国会議員白書トップ参議院議員中尾則幸>委員会発言一覧(全期間)

中尾則幸 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中尾則幸[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは中尾則幸参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中尾則幸参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第125回国会 決算委員会 閉会後第1号(1993/01/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  郵便貯金など、今、郵政行政をめぐるさまざまな問題、課題があろうかと思いますけれども、後ほど同僚議員の方からこれらについては質疑があろうかと思いますので、私はきょうは放送行政に絞りまして、大臣並びに当局のお考えを伺いたいと思います。  その前に、今回参議院では大臣は就任後初めての質問ということでございまして、まず最初に大臣の担当行政につきましての基本的な政治姿勢をお伺いしたいと思います。  大臣は就任に当たりまして、省益よりも国益を優先することを基本的な方針としておられるようです。これは省益、すなわちお役所的な利権や、言葉は悪いのですが縄張……

第125回国会 逓信委員会 第1号(1992/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  きょうは私は次期放送衛生BS4の問題を中心にお伺いしたいんですが、その前に、今、川橋委員からもるるありましたけれども、老人等マル優制度について次官の決意といいますか、一言伺いたいと思います。  この老人等マル優制度の利子非課税の限度額三百万円が決められてから既に十九年経過しておりまして、また、ただいま御説明もありましたけれども、消費者物価はこの間二・四倍にも達しております。郵政省は来年度、九三年度予算編成、税制改正の重要な施策として現行三百万円から七百万円への引き上げを要求しているとのことですけれども、大蔵省などは税制の見通しを理由にこれに反対の立場を崩して……

第126回国会 環境特別委員会 第7号(1993/04/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  昨年、北海道から選出されまして、この委員会で初めての質問であります。まだオープン戦も、十分に肩ならしもしていないので、ちょっと粗相があるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いします。私、北海道出身なものですから、先日テレビのニュースを見ておりまして、人類と自然との調和といいますか、共生というのは大変難しいなと感じました。と申しますのは、北海道は野性のエゾシカがたくさんおりまして、交通事故に遭ったその悲惨な風景がテレビに映し出されました。人間は豊かさを求め、開発をする。しかし、そのためにエゾシカが追われていくという姿に、改めて人類が自然の中……

第126回国会 環境特別委員会 第9号(1993/06/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私、先月二十四日の参議院本会議で、環境基本法案について総理並びに環境庁長官、そして関係各大臣に代表質問をさせていただきました。きょうは、本案のあるべき姿について、さらに代表質問のほかに具体的な質問を申し上げたいと思います。  先週二十六日の当委員会において同僚の堂本、大脇両委員から指摘もありましたように、本案の第三あるいは第四、第五条に書き込まれている地球環境保全についての理念でありますけれども、これについて私は理念はまことに結構だと思っております。しかし、両委員も指摘されましたように、具体性に欠けていると言わざるを得ません。いろいろ衆議……

第126回国会 決算委員会 第3号(1993/04/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。まず私は科学技術庁長官に先にお伺いします。  今の西岡委員の質問で、太陽のクリーンなエネルギーが本当に開発されていればこんないろいろ厄介な問題が起こらないということを実感いたしました。こう申しますのは、長官既に御存じのように、連日新聞、テレビ等で報道されておりますけれども、旧ソビエト海軍による放射性廃棄物の海洋投棄が今大変な問題となっております。  国際環境保護団体グリーンピースが入手し公表したロシア政府の報告書等によれば、これは一九五九年から九二年にかけての報告だというふうに承知しておりますけれども、原子力潜水艦の原子炉などを日本近海に捨てていたと言われており……

第126回国会 決算委員会 第5号(1993/05/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  ただいまも同僚の会田委員からカンボジアのPKO問題について質疑がありましたけれども、私も最初にこの問題を取り上げたいと思います。  その前に、さきに国連ボランティアの中田厚仁さんが亡くなられました。そして、今度は政府派遣の文民警察官高田晴行さん。本当に痛ましい事件でございます。心から御冥福をお祈りしますとともに、御遺族に本当に心からお悔やみ申し上げたいと思います。  さて、本日の参議院本会議での宮澤総理あるいはこれまでの政府の答弁を聞いておりますと、PKO派遣五原則の一つであります停戦の合意の枠組みは崩れていないと言っております。その理由としまして、ポル・ポ……

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/06/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  ただいま委員長からも御報告がありましたけれども、質問に先立ちまして、当委員会の藤江先生の御冥福を心からお祈りしたいと思います。  私は、きょうはアイヌ問題に絞って質問いたしたいと思います。  ことしは、言うまでもなく国連が定める国際先住民年であります。少数先住民族に対する人権の保障、あるいは民族の伝統文化や生活様式の保存、継承は言うまでもありません。我が国のみならず、今や国際的な課題となっております。世界的にこの先住民族問題がクローズアップされたのは、歯どめのきかない自然界に対する開発政策への警鐘といいますか、反省、見直しを求める声があっ……

第126回国会 逓信委員会 第3号(1993/02/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。きょう私は、NHKを初め頻発しておりますいわゆるテレビのやらせ事件について、放送のあり方、さらにはまた放送行政のあり方等を中心にお伺いしたいと思います。  まず、NHKのいわゆるやらせ事件についてお伺いいたします。  NHKのムスタン番組でのやらせ取材は、もう御存じのように国民の放送に対する信頼を著しく失わせ、国民の知る権利を侵すものであると思います。全く遺憾なことであります。とりわけNHKは放送法に基づく特殊法人、公共放送であるだけに、主管する郵政省の責任も大きいと考えます。NHKに限らず、昨年から御存じのように民間放送でもやらせ放送が相次いで発覚し、国民の強……

第126回国会 逓信委員会 第6号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。私もきょうの逓信委員会の審査で、ただいま三重野委員からいろいろ御質問がありましたけれども、まず最初に今の質問に引き続いて二、三伺いたいと思います。  ただいま同僚の三重野委員からもお話がありましたけれども、まずNHKにお伺いしたいと思います。郵政大臣から三月十九日付で厳重注意があったとただいまのことで聞きましたが、郵政省からの定期的な報告の要請もその中には含まれているんでしょうか。まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの会長のお話によりますと、当分の間、四半期ごとに報告せられたいということだそうでございますけれども、今度は郵政当局にお伺いします。……

第126回国会 逓信委員会 第8号(1993/05/18、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。私は今回の法律案について、かつて現場にいたこともありまして、その面からも御質問申し上げたいと思います。  今回の法律案の目的は、そもそも身体に障害を持つ方々がテレビなどの通信・放送サービスを十分に受けられるというふうな目的であるというふうに聞いております。また、テレビの字幕放送や解説放送等の充実を図る、そして視覚あるいは聴覚に障害を持つ方々に放送メディアによる情報文化等を十分に享受できるようにという今回の法律案の趣旨には、私は大変賛成であります。郵政省のこうした障害を持つ方々に積極的に取り組むんだという姿勢は、私は大変評価したいと思っておりま……

第126回国会 逓信委員会 第13号(1993/06/04、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  まず初めに、ただいま提案されました電波法の一部改正法律案について御質問いたします。  今回提案されました電波利用に係る規制緩和は、外国性の排除等、大変結構だと思っております。若干遅きに失したなということさえ感ずるほどであります。  ただ、ちょっと問題といいますか、不法開設局の防止対策について、例えば販売店にこれだけの義務だけで果たして防止ができるだろうか。具体的に言えば、告知義務みたいなものを設けてありますけれども、どうしても悪いことをするんならすり抜けていくということがありまして、その点どんなような対策といいますか効果等を考えていらっし……

第127回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1993/08/31、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  今回、災害対策特別委員会の委員に選任されました。どうぞよろしくお願いします。  私もまず初めに、北海道南西沖地震、そして八月の鹿児島を中心とする集中豪雨の被災地、数多くの方がとうとい命を亡くされました。心から犠牲者の御冥福をお祈りするとともに、謹んで御遺族の方々へ心からお悔やみ申し上げたいと思います。また、被災された方々にも、一日も早いお立ち直りと心からお見舞いを申し上げたいと思います。  さて私は、北海道南西沖地震の災害に対してきょう御質問申し上げますけれども、私も社会党の調査団の一員として、七月二十八と二十九の両日、奥尻町を初め被災地を視察、調査いたしま……

第128回国会 決算委員会 第1号(1993/10/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  さて、本日、衆議院の政治改革に関する調査特別委員会で行われましたテレビ朝日前報道局長椿氏の証人喚問問題に関して、報道の自由とは何か、また郵政行政のあり方について御質問いたします。  その前に若干、時間がございませんので、今回の証人喚問について私なりの意見を最初に述べさせていただきたいと思います。  今回の証人喚問は、御存じのように、昭和二十一年の新憲法公布以来、実に四十七年間で初めて公権力が真っ向から報道関係者に直接の関与、介入を行った極めて異例でかつ深刻な出来事と受けとめております。大変残念であり、極めて憂慮すべきことであります。  もとより、椿氏の発言は……

第128回国会 決算委員会 第3号(1993/11/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  きょう私は、障害児教育のあり方について御質問いたしたいと思います。  既に報道等でもありますけれども、去る十月二十六日、旭川地裁におきまして、北海道留萌にあります留萌中学校の普通学級に入りたいという障害を持ったお子さんと親の願いをめぐっての大級訴訟判決が出されました。この裁判は、義務教育で普通学級か特殊学級かの選択権がどちらにあるんだろう、障害児本人と親にあるのか。この地裁の判決では、もう御存じのように、学級の決定に際して校長の幅広い裁量権を認めた形になっております。控訴中でありますので、これについては詳しくは私は申し上げません。  今申し上げたように、この……

第128回国会 災害対策特別委員会 第2号(1993/11/05、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 きょう私は、北海道南西沖地震の復興対策について御質問申し上げます。  その前に、私北海道出身なものですから、ことしはなぜこうまで北海道がいじめられるのかという被害者意識が強うございます。一月十五日の釧路沖地震に始まりまして、七月十二日には北海道南西沖地震、それが終わったと思いましたら、ただいまもいろいろ委員の皆さんから御質問ありましたけれども、大冷災害でございます。特に、奥尻あるいは南西沖地震の被災地は米がほとんど収穫皆無という状況のところが多うございまして、大変な状況に北海道は今立たされております。  この際、この災害対策特別委員の皆さんには地震対策あるいは冷害対策について特段……

第128回国会 農林水産委員会 第5号(1993/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 どうも大臣御苦労さまです。  私は、日本社会党・護憲民主連合の中尾でございます。出身は食糧基地北海道でございます。大臣には本来であれば御苦労さまと申し上げたいんですが、心から御苦労さまと言えない。連立与党の一員でございますけれども、大変残念に思います。もう当然御存じのように、今回のドゥニー議長の調整案については、社会党は反対でございます。その立場から質問させていただきます。時間も余りありませんので端的にお答え願えればと思います。  まず、国会決議、三度ございます。「国内生産による完全自給の方針を堅持する」、米についてでございます。これについて国会できちっと明記されております。この……

第129回国会 災害対策特別委員会 第4号(1994/06/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。御苦労さまです。  私も北海道選出の国会議員なんですけれども、北海道南西沖地震、昨年七月十二日の大地震でございました。早くももう一年近くになります。御存じのように死者、行方不明者二百三十名。奥尻島初め被災地は懸命の努力をしておりますけれども、災害のつめ跡はいまだ生々しく、関係の皆さんに大変御協力いただきまして復興は進んでおるんですが、まだまだといったところでございます。  時間も限られておりますので、私は今回は、この大災害を教訓として緊急時における情報基盤整備のあり方一点に絞って御質問申し上げたいと思います。  昨年の南西沖地震は直下型の地震でございまして、住民……

第129回国会 農林水産委員会 第3号(1994/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私も今回の第九次の漁港整備長期計画につきましては、漁業関係者だけでなくて、地域づくりに大変重要な役割を担うという計画でありますので基本的に賛成の立場で、大臣、まず基本的な考え方について御質問させていただきたいと思います。  今回の整備の目標でございますけれども、漁港整備を考えるに当たっては、どの漁港も同じような整備を行うのではなく、漁港の性格、特徴を踏まえためり張りある整備を行う必要がある、このように記されておりますけれども、その重点化、効率化等々の考え方が今回の長期計画にどのように生かされているのか、まず大臣に伺いたいと思います。

第130回国会 決算委員会 閉会後第2号(1994/08/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  小澤長官、御就任大変おめでとうございます。  私は、きょう災害と通信体制の整備について絞ってお尋ね申し上げます。  皆さん御存じのように、昨年の七月十二日に北海道南西沖地震が発生いたしました。奥尻島を中心に、亡くなった方、行方不明となった方、二百三十名でございます。その後、関係各町村あるいは道庁それから国の各機関、関係者の皆さんの努力によりまして奥尻島初め各地被災地は少しずつ復興を進めておりますが、ただ余りにもつめ跡は大きく、なかなかそれがもとのままに戻るということには遠い状態であります。  私が伺いたいのは、この災害を教訓とし、行政面でどう生かしていくのか……

第130回国会 決算委員会 閉会後第3号(1994/09/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。五十嵐官房長官、このたびの官房長官御就任おめでとうございます。  私は、まずきょうはアイヌ新法問題、ウタリ対策について御質問したいと思います。  この問題については、五十嵐長官がこれまで国会審議あるいはさまざまの場面で長年にわたって誠心誠意取り組んでこられました。そしてまた、このたびアイヌ民族としては初めての国会議員萱野茂さんが誕生ということを大変私も心からうれしく思っている次第でございます。  この問題の解決の重要性は、私が申すまでもなくだれよりも五十嵐長官が重々御存じのことだろうと思います。大変心強く、また期待するところが大であります。村山総理も就任後の施政……

第130回国会 決算委員会 閉会後第5号(1994/09/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 私は最初に、動燃が北海道幌延町に計画しております高レベル放射性廃棄物の貯蔵研究施設、いわゆる幌延問題について質問いたします。  御存じのように、立地計画からもう十年たっております。幌延を取り巻く周辺町村、それから北海道知事あるいは北海道議会、これ反対決議をしております。私も当委員会でいろいろ質問してまいりましたけれども、科学技術庁あるいは動燃は地域住民を初め道民の理解を得てと繰り返し答弁されてきています。しかし、平成三年度の決算の場でありますけれども、平成三年度、住民の理解を得るため、これ広報対策費とございまして、動燃、科学技術庁合わせて八千三百万円となっております。会計検査上こ……

第131回国会 災害対策特別委員会 第2号(1994/10/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私も、今月四日に起きました北海道東方沖地震の災害とその復旧対策等について伺いたいと思います。  この地震によりけがをなさった方、先ほどの国土庁のまとめでは四百三名にも上っております。幸い亡くなった方がいなかったということは不幸中の幸いであったかなと思っております。しかしながら、住宅、道路それから酪農施設初め港湾等、いまだに大きなつめ跡が残っております。けがをされた方の一日も早い御回復をお祈りするとともに、被災地の方々にお見舞い申し上げます。  早速、国土庁に伺いたいと思います。  先ほども清水先生からも御指摘ありましたけれども、北海道の根……

第131回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1994/12/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。先ほどの村上委員のいわゆる価格についての資料請求、私も早急、速やかに行っていただきたいと思います。本来であれば私もこの価格等を拝見した上で質問したいのでございますが、時間も限られておりますので、後ほどこれらについて若干の質問をさせていただきたいと思います。  先にちょっと確認をさせていただきたいんですが、十二月六日に提出された有識者会合の報告書について確認させてください。  ここの趣旨といいますか報告の内容をかいつまんで申し上げますと、防衛庁と航空自衛隊の機種選定手続や運用構想、評価方法、これは適切に行われたという報告だろうと思います。さらに、ガルフそれからファ……

第131回国会 内閣委員会 第5号(1994/11/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○中尾則幸君 どうも御苦労さまです。中尾でございます。  先ほどからも自衛隊法の一部改正についての論議が続けられておりますが、私もこの点に絞ってお伺いいたします。  海外の騒乱や紛争などで緊急事態が発生いたします。邦人の救出をいかにやるべきかというのは、事前に対策を立てておくことが政府の義務として当然だろうと思います。私もそれには全く異論はありません。  しかし、今回提出されました自衛隊法の一部を改正する法律案について私は若干矛盾点あるいは問題点があるというふうに感じております。賛否を決する前にこうした問題点を、きょうのお話にもいろいろありましたので一部重複いたしますけれども、私も整理、確認さ……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1995/04/26、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  私も、北方領土関係について何間かの質問通告させていただいたんですけれども、先ほどの質疑でかなりの部分を答弁いただきました。なるべく重複を避けまして、北方領土問題について、一、二問最初にお伺いしたいと思います。  まず、ピザなし交流の問題でございますけれども、今回国会議員団が、坪井委員長を初め外務省の皆さんの御努力により北方領土訪問が実現した。私も大変その努力に敬意を表したいと思います。  ビザたし交流、ことしで四年日を迎えまして、つい先日、ロシア側から訪問団が根室に入りました。資料を調べてみますと、この三年間でこちらからの訪問が十九回、およそ一千百人、受け入……

第132回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1995/05/17、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 私は、ただいま議題となりました沖縄県における駐留軍用地の返還に伴う特別の措置等を講ずる本法律案に対し、新党・護憲リベラル・市民連合を代表して、賛成の立場から、その理由と若干意見を申し述べたいと思います。  本法律案の成立は、全国の米軍専用施設の約七五%が集中している沖縄県にとっては二十年来の悲願であり、この間、法律の制定に尽力をされてきた沖縄県、そして県民はもとより、沖縄県選出の国会議員を初め各議員、また多くの関係者にまず敬意を払うものであります。  復帰後二十三年を経過した沖縄県において広大な駐留軍用地の存在は、印すまでもなく、安全かつ良好な生活環境の整備を初め産業の振興、そし……

第132回国会 逓信委員会 第2号(1995/02/16、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  質問に入ります前に、このたび阪神・淡路大震災で犠牲となられた多くの方々そして御遺族の方々に対して衷心より御冥福あるいは哀悼の意を表したいと思います。また、今なお避難生活を余儀なくされている方あるいはけがをされた方にも心からお見舞い申し上げたいと思います。  私も、去る一月二十六日と二十七日の両日、参議院の災害対策特別委員会のメンバーとして現地を調査してまいりました。その惨状を見て、私の予想をはるかに絶するありさまを見まして、改めて災害時における通信システムの大事さ、そういう問題を突きつけられたなと思いました。  さて、今回の大震災では、御承知のとおり、地震発……

第132回国会 逓信委員会 第5号(1995/03/14、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 どうも遅くまで御苦労さまです。中尾でございます。  きょうは簡保、郵貯の運用あるいは国民とのかかわりについて諸先輩の貴重な意見を伺うことができました。私はもうこれ以上質問するというあれはございませんけれども、ちょっと視点を変えまして、きょうは郵便貯金における国際貢献のあり方といいますか、その観点から国際ボランティア貯金の運用のあり方についてお伺いしたいと思います。  国際ボランティア貯金というのは、御存じのように、平成六年十二月現在、着実に増加しておりまして、聞きますと一千六百万人の人たちからの申し込みがあるということで、大変結構な、郵政のヒット作品といいますか、私はそういうふう……

第132回国会 逓信委員会 第6号(1995/03/17、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 どうも御苦労さまです。中尾則幸です。  今回の新年度予算案を拝見していまして、この予算は我が国にとりまして情報通信革命に本格的に対応する第一歩ではないかと私も考えております。大出郵政大臣も、昨年の御就任以来、大変マルチメディアに対する意気込みというんですか、感じられまして、私も大変心強く思っております。この予算をしまして、郵政当局が日本の情報ハイウエーの整備元年とおっしゃるのであれば、果たしてそれだけの内容になっているかどうか伺いたいと思っております。  その前に、ちょっと私一冊の雑誌を紹介したいと思います。これはアメリカが出版元のタイムという二月二十七日号の世界じゅうで売られて……

第132回国会 逓信委員会 第8号(1995/04/11、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  先ほどから本法律案について詳しくいろいろ質疑がありましたので、私も重複を避けまして何点かに絞ってお尋ねを申し上げたいと思います。  感想から言えば、マルチメディアソフト制作支援の本法律案でございますけれども、資金調達の面、それから何よりも施設面の共同利用、これは大変重要なことだと思っております。あるいは情報の交流の場をつくる、これについて私も賛成の立場でございます。きょうは、この法律案に関連しましてディジタル放送の重要性について、あるいは放送方式の転換について、そしてもう一つはディジタル放送導入の展望について、この三点に絞ってお伺いしたいと思います。  先月……

第132回国会 逓信委員会 第9号(1995/04/13、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  持ち時間が十五分でございまして、六問ほど予定しておりますので、大変恐縮でございますが端的にお答えいただきたいなと思っています。それから、きょうはNHKの方からも、本当にお疲れさまでございます。ありがとうございます。  先ほどから本法律案についてさまざまな角度から質疑が行われました。若干ダブるかもしれませんけれども、私も先に本法律案の内容について御質問申し上げたいと思います。  今回の法律案、マルチメディア元年に向けての一つの大きなステップの法律案だと私も理解しております。特にCATV事業者等への税制、超低利という、私は超と書いたんですが、超をカットいたしまし……

第132回国会 逓信委員会 第10号(1995/04/25、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  私は、きょうは電気通信事業法の一部改正案に関連しまして、郵政省の規制緩和の取り組み方について、先ほどからもるる御質疑ありましたけれども、一部重複することをお許しいただいて御質問申し上げたいと思います。  この改正案は、御案内のとおりでございますけれども、規制緩和推進についての閣議決定に従うものでございます。第一種電気通信事業の料金サービスに関して、現行の認可制から、一部とはいいましても事前届け出制が導入されたということは、規制緩和に対する一歩前進と私は受けとめております。  しかしながら、我が国経済にとりまして、目下の喫緊の課題は言うまでもなく急激な円高対策……

第132回国会 逓信委員会 第11号(1995/04/27、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○中尾則幸君 放送法の一部改正について、私、各先生方の質疑をまことにそのとおりだなと伺っておりました。  時間もございませんので、質問通告を先日申し上げましたが、けさの朝日新聞の読者の「声」欄に私の質問通告と同じような声がありましたので、若干御紹介いたしたいと思います。  神奈川県のある会社員の方でございますが、「恐れていたテロがとうとう起こってしまいました。オウム真理教に反社会的行動があるなら法律に照らして取り締まらなければならないことは当然」でございますと。ちょっと省略します。「法的な裁きの前に報道に名をかりてメディアが事実上人を戴いてしまう風潮」でありますと憂えております。また飛ばします……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 運輸委員会 第2号(1995/11/09、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾則幸でございます。私が最後の質問でございます。あと三、四十分おつき合いいただきたいと思います。  先ほどから諸先輩の熱心な運輸行政に対する御質疑を伺っておりました。特に大臣の、何よりも運輸行政は安全確保を最大の使命とする、このことを繰り返し伺いまして私は大変心強く思いました。村山総理誕生のときには人に優しい政治と言われましたが、このところその人に優しい政治がちょっと影が薄いなと思って心配しておったところ、大臣の、やはり人の安全、人に優しい政治を実現したいという、大変期待しておりますので、どうぞよろしくお願いします。  そこで、大臣も既に御存じだと思いますけれ……

第134回国会 運輸委員会 第3号(1995/12/13、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  本日は、衆議院の運輸委員会の辻委員長を初め各委員の先生たち、本当に御苦労さまでございますしばらくぶりに、いつもは大臣を初め政府委員の方と質疑を行っているんですが、本日は何かお仲間というか非常に緊張した面持ちで立たさせていただきます。何かこういうことはいいなと感ずる次第でございます。  七問ほど用意したんですが、先ほど泉先生それから筆坂先生が鋭い質問をなされましたので、私の聞きたいところはおおむね終わったなと思いましたんですけれども、何点か御質問を差し上げたいんです。  第一点、辻委員長に御質問したかった件でございますが、先ほど泉先生の御質問……

第134回国会 決算委員会 第1号(1995/10/30、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾則幸でございます。  私は、きょうの参議院決算委員会で、北海道開発庁並びに建設省が現在北海道で進めております千歳川放水路計画、この問題について幾つか御質問したいと思います。  石狩川水系千歳川流域の治水対策を目的にこの放水路計画が始まったわけでございます。総事業費が何と四千八百億円、たしか長良川河口堰の総事業費は一千四百九十九億円ですから、単純に事業費だけを計算いたしましても長良川河口堰の三倍、大きな国家プロジェクトでございます。  決算委員会でございますので、まず平成四年度、五年度のこの調査費等の決算の概要を簡単に御説明願いたいと思います。予算はともに二十……

第134回国会 決算委員会 閉会後第1号(1995/12/26、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。私の持ち時間も六分でございますから、大演説を拝聴する時間がございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず総理に伺う前に、会計検査院長に御質問申し上げます。  会計検査院は今月十五日、平成六年度の決算報告をまとめました。この中で今回初めて、官官接待が問題になっている折でございますけれども、国庫補助事業に係る食糧費について検査を行いました。この結果、使用目的等が極めて不透明であると指摘されたのは四億円余りにも上っております。  さて、大変恥ずかしい話でございますが、今回の検査に含まれていない私の地元であります北海道の件でございます。御存じ……

第134回国会 宗教法人等に関する特別委員会 第9号(1995/12/07、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 公述人の四人の皆さん、本当に本日は御苦労さまでございます。  私は参議院フォーラムという、政党ではございません、個人の会派で組んでいるグループの一人できょうやってまいりました。  各委員の方から大変熱心な御討議がありましたので、いささかというか、もうほとんどダブるような、重複をなるべく避けたいと思いましたけれども、重複をお許し願って、何点か質問をさせていただきたいと思います。  先ほどからも御指摘がございましたように、今回の宗教法人法の一部改正案については国民世論が大変関心を持っておりまして、これはもうとりもなおさずオウム真理教というあの反社会的な事件が今回のきっかけとか契機にな……

第136回国会 運輸委員会 第3号(1996/02/22、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  私も、まず最初に、先般の北海道積丹半島古平町豊浜トンネル崩落事故に関連して、幾つか御質問申し上げたいと思います。  その前に、二十名の方、必死の救生活動にかかわらず残念な結果となりました。遺族の皆さんには謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。  実は、私も北海道なものですから、あのトンネルをしばしば通ったことが思い出されます。大変近代的にすごいところにトンネルをつくるものだなと思いながらも、今思えば大変な圧迫感の中を通っていたと。これはいろいろなドライバーから聞いても、事故があったからじゃありませんけれども、そういった状況でございました。……

第136回国会 運輸委員会 第4号(1996/03/22、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  海難救助等に協力あるいは実際に当たった人が不幸にしてけがをなさったり疾病、障害、場合によっては死亡といった災害を受けたときに、国が災害給付を行う制度を定めております。これに加えて今回、重度の障害を受けた人が介護が必要となった場合、介護給付の制度を創設するわけでございます。本法律案の改正には賛成いたします。  今回、これに関連しまして海難、特に最近盛んになっております海洋レジャーの安全対策等について幾つか御質問をいたしたいと思います。  海洋レジャーに伴う事故について、最近特にプレジャーボート等の海難事故がふえているやに聞いております。特に最……

第136回国会 運輸委員会 第5号(1996/03/28、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  今回の踏切道改良促進法の審査に際しまして、私も、明治五年の新橋―横浜間の鉄道開業時、踏切が一体何カ所あったんだろうということを調べましたが、ちょっと調べ尽くせませんでした。ただ、踏切に対する注意といいますか啓発については若干資料が見つかりました。開業の三日前に当時の東京府が、これ踏切道と言わないで横切り道と言っていたらしくて、東京横浜間鉄道横切道通行ノ者心得方という通達を出していたということがわかりまして、当時から踏切に対する安全対策を呼びかけていたんだなということがわかりました。  さらに、先ほども大臣から御説明ありましたけれども、関係各……

第136回国会 運輸委員会 第7号(1996/04/11、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。海洋汚染問題等について幾つか御質問いたします。  まず、海上保安庁は、二月九日、九五年の海洋汚染の状況をまとめました。これによりますと、昨年日本海周辺で発生した海洋汚染の件数は八百十一件、前年比七十九件の増加となっております。九〇年以降減少傾向にあった海洋汚染が五年ぶりにふえているという実態でございます。なぜこのような海洋汚染が増加したのか、その原因と今後の対策について端的にお答え願います。
【次の発言】 じゃ、海難事故についてお尋ねします。  二月九日、パナマのタンカーが火災起こして炎上した事故、あるいは二月十日、タンカー第二十大豊丸の座礁し……

第136回国会 運輸委員会 第9号(1996/04/26、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。今回提案されました関空法の一部改正等の法律案に関連して、来年度から始まる第七次空港整備五カ年計画、第七次空整について何点か御質問申し上げたいと思います。  第七次空整におきましては、先ほどの審議からも基本的には関空の二期事業等都市拠点空港の整備促進に重点が移されたと思いますけれども、一方で地方空港の整備についてはどのように考えているか、第六次空整との比較、事業規模の点からもまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今、局長から御説明ありました航空審議会の昨年八月の中間報告の中で「空港整備を具体的に進めるに当たっては、」「地域社会との共生という視……

第136回国会 運輸委員会 第10号(1996/05/07、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。  私は、きょうはモービルマルチメディアとして今世界各国で研究開発が進められておりますITS、高度道路交通システムについて、我が国の取り組み方について御質問いたしたいと思います。  二十一世紀における新交通システムというべきITSの研究開発は、運輸省初め建設省それから通産、郵政、警察庁の五省庁が当たっているわけでございます。最初に、平成八年度予算における運輸省分のITS関連の予算と実施内容をお示しください。
【次の発言】 簡単に。時間ないんです。
【次の発言】 このITSの構築には建設省は大変大きな役割を果たしていると思いますが、内容は後から聞きますの……

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第3号(1996/06/04、17期、新党さきがけ)

○中尾則幸君 最後の質問でございます。中尾でございます。  午前中からいろいろ熱心な質疑を伺っておりまして、いささか重複をお許しいただいて、私は二百海里海域の海洋環境保全に絞ってお伺いしたいと思っております。持ち時間二十分でございますので前説は省きまして、海洋汚染の実態についてまずお尋ね申し上げます。  減少傾向にありました海洋汚染の件数、これは海上保安庁の調査ですけれども、昨年、日本海周辺で八百十一件、一〇・八%ふえたとございます。五年ぶりに増加したというふうになっておりますけれども、このふえた理由をまずお示しください。
【次の発言】 今、御説明がございましたけれども、海洋汚染の主な理由、原……

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第4号(1996/06/05、17期、新党さきがけ)

○中尾則幸君 新党さきがけの中尾でございます。  きょう、お三人の先生、本当に最後まで御苦労さまでございます。ありがとうございました。  私の持ち時間は十分でございます。山本参考人にお話を伺いたいと思います。  私は、海洋環境保護に関する条約の考え方あるいは各国の対応などについて御意見を賜りたいと思います。  まず第一点目でございますけれども、国連海洋法条約の重要な柱に海洋環境保護がございます。従来の船舶を起因とする汚染について、ロンドン条約あるいはMARPOL条約等々がございますけれども、旗国主義を前提に行われてきたように私は思っております。しかし、この条約はこの旗国主義による規制に修正を加……

第136回国会 環境特別委員会 第3号(1996/02/28、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 最後の質問になりました、参議院フォーラムの中尾でございます。  まず、大臣御就任おめでとうございます。かつて私も大臣と一緒に環境委員会で勉強させていただきました。ミスター環境ということを聞いておりまして、大臣に就任なさってからもしっかりと環境行政に取り組んでいただきたいと期待もしております。  さて、第一問でございますが、私は環境庁長官の所信についてお伺いしたいと思います。  二ページでございますが、二ページの中に「環境への負荷の少ない「循環」を基調とした経済社会システムを実現する」とうたってございます。つまり、これから二十一世紀に向けて、私がとやかく言うことではないんですが、社……

第136回国会 環境特別委員会 第6号(1996/04/10、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。先ほどの質疑で私も質問通告していた大半が出ましたけれども、重複をお許し願って、改めて御質問を何点かしたいと思います。  環境庁の予算が七百億円と聞いてちょっと私も聞きづらくなりました。先ほどから地方自治体への支援策、今回の法改正によって充実強化されるのかということを私も聞きたかったのですが、今回の平成八年度の、今年度の予算措置で、先ほど水質保全局長が、夢でしょうか、五千億と言っていました。五千万円で、大変足りない。それから、一回目の質問の中ではこの金額をおっしゃらなかったわけです。いかに苦労されているかということを私は実感いたしました。  さて……

第136回国会 環境特別委員会 第8号(1996/04/26、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。  大気汚染防止法の改正について、提案理由の一つに、これまで規制の対象外であった二輪車の排ガス抑制対策を進めるということになっておりまして、大気汚染防止の観点から一歩前進と受けとめております。  大気汚染防止は、陸、海、空、この三つ一体となって総合的に進めなければならないのは、これは言うまでもないことでございます。私は、船舶、船からの大気汚染物質の規制のあり方について御質問申し上げます。  船舶からの大気汚染物質については、現在規制がございません。野放し状態でございます。そこで環境庁は、昨年の三月十六日、船舶排出大気汚染物質削減手法検討会で中間報告をま……

第136回国会 環境特別委員会 第9号(1996/05/07、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。まず最初に、交通システムの改善と環境保全について一問だけ御質問申し上げます。  先日の委員会で、船舶の排気有害物質等の規制強化、これについて御質問申し上げましたが、きょうはITS、高度道路交通システムとのかかわりについて御質問申し上げます。  ITS、高度道路交通システムというのは、最先端の情報通信を使いまして人と道路と車を一体化して効率よい交通システムをつくり上げようという試みでございますが、この研究開発には、運輸、建設、それから郵政、通産、警察庁の五省庁が当たっております。また、この五省庁と連携しまして、一昨年ですか、一九九四年一月にVERTIS、……

第136回国会 決算委員会 第1号(1996/02/15、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  私はまず、北海道古平町の国道二百二十九号線、豊浜トンネルの崩落事故についてお伺いしたいと思います。  御存じのように、二月十日の午前八時十分に事故が発生いたしました。きようでもう六日たっております。百三十時間余りたっております。バスの乗員乗客十九名と言われております、それから乗用車のドライバー一人、二十名の方がまだ救出されていない現状でございます。御家族の思いを察するとき本当に胸が締めつけられる思いでございます。  まず、建設大臣に伺います。  一刻も早く救出してほしいということは建設大臣、もう重々承知だと思いますけれども、一体いつになるの……

第136回国会 逓信委員会 第10号(1996/05/30、17期、新党さきがけ)

○中尾則幸君 新党さきがけの中尾でございます。持ち時間が五分程度ということで、質問させていただきたいと思います。  実は、私、昨年の四月二十七日の当委員会で、オウム教団の幹部が刺殺された事件の後でございますが、このような質疑をしております。報道の自由は守らなければならないけれども、そのとき、あの豊田商事の刺殺事件を重ね合わせますと、今大変な事態に立ち入っているなと思う、これは放送局の自殺行為につながると私は指摘いたしました。放送局自体が自縄自縛に陥っていると思ったわけでございます。  先ほどから視聴率の問題がございます。私も二十数年間、視聴率の最前線におりました。こういう視聴率至上主義にしては……

第136回国会 逓信委員会 第11号(1996/06/04、17期、新党さきがけ)

○中尾則幸君 中尾でございます。  電波法に関する質疑の前に、郵政大臣に一言お伺いしたいと思います。  去る五月三十日、衆議院の逓信委員会におきまして、TBSの情報番組に次期衆議院選の候補予定者が出演したということでございますが、それについて大臣は政治的公平を欠き極めて遺憾というふうに発言したとマスコミ等で報道してございます。  御存じのように、電波法七十六条の規定で郵政大臣は放送局に対して行政罰を加える権限を持っておりまして、発言の持つ重みは極めて大きいと私は考えます。今回の場合、明らかに特定の政治勢力や立候補予定者に加担したり、これは恣意的な報道に当たるわけですけれども、あるいは一方的な見……

第136回国会 労働委員会 第12号(1996/05/23、17期、新党さきがけ)

○中尾則幸君 中尾でございます。  先週、当労働委員会に配属されたばかりでございます。労働委員会での初めての質問です。よろしくお願いします。  財形制度の話、先ほどからの審議を伺っておりまして、私も何点か質問通告を差し上げましたけれども、多くの部分重複いたしますが、お許しいただいて何点か御質問申し上げたいと思います。財形制度の柱でございます財形給付金制度あるいは財形基金制度がございます。こうした支援制度は今なお、先ほどからの御質疑にもありましたけれども、中小企業勤労者あるいは事業主等になかなか周知徹底していないというふうに思われます。例えば調査結果を見てみますと、財形基金制度が、制度の内容、概……

第138回国会 決算委員会 閉会後第2号(1996/11/20、17期、民主党・市民連合)

○中尾則幸君 中尾でございます。  先ほど来の質疑にもございましたけれども、私は、まず平成六年度の決算検査報告のうち、一郵政、文部両省が指摘を受けた不当事項について若干お尋ねしたいと思います。  毎年度の検査報告で指摘されておりますのが、郵政関係では郵便局職員による保険料、それから預入金等の現金に関する不正行為でございます。大多数の職員は大変まじめに働いていらっしゃるということは私も存じ上げておりますけれども、ごく一部とはいえ、こういう不正行為が依然として後を絶たない。調べましたら、平成四年度は四十九郵便局で損害額が六億七千万余り、それから平成五年度が三十二郵便局で二億二百六十万余り、当決算の……

第140回国会 運輸委員会 第3号(1997/02/20、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も、ナホトカ号の油流出事故について絞って御質問申し上げたいと思います。  一月三十日、私も機会がございまして院の派遣で現地に視察調査に行ってまいりました。海岸線等はボランティアの方、地元の方々の懸命な努力で砂浜も大分復旧したなというふうな感じを抱いてまいりましたが、残された油をどうするのかというような大変さまざまな問題も抱えていることも事実ということも承ってまいりました。  さらには、この機会でございますけれども、不幸にして亡くなられたボランティアの方、それから地元漁民の方、本当に心から哀悼の意をささげたいと思います。また、地元の方々には本当……

第140回国会 運輸委員会 第5号(1997/03/17、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。先ほど来の質疑といささか重複することをまずもってお許しいただきたいと思います。  内航海運は調べましたら我が国の物流の約五割を占めておる、経済発展の下支えをしてきた輸送機関の本当に中心的役割を果たしてきたなという感がしてございます。  船舶の建造にかかわる船腹調整制度、内航二法によりまして船腹の需給の安定化を図ってきた、この船調制度はそれなりに一定の役割は私はあったのではないかと思うわけでございます。しかし、昨今の経済社会情勢を見ますと規制緩和と、規制緩和すべてよしというふうに私は考えるところではございませんけれども、自己責任の原則あるいは公正……

第140回国会 運輸委員会 第7号(1997/03/27、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  この通常国会で、整備新幹線に関する法案そして旧国鉄債務に関する法案が間もなく審議にかかる予定になっております。詳しくはその場で質疑をさせていただきたいと思いますけれども、きょうはせっかくの機会でございますので、整備新幹線並びに旧国鉄債務について運輸省の基本的な考え方をまず伺っておきたいと思います。  先ほど、瀬谷先生の三百キロ「のぞみ」の話をじっと聞いておりました。なるほど、持てる人も大変な悩みを抱えるものだなと。私は北海道でございますから、三百キロなどというそんな速い高速交通機関は要らない、せめて二百キロ並みのものが北海道に敷設されないか……

第140回国会 運輸委員会 第9号(1997/05/15、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。本日は、空港整備法の一部改正案に関連しまして、私も空港整備と航空行政の規制緩和のあり方などについて御質問を申し上げたいと思います。  その前にちょっと時間をいただきまして、この場をかりて一言お礼申し上げたいなと思っております。  私は去る三月の当委員会で、障害を持った方、つまり障害を持ったといっても簡易ベッドで飛行機を利用する方のお話を申し上げました。特に、簡易ベッドで移動する方の国際航空運賃については、何度かとるわけでございますから、これまでファーストクラス料金で算定されておりました。ある具体的な例を申し上げまして、五月の末にアメリカで自立生……

第140回国会 運輸委員会 第10号(1997/05/22、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、今回の法案審査に当たりまして、まず大臣に伺いたいと思います。  政府・与党の財政構造改革会議が大詰めを迎えているというふうに言われておりますけれども、この改革会議におきまして、整備新幹線については財政構造改革と矛盾しないように扱うという旨の意見といいますか、集約されたというふうに報道されております。集中改革期間の向こう三年間は新規着工等抑制の方向にあるのかどうか、運輸大臣はどう考えているのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまも御説明ありました検討委員会について何点かお伺いします。  政府・与党合意、昨年の合意により……

第140回国会 運輸委員会 第11号(1997/05/27、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  午前中、そして今、これまでの質疑を聞いておりまして、長期債務二十八・一兆円に上る債務の処理というのは大変だなと。大きな荷物を、これは一人ではしょっていけないから小さく分けてそれぞれに運ぼうよということが皆さんわかっているようで、いろいろな案が出てくるんですが、なかなかその荷物の引き取り手がいないというのが先ほど来の審議を伺った上での感想でございます。  まず、具体的なお話に入る前に、どうしてもこの長期債務処理の問題については、政府、運輸省の責任というものは、この私も、本会議で大臣あるいは総理にも質問をいたしましたが、伺っておかなければならな……

第140回国会 運輸委員会 第12号(1997/05/29、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  きょうは、お三人の先生に本当に貴重な御意見を伺いまして大変ありがとうございました。持ち時間が限られておりますので、何点か絞って御質問を申し上げたいと思っております。  先ほどからのお三人の先生の御意見を拝聴いたしておりまして、なぜ債務が雪だるま式にふえたか等々の責任の所在について、政府もございましょうし、なおかつ私ども政治家の政治の分野にも責任があるということを私は重く受けとめなければならないと思います。  さまざまな論議の中で二十八・一兆円の債務をどうするかということ、これは二十八・一兆円をすぐさま返す、一括して返す方法があれば悩まないん……

第140回国会 運輸委員会 第13号(1997/06/03、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も持ち時間の範囲内で何問か質問させていただきます。  特殊法人の見直し等々が今言われておりますが、時代の流れあるいは経済情勢の変化によって特殊法人の事業そのものあるいは必要性がやっぱり厳格に審査されなければならないというのは同感でございます。  一番目の質問でございますが、今横尾先生が同様の質問をされました。私もちょっと視点を変えまして、今回の法案によりまして、性格を異にする二つの法人の統合によって具体的にはどう行政の減量化が図られるのか質問をしょうというところでございましたが、今説明がございました。資料にも書いてございますけれども、横尾先生……

第140回国会 運輸委員会 第14号(1997/06/10、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、外国人観光客の受け入れ体制とその問題について初めに伺います。  平成八年の運輸省が行いました地方自治体へのアンケート調査がございます。それによりますと、受け入れ体制で問題点の第一番目に挙げられているのが、海外に向けてのPR不足ということでございます。  八年四月二十五日のウエルカムプラン21の提言によりますと、「国際観光振興会は、我が国の魅力を見直し、対日イメージ等について外国人の意見をも聞きながら海外宣伝戦略を策定し、」云々となってございます。国際観光振興会等による海外宣伝につきましては先ほどからも議論がございましたけれども、今後ど……

第140回国会 科学技術特別委員会 閉会後第1号(1997/09/25、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  ただいまの質疑あるいはこれまでの質疑を伺っておりまして気づいたことを二、三点、質問通告にはございませんけれども、御質問申し上げたいと思います。  私も、この問題について先週の十七日の参議院決算委員会で、予算流用問題を中心に質問させていただきました。その際、これまでの「もんじゅ」あるいは東海村の火災爆発事故、「ふげん」、そして今回の事故等々の背景にあるものは何かということを私はお尋ねしましたら、近藤理事長が、先ほど来も答えておりますように、動燃技術者特有の閉鎖性にあると、一つは。もう一つは、社会一般への常識のずれ、いわゆる安全性へのずれ等々に……

第140回国会 科学技術特別委員会 第3号(1997/02/26、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。よろしくお願いします。  私の質問で動燃の中野理事さんに参考人でおいでいただきまして、お忙しいところまことにありがとうございました。私も、まず最初に「もんじゅ」事故について何点か伺いたいと思います。先ほどから質疑がございましたので、一部重複することをお許し願いたいと思います。  この「もんじゅ」事故については、昨年五月二十三日の報告書、そして去る二十日に、原因究明の最終報告書と受けとめてもいいんだろうと思いますけれども、出されました。それを読ませていただきまして、これまでも指摘されておりますように、重大事故の原因といいますか、チェック体制の甘さ……

第140回国会 科学技術特別委員会 第4号(1997/03/17、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も委員会をかけ持ちで途中聞いておらなかったものですから、一部重複をお許しいただきたいと思います。  先ほど来から聞いていますと、もはや私が前づけする必要は何もないなと。二月二十六日ですから、まだ二十日たっておりません。当委員会で、「もんじゅ」の最終報告についての大臣の所信について私はいろいろ指摘させていただきました、情報公開であるとか、あるいは安全神話に偏っているんではないだろうかと。私は今回の事故を見まして、二度あることは三度あるというふうな思いが強くいたしてございます。時間もございませんので、その当時の質疑をもう一度、情報伝達の手段の悪さ……

第140回国会 科学技術特別委員会 第5号(1997/03/27、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、今回の動燃の東海村の火災爆発事故並びに国の原子力防災体制について若干質問を申し上げたいと思います。  既に報道もされておりますけれども、かいつまんで申し上げますが、動燃は低レベル固化処理技術開発、あるいは安全評価のために七一年から七三年に実験を行っておると。これはもう既に報道されておることでございますが、そのリポートの中で、アスファルトのみ燃えた場合は二酸化炭素だけで消火できる。しかし、今回問題とされていますアスファルトと硝酸ナトリウムを含んだ放射性廃液の混合物の場合は二酸化炭素では消火できない。逆に燃焼を拡大させるおそれがある等々の……

第140回国会 科学技術特別委員会 第6号(1997/05/16、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、最初に、科学技術庁が今回まとめました原因等事故報告書、中間報告について伺いたいと思っています。  この中間報告を私も読ませていただきましたけれども、その中に、事故調査委員会における事故原因の検討状況等の過程において明らかになった事実関係を整理したものであると。つまり、当然のことながら科学技術庁がまとめたものでございます。  ただいま清水先生からも御指摘がありましたけれども、第一義的に動燃の責任というのは重大であると私も当委員会で再三指摘させていただきました。この報告書の中にも指摘してございます。しかし、管理監督の立場にある科学技術庁の……

第140回国会 決算委員会 閉会後第1号(1997/07/08、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、まず外務省の七年度決算に関連して幾つか質問をした後、先ほど来から質疑のございます日米ガイドラインの見直し問題についても触れてみたいと思います。  まず、午前中、依田先生の御質問にもありましたが、在外公館の警備体制及び在留邦人の保護について伺います。  在ペルー大使公邸人質事件を契機に在外公館の警備強化が進められました。それで、緊急措置として平成八年度には二十億七千四百万円の予備費が使われました。資料をいただきましたけれども、この中にエックス線爆弾探知機、これが約六億九千万円、ゲート式金属探知機等々の備えをしたということでございます。ま……

第140回国会 決算委員会 閉会後第4号(1997/09/03、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、まず運輸省に旧国鉄長期債務処理問題について何点かお伺いしたいと思います。午前中の質疑にもございました。一部重複をお許し願いたいと思います。  まず、大臣に抜本処理策についての基本的考え方を改めて伺いたいと思います。  国鉄長期債務の処理問題については、昨年の予算編成時の閣議決定で平成九年中に具体案をつくり平成十年度から実施するということになってございますが、今回平成十年度の概算要求が出されました。その要求の内容はこの後逐一御質問申し上げますが、今回出された概算要求の内容は抜本処理策というふうに認識してよろしいんですか。

第140回国会 決算委員会 閉会後第6号(1997/09/17、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私も最初に動燃東海事業所におけるウランのずさんな管理問題についてお伺いいたしたいと思います。先ほど来、吉川委員、渡辺委員から御質疑がありましたので、なるべく重複を避けて質問をしたいと思います。  まず最初に、長官に予算流用問題あるいは科学技術庁の責任いかんということで御質問を申し上げるところでしたが、先ほど来の質疑で長官の真意をお聞きしました。割愛させていただきます。まず最初に、動燃の理事長にお話を伺います。私、これで何度になるでしょうか、二月来から科学技術委員会で動燃の責任者の方、まず一回目は二月二十日過ぎの委員会で、「もんじゅ」の最終報……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第3号(1997/05/26、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  先ほどから熱心な論議が交わされておりまして、私も拝聴いたしておりました。何点か質問通告した点で重複する部分がございますけれども、お許しいただいて、質問通告になるべく沿う形で御質問申し上げたいと思います。  先ほど山崎先生から、各新聞あるいは脳死臨調のアンケート等の実情が示されまして、脳死を人の死とする社会的合意についての妥当性があるかどうかについて御質問がございました。詳しいことは先ほどからも御説明がありましたので、詳しい数字はここで申し上げませんけれども、私もいささか、今回の例えば脳死臨調の答申あるいは各種新聞のアンケート調査を見てみまし……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第4号(1997/06/02、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  前回、五月二十六日の質問と同じ質問をまず先にさせていただきます。  私は、前回、脳死を人の死とする社会的合意についてお尋ね申し上げました。先ほど来、照屋先生、大森先生からも御指摘がございましたが、このきょうの委員会の御意見、御答弁を聞いていまして、中山案の前提条件が大変揺れ動いているなと指摘せざるを得ません。  つまり、前回の当委員会での私の質問について、自見先生はこの社会的合意についてこう答えられました。種々の新聞等々、世論調査でも以前に比べればじわじわ上がってきている、つまりおおむね合意していただけたのではないかと思う、こう答えておりま……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会 第7号(1997/06/16、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  今回、脳死は人の死か、あるいは臓器移植のあり方について、大変国民が注目する中で私ども論議を続けてまいりました。そして、今回、さまざまな国民世論あるいは委員会等の質疑を受けて修正案が先ほど提出されました。この修正案を提出された関根先生を初め皆さんの御努力には深く敬意を払いたいと思います。  しかしながら、国民注視の重要法案について、マスコミのみならず世論、そして私は先日大阪の地方公聴会にも行ってまいりましたが、その公述人の方々の中にも参議院の審議を十分尽くしてほしいという意見が多数ございました。  これについて、参議院のあり方、二院制のあり方……

第141回国会 運輸委員会 第2号(1997/12/04、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私は、先ほど来から御質疑のありました、国鉄の長期債務処理問題について質問したいと思います。  まず、質問の前に、藤井運輸大臣の大臣御就任、心からおめでとうございます。大臣には就任早々、私は北海道でございますから、北海道の大変厳しい経営環境に置かれている私鉄バスの関係者の皆さんと大臣にお会いし、実情を訴えさせていただきました。その折、大変大臣から励ましのお言葉、あるいは力強いお言葉を賜りまして心から感謝申し上げます。これからの運輸行政、多端な折でございまして、大臣の手腕に期待するところ大でございますので、頑張っていただきたいと思っております。  ……

第141回国会 科学技術特別委員会 第2号(1997/11/19、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 私は、きょうは原子力政策の基本、問題について何点かこの機会にお伺いしたいと思います。  質問に入る前に、昨日、動燃からウラン廃棄物処理施設焼却施設における発煙というペーパーをいただきました。これは質問通告はしてございません。これを読みまして、少しは動燃の意識が変わってきたかなと思ってございます。  といいますのは、これは詳しく申し上げませんけれども、この発煙があったのが十二時二十五分と。私が、これをいただいたのが五時過ぎです。しかもこの状況を見ますと、火災警報が鳴って若干発煙を認めたということでございます。もちろん、周辺環境への影響もない、人体への影響もないということでございまし……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1998/01/12、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました中尾でございます。  本委員会の所管する沖縄問題、北方問題につきましては、今なお多くの課題を抱えております。  沖縄につきましては、本土復帰から二十五年を経過した現在においても本土にない特殊事情等からも依然として厳しい状況下にあり、二十一世紀に向けた沖縄振興開発の諸政策を強力に推進していかをければならないと考えております。  また、北方問題に関しましても、ビザなし渡航による友好関係は広がりつつございますが、本質的な問題解決には多くの課題が今なお存在しております。国……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1998/03/11、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、平成十年度沖縄及び北方問題に関しての施策について関係大臣から所信を聴取いたします。  まず、小渕外務大臣から所信を聴取いたします。小渕外務大臣。
【次の発言】 次に、小里総務庁長官から所信を聴取いたします。小里総務庁長官。
【次の発言】 次に、鈴木沖縄開発庁長官から所信を聴取いたします。鈴木沖縄開発庁長官。
【次の発言】 三大臣、ありがとうございました。  以上で所信の聴取は終了いたしました。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれに……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1998/03/27、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、鈴木和美君及び峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君及び菅野久光君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に笹野貞子君を指名いたします。

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1998/04/06、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十七日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として鈴木和美君が選任されました。  また、本日、志村哲良君、鈴木正幸君及び高木正明君が委員を辞任され、その補欠として中原典君、岩井國臣君及び田浦直君が選任されました。
【次の発言】 去る三日、予算委員会より、四月六日午後三時から、平成十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち総務庁北方対策本部、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫について審査の委嘱がありましたので、本件を議題とい……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1998/05/15、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月六日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君が選任されました。  また、去る四月七日、中原典君、岩井國臣君及び田浦直君が委員を辞任され、その補欠として志村哲良君、鈴木正幸君及び高木正明君が選任されました。  また、昨日、風間昶君及び志村哲良君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君及び松村龍二君が選任されました。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のうち、平成十年度沖縄及び北方問題に関しての施策に関する件を議題とし……

第142回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1998/06/17、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(中尾則幸君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十五日、松村龍二君及び加藤修一君が委員を辞任され、その補欠として志村哲良君及び風間昶君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第三〇八五号北方領土返還促進に関する請願を議題といたします。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  理事会においで協議の結果、第三〇八五号北方領土返還促進に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第3号(1998/03/12、17期、民友連)

○中尾則幸君 民友連の中尾でございます。  私は、旧国鉄長期債務問題についてお尋ね申し上げます。  今回の具体的な処理案は、平成八年十二月の閣議決定に基づいて平成九年中にその成案を得るという形で、この一年間、政府・与党はもとより我が党でも真剣に処理財源をどうするか検討してまいりました。しかし、正直言って今回の処理案を見まして私は大変失望いたしております。  今回の処理案では、国鉄改革時、つまり昭和六十二年に将来国民負担でもやむを得ないであろうとされた十三・八兆円をはるかに上回って二十三・五兆円を一般会計に承継、繰り入れするという案でございます。しかし、この責任の重大さに対する反省が全く見られな……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第7号(1998/03/31、17期、民友連)

○中尾則幸君 民友連の中尾でございます。  私は、初めに長野冬季オリンピックについて若干感想を述べさせていただいて、会長の御意見もあわせて伺いたいと思います。  今回のオリンピック、日本人の活躍はもとより、国境を越えたスポーツ選手の頑張り、これは日本人のみならず多くの世界各国の方々に感動を与えたなと思ってございます。特に、テレビの映像の持つ重み、それからラジオのメディアの力、改めて認識させられました。  特に今回、感心いたしましたのは、映像も大変工夫を凝らしておりまして、例えばスピードスケートの移動カメラ、それからリレー、距離なんかも移動カメラを非常に駆使されておったということも画面から大変新……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第8号(1998/04/02、17期、民友連)

○中尾則幸君 おはようございます。  私は、今回の放送法の一部改正案について、BSデジタル放送でのNHKのあり方、それから衛星放送事業の規制緩和問題、さらには郵政省のソフト産業政策などについて質問をするつもりでございます。  今回の法案の委託・受託放送制度の導入の意義あるいは総括原価主義の廃止についての具体的な効果を先にお尋ねしようと思っておりましたが、先ほどからやりとりを聞いておりますと、大変懇切丁寧で時間がかかるかなと思いまして、時間がありましたら後ほど聞くことにいたします。  最初に、今回の措置はNHKのBSデジタル放送の参入を全面的に認めるというものでありますが、NHKはこれによって地……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第11号(1998/04/14、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風金の中尾でございます。  参考人の皆さん、お忙しいところ本日は本当に御苦労さまでございました。私も持ち時間が限られておりますので、何点か今回の問題について御質問申し上げますけれども、端的に御返答願えればと思います。  まず、四月八日、NHK、民放ラインが共同で出したガイドライン、私も読ませていただきました。この中で、NHK、民放連とも今回の事態を大変重く受けとめていらっしゃるということがわかりました。放送界全体の問題である、医学者や心理学者などと分析、調査研究を重ねてきた、さらには再発防止の具体的ルールをつくるというような決意、私は大変結構だと思います。先ほどからの……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第13号(1998/04/23、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の中尾でございます。  今回の海防法の法律改正は、言うまでもなく昨年一月のロシアのタンカー、ナホトカ号の事故、さらには七月のダイヤモンドグレース号の事故等々、日本近海における油防除体制をいかに迅速にするかという目的で改正がなされたと思っております。  さて、昨年私は当委員会でナホトカ号に関して油防除体制のあり方、政府の危機管理のあり方等々質問をさせていただきました。今回の海洋汚染防止法の改正にも大変かかわる問題でございますので、昨年のナホトカ号の政府の対応策がいかにおくれていたか等々について若干振り返ってみたいと思います。  ナホトカ号の事故は……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第14号(1998/04/30、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  ただいまの郵政大臣の趣旨説明にもございましたが、本法律案は、昨年十一月十八日に政府の経済対策閣僚会議で決定されました「二十一世紀を切りひらく緊急経済対策」に盛り込まれております規制緩和策に基づいて法案化されたと認識してございます。緊急の経済対策として今週の法律案による規制緩和が果たしてどこまで有効か等々、新聞報道をひもといてもさまざまな意見がございます。  改めて申し上げるまでもなくて、アメリカを初め世界各国で情報通信一高度情報化を二十一世紀のリーディング産業、社会、産業、経済のいわゆるパイオニアとして位置づけていることは今さら私が申し上げ……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第16号(1998/05/19、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  先ほどから景山委員そしてただいまの山本委員からもお話がございましたけれども、緊迫するインドネシア情勢、民間航空機初め海上保安庁の艦船が現地に向かった、用意をしているということを聞きました。言わずもがなのことでございますけれども、私の方からも、情勢が情勢でございますので、邦人の救出といいますか避難といいますか 一万余の方の安全をぜひとも遺漏なきを期していただきたいと御要望申し上げたいと思います。  航空法の一部改正案に質問を移らせていただきたいんですが、山本委員から先ほどお話ありましたように、関連質問が多いので、私も数問このシカゴ条約八十二条……



各種会議発言一覧(参議院)

17期(1995/07/23〜)

第134回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1995/11/01、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  先ほど来から行政監察に関する役割あるいはその貴重な御提言、私もうなずきながら質疑を聞いておりました。持ち時間が十分と短こうございますので、私は具体的な事例に絞って何点か御質問させていただきたいと思います。  平成元年に実施いたしました「交通安全対策に関する実態調査」というのがございます。私も資料を取り寄せて拝見いたしました。調査という名称にはなっておりますけれども、これは総務庁設置法第四条第十二号に基づく行政監察に変わりないということでございます。  調査の実施期間が平成元年一月から三月、さらに補足調査が十月から十二月と都合六カ月やられてお……

第134回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1995/12/13、17期、参議院フォーラム)

○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。私も運輸委員会と重なりまして、説明を聞くことができませんで大変失礼いたしました。  私もきょうは労働保険の審査制度について何点か質問通告を差し上げたんですが、先ほどからの武見委員、大脇委員、筆坂委員でほとんど出尽くしたかなと。私なりに勉強してはきたつもりなんですが、重複をお許し願って再確認の意味で御質問申し上げたいと思います。  その前に、これは質問通告しておらなかったんですが、先ほどの石田委員のやりとりを聞いていまして、例えば行政相談や今回の我々のテーマであります諸問題は、何よりも国民に一番身近なところと行政をいかに結びつけるかというテーマで……

第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会公聴会 第1号(1997/06/13、17期、民主党・新緑風会)

○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。本日は六人の公述人の皆様の貴重なお話を伺いました。大変ありがとうございました。  私の持ち時間も十分でございまして、本当は六人の皆さんからお話を伺いたいんですが、失礼かと思いますが、何人かの方に絞ってお話をお伺いしたいと思います。  まず最初にでございますが、藤堂公述人にお伺いいたします。  四月八日の衆議院厚生委員会の参考人質疑で、日本大学医学部の林成之先生がこのように述べられております。つまり、脳死判定の一つであります無呼吸テストのことでございますが、「無呼吸テストによって脳蘇生の可能性を断ち切っているのではないかという葛藤を生ずることがあ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

中尾則幸[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。