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一井淳治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

一井淳治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは一井淳治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。一井淳治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 建設委員会 第2号(1986/12/09、14期、日本社会党)

○一井淳治君 十一月十一日に公共事業費一兆四千億円の追加を盛り込んだ六十一年度補正予算が成立いたしました。一般公共事業に合計千三百三十億円の建設国債増発による国費を久しぶりにつけていただくなど、景気の高揚を意図されたことがわかります。しかし、これがどの程度景気刺激の効果を発揮できるかということになりますと甚だ疑問でございます。住友銀行の試算では、GNPを〇・四%程度しか押し上げる効果しかあるまい、そして六十一年度の実質経済成長率は二・四%にとどまるだろうと予測されております。五日に発表された経済企画庁の発表によっても、国際的な公約となっている四%成長には遠く及ばない状態でございます。  そこで……

第108回国会 建設委員会 第2号(1987/03/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 内需の振興を図り、深刻な円高不況を克服することが現在の我が国の緊急の課題であるというふうに思います。このために、中曽根首相は大型の総合経済対策を打ち出すとしばしば言明しておられるところでございます。  内需拡大のための総合経済対策となりますといつも住宅建設の促進が盛り込まれておりますが、新聞などを見ますと総合経済対策が近く策定されるというふうに書かれておりますけれども、この総合経済対策の中での住宅建設の促進の対策がどの程度進み、どのような対策がとられておるのか。もしも総合経済対策の策定がまだ進められていないのでしたら、それと離れて、住宅建設の促進のために建設省としてはどのような対……

第108回国会 建設委員会 第3号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 ただいま提案理由の御説明をいただきまして、その中でこの法案の目的に関する御説明もあったわけでございますけれども、やや抽象的でございましたので、この法案の目的について、より具体的な御説明をお願いしたいと思います。  そして同時に、この法律が我が国の経済社会、国土利用の将来の中でどのように位置づけられるのか、また将来の我が国にどのような影響や効果をつくり出していくのか、四全総とも関係するのではないかと思いますけれども、そのあたりのことにつきまして国土庁長官にまずお伺いいたします。
【次の発言】 この法律の適用が始まりますと、日本で余暇に利用できる自然条件を有する土地はほとんど地域指定……

第108回国会 建設委員会 第4号(1987/05/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 この法案が作成された経緯と申しましょうか、どのようなところからこの法案が提案されてきたのか、あるいは何かモデルでもあったのか、そのあたりの経緯とか背景について大臣の方から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の七月に金丸国務大臣が民活特命大臣に任命されまして、ただいま局長からもお話がございました民間活力活用推進懇談会が設置されて、その報告書が出ておるようでございますけれども、この懇談会が設置された経緯とか検討されておる内容等につきまして、内閣の特命事項を担当されておる方のほうから御説明を願いたいと思います。

第108回国会 建設委員会 第5号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 多少この法案以外のことに関してもお尋ねしたいわけでございますけれども、最近はひところと違いまして、急に内需振興ということが叫ばれるようになりました。ただ、これがかけ声だけで終わっては非常に困るわけでございます。建設省としては内需振興のためにどういう対策をお考えになっておられるのか、これから総合経済対策が発表されたり、あるいは補正予算が作成されるというふうに進んでいくと思いますけれども、どういうふうな内需振興策を考えておられるのか、まず質問いたしたいと思います。  特に、これまで住宅建設を景気振興の中心に据えておいきになるのが常でございますけれども、今後その住宅建設の問題がどのよう……

第108回国会 建設委員会 第6号(1987/05/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 建設業界は、東京などの大都市では大変好況の部分もあるようでございますけれども、地方都市では大変厳しい状況でございます。また、企業規模も大企業から零細企業までございますし、最近は不良業者が介入しているというふうないろんな問題をはらんでおるようでございますけれども、建設省としてこの建設業界を今後どのように育成されていくのか、建設産業政策の基本的な考え方をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一月十三日付の一次答申でございますけれども、その中に、今後建設業の健全な発達を図っていくためには、企業規模の大小にかかわりなく技術と経営に優れた企業が成長していくことを基本とし、不良・不適格業者……

第108回国会 法務委員会 第3号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、法務行政の方から質問をさしていただきたいと思います。  私は昨年の七月まで弁護士の方の仕事をしておりまして、時々法務局の俗に言う登記所の方に参っておりましたけれども、どうも最近は登記所に参りましても何か大変慌ただしいような感じがいたします。それから、登記簿謄本をとりましても、昔はそうではありませんでしたけれども、最近は時には誤記があるというふうな状況もあるわけでございます。私ははたから見ておりましてどうも人員が非常に不足しているんじゃないかというふうなことも感ずるわけでございますけれども、最近の人員配置の状況についてどういうふうになっているのか、お尋ねいたしたいと思います。

第109回国会 環境特別委員会 第6号(1987/09/09、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 環境庁長官にまずお尋ねいたしたいと思います。この委員会は、七日に板橋区大和町の交差点付近の大変な大気汚染箇所を視察いたしまして、人の体をむしばむ大気汚染の実態というものを身をもって体験してきたわけでございます。長官は第百八回国会の冒頭で、   環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全するとともに、潤いと安らぎのある快適な環境の創造を目指す重要な使命を帯びた行政であります。私は、今日の経済社会の変化に対応して環境行政がその使命を全うできるよう、その責任者として全力を注ぎ込んでまいる所存であります。 このように決意を御表明になっておられるわけでございますけれど……

第109回国会 決算委員会 閉会後第1号(1987/09/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 運輸省の方にまずお尋ね申し上げたいんですが、最近オートマチック車の急発進あるいは急加速、いわゆる暴走事故が多発しているようでございますけれども、新聞や雑誌の記事が最近は頻度もだんだんふえておりますし、記事も大きくなっていくというふうな状況がございますけれども、運輸省として、AT車の暴走事故に関して一番新しい統計数字で結構でございますが、どのように把握しておられるのか、まずお尋ね申し上げたいと思います。
【次の発言】 オートマチック車の暴走事故の原因でございますけれども、端的な表現を使わせていただきますけれども、この実態は人為ミスなのか、それとも構造上の不良や欠陥が事故の原因となっ……

第109回国会 決算委員会 閉会後第4号(1987/10/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 地価高騰、これに対する対策が急務であるということは言うまでもないことでありますけれども、今回の地価高騰が不動産業者の好ましからざる動きが一つの原因になっているということも否定できないところでございます。そういうことで、投機的な土地取引の排除、そして地上げ屋や暴力行為などの悪質な行為をなくす等のために、不動産業者に対する指導の徹底、さらには宅地建物取引業規制の見直しが必要ではないかと思うのですが、建設省の方ではこれに対してどのような対策をお持ちなのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 悪質な行為、それから宅地建物取引業法に違反する行為については、免許の取り消しとか、あるい……

第109回国会 決算委員会 閉会後第6号(1987/10/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 郵政省の昭和六十三年度の一般会計予算に関連して質問さしていただきたいと思いますが、六年連続のマイナスシーリングで、この六十二年度の予算の確保は非常に厳しい状況でございます。しかも私、この決算委員会に出ることで初めて勉強さしていただいたんですが、郵政省の一般会計予算は総額が余り大きくないので、必要部門、重点部門への融通というものが非常にききにくいんじゃないかというような感想を持っております。それにいたしましても、やはり必要なものは確保していかなければならないんじゃないかというふうに思いますけれども、基礎的な先端技術の開発、これは財源がいかに不足しても絶対に実行していかなければならな……

第109回国会 建設委員会 第2号(1987/07/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 この二十四日に補正予算が成立いたしまして、建設省関係分としては二千八百十億円のNTT株式の売却資金による無利子貸し付けが充てられておりますけれども、この無利子貸付事業の対象になる、いわゆるAタイプとBタイプとあるようでございますけれども、これは具体的にどのような内容の事業なのか、また、今年度具体的にどのような事業が予定されておりますのか、建設省の所管事業について御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 通常の道路というようなものもこのBタイプに入るというふうにお聞きしてよろしいでしょうか。
【次の発言】 NTT株売却益による無利子貸し付けでございますけれども、六十三年度の予……

第109回国会 建設委員会 第3号(1987/08/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 今回の高規格幹線道路網が決定されるまでに各地からいろいろと高規格幹線道路に入れてほしいという要望が出ていたというふうに思いますけれども、この高規格幹線道路網から外れたのがどのくらいあるのか。でき得れば、地域ごとに何カ所、合計キロ数というものをお教え願いたいと思います。
【次の発言】 道路が線引きと同一視していいかどうかわかりませんけれども、線を引くという問題は全体との関係がありまして、どうしても運、不運によりまして外されるというところも出てくると思います。外された地域につきましては、地域の均衡ある発展からのけものにされる、発展が困難になるというふうな非常に憂き目に遭うわけでござい……

第109回国会 法務委員会 第2号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 法案の質疑に入る前に、一般の質疑の方からさせていただきたいと思います。  私、二十数年間弁護士をしておりましたけれども、以前はどの地方に行きましても地方検察庁の支部が各地にございまして、どの支部に行きましても有資格者といいましょうか、司法修習生の課程を終えた検察官が広く配置されておりまして、また地検本庁でも大部分の事務は有資格者の検察官がやっておられたように思います。ところが、最近の検察庁の様子を見ますと、地検本庁においてすら有資格者の検察官が非常に少なくなっておられまして、有資格者じゃない――有資格者という言葉は悪いかもしれませんが、修習生の課程を終えておられない検察官の方が広……

第109回国会 法務委員会 第3号(1987/09/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 貴重な御意見をまことにありがとうございました。  時間が余りございませんので、まず、各参考人の方々に対してあらかじめ質問を一括して出させていただきますので、結論だけで結構でありますから簡単なお答えをいただきたいというふうに思います。  まず、江藤参考人に対してお尋ねしたいわけでございますけれども、先ほど簡易裁判所創設の理念と簡易裁判所の置かれている現実について御説明をいただいたわけでございますけれども、日本国内には現在救済を求めるべき権利侵害というものがないのかどうか、泣き寝入りという状態が起こっておるのかどうかという日本国内の状態の問題でございます。  それからもう一つは、それ……

第110回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/11/13、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 引き続いて地方財政の問題につい て質問してまいりたいと思いますけれども、大変厳しい状況でございまして、そういう中で国保制度の変革の問題が出てまいりました。また先ほどの大蔵省のお話では、これは新聞記者の走り過ぎということで、新聞記者の悪者で済みそうでございますけれども、地方交付税の圧縮の問題がお化けみたいに出てきたわけで、とにかく国の財政負担を地方へ肩がわりさせようという方針が非常に根強くあるわけでございます。  ことしの予算編成の過程を見ましても、補助負担率の引き下げを行うに当たっての覚書や附帯決議があったにもかかわらず、公共事業についてああいうふうな補助負担率の切り下げが行われ……

第111回国会 決算委員会 第1号(1987/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 学校給食の関係で御質問をさせていただきたいというふうに思います。  米飯給食につきましては、文部省の体育局長さんからの通達等がございまして、文部省としてもこれの普及を図っていくということにされておるわけでございます。米飯給食は子供も好むし、米の消費拡大にもつながるし、また栄養もすぐれておる、そうしていろいろと教育上有意義であるということが言われておりまして、よいことずくめだというふうに思うんですけれども、その割に目標の週三回にも達しないということで、普及がいま一歩ではないかというふうに思うわけでございます。この米飯給食が皆さんから期待されておるにもかかわらずいま一歩であるという最……

第111回国会 決算委員会 閉会後第1号(1987/12/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 大蔵省の職員の方の土曜閉庁移行について、まず質問いたしたいと思います。  労働時間の短縮というのはもう時代の要請でございまして、週休二日制の円滑な推進が必要で、現在大蔵省でも四週六休制の試行中という状況でございますけれども、この四週六休の試行について、税務署とか財務局とか税関など、国民や業界と直接接しているそういう官署を含めまして、何か大蔵省の職員の方の四週六休の試行に対して国民の間から不平や不満があるのかどうか、その点をまず大蔵省の方にお尋ねします。
【次の発言】 総務庁の方では、この閉庁方式を進めていかれるについて、諸外国での公務員の閉庁問題についての調査をなさっておられるよ……

第111回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/12/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 昭和六十二年十一月二十七日付の「外国人の就労に関する意識調査の概要について」という法務省入国管理局の調査がなされておりますけれども、この調査をされた動機と目的についてまずお尋ねいたします。
【次の発言】 この調査報告書の一の「背景」のところで、この問題についての内部的な研究会とかあるいは懇談会を設けているということが書いてあるわけでございますけれども、どんな研究会あるいは懇談会があるのでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、入国管理の問題、特に今回の意識調査を対象とした問題について恒常的な委員会を設けているとか、そういうわけではないんですね。

第112回国会 決算委員会 閉会後第1号(1988/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、政治資金規制に関連いたしまして自治大臣の方にお尋ねいたしたいと思います。  最近は、一夜にして数千万とか数億円集めるようなパーティーの問題とか、あるいは企業献金を一挙に最高一億円を二億円に上げるような派手な話題が多い。その反面国民からの批判も強いというふうに思いますけれども、そういうこと以外に、やはり日本の民主主義をどう育てていくか、国民の立場に立った政治を進めていくためにはどうするかということで、個人献金の問題を真剣に考える必要があるんではないかというふうに思います。  五十年の七月十五日に政治資金規正法の改正が行われまして、その附則の八条に、この法律施行後五年を経過した……

第112回国会 決算委員会 第4号(1988/04/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 民間の鉄道でございますけれども、特に地方の場合には赤字路線が少なからずあるというふうに思います。私はこの廃止に賛成論者ではないんですけれども、廃止する場合の手続なり要件なりについて、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今抽象的な御説明をいただいたわけでございますので、もう少し個別の詳細な質問をさせていただきたいと思います。  代替の輸送機関の有無の問題でございますけれども、仮に廃止された場合に代替の輸送機関がありませんと、沿線の住民の生活に支障を生じますし、地元の産業にも大変な悪影響を及ぼすと思います。この代替輸送機関がないような場合にも廃止が可能なのかどうか、そ……

第112回国会 決算委員会 第5号(1988/05/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 財政法の二十四条によりますと、予備費として相当と認める金額を予算に計上できるという規定がございます。この相当と認める金額とはどういう額をいうのかということをお尋ねしたいわけでございますけれども、その前に、補正予算を組むことがもう現在では当然の慣例ということになっておりまして、補正予算を組まない年はないわけでございます。そういう時期におきますと、補正予算をその年度中に組むことを前提として予備費を考えていったらいいんじゃないかということも考えられると思うんですけれども、この補正予算との関係で、予備費についてどういうふうに考えたらいいか、その点からまずお尋ねをいたしたいと思います。

第112回国会 決算委員会 第6号(1988/05/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 特許庁では、ペーパーレス計画を現在お進めのようでございますけれども、それにつきましては弁理士の意見、特に地方の弁理士の意見を十分に聞いていただきたいと思うのでございますけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 ペーパーレスの状態によりますと、地方の弁理士あるいは地方の企業からの出願が非常に困難になって、中央集権化がますます進むということもあり得なくもありませんので、地方の活性化という観点からも十分な御検討をお願いしたいというふうに思います。それから次は、最近特許庁の方では弁理士制度の改善の検討を行われているように聞いておりますけれども、やはり弁理士の問題でございますから……

第112回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1988/07/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 日本の農業は危機とも言うべき激動の時代を進んでいるというふうに思いますけれども、お米の輸入自由化ということは絶対にあってはならないというふうに思いますし、また、食管制度はあくまで堅持されねばならないというふうに思いますが、いかがでございましょうか。結論だけで結構でございます。
【次の発言】 非常に長い御説明であったわけですけれども、これはある程度幅があるかもしれませんが、食管制度を堅持されるというふうにお聞きしていいわけですね。
【次の発言】 食管制度は国内の問題でございますから、これはいろいろ困難な事情がありましても乗り切っていけるというふうに思いますが、自由化の問題は、国際的……

第112回国会 農林水産委員会 第2号(1988/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、オレンジ、牛肉の交渉のことから質問をさせていただきたいと思います。  眞木経済局長さんには非常に大変な時期に渡米なさいまして、まことに御苦労さまであったというふうに存じます。アメリカでの日米の交渉の概要について、特に自由化時期の明示が必要だと、この時期いかんによっては代償措置を求めるということが新聞では報道されておりますけれども、その間のことを含めましてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私、ちょっと聞き落としがあったかもしれませんが、代償措置というものが言われておるようですけれども、具体的にどういうことなんでございましょうか。  それから、自由化の時期につ……

第112回国会 農林水産委員会 第3号(1988/03/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、牛肉、オレンジの自由化をめぐる対米交渉に関連してお尋ねいたしたいと思います。  どの新聞を見ましても、今週が山場である、今週末かあるいは今月中には農水大臣も訪米なさって御努力なさるということが報じられておるわけでございますけれども、まず第一に、今後の牛肉、オレンジの対米交渉をめぐって、日本の酪農やあるいはかんきつ農家を守るために自由化はさせないということで御努力いただいているように私どもはこれまで継続して伺っているわけでございますけれども、農水省とすればどういう立場に立って交渉を進めていかれるのか、改めてお尋ねしたいと思います。

第112回国会 農林水産委員会 第5号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 これまでテーブルの設定自体が大変困難でございました対米牛肉、オレンジ交渉でございますけれども、大臣以下大変御努力いただきましてテーブルに着くことができまして、いよいよ御出発ということでございますけれども、この牛肉、オレンジの対米交渉に当たっての基本姿勢というものについてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この問題の重要性につきましては十分に御認識と思いますので、なお一層の御努力をいただきたいというふうに思います。  次に、牛肉の国内生産の問題に関してお尋ねするわけでございますけれども、農産物、水産物加工品なべて国内の消費が伸び悩みという状況がございます。そういう中……

第112回国会 農林水産委員会 第6号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 水産物と水産加工品の消費が伸び悩みの状況のようでございますけれども、この原因について御説明いただきたいのと、もう一つは、この消費拡大についてどのように取り組んでおられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 水産物の消費拡大をお図りになるという御説明ですけれども、このことは栄養上どうなんでしょうか。我が国の国民の健康を保持していくという観点から、水産物の消費拡大を図るということはどういう意義があるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 農林水産省は、国民の食糧の生産と確保を主管しておられるわけでございますけれども、今までの農政の状況を見ておりますと、農民……

第112回国会 農林水産委員会 第8号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、我が国の森林の果たす役割についてお尋ねいたしたいというふうに思います。  経済的な機能とか公益機能とかいろいろ言われておりますけれども、森林の果たす役割についてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この法律もそうでございますけれども、これから森林の開発が進んでいくというふうに思いますが、森林の公益的な役割というものを最後まで大切にしていただくという御方針を堅持していただきたいと思います。  それと同時に、ややもすると森林の重要性というものが忘れられつつあるんじゃないか。例えば水源涵養林にかえてダムをつくるとか、あるいは森林が山奥にあるために重要性がだんだんと忘……

第112回国会 農林水産委員会 第12号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 我が国におきます水産物の消費の伸びでございますけれども、最近どういう状況なのか。将来伸びることが確実に期待される状態があるのかどうか、その辺についてまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 消費が思うままに伸びないという状況があるわけでございますけれども、その原因につきましては、例えば魚特有のにおいがするとか、消費者の好み、調理が面倒だというふうないろんな理由が言われておるわけでございます。先ほど長官からも酪農の場合と対比してちょっと御説明があったわけでございますけれども、生産者段階は現状でよいのかどうか。それから、水産物の小売段階での販売力の弱さ、こういったことが消費が伸び……

第112回国会 農林水産委員会 第13号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 我が国の生産する農産物で消費が伸びている農産物とすればどんなものがあるのか、その点をお尋ねしたいと思います。  あわせて、米の消費の動向でございますけれども、最近の最も新しい状況によりますと、米の消費がどういうふうな状態になっているのか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 これは、言うまでもございませんけれども、我が国の農業はとにかく内外ともに非常に今厳しい状況にあると思いますけれども、そういう中におかれまして、大臣は先ほど来、大変対外的な側面で御努力いただいておるわけでございますけれども、この日本の農業の将来をどのように活路を開いていこうとされておるのか。大臣として、熱……

第112回国会 農林水産委員会 第15号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 公的年金の一元化が呼ばれておるわけでございますけれども、これは今後どのように進んで、そうしてそういう中で本件の農林漁業団体職員共済組合法による年金がどういうふうになっているのか、まず御説明をお願いしたいというふうに思います。
【次の発言】 年金額の改定につきましては、国 民の生活水準、賃金、物価その他社会経済的諸要素を総合的に判断して措置されるべきであるというふうに考えますが、その点は農水省の方でも同意見であろうというふうに思いますけれども、今回のように消費者物価の上昇率だけを基準とすれば年金生活者は生活が守られないことになるというふうに思うわけでございますけれども、その点の御見……

第113回国会 農林水産委員会 第2号(1988/10/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 そういうことで国会の決議は完全に、厳重に守ってもらわなきゃいけないというふうに思いますけれども、これを今後どのように大臣、これを実現していくのか。特に新ラウンドにおいてどのように対処していかれるのか。その点についてお願いしたいと思います。
【次の発言】 それは当然そうあってしかるべきと思いますけれども、具体的にどのような態度で、どのような方策でいかれるのかということをお尋ねしているわけです。
【次の発言】 米の問題を含めてこのニューラウンドでどのように対処されていくのか、もう少し具体的に説明いただけませんでしょうか。
【次の発言】 外務政務次官がおられますので、その点について政務……

第113回国会 農林水産委員会 第5号(1988/12/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 ウルグアイ・ラウンドの中間レビューで、農林水産大臣もこの後御苦労いただくというふうに聞いておるわけで、私どもも頑張っていただきたいという気持ちでいっぱいでございますけれども、この中間レビューの中で、日本の米の輸入の問題あるいは日本の農業に直接強い影響を及ぼすような問題がアメリカその他の外国の方から議論のテーマとして出されるような見通しがあるのかどうか、その見通しについてまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 アメリカその他の外国から、お米の問題について何か具体的な議論として出してくる見通しがあるのかどうか、その辺はいかがでございましょうか。

第114回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1989/07/03、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 本日は米価の算定の問題が中心でございますけれども、米価算定の背景となる重要な事情だと思いまして質問するわけでございます。  水田の稲作農業というものは、お米を生産するという大切な役割以外に自然環境を保全する、国土を保全するという重要な意味があると思いますけれども、こういう経済外的な水田稲作農業の貢献というものについてどのようにお考えなのか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 特に我が国の場合、いわゆる中山間地域というものがございますけれども、その地域はえてして急峻な立地が多いわけです。そういうところでは畑作に転換すると土砂の流出が多くなるとかいろんな問題点があると……

第114回国会 農林水産委員会 第3号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 本日は、肥料価格安定臨時措置法を廃止する法律案が審議されるわけでございますけれども、これまで行われてきた肥料価格安定制度を政府としてはどのように評価しておられるのか。特に、これまで形成されてきた肥料の価格が高過ぎるという評価があるのかどうか、そのあたりのことについて簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私も肥料の価格は高くなかったという考え方を持っておりますけれども、肥料の価格について、過去の価格の推移がどうであったか、特に他の諸物価に比べてどうであったかという点の御説明をいただきたいと思います。  それから同時に、肥料のメーカーがこれまで相当の利潤を確保しておった……

第114回国会 農林水産委員会 第4号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 昨年は十二品目、一部の例外はございますけれども、それから牛肉、オレンジ、この自由化が進むようになったわけでございます。それ以外にも農産物の輸入が非常に増加しておるわけでございまして、そういったことは統計数字にもはっきり出ておるわけでございます。農産物の輸入増加によって我が国の農業生産にどのような影響が及んでいるのか、特に業種によっては非常に深刻な事態も起こっているのじゃないかというふうな気もいたしますけれども、具体的な状況を含めながら影響について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、ただいま業種によっては相当深刻な影響も出ておるのじゃないだろうか、業種というのは農……

第114回国会 農林水産委員会 第5号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 お米を初めといたしまして、最近農産物の価格が低下しがちだ、不安定な状況がございます。そういった中では農民の間で規模拡大の意欲というものが乏しくなっているのじゃないか、そういう点が心配でございますけれども、実情はどうでございましょうか。
【次の発言】 現在の、特に農業の将来の見通しについて確固たる判断ができない状況のもとでは、どうしても経済的理由から、言いかえますと、お金もうけだけから農業の規模拡大をする人は余り多くいないのじゃないか。現在、規模拡大なんかの努力をしておられるのはやはり農業に愛着を持っておる、農業の愛好家といいますか、あるいは自然保護に特別の関心を持っているとか、あ……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 決算委員会 第1号(1989/11/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 官房長官にまずお尋ねしたいと思いますけれども、長官におかれましては、参議院議員でございますので、参議院の決算委員会の重要性については十分な御認識をお持ちだと思いますけれども、改めてこの場でまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういう御認識に立ちまして、この参議院の決算委員会の審議の充実について、政府側の御協力がいただけないとこの決算委員会の審議は十分に果たすことはできないわけでございますけれども、最大限の御協力を賜りたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 そして、決算委員会は日取りをとるということが非常に困難を来すわけでございますけれども、総……

第116回国会 決算委員会 第2号(1989/11/10、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、農水大臣に対して、米の輸入自由化の問題についての御決意のほどを、私はもう二度と質問いたしません、この質問で終わりますので、一発の御回答を願いたいと思います。
【次の発言】 基本的という言葉がついて回るのでございますけれども、一〇〇%完全にという趣旨で一層の努力を願いたいと思います。  それから、来年の米の生産調整を行うべき時期が到来して、農水省でも御方針を出されるんじゃないかということでございますけれども、その生産調整の方向をお聞きする前に、現在の我が国の農業にとって生産調整がどのような深刻な影響を及ぼすか、あるいは農民の願いがどのように切実なものであるかということに対する……

第116回国会 決算委員会 第3号(1989/11/15、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 身体障害者の雇用問題に関連してお尋ねいたしますけれども、障害者の雇用の促進等に関する法律によりまして、民間企業は一・六%の障害者の雇用が義務づけられておるということは、これは皆様御承知のとおりでございますけれども、民間企業の雇用率の達成状況がどういう状態なのか。全体での雇用率と規模別の雇用率について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げました法律の十五条によりますと、労働大臣は、雇用促進のために雇用率未達成の事業主に対して、身体障害者の雇い入れ計画の作成を命じることができるようになっておりますけれども、昨年度中にこの計画作成命令を何件出されておるのか。そし……

第116回国会 決算委員会 第4号(1989/11/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、瀬戸大橋の通行料金の問題について質問をいたします。  瀬戸大橋は世紀の大事業ということで華々しく登場したわけでございますけれども、残念ながら通行台数は予定の半分を割るというふうな状況がございます。そこで、瀬戸大橋の車両の通行台数と料金収入について、昭和六十三年度と今年度の、わかる範囲で結構でございますから、予定と実績についてまず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今年度は。
【次の発言】 今言われましたのは、最初に言われました予定は九月までの分でしょうか、どうでしょうか。年間ですか。
【次の発言】 もう一遍その点をお調べいただきたいと思いますけれども、どちらにせ……

第116回国会 決算委員会 第5号(1989/11/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 経済企画庁の方に質問いたしますけれども、ことしの物価レポートにおきましては内外価格差を取り上げておられますけれども、これはどういう趣旨でそういった方向をおとりになられたのか、簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 購買力平価で国民所得を比べるということが基本的に大事だと思いますけれども、日本とアメリカと比較した場合にどういう結論であったのかということをひとつお尋ねしたいと思います。  あわせて、今長官も言われましたように、我が国の国民が欧米並みの豊かな生活を楽しめるというふうな状況をつくるためにどのような政策が必要かという結論が出ているのかについてお尋ねをいたしたいと……

第116回国会 決算委員会 第7号(1989/11/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 我が国の国政は三権分立の基本構造の上に立ちまして、国会は国民に一番近い存在で国権の最高機関として立法活動を行うわけでございますけれども、参議院の法制局も内閣の立法能力に劣ることがないように十分な体制を組まねばならない、このように思うのは当然であるというふうに思います。特に、今回の選挙で野党の議員がふえまして、議員立法はこれからふえるということが予想されるわけでございます。  そういったことで、参議院の法制局の拡充ということについて質問したいわけでございますけれども、その前に法制局の現状について簡単な御説明をいただきたいと思います。

第116回国会 決算委員会 第8号(1989/12/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 本日の決算の対象は六十一年度でございますけれども、この六十一年度という年は予算編成が緊縮型で行われまして、その前の年の五カ国蔵相会議で、急速な円高が進むという中で、六十一年度は非常な不況であった。そして、六十二年早々に緊急経済対策を必要としたというふうな状況もありまして、この六十一年は非常に財政と予算との関係の強い年であったというふうに思います。  そういったことでまず質問をさせていただきたいわけでございます。それからまた、私どもは現在の内需主導型の経済成長が今後とも維持、継続する必要があるという前提でお尋ねするわけでございますけれども、平成二年度の経済見通しと、それとの関係で平……

第116回国会 農林水産委員会 第1号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、米の輸入自由化の問題について質問をさせていただきたいと思います。  現在日本にはどういう米がどの程度輸入されておるのか、この御説明をまずお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は先日の決算委員会におきまして、大臣から米の輸入自由化はしないという御表明をいただいておるわけであります。重ねて今説明いただいたお米は入っていますけれども、これ以上の米の輸入はしないという、そういうお考えであるというふうにお聞きしていいかどうか、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 米自体の輸入がなくてもピラフ等の加工品ですね。米の加工品の輸入が増加していくということになりますとしり……

第116回国会 農林水産委員会 第5号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 水田農業確立後期対策、転作等目標面積が八十三万ヘクタールになっておりますけれども、これが決まっておるわけでございます。米の需給の見通しについて、お米の消費は減る一方、しかし減反しても反当たりの生産は伸びるという状況の中で、米の需給の見通しがどうなるかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一遍確かめますけれども、ただいま十万トンと言われたのは、後期対策の三年間に十万トンずつ余っていくだろうという、私ちょっと聞き損なっているのかもしれませんけれども、そういう御趣旨でございましょうか。私は、もっともっと余るのじゃないかというような感じがしておるんですけれども。

第118回国会 逓信委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を再開いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました一井淳治でございます。委員長としてその職責の重大さを痛感しておる次第でございますけれども、委員会の運営に当たりましては、理事並びに委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして公正円滑な運営に努める所存でございます。何とぞ皆様方の温かい御協力をお願い申し上げまして就任のごあいさつといたします。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日、岡野裕君、八百板正君及び青木薪次君が委……

第118回国会 農林水産委員会 第4号(1990/04/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 一井でございますけれども、まず小川原参考人に二点ばかりお尋ねをさせていただきたいと思います。  第一点は掛金の問題でございます。国民年金の掛金もあわせて払わなければいけないわけですけれども、農家の実態からして農業者年金の掛金というのは相当負担になっているかどうか、その辺のことについてお尋ねをしたいと思うわけでございます。そして、年金の掛金を払わない未払い者が非常に多いわけですけれども、この未払い者が出る原因についてもあわせてお尋ねしたいわけでございます。  それから第二点は、妻の年金加入、年金受給の問題でございますけれども、農業経営の実態からして妻の加入あるいは妻の受給がどういう……

第118回国会 農林水産委員会 第5号(1990/04/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、短い時間をちょっとおかりいたしまして、岡山市内で設置されようとしております場外馬券売り場に関して、まずお尋ねをさせていただきたいと思います。  農水省の方では、これまで建築をするなという御指導を繰り返していただいておるわけでございますけれども、現実には場外馬券売り場の外郭だけは、建物の外側だけはできておるというふうな状況になりつつあるわけでございます。  そこでお尋ねしたいのは、このたび大臣がおかわりになりましたので、従来の農水省のお立場を継承されて、引き続き場外馬券売り場の建築については中止を指導する、そして地元の調整がつかない限りは、場外馬券売り場の設置をしないというこ……

第118回国会 農林水産委員会 第7号(1990/05/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、瀬戸内海の汚染の問題からまず質問をさせていただきたいと思います。  内海が汚染される原因は、これは多方面にわたっておるわけでございますけれども、現実に漁民が大変な被害を受けておるわけでございまして、水産庁としても積極的に漁業資源を守るということで、いろいろ対策なり対応をお願いしたいわけでございますけれども、どのような状況でございましょうか。
【次の発言】 水産庁は直接汚染の問題に対応する官庁ではございませんので、すぐさまどうこう言うことはできないとは思うんですけれども、しかし何といいましても、漁民の立場を守るのが水産庁でございますし、沿岸漁民は、地先の水面については所有権に……

第118回国会 農林水産委員会 第8号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 先ほど加工原料乳の保証価格をお決めいただいたわけでございますけれども、その際、これまでになく農林水産大臣から、飲用向け乳価につきまして、北海道の生産費を基礎として決定されるべき保証価格とは連動をすべきものではないという趣旨の大臣の談話をいただきまして、まことに心強く、酪農民は感謝しているわけでございますけれども、しかし飲用乳の乳価をめぐりましては依然として非常に厳しい交渉の状況が続いておりますし、また飼料価格の値上がりのおそれというふうなこともございます。平成二年三月の農村物価指数を見ますと、八・三%ぐらい飼料が値上がりするということも出ておりますけれども、そういった中におきまし……

第118回国会 農林水産委員会 第10号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、森林あるいは国有林野の問題について質問をさせていただきたいと存じます。  森林の果たす公益的機能、空気の清浄化、水源の涵養、国土保全等、最近では地球環境保全の役割の重要性ということが言われております。聞かずもがなの質問ではございますけれども、この森林の果たす公益的機能に対してどのような御所見をお持ちか、まず大臣にお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 また、聞かずもがなの質問を重ねて大変失礼でございますけれども、国有林野事業を進める場合におきましても、ただいま大臣から御説明がありました公益機能の果たす重要性というものを考えながら、この機能を十分に発揮させていくことが必要……

第119回国会 逓信委員会 第1号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言申し上げます。  既に御承知のことと存じますが、本委員会委員であられました宮田輝君は、去る七月十五日、逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。  また、長谷川信君は、去る十月二十八日、逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。  ここに、皆様とともに、謹んで黙祷をささげ、哀悼の意をあらわしまして、宮田輝、長谷川信両君の御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。

第120回国会 逓信委員会 第1号(1991/02/12、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月十八日、磯村修君が委員を辞任され、その補欠として星川保松君が選任されました。  また、去る一月九日、山口光一君が委員を辞任され、その補欠として中曽根弘文君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第120回国会 逓信委員会 第2号(1991/02/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。関谷郵政大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に関する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十九分散会

第120回国会 逓信委員会 第3号(1991/02/21、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社取締役・ネットワーク事業本部長武内宏允君及び同理事・労働部長和田紀夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、郵政行政の基本施策に関する件を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願い……

第120回国会 逓信委員会 第4号(1991/02/28、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、大島慶久君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。
【次の発言】 次に、郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における外国通貨の両替及び旅行小切手の売買に関する法律案の両案を一括して議題といたします。  まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。関谷郵政大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時七分散会

第120回国会 逓信委員会 第5号(1991/03/07、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における外国通貨の両替及び旅行小切手の売買に関する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度といたします。    午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における外国通貨の両替……

第120回国会 逓信委員会 第6号(1991/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八日、野村五男君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君及び中曽根弘文君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  電気通信基盤充実臨時措置法案の審査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社代表取締役・副社長神林留雄君及び日本電信電話株式会社理事・高度通信サービス事業本部画像・電信事業部電報部長風木修君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第120回国会 逓信委員会 第7号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、電気通信基盤充実臨時措置法案を議題といたします。  本案に対する質疑は去る十二日に終局いたしておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  電気通信基盤充実臨時措置法案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと……

第120回国会 逓信委員会 第8号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十七日、吉田達男君が委員を辞任され、その補欠として山田健一君が選任されました。  また、同月二十八日、中野鉄造君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君が選任されました。
【次の発言】 次に、簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第120回国会 逓信委員会 第9号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する質疑は去る二日に終局しておりますので、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより採決に入ります。  簡易生命保険法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……

第120回国会 逓信委員会 第10号(1991/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、郵便局の用に供する土地の高度利用のための簡易保険福祉事業団の業務の特例等に関する法律案を議題といたします。  本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、郵便局の用に供する土地の高度利用のための簡易保険福祉事業団の業務の特例等に関する法律案を議題とし……

第120回国会 逓信委員会 第11号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、電波法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。関谷郵政大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時八分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、電波法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 答弁はもういいですか。

第120回国会 逓信委員会 第12号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  日本放送協会昭和六十二年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書、日本放送協会昭和六十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書、以上両件を一括して議題といたします。  まず、政府から説明を聴取いたします。関谷郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本放送協会から説明を聴取いたします。島日本放送協会会長。
【次の発言】 次に、会計検査院から検査結果についての説明を聴取いたします。山本会計検査院第五局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある……

第120回国会 逓信委員会 第13号(1991/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(一井淳治君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨七日、井上裕君が委員を辞任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に星川保松君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第一三〇三号NTT電報配達員の身分・労働条件の保……

第121回国会 農林水産委員会 第2号(1991/09/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、まずガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉に関しまして大臣に質問をさせていただきたいと思います。  八月の二十二日の衆議院の予算委員会におきまして、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉に関連いたしまして、関税化と米の自由化の問題に関連いたしまして、海部総理大臣が「関税化ということがイコール自由化というふうに即断できるのかどうか、私には、必ずしもそう直結しておるとは思いません」、そのような答弁があったわけでございます。しかし、このガット・ウルグアイ・ラウンドの場での関税化と申しますのは、もう言うまでもないことでございますけれども、アメリカの方から持ち出した関税化でありまして、国境措……

第122回国会 農林水産委員会 第2号(1991/12/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 引き続きましてウルグアイ・ラウンド農業交渉に関連して質問をさせていただきたいと思います。  我が国の米の重要性、そして稲をつくる水田の環境や国土保全に及ぼす重要な影響というものは今さら申すまでもないことでございます。そこで、現在アメリカが提案しております一律関税化、これはぜひとも阻止してまいらねばならない、これは共通の認識であるというふうに思いますけれども、いよいよ十二月二十日に最終文書案なるものが提示されようとしております。それに向けて農水省も、あるいは外務省や政府も挙げていろいろと外交努力をされておるというふうに思いますけれども、どのような戦略を持って、どのような外交交渉を展……

第123回国会 厚生委員会 第4号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 身体障害者を持つ親御さんからよく話を聞きますけれども、自分が死んだ後非常に心配で死に切れない、そういう言葉をよく聞くわけでございます。親の方では、子供たちのために例えばマンションを購入するなどの資産確保をしているわけですけれども、しかしその資産を活用することは、例えば精神薄弱者の子供にはできませんし、またその資産から上がる収益を医療や適切な介助等に支出するということもとてもできないわけでございます。  そういったことで、最近非常に世知辛い世の中で親御さんが財産を確保している。この財産をうまく身体障害者の方々の将来のために活用しながら介護や適切な医療を図っていくという、そういう機関……

第123回国会 農林水産委員会 第2号(1992/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、ウルグアイ・ラウンド農業交渉に関係して質問をさせていただきたいと思います。  第四ラウンドに至らず、第一ラウンドから積極的に米の自給を守るためにいろいろと交渉をなさっていることに対しては感謝を申し上げたいと存じますけれども、いずれにせよ米の自給を守るためにはドンケルの最終合意案というものは修正してもらわなくちゃならない。修正ない限りは米の市場開放に向かってしまうということでありますから、あくまで最終合意案の修正という御努力をお願いせざるを得ませんし、また修正がなければ受けられないという基本的な態度で御努力をお願いせざるを得ないわけでございます。  この最終合意案につきまして……

第123回国会 農林水産委員会 第4号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、松くい虫被害を絶滅ないし根絶できない理由からお尋ねしたいと思います。簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 林野庁の方では、松くい虫を絶滅というか根絶するという考え方を持っていないんじゃないでしょうか。共存するという考えを持っているんじゃないか、そこに根本があるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。
【次の発言】 これは、漏れ聞いたんですけれども、林野庁では、自然の生態系を壊したらいけないので松くい虫の根絶は考えていない、そういう立場のように聞いているんです。これははっきりした答弁を聞いていませんけれども、根絶を考えているのかどうかですね。目標として松くい虫の根絶に置……

第123回国会 農林水産委員会 第6号(1992/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、ただいま可決されました農業改良資金助成法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農業改良資金助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   近年、我が国においては、農業就業者の高齢化が著しく進行する一方、将来の農業を担うべき農業後継者が激減し、農業の振興及び農村地域社会の維持に深刻な問題を投げかけており、優れた農業後継者の育成確保が農政上の極めて重要な課題となっている。   よって、政府は、農業後継者対策の確……

第123回国会 農林水産委員会 第10号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 私は、ウルグアイ・ラウンド農業交渉の関係の質問から始めさせていただきたいというふうに思います。  我が国の米について、輸入自由化は断固として阻んでいかなきゃならないというわけでございます。また、乳製品やでん粉も守っていかなくちゃならないわけでございますけれども、最初に質問させていただきたいことは、七月のミュンヘン・サミットの前に農業交渉がまとまっていくんじゃなかろうかという心配もございますが、そのあたりについてはいかがでございましょうか。簡潔にお願いします。
【次の発言】 これは言わずもがなでございますけれども、六月中に農業交渉がまとまらない場合にはアメリカでは農業に対する輸出補……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 農林水産委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 時間が限られておりますので、簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  まず、ウルグアイ・ラウンド農業交渉に関してでございますけれども、三度にわたる国会決議を守り、米は自給によるというこれまでの国是をぜひとも農林水産省挙げて守っていくという決意をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の答弁は、私は最初に簡潔に答えてほしいというふうにお願いしたのに、全く要領が外れてしまって質問に答えていないです。  農林水産省は米を守るという決意があるかどうか、イエスかノーか答えてください。
【次の発言】 日本経済新聞の十二月一日付の記事によりますと、自由化した場合には初年度の米の関税は六〇〇……

第126回国会 逓信委員会 第5号(1993/03/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 きょうは日本放送協会の方から御多忙のところを堀井理事さんに参考人としておいでいただきまして、ありがとうございました。  NHKの方にお尋ねをしたいわけでございますけれども、最近「NHKスペシャル 禁断の王国・ムスタン」につきましてやらせの問題が起こりました。そして、内部から問題の指摘があったのに、チェック機能が十分に働いていなかったという点が非常に残念なことであるというふうに思います。  そこで私は、最近、私が農林水産委員会に所属しているものですから、農林水産関係でNHKの報道で問題になるものがないかと調査しましたところ、今年の二月四日午後七時のニュースと二月十二日午前六時のニュ……

第126回国会 農林水産委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 去年の六月、「新しい食料・農業・農村政策の方向」を農水省はまとめられました。その中で酪農についての記述が非常に少ないわけで、これを読んだだけではよくわからないわけでございますけれども、この新政策の中で畜産や酪農に関する方向は今後どのように展開されていくのか、畜産、酪農に関する基本政策というものをはっきりと打ち出していただきたいと思いますけれども、まずそのあたりから質問をしたいと思います。
【次の発言】 今のお話を聞きますと、どうもまだ酪農についての新政策というものがないような感じにも受けとめられるわけでございますけれども、そうでもないんじゃなかろうか、ある程度はお考えを持っておら……

第126回国会 農林水産委員会 第5号(1993/04/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 森林・林業の振興のためには、若い後継者が集まってくるように賃金を他産業並みにしていくこと、あるいは年間を通じて仕事を確保すること、さらには機械の導入ということが非常に大切であると思います。そういった中で昨年は景気対策のための補正予算が組まれ、今年度予算でも公共事業が非常に重視されているわけですけれども、林野庁の側におかれましては、予算編成あるいは公共事業を発注する場合に、森林組合やあるいは林業で働く人たちによい仕事が回っていくように御配慮を十分にしてもらわなきゃいけないと思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 私の出身地の岡山県ではこういう事例がありましたので、御紹……

第126回国会 農林水産委員会 第9号(1993/04/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 稲作農家やあるいは関係農業団体、関係市町村に大きな不安を巻き起こしております他用途利用米の不足の問題につきまして、この場をおかりして二、三質問をさせていただきたいと思います。  新聞報道によりますと、自主流通米を他用途利用米に転用していくということも書かれておるわけでございますけれども、この不足対策はどのようにお進めになるんでしょうか。
【次の発言】 高額な自主流通米の転用あるいは借用ですね。その場合に生産者に負担が及ぶんじゃなかろうかということが今回の大きな不安の原因になっておると思いますけれども、そういった生産者に負担をかけることが絶対にないようにしていただきたいと思いますが……

第126回国会 農林水産委員会 第12号(1993/06/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 まず、この農水委員会の審議のあり方について農林水産省のお考えを聞きたいと思います。  といいますのは、審議の過程で各委員から、時間がありませんのではしょりますとか、そんなふうなことがよく出てくるわけですけれども、本当に答弁についてもっと真剣に委員会の審議が充実するようにお考えをいただき、協力をいただかないといけないと思います。  そういったことで、極端に言えば委員会の審議の場をごまかしていけばいいんだというお考えなのか、それとも国民の代表の意見を真面目に聞いて充実した農政を実現していこうとお考えなのか、その辺についてまずお尋ねしたいと思います。

第126回国会 農林水産委員会 第15号(1993/06/04、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 法案の中を読んでおりますと、「効率的かつ安定的な農業経営を育成し、これらの農業経営が農業生産の相当部分を担う」農業構造にするとか、いわゆる目標が各所に出てくるわけでございますけれども、どういう農家を集積していって、どういう農家を希望しておられるかということをまずお伺いいたします。
【次の発言】 新政策を見ますと、個別経営体では十から二十ヘクタール、複合経営では五から十ヘクタール、そして個別経営体を三十五万から四十万戸、組織経営体を四万から五万戸と想定しているということが書かれてあるわけですけれども、こういうことを目標とされておるんじゃないんですか。

第126回国会 労働委員会 第13号(1993/06/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 まず、ILO条約でございますが、日本は非常に未批准の条約が多いわけでございます。きょう現在、たしか日本では四十一本のILO条約を批准しておりますけれども、イギリスが八十本、フランスが百十四本、ドイツが七十本、イタリアが百二本ということで、日本は非常に大きく水があけられておるわけでございます。  ILO条約にも、これは内容はいろいろありますから、必ずしも我が国の方が全部批准しなきゃならないというわけではないと思いますけれども、しかしそれにしても余りにも少な過ぎる。経済大国と言われ、また外国とのえらい貿易摩擦を引き起こしている国として、こんな状態ではいけないというふうに思います。  ……

第128回国会 商工委員会 第4号(1993/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 まず、要望を申し上げさせていただきます。非常に深刻な不況でございますけれども、円高対策あるいは不況対策についての要望でございます。  先日、商工委員会は群馬県下に視察に参りまして、私も同行させていただきました。地元の中小企業の方々あるいは商工団体の方々がらまことに深刻な不況について聞かされ、不況対策を早急に進めてほしいという強い要望がありました。  大臣もこういった話を各方面で聞かされて、またかということかと思いますけれども、本当に私どもも地域におりましてはその話ばかりでございまして、地元に帰りましても、にこやかに元気よく振る舞っておったら何か申しわけないような、そんなふうな大変……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1993/12/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 年末に大変御多忙の時期でございますけれども、二十四日には細川首相以下閣僚の方々そして与党の委員の方々にはこの場所で長時間お待ちいただくなど、審議に大変御協力いただいていることに対して感謝を申し上げたいと存じます。また、二十四日には、夕方の記者会見におきまして、政治改革の法案が年内に成立しなかったということで首相がおわびの記者会見をされるというようなことがあったわけでございますけれども、非常に我々は残念に思っております。  政治改革の成立は国民の強い強い期待でありますし、連立政権ができましたのも、この政治改革を何としてでもやり上げるという、ここに基本があるわけでございますから、私ど……

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第12号(1994/01/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○理事(一井淳治君) 簡単にお願いします。
【次の発言】 簡潔にお願いします。

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第14号(1994/01/19、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 第四班につきまして御報告いたします。  派遣委員は、岡委員、久世委員、森山委員、峰崎委員、猪熊委員、直嶋委員及び私、一井の七名で、昨十八日、松山市において地方公聴会を開催し、六名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。  まず、公述の要旨を簡単に御報告申し上げます。  最初に、愛媛県議会議員先田通夫君からは、地方公聴会の形骸化、セレモニー化について有権者サイドに配慮した実効性のある方法を考慮すべきこと、衆参二院制の建前から両院の選挙制度を異なるものとし、衆議院は地域選出を基本とし比例代表を補完的にすべきこと、全国単位の比例代表は地方の民意を代表する代議士を減少……

第128回国会 予算委員会 第7号(1993/12/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 政権交代によりまして国民は政治の新しい展開を期待している、このように思いますけれども、まず総理から、政権交代の意義についてどのようにお考えがお伺いします。
【次の発言】 ただいま総理も構造的なものと言われたわけでございますけれども、国民の目からすれば、腐敗のない清潔な政治を打ち立てるということが強く期待されていると思います。政権がかわりますと旧政権下の実態が明らかになってくる。そういったことを通して明瞭な活力のある民主政治が打ち立てられる、これが政権交代の一つの大きな意義ではないか。その点に国民の期待も一つには集中しているんじゃないか、そのように思います。  ここで法務大臣に対し……

第129回国会 商工委員会 第1号(1994/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 ただいま真島一男委員の方から法案の基本的な問題につきまして種々御質疑がありましたので、私は少し個別の問題について深めていきたいというふうに思います。  今回の法案によりますと、情報化促進そして開発促進という二つの事業を構造改善事業に新設されるというわけでありますけれども、この情報化を中心として今後構造改善が進んでいくわけであります。そうなりますと正しい情報をつくっていく、情報の規格を今後の発展のためにうまく設定していくということが非常に重要ではなかろうかというふうに思います。そういった意味合いで情報の規格づくりについてどのようなお考えをお持ちなのか、まず質問したいと思います。

第129回国会 商工委員会 第9号(1994/06/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 この法案は、産業界や消費者等のさまざまな意見が出てまいりまして、これは利害関係が非常に違うわけですから、このまとめが非常に容易でない作業であったというふうに思いますけれども、関係者の方のいろんな努力によりましてここまでまとまってきたというふうに思います。  そういった中で、ことしの四月にPL法プロジェクトチームの検討結果という一つのまとめがありまして、そこには産業界やあるいは消費者、法曹界等々の意見をうまく集約したということがございますので、この検討結果について、今後そういう方向でこの法案が運営あるいは裁判所においても解釈されるということが確保されるということも非常に大切なことで……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第2号(1994/03/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 今回の改正を拝見いたしますと、資金管理団体に対して年間五十万円を限度として寄附の受け入れが許されるというふうになったわけでございますけれども、この資金管理団体について、一つは、これは明文の規定がないのでございますけれども、資金管理団体から他の資金管理団体に対する寄附は容認されるのかどうか、これが第一点でございます。それから第二点は、資金管理団体から政治家個人への寄附が許されるのかどうか、この二点についてお伺いいたします。
【次の発言】 法務省の刑事局長さんがお見えだと思いますので質問するわけでございますが、資金管理団体に対する寄附、例を申し上げますと、特定の業界の企業が百社、年間……

第129回国会 政治改革に関する特別委員会 第5号(1994/06/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 審議会の方では都道府県知事の意見を聞いていただいておるわけでございますけれども、その内容とかあるいはこれについてのお考えを先ほど概要を御説明いただきましたので、その点については詳しくはお聞きいたしませんけれども、都道府県知事の意向といいますか、都道府県の方から出てきたものを今後どのように活用していかれるのか。私たちとすれば、やはり地域の意見が出てきているわけですから、審議会の中に不当な圧力みたいなものが入ってはいけませんけれども、しかし委員会が余り独善的にもなっていったら困るわけです。ですから、この都道府県知事の意見というものは非常に大切ではなかろうかと思うわけでございます。  ……

第129回国会 予算委員会 第15号(1994/06/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 まず、衆議院の選挙区の区割りについてお尋ねをいたします。  きのうの閣議後の記者会見のことが昨日の夕刊に載っておりますけれども、法律案はおろか画定審議会の区割り案の勧告自体もこの国会中には出ないだろうという見通しが述べられておるわけですね。これはこのようにお聞きしていいでしょうか。自治大臣にお聞きします。
【次の発言】 見通しを今のとおりお聞きしたわけでございますけれども、区割り案の作成方針がこの国会において審議が終わらない限り、委員会での区割りについての審議、作業が進められないということになるんでしょうか。別にこの国会で区割り案の作成方針を審議しなくても、委員会は委員会として独……

第129回国会 予算委員会 第17号(1994/06/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 お許しをいただきまして、関連質問をさせていただきます。  まず、総理にお伺いいたします。  ウルグアイ・ラウンド農業交渉はまさに断腸の思いで受け入れたのであり、今後の国内農業政策はこの断腸の思いを決して忘れずに万全を期していかねばならないのではないかと思いますが、総理の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 結論的に、万全を期していただけるんですね。
【次の発言】 緊急農業農村対策本部のもとにおいて関連諸制度、諸施策、そして予算等について今後万全を期していただきたい、重ねてお願いいたします。そして、このウルグアイ・ラウンド交渉につきましては、あと国会の批准という重大な課題が残……

第131回国会 政治改革に関する特別委員会 第3号(1994/11/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 国民の政治不信を解消していくということは、政府にとりましても我々国会にとりましても最重要課題であるというふうに思いますが、とりわけ政治腐敗の根絶に向けて努力していくことが最もこの政治不信の解消につながっていくというふうに思います。国民の期待にこたえるためにも、一層努力を強めていかなくちゃならないというふうに思いますけれども、自治大臣の御見解を伺いたいと存じます。
【次の発言】 政治腐敗の防止といいますのは、現在の政権の基本的な目的であるというふうに思います。  六月二十九日にいわゆる連立政権の合意事項、正式には「新しい連立政権の樹立に関する合意事項」が結ばれておりますけれども、そ……

第131回国会 大蔵委員会 第5号(1994/11/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 私は、所得税法及び消費税法の一部を改正する法律案について、まず質問いたしたいと思います。  附則の二十五条でございますが、この附則の二十五条は、消費税の税率について、社会保障費用とか行財政改革の推進状況等々を勘案して、必要がある場合には消費税の税率について所要の措置を講ずるものとするという規定でございますけれども、この規定の重要性と申しましょうか、私どももそうでありますけれども、行政やあるいは関係者が真剣に取り組んでいかねばならない規定なのかどうか、この規定の重要性につきましてまず質問いたします。
【次の発言】 この規定は、ただいまもお話がありましたように、消費税の税率ということ……

第132回国会 大蔵委員会 第6号(1995/03/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 この大蔵委員会で質問いたしますと、どうも東京二信用組合の問題について触れたくなってしまいますので、監督責任の問題について簡単に質問させていただきますので、お許しを賜りたいと思います。  きのう参議院の予算委員会におきまして堀江長銀頭取の供述がなされまして、一九九〇年十一月から一九九三年七月まで長銀の広義の管理下にあって支援をしてきたと。そして、支援打ち切りに際して東京都に事情を報告して善処を要望したという事実が出てまいりました。これについては、ひょっとすれば大蔵省の方には異論があるかもしれません。しかし、一九九三年の夏に東京都が検査を終えたという事実は客観的な事実であるというふう……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 農林水産委員会 第1号(1995/10/31、17期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○政府委員(一井淳治君) 農林水産政務次官を拝命いたしました一井淳治でございます。  我が国の農林水産行政は、幾多の重要な課題を抱えておりますが、野呂田大臣を補佐いたしまして、全力を傾けて諸課題に当たりたいと存じております。  委員長を初め委員各位の御支援のほどをお願い申し上げます。(拍手)

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第3号(1996/06/11、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 社会民主党の一井淳治でございます。  住専問題につきましては、基本的なスキームにつきまして、金融制度の安定とかあるいは預金者保護が必要であるということを国民に詳しく理解を求めてもらうように訴えていくと同時に、国民の汗の結晶であります税金を少しでも使わないように、もうこれをゼロにしていくように最大限の努力をしていく。そのためにも、母体行に追加負担を求めるとかあるいは債権回収を強力に進めると同時に、情報公開あるいは透明性を拡大していくということを進めていかなきゃならないと思うわけでございます。これは共通の合意を得たことでございますので特に質問としては申し上げませんけれども、住専の法案……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第4号(1996/06/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 きのうに引き続いて質問をさせていただきます。  住専問題は、日本経済を大混乱させたわけでありますし、税金の投入までして対応しなくちゃいけない。ですから、犯罪が仮にその原因としてあるような場合には厳しい処分をするということが当然であると思います。一部の犯罪は時効にかかりつつあるわけでありますから、強力な捜査を早急に進めていくということが極めて重要であると思いますけれども、きのう法務省と警察庁とお二人お見えであったんですが、警察庁の方のお考えを大変失礼して聞き落としておりましたので、きょうはお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大変御多忙とは思いますけれども、住専問題について特別力……

第136回国会 金融問題等に関する特別委員会 第7号(1996/06/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけを代表して、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案等六法案について賛成の討論を行うものであります。  まず、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案について申し上げます。  これまで先延ばししてきました住専処理対策は、放置すると金融不安など国民生活への重大な影響を引き起こすおそれがあります。本法案の定めたスキームを早急に強力に実施することによりまして我が国金融システムの活性化と経済の発展を確かなものにし、預金者保護も図っていくものであり、まさに必要不可欠なものであります。いわゆる……

第136回国会 農林水産委員会 第10号(1996/05/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 国産材の関係業界がまさに壊滅的ともいうべき大変厳しい状況に陥っています。特に最近、木造住宅の輸入の促進が強力に行われまして、どうも時には在来型木造住宅の振興とか、あるいは我が国の森林・林業、製材業の振興ということの影が薄くなりかねないような状況がなきにしもあらずというふうに思われます。  そこで、大臣におかれましては、今さら言うまでもないことでございますけれども、我が国の環境と国土保全という国民的課題もあるのですから、森林・林業、製材業、そして在来型木造住宅の振興などのために、閣議などにおかれましても強力に御主張いただくなど、強力な対策を展開していただきたい、このように大臣に要望……

第136回国会 法務委員会 第2号(1996/02/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 しばらく民間におられました、女性の新しい大臣に、私ども期待いたしております。  まず法務行政のあるべき姿についてのイメージですね、大臣、どのようなイメージをお持ちかということをお伺いします。  私の言いたいことは、例えば省庁によっては、国民に親しまれ愛される省庁になりたいと努力している姿が見える省庁もございます。そういったことで、一言で言えばどういうイメージをお持ちなのかということをお伺いしたいわけでございます。
【次の発言】 そういう意識をお持ちになって御努力賜りたいと思います。  私ども、日ごろ法務省に対していろいろと期待するところが多いわけですけれども、例えば施策や予算をも……

第136回国会 法務委員会 第3号(1996/03/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 まず、法案に関連して質問をさせていただきます。  刑事事件の証人とかあるいは捜査機関の参考人に対して協力するということは非常に重要なことでございまして、時には生命にもかかわるということで、その協力者についても本当に守ってあげなくちゃいけないということが言えると思うわけであります。  そういったことで、今回、介護費用の支給を始めるということは非常によいことでありますから私どもも賛成であります。ただ、介護費用の支給が始まりましても、これは実際に正しいといいますか、適正な認定が行われないと支給ができないわけですから、十分法の方向に従った介護費用が実質的によく払われるようにしてもらわなき……

第136回国会 法務委員会 第4号(1996/03/28、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 これは言うまでもないことでありますけれども、我が国は三権分立、言いかえますと司法権の独立ということを政治的な基本構造としているわけでありまして、やはりこの司法というものが立法や行政に対抗できるだけの強い体制を確保していくことが国政の基本として必要であると思います。  他方、我が国は民主主義を追求していく国でありますから、民主主義の基礎といいますのは基本的人権の保障ということが何よりも大事でありまして、国民が法のもとの公正な裁判を手軽に受けることができるということが完全に保障されるべきであると思います。  ところが、現実には国民の目から見ますとどうも司法が見えないといいましょうか、……

第136回国会 法務委員会 第6号(1996/04/11、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 本件の法案を実施した場合に、我が国あるいは我が国の関係者にどのような利点と申しましょうか利益をもたらすのか、それからまた、この法律は非常に特殊専門的な問題でありますから、この法律を実施する受け入れ体制がちゃんとできておるのかどうか、その点についてお伺いします。
【次の発言】 きょうは海上保安庁の方がお見えであると思いますのでお尋ねしたいと思います。  衆議院の予算委員会で米田議員が、朝鮮民主主義人民共和国へ日本から提供した第二次援助米につきまして、これが緊急輸入米ではなくて五万三千八百トンの国産米を送ったんだという趣旨の質問をしておられます。この質問の資料は、米田議員の御説明によ……

第136回国会 予算委員会 第2号(1996/02/15、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 まず、北海道のトンネル事故につきまして、事故に遭われた方、御家族の方に対して心からお見舞いを申し上げたいと存じます。あわせて、一刻も早い救出をお祈り申し上げます。  建設大臣、北海道開発庁長官におかれましては現地にお行きになりまして、そして関係省庁の大変な御努力ということに対して心から敬意を表しますと同時に、今後一層の早期の救出に向けての努力をお願いしたいと存じます。  また、この場をかりまして、先ほどのお話によりますと総理からも温かい御指示を賜っているということでございますけれども、関係省庁におかれまして一層御努力を賜りますようにお願いを申し上げます。  また、自治省に対して御……

第136回国会 予算委員会 第9号(1996/04/18、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 総理及び関係の大臣におかれましては、沖縄における基地の返還等、そして日米間の共同文書の取りまとめなどに大変御努力を賜ったことに対して敬意を表したいと存じます。また、御多忙の日程を縫いましてこの予算委員会の審議に御協力賜っていることに対して感謝を申し上げたいと存じます。  我々は、二十一世紀に向けて、新たな日米協力を軸にいたしましてアジアの平和と繁栄を目指して前進しようとしているわけであります。これまでの憲法解釈に従い、そして中国、北朝鮮、ロシアとも友好関係が前進するようにしながら、また国民全体の理解と協力を求めながら我が国の安全とアジアの平和と発展のために御努力をいただきたいと思……

第136回国会 予算委員会 第16号(1996/05/01、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 社会民主党の一井でございます。  私、質問時間が十五分しかありませんので、どうか御協力をよろしくお願いしたいと存じます。  私は、桃源社の決算書類が粉飾されているんじゃないかと思います。大蔵省が住専七社に対する第二次立入調査という報告書をつくっております。それを見ますと、日本住宅金融株式会社が桃源社に融資をしているんですが、放漫な融資をしているということが書いてありまして、平成三年には多額の運転資金を提供してロスを拡大したと書いてあります。  それを見ておりまして、これは平成三年当時の決算書類が、今から考えると桃源社は非常に危機的な財政状況にあると私は思いますから、そういったこと……

第138回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1996/11/28、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 まず、生産調整に関して質問をさせていただきます。  今年度の生産調整ですが、まさに農民を初め関係者が必死で、血のにじむ思いで実現していったと考えております。  そして、現実に集落を見ますと、例えば三〇%の減反が割り当てられている場合に、三〇%を実行しない人がいますから、ある人は集落内で五〇%とか六〇%の減反に協力しなきゃいけないということが出てまいります。  これ以上減反を、生産調整の規模を拡大強化していきますと、農村の生活基盤、農業基盤である集落が破壊されてしまう、そういう問題に私はまさに直面していると思います。そういうことで、これ以上生産調整の規模を拡大していきますと、農業も……

第139回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号(1996/12/16、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 社会民主党の一井淳治でございます。  まず、岡光前事務次官問題につきまして一歩踏み込んで質問をさせていただきたいと思います。  まさに行政改革が最大の課題でありますけれども、行政改革の実現のためには、官僚に対する政治主導、国民から選ばれた政治家の優位というものが確立されなくちゃならないと思います。  過去にもリクルート事件で文部省の高石事務次官が逮捕されたことがありましたけれども、そのときには文部大臣は官房長、生涯学習局長、初等中等教育局長の三名を辞職させているわけであります。ところが、岡光前事務次官の場合にはいわゆるボーナス問題が起こるということがあり、大変大きな問題になってい……

第139回国会 農林水産委員会 第1号(1996/12/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 松旭参考人にお尋ねさせていただきたいと思います。  農協の信用事業につきましては、住専問題が論議されたのがつい先刻なんでございますけれども、今まさに金融情勢を見ますと金余り現象があり、大変厳しい経営環境の中で、現実に競争に負けないようにしなくちゃならないという状況があるわけであります。そういう中で、今後自己責任の原則を基本にしながら農協関係の信用事業が心配なくやっていけるのかどうかということが一番問題だと思うんですけれども、いかがでございましょうか。
【次の発言】 もう一点お尋ねしたいと思います。さっきお話も出た監査体制、今回の法改正にも関係するわけですけれども、これがきちんと実……

第140回国会 農林水産委員会 第2号(1997/02/21、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 長い人類の歴史を振り返りますと、さまざまな文明が栄え、あるいはいつしか滅びておるわけであります。滅びる原因というものが幾つか挙げられておりますけれども、その中には環境破壊といいますか、森とか水とか土などの文明の基盤となるそういったものが失われたということが言われておるわけでございます。  今、我が国は未来に向けて現在の繁栄をさらに継続し発展させていくにはどうしたらいいだろうかということがまさに問われておる時代であります。農林水産業といいますのは、大臣の所信にもございましたように、国土保全とか環境保全など多面的な機能を持っておるわけでございます。そして、今まさに緑の田畑や森林や清ら……

第140回国会 農林水産委員会 第4号(1997/03/17、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 森林組合が発展するためには林業が振興されなくちゃならない、林業の振興と森林組合の発展とは表裏の関係であると思いますけれども、林業の振興のためには木がどんどん出荷され、原木が出ていかなくちゃならないわけであります。結局、木材の価格が安ければ森林組合も疲弊するし、山林はとにかく手入れをする人がなくて荒れ果ててしまう。木の値段が上がるとどんどん出荷され森林組合も活性化する、こういう関係にあると思います。  そこで、木材の価格について質問をさせていただきたい。恐らくは消費税の駆け込み需要などありまして家の建築件数がふえているために、木材価格が騰貫いたしましたけれども、最近安くなるという価……

第140回国会 農林水産委員会 第8号(1997/03/26、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 私、予算委員会の関係がございまして大変御迷惑をおかけしますけれども、ここで質問させていただきたいと思います。  何といいましても、非常に厳しい酪農の環境の中で一番注目を浴びておりますのは、加工原料乳の保証価格が幾らに決まっていくかということでございますけれども、そういった中で計算方法についてさまざまな議論があるわけでございます。  まず第一に、私は配合飼料価格が最近急激に高くなっているという状況の中で、配合飼料価格の見通しを立てながら適切にこの価格に反映していただきたいと思うわけでございます。  もう少し具体的に申し上げますと、この四月からはかなりの値上がりが予想されておりまして……

第140回国会 農林水産委員会 第10号(1997/04/03、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 ちょうど谷本議員から動物防疫について質問がありましたので、まずその件に関連して、私からも質問をさせていただきます。  岡山県内に水島港という港がございます。ここでは年間の貨物取扱量が約九千五百万トン、これは平成六年の統計数字でありますけれども、全国第六位に達しています。そして、外国との定期航路も非常に増加しつつある。また、周辺には相当数の飼料メーカーが立地しておりまして、配合飼料の原料でありますいろんな飼材について動物検疫を必要としています。  地域の経済の発展のためにも、このあたりで水島港においても動物検疫を実施していただきたい、指定港としていただきたいという要望が非常に強いわ……

第140回国会 農林水産委員会 第11号(1997/06/05、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 農林水産省は、水産庁も含めまして世界各地で技術援助を展開しておられますけれども、いずれも着実な成果を上げておられまして、大変好評であると思います。よその省庁の中には、せっかく援助をしながら現地人から批判されるという声のある援助もあるようでありますけれども、本当に農林水産省の援助というものは現地に根づいておりまして好評であると思います。  私、最近中国へ参りまして、中古機械の修理とか、あるいはかんがい排水の技術援助の状況を勉強させていただきましたが、本当に中国の農業の振興にも大きく貢献しておりますし、現地からも大変温かい感謝の気持ちを持たれているということを感じたわけでございます。……

第140回国会 法務委員会 第9号(1997/05/15、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 民主党の一井でございます。  まず、江頭参考人の方からお尋ねしたいと思います。  商法学者の声明というのを私も拝見いたしました。これは、私はコピーをもらっているんですが、最初二ページありまして、続いて「今次商法改正法案の問題点」というのが四ページばかりあるんです。これが前から一体となっておったものかどうかわからないんですが、私の手元にはそういう形でとじられてきております。最初に手続面ということが問題点の一に書いてありまして、二番目に会社あるいは証券市場の監視機構の整備等の環境面の問題の指摘がございます。  そこで、会社の監視機構の整備についてお聞きをしたいわけなんですけれども、私……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/03/24、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 私は民主党の一井といいますけれども、時間が余りありませんので、できるだけ簡潔にお答えいただきたいというふうに思います。いいでしょうか。  今のあなたのお話を聞いておりますと、政界への交渉あるいはお金を配る等のことについてはあなたは主役でないと、そういうふうに受けとめたんですが、しかし、これは新聞報道ですけれども、お父さんの方はあなたとか周りの人間がしたんで自分は知らないと、自分は主役でないという趣旨の発言を新聞報道からは私どもは耳に入るわけでありますけれども、どうなんでしょうか。あなたがやはり中心でやっておられたんじゃないでしょうか。

第140回国会 予算委員会 第18号(1997/04/11、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 民主党の一井でございます。  先ほど、日にちについて、平成六年の後半からということを改められたわけでありますけれども、初村前代議士と平成六年後半からお知り合いになった。それから一年間ばかりおつき合いがあったわけですね。その間、この初村前代議士の政治活動の中であなたはどういう役割を担当しておったんですか。
【次の発言】 政治団体を結成されておったと思いますけれども、そういう団体の中に入ってあなたも役割を果たしておったんじゃないでしょうか。
【次の発言】 平成七年の四月二十一日ですけれども、あなた自身は長崎に行ったことはないということを前回証言されましたけれども、あなたを手伝っておる……

第141回国会 選挙制度に関する特別委員会 第4号(1997/11/26、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 今回の改正につきましてはかなり項目が多いわけでありますけれども、それぞれの改正を実行した場合に、実務の執行上スムーズにいくのかどうか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、政治資金収支報告書の保存期間についてお尋ねいたします。  現在はたしか三年になっておったと思いますが、そうですね。
【次の発言】 保存期間を三年にした理由ですけれども、そのあたりの御説明をまずお願いいたします。
【次の発言】 その保存ですけれども、どのようにして現在は保存しているんでしょうか。
【次の発言】 この三年の保存期間が設けられてから現在まで相当日時もたっているわけであります。……

第141回国会 農林水産委員会 第3号(1997/11/21、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 漁港は、漁業にとりましても漁村にとりましても最も重要な基本的な施設でございます。特に、離島などに行きますと、島の生活全体の最も重要な基盤ということであると思いますけれども、この重要な漁港の一層の整備の推進ということが必要ではなかろうかと思いますけれども、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その漁港の整備事業でありますけれども、予算規模によって漁港修築事業と漁港改修事業等に分かれているようであります。岡山県内のことを質問させていただきたいわけでありますけれども、漁港修築事業として白石島港が対象とされておるわけでありますけれども、この整備の促進をお願いしたいわけであ……

第141回国会 農林水産委員会 第4号(1997/11/27、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 農業がいかに大切であるか、そして国民のために将来の食糧を確保していく政策がいかに大切であるかということはもう大臣も十分に御認識であると思いますので、その点については質問を省略させていただきたいと思います。  今、行政改革が進められておりますけれども、その結果、農政が細るようなことがあっては絶対いけないと私は思うわけでございます。中央省庁や地方の出先機関のスリム化等が検討されておるようにお聞きしているわけでありますけれども、やはり農業の振興、食糧を将来確保していくということは、これは日本にとりましても未来永劫に必要でありますから、どうしても大臣に頑張っていただきまして、将来、農業が……

第142回国会 農林水産委員会 第4号(1998/03/13、17期、民友連)

○一井淳治君 まず、水産加工業施設改良資金融通臨時措置法に関して質問をさせていただきます。  御説明によりますと、「外国政府による」という言葉が入ってございます。これについては、どのような国のどのような政策の変化をお考えであるのか。それからもう一つ、通称HACCP法というものが別件の法律で上程されようとしているわけでありますけれども、それとの関係はどのように考えたらいいのか。その点についてまず質問させていただきます。
【次の発言】 特にこの法案は、今御説明がありましたように、緊急の必要性があるということで先行されておるようでありますけれども、だとすれば、今お話ありましたEUとの関係ということが……

第142回国会 農林水産委員会 第7号(1998/03/27、17期、民友連)

○一井淳治君 大臣におかれましては、この三月にOECDの会議に御出席なさったというふうにお聞きしております。  その成果につきましてお伺いさせていただきたいと思います。
【次の発言】 少し古くなりますけれども、一九八七年のOECD閣僚理事会のコミュニケを見ますと、「農民の所得支持は、価格保証等よりも直接的な所得支持を通じて行われるようにすべきである」、そういう項目があるわけでありますけれども、「直接的な所得支持を」ということをまとめられた目的とか、その背景事情について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 十年後の一九九七年のOECD閣僚理事会においては、その合意についてどのような取り……

第142回国会 予算委員会 第11号(1998/03/26、17期、民友連)

○一井淳治君 まず、厚生省に薬価についてお尋ねいたします。  今、医療費の改革論議が進められておるわけでありますけれども、我が国の薬価が諸外国に比べて非常に高いこと、それから繰り返し薬価の引き下げが行われたのでありますけれども、依然として医療費の中に占める薬剤費の割合が三〇%という諸外国に比べても高い割合を占めているわけであります。この薬価対策というのが非常に重要な課題でありまして、私どもも、薬価の問題が解決すれば医療費の赤字の問題はほとんど解決するのじゃなかろうかというふうな感想も持っているわけでございます。  他方、周辺に目を向けますと、医療保険も赤字傾向でありますし、病院経営も恐らく今年……



各種会議発言一覧(参議院)

14期(1986/07/06〜)

第109回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1987/07/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○一井淳治君 まず、竹内宏参考人からお伺いをしたいと思います。  先ほどのお話にもありました、アメリカを中心とする好ましからざる経済の状態と、それから日本の過剰な貿易をしている非常に好ましからざる経済の状態ですが、これは鶏と卵という関係からいけばどういうことでしょうか、どちらが先でしょうか。
【次の発言】 お立場上どこの国がどうこうということは言えないということがあれば、専門外であるということで外していただいても結構なんですけれども、アメリカの財政赤字の原因といいますか、そのあたりについてはどのようなお考えをお持ちでございましょうか。


16期(1992/07/26〜)

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1994/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 この調査会のテーマは、二十一世紀に向けての日本の産業政策の課題でございます。  激しい国際的な経済競争の中で、日本経済が活力を維持しながらどのように生き残っていくかという問題につきまして、私は三十分という短い時間でございますけれども、最近産業経済構造の中で大変問題になっております物流という問題を横軸にしながら、企業行動のあり方とか労働力問題も非常に顕在化している課題でございますし、また、先ほどの通産省の資料の六ページにも物流の問題が載っておりましたけれども、この物流を中心にして質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、運輸省にお伺いしたいと思いますが、物流問題が重要……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1994/11/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 まず、前置きとして申し上げますが、この百三十一臨時国会では、参議院のあり方が本会議とか他の委員会で論じられております。参議院は国民の多様な要求にこたえて、しかも時代に即した適切、強力な国会活動をしていかなくちゃならない、参議院が衆議院のカーボンコピーであってはならないという意識がだんだん強まっていると思います。調査会は参議院の独自性の一つの目玉でありまして、調査会の調査の充実はもちろんでありますけれども、議案の提出とか他の委員会への勧告など、独自の活動を進めていくことが必要であろうかと思います。  調査会は、この制度ができましてちょうど三回目、三年ごとの調査ですから三回目で、年数……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1995/02/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 今そういうお話がございましたが、私は通産省が今度つくった法案にないところを、埋めるところはないだろうかという発想をいたしまして考え出したものが、お手元に配ったような資料――配っていただけますか。(資料配付)今度通産省がつくった法案は中小企業対策と、また、大企業とか中小企業にかかわりなく組み立て製造業等、海外に出ていく企業について法案が実はつくられております。しかし、海外に出ていく企業の周辺の企業についての法案がまだできていないわけでございます。  お配りしております資料の一ページは、昨年の十一月に通産省がまとめた内外価格差の表でございますけれども、そこに黄色い線が引いてありますよ……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1995/04/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○理事(一井淳治君) 前回までの調査会の議論を踏まえまして、理事会において産業・資源エネルギーに関する調査会最終報告骨子案をまとめております。  また、前回までの調査会の議論の過程で述べられた意見、提言の中で、何点か立法化の提唱もあり、理事会において協議を重ねた結果、経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時施策案、企業によるフィランソロピー活動(社会貢献活動)の推進施策案及び新エネルギー・システムの導入促進に関する施策案の三件を立法化の検討を行う施策案として選定を行いました。  本日は、この四案につきまして自由討議を行いたいと存じます。  議事の進め方でございますが、四案を産業分野と資源エ……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1995/05/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○一井淳治君 この調査会は産業とエネルギーの双方を研究する調査会なんですけれども、今までの質問はどっちかといえばエネルギーに偏っておったと思うんです。  日本の産業という面から見た場合に、要するに日本の電気代が非常に高い、これが日本にさまざまな企業がおりにくい一つの原因になっておって、空洞化のかなりの原因になっている。これはもう皆さん御承知のとおりですが、真夏の昼間の電気使用量が急激に上がりまして、それをカバーするために火力発電所をつくったり、非常に資本投下が要るから日本の電気代は高くなっているということが言われております。新しいエネルギー源の開発という問題は、それに対応するということで日本の……


17期(1995/07/23〜)

第139回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1996/12/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○一井淳治君 国政調査権に関しまして、清水先生、浅野先生に同じ質問をさせていただきたいと思います。  現在、国政調査権というものが十分に機能しているかどうかという点でございますけれども、国会が国政調査権を十分に使いこなしているかどうかという評価を第一にお聞きしたいわけでございます。そして、私自身、私個人的には、この国政調査権というものは極めて機能していない、残念な状態にあるというふうに評価しているんですけれども、もしお二人の先生がそのように評価しておられるんでしたら、その理由について御説明を願いたいと思います。

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1997/02/12、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 公共投資の重要性とかあるいは効率性について点数とか数字で評価するということはできないんでしょうか。  といいますのは、かつてABというような評価がありましたけれども、下位に評価されておった港湾なんかを見ますと、いつの間にか、十五メートル水深の港湾が日本で弱体なために、コンテナ荷物を外国にとられてしまうということが起こりました。空港も同じだと思いますけれども、日本が生きていくためにはそういうものはどうしても確保しなくちゃいけないと思います。  また、道路についても、大切な道路もありますけれども、他方には、歩道までついておるんだけれどもほとんど車が通らない、夜になったらキツネやタヌキ……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1997/02/25、17期、民主党・新緑風会)

○一井淳治君 運輸省にお尋ねいたします。  物流問題について御説明がたしかあったと思いますけれども、十三ページですか、人流の場合は政治家を含めて非常に関心が強いんですけれども、物流については、国民の生活安定といいますか、物価を下げるという点では非常に影響は大きいと思うんです。この物流問題については全般的に関心が低いと思うんです。国内において物流問題について関心を高めるためにどのようになさっておられるかということが第一点としてお聞きしたいと思います。  第二点は、この物流問題は非常に各省庁にわたっております。ここにいらっしゃる方々以外にも、例えば警察庁とか、あるいは通産省なんか非常に大きい影響が……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

一井淳治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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