このページでは青木幹雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。青木幹雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○青木幹雄君 去る一月十七日、十八日の両日、佐藤委員長、山口理事、守住委員、野別委員、林委員、秋山委員と私、青木は、阿蘇中岳噴火被害状況等の実情を調査するため、熊本、大分、宮崎の三県に行ってまいりましたので、以下御報告申し上げます。 なお、熊本県下の調査について、紀平議員、沢田議員が現地参加されました。 阿蘇山は、東西十七キロ、南北二十五キロの大カルデラ内に十数の火山を有する複式火山でありまして、これまでにも大規模な爆発を繰り返してきましたが、昨年七月、四年半ぶりに中岳が噴火し、十、十一月の下旬には多量の火山灰や噴石を放出して農作物を初め、道路、施設等に大きな被害をもたらしました。阿蘇測候……
○青木幹雄君 私は、日韓の漁業問題とこの漁業問題を解決する上に、どうしても解決をしていかなければならない竹島の領土権の問題についてお尋ねをしたいと思います。 その前に、先日来、先輩議員の皆さんからもいろいろ質問がございましたが、北太平洋の公海上で、日本人漁民が乗った北朝鮮の船がソ連に拿捕されたという問題が大々的に報道をされておりました。この報道は、読み方により、とり方によりますと、何か日本の役所も一枚かんだような印象をかなり国民に与えておると思います。そういう誤解がないように一日も早く真相を究明されて、きちっとした形で発表をしていただきたいということを要望いたしておきます。 それから最初に……
○青木幹雄君 御報告申し上げます。 去る九月十一日から十三日までの三日間にわたり、愛知、三重両県におきまして、農林水産業の実情を調査してまいりました。 派遣委員は、吉川委員長、細谷理事、井上理事、鈴木委員、三上委員、猪熊委員、林委員、喜屋武委員、星野委員、それに私、青木の十名でありました。 以下、日程に従って御報告申し上げます。 まず、愛知県では、県当局から本県の農林水産業の概要について説明を受けました。 本県は、農業粗生産額が常に全国の上位にある農業県で、特に園芸・畜産部門にすぐれ、販売金額一千万円以上の農家戸数は全国第二位にあります。林業は、森林面積こそ下位にあるものの、民有林人……
○青木幹雄君 参考人の皆さんきょうは御苦労さまでございました。 私の持ち時間が十五分、質問、答弁合わせてでございますので、一括して質問をいたしますので、参考人の皆さん三分くらいで御答弁をそれぞれお願いしたいと思います。 まず、鈴木参考人にお尋ねをいたしますが、これは多少土地改良の法案とは別な問題でございますが、せっかく御出席をいただいておりますので、農業を理解していただく面で非常にユニークな試みを町長さんの地元で行っておられることがこの間、これは二十五日の全国紙に出ておりましたので、そのことについてお尋ねをいたします。 これは見出しは「国内パック旅行多様化」という見出しでございまして、「……
○青木幹雄君 参考人の皆さん、きょうは御苦労さまでございました。ただいまは皆さんからそれぞれの立場で非常に貴重な御意見を聞かせていただきありがとうございました。私は時間が限られておりますので三人の参考人の方に続けてお尋ねをいたしますので、質問が終わりましたらそれぞれ順次お答えをいただきたいと思います。 まず、岸参考人にお尋ねをいたしますが、ただいま参考人から、参考人の町長をなさっております金山町における林業振興と地域の活性化のためになさっておるいろいろな努力についてお話をお聞かせいただきましたが、現在全国の山村において林業従事者の減少、高齢化が進んでおります。また、森林組合なども担い手として……
○政府委員(青木幹雄君) このたび大蔵政務次官を拝命いたしました青木幹雄でございます。 至らぬ者でございますが、皆様方の御指導をいただきながら一生懸命務めてまいりたいと思います。よろしくお願いをいたします。
○政府委員(青木幹雄君) 日本銀行政策委員会委員小尾知愛君は三月三十一日任期満了となりますが、その後任として井倉和也君を任命いたしたいので、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いをいたします。
○政府委員(青木幹雄君) 水原敏博君を証券取引等監視委員会委員長に、成田正路及び三原英孝の両君を同委員に任命いたしたいので、大蔵省設置法第十一条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いをいたします。
○青木幹雄君 新しい大臣が就任されましてから初めての委員会でございます。大臣御就任、心からお喜びを申し上げます。 また、私どもと今日まで一緒にこの委員会をやってきました村沢先生、本当に政務次官御就任おめでとうございます。 この委員会は、非常に仲よく、お互いに立場はありますが理解し合ってやってきた委員会でございますので、私どもも一生懸命協力をいたしますので、ひとつ大臣にも、非常に大事な時期でございますのでしっかり頑張っていただきたいと思います。 きょうは、私どもの同僚が特に米の問題を中心に質問をすることになっておりましたが、突発的なロシアの日本海に対する放射性廃棄物の投棄という重大な問題が……
○青木幹雄君 大臣、今回の米騒動、いろいろな原因、言い分はあるでしょうけれども、本当にあしたの米大丈夫かという非常に大きな不安に国民を落とし込んだ、これは私、細川内閣の非常に大きなエラーだと思っております。大失政だと思っております。その内閣の米の直接の責任者である大臣、その責任をどういうふうに感じておいでになりますか。
【次の発言】 今、実際米屋へ行っても米がない。米屋さんによっては張り札をちゃんとして米はありませんと。戸も閉まっている、電話も通じない。それから米を買うにも長い行列をしなきゃいかぬ、何時間も立ってなきゃ米が買えない。こういう状態は世界の経済大国と言われる日本では実際起きちゃいけ……
○青木幹雄君 今提案されました漁港整備計画、これは漁民にとっても生産者にとっても非常に大切な問題でございますので、日切れが日切れにならぬように、私どもも賛成でございます。 ただ、漁港の問題について私は、皆さんも恐らく同じ、大臣も同じだと思うんですが、一つだけ非常に理解のできない問題がございます。理解のできない問題というよりも、納得もいかないし、非常に腹も立つ問題でございますが、それは、現内閣において、平成六年度の予算編成に当たってA、B、Cという公共事業にランクをつけられた。御承知のようにAは生活環境の整備、Bは国土保全、Cは産業基盤の整備ということでございますが、その中で漁港がCにランクさ……
○青木幹雄君 私は、ただいま可決されました特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、日本共産党の各派及び各派に属しない議員新間正次君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 農産加工業は、農産物の重要な仕向先として、農業と密接な結びつきを有しているばかりでなく、食料の安定供給、地域経済の活性化等の面においても、大きな役割を果たしている。 しかるに、近年、農産加工業を取り巻く情勢は、……
○青木幹雄君 ただいま議題となりました農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主要な内容を御説明申し上げます。 我が国経済社会は、戦後急激な発展を遂げてまいりましたが、この間に引き起こされた自然環境の破壊、人間関係の希薄化等の問題に対しまして、近年国民の間に反省の機運が生じ、物の豊かさよりも心の豊かさやゆとりを重視する傾向が強まっております。 一方、このような経済発展は、農山漁村においては過疎化や農林漁業の停滞をもたらし、その活力を低下せしめるに至っております。 このような状況の中で、近年都市住民を中心に農山漁村に滞在して農林漁業に対する……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 九月三十日の本会議におきまして農林水産委員長に選任されました青木幹雄でございます。 申すまでもなく、現在の農林水産業をめぐる環境はまことに厳しい状況にあります。こうした中、本委員会の使命は極めて重大なものがあり、委員長といたしましても、その職員の重さを痛感しているところでございます。 本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力と御鞭撻をいただき、公平かつ円滑に行ってまいる所存でございます。 何とぞ御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大河原農林水産大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員二田孝治君から説明を聴取いたします。二田孝治君。
【次の発言】 以上で本案の趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時五分散会
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、谷本巍君が委員を辞任され、その補欠として三上隆雄君が選任されました。
【次の発言】 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二日、三上隆雄君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
【次の発言】 農林水産政策に関する調査を議題といたします。
先般本委員会が行いました農林水産業の実情調査のための委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。浦田勝君。
【次の発言】 以上をもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。
なお、ただいまの報告にありました現地の要望につきましては、本日の会議録の末尾に掲載することといたします。
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
去る一月十七円に発生いたしました平成七年兵庫県南部地震により、多数のとうとい人命を失いましたことはまことに痛ましい限りでございます。犠牲者の方々に心から弔意を表します。
ここに、犠牲者の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。
御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る一月十八日、西岡瑠璃子君が委員を辞任され、その補欠として細谷昭雄君が選任されました。
また、同月二十六日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君が……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、村沢牧君、細谷昭雄君、野別隆俊君及び星川保松君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君、穐山篤君、及川一夫君及び矢田部理君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に井上哲夫君を指名いたします。……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 青年の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法案、農業改良資金助成法の一部を改正する法律案、農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法案、農業経営基盤強化促進法の一部を改正する法律案、以上四案を一括して議題といたします。
四案につきましては、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
【次の発言】 農林水産行政に関する調査のうち、平成七年度の農林水産行政の基本施策に関する件を議題といたします。
本件につきましては既に説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午後零時七分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、農……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、細谷昭雄君及び村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として粟原君子君及び千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、吉川芳男君が委員を辞任され、……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十二日、太田豊秋君、栗原君子君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君、細谷昭雄君及び村沢牧君が選任されました。
【次の発言】 農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、農林水産消費技術センターの設置に関し承認を求めるの件、以上両案を一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。大河原農林水産大臣。
【次の発言】 以上で両案件の趣旨説明の聴取は終わりました。
両案件に対する質疑は後日に……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として及川一夫君が選任されました。
【次の発言】 農業者年金基金法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、農林水産消費技術センターの設置に関し承認を求めるの件、以上両案を一括して議題といたします。
両案件につきましては、既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時十……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、及川一夫君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
また、本日、会田長栄君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
【次の発言】 去る三月十四日、予算委員会から、三月十七日の一日間、平成七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林水産省所管及び農林漁業金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
まず、大河原農林水産大臣から説明を求めます。大河原農林水産大臣。
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産政策に関する調査のうち、畜産物等の価格安定等に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度といたします。
星川保松君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。星川君。
【次の発言】 ただいまの星川君提出の決議案の採決を行います。
本決議案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
ただいまの決議に対し、大河原農林水産大臣から……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産政策に関する調査のうち、緑の募金による森林整備等の推進に関する法律案に関する件を議題といたします。
本件につきましては、北修二君から委員長の手元に緑の募金による森林整備等の推進に関する法律案の草案が提出されております。内容はお手元に配付のとおりでございます。
この際、まず提案者から草案の趣旨について説明を聴取いたします。北君。
【次の発言】 本草案に対し、質疑、御意見等がございましたら御発言願います。――別に御発言もなければ、本草案を緑の募金による森林整備等の推進に関する法律案として本委員会から提出することに御……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、村沢牧君及び細谷昭雄君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君及び竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大河原農林水産大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
農産物検査法の一部を改正する法律案の審査のため、五月二十三日午前十時から参考人の出席を求め……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、大渕絹子君及び竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君及び細谷昭雄君が選任されました。
また、昨日、都築譲君、野別隆俊君及び細谷昭雄君が委員を辞任され、その補欠として和田教美君、篠崎年子君及び渕上貞雄君が選任されました。
【次の発言】 農産物検査法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、全国農業協同組合中央会常務理事高野博君、有限会社長谷部商店代表取締役長谷部喜通君、消費科学連合会事務局長伊藤康江君、和光大学経済学部教授持田恵三君……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、渕上貞雄君及び篠崎年子君が委員を辞任され、その補欠として細谷昭雄君及び野別隆俊君が選任されました。
また、昨日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として穐山篤君が選任されました。
【次の発言】 農産物検査法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
委員の異動……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動についで御報告いたします。
去る五月二十五日、穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
同二十六日、上山和人君及び渕上貞雄君が委員を辞任され、その補欠として細谷昭雄君及び野別隆俊君が選任されました。
また、昨日、和田教美君、細谷昭雄君、村沢牧君及び野別隆俊君が委員を辞任され、その補欠として都築譲君、渕上貞雄君、大渕絹子君及び庄司中君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律案について、商……
○委員長(青木幹雄君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、渕上貞雄君、大渕絹子君及び庄司中君が委員を辞任され、その補欠として細谷昭雄君、村沢牧君及び野別隆俊君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二号国営川辺川総合土地改良事業の中断に関する請願外二十件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○青木幹雄君 一言ごあいさつを申し上げます。 昨年九月以来、本委員会の委員長をさせていただきました。この間、我が国の農林水産業を取り巻く環境は内外ともに極めて厳しいものがあり、本委員会におきましても重要な案件が数多くございましたが、皆様方の御協力を賜りまして、委員長の職務を全うすることができました。ここに改めてお礼を申し上げます。 なお、引き続き本委員会に籍を置くことになりましたので、今後とも皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。どうもありがとうございました。(拍手)
○青木幹雄君 第二班の委員派遣の御報告を申し上げます。 去る九月四日から六日までの三日間にわたり、北海道におきまして農林水産業の実情を調査してまいりました。派遣委員は風間理事、菅野委員、須藤委員、国井委員、それに私、青木の五名であります。 まず、北海道の農林水産業の概況について御説明を申し上げます。 本道では、豊かな土地資源を背景として、若い専業的農家を主体に大規模で生産性の高い農業を展開しております。また、米や牛肉など多くの農畜産物が全国一の生産量を上げており、農業粗生産額では十年連続で一兆円に達して全国の約一割を占めるなど、我が国最大の食糧供給基地となっております。なお、近年は夏野菜……
○青木幹雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○国務大臣(青木幹雄君) このたび沖縄開発庁長官を拝命いたしました青木幹雄でございます。立木委員長初め、理事、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 皆様御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆さんのたゆまざる御努力と相まって社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど……
○国務大臣(青木幹雄君) 今先生いろいろ詳しくお話をなさいましたように、沖縄には陶器とか織物など非常に伝統的な工芸品が数多くございます。これまでも国といたしましては、後継者の育成事業、需要開拓事業など各種の支援策を今日までもとってきたところでございます。 国といたしましては、沖縄の特色を生かしつつ自律的発展を促すために、今後ともこれらの支援策を積極的に展開していこう、そういう考えでおります。今行っておりますのは、国立組踊劇場の整備を、これは沖縄の芸能文化なんですが、発展のために一生懸命やっております。 それから、今先生からお話がございました工房の町につきましては、対応する支援策というものは……
○国務大臣(青木幹雄君) 吉川議員にお答えをいたします。 公務員の二五%削減の根拠がないというお話でございますけれども、私どもは行政の減量、効率化、そういうことは中央省庁改革の柱の大きな一つであるというように認識をいたしておりまして、そのために定員については二五%の削減を閣議決定し、小渕内閣の公約としているところでございます。今後、全力を挙げて努力を続けていかなければならない問題だと考えております。 具体的には、各省庁の定員を少なくとも十年一〇%の計画的削減を進める、また二つには独立行政法人化による一層の定員削減に努める、増員の徹底した抑制を図るというようなことによって二五%の達成を目標に……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(青木幹雄君) このたび内閣官房長官を拝命することになりました青木幹雄でございます。 第百四十六回国会における総務委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べます。 小渕内閣は、発足以来、国会の御協力をいただきながら、金融危機、経済不況の克服に全力で取り組んでまいりました。 今後は、経済を本格的な回復軌道につなげていくとともに、二十一世紀の新たな発展基盤を築き、未来に向け経済を新生させるため、理念ある経済新生対策を早急に取りまとめるべく、全力で取り組んでいるところであります。 私は、内閣官房長官として、各大臣との連携をとりつつ、総理を補佐し、内閣官房の責任者としてみずか……
○国務大臣(青木幹雄君) 海老原議員にお答えを申し上げます。
恩給受給者の多くは、さきの大戦においてみずからを犠牲にし国のために尽くしてこられた方々と、その御遺族等でございます。こういった方々に対する誠意ある処遇は国家として責務であるというふうに考えております。
恩給の改善に当たっては、恩給が国家補償的性格を有する等の特殊性を十分考慮しつつ、今後とも誠意を持って対処していきたいと考えております。
【次の発言】 千葉先生にお答えをいたします。
西村前防衛政務次官の女性軽視の発言でございますが、これは週刊誌の取材に応じて行われた発言でありまして、私どももよくいろんなことを説明する場合にいろん……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 PFIによる公共施設等の整備は、地方公共団体においても財政資金の効率的使用と地域住民のニーズに即した公共サービスの提供に非常に有効なものである、そういう認識を持っております。また、PFI事業は民間事業者に対し新たな事業機会をもたらし、議員おっしゃるように、経済の活性化にも大いに資するものがあると、そういうふうに考えております。 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律が本年七月に成立をいたしました。九月に施行されたところであり、政府としてはこれを受けて、関係省庁の協力のもとにPFI事業の積極的な推進に今後一生懸命努めてまいり……
○国務大臣(青木幹雄君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、沖縄開発庁長官として、私の所信の一端を申し述べます。 皆様御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたり米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。 沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆様のたゆまざる御努力と相まって、社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど、沖縄の経済社会は総体として着実……
○国務大臣(青木幹雄君) 平成十二年度沖縄開発庁予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十二年度沖縄開発庁の予算は、平成十三年一月の省庁再編に備え、平成十二年四月から十二月までの九カ月分については(組織)沖縄開発庁に、平成十三年一月から三月までの三カ月分については(組織)内閣本府及び(組織)沖縄総合事務局に分割して計上しておりますが、本日は、それらを合わせた予算全体について御説明申し上げます。 沖縄の米軍基地の整理、統合、縮小問題及び沖縄の振興策が現下の重要課題となっており、沖縄の振興策を一層推進するためにも、平成十二年度の沖縄開発庁予算は重要なものであります。 このような状況……
○国務大臣(青木幹雄君) 初めに、衆議院の本会議とちょうど時間が重なりましたのでおくれて参りましたことをおわび申し上げます。
日米安保条約というのは、御指摘のとおり、日米安全保障条約として我が国及び極東の平和と安全を守るのが日米安保条約だと、そういうふうに理解をいたしております。
【次の発言】 もちろん、我が国の平和と安全が維持されるということは、我が国国民の命、暮らし、さらには女性の人権も含めた国民の基本的な人権を守る上で不可欠な前提であると考えておりますので、当然女性の人権は入っているものと私は理解をいたしております。
【次の発言】 これは沖縄であるとなしとにかかわらず、私は、女性に対す……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 沖縄振興開発金融公庫は、昭和四十七年に設立されて以来、日本政策投資銀行を初め本土の六つの政策金融機関が行っているそれぞれの業務を一元的に行う総合公庫として、沖縄における経済の振興と社会の開発に金融面から寄与してまいりました。 そうした中で、最近の金融の自由化の進展を初め、金融市場をめぐる環境が大きく変化してきていることから、こうした状況に適切に対応し、今後の沖縄の振興開発を一層進めていくためには、沖縄振興開発金融公庫の業務範囲を拡大するとと……
○国務大臣(青木幹雄君) 今回の財政投融資改革は、御承知のように、郵便貯金等が全額資金運用部に預託される、そういう制度から特殊法人等の施策に必要な資金を市場から調達する仕組みへの抜本的な転換を図ろうとするものであることは、議員も御承知のとおりでございます。 今回の沖縄公庫法の改正におきましては、債券発行等資金調達手段の多様化の措置を講ずることといたしておりますが、これは財政投融資改革が予定される中で、資金の安定的な確保を公庫として図ろうといたしておるものでございます。 今後の公庫の業務運営に当たりましては、市場原理に沿った資金調達を図るとの財政投融資改革の趣旨を踏まえながら、沖縄の振興開発……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 政府は、我が国経済社会の抜本的な構造改革を図り、国際的に開かれ、自己責任原則と市場原理に立つ自由で公正な経済社会を実現していくために、規制緩和の推進とともに、公正かつ自由な競争を一層促進することにより、我が国市場をより競争的で開かれたものとするとの観点から、競争政策の積極的展開を図ることといたしております。 その一環として、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法の適用除外制度について、累次見……
○国務大臣(青木幹雄君) 今、議員御指摘ございましたように、今日までも必要に応じていろいろな見直しを行っておりますので、私は今回もその一つの流れの中だと、そういうふうに理解をいたしておりまして、抜本的な見直しをする必要は現状においてはない、そういうふうに認識をいたしております。
【次の発言】 それはどういう意図で申されたか私もよくわかりませんが、私は素人、片一方は専門家ですから、よくその辺の問題はわかりませんが、いずれは、将来、抜本的な見直しが必要だという考えを述べられたものと理解をいたしておりまして、現状においては、私は、今議員御指摘のように必要に応じて改正を行ってきたところでございまして、……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま御決議がありました会計検査院の検査体制の充実強化につきましては、政府といたしましても、会計検査院が国会と緊密な連携を保ち、適切かつ効果的な行政の執行のため有効に機能することを期待しているところであり、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも協力をしてまいりたいと存じております。
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま議題となりました明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法は、貴重な歴史的文化的遺産が残る奈良県高市郡明日香村の歴史的風土を、住民の理解と協力のもとに保存するため、土地利用の規制並びに同村における生活環境及び産業基盤の整備等に関する計画に基づく事業に対する国の財政措置の特例を規定しているところであります。 この財政措置の特例については、平成十一年度末で期限が切れることとなりま……
○国務大臣(青木幹雄君) 今議員が、明日香村をよく知るためには何といっても現地現場だ、そういうことをおっしゃいましたが、その点では私も恥ずかしい話でございますが、以前には一回行ったことがございます。しかし、官房長官に就任してから、私自身も責任を持った立場でございますので、一回はぜひ早くという考えを持っておりますが、時間的になかなか行けませんでしたので、政務次官が、そのかわりに私がよく行っていろんな問題を研究してきましょうということで、先般わざわざ明日香村へ行ってきていただきました。そのいろんな様子を聞きながら、私もやはり一回は現地に行ってみて、直接この目で見ながらやっていかなきゃいかぬなと思っ……
○国務大臣(青木幹雄君) 第百四十七回国会における総務委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し上げます。 小渕内閣は、経済再生内閣と銘打って発足してから一年半が過ぎました。この間、国会の御協力をいただきながら、金融危機、経済不況の克服に全力で取り組んでまいりました。まだまだ安心できるような状況ではありませんが、時折ほのかな明るさが見えるところまでたどり着いたように思います。 このような流れをさらに確実なものにするため、私といたしましては、小渕総理を助け、引き続きさまざまな課題に全力を傾けて取り組んでまいります。 また、来年一月の中央省庁等改革に伴い、内閣官房及び総理府本府は、それぞ……
○国務大臣(青木幹雄君) 私も、官房長官としてよりもむしろ個人としては先生と全く同じ気持ちでございます。ただ、立場上、内閣としての考え方を申し述べさせていただきます。 内閣総理大臣の靖国神社参拝は、昭和六十年の八月十五日に一回実施をされました。そして、昭和六十一年以降は、諸般の事情を総合的に考慮し、今日まで差し控えられてきたところでございます。 昭和六十年に実施した方式による靖国神社公式参拝が憲法に違反しないという従来の政府見解は、今も何ら変わっておりません。 公式参拝は制度化されたものではありませんので、公式参拝を実施するかどうかは、我が国の国民や遺族の方々の思い及び近隣諸国の国民感情……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 障害者施策は政府の重要政策の一つであることは変わりがありません。これを推進するに当たりましては、関係省庁が連携して総合的に進めることが大切であろうということは議員のお考えと同じでございます。また、障害のある方々の意見をよくお聞きすることが大切であるということも言うまでもないと考えております。 このために、障害者施策推進本部におきまして、引き続き関係省庁の施策の総合的な連携を図りますとともに、ただいま御審議をいただいております平成十二年度予算におきましては障害者施策に関する懇談会、これは仮称でございますけれども、をつくりまして、私も直接に障害の……
○国務大臣(青木幹雄君) 委員会の給与の問題につきましては、先ほど総務庁長官がお答えなさったことに私も一般論としては尽きると思っております。 今、議員お尋ねの、各種委員会の給与一般のあり方についてのお尋ねでございますが、これにつきましては、各委員会の果たすべき機能、委員の職務内容、常勤の必要性等について十分に検討する必要があると考えておりまして、給与以前の問題として、私どもがこういう問題について考えていかなければいけないことは、まず、任期の問題。私、今度の問題が起きてからいろいろ調べてみますと、四年の任期の委員があったり五年の任期の委員があったり、それからほとんどの委員会が再任を妨げないとい……
○国務大臣(青木幹雄君) 先生がこの問題の委員として御活躍なさっていることは私も十分承知いたしております。この憲章についても私も読ませていただきました。 そういうことを考えますと、やはり持続可能な地球共同体を築くための地球憲章を地球憲章委員会が取りまとめられたと伺っておりまして、これは民間団体によるそういう地球環境保全への取り組みとして非常に貴重なものだと私も評価をいたしております。そういう前提に立って政府におきましても持続可能な社会の実現を目指しまして、循環、共生、参加、国際的取り組みを四つの柱とする環境基本計画の推進を図っているところでございます。 今後は、持続可能な社会を世界的に実現……
○国務大臣(青木幹雄君) まず、閣議決定をしたことであるから、自自の合意で、自自の連立が解消してもどうかということでございますが、十年、二五%削減という方針につきましては、与党合意を踏まえまして、政府の方針として平成十一年の四月に閣議決定をいたしておりますので、自自の連立が解消した現在でも当然基本的な方針には何ら変わりがございません。 また、御質問の削減目標に至る経緯を申し上げますと、省庁の再編以降の定数削減につきましては、中央省庁等改革基本法において十年で少なくとも一〇%の計画的削減を行うとともに、独立行政法人化によりさらに削減を上乗せするということが定められたことは今、議員おっしゃったと……
○国務大臣(青木幹雄君) ただいま加藤議員の方から、法的な問題については今までこういう経過を経てきっちり処理はされておりますというお話がございました。また、裁判においてもそういう処理がなされております。 しかしながら、私どもは、今おっしゃいましたような、二十世紀、ことしで終わりでございます。二十一世紀にかけて、やはり二十世紀に起きたいろいろな不幸なことは法的な問題を離れて人道的な立場でできる限りのことはしなければいけないということで、努力を今後とも続けていく覚悟でございます。 そういう観点に立って恐らく議員立法として今回の法案が提出されたものと私は理解をいたしておりまして、今後とも人道的な……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 私が就任当初、参議院の本会議で申し上げた私の気持ちは今日も何ら変わりません。 また、今の御質問は、私が一部新聞報道に基づいての御指摘だと思いますけれども、そういう事実は一切ございませんで、斎藤参議院議長は私にとってはそれこそ長年御指導をいただいた尊敬申し上げる先輩でありまして、そういう方に対し、私が採決を迫ったり強要をしたという事実は一切ございません。 ただ、こうして国会が始まりましたので、私は斎藤議長に対し、電話で、国会も始まりましたので何分よろしくお願いを申し上げますということは申し上げました。それは当然の礼儀だと思っております。 そ……
○国務大臣(青木幹雄君) 私が先般衆議院の予算委員会で申し上げたことは、官房長官としてではなくて、私の個人の見解として今の不祥事に対しては許しがたきものがある、また処分についてはそんな生ぬるいものはないと、そういうことを申し上げたわけでございまして、そういう気持ちは私は今も変わりません。しかし、政府としてはこれに対してとやかく言う立場でございませんので、当事者の皆さんの判断で私はそれでよかろうと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 処分の内容について、内閣官房長官という立場でとやかく批判をすることは差し控えたいと思いますけれども、それから、基本的に私は官房長官として、いろいろな問題が……
○国務大臣(青木幹雄君) 議員おっしゃるように、内閣としても非常に大きな責任を感じております。 ただ、今度の問題につきましては、議員も御承知のとおり、昨日、予算委員会が終わった後で三時間半に及ぶ議論がなされまして、その議論の中には国会の声、世論、そういうものもすべて含んでいわゆる公安委員会で決定された問題でございますので、私は公安委員会の独立性の上からいっても、内閣としてはこの決定は非常に重いものだ、そういうふうに考えております。 ただ、私も個人的な見解として、今度の処分についてこれは非常に甘いものだということは再三申し上げております。そのとおりでございます。しかしながら、決定が最終的にさ……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。 経済戦略会議の答申については、それぞれいろんな立場立場でとり方もあろうと思います。今、議員御指摘がございましたモラルハザードの問題につきましても、戦略会議の答申では、こういうふうに申し述べております。「これまでの日本社会にみられた「頑張っても、頑張らなくても、結果はそれほど変わらない」護送船団的な状況が続くならば、いわゆる「モラル・ハザード」が社会全体に蔓延し、経済活力の停滞が続くことは避けられない。」という指摘もきっちりといたしているように私は考えております。 また、御指摘のような我が国経済が長期にわたって厳しい状況が続いている背景には、短……
○国務大臣(青木幹雄君) 教育改革国民会議につきましては、議員も御承知のように、百五十名を超す全国のそれぞれの分野の有識者の方々から、二月末を目標に、教育改革国民会議を立ち上げた場合どういうものを議論していいかということのアンケートを現在集めております。また、広く国民の皆さんからも、総理と文部大臣のお名前でいろんな考え方を今集めております。 現在その整理をいたしておりまして、これの整理ができた段階で、まだ構成メンバー等は決めておりませんが、どういうものを議論すべきかという基本的な問題を決めまして、その上でそれを議論していただくメンバーはどうすべきかということを検討したいと思っておりまして、今……
○国務大臣(青木幹雄君) この問題については、私は今日まで、記者会見においてもまた当委員会においても、官房長官という立場じゃなくて、個人的な見解としていろいろ意見は述べてまいりました。
しかし、たしか三月の二日だったと思うんですが、委員長が出席されて、公安委員の皆さんも出席のもとで三時間半にわたってこの問題についての議論が交わされ、そこで結論が出されたわけでございますから、個人的な見解は別にして、官房長官という立場で、その独立性からいっても、このことを重くとりたいと考えております。
【次の発言】 それは、そういう質問がございましたので、今までも申し上げているように、私は個人的には、やはり事の……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えをいたします。
地方分権は、今や実行の段階を迎えるという認識をいたしております。
議員御承知のように、さきの通常国会で成立いたしました地方分権一括法を円滑に施行するなど地方分権を具体的な形で進め、明治以来形成されてきました国、都道府県、市町村という縦の関係である中央集権型行政システムを変革いたしまして、対等協力の関係を構築していきたいと思っております。
今後とも全力を挙げて取り組む考えでございます。
【次の発言】 今、細部にわたっては担当大臣がお話をなさいましたので、政府といたしましても、この法案が成立いただきますと、交通機関を中心として町のバリアフリー化……
○国務大臣(青木幹雄君) お答えいたします。
現在、実施中のテレビスポットにつきましては、議員おっしゃいました一月から三月までの間、全国民放等各局において一局平均約百三十回実施をいたしておりまして、これに要した費用は約二億三千万円と承知いたしております。
【次の発言】 予告にもございませんでしたので、承知いたしておりません。
【次の発言】 もう一回。
【次の発言】 幅広い国民各層の理解と協力を確保することが不可欠である、そういうことでやっておる宣伝でございます。
【次の発言】 議員は今、国民には新聞、テレビ等で十分わかっているとおっしゃっておりますけれども、私どもは全国民にまだ徹底していると……
○国務大臣(青木幹雄君) まだ正式には決めておりませんけれども、いわゆる我が国の安全確保、具体的には外交防衛等、安全保障及び大規模災害への対応等、非常に幅広い分野にわたるものでございますので、今のところは内閣に置こう、そういうふうに考えておりますが、総務庁とも十分相談をする問題が残っておると思っております。
【次の発言】 その国によっていろいろ事情は違うと思いますが、我が国においては、ただいま申し上げましたように、安全の問題また環境の問題、非常に広範囲にわたっておりますので、私は我が国においては内閣官房で結構じゃないか、そういうふうに考えて今申し上げたところでございます。
○国務大臣(青木幹雄君) 本件につきましては江田委員の資料要求に対する委員会での問題でございまして、私は参議院行政監視委員会の理事会で協議をして御決定なさる問題だと理解をいたしておりまして、官房長官という立場で私から云々することは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(青木幹雄君) 宮澤大蔵大臣がおっしゃったとおりでございまして、たしか小渕内閣が成立いたしまして、野中さんの後、私が官房長官になったときに、外遊等のときの臨時代理はだれにするがいいかという話がありまして、そのときに宮澤大蔵大臣が、それは総理もいろいろあるだろうけれども、やはり官房長官ですよとおっしゃったことは私も覚えておりまして、それ以後、総理の外遊のたびに私が臨時代理を今日まで務めてまいったという経過がございます。
【次の発言】 当然そういう経過の中で私は今回も臨時代理に就任をしたと、そう考えておりますし、また総理自身の気持ちも終始そうであったと私は理解をいたしております。
○青木幹雄君 公述人の両先生には、お忙しいところ本当にありがとうございました。 最初に、大場公述人に三つの点についてお尋ねをしたいと思います。 一つは、我が国は今や世界最大の債権大国となりました。対外純資産の額は昨年末に三千五百億ドル、これを日本円に換算いたしますと約五十二兆円に達したと言われております。また、対米資産も一兆四千億ドル、これは二百兆円、英国を抜いて世界一になったということが言われております。こうした金はジャパンマネーとして今や世界をまたにかけて地球上を駆けめぐっておるわけでございますが、このジャパンマネーが近年海外の不動産投資に向かっているということが言われております。特に……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。