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井上哲夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井上哲夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは井上哲夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井上哲夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 農林水産委員会 第2号(1989/11/17、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、このたびの参議院選挙で新しく生まれました会派であります連合参議院の所属議員として、そして実は議員も初めての体験でございまして、今から御質問をさせていただきます。  農政問題についてはまさにずぶの素人でございますが、そのためふなれと知識不足による質問中の御迷惑があるかと思いますが、委員長よろしくお願いを申し上げます。  まず大臣にお尋ねをいたしますが、大臣は就任以来一貫して、その所信の表明の中で、私が聞きたいのは米づくりに関してでございますが、足腰の強い農業の確立のためには農地の貸し借りをもっと盛んにする、あるいは農作業の受委託をどんどん促進させて、そしていわば大規模化のそう……

第116回国会 農林水産委員会 第3号(1989/11/21、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 連合参議院の井上でございますが、町長さんにお尋ねをしたいと思います。  今おたくの町では、森林組合というのがもしあれば幾つあってどのようになっているか。そしてこの森林組合の場合、財政基盤は必ずしも十分ではないと思いますが、このような森林組合が、果 たして今度できた場合のそういう施設の管理と、そして森林の維持と両方をうまくやっていけるための具体的な見通しがあるのかないのか、この点についてお尋ねをしたいと思います。  私の場合六分しかございませんので、よろしくお願いします。
【次の発言】 次に、半田先生にお尋ねをいたしたいと思いますが、先ほど大塚先生がお尋ねになられた点に関連しますが……

第116回国会 農林水産委員会 第4号(1989/11/28、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、主にこの法案によって施設の維持運営主体になるであろうその事業主体の森林組合について、これを中心にお尋ねしたいと思います。  本法案の提案理由説明の中には、「本法案は、」「保健機能の増進を図るべき森林について、森林の保全に留意した新たな森林の利活用方式として、遊歩道、野営場、休憩施設等の施設の整備を森林の施業と計画的かつ一体的に推進する制度を創設しようとするものであり、」と書いてあるわけです。このこと自体はまことに当を得たものであると思うんですが、では、このような施業主体になると思われる森林組合について、現時点で森林組合の合併の状況はどのようになっているか。それから、合併がお……

第116回国会 農林水産委員会 第5号(1989/12/05、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私から二、三お尋ねをしたいと思います。  先ほど猪熊先生は、最後に減反の問題で法的な拘束力がないものだというようなことをおっしゃいました。同感でございますが、私は、ちょっと目先を変えて、減反の厳しい中で農家が苦しんでおる、転作の対応の拡大がもう少しできないかという観点からお尋ねをしたいと思います。  ゲートボール場をつくった場合に、今回は減反の対象というような新聞の記事は読ましていただいたわけでございますが、今まで転作奨励金の対象作物に不幸にも外れていたといいますか、なっていなかった作物でこれを見直す。もちろん生産が過大になる、あるいはいろんなことがあるでしょうが、もう少し転作の……

第116回国会 農林水産委員会 第6号(1989/12/12、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、今から被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法案に関しましてお尋ねをしていきたいと思います。  まず第一は、農林年金制度そのものが、今までのお話を伺いますと、職員の増加は見込めないといいますか横ばいだと。しかし、年金の受給者はこれからふえていくであろうということは十分に予想されるわけでありまして、そうしますと、こういう状況の中で、今回出されております短く言いますと制度間調整法案ですね、この法案が成立した場合には、現時点で三年間十六億円の拠出を見込んでおる。衆議院で修正をされたようでございますが、こういう場合にこの三年間の十六億円という負担はかなり大きな負担だと思わ……

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1990/07/31、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 では、私の方からお尋ねをいたします。  その前に、今回の災害で被害を受けられた方に心からお見舞いを申し上げます。関係者の皆さんの復旧事業への御努力に対しては、今後もよろしくお願いを申し上げたいと思います。  質問の通告の件で御迷惑をおかけしたこともおわびをいたしながら、まず午前中質問されました渡辺議員の質問に関連して、ちょっと私自身納得できなかったのでお尋ねをしたいと思います。  それは、豊肥線が現在まだ不通になっていて年度内の開通の見込みがないというふうなお話で、しかも橋梁が流失をしてその回復に多額の費用が要る。しかしJR九州の方では大変な多額な復旧費で頭を悩ましておる。一方で……

第118回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1990/10/09、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、二十分の与えられた時間でございますので、まず最初の質問から始めたいと思います。  その前に、今回の災害でお亡くなりになられた方に本当に心からお悔やみを申し上げますとともに、けがをされた方、被害を受けられた方にお見舞いを申し上げたいと思います。  これまでの御質問では土石流による被害、災害の状況等が中心でございましたが、きょう私は、自分の出身地のことを言って申しわけありませんが、十九号台風による風の被害、これはほとんど新聞等で取り上げられておりませんが、非常に甚大なものであるという点で、長官もお見えでございますが、ぜひ風の被害についての御認識を新たにしていただきたいことと、そ……

第118回国会 災害対策特別委員会 第4号(1990/06/13、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは消防団の活性化のこともお尋ねしようと思ったんですが、先ほど大渕絹子委員が長良川の河口ぜきのことをお尋ねしてくださいました。実は私の地元が重大関心を持っておりますので、河口ぜきのことについてお尋ねをいたします。  実はきょう午前十一時から十二時まで、長良川の河口ぜきの問題について語る会ということで十四名ぐらいの国会議員が集まりまして、建設省等の関係者からいろいろな問題の説明及びそれにまつわるお話を伺ったわけですが、その際に、特に治水上のことで地元では危惧の念が二、三あるというふうな御指摘がありまして、そのことについてお答えもいただきました。しかし、その点についてなお今……

第118回国会 農林水産委員会 第1号(1990/03/26、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私から二、三お尋ねをいたします。  まず、きょうの審議を今お聞きしておりまして、村沢委員から御指摘がありました、猪熊委員からも御指摘がありましたが、この中山間地域をめぐる諸問題で、これは大臣にお尋ねしたいんですが、中山間地域対策基本法とかそういう法律の制定を前向きにお考えになられるかどうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 猪熊委員もおっしゃいましたが、本末転倒であるとかあるいは地域指定について不明確だと。こういう法律が果たして法律として大丈夫なのかということを考えますと、私はやはり、中山間をめぐる諸問題についての対策基本法というものをつくった方がより明確になるのではないかとい……

第118回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1990/07/05、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も持ち時間は七分ということで、お答えの時間も入っておりますのでたった一問ぐらいしか御質問できないと思います。既にいろんな角度から米価の問題、内外価格差の問題、質問が出ましたので、重複を避けまして、米の消費の拡大の一助になるかもしれないということで麦のことについてお尋ねをいたしたいと思います。  麦は、私ども子供のころには米がなくて麦飯を食べさせられて、なかなかその思いも複雑なわけでありますが、この間農業新聞を見ておりましたら、麦でモチ性といいますか、モチ麦、裸麦になるわけですが、モチ麦の育成種で大変努力をされている農家の方がある。その方は米澤平一さんという方で、改良された麦と米……

第118回国会 農林水産委員会 第2号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、まず豚のことについてお尋ねをいたします。  豚肉の需要というのは、加工需要面も含めてその伸び率は鈍化したものの引き続き増加していると言われております。そして一方、供給といいますか、生産の方も需要に見合った形で推移していると言われております。しかし、牛肉の自由化を一年後に控えて、養豚農家の先行き不安というのもまた一概に無視し得ないところであります。  そこで、今後の国産豚肉の需給がどのような情勢に推移するかという点で、農水省の見解をお尋ねしたいと思います。一部にはこれ以上の伸び率は望めないというような限界論といいますか、そういう声もあるようでありますし、あるいはともすれば牛肉……

第118回国会 農林水産委員会 第3号(1990/03/30、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうの砂糖の法律の改正に関する質問では、私が予定をした質問事項は全部さきの各委員の先生で埋められてしまいましたので、質問通告はいたしておりませんが、さきに村沢理事から質問されました中山間地域指定のことについてお尋ねをいたしたいと思います。  さっきの御答弁を聞いておりますと、この中山間の地域指定については、土地の傾斜度あるいは田畑の割合あるいは林野率、そういう地勢条件からの縛りをしたと、さらに人口十万人未満という縛りもしたというお答えでございました。  ところで、私はこの中山間地域指定が今回はっきりしないまま中山間事業がスタートするということで、本来で言えば少し急ぎ過ぎであると……

第118回国会 農林水産委員会 第4号(1990/04/19、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私から一点だけお尋ねをしたいと思います。  今いろいろお忙しい中来ていただいてお話を伺いました。結局遺族年金といいますか、女性の年金の受給の問題にやや集中しておる感がありますが、この問題の中でどうも議論を聞いておりますと、行く行く農業構造といいますか、あるいは今池田さんがおっしゃったようなそういう体制が整備されれば、そこから新しい土地所有に限定されない年金システムが生まれるんだろうというふうなこと、一方では、今回の改正で加入促進はできると言いながらいろんな参考人の先生方のお話を伺うと、やってみないといささか不安は残るというふうに私自身受け取らさせていただいたわけですが、そうすると……

第118回国会 農林水産委員会 第5号(1990/04/24、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私が予定をいたしました質問事項は、既にほとんど他の議員から質問をされまして、二、三私の質問の通告順序とは違ってきますが、お尋ねをいたします。  まず、先ほど猪熊議員がお尋ねになりましたが、附則の十八条の点でございます。ここに書いてある平成三年度から七年度までの国庫の助成金、具体的な数字が書いてありますが、これはどういう配慮といいますか、見込みでこのような少し変わった法案の改正になされたのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 これは向こう五年間について、事実上、国会を拘束するおそれもあると猪熊議員が御指摘になっております。  そこで、こういう計算の根拠値といいますか、先ほど局長は……

第118回国会 農林水産委員会 第7号(1990/05/29、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 まず一番最初に、同僚の議員がお尋ねになりましたが、重複をしない範囲でお尋ねをいたします。  いわゆる北朝鮮のサケ・マス漁船団の拿捕事件に関してでございますが、先ほどの菅野委員の質問に対して、長官の方から乗組員の安全の確認といいますか、そういう点も今一生懸命情報収集をしている、こういう趣旨の御答弁があったと思いますが、新聞報道を見ますと、百四十名ぐらいに上るというような具体的な数字も出ておるようでありまして、例えばその百四十名の乗組員が今どういうふうな形でどこに向かって、そして裁判を受ける対象になっているのかどうか。さらに水産庁からというよりも、北海道の道庁からあるいは別の機関から……

第118回国会 農林水産委員会 第8号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 長時間の審議ですが、さらに御質問をいたします。  まず私は、本年度の予算の説明書の百六ページにも書かれておりますが、鯨、国際捕鯨委員会における商業捕鯨が随分長く中止されて調査捕鯨が三年間続けられてきた、この点についてお尋ねをいたしたいと思います。  漏れ伺うところによりますと、この調査捕鯨の結果では資源としての鯨はもう相当ふえておる。したがってこの先、国際捕鯨委員会で我が国としてはもう一度商業捕鯨を再開したいと、そういうことに関してどのような見通しがあるか。これが見通しとして非常に厳しいものであるとした場合に、調査捕鯨は一体今後どういう状況になるであろうか、こういう点についてまず……

第118回国会 農林水産委員会 第9号(1990/06/14、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 市民農園整備促進法案についてお尋ねをいたします。  朝から先輩議員のいろんな御質問、答弁をお聞きいたしておりまして率直な私の感想を申し上げれば、今回の法案について言えば促進的な側面と、いや見守っていかなければいけない側面が何となく混在をして、御質問も答弁もどうも私にとりましてはわかりにくかったというところでございます。特に市街化区域の農地と市民農園の関係について、税制の大綱が決まらないから、あるいは住宅問題を基本に据えた土地問題の大綱が決まらないから、今市民農園について農地として保全すべきものととらえることができるかどうか確たる御返事ができにくいと。聞き方が悪かったのかもしれませ……

第118回国会 農林水産委員会 第10号(1990/06/19、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、三重県の長島町と桑名市の間の長良川河口で巨大なせきが建設されつつありますが、 このせきの建設と地元の漁師の多くがなりわいを立てておりますシジミ、シラウオ等の漁業の関連、せきの建設による影響がどの程度あるかについて、本日はお尋ねをしたいと思います。  先ほど、細谷議員が八郎潟、八郎湖の干拓の中で実は天然資源のシラウオやあるいはボラ、スズキ、ワカサギ、さらに魚介類、こういうものの非常に資源の保全が思わしくない、こういう観点で少しお尋ねになりましたが、実は、水産庁の長官もよく御存じだと思うんですが、桑名市、長島町ではまさに今、長良川河口ぜきというそのものの建設をめぐって、反対を叫……

第119回国会 農林水産委員会 第1号(1990/11/01、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 最後のようでありますが、刈田委員が質問されたことに関連するところからお尋ねしたいと思います。  食品の輸入、それに対する残留農薬等の問題でございますが、最近の新聞では輸入レモンから残留農薬が発見された。それで一時輸入レモンは禁止とかで国産のレモンがどうなるか、こういうふうな見出しの記事があったわけでございますが、この輸入レモンの残留農薬の発見による輸入の禁止というようなことの実情といいますか、発見の端緒も加えましてその点お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 直ちに安全性に問題はないというのは、もう少し具体的に説明を願いたいと思うのです。  さらに、残留農薬の濃度だけではわ……

第119回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1990/11/22、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 最後になりましたが、私から、与えられた時間御質問をしたいと思います。  通告書の順序が逆さまになりますが、まず大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  きょうの委員会でウルグアイ・ラウンドをめぐってのいろんな角度からの御質問がありました。谷本委員の御質問にも出ましたが、今回の交渉がうまくいかなかった場合にアメリカの方は、例えば全米精米業者協会の役職の人の新聞報道による発言によれば、通商法の三〇一条に訴える、そして二国間交渉に持っていきたいというようなことが出ております。それに対して、厳しいというか、あるいは正当な反駁をこれまでしていないんじゃないかというような、もっとしっかり反駁を……

第120回国会 決算委員会 閉会後第1号(1991/05/21、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは高井委員に交代をいたしまして質問をさせていただきます。  先ほど猪熊委員の方から、木曽岬の干拓事業に関しまして大臣に質問がありました。この木曽岬の国が事業体となった干拓事業が、平成元年度の会計検査院の指摘でも重ねて国費のむだ遣いだというような指摘があるわけでありまして、繰り返して質問をするということはいささかくどいという印象も与えますが、この問題について、与えられた時間質問をしたいと思います。  木曽岬の干拓地といいますのは今県の帰属をめぐって争っている。お隣に座ってみえる三治委員は愛知県で、私は三重県でして、何かそぐわない感じもするんですが、そうじゃなくて、国費の……

第120回国会 決算委員会 閉会後第2号(1991/05/22、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは長良川河口ぜきの建設費の面でお尋ねをいたしたいと思います。  この河口ぜきの問題は、建設の推進を願う人たち、あるいは待ってくれという声、さらには自然保護のために建設を取りやめてほしいという声、さまざまな中で今着々と工事は進んでいると思います。そして、この長良川の河口ぜきの問題は決算委員会においてもしばしば質問がなされて、その都度答弁がなされております。であるにもかかわらず、なおきょう私が尋ねたいと思うその意図を簡単に今から申し上げて、そして質問に入りたいと思います。  この長良川の河口ぜきの建設費も、これからお尋ねをすれば、完成までの間に計画当初の費用、中間見直しの……

第120回国会 決算委員会 閉会後第3号(1991/05/29、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、二十分という与えられた時間で、ごみの不法投棄についてお尋ねをいたします。  今ごみ問題は、従来の法律の改正あるいはリサイクル、さらにごみの中には有害なものが入っておって、人体に対するその影響を無視できない、そのことからごみ処理が大きな課題になっているわけであります。  まず、これまで廃棄物の処理法違反でどのように警察庁の方で検挙されたか。伺いますと、この五年間で件数自体はやや減っているというふうにも聞いておりますが、その点の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今の御説明ですと、それ以前の昭和六十一年、六十二年、六十三年は三千台の件数であったというふうなことでございます……

第120回国会 決算委員会 閉会後第4号(1991/06/04、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうの最後の質問者になりました。しばらく御辛抱をお願いします。  きょう私は厚生省の方にエイズの問題で質問するということですが、ちょっとその前に、大蔵省及び労働省の方に、ある企業の倒産に絡む問題でお尋ねをいたしたいと思います。  五月の二十三日に岐阜県の方で、米のお菓子では業界第二位と言われております日東あられという会社が会社更生法の適用申請をいたしました。地元の新聞ではこれに関連する記事が連日のごとく大見出しで報道されております。  まず、この会社の、これまで、いわゆる証券取引法に基づいて申請をしておりました、いわば企業内容等の株主その他への開示義務といいますかディスクロージ……

第120回国会 決算委員会 閉会後第5号(1991/06/05、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょう私は、国家公務員の天下り人事と言われる民間企業への離職後の就職、あるいは特殊法人と呼ばれる政府と非常に関係の深い公団等に就職をするケースについてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、私企業への新たな就職のケースについてお尋ねをいたします。  ことしもまた人事院からは「営利企業への就職の承認に関する年次報告書」が出されております。例年この報告書を概数的に見ますと、承認した件数もほぼ横ばいでありますし、この承認の前提には国家公務員法の百三条の規定に従って例外的に承認をされたケース、問題がないというケースということで私の方も読ませていただいておるわけでございますが、この平成二年……

第120回国会 決算委員会 閉会後第9号(1991/06/27、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは決算委員会ということでありますので、国営の農地の開発事業、具体的には私の地元の三重県でも考えさせられる事業がありますので、それを想定に入れながらお尋ねをいたしたいと思います。  三重県、和歌山県との県境のところに御浜町という小さな町がありますが、この御浜町で国営御浜農地開発事業が昭和五十年から着工になり、本年度終了といいますか完成見込みになっております。これは御浜パイロット事業とも言われておりますが、この事業について、途中でその基本計画といいますか計画が変更になっているということでございますが、現時点での、つまり計画変更で予定している受益面積、植栽面積、事業費見込み……

第120回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1991/06/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私の用意しました質問事項は随分重複がありますので、簡潔にダブらない範囲で質問したいと思います。  まず冒頭、お悔やみ、お見舞いを心から申し上げます。  十二日に現地に行ってまいりまして地元の県市町より要望書をいただいたわけでございますが、この要望書を見まして一番感じることは、災害復旧事業等の認定に弾力的運用と、きょう朝から晩まで各委員の方々の質問はすべてこの点に絡んできておるわけでございますが、この弾力的運用というところでお尋ねをまずしたいと思います。  先ほど来厚生省の答弁を聞いておりまして、例えば炊き出しが一日八百円が千五百円ぐらいまでの弾力的運用とかあるいは仮設住宅について……

第120回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1991/07/04、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も米の問題について質問をいたします。ただ、もう既に重複をした質問になりますので恐縮でございますが、まず第一点としては、先ほども質問に出ましたが、七月一日の米自由化阻止へ向けての大決起集会の件についてお尋ねをいたしたいと思います。  今米は自由化されるんだろうか、部分的に、あるいは関税化で。しない、いやそれはない、そういう形で疑心暗鬼といいますか、米をつくる生産農家から見ればまさにあすはわからないという状態になっている。しないとかないというのは、ローマ法では鬼の証明と言われておるようで、どうにも答えようがない、あるいは証明のしようがない。あるというのはある事実をもって証明すれば足……

第120回国会 農林水産委員会 第2号(1991/02/21、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も限られた時間でございますが、二点ほど御質問させていただきます。  まずは、大臣御就任おめでとうございます。  大臣のお答えを最後の方に回させていただいてまことに恐縮でございますが、まず下水道の整備のことでお尋ねをいたします。  先ほど大渕委員が下水道の問題についてあらゆる点から御質問をされながら、いま一つ所期の答えがいただけないということのような感じがあったわけでございますが、集落下水道の整備の問題について、端的に言いまして、今回の新しい予算枠では約二・二倍の枠の増加がある、あるいは非常に大きな増加率を見たとかいう説明はるる承っております。  ところで、この集落排水事業による……

第120回国会 農林水産委員会 第4号(1991/03/26、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょう畜産農家と環境問題ということでお尋ねをしたいと思います。  先回、この委員会で私は、農振地域での農業集落排水事業の一層の拡大によるいわば農村地帯の下水道の整備が急務であるという観点から質問をさせていただいたわけでありますが、今回は畜産農家におけるふん尿対策、まあ大変びろうな話になりますが、その問題についてお尋ねをいたしたいと考えております。  午前の細谷委員の御質問にも畜産農家における離農の数がこの四年間で決して無視できないほど大きな数字に上がってきた。しかも、その内容は必ずしも小規模の畜産農家が離農していったとは言えない。逆に中堅の農家の離農の方が実態に合っているん……

第120回国会 農林水産委員会 第5号(1991/03/28、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 井上でございますが、私が尋ねたかったところはほかの委員さんが尋ねられましたので、参考人の方にきょうはお忙しいところをおいでいただいたことのお礼だけ申し上げまして終わります。ありがとうございました。

第120回国会 農林水産委員会 第6号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は先ほど猪熊委員が質問をされておりました観点とちょっと変わったところから質問をしてみたいと思います。  今回の改正で混住化した地域での土地改良、農用地を含む土地改良についてまことに時宜を得た改正をされたということで、そのことには私も評価をするわけでございますが、問題は市町村に負担を課するといっても、その中には例えば中山間地域の市町村あるいは過疎化が進んで県会議員も出せないようなそういうところがこういう今回の改正で本当にうまくいくんだろうか、農家の負担を低くしていく、一方市町村がその利益の限度で負担を明確化していく、そのことはそのとおりでございますが、結局お金のない市町村ほど人が……

第120回国会 農林水産委員会 第8号(1991/04/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も大変持ち時間が少ないので、小塚参考人にのみ一点お尋ねをいたしたいと思います。  これは、今回の改正で累積債務の解決のために土地や山を売り払うという計画があるわけでございますが、小塚参考人の方では先ほどの意見陳述で最後に、売り払いについても特段の配慮を望みたいという趣旨の御発言があったと思います。その点について御意見を承ればと思っております。  といいますのは、今この点につきましては、参考人の大内先生がいたずらに売り払い等で累積債務の解消をするといってもこれは非常に難問である、とりわけ乱開発を招きかねないということを考えるとなおさらである、こういう御趣旨の意見もいただきました。……

第120回国会 農林水産委員会 第9号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうお尋ねをしたいと思っていたことは、今回の促進法の中に書いてある「機構」のことでございます。この機構については、既に大渕委員が先ほどるる質問されました。なるべく重複をしないようにお尋ねをいたしたいと思っております。  先ほどの答弁をお聞きしますと、機構は社団法人の食料品流通改善協会をいわば財団法人に衣がえをしましてそこに置きたいと。常勤役員を含めて約十名の人員でスタートするということになるとのことですが、まず四億一千万ですかのお金はどういう割り振りになる予定でございますか。
【次の発言】 三億五千万円ほどは債務保証の基金だと、そうすると三十五億円ぐらいは保証事業ができる……

第120回国会 農林水産委員会 第10号(1991/04/24、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も時間がありませんが、一、二点お尋ねをいたします。  まず、大場参考人にお尋ねをいたしますが、今回特別給付金制度といいますか、それができることになった。それで、地方の競馬場の場合に、それが可能な主催者の場合と、当分認めないというところと出てくると思うんですが、お互いに独立採算といいますか財布が別ですからやむを得ないことなんですが、方向としては中央がそのようなシステムを入れるなら、できるだけ自助努力をして地方競馬も入れていきたい、こういうふうなお考えでしょうかどうですか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今の点でもう一点お尋ねしたいんですが、その要望が出てきたら認める……

第120回国会 農林水産委員会 第11号(1991/04/25、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も実は、競馬の法律改正ということで素人でございまして、質問事項はたくさん用意したんですが、かなり重複をしておりまして、今一生懸命頭の中で質問事項の練り直しをしております。それで、渡邊参考人にも質問をしたいと思いますのでちょっとお残りを願いたい。  まず第一点は、これまで法律で規定をされていた事柄、開催場所、開催日数その他、こういうものが今回の法律の改正で省令で定められることになった。それは今猪熊委員の方から質問をされたわけでありますが、この省令に変えたということは、一つには他の公営ギャンブルといいますか、競輪、競艇、オート等の規定で皆そうなっているということから横並びにしたい。……

第120回国会 予算委員会 第3号(1990/12/17、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、三月の本会議で情報公開制度のことについて尋ねたものであります。実はそのことについてお尋ねをしたいと思います。  総務庁はこの九月に「情報公開制度に関する主要検討課題についての中間的整理」という名前で意見を表明されました。この「中間的整理」と言われるものは、五十八年の三月に臨調答申で、日本の国も行政情報について速やかに公開する方向で検討をしなければならない。しかも、それは行政機関が任意に公開をするだけで足らず、国民が開示を求める場合には一定の制約のもとでそれに応ずる、こういう制度が重要な問題であるというふうな答申にこたえて六年七カ月ほど研究会を持たれ、その上で「整理」という意……

第120回国会 予算委員会 第11号(1991/03/28、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 連合参議院の井上でございます。私は花粉症のことをお尋ねいたします。  このところ、毎年春先になると杉花粉によるアレルギー症が大都市に居住する住民に多く発生しまして、罹病者本人の苦痛や日常生活への支障となるばかりでなく、いわば社会的にも大きな問題になっている。一説によれば、一千万人がかかっているかもしれないいわば国民病であるというようなことも言われております。  そこで、まず花粉症と呼ばれる病状について厚生省の方でどのように把握してみえるか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 今の花粉症についての御説明で、特に杉花粉症と言われる点について、どのような把握を厚生省の方でしてみえますか……

第121回国会 決算委員会 第2号(1991/09/25、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 科学技術庁に私の方から質問をしたいと思います。  最初にお断りをいたしますが、私は余り科学技術庁の業務については知らないことばかりで、実はきょうはむしろ教えていただきたいということで質問をさせていただくわけでございます。  今回の科学技術庁の決算の概要説明の中に、電源開発促進対策の特別会計について御報告がありました。この特別会計のことについてお尋ねをいたしたいと思います。  この特別会計は電源立地の勘定分と電源多様化勘定分に分かれているというように読み取れるわけでございますが、まず「翌年度への繰越額」それから「不用額」、こういう記載がありまして、一見すると割合的に随分多額になって……

第121回国会 災害対策特別委員会 第4号(1991/09/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私の質問時間は十五分でございますので、質問通告の順序を少しずらして質問したいと思います。なるべく簡潔にお答えの方もよろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず初めに、この前の小委員会でも私はお尋ねをしたことなんですが、今回の雲仙の噴火災害に関しまして、損害保険会社の火災保険等の建物に対する保険金の支払いはこれまでの把握で一体どの程度なされているか、あるいは農協共済もやはり火災保険でございますが、建更と呼ばれる共済金の支払い状況がこれまでどのように支払われているか。農協共済の農作物被害についての支払いについては二十一分野九十項目のところにも書かれておりますので、もしそれもあれば……

第121回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1991/10/17、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私はきょう果樹共済のことについてお尋ねをしようと思って準備をしてまいりましたところ、同僚の委員の方が次々に果樹共済についてお尋ねをされました。と申しますのは、昨年は三重県に台風が三号連続上陸ということで大きな被害を受けたわけでございますが、そういうことを思うと、今回の台風で被災をされた方々は大変お困りであるということを身をもって感じ、お見舞いも心から申し上げたいと思うわけでございます。  それで、既に私が通告をしてある質問事項から若干ずれるかもしれませんが、果樹共済についてのシステムについて根本的に考え直す余地があるかどうかについて、いささか思いつくままでございますが議論をさせて……

第121回国会 農林水産委員会 第2号(1991/09/26、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは二十七分あるということなので、まず大臣に米の自由化の問題に関してお尋ねをしたいと思います。  きょうは午前中からお聞きをしておりまして、大臣がダンケル事務局長の方まで出向いていかれて、日本の米に関連しての立場を強調されてみえたと、大変御苦労さんであったと私も敬意を表するところであります。  その中に、大臣がおっしゃったのは、五年間、六年間やってきて交渉というテーブルにはまだいっていないんだと。しかし、これが交渉というテーブルに入った途端一気がせいに舞台は展開することも憂慮といいますか、考えなきゃならぬ。そういうことを考えると、これからもますます重大な関心を持って私ど……

第122回国会 決算委員会 第2号(1991/12/17、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表しまして、大蔵省及び大蔵大臣に予備費の湾岸拠出の件と、それから給与改善費名目での予備費の計上について、お尋ねをしたいと思います。  きょうは、いろいろとこの湾岸戦争に関して、十億ドルの平成二年九月二十一日閣議決定に基づく予備費の支出につきまして質疑がなされてきました。その質疑を私も途中やむを得ない事情で中座をした以外聞いておりまして、この問題は改めて、私の質問が重複するところはあるわけですが、重ねてお尋ねをしなければならない、そのように考えておりますので、御答弁をお願いしたいと思います。  この予備費は、あらかじめ内閣の責任において支出を許されているんだ、あ……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、関連で退職自衛官のことについてお尋ねをしたいと思いますが、どういうことを考えてお尋ねをするかということのお話をまず申し上げます。  先ほど磯村議員も総理に質問をしたわけですが、どうも現職の自衛隊、しかも部隊を出して、国際貢献という形でPKOに参加をしていく。よほど出おくれたので、急いで急いで、追い抜き追い越していなかきゃいかぬという感じが私どもから見るとどうしても消えない。どうしてそんなに急がなきゃならないのかという角度でお話を伺うと、今総理もお答えいただいたわけですが、国の公務員がまず率先をしなければ国民はついてきてくれない、あるいは仕事の内容が極めて専門的ですこぶる軍事……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/12/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私、連合参議院に所属しておりまして、政党ではございませんが、私たちの意見をもとにお尋ねをいたしたいと思います。  連合参議院は、PKOの参加による国際貢献については、既に代表質問でもお話をしましたが、あくまで当面は非軍事、非武装の立場でまさにPKO的な国際協力を積極的に推進すべし、こういう立場をとるものであります。具体的には、自衛隊とは別個の組織の協力隊にする、さらに協力隊の業務の中でもいわゆるPKFという業務は含ませない、そしてシビリアンコントロールを徹底するために国会の承認を条件とするというような骨子で考えております。  過日の本委員会の質問では政府、つまり大臣にいろいろお尋……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/12/20、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 連合参議院を代表しまして御質問をしたいと思います。  一昨日は、対案を出されてみえる社会党の発議 者の方にすべての時間を質問いたしました。せっかくお見えになった首相以下大臣に質問しませんでしたが、きょうは首相以下御出席の大臣に御質問をさせていただこうと思いますので、よろしくお願いをいたします。  まず初めに、先回、対案を出されている野田議員に随分ぶしつけな質問を飛ばしましたが、けさの新聞に出ていることに関して、総理に、まことにぶしつけな質問でございますが、お尋ねをしたいと思います。  それは何かといいますと、私は対案を出されている野田議員に、社会党が出されている対案にほかの党が同……

第122回国会 農林水産委員会 第1号(1991/12/03、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は連合参議院に所属しておりまして、衆議院にはない会派ですので、このたび大臣の御就任、改めておめでとうございます。  きょういろいろとお話を伺わせていただきまして、米の自由化の問題について私も勉強させていただいたわけですが、大臣にお尋ねをしたいと思います。  きょう議論を聞いておりますと、ガット・ウルグアイ・ラウンドの問題も最高政治決定レベルの会談というところまでは何もいっていないということがわかりました。  それから、国会決議が三度なされておって、この国会決議の問題は今も議論をされておりますが、私が考えるには政治的な責任の象徴であると思っておるわけでございますが、今政府は米の自……

第122回国会 農林水産委員会 第2号(1991/12/19、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょう私ももう一つの委員会の方で出たり入ったり、大変失礼をいたしました。  まず大臣にお尋ねをいたしたいと思うんですが、本当に年の瀬も迫ってきたわけでございますが、ガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉も大詰めに来ているというふうに言われております。恐らくきょう他の委員もこの点についてはお尋ねになっておりましたので重複することと思いますが、このときに至って米の自由化をめぐる例外なき関税化を受け入れることはできないというその判断をしてみえる根拠といいますか論拠をお聞かせ願いたい。  私も夏あるいは秋に少し海外に出させていただきまして、そうなると日本の在外公館の方と接します。外務省の方は……

第123回国会 決算委員会 第2号(1992/05/25、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうは私は、まず木曽岬干拓事業について、お尋ねをいたします。  きょうの委員会では既に会田委員と猪熊委員がこの木曽岬干拓事業について質問をしておりますので、重ねて質問するというのはいかがかということを考えましたけれども、実は私は地元でして、この四月三日にはこの木曽岬干拓事業地へ行ってまいったわけであります。ふだんもよくその近くを通っておりますので、一度現場を見なければということで見に行ったわけであります。そういうふうなことがありますので、重ねて質問をさせていただこうと思っております。  これまできょうのこの委員会での大臣の御答弁あるいは各省の御見解を聞いてまいりまして、率直に申……

第123回国会 決算委員会 第3号(1992/06/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 連合参議院の井上でございます。また出てまいりましたけれども、私は決算委員会の委員でございますので、きょうは内閣総理大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  PKOの法案については、私どもは自衛隊の存在そのものは認めるけれども、法案については残念ながら賛成できないという態度をとりましたが、どうあれ成立をした法律でありますので、法律は成立したと、そのことを前提にお尋ねをいたしたいと思います。  今回のPKO法案で今総理からるる御説明ありましたように、五原則があって、憲法上の問題はそれでクリアできると。私はきょうは憲法論争じゃなくて、その五原則の中で停戦の合意あるいは相手国の同意、さらに……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1992/04/28、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表して質問をいたします。  実はきょう、私は質問をするべく質問事項を準備しました。しかし、今立木委員が少し触れられましたが、私が質問をしようと思っていることについての関連資料の提示がけさ八時二十分でありました。したがって、私の質問の趣旨はどうなのか、その趣旨に沿った答弁をしたいからとおっしゃいましたが、その趣旨をつくろうにも、資料はこのように遅く、しかも少量ではできない。したがって、通告をした質問についてはもういたしませんと、非常に残念なことを答えざるを得ませんでした。  考えてみると、私が質問をしたいということで通告したことはすべて、これまで矢田部委員及び各……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1992/05/12、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 連合参議院の井上哲夫と申します。  実は、ゴールデンウイークに私ども連合参議院はカンボジアに参りまして、明石代表のお留守にサドリ代理の方やサンダーソン司令官、あるいは川上補佐官にいろいろ御教示をいただきました。ありがとうございました。きょうまた、こうして明石代表にお会いをしていろいろお尋ねができることを大変幸運に思っております。  それで、時間が私も十分でございますので、二点ほどお尋ねをいたしたいと思います。  まず一点は、先ほど代表のお話の中に、このUNTACのカンボジアにおける役割、その第四に法と秩序の維持の役割と。そこで文民警察、これは三千六百人の予定をしているということで……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは連合参議院の私どものPKO法案に対して当初から主張しておりました別組織の問題について、御出席の大臣にお話を伺いたいと思っております。  いろいろ新聞を読ませていただくと、政府原案に対して、今論争がありましたいかなるところまでがFかどうかということはさておき、Fの凍結と国会承認を加味するというような修正案がいろいろ考えられておる、こういう新聞の報道がありました。私どもは、むしろ別組織についても考えていただきたいという気持ちを持っているものでございます。  それで、これまでこの参議院のPKOの特別委員会で、私は宮澤総理を初め各担当の方に、どうして自衛隊が併任の形でPKO……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは二十五分しかありませんが、連合参議院を代表しまして質問をいたしたいと思います。  まず、私どもは今回のPKOの参加については、別の組織で参加をしたらどうか、こういう考えを持っていますということは何度も繰り返し申し上げてきました。それはいろいろな理由から困難であって、現行の政府の法案の形が今現在最良なんだ、こういう趣旨の答弁もいただいてまいったわけであります。  きょうも実はその問題についてお尋ねをいたしたいと思います。お尋ねをいたしたいといってもお答えをいただけるかどうか、これは大変難しいと思いますが、それは新聞でもあるいは各党間の調整ということで政府案の修正内容に……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第14号(1992/06/01、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私の場合きょう二十分でございますので通告をしました質問をしたいと思うんですが、順序が吉川委員が今質問したところと重なっておりましたので、そのことをまず最初に質問していきたいと思います。  武器の使用と指揮権について今のやりとりを聞いておりますと、PKOといいますかあるいはPKFの活動の内容、特に武器の使用と指揮権に関して言えば、明確な基準なりそういうものがあるわけじゃなくて、何十年もの間の実績の積み上げから来ていると、そして司令官は直接的に武器の使用を隊員に命じるということはないんだと、結果的に武器の使用がなされてもそれは個人の生命、身体を守るというためか、あるいは任務に対する直……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は連合参議院を代表しまして質問をいたします。  私ども、修正案を出させていただきまして、大変おくればせながらで恐縮でございますが、きょう趣旨説明もさせていただいて、皆さんの仲間入りをさせていただいて、わずか二十分の質問時間でございますが、いろいろとお尋ねをしていきたいと思っております。  私どもの修正案、こういう時期に出したことについてはいろんなところからいろんな御意見をいただきましたが、現時点での国民の合意の得られる最良のものは実は私どもの修正案だと、こういう確信から出させていただいたものであります。  まず、自民党、公明党、民社党さんが出されました修正案についてお尋ねをして……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第18号(1992/06/05、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は連合参議院を代表いたしまして質問をいたしたいと思います。  昨夜からきょうにかけて続いておる審議の中で、二度三度問題になっていることに関しまして、私ども連合参議院の考え方を示す上からも御質問したいと思います。  まず、岡野委員にお尋ねをいたしたいと思うんですが、今、立木委員が御質問をしましたが、略して言えば自公民修正案、この修正案の中に七日以内に承認を求められるよう努めなければならないという規定がありまして、それは法制局の見解によれば訓示規定で努力目標である。いわば世間で言う紳士協定によく似たものかもしれませんが、そういう訓示規定で努力目標であるというならば、昨夜からきょうに……

第123回国会 災害対策特別委員会 第3号(1992/03/06、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私がきょう質問を通告した案件については、ほとんどが重複になってまいりました。しかし、重複を避けながら質問をしたいと思います。  まず農水省にお願いをいたします。  雲仙の普賢岳ではこれから具体的な復旧ということになるわけでございますが、実は二年前には三重県で林業の盛んな尾鷲を中心にしたところで、台風が三連発で上陸をしたこともありまして、杉、ヒノキが大量に倒れ、倒木被害が大量に出たわけでございます。それについては直ちに林野庁の方も実態を重視されて、いわゆる激甚指定をなされ、復旧にこれまで力を注いでこられました。大変ありがたいことだと思います。  そこで、今、ほぼ二年を経過しようとい……

第123回国会 農林水産委員会 第1号(1992/02/28、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、お尋ねをしょうと思っていたことを三上、刈田両委員がことごとく聞かれたようでございますが、時間内でもう少しその問題をお尋ねしてみたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  減反緩和、今回緊急一時的なものが出された。それが米の備蓄調整のクッションに正確になるかどうかというふうなことなんでしょうけれども、なるかならないかやってみないとわからない、そういうことなんでしょう。ただ、実際に、今大臣もお答えいただいて、私も聞いておったんですが、十三万ヘクタールの減反緩和について現場の声は非常にいろんな形で混乱しているということは紛れもない事実のようなんですね。  それで、この間ち……

第123回国会 農林水産委員会 第2号(1992/03/12、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうは私は二つの問題について御質問をしたいと思っております。  まず一つは、最近といいますか過般、新聞に報道されました件について、環境庁にお尋ねをいたしたいと思います。  新聞の報道は正確でなかったかもしれませんが、水田用農業の審査を来年四月から強化するという題目で、農薬取締法に基づく販売、使用の農薬の許可に値する登録というんですか、その登録制度で、これまである意味では見過ごされていた側面について、新たに環境庁では長官が定める審査基準というものをつくって、この農水省がやってみえる農薬の登録の基準をつくってバックアップをしようと、こういう趣旨だと思うんですが、そういう記事が出まし……

第123回国会 農林水産委員会 第3号(1992/03/26、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 最後になりましたが、馬の質問が出ましたので、豚の質問をいたしたいと思います。  まず、豚のオーエスキー病の清浄化といいますか防疫体制、これはどうなっているのか、その点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 このオーエスキー病の件で私もちょっと小耳に挟んだんですが、発生をして、清浄化のためにということで養豚農家が廃業した。廃業については、仲間の養豚農家がお金をつくって出し合い、あるいは国や県の助成金で賄って、発生をしたところが廃業して清浄化が達成できたというようなことを小耳に挟んだのでございますが、それは事実なんでしょうか。

第123回国会 農林水産委員会 第4号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私もまず松くい虫被害対策特別措置法について御質問をしたいと思います。  実は、この松くい虫被害対策特別措置法、これは既に最初の措置法制定以来二回にわたって延長がなされてきたということでございますが、私が所属する連合参議院の場合は、過去に関与をしておりませんので、初めてこの法案に直面をしたわけでございます。  私どもでるるこの問題について議論をいたしましたところ、非常に小さな法案と言っては語弊があるんですが、この特別措置法についてはかんかんがくがくの激論が延々と続きまして、最終的には今回は賛成をするという結論に達しましたけれども、非常に強い反対といいますか、もしくは、具体的に言えば……

第123回国会 農林水産委員会 第5号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうは私は、今サメの話が出ていましたが、日本の農業あるいは農家、農村における婦人の役割、女性の役割についてお尋ねをいたしたいと思います。  当委員会には先輩の女性も見えますので、私も勉強も兼ねて質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願い老いたします。  この「時の動き」という政府が出している雑誌、平成四年四月一日号をいただきましたら、「特集 男女共同参画型社会の形成」、こういう特集になっておりまして、いろいろ女性が参加をしなきゃいかぬということが書いてあるんですが、中でも農村、農家の婦人の社会参加ということ、あるいはその他の参加の問題が極めて示唆に富む形で書かれております。……

第123回国会 農林水産委員会 第6号(1992/04/16、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 きょうは農業の担い手の問題で質問が集中しておりまして、私も担い手の問題でお尋ねをいたします。  午前中から、一部途中中座をいたしましたが、結局、改良資金の資金的な助成とか、あるいは農業の改良助長といいますか、そういうことを一生懸命知恵を絞ってやる。これは確かに側面援助として内容を豊かにしなければならないという観点からすれば、今回の法案についてもだれも反対をするものではないとは思うんですが、肝心の展望、展望といいますかビジョンといいますか、明るい先行きが見えないためになかなか担い手の確保が難しい。そういう観点からの質問に大臣も、そういう展望なりビジョンの提示が今ほど必要なことはない……

第123回国会 農林水産委員会 第8号(1992/04/24、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、まずきょうの畜産三法のうち、家畜改良増殖法の一部を改正する法律案に関連してお尋ねをいたします。  今回の改正法案で体外受精卵の移植が大きく取り上げられておるわけですが、卵巣から採取する時点というのは、屠場でもう処理が済んでいるところで採取をする。今までのこういう法改正の前の食品衛生上の検査といいますか、そういう従前の検査の上にさらに体外受精卵移植をこれから進めていく上で新たにその検査を加える、衛生検査というんですか、そういう検査をしなければならないという理由と、それからその場合には一体どの過程でどのような形で検査がなされるのか、その場合に問題、支障になるようなことはないのか……

第123回国会 農林水産委員会 第9号(1992/05/12、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も、お忙しい中、参考人の方においでいただいたので、一点ずつお尋ねをしたいと思います。時間が十分でございますのでよろしくお願いをいたします。  実はきょう、私、参考人の皆さんのお話を聞いておりまして、最後の秋山参考人がおっしゃったいろんな御意見、非常に我がことのようにというか、身につまされるような思いで聞いておりました。  と申しますのは、私は議員になる前に県の共済連の顧問弁護士を十五年務めてまいりまして、ある意味では県連あるいは単位農協の職員の方の日常生活、あるいはその人たちが持っている悩みといいますか、そういうことを非常に身近に感じつつきたものですから、農協の一つの組織を考え……

第123回国会 農林水産委員会 第10号(1992/05/14、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 まず、大臣にお尋ねをさせていただきます。  これまでずっと大臣は一貫して、営農指導と言っても経営指導、経営感覚のある人を農業関係者の周りでたくさん固めていかないと、結局は日本の農家あるいは担い手の問題も含めてうまくいかないんだというお話を一貫しておっしゃってみえて、私もまさに卓見だと思っておるわけでございます。  今回、この農協法の改正、農協の最大の事業とも言える営農指導、これが今非常に惨たんたるありさまである。合併を促進する中で、この営農指導は手薄になっているところもあるとかいろんなお話があるわけでありますが、私はこの間、一昨日ですか、参考人が見えた中で、秋山さんという茨城県の……

第123回国会 農林水産委員会 第12号(1992/06/18、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私はきょう、三上委員、それから先ほどの猪熊委員の質問に関連して、もう少し各論的なお話で大臣に御見解をいただきたいと思っております。  つまり、法人化の問題が新政策の中で極めて大きく取り上げられ、それが新聞等で株式会社導入かということで、それはけしからぬとかけしかるとかいう議論になっておる。  実は、「日本の農業」の百七十八号でも営農集団の法人問題ということで貴重な文献が出ました。まだ熟読玩味まではいっておりませんが、これも私は読ませていただいて、これから、米の農家に限らず今の担い手問題を踏まえるならば、ある程度家族労働を主体とする農家と組織的な力で経営をやっていく農業法人と、これ……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 決算委員会 閉会後第1号(1992/09/08、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表しまして御質問をしたいと思います。  ただ、冒頭一言申し上げますが、平成二年度の決算委員会の審議の始まりに、きょう朝から佐川献金疑惑事件をめぐっての質疑が延々と続き、しかも私もその問題を質問させていただくということは、本来の決算委員会の性格からいえばまことに残念なことである、早く臨時国会を開催して、本来佐川の問題を審議する場がありますれば私も決算委員会で本来の質問をすることができる、そのように考えておりますので、あえて早期に臨時国会を開いていただきたいということを申し上げておきます。  実は、私が事前に通告いたしました質問事項はほとんどこれまでの委員の質問と……

第124回国会 決算委員会 閉会後第2号(1992/09/09、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 まず、私は、昨日に続きまして東京佐川献金事件についてお尋ねいたします。けさの答弁であったかと思いますが、もう一度確認したいと思います。  新潟県知事金子さんの佐川急便からの献金、これは今一億円についてはほぼ御本人は認められた。そのことで辞任される。さらに残る二億円についても疑いがあるというふうなことが新聞に載っているわけでありますが、少なくとも御本人がどうも自分の後援団体に一億円が渡ったらしいということは認めて責任をとって辞任声明を出されたということからすれば、この一億円について知事選挙の際の政治団体に政治資金規正法に基づく届け出がなされたかどうか。聞くところによれば後援会は三つ……

第124回国会 決算委員会 閉会後第3号(1992/09/17、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 私も、きょうは法務大臣、労働大臣にも御出席いただいておりますので、佐川問題についてお尋ねいたします。  まず、先ほど来ずっとの金丸議員の五億円献金受領事件の方からお尋ねいたします。  現在のところ、政治資金規正法の違反になるかどうかということで捜査が進んでいるやに聞いておるわけですが、もうやめられました新潟県知事の金子さんの場合には、虚偽記載という側面から 略式起訴にとどめることはできないのではないか、むしろ正式起訴になるのではというような新聞報道も出ておったわけでございますね。それで法務大臣、刑事局長のこれまでの御答弁を見ても、新聞報道は新聞報道、捜査は捜査の秘密があって云々と……

第124回国会 決算委員会 閉会後第4号(1992/09/18、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは欲張ってたくさん質問通告をいたしましたが、時間が迫っておりますので全部はできない。通告をしたところでもし質問ができなかった部分については、せっかくおいでいただいた省庁の方にあらかじめおわびを申し上げておきます。  まず、国土庁の方にお尋ねをいたします。  俗にリゾート法、総合保養地域整備法ですか、このリゾート法が発足して、その後環境汚染あるいは自然環境の破壊だとかいろんなことを言われまして、リゾート法はむしろ廃止すべきだというようなことを決議する団体まであらわれた。そこヘバブルの崩壊といいますか急速な経済の低迷があって、最近各地で意気込んでいたリゾート整備というもの……

第125回国会 運輸委員会 第1号(1992/12/07、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、きょうは信楽鉄道事故、その後島原鉄道事故が発生をしておるわけですが、そのことについてお尋ねすべく用意をしてきたわけですが、さきの渕上委員の質問やらいろいろ重複をしておりますので、避けながらお尋ねをいたしたいと思います。  その前に、先ほど関連でお話が出ましたが、運輸事業における労働条件が厳しい、三K職場とかいろんなことで、今、直嶋委員と大臣のやりとりを聞いておりまして、一つだけ、貨物船ばかりではありませんが、内航の船の船員の不足の問題についてまずお尋ねをいたしたいと思います。  内航運輸、特に船の船上労働者といいますか海上労働者の状況は、私も今まで余り知らなかったんですが、……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/12/09、16期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表いたしまして、二十三分しか持ち時間はありませんが、御質問をしたいと思います。  今回の佐川問題、確かに国の政治の根幹、内閣の成立に右翼、暴力団の関与があったかもしれない。いや、あったんではないか。これは憲政史上大変なことである。このことはだれも異論を差し挟む者はいないわけでありますが、右翼、暴力団の関与、かかわりがどうしてそんなに大変なことかという点について、私はいま一度そのことの根源を振り返ってみたいと思います。  私は、実は二十数年弁護士をやってまいりまして、仕事の上で右翼と呼ばれる人あるいは暴力団と名のる人、そういう人たちといわば対決という形で仕事を随……

第126回国会 運輸委員会 第2号(1993/03/26、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 井上でございます。  きょう、私はタクシーの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、先ほど渕上委員の質問にもありましたが、今月の二日に三菱タクシー等の国を相手にした裁判で判決が出ました。  新聞報道では、この判決は同一地域内における同一運賃体制を必ずしも守らなくてはならないことではないと、こういう判断を示したというふうに報道をされております。聞きますると、この判決に国の方が控訴をしたというふうに聞いておりますので、まずこの判決の内容と控訴をした理由についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 控訴をしたということは控訴審で十分の見通しを持っているというふうに一応私も伺います……

第126回国会 運輸委員会 第3号(1993/04/08、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 井上でございます。  きょうは少し時間がたくさんいただけたので、ゆっくりお尋ねしたいと思います。  冒頭大臣に、御通告は申し上げなかったんですが、たまたま先ほど泉委員の方から大臣に質問がありました、海の日の制定に関することについてお尋ねをいたしたいと思います。  運輸行政に非常にお詳しい泉委員の御質問の後で素人の私がお尋ねをするんですが、三月十一日に私は海友婦人会という御婦人を伴って大臣に、貴重な時間、海の日の制定のお願いに上がりまして、その際にも大臣から何とか早く海の日が制定されるように努力をしたいという大変前向きのお答えをいただいております。それは厚くお礼を申し上げます。  ……

第126回国会 運輸委員会 第4号(1993/04/20、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 改革連合の井上でございますが、お尋ねをいたします。  まず、きょうは御苦労さまでございます。  冒頭、両参考人にお答えを願いたいんですが、本日のこれまでの内容をお聞きしまして、一体この法律の改正が今すぐ必要なのであろうか。もっと極端に言いますと、予報士制度は今の状況でどうしてもつくらなきゃならぬのか、あるいは気象業務支援センター、これもどうしても必要なのかどうか、これはますますわからなくなったわけです。  そこで、最もヒステリックな見方をすれば、これはお役人さんの天下り法人を一つ余分につくることだ。行革審で言う、最近の傾向からいうと逆行するものである。もう一つヒステリックに言うと……

第126回国会 運輸委員会 第5号(1993/05/13、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 きょうは船舶安全法の法案の審議でございますが、冒頭運輸大臣に、先般答申がありましたタクシー。事業のあり方についての運政審の答申についてお尋ねをします。  これまで私、いろいろこのタクシーの業界の規制をめぐって、運政審の答申があるということもあり、二回ほど質問をさせていただきました。十一日に答申が出たということで、新聞には大臣の談話も出ておりますが、二回にわたって質問をした以上、これはきょうは船舶安全法だとはいえ、大臣にお尋ねをしておくべきだと思って質問をするものです。  先ほど直嶋委員が大臣に、運輸省の規制緩和、一万一千件ぐらいある許認可のうち運輸省管内二千件、それを三年間で二割……

第126回国会 運輸委員会 第6号(1993/06/03、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 私は、きょうは二点お尋ねをしたいと思います。  ずっと飛行機、車両等の安全の話が出ておりましたが、まず規制緩和あるいは規制削減ということについてお尋ねをしたいと思います。  先回、運輸大臣は、運輸省は許認可の数で言うと省庁の中で一番多い、その運輸省の許認可について、三年間で二割、今二千弱ですから、ざっと計算すると三年間で四百の許認可事項を減らしたい、これを大臣はおっしゃいました。私は大変大臣のその意気込みを高く評価して敬意を表するものなんですが、この許認可の削減についてどういう今プログラムといいますか、あるいはどういう方法で削減をしていかれるのかについてお尋ねをしたいと思います。……

第126回国会 決算委員会 第2号(1993/04/05、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 大分時間がおくれていますが、私の方もお尋ねをしたいと思います。きょうは最初から入札の件について質問が続いておりまして、私もその点についてこれまで審議の中でお聞きをしておりましたが、重複を避けながら入札のことについてお尋ねをしたいと思います。  今こういうときで、やみ献金とかあるいは談合とかそういうことに絡む報道も多いわけでございますが、まず入札で現在とられている指名競争入札の欠陥というのは、三つぐらい挙げるとすればどれがどのようになるんでしょうか。そして、いわゆる一般競争入札の場合にはそういう欠陥がないかどうか、まずお尋ねをいたします。

第126回国会 決算委員会 第4号(1993/04/19、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 私も極めて短時間しか質問時間がありませんので、急いで質疑に入りたいと思います。  冒頭、武藤外務大臣の御就任、心からお祝いを申し上げます。私の隣の県から外務大臣という極めて重要な大臣が誕生されました。健康に留意されて、これから大いに御活躍をお願いしたいと思います。  きょうはカンボジアの問題についてお尋ねをするということでありますが、多くの方がこれまでいろんな角度で質問をされました。私も質問が重複しないところでお尋ねをしたいと思います。  冒頭、中田厚仁君があのような形で亡くなられたことに本当に心から哀悼の意を表したいと思いますし、御冥福をお祈りしたいと思っております。大臣も先ほ……

第126回国会 決算委員会 第5号(1993/05/12、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 民主改革連合の井上でございますが、私は持ち時間がたくさんありません。そこで、総務庁長官と官房長官にお話を伺いたいと思っております。  まず、先ほど直嶋委員がいろいろ規制緩和に絡んで、行政の透明性あるいは公正性をどのように確保するかということでいろいろ総務庁長官に質問をされました。その続きをやりたいと思っております。  先ほど来出ておりますので重複しては申し上げませんが、行政手続法が今国会でかなり早い時期に上程され、かつ内閣から出されて審議をされる、こういうふうな新聞報道があったわけでございますが、承りますとまだ出てこない。閣議決定もまだなされていないようでありますが、行政手続法に……

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/06/14、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 私は井上哲夫でございますが、時間が八分しかないのですぐに質問に入らさせていただきます。  きょうは、宮澤総理に法律扶助制度の実態、現状をどう思うかということでお尋ねをいたします。  実は、裁判を受けて、あるいは専門の法律職の助言を得て権利を実現するという場合に、事はなかなか経済的な状況で恵まれない、あるいは近くにそういう専門の弁護士その他の法律関係者がいない、こういう場合には容易にしてあきらめるといいますか、権利を涙をのむ。そういうことであっては我が憲法はなきに等しいということから、実は裁判を受ける権利は保障といいますか奪われることなく、現実にいろんな諸制度で守られなければならな……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/04/01、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 早速お尋ねをいたします。  報告を受けてない、存じないということなので、参考人松岡さんが直接体験をされたことからお尋ねをいたします。  割債を金丸さんが二十八億購入をしていたということは知らなかったと。六十一年から購入はしていたけれども、知ったのは、あなたが知ったのはことしの一月二十七日であると。  どこで、どのように報告を受けられましたか。
【次の発言】 あなたの体験したことをお聞きしますので、もうメモを見る必要はないと思いますので、どんどんお答えを。  このときには、恐らく検察庁の調査が入るということであなたに報告があったと思いますが、今申し上げました、あなたがおっしゃってい……

第127回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1993/09/16、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 民主改革連合の井上でございますが、内閣委員会で初めて質問をさせていただきます。  とごあいさつ申し上げましたが、実は本日、日本新党と私どもは統一会派をつくりましたので、ここにお見えの寺澤委員の分まで私はきょうは質問をさせていただこうと。持ち時間は十三分しかありませんので、ほんの一、二問しかできませんが、よろしくお願い申し上げたいと思います。  まず、総務庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  私は非常に近いところに住む者として、このたびの御就任、本当におめでとうございます。  実は人事院勧告の内容についてでございますが、給与改善費という名目で予算計上がこの三年間なされてきており……

第128回国会 内閣委員会 第3号(1993/11/04、16期、日本・新生・改革連合)

○井上哲夫君 井上哲夫でございます。私も連立与党の代表ということですが、所属は日本新党・民主改革連合というところに所属をしております。  まず、これは条文にも絡むんですが、長く携わってこられた両先生にお尋ねをいたしたいと思います。  いろいろ言われております行政指導。今、橋本先生の表現では不透明、不公正、無責任と。この行政指導について塩野先生も非常に心配がないわけではないという趣旨だと思われるんですが、今回の法案では、適用除外の第三条で、各項目は第四章の行政指導までかかって適用除外になるわけですね。具体的に言いますと、例えば行政指導そのものも、第四章に書かれているその趣旨は、法文上形式的に解釈……

第129回国会 農林水産委員会 第3号(1994/03/29、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会の井上でございます。久しぶりに質問をさせていただきます。  大臣、まことに御苦労さまでございます。米問題その他まさに異常な事態の時期に大変精力的に御活躍をいただきましてありがとうございます。  きょうは、私もCランクのこと、あるいはそのほかのことをお尋ねしたいと思っておりましたが、青木委員あるいは今、中尾委員も聞かれましたので、それに重複しないところでお尋ねをしたいと思います。  水産物の安定供給のためには、先ほど大臣も、つくり育てる管理型の漁業をふやして、そして国民の健康を保持する上でも非常に貴重な水産物の安定供給を図るんだと。そういう点まことにそのとおりでありますが、……

第132回国会 災害対策特別委員会 第5号(1995/02/21、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 私は、新緑風会を代表いたしまして、二、三お尋ねをいたしたいと思います。  今回、この法案の審議ということでございますが、私は、直接この法案の審議というよりも、このたびの阪神の大震災でどうしたらいいかということを二、三お尋ねしたいと思います。  二、三日前ですか、NHKで特集をしておりました。あの地震が起きてから三日間ですか、七十二時間どういうことがあったかと、そういう観点からの特集だったと思うんですが、びっくりしたことは、一般の車が実際に一定の統率をとれた中で動かずに非常にばらばらに動いた、そのために肝心の車がなかなかうまく震災の目的地に入ることができなかった、それが大惨害をまた……

第132回国会 農林水産委員会 第3号(1995/02/17、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 私もこの委員会で久しぶりに質問をさせていただきますが、冒頭、阪神大震災で亡くなられあるいは被災を受けられた方に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  けさから質問をいろいろ聞いておりまして、備えあれば憂いなしということのそういう意味では関連性があるかと思って、きょうはちょっと農産物といいますか、農業における共済制度についてお尋ねをしたいと思います。  前々から少し勉強して専門家の大臣にお話を伺いたいと思っておったんですが、ちょっと急にこの日程が入り、あるいは風邪を引きまして、きょうは十分な事前準備をせずに質問をさせていただきますので、大変失礼でございますが、よろし……

第132回国会 農林水産委員会 第7号(1995/03/17、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会の井上でございます。たびたび質問しておりますので、きょうは持ち時間の半分ぐらいで責めを果たしたいと思います。  今、共済制度の御質問がありました。私は前に大河原農水大臣に農業共済の制度をお尋ねしたんですが、実は私は前、仕事で自動車、火災、生命の保険共済をやってまいりました。それで飯を食ってきたわけであります。今の風間委員の質問に続いて申し上げたいのですが、漁済の問題も実は今大きな問題の転換点のところに来ていると思います。  御承知のように、阪神・淡路大震災で地震保険の問題がいろいろ予算委員会その他で審議されました。全国平均で七・二%の損保で言う地震保険の加入率。兵庫県で三……

第132回国会 予算委員会 第2号(1995/02/08、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 私は、新緑風会を代表いたしまして、民主改革連合に所属をしておりますが、総理を初め関係大臣にお尋ねしたいと思います。  まず冒頭、今回の兵庫県南部地震により、多くの方が亡くなられました。その方々や御遺族に心からお悔やみを申し上げますとともに、けがをされたりあるいは今なお避難生活を余儀なくされてみえる方々に本当に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私も三十数年前には伊勢湾台風で被害を受けた経験者でありまして、今回のこの神戸の地震で皆さんが大変痛ましい限りであると心から思い、救援活動に一生懸命やっていただいている方々にも感謝を申し上げたいと思います。  さて、まず私、今回の災害……

第132回国会 予算委員会 第6号(1995/03/02、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 私は、新緑風会、民主改革連合の井上哲夫でございます。持ち時間はあと十六分でございます。  関連質問として、まず東京共同銀行、昨日それから本日と各委員からこの問題に集中をした質問が出ました。二つの信用組合が大変ずさんというか これほどのずさんは聞いたことがないというような乱脈経営、不良債権の額が大変大きいと見込まれるというふうなことから、やむにやまれず日銀法の、二十五条を使って共同銀行を設立して、信用システムといいますか、金融秩序の維持のために乗り出したんだと、こういうふうな御説明がありました。それで、きのう石井委員あるいは片山委員、そして本日は穐山委員が質問をされている間に東京都……

第132回国会 予算委員会 第10号(1995/03/08、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会、同じところにおります井上哲夫です。関連質問で一つだけ厚生省に。ちょっとその他、総務庁の方は時間がないので、次の機会になりそうなのであらかじめお断りをしておきます。  労働組合連合がこの二月に一つの発表を出しました。それは昨年来、組合員の人たちが年老いた両親の介護をどのようにしているか、あるいはそこにどういう問題が潜んでいるか、こういうことの調査をしまして発表したわけであります。そして二月の下旬に新聞にも載りました。その中には、特別養護老人ホームをたくさんふやしてほしいという声がやはり断トツといいますか、圧倒的に多かった。実は私は、きょうはそういう施設をふやしてほしい、人……

第132回国会 予算委員会 第12号(1995/03/13、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 それでは、関連で私が大蔵大臣にお尋ねをさせていただきます。  きょう午前中から処分についての御判断をめぐってまことにいろいろな質疑がなされましたが、私もその点についてお尋ねをしたいと思います。  実は、大蔵大臣には私も一言で言うなら大変同情をしているわけでありますが、それは東京都の三百億円融資、これも期待をしていたのにあのような形に、全く期待外れではないにしても現状では不十分な結果になっているということもあって、さらにきょうの発表でも、節度の範囲内であるというふうな自信を持ってお答えになってみえたことが、きょう大蔵省の幹部の節度を超えたということで非常に苦しい中で処分を発表された……

第132回国会 予算委員会 第14号(1995/03/15、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 私は、新緑風会を代表してきょうは質問をさせていただきます。  後ほど関連で磯村委員も加わりますが、まず大蔵大臣に二点ほど重ねて、東京共同銀行設立に伴う東京協和、安全、二つの信用組合の整理といいますか、その件についてお尋ねをいたします。  これまで私も何度も大臣にはお尋ねをしてきましたので、きょうは一つは、モラルハザードというような英語の言葉が言われますが、金融機関におけるあるいは関係者における倫理が欠如していく、その倫理の欠如が拡大、蔓延していくとすると、これもまた大臣がこれまで本当に強調されました日本の経済の動脈である信用秩序維持のために、あるいは金融システムの安定のためには今……

第132回国会 予算委員会 第15号(1995/03/16、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会を代表しまして、井上哲夫でございますが、私の持ち時間、お尋ねをいたします。  まず、あなたは何年から今日まで頭取でございますか。何年に頭取に就任されたか。
【次の発言】 そこで、お尋ねをいたします。  私は、あなたが今までの御証言の中でおっしゃってみえる二つの、イ社といいますかインターナショナル社と、あるいは高橋さんたちの両信用組合とのかかわりで、二つの大きな山場があったと。これは一つは九〇年のことですね。そしてもう一つは九三年の七月と。九〇年のときには、まあつぶそうと思えばあのときにつぶせば簡単であっただろうという趣旨のことをおっしゃいましたが、その趣旨は、インターナシ……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/03/22、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会の井上でございます。  きょうはまず、通告をさせていただいていないんですが、外務大臣、ちょっと突然でございますが、お尋ねをいたしたいと思います。  東京地下鉄サリン事件、今、総理も関係大臣もおっしゃいましたが、まことに痛ましい、そして腹の立つ事件が発生をいたしました。そして、一刻も早い犯人の検挙に向かって捜査当局は今、全力を挙げていることは私も十分理解できるところであります。  きのう新幹線で上京した際にテロップに出ましたんですが、アメリカの大統領もこの事件については日本政府に協力を申し入れるんだというようなことが流れました。詳細についてはわかりませんが、例えばこれは国民……

第132回国会 予算委員会 第17号(1995/03/29、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会の井上哲夫でございます。  高橋さん、きょうは御苦労さまでございます。  まず冒頭お尋ねをいたしますが、あなたは先ほど、九〇年の五月に協和信用組合の理事長を長銀の方にかわってもらえるということも決まっていたような趣旨の……
【次の発言】 九一年ですか、ごめんなさい。お話がありましたが、それはもう具体的な名前もわかっていたんですか。
【次の発言】 じゃ、決まっていたというのはどういう状況なんですか。
【次の発言】 じゃ次に、九三年七月の、長銀が突然あなたにお別れしましょうと話をしたと。これは何か三十分か四十分ほどそそくさと、和議をしたらどうかと、それを断ったら、ああそう、じ……

第132回国会 予算委員会 第18号(1995/04/03、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会の井上哲夫でございます。  私も、松本サリン事件で七名の方、さらに地下鉄のサリン事件では十一名のとうとい命が失われ、亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお静養されてみえる被害を受けられた方に一日も早い回復をお祈り申し上げ、お見舞いを申し上げたいと思います。  私が質問したいことはほとんどこれまでの審議で触れられて、かつ答弁も出ておりますので多少重複するかもしれませんが、お許しを願いたいと思います。  まずこの三十日に警察庁長官が襲撃をされた衝撃的なテロ行為があったわけでありますが、この件につきまして午後からの答弁でいろいろ事態の捜査の進行上につい……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号(1992/05/26、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表して御質問をしたいと思います。ただし六分しか持ち時間がございませんので、その意味では非常に残念でございます。  それで、中島公述人に御質問するわけじゃないんですが、先ほどちょっと誤解をされてみえるんではないかというような趣旨の御発言がありましたので、誤解を解いていただきたいと思って特に申し上げます。  私どもは、併任を認めておることは全くありません。退職自衛官の参加、どうしてもぎりぎりの判断のときに、休職・出向も考え得る余地がある、こういうことで別組織というものを非常に強く出しておりますので、その点は御理解を願いたいと思います。  さて、そこで私は、波多野公……

第123回国会 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第1号(1992/06/17、15期、連合参議院)

○井上哲夫君 私は二点お尋ねをいたします。  まず、国土庁の方にお願いをしたいと思います。  きょういろいろ御報告がありましたし、対策本部でも確認をされたということでありますが、今後火山活動が鎮静化したならば、恒久的な安全対策である砂防ダム群を中心としていろいろな対策を長崎県の方で取りまとめをいただいて支援をしていきたいというようなことが書かれておるわけですが、現実に気象庁のきょうの御報告もありましたように、火山活動が鎮静化する、これはだれもわからないと言ってしまえばそれまでなんですが、鎮静化する見通しについて、気象庁は気象庁の立場で判断をされると思うんですが、私はむしろ国土庁がその鎮静化につ……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1993/04/26、16期、民主改革連合)

○井上哲夫君 井上でございます。  きょうのフォローアップで二つほど、お尋ねというよりも確認をさせていただきたいと思います。  一つは、環境庁の方にでございますが、課題の五の提言二に関するものであります。  先ほど山田理事は、提言一の環境ODAに関して、カンボジアの場合は憂慮すべきかもしれないということでお尋ねをしたわけでありますが、この提言二の方は、日本の企業が海外で企業活動をする場合には、原則といいますか、本来であれば日本のそういう環境規制の法規を守ってやるべきである、こういう考えにあると思うんですが、先ほど来のお答えを伺っていますと、十三ページですか、主権が存する以上、各国の主権の問題を……

第129回国会 議院運営委員会国会等移転小委員会 第1号(1994/06/21、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 井上でございます。新緑風会を代表いたしまして、一言だけお礼とそれからお尋ねをしたいと思います。  きょうは本当に御苦労さまでございます。まことにありがとうございます。  時間の関係もありますし、私がお尋ねしたいことはほかの委員の方が聞かれた点もありますので、一点だけお聞きをいたしまして質問を終わりたいと思います。  それは、総論賛成各論反対になるんではないかとか、あるいは場所の選定が実は大変重要なことではないかとかいろんな御質問やら御指摘があったわけでございますが、結論としてこの最終報告というのは、調査会の宇野会長さんを初め皆さん方はめどとしていつごろには出したい、出さなければな……

第132回国会 予算委員会公聴会 第1号(1995/03/10、16期、新緑風会)

○井上哲夫君 新緑風会を代表して質問をさせていただきます。きょうは、黒川先生に一つ、それから鶴出先生に一つ質問をして、非常に短時間しか持ち時間がありませんので、よろしくお願いします。  いろいろ伺いましたが、例えば阪神・淡路大震災、復旧ではなくて復興だと。これに一番適当な、例えば世界の中で非常にうまく復興を果たしたと、災害を糧として。そういうところが一つ二つあればお教え願いたい。といいますのは、やはり国から地方自治体、さらに住民も力を合わせた復興でなければならないということになると、今なかなか行政だけに頼って復興はできない。したがって、例えば災害対策に関与している国会議員がそういうところを目の……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

井上哲夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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