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田村秀昭 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田村秀昭[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは田村秀昭参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田村秀昭参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 内閣委員会 第5号(1989/12/07、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 自由民主党の田村でございます。  今日の国際情勢は大きく動いております。 そして我が国の国際社会における責任はますます増大し、果たすべき役割は重くかつ大となっております。このようなときに最も重要なことは、国際社会における常識と我が日本社会における常識との間に大きな隔たりがあってはならないということであります。そのギャップが大きければ大きいほど世界は混乱し、やがて我が国は世界の孤児になってしまいます。私はそういうことを最も心配している者の一人であります。  愚かな者は個人的な体験から学ぶが、私は歴史から学ぶとビスマルクはかつて述べております。また、世界の頭脳と言われたアインシュタイ……

第118回国会 内閣委員会 第5号(1990/06/01、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 自由民主党の田村でございます。  現在、三十一日、一日とワシントンで米ソ首脳会談が開かれております。ホワイトハウスの歓迎式典で、報道によりますと、ブッシュ大統領は、一年前には考えられなかった新しい地平線が我々に開けている、新しい欧州と脅威のない安全な世界づくりに努めよう。これに対してゴルバチョフ大統領は答礼のスピーチで、このサミットこそソ米両国関係がより安定し、互いにより予見しやすい間柄になったことを証明、両国が平和な世界へ向けて共通の歩みを踏み出したと、こう述べて、恒久的協力時代への幕あけということを強調されております。  それで、報道によりますと、この二日間に四回にわたって会……

第118回国会 内閣委員会 第7号(1990/06/12、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 大城先生から大変重要な質問をされましたので、私は三時二分まで質問をさせていただきます。  御承知のように、米ソのデタント、協調と対話の時代に入り、軍縮が行われております。アジアにも軍縮のムードは広がってまいると思います。軍事力というのは攻撃力と防御力から成っておりまして、我が国は防御力のみであります。現在の軍縮は攻撃力の分野で軍縮が行われていることは間違いありません。したがいまして、我が国の防衛は専守防衛で今後も防衛力を整備していくわけですが、装備の質、優秀な人材を確保するということは極めて重要なことだと考えております。  六月一日の委嘱審査の機会にも隊員の処遇問題について質問を……

第118回国会 内閣委員会 第10号(1990/06/21、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 第三次行革審を設置されるということでありますので、私は基本的に賛成でございますが、若干質問させていただきます。  その前に、我が国は昭和二十年の廃墟より立ち上がりまして、限りない国民の英知と努力によって今日の大きな繁栄を築いてまいりました。いろいろ中に抱える問題はあるにしても、今日の世界の中で自由で平和で豊かな国であると世界の人々は考えていると思います。これは国民の限りない英知と努力によるものでありますが、自民党政府の一貫した日米安保体制を基本とするバランスのとれた政策によるところが大であると私は確信しております。また、野党の鋭い自民党政府に対する批判も自民党の姿勢を正してきたと……

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/04/09、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 自民党の田村でございます。連日、総務庁長官、官房長官、防衛庁長官、御苦労さまでございます。  昨年の八月二日にイラクのクウェートの侵攻ということで湾岸戦争が起こりましたけれども、これは平和を謳歌している我々日本人にとって大変大きな教訓を与えてくれたものと考えております。  治にいて乱を忘れず、備えあれば憂いなし、そういう古今東西の教訓もありますけれども、今回、九〇年代の我が国にとって非常に重要な点は、不法きわまる国際法への挑戦に対して平和的解決を幾ら努力しても解決が不可能と考えられた場合に、戦争に訴えても国際ルールや契約を守り抜くという国際社会における価値判断と、日本人の中に、平……

第123回国会 内閣委員会 第3号(1992/03/27、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 私は、ただいま可決されました地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について適切な措置を講ずるよう努力すべきである。   地域改善対策協議会の意見具申を踏まえ、同和問題の早期解決に向けて、改めて国民的課題としての展開が重要であり、人権尊重の……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 引き続いて自民党から質問させていただきます。  我が国の領土、我が国民の生命、財産を守り、我々が現在享受しているこの自由と人権尊重の民主主義社会を守るということは、政治の基本であります。したがいまして、政治家として最も考えなきゃならない基本的な問題であるというふうに認識しております。  けさほど同僚の翫委員から、自分は自衛隊は憲法違反だという立場で質問されているわけですが、何でこの四十五年間、日本が平和を享受してこれたのか。自然に平和だったわけじゃないわけでありまして、特に我が国は資源小国であり、貿易立国としてかつてない繁栄を築いてきた。そして、この繁栄を引き続き維持するためには……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 内閣委員会 第1号(1992/12/08、16期、自由民主党)

○田村秀昭君 国際平和協力業務の実施状況について加藤官房長官から御説明がございまして、現在文民警察七十五名、監視要員八名、施設部隊六百名。本当に御苦労さまである、大変厳しい状況の中でまだ生活環境も十分でないと考えておりますが、任務を遂行しておる姿を心から尊敬の念を持って評価したいというふうに思っております。  特に二、三御質問いたしますが、時間がございませんので簡潔にお答え願いたいと思うんですが、山崎警視正以下文民警察七十五名の方は九カ所に分かれております。停戦監視員の方は六カ所に分かれております。こういう方々の後方支援、飲み水その他生活環境というのは、特にタケオの部隊の方々から比べるともっと……

第126回国会 内閣委員会 第5号(1993/06/10、16期、自由民主党)

○田村秀昭君 カンボジアの自衛隊の施設大隊の隊員の皆さんや停戦監視員の皆さん、文民警察の皆さん、選挙要員の四十一名の皆さんも大変に苦労をしておられる。その労に対して心から感謝をしたいと思います。  カンボジアの話は、いろいろな情報についてはテレビも毎日のようにやっておりますが、モザンビークの方については何か行ったきりみたいな感じでございますので、モザンビークについての国連の活動、全体の目標はどうなっているのか、時期はいつまでなのか、自衛隊員が五十数名行っておりますが、どういう生活をしてどういう仕事を今現在やっているのか、協力本部の方からお聞きしたいと思います。

第127回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1993/08/26、16期、参議院新生党)【政府役職】

○説明員(田村秀昭君) このたび沖縄開発政務次官を拝命いたしました田村秀昭でございます。  上原沖縄開発庁長官の御指導のもとに、沖縄振興開発のために全力を尽くしてまいります所存でございます。  委員長を初め委員の皆々様によろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。就任のごあいさつといたします。  ありがとうございました。(拍手)

第130回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1994/09/06、16期、新緑風会)

○田村秀昭君 新緑風会を代表して、主として防衛問題についてお伺いいたしますが、その前に、六月末に村山政権が誕生いたしました。ここで私は、いろいろ意見の違う人が集まって連合政権を組むということもひとつあり得ると思うんですが、一つだけ官房長官に代表してお答え願いたいのは、当時、昨年の七月十八日の投票の衆議院選挙のときに何と言って社会党の皆さんは戦ってこられたかといいますと、ここに全部持っていますけれども、自民党の金権政治にさようならとか、ともかく一党支配を一掃するという、自民党との対決の姿勢で臨まれて選挙に当選してこられた方々が今政権におられるわけですね。  そうすると、金権政治というのは政治不信……

第131回国会 外務委員会 第1号(1994/10/27、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、さきの本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました田村秀昭でございます。  何分にもふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜り、本委員会の公正円満な運営に努めたいと存じます。  どうか皆様方の格別の御支援を心からお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十九日、永野茂門君が委員を辞任され、その補欠として私、田村秀昭……

第131回国会 外務委員会 第2号(1994/11/01、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後二時三十九分散会

第131回国会 外務委員会 第3号(1994/12/01、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大脇雅子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正の受諾について承認を求めるの件、国際電気通信連合憲章及び国際電気通信連合条約の締結について承認を求めるの件、国際電気通信連……

第131回国会 外務委員会 第4号(1994/12/08、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一七五二号海外援助隊の創設・派遣に関する請願を議題といたします。  まず、専門員から説明を聴取いたします。大島専門員。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定保いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国際情勢等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続……

第132回国会 外務委員会 第1号(1995/02/21、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十七日、山下栄一君が委員を辞任され、その補欠として石井一二君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御御異議ないと認めます。それでは、理事に矢田部理君を指名いたします。

第132回国会 外務委員会 第2号(1995/02/23、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  千九百九十四年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件及び千九百八十八年五月三十一日に総会において採択された千九百二十八年十一月二十二日の国際博覧会に関する条約(千九百四十八年五月十日、千九百六十六年十一月十六日及び千九百七十二年十一月三十日の議定書並びに千九百八十二年六月二十四日の改正によって改正され及び補足されたもの一の改正の受諾について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 理事会で検討させていただきます。  午前の質疑はこの程度……

第132回国会 外務委員会 第3号(1995/02/28、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 はい、わかりました。
【次の発言】 はい、検討させていただきます。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより放ちに採決に入ります。  旅券法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本案の審査報告書……

第132回国会 外務委員会 第4号(1995/03/14、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件、中央ベーリング海におけるすけとうだら資源の保存及び管理に関する条約の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国政府とポーランド共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、以上四案件を便宜一括して議題といたします。  政府から順次趣旨説明を聴取いたします。河野外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  四案件の質疑は後日に譲りま……

第132回国会 外務委員会 第5号(1995/03/16、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  中央ベーリング海におけるすけとうだら資源の保存及び管理に関する条約の締結について承認を求めるの件、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、以上二案件を便宜一括して議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、中央ベーリング海におけるすけとうだら資源の保存及……

第132回国会 外務委員会 第6号(1995/03/17、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  去る三月十四日、予算委員会から、三月十七日の一日間、平成七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、外務省所管について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  まず、河野外務大臣から説明を求めます。河野外務大臣。
【次の発言】 以上で外務大臣の説明は終わりました。  この際、お諮りいたします。  外務省所管平成七年度予算の大要説明は、これを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  これ……

第132回国会 外務委員会 第7号(1995/03/28、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国政府とポーランド共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上二件を便宜一括して議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、千九百九十四年の国際熱帯木材協定の締結について承認を求めるの件外一件を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、二件の質疑は終局したものと認め、……

第132回国会 外務委員会 第8号(1995/04/11、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  家族的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約(第百五十六号)の締結について承認を求めるの件を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、家族的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約(第百五十六号一の締結について承認を求めるの作を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発……

第132回国会 外務委員会 第9号(1995/04/13、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とフランス共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、原子力の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件、以上二件を便宜一括して議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、両件の質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入りま……

第132回国会 外務委員会 第10号(1995/04/25、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十四日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。
【次の発言】 万国郵便連合憲章の第五追加議定書の締結について承認を求めるの件、万国郵便連合一般規則及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件、小包郵便物に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便為替に関する約定の締結について承認を求めるの件、郵便小切手業務に関する約定の締結について承認を求めるの件、以上五件を一括して議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第132回国会 外務委員会 第11号(1995/04/27、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を開会いたします。  休憩前に引き続き、化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

第132回国会 外務委員会 第12号(1995/05/11、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  千九百九十年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する国際条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もたければ、本件の質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  千九百九十年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する国際条約の締結について承認を求めるの件に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認すべき……

第132回国会 外務委員会 第13号(1995/05/18、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  国際連合要員及び関連要員の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件の質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。  別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  国際連合要員及び関連要員の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  なお、本件の審査報告……

第132回国会 外務委員会 第14号(1995/05/30、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  政府調達に関する協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。河野外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  この際、平和的目的のための宇宙の探査及び利用における協力のための損害賠償責任に係る相互放棄に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を便宜議題に追加して質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時……

第132回国会 外務委員会 第15号(1995/06/14、16期、平成会)【議会役職】

○委員長(田村秀昭君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国際情勢等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十五分散会


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 外務委員会 第1号(1995/08/08、17期、平成会)

○田村秀昭君 一言ごあいさつを申し上げます。  委員長在任中、無事に任務を果たすことができまして、これはひとえに皆様方の御支援、御協力のたまものと考えております。大変どうもありがとうございました。この場をかりまして改めて御礼申し上げます。  どうもありがとうございました。(拍手)

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/19、17期、平成会)

○田村秀昭君 来年度予算で外務省は何名の増員を要求されておられますか。簡単で結構です。
【次の発言】 私は非常に少ないと思うんですね、ほかの先進国に比べても。ドイツが七千六百。九十八名ですから三千名ぐらい違うんじゃないか。  外務省は、日本の安全のために、日本の国益のために一生懸命頑張っておられるわけで、今、国際社会の中で外務省の役割はますます重大でありますので、外務省の職員の方が少ないということは非常に残念なことだと思います。この程度の増員でなくて、もう冷戦が終わったわけですから、毎年毎年千名でも二千名でもばんと出してやってもっと頑張ってくださいというまずエールを送ってから、これからは厳しい……

第134回国会 予算委員会 第2号(1995/10/16、17期、平成会)

○田村秀昭君 新進党の田村秀昭でございます。関連質問に立たせていただきます。  今回の補正予算、経済政策は第六回目になりまして、トータル六十兆円の規模であります。何と国民一人当たり五十万を拠出したことになります。しかし、一向に不況脱出の兆しは見られません。それは市場が冷ややかな対応をとっているということで明らかであります。  なぜなんだろうか。どうせ六十兆規模でやるんなら、初めから何回かに分けて六十兆やるよと政府が明言すれば、受ける方の企業もそれなりの長期計画を立て、設備投資も新しくできる。しかし、一回こっきりで次どうなるかわからない、そのビジョンもない、そういうことではこういう対策を何回打っ……

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第3号(1996/06/04、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村でございます。  本条約には賛成でございます。  海洋法の条約を締結した場合、我が国も世界の新しい海洋秩序の仲間入りを果たすことになります。そして、従来以上にこの海洋の秩序を守っていくことが我が国として重要な仕事となってまいると考えております。我が国の持つすべての機能を効果的、有機的に活用できるような、特に海上自衛隊の活用も含めまして、国内法を整備する必要があるというふうに私は強く感じている者の一人であります。  それで、まず無害通航の十九条でございますけれども、沿岸国の防衛または安全を害する情報収集を目的とする行為、沿岸国の防衛または安全に影響を及ぼすことを目的とす……

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第5号(1996/06/06、17期、平成会)

○田村秀昭君 私は、ただいま可決されました領海法の一部を改正する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、新緑風会、二院クラブ及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。     領海法の一部を改正する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   国連海洋法条約の締結及びその関連法の施行により、新たに接続水域や排他的経済水域が設定され、密航・密……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、平成会)

○田村秀昭君 今の武見先生の御質問とも若干関係いたしますけれども、過日、三月に行われました台湾の初の民選大統領選挙に際し、中国のミサイル実射演習が実施されたわけです。私の聞いているところによりますと、中国は最近軍部が強くなりまして、こういう演習の実施も事前に政府側に報告されたとは聞いておりませんで、ほんの直前にそういうことを実施するということだったようでございます。  日本の政府は、この演習に対してどういうような態度で臨まれたのか、防衛庁、自衛隊はどういう行動をとったのか、それでこのミサイル実射訓練というのは実際にどのぐらいの規模の演習であったのかの三点をお聞きいたします。

第140回国会 外務委員会 第12号(1997/05/15、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村秀昭でございます。  本日の地雷の議定書につきましては賛成でございますので、ほかの問題ですが、外務省にお聞きしたいと思います。  まず、北朝鮮による日本人拉致疑惑問題について質問させていただきます。  横田めぐみさん初め七件十人の日本人が北朝鮮工作員に拉致されたと政府も認定されておられます。横田めぐみさんのお父さんも言っておられますが、政府はこれからこの問題について最善の努力をするというふうにコメントされていると聞いております。最善の努力をするというのは具体的にどういう行動をおとりになるのか、お聞かせ願いたいと思います。

第140回国会 外務委員会 第17号(1997/06/12、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村でございます。  ガイドラインに基づく各種作業をぜひ実効性あるものにしていただきたいということをまず強くお願いしておきます。  横須賀の沢田市長さんがつい最近ある雑誌の対談でこういうことを述べておられますので、ちょっと述べさせていただきます。   横須賀は米海軍基地を抱えているということ  で、一地方都市を超えた重要な役割を果たして  いるわけです。というのは、日本およびアジ  ア・太平洋地域の平和と安全を確保するのに横  須賀の基地が役立っているわけです。だから、  このアジア・太平洋地域を守る要として横須賀  が機能しているんだという認識を私たちはいつ  も持って……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号(1997/04/17、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村秀昭でございます。  私は、沖縄とのかかわり合いといいますと、沖縄が返還されて間もなく沖縄研修に出かけまして、今でも印象的に残っていることは、南部戦跡を研修に行ったときに、那覇市内で十九歳か二十歳ぐらいのバスガイドの女性が、ここは前はペリー町でしたけれども山下町になりましたと言って涙ぐんで説明をされたのを今でも覚えております。沖縄の皆さんのここ五十年の痛みというものを強く感じた次第であります。  まず、昨年の四月十七日に日米の共同宣言が発表されまして、二十一世紀に向けてアジア太平洋地域において安定的で繁栄した情勢を維持するための基礎であり続けることを再確認したというこ……

第140回国会 文教委員会 第2号(1997/02/20、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村秀昭でございます。持ち時間が少ないので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  さきの一月三十日の参議院予算委員会、補正予算の委員会で文部大臣に御質問をした、四月から使われる中学の歴史教科書から従軍慰安婦という言葉を削除する、記述を削除するように求めましたけれども、文部大臣からは拒否されているわけですが、その後、歴史的に残る文部大臣として心境の変化があるかどうかお尋ねいたします。
【次の発言】 今度、大臣も所信でお述べになりましたし、総理も教育改革を新しくやるとおっしゃっておられるので、そういう新しい改革の、総理の言っておられる夢と希望を与え、チャレンジ精神を持てるよう……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/30、17期、平成会)

○田村秀昭君 おはようございます。総理初め閣僚の皆様、連日大変御苦労さまでございます。平成会の田村でございます。  まず、質疑に入る前に、友部議員の件につきまして、平成会を代表して、決意を述べさせていただきたいと思います。  友部議員の詐欺被疑事件にかかわる逮捕はまことに遺憾であります。平成会は、一月二十八日、議員友部達夫君に対し、国会議員としての政治的、道義的責任を明らかにするため、潔く議員の職を辞し、国民の前に陳謝の意をあらわすべきことを内容とする本院議員辞職勧告決議案をうよう参議院議長に要請いたしました。捜査当局の厳正な調査を見守る所存であります。さらに、新進党は国民の御理解を得るべく独……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1998/03/27、17期、自由党)

○田村秀昭君 大変パワフルな鈴木大臣にお伺いをさせていただきます。  私は、沖縄の問題につきましては、大田少将が最後に電文を打たれて、沖縄県民かく戦えり、後世に特段の御高配をと言っておられますが、配慮はしているけれども特段ではないのではないかというふうに思っている者の一人であります。  どうして特段じゃないかと申しますと、これは鈴木大臣、国務大臣としてお答え願いたいんですが、沖縄開発庁だけでは解決のつかない問題であります。  まず、沖縄の問題については所掌官庁が三つあります。沖縄開発庁は在沖米軍基地の存在が沖縄の発展の障害になっていると認識している、沖縄振興開発計画は市町村の発案により開発庁が……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1998/04/06、17期、自由党)

○田村秀昭君 私の質問では総務庁長官に質問いたしませんのでお帰りになって結構です。御苦労さまでございます。  せんだっての沖特委員会で、沖縄問題の一番問題点は、やはり三省庁が三つどもえになっていて一元的に責任を持って将来の沖縄の青写真を描ける省庁がないということを申し上げたわけですが、先ほど同僚の板垣議員からもおっしゃいましたように、当分の間海兵隊は整理、縮小はしないというようなことをきちっと政府が明言しないと、基地に依存する体質と自立経済の方向性で現地は非常に戸惑うのではないかというふうに思っております。  それで、以上申し上げたのは質問ではありませんが、そこのところが非常に沖縄が基本的に自……

第142回国会 外交・防衛委員会 第4号(1998/03/12、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。閣下に質問させていただくことを大変光栄に思っております。  自由党は一月六日にできまして、小沢一郎氏が党首で、自由党にはリタイアドゼネラルが二人おります。そういう観点でちょっと質問させていただきます。私もミリタリーの出身でございます。  世界のリーダーになる条件は四つ私はあると思っております。一つは世界に冠たる軍事力を持つということ、その国の貨幣が全世界に通用するという経済力を持つこと、その国の言葉が全世界で使われるということ、最後に全世界に自分の国がどう行動しているかということを伝える放送のネットワークを持つことだというふうに私は思っておりますが、閣下……

第142回国会 外交・防衛委員会 第5号(1998/03/26、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  まず、閣下に質問させていただきますことを大変光栄に思っております。  その前に、まず心から御礼を申し上げたいと思います。数年前と思いますが、日本の「あかつき丸」という高放射性廃棄物の運搬船が、これは日本の海上保安庁の船でございますが、フランスからインド洋を通りまして貴国の南をずっと通って太平洋に出て我が国に帰港したわけです。その際、マラッカ海峡もロンボク海峡も通ってもらっては困るということでございまして、インド洋のところからずっと貴国の海軍にエスコートしていただいたということについて、心から御礼を申し上げたいと思います。  質問に入りますが、先ほど中……

第142回国会 外交・防衛委員会 第6号(1998/03/31、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  外務大臣にお尋ねいたします。大臣は、大臣に就任される前に、超党派のみんなで靖国神社に参拝する国会議員連盟、私も属しておりますが、それの会長をされていたわけですが、どうして外務大臣に就任されるや辞任されたのか、非常に私は残念でならないんですが、その理由をお聞かせください。
【次の発言】 そういたしますと、外務大臣になられる前はそういう配慮はされていなかったということでありますか。
【次の発言】 私は、大変尊敬する外務大臣が政治信念で、外務大臣になられても、議員連盟の会長であられたわけですから、みずからの国の英霊に対して参拝するのは当然だと私は思っており……

第142回国会 外交・防衛委員会 第7号(1998/04/07、17期、自由党)

○田村秀昭君 余り時間がありませんので、北朝鮮問題とそれに関連する沖縄の問題についてお伺いします。  まず、北朝鮮の日本人拉致疑惑問題について、外務大臣は再三真剣に対処していくという答弁を何回もされておりますが、何らの進展も見られていないわけで、真剣に対処しておられるというのはどのぐらいに真剣なのか、お聞きいたします。
【次の発言】 二月の下旬だったと思うんですが、アメリカの国防総省の高官のコメントで、北朝鮮は射程千キロの中距離弾道ミサイル、ノドン一号一基を既に実戦配備をしているという表明をしておられますが、我が国としてそれを確認しているのか。また、それに対する対応はどうするのかを小渕外務大臣……

第142回国会 外交・防衛委員会 第8号(1998/04/08、17期、自由党)

○田村秀昭君 立木先生は防衛費が多過ぎると言われておりましたけれども、私は全く反対の立場から質疑をさせていただきます。  宮澤内閣以来、防衛費はずっと削られっ放しで、もう訓練も十分にできていないような状況だというふうに私は認識しております。  本日の新聞によりますと、きょう十年度予算は参議院を通過するというような記事も載っております。それで、景気対策のための補正予算案の編成等、政府の財政再建目標を掲げた財政構造改革法の改正に向けた作業を本格化させる方針だというようにすべての新聞に載っております。  本日は防衛庁だけにお尋ねいたしますが、通告していないこともお聞きするかもしれませんので、常識の範……

第142回国会 外交・防衛委員会 第10号(1998/04/16、17期、自由党)

○田村秀昭君 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきましては大筋において問題はないと理解しておりますので、この法案の中身についての質問はちょっと後ほどさせていただくことにして、防衛にかかわる基本的問題についてかねがね私が予算委員会等で主張してまいりましたように、防衛庁を国防省に、自衛隊を国防軍に、統幕議長等を認証官にして、自衛隊を正しく認知し、自衛官に国家が誇りと地位を与えるようなそういう普通の国にしたいということで主張してまいりましたけれども、現在はそのような気配は全く見受けられません。防衛庁長官、防衛庁だけの問題じゃありませんけれども、どのようにお考えになっておられるか。

第142回国会 外交・防衛委員会 第13号(1998/05/07、17期、自由党)

○田村秀昭君 三人の大使の皆さん、大変御苦労さまでございます。  私は、多分五十三年ごろだと思うんですが、谷野大使が中国課長をやっておられるときに現役の自衛官としてお目にかかって、ああこういう腹の据わった人が外務省におられるんだといってもう感動したことを覚えておりまして、きょう質問させていただくことを大変光栄に思います。  私、ちょうど昨年九月にワシントンに行きましたときに、国防総省はどこへ行っても中国のICBMがアメリカの射程に入ったということで、その話をされました。  それで、九月には日米ガイドラインを調印して日本との関係を強固なものだというふうにして、十月にオーストラリアとアメリカは強い……

第142回国会 外交・防衛委員会 第15号(1998/05/14、17期、自由党)

○田村秀昭君 核兵器の廃絶が人類の悲願であって、今日インドが地下核実験を強行したことは極めて遺憾であり、小渕外務大臣が駐日インド大使に抗議文を手交したことは当然と考えておりますが、この前は中国、フランスが核実験を行い、いつも抗議をしているにもかかわらず核実験が行われているというのに非常に私はむなしさを感ずるわけであります。  今回、日本政府のインドの核実験に関する情報収集能力が非常に低いんじゃないかと私は思うわけです。十一日の核実験に対する我が国の非難と措置が申し入れられたにもかかわらず、また二回目をやっている。それで、そういうことを知っている人というのはもうほんのわずかしかいない。そういう状……

第142回国会 外交・防衛委員会 第16号(1998/05/19、17期、自由党)

○田村秀昭君 インドネシアの邦人の救出についてお伺いさせていただきます。  アメリカとかカナダとかオーストラリア、東南アジアの諸国よりも救出が二、三日おくれているわけで、現地の邦人も日本政府に対して、どうして日本だけが早く決断が下せないのかということを言っておられるという情勢で、インドネシアの情勢分析が我が外務省は甘いんじゃないかというふうに私は思っております。  この前も佐藤委員からインドネシアの現政権について質問されているし、同僚議員からもあったと思いますが、情勢分析が甘ければ当然邦人の救出もおくれてくるわけで、現時点でお答えになられるかどうかわかりませんが、現スハルト大統領の進退も含めて……

第142回国会 外交・防衛委員会 第18号(1998/05/28、17期、自由党)

○田村秀昭君 今、同僚議員からPKOのいろいろなお話がありましたけれども、今四回目ですが、私はまずPKOの部隊に行っておられる自衛隊員に対して、今のような実際にPKO活動をする人たちにとって大変不備な法律のもとで非常によくやっていると敬意をあらわしたいと思っております。  PKOの問題については、後で二点ほど御質問させていただきます。  まず、今、天皇陛下はロンドンにおられる、御訪問中であるというふうに認識しておりますが、五月三日のロンドンのインディペンデント・オン・サンデーに、凶悪な犯人の写真と天皇陛下の写真を一緒に載せて、あなたは彼らを許せるかという見出しで英国の有名な新聞がそれを載せてい……

第142回国会 外交・防衛委員会 第21号(1998/06/11、17期、自由党)

○田村秀昭君 各先生にお尋ねしたいんですが、今回の印パ核実験について日本政府の行ったことはそれで十分なのかどうか。私は、ここ六カ月ぐらい経済問題やらいろいろ橋本総理のお話を毎日聞いていますが、何か毎日弔辞を聞いているようで、余り将来に対して明るい希望を持てないわけです。今回の核実験についても、核廃絶を求める現実的な政策や戦略が明確に示されているとは思えないというふうに思っておりますが、各先生方は今日まで日本政府のされたことをどういうふうに評価されておられるか、第一点お聞きします。  それから、二点目は森本先生を除いた三人の先生に、私は前からTMDをもっと積極的に進めるべきであるという意見でござ……

第142回国会 予算委員会 第17号(1998/04/08、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  本日は、総理と外務大臣と防衛庁長官に、自主憲法制定の件について、さらに国防省、自衛隊の位置づけを明確にすることについて、それと中国問題について、三点御質問させていただきます。  大正大学の教授で文芸評論家の江藤淳先生が申しておられる言葉、今の日本は普通の国どころか、変な国ですらなく──変な国ですらないんですよ。国とは言えない奇妙な実態が国ごっこをしているにすぎない、こういうふうに言っておられます。これは、政治、経済、軍事、社会、文化、スポーツ等のあらゆる分野についてバランスがとれた国家でないということだと私は理解しております。  昭和二十二年、連合軍……

第142回国会 予算委員会 第21号(1998/06/17、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  まず、総理にお尋ねいたしますが、総理の中国人女性問題に関して、衆議院の予算委員会において、この女性が日本人と再婚したときに結婚式あるいはその披露宴に総理が出席されましたかどうか、もう一度確認させていただきます。
【次の発言】 我が自由党の調査によりますと、総理はこの結婚式あるいは披露宴に出席された可能性があるという情報が入っておりまして、現在その証拠固めを行っておりますので、もし証明できれば……(発言する者あり)ちょっと静かにしてください。  総理の責任問題になることだけを確認させていただきます。答弁は結構です。確認させていただきます。


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1998/10/02、18期、自由党)

○田村秀昭君 予定の時間が大分過ぎておりますので、質問は一つだけにさせていただきます。  御承知のように、昭和二十年六月に海軍壕で大田少将は、沖縄県民よく戦えり、後世沖縄県民に特段の御高配あらんことをという電報を大本営に打って自決されて、それ以来五十四年、沖縄県民は苦渋の連続であったと思います。私は、歴代の内閣が沖縄県に対して配慮はしてきたけれども、特段の配慮がなされてないんではないかというふうに思っております。  それはどういうことかと申しますと、二十一世紀、沖縄県はこういうふうにするんだという青写真を描ける省庁がどこにもないということです。  例えば、基地問題について申し上げますと、沖縄開……

第143回国会 外交・防衛委員会 第2号(1998/09/03、18期、自由党)

○田村秀昭君 先ほど依田委員もおっしゃっておりましたけれども、今回の対応でいろいろ疑問を国民が持つのは、弾道ミサイルに対する防衛体制が情報もその対処もできるというふうに国民が思っているんじゃないかということなんですね。  ところが、先ほど依田委員もおっしゃいましたように、弾道ミサイルに対する情報もそれに対処する方法も全く無防備なんであるということをきちっと言わないといけない。そして、防衛庁長官がおっしゃっているように、今現在、ミサイルに対するのじゃないけれども、持っている情報で最大限の努力を払ったから時間がおくれたのならおくれたというふうに言わないとだめですね。  それで、私はそこのところを明……

第143回国会 外交・防衛委員会 第4号(1998/09/10、18期、自由党)

○田村秀昭君 今回、こういう刑事事件が発生したということは、私は防衛庁・自衛隊の出身者として非常に残念であるし、早く司法当局によって解明されるように期待しております。  こういう問題がなぜ起きたのかということについて、私は政治が軍事を戦後避けて通ってきたからだというふうに思っております。行政だけの責任ではありません。今、自衛隊員の子供というのは、小学校のときは、君のお父さんは何している、自衛隊員、こう胸を張るわけですね。中学の後半から高等学校に入ると、君のお父さんは何していると聞くと、防衛庁と答えるんです。それで、大学に行くと、君のお父さんは何していると言うと、公務員、こう答えるんです。これが……

第143回国会 外交・防衛委員会 第5号(1998/09/17、18期、自由党)

○田村秀昭君 ちょうど北朝鮮のミサイルの事件とほぼ同時に防衛調達の背任事件等が生起して、防衛庁も大変苦慮されているというふうに思います。この防衛調達の問題は一日も早く不正を正して、国民の理解を得られるように努力しなきゃいけないと私は思っております。  ただ、自衛隊というのは日本の我が国の唯一の戦闘集団ですから、こういう問題が起きると非常に意気消沈して元気がなくなる。戦闘集団が元気なくなったら、本当に国民の生命、財産をいつでもどういう不正事件があろうと守らなきゃいけないわけですから、そういう元気がなくなるということは非常に私は憂慮すべき事態だというふうに思っております。  よく一般的に非軍事でい……

第143回国会 外交・防衛委員会 第6号(1998/09/29、18期、自由党)

○田村秀昭君 この地雷禁止条約は小渕総理が外務大臣のときに積極的に進められたものでありまして、人道的な立場からそういうふうにされたというふうに伺っております。もともとカナダが自国の面目躍如のためにオタワ・プロセスにおいて打ち出したものであって、さらにダイアナ妃の死によってムードが一気に高まり調印されたものであって、我が国については決して理性的な議論がなされてできた条約とは思っておりませんけれども、その辺総理の理性的な御判断についてお聞かせ願いたいど思います。
【次の発言】 我が国の地雷は武器輸出ができませんから、よその国に散布されているわけではありません。我が国の地雷は着上陸作戦のときに使うわ……

第143回国会 外交・防衛委員会 第7号(1998/10/01、18期、自由党)

○田村秀昭君 今回の防衛庁の装備品調達の不正問題については一日も早く国民の信頼をかち得るようなことをしないといけないと思っております。防衛庁・自衛隊は非常に意気消沈しておりますので、余り戦闘集団が意気消沈していたのではどうにもならないので、防衛庁長官にもぜひ早く決着をつけて国民の信頼をかち得るようにしなきゃならないと思っております。  この件について若干、船舶とか戦車とか飛行機とかそういうものは、私は原価計算の専門家じゃありませんのでよくわかりませんが、調達実施本部の専管事項で今まで防衛庁・自衛隊ができてからずっとやってきておられると思うんです。ここ十年来、通信情報関係の装備品が非常にふえてき……

第143回国会 外交・防衛委員会 第9号(1998/10/15、18期、自由党)

○田村秀昭君 八月三十一日、北朝鮮のミサイルが我が国上空を通過して太平洋上に着弾し、我が国の国民は非常に不安な状況にあったにもかかわらず、この問題について的確な防衛庁としての対策も打たないまま、装備品の調達をめぐる背任事件で機能不全に陥っているのが現状であって、先ほど森山議員も言われましたように、鹿屋の部隊の人たちは、もう非常にこの問題で肩身の狭い思いをしておる。こういうことは我が国の防衛を考えた場合、国民の生命、財産を守るという立場から見ると、全く機能不全に陥っている状況だと私は思っています。これは戦後五十年、ひたすら経済的繁栄だけを追求して、国家存立の基本である国防、安全保障をないがしろに……

第144回国会 外交・防衛委員会 第2号(1998/12/11、18期、自由党)

○田村秀昭君 時間がありませんので、三点だけ質問させていただきます。  まず第一点は、防衛庁の背任事件、不正事件について、私は新聞報道しかわかりませんが、なぜこういう問題を長官に報告していなかったのか。長官の指示を受けて処置をしないのか。久間防衛庁長官も前長官も聞いてなかったようなことを新聞報道で言ってますし、上申書についても知らないみたいなことを言っているし、それでは政治が軍事をコントロールしていることにならないんじゃないか。  この一番の問題は、長官に報告しないで、問題が起きちゃってから、どうにもならない状況になってから長官に報告している。これは、戦闘集団としての嫌なことを報告しない、そう……

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1999/03/16、18期、自由党)

○田村秀昭君 御承知のように、昭和二十年六月に海軍壕で大田少将が自決する前に最後の電文を大本営に打っております。沖縄県民よく戦えり、後世において特段の御高配あらんことをという電文を最後に組織的抵抗ができなくなったわけでありますが、その後特段の配慮を我々はしなきゃいけないというふうに思っているわけです。  それで、今沖縄問題に関しては、沖縄開発庁は振興計画を進めておられ、基地の返還は所管にあらずというふうに言っております。外務省は安全保障上の観点から基地の存続は不可欠ということを述べております。防衛庁は防衛上の観点から基地の存続は不可欠、こういうふうに言っております。例えば、三次振興計画が終了す……

第145回国会 外交・防衛委員会 第5号(1999/03/15、18期、自由党)

○田村秀昭君 防衛庁の、特に自衛官の再就職問題についてお尋ねしたいと思います。  私の友人で、ちょうど六十一歳になる元陸上自衛隊の一佐の人ですが、まだ家のローンを払わなきゃならないということで、若年で定年になって第一回目は勤めたんですが、六十歳になってそこをやめまして、今いろいろ自分でも探して、やっと見つかったのが受験予備校の控え室で、学生が自習するようなところで、午後二時から夜の九時まで一時間七百円で決まったと。これは二月一日の話ですが、そういうのが現実の問題であります。いよいよ僕も一時間七百円の人間になってしまった、こういうふうに彼は述懐しておりました。  命をかけて国を守る、そういう職責……

第145回国会 外交・防衛委員会 第8号(1999/03/25、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党は、二十三日の六時半から七時の間に防衛庁と運輸省に対して、自由党国防部会は、今回の不審船の二隻の件は我が国に対する主権の重大な侵害であるので、断固たる措置をとるように要請をいたしました。そして、昨日、自由党の幹事長から党見解を出しております。  一、政府による今回の一連の措置が、政治決断により、従来に比べこれまでになく迅速・的確に行われたことは事実である。  一、今回の警備行動にあたっては、海上警備行動発令前の自衛隊の活動の法的根拠が防衛庁設置法六条の「調査および研究」の規定であったこと、武器使用についての規定が明確でないことなどの法制上の不備、海上保安庁と海上自衛隊との連……

第145回国会 外交・防衛委員会 第12号(1999/05/27、18期、自由党)

○田村秀昭君 今、コソボ自治州には、アルバニア人が百八十万人とセルビア人が二十万人で二百万人ということで、難民が八十万人流出したと。それと、まだアルバニア人というのは百万人ぐらい残っているわけですね。その人たちはどういう生活をしているんですか。弾圧されたり殺りくされたりしているわけですか。ちょっとそこのところをお聞きしたいんです。まだ残っているわけですね、半分以上。
【次の発言】 その調査団の報告はそうなんですが、まだ百万もいるわけですね。その人たちというのはちゃんとした生活をしているのか。また、この百万人は流出してくるのか。話によるとあと十万か二十万ぐらいは流出するだろうと。残っていることも……

第145回国会 外交・防衛委員会 第15号(1999/06/08、18期、自由党)

○田村秀昭君 本日の議題であります二つの条約の締結について承認を求めるの件については賛成でございますので、一般質疑をさせていただきます。  五月十四日以降、我が国の排他的経済水域に中国の海洋調査船及び海軍艦艇が計十九隻確認されている件についてお尋ねをいたします。  まず、海洋法条約で「排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的調査は、沿岸国の同意を得て実施する。」ということが規定されています。  中国は我が国に同意を求めてきたんですか、お答えください。
【次の発言】 画定されていないというお話ですけれども、画定されていないようなところに入ってくるときには、民主、自由を尊重する国家は沿岸国の同……

第145回国会 外交・防衛委員会 第19号(1999/07/27、18期、自由党)

○田村秀昭君 防衛庁長官に御答弁をお願いしたいと思います。  行革特の審議でも私が強く述べました防衛庁を国防省にする件でございますが、なぜ国防省にしないといけないのかという内容でございますが、防衛庁は御承知のように総理府の外局でございますので、省令を発する権限がありません。したがって、隊員に対する表彰とか自衛隊の礼式、自衛官の制服、採用、承認、すべて総理府に御説明をして了解を受けなければならないようになっております。  すなわち、これはどういうことを言っているかというと、軍事の特性を知らない一般の公務員によって自衛隊がコントロールをされている、したがって政治が軍事をコントロールしているのではな……

第145回国会 外交・防衛委員会 第21号(1999/08/06、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  私は、個人的に今回の自衛隊法等の一部を改正する法律案について、四十四条、四十五条、四十六条の改正については何ら問題はないと考えておりますが、六十二条の改正は自衛官の再就職の道を大幅に制限することになると予想しますので、この再就職の問題については、防衛庁としては今後どのような運用をされるかに非常に問題があると考えています。  まずこの法律案は、背任事件の調本の職員の起こした事件を、産業界と全く無関係なざんごうを掘ったり戦車で訓練したり、艦隊勤務をやっているような制服自衛官に対象を拡大して、この問題を自衛官の不正防止に観点をすりかえることで事件の本質から……

第145回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1999/07/08、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  閣僚の皆様、大変御苦労さまでございます。特に総理は、中国に行かれるぎりぎりまで、本当に御苦労さまでございます。  本日は、防衛庁の国防省昇格問題についてお聞きする前に、一点、厚生大臣に。  衆議院で議論があったと聞いておりますが、国民年金の未加入、未納の問題について、現在の国民年金保険料の納入の実情はどうなっているのか。また、今回の見直しの後、市町村の事務でなくなっても問題は生じないのかについてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  省庁再編について、行革会議の最終報告で述べられているように、行政改革の理念と目標は、……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第3号(1999/05/10、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  新ガイドライン関連法案はまさに我が国の平和と安全を確保するための法律であり、我が国の安全保障政策の一端が構築されるという私は認識を持っております。  周辺事態とは、少なくとも日本周辺に何かが起こっているという単なる事態ではなく、日本有事に近い事態と理解する必要があります。そういう事態に、日米安保に基づいて日本を含む地域の平和と安全を維持するために行動を開始している米軍に対して日本は同盟国として主体的にどう協力するかということを定めるのがこのガイドライン関連法案であるというふうに理解し、武力紛争を大きく抑止していくために非常に役立つというふうに私は……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号(1999/05/12、18期、自由党)

○田村秀昭君 本日は修正案の集中審議でございますので、三会派の皆さんに御質問をさせていただきたいと思います。  その前に、私の個人的見解でございますが、今、沖縄の問題が非常に問題になっておりますが、沖縄に米軍基地が七五%ある。私の見解では今沖縄は一番安全なところじゃないかと思っております。なぜかというと、世界最強の軍隊があるところに攻撃する国は全くない、それは米国に対する戦争を決意しない限りそういうことは起こらないのでありまして、私は一番安全なところは沖縄ではないだろうかというふうに思っております。  それから、三会派の修正合意ということについて、一つは、各党はそれぞれ政策意見が違うわけであり……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号(1999/05/13、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  三先生、本日は大変貴重な御意見ありがとうございました。  お三人にお聞きしたいんですが、昨日ぐらいから、防衛庁長官の御発言もあり、沖縄の問題が非常にクローズアップされております。どういうことかといいますと、このガイドラインが通過して、周辺事態になったときに、沖縄県だけが、かつて地上戦が行われたように、ほかの県よりも非常に多くの負担がかかるんじゃないか。それは、在日米軍の七五%が沖縄の約二〇%の面積に居住して存在しているからであるという理由なんです。  沖縄県に特段の危険が、危険というか沖縄の新聞には危険きわまりないといっぱい書いてありますが、そう……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号(1999/05/20、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  私は、本三法案は、周辺事態を起こさないための、抑止のための法律であるというふうに認識しております。  時間が少ないので、今、在日米軍司令官は横田におられ、在日米海軍司令官は横須賀におられます。今度三期目を迎えた横須賀の市長さんが、沢田秀男さんとおっしゃいますが、この方が次のように述べております。   地方自治体が自分の哲学・ポリシーをきちんと持たないと駄目だと思うんです。単に財政的な面だけが自立をしても、勿論それだけでも大変なことですが、本当の意味での地方分権にはならない。自分の足で立ち、自分の頭で考え、自分の心でものを感じるような仕組みを作らな……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号(1999/05/24、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  自由党は、周辺事態関連法案三法案に賛成でございます。  昭和三十二年の岸内閣の閣議決定及び国防会議決定で、「将来国際連合が有効にこれを阻止する機能を果し得るに至るまでは、米国との安全保障体制を基調としてこれに対処する。」というのが国防の基本方針に決定しております。  我が国の平和と安全を守るため、日米安保協力は国連協力に準ずると私は考えております。総理は、憲法を尊重し、我が国の主権を守り、国民の生命、財産を守ることが最も求められている職におつきになっているというふうに私は理解しております。そういう意味で、この関連法案、私は賛成であります。  五月……

第146回国会 外交・防衛委員会 第2号(1999/11/11、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  行革会議の最終報告が平成九年十二月三日に出されまして、二十一世紀の主要行政課題の非常に重要な点のトップに「国際社会の平和と繁栄への貢献、国家主権の確保」、二番目に「わが国の平和・安全秩序の維持・確保」ということがうたわれております。  それで私は、二十一世紀に向けて、防衛庁の国防省への昇格問題が政治の場で議論すべき最も重要な課題であるというような認識をしております。なぜ私が防衛庁を国防省に昇格させなきゃならないかという理由を述べますので、外務大臣、防衛庁長官、また優秀な政治家の皆さんがここに座っておられますので、いつもは官僚の皆さんが座っていたにもか……

第146回国会 外交・防衛委員会 第5号(1999/12/14、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  ただいま私の最も尊敬する田先生から空中給油機のお話がありました。空中給油機は専守防衛に反し攻撃的であるという先輩の御発言でございますが、私は、全くそういう時代ではない、現在二十五カ国が保有しておりまして、特に航空自衛隊は警戒監視の任務を持っておりまして、ほとんど警戒監視をやっておりまして、それの継続性を高めるということで、一つもこれは武器を持っておりませんし、空中で補給することでございますので、将来は国際協力にも使われるのではないかというふうに思いますので、田先生のお考えを全く否定させていただきます。このことは、今、田先生がおっしゃったので申し上げま……

第147回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2000/04/21、18期、参議院クラブ)

○田村秀昭君 沖縄開発庁長官にお時間をちょっといただいて質問をさせていただきたいと思います。  前にも私は御質問したことがあると思うんですが、沖縄県に対して、一元的に沖縄県のことを考えるというところが日本にはない。政府にはなくて、あるとすると内閣総理大臣ただ一人ということになるわけであります。  なぜそういうことを申し上げるかというと、沖縄開発庁は、在沖の米軍基地の存在が沖縄の発展の障害になっていると認識をする、沖縄振興計画は市町村の発案により開発庁がまとめ上げる、基地の返還は所管にあらず、こうなっております。外務省は、安全保障上の観点から基地の存続は不可欠だという考え方です。防衛庁は、防衛上……

第147回国会 外交・防衛委員会 第1号(2000/02/22、18期、自由党)

○田村秀昭君 私は、質問というよりもちょっと、登大使に代表してお答えいただいて結構だと思うんですが、私は自衛隊の出身なので、普通これは十二月一日に発令されるともう直ちに指揮権が移行して、常識的に一週間以内に赴任すると、大使に発令されたのは十二月一日ですね、皆さん三人とも。  ところが、まだおられて、いつごろいらっしゃるのかよくわからないし、これは国際的にもこういうふうな慣例になっているのか、ちょっと外務省の特命全権大使というのは特別なのか、どういうのかよくわかりませんが、これは大体いつごろ現地に行かれるんですか。
【次の発言】 ありがとうございました。

第147回国会 外交・防衛委員会 第3号(2000/03/14、18期、自由党)

○田村秀昭君 昨年の十一月二十二日に、中川一佐と門屋二佐が入間川の河川敷で市街地を避けて殉職をされた事件がありました。他人の命と自分の命の二者択一を迫られたとき、迷わず他人を選ぶ、この犠牲的精神は何と崇高なことかというような文章を、埼玉県の入間基地の近くにある狭山ケ丘高校の学校長の小川義男さんという人が「藤棚」という学校通信に、人間を矮小化してはならないという文章を高校三年生に出しております。これは、防衛庁長官のお話の中で事故の陳謝しかしていない、こういう自衛隊員の行動に対してみずからの命を犠牲にしたことはわかってやっていただきたいというようなことをなぜ言えなかったのかというような文章が書かれ……

第147回国会 外交・防衛委員会 第4号(2000/03/15、18期、自由党)

○田村秀昭君 私は、防衛庁の国防省への昇格問題につきまして私の考え方を述べて、防衛庁長官からお考えを聞きたいと思います。また、外務大臣の方には通告してございませんが、国会議員の大先輩としてあるいは外務の総括責任者としてお答えいただければと思います。  平成九年十二月の行革会議の最終報告で、防衛庁の省への昇格問題については「政治の場で議論すべき課題である。」というふうにされておりまして、それ以来、既に二年二カ月余の歳月が経過しております。私は、今から申し上げる二、三の点について、ぜひ省への昇格が必要であるというふうに考えております。  まず一つは、今の防衛庁の状況では危機管理体制が国家として完璧……

第147回国会 外交・防衛委員会 第5号(2000/03/21、18期、自由党)

○田村秀昭君 外務大臣に二点御質問をさせていただきます。  先日の委員会で防衛庁の国防省への昇格問題を御質問いたしましたが、大臣は、国際情勢を勘案してというような御説明をされた記憶がございます。私は、この問題は国家の基本を整えることであって、普通、独立国、独立した国はみずからの通貨とみずからの民族の軍を持つことが独立国の基本的な要件であります。どこの国でも自分の通貨と自分の民族の軍隊を持つと。  近隣諸国が不信感を持つゆえんは、九〇式戦車やイージス艦やF15という近代戦を遂行し得る装備を防衛庁は持ちながら、軍隊でないとかエージェンシーという言い方をとっている方がはるかに近隣諸国の信頼を得られな……

第147回国会 外交・防衛委員会 第7号(2000/03/28、18期、自由党)

○田村秀昭君 本日の条約二件につきましては賛成でございますので、これ以外のことでちょっと御質問させていただきます。  外務大臣は、外交演説その他で、日米両国は共通の価値観を持っておる、共有するということを言っておられますけれども、どういう価値観を共有しているのか、ちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今おっしゃいました民主主義とか、基本的人権は別ですが、それは体制であって価値観というのとはちょっと違うんじゃないかと僕は思うんですが、自由とか民主主義とかそういうのは社会体制を言われているんであって、価値観というのはまた違うんじゃないかなというふうに思っているんですが、その点はどういう……

第147回国会 外交・防衛委員会 第8号(2000/03/30、18期、自由党)

○田村秀昭君 私は、依田先生にお伺いします。本日の議題は賛成でございますので、一般質疑をさせていただきます。  本日は、一般にマスコミが使っている思いやり予算というのがあるんですが、これは一九七八年に駐留経費の一部負担ということで、この思いやりという名前が非常におかしいと私は思っているんです。アメリカ人もこれはファシリティー・インプルーブメント・プログラムと言っておりますし、思いやりという名前を知っている人は少ないと思うんですが、そういうことを言えば笑い出すか困惑するような顔をするんじゃないかと思いますが、依田政務次官、いかがですか。

第147回国会 外交・防衛委員会 第10号(2000/04/20、18期、参議院クラブ)

○田村秀昭君 外務大臣は先ほど、日本の外交は言うべきことはきちっと言うという姿勢で臨むというふうにおっしゃっておられます。外務大臣の外交演説にも、我が国憲法の中心的な柱である自由と民主主義そして基本的人権の尊重といった価値を国際社会に定着させていきたいというふうにおっしゃっておられます。  それで、友好ということは、本当のことをきちっと言わないと本当の友好にならないと私は思っているんです。相手の気に入ったようなことだけ幾ら言っていても、それは友好にはならないと。それで、今回、ピョンヤンで行われた日朝交渉にしても、向こうは、日本が過去にしたことについては謝罪し、補償しろと、自分たちのやったことに……

第147回国会 外交・防衛委員会 第12号(2000/04/27、18期、参議院クラブ)

○田村秀昭君 小渕前総理の入院から青木官房長官が総理大臣臨時代理に就任するまでの経緯について、指揮の中断があったのではないかという観点から御質問をさせていただきます。  四月二日の午前八時前に前総理が集中治療室に入られてから四月三日の青木官房長官が総理大臣臨時代理に就任されるまでの間、十三時間の長きにわたって我が国の最高指揮官は不在であったと私は認識しているんですが、防衛庁長官はどのように感じておられますか。  それと、防衛庁長官は、ほかの委員会でも言っておられますが、臨時代理に就任されるまでの間、何も情報を受けておられなかったというふうに聞いておりますが、いかがなものですか。

第147回国会 外交・防衛委員会 第18号(2000/05/25、18期、参議院クラブ)

○田村秀昭君 防衛政務両次官に質問をさせていただきます。  人口が十二億とも十三億とも言われる中華人民共和国という国があります。昔はこれを中共と呼びましたけれども、今は中国と各新聞は呼んでおります。私は、政権の推移によってその国名を変えていくような国は滅びるんではないかというふうに思っております。南シナ海というのがあるけれども、南中国海とは言っていない。依田政務次官、どういうふうにお考えになりますか。アメリカはピープルズ・リパブリック・オブ・チャイナ、これはシナですね。だから、シナの呼び名がどんどんこれ変わっていくということはおかしいんじゃないかと私は思っているんですが、いかがお考えですか。

第147回国会 予算委員会 第13号(2000/03/17、18期、自由党)

○田村秀昭君 外交・防衛委員会でも御質問をさせていただきましたが、常に私は主張しているんですが、自由党は、重要な安全保障政策の一つとして、国家としての基本を整えるという意味でも、防衛庁の国防省への昇格を主張しております。総理に御決意と御所見をお伺いいたします。
【次の発言】 それはよくわかりましたけれども、総理の最高指揮官としての御決意をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 総理が御決意をされれば私はできると考えております。どうぞよろしくお願いいたします。  昨年の十一月二十二日に、航空自衛隊のT33ジェット練習機が空中で故障いたしまして、市街地を全部避けて、脱出するチャンスもありましたけれ……

第149回国会 外交・防衛委員会 第1号(2000/08/09、18期、自由党)

○田村秀昭君 私は自由党でございますので、自由党は、重要な安全保障政策の一つとして防衛庁の国防省への昇格を強く主張しております。  国家としての基本を整えるという意味からも、特に冷戦後、PKO、国際協力、邦人救出、政府専用機の運航、大規模災害の救助等、省であるのが当然という時代になってきているわけです。国際関係上も、安全保障なくして平和なし、抑止なくして対話ないという国際常識でございますので、国防省にして国際関係上も高い信頼度を得られるのではないかというふうに考えております。  技術的には、防衛庁長官は、内閣法によって、主任の大臣ではないので、所管の法律、政令の制定、廃案、自衛隊の重要な活動、……

第150回国会 外交・防衛委員会 第1号(2000/11/09、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  防衛庁長官に二、三御質問をさせていただきます。  まず、防衛庁の省への昇格を推進する会の増岡代表、社団法人の代表ですが、防衛庁の省への昇格について署名を大変たくさん集めておられて、二十一世紀に向かってもうあと二カ月もないわけですが、国の基本である防衛を担当する防衛庁の省への昇格を、国の基本をそのままにして二十一世紀を迎えるのかどうか、長官の御決意を承りたいと思います。
【次の発言】 長官の強い決意で、一月六日には国防省、防衛省、省への昇格を実現できるように、私たちも、自由党はもちろん全党挙げて頑張りますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  ……

第150回国会 外交・防衛委員会 第5号(2000/11/28、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党は、日本の平和と安全を守るために船舶検査活動の重要性を否定するものではありません。かつて連立協議でその重要性を指摘し、早期法制化を主張し続けてきました。しかし、残念ながら今回の法案は我が党の主張とかけ離れており、到底納得できるものではありません。そういう観点に立って二、三質問をさせていただきます。  まず、外務大臣と防衛庁長官に、自衛隊は軍隊と考えておられるのかどうか、それぞれお聞きしたいと思います。
【次の発言】 軍隊ではないというお答えのように理解させていただきますが、そういうことを日本の政府は言っているから、F15を持ち、エイジス艦を持ち、九〇式戦車を装備しながら軍隊……

第150回国会 外交・防衛委員会 第6号(2000/11/30、18期、自由党)

○田村秀昭君 反対の討論をさせていただきます。  我々自由党は、日本の平和と安全を守るため、船舶検査活動の重要性を否定するものではありません。かつての連立協議でその重要性を指摘し、早期法制化を主張し続けております。しかし、残念ながら今回の法案は、自由党の主張とかけ離れており、納得できるものではありません。  反対理由の第一は、国連決議に基づく船舶検査活動と周辺事態における船舶検査活動という全く別の法体系に位置づけられるべき活動を同列に位置づけているからであります。  国連決議に基づくものであれば、国際的な行動基準に従って実効的な活動を各国と共同して行なわなければなりません。我が国のみが独自の基……

第151回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2001/03/28、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案については賛成でございます。  沖縄に関する基本的問題について二、三、大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  まず、国として一元的に沖縄の問題を所管する部署が、行政改革省庁再編が一月六日に行われましたけれども、依然として縦割りの状況になっているんではないかというふうに思っております。  例えば、沖縄開発庁は、在沖米軍基地の存在が沖縄の発展の障害になっていると認識している、沖縄振興開発計画は市町村の発案により開発庁がまとめ上げたものである、基地の返還は所管にあらずと。外務省は、安全保障上の観点から……

第151回国会 外交防衛委員会 第2号(2001/02/27、18期、自由党)

○田村秀昭君 外務省にお尋ねいたします。  官僚機構がもう肥大化して、いろいろ外務大臣も述べておられますが、こういう問題を未然に防げなかったということについて外務省の責任を痛感されていますが、大体肥大化し過ぎちゃっているのではないかと思いますね。  それで、外務省にお尋ねしますが、外務省の関連の公益法人というのは全部で幾つあるんですか。時間がないから簡単に答えてください。
【次の発言】 物すごくたくさんあると思うんですが、何をしているんだかわからないけれども、国民の税金をむだに使わないようにお願いしたいと思いますが、その中に社団法人国際協力会というのがありますね。これは何をするところで、だれが……

第151回国会 外交防衛委員会 第4号(2001/03/22、18期、自由党)

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねをいたします。  世界じゅうに日本の総理大臣は四月中にはやめるという報道が流れている最中に、なぜ日米会談などされる必要があるんですか。相手側にしてみれば大変迷惑な話だと思いますけれども、我が国もそういう人が、同盟国の人が来たら非常に困るんじゃないかと思うんですが、部内的には何でもしていいからということかもしれませんけれども、国益を考えた上で非常に無意味なことだと私は思うし、またさらにロシアにも行かれるという話なので、そういうのを総合して、外交の総元締めである外務大臣はなぜそれをおとめにならないのか、お伺いをさせていただきます。

第151回国会 外交防衛委員会 第9号(2001/04/17、18期、自由党)

○田村秀昭君 防衛庁にお尋ねいたします。  自衛隊は、全般的に見て、人は古い人はいませんけれども、建物とか装備というものは新しいものと老朽化したものが混在をしているような感じがいたしております。やっぱり戦闘集団というのは均一にしなきゃいけないので、そういう立場から二、三御質問をさせていただきます。  国賓等の輸送のための特別輸送飛行隊というのが木更津にあります。そこにスーパーピューマ、これはフランス製の飛行機ですけれども、自衛隊にはフランス製というのはなじまないと私は思うんですが、このスーパーピューマというのは三機あります。非常に古い飛行機であります。  製造されてから何年たちましたか。どなた……

第151回国会 外交防衛委員会 第12号(2001/05/31、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  防衛庁設置法等の一部を改正する法律案には賛成であります。  初めて、防衛庁・自衛隊出身の防衛庁長官が就任されたことを高く評価いたします。  外務大臣、来られましたので、中谷防衛庁長官の所信表明の中で強く防衛庁の省昇格の重要性を述べておられますが、田中外務大臣はこの件に関してどのような御所見をお持ちですか。
【次の発言】 国家の基本についてきちっとした考え方を持たれて、外交の責任者として御活躍されることを期待いたします。  防衛庁長官に二点御質問をいたします。  まず、今、防衛庁は非常に危機的な状況に立ち至っているのではないか。それは、一般公務員並……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/03/12、18期、自由党)

○田村秀昭君 三月五日に衆議院で圧倒的多数で信任された総理が、なぜ四月に総裁選を前倒しするというふうに(「四月とは言っていない」と呼ぶ者あり)まあ四月、前倒しするというふうに言われたのか、その理由がよくわからないわけです。ラグビー部の名選手がこれからやるぞという話なのに、どうしてそういうことになるのか、国民にわかりやすく御説明を賜りたい。
【次の発言】 総理のおっしゃっていることはよくわかりにくいんですが、私は非常に理解できない。信任された方が総裁選を早めると。何でそんなことになるのか、今の御答弁では全くわかりません。  次に、一月の六日、省庁再編がございまして、防衛庁だけが残されて省にならな……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 外交防衛委員会 第6号(2001/11/08、19期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  外務大臣と防衛庁長官にちょっとお尋ねいたします。  今回、このテロ事件で、無原則、なし崩し的に自衛隊を海外に派遣する。集団的自衛権はあってもその行使は憲法上許されないという立場を貫いておられる。どうして、これ、そういう今までの憲法解釈を変更しないで自衛隊を海外になし崩し的に出すのか。そして、NATOはテロ事件の二日後に集団的自衛権の行使を明言して既に軍事行動に参加している。なぜ日本はきちっとしないのか、正々堂々とやらないのか、それが一点。  それから、総理は、テロを撲滅すると言っておられる、断じてテロは許されないと言っている。にもかかわらず、危ないと……

第153回国会 外交防衛委員会 第8号(2001/11/20、19期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  六月ごろだと思ったんですが、即応予備自衛官制度について中谷長官に、会社に行っている人たちには、それぞれいつでも招集がかかったときに出てこれるように会社には経費を払っているけれども、一人で農業をやっているような人には全然払われていない、ぜひ一人で農業をやっている人たちにも同じような措置をお願いをするということでお願いをしてあるんですが、その後、それ、どうなりましたか。
【次の発言】 私が何でそういう細かなことについて二回も長官にお尋ねするかというと、これは、湾岸戦争でアメリカは六十万の兵士を出兵させているんですね、湾岸戦争で。そのうち二十万が、三分の一……

第153回国会 外交防衛委員会 第10号(2001/11/29、19期、自由党)

○田村秀昭君 官房長官、御退席いただいて、お忙しいですから、どうぞ。  外務大臣にお尋ねいたします。  パレスチナに訪問されまして、御苦労さまでございました。
【次の発言】 パキスタン。失礼しました。一番危ないところへ行かれて、どうも。皆さん激励されて、非常によかったと思います。  一つお尋ねしたいんですが、九月十一日に、かつてないような、ビルに旅客機が操縦したまま突入するという新しい戦争が始まったわけですけれども、外務大臣は、どうしてこういう積み重なった憎しみの極限のような敵意を持つ国が、アメリカに対してそういう敵意を持っているのか。普通のことじゃちょっとできないと思うんですね。このイスラム……

第153回国会 外交防衛委員会 第12号(2001/12/04、19期、自由党)

○田村秀昭君 今回、政府提出の改正案は、端的に申し上げて国際社会に格好をつけるためにまたごまかしながら政府解釈を変更して、与党三党が合意できる範囲内で内容をわずかに手直ししたものにすぎません。PKOなど我が国の国連協力は、その活動が国際社会の共同行動であるにもかかわらず、政府の御都合主義的な憲法解釈によって多くの制約が課され、派遣される自衛隊員の立場を全く考慮せず、国際基準に反するばかりか派遣される自衛隊員の安全も問題となっているような改正案であります。  そこで長官にお尋ねしますけれども、どうしてPKO協力のために自衛隊員を派遣するんですか。

第153回国会 外交防衛委員会 第13号(2001/12/06、19期、自由党)

○田村秀昭君 ことしの五月十七日の参議院の外交防衛委員会で、防衛庁長官が所信を表明されました。その五番目に、防衛庁の省への移行についての、省昇格の決意を述べられたわけですが、国民の生命、財産の保護や世界平和への貢献における自衛隊の活動が求められるなど、国政における防衛の重要性が増大していること等を踏まえ、ぜひとも一日も早く省の昇格を実現したいということを長官、おっしゃいましたね。  それで、それはどういうふうに今現実の問題としてなっているのか、いつごろを考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 もちろん、政治の場で議論するのは当然でありますけれども、やっぱり防衛庁長官が一生懸……

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/14、19期、自由党)

○田村秀昭君 ルーマニアの上院議長御一行がちょうどお入りになったときに質問させていただくことを光栄に思っております。  七分間、総理に御質問させていただきます。  国という字が日本の国にはあるんですが、これは矛等の武器を使って兵士が守る領土の囲いと、そういう意味なんですね。それで、私はまず、歴代の内閣総理大臣は、自分の国は自分で守るという決意がなかったような気がするんです、戦後ですね。国民の圧倒的な支持を得ておられる小泉総理は、この件に関して、自分の国は自分で守るという決意をお持ちになっているのかどうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 今おっしゃったことは非常に私、心強く思うんですが、それな……

第154回国会 外交防衛委員会 第2号(2002/03/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  外務大臣に御質問するのは初めてでございますので、まず外務大臣と防衛庁長官にお尋ねいたしますが、事前に通告してない内容ですが、難しい話ではありませんので質問させていただきます。  まず、外務大臣それから防衛庁長官、お二人とも同じ質問ですが、自分の国は自分で守るという決意をお持ちですか。持っていない、持っているのか持っていないのか。
【次の発言】 外務大臣、総合的に国を守るとおっしゃっておられますが、私はそういうことを聞いているんじゃなくて、外務大臣自身が自分の国は自分で守るという決意があるのかないのかを聞いているんです。ですから、それをちょっとお答……

第154回国会 外交防衛委員会 第3号(2002/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 我が国は沖縄県を始め、各地に米軍の基地が存在しております。したがって、軍事的に見れば我が国に侵攻を企図する、侵攻をしようとする企図を持った国は、自衛隊が有事法制あるなしにかかわらず米国と戦う決意がないと侵攻することはできません。したがって、このような状態が五十年以上続いているわけです。  世界の歴史上、外国の軍隊が五十年以上駐屯した例はありません。いつごろまで続けるおつもりなのか、両大臣にお伺いします。
【次の発言】 ちょっと簡単に。僕はいつまで続けるのかと聞いているわけですから、それ、あと十年とか三十年とか百年とか未来永劫とか答えてもらえばいいわけですよ。

第154回国会 外交防衛委員会 第4号(2002/03/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  条約、本日の審議の条約につきましては賛成でございますので、その他の質問をさせていただきます。  まず外務大臣に、アフガニスタンの、同時テロ事件で我が国は護衛艦をインド洋に出しておりますが、客観的に諸外国から、我が国のこのテロ対策について、積極的、主体的におやりになるということでございましたけれども、どのような一般的な評価を受けているのか。
【次の発言】 いや、詳しくなくていい。どのくらい高い評価を受けているのか受けていないのか。
【次の発言】 簡単に言ってください。
【次の発言】 私は、今、局長がおっしゃったのは、ちょっと自分善がりなところがあるんじ……

第154回国会 外交防衛委員会 第5号(2002/04/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官にお尋ねいたしますけれども、まず、今ごろ有事法制をどうのこうのということを議論しているということはどういうことを意味しているかというと、自分の国は自分で守るという決意が我が国には戦後なかったということと同意義なんであります。自分の国を自分で守るという決意があれば、有事のときの、異常事態のときの法制を整備するのは当たり前であって、今まで放置していたことは歴代の内閣の怠慢であるとしか言いようがない。  それで、それは前提条件なんですが、私は、個人の考え方ですけれども、自分の国は自分で、その周辺は少なくとも自分で守る、アメリカに守ってもらうんじゃないというふうに考えております……

第154回国会 外交防衛委員会 第6号(2002/04/09、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 ちょうど黒船が日本に来たごろに西郷隆盛は次のように述べております。  文明とは道があまねく行われることを言うので、宮殿の荘厳とか衣服の美麗とか外観の華麗を言うのではないと。そして、文明国なら未開の国に対するときには慈愛を本とし、懇々と説き伏せて開明に導くべきなのに、未開蒙昧の国に対するほどむごく残忍なことをして自己の利益を図ろうとするのは野蛮以外の何物でもないと。こういうふうに、明治維新のときに西郷隆盛は欧米のやり方を見て、言っているわけです。  そういうことも踏まえて、今回の同時多発テロ、アメリカで訓練をして、それで飛行機をハイジャックしてビルに突入するというような、非常に時間……

第154回国会 外交防衛委員会 第7号(2002/04/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 まず、外務大臣にお聞きします。  五月十四日にジュネーブでWHO年次総会が開幕されますが、三月十四日に欧州議会は、米国議会に次いで、台湾の総会へのオブザーバー参加を支持する決議をいたしました。  私は台湾との関係というのは非常に重要だと考えておるんですが、アジアにおいて、今後日本の支持表明が台湾では期待されているようですが、支持表明をするのかしないのかだけ、簡潔にお答えください。
【次の発言】 お答えになっておりませんけれども、結構です。  次に、防衛庁の副大臣にお尋ねいたします。副大臣というのは非常に重要な新しい制度で、私、大変期待しておるんですが、まず、副大臣は、自分の国は自……

第154回国会 外交防衛委員会 第8号(2002/04/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねいたします。  外務省は一連の不祥事によって、が起きて改革をするんだって言っておられますが、何を改革するんですか。
【次の発言】 国民の信頼を取り戻すことは必要ですけれども、どういう改革、いろんなことを同時にやるんですか。ちょっと、外務大臣は今、外務大臣の職にあられて、外務省を眺めて、所掌されて、何が一番問題だと、どこを直さなきゃいけないんだと。そんなたくさん幾つも幾つもないと僕は思うんですけれどもね。どこが一番問題だというふうにお考えですか。
【次の発言】 防衛庁長官もおられますけれども、防衛庁も数年前に一連の不祥事というのがあったんですね。それでいろんな改革を……

第154回国会 外交防衛委員会 第9号(2002/04/18、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  今日、横田さん、有本さんのお話を聞いていて、非常に私は日本の国というのは国家の体を成していないなと思った次第です。これは普通の事案じゃなくて主権の侵害なんですね。国家としての対応をきちっとしていないんではないかと私は思います。こういうことをするというのは、話合いとか何かそんな話で簡単には解決しない。大体、長過ぎますよね。二十余年、一九八三年以降、非常に長期なんですね。だから、こんなの、普通もう、本当に横田さんのお母さんがおっしゃっていたように、もう気が狂って死んでしまうみたいな感じになっちゃうんです。  だから、まず、なぜ期限を切らないのか。期限を切……

第154回国会 外交防衛委員会 第10号(2002/04/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官にお尋ねいたします。  内閣総理大臣も、もちろん長官も、危機管理は、危機管理体制は万全な体制を整備するということでやっておられるようですけれども、防衛庁を省に昇格しないでどうして危機管理ができるのか。長官は、緊急の際に閣議の請求権もないわけですよね。閣議の請求権もないのにどうやって危機管理を、体制をきちっとやるのか。  もちろん、長官、所信で、非常に防衛庁の省昇格を訴えておられますけれども、訴えただけじゃ駄目なんで、やらないと駄目なんで、そこのところをどう考えておられるのか、ちゃんと答えてください。
【次の発言】 是非強力に、長官在任中にやっていただきたいと思いますね。……

第154回国会 外交防衛委員会 第11号(2002/04/25、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお考えをお尋ねさしていただきます。  九月十一日に同時多発テロが起きました。それで、旅客機をハイジャックして、六か月も操縦を習った人が操縦をしてビルに突っ込んでいったと、相当恨みが極限に達していないとこういうことできないと思うんですけれども、外務大臣は、なぜそういうことをしたかということについてどういうようなお考えを持っておられるか。テロそのものがいいとか悪いということをお聞きしているんじゃなくて、なぜそういうことをイスラムの社会の人はやったかということについてどのようなお考え方を持っておられるか、まずお聞きしたいと思います。

第154回国会 外交防衛委員会 第12号(2002/04/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  いろいろ改革あると思うんですが、私は今の外務省の状況というのはもう解体した方がいいんじゃないかというふうに思っております。それは一言で言いますと、公に奉仕する、公を尊ぶという公の観念のかけらもなくなっているわけですね。一九八〇年ぐらいまではキャリアの方々には公に奉仕するというノーブレスオブリージュというような観念があったと。ですから、外交をおやりになっている方がどうとかという話じゃないけれども、やっぱり尊敬に値した、国民は信頼を置くだろうと。ところが、今は全くそれがない。だから、私は、解体した方がいい、もう一回やり直した方がいいと。  それで、私は自……

第154回国会 外交防衛委員会 第13号(2002/05/07、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 我が国とシンガポールとの間の協定の締結について、我が国については承認を求める件については、我が国が初めて締結する自由貿易協定であり、日本とシンガポールの経済の一体化を進めて、両国間の関係をより一層緊密化するのみならず、我が国とアジア太平洋諸国との経済連携を進める上でも有意義なものでありますので、この協定には賛成いたします。  先ほど、同僚議員の質問で、外務大臣は、捜査中であるからお答えできないと言われましたけれども、よくそういうことを言う大臣おられるんですが、捜査中だとどうして答えられないんですか。
【次の発言】 司法の場で捜査しているわけで、行政の立場にある外務大臣がお答えにな……

第154回国会 外交防衛委員会 第14号(2002/05/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務省が五月十三日に瀋陽総領事館事件の調査結果をお出しになっておられますけれども、この中で「総領事館の対応に関する問題点」として外務省が挙げておられる何項目があるんですが、私これ読ましていただいて、こういうふうな見方で問題点を挙げておられるのかなと非常に不思議に思うわけなんですが、まず「意識面の問題点」というのを挙げると、そこには何が書かれているかというと危機意識が比較的希薄であったと、危機意識が。私は、危機意識といって、しょっちゅうこういうことというのはあるんじゃないですか。ただ、今回だけはテレビ映像で映っちゃっているから問題になっているんで、中国の日本大使館、総領事館、大体こ……

第154回国会 外交防衛委員会 第17号(2002/05/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 本日の日韓二条約については賛成でございます。  瀋陽の総領事館事件について、外務大臣に二、三お尋ねをさせていただきます。  まず、瀋陽にある日本総領事館に北朝鮮の五人がともかく入ってきたと。そうしたら、中国の警察官がそれを取り押さえて連れていって、中国政府はそのまま日本国政府とは無関係にマニラ経由、韓国に送ったというのが今回の事件の事実関係だと思うんですが、外務大臣、それでよろしいですか。
【次の発言】 事前の通告があったかどうか知りませんけれども、私が今申し上げたように、日本総領事館に入ってきた、助けを求めた人たちをよその国の官憲が入ってきてそれを捕まえていって、それでテレビに……

第154回国会 外交防衛委員会 第18号(2002/05/30、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 京都議定書の締結について承認を求めるの件については賛成でございますので、本日は、防衛庁長官に、今話題になっている件について御質問させていただきます。  まず、防衛庁長官は政治家として、自分の国は自分で守るという決意を持っているのか持っていないのか、どっちかだけはっきり、時間が短いですからね、決意があるとかないとか、それだけ答えてください。
【次の発言】 そうしたら、この隊員を、持病があると、それを採用するかしないか、採用したらずっと中央病院で入院するような隊員を採用しますか。そういう情報は非常に重要なんですよ。  それから、相手の攻めてくる指揮官がどういう性格のやつでどういう持病……

第154回国会 外交防衛委員会 第20号(2002/06/06、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣に、まずお尋ねいたします。  現在、防衛庁で情報公開請求者の個人的なデータを含むリストを作成、回覧した事件が問題となっておりますが、この種の対応は、外務省でもこういうことが行われている可能性があると思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 私は、やっぱり外務省のような役所は、その任務を遂行する上でこういうリストを作るのは当然だと私は考えておるんですが、作ってないんですか。今否定されておりますが、それは間違いないですか。
【次の発言】 そうすると、今調査中ということですね。
【次の発言】 どこの役所でもそれぞれ違った形で同じような目的のために、形式や何かは違うと思いますが……

第154回国会 外交防衛委員会 第21号(2002/06/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にせんだってウィーン条約の公館の不可侵に関して、その前に、本三条約については賛成でございますので、別のことについて聞かせていただきます。防衛庁長官は質問しませんので、どうぞお休みになってください。  公館の不可侵について、私は、これは国家主権の侵害という考え方から、国家主権というところから考え方が基本的に出発をして公館の不可侵というふうになっていると私は思っているんですが、外務大臣はそういうことはないと、法律的に言って、公館の機能を実施するためにあるので、国家主権とは全く無関係だというお答えでしたけれども、それでよろしゅうございますね。

第154回国会 外交防衛委員会 第22号(2002/07/02、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官と防衛庁の副大臣にそれぞれ質問をさせていただきます。  長官には、個人情報リスト問題で二十数名の、二十九名だったですか、処分が発表されましたけれども、どういう法律に基づいて処分されたのか、お伺いさせていただきます。
【次の発言】 四十六条、私も防衛大学の学生のときに学生にふさわしくない行為というので処罰されたことがあるんですが、自分ではよく意味が分かっていない。  何を犯したからとかそういうことじゃなくて、何となく世間に迎合しているんじゃないですか、これ。どうですか、長官。
【次の発言】 この情報公開というのは何人も否定できない建前なんですが、これ防衛庁もそうですけれど……

第154回国会 外交防衛委員会 第23号(2002/07/04、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  本日の二件の条約につきましては、賛成でございます。  外務大臣にお尋ねいたします。本日の毎日の朝刊に、瀋陽事件に関して、岡崎総領事を始め阿南大使ら十人を処分すると、再発防止策と併せてこれを発表するという新聞記事が載っておりますが、外務大臣、これはそのとおりでありますか。
【次の発言】 そうすると、この新聞記事はほぼそのとおりというふうに理解してよろしいですか。
【次の発言】 これは、瀋陽の総領事館の事件というのは再三この委員会でも質疑されておりますけれども、外務大臣はこの事件をどのようにとらえられておられるんですか。

第154回国会 外交防衛委員会 第24号(2002/07/09、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣と防衛庁長官にそれぞれ御質問させていただきます。  まず、九一年から日中領事当局間協議というのが行われていると聞いておりますが、中国側からは日中二国間の取決めをしたいという申出があったと聞いておりますが、外務大臣、そのとおりでいいですか。
【次の発言】 それで、どういう内容を中国側から提示されているんですか。
【次の発言】 そうしますと、中国側からは二国間の取決めをやりたいという意思表示だけがあって、内容は何にも言っていないというふうに私は受け取りますけれども、それでよろしいですか。
【次の発言】 そうすると、中国側からは取決めをやりたいという、内容はちょっと不明確だけれ……

第154回国会 外交防衛委員会 第25号(2002/07/11、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 泉委員始め同僚議員が質疑されましたのと重複するかもしれませんが、私は、外務省、外交官に最も必要な資質は使命感と気骨だというふうに思っています。気概を持っているかどうか、使命感に徹しているかどうか。  そういうのが今回の事件では欠如しているんではないかというふうに私は思っていますけれども、外務大臣はどのようにお考えですか。
【次の発言】 外務大臣は危機意識が欠落していたとおっしゃっているんですが、外務省とか防衛庁というのは元々危機意識が根底にないとできない仕事だと私は思うんですが、それが希薄だということは、話にならないということを言っているんじゃないですか。どうですか。

第154回国会 外交防衛委員会 第26号(2002/07/16、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  三人の参考人の皆さんにお尋ねさせていただきます。それは、今回、瀋陽事件が起きまして、五月八日ですが、岡崎総領事以下の処分が七月四日なんですね。非常に私はこの処分が時間が掛かっているというふうに思います。それで、一か月ぐらいで処分をすべきだと思うんですが、その現在の外務省のそういう処置の仕方が非常に遅いんじゃないかというふうに、私は、過去の体質とかそうじゃなくて、そういう今現在そういうのが非常に遅いんじゃないかというふうに思うんですが、三人の参考人の方々はどのようにお考えなのか、お尋ねします。  それと、岡本参考人に、二十年間外務省におられて、今日のよ……

第154回国会 外交防衛委員会 第27号(2002/07/18、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  本日ちょっと所用がございまして、順番を一番初めにさせていただきまして、皆さんありがとうございました。  外務省の改革に関する報告を受けまして、私はかねがね思っているんですが、自分は将来外交官になろうという決意を持って外交官の試験を受けて、それで外務省にお入りになっている方々というのは今までの日本の外交の中心であったわけですね。主要幹部の方々もそういう外交官、明治以来、そういう制度で来ているわけでありまして、私は、そういう人たちの存在というものは非常に日本の国家として大切なものだと私は思っています。  ちょっと外務省改革に関する報告を見ますと、世間に迎……

第154回国会 外交防衛委員会 第28号(2002/07/23、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねしますけれども、七月二十二日に外務省を変える会の最終報告が出ましたけれども、この報告書というのは外務省にとってどういう意義があるのか、このとおりやるということなのか。ちょっとその辺、この文書を外務省はどういうふうに受け止められているのか、ちょっとお尋ねします。
【次の発言】 そうすると、お聞きしていると余りよく分からないんですけれども、これは参考にするということですか、それともこの最終報告書どおりにやっていくということなんですか。この強制力というか、そういうのはどういうふうになっているんですか。参考ですか、強制的にやるのか。

第155回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2002/11/27、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 沖縄問題と北方問題は全然本質的に違うわけですけれども、それを両方、細田大臣は担当されていて、細田大臣、優秀ですからできると思うんですが、本質的に違うものでございますので大変だと思いますが、まず、今日は北方の問題についてお尋ねしたいと思います。  まず、議題になっております北方領土問題対策協会法案というのが提出されておりますけれども、これは同僚の議員が何回も多く指摘しているように、内容的には何も変わらないで名前だけ変わったという感じでありまして、改革の名にふさわしくないと私は思っておりますけれども、大臣はどうですか。
【次の発言】 細田大臣の、当委員会において担当大臣としてごあいさ……

第155回国会 外交防衛委員会 第2号(2002/11/07、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官がおられますので、先日の長官の所信表明の中で省昇格を強く訴えておられました。是非、実現をさせるようにお願いしたいと思います。まずきちっとした防衛力が、枠組みがきちっとしない、自衛隊の位置付けが明確にならない状態で外交も経済も私は良くならないというふうに思っております。  それでは、外務大臣に御質問させていただきますが、今回の北朝鮮との国交正常化交渉というのが行われようとしていますが、なぜ国交正常化しなきゃいけないのかお尋ねいたします。
【次の発言】 この五十年間、国交正常化をしてこなかった、近くにある国だから是非正常化したいと、そういうお答えだったと思いますけれども、ほ……

第155回国会 外交防衛委員会 第3号(2002/11/12、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 一年ほど前にもそういうことあったと思うんですが、元、総理大臣をやられたような方が政治のサイドでイージス艦を派遣すべきだというようなことも言われ、今回も何か政治家の方がイージス艦を派遣すべきだと。このイラクの問題で派遣すると言っているのかどうか知りませんが。  こういうことは防衛庁が決めることであって、政治は、どこどこと戦争しろとかどこどこに軍を派遣しろとか、そういうことだけ言えばいいんで、その任務を効果的に実施するために防衛庁は専門家としていろいろな、装備品をどうするかということを考えるんであって、イージス艦だけ取り上げて、どんな船だと思っているのか知らないけれども、そういうこと……

第155回国会 外交防衛委員会 第4号(2002/11/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 まず、本日の議題であります給与法、減らされるのは、自衛官が減らされるのはちょっと不服ですけれども、賛成であります。  ちょっと通告しておりませんけれども、今の先生の迷彩服の話ですね。これはセキュリタリアンに出ている、これは迷彩服と言って訓練用の迷彩服なんですよ。だから、官房長も運用局長もまだ防衛庁に来られて日にちが少ないから御存じないかもしれないけれども、これは陸上自衛隊に行ったらみんな着るんですよ。これは砂漠の作戦やるんじゃないですよ、これ。迷彩服と言って、いろんな木陰とか富士山とかそういうところで分からないように、こういう草木と同じような形を付けてやる訓練服ですから、特に調べ……

第155回国会 外交防衛委員会 第5号(2002/11/21、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 私は、外務省や防衛庁がいろいろなことがあって元気がない、防衛と外交が元気がないのは国全体が元気がなくなる、是非元気を持ってやっていただきたい。  外務省の今出されている法案は、自由党はこれは反対でございます。どうしてかというと、何にも変わらないのに、堂々と特殊法人でいかれたらどうかと。どこかがそういうようなことを言ったら、独立行政とか何かよくわけの分かんないようなことをやるということ自身が元気がなくなると私は思いますので、これは自由党は反対であります。  それでは、今日は元気のいい防衛庁長官にいろいろ質問さしていただきます。  自衛隊員の処遇についてお聞きしたいと思います。自衛隊……

第155回国会 外交防衛委員会 第6号(2002/11/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  三人の先生からの貴重な御意見ありがとうございました。  二点、質問させていただきます。ブッシュ大統領が北朝鮮とイラクとイランを悪の枢軸と呼んだわけですが、イランはどうして入って、それの中のイラクと北朝鮮というのは分かるんですが、イランは大統領も国会議員も選挙で選んでおるし、民主的な穏やかな穏健的なイスラム社会というふうに認識しているんですが、どうしてアメリカは、ブッシュ大統領はイランを悪の枢軸と呼んだのか、三先生にお尋ねいたします。  それから二番目に、米国はイラクを攻撃するということは三先生も先ほど同僚議員の質問にお答えになっておりましたけれども、……

第155回国会 外交防衛委員会 第7号(2002/11/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねいたします。  外務大臣が外務省改革を唱えられておられますが、この独立行政法人に特殊法人をするというのは、大臣の外務省改革の中には入っていないと私は思うんですが、そういう認識でよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、今まで特殊法人だったものを独立行政法人にするというのは、今日の法案のテーマですけれども、どういうわけで独立行政法人に、必要なものだったら特殊法人で残しておけばいいと私は思うんですが、どうして、内容もそんなに本質的に変わらないのに名前だけ変えるような、法律まで出してなさっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

第155回国会 外交防衛委員会 第8号(2002/12/05、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 先ほども防衛庁長官が言われておりましたように、現在、大変厳しい環境でインド洋で海上自衛官勤務しております。この前の委員会でも質問いたしましたけれども、実際にそこに勤務している自衛官に対する処遇、手当に関して長官の御配慮をこの前の委員会でもお願いしたわけですが、現在どのような状況になっているのか。
【次の発言】 長官の積極的なお答えに同意するものでございますけれども、まずこういうことを想定していないわけですから、今までの、従来の手当とかでは十分に、事務的な範囲内だけでは適正な処遇が得られないというふうに思いますので、東チモールに派遣されている陸上自衛隊やほかのPKOや、トータル的に……

第156回国会 外交防衛委員会 第2号(2003/03/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねいたします。  外務大臣が参議院の外交防衛委員会で所信を述べておられます。三月十一日ですね。その一番冒頭に、創造的な外交を力強く実践するということを言っておられますが、私、創造的な外交というのはどういう意味だかよく分かんないんですが、今のイラクの、米国のイラクに対する武力行使が今日あったわけですけれども、そういうときに創造的な外交というのはどういうことをやることをおっしゃっておられるのか、具体的におっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 そういうお答えでありますと、ここにはちゃんと、イラクや北朝鮮情勢などというものに直面している今こそ、創造的な外交を力強……

第156回国会 外交防衛委員会 第4号(2003/03/26、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官が四時ちょっと過ぎにお帰りになるので、長官にお尋ねしますけれども、この対イラク戦の、今、英米が攻撃をしておりますが、どの程度の期間を見積もっているのか。当初、一か月ぐらいというふうにも考えられていたんですが、長官はどういうふうにお考えになっていますか。
【次の発言】 長官に別の件でお尋ねいたしますが、今、防衛庁の調達は一般競争原理を挙げておられますけれども、戦車だとか船だとか軍艦だとか飛行機、戦闘機というのは、相手の国よりもいいものを造らなきゃいけないので、そんな一般競争原理を表に立ててやれるような問題ではないと私は思っておりますので、その点、どういうふうにお考えになっ……

第156回国会 外交防衛委員会 第5号(2003/04/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねをいたします。  まず、我が国は、このイラクの戦争が始まったときに米国を支持、すぐ支持したわけです。ですから、これはいいとか悪いとかいろんな議論がありますけれども、内閣総理大臣が米国を支持すると。これはやっぱり日米関係を重要視したからだと私は思うんですが、そういう選択をした。だから、余りふらふらしないで、政策をきちっと決めたらば、国連だとかなんとか、そういうことを言わないで、言うから、日本という国は何という国だと、信頼できなくなるわけですよ。だから、外務大臣がロンドンに行っても余り相手にされない結果になる。だから、きちっと決めたら、それで行けばいいんです。  それ……

第156回国会 外交防衛委員会 第7号(2003/04/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官にお尋ねさせていただきます。  四月一日に北朝鮮の地対艦ミサイル発射に伴う情報伝達の混乱がありまして、最終的には小泉総理が、確認ができていないということで決着したんですが、防衛庁は情報本部というものを設置して、ができて、非常に情報が一元化され、優秀な人材が配置されて、正確な情報を発信する、情報を収集できる体制ができているわけであります。  しかし、私はこれは防衛庁長官というよりも内閣官房の方に聞きたいことなんで、長官があれですね、内閣官房がおられないから、長官、閣僚の一人として御所見を述べられたらいいと思うんですが、私は、こういう情報が上がっても、ミサイルが飛んでくるよ……

第156回国会 外交防衛委員会 第9号(2003/05/08、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官にお尋ね、御質問ですが、数年前に防衛庁、調達の不祥事があって以来、急に一般競争原理を導入するというようなことで今日まで至っているわけでございますけれども、せんだってもこの点について長官に御質問いたしましたら、一般競争入札は件数的には増えているが金額的には余り増えていないということで御答弁がございました。  防衛の装備品というのは特殊なもので、飛行機とか艦艇とか戦車とか、そういうものを一般競争原理を導入するといっても、ファミリーマートや何かで売っているわけじゃありませんので、なかなかそういう原理は、大切なことだと思いますけれども、防衛の装備品には非常になじまないというふう……

第156回国会 外交防衛委員会 第10号(2003/05/13、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 私も大田先生も、防衛庁長官、どうぞ。  外務大臣にお尋ねいたします。二、三お尋ねいたします。  我が国の憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてありますけれども、北朝鮮のような拉致をしたりノドンミサイルで、日本を射程内に入れているノドンが二百基もあるそういう国に対しても、北朝鮮の公正と信義に信頼して自らの安全と生存を保持しようとするわけですか。基本的な考え方をお尋ねします。
【次の発言】 基本的な考え方でもいいですけれども、拉致のように現実に日本の主権が侵されていてもそういう態度で臨まれるわけですか。

第156回国会 外交防衛委員会 第11号(2003/05/15、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 防衛庁長官に御質問をさせていただきます。  まず、私はちょっと通告はしていないんですが、していないことをちょっと申し上げますけれども、自衛隊の位置付けを、位置付けというのは、警察の予備として、法制的にも警察予備隊ができたときから今日までずっと来ているものですから、位置付けが不明確なまま来ているというところにいろいろな問題点の根源があるというふうに私は思っているんですが、長官はその辺どういうふうにお考えなのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 五十年以上たっておりますので、是非、自衛隊の位置付けを明確にして日本の防衛に当たられるようにしたいというふうに念願しております。 ……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号(2003/05/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 国会改革連絡会(自由党)の田村でございます。  有事法制の今審議でありますけれども、私は、現在の自衛隊、防衛庁のいろいろな問題点について総理に二、三、お伺いさせていただきます。共産党のような神学論争はいたしませんので、建設的な質問をさしていただきます。  まず、私は、歴代の戦後の総理大臣というのは、我が国の総理ですよ、自分の国は自分で守るという、そういう決意がなかったように思うんです。 それは、そんなことないよと言われるかもしれませんが、小泉総理は、私は、防衛大学の卒業式に、選挙区ということもあるんでしょうけれども、ずっと出席しておられる。防衛に対する思いが強い方だというふうに私……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号(2003/05/28、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 国会改革連絡会(自由党)の田村でございます。  官房長官もおられますので、集団的自衛権についてお尋ねしたいと思います、二、三。  まず、国連憲章の五十一条で個別的又は集団的自衛の固有の権利として認められており、こういうことが国連憲章に集団的自衛権が規定されているのは、独立国家と言える大切な権利だと私は思っているんですが、三十五年の安保改正、三十七年のキューバ危機、四十七年の沖縄返還など、我が国は昭和三十年代、四十年代にかけて、持っているけれども使えないというような態度を政府は取っておられますけれども、持っているけれども使えないというのは、もうちょっと分かりやすくどういうことなのか……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/06/02、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 国会改革連絡会というのができまして、自由党に所属しております田村でございます。  沢田市長さんは、基地と共存する横須賀の町づくりを十年来やっておられて、日本の文化をアメリカの軍人さんによく知ってもらって帰国してもらって日本が好きになる、そういうアメリカの軍人さんをたくさん作っておられるという名市長さんというふうに私は理解しておりますので、良好な日米関係を構築されておられる市長さんでありますので、そういう面で非常に敬意を払って私はおります。  今日の沢田市長さんの意見陳述の中で、政府の説明が、三法案の、具体性に欠け分かりにくいと、首長として市民に説明するのに、したいんだけれども、ど……

第158回国会 外交防衛委員会 閉会後第1号(2003/12/16、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 田村でございます。  私、非常に日本の国というのは国家じゃないなとつくづく思っていることが一つある。たくさんあるんですが、その中の一つ。  今回、奥大使と井ノ上一等書記官が殉職されて、遺体を日本に移送された。なぜそのときに、国のために殉職したお二人に対して、その亡きがらを国家の飛行機が運ばないんですか。日の丸を付けた日本の国家の飛行機が運ぶのが、レバノンから来られたかどうか知りませんが、クウェートか、ちょっと、それまでは米軍が運んだということを聞きましたけれども、そこから日本の航空自衛隊の飛行機でも政府専用機でも、国家の飛行機が運ぶというのが国に殉職された人に対する国家の礼儀だと……

第159回国会 外交防衛委員会 第7号(2004/03/30、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 本日は外務大臣には質問をいたしませんので、次の高野先生は聞かれるそうですからそれまでお休みになって、どうぞ。専ら防衛庁長官にお尋ねさせていただきます。  私は、今日長官にお尋ねしますことは、私は三十六年間自衛官をやっておりましたので、そういう立場に立って、自衛官の立場に立って防衛のいろいろな問題についてお尋ねしたいと思っています。  まず、通告しているかどうかよく分かりませんけれども、長官、非常にもうお詳しいのでお答えになられると思いますんで、そこで考えられたお答えで結構ですので。  自衛隊を海外に派遣する場合というのはどういう場合かというのは何にも決まってないんですね。だから、……

第159回国会 外交防衛委員会 第15号(2004/04/27、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 初め、外務大臣、お体が回復されたというふうに聞いておりますので、初め十分間ぐらいちょっと質問をさせていただきます。  米国がなぜイラク戦争を始めたのか、その真の理由は何かということを、もちろん大量破壊兵器を開発しているからとかいろいろあると思うんですが、本当のアメリカがなぜイラク戦争を始めたかということについて外務大臣としてはどのようにお考えになっておるのか。一般の説明じゃなくて御自分でお考えになっていることをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 米国が関与する、イラクに関与する期間ですけれども、マイヤー統合参謀本部議長は自分の一生を懸けてというふうにも言っているし、ペース……

第159回国会 外交防衛委員会 第18号(2004/05/18、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 防衛庁長官、わざわざ、今日御出席だと思ったので御質問しようと思ったんですが、わざわざ来られて済みませんでした。せっかく来られましたので、二、三質問させていただいて、お帰りになっていただきたいと思います。  明治二十三年の十二月の六日に時の内閣総理大臣である山県有朋内閣総理大臣が第一帝国議会における最初の施政方針演説の中で次のように述べております。難しい言葉なので今の言葉にして申し上げますと、国家独立自衛の道は第一に主権線を守ることであり、第二に利益線を防護することであると。主権線とは何かというと、自分の国の領土だと。利益線というのがその時代を担う政治家の役割で、今でいうとイラクと……

第159回国会 外交防衛委員会 第22号(2004/06/01、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 外務大臣にお尋ねいたします。薮中局長来ておられますか、薮中局長がお答えになっても結構です。  まず、五月二十二日に小泉総理は北朝鮮に行かれましたけれども、これは何しに行ったんですか。簡単に、何の目的で行ったと言ってください。
【次の発言】 外務省は、行かれることはよく知っていたんですか。前もって知っていたんですか。外務大臣もちゃんと知っていて、是非行ってくださいということで行かれたんですか。
【次の発言】 聞くところによりますと、余り外務大臣は今回の五月二十二日の訪朝については知らなかったと、よく話を聞いていなかったということだったように聞いておりますけれども、それはうそですか。……


20期(2004/07/11〜)

第160回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号(2004/07/30、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任をいたします。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの広野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に清水嘉与子君を指名いたします。(拍手)

第161回国会 外交防衛委員会 第2号(2004/10/28、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 引き続き質問させていただきますが、外務大臣は本日は質問がありませんので、お退席、お休みになっていて結構です。わずか十五分ですから、次の荒木さんは質問があるそうですから。  防衛庁長官と副長官に質問をさせていただきます。  同僚の議員が質問をしていることですが、イラクの自衛隊は、まあ軍を出すというのは非常に簡単なことですけれども、引くことは非常に難しい。昔からそうです。それで、その撤退については、私はオランダが引き揚げたときに我が国も引き揚げるべきだったというふうに思っておりますけれども、長官は正直なところ、テロとの闘いって言っておられますけど、じゃ、テロがずっと永遠に続いたらずっ……

第161回国会 外交防衛委員会 第6号(2004/11/11、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 おはようございます。早朝から両大臣御苦労さまでございます。  早速ですが、中国の海軍の増強について防衛庁長官は、特にこの二〇〇〇年、平成十、四年ぐらい前からですね、非常に増強されているのをどのように理解しておられるか。今度の原潜の領空、領海侵犯をどのように考えておるのか、お尋ねします。
【次の発言】 いや、長官、ちょっと。  それで長官は、今事務の方が大体の数字を申したと思いますが、長官はそれについてどういうふうにお考えですか。どのような認識を持っておられるのか、お尋ねします。
【次の発言】 中国は、経済発展と軍事増強は車の両輪であると考えているわけです。ですから、経済発展をする……

第161回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号(2004/10/12、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの景山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に内藤正光君が選任されました。(拍手)

第162回国会 外交防衛委員会 第3号(2005/03/18、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 民主党の田村でございます。  本日は、外務大臣、防衛庁長官、今津副大臣の三人の方にそれぞれ質問をさしていただきます。  まず、防衛庁の省昇格についてお伺いさしていただきます。  昨年の十二月の二十二日に、民主党内で衆参四十名集まりまして、防衛庁、庁を省に昇格する議員連盟ができまして、代表に渡辺秀央先生がなられております。今津副大臣にもその後、幹部会に来ていただいておりますけれども。  防衛庁の省昇格について、防衛庁長官、外務大臣、今津副大臣、それぞれどのような決意をお持ちになっているか、お尋ねさしていただきます。
【次の発言】 ありがとうございました。

第162回国会 外交防衛委員会 第7号(2005/04/14、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 昭和十七年というのは戦争中でしたけれども、我が国は南方特別留学生制度というのをつくりまして、東南アジアの若い青年を東京と座間の陸軍士官学校と、それから宮崎の農学校に研修をさせた制度がありました。その卒業生の一人にマレーシアのラジャー・ダト・ノンチェックという上院議員がおります。このラジャーというのはマレー語で王、王様の王という意味で非常に出身の立派な方なんですが、その人が日本とそれからアジアの発展のために大変尽くされて、ASEANの結成にも大変な努力をされて、昭和四十五年に天皇陛下から勲二等の瑞宝章を授与されております。  その人が、今中国で、中国の話はいろいろ同僚議員からされる……

第162回国会 外交防衛委員会 第11号(2005/04/28、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 田村でございます。  本日は、外務大臣と防衛庁長官と副大臣に質問をさせていただきますので、事務の方はお帰りになって結構です。  まず、外務大臣にお尋ねいたしますが、二十六日の大臣報告の中で、第一項で、中国側に改めて陳謝、損害の賠償、加害者の処罰及び再発防止を申し入れましたと第一項で述べられておりますが、相手側はまじめにこれを受け止めてやっているんですか、外務大臣としてどのようにお考えなのか。簡潔で結構です。
【次の発言】 私は、外務大臣、誠意ある対応をしているとは思えないんですけど、大臣は誠意ある対応だというふうにお考えなのか、そうじゃないのか、それをお聞きしているんです。

第162回国会 外交防衛委員会 第16号(2005/06/30、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 外務大臣にまずお尋ねさせていただきます。  最近、中国の大連税関で日本人学校で使用している教科書の副教材が没収されて問題になっております。それは、中国と台湾が色分けされているという点が没収の理由と聞いておりますけれども、こういう事実は実際にあったんでしょうか。そして、一部の報道によると、お金を払って、その問題とならない教科書も没収されておったのを金を払って返却してもらったということが報じられていますけれども、事実はどうなんでしょうか。  このようなことが起これば非常に問題だと思いますけれども、外務大臣のこの件に関するお考え、今後このようなことが起こった場合どのように対応されるのか……

第163回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号(2005/09/21、20期、国民新党・新党日本の会)

○田村秀昭君 ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの景山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に内藤正光君を指名いたします。(拍手)

第164回国会 環境委員会 第17号(2006/06/06、20期、国民新党・新党日本の会)

○田村秀昭君 まず、大臣に二問質問させていただきます。それと、容器包装リサイクル法について、由田部長と深野審議官にそれぞれ一問ずつ質問さしてもらって私の質問を終わりたいと思います。  まず、小池大臣に、日本政府は昨年クールビズ運動を推進されてきまして、その効果が大だったために今年もクールビズを推進されていると思いますが、具体的にどのような効果があったのか、もし具体的にいろんなこと分かったら教えてください。
【次の発言】 どうも、よく分かりました。ありがとうございます。  それと、もう一点大臣にお尋ねしたいんですが、私は余り環境問題というのは専門じゃありませんが、定員百名のバスに百五十名が乗り込……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1989/12/13、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 地球環境の保全に日本が世界に貢献するというのは非常に結構なことだと思いますが、日本人は環境、自然に対してお友達という感じですけれども、外国ではアゲンストネーチャーで自然を征服するという考え方を持っておりますので、こういう会議を開くときに食い違うのではないかということを思うんです。その点が一つ。  それから酸性雨の問題が出ていますが、これは化石燃料を使うからであって、原子力発電をすればこれはなくなるというふうに思いますが、いかがなものでしょうか。

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1990/04/13、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 ただいまの外務省、防衛庁の御説明ありがとうございました。  国の安全を確保するということは国家存立の基本でありまして、政治の根幹であります。私は、第二次世界大戦のときにまだ小学校の子供でございまして、非戦闘員でございました。その後、昭和二十八年に防衛大学に入りまして、以来三十余年自衛隊の勤務をしてまいりました。その間、アメリカ合衆国その他の米軍の基地に技術の連絡官として勤務しておりまして、我が国の防衛力がどのような防衛力であるということを最もよく知っている人間の一人でございます。また、アメリカ、ソ連の軍事力というものがいかに強大なものかということも認識しております。また、戦争がい……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 十日のワシントン・ポストに、ロバート・サミュエルソン氏が、日本に対して穏健な客観的な論評をしていた方ですが、今回の湾岸戦争でよくわかったことは、日本は危機に対して真に頼れる同盟相手ではないということで、日本には米国とソ連を区別する道徳基準もなく、利益になるとなれば米国を喜んで裏切るだろう、こういうことで日本を切り捨てるような主張の打ち出しをされております。  こういう状況で、鈴木先生が一番初めにおっしゃいました「九十年代のアジア・太平洋と日本」のところで、「日米関係の展開と新たな安全保障の模索」ということが書いてございますが、その辺のところをもうちょっと具体的におっしゃっていただ……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、自由民主党)

○田村秀昭君 調査会長の並み並みならぬ御努力でこのような案ができ上がったことに対してまず敬意を表する次第であります。  ただ、一つだけ申し上げたいことは、この調査会の前提条件の中で、軍事面は除くということを明確にうたわれた方がいいんではないか。この調査会長の案が世界に出ていきますと、世界は軍事力によって平和が保たれているという認識に立っておりますから、そういう観点から議論はされておらないわけで、軍事面に関するところは全部抜いた方がいいんじゃないか。国際社会の中で、日本だけが非軍事イコール平和というふうな感覚を持っておりますので、もちろん自衛隊は違憲であるという野党の先生方もおられますし、それを……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1995/11/08、17期、平成会)

○田村秀昭君 平成会の田村でございます。  外務省の川島局長に御質問させていただきます。質問は二点であります。  まず、日米安保は日本にとって死活的であるけれどもアメリカにとっては死活的でないわけですね。という認識に立って、外務大臣とか総理大臣が国民に向かって、なぜ日米安保は冷戦後必要なのかということをもっとPRしてもらわないと私は困るというふうに思っでいるんです。  それで、これは今、山本先生も、この前外務委員会で笠原先生も非常に危機を感じておられる発言をされましたけれども、私も全く同感でありまして、日米安保は不可欠、米軍のアジア・太平洋における存在は不可欠でありますなんということをちょろっ……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1996/05/15、17期、平成会)

○田村秀昭君 参考人の三人の先生、非常に貴重な御意見ありがとうございました。  岡崎参考人と阪中参考人にちょっと御質問をしたいと思います。それから、山内先生にもちょっとお尋ねしたいと思います。  私は、冷戦後、日本の自衛隊と日米安保条約との間を明確にすべきじゃないかというふうな意見を持っているんです。それはどういうことかというと、日本がアメリカに占領されているときに朝鮮戦争が起きて在日米軍が朝鮮に出ていった、その穴埋めとして警察予備隊ができたというように、今の陸海空自衛隊を見ていますと、これは軍備の面ですが、ここまでは日本の国できちっと守る、ここが足りないからアメリカと同盟を結んでやってもらう……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1996/05/22、17期、平成会)

○田村秀昭君 上田先生に簡潔に御質問させていただきます。  今先生もおっしゃったように、アメリカは覇権主義でひどいと、そういうのに乗っかっていく日米関係もまずい、中国を刺激すると、それはよくわかりました。その上に立って我が国の安全はどういうふうに保障するのか、簡潔にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 中国と台湾、朝鮮南北がテーブルに着かない現状において、どういうふうにして何年後に先生のおっしゃっているそういうものができ上がるのか、ちょっと御示唆を願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど高橋先生や山本先生がおっしゃっていた留学生の問題というのは私は非常に重要……

第142回国会 予算委員会公聴会 第1号(1998/04/02、17期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村と申します。両先生、本日は大変いろいろありがとうございました。  戦前のものはみんな悪いと、そういうふうに今日まで来たような気がするんですが、明治二十三年にできた教育勅語というのがございまして、これは内容を読んでみると非常にすばらしい。ソ連もそれを取り入れたというふうに聞いておりますが、戦後の教育で失われたもの、また欠落しているものはどのようなものかということを両先生にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 御専門でありますので、西澤先生にお尋ねしたいんですが、今の日本の教師というか、聖職におつきになっている人たちのレベルというのはどの程度か、ちょっと教えていただきた……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/09/25、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。カンボジアのときは大変お世話になりました。  三点、お聞きしたいと思います。  我が国の安全保障という立場から、国連に明石先生が長年お勤めになりました感じで、日本の安全保障、最近は北朝鮮のミサイルも飛んできましたし、そういう意味で私は日米安保体制が日本の安全に大変寄与しているとは思いますが、国連は日本の安全保障にどの程度寄与しているか、あるいは期待したらいいのかという点をお聞きしたいと思います。  二点目は、経済社会理事会というのが国連にございますが、我が国は特に経済で非常に伸びた国でありますので、この理事会をもっと強化して、世界に資本主義社会のルー……

第145回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1999/02/10、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  岡本参考人は大変沖縄で御苦労されたと聞いておりますが、知事さんはおかわりになりましたけれども、普天間基地の代替基地等について今どのようにお考えになっておられるか、お聞かせください。  もう一点は、お話の中で中台関係はこれから五年、十年、非常に情勢は悪くなるというふうにおっしゃいました。そのときにアメリカはどうするのか、日本はアメリカと同じ歩調をとるのか、どうするのか、お聞かせください。

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/05/18、18期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  公述人の三人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  御三人に共通して質問させていただきますが、私個人の考え方なんですが、ヨーロッパにおけるNATO、ワルシャワ・パクトに対してNATOという組織が今もあります。冷戦後も引き続いてあるわけですが、アジア太平洋はまだ冷戦が必ずしも終結したとは言い切れないような状況でありまして、アジア太平洋においては日米安保条約というのがヨーロッパのNATOの役割を演じているというふうに私は個人的に考えておりますけれども、三人の公述人の御意見を承りたいと思います。


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2001/11/07、19期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  ODAの予算が一律一〇%削減が明らかにされているわけですが、私は非常に懸念をしております。このODAの果たす役割というのは、いろいろな国際常識に反した我が国のいろいろな行動に対して多くの国から大バッシングが起きないのはこのODAのおかげではないかなというふうに思っております。  私、五、六年前だったと思うんですが、セネガルという国に行ってまいりました。そのときに、立派な建物があって、あれは何かと聞いたら日本のODAで建てた学校ですと。それで、大使館もどこかに同居していてまだ自分の建物も建てていない、建てている最中だったと思うんですが、自分の住むと……

第153回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、自由党)

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  本日は、両先生から貴重なお話を承りまして、ありがとうございます。両先生に同じ質問をさせていただきます。  ビンラーディンという人が、何かサウジで金持ちな人がアフガニスタンのタリバンで軍事キャンプをやって、米国の世界貿易センタービルにああいう形で突っ込んでいったということ自身について、イスラムを代表する人かどうかは知りませんが、こういうことというのは、普通貧しいから金持ちのところに行ってそんなことをするという話とちょっと違うんじゃないかと思うんですね。憎しみの極限の敵意を持たないとこういうことはできない。どうしてアメリカはイスラムの社会からそういう憎し……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/02/06、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村秀昭でございます。  両先生に同じ質問をさせていただきますけれども、両先生とも東アジアの経済を語る、発展を語るときに中国のことを両方とも論じておられますけれども、中国はもちろん経済と政治というのは切り離せないものでありまして、中国は共産党の独裁政権であります。共産党の独裁、一党支配の国が経済大国になった例が過去にあるのかないのか、今後はあり得るのか。正に発展途上国並みの語るに、経済についてはそんな大国でもない中国を、軍事的には軍事大国ですけれども、東アジアの経済を語るときに中国を入れなきゃならない理由について、分かるようにお聞かせください。

第154回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2002/02/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  両先生に同じ質問をさせていただきます。  私は、基本的に日米安保条約で結ばれている我が国としてアメリカは非常に重要な国であるというふうに認識しておりますが、九月十一日のあのハイジャックしてビルに突入したという一つの事件がございましたけれども、普通の人はそんなことよほどの恨みがないとしないんじゃないかと私は思っておりまして、なぜイスラム社会からアメリカはそんなに憎まれるのかということを考えておりまして、ちょうど黒船に遭遇した幕末の日本の、我々も経験したんですが、西郷南洲、西郷隆盛が次のようなことを言っているわけです。  文明とは道があまねく行われること……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2002/04/03、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  三先生に御質問させていただきますが、その前にイスラム世界、中東について御言及されたことについて大変敬意を表すものであります。  九月十一日に同時多発テロが起きましたけれども、ああいうことというのは相当な憎しみと敵意がないと普通できないと私は思っておりますが、なぜあのような事件が起きたのかということについてお聞きしたいと思います。  そして、またああいうのは再度起こる可能性があるのかないのか、そして日本ではそういうことが起きる可能性はあるのかないのか、その二点について三先生に御質問させていただきます。

第154回国会 国際問題に関する調査会 第8号(2002/05/22、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 イスラムにつきましては、去年の九月十一日の自爆テロというんですか、ニューヨークのビルを破壊して飛行機で突っ込んだという、そういうことが発端で本調査会でもイスラムの研究を開始されたというふうに思っております。私は、ほとんどビンラディン氏なんという名前は去年の今ごろ全然知らなかったわけでありまして、全く知らない世界の勉強をさせていただきましたことを、会長にまず敬意を表したいと思います。  私は、このビルに飛行機をハイジャックして突っ込んでいったということは普通の常識では考えられない話であって、相当な恨みが極限化していないとできない話だというふうにこの事件をとらえて、少し勉強させていた……

第155回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2002/11/20、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 矢野副大臣、高市副大臣から立派なブリーフィングいただきまして、ありがとうございました。  私、この内容じゃなくて、矢野副大臣には、改革の必要な外務省の副大臣に十月二日になられて、外から見ていたのと中に入られたのではどういうふうに違うのか、改革は進んでおるのか、改革は本当に進んでおるのかどうかという点についてお話を伺いたい。  それから、高市副大臣については、私、かつて自民党におりましたころに、高市さんがまだ国会議員になる前に自民党の中で熱っぽい、アメリカの上院のスタッフを経験されて、今の日本の政治状況はなっていないというようなことを情熱を込めて言われたことを非常に印象的に私は覚え……

第156回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2003/02/19、19期、国会改革連絡会(自由党・無所属の会))

○田村秀昭君 自由党の田村でございます。  お二人の参考人の貴重な御意見、ありがとうございました。  行天参考人に質問をいたします。先ほどからおっしゃっているように、日本が東アジアで指導的国家になるために国内の体制を整備すべきだというふうに行天参考人はおっしゃっておられますが、私は、行天参考人がおっしゃっておられるようなことをやれば良くなるとは思いますけれども、指導的国家にはならないと私は思います。大体これから七百年から八百年先までは、今から申し上げる四つの条件を備えない限り、東アジアで我が国が指導的国家にはならないと思います。  一つは、東アジアでは冠たる軍事力を持つということが一つ、最小限……

第159回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2004/02/16、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 ちょっと粗っぽい質問をさせていただきますが、津守先生には、先ほど日本のリーダーシップを発揮すべきだということを強調せられておられますけれども、私は、自分の国を自分で守ることができない国がリーダーシップというのを発揮するためには、今でいうとアメリカの許可を得ないとできないんじゃないかと思っています。どうやって、アメリカがいいって言えばいいかもしれませんが、今現在まだ、五十年たってもですよ、米軍基地が沖縄にあり、青森には陸海空自衛隊がいるわけです。それで、我が国は自らの国を、自らの国を守る決意もなく、五十年も外国軍隊が駐留するというのは歴史的にないわけですね、そんなことは。ヨーロッパ……

第159回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2004/02/18、19期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 民主党の田村でございます。  橋爪、加藤参考人に、お二人にまず質問させていただきます。  今、御承知のように、自衛隊がイラクに派遣されておりますけれども、国会でいろんな議論がありましたけれども、行く人の立場に立った議論は一つもありませんでした。そして、自衛隊が海外に派遣される場合というのは、私は、大多数の国民が敬愛と感謝の念を持って自衛隊を送り出さなけりゃならないと。行く方も、何か半分の人が反対していて半分の人が賛成しているようなときに、何か悪いことしに行くわけじゃないのに行くというのは、どうも自衛官の立場に立った場合にはいかがなものかと私は思うんですが、両参考人はどのようにお考……


20期(2004/07/11〜)

第161回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2004/10/12、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 ただいまから国際問題に関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山根君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、会長に松田岩夫君を指名いたします。  松田先生どうぞ。

第162回国会 国際問題に関する調査会 第7号(2005/04/06、20期、民主党・新緑風会)

○田村秀昭君 両先生の大変貴重なブリーフィング、ありがとうございました。  両先生に、今日お話しになったことじゃないんですが、一問だけお伺いさせていただきます。  古今東西、軍隊というのを出すのは非常に易しいんですが、引くのが非常に難しい、古今東西そういう先例がございますが。今、イラクに自衛隊派遣されております。それからインド洋には、護衛艦、補給艦を含む三隻が交代でインド洋で燃料補給をやっておりますけれども、いつまでやるのか、両先生、ずっと続けるべきだとお考えなのか、御見識をお伺いしたいと思います。  それから田中先生に、一番最後におっしゃいました不戦の決意と共同体とは重なるのかという内容をち……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

田村秀昭[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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