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笹野貞子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

笹野貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは笹野貞子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。笹野貞子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第3号(1989/11/14、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 今の御質問にお答えしたいと思いますが、先ほど座り心地はどうかということで、せっかくですから、私も初めてここでしますのでちょっとお話をしますけれども、ここのいすに座るということは随分座り心地が悪くて、水も飲むな、トイレにも行くな、あれもするなと言われまして、大分私もそんなのはおかしいということでやっと解放していただきましたけれども、随分妙な習慣が国会の中には残っているんだなというふうに思います。  それに、今のお話ですけれども、相続税の問題はこれは妻を非常に優遇しているかのように思いますけれども、私にしては非常に反対があります。これからの先見を重大視する世の中とい……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第4号(1989/11/15、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 本岡議員の冒頭のごあいさつ、大変高邁な御趣旨に対し、私は心から賛同を申し上げたいと思います。  私たち連合参議院も、さきの参議院選挙では、国民の消費税反対、そしてリクルート疑惑の徹底した究明という国民の声を背に受けまして、十二人圧勝してまいりました。  議会というのは、本来、民主主義の最もお手本になる場であります。しかし、私は民主主義をこよなく愛し、その実現のために努力してまいりましたけれども、最も民主主義の中心であるべきこの議会は余り民主主義とは言えませんでした。そして、きょうこうやって議員提出によって議員同士が討議できるというのは、日本にもちょっとは民主主義……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第5号(1989/11/16、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私たちの願いは南北の対話、統一という点にあります。連合政権もそのような政策をとっていくわけでありますから、日韓基本条約のできました二十年以上前と今日とではいろいろな変化が起きていることは事実でありますけれども、私どもといたしましては、平和的にすべてがいくような願いを持っております。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 刈田議員の本当に女性らしい細かいところの御質問に敬意を表しております。  この問題でお答えをいたしますと、非課税とすべき食料品とは何をいうのか、どこまでをいうのか、その線引きが大変難しいでしょうね。例えば生鮮食品に限るとする場合、冷凍食品……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/17、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 直間比率に関する御質問にお答えさせていただきます。  今回の税制再改革は、これまでの税制の欠陥、不公平の一掃を図り、税制の持つ所得、資産の健全な社会的再分配機能の向上による公正、公平の確保と、経済機構、国民生活の変化に対応した均衡ある税体系の確立を目指すものであります。こうした税制を確立するためには、応能負担原則を重視した総合累進課税主義を基本としなければなりません。この総合累進課税主義が可能なのは直接税だけであり、間接税ではかえって逆進性を生むだけで、能力に応じた応能負担を実現することはできません。したがって、直接税を主、間接税を従とする税制を堅持していく必要……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第8号(1989/11/27、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私たち立法府にいる者は、自分たちでつくった法律というのは本当に大切に、そして皆さん方もどうぞ私たちがみずからつくった法律をかわいがっていただきたいと思います。
【次の発言】 相続税の基礎控除とか控除をしていただいたことは評価はできるというふうにお答えしたはずです。
【次の発言】 お答えいたします。  前回のときには少々言葉足らずで真意が伝わらなかったと思いますけれども、控除の面では評価できる、税率の面ではそれはもっと違った考え方があるのではないかというふうにお答えしたはずです。
【次の発言】 何か口頭試問を受けているような感じですけれども、間接民主主義をとってお……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第9号(1989/11/28、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) そのとおりです。
【次の発言】 私のところのパンフレットを持ってまいりまして、確かにおっしゃるとおりに消費税は廃止ということを訴えております。また、私ども連合参議院は十二名立候補いたしまして、この消費税廃止を訴え十一名が圧勝して出てまいりました。現在、連合参議院という院内の会派をつくっておりますが、税制再改革につきましては私どもは不公平税制を見直すという基本的な立場に立っておりまして、今議員が御指摘の個々の細目につきましては、私どもの連合参議院の最も本旨でありますところの社会党、公明党、民社党、社民連の四党と歩調を合わせてこれから国政を改正するということですので……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第10号(1989/11/29、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 私も、不公平税制ということが最も問題であると思います。
【次の発言】 大変重大な問題であるというふうに思っております。  御存じのように、日本の憲法第二十五条第一項には健康で文化的な生活を保障するというふうに書かれ、その第二項ではすべての生活部面について社会福祉、社会保障の向上に努めなければならないとあります。これは日本は高い社会福祉を目指していかなければならないという宣言ですが、この憲法の精神に沿って私どもも一生懸命頑張らなければならないと思っております。  その経済的な国民負担率につきましては、日本の経済力にふさわしい高福祉適正負担ということを目指してまいり……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第11号(1989/11/30、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えいたします。  日本の憲法は、もちろん高い福祉の向上を目指しており、そういう国づくりをするように求めているわけですから、私たちは日本の福祉国家というものには十分努力をしなければいけないというふうに思います。しかし、高い福祉、高い社会保障というのは、決して怠け者をつくったり、自助努力を怠るような人をつくるようなことがあってはいけないというふうに思います。その点では、議員の御説に私は最も賛成をいたしたいというふうに思います。
【次の発言】 私は出版社に直接聞いたわけではありませんので、出版社の立場としてのお話は申し上げられませんけれども、つまり私としては消費税……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第12号(1989/12/01、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  私たち連合参議院は、さきの参議院選挙で消費税は廃止してほしいというそういう国民の声を背 にして出てまいりましたので、この国民の声を率直に反映させるために今このように頑張っております。何せ私たちはできたてのほやほやで本当に素人ですから、いろいろな点につきましては四野党が共同提案しておりますので、皆様方と十分協議し、私自身もしっかりと勉強しながらやってまいりたいというふうに思っております。
【次の発言】 お答えさせていただきます。  ただいま議員の御指摘になりましたこの北朝鮮に行ったままの七千人に及ぶ日本人妻の問題は、これはまさに人道上……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第13号(1989/12/04、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  議員の今の御指摘の問題は、確かに非常に大きな問題だというふうに思います。私どもといたしましてもこの問題は決して放置しているわけではなく、今回の問題としてこれから十分に討論し、しかもこの問題を問題としてこれから国民税調でももちろんそうですし、いろいろと研究しながら対処しようと思っておりますので、その御意見を十分拝聴させていただきます。
【次の発言】 私どもといたしましては、所得税減税あるいは住民税減税につきましては、社会、公明、民社、社民連の四野党と協力をして減税を実現したということにつきましては評価いたしております。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第15号(1989/12/07、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えさせていただきます。  小野議員の選挙成果の本当にすばらしい御意見をお伺いしたんですが、お言葉を返すようで大変悪いのですけれども、私も今度の選挙では消費税廃止を唱えまして女性から圧倒的な支持を受けまして、京都では今までとったことのない票をかち得ましたので、その点は廃止だから選挙に勝った、そう言われるとちょっとお言葉を返したくなりましたので一言申し添えさせていただきます。  今の子供に対する件ですけれども、私は、子供の気持ちというのはやっぱり大切にしなければいけないということで、二、三新聞の記事とかあるいは電話でのアンケートなどを調べましたところ、非常にたく……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第16号(1989/12/08、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) お答えいたします。  私たち四党間においては、この問題は二〇%というふうに今度提案をしております。代表質問した古川議員はここにいられますので、本来であるならば古川議員にお答えいただくと一番わかりやすいのですけれども、いずれにいたしましても、私どもは新しくできた会派でもあり、その点は私ども四党ということではなく、古川議員の個人的見解というふうに受けとめていただければ幸いだと思います。
【次の発言】 私の今言った答弁が御理解いただけなかったと思うんですが、つまり今度段階的に私どもの提案では四〇%にしていくということをお話ししたつもりです。

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会 第17号(1989/12/11、15期、連合参議院)

○委員以外の議員(笹野貞子君) 前畑委員の大変な御研究に心から敬意を表したいと思います。  ただいまの問題ですけれども、今回の自民党案によって逆進性というものは全く緩和されたと言えないと思います。むしろその複雑さが一層増したものとなっていると思います。これでは見直し案どころか改悪であるとさえ言われかねない代物だというふうに私は思います。もともと消費税が逆進性の非常に強い税制であることを承知していた自民党が、この逆進性を緩和するということ自体無理があったのではないかと考えます。私は、消費税の見直しではなく、消費税そのものを導入したことを見直す、つまり廃止しかないと考えております。

第118回国会 文教委員会 第1号(1990/03/29、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 連合参議院の笹野でございます。私は本来、文教委員会に所属しておったわけですけれども、昨年より税特の方に配置されましてこの委員会に長らく出席できず、大変寂しい思いでおりました。その間、非常に文化におくれてしまいまして、きょうは大変不安な気持ちで質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  まず第一に、こよなく文化を愛する私といたしましては、この基金の制度というのは大変いいことですし、なぜこんないいことが今まで実現できなかったのか、遅きに失したという感じがひしひしといたします。しかし、ないよりはいいわけですから大いにやらなければいけません。それで、こういう後の順番になり……

第118回国会 文教委員会 第3号(1990/05/24、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 文部大臣の所信ですけれども、活字になったものを再度拝見させていただました。大変バラ色な文化行政ということでうれしくなったのですけれども、しかし文化行政というのはかけ声だけでは実を上げることができませんので、きょうはそういう点で私の最もここをしていただきたいという部分をお尋ねをいたしたいと思います。  大臣の所信の中ですけれども、三ページを見ますと、ここに「婦人の社会参加の推進」ということが書かれております。我々女性にとっては大変うれしいことですけれども、しかしこれはなかなか難しいことで、先ほど大臣もうちの家内がというふうにおっしゃいまして、女はうちにいるものだという潜在意識がやっ……

第118回国会 文教委員会 第4号(1990/06/01、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 看護教育の重大さ並びにその改善の早急性にかんがみまして、前回に引き続きまして看護教育の問題でお尋ねをしたいと思います。  三十日の予算委員会で保利文部大臣は、韓国との問題について、私はいわゆる戦後教育を受けた、これは朝日新聞に載った記事から拝読させていただきますと、そのようなことの教育を受けた記憶はないと非常に率直に自分の体験を披露した、そしてこれからはきちんと教育してもらいたいという気持ちだったという大変好感を持った記述の記事が載っております。私も、この委員会の中で、大臣が非常に率直な御意見、特に婦人の社会参加及び婦人の地位の向上につきましては大変率直に述べていただきますので、……

第118回国会 文教委員会 第5号(1990/06/12、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の粕谷委員の女性の氏の問題についての討論は、私は大変これから女子教育をする上でも重大な問題だというふうに思いますので、一言触れさせていただきたいと思います。  先日、韓国の盧泰愚大統領が来られまして、この氏の問題について意見を述べられたことは皆様方御存じだと思います。いかに名前を奪われた韓国の方々は悲しい思いをしたかということは、これは私たちは本当にまじめに考えなければなりません。しかし、女性が名前を奪われることに対して非常に嫌だということを言いますと、男性は何か笑いで片づけてしまうというのは、私にとっては大変不謹慎な態度だというふうに思います。自分の妻の名前を自分にするこ……

第118回国会 文教委員会 第6号(1990/06/21、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 小西委員、順番を狂わせまして先にやっていただきまして、大変ありがとうございました。  大臣に私がどこかでサボっていたんだというふうに思われるとちょっと困りますので、一言だけおくれたことを弁解いたしますと、選挙制度審議会に各政党が意見を述べに行くという、そういうことで、ちょうどきょう私の番が回って参りまして行ってまいりました。本来ならば時間がもっと早かったんですけれども、どうやら私たちの会派の言葉遣い、意見の言い方が大変ほかの政党と違ってわかりやすくおもしろかったということで、質問が非常にどんどん来まして、時間がおくれてしまいました。  私が今なぜこんな余計なことを言うかというと、……

第118回国会 文教委員会 第7号(1990/06/25、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 時間がありませんので十分な御質問ができないことが大変残念です。先ほどの参考人のお話の中で、私がちょっと聞き間違いをしたのか、わからないところがあります。まず、それをちょっとお聞きをしたいと思います。  まず吉崎参考人にお聞きをしたいのですが、私は吉崎参考人が書きました論文を読ませていただきました。その中で「学校ママより教育ママ」という論文がありまして、その中で大変に女性のことに期待をかけられて書かれております。中でも、「母親たちのあいだで子供の学歴がファッション化し、一種のカッコよさとしての価値を見出すようにさえなっている」、これではいけないのであって、これからのお母さんというの……

第118回国会 文教委員会 第8号(1990/06/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 時間がありませんのでどこまでお聞きできるかわかりませんけれども、法案について二、三お尋ねをしたいというふうに思います。  この法律案を見ますと、読めば読むほどだんだんわかりにくくなってきまして、この間大臣が、この次つくるときは易しい法律をつくるというふうにおっしゃっていただきましたので、この次までやむを得ず我慢しながら読むことにいたしますけれども、その第五条を見ますと、民間事業者の能力を活用しなければこの基本構想ができないかのように受けとめられるわけですけれども、つまりこの五条というのは、民間事業者の能力を活用しなければ認めないということなんですね。

第120回国会 文教委員会 第1号(1990/12/18、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 スポーツの振興と体育の向上というこの課題についてはだれしもが反対をするはずもなく、かえってそういうことを一生懸命やるべきだという認識は共通しているというふうに思います。私ももちろんそういう認識の上に立って、この法律はいかにみんなが英知を集めて日本のスポーツと体育というものに対してすばらしい政策、行政を行っていくかという、そういうお互いの議論にしたいというふうに思います。  そういう意味で、私はこれから幾つかこの法律に対して質問をいたします。  国家の予算の使い方というのに一つの私のポリシーというのでしょうか、この「二十一世紀に向けた」という保健体育審議会の「スポーツ振興の意義」の……

第120回国会 文教委員会 第3号(1991/03/07、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の質疑の中で大臣は、一日の楽しみを持つなら花を見ろ、百年後の楽しみを持つならば人を教育しろというふうな名言をおっしゃいましたけれども、まさに私もそのとおりだというふうに思います。私たち、教育という国家百年の計のことをこうやって議論をするわけです。大臣は直接その百年の計を具現化する非常に近い距離にいるわけですから、どうぞ私たちの意見を十分聞いていただきまして、今後の文化行政に頑張っていただきたいというふうにまず激励を申し上げたいと思います。  そこで、質問に移らせていただきます。  文化行政、文化ということですけれども、私は、文化というのは当たり前のことですが、非文化的なこと……

第120回国会 文教委員会 第4号(1991/03/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 学位授与機構のことで御質問をいたします。  日本の社会というのは学歴社会と言われ、学歴というよりも学校歴社会と言った方が的確かもしれませんが、こういう社会機構が非常に弊害をもたらしているということが言われているわけです。アメリカの社会なんかを見ますと、学位があるかどうかということは、会社の中に入って給料とかあるいは仕事なんかということで歴然と学位があるかないかということが重要な要素になるわけですけれども、日本ではアメリカと違って、学位があるかどうかということは余り実生活の上では関係がありません。博士号を持っていらっしゃる方は、大臣とか針生先生のように博士号がある方は名刺に医学博士……

第120回国会 文教委員会 第5号(1991/04/09、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 両参考人の先生、お忙しいのにきょうはありがとうございました。  それでは、保護期間の延長の問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。  今回の改正法案は、著作隣接権の存続期間を三十年から五十年に延長をしております。こういう延長するということは隣接権の保護強化につながることであって、これ自体は別に決して悪いことではありません。しかし、三十年というふうに延長をしたのは六十三年、三年前だったんですね。どうも三年間でまた再延長ということなので、私からしますと何か朝令暮改のような、せっかく延長してまた延長というのが随分早いなという感じがするんです。先ほど齊藤先生から、これは非常に小刻……

第120回国会 文教委員会 第6号(1991/04/23、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 私は、罰則のことについて二、三お伺いをいたしたいと思います。  先ほどの議論にもありましたように、日本はまさにコピー文化と言われるぐらい、人の権利あるいは形のないものをまねをすることに対する罪悪感がないという、こういう土壌を踏まえながら今回の改正を見ますと、科刑のこと、刑を科することについての改正というのはそのままになっております。一般的な著作権の侵害は三年以下の懲^または百万円以下の罰金ということですが、今度の外国リプレス盤の無断複製については、従来から禁止されていた国内リプレス盤の無断複製と同じように一年以下の懲役または三十万円以下の罰金とされたままです。  刑罰の重さによっ……

第123回国会 選挙制度に関する特別委員会 第2号(1992/03/11、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 私が国会議員になる前、まさに直前まで、選管の所属しております、つまり自治省の外郭団体ですけれども、明るい選挙推進協議会という会がありますが、そこの会長を長くやっておりまして、きれいな選挙をしよう、クリーンな選挙をしようということで白バラ運動というのをやっております。大臣は御存じかどうかわかりませんけれども、本当にボランティアで、補助はスズメの涙というぐらいでやっている、そういうのがあります。こういう団体というのは、本当に住民の善意に支えられながら、日本の民主主義というのをしっかりとやろうというそういう団体に属しておりまして、一生懸命やっていたんです。そのときも本当に選挙違反とかい……

第123回国会 労働委員会 第2号(1992/03/05、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 ことしのお正月の私ども連合の旗開きのときに大臣にお出ましいただきましてお祝いの言葉をいただいたわけですけれども、そのときには大変私ども連合という組合の組織に対して深い御理解と、特に女性が働くということに対して大臣は非常に協力的というか、希望を与えていただいたものですから、私はあれから初めてきょうお目にかかりますので、時間はたちましたけれども、大変きょうは大臣とお話ができるのが喜ばしいという感じでここに参りました。そういう趣旨を踏まえまして二、三御質問をさせていただきます。  国会の冒頭の首相の演説にもありましたし、また先ほどから何回も出ておりましたけれども、日本は生活大国になる、……

第123回国会 労働委員会 第3号(1992/03/27、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 理想の社会を実現するためのファクターというのはいろいろあると思いますけれども、健全な労働政策を労働行政の中できちっとやり遂げるということは、これはそのファクターの中でも非常に大きな一つの要因だというふうに思います。そういう意味で、先般の委員会の議論の中でも労働大臣には非常に積極的な労働行政に対する意欲を感じまして、働く者の連合という組織を持っている私といたしましても大変心強く、その意気でこれからも大臣ますます頑張っていただきたい、そういう思いを込めまして二、三質問をさせていただきます。  このたびの雇用保険法の改正をちょっと見てみますと、五十九年のときの改正は赤字であったというこ……

第123回国会 労働委員会 第4号(1992/04/07、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 「官界」という雑誌の四月号の中で大臣のインタビューとして、「ゆとりある豊かな勤労生活をめざして」というインタビューの記事を大変意義深く熟読させていただきました。このインタビューの中での最後の部分で大臣はこう語っておられます。  政策の究極の目標は働いている勤労者国民が去年よりは今年、どれだけよくなったか、先月より今月、どれだけよくなったかということです。それが政治の最終目的ですから、そう考えると、労働大臣というのは非常に大事なポストだなと思うのです。労働省で皆に激励しているのですよ、これまで以上にもっともっと誇りと自信を持ってやろうと。 こういうくだりがありまして、私はこれ読みま……

第123回国会 労働委員会 第5号(1992/04/16、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 午前中の御議論を聞いておりましても、障害を持つ方々の雇用というのがいかに今望まれているか。これは現在に生きている人間というのは何が一番大切かというと、日本は経済大国あるい。は生活大国というふうに言っていますが、私ども連合といたしましては、やっぱり働くということがいかに人間にとって大切な価値であるか、これをゆとり、豊かさという表現で申しております。  ゆとりというのは何かといいますと、これはただ経済的にとか物質的な面ではなくて、いろんな方と協力し合える社会、非常に他人に優しい心を持つ社会、これは先ほど労働大臣も、建築のスペースの件でもゆとりというのは優しさだという、私とその点は一致……

第123回国会 労働委員会 第6号(1992/04/23、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 日本の国の発展というのは、まさに有能な人材というものがいろいろな意味で大変な発展を果たしてきたということはこれはもう言うに及びません。そして、国としては能力を開発するという事業というのは、これまたすばらしいことだというふうに思います。しかし、能力を開発するといっても、どちらに開発するかという開発する方向を間違うと、これまた余りよからぬことであります。  例えば、私の若いとき、私は旧制の女学校ですけれども、私たちが旧制女学校に入りましたときには、女性が職場に出てお金を取るなんというのはもうとんでもないことだという、そういう良妻賢母型の教育を受けておるわけですから、働くなどということ……

第123回国会 労働委員会 第7号(1992/05/14、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 先日、大関安全課長にお世話になりまして、私もこの法案の審議をする上で安全とか衛生とかというものが現実にどうなっているかということで現場を視察に参りました。大関課長、大変ありがとうございました。  オーバーなことを言いますと、私たち人類の歴史というのはまさに働くということに対してどう安全で衛生で、そして今度の法律はそれに増して快適という価値観が入っておりますけれども、それを求めるための悪戦苦闘であったかということです。特に、女性の歴史を見ますと女工哀史というような毅然とした過去を持っているわけですから、そういう点では視察をして私はその感想としては、人類の努力というのは本当に歩みは遅……

第123回国会 労働委員会 第8号(1992/05/19、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 先週の委員会の席上、私が提案しました勤労権の問題で、大臣と非常に貴重なお話をいたしました。大臣は、労働行政として勤労権というものの具体的な推進に対しては大変意欲をお持ちですし、この間のときには名前はともかくとして連合労働大学を二十一世紀に向けて一緒につくろうということも何とはなしに約束したような感じで受けとっておりますので、私は大変気を強くしております。あのときには、勤労権の問題は、遅くとも一歩一歩人類の歴史というのはその内容を充実させてきたというふうに私は表現をしたわけですけれども、今回の法律を見まして、こういう歴史というのは一歩一歩のときもあるし半歩半歩のときもあるんだなと思……

第123回国会 労働委員会 第9号(1992/05/28、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 日本の憲法というのはどちらかというと無味乾燥な条文ですけれども、日本の国の一般的な国民の生活するある程度の基準というか、イメージを出しているのが二十五条で、二十五条の条文を見ますと、「健康で文化的な」という言葉が、これが生活には欠かせない一つのイメージとして出ております。私は、生きるということに文化的という言葉がつけられているというのはとってもすばらしいことですし、生きるということは、まさに文化的に生きなければ人間として生きられないという基本的人権の具体的な表現だというふうに思います。  さて、きょうこの時短の法律を審議するに当たりまして、大臣とひとつ文化論についてお話をし合いた……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/12/09、16期、連合参議院)

○笹野貞子君 昨日の衆議院の竹下元総理の証言で、十月内五日……
【次の発言】 ああ済みません、もとい、参議院の。  十月五日は東京プリンスホテルで竹下、金丸、小沢、そして渡邊証人との会談が行われた際、渡邊証人はその支払いが竹下事務所が持ったということを御存じでしたでしょうか。また、もし知らなければ、だれが払うという御認識を持っておりましたか。
【次の発言】 竹下氏の証言によりますと、渡邊証人は褒め殺し中止にかかわる善意の第三者であると言いました。事実善意向第三者であるならば、尋問にお答えにならをいというのはおかしいことであって、証言できないというのは、渡邊証人が善意の第三者ではなくて、皇民党の……

第125回国会 労働委員会 第2号(1992/12/08、16期、連合参議院)

○笹野貞子君 ことしの臨時国会の首相の所信表明演説の中にも再三出てまいりましたけれども、日本は生活大国をつくるんだという首相の演説があります。私たち働く者に対して、生活ということは非常に具体的なものを連想させなければいけませんが、生活大国という大国をつけたら一体何を連想するのか、私なんかはちょっと戸惑いました。  しかし、労働行政に対しましては、近藤労働大臣は非常に積極的にいろんなことをやられるというのは、生活というものを非常に大切に考えている一つのあらわれじゃないかというふうに思いまして、私などはとてもいいことだと拍手喝采をまず送りたいというふうに思っておりますが、さてそこで御質問をさせてい……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1993/04/21、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 先ほどの御論議の中で、長官の御発言で、どうも日本は人口動向に対しては非常に速やかな調査結果があるけれども土地のことに対しては非常に少なくて感心しているという御発言がありましたけれども、長官が感心するほど土地の問題については非常にいろいろなデータが不足しておりますし、また最も重大な視点を抜かしているんではないか。これが異常に高騰した土地に対するもろもろの対策が後手に回ってしまっているもとではないかというような、そういう私は危惧を持ちます。  この異常な土地の高騰、バブルとでも言うんでしょうか、そういう問題に対して、これは東京一極集中は諸悪の根源であるかのようなそういう発想から去年、……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1993/05/19、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 民主改革連合の笹野と申します。  きょうは、三人の参考人の先生方、大変お忙しいところをありがとうございました。  私は、都市計画の問題で秋山参考人に御質問をさせていただきます。  都市計画というのは、先生の先ほどのお話を聞いていますと、何か新しいところに都市をつくる、あるいは都市の機能を考えるための都市計画という重点だったわけですが、古い町の都市計画というのも非常に問題があるということでちょっと御質問させていただきたいというふうに思います。  都市というのは、公有地、私有地、それが一体となって生活の基盤とかあるいは景観とか地域社会というそういうものをつくっているわけですが、土地基……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/04/01、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 民主改革連合の笹野と申します。  まずもって岡証人に私はお願いしたいことがあります。なぜかといいますと、私たち政治家というのは国民の信頼を得るために、そして正しい民主主義の社会をつくるために、政治とお金という関係がきれいな政治家であるために不正な事件があったときにはそれを明らかにしながらこれから政治改革に一生懸命に頑張りたいと思っている所存ですので、どうぞ岡証人もそういう意味で今回のこの事実に対して明らかに国民の前に示していただきたいというふうに思います。  では、質問に移らせていただきます。  今までの質問を聞いておりますと、私たち本当に庶民には理解困難なところがいっぱいありま……

第126回国会 労働委員会 第2号(1993/03/25、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 大臣、セクハラでは大分お疲れのようですけれども、今度は大臣のお得意の分野に質問を移させていただきたいと思いますので、これからは楽になるというふうに思っております。  実は、自分の知っている人がテレビに出たり新聞に出たりするということは、見ている人にとっては大変快いものです。まして、参議院で御一緒になっている村上大臣が大臣に就任されて、テレビでインタビューされたり新聞に出たりしているということは、私にとってはより一層興味がありますので、一言一句漏らさないようにテレビのインタビューも拝聴いたしました。  そのテレビの一番最初の、大臣に御就任になったときに、先ほどもちょっと御発言なされ……

第126回国会 労働委員会 第3号(1993/03/26、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 三月二十三日ですから三日前になりますけれども、参議院の予算委員会で大臣がお答えになっている言葉の中に大変我々女性にとってはうれしい発言がありましたので、そのことについてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  この問題を取り上げましたのも、昨日からの審議を見ておりますと、大臣は殊のほか女性に理解が深いわけですから、これはもう村上労働大臣のときじゃなければできないんじゃないかという、そういう感じを持って質問させていただきます。  と申しますのは、予算委員会の委員の方の答弁の中で大臣はこうお答えになっています。労働省の婦人局を女性局に改めたいと考えたが、それがいかに難しいか実感……

第126回国会 労働委員会 第4号(1993/03/29、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 まず、レディス・ハローワークの設置の基本的な考え方からお伺いをいたします。  女性が働く、就職を探す場をふやすというレディス・ハローワークの設置というのは、基本的に私は非常に重大ですし、大変いいことだというふうに思っております。しかし、設置の順番を見ていきますと、平成三年には東京と大阪、それで四年には横浜と神戸と福岡、そして今度五年度では札幌、仙台、名古屋、こういう順番になっております。これを見ますと、政令指定都市の順番のことで建てるのかなというふうに見て考えざるを得ないんですけれども、政令指定都市で見ますと、まだあと千葉市、川崎市、京都市、そして広島の四つがありますけれども、こ……

第126回国会 労働委員会 第6号(1993/04/20、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 一般論といたしまして、人格のある人という問いに端的に答えるならば、非常に先見性に富んだ人あるいはその先見性を現実にマッチさせて一つの哲学を持った人とでも言えるでしょうか。国際関係あるいは国家でもまさに私はそうだというふうに思います。日本の国を将来に向けて先見性を的確にとらえながら現実問題を把握していかなければいけないというのは、これは言をまたないというふうに思います。  そこで、大臣に御質問したいんですけれども、先ほど大臣は防衛問題に関しては参議院では右に出る者がないとおっしゃったので大変私は心強く思いまして、まさに当委員会はユニークなとてもすばらしいと思いながら、この駐留軍関係……

第126回国会 労働委員会 第8号(1993/05/13、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 昨日、本会議で私は代表質問をさせていただきました。その代表質問で、私が幾つか大きな質問をさせていただいたわけですけれども、その中で首相が経済的な問題に対しては全面的に私の意見に賛成していただきました。  もう一度繰り返しますと、こういう部分でした。時短が経営上の革新を生み出し、企業の活性化にもつながるんじゃないかという意見があるけれども首相はどう思うかという質問と、労働時間短縮が所定外労働に対する割り増し賃金率の上昇と同時に行えば、消費拡大と省力化の設備投資増加をもたらし内需主導型経済成長につながるんではないかと、こういうふうに質問したことに対して、首相は全面的にそうだとおっしゃ……

第126回国会 労働委員会 第9号(1993/05/18、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 私は、民主改革連合の笹野と申します。  きょうは参考人のお三方の先生方、お忙しいにもかかわりませず私どものために御意見をいただきまして大変ありがとうございました。  この労基法の改正につきましては、昭和二十二年以来、日本の労働条件のいろいろの問題につきまして、週法定時間を四十時間制にするとか、あるいは休日をふやす、割り増し賃金の問題等歴史の一段階を上るような評価はある反面、変形労働制とか、あるいは裁量制の導入とか、ともすればその運用によっては非常に危惧するような問題もあると思います。そこで、私たちとしましてはこういう二つの側面を持っているこの法律に対しまして、参考人の皆様方の意見……

第126回国会 労働委員会 第10号(1993/05/25、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 大変お疲れのところですけれども、最後の質問をさせていただきたいというふうに思います。  一般的に社会権と呼ばれる労働法というのは、まさに日本の新しい民主主義に生まれてきたそういう法律であるし、その法律を具体的に実現する労働省というのはまさに若い省であって、大臣が非常にやる気満々であるというのは、いかに権利という抽象的な問題を行政の面で具体的に直すかというのは、これは大変に楽しい仕事でもあるというふうに私は理解しております。  先ほど吉川議員が、労働基準法というのは労働者を保護する法律だろうという御質問があった中で、石岡局長はその迫力に負けたんでしょうか、労働者を保護する法律だとい……

第126回国会 労働委員会 第11号(1993/06/01、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 今度の労働基準法の改正の最も一番のポイントというのは、ゆとり、豊かさというのを実感できる、そういう生活大国になるための一つの目的達成のための手段だというふうに私は受けとめております。しかし、ゆとり、豊かさという言葉はこれは質の問題ですから、質というのは何か比較するものがなければいいのか悪いのか、高いのか低いのかわからないというふうに思います。  午前中の質疑で大臣は、労働行政というのは事日本だけではなくて国際的に重大だ、こういうふうに大変高邁な論を展開されて、私はまさにそのとおりだというふうに思うわけです。これは、質問通告をしていなくて大変申しわけないんですけれども、大臣の大変な……

第126回国会 労働委員会 第13号(1993/06/10、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 よく参議院改革という言葉がありますけれども、なかなかこういう機関を改革するというのは遅々としておくれているわけですけれども、きょうはこの長時間の審議の中に休憩を入れて英気を養うということが初めてなされました。私も今疲れをとりまして非常に元気いっぱいで質問ができるということは、参議院改革のまず第一歩だというふうに思います。そういう意味で、いいことはどんどん進めていっていただきたいというふうに思います。  それでは、元気なところで質問をさせていただきたいと思います。  私は、労働問題を勉強したり審議したりするときは一つの大変な喜びを感じます。それはなぜかというと、人間というそのものが……

第128回国会 労働委員会 第2号(1993/11/04、16期、日本・新生・改革連合)

○笹野貞子君 坂口労働大臣におかれましては、就任以来大変な激務だというふうに思いますけれども、心から御慰労申し上げ、敬意を表したいというふうに思います。  きょうは、初めて私たちと将来の労働政策についてお話し合いができるということは大変うれしいことだというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、勤労権というのは憲法の二十七条に保障されておりますけれども、勤労するということが人間としての勤労であるというところで、いろいろな問題を整備しなければならないというふうに思います。これが、人間の尊厳としての勤労というためには、まだまだ人間の尊厳としての勤労がなされていないもろもろの部分が……

第129回国会 予算委員会 第10号(1994/06/03、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 新緑風会の笹野と申します。  きょうは、大変お忙しい中わざわざ国会においでいただきまして、ありがとうございました。  私はお二人を存じ上げておりませんでしたので、きょう質問させていただくのに失礼があってはいけないと思いまして、お二人の書物を読ませていただきました。大変生々しい描写があったり、あるいは恒松先生の高邁な御趣旨がうかがわれました。心より尊敬申し上げるところです。  そこで、宮元参考人が大変おもしろい本をお書きになっていらっしゃいます。「地方財務不正事件の構図」という御本なんですけれども、不正事件のいろいろなことが実に細かく書かれておりまして、私は興味と同時に驚きを持って……

第129回国会 労働委員会 第5号(1994/06/20、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 私は、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、護憲リベラルの会を代表して、ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして賛成の意を表するものであります。  我が国においては、今後、高齢化の急速な進展や女性の職場進出、少子化が一層進むものと予想されます。さらに、国際化の進展に伴う円高と産業の空洞化等が懸念されます。このような状況に適切に対処し、活力ある社会を築くことが最大の国民的課題であります。  現在の雇用保険制度は、失業保険制度を発展させ、質量両面にわたる完全雇用の達成等を目的として創設されて以来約二十年、労働者の失業中の生活の安定、さらに……

第131回国会 労働委員会 第1号(1994/10/06、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の皆様方にごあいさつを申し上げます。  このたび労働委員長に選任されました笹野貞子でございます。  勤労者がゆとりと豊かさを実感できる社会の実現が課題となっている中で、労働者の雇用の安定を基本として、労働時間の短縮、女性及び高齢者の就業拡大へ向けての環境整備、障害者雇用対策、外国人労働者の雇用問題の解決のほか、広く勤労者の能力開発等、本委員会に課せられた使命は極めて重大であると存じます。  委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正な委員会運営に努め、労働施策の進展、充実のために努力してまいりたいと思います。  何とぞ……

第131回国会 労働委員会 第2号(1994/10/25、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、浜本労働大臣から所信を聴取いたします。浜本労働大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十分散会

第131回国会 労働委員会 第3号(1994/11/15、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十五日、川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。  また、昨日、細谷昭雄君が委員を辞任され、その補欠として清水澄子君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 吉川春子君、時間がありませんので。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五十三分散会

第131回国会 労働委員会 第4号(1994/12/08、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十五日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として細谷昭雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に吉川春子君を指名いたします。

第132回国会 労働委員会 第1号(1995/02/09、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、去る一月十七日に発生いたしました兵庫県南部地震災害により亡くなられました方々並びに御遺族の方々に対し、謹んで哀悼の意を表します。  ここに、犠牲者の方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、細谷昭雄君、風間昶君、石井一二石及び平井卓志君が委員を辞任され、その補欠として西岡瑠璃子君、星野朋市君、和田教美君及び大河原太一郎君が選任され……

第132回国会 労働委員会 第2号(1995/02/14、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として大脇雅子君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願いま……

第132回国会 労働委員会 第3号(1995/02/28、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、大脇雅子君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。  また、昨日、古川太三郎君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として粟森喬君及び細谷昭雄君が選任されました。
【次の発言】 阪神・淡路大震災を受けた地域における被災失業者の公共事業への就労促進に関する特別措置法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。浜本労働大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願いま……

第132回国会 労働委員会 第4号(1995/03/10、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十八日、粟森喬君及び細谷昭雄君が委員を辞任され、その補欠として古川太三郎君及び千葉景子君が選任されました。  また、去る六日、三石久江君が委員を辞任され、その補欠として國弘正雄君が選任されました。  また、七日、國弘正雄君が委員を辞任され、その補欠として中尾則幸君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の……

第132回国会 労働委員会 第5号(1995/03/14、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十日、中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として翫正敏君が選任されました。  また、昨日、和田教美君が委員を辞任され、その補欠として浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第132回国会 労働委員会 第6号(1995/03/16、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、浜四津敏子君及び翫正敏君が委員を辞任され、その補欠として和田教美君及び國弘正雄君が選任されました。  また、昨日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 緊急失業対策法を廃止する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、大河原太一郎君が辞任をされ、その補欠として吉川芳男君……

第132回国会 労働委員会 第7号(1995/03/17、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
【次の発言】 去る十四日、予算委員会から、平成七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、労働省所管について、本日一日間、審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 吉川君、時間がありませんので、どうぞその点も御配慮して質問してください。

第132回国会 労働委員会 第8号(1995/03/28、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十七日、吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君が選任されました。  また、昨日、田辺哲夫君、大河原太一郎君及び小野清子君が委員を辞任され、その補欠として清水達雄君、岡利定石及び鹿熊安正君が選任されました。
【次の発言】 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませ……

第132回国会 労働委員会 第9号(1995/05/23、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十八日、清水達雄君及び鹿熊安正君が委員を辞任され、その補欠として田辺哲夫君及び小野清子君が選任されました。  また、昨日、和田教美君が委員を辞任され、その補欠として都築譲君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第132回国会 労働委員会 第10号(1995/05/25、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、岡利定石及び角田義一君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君及び川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案及び介護休業等に関する法律案を一括して議題といたします。  両案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 両案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時一分休憩

第132回国会 労働委員会 第11号(1995/05/30、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。  また、二十六日、青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として安永英雄君が選任されました。  また、昨日、田辺哲夫君及び角田義一君が委員を辞任され、その補欠として河本三郎君及び瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案及び介護休業等に関する法律案を議題といたします。  両案の審査のため、本日、参考人としてお手元に配付しております名簿の方々に御出席いただいており……

第132回国会 労働委員会 第12号(1995/06/01、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三十日、瀬谷英行君及び河本三郎君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び前田勲男君が選任されました。  また、昨日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として及川一夫君が選任されました。
【次の発言】 育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案及び介護休業等に関する法律案を一括して議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。野村五男君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、地方公聴会速記録につきましては、これを本日の会議録に掲載することといたします。……

第132回国会 労働委員会 第13号(1995/06/14、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(笹野貞子君) ただいまから労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一日、及川一夫君及び加藤紀文君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び大河原太一郎君が選任されました。  また、二日、服部三男雄君、松谷蒼一郎君及び鈴木栄治君が委員を辞任され、その補欠として田辺哲夫君、小野清子君及び柳川覺治君が選任されました。  また、五日、都築譲君が委員を辞任され、その補欠として和田教美君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  ……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 労働委員会 第3号(1995/10/20、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 最後の質問者となりました。  まず、中小企業庁長官にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  高度人材の育成とか、あるいはその人材によって活性化をさせて新しい企業を起こすという、こういう言い方といいますのは、私が子供のときに私の父はよく商いは人なり、あるいは芸は身を助く、こういうふうに言っていまして、お前も大きくなったら何か一つ人に負けないものを持たなければ芸は身を助くという言葉には当たらないんだというようなことを何十年前に言い聞かされました。この法案を読みましたときに、私が父に何十年前に言われた商いは人なり、芸は身を助くというのを、ちょっと近代的に何か難しく言うと法律というの……

第134回国会 労働委員会 第4号(1995/11/07、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 最終バッターになりました。午前中の御審議の中でもアエラの記事が紹介されまして、労働省無用論というようなお話も出ました。こよなく労働省にエールを送っている私としては、そういう議論に巻き込まれないで大いに頑張っていただきたいために、最初にケアプラザのことについて質問をさせていただきます。  私は、労働委員になりまして一体労働省というのはどういうことをやっているのか、百聞は一見にしかずということでいろんな施設を見て歩きましたけれども、その中でこのケアプラザを見まして大変に感動いたしました。  そこでお尋ねいたしますけれども、労災に不幸にして遭った方の人数は、これは大変申しわけありません……

第136回国会 労働委員会 第3号(1996/02/27、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 最初に、私ごとを申し上げて大変失礼だとは思うんですけれども、一言非常にうれしいニュースがありますので、皆さんに聞いていただきたい。  先ほど南野委員も、労働省を愛する一人ということでお話しになりましたけれども、去年の暮れ、私は国会の中で不覚にも転びまして足の靱帯を切ってしまいました。歩行が困難になりまして非常につらい思いをいたしました。仕事はたくさんあるわ、動けないわ、もうどんどんたまってしまうわということで非常に困り果てておりました。そして、立法府である国会の中ではそういう障害を持ったときの対策というのは非常におくれているということがわかったわけですが、そこで労働省の高齢・障害……

第136回国会 労働委員会 第4号(1996/04/09、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 その国一国の文化程度というものをはかるときにはいろいろな方法があると思いますけれども、私の持論といたしまして、労働条件の改善、あるいはいろいろな労働に対するその国の思いというもの、これは私はまさに文化的なバロメーターになるというふうに思っております。そういう意味では労働省挙げて、私たちも世界において文化国家でありたいというこの思いには一緒になって労働条件、労働の環境、福祉というものに頑張りたいという思いです。  さて、そういう思いを込めまして、女性の労働条件というのはかつて本当に大変なことでした。かつてというよりも、私の若いときですからそんなに遠い過去ではないんですけれども、大変……

第136回国会 労働委員会 第5号(1996/04/11、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 大臣がお食事する暇もないというのは本当に申しわけないというふうに思いますので、易しい質問からまいりたいと思います。  午前中の質疑を聞いておりまして、私は口が悪いものですから時々皆さんからおしかりを受けるんですけれども、労働省の法案というのはないよりもあった方がましというのが多いなどという悪口を言うんですが、私はこの法案は本当になければ困る法案で、とてもいい法案で、その中身の充実は別といたしまして、大変私はこの法案を見て胸が躍るような感じがいたしました。  そういうことを踏まえまして、私はフランスとドイツの論文をちょっと読んで調べさせていただきました。そこで、私は、フランスとドイ……

第136回国会 労働委員会 第6号(1996/04/18、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 新緑風会の笹野と申します。  きょうは四参考人から大変貴重なる御意見をお伺いいたしまして、心から感謝と敬意を表します。  さて、私が大学時代に権利の勉強をしたときに、自由という価値観に対して社会権という権利があるんだと、これが労働法という新しい分野をつくり上げたという、そういう本を読んだときに、何か私は非常にうれしい気持ちになって、こういう考え方があるのかというふうに思った感動を今思い起こしております。しかし、さっきからの御意見を聞いており、またこの派遣法の改正の法案を読んでいるうちに、しかし、いろいろな社会によって価値観というのはある程度の変化をするということはこれもまた一つの……

第136回国会 労働委員会 第8号(1996/04/30、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 自分が今まで大切にしていた価値観というんでしょうか、非常に重大だと思っていた価値観が、何らかの理由によってその価値観を変えなければいけないという問題は私にとっては非常に苦悩でありますし、また自分の価値観を変えるということに対して一つの勇気というか感動もないことはありません。今、私はちょうどそういう状況にあるような気がしてなりません。やはり自分の価値観が正しかったというのが何らかの理由で変わるというこの苦悩の部分は、自分なりに苦悩じゃない感動の部分にするべきだというそういう思いで私は質問をさせていただきたいというふうに思っております。  私の質問は、大変残念なんですけれども、電話で……

第136回国会 労働委員会 第9号(1996/05/07、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 これからの高齢化社会の到来に当たりましては、今回のこの法改正、またシルバー人材センターそのものの存在というのは非常に重大ですし、よりシルバー人材センターの充実をきちっとしていただきたいと、私はそういう感じでおります。また、高齢、障害の関係をなさっている皆さん方には、私の個人的な見解からしましても、私がけがをしましたときに大変よくしていただきましたので、ちょっと個人的えこひいきが入るんではないかと思いながらきょうは質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず第一、私もこのシルバー人材センターをよく利用させていただいております。ですから、非常に具体的な内容とか仕組みとか、そ……

第136回国会 労働委員会 第10号(1996/05/14、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 最初に、先ほどから各委員の御質問に対して大臣及び局長は一生懸命にやっているという御回答で、私もまさにそうだろうと思いつつ、いかに基準監督署といえども聖人君子だけではないわけですから、私はこれから二十一世紀に向けて一番重要な役所になるのは労働省だと、こういうふうに京都で一生懸命頑張っている私にとりまして、きょうは朝から非常に嫌なニュースをキャッチいたしました。  新聞あるいはきょうの朝のテレビで大きく報道されました。どうしてこんなことが起きるのかという非常に悲しい気持ちを込めて質問させていただきますのは、京都の労働基準監督官が松原署に逮捕されたということですが、これはどういうことだ……

第136回国会 労働委員会 第12号(1996/05/23、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 今回の、この財形法というのを私も一生懸命理解しようと思って勉強をいたしております。確かに、勤労者の財産の形成についての促進ということは、それだけを見ますとれは大変いいことですし、私のように正直な人間は、そのために労働省が一生懸命に応援をしているということはこれはすばらしいことだという思いと、反面この住専の国会を見たりしておりますと、金融機関というのは私が想像した以上にずさんな経理というんでしょうか、何か非常に国家的過保護な中でこの金融機関というのがこういう状態に今なっているということに唖然とする思いもいたしました。  この金融機関というのが、貸し付けにしても、いろんなことにしても……

第139回国会 労働委員会 第1号(1996/12/17、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、本当に幸か不幸か、大変元気のいい吉川委員の後で、いつでも心臓がどきどきいたしまして、質問がまとまるかどうか自分でも不安な気持ちで今立っております。  午前中、そして大脇委員、今の吉川委員と、蒲原沢のあの大変なことについて熱心な御討議がありましたけれども、私も発生後四日目に現地に入りまして見てまいりました。そのときちょうど民主党の皆さん方とも現地で一緒になって、お互いに頑張ろうねというエールを交わしながらいろんなところを見てまいりました。  そのとき、現場のお話を聞きますと、発生直後すぐ労働省の職員の方が来られて、熱心な陣頭指揮をとられたということを聞きまして、さすが我が労働……

第140回国会 大蔵委員会 第10号(1997/05/08、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 午前中からの議論のやりとりを聞いていますと、何か私は気が大きくなったような感じがいたしました。抜本的自由化とか、グローバル化と。私が一番興味を持ちましたのは、大臣が胸を張って第三の開国と言われたときには、わかるんだけれどもちょっと意味がわからないなというような感じがいたしまして、じゃ今までは鎖国だったのかなと思いながら、そんなふうな思いをいたしながら聞いておりました。  国際化とかグローバル化というのは、これは口で言うと非常に易しいんですけれども、日常的に国際的なそういう感覚、そして日本にいるときからそういうやわらかい発想を持っていなければ、急に海外へ出たりあるいは経済が自由化さ……

第140回国会 労働委員会 第2号(1997/02/25、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 大臣の所信に対して質問をさせていただきたいと思います。  二十一世紀はまさに女性と高齢者の問題が一番重要な問題だと言われますように、今国会でも女性に対する非常に重要な法案が出されることになりました。労働省はそういう意味ではいろいろの政策の中で高齢者や女性に対して一生懸命やっていることはよくわかりますが、真理は単純なところにあるということわざのように、最も大切なものはともすれば粗末にされがちなところがあります。例えば家庭とか家族などという問題は、みんなが一生懸命に議論をしたりあるいは考えたりする割には、私はいい方向に行っているんだろうかというような疑問を感ぜざるを得ません。  そこ……

第140回国会 労働委員会 第4号(1997/03/18、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 昨年の九月だったと思いますけれども、私たち労働委員会から九州に視察に参りました。これは希望の里というところで、それでその中のホンダというところでこのパンフレットをいただきましたけれども、この視察に行ったときに私ははっとするような感動を覚えたことがあります。それはまさに、身体あるいは精神に障害を持つ方、あるいは今の法律用語で言いますと精神薄弱者と言うんでしょうか、そういう人方が寮で仕事をしているところへ行ったときに、薄弱者の皆さん方はともすると家の中でちょっと過保護になっていて、時々言うことを聞かなくて困ることがある、そういうときには、そんな言うことを聞かないとあした仕事をさせない……

第140回国会 労働委員会 第5号(1997/03/21、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 かつて、この時短の審議をした何年前だったでしょうか、そのときも伊藤局長といろいろと討論した記憶があります。非常に文学的造詣の深い局長だとそのときに思いましたので、きょうは最初にちょっと文学的なことで議論をしてみたいというふうに思います。  そのとき私はミヒャエル・エンデが書いた「モモ」という小説のことを例に出しまして、時間に対する一つの歴史的発展性というものをお聞きしたんですが、きのう私はもう一度このミヒャエル・エンデの書いた「モモ」を読み直してみますと、二十何年前に書いたこの「モモ」というのが本当に今この審議にそっくりそのまま当てはまるという気がいたしまして、何か急にこの文章を……

第140回国会 労働委員会 第7号(1997/03/27、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 ただいま大臣は、先日の私の質問に対して再度御回答いただきまして、大変なサービスをしていただきまして、心より御礼申し上げたいというふうに思っております。  予算関連の質問をさせていただきたいと思います。  労働省が所管しています認可法人、公益法人、合わせてその数は幾つあるんでしょうか。
【次の発言】 十年さかのぼった推移をちょっと数字でお示しいただけますか。つまりどれだけふえたかということです。
【次の発言】 九年間で三十七というのは一年間に三つか四つふえた勘定になるわけですけれども、これはどういうふうに我々は受けとめたらよろしいんでしょうか。

第140回国会 労働委員会 第9号(1997/04/08、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 昨日の夜、テレビのニュースを見ておりました。どこのテレビとはあえて言いませんけれども、労働省の特殊法人のことについて特集をやっておりました。それで、労働省の法人を一つ出して、こっぴどく何ということをやっているかというテレビ報道を見ていまして、労働省の自称応援団の私といたしましては、こういうテレビで、事もあろうに一番最初に労働省の、もっと言いますと雇用促進事業団をやり玉に上げまして、労働省もここまで来たかと、こういうような解説をされて、本当に不愉快な思いをいたしました。そういう意味で、やっぱり私たちは襟を正すところは正すというやり方をしなければ、国民からは非常な批判を受けると思いま……

第140回国会 労働委員会 第11号(1997/04/22、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 福祉事業団の今度の法案について労災病院に的を絞ってお話をお聞きいたしたいと思います。  実は、この法案の審議に当たりまして、百聞は一見にしかずという言葉がありますように、私も福祉事業団がどういうことをやっているのかということを実際見てみようというふうに思いまして、先日、横浜の労災病院に視察に参りました。視察に行くときには、言葉は悪いんですけれども、何か文句をつけるところがないかなという気持ちで行ったんですが、その気持ちは全く視察した段階では消えうせて、何とまあすばらしい病院、そして驚くような業務の内容であるということで、何か非常に悔しいんですけれども、感嘆をして帰ってまいったのが……

第140回国会 労働委員会 第12号(1997/04/24、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 職業能力開発推進研究会というところの平成八年の報告書がありますが、この報告書を見ますと、「「キャリアは財産」能力開発の成果は社会全体の資産」という表題でこの報告書がまとめられております。  私は、「キャリアは財産」というこの言葉は、まさにきょう審議するこの改正案そのものに対する非常にいい表現じゃないか。この表現に似たものの中に芸は身を助くとかありますけれども、私は、働くというのは、嫌々働いたりあるいは働いた結果に非常に誇りが持てないような働き方というのは、これは褒められたものではなくて、働く意欲を持って、その結果に誇りを持てるようなそういう社会全体であるべきだという考えでおります……

第140回国会 労働委員会 第14号(1997/05/29、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野と申します。  本日の委員会審議の午前中の第一バッターの小山先生のときだったと思いますが、大臣は、この法案は革命だと、こういうふうに叫ばれました。このごろ組合の方から余りそういう言葉を聞かないものですから、自民党の大臣から革命という言葉を聞いて、私は何か非常にフレッシュに感じました。  しかし、革命というのは、これは今まである価値観あるいはシステムを全部一挙に破壊して新たなる考え方によって歴史を一段も二段も前進させるという大変な威力を持ったものです。しかし、もしこれが失敗に終わりますと、今度は反対ですね、断頭台に上がらなければならないというのが革命の本質だと……

第140回国会 労働委員会 第15号(1997/06/03、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 本日は、参考人の皆さん方、大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてまことにありがとうございました。立場が違う視点からの御発言というのは、私にとっては非常に参考になったと同時に、ああこういうふうにいろんな側面があるんだなという思いを新たにいたしました。  男女同権というこの考え方は、今から五十年前に日本の憲法に導入され、そして個人の尊厳という問題、そしてまた夫婦の平等という物の考え方、この憲法の条文をどうやって具体的に一般社会の中、生活の中で実現していこうかという人間の英知というんでしょうか、それが今回の改正という問題だというふうに思います。  私は、好きな言葉が幾つかありますが、……

第140回国会 労働委員会 第16号(1997/06/10、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私の好きな言葉にこういう言葉があります。真理は単純なところにあるという言葉ですが、全く真理というのは単純なところにありますし、単純なものこそ真理であるというふうに思います。  そういう意味では、男性と女性というこの二つの性のかかわりというのは、非常に単純でありますけれども、女性を大切にするという真理は、どんなときでも、どんな時代でも、人類にとっては非常に単純であるけれども、真理であるというふうに私はかたく信じております。  そういう意味で、労働行政が女性を大切にし女性にとって最もすばらしい行政を行うということは、これは人類にとっては真理であるということをかたく私は信じております。……

第141回国会 労働委員会 第3号(1997/12/09、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野と申します。  まずもって、伊吹労働大臣、大臣に御就任になられましたこと、心よりお喜び申し上げます。  なぜこのようなことを言うかというと、同じ京都出身の大臣でございます。おらが町の大臣ということで、心情的にはちょうちん行列でもしたいようなそんな心情でおります。今後とも労働行政のためにひとつ力いっぱい頑張っていただきたいと思います。  さて、大臣は、京都では地場産業の復興に非常に力を出しておられまして、特に京都の和装産業のために、大臣がみずから和服を着て皆さんにPRをしている姿を地元で私はたびたび拝見いたしております。非常によくお似合いですので、この次の委員……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1998/03/27、17期、民友連)

○笹野貞子君 民友連を代表いたしまして長官に御質問をさせていただきます。  鈴木長官と私は同じ北海道出身、しかも同じ選挙区ということで大変身近な存在といたしまして、きょうは私は親しく忌憚のない質問をさせていただきたいというふうに思います。  沖縄のことにつきまして質問をする前に、ちょっと長官に北方領土のことで一つお聞きしておきたいなと思いまして、質問の通告はないんですけれども、しかし、長官のことですから通告がなくても何の危惧するところはないと思います。実は去年の夏、ここにいらっしゃる板垣先生と一緒にビザなし渡航で国後と色丹島に行ってまいりました。百聞は一見にしかずと申しましょうか、本当に行って……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1998/04/06、17期、民友連)

○笹野貞子君 それでは最初、ビザなし交流の件についてお尋ねいたしたいというふうに思います。  昨年、私は板垣先生と一緒に北方のビザなし交流に参加させていただきました。百聞は一見にしかずという言葉があるように私も北方領土に行って本当にいろいろなことがわかりました。  しかし、その際、北方領土に行くための船に乗ったんですけれども、私にしてみたら難行苦行とでもいうんでしょうか、このごろ非常に物質文明になれっこになっていた日本人の私にとっては大変な苦痛でした。小さな船で揺れるわ船酔いはするわ、腰かけようと思ってもベッドに頭がぶつかってしまって腰かけもできないというようなことで大変苦痛な思いをいたしまし……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1998/05/15、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、新しい民主党を代表いたしまして、大臣に御質問させていただきます。  私たち、四月二十七日に四つの政党が集まりまして新しい民主党という政党をつくりました。きょうの質問は、新しい民主党としての質問をさせていただきたいというふうに思います。私たちの政党は、保守とか革新とかというもうちょっと聞き飽きたような範疇ではなくて、民主中道という非常に常識的なバランス感覚を持った政党としてこれから国会活動をしてまいりたいというふうに思いますので、大臣もどうぞ末永くよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。  そして、きょうはまた非常に記念すべき沖縄復帰二十六年目を迎えるちょうど五月十……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号(1998/06/08、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は民主党を代表して、この重大な法案に対して質問をさせていただきたいというふうに思います。  行政改革というのは、本当に言うはやすし、行うのは大変だというふうに思います。しかし、今果敢にもそれに挑戦しようとしているこの時期、私は、こういう大きな法案、そして国家百年の計を見据えたこういう法案というのは、十分に審議しても尽くせないぐらい審議をしなければいけないというふうな思いでいっぱいでございます。  まずもって、私の素朴な疑問から質問をさせていただきたいというふうに思っております。  この行政改革が議題になった時期に、総理は、火だるまになってもやり遂げるということを、これは私も何で……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第9号(1998/03/12、17期、民友連)

○笹野貞子君 民友連の笹野と申します。  まず最初に、昨年の臨時国会の折に、大臣は同じ京都出身ということで、京都の地場産業を復興する意味で大臣にぜひとも和服でということを私が特にお願いをいたしましたところ、大臣はお正月、今度の通常国会で和服をお召しになって大臣席にお座りになりました。大変りりしく、よくお似合いで、私は本当に議場から拍手喝采をしたいところでしたけれども、大臣の、その産業を興す情熱にまずもって敬意を表させていただきたいというふうに思います。  それでは、質問をさせていただきたいと思います。  造詣の深い大臣のことですから、先ほども非常に哲学的な御発言をなさいました。私も、大臣の労働……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第13号(1998/03/31、17期、民友連)

○笹野貞子君 皆さんおはようございます。  民友連を代表いたしまして質問をさせていただきます。  実は、先日の委員会のとき、私、沖北の委員会とバッティングしておりまして、本来ならば皆さんのいい質問、また大臣の御答弁を本当は聞かなければいけないところを大変失礼いたしました。おわびをいたしたいというふうに思います。  きょうは大臣にいろんなことをお聞きいたしたいと思っております。それで、本当ならば、私はちゃんと質問通告をしてきちんとしたお答えをいただきたいと常々思っていたのですが、いろいろなことがありまして、そのいろいろなことの中に大田区のことなんかもありまして、ちょっともう疲れたりいたしまして、……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第14号(1998/04/02、17期、民友連)

○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、中小企業に働く労働者が比較的頻繁に労働移動する実情にかんがみ、中小企業退職金共済制度の運用に当たり、次の事項について特段の配慮を行うべきである。  一、本制度の普及促進を図るため、地方公共団体及び事業主団体等との連携を一層強化するとともに、増大するパートタイム労働者等に対する……

第142回国会 労働・社会政策委員会 第15号(1998/04/07、17期、民友連)

○笹野貞子君 質問をさせていただきます。  ただいまの御議論を聞いておりまして、私は非常に一つの感慨にふけりました。といいますのは、日本はヨーロッパから見ると失業率が著しく低いというこの統計なんですが、局長は今、日本の経済が非常に力強いという御指摘でしたけれども、確かに私はそれは否定はいたしません。しかし、国際比較として日本の失業率が低い一つの理由の中に、女性の働き方というのが非常に大きく作用しているんじゃないか。  その一つは、ヨーロッパに比べて、特にフランスに比べて日本は離婚率が非常に低いんです。フランスというのは、アメリカもそうですけれども、非常に女性が自立し、そして働くということも日本……


18期(1998/07/12〜)

第143回国会 労働・社会政策委員会 第6号(1998/09/22、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会を代表いたしまして、私、笹野と、麗しき小宮山議員と二人で質問をさせていただきます。  今、私たちが審議しております労働基準法の改正というのは非常に重大な法律の改正だというふうに認識をしておりますが、先日の委員会で労働大臣が、私にしてみるとおやというような御発言をなさいましたので、労働基準法の改正の質問なんですが、それと関連を非常にするというふうに思いますので、そのことについてきょうは質問を  いたしたいと思います。  大臣は、これはたしか山本議員の質問に対してだったと思いますが、こういうふうに答弁しております。私も労働省に来まして、それまでのイメージは、労働省予算……

第143回国会 労働・社会政策委員会 第7号(1998/09/24、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合及び自由党を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案について、原案に賛成するとともに、日本共産党提出の修正案に反対の意見を表明するものであります。  今日、我が国を取り巻く環境は著しく変化しており、また雇用の形態や勤労者の働く意識の多様化も大きく進んでおります。このような中で、働く人々が意欲にあふれ、健康で安心して仕事ができるよう、職場におけるルールの整備を図っていく必要があります。また、労働時間の短縮を進めるなど、労働条件の確保を図っていくことが重要となっており、さらに、労働条件をめぐる紛争が増加していることに対応……

第145回国会 労働・社会政策委員会 第5号(1999/03/23、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました雇用・能力開発機構法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     雇用・能力開発機構法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。  一、雇用・能力開発機構において、その業務運営の円滑適正化に資することを目的とする機関として、公労使を含む関係者で構成する運営協議会を設置するとともに、同機構が中小企業事業主と労働者にとって利用しやすいものとなるよう各種の情報提供や相談援助の充実を……

第145回国会 労働・社会政策委員会 第7号(1999/05/13、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。  一、深夜業に従事する労働者の健康確保及び就業上の措置の適切かつ有効な実施を図るため、労働者が自発的に受診する健康診断の項目等の内容については、医師等の専門家による検討委員会を設け、深……

第145回国会 労働・社会政策委員会 第14号(1999/06/29、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。  一、適用除外業務を政令で定めるに当たっては、その業務の実施の適正を確保するためには労働者派遣により派……

第147回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2000/04/21、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野貞子と申します。  外務大臣に質問をさせていただきます。  東洋レーヨンの重役だった森本忠夫さんという方が「ロシア商法の知恵」という非常に大作の本を書いております。この本を読みますと、世界の商人の中で一番商売が上手で、そして日本人が一番手ごわい相手がロシア人だ、ロシア人というのは一番商売上手で、交渉相手としては手ごわいということを非常にわかりやすくおもしろく書いた本です。  なぜ私がこの本を読んだかといいますと、私は北海道の出身で、私の父は戦前から冷凍船を持っておりまして、世界の七つの海を駆けめぐって外国貿易をしていた男でして、北方四島、北方というのはこれは……

第147回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(2000/05/10、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一、沖縄振興開発金融公庫においては、今回の法改正の趣旨を踏まえ、二十一世紀を迎える沖縄の経済振興や社会開発に対し、総合的な政策金融機関としての役割を十分に果たすよう努める……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第3号(2000/03/15、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 皆さんおはようございます。民主党の笹野と申します。質問をさせていただきます。  まず第一に大臣からお願いをいたしたいというふうに思います。大臣とはいろいろなところでお目にかかって、大臣はケインズ理論が大変に御専門ということでして、私はきょうは大臣の予算に係るケインズ理論をぜひともお聞かせいただきたい、そんなふうに楽しみにしてまいりました。  それでは、まず第一問から質問させていただきたいと思います。  平成十二年度の労働省の予算総額は六兆二千六百四十二億円という余り多くない予算ですが、しかし、その半分近い四七%が新規の雇用創出、あるいは失業対策という、そういう予算に充てられており……

第147回国会 労働・社会政策委員会 第11号(2000/05/11、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野でございます。質問をさせていただきます。  この法案の審議に先立ちまして、労働行政を進めるに当たっての労働大臣の基本姿勢というんでしょうか、それについてちょっとお伺いをいたしたいというふうに思います。  二十一世紀も間近に迫りまして、いろんな問題があります。雇用対策、労働条件対策、女子の就業支援対策、あるいは少子高齢化が進む中でどういうことがあるかという非常に大きな問題を抱えているわけです。  私はかねてから、憲法が保障しております勤労権、実はこれはこの間私たち憲法調査会のところで、日本の憲法をつくった元GHQの方のお話を聞いた中で、シロタ・ゴードンさんとい……

第149回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(2000/08/09、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野でございます。  このたびは、三大臣及び政務次官の諸先生におきましては御就任まことにおめでとうございます。非常に重大な時期になりました。各大臣、各政務次官、この二十世紀を後世に輝かしい歴史を残すために御奮闘いただきますことを、まずもってお祈りさせていただきます。  それでは最初に、北方領土問題について外務大臣に御質問いたしたいというふうに思います。  プーチン大統領がこの九月にいよいよ日本に来日することが決まりました。私たちが待ちに待ったと言うべきか、いよいよ大詰めに来たという感じでございます。  しかし、私は北海道生まれでして北方領土とは小さいときから非常……

第151回国会 財政金融委員会 第11号(2001/05/24、18期、各派に属しない議員)

○笹野貞子君 無所属の笹野貞子と申します。  私は男性に余りお世辞を言わないので非常に嫌われるんですが、しかし両大臣に対しまして、心より御就任のお祝いを申し上げたいというふうに思います。  さて、私はこの委員会に初めて出させていただきまして、今御議論を聞いておりますと、非常におもしろく、興味があります。やっぱり女性というのは家計を預かっておりまして、一カ月の収入と支出というものに対して非常に興味を持っておりますから、家計の収入支出と国の収入支出というのは、大きいか小さいかの問題で、私にも素人だけれどもわかるのかなと、そんな心臓強い思いで質問をさせていただくことにいたしております。  いずれにい……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第115回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 閉会後第1号(1989/09/26、15期、連合参議院)

○笹野貞子君 失礼をいたします。  私ども連合参議院は、今回の参議院選挙で初めての会派であり、会そのものがぴっかびかの一年生で、しかも私もまさにぴっかびかの一年生です。今後ともどうぞいろいろな面でよろしくお願いいたしますことをまず最初にごあいさつ申し上げます。  私たちの会派の質問者が予定で決まっておったわけですけれども、急に一昨日御病気になりまして、特に地元で倒れてしまいましたので、私はきょうはピンチヒッターとして参りました。こういう急遽ピンチヒッターのときには原則論を学ぶのが一番いいのではないかと思いまして、私は第八次策を読んでみました。そして非常に素朴な疑問をきょうはお尋ねすることにいた……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/02/19、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 先生、きょうは大変参考になるお話をありがとうございました。私に与えられている時間が大変少ないものですから、いろんなことをお聞きをしたいんですけれども、大ざっぱな質問になることをまずもってお許しいただきたいと思います。  私も先生がお書きになりました、「海外社会保障情報」に載っております「スウェーデンにおける高齢者の住環境をめぐる近年の動向」という論文を拝読させていただきました。大変お説ごもっとも、もうそのとおりというふうに受けとめさせていただきました。そこで、本来でしたらもっと丁寧な質問をしなきゃいけないのですけれども、時間がありませんので、続けて三つ御質問をさせていただきたいと……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1993/04/16、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 老人問題を考えるときには、これは人類であるならば必ずやだれしもが経験することなわけですから、きょうこの場において私たちは立法府だ行政府だというそういう立場ではなくて、自分のこととしてこの問題をしっかりとやっぱり考えていかなければならないという共通認識を持っていただきたいということをまずもってお話をいたしまして、総務庁に質問をさせていただきたいというふうに思います。  国と国との間の文化、経済、いろんな問題の垣根を低くするときには国際化とか国際的という言葉を使いますし、学問の分野でいろんな分野が相互乗り入れすることをこのごろは学際的と申します。そうするならば、各省庁の間のいろいろな……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1993/04/23、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 何かと不平等が目立つ現在の社会の中で、全く平等なものは時間の経過だというふうに思います。一刻一刻本当にみんなに平等に老いと死が迫ってまいります。まさに他人事ではなくて自分のこととしてみんなが考えなければいけない問題です。  そこで幾つかの質問をさせていただきたいのですが、午前中三省庁がわざわざ御説明いただいたにもかかわりませず、私はちょうど健康診断に当たっておりまして難行苦行に耐えておりまして、説明を聞けなかったことを大変おわびいたしたいと思います。さぞや高邁な理念に基づいた高齢化社会への展望を御発表になったことと思います。  そこで、通産省にお伺いさせていただきます。と申します……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1993/05/21、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 本日は、先生大変お忙しい中、ありがとうございました。  先生のお話は特に女性にとっては何かバラ色の世界がこれからあらわれるのではないかと大変心強く思いました。先生もお疲れのことだと思いますので、先生にとっては簡単で、鼻息で飛ばせるような質問をさせていただきたいというふうに思っております。  先ほど先生は、出生率の下がる原因を幾つかお話しになりましたけれども、何といっても産む産まないは女性そのものですし、産む条件をつくる中に男性とかいろんな問題があるとは思いますけれども、何といっても出生率が下がるというのは女性が産まないという決定的な原因があるんではないかというふうに思っております……

第126回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1993/05/31、16期、民主改革連合)

○笹野貞子君 私は、急激に進む高齢化社会に向けて、以下七つの項目に分けて簡略に意見を述べさせていただきます。  まず第一、高齢者の社会参加について。  私たちがつくり上げなければならない高齢化社会は、停滞した社会ではなく、高齢者もその蓄積してきた貴重な知識、技能をもって積極的に参加できる社会でなければなりません。高齢者を福祉の対象として考える以上に、経験豊富な潜在する勤労者の大集団ととらえる時代が来ているのではないでしょうか。  高齢者の労働を含めた生活全般をどう位置づけていくかが、二十一世紀の日本の社会が本質的に豊かなものとなり得るかどうかのポイントであると私は考えます。そのためには、例えば……

第128回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1993/10/27、16期、日本・新生・改革連合)

○笹野貞子君 今回の視察は、イギリス、スウェーデン、デンマーク及びフランス、四カ国を視察させていただきましたけれども、百聞は一見にしかずということで、私自身も大変多くのものを学んで帰ってまいりました。  しかし、外国に行って外国の福祉を学ぶということは、それを受け継ぐ部分と違う部分とをしっかり峻別しながら見なければ、非常にその結果を間違うというふうに私は思って帰ってまいりました。いずれにしましても、日本も超高齢化社会を迎えるというこの事実は、今回行った四カ国の国々からその多くを学ぶものがありましたけれども、しかし違いをしっかりとここで見詰めたいというふうに思っております。  というのは、スウェ……

第128回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/11/12、16期、日本・新生・改革連合)

○笹野貞子君 私は、質問というよりも、ここにいらっしゃる皆さん方が全部公平に年をとるわけですから、これからは人間すべての英知を出してこの高齢化社会の問題について一緒に考えてまいりたいというふうに思っております。公平に年をとらないのはここにいらっしゃる鈴木会長ぐらいなものじゃないかというふうに思いますけれども、自分のこととして一生懸命になって、私たちの時代でできないことは次の世代にこういういい知恵があるんだということを残していきたいという、そんな思いでこれから幾つか質問させていただきたいというふうに思っております。  この秋にこの調査会からヨーロッパの方に視察に参りました。そのときに福祉先進国で……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1994/02/24、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 新緑風会の笹野と申します。  きょうは丸尾先生、大変示唆に富んだお話をいただきましてありがとうございます。私も先生のお話を聞くのに大変興味を持ちまして、本来であるならばもっと一生懸命勉強しなければいけないのですけれども、一夜漬けで先生の論文を読ませていただきまして、きょうはそういう意味で、先生の論文はとても一夜漬けではだめだという反省を込めながら二、三今のお話を含めてお聞きしたいというふうに思います。  先生の御論文を読ませていただきまして私は大変興味を持った、しかもわからない点がありますので、ここをお教えいただきたいと思うんですが、企業年金の導入のところで従業員の株式所有プラン……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1994/04/13、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 きょうは庄司先生大変ありがとうございました。  先生は易しく非常に丁寧にお話しになっていらっしゃいますけれども、なかなか内容は厳しく、進歩的で、ちょっと聞き漏らすと重大な一言が大変な強い意味を持ってりますので、女性としまして私は大変力強く思っております。  そこで、先生には少々のことをお尋ねしても多分びくともなさらないだろうという気持ちで、これから質問というよりもいろいろなことをお聞きいたしたいというふうに思っております。  先生のレジュメの中の「個人と家族のせめぎ合い」という項がありますけれども、大変私は興味を持ちました。なぜかといいますと、日本の家制度は、昭和二十一年に新しい……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第10号(1994/06/08、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 皆さん各会派の御意見を聞いておりますと本当に全くそのとおりで、高齢化社会に向けて私たちこの調査会の委員も非常に積極的に取り組んでいるという意欲を感じて大変うれしいと思います。また、この調査会は今まで何度か参考人やあるいは公述人を呼んで、私たちの結果を出すためのいろいろな角度からそういう試みがなされたことも本当にすばらしいというふうに思っております。  私の会派はきょうは小島委員が非常に大所高所、大きな観点から意見を述べさせていただきましたので、私は全く小さなことをひとつ提言をさせていただいて、補足をしていきたいというふうに思います。  と申しますのは、この間公述人を呼んでいろんな……

第129回国会 予算委員会公聴会 第1号(1994/06/20、16期、新緑風会)

○笹野貞子君 新緑風会の笹野と申します。  きょうは、安川公述人、和田公述人、大変ありがとうございました。十分参考になりました。  そこで、質問をさせていただきたいというふうに思います。  お二人の書かれた論文やエッセイを読ませていただきまして、全くそのとおりだと思うところが十分あるんですけれども、先ほどのお話の中で安川公述人は、増税をする場合にはやっぱり行政改革をしなきゃいけない、思い切った行政改革、歳出の削減をしなきゃいけないと。その例といたしまして、教育費などは子供が少なくなるからこれは思い切ってした方がいいという御発言がありました。その部分だけ聞いておりますと、確かに子供が少なくなって……


17期(1995/07/23〜)

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1996/02/07、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 今の御説明を聞いていますと非常に高道な気持ちになりまして、日本の学術研究はすばらしい方向性にあるというふうに思いました。多方面の人材を養成するとか、あるいは知的な財産は将来の日本の財産であるということですけれども、しかし知的な財産を持つだけで現実問題には生活をしなければこの財産の価値を生かすことができないと思います。  そこでお尋ねしたいんですが、先ほどからいろいろと国際的に合った額をふやしたりすると言うんですが、女子学生について現在の経済発展のニーズに合わせたような教育方針というのは現在とっているんでしょうか。
【次の発言】 先ほど私が非常に心配して聞いておりましたのは、日本は……

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1996/02/14、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 まず最初に、大蔵省に御質問をいたしたいというふうに思います。  御承知のように、この調査会というのは大所高所に立って本当にこれから来るべき、私たち国民が幸せになるようなそういう展望をみんなで議論しみんなでその実現に向けてというそういう調査会の性格からいいますと、二十一世紀に向けてというこの表題は何か遠いように思いますけれども、二十一世紀というのはあと四年間ということです。そういう意味で、非常に急いでいろんなことを考えなければいけないというそんな気持ちを私は持っております。  そこで、このごろ大蔵省は本当にいろんな意味で有名になっておりまして、私にしてみれば、住専問題も知れば知るほ……

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1996/02/28、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 先ほど千葉景子委員から、銀行の女性への貸し出しが非常にスムーズに行われなかったという御発言を聞いておりまして、私も内心ああそうだそうだと。  私も銀行にお金をかつて借りにいったときには、銀行にちゃんとガイドブックがあって、この質問のうちマルが幾つあったら貸せ、マルが幾つなかったら貸すなというのがあるということを聞きました。まず収入はあるか、結婚はしているか、親と一緒に住んでいるか、持ち家があるかというのがあって、次々こうマルをつけていって、私などは結婚はしていない、バッテンと、それで親と一緒にいない、バッテンと、こうなって貸してもらえなかったことが何度かありました。どうすれば一番……

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1996/04/22、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 本日は貴重な御意見をお伺いいたしまして大変ありがとうございました。八代参考人にまずお聞きをいたしたいと思います。  私に与えられている時間は往復で十分しかありませんので、二十六分までしか私の時間がありません。そこで、私が質問しました後、二十六分まで回答に十分お使いいただければ大変スムーズに議論ができると思います。  八代先生はなかなか女性問題に御造詣が深くて、「女性労働の経済分析」あるいは「結婚の経済学」という御本を書いていらっしゃいまして、私は、四月十四日の日経に書かれましたこの先生の写真入りの論文を読ませていただいたり、あるいは日経の雇用の流動化、規制緩和の問題を読ませていた……

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(1996/04/25、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 本日はお二人の参考人の大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、大変ありがとうございました。私に与えられている時間はたった十分しかありません。本当に大きな問題を聞くという時間ではありませんので、大変申しわけないんですけれども、二、三、非常にはしょってお聞きしたいというふうに思います。  最初に、三橋参考人にお聞きいたしたいのですけれども、確かに、一国繁栄主義ということは、もうそれがうまくいかなかったというのは実証済みで、水平分業時代というのは私にとっては大変理想的なこれからのありようだというふうに思います。  そこで、先ほど先生が、これらの水平分業時代はあったとしても、大きな根幹にかか……

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1996/04/26、17期、新緑風会)

○笹野貞子君 本日は、両参考人におかれましては大変興味のあるお話を聞かせていただきましてありがとうございました。  私の大学の女性の友人が、ある市役所で勤めておりまして部長になりまして退職した友人がおりますが、その友人に並みいる男性の中で女性が部長になれたというのはどういうことで最もあなたはなれたと思いますかという質問をしましたら、笑わないことだったというふうに言いました。私は非常にこれは重大で、彼女は女性が笑うと軽く見られるんだと、こういうふうに言いました。きょう、佐野参考人のお話を聞きますと、これから未来型の人間というのは大いに笑い大いに涙する愛情豊かな人だという御指摘がありました。私など……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1997/02/12、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 大蔵省にお尋ねいたします。  先ほどの、これからの問題点の三つ目に実施面、コスト高のことをお話しになりましたけれども、財政審の最終報告を見ますと、このコスト高のことが指摘されております。民間と比べて非常にコストが高い、それからまた広く浅く投資をするので効果が見えない、そして各省庁の縦割り行政が二重投資になるというような指摘がされております。これに対してどのような対応をとっていらっしゃいますか。  それからもう一点ですが、今度は経企庁が今後のあり方に関する研究会の報告の中で、独自債を各省庁が出して、その独自債によって効果がわかるようにすると。例えば、建設省でしたら公共投資をするとき……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1997/02/25、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 建設省にお伺いをいたします。このレジュメでいきますと二十五ページ以下になると思います。  平成八年の三月に総務庁の行政監察局が公共工事の発注事務に関する調査結果報告書というのを出しました。この中に幾つかあるのですけれども、総務庁はこの勧告の結果、フォローアップをしているんですが、そこでこの一般入札制度についてお伺いをいたしたいと思います。  私の一番興味がありますのは指名入札なんですけれども、総務庁は、業者を一律に十人に絞り込むなどそういう不必要な絞り込みはしないようにという勧告がありますが、今何人になってどのような結果になりましたか。

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1997/03/19、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 本日は、大変有意義なお話ありがとうございました。  実は、石先生の「財政構造改革白書」という御著書の中の公共事業関係のところを読ませていただいた中に大変興味のある文言がありましたので、私はきょうはそれについて御質問させていただきたいと思うんです。  先生はこう述べられているんですね。消費税を負担する一般大衆から公債という金融資産を保有した一部富裕層への所得移転を意味するから、消費税というのは明らかに所得配分上不公平だということですね。ですから、消費税をアップする前にもっと具体的に財政の構造を改革すべきだというお考えに対して非常に私は興味を持ったんです。  そして、きょうのお話の中……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(1997/04/09、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 ただいま大変有効なお話をお聞きしてありがとうございました。  まず第一に、貝塚先生にお尋ねしますが、先生は、社会保障支出の高い対GDP比較は経済インセンティブに直結せず、例えば人口構成の高齢化などによって決まることもあるというふうに論文にお書きになっておりますが、社会保障と対GDPの比較の表をちょっと見ますと、イギリス三・七、アメリカ四・九、日本四・九と、そういう比率がデータからあります。この日本の四・九というのは、私は余り高いとは思わないんですけれども、先生はこの国際比較の中で日本をどのように評価されるのか、それをお聞きいたしたいと思います。  続いて、正村先生にお聞きしたいん……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1997/04/16、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 本日は大変ありがとうございました。  両先生にお伺いしたいと思います。  井上参考人の先ほどの御発言の中でも三つの視点といって、一つ環境、二は安全、防災、そして参考人の座談会の中の資料を拝見いたしますと、この三つの優先順位は最後の三番目が高齢者・障害と、こういうふうに優先順位をつけております。こういうふうになるというのは、日本の社会の公共投資というのでしょうか、そのあり方というのは経済的投資効率、投資効果というのでしょうかね、そういう投資の効率云々によって公共投資の検討というのがなされているんですが、私は老人とか障害者の方に投資をしても果たしてこれが効率という形で図れるのかどうか……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(1997/05/07、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 きょうは大変ありがとうございました。お二人の参考人にお聞きしたいと思います。  まず、有岡参考人ですけれども、これから高齢化社会が到来すること、これはもう火を見るより明らかなんですが、そのためにも医療というものが重大な要素になってくると思うんです。  そこで、先進国はもう既に取り入れております医療の技術的評価という問題があると思います。そこで、簡潔に言わなければいけませんので前後をかいつまんで言いますけれども、健康保険組合などの医療保険者が独自に医療機関を選べるようなそういう仕組みをつくっていかなければいけないと思うんです。日本の社会の中で今一番弱点というんでしょうか、医療を受け……

第140回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(1997/05/28、17期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 私は、民主党・新緑風会の意見をまとめまして、社会資本整備及び社会保障のあり方について意見を述べさせていただきます。  皆様方のところにペーパーをお配りしておきましたので、それをごらんになっていただきたいと思います。  我が国は、経済の成熟化と少子・高齢化時代を迎えつつあります。途上国型の産業保護政策や旧来型の社会資本整備を中心とした政府の役割を縮小し、基礎研究など純然たる公共財の供給に徹した市場補完的な機能へ移行すべきであると思います。一方、高齢化社会に対応した社会保障を中心とする政府の役割を再編、強化すべきであると思います。  その一といたしまして、財政構造改革時代の社会資本の……


18期(1998/07/12〜)

第147回国会 憲法調査会 第2号(2000/02/16、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党の笹野貞子でございます。  原則論は先ほど民主党の江田幹事が述べましたので、私は重複しない意味で女性の視点からお話をさせていただきたいと思います。今までのお話の中で女性のことが一言も触れておりませんので、私はそこに力を入れてお話をいたしたいというふうに思っております。  この調査会は、何か時代に合わないとか、あるいはそういう問題が随分発言の中にありますけれども、私は、憲法が理念としているその理想にまだ現実が追いついていない部分がたくさんあるわけですから、そこを調査の対象にしていかなければならないところがあると思います。  そのまず具体的な一つに、女性の問題があります。私たち……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/22、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 本来でしたらたくさん質問をしたいんですが、まとめて質問させていただきます。  西尾参考人にお聞きしたいんですが、私が思っていたことと随分違う文化なので今ちょっとショックを受けながら、先生が思っていらっしゃる日本独自の文化、どこの国の影響も受けなかった文化というのであれば、男性と女性という性差についての文化はどのように先生は思っていらっしゃるんでしょうか。  それから、それと関連して、先ほど先生は、九条は急ぐけれどもあとは急がなくてもいいと、こうおっしゃったんですが、そのときに、フェミニズムがどんどん出てきてそういうところは困ると。そのフェミニズムという先生のお考えはどういうことを……

第147回国会 憲法調査会 第6号(2000/04/19、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野でございます。  先ほど佐藤委員の方から、憲法がどれだけ日本の国にわかられているのか、そして、興味がどこにあるのかということを調査すべきだという御意見がありました。これは私も全くそうで、国民から乖離した議論をするというのはこの調査会としては非常におもしろい議論にはなりません。  そこで私は、大学の講義の中で憲法という講座が果たして今の大学の学生の中でどれだけとっているか。私の調べでは、昭和三十年以降、日本の女子大の講座の中から憲法の必修が取り除かれて、選択というカリキュラムになっているということを承知しております。大学で憲法を必修にしなくてもいい、とりたい人……

第147回国会 憲法調査会 第7号(2000/05/02、18期、民主党・新緑風会)

○笹野貞子君 民主党・新緑風会の笹野貞子と申します。  最初に会長にお礼を申し上げたいと思います。  二十世紀最後のときにこのような大変な憲法調査会のイベントをなさるということは、とてもすばらしいことでありますし、今、自民党の皆さんから憲法改正の……
【次の発言】 いえ、とてもこれも重大なことです。  憲法の改正がほうふつとあるという意見でしたけれども、少なくとも女性にはそんなほうふつと意見がありません。この憲法がすばらしいという、女性のほとんどが思っているということでございます。
【次の発言】 これからが会長に対する私の意見です。  やっぱり人の意見をきちっと聞くということは大変重要なことで……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

笹野貞子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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