井上哲夫参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表して、海部総理の施政方針演説につき、以下御質問をいたします。 まず、政治姿勢についてであります。 さきに行われました総選挙は、自民党が従来の議席数を減らしたものの、いわゆる安定多数を確保されました。が、一方では、消費税の廃止を強く訴えた勢力が大幅に躍進をしたのも事実であります。 私は、さらに指摘すべきこととして、今回の選挙で全国平均七三・三一%の高い投票率が示されたことを挙げておきます。 そこで、総理、今回の選挙で示された民意はどこにあったかであります。 自民党に政権を託した選択が国民の声であったとの認識は、衆議院での議席数だけを基準とすれば言える……
○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表して、ただいま議題となりました国際平和協力業務及び国際緊急援助業務の実施等に関する法律案、以下これを私は対案と呼びます、について、提案者の日本社会党・護憲共同の発議者並びに宮澤総理にお尋ねをいたします。 日本の国際平和協力については、国連平和維持活動、以下PKO活動と呼びますが、これへの参加の仕方をめぐって、国会論議はもとより、新聞、テレビなどのマスコミも連日これを報道しております。それにもかかわらず、PKO法案すなわちPKO活動の内容やその参加すべき形態の是非については多くの国民から十分な理解が得られない、あるいは難しい問題でお手上げたとの声も少なくあり……
○井上哲夫君 私は、連合参議院を代表いたしまして、ただいま提案のありました国際平和協力等に関する特別委員会の委員長である下条進一郎君を問責する動議に賛成の討論をなすものであります。 下条委員長、あなたのとられた六月五日未明の突如の質疑打ち切りとこのとき採決をしたとの措置は、その外形的事実を欠くもので、その存在は認められません。このように打ち切りと採決の事実がないにもかかわらずこれがあったと主張するあなたの態度は、特別委員会委員長として公正と公平な運営を旨とするとこれまで再三再四私どもに言明してこられたことと明らかに違うもので、委員長の職を大きく汚すものであります。 加えて、野党より質疑打ち……
○井上哲夫君 私は、ただいま議題となりました国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案について、連合参議院を代表しまして、最初のPKO法案に対し反対であり、その旨の討論を行うものであります。 連合参議院は、冷戦崩壊後のある意味では国際情勢の不安定化に対処するため、国連機能の活性化、人的側面を含めての貢献の重要性について深く認識をしております。しかし、PKO法案の骨格は自衛隊の部隊単位での海外派遣であり、これに関しては、日本国憲法、本院国会決議、そして自衛隊法との重要かつ広範な問題点の解明に必要な質疑を十分尽くさねばならないと考え……
○井上哲夫君 私は、民主改革連合を代表して、ただいま議題となりました平成五年度予算案に反対の討論を行います。 まず最初に、このたびの予算委員会が、東京佐川急便事件及び先般の金丸前議員脱税事件の真相究明のための証人喚問問題をめぐり与野党の意見が一致せず、一週間近く審議の空白を生じたことにつき国民の皆様に深くおわびをいたします。新聞の投書欄には、「国家運営の最重点は予算にある。これにノータッチとも見られる参議院ならば廃止してもよいではないか。一院制にして衆議院での審議時間を豊富にし、かつ参議院に要する歳費、経費を衆議院に注ぎ込んでアメリカのような強大な国政調査権を持つ特別委員会を設置したなら、証……
○井上哲夫君 私は、民主改革連合を代表しましカンボジアPKO活動をめぐる政府報告に対し、宮澤総理並びに関係大臣にお尋ねをいたします。 冒頭、去る五月四日カンボジアにおいて我が国の文民警察派遣要員であられた高田晴行さんが殉職され、さらに先般は中田厚仁国連ボランティアの方が亡くなられ、本当に御両名のお命を、深く御冥福をお祈り申し上げます。また、負傷されて現在病院で治療中の方にも、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。 冒頭申し上げますが、私は、昨日衆議院、本日参議院、最後の十一番目の質問バッターでございます。今、しっかりせよとお声がありましたが、実はこの本会議のこういう形の質問を繰り返しても、……
○井上哲夫君 私は、新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました平成七年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 冒頭、この二十日発生の東京地下鉄サリン事件について申し上げます。 卑劣きわまりないテロ事件で非業の死を遂げられた十名の方々の無念さ、遺族の悲しみと憤り、そして今なお生死の境にある負傷者の苦痛を思うとき、その痛ましさに私も心痛むばかりであります。 この犯行は社会的混乱をねらった組織的なテロ行為とも考えられ、私たちは挑戦状を受けているかもしれません。そうだとすれば、絶対に許すことはできません。断固として捜査に当たるばかりか、この種のテロ行為の根絶対策の検討を政府に強……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。