対し専従的に指導を行うとともに、係る事案について関係機関あるいは民間団体との調整を行うことを目的とし、本年四月一日、拉致問……
○国務大臣(沓掛哲男君) 首都直下型地震につきましては、マグニチュード七クラスの地震に対しまして中央防災会議で被害想定を行いました。この中で、発生の切迫性が高く、被害が広域に及ぶと想定される東京湾北部を震源とする地震について被害想定を見ますと、最大で、建物全壊・焼失棟数約八十五万棟、死者数約一万一千人、経済被害約百十二兆円、うち直接被害約六十七兆円、避難所生活者数約四百六十万人、帰宅困難者数約六百五十万人という甚大な結果となっております。
以上です。
【次の発言】 御激励いただいてありがとうございました。
昭和の時代から見ると、平成に入ってきてからだんだんこの治安状況は悪く、いわゆる刑法犯……
○国務大臣(沓掛哲男君) 防犯の視点からいわゆる警察庁では設置基準を設けております。ATMに関するもののみと、もう一つはATMを含んだ銀行全体のいわゆる安全を守る、防犯の視点からの設置基準というのがございます。 平成十四年には、建設重機を用いて屋外に設置されたATMから現金を奪う窃盗事件が多発したことから、警察では、取締りを徹底するとともに、平成十五年七月に、金融庁と連携の上、平成十一年に策定したATMの防犯基準を改正し、全国の金融機関に対する指導強化をしたところでございます。内容は、まあ時間の関係で省略します。 それからさらに、このATMを含んだその銀行、金融機関全体に対する防犯の視点か……
○国務大臣(沓掛哲男君) お尋ねの昨年一年間における犯罪による小学生の殺人被害件数は二十七件、未就学者は七十八件、二十七件と七十八件です。ここ数年、大体百件前後ということです。 ここの場合は小学生が少なくて未就学者が多いんですが、犯罪による被害件数は圧倒的に小学生が多いです。昨年一年間で二万四千四百四十八件、それから未就学者は六百四十一件、これに対する対策を全力を挙げてやっております。政府としても、昨年の十二月、総理の下で犯罪対策閣僚会議を開き、犯罪から子供を守るための対策などを取りまとめまして、全力を挙げて犯罪から守る対策を講じているところでございます。
○国務大臣(沓掛哲男君) 通告を受けていなかったものですから、申し訳ございません。失礼いたしました。 テロ対策の要諦は、今官房長官のお話のありましたとおり、未然防止にあるところでありまして、その重要性に対する国民の認識、理解を深め、その対策の推進に資するため、テロの未然防止に関する国の基本的姿勢等を規定する基本法は必要と思料いたしておりますが、御指摘の基本法につきましては、関係省庁が多岐にわたるところから、政府が一体となって検討すべきものと考えております。 警察といたしましても、関係省庁の一つとしてこの検討に積極的に参画してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○国務大臣(沓掛哲男君) 新型インフルエンザが発生、流行した場合におきましては、国民の生命、身体、財産を守り、公共の安全と秩序の維持を図ることを責務としております警察といたしましても、現場体制の確保をしっかりと守り、そして執行力の低下をしないように日ごろから十分の対策を立てていかなければならないということで、いろいろ対策を講じております。 その一つは、やはりこの新型インフルエンザがどういうものかということを周知させることが必要でございますので、都道府県警察に対し、その危険性や症状を十分理解するように周知の徹底を図っております。また、抗インフルエンザ薬の確保については、実は厚生労働省にもいろい……
○国務大臣(沓掛哲男君) お答えいたします。 道路標識による駐車禁止規制の対象から除外する車両につきましては、都道府県公安委員会の道路交通規則等で定められております。 三十五都道府県におきましては、介護を要するなど一定の要件を満たす知的障害者の方が現に使用中の車両で都道府県公安委員会が交付した標章を掲出しているものについて、道路交通規則等で除外の対象とされております。したがって、これらの都道府県、三十五の都道府県におきましては、自閉症の方のうち介護を要するなど一定の要件を満たす知的障害者であると判断された方については、駐車禁止除外指定車標章の交付を受けることが可能であると承知しております。……
○国務大臣(沓掛哲男君) テロ発生の根本原因については、今委員もおっしゃられたようにいろいろな原因があるわけでございますが、一般論として申し上げれば、政治、民族、宗教、思想等の対立等によるものと考えられ、また貧困、経済、開発の後れ等がテロを助長しているとの指摘もございます。そういうことを踏まえて、具体的にどういう対応をしているかについて述べさせていただきたいというふうに思います。 平成十三年の米国における同時多発テロ事件以降におきまして、入国管理局等との連携による水際対策の強化を行っておりますし、国内における情報収集とテロリストの発見、検挙にも努めております。また、各国治安機関との情報交換の……
○国務大臣(沓掛哲男君) 警察庁におきましては、この中根議員の事件につきましては、任意事件といたしまして、三月の二十日に書類送致を既にいたしております。
木俣さんの、については、御承知のとおり、これは同様……(発言する者あり)あっ、いいですね。
【次の発言】 新聞発表等は両案ともにいたしておりません。
【次の発言】 そういう特別な配慮はないものと思っております。
【次の発言】 もうそのとおりです。
【次の発言】 任意事件として取り扱いまして、その任意事件として書類送検したものでございますので、これはあくまでも関係者の名誉やプライバシーに関係いたしますので、それ以上の答弁は差し控えたいと思いま……
○沓掛哲男君 皆さんおはようございます。 それでは始めさしていただきます。 昔から失敗は成功のもとと言われています。失敗にくじけず、その原因を究明し、それへの対応をしっかり立てて再チャレンジすれば成功は間違いないというような教えだというふうに思っております。私たちのこの周辺におきましても成功の例、失敗の例はしばしば見られるのですが、成功した場合には、少しでもそれに関係した人は、おれがやったやったと言いますので後世にもよく伝わるのですが、失敗した事案については、みんなかかわりたくない、早く忘れてしまいたいというようなことが多く、後世に伝わりにくいです。 今、景気もマクロ的には良くなってきて……
○沓掛哲男君 皆様、おはようございます。 今日は、先日の尾身財務大臣、山本金融大臣の所信に対して質問をさせていただきます。ただ、尾身大臣の方はこれから日切れでも四法案ございますので、同僚議員からもたっぷり質問しますので、山本大臣の方からさせていただきたいというふうに思います。 まず、大臣の所信に沿った形での質問を始めたいと思います。 所信において一番最初のカテゴリーにおいて、「我が国の金融システムをめぐる局面は、不良債権問題の正常化を達成し、」と非常に格好よく大上段の構えで出ておりますけれど、これについて少し質問したいというふうに思います。 さて、さきにバブルが崩壊しまして、株価や地価……
○沓掛哲男君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤井君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に森ゆうこ君を指名いたします。(拍手)
○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛哲男であります。 既に三人の方から北朝鮮についてのホットな問題について質問がございましたので、私は、基本的なことについて質問又は要望を申し上げたいというふうに思います。 最初に、北朝鮮を知る上での私の体験を少し述べたいと思います。 私は、平成十年三月二十八日から三月三十一日まで中山調査団の一員といたしまして訪朝して、ピョンヤンで拉致及び食糧支援を交渉いたしました。当時、私は自民党の国際局長という立場でございました。同僚の今日来ておられます岡田議員も北國新聞社の記者として参加いただきました。言語に絶する厳しいものでした。 最初に、最近日本において行方不明者が……
○沓掛哲男君 関連質問でございます。 私は、室田先生とそれから今のに関連した原子力の安全性、そういうものについてお尋ねしたいんですけれども、さっき室田先生は、確かに我が国の中ではいわゆるエネルギー消費量はそうふえていかない、減っていく方向だということだと思います。しかし、このエネルギーという問題は一国で考えるべき問題じゃなくて、グローバルでやはり考えていかなきゃいけないというふうに思います。 ことしの七月七日に世界の人口は五十億を超したということを米国の人口研究所が発表しておるわけで、その中で先進国の人は四分の一程度で、そして今の人口のふえ方を見ると、先進国一に対して開発途上国は三の勢いで……
○沓掛哲男君 私は河野参考人の御意見を伺いたいと思います。 今、対外不均衡是正についてはなかなか特効薬はないというお話でございますが、しかし、海外直接投資というのは定性的なものとしてこれから私は進んでいく問題だというふうに思います。海外直接投資についての問題は、国内における空洞化ということで雇用の問題、それからもう一つ私はナショナルセキュリティー、資産でいえば凍結というような問題、これは今ごろ大変不穏当じゃないかということですけれども、軍備をやっている面から見ればそういうナショナルセキュリティーも必要じゃないかというふうに思います。 なかなか海外直接投資は進みにくいというお話でございますが……
○沓掛哲男君 まず、第一点で氏原さんに御質問させていただきたいんですが、貿易摩擦をなくしていくために我が国からこれからいろいろ海外直接投資が行われていくわけですが、そういうものと国内の空洞化をもう少し定量的にやっていただけないかということを過去の反省を含めて申し上 げたいんです。 二つのことを申し上げたいんですが、今円高で苦しめられておりますけれども、こういうところで日本の円はどこまでの円高まで耐えられるかというようなことがちょうど二年前にもし議論されていたとします。あのころ一ドル二百四十円は私らも円が安いと思っていました。しかしこういうふうにまで、百五十円まで上がるとは夢にも思っていません……
○沓掛哲男君 まず第一の「産業」についてですが、前川レポートがこの産業転換をいろいろ書いておりますけれども、非常に抽象的で、いわゆる経済のサービス化だとか、あるいはここに書いておりますようないろいろなことをもとにしているんですが、もう少しやはり国民にわかるような形にしていくことが非常に重要だと思いますので、そういう関係者を呼んで具現化していくことをお願いしたいというふうに思います。 それから二番目の「資源」は、一体どんな資源が我が国で不足しているのか、そしてそういうものをもう少しやはり備蓄していくことが私は必要ではないかというふうに思います。 国民が豊かかどうかを感ずるとき、物と精神の面が……
○沓掛哲男君 四つほど質問さしていただきたいんです。 日本で行ういろいろの政策またはその労働、それはすべて国民の豊かさ、幸せさに結びついたものでなければならない、それが基本だと思いますが、我が国は随分GNPも伸び、経済的な大きな成長をしたわけですけれども、また貿易的にも大変な黒字なんですけれども、その貿易黒字的なものが国民生活に余り生かされていないんじゃないか。アメリカの国債を買ったりなんなりして金庫にしまってあるというような形で、どうも生かされていないというふうに今まで感じてまいりました。 さてこれからは、今のお話のように、海外直接投資ということが当然起こってくるわけですが、今の同僚の方……
○沓掛哲男君 この報告書の四ページなんですが、オーストラリアのいわゆる褐炭液化パイロットプラントについてちょっと質問さしていただきます。 ちょうどこの真ん中ごろに書いてございますように、 一九八〇年日豪両国政府エネルギー研究開発に関する会議において、このビクトリア褐炭の最適液化プロセスを確立し、基礎データ、ノウハウ等を蓄積するため、モーエルにパイロットプラントを建設し、運転して研究開発を行なうことで合意されております。新エネルギー総合開発機構(NEDO)はこの合意と日本で進められているサンシャイン計画に基づき、パイロットプラントの建設及び運転研究の実施を日本褐炭液化(株)(現地法人ビクトリ……
○沓掛哲男君 私も及川さんと同じく持ち時間往復三十分でございますので、十分少々私から御質問さしていただいて、たくさんいろいろ教えていただきたいというふうに思います。 そこで最初に唐津さんにお聞きしたいんですけれども、いささかマクロ的な話で恐縮でございますが、今皆様方のお話を聞いておりますと、海外直接投資は近年急増いたしております。通産省の方にも申し込みがことしもたくさん来ておるそうでございますので、恐らくこの海外直接投資というのは相当の勢いで進んでいくのではないかというふうに思います。その場合に、一体どこまでどんどんいってもいいものなのか。特に国内雇用の空洞化というような観点から、どの辺まで……
○沓掛哲男君 本調査会で三年間調査したことを踏まえつつ、私なりに総括的にまとめさせていただきました。お手元に目次的なものをお配りしておきましたので、それに従って説明していきたいと思います。 一番目の産業政策、その第一項目の中長期的課題、そのうちのイの我が国の経済、貿易の基本的姿勢から説明させていただきたいと思います。 昨年の七月に、公明党の及川議員、民社党の栗林議員と私の三人で西ドイツを公式訪問いたしました。その際、英国、フランス、スイス等も訪問いたしました。この四カ国へ参りましたとき、この四カ国のどの国からも熱心に言われたことは、四年後、昨年ですから四年後、一九九二年のECの市場統合の問……
○沓掛哲男君 では、私に与えられた時間は三十数分でございますので、簡潔に質問し、また大変申しわけございませんが簡潔にお答えいただくことをお願いしたいと思います。 最初に鈴木さんに三点質問したいと思います。 第一点は法人税についてでございますが、我が国の法人税は実効税率で世界的に見ても西ドイツの次、その後アメリカ、フランス、イギリス等がございますが、その高い西ドイツもまた一九九〇年にはそれを下げるということを聞いております。そういうふうに我が国の法人税率が非常に高いところにある。そして国際社会を見てみますと、ECは市場統合するためにあの十二カ国は一生懸命今取り組んでおります。またアメリカ、カ……
○沓掛哲男君 三人の先生から今ほど大変有意義なお話をいただきました。では、これから簡潔に質問させていただきたいと思います。 まず、日米経済摩擦の根源には、私は一つには日本人と米国人の倫理観、道徳観の違い、二つには企業観、すなわち企業の経済社会に対する役割とか責任の違いがあるというふうに思います。例えば企業について見ますと、アメリカにおいては、企業は資本家、つまり株主のものである。それに対して日本の場合、企業には社会的責任があるということが強調されております。すなわち企業というものは、株主に対する責任のほかに従業員に対する責任、取引先に対する責任、顧客に対する責任、下請や外注先に対する責任、さ……
○沓掛哲男君 本日は、安川公述人、和田公述人、大変お忙しい中を本委員会にお出ましいただきまして、ただいまは大変示唆に富んだ御説明をいただきまして、まことにありがとうございました。 それについてこれから御質問させていただきたいと思います。 まず最初に、安川さんにお願いしたいんですが、今、安川さんも和田さんも両方とも共通の話題として税制についてのお話がございました。これから社会福祉が非常にウエートが増してくる。そういう中で財源をどうするかということの税でございますが、その税を増す前にいろいろな税に対する不満を解消していかなければならないということなので、そのことについてちょっと具体的にお聞きい……
○沓掛哲男君 では最初に、黒川先生にいろいろ質問させていただきたいと思います。 私は、今回の阪神の大震災が被害が非常に大きかったのは、もちろん一つには未曾有の大震災であったということ、それからもう一つはこの地区が大変過密な都市であったということ、住宅地等であったということ、それから三番目にこういう大規模な地震に対する事前の準備がハード、ソフトの面で必ずしも十分でなかったというふうに思います。ここで復興していく場合においては、何といっても今申しました三つのうちの過密都市の解消をどういうふうにしてやっていったらいいのかというのが一つの重要なテーマだと思います。 先生今おっしゃったように、今回の……
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