このページでは清水嘉与子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。清水嘉与子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○清水嘉与子君 ただいま菅野委員の方から看護婦の問題についてるる御質問がございまして、大変興味深く聞かせていただきました。私も、まず看護婦の問題から質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、大臣にお伺いしたいのですけれども、今も菅野委員が御指摘のように、看護婦の問題というとどうしても数が足りないという問題が今日まで続けられてまいりました。しかし私はむしろ、数ももちろん大事なことでございますけれども、もっと日本の看護婦の問題の中で深刻なのは、やはり指導者が非常に少ないという問題ではないかというふうに認識しております。一般の看護婦の教育レベルはほかの国に比べましても劣るところはないと……
○清水嘉与子君 思いがけなく早く初舞台を踏む機会をいただきまして、先輩議員、同輩議員の皆様方に御礼申し上げます。しかし、まあ本当のところやや戸惑っているというのが今の心境でございます。よろしくお願いいたします。 まず、私は輸血血液の問題についてお伺いしたいと思います。 月曜日の朝日並びに読売新聞に、日赤が血液製剤を薬価の八割も割り引いて医療機関に売り渡しているという報道がなされました。また、一昨日には毎日新聞に、茨城の日赤血液センターで集めた献血の処理がずさんであったというような問題が報道されました。 血液はそのほとんどが日赤の献血によりまして需給を賄っているわけでございまして、今約八百……
○清水嘉与子君 私はまず労働者の労働災害の防止問題についてお伺いしたいと思います。 五月二十六日に東京の板橋におきまして第一化成工業が過酸化ベンゾイルの詰めかえ作業中に爆発事故を起こしました。そして二十六人の死傷者を出すという大惨事を起こしたわけでございます。 私もあの近くの地図をいささか知っているのでございますけれども、確かにかつては工場地帯であったというふうに思いますけれども、今はもう一般住宅がたくさんあるところでございまして、いわゆる都市の過密化の中で起きた災害ということで、大変人々に大きな不安を与えたというふうに思うんです。 報道によりますと、まだまだいろいろな法令違反が出てきて……
○清水嘉与子君 与えられた時間が大変短うございますので、私は老人福祉法の改正に伴う、またゴールドプラン推進に伴うマンパワーの問題に絞りまして質問をさせていただきたいと存じます。 昨日の読売新聞の夕刊でございましたけれども、看護婦の需給計画の見直しということを厚生省が取り上げてやっていると、そしてプロジェクトチームをつくって、特にその中でゴールドプラン推進のための看護婦の分についてはこの需給計画を見直ししなきゃならないというようなことが報じられておりましたが、それにつきまして厚生省はどのくらいまで進めていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。
○清水嘉与子君 私は、保健医療分野におきます国際協力の問題について、少しお伺いをしたいと思います。 WHOが二十一世紀までにすべての人々に健康をというスローガンを掲げて各国に、各国の保健政策の中でプライマリー・ヘルス・ケアを進めようというようなことを提唱しておりますけれども、二十一世紀までにあと十年、まだまだ開発途上国の中でこの健康問題が十分取り上げられていないんじゃないかという認識を持ちます。そこでこの分野で、経済発展を遂げた我が国といたしましては、これからますます国際社会の発展に貢献していく、特にこの保健医療分野での協力に貢献していくという役割が大きくなるのではないかというふうに考えてお……
○清水嘉与子君 けさから当委員会におきまして看護婦問題がしばしば登場いたしましたけれども、私も、与えられた時間を看護婦の問題に絞って質問をさせていただきたいと存じます。 初めに、地域医療計画と看護婦の問題でございます。 昭和六十年に医療法が改正され、都道府県で地域医療計画策定が義務づけられました。そして、平成元年の三月にはすべての都道府県におきまして医療計画が策定されました。しかし、この間におきまして、医療計画公示前にいわゆる駆け込み増床という現象が起きまして、その結果、既に病床過剰地域にますます病床をふやし、そしてさらに看護婦不足をという非常に大きな問題を起こしたわけでございます。伺いま……
○清水嘉与子君 大変貴重な時間をちょうだいいたしましたので、私は文部省に対しまして、医療関係者の教育の問題を中心に御質問をしたいと思います。 まず一点は、高等教育の中におきます職業教育のあり方についてでございます。 医療関係者の教育というのは、人命にかかわる人をつくるという意味で非常に重要な職務を担っておりますので、一定の要件のもとに指定された教育機関で教育を受け、そして国家試験を受け、そして免許登録というかなり厳しい制度になっております。こういう中で、医師、歯科医師、薬剤師、こういう職種の方々は文部大臣の指定いたします大学の教育を既に受けているという制度でございますけれども、他のそれ以外……
○清水嘉与子君 限られた時間でございますので、訪問看護制度につきまして絞って御質問させていただきたいと存じます。 この訪問看護制度が本格的に実施されるということでございまして、これまでの施設収容中心といいましょうか、そういった形で進んでまいりました日本の医療政策がここで大きく転換されてくるということでございまして、そのおかげで、病院にといいましょうか、今まで医療機関の中に閉じ込められていたといいましょうか、そういう看護婦の活躍が少し地域の中でも広がっていくということで大変喜ばしいことだというふうに考えております。これによりまして、在宅でケアを受けたいあるいは生を終えたいというような方々のため……
○清水嘉与子君 かねてから看護問題や福祉問題に深い御関心と御理解をお持ちの山下厚生大臣によりまして、今日看護婦あるいは福祉関係の人材確保法案を御提案いただいていますことを大変心強く思っている次第でございます。よろしくお願いをしたいと思います。 昨日の宮澤内閣の経済政策のバックボーンとも言えます「新しい経済計画の基本的考え方と検討の方向」というのが経済審議会から示されました。この中で「国民一人一人が豊かさとゆとりを日々の生活の中で実感でき、多様な価値観を実現するための機会が等しく与えられる公正な社会としての「生活大国」」の実現を目指すということが強調されております。病になり、あるいは障害を持ち……
○清水嘉与子君 四人の参考人の先生方のお話を伺いまして、大変感銘を受けた次第でございます。と同時に、看護の仕事も福祉の仕事もかなり共通の問題があるということを改めて認識したところでございます。 私は、少し看護の点につきまして質問させていただきたいと存じます。 まず、有田会長の方から、実際に働いている看護婦の八〇%は働き続けたいという気持ちを持っている、そしてまた潜在看護婦の方々も五八%はもう一回再就職したいんだ、非常に勤労意欲が高いんだと、しかしそれが続けられない状況を何とかしなきゃならないということで、処遇の問題とか労働条件の問題をおっしゃいました。それはもう当然のことでございますが、こ……
○清水嘉与子君 初めに、医療・福祉マンパワーの人材確保法につきましてお伺いしたいと思います。 さきの通常国会の終盤におきまして、看護婦並びに社会福祉施設職員の人材確保法が成立いたしまして、発足させていただきました。大変短い期間にそこまで進めていただきました厚生大臣の御努力に、敬意を表する次第でございます。 法の実際の施行は、一部を除きまして公布後六カ月以内となっておりまして、担当課の方で鋭意作業に入っていると思いますけれども、いつごろ施行になるのでしょうかということをまずお伺いしたいと思います。 特に、二つの法律とも、例えば就業の動向でありますとか処遇の改善、養成の問題、資質の向上などと……
○政府委員(清水嘉与子君) 労働政務次官に就任いたしました清水嘉与子でございます。 勤労者の労働条件の向上と雇用の安定を図り、真に豊かでゆとりある勤労者生活の実現を目指す労働行政の推進のため、私は、村上労働大臣とともに全力を尽くしてまいる所存でございます。委員長初め委員各位の一層の御支援、御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○清水嘉与子君 ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律案の草案につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 我が国における急速な高齢化の進展、保健医療を取り巻く環境の変化等に伴い、地域における保健指導の業務は重要性が著しく増大しており、これを担う質の高いマンパワーを確保していくことは、極めて重要な課題であります。 しかしながら、現状では、この地域保健業務は保健婦として女子にしか開かれていないことから、これを男子にも門戸を開き、地域保健の専門的な担い手を確保することが求められております。 このため、男子においても、厚生大臣の免許を受けて、保健士の名称を用い……
○清水嘉与子君 総理、ついにといいましょうか、ドゥニー調整案の受け入れを決議されました御心労をお察し申し上げます。そして本当に御苦労さまでしたと申し上げたいというふうに思います。 この上は、ぜひ農民の方々が外国のお米に殺されることなく立ち直れるように実効のある政策を進めていただきたいとお願いをしておく次第でございます。 それにいたしましても、昨日お茶の間で多くの国民の皆様方は総理の苦渋に満ちたその御決断の経緯なるものをお話しいただけるのではないかと期待をして待っていたわけでございますけれども、それができなかったことは大変残念に思います。 働き過ぎの日本人の最たるものがここで演ぜられている……
○清水嘉与子君 東京に住んでおりますと、お水といいますと水道水のことでありますし、その水道水の味が水というものの味だというふうに思っているわけでありますけれども、地方に出かけますとその水道水の水が違うというふうに感ずることがございます。 ありがたいことに、先ほどの局長の御答弁にもありましたように水道の普及率が九四・九%、こんなふうになってきたわけでございまして、どこで飲んでも変な味だとかにおいのないものであってほしいというふうに思うわけでございます。また、赤ちゃんのミルクに使いましても、病人やお年寄りが飲んでも安全なものでなきゃいけないというふうに思います。しかも、毎日使うものでございますか……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。 私は、専ら児童手当法の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきたいと存じます。 二十一世紀を迎えて、我が国の内政上の最大の課題は高齢化対策であろうというふうに思います。高齢化社会といいますと、高齢者がふえてくるという問題にどうしても関心がいきやすいわけでありますけれども、そしてまたいろんな施策も進められているわけでありますけれども、子供が少なくなってくるということに対してもやはりもっと考慮が払われなければいけないというふうに私は思っております。 昨日発表されました「二十一世紀福祉ビジョン」を拝見いたしますと、子供が健全に育っていく環……
○清水嘉与子君 戦後の結核、感染症対策あるいは母子保健対策を中心に、我が国の保健所は公衆衛生活動の第一線機関として輝かしい成果を上げてきたわけでございます。しかし、その後の目覚ましい医療供給体制の整備、あるいは医療保険制度の充実によりまして、人々の保健所に対する期待も大きく変わってまいりました。それにもかかわらず、素早く地域のニーズをとらえて対応できるような仕組みになっていないということもありまして、保健所のあり方に対していろいろ批判があったことも事実でございます。 私自身、初めてサラリーをいただいたのが保健婦という免許でございましたので、この保健婦、保健所の問題につきまして大変関心を持って……
○清水嘉与子君 非常に時間が限られておりますので、私は看護の問題に絞って御質問をしたいと思います。 今回の医療保険制度の改正の目玉の一つに、付き添いの廃止ということがあるわけでございますけれども、この付き添いの廃止というのは基準看護をとっていない病院の問題なわけですね。ところが一方におきまして、基準看護をとっている病院につきましても基準看護制度を改正する、見直しをするということになったわけでございますが、一体なぜこの基準看護制度を今見直さなきゃいけないのか、その背景と基本的な考え方をお示しいただけたらというふうに思います。 そして、この見直しによりまして、医療経済上の影響がどのようにあるん……
○清水嘉与子君 先日の大臣の所信の中で、厚生省の重要施策として少子化問題の話、次代を担う子供が健やかに生まれ育つための環境づくりを目指すということが出されました。 そこで、その問題に絡んで一つ御質問させていただきたいと思います。 先月、カイロにおきまして国際人口・開発会議がありまして、私も出席させていただきました。地球規模での人口爆発に対処するため今後二十年間の行動計画を策定したわけでありますけれども、その中に、新しい概念としてリプロダクティブ・ヘルスというふうなことで安全な中絶を入れるかどうかというようなことが大分問題になったわけでございます。 そういう議論の中で私ちょっと気になりまし……
○清水嘉与子君 ただいまは自民党の一番バッターとして前島委員の方から、今回の年金改正全般についての基本的な枠組みあるいは障害年金についての御質問がございましたので、私は女性の年金権を中心に、また国民年金の未加入の問題について質問をさせていただきたいと存じます。 まず、女性の年金権の問題でございます。 昭和六十年の法改正によりまして基礎年金制度が導入されました。そして、サラリーマンの妻は三号被保険者として位置づけられることによりまして、女性の年金権は一応確立されたということになっております。 しかし、この三号被保険者というのは保険料は支払っていないわけでございまして、二号被保険者と事業主の……
○清水嘉与子君 初めに、今回の阪神地震におきまして亡くなられた多くの方々の御冥福をお祈り申し上げ、またいまだ不自由な生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。 今回の地震を契機に、日本列島には至るところに活断層が走っているんだ、そして今回のような地震がいっどこに起きてもおかしくないんだというような、そういう事実を国民みんなが実感として受けとめたわけでございます。 そこで、もちろん今、被災者の救済と被災地の復興に全力を挙げなきゃいけないところではございますけれども、あわせて今度の地震からどのような教訓を得、また今後どのような備えが必要になるのか真剣に検討し、速やかに準備……
○清水嘉与子君 本年は終戦後五十年目という節目の年でございます。いろいろなところで記念行事が行われておりますけれども、厚生省としましても、戦傷病者、戦没者あるいは遺族の方々に対する特別な記念事業をいろいろと計画されているように伺っておりますけれども、その記念事業といったものはどんなものを計画していらっしゃるのか、まず大臣から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 従来からの施策を引き続き充実していくというお話と、また新たな台湾出身者の給与の未支給の問題というようなことをおっしゃいました。
その中で特別弔慰金の話なのですけれども、この説明によりますと、「終戦五十周年を迎えるに当たって国と……
○清水嘉与子君 私は、この時間を公的介護保険の問題とマンパワーの問題について御質問をしたいと思います。
初めに、先日国民生活基礎調査の結果が発表されまして、老人のひとり暮らしあるいは老人世帯が非常にふえてきた、過去最高になったというようなことが明らかにされました。これについて厚生大臣、どんなふうにお考えでございましょうか、まず御感想を伺いたいと思います。
【次の発言】 私の周りにも六十五歳以上のひとり暮らしの人たちが大変たくさんいるんですけれども、ひとり暮らしを嘆いて何とか同居したいという人たちがそんなにいるかというと、そうでもないんですね。むしろ、ひとり暮らしを楽しむといいましょうか生き生……
○清水嘉与子君 おはようございます。 まず、今回の改正法案の内容に入ります前に、先日来報道されております我が国の水産品に対しますEUの全面輸入禁止措置の問題について二、三お伺いしたいというふうに思うんです。 けさの朝日新聞に、ちょうど台湾からのティラピアの問題が出ておりました。日本の食品衛生法に違反して一酸化炭素で発色処理をした輸入魚の話でございます。日本の場合にはこうした輸入品を水際でチェックするということで、ここの説明によりますといずれも水際でチェックできたというようなお話でございますが、しかしなかなかこれは難しい問題があろうと思います。 このEUの問題につきましては、ことしの三月に……
○清水嘉与子君 おはようございます。自民党の清水嘉与子でございます。 島村、浦野両大臣におかれましては、このたびの御就任、本当におめでとうございます。参議院では初めて言葉をいただく機会だと思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。 初めに、文部大臣にお伺いしたいと思います。 ちょうどことしは戦後五十年、今日我が国は本当に世界一の長寿国になりまして非常に経済的にも豊かな生活ができるようになりました。これはもう一に日本人の教育熱心ということがあったことは間違いないというふうに思います。 民主主義、あるいは男女平等、あるいは言論の自由、あるいは個人の尊重、本当に歓迎すべき改善が国民……
○清水嘉与子君 おはようございます。自由民主党の清水でございます。このたびは大変厚生行政に明るい森井大臣をお迎えいたしまして大変心強く存じております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、大臣に早速お尋ねを申し上げたいわけでございますけれども、保健、医療、福祉と厚生省の所管は非常に国民生活に密着して広いものがございます。そして、これらのサービスを提供する人の確保問題というのは非常に大きな問題でございます。大臣の免許あるいは知事の免許、たくさんの職種の方々が働いていらっしゃるわけでございます。そして、最近では量だけでなくてそれぞれの職種の質的な向上ということがどうしても問われてきているわけ……
○清水嘉与子君 厚生大臣には、前国会におきまして介護保険法の提出に最後まで頑張ってくだすったというふうに伺っておりますけれども、結局提出は見送りになりました。お年寄りを抱えている方々にとってはこの介護の法案はもう本当に一日も待っていられない法案でございます。法案の早期成立に向かって今後の取り扱い方針をぜひ大臣にお伺いしたいわけでございます。 特に前回、法案提出の最大のブレーキになったのは、市町村の財政問題の不安でありますとか、あるいは介護の方々の対応でありますとか、そういった直接に法案の実施にかかわる関係者の十分な理解が得られなかったということにあったと思います。 そういう意味では、こうい……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。よろしくお願いいたします。 今回、特殊法人の整理合理化を図るという内閣の方針のもとに社会保障研究所を廃止するという法律が出されたわけでございますけれども、実際に廃止といいましても、その機能は厚生省の試験研究機関全体の再構築の中で拡大の方向で取り込まれることになっております。 そこで、まず厚生大臣にこの試験研究機関の再構築についてお伺いしたいわけでございます。 厚生科学研究の対象というのは保健、医療、福祉、生活衛生など国民生活に密着した広い分野にわたっておりまして、この分野での科学技術の発展あるいは研究体制の充実というのはより国民の安心とか安全……
○清水嘉与子君 総務庁長官、第二次橋本内閣で大変なお仕事をされますこと、おめでとうと申し上げていいのか御苦労さまと申し上げていいのかわかりませんけれども、本当に御苦労さまでございます。 きょうは総務庁長官に、まず高齢社会対策の問題についてお話を伺いたいと思います。 我が国は諸外国に例を見ない急速な高齢化が進んでいるわけでございまして、社会全体で真剣な取り組みが求められているところでございます。総務庁におきましては、既に昭和六十一年から高齢社会対策を総合的に推進するということで老人対策室を設け、そして長寿社会対策大綱に基づいて国民に対する啓発活動あるいは調査研究を実施してきたというふうに伺っ……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 議事に入るに先立ちまして、一言あいさつを申し上げます。 去る六月十九日の本会議におきまして文教委員長に選任されました清水嘉与子でございます。よろしくお願いいたします。 国政の基本であります教育並びに学術、文化、スポーツなどを所管します当委員会の使命は極めて重く委員長としてその職員の重大さを痛感しているところでございます。 微力ではありますが、委員の皆様方の御指導、御鞭撻をちょうだいしまして公正かつ円満な運営を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) 小野前委員長から発言を求められており……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十七日、三重野栄子さんが委員を辞任され、その補欠として志苫裕さんが選任されました。
また、去る十一月二十八日、志苫裕さんが委員を辞任され、その補欠として梶原敬義さんが選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
著作権法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に日本放送協会専務理事齊藤暁さんを参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○清水嘉与子君 おはようございます。自民党の清水嘉与子でございます。 本日、私は、平成七年度決算に関し、厚生省、労働省に若干の御質問をしたいと思います。 一昨日、総務庁の方から社会福祉法人に対する行政監察の結果というのが発表されまして、厚生省に再勧告を行ったということが報じられました。新聞の報道ぶりを見ますと、「社会福祉法人 問題点九割が未改善」であるとか「補助金を不正受給」であるとかというような報道がされまして、またもや社会福祉法人が大きな問題を起こしたのかというような感じを国民の皆様が持ったのではないかというふうに心配しているところでございます。 伺いますと、行監は既に平成四年の六月……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月十七日、伊藤基隆さんが委員を辞任され、その補欠として本岡昭次さんが選任されました。
また、去る一月十三日、梶原敬義さんが委員を辞任され、その補欠として日下部禧代子さんが選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
教育、文化及び学術に関する調査のうち、文教行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから文教委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、教育、文化及び学術に関する調査のうち、文教行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 山下さん、時間がなくなりましたのでまとめてください。
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、阿部幸代さんが委員を辞任され、その補欠として笠井亮さんが選任されました。
【次の発言】 教育公務員特例法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。小杉文部大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十九分散会・
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、笠井亮さんが委員を辞任され、その補欠として阿部幸代さんが選任されました。
また、本日、田村秀昭さん、田沢智治さんが委員を辞任され、その補欠として戸田邦司さん、松村龍二さんが選任されました。
【次の発言】 教育公務員特例法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、松村龍二さん、戸田邦司さんが委員を辞任され、その補欠として田沢智治さん、田村秀昭さんが選任されました。
また、昨日、釜本邦茂さんが委員を辞任され、その補欠として橋本聖子さんが選任されました、
【次の発言】 昨二十六日、予算委員会から、二十七日午後の半日間、平成九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につきましては既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十八日、橋本聖子さんが委員を辞任され、その補欠として釜本邦茂さんが選任されました。
また、去る一日、田村秀昭さんが委員を辞任され、その補欠として長谷川道郎さんが選任されました。
また、昨七日、田沢智治さんが委員を辞任され、その補欠として三浦一水さんが選任されました。
【次の発言】 教育、文化及び学術に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、三浦一水さんが委員を辞任され、その補欠として田沢智治さんが選任されました。
また、昨十四日、菅川健二さん、山下栄一さんが委員を辞任され、その補欠として小林元さん、西川玲子さんが選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化及び学術に関する調査のうち、中央教育審議会の審議状況に関する件について、本日の委員会に参考人として第十五期中央教育審議会会長有馬朗人さんの出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、小林元さん、西川玲子さんが委員を辞任され、その補欠として菅川健二さん、山下栄一さんが選任されました。
【次の発言】 日本私立学校振興・共済事業団法案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 阿部さん、時間になっておりますので、まとめてくださいませ。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
学校図書館法の一部を改正する法律案及び放送大学学園法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、学校図書館法の一部を改正する法律案について、発議者南野知惠子さんから趣旨説明を聴取いたします。南野知惠子さん。
【次の発言】 次に、放送大学学園法の一部を改正する法律案について、政府から趣旨説明を聴取いたします。小杉文部大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案の質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時十一二分散会
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨七日、山本正和さんが委員を辞任され、その補欠として梶原敬義さんが選任されました。
【次の発言】 学校図書館法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後零時五十分まで休憩いたします。
午前十一時五十分休憩
【次の発言】 ただいまから文教委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、学校図書館法の一部を改正する法律案を……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、梶原敬義さんが委員を辞任され、その補欠として山本正和さんが選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
放送大学学園法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として放送大学副学長嘉治元郎君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 放送大学学園法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますの……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
著作権法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、林久美子さんが委員を辞任され、その補欠として木暮山人さんが選任されました。
【次の発言】 大学の教員等の任期に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。小杉文部大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四分散会
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、木暮山人さんが委員を辞任され、その補欠として林久美子さんが選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
大学の教員等の任期に関する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 大学の教員等の任期に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として、北陸先端科学技術大学院大学長慶伊富長さん、広島大学教授・大学教育研究センター長有本章さん及び名古屋大学名誉教授沢田昭二さんの三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 参考人の皆様方には、大変御多用のところを本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 本日は、大学の教員等の任期に関する法律案につきまして、皆様方から忌憚のない御意見を拝聴いたしまして、本案……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、本岡昭次さんが委員を辞任され、その補欠として小島慶三さんが選任されました。
【次の発言】 小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律案を議題といたします。
発議者衆議院議員田中眞紀子さんから趣旨説明を聴取いたします。田中眞紀子さん。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案の質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時四分散会
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、小島慶三さんが委員を辞任され、その補欠として本岡昭次さんが選任されました。
【次の発言】 小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。――別に……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、本岡昭次さんが委員を辞任され、その補欠として久保亘さんが選任されました。
【次の発言】 スポーツ振興投票の実施等に関する法律案、日本体育・学校健康センター法の一部を改正する法律案及びスポーツ振興法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題といたします。
発議者衆議院議員島村宜伸さんから順次趣旨説明を聴取いたします。島村宜伸さん。
【次の発言】 以上で三案の趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二四号私学助成に関する請願外三百五十七……
○清水嘉与子君 大変貴重な時間をちょうだいいたしまして、もうしばらく大臣の皆様方おつき合いいただきたいと存じます。 少子化というのが非常に大きな問題になっているわけでございまして、この一月に人口推計が出てきた。そうしますと、毎回出るたびにどうもぐあいの悪い推計が出てまいりまして、がたがたがたとなってくる。特に今社会保障改革にいたしましてもまずこの人口推計がもとになっているわけでございまして、大変厚生省は暗い雰囲気になっているわけでございます。 そこで、まず厚生大臣にお伺いしたいんですが、この少子化の問題を厚生大臣は人口問題審議会に諮問されまして、検討をされ、先般、「少子化に関する基本的考え……
○清水嘉与子君 委員派遣につきまして御報告申し上げます。 去る九月三日から五日までの三日間、司法行政及び法務行政に関する実情調査のため、秋田県及び宮城県を訪れました。派遣委員は風間委員長、浜四津理事、橋本理事、遠藤委員、釜本委員、大森委員、円委員、菅野委員、千葉委員、照屋委員及び私、清水の十一名でございました。 秋田県におきましては、子供の人権について地元の有識者の方々から御意見をお伺いし、秋田地方法務局の実情を視察いたしました。 初めに、菊地禮司秋田大学教育学部教授から、いじめを自分よりも弱い者に対する身体的、心理的攻撃としてだけでなぐ、閉ざされた集団の中で発生する不当な攻撃であると把……
○清水嘉与子君 法務大臣、私どもの委員会で初めて御答弁いただきまして、ありがとうございます。 私もなれない法務委員会でいろいろ勉強させていただいておりますけれども、日本はいろいろ事件はあるにしても割合に治安のいい安心な国というふうに自負していたわけでございますが、先日ちょうだいいたしました犯罪白書を拝見いたしますと、刑法犯の認知件数が年々ふえていると。そして、平成八年にはもう百八十一万件だというようなことを伺いまして、もう大変ショックを受けているわけでございます。しかし、これでも先進国に比べればまだ日本は非常に少ないんだということでございますけれども、どの国でもやはりこの治安問題は大変大きな……
○清水嘉与子君 おはようございます。 山一証券が二千六百四十八億円もの簿外債務が表面化して本日自主廃業に向けて営業を休止するということが報道されております。山一証券の前経営陣は総会屋小池被告に約一億円もの利益供与をしたということで既に逮捕されているわけでございまして、シンガポールの国際金融取引所を舞台に利益のつけかえをしたと言われるのが九四年の十二月とか九五年の一月というふうに報道されていることを考えますと、恐らく会社の資金繰りも苦しくなっている、にもかかわらず不正な利益を提供し続けていたということを考えますと、総会屋の存在というのは何なんだろうかと、ますます不可解に思ってしまうわけでござい……
○清水嘉与子君 おはようございます。自由民主党の清水嘉与子でございます。 この重要な法案も最後の日を迎えてきているようでございまして、ここで発言させていただきます機会をいただきましたことを大変光栄に存じます。 法案の審議に入ります前に、パキスタンの核実験のことにつきまして二、三お話をさせていただきたいと思います。 日本を初めとします国際社会のたび重なる自制要請にもかかわりませず、昨夜パキスタンで核実験が行われたということで、心から大変残念に思っている次第でございます。 まず、政府のこの問題に対します対処方針、もう決めていらっしゃると思いますけれども、総理の方からお伺いしたいと思います。
○清水嘉与子君 保護司制度というのは、地域社会の人々が罪を犯した人を無報酬で補導援護するという我が国独特の制度として長い歴史があるというふうに伺っております。しかし、その割に一般の人々に余り知られていない制度じゃないかなという気もするわけでございまして、久しぶりに改正されるこの機会でございますので、ぜひ問題点を明らかにしてもっと社会にアピールしたらどうかということで、きょうは応援の気持ちで質問をさせていただきたいと思います。 まず、この保護司法、保護司制度ができまして約五十年たつわけでございますけれども、保護司が我が国の刑事司法行政の中でどのような成果を上げてきたのか、その辺につきまして、大……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子と申します。 きょうは、四人の先生方から大変示唆に富むお話を伺いましてありがとうございました。限られた時間でございますので、大変恐縮ですけれども、四人の先生に質問させていただいてお答えいただきたいと思います。 まず、日本では裁判に非常に時間がかかって、しかもお金もかかるということがあって、余り国民が、本当に必要な人が利用していないんじゃないかという批判がございます。 そこで今度の改正が出てきたわけでございますけれども、先ほど来お話を伺っておりますと、現在の七百五十名を八百名あるいは千名にするというところまでで終わりになってしまいまして、実はその後にま……
○清水嘉与子君 大臣、きょう一日、御苦労さまでございます。よろしくお願いいたします。 党内きっての経済に強い政策通として鳴らした宮下大臣のことでございますから、もうこの大変な時期に厚生行政のかじをとられる、大変私たちは期待をしているところでございますけれども、しかし重責を担って本当に御苦労さまだというふうに思っております。 ところで、この新しい内閣が発足いたしますときに、堺屋経企庁長官が九八年の実質経済成長率、政府見通しの一・九%はとても難しいということを断言されました。先週、それを裏づけるように三期連続のマイナス成長のデータが公表されたこともありまして、昨日は経企庁長官もマイナス一%をか……
○清水嘉与子君 厚生省の問題につきまして幾つか御質問申し上げたいと思います。 まず、平成八年度、九年度、会計検査院が、特に社会福祉施設の整備費補助金、これに関しまして検査をしておられるわけですが、特に平成八年度には集中してこの問題を検査しておられます。そして、この検査結果を拝見いたしますと、平成五年から八年までに交付された十社会福祉法人十二事業に係る五十一億六千万円の国庫補助金のうち、五億二千万円が不当な交付額だったという指摘をされているわけでございます。 これをよく見ますと、このうちの七法人八施設というのはいわゆる彩福祉グループと言われるところでございます。そして、この彩福祉グループの不……
○国務大臣(清水嘉与子君) 本年九月二十八日に開催されましたダイオキシン対策関係閣僚会議におきまして、廃棄物の減量化目標が決定されました。先生の御関心の産業廃棄物につきましても、平成二十二年度の最終処分量を現状の半分にするという目標が決められたわけでございます。 政府といたしましては、この目標を達成するために全力で取り組むこととしているわけでございますが、特にこの廃プラスチックの類でございます。その発生抑制はもとより、プラスチック原料や燃料油としてのリサイクル、またリサイクルできなかったものにつきましては高温焼却による適正処理というようなことを進めることにしております。 環境庁といたしまし……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子でございます。 明治維新、戦後の改革に続く大改革と言われます今期の改正法案の審議に、短い時間でありましても参加できますこと、大変幸せに思っているところでございます。 まず、総理にお伺いしたいと思います。 小渕総理、現下の厳しい雇用情勢の中で、七十万人を上回る緊急雇用対策、産業競争力強化対策をまとめられて今国会に法案を提出されるというふうに伺っているわけでございまして、問題を先送りせずに次々に手を打ってこられる総理の姿勢に敬意を表したいと思います。 ところで、民間の雇用支援のために緊急雇用創出特別基金を積み増しして活用を図るなど、こういった即効性の高……
○清水嘉与子君 おはようございます。 締めくくり総括質疑に当たりまして、私は、これまでの論議を踏まえ、さらに前回伺えなかった部分につきまして、中央省庁改革法案を中心に若干の御質問をさせていただきたいと存じます。 これまでの行政システムというのは、限られた資源を中央に集中して、これを産業、地域別に重点的に配分することによって世界に例を見ないスピードで我が国の近代化を実現し、そしてまた驚異的な経済成長を実現させてきたわけでございます。しかし、超大国による冷戦構造が終結し、経済活動のボーダーレス化が急に進む中で国際社会の枠組みが大きく変動し、こうした国際情勢のもと、国にしか担い得ないような国際的……
○清水嘉与子君 既にこの法案につきましては先週同僚議員の方から総括的な質問が随分出されておりますので、なるたけ重ならないように三十分の時間を使わせていただきたいと思っております。 まず初めに、この精神障害者の定義のところでございますけれども、このたびの改正によりまして「中毒性精神病」という表現が「精神作用物質による急性中毒又はその依存症」というふうに改められました。この改正の趣旨等をぜひお伺いしたいということと、この精神作用物質による問題、薬物あるいはアルコール、こういった中毒あるいは依存症の動向についてもあわせてお伺いしたいと思います。
○清水嘉与子君 私は、ただいま議題となっております精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会及び二院クラブ・自由連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されている案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 本法律案は、適正な精神医療の確保を図るとともに、精神障害者の社会復帰の促進のために所要の措置を講じようとするものでありますが、本案に対する本委員会での審議等を踏まえ、本修正案を提出するものであります。 ……
○清水嘉与子君 おはようございます。 私は、先般この委員会で御報告いただきました臓器移植の問題について若干お伺いしたいと思います。 平成九年十月に臓器移植法が施行されましてから一年四カ月たったことしの二月に第一例が、そしてまた引き続き今日まで四例の脳死下での臓器移植が行われました。まず、生前に臓器提供の意思を表明された四人の方並びにそれに同意された御家族の皆さんの御決断に敬意を表したいと思います。また、臓器の移植を受けた方々すべてが予後良好ということで、大変うれしく思っている次第でございます。 さて、国民的に大変関心を集め、そして国会でも時間をかけて審議されました法律でございますので、こ……
○理事(清水嘉与子君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、櫻井充さんが委員を辞任され、その補欠として谷林正昭さんが選任されました。
○清水嘉与子君 おはようございます。 私は、政府提案の男女共同参画社会基本法を中心に質疑をしたいと思います。 今日、こうして私にもこの法案の審議に参加する機会をいただきまして、政府関係の皆様方、そして我が党理事の皆さんにも感謝を申し上げるところでございます。 選挙のたびに、我が党におきましても女性の社会参加でありますとか政策決定の場への進出でありますとかあるいは子育て支援、いろんなことで公約に載るんですけれども、選挙が終わりますと、どうもそういう問題解決に向けての動きがなくなってしまうような思いがしておりました。 平成八年の橋本内閣の総選挙の公約におきまして、この男女共同参画社会を推進……
○清水嘉与子君 おはようございます。自由民主党の清水嘉与子でございます。閣僚の皆様方、連日御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日私は、初めに経済戦略会議の最終報告について少しお話を伺いたいと思っております。 小渕総理、総理は内閣発足のときに経済再生内閣と銘打ってスタートされたわけでございまして、すぐさまその重要課題でございます経済再生の道筋を探るために経済戦略会議を設置されました。この経済戦略会議が国家行政組織法第八条に規定する審議会として設置されたということから見ましても、総理の並々ならぬ強い御決意が示されているわけでございますけれども、経済戦略会議が二月二十六日……
○国務大臣(清水嘉与子君) 国立環境研究所の研究というのは、先生が御指摘のように、有害物質による健康影響に関する研究など、環境行政の科学的基盤を支えるために不可欠なものでございます。これは全く民間にゆだねてしまうことはできないというふうに認識しております。 しかし、独立行政法人の制度が創設されるに当たりまして、中央省庁等改革基本法の中でも、国の試験研究機関については、「原則として独立行政法人に移行すべく具体的な検討を行うこと。」という一項が出されております。 もちろん、その中には、先生御指摘のように国がみずから主体となって直接実施しなければならない事務事業ではないことというのがあるわけでご……
○国務大臣(清水嘉与子君) 去る十月五日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました清水嘉与子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 参議院国土・環境委員会の御審議に先立ち、当面の主要課題について所信の一端を申し述べるとともに、気候変動枠組み条約の第五回締約国会議につきまして御報告させていただきます。 地球温暖化問題、ダイオキシン問題、自然と人間との共生等の環境問題は、二十一世紀の我が国のみならず世界における最も重要な政策課題の一つであると認識しております。中でも、地球温暖化問題につきましては、人類や生態系の存続に深刻な影響を及ぼすおそれのある地球規模の重大な課題であ……
○国務大臣(清水嘉与子君) 大変励ましのお言葉をいただきまして、ありがとうございます。 私も人々の生活の目線からいろいろ仕事をしてまいりましたけれども、この環境庁の仕事は非常に大きな仕事だというふうに思っております。今までも環境の問題に非常に関心を持っておりましたけれども、こうして環境庁の中でいろいろ勉強させていただきますと課題は本当に幅広く、しかも国民の一人一人の生活にかかわる、そして命にかかわるような問題から、それから地球環境の問題から、さまざまな問題がございますけれども、これだけ経済発展をしてきた日本が豊かな生活をしている、そのことによってまた地球環境を汚しているというようなことを考え……
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生今御指摘のように、その地域にジュゴンの目撃情報があったということも存じておりますし、またあの地域が沖縄県が作成いたしました自然環境の保全に関する指針におきまして評価ランク一に区分されているということもよく存じております。 しかし、今ほど御議論がございますように、この移設予定地につきましては、沖縄県が、地元において調整作業が進んでいるところでございまして、その規模だとか位置でありますとか、あるいは計画の内容もまだ決まっていない段階でございます。この段階で立地の是非についてコメントすることは差し控えたいと思います。 ただ、仮にこの当該地域で代替施設の設置が具体化……
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生御指摘のように、この引地川の汚染事故につきましては、今、局長も申しましたけれども、速やかな全貌の解明に向けて県、市と協力して努めておりますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。 また、今御指摘がございましたダイオキシン類対策特別措置法に基づくフォローでございますけれども、これはダイオキシン類を排出します廃棄物焼却施設の構造等に係る届け出書類の審査でありますとか、あるいは排出基準の遵守等を徹底させるとともに、大気あるいは水質及び土壌の汚染状況につきまして都道府県や政令市におきますモニタリングの充実がございます。まずは法の適切かつ厳格な運用に努めて……
○国務大臣(清水嘉与子君) 第百四十七回国会における参議院国土・環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 二十世紀の最後の年を迎え、二十一世紀において国民が真に豊かで安心できる暮らしを実現していく上で、その基盤となる環境を守り子孫に引き継いでいくことは、我が国だけではなく世界においても最も重要な政策課題の一つであると認識しております。 その中でも、地球温暖化問題は人類と生態系の存続そのものに深刻な影響を及ぼすおそれのある重大な問題でありますが、現在、既にその影響が海面上昇等の形であらわれ始めていると考えられるな……
○国務大臣(清水嘉与子君) 平成十二年度総理府所管一般会計環境庁予算案及び環境省所管一般会計予算案並びに環境保全経費等について御説明申し上げます。 まず、平成十二年度の環境庁及び環境省関係の予算案について、その概要を御説明申し上げます。 平成十二年度総理府及び環境省所管一般会計歳出予算要求額のうち、平成十二年四月からの分として環境庁に計上いたします予算要求額、いわゆる九カ月予算分につきましては九百三十二億八千五百万円であり、また、平成十三年一月六日以降年度末までの三カ月の間環境省に計上いたします環境省所管一般会計歳出予算につきましては、現時点で総理府及び厚生省が所管し環境省に移管される施策……
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生から環境行政に対する基本的な考え方について御質問がございました。 環境省になるから特にということではないのですけれども、やっぱり今、二十一世紀、新しい時期に向かって、この環境を大きなテーマにして、これは世界じゅうと思いますが、特に日本がこの問題にもっと積極的にかかわっていかなきゃいけないという意識が非常に高くなってきているというふうに思うんです。それは、環境省だけでそういうことを頑張ってもだめなわけでして、これは各省それぞれの施策の中にも、環境問題を相当考えながら進めるというふうに変わってきているというふうに思います。 環境省の中での考え方としましては、環境……
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました悪臭防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年問題となっている中古タイヤ集積場の火災などの事故時の悪臭被害については、一時的に多量の悪臭物質が放出され大きな被害をもたらす傾向にあることや原因が不明で住民に不安が広がるなどの特性があり、このような事故時における悪臭被害を防止するために、事故に関する情報を直ちに把握し的確な措置を講ずることが求められています。 また、この四月から悪臭防止法の規制及び測定に関する事務が市町村長の自治事務となったことから、これらの事務を円滑に実施できるよう市町村にお……
○国務大臣(清水嘉与子君) 先生御指摘のように、近年悪臭の苦情が非常にふえているわけでございまして、平成十年で二万件を超えるというようなものになってきているわけでございます。その要因でございますけれども、野外焼却に係ります苦情がふえていること、あるいはやはりこういった問題に対する国民の皆様方の意識が高まってきているということもあるのではないかというふうに思っております。 今回の改正でございますけれども、このような悪臭苦情の増加に対応いたしますために、悪臭を伴う事故への対応、それが一つ。そしてもう一つは、臭気指数の測定体制の整備を図る、この二点が改正の主な点でございます。 まず、事故時の措置……
○国務大臣(清水嘉与子君) ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。 近年、我が国における社会経済活動が拡大し、国民生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物の排出量の高水準での推移、最終処分場の残余容量の逼迫、廃棄物の焼却施設からの有害物質の発生、最終処分場における重金属等による環境汚染のおそれの高まり、不法投棄の増大などさまざまな深刻な社会問題が生じております。 また、このような事態により、大気環境、水環境、土壌環境等への負荷が高まり、自然界における健全な物質循環が損なわれるおそれも生じております。 これらの問題に……
○国務大臣(清水嘉与子君) 今先生御指摘の引地川の水系で高濃度のダイオキシン類が認められたということがわかって以来、直ちに環境庁は神奈川県、藤沢市、三者によりまして引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議というのを設置いたしまして、原因究明でありますとか周辺の環境調査等を進めておりまして、また、今後の汚染防止対策についての検討を行っているところでございます。 この間、神奈川県、藤沢市が、ダイオキシン類対策特別措置法その他の関係法令によりましてこれまでに九回、荏原製作所藤沢工場に立入検査を実施しているところでございます。また、環境庁、神奈川県、藤沢市、それぞれ同工場に対しまして汚染原因の……
○国務大臣(清水嘉与子君) お答え申し上げます。 今燃料電池のお話でございましたけれども、次世代のエネルギーとして大変期待されるところでございまして、今、日本だけではございませんで、ヨーロッパ、アメリカ、それぞれでこの開発が競争になっているところでございまして、私どもも大変期待をしているところでございます。
○国務大臣(清水嘉与子君) 公明党の方からたくさんの御提言をいただいていることも十分承知しております。
しかし、今廃棄物リサイクルの対策につきましては非常に緊急を要することでございまして、政府といたしましてはまずそこに焦点を当てまして基本的な枠組みとなる法制定をしたいというふうに考えているわけでございまして、各省庁が今非常にこの機運が盛り上がりまして関連法案を幾つか出しておりますもので、それとの関連もございまして、ぜひ枠組み法をきちんとつくりたいというふうに考えているところでございます。
【次の発言】 御承知のように、先生、環境先進県でございます滋賀県がお引き受けいただきまして、G8の環境大……
○国務大臣(清水嘉与子君) 遺伝子組みかえ農作物につきましては、国の内外におきましてかなり開発が進んでいるわけでございます。そしてまた、実用化されているわけでございまして、それに対しましては、先生御指摘のように、生態系に対しまして何か悪い影響があるんじゃないだろうかという御心配をする向きもあるということをよく存じております。 例えば、遺伝子組みかえ農作物が雑草化してしまうのじゃないかとか、あるいは導入した遺伝子が周辺の植物にうつってしまうのじゃないかとか、いろんな御心配があることはよく存じております。 そういった点から、環境庁といたしましては、やはり生態系への影響防止という意味で、環境保全……
○国務大臣(清水嘉与子君) 尼崎の訴訟判決につきましては、極めて限られた資料に基づいて因果関係を認定するなど、科学的な根拠が必ずしも十分でないと認識しております。 しかし、さはさりながら、大都市におきます大気汚染が一向に改善されない、環境基準を達成していないという現状でございます。 毎日こういう中で生活していらっしゃる方々が、何とかこれを改善したいという思いは当然のことだというふうに思っております。 環境庁といたしましても、大気汚染防止対策を強化する必要があるというふうに認識しておりまして、今後とも、自動車一台ごとの排気ガス規制、低公害車の大量普及の促進、交通量の抑制等の対策に、関係省庁……
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、厚生大臣が御答弁なさいましたように、産業廃棄物の処理業者の許可、取り消し、最終処分場の維持管理の指導に関する事務、これは厚生大臣の監督のもとに都道府県知事が行うこととされているわけでございます。 環境庁としてはこの埋立処分場に関してどうかかわっているのかということでございますけれども、廃棄物の埋め立てが環境保全上適正に行われるように、廃棄物処理法に基づく埋立処分基準の策定を行うとともに、厚生省と共同で最終処分場の維持管理基準を定めているわけでございまして、本来ですとこういう硫化水素が出てくることはなかったはずでございますのに、こうした事故が起きましたことを大変……
○国務大臣(清水嘉与子君) 昨年の七月に参議院がダイオキシン類対策特別措置法を議員立法されたこと、そのときに先生が大変御活躍されたことをよく存じております。 大変短い期間ではございましたけれども、中央環境審議会におきまして具体的に大気、水質、土壌にかかわります基準等をつくらせていただきました。審議会の御審議、またパブリックコメントを経まして昨年の十二月に決まったわけでございます。 まず大気でございますが、大気は一立方メーター中〇・六ピコグラム。それから水質でございますけれども、一リッター中に一ピコグラム以下。それから土壌でございますけれども、一グラム中に千ピコグラム以下ということで環境基準……
○国務大臣(清水嘉与子君) クマタカは今、日本で九百羽から千羽ぐらいいるんじゃないかというふうに言われております。しかし、クマタカにつきましては全国的な範囲で、今、先生御指摘のような繁殖の成功率というのを把握している調査というのは行われておりません。しかし、西中国山地におきまして民間の研究グループが八〇年から九〇年代にかけまして実施した調査がございまして、それによりますと、やはり近年、クマタカの繁殖成功率が継続的に低下しているということが報告されております。 このようなクマタカの生息状況の悪化の懸念もございますので、環境庁といたしましても引き続き情報の収集に努めてまいりたい、こんなふうに考え……
○国務大臣(清水嘉与子君) 今、先生お尋ねのありました、環境対策としてこれまで施設だとか土地を買い上げた例があるかというようなお話でございまして、先生の御質問があるということで調べてみましたけれども、自治体で廃棄物処理施設について、買い上げではないんですけれども、例えば施設を撤去するとかあるいは移転をさせるというようなことで補助金を出したという例が幾つかあるようでございますけれども、詳細については存じません。 そして、環境庁といたしまして、今のような例が、廃棄物の焼却施設からガスが、ダイオキシンが出るというようなことで周辺の住民に非常に迷惑がかかっている、生活環境に影響があるというようなこと……
○国務大臣(清水嘉与子君) 環境税でございますけれども、従来のような規制的な措置になじまないような不特定多数の排出源からの環境負荷を効率よく抑制するという意味ではより可能な政策手段だというふうに思っておりますし、これは環境基本法でありますとか環境基本計画におきましてもその有効性が期待されておるところでございます。 十年ほど前から、フィンランド、ノルウェー等北欧諸国及びオランダで早くから温暖化対策の観点から入れられておりまして、近年ではドイツ、イタリーにおきましても導入されたところでございます。また、今イギリス、フランスにおきましても導入が計画されておりまして、導入済みまたは導入予定を合わせま……
○清水嘉与子君 おはようございます。 環境大臣に、あるいは関連の皆様方に、先日の環境行政に対する所信について何点かの御質問をさせていただきたいと存じます。 我が国が二十一世紀に環境省を発足させたということ、そしてこの世紀を環境の世紀にするんだという、環境問題に対して非常に積極的な姿勢をも示したわけでございまして、これはもう大変すばらしいことだというふうに思っております。初代環境大臣に就任された大臣からも大変積極的な所信を伺いまして、大変力強く思っているところでございます。 まず最初に、地球温暖化の問題について何点かお話を伺いたいと思っておりますけれども、人類史上画期的とも言えます京都議定……
○清水嘉与子君 おはようございます。 まず、最初の話題でございます地球温暖化問題につきまして、アメリカの姿勢、これを中心にお話を伺いたいと思います。 今、大臣の方からも御報告がございましたけれども、熊谷政務官におかれましては、先週、政府・与党代表団の一員としてアメリカへ行かれ、そしてアメリカの政府、議会、企業等の要人の方々とお会いになったというふうに伺っているわけでございます。具体的にどんな働きをされたのかということを伺いたいわけでございますけれども、どういう方とお会いして、どんな会談が行われたのか、手短にお話しいただきたいと思います。
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子と申します。 本日は、参考人の先生方、本当に貴重な御意見をちょうだいいたしまして、私どもの法案審議に大変参考になる御意見をたくさんいただきました。幾つかの点について御質問させていただきたいと思います。 私も環境行政を少し担当させていただきまして、そのときにこのPCBの問題は本当に深刻な、早くしなければいけない問題、しかもほうっておけばどんどん噴出してしまう、それが非常に環境を汚しているということがわかっているわけですので早くしなければならないと思っていたのですが、きょうやっとこうしてその審議に直接携われますことを大変うれしく思っているわけでございます。……
○清水嘉与子君 まず、大変に対策のおくれておりましたフロン類の回収・破壊に関しまして、こうした法案をまとめられました衆議院五島環境委員長を初め理事、委員の方々に大変敬意を表したいと思います。 自民党は、昨年二月からフロン回収・破壊問題に取り組んでまいりました。最初にフロンガス等回収・破壊対策小委員会を設置いたしまして、関係省庁、事業者、地方自治体、NGO等のヒアリングを行いました。九月からは法案起草チームを設置し、現場の声を取り上げながら、フロン回収・破壊の実効性を上げることを第一に検討を進めてまいりました。 本年に入り、環境施策に関する与党プロジェクトチームが設置され、与党間の意見交換や……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 質問に入ります前に、一言申し上げたいと存じます。 先月の十日、ハワイ沖でアメリカの原子力潜水艦の衝突事故に遭われましたえひめ丸の関係者の皆様方に心からお見舞い申し上げますとともに、まだ行方不明の方々がおられます。一日も早く消息が知れますように心からお祈り申し上げる次第でございます。 また、去る三月一日、KSDの事件に絡みまして村上正邦前議員が逮捕されるという大変ショックな事件がございました。小山前議員、村上前議員と同様に比例代表の選挙を戦っております私といたしまして、多くの方々に御支援をいただきながらこ……
○清水嘉与子君 おはようございます。 川口大臣、御就任以来、本当に精力的に環境行政をリードしてこられたわけですけれども、特に地球環境の中でも地球温暖化問題に関しましては、昨年のCOP6ハーグの会議、そしてまたボンのCOP6再開会議、そしてまたマラケシュCOP7と、本当に大変な国際交渉を見事に乗り切られて、本当に御苦労さまでございました。敬意を表する次第でございます。 一九九七年に採択されたこの京都議定書、四年間の国際交渉の末に運用ルールでございますマラケシュ合意としてまとまったわけでございますけれども、私もCOP5に参加させていただきまして、このときに、二〇〇二年に発効させようということが……
○委員以外の議員(清水嘉与子君) ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・保守党及び公明党を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、保健婦助産婦看護婦法に定める資格の名称について、女子と男子とで異なっていることを改め、その専門資格をあらわすのに適当な名称とする等の措置を講じるものであります。 すなわち、保健婦助産婦看護婦法に定められている資格のうち、その名称について、女子には「婦」を、男子には「士」を用いている資格につき、これを改め、「師」を用いて、それぞれ「保健師」、「看護師」及び「准看護師」とするとともに……
○委員以外の議員(清水嘉与子君) 長い時間をかけて民主党の方で、円先生が中心になりましてこの問題を検討されてこられたことに大変私も敬意を表する次第でございます。そして、最後にこうした会を持たせていただいて、けさからずっとこの問題を中心にかなり内容の深いお話ができたと思います。 そこで、一般の方々にどういうふうにしてこの問題を提起したか、アンケートをとったかというお話でございます。 けさからずっとお話を聞いていてくださってわかったと思いますけれども、この話が出てきて随分長い時間がたっているわけでございまして、かなり看護界の中ではコンセンサスを得ているというふうに思っております。その決め方につ……
○清水嘉与子君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る一月十六日及び十七日の二日間、環境保全及び公害対策等に関する実情調査のため、堀委員長を始め、大野理事、佐藤理事、福山理事、愛知委員、山東委員、小宮山委員、加藤委員、岩佐委員、高橋委員、それに私、清水の十一名が滋賀県を訪問いたしまして、湖沼環境問題、地球環境問題、廃棄物・リサイクル問題を中心に調査を行ってまいりました。 初めに、調査日程の概略を御説明いたします。 一日目は、ダイキン工業株式会社滋賀製作所において空調機器製造工程における環境保全への取組の現状を、大津クリーンセンターにおいては廃棄物の焼却、破砕設備等をそれぞれ視察した後、滋賀……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。 今日は四人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。大変いろんな御専門の分野から御指摘いただきましたこと、大変参考になりました。 幾つかの御質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、三浦参考人に対しまして、三浦参考人は三年前のこの法案の改正のときにも参考人として御出席賜ったわけでございまして、真鍋先生も環境庁長官としておられましたし、何人かのメンバーはそのときにも一緒に加わって審議させていただいたと思います。いろんな御示唆をちょうだいいたしましたわけですけれども、前回の改正は、地方分権に伴います鳥獣法の自治事務化、あるいは鳥獣保……
○清水嘉与子君 おはようございます。 京都議定書の発効に向けた国会の審議が最後の日を迎えたわけでございます。 昨日、参考人をお呼びしていろいろお話伺ったんですけれども、毎日新聞社の論説委員の横山さんが開口一番、よくぞここまでこぎ着けたと思うと、そして率直に喜びたいということをおっしゃったんですけれども、もうマスコミでも、この京都議定書ができてから今日までの日々、本当にできるんだろうかどうだろうかというふうに思っていたのが実感だろうというふうに思います。 さて、私たち自身、ここにいる環境委員の皆さんは熱心にこのことに取り組んできて、そしてこの問題を是非成功させたいと思ってきたわけですけれど……
○清水嘉与子君 おはようございます。 今日は、一般質疑ということで、若干の時間をちょうだいいたしましたので、私は、先般策定されました循環型社会形成推進基本計画を中心に、若干の質問をさせていただきたいと存じます。 私は、二十世紀の最後に環境行政を担当させていただきまして、そのときにこの循環型社会形成推進基本法の制定にかかわることができました。大変幸せに思っている次第でございます。 日本人がいわゆる大量生産、大量消費、大量廃棄型の生活を享受して豊かな生活ができるようになったというのは戦後の五十年足らずのことでございまして、私どもの年齢以上でしょうね、の者については、大変見る見る物質があり余っ……
○清水嘉与子君 おはようございます。 今日は委嘱審査ということで、改めて環境省予算の状況を見せていただきました。環境省の一般会計が、予算が二千八百三十七億円、特会が百二十五億円ということで、恐らく省庁の中で一番小さな規模の予算であろうかというふうに思っております。 私、ちょうど二十世紀の最後の年の予算作りに参加させていただいたんですけれども、そのときに何とか一千億にしたいというのが希望でございました。残念ながら一千億になりませんでした。たしか九百八十数億だと思います。それから見るとすごい増えたという感じがするのですけれども、しかしこれをよく見ますと、その半分は廃棄物・リサイクル対策というこ……
○清水嘉与子君 おはようございます。閣僚の皆様方、また今週もどうぞよろしくお願い申し上げます。 私は今日は、医療問題、医師、看護師の問題等についてお話、質問させていただきたいと存じます。 日本の医療保険制度というのは非常にすばらしい制度で、努力の結果、日本がこんなに世界最高の長寿国になったと、すばらしいことだというふうに思いますけれども、しかし、OECDの国々に比べますと、非常に特異な存在の状況になっているということも事実でございます。もう既に二十世紀の間にOECDの国々は脱病院化を進めておりますのに、日本はまだ入院、人口単位、このベッド数が非常に多うございますし、またそのベッドに入院して……
○委員長(清水嘉与子君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました清水嘉与子でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小林温さん、保坂三蔵さん、小川敏夫さん及び広野た……
○委員長(清水嘉与子君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨四日、岩井國臣さん、小泉昭男さん及び松山政司さんが委員を辞任され、その補欠として秋元司さん、松村龍二さん及び河合常則さんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○清水嘉与子君 おはようございます。 今年の通常国会に上程されながら今日まで先延ばしになっておりましたこの児童福祉法の改正案、本日こうして委員会で審議入りできますこと、そしてまた、私もここの厚生労働委員会に所属することができまして、この審議に参加することができますことを大変うれしく思っております。 尾辻厚生労働部会長の下で私も児童虐待防止の小委員会を立ち上げさせていただき、党の中でのその改正案の取りまとめをさしていただいたことがもうついこの前のことのように思い出しますけれども、児童虐待防止法だけは先に通していただきましたけれども、やはりこの今の児童福祉法の改正と相まってこの政策が進むという……
○清水嘉与子君 おはようございます。 今日は、今委員長の申された二つの日切れ法案についての審議でございますけれども、私は、今日は、介護保険法の施行法の一部を改正する法律案、これから介護保険法の改正等についても審議するわけでございますけれども、やはりこの中で、やはり超高齢社会におきます介護保険制度の在り方についての様々な問題が入っていると思いますので、主にこの法案について質疑をさせていただきたいと存じます。 今回の改正の趣旨というのは、介護保険法が施行されるとき、市町村の措置で特別養護老人ホームに入所していた人たち、この中で低所得者の方々に軽減措置を、特別な措置をしてきたわけでございますけれ……
○清水嘉与子君 ただいま議題となりました母体保護法の一部を改正する法律案の草案につきまして、その内容を御説明申し上げます。 現行の母体保護法では、都道府県知事の指定を受けて受胎調節の実地指導を行う者が受胎調節のために必要な医薬品を販売することができる期限を本年七月三十一日までとしております。 本案は、この期限を平成二十二年七月三十一日まで五年間延長しようとするものでございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○清水嘉与子君 おはようございます。 いよいよ参議院におきまして介護保険法の審議がスタートいたします。長丁場だと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、大臣にお伺いしたいんですけれども、介護保険法が施行されまして五年たちました。この間に、要介護認定者も増えましたし、また介護保険のサービスも非常に利用者も増えましたし、また事業者も非常に増えたという意味では、大変国民の間にも評価も高くなってきている法律だというふうに思っております。 大臣も、この法律ができるまでの長い、かなり長い間ですよね、これを作るまでに自民党の中でも中心的なお立場でずっと審議に加わっておられたと思います……
○清水嘉与子君 おはようございます。 本日からいよいよ障害者自立支援法の質疑に入るわけでございまして、御苦労さまでございます。 私は、ちょっと法案の質疑に入る前に大臣に確認させていただきたい事項がございますので、そこをさせていただきます。それは中医協の問題でございます。 歯科診療報酬の改定をめぐる事件をきっかけにいたしまして中医協の改革ということが論議され、そして私たちも大変関心を持ってこの結果を見ておりました。この七月二十日、先週ですね、中医協の新たな出発のためにという有識者会議の報告がまとまったところでございます。よく読ませていただきました。 改革案の内容、改定率はもう内閣の権限で……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子と申します。 今日は、参考人の皆様方、本当に急遽だったと思いますけれどもお集まりいただきまして、皆様方それぞれのお立場から今この自立支援法に対する思いをお話しいただきました。本当に胸に迫るようなお話もございまして、大変参考になりました。 そこで、限られた時間でございますけれども、全部の方に御質問できるかどうか分かりませんけれども、若干の質問をさせていただきます。 まず初めに、武田参考人、よろしくお願いいたします。 精神障害の方々の生活の場あるいは活動の場を地域の中でということで、もう率先して長い間やってこられた御熱意に本当に敬意を表する次第でござい……
○清水嘉与子君 おはようございます。 本日は、短い時間でこの医療制度改革についての御質問をさせていただく時間をちょうだいしましたけれども、この厚生労働省がお出しになりました医療制度構造改革試案、もうたくさんの問題が提起されておりますので、また折を見ていろいろ質疑もしたいと思いますが、今日は本当に限られた時間でございますので、私、在院期間の在院日数を短縮するということに絞ってお話を伺いたいと思います。 OECD加盟国の中でも、日本の人口当たりのベッド数の多さ、そしてそのベッドに入院している期間の長さというのは非常に日本はもう群を抜いていると言われてきました。二〇〇三年のデータを見ましても、日……
○清水嘉与子君 おはようございます。 今日、今大臣が御説明いただきましたように、二本の法律がかかるわけでございますけれども、私は雇用機会均等法について質問したいと存じます。 この雇用機会均等法、一九八五年に、当時、国連の女性差別撤廃条約批准のための国内法の整備という形で、当時の勤労婦人福祉法を改正する形で制定されまして、今年二十一年になりました。この間に、育児休業法が施行されたり、あるいは均等法が改正されたり、あるいは男女共同参画社会基本法が施行されたり、あるいは育児・介護休業法が施行されたり、いろいろ職場の中で男女の平等を確保するための法的な整備だけはかなり進んできたというふうに思ってお……
○清水嘉与子君 おはようございます。 今日はクールビズの二年目ということで、皆さん、クールビズのスタイルをしてくださいましたけれども、何かこの温度、二十八度でしょうか、ちょっと寒いんじゃないかという気がいたしております。どうしても環境に合わせなければいけないんだろうと思いますので、そういうことも是非、こちらだれに言えばいいんでしょうか、是非調整していただきたいなというふうに思っております。 今日は大変貴重な時間をいただきましたので、看護職員の問題に絞って質問させていただきたいと存じます。 まず最初に、看護師の需給の問題なんですけれども、昨年の十二月に厚生労働省が第六次の看護職員需給の見通……
○清水嘉与子君 おはようございます。大臣、今日もまた一日長い時間と思いますが、よろしくお願いいたします。 この法案につきましては、一昨日、既に審議が進んでおりまして、できるだけ私、重ならないようにしたいというふうには努力したいと思いますけれども、重要なことについてはまた重ねてお尋ねすることもあると思いますので、お許しいただきたいと存じます。 まず最初に、この法案でございますけれども、アメリカで炭疽菌のテロが起こりまして、いつ自分のところに封筒で炭疽菌が送られてくるか分からないというようなことをみんな実感する大変な事件だったというふうに思います。 ところで、日本で一体そういうものがどこにあ……
○清水嘉与子君 おはようございます。連日、大臣、お疲れさまでございます。 先日いただきました大臣の所信表明の中で、私は今日、介護の人材あるいは看護の人材について質問をさしていただきたいと存じます。 この国会に介護福祉士法の改正が出てくるということで伺っております。参議院先議ということで間もなくこちらに回ってくると思いますけれども、それに先立ちまして、少し御質問をさしていただきたいと存じます。 まず、介護の人材というのが一般的には非常に不足だというふうに一般に言われているわけですけれども、そういう中で、教育時間を増やすことでありますとか、あるいは新たに国家試験を付与するでありますとか、言っ……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水嘉与子でございます。 本日の朝刊にも、埼玉県で二十二歳の実母が三歳の子供を虐待して、そして今意識不明の重体になっているというようなニュースが出ておりました。こうした悲しい事例をなくすために法律を作っていろいろ手当てをしているわけでございますけれども、それがなかなか直らない、少なくならない。大変残念に思っております。 この児童虐待防止法、平成十二年に制定され、そして十六年の改正、さらに今回の改正と、衆議院の青少年特別委員会で審議され、大変熱心にされて非常に成果を上げてきたことを、本当に皆様方の御努力に敬意を表する次第でございます。 この児童虐待防止対策につき……
○清水嘉与子君 総務庁に二点お伺いしたいと思います。 一点は、先ほど御説明いただきました公的規制のあり方に関する小委員会の報告でございますけれども、御指摘いただきました内容というのは至極皆ごもっともなことでございますが、先般の日米構造問題協議に触れられている内容がほとんどではないかなというふうに受けとめたわけでございます。私ども一般の庶民としましては、流通だとかあるいは規制がこれだけきついものがあるというのをむしろこの報告で知ったというよりも日米構造協議の問題で初めて知ったというのが現実ではないだろうかというふうに思います。 そこで、それはそれとして、これを一体具体的にどういうふうに進めて……
○清水嘉与子君 私は、この育児休業制度に関します自民党の取り組みについて発言させていただきたいと存じます。 昨年の十一月に政務調査会労働部会に育児休業問題等検討小委員会、委員長堀内光雄先生を選任いたしまして、現状と問題につきまして検討を続けてまいりました。そして、平成二年の一月になりまして、育児休業問題の検討を進めるに当たっての基本的な考え方、中間的取りまとめをまとめました。 その基本的考え方の要旨は、育児休業制度は働く婦人が能力と経験を生かせる環境づくりと親子の触れ合いによる子どもの健やかな発育を促すという点で今後必要不可欠な制度であるという認識のもとに、育児休業制度を確立し、育児のため……
○清水嘉与子君 育児休業法の制定をめぐりまして、これまで多くの先輩たちが議論を、努力を重ねてこられた。そして、今日ある一定の射程距離の中で私も議員としてこの問題について参加させていただきますことを大変幸せに存じております。私も看護行政をこれまで担当しておりまして、人材確保の面から非常にこの育児休業法が大 変な効果を上げてきたことを実感しておりまして、ただ、今私の関係したところでは公務員の教員、看護婦、保母、そういった人たち、特定の職種にだけ適用されているわけでございまして、やはり民間のそういう同じ職種の人たち、あるいは他の民間の一般の女子職員の方々にもこういう制度が早く適用できればということを……
○清水嘉与子君 国民生活に関する調査会の活動状況を拝見いたしまして、私も昨年から内外価格差問題について参加させていだたきまして、大変やはり参議院らしいのができているんじゃないかというふうに評価しております。 これからの問題なんですけれども、今私いろんな問題があると思います。きょう私考えてまいりましたのは、やはり婦人の、女性の労働の問題なんです。男性が本当に働き働き働き過ぎて今日の日本経済を発展させてくださったこと大変ありがたいというふうに思うのですけれども、女性の社会参加あるいは労働力が今これだけ多くなりまして、今雇用者の約四割が女性でございますね。しかし、女性は男性と同じような形での労働参……
○清水嘉与子君 自民党の清水と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 大変具体的に、そしてわかりやすくお話をいただいたというふうに思います。それぞれの役割、何をしたらいいのかということを整理していただけたような気がいたします。 そこで、幾つか御質問を申し上げたいというふうに思うんですが、この内外価格差の問題というのは日米構造問題協議の後ずっと国民が広く認識するようになったわけでございますけれども、政府におきましても大分いろいろ努力されたと思います。製品輸入の促進などにも努めまして、例えばことしの五月に経済企画庁が第二回の日米共同価格調査を行っておりますけれども、ああいうのを見ますと、数……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。よろしくお願いいたします。 日米構造問題協議から発しましてこの内外価格差の問題が非常に国民の間にも話題にされるようになりました。一千万人を超える日本人が外国に行くようになりまして、やはりどうも日本の物価が外国に比べて高いのじゃないかというのを実感として受けとめてくる人が多くなったと思います。私たちのこの調査会におきましても、平成元年八月からこの問題に取り組み、いろいろ勉強させていただきまして、なぜこう高く、差があるのかということについて随分問題点がわかってきたというふうに思うのですが、しかし大分時間がたちましたけれども、それじゃあれだけ問題にして取り……
○清水嘉与子君 御報告申し上げます。 去る二月十七日から十九日までの三日間にわたって、大島理事、近藤理事、寺崎理事、谷畑委員、三重野委員、池田委員と私、清水の七名は、国民生活に関する調査会の委員派遣として愛媛県及び広島県に出向き、産業の動向、流通構造、社会資本整備等国民生活に関する諸問題について実情調査をしてまいりました。 以下、その概要について御報告申し上げます。 まず、愛媛県であります。同県は変化に富む多様な地形を持っており、また東西が二百四十キロメートルと南北の三倍もある等の地勢上の制約が、行財政の運営にもさまざまな影響を与えているとのことであります。 現在同県においては、県都松……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。よろしくお願いいたします。 大変示唆に富むお話をお伺いいたしまして、ありがとうございました。高齢化社会のお話を伺っておりまして、何か我が道の行く末の御説明を伺ったような気がして何となく暗くなりましたけれども、まず初めに、世界で今人口問題を考えますときに人口爆発の問題があるわけでございまして、今統計を拝見いたしますと、一億人以上いる国が十カ国ございます。そして日本は、非常に面積も狭いし、天然資源にも乏しく、そして食糧自給率も低い、そして輸入に頼っているこの国が最高で一億三千万くらいいくようであります。そして今私たちは、高齢化社会を迎え、特に子供が少なく……
○清水嘉与子君 それでは御報告申し上げます。 平成五年度海外派遣特定事項調査第一班は、高齢化社会問題についての調査のため、去る八月二十九日から九月八日まで、イギリス、スウェーデン、デンマーク及びフランスに派遣されました。 派遣議員は、本調査会の鈴木省吾会長を団長として、三重野、浜四津、鈴木栄治、吉岡、笹野の各議員と私、清水の合計七名でございます。 現地におきましては、短い日程の中で、各国の政府関係者と会談するとともに、高齢者福祉施設を視察いたしました。また、在外公館からも調査事項に関して説明を聴取し、資料の収集に努めました。 本日は、派遣議員団を代表して、各国における最近の高齢者福祉政……
○清水嘉与子君 おはようございます。 それでは、私どもの調査会がテーマとしております本格的な高齢社会への対応に関する件につきまして、先般政府の方からいろいろとそのフォローアップの状況を伺ったわけでありますけれども、私はきょうは厚生省を中心にお話を伺いたいと思っております。 日本が今日またさらに今後とも世界のトップを行く長寿国として発展していくということについて、大変幸せに思っている次第でございます。しかし、経済的に豊かになったとはいいましても、残念なことに多くの国民は自分の、そしてまた家族の老後に非常に不安を持っているというのが現状でございます。 この問題につきましては、歴代政府におきま……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。 大変貴重なお話をありがとうございました。 二、三御質問をさせていただきたいと思いますけれども、先生の御指摘によりまして、私たちは核家族がどんどんふえてきたというふうに思っておりましたけれども、決してそうじゃないんだ、昔からそういう形で日本の世帯は移行しているんだというお話も大変興味深く拝聴いたしました。 しかし、何分にも同居世帯の中で年寄りがふえてきて、しかし年寄りも先生おっしゃるように健康ならメリットは大だ、そして病気だと困るけれどもひとり老人のところでは少し家族が、というようなことをお話しいただいたわけでありますけれども、特にこの八表を……
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。 きょうは大変具体的に関心のあるお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。この調査会でもずっと高齢者問題を勉強しているわけですけれども、本日初めてこういった高齢者の被害の問題をお話しいただいたわけでございます。 非常に具体的な例をたくさん持っていらっしゃるので教えていただきたいと思いますが、最初に、これ一年間ですか、約二十万件近いような被害に関しての御相談があったというようなお話を伺いました。非常に多いような感じもいたしますけれども、こういうものを分析してごらんになって、特にお年寄りの場合に、中身なんですけれども、確かに被害と呼べるよう……
○清水嘉与子君 各省庁のお話を伺っておりまして、平成六年から新しい施策を大分考えてくださっている、あるいは重要な法案を大分提案してくださっていると伺いまして、ちょっと胸が痛くなったところでございます。早く私たちも頑張って皆様方が本当に仕事ができるようにしなきゃいけないなと痛感したところでございます。 そこで、本調査会におきましては既に二年間いろいろな側面から本格的高齢社会への対応について取り上げて調査検討してきたわけでございまして、そういう中で幾つかの問題点が明らかになってきたというふうに思います。特に、私考えますに、日本はかなりいろんな面でいいところまで来ていると思いますけれども、医療にし……
○清水嘉与子君 私は、皆さんのお話を伺っていてかなり共通な部分が非常に多く出てきたし、皆さんの認識が、やはり今の現在の日本の状況ではまだまだケアが十分じゃないということを御指摘になったと思うんです。 特に私は、それはそれでいいんですけれども、やはり基本的な考え方の違いというのは、それをやはり公的な資金で全部やれというような御意見、そういう意見が割と多かったように思いますが、そこで全体的にこれからのことを考えますと、今の日本ではそれはやっぱり無理じゃないか、限界があるんじゃないかということをどうしても思うわけなんです。 ですので、公的なサービスでもちろんやっていただきますけれども、これからの……
○清水嘉与子君 大変貴重な御意見をありがとうございました。 時間が限られておりますので、村松さんと樗木さんにちょっとお伺いしたいと思います。 今やっと訪問看護の必要性が認められていろいろな施策が進められてまいりましたけれども、村松さんのお話を伺ってみて、まだまだ行政の施策では十分でないということがよくわかります。村松さんのやっていらっしゃるようなサービスまで本当にしなければお年寄りが安心して家庭で最期を迎えられるというふうにならないわけでございまして、そこまでしたいわけですが、問題はやはり経済問題です。 今の村松さんがやっていらっしゃるサービスというのは現行の法制下の中では診療報酬のサー……
○清水嘉与子君 きょうは大変ありがとうございました。 具体的な映像を通して、福祉先進国の高齢者の問題、そしてまた日本の問題、かなりいろんな問題を如実に示していただきました。 よく北欧の先進国の話をいたしますと、国の規模でありますとか、それからほとんど公的サービスで、税金でやっているじゃないかと。それに対して日本の福祉の姿というのは、この前の福祉ビジョンでもそうでありますけれども、どちらかというとその中間的なといいましょうか、自助とも言わず公的サービスとも言わずその中間くらいで、公民の適切な組み合わせによる適正給付、適正負担というような福祉が日本国民のコンセンサスを得られるんじゃないだろうか……
○理事(清水嘉与子君) 以上で堀参考人に対する質疑は終了いたしました。 堀参考人には、お忙しい中、本調査会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 本日お述べいただきました貴重な御意見は今後の調査の参考にさせていただきます。本調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○清水嘉与子君 もう三十年も前のことになりますけれども、初めてアメリカに行きましたときに、人々がクリネックスをふんだんに使いペーパータオルを惜しげもなく捨てるのを見まして、そしてまたスーパーで大きな袋をいっぱい抱えている、あんな姿を見まして本当に驚き、かつ私たちもやがてああいうような生活ができるんだろうかというふうにうらやましく思ったことを思い出します。 当時、私たちにとりましては、紙なんて大変貴重なものでございましたし、捨てるなんてとんでもないことでした。デパートの紙だってきれいにとって、本のカバーにしたり箱に張ったりいろんなことで活用いたしました。買い物かごを持って買い物に行く、そしてお……
○清水嘉与子君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○清水嘉与子君 自民党の清水でございます。 私が学校を卒業しました後に先生が大学の助教授にお入りになったので直接御指導いただく機会はなかったのですが、現場におりましたときは何かとお世話になりました。また、厚生省におきましても看護婦の国家試験の委員等にいろいろと御協力いただきまして、本当にありがとうございました。 そこで、お久しぶりですと申し上げるところなんですが、きょうはこうした形で先生にいろいろとお話を伺うこと、何か面映ゆい気もいたしますけれども、しかしこの薬害エイズの問題で現にたくさんの方々が亡くなられ、そして本当に死に直面している方々もいらっしゃるということを考えますと、あのときにも……
○清水嘉与子君 研究者の実態を教えていただいて大変参考になったんですけれども、伺ってみますと数としては結構たくさんいらっしゃるし、それから支援者がいないとか条件が悪いとかいろいろありますけれども、そういう方々がやっている仕事を拝見しますと、どうも論文が少ないとか、それからその論文が評価されていないんじゃないかというような御指摘があったわけですね。そしてその方々が、自分たち自身、外国に比べていろんな分野で劣っているというふうに感じていらっしゃる、しかもそれが三年前よりももっと日本が優位じゃない、劣位の方だということを認めていらっしゃるということを伺いまして、一体これ、今いらっしゃる方々をどういう……
○理事(清水嘉与子君) 時間が参っておりますので、簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 林君、時間が参っておりますので。
○清水嘉与子君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る二月十九日から二十一日までの三日間にわたって、鶴岡会長、太田理事、牛嶋理事、片上理事、上山理事、聴濤理事、笹野委員と私、清水の八名は、宮崎県及び大分県に出向き、産業動向、雇用動向、社会資本の整備状況等の実情について調査をしてまいりました。 以下、その概要を申し上げます。 まず、宮崎県ですが、同県は、温暖な気候に加え、県土の七六%が森林に覆われ、約一二%が自然公園であり、豊富で貴重な自然に恵まれております。人口は平成七年で約百十七万六千人、老年人口比率は平成六年十月で二八・七%と、全国平均を二・六ポイント上回っており、高齢化が進んでおりま……
○小委員長(清水嘉与子君) ただいまから法務委員会民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する小委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび小委員長に選任されました清水嘉与子でございます。小委員長といたしましては、小委員各位の御支援、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、職責を全うしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する調査のため、本日の小委員会に参考人として法制審議会民事訴訟法部会部会長竹下守夫さんの出席を求め、その意見……
○清水嘉与子君 ただいま総理府の方から男女共同参画社会基本法について御説明をいただきまして、来年の通常国会に出そうというお話を伺いました。そういうときにこの参議院にこうした共生社会調査会ができるということは、大変タイムリーな話だというふうに思っております。 ところが、大変残念なことに、調査会という性格上、この法案が上がってきましてもこの調査会で審議することはできないわけでございますね。恐らく、これはどこでしょうか、総務委員会か何かになるんだろうと思いますけれども、調査会の性格上いたし方ないのかもしれませんけれども、ぜひ会長にもお願いしたいんですけれども、こういう法案化作業が進むわけでございま……
○清水嘉与子君 私は、知り合いにまさにこういう状況になった女性がいまして、結婚するときは恋愛結婚で大変すばらしい男性だと思っていたんですけれども、子供が二人もできているにもかかわらず、いつの間にかこういうことになって婦人相談所に逃げ込んで、そこもいつまでもいられませんから出て、そして親に子供を預けながら自立する、そういう状況を見ていました。 そのときに何が大事というか助けになったかというと、やはりそういったシェルターがあってそこで保護してもらったこと、それから家庭に帰ってから、親がいたからよかったんですけれども、その後の自立するまでの大変なときに、例えば保育所に預けようと思ってもすぐ預けられ……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水と申します。 済みません。きょうは、皆様方のお話を直接伺わないで、資料で拝見しながら御質問させていただきます。大変失礼でございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 まず、合田さんにお願いしたいんですけれども、大変この横浜保育室、関心を持って拝見させていただきました。ただ、これで拝見しますと、保育料の話なんですけれども、最高が五万八千百円。しかし、現実問題としてこれは応益負担というふうになっているわけでございますので、この高い料金を払っている方というのはそんなに多くないんじゃないかなという気も、実態から見て多くないんじゃないかと思うんですけれども、そ……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水と申します。 まず、小倉参考人にお願いしたいんですけれども、先生のお話を伺っておりまして、私たちは、今まで女性が非常に進学率も高くなり、学歴も高くなり、そして社会進出をして、それなりに自己実現ができる社会になったということに対してそれなりに評価をしていたわけでございますけれども、今結婚という現実の中で、先生のお話をずっと、このデータの分析の中でおっしゃったわけでございますけれども、結局今のお話ですと、要するに今労働義務から解放を望んでいるとか、あるいは先行き自分がそこに仕事を続けていたくないとか、つまり現実からの逃避だと。逃避の一つの行く先が結婚だというふうに……
○清水嘉与子君 私、まず発言するに当たりまして初めにお断りしておきたいんですけれども、私はこれまで理事懇におきまして調査会で取り上げるべきテーマをずっと協議してまいりました。そして、その中で自民党として提案してきたことを中心にお話をしたいというふうに思っておりますけれども、これはもちろん理事の間では調整がついておりますけれども、必ずしも調査会に所属しておられる自民党委員のすべての意見をまとめたものじゃございませんので、後ほどのフリートーキングではこれにとらわれることなく先生方から御発言いただけるものというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 共生社会調査会が参議院に設置さ……
○清水嘉与子君 お三人の先生方、ありがとうございます。 時間が制限されていますもので、萩原参考人にお伺いしたいと思いますけれども、この資料で拝見いたしますと、虐待の経路別相談件数というのを見ますと、一番多いのが家族ですよね。家族というのは、つまりお父さんが子供を虐待しているのをお母さんが相談に来るとか、逆の場合もあると思いますけれども、そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。 つまり、そうなりますと、これはもう家族、家庭内のドメスティック・バイオレンスにもかかわるような、子供もあるいはお母さんもお父さんから被害を受けているというふうなことのあらわれであるのかなという感じもするんですが、……
○清水嘉与子君 自由民主党の清水でございます。 宮本参考人にお伺いしたいと思うのですけれども、この法律ができまして、先生方のお立場から通告がしやすくなったかどうか、これはどうでしょうか。そして、仮に、先ほど吉田参考人からもおっしゃいましたけれども、仮に間違った通告をしたときに親の権利をどう保護するかということもありますけれども、そういったところについてもやはりきちんとした方がいいんじゃないかという御指摘もございましたけれども、そんな御心配になるようなことがございますでしょうかどうですかということが一つ。 それから、保護者の多くは自らの行為を虐待と思っていないというふうにおっしゃいました。確……
○清水嘉与子君 去る二月十八日から二十日までの三日間、香川県及び岡山県において共生社会に関する実情調査を行いました。 派遣委員は、小野会長、有馬理事、田浦理事、羽田理事、風間理事、吉川理事、高橋理事、有村委員、大野委員、小泉委員、後藤委員、郡司委員、山本委員、田嶋委員及び私、清水の十五名です。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。 一日目は、最初に、香川県庁において児童虐待に関する取組の概要を聴取し、意見交換を行いました。 初めに真鍋知事から、児童虐待への対応を県民総ぐるみの運動として行っているというあいさつがあり、次いで県より、児童虐待の実情に関し、相談件数の増加、通報経路の多様化……
○清水嘉与子君 今の会長の御説明でいいのですけれども、せっかくここまで私たちいろいろ議論してきたわけですので、これから児童虐待防止法を改正するときに、私たちの提案が、あるいは法律を変えなきゃいけないものもあるかもしれませんし、あるいは行政施策をもっと変えなきゃいけないものもあるかもしれませんし、そういうアイデアが幾つか出てくればそれはそれでお取り上げいただいて次の施策につながっていくんじゃないかというふうな気持ちで私はおります。それでよろしいのでしょうか。
【次の発言】 それで、済みません、最初のテーマなんですけれども、もうこれは皆様方が全部おっしゃってくださったので私もうこれで特段言うことな……
○清水嘉与子君 それでは、少し記憶も薄れつつありますけれども、感想を少し述べさせていただきたいと思います。 今回の視察先というのが、普通の派遣で行きますような政府関係のところというよりも、NPOなどのボランティア組織、そういう団体が多かったんですね。これは事前に調査室の方でかなり綿密に調べてくれて、活発な活動をしているところということになったこともあって、いずれも、そのお会いする方々、皆さん、大変自分たちの活動に自信と誇りを持って活躍しておられまして、そして、政府に対してももうきちんと対等な役割をしているというようなことを任じていらっしゃる、そんな方々でございました。 二つ目には、児童虐待……
○清水嘉与子君 二つの問題について伺いたいんですけれども、一つは、内閣府の方の資料を拝見いたしますと、鴨下副大臣にお伺いしたいんです、最初は。 内閣府の資料を見ますと、障害者の数はだんだん年々増えているというデータが出ております。そして、今ずっとお話を伺っておりますと、障害も非常に複雑、重度化しているというような話を聞いております。そもそも障害者に対する政策もですけれども、障害者そのものを減らすことができないかという問題、一点でございます。 いろんな状況で、さっき副大臣もおっしゃったような状況で、いろいろな原因があろうと思いますけれども、一体何でこんなに障害者が増えてくるんだろうか、重度化……
○清水嘉与子君 中西参考人に、せっかく御用意くださいましたので、この自己消滅系のサービス、このところをもう少し御説明していただきたいと思います。
○清水嘉与子君 北野参考人にお伺いしたいと思います。 少し時間が、最後の方まだ十分お話しいただけなかったんですけれども、来年始まります支援費の制度について、いろいろ今までの措置から選択できるサービスというようなことで大変期待は大きいわけですけれども、しかし、対象になる方々にとってはまた非常に不安もある、どういうふうになるんだか大変不安もあるというお話でございます。 ちょうど先週のこの調査会の議論の中でもかなり、委員の中からは就労の話が随分出たんですね。そのときに、自立支援センターの中西さんの方から、ただ就労場所を作って同じ封筒作りずっと何年もやっているなんていうんじゃなくて、そういうために……
○清水嘉与子君 それじゃ、先にお願いいたします。 すべての方に一つずつお願いしたいと思うんですけれども、厚生労働省、それから経産省でいろんな福祉用具の研究開発を随分進めていらして、とてもいいと思うんですけれども、それを具体的に、研究開発から具体的に消費者にどう届けるのかということです。どのようにしているのかと。 例えば、西川副大臣おっしゃったような褥瘡予防のベッドなんというのはとてもいいと思うんですが、ただ、これをどういうふうにして対象者が使えるようになるのかと。恐らく、施設だとか病院だとかだったらば何台か購入してということもあるのかもしれませんけれども、例えば家庭でこういったものを一時使……
○清水嘉与子君 関根参考人に伺いたいと思います。 お年寄り、これから非常に高齢者が増えてくるわけですけれども、お金もあり時間もあり、そして向学心もあると、こういう人たちなんですけれども、一番やはり、この方々が自由に、モビリティーが余り十分でなくて動けないということもあって、このITをもっと使えれば本当にいいと思うんですけれども、まだまだ距離があって、いつもこの会のときに伺うんですけれども、役所の方々がもうかなりいいものが、今研究していますという話にはなっているんだけれども、実際問題としてかなりまだ距離がありますわね。 だけれども、本当にそういう方々が、じゃ、どこにいるかというと、家庭にいる……
○清水嘉与子君 今日は、具体的に法改正についての御提言をいただきまして、ありがとうございました。特に、平湯参考人と柏女参考人からは、親への援助システムがないこととか、家族への支援のことも書けというような、具体的な御提案がございました。 先ほども議題になりましたけれども、確かに子どもの保護だけでなくて、こうした虐待をする親への働き掛けというのは大変大事なことだと思うんですけれども、これはやはりアメリカへ行って聞きましたときにも、ボランティアがこれをやっていて非常に効果が上がったというお話も聞きましたし、またあるところでは、時間を幾ら掛けてもこれはもう駄目だ、もう虐待する親に幾ら教育してもほとん……
○清水嘉与子君 去る二月十八日から二十日までの三日間、兵庫県及び京都府において、共生社会に関する実情調査を行いました。 派遣委員は、小野会長、有馬理事、橋本理事、羽田理事、山本理事、吉川理事、高橋理事、有村委員、小泉委員、後藤委員、段本委員、南野委員、小宮山委員、鈴木委員、林委員及び私、清水の十六名であります。 以下、調査の概要を御報告申し上げます。 一日目は、最初に兵庫県より、障害者福祉、児童虐待、DVに関する取組の概要を聴取し、意見交換を行いました。まず、齋藤副知事よりあいさつがあり、阪神・淡路大震災から八年、復興が進む一方、障害者、高齢者等の災害弱者に対する施策の重要性が再認識され……
○清水嘉与子君 ありがとうございます。 昨年の通常国会におきまして、小野会長の下に新たなメンバーによります共生社会調査会がスタートを切ったわけでございまして、スタートのときには、理事会におきまして検討すべきテーマとして選ばれたのが、障害者を中心に、必ずしも障害者だけでなくて、高齢者でありますとか子どもなども含めた、いわゆる社会的な弱者と言われる人たちが生活しやすいバリアフリー社会を実現しようということを目指してスタートしたというふうに思います。 しかし、緊急な課題であります児童虐待の問題をまず最初に取り上げてということでございます。それもいたしましたし、また、配偶者に対する暴力防止法につい……
○理事(清水嘉与子君) ただいまから共生社会に関する調査会を開会いたします。
小野会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
委員の異動について御報告いたします。
去る七月二十八日、高橋紀世子君が委員を辞任され、その補欠として岩本荘太君が選任されました。
また、昨二十五日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子君が選任されました。
また、本日、岩本荘太君及び風間昶君が委員を辞任され、その補欠として山本正和君及び高橋紀世子君が選任されました。
【次の発言】 会長の辞任の件についてお諮りいたします。
小野会長から、文書をもって、都合により会……
○清水嘉与子君 ありがとうございます。 内閣府と文部科学省と厚生労働省の副大臣にお伺いしたいと思います。 まず、中島副大臣でございますけれども、私、今、先生のお話を伺っておりまして、先生が自民党の文教部会でこの特殊学級という言葉を何とか早く直せと大きな声で叫んでいらした姿をとても印象深く思い出されたわけでございます。今こうして調整をされる副大臣に就任されまして、いろいろ頑張っていらっしゃるお姿、とてもうれしく思っておりますので、またよろしくお願いをしたいと思っております。 そこで、一つは、今ずっとお話を伺っていますと、日本ではどうしても障害者というと、やはり障害を持っている方だから温かく……
○清水嘉与子君 今日のテーマが共生の感覚の育成ということなんですけれども、今、先生、皆さんのお話を伺っていて、確かにこのことを進めるためにこういった議論が進んでいることに対して良かったという気持ちもするんですけれども、考えてみますれば、私たち、私たちじゃないですね、私なんか余り年齢が違うのであれですけれども、子供のころはむしろいろんな人が地域にいたんですよね、本当のところ。ですから、共生の感覚なんてわざわざ言わなくても、弱い子もいたし、それから少し異常な子、異常という、恐らく今だったら障害者と言われるような子も一緒に遊んでもいたし、普通に家庭生活をしていたんですね。ただ、いろんな制度が、仕組み……
○会長(清水嘉与子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆様の御推挙によりまして本調査会の会長に選任されました清水嘉与子でございます。 皆様御承知のとおり、本調査会は、国政の基本的事項のうち、特に日本が直面しております少子高齢社会に関し、長期的かつ総合的な調査を行うために設置され、次の通常選挙までの三年間存続するものでございます。 調査した経過及び結果につきましては、議長に報告書を提出することのほか、さらに毎年中間報告書を提出することも要請されております。また、法律案を提出すること及び法律案の委員会提出を勧告することなどができることになっております。 調査会長の責務を果……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
本調査会の調査テーマにつきまして御報告申し上げます。
調査テーマにつきましては、調査会設置以来、理事懇談会等で精力的に協議を重ねてまいりました結果、「少子高齢社会への対応の在り方について」とすることに決定いたしました。
今後、具体的な調査事項等策定に向けて、調査テーマに関する委員間の共通の認識を深めるため、調査会において参考人の意見をお伺いする等調査を進めていくことになりました。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査のた……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
本日は、少子高齢社会への対応の在り方について、内閣府、文部科学省、厚生労働省及び国土交通省から順次説明を聴取し、その後、質疑を行うことといたします。
なお、質疑につきましては、あらかじめ質疑者を定めず、自由に質疑を行っていきたいと存じます。
なお、説明、質疑及び答弁のいずれも着席のままで結構でございます。
それでは、まず内閣府より説明を聴取いたします。林田内閣府副大臣。
【次の発言】 次に、下村文部科学大臣政務官、どうぞ。
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査を議題といたします。 少子高齢社会への対応の在り方につきましては、これまで参考人からの意見聴取及び質疑を、また、政府から説明聴取及び質疑をそれぞれ行ってまいりましたが、本日は、具体的な調査計画等策定の参考に資するため、委員各位の御意見を一時間程度、おおむね午後二時をめどにお伺いしたいと存じます。 議事の進め方でございますけれども、委員間相互で自由に御討議いただくということにしたいと思います。 御意見のある方は挙手をしていただきまして、会長の指名を待って御発言いただきたいと存じます。……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十分散会
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する実情調査のため、二月十七日及び十八日の二日間、大阪府及び兵庫県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、小川勝也さんが委員を辞任され、その補欠として高橋千秋さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、お茶の水女子大学名誉教授袖井孝子さん、東京学芸大学教育学部教授山田昌弘さん、国立成育医療センター名誉総長松尾宣武さんに参考人として御出席いただいております。
この際、参考人の……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十六日、高橋千秋さんが委員を辞任され、その補欠として小川勝也さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、慶應義塾大学商学部教授樋口美雄さん、全国商工会議所女性会連合会副会長・横浜商工会議所女性会会長秋山桂子さん及びNPO法人びーのびーの理事長奥山千鶴子さんに参考人として御出席を……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
先般、本調査会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。神本美恵子さん。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、「少子高齢社会への対応の在り方について」のうち、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、白梅学園短期大学学長無藤隆さん、教育評論家・法政大学キャリアデザイン学部教授尾木直樹さん、山口大学教育学部専任講師田中理絵さんに参考人として御出席いた……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。 本日は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から御意見を聴取いたします。 本日は、社団法人日本経済研究センター理事長八代尚宏さん、神奈川大学経済学部教授森泉陽子さん、株式会社ニッセイ基礎研究所社会研究部門上席主任研究員篠原二三夫さんに参考人として御出席をお願いしております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席いただきまして誠にありがと……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。 本日は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、早稲田大学法学部教授宮島洋さん、上智大学法学部教授堀勝洋さん、国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官大日康史さんに参考人として御出席いただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席いただきまして誠にありがとうございます。 参考人の方々から……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。 本日は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、赤枝六本木診療所院長赤枝恒雄さん、NPO法人円ブリオ基金センター理事長遠藤順子さん、社団法人日本家族計画協会常務理事・クリニック所長北村邦夫さんに参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席いただきまして誠にありがとうご……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、小川勝也さんが委員を辞任され、その補欠として松下新平さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
「少子高齢社会への対応の在り方について」のうち、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について、本日は、委員各位の御議論を伺いたいと存じます。
この件につきましては、これまで政府からの説明聴取及び質疑を、また、参考人からの意見聴取及び質疑をそれぞれ行ってまいりましたが、本日は、お手元に配付いたしましたテーマに沿っ……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月十八日、松下新平さんが委員を辞任され、その補欠として小川勝也さんが選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。
理事会において協議の結果、お手元に配付の少子高齢社会に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。
以下、その概要について御説明いたします。
本調査会は、第百六十一回国会の平成十六年十月に設置されました。
調査テーマにつきましては、「少子高齢社会へ……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、神本美恵子さん、岡崎トミ子さん、山本孝史さん、小川勝也さん、柳澤光美さん及び島田智哉子さんが委員を辞任され、その補欠として円より子さん、森ゆうこさん、朝日俊弘さん、松下新平さん、林久美子さん及び主濱了さんが選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
羽田雄一郎さんから、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、主濱了さんが委員を辞任され、その補欠として島田智哉子さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、少子高齢社会の課題と対策に関する件のうち、団塊世代の諸課題について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、作家・元経済企画庁長官堺屋太一さん、株式会社博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学コミュニケーション学部教授関沢英彦さん及び株式会社大和総研資……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、島田智哉子さん、岩城光英さん、中島啓雄さん及び山谷えり子さんが委員を辞任され、その補欠として下田敦子さん、川口順子さん、岸宏一さん及び田浦直さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。 本日は、少子高齢社会の課題と対策に関する件について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、エコノミスト香西泰さん、法政大学社会学部教授小峰隆夫さん及び株式会社ニッセイ基礎研究所主任研究員伊藤さゆりさんに参考人として御出席いただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席いただきましてありがとうございます。 参考人の方々から、「少子高齢社会への対……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。 本日は、少子高齢社会の課題と対策に関する件について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、社団法人経済同友会代表幹事・日本アイ・ビー・エム株式会社代表取締役会長北城恪太郎さん、株式会社エトワール海渡取締役人事部長有賀俊文さん、日本労働組合総連合会副事務局長逢見直人さんに参考人として御出席いただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席いただきま……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二月二十八日、下田敦子さん及び蓮舫さんが委員を辞任され、その補欠として前川清成さん及び尾立源幸さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
先般、本調査会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。森ゆうこさん。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、「少子高齢社会への対応の在り方について」のうち、少子高齢社会の課題と対策に関する件について参考人から意見を聴取いたし……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月一日、前川清成さん及び尾立源幸さんが委員を辞任され、その補欠として下田敦子さん及び蓮舫さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、少子高齢社会の課題と対策に関する件について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、性と健康を考える女性専門家の会会長・主婦会館クリニックからだと心の診察室産婦人科医堀口雅子さん、社会福祉法人賛育会賛育会病院院長鴨下重彦さん、社団法人日本……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、松下新平さん及び加藤敏幸さんが委員を辞任され、その補欠として広田一さん及び小林正夫さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、少子高齢社会の課題と対策に関する件について参考人から御意見をちょうだいいたします。
本日は、早稲田大学大学院会計研究科客員教授品川芳宣さん、株式会社野村総合研究所研究理事中村実さん、東洋大学経済学部教授白石真澄さんに参考人として御出席いた……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月十二日、広田一さん及び小林正夫さんが委員を辞任され、その補欠として松下新平さん及び加藤敏幸さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
「少子高齢社会への対応の在り方について」のうち、少子高齢社会の課題と対策に関する件について、本日は、おおむね午後三時をめどに、委員各位の御意見、御議論を伺いたいと存じます。
この件につきましては、これまで政府からの説明聴取及び質疑を、また、参考人からの意見聴取及び質疑をそれぞれ行ってまいり……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 この際、御報告いたします。 本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。 理事会において協議の結果、お手元に配付の少子高齢社会に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。 以下、その概要について御説明申し上げます。 本調査会は、平成十六年十月、第百六十一回国会において設置されて以来、「少子高齢社会への対応の在り方について」を調査テーマと定め、一年目は、少子化の要因及び社会・経済への影響に関する件について調査を行いました。二年目は、少子高齢社会の課題と対策に関する件……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取扱い……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、荒井広幸さん、円より子さん、朝日俊弘さん、加藤敏幸さん、岸宏一さん、関口昌一さん、中村博彦さん、森ゆうこさん及び林久美子さんが委員を辞任され、その補欠として足立信也さん、島田智哉子さん、神本美恵子さん、主濱了さん、有村治子さん、岡田広さん、沓掛哲男さん、山崎力さん及び前川清成さんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任に……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、下田敦子さん、前川清成さん及び蓮舫さんが委員を辞任され、その補欠として森ゆうこさん、林久美子さん及びツルネンマルテイさんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題といたします。
本日は、仕事と生活の調和について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、法政大学大学院政策科学研究科教授諏訪康雄さん、株式会社日本総合研究所主任研究員池本美香さん、日本女子大学人間社会学部教授大澤真知子さんに参……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、ツルネンマルテイさんが委員を辞任され、その補欠として岩本司さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題とし、不妊治療及び生殖補助医療について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、明治大学法学部教授石井美智子さん、出産ジャーナリスト河合蘭さん、聖路加国際病院女性総合診療部部長・生殖医療センター所長佐藤孝道さんに参考人として御出席をいただいております。
この際、参考人の皆様方に一言ごあ……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、岩本司さんが委員を辞任され、その補欠として和田ひろ子さんが選任されました。
【次の発言】 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題とし、不妊治療及び生殖補助医療について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、医療法人登誠会諏訪マタニティークリニック院長・理事長根津八紘さん、社団法人日本産科婦人科学会倫理委員会主務幹事・慶應義塾大学医学部産婦人科阪埜浩司さん、医療法人セント・ルカ産婦人科院長・セント・ルカ生殖医療研究所所……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、和田ひろ子さんが委員を辞任され、その補欠として蓮舫さんが選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
まず、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する実情調査のため、二月十九日及び二十日の二日間、広島県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
少子高齢社会に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題とし、高齢期の生活保障基盤について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、立命館大学国際関係学部教授高橋伸彰さん、神戸大学大学院経済学研究科教授小塩隆士さん、みずほ総合研究所株式会社調査本部政策調査部主任研究員野田彰彦さんに参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多忙のところ、また足下の悪いところ本調査会に御出席いただきましてありがとうございます。 参考……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。
少子高齢社会に関する調査を議題といたします。
先般、本調査会が行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。足立信也さん。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 次に、「少子高齢社会への対応の在り方について」のうち、地域社会と高齢者について参考人から意見を聴取いたします。
本日は、産業医科大学公衆衛生学教授松田晋哉さん、名古屋学芸大学学長・日本尊厳死協会理事長・日本ケアマネジメント学会理事長井形昭弘さん、諏訪中央病院名誉院長鎌田實さん及び特定非営利活動法人デイサ……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査のうち、「少子高齢社会への対応の在り方について」を議題とし、高齢期の住生活環境について参考人から意見を聴取いたします。 本日は、青森市長佐々木誠造さん、島根大学名誉教授保母武彦さん、慶應義塾大学総合政策学部教授大江守之さん、日本女子大学家政学部教授小谷部育子さんに参考人として御出席いただいております。 この際、参考人の皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、大変御多忙のところ本調査会に御出席いただきまして誠にありがとうございました。 参考人の皆様方から、「少子高齢社会への……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 少子高齢社会に関する調査を議題といたします。 少子高齢社会への対応の在り方について、本日は、おおむね午後三時をめどに、委員各位の御意見をちょうだいしたいと思います。 本件につきましては、平成十六年の調査テーマ決定以降、順次調査を進めてまいりましたが、本日は、お手元に配付いたしましたテーマに沿って委員間で御議論いただきます。 議論の進め方でございますけれども、まず、各会派からそれぞれ十分程度で御意見をお述べいただきまして、その後、委員相互間で自由に意見交換を行っていただきたいと存じます。 なお、御発言は着……
○会長(清水嘉与子君) ただいまから少子高齢社会に関する調査会を開会いたします。 調査報告書の提出についてお諮りいたします。 本調査会は、設置以来、三か年にわたり調査を行ってまいりました。 今期国会におきましては、これまでの調査の経過及び結果についての報告書を議長に提出することになっております。 理事会において協議の結果、お手元に配付の少子高齢社会に関する調査報告書案がまとまりました。 以下、その概要について御説明申し上げます。 本調査会は、第百六十一回国会の平成十六年十月十二日に設置されて以来、「少子高齢社会への対応の在り方について」を調査テーマとし、一年目は、少子化の要因及び社……
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