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磯村修 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

磯村修[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは磯村修参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。磯村修参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 逓信委員会 第1号(1989/11/01、15期、連合参議院)

○磯村修君 それでは、東海班の報告を申し上げます。  私は、青木委員長、岡野理事、守住委員及び大森委員とともに、去る八月二十九日から三十一日までの三日間、東海地域における逓信業務の実情調査を行いました。  以下、調査の概要を報告いたします。  東海地域の産業経済は、名古屋市周辺地域に集中しており、製造業を中心とする第二次産業の比重が高いという特徴があります。現在、浜松地域テクノポリス構想に見られますように、世界的な高度技術集積地への転身が図られております。  まず、郵政事業について申し上げます。  東海郵政局では、地域行事、イベントへの積極的な参加、ふるさと小包の促進など、郵政事業の推進に当た……

第116回国会 逓信委員会 第2号(1989/11/30、15期、連合参議院)

○磯村修君 先ほどからいろいろな御質問が出ておりまして、重複の面はできるだけ避けていきたいと思っております。  NHKは五十九年度に料金の引き上げをして三カ年間財政運営の均衡を保ってきたということがこの数字にもあらわれているわけなんですけれども、しかし、六十二年度以降収支が非常に不足してきているというふうなことで、元年度以降ゼロというふうなことも予想されるわけなんです。  そこで、このNHKを取り巻く財政事情というのは非常に苦しい状況にあるわけなんですけれども、先ほどお話がありましたように、長期展望に関する審議会等で向こう五カ年間くらいの経営計画についていろいろと御審議をなさっているというふう……

第116回国会 逓信委員会 第3号(1989/12/05、15期、連合参議院)

○磯村修君 今全国的に四全総、第四次全国総合開発計画というのが推進されているというふうなことで、地域の活性化ということがそれぞれ大きな課題になっているわけです。そうした中で、テクノポリス構想とかあるいは工業団地の造成、そういったことが各地域において、地方において非常に積極的に今進められているわけなんですけれども、それに関連しまして一つお伺いしたいと思います。  そうしたいろいろな団地造成ということが推進されてきますと、郵政のサービスというものが非常に必要になってくるんじゃないかと思います。例えば工業団地の造成というのは市部の中心から大分距離が離れているところにも造成されるという傾向もあります。……

第118回国会 逓信委員会 第1号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○磯村修君 質問が重複しないように、しかも時間を貴重に使っていくためにも簡潔にお尋ねしたいと思っております。  先ほどの難視聴地域十万世帯ということでございますけれども、いろいろな調査の結果こういうふうな数字が推定されたということでございますが、この難視聴地域の数字、NHKの会長のかつての発言の中に、いわばこの十万世帯より少ないと、五、六万ではないかというふうな発言もあるわけなんです。郵政の今回の数字とNHKの会長があるときに発言した数字とちょっと隔たりがあるんですけれども、その辺どういうふうにお考えですか。
【次の発言】 NHK会長の発言の難視聴世帯というのは平成元年の正月に行われているんで……

第118回国会 逓信委員会 第2号(1990/03/30、15期、連合参議院)

○磯村修君 まず、料金の値上げのことにつきましてお伺いしたいんですけれども、今回の放送受信料二八%引き上げというふうなことなんですけれども、今、四月から公共料金と称される料金が非常に軒並み値上げされるということも予想されているわけですね。そうした中での放送受信料の二八%の値上げというのは大変国民生活への影響も大きいと思うんです。しかも消費税を含む負担ということですので、大変生活への危機感というものも言われているわけでございます。  こうした大幅な値上げに当たりまして、公共放送という立場から考えた場合には、受信料値上げに対する国民的な合意を協会は求めていくべきではないか。例えば、審議会等の内容を……

第118回国会 逓信委員会 第4号(1990/05/29、15期、連合参議院)

○磯村修君 先ほどのお話にもありましたけれども、また郵政大臣の所信表明の中でも情報通信システムは国民生活とかあるいは企業経営になくてはならないものである。その基盤整備ということが大変大きな課題になってきているのでありますけれども、そこでお伺いしたいんですが、郵政省は政策官庁という立場でこれからのニューメディア、この問題にどういうふうに取り組んでいくのかという基本的な考えをお伺いしたいのであります。  いろいろな法案が出されてきているんですけれども、ファクシミリとかあるいはディジタル通信とか都市型CATVとかローカルキャプテンとか、これまでの行政の中でいろいろなされていることと関連したいろんな事……

第118回国会 逓信委員会 第5号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○磯村修君 質問の重複を避けるために、郵便貯金につきまして一点だけお伺いしたいと思うんです。  郵便貯金も、新規の貯金獲得状況から見ますと、大変厳しい場面に今立たされているような感じがするわけです。特に十年前に発売されております年利八%という高金利の定額貯金もいよいよ満期の時期を迎えてきているというふうなことで、新規の預け入れから払い戻しを差し引いた純増というふうなものも一段と減少していくんではないか、こういうふうな推測もできるわけです。  当時は大変利用者も多かったんですけれども、一般の民間の金融機関でもいろいろな商品を出して歯どめがかかってしまうというふうなこともありまして、郵貯の純増も八……

第118回国会 逓信委員会 第6号(1990/06/05、15期、連合参議院)

○磯村修君 今度、浦安に簡保年金福祉事業団と民間の事業団が共同出資して法人をつくって運営していく施設がつくられるわけなんですが、そこで、この共同出資する事業団を選択する一つの基準があると思うんです。それの基準はどういうふうな形で選定しているのか。  それから、ここが仮に二百人収容できる施設とした場合、そこで生活するのに大体一人当たりどのくらいの費用がかかるのか。  さらには、お入りになったお年寄りが途中で費用が負担し切れなくなってくるという問題が出てくることも想定されると思うんですが、その場合にどういうふうな措置がとられるのか。  あるいはまた、先ほどお話を聞いておりますと保証人が二人必要なん……

第118回国会 逓信委員会 第7号(1990/06/12、15期、連合参議院)

○磯村修君 通信情報というのは、大変私たちの生活に深くかかわってきていることなんですけれども、東京一極集中から地方への多極分散、こういう時代の要請にそれぞれの地域もこたえようというので、それぞれの立場で自治体もあるいは民間の事業体もその問題に取り組んでいるように私は見受けております。いろんな地域格差を解消していくということで、地元の人たちも一生懸命今ネットワークというふうなことを推進しているようにも思われます。  そこで、郵政省にお伺いしたいことは、そういう地方の実態をどの程度把握していろいろな通信情報について考えているのか、まずその辺からお伺いしたいと思います。

第118回国会 逓信委員会 第9号(1990/06/19、15期、連合参議院)

○磯村修君 郵政の窓口サービスという点で簡易郵便局を大都会にも設置するというふうな趣旨は理解できます。そこで、こうした郵便局を、窓口サービスを設置する、具体的にどういうところに、都市、あるいはどういう場所に設置していく考えなのか。先ほどからデパート云々というふうな話も出ております。そしてまた、設置する窓口の必要な人の数というのはどの程度見込んでいるのか。あるいはまた面積、どの程度のスペースがあればその窓口業務ができるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 こういう簡易郵便局を設置することは結構なことなんですけれども、大変今人手不足ということが言われております。企業によっては……

第118回国会 逓信委員会 第10号(1990/06/21、15期、連合参議院)

○磯村修君 今度提案されております法案の趣旨などにつきましてはこれまでの質疑で大方理解できたわけですけれども、私は、これまでのお話し合いの中で確かめておきたいことにつきましてお伺いしたいと思います。  初めに金利の自由化という問題ですけれども、小口定期預金についての金利の早期自由化ということも求められておりますが、とりわけ百三十兆円を超えている規模の、しかも個人の預金のシェアが三割以上、こういうふうな郵便貯金に対する金利の自由化対策ということが大変関心を集めておるわけです。  そこで、先ほど来お話が出ている中で、大蔵省の金融問題研究会で出されております意見に対する郵政省の見解、そういったことも……

第118回国会 予算委員会 第7号(1990/05/15、15期、連合参議院)

○磯村修君 総理にお伺いいたします。  昨夜からけさにかけての報道を見ていますと、韓国の慮泰愚大統領が日本を訪問するに当たりましていろいろと論議が出ております。昭和天皇の、植民地統治時代のあの反省のお言葉です。これをさらに一歩踏み込んだ天皇のお言葉、これを韓国側は期待しているかのように見られる報道がなされているわけなんですけれども、政府としてはこれにどう対応していくのか、まず総理の考えを改めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年七月の参議院選挙以来、消費税の問題と並びまして、政治改革ということが大変大きな課題になってきております。私どもも、やはり政権が長期化すると大変政治の腐敗を招きや……

第120回国会 内閣委員会 第3号(1991/03/26、15期、連合参議院)

○磯村修君 私は恩給問題に関連しまして若干お尋ねしたいんですけれども、行政というのは透明でなければならない、つまり民主的に行政を運営していくためにはできるだけ多くの情報というものを国民に与える必要があるんではないか、こういうふうに思うわけです。  そこで、恩給欠格者とかあるいは戦後の強制抑留者、こういう人々に対する平和祈念事業、この平和祈念事業特別基金の運営、これもやはりガラス張りの運営が必要ではなかろうか、こういうふうに思います。  例えば、平成元年度にこの平和祈念事業特別基金に対しまして五億円の助成というものがありまして、そしてその使途につきましては、この基金の運営委員会で公益法人の基金に……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/04/02、15期、連合参議院)

○磯村修君 先ほど来、運輸行政をめぐる国際的な認識の問題が多々お話しございましたけれども、そこでお伺いしたいのは、我が国の運輸行政の多国間あるいは二国間の現在の争点、どういうものがあるか具体的にお伺いしたいんです。そしてまた、未解決の問題ではどういうことが、どういう問題を解決すればよいのか、課題を解決すればよいのか、その辺のことをちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 今回の運輸審議官は法律職でありますね。それで、この運輸審議官の設置に伴いまして廃止される三つの職というのは政令職というふうなことのようでございますけれども、スクラップ・アンド・ビルドという意味からいってこのバランスがこれでと……

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○磯村修君 ただいま防衛大学校の任官拒否者あるいは中退者のお話がありました。こういうふうに大勢の方が任官を拒否したりする一つの理由を考えた場合、自衛隊というのは自衛隊法で定められている任務がございます。そうしたいわゆる国防という任務以上の、いわば海外派遣というふうなことが今回の湾岸危機の問題によって出されたわけです。  そうしたいわゆる学生たちの持っていた国防意識というものと、それから忽然として特例政令によって海外に派遣するというふうな一つの根拠を持つような対応の仕方、そういうものに対する学生たちの信頼といいましょうか、防衛行政に対する信頼、あるいは防衛大学校における教育の中の信頼、そういった……

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、連合参議院)

○磯村修君 日ソ間の信頼醸成措置の問題につきまして長官にちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、「平成三年度以降の防衛計画の基本的考え方について」という文書の中に、「アジア・太平洋地域の情勢は、欧州と比較してより複雑ではあるものの、この地域でも米ソ関係の変化の影響も受けつつ、緊張緩和の方向に向かっての積極的な動きが見え始めている。」ということが書か れておりまして、「米国、ソ連、中国及び我が国の間の関係が、この地域の平和と安定にとり一層重要となりつつある。」、このように書かれております。  きのうの国会でのソ連のゴルバチョフ大統領の演説の中で、ソ連が軍事問題について日本と具体的な対話を開始す……

第120回国会 内閣委員会 第7号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○磯村修君 まず総務庁に、附帯決議がどの程度尊重されて退職金等の問題を調査しているのかということをお伺いしたいんです。  昭和六十年の国家公務員等退職手当法の改正の際に、退職手当の官民比較を行うに当たっては、事業の規模、就業の態様あるいは職務の内容等、民間産業の実態が適切に反映されるように調査方法を検討することという附帯決議が行われておりますが、この決議を踏まえてどのような調査方法が行われたかということをまず第一点としてお伺いします。  あわせまして、平成元年度の調査に当たっての官民の退職手当の比較についての考え方あるいは調査方法、その結果についてお伺いしたいと思います。

第121回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1991/09/11、15期、連合参議院)

○磯村修君 先ほどの説明の中で、現在進められている国の機関の移転が七十九機関十一部隊と言われたわけですが、これを後ほど資料でもって、どこに何が行っているのかというようなことをいただけますか。  それからもう一つは、この国の機関の移転につきまして、地方自治体からもこういう機関が欲しいというふうな要望が国の方にも来ているんではないかと思うんですけれども、現在もし来ているとすれば、どのくらいの数のものが要望されているのか。それからその要望に対しまして国の機関を地方に移転する場合に、それぞれの地方にどういう判断理由によって国の機関を移転しようとするのか、その辺の考えをお伺いしたいと思うんです。

第121回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1991/09/27、15期、連合参議院)

○磯村修君 連合参議院の磯村でございます。  三百ヘクタールくらいの土地に新しい都市、首都をつくるわけですね。それは人口的には大体どのくらいの都市になるわけなんですか。
【次の発言】 それと、四つ子の都市をつくっていくんですけれども、この二十分、二十分、二十分というのは、つまり東京を起点に甲府、名古屋、大阪と、駅はこの四カ所につくるという構想なんですか。
【次の発言】 そして、新しい都市と古い都市がありますね。それは、やはり先生のお考えではいわばこの基幹になるリニアと枝になるリニアというふうなことも考えているんですか。

第121回国会 内閣委員会 第2号(1991/09/05、15期、連合参議院)

○磯村修君 議論も次第に尽きてきているようでありますけれども、給与改善の問題をお伺いしたいと思います。  今回の勧告では人材確保というところに観点が置かれておりまして、この中で四級以上の一けた号俸に、官民給与対応関係の二部変更によって生じますところの平均五百六十二円ですか、これを充当するというのでありますけれども、それによって実際に民間並みにアップされるのかどうか。  それからもう一つは、こうした措置はこれからも実施していくのかどうか。さらに、実施していくとすれば、続けていくとすれば、この層に限って行っていくのか、まずその点からお伺いしたいと思います。

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、連合参議院)

○磯村修君 PKO法案という大変我が国にとって重要な法案を審議しているわけなんですけれども、私は、ごく常識的な立場から政府の考えをお伺いしてまいりたい、このように思います。  この国際協力というのは、昨今国連を中心として紛争の平和解決、大変国連の責任というものも重くなってまいりました。我が国の国連中心主義と申しましょうか、そういう立場に立った平和協力というのは大変重要な性格のものであると認識しております。  そこで、先日払、本会議の代表質問で総理にお伺いしました。一つには、国連平和維持活動に自衛隊が参加しなければ、なぜ我が国の国際貢献にならないのか。いわば今回のPKO法案の審議の中では、平和協……

第122回国会 内閣委員会 第2号(1991/12/17、15期、連合参議院)

○磯村修君 私は、育児休業の問題につきまして、人事院、総務庁、それから厚生省にお伺いしたいと思います。もちろん、この育児休業というのは仕事と子育てが両立てきる、安心して子育てができ仕事もできると、こういう制度であろうと思うんです。今回のこの法案を読んでみますと、果たしてそういう趣旨のものが生かされるんだろうかというふうな疑問もあるわけなんです。  そこでお伺いしたいわけなんですけれども、先ほどからの御答弁を聞いておりますと、人事院総裁はこれから生活保障、経済的な支援というふうな問題については、これからの民間の状況を見ながら適切に対処していく、こういうふうに答弁なさっでいるわけなんですが、労働省……

第123回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1992/03/04、15期、連合参議院)

○磯村修君 私、連合参議院の磯村と申します。  二つほどお伺いしたいんですけれども、一つは、この本の十ページの「費用の想定」のところでもって、「三大都市圏を除く全国の住宅地の平均価格に基づき想定」したというふうなことが書かれているんですけれども、その意味は、新しい首都というのは三大都市圏を除いて考えていくんだというふうな意味にもつながるんでしょうか。
【次の発言】 もう一つ。  そうしますと、新しい首都をつくっていくのに、新しい技術開発によって高速交通網を整備して、そして首都機能というものを、いわば展都論ですね、天野先生がこのメンバーにも入っておられるんですけれども、その展都論と今度まとめてお……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、連合参議院)

○磯村修君 連合参議院の磯村でございます。  五月三日は四十五年目の憲法施行記念日、大変ことしの記念日は意味のある日であったと思います。今ここで論議されておりますようにPKO、つまり平和の問題が非常に今国民的な世論の中でも真剣に考えられている、そういう意味合いにおいてことしの憲法記念日というのは大変意味のある日であったと。私も戦中派でございますけれども、戦後からずっとの日本の歩みというものを考えてみました。ともかく今日本は、憲法のもとに平和の維持、より一層我が国の平和というものを、世界の平和というものを発展させていかなければならないという、こういう哲学が国民の気持ちの中にも芽生えている、こうい……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第12号(1992/05/27、15期、連合参議院)

○磯村修君 連合参議院の磯村でございます。  私、午前中からいろいろな質疑をお伺いしておりまして幾つかの疑問を持ちましたので、その点を中心にお伺いしたいと思うんですけれども、その前に、過日の当委員会で山崎建設大臣が、サンダーソンUNTACの司令官とお会いしたときに、日本側に対しましてカンボジア復興のために建設技術者を中心とした工兵隊、自衛隊でいえば施設部隊というのでしょうか、あるいは医療部隊の派遣を求められている、こういうふうなお話を承ったんですけれども、これにつきましてそういう場合にはどの程度の規模の自衛隊を派遣するのか、その規模等につきましてちょっとお伺いしておきたいと思います。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、連合参議院)

○磯村修君 私、連合参議院の磯村でございます。  初めに、滝沢公述人にお伺いしたいと思うんですけれども、PKO法案審議の中での最大の焦点というのは何といっても自衛隊の海外派遣の問題であるということなんです。自衛隊につきましては、国民の皆さんもいわば専守防衛という任務と目的、そうした自衛隊は多くの方々が支持しているわけなんですね。しかし、いろいろなマスコミ等の世論調査の結果を見ますと、こうした国際平和貢献、それでいわば海外に自衛隊を派遣するという問題になってまいりますと議論が分かれる、言ってみれば国民世論の合意がなされていないというのが今の現状であると私は認識しております。  そうした中で、いろ……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号(1992/06/02、15期、連合参議院)

○磯村修君 連合参議院の磯村です。三党の発議者の皆さんにお伺いしたいと思っております。  たびたび言われておりますように、湾岸戦争以来、国際平和協力ということにつきましては大変国民の関心も高まってきている。そして、やらなければならないというそういう共通の認識は持っているわけなんですけれども、その方法論については国論も分かれているということであると思うんです。  これまで審議しておりますところのPKO法案につきましても、何といっても最大の争点というのは、自衛隊の部隊を海外に派遣する、そういうところに大きな争点が集まっている、このような状況にあります。これの審議の経過を見ておりましても、自衛隊の海……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、連合参議院)

○磯村修君 私は、連合参議院を代表いたしまして、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。  まず、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案の要旨を申し上げますと、第一に、自衛隊の部隊等が行う国際平和協力業務及び輸送の委託に関する規定を削除すること。  第二に、国際平和協力本部に、国際平和協力業務の実施、協力隊員の教育訓練、国際平和協力業務に使用する船舶、航空機等の管理等を行う協力隊を常設するとともに、個々……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第17号(1992/06/04、15期、連合参議院)

○磯村修君 過去の戦争がどうかということでありましょうが、それにつきまして私ども連合参議院は、いろいろな歴史を見ても侵略戦争であった、こういうふうに判断をしております。  それから戦後処理の問題なんですけれども、まだ戦後は終わってないという印象を強く持っております。また、従軍慰安婦の問題もありましょうけれども、大変皆さん方そうした関係者の戦争の傷跡が心深く残っている。そしてまたその傷が治らない。そうした中で、今回のようなPKO法案に基づくところの海外への自衛隊派遣ということにつきましては大変な大きな危惧を持っている、このように私どもは承知しております。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第18号(1992/06/05、15期、連合参議院)

○磯村修君 私ども連合参議院は、自衛隊につきましては自然権的な権利として国には自衛権がある、このように考えております。したがいまして、その自衛権の内容というものは、国土防衛という自衛隊の組織、これを容認しております。  ただ問題は、その自衛隊の組織の規模、これが自衛権の範囲にあるのかないのか、そうした質、量の問題、こうした問題を考えながら、違憲「合憲というふうなこと、その判断を我々はすべきである、こういう立場にありまして、違憲、合憲という問題につきましては現在保留しております。
【次の発言】 自衛隊の災害地での活動につきましては、私ども、私自身もその活動状況というものを視察したことがございます……

第123回国会 内閣委員会 第2号(1992/03/12、15期、連合参議院)

○磯村修君 恩給の改定方式というのが総合勘案方式ということになりましてから今回で六度目ということでありますが、そこで、この方式が採用しておりますところの一律方式といいましょうか、この点につきまして幾つかお伺いしたいと思いますけれども、例えば公務員の給与改善、これは最近の例を見ましても人材の確保というふうな意味合いもありまして、例えば去年の場合、昨年度ですか、行政職(一)の上位職と下のクラスの格差というものが三・三%の差がございますですね。そういうふうな格差というものがある上に、それがまあ累積されていくというふうな実態の中で考えられることは、何といいましょうか、一律方式というものをぼつぼつ見直す……

第123回国会 内閣委員会 第3号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○磯村修君 同和の問題は、これまでお話がありましたように、大変人間の基本的人権にかかわる大きな問題であるということでありまして、これまで四度立法措置がとられまして、過去二十三年間いろいろな特別事業が推進されてきた。先ほどの総務庁長官の御答弁にもありましたように、物的面での改善事業というのもそれなりに推進されて生活環境も相当改善されてきている、こういうお話がありました。その反面、非常にまだ非物的な面での差別という大きな問題が根底にありまして、これは一口では言えないような問題が底辺にあるわけですね。そういう意味において、これからも粘り強くこの事業に対する取り組みというものは必要であろうかと思うんで……

第123回国会 内閣委員会 第4号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○磯村修君 防衛庁長官にお伺いします。  私ども連合参議院は、専守防衛という任務を持っております自衛隊の存在と、今、日本が置かれている姿というものは容認している立場にあります。しかしながら、防衛力整備の問題について一言触れさせていただきたいんですけれども、今非常に世界が大きく動いております。そうした中での防衛力整備の問題、つまり今は世界の情勢が変化しているということは、いわばかつての対立の時代から平和協調の時代へと、こういうふうに歴史が変わってきているわけですね。そしてまた、よく言われておりますところの平和安定化が進んでいる、そうした中での日本の防衛力整備というものも積極的にこれから見直しをし……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、連合参議院)

○磯村修君 私、PKO問題に関連しまして幾つかの疑問を持っておりますので、幾つかお伺いをしてまいりたいと思います。  初めに、防衛庁にお伺いしたいんですけれども、法案によってPKOに派遣される部隊、この場合、その隊員というのは、法案の十二条に規定されております身分によって現地で活動する場合は、もちろんこれは自衛隊法の拘束下で活動するんだと、こういうふうに理解してよろしいんですか。
【次の発言】 そこで、隊員は自衛隊法によって上下の関係がございます。隊員は指揮官の命令に服従するというふうな決めもあるわけなんですけれども、特に法案の中で武器使用の、二十四条で決められております武器使用がございますで……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1992/09/03、16期、連合参議院)

○磯村修君 私も佐川急便問題についてちょっとお伺いしようと思ったんですけれども、官房長官が退席されてしまったのでお伺いできないわけでございます。この辺は後日また機会がありましたらお伺いするということにいたします。  そこで、人勧の問題でございますけれども、先ほどからいろいろと御議論がございました。やはり政府は人事院勧告を守っていくためにも、早期実施のために最大限の努力をしていくと、こういう趣旨のことを総務庁長官及び官房長官も答弁なさっているわけでございますが、毎年のように、これが十二月の年末ぎりぎりに決まるというふうな状況を考えた場合、今年度当初予算にも一・五%というふうな給与改善費というもの……

第125回国会 外務委員会 第1号(1992/12/07、16期、連合参議院)

○磯村修君 有害廃棄物の越境の問題につきましては、これは地球環境を保全していく意味においても大変重要な問題でありまして、これまでは発展途上国の処理コストが安いというようなことやあるいは環境規制が緩やかである、こういうことが理由でそうした有害廃棄物の越境ということがあったと思うのです。そういう意味合いにおいて今回こういう条約を結んでいかなきゃいけないということは十分に理解できるわけです。  そこで、外務省にお伺いしたいことは、こういう条約を締結するに当たりまして外務省当局がどの程度これまでの有害廃棄物の越境の実態というものを把握しているか、まずお伺いしておきたいと思うのです。

第125回国会 予算委員会 第3号(1992/12/04、16期、連合参議院)

○磯村修君 私は、連合参議院を代表いたしましてお伺いしたいと思います。  佐川問題の事実問題につきましては後日に譲るといたしまして……
【次の発言】 これまでの国会での質疑を通しまして私の感じたことを前提として、総理にお伺いしていきたいと思います。  何といっても今国民の厳しい批判というものがこの佐川問題に集中していることは、御承知のとおりでございます。なぜこういうふうな問題が起きてきたのか。つまり、これまで幾つかの政治腐敗の問題がございました。ロッキードあるいはリクルート、共和といろんな出来事がございました。それはやはり、何と申しましょうか、そういうものを防いでいく自浄作用となるようなものが……

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/10、16期、連合参議院)

○磯村修君 きのうも私の同僚議員が総理にお伺いしたんですけれども、いわゆる暴力団が市民社会の中にいろんな形でもってはびこってきている。そういうことによって善良な市民生活が脅かされる。こういうことから、彼らは一般の市民生活だけではなくて政治の中にも介入しようとし、あるいは介入してきている。非常にこれは憂うべき問題ではあります。こういう状況を許していけば、いわゆる善良な市民社会の存立というものは危ぶまれる。  こういう意味合いにおきまして、まず総理にお伺いしたいんですけれども、こうしたアウトローに対する総理の対決姿勢と申しましょうか、そのお考えをぜひお聞かせください。

第126回国会 外務委員会 第1号(1993/03/26、16期、民主改革連合)

○磯村修君 外務大臣にお伺いしたいのですけれども、国連のガリ事務総長が「平和への課題」ということを提案して以来、いろいろなPKOをめぐる新たな論議が起きているわけですね。  日本の場合もPKO参加をめぐって憲法の解釈問題とかあるいは改憲論議、こういうことが大変近ごろ言われるようになってきている。日本の憲法というのは、やはり我々の国民生活の中に本当に根差して大変国民の大多数から支持されている。こういう意味合いからも憲法の平和理念というものをこれからの国際協力に生かしていく、これが大変重要なことだろうと思うのです。PKO協力法の審議の過程の中でもいろいろな論議が行われたわけですけれども、こうした論……

第126回国会 外務委員会 第2号(1993/03/29、16期、民主改革連合)

○磯村修君 今度の法案、在外公館の法案につきましてお伺いしたいのですけれども、この提案理由の説明の中に「在チェッコ日本国大使館以外は近隣国の大使館が兼ねて管轄するものであります」と書かれております。このいわゆる兼館と言われている公館ですが、これは六十七カ所だそうですね。それで、こういう兼館というのはどういう理由でこういうものが置かれているのか、お伺いしたいと思い、ます。
【次の発言】 兼館というのは実際にはそこに人は配置されていないということですね。そうしますと、非常に国際情勢がこういうふうに動いている中でもって人がいないということは、実際問題としてそういう兼館を所轄している大使館からは大体ど……

第126回国会 外務委員会 第3号(1993/04/06、16期、民主改革連合)

○磯村修君 ILO条約百二十号が提案されておりますので、関連しましてお伺いしたいと思います。  これまでのILO条約の批准状況を見ますと、我が国の場合その批准が大変おくれているという印象を強く持つわけであります。政府は政策の大きな柱として生活大国ということをうたっているのですけれども、労働条件の改善あるいは労働者の権利、こういったことを一層高めていくためにも国際水準の労働基準を達成することが必要である、そういう意味合いにおいてもこのILO条約の批准ということが強く求められているわけです。  これまでの状況を見ますと、例えば基本的人権に関する条約について批准しているものが四条約と、それから一般労……

第126回国会 外務委員会 第4号(1993/04/20、16期、民主改革連合)

○磯村修君 外務大臣が就任されましたので、これを機会にこれまでの大臣の答弁についてちょっともう少しお伺いしたいことがありますのでお願いいたしたいと思います。  一つは今の領土問題の件ですけれども、もちろん対日支援ということは国際協調の中で進めていく、北方領土の問題については二国間の中では大変重要な問題であるということなのですけれども、先ほどの答弁の中で正式な話し合いは外交ルートで詰めているというふうな答えもありましたですね。  そういうことからその点をもう少しお伺いしたいのですが、やはり日本にとっては北方領土を早く返してほしいというのが国民世論でもあるわけですね。しかし、向こうには国内事情とい……

第126回国会 外務委員会 第5号(1993/04/22、16期、民主改革連合)

○磯村修君 最初に、国際移住機関憲章に関連しましてお伺いしたいのですけれども、特に今、難民の問題が世界的にも非常に深刻化してきているということなのですね。今、世界の難民は千八百万人以上というふうなことが言われているようですけれども、この難民、いわゆる宗教的な対立とか民族的な対立という傾向が最近非常に強くなってきて、それに伴ってそうした不幸な人々が出てきているということなのです。  今度、我が国がこの憲章に参加することによってどういう具体的な協力というかそういうことが考えられるのか、こういう急増している難民に対する政府の認識とあわせましてまずお伺いしておきたいと思います。

第126回国会 外務委員会 第6号(1993/05/13、16期、民主改革連合)

○磯村修君 大臣の御都合もあるようですので、ちょっと順序が不同になりますけれども、私もカンボジア問題からお伺いしてまいりたいと思っております。  先ほど来ずっと、カンボジアでのPKO活動につきまして非常に治安が悪化しているという状況の中で、ポル・ポト派もパリ協定の枠にある、それから五原則には今のところ反しないというふうなことが繰り返し言われているのですけれども、そこでどうしても私は疑問がありますのでお伺いしたいのです。  パリ協定では、停戦は即時戦闘行為をやめるとかあるいは敵対行為はやめるとかと第九条にその定めがあるわけですけれども、いわゆる停戦あるいは敵対行為ということが書かれているパリ協定……

第126回国会 外務委員会 第7号(1993/06/10、16期、民主改革連合)

○磯村修君 条約についての質問に入る前に、当面している問題でちょっと二、三お伺いしておきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  さきにモザンビークに輸送調整の要員を派遣いたしまして、その後、国連から派遣要請が何か具体的にありましたでしょうか。
【次の発言】 これからの国連からの派遣要請につきましてもやはりいろいろな事情の中で派遣していくと思うのですけれども、これからの派遣要請に対してどういうふうな対応をお考えですか。
【次の発言】 先ほどの停戦監視員の派遣要請は、いつごろ、何人ぐらいの要請があったのでしょうか。
【次の発言】 カンボジアのPKOでいろいろなことを経験したわけでありますけ……

第126回国会 予算委員会 第4号(1993/03/11、16期、民主改革連合)

○磯村修君 私は、民主改革連合を代表いたしまして、当面の問題につきましてお伺いしたいと思います。  私どもも、相次ぐ政治の非常に逸脱した問題、スキャンダル、こういう問題を取り上げざるを得ない。そしてまた冒頭に金丸元副総裁の脱税事件もお伺いしなければならない。金丸氏と私、同郷でございまして、大変伺うことも苦しい面もあるんですけれども、しかし政治を正していくためには正すべきものは正していかなければならない、こういう気持ちで、まずこの問題から入りたいと思うのであります。  金丸氏は機会あるごとに、政治は国家、国民のためにある、政治家はそのために奉仕していくんだ、こういう意味のことを申されておりました……

第126回国会 予算委員会 第8号(1993/03/24、16期、民主改革連合)

○磯村修君 私、去る十一日の総括質疑の中で、大変残念な金丸さんのことにつきましてお伺いした経緯がございますけれども、それに関連しましてちょっとお伺いを二、三してみたいと思うんです。  今回の問題をめぐりまして、建設業界から上納金というものが贈られていたということがよく聞かれるわけなんでありますけれども、こういうものかなと私も感じたところであります。  そこで、公取にお伺いしたいと思うんですけれども、例えば建設業者あるいは建設団体が上納金と称する献金をある業界に力を持つ政治家に献金し、そしてまたそれによって本人あるいは周辺の人たちが公共事業につきましていろいろと指図したり、いわゆる取り仕切る、そ……

第126回国会 予算委員会 第14号(1993/04/02、16期、民主改革連合)

○磯村修君 私、民主改革連合の磯村と申します。よろしくお願いいたします。  議院証言法というのは、やはり議員の不祥事を解明してそしてこれからどういうふうに制度化したらそういう問題が起きないようになるのか、こういうことであると思うんですね。先ほど先生、刑事事件の対象となるようなものはその専門機関に任せておけばいいんだというふうなことをおっしゃられましたけれども、いわゆる今の議院証言法のようなことではなくて、やはりこの国会というところはそれ以外の議員の倫理問題に関することを専門にやって、そういう制度を置くことはいいことなんだというふうな趣旨に私ちょっと理解したんですけれども、それでよろしゅうござい……

第126回国会 予算委員会 第17号(1993/05/28、16期、民主改革連合)

○磯村修君 毎日、景気対策、経済の話が出てきているんですけれども、私も最初その辺からお伺いしていきたいと思っております。  きのうは、政府目標三・三%をめぐっての論議もございました。政府は向こう一年間の成長率を一・六%押し上げて三・三%の成長は可能にしたい、こういう腹構えなんですけれども、民間のシンクタンクは今回の対策を進めても二%半ばというふうな見方もしているんですけれども、まず、どうそれを受けとめているのか、その辺からお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 少し具体的にお伺いしたいんですけれども、景気対策の中で大きな柱になっているのが公共投資であるということは言うまでもございませんで……

第126回国会 予算委員会 第18号(1993/05/31、16期、民主改革連合)

○磯村修君 カンボジアでいろいろな経過を経て、今日、選挙も終わり開票が行われているわけなんですけれども、これから将来に向かってカンボジアの国民が平和と安定ということを求めて国づくりに励んでいく、こういうことは大変喜ばしい姿であろうと思うんですが、この選挙をめぐっては中立性の問題とかいろいろ議論は残しております。  そこで、今、カンボジアの政府がこれからどうつくられていくのか、その先がどうなっていくのかこういうことが我々大変気にかかるところなんですね。それで、ポル・ポト派の動向というものが注目されるんですけれども、実は二週間ほど前だったでしょうか、NHKの朝の討論番組を見ておりましたら、池田アジ……

第128回国会 予算委員会 第3号(1993/10/08、16期、日本新党・民主改革連合)

○磯村修君 私は、日本新党・民主改革連合を代表いたしまして、お伺いいたします。  新政権の最優先課題は、何といっても政治改革にあることは申すまでもございません。三十八年という長い間にわたる自民党政権下での政治腐敗事件、これに対する国民の厳しい批判というものは限界に達している、こういうふうな状況に今あるわけでございます。もはや政治改革は一刻も早くなし遂げていかなければならない。これに対する国民の期待が新政権に集まっているわけでございます。そういう意味で、新政権が国民の圧倒的な支持率を得ていることはそれぞれのマスコミの世論調査でも明らかなところでございます。  この大きな期待は、まさに政治改革の断……

第128回国会 予算委員会 第6号(1993/12/10、16期、日本・新生・改革連合)

○磯村修君 磯村でございます。  初めに、今、大変重要な課題が山積して、連立政権にとっても大変な時期を迎えているわけなんですけれども、細川政権が誕生いたしましてちょうど四カ月ということになります。国民の世論も、マスコミの調査で見られますように、依然として高い支持率を示しているわけなんです。しかし、ここに来まして、政治改革、あるいは米の問題、さらには景気、税制改革、非常に国民生活にとって大変重要な課題を抱えているわけであります。こうした問題を着実に処理していくことが、この国民の熱い期待にこたえることであろう、こういうふうに私は確信しております。  その意味で、重要な問題が山積している、どうなって……

第131回国会 建設委員会 第2号(1994/11/08、16期、新緑風会)

○磯村修君 新緑風会の磯村でございます。  当面している建設行政について、初めに、過日発表されました新しい公共投資基本計画についてお伺いしたいと思うんですけれども、二十一世紀の新しい時代に向かって国民が住みよい国土にしていきたい、そういう意味合いにおいてはこうした事業の推進ということが大変大事なことでございます。いわゆる二十一世紀に必要な社会資本を整えていくということは、これからも積極的に推進していかなければならない問題だろうと思うんです。  そこで、ただ問題は、今国も地方も財政的に非常に厳しい環境に置かれている、そうした中で、九一年度から始まりました四百三十兆円の公共投資計画、それに加えまし……

第132回国会 建設委員会 第2号(1995/02/09、16期、新緑風会)

○磯村修君 先ほど山田委員の実感のあるお話を聞いておりまして、実は私も東海地震の強化地域に住んでいるものですから、大変この大震災によって防災に対する認識というものを改めて新たにしているわけなんです。  緊急事態が発生した場合に一番大事なことは、最初のいわゆる初動体制、これが一番大切なことであろうと思います。初動体制がつまずくと、やはり押せ押せになってしまって、なかなか立ち直りに時間がかかるという結果にもなるわけなんです。  そこで、お伺いしたいことは、今、緊急事態に備えての中央省庁の緊急非常招集体制、これがどういう仕組みになっているのかということをまずお伺いしたいと思います。

第132回国会 建設委員会 第3号(1995/02/22、16期、新緑風会)

○磯村修君 防災性の高い、防災に強い町づくり、都市づくりということを進めていくためには大変な財政的な投入ということも必要になってくるだろうし、そのためには、やはりそこに住む被災者の皆様方の大きな御協力もお願いしていかなければ安全な都市づくりというものはなかなか進まないと思うんですね。  そこで、大臣にひとつお伺いしておきたいんですが、こういう震災復興のためにはどうしても個人の権利、私権というものが制約されるということが考えられるわけなんですけれども、やはり防災の町づくりを進めていくという意味の理解と、それから住民の協力を得ていくための対策というものをやはり考えておかなければ、これからの事業を推……

第132回国会 建設委員会 第5号(1995/03/10、16期、新緑風会)

○磯村修君 都市緑地のことにつきましてお伺いしたいのでありますが、最近地方の都市へ行っても、だんだん緑地帯というものが少なくなってきているということですね。我々も地元に帰っても、そういう緑地帯が少なくなっているなという感想を日ごろから持っていますし、あるいはまた非常に田園も次第に住宅地化してきている。こういうふうなことを見ますと、これからの市街地の緑地化ということは大変重要な役割を果たしていくであろうと私ども考えております。  そこで、せっかくそういう緑地事業というものを推進していくためには、そこに住む人たちの憩いの場所とか、そういう趣旨だけではなくて、やはり我々が教訓を受けた阪神大震災という……

第132回国会 建設委員会 第6号(1995/03/16、16期、新緑風会)

○磯村修君 質問の重複を避けてお伺いしていきたいと思うんですが、阪神大震災でいろいろな地中化されている電線等の被害状況の中でも、同じ管路方式によるものでも被害の強かったところとか、あるいは余りなかったところとかいろいろあると思うんですけれども、それはやはり耐震性の問題があったと思うんです。  そういう意味で、新たにこういう管路方式でもってつくっていこうという場合、道路の占用を許可するという制度がございます、許可がなければつくれないといった。そういう意味で、そういう耐震性というふうなことを考えて、道路を使っでもいいよという許可を与えるときに、そういう耐震性の問題についての何か一つの標準的な指導で……

第132回国会 建設委員会 第7号(1995/03/17、16期、新緑風会)

○磯村修君 阪神・淡路大震災、いよいよ復興への作業もいろいろと動き始めているわけですけれども、一番ここで心配になるのがやはり復興財源というふうなことにもなるわけでございます。予算委員会等でも、いろいろな財源対策ということが議論されてきたわけでありますが、財政当局もいろんな方法を編み出して財源をつくってまいりたいと、こういうふうな御答弁もあったわけであります。そうした議論の中で、一部の報道では、公共事業の予算の凍結とかいろんなことが報道された経緯もございます。  そこで、一言建設省にお伺いしておきたいことは、そういうふうな事業費の凍結、それを復興費に向けていく、そういうふうな問題につきまして、財……

第132回国会 建設委員会 第8号(1995/03/28、16期、新緑風会)

○磯村修君 最近、河川を利用したレジャーというのが非常に多様化してきているということから、置き去りにされるいろんな船、あるいは河川地域に放置しておく車両、こういうものが非常に近年目立ってきている。そういうことから、今回の法改正によって、ある一定の手続をしてそれを除去していくということになったのであろうと思うんですが、実際、私ども湖などを見ておりますと、大体されいに係留されてうまく利用されているんですけれども、本来の河川の実際の放置の状況というのは、実際はどうなんでしょうか、ちょっとその辺をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうした船舶と申しましょうか、あるいはいわば置き去りにしてい……

第132回国会 建設委員会 第9号(1995/04/25、16期、新緑風会)

○磯村修君 先ほど高山先生から、どうも住環境が軽視されているというお話がございました。そして亀田先生から安全性への投資というふうなところが言われたんですけれども、そこで、私は思ったんですが、実は今月十八日に震災の現地へ参りましていろいろ見て回ったんですが、その中で地滑り地帯があるわけなんですね、今回の震災で地滑りが起きたという。そこを見たときに、山を切り開いて住宅をつくったという、いわば極端な話、山とがけみたいなところの中に住宅が入っているというふうなそういうところもあったような気がするんですが、その辺の地質と申しましょうか、地滑りが起きる状況が十分に予想される地域にあえて住宅が建てられたんじ……

第132回国会 建設委員会 第10号(1995/06/08、16期、新緑風会)

○磯村修君 違法建築物のことにつきましてお伺いしたいんですけれども、先ほど御質問もございました。大臣は、こうした違法建築について一掃していくというふうな、最善の努力をしていくことが建設省の任務である、こういうお答えもあったわけでございます。  実態は、今の体制ではなかなか隅々まで手が行き届かない、こういうふうなようでもございます。これは人的な問題もあるでしょうから大変難しい問題でもあり、できるだけ合理的にやらなければならないこともあろうかと思うんです。一般論はそうであっても、なかなかこれは、社会的な問題に発展している違反建築物についてはやはり特別な目で対応していかなければいけないんじゃないかと……

第132回国会 予算委員会 第2号(1995/02/08、16期、新緑風会)

○磯村修君 関連質問を行います。  今回の阪神大震災で、私も実は東海地震強化地域に指定されております山梨に住んでおりますので、大変防災に対する認識というものを改めて強めたわけでございます。とにかく備えあれば憂いなし、常に防災というものに対する的確な認識を持って、そして的確な安全対策というものを講じていかなければならないと思うわけでございます。  そこでお伺いするんですけれども、実は総理の諮問機関であります国民生活審議会総合政策部会二次報告という文書がございまして、これは「安全で安心できる生活社会を目指して」という表題でいろいろ御提言なされております。その中で、これは時間がございませんので幾つか……

第132回国会 予算委員会 第6号(1995/03/02、16期、新緑風会)

○磯村修君 私は、初めに財政のあり方につきまして一言お伺いしたいと思うんですけれども、国の財政も、非常に税収の落ち込み、それによって大変窮屈になってきている、そうした中でいろんな国民のニーズにこたえていかなければならない、大変厳しい環境の中で財政を運営していかたきゃならないという、よく理解できるわけでございます。  そこで、できるだけこれからの財政というものは、これまでの毎年度の積み増し型のこういうやり方ではなくて、もう少し本当に国民のニーズに的確にこたえていける事業、そういう事業に絞って財政というものを組み立ててはどうか、予算というものを組み立ててはどうか、いわば小さな政府を志向するようなそ……

第132回国会 予算委員会 第14号(1995/03/15、16期、新緑風会)

○磯村修君 関連質問をさせていただきます。  ずっとこのところ議論されております、問題の信用組合の前理事長と大蔵官僚とのかかわり合い、こういう問題を考えていきますと、結局中央への権力の集中、こうしたことがひとつの綱紀の問題にもつながる、腐敗にもつながっていく、こういう印象を持ったわけでございます。  そうした意味合いから、権力の集中排除ということをこれから我々は真剣に考えていかなければならないんではなかろうか、このように思うわけであります。そうした問題をも念頭に置きながら、地方分権というふうなことをお伺いしたいと思うのであります。  戦後五十年という大きな節目を迎えているわけであります。そうし……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/03/22、16期、新緑風会)

○磯村修君 私は、新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成七年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災に際しての政府の対応については、初動のおくれを初め、緊急物資の輸送や医療体制などにも混乱を来したことはまことに遺憾であります。政府においては、早急に大規模災害時の危機管理システムを確立するとともに、防災国土軸の形成など災害に強い国土づくりに取り組むよう強く求めるものであります。  また、この二十日の朝、東京の地下鉄で発生したサリンガスによる無差別殺人事件は許しがたい極めて悪質な犯罪行為であり、強い憤りを覚えるものであります。政府にお……

第132回国会 予算委員会 第20号(1995/05/19、16期、新緑風会)

○磯村修君 民主改革連合・新緑風会の磯村修でございます。よろしくお願いいたします。  大変ことしは国自体が何か悪いことに取りつかれたように次から次へといろんな出来事が発生しているわけなんですね。阪神・淡路大震災では大変大きな被害を受け、地震あるいは災害に対する国民の不安を募らせた。さらに地下鉄のサリン事件についても社会不安を巻き起こした。いろんな出来事があって、そうした中で私どもの生活も円高に直撃されている。こういう状況があるわけでございます。  国民の側から見ると、これからの国の方向というものは一体どっちの方向に進んでいくんだろうか。例えば経済一つとっても、今までの経済の状況というものをもう……



各種会議発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第126回国会 予算委員会公聴会 第1号(1993/03/25、16期、民主改革連合)

○磯村修君 私は、民主改革連合の磯村でございます。よろしくお願いいたします。  ごく一般論からお伺いいたします。  まず、河口公述人にお願いしたいと思うんですけれども、私どもも、今、勤労者の所得減税ということは賛成の立場に立って主張している立場でございます。ともかく今の経済不況というのは、私どもの立場から申しますと、その主たる原因といいましょうか、いわゆるこの経済不況に伴いますところの生産調整、こういうことから、そこで働く人々の所得減少ということがつながってきている、それがやはり景気の、消費の落ち込みにも大きく結びついていると。こういう点からいろいろ考えてまいりますと、所得減税ということはどう……

第129回国会 議院運営委員会国会等移転小委員会 第1号(1994/06/21、16期、新緑風会)【議会役職】

○小委員長(磯村修君) ただいまから国会等移転小委員会を開会いたします。  国会等の移転に関する調査を議題とし、本日は、去る六月十四日に、国会等の移転に関する法律第十三条第三項の規定に基づき、国会等移転調査会から提出された中間報告に関する件について、参考人として国会等移転調査会会長の宇野收君から御意見を承ることといたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当小委員会に御出席いただきまして、ありがとうございます。小委員会を代表いたしまして、厚く御礼を申し上げます。  それでは、議事の進め方について申し上げます。まず、参考人から二十分程度で中間報告について御説明……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

磯村修[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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