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吉田達男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉田達男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


15期委員会出席(無役)TOP50
27位

このページでは吉田達男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉田達男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 科学技術特別委員会 第3号(1989/12/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 大変丁寧に教えていただいたんですが素人でよくわかりませんですが、今、慣性のレーザーの方もブレークイーブンに近いし、磁場の方のも臨界に近いと。しかし、次なる段階の実験炉に向けてもう進んでいらっしゃるということの情勢のようでございましたが、例えば今度実験炉をつくられるとされまして、それがやがて営業炉としてやれるというようなことに向けて年度を追っていくと、学際的ないろんな材質、その他の要素をトータルして、大体どの辺にいけば営業的に可能なのかどうか。  それから、例えば今度、FERでございますか、開発されるもの。それは熱交換をされて、例えば発電ということに使われるとすると、どのくらいの出……

第116回国会 商工委員会 第2号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 吉田でございますが、初めに高原経済企画庁長官にお尋ねいたします。  景気についてお尋ねをするということが趣旨でございますが、高原長官がこうしていそいそと答弁においでいただきますと、意気軒高たる高原経済を言っていらっしゃるところに私も意を強くしながら、この間から消費税の問題について議論のありました中で若干気になっておりますことを一言お尋ねしたいと思うんです。  構造的な税制改革をやると、こういうことの中で消費税が導入をされたり、そして先立ってマル優が廃止されたりしたわけですが、これが入りの方でいくと、消費税が五兆九千億で、マル優が一兆二千億、七兆一千億の入りの増加になっております。……

第118回国会 科学技術特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 大島長官に質問をいたします。  和魂洋才という言葉がございまして、明治以降、文明開化をし日本を近代国家にしよう、こういうことを牽引した言葉でございます。おうかがいするところ、いささか古武士の風格を備えられた長官には、科学技術庁を取り仕切って日本の科学技術行政を今日の課題として推進されるに当たって、この言葉をどのように御理解いただいているのか、見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 この洋の方の科学技術を導入することを大きいエネルギーにして日本は発達したんです。西洋文明というのはまさに科学技術文明でありますが、この科学技術文明が経済と結びついて人間の物質生活を加速的に豊かにした。……

第118回国会 商工委員会 閉会後第1号(1990/09/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 八月二日の中東イラクのクウェートへの侵攻以来五十日、原油価格の値上がりが日本の経済の中でどう克服されて抑え込まれていくかということが今日的な課題であり、日本の経済運営であり、国民生活の問題であり、当委員会の課題で今日的な取り組みを要請されるところであろうと思います。  しかるところ、報道によりますと、石油連盟の建内保興会長は、八月二日の紛争が起こった四日後に緊急の理事会を招集されまして、これに出席した通産省の資源エネルギー庁黒田直樹部長に、値上げの決定について行政指導で認めてもらうように頼んだと記者会見で明らかにしております。  そこで、黒田部長に質問をいたしますが、この会議で石……

第118回国会 商工委員会 第2号(1990/05/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 通産大臣に質問をいたします。  通産大臣は、所信表明の中で時事問題であります日米構造協議について抱負を述べておられます。大臣には、所管大臣として我が日本国民の期待の中で頑張っていられることに、その労を多として激励を申し上げる次第でございます。頑張ってください。しかし、この日米構造協議のよって来るところは、日本の経済を規制しますし、あるいは商慣習等日本国民の生活に変化を余儀なくする、あるいはまた日本国の財政に一定の枠をはめることを内容とする約束を外国にいたすものであります。このような国民の将来にわたって直接間接これを拘束するについて、政府がこれを行っておる。これについて国権の最高機……

第118回国会 商工委員会 第5号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 大臣に質問いたします。  住めば都という句がございますが、これについて大臣はどういう見解をお持ちでございますか。
【次の発言】 やっぱり大臣は大正時代だと思いますね。住めば都というのは、言われるように、オリジナルではその意味でございますが、このごろのヤングに聞くと、住むならば都だと、これが住めば都という意味でございます。特に地方におけるヤングは、住めば都というのはまさに東京志向でございます。それが現実でございます。  そこで、東京一極集中が問題になっているんですが、この東京一極集中は何で起こったかということについて、大臣の分析的な御見解をちょうだいいたしたいと思います。

第119回国会 科学技術特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 日本で唯一のウラン鉱山でありました人形峠のウラン鉱の残土について質問をいたしますが、先般時間が来まして、何かまだ残っているのでありますが、その後の措置も遅々として進みませんので、わかっておられると思いますので、はしょって質問をいたします。  その後、八月三十一日には、地元の方面の自治会の伊藤区長と動燃の早川所長が東郷町という地元の前田町長と対策会議の松永会長が立ち会いまして、一万六千立米等々ありましたが、鉱帯部分の三千立米について撤去をするという合意の調印をいたしました。しかしこれがなされないので、九月二十六日には県議会の全員でもって撤去の決議がなされて、それでもなお動かぬので政……

第120回国会 科学技術特別委員会 第3号(1991/03/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 山東大臣に質問をいたします。  日本の科学技術は世界の中でも高いレベルにあるものと思います。今湾岸戦争が終わって、アラブ地域の復興のために日本の科学技術がいかに生かされ、貢献されるかということは、まさに政治の課題であり、また地位の問題であろうと思います。日本にとって四十億ドルを払い、また九十億ドルを負担するということは、財政支出に見ると相当なものであったと思いますが、アメリカ世論等々を見ても必ずしも日本人の我々が自負するほどの評価になっておりませんし、また湾岸諸国の期待も複雑なものがあろうと思います。しかし、外国に行ってドンパチ戦争をしないことを国是としている日本の国にとって、今……

第120回国会 商工委員会 第2号(1991/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 中尾通産大臣に質問をいたしますが、大臣の所信表明の中にはエネルギーについて積極的な御提言がありまして、さきに梶原委員が申し上げましたように、原子力発電の強力な推進をうたっておられますし、またエネルギーの安全、安定供給ということも表明なさっていらっしゃいます。  最近原子力関係の事故が相次ぎまして、美浜の二号炉の事件がありましたし、また、仙台の女川あるいは新潟の柏崎、先日は東海村の再処理工場が自動停止したというような相次ぐ事故が起こっております。こういうことを見ますと、さきに大臣が表明されたエネルギーの安全、安定、供給を原子力に頼るということと、強力に進めるということと相矛盾するよ……

第120回国会 商工委員会 第3号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 続きまして、本案について質問をいたします。  現行のフロン規制の法律のもとで目的を設定して、二〇〇〇年に五〇%に抑制するという規制を続けているわけですが、その目標に対して現行の制度の実施の状況はどういう段階にありますか。
【次の発言】 この目標設定に対して効率高く実施できたということは喜ばしいと思うのです。  このフロン対策というものの手法を見ると、むしろ初期ではわりかし対策が、打つ手があったという業界の意見も聞いたりいたします。今後、二〇〇〇年に全廃ということになると、むしろ難易度の高い洗浄等々の問題がクリアできるかどうかというようなことを抱えておれば、二〇〇〇年に向けての全廃……

第120回国会 商工委員会 第4号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 かつて黒ダイヤと呼ばれた国のエネルギーの大黒柱でありました石炭も、経済界の技術変革等によってその位置の変更を余儀なくされて石油にかわられるようになりました。また、その業界の中にあっても外炭とのコスト競争の中で不利な位置に置かれて、国内の鉱脈も枯渇しがちという現状だと思います。  その中で、昭和三十六年に産炭地域振興臨時措置法が制定され、三たび施行されたんですが、このたびの四たび目の延長に当たりまして、この法律の成果の概要について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 最近の石炭の需要についてお尋ねいたします。  私は、経済界におけるいろんな技術革新の中で再び石炭がいろいろな……

第120回国会 商工委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 委嘱審査に当たりまして、通産大臣に質問をいたします。  日本は、近代産業技術革新の国家としての大きい評価を受けておりますが、また最近の日本の動きの中では、ふるさと創生など日本の文化、民族の誇る伝統的な産業についてもまた見直されて、それをもって生活する中で心の豊かさを求める、こういう動きも顕著でございます。  しかるところ、伝産法が制定されてからもう十七年を迎えた今日、伝統産業の売り上げは必ずしも大きくありませんが、趨勢としては若干下降しており、従事する労働者の数も減っておる、このような状況でございます。  通産大臣は、この伝統的な産業が持つ日本文化あるいは日本の産業文化史における……

第120回国会 商工委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 私は、ただいま可決されました再生資源の利用の促進に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     再生資源の利用の促進に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、リサイクル社会の構築を図るため、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、事業者又は建設工事の発注者に、環境の保全に配慮しつつ、再生資源の積極的な利用に努めるよう、指導すること。  二、特定業種、指定製品及び指定副産物……

第120回国会 商工委員会 第11号(1991/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 質問をいたしますが、法律というものは、制定されると適宜改正されて現実に有効に施行されるものであります。本法は、附則の第二条に、二年以内に必要な措置を講ずるとして見直しを殊さらに規定をしております。規定をしなくても現実的な対応の中で必要に応じて改正されるのに、殊さらそのように規定された真意は一体何か、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 これは、そのように説明されれば、流れではありましょうが、日米構造協議でそういう約束をしているからそう書くという、書かなくても現実に法律を生かすためには議会も相当な判断をするのでありますから、殊さら必要はなかったと思うんです。なかったのを書……

第120回国会 予算委員会 第2号(1990/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 関連して総理に質問をいたしますが、日本の政治はスピードがない、特に外交についてそのような批判を耳にいたしますが、総理御自身はこれをどのように思っていらっしゃいますか。
【次の発言】 要するにタイミングを得て適切に願いたいということになりますが、日本の政治の進め方に根回しということがあります。この根回しということで事を円滑に進めているという面は確かにありますが、若干の時間を要する。問題は、根回しをして方針を決めたら、きちっとこれを守って施行するということであります。いやしくも日本の国論が振動しているようなすきを閣僚の発言の中からつくって批判を受けるようなことがあってはならぬというこ……

第120回国会 予算委員会 第14号(1991/04/03、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 第二次世界大戦以後、冷戦構造の中で世界は東西に分かれましたが、そのはざまにあって国家、民族が分断されましたのがドイツ、朝鮮、そして日本は北方領土と本土四島に分断されたのであります。  現在、国際情勢の変化もあり、またそれぞれの努力もあって東西ドイツは統一されましたし、南北朝鮮も自主的な努力の上に立って、これを支えて統一されようとしております。  今、日本の悲願であります北方領土返還に当たりまして、首相の決意と、この返還に臨む交渉方針をお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 四島ということでありますが、この四島について一括か、あるいは段階的か、即時か。主権が確認されればさらに漸……

第120回国会 予算委員会 第16号(1991/04/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 人権問題に関連しまして地域改善対策について、総務庁長官また自治大臣にお尋ねをいたします。  私は、地域の中で多くの差別に直面して今日に至りました。婚約に破れて命を失いかけたその娘の老父から、おれは差別されて、あほにされて今日になった。何くそと思って思い直しながら、やっと家を人並みに建てて死ねると思うたそのときに娘の命を失うほどの差別に遭った。この部落にへその緒を切ったが因果でこのような苦しみに遭うということは耐えられぬ。だから、自分は死ぬるが、この財産はすべてそのような差別のない村にやってもらいたい、身内が泣かぬでもいいようにしてもらいたいという深刻な訴えがありました。  そのよ……

第121回国会 商工委員会 第2号(1991/09/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 景気について経企庁長官に質問をしようと思っておりましたが、梶原委員が相当深く御質問があって、減速下であるけれども長期の好景気は継続するという明るい展望でありました。何しろケイキチョウというぐらいでありますから、明るい話でありました。  しかし、通産大臣の方は、これは経済運営を実践しておられる立場でありますから、具体的府問題についてどう対応されるかということは、これはまさにその個々にわたって目を光らせておられると思います。月例経済報告や第二・四半期の国民所得統計速報などによりましても、民間の設備投資は伸び率が〇・〇〇、あるいは機械の受注はマイナス〇・七、あるいは産業連関などで寄与率……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号(1991/09/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 私、社会党の吉田達男でございます。  住友銀行は関西のしにせでありますし、収益力は斯界第一と言われ、まさにキング・オブ・バンク・オブ・ザ・イヤーということで、その名も冠たるものがありますが、今バブルがはじけた経済の中で次々と不祥事が起こってまいりまして、参考人としてこの席に頭取が立たれるようなことになってしまった。この住友銀行を愛し、期待してきた私も関西の者でありますが、ユーザー等々に対してまた国民に対してどのような所感をお持ちなのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 断腸の思いにしてはまことに淡々でありまして、思い入れるほどのことでないかわからぬという印象でありますが、今銀行……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号(1991/09/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 この委員会は、損失補てんの全容を国民の前に明らかにする使命を持って発足して努力しているのでありますが、今日なお全容を解明し尽くしておりません。一日も早くこれを解明してと念じておる次第でございます。その解明の中身というものは何かというと、結局損失補てんの全容がつかめない、こういうことであります。  これについては大蔵省も格別の努力を願いたいと思いますが、一つは、この損失補てんを組織的、大量に集中してなしたというこの作業をだれがどのように指示し、連絡し、やったか。ここのところが不明のために全容解明に至らざる印象が強いのであります。  いま一つは、補てんというものの概念についてでありま……

第122回国会 予算委員会 第3号(1991/12/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、議題となりました平成三年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。  本補正予算は、当初予算の作成後の事由に基づいて、特に緊要となったものについての予算措置であり、財政法二十九条を尊重した補正予算を組むようにとの我々の長年の主張を政府もほぼ認めたものであり、国民生活に必要不可欠な補正としてこれを評価するものであります。  しかしながら、本国会で論議のありました宮澤内閣の政治改革やPKO法案及びその審議のやり方には断じて認められないものがあります。この点については、明確にここで申し述べておきます。  また、予算については、税……

第123回国会 運輸委員会 第9号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 地域伝統芸能法、いわゆるお祭り法と言われておりますが、このお祭り法主言われる俗称を得るゆえん及びこのお祭り法を法として上程される理由、これについてその趣旨を御説明いただきたい。
【次の発言】 実際に地域における風俗、お祭りもこの法律の対象となるという想定の中にある、またイベントというものの日本語版的な意味がいわゆる宗教的事業以外のお祭りという話意を連想させるような行事でもある、こういう感じで受け取ったのでございます。  そこで、全国のイベント状況を見ても伝統行事、いわゆるお祭り等々も非常に多い。また、いわゆる歳時記として見ましてもお祭りが多い。これらがその法の対象となるならば、そ……

第123回国会 商工委員会 第6号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 初めに、経済企画庁長官にお尋ねいたします。  先ほど経済企画庁として、今年度の予算を提出されてこれを執行されるという基本的な考え方をお示しになられましたが、柱は、豊かさを実感できる生活大国の日本をつくっていく、こういうことで宮澤内閣の中心的なテーマをおっしゃいました。一月二十四日に企画庁の方から大臣が提出されました基本的態度の中にも書いてございます。この生活大国の構想というものは、先ほどの御提言の中では労働時間の短縮とか消費の充実とか内外価格差の是正等々ございました。しかし、全体としては、生活大国そのものの構想というものは中身はさきに列挙されたとおりだけでございますか、全体につい……

第123回国会 商工委員会 第8号(1992/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 昭和四十九年に伝産法が私どもの先達議員によって立法されましてから、通産省はその趣旨を追求、施行して今日まで評価すべき実績を残しておられるようでございます。しかし、今日最も大きい問題は、一口に言えば後継者難でございます。これに対する抜本的な今日の施策をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私のところに、通産省初め指導によって、これは和紙でありますが、「着実に育つ若い後継者」と新聞に珍しく出まして、「自由が大きな魅力」ということでありますが、「労働条件の改善が課題」というようなことでそれぞれ書いてあります。実情は調査しておりますが、要するに雇用形態が、また作業形態も近代化してい……

第123回国会 商工委員会 第9号(1992/05/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 質問責いたしますが、日本経済にとりまして、この資源エネルギーの問題というのは最も重要なポイントの課題でございますが、きょう金属鉱山の経営上の非常に大きいウイークポイントとも言うべき坑廃水の処理について法律を改正して措置しよう、こういうことでございます。  現在、日本の資源の特に重要な素材でありますメタルの需要と供給の関係、大きい流れでは国内生産量が減って輸入がふえている、こういうように伺っておりますが、そこの状況を御説明いただきたい。
【次の発言】 概況を御説明の上、主たる対策としての遂行状況を政策的に御説明いただきましたが、こういうことになぜなったか、こういう原因についてでござ……

第123回国会 商工委員会 第10号(1992/05/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 渡部大臣には、先日来十九日までパリにおいでになって、OECDの閣僚理事会に御出席でございました。お伺いするところによりますと、日本に対して世界経済の牽引車の役割を期待して日本の内需拡大を強く求められたと伺っておりますが、その辺の状況を御報告いただきますとともに、大臣の見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 広範にわたるお仕事をなさって議題を尽くされたのでありますが、真剣、慎重な対応をいただいたと思っています。御苦労さまでございました。  所管の経済の活性化の問題については、強く求められたということは事実がと思いますが、大臣はそれに対して、外国の要請に軽々に応答するという……

第123回国会 予算委員会 第7号(1992/03/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 初めに、初めて総理に質問をいたします。  宮澤総理には、土地柄また時節柄、蓄積された豊かな政治経験と識見によりまして世界の中の日本を力強くリードされたいと期待しておる者の一人でありますが、宮澤総理得意の分野の政策遂行までにクリアしなければならないことが政治改革であります。今日、私たちは共和、佐川急便事件にかかわる疑惑解明をなすことが政治不信を払拭するために喫緊の急務だと考えておりまして、森口元副社長から一億円を預かった阿部議員が、鈴木元総理にこれを届けたと言われることに、鈴木元総理がこれを否定されている現状について解明するために、元北海道・沖縄開発庁長官阿部議員と森口元副社長及び……

第123回国会 予算委員会 第9号(1992/03/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 初めに、景気対策について大蔵大臣に質問をいたします。  先般、いわゆる五項目を出されて、予算の早期成立を期しておられるわけでありますが、もちろん私どもも努力して、その意味で国民の期待にこたえるべく予算を審議しておりますが、果たして政府は政府の立場で全力を挙げておられるかどうか、二、三点について質問をいたします。  この五項目の中に、「六千億円のゼロ国債の完全消化を図る。」と、大きい柱となって出ております。この六千億というのは、ゼロ国債の去年十二月の補正予算において、私、賛成討論をいたした記憶がございます。  あと年度といえば一週間しかない、こういう年度切りにおいて、補正予算をした……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 商工委員会 第1号(1992/12/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 私は、ただいま可決されました特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、連合参議院、日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定有害廃棄物等の輸出入等の規制にする法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行に当たり、有害廃棄物の越境移動についての条約等国際的な取極めの遵守並びに本法の的確かつ円滑な実施が確保されるよう、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、特定有害廃棄物等の輸出入の規制を円滑に実施するため、……

第125回国会 商工委員会 第2号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 参考人の両先生には刑事罰研究会のメンバーとして、独占禁止法について格別に御研さんの上、また国に対しましても大きいアドバイスを与えていただきましてありがとうございました。きょうはまたこうしてその碩学の蓄積をおかしいただいて、よりいいものを私どもでつくり上げたいという法律の作成の場でまたお力を賜りますようにお願いする次第でございます。  先生方がおっしゃいましたように、独占禁止法を強化することによって市場機能そのものによる経済秩序と活動を保障する、こういうことが今経済の主流、大きい流れになっておりまして、その意味において私どもは、独占禁止法を強化するという方向で全力を挙げるという時期……

第125回国会 商工委員会 第3号(1992/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、本案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。  これより、その趣旨について説明申し上げます。  近年、我が国経済の国際化に伴い、独占禁止政策の果たす役割は従来より一層増してきております。このような情勢下、独占禁止法違反行為に対する厳正な対処及び抑止力の強化を通じて、生活者、消費者の擁護と同時に、国際的に十分通用する独占禁止政策を確立することが求められております。  今回政府が提出いたしております独占禁止法改正案は、事業者に対する罰金の最高限度額を余りに過少な現行の五百万円から一億円に……

第126回国会 建設委員会 第5号(1993/04/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 昭和四十一年に制定された流布本法において東京、大阪の二市が指定をされて以来、四次にわたって三十都市の指定を受けて今日に拡大してまいりましたけれども、このたびの法の改正は三条の二の一項一号、二号で、新たなるものが見えております。二号の方には特に「高速自動車国道その他の高速輸送に係る施設」云々という具体的な問題が出まして、この地域の拡大を図っておりまして、この流通業務施設を展開する場所について時代の要請にこたえるものと考えられます。  そこで質問でございますが、その高速ネットワークについて先ほど種田理事の方から基本的なことについてお尋ねがあり御答弁がありましたが、日本の国、日本列島を……

第126回国会 商工委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 初めに、通産大臣にお尋ねいたしますが、国会開会中でございますが、訪米の予定と伺いました。大臣には、アメリカに訪問されて諸種仕事をなさるということに相なりますが、どのような要務について、どういう心構えで臨まれるのか伺っておきたいと思います。
【次の発言】 日米間の経済の問題等について、総理に先立って調整その他の仕事をなさるということになると、アメリカの期待もありましょうし、また日本の主張もありましょうが、日本の経済をどういうふうに今認識しておられるかということが話の前提になろうかと思いましてお尋ねいたしますが、日本の経済の現況を大臣はどのように認識、評価しておられますか。特に、景気……

第126回国会 商工委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 私は、ただいま可決されましたエネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、民主改革連合及び日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行に当たり、我が国経済社会を環境調和型経済社会に円滑に移行させるため、エネルギー及び特定物質の使用の合理化並びに再生資源の利用等を促進……

第126回国会 商工委員会 第6号(1993/04/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 森通産大臣にお尋ねいたします。  知的所有権の価値は今の世界経済の中でますます重要度を加えております日本でありますが、国際的な二つのいわば相対立する部分を含む条約に取り組んでおります。一つはWIPOでありますが、これは後進国を含む百二十カ国、多くの加盟国が合意を求めながらこの知的所有権についてはよりオープンな工業所有権のあり方を求めておりますし、ガットの方はこれはむしろ知的所有権に対する侵害に対していかに制裁をするかという知的所有権を保護する傾向の強い扱いであります。  今こういう国際化の時代に対応して日本の特許法を改正しようとされる通産大臣は、日本の経済運営の戦略として工業所有……

第126回国会 商工委員会 第8号(1993/04/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 通産大臣にお尋ねします。  私たちは、原子力の平和利用について今日果たしている実情を直視いたしまして、閉鎖的にならずに必要な施策を展開しようと、こういう考えで今進めておりますが、それだけにまたその安全性、公開性の確保については格別に政府に強く求めてその施行を願いたいと思うものであります。  そこで、大臣は一昨日ロシアの貿易大臣に会議を通して会見をされ、また通産省や科学技術庁や動燃もロシアのトムスクの原子力施設の事故についての調査団を派遣されておられたりして、格別にこの時期に関心の高いところであります。今問題になっておりますのは、ロシアの原子力発電所の重ねての事故であり、また老朽原……

第126回国会 商工委員会 第9号(1993/05/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 両参考人には御苦労さまでございます。  これから商工会及び商工会議所による小規模事業者支援法について質問をいたしたいと存じますが、ちょっと時事的な課題について、懐かしさもありまして質問をいたしたいと思います。現在、私どもが最も精力的に取り組んでおりますのは二つであります。一つは、景気をいかにして上げるかという対策でございます。いま一つは政治改革でございます。  そこで、景気浮揚対策について昨年の八月から総合経済対策を立て、それを実施し懸命にやっているので、これからもまたやろうとしておりますれば必ずこの景気はよくなるんだと、よくするんだという決意のもとでやっておりますが、果たして現……

第126回国会 商工委員会 第10号(1993/05/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 私は、ただいま可決されました商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、民主改革連合、日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     商工会及び商工会議所による小規模事業     者の支援に関する法律案に対する附帯決     議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点につい  て適切な措置を講ずべきである。  一 基本指針の策定に当たっては、小規模事業   者をめぐる経営環境の変化を踏まえつつ、商   工会等の支援……

第128回国会 科学技術特別委員会 第2号(1993/10/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 お許しをいただいて、大臣に稲村議員の質問に関連してお尋ねをいたします。  問題は、ロシアの核廃棄物どころでなくて地元のことであります。  昭和三十年代の初めに日本でウランがとれて、その鉱石が発見され採掘されたときは宝の山でありまして、その場所は我が鳥取県と大臣の地元の岡山県境の人形峠でございます。実はその人形峠に、その当時精錬をしてウランとして使うという鉱石が二百四十立米ほど貯鉱場にある。また、掘進をしていく過程で鉱脈を覆った三千立米のものも野ざらしになっておる。鉱滓は一万五千立米野ざらしになって現存するわけであります。  事が三十数年たった今、十月の二十日にようやくこれを一部分……

第128回国会 科学技術特別委員会 第3号(1993/11/05、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 沼宮内先生にお尋ねいたしますが、先生のテキストの二ページに低レベル放射性物質の処分について各国の状況が列挙してございまして、時事的に関心を持っておりますロシアについて書いてはないのでちょっと教えていただきたいんですが、ロシアはどういう処置の仕方をやっているのか。  それで、この間まで一九九七年までは海洋投棄を停止することができないというふうにロシアの方からあったわけですけれども、最近日本海への投棄に対して非常に批判が強いということを受けて、そういうようなことはしないという表明に至ったのですけれども、不安が残りますのは、どういう処分をしていて、そしてまた海洋投棄しおいということを言……

第128回国会 農林水産委員会 第2号(1993/10/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 ことしの春から異常気象が言われて、海洋のエルニーニョ現象が原因ともなろう、こういうふうになっておりましたが、今日の異常気象の影響や被害はおかの上のことばかりでありますが、海洋の影響やあるいは漁業の被害というものはどうなっているか、水産庁の方からお答え願います。
【次の発言】 被害がないということになればありがたいけれども、現実に水温が日本海海域で一度ぐらい低いあるいは日本海の北部では二度から三度ぐらい低い、太平洋側でも一度ぐらい低い、日照不足がある。こういうようなことはプランクトンの状況やあるいは魚体の育成、産卵ふ化にも影響があるということになると、後年度においてまた被害があり得……

第128回国会 農林水産委員会 第4号(1993/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 既に重要なポイントについて相当突っ込んだ御質問が続きましたので、時節柄秋で落ち穂拾いになると思いますが、質問をいたします。  大臣、世に言われていることですが、心当たりがないと思いますので、私が具体的に法律を挙げて質問をいたしますが、守られざる三法というものがあります。守られざる三法は何だろうというと食糧管理法だというんです。二番目が道路交通法だというんです。三番目が公職選挙法だというんです。  それで、これは時節柄極めて大事な時期に今審議をしておる過程におきまして、私どもはやみ米は取り締まってもらわぬといかぬ。そしてまた、政治改革はやり抜いてもらわなければならぬ。政治の動きの中……

第128回国会 予算委員会 第5号(1993/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○吉田達男君 生活者重視の政策を推進される総理にお伺いいたします。  生活といえば衣食住であります。日本の食糧政策の基本は何であるか。これは食糧自給であろうと私は思うのであります。国会も、三度にわたる決議のうち特に本院参議院は完全自給をうたっております。それを踏まえても、この食糧自給のうち特に米の自給に関しては国是とも言うべきものであると私は思うのでありますが、総理の食糧の基本政策にかかわって所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総理はその趣旨を、十一月の二十一日でしょうか、訪米されたときのシアトルの記者会見の中で、日本にとって米は特別な意味を持つという発表をなさいました。それに先……

第129回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1994/07/06、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○説明員(吉田達男君) 私、このたび農林水産政務次官を拝命いたしました吉田達男でございます。  今日、日本の農林水産行政は幾つもの重要な課題を抱えておりますが、大河原大臣を補佐いたしまして、全力を傾けてこれに当たりたいと存じております。  委員各位の御指導を賜りますようによろしくお願いを申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 昨年の例を見ない不作に加えて、検体をサンプリングする過程で非常に少ないためにその地域を代表する係数が出されていないじゃないかという危倶があるという御指摘でございます。この扱いについては、前期米審においても今年度の係数を出すに当たっての統計方法が御議論されたわけ……

第132回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1995/06/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)【政府役職】

○説明員(吉田達男君) 人道的対応をもって米を供給すると。有償、無償、議論ございましたが、固まって有償になりましても、このことを通して友好信頼関係の契機にはなったと、私は将来を目指すときに一つの前進だと受けとめております。  御質問にございました日朝漁業協定等々にかかわって一言申し上げれば、私は日本海側に住んでおりますものですから、特に一昨年十二月二十五日に日朝漁業協定が更新されないままになって、今日その再契約といいますか、きっかけを失ったままになっておるところ、最近の統計では日本海に魚がどういうわけかいなくなって、特にイワシなどの減少については著しいものがございます。その辺を地形上よく感知す……



各種会議発言一覧

15期(1989/07/23〜)

第121回国会 厚生委員会,地方行政委員会,商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1991/09/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 厚生大臣に質問いたしますが、自然の輪廻を人間が壊そうとしたけれども、人間もまた自然の法則の中に共存して人間のつくり出したものもまたリサイクルさせよ、これが本法だと思うのでありますが、このたびの廃掃法、二十年ぶりの大改正を提案されるに当たって、この背景と、また人間の文化というものについてありようをどうお持ちなのか、大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、具体的にお尋ねいたしますが、法十五条五の都道府県ごとに設置される廃棄物処理センター、これは予定されておる対象廃棄物は具体的にはどういうものでございますか。

第123回国会 予算委員会公聴会 第1号(1992/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○吉田達男君 社会党でございますが、河口公述人、畑田公述人、おいでくださいましてありがとうございます。若干の質問を申し上げまして、私どもの重要な予算審議にお知恵を拝借いたしたいと思いましてお伺いいたしますが、初めに河口公述人にお伺いいたします。  今ちょうど国民所得構成の六五%ぐらいが雇用所得、つまり給与になっているんですが、それの基本的なところが決まるという今日の時期に、労働組合の一番大きなナショナルセンターとしての仕事をされ、シミュレーションが出ておりますが、賃上げ七%がまずまずのケースということで出されました。昨今、電機労連あるいは鉄鋼労連等々、組合と会社の妥結が成りまして、四・六とかそ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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